研究紀要あいさつH25

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1 あ い さ つ 年 度 末 をひかえ, 会 員 の 先 生 方 にはお 忙 しい 日 々をお 過 ごしのことと 思 います 日 頃 は 三 好 教 育 会 振 興 のために, 温 かいご 理 解 とご 支 援 をいただいておりますことに 心 からお 礼 申 しあげ ます 三 好 教 育 研 究 発 表 会 は,これまで 三 好 市 教 育 委 員 会 東 みよし 町 教 育 委 員 会 との 共 催 で 行 っ てまいりましたが, 諸 般 の 事 情 により 本 年 度 より 三 好 教 育 会 主 催 といたしました 平 成 24 年 度 から 研 究 主 題 を 未 来 を 切 り 拓 き, 心 豊 かにたくましく 生 きる 子 どもの 育 成 とし, 三 好 地 域 の 子 どもたちが,ふるさとの 自 然 や 人 とのふれあいを 大 切 にしながら, 自 分 たちの 未 来 を 切 り 拓 き,たくましく 生 きる 力 を 育 成 することをめざし 研 究 を 重 ねてまいりまし た 本 年 度 は, 井 内 小 学 校, 三 加 茂 中 学 校, 三 好 教 育 研 究 所 に 研 究 を 深 めていただき,その 成 果 を 平 成 26 年 8 月 21 日 の 三 好 教 育 研 究 発 表 会 でご 発 表 いただきました 家 庭 や 地 域 と 手 を 取 り 合 って 心 豊 かな 子 どもをはぐくむ 教 育 活 動 の 実 践 ~ 多 くの 人 々とふれ 合 う 体 験 的 な 活 動 や 学 校 行 事 を 通 して~ 井 内 小 学 校 教 頭 住 田 克 弘 豊 かな 心 と, 自 ら 学 ぶ 力 を 育 てる 中 学 校 教 育 の 創 造 ~ 学 校 図 書 館 教 育 を 中 心 として~ 三 加 茂 中 学 校 教 諭 山 下 ちづる 三 好 地 区 の 学 校 におけるICT 活 用 の 現 状 と 課 題 について 三 好 教 育 研 究 所 研 究 員 岡 本 博 一 ( 現 東 祖 谷 中 学 校 教 諭 ) 子 どもたちを 取 り 巻 く 環 境 が, 家 庭 や 地 域 社 会 における 価 値 観 の 多 様 化 や 人 間 関 係 の 希 薄 化 などで 大 きく 変 化 する 中, 様 々な 課 題 解 決 に 向 けて 学 校 家 庭 地 域 社 会 が 情 報 を 共 有 し 連 携 して 取 り 組 んでいく 必 要 があります また 最 近, 急 速 に 普 及 する 携 帯 電 話 やスマートフ ォンなどの 情 報 機 器 を 使 ったネットトラブルへの 対 応 も 教 育 現 場 に 求 められています 本 年 度 発 表 いただいた 学 校 の 取 り 組 みは, 家 庭 や 地 域 の 協 力 の 下, 人 々とのふれあいの 中 で 多 様 な 体 験 を 積 むことや 読 書 活 動 を 通 して 豊 かな 心 や 生 きる 力 を 育 んでいくもので 研 究 主 題 にせ まるものでした すばらしい 発 表 をいただいた3 校 の 先 生 方 のご 労 苦 に 対 しまして 心 から 敬 意 と 感 謝 を 申 しあげます また, 講 演 は, 教 育 情 報 化 コーディネーター 大 笹 いづみさんに 小 中 学 校 におけるイン ターネット 利 用 の 実 態 と 学 校 での 指 導 の 在 り 方 について と 題 してご 講 演 をいただきました ネット 利 用 の 現 状 やスマートフォンのラインアプリの 利 用 体 験 などを 交 えながらネットトラ ブルを 防 ぐための 知 識 や 知 恵 をお 話 してくださり, わかりやすく 有 意 義 な 講 演 でありました この 研 究 紀 要 は 各 学 校 1 部 ずつCD 化 して 配 布 させていただくとともに 三 好 教 育 研 究 所 ホ ームページにも 掲 載 をいたしています ご 活 用 いただければ 幸 いです 終 わりになりましたが, 本 研 究 紀 要 発 行 にあたりご 指 導 ご 助 言 いただきました 先 生 方, 研 究 協 力 校 ( 園 )および 関 係 各 位 に 心 よりお 礼 申 し 上 げますとともに, 会 員 の 先 生 方 のます ますのご 活 躍 をお 祈 りいたします 平 成 27 年 3 月 三 好 教 育 会 長 川 人 正 恭

2 目 次 あいさつ 三 好 教 育 会 会 長 川 人 正 恭 研 究 指 定 校 研 究 家 庭 や 地 域 と 手 を 取 り 合 って 心 豊 かな 子 どもをはぐくむ 教 育 活 動 の 実 践 1 ~ 多 くの 人 々とふれ 合 う 体 験 的 な 活 動 や 学 校 行 事 を 通 して 家 庭 や 地 域 と 手 を 取 り 合 って 心 豊 かな 子 どもをはぐくむ 教 育 活 動 の 実 践 ~ 井 内 小 学 校 教 頭 住 田 克 弘 地 域 とともにある 学 校 をめざして 12 ~ 地 域 の 教 育 力 を 生 かして 育 てる 三 庄 っ 子 ~ 三 加 茂 中 学 校 教 諭 山 下 ちづる 生 徒 一 人 ひとりの 思 いが 尊 重 され,つながりを 大 切 にする 活 動 を 通 して 23 三 好 教 育 研 究 所 研 究 員 岡 本 博 一 教 育 研 究 所 研 究 員 研 究 複 式 学 級 におけるパソコンを 活 用 した 算 数 科 の 授 業 31 三 好 教 育 研 究 所 研 究 員 赤 堀 誠 司 社 会 科 における 思 考 力 判 断 力 表 現 力 を 育 てる 授 業 の 工 夫 47 ~ 討 論 活 動 を 取 り 入 れた 授 業 づくり~ 三 好 教 育 研 究 所 研 究 員 井 川 秀 樹 既 刊 研 究 紀 要 の 内 容 一 覧 ( 平 成 元 年 ~) 60

3 日 本 連 合 教 育 会 研 究 大 会 徳 島 大 会 - 第 10 分 科 会 - 学 校 家 庭 地 域 社 会 の 連 携 研 究 協 議 題 夢 や 希 望 を 持 ち, 未 来 に 向 かって 果 敢 に 挑 戦 する 子 どもを 育 む 学 校 家 庭 地 域 のあり 方 井 内 小 学 校 研 究 主 題 家 庭 や 地 域 と 手 を 取 り 合 って 心 豊 かな 子 どもをはぐくむ 教 育 活 動 の 実 践 - 多 くの 人 々とふれ 合 う 体 験 的 な 活 動 や 学 校 行 事 を 通 して 家 庭 や 地 域 と 手 を 取 り 合 って 心 豊 か な 子 どもをはぐくむ 教 育 活 動 の 実 践 - 井 内 小 学 校 住 田 克 弘 1 はじめに 本 研 究 主 題 は, 日 本 連 合 教 育 会 研 究 大 会 徳 島 大 会 第 十 分 科 会 の 研 究 協 議 題 である この 研 究 協 議 題 が 設 定 された 背 景 には, 地 域 の 人 々や 文 化 との 関 わりの 希 薄 さが 心 の 未 熟 さ, 規 範 意 識 や 学 力 の 低 下 などの 問 題 を 招 いているといわれていることがある この 問 題 を 解 決 するために は, 学 校 や 家 庭 や 地 域 それぞれの 立 場 や 教 育 機 能 を 発 揮 しつつ, 互 いに 連 携 を 密 にし, 協 力 し て 子 どもたちの 学 びを 進 めて 行 くことが 必 要 である そのときに 忘 れてはならないのは,それ ぞれの 立 場 を 生 かし,それぞれにメリットがある 連 携 で,それにより, 持 続 的 で 効 果 的 な 取 り 組 みが 可 能 になる 井 内 地 区 には 県 内 唯 一 の 腕 山 スキー 場 がある また,ウグイス サルやイノシシ, 野 ウ サギなどの 野 生 動 物 も 出 現 したり,スキー 場 付 近 ではニホンカモシカも 見 かけたりする 自 然 豊 かな 地 域 である 井 内 地 区 を 貫 いて 流 れる 井 内 谷 川 は, 水 質 調 査 を6 年 生 がおこなった 結 果, 大 変 美 しく 澄 んだ 水 であることが 判 明 した また, 平 家 が 祖 谷 地 方 に 逃 げる 際 に 通 ったという いわれのある 地 福 寺 など, 長 い 歴 史 に 育 まれた 文 化 や 伝 説 が 伝 わる 地 域 でもある かつては 井 内 千 軒 と 呼 ばれ, 三 好 市 内 でも 人 口 が 多 い 地 域 で 運 動 会 や, 祭 りは 大 変 賑 わっていた 地 域 だ った 井 内 小 学 校 も 戦 後 は1000 人 を 超 える 児 童 が 在 籍 し, 分 校 も2カ 所 あった ところが, 産 業 構 造 の 変 化 や 少 子 高 齢 化 に 伴 い 児 童 数 が 減 少 し, 現 在 では, 全 校 児 童 数 は18 人, 幼 稚 園 児 を 含 めても21 人 になっている なお, 幼 稚 園 についても, 園 児 数 の 減 少 により, 昨 年 度 よ り 井 内 小 学 校 の 校 舎 内 に 移 転 した 本 校 児 童 は, 人 数 が 少 ないため, 穏 やかで, 落 ち 着 いてまじめに 行 動 したり 学 んだりするこ とができる 学 校 行 事 では1 人 1 人 が 責 任 を 果 たしたり 協 力 したりしなければうまくいかない ことを 全 児 童 がわかっており, 全 員 で 仲 良 く 助 け 合 って 取 り 組 んでいる たとえば, 入 園 入 学 式 では,2 年 生 以 上 の 全 児 童 で 会 場 設 営 をするが,ここでも, 一 人 一 人 が 役 割 を 持 ち, 誠 実 に 自 分 の 責 任 を 果 たしている それと 同 時 に, 低 学 年 は 上 級 生 の 働 く 姿 を 見 て 学 び, 自 然 な 形 で 伝 統 を 受 け 継 いでいる しかし, 慣 れた 仲 間 の 中 で 自 然 に 意 思 疎 通 ができる 状 況 の 中,いろいろな 人 々と 出 会 い, 刺 激 を 受 けたりふれ 合 ったり 切 磋 琢 磨 したりすることが 少 なく,また,なれ 合 いや 雰 囲 気 でわか り 合 える 面 があるため,コミュニケーション 能 力 を 向 上 させる 機 会 が 少 ないことや 子 ども 同 士 の 関 係 が 決 まってしまうことなどの 不 安 もある 幸 い, 本 校 区 には 井 内 長 寿 クラブ, 婦 人 会 などいくつかの 団 体 があり, 子 どもたちを 地 域 の 1

4 宝 として 大 切 に 思 い,また, 学 校 教 育 に 対 して 協 力 を 惜 しまない 風 土 がある その 方 たちにご 協 力 いただき,いろいろな 人 々と 出 会 い ふれ 合 う 中 で, 多 様 な 体 験 や 経 験 をさせ, 子 どもた ちが 自 己 実 現 できるようにするとともに, 規 範 意 識 やコミュニケーション 能 力 を 向 上 させたり, 地 域 を 愛 し, 感 謝 の 気 持 ちを 持 たせたりすることが 重 要 であり 有 効 であると 考 えている 2 研 究 のねらい 本 校 にある 課 題 を 解 決 し, 日 本 連 合 教 育 会 研 究 大 会 徳 島 大 会 第 十 分 科 会 の 研 究 協 議 題 に 迫 っ ていくためには, 人 々との 出 会 いやふれあいの 中 で,さらによりよい 体 験 を 子 どもにさせたり, 充 実 した 活 動 を 保 証 しなくてはならない そのためには, 保 護 者 をはじめ 地 域 の 教 育 力 を 活 用 することが 効 果 的 である 本 校 児 童 は, 以 前 から 地 域 の 各 団 体 の 方 々や 多 くの 保 護 者 やPTAのOBの 方 々と 行 事 をと もに 行 ってきた それらの 行 事 は 児 童 の 心 に 楽 しい 思 い 出 として 刻 まれるとともに, 生 き 方 や 助 け 合 って 行 動 することを 児 童 に 教 えてくれている その 伝 統 を 守 りつつ,さらに, 連 携 のあ り 方 や 調 整 のあり 方 を 改 善 し, 本 校 の 課 題 を 解 決 し, 研 究 主 題 に 迫 っていきたい 3 研 究 の 方 法 井 内 幼 小 学 校 の 保 護 者 には, 学 校 を 愛 し,どの 子 も 我 が 子 のように 慈 しみ 愛 情 を 持 って 大 切 に 育 てようとする 雰 囲 気 がある また,17 軒 のPTA 戸 数 だが, 各 種 の 行 事 には, 常 に9 割 近 くの 家 庭 が 参 加 し, 助 け 合 って 行 事 を 盛 り 上 げている また, 井 内 地 区 には, 井 内 長 寿 ク ラブ( 老 人 会 ), 婦 人 会 をはじめ,いくつかの 住 民 団 体 があり, 学 校 教 育 に 対 して 協 力 を 惜 し まない そのような 中 で, 学 校 行 事 や 総 合 的 な 学 習 をはじめとする 教 科 や 領 域 の 学 習,PTA 行 事 等 で 地 域 の 各 団 体 と 連 携 するに 当 たり, 行 事 などを 行 う 前 の 協 議 を 重 視 し, 行 事 のねらいや 児 童 に 学 ばせたいこと, 身 につけさせ たいことの 共 通 理 解 を 進 める 方 策 児 童 にとっても, 連 携 する 団 体 の 方 々にとっても 充 実 した 実 りある 時 間 となるための 行 事 などの 進 め 方 の 検 討 について, 実 践 を 通 じて 追 求 した (1) 学 習 の 中 で 本 校 では, 生 活 科 や 総 合 的 な 学 習 で 地 域 を 知 る 学 習 を 行 っており, 平 成 25 年 度 には 次 のよ うな 実 践 を 行 った 5 6 年 生 では, 環 境 学 習 をかねて, 井 内 谷 川 に 住 む 生 物 を 通 じて 水 質 を 調 査 し, 川 の 水 の きれいさを 知 ったり, 保 護 者 をはじめ 地 域 の 大 人 に 取 材 して 校 区 内 の 危 険 箇 所 を 聞 き 出 し 防 災 マップにまとめたりした また,3 4 年 生 では, 地 域 に 伝 わる 民 話 などを 児 童 の 祖 父 母 に 聞 き 取 りし,その 中 から, 井 内 の 長 者 屋 敷 という 話 を 劇 にして, 学 校 行 事 の 中 で 発 表 した また, 知 ろう, 伝 えよう, 井 内 のいいところ という 単 元 では, 名 人 さんに 学 ぼう という テーマで, 地 域 で 仕 事 をしている 人 たちを 通 して 産 業 や 文 化 を 学 んだ 1 2 年 生 では, 生 活 科 の 学 習 で, 高 冷 地 野 菜 の 栽 培 について, 栽 培 現 場 へ 見 学 に 行 ったり, 地 域 の 指 導 者 を 招 い て うどん づくりや こんにゃく づくり 体 験 をしたりした 2

5 一 方, 地 域 の 農 作 物 である 茶 そば ゆず の 中 から, 平 成 25 年 度 は, 茶 につい ての 学 習 に 全 校 で 取 り 組 んだ 子 どもたちは, 地 域 の 方 々や 茶 工 場 の 方 々の 話 を 聞 いたり, 茶 摘 み 体 験 や 手 もみ 体 験 を 行 ったり, 茶 工 場 に 行 き 製 茶 の 行 程 を 見 学 したりした 本 年 度 も,2 年 続 けて 茶 についてさらに 深 く 体 験 をし 学 ぶ 中 で, 地 域 の 方 々の 教 えを 受 けながら, 多 く の 人 々に 関 わってもらうよう 計 画 をし, 実 践 した 製 茶 は,5 月 が 中 心 で 本 年 度 もその 時 期 に 茶 摘 みを 地 域 の 方 のご 指 導 を 受 けながら 体 験 した そして, 地 域 の 方 々のご 指 導 を 受 けながら, 自 分 が 摘 み 取 った 茶 の 葉 を 手 もみして, 茶 に 仕 上 げる 体 験 もした そして,それぞれの 学 年 で, お 茶 について 学 習 のまとめをした それぞれの 学 習 を 進 めるにあたり, 担 当 者 は, 当 日 ご 指 導 くださる 方 々と 事 前 に 打 ち 合 わせ をし, 互 いに 理 解 し 合 った 上 で 授 業 に 取 り 組 んでいた その 際, 学 校 からお 願 いしたことは 主 に 次 の2 点 である 学 校 からの 願 いとして, 聞 く 力 の 向 上 につながるお 話 (それぞれの 指 導 者 の 方 々の 思 いや 努 力 している 点 など)を 入 れていただく 話 す 力 の 向 上 に 向 けて, 質 疑 応 答 の 時 間 を 設 ける 一 緒 に 作 業 をしながら,いろいろな 会 話 をしていただく 打 合 せを 進 める 中 で, 地 域 の 指 導 者 の 方 々からもいろいろな 希 望 が 出 たが, 多 くの 指 導 者 か ら, 概 ね 次 の 点 について 留 意 するよう 求 められそれらをふまえた 上 で, 学 習 計 画 を 立 てた 一 緒 に 作 業 をする 中 で 手 取 り 足 取 り 指 導 したい ( 井 内 の 昔 のくらしなど,いろいろな 話 を しながら ) 作 業 が 順 調 に 進 んで, 成 功 体 験 を 子 どもができるように, 先 生 方 に 手 助 けをしてもらいたい (2) 学 校 行 事 本 校 は, 児 童 数 が 少 な い の で, メリ ッ ト もた く さ ん あるが, 学 校 行 事 等 では,デメリットもある そこで, 保 護 者 や 地 域 の 方 々 の 応 援 を 得 て, 様 々 な 行 事 を 開 催 している 秋 季 大 運 動 会 で は, 過 去 4 年 間, 地 域 の 長 寿 ク ラ ブ や 婦 人 会 と 連 携 し て, そ の 計 画 か ら 運 営, 実 施 に 至 る までこれらの 団 体 と 連 携 して 取 り 組 んできた それは, 園 児 児 童 数 が 少 なく,プログラムが 限 られたり,また, 運 動 会 開 会 式 1つ1つの 種 目 の 時 間 が 短 く, 種 目 として 成 立 しにくく なってたり, 他 学 年 の 種 目 を 見 る 時 間 もなく, 次 から 次 へと 出 番 が 回 ってくるため, 児 童 の 体 力 的 な 面 からも 無 理 が 生 じると 考 えたりしたためである さらに, 運 動 会 で 子 どもたちが 全 力 で 演 技 をしても, 見 る 人 が 少 なく 拍 手 も 少 ないため,どことなく 寂 しい 感 じがしたこともそ の 理 由 である そこで,4 年 前 に, 学 校 から 各 種 団 体 へ 働 きかけ, 共 催 という 形 で 運 動 会 を 実 施 しはじめた 7 全 員 で 踊 るフォークダンス 月 末 に 第 1 回 運 動 会 運 営 委 員 会 を 開 催 し, 各 団 体 の 方 々 と 運 動 会 の 基 本 的 な 方 向 性 について 話 し 合 った そして,8 月 中 旬 に 第 2 回 運 動 会 運 営 委 員 会 を 開 催 し,それぞれの 種 目 など 細 かな 打 ち 合 わせや 一 緒 に 行 うプログラムの 確 認 をした その 3

6 後 は, 直 前 まで 適 宜 打 ち 合 わせをし, 本 番 を 迎 えた その 結 果, 子 どもたちの 中 からは, 見 てくれる 人 がたくさんいて, 張 り 合 いがある 普 段 はあいさつしかしない 人 たちといっし ょに 演 技 ができてうれしかった といった 意 見 が 出 てきた 保 護 者 の 中 からも 友 達 や 先 生, そして, 保 護 者 を 始 め, 長 寿 クラブ, 婦 人 会 の 方 々が 本 当 の 家 族 のように 声 を 掛 け 合 い 一 緒 に 笑 っている 光 景 を, 今 でも 思 い 出 すたび 目 頭 が 熱 くなり 感 謝 の 念 に 堪 えません こうして 沢 山 の 方 々に 見 守 られながら 子 ども 達 の 応 援 に 力 の 入 った 素 晴 らしい 運 動 会 を 有 難 うございまし た というメッセージが 寄 せられた そして, 運 動 会 後, 各 団 体 の 方 々と 本 年 度 の 運 動 会 の 反 省 会 を 持 ち, 本 年 度 の 反 省 と 次 年 度 に 向 けてしておくべきことなどを 確 認 した 一 方,かつては 井 内 地 区 を9つのブロックに 分 けて 華 やかに 競 技 を 行 ってきた 井 内 地 区 市 民 運 動 会 も 参 加 ブロックが 減 り,ついに, 平 成 25 年 度 は, 中 止 されている そこで, 井 内 幼 小 運 動 会 と 市 民 運 動 会 を 合 同 で 開 催 してはどうかなどの 意 見 も 出 てきてお り, 現 在 は, 将 来 に 向 けた 開 催 方 法 の 検 討 を 行 っている 今 後, 児 童 数 はさらに 減 少 し, 地 域 も 高 齢 化 が 進 む 可 能 性 が 高 く, 運 動 会 の 開 催 方 法 を 改 革 する 必 要 性 はだれもが 認 めることであ り, 運 動 会 をの 持 ち 方 を 改 善 することが 急 務 で,より 地 域 と 一 体 化 した 形 で 運 動 会 を 実 施 して いかねばならないと 考 えている 本 校 の 6 年 生 を 送 る 会 には, 地 域 のサークルの 方 々が 出 演 してくれたり 卒 業 生 に 記 念 品 をくださったりしている また,プログラムに 出 演 はなくても, 当 日 は,2 月 中 旬 の 寒 い 中 にもかかわらず, 体 育 館 に 多 数 の 地 域 住 民 の 方 々が 来 てくれ, 会 を 盛 り 上 げている また, 春 に 開 催 する 交 通 安 全 教 室 には 地 元 の 愛 輪 ク ラブという 団 体 の 方 々が 来 てくださり, 道 路 歩 行 の 際 には 警 察 の 方 の 手 助 けをして 指 導 をしてくれる さら に, 交 通 安 全 運 動 期 間 にも, 職 員 や 保 護 者 と 共 に 児 童 の 登 校 を 見 守 ってくれている 本 校 には,25m7コースのプールがあり,プール 清 掃 では, 児 童, 保 護 者 に 加 えPTAのOBの 方 々も 来 てくれ,ともに 汗 を 流 し, 水 に 濡 れながら 作 業 をし 毎 月 の 読 み 聞 かせ てくれる こ れ ら の 行 事 以 外 に も, 読 み 聞 か せ, 地 域 の 方 か ら 借 り た 畑 で サ ツ マ イ モ を 育 て る 学 習 な ど 保 護 者 や 地 域 の 方 々 は い ろ い ろ な 行 事 に 参 加 し, 共 に 活 動 し た り 側 面 か ら 支 え て く れ た り す る 伝 統 が 井 内 に は あ る そして,その 姿 を 見 て 児 童 は 育 っている こ こ で も, 事 前 の 計 画 や 進 行 に つ い て 互 い が 十 分 理 解 し, そ の 場 で 慌 て る こ と が な い よ う に 留 意 し た り 打 ち 合 わ せ た り し て い る ま た, 参 加 し て い る 方 イモの 苗 植 え からは, 会 話 をしたり 一 緒 の 活 動 をして, 子 どもたち とふれあいたいという 希 望 が 出 ており,そのことを 踏 まえた 計 画 や 進 行 を 考 えている (3) 井 内 子 どもクラブ PTA 行 事 4

7 井 内 地 域 には 井 内 子 どもクラブ という 組 織 があり, 保 護 者 が 主 体 になり 地 域 の 各 団 体 と 世 代 間 交 流 を 通 して 地 域 の 文 化 や 慣 習 などを 実 際 に 経 験 し,ふれあいの 中 でそのすばらしさや 大 切 さ を 子 どもに 学 ばせる 活 動 をしている その 一 つに, 年 末 には 消 防 年 末 警 戒 という 行 事 があり, 毎 年 本 校 の ほ と ん ど の 園 児 児 童 と そ の 保 護 者 が 参 加 し て い る こ れ は, 平 成 1 6 年 度 に 始 ま っ た, 地 域 の 消 防 団 の 方 々 と 協 力 し て 火 災 予 防 を 呼 びかける 行 事 で, 消 防 年 末 消 防 警 戒 団 第 6 分 団 か ら 井 内 地 区 の 中 心 部 分 を 通 り, 第 7 分 団 までの 約 1.5kmを 拍 子 木 やマイクを 使 って, 火 の ふれあい 餅 つき 用 心 を 呼 びかけながら 歩 き,その 後, 詰 め 所 で, 消 防 団 員 の 大 人 た ち の 話 を 聞 く と い う も の で あ る こ れ に よ り, 子 ど も た ち は, 防 火 に 対 す る 意 識 が 高 ま る と と も に, 父 親 を は じ め, 地 域 を 守 る 大 人 た ち の 思 い や 愛 着, 地 域 の 一 体 感 を 感 じることができている さらに, 消 防 団 員 が 整 列 し て 団 長 の 話 を 聞 く と き の 敬 礼 や 立 ち 姿 な ど か ら, き び き び し た り り し い 態 度 を 目 の 当 た り に し, 決 め る と き は 決 め る こ と, 規 律 正 し さ な ど を 感 じ, 大 人 を 手 本 に 学 び 取 っている そのほか, 平 成 24 年 度 には,そば 打 ちを 地 域 の 方 親 子 料 理 教 室 に 教 えていただいた 平 成 25 年 度 には 地 域 の 生 活 改 善 グループの 方 々を 講 師 に 井 内 地 区 に 伝 わる 料 理 を, 平 成 26 年 度 には 三 好 市 食 育 コーディネーターの 方 々を 講 師 に 正 月 の 餅 に 合 った 料 理 を 教 えてい ただく 親 子 料 理 教 室 も 開 催 した このような 活 動 をしている 井 内 子 どもクラブの 運 営 主 体 は 保 護 者 である 保 護 者 は,PTA 活 動 に 取 り 組 みつつ 各 団 体 に 所 属 したり, 近 所 の 利 を 生 かしてきめ 細 やかに 打 合 せをしたりして, 各 事 業 を 計 画 運 営 し ている 本 校 PTAもさまざまな 行 事 を 通 じて 子 どもたちと 共 に 学 んだり 活 動 したりしている さらに,どの 行 事 にも9 割 近 い 保 護 者 が 参 加 し 協 力 し 合 って 活 動 してい る 夏 休 み 前 に 行 わ れ る 親 子 ス ポ ー ツ 大 会 で は, 普 救 命 救 急 講 習 会 段 低 学 年 を 立 てて 力 をセーブしている 高 学 年 が, 保 護 者 相 手 に 全 力 でぶつかっていくことができ,さわやかな 満 足 感 や 充 実 感 を 味 わっている 保 5

8 護 者 も, 力 を 入 れたり 手 加 減 したりして, 子 どもが 充 実 感 を 哀 話 得 るよう 配 慮 している そ の 後 行 わ れ る 救 命 救 急 講 習 会 で は, A E D の や 人 工 呼 吸 を は じ め と す る 救 命 救 急 に つ い て 保 護 者 と 高 学 年 児 童 で 人 形 を 使 い 実 践 的 に 学 んでいる 1 1 月 に は, 親 子 食 育 講 座 が 開 催 さ れ, 毎 年 お や つ の 食 べ 方, 咀 嚼 と 健 康 な ど, 異 なっ たテ ー マ で, 親 子 が と も に 栄 養 士 さ ん か ら 指 導 し て も ら っ て い る さら に, 今 年 度 は 人 権 教 育 講 演 会 も 保 護 者 と 高 学 年 児 童 が 参 加 し て 一 緒 に 海 外 の 子 ど も た ち の 生 活 を 学 んだ 親 子 ドッジボール 大 会 3 学 期 のスキー 体 験 学 習 では,スキー 学 習 が 充 実 し たものになるよう, 子 どもたちのサポートをしたり, イ ン ス ト ラ ク タ ー の ア シ ス タ ン ト を し た り し て, ス キ ー を 滑 る 楽 し さ を す べ て の 児 童 が 感 じ ら れ る よ う 支 援 し て い る 2 月 の 6 年 生 を 送 る 会 で は, P T A 会 員 や の O B の 方 も 参 加 し 1 ヶ 月 も 前 か ら 夜 遅 く ま で 自 作 劇 を 練 習 し, 卒 業 生 を は じ め 園 児 児 童 の 心 に 残 るステージを 見 せてくれる その 他 の 活 動 においても, 結 束 力 と 行 動 力, 地 域 や 学 校 を 思 う 心 を 行 動 に 表 し, 活 動 で 子 どもたちに 親 子 食 育 講 座 模 範 を 示 している また, 保 護 者 が 学 校 と 団 体, 団 体 同 士 を 結 び つ け, 地 域 を よ り 深 く 巻 き 込 ん で い き, そ れ ぞ れ の 活 動 を さ ら に 充 実 さ せ て い る ま た, 学 校 の 思 い や 子 ど も た ち の 課 題 を 熟 知 し, そ れ ら を 解 決 す る 方 向 で 行 事 を 進 め て い る そ の こ と が 認 め ら れ, 平 成 2 6 年 度 優 良 P T A 文 部 科 学 大 臣 表 彰 を 受 賞 した 人 権 教 育 講 演 会 4 研 究 の 結 果 と 考 察 今 のところ, 子 どもの 豊 かな 体 験 を 育 む 活 動 が, 地 域 の 方 々や 保 護 者 が 学 校 や 子 どもたち に 抱 いている 熱 い 思 いに 支 えられて 実 践 できているように 感 じられる さらに,それらの 方 々は, 子 や 孫 のように 子 どもたちを 心 から 優 しさで 包 んでくれ, 成 長 を 喜 んでくれている そのことを 子 どもたちもわかっており, 地 域 の 人 々のあたたかさに 感 謝 の 思 いを 持 っている 今 回 の 実 践 で, 学 習 や 行 事 などに 対 して,その 行 事 によってこんな 目 標 を 達 成 したいとい う 学 校 の 思 いを 全 員 が 共 有 し, 力 を 合 わせてその 実 現 に 向 かって 行 動 することが 本 当 に 大 切 だということを 再 認 した このような 活 動 を 計 画 していて,そのねらいはこれである その ねらいを 達 成 するために,こんな 活 動 を 考 えているがいかがだろうか と 目 的 や 活 動 の 内 容 6

9 を 伝 え, 共 有 した 上 で, 相 手 の 考 えを 聞 き, 互 いの 思 いが 実 現 する 形 で 活 動 を 計 画 し 進 めて い く とい う 実 践 によ り, すべ て の 参 加 者 が 同 じ 作 業 を 一 緒 にし, 会 話 も 織 り 交 ぜ, 生 き 生 きと 活 動 する こと が で きた 児 童 の 実 態 や 発 達 段 階, 教 育 計 画 など をふ ま え た 上 で 活 動 計 画 を 組 み 立 て る 学 校 側 と, 活 動 内 容 を 熟 知 し, 手 順 や 段 取 り を 考 え る 地 域 の 講 師 の 方 とが 計 画 段 階 か ら 十 分 な 話 し 合 い を おこ ない,し っか りと タ ッ グを 組 む こ とで 充 実 した 活 動 が でき たの であ る そ の 結 果, 子 ども たち は 自 分 が 思 い 描 く 結 果 に たど り みんなが 笑 顔 に 着 くことができたり 楽 しい 思 い 出 を 作 ることができた りした また,コミュニケーション 能 力 を 向 上 させ, 地 域 を 愛 し, 感 謝 の 気 持 ちを 持 てる 活 動 が 充 実 してきたと 感 じられた また, 地 域 の 方 々の 中 には, 子 どもの 成 長 する 姿 を 見 て 喜 ん でくれたり, 自 分 たちが 関 わることで 子 どもたちが 楽 しそうに 活 動 する 姿 を 見 て 次 回 はこ うしよう,ああしよう と,これからの 活 動 を 楽 しみにしてくれたりしている 今 後 も 地 域 の 方 々と 学 校 が 今 まで 以 上 に 連 携 を 図 っていくために,このような 事 前 の 打 ち 合 わせを 積 極 的 にはかっていきたい そしてその 重 要 さに 鑑 み,これからも, 常 に 学 校 をオ ープンにし, 学 校 を 知 ってもらうと 共 に 学 校 と 保 護 者, 地 域 との 結 びつきや 交 流 を 大 切 にし, 綿 密 に 連 絡 し 合 わなくてはならないと 考 えている さらに, 保 護 者 や 地 域 の 人 々とこのような 良 好 な 関 係 を 続 け,もっと 充 実 させるには, 同 時 に, 現 状 を 維 持 するのではなく,もっと 連 携 を 深 めていく 必 要 があるとも 考 えている 今 は 保 護 者 や 地 域 の 方 々の 思 いに 支 えられて 活 動 をともにする なかで, 地 域 のことを 学 び, 生 き 方 を 学 び, 楽 しい 思 い 出 を 作 っている しかし, 今 後 は, 教 える 人 と 学 ぶ 子 どもの 立 場 で 共 に 活 動 する 関 係 から,さらに ふれあう 話 す 聞 く 中 で, 人 間 的 な 関 わりを 深 め て 行 く 段 階 へ 重 点 を 置 いた 活 動 を 考 え, 子 どもにふれ 合 う 力 をつけていきたいと 思 う 一 方, 高 齢 化 や 人 口 減 少 も 進 む 中 で, 持 続 可 能 な 活 動 や 活 動 の 持 ち 方 を 模 索 しなくてはならな い さらに, 巨 大 地 震 の 発 生 に 備 えて, 地 域 防 災 訓 練 の 開 催 なども 計 画 し 進 めていく 必 要 も ある 特 に,この 訓 練 は, 子 どもも 地 域 の 中 で 役 立 つことができるという 実 感 を 持 たせられ ると 思 われるので, 具 現 化 したいと 考 えている 現 在 は,その 第 一 段 階 として, 年 末 消 防 警 戒 以 外 に 消 防 団 と 連 携 できる 活 動 を 模 索 している 5 おわりに 井 内 小 学 校 は, 長 い 歴 史 に 培 われた 伝 統 や, 地 域 の 人 々と 強 い 絆 で 結 ばれている 面 と, 素 直 で 穏 やかだが 児 童 数 が 少 ないという 面 を 持 っている そのことは,プラス 面 に 作 用 する 場 合 と マイナスに 作 用 する 面 の 両 面 を 持 っている プラスに 働 く 面 を 伸 ばしていくことはもちろん, マイナス 面 をカバーするために, 今 後 とも 地 域 との 連 携 を 進 めていきたいと 考 えている 一 方, 井 内 地 区 も 高 齢 化 と 人 口 減 少 という 問 題 を 抱 えており, 何 らかの 対 策 を 講 じて 地 域 の 活 性 化 を 図 って 行 かなくてはならない そこで, 地 域 の 中 の 学 校 として, 子 どもを 育 てていくときに 地 域 の 方 々の 教 育 力 を 活 用 さ せてもらうことは, 子 どもたちの 成 長 にも 効 果 があると 同 時 に, 地 域 の 方 々にも 充 実 感 を 味 7

10 わっていただけるものだと 思 う さらに 今 後 は, 地 域 コミュニティの 中 核 としての 学 校, 地 域 の 人 と 人, 団 体 同 士 を 結 ぶ 核 としての 学 校 という 位 置 づけで 学 校 を 見 つめ, 相 互 交 流 の 中 で 心 豊 かな 子 どもを 育 てるとと もに, 地 域 を 元 気 にできる 井 内 幼 小 学 校 でありたい 本 文 中 の 写 真 は 平 成 26 年 度 2 学 期 に 実 施 したもの 次 のスライドに 使 用 した 写 真 は, 平 成 25 年 度 並 びに 平 成 26 年 度 1 学 期 までのもの 日 本 連 合 教 育 会 研 究 大 会 徳 島 大 会 提 案 発 表 資 料 1 2 日 本 連 合 教 育 会 研 究 大 会 - 第 10 分 科 会 - 学 校 家 庭 地 域 社 会 の 連 携 徳 島 大 会 研 究 協 議 題 夢 や 希 望 を 持 ち, 未 来 に 向 かって 果 敢 に 挑 戦 す る 子 どもを 育 む 学 校 家 庭 地 域 のあり 方 徳 島 県 教 育 会 三 好 市 立 井 内 小 学 校 住 田 克 弘 研 究 協 議 題 について 地 域 の 人 や 文 化 との 関 わりの 希 薄 さからく る 規 範 意 識 や 学 力 の 低 下, 心 の 未 熟 さ 家 庭 学 校 子 ども 地 域 互 恵 的 連 携 地 域 の 学 校 子 どもの 学 びの 場 づくり 3 4 家 庭 や 地 域 と 手 を 取 り 合 って 心 豊 かな 子 どもをはぐくむ 教 育 活 動 の 実 践 多 くの 人 々とふれ 合 う 体 験 的 な 活 動 や 学 校 行 事 を 通 して 井 内 小 学 校 の 位 置 井 内 小 学 校 は, 徳 島 県 西 部 の 三 好 市 東 部 に 位 置 し, 国 道 192 号 線 辻 から 四 国 山 地 方 面 に4kmほど 入 った 中 山 間 地 の 学 校 である 豊 かな 自 然 と 長 い 歴 史 や 伝 統 が 育 むあたたか な 人 の 輪 ( 思 いやりのあるおもてなしがある 地 域 ) 徳 島 県 三 好 市 立 井 内 小 学 校 井 内 小 学 校 8

11 5 6 井 内 小 学 校 井 内 小 学 校 校 区 のようす 井 内 小 学 校 周 辺 の 町 並 み 全 国 たな 田 百 選 下 影 のたな 田 ( 三 好 市 役 所 秘 書 広 報 課 提 供 ) 校 区 を 貫 く 清 流 井 内 谷 川 井 川 スキー 場 腕 山 ニホンカモシカ 台 風, 平 成 16 年 の 洪 水 をは じめ, 土 台 の 岩 が 揺 れても 落 ちなかったといわれる 剣 神 社 地 滑 りで 後 方 の 山 から 流 され 現 在 の 地 に 着 いたという 伝 説 がある 妙 理 神 社 7 8 井 内 小 学 校 児 童 数 の 移 り 変 わり 地 域 との 連 携 の 必 要 性 表 示 文 字 列 児 童 数 の 変 化 児 童 数 少 人 数 であるため 全 員 仲 良 く 責 任 と 協 力 の 意 識 がある 上 級 生 から 学 ぶ 下 級 生 人 々と 出 会 い ふれ 合 ったり 切 磋 琢 磨 したりすることが 少 な い コミュニケーション 能 力 を 向 上 させる 機 会 が 少 ないこと 子 ども 同 士 の 位 置 や 関 係 が 決 まってしまうこと 昭 和 平 成 児 童 数 の 減 少 地 域 の 過 疎 化 高 齢 化 に 直 面 した 地 域 でもある 学 校 家 庭 地 域 の 教 育 力 を 活 用 し, 多 様 な 経 験 の 中 で, 自 己 実 現 をはかり, 地 域 を 愛 し, 感 謝 の 気 持 ち を 持 たせるために, 体 験 を 通 じて 学 ぶ 場 を 設 定 する ことが 最 も 効 果 的 である 9 10 学 習 の 中 での 地 域 とのつながり 防 災 マップ5 6 年 校 区 内 でかつてあった 災 害 や 被 害, 保 護 者 が 危 険 を 感 じる 場 所 を 書 い てもらい 地 図 にまとめたり, 災 害 時 に,どんな 備 えが 必 要 か,また, 自 分 たちが 人 々の 役 に 立 てることは 何 かを 考 えたりした 地 域 に 伝 わる 民 話 を 調 査 し 劇 化 した 3 4 年 井 内 の 豊 かな 歴 史 と 伝 統 について 知 り, 長 い 歴 史 の 中 で 育 まれた 井 内 の 人 々の 心 や 思 いにふれた 井 内 の 長 者 屋 敷 9

12 11 12 地域に住む人々との交流を通じて 学習を進めた 1 2年 お茶 についての学習 平成25年度は 茶摘み体験 茶工場見学等を通じ て 働く人の思いなどについて各学年でまとめた 高冷地野菜栽培見学 こんにゃくづくり体験 13 14 平成26年度 運動会 全校一斉に茶摘み 手もみ体験をし 学年に 応じてまとめをしている 長寿クラブ 婦人会 PTA各 団体代表者との運営委員会 ト u C ゥ ト ュ ェ l ェ ス B v ュ ウ 運動会参加3団体の打ち合わせ 手をつないでの入場行進 15 代表者による宣誓 16 普段はあいさつしかしない人たちといっしょに演技ができてう れしかった 6年生を送る会 愛校奉仕作業 地域サークルの発表 交通安全教室 愛輪クラブ 10 プール掃除 保護者 PTAのOB)

13 17 18 消 防 年 末 警 戒 ( 消 防 団 との 連 携 ) 親 子 料 理 教 室 保 護 者 生 活 改 善 グループ 生 活 改 善 グループの 方 々 と 親 子 料 理 教 室 で 井 内 の 伝 統 家 庭 料 理 を 作 った 保 護 者 とOBによる 手 前 味 噌 劇 団 1ヶ 月 も 前 から 夜 遅 くまで 練 習 し, 卒 業 生 の 心 に 残 る 劇 を 演 じている 親 子 スポーツ 大 会 (ドッジ ボール)ではで 子 どもたちは 全 力 で 大 人 にぶつかってい き, 大 人 は 高 学 年 の 成 長 をう れしそうに 受 け 止 めた PTA 活 動 の 中 で スキー 学 習 では, 子 どもたちのサ ポートをしたり,イ ンストラクターのア シスタントをしたり して,スキーを 滑 る 楽 しさをすべての 児 童 が 感 じるよう に 補 助 している 実 践 の 成 果 地 域 や 保 護 者 の 学 校 や 子 どもたちに 対 する 思 い に 支 えられて 子 どもの 学 ぶ 場 ができている ねらい, 方 法, 活 動 の 練 り 合 わせ 協 議 による 充 実 した 活 動 の 実 現 学 校, 家 庭, 地 域 のつながりの 強 化 交 流 の 促 進 今 後 の 課 題 1 教 えてもらう, 共 にする 活 動 から,いろい ろな 語 り 合 いの 中 で 心 のふれあいを 深 めら れる 活 動 への 進 化 をはかる 方 策, 企 画 2 子 ども 自 身 が 地 域 の 中 で 人 の 役 に 立 っているという 実 感 をさらに 強 く 持 ち, 地 域 が 一 体 になって 取 り 組 む 防 災 訓 練 21 今 後 の 課 題 3 学 校 を 地 域 の 中 核 として 地 域 の 人 や 団 体 を 結 ぶ 拠 点 にし, 相 互 交 流 の 中 で, 子 どもを 育 て ることを 目 標 にすえ,その 共 通 の 目 標 の 達 成 を 目 指 すことを 通 じて 井 内 を 元 気 にしていくことが できる 連 携 のあり 方 11

14 研 究 主 題 豊 かな 心 と, 自 ら 学 ぶ 力 を 育 てる 中 学 校 教 育 の 創 造 ~ 学 校 図 書 館 教 育 を 中 心 として~ 三 加 茂 中 学 校 教 諭 山 下 ちづる 1 はじめに 本 校 のある 東 みよし 町 は, 吉 野 川 をはさんだ 豊 かな 水 と 緑 に 囲 ま れた 場 所 である 校 区 は 近 年 国 道 1 92 号 線 沿 いに 商 業 施 設 や 飲 食 店 が 立 ち 並 び, 人 や 物 の 交 流 連 携 の 拠 点 東 みよし 町 三 加 茂 地 区 として, 発 展 が 期 待 されている 過 疎 化 が 進 む 徳 島 県 西 部 においても 活 気 のある 地 域 となっており, 人 口 減 少 が 比 較 的 緩 やかである 三 加 茂 中 学 校 は, 昭 和 36 年 に 三 庄 中 学 校 加 茂 中 学 校 が 統 合 して 創 立 され, 平 成 13 年 に 現 在 の 校 舎 に 新 築 移 転 した 学 校 の 校 訓 は 創 造 で, 教 育 目 標 は 一 人 ひとりの 自 主 性 社 会 性 創 造 性 を 発 展 させるとと もに, 人 権 を 尊 重 し, 個 性 の 伸 長 と 豊 かな 人 間 性 の 育 成 三 加 茂 中 学 校 正 門 に 努 める ことである 全 校 生 徒 は248 名 で, 学 級 数 は11 学 級 である 加 茂 小 学 校 と 三 庄 小 学 校 の2つの 小 学 校 から 入 学 してくる 生 徒 達 は, 明 るく 活 発 であり, 意 欲 的 に 学 校 行 事 や 部 活 動 に 取 り 組 んでいる 三 加 茂 中 学 校 の 学 校 図 書 館 は, 別 棟 の 東 みよし 町 立 図 書 館 の2 階 にあり, 校 舎 からは, 長 い 渡 り 廊 下 でつ ながる 構 造 になっている 東 みよし 町 立 図 書 館 このため 生 徒 たちは, 学 校 図 書 館 と 町 立 図 書 館 の, 両 方 を 利 用 しながら 読 書 活 動 が 行 える,という 恵 まれ た 環 境 にある 2 研 究 の 目 的 そこで, 未 来 を 見 つめ, 豊 かな 学 びを 創 造 する 中 学 校 教 育 の 創 造 という 研 究 主 題 のもと, 学 校 図 書 館 教 育 を 中 心 とした 研 究 を 構 想 した 昼 休 みに 町 立 図 書 館 を 利 用 する 生 徒 12

15 具 体 的 なめざす 生 徒 像 として, 1 読 書 活 動 を 通 して 自 らの 考 えを 広 げ, 豊 かな 心 を 持 つ 生 徒 2 図 書 館 を 通 して 情 報 活 用 能 力 を 身 につけ, 課 題 を 解 決 できる 生 徒 3 主 体 的, 意 欲 的 に 学 び,ともに 高 めあう 生 徒 の 三 つを 考 えた 学 校 図 書 館 を 通 して, 豊 かな 心 と 自 ら 学 ぶ 力 を 持 つ 生 徒 の 育 成 をはかっていく 昼 休 みに 学 校 図 書 館 を 利 用 する 生 徒 3 調 査 研 究 の 概 要 (1) 研 究 の 構 想 研 究 の 全 体 構 想 を 図 に 示 すと, 次 のようになる 学 校 教 育 目 標 研 究 課 題 一 人 ひとりの 自 主 性 社 会 性 創 造 性 を 発 展 させるとともに, 未 来 を 切 り 拓 き, 心 豊 かにたく 人 権 を 尊 重 し, 個 性 の 伸 長 と 豊 かな 人 間 性 の 育 成 に 努 める ましく 生 きる 子 どもの 育 成 研 究 主 題 豊 かな 心 と, 自 ら 学 ぶ 力 を 育 てる 中 学 校 教 育 の 創 造 ~ 学 校 図 書 館 を 中 心 として~ めざす 生 徒 像 読 書 活 動 を 通 して 自 らの 考 え を 広 げ, 豊 かな 心 を 持 つ 生 徒 図 書 館 を 通 して 情 報 活 用 能 力 を 身 につけ, 課 題 を 解 決 できる 生 徒 主 体 的 意 欲 的 に 学 び, ともに 高 めあう 生 徒 図 書 館 教 育 重 点 目 標 読 書 センターとして 生 徒 と 本 をつなぐ 読 書 活 動 の 充 実 学 習 情 報 センターとしての 図 書 館 環 境 の 整 備 図 書 館 の 機 能 と 役 割 からからみた 具 体 的 な 取 り 組 み 努 力 事 項 豊 かな 心 を 育 てる 読 書 センター 自 ら 学 ぶ 力 を 育 てる 学 習 情 報 センター 生 徒 の 活 動 を 支 える 交 流 連 携 センター 13

16 生 徒 の 読 みたい をはぐ 生 徒 の 知 りたい 学 びたい 図 書 を 通 して 家 庭 地 域 公 くみ 応 える 学 校 図 書 館 を 引 き 出 しいかす 学 校 図 書 館 共 図 書 館 とつながり 広 がる 学 校 図 書 館 朝 の 全 校 一 斉 読 書 図 書 館 の 利 用 指 導 オリエンテ 東 みよし 町 立 図 書 館 との 運 絵 本 の 読 み 聞 かせ ーション 営 および 資 料 連 携 学 級 文 庫 各 教 科 における 年 間 利 用 計 画 県 立 図 書 館 の 団 体 貸 出 の 個 人 の 読 書 記 録 ファイル 調 べ 学 習 の 仕 方 の 指 導 利 用 新 着 図 書 紹 介 図 書 館 資 料 を 使 った 授 業 の 研 地 域 の 読 み 聞 かせボランテ おすすめ 本 の 紹 介 究 と 実 践 ィア 町 コミュニティ スクール 推 薦 図 書 ICTを 活 用 した 資 料 の 収 集 整 との 連 携 協 力 図 書 のリクエスト 理 図 書 だよりによる 広 報 活 動 図 書 館 の 配 架 や 展 示 の 図 書 資 料 のレファレンス 図 書 システムによる 蔵 書 管 工 夫 蔵 書 検 索 システム 理 と 運 営 校 内 の 読 書 環 境 整 備 蔵 書 の 点 検 と 充 実 読 書 実 態 調 査 アンケート 図 書 館 教 育 における 重 点 目 標 として 読 書 センターとして, 生 徒 と 本 をつなぐ 読 書 活 動 を 充 実 させること 学 習 情 報 センターとしての, 図 書 館 環 境 の 整 備 を すること の 二 つを 設 定 した また, 学 校 図 書 館 の 機 能 と 役 割 を, 次 の 三 つの 点 に 分 けて 考 え, 具 体 的 な 取 り 組 みや 努 力 事 項 を 考 えた 1 豊 かな 心 を 育 てる 読 書 センター としての 機 能 を 持 つ 学 校 図 書 館 生 徒 の 読 みたい という 気 持 ちをはぐくみ,それ 読 みたい 本 を 探 す 生 徒 に 応 える 学 校 図 書 館 として, 読 書 活 動 の 活 性 化 と 充 実 を 目 指 すこと 2 自 ら 学 ぶ 力 を 育 てる 学 習 情 報 センター としての 機 能 を 持 つ 学 校 図 書 館 生 徒 の 知 りたい 学 びたい をという 気 持 ちを 引 き 出 して,それをいかしてゆく 学 校 図 書 館 を 目 指 すこ と 3 生 徒 の 活 動 を 支 える 交 流 連 携 センター としての 機 能 を 持 つ 学 校 図 書 館 県 立 図 書 館 から 団 体 貸 出 を 受 けた 図 書 図 書 を 通 して 家 庭 地 域 公 共 図 書 館 とつながり, 広 がってゆく 学 校 図 書 館 を 目 指 すこと (2) 読 書 アンケート 調 査 の 結 果 から 2013 年 度 の4 月 に, 全 校 生 徒 を 対 象 に 行 った 本 校 の 読 書 アンケートの 調 査 結 果 は, 以 下 のと 14

17 おりである 本 を 読 むのは 好 きですか? という 質 問 に は, とても 好 き 好 き まあまあ 好 き と 答 えた 生 徒 が,あわせて 約 8 割 になった 本 を 読 むことに 対 して どちらかというと 好 きである と,とらえている 生 徒 が 多 いことが 分 かる あわせて,よく 読 む 本 の 種 類 を 聞 くと, 小 説 が 大 半 を 占 めた 冒 険 ファンタジー や ホ ラー ミステリー 推 理 小 説 恋 愛 小 説 と いう 回 答 順 だった 次 に, 友 だちや 家 族 と 本 について 話 をしま すか? という 質 問 には, よくする ときど きする という 回 答 が,あわせて 約 3 割 にとど まった あまりしない ほとんどしない と いう 回 答 は 約 7 割 を 占 めた これは, 学 校 の 図 書 館 をよく 利 用 しますか? という 質 問 に 対 する, 回 答 結 果 の 割 合 とよ く 似 た 傾 向 が 見 られた また, 本 校 では 毎 日 8:05~8:20までの15 分 間 に, 全 校 一 斉 の 朝 の 読 書 を 実 施 している こ の 朝 の 読 書 で 読 む 本 は,どのように 準 備 して いますか? という 質 問 に 対 して, 書 店 で 買 う と 答 えた 生 徒 が 大 多 数 をしめた 町 内 に 大 型 書 店 があり, 本 が 比 較 的 手 に 入 りやすいという 環 境 要 因 がある 次 に, 朝 の 読 書 の 時 間 以 外 に, 本 を 読 むのは いつですか? という 質 問 に 対 しては, 休 みの 日 に 家 で 読 む と 答 えた 生 徒 が 一 番 多 かった 15

18 これらのアンケートの 結 果 から, 本 を 読 むことは どちらかというと 好 きであるが, 本 に 関 する 知 識 や 感 想 を 共 有 する 機 会 があまりなく, 図 書 館 の 利 用 も 限 られている,という 傾 向 がうかがえた 4 具 体 的 実 践 の 紹 介 (1) 絵 本 の 読 み 聞 かせ 読 み 聞 かせは, 取 り 組 んでいる 学 校 も 多 いと 思 わ れるが, 本 校 でも, 毎 週 水 曜 日 の 朝 の 読 書 の 時 間 に, 絵 本 の 読 み 聞 かせを 行 っている 先 生 方 が 自 分 のお 気 に 入 りの 絵 本 や, 町 立 図 書 館 で 団 体 貸 出 をしていただいた 絵 本 から 選 んで 読 み 聞 かせをしている また, 先 生 方 の 他 に, 地 域 の 読 み 聞 かせボランテ ィアの 方 も, 毎 月 第 1 第 3 水 曜 日 に 来 ていただい ている 東 みよし 町 には, おはなし どんぐりの 会 があり, 町 立 図 書 館 を 拠 点 に おはなし 会 などの 読 み 聞 かせを 中 心 とした 活 動 をしている それから, 校 内 研 修 として 鳴 門 教 育 大 学 の 余 郷 裕 次 先 生 をお 招 きし, 読 み 聞 かせの 方 法 や 意 義 につい て 教 えていただいた また, 保 護 者 を 対 象 とした 家 庭 教 育 学 級 の 講 演 会 では,ちょんせいこ 先 生 に 読 み 聞 かせのワークショ ップをしていただいた 生 徒 に 印 象 に 残 っている 絵 本 についてアンケート 調 査 をすると, 自 分 が 普 段 読 まない 本 を 読 んでくれ るので, 面 白 い と 好 評 だった 生 徒 達 は 真 剣 に, ときには 笑 い 声 をあげながら 聞 いている 先 生 がお 気 に 入 りの 絵 本 を 読 み 聞 かせ 余 郷 裕 次 先 生 の 読 み 聞 かせ 講 座 読 み 聞 かせアンケート 結 果 絵 本 のあしあと 読 み 聞 かせを 真 剣 に 聞 く 生 徒 各 クラスには, 読 み 聞 かせに 使 用 し た 絵 本 の 表 紙 写 真 を 記 録 した 絵 本 の あしあと を 掲 示 している 16

19 (2) 読 書 啓 発 活 動 読 書 啓 発 活 動 として, 図 書 委 員 会 を 中 心 にいろいろな 本 の 紹 介 をしている まず, 各 クラスにある 学 級 文 庫 の 選 定 は 図 書 委 員 が 行 っているが, 新 着 図 書 を 中 心 に 定 期 的 に 入 れ 替 えるよ うにしている 朝 の 読 書 の 時 間 には, 学 級 文 庫 の 本 を 読 む 生 徒 も 増 えている また, 全 校 集 会 では 図 書 委 員 が ブックトークを 行 った UFOと 宇 宙 人 を 登 場 させ て, 星 新 一 のS Fの 本 を 楽 しく 全 校 集 会 でのブックトーク 紹 介 した そして, 各 学 年 の 廊 下 や 図 書 館 では, 図 書 委 員 のおす すめの 本 の 企 画 展 示 や, 学 年 別 のおすすめ 本 の 展 示 を 定 期 的 にしている 本 を 常 に 身 近 な 場 所 に 置 くことで, 生 徒 たちは 休 み 時 間 に 気 軽 に 本 を 手 に 取 ることができ, 新 しい 本 の 世 界 を 知 ることができる また, 国 語 の 時 間 には, 私 の おすすめの 一 冊 として, 自 分 の 好 きな 本 を 紹 介 する 文 章 を 書 いた 書 き 上 げた おすすめの 一 冊 は 学 年 掲 示 板 の 掲 示 物 と して 利 用 したり, 各 クラスでブ ックトークをしたりして 紹 介 し 合 った 生 徒 たちは, 友 達 の 紹 介 した 本 に 対 して, その 本, 後 で 貸 してよ と 声 をかけ, 興 味 を 示 していた また, 生 徒 が 持 っている 読 書 記 録 ファイルには, 自 分 が 読 ん だ 本 を 記 録 している 同 時 に, これから 読 みたい 本 のリストを 書 き 留 めるようにしている 読 みたい 本 が 増 える 読 書 ファイル 私 のおすすめの 一 冊 になって 欲 しい 図 書 委 員 のオススメ 本 学 年 別 おすすめ 本 の 廊 下 展 示 新 しく 並 んだ 本 に 興 味 津 々 各 クラスでのブックトーク 友 達 が 選 んだ 本 は 面 白 そう 17

20 また, 先 生 方 にも 生 徒 に 読 んでもらいたい 本 を, 図 書 館 の 本 から 推 薦 図 書 として 選 ん でいただき, 職 員 室 前 に 展 示 をしている そして, 職 員 朝 会 では, 日 直 の 先 生 が 他 の 先 生 方 に 自 分 の 好 きな 本 を 紹 介 する 時 間 を 職 員 室 前 の 先 生 方 の 推 薦 図 書 とり, チーム 三 加 茂 おすすめ の 一 冊 としてまとめた それから, 図 書 委 員 が 春 と 秋 の 読 書 週 間 にしおりを 作 って 配 ったり, POPをつくって, 本 と 一 緒 に 掲 示 したりしている POPとは, 本 の 内 容 を 宣 伝 した, 手 書 きの 広 告 であ る 手 作 りのしおり 本 のPOP その 他 に, 読 書 講 演 会 として, 三 加 茂 中 学 校 の 卒 業 生 である 作 家 の 喜 多 喜 久 さんをお 招 きしてお 話 を 伺 った 人 生 のマネジメント と 題 して, 作 家 としてデビューするまで の 経 緯 を 詳 しく 語 っていただ いた 講 演 の 後, 生 徒 から 活 発 な 質 疑 応 答 があり, 著 作 を 寄 贈 図 書 を 受 け 取 る 図 書 館 に 寄 贈 していただいた 喜 多 喜 久 さんの 読 書 講 演 会 チーム 三 加 茂 おすすめの 一 冊 (3) 各 教 科 における 利 用 の 具 体 例 総 合 的 な 学 習 の 時 間 には, 図 書 館 資 料 を 使 って 活 動 をする 機 会 が 多 いと 思 われる 1 年 生 の 総 合 的 な 学 習 の 時 間 には, 修 学 旅 行 の 事 前 学 習 として, 平 和 学 習 を 行 った 戦 争 と 平 和 に 関 する 絵 本 を 使 って, 平 和 の 尊 さを 学 んだ 発 表 会 では, 平 和 の 絵 本 の 概 要 をICT 機 器 を 使 って 提 示 した また,2 年 生 の 総 合 的 な 学 習 の 時 間 では, 進 路 学 習 を 図 書 館 資 料 を 使 って 行 った 職 業 や 職 場 体 験 学 習 進 路 選 択 に 関 する 図 書 館 資 料 は, 学 校 図 書 館 に 多 くあ る 生 徒 達 は 自 分 の 興 味 のある 職 業 について 調 べ,ま とめた 事 柄 をポスターセッションで 発 表 した そして,3 年 生 では, 学 級 活 動 において 心 に 響 く 言 葉 を 本 から 集 めて,アンソロジーを 作 る 取 り 組 み をした アンソロジーとはいろいろな 詩 歌 や 文 章 を 集 1 年 生 平 和 学 習 の 発 表 会 2 年 生 進 路 学 習 の 発 表 会 18

21 めてまとめたものである 1 学 期 は 自 分 や 仲 間 への 応 援 メッセージ という テーマで 言 葉 を 集 めて, 夏 季 総 体 前 に 学 年 掲 示 板 に 掲 示 した 2 学 期 は 目 標 を 達 成 するために 心 の 支 えとなる 言 葉 を テーマに 言 葉 を 集 め, クラスごとに 発 表 会 を 行 った 受 験 生 としてみ 3 年 生 アンソロジーの 発 表 会 各 部 活 動 の 応 援 メッセージ んなで 支 え 合 って 乗 り 越 えていこうと 確 かめ 合 った 次 に,2 年 生 の 国 語 科 では, 古 典 単 元 の 学 習 におい て, 祖 谷 地 方 に 残 る 平 家 落 人 伝 説 について 調 べた 三 好 地 域 の 郷 土 資 料 や, 観 光 案 内 パンフレットから 情 報 を 集 めて, 郷 土 に 残 る 平 家 落 人 伝 説 についてまとめ て 発 表 した 平 家 物 語 と 比 較 することでより 理 解 が 深 まり, 生 徒 の 興 味 関 心 を 引 き, 古 典 を 身 近 なものと 感 じることができた 1 年 生 の 社 会 科 では, 歴 史 分 野 の 学 習 で, 自 分 の 好 きな 歴 史 上 の 人 物 について 調 べ 学 習 を 行 った 興 味 の ある 人 物 に 関 して 歴 史 の 図 書 資 料 から 情 報 を 集 めてま とめた 国 語 科 社 会 科 平 家 落 人 伝 説 について 歴 史 上 の 人 物 について 英 語 科 英 語 でおすすめの 場 所 を 紹 介 2 年 生 の 英 語 科 では, 日 本 と 世 界 のおすすめの 場 所 を 本 から 探 して, 英 語 で 紹 介 する 学 習 を 行 った 地 理 の 本 や 旅 行 雑 誌 から 情 報 を 集 めて 整 理 し, 英 語 で 紹 介 する 掲 示 物 を 作 って 発 表 会 を 行 った 3 年 生 の 家 庭 科 では, 幼 児 とふれあう 保 育 実 習 の 前 に, 幼 児 に 選 ぶ 絵 本 を 考 える 授 業 を 行 った 子 ど もの 発 達 段 階 と 年 齢 に 応 じた 絵 本 を 考 えて, 発 表 を 行 った その 後, 町 立 図 書 館 でたくさんある 絵 本 の 中 から, 実 際 に 自 分 たちで 絵 本 の 選 定 をした 選 ん だ 絵 本 を 読 む 練 習 を 事 前 にしてから, 保 育 実 習 にの ぞんだ 家 庭 科 保 育 と 絵 本 19

22 そして 各 学 年 の 美 術 科 では, 自 分 の 好 きな 本 を 題 材 にし て, 平 面 と 立 体 の 作 品 を 作 った 1 年 生 は 本 のPOPを 作 った 2 年 生 は,ポップアップ カードを 作 った カードを 開 けると, 本 の 中 の 場 面 が 飛 び 出 してくる 楽 しい 仕 掛 けがあ る 3 年 生 はパソコンを 使 っ 美 術 科 本 のPOP て, 本 のブックカバー を 作 った 美 術 科 本 のポップアップカ ド 生 徒 たちは, 各 教 科 での 学 習 を 通 じて, 普 段 は 自 分 から 手 にすることのない 種 類 の 本 を 読 むことで, 新 たな 発 見 や 興 味 が 広 がったようである 美 術 科 本 のブックカバー この 他,1 年 生 は,4 月 に 図 書 館 のオリエンテーシ ョンを 受 ける 同 じ 東 みよし 町 内 でも,1 階 にある 町 立 図 書 館 を 利 用 したことのなかった 生 徒 がたくさんい た 利 用 者 カードを 発 行 してもらい, 学 校 図 書 館 には ない 種 類 の 本 をおめあてに, 昼 休 みに 利 用 するように なった また, 総 合 的 な 学 習 の 時 間 には,クイズ 形 式 で 調 べ 学 習 の 仕 方 を 学 んだ このように 図 書 館 の 利 用 の 仕 方 を 学 び, 身 近 なもの 1 年 生 図 書 館 オリエンテーション と 感 じることで, 読 書 活 動 や 図 書 館 資 料 を 活 用 した 学 習 につなげていく (4) 図 書 館 資 料 とICT 機 器 を 利 用 した 授 業 の 取 り 組 み 図 書 館 資 料 とICT 機 器 を 利 用 した 授 業 の 取 り 組 みも 始 めて いる 図 書 とICTの 双 方 の 利 点 を 活 用 して, 生 徒 の 情 報 活 用 能 力 の 育 成 をはかりたいと 考 えている 昨 年 度 は,パナソニック 教 育 財 団 の 実 践 研 究 助 成 の 指 定 を 受 け,タブレット 型 PCを18 台 導 入 した 職 員 研 修 でタブレット 型 PCの 活 用 指 導 力 向 上 研 修 を 行 い, 生 徒 の 調 べ 学 習 に 活 用 できるように した ICT 支 援 員 によるタブレットの 図 書 館 でタブレットを 活 用 指 導 力 向 上 研 修 充 電 は 大 切 利 用 する 生 徒 20

23 また, 無 線 LANが 使 用 できるようにICT 支 援 員 の 協 力 を 得 て,セキュリティも 含 めた 校 内 のインターネット 環 境 を 整 えた 2 年 生 の 総 合 的 な 学 習 の 時 間 における 職 業 調 べで は, 生 徒 たちは, 集 めた 情 報 をもとにプレゼンテーシ ョンソフトで 視 覚 的 に 工 夫 された 資 料 を 作 った まと めるときに 文 章 だけでなく, 図 表 やグラフを 自 ら 作 成 し, 限 られたプレゼン 時 間 の 中 で 分 かりやすく 提 示 す した また, 同 じく 伝 統 芸 能 について 調 べるときには, 地 域 の 聞 きとり 学 習 にタブレット 型 PCを 持 参 した インタビューや 芸 能 の 様 子 を, 聞 き 取 り 先 の 許 可 を 得 て, 静 止 画 と 動 画 で 記 録 することができた 情 報 の 整 理 と 視 覚 化 (5) 各 団 体 との 連 携 協 力 これらの 学 習 では, 多 種 多 様 な 図 書 館 資 料 が 必 要 と なってくる 本 校 の 蔵 書 冊 数 は 約 1 万 冊 だが, 充 分 と タブレットで 画 像 を 撮 影 はいえない そこで, 町 立 図 書 館 や 徳 島 県 立 図 書 館 の 協 力 貸 出 を お 願 いした 町 立 図 書 館 には 約 2 万 冊 の 蔵 書 がある また, 町 立 図 書 館 は とくしまネットワーク 図 書 館 システム に 加 入 しており, 毎 週 金 曜 日 に 文 化 の 森 の 県 立 図 書 館 から 協 力 車 がやってきている 総 合 的 な 学 習 の 時 間 の 調 べ 学 習 や 各 教 科 で 使 う 図 書 資 料 の 団 体 貸 出 をお 願 いした 町 立 図 書 館 の 蔵 書 は 約 2 万 冊 これまでに 修 学 旅 行 や 国 語 の 古 典, 偉 人 の 言 葉, 伝 統 芸 能, 職 業 調 べなどをテーマに,1カ 月 間 図 書 をお 借 りした 授 業 で 使 いたいけれど, 学 校 図 書 館 にはない 図 書 のレファレンスに 応 じていただき,とても 助 かっ ている そして, 町 立 図 書 館 とは 図 書 運 用 システムが 共 有 化 県 立 図 書 館 の 本 の 団 体 貸 出 されている そのため, 学 校 図 書 館 のパソコンから 両 図 書 館 の 蔵 書 3 万 冊 を 一 度 に 検 索 することができる また 今 年 度 から, 本 を 購 入 する 際 の 選 書 委 員 会 にも 参 加 させてい ただいた 生 徒 たちか らリクエストのあった 本 を, 購 入 候 補 リスト 町 立 図 書 館 の 選 書 委 員 会 に 加 えることができた 蔵 書 検 索 システム 21

24 また, 東 みよし 町 では, 昨 年 度 から 町 内 6つの 小 中 学 校 をコ ミュニティ スクールに 指 定 し, 学 校 保 護 者 地 域 の 連 携 を 具 体 化 して, 地 域 の 人 材 活 用 をはかる 取 り 組 みを 行 っている すでに 行 われている 読 み 聞 かせボランティアの 他 にも, 学 校 図 書 館 支 援 員 など, 地 域 や 保 護 者 の 力 をお 借 りして, 図 書 館 教 育 を 広 げることができる 5 研 究 の 成 果 と 課 題 年 度 末 に 実 施 した 読 書 に 関 するアンケートの 結 果 では, 本 を 読 むのが 好 き ですか という 質 問 に 対 して, 東 みよし 町 広 報 のCSだより あまり 好 きでない と 答 えた 人 の 割 合 は, 変 化 が 見 られなかった しかし, とても 好 き と 答 えた 人 が9ポイント 増 加 していた そして, 重 点 目 標 の 一 つ 目 の 読 書 センターとし て, 生 徒 と 本 をつなぐ 読 書 活 動 の 充 実 という 点 に ついては, 図 書 館 の 利 用 者 数 や 貸 出 冊 数 の 増 加 があ った 生 徒 たちは,いろいろな 本 の 情 報 を 得 て, 実 際 に 本 に 触 れることで, 読 書 内 容 も 広 がっていった また, 重 点 目 標 の 二 つ 目 の 学 習 情 報 センターと しての, 図 書 館 環 境 の 整 備 という 点 については, 他 団 体 との 連 携 協 力 もあり, 図 書 館 資 料 とICTを 活 用 した 図 書 館 の 利 用 が 増 えた それに 伴 い, 図 書 館 ICTと 図 書 を 活 用 する 生 徒 教 育 の 年 間 運 営 計 画 や, 各 学 年 教 科 ごとの 年 間 利 用 計 画 の 見 直 しをはかる 必 要 性 も 出 てきている また, 今 後 は 図 書 館 で, 新 聞 を 教 育 活 動 に 取 り 入 れ るNIEにも 取 り 組 んで 行 きたいと 考 えている まだ 取 り 組 み 始 めたばかりであるが, 新 聞 を 生 徒 たちの 身 近 な 所 に 置 き, 親 しむことから 始 めて, 今 後 は 教 科 学 習 にも 利 用 していきたいと 考 えている 廊 下 で 新 聞 を 読 む 生 徒 樹 齢 1000 年 の 加 茂 の 大 クス 新 聞 記 事 の 掲 示 板 NIEの 窓 22

25 研 究 主 題 小 中 連 携 教 育 ~ 東 祖 谷 小 中 学 校 の 取 り 組 み 東 祖 谷 中 学 校 教 諭 岡 本 博 一 1 はじめに 平 成 24 年 4 月, 旧 東 祖 谷 山 村 ( 現 三 好 市 東 祖 谷 )の5つの 小 学 校 が 統 合 され, 東 祖 谷 小 学 校 が 開 校 し, 小 中 一 体 型 校 舎 で 東 祖 谷 小 中 学 校 の 連 携 教 育 がスタートした 昭 和 48 年 に 実 質 統 合 された 東 祖 谷 中 学 校 のあった 現 在 の 敷 地 に 木 造 の 小 中 一 体 型 校 舎 が 建 築 され, 小 中 連 携 教 育 も 始 まったわけである その 連 携 教 育 も 今 年 で3 年 目 となるが, 当 初 は 小 中 の 文 化 の 違 いな ど, 連 携 を 進 める 上 で,さまざまな 苦 労 があったようである 本 年 度 4 月 より 東 祖 谷 中 学 校 で 勤 務 することとなり, 中 学 校 の 教 務 主 任 として 学 校 運 営 に 関 わってきたわけだが,その 取 り 組 みの 中 で 見 えてきた 成 果 や 課 題 についてまとめてみた その 中 で 小 中 の 連 携, 特 に 組 織 づくりや 校 内 研 修, 乗 り 入 れ 授 業 についてと, 東 祖 谷 小 中 学 校 の 教 育 を 支 えている 東 祖 谷 いう 地 域 の 特 性 を 生 かした 教 育 活 動 等 について 述 べる 2 本 校 の 概 要 平 成 26 年 度 東 祖 谷 小 中 学 校 の 児 童 生 徒 職 員 数 小 学 校 44 名 1 年 生 2 年 生 3 年 生 4 年 生 5 年 生 6 年 生 7 名 6 名 7 名 3 名 13 名 8 名 中 学 校 20 名 1 年 生 2 年 生 3 年 生 8 名 7 名 5 名 教 職 員 20 代 30 代 40 代 50 代 計 小 学 校 (4) 中 学 校 (4) 計 ( 小 中 ) 現 在, 小 学 校 全 校 児 童 44 名, 中 学 校 全 校 生 徒 20 名 である 児 童 生 徒 は, 毎 朝 スクールバスで 登 校 しており, 木 の 香 りがただよう すばらしい 環 境 の 中 で 教 育 活 動 を 営 んでいる 中 学 校 の 部 活 動 は 卓 球 部 と 柔 道 部 があり, 全 員 どちら かの 部 活 動 に 所 属 している 地 元 の 教 員 ( 計 の( ) 内 が 地 元 教 員 数 )が 少 なくなっており2~ 3 年 で 異 動 する 教 員 が 多 く, 教 育 の 定 着 も 課 題 の 一 つと 言 える 旧 東 祖 谷 中 学 校 の 校 舎 現 在 の 東 祖 谷 小 中 学 校 の 校 舎 23

26 3 本 校 の 子 どもたちと 学 校 教 育 目 標 校 区 に 高 等 学 校 のない 本 校 の 子 どもたちは, 東 祖 谷 中 学 校 を 卒 業 と 同 時 に 自 分 の 家 を 離 れて 寮 生 活 や 下 宿 生 活 をしなければならない もともと 東 祖 谷 中 学 校 には 生 徒 の 寄 宿 舎 友 愛 寮 があった 東 祖 谷 の 各 小 学 校 を 卒 業 した 子 どもたちは, 中 学 校 入 学 と 同 時 に 友 愛 寮 に 入 寮 し, 寮 生 活 をしていた 東 祖 谷 中 学 校 は 平 成 16 年 まで 全 寮 制 であったが, 平 成 16 年 3 月 に 友 愛 寮 が 閉 寮 となり,スクールバスでの 登 下 校 が 始 まった 要 するに 平 成 16 年 まで 東 祖 谷 の 子 どもたちは, 小 学 校 卒 業 と 同 時 に 自 宅 を 離 れ 寮 生 活 を 送 っており, 中 学 校 卒 業 と 同 時 にふるさと 東 祖 谷 を 離 れ 寮 生 活 や 下 宿 生 活 をし ていたわけである 現 在 は 中 学 校 卒 業 まではスクールバスで 自 宅 から 通 学 できるが, 高 校 進 学 と 同 時 に 自 宅 を 離 れなくてはならない 現 実 は 以 前 と 変 わっていない したがって, 中 学 校 を 卒 業 する 15 歳 の 春 までにどのようにして 自 立 できる 力 を 育 てるか ということは, 本 校 の 学 校 教 育 の 大 きなテ ーマである そこで 本 年 度 は, 学 校 教 育 目 標 を ふるさと 東 祖 谷 での 学 びを 生 かし,たくましく 自 立 でき る 子 どもの 育 成 とし, 小 学 校 6 年 中 学 校 3 年 の 計 9 年 間 の 学 びの 中 でどのような 教 育 活 動 を 展 開 し,どのようにして 自 立 できる 力 を 育 てるかということを 教 育 課 題 とし, 次 の3つに 重 点 をおくこととした 1 進 んで 学 習 に 取 り 組 む 人 に 2 気 持 ちのよいあいさつができる 人 に 3 夢 目 標 が 持 てる 人 に このような 目 標 に 向 かって 全 教 職 員 が 共 通 理 解 し, 教 育 活 動 を 展 開 している そのために 学 校 要 覧 に 示 したグランドデザインが 次 のようになる 24

27 4 小 中 連 携 について (1) 組 織 づくり 小 中 連 携 教 育 をすすめるために 小 中 の 全 教 職 員 が3つのプロジェクトチームに 分 かれて 校 内 研 修 を 行 っている それぞれのプロジェクトの 担 当 内 容 は 次 のようになっている 連 携 のための 組 織 校 長 プロジェクト1 キャリア 教 育 の 推 進 年 間 計 画 地 域 との 連 携 企 画 委 員 会 教 頭 プロジェクト 連 絡 会 プロジェクト2 校 務 分 掌 での 連 携 グランドデザイン 生 活 学 習 プロジェクト1 プロジェクト2 プロジェクト3 プロジェクト3 児 童 の 生 徒 の 交 流 小 中 の 学 校 生 活 について 1プロジェクト1~キャリア 教 育 の 推 進 年 間 計 画 作 成 地 域 との 連 携 キャリア 教 育 を 進 める 上 で 小 学 校 から 中 学 校 まで,それぞれの 学 年 で 指 導 するときに 指 導 者 側 がもっておきたい 視 点 を 示 した キャリア 教 育 の 視 点 を 取 り 入 れた 基 礎 的 汎 用 的 能 力 の 一 覧 表 を 作 成 している 一 覧 表 には 発 達 段 階 に 応 じて 児 童 生 徒 に 身 につ けさせたいキャリア 教 育 的 視 点 の 能 力 が 示 しており,その 視 点 を 指 導 者 側 がもっ て 指 導 にあたる 具 体 的 な 取 り 組 みとしては, 東 祖 谷 出 身 の 方 を 講 師 としての 講 演 会 を 行 ってい る 昨 年 度 は 前 三 好 市 長, 本 年 度 は1 学 期 に 県 教 育 長 を 迎 え ようこそ 先 輩 と 県 教 育 長 さんの 講 演 を 聞 く 小 5 6 年 生 と 中 学 生 題 して 講 演 会 を 実 施 した また, 中 学 校 では2 学 期 に 県 教 育 委 員 会 のキャリア 教 育 出 前 授 業 を 希 望 し, 阿 波 製 紙 による 出 前 授 業 を 実 施 した このような 取 り 組 みを 通 して, 児 童 生 徒 に 夢 や 目 標 をもつことの 大 切 さを 考 えさせている 声 のものさし 小 学 校 低 学 年 掲 示 用 ( 左 ) と 小 学 校 高 学 年 中 学 校 掲 示 用 ( 右 ) 25

28 2プロジェクト2~グランドデザイン 校 務 分 掌 生 活 学 習 プロジェクト2は 小 中 の 教 職 員 の 交 流 を 中 心 に 研 修 を 進 めている 1 学 期 にグランドデ ザイン(3 本 校 の 子 どもたちと 学 校 教 育 目 標 に 提 示 )を 作 成 した また, 現 在 別 々になっ ている 校 務 分 掌 を 一 元 化 し, 小 中 で 一 つの 校 務 分 掌 表 になるように 素 案 を 作 成 中 である その 他, 学 習 面 や 生 活 面 での 取 り 組 みとして, 声 のものさし ( 前 ページに 提 示 ), 学 習 技 (わざ)カード 等 を 小 学 校 低 中 高 学 年 用, 中 学 生 用 と 分 けて 作 成 し, 小 中 で 一 貫 した 指 導 ができるよう 共 通 理 解 を 図 っている 3プロジェクト3~ 児 童 生 徒 の 交 流 学 校 生 活 プロジェクト3は 児 童 生 徒 の 交 流 をどう 進 める かということに 重 点 をおき 研 修 を 行 っている 本 年 度 も 連 携 ありきという 姿 勢 で 取 り 組 んできた その 活 動 内 容 は, 集 会 や 学 校 祭, 学 習 発 表 会, 避 難 訓 練, 運 動 会 等, 大 小 さまざまなものとなった ******* 小 中 で 連 携 した 主 な 行 事 ******* 4 月 小 中 合 同 入 学 式 小 中 合 同 避 難 訓 練 5 月 クーリーン 活 動 ( 国 道 のゴミ 拾 い) 6 月 食 育 集 会 7 月 ようこそ 先 輩 ( 小 5 6, 中 ) 人 権 問 題 意 見 発 表 会 ( 小 5 6, 中 ) 9 月 学 校 祭 園 小 中 連 合 運 動 会 園 小 中 合 同 避 難 訓 練 10 月 ジャズコンサート 平 家 まつり ドクターヘリ 見 学 会 11 月 心 の 健 康 教 室 ( 小 6 中 ) 学 習 発 表 会 12 月 マラソン 大 会 人 権 集 会 生 徒 会 役 員 選 挙 ( 小 6 中 ) 小 中 合 同 の 入 学 式 こども 園 小 中 の 連 合 運 動 会 上 の 表 に 示 した 活 動 以 外 にも 中 学 校 の 委 員 会 活 動 で, 図 書 委 員 会 が 昼 休 み 等 を 利 用 して 小 学 生 に 読 み 聞 かせを 行 ったり, 保 健 給 食 委 員 会 が 小 学 生 に 手 洗 い 指 導 を 行 ったりしている また, 定 期 的 に 小 中 交 流 給 食 を 実 施 し, 小 学 生 と 中 学 生 の 交 流 を 図 ったり, 生 徒 会 役 員 選 挙 では 小 学 校 6 年 生 にも 立 ち 会 い 演 説 会 に 参 加 してもら い 投 票 権 を 与 えている 今 年 度 は, やれるものはやってみよう と 取 り 組 んできたが, 検 討 する 余 地 があると 考 えている 読 み 聞 かせをする 中 学 生 生 徒 会 選 挙 で 投 票 する 小 学 生 26

29 (2) 乗 り 入 れ 授 業 本 校 では 小 学 校 の 教 員 が 中 学 校 の 授 業 に, 中 学 校 の 教 員 が 小 学 校 の 授 業 に 乗 り 入 れ 授 業 を 行 っている 具 体 的 には 次 の 表 に 示 すとおりである 学 年 教 科 担 当 者 中 学 校 全 学 年 音 楽 小 学 校 の 教 諭 中 学 校 1 年 生 国 語 小 学 校 の 教 諭 小 学 校 6 年 生 社 会 中 学 校 の 教 諭 小 学 校 5 年 生 国 語 中 学 校 の 教 諭 小 学 校 5 年 生 算 数 中 学 校 の 助 教 諭 TT 小 学 校 6 年 生 家 庭 中 学 校 の 助 教 諭 小 学 校 4~6 図 工 中 学 校 の 助 教 諭 小 学 校 5 6 英 語 中 学 校 の 教 諭 小 5 6, 中 1 合 同 体 育 小 中 学 校 の 教 諭 乗 り 入 れ 授 業 がわかるように 職 員 室 の 黒 板 に は 毎 日 の 計 画 を 掲 示 している 小 学 校 と 中 学 校 乗 り 入 れ 授 業 がわかる 職 員 室 の 黒 板 の 教 務 主 任 は 次 の 週 の 時 間 割 や 出 張 行 事 等 を 毎 週 確 認 し 打 ち 合 わせが 必 要 となる また, 特 別 教 室 は 小 中 で 共 有 しているので, 例 えば, 理 科 室, 音 楽 室, 図 工 美 術 室, 家 庭 科 室 や 体 育 館,パソコン 室 や 多 目 的 ホールなど, 小 学 校 の 授 業 と 中 学 校 の 授 業 が 重 ならないようにしなく てはいけない 乗 り 入 れ 授 業 の 担 当 教 員 が 出 張 等 で 授 業 変 更 が 必 要 な 場 合 も 教 務 主 任 同 士 の 打 ち 合 わせや 学 中 学 校 教 諭 の 授 業 小 6( 社 会 ) 級 担 任 や 変 更 する 授 業 担 当 者 との 確 認 が 絶 えず 必 要 となってくる 小 中 の 教 諭 のTT 指 導 ( 小 5 6と 中 1 合 同 体 育 ) 小 学 校 教 諭 の 授 業 中 1( 国 語 ) 27

30 (3) 地 域 から 学 ぶ~ 東 祖 谷 小 中 学 校 だからできる 教 育 活 動 祖 谷 衆 太 鼓 の 練 習 じゃがいもの 植 え 付 け かかしづくり 祖 谷 そばのそば 打 ち 体 験 どの 学 校 にもその 地 域 だからできる 教 育 活 動 がある 東 祖 谷 小 中 学 校 にも 祖 谷 衆 太 鼓 や 祖 谷 そば の 栽 培 など, 東 祖 谷 だからこそできる 教 育 活 動 がある 祖 谷 衆 太 鼓 はもともと 旧 東 祖 谷 山 村 の 青 年 団 が 取 り 組 んでいたものであるが 存 続 が 難 し くなり, 現 在 は 東 祖 谷 小 中 学 校 の 児 童 生 徒 がその 伝 統 を 受 け 継 いでいる 総 合 的 な 学 習 の 時 間 に 練 習 を 重 ね, 中 学 校 は 学 校 祭 や 三 好 市 のイベント 祖 谷 平 家 まつり で, 小 学 校 は 三 好 郡 市 音 楽 会 や 学 習 発 表 会 でそれぞれが 披 露 している また, 小 学 校 では 祖 谷 地 方 の 特 産 品 である 祖 谷 そばやじゃがいも,こんにゃくなどの 栽 培 にも 取 り 組 んでいる 種 まきや 植 え 付 け, 手 入 れや 収 穫 までの 作 業 を 行 い, 収 穫 したそ ばでそば 打 ちをしたり, 手 作 りこんにゃくを 作 ったり,またじゃがいもは 伝 統 料 理 の 田 楽 にしたりしている このような 本 校 ならではの 教 育 活 動 を 支 えてくれているのが 学 校 支 援 ボランティアであ る 上 記 以 外 でも 読 み 聞 かせや 習 字 の 指 導 など, 多 くの 活 動 に 支 援 をいただいており, 学 校 支 援 ボランティアの 協 力 なくして, 東 祖 谷 小 中 学 校 ならではの 教 育 活 動 は 成 り 立 たない といっても 過 言 ではない また, 学 校 支 援 ボランティアのサポートは 教 育 活 動 だけでなく 施 設 設 備 の 補 修 等,さまざまな 面 にまで 及 んでいる このような 活 動 は 地 域 の 素 晴 らしさを 知 る 機 会 となり, 児 童 生 徒 の 自 尊 感 情 を 育 てるこ とにもつながっている 28

31 5 小 中 連 携 教 育 の 成 果 と 課 題 (1) 成 果 について 1 小 中 合 同 職 朝 の 改 善 本 校 では 校 長 や 養 護 教 諭, 事 務 職 員 などは 小 中 兼 務 をしている そこで 兼 務 している 教 員 が 小 学 校 の 朝 の 活 動 に 余 裕 をもって 参 加 できるようにするため, 本 年 度 は 中 学 校 の 職 朝 を 月 水 金 の3 回 とすることにした また, 月 曜 日 は 小 中 合 同 の 職 朝 をとってい るが, 必 要 なときは 月 曜 日 以 外 でも 合 同 職 朝 の 時 間 をとっている 2グループウェアの 活 用 三 好 市 の 教 育 委 員 会 が 採 用 し, 市 内 の 各 学 校 とつながっているインターネットを 活 用 したグループウェア andt や 三 好 教 育 会 のグループウェア ミライム も 小 中 の 連 携 に 欠 かせないものとなっている スケジュールを 確 認 したり, 小 中 全 職 員 にメール やメッセージで 連 絡 をするなど, 小 中 それぞれの 教 員 が 有 効 に 活 用 している 3 校 務 での 小 中 連 携 報 告 文 書 の 処 理 や 出 張 等 でも 小 中 の 担 当 教 員 の 間 での 連 携 が 進 んでいる 内 容 が 同 じ 報 告 文 書 であれば 担 当 者 同 士 で 相 談 し,まとめて 報 告 をしたり, 出 張 も 小 中 どちらかの 担 当 が 出 席 すればよいものは, 相 談 しどちらかの 担 当 教 員 が 出 席 するようにしている 4 小 中 の 学 習 内 容 系 統 性 がわかる 小 中 が 一 体 型 校 舎 で 職 員 室 も 同 じであることから, 小 中 それぞれの 学 習 内 容 やつなが り, 系 統 性 などがよくわかるというメリットがある 5 中 1ギャップ の 解 消 小 学 生 が 中 学 校 の 教 員 や 中 学 生 と 関 わる 機 会 が 増 えることにより 中 1ギャップ の 解 消 につながっている 小 学 校 高 学 年 での 教 科 担 任 制 導 入 や 小 中 の 教 員 によるTT 指 導, 小 中 合 同 の 行 事, 異 学 年 交 流 活 動 等, 交 流 が 増 えることで 効 果 が 出 ている 6 向 上 心 の 芽 生 えと 自 己 有 用 感 の 育 ち 児 童 生 徒 が 交 流 する 中 で 小 学 生 が 中 学 生 の 姿 を 見 て 自 分 もこうなりたい という 向 上 心 が 芽 生 えていることや 中 学 生 も 上 の 学 年 としての 意 識 が 高 まったり, 自 信 がつき 自 己 有 用 感 がもてるようになっている (2) 課 題 について 1 9 年 間 の 学 びと 育 ち をつなぐカリキュラムづくり へき 地 校 では, 教 員 の 異 動 による 入 れかわりが 激 しい 9 年 間 の 学 びと 育 ち をつ なぐためにはしっかりとしたカリキュラムを 作 成 しなくてはならない そして, 本 年 度 の 連 携 の 取 り 組 みが 次 年 度 にスムーズに 引 き 継 がれるような 土 台 づくりが 重 要 である 2 連 携 のスリム 化 連 携 は 効 果 はあるが 精 選 をして 行 事 等 をスリム 化 していく 必 要 がある 例 えば 中 学 校 の 学 校 祭 に 小 学 生, 小 学 校 の 学 習 発 表 会 に 中 学 生 が 出 演 したが, 児 童 生 徒 にとってそれ でよかったかどうか 検 討 課 題 である 3 小 学 校 のリーダーを 育 てる 場 の 確 保 6 年 生 がリーダーシップを 発 揮 する 場 面 が 少 なくなってきたので, 小 学 校 のリーダー としての 自 覚 を 育 てていく 場 面 が 必 要 である 29

32 6 おわりに~ 小 中 連 携 はしょっちゅう 連 携 が 大 事 本 年 度, 小 中 連 携 教 育 に 取 り 組 んできて,その 成 果 や 課 題 がたくさん 見 えてきた 連 携 教 育 成 果 を 深 め, 課 題 を 克 服 していくためにも 小 学 校 中 学 校 の 教 員 がそれぞれの 職 務 の 枠 を 超 え て, 絶 えずコミュニケーションをとっていく 必 要 がある 確 かに, 小 学 校 と 中 学 校 では 児 童 生 徒 の 発 達 段 階 の 違 いもあり, 学 習 指 導 や 生 徒 指 導 でもそ の 指 導 方 法 に 違 いがある しかし,お 互 いが 共 通 の 教 育 目 標 に 向 かっていくこと, 本 校 であれ ば 15 歳 の 春 という 旅 立 ちに 向 かって 計 画 的 継 続 的 な 指 導 を 小 学 校 中 学 校 の9 年 間 で 行 っていくという 目 標 がある 小 中 の 教 員 が 指 導 方 法 の 違 いを 理 解 し, 認 め 合 い, 東 祖 谷 の 子 どもたちを 共 に 育 てるという 意 識 をもつことが 大 切 なのである そのためには, 今 まで 勤 めてきた 小 学 校 の 感 覚, 今 まで 勤 めてきた 中 学 校 の 感 覚 をリセット し, 全 く 新 しい 学 校 に 勤 務 するという 教 員 自 身 の 意 識 改 革 が 必 要 である 本 校 ではその 意 識 改 革 のために 小 中 の 教 員 を3つのプロジェクトグループに 分 けて 合 同 の 校 内 研 修 を 実 施 し, 腹 を 割 って 話 し 合 える 場 を 設 けコミュニケーションを 図 ってきた 校 内 研 修 だけでなく 普 段 から 管 理 職 同 士 教 務 主 任 同 士 生 徒 指 導 主 事 同 士 人 権 教 育 主 事 同 士 等,さ まざまな 立 場 や 場 面 での 連 携 が 大 切 となってくる 小 中 連 携 はしょっちゅう 連 携 が 大 事 と いうことを 忘 れず,これからも 連 携 教 育 を 推 進 していきたい 雪 と 青 空 に 映 える 木 造 校 舎 (2014 年 12 月 19 日 撮 影 ) 30

33 研 究 主 題 複 式 学 級 におけるパソコンを 活 用 した 算 数 科 の 授 業 三 好 教 育 研 究 所 研 究 員 赤 堀 誠 司 1 はじめに 昨 年 度 から2 年 間, 複 式 学 級 における 算 数 科 指 導 の 充 実 をテーマに 研 究 を 進 めてきた 大 きく 分 けて, 次 の4つの 課 題 について 研 究 を 深 めた 1 画 一 的 な 時 間 配 分 ではなく, 直 接 指 導 間 接 指 導 の 組 み 合 わせ 方 及 び 時 間 配 分 を 検 討 した ず らし のパターンをどのように 工 夫 するか 2 わたり の 目 的 と わたり を 行 うときの 判 断 基 準 は 何 であるか 3 間 接 指 導 での 進 行 役 としての リーダー をどのように 育 成 するか 4 間 接 指 導 の 際 に, 児 童 をいかに 主 体 的 に 学 習 に 取 り 組 ませるか その 中 でも, 特 に4が, 複 式 授 業 において 克 服 するべき 最 大 の 課 題 であると 感 じる そこで, 昨 年 度 後 半 から 本 年 度 にかけては, 特 に, 算 数 科 の 授 業 で 使 用 できるパソコンでの 教 材 作 成 に 重 点 を 置 いて 研 究 に 取 り 組 んだ 教 材 はすべてパワーポイントを 使 用 して 作 成 している あく までも, 間 接 指 導 の 際 に, 児 童 がリーダーを 中 心 に 主 体 的 に 学 習 を 進 められることを 目 的 とし て 作 成 したものである 2 複 式 学 習 における 学 習 過 程 の ずらし のパターン まず, 複 式 学 習 における 学 習 過 程 の ずらし のパターンを 確 認 しておきたい 時 間 配 分 等 で 若 干 違 いはあるが, 主 に, 次 の5パターンが 考 えられる (パターンA) A 学 年 B 学 年 これが, 一 般 的 なずらしのパターンである 課 題 把 握 適 応 発 展 教 師 のわたりは 学 習 活 動 ごとに 両 学 年 を 行 き 課 題 追 求 課 題 把 握 来 する 形 をとっている 問 題 把 握 の 学 習 活 動 と 課 定 着 課 題 追 求 題 追 究 した 後 の 解 決 ( 発 表 )の 学 習 活 動 に 教 師 が 適 応 発 展 定 着 立 ち 会 えるようにずらしを 工 夫 したパターンであ ま と め ま と め る (パターンB) A 学 年 B 学 年 両 学 年 が 同 じ 流 れのパターンである 課 題 把 握 課 題 把 握 学 習 内 容 が 多 い 単 元 や 課 題 追 求 にたくさんの 時 課 題 追 求 課 題 追 求 間 をとりたい 授 業 の 場 合 に 有 効 である 定 着 定 着 学 習 活 動 をずらすのではなく, 両 学 年 ともに 課 適 応 発 展 適 応 発 展 題 把 握 から 始 める ま と め ま と め 31

34 (パターンC) A 学 年 B 学 年 片 方 の 学 年 には 最 初 に 指 示 を 与 えるのみで,そ 課 題 把 握 課 題 把 握 の 後 は 直 接 指 導 を 行 わないパターンである 課 題 追 求 教 師 が 児 童 とともに 操 作 活 動 を 行 う 場 合 や 細 か 定 着 課 題 追 求 な 指 示 を 出 しながら 授 業 を 進 めなければならない 適 応 発 展 場 合 に 有 効 である ま と め ま と め 片 方 の 学 年 が 課 題 追 求 に 時 間 を 要 する 場 合 や 評 価 テストを 行 う 場 合 に 実 施 できる (パターンD) A 学 年 B 学 年 両 学 年 の 指 導 に 軽 重 をつけたパターンである 課 題 把 握 適 応 発 展 片 方 の 学 年 の 学 習 内 容 が 難 しい 場 合 や 細 かな 指 示 課 題 追 求 課 題 把 握 を 出 しながら 授 業 を 進 めなければならない 場 合 に 定 着 課 題 追 求 有 効 である 適 応 発 展 定 着 ま と め ま と め (パターンE) A 学 年 B 学 年 両 学 年 の 間 を 行 ったり 来 たりする( 小 わたり 課 題 把 握 課 題 把 握 をする)パターンである 課 題 追 求 課 題 追 求 児 童 が 本 時 の 学 習 の 流 れを 明 確 に 理 解 できてい 定 着 定 着 る 場 合 や 学 習 リーダーの 誘 導 で 授 業 が 展 開 できる 適 応 発 展 適 応 発 展 場 合 に 有 効 である ま と め ま と め 3 パソコンを 活 用 した 授 業 の 実 際 (1) 研 究 内 容 間 接 指 導 においては, 課 題 追 求 と 適 応 発 展 に 割 く 時 間 が 多 いが, 児 童 が 主 体 となって 話 し 合 いを 行 ったり, 定 着 を 図 る 活 動 に 取 り 組 むことができないかと 考 えた そこで,スライドを 利 用 して, 児 童 自 らがリーダーを 中 心 として 学 習 に 取 り 組 む 過 程 を 検 討 し, 教 材 を 作 成 した 複 式 学 習 のいくつかのパターンに 沿 って,それらの 教 材 を 利 用 する 方 法 を 紹 介 する (2) 授 業 方 法 ア パターンAの 授 業 最 も 一 般 的 な,パターンAのずらしの 授 業 である 単 元 は,3 年 かくれた 数 はいくつ (1),4 年 式 と 計 算 の 順 じょ で 授 業 展 開 を 考 えてみた どちらの 学 年 でも, 課 題 把 握 から 課 題 追 求 定 着 の 段 階 において,スライドを 使 った 学 習 を 取 り 入 れている 32

35 第 3 4 学 年 ( 複 式 ) 算 数 科 学 習 指 導 案 1 単 元 名 3 年 かくれた 数 はいくつ(1 ) 4 年 式 と 計 算 の 順 じょ 2 単 元 の 目 標 3 年 4 年 乗 法 や 除 法 の2 要 素 1 段 階 の 逆 思 考 の 問 題 を ( )を 用 いた 四 則 混 合 の 式 について, 計 算 図 を 使 って 解 くことができる の 順 序 を 知 り, 計 算 のきまりについての 理 解 を 深 める また, 式 を 見 て 具 体 的 場 面 を 想 起 した り, 説 明 することができる 3 単 元 の 評 価 基 準 3 年 4 年 ア 関 心 意 欲 態 度 ア 関 心 意 欲 態 度 絵 や 図 を 使 って 意 欲 的 に 問 題 解 決 にあたろう 式 の 扱 いに 関 心 をもち,( )を 使 って1つ とする の 式 に 表 したり, 具 体 に 即 して 式 をよみ 取 ろ うとする イ 数 学 的 な 考 え 方 イ 数 学 的 な 考 え 方 乗 法 や 除 法 の2 要 素 1 段 階 の 逆 思 考 の 問 題 の 式 の 意 味 を 考 え, 具 体 に 即 して 式 の 意 味 を 説 解 決 の 方 法 が 説 明 できる 明 することができる ウ 技 能 ウ 技 能 乗 法 や 除 法 の2 要 素 1 段 階 の 逆 思 考 の 問 題 を 数 量 の 関 係 を( )を 使 って1つの 式 に 表 す 図 を 使 って 解 くことができる ことができる また,( )を 用 いた 式 や 四 則 混 合 の 式 の 計 算 が 正 しくできる エ 知 識 理 解 エ 知 識 理 解 図 による 数 量 の 関 係 の 表 し 方 がわかる ( )を 用 いた 式 や 四 則 混 合 の 式 の 計 算 の 順 序 をまとめる 4 指 導 計 画 3 年 ( 全 2 時 間 ) 評 価 内 容 4 年 ( 全 8 時 間 ) 評 価 内 容 1 何 倍 かしたとき (1 時 間 ) 本 時 ア イ 1 式 とその 計 算 の 順 じょ イ ウ ウ ( 3 時 間 ) 本 時 3/3 時 間 エ 2いくつかにわけたとき ( 1 時 間 ) イ ウ 2 計 算 のきまり ( 2 時 間 ) イ ウ エ 3 計 算 の 間 の 関 係 ( 1 時 間 ) ア イ 4 式 のよみ 方 ( 1 時 間 ) ア ウ 5たしかめと 復 習 ( 1 時 間 ) エ 5 本 時 の 学 習 (1) 目 標 3 年 4 年 乗 法 の 逆 思 考 の 問 題 ( a=b)を 解 くことが 加 減 乗 除 と( )が 混 合 している 式 の 計 算 の 順 序 できる を 考 えて 計 算 し,そのしかたを 説 明 することができ る 33

36 (2) 展 開 3 年 わたり 4 年 指 導 支 援 主 な 学 習 活 動 主 な 学 習 活 動 指 導 支 援 学 習 課 題 をモニターで 1 本 時 の 学 習 課 題 を 1プリントで 前 時 の 復 前 時 の 学 習 を 想 起 させ 提 示 する つかみ, 見 通 しを 習 をする ながら, 問 題 に 取 り 組 パソコン モニター 持 つ プリント ませる さし 絵 10 さしを 使 って 正 確 に 図 2ノートに, 線 分 図 2 本 時 の 学 習 課 題 をつ 学 習 課 題 をモニターで をかけるように 助 言 す と 関 係 図 をまとめ かみ, 見 通 しを 持 つ 提 示 する る る パソコン モニター ( 評 価 ウ) 15 線 分 図 関 係 図 をもと 3 課 題 解 決 をする 3 計 算 の 順 序 のきまり ノートにまとめ, 計 算 に 課 題 解 決 できるよう を 整 理 する の 順 序 のきまりを 理 解 助 言 する させる ( 評 価 イ) 25 ( 評 価 エ) 線 分 図 関 係 図 からど 4 自 分 の 考 えを 発 表 4 課 題 解 決 をする 計 算 の 順 序 のきまりに のように 式 を 導 き 出 し する 従 って 課 題 に 取 り 組 む たのかを 説 明 させる よう 助 言 する 30 ( 評 価 ウ) 個 人 差 に 配 慮 しながら 5 練 習 問 題 をし, 理 5 解 決 した 課 題 を 説 明 式 と 計 算 の 順 序 のきま 一 人 一 人 が 自 信 を 高 め 解 を 深 める する りを 結 びつけて 説 明 さ られるように 配 慮 する プリント せるようにする ( 評 価 ア) パソコン ( 評 価 イ) モニター 42 パソコン モニター 次 時 への 学 習 意 欲 を 6 本 時 のまとめをし, 6 本 時 のまとめをし, 次 時 への 学 習 意 欲 を 高 高 める 次 時 の 課 題 をつか 次 時 の 課 題 をつか める む 45 む (3) 評 価 及 び 指 導 の 例 3 年 4 年 十 分 に 満 足 できる 線 分 図 や 関 係 図 をもとに 9 四 則 が 混 合 している 計 算 について と 判 断 される 状 況 =54の を 求 める 問 題 であるこ きまりに 従 ってその 計 算 の 順 序 を 考 とがわかり, 答 えを 導 き 出 すこと えることができる イ ができる おおむね 満 足 でき さし 絵 を 示 すことで, 具 体 的 な 式 に 順 序 の 番 号 をつけることによ る 状 況 を 実 現 させ 場 面 と 線 分 図 をつなげやすくす って, 計 算 の 順 序 を 考 えさせる るための 具 体 的 な 支 る 援 十 分 に 満 足 できる 線 分 図 や 関 係 図 を 正 しくかいて 四 則 の 混 合 している 計 算 について と 判 断 される 状 況 問 題 を 解 くことができる その 計 算 の 順 序 を 考 え, 説 明 するこ とができる ウ おおむね 満 足 でき パソコンを 利 用 して 線 分 図 や 関 パソコンを 利 用 して, 説 明 のしか る 状 況 を 実 現 させ 係 図 のかき 方 を 理 解 させる たを 理 解 させる るための 具 体 的 な 支 援 34

37 下 のスライドは, 課 題 を 提 示 するものである 課 題 を, 図 に 表 すことを 考 えさせ た 後, 正 しい 線 分 図 のかき 方 を 提 示 し, 自 分 が 考 えた 図 と 比 較 させたい ノート に 正 しく 線 分 図 がかけるように 指 導 する 同 じあつさの 図 かんを, 本 立 てにならべます 9さつで,はば54cmの 本 立 てがちょうどいっぱい になりました この 図 かん1さつのあつさは 何 cmですか 同 じあつさの 図 かんを, 本 立 てにならべます 9さつで,はば54cmの 本 立 てがちょうどいっぱい になりました この 図 かん1さつのあつさは 何 cmですか 同 じあつさの 図 かんを, 本 立 てにならべます 9さつで,はば54cmの 本 立 てがちょうどいっぱい になりました この 図 かん1さつのあつさは 何 cmですか 1さつのあつさ 1さつのあつさ 54cm 54cm ヒント 図 かん1さつのあつさの9 倍 が 本 立 てのはばです 1さつのあつさ これらの 関 係 を 図 かん cm 9 倍 54cm 本 立 て 54cm もとめる 数 りょうを で 表 します と 表 します 線 分 図 が 正 しくかけたら, 関 係 図 のかき 方 を 指 導 する もとめる 数 量 を で 表 すことを 理 解 さ せ, 正 しく 関 係 図 をかけるようにさせたい 線 分 図 関 係 図 ともに, 児 童 が 初 めて 学 習 する 内 容 であるので, 時 間 をかけて 指 導 にあたりたい 1さつのあつさ 線 分 図 関 係 図 から, 自 分 の 力 で 式 を 立 て, これらの 関 係 を 図 かん cm 9 倍 54cm 本 立 て 54cm と 表 します 課 題 解 決 にあたらせる その 後,どのように 考 え て 式 を 導 き 出 したのかを 説 明 させるようにする もとめる 数 りょうを で 表 します 54 9=6 6cm 練 習 問 題 でも, 線 分 図 関 係 図 を 正 しくかいて, 問 題 解 決 にあたらせるようにし たい バケツで 水 を 運 んで 水 そうをいっぱいにします 6 回 運 んで,48Lはいる 水 そうがいっぱいになり ました バケツには 何 Lの 水 がはいりますか バケツで 水 を 運 んで 水 そうをいっぱいにします 6 回 運 んで,48Lはいる 水 そうがいっぱいになり ました バケツには 何 Lの 水 がはいりますか バケツ バケツで 水 を 運 んで 水 そうをいっぱいにします 6 回 運 んで,48Lはいる 水 そうがいっぱいになり ました バケツには 何 Lの 水 がはいりますか バケツ 48L 48L バケツ L 6 倍 水 そう 48L バケツ L 6 倍 水 そう 48L 48 6=8 8L 35

38 色 々な 計 算 のまじっている 式 では, 計 算 の 順 じょは, 次 のとおりです ふつう, 左 から 順 にします ( )があるときは,( )の 中 をさき にします +,-と,, とでは,, を さきにします まず 最 初 に, 色 々な 計 算 がまじっている 式 で の 計 算 の 順 じょを 理 解 させる このスライドをノートにまためさせることに より,きまりを 理 解 させたい 2 4 (7-6) 2 課 題 を 提 示 し, 自 分 で 説 明 をしながら, 答 え を 導 き 出 せるようにさせる 計 算 の 順 じょのきまりに 従 って, 説 明 をでき るように 事 前 指 導 する 下 のスライドは, 正 しい 説 明 のしかたを 示 したものである 自 分 が 考 えた 説 明 の しかたと 比 較 させ, 正 しい 説 明 のしかたを 理 解 させたい 2 4 (7-6) 2 ( )があるので,7-6=1の 計 算 をさきにします 2 4 (7-6) 2 ( )があるので,7-6=1の 計 算 をさきにします 次 に, 左 から4 1=4の 計 算 をし ます 2 4 (7-6) 2 ( )があるので,7-6=1の 計 算 をさきにします 次 に, 左 から4 1=4の 計 算 をし ます 最 後 に,4 2の 計 算 をします 2 4 (7-6) 2 ( )があるので,7-6=1の 計 算 をさきにします 次 に, 左 から4 1=4の 計 算 をし ます 最 後 に,4 2の 計 算 をします 答 は2です 2 4 (7-6) 2 4 (7-6) 2=4 1 2 =4 2 =2 これをかきわすれ ないように! 説 明 ができたら,それを1つの 式 にかけるよ う 指 導 する 説 明 はできても,それを 式 に 表 す ことが 困 難 な 児 童 が 多 い 計 算 した 箇 所 だけで なく, 式 全 体 をかくことを 忘 れないよう 指 導 を 徹 底 する 36

39 その 後,いくつかの 練 習 問 題 をさせる 計 算 の 順 じょを 説 明 しながら, 答 えを 導 き 出 させる また, その 思 考 過 程 を 正 しく 式 に 表 せるようにさせたい ここでは, 1 例 だけ 紹 介 する 3 (4 7-6) 2 3 (4 7-6) 2 ( )の 中 をさきに 計 算 するけど, と-があるので,4 7=28 の 計 算 をさきにします 3 (4 7-6) 2 ( )の 中 をさきに 計 算 するけど, と-があるので,4 7=28 の 計 算 をさきにします 次 に,28-6=22の 計 算 しま す 3 (4 7-6) 2 ( )の 中 をさきに 計 算 するけど, と-があるので,4 7=28 の 計 算 をさきにします 次 に,28-6=22の 計 算 しま す 最 後 に,22 2の 計 算 します 3 (4 7-6) 2 ( )の 中 をさきに 計 算 するけど, と-があるので,4 7=28 の 計 算 をさきにします 次 に,28-6=22の 計 算 しま す 最 後 に,22 2の 計 算 します 答 は11です 3 (4 7-6) 2 (4 7-6) 2=(28-6) 2 =22 2 =11 これをかきわすれ ないように! 3 年 生 は, 学 習 課 題 をつかむことから,4 年 生 は,プリントを 使 っての 前 時 の 復 習 から, 授 業 を 始 める 3 年 生 には, 題 意 をつかませることが 大 切 である そのためには, 問 題 文 の 提 示 とともに, 本 立 てのさし 絵 を 活 用 し, 視 覚 的 に 題 意 をとらえさせるようにしたい 問 題 を 解 くにあたって は, 線 分 図 から 図 かん1 冊 の 厚 さの9 倍 が 本 立 てのはば という 見 方 ができるようにする 次 に, 関 係 図 から 本 立 てのはばから 図 かん1 冊 の 厚 さを 求 めるには,9でわればよい とい う 見 方 ができるようにし, 立 式 へとつなげたい 4 年 生 では,なぜこのように 計 算 したのか,どのきまりを 活 用 したのか 説 明 する 算 数 的 活 動 を 取 り 入 れたい ただ 単 に 計 算 するだけでなく, 学 習 の 過 程 を 筋 道 立 てて 説 明 する 力 やわかり やすく 伝 える 力 を 育 てることが 大 切 である 思 考 過 程 をことばで 表 現 することは 学 習 内 容 の 一 層 の 理 解 につながると 考 える また,その 思 考 過 程 を 式 で 表 す 方 法 も 理 解 させたい =は, 答 えを 出 すのではなく, 前 と 後 ろの 式 が 等 しいことを 表 しているということをきちんと 理 解 させ, 正 しく 式 を 繋 げていけるよう 指 導 したい イ パターンBの 授 業 次 に, パターンBの 授 業 の 展 開 を 考 えてみた 3 年 生 は 時 こくと 時 間, 4 年 生 は 面 積 の 単 元 である 学 習 活 動 をずらすのではなく, 両 学 年 ともにスライドで 提 示 しての 課 題 把 握 か ら 始 める また,4 年 生 では, 普 遍 単 位 1cm2の 定 義 を 理 解 する 活 動 においてもスライドを 使 用 する 両 学 年 が 同 時 進 行 の 授 業 となるので, 児 童 の 様 子 をよく 観 察 しながら,わたりを 効 果 的 に 行 うことが 重 要 となる 37

40 第 3 4 学 年 ( 複 式 ) 算 数 科 学 習 指 導 案 1 単 元 名 3 年 時 こくと 時 間 4 年 面 積 2 単 元 の 目 標 3 年 4 年 必 要 な 時 こくや 時 間 を 計 算 によって 求 めた 面 積 の 概 念 を 理 解 し, 面 積 の 単 位 cm2, m2, km2, り, 秒 の 単 位 を 用 いて 測 定 したりすることがで a, ha を 知 る また, 長 方 形 や 正 方 形 の 面 積 の きる 公 式 を 知 り,それらを 求 めることができる 3 単 元 の 評 価 基 準 3 年 4 年 ア 関 心 意 欲 態 度 ア 関 心 意 欲 態 度 時 こくや 時 間 の 計 算 のよさや 秒 に 関 心 をも 長 方 形 や 正 方 形 の 面 積 を 表 すことに 関 心 をも ち, 進 んで 身 の 回 りの 時 間 の 計 算 をしようと ち, 長 方 形 や 正 方 形 の 求 積 公 式 を 利 用 して, 身 する の 回 りにあるものの 面 積 を 求 めようとする イ 数 学 的 な 考 え 方 イ 数 学 的 な 考 え 方 時 間 のしくみをもとに, 時 こくや 時 間 の 計 算 長 方 形 や 正 方 形 の 求 積 のしかたを 考 えること のしかたを 考 えることができる ができるとともに,くふうして 面 積 を 求 める ことができる ウ 技 能 ウ 技 能 必 要 な 時 こくや 時 間 を 計 算 によって 求 めた 求 積 公 式 を 用 いて, 色 々な 長 方 形 や 正 方 形 の り, 秒 の 単 位 を 用 いて 測 定 したりすることが 面 積 を 適 切 な 単 位 を 選 んで 求 めることができ できる る エ 知 識 理 解 エ 知 識 理 解 時 こくや 時 間 の 求 め 方 や 秒 について 理 解 でき 面 積 の 概 念 を 知 り, 面 積 の 単 位 cm2, m2, km2,, a ha る がわかる また, 長 方 形 や 正 方 形 の 求 積 公 式 を 理 解 する 4 指 導 計 画 3 年 ( 全 4 時 間 ) 評 価 内 容 4 年 ( 全 9 時 間 ) 評 価 内 容 1 時 こくと 時 間 ( 1 時 間 ) ア イ 1 花 壇 の 広 さ 比 べ (1 時 間 ) ウ エ ウ 2 時 間 の 求 め 方 (1 時 間 ) 本 時 イ ウ 2 広 さの 単 位 (1 時 間 ) 本 時 イ ウ 3 面 積 の 公 式 ( 1 時 間 ) ア イ 3 時 こくの 求 め 方 ( 1 時 間 ) イ ウ 4 平 方 メートル ( 3 時 間 ) ウ 5 面 積 の 求 め 方 のくふう ( 1 時 間 ) 4 分 と 秒 の 関 係 ( 1 時 間 ) エ 6 大 きな 面 積 ( 2 時 間 ) イ エ 5 本 時 の 学 習 (1) 目 標 3 年 4 年 時 こくと 時 間 に 関 心 をもち,2つの 時 こくを 知 っ 長 方 形 と 正 方 形 の 広 さを 数 値 化 して 表 すための 単 て,その 間 の 時 間 を 求 めることができる 位 cm2 を 知 り, 1cm2のいくつ 分 で 広 さを 表 したり, 決 められた 広 さの 図 形 を 作 図 することができる 38

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