水 道 施 設 管 理 業 務 検 討 専 門 委 員 会 名 簿 委 員 長 滝 沢 智 東 京 大 学 大 学 院 工 学 系 研 究 科 都 市 工 学 専 攻 教 授 委 員 清 野 馨 石 狩 市 建 設 水 道 部 水 道 室 参 事 土 田 登 会 津 若 松 市 水 道 部 施 設

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1 水 道 施 設 管 理 業 務 評 価 マニュアル 案 平 成 25 年 3 月 日 本 水 道 協 会

2 水 道 施 設 管 理 業 務 検 討 専 門 委 員 会 名 簿 委 員 長 滝 沢 智 東 京 大 学 大 学 院 工 学 系 研 究 科 都 市 工 学 専 攻 教 授 委 員 清 野 馨 石 狩 市 建 設 水 道 部 水 道 室 参 事 土 田 登 会 津 若 松 市 水 道 部 施 設 課 浄 水 場 グループ 主 幹 師 岡 悟 東 京 都 水 道 局 東 村 山 浄 水 管 理 事 務 所 技 術 課 長 我 妻 達 也 横 浜 市 水 道 局 課 長 補 佐 ( 浄 水 部 浄 水 課 浄 水 係 長 ) 原 繁 樹 横 須 賀 市 上 下 水 道 局 技 術 部 水 運 用 課 係 長 帆 苅 功 新 潟 市 水 道 局 技 術 部 管 路 課 副 参 事 管 路 課 長 補 佐 須 原 敏 樹 阪 神 水 道 企 業 団 技 術 部 浄 水 管 理 事 務 所 浄 水 課 主 査 髙 山 一 生 北 九 州 市 上 下 水 道 局 浄 水 部 浄 水 課 設 計 係 長 オブザーバ 根 本 茂 ( 社 ) 水 道 運 営 管 理 協 会 ( 月 島 テクノメンテサービス ) 與 三 本 毅 ( 社 ) 水 道 運 営 管 理 協 会 ( 水 ing ) 片 石 謹 也 ( 社 ) 全 国 上 下 水 道 コンサルタント 協 会 ( 東 京 設 計 事 務 所 ) 倉 持 哲 弥 パシフィックコンサルタンツ 事 務 局 木 村 康 則 ( 社 ) 日 本 水 道 協 会 工 務 部 次 長 太 田 英 雄 ( 社 ) 日 本 水 道 協 会 水 道 技 術 総 合 研 究 所 主 任 研 究 員 吉 田 茂 ( 社 ) 日 本 水 道 協 会 工 務 部 技 術 課 技 術 専 門 監 末 金 崇 也 ( 社 ) 日 本 水 道 協 会 工 務 部 技 術 課 技 術 専 門 監 前 委 員 江 夏 輝 行 横 浜 市 水 道 局 課 長 補 佐 ( 浄 水 部 浄 水 課 浄 水 係 長 ) 廣 中 忠 孝 北 九 州 市 水 道 局 給 水 部 設 計 課 安 全 対 策 担 当 係 長 前 事 務 局 渡 辺 正 仁 ( 社 ) 日 本 水 道 協 会 工 務 部 技 術 課 副 主 幹 鷲 野 浩 介 ( 社 ) 日 本 水 道 協 会 工 務 部 技 術 課 技 術 専 門 監 高 野 慎 太 郎 ( 社 ) 日 本 水 道 協 会 工 務 部 技 術 課 技 術 専 門 監

3 水 道 施 設 管 理 業 務 評 価 マニュアル 案 目 次 第 1 部 総 説 業 務 評 価 マニュアル 作 成 の 経 緯 水 道 施 設 管 理 業 務 委 託 の 評 価... 1 第 2 部 水 道 施 設 管 理 業 務 評 価 マニュアル 案 委 託 業 務 評 価 の 構 成 各 構 成 要 素 の 内 容 月 間 業 務 評 価 業 務 内 容 評 価 改 善 提 案 評 価 罰 則 評 価 優 秀 評 価 総 合 評 価 第 3 部 資 料 評 価 例 各 種 様 式 関 係 法 令... 76

4 第 1 部 総 説 1.1 業 務 評 価 マニュアル 作 成 の 経 緯 近 年 熟 練 技 術 職 員 の 大 量 退 職 に 加 え 経 営 の 効 率 化 による 職 員 数 の 減 少 等 から 技 術 力 の 低 下 が 大 きな 課 題 となっている また 老 朽 化 による 施 設 の 更 新 時 期 を 迎 えているが 今 後 水 需 要 の 増 加 が 見 込 めないことから 経 営 は 厳 しい 状 況 にある このような 技 術 的 経 営 的 課 題 に 対 処 ため 浄 水 場 の 運 転 管 理 などの 技 術 的 業 務 を 外 部 に 委 託 する 事 業 者 が 増 加 している 今 後 この 傾 向 がさらに 進 むことが 予 想 されるなか 受 託 者 の 業 務 執 行 状 況 を 把 握 するとともに 業 務 内 容 を 適 切 に 評 価 することによって 透 明 性 を 確 保 して 水 需 要 者 に 広 く 公 開 していくことが 必 要 で ある しかしながら 評 価 方 法 が 確 立 されておらず 共 通 化 した 基 準 が 存 在 しないため 多 くの 事 業 者 に 於 いて 適 切 に 受 託 者 の 評 価 がなされていない 状 況 となっており 委 託 先 を 適 切 に 評 価 する 基 準 や 評 価 制 度 等 の 整 備 が 強 く 望 まれているところである このようなことから 平 成 22 年 11 月 の 水 道 協 会 工 務 常 設 調 査 委 員 会 に 於 いて 水 道 施 設 管 理 業 務 検 討 専 門 委 員 会 を 設 置 し 受 託 者 の 業 務 内 容 を 評 価 するための 基 準 や 評 価 制 度 などについて 検 討 することが 了 承 された 本 委 員 会 は 東 京 大 学 滝 沢 委 員 長 をはじめとする 事 業 体 委 員 8 名 とオブザーバ4 名 で 構 成 した 本 委 員 会 では アンケートによる 現 状 と 課 題 の 整 理 及 び 業 務 進 捗 業 務 内 容 を 評 価 する 基 準 として 委 託 業 務 評 価 指 標 CEI(Commissioned business Evaluation Index)を 策 定 し 本 マニュアルを 作 成 した 1.2 水 道 施 設 管 理 業 務 委 託 の 評 価 本 マニュアルは 浄 水 能 力 50,000 m3/ 日 程 度 以 下 の 中 小 規 模 水 道 事 業 者 における 取 水 場 浄 水 場 配 水 池 ポンプ 場 等 水 道 施 設 の 運 転 監 視 業 務 と 日 常 点 検 巡 視 定 期 点 検 巡 視 修 繕 緊 急 時 対 応 等 の 保 全 管 理 業 務 専 門 業 者 による 外 注 委 託 業 務 等 を 第 三 者 への 水 道 法 上 の 責 任 を 伴 う 包 括 的 な 委 託 をする 場 合 を 対 象 としている 性 能 発 注 の 第 三 者 委 託 により 受 託 者 の 技 術 レベルやノウハウを 十 分 に 発 揮 し 受 託 者 の 発 揮 された 能 力 を 適 正 に 評 価 し 更 なる 改 善 につなげることを 目 的 としている 本 マニュアルは 業 務 委 託 者 が 業 務 委 託 中 の 運 転 管 理 維 持 管 理 運 営 管 理 の 客 観 的 評 価 を 行 うため の 標 準 的 な 評 価 手 法 である なお 第 三 者 機 関 及 び 受 託 者 自 らが 行 うセルフモニタリングに 於 いて 使 用 することを 妨 げるものではない 業 務 評 価 は 委 託 業 務 の 進 捗 の 評 価 と 維 持 運 営 管 理 の 総 合 的 な 評 価 を 行 うものとし 可 能 な 限 り 数 値 化 するとともに 改 善 提 案 などの 業 務 に 取 り 組 む 姿 勢 についても 評 価 する また 委 託 者 自 らが 設 定 した 評 価 項 目 による 評 価 も 可 能 とした 業 務 評 価 は 毎 月 実 施 する 毎 月 モニタリングと 委 託 業 務 評 価 指 標 CEIを 使 用 した 年 間 の 総 合 評 価 を 行 うものとする なお 複 数 年 契 約 の 場 合 は 毎 月 モニタリングと 年 間 の 総 合 評 価 を 繰 り 返 し 行 うも のとする 図 -1に 第 三 者 委 託 における 業 務 評 価 の 流 れを 示 す 1

5 受 託 者 の 選 定 ( 水 道 事 業 における 業 務 委 託 の 手 引 き 参 照 ) 総 合 評 価 落 札 方 式 ( 一 般 指 名 競 争 )または 公 募 型 プロポーザル 方 式 ( 随 意 契 約 ) 契 約 受 託 者 習 熟 期 間 契 約 書 要 求 水 準 書 性 能 仕 様 書 委 託 者 作 成 提 出 業 務 履 行 計 画 書 確 認 選 定 期 間 契 約 準 備 期 間 業 務 実 施 計 画 書 ( 年 月 )( 受 託 者 による 業 務 の 実 施 ) 修 正 または 承 諾 開 始 業 務 記 録 の 保 管 ( 表 1-2-1) 運 転 管 理 データ 保 守 管 理 データ 水 質 管 理 データ 安 全 衛 生 管 理 データ 提 出 要 求 教 育 訓 練 記 録 その 他 必 要 なデータ 要 求 水 準 書 に 規 定 する 月 間 業 務 履 行 報 告 書 業 務 日 誌 ( 表 1-2-2) 月 間 報 告 書 ( 表 1-2-3) 毎 月 モニタリング 毎 月 または 随 時 月 間 評 価 業 務 期 間 複 数 年 度 の 場 合 重 大 事 態 報 告 書 その 他 必 要 な 報 告 書 改 善 提 案 発 生 時 速 やかな 連 絡 または 報 告 事 態 収 束 後 に 提 出 随 時 委 託 者 に 報 告 すべき 事 項 改 善 提 案 書 の 提 出 改 善 評 価 改 善 履 行 要 求 水 準 書 に 規 定 する 年 間 業 務 履 行 報 告 書 年 間 報 告 書 ( 表 1-2-4) 又 は 業 務 完 了 報 告 書 改 善 命 令 書 の 交 付 罰 則 評 価 4 半 期 または 年 度 毎 委 託 業 務 履 行 検 査 総 合 評 価 終 了 引 継 期 間 委 託 完 了 図 -1 第 三 者 委 託 における 業 務 評 価 の 流 れ 2

6 (1) 業 務 履 行 計 画 書 及 び 年 間 及 び 月 間 の 業 務 実 施 計 画 書 提 案 書 にて 提 示 した 履 行 計 画 に 基 づき 受 託 者 が 業 務 履 行 計 画 書 を 作 成 し 委 託 者 の 確 認 を 得 る 受 託 者 は 業 務 履 行 計 画 書 をより 具 体 的 にした 年 間 及 び 月 間 の 業 務 実 施 計 画 書 を 作 成 し 業 務 の 履 行 を 行 う 委 託 者 は 準 備 期 間 中 に 業 務 評 価 項 目 について 定 め 委 託 期 間 中 における 月 間 モニタリング 委 託 業 務 履 行 検 査 の 実 施 方 法 等 について 受 託 者 に 明 示 する 委 託 者 は 受 託 者 が 業 務 の 履 行 の 結 果 履 行 計 画 の 改 善 が 必 要 と 思 われる 事 項 が 発 生 した 場 合 受 託 者 と 協 議 し その 内 容 を 年 間 及 び 月 間 の 業 務 実 施 計 画 書 に 反 映 させる 必 要 がある (2) 業 務 記 録 委 託 者 は 受 託 者 が 作 成 する 書 類 等 について 受 託 者 の 創 意 工 夫 が 生 かせるよう 用 紙 サイズ ファ イル 形 式 最 低 限 記 述 すべき 項 目 を 定 めるものとし 書 式 は 委 託 者 と 受 託 者 の 協 議 により 定 める また 業 務 書 類 の 保 存 期 間 は 委 託 者 が 定 める 表 業 務 記 録 項 目 例 業 務 記 録 するデータ 等 運 転 管 理 ヒストリカルデータ トレンドデータ 監 視 データ 運 転 管 理 業 務 申 し 送 り 書 設 定 値 データ 警 報 値 データ 薬 品 及 び 電 力 等 の 在 庫 及 び 調 達 記 録 等 保 守 管 理 保 守 点 検 記 録 ( 日 常 点 検 定 期 点 検 等 ) 簡 易 修 繕 記 録 委 託 点 検 記 録 及 び 報 告 書 水 質 管 理 ジャーテストデータ 及 び 水 質 試 験 記 録 水 質 検 査 記 録 等 安 全 衛 生 管 理 健 康 診 断 記 録 安 全 衛 生 活 動 記 録 就 業 時 間 記 録 有 資 格 者 台 帳 等 教 育 訓 練 記 録 安 全 衛 生 教 育 業 務 関 連 教 育 危 機 管 理 教 育 訓 練 等 その 他 の 記 録 連 続 記 録 計 の 記 録 紙 監 視 装 置 の 保 管 データ 及 び 印 字 シート 業 務 に 必 要 な 台 帳 その 他 必 要 な 記 録 等 (3) 業 務 報 告 書 業 務 報 告 書 は 業 務 委 託 ( 民 法 における 準 委 任 )においては 契 約 図 書 に 規 定 する 委 託 業 務 の 成 果 品 として 捉 えられ 委 託 料 の 請 求 の 際 必 要 な 書 類 となっている また 業 務 記 録 のひとつとしての 役 割 を 持 つ [ 参 考 法 令 ] 民 法 委 任 ( 準 委 任 も 準 用 ) 第 645 条 ( 受 任 者 による 報 告 ) 受 任 者 は 委 任 者 の 請 求 があるときは いつでも 委 任 事 務 の 処 理 の 状 況 を 報 告 し 委 任 が 終 了 した 後 は 遅 滞 なくその 経 過 及 び 結 果 を 報 告 しな ければならない 第 656 条 ( 準 委 任 ) この 節 の 規 定 は 法 律 行 為 でない 事 務 の 委 託 について 準 用 する 受 託 者 は 要 求 水 準 書 等 に 規 定 する 月 間 業 務 履 行 報 告 書 年 間 業 務 履 行 報 告 書 又 は 業 務 完 了 報 告 書 を 作 成 して 委 託 者 に 提 出 する 報 告 書 は 報 告 書 の 種 類 重 要 度 により 分 類 され 委 託 者 と 受 託 者 の 相 互 の 協 議 により 定 めた 書 式 及 3

7 び 期 日 までに 提 出 する なお 定 期 の 報 告 書 として 業 務 日 誌 月 間 報 告 書 年 間 報 告 書 不 定 期 の 報 告 書 としては 事 故 及 び 故 障 等 の 重 大 事 態 報 告 書 等 がある 1) 業 務 日 誌 既 存 の 業 務 日 誌 等 を 参 考 に 業 務 執 行 状 況 施 設 管 理 状 況 等 を 把 握 するために 必 要 と 思 われる 事 項 を 定 める 業 務 日 誌 の 提 出 は 原 則 として 翌 開 庁 日 に 提 出 する 業 務 日 誌 は 委 託 者 の 記 録 としての 重 要 度 ( 水 道 水 の 品 質 事 故 故 障 等 の 緊 急 度 )により 毎 日 提 出 のもの 一 週 間 等 まとめて 提 出 するものに 区 分 することも 有 効 である 表 業 務 日 誌 記 載 項 目 例 種 類 ( 日 報 日 誌 等 ) 記 載 内 容 ( 例 ) ポンプ 場 日 誌 受 電 電 力 量 電 圧 電 流 力 率 自 家 発 電 電 力 量 電 圧 電 流 力 率 ポンプ 井 水 位 送 水 量 等 浄 水 設 備 日 誌 水 位 水 量 薬 品 注 入 量 率 等 ( 取 水 から 送 水 まで 各 工 程 ) 設 備 日 誌 水 位 水 量 水 温 薬 品 注 入 量 率 薬 品 貯 留 量 燃 料 使 用 量 受 電 電 力 量 電 圧 電 流 力 率 自 家 発 電 電 力 量 等 水 質 日 誌 原 水 沈 殿 水 ろ 過 水 浄 水 等 の 各 工 程 の 測 定 記 録 気 温 水 温 水 位 濁 度 色 度 残 留 塩 素 ph 値 臭 気 味 過 マ ンガン 酸 カリウム 消 費 量 電 気 伝 導 率 アルカリ 度 アンモニア 性 窒 素 等 保 守 点 検 日 誌 故 障 不 具 合 気 象 日 誌 その 他 2) 月 間 報 告 書 保 守 点 検 記 録 補 修 記 録 等 故 障 異 常 不 具 合 の 状 況 と 対 応 等 雨 量 雨 量 強 度 気 温 気 圧 風 速 風 向 等 業 務 従 事 者 住 民 からの 苦 情 相 談 見 学 者 来 訪 者 水 道 事 業 者 か らの 指 示 等 月 間 報 告 書 は 業 務 日 誌 等 の 業 務 記 録 を 集 計 し 受 託 者 による 業 務 の 解 析 提 案 要 求 事 項 及 び 所 見 等 について 記 載 する ( 様 式 -1) 表 月 間 報 告 書 記 載 項 目 例 種 類 ( 月 報 等 ) 記 載 内 容 ( 例 ) 水 量 水 質 等 一 覧 表 水 質 検 査 結 果 運 転 管 理 の 記 録 保 守 点 検 の 記 録 設 備 機 器 の 故 障 異 常 等 薬 品 燃 料 電 力 上 水 等 の 使 用 量 水 道 事 業 者 との 協 議 事 項 その 他 所 見 日 報 日 誌 の 記 録 の 一 覧 表 水 質 検 査 の 実 施 状 況 と 結 果 各 設 備 日 誌 記 録 の 集 計 等 日 誌 の 記 録 の 集 計 等 故 障 異 常 不 具 合 の 分 析 対 応 とその 集 計 等 使 用 状 況 の 集 計 等 修 繕 更 新 の 提 案 要 求 その 他 協 議 事 項 業 務 従 事 者 住 民 からの 苦 情 相 談 見 学 者 来 訪 者 水 道 事 業 者 からの 指 示 等 業 務 遂 行 上 の 所 見 を 述 べる 4

8 3) 年 間 報 告 書 年 間 報 告 書 は 既 存 の 決 算 関 係 書 類 業 務 統 計 月 間 報 告 書 等 を 参 考 に 月 間 報 告 の 集 計 分 析 (グ ラフ 等 も 含 む) 等 の 報 告 事 項 等 をとりまとめ 報 告 書 とする また 受 託 者 の 総 括 所 見 と 各 報 告 の 所 見 を 加 え 協 議 事 項 については 協 議 結 果 も 記 録 する ( 様 式 -2) 表 年 間 報 告 書 記 載 項 目 例 種 類 記 載 内 容 ( 例 ) 水 量 水 質 等 一 覧 表 記 録 の 分 析 (グラフ 月 別 最 大 値 最 小 値 等 ) 水 質 検 査 結 果 運 転 管 理 の 記 録 保 守 点 検 の 記 録 設 備 機 器 の 故 障 異 常 等 薬 品 燃 料 電 力 上 水 等 の 使 用 量 委 託 者 との 協 議 事 項 水 質 検 査 の 実 施 状 況 と 結 果 分 析 記 録 の 集 計 分 析 記 録 の 集 計 故 障 異 常 不 具 合 の 分 析 対 応 とその 集 計 等 使 用 状 況 の 集 計 分 析 修 繕 更 新 の 提 案 要 求 その 他 協 議 事 項 貸 与 品 管 理 記 録 貸 与 品 の 管 理 状 況 ( 数 量 状 態 等 ) その 他 総 括 所 見 特 記 事 項 業 務 従 事 者 住 民 からの 苦 情 相 談 見 学 者 来 訪 者 水 道 事 業 者 からの 指 示 と 対 応 等 の 集 計 等 総 括 所 見 4) 業 務 に 重 大 な 悪 影 響 を 与 えるおそれがある 事 態 の 報 告 受 託 者 のみで 対 応 できない 事 態 が 発 生 した 場 合 には すみやかに 水 道 事 業 者 及 び 指 定 の 連 絡 先 に 連 絡 または 報 告 させる 事 態 が 収 拾 した 後 受 託 者 に 報 告 書 を 提 出 させる 必 要 に 応 じ 初 期 中 間 等 の 各 段 階 での 報 告 書 の 提 出 を 求 める ( 様 式 -3) 表 重 大 事 態 報 告 記 載 項 目 例 記 載 事 項 事 態 の 状 況 業 務 への 影 響 記 載 内 容 時 刻 場 所 事 態 の 内 容 発 見 者 等 当 時 予 想 された 業 務 への 影 響 実 際 の 影 響 等 事 態 への 対 応 連 絡 委 託 者 からの 指 示 実 際 の 対 応 ( 時 刻 実 施 者 ) 受 託 者 所 見 事 態 の 発 生 した 原 因 改 善 すべき 事 項 ( 施 設 運 転 対 応 ) 協 議 による 決 定 事 項 5) 業 務 完 了 報 告 書 必 要 な 対 応 対 応 者 負 担 者 負 担 方 法 受 託 者 が 契 約 履 行 期 間 終 了 時 に 報 告 するもので 年 間 報 告 書 のまとめと 次 期 受 託 者 に 引 継 ぎを 行 うための 報 告 書 である ( 様 式 -4) (4) 業 務 委 託 履 行 検 査 年 度 末 及 び 委 託 者 が 業 務 完 了 前 の 適 当 な 時 期 に 年 度 を 通 じて 実 施 した 業 務 内 容 についての 評 価 を 行 う なお その 評 価 結 果 については 委 託 契 約 時 等 の 評 価 に 使 用 することを 妨 げるものではない 5

9 第 2 部 水 道 施 設 管 理 業 務 評 価 マニュアル 案 2.1 委 託 業 務 評 価 の 構 成 委 託 業 務 の 評 価 は 毎 月 定 期 的 に 行 う 月 間 業 務 評 価 業 務 指 標 を 利 用 して 行 う 業 務 内 容 評 価 受 託 者 からの 改 善 提 案 評 価 罰 則 評 価 及 び 優 秀 評 価 を 合 わせた 総 合 評 価 とする 2.2 各 構 成 要 素 の 内 容 総 合 評 価 月 間 業 務 評 価 委 託 業 務 指 標 評 価 改 善 提 案 評 価 罰 則 評 価 優 秀 評 価 共 通 項 目 評 価 選 択 項 目 評 価 体 制 安 全 危 機 管 理 水 質 管 理 運 転 管 理 施 設 管 理 技 術 力 向 上 の 取 組 その 他 図 -2 各 構 成 要 素 の 内 容 2.3 月 間 業 務 評 価 当 該 月 の 評 価 は 翌 月 の 上 半 期 に 委 託 者 受 託 者 双 方 で 月 間 業 務 履 行 報 告 書 に 基 づき 毎 月 モニタ リングを 実 施 する 委 託 者 は 業 務 実 施 状 況 報 告 対 応 の 適 切 さ 等 について 契 約 書 仕 様 書 要 求 水 準 書 等 の 水 準 を 満 たしているかを 評 価 委 員 により 評 価 する 1) 評 価 方 法 受 託 者 の 評 価 は 複 数 名 の 評 価 委 員 により 行 い 評 価 委 員 の 評 価 点 の 平 均 を 毎 月 の 月 間 評 価 点 とし 年 間 通 じた 月 間 評 価 点 の 平 均 点 が 年 間 の 評 価 点 となる 評 価 点 は 評 価 委 員 が 評 価 項 目 を 総 合 的 に 5 段 階 評 価 し 評 価 委 員 の 平 均 点 とし 満 点 を 20 点 とする 2) 評 価 項 目 運 転 監 視 業 務 報 告 ( 日 報 月 報 毎 日 業 務 引 継 書 ) 維 持 管 理 業 務 報 告 ( 巡 回 点 検 報 告 電 気 機 械 設 備 の 保 全 業 務 報 告 水 質 点 検 業 務 報 告 ) 修 繕 改 修 業 務 報 告 ( 小 修 繕 及 び 小 改 修 の 設 計 契 約 工 事 の 履 行 状 況 報 告 ) 外 注 委 託 報 告 ( 外 注 委 託 の 設 計 契 約 委 託 業 務 の 履 行 状 況 報 告 ) 調 達 業 務 報 告 ( 薬 品 及 び 電 力 などの 調 達 状 況 報 告 ) その 他 業 務 ( 業 務 遂 行 にあたっての 上 記 以 外 の 報 告 すべき 事 項 ) 6

10 評 価 点 評 価 基 準 16~20 契 約 書 仕 様 書 要 求 水 準 書 等 の 水 準 を 満 たし さらに 秀 でた 独 自 の 創 意 工 夫 や 積 極 的 な 取 組 が 見 られた 11~15 契 約 書 仕 様 書 要 求 水 準 書 などの 水 準 を 満 足 している 6~10 契 約 書 仕 様 書 要 求 水 準 書 などの 水 準 を 満 足 しているが 軽 易 ないく つかの 注 意 点 改 善 点 がある 1~5 契 約 書 仕 様 書 要 求 水 準 書 などの 水 準 を 満 足 しているが 重 大 な 注 意 点 や 早 急 な 対 応 が 必 要 な 改 善 点 がある 0 契 約 書 仕 様 書 要 求 水 準 書 などの 水 準 を 満 足 していないため 改 善 が 必 要 ( 改 善 命 令 書 を 速 やかに 受 託 者 へ 提 示 する ) 評 価 例 (4 5 6 月 までの 評 価 結 果 ) 評 価 員 月 a b c 月 間 評 価 平 均 点 計 年 間 評 価 平 均 点 2.4 業 務 内 容 評 価 1) 評 価 方 法 受 託 者 の 評 価 は 複 数 名 の 評 価 委 員 により 受 託 者 から 提 出 された 年 間 業 務 履 行 報 告 書 又 は 業 務 完 了 報 告 書 及 びその 他 必 要 な 書 類 等 に 基 づき 業 務 の 内 容 について 評 価 を 行 い 評 価 委 員 の 評 価 点 の 平 均 をとする 2) 評 価 項 目 委 託 した 業 務 の 内 容 の 評 価 は 委 託 業 務 評 価 指 標 CEI(Commissioned business Evaluation Index) を 用 いて 行 う このCEI 指 標 は 委 託 者 が 受 託 者 に 水 道 法 第 24 条 の 3 に 基 づき 事 業 を 委 託 した 場 合 の 受 託 者 の 業 務 内 容 について 評 価 する 指 標 である なお 一 部 業 務 委 託 においても 評 価 指 標 として 使 用 することを 妨 げるものではない 3) 評 価 項 目 の 構 成 委 託 業 務 評 価 指 標 CEIは 共 通 項 目 及 び 選 択 項 目 から 構 成 される 共 通 項 目 は 委 託 した 業 務 を 行 う 施 設 の 規 模 及 び 内 容 を 問 わずに 全 て 評 価 する 項 目 である 選 択 項 目 は 委 託 した 業 務 を 行 う 施 設 の 規 模 及 び 内 容 により 評 価 する 項 目 で 委 託 者 が 該 当 する 項 目 の 選 択 及 び 新 規 に 評 価 を 作 成 することを 妨 げるものではない 評 価 方 法 評 価 項 目 評 価 時 期 については 可 能 な 限 り 業 務 開 始 前 に 受 託 者 に 明 示 することが 必 要 で ある 7

11 2.4.1 委 託 業 務 評 価 指 標 (CEI) 1)CEI 指 標 のロット 番 号 規 定 CEI 指 標 について 委 託 者 自 らの 施 設 の 運 転 保 全 管 理 上 の 重 要 度 に 応 じて 該 当 する 項 目 の 選 択 及 び 新 規 に 評 価 項 目 を 作 成 することを 妨 げるものではないことから ロット 番 号 を 規 定 する CEI S 大 項 目 中 項 目 小 項 目 独 自 項 目 大 項 目 大 項 目 は 共 通 1~その 他 8 間 での 分 類 とし それぞれを 番 号 化 した 中 項 目 中 項 目 は 大 項 目 の 番 号 内 における 分 類 をそれぞれ 番 号 化 した また 共 通 1 以 外 の 中 項 目 は 委 託 者 自 らの 施 設 に 合 致 した 独 自 評 価 項 目 を 追 加 または 既 項 目 につ いて 削 除 できる 小 項 目 小 項 目 は 中 項 目 の 番 号 内 における 分 類 をそれぞれ 番 号 化 した また 小 項 目 は 委 託 者 自 らの 施 設 に 合 致 した 独 自 評 価 項 目 を 追 加 または 既 項 目 について 削 除 できる 独 自 項 目 独 自 項 目 は 委 託 者 自 らが 独 自 項 目 を 追 加 した 場 合 に 番 号 の 末 尾 に S (Special)を 追 記 する 評 価 指 標 による 評 価 点 の 算 出 業 務 評 価 の 評 価 点 は 共 通 項 目 30 点 選 択 項 目 ( 体 制 )4 点 選 択 項 目 ( 安 全 危 機 管 理 )6 点 選 択 項 目 ( 水 質 管 理 )4 点 選 択 項 目 ( 運 転 管 理 )8 点 選 択 項 目 ( 施 設 管 理 )6 点 選 択 項 目 ( 技 術 向 上 の 取 組 )6 点 選 択 項 目 (その 他 )6 点 の 合 計 70 点 とする 評 価 員 a b c 合 計 点 評 価 平 均 点 = 業 務 評 価 点 点 点 点 点 点 評 価 指 標 の 定 義 については 委 託 業 務 評 価 指 標 (CEI)の 定 義 を 参 照 8

12 1) 共 通 項 目 大 項 目 評 価 点 中 項 目 評 価 点 小 項 目 a b c d e CEI1 共 通 30/ 契 約 図 書 等 に 基 づく 書 類 の 提 出 102 関 係 法 令 等 の 遵 守 状 況 103 緊 急 連 絡 応 援 体 制 104 要 求 水 準 の 適 合 状 況 105 運 転 への 支 障 106 苦 情 対 応 107 記 録 の 作 成 保 存 報 告 中 項 目 の 追 加 または 削 除 を 行 う 場 合 は 中 項 目 の 合 計 値 を 大 項 目 の 評 価 点 30 点 となるように 他 の 中 項 目 評 価 点 を 調 整 する 契 約 図 書 等 に 基 づく 書 類 の 提 出 関 係 法 等 の 遵 守 状 況 健 康 診 断 ( 法 第 21 条 1 項 ) 等 の 実 施 及 び 記 録 状 況 自 家 用 電 気 工 作 物 の 法 令 点 検 状 況 消 防 設 備 法 令 点 検 状 況 緊 急 連 絡 体 制 表 の 作 成 状 況 要 求 水 準 の 適 合 状 況 連 絡 の 不 備 及 び 遅 延 による 支 障 通 信 不 能 機 器 停 止 燃 料 備 蓄 不 足 運 転 管 理 に 係 わる 事 故 件 数 保 全 管 理 に 係 わる 事 故 件 数 適 正 な 苦 情 対 応 率 記 録 の 作 成 保 存 報 告 小 項 目 の 追 加 または 削 除 を 行 う 場 合 は 小 項 目 a 欄 の 合 計 値 を 中 項 目 の 評 価 点 になるように 他 の 小 項 目 a 欄 の 合 計 点 を 調 整 する また 小 項 目 b 欄 以 降 の 調 整 も 合 わせて 行 う 2) 1 選 択 項 目 ( 体 制 ) 大 項 目 評 価 点 中 項 目 評 価 点 小 項 目 a b c d e CEI2 体 制 責 任 者 の 常 駐 責 任 者 の 常 駐 率 /40 中 項 目 の 追 加 または 削 除 を 行 う 場 合 は 中 項 目 の 合 計 値 を 大 項 目 の 評 価 点 6 点 となるように 他 の 中 項 目 評 価 点 を 調 整 する 小 項 目 の 追 加 または 削 除 を 行 う 場 合 は 小 項 目 a 欄 の 合 計 値 を 中 項 目 の 評 価 点 になるように 他 の 小 項 目 a 欄 の 合 計 点 を 調 整 する また 小 項 目 b 欄 以 降 の 調 整 も 合 わせて 行 う 9

13 2) 2 選 択 項 目 ( 安 全 危 機 管 理 ) 大 項 目 評 価 点 中 項 目 評 価 点 小 項 目 a b c d e CEI3 安 全 危 機 管 理 6/ 労 務 災 害 の 発 生 研 修 の 実 施 安 全 パトロールの 実 施 緊 急 時 の 対 応 中 項 目 の 追 加 または 削 除 を 行 う 場 合 は 中 項 目 の 合 計 値 を 大 項 目 の 評 価 点 6 点 となるように 他 の 中 項 目 評 価 点 を 調 整 する 労 務 災 害 発 生 件 数 研 修 の 実 施 率 安 全 パトロールの 実 施 率 緊 急 時 の 対 応 率 小 項 目 の 追 加 または 削 除 を 行 う 場 合 は 小 項 目 a 欄 の 合 計 値 を 中 項 目 の 評 価 点 になるように 他 の 小 項 目 a 欄 の 合 計 点 を 調 整 する また 小 項 目 b 欄 以 降 の 調 整 も 合 わせて 行 う 2) 3 選 択 項 目 ( 水 質 管 理 ) 大 項 目 評 価 点 中 項 目 評 価 点 小 項 目 a b c d e CEI4 水 質 管 理 4/ 浄 水 処 理 工 程 の 水 質 試 験 の 実 施 薬 品 量 の 管 理 中 項 目 の 追 加 または 削 除 を 行 う 場 合 は 中 項 目 の 合 計 値 を 大 項 目 の 評 価 点 4 点 となるように 他 の 中 項 目 評 価 点 を 調 整 する 水 質 管 理 目 標 達 成 率 薬 品 量 小 項 目 の 追 加 または 削 除 を 行 う 場 合 は 小 項 目 a 欄 の 合 計 値 を 中 項 目 の 評 価 点 になるように 他 の 小 項 目 a 欄 の 合 計 点 を 調 整 する また 小 項 目 b 欄 以 降 の 調 整 も 合 わせて 行 う 2) 4 選 択 項 目 ( 運 転 管 理 ) 大 項 目 評 価 点 中 項 目 評 価 点 小 項 目 a b c d e CEI5 運 転 管 理 飲 用 制 限 及 び 断 水 502 電 力 量 の 適 正 度 取 水 不 適 切 率 飲 用 制 限 日 数 断 水 時 間 受 水 量 超 過 率 電 力 量 の 使 用 適 性 度 /40 中 項 目 の 追 加 または 削 除 を 行 う 場 合 は 中 項 目 の 合 計 値 を 大 項 目 の 評 価 点 8 点 となるように 他 の 中 項 目 評 価 点 を 調 整 する 小 項 目 の 追 加 または 削 除 を 行 う 場 合 は 小 項 目 a 欄 の 合 計 値 を 中 項 目 の 評 価 点 になるように 他 の 小 項 目 a 欄 の 合 計 点 を 調 整 する また 小 項 目 b 欄 以 降 の 調 整 も 合 わせて 行 う 10

14 2) 5 選 択 項 目 ( 施 設 管 理 ) 大 項 目 評 価 点 中 項 目 評 価 点 小 項 目 a b c d e CEI6 施 設 管 理 設 備 点 検 の 実 施 602 定 期 修 繕 の 実 施 603 小 規 模 修 繕 の 実 施 日 常 点 検 実 施 率 定 期 点 検 実 施 率 定 期 修 繕 実 施 率 小 規 模 修 繕 実 施 率 施 設 維 持 管 理 状 況 施 設 維 持 管 理 不 適 切 件 数 /40 中 項 目 の 追 加 または 削 除 を 行 う 場 合 は 中 項 目 の 合 計 値 を 大 項 目 の 評 価 点 6 点 となるように 他 の 中 項 目 評 価 点 を 調 整 する 小 項 目 の 追 加 または 削 除 を 行 う 場 合 は 小 項 目 a 欄 の 合 計 値 を 中 項 目 の 評 価 点 になるように 他 の 小 項 目 a 欄 の 合 計 点 を 調 整 する また 小 項 目 b 欄 以 降 の 調 整 も 合 わせて 行 う 2) 6 選 択 項 目 ( 技 術 力 向 上 の 取 組 ) 大 項 目 評 価 点 中 項 目 評 価 点 小 項 目 a b c d e CEI7 技 術 力 向 上 の 取 組 6/ 資 格 取 得 状 況 マニュアル 作 成 状 況 703 セルフモニタリング 実 施 状 況 協 働 状 況 中 項 目 の 追 加 または 削 除 を 行 う 場 合 は 中 項 目 の 合 計 値 を 大 項 目 の 評 価 点 6 点 となるように 他 の 中 項 目 評 価 点 を 調 整 する 資 格 取 得 率 マニュアル 作 成 率 セルフモニタリング 実 施 回 数 協 働 業 務 実 施 率 小 項 目 の 追 加 または 削 除 を 行 う 場 合 は 小 項 目 a 欄 の 合 計 値 を 中 項 目 の 評 価 点 になるように 他 の 小 項 目 a 欄 の 合 計 点 を 調 整 する また 小 項 目 b 欄 以 降 の 調 整 も 合 わせて 行 う 2) 7 選 択 項 目 (その 他 ) 大 項 目 評 価 点 中 項 目 評 価 点 小 項 目 a b c d e CEI8 その 他 次 期 受 託 者 への 引 継 書 類 作 成 状 況 802 見 学 者 対 応 803 独 自 に 実 施 提 案 した 創 意 工 夫 804 地 域 への 貢 献 等 引 継 書 類 作 成 率 見 学 者 対 応 率 改 善 提 案 数 地 域 への 貢 献 等 / 発 注 者 が 実 施 する 作 業 工 事 等 の 補 助 業 務 806 環 境 配 慮 状 況 中 項 目 の 追 加 または 削 除 を 行 う 場 合 は 中 項 目 の 合 計 値 を 大 項 目 の 評 価 点 4 点 となるように 他 の 中 項 目 評 価 点 を 調 整 する 業 務 補 助 率 環 境 配 慮 項 目 数 小 項 目 の 追 加 または 削 除 を 行 う 場 合 は 小 項 目 a 欄 の 合 計 値 を 中 項 目 の 評 価 点 になるように 他 の 小 項 目 a 欄 の 合 計 点 を 調 整 する また 小 項 目 b 欄 以 降 の 調 整 も 合 わせて 行 う 11

15 2.5 改 善 提 案 評 価 委 託 業 務 の 範 囲 内 について 受 託 者 から 委 託 者 へ 業 務 内 容 の 改 善 を 目 的 として 提 案 がなされた 場 合 提 案 の 内 容 についても 業 務 改 善 提 案 書 ( 様 式 5)をもって 評 価 し 業 務 改 善 提 案 評 価 基 準 の 点 数 を 加 算 する また 複 数 の 改 善 提 案 が 提 出 された 場 合 は 改 善 提 案 加 算 点 として 評 価 する なお 業 務 改 善 提 案 は コスト 縮 減 リスク 低 減 水 質 改 善 等 について その 内 容 を 評 価 し 実 際 に 採 用 されたかどうかは 評 価 の 対 象 としない 業 務 改 善 提 案 評 価 基 準 評 価 基 準 点 数 提 案 内 容 が 大 変 優 れており 採 用 した 場 合 かなりの 成 果 が 見 込 める ( 着 眼 点 3~5 点 改 善 手 法 効 果 等 ) 提 案 内 容 が 優 れており 採 用 した 場 合 成 果 が 見 込 める 1~3 点 ( 着 眼 点 改 善 手 法 効 果 等 ) 提 案 を 採 用 した 場 合 成 果 が 見 込 めるか 疑 問 である 0 点 業 務 提 案 加 算 点 業 務 の 改 善 を 目 的 とした 提 案 が 複 数 提 出 された 0~2 点 2.6 罰 則 評 価 受 託 業 務 の 範 囲 内 において 受 託 者 の 責 により 仕 様 書 要 求 水 準 年 間 維 持 管 理 計 画 水 安 全 計 画 等 に 対 し 未 履 行 による 支 障 を 及 ぼした 場 合 に 評 価 点 を 減 算 する なお 複 数 回 の 支 障 を 及 ぼした 場 合 は 追 加 減 算 する 罰 則 評 価 基 準 評 価 基 準 点 数 (-) 減 水 断 水 濁 水 を 生 じ 社 会 的 影 響 を 及 ぼした 3~5 点 社 会 的 影 響 は 生 じなかったが 浄 水 処 理 の 運 転 等 を 一 時 停 止 した 1~3 点 支 障 が 生 じなかった 0 点 罰 則 追 加 減 算 点 複 数 回 の 支 障 を 生 じさせた 0~2 点 2.7 優 秀 評 価 受 託 業 務 の 範 囲 及 び 関 連 した 事 項 の 全 般 において 業 務 内 容 緊 急 時 対 応 住 民 対 応 等 の 契 約 書 要 求 水 準 性 能 仕 様 書 に 記 載 された 以 上 の 特 に 優 れた 事 項 について 加 点 する 優 秀 評 価 加 点 契 約 書 要 求 水 準 性 能 仕 様 書 に 記 載 された 以 上 の 特 に 優 れた 事 項 0~3 点 例 : 受 託 者 の 責 でない 想 定 外 の 事 故 に 対 し 適 切 に 対 応 し 運 転 に 影 響 を 及 ぼさなかったまたは 波 及 を 極 小 化 した 例 : 見 学 者 対 応 について 当 該 見 学 者 から 謝 辞 があった 例 : 運 転 監 視 保 全 管 理 住 民 対 応 等 について 特 に 優 れた 対 応 を 行 った 12

16 2.8 総 合 評 価 総 合 評 価 点 は 月 間 業 務 評 価 20 点 業 務 評 価 の 共 通 項 目 評 価 30 点 選 択 項 目 評 価 40 点 改 善 提 案 評 価 7 点 優 秀 評 価 3 点 の100 点 満 点 とし 罰 則 評 価 がある 場 合 は 減 算 する 総 合 評 価 (100 点 満 点 ) 評 価 点 数 月 間 業 務 評 価 20 業 務 評 価 共 通 項 目 評 価 30 選 択 項 目 評 価 40 改 善 提 案 評 価 7 罰 則 評 価 (-)7 優 秀 評 価 3 総 合 評 価 点 により 受 託 者 の 年 間 業 務 評 価 を 判 定 し ランク 分 けするとともに 業 務 全 般 にわたる 考 察 を 行 い 所 見 としてまとめる なお 業 務 評 価 は 受 託 者 の 業 務 意 欲 を 積 極 的 に 評 価 することに 留 意 する ( 様 式 -7) ランク 評 価 点 内 容 AAA 80 点 以 上 業 務 評 価 の 最 高 水 準 で 受 託 者 の 技 術 力 企 画 力 が 活 かさ れた 非 常 に 優 秀 な 業 務 運 営 が 行 われている AA 80 点 未 満 70 点 以 上 業 務 履 行 計 画 書 に 基 づく 業 務 内 容 を 満 たしており 受 託 者 の 技 術 力 企 画 力 が 活 かされた 優 秀 な 業 務 運 営 が 行 われて いる A 70 点 未 満 60 点 以 上 業 務 履 行 計 画 書 に 基 づく 業 務 内 容 を 満 たしており 健 全 な 運 転 管 理 施 設 管 理 業 務 運 営 が 行 われている B 60 点 未 満 業 務 履 行 計 画 書 に 基 づく 業 務 内 容 を 満 たしているが 業 務 改 善 が 必 要 13

17 2.4.3 委 託 業 務 評 価 指 標 (CEI)の 定 義 14

18 CEI 契 約 図 書 等 に 基 づく 書 類 の 提 出 評 価 指 標 の 定 義 契 約 図 書 等 に 基 づく 書 類 の 提 出 = 定 めた 期 限 に 対 する 経 過 日 数 ( 日 ) 変 数 の 定 義 定 めた 期 限 ( 日 ) 委 託 者 が 契 約 図 書 及 び 業 務 履 行 計 画 書 で 定 めた 書 類 の 全 部 を 提 出 することと 定 めた 日 数 をいう 経 過 日 数 ( 日 ) 定 めた 期 限 から 経 過 した 日 数 をいう 定 義 の 解 説 受 託 者 は 契 約 後 に 契 約 図 書 及 び 業 務 履 行 計 画 書 で 定 められた 期 限 内 に 契 約 関 係 書 類 を 提 出 しなけれ ばならない またその 内 容 も 十 分 精 査 されたもので 業 務 内 容 に 合 致 していなければならない 従 って 契 約 関 係 書 類 の 提 出 日 数 は 受 託 者 の 事 務 処 理 能 力 及 び 意 欲 を 反 映 する 指 標 となる a b c d e 全 て 期 限 内 に 提 出 され 内 容 も 適 切 に 作 成 さ れ て い る 全 て 期 限 内 に 提 出 されているが 内 容 に 不 備 があり 委 託 者 の 指 示 を 必 要 とした 全 て 提 出 されてい るが 一 部 の 書 類 については 期 限 を 守 れなかった( 最 長 で 7 日 以 内 の 遅 延 ) 全 て 提 出 されてい るが 一 部 の 書 類 については 期 限 を 守 れなかった( 最 長 で 7 日 超 の 遅 延 ) 全 て 提 出 されてい るが 多 くの 書 類 については 期 限 を 守 れなかった 留 意 点 契 約 関 係 書 類 には 事 務 処 理 に 必 要 な 書 類 と 業 務 計 画 に 必 要 な 書 類 があり 委 託 者 は 提 出 書 類 を 明 確 にするとともに 契 約 図 書 及 び 業 務 履 行 計 画 書 にその 書 類 の 種 類 と 提 出 日 を 明 記 しておく 必 要 がある 提 出 された 書 類 に 不 備 等 があり 修 正 を 求 める 場 合 があるが 日 数 はその 修 正 後 の 書 類 提 出 日 数 とする なお 評 価 において 一 部 や 多 く の 解 釈 については 委 託 者 が 判 断 するものとする 契 約 図 書 とは 契 約 書 要 求 水 準 書 性 能 仕 様 書 特 記 仕 様 書 等 をいう 評 価 例 約 款 で 定 めた 書 類 の 提 出 日 数 1 週 間 以 内 仕 様 書 等 で 定 めた 書 類 の 提 出 日 数 2 週 間 以 内 提 出 日 数 契 約 日 以 降 6 日 目 に 約 款 で 定 めた 事 務 関 係 書 類 は 提 出 されたが 性 能 仕 様 書 で 定 め た 業 務 関 係 書 類 に 不 備 があり 修 正 を 指 示 したため 20 日 間 (6 日 間 の 遅 延 )を 要 した 評 価 全 ての 書 類 は 提 出 されたが 一 部 の 書 類 については 期 限 から 7 日 以 内 の 遅 延 があった (c) 15

19 CEI 関 係 法 令 等 の 遵 守 状 況 評 価 指 標 の 定 義 関 係 法 令 等 の 遵 守 状 況 = 法 令 条 例 等 の 違 反 レベル/1 年 間 あたり 変 数 の 定 義 法 令 条 例 等 の 違 反 レベル 受 託 者 が 業 務 を 行 うにあたり 関 係 する 全 ての 法 令 条 例 規 程 規 則 細 則 等 を 対 象 として 違 反 したレベルをいう 定 義 の 解 説 受 託 者 が 取 水 浄 水 配 水 にわたる 運 転 監 視 制 御 維 持 保 全 その 他 の 技 術 的 事 項 について 水 道 事 業 を 確 実 に 行 うには 関 連 する 全 ての 法 令 やその 他 の 規 則 等 を 誠 実 に 守 ることが 求 められる 従 って 違 反 はなしが 通 常 の 有 り 様 で 軽 微 であっても 違 反 がある 場 合 は ペナルティーの 対 象 となる この 指 標 は 受 託 者 の 関 係 法 令 等 を 遵 守 する 誠 実 さと 取 組 姿 勢 を 評 価 するものである a b c d e 違 反 が 全 くない 受 託 者 の 責 で 速 や 受 託 者 の 責 で 速 や やや 不 適 切 である 不 適 切 である ( 適 合 率 100%) かに 是 正 処 置 が 取 られた 軽 微 な 違 反 がある ( 適 合 率 90 % 以 上 ) かに 是 正 処 置 が 取 られた 軽 微 な 違 反 がある ( 適 合 率 90% 未 満 ) または 他 の 評 価 に 該 当 しないもの 評 価 対 象 適 合 水 道 法 令 違 反 がない 受 託 者 の 責 で 速 や 受 託 者 の 責 で 是 電 気 事 業 法 違 反 がない かに 是 正 処 置 が 取 正 処 置 が 取 られた 条 例 違 反 がない られた 重 大 な 違 反 重 大 な 違 反 が あ 規 則 違 反 がない がある る 通 知 違 反 がない 委 託 者 による 是 以 下 必 要 項 目 を 列 記 する 正 処 置 を 要 した 重 大 な 違 反 がある 必 要 な 是 正 処 置 適 合 率 %=( 違 反 なし 項 目 数 / 評 価 対 象 項 目 数 ) 100 を 実 施 中 留 意 点 守 るべき 法 令 及 び 規 則 等 には 水 道 法 を 始 め 設 備 関 係 の 法 規 委 託 者 が 定 めた 規 則 まで 各 種 ある 此 処 では 関 連 法 令 及 び 規 則 の 種 類 は 問 わず 全 てを 対 象 とする 16

20 また 委 託 者 は 契 約 時 に 受 託 者 に 対 し 関 連 法 令 及 び 規 則 等 について 明 示 する 必 要 がある なお 評 価 において 重 大 な 違 反 であるか 否 かについては 委 託 者 が 判 断 するものとする 評 価 例 受 託 者 の 定 めた 規 則 違 反 が 1 年 間 を 通 して 7 件 有 った しかし いずれも 適 切 な 是 正 処 置 が 取 られた なお 適 合 率 は 85%であった 評 価 いくつか 違 反 はあるが 適 切 な 是 正 処 置 が 取 られた(c) 17

21 CEI 関 係 法 令 等 の 遵 守 状 況 評 価 指 標 の 定 義 水 道 法 21 条 の 健 康 診 断 の 実 施 及 び 記 録 状 況 = 健 康 診 断 /1 年 間 あたり 変 数 の 定 義 健 康 診 断 水 道 法 第 21 条 により 定 期 の 健 康 診 断 は 6 ヶ 月 毎 の 年 2 回 とする 定 義 の 解 説 水 道 法 第 21 条 1 項 には 水 道 事 業 者 は 水 道 の 取 水 場 浄 水 場 又 は 配 水 池 において 業 務 に 従 事 して いる 者 及 びこれらの 施 設 の 設 置 場 所 の 構 内 に 居 住 している 者 について 厚 生 労 働 省 令 の 定 めるところに より 定 期 及 び 臨 時 の 健 康 診 断 を 行 わなければならない と 規 定 されている 定 期 の 健 康 診 断 は 病 原 体 が 便 中 に 排 泄 される 伝 染 病 についてその 保 菌 者 有 無 を 検 査 するもので 検 査 は 概 ね 6 ヶ 月 毎 に 行 うも のとされている 定 期 の 健 康 診 断 は 受 託 者 の 義 務 であり 受 診 は 従 業 員 全 員 が 完 全 に 履 行 しなければならない なお 健 康 診 断 の 確 認 は 診 断 結 果 表 にて 確 認 する a b c d e 全 従 業 員 の 健 康 診 一 部 の 従 業 員 の 健 一 部 の 従 業 員 の 健 やや 不 適 切 である 不 適 切 である 断 が 履 行 された ( 適 合 率 100%) 康 診 断 が 遅 滞 ( 最 長 で 1 ヶ 月 以 内 ) したが 年 度 内 に は 全 員 が 履 行 し た ( 適 合 率 100%) 康 診 断 が 遅 滞 ( 最 長 で 1 ヶ 月 超 )し たが 年 度 内 には 全 員 が 履 行 した (または 他 の 評 価 に 該 当 し な い も の)( 適 合 率 100%) 評 価 対 象 適 合 診 断 記 録 の 保 存 診 断 記 録 が 保 存 さ 診 断 記 録 が 保 存 さ 定 期 の 健 康 診 断 れていない れていない 臨 時 の 健 康 診 断 以 下 必 要 項 目 を 列 記 する 多 くの 従 業 員 の 健 従 業 員 の 健 康 診 断 康 診 断 が 遅 滞 した が 履 行 されなかっ 適 合 率 %=( 適 合 項 目 数 / 評 価 対 象 項 目 数 ) 100 が 年 度 内 には 全 員 が 履 行 した た 留 意 点 受 託 者 の 従 業 員 全 員 の 健 康 診 断 を 義 務 づけているのは 水 道 水 が 汚 染 するおそれがあるからで 一 部 でも 履 行 されないことは 想 定 しない 18

22 しかし 何 らかの 事 情 により 一 部 の 従 業 員 の 履 行 が 不 可 能 な 場 合 は その 理 由 により 委 託 者 が 判 断 す るものとする また 評 価 における 一 部 や 多 く の 解 釈 についても 委 託 者 が 判 断 するものとす る 評 価 例 全 従 業 員 の 内 3 名 が 病 気 等 の 理 由 により 受 託 者 が 定 めた 日 時 に 受 診 しなかったが 1 ヶ 月 遅 れで 受 診 し 診 断 結 果 表 からは 全 従 業 員 に 異 常 は 見 られなかった 評 価 一 部 の 従 業 員 の 定 期 健 康 診 断 が 遅 滞 ( 最 長 で 1 ヶ 月 以 内 )したが 年 度 内 には 全 従 業 員 が 履 行 した (b) 19

23 CEI 関 係 法 令 等 の 遵 守 状 況 評 価 指 標 の 定 義 自 家 用 電 気 工 作 物 法 令 点 検 状 況 = 保 安 規 程 で 定 めた 点 検 実 施 レベル/1 年 間 あたり 変 数 の 定 義 保 安 規 程 で 定 めた 点 検 の 実 施 レベル 自 家 用 電 気 工 作 物 の 保 安 規 程 に 定 めた 設 備 の 点 検 内 容 定 義 の 解 説 電 気 事 業 法 第 42 条 に 基 づき 自 家 用 電 気 工 作 物 を 設 置 する 者 が 自 家 用 電 気 工 作 物 の 工 事 維 持 及 び 運 用 に 関 する 保 安 を 確 保 するため 保 安 規 程 を 定 めている 保 安 規 程 には 電 気 設 備 の 機 器 毎 に 巡 視 点 検 測 定 について 周 期 や 点 検 項 目 が 委 託 者 ( 自 家 用 電 気 工 作 物 の 設 置 者 )により 定 めた 基 準 がある 受 託 者 は これらの 電 気 設 備 の 維 持 管 理 のために 専 門 業 者 と 契 約 または 自 らが 巡 視 点 検 及 び 測 定 を 定 めた 基 準 により 行 う a b c d e 保 安 規 程 に 基 づく 電 気 設 備 点 検 が 履 行 された 点 検 記 録 用 紙 や 設 備 等 の 一 部 に 不 備 が 指 摘 されたが 改 善 された 指 摘 された 設 備 不 備 は 改 善 されたが その 後 の 報 告 を 設 置 者 に 怠 った 設 備 不 備 が 指 摘 されたが その 一 部 が 未 だ 修 繕 さ れていない 保 安 規 程 に 基 づく 電 気 設 備 点 検 が 履 行 されなかった 留 意 点 電 気 事 業 法 第 42 条 に 基 づき 自 家 用 電 気 工 作 物 を 設 置 する 者 ( 第 三 者 委 託 契 約 を 発 注 する 事 業 者 )が 自 家 用 電 気 工 作 物 の 工 事 維 持 及 び 運 用 に 関 する 保 安 を 確 保 するため 保 安 規 程 を 定 めている したがっ て 受 託 者 は 発 注 する 事 業 者 の 保 安 規 程 に 定 めた 電 気 設 備 の 巡 回 点 検 及 び 記 録 を 行 うこととなる 保 安 規 程 に 定 めた 電 気 設 備 の 巡 回 点 検 及 び 記 録 は 受 託 者 自 らが 行 うものであるが 自 らが 行 うこと が 困 難 な 一 部 の 設 備 又 は 全 部 の 設 備 を 有 する 場 合 は その 設 備 の 専 門 業 者 と 委 託 契 約 を 行 うことが 電 気 設 備 の 保 安 の 確 保 の 点 から 必 要 であり この 場 合 の 再 委 託 は 妨 げない また 自 主 的 責 任 保 安 の 観 点 からすると 電 気 設 備 の 巡 回 点 検 及 び 記 録 の 不 履 行 は 認 められない 委 託 者 は 第 三 者 委 託 契 約 時 に 電 気 設 備 点 検 に 必 要 な 電 気 設 備 の 設 置 機 器 場 所 種 類 等 及 び 点 検 基 準 について 明 記 する 必 要 がある また 評 価 における 一 部 の 解 釈 についても 委 託 者 が 判 断 するも のとする 評 価 例 電 気 設 備 巡 回 は 保 安 規 程 に 基 づいた 内 容 及 び 周 期 で 実 施 した また 受 配 電 機 器 の 性 能 点 検 及 び 保 護 継 電 器 試 験 は 専 門 業 者 と 委 託 契 約 を 行 い 実 施 した 巡 回 点 検 及 びその 記 録 は 報 告 書 として 提 出 され た 評 価 保 安 規 程 に 基 づく 電 気 設 備 点 検 が 履 行 された(a) 20

24 CEI 関 係 法 令 等 の 遵 守 状 況 評 価 指 標 の 定 義 消 防 設 備 法 令 点 検 状 況 = 消 防 法 第 17 条 に 基 づく 点 検 実 施 レベル/1 年 間 あたり 変 数 の 定 義 消 防 法 第 17 条 に 基 づく 点 検 の 実 施 レベル 機 器 点 検 回 数 2 回 ( 総 合 点 検 を1 回 と 数 える 場 合 あり) 総 合 点 検 回 数 1 回 定 義 の 解 説 消 防 法 第 17 条 では 工 場 事 業 所 の 防 火 対 象 物 に 消 防 設 備 を 設 置 している また 政 令 で 定 める 消 防 設 備 について 消 防 設 備 士 免 状 の 交 付 を 受 けている 又 はその 資 格 者 に 点 検 させ その 他 のものにあ っては 自 ら 点 検 しその 結 果 報 告 を 義 務 づけている 消 防 設 備 の 点 検 は 全 ての 消 防 設 備 等 を 対 象 にその 機 能 について 外 観 から 又 は 簡 易 な 操 作 により 判 別 できる 事 項 を 6 ヶ 月 毎 に 確 認 する 機 器 点 検 と 他 の 点 検 では 機 能 を 十 分 に 確 認 することが 出 来 な い 屋 内 消 火 栓 設 備 自 動 火 災 報 知 設 備 の 消 防 設 備 等 並 びに 非 常 電 源 及 び 配 線 の 全 部 もしくは 一 部 を 作 動 させ 又 は 当 該 消 防 設 備 を 使 用 することにより 当 該 消 防 設 備 等 の 総 合 的 な 機 能 を 1 年 毎 に 確 認 する 総 合 点 検 がある a b c d e 消 防 設 備 点 検 に 基 づく 点 検 が 履 行 さ れた 管 轄 消 防 署 に 報 告 書 の 遅 延 が あ っ た 設 置 図 面 と 場 所 の 不 一 致 および 表 示 板 が 無 い 設 備 不 備 が 指 摘 さ れたが 修 繕 され ていない 消 防 設 備 点 検 に 基 づく 点 検 が 履 行 さ れなかった 留 意 点 消 防 法 第 17 条 では 工 場 事 業 所 の 防 火 対 象 物 に 消 防 設 備 の 設 置 を 義 務 づけ その 点 検 報 告 につい ても 定 めている 受 託 者 は 発 注 する 事 業 者 の 消 防 設 備 の 機 器 点 検 及 び 総 合 点 検 を 実 施 し その 結 果 を 報 告 しなければならない 消 防 設 備 点 検 は 受 託 者 自 らが 行 うものであるが 自 らが 行 うことが 困 難 な 一 部 の 設 備 又 は 全 部 の 設 備 を 有 する 場 合 は その 設 備 の 専 門 業 者 と 委 託 契 約 を 行 い 保 安 の 確 保 を 図 る 必 要 があり この 場 合 の 再 委 託 は 妨 げない また 消 防 設 備 点 検 の 不 履 行 は 認 められない 委 託 者 は 第 三 者 委 託 契 約 時 に 消 防 設 備 点 検 に 必 要 な 消 防 設 備 の 設 置 機 器 場 所 種 類 等 及 び 点 検 基 準 について 明 記 する 必 要 がある 評 価 例 消 防 設 備 点 検 が 消 防 設 備 技 士 の 資 格 を 有 する 専 門 業 者 と 契 約 し 実 施 され 報 告 書 が 提 出 された 評 価 消 防 設 備 点 検 に 基 づく 点 検 が 履 行 された (a) 21

25 CEI 緊 急 連 絡 応 援 体 制 評 価 指 標 の 定 義 緊 急 連 絡 体 制 表 の 作 成 状 況 = 想 定 した 事 故 に 対 する 緊 急 連 絡 体 制 表 の 作 成 レベル/1 年 間 あたり 変 数 の 定 義 想 定 した 事 故 に 対 する 緊 急 連 絡 体 制 表 の 作 成 レベル 委 託 者 が 想 定 する 事 故 の 種 類 毎 ( 原 水 水 質 事 故 受 電 設 備 事 故 停 電 時 対 応 浄 水 処 理 異 常 時 等 ) の 体 制 表 の 作 成 件 数 と 掲 示 等 による 周 知 度 合 をいう 定 義 の 解 説 受 託 者 は 契 約 後 想 定 する 事 故 等 によるそれぞれの 緊 急 時 連 絡 体 制 を 確 立 し 従 業 員 に 周 知 しなけれ ばならない なお 委 託 者 が 想 定 した 事 故 種 類 以 上 の 想 定 をすることは 妨 げないものとする また 作 成 した 緊 急 時 連 絡 体 制 表 を 必 要 な 箇 所 に 直 ちに 使 用 出 来 るように 効 果 的 な 箇 所 に 掲 示 する 必 要 がある 併 せて 掲 示 場 所 は 固 定 することにより 従 業 員 に 万 一 の 時 に 直 ちに 閲 覧 できる 必 要 がある 従 って 緊 急 連 絡 応 援 体 制 指 標 は 受 託 する 施 設 に 対 する 理 解 度 とそのリスク 抽 出 能 力 及 びリスク 対 応 能 力 の 指 標 となる a b c d e 適 切 である ( 適 合 率 100%) ほぼ 適 切 である ( 適 合 率 90 % 以 上 ) 概 ね 適 切 である ( 適 合 率 80% 以 上 90% 未 満 ) や や 不 適 切 で あ る ( 適 合 率 80 % 未 不 適 切 である ( 適 合 率 80 % 未 満 ) または 他 の 評 価 に 該 当 しないもの 満 ) 評 価 対 象 適 合 作 成 連 絡 票 の 適 切 な 掲 示 委 託 者 が 作 成 を 文 委 託 者 が 作 成 を 文 緊 急 時 ( 昼 間 ) 連 絡 書 で 指 示 してから 書 で 指 示 しても 作 緊 急 時 ( 夜 間 ) 連 絡 作 成 した 成 しなかった 水 質 事 故 電 気 設 備 事 故 浄 水 処 理 事 故 以 下 必 要 項 目 を 列 記 する 適 合 率 %=( 該 当 項 目 数 / 評 価 対 象 項 目 数 ) 100 留 意 点 緊 急 時 に 必 要 な 体 制 表 として 原 水 水 質 異 常 受 配 電 等 の 設 備 機 器 故 障 時 や 受 電 停 電 場 内 や 場 外 の 22

26 ポンプ 故 障 及 び 停 電 等 の 設 備 関 係 の 緊 急 時 対 応 が 想 定 される これらの 想 定 する 事 故 の 体 制 表 について 契 約 図 書 などにその 書 類 の 種 類 と 提 出 及 び 掲 示 する 旨 を 明 記 しておく 必 要 がある 評 価 例 契 約 図 書 で 定 めた 5 件 ( 原 水 水 質 事 故 時 体 制 表 受 配 電 事 故 時 体 制 表 停 電 時 体 制 表 浄 水 処 理 不 良 事 故 時 体 制 表 各 事 故 時 総 括 体 制 表 )の 事 故 想 定 に 対 し 緊 急 事 体 制 表 が 提 出 され 適 切 な 場 所 に 掲 示 ( 評 価 対 象 項 目 数 及 び 該 当 項 目 数 として 数 える)されている 評 価 適 合 率 %=( 該 当 項 目 数 / 評 価 対 象 項 目 数 ) 100 =(5/5) 100= %であった (a) 23

27 CEI 要 求 水 準 の 適 合 状 況 評 価 指 標 の 定 義 要 求 水 準 の 適 合 状 況 = 要 求 水 準 に 対 する 適 合 率 /1 年 間 あたり (%) 変 数 の 定 義 要 求 水 準 ( 項 目 ) 委 託 者 が 契 約 図 書 で 定 めた 要 求 水 準 項 目 をいう 定 義 の 解 説 委 託 者 は 契 約 図 書 及 び 業 務 履 行 計 画 書 において 水 道 事 業 の 技 術 上 の 委 託 に 対 し 必 要 な 要 求 項 目 と その 守 るべき 水 準 を 挙 げている 本 指 標 で 用 いる 要 求 水 準 の 項 目 は 委 託 者 が 定 める 浄 水 の 水 質 配 水 圧 力 等 の 受 託 者 のその 達 成 度 を 評 価 するもので 基 本 的 な 事 項 とすることにより 受 託 者 の 受 託 事 業 達 成 の 基 礎 評 価 とする a b c d e 要 求 水 準 に 対 する 適 合 率 が 100%で ある 要 求 水 準 に 対 する 適 合 率 が 95% 以 上 である 要 求 水 準 に 対 する 適 合 率 が 90% 以 上 である 要 求 水 準 に 対 する 適 合 率 が 85% 以 上 である 要 求 水 準 に 対 する 適 合 率 が 85% 未 満 である 評 価 対 象 適 合 浄 水 水 質 配 水 圧 力 以 下 必 要 項 目 を 列 記 する 適 合 率 %=( 適 合 項 目 数 / 評 価 対 象 項 目 数 ) 100 留 意 点 水 質 管 理 目 標 値 は 残 塩 値 PH 値 は 上 限 と 下 限 濁 度 色 度 は 上 限 値 異 臭 味 は 異 常 の 有 無 を 定 め る 配 水 圧 力 管 理 目 標 値 は 複 数 (5 箇 所 以 上 が 望 ましい) 箇 所 ( 直 接 住 民 に 給 水 する 重 要 な 配 水 池 出 口 等 )の 圧 力 を 定 めておく 必 要 がある 適 合 の 条 件 は 管 理 値 の 逸 脱 が 無 いことが 望 ましいが 運 転 上 皆 無 とは 言 えないことから 給 水 等 に 重 大 な 支 障 を 与 えたかどうかを 判 断 の 目 安 とするのが 望 ましい 異 臭 味 の 異 常 は 5 人 が 官 能 試 験 を 行 い 内 3 人 以 上 が 異 常 と 感 じたことをいう 24

28 評 価 例 要 求 水 準 項 目 数 水 質 管 理 目 標 値 配 水 圧 力 管 理 目 標 値 評 価 10 項 目 異 臭 味 異 常 が 1 年 間 で 15 回 あった 1 箇 所 のポンプ 場 で ポンプの 切 替 によりポンプ 吐 出 圧 力 異 常 を 10 分 間 継 続 したことが 1 年 間 で 6 回 あった 水 質 管 理 値 逸 脱 は 15 回 圧 力 管 理 目 標 逸 脱 は 6 回 であるが 給 水 等 に 重 大 な 支 障 がなかった 評 価 値 %=( 該 当 項 目 数 / 評 価 対 象 項 目 数 ) 100 = (10/10) 100= %であった (a) 25

29 CEI 運 転 への 支 障 評 価 指 標 の 定 義 連 絡 の 不 備 及 び 遅 延 による 支 障 = 運 転 管 理 への 支 障 を 与 えたレベル/1 年 間 あたり 変 数 の 定 義 運 転 管 理 への 支 障 点 検 修 繕 工 事 等 の 予 定 や 設 定 値 の 変 更 が 必 要 な 事 項 等 の 必 要 な 連 絡 が 適 正 に 実 施 されずに 運 転 管 理 に 変 更 作 業 を 生 じた 事 実 をいう 定 義 の 解 説 浄 水 場 やポンプ 場 の 運 転 管 理 維 持 管 理 の 上 では 事 故 の 早 期 連 絡 点 検 前 点 検 後 の 連 絡 その 他 業 務 上 当 然 必 要 と 思 われる 連 絡 は 欠 かせないものである 例 えば 自 動 制 御 対 象 である 工 業 計 器 点 検 の 発 信 器 校 正 試 験 時 には 監 視 員 はモードを 切 替 えて 制 御 を 安 定 させる 必 要 がある 監 視 室 への 開 始 連 絡 が 欠 落 又 は 遅 延 することは これらの 作 業 が 行 えずに 制 御 に 支 障 が 生 じることとなる 従 って 連 絡 の 欠 落 遅 延 回 数 は 従 業 員 の 受 託 施 設 への 理 解 度 習 熟 度 及 び 業 務 規 律 の 徹 底 度 を 測 る 指 標 となる a b c d e 適 切 である ほぼ 適 切 である 他 の 評 価 に 該 当 し や や 不 適 切 で あ 不 適 切 である ( 適 合 率 90% 以 上 ) ( 適 合 率 80% 以 上 90% 未 満 ) ない ( 適 合 率 80% 未 満 ) る 評 価 対 象 適 合 水 質 事 故 連 絡 軽 微 な 支 障 が 生 じ 重 大 な 支 障 が 生 じ 電 気 設 備 事 故 時 連 絡 た た 浄 水 処 理 異 常 時 連 絡 水 運 用 異 常 時 連 絡 水 質 計 器 点 検 連 絡 管 路 事 故 連 絡 他 業 者 修 繕 工 事 連 絡 以 下 必 要 項 目 を 列 記 する 適 合 率 %=( 該 当 項 目 数 / 評 価 対 象 項 目 数 ) 100 留 意 点 連 絡 が 欠 落 または 遅 延 した 事 により 運 転 に 何 らかの 支 障 が 生 じた 事 実 は 委 託 者 と 受 託 者 が 報 告 書 を 持 って 相 互 の 事 実 確 認 を 行 うことが 必 要 である また 評 価 における 軽 微 や 重 大 などの 解 釈 26

30 についても 委 託 者 が 判 断 するものとする 評 価 例 評 価 専 門 業 者 による 点 検 実 施 の 連 絡 が 適 性 に 実 施 されず 運 転 に 軽 微 な 支 障 を 生 じた (d) 27

31 CEI 運 転 への 支 障 評 価 指 標 の 定 義 通 信 不 能 = 通 信 不 能 回 数 /1 年 間 あたり ( 回 ) 変 数 の 定 義 通 信 不 能 回 数 1 時 間 以 上 の 通 信 の 途 絶 と 運 転 に 何 らかの 支 障 が 生 じた 事 のある 回 数 をいう 定 義 の 解 説 浄 水 場 やポンプ 場 の 運 転 にあたり 場 内 や 場 外 施 設 の 通 信 不 良 による 情 報 の 途 絶 は 安 定 運 転 の 大 きな 阻 害 要 件 となる 通 信 不 良 の 原 因 には 通 信 会 社 の 責 による 場 合 と 受 託 者 の 責 に 起 因 する 場 合 があり 本 指 標 は 受 託 者 の 責 による 場 合 のみを 対 象 とする 受 託 者 の 責 によるとは 監 視 制 御 装 置 遠 方 監 視 制 御 設 備 工 業 計 器 通 信 機 器 等 の 点 検 時 等 における 作 業 員 の 誤 操 作 等 により 通 信 が 途 絶 又 は 停 止 して 1 時 間 以 上 のデータ 欠 損 により 監 視 制 御 に 支 障 が 生 じた 場 合 をいう 従 って 通 信 の 途 絶 を 発 生 させた 回 数 は その 原 因 により 受 託 者 の 従 業 員 への 教 育 マニュアルの 徹 底 保 全 計 画 の 妥 当 性 等 の 保 全 管 理 に 対 する 健 全 度 を 表 す 指 標 となる a b c d e 通 信 の 途 絶 の 事 実 1 時 間 以 内 の 通 信 1 時 間 以 内 の 通 信 1 時 間 以 上 の 通 信 1 時 間 以 上 の 通 信 が 無 かった の 途 絶 が 5 回 以 内 の 途 絶 が 6 回 以 上 の 途 絶 が 5 回 以 内 の 途 絶 が 6 回 以 上 重 要 な 施 設 の 運 転 監 視 に 支 障 がな かった 重 要 な 施 設 の 運 転 監 視 に 支 障 がな かった 重 要 な 施 設 の 運 転 監 視 に 支 障 があ った 重 要 な 施 設 の 運 転 監 視 に 支 障 があ った 留 意 点 通 信 回 線 の 途 絶 原 因 の 確 定 は 委 託 者 と 受 託 者 が 報 告 書 を 持 って 相 互 の 事 実 確 認 を 行 うことが 必 要 で ある なお 重 要 な 施 設 であるか 否 かについては 委 託 者 が 判 断 するものとする 評 価 例 1 時 間 以 内 の 通 信 の 途 絶 3 回 1 年 間 あたり 1 時 間 以 上 の 通 信 の 途 絶 1 回 1 年 間 あたり 上 記 による 重 要 な 施 設 の 運 転 監 視 への 支 障 回 数 1 回 1 年 間 あたり 重 要 な 施 設 の 運 転 監 視 に 支 障 があった (d e)1 時 間 以 上 の 通 信 の 途 絶 が5 回 以 内 (d) 評 価 (d) 28

32 CEI 運 転 への 支 障 評 価 指 標 の 定 義 機 器 停 止 = 機 器 停 止 回 数 /1 年 間 あたり ( 回 ) 変 数 の 定 義 機 器 停 止 回 数 設 備 機 器 の 故 障 と 任 意 の 停 止 以 外 の 機 器 及 び 装 置 の 停 止 回 数 をいう 定 義 の 解 説 浄 水 場 やポンプ 場 の 運 転 は 一 部 手 動 運 転 の 場 合 もあるが 大 概 自 動 で 機 器 や 装 置 の 運 転 及 び 停 止 を 行 っている 機 器 の 異 常 停 止 は 自 動 制 御 の 不 良 や 人 為 的 な 誤 操 作 があり 本 指 標 はこのうち 人 為 的 な 誤 操 作 を 対 象 とすることにより 発 生 させた 回 数 は 受 託 者 の 従 業 員 への 教 育 及 び 従 業 員 のスキルを 評 価 する 指 標 となる a b c d e 従 業 員 の 誤 操 作 に より 重 要 な 施 設 の 異 常 停 止 の 事 実 が なかった 従 業 員 の 誤 操 作 に より 重 要 な 施 設 の 異 常 停 止 の 事 実 が 1 回 あった ただし 監 視 運 転 に 支 障 がなく 給 水 にも 支 障 が 生 じなかった 従 業 員 の 誤 操 作 に より 重 要 な 施 設 の 異 常 停 止 の 事 実 が 2 回 あった ただし 監 視 運 転 に 支 障 がなく 給 水 にも 支 障 が 生 じなかった 従 業 員 の 誤 操 作 に より 重 要 な 施 設 の 異 常 停 止 の 事 実 が 3 回 あった ただし 監 視 運 転 に 支 障 がなく 給 水 にも 支 障 が 生 じなかった 従 業 員 の 誤 操 作 に より 重 要 な 施 設 の 異 常 停 止 の 事 実 が 4 回 以 上 ある あるいは 監 視 運 転 に 支 障 が 生 じ 給 水 にも 支 障 が 生 じた 留 意 点 従 業 員 の 誤 操 作 による 重 要 な 施 設 の 機 器 の 異 常 停 止 は 監 視 操 作 に 支 障 がないことと 給 水 にも 支 障 が 生 じないことを 条 件 として 回 数 により 指 標 化 する なお 重 要 な 施 設 であるか 否 かについては 委 託 者 が 判 断 するものとする 評 価 例 重 要 な 施 設 の 異 常 停 止 の 事 実 給 水 には 支 障 が 生 じなかった 1 回 1 年 間 評 価 (b) 29

33 CEI 受 託 者 の 責 による 運 転 への 支 障 評 価 指 標 の 定 義 燃 料 備 蓄 不 足 = 燃 料 備 蓄 量 の 不 適 切 回 数 / 年 間 確 認 回 数 ( 回 ) 変 数 の 定 義 燃 料 備 蓄 量 燃 料 タンク( 小 出 槽 等 )と 燃 料 貯 蔵 タンク 内 の 燃 料 の 量 をいう 最 低 確 保 燃 料 備 蓄 量 燃 料 タンク( 小 出 槽 等 )と 燃 料 貯 蔵 タンク 内 の 管 理 基 準 値 をいう 定 義 の 解 説 燃 料 備 蓄 量 は 非 常 用 自 家 発 電 設 備 を 対 象 とする 燃 料 貯 蔵 量 について 水 道 施 設 設 計 指 針 では 事 故 や 災 害 を 想 定 した 可 能 な 限 り 数 日 間 運 転 できる 貯 蔵 量 とする 一 般 的 には 事 故 に 対 しては 10 時 間 程 度 地 震 災 害 に 対 しては 24 時 間 以 上 の 連 続 運 転 可 能 な 貯 蔵 量 としている 燃 料 貯 蔵 量 の 確 認 は 12 回 / 年 実 施 するものとする a b C d e 適 切 である 12 回 の 確 認 時 全 て 最 低 確 保 備 蓄 量 以 上 確 保 さ れ て い る やや 適 切 である 12 回 の 確 認 時 の 内 1 回 最 低 確 保 備 蓄 量 以 上 確 保 さ れていなかった どちらでもない 12 回 の 確 認 時 の 内 2 回 最 低 確 保 備 蓄 量 以 上 確 保 さ れていなかった や や 不 適 切 で あ る 12 回 の 確 認 時 の 内 3 回 最 低 確 保 備 蓄 量 以 上 確 保 さ れていなかった 不 適 切 である 12 回 の 確 認 時 の 内 4 回 以 上 最 低 確 保 備 蓄 量 以 上 確 保 さ れていなかった 留 意 点 最 低 確 保 備 蓄 量 として 燃 料 の 常 時 確 保 量 は 燃 料 タンク( 小 出 槽 等 )と 燃 料 貯 蔵 タンクを 合 わせて 90% 以 上 確 保 しておくことが 望 ましい 最 低 確 保 備 蓄 量 を 契 約 図 書 及 び 業 務 履 行 計 画 書 又 はマニュアル 等 で 管 理 基 準 値 として 定 める 非 常 用 自 家 発 電 設 備 の 試 運 転 により 消 費 した 燃 料 分 は 速 やかに 補 給 するものとする 貯 蔵 に 関 しては 消 防 法 を 遵 守 すること また 燃 料 は 時 間 と 共 に 劣 化 するため 長 期 保 存 の 場 合 は 注 意 が 必 要 である 評 価 例 非 常 用 自 家 発 電 設 備 2 台 (2 ヶ 所 ) 所 最 低 確 保 燃 料 備 蓄 量 26,00 リットル 所 最 低 確 保 燃 料 備 蓄 量 15,00 リットル 確 認 2 12=24 回 結 果 1 回 最 低 確 保 燃 料 備 蓄 量 を 確 保 できていなかった 評 価 やや 適 切 である (b) 30

34 CEI 受 託 者 の 責 による 運 転 への 支 障 評 価 指 標 の 定 義 運 転 管 理 に 係 わる 事 故 件 数 = 事 故 件 数 /1 年 間 あたり ( 件 ) 変 数 の 定 義 事 故 件 数 運 転 管 理 上 発 生 したことにより 運 転 に 支 障 が 生 じて 事 故 を 誘 引 した 件 数 をいう 定 義 の 解 説 運 転 管 理 はプラントの 監 視 及 び 操 作 を 言 い 誤 操 作 状 態 変 化 の 見 過 ごし ジャーテストの 不 実 施 等 により 取 水 から 浄 水 及 び 配 水 に 至 るプラントの 運 用 に 支 障 が 生 じることを 避 けなければならない そのため オペレータは 常 に 細 心 の 注 意 を 怠 ってはならない 従 って 本 指 標 は 監 視 及 び 操 作 の 的 確 性 の 指 標 となる a b c d e 事 故 の 発 生 が 無 く 適 切 である 事 故 の 発 生 があっ たが 速 やかに 適 正 な 是 正 処 置 が 取 られ プラント 運 用 にも 支 障 が 生 じ なかった 事 故 の 発 生 があっ たが 適 正 な 是 正 処 置 が 取 られ プ ラント 運 用 にも 支 障 が 生 じ な か っ た 事 故 の 発 生 が あ り プラント 運 用 に 支 障 が 生 じた 事 故 の 発 生 があり プラント 運 用 に 支 障 が 生 じ 給 水 に も 支 障 が 生 じた 留 意 点 事 故 の 発 生 は 誤 操 作 や 状 態 変 化 の 見 落 としによる 等 の 運 転 監 視 操 作 の 業 務 範 囲 内 とし 適 切 に 業 務 を 行 わなかった 結 果 とする プラント 運 用 への 支 障 の 発 生 については 委 託 者 と 受 託 者 が 報 告 書 をもって 協 議 して 確 定 する 速 やかな 適 正 な 是 正 処 置 であるか 否 かについては 委 託 者 が 判 断 するものとする 評 価 例 ジャーテストの 不 実 施 により 凝 集 沈 澱 不 良 であったが 速 やかに 是 正 措 置 が 取 られプラント 運 用 に 支 障 なかった 評 価 (b) 31

35 CEI 受 託 者 の 責 による 運 転 への 支 障 評 価 指 標 の 定 義 保 全 管 理 に 係 る 事 故 件 数 = 事 故 件 数 /1 年 間 あたり ( 件 ) 変 数 の 定 義 事 故 件 数 点 検 を 適 切 に 実 施 しなかったこと 及 び 修 繕 や 調 査 等 の 目 的 を 持 って 行 う 行 為 に 起 因 して 発 生 した 事 故 の 件 数 をいう 定 義 の 解 説 保 全 業 務 には 日 常 点 検 定 期 点 検 精 密 点 検 があり それぞれの 周 期 と 点 検 項 目 は 水 道 維 持 管 理 指 針 に 定 めているが 委 託 者 は 自 らの 委 託 範 囲 内 の 施 設 の 点 検 周 期 及 び 項 目 を 契 約 図 書 及 び 業 務 履 行 計 画 書 に 定 める 必 要 がある 契 約 図 書 及 び 業 務 履 行 計 画 書 に 基 づく 点 検 を 適 切 に 行 わなかったことに 起 因 した 年 間 における 事 故 件 数 とする また 点 検 等 よって 施 設 に 損 害 を 与 えた 場 合 には 損 害 賠 償 の 対 象 とな るとともに 施 設 の 扱 いについて 不 慣 れである 事 実 となることから 事 故 件 数 とする 本 指 標 は 受 託 者 の 保 全 管 理 の 的 確 性 の 指 標 となる a b c d e 事 故 の 発 生 が 無 く 適 切 である 事 故 の 発 生 があっ たが 速 やかに 適 正 な 是 正 処 置 が 取 られ プラント 運 用 にも 支 障 が 生 じ なかった 事 故 の 発 生 があっ たが 適 正 な 是 正 処 置 が 取 られ プ ラント 運 用 にも 支 障 が 生 じなかっ た 事 故 の 発 生 があ り プラント 運 用 に 支 障 が 生 じた 事 故 の 発 生 があり プラント 運 用 に 支 障 が 生 じ 給 水 に も 支 障 が 生 じた 留 意 点 毎 日 行 う 日 常 点 検 又 は 日 常 巡 視 点 検 の 実 施 者 は 受 託 者 自 らが 決 めることであり 監 視 員 又 は 常 勤 者 どちらが 実 施 するか 問 わない 電 気 設 備 においては 保 安 規 程 等 に 基 づき 適 切 に 点 検 を 行 うことや 計 装 設 備 に 対 して 的 確 に 運 転 保 全 業 務 ができる 技 術 力 を 有 していることが 重 要 である 水 質 計 器 等 の 点 検 校 正 清 掃 業 務 に 起 因 した 事 故 の 件 数 も 含 む プラント 運 用 への 支 障 の 発 生 については 委 託 者 と 受 託 者 で 協 議 して 確 定 する 速 やかな 適 正 な 是 正 処 置 であるか 否 かについては 委 託 者 が 判 断 するものとする 評 価 例 電 気 設 備 点 検 において 適 切 に 実 施 しなかったことによる 波 及 事 故 が 発 生 したが 速 やかに 是 正 処 置 が 取 られた 評 価 (b) 32

36 CEI 苦 情 対 応 評 価 指 標 の 定 義 適 切 な 苦 情 対 応 率 = 苦 情 対 応 件 数 / 苦 情 件 数 100 (%) 変 数 の 定 義 苦 情 対 応 件 数 需 用 者 からの 苦 情 に 対 する 受 託 者 の 年 間 における 対 応 件 数 をいう 苦 情 件 数 需 用 者 からの 苦 情 件 数 いう 定 義 の 解 説 受 託 者 は 需 用 者 からの 様 々な 苦 情 の 連 絡 に 対 応 しなければならない 苦 情 の 内 容 に 応 じて その 状 況 を 確 認 して 記 録 をとり 速 やかに 関 係 部 署 へ 連 絡 して 必 要 な 措 置 を 講 じるなど 適 切 な 対 応 をしなけれ ばならない 本 指 標 は 受 託 者 が 適 切 に 需 用 者 対 応 を 行 っているかの 指 標 となる a b c d e 不 適 切 な 対 応 がな かった 苦 情 対 応 率 100% 該 当 なし 不 適 切 な 対 応 があ った 苦 情 対 応 率 100% 未 満 留 意 点 需 用 者 からの 苦 情 には 様 々な 苦 情 があるが 苦 情 内 容 に 応 じて その 状 況 を 確 認 し 受 託 者 の 対 応 が 適 切 であるかどうか 判 断 することが 必 要 である なお 適 切 であるか 否 かについては 委 託 者 が 判 断 す るものとする 年 間 あたりの 苦 情 件 数 がない 場 合 は 評 価 対 象 としない 評 価 例 需 用 者 からの 苦 情 に 速 やかに 対 応 せずしばらく 放 置 した 需 用 者 からの 苦 情 を 受 け 付 けなかった 需 用 者 からの 苦 情 に 対 応 せず 委 託 者 側 に 対 応 を 依 頼 した 需 用 者 からの 苦 情 の 一 部 は 状 況 を 静 観 したままであった 需 用 者 からの 苦 情 に 対 応 せず 担 当 部 署 への 連 絡 が 遅 れた 平 成 年 度 の 苦 情 件 数 件 に 対 する 上 記 の 対 応 を 行 った 事 実 があった 評 価 不 適 切 な 対 応 があった (e) 33

37 CEI 記 録 の 作 成 保 存 報 告 評 価 指 標 の 定 義 記 録 の 作 成 報 告 保 存 = 記 録 書 類 の 作 成 等 レベル/1 年 間 あたり (%) 変 数 の 定 義 記 録 書 類 の 作 成 等 レベル 日 報 月 報 年 報 報 告 等 や 運 転 状 況 の 実 績 値 事 故 修 繕 等 の 報 告 書 等 委 託 者 が 指 定 する 記 録 書 類 の 作 成 提 出 及 び 保 存 管 理 の 対 応 状 況 をいう 定 義 の 解 説 受 託 者 は 業 務 実 績 と 施 設 及 び 設 備 の 運 転 状 況 について 原 則 として 毎 日 委 託 者 に 報 告 するととも に 必 要 事 項 を 記 載 した 運 転 日 誌 点 検 日 誌 各 種 点 検 記 録 簿 及 び 日 報 月 報 年 報 報 告 書 等 を 作 成 し 委 託 者 の 確 認 を 受 けなければならない 安 定 した 浄 水 処 理 及 び 水 運 用 を 維 持 し 施 設 や 設 備 を 効 率 的 に 運 用 するためには 運 転 状 況 及 び 機 能 確 認 についての 各 種 データや 情 報 を 不 足 なく 収 集 し 解 析 することが 必 要 である また 施 設 及 び 設 備 の 状 態 把 握 とともに 定 期 点 検 の 実 施 や 改 良 更 新 計 画 策 定 のための 参 考 として 事 故 報 告 修 繕 履 歴 は 重 要 な 記 録 である このことから 記 録 書 類 は 適 切 に 保 存 管 理 されなければならない a b c d e 記 録 報 告 保 存 が 年 間 を 通 じて 全 て 適 切 に 履 行 さ れている ( 評 価 100%) 該 当 なし 受 託 者 の 責 で 適 切 に 履 行 されず 指 導 を 受 けて 是 正 処 置 がとられた ( 評 価 80% 以 上 100% 未 満 ) 該 当 なし 適 切 に 履 行 されて いない ( 評 価 80% 未 満 ) 評 価 対 象 適 合 運 転 管 理 データが 正 しく 記 録 されている 記 録 した 運 転 管 理 データは 定 期 的 に 報 告 されている 記 録 した 運 転 管 理 データは 正 しく 管 理 されている 運 転 管 理 データの 収 集 項 目 に 不 足 はない 修 繕 履 歴 は 適 切 に 作 成 されている 事 故 記 録 は 適 切 に 作 成 報 告 されている 以 下 必 要 項 目 を 列 記 する 適 合 率 %=( 該 当 項 目 数 / 評 価 対 象 項 目 数 ) 100 留 意 点 記 録 書 類 は 契 約 図 書 等 にその 種 類 や 記 載 内 容 及 び 報 告 管 理 方 法 等 を 明 記 しておく 必 要 がある 34

38 記 録 したデータの 欠 落 がないことを 確 認 する 必 要 がある 各 種 記 録 書 類 の 種 別 及 び 集 計 別 ( 日 月 年 ) 毎 遅 滞 なく 報 告 されなければならない 正 しい 管 理 とは 決 められた 項 目 別 にファイリングして 定 められた 場 所 に 管 理 することをいう 評 価 例 運 転 管 理 データの 不 適 切 な 欠 落 があった 委 託 者 の 指 導 を 受 けたにもかかわらず 報 告 が 遅 れていた 評 価 4 項 目 /7 項 目 100=57% (e) 35

39 CEI 責 任 者 の 常 駐 評 価 指 標 の 定 義 責 任 者 の 常 駐 率 = 常 駐 日 数 / 勤 務 日 数 100 (%) 変 数 の 定 義 責 任 者 総 括 責 任 者 をいう 常 駐 日 数 受 託 業 務 の 責 任 者 となった 者 が 勤 務 した 日 数 をいう 勤 務 日 数 責 任 者 の 定 められた 勤 務 日 数 をいう 365 日 - 土 日 祭 日 年 末 年 始 夏 期 休 暇 及 び 有 給 休 暇 等 ( 受 託 者 の 就 業 規 則 による) 定 義 の 解 説 受 託 者 の 責 任 者 とは 総 括 責 任 者 をいう なお 受 託 水 道 業 務 技 術 管 理 者 の 兼 務 を 妨 げないものとす るので 出 勤 日 数 は 土 日 祭 日 年 末 年 始 夏 期 休 暇 及 び 有 給 休 暇 を 除 く 日 数 が 基 準 日 数 となる 本 指 標 は 受 託 者 の 業 務 の 業 務 と 責 任 の 達 成 度 を 表 す 常 駐 の 定 義 は 責 任 者 が 従 事 者 の 指 揮 監 督 を 行 うこと 委 託 者 との 密 接 な 連 絡 を 取 れる 体 制 を 整 える こと 等 から 常 に 受 託 現 場 に 滞 在 することをいう a b c d e 常 駐 率 100% 常 駐 率 100% 未 満 常 駐 率 90% 未 満 常 駐 率 80% 未 満 常 駐 率 70% 未 満 留 意 点 総 括 責 任 者 が 研 修 会 議 急 病 等 の 委 託 者 が 認 めた 場 合 は 事 前 に 了 解 された 代 行 者 をたてることが できる 常 駐 日 数 には 代 行 者 の 勤 務 した 日 数 を 含 む 受 託 水 道 業 務 技 術 管 理 者 の 出 勤 日 数 については ヒヤリングへの 出 席 やその 他 受 託 業 務 の 内 容 に 関 す る 会 議 及 び 打 合 せに 出 席 することについて 契 約 図 書 及 び 業 務 履 行 計 画 書 で 定 めることが 必 要 である 受 託 水 道 業 務 技 術 者 と 総 括 責 任 者 が 兼 務 する 場 合 は 総 括 責 任 者 の 常 駐 率 を 採 用 する 評 価 例 受 託 水 道 業 務 技 術 管 理 者 と 総 括 責 任 者 が 兼 務 責 任 者 が 勤 務 できなかった 日 数 10 日 1 年 365- 土 日 祭 日 年 末 年 始 夏 期 休 暇 及 び 有 給 休 暇 =244 日 責 任 者 の 常 駐 率 =(244-10)/244 =234/244 =0.959 評 価 常 駐 率 95.9%(b) 36

40 CEI 労 働 災 害 の 発 生 評 価 指 標 の 定 義 労 働 災 害 発 生 件 数 = 委 託 者 への 労 働 災 害 報 告 数 /1 年 あたり ( 件 ) 変 数 の 定 義 労 働 災 害 件 数 委 託 者 への 労 働 災 害 報 告 数 定 義 の 解 説 受 託 者 は 施 設 内 で 労 働 災 害 ( 業 務 災 害 )が 発 生 した 場 合 所 轄 労 働 基 準 監 督 署 に 死 傷 病 報 告 書 を 提 出 しなければならない( 労 働 安 全 衛 生 規 則 第 97 条 ) また 軽 微 な 労 働 災 害 とは 休 業 の 日 数 が4 日 に 満 たない 裂 傷 打 撲 等 の 軽 微 な 災 害 をいう 本 指 標 は 受 託 者 が 業 務 を 行 うにあたり 従 事 者 の 労 働 災 害 発 生 の 防 止 を 図 ることが 求 められること から 受 託 者 の 職 員 管 理 指 導 及 びその 体 制 の 有 効 性 を 評 価 する 指 標 となる a b c d e 労 働 災 害 件 数 0 件 軽 微 な 労 働 災 害 ( 休 業 なし) 軽 微 な 労 働 災 害 ( 休 業 4 日 未 満 ) 労 働 災 害 件 数 ( 休 業 4 日 以 上 ) 1 件 労 働 災 害 件 数 ( 休 業 4 日 以 上 ) 2 件 以 上 留 意 点 受 託 者 は 軽 微 な 裂 傷 等 においても 業 務 中 に 発 生 した 事 故 については 全 て 速 やかに 委 託 者 に 連 絡 する 必 要 があり 報 告 書 をもって 報 告 するものとする 評 価 例 全 従 業 員 15 人 労 働 災 害 件 数 0 件 裂 傷 災 害 件 数 1 件 ( 巡 回 中 に 階 段 につまずいて 膝 を 強 打 した 打 撲 通 院 1 回 休 業 2 日 ) 評 価 (c) 37

41 CEI 研 修 の 実 施 評 価 指 標 の 定 義 研 修 実 施 率 = 研 修 の 実 施 回 数 / 計 画 回 数 100 (%) 変 数 の 定 義 研 修 の 実 施 回 数 研 修 の 実 施 回 数 をいう 計 画 回 数 契 約 図 書 及 び 業 務 履 行 計 画 書 で 定 める 研 修 の 回 数 をいう 定 義 の 解 説 年 間 で 実 施 する 研 修 計 画 は 業 務 履 行 計 画 書 等 で 定 め その 実 施 結 果 を 反 映 する 研 修 項 目 は 水 道 法 労 働 安 全 衛 生 法 等 の 法 令 規 則 及 び 基 準 等 の 関 係 法 令 運 転 業 務 保 守 点 検 業 務 等 の 委 託 業 務 を 履 行 する 上 で 必 要 な 項 目 から 選 択 する 本 指 標 は 受 託 者 のモチベーションとスキルの 向 上 への 取 り 組 み 姿 勢 を 評 価 する 指 標 である a b c d e 研 修 の 実 施 率 100% 適 切 である 研 修 の 実 施 率 90% 以 上 やや 適 切 である 研 修 の 実 施 率 80% 以 上 どちらでもない 研 修 の 実 施 率 70% 以 上 やや 不 適 切 である 研 修 の 実 施 率 70% 未 満 不 適 切 である 評 価 対 象 適 合 水 道 法 1 項 目 の 研 修 参 加 2 項 目 以 上 の 研 修 労 働 安 全 衛 生 教 育 者 が 不 適 である 参 加 者 が 不 適 であ 社 内 研 修 ( 施 設 運 転 訓 練 ) る 社 内 研 修 ( 緊 急 時 施 設 運 用 ) 社 内 研 修 ( 水 質 検 査 実 務 ) 社 外 研 修 ( 電 話 対 応 ) 以 下 必 要 項 目 を 列 記 する 適 合 の 判 断 は 研 修 対 象 人 数 の90% 以 上 の 参 加 者 を 要 件 と する 適 合 率 %=( 該 当 項 目 数 / 評 価 対 象 項 目 数 ) 100 留 意 点 年 間 業 務 履 行 計 画 書 に 記 載 せずに 実 施 された 研 修 は 原 則 評 価 の 対 象 としないが 処 理 対 象 水 水 質 の 変 化 機 器 のリプレイス 等 当 初 から 予 想 できなかった 運 用 方 法 の 変 更 等 により 実 施 した 研 修 で 委 託 者 が 認 めたものについては 評 価 の 対 象 とする 38

42 評 価 例 計 画 業 務 計 画 で 計 画 した 研 修 水 道 法 1 回 / 年 労 働 安 全 衛 生 教 育 1 回 / 年 取 水 不 良 事 故 1 回 / 年 緊 急 時 施 設 運 用 1 回 / 年 水 質 検 査 実 務 1 回 / 年 電 話 対 応 1 回 / 年 実 施 実 施 した 研 修 水 道 法 1 回 / 年 労 働 安 全 衛 生 教 育 1 回 / 年 取 水 不 良 事 故 1 回 / 年 緊 急 時 施 設 運 用 1 回 / 年 水 質 検 査 実 務 1 回 / 年 研 修 の 実 施 率 =5/6 = =83 評 価 研 修 の 実 施 率 83%(c) 39

43 CEI 安 全 衛 生 パトロールの 実 施 評 価 指 標 の 定 義 安 全 衛 生 パトロール 実 施 率 = 実 施 回 数 / 年 間 計 画 回 数 100 (%) 変 数 の 定 義 実 施 回 数 安 全 衛 生 パトロールの 実 施 回 数 をいう 年 間 計 画 回 数 業 務 履 行 計 画 書 で 受 託 者 の 定 めた 受 託 範 囲 の 安 全 衛 生 パトロール 計 画 回 数 をいう 定 義 の 解 説 受 託 者 は 労 働 安 全 衛 生 法 ( 安 衛 法 ) 第 18 条 に 示 されているように 作 業 場 を 巡 視 し 作 業 方 法 又 は 衛 生 状 態 に 有 害 のおそれがあるときは ただちに 労 働 者 の 健 康 障 害 を 防 止 するため 必 要 な 措 置 を 講 じなければならない また 労 働 安 全 衛 生 規 則 ( 安 衛 則 ) 第 15 条 では 50 人 以 上 の 職 場 において 産 業 医 は 職 場 巡 視 の 中 で 作 業 状 態 や 作 業 の 変 化 衛 生 状 態 労 働 者 の 健 康 状 態 職 場 のストレスの 状 況 を 把 握 し リスクを 軽 減 する 措 置 をとらなければならない 本 指 標 は 受 託 者 が 業 務 を 行 うにあたり 従 業 員 の 労 働 災 害 発 生 の 防 止 を 図 る 為 に 安 全 パトロールが 求 められることから 受 託 者 の 安 全 意 識 の 向 上 と 取 り 組 み 姿 勢 を 評 価 する 指 標 となる a b c d e 実 施 率 100% 実 施 率 100% 未 満 実 施 率 90% 未 満 実 施 率 80% 未 満 実 施 率 70% 未 満 留 意 点 常 時 10 人 以 上 50 人 未 満 の 従 事 者 を 使 用 する 受 託 者 は 安 全 衛 生 推 進 者 を 選 任 して 労 働 災 害 を 防 止 するための 職 務 を 行 なう 職 場 巡 視 は 少 なくとも 毎 月 1 回 行 うものとする 評 価 例 年 間 安 全 衛 生 パトロール 計 画 回 数 12 回 安 全 衛 生 パトロール 実 施 回 数 11 回 安 全 衛 生 パトロールの 実 施 率 =11/12 = =91.6 評 価 実 施 率 91.6%(b) 40

44 CEI 緊 急 時 の 対 応 評 価 指 標 の 定 義 緊 急 時 の 対 応 率 = 対 応 件 数 / 緊 急 時 の 発 生 件 数 100 (%) 変 数 の 定 義 対 応 件 数 緊 急 時 に 適 切 ( 迅 速 に 対 応 し 被 害 を 最 小 限 に 抑 える 事 )に 対 応 した 件 数 をいう 緊 急 時 の 発 生 件 数 停 電 故 障 漏 水 等 の 緊 急 事 態 の 発 生 件 数 をいう 定 義 の 解 説 緊 急 時 とは 電 気 機 械 計 装 設 備 関 連 ( 受 電 停 電 自 家 用 電 気 工 作 物 の 故 障 ポンプ バルブ 類 の 故 障 監 視 制 御 設 備 計 装 設 備 の 故 障 等 ) 浄 水 関 連 ( 取 水 不 良 凝 集 沈 澱 不 良 ろ 過 不 良 原 水 配 水 水 質 異 常 等 ) 配 水 関 連 ( 漏 水 破 裂 等 )の 緊 急 に 対 応 を 必 要 とする 事 態 を 指 し その 対 応 も 被 害 拡 大 を 最 小 にすることが 求 められる 受 託 者 はこれらの 緊 急 事 態 の 対 応 を 適 切 に 行 うために 事 故 対 応 マニュアル を 整 備 することが 求 められる 従 って 本 指 標 は 受 託 者 のリスクマネージメントの 技 量 を 示 す 指 標 とな る a b c d e 緊 急 時 適 切 対 応 率 対 応 率 100% 緊 急 時 適 切 対 応 率 対 応 率 95% 以 上 緊 急 時 適 切 対 応 率 対 応 率 90% 以 上 緊 急 時 適 切 対 応 率 対 応 率 85% 以 上 緊 急 時 適 切 対 応 率 85% 未 満 または 緊 急 時 に 未 対 応 が あった 留 意 点 事 故 や 故 障 は 複 数 の 事 象 が 重 なって 発 生 したり 一 つの 原 因 から 複 数 の 施 設 に 影 響 が 拡 大 するなど 様 々な 形 態 があるので 発 生 から 対 応 原 因 の 究 明 等 を 包 括 した 事 項 を1 件 とする 浄 水 処 理 や 水 運 用 に 影 響 を 及 ぼさない 事 故 であっても 早 急 な 対 応 が 必 要 である 場 合 があるので 緊 急 時 発 生 件 数 の 件 数 に 含 むかは 十 分 検 討 する なお 適 切 であるか 否 かについては 委 託 者 が 判 断 するも のとする 想 定 外 の 緊 急 時 の 対 応 については 総 合 評 価 の 加 点 の 対 象 とする 評 価 例 評 価 事 故 故 障 発 生 総 件 数 23 件 内 訳 緊 急 時 の 発 生 件 数 12 件 適 切 な 応 件 数 11 件 不 適 切 な 対 応 件 数 1 件 緊 急 時 の 対 応 率 =11/12=91.6 緊 急 時 の 対 応 率 91.6%(c) 41

45 CEI 浄 水 処 理 工 程 の 水 質 試 験 の 実 施 評 価 指 標 の 定 義 水 質 管 理 目 標 達 成 率 =(365- 管 理 目 標 値 逸 脱 回 数 )/ (%) 変 数 の 定 義 管 理 目 標 値 逸 脱 回 数 水 質 項 目 ( 残 塩 濁 度 ph 等 )の 管 理 目 標 値 を 逸 脱 した1 年 間 の 合 計 回 数 定 義 の 解 説 委 託 者 が 契 約 図 書 及 び 業 務 履 行 計 画 書 で 水 質 項 目 の 管 理 目 標 値 を 定 める 浄 水 場 内 のどの 段 階 の 処 理 工 程 について 管 理 目 標 値 を 定 めるかは 委 託 者 が 定 めるものとする 各 水 質 項 目 について 逸 脱 した 回 数 により 委 託 者 の 運 転 管 理 の 正 常 さを 図 るもので 管 理 目 標 値 を 逸 脱 する 回 数 が 極 力 少 ないことが 望 ましい 本 指 標 は 受 託 者 の 水 質 管 理 の 取 組 姿 勢 と 水 質 管 理 の 結 果 に ついて 評 価 する 指 標 となる a b c d e 適 切 である ( 適 合 率 95% 以 上 ) ほぼ 適 切 である ( 適 合 率 90% 以 上 95% 未 満 ) ほぼ 適 切 である ( 適 合 率 85% 以 上 90% 未 満 ) 適 切 でない ( 適 合 率 85% 未 満 ) 水 質 管 理 目 標 を 定 めた 試 験 の 未 実 施 項 目 があった チェック 水 質 管 理 目 標 項 目 管 理 目 標 値 沈 澱 処 理 水 濁 度 ろ 過 水 濁 度 浄 水 残 塩 以 下 必 要 項 目 を 列 記 する 留 意 点 水 質 管 理 目 標 項 目 はそれぞれの 委 託 者 が 決 定 する 重 大 な 事 故 を 誘 引 した 場 合 は 回 数 によらず 否 (e) とする 短 時 間 の 逸 脱 ( 計 器 異 常 等 に 伴 う 10 分 未 満 程 度 の 逸 脱 原 水 高 濁 度 等 の 自 然 現 象 由 来 で 発 生 す る1 時 間 未 満 程 度 の 逸 脱 )については 管 理 目 標 値 の 逸 脱 とは 判 定 しない 逸 脱 した 回 数 は 1 日 単 位 で 計 測 する 1 日 の 中 で1 回 以 上 逸 脱 した 場 合 でも 1 回 とカウントする 42

46 評 価 例 年 間 確 認 回 数 は 365 回 (1 年 間 の 日 数 ) 3 項 目 沈 殿 処 理 水 濁 度 の 逸 脱 15 回 ろ 過 水 濁 度 の 逸 脱 3 回 浄 水 残 塩 の 逸 脱 1 回 水 質 管 理 目 標 達 成 率 =(365 3-(15+3+1))/365 3 =1050/1095=0.982 評 価 水 質 管 理 目 標 達 成 率 =98.2(%) (a) 43

47 CEI 薬 品 量 の 管 理 評 価 指 標 の 定 義 薬 品 量 =( 年 間 薬 品 量 確 認 回 数 - 薬 品 量 の 不 適 切 回 数 )/ 年 間 薬 品 量 確 認 回 数 100 (%) 変 数 の 定 義 薬 品 量 薬 品 の 種 類 毎 に 定 めた 常 時 在 庫 しておく 薬 品 量 をいう 年 間 確 認 回 数 年 間 に 定 めた 薬 品 毎 の 在 庫 確 認 回 数 をいう 薬 品 の 種 類 在 庫 確 認 回 数 定 義 の 解 説 消 毒 剤 凝 集 剤 酸 剤 補 助 剤 等 の 薬 品 は 必 要 な 在 庫 量 が 水 道 施 設 設 計 指 針 に 示 されている これらの 薬 品 の 在 庫 量 管 理 は 消 毒 凝 集 業 務 に 大 きな 影 響 を 与 えることから 定 期 的 に 在 庫 量 の 検 査 を 行 う 本 指 標 は 年 間 定 めた 回 数 において 在 庫 量 を 確 認 することにより 受 託 者 の 薬 品 使 用 量 の 把 握 適 正 な 消 毒 適 正 な 凝 集 効 果 の 適 正 化 等 の 業 務 における 管 理 意 識 の 指 標 とする a b c d e 薬 品 量 薬 品 量 薬 品 量 薬 品 量 薬 品 量 100% 95% 以 上 90% 以 上 85% 以 上 85% 未 満 チェック 薬 品 名 必 要 在 庫 量 PAC 次 亜 塩 素 濃 硫 酸 以 下 必 要 項 目 を 列 記 する 留 意 点 薬 品 毎 にその 在 庫 量 を 定 める 年 間 確 認 回 数 を 定 める 評 価 例 年 間 確 認 日 数 12 回 PAC 12 回 全 て 規 定 在 庫 量 以 上 あった 次 亜 塩 素 1 回 だけ 規 定 在 庫 量 以 下 があった 濃 硫 酸 3 回 だけ 規 定 在 庫 量 以 下 があった 薬 品 量 =(12 3-(1+3))/12 3 =32/36 =0.889 評 価 薬 品 量 88.9%(d) 44

48 CEI 飲 用 制 限 及 び 断 水 評 価 指 標 の 定 義 取 水 不 適 切 率 =( 取 水 不 足 日 数 + 取 水 超 過 日 数 )/1 年 間 あたり 100 (%) 変 数 の 定 義 取 水 不 適 切 率 受 託 者 の 責 により 1 年 間 を 通 して 発 生 した 水 運 用 計 画 における1 日 あたりの 取 水 合 計 量 に 対 し て 一 定 割 合 以 下 となる 取 水 不 足 日 数 と 一 定 割 合 以 上 となる 取 水 超 過 日 数 の 合 計 日 数 の 発 生 率 をい う 定 義 の 解 説 取 水 不 足 超 過 日 数 とは, 浄 水 処 理 計 画 配 水 池 運 用 等 の 不 手 際 により やむを 得 ず 取 水 量 の 変 更 が 必 要 になり 取 水 量 が 不 足 又 は 超 過 した 日 数 をいう 浄 水 場 を 安 定 して 運 転 するために 計 画 的 に 安 定 取 水 することが 重 要 である そのためには 取 水 施 設 浄 水 施 設 及 び 配 水 施 設 の 能 力 を 十 分 理 解 し 適 切 な 取 水 計 画 を 行 う 必 要 がある 従 って, 本 指 標 は 施 設 の 適 切 な 運 転 管 理 及 び 水 運 用 計 画 に 対 する 対 応 能 力 の 評 価 に 用 いることが 出 来 る 一 定 割 合 とは 委 託 者 が 施 設 規 模 能 力 に 応 じ 予 め 業 務 履 行 計 画 書 に 記 載 した 率 とする a b c d e 取 水 不 適 合 率 取 水 不 適 合 率 取 水 不 適 合 率 取 水 不 適 合 率 取 水 不 適 合 率 2% 未 満 4% 未 満 6% 未 満 8% 未 満 10% 以 上 留 意 点 配 水 量 の 変 動 に 対 する 計 画 取 水 量 の 変 更 を 考 慮 し 評 価 する 受 託 者 の 責 でない 突 発 事 故 故 障 定 期 点 検 による 取 水 不 足 及 び 超 過 は 取 水 不 適 切 日 としない 水 利 権 を 超 える 取 水 をした 場 合 はe 評 価 とする 評 価 例 1 日 の 水 運 用 計 画 に 対 する 取 水 不 足 を 生 じた 日 数 が 年 間 5 日 あった 取 水 超 過 が 生 じた 日 数 が 年 間 0 日 であった 取 水 不 適 切 率 =(5+0)/ =1.36% 評 価 (a) 45

49 CEI 飲 用 制 限 及 び 断 水 評 価 指 標 の 定 義 飲 用 制 限 日 数 = 飲 用 制 限 を 行 った 日 数 /1 年 間 あたり ( 日 ) 変 数 の 定 義 飲 用 制 限 を 行 った 日 数 受 託 者 の 責 により 飲 用 の 用 途 を 制 限 した 時 間 帯 を 含 む 日 数 をいう 定 義 の 解 説 飲 用 制 限 は 法 定 基 準 ( 水 質 基 準 に 基 づき 省 令 の 水 質 50 項 目 )を 満 足 しない 又 は 水 系 病 原 性 生 物 (クリプトスポリジウム 等 )に 汚 染 された 水 を 給 水 するおそれがある 場 合 に 飲 用 禁 止 や 煮 沸 条 件 を 課 すなどの 制 限 を 付 けて 給 水 する 本 指 標 は 施 設 の 適 切 な 運 転 管 理 維 持 管 理 能 力 の 評 価 となる a b c d e 飲 用 制 限 日 数 飲 用 制 限 日 数 飲 用 制 限 日 数 飲 用 制 限 日 数 飲 用 制 限 日 数 0 日 1 日 2 日 3 日 4 日 以 上 留 意 点 運 転 管 理 維 持 管 理 における 不 備 により 水 質 基 準 値 以 下 となる 場 合 が 該 当 するが 機 器 故 障 等 の 場 合 は 維 持 管 理 の 不 備 か 否 かを 精 査 する 必 要 がある 飲 用 制 限 が 受 託 者 の 責 によることを 条 件 とし 自 然 界 の 現 象 や 第 三 者 による 原 因 の 場 合 は 適 用 しない また 自 然 現 象 や 第 三 者 による 原 因 においても 運 転 管 理 における 人 為 的 ミスにより 飲 用 制 限 時 間 が 延 伸 した 場 合 は 評 価 の 対 象 とする 受 託 範 囲 の 一 部 分 の 飲 用 制 限 を 含 む 評 価 例 高 濁 度 時 における 緊 急 取 水 停 止 を 怠 り 通 常 の 浄 水 処 理 を 継 続 し 濁 度 が 基 準 値 を 超 える 水 を 配 水 池 に 入 れてしまい 2 日 間 飲 用 禁 止 となった 評 価 (c) 46