平 成 28 年 度 税 制 改 正 等 に 関 する 要 望 項 目 制 度 改 正 の 要 望 第 1 酒 税 の 減 税 要 望 等 について 1ページ 1 今 日 の 酒 類 業 界 の 厳 しい 現 状 を 勘 案 し 酒 税 の 大 幅 な 減 税 をしてもらいたい 2 酒 類 は 酒

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1 平 成 27 年 8 月 平 成 28 年 度 税 制 改 正 等 に 関 する 要 望 書 酒 類 業 中 央 団 体 連 絡 協 議 会 幹 事 日 本 洋 酒 酒 造 組 合 日 本 酒 造 組 合 中 央 会 日 本 蒸 留 酒 酒 造 組 合 ビ ー ル 酒 造 組 合 全 国 卸 売 酒 販 組 合 中 央 会 全 国 小 売 酒 販 組 合 中 央 会 日 本 ワ イ ナ リ ー 協 会 日 本 洋 酒 輸 入 協 会 全 国 地 ビール 醸 造 者 協 議 会

2 平 成 28 年 度 税 制 改 正 等 に 関 する 要 望 項 目 制 度 改 正 の 要 望 第 1 酒 税 の 減 税 要 望 等 について 1ページ 1 今 日 の 酒 類 業 界 の 厳 しい 現 状 を 勘 案 し 酒 税 の 大 幅 な 減 税 をしてもらいたい 2 酒 類 は 酒 税 と 消 費 税 が 併 課 されていることを 勘 案 して 消 費 税 の 引 上 げに 併 せて 酒 税 制 度 を 見 直 す 場 合 は 酒 税 の 大 幅 な 減 税 をしてもらいたい 第 2 租 税 特 別 措 置 法 に 規 定 する 酒 類 に 関 する 事 項 の 恒 久 化 について 2ページ 平 成 25 年 度 の 税 制 改 正 により 酒 税 の 税 率 の 特 例 については 適 用 期 限 が 延 長 されたが その 一 部 に 平 成 28 年 3 月 末 で 再 び 期 限 切 れとなる 措 置 もある 酒 類 が 担 税 物 資 として 高 額 な 税 負 担 を 長 年 担 ってきた 歴 史 的 な 背 景 や 最 近 の 酒 類 業 者 の 経 営 実 態 を 考 慮 し 恒 久 的 な 規 定 としてもらいたい 第 3 震 災 特 例 法 に 基 づく 酒 税 の 税 率 の 特 例 の 延 長 について 3ページ 東 日 本 大 震 災 の 被 災 者 等 に 係 る 国 税 関 係 法 律 の 臨 時 特 例 に 関 する 法 律 ( 震 災 特 例 法 )に 基 づく 被 災 酒 類 製 造 者 が 移 出 する 清 酒 等 に 係 る 酒 税 の 税 率 の 特 例 の 延 長 をお 願 いしたい 第 4 独 立 行 政 法 人 酒 類 総 合 研 究 所 の 機 能 の 維 持 強 化 について 3ページ 平 成 25 年 12 月 24 日 閣 議 決 定 独 立 行 政 法 人 改 革 等 に 関 する 基 本 的 な 方 針 で 新 たに 日 本 産 酒 類 の 輸 出 促 進 にも 取 り 組 むこととされ 現 在 産 学 官 連 携 の 取 組 みを 強 化 し 着 実 に 成 果 をあげている 平 成 28 年 度 から 新 たな 中 期 目 標 期 間 を 迎 えるが 引 き 続 き その 機 能 が 維 持 強 化 される 方 向 で 検 討 願 いたい 第 5 制 度 の 簡 素 合 理 化 について 4ページ 酒 税 制 度 にある 多 くの 申 告 届 出 承 認 許 可 等 の 義 務 規 定 の 中 に 流 通 の 合 理 化 や 事 務 処 理 の 迅 速 化 の 支 障 となっているものがあるので これらの 簡 素 合 理 化 を 図 ってもらいたい 特 に 本 年 度 は 酒 税 法 の 見 直 しに 合 わせて 各 種 の 義 務 規 定 の 見 直 しを 図 る よい 機 会 であるところ 各 酒 類 団 体 が 共 通 して 重 要 と 認 識 する 事 項 について 意 見 をとりまとめ 別 途 提 出 するので 是 非 とも 実 現 をお 願 いしたい 第 6 貸 倒 れに 係 る 酒 税 の 還 付 制 度 の 創 設 について 4ページ 酒 類 の 販 売 代 金 が 回 収 不 能 になったときの 酒 税 を 酒 類 業 者 に 新 たな 負 担 を 強 いることのない 形 で 還 付 する 制 度 を 創 設 してもらいたい 第 7 酒 類 産 業 の 健 全 な 発 達 のための 措 置 について 5ページ 酒 税 法 酒 類 業 組 合 法 の 二 法 からなっている 法 体 系 については 現 行 の 免 許 制 度 や 国 民 の 健 康 面 等 を 踏 まえつつ 今 後 の 酒 類 産 業 の 健 全 な 発 達 に 資 するべく 酒 類 事 業 法 ( 仮 称 )の 制 定 を 検 討 してもらいたい - 目 次 1-

3 執 行 面 での 要 望 第 1 消 費 税 の 円 滑 適 正 な 転 嫁 について 6ページ 消 費 税 の 円 滑 かつ 適 正 な 転 嫁 の 確 保 のための 消 費 税 の 転 嫁 を 阻 害 する 行 為 の 是 正 等 に 関 する 特 別 措 置 法 の 施 行 に 万 全 を 期 するなど 引 き 続 き 消 費 税 の 円 滑 かつ 適 正 な 転 嫁 に 支 障 のないよう 徹 底 した 対 策 を 講 じてもらいたい 第 2 時 代 の 要 請 を 踏 まえた 酒 類 販 売 業 免 許 制 度 の 構 築 と 運 用 6ページ 酒 類 販 売 業 免 許 制 度 は 酒 税 の 保 全 の 観 点 からはもとより 酒 類 の 社 会 的 管 理 の 面 からも 必 要 不 可 欠 の 制 度 であり 国 際 的 整 合 性 のある 制 度 構 築 と 適 切 な 運 用 を 図 ってもらいたい 第 3 公 正 な 取 引 市 場 の 確 保 7ページ 多 くの 中 小 事 業 者 を 抱 える 酒 類 業 界 が 不 当 な 取 扱 いを 受 けることのないよう 酒 類 業 界 全 体 の 取 引 状 況 を 的 確 に 把 握 するとともに 取 引 の 一 層 の 透 明 性 合 理 性 を 維 持 し 公 正 な 市 場 を 確 保 するため 改 正 独 占 禁 止 法 の 厳 正 な 運 用 と より 一 層 の 調 査 指 導 の 充 実 等 適 切 な 措 置 を 講 じてもらいたい その 他 第 1 アルコール 健 康 障 害 対 策 基 本 法 の 基 本 計 画 に 対 する 要 望 について 8ページ アルコール 健 康 障 害 対 策 基 本 法 の 基 本 計 画 策 定 にあたっては 同 法 第 16 条 国 は 酒 類 の 表 示 広 告 その 他 販 売 方 法 について 酒 類 の 製 造 又 は 販 売 を 行 う 事 業 者 の 自 主 的 な 取 組 を 尊 重 しつつ アルコール 健 康 障 害 を 発 生 させるよう な 不 適 切 な 飲 酒 を 誘 引 することとならないようにするために 必 要 な 施 策 を 講 ず るものとする に 則 り 酒 類 業 界 の 表 示 広 告 への 自 主 的 な 取 組 を 尊 重 し ていただき 過 度 の 規 制 により 業 界 の 迅 速 かつ 柔 軟 な 対 応 を 阻 害 することのな いようお 願 いしたい 第 2 製 造 所 固 有 記 号 制 度 の 利 用 範 囲 の 現 状 維 持 要 望 について 8ページ 酒 類 に 関 する 製 造 所 固 有 記 号 制 度 は 限 られた 表 示 面 積 の 中 での 消 費 者 への 各 種 情 報 の 提 供 方 法 として 有 用 な 制 度 であり 現 行 の 利 用 範 囲 を 維 持 していた だきたい - 目 次 2-

4 制 度 改 正 の 要 望 第 1 酒 税 の 減 税 要 望 等 について ⑴ 酒 類 業 界 の 現 状 を 勘 案 した 酒 税 の 減 税 要 望 酒 類 には 酒 税 法 により 依 然 として 極 めて 高 額 な 酒 税 が 課 されており 個 別 間 接 税 が 課 されていない 他 の 物 品 サービスに 比 べて 突 出 した 税 負 担 となっています 今 日 の 酒 類 業 界 の 現 状 は 未 だに 厳 しい 経 済 社 会 情 勢 の 中 規 制 緩 和 の 進 展 等 による 激 しい 販 売 競 争 価 格 競 争 に 加 えて 原 料 エネルギー 価 格 の 高 騰 などのため 酒 類 業 者 は 非 常 に 厳 しい 経 営 状 況 にあります また 消 費 者 は 生 活 防 衛 のため 酒 類 の 価 格 に 極 めて 敏 感 になっており 増 税 は 逆 に 酒 税 収 入 の 減 少 をもたらすおそれが 十 分 にあります このような 状 況 を 総 合 的 に 勘 案 いただき 酒 類 の 消 費 需 要 を 喚 起 し 酒 類 業 者 の 健 全 な 経 営 のため ひいては 酒 税 収 入 を 安 定 的 に 確 保 するた め 酒 税 の 大 幅 な 減 税 を 行 っていただきますよう 強 く 要 望 いたします ⑵ 消 費 税 増 税 時 の 酒 税 の 減 税 要 望 平 成 元 年 の 消 費 税 の 導 入 に 際 しては 酒 税 と 消 費 税 が 併 課 されること から その 負 担 を 調 整 するとして 酒 税 の 減 税 が 行 われました しかしながら 平 成 9 年 4 月 の 消 費 税 引 き 上 げ 及 び 平 成 26 年 4 月 の 引 き 上 げの 際 には 酒 類 業 界 の 強 い 減 税 要 望 にもかかわらず 消 費 税 の 増 税 に 見 合 う 酒 税 の 減 税 は 見 送 られました 酒 類 には 過 去 の 度 重 なる 増 税 により 極 めて 高 額 な 酒 税 が 課 せられ これに 消 費 税 が 併 課 されています 今 般 の 消 費 税 率 の 引 上 げは 大 幅 なものであり 併 課 に 伴 う 影 響 が 大 き いと 認 められるので 税 制 の 抜 本 改 革 法 ( 平 成 24 年 法 律 第 68 号 )に 基 づき 類 似 する 酒 類 間 の 税 負 担 の 公 平 性 の 観 点 も 踏 まえて 消 費 税 の 引 き 上 げに 併 せて 酒 税 制 度 を 見 直 す 場 合 は 酒 税 の 大 幅 な 減 税 による 負 担 の 軽 減 を 図 っていただきますよう 強 く 要 望 いたします - 1 -

5 第 2 租 税 特 別 措 置 法 に 規 定 する 酒 類 に 関 する 事 項 の 恒 久 化 について 現 在 租 税 特 別 措 置 法 には 次 の 酒 類 に 関 する 事 項 が 規 定 されています 1 第 87 条 清 酒 等 に 係 る 酒 税 の 税 率 の 特 例 2 第 87 条 の 2 低 アルコール 分 の 蒸 留 酒 類 等 に 係 る 酒 税 の 税 率 の 特 例 3 第 87 条 の 5 入 国 者 が 輸 入 するウイスキー 等 に 係 る 酒 税 の 税 率 の 特 例 4 第 87 条 の 6 ビールに 係 る 酒 税 の 税 率 の 特 例 5 第 87 条 の 7 外 航 船 等 に 積 み 込 む 酒 類 の 免 税 酒 税 法 においては 酒 税 の 課 税 を 原 料 製 造 方 法 アルコール 分 等 に より 酒 類 を 細 かく 分 類 区 分 するとともに 消 費 の 態 様 を 踏 まえ その 分 類 区 分 の 担 税 力 に 応 じた 税 負 担 を 定 めています 更 に それを 補 完 するため 租 税 特 別 措 置 法 においては 中 小 零 細 酒 類 業 者 の 存 続 や 最 近 の 酒 類 消 費 の 実 態 等 から 特 に 必 要 な 税 負 担 調 整 を 定 めています 租 税 特 別 措 置 法 の 諸 規 定 は 中 小 零 細 酒 類 事 業 者 の 存 続 や 最 近 の 酒 類 消 費 の 実 態 等 から 特 に 必 要 な 税 負 担 調 整 が 定 められたものであり 多 数 の 中 小 零 細 企 業 からなる 酒 類 業 界 の 存 続 のためには 必 要 欠 くべからざ るものであります 高 額 な 税 負 担 を 長 年 担 ってきた 歴 史 的 背 景 や 最 近 の 酒 類 業 者 の 経 営 実 態 を 考 慮 され 恒 久 的 規 定 にしていただくよう 強 く 要 望 いたします なお 上 記 4のビールに 係 る 酒 税 の 税 率 の 特 例 は 平 成 28 年 3 月 末 で 適 用 期 限 を 迎 えますので 少 なくとも 現 行 制 度 の 継 続 を 強 く 要 望 いたし ます - 2 -

6 第 3 震 災 特 例 法 に 基 づく 酒 税 の 税 率 の 特 例 の 延 長 について 東 日 本 大 震 災 により 多 数 の 清 酒 製 造 者 等 が 被 害 を 受 けたことから これら 清 酒 製 造 者 等 の 復 興 支 援 策 として 酒 類 の 製 造 場 について 甚 大 な 被 害 を 受 けた 中 小 清 酒 酒 類 者 等 については 租 特 法 87 条 の 措 置 と 合 わせ て 酒 税 の 軽 減 割 合 を 拡 充 する 措 置 ( 以 下 拡 充 措 置 という )が 講 じら れています( 震 災 特 例 法 第 43 条 の 2) 当 該 拡 充 措 置 は 平 成 28 年 3 月 31 日 が 期 限 となっていますが 東 日 本 大 震 災 で 甚 大 な 被 害 を 受 けた 中 小 酒 類 製 造 者 等 の 負 担 を 軽 減 し 今 後 の 復 興 に 資 するため 適 用 期 限 の 延 長 を 要 望 いたします 第 4 独 立 行 政 法 人 酒 類 総 合 研 究 所 の 機 能 の 維 持 強 化 に ついて 酒 類 総 合 研 究 所 は 平 成 25 年 12 月 24 日 の 閣 議 決 定 独 立 行 政 法 人 改 革 等 に 関 する 基 本 的 な 方 針 で 中 期 目 標 管 理 型 とされ また 新 たに 日 本 産 酒 類 の 輸 出 促 進 にも 取 り 組 むこととされました 酒 類 総 合 研 究 所 は 酒 類 の 高 度 な 分 析 鑑 定 及 び 研 究 などのほか 酒 類 製 造 業 者 及 び 酒 類 流 通 業 者 に 対 する 指 導 講 習 等 や 内 外 の 酒 類 業 について の 情 報 の 収 集 提 供 を 行 っており 更 に 近 年 は 日 本 産 酒 類 の 輸 出 促 進 に も 取 り 組 むなど 酒 類 業 界 の 健 全 な 発 達 に 寄 与 するところ 真 に 大 なる 組 織 であります 中 小 零 細 企 業 の 多 い 酒 類 業 界 では 自 社 での 後 継 者 や 従 業 員 の 育 成 も 困 難 な 状 況 であり 酒 類 総 合 研 究 所 の 力 強 い 支 援 により 経 営 の 安 定 を 図 ることができます また アルコールの 有 用 性 機 能 性 に 関 する 産 学 官 連 携 の 共 同 取 組 みにより クールジャパンを 担 う 重 要 な 国 産 酒 類 産 業 の 強 靭 化 及 び 酒 類 業 界 の 需 要 振 興 に 繋 げることもできます かかる 実 態 をご 考 慮 いただき 引 き 続 き その 機 能 が 維 持 強 化 され る 方 向 でご 検 討 いただきますよう 要 望 いたします - 3 -

7 第 5 制 度 の 簡 素 合 理 化 について 酒 税 制 度 の 簡 素 合 理 化 につきましては 予 てから 強 く 要 望 してきてい るところでありますが 平 成 15 年 度 の 酒 税 法 改 正 によりその 一 部 が 実 現 したものの まだ 多 くの 申 告 届 出 承 認 許 可 等 の 義 務 規 定 が 残 さ れております 今 日 酒 税 が 移 出 課 税 でかつ 申 告 納 税 制 度 であることを 考 えますと 存 続 させる 必 要 性 のない 規 定 も 多 くあると 考 えます 引 続 き 抜 本 的 な 見 直 しを 行 っていただきますよう 要 望 いたします 第 6 貸 倒 れに 係 る 酒 税 の 還 付 制 度 の 創 設 について 酒 類 市 場 は 需 要 が 低 迷 し 価 格 競 争 が 激 化 しております このため 経 営 悪 化 による 酒 類 販 売 代 金 の 貸 し 倒 れの 発 生 が 高 水 準 となっており 今 後 更 なる 増 加 が 懸 念 されます 現 行 の 制 度 では 酒 類 販 売 代 金 が 回 収 不 能 となっても その 代 金 に 含 まれる 酒 税 についての 還 付 規 定 がないため 販 売 した 酒 類 業 者 が 高 額 な 酒 税 を 負 担 せざるを 得 ず 中 小 零 細 業 者 にとっては 大 きな 痛 手 となります 酒 税 は 間 接 税 で 酒 類 業 者 が 実 質 的 に 負 担 すべきものではなく 倒 産 等 のために 代 金 回 収 できない 酒 類 に 係 る 酒 税 を 酒 類 業 者 が 負 担 している 実 態 は 極 めて 不 合 理 なものとなっております 更 に わが 国 の 間 接 税 の 中 で 消 費 税 石 油 ガス 税 軽 油 取 引 税 には 貸 し 倒 れに 係 る 税 の 還 付 制 度 が 設 けられていますが 同 じ 間 接 税 であり ながら 酒 税 にこの 制 度 が 設 けられていないのは 極 めて 不 公 平 です つきましては 酒 類 業 者 に 新 たな 負 担 を 強 いることのない 形 で 貸 倒 れ に 係 る 酒 税 の 還 付 制 度 の 創 設 をお 願 いいたします - 4 -

8 第 7 酒 類 業 の 健 全 な 発 達 のための 措 置 について 現 行 の 酒 類 関 係 法 体 系 は 主 として 酒 税 法 酒 類 業 組 合 法 の 二 法 に より 成 り 立 っていますが 昭 和 28 年 にこれら 二 法 が 制 定 されて 以 降 経 済 社 会 情 勢 は 大 きく 変 化 したにもかかわらず 今 日 まで 抜 本 的 見 直 し は 行 われておりません 酒 類 は 高 額 な 税 負 担 をしている 重 要 な 物 資 であるとともに 致 酔 性 飲 料 であること また 酒 類 業 には 中 小 企 業 が 多 いこと 等 に 鑑 み 財 務 省 設 置 法 において 酒 類 業 の 健 全 な 発 達 が 国 税 庁 の 任 務 の 一 つとして 明 記 されたことは 大 変 意 義 深 いものと 考 えます つきましては 現 行 法 体 系 について 免 許 制 度 を 堅 持 しつつ 国 民 の 健 康 に 関 する アルコール 健 康 障 害 対 策 基 本 法 の 制 定 やWHOの 動 向 等 時 代 の 要 請 を 踏 まえ 酒 類 業 の 健 全 な 発 達 により 資 するべく 酒 類 事 業 法 ( 仮 称 )の 制 定 を 含 めてご 検 討 いただきますよう 要 望 いたします - 5 -

9 執 行 面 での 要 望 第 1 消 費 税 の 円 滑 適 正 な 転 嫁 について 消 費 税 は 酒 税 と 同 様 に 間 接 税 であることから 消 費 者 へ 円 滑 かつ 適 正 に 転 嫁 されるべきであり 国 税 庁 公 正 取 引 委 員 会 及 び 消 費 者 庁 等 関 係 省 庁 において 事 業 者 の 実 態 を 十 分 把 握 するとともに 優 越 的 地 位 の 濫 用 行 為 等 によって 酒 類 業 者 が 消 費 税 を 負 担 させられ 経 営 が 不 当 に 圧 迫 されることのないよう 平 成 30 年 9 月 30 日 まで 適 用 が 延 期 された 消 費 税 の 円 滑 かつ 適 正 な 転 嫁 の 確 保 のための 消 費 税 の 転 嫁 を 阻 害 する 行 為 の 是 正 等 に 関 する 特 別 措 置 法 の 施 行 に 万 全 を 期 するなど 引 き 続 き 徹 底 した 対 策 を 講 じていただきますようお 願 いいたします 第 2 時 代 の 要 請 を 踏 まえた 酒 類 販 売 業 免 許 制 度 の 構 築 と 運 用 酒 類 販 売 業 免 許 制 度 は 酒 類 製 造 免 許 制 度 と 共 に 酒 税 制 度 の 根 幹 をな すものであり また 先 進 諸 外 国 においても 酒 類 の 製 造 と 販 売 につい ては 社 会 的 管 理 の 必 要 性 の 観 点 から わが 国 より 厳 しい 規 制 がしかれ ております 近 年 わが 国 においては 政 府 の 規 制 緩 和 政 策 との 関 係 から 酒 類 小 売 業 免 許 酒 類 卸 売 業 免 許 について 緩 和 等 が 行 われておりますが 酒 類 販 売 業 免 許 制 度 は 酒 税 の 保 全 の 観 点 からはもとより 酒 類 の 社 会 的 管 理 の 面 WHOの 勧 告 の 社 会 的 要 請 の 観 点 にも 鑑 みた 酒 類 業 の 健 全 な 発 達 のため 国 際 的 整 合 性 のある 制 度 構 築 と 適 切 な 運 用 を 要 望 いたしま す - 6 -

10 第 3 公 正 な 取 引 市 場 の 確 保 国 税 庁 においては 公 正 なルールに 基 づいた 競 争 の 促 進 や 酒 類 産 業 の 健 全 な 発 展 を 図 るため 平 成 18 年 8 月 に 酒 類 に 関 する 公 正 な 取 引 のた めの 指 針 ( 新 指 針 ) を 示 されると 共 に 合 理 的 な 価 格 設 定 や 公 正 な 取 引 条 件 の 設 定 等 に 関 して 酒 類 の 取 引 状 況 等 実 態 調 査 を 実 施 されております また 公 正 取 引 委 員 会 においては 平 成 22 年 1 月 に 施 行 された 改 正 独 占 禁 止 法 が 不 当 廉 売 差 別 対 価 優 越 的 地 位 の 濫 用 等 の 不 公 正 な 取 引 行 為 を 課 徴 金 の 対 象 としたことに 伴 い 合 理 的 な 価 格 設 定 や 公 正 な 取 引 条 件 の 設 定 等 に 関 して 不 当 廉 売 酒 類 及 び 優 越 的 地 位 の 濫 用 に 係 る 各 種 ガイドラインを 改 定 あるいは 新 たに 制 定 しております これらを 踏 まえ 酒 類 業 界 においても 公 正 な 取 引 のための 基 本 的 考 え 方 の 周 知 徹 底 や 自 社 基 準 の 作 成 及 びその 確 実 な 実 施 等 に 取 り 組 んできた ところであります 多 くの 中 小 事 業 者 を 抱 える 酒 類 業 界 が 不 当 な 取 扱 いを 受 けることのな いよう 今 後 とも 製 造 から 卸 小 売 に 至 る 酒 類 業 界 全 体 の 取 引 状 況 を 的 確 に 把 握 していただくとともに 取 引 の 一 層 の 透 明 性 合 理 性 を 維 持 し 公 正 な 市 場 を 確 保 するため 改 正 独 占 禁 止 法 の 厳 正 な 運 用 と より 一 層 の 調 査 指 導 の 充 実 等 適 切 な 措 置 を 要 望 いたします - 7 -

11 その 他 第 1 アルコール 健 康 障 害 対 策 基 本 法 の 基 本 計 画 に 対 する 要 望 について 酒 類 業 界 は 昭 和 63 年 より 酒 類 の 広 告 宣 伝 及 び 酒 類 容 器 の 表 示 に 関 する 自 主 基 準 を 定 めてその 遵 守 に 努 めるとともに 社 会 情 勢 の 変 化 を 踏 まえて 随 時 ( 計 14 回 ) 見 直 しを 行 っております このように これまでの 酒 類 業 界 では 表 示 及 び 広 告 に 関 して 自 主 的 かつ 機 動 的 に 対 応 して 来 ました アルコール 健 康 障 害 対 策 基 本 法 の 基 本 計 画 策 定 にあたりましては 同 法 第 16 条 国 は 酒 類 の 表 示 広 告 その 他 販 売 の 方 法 について 酒 類 の 製 造 又 は 販 売 を 行 う 事 業 者 の 自 主 的 な 取 組 を 尊 重 しつつ アルコール 健 康 障 害 を 発 生 させるような 不 適 切 な 飲 酒 を 誘 引 することとならないようにするために 必 要 な 施 策 を 講 ずるものと する に 則 り 酒 類 業 界 の 表 示 広 告 への 自 主 的 な 取 組 を 尊 重 して いただき 過 度 の 規 制 を 設 けることで 業 界 の 迅 速 かつ 柔 軟 な 対 応 を 阻 害 することのないようお 願 いいたします 第 2 製 造 所 固 有 記 号 制 度 の 利 用 範 囲 の 現 状 維 持 要 望 につ いて 製 造 所 固 有 記 号 制 度 については 食 品 表 示 基 準 において 原 則 と して 同 一 製 品 を 二 以 上 の 製 造 所 で 製 造 している 場 合 についてのみ 製 造 所 固 有 記 号 を 使 用 することができるとされましたが 酒 類 については 限 られた 表 示 面 積 の 中 での 酒 類 業 組 合 法 上 の 表 示 義 務 を 含 めて 消 費 者 へ の 情 報 の 提 供 方 法 として 極 めて 有 用 な 制 度 であり 現 行 の 利 用 範 囲 を 維 持 していただきますようお 願 いいたします - 8 -

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