はじめに サクラは 江 戸 時 代 以 前 から 数 多 くの 栽 培 品 種 が 育 成 され 樹 木 の 遺 伝 資 源 のみならず 日 本 の 文 化 遺 産 としても 重 要 なものですが 長 い 歴 史 の 中 で 栽 培 品 種 の 名 称 と 実 態 との 間 には 様 々な 混 乱

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2 はじめに サクラは 江 戸 時 代 以 前 から 数 多 くの 栽 培 品 種 が 育 成 され 樹 木 の 遺 伝 資 源 のみならず 日 本 の 文 化 遺 産 としても 重 要 なものですが 長 い 歴 史 の 中 で 栽 培 品 種 の 名 称 と 実 態 との 間 には 様 々な 混 乱 が 生 じてきました 森 林 総 合 研 究 所 では 数 多 くの DNA マーカー( 住 友 林 業 と 森 林 総 研 が 共 同 開 発 したマーカーを 含 む)を 用 いて 国 立 遺 伝 学 研 究 所 遺 伝 学 普 及 会 住 友 林 業 と 共 同 で 多 摩 森 林 科 学 園 国 立 遺 伝 学 研 究 所 新 宿 御 苑 のサクラコレクションを 対 象 とした DNA 識 別 と 形 態 解 析 に 基 づく 総 合 的 な 研 究 により サクラの 伝 統 的 栽 培 品 種 の 正 確 な 分 類 に 努 めてきました また 正 確 に 分 類 されたサクラを 対 象 にして 森 林 総 合 研 究 所 と 日 本 大 学 との 共 同 で 病 害 についての 研 究 を 進 めてきました この 桜 の 新 しい 系 統 保 全 形 質 遺 伝 子 病 害 研 究 に 基 づく 取 組 は サクラの 系 統 保 全 と 活 用 に 関 する 研 究 プロジェクト( 平 成 年 度 ) の 成 果 を 中 心 にして 作 成 したものです 野 生 のサクラも 含 めて 長 い 歴 史 を 持 つ 日 本 のサクラを 未 来 に 向 けて 適 切 に 保 全 していくために この 研 究 成 果 報 告 書 が 現 時 点 の 最 新 情 報 とし て 役 立 つことを 願 っています 目 次 サクラの 研 究 プロジェクト... 2 サクラ 保 存 林 の 歴 史 と 役 割... 3 この 研 究 成 果 報 告 書 の 使 い 方... 4 サクラの 基 礎 知 識... 5 サクラ 保 存 林 マップ( 全 体 と 奥 エリア) サクラ 保 存 林 マップ( 中 央 エリア) サクラ 保 存 林 マップ( 西 エリア) サクラ 保 存 林 マップ( 北 エリア) 桜 解 説 ( 野 生 の 桜 ) 桜 解 説 ( 桜 の 名 木 ) 桜 解 説 ( 荒 川 堤 の 桜 ) 桜 解 説 ( 京 都 の 桜 ) 桜 解 説 ( 古 い 栽 培 品 種 ) 桜 解 説 ( 遺 伝 研 の 桜 ) 桜 解 説 ( 松 前 の 桜 ) 桜 解 説 ( 川 崎 哲 也 の 桜 発 見 された 桜 ) 桜 解 説 ( 種 苗 登 録 の 桜 海 外 で 作 られた 桜 ) サクラの 開 花 期 サクラの 遺 伝 子 (SSR 分 析 ) サクラの 遺 伝 子 ( 栽 培 品 種 識 別 ) サクラの 病 害 ( 幼 果 菌 核 病 と 斑 点 性 病 害 ) サクラの 病 害 (てんぐ 巣 病 ) サクラの 病 害 ( 増 生 病 ) サクラの 病 害 ( 腐 朽 病 害 ) 索 引 執 筆 者 等 紹 介... 41

3 独 立 行 政 法 人 森 林 総 合 研 究 所 多 摩 森 林 科 学 園 Forestry and Forest Products Research Institute Tama Forest Science Garden

4 サクラの 研 究 プロジェクト (1) サクラの 系 統 保 全 と 活 用 に 関 する 研 究 プロジェクト 森 林 総 合 研 究 所 では 平 成 年 度 にかけて 交 付 金 プロジェクト サクラの 系 統 保 全 と 活 用 に 関 する 研 究 を 立 ち 上 げ 数 多 くのサクラ 栽 培 品 種 について 形 質 遺 伝 子 病 害 の3つの 面 から 詳 細 な 研 究 を 行 ってきまし た 多 摩 森 林 科 学 園 のサクラ 保 存 林 では 主 として 1960 年 代 に 国 内 の 多 くの 機 関 や 個 人 の 協 力 を 得 て 主 要 なサクラ 系 統 のクローン( 接 ぎ 木 )を 収 集 しました こ れらは 貴 重 な 遺 伝 資 源 なのですが 同 じ 名 前 であって も 別 のところから 入 ってきたものでは 形 質 が 違 っていた り 文 献 などに 書 かれている 形 態 の 特 徴 と 異 なるなど いろいろな 点 で 混 乱 が 見 られました 単 純 な 記 載 ミス だけでなく 江 戸 時 代 以 前 に 作 出 された 古 い 栽 培 品 種 が 様 々なところで 保 存 され 伝 えられている 間 には 種 々 雑 多 な 出 来 事 が 起 こりうるものです このような 混 乱 した 状 態 を 解 消 して 正 確 な 分 類 を 確 立 することが サクラの 遺 伝 資 源 を 保 全 しかつ 有 効 に 活 用 していくた めに 必 要 とされていました そのためにはまず 1 本 ずつの 個 体 について どこから( 導 入 元 )どういう 名 前 で 入 ってきたものかという 履 歴 情 報 を 明 確 にする 必 要 があります 次 に 文 献 などに 記 載 されている 形 質 の 特 徴 と 合 致 しているかどうかを 確 認 す ると 同 時 に より 詳 しい 形 質 情 報 を 蓄 積 することが 重 要 です このような 履 歴 情 報 および 形 質 情 報 は 過 去 にも 少 しずつ 蓄 積 されてきましたが 今 回 のプロジェクトではそれらをより 完 璧 なものにして データベース 化 していま す さらに 個 体 間 での DNA( 遺 伝 子 )の 違 いを 検 出 する 技 術 の 開 発 を 進 め 個 体 識 別 クローン 識 別 を 確 かな ものとしました 多 摩 森 林 科 学 園 の 個 体 に 加 えて より 確 実 な 成 果 とするため 国 立 遺 伝 学 研 究 所 と 新 宿 御 苑 の 個 体 の 調 査 も 行 い 計 1850 本 を 調 査 しました 国 立 遺 伝 学 研 究 所 のサクラは 多 摩 森 林 科 学 園 と 同 様 に 履 歴 情 報 が 残 され ている 貴 重 な 材 料 です 履 歴 情 報 形 質 情 報 遺 伝 子 情 報 を 総 合 して 栽 培 品 種 の 再 分 類 を 行 った 結 果 は Kato ら(2012)( 注 )によって 報 告 されています さらに このように 正 確 に 分 類 された 個 体 を 対 象 にして 幼 果 菌 核 病 斑 点 性 病 害 てんぐ 巣 病 増 生 病 腐 朽 病 害 など 病 害 特 性 の 研 究 を 進 めました (2) 本 冊 子 の 全 体 が 研 究 に 基 づく 成 果 です この 研 究 成 果 報 告 書 の 中 には まず 多 摩 森 林 科 学 園 サクラ 保 存 林 を 対 象 として どこにどのような 系 統 が 保 存 されているかという サクラ 保 存 林 マップ(6-13 ページ) や そこに 植 栽 されている 主 なサクラの 詳 細 を 記 した 桜 解 説 (14-29 ページ) が 掲 載 されていますが これらは 従 来 の 図 鑑 とは 性 格 が 異 なり 上 記 の 履 歴 情 報 形 質 情 報 遺 伝 子 情 報 の 研 究 に 基 づいて 新 しくまとめたものです 例 えば 江 戸 大 手 毬 糸 括 八 重 紅 虎 の 尾 は 従 来 の 図 鑑 では 異 なる 栽 培 品 種 として 紹 介 されていましたが ここでは 研 究 成 果 に 基 づき いずれも 江 戸 と 同 じ 栽 培 品 種 として 解 説 しています また 兼 六 園 熊 谷 は 長 州 緋 桜 と 同 じ 栽 培 品 種 です このように 研 究 成 果 が 直 接 にサクラ 栽 培 品 種 の 管 理 情 報 として 役 立 つものとなっています さらに サクラの 開 花 期 (30-31 ペー ジ) サクラの 遺 伝 子 (32-35) サクラの 病 害 (36-39) ではそれぞれの 研 究 成 果 がわかりやすくまとめられてい ます 注 )Kato S et al : Clone identification in Japanese flowering cherry (Prunus subgenus Cerasus) cultivars using nuclear SSR markers. Breeding Science 62: , 日 本 育 種 学 会 の 英 文 誌 2

5 サクラ 保 存 林 の 歴 史 と 役 割 (1) 成 り 立 ち 森 林 総 合 研 究 所 多 摩 森 林 科 学 園 のサクラ 保 存 林 には 日 本 全 国 の 主 要 なサクラの 栽 培 品 種 や 名 木 などの 接 ぎ 木 クローンが 収 集 されています 1960 年 代 多 摩 森 林 科 学 園 の 前 身 である 林 業 試 験 場 浅 川 実 験 林 の 時 代 に 農 林 水 産 省 の 桜 対 策 事 業 のひとつとして 設 立 されました この 事 業 は 桜 に 関 する 調 査 研 究 桜 品 種 の 収 集 保 存 桜 樹 増 殖 配 付 事 業 から 成 っていました 当 時 各 地 の 公 園 神 社 寺 院 などにあるサクラの 名 木 古 木 の 中 には 公 害 や 病 虫 害 などによって 樹 勢 が 衰 えたものが 見 られたこと から こうしたサクラを 文 化 遺 産 として 後 世 に 伝 えるために 国 の 機 関 が 保 護 保 存 に 着 手 したものです サクラは 古 い 時 代 から 栽 培 品 種 が 知 られ 特 に 江 戸 時 代 には 多 くの 栽 培 品 種 が 育 成 されています 天 和 元 年 (1681 年 ) 発 行 の 花 壇 綱 目 には 40 の 品 種 名 が 記 載 され 江 戸 時 代 末 期 までに 主 要 な 文 献 に 現 れた 品 種 名 は 約 400 種 類 に 達 していますが その 多 くが 明 治 以 降 に 姿 を 消 しています 明 治 19 年 (1886 年 )に 荒 川 堤 に 収 集 された 品 種 は 78 種 類 で 大 正 から 昭 和 初 期 にかけてサクラの 名 所 となり 学 術 的 にも 貴 重 なコレクションでした 明 治 末 期 から 大 正 にかけてのサクラ 栽 培 品 種 の 研 究 としては 三 好 学 の 業 績 があり そこに 記 載 された 品 種 数 は 総 計 168 でした 1960 年 代 当 時 栽 培 品 種 の 主 要 な 収 集 保 存 場 所 としては 国 立 遺 伝 学 研 究 所 に 216 品 種 京 都 府 立 植 物 園 に 112 品 種 埼 玉 県 立 植 物 見 本 園 に 57 品 種 東 京 都 立 神 代 植 物 公 園 に 37 品 種 奈 良 公 園 に 36 品 種 などが 知 られていました この 他 にも 全 国 の 主 な 栽 培 品 種 や 名 木 などから 穂 木 を 採 取 して 接 ぎ 木 苗 を 育 成 し 年 に 1640 本 が 4.9ha のサクラ 保 存 林 に 植 栽 されました その 後 も 新 規 植 栽 維 持 管 理 が 行 われ 2012 年 現 在 7.96ha の 多 摩 森 林 科 学 園 サクラ 保 存 林 には 約 600 栽 培 ライン 1300 個 体 のサクラが 植 栽 されています (2)サクラ 保 存 林 における 研 究 多 摩 森 林 科 学 園 では 植 栽 されたサクラを 維 持 するとともに 植 栽 個 体 の 形 態 的 特 徴 や 病 虫 害 の 被 害 開 花 期 など 様 々な 特 性 を 調 査 してきました 増 殖 や 植 栽 の 作 業 段 階 などで 苗 木 の 取 り 間 違 いが 生 じる 場 合 があるので 実 際 に 植 栽 した 個 体 の 形 質 を 調 べ 増 殖 目 的 の 個 体 であるか 確 認 することは 適 切 な 系 統 保 存 のために 必 要 不 可 欠 です 実 際 にサクラ 保 存 林 に 植 栽 された 多 くのサクラにこうした 取 り 間 違 いがあったことが 報 告 されています また ナラタケ 病 や 幼 果 菌 核 病 コスカシバなどの 病 虫 害 への 特 性 を 把 握 することも 植 栽 個 体 を 管 理 する 上 で 重 要 です サクラ 保 存 林 はほぼ 同 一 の 環 境 下 で 多 くのサクラが 植 栽 されていることから 様 々なサクラの 特 性 を 効 率 的 に 比 較 することが 出 来 る 貴 重 な 試 験 地 です サクラの 開 花 期 については 1981 年 から 現 在 にいたるまで 約 30 年 間 の 観 測 が 継 続 されています 染 井 吉 野 に 関 する 長 期 間 多 数 地 点 の 観 測 記 録 は 気 象 庁 によって 集 積 されていますが サクラ 保 存 林 では 多 数 種 類 の 観 測 記 録 が 集 積 されていることが 特 徴 です 近 年 では 栽 培 品 種 のクローン 識 別 や 系 統 関 係 の 推 定 について DNA 解 析 を 用 いる 手 法 が 開 発 されています この 桜 の 新 しい 系 統 保 全 - 形 質 遺 伝 子 病 害 研 究 に 基 づく 取 組 - は DNA 解 析 と 形 態 解 析 から 総 合 的 に 判 定 した 精 度 の 高 い 栽 培 品 種 の 分 類 同 定 結 果 に 基 づいて 作 成 されており 今 後 の 栽 培 品 種 管 理 の 基 本 となる 情 報 を 提 供 しています 3

6 この 研 究 成 果 報 告 書 の 使 い 方 (1) 全 体 構 成 この 桜 の 新 しい 系 統 保 全 - 形 質 遺 伝 子 病 害 研 究 に 基 づく 取 組 - は 森 林 総 合 研 究 所 がおこなった 研 究 に 基 づいて 多 摩 森 林 科 学 園 にあるサクラ 保 存 林 について 解 説 するとともに 最 新 の 研 究 成 果 を 紹 介 しています 大 きく 以 下 の 3 つの 部 分 に 分 かれおり サクラ 保 存 林 の 解 説 書 としてだけではなく サクラの 系 統 保 存 に 関 する 参 考 書 としても 使 えます A:サクラ 保 存 林 マップ 桜 解 説 で 紹 介 している 栽 培 ラインを 中 心 に サクラ 保 存 林 のサクラを 地 図 上 で 示 しています 地 図 は 奥 (P6) 中 央 (P8-9) 西 (P10-11) 北 (P12-13)に 分 けていますので 全 体 図 (P6-7)を 参 考 にしてお 使 い 下 さい B: 桜 解 説 最 新 の 研 究 情 報 を 加 えたサクラの 種 類 と 栽 培 ラインについての 簡 単 な 解 説 をくわえています しかしサクラ 保 存 林 には 600 以 上 の 栽 培 ラインがあって 限 られたページではすべてを 紹 介 することが 出 来 ません ここでは 野 生 の 桜 桜 の 名 木 荒 川 堤 の 桜 京 都 の 桜 といったトピックごとに 代 表 的 な 桜 を 紹 介 しています C: 研 究 解 説 サクラの 開 花 期 と サクラの 遺 伝 子 サクラの 病 害 の 3 つのテーマに 関 して 実 際 に 携 わっている 研 究 者 が 最 新 の 成 果 をもとに 解 説 しています (2) 栽 培 ライン 情 報 の 見 方 サクラ 保 存 林 では 原 則 的 に 接 ぎ 木 によって 収 集 した 桜 のクローン 増 殖 をおこない 保 存 しています ですから 同 じ 由 来 をもつ 桜 が 複 数 本 植 えられています こうした 同 じ 由 来 をもつ 桜 をひとつの 栽 培 ラインとして 管 理 して います たとえ 同 じクローンであっても 導 入 元 や 導 入 時 の 名 称 が 異 なれば 違 う 栽 培 ラインとして 扱 います した がって 管 理 をおこなう 上 でもっとも 重 要 な 単 位 は 栽 培 ラインです 本 冊 子 では 栽 培 ラインを 中 心 に 桜 の 解 説 をおこなっています 以 下 は 桜 解 説 に 表 示 されている 各 栽 培 ラインの 情 報 の 詳 細 です 種 類 :サクラの 種 類 について p14-15 で 種 p17-29 で 栽 培 品 種 の 簡 単 な 紹 介 をおこなっています また 同 じ 種 類 に 分 類 される 栽 培 ラインは 出 来 るだけ 同 じ 箇 所 で 紹 介 しています なお 種 名 はカタカナ 栽 培 品 種 名 は で 括 った 漢 字 で 表 記 し ともに 青 文 字 で 示 しています 1 栽 培 ライン 名 : 原 則 的 には 導 入 元 と 導 入 時 の 名 称 を 栽 培 ライン 名 としています 例 えば 同 じ 染 井 吉 野 でも 導 入 元 によって 開 成 山 の 桜 や 神 代 の 染 井 吉 野 と 名 称 をつけ 栽 培 ラインとしては 区 別 しています ただし 明 らかに 間 違 った 名 称 で 導 入 された 場 合 や 原 木 の 現 地 名 と 大 きく 異 なっている 場 合 などは 変 更 した 名 称 を 用 いています なお レイアウト の 都 合 上 1 の 文 字 は 示 しておらず 緑 文 字 で 表 記 しています 2 種 名 : 各 栽 培 ラインの 種 名 を 示 しています 変 種 は 区 別 していません 雑 種 については 識 別 が 可 能 な 種 については 示 しています 3 栽 培 品 種 名 : 栽 培 品 種 名 がある 場 合 に 示 しています 栽 培 品 種 名 は ない 場 合 もあります 4 導 入 元 : 導 入 元 の 組 織 名 地 名 人 名 等 と 市 町 村 を 示 しています 5 解 説 : 各 ラインに 対 する 簡 単 な 解 説 をしています 6 開 花 期 : 開 花 期 の 目 安 を 早 春 盛 春 晩 春 の 3 段 階 と 秋 咲 きについ て 示 しています( 参 考 P30-31) 通 常 早 春 は 3 月 上 旬 ~3 月 下 旬 盛 春 は 3 月 下 旬 ~4 月 中 旬 晩 春 は 4 月 中 旬 ~4 月 下 旬 秋 は 10~2 月 に 花 をみることが 出 来 ますが 年 によって 変 動 があります 7 位 置 :P6-13 のサクラ 保 存 林 マップの 位 置 を 示 しています 記 号 は 奥 (P6) 中 央 (P8-9) 西 (P10-11) 北 (P12-13)でどのページにあるのかと D10 のように 地 図 中 の 東 西 方 向 に 50m ごとにつくったメッシュの 東 西 方 向 (A-J)と 南 北 方 向 (1-11)の 位 置 を 示 しています 富 士 菊 桜 ふじきくざくら Cerasus insica Fujikikuzakura マメザクラの 栽 培 品 種 菊 咲 きか 段 咲 き 渡 辺 定 元 氏 が 富 士 山 で 発 見 した 名 古 屋 の 富 士 菊 桜 なごやのふじきくざくら 2マメザクラ 3 富 士 菊 桜 4 名 古 屋 園 芸 愛 知 県 名 古 屋 市 5 以 前 の 由 来 は 不 明 6 晩 春 7 北 E5 4

7 サクラの 基 礎 知 識 (1)サクラの 分 類 一 般 の 方 からサクラの 分 類 は 難 しくて 理 解 できないという 話 をよく 聞 きます 他 の 植 物 と 比 較 するとたしかに 難 し い 面 もありますが 的 確 に 用 語 などを 理 解 すれば そう 難 しいものではありません まず 一 般 にサクラと 呼 ばれる 植 物 のグループは 世 界 中 でおよそ 100 種 あるとされています ここで 使 われて いる 種 (species)とは 生 物 学 で 用 いる 分 類 の 単 位 で 生 物 学 的 種 ともいわれます 互 いに 交 配 しうる 自 然 集 団 という 定 義 もありますが 簡 単 にいえば 親 と 子 供 は 同 じ 種 と 考 えればよいでしょう 多 少 は 顔 つきが 異 なっていて も 血 縁 関 係 にあるものを 種 という 単 位 でまとめているのです こうした 生 物 学 的 種 の 単 位 で 考 えると 日 本 に 野 生 のサクラは 10 種 しかありません ページに 紹 介 しているヤマザクラ オオヤマザクラ オオシマザクラ カ スミザクラ タカネザクラ マメザクラ チョウジザクラ エドヒガン ミヤマザクラ カンヒザクラの 10 種 です (2)サクラの 属 名 生 物 学 では 種 の 名 前 を 二 名 法 という 属 名 と 種 小 名 を 組 み 合 わせた 学 名 で 表 記 します この 冊 子 でも 種 や 栽 培 品 種 は 学 名 も 併 記 しています ところで サクラに 対 する 学 名 の 属 名 は Prunus を 用 いる 場 合 がこれまで 大 多 数 でした しかし 近 年 では Cerasus が 用 いられることも 増 えています もともと Prunus とはスモモ( 英 語 だと Prune) のことですので サクラを Prunus 属 とする 場 合 スモモやモモ ウメ ウワミズザクラなども 含 んだ 大 きなグループ となり 世 界 では 400 種 を 超 えます 一 方 Cerasus 属 はセイヨウミザクラやヤマザクラなどだけしか 含 みません こうした 分 類 方 法 の 見 解 の 違 いに 正 解 はないので サクラに 対 してどちらを 使 っても 間 違 いではありません この 冊 子 ではサクラに 対 する 学 名 は Cerasus 属 を 用 いています (3) 栽 培 品 種 サクラの 分 類 を 難 解 にする 最 大 の 要 素 は 栽 培 品 種 です 生 物 学 種 は 客 観 性 をもつ 分 類 体 系 ですが 栽 培 品 種 (cultivar)は 人 にとって 有 用 な 植 物 を 利 用 する 際 に 用 いる 単 位 であり 人 がその 価 値 に 基 づいて 分 類 する 全 く 異 なる 分 類 体 系 です 花 を 観 賞 するサクラであれば 花 の 色 や 花 弁 数 など 花 の 形 態 によって 分 類 されますので 親 と 子 が 同 じ 栽 培 品 種 とならないこともあります このため 多 くのサクラの 栽 培 品 種 は 接 ぎ 木 で 増 殖 され ひとつ のクローンがひとつの 栽 培 品 種 となります 原 理 的 には 無 数 に 生 まれますが 人 が 見 て 区 別 できる 必 要 があり 実 際 に 流 通 しているサクラの 栽 培 品 種 は 100 ぐらいです このように 種 と 栽 培 品 種 は 異 なる 分 類 体 系 の 単 位 で すので この 冊 子 では 混 同 しないよう 種 名 はカタカナ 栽 培 品 種 名 は 括 弧 で 括 った 漢 字 で 表 記 しています (4) 雑 種 サクラの 分 類 を 難 解 にする 要 素 のもうひとつは 雑 種 の 存 在 です 雑 種 とは 異 なる 分 類 群 間 に 生 まれた 子 ですの で 極 端 な 例 だと 個 々に 識 別 した 個 体 間 の 子 はすべて 雑 種 ということもできます 一 方 ヤマザクラとエドヒガン のように 異 なる 種 間 の 子 は 特 に 種 間 雑 種 ともいいます 通 常 雑 種 と 呼 ばれるものはこの 種 間 雑 種 のことです ところが 種 間 雑 種 の 名 称 には 注 意 が 必 要 です 種 間 雑 種 には エドヒガン オオシマザクラ(C. spachiana C. speciosa) のように 雑 種 式 といわれる 表 記 方 法 もありますが ソメイヨシノ(C. yedoensis) のようにひとつ の 種 間 雑 種 名 で 表 記 する 場 合 もあります この 場 合 のソメイヨシノはエドヒガンとオオシマザクラの 種 間 雑 種 すべ てに 対 する 名 称 です 一 方 日 常 で 我 々が 用 いる 染 井 吉 野 とは 栽 培 品 種 の 名 称 で 新 しく 作 ったような 種 間 雑 種 は 染 井 吉 野 ではありません この 使 い 方 の 違 いには 注 意 が 必 要 です (5)サクラの 増 殖 と 保 存 ライン 種 や 栽 培 品 種 の 名 称 は 種 類 を 示 すものですが サクラにはそれとは 別 に 個 々の 木 につけられた 名 前 が 多 くあり ます 三 春 の 滝 桜 や 根 尾 の 薄 墨 桜 といった 天 然 記 念 物 にも 指 定 さ れている 巨 樹 の 名 前 を 考 えればわかりやすいでしょう こうした 名 称 は 本 来 その 1 本 の 木 だけを 示 しますが 種 子 や 接 ぎ 木 によって 増 殖 されたも のまで 同 じ 名 称 で 示 される 場 合 があります サクラ 保 存 林 の 栽 培 ラインの 名 称 も 出 来 るだけ 原 木 のことがわかるようにつけていますので こうした 個 々の 木 の 名 前 のようなものです ただ 注 意 しなければならないのは こ のような 木 の 名 前 と 種 類 を 表 す 名 称 とを 混 同 しないことです 古 い 文 献 の 栽 培 品 種 の 中 に は 混 同 し て い る と 思 わ れ る 例 が よ く 見 ら れ ま す 5

8 #$ %& #: ;<= 01 2+,- '( ) #: ;<= 89: ;<=!" 234#56789 `8;a YZ[\ && &+ ()*&,- & &! $ % "#& &$ &% /:/:; &' & ()* <=;> CDE% +#FG%HIJKL;<=M) R#HIJSTU VW &X( )!"#$%&'( )*+,-. /01!" #$ %&'#$()* +,'-./0, :+ ; ;<7 =>3?@ A%& %BCDE-FGHIJKLM,1NO PQ(; R $ 6 NOPQ 78 >?@A B?:A & &./0123! "# _ ^Z[\./ +,- * +,-

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16 (Cerasus nipponica) Cerasus jamasakura var. jamasakura Cerasus leveilleana Cerasus incisa var. incisa Cerasus incisa var. kinkiensis Cerasus jamasakura var. chikusiensis Cerasus speciosa Cerasus sargentii var. sargentii 14

17 Cerasus spachiana Cerasus campanulata Cerasus taiwaniana Cerasus apetala var. tetsuyae Cerasus maximowiczii 15 Cerasus pseud-cerasus Cerasus avium Cerasus x chichibuensis Cerasus x sacra Cerasus x subhirtella f. hisauchiana Cerasus x yanashimana

18 16

19 ᑿ ቚᱜ 䛽䛚䛰䛻䛖䛩䛪䜏䛦䛟䜙 ᯞᆶᱜ 䛧䛰䜜䛦䛟䜙 Ὀ㞼ᑎ ᯞᆶᱜ 䛯䛔䛖䜣䛨䛾䛧䛰䜜䛦䛟䜙 Cerasus sapchiana Itosakura 䐠䜶䝗䝠䜺䞁 䐢ᒱ㜧 ᮏᕢᕷ 䐣ᅜኳ グᛕ ᖿ ᅖ㻥㻚㻥㼙䛷 ᕧᱜ䛸䜒 ப䜟䜜䜛 యኳ ᚚᡭ 䛸ఏ䛘䜙䜜䛶 䛔䜛 䐤 䐥 ኸ㻵㻝㻜 ධ ᱜ 䛔䜚䛒䛔䛦䛟䜙 䐠䜶䝗䝠䜺䞁 䐢㐨ᡂᑎ ḷᒣ 㧗 ᕝ 䐣 䛾ኳ グᛕ 䛻ᣦᐃ䛥䜜䛶 䛔䛯ᕧᮌ䛷䛒䛳䛯䛜 ᮇ䛻ᢡ䜜䚸 ᅾ䛿ⴌⱆ䛜 䛳䛶䛔䜛 䐤 䐥 ኸ㻴㻢 䜶䝗䝠䜺䞁䛾᱂ᇵရ 䚹ᯞ䛜 䛝 䛻ᆶ䜜䜛Ⅼ䛰䛡䚸䜶䝗䝠䜺䞁䛾㔝 䝍䜲 䝥䛸 䛺䜛䚹ᖹᏳ ௦䛛䜙᱂ᇵ䛥䜜䛶䛚 䜚䚸ᑎ 䛺䛹䛻 ᮌ䛜ከ䛔䚹 䐠䜶䝗䝠䜺䞁 䐡䇺ᯞᆶᱜ䇻 䐢Ὀ㞼ᑎ ර ᗜ ᪂ Ἠ 䐣 ኳ グᛕ 㒔 䛾ኳ㱟ᑎ䛛䜙 䛥䜜䛯䛸ఏ䛘䜙䜜䜛 䐤 䐥す㻲㻤 ᯞᆶ 䛱䛱䜆䜉䛻䛧䛰䜜 ᅬᯞᆶ 䛞䛚䜣䛧䛰䜜 ᶡぢ ᱜ 䛯䜛䜏䛾䛚䛚䛦䛟䜙 䐠䜶䝗䝠䜺䞁 䐢 ᒣ රᗜ 㣴 ᕷ 䐣ᅜኳ グᛕ ᖿ 㻢㻚㻟㼙䛾ᕧᮌ 䐤 䐥ዟ㻭㻡 ᛕᑎ 㓬㓮ᱜ 䛝䛱䛽䜣䛨䛾䛰䛔䛤䛦䛟䜙 䐠䜶䝗䝠䜺䞁 䐡䇺ᯞᆶᱜ䇻 䐢బ㔝ᅬ 㒔ᗓ 㒔ᕷ 䐣 㒔ᕷ ᒣබᅬ䛻䛒䜛 㒔䛾䝅䞁䝪䝹 䛺ᱜ ᅾ䛿 ᮇ䛻ᯤ䜜䛯䛒䛸䛻బ㔝ᅬ䛷ቑṪ䛥䜜䛯 䜒䛾 䝃䜽䝷ಖᏑᯘ䛻䛿 Ꮚ ᮶䛸᥎ 䛥䜜䜛䜒䛾䛜䛒䜛 䐤 䐥 ኸ㻴㻤 ᯇ 㞵ᱜ 䛟䛰䜎䛴䛾䛿䜛䛥䜑䛦䛟䜙 䐠䜶䝗䝠䜺䞁 䐡䇺ᯞᆶᱜ䇻 䐢ⰼᒸ ᒣ ᯇᕷ 䐣ᖥᮎ䛻㛗ᕞ 䛾ẟ ぶ䛜ឡ䛷䛯䛸ゝ䜟䜜䜛ᱜ ẟ ぶ䛾 㞞 䛾 㞵䛻ᅉ䜣䛷 䛡䜙䜜䛯 䐤 䐥す㻱㻤 㤶ᯘᑎ ᯞᆶᱜ 䛣䛖䜚䜣䛨䛾䛧䛰䜜䛦䛟䜙 䐠䜶䝗䝠䜺䞁 䐡䇺ᯞᆶᱜ䇻 䐢㤶ᯘᑎ ᪂ 㛗ᒸᕷ 䐣 ㅬಙ䛾ẕ䛾Ṛ䜢 ᘫ䛖䛯䜑䚸 䛘䛯䛸ఏ䛘䜙䜜䜛 ᕷኳ グᛕ 䐤 䐥 㻳㻞 䐠䜶䝗䝠䜺䞁 䐢 ᛕᑎ ᒸᒣ ᗞᕷ 䐣ᖿ ᅖ㻣㻚㻝㼙䛷 ኳ グᛕ ᚋ㓬㓮 ኳ 䛜ㆭ䛘䛯䛸ఏ䛘䜙䜜䛶䛔䜛 䐤 䐥す㻱㻤 䐠䜶䝗䝠䜺䞁䐡䇺ᯞᆶᱜ䇻䐢Ᏻ ぢᮏᅬ ᇸ ᕝ ᕷ䐣ᇸ ᕷ䛾Ύ㞼 ᑎ䛻䛿ᶞ㱋㻡㻡㻜ᖺ䛸ఏ䛘䜙䜜䜛䇺ᯞᆶ ᱜ䇻䛾 ᮌ䛜䛒䜚 䛾ኳ グᛕ 䛻 ᣦᐃ䛥䜜䛶䛔䜛 䝃䜽䝷ಖᏑᯘ䛾䜒䛾䛿 Ᏻ 䜢 䛧䛶 ሗ䛜᭕ 䛰䛜Ύ㞼 ᑎ䛻 ᮶䛩䜛䛸᥎ 䛥䜜䜛 䐤 䐥 す㻮㻥㻘す㻱㻤 Ꮫᑎ ᱜ 䛧䜗䛖䛜䛟䛨䛾䜅䜝䛖䛦䛟䜙 䐠䜶䝗䝠䜺䞁䐡䇺ᯞᆶᱜ䇻䐢 Ꮫᑎ ᐑ ᇛ ᕷ 䐣ᕷኳ グᛕ 䛟䛛䜙ᆅᇦ䛾䝅䞁䝪䝹䛸䛧䛶ぶ䛧䜎䜜䛶 䛔䜛 ᶞ㱋䛿㻠㻜㻜ᖺ䛸䜒䛔䜟䜜䜛 䐤 䐥 㻴㻡 ᐆἨᑎ ᯞᆶᱜ 䜋䛖䛫䜣䛨䛾䛧䛰䜜䛦䛟䜙 䐠䜶䝗䝠䜺䞁 䐡䇺ᯞᆶᱜ䇻 䐢ᐆἨᑎ ᓥ ᐩᒸ 䐣 ኳ グᛕ ᗣ ඖᖺ䠄㻝㻜㻥㻥ᖺ䠅ᐆἨᑎ㛤ᒣ䛾㡭 䛘䜙 䜜䛯䛸ఏ䛘䜙䜜䛶䛔䜛 䐤 䐥す㻱㻥 㔠ⶶᑎ ᯞᆶᱜ 䛣䜣䛮䛖䛨䛾䛧䛰䜜䛦䛟䜙 ᑎ ᱜ 䜛䜚䛨䛾䛥䛟䜙 䐠䜶䝗䝠䜺䞁 䐡䇺ᯞᆶᱜ䇻 䐢㔠ⶶᑎ 㤿 ᕝᕷ 䐣 ኳ グᛕ 㔛Ⱎ䛾 䜢 䛘 䛡䜛 ᮇ䛻ဏ䛟䛣䛸䛛䜙䛂Ⱎ ᱜ䛃䛸 䜀䜜䜛 䐤 䐥 ኸ㻳㻤 䐠䜶䝗䝠䜺䞁 䐡䇺ᯞᆶᱜ䇻 䐢 ᑎ 㛗 㔝 㧗 䐣㙊 ௦䛻 㢗ᮅ䛜 ᑎ䛻ᐤ㐍䛧䛯䛸ఏ䛘䜙䜜䜛 ኳ グ ᛕ 䐤 䐥 㻵㻡 ᖌᇽ ᚚ ᱜ 䜔䛟䛧䛹䛖䛾䛚䛴䛘䛦䛟䜙 ᖖ ᑎ 㔜ᱜ 䛨䜗䛖䛧䜗䛖䛣䛖䛨䛾䛣 䐠䜶䝗䝠䜺䞁 䐢 ᴦᑎ ᖌᇽ 㧗 䐣 ᇶ 䛻㛵 䛩䜛 ᮌ 䐤 䐥 㻴㻠 䛣䛾䛘䛦䛟䜙 䐠䜶䝗䝠䜺䞁 䐡䇺ᯞᆶᱜ䇻 䐢ᖖ ᑎ 㒔ᗓ 㒔ᕷ 䐣༡ ᮅ ௦䛻 ᮅ ௦䛾ኳ 䛷䛒䛳䛯ගཝ 䛜ᖖ ᑎ㛤䛔䛯䛚䜚䛻 䛘䛯䛸ఏ䛘䜙䜜䛶䛔䜛 ᅜኳ グᛕ 䐤 䐥 ኸ㻶㻣 17

20 Cerasus Sato-zakura Group Sphaerantha Cerasus jamasakura Hieteroflora Cerasus Sato-zakura Group Cerasus Sato-zakura Group Fudanzakura Cerasus x furuseana Tajimensis Cerasus x sacra 'Pendula 18

21 Cerasus Sato-zakura Group Mirabilis Cerasus x kanzakura Kawazu-zakura Cerasus jamasakura Haguiensis Cerasus Sato-zakura Group Shiogama Cerasus leveilleana Antiqua Cerasus Sato-zakura Group Juzukakezakura 19

22 Cerasus Sato-zakura Group Candida Cerasus Sato-zakura Group Hisakura Cerasus Sato-zakura Group Grandiflora Cerasus Sato-zakura Group Arbo-rosea Cerasus Sato-zakura Group Mikurumakaisi 20

23 Cerasus Sato-zakura Group Erecta Cerasus Sato-zakura Group Superba Cerasus Sato-zakura Group Sekiyama Cerasus Sato-zakura Group Nobilis Cerasus Sato-zakura Group Surugadai-odora Cerasus Sato-zakura Group Gioiko 21

24 Cerasus Sato-zakura Group Affinis Cerasus Sato-zakura Group Sirayuki Cerasus Sato-zakura Group Sirotae Cerasus Sato-zakura Group Caespitosa Cerasus Sato-zakura Group Choshu-hizakura Cerasus Sato-zakura Group Contorta 22

25 Cerasus Sato-zakura Group Ichihara Cerasus Sato-zakura Group Eigenji Cerasus Sato-zakura Group Omuro-ariake Cerasus Sato-zakura Group Ohsawazakura Cerasus Sato-zakura Group Taoyame 23

26 Cerasus x Kanzakura Praecox Cerasus x subhirtella Kumagai Cerasus x subhirtella Koshiensis Cerasus x subhirtella Semperflorens Cerasus x subhirtella 'Autumnalis 24

27 Cerasus Sato-zakura Group Sendai-shidare Cerasus x yedoensis Somei-yoshino Cerasus Sato-zakura Group Taihaku Cerasus Takenakae Cerasus x parvifolia 'Fuyu-zakura Cerasus sapchiana Plena-rosea 25

28 Cerasus x yedoensis Sotorihime 26

29 ᯇ๓ ᱜ ᾏ㐨ᯇ๓ 䛿 ᅾ䝃䜽䝷䛾 ᡤ䛸䛧䛶 䜙䜜䛶䛔䜎䛩䛜䚸䛭䛾Ṕ 䛿Ụᡞ ௦䛻㐳䜚䜎䛩䚹Ụᡞ ௦䛻 ᾏ㐨䜢ᨭ㓄䛧䛶䛔䛯ᯇ๓ 䛿 䛜 䜣䛷䛒䛳䛯䛯䜑䚸䛣䛾 ௦䛻ᮏᕞ䛛䜙䝃䜽䝷䛾᱂ᇵရ 䛜 ᣢ䛱 䜎䜜䜎䛧䛯䚹 ᆅ䛷 ᱜ 䠄䛡䛱䜏䜓䛟䛦䛟䜙䠅 䛸 䜀䜜䜛ගၿᑎ 䛾ཎᮌ㻔 ኸ 㻕䜒䛣䛖䛧䛶ᣢ䛱 䜎䜜䛯䜒䛾䚸䛒䜛䛔䛿ᣢ䛱 䜎䜜䛯 䛒䛸 䜎䜜䛯䜒䛾䛸 䛘䜙䜜䛶䛔䜎 䛩䚹䛥䜙䛻ᯇ๓ 䛷䛿ᩍဨ䛷䛒䛳䛯 ὸ ᨻಇ䛜㻝㻥㻡㻜ᖺ௦䛛䜙ရ ᡂ 䜢䛚䛣䛺䛔䚸ᵝ䚻䛺᱂ᇵရ 䜢స ฟ䛧䛯䛣䛸䛻 ᚩ䛜䛒䜚䜎䛩䚹ὸ 䛿䇺ᯇ๓ ဏ䇻䜔䇺ኳ䛾ᕝ䇻䛺䛹ඵ㔜 ဏ䛝䛾䝃䝖䝄䜽䝷䜢 䛾 䛸䛧 䛶 䛔䛯䛯䜑䚸సฟ䛧䛯᱂ᇵရ 䛾ከ䛟䛿ඵ㔜ဏ䛝䛷 䛾ⰼ䜢䜒 䛱䜎䛩䚹䜎䛯䚸ὸ 䛿 㓄䛾ᐇ 䛛䜙䛾㑅ᢤ䜒䛚䛣䛺䛳䛶䛔䜎䛩䛜䚸 ᕤ 㓄䛻䜘䛳䛶 ᡂ䜢䛚䛣䛺䛳 䛶䛔䜛䛣䛸䛜㔜せ䛷䛩䚹䝃䜽䝷䛾᱂ ᇵရ 䛻䛴䛔䛶䛣䛖䛧䛯 ᕤ 㓄䜢 䛚䛣䛺䛳䛯グ㘓䛿ᑡ䛺䛟䚸ὸ 䛾ရ ᡂ䛿䝃䜽䝷䛾᱂ᇵရ 䜢 䛩䜛 䛷䚸䛝䜟䜑䛶 㔜䛺 䛸 䛺䛳䛶䛔䜎䛩䚹䛺䛚䚸 ᅾ䛾ᯇ๓ ᯇ๓ᇛ䛒䛸䛻䛒䜛ᱜぢᮏᅬ䛷䛿䛣 䜜䜙 䛟䛛䜙ఏ䜟䜛䜒䛾䜔ὸ 䛜 ᡂ䛧䛯䜒䛾䛻ຍ䛘䚸 ᅜ䛛䜙㞟䜑䛯 䝃䜽䝷䜒 䛘䜙䜜䛶䛚䜚䚸 ᅜ 䛾䝁䝺䜽䝅䝵䞁䛸䛺䛳䛶䛔䜎䛩䚹 㟼㤶 䛧䛪䛛 Cerasus Sato-zakura Group Shizuka 䝃䝖䝄䜽䝷䛾᱂ᇵရ 䚹ὸ ᨻಇ䛜ኳ 䛾ᕝ䛸㞵ᐟ䜢 ᕤ 㓄䛥䛫䛶㻝㻥㻢㻜ᖺ䛻 ᡂ䛧䛯䚹ⰼ䛿 Ⰽ䛷 ඵ㔜ဏ䛝䚹 ⰼ䛻䛿ⰾ㤶䛜䛒䜛䚹 ⰼ 䛿䛺䛜䛥 Cerasus Sato-zakura Group Hanagasa 䝃䝖䝄䜽䝷䛾᱂ᇵရ 䚹ὸ ᨻಇ䛜 ᑑ䛾ᐇ 䛛䜙㑅ᢤ䛧䛶㻝㻥㻢㻟ᖺ䛻 ᡂ 䛧䛯䚹ⰼ䛿ῐ Ⰽ䛷 ඵ㔜ဏ䛝䚹㞤 䛧䜉䛿㻝 㻞ᮏ䛷ⴥ 䛩䜛䚹 㟼㤶 䛧䛪䛛 ⰼ 䛿䛺䛜䛥 䐠䝲䝬䝄䜽䝷㽢䜸䜸䝅䝬䝄䜽䝷 䐡䇺㟼 㤶䇻 䐢ᱜぢᮏᅬ ᾏ㐨ᯇ๓ 䐣ὸ ᨻಇ䛛䜙ᑟධ 䐤ᬌ 䐥 ኸ㻴㻤㻘す 㻱㻤 䐠䝲䝬䝄䜽䝷㽢䜸䜸䝅䝬䝄䜽䝷 䐡䇺ⰼ 䇻 䐢ᱜぢᮏᅬ ᾏ㐨ᯇ๓ 䐣ὸ ᨻಇ䛛䜙ᑟධ 䐤ᬌ 䐥 ኸ㻵㻤 ᯇ๓ ဏ 䜎䛴䜎䛘䛿䜔䛦䛝 CerasusSato-zakuraGroup Matsumae-hayazaki 䝃䝖䝄䜽䝷䛾᱂ᇵရ 䚹ⰼ䛿ῐ Ⰽ䛷 䜉䛻䜖䛯䛛 ඵ㔜ဏ䛝䚹ⴟ 䜔ⴥ 䛿 ẟ䛷 Cerasus Sato-zakura Group Beni-yutaka 䝃䝖䝄䜽䝷䛾᱂ᇵရ 䚹ὸ ᨻಇ䛜ᯇ๓ 䇺㧗 䇻䛻 䛰䛸 䛘䜙䜜䛶䛔䜛䚹ཎ ဏ䛸㱟㞼㝔 ඵ㔜䜢 㓄䛥䛫㻝㻥㻢㻝ᖺ䛻 ᮌ䛿ᯇ๓ 䛾ගၿᑎ䛻䛒䛳䛶 ᱜ䛸 䜀䜜䛶Ụᡞ ௦䛛䜙᱂ᇵ䛥䜜䛶䛔䜛䚹 ᡂ䛧䛯䚹ⰼ䛿 Ⰽ䛷 ඵ㔜ဏ䛝䚹 ᯇ๓ ဏ 䜎䛴䜎䛘䛿䜔䛦䛝 䜉䛻䜖䛯䛛 䐠䝏䝵䜴䝆䝄䜽䝷㽢䝲䝬䝄䜽䝷㽢䜸䜸䝅 䝬䝄䜽䝷 䐡䇺ᯇ๓ ဏ䇻 䐢ᱜぢᮏᅬ ᾏ㐨ᯇ๓ 䐣ᯇ๓ᯘ ᡤ䛛䜙ᑟධ 䐤 ᬌ 䐥 ኸ㻴㻣 䐠䝏䝵䜴䝆䝄䜽䝷㽢䝲䝬䝄䜽䝷㽢䜸䜸䝅 䝬䝄䜽䝷㽢䜸䜸䝲䝬䝄䜽䝷 䐡䇺 䇻 䐢 ᱜぢᮏᅬ ᾏ㐨ᯇ๓ 䐣ὸ ᨻಇ 䛛䜙ᑟධ 䐤ᬌ 䐥 ኸ㻵㻤 ᯇ๓ 䜎䛴䜎䛘䛥䜙䛥 CerasusSato-zakuraGroup Matsumae-sarasa 䝃䝖䝄䜽䝷䛾᱂ᇵရ 䚹ὸ ᨻಇ䛜Ỉ 䛸༡Ẋ䜢 ᕤ 㓄䛥䛫䛶㻝㻥㻣㻜ᖺ䛻 ᡂ䛧䛯䚹ⰼ䛿ῐ Ⰽ䛷 ඵ㔜ဏ䛝䚹 Ỉ 䛿ᯇ๓ 䛾ಶ Ꮿ䛻䛒䛳䛯䜒䛾䚹 䛥䜙䛥 27 䐠䜸䜸䝅䝬䝄䜽䝷 䐡䇺ᯇ๓ 䇻 䐢ᱜ ぢᮏᅬ ᾏ㐨ᯇ๓ 䐣ὸ ᨻಇ䛛䜙 ᑟධ 䐤ᬌ 䐥す㻰㻣

30 Cerasus Rubriflora Cerasus leveilleana Norioi Cerasus insica Fujikikuzakura Cerasus insica var. kinkiensis Viridicalyx 28

31 Cerasus sargentii Kushiroyae Cerasus Sato-zakura Group Haruka Cerasus Yoko Cerasus Akebono Cerasus x parvifolia Umineko Cerasus Okame 29

32 サクラの 開 花 期 (1)サクラの 開 花 観 測 サクラの 開 花 特 に 染 井 吉 野 の 開 花 は 春 の 訪 れを 告 げるものと して 例 年 大 きく 取 り 上 げられます 気 象 庁 では 1953 年 生 物 季 節 観 測 指 針 が 制 定 され 以 後 全 国 レベルでサクラの 開 花 観 測 が 行 わ れるようになりました 現 在 ニュースなどで 取 り 上 げられる 開 花 情 報 は 主 にこの 観 測 が 元 になっています サクラの 開 花 現 象 は 温 度 な ど 気 象 条 件 に 対 する 生 物 のひとつの 反 応 であり この 変 動 は 生 物 季 節 (フェノロジー)と 呼 ばれ 気 候 変 動 のひとつの 指 標 となるため 重 要 な 研 究 テーマとなっています 多 摩 森 林 科 学 園 では 1981 年 から 30 年 以 上 さまざまなサクラの 開 花 状 況 の 観 測 を 行 い データを 蓄 積 してきました 気 象 庁 の 観 測 が 染 井 吉 野 にほぼ 限 定 して 広 域 的 に 行 われているのに 対 し 科 学 園 では サクラ 保 存 林 という 同 じ 環 境 において 多 数 の 分 類 群 の 観 測 を 行 っていることに 特 徴 があります これらの 観 測 データの 一 部 は 入 園 者 への 情 報 提 供 としてウェブページなどにより 公 開 している ほか 約 30 年 にわたり 蓄 積 されたデータは 分 類 群 ごとの 開 花 の 違 いや 温 暖 化 など 環 境 変 動 に 対 するサクラの 反 応 などに 関 する 貴 重 な 資 料 となっています (2)サクラの 開 花 の 仕 組 み サクラは 一 斉 に 咲 いて 一 斉 に 散 るといわれますが よく 見 ると 大 きなばらつきがあります 気 象 庁 では 標 本 木 で5~6 輪 以 上 の 花 が 開 いた 状 態 となった 最 初 の 日 を 開 花 日 標 本 木 で 約 80% 以 上 の つぼみが 開 いた 状 態 となった 最 初 の 日 を 満 開 日 と 定 義 し 測 定 を 行 っています 場 所 や 年 によって 違 いますが 東 京 付 近 の 染 井 吉 野 はだいたい 開 花 日 から 満 開 日 まで 1 週 間 ほどかかります つまり ひとつの 木 の 中 で 100 個 の 花 があるとすると ひとつめの 花 が 咲 い てから 80 個 目 の 花 が 咲 くまで 1 週 間 もかかるのです 染 井 吉 野 は 比 較 的 このばらつきが 小 さい 種 類 ですが 開 花 から 満 開 まで 2 週 間 以 上 もかかるような 種 類 もあります こうした 開 花 状 態 について 長 期 にわたり 正 確 なデータを 蓄 積 する ためには まず 正 確 な 指 標 を 定 める 必 要 があります 開 花 状 態 に ついては 一 般 的 には 三 分 咲 き 五 分 咲 き などの 言 葉 があります が これは 正 確 な 評 価 とは 言 えません 人 により また 木 の 大 きさ や 花 つき 木 を 遠 くから 見 るか 近 くで 見 上 げるかなどによって 評 価 が 変 わる 可 能 性 があります 科 学 園 では 基 本 的 に 観 測 木 がもってい る 花 のつぼみのうちどれぐらいが 咲 いたかを 観 察 し 観 察 日 の 開 花 割 合 を 10% 刻 みで 測 定 しています したがって 80% 以 上 のつぼみ が 開 いた 満 開 日 でも ばらつきが 大 きな 種 類 では 早 く 咲 いた 花 が すでに 散 ってしまっている 場 合 もあり その 時 点 で 咲 いている 花 は 半 数 に 満 たないこともあります ところで サクラの 開 花 には 温 度 がきわめて 重 要 だということはよ く 知 られています 咲 く 直 前 に 暖 かければ 早 く 咲 きますし 寒 ければ 遅 くなります しかし 単 純 に 暖 かければ 必 ず 早 くなるというものでもあ りません 通 常 のサクラの 花 は 咲 く 前 年 の 夏 にはすでに 出 来 ていて 30

33 冬 芽 となっています ただし 夏 から 秋 にかけては 花 芽 が 休 眠 するため この 間 は 暖 かくなってもふつうは 動 きま せん その 後 冬 に 低 温 刺 激 を 受 けることで 成 長 できるようになります これを 休 眠 打 破 といいます 休 眠 打 破 後 は 温 度 にしたがって 花 芽 が 成 長 し 開 花 に 至 ります そのため 冬 があまりに 暖 かいと 逆 に 開 花 が 遅 れることもあり ます 日 本 では 奄 美 大 島 以 南 だと 染 井 吉 野 の 生 育 が 難 しいといわれていますが その 原 因 のひとつはこの 冬 の 暖 かさが 影 響 していると 考 えられています 5 ぐらいの 気 温 がもっとも 休 眠 打 破 に 効 果 があると 考 えられてい ますが 那 覇 の 最 も 寒 い 1 月 の 平 均 気 温 は 16.3 であり 休 眠 打 破 に 必 要 な 低 温 になりません 現 在 地 球 規 模 での 気 候 の 変 化 や 都 市 のヒートアイランド 現 象 などによって 各 地 で 冬 季 の 気 温 の 上 昇 が 報 告 されており 染 井 吉 野 がうまく 目 覚 めることができない 現 象 は 徐 々に 北 上 しているのではと 考 えられています さまざまなサクラの 生 物 季 節 の 研 究 のため サクラ 保 存 林 では 今 後 もこうした 開 花 期 の 研 究 に 取 り 組 んでいく 予 定 です (3)30 年 間 の 平 均 開 花 日 および 平 均 満 開 日 1983 年 ~2012 年 の 30 年 間 における サクラ 保 存 林 に 植 栽 された 様 々なサクラの 栽 培 ラインの 開 花 日 ( ) 満 開 日 ( )の 平 均 値 を 左 図 に 示 しました 開 花 日 は 最 も 早 い 結 城 の 寒 桜 ( 寒 桜 )が 2 月 中 旬 最 も 遅 い 知 足 院 の 奈 良 八 重 桜 ( 奈 良 の 八 重 桜 )が 4 月 下 旬 であり 平 均 値 の 差 が 75 日 間 と 幅 広 いのに 対 し 満 開 日 で 見 るとそ の 差 は 47 日 と 小 さくなっていました これは 寒 い 時 期 に 早 く 咲 くサクラのほうが 開 花 から 満 開 にいたるまでの 期 間 が 長 い 傾 向 があるからです 寒 い 時 期 には 花 芽 の 成 長 に 時 間 がかかるため 咲 く 時 期 のばらつきの 期 間 も 延 びていると 考 えればよいでしょう また 年 毎 の 開 花 日 および 満 開 日 の 変 動 について 結 城 の 寒 桜 三 波 川 の 染 井 吉 野 ( 染 井 吉 野 ) 知 足 院 の 奈 良 八 重 桜 の 3 つの 栽 培 ラインについて 下 図 に 示 しました この 図 から 30 年 間 の 変 化 がわかります 大 まか な 傾 向 ではどのサクラも 開 花 日 満 開 日 ともに 30 年 間 で 早 くなっている 傾 向 が 見 られます 特 に 開 花 期 が 早 い 寒 桜 の 開 花 日 は 1 月 ほども 早 くなっているように 見 えます ただ 開 花 期 が 遅 い 奈 良 の 八 重 桜 は 1 週 間 も 早 く なっていないように 見 えます また それぞれの 年 でみると 例 えば 2012 年 の 開 花 日 はどのサクラもこの 30 年 間 の 中 ではどちらかといえば 遅 い 日 になっています これらのことから サクラ 保 存 林 におけるサクラの 開 花 は 全 体 として 早 くなる 傾 向 はみられるものの 4 月 中 下 旬 に 咲 く 種 類 はそう 大 きく 変 化 しておらず それよりも 各 年 の 変 動 が 大 きいといえるでしょう サクラ 保 存 林 では 気 候 変 動 への 影 響 はまだごく 一 部 であると 考 えられます 31

34 サクラの 遺 伝 子 (SSR 分 析 ) (1)DNA 解 析 とは すべての 生 物 は 様 々な 形 態 や 形 質 を 親 から 子 へと 伝 えていきます このことを 親 から 子 へ 遺 伝 する と 言 い その 情 報 を 担 っているのが 遺 伝 子 です そして この 遺 伝 子 の 実 態 は 4 種 類 の 塩 基 の 配 列 で 作 られる DNA という 物 質 です 私 達 の 顔 や 姿 形 が 父 や 母 に 似 ているのも この 遺 伝 子 (DNA)が 親 から 子 へと 受 け 次 がれてい るからです そして 一 人 一 人 の 顔 や 身 体 つきに 特 徴 があり 互 いに 違 っているのも 遺 伝 子 の 違 い 突 き 詰 め れば DNA の 塩 基 の 配 列 に 違 いがあるからです DNA が 存 在 するのは 細 胞 の 中 にある 核 という 部 分 やミトコンドリ アという 部 分 で 植 物 ではさらに 葉 緑 体 という 部 分 にもあります DNA 解 析 とは 遺 伝 子 (DNA)を 読 み 取 り 互 い の 違 いを 検 出 し 比 較 することです サクラについてはこれまで 花 や 葉 など 様 々な 外 部 形 態 で 似 ている 似 て いない を 評 価 し 種 や 栽 培 品 種 を 区 別 してきました しかし 区 別 が 困 難 な 場 合 も 多 々あります これまでの 形 態 や 形 質 による 識 別 情 報 に 加 え DNA 解 析 をすることでより 確 かな 分 類 を 行 うことが 可 能 になります (2)SSR 分 析 のしくみ DNA 上 には 数 塩 基 の 単 位 配 列 の 繰 り 返 しからなる 領 域 が 存 在 して 単 純 反 復 配 列 (simple sequence repeat) と 言 う 英 語 から SSR と 呼 ばれています 広 義 にはマイクロサテライトとも 言 います 単 純 な 繰 り 返 しは 回 数 に 変 化 が 起 こりやすいため 個 体 間 での 違 いが 生 じやすいのです ただし これも 親 から 子 へ 遺 伝 するため 子 は 親 と 同 じ 繰 り 返 し 数 になります この 性 質 を 利 用 して DNA による 親 子 鑑 定 などが 行 われています さらに この SSR 配 列 は DNA のいろいろな 場 所 に 散 在 しているので 複 数 の 場 所 での 反 復 回 数 の 違 いを 比 較 することで 偶 然 によ る 一 致 ( 他 人 のそら 似 )を 限 りなく 取 り 除 き 個 体 間 の 違 いをより 明 確 に 判 別 することができます このようなDNA 上 のそれぞれの 場 所 のことを 遺 伝 子 座 分 析 する 遺 伝 子 座 のことを マーカー と 言 います DNA はもともと 微 細 なため PCR 法 というDNAの 断 片 を 増 幅 する 方 法 を 用 い 反 復 回 数 に 違 いが 見 られる SSR 領 域 を 小 さなチュー ブ 内 で 大 量 に 増 やして 図 1 のような 波 形 上 のデータとして 可 視 化 することで 長 さ( 反 復 回 数 )の 違 いを 検 出 しま す 今 回 サクラの 栽 培 品 種 についても この SSR のマーカーを 図 1 のように 複 数 使 って 識 別 を 行 いました 実 際 の DNA 解 析 で 利 用 した SSR マーカーの 数 は 17 カ 所 (17 座 )ですが これらのマーカーを 使 った 場 合 の 識 別 能 力 を 計 算 したところ 理 論 上 になりました つまり 約 2 兆 の 個 体 があっても 識 別 できるくらいの 精 度 となります SSR1 SSR2 SSR3 栽 培 品 種 A C D CACACA CACACA CACACA CACACA CACACA CACACA CACACACA CACACA SSR1 Dだけ 区 別 できる ATAT ATAT ATAT ATAT ATAT ATATAT ATATAT ATATAT SSR2 C Dが 区 別 できる CACACACA CACACACA CACACACA CACACA CACACACA CACACACA CACACACA CACACACA SSR3 A Bが 区 別 できる 図 1.SSR 分 析 の 原 理 栽 培 品 種 A~D について 3 ヶ 所 の SSR 領 域 (SSR1 SSR2 SSR3) の 反 復 回 数 を 調 べている 例 です SSR1 だけでは 栽 培 品 種 D しか 区 別 できません 次 に SSR2 を 追 加 すると 栽 培 品 種 D だけでなく 栽 培 品 種 C も 区 別 できるようになります しかし SSR1 と SSR2 だけでは 栽 培 品 種 A B を 区 別 できません 更 に SSR3 を 追 加 することで 栽 培 品 種 B も 区 別 できるようにな ります(ただし SSR3 では 栽 培 品 種 C D は 区 別 できません) 以 上 のように 3 つの SSR はそれ ぞれでは 区 別 できない 栽 培 品 種 があるものの 全 てを 組 み 合 わせ ることによって 4 つの 栽 培 品 種 を 完 全 に 区 別 できるようになり ます 32

35 サクラの 遺 伝 子 ( 栽 培 品 種 識 別 ) (1)クローンの 識 別 植 物 が 種 子 から 増 殖 する 場 合 は 両 親 の 遺 伝 子 (DNA)を 合 わ せ 持 つ 個 体 が 生 まれ 遺 伝 的 には 両 親 のどちらとも 異 なるもの です 一 方 サクラのような 樹 木 では 種 子 からだけでなく 挿 し 木 や 接 ぎ 木 とり 木 などの 手 法 を 使 って 比 較 的 簡 単 に 増 殖 することができます このようにして 増 殖 された 苗 木 は 元 にな る 個 体 と 全 く 同 じ 性 質 ( 形 質 )を 持 ちます さらに 言 えば 元 に なる 個 体 と 全 く 同 じ 遺 伝 子 (DNA)をもつ 苗 木 だということです ですから 図 2 のように 苗 木 の 詳 細 がわからなくなってしまっ ても DNA 解 析 を 行 えば 元 の 木 を 見 つけることができます このような 個 体 同 士 のことを クローン と 呼 びます サクラの 中 で 有 名 なクローンは 日 本 で 最 も 親 しまれている 栽 培 品 種 染 井 吉 野 でしょう 染 井 吉 野 は 1 本 の 親 木 から 増 やされたと されており 全 国 各 地 に 植 栽 され 日 本 の 春 を 彩 って いるのは 同 じ 遺 伝 子 (DNA)をもつ クローン なので す 図 2.SSR 分 析 によるクローン 識 別 DNA は 植 物 のほとんどの 部 位 から 抽 出 できるので 花 のない 季 節 や 苗 木 の 状 態 でも 品 種 識 別 が 可 能 になる じつは 遺 伝 子 が 全 く 同 じ ということを 証 明 することはたいへん 難 しいことです DNA の 大 きさは 生 物 種 によ って 違 いますが ヒトでは 約 30 億 塩 基 サクラではまだ 明 らかにされていませんが 最 低 でも 数 億 塩 基 はあるで しょう これらの 全 てが 同 じであることを 証 明 することは 現 実 的 には 不 可 能 です しかし 上 に 述 べたマイクロサ テライト(SSR) 分 析 は 個 体 間 の 違 いを という 非 常 に 高 い 感 度 で 検 出 できるため 実 用 上 限 りなく 真 実 に 近 いデータを 得 ることが 可 能 です (2) 栽 培 品 種 の 識 別 サクラの 栽 培 品 種 は 主 に 接 ぎ 木 や 挿 し 木 によって 増 やされて 継 代 保 存 されてきました しかし 長 い 年 月 の 間 には 取 り 違 えなどにより 形 態 がほとんど 同 じものが 別 の 名 前 で 呼 ばれているなど 品 種 区 分 に 疑 問 が 生 じ ることがありました しかし 花 や 葉 などの 外 部 形 態 だけでは 識 別 が 困 難 な 場 合 も 多 くあります また 同 じ 栽 培 品 種 名 であっても 必 ずしも 単 一 のクローンではない 可 能 性 もあります これらの 問 題 を 解 決 するために サクラの 栽 培 品 種 について SSR 分 析 を 行 い 外 部 形 態 と 併 せて 評 価 しました 栽 培 品 種 の 識 別 には 多 摩 森 林 科 学 園 サクラ 保 存 林 の 約 1500 本 ( 約 600 栽 培 ライン)に 加 え 国 立 遺 伝 学 研 究 所 ( 静 岡 県 三 島 市 )が 収 集 した 約 350 本 ( 約 250 栽 培 ライン) 新 宿 御 苑 ( 東 京 都 新 宿 区 )の 約 1300 本 ( 約 50 栽 培 品 種 )の 中 から 1850 本 の 調 査 材 料 を 網 羅 的 に 選 びました これらの 材 料 は 栽 培 品 種 名 だけでなく 入 手 先 の 履 歴 でも 区 別 した 栽 培 ラインとして 管 理 されています このように 厳 密 な 管 理 を 行 っているコレクションを 含 んだ 主 要 なサクラ 栽 培 品 種 について DNA 解 析 を 行 うことは 日 本 のサクラ 栽 培 品 種 の 真 の 姿 に 迫 るものです 合 計 17 座 の SSR マーカー( 住 友 林 業 と 森 林 総 合 研 究 所 が 共 同 で 開 発 したマーカーを 含 む)を 用 いた 解 析 は 高 い 精 度 で 個 体 を 識 別 することができます 別 な 言 い 方 をすると これらのマーカーで 全 て 同 じ DNA パターンが 得 られた 場 合 は 同 じクローンであるとみなす ことができます 従 前 から 単 一 クローンであると 言 われていた 染 井 吉 野 ( 写 真 1A)では 各 地 から 収 集 されたものが 同 一 の DNA パターンを 示 し そのことが 再 確 認 されました 同 様 に 単 一 クローンであることが 確 認 された 栽 培 品 種 としては 八 重 紅 枝 垂 ( 写 真 1B)や 関 山 ( 写 真 1C)などがありました このように 単 一 クローンと 確 認 された 栽 培 品 種 を 表 1 にま とめました 写 真 1. 単 一 の DNA パタ ーンを 示 す 栽 培 品 種 例 :A ' 染 井 吉 野 ' B ' 八 重 紅 枝 垂 ' C ' 関 山 ' 33

36 表 1. 単 一 の DNA パターンを 示 す 栽 培 品 種 分 類 群 名 Cerasus lannesiana Sato-zakura Group Cerasus lannesiana var. speciosa Cerasus jamasakura Cerasus sargentii Cerasus verecunda Cerasus sieboldii Cerasus apetala var. pilosa Cerasus incisa var. incisa Cerasus parvifolia Cerasus furuseana Cerasus syodoi Cerasus tajimensis Cerasus subhirtella Cerasus pendula Cerasus sacra Cerasus yedoensis Cerasus (その 他 ) Cerasus campanulata Cerasus kanzakura Cerasus introrsa Cerasus miyoshii Cerasus takenakae 品 種 名 ' 嵐 山 ', ' 紅 虎 の 尾 ', ' 五 所 桜 ', ' 一 葉 ', ' 麒 麟 ', ' 苔 清 水 ', ' 小 汐 山 ', ' 御 車 返 し', ' 弁 殿 ', 関 山 ', ' 朱 雀 ', ' 類 嵐 ', ' 早 晩 山 ', ' 渦 桜 ', ' 松 月 ', ' 牡 丹 ', ' 御 所 御 車 返 し', ' 平 野 寝 覚 ', ' 妹 背 ', ' 高 台 寺 ', ' 手 弱 女 ', ' 矢 岳 紫 ', ' 新 珠 ', ' 紅 玉 錦 ', ' 紅 豊 ', ' 花 笠 ', ' 松 前 紅 緋 衣 ', ' 松 前 紅 珠 恵 ', ' 松 前 花 染 衣 ', ' 松 前 早 咲 ', ' 松 前 更 紗 ', ' 靜 香 ', ' 千 原 桜 ', ' 不 断 桜 ', ' 御 所 匂 ', ' 御 殿 匂 ', 伊 予 熊 谷 ', ' 大 村 桜 ', ' 三 ヶ 日 桜 ', ' 名 島 桜 ', ' 太 田 桜 ', ' 奥 州 里 桜 ', ' 福 桜 ', ' 仙 台 枝 垂 ', ' 兼 六 園 菊 桜 ', ' 東 京 桜 ', ' 白 山 旗 桜 ', ' 八 重 匂 ' ' 赤 実 大 島 ', ' 潮 風 桜 ', ' 水 上 ', ' 伊 豆 桜 ', ' 寒 咲 大 島 ', ' 八 重 大 島 桜 ', ' 新 墨 染 ' ' 阿 岸 小 菊 桜 ', ' 紅 南 殿 ', ' 八 重 左 近 桜 ', ' 祇 王 寺 祇 女 桜 ', ' 気 多 の 白 菊 桜 ', ' 二 度 桜 ', ' 火 打 谷 菊 桜 ', ' 稚 木 の 桜 ', ' 市 原 虎 の 尾 ', ' 内 裏 の 桜 ', ' 伊 予 薄 墨 ', ' 金 剛 桜 ', ' 琴 平 ', ' 木 の 花 桜 ', ' 八 房 桜 ', ' 来 迎 寺 菊 桜 ', ' 佐 野 桜 ', ' 仙 台 屋 ', ' 駿 府 桜 ' ' 釧 路 八 重 ' ' 簪 桜 ', ' 片 丘 桜 ', ' 霧 降 桜 ' ' 高 砂 ' ' 雛 菊 桜 ' ' 朝 露 桜 ', ' 富 士 菊 桜 ', ' 長 柄 の 豆 桜 ', ' 鴛 鴦 桜 ', ' 八 重 の 豆 桜 ', ' 緑 桜 ' ' 飴 玉 桜 ', ' 枝 垂 小 葉 桜 ', ' 冬 桜 ', ' 海 猫 ' ' 雪 洞 桜 ' ' 含 満 桜 ', ' 勝 道 桜 ' ' 湯 村 ' ' 正 福 寺 桜 ', ' 八 重 紅 彼 岸 ', ' 思 川 ' ' 八 重 紅 枝 垂 ', ' 雨 情 枝 垂 ' 'モチヅキザクラ', ' 勝 手 桜 ' ' 天 城 吉 野 ', 'アメリカ', ' 薄 毛 大 島 ', ' 船 原 吉 野 ', ' 早 咲 大 島 ', ' 伊 豆 吉 野 ', ' 吉 祥 寺 ', ' 鞍 馬 桜 ', ' 御 帝 吉 野 ', ' 三 島 桜 ', ' 盛 岡 枝 垂 ', ' 浪 速 桜 ', ' 枝 垂 大 臭 桜 ', ' 枝 垂 染 井 吉 野 ', ' 仙 台 吉 野 ', ' 咲 耶 姫 ', ' 笹 部 桜 ', ' 昭 和 桜 ', ' 染 井 彼 岸 ', ' 染 井 匂 ', ' 衣 通 姫 ', ' 駿 河 桜 ', ' 修 善 寺 桜 ', ' 早 生 吉 野 ' ' 子 福 桜 ', 'クルサル', ' 水 玉 桜 ', ' 茂 庭 桜 ', 'オカメ', ' 紅 鶴 桜 ', ' 滝 野 桜 ', ' 陽 光 ' ' 琉 球 寒 緋 桜 ' ' 河 津 桜 ', ' 大 寒 桜 ', ' 修 善 寺 寒 桜 ', ' 横 浜 緋 桜 ' ' 雛 桜 ', ' 椿 寒 桜 ', ' 明 正 寺 ', ' 多 賀 紅 ', ' 弥 生 桜 ' ' 泰 山 府 君 ' ' 東 海 桜 ' 表 2. 複 数 の DNA パターンを 示 す 栽 培 品 種 分 類 群 名 Cerasus lannesiana Sato-zakura Group Cerasus lannesiana var. speciosa Cerasus verecunda Cerasus incisa var. incisa Cerasus incisa var. kinkiensis Cerasus subhirtella Cerasus pendula Cerasus yedoensis Cerasus kanzakura 品 種 名 写 真 2. 複 数 の DNA パ ターンを 示 す 栽 培 品 種 例 :' 枝 垂 桜 ' ' 荒 川 匂 ', ' 兼 六 園 熊 谷 ', ' 八 重 曙 ', ' 東 錦 ', ' 糸 括 ', ' 白 雪 ', ' 薄 墨 ', ' 芝 山 ' ' 薄 重 大 島 ', ' 八 重 紅 大 島 ' ' 奈 良 の 八 重 桜 ' ' 大 花 豆 桜 ' ' 緑 近 畿 豆 桜 ' ' 十 月 桜 ', ' 小 彼 岸 ', ' 四 季 桜 ', 'ヤブザクラ' ' 枝 垂 桜 ' ' 毛 大 島 桜 ' ' 寒 桜 ' これに 対 して 枝 垂 桜 と 呼 ばれる 栽 培 品 種 の 中 に は 多 くのクローンが 含 まれていることがわかりました ( 写 真 2) 四 季 桜 や 寒 桜 奈 良 の 八 重 桜 など についても 複 数 のクローンが 含 まれていました 複 数 のクローンがあるということは 接 ぎ 木 や 挿 し 木 による 増 殖 だけでなく 他 の 個 体 と 交 配 した 種 子 による 増 殖 なども 過 去 に 行 われ 形 態 が 似 ていたために 明 確 に 区 別 せず 1 つの 栽 培 品 種 とされてきたと 考 えられま す このようなものを 表 2 にまとめました A B C D 香 林 寺 の 枝 垂 秩 父 紅 枝 垂 秦 雲 寺 の 枝 垂 桜 別 曽 峠 の 柳 桜 また 従 来 は 異 なる 名 前 で 呼 ばれていたも のが 同 一 の DNA パターンを 示 し じつは 同 一 クローンと 考 えられるものも 見 つかりまし た 江 戸 糸 括 大 手 毬 八 重 紅 虎 の 尾 ( 写 真 3A~D)は 形 態 に 違 いが 見 られないこと から 独 立 性 が 疑 われていましたが DNA 解 析 により 同 じクローンであることがわかりまし た これらは 江 戸 という 栽 培 品 種 名 があま り 有 名 でなかったために 様 々な 名 前 が 付 け られたものと 考 えられます さらに 車 止 駒 繋 も 栽 培 品 種 の 太 白 と 同 一 クローンであ ることが 明 らかになりました( 写 真 3E~G) 同 一 の DNA パターンを 示 す 栽 培 品 種 を 表 3 で 示 しています なお 御 衣 黄 と 鬱 金 ( 写 真 3H,I)のよ 写 真 3. 異 なる 栽 培 品 種 とされてきたが 同 一 の DNA パターンを 示 すもの 例 1: 異 名 同 品 種 A 安 行 の 江 戸,B 京 都 の 糸 括,C 鶴 来 の 大 手 毬,D 神 代 の 八 重 紅 虎 の 尾 E 三 島 の 太 白,F 車 駐,G 神 代 の 駒 繋 例 2: 枝 変 わりの 可 能 性 のある 栽 培 品 種 H 御 衣 黄,I 鬱 金 ( 外 部 形 態 は 異 なるが 同 一 の DNA パターンを 示 した) うに 形 態 や 色 に 違 いがあるにもかかわらず 17 座 のマーカーを 用 いた DNA 解 析 で 違 いが 検 出 されなかったもの があります 御 衣 黄 の 枝 の 中 に 鬱 金 によく 似 た 花 を 持 つ 枝 が 見 つかることがあり この2つは 互 いに 枝 変 わ りの 関 係 にあることが 推 測 されています 枝 変 わりとは ある 樹 木 に 発 生 した 突 然 変 異 の 枝 を 増 殖 した 場 合 のこと をいいます このような 場 合 数 億 個 の 中 の 特 定 形 質 に 関 与 する 1, 2 個 の DNA 塩 基 が 違 うだけなので 感 度 が 非 常 に 高 い SSR マーカーによる 解 析 でもさすがに 違 いを 検 出 できません この 他 に 染 井 紅 は 染 井 吉 野 の 枝 変 わりから 作 られたという 事 実 が 記 録 に 残 されており 花 弁 の 色 に 違 い 34

37 が 見 られます この 場 合 も DNA 解 析 では 同 じパターン となっています 御 室 有 明 と 貴 船 雲 珠 も 樹 形 に 違 いがあります また 有 明 大 提 灯 千 里 香 は 互 い に 形 態 に 違 いが 見 られず 前 述 の 江 戸 や 太 白 の ような 異 名 同 品 種 の 関 係 にあると 思 われますが 真 桜 はこれらとは 異 なり 形 態 に 違 いが 見 られます 上 記 の4 組 は 形 態 の 違 いはありますが DNA から 見 て 互 いに 非 常 に 近 い 関 係 にあることは 確 かです 以 上 は 多 摩 森 林 科 学 園 国 立 遺 伝 学 研 究 所 新 宿 御 苑 の 結 果 ですので 今 後 他 のコレクションを 調 べる と まだ 異 なるクローンが 見 つかる 可 能 性 は 残 っていま す なお 表 中 の 一 部 の 学 名 および 品 種 名 は 桜 解 説 表 3. 異 なる 栽 培 品 種 とされてきたが 同 一 の DNA パターンを 示 すもの 分 類 群 名 Cerasus lannesiana Sato-zakura Group Cerasus subhirtella Cerasus jamasakura Cerasus yedoensis (14-29 ページ)の 表 記 と 異 なっている 部 分 がありますが 執 筆 者 により 分 類 体 系 が 異 なるためです ご 了 承 くだ さい 品 種 名 ' 上 匂 ' = ' 帆 立 ', ' 普 賢 象 ' = ' 玖 島 桜 ', ' 滝 匂 ' = ' 御 座 の 間 匂 ' = ' 明 月 ' = ' 駿 河 台 匂 ', ' 長 州 緋 桜 ' = ' 兼 六 園 熊 谷 ', ' 福 禄 寿 ' = ' 八 重 曙 ', ' 八 重 曙 ' = ' 天 の 川 ', ' 永 源 寺 ' = ' 房 桜 ', ' 御 衣 黄 ' = ' 鬱 金 ', ' 金 剛 山 ' = ' 紫 桜 ', ' 増 山 ' = ' 塩 釜 桜 ' = ' 水 晶 ' ' 東 錦 ' = ' 糸 括 ' = ' 白 山 大 手 毬 ' = ' 江 戸 ' = ' 八 重 紅 虎 の 尾 ', ' 東 錦 ' = ' 糸 括 ' = ' 楊 貴 妃 ', ' 狩 衣 ' = ' 翁 桜 ' = ' 白 雪 ', ' 雨 宿 ' = ' 白 妙 ', ' 大 明 ' = ' 鷲 の 尾 ', ' 駒 繋 ' = ' 車 駐 ' = ' 太 白 ', ' 真 桜 ' = ' 有 明 ' = ' 大 提 灯 ' = ' 千 里 香 ', ' 梅 護 寺 数 珠 掛 桜 ' = ' 突 羽 根 ', ' 貴 船 雲 珠 ' = ' 御 室 有 明 ', ' 鬼 無 稚 児 桜 ' = ' 二 尊 院 普 賢 象 ', ' 大 沢 桜 ' = ' 小 南 殿 ', ' 十 月 桜 ' = ' 彼 岸 台 桜 ' = ' 小 彼 岸 ' ' 御 信 桜 ' = ' 日 吉 桜 ', ' 染 井 吉 野 ' = ' 染 井 紅 ', (3) 系 統 関 係 の 解 析 これまで 説 明 してきたように DNA 解 析 を 行 うことで 栽 培 品 種 の 正 確 な 識 別 が 可 能 になりました 次 に 各 栽 培 品 種 はどのような 関 係 にある のでしょうか サクラの 栽 培 品 種 は 桜 解 説 ( 野 生 の 桜 )の 章 で 紹 介 さ れた 野 生 種 を 基 に 品 種 改 良 が 行 われてきたと 考 えられています 栽 培 品 種 の 多 くは 野 生 のサクラ 同 士 の 種 間 交 雑 や 野 生 個 体 の 突 然 変 異 などにより 形 態 に 明 確 な 違 いが 見 られたものを 接 ぎ 木 や 挿 し 木 などにより 人 工 増 殖 したものと 考 えられています よって 栽 培 品 種 の 成 立 には 野 生 のサクラのいずれかが 関 わっているはずです 系 統 間 の 関 係 を 調 べるために さらに 増 やして 合 計 26 座 の SSR マ ーカーを 用 いて 図 3 のような 解 析 をしました まずは 野 生 のサクラ について DNA 解 析 で 種 を 識 別 できるかについて 試 したところ チョウ ジザクラの 一 部 とマメザクラは 区 別 出 来 ませんでしたが それ 以 外 は 遺 伝 的 に 識 別 できることが 分 かりました 次 に それぞれの 栽 培 品 種 にどの 野 生 のサクラがどの 程 度 関 わっているかが 明 らかになりました 図 3 に 示 すように サトザクラの 仲 間 では オオシマザクラとヤマザクラ の 影 響 が 強 く 見 られ 一 部 の 栽 培 品 種 ではオオヤマザクラやカスミザ クラの 影 響 も 見 られました その 他 にも 複 数 の 野 生 種 の 影 響 が 見 られ る 栽 培 品 種 がありましたが 野 生 のサクラの 影 響 がそのまま 強 く 現 れ ている 栽 培 品 種 もありました ソメイヨシノの 仲 間 では エドヒガンとオ オシマザクラ 以 外 にヤマザクラの 影 響 がみられる 栽 培 品 種 もありまし た また カンヒザクラや 暖 地 桜 桃 としても 知 られるシナミザクラの 影 響 がみられる 栽 培 品 種 もありました しかしながら 中 には 関 わった 野 生 種 を 明 確 に 断 定 出 来 ない 栽 培 品 種 も 見 受 けられました このような 栽 培 品 種 では 野 生 種 の 関 わりが 複 雑 であると 考 えられます 図 3. 栽 培 品 種 の 成 立 に 関 わった 野 生 種 の 推 定 野 生 種 と 栽 培 品 種 の SSR 分 析 の 結 果 を 比 較 することで 各 栽 培 品 種 の DNA の 組 成 を 推 定 しました 棒 グラフは 各 栽 培 品 種 の DNA 組 成 を どのような 野 生 種 が 基 になっているかで 表 しています 以 下 に 例 に 基 づいて 説 明 します 栽 培 品 種 A DNA の 組 成 ではオオシマザクラが 90% 関 与 しており 野 生 のオオシマザクラとほぼ 変 わらな いことを 示 しています 栽 培 品 種 B 現 段 階 ではチョウジザクラ マメザクラ キンキマメザクラを 区 別 できませんが いずれかの 種 が 60% 関 与 していることを 示 しています 栽 培 品 種 C ヤマザクラ 以 外 の 野 生 分 類 群 が 30% 関 与 することを 示 しています 35 SSR 分 析 で 識 別 可 能 であったサクラの 野 生 分 類 群 棒 グラフの 例 100% 100% オオシマザクラ ヤマザクラ オオヤマザクラ カスミザクラ 50% 50% 0% 0% サトザクラの 仲 間 マメザクラ キンキマメザクラ オクチョウジザクラ ( 各 色 は 棒 グラフの 凡 例 に 対 応 している) 栽 培 品 種 A 栽 培 品 種 B 栽 培 品 種 C チョウジザクラ タカネザクラ エドヒガン シナミザクラ カンヒザクラ ミヤマザクラ オオシマザクラ 90% ヤマザクラ 10% チョウジザクラ マメザクラ 60% キンキマメザクラ エドヒガン 40% ヤマザクラ 70% 不 明 30% ソメイヨシノの 仲 間 100% 50% ' 上 匂 '/' 帆 立 ' ' 普 賢 象 '/' 玖 島 桜 ' ' 船 原 吉 野 ' ' 御 帝 吉 野 ' ' 三 島 桜 ' 滝 匂 / 明 月 / ' 駿 河 台 匂 '/' 御 座 の 間 匂 ' ' 御 衣 黄 '/' 鬱 金 ' ' 一 葉 ' ' 増 山 '/' 塩 釜 桜 '/' 水 晶 ' ' 御 車 返 し' ' 関 山 ' ' 盛 岡 枝 垂 ' ' 染 井 匂 ' ' 衣 通 姫 ' ' 修 善 寺 桜 ' ' 染 井 吉 野 '/' 染 井 紅 ' ' 松 月 ' ' 狩 衣 '/' 翁 桜 '/ 白 雪 ' ' 雨 宿 '/' 白 妙 ' カンザクラやシナミザクラの 影 響 がみられた 栽 培 品 種 ' 大 明 '/' 鷲 の 尾 ' ' 駒 繋 '/' 太 白 '/ 車 駐 ' 真 桜 / 有 明 / 100% 50% 0% 'オカメ' ' 大 提 灯 '/' 千 里 香 ' ' 陽 光 ' ' 梅 護 寺 数 珠 掛 桜 '/' 突 羽 根 ' ' 貴 船 雲 珠 '/' 御 室 有 明 ' ' 河 津 桜 ' ' 大 沢 桜 '/' 小 南 殿 ' ' 手 弱 女 ' ' 紅 豊 ' ' 松 前 早 咲 ' ' 松 前 更 紗 ' ' 靜 香 ' ' 太 田 桜 ' ' 寒 桜 ' ( 熱 海 桜 ) ' 大 寒 桜 ' ' 椿 寒 桜 ' ' 明 正 寺 ' ' 東 海 桜 ' 一 つの 野 生 種 の 影 響 が 強 く 見 られた 栽 培 品 種 ' 奥 州 里 桜 ' ' 仙 台 枝 垂 ' 100% 50% 0% ' 兼 六 園 菊 桜 ' 複 数 の 野 生 種 の 影 響 が 見 られた 栽 培 品 種 ' 伊 豆 桜 ' ' 八 重 大 島 桜 ' ' 二 度 桜 ' ' 稚 木 の 桜 ' 100% 50% 0% ' 釧 路 八 重 ' ' 片 丘 桜 ' ' 高 砂 ' ' 富 士 菊 桜 ' ' 冬 桜 ' ' 枝 垂 桜 ' ( 三 穂 の 枝 垂 毛 山 桜 ) ' 海 猫 ' ' 枝 垂 桜 ' ( 香 林 寺 枝 垂 ) ' 湯 村 ' ' 八 重 紅 枝 垂 ' ' 正 福 寺 桜 ' ' 八 重 紅 彼 岸 ' 有 意 なq 値 あるいは q 値 > 0.1のみを 表 示 0%

38 サクラの 病 害 ( 幼 果 菌 核 病 と 斑 点 性 病 害 ) 幼 果 菌 核 病 サクラ 類 幼 果 菌 核 病 ( 写 真 1)は 子 のう 菌 Monilinia kusanoi により 起 きる 病 害 で 激 害 の 年 が 続 くとサクラの 樹 体 が 衰 弱 し 枯 死 することもあります 本 菌 は 花 に 感 染 し 未 成 熟 のまましなびたミイラ 果 ( 写 真 2)を 形 成 し 菌 は 地 上 に 落 ち たミイラ 果 上 で 越 冬 翌 年 の 春 先 の 開 花 期 に 子 のう 胞 子 を 形 成 し 感 染 源 となります 子 のう 胞 子 が 感 染 した 葉 と 幼 梢 は 枯 れて 褐 変 し 垂 れ 下 がります 感 染 した 葉 と 幼 梢 から 分 生 胞 子 が 飛 散 し 春 の 間 に 感 染 を 繰 り 返 します 多 摩 森 林 科 学 園 のサクラ 保 存 林 内 のサクラ 類 の 系 統 と 本 病 の 罹 病 程 度 の 関 係 を 調 査 しました まずサクラ 類 の 26 の 種 栽 培 品 種 各 数 本 について 葉 の 罹 病 率 を 調 べた ところ カラミザクラ カンヒザクラ マメザクラの 系 統 に 罹 病 率 が 高 い 傾 向 が 見 られました また 同 じ 栽 培 ライン (クローン)の 個 体 の 罹 病 率 には 大 きなばらつきがないこ とも 明 らかになりました 次 に 約 370 のサクラ 栽 培 ライン 各 1 本 について 葉 の 罹 病 程 度 を 5 段 階 評 価 したところ やはりカラミザクラ カンヒザクラ マメザクラの 系 統 に 罹 病 するものが 多 く サクラ 系 統 と 本 病 の 罹 病 程 度 には 関 係 があることが 明 らかになりました( 図 ) カスミザクラ 系 * 栽 培 品 種 に 関 わる 系 統 を 重 複 してカウント ミヤマザクラ 系 ( 本 ) 図. サクラ 保 存 林 のサクラ 各 系 統 の 葉 の 幼 果 菌 核 病 罹 病 程 度 (2009 年 ) 葉 に 罹 病 する 栽 培 品 種 と 実 に 罹 病 する 栽 培 品 種 は 必 ずしも 一 致 せず 春 先 の 葉 の 展 開 の 早 いサクラ 系 統 に 葉 の 罹 病 が 多 く 開 花 が 遅 い 系 統 に 実 の 罹 病 が 多 いという 結 果 が 得 られました 葉 の 展 開 の 早 い 系 統 の 展 葉 時 期 が 子 のう 胞 子 の 飛 散 時 期 にほぼ 一 致 し 開 花 が 遅 い 系 統 の 開 花 時 期 が 分 生 胞 子 の 飛 散 時 期 にほぼ 一 致 することが その 理 由 の 一 つと 考 えられます 2009~2012 年 の 調 査 で 2011 年 は 調 査 木 全 体 で 著 しく 葉 の 罹 病 程 度 が 低 く 本 病 の 罹 病 程 度 には 年 変 動 があることが 明 らかになりました 斑 点 性 病 害 写 真 1. 幼 果 菌 核 病 に 感 染 した 河 津 桜 カラミザクラ 系 カンヒザクラ 系 マメザクラ 系 エドヒガン 系 ヤマザクラ 系 オオシマザクラ 系 オオヤマザクラ 系 チョウジザクラ 系 写 真 3. Phyllosticta sp. による 褐 斑 病 葉 の 比 率 なし ~1 割 1~4 割 4~7 割 7 割 ~ 写 真 2. 幼 果 菌 核 病 のミイラ 果 サクラ 類 の 葉 の 2 種 類 の 斑 点 性 病 害 について サクラ 系 統 と 罹 病 程 度 との 関 係 を 調 べました 糸 状 菌 Pseudocercospora circumscissa によるサクラ 類 穿 孔 褐 斑 病 は 27 のサクラ 類 の 種 栽 培 品 種 の 全 てに 発 生 し サクラ 系 統 の 罹 病 の 特 異 性 は 認 められませんでした 糸 状 菌 Phyllosticta 属 の 未 記 載 の 種 によ る 褐 斑 症 状 ( 写 真 3)は オオシマザクラの 系 統 の 栽 培 品 種 に 多 く 認 められまし たが エドヒガンの 系 統 の 栽 培 品 種 には 発 生 が 少 なく サクラ 系 統 とこの 菌 によ る 褐 斑 症 状 の 発 生 には 関 係 があると 考 えられました 36

39 サクラの 病 害 (てんぐ 巣 病 ) サクラ 類 てんぐ 巣 病 の 特 徴 は 異 常 に 多 く 分 岐 する 罹 病 枝 の 形 成 です( 写 真 1) 罹 病 枝 は 正 常 枝 に 比 べて 花 をあまりつけず 正 常 枝 の 葉 より 早 く 小 型 の 葉 をつけます 罹 病 枝 の 葉 は 晩 春 には 黒 く 萎 れ 葉 裏 に 病 原 である 子 のう 菌 の Taphrina wiesneri の 子 実 層 を 形 成 し 子 実 層 から 子 のう 胞 子 が 飛 散 して 感 染 します 箒 状 の 異 常 な 分 枝 は 本 菌 が 産 生 する 植 物 ホルモンによると 考 えられています 罹 病 枝 は 数 年 で 枯 死 することが 多 く 枯 れた 罹 病 枝 が 脱 落 した 傷 跡 から 胴 枯 病 菌 や 腐 朽 菌 が 侵 入 し 樹 体 の 衰 弱 を 招 くことがあります 2009~2010 年 に てんぐ 巣 病 罹 病 枝 を 切 り 落 とす 管 理 をしていな かった 社 会 福 祉 法 人 こどもの 国 ( 横 浜 市 )の 園 内 の 28 栽 培 品 種 を 含 写 真 1. 十 月 桜 のてんぐ 巣 病 罹 病 枝 むサクラ 34 種 類 439 本 について 本 数 あたりの 罹 病 率 を 調 べました その 結 果 オオシマザクラとエドヒガンの 雑 種 である 染 井 吉 野 が 著 しく 高 く 野 生 種 のオオシマザクラおよびエドヒガンにはてんぐ 巣 病 の 罹 病 枝 を 持 つ 個 体 はありませんでした( 表 ) 本 病 に 罹 りにくい 親 から 病 気 に 罹 りやすい 栽 培 品 種 が 生 じたことになります 通 常 種 は 遺 伝 的 性 質 の 異 なる 多 数 の 個 体 を 含 んでいます 種 内 にてんぐ 巣 病 に 罹 りやすい 個 体 と 罹 りにくい 個 体 が 混 在 しており 罹 りやすい 性 質 を 持 った 個 体 がたまたま 栽 培 品 種 の 作 出 に 関 係 した 可 能 性 があります 多 摩 森 林 科 学 園 のサクラ 保 存 林 でも 同 様 の 調 査 を 行 いました 本 プロジェクト 期 間 の 2009~2012 年 にてんぐ 巣 病 罹 病 枝 を 切 り 落 とす 管 理 を 中 止 し 2012 年 にサクラの 種 栽 培 品 種 336 栽 培 ライン 各 1 本 について 罹 病 の 有 無 を 調 べました その 結 果 やはり 染 井 吉 野 に 代 表 されるオオシマザクラおよびエドヒガンの 系 統 の 栽 培 品 種 には 本 病 の 罹 病 が 認 められたものの 野 生 種 のオオシマザクラおよびエドヒガンには 罹 病 が 見 られませんでし た( 図 1) 他 に 罹 病 の 見 られた 系 統 としては 十 月 桜 などのマメザクラ 系 の 栽 培 品 種 がありました( 写 真 1) 種 栽 培 品 種 名 調 査 罹 病 罹 病 率 調 査 罹 病 罹 病 率 種 栽 培 品 種 名 本 数 本 数 % 本 数 本 数 % 枝 垂 桜 (エドヒガン 系 ) 松 月 (オオシマザクラ 系 ) 八 重 紅 枝 垂 (エドヒガン 系 ) 上 匂 (オオシマザクラ 系 ) エドヒガン 朱 雀 (オオシマザクラ 系 ) 染 井 吉 野 (エドヒガン オオシマザクラ 系 ) 太 白 (オオシマザクラ 系 ) 陽 光 (エドヒガン オオシマザクラ カンヒザクラ 系 ) 手 弱 女 (オオシマザクラ 系 ) 小 彼 岸 (エドヒガン マメザクラ 系 ) 梅 護 寺 数 珠 掛 桜 (オオシマザクラ 系 ) 十 月 桜 (エドヒガン マメザクラ 系 ) 福 禄 寿 (オオシマザクラ 系 ) オオシマザクラ 普 賢 象 (オオシマザクラ 系 ) 河 津 桜 (オオシマザクラ カンヒザクラ 系 ) 楊 貴 妃 (オオシマザクラ 系 ) オオシマザクラとヤマザクラの 雑 種 長 州 緋 桜 (オオシマザクラ 系 ) 嵐 山 (オオシマザクラ 系 ) 椿 寒 桜 (カラミザクラ カンヒザクラ 系 ) 有 明 (オオシマザクラ 系 ) カンヒザクラ 一 葉 (オオシマザクラ 系 ) 寒 桜 (カンヒザクラ ヤマザクラ 系 ) 御 室 有 明 (オオシマザクラ 系 ) 横 浜 緋 桜 (カンヒザクラ ヤマザクラ 系 ) 関 山 (オオシマザクラ 系 ) マメザクラとヤマザクラの 雑 種 菊 桜 (オオシマザクラ 系 ) 日 吉 桜 (ヤマザクラ 系 ) 御 衣 黄 (オオシマザクラ 系 ) ヤマザクラ 表. こどもの 国 におけるサクラの 種 栽 培 品 種 のてんぐ 巣 病 罹 病 状 況 オオシマザクラ 系 ヤマザクラ 系 カスミザクラ 系 オオヤマザクラ 系 タカネザクラ 系 マメザクラ 系 チョウジザクラ 系 エドヒガン 系 カラミザクラ 系 カンヒザクラ 系 ミヤマザクラ 系 罹 病 健 全 オオシマザクラ ヤマザクラ カスミザクラ オオヤマザクラ タカネザクラ マメザクラ チョウジザクラ エドヒガン カラミザクラ カンヒザクラ ミヤマザクラ ( 本 ) ( 本 ) 図 2. 多 摩 森 林 科 学 園 サクラ 保 存 林 におけるサクラ 系 統 のてんぐ 巣 病 罹 病 状 況 ( 左 : 栽 培 品 種 ; 右 : 野 生 種 ) * 栽 培 品 種 に 関 わる 系 統 を 重 複 してカウント 37

40 サクラの 病 害 ( 増 生 病 ) 写 真 1. クルサル のこぶ 病 ( 細 菌 性 ) 種 栽 培 品 種 はムシャザクラと クルサル でしたが サクラ 類 の 計 23 の 種 栽 培 品 種 にこの 細 菌 を 接 種 したところ 明 瞭 な 病 徴 が 再 現 された のはムシャザクラを 含 む 3 栽 培 ラインで 野 外 観 察 と 同 じく 接 種 試 験 でもこの 病 気 が 特 定 の 種 類 に 発 生 しやすいことが 明 らかになりました ( 表 1) また 北 海 道 や 九 州 で 発 生 しているサクラのこぶから 分 離 さ れた 細 菌 を 用 いて 同 様 の 接 種 試 験 を 行 ったところ 病 徴 が 再 現 され た 種 類 は 多 摩 のムシャザクラ 分 離 細 菌 の 接 種 結 果 とは 異 なっていま した サクラにこぶ 病 を 起 こす 細 菌 には 病 原 性 を 異 にする 複 数 の 系 統 が 存 在 し 仮 に 病 原 力 の 強 い 九 州 のこぶ 病 が 園 内 に 侵 入 した 場 合 園 内 のサクラ 野 生 種 と 一 部 の 栽 培 品 種 が 感 染 被 害 を 受 ける 可 能 性 が あることが 分 かりました 増 生 病 は 植 物 組 織 の 異 常 な 増 殖 により 突 出 した 病 患 部 が 形 成 される 病 気 の 総 称 です その 中 でも こぶ 病 は いぼ 状 の 突 起 が 発 達 肥 大 して 半 球 状 球 状 の 腫 瘤 になるもの( 写 真 1) かいよう( 潰 瘍 ) 病 は 局 所 的 な 師 部 壊 死 の 継 続 による 巻 き 込 みの 阻 害 により 陥 没 裂 開 部 と 肥 大 突 出 部 が 形 成 される 結 果 球 状 紡 錘 状 同 心 円 状 びらん 状 の かいよう となるものをいいます ( 写 真 2) こうした 植 物 の 異 常 な 形 態 は 生 理 的 な 原 因 や 糸 状 菌 (カビ)や 細 菌 (バクテリア)の 感 染 によって 起 こります 多 摩 森 林 科 学 園 のサクラ 保 存 林 のサクラ 類 の30の 種 栽 培 品 種 につい て 増 生 病 の 発 生 を 調 べたところ こぶを 持 つ 種 類 とかいようを 持 つ 種 類 が 見 つかりました こぶからは 細 菌 が 分 離 され この 細 菌 を 健 全 な 枝 に 接 種 するとこぶ 病 徴 が 再 現 されました 従 ってこ ぶ 病 の 原 因 はこの 細 菌 だと 考 えられました こぶが 観 察 された 写 真 2. 冬 桜 のかいよう 病 表 1. 接 種 試 験 によるサクラ 栽 培 品 種 のサクラ 類 増 生 病 菌 に 対 する 感 受 性 種 栽 培 品 種 菌 株 CS9601 SG149 SG162 佐 賀 多 摩 札 幌 ( 由 来 ) 種 別 染 井 吉 野 ムシャザクラ オオヤマザクラ 楊 貴 妃 栽 培 品 種 河 津 桜 栽 培 品 種 兼 六 園 菊 桜 栽 培 品 種 八 重 紅 枝 垂 栽 培 品 種 + 関 山 栽 培 品 種 鬱 金 栽 培 品 種 + 奈 良 八 重 桜 栽 培 品 種 寒 桜 栽 培 品 種 冬 桜 栽 培 品 種 + - 駿 河 台 匂 栽 培 品 種 福 禄 寿 栽 培 品 種 松 月 栽 培 品 種 御 車 返 栽 培 品 種 神 代 曙 栽 培 品 種 + - 染 井 吉 野 栽 培 品 種 ナポレオン 栽 培 品 種 (セイヨウミザクラ) マメザクラ 野 生 種 エドヒガン 野 生 種 ++ + カンヒザクラ 野 生 種 ムシャザクラ 野 生 種 ( 台 湾 産 ) カスミザクラ 野 生 種 チョウジザクラ 野 生 種 + + ヤマザクラ 野 生 種 : 感 受 性 無 し + : 感 受 性 わずかに 有 り +: 感 受 性 有 り ++: 感 受 性 強 い 一 方 かいよう 病 は 玉 が 連 結 したような 特 有 の 形 状 を 呈 し 病 患 部 からは 細 菌 が 分 離 されず この 病 気 は 非 細 菌 性 のかい よう 病 と 考 えられました サクラ 保 存 林 内 で の 調 査 の 結 果 このかいよう 病 はエドヒガ ン 及 びエドヒガンを 親 に 持 つ 栽 培 ラインに はあまり 認 められず サクラの 系 統 により 罹 病 の 傾 向 が 異 なることが 明 らかになりまし た 罹 病 の 程 度 をサクラ 1 本 当 たりのかい ようの 数 や 発 生 した 枝 枯 れ 割 合 で 評 価 し 4 年 間 の 病 状 の 推 移 を 調 べたところ 野 生 種 ではチョウジザクラ 栽 培 品 種 では 一 葉 御 車 返 椿 寒 桜 雛 桜 冬 桜 等 でかいよう 病 の 罹 病 程 度 が 急 速 に 上 昇 し ていました このかいよう 病 はかいよう 数 の 増 加 に 伴 い 枝 枯 れや 腐 朽 が 起 きて 樹 体 が 衰 弱 することが 観 察 されるので 今 後 病 患 部 や 腐 朽 部 分 を 切 除 しながら 罹 病 樹 の 樹 勢 の 回 復 を 図 るなどの 対 策 を 講 じる 必 要 があります 38

41 サクラの 病 害 ( 腐 朽 病 害 ) 樹 木 には 幹 や 枝 根 が 内 部 から 腐 る 腐 朽 病 害 がしばしば 発 生 します 腐 朽 病 害 は 寄 生 性 病 害 とは 異 なり 生 きている 組 織 にほとんど 侵 入 せず 死 んだ 組 織 である 木 部 ( 木 材 )を 分 解 します 原 因 は 木 材 腐 朽 菌 類 所 謂 きのこで 大 半 はサルノコシカケの 仲 間 の 硬 いきのこです 腐 朽 菌 類 は 木 材 中 では 菌 糸 として 存 在 し 腐 朽 が 進 むと 幹 や 枝 上 にきのこを 作 り 大 量 の 胞 子 を 飛 散 させます 感 染 力 は 弱 いので 健 全 な 樹 木 には 侵 入 できず 枯 れ 枝 や 剪 定 痕 などに 付 着 した 胞 子 が 発 芽 して 菌 糸 となり 樹 体 内 に 侵 入 します 腐 朽 は 幹 枝 腐 朽 と 根 株 腐 朽 に 大 きく 分 けられ 幹 枝 腐 朽 は 幹 折 れや 枝 折 れの 原 因 となり( 写 真 1) 根 株 腐 朽 は 根 返 りや 地 際 部 の 幹 折 れ を 引 き 起 こします サクラ 保 存 林 内 の 実 態 調 査 を 行 った 結 果 サクラの 種 栽 培 品 種 等 44 種 類 222 本 のうち 43 種 類 208 本 に 腐 朽 が 確 認 されました 腐 朽 度 を 5 段 階 で 評 価 し 幹 の 直 径 と 比 較 すると 両 者 の 間 に 関 係 はみられませんでし た 一 方 で 種 や 栽 培 品 種 間 の 差 は 大 きく 腐 朽 度 の 高 いサクラは 市 原 虎 の 尾 冬 桜 白 雪 で 腐 朽 度 の 低 いサクラは マメザクラ ヤマザクラ 一 葉 でした( 図 1) これは 種 や 栽 培 品 種 間 に 寄 生 性 病 害 や 穿 孔 虫 等 の 被 害 に 差 があり それらによって 発 生 した 枯 枝 や 傷 から 二 次 的 に 腐 朽 菌 類 が 侵 入 したためと 考 えられます 腐 朽 した 幹 や 枝 上 には 多 くのきのこが 発 生 しました 最 も 多 かったのはカワラタケで( 写 真 2) 他 にはチャカイ ガラタケ ヒイロタケ ヤキフタケ アラゲカワラタケ ツガサルノコシカケ 等 が 見 られました( 写 真 3) しかし 公 園 や 街 路 に 植 栽 されたサクラに 多 いベッコウタケやコフキタケによる 根 株 腐 朽 被 害 はほとんど 見 られず 幹 枝 の 腐 朽 がほとんどでした これは 保 存 林 のサクラの 樹 齢 がまだ 若 いことや 水 はけの 良 い 斜 面 に 植 栽 されているた めと 考 えられます 写 真 1. 強 風 で 折 れた 腐 朽 枝 写 真 2. 太 枝 に 発 生 したカワラタケ 写 真 3.チャカイガラタケ 図 1. 多 摩 森 林 科 学 園 のサクラの 種 および 栽 培 品 種 別 の 平 均 腐 朽 度 39

42 索 引 (サクラの 名 前 ) 名 称 ページ 名 称 ページ 名 称 ページ 曙 29 浅 黄 20 東 彼 岸 15 熱 海 桜 24 天 の 川 21 雨 宿 22 飴 玉 桜 28 アメリカ 29 有 明 石 割 桜 16 伊 豆 桜 14 市 原 虎 の 尾 一 葉 糸 括 入 相 桜 17 鬱 金 薄 墨 桜 17 海 猫 29 永 源 寺 23 江 戸 江 戸 彼 岸 大 沢 桜 23 大 鹿 桜 19 大 島 桜 大 提 灯 大 手 毬 34 大 村 桜 19 大 山 桜 14 オカメ 29 御 杖 桜 17 御 室 有 明 開 成 山 の 桜 25 景 勝 桜 16 霞 桜 14 片 丘 桜 28 唐 実 桜 狩 衣 22 河 津 桜 19 寒 桜 関 山 寒 緋 桜 祇 園 枝 垂 17 北 浦 山 王 の 桜 16 北 島 神 社 の 大 桜 16 衣 笠 23 貴 船 23 貴 船 雲 珠 35 桐 ヶ 谷 20 御 衣 黄 近 畿 豆 桜 14 釧 路 八 重 29 久 保 桜 16 熊 谷 24 クルサル 38 車 止 34 啓 翁 桜 25 袈 裟 掛 けの 桜 16 気 多 白 菊 19 兼 六 園 菊 桜 18 兼 六 園 熊 谷 22 高 野 姥 21 九 重 桜 17 越 の 彼 岸 24 小 彼 岸 桜 24 駒 繋 金 剛 桜 18 作 並 山 桜 14 里 桜 18 更 紗 27 潮 風 桜 14 塩 釜 19 塩 釜 本 社 23 四 季 桜 静 香 27 枝 垂 大 臭 桜 18 枝 垂 桜 十 月 桜 数 珠 掛 桜 19 修 善 寺 桜 26 松 月 21 小 南 殿 23 上 匂 正 福 寺 24 昭 和 桜 26 白 雪 白 菊 桜 19 白 妙 22 駿 河 台 匂 21 清 秀 桜 16 西 洋 実 桜 15 仙 台 枝 垂 25 千 里 香 衣 通 姫 26 染 井 匂 26 染 井 紅 35 染 井 吉 野 醍 醐 桜 17 太 白 手 弱 女 23 高 砂 22 滝 匂 21 種 まき 桜 16 樽 見 の 大 桜 17 太 夫 桜 16 竹 林 寺 桜 25 秩 父 紅 枝 垂 17 丁 字 桜 長 州 緋 桜 22 月 訪 の 桜 16 筑 紫 桜 14 突 羽 根 19 椿 寒 桜 38 東 海 桜 25 虎 の 尾 23 南 殿 22 奈 良 八 重 桜 二 度 桜 18 梅 護 寺 数 珠 掛 桜 白 山 大 手 毬 21 旗 桜 28 花 石 桜 15 花 笠 27 馬 場 桜 16 はるか 29 春 雨 桜 17 緋 寒 桜 15 彼 岸 桜 16 雛 桜 38 弘 前 桜 20 福 禄 寿 22 普 賢 象 20 普 済 院 の 大 桜 18 房 桜 23 富 士 菊 桜 28 不 断 桜 18 船 原 吉 野 26 冬 桜 不 老 桜 17 紅 提 灯 21 紅 鶴 28 紅 彼 岸 15 紅 普 賢 21 紅 豊 27 法 輪 寺 20 帆 立 22 本 誓 寺 枝 垂 18 真 桜 35 松 前 更 紗 27 松 前 早 咲 27 豆 桜 御 帝 吉 野 26 御 車 返 三 島 桜 26 御 祓 21 緑 近 畿 豆 桜 28 峰 張 桜 16 深 山 桜 15 霧 社 桜 望 月 桜 15 盛 岡 枝 垂 18 八 重 曙 22 八 重 紅 枝 垂 八 重 紅 虎 の 尾 八 重 紅 彼 岸 24 八 重 紫 22 薬 師 桜 16 藪 桜 15 山 桜 山 桜 枝 垂 25 山 高 神 代 桜 16 湯 村 18 陽 光 29 吉 野 枝 垂 25 予 野 の 八 重 桜 19 瑠 璃 寺 の 桜 17

43 執 筆 者 等 紹 介 執 筆 および 写 真 (ページ 順 ) 吉 丸 博 志 ( 森 林 総 合 研 究 所 多 摩 森 林 科 学 園 長 ) 1-2 頁 勝 木 俊 雄 ( 森 林 総 合 研 究 所 多 摩 森 林 科 学 園 教 育 的 資 源 研 究 グループ 主 任 研 究 員 ) 3-4, 頁 岩 本 宏 二 郎 ( 森 林 総 合 研 究 所 多 摩 森 林 科 学 園 教 育 的 資 源 研 究 グループ 主 任 研 究 員 ) 5-12, 頁 加 藤 珠 理 ( 森 林 総 合 研 究 所 森 林 遺 伝 研 究 領 域 樹 木 遺 伝 研 究 室 特 別 研 究 員 ) 頁 松 本 麻 子 ( 森 林 総 合 研 究 所 森 林 遺 伝 研 究 領 域 樹 木 遺 伝 研 究 室 長 ) 頁 長 谷 川 絵 里 ( 森 林 総 合 研 究 所 関 西 支 所 生 物 被 害 研 究 グループ 主 任 研 究 員 ) 頁 秋 庭 満 輝 ( 森 林 総 合 研 究 所 森 林 微 生 物 研 究 領 域 森 林 病 理 研 究 室 主 任 研 究 員 ) 35 頁 佐 橋 憲 生 ( 森 林 総 合 研 究 所 森 林 微 生 物 研 究 領 域 長 ) 35 頁 高 畑 義 啓 ( 森 林 総 合 研 究 所 九 州 支 所 森 林 微 生 物 管 理 研 究 グループ 主 任 研 究 員 ) 35 頁 石 原 誠 ( 森 林 総 合 研 究 所 北 海 道 支 所 森 林 生 物 研 究 グループ 主 任 研 究 員 ) 37 頁 阿 部 恭 久 ( 日 本 大 学 生 物 資 源 科 学 部 教 授 ) 38 頁 写 真 協 力 寺 澤 秀 治 中 西 一 登 研 究 協 力 伊 東 宏 樹 吉 村 研 介 河 原 孝 行 太 田 祐 子 窪 野 高 徳 ( 森 林 総 合 研 究 所 ) 石 尾 将 吾 中 村 健 太 郎 ( 住 友 林 業 ) 向 井 譲 ( 岐 阜 大 学 ) 津 田 吉 晃 (ウプサラ 大 EBC) 森 脇 和 郎 ( 理 研 筑 波 研 究 所 遺 伝 学 普 及 会 ) 五 條 堀 孝 城 石 俊 彦 ( 国 立 遺 伝 学 研 究 所 ) 本 荘 暁 子 ( 新 宿 御 苑 ) 押 切 志 文 梅 澤 淳 (こどもの 国 協 会 ) 池 田 武 文 ( 京 都 府 立 大 学 ) 山 田 利 博 ( 東 京 大 学 ) 日 本 花 の 会 編 集 / 森 林 総 合 研 究 所 多 摩 森 林 科 学 園 表 紙 デザイン/ 寺 澤 秀 治 編 集 協 力 / 棗 悠 紀 ( 東 京 大 学 ) 古 市 優 子 ( 多 摩 森 林 科 学 園 ) 表 紙 裏 表 紙 写 真 / 関 山 ( 多 摩 森 林 科 学 園 ) 中 表 紙 写 真 / はるか ( 多 摩 森 林 科 学 園 ) この 冊 子 は 森 林 総 合 研 究 所 交 付 金 プロジェクト サクラの 系 統 保 全 と 活 用 に 関 する 研 究 ( 平 成 年 度 ) における 研 究 成 果 の 一 部 をとりまとめたものです ISBN 森 林 総 合 研 究 所 第 3 期 中 期 計 画 成 果 5 育 種 生 物 機 能 2 41

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