低 水 準 である しかしながら 所 得 税 や 住 民 税 のような 個 人 所 得 課 税 も 低 く5.6%であり 平 均 9.0%からの 乖 離 幅 は 一 般 消 費 課 税 とあまり 変 わりはない 1980 年 以 降 の 変 化 を 見 てみよう 国 民 負 担 率 租 税 負 担

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1 国 際 比 較 から 見 た 消 費 税 消 費 税 引 き 上 げの 留 意 点 星 野 泉 安 定 的 であり1%いくらという 計 算 が 立 ちやすい 他 の 税 に 比 べ 徴 収 も 容 易 であり 経 済 の 中 立 性 を 保 てるとされ 社 会 保 障 と 税 の 一 体 改 革 としても 復 興 財 源 としても 真 っ 先 に 議 論 の 対 象 となってきた 消 費 税 国 税 増 税 ( 消 費 税 )の 財 源 として 地 方 税 増 税 ( 地 方 消 費 税 )の 財 源 としても 注 目 を 集 めている 議 論 の 中 で 使 い 回 しされてきた 消 費 税 であるが 実 際 の 税 率 引 き 上 げについては 絶 えず 将 来 的 には 実 施 するとして 先 送 りされてきている 本 格 的 な 超 高 齢 社 会 を 見 据 え 財 源 確 保 の 観 点 を 考 えていくのであれば 公 平 性 の 観 点 か らも 十 分 な 配 慮 が 必 要 であり 持 続 可 能 なしくみを 考 えていかねばならない 付 加 価 値 税 ( 消 費 税 )について 各 国 の 状 況 を 見 る 中 で 日 本 の 財 政 を 見 据 える 中 で 消 費 税 改 革 と 税 率 引 き 上 げへの 留 意 点 について 検 討 しておきたい 1. OECDの 比 較 から 見 た 租 税 負 担 状 況 OECDの 統 計 によれば 表 1 表 2のように 2008 年 日 本 のGDP 比 で 見 た 税 負 担 は 極 めて 低 い 33か 国 中 社 会 保 障 を 含 めない 税 負 担 率 のみなら 最 低 で17.3% 近 年 上 昇 傾 向 にある 社 会 保 障 負 担 を 含 めた 国 民 負 担 率 で 見 ても アメリカよりは 高 いものの 下 か ら7 番 目 28.1% メキシコ チリ トルコの3か 国 を 除 けば26% 台 にはなっているから ほとんど 最 低 レベルに 近 いといえる デンマークやスウェーデンが 高 負 担 のトップ 争 いを しているのはともかく OECD 諸 国 平 均 が 社 会 保 障 を 含 み34.8% 税 負 担 のみで25.8% であることからもその 低 負 担 ぶりがわかる OECD 諸 国 平 均 は 日 本 の 所 得 税 住 民 税 のような 個 人 所 得 課 税 が 平 均 9.0% 社 会 保 障 負 担 が9.0% 消 費 税 のような 一 般 消 費 課 税 が6.8% 等 となっている 日 本 の 負 担 状 況 を 見 ると 一 般 消 費 課 税 ( 消 費 税 )は2.5%で OECD 平 均 から4ポイント 低 く 確 かに - 1 -

2 低 水 準 である しかしながら 所 得 税 や 住 民 税 のような 個 人 所 得 課 税 も 低 く5.6%であり 平 均 9.0%からの 乖 離 幅 は 一 般 消 費 課 税 とあまり 変 わりはない 1980 年 以 降 の 変 化 を 見 てみよう 国 民 負 担 率 租 税 負 担 率 ともにバブルをピークに 減 少 傾 向 にある 2008 年 の 日 本 の 負 担 率 は 国 民 負 担 率 なら1986( 昭 和 61) 年 水 準 社 会 保 障 負 担 を 除 けば1980( 昭 和 55) 年 水 準 なのである 少 子 高 齢 化 を 反 映 して 社 会 保 障 負 担 とくに 雇 用 者 負 担 については1980 年 以 降 上 昇 傾 向 にあるから 租 税 負 担 の 減 少 がとくに 著 しい 個 人 所 得 課 税 法 人 所 得 課 税 とも 減 少 傾 向 は 顕 著 で 合 わせれば1990 年 の14.6%から 2008 年 9.5%へ 落 ちている 財 サービス 課 税 も 1989 年 に 税 率 3%で 消 費 税 が 導 入 さ れても 物 品 税 等 奢 侈 品 課 税 的 な 部 分 を 含 む 間 接 税 廃 止 に 相 殺 されて 負 担 率 は1980 年 と 同 様 で 変 化 はない 負 担 率 が 上 昇 するのは 1997 年 に 消 費 税 が5%になってからであり 上 昇 幅 もわずか1% 程 度 である 法 人 所 得 課 税 は 確 かにOECD 平 均 より 高 そうに 見 え 近 年 の 法 人 税 率 引 き 下 げ 論 の 根 拠 ともなっている ただ 近 年 は 調 整 されてきており ま た 雇 用 主 の 社 会 保 障 負 担 分 を 加 えれば 法 人 の 負 担 はOECD 平 均 レベルで 決 して 高 いと はいえない このように 直 間 比 率 の 是 正 が 進 められたといっても 実 際 は 利 益 や 所 得 に 応 じて 負 担 する 税 を 税 率 引 き 下 げや 累 進 段 階 の 簡 素 化 により 放 棄 し 消 費 課 税 も 奢 侈 品 課 税 的 性 格 を 減 らしてきたことで 直 接 税 も 間 接 税 も 垂 直 的 公 平 すなわち 再 分 配 機 能 を 落 としてきた ことが 明 確 となる 税 収 減 も 単 に 景 気 が 悪 いから 税 が 上 がってこないというようなもの ばかりではなく 税 制 改 正 の 結 果 として 生 じた 面 が 大 きい むろん 1990 年 以 降 はデフレ 傾 向 ではあったが 分 母 はGDPであり 単 に 税 負 担 額 を 比 較 しているわけではない 一 般 消 費 課 税 の 大 きい 国 は 概 して 個 人 所 得 課 税 の 課 税 にも 熱 心 である 非 正 規 労 働 の 増 加 など 賦 課 徴 収 が 難 しくなってきてはいるものの インフ レーションに 合 わせて 拡 大 してきた 所 得 控 除 課 税 最 低 限 簡 素 化 された 税 率 段 階 につい てデフレの 中 でも 触 れないまま 消 費 税 増 税 ではあまりにもバランスが 悪 いのではないか 所 得 税 の 累 進 税 率 や 利 益 ベースの 法 人 税 は インフレ 時 に 増 税 効 果 デフレ 時 には 減 税 効 果 が 大 きく ビルトインスタビライザー( 経 済 の 自 動 安 定 化 装 置 )として 機 能 してきたが この 効 果 が 減 少 してきたことも 近 年 の 税 収 不 足 に 影 響 している 直 接 税 ばかりでなく 間 接 税 についても 消 費 税 を 単 一 税 率 としていることや 個 別 消 費 税 のあり 方 が 検 討 課 題 であ る 再 分 配 機 能 の 再 構 築 が 求 められる - 2 -

3 表 1 GDP 比 国 民 負 担 率 と 租 税 負 担 率 の 動 向 (OECD 諸 国 平 均 と 日 本 ) 国 OECD 諸 国 平 均 日 本 GDP 比 負 担 率 (%) 年 国 民 負 担 率 租 税 負 担 率 個 人 所 得 課 税 法 人 所 得 課 税 財 サービス 課 税 うち 一 般 消 費 課 税 社 会 保 障 負 担 雇 用 主 負 担 雇 用 者 負 担 出 典 Revenue Statistics , OECD, 注 OECDの 統 計 は 分 母 が 日 本 の 財 務 省 統 計 のように 国 民 所 得 でなくGDPであるが この 表 で は 社 会 保 障 負 担 を 含 めたものを 国 民 負 担 率 除 いたものを 租 税 負 担 率 とした 表 2 GDP 比 国 民 負 担 率 と 租 税 負 担 率 OECD 日 本 スウェーデン デンマーク 2008 年 OECD GDP 比 国 日 本 スウェーデン デンマーク 負 担 率 (%) 諸 国 平 均 国 民 負 担 率 租 税 負 担 率 個 人 所 得 課 税 法 人 所 得 課 税 財 サービス 課 税 うち 一 般 消 費 課 税 社 会 保 障 負 担 雇 用 主 負 担 雇 用 者 負 担 出 典 注 とも 表 1に 同 - 3 -

4 2. EC(EU)のVAT 指 令 における 税 率 決 定 ECのVAT 指 令 (2006 年 11 月 28 日 )によるVATの 基 本 的 考 え 方 は 財 サービスに 対 し 最 低 15%の 標 準 税 率 第 6 次 VAT 指 令 のAnnex Hに 限 定 列 挙 された 財 サービス 項 目 のみ 5%を 下 回 らない1つか2つの 軽 減 税 率 を 置 けるというものである これ 自 体 は 極 めて 単 純 な 法 則 であるが 実 際 には ECとの 交 渉 によって 例 外 が 認 められているため 国 によってかなり 多 様 な 状 況 になっている 5% 未 満 の 超 軽 減 税 率 その 究 極 の 形 である 前 段 階 の 税 額 を 控 除 するゼロ 税 率 は いく つかの 国 で 採 用 されてはいるが ECの 規 定 からは 外 れるため 廃 止 が 求 められている 分 野 である 簡 素 化 や 合 理 性 に 反 する 経 済 の 中 立 性 に 反 する 税 が 低 くても 子 供 用 品 が 大 人 用 品 に 比 べ 必 ずしも 安 いとはいえないし 地 域 の 購 買 力 に 影 響 を 受 けるから 子 供 服 など に 極 めて 低 い 税 率 を 設 定 したからといって 必 ずしも 望 ましい 商 品 価 格 になるともいえない そもそも 子 供 用 品 の 定 義 もあいまいであるというのがその 理 由 である また 雇 用 の 創 造 とブラックエコノミー 回 避 を 目 的 として 労 働 集 約 的 サービス 分 野 も 例 外 が 認 められているケースがある 各 国 の 業 者 間 で 不 公 平 な 競 争 を 生 じさせる 心 配 はな いということで 家 の 補 修 窓 ふき 自 転 車 修 理 理 容 最 近 ではレストランやケータリ ング 業 にも 適 用 されている さらに 市 場 の 統 合 に 際 し 拙 速 な 標 準 税 率 適 用 が 難 しい 分 野 であるが 第 6 次 VAT 指 令 のAnnex Hに 挙 げられていないものについて 一 時 的 に 軽 減 税 率 ( 最 低 12%)の 継 続 を 認 めた 過 渡 的 軽 減 税 率 (Parking Rates)というものもある 5 か 国 に 適 用 されているが 燃 料 やワインなど 対 象 は 国 によって 様 々である (1) 2011 年 EC 加 盟 国 の 税 率 を 表 3から 見 よう 標 準 税 率 は ルクセンブルク キプロス の15%からスウェーデン デンマーク ハンガリーの25%まで 平 均 税 率 は20.7%である なお 今 のところ 加 盟 していないが アイスランドは 財 政 危 機 対 応 で25.5%とヨーロッ パ 最 高 標 準 税 率 である OECD32か 国 平 均 は17.7%であるから EC 諸 国 の 数 値 だけを 取 った 方 がかなり 税 率 は 高 い 規 定 に 合 致 する 5% 以 上 の 軽 減 税 率 はほとんどすべての 国 が 設 定 しており 一 つ 設 けているところと 二 段 階 設 けているところがある 5%から 18%にわたり これらを 平 均 すると8.62%となる 本 来 規 定 外 とされている5% 未 満 の 超 軽 減 税 率 を 設 定 している 国 は 数 少 なく スペイン (1) VAT Rates, Taxation and Customs Union, European commission HP

5 フランス アイルランド イタリア ルクセンブルクの5か 国 でその 平 均 は3.58%である この 他 ゼロ 税 率 の 設 定 がある 国 もあるが ゼロ 税 率 の 設 定 はかなり 限 定 的 であり 旧 ある いは 現 英 連 邦 の3か 国 イギリス アイルランド マルタ 以 外 は 水 や 公 共 料 金 薬 程 度 で ある イギリスでは 1973 年 のVAT 導 入 前 の 消 費 課 税 制 度 である 物 品 税 の 仕 入 税 が 贅 沢 品 表 3 ECのVAT 税 率 2011 年 7 月 現 在 (%) 国 ゼロ 税 率 超 軽 減 税 率 軽 減 税 率 標 準 税 率 過 渡 的 軽 減 税 率 Belgium あり Bulgaria 9 20 Czech Republic Denmark あり - 25 Germany Estonia Greece Spain France Ireland あり( 食 ) Italy あり Cyprus Latvia Lithuania Luxembourg Hungary Malta あり( 食 ) Netherlands Austria Poland Portugal Romania Slovenia Slovakia Finland あり Sweden あり United Kingdom あり( 食 ) 5 20 出 典 VAT Rates Applied in the Member States of the European Union, 7, 注 ゼロ 税 率 採 用 の あり の 国 のうち あり( 食 ) は 食 料 品 に 適 用 されていることを 示 す - 5 -

6 と 生 活 必 需 品 を 分 け 前 者 の 課 税 を 厳 しく 後 者 を 軽 減 するという 社 会 政 策 的 側 面 から 制 度 設 計 され (2) ここで 免 税 とされていた 食 料 品 や 書 籍 などが 今 日 まで 継 続 しているもので ある この 間 ECや 国 内 において 見 直 し 機 運 があったが 大 きな 変 化 はない 5%を 下 回 る 超 軽 減 税 率 を 積 極 的 に 利 用 しているのは 3%の 設 定 項 目 の 多 いルクセンブルクで 食 料 品 子 供 用 衣 類 書 籍 水 等 その 他 イタリアとスペインでも 食 料 品 や 書 籍 が 対 象 となっている ECは2004 年 VAT indicatorsというワーキングペーパーを 発 行 し 2000 年 当 時 のEC 15か 国 についてVATの 課 税 ベースについて 分 析 している (3) 表 4のように 2000 年 すべての 課 税 ベースのうち 標 準 税 率 適 用 の 課 税 ベースは 平 均 で67% 軽 減 税 率 は25% 表 4 全 課 税 ベースに 占 める 各 税 率 適 用 課 税 ベースの 割 合 2000 年 (%) ゼロ 税 率 超 軽 減 税 率 軽 減 税 率 標 準 税 率 一 時 的 軽 減 税 率 ベルギー デンマーク ド イ ツ ギリシャ スペイン フランス アイルランド n.a イタリア ルクセンブルク オランダ オーストリア ポルトガル フィンランド スウェーデン イギリス 平 均 出 典 Alexandre Mathis, Taxation papers - VAT indicators, Working paper No2/2004 EUROPEAN COMMISSION, (2) 拙 稿 イギリスの 付 加 価 値 税 古 川 卓 萬 編 付 加 価 値 税 の 国 際 動 向 ( 財 ) 地 方 自 治 総 合 研 究 所 1996 年 (3) Alexandre Mathis, Taxation papers - VAT indicators, Working paper No2/2004, EUROPEAN COMMISSION,

7 超 軽 減 税 率 は9% ゼロ 税 率 は6%であった ゼロ 税 率 はあっても 新 聞 のみで 他 の 軽 減 税 率 等 例 外 がなく 課 税 ベースのほとんどすべてが 標 準 税 率 の 国 はデンマークで 標 準 税 率 の 課 税 ベースが 最 も 小 さいのはスペインの46% 軽 減 税 率 の 課 税 ベースが 最 も 大 きいのも スペインで44%を 占 めている しかし EC 指 令 に 合 致 する 標 準 税 率 と 軽 減 税 率 を 合 わせ た 課 税 ベースは ほとんどの 国 で 合 わせて8 割 を 超 えているが ルクセンブルクのみ5 割 にとどまっている ここでは 残 り5 割 がECで 基 準 外 の 超 軽 減 税 率 と 過 渡 的 軽 減 税 率 と なっている また ゼロ 税 率 は 採 用 されていてもほんのわずかを 占 める 国 が 多 いが イ ギリス19% アイルランド12%はやはり 大 きい 数 値 である 年 の3つの 年 度 で 比 較 してみると 全 体 的 には 税 率 ごとの 課 税 ベース の 変 化 は 少 ないが 変 化 幅 が 大 きい 国 が4つある アイルランドではゼロ 税 率 が16.4%か ら12.4%へ 標 準 税 率 も3ポイント 下 落 して それらの 分 が 軽 減 税 率 に 振 り 替 わっている スペインでは 標 準 税 率 から 軽 減 税 率 へ ルクセンブルクでは 標 準 税 率 と 超 軽 減 税 率 が 減 って 過 渡 的 軽 減 税 率 (12%)が 増 えそれぞれ5% 前 後 の 移 動 が 見 られる 唯 一 軽 減 税 率 から 標 準 税 率 へ 移 動 したギリシャを 除 けば 高 い 税 率 でも 低 い 税 率 でもない10% 前 後 の 税 率 に 相 当 する 部 分 が 少 しずつ 増 えていく 傾 向 が 見 られている また 2007 年 のワーキングペーパー(4) では 2006 年 の25か 国 について 標 準 税 率 を 使 っていないことでGDP 比 どれくらいの 収 入 減 を 生 じているか 示 している これによれ ば 例 外 が 少 ないためほとんど 影 響 がない 国 がデンマーク スロバキア 収 入 減 が 最 も 大 きくGDPの1.3%から1.7%に 達 しているのがマルタ ギリシャ ポーランド ポルトガ ル キプロスとなっている イギリス ルクセンブルク スペイン 等 も1.0%から1.2% 収 入 減 の 水 準 にある 2004 年 のワーキングペーパーで 標 準 税 率 適 用 課 税 ベースが 少 なく 例 外 が 多 い 国 が GDP 比 収 入 減 でも 大 きい 傾 向 があるといえるだろう ゼロ 税 率 や 軽 減 税 率 の 設 定 内 容 によっては かなりの 税 収 減 となる 可 能 性 を 示 している 3. 付 加 価 値 税 (VAT)の 負 担 構 造 一 般 論 でいえば 付 加 価 値 税 が 高 い 税 率 であれば 消 費 にはマイナスの 影 響 が 出 るから 税 率 が 高 くなれば 高 くなるほど 消 費 性 向 は 減 少 することになり GDP 比 での 負 担 率 上 昇 (4) Taxation papers - Study on reduced VAT applied to goods and services in the Member States of the European Union, Working paper No13/2004, EUROPEAN COMMISSION,

8 も 鈍 化 すると 見 られている 日 本 で 消 費 税 アップに 反 対 する 声 は 生 産 者 側 からは 消 費 の 減 少 すなわち 販 売 量 の 減 少 が 懸 念 されている 消 費 者 側 からは 生 活 費 増 加 への 影 響 が 心 配 されている しかしながら 実 際 には 集 めた 税 金 は 財 政 支 出 として 国 民 経 済 の 枠 組 み に 戻 ってくるのであるから 財 政 の 枠 組 みの 中 で 再 分 配 されることで 必 要 な 分 野 に 戻 るの であれば 問 題 はない 単 なる 配 分 の 変 化 である とはいうものの 消 費 減 退 によって 高 税 率 国 でGDP 比 消 費 課 税 負 担 へのマイナスの 影 響 があるかどうか 考 慮 しつつ 見 ていくこ とにしよう 表 5に 掲 載 した 国 々は GDP 比 で 見 た 一 般 消 費 課 税 負 担 率 の 高 い 国 標 準 税 率 の 高 い 国 ゼロ 税 率 や 軽 減 税 率 の 採 用 範 囲 が 比 較 的 広 い 国 狭 い 国 を 抜 き 出 したうえで フラン ス ドイツ 日 本 を 加 えている こうした 国 々の 中 から 課 税 ベースの 外 形 的 大 きさから 特 徴 的 な 国 を 基 準 として 取 り 上 げ 比 較 を 行 った イギリス アイルランドは 比 較 的 例 外 が 多 くゼロ 税 率 等 適 用 範 囲 の 広 い 国 であり こうした 国 の 中 からイギリスを 基 準 とした デンマーク スウェーデン アイスランド ニュージーランド カナダ 等 は 軽 減 税 率 や ゼロ 税 率 など 例 外 が 少 なく 標 準 税 率 適 用 部 分 が 大 きい 国 で ここではデンマークとニュー ジーランドを 基 準 としている これに 日 本 を 加 え 4か 国 を 基 準 とする 縦 の 列 は 基 準 国 の 制 度 課 税 ベースを 用 いたならば 各 国 の 負 担 率 を 確 保 するのにど の 程 度 の 税 率 を 必 要 とするかを 示 している 日 本 を 基 準 とすれば デンマークの 負 担 率 を 確 保 するのに 税 率 20.2% イギリスの 負 担 率 を 確 保 するのに12.8% ニュージーランドの 負 担 率 を 確 保 するのに16.8%が 必 要 となる すなわち 日 本 がデンマークやイギリス 程 度 の 税 収 を 得 ようと 思 えば デンマークやイギリスほど 高 率 の 標 準 税 率 を 必 要 とせず ニュージーランドほどの 税 収 を 得 ようと 思 えば 現 在 のニュージーランドの 税 率 以 上 の 税 率 にしないと 確 保 できないということになる 同 様 に ニュージーランドの 制 度 課 税 ベー スを 用 いればカナダを 除 くすべての 国 で 各 国 で 採 用 している 標 準 税 率 を 必 要 としないと いうことになり イギリスの 制 度 を 使 えば 多 くの 国 で 標 準 税 率 アップが 必 要 となる イ ギリスほどのゼロ 税 率 を 採 用 すれば 日 本 は 現 在 の 税 収 を 得 るのに6.8%の 標 準 税 率 が 必 要 で 逆 に 日 本 ほど 例 外 が 少 なければイギリスの 標 準 税 率 は12.8%で 足 りることになる したがって 負 担 率 換 算 課 税 ベースの 大 きさは この4か 国 を 比 較 すると ニュージーラ ンド 日 本 デンマーク イギリスの 順 となる デンマークは ほぼ 標 準 税 率 適 用 国 であ るにもかかわらず 日 本 より 小 さいことになる 少 し 多 くの 国 を 比 較 するため OECDの2008 年 データから32か 国 ( 連 邦 消 費 税 のない アメリカは 除 く)のGDP 比 負 担 率 と 標 準 税 率 との 関 係 を 見 れば 図 1のように 当 然 の - 8 -

9 表 5 主 要 国 の 付 加 価 値 税 標 準 税 率 と 実 際 の 負 担 状 況 2008 年 GDP 比 一 般 消 費 課 税 負 担 率 (A) 付 加 価 値 税 標 準 税 率 (B) (A)/(B) ニュージー ランドの 負 担 率 換 算 税 率 日 本 の 負 担 率 換 算 税 率 デンマー クの 負 担 率 換 算 税 率 (%) イギリス の 負 担 率 換 算 税 率 ハンガリー デンマーク スウェーデン アイスランド フィンランド ニュージーランド ノルウェー フランス ド イ ツ アイルランド イギリス イタリア カ ナ ダ オーストラリア 日 本 出 典 Revenue Statistics , OECD, 2010, VAT Rates Applied in the Member States of the European Union, 2010より 作 成 注 1. 付 加 価 値 税 標 準 税 率 は2008 年 1 月 1 日 現 在 2. ニュージーランドの 負 担 率 換 算 税 率 %は 各 国 負 担 率 8.4(ニュージーランドの 負 担 率 ) 12.5% 日 本 の 負 担 率 換 算 税 率 %は 各 国 負 担 率 2.5( 日 本 の 負 担 率 ) 5% デンマークの 負 担 率 換 算 税 率 %は 各 国 負 担 率 10.4(デンマークの 負 担 率 ) 25% イギリスの 負 担 率 換 算 税 率 %は 各 国 負 担 率 6.6(イギリスの 負 担 率 ) 17.5% ことながら 概 して 正 の 相 関 をもっている 標 準 税 率 が 高 ければ 負 担 も 大 きいということで ある しかし GDP 比 一 般 消 費 課 税 負 担 率 を 標 準 税 率 (32か 国 平 均 は 平 均 17.7%)で 割 って 標 準 税 率 1%あたり 一 般 消 費 課 税 負 担 率 を 見 ると(32か 国 平 均 は 平 均 0.41%) 標 準 税 率 が 低 い5%のカナダと 日 本 が それぞれ 標 準 税 率 12.5%のニュージー ランドが0.672と 高 い 数 値 を 示 し 標 準 税 率 が 高 く25%のノルウェーが %のイタ リアが0.3であり それほど 明 確 ではないものの 負 の 相 関 すなわち 税 率 が 上 がると 税 率 1%あたりの 負 担 率 は 下 落 する 傾 向 にある こうしたことから ニュージーランドの 状 況 - 9 -

10 図 1 標 準 税 率 とGDP 比 一 般 消 費 課 税 負 担 率 (OECD32か 国 2008 年 ) 12 G D P 比 一 般 消 費 課 税 負 担 率 y=0.286x R 2 = (%) 標 準 税 率 (%) 出 典 Revenue Statistics , OECD, 2010, Consumption Tax trends, 2010, OECD, 2010 より 作 成 は 際 立 っており 標 準 税 率 がフィンランドやノルウェーの 約 半 分 にもかかわらず 負 担 率 に 大 きな 差 異 はない カナダも 標 準 税 率 がオーストラリアや 韓 国 の 半 分 にもかかわらず 負 担 率 は 同 等 か 超 える 傾 向 にある また OECDの 消 費 税 の 動 向 (Consumption Tax Trends)では 2006 年 版 でC 効 率 性 (C-efficiency ratio)を 使 い 2008 年 版 以 降 ではVAT 収 入 比 率 (VAT Revenue Ratio)を 用 いて どの 程 度 税 が 徴 収 できているか 徴 収 割 合 を 比 較 する 指 標 を 挙 げている 表 6に よってみよう C 効 率 性 ={(VAT 税 収 / 国 の 消 費 総 額 ) 100/(VAT 標 準 税 率 %)} 100 VAT 収 入 比 率 =(VAT 税 収 )/{( 消 費 総 額 -VAT 税 収 ) VAT 標 準 税 率 } 消 費 総 額 のマクロの 数 字 から 見 て 標 準 税 率 で 本 来 徴 収 可 能 な 税 額 に 対 し 実 際 VAT 収 入 となった 額 がどれくらいかを 見 ている 点 では 目 指 すところは 同 じである ただ C 効 率 性 の 場 合 消 費 の 中 にVATを 含 んでいるため 正 確 に 課 税 ベースを 算 定 できていないと

11 いうことで この 部 分 を 除 いたものがVAT 収 入 比 率 となる また C 効 率 性 の 場 合 100を 掛 けているので 単 位 は%となり 単 一 税 率 でVATとして 完 全 に 徴 収 できれば100 VAT 収 入 比 率 の 場 合 単 一 税 率 で 完 全 な 課 税 が 実 現 できれば1に 近 づくことになる ま た ゼロ 税 率 や 軽 減 税 率 のような 例 外 税 率 は 社 会 政 策 的 に 意 味 のある 場 合 があり すべて を 効 率 性 の 面 からマイナス 評 価 していいものかどうかということで この 言 葉 を 使 わ ず2008 年 版 以 降 はVAT 収 入 比 率 と 表 現 することとされた 当 然 のことながら VAT 収 入 比 率 を 百 分 率 に 直 した 場 合 分 母 が 小 さくなっているためC 効 率 性 より 数 値 が 大 きい また 標 準 税 率 の 高 い 国 の 両 比 率 が 低 く 標 準 税 率 の 低 い 国 の 両 比 率 が 高 い 傾 向 は 同 様 で ある 乖 離 は ゼロ 税 率 を 含 む 軽 減 税 率 の 存 在 医 療 教 育 金 融 取 引 のような 免 税 取 引 の 存 在 小 規 模 業 者 に 対 する 免 税 等 徴 収 率 が100%でないこと 経 済 統 計 (National Accounts)による 消 費 とVAT 対 象 の 消 費 との 乖 離 から 生 じる これは 一 つに 社 会 政 策 的 なもの もう 一 つは 税 負 担 回 避 や 納 税 者 の 順 法 精 神 から 生 じるものとに 分 類 できる 表 6 主 要 国 の 付 加 価 値 税 率 とC 効 率 性 VAT 収 入 比 率 (%) 付 加 価 値 税 標 準 C 効 率 性 VAT 収 入 比 率 税 率 (2010 年 ) (2003 年 ) 1992 年 2000 年 2008 年 アイスランド デンマーク スウェーデン ノルウェー フィンランド (1996 年 ) アイルランド ハンガリー イタリア フランス ド イ ツ イギリス ニュージーランド オーストラリア カ ナ ダ 5( 連 邦 ) 日 本 OECD 平 均 出 典 Consumption Tax trends, 2010, OECD, 2010, Consumption Tax trends, 2006, OECD, 2006より 作 成

12 VAT 収 入 比 率 では メキシコ トルコの0.35からニュージーランドの0.98までとなる が ニュージーランドとルクセンブルク(0.93)はとくに 高 水 準 ニュージーランドの 場 合 ゼロ 税 率 適 用 がないことや 免 税 などの 例 外 規 定 の 少 なさとともに GSTを 生 み 出 す 比 較 的 高 い 住 宅 投 資 については 経 済 統 計 上 は 消 費 に 含 まれないことから 数 値 にゆがみを もたらしている 部 分 もある スウェーデンは 制 度 的 には 比 較 的 例 外 が 少 ない 国 であると 思 われるが 租 税 回 避 や 脱 税 のためC 効 率 性 VAT 収 入 比 率 とも 高 いというほどでもない (5) スウェーデンの 税 ギャップ(Tax gap) すなわち 脱 税 や 租 税 回 避 の 規 模 は 1,330 億 SEKと 見 られている が ブラックワーク( 無 申 告 など 課 税 を 逃 れた 仕 事 )が 約 半 分 35%が 国 際 的 国 内 的 な 取 引 による 課 税 漏 れから 構 成 される さらに 企 業 の 規 模 などグループ 別 に 見 ると 支 払 給 与 総 額 が100 万 SEK 未 満 の 零 細 企 業 におけるブラックワークが 圧 倒 的 に 多 く 税 ギャップ 全 体 の43%に 達 している 税 種 ごとに 見 ると 付 加 価 値 税 の 場 合 約 14% 程 度 で 資 本 所 得 税 の65% 法 人 税 の33%に 比 べれば 割 合 的 には 少 ないが 税 収 額 が 大 きいことか ら 金 額 的 には350 億 SEKに 上 り 法 人 税 社 会 保 険 料 勤 労 所 得 税 を 上 回 り 税 種 別 で はトップである (6) とくに 掃 除 やベビーシッターのような 相 対 取 引 の 人 的 サービスの 場 合 事 業 内 容 を 完 全 に 把 握 するのは 難 しい スウェーデンの 大 臣 がブラックワークのお 手 伝 いを 頼 んでいたことが 問 題 になったこともある 国 民 総 背 番 号 制 があっても 万 能 では ないことを 示 している ただ 1992 年 に 比 べ2008 年 のVAT 収 入 比 率 は 上 昇 している こ れは 1991 年 に 住 民 登 録 事 務 が 教 会 から 国 税 庁 に 移 管 され 背 番 号 制 のIT 基 盤 データ 化 が 促 進 された (7) ことも 影 響 していると 見 られる また イタリアは イギリスほどゼロ 税 率 や 軽 減 税 率 を 採 用 していないが どの 数 値 も 最 も 低 くなっている 一 般 的 には 標 準 税 率 が 上 がればVAT 収 入 比 率 等 は 下 がり 標 準 税 率 が 下 がればVA T 収 入 比 率 等 は 上 がる 傾 向 にあるが 必 ずしも 明 確 ではない 国 によっては 公 共 交 通 な ど 以 前 は 免 税 であった 分 野 が 課 税 となったためにかえって 収 入 比 率 が 落 ちるケースもあり 影 響 は 一 様 ではない 日 本 の 消 費 税 は 軽 減 税 率 と 国 内 ゼロ 税 率 がない 単 一 の 標 準 税 率 を 適 用 しているため VAT 収 入 比 率 は 高 い また 1992 年 と2008 年 の 間 に 税 率 引 き 上 げ の 他 限 界 控 除 制 度 の 廃 止 事 業 者 免 税 点 の 引 き 下 げと 簡 易 課 税 制 度 の 適 用 上 限 引 き 下 げ (5) 鎌 倉 治 子 諸 外 国 の 付 加 価 値 税 (2008 年 版 ) 国 会 図 書 館 調 査 及 び 立 法 考 査 局 2008 年 (6) Tax Gap Map for Sweden, How was it created and how can it be used? Report 2008:1B, Swedish National Tax Agency, (7) 高 山 憲 之 スウェーデンにおける 税 と 社 会 保 険 料 の 一 体 徴 収 および 個 人 番 号 制 度 一 橋 大 学 経 済 研 究 所 2008 年 4 月

13 等 課 税 ベースを 広 げる 改 正 があったが この 間 のVAT 収 入 比 率 の 動 きに 変 化 は 見 られて おらず 直 近 の 数 値 ではむしろ 下 がっている オーストラリア スペインは 税 率 が 高 い 方 ではないが VAT 収 入 比 率 も 低 い 方 となっている 1992 年 2000 年 との 比 較 では V AT 収 入 比 率 は カナダ スウェーデン ルクセンブルクの 上 昇 幅 が 大 きい ルクセンブ ルクは 金 融 取 引 部 門 の 成 長 が 大 きい 散 布 図 を 使 ってVAT 収 入 比 率 やC 効 率 性 を 標 準 税 率 との 関 係 で 見 ると C 効 率 性 の 場 合 若 干 の 負 の 相 関 関 係 が 見 られ 近 似 線 も 右 肩 下 がりとなるが VAT 収 入 比 率 と 標 準 税 率 では 傾 向 はそれほど 明 確 ではない ただ 2000 年 2005 年 2008 年 それぞれの 年 度 の 標 準 税 率 との 関 係 で 見 るとほんのわずかではあるが 決 定 係 数 は 上 昇 している また 図 1で 見 たように GDP 比 での 一 般 消 費 課 税 負 担 率 では 当 然 ながら 標 準 税 率 が 上 がれ ば 負 担 率 上 昇 となるが 一 般 消 費 課 税 負 担 率 を 標 準 税 率 で 割 ってみると 図 2のように 1%あたりでは 右 肩 下 がりとなる このように 標 準 税 率 の 上 昇 は 消 費 の 減 退 や 複 数 税 率 などにより 負 担 率 鈍 化 に 影 響 を 与 えているが VAT 収 入 比 率 への 影 響 については 限 定 的 といえるだろう 図 2 標 準 税 率 とGDP 比 税 率 1%あたり 一 般 消 費 課 税 負 担 率 (OECD32か 国 2008 年 ) G D 1 P 比 0.9 税 率 % 0.7 あ た 0.6 り 一 0.5 般 消 0.4 費 課 0.3 税 負 0.2 担 率 0.1 (%) 0 y= x R 2 = 標 準 税 率 (%) 出 典 図 1に 同

14 4. 負 担 緩 和 制 度 による 逆 進 性 緩 和 以 上 の 傾 向 からわかることは VATとしての 標 準 税 率 が 低 いわりにはGDP 負 担 率 と しては 大 きい おそらくは 国 民 の 負 担 感 も 大 きいという 日 本 の 消 費 税 の 特 徴 である 財 源 確 保 の 観 点 すなわち 現 在 よりも 税 収 を 上 げるためには 軽 減 税 率 など 例 外 規 定 を 設 けな いか 極 力 小 さくする 必 要 があるが それでは 逆 進 性 の 緩 和 ができない フリードマンの 恒 常 所 得 仮 説 やモディリアーニのライフサイクル 仮 説 などをベースに 恒 常 所 得 や 生 涯 所 得 から 消 費 支 出 が 決 まる すなわち 消 費 支 出 合 計 が 生 涯 所 得 となると 見 れば 逆 進 性 は 存 在 し ないとの 議 論 もあるが 限 界 消 費 性 向 が 小 さくなる 可 能 性 や 高 額 所 得 者 に 資 産 が 多 いこ と 遺 産 税 でなく 相 続 税 方 式 をとる 日 本 の 世 代 間 資 産 移 転 税 制 の 不 備 などを 勘 案 すれば 逆 進 性 の 問 題 なしとはいえない 何 よりも 標 準 税 率 10%を 超 えるほとんどの 国 で 軽 減 税 率 を 中 心 とした 負 担 緩 和 制 度 が 設 定 されていることからもその 必 要 性 は 明 らかである ただ その 多 くは EU 加 盟 国 であり 国 を 越 えた 機 関 がVATの 税 率 を 含 む 制 度 につい て 指 針 を 示 している その 点 で 日 本 はこれまで 世 界 の 一 般 的 傾 向 からは 自 由 にずれて いくことができたともいえるのである 負 担 緩 和 制 度 には 最 終 負 担 者 たる 消 費 者 に 対 するものと 納 税 義 務 者 に 対 するものとし て 免 税 点 非 課 税 軽 減 税 率 簡 易 課 税 限 界 課 税 所 得 課 税 の 税 額 控 除 等 があるが 前 段 階 の 業 者 の 税 負 担 を 控 除 できるかどうか すなわち 特 例 制 度 利 用 者 の 前 後 で 不 公 平 が 生 じる 可 能 性 があることから 制 度 として 必 ずしも 評 価 の 高 くないものもあり 実 際 日 本 でもこれらの 多 くの 部 分 を 縮 小 廃 止 を 進 めてきた 免 税 点 の 引 き 下 げ 簡 易 課 税 の 縮 小 限 界 課 税 の 廃 止 および 中 小 企 業 向 けに 年 間 の 納 税 回 数 を 少 なく 設 定 していたもの を 増 やし 預 かった 税 を 安 易 に 運 転 資 金 として 回 すことにならないよう 徴 収 率 引 き 上 げ と 公 平 性 の 観 点 からの 改 革 も 進 められた また 2012 年 からは 仕 入 税 額 控 除 について 設 定 されていた95%ルール すなわち 仕 入 税 額 控 除 算 定 の 際 課 税 売 上 げが95% 以 上 であれ ば 全 額 控 除 できるというルールを 課 税 売 上 げ5 億 円 以 上 の 事 業 者 については 適 用 されない ようにすることにした 全 体 としては 大 企 業 向 けの 課 税 漏 れ 調 整 であり 例 外 規 定 を 少 なく 中 立 性 確 保 を 進 めるものとして 評 価 できる 部 分 も 多 い 納 税 義 務 者 の 側 の 制 度 改 革 と しては 負 担 緩 和 措 置 の 縮 小 ということになる ただし 相 変 わらず 仕 入 税 額 控 除 の 要 件 については 帳 簿 方 式 が 基 本 であり その 後 の 改 正 で 請 求 書 等 保 存 も 求 めるようにしたものの 今 日 までインボイス 方 式 の 導 入 には 至 っ

15 ていない 中 小 零 細 企 業 が 多 い 日 本 の 特 徴 から 当 初 導 入 コストの 問 題 などが 取 り 上 げ られたが 消 費 税 導 入 からすでに20 年 を 超 え コンピュータの 普 及 も 著 しい 納 税 者 番 号 制 とともに 複 数 税 率 検 討 に 向 けて 避 けて 通 れない 課 題 である 一 方 標 準 税 率 が 低 率 に 据 え 置 かれてきたこともあって 最 終 負 担 者 である 消 費 者 向 け の 負 担 緩 和 逆 進 性 緩 和 については 進 んでいない 複 数 税 率 による 負 担 緩 和 制 度 としては おもに 軽 減 税 率 とゼロ 税 率 がある ECとして 多 くの 国 々でVATが 導 入 される 以 前 には フランスなど 割 増 税 率 を 置 く 国 もあったが その 後 廃 止 され 今 日 に 至 っている ECではゼロ 税 率 を 認 めておらず 食 料 品 子 供 用 衣 類 書 籍 など 幅 広 く 採 用 している イギリス アイルランド 食 料 品 に 採 用 しているマルタを 除 けば 新 聞 公 共 料 金 など 一 部 に 適 用 する 国 がそれも 若 干 ある 程 度 である 軽 減 税 率 適 用 の 物 品 サービス 品 目 につい ては 国 ごとに 様 々であるが 主 として 社 会 政 策 的 なサービス あとは 食 料 品 や 書 籍 観 光 飲 食 店 交 通 運 賃 に 採 用 する 国 がある イギリス アイルランドでゼロ 税 率 となっ ている 子 供 用 衣 類 は 他 国 では 軽 減 税 率 としている 国 もそれほど 多 くはなく ほぼ 標 準 税 率 が 適 用 されている 国 際 比 較 の 観 点 からは 細 かいものを 別 とすれば やはり 食 料 品 をどう 取 り 扱 うかということになろう ヨーロッパには VAT 以 外 の 税 も 含 め 税 負 担 が 大 きく 再 分 配 も 大 きい 国 が 多 い 税 を 集 める 時 には 例 外 が 少 なくとも 豊 富 な 給 付 があるということである たくさん 集 めて たくさん 配 る 傾 向 にある 一 方 で 世 論 調 査 で 見 ても 子 ども 手 当 に 所 得 制 限 を 付 けるの が 当 たり 前 と 考 える 人 も 多 い 日 本 では 払 う 者 も 給 付 される 者 も 極 力 限 定 的 にと 考 える 現 在 の 税 負 担 水 準 や 財 政 の 規 模 について 高 齢 化 による 自 然 増 部 分 程 度 の 負 担 増 を 容 認 す るか 否 かでなかなか 結 論 が 出 ない 状 況 を 見 れば その 傾 向 が 大 きく 変 化 するとも 思 われな い そうして 見 ると 食 料 品 を 含 む 生 活 必 需 品 を 社 会 政 策 的 観 点 から 軽 減 税 率 としていか なければならないだろう かつて 1980 年 代 奢 侈 品 課 税 としての 物 品 税 対 象 品 目 の8 割 が 電 気 製 品 と 自 動 車 であり 品 物 の 種 類 や 自 動 車 の 大 きさなどによって 税 率 が 異 なってい たことを 考 えれば 必 ずしも 生 活 必 需 品 とはいえないものを 標 準 税 率 として 生 活 必 需 品 を 軽 減 税 率 とすることを 考 えるべきである 現 在 の 税 率 5%を 考 える 時 ぜいたく 品 まで ヨーロッパの 軽 減 税 率 レベルにしているともいえる 税 率 設 定 品 目 の 仕 分 けは 困 難 である が やはり 対 応 すべき 必 要 があろう ただ 軽 減 税 率 は 税 の 負 担 率 の 是 正 には 効 果 があるものの 減 税 による 絶 対 額 では 結 果 的 に 低 所 得 者 層 よりも 高 所 得 者 層 に 減 税 効 果 が 大 きいという 問 題 もある

16 5. カナダの 消 費 税 逆 進 性 緩 和 型 税 額 控 除 (GSTクレジット) もう 一 つの 負 担 緩 和 制 度 の 方 式 は 税 額 控 除 方 式 によるものである (8) カナダの 連 邦 の 財 サービス 税 GST(Goods and Services Tax)は 中 低 所 得 世 帯 向 税 還 付 制 度 をもって おり 一 定 所 得 を 超 えると 還 付 額 は 減 少 する イギリスやスウェーデンに 見 られるような 勤 労 税 額 控 除 ではなく 勤 労 促 進 や 社 会 保 障 支 出 削 減 策 としての 機 能 はない 間 接 税 の 逆 進 性 に 対 応 する 目 的 で 税 導 入 時 からGST 控 除 制 度 が 導 入 されている 一 方 勤 労 税 額 控 除 のような 勤 労 促 進 のための 控 除 は 福 祉 国 家 で 移 民 問 題 や 若 年 層 の 失 業 政 府 の 給 付 に 頼 るモラルハザードなどが 問 題 となる 国 で 採 用 されているケースがある カナダのGSTは 1991 年 7%で 導 入 2006 年 6%へ 引 き 下 げ 同 時 に 所 得 税 も 減 税 し た 2008 年 連 邦 税 は5%となり 州 税 は 州 ごとに 決 定 されることとなった 州 税 と 合 わ せてHST(Harmonized Sales Tax)ともいわれ 州 税 を 課 税 している 州 では 州 税 が 7%から10%で HSTとしては12%から15%となっている 還 付 の 申 し 込 みにはレシー ト 保 管 の 必 要 はなく 19 歳 以 上 の 者 が 納 税 の 手 続 きをすれば 税 務 当 局 から 低 所 得 者 へ 家 族 構 成 に 応 じた 税 額 控 除 として 直 接 小 切 手 か 銀 行 口 座 に 還 付 金 が 振 り 込 まれる 方 式 である 処 理 のために 社 会 保 障 番 号 が 用 いられており 管 理 システムの 重 要 な 基 礎 となっている 2011 年 の 制 度 は 以 下 の 通 りである 本 人 年 間 $253(1$ 80 円 で20,240 円 ) 配 偶 者 年 間 $ 歳 以 下 1 名 につき 年 間 $133(10,640 円 ) 夫 婦 と 子 ども2 人 世 帯 年 間 $772(61,760 円 ) ひとり 親 の 場 合 配 偶 者 みなし 加 算 $253 単 身 者 加 算 $253 $32,961を 超 えると 減 額 され$48,400ほどでゼロになるため 年 間 所 得 が2 万 カナダド ル 以 下 の 世 帯 はほとんどすべてがGST 控 除 の 受 け 手 となっており 2 万 カナダドルから (8) 金 子 洋 一 カナダのGST HSTクレジットについて( 討 議 メモ) 東 京 財 団 政 策 研 究 部 2008 年 鎌 倉 治 子 諸 外 国 の 給 付 付 き 税 額 控 除 の 概 要 調 査 と 情 報 第 678 号 2010 年 4 月 参 照

17 3 万 9,999カナダドルについては90% 程 度 が 受 け 取 っている その 後 漸 減 し 6 万 カナダ ドルから7 万 9,999カナダドルの 世 帯 については2 割 となるが 世 帯 あたりの 人 数 の 関 係 でその 後 は 微 増 し 10 万 カナダドル 以 上 の 世 帯 についても3 割 が 受 け 取 っている 2003 年 においてGSTによる 歳 入 は306 億 カナダドル( 2 兆 4 千 億 円 ) 約 1 割 に 相 当 する29 億 カナダドルがGST 控 除 として 還 付 課 税 前 の 総 所 得 は1 年 間 に7,647 億 カナ ダドルであり GST 控 除 給 付 は 政 府 による 所 得 移 転 の 約 5%であり 給 付 を 受 け 取 る 家 計 にとってその 総 収 入 の1%に 過 ぎない 受 給 世 帯 の 平 均 受 取 額 は389カナダドルと 低 額 である (9) カナダでは 税 額 控 除 の 一 方 で 食 料 医 療 機 器 処 方 箋 による 医 薬 品 旅 行 などかな り 広 範 囲 な 免 税 ゼロ 税 率 品 目 もある VAT 型 の 一 般 消 費 課 税 を 導 入 している 先 進 国 の 中 で 食 料 品 への 軽 減 税 率 が 導 入 されていない 国 は 韓 国 デンマーク 日 本 等 と 極 めて 図 3 GST/HSTクレジットの 概 要 800 片 親 子 2 人 夫 婦 子 2 人 還 付 額 ( カ ナ ダ ド ル ) 片 親 子 1 人 夫 婦 子 1 人 夫 婦 単 身 者 ,000 20,000 30,000 40,000 50,000 世 帯 収 入 (カナダドル) 出 典 鎌 倉 治 子 諸 外 国 の 付 加 価 値 税 (2008 年 版 ) 国 会 図 書 館 調 査 及 び 立 法 考 査 局 2008 年 注 元 の 資 料 はCanada Revenue Agency 資 料 より (9) 金 子 洋 一 給 付 つき 税 額 控 除 カナダの 事 例 ( 金 子 洋 一 参 議 院 議 員 HP)

18 少 ない カナダは これに 加 え 所 得 制 限 なしのものと 所 得 制 限 付 き 逓 減 式 のものなど 多 様 な 子 ども 手 当 も 別 にある 組 み 合 わせによって 負 担 緩 和 逆 進 性 緩 和 を 行 っており ど れか 一 つがすべての 政 策 効 果 を 担 っているわけではないことに 注 目 すべきだろう 6. 地 方 税 としての 一 般 消 費 課 税 一 般 消 費 課 税 が 地 方 税 源 としてどのように 機 能 しているかについて 見 よう OECDの 単 一 国 家 24か 国 の 中 では 消 費 税 のような 一 般 消 費 課 税 ( 地 方 消 費 税 等 )を 自 治 体 に 置 く 国 は7か 国 のみである その7か 国 に 入 る 日 本 では 地 方 税 収 の6.3%を 占 めている この 数 字 は24か 国 の 平 均 あたりに 位 置 するが 67.8%のハンガリー 40.8%の チェコ 26.7%のトルコ 13.0%のポルトガルと 一 部 の 国 に 偏 りがあり 平 均 を 引 き 上 げて いるため 平 均 との 比 較 はあまり 意 味 がない ほんの 一 部 の 国 のみでは 大 きな 役 割 をもっ ているというのがこの 税 の 特 徴 といえるだろう この 他 ギリシャ イタリアがそれぞれ 6% 前 後 である 連 邦 国 家 8か 国 では 4か 国 が 州 と 自 治 体 で 課 税 している いずれも 州 税 での 課 税 の 割 合 の 方 が 自 治 体 税 より 大 きいが とくに ドイツでは 州 税 の37.2% アメリカでは30.6% オーストリアで27.1% カナダで18.9%を 占 める 自 治 体 税 としては 18.8%のオースト リア 11.3%を 占 めるアメリカが 目 立 っている 地 域 国 家 (Regional Country)に 分 類 さ れるスペインは 広 域 自 治 体 税 の29.4% 基 礎 自 治 体 税 の17.5%がこの 類 の 税 である このように 州 や 地 方 の 税 に 占 める 割 合 としては 一 部 大 きい 国 もあるが GDP 比 で 見 ると 単 一 国 家 のハンガリー チェコでも1~2% 連 邦 国 家 とスペインの 州 で1~3% 程 度 他 の 単 一 国 家 や 連 邦 国 家 の 自 治 体 およびスペインの 基 礎 自 治 体 では1%を 下 回 る 一 方 連 邦 税 や 国 税 としては 税 に 占 める 一 般 消 費 課 税 の 割 合 は13.7%から49.4%まで であり 概 して3 割 前 後 のところが 多 い GDP 比 では 単 一 国 家 の 国 税 で 平 均 7.2% 連 邦 国 家 の 連 邦 税 平 均 3.7% 地 域 国 家 スペインで2.4% 最 も 大 きいデンマークでは10.1% を 占 めている このように EC 諸 国 を 中 心 に 一 般 消 費 課 税 は 国 税 連 邦 税 として 重 要 な 位 置 を 占 めているが 地 方 税 として 大 きな 位 置 を 占 めているとはいえない GDP 比 でも 極 めて 小 さいところが 多 く 地 方 税 の 中 で 一 般 消 費 課 税 が 極 めて 大 きな 割 合 を 示 す 国 は そもそも 地 方 税 が 少 ない 国 ということになる 日 本 は 租 税 負 担 が 小 さく 債 務 残 高 が 大 きい 一 方 で 国 と 地 方 の 税 源 配 分 では かなり

19 地 方 の 割 合 が 大 きくなって1 対 1に 近 くなってきており 税 源 移 譲 は 進 んできている 方 と いえる さらに 地 方 消 費 税 拡 大 の 際 には 水 平 的 地 方 財 政 調 整 の 観 点 から 清 算 基 準 の 見 直 しも 必 要 となろう おわりに 消 費 税 改 革 の 基 本 的 方 向 としては2つある 一 つは 高 負 担 の 福 祉 国 家 に 見 られるように 社 会 サービスを 選 別 的 サービスから 普 遍 的 社 会 サービスへ 転 換 し 北 欧 福 祉 国 家 のような 税 制 社 会 システムを 構 築 していくこと である この 場 合 は 消 費 税 そのものの 負 担 緩 和 はそれほど 重 要 ではなく 社 会 支 出 と 個 人 の 生 活 様 式 の 転 換 の 問 題 となろう もう 一 つは 所 得 課 税 や 法 人 課 税 のような 直 接 税 の 分 野 で 再 分 配 機 能 や 垂 直 的 公 平 性 が 落 ちてきている 現 状 を 大 幅 に 転 換 しない 現 行 制 度 を 前 提 とした 場 合 であり 消 費 税 について 複 数 税 率 や 税 額 控 除 など 逆 進 性 や 負 担 緩 和 制 度 が 必 須 となる その 場 合 ゼロ 税 率 や 軽 減 税 率 の 規 模 によってはかなりの 税 収 減 となる 可 能 性 がある 税 収 確 保 の 観 点 から 見 れば 生 活 必 需 品 でないものに 適 用 される 標 準 税 率 にやや 高 目 の 税 率 設 定 が 必 要 となるだろう そして どちらの 場 合 にも 共 通 することは 万 能 ではないにしても 納 税 者 番 号 制 とインボイス 方 式 の 導 入 が 制 度 の 信 頼 性 アップのため に 必 要 である さらに 目 的 税 や 特 定 財 源 とすることが 決 して 世 界 の 一 般 的 状 況 ではないこ とも 見 ておかねばならない 国 と 地 方 の 重 要 な 財 源 としてバランスよく 課 税 し 社 会 のた め 再 分 配 のため 配 分 されることが 望 ましいといえよう (ほしの いずみ 明 治 大 学 政 治 経 済 学 部 教 授 ) 参 考 文 献 望 月 俊 浩 消 費 税 の 複 数 税 率 化 を 巡 る 諸 問 題 税 大 論 叢 2003 年 6 月 Revenue Statistics , OECD, VAT Rates Applied in the Member States of the European Union, 7,

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