防災計画(基本編)

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1 安 芸 高 田 市 地 域 防 災 計 画 ( 基 本 編 ) 平 成 28 年 7 月 安 芸 高 田 市 防 災 会 議

2 基 本 編 目 次 ~ 目 次 ~ 第 1 章 総 則 第 1 節 防 災 計 画 作 成 の 目 的 計 画 の 目 的 計 画 の 修 正 等 第 2 節 防 災 業 務 実 施 上 の 基 本 原 則 基 本 理 念 基 本 原 則 第 3 節 防 災 関 係 機 関 の 処 理 すべき 事 務 又 は 業 務 の 大 綱 安 芸 高 田 市 広 島 県 安 芸 高 田 警 察 署 指 定 地 方 行 政 機 関 指 定 公 共 機 関 指 定 地 方 公 共 機 関 公 共 的 団 体 及 び 防 災 上 重 要 な 施 設 の 管 理 者 第 4 節 安 芸 高 田 市 の 自 然 的 条 件 地 勢 地 質 気 候 第 5 節 安 芸 高 田 市 の 主 な 災 害 履 歴 第 2 章 災 害 予 防 計 画 第 1 節 基 本 方 針 第 2 節 防 災 体 制 の 確 立 に 関 する 計 画 目 的 防 災 組 織 の 整 備 防 災 施 設 設 備 の 新 設 又 は 改 良 調 査 研 究 の 実 施 災 害 危 険 地 域 ( 箇 所 )の 指 定 と 周 知 に 関 する 計 画 第 3 節 円 滑 な 避 難 体 制 の 確 保 等 に 関 する 計 画 目 的 浸 水 想 定 区 域 等 の 指 定 ハザードマップの 作 成 避 難 計 画 の 作 成 住 民 への 周 知 等 指 定 避 難 所 の 整 備 孤 立 集 落 に 関 する 対 策 動 物 愛 護 管 理 に 関 する 計 画 第 4 節 災 害 に 強 いまちづくりに 関 する 計 画 目 的 水 害 の 防 止

3 基 本 編 目 次 3 地 すべり 山 崩 れ 河 川 対 策 市 街 地 集 落 の 安 全 性 の 確 保 火 災 の 防 止 第 5 節 迅 速 かつ 円 滑 な 災 害 応 急 対 策 への 備 えに 関 する 計 画 方 針 配 備 動 員 体 制 の 整 備 関 係 災 害 情 報 の 収 集 被 災 者 等 への 的 確 な 情 報 伝 達 通 信 機 能 の 整 備 関 係 自 衛 隊 災 害 派 遣 関 係 医 療 救 護 活 動 関 係 消 防 活 動 体 制 の 整 備 関 係 輸 送 関 係 相 互 応 援 協 力 関 係 危 険 物 等 災 害 応 急 対 策 関 係 救 援 物 資 の 調 達 供 給 活 動 関 係 文 教 関 係 住 宅 対 策 関 係 第 6 節 災 害 対 策 資 機 材 等 の 備 蓄 等 に 関 する 計 画 目 的 実 施 責 任 者 備 蓄 対 象 資 機 材 等 備 蓄 に 関 する 基 本 事 項 備 蓄 及 び 調 達 体 制 の 確 立 第 7 節 住 民 の 防 災 活 動 の 促 進 に 関 する 計 画 方 針 防 災 教 育 防 災 訓 練 消 防 団 への 入 団 促 進 自 主 防 災 組 織 の 育 成 指 導 ボランティア 活 動 の 環 境 整 備 企 業 防 災 の 促 進 市 民 運 動 の 推 進 第 8 節 要 配 慮 者 及 び 避 難 行 動 要 支 援 者 対 策 に 関 する 計 画 方 針 要 配 慮 者 に 配 慮 した 環 境 整 備 社 会 福 祉 施 設 病 院 等 の 安 全 避 難 対 策 在 宅 の 避 難 行 動 要 支 援 者 対 策 避 難 行 動 要 支 援 者 名 簿 及 び 避 難 支 援 等 関 係 者 要 配 慮 者 への 啓 発 介 護 ボランティアの 育 成 要 配 慮 者 利 用 施 設 に 対 する 対 策 第 9 節 広 域 避 難 の 受 入 に 関 する 計 画 方 針 被 災 住 民 の 受 入 被 災 住 民 の 受 入 が 不 要 となった 場 合

4 基 本 編 目 次 4 県 の 支 援 第 3 章 災 害 応 急 対 策 計 画 第 1 節 基 本 方 針 第 2 節 組 織 動 員 計 画 目 的 災 害 応 急 組 織 の 基 本 原 則 配 備 動 員 第 3 節 災 害 情 報 計 画 目 的 気 象 等 予 報 及 び 警 報 並 びに 土 砂 災 害 警 戒 情 報 の 伝 達 火 災 予 防 上 の 気 象 通 報 災 害 情 報 の 収 集 伝 達 災 害 発 生 及 び 被 害 状 況 報 告 通 報 被 害 状 況 等 の 収 集 とりまとめ 第 3 節 の2 住 民 等 の 避 難 に 関 する 計 画 目 的 避 難 の 指 示 避 難 対 策 と 避 難 誘 導 指 定 避 難 所 の 開 設 広 域 的 避 難 自 主 避 難 第 4 節 ヘリコプターによる 災 害 応 急 対 策 計 画 目 的 活 動 体 制 活 動 内 容 活 動 拠 点 の 確 保 支 援 要 請 臨 時 ヘリポートの 設 定 第 5 節 自 衛 隊 災 害 派 遣 要 請 計 画 方 針 災 害 派 遣 の 対 象 となる 応 急 対 策 の 範 囲 災 害 派 遣 要 請 の 要 求 等 災 害 派 遣 要 請 要 求 の 手 続 き 災 害 派 遣 を 命 じられた 部 隊 等 の 自 衛 官 の 権 限 災 害 派 遣 部 隊 の 受 入 れ 派 遣 に 要 する 経 費 の 負 担 災 害 派 遣 部 隊 の 撤 収 要 請 第 6 節 受 援 計 画 方 針 実 施 内 容 第 7 節 災 害 応 急 救 助 計 画 目 的

5 基 本 編 目 次 2 災 害 救 助 組 織 食 料 供 給 被 服 寝 具 その 他 生 活 必 需 品 の 給 与 又 は 貸 与 給 水 住 宅 応 急 対 策 医 療 助 産 災 害 救 助 法 の 適 用 基 準 第 8 節 消 防 計 画 目 的 実 施 責 任 者 実 施 方 法 相 互 応 援 協 力 体 制 の 整 備 惨 事 ストレス 対 策 第 9 節 水 防 計 画 目 的 実 施 責 任 者 実 施 方 法 災 害 対 策 本 部 との 関 係 第 10 節 救 難 計 画 目 的 陸 上 災 害 救 難 第 11 節 保 健 衛 生 廃 棄 物 処 理 計 画 目 的 防 疫 廃 棄 物 の 処 理 第 12 節 文 教 保 育 計 画 目 的 避 難 対 策 生 徒 等 への 相 談 活 動 応 急 教 育 対 策 応 急 保 育 対 策 学 校 等 が 地 域 の 避 難 所 となる 場 合 の 対 策 公 民 館 等 社 会 教 育 施 設 が 地 域 の 避 難 所 となる 場 合 の 対 策 文 化 財 に 対 する 対 策 第 13 節 交 通 輸 送 通 信 応 急 対 策 計 画 目 的 交 通 規 制 交 通 確 保 対 策 応 急 輸 送 対 策 通 信 応 急 対 策 第 14 節 電 力 ガス 水 道 下 水 道 施 設 災 害 応 急 対 策 計 画 目 的 電 力 施 設 災 害 応 急 対 策 ガス 施 設 災 害 応 急 対 策 水 道 施 設 災 害 応 急 対 策 下 水 道 施 設 災 害 応 急 対 策

6 基 本 編 目 次 第 15 節 災 害 警 備 計 画 目 的 警 察 の 活 動 非 常 体 制 の 基 準 第 16 節 災 害 広 報 被 災 者 相 談 計 画 目 的 広 報 活 動 被 災 者 相 談 活 動 安 否 情 報 の 提 供 等 第 17 節 労 働 力 確 保 計 画 目 的 実 施 責 任 者 実 施 方 法 第 18 節 ボランティアの 受 入 れ 等 に 関 する 計 画 目 的 ボランティアの 受 入 れ 専 門 ボランティアの 受 入 れ 等 ボランティアの 活 動 拠 点 及 び 資 機 材 の 提 供 災 害 情 報 等 の 提 供 ボランティアの 保 険 制 度 第 19 節 航 空 機 事 故 による 災 害 応 急 対 策 計 画 目 的 情 報 の 伝 達 実 施 責 任 者 及 び 実 施 内 容 応 援 協 力 第 20 節 危 険 物 等 災 害 応 急 対 策 計 画 方 針 危 険 物 等 災 害 応 急 対 策 高 圧 ガス 及 び 火 薬 類 災 害 応 急 対 策 毒 物 劇 物 災 害 応 急 対 策 第 21 節 事 前 措 置 に 関 する 計 画 方 針 実 施 責 任 者 実 施 内 容 第 22 節 応 急 公 用 負 担 計 画 方 針 実 施 責 任 者 実 施 内 容 実 施 方 法 第 4 章 災 害 復 旧 計 画 第 1 節 目 的 第 2 節 被 災 者 等 の 生 活 再 建 の 支 援 及 び 生 業 回 復 等 の 資 金 確 保 計 画 方 針

7 基 本 編 目 次 2 り 災 証 明 の 交 付 被 災 者 台 帳 の 整 備 各 種 支 援 措 置 等 市 内 諸 団 体 の 資 金 の 充 実 第 3 節 被 災 者 の 生 活 確 保 に 関 する 計 画 方 針 実 施 事 項 第 4 節 施 設 災 害 復 旧 計 画 基 本 方 針 復 旧 計 画 第 5 節 義 援 金 救 援 物 資 受 入 及 び 配 分 に 関 する 計 画 方 針 義 援 金 の 受 入 れ 及 び 配 分 救 援 物 資 の 受 入 れ 及 び 配 分

8 基 本 編 目 次

9 基 本 編 第 1 章 総 則 第 1 章 総 則 - 1 -

10 基 本 編 第 1 章 総 則 第 1 節 防 災 計 画 作 成 の 目 的 第 1 節 防 災 計 画 作 成 の 目 的 1 計 画 の 目 的 この 計 画 は 災 害 対 策 基 本 法 ( 昭 和 36 年 法 律 第 223 号 以 下 基 本 法 という ) 第 42 条 の 規 定 に 基 づいて 住 民 の 身 体 及 び 財 産 を 災 害 から 保 護 し 市 域 の 保 全 を 図 るため 本 市 の 地 域 に 係 る 防 災 に 関 し 市 並 びに 防 災 上 重 要 な 施 設 の 管 理 者 ( 以 下 防 災 関 係 機 関 という )が 処 理 すべき 事 務 又 は 業 務 の 大 綱 を 定 め さらに 住 民 の 役 割 を 明 らかに し 災 害 予 防 災 害 応 急 対 策 及 び 災 害 復 旧 について 必 要 な 対 策 の 基 本 を 定 めることによ り 総 合 的 かつ 計 画 的 な 防 災 行 政 の 整 備 及 び 推 進 を 図 ることを 目 的 とする なお 安 芸 高 田 市 地 域 防 災 計 画 は 基 本 編 及 び 震 災 対 策 編 から 構 成 し 水 防 法 ( 昭 和 24 年 法 律 第 193 号 )に 基 づく 安 芸 高 田 市 水 防 計 画 との 十 分 な 調 整 を 図 るも のとする 2 計 画 の 修 正 等 (1) 地 域 防 災 計 画 の 修 正 この 計 画 は 定 期 的 に 検 討 を 加 えるとともに 修 正 を 必 要 と 認 める 事 由 が 生 じたと きは 安 芸 高 田 市 防 災 会 議 において 速 やかに 修 正 を 行 う なお 修 正 に 当 たってはあ らかじめ 知 事 に 協 議 するものとする (2) 県 地 域 防 災 計 画 防 災 業 務 計 画 との 関 係 この 計 画 は 広 島 県 地 域 防 災 計 画 を 基 準 として 共 通 の 計 画 事 項 については 県 の 計 画 に 準 じて 作 成 し 県 の 計 画 及 び 防 災 業 務 計 画 に 抵 触 しない 計 画 とする (3) 他 の 法 律 との 関 係 この 計 画 は 災 害 に 対 する 諸 対 策 の 総 合 化 を 図 るものであり 従 来 の 防 災 行 政 計 画 を 一 元 化 するものではない したがって 水 防 法 ( 昭 和 24 年 法 律 第 193 号 ) 消 防 法 ( 昭 和 23 年 法 律 第 186 号 ) 災 害 救 助 法 ( 昭 和 22 年 法 律 第 118 号 ) その 他 の 法 令 に 特 別 の 定 めがあるものについては 当 該 法 令 などの 定 めるところにより その 事 務 を 処 理 する (4) 防 災 計 画 の 周 知 徹 底 この 計 画 は 市 の 職 員 及 び 住 民 への 周 知 はもちろん 関 係 公 共 機 関 及 び 公 私 の 公 共 的 団 体 並 びに 防 災 上 重 要 な 施 設 の 管 理 者 への 周 知 徹 底 を 図 る また 災 害 対 策 基 本 法 第 42 条 の 規 定 によって 公 表 する - 2 -

11 基 本 編 第 1 章 総 則 第 2 節 防 災 業 務 実 施 上 の 基 本 原 則 第 2 節 防 災 業 務 実 施 上 の 基 本 原 則 1 基 本 理 念 防 災 関 係 機 関 は 災 害 対 策 について 次 に 掲 げる 事 項 を 基 本 理 念 として 行 うものとする (1) 本 市 の 自 然 的 特 性 に 鑑 み 人 口 産 業 その 他 の 社 会 経 済 情 勢 の 変 化 を 踏 まえ 災 害 の 発 生 を 常 に 想 定 するとともに 災 害 が 発 生 した 場 合 における 被 害 の 最 小 化 及 びその 迅 速 な 回 復 を 図 る (2) 災 害 対 策 の 実 施 に 当 たっては 防 災 関 係 機 関 は それぞれの 果 たすべき 役 割 を 的 確 に 実 施 していくとともに 相 互 に 密 接 な 連 携 を 図 るものとする これと 併 せて 住 民 一 人 一 人 が 自 ら 行 う 防 災 活 動 及 び 自 主 防 災 組 織 その 他 地 域 における 多 様 な 主 体 が 自 発 的 に 行 う 防 災 活 動 を 促 進 する (3) 最 新 の 科 学 的 知 見 を 総 動 員 し 起 こり 得 る 災 害 及 びその 災 害 によって 引 き 起 こされる 被 害 を 的 確 に 想 定 するとともに 過 去 に 起 こった 大 規 模 災 害 の 教 訓 を 踏 まえ 絶 えず 災 害 対 策 の 改 善 を 図 ることとする (4) 災 害 直 後 は 可 能 な 限 り 被 害 規 模 を 早 期 に 把 握 するとともに 正 確 な 情 報 収 集 に 努 め 収 集 した 情 報 に 基 づき 生 命 及 び 身 体 の 安 全 を 守 ることを 最 優 先 に 人 材 物 資 等 災 害 応 急 対 策 に 必 要 な 資 源 を 適 切 に 配 分 する (5) 被 災 者 のニーズに 柔 軟 かつ 機 敏 に 対 応 するとともに 高 齢 者 障 害 者 乳 幼 児 妊 産 婦 及 び 外 国 人 その 他 の 特 に 配 慮 を 要 する 者 ( 以 下 要 配 慮 者 という )に 配 慮 するな ど 被 災 者 の 年 齢 性 別 障 害 の 有 無 といった 被 災 者 の 事 情 から 生 じる 多 様 なニーズに 適 切 に 配 慮 するものとする (6) 被 災 後 は 速 やかに 施 設 を 復 旧 し 被 災 者 に 対 して 適 切 な 援 護 を 行 うことにより 被 災 地 の 復 興 を 図 る 2 基 本 原 則 防 災 関 係 機 関 は 基 本 理 念 にのっとり 災 害 の 未 然 防 止 災 害 発 生 時 の 被 害 の 拡 大 防 止 応 急 対 策 及 び 災 害 復 旧 等 防 災 業 務 の 実 施 に 関 しては 各 法 令 この 計 画 及 び 広 島 県 防 災 対 策 基 本 条 例 によるほか 次 の 一 般 原 則 に 従 う (1) 市 は 基 礎 的 な 公 共 団 体 として 区 域 内 の 災 害 に 対 して 第 1 次 的 な 業 務 を 有 するものであ り 住 民 の 郷 土 愛 護 隣 保 協 同 の 精 神 を 基 調 として 本 市 の 有 するすべての 機 能 を 十 分 に 発 揮 し 得 るよう 本 市 区 域 に 係 る 防 災 計 画 を 作 成 してこれに 対 処 する (2) 公 共 的 団 体 その 他 の 公 共 的 活 動 をするすべての 団 体 は 法 人 か 否 かを 問 わず 自 発 的 な 防 災 組 織 の 充 実 を 図 り 防 災 に 寄 与 するよう 努 める (3) 防 災 上 必 要 な 施 設 の 管 理 者 及 びその 法 令 により 防 災 に 関 し 責 務 を 有 する 者 は その 管 理 する 施 設 の 災 害 に 対 しては 自 己 の 責 任 において 措 置 するものとし その 業 務 の 公 共 性 又 は 公 益 性 にかんがみ それぞれの 業 務 を 通 じて 本 市 の 防 災 に 寄 与 するよう 努 める (4) 防 災 業 務 実 施 機 関 は その 所 掌 する 業 務 を 遂 行 するに 当 たって 他 の 機 関 の 防 災 上 有 する 責 務 が 十 分 に 果 たされるよう 相 互 に 協 力 し 応 援 する また 要 配 慮 者 や 観 光 客 などに 対 する 配 慮 や 男 女 共 同 参 画 の 視 点 を 取 り 入 れた 防 災 体 制 の 確 立 に 努 める - 3 -

12 基 本 編 第 1 章 総 則 第 2 節 防 災 業 務 実 施 上 の 基 本 原 則 (5) 安 芸 高 田 市 防 災 会 議 は 各 防 災 業 務 実 施 機 関 の 行 う 災 害 対 策 が 相 互 の 一 体 的 かつ 有 機 的 な 連 携 をもって 的 確 かつ 円 満 に 実 施 されるよう 連 絡 調 整 を 行 う (6) 住 民 は 平 常 時 から 防 災 意 識 のかん 養 に 努 めるとともに 災 害 発 生 時 には 相 互 の 協 力 により 被 害 が 最 小 限 になるよう 努 める (7) 住 民 は 命 を 守 るための 行 動 として 自 主 避 難 に 努 める - 4 -

13 基 本 編 第 1 章 総 則 第 3 節 防 災 関 係 機 関 の 処 理 すべき 事 務 又 は 業 務 の 大 綱 第 3 節 防 災 関 係 機 関 の 処 理 すべき 事 務 又 は 業 務 の 大 綱 防 災 関 係 機 関 の 処 理 すべき 事 務 又 は 業 務 の 大 綱 は 概 ね 次 のとおりである 1 安 芸 高 田 市 (1) 災 害 情 報 の 収 集 及 び 伝 達 (2) 被 害 調 査 (3) 災 害 広 報 (4) 避 難 の 勧 告 指 示 及 び 避 難 者 の 誘 導 並 びに 避 難 所 の 開 設 (5) 被 災 者 の 救 出 救 助 等 の 措 置 (6) 消 防 及 び 水 防 活 動 (7) 被 災 施 設 の 応 急 復 旧 (8) 災 害 時 における 防 疫 その 他 保 健 衛 生 に 関 する 応 急 措 置 (9) 被 災 児 童 生 徒 等 に 対 する 応 急 教 育 (10) 市 内 における 公 共 的 団 体 及 び 住 民 の 防 災 組 織 の 育 成 (11) 災 害 時 におけるボランティア 活 動 の 支 援 (12) 被 災 建 築 物 応 急 危 険 度 判 定 ( 震 災 時 ) (13) 被 災 宅 地 危 険 度 判 定 ( 震 災 及 び 豪 雨 時 ) (14) 広 島 地 方 気 象 台 と 協 力 し 緊 急 地 震 速 報 ( 警 報 )の 利 用 などの 周 知 広 報 に 努 める (15) 安 芸 高 田 市 防 災 会 議 に 関 する 事 務 2 広 島 県 (1) 災 害 情 報 の 収 集 及 び 伝 達 (2) 被 害 調 査 (3) 災 害 広 報 (4) 被 災 者 の 救 出 救 助 等 の 措 置 (5) 被 災 施 設 の 応 急 復 旧 (6) 災 害 時 における 防 疫 その 他 保 健 衛 生 に 関 する 応 急 措 置 (7) 被 災 児 童 生 徒 に 対 する 応 急 教 育 (8) 防 災 関 係 機 関 の 防 災 事 務 又 は 業 務 の 実 施 についての 総 合 調 整 (9) 災 害 時 におけるボランティア 活 動 の 支 援 (10) 被 災 建 築 物 応 急 危 険 度 判 定 ( 震 災 時 ) (11) 被 災 宅 地 危 険 度 判 定 ( 震 災 及 び 豪 雨 時 ) (12) 広 島 地 方 気 象 台 と 協 力 し 緊 急 地 震 速 報 ( 警 報 )の 利 用 などの 周 知 広 報 に 努 める 3 安 芸 高 田 警 察 署 (1) 災 害 情 報 の 収 集 及 び 伝 達 (2) 被 害 実 態 の 把 握 (3) 被 災 者 の 救 出 救 助 等 の 措 置 (4) 避 難 路 及 び 緊 急 交 通 路 の 確 保 (5) 交 通 の 混 乱 の 防 止 及 び 交 通 秩 序 の 維 持 (6) 行 方 不 明 者 の 捜 索 及 び 遺 体 の 調 査 検 視 (7) 危 険 箇 所 の 警 戒 並 びに 住 民 等 に 対 する 避 難 指 示 及 び 指 導 - 5 -

14 基 本 編 第 1 章 総 則 第 3 節 防 災 関 係 機 関 の 処 理 すべき 事 務 又 は 業 務 の 大 綱 (8) 不 法 事 案 の 予 防 及 び 取 り 締 まり (9) 被 災 地 避 難 場 所 及 び 重 要 施 設 等 の 警 戒 (10) 広 報 活 動 (11) 関 係 機 関 による 被 害 救 助 及 び 災 害 復 旧 に 対 する 協 力 4 指 定 地 方 行 政 機 関 (1) 国 土 交 通 省 中 国 地 方 整 備 局 三 次 河 川 国 道 事 務 所 ア 直 轄 公 共 土 木 施 設 の 防 災 管 理 イ 洪 水 予 警 報 等 の 発 表 及 び 伝 達 ウ 災 害 時 における 交 通 確 保 の 実 施 エ 災 害 時 における 応 急 工 事 の 実 施 (2) 国 土 交 通 省 中 国 地 方 整 備 局 土 師 ダム 管 理 所 ア 直 轄 公 共 土 木 施 設 の 防 災 管 理 イ 洪 水 予 警 報 等 の 発 表 及 び 伝 達 ウ 災 害 時 における 応 急 工 事 の 実 施 5 指 定 公 共 機 関 (1) 日 本 郵 便 株 式 会 社 中 国 支 社 ア 災 害 地 の 被 災 者 に 対 する 郵 便 葉 書 等 の 無 償 交 付 イ 被 災 者 が 差 し 出 す 郵 便 物 の 料 金 免 除 ウ 被 災 地 あて 救 助 用 郵 便 物 の 料 金 免 除 エ 被 災 地 あて 寄 付 金 を 内 容 とする 郵 便 物 の 料 金 免 除 オ 災 害 時 における 災 害 特 別 事 務 取 扱 い 等 の 窓 口 業 務 の 確 保 (2) 西 日 本 電 信 電 話 株 式 会 社 ( 以 下 NTT 西 日 本 という ) 広 島 支 店 エヌ ティ ティ コミュニケーションズ 株 式 会 社 ( 以 下 NTTコム という ) 株 式 会 社 N TTドコモ 中 国 支 社 ( 以 下 NTTドコモ 中 国 支 社 という ) ア 公 衆 電 気 通 信 設 備 の 整 備 と 防 災 管 理 イ 災 害 非 常 通 信 の 確 保 及 び 気 象 警 報 の 伝 達 ウ 被 災 公 衆 電 気 通 信 設 備 の 復 旧 エ 災 害 用 伝 言 ダイヤル 171 及 び 災 害 用 伝 言 板 Web171 の 提 供 オ 災 害 用 伝 言 板 サービス の 提 供 (3) 西 日 本 高 速 道 路 株 式 会 社 ( 千 代 田 三 次 高 速 道 路 事 務 所 ) ア 管 理 道 路 の 防 災 管 理 イ 被 災 道 路 の 復 旧 (4) 西 日 本 旅 客 鉄 道 株 式 会 社 ( 広 島 保 線 区 ) ア 鉄 道 施 設 の 防 災 管 理 - 6 -

15 基 本 編 第 1 章 総 則 第 3 節 防 災 関 係 機 関 の 処 理 すべき 事 務 又 は 業 務 の 大 綱 イ 災 害 時 における 旅 客 の 安 全 確 保 ウ 災 害 時 における 鉄 道 車 両 等 による 救 助 物 資 避 難 者 等 の 緊 急 輸 送 の 協 力 エ 被 災 鉄 道 施 設 の 復 旧 (5) 中 国 電 力 株 式 会 社 ( 三 次 営 業 所 ) ア 電 力 施 設 の 防 災 管 理 イ 災 害 時 における 電 力 供 給 の 確 保 ウ 被 災 施 設 の 応 急 対 策 及 び 応 急 復 旧 6 指 定 地 方 公 共 機 関 (1) 広 島 電 鉄 株 式 会 社 備 北 交 通 株 式 会 社 ア 災 害 時 における 旅 客 の 安 全 確 保 イ 災 害 時 における 救 助 物 資 避 難 者 の 輸 送 の 協 力 (2) 広 島 県 厚 生 農 業 協 同 組 合 連 合 会 ( 吉 田 総 合 病 院 ) ア 災 害 時 における 医 療 助 産 等 救 護 の 実 施 イ 負 傷 者 の 収 容 並 びに 看 護 7 公 共 的 団 体 及 び 防 災 上 重 要 な 施 設 の 管 理 者 (1) 安 芸 高 田 市 医 師 会 ア 災 害 時 における 医 療 助 産 等 救 護 の 実 施 イ 負 傷 者 の 収 容 並 びに 看 護 (2) 安 芸 高 田 市 歯 科 医 師 会 ア 災 害 時 における 医 療 等 救 護 の 実 施 イ 負 傷 者 の 収 容 並 びに 看 護 (3) 安 芸 高 田 市 薬 剤 師 会 医 薬 品 等 の 備 蓄 及 び 調 達 体 制 の 確 立 (4) 広 島 北 部 農 業 協 同 組 合 ア 共 同 利 用 施 設 の 被 害 応 急 対 策 及 び 災 害 復 旧 の 実 施 イ 農 林 水 産 関 係 の 市 県 の 実 施 する 被 害 調 査 応 急 対 策 に 対 する 協 力 ウ 被 災 農 林 業 者 に 対 する 融 資 及 びそのあっ 旋 エ 被 災 農 林 業 者 に 対 する 生 産 資 材 の 確 保 及 びそのあっ 旋 (5) 社 会 福 祉 協 議 会 ア 市 県 の 実 施 する 応 急 対 策 生 活 再 建 等 に 対 する 協 力 - 7 -

16 基 本 編 第 1 章 総 則 第 3 節 防 災 関 係 機 関 の 処 理 すべき 事 務 又 は 業 務 の 大 綱 イ 住 民 に 対 する 災 害 応 急 対 策 等 の 周 知 徹 底 ウ 社 会 事 業 団 体 等 による 義 援 金 品 の 募 集 及 び 配 分 (6) 商 工 会 ア 災 害 時 における 物 価 安 定 についての 協 力 イ 災 害 救 助 要 及 び 復 旧 用 物 資 の 確 保 についての 協 力 (7) 安 芸 北 森 林 組 合 ア 災 害 応 急 対 策 及 び 災 害 復 旧 の 実 施 イ 農 林 水 産 関 係 の 市 県 の 実 施 する 被 害 調 査 応 急 対 策 に 対 する 協 力 ウ 被 災 農 林 業 者 に 対 する 生 産 資 材 の 確 保 及 びそのあっ 旋 (8) 病 院 等 不 特 定 かつ 多 数 の 者 が 出 入 りする 施 設 の 管 理 者 ア 施 設 の 防 災 管 理 イ 施 設 に 出 入 りしている 患 者 その 他 不 特 定 多 数 の 者 に 対 する 避 難 の 誘 導 等 安 全 対 策 の 実 施 (9) 石 油 類 火 薬 類 高 圧 ガス 毒 物 各 燃 料 物 資 等 の 製 造 貯 蔵 処 理 又 は 建 設 機 材 の 取 扱 いを 行 う 施 設 の 管 理 者 ア 施 設 の 防 災 管 理 イ 被 災 施 設 の 防 災 管 理 ウ 被 災 施 設 の 応 急 対 策 エ 施 設 周 辺 住 民 に 対 する 安 全 対 策 の 実 施 オ 災 害 復 旧 対 策 及 び 災 害 復 旧 への 協 力 (10) 社 会 福 祉 施 設 等 の 管 理 者 ア 施 設 の 防 災 管 理 イ 施 設 入 所 者 に 対 する 避 難 誘 導 等 安 全 対 策 - 8 -

17 基 本 編 第 1 章 総 則 第 4 節 安 芸 高 田 市 の 自 然 的 条 件 第 4 節 安 芸 高 田 市 の 自 然 的 条 件 1 地 勢 本 市 は 広 島 県 の 中 北 部 に 位 置 し 急 峻 な 山 岳 はみられないが 鷹 ノ 巣 山 大 土 山 犬 伏 山 等 大 小 様 々な 山 に 囲 まれ 市 域 面 積 の 約 8 割 を 山 林 が 占 めている その 山 間 を 縫 って 中 央 部 を 江 の 川 が 貫 流 し 中 北 部 は 多 治 比 川 生 田 川 本 村 川 が 東 流 してそれぞれ 江 の 川 に 注 ぎ 南 部 は 三 篠 川 が 西 流 して 太 田 川 に 合 流 している これらの 河 川 に 沿 って 帯 状 に 平 坦 な 小 盆 地 が 形 成 されているほか 比 較 的 起 伏 の 緩 や かな 丘 陵 が 点 在 し 農 地 や 宅 地 として 利 用 されている こうした 地 勢 は 穏 やかな 田 園 的 景 観 を 形 成 している 反 面 平 坦 地 では 洪 水 山 地 部 では 土 砂 災 害 による 災 害 発 生 の 危 険 性 を 内 在 している また 水 系 は 江 の 川 水 系 と 太 田 川 水 系 からなり 市 域 の 南 部 が 分 水 嶺 となっており 江 の 川 については 洪 水 調 節 及 び 下 流 沿 川 の 農 地 かんがい 用 水 の 供 給 さらには 水 資 源 の 広 域 的 な 利 用 を 図 るため 広 島 市 及 び 呉 市 等 に 都 市 用 水 供 給 合 わせて 発 電 を 行 う 多 目 的 ダムである 土 師 ダムが 設 置 されている 2 地 質 本 市 の 地 質 は 主 として 北 部 は 花 崗 岩 及 び 花 崗 斑 岩 中 南 部 は 流 紋 岩 凝 灰 岩 及 び 石 英 斑 岩 からなり 土 性 は 砂 質 又 は 粘 土 質 で 砂 質 土 壌 については 雨 水 の 貯 留 作 用 が 乏 しく 多 雨 に 際 して 洪 水 を 起 こしやすい 条 件 を 有 している 3 気 候 本 市 の 気 候 は 北 部 は 豪 雪 地 帯 南 部 は 積 雪 寒 冷 単 作 地 帯 に 属 し 年 間 の 平 均 気 温 は 13~14 年 間 降 水 量 は 平 均 1,400mm 程 度 で 瀬 戸 内 海 の 沿 岸 部 に 比 べると 冬 季 の 気 温 が 低 く 夏 季 は 比 較 的 冷 涼 で 寒 暖 の 差 が 大 きい 中 国 山 地 内 陸 性 の 特 性 を 有 している - 9 -

18 基 本 編 第 1 章 総 則 第 5 節 安 芸 高 田 市 の 主 な 災 害 履 歴 第 5 節 安 芸 高 田 市 の 主 な 災 害 履 歴 本 市 における 近 年 の 主 な 災 害 は 次 のとおりである 大 規 模 林 野 火 災 を 除 き 集 中 豪 雨 による 被 災 が 多 数 を 占 め なかでも 昭 和 47 年 7 月 の 集 中 豪 雨 による 被 害 は 甚 大 であった 地 震 については 平 成 12 年 の 鳥 取 県 西 部 地 震 で 震 度 4を 記 録 したが 被 害 は 発 生 していな い 平 成 13 年 の 安 芸 灘 地 震 では 震 度 5 弱 を 記 録 し 家 屋 の 一 部 損 壊 283 棟 の 被 害 が 発 生 し ている 平 成 26 年 3 月 の 伊 予 灘 地 震 においても 震 度 5 弱 を 記 録 し 橋 梁 1 箇 所 が 破 損 したほ か 家 屋 の 一 部 損 壊 2 棟 軽 傷 者 1 名 の 被 害 が 発 生 している 昭 和 29 年 9 月 台 風 12 号 による 集 中 豪 雨 ( 災 害 救 助 法 適 用 ) 昭 和 33 年 6 月 梅 雨 による 集 中 豪 雨 ( 災 害 救 助 法 適 用 ) 昭 和 38 年 1~3 月 豪 雪 による 道 路 の 寸 断 電 気 の 停 電 等 昭 和 47 年 7 月 梅 雨 による 集 中 豪 雨 ( 災 害 救 助 法 適 用 ) 平 成 3 年 9 月 台 風 19 号 による 被 災 平 成 5 年 4 月 大 規 模 林 野 火 災 による 被 災 平 成 10 年 10 月 台 風 10 号 による 被 災 平 成 11 年 6 月 梅 雨 による 集 中 豪 雨 平 成 11 年 9 月 台 風 18 号 による 被 災 平 成 18 年 9 月 台 風 13 号 による 集 中 豪 雨 平 成 22 年 7 月 梅 雨 前 線 停 滞 による 大 雨 平 成 26 年 8 月 平 成 26 年 8 月 豪 雨

19 基 本 編 第 2 章 災 害 予 防 計 画 第 2 章 災 害 予 防 計 画

20 基 本 編 第 2 章 災 害 予 防 計 画 第 1 節 基 本 方 針 第 1 節 基 本 方 針 この 計 画 は 災 害 を 未 然 に 防 止 するとともに 災 害 発 生 時 における 緊 急 措 置 等 の 迅 速 かつ 的 確 な 実 行 を 期 するため 災 害 予 防 責 任 者 ( 指 定 行 政 機 関 の 長 地 方 公 共 団 体 の 長 その 他 執 行 機 関 指 定 公 共 機 関 指 定 地 方 公 共 機 関 及 び 公 共 的 団 体 並 びに 防 災 上 重 要 な 施 設 の 管 理 者 をいう 以 下 この 章 において 同 じ )の 行 うべき 業 務 の 大 綱 及 び 相 互 の 連 絡 調 整 について 定 めることとし その 内 容 は 次 のとおりとする 1 防 災 体 制 の 確 立 に 関 する 事 項 2 円 滑 な 避 難 体 制 の 確 保 に 関 する 事 項 3 災 害 に 強 いまちづくりに 関 する 事 項 4 迅 速 かつ 円 滑 な 災 害 応 急 対 策 への 備 えに 関 する 事 項 5 災 害 対 策 資 機 材 等 の 備 蓄 等 に 関 する 事 項 6 住 民 の 防 災 活 動 の 促 進 に 関 する 事 項 7 要 配 慮 者 及 び 避 難 行 動 要 支 援 者 対 策 に 関 する 事 項 8 広 域 避 難 の 受 入 に 関 する 事 項

21 基 本 編 第 2 章 災 害 予 防 計 画 第 2 節 防 災 体 制 の 確 立 に 関 する 計 画 第 2 節 防 災 体 制 の 確 立 に 関 する 計 画 1 目 的 この 計 画 は 平 常 時 から 防 災 組 織 の 整 備 防 災 に 関 する 各 種 の 施 設 設 備 の 整 備 及 び 点 検 災 害 についての 調 査 研 究 及 び 危 険 箇 所 等 の 周 知 等 を 行 い 災 害 を 未 然 に 防 止 す るとともに 災 害 時 の 被 害 を 最 小 限 にとどめることを 目 的 とする 2 防 災 組 織 の 整 備 市 は 予 防 体 制 に 万 全 を 期 するとともに 災 害 が 発 生 した 場 合 各 種 防 災 機 関 と 連 携 し 迅 速 かつ 効 果 的 な 応 急 復 旧 対 策 が 講 じられるよう 平 常 時 から 防 災 組 織 の 整 備 充 実 を 図 る (1) 安 芸 高 田 市 防 災 会 議 ア 設 置 の 根 拠 (ア) 基 本 法 第 16 条 第 1 項 (イ) 安 芸 高 田 市 防 災 会 議 条 例 イ 所 管 事 務 (ア) 地 域 防 災 計 画 の 作 成 及 びその 実 施 の 推 進 (イ) 市 域 における 災 害 情 報 の 把 握 (ウ) その 他 法 律 に 基 づく 権 限 に 関 する 事 項 ウ 組 織 会 長 ( 安 芸 高 田 市 長 ) 委 員 (45 人 以 内 ) 地 方 行 政 機 関 の 職 員 広 島 県 知 事 部 内 の 職 員 県 警 察 の 警 察 官 市 の 職 員 教 育 長 消 防 長 及 び 消 防 団 長 指 定 公 共 機 関 又 は 指 定 地 方 公 共 機 関 の 職 員 その 他 市 長 が 特 に 必 要 と 認 める 者 エ 事 務 局 安 芸 高 田 市 防 災 会 議 に 関 する 庶 務 は 総 務 部 危 機 管 理 課 において 行 う (2) 県 の 防 災 組 織 市 町 を 包 括 する 団 体 として 県 が 設 置 する 防 災 組 織 のうち 本 市 に 関 係 するものは 次 のとおりである

22 基 本 編 第 2 章 災 害 予 防 計 画 第 2 節 防 災 体 制 の 確 立 に 関 する 計 画 ア 広 島 県 防 災 会 議 イ 広 島 県 水 防 協 議 会 (3) 防 災 関 係 機 関 市 域 を 所 管 し 又 は 市 内 にある 防 災 関 係 機 関 は 基 本 法 第 47 条 の 規 定 に 基 づき 安 芸 高 田 市 防 災 会 議 との 連 携 のもとに 防 災 組 織 の 充 実 と 効 率 的 な 防 災 活 動 の 推 進 を 図 り 防 災 計 画 及 び 応 急 対 策 の 円 滑 な 実 施 に 努 める (4) 自 主 防 災 組 織 基 本 法 第 5 条 第 2 項 の 規 定 に 基 づき 行 政 区 等 適 正 な 単 位 を 基 本 として 住 民 の 自 主 防 災 組 織 を 設 置 し 消 防 本 部 及 び 安 芸 高 田 警 察 署 と 連 携 し 組 織 の 育 成 に 努 める (5) 事 業 所 事 業 所 は 従 業 員 や 利 用 者 の 安 全 を 確 保 し 地 域 の 災 害 を 拡 大 することがないよう 自 主 的 な 防 災 組 織 を 編 成 し 市 消 防 本 部 及 び 安 芸 高 田 警 察 署 と 連 携 し 適 切 な 防 災 活 動 の 実 施 に 努 める 3 防 災 施 設 設 備 の 新 設 又 は 改 良 防 災 に 関 する 各 種 の 施 設 設 備 について 必 要 な 新 設 又 は 改 良 を 要 するものの 整 備 及 び 点 検 について 必 要 な 事 項 を 定 め 災 害 を 未 然 に 防 止 するものとする (1) 実 施 内 容 次 に 掲 げる 施 設 設 備 について 点 検 及 び 必 要 な 整 備 を 実 施 する ア 水 害 予 防 に 関 する 施 設 設 備 イ 風 害 予 防 に 関 する 施 設 設 備 ウ 雪 害 予 防 に 関 する 施 設 設 備 エ 土 石 流 地 すべり 山 崩 れ がけ 崩 れ 等 災 害 の 予 防 警 戒 避 難 態 勢 に 関 する 施 設 設 備 オ 建 造 物 災 害 の 予 防 に 関 する 施 設 設 備 カ 災 害 時 における 緊 急 輸 送 に 必 要 な 施 設 設 備 キ その 他 の 防 災 に 関 する 施 設 設 備 (2) 実 施 方 法 施 設 設 備 の 新 設 又 は 改 良 については 計 画 的 かつ 総 合 的 に 実 施 する 必 要 があるた め 既 存 の 法 令 による 各 種 の 整 備 計 画 及 びこれに 基 づくそれぞれの 災 害 予 防 責 任 者 の 所 掌 事 務 又 は 業 務 計 画 に 従 って 実 施 するものとし 必 要 により 市 防 災 会 議 が 関 係 機 関 の 総 合 調 整 に 当 たる

23 基 本 編 第 2 章 災 害 予 防 計 画 第 2 節 防 災 体 制 の 確 立 に 関 する 計 画 4 調 査 研 究 の 実 施 各 種 の 災 害 について 常 時 必 要 な 調 査 研 究 を 行 い 災 害 の 未 然 防 止 に 努 めるほか 災 害 時 における 応 急 対 策 並 びに 復 旧 対 策 等 に 万 全 を 期 するものとする (1) 実 施 内 容 ア 防 災 施 設 の 新 設 又 は 改 良 に 関 する 調 査 研 究 イ 災 害 の 原 因 及 び 災 害 に 対 する 措 置 等 についての 科 学 的 技 術 的 な 調 査 研 究 ウ 調 査 研 究 の 結 果 の 公 表 (2) 実 施 方 法 それぞれの 災 害 予 防 責 任 者 において 決 定 するものとし 必 要 により 市 防 災 会 議 が 関 係 機 関 との 調 整 に 当 たる 5 災 害 危 険 地 域 ( 箇 所 )の 指 定 と 周 知 に 関 する 計 画 市 長 は 法 令 による 指 定 のもの 国 の 関 係 省 庁 の 通 知 による 指 定 のもののほか 住 民 の 生 命 身 体 財 産 の 保 護 上 危 険 であると 認 められる 地 域 ( 箇 所 )について 指 定 すると ともに 平 常 時 から 周 知 を 徹 底 し 災 害 による 地 域 住 民 の 人 的 及 び 物 的 被 害 の 防 止 と 軽 減 を 図 るものとする (1) 実 施 内 容 ア 市 職 員 住 民 及 び 防 災 関 係 機 関 等 にハザードマップ 広 報 紙 等 によって 土 砂 災 害 警 戒 区 域 浸 水 想 定 区 域 等 についての 周 知 徹 底 を 図 る イ 梅 雨 台 風 等 の 異 常 豪 雨 出 水 期 には 広 報 車 及 びお 太 助 フォン 等 によって 被 害 防 止 の 広 報 を 行 う

24 基 本 編 第 2 章 災 害 予 防 計 画 第 3 節 円 滑 な 避 難 体 制 の 確 保 等 に 関 する 計 画 第 3 節 円 滑 な 避 難 体 制 の 確 保 等 に 関 する 計 画 1 目 的 防 災 関 係 機 関 は 風 水 害 の 自 然 災 害 が 発 生 した 場 合 に 住 民 の 迅 速 かつ 円 滑 な 避 難 体 制 を 確 保 するよう 必 要 な 防 災 対 策 を 推 進 することを 目 的 とする 2 浸 水 想 定 区 域 等 の 指 定 (1) 浸 水 想 定 区 域 の 指 定 河 川 が 氾 濫 した 場 合 に 浸 水 が 想 定 される 区 域 として 浸 水 想 定 区 域 の 指 定 を 受 けた 場 合 は 当 該 浸 水 想 定 区 域 ごとに 次 の 事 項 を 定 めるものとする ア 洪 水 予 報 等 の 伝 達 方 法 イ 指 定 緊 急 避 難 場 所 ウ その 他 洪 水 時 の 円 滑 かつ 迅 速 な 避 難 の 確 保 を 図 るために 必 要 な 事 項 なお 浸 水 想 定 区 域 内 に 主 として 要 配 慮 者 が 利 用 する 施 設 で 当 該 施 設 の 利 用 者 の 洪 水 時 の 円 滑 かつ 迅 速 な 避 難 を 確 保 する 必 要 があると 認 められるものがある 場 合 には さらに 次 の 事 項 を 定 めるものとする エ これらの 施 設 の 名 称 及 び 所 在 地 オ 当 該 施 設 への 洪 水 予 報 等 の 伝 達 方 法 (2) 土 砂 災 害 警 戒 区 域 及 び 土 砂 災 害 特 別 警 戒 区 域 の 指 定 土 砂 災 害 のおそれのある 区 域 として 土 砂 災 害 警 戒 区 域 及 び 土 砂 災 害 特 別 警 戒 区 域 の 指 定 を 受 けた 場 合 は 当 該 警 戒 区 域 ごとに 次 の 事 項 を 定 めるものとする また 基 礎 調 査 の 結 果 土 砂 災 害 警 戒 区 域 に 相 当 することが 判 明 した 区 域 についても 同 様 の 措 置 を 講 じるよう 努 める ア 避 難 勧 告 等 の 発 令 基 準 及 び 発 令 対 象 区 域 土 砂 災 害 警 戒 情 報 が 発 表 された 場 合 における 避 難 勧 告 等 の 発 令 基 準 や 土 砂 災 害 警 戒 区 域 等 を 踏 まえ 町 内 会 自 治 会 等 同 一 の 避 難 行 動 をとるべき 避 難 単 位 の 設 定 イ 指 定 避 難 所 の 開 設 運 営 土 砂 災 害 に 対 して 安 全 な 指 定 避 難 所 の 開 設 運 営 体 制 及 び 開 設 状 況 の 伝 達 ウ 避 難 路 避 難 経 路 避 難 経 路 として 適 さない 区 間 土 石 流 のおそれがある 区 間 から 避 難 する 際 の 避 難 方 向 エ 要 配 慮 者 への 支 援 要 配 慮 者 利 用 施 設 の 名 称 及 び 所 在 地 在 宅 の 要 配 慮 者 に 対 する 情 報 の 伝 達 体 制 要 配 慮 者 情 報 の 共 有 オ 情 報 の 収 集 及 び 伝 達 体 制 雨 量 情 報 土 砂 災 害 警 戒 情 報 住 民 からの 前 兆 現 象 や 近 隣 の 災 害 発 生 状 況 等 につ いての 情 報 の 収 集 及 び 伝 達 体 制 カ 避 難 訓 練 の 実 施

25 基 本 編 第 2 章 災 害 予 防 計 画 第 3 節 円 滑 な 避 難 体 制 の 確 保 等 に 関 する 計 画 3 ハザードマップの 作 成 浸 水 想 定 区 域 土 砂 災 害 警 戒 区 域 ( 以 下 浸 水 想 定 区 域 等 という )をその 区 域 に 含 む 場 合 は 浸 水 想 定 区 域 等 指 定 緊 急 避 難 場 所 避 難 路 等 水 害 に 関 する 総 合 的 な 資 料 を 図 面 表 示 等 を 含 む 形 で 取 りまとめたハザードマップの 作 成 を 行 う また 中 小 河 川 及 び 内 水 による 浸 水 に 対 応 したハザードマップの 作 成 についても 関 係 機 関 が 連 携 しつつ 作 成 検 討 に 努 める ハザードマップには 次 の 事 項 を 定 めるものとする (1) 洪 水 予 報 土 砂 災 害 に 関 する 情 報 等 の 伝 達 方 法 (2) 指 定 緊 急 避 難 場 所 に 関 する 事 項 (3) その 他 円 滑 かつ 迅 速 な 避 難 の 確 保 を 図 るために 必 要 な 事 項 (4) 浸 水 想 定 区 域 内 の 主 として 要 配 慮 者 が 利 用 する 施 設 で 当 該 施 設 の 利 用 者 の 洪 水 時 の 円 滑 かつ 迅 速 な 避 難 を 確 保 する 必 要 があると 認 められるものの 名 称 及 び 所 在 地 4 避 難 計 画 の 作 成 (1) 多 数 の 人 が 集 まる 施 設 の 避 難 計 画 学 校 保 育 所 工 場 等 多 数 の 人 が 集 まる 施 設 の 設 置 者 又 は 管 理 者 等 は 市 長 が 避 難 の 勧 告 を 行 った 場 合 関 係 者 を 速 やかに 安 全 な 場 所 へ 避 難 させる 責 務 を 有 するので あらかじめ 市 長 と 協 議 して 避 難 計 画 を 作 成 しておく (2) 指 定 緊 急 避 難 場 所 指 定 避 難 所 の 指 定 及 び 周 知 市 は 都 市 公 園 公 民 館 学 校 等 の 公 共 施 設 等 を 対 象 に 地 域 の 人 口 誘 致 圏 域 地 形 災 害 に 対 する 安 全 性 等 及 び 想 定 される 地 震 の 諸 元 に 応 じ その 管 理 者 の 同 意 を 得 た 上 で 災 害 の 危 険 が 切 迫 した 緊 急 時 において 安 全 が 確 保 される 指 定 緊 急 避 難 場 所 及 び 被 災 者 が 避 難 生 活 を 送 るための 指 定 避 難 所 について 必 要 な 数 規 模 の 施 設 等 を あらかじめ 指 定 し 住 民 への 周 知 を 図 るものとする ア 指 定 緊 急 避 難 場 所 の 指 定 周 知 市 は 被 災 が 想 定 されない 安 全 区 域 内 に 立 地 する 施 設 等 又 は 安 全 区 域 外 に 立 地 す るが 災 害 に 対 して 安 全 な 構 造 を 有 し 想 定 される 洪 水 等 の 水 位 以 上 の 高 さに 避 難 者 の 受 入 れ 部 分 及 び 当 該 部 分 への 避 難 経 路 を 有 する 施 設 であって 災 害 発 生 時 に 迅 速 に 避 難 場 所 の 開 設 を 行 うことが 可 能 な 管 理 体 制 を 有 するものを 洪 水 崖 崩 れ 土 石 流 及 び 地 滑 り 地 震 大 規 模 な 火 災 等 の 災 害 の 種 類 ごとに 指 定 緊 急 避 難 場 所 に 指 定 する また 市 は 指 定 緊 急 避 難 場 所 を 指 定 したときは 県 に 通 知 するとともに 住 民 等 へ 周 知 を 図 るものとする イ 指 定 避 難 所 の 指 定 周 知 市 は 公 民 館 学 校 等 の 公 共 的 施 設 等 を 対 象 に 地 域 の 人 口 誘 致 圏 域 地 形 災 害 に 対 する 安 全 性 等 に 配 慮 し その 管 理 者 の 同 意 を 得 た 上 で 被 災 者 が 避 難 生 活 を 送 るための 指 定 避 難 所 をあらかじめ 指 定 し 県 に 通 知 するとともに 住 民 等 へ 周 知 を 図 るものとする 指 定 避 難 所 については 市 は 被 災 者 を 滞 在 させるために 必 要 となる 適 切 な 規 模

26 基 本 編 第 2 章 災 害 予 防 計 画 第 3 節 円 滑 な 避 難 体 制 の 確 保 等 に 関 する 計 画 を 有 し 速 やかに 被 災 者 等 を 受 け 入 れること 等 が 可 能 な 構 造 又 は 設 備 を 有 する 施 設 であって 想 定 される 災 害 による 影 響 が 比 較 的 少 なく 救 援 物 資 等 の 輸 送 が 比 較 的 容 易 な 場 所 にあるものを 指 定 する なお 主 として 要 配 慮 者 を 滞 在 させることが 想 定 される 施 設 にあっては 要 配 慮 者 の 円 滑 な 利 用 を 確 保 するための 措 置 が 講 じら れ 相 談 等 の 支 援 を 受 けることができる 体 制 が 整 備 されているものを 指 定 するもの とする また 学 校 を 指 定 避 難 所 として 指 定 する 場 合 には 学 校 が 教 育 活 動 の 場 であるこ とに 配 慮 するものとする 避 難 所 としての 機 能 は 応 急 的 なものであることを 認 識 の 上 避 難 所 となる 施 設 の 利 用 方 法 等 について 事 前 に 教 育 委 員 会 等 の 関 係 部 局 や 地 域 住 民 等 の 関 係 者 と 調 整 を 図 るものとする (3) 避 難 路 の 選 定 避 難 路 の 選 定 に 当 たっては 土 砂 災 害 など 地 域 の 状 況 を 十 分 考 慮 したものとするとと もに 住 民 参 加 のワークショップ 等 を 開 催 するなど 住 民 の 意 見 を 取 り 入 れた 避 難 路 の 選 定 を 図 るものとする なお 避 難 路 の 選 定 基 準 は 概 ね 次 のとおり ア 避 難 路 中 の 道 路 橋 梁 及 びトンネル 等 道 路 施 設 自 体 の 安 全 性 や 周 囲 の 状 況 につ いて 十 分 検 討 し 必 要 ならば 適 切 な 措 置 を 講 ずる 避 難 路 の 幅 員 は 原 則 として 15m 以 上 とする ただし これに 該 当 する 道 路 がな い 場 合 は おおむね 8m 以 上 の 幅 員 を 有 する 道 路 を 選 定 する ( 避 難 住 民 の 安 全 性 を 確 保 するため 幅 員 が 15~10mの 場 合 には 一 般 車 両 の 通 行 規 制 10m 以 下 の 場 合 には 緊 急 車 両 及 び 一 般 車 両 の 通 行 規 制 等 を 行 う 必 要 がある ) イ 避 難 路 は 相 互 に 交 差 しないものとする ウ 避 難 路 は 道 路 沿 いに 火 災 爆 発 等 の 危 険 性 の 大 きい 工 場 等 がない 道 路 とする エ 洪 水 等 による 浸 水 や 土 砂 災 害 等 も 考 慮 し 河 川 及 び 急 傾 斜 地 沿 いの 道 路 は 原 則 経 路 として 選 定 しないものとする (4) 避 難 の 誘 導 ア 要 配 慮 者 のうち 災 害 が 発 生 し 又 は 発 生 するおそれのある 場 合 に 自 ら 避 難 する ことが 困 難 な 者 であって その 円 滑 かつ 迅 速 な 避 難 の 確 保 を 図 るため 特 に 支 援 を 要 する 者 ( 以 下 避 難 行 動 要 支 援 者 という )の 避 難 に 当 たっては 自 主 防 災 組 織 消 防 団 近 隣 住 民 と 連 携 を 図 りながら 避 難 誘 導 を 行 えるよう 市 は 避 難 の 連 絡 方 法 や 避 難 補 助 の 方 法 をあらかじめ 定 めておくものとする イ 興 行 場 駅 その 他 の 不 特 定 多 数 の 者 の 利 用 が 予 定 されている 施 設 の 管 理 者 は 避 難 誘 導 に 係 る 計 画 の 作 成 及 び 訓 練 の 実 施 に 努 めるものとする なお この 際 必 要 に 応 じ 多 数 の 避 難 者 の 集 中 や 混 乱 にも 配 慮 した 計 画 訓 練 とするよう 努 めるも のとする 5 住 民 への 周 知 等 市 は 作 成 したハザードマップ 等 を 配 布 ホームページへの 掲 載 その 他 必 要 な 措 置 を 講 じ 住 民 等 へ 周 知 するものとする

27 基 本 編 第 2 章 災 害 予 防 計 画 第 3 節 円 滑 な 避 難 体 制 の 確 保 等 に 関 する 計 画 水 防 管 理 者 は 地 域 住 民 の 水 災 に 対 する 警 戒 災 害 時 の 円 滑 な 避 難 行 動 等 に 資 する ため 重 要 水 防 箇 所 を 一 般 に 周 知 するように 努 めるものとする 6 指 定 避 難 所 の 整 備 (1) 市 は 指 定 避 難 所 となる 施 設 について 必 要 に 応 じて 施 設 管 理 者 と 調 整 を 行 い 次 の 施 設 設 備 等 の 整 備 に 努 めるものとする ア 換 気 照 明 等 避 難 生 活 の 環 境 を 良 好 に 保 つための 設 備 イ 貯 水 槽 井 戸 仮 設 トイレ マット 簡 易 ベッド 通 信 機 器 等 ウ 要 配 慮 者 にも 配 慮 した 施 設 設 備 エ テレビ ラジオ 等 被 災 者 による 災 害 情 報 の 入 手 に 資 する 機 器 オ 食 料 水 非 常 用 電 源 常 備 薬 炊 き 出 し 用 具 毛 布 等 避 難 生 活 に 必 要 な 物 資 等 ( 指 定 した 指 定 避 難 所 又 はその 近 傍 で 確 保 できるよう 努 める ) カ 必 要 に 応 じて 指 定 避 難 所 における 家 庭 動 物 のためのスペースの 確 保 に 努 めるもの とする (2) 県 及 び 市 は 風 水 害 の 際 に 自 力 での 避 難 が 極 めて 困 難 な 避 難 行 動 要 支 援 者 のために 関 連 する 施 設 について 想 定 する 浸 水 深 に 対 して 安 全 な 構 造 にするなど 一 時 避 難 が 可 能 となるよう 配 慮 するものとする 7 孤 立 集 落 に 関 する 対 策 災 害 発 生 時 に 道 路 等 が 被 害 を 受 け 集 落 が 孤 立 する 場 合 に 備 え 学 校 区 や 町 内 会 など 地 域 の 状 況 に 適 した 単 位 で 孤 立 可 能 性 のある 集 落 を 把 握 し 次 の 対 策 の 推 進 に 努 める (1) 避 難 所 集 落 世 帯 での 水 食 糧 日 用 品 等 の 備 蓄 (2) お 太 助 フォンや 衛 星 携 帯 電 話 など 情 報 通 信 手 段 の 整 備 (3) 臨 時 ヘリポート 適 地 の 確 保 など 救 助 救 援 体 制 の 確 立 (4) 避 難 計 画 の 整 備 や 避 難 訓 練 の 実 施 8 動 物 愛 護 管 理 に 関 する 計 画 災 害 発 生 時 には 放 浪 逸 走 動 物 ( 特 定 動 物 を 含 む)や 負 傷 動 物 が 多 数 生 じると 同 時 に 多 くの 動 物 が 飼 主 とともに 指 定 避 難 所 等 に 避 難 してくることが 予 想 される 市 は 動 物 愛 護 管 理 の 観 点 から これらの 動 物 の 保 護 や 適 正 な 飼 養 に 関 し 関 係 機 関 と 連 携 を 図 りながら 犬 や 特 定 動 物 による 人 への 危 害 防 止 や 被 災 動 物 の 保 護 収 容 等 に 係 る 体 制 の 整 備 に 努 める

28 基 本 編 第 2 章 災 害 予 防 計 画 第 4 節 災 害 に 強 いまちづくりに 関 する 計 画 第 4 節 災 害 に 強 いまちづくりに 関 する 計 画 1 目 的 この 計 画 は 自 然 災 害 対 策 の 充 実 を 図 り 市 街 地 集 落 の 安 全 性 の 確 保 など 本 市 の 特 性 に 応 じた 災 害 に 強 いまちづくりを 推 進 し 災 害 の 発 生 を 未 然 に 防 止 するとともに 万 一 における 災 害 による 被 害 を 軽 減 することを 目 的 とする 2 水 害 の 防 止 (1) 河 川 対 策 本 市 においては 各 河 川 管 理 者 により 河 川 改 修 やダム 建 設 事 業 等 による 河 川 改 修 が 進 められているが 未 改 修 河 川 も 残 され 一 方 で 農 地 の 荒 廃 や 森 林 の 管 理 能 力 の 低 下 に 伴 い 自 然 の 持 つ 保 水 能 力 が 低 下 しており 短 時 間 内 での 豪 雨 などにおける 家 屋 の 浸 水 等 の 不 安 がある 洪 水 による 災 害 の 発 生 防 止 河 川 の 適 正 利 用 流 水 の 正 常 な 機 能 の 維 持 等 を 図 るた め 関 係 機 関 と 連 携 しながら 未 改 修 河 川 の 堤 防 護 岸 等 の 整 備 河 川 環 境 の 整 備 保 全 など 必 要 な 河 川 事 業 水 防 事 業 を 促 進 する (2) 農 業 用 河 川 工 作 物 対 策 農 業 用 水 を 取 水 するために 設 置 された 河 川 工 作 物 については 設 置 者 において 災 害 を 未 然 に 防 ぐため 定 期 点 検 を 実 施 するとともに 経 年 の 河 床 変 動 等 により 構 造 が 不 適 当 又 は 不 十 分 となっているものについては 事 前 に 整 備 補 強 を 行 い 治 水 機 能 の 維 持 に 努 める (3) ため 池 対 策 市 域 内 には 破 堤 時 被 害 予 想 戸 数 50 戸 以 上 のため 池 3 箇 所 の 他 中 小 規 模 のため 池 が 多 数 あるが 農 家 の 高 齢 化 水 田 の 荒 廃 等 に 伴 い 維 持 管 理 が 低 下 し ため 池 の 老 朽 化 等 による 決 壊 等 のおそれのあるため 池 が 増 加 している また 多 くのため 池 は 耐 震 性 について 検 証 されていない 状 況 にある ため 池 の 決 壊 は 農 地 の 流 出 はもとより 人 命 財 産 に 重 大 な 被 害 をもたらすこと が 予 想 され 県 及 び 水 利 権 者 と 連 携 し 老 朽 ため 池 の 計 画 的 な 改 修 整 備 を 推 進 すると ともに 耐 震 性 点 検 及 び 対 策 についても 効 率 的 な 促 進 を 図 る 3 地 すべり 山 崩 れ 河 川 対 策 (1) 砂 防 対 策 本 市 には 災 害 の 発 生 の 恐 れのある 砂 防 指 定 地 や 急 傾 斜 地 などが 多 数 存 在 し その 他 にも 異 常 豪 雨 時 に 崩 壊 し 土 石 流 が 発 生 しやすい 山 地 等 がある 荒 廃 した 山 地 渓 流 の 土 石 流 出 集 中 豪 雨 による 土 石 流 等 よる 災 害 から 人 家 人 命 を 守 るため 砂 防 事 業 や 国 県 の 補 助 による 急 傾 斜 地 崩 壊 対 策 事 業 を 危 険 度 の 高 い 箇 所 重 要 交 通 網 及 び 要 配 慮 者 利 用 施 設 に 近 接 する 箇 所 など 緊 急 性 を 考 慮 し 随 時 計 画 的 に 整 備 する また 土 砂 災 害 警 戒 区 域 等 における 土 砂 災 害 防 止 対 策 の 推 進 に 関 する 法 律 ( 平 成 12 年 法 律 第 57 号 )に 基 づき 県 による 基 礎 調 査 土 砂 災 害 警 戒 区 域 の 指 定 を 進 め

29 基 本 編 第 2 章 災 害 予 防 計 画 第 4 節 災 害 に 強 いまちづくりに 関 する 計 画 るとともに 移 転 等 の 支 援 を 行 うなど 土 砂 災 害 による 被 害 抑 制 対 策 を 推 進 する さらに 危 険 箇 所 の 住 民 への 周 知 徹 底 を 図 る (2) 治 山 対 策 近 年 の 台 風 集 中 豪 雨 等 により 発 生 する 山 地 災 害 を 防 止 するとともに 発 生 時 の 被 害 を 軽 減 するため 山 地 災 害 危 険 区 域 等 において 山 腹 崩 壊 対 策 土 石 流 対 策 落 石 防 止 対 策 や 山 地 災 害 防 止 機 能 の 低 下 した 森 林 の 整 備 等 総 合 的 な 山 地 災 害 防 止 対 策 を 推 進 する 4 市 街 地 集 落 の 安 全 性 の 確 保 (1) 総 合 的 な 土 地 利 用 の 推 進 安 全 なまちづくりを 推 進 していくため 計 画 的 な 土 地 の 利 用 を 基 本 方 針 として 健 全 な 市 街 地 の 形 成 や 道 路 公 園 等 の 適 正 な 配 置 による 防 災 空 間 の 確 保 適 正 な 開 発 の 誘 導 等 市 街 地 集 落 の 総 合 的 整 備 を 進 め 安 全 な 市 街 地 集 落 環 境 の 形 成 を 図 る (2) 防 災 上 重 要 な 公 共 施 設 の 整 備 ア 庁 舎 等 施 設 の 整 備 特 に 災 害 時 に 情 報 伝 達 救 助 活 動 避 難 誘 導 等 の 防 災 業 務 の 中 心 となる 庁 舎 消 防 本 部 及 び 避 難 施 設 となる 学 校 公 民 館 等 その 他 の 施 設 の 不 燃 化 耐 震 化 を 進 め 災 害 に 耐 えうる 施 設 となるよう 努 める イ 道 路 橋 梁 の 整 備 災 害 時 における 避 難 場 所 防 火 帯 あるいは 消 火 救 護 活 動 の 動 脈 として 道 路 は 重 要 な 防 災 施 設 であり 県 道 及 び 市 道 等 の 幹 線 道 路 を 中 心 として 体 系 的 な 整 備 を 進 め る 橋 梁 については 道 路 の 整 備 にあわせて 新 設 改 築 等 の 整 備 を 図 るほか 関 連 する 事 業 老 朽 度 などに 応 じて その 整 備 を 進 める ウ 公 園 緑 地 の 整 備 災 害 時 の 重 要 な 避 難 場 所 あるいは 火 災 発 生 時 には 延 焼 及 び 飛 火 を 防 止 する 防 火 帯 であり また 応 急 救 助 活 動 物 資 集 積 等 の 基 地 としての 活 用 も 行 うことができる よう 都 市 防 災 上 の 観 点 についても 十 分 考 慮 された 公 園 緑 地 の 整 備 を 推 進 する (3) 一 般 建 築 物 の 防 災 性 の 向 上 ア 病 院 等 不 特 定 多 数 の 人 が 利 用 する 建 築 物 については 老 朽 度 や 耐 震 性 の 調 査 耐 震 補 強 方 法 についての 啓 発 指 導 に 努 め 防 災 性 の 向 上 を 促 進 する イ 木 造 住 宅 等 一 般 建 築 物 の 耐 震 性 については 広 く 住 民 の 認 識 を 深 めるため 建 築 物 相 談 の 体 制 強 化 建 築 士 会 の 協 力 等 により 耐 震 工 法 耐 震 補 強 等 の 重 要 性 の 周 知 を 図 る (4) 市 営 住 宅 の 改 修 建 替 えの 推 進 既 設 市 営 住 宅 の 防 災 性 の 向 上 を 図 るため 老 朽 化 した 市 営 住 宅 の 建 替 えを 推 進 する (5) 土 砂 災 害 の 防 止 対 策 の 推 進 崖 くずれ 地 すべりの 危 険 箇 所 が 集 中 している 集 落 周 辺 については 豪 雨 等 による 災 害 の 拡 大 を 防 止 するため 対 策 事 業 の 計 画 的 な 実 施 を 推 進 するとともに 避 難 場 所

30 基 本 編 第 2 章 災 害 予 防 計 画 第 4 節 災 害 に 強 いまちづくりに 関 する 計 画 避 難 路 の 周 知 徹 底 及 び 適 切 かつ 迅 速 な 避 難 勧 告 の 実 施 に 努 める 5 火 災 の 防 止 火 災 の 発 生 を 未 然 に 予 防 し 火 災 が 発 生 した 場 合 の 被 害 を 軽 減 するため 市 と 市 消 防 本 部 は 連 携 協 力 し 火 災 予 防 及 び 消 防 体 制 の 整 備 を 図 る (1) 出 火 の 防 止 ア 住 民 一 人 ひとりに 対 し あらゆる 機 会 を 通 じて 火 災 予 防 に 対 する 知 識 等 の 防 災 教 育 を 普 及 するとともに 自 主 防 災 力 の 強 化 を 促 進 する イ 事 業 所 工 場 病 院 等 不 特 定 多 数 の 人 が 出 入 りする 施 設 の 出 火 危 険 防 止 について 指 導 するとともに 化 学 薬 品 の 取 扱 い 保 管 場 所 の 適 正 化 など 安 全 対 策 の 充 実 を 推 進 する (2) 火 災 の 拡 大 防 止 ア 消 防 力 の 強 化 を 図 るため 消 防 本 部 における 警 防 予 防 救 急 救 助 等 の 体 制 や 装 備 の 充 実 に 努 める イ 消 防 団 員 の 技 能 の 習 得 や 向 上 装 備 の 充 実 などを 推 進 し 消 防 本 部 と 連 携 した 地 域 の 消 防 力 の 強 化 を 図 る ウ 相 互 応 援 協 定 を 基 に 広 域 的 な 応 援 体 制 の 充 実 を 図 り 消 防 行 政 の 合 理 化 効 率 化 を 進 める (3) 消 防 水 利 の 整 備 消 防 水 利 が 不 足 している 地 域 または 既 設 水 利 の 活 用 が 困 難 な 地 域 については 耐 震 性 貯 水 槽 等 消 防 水 利 の 増 設 及 び 未 開 発 水 利 の 活 用 を 進 める (4) 林 野 火 災 対 策 林 野 火 災 の 発 生 を 未 然 に 防 止 し また 拡 大 及 び 被 害 を 最 小 限 に 止 するため 防 火 愛 林 思 想 の 徹 底 監 視 巡 視 体 制 の 強 化 等 防 火 体 制 の 整 備 を 図 る ア 広 報 活 動 (ア) 市 広 報 紙 ホームページ 等 により 防 火 思 想 及 び 愛 林 思 想 の 徹 底 を 図 る (イ) 乾 燥 注 意 報 強 風 注 意 報 発 表 中 には お 太 助 フォン 広 報 車 による 広 報 活 動 を 強 化 し 火 災 警 報 発 令 中 の 野 焼 き 草 焼 きを 禁 止 する イ 監 視 体 制 火 災 警 報 発 令 中 は 特 別 予 防 警 戒 員 の 出 動 により 監 視 巡 視 を 強 化 し 出 火 防 止 に 万 全 を 期 す ウ 林 道 登 山 口 等 に 山 火 事 防 止 の 標 示 板 立 看 板 等 を 設 置 する エ 防 火 帯 等 の 整 備 防 火 帯 の 設 置 林 道 の 整 備 等 を 推 進 するとともに 山 林 所 有 者 の 安 全 管 理 意 識 を 促 進 する

31 基 本 編 第 2 章 災 害 予 防 計 画 第 5 節 迅 速 かつ 円 滑 な 災 害 応 急 対 策 への 備 えに 関 する 計 画 第 5 節 迅 速 かつ 円 滑 な 災 害 応 急 対 策 への 備 えに 関 する 計 画 1 方 針 防 災 関 係 機 関 は 災 害 が 発 生 した 場 合 に 迅 速 的 確 かつ 円 滑 に 災 害 応 急 対 策 を 実 施 するための 備 えを 行 っていくものとする 2 配 備 動 員 体 制 の 整 備 関 係 (1) 市 の 配 備 動 員 体 制 市 長 はあらかじめ 緊 急 防 災 要 員 を 指 名 するとともに 職 員 の 参 集 基 準 を 明 確 にするな ど 初 動 体 制 を 確 立 するとともに 訓 練 研 修 を 通 じた 職 員 の 資 質 向 上 に 努 める (2) 防 災 関 係 機 関 等 の 配 備 動 員 体 制 防 災 関 係 機 関 等 は それぞれの 機 関 等 の 防 災 業 務 計 画 書 等 において 配 備 動 員 体 制 を 定 めておくものとする (3) 業 務 継 続 性 の 確 保 県 市 町 等 の 防 災 関 係 機 関 は 災 害 発 生 時 の 災 害 応 急 対 策 等 の 実 施 や 優 先 度 の 高 い 通 常 業 務 の 継 続 のため 災 害 時 に 必 要 となる 人 員 や 資 機 材 等 を 必 要 な 場 所 に 的 確 に 投 入 す るための 事 前 の 準 備 体 制 と 事 後 の 対 応 力 の 強 化 を 図 る 必 要 があることから 業 務 継 続 計 画 を 策 定 し 業 務 継 続 性 の 確 保 を 図 るものとする また 実 効 性 ある 業 務 継 続 体 制 を 確 保 するため 地 域 や 想 定 される 災 害 の 特 性 等 を 踏 まえつつ 必 要 な 資 源 の 継 続 的 な 確 保 定 期 的 な 教 育 訓 練 点 検 等 の 実 施 訓 練 等 を 通 じた 経 験 の 蓄 積 や 状 況 の 変 化 等 に 応 じた 体 制 の 見 直 し 計 画 の 改 訂 などを 行 うものと する 特 に 県 市 町 は 災 害 時 に 災 害 応 急 対 策 活 動 や 復 旧 復 興 活 動 の 主 体 として 重 要 な 役 割 を 担 うこととなることから 業 務 継 続 計 画 の 策 定 等 に 当 たっては 少 なくとも 首 長 不 在 時 の 明 確 な 代 行 順 位 及 び 職 員 の 参 集 体 制 本 庁 舎 が 使 用 できなくなった 場 合 の 代 替 庁 舎 電 気 水 食 料 等 の 確 保 方 策 災 害 時 にもつながりやすい 多 様 な 通 信 手 段 の 確 保 方 策 重 要 な 行 政 データのバックアップ 並 びに 非 常 時 優 先 業 務 について 定 めておくものと する 3 災 害 情 報 の 収 集 被 災 者 等 への 的 確 な 情 報 伝 達 (1) 情 報 ネットワーク 等 の 整 備 防 災 関 係 機 関 は インターネット 等 の 情 報 ネットワークを 活 用 するなど より 細 かな 情 報 を 正 確 かつ 迅 速 に 収 集 伝 達 するシステムの 構 築 に 努 めるものとする (2) お 太 助 フォン 等 による 情 報 伝 達 市 は お 太 助 フォンによる 伝 達 やインターネット 等 の 情 報 ネットワークを 活 用 し 多 様 な 手 段 でより 細 かな 情 報 を 正 確 かつ 迅 速 に 収 集 伝 達 するシステムの 構 築 に 努 めるも のとする 避 難 場 所 との 情 報 連 絡 についても 同 様 とする (3) 伝 達 手 段 の 多 重 化 多 様 化 市 は 住 民 等 に 対 して 気 象 警 報 や 避 難 勧 告 指 示 等 が 確 実 に 伝 わるよう お 太 助 フォ ンを 有 効 に 活 用 するとともに 災 害 情 報 共 有 システム(L-アラート) 広 報 車 報 道 機 関 携 帯 電 話 ( 登 録 制 メール 緊 急 速 報 メールを 含 む ) インターネット アマチ

32 基 本 編 第 2 章 災 害 予 防 計 画 第 5 節 迅 速 かつ 円 滑 な 災 害 応 急 対 策 への 備 えに 関 する 計 画 ュア 無 線 等 を 用 いた 伝 達 手 段 の 多 重 化 多 様 化 を 図 るとともに 運 用 についての 訓 練 や マニュアルの 整 備 を 行 うものとする (4) 災 害 広 報 実 施 体 制 の 整 備 県 及 び 市 は 災 害 発 生 時 における 被 害 に 関 する 情 報 被 災 者 の 安 否 情 報 等 の 収 集 伝 達 にかかる 体 制 の 整 備 に 努 めるとともに 訓 練 研 修 を 通 じた 職 員 の 資 質 向 上 に 努 める また 放 送 事 業 者 等 に 対 し 必 要 に 応 じて 被 害 情 報 等 の 広 報 の 実 施 を 要 請 する 体 制 を 構 築 する 4 通 信 機 能 の 整 備 関 係 (1) 防 災 関 係 機 関 は 応 急 対 策 の 実 施 等 に 関 する 緊 急 かつ 特 別 の 必 要 に 備 えて あらか じめNTT 西 日 本 に 災 害 時 優 先 電 話 の 申 込 み 及 び 変 更 手 続 きを 行 うものとする また 緊 急 地 震 速 報 受 信 設 備 を 整 備 し 職 員 をはじめ 各 施 設 等 の 利 用 者 等 へ 緊 急 地 震 速 報 を 伝 達 できる 体 制 を 構 築 するよう 努 める (2) 市 は 災 害 情 報 等 の 迅 速 な 収 集 伝 達 緊 急 地 震 速 報 等 の 情 報 を 住 民 へ 速 やかに 伝 達 するため 緊 急 地 震 速 報 受 信 設 備 やお 太 助 フォン 等 のシステムの 構 築 を 進 めるとと もに 保 有 する 機 器 の 整 備 充 実 に 努 めるものとする また 防 災 関 係 機 関 以 外 の 者 の 所 有 する 無 線 局 について あらかじめその 実 態 を 把 握 し その 利 用 について 協 議 して マニュアルを 作 成 しておくものとする さらに 平 素 から 地 域 内 のアマチュア 無 線 局 の 状 況 を 把 握 するよう 努 め 災 害 時 に おいて 非 常 通 信 の 協 力 依 頼 ができるよう 連 絡 体 制 の 確 立 に 努 めるものとする (3) 市 は 地 震 災 害 による 通 信 網 の 途 絶 や 輻 輳 に 備 え 衛 星 携 帯 電 話 等 の 導 入 を 図 り 県 との 災 害 対 策 本 部 間 の 連 絡 を 確 保 する (4) 防 災 関 係 機 関 は 各 種 の 情 報 連 絡 を 行 うために 移 動 体 通 信 ( 携 帯 電 話 ) 等 の 有 効 利 用 による 緊 急 連 絡 手 段 の 確 保 を 図 る この 場 合 において 既 存 ネットワークのデジタル 化 や 大 容 量 通 信 ネットワークの 整 備 を 推 進 するものとする (5) 通 信 施 設 については 防 災 関 係 機 関 は 非 常 用 電 源 ( 自 家 発 電 用 施 設 電 池 等 ) 移 動 無 線 機 可 搬 型 無 線 機 等 の 仮 回 線 用 資 機 材 など 応 急 用 資 機 材 の 確 保 充 実 を 図 る とともに 平 常 時 においてもこれらの 点 検 整 備 を 行 う 非 常 用 電 源 の 整 備 に 当 たって は 専 門 的 な 知 見 技 術 を 基 に 耐 震 性 があり 浸 水 する 危 険 性 が 低 い 場 所 へ 設 置 すると ともに 保 守 点 検 を 行 い 操 作 の 習 熟 の 徹 底 を 図 る (6) 通 信 機 能 を 保 有 する 機 関 は 災 害 時 等 いつでも 迅 速 的 確 に 通 信 運 用 が 行 われるよ う 定 期 的 に 機 能 確 認 を 実 施 するとともに 平 素 から 操 作 方 法 等 の 訓 練 を 実 施 するもの とする (7) 防 災 関 係 機 関 は 水 防 消 防 及 び 救 助 に 関 する 通 信 施 設 の 整 備 に 努 める 5 自 衛 隊 災 害 派 遣 関 係 (1) 市 及 び 関 係 機 関 は 平 素 から 市 及 び 関 係 機 関 における 自 衛 隊 災 害 派 遣 部 隊 等 の 受 け 入 れ 担 当 部 署 ( 職 員 )の 指 定 及 び 配 置 を 行 うものとする (2) 市 及 び 関 係 機 関 は 平 素 から 自 衛 隊 災 害 派 遣 部 隊 の 宿 営 地 を 選 定 しておくものと する (3) 市 及 び 関 係 機 関 は 平 素 から ヘリポートを 選 定 しておくものとする なお ヘリポートを 選 定 する 際 は 避 難 場 所 及 び 避 難 所 との 競 合 を 避 けることとす

33 基 本 編 第 2 章 災 害 予 防 計 画 第 5 節 迅 速 かつ 円 滑 な 災 害 応 急 対 策 への 備 えに 関 する 計 画 る 6 医 療 救 護 活 動 関 係 市 及 び 県 は 災 害 の 発 生 に 備 え 平 常 時 から 災 害 医 療 関 係 機 関 等 の 防 災 関 係 機 関 との 連 携 体 制 を 確 保 するとともに 負 傷 者 の 発 生 に 対 応 するため 医 薬 品 等 医 療 資 機 材 の 備 蓄 に 努 めるものとする 7 消 防 活 動 体 制 の 整 備 関 係 (1) 市 は 大 地 震 等 発 生 時 の 火 災 防 止 のため 次 の 事 項 について 平 素 から 広 報 等 を 通 じ 住 民 及 び 事 業 所 等 に 周 知 しておくものとする ア 出 火 防 止 及 び 初 期 消 火 住 民 及 び 事 業 所 等 は 自 らの 生 命 財 産 を 守 るため 出 火 防 止 及 び 初 期 消 火 に 努 める イ 火 災 の 拡 大 防 止 大 地 震 等 により 火 災 が 発 生 したときは 住 民 自 主 防 災 組 織 事 業 所 等 は 互 い に 協 力 して 可 能 な 限 り 消 火 活 動 を 行 い 火 災 の 拡 大 防 止 に 努 める 特 に 危 険 物 等 を 取 り 扱 う 事 業 所 については 二 次 被 害 の 発 生 防 止 に 努 める (2) 市 は 次 の 事 項 について あらかじめ 消 防 体 制 を 整 備 しておくものとする ア 大 地 震 等 発 生 直 後 の 消 防 職 ( 団 ) 員 の 初 動 体 制 初 期 消 火 活 動 の 実 施 計 画 を 定 め る イ 大 地 震 等 発 生 直 後 に 住 民 に 対 して 出 火 防 止 及 び 火 災 の 延 焼 状 況 等 を 迅 速 に 広 報 するため 広 報 の 要 領 広 報 班 の 編 制 について 定 める ウ 大 地 震 等 発 生 直 後 の 火 災 を 早 期 に 発 見 するとともに 防 火 水 槽 の 破 損 及 び 道 路 の 通 行 状 況 等 を 迅 速 に 把 握 できるよう 情 報 収 集 の 体 制 を 定 める エ 大 地 震 等 発 生 時 には 水 道 管 の 破 損 や 停 電 等 による 長 期 間 の 給 水 停 止 が 想 定 され ることから 防 火 水 槽 や 耐 震 性 貯 水 槽 の 設 置 等 を 推 進 するほか 河 川 池 水 路 等 の 自 然 水 利 を 積 極 的 に 活 用 するため 取 水 場 所 の 整 備 等 を 行 い 消 防 水 利 の 多 元 化 を 図 る オ 救 助 工 作 車 救 急 車 照 明 車 等 の 車 両 及 び 応 急 措 置 の 実 施 に 必 要 な 救 急 救 助 用 資 機 材 及 び 消 防 ポンプ 自 動 車 等 の 消 防 用 機 械 資 機 材 の 整 備 に 努 めるものとする カ 緊 急 消 防 救 助 隊 の 充 実 強 化 を 図 るとともに 実 践 的 な 訓 練 の 実 施 に 努 める キ 大 規 模 特 殊 災 害 に 対 応 するための 高 度 な 技 術 資 機 材 を 有 する 救 助 隊 の 整 備 の 推 進 に 努 めるものとする 8 輸 送 関 係 市 は あらかじめ 定 める 災 害 時 における 輸 送 車 両 等 の 運 用 計 画 又 は 調 達 計 画 により 車 両 船 舶 等 及 びそれらの 燃 料 等 の 調 達 先 を 明 確 にしておき 人 員 及 び 物 資 等 の 輸 送 手 段 を 確 保 するとともに 救 援 物 資 輸 送 拠 点 を 選 定 するものとする 道 路 管 理 者 は 緊 急 輸 送 道 路 を 選 定 し 災 害 直 後 から 発 生 する 緊 急 輸 送 を 円 滑 か つ 確 実 に 確 保 するため 緊 急 輸 送 道 路 の 道 路 改 良 橋 梁 耐 震 補 強 法 面 対 策 等 を 計 画 的 に 推 進 する 県 及 び 市 町 は 広 島 県 耐 震 改 修 促 進 計 画 ( 第 2 期 計 画 )により 沿 道 建 築 物 の 耐 震 診

34 基 本 編 第 2 章 災 害 予 防 計 画 第 5 節 迅 速 かつ 円 滑 な 災 害 応 急 対 策 への 備 えに 関 する 計 画 断 を 義 務 付 ける 緊 急 輸 送 道 路 を 指 定 する 等 緊 急 輸 送 道 路 沿 道 建 築 物 の 耐 震 化 対 策 を 推 進 する 9 相 互 応 援 協 力 関 係 防 災 関 係 機 関 は あらかじめ 広 域 応 援 体 制 の 整 備 に 努 めるものとする また それぞれの 応 急 対 策 実 施 項 目 に 関 係 する 防 災 関 係 機 関 相 互 をはじめ 事 業 者 業 界 団 体 等 との 協 定 等 を 締 結 し 円 滑 な 災 害 応 急 対 策 に 努 める 10 危 険 物 等 災 害 応 急 対 策 関 係 災 害 の 発 生 に 備 え 事 業 所 においては 平 素 から 関 係 法 令 の 遵 守 及 び 自 主 保 安 体 制 の 確 立 に 努 める 一 方 関 係 行 政 機 関 はこれらに 対 して 必 要 な 指 導 を 行 うものとする 11 救 援 物 資 の 調 達 供 給 活 動 関 係 県 及 び 市 は 被 災 者 の 生 活 の 維 持 のため 必 要 な 食 糧 飲 料 水 燃 料 毛 布 等 の 生 活 必 需 品 を 調 達 確 保 し ニーズに 応 じて 供 給 分 配 を 行 えるよう 努 めるものとする なお 被 災 地 で 求 められる 物 資 は 時 間 の 経 過 とともに 変 化 することを 踏 まえ 時 宜 を 得 た 物 資 の 調 達 に 留 意 するものとする また 夏 季 には 扇 風 機 等 冬 季 には 暖 房 器 具 燃 料 等 も 含 めるなど 被 災 地 の 実 情 を 考 慮 するとともに 男 女 のニーズの 違 いや 要 配 慮 者 のニーズに 配 慮 するものとする (1) 食 料 供 給 関 係 ア 県 及 び 市 は 災 害 に 備 え 緊 急 用 食 料 の 備 蓄 に 努 めるものとする イ 県 及 び 市 は 防 災 関 係 機 関 や 販 売 業 者 等 と 密 接 に 連 携 して それらからの 供 給 可 能 な 数 量 その 保 管 場 所 等 をあらかじめ 把 握 しておく (2) 給 水 関 係 ア 市 長 水 道 事 業 者 及 び 水 道 用 水 供 給 事 業 者 は 災 害 時 に 備 えて 水 道 施 設 の 耐 震 性 の 向 上 や 応 急 給 水 拠 点 の 整 備 等 水 道 システム 全 体 の 安 定 性 の 向 上 に 努 めるととも に 応 急 給 水 や 応 急 復 旧 のための 手 順 や 方 法 を 明 確 にした 計 画 の 策 定 や 訓 練 の 実 施 大 規 模 災 害 に 備 えた 広 域 的 な 相 互 応 援 対 策 等 緊 急 対 応 体 制 の 確 立 に 努 めるものとす る なお 医 療 機 関 等 に 対 する 緊 急 時 の 給 水 等 については 十 分 配 慮 しておくものと する イ 市 は 遊 休 井 戸 等 の 緊 急 時 に 活 用 できる 水 源 の 確 保 管 理 に 努 める (3) 生 活 必 需 品 等 供 給 関 係 県 及 び 市 は 被 災 者 に 対 し 衣 服 寝 具 その 他 の 生 活 必 需 品 ( 以 下 生 活 必 需 品 等 という )を 円 滑 に 供 給 するため 平 素 から 物 資 の 備 蓄 に 努 めるとともに 区 域 内 の 卸 売 業 者 大 規 模 小 売 店 等 における 生 活 必 需 品 等 の 放 出 可 能 量 の 把 握 確 認 に 努 め 災 害 時 において 速 やかに 調 達 できるよう 体 制 に 確 立 に 努 める 12 文 教 関 係 (1) 避 難 計 画 の 作 成 市 教 育 委 員 会 は あらかじめ 市 長 等 と 協 議 のうえ 必 要 に 応 じて 外 部 の 専 門 家 や 保

35 基 本 編 第 2 章 災 害 予 防 計 画 第 5 節 迅 速 かつ 円 滑 な 災 害 応 急 対 策 への 備 えに 関 する 計 画 護 者 等 の 協 力 を 求 め 地 震 災 害 など 地 域 の 状 況 を 十 分 考 慮 して 学 校 内 外 における 避 難 場 所 避 難 経 路 避 難 責 任 者 指 示 伝 達 方 法 保 護 者 への 児 童 生 徒 等 の 引 渡 し 方 法 等 について 定 めた 避 難 計 画 を 作 成 する (2) 応 急 教 育 計 画 の 作 成 市 教 育 委 員 会 は あらかじめ 応 急 教 育 の 実 施 場 所 実 施 方 法 等 必 要 な 事 項 について 地 域 の 状 況 を 十 分 に 考 慮 した 応 急 教 育 計 画 を 作 成 し 災 害 時 においても 教 育 活 動 に 支 障 を 来 さないよう 配 慮 する (3) 園 児 児 童 生 徒 に 対 する 防 災 教 育 ア 市 教 育 委 員 会 は 県 教 育 委 員 会 の 指 導 又 は 要 請 に 基 づき 園 児 児 童 生 徒 に 対 する 防 災 教 育 の 実 施 に 努 める イ 市 教 育 委 員 会 は 住 んでいる 地 域 の 特 徴 や 過 去 の 教 訓 等 について 継 続 的 な 防 災 教 育 に 努 めるものとする また 児 童 生 徒 が 危 険 予 測 危 険 回 避 能 力 を 身 につけることが できるよう 計 画 的 に 教 科 学 級 活 動 ホームルーム 活 動 学 校 行 事 等 教 育 活 動 全 体 を 通 じて 災 害 の 基 礎 的 な 知 識 及 び 災 害 発 生 時 の 対 策 ( 各 学 校 の 防 災 計 画 ) などの 指 導 を 行 うとともに 平 素 から 登 下 校 中 の 避 難 行 動 及 び 避 難 場 所 について 指 導 する (4) 学 校 施 設 の 耐 震 化 公 立 学 校 の 設 置 者 は できるだけ 早 い 時 期 に 耐 震 化 を 完 了 させるよう 取 組 を 進 める 併 せて 建 物 の 天 井 材 や 外 装 材 等 の 非 構 造 部 材 の 耐 震 化 も 進 める 学 校 法 人 等 が 設 置 する 私 立 学 校 については 学 校 法 人 に 対 して 施 設 の 耐 震 化 の 促 進 に 向 けて 支 援 する (5) 文 化 財 の 保 護 県 及 び 市 は 文 化 財 保 護 のための 施 設 設 備 については その 所 有 者 等 に 対 して 施 設 等 の 耐 震 化 の 促 進 に 向 けて 支 援 する (6) 地 域 の 避 難 場 所 となる 場 合 の 対 策 ア 学 校 又 は 公 民 館 等 社 会 教 育 施 設 の 管 理 者 は 被 災 者 の 避 難 場 所 として 使 用 される 場 合 の 受 け 入 れ 場 所 受 け 入 れ 人 員 等 の 利 用 計 画 を 作 成 する イ 学 校 又 は 公 民 館 等 社 会 教 育 施 設 の 管 理 者 は 市 長 と 協 議 のうえ 飲 料 水 及 び 非 常 用 食 料 の 備 蓄 に 努 めるとともに 簡 易 トイレ テント 等 の 配 備 計 画 を 作 成 する (7) 教 職 員 に 対 する 研 修 市 教 育 委 員 会 は 県 教 育 委 員 会 の 指 導 又 は 要 請 により 生 徒 等 に 対 する 防 災 教 育 応 急 教 育 学 校 が 避 難 場 所 となる 場 合 の 対 策 等 について 教 職 員 の 研 修 を 行 う (8) 社 会 教 育 等 を 通 じての 啓 発 市 教 育 委 員 会 は PTA 青 少 年 団 体 女 性 団 体 等 を 対 象 とした 各 種 研 修 会 集 会 等 を 通 じて 防 災 に 関 する 知 識 の 普 及 啓 発 を 図 り 市 民 がそれぞれの 立 場 から 地 域 の 防 災 に 寄 与 する 意 識 を 高 める また 文 化 財 を 災 害 から 守 るため 平 素 から 文 化 財 保 護 団 体 の 活 動 等 を 通 じて 文 化 財 に 対 する 防 災 知 識 の 普 及 を 図 る 13 住 宅 対 策 関 係 県 及 び 市 は 応 急 仮 設 住 宅 の 建 設 場 所 のために あらかじめ 公 有 地 を 把 握 するよう 努 めるとともに 被 災 者 用 の 住 居 として 利 用 可 能 な 公 営 住 宅 や 空 家 等 の 把 握 に 努 め 災 害 時 に 迅 速 に 斡 旋 できる 体 制 の 整 備 を 図 るものとする

36 基 本 編 第 2 章 災 害 予 防 計 画 第 5 節 迅 速 かつ 円 滑 な 災 害 応 急 対 策 への 備 えに 関 する 計 画 なお 学 校 の 敷 地 を 応 急 仮 設 住 宅 の 用 地 等 として 定 める 場 合 には 学 校 の 教 育 活 動 に 十 分 配 慮 するものとする また 発 災 時 に 被 災 建 築 物 応 急 危 険 度 判 定 及 び 被 災 宅 地 危 険 度 判 定 が 円 滑 かつ 適 正 に 実 施 できるよう 判 定 士 等 の 養 成 登 録 判 定 資 機 材 の 備 蓄 情 報 連 絡 網 の 整 備 更 新 後 方 支 援 の 体 制 の 整 備 等 実 施 体 制 の 充 実 並 びに 判 定 士 の 技 術 力 の 保 持 向 上 に 努 める ものとする

37 基 本 編 第 2 章 災 害 予 防 計 画 第 6 節 災 害 対 策 資 機 材 等 の 備 蓄 等 に 関 する 計 画 第 6 節 災 害 対 策 資 機 材 等 の 備 蓄 等 に 関 する 計 画 1 目 的 この 計 画 は 応 急 対 策 活 動 及 び 復 旧 対 策 活 動 を 迅 速 かつ 円 滑 に 行 うために 平 常 時 か ら 災 害 対 策 資 機 材 等 の 備 蓄 に 努 めるとともに 調 達 体 制 を 確 立 しておくことを 目 的 とす る 2 実 施 責 任 者 市 は 県 及 び 関 係 防 災 機 関 と 協 力 し 災 害 時 に 必 要 な 生 活 必 需 品 医 療 機 材 防 災 機 材 を 備 蓄 しておくものとする また 市 は 各 家 庭 及 び 企 業 に 対 し 備 蓄 を 促 進 するための 啓 発 を 積 極 的 に 行 う 3 備 蓄 対 象 資 機 材 等 (1) 食 料 飲 料 水 及 び 生 活 必 需 品 等 ( 被 服 寝 具 その 他 生 活 必 需 品 をいう 以 下 同 じ ) (2) 医 薬 品 等 医 療 資 機 材 (3) 防 災 資 機 材 ア 救 助 救 護 用 資 機 材 イ 消 火 用 資 機 材 ウ 水 防 関 係 資 機 材 エ 流 出 油 処 理 用 資 機 材 オ 陸 上 建 設 機 械 カ 被 災 建 築 物 応 急 危 険 度 判 定 資 機 材 キ 被 災 宅 地 危 険 度 判 定 資 機 材 4 備 蓄 に 関 する 基 本 事 項 (1) 備 蓄 数 量 備 蓄 数 量 は 地 域 特 性 を 考 慮 し 過 去 の 災 害 事 例 をもとに 設 定 するものとする (2) 備 蓄 品 目 の 選 定 備 蓄 品 目 の 選 定 については 想 定 される 最 悪 のケースに 対 応 できるように 品 目 を 選 定 する 必 要 がある その 際 には 電 気 ガス 通 信 上 水 道 下 水 道 等 住 民 生 活 に 重 大 な 影 響 を 与 えるライフラインの 被 害 による 影 響 も 考 慮 する 必 要 がある (3) 備 蓄 の 実 施 主 体 及 び 役 割 備 蓄 は 家 庭 企 業 及 び 市 が 行 うものとする ア 家 庭 企 業 各 家 庭 企 業 は 食 料 飲 料 水 及 び 生 活 必 需 品 について 3 日 分 程 度 を 備 蓄 し 自 らの 身 の 安 全 は 自 らで 守 るよう 努 める イ 市 市 は 独 自 では 物 資 の 確 保 が 困 難 となった 被 災 者 に 対 し 食 料 飲 料 水 生 活 必 需 品 等 を 給 与 し 円 滑 な 応 急 対 策 を 行 うために 必 要 な 物 資 資 機 材 を 備 蓄 するよう 努 める

38 基 本 編 第 2 章 災 害 予 防 計 画 第 6 節 災 害 対 策 資 機 材 等 の 備 蓄 等 に 関 する 計 画 (4) 備 蓄 の 方 法 物 資 の 性 質 に 応 じ 集 中 備 蓄 又 は 避 難 所 の 位 置 を 勘 案 した 分 散 備 蓄 を 行 うものとす る なお 物 資 の 備 蓄 倉 庫 の 整 備 に 努 めるものとする (5) 備 蓄 場 所 市 庁 舎 民 間 倉 庫 をはじめ 避 難 所 となる 学 校 公 民 館 にも 可 能 な 限 り 備 蓄 するよ う 努 める また 備 蓄 に 当 たっては 孤 立 が 想 定 される 集 落 等 にも 配 慮 するものとする 5 備 蓄 及 び 調 達 体 制 の 確 立 (1) 食 料 ア 食 料 の 備 蓄 大 規 模 災 害 発 生 時 においては 建 物 の 損 壊 交 通 機 関 やライフラインの 途 絶 等 に より 食 料 の 確 保 が 困 難 となることが 予 想 されるため 各 家 庭 企 業 市 は ガス 電 気 水 がなくてもすぐに 食 べられる 食 料 を 中 心 に 平 常 時 から 備 蓄 に 努 めるものと する イ 備 蓄 量 等 (ア) 備 蓄 量 各 家 庭 は 3 日 分 程 度 可 能 な 限 り1 週 間 程 度 の 食 糧 飲 料 水 を 普 段 から 備 蓄 し 点 検 しておく 市 は 被 害 想 定 調 査 結 果 等 を 基 に 算 出 した 備 蓄 対 象 者 数 に 対 し 発 災 直 後 の2 食 分 程 度 の 備 蓄 に 努 める (イ) 備 蓄 品 目 乾 パン アルファ 化 米 粉 ミルク 等 を 備 蓄 し 保 存 期 限 ごとに 更 新 するものと する また 備 蓄 品 目 の 選 定 に 当 たっては 要 配 慮 者 や 食 物 アレルギー 患 者 等 へ の 対 応 にも 配 慮 するものとする ウ 食 料 の 調 達 体 制 の 確 立 災 害 応 急 救 助 計 画 に 基 づく 応 急 対 策 を 円 滑 に 実 施 するため 市 は 生 産 者 及 び 販 売 業 者 と 十 分 協 議 し その 協 力 を 得 るとともに 必 要 に 応 じて 物 資 の 調 達 に 関 する 契 約 又 は 協 定 の 締 結 に 努 めるものとする (2) 飲 料 水 ア 飲 料 水 等 の 備 蓄 災 害 発 生 時 においては 水 道 施 設 等 が 破 損 し 水 道 が 使 用 できなくなるおそれが あるため 各 家 庭 企 業 市 は 平 常 時 から 飲 料 水 の 備 蓄 に 努 めるものとする また 市 は 迅 速 な 応 急 給 水 を 行 うため ポリ 容 器 給 水 タンク 等 の 資 機 材 の 備 蓄 に 努 めるものとする イ 飲 料 水 の 調 達 体 制 の 確 立 災 害 応 急 救 助 計 画 に 基 づく 応 急 対 策 を 円 滑 に 実 施 するため 市 は 飲 料 水 等 の 生 産 者 及 び 販 売 業 者 と 十 分 協 議 し その 協 力 を 得 るとともに 必 要 に 応 じて 飲 料 水 の 調 達 に 関 する 契 約 又 は 協 定 の 締 結 に 努 める

39 基 本 編 第 2 章 災 害 予 防 計 画 第 6 節 災 害 対 策 資 機 材 等 の 備 蓄 等 に 関 する 計 画 (3) 生 活 必 需 品 等 ア 生 活 必 需 品 等 の 備 蓄 災 害 発 生 時 においては 建 物 の 損 壊 交 通 機 関 の 途 絶 等 により 生 活 必 需 品 等 の 確 保 が 困 難 となることが 予 想 されるため 各 家 庭 企 業 及 び 市 は 備 蓄 に 努 めるもの とする イ 備 蓄 量 等 (ア) 備 蓄 量 各 家 庭 は 3 日 分 程 度 可 能 な 限 り1 週 間 程 度 の 生 活 必 需 品 を 普 段 から 備 蓄 し 点 検 しておく 市 は 被 害 想 定 調 査 結 果 等 を 基 に 算 出 した 備 蓄 対 象 者 数 に 対 し 発 災 直 後 の1 日 分 程 度 の 備 蓄 に 努 める (イ) 備 蓄 品 目 毛 布 哺 乳 びん おむつ 生 理 用 品 簡 易 トイレ ポリタンク( 飲 料 水 等 確 保 用 ) ビニールシート(テント 代 用 雨 漏 防 止 ) 簡 易 食 器 類 日 用 品 セット 等 ウ 生 活 必 需 品 等 の 調 達 体 制 の 確 立 災 害 応 急 救 助 計 画 に 基 づく 応 急 対 策 を 円 滑 に 実 施 するため 市 は 生 産 者 及 び 販 売 業 者 と 十 分 協 議 し その 協 力 を 得 るとともに 必 要 に 応 じて 物 資 の 調 達 に 関 する 契 約 又 は 協 定 の 締 結 に 努 めるものとする (4) 医 薬 品 等 医 療 資 機 材 災 害 発 生 時 において 応 急 対 策 を 円 滑 に 実 施 するために 市 及 び 医 療 関 係 機 関 は 平 常 時 から 医 薬 品 等 医 療 資 機 材 の 備 蓄 に 努 めるものとする また 関 係 業 者 等 と 十 分 協 議 し その 協 力 を 得 るとともに 必 要 に 応 じて 物 資 の 調 達 に 関 する 契 約 又 は 協 定 の 締 結 に 努 めるものとする ア 備 蓄 量 被 災 予 測 数 等 を 考 慮 して 備 蓄 量 を 算 出 するものとする イ 備 蓄 品 目 災 害 による 負 傷 の 形 態 を 考 慮 し 最 も 必 要 とされる 医 薬 品 等 医 療 資 機 材 から 順 次 備 蓄 に 努 めるものとする 備 蓄 に 当 たっては 家 屋 倒 壊 等 による 負 傷 者 を 想 定 して 包 帯 ガーゼ 三 角 巾 副 木 消 毒 薬 輸 液 等 の 外 科 的 治 療 薬 等 のほか 多 数 患 者 の 受 入 れや 医 療 救 護 班 の 派 遣 等 に 必 要 となる 資 機 材 についても 備 蓄 を 行 うものとする ウ 医 薬 品 の 管 理 医 薬 品 等 医 療 資 機 材 の 備 蓄 に 当 たっては 適 正 な 管 理 と 保 存 期 限 ごとの 更 新 を 行 うものとする (5) 防 災 資 機 材 市 及 びその 他 防 災 関 係 機 関 は 次 に 掲 げる 資 機 材 の 備 蓄 に 努 める また 関 係 業 者 等 と 十 分 協 議 し その 協 力 を 得 るとともに 必 要 に 応 じて 物 資 の 調 達 に 関 する 契 約 又 は 協 定 の 締 結 に 努 めるものとする ア 救 助 救 難 用 資 機 材 市 及 びその 他 防 災 関 係 機 関 は エンジンカッター エアジャッキ 及 び 救 命 ボート 等 の 救 助 救 難 活 動 で 必 要 な 資 機 材 の 備 蓄 や 調 達 のための 連 絡 体 制 の 確 立 に 努 める イ 消 火 用 資 機 材

40 基 本 編 第 2 章 災 害 予 防 計 画 第 6 節 災 害 対 策 資 機 材 等 の 備 蓄 等 に 関 する 計 画 市 及 びその 他 防 災 関 係 機 関 は 消 火 器 消 防 ポンプ 等 の 消 火 用 資 機 材 の 備 蓄 又 は 調 達 のための 連 絡 体 制 の 確 立 に 努 める ウ 水 防 関 係 資 機 材 市 及 びその 他 防 災 関 係 機 関 は 土 のう 袋 シート 鉄 線 杭 及 び 縄 等 の 水 防 関 係 資 材 の 備 蓄 又 は 調 達 のための 連 絡 体 制 の 確 立 に 努 める エ 陸 上 建 設 機 械 市 及 びその 他 防 災 関 係 機 関 は 人 命 救 助 及 び 復 旧 作 業 等 に 必 要 な 陸 上 建 設 機 械 の 調 達 のための 連 絡 体 制 の 確 立 に 努 める オ 被 災 建 築 物 応 急 危 険 度 判 定 資 機 材 市 は 被 災 建 築 物 応 急 危 険 度 判 定 に 必 要 な 判 定 調 査 票 判 定 ステッカー 下 げ 振 り 等 の 資 機 材 備 蓄 又 は 調 達 のための 連 絡 体 制 の 確 立 に 努 める カ 被 災 宅 地 危 険 度 判 定 資 機 材 市 は 被 災 宅 地 危 険 度 判 定 に 必 要 な 判 定 調 査 票 判 定 ステッカー 等 の 資 機 材 の 備 蓄 又 は 調 達 のための 連 絡 体 制 の 確 立 等 に 努 める

41 基 本 編 第 2 章 災 害 予 防 計 画 第 7 節 住 民 の 防 災 活 動 の 促 進 に 関 する 計 画 第 7 節 住 民 の 防 災 活 動 の 促 進 に 関 する 計 画 1 方 針 住 民 の 防 災 活 動 を 促 進 するため 防 災 教 育 や 防 災 訓 練 の 実 施 消 防 団 への 入 団 促 進 自 主 防 災 組 織 の 育 成 指 導 ボランティア 活 動 の 環 境 整 備 企 業 防 災 の 促 進 に 努 める 2 防 災 教 育 各 種 の 災 害 について 必 要 な 知 識 を 災 害 予 防 責 任 者 及 び 防 災 業 務 従 事 者 のみならず 住 民 等 に 周 知 徹 底 し 災 害 の 未 然 防 止 と 災 害 時 における 迅 速 かつ 的 確 な 措 置 を 行 うこ とにより 被 害 を 最 小 限 に 防 止 することを 目 的 として 実 施 する (1) 実 施 内 容 ア 防 災 思 想 の 普 及 徹 底 防 災 関 係 機 関 は 住 民 が 自 らの 身 の 安 全 を 自 らが 守 るという 自 覚 を 持 ち 平 常 時 から 食 糧 飲 料 水 等 の 備 蓄 等 を 含 めた 災 害 に 対 する 備 えを 心 がけるとともに 豪 雨 土 砂 災 害 地 震 など 過 去 の 災 害 から 得 られた 教 訓 の 伝 承 に 努 め 早 期 避 難 な ど 災 害 時 には 自 らの 身 の 安 全 を 守 るような 行 動 をすることができ 自 主 防 災 活 動 へ の 参 加 など 地 域 ぐるみでの 安 全 確 保 に 努 めるものとする また 災 害 時 には 初 期 消 火 を 行 う 近 隣 の 負 傷 者 要 配 慮 者 を 助 ける 避 難 場 所 や 避 難 所 で 自 ら 活 動 する あるいは 国 公 共 機 関 地 方 公 共 団 体 等 が 行 っている 防 災 活 動 に 協 力 するなど 防 災 への 寄 与 に 努 めるよう 自 主 防 災 思 想 の 普 及 徹 底 を 図 る また 教 育 機 関 や 民 間 団 体 等 との 密 接 な 連 携 の 下 防 災 に 関 するテキストやマニ ュアルの 配 布 有 識 者 による 研 修 や 講 演 会 の 開 催 等 により 防 災 教 育 を 実 施 する イ 住 民 等 に 対 する 防 災 知 識 の 普 及 啓 発 県 及 び 市 は 災 害 時 に 住 民 等 が 的 確 な 判 断 に 基 づいた 行 動 ができるよう 災 害 に ついての 正 しい 知 識 の 普 及 啓 発 を 行 い 意 識 の 高 揚 を 図 る また 公 民 館 等 の 社 会 教 育 施 設 を 活 用 するなどして 自 主 防 災 組 織 など 地 域 コミ ュニティや 家 庭 家 族 単 位 での 防 災 に 関 する 教 育 の 普 及 促 進 を 図 る (ア) 普 及 啓 発 内 容 a 暴 風 豪 雨 洪 水 及 び 地 震 等 の 異 常 な 自 然 現 象 に 対 する 防 災 知 識 b 各 種 の 産 業 災 害 に 対 する 自 主 的 な 安 全 管 理 に 関 する 知 識 c 火 薬 危 険 物 等 の 保 安 に 関 する 知 識 d 電 気 ガス 施 設 の 安 全 確 保 に 関 する 知 識 e 建 築 物 に 関 する 防 災 知 識 f 災 害 危 険 箇 所 に 関 する 防 災 知 識 g 文 化 財 公 共 施 設 等 に 関 する 防 災 知 識 h 災 害 により 交 通 の 途 絶 しやすい 地 域 に 関 する 知 識 i 河 川 への 大 規 模 な 流 出 油 等 の 防 災 に 関 する 知 識 j その 他 防 災 知 識 の 普 及 啓 発 に 必 要 な 事 項

42 基 本 編 第 2 章 災 害 予 防 計 画 第 7 節 住 民 の 防 災 活 動 の 促 進 に 関 する 計 画 k 様 々な 条 件 下 で 地 震 発 生 時 にとるべき 行 動 緊 急 地 震 速 報 利 用 の 心 得 など l 自 主 避 難 に 関 すること (イ) 実 施 方 法 a ホームページ パンフレット リーフレット ポスターによる 普 及 啓 発 b 広 報 紙 インターネット その 他 広 報 媒 体 による 普 及 啓 発 c 映 画 スライド 等 による 普 及 啓 発 d 防 災 に 関 する 講 習 会 講 演 会 展 示 会 等 の 開 催 による 普 及 啓 発 e 学 校 教 育 少 年 消 防 クラブや 幼 年 消 防 クラブの 活 動 等 を 通 じての 児 童 生 徒 等 に 対 する 周 知 徹 底 f 女 性 防 火 クラブ 等 の 育 成 指 導 g その 他 時 宜 に 即 した 方 法 による 普 及 啓 発 (ウ) 実 施 要 領 教 育 種 目 実 施 内 容 実 施 責 任 者 対 象 者 実 施 時 期 協 力 機 関 お 太 助 フォン ホームページ 広 報 紙 広 報 車 学 校 教 育 社 会 教 育 地 域 地 区 集 会 等 研 究 会 講 習 会 展 示 会 火 薬 類 石 油 類 等 危 険 物 管 理 者 の 教 育 各 種 災 害 に 対 する 防 災 知 識 の 普 及 防 災 意 識 の 高 揚 電 気 ガス 石 油 類 等 の 適 正 使 用 防 火 防 災 知 識 防 災 意 識 の 高 揚 各 種 研 修 会 の 参 加 指 導 市 長 住 民 梅 雨 台 風 の 出 水 期 前 後 及 び 降 雪 期 等 教 育 長 市 長 市 長 市 長 消 防 本 部 消 防 団 住 民 教 育 委 員 会 学 校 消 防 本 部 消 防 団 振 興 会 住 民 施 設 の 管 理 者 職 員 等 各 施 設 の 管 理 者 及 び 職 員 適 時 適 時 集 落 振 興 会 中 国 電 力 各 取 扱 業 者 等 消 防 本 部 消 防 団 ウ 職 員 に 対 する 防 災 教 育 職 員 の 災 害 時 における 的 確 な 判 断 力 の 養 成 あるいは 防 災 上 必 要 な 知 識 及 び 技 術 の 向 上 を 図 るとともに 職 場 内 における 防 災 体 制 を 確 立 するため 講 習 会 研 修 会 等 を 開 催 するほか 災 害 時 における 活 動 の 手 引 き 書 等 を 作 成 し 配 布 するよう 考 慮 するなど 防 災 教 育 の 徹 底 を 図 る エ 児 童 生 徒 に 対 する 教 育 市 及 び 市 消 防 本 部 は 児 童 生 徒 に 対 して 学 校 教 育 等 を 通 じて 災 害 に 関 する 知 識 や 避 難 の 方 法 等 について 周 知 徹 底 を 図 る オ その 他 の 防 災 関 係 機 関 による 普 及 啓 発

43 基 本 編 第 2 章 災 害 予 防 計 画 第 7 節 住 民 の 防 災 活 動 の 促 進 に 関 する 計 画 (ア) 水 道 電 力 ガス 通 信 鉄 道 道 路 等 に 関 わる 防 災 関 係 機 関 は それぞれの 業 務 に 関 する 災 害 対 策 や 利 用 者 等 が 実 施 すべき 事 項 等 について 利 用 者 等 へ 普 及 啓 発 活 動 を 行 う (イ) その 他 の 災 害 予 防 責 任 者 においても 災 害 に 対 する 普 及 啓 発 活 動 を 実 施 する カ 企 業 に 対 する 普 及 啓 発 企 業 の 災 害 時 の 果 たす 役 割 は 多 く 防 災 活 動 の 推 進 に 努 める 必 要 がある 災 害 に 対 し 企 業 や 企 業 職 員 の 防 災 意 識 の 高 揚 を 図 るための 普 及 啓 発 活 動 を 行 う 3 防 災 訓 練 各 種 の 災 害 について 必 要 な 防 災 訓 練 を 実 施 し 災 害 時 におけるや 防 災 業 務 を 迅 速 的 確 かつ 実 効 のあるものとすることを 目 的 とする (1) 実 施 方 針 ア 防 災 関 係 機 関 はそれぞれの 災 害 予 防 責 任 者 において 自 主 的 に 計 画 を 樹 立 して 最 も 効 果 のある 時 期 場 所 参 加 団 体 を 決 定 して 実 施 する イ 市 防 災 会 議 は 自 ら 総 合 訓 練 を 主 催 するとともに 必 要 により 災 害 予 防 責 任 者 が 実 施 する 防 災 訓 練 を 指 導 し 協 力 するものとする (2) 実 施 内 容 市 及 び 消 防 本 部 は 県 や 他 の 防 災 関 係 機 関 と 協 力 し 防 災 関 係 機 関 の 連 携 防 災 技 術 の 向 上 及 び 防 災 知 識 の 普 及 を 図 るため おおむね 以 下 に 示 す 事 項 に 基 づき 市 防 災 会 議 の 主 唱 により 関 係 機 関 が 合 同 して 住 民 参 加 の 防 災 訓 練 を 行 う ア 訓 練 については 市 防 災 会 議 及 び 各 関 係 機 関 の 協 議 等 により 最 も 効 果 のある 時 期 場 所 参 加 団 体 等 を 検 討 し 実 効 性 のある 訓 練 となるよう 努 める イ 訓 練 実 施 結 果 については 総 合 評 価 検 討 を 行 い 防 災 体 制 の 改 善 に 反 映 させる ものとする ウ 訓 練 実 施 科 目 は 風 水 害 産 業 公 害 林 野 火 災 地 震 等 を 想 定 し おおむね 次 のと おりとする (ア) 災 害 対 策 本 部 体 制 の 確 立 (イ) 情 報 の 収 集 伝 達 及 び 通 信 の 確 保 (ゥ) 災 害 広 報 (エ) 水 防 活 動 (ォ) 消 火 活 動 (カ) 防 疫 及 び 廃 棄 物 対 策

44 基 本 編 第 2 章 災 害 予 防 計 画 第 7 節 住 民 の 防 災 活 動 の 促 進 に 関 する 計 画 (キ) 交 通 規 制 及 び 緊 急 道 路 の 確 保 (ク) 炊 き 出 し 及 び 給 水 (ケ) 通 信 施 設 電 力 施 設 水 道 施 設 の 応 急 復 旧 (コ) 緊 急 地 震 速 報 を 利 用 した 安 全 確 保 行 動 (サ) その 他 防 災 に 関 する 活 動 4 消 防 団 への 入 団 促 進 (1) 目 的 消 防 団 員 数 を 確 保 するための 取 組 みとして 地 域 の 実 態 に 即 した 団 員 確 保 方 策 を 検 討 し 住 民 の 更 に 幅 広 い 層 から 消 防 団 の 入 団 促 進 を 図 ることを 目 的 とする (2) 実 施 内 容 消 防 団 員 数 の 確 保 とともに 消 防 団 の 充 実 強 化 と 活 性 化 を 図 るため 次 に 掲 げる 取 組 みを 積 極 的 に 推 進 する ア 地 方 公 共 団 体 職 員 及 び 公 共 的 団 体 職 員 の 入 団 促 進 イ ( 社 ) 全 国 消 防 機 器 協 会 等 会 社 社 員 の 入 団 促 進 ウ 女 性 消 防 団 員 の 入 団 促 進 エ 大 学 生 等 の 若 年 層 及 びOB 消 防 職 団 員 等 の 入 団 促 進 オ 消 防 団 員 の 活 動 環 境 の 整 備 カ 消 防 団 と 事 業 所 の 協 力 体 制 の 推 進 5 自 主 防 災 組 織 の 育 成 指 導 (1) 目 的 災 害 時 における 被 害 の 防 止 又 は 軽 減 を 図 るため 隣 保 協 同 の 精 神 に 基 づき 地 域 住 民 又 は 施 設 の 関 係 者 等 による 自 主 的 な 防 災 組 織 ( 以 下 自 主 防 災 組 織 という )の 育 成 指 導 を 推 進 することを 目 的 とする (2) 実 施 方 針 ア 市 は 基 本 法 第 5 条 第 2 項 の 規 定 により 自 主 防 災 組 織 の 育 成 指 導 に 努 める イ 施 設 の 設 置 者 や 管 理 者 はあらかじめ 防 災 計 画 を 策 定 しておくとともに 県 及 び 市 が 行 う 自 主 防 災 組 織 の 育 成 指 導 に 協 力 する (3) 実 施 内 容 ア 市 は 住 民 による 自 主 防 災 組 織 の 設 置 の 必 要 性 について 積 極 的 かつ 計 画 的 に 広 報 や 指 導 を 行 い 防 災 に 関 する 意 識 の 高 揚 に 努 め 自 主 防 災 組 織 の 育 成 を 図 る イ 市 は 消 防 本 部 及 び 安 芸 高 田 警 察 署 と 連 携 し 各 自 主 防 災 組 織 の 育 成 強 化 のため 次 のような 具 体 的 な 実 施 計 画 を 作 成 し 実 施 事 項 を 積 極 的 に 推 進 する

45 基 本 編 第 2 章 災 害 予 防 計 画 第 7 節 住 民 の 防 災 活 動 の 促 進 に 関 する 計 画 (ア) 自 主 防 災 組 織 の 規 約 活 動 計 画 等 の 作 成 指 導 (イ) リーダー 養 成 のための 講 習 会 等 の 開 催 (ウ) 情 報 伝 達 訓 練 避 難 所 訓 練 等 の 防 災 訓 練 の 実 施 指 導 (エ) その 他 自 主 防 災 組 織 の 育 成 指 導 に 必 要 な 事 項 ウ 自 主 防 災 組 織 は 行 政 区 を 基 本 として 適 正 な 単 位 に 編 成 する また 編 成 に 当 た っては 昼 夜 あるいは 平 日 休 日 の 別 なく 活 動 できる 編 成 に 留 意 する エ 自 主 防 災 組 織 は 災 害 を 予 防 し 災 害 による 被 害 を 軽 減 するため 次 の 項 目 につ いて あらかじめ 活 動 計 画 を 定 めるものとする (ア) 平 常 時 の 活 動 a 情 報 の 収 集 及 び 伝 達 体 制 の 確 立 b 防 災 知 識 の 普 及 c 防 災 訓 練 の 実 施 d 火 気 使 用 設 備 器 具 等 の 備 蓄 整 備 e 危 険 箇 所 の 把 握 f 避 難 方 法 の 徹 底 g リーダー 等 の 研 修 h 防 災 訪 問 の 実 施 i 防 災 教 室 の 開 催 (イ) 災 害 時 の 活 動 a 被 害 の 状 況 等 情 報 の 収 集 及 び 伝 達 b 出 火 防 止 初 期 消 火 c 危 険 箇 所 の 点 検 d 避 難 誘 導 e 救 出 救 難 f 給 食 給 水 救 援 物 資 配 給 への 協 力 6 ボランティア 活 動 の 環 境 整 備 平 常 時 からボランティアの 組 織 化 を 行 い ボランティア 活 動 の 環 境 整 備 に 努 めること を 目 的 とする (1) 実 施 内 容 ア 市 は 災 害 時 におけるボランティアの 迅 速 かつ 有 効 な 活 用 を 図 るため 医 療 業 務 看 護 業 務 介 護 業 務 通 訳 無 線 通 信 建 築 物 の 被 災 度 判 定 等 の 資 格 や 技 能 を 要 す る 専 門 ボランティア 及 びボランティア 団 体 を 平 常 時 から 登 録 し 把 握 しておくもの とする イ 市 は ボランティアとして 登 録 されている 専 門 ボランティア 及 びボランティア 団 体 に 対 して その 防 災 に 関 する 知 識 及 び 技 術 の 向 上 を 図 るため 研 修 訓 練 等 を 行

46 基 本 編 第 2 章 災 害 予 防 計 画 第 7 節 住 民 の 防 災 活 動 の 促 進 に 関 する 計 画 う ウ 市 社 会 福 祉 協 議 会 は ボランティア 団 体 の 活 動 支 援 やリーダーの 育 成 に 努 め 市 は それを 支 援 する エ 災 害 時 におけるボランティア 活 動 を 効 果 的 に 支 援 するため 県 日 本 赤 十 字 社 広 島 県 支 部 広 島 県 社 会 福 祉 協 議 会 及 びボランティア 団 体 で 構 成 する 大 規 模 災 害 時 におけるボランティア 活 動 支 援 連 絡 協 議 会 において 平 常 時 から 緊 密 な 連 携 を 図 る 7 企 業 防 災 の 促 進 る 企 業 の 防 災 意 識 の 高 揚 を 図 り 災 害 時 における 企 業 の 防 災 活 動 の 推 進 を 図 るものとす (1) 実 施 内 容 ア 市 は 企 業 職 員 の 防 災 意 識 の 高 揚 を 図 るための 啓 発 活 動 を 行 うとともに 地 域 の 防 災 訓 練 への 積 極 的 参 加 の 呼 びかけや 防 災 に 関 する 助 言 を 行 うよう 努 める イ 企 業 は 災 害 時 の 果 たす 役 割 ( 従 業 員 や 顧 客 の 安 全 経 済 活 動 の 維 持 地 域 住 民 への 貢 献 )を 十 分 に 認 識 し 災 害 時 行 動 マニュアルの 作 成 地 域 住 民 との 連 携 によ る 相 互 防 災 応 援 協 定 の 締 結 防 災 体 制 の 整 備 及 び 防 災 訓 練 等 を 実 施 するなどの 防 災 活 動 の 推 進 に 努 める なお 食 糧 飲 料 水 生 活 必 需 品 を 提 供 する 事 業 者 など 災 害 応 急 対 策 に 係 る 業 務 に 従 事 する 企 業 は 県 市 町 との 協 定 締 結 や 防 災 訓 練 への 参 加 等 に 努 めるもの とする 8 市 民 運 動 の 推 進 (1) 目 的 市 民 自 主 防 災 組 織 等 事 業 者 行 政 が 一 体 となって 広 島 県 が 推 進 している 広 島 県 みんなで 減 災 県 民 総 ぐるみ 運 動 に 取 り 組 むことにより 市 民 及 び 自 主 防 災 組 織 等 が 災 害 から 命 を 守 るに 適 切 な 行 動 をとることができるよう 減 災 の 推 進 を 図 ることを 目 的 とする (2) 内 容 市 民 自 主 防 災 組 織 等 事 業 者 市 及 び 県 が 相 互 に 連 携 し 一 体 的 に 運 動 を 推 進 する ものとする ア 災 害 から 命 を 守 るための 行 動 目 標 (ア) 災 害 危 険 箇 所 避 難 場 所 避 難 経 路 などを 知 ること (イ) 災 害 の 危 険 性 をいち 早 く 察 知 すること (ウ) 自 ら 判 断 して 適 切 な 行 動 をとること イ 普 段 から 災 害 に 備 えるための 行 動 目 標 (ア) 防 災 教 室 や 防 災 訓 練 などで 災 害 から 命 を 守 る 方 法 を 学 ぶこと (イ) 非 常 持 ち 出 し 品 を 準 備 することなど 災 害 へ 備 えること

47 基 本 編 第 2 章 災 害 予 防 計 画 第 8 節 要 配 慮 者 及 び 避 難 行 動 要 支 援 者 対 策 に 関 する 計 画 第 8 節 要 配 慮 者 及 び 避 難 行 動 要 支 援 者 対 策 に 関 する 計 画 1 方 針 近 年 の 災 害 においては 要 配 慮 者 が 犠 牲 になるケースが 目 立 っている このため 高 齢 化 や 国 際 化 の 進 展 を 踏 まえ 要 配 慮 者 に 配 慮 した 環 境 整 備 や 社 会 福 祉 施 設 病 院 等 の 安 全 避 難 対 策 要 配 慮 者 への 啓 発 などの 対 策 を 積 極 的 に 推 進 するとともに 在 宅 の 避 難 行 動 要 支 援 者 に 対 する 避 難 支 援 等 の 対 策 を 進 めるものとする また 迅 速 かつ 的 確 な 対 応 を 実 施 するため 関 係 機 関 が 情 報 を 共 有 し 連 携 を 図 る 2 要 配 慮 者 に 配 慮 した 環 境 整 備 (1) 市 は 避 難 場 所 避 難 所 避 難 路 の 指 定 に 当 たっては 地 域 の 要 配 慮 者 の 実 態 に 合 わ せ 安 全 性 や 利 便 性 に 配 慮 する また 災 害 時 において 要 配 慮 者 が 避 難 しやすいように 避 難 場 所 等 の 案 内 板 の 設 置 や やさしい 日 本 語 ( 普 段 使 われている 日 本 語 をより 簡 単 な 言 葉 に 言 い 換 える 等 して 外 国 人 のほか 子 どもや 高 齢 者 などにも 分 かりやすく 伝 えられることば) あるいは 外 国 語 の 付 記 などの 環 境 づくりに 努 めるとともに 災 害 等 に 対 し 的 確 な 対 応 が 可 能 となるよ う 気 象 情 報 や 災 害 情 報 を 伝 達 するための 施 設 整 備 に 努 めるなど 伝 達 体 制 の 充 実 に 努 める (2) 市 は 新 たな 住 宅 地 等 の 開 発 を 行 う 際 には 社 会 福 祉 施 設 病 院 等 の 配 置 について 避 難 場 所 避 難 所 避 難 路 との 位 置 関 係 を 考 慮 する 3 社 会 福 祉 施 設 病 院 等 の 安 全 避 難 対 策 (1) 組 織 体 制 の 整 備 市 は 社 会 福 祉 施 設 病 院 等 の 管 理 者 等 に 対 し 災 害 発 生 時 において 施 設 利 用 者 の 安 全 を 確 保 するための 組 織 体 制 の 整 備 を 指 導 する また 自 主 防 災 組 織 や 事 業 所 等 の 防 災 組 織 の 整 備 及 び 指 導 を 通 じ それら 防 災 組 織 と 社 会 福 祉 施 設 病 院 等 との 連 携 を 図 り 施 設 利 用 者 等 の 安 全 確 保 対 策 に 関 する 協 力 体 制 を 構 築 する (2) 避 難 体 制 の 整 備 市 は 社 会 福 祉 施 設 や 病 院 等 による 避 難 場 所 の 確 保 や 避 難 場 所 への 搬 送 の 協 力 依 頼 機 関 の 確 保 が 被 災 時 に 困 難 となる 場 合 に 備 え 関 係 機 関 と 連 携 し 被 災 施 設 入 所 者 の 避 難 先 の 確 保 等 の 体 制 整 備 を 行 う (3) 施 設 設 備 等 の 整 備 市 は 社 会 福 祉 施 設 病 院 等 の 管 理 者 等 に 対 し 施 設 の 耐 震 性 安 全 性 の 向 上 に 努 め るよう 指 導 する また 社 会 福 祉 施 設 病 院 等 の 新 規 整 備 について 土 砂 災 害 警 戒 区 域 や 浸 水 の 危 険 性 の 高 い 土 地 等 への 設 置 をできるだけ 回 避 するとともに やむを 得 ず 設 置 する 場 合 には 避 難 体 制 の 確 立 建 築 物 等 の 耐 震 化 情 報 通 信 施 設 の 整 備 等 を 指 導 する また 市 及 び 社 会 福 祉 施 設 病 院 等 の 経 営 者 等 は 災 害 発 生 後 の 施 設 入 所 者 の 生 活 維 持 に 必 要 な 物 資 及 び 防 災 資 機 材 の 整 備 に 努 める

48 基 本 編 第 2 章 災 害 予 防 計 画 第 8 節 要 配 慮 者 及 び 避 難 行 動 要 支 援 者 対 策 に 関 する 計 画 4 在 宅 の 避 難 行 動 要 支 援 者 対 策 (1) 組 織 体 制 の 整 備 市 は 高 齢 者 や 障 害 者 等 の 在 宅 の 避 難 行 動 要 支 援 者 を 把 握 し 自 主 防 災 組 織 や 事 業 所 等 の 防 災 組 織 の 整 備 及 び 指 導 を 通 じ 地 域 全 体 で 避 難 行 動 要 支 援 者 の 避 難 誘 導 情 報 伝 達 救 助 等 の 体 制 づくりに 努 める (2) 通 報 体 制 の 整 備 市 は 在 宅 の 避 難 行 動 要 支 援 者 の 安 全 を 確 保 するため 障 害 等 に 応 じた 緊 急 時 の 通 報 体 制 の 整 備 に 努 める (3) 避 難 体 制 環 境 の 整 備 ア 避 難 行 動 要 支 援 者 は 避 難 の 行 動 等 において 迅 速 に 対 応 できない 場 合 もあるので 避 難 勧 告 などの 指 示 を 優 先 的 に 伝 え 振 興 会 自 主 防 災 組 織 消 防 署 消 防 団 の 協 力 を 得 て 迅 速 な 避 難 ができるよう 平 素 から 災 害 に 備 え 準 備 する また 一 人 暮 らし 高 齢 者 に 対 しては 緊 急 通 報 装 置 を 活 用 し 消 防 署 の 協 力 を 得 て 円 滑 な 避 難 に 努 める イ 身 体 の 障 害 等 のため 常 時 介 護 を 要 する 者 の 家 族 等 は これらの 者 を 迅 速 に 避 難 させ るため 民 生 委 員 及 び 近 隣 者 の 協 力 を 得 て 避 難 させるとともに 円 滑 な 介 護 が 受 けら れるよう 努 めるものとする ウ 市 は 避 難 行 動 要 支 援 者 が 被 災 時 に 安 全 に 避 難 できるよう 歩 道 の 拡 幅 段 差 の 解 消 点 字 案 内 板 の 設 置 など 環 境 の 整 備 に 努 める (4) 防 災 器 具 等 の 普 及 啓 発 在 宅 の 避 難 行 動 要 支 援 者 の 安 全 性 を 高 めるため 防 災 器 具 や 防 災 製 品 の 普 及 啓 発 に 努 める (5) 災 害 発 生 時 の 避 難 支 援 プランの 策 定 市 は 災 害 の 発 生 に 備 え 防 災 担 当 部 局 と 福 祉 担 当 部 局 との 連 携 の 下 避 難 行 動 要 支 援 者 に 関 する 情 報 を 平 常 時 から 収 集 し 避 難 行 動 要 支 援 者 名 簿 を 作 成 管 理 共 有 する とともに 災 害 発 生 時 にとるべき 行 動 について あらかじめ 地 域 の 実 情 に 応 じた 避 難 支 援 プラン( 全 体 計 画 個 別 計 画 )を 策 定 し 避 難 行 動 要 支 援 者 に 対 する 援 護 が 適 切 に 行 われるように 努 める (6) 避 難 行 動 要 支 援 者 名 簿 ア 市 は 防 災 担 当 部 局 と 福 祉 担 当 部 局 との 連 携 の 下 平 常 時 より 避 難 行 動 要 支 援 者 に 関 する 情 報 を 把 握 し 避 難 行 動 要 支 援 者 名 簿 を 作 成 する イ 避 難 行 動 要 支 援 者 名 簿 は 地 域 における 避 難 行 動 要 支 援 者 の 居 住 状 況 や 避 難 支 援 を 必 要 となる 事 由 を 適 切 に 反 映 したものとなるよう 定 期 的 に 更 新 する ウ 作 成 した 避 難 行 動 要 支 援 者 名 簿 は 避 難 行 動 要 支 援 者 の 同 意 を 得 た 上 で あらかじ め 消 防 機 関 等 の 避 難 支 援 等 に 携 わる 関 係 者 に 提 供 し 多 様 な 主 体 の 協 力 を 得 ながら 避 難 行 動 要 支 援 者 の 避 難 支 援 体 制 の 整 備 に 努 める その 際 名 簿 情 報 の 漏 えい 防 止 等 必 要 な 措 置 を 講 じる 5 避 難 行 動 要 支 援 者 名 簿 及 び 避 難 支 援 等 関 係 者 (1) 避 難 行 動 要 支 援 者 名 簿 に 記 載 する 者 の 範 囲 ア 身 体 障 害 者 身 体 障 害 者 手 帳 級 所 持 者 で 自 力 では 避 難 できない 者 イ 精 神 障 害 者 精 神 障 害 者 保 健 福 祉 手 帳 1 2 級 所 持 者 で 自 力 では 避 難 できない 者

49 基 本 編 第 2 章 災 害 予 防 計 画 第 8 節 要 配 慮 者 及 び 避 難 行 動 要 支 援 者 対 策 に 関 する 計 画 ウ 知 的 障 害 者 療 育 手 帳 A A B 所 持 者 で 自 力 では 避 難 できない 者 エ 要 介 護 者 要 介 護 度 3 4 5に 認 定 されている 者 で 自 力 では 避 難 できない 者 オ その 他 自 力 では 避 難 できない 者 (2) 名 簿 作 成 に 必 要 な 個 人 情 報 及 びその 入 手 方 法 ア 名 簿 情 報 (ア) 氏 名 (イ) 住 所 ( 住 民 基 本 台 帳 に 登 録 された 住 所 及 び 実 際 の 居 住 地 ) (ウ) 性 別 (エ) 生 年 月 日 (オ) 電 話 番 号 その 他 連 絡 先 (カ) 避 難 支 援 を 必 要 とする 事 由 (キ) 上 記 に 掲 げるもののほか 避 難 支 援 に 関 し 市 長 が 必 要 と 認 める 事 項 イ 入 手 方 法 安 芸 高 田 市 防 災 担 当 部 局 が 住 民 基 本 台 帳 担 当 部 局 及 び 福 祉 部 局 と 連 携 し 電 算 管 理 担 当 部 局 を 通 じて 必 要 な 情 報 のみを 入 手 するものとする 前 記 各 部 局 が 保 有 し ていない 情 報 については 本 人 もしくは 本 人 の 家 族 等 から 入 手 するものとする (3) 名 簿 の 更 新 市 長 は 避 難 行 動 要 支 援 者 名 簿 の 記 載 事 項 について 正 確 かつ 最 新 の 内 容 に 保 つよ う 努 めなければならない (4) 名 簿 情 報 の 提 供 ア 市 長 は 災 害 の 発 生 に 備 え 避 難 支 援 等 の 実 施 に 必 要 な 限 度 で 次 に 掲 げる 避 難 支 援 等 の 実 施 に 携 わる 関 係 者 ( 以 下 避 難 支 援 等 関 係 者 という )に 対 し 避 難 行 動 要 支 援 者 名 簿 に 記 載 し 又 は 記 録 された 情 報 ( 以 下 名 簿 情 報 という )を 提 供 するものとする ただし 名 簿 情 報 を 提 供 することについて 本 人 の 同 意 が 得 ら れない 場 合 は この 限 りでない イ 避 難 支 援 等 関 係 者 (ア) 消 防 機 関 (イ) 広 島 県 警 察 (ウ) 民 生 委 員 法 に 定 める 民 生 委 員 (エ) 安 芸 高 田 市 社 会 福 祉 協 議 会 (オ) 自 主 防 災 組 織 (カ) 地 域 振 興 会 (5) 提 供 した 名 簿 情 報 の 漏 えい 防 止 ア 名 簿 の 管 理 名 簿 情 報 の 提 供 を 受 けた 者 は 当 該 提 供 を 受 けた 名 簿 情 報 の 漏 えいの 防 止 のため に 必 要 かつ 適 切 な 措 置 を 講 ずるものとする イ 利 用 及 び 提 供 の 制 限 名 簿 情 報 の 提 供 を 受 けた 者 は 避 難 支 援 等 の 用 に 供 する 目 的 以 外 の 目 的 のために 当 該 名 簿 情 報 を 自 ら 利 用 し 又 は 当 該 名 簿 情 報 の 提 供 を 受 けた 者 以 外 のものに 提 供 してはならない ウ 守 秘 義 務 名 簿 情 報 の 提 供 を 受 けた 者 若 しくはその 役 員 職 員 その 他 の 当 該 名 簿 情 報 を 利 用 して 避 難 支 援 等 の 実 施 に 携 わる 者 又 はこれらの 者 であった 者 は 正 当 な 理 由 がなく

50 基 本 編 第 2 章 災 害 予 防 計 画 第 8 節 要 配 慮 者 及 び 避 難 行 動 要 支 援 者 対 策 に 関 する 計 画 当 該 名 簿 情 報 に 係 る 避 難 行 動 要 支 援 者 に 関 して 知 り 得 た 秘 密 を 漏 らしてはならない (6) 避 難 支 援 等 関 係 者 の 安 全 確 保 避 難 支 援 等 関 係 者 は 支 援 に 携 わる 者 の 生 命 及 び 身 体 の 安 全 確 保 を 図 った 上 で 災 害 や 気 象 等 の 状 況 並 びに 支 援 に 携 わる 者 の 健 康 状 態 や 服 装 装 備 品 等 に 応 じて 可 能 な 範 囲 で 支 援 の 実 施 に 当 たること 特 に 地 域 防 災 組 織 等 のように 支 援 者 が 一 般 市 民 である 場 合 には 本 人 及 び 家 族 等 の 安 全 確 保 を 最 優 先 するものとする 支 援 に 携 わる 者 の 十 分 な 安 全 確 保 ができない 場 合 には その 避 難 支 援 等 関 係 者 は 十 分 な 避 難 支 援 活 動 を 行 うことができないこともあり 得 る 6 要 配 慮 者 への 啓 発 (1) 要 配 慮 者 及 びその 家 族 に 対 し 防 災 パンフレット 等 の 配 布 により 災 害 に 対 する 基 礎 的 知 識 家 庭 での 予 防 安 全 対 策 等 の 理 解 を 深 めるとともに 地 域 の 防 災 訓 練 等 への 積 極 的 な 参 加 の 呼 びかけを 行 うなど 災 害 発 生 時 にとるべき 行 動 等 防 災 に 対 する 理 解 を 深 めるよう 啓 発 に 努 める (2) 地 域 で 生 活 する 外 国 人 に 対 し やさしい 日 本 語 あるいは 外 国 語 の 防 災 パンフレッ トの 配 布 防 災 標 識 等 への 外 国 語 の 付 記 などの 対 策 を 推 進 するよう 努 める 7 介 護 ボランティアの 育 成 高 齢 者 障 害 者 等 について 避 難 した 後 の 介 護 を 適 切 に 行 うよう 介 護 ボランティアに よる 援 助 を 提 供 する このため 市 社 会 福 祉 協 議 会 において 平 素 から 福 祉 団 体 職 員 ホ ームヘルパー 等 の 災 害 時 の 介 護 ボランティアの 登 録 を 積 極 的 に 行 うとともに これらの 者 に 災 害 時 の 介 護 に 関 する 研 修 を 行 うよう 努 める 8 要 配 慮 者 利 用 施 設 に 対 する 対 策 水 防 法 第 15 条 第 1 項 第 3 号 の 規 定 による 浸 水 想 定 区 域 及 び 土 砂 災 害 警 戒 区 域 等 に おける 土 砂 災 害 防 止 対 策 の 推 進 に 関 する 法 律 第 7 条 第 1 項 の 規 定 による 土 砂 災 害 警 戒 区 域 内 に 所 在 する 高 齢 者 障 害 者 乳 幼 児 その 他 特 に 防 災 上 の 配 慮 を 要 する 者 が 利 用 す る 施 設 で 当 該 施 設 の 利 用 者 が 洪 水 時 及 び 土 砂 災 害 警 戒 時 の 円 滑 かつ 迅 速 な 避 難 を 確 保 するため 必 要 な 対 策 を 行 う (1) 要 配 慮 者 利 用 施 設 資 料 編 13 要 配 慮 者 利 用 施 設 一 覧 表 のとおり (2) 情 報 の 伝 達 方 法 要 配 慮 者 利 用 施 設 の 入 所 者 は 避 難 に 時 間 を 要 することから 洪 水 予 報 又 は 土 砂 災 害 警 戒 情 報 等 による 避 難 情 報 の 伝 達 は 一 般 の 浸 水 想 定 区 域 及 び 土 砂 災 害 警 戒 区 域 内 に 対 するよりも 早 めに 行 うものとし FAX お 太 助 フォンや 加 入 電 話 による 直 接 伝 達 によるほか 必 要 に 応 じ 職 員 消 防 団 員 等 による 口 頭 伝 達 を 行 う

51 基 本 編 第 2 章 災 害 予 防 計 画 第 9 節 広 域 避 難 の 受 入 に 関 する 計 画 第 9 節 広 域 避 難 の 受 入 に 関 する 計 画 1 方 針 災 害 対 策 基 本 法 の 規 定 に 基 づき 県 外 において 災 害 が 発 生 し 被 災 都 道 府 県 から 本 県 に 対 して 被 災 住 民 の 受 入 れ 要 請 があった 場 合 被 災 住 民 の 円 滑 な 受 け 入 れを 実 施 する 2 被 災 住 民 の 受 入 (1) 県 は 被 災 都 道 府 県 から 被 災 住 民 の 受 入 に 関 する 協 議 があった 場 合 被 災 住 民 の 受 入 について 市 と 協 議 するものとする この 場 合 市 は 市 自 らが 被 災 するなどの 被 災 住 民 を 受 入 れられないことについて 正 当 な 理 由 がある 場 合 を 除 き 被 災 住 民 を 受 入 れるものとし 避 難 所 を 提 供 する (2) 市 は 避 難 所 を 決 定 した 場 合 避 難 所 を 管 理 する 者 その 他 内 閣 府 令 で 定 める 者 に 通 知 するとともに 県 に 報 告 する 3 被 災 住 民 の 受 入 れが 不 要 となった 場 合 (1) 県 は 被 災 都 道 府 県 から 受 入 れの 必 要 がなくなった 旨 の 通 知 を 受 けた 場 合 市 へ 通 知 する (2) 市 は 県 から 通 知 を 受 けた 場 合 避 難 所 を 管 理 する 者 その 他 内 閣 府 令 で 定 める 者 に 通 知 する 4 県 の 支 援 被 災 住 民 の 受 入 れを 行 う 場 合 において 市 の 受 入 体 制 が 十 分 確 保 できない 場 合 市 は 県 に 対 して 支 援 要 請 を 行 う 要 請 を 受 けた 県 は 被 災 住 民 の 円 滑 な 受 入 を 行 うため 必 要 な 支 援 を 行 う

52 基 本 編 第 3 章 災 害 応 急 対 策 計 画 第 3 章 災 害 応 急 対 策 計 画

53 基 本 編 第 3 章 災 害 応 急 対 策 計 画 第 1 節 基 本 方 針 第 1 節 基 本 方 針 この 計 画 は 災 害 が 発 生 し 又 は 発 生 のおそれがある 場 合 に 災 害 発 生 の 防 御 及 び 拡 大 防 止 について 迅 速 かつ 実 効 ある 措 置 を 期 するため 災 害 応 急 対 策 責 任 者 ( 市 長 及 びその 他 執 行 機 関 の 長 並 びに 知 事 指 定 公 共 機 関 の 長 公 共 的 団 体 の 長 及 び 防 災 上 重 要 な 施 設 の 管 理 者 を いう 以 下 この 章 において 同 じ )の 行 うべき 業 務 の 大 綱 及 び 相 互 の 連 絡 調 整 について 定 め ることとし その 内 容 は 次 のとおりとする 1 組 織 動 員 に 関 する 事 項 2 災 害 情 報 に 関 する 事 項 3 ヘリコプターによる 災 害 応 急 対 策 に 関 する 事 項 4 自 衛 隊 災 害 派 遣 要 請 に 関 する 事 項 5 相 互 応 援 協 力 に 関 する 事 項 6 災 害 応 急 救 助 に 関 する 事 項 7 消 防 に 関 する 事 項 8 水 防 に 関 する 事 項 9 救 難 に 関 する 事 項 10 保 健 衛 生 廃 棄 物 処 理 に 関 する 事 項 11 文 教 に 関 する 事 項 12 交 通 輸 送 通 信 応 急 対 策 に 関 する 事 項 13 電 力 ガス 水 道 下 水 道 施 設 応 急 対 策 に 関 する 事 項 14 災 害 警 備 に 関 する 事 項 15 災 害 広 報 被 災 者 相 談 に 関 する 事 項 16 労 働 力 確 保 に 関 する 事 項 17 ボランティアの 受 入 れ 等 に 関 する 事 項 18 航 空 機 事 故 による 災 害 応 急 に 関 する 事 項 19 危 険 物 等 災 害 応 急 対 策 に 関 する 事 項 20 事 前 措 置 に 関 する 事 項 21 応 急 公 用 負 担 に 関 する 事 項

54 基 本 編 第 3 章 災 害 応 急 対 策 計 画 第 2 節 組 織 動 員 計 画 第 2 節 組 織 動 員 計 画 1 目 的 この 計 画 は 災 害 応 急 対 策 に 対 処 するために 必 要 な 防 災 組 織 の 整 備 所 要 要 員 の 配 備 動 員 等 に 関 して 必 要 な 事 項 を 定 め 災 害 応 急 対 策 の 推 進 に 万 全 を 期 することを 目 的 とす る 2 災 害 応 急 組 織 の 基 本 原 則 (1) 災 害 応 急 対 策 は 原 則 として 災 害 応 急 対 策 責 任 者 において それぞれの 法 令 に 基 づ く 所 掌 事 務 又 は 業 務 を 通 じて 行 う (2) 災 害 応 急 対 策 の 実 施 に 関 する 調 整 は 災 害 対 策 本 部 において 行 う (3) 市 における 災 害 応 急 対 策 の 分 掌 は 安 芸 高 田 市 災 害 対 策 本 部 条 例 ( 平 成 16 年 条 例 第 170 号 )の 定 めるところにより 行 い その 実 施 に 係 る 総 合 調 整 は 総 務 部 危 機 管 理 課 で 行 う 3 配 備 (1) 配 備 体 制 気 象 状 況 等 により 災 害 発 生 が 予 想 されるとき 又 は 発 生 したときは その 状 況 によ り 注 意 体 制 警 戒 体 制 及 び 非 常 体 制 の3 段 階 の 体 制 によって 対 処 する なお 林 野 火 災 やその 他 の 突 発 的 な 事 故 等 により 発 生 した 災 害 についても 状 況 に 応 じた 必 要 な 体 制 を 敷 くものとする 種 別 注 意 体 制 配 備 体 制 気 象 業 務 法 に 基 づく 注 意 報 警 報 の 発 令 が 予 想 されるとき 又 は 発 令 されたと きの 体 制 で 情 報 収 集 及 び 連 絡 活 動 を 主 として 行 い 状 況 に 応 じて 更 に 高 度 の 配 備 に 迅 速 に 移 行 し 得 る 体 制 とする 警 戒 体 制 第 1 次 第 2 次 気 象 業 務 法 に 基 づく 注 意 報 警 報 が 発 令 されたとき 又 は 災 害 の 発 生 が 予 想 されるときの 体 制 で 情 報 収 集 連 絡 活 動 災 害 予 防 及 び 災 害 応 急 措 置 を 実 施 するとともに 事 態 の 推 移 に 伴 い 直 ちに 第 2 次 体 制 ( 災 害 警 戒 本 部 )に 切 り 替 え 得 る 体 制 とする 災 害 警 戒 本 部 が 設 置 されたときの 体 制 で 情 報 収 集 連 絡 活 動 災 害 予 防 及 び 災 害 応 急 措 置 を 実 施 するとともに 事 態 の 推 移 に 伴 い 直 ちに 非 常 体 制 に 切 り 替 え 得 る 体 制 とする 非 常 体 制 災 害 対 策 本 部 が 設 置 されたときの 体 制 で 救 助 活 動 応 急 対 策 及 び 情 報 連 絡 等 災 害 の 未 然 防 止 と 軽 減 に 向 けて 総 力 をあげて 対 処 する 体 制 とする

55 基 本 編 第 3 章 災 害 応 急 対 策 計 画 第 2 節 組 織 動 員 計 画 (2) 注 意 体 制 ア 災 害 注 意 体 制 の 指 令 解 除 (ア) 総 務 部 長 は 気 象 業 務 法 に 基 づく 注 意 報 警 報 の 発 令 が 予 想 されるとき 又 は 発 令 されたときは 消 防 長 建 設 部 長 と 協 議 し 災 害 注 意 体 制 を 指 令 する (イ) 総 務 部 長 は 災 害 注 意 体 制 を 指 令 したときは 遅 滞 なく 市 長 等 上 司 に 報 告 する とともに 関 係 部 長 に 通 知 する (ウ) 気 象 業 務 法 に 基 づく 注 意 報 警 報 による 情 報 活 動 及 び 連 絡 活 動 等 の 必 要 がな いと 認 めた 場 合 総 務 部 長 は 災 害 注 意 体 制 の 指 令 を 解 除 する 災 害 の 種 類 風 水 害 地 震 その 他 災 害 注 意 体 制 指 令 にあたっての 判 断 基 準 次 の 注 意 報 警 報 の 発 令 が 予 想 されるとき 又 は 発 令 されたとき 強 風 注 意 報 大 雨 注 意 報 洪 水 注 意 報 暴 風 雪 警 報 又 は 大 雪 警 報 市 内 において 震 度 4の 地 震 が 発 生 したとき 火 災 警 報 等 の 発 令 又 はその 他 災 害 が 発 生 すると 予 測 されるとき イ 体 制 (ア) 災 害 注 意 体 制 責 任 者 は 危 機 管 理 課 長 とし 危 機 管 理 課 職 員 を 配 備 するとともに 状 況 に 応 じて 関 係 課 と 連 絡 し 必 要 な 人 員 を 配 備 する (イ) 状 況 の 変 化 及 び 人 員 の 配 備 状 況 については 逐 次 総 務 部 長 に 報 告 する 注 意 体 制 の 組 織 及 び 分 掌 事 務 課 名 分 掌 事 務 当 初 の 要 員 危 機 管 理 課 1 気 象 情 報 その 他 各 種 情 報 収 集 に 関 すること 2 被 害 状 況 の 把 握 に 関 すること 3 防 災 関 係 機 関 への 連 絡 及 び 報 告 に 関 すること 4 住 民 への 広 報 活 動 に 関 すること 5 関 係 各 課 への 情 報 の 伝 達 に 関 すること 6 職 員 の 動 員 に 関 すること 防 災 担 当 2 名

56 基 本 編 第 3 章 災 害 応 急 対 策 計 画 第 2 節 組 織 動 員 計 画 (3) 警 戒 体 制 ア 第 1 次 警 戒 体 制 (ア) 災 害 第 1 次 警 戒 体 制 の 指 令 解 除 a 総 務 部 長 は 気 象 業 務 法 に 基 づく 注 意 報 警 報 が 発 令 されたとき 消 防 長 建 設 部 長 と 協 議 し 災 害 第 1 次 警 戒 体 制 を 指 令 する b 総 務 部 長 は 災 害 第 1 次 警 戒 体 制 を 指 令 したときは 遅 滞 なく 市 長 等 上 司 に 報 告 するとともに 関 係 部 長 に 通 知 する c 気 象 業 務 法 に 基 づく 警 報 による 情 報 活 動 及 び 連 絡 活 動 等 の 必 要 がないと 認 めた 場 合 総 務 部 長 は 災 害 第 1 次 警 戒 体 制 の 指 令 を 解 除 する 災 害 の 種 類 風 水 害 地 震 その 他 災 害 第 1 次 警 戒 体 制 指 令 にあたっての 判 断 基 準 次 の 注 意 報 警 報 が 発 令 されたとき 強 風 注 意 報 大 雨 注 意 報 又 は 洪 水 注 意 報 暴 風 警 報 大 雨 警 報 又 は 洪 水 警 報 市 内 において 震 度 4の 地 震 が 発 生 し かつ 災 害 が 発 生 したとき 若 しく は 震 度 5 弱 又 は 震 度 5 強 の 地 震 が 発 生 したとき 大 規 模 な 火 事 若 しくは 爆 発 等 による 災 害 が 発 生 し 被 害 が 拡 大 すると 予 想 されるとき (イ) 体 制 a 災 害 第 1 次 警 戒 体 制 責 任 者 は 危 機 管 理 課 長 とし 危 機 管 理 課 職 員 を 配 備 すると ともに 状 況 に 応 じて 関 係 課 と 連 絡 し 必 要 な 人 員 を 配 備 する b 状 況 の 変 化 及 び 人 員 の 配 備 状 況 については 逐 次 総 務 部 長 に 報 告 する 第 1 次 警 戒 体 制 組 織 及 び 分 掌 事 務 課 名 分 掌 事 務 当 初 の 要 員 危 機 管 理 課 1 気 象 情 報 その 他 各 種 情 報 収 集 に 関 すること 2 被 害 状 況 の 把 握 に 関 すること 3 防 災 関 係 機 関 への 連 絡 及 び 報 告 に 関 すること 4 住 民 への 広 報 活 動 に 関 すること 5 関 係 各 課 への 情 報 の 伝 達 に 関 すること 6 職 員 の 動 員 に 関 すること 課 長 以 下 3 名

57 基 本 編 第 3 章 災 害 応 急 対 策 計 画 第 2 節 組 織 動 員 計 画 イ 第 2 次 警 戒 体 制 (ア) 災 害 警 戒 本 部 の 設 置 a 総 務 部 長 は 災 害 第 1 次 警 戒 体 制 では 対 応 できないと 判 断 したときは 消 防 長 建 設 部 長 市 民 部 長 と 協 議 し 災 害 警 戒 本 部 を 設 置 する 災 害 の 種 類 風 水 害 地 震 その 他 災 害 警 戒 本 部 設 置 にあたっての 判 断 基 準 次 の 注 意 報 警 報 が 発 令 されたとき 強 風 注 意 報 大 雨 注 意 報 又 は 洪 水 注 意 報 暴 風 警 報 大 雨 警 報 又 は 洪 水 警 報 市 内 において 震 度 4の 地 震 が 発 生 し かつ 災 害 が 発 生 したとき 若 しく は 震 度 5 弱 又 は 震 度 5 強 の 地 震 が 発 生 したとき 大 規 模 な 火 事 若 しくは 爆 発 等 による 災 害 が 発 生 し 被 害 が 拡 大 すると 予 想 されるとき (イ) 設 置 及 び 廃 止 の 通 知 a 災 害 警 戒 本 部 を 設 置 した 場 合 総 務 部 長 は 市 職 員 知 事 ( 県 危 機 管 理 監 ) 防 災 関 係 機 関 に 通 知 する b 災 害 警 戒 本 部 を 廃 止 した 場 合 も 前 号 と 同 様 の 手 続 きにより 行 う (ウ) 組 織 a 災 害 警 戒 本 部 長 は 総 務 部 長 をもって 充 て 災 害 警 戒 本 部 長 は 随 時 災 害 状 況 等 を 市 長 に 報 告 する b 本 部 に 部 班 を 設 け 部 長 及 び 班 長 を 置 く c 本 部 に 事 務 局 を 置 き その 事 務 は 総 務 部 危 機 管 理 課 で 処 理 する 事 務 局 に 事 務 局 長 及 び 事 務 局 員 を 置 き 事 務 局 長 には 危 機 管 理 課 長 事 務 局 員 には 危 機 管 理 課 職 員 をもって 充 てる d 本 部 のもとに 災 害 警 戒 支 部 を 置 き 支 部 長 には 支 所 長 等 をもって 充 てる e 支 部 に 班 を 設 け 班 長 を 置 く (エ) 災 害 警 戒 本 部 の 所 掌 事 務 等 災 害 警 戒 本 部 及 び 支 部 の 組 織 図 は 次 のとおりとし 運 営 及 び 分 掌 事 務 について は 災 害 対 策 本 部 及 び 支 部 に 準 じる

58 基 本 編 第 3 章 災 害 応 急 対 策 計 画 第 2 節 組 織 動 員 計 画 災 害 警 戒 本 部 組 織 図 本 部 長 ( 総 務 部 長 ) 事 務 局 総 務 部 危 機 管 理 課 実 施 部 総 務 部 企 画 振 興 部 市 民 部 福 祉 保 健 部 産 業 振 興 部 建 設 部 教 育 部 消 防 部 総 務 班 消 防 団 財 産 管 理 班 財 政 情 報 班 市 民 班 福 祉 班 保 健 班 産 業 振 興 班 建 設 管 理 班 上 下 水 道 班 教 育 総 務 班 学 校 教 育 班 生 涯 学 習 班 消 防 本 部 班 消 防 署 班 災 害 警 戒 支 部 吉 田 八 千 代 美 土 里 高 宮 甲 田 向 原 支 部 長 支 部 長 支 部 長 支 部 長 支 部 長 支 部 長 ( 会 計 管 理 者 ) ( 支 所 長 ) ( 支 所 長 ) ( 支 所 長 ) ( 支 所 長 ) ( 支 所 長 ) 総 市 管 務 民 理 班 班 班 総 市 管 務 民 理 班 班 班 総 市 管 務 民 理 班 班 班 総 市 管 務 民 理 班 班 班 総 市 管 務 民 理 班 班 班 総 市 管 務 民 理 班 班 班 支 所 長 は 早 い 段 階 から 消 防 団 方 面 隊 長 と 連 絡 を 取 り 緊 急 を 要 する 場 合 は 事 後 承 諾 に より 地 元 分 団 へ 出 動 を 要 請 することができる

59 基 本 編 第 3 章 災 害 応 急 対 策 計 画 第 2 節 組 織 動 員 計 画 (4) 非 常 体 制 ア 災 害 対 策 本 部 の 設 置 (ア) 市 長 は 市 内 に 災 害 が 発 生 し 又 は 災 害 が 発 生 するおそれがある 場 合 において 総 合 的 な 対 策 を 講 ずる 必 要 があると 認 める 場 合 基 本 法 第 23 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づき 災 害 対 策 本 部 を 設 置 する 設 置 場 所 は 本 庁 2 階 会 議 室 とし 当 該 施 設 が 利 用 できない 場 合 においては 別 に 市 長 が 指 示 する (イ) 市 長 が 不 在 で 連 絡 困 難 な 場 合 には 副 市 長 総 務 部 長 若 しくは 在 庁 職 員 の 中 で 最 上 級 職 の 者 が 市 長 に 代 行 して 災 害 対 策 本 部 を 設 置 する (ウ) 災 害 対 策 本 部 の 設 置 に 関 し 基 本 法 第 23 条 第 1 項 の 規 定 により 市 長 が 市 防 災 会 議 の 意 見 を 求 めた 場 合 における 事 務 処 理 においては 安 芸 高 田 市 防 災 会 議 運 営 規 定 を 適 用 するものとする 災 害 の 種 類 設 置 基 準 災 害 対 策 本 部 設 置 にあたっての 判 断 基 準 風 水 害 総 合 的 な 対 策 を 講 ずるた め 特 に 市 長 が 必 要 と 認 める とき 1 土 壌 雨 量 指 数 が140 又 は 流 域 雨 量 指 数 が 生 田 川 流 域 で 19 本 村 川 流 域 で12を 超 え かつ 1 時 間 に70mmを 超 える 降 雨 が 予 想 されるとき 21 時 間 雨 量 が70mmを 超 え 引 き 続 いて 同 程 度 の 降 雨 が 予 想 されるとき 3 特 別 警 報 ( 大 雨 暴 風 暴 風 雪 大 雪 ) が 発 表 さ れたとき 4 本 市 の 全 域 又 は 一 部 が 台 風 の 暴 風 圏 内 に 入 ることが 確 実 と 予 測 されるとき 5 相 当 の 規 模 に 及 び 被 害 が 発 生 し 又 は 発 生 するおそれ があるとき 6 災 害 応 急 対 策 のために 自 衛 隊 の 派 遣 を 要 請 したとき 地 震 市 内 に 震 度 6 弱 以 上 の 地 震 が 発 生 したとき 若 しくは 震 度 5 強 の 地 震 が 発 生 し かつ 相 当 の 規 模 に 及 ぶ 被 害 が 発 生 し 又 は 発 生 するおそれがあ るとき 自 動 設 置 林 野 火 災 総 合 的 な 対 策 を 講 ずるた め 特 に 市 長 が 必 要 と 認 める とき 林 野 火 災 の 鎮 圧 の 見 込 みが 立 たず かつ 住 民 の 生 命 住 家 又 は 公 共 施 設 に 相 当 の 規 模 に 及 ぶ 被 害 が 発 生 し 又 は 発 生 するおそれがあるとき その 他 突 発 的 な 事 故 等 による 災 害 が 発 生 し その 被 害 が 相 当 大 規 模 に 及 ぶおそれがあり かつ これに 対 する 総 合 的 な 対 策 を 講 ずるため 市 長 が 必 要 と 認 めるとき

60 基 本 編 第 3 章 災 害 応 急 対 策 計 画 第 2 節 組 織 動 員 計 画 イ 設 置 及 び 廃 止 の 手 続 き (ア) 災 害 対 策 本 部 を 設 置 した 場 合 市 職 員 に 通 知 するとともに 市 長 は 本 部 の 名 称 設 置 の 場 所 等 を 公 表 し 住 民 に 周 知 させる (イ) 災 害 対 策 本 部 を 設 置 した 場 合 市 長 は 防 災 会 議 を 構 成 する 委 員 及 び 防 災 関 係 機 関 に 通 知 する また 知 事 ( 県 危 機 管 理 監 ただし 県 災 害 対 策 本 部 設 置 の 場 合 は 県 災 害 対 策 本 部 )に 報 告 する (ウ) 災 害 対 策 本 部 を 廃 止 した 場 合 も 前 号 と 同 様 の 手 続 きにより 行 う ウ 組 織 災 害 対 策 本 部 の 組 織 は 安 芸 高 田 市 災 害 対 策 本 部 条 例 ( 平 成 16 年 条 例 第 170 号 ) の 規 定 により 次 のとおりとする (ア) 災 害 対 策 本 部 長 は 基 本 法 第 23 条 の 規 定 により 市 長 をもって 充 て 副 本 部 長 に 副 市 長 及 び 教 育 長 本 部 員 に 各 部 長 教 育 次 長 消 防 長 及 び 消 防 団 長 をもって 充 てる (イ) 本 部 長 に 事 故 があった 場 合 等 指 揮 をとることが 困 難 な 場 合 は 副 本 部 長 が 指 揮 をとるものとする また 副 本 部 長 については あらかじめ 職 務 代 理 を 定 めてお くものとする (ウ) 本 部 に 部 班 を 設 け 部 長 及 び 班 長 を 置 く (エ) 本 部 に 事 務 局 を 置 き その 事 務 は 総 務 部 危 機 管 理 課 で 処 理 する 事 務 局 に 事 務 局 長 及 び 事 務 局 員 を 置 き 事 務 局 長 には 総 務 部 長 事 務 局 員 には 危 機 管 理 課 職 員 をもって 充 てる (オ) 本 部 のもとに 災 害 対 策 支 部 を 置 き 支 部 長 には 支 所 長 等 をもって 充 てる (カ) 支 部 長 に 事 故 があった 場 合 等 指 揮 をとることが 困 難 な 場 合 に 備 え あらかじめ 職 務 代 理 を 定 めておくものとする (キ) 支 部 に 班 を 設 け 班 長 を 置 く (ク) 災 害 の 規 模 その 他 の 状 況 により 特 に 現 地 での 応 急 対 策 を 必 要 と 認 めるときは 現 地 災 害 対 策 本 部 ( 以 下 現 地 本 部 と 言 う )を 置 くことができる (ケ) 現 地 本 部 の 所 管 区 域 現 地 本 部 長 構 成 員 及 び 事 務 局 の 所 在 地 は その 都 度 本 部 長 が 定 める

61 基 本 編 第 3 章 災 害 応 急 対 策 計 画 第 2 節 組 織 動 員 計 画 エ 災 害 対 策 本 部 の 所 掌 事 務 う 災 害 対 策 本 部 は 市 防 災 会 議 と 緊 密 な 連 絡 のもとに 次 の 各 号 に 掲 げる 職 務 を 行 (ア) 災 害 応 急 対 策 に 関 する 基 本 的 事 項 の 決 定 (イ) 災 害 応 急 対 策 の 総 合 的 推 進 及 び 調 整 (ウ) 本 計 画 に 定 める 災 害 応 急 対 策 の 実 施 (エ) 災 害 情 報 及 び 被 害 報 告 の 総 括 (オ) 災 害 応 急 対 策 の 県 および 関 係 機 関 への 要 請 並 びに 県 に 対 する 被 害 報 告 (カ) 相 互 応 援 協 定 に 基 づく 応 援 の 要 請 (キ) その 他 法 令 の 規 定 による 事 項 オ 防 災 事 務 の 処 理 方 法 災 害 対 策 本 部 を 設 置 した 場 合 の 決 定 事 項 の 事 務 処 理 は 次 に 掲 げるところによる (ア) 災 害 対 策 の 基 本 事 項 については 災 害 対 策 本 部 の 議 を 経 て 本 部 長 が 決 定 する (イ) 他 の 機 関 等 に 協 力 要 請 を 求 める 場 合 も 原 則 として 同 様 とする (ウ) 災 害 応 急 対 策 の 実 施 に 関 する 事 項 については 主 務 部 の 決 裁 を 経 たのち 本 部 総 務 部 に 合 議 するものとする 急 務 を 要 する 場 合 は 電 話 又 はその 他 の 方 法 により 合 議 することができる

62 基 本 編 第 3 章 災 害 応 急 対 策 計 画 第 2 節 組 織 動 員 計 画 カ 災 害 対 策 本 部 各 部 の 所 掌 事 務 等 災 害 対 策 本 部 及 び 支 部 の 組 織 図 運 営 及 び 分 掌 事 務 は 次 のとおりとする 安 芸 高 田 市 災 害 対 策 本 部 組 織 図 本 部 長 ( 市 長 ) 副 本 部 長 ( 副 市 長 教 育 長 ) 本 部 会 議 総 務 部 長 消 防 団 長 企 画 振 興 部 長 市 民 部 長 本 部 員 福 祉 保 健 部 長 産 業 振 興 部 長 当 産 部 業 長 振 興 部 特 命 担 建 設 部 長 議 会 事 務 局 長 教 育 次 長 消 防 長 事 務 局 総 務 部 危 機 管 理 課 総 務 班 実 施 部 総 務 部 企 画 振 興 部 市 民 部 福 祉 保 健 部 産 業 振 興 部 建 設 部 教 育 部 消 防 部 消 防 団 財 産 管 理 班 財 政 情 報 班 市 民 班 福 祉 班 保 健 班 産 業 振 興 班 建 設 管 理 班 上 下 水 道 班 教 育 総 務 班 学 校 教 育 班 生 涯 学 習 班 消 防 本 部 班 消 防 署 班 災 害 対 策 支 部 吉 田 支 部 長 ( 会 計 管 理 者 ) 八 千 代 支 部 長 ( 支 所 長 ) 美 土 里 支 部 長 ( 支 所 長 ) 高 宮 支 部 長 ( 支 所 長 ) 甲 田 支 部 長 ( 支 所 長 ) 向 原 支 部 長 ( 支 所 長 ) 吉 田 副 支 部 長 八 千 代 副 支 部 長 美 土 里 副 支 部 長 高 宮 副 支 部 長 甲 田 副 支 部 長 向 原 副 支 部 長 総 市 管 務 民 理 班 班 班 総 市 管 務 民 理 班 班 班 総 市 管 務 民 理 班 班 班 総 市 管 務 民 理 班 班 班 総 市 管 務 民 理 班 班 班 総 市 管 務 民 理 班 班 班

63 基 本 編 第 3 章 災 害 応 急 対 策 計 画 第 2 節 組 織 動 員 計 画 災 害 対 策 本 部 の 組 織 及 び 分 掌 事 務 部 名 班 名 主 たる 構 成 員 分 掌 事 務 総 務 部 ( 総 務 部 長 ) ( 消 防 団 長 ) ( 議 会 事 務 局 長 ) 総 務 班 班 長 相 当 職 ( 総 務 課 長 ) 総 務 課 危 機 管 理 課 選 挙 管 理 委 員 会 事 務 局 議 会 事 務 局 1 災 害 対 策 本 部 の 設 置 及 び 廃 止 に 関 すること 2 災 害 対 策 本 部 の 庶 務 に 関 すること 3 本 部 長 の 特 命 に 関 すること 4 本 部 長 及 び 副 本 部 長 の 秘 書 に 関 すること 5 災 害 応 急 対 策 の 企 画 に 関 すること 6 総 務 部 の 総 括 に 関 すること 7 県 災 害 対 策 本 部 との 連 絡 調 整 に 関 すること 8 防 災 関 係 各 機 関 との 連 絡 調 整 に 関 すること 9 各 部 各 班 各 支 部 との 連 絡 調 整 に 関 すること 10 災 害 視 察 者 及 び 見 舞 客 の 接 遇 に 関 すること 11 自 衛 隊 及 び 他 の 地 方 公 共 団 体 に 対 する 応 援 に 関 すること 12 自 衛 隊 及 び 他 の 機 関 の 応 援 職 員 の 厚 生 に 関 すること 13 気 象 状 況 の 収 集 伝 達 に 関 すること 14 被 災 者 相 談 窓 口 に 関 すること 15 り 災 証 明 の 発 行 に 関 すること 16 職 員 の 動 員 に 関 すること 17 職 員 の 配 置 状 況 のとりまとめに 関 すること 18 職 員 の 支 部 派 遣 に 関 すること 19 災 害 救 助 法 の 総 括 に 関 すること 20 職 員 の 給 食 及 び 衛 生 管 理 に 関 すること 21 部 内 部 外 の 応 援 に 関 すること 22 議 会 対 応 に 関 すること 消 防 団 ( 消 防 団 副 団 長 ) 各 分 団 1 消 防 活 動 ( 消 防 本 部 との 連 携 )に 関 すること 2 消 防 関 係 情 報 の 収 集 及 び 報 告 に 関 すること 3 避 難 勧 告 及 び 指 示 の 伝 達 に 関 すること 財 産 管 理 班 班 長 相 当 職 ( 財 産 管 理 課 長 ) 財 産 管 理 課 1 車 両 の 調 整 及 び 緊 急 輸 送 計 画 に 関 すること 2 市 庁 内 及 び 所 管 財 産 の 災 害 予 防 及 び 応 急 復 旧 に 関 すること 3 公 有 財 産 ( 普 通 財 産 )の 緊 急 使 用 許 可 に 関 すること 4 緊 急 資 機 材 物 品 等 の 調 達 及 び 借 り 上 げに 関 すること 5 庁 内 電 話 回 線 の 保 守 管 理 に 関 すること 企 画 振 興 部 ( 企 画 振 興 部 長 ) 財 政 情 報 班 班 長 相 当 職 ( 政 策 企 画 課 特 命 担 当 課 長 ) 財 政 課 政 策 企 画 課 1 報 道 機 関 に 対 する 情 報 提 供 協 力 要 請 その 他 連 絡 に 関 すること 2 民 間 団 体 に 対 する 協 力 要 請 に 関 すること 3 記 録 写 真 記 録 映 画 等 の 作 成 に 関 すること 4 災 害 関 係 経 費 に 関 すること 5 避 難 情 報 の 伝 達 に 関 すること 6 災 害 対 策 の 予 算 の 措 置 に 関 すること 7 災 害 に 伴 う 財 政 計 の 編 成 及 び 財 政 に 関 する 県 国 との 連 絡 に 関 すること

64 基 本 編 第 3 章 災 害 応 急 対 策 計 画 第 2 節 組 織 動 員 計 画 部 名 班 名 主 たる 構 成 員 分 掌 事 務 市 民 部 ( 市 民 部 長 ) 市 民 班 班 長 相 当 職 ( 総 合 窓 口 課 長 ) 総 合 窓 口 課 税 務 課 環 境 生 活 課 人 権 多 文 化 共 生 推 進 課 1 市 民 部 の 総 括 に 関 すること 2 食 品 供 給 計 画 に 関 すること 3 非 常 炊 き 出 しに 関 すること 4 食 料 ( 義 援 食 料 含 む)の 調 達 及 び 支 給 に 関 すること 5 清 掃 作 業 関 係 の 総 括 に 関 すること 6 被 災 地 域 の 清 掃 に 関 すること 7 ごみ 処 理 に 関 すること 8 清 掃 施 設 の 被 害 調 査 及 び 応 急 復 旧 に 関 すること 9 遺 体 の 埋 火 葬 に 関 すること 10 指 定 緊 急 避 難 場 所 及 び 指 定 避 難 所 の 開 設 運 営 に 関 すること 11 被 災 者 及 び 家 屋 の 被 害 調 査 に 関 すること 12 税 等 の 減 免 に 関 すること 福 祉 保 健 部 ( 福 祉 保 健 部 長 ) 福 祉 班 班 長 相 当 職 ( 社 会 福 祉 課 長 ) 社 会 福 祉 課 子 育 て 支 援 課 高 齢 者 福 祉 課 1 福 祉 保 健 部 の 総 括 に 関 すること 2 社 会 福 祉 施 設 等 の 被 害 状 況 の 調 査 報 告 及 び 応 急 措 置 に 関 すること 3 被 災 者 の 収 容 及 び 介 護 の 総 括 に 関 すること 4 被 災 者 の 応 急 相 談 に 関 すること 5 日 本 赤 十 字 社 等 社 会 福 祉 団 体 との 連 絡 に 関 すること 6 応 急 救 助 物 資 の 配 布 及 び 貸 与 に 関 すること 7 義 援 金 品 の 受 付 及 び 配 分 に 関 すること 8 遺 体 の 捜 索 及 び 処 理 に 関 すること 9 迷 子 に 関 すること 10 高 齢 者 世 帯 障 害 者 世 帯 等 の 救 護 に 関 すること 11 障 害 者 独 居 老 人 等 の 安 否 確 認 に 関 すること 12 災 害 見 舞 金 に 関 すること 13 避 難 行 動 要 支 援 者 支 援 に 関 すること 保 健 班 班 長 相 当 職 ( 保 健 医 療 課 長 ) 保 健 医 療 課 1 医 療 機 関 との 連 絡 調 整 に 関 すること 2 救 急 医 薬 品 衛 生 資 機 材 等 の 確 保 及 び 配 分 に 関 する こと 3 被 災 地 域 及 び 避 難 所 における 伝 染 病 の 予 防 及 び 調 査 に 関 すること 4 被 災 地 域 の 防 疫 活 動 に 関 すること 5 防 疫 用 薬 剤 資 機 材 等 の 確 保 及 び 配 分 に 関 すること 6 医 療 救 護 活 動 に 関 すること 産 業 振 興 部 ( 産 業 振 興 部 長 ) ( 産 業 振 興 部 特 命 担 当 部 長 ) 産 業 振 興 班 班 長 相 当 職 ( 地 域 営 農 課 長 ) 地 域 営 農 課 農 林 水 産 課 商 工 観 光 課 1 産 業 振 興 部 の 総 括 に 関 すること 2 農 産 物 及 び 家 畜 の 被 害 調 査 に 関 すること 3 苗 種 子 肥 料 消 毒 薬 剤 飼 料 等 の 確 保 及 びあっ 旋 に 関 すること 4 家 畜 の 防 疫 に 関 すること 5 農 業 被 害 に 対 する 金 融 措 置 に 関 すること 6 農 業 協 同 組 合 等 との 連 絡 調 整 に 関 すること 7 農 地 及 び 農 業 用 施 設 の 被 害 調 査 及 び 応 急 復 旧 に 関 す ること 8 林 産 物 の 被 害 調 査 に 関 すること 9 山 林 林 道 林 業 施 設 の 被 害 調 査 及 び 応 急 復 旧 に 関 すること 10 林 業 被 害 に 対 する 金 融 措 置 に 関 すること 11 森 林 組 合 等 との 連 絡 調 整 に 関 すること

65 基 本 編 第 3 章 災 害 応 急 対 策 計 画 第 2 節 組 織 動 員 計 画 部 名 班 名 主 たる 構 成 員 分 掌 事 務 産 業 振 興 部 続 き 12 漁 業 被 害 に 対 する 金 融 措 置 に 関 すること 13 漁 業 協 同 組 合 等 との 連 絡 調 整 に 関 すること 14 商 工 業 の 被 災 状 況 の 調 査 に 関 すること 15 被 災 中 小 企 業 に 対 する 金 融 措 置 ならびに 経 営 指 導 及 び 相 談 に 関 すること 16 商 工 団 体 との 連 絡 調 整 に 関 すること 17 観 光 客 に 関 すること 18 観 光 施 設 の 被 災 状 況 に 関 すること 建 設 部 ( 建 設 部 長 ) 建 設 管 理 班 班 長 相 当 職 ( 管 理 課 長 ) 管 理 課 住 宅 政 策 課 建 設 課 すぐやる 課 1 建 設 部 の 総 括 に 関 すること 2 市 営 住 宅 の 被 害 調 査 及 び 応 急 修 理 に 関 すること 3 被 災 住 宅 の 融 資 の 相 談 に 関 すること 4 住 居 に 係 る 障 害 物 の 除 去 に 関 すること 5 応 急 住 宅 の 建 設 工 事 及 び 応 急 修 理 に 関 すること 6 応 急 架 設 住 宅 入 居 者 の 選 定 に 関 すること 7 復 旧 に 係 る 建 築 指 導 及 び 相 談 に 関 すること 8 公 園 施 設 の 被 害 調 査 及 び 応 急 復 旧 に 関 すること 9 土 木 関 係 災 害 復 旧 事 業 の 総 括 に 関 すること 10 道 路 関 係 の 被 害 調 査 及 び 応 急 復 旧 に 関 すること 11 橋 梁 その 他 土 木 関 係 被 害 の 調 査 及 び 応 急 復 旧 に 関 す ること 12 河 川 関 係 の 被 害 調 査 及 び 応 急 復 旧 に 関 すること 13 危 険 箇 所 等 の 警 戒 巡 視 に 関 すること 上 下 水 道 班 班 長 相 当 職 ( 上 下 水 道 課 長 ) 上 下 水 道 課 1 上 下 水 道 施 設 の 被 害 調 査 及 び 応 急 復 旧 に 関 すること 2 上 下 水 道 施 設 の 運 転 監 視 に 関 すること 3 水 道 水 源 の 確 保 に 関 すること 4 し 尿 処 理 に 関 すること 5 指 定 工 事 店 との 連 絡 調 整 に 関 すること 6 復 旧 資 材 等 の 調 達 に 関 すること 7 飲 料 水 確 保 対 策 及 び 給 水 に 関 すること 教 育 部 ( 教 育 次 長 ) 教 育 総 務 班 班 長 相 当 職 ( 教 育 総 務 課 長 ) 教 育 総 務 課 1 教 育 部 の 総 括 に 関 すること 2 学 校 施 設 の 被 害 調 査 及 び 応 急 復 旧 に 関 すること 3 教 育 備 品 の 被 害 調 査 及 び 復 旧 措 置 に 関 すること 4 通 学 路 の 情 報 収 集 に 関 すること 5 部 内 の 応 援 に 関 すること 6 被 災 学 校 の 保 健 衛 生 に 関 すること 7 給 食 センター 施 設 備 品 の 被 害 調 査 に 関 すること 8 幼 稚 園 施 設 の 情 報 収 集 に 関 すること 学 校 教 育 班 班 長 相 当 職 ( 学 校 教 育 課 長 ) 学 校 教 育 課 1 児 童 生 徒 教 職 員 の 情 報 収 集 に 関 すること 2 休 業 等 の 情 報 収 集 に 関 すること 3 教 職 員 等 の 動 員 に 関 すること 4 園 児 等 の 情 報 収 集 に 関 すること 5 被 災 児 童 及 び 生 徒 の 教 科 書 学 用 品 等 の 被 害 調 査 に 関 すること 6 被 災 学 校 児 童 生 徒 の 応 急 教 育 に 関 すること 7 被 災 児 童 及 び 生 徒 の 学 用 品 の 調 達 あっ 旋 に 関 するこ と

66 基 本 編 第 3 章 災 害 応 急 対 策 計 画 第 2 節 組 織 動 員 計 画 部 名 班 名 主 たる 構 成 員 分 掌 事 務 教 育 部 続 き 生 涯 学 習 班 班 長 相 当 職 ( 生 涯 学 習 課 長 ) 生 涯 学 習 課 1 文 化 施 設 体 育 施 設 等 の 被 害 調 査 及 び 応 急 復 旧 に 関 すること 2 文 化 財 の 被 害 調 査 及 び 災 害 復 旧 に 関 すること 消 防 部 ( 消 防 長 ) 消 防 本 部 班 ( 消 防 総 務 課 長 ) 消 防 本 部 1 気 象 予 警 報 の 収 集 に 関 すること 2 洪 水 予 報 水 防 警 報 の 収 集 に 関 すること 3 消 防 関 係 情 報 の 収 集 及 び 報 告 に 関 すること 4 消 防 関 係 機 関 等 との 調 整 に 関 すること 5 危 険 物 仮 貯 蔵 仮 取 扱 いの 使 用 許 可 等 に 関 すること 6 火 災 り 災 証 明 の 発 行 に 関 すること 消 防 署 班 ( 消 防 署 長 ) 消 防 署 1 消 防 活 動 に 関 すること 2 火 災 原 因 調 査 に 関 すること 災 害 対 策 支 部 の 組 織 及 び 分 掌 事 務 支 部 名 班 名 主 たる 構 成 員 分 掌 事 務 各 支 部 支 部 長 吉 田 ( 会 計 管 理 者 ) 各 支 所 ( 支 所 長 ) 副 支 部 長 総 務 班 吉 田 総 務 部 企 画 振 興 部 会 計 課 選 挙 管 理 委 員 会 事 務 局 議 会 事 務 局 各 支 所 窓 口 係 支 所 配 置 職 員 1 災 害 対 策 本 部 との 連 絡 調 整 に 関 すること 2 支 部 の 庶 務 に 関 すること 3 情 報 の 収 集 に 関 すること 4 職 員 の 動 員 配 置 状 況 に 関 すること 5 民 間 団 体 に 対 する 協 力 要 請 に 関 すること 6 気 象 状 況 の 収 集 伝 達 に 関 すること 7 被 災 者 相 談 窓 口 に 関 すること 8 り 災 証 明 の 発 行 に 関 すること 9 避 難 情 報 の 伝 達 に 関 すること 10 消 防 団 との 連 絡 調 整 に 関 すること 市 民 班 吉 田 市 民 部 福 祉 保 健 部 各 支 所 窓 口 係 支 所 配 置 職 員 1 指 定 緊 急 避 難 場 所 及 び 指 定 避 難 所 の 開 設 運 営 に 関 すること 2 被 災 者 及 び 家 屋 の 被 害 調 査 に 関 すること 3 社 会 福 祉 施 設 等 の 被 害 状 況 の 調 査 報 告 及 び 応 急 措 置 に 関 すること 4 被 災 者 の 収 容 及 び 介 護 に 関 すること 5 被 災 者 の 応 急 相 談 に 関 すること 6 避 難 行 動 要 支 援 者 支 援 に 関 すること 管 理 班 吉 田 産 業 振 興 部 建 設 部 農 業 委 員 会 事 務 局 各 支 所 窓 口 係 支 所 配 置 職 員 1 農 畜 産 物 及 び 家 畜 の 被 害 調 査 に 関 すること 2 農 地 及 び 農 業 用 施 設 の 被 害 調 査 及 び 応 急 復 旧 に 関 すること 3 山 林 林 道 林 業 施 設 の 被 害 調 査 及 び 応 急 復 旧 に 関 すること 4 市 営 住 宅 の 被 害 調 査 及 び 応 急 復 旧 に 関 すること 5 道 路 関 係 の 被 害 調 査 及 び 応 急 復 旧 に 関 すること 6 河 川 関 係 の 被 害 調 査 及 び 応 急 復 旧 に 関 すること 7 上 下 水 道 の 被 害 調 査 及 び 応 急 復 旧 に 関 すること 8 し 尿 処 理 に 関 すること 9 危 険 箇 所 等 の 警 戒 巡 視 に 関 すること

67 基 本 編 第 3 章 災 害 応 急 対 策 計 画 第 2 節 組 織 動 員 計 画 キ 災 害 予 防 又 は 災 害 応 急 対 策 に 必 要 な 協 力 の 求 め 災 害 対 策 本 部 長 は 災 害 予 防 又 は 災 害 応 急 対 策 を 的 確 かつ 迅 速 に 実 施 するため 必 要 があると 認 めるときは 防 災 関 係 機 関 等 に 対 し 資 料 又 は 情 報 の 提 供 意 見 の 表 明 等 の 必 要 な 協 力 を 求 めることができる 4 動 員 (1) 基 本 方 針 ア 職 員 の 動 員 は 市 長 の 配 備 の 決 定 に 基 づき 行 う イ 災 害 対 策 本 部 各 班 で 災 害 応 急 対 策 実 施 に 当 たって 職 員 が 不 足 するときは 本 部 長 は 災 害 対 策 本 部 内 の 各 班 のうちで 職 員 に 余 裕 のある 班 と 協 議 の 上 不 足 する 班 へ 職 員 を 配 備 する ウ 災 害 対 策 本 部 全 体 でもってなお 職 員 が 不 足 するときは 近 隣 市 町 県 等 に 応 援 要 請 を 行 う (2) 伝 達 方 法 ア 勤 務 時 間 内 (ア) 市 長 が 配 備 を 決 定 したときは 庁 内 電 話 庁 内 放 送 口 頭 等 により 総 務 部 総 務 部 長 から 速 やかに 各 部 長 及 び 消 防 団 長 に 伝 達 し 各 部 長 及 び 消 防 団 長 から 所 管 の 班 長 及 び 分 団 長 班 長 及 び 分 団 長 から 班 員 及 び 団 員 に 伝 達 する イ 勤 務 時 間 外 (ア) 職 員 は 市 長 が 配 備 を 決 定 した 場 合 直 ちに 勤 務 場 所 に 参 集 し 配 備 につくも のとする この 場 合 あらかじめ 定 められた 経 路 により 電 話 等 可 能 な 手 段 を 用 い 連 絡 するものとする (イ) 参 集 途 中 において 勤 務 場 所 に 参 集 することが 困 難 な 場 合 は 原 則 として 参 集 可 能 な 最 寄 りの 学 校 公 民 館 等 の 市 の 機 関 等 に 参 集 し 市 の 機 関 等 の 長 に 対 し 到 着 の 報 告 をし 直 ちに その 指 示 に 従 い 必 要 な 業 務 を 実 施 する (3) 他 機 関 に 対 する 応 援 要 請 災 害 対 策 に 従 事 する 要 員 が 市 内 で 確 保 できない 場 合 は 市 長 は 他 の 市 町 県 及 び 自 衛 隊 等 関 係 機 関 に 応 援 を 要 請 する 応 援 の 要 請 については 第 5 節 自 衛 隊 災 害 派 遣 要 請 計 画 及 び 第 6 節 受 援 計 画 による (4) 他 機 関 への 応 援 他 の 市 町 からの 要 請 があった 場 合 は 市 長 は 相 互 応 援 協 定 に 基 づき 速 やかに 要 員 を 出 動 させ 要 請 に 協 力 する

68 基 本 編 第 3 章 災 害 応 急 対 策 計 画 第 3 節 災 害 情 報 計 画 第 3 節 災 害 情 報 計 画 1 目 的 この 計 画 は 気 象 等 の 予 報 及 び 警 報 等 災 害 に 関 する 情 報 を 災 害 応 急 対 策 責 任 者 及 び 住 民 に 対 し 迅 速 かつ 確 実 に 伝 達 するとともに 災 害 が 発 生 した 場 合 における 被 害 地 域 の 実 態 を 的 確 に 把 握 し 災 害 応 急 対 策 の 実 施 に 万 全 を 期 することを 目 的 とする 2 気 象 等 予 報 及 び 警 報 並 びに 土 砂 災 害 警 戒 情 報 の 伝 達 (1) 発 表 官 署 発 表 官 署 発 表 する 場 合 法 令 名 広 島 地 方 気 象 台 中 国 地 方 整 備 局 三 次 河 川 国 道 事 務 所 広 島 地 方 気 象 台 ( 共 同 ) 広 島 県 土 木 建 築 局 砂 防 課 広 島 地 方 気 象 台 ( 共 同 ) 異 常 気 象 により 災 害 が 起 こるおそれがあ る 場 合 江 の 川 左 岸 安 芸 高 田 市 八 千 代 町 土 師 字 久 保 750 番 地 先 から 広 島 島 根 県 境 まで 右 岸 安 芸 高 田 市 八 千 代 町 勝 田 字 上 谷 232 番 地 先 から 広 島 島 根 県 境 まで 大 雨 警 報 発 表 中 において 大 雨 による 群 発 的 な 土 砂 災 害 発 生 の 危 険 度 が 高 まった 場 合 気 象 業 務 法 第 13 条 水 防 法 第 10 条 第 1 項 水 防 法 第 10 条 第 2 項 気 象 業 務 法 第 14 条 の2 第 2 項 災 害 対 策 基 本 法 第 55 条 気 象 業 務 法 第 11 条

69 基 本 編 第 3 章 災 害 応 急 対 策 計 画 第 3 節 災 害 情 報 計 画 (2) 種 類 及 び 発 表 基 準 ア 広 島 地 方 気 象 台 が 発 表 する 注 意 報 警 報 及 び 特 別 警 報 (ア) 注 意 報 気 象 現 象 等 により 災 害 が 予 想 される 場 合 住 民 及 び 関 係 機 関 の 注 意 を 喚 起 す るために 発 表 する 発 表 基 準 風 雪 注 意 報 強 風 注 意 報 風 雪 により 災 害 が 起 こるおそれがある 場 合 具 体 的 には 次 の 条 件 に 該 当 するとき 雪 を 伴 い 平 均 風 速 が 陸 上 で12m/s 以 上 海 上 で15m/s 以 上 になると 予 想 されるとき 強 風 により 災 害 が 起 こるおそれがある 場 合 具 体 的 には 次 の 条 件 に 該 当 するとき 平 均 風 速 が 陸 上 で12m/s 以 上 海 上 で15m/s 以 上 になると 予 想 されるとき 大 雨 により 災 害 が 起 こるおそれがある 場 合 具 体 的 には 雨 量 が 次 のいずれか 以 上 になると 予 想 されるとき 大 雨 注 意 報 1 時 間 雨 量 土 壌 雨 量 指 数 40mm 109 一 般 大 雪 注 意 報 濃 霧 注 意 報 大 雪 により 災 害 が 起 こるおそれがある 場 合 具 体 的 には 次 の 条 件 に 該 当 するとき 24 時 間 の 降 雪 の 深 さが 平 地 で20cm 以 上 になるか 山 地 で35cm 以 上 になると 予 想 されるとき 濃 霧 により 交 通 機 関 等 に 著 しい 支 障 が 生 じるおそれがある 場 合 具 体 的 には 次 の 条 件 に 該 当 するとき 視 程 が 陸 上 で100m 以 下 又 は 海 上 で500m 以 下 になると 予 想 されるとき の 利 雷 注 意 報 落 雷 等 により 被 害 が 予 想 される 場 合 乾 燥 注 意 報 空 気 が 乾 燥 し 火 災 の 危 険 がある 場 合 具 体 的 には 次 の 条 件 に 該 当 するとき 最 小 湿 度 が35% 以 下 で 実 効 湿 度 が65% 以 下 になると 予 想 されるとき 用 に 適 合 す る も の なだれ 注 意 報 着 氷 注 意 報 着 雪 注 意 報 融 雪 注 意 報 霜 注 意 報 低 温 注 意 報 洪 水 注 意 報 なだれが 発 生 して 被 害 があると 予 想 される 場 合 具 体 的 には 次 の 条 件 に 該 当 するとき 降 雪 の 深 さが40cm 以 上 になると 予 想 されるとき 又 は 積 雪 の 深 さが50cm 以 上 あって 最 高 気 温 が 10 以 上 になると 予 想 されるとき 著 しい 着 氷 により 災 害 が 発 生 するおそれがあると 予 想 される 場 合 具 体 的 には 通 信 線 や 送 電 線 船 体 などへの 被 害 が 起 こるおそれのあるとき 着 氷 ( 雪 )により 通 信 線 や 送 電 線 等 に 被 害 が 予 想 される 場 合 具 体 的 には 次 の 条 件 に 該 当 する とき 24 時 間 の 降 雪 の 深 さが 平 地 で10cm 以 上 になるか 山 地 で30cm 以 上 になり 気 温 0~3 が 予 想 される 場 合 融 雪 により 災 害 が 発 生 するおそれがあると 予 想 される 場 合 具 体 的 には 浸 水 土 砂 災 害 など の 災 害 が 発 生 するおそれがあるとき 晩 霜 により 農 作 物 等 に 著 しい 被 害 が 予 想 される 場 合 具 体 的 には 最 低 気 温 が 次 の 条 件 に 該 当 するとき 3 月 以 降 最 低 気 温 が4 以 下 と 予 想 されるとき 低 温 のため 農 作 物 等 に 著 しい 被 害 が 予 想 される 場 合 具 体 的 には 次 の 条 件 に 該 当 するとき 冬 期 : 最 低 気 温 が-4 以 下 と 予 想 されるとき 夏 期 : 最 高 気 温 又 は 最 低 気 温 が 平 年 より6 以 上 低 いと 予 想 されるとき 津 波 高 潮 以 外 による 洪 水 によって 災 害 が 起 こるおそれがあると 予 想 される 場 合 具 体 的 に は 雨 量 が 次 のいずれか 以 上 になると 予 想 されるとき 1 時 間 雨 量 流 域 雨 量 指 数 40mm 生 田 川 流 域 15 本 村 川 流 域 8 地 面 現 象 注 意 報 1 大 雨 大 雪 等 による 山 崩 れ 地 すべり 等 により 災 害 が 起 こるおそれがあると 予 想 される 場 合 浸 水 注 意 報 1 大 雨 長 雨 融 雪 の 現 象 に 伴 う 浸 水 により 災 害 が 起 こるおそれがあると 予 想 される 場 合

70 基 本 編 第 3 章 災 害 応 急 対 策 計 画 第 3 節 災 害 情 報 計 画 (イ) 警 報 気 象 現 象 等 により 重 大 な 災 害 が 予 想 される 場 合 住 民 及 び 関 係 機 関 の 警 戒 を 促 すために 発 表 する 発 表 基 準 一 般 の 利 用 に 適 合 す る も の 暴 風 警 報 暴 風 雪 警 報 大 雨 警 報 大 雪 警 報 洪 水 警 報 地 面 現 象 警 報 1 浸 水 警 報 1 暴 風 により 重 大 な 災 害 が 起 こるおそれがある 場 合 具 体 的 には 次 の 条 件 に 該 当 するとき 平 均 風 速 が 陸 上 で20m/s 以 上 海 上 で25m/s 以 上 になると 予 想 されるとき 暴 風 雪 により 重 大 な 災 害 が 起 こるおそれがある 場 合 具 体 的 には 次 の 条 件 に 該 当 するとき 雪 を 伴 い 平 均 風 速 が 陸 上 で20m/s 以 上 海 上 で25m/s 以 上 になると 予 想 されるとき 大 雨 により 重 大 な 災 害 が 起 こるおそれがある 場 合 具 体 的 に 雨 量 が 次 のいずれか 以 上 になる と 予 想 される 場 合 1 時 間 雨 量 土 壌 雨 量 指 数 70mm 140 大 雪 により 重 大 な 災 害 が 起 こるおそれがある 場 合 具 体 的 には 次 の 条 件 に 該 当 するとき 24 時 間 以 上 の 降 雪 の 深 さが 平 地 で30cm 以 上 になるか 山 地 で60cm 以 上 になると 予 想 されると き 津 波 高 潮 以 外 による 洪 水 により 重 大 な 災 害 が 起 こるおそれがある 場 合 具 体 的 には 雨 量 が 次 のいずれか 以 上 になると 予 想 されるとき 1 時 間 雨 量 流 域 雨 量 指 数 70mm 生 田 川 流 域 19 本 村 川 流 域 12 大 雨 大 雪 等 による 山 崩 れ 地 すべり 等 により 重 大 な 災 害 が 起 こるおそれがあると 予 想 され る 場 合 大 雨 長 雨 融 雪 等 の 現 象 に 伴 う 浸 水 により 重 大 な 災 害 が 起 こるおそれがあると 予 想 される 場 合 一 般 の 利 用 に 適 合 す る も の (ウ) 特 別 警 報 気 象 現 象 等 により 重 大 な 災 害 が 起 こるおそれが 著 しく 大 きいと 予 想 した 場 合 住 民 及 び 関 係 機 関 に 最 大 限 の 警 戒 を 促 すために 発 表 する 種 類 発 表 基 準 大 雨 特 別 警 報 台 風 や 集 中 豪 雨 により 数 十 年 に 一 度 の 降 雨 量 となる 大 雨 が 予 想 され 若 しくは 数 十 年 に 一 度 の 強 度 の 台 風 や 同 程 度 の 温 帯 低 気 圧 により 大 雨 になると 予 想 したとき 大 雪 特 別 警 報 数 十 年 に 一 度 の 降 雪 量 となる 大 雪 が 予 想 したとき 暴 風 特 別 警 報 数 十 年 に 一 度 の 強 度 の 台 風 や 同 程 度 の 温 帯 低 気 圧 により 暴 風 が 吹 くと 予 想 したとき 暴 風 雪 特 別 警 報 数 十 年 に 一 度 の 強 度 の 台 風 や 同 程 度 の 温 帯 低 気 圧 により 雪 を 伴 う 暴 風 が 吹 くと 予 想 したとき

71 基 本 編 第 3 章 災 害 応 急 対 策 計 画 第 3 節 災 害 情 報 計 画 る も の 水 防 活 動 の 利 用 に 適 合 す (エ) 水 防 活 動 の 利 用 に 適 合 するもの 種 類 発 表 基 準 水 防 活 動 用 気 象 注 意 報 水 防 活 動 用 洪 水 注 意 報 水 防 活 動 用 洪 水 警 報 水 防 活 動 用 気 象 警 報 一 般 の 利 用 に 適 合 する 大 雨 注 意 報 の 発 表 をもって 代 える 一 般 の 利 用 に 適 合 する 洪 水 注 意 報 の 発 表 をもって 代 える 一 般 の 利 用 に 適 合 する 洪 水 警 報 の 発 表 をもって 代 える 一 般 の 利 用 に 適 合 する 大 雨 警 報 又 は 大 雨 特 別 警 報 の 発 表 をもって 代 える 注 :1 1 印 は 表 題 を 出 さないで 気 象 注 意 報 警 報 に 含 めて 行 う 印 は 要 素 が 気 象 官 署 のものであることを 示 す 2 注 意 報 警 報 はその 種 類 にかかわらず 解 除 されるまで 継 続 される また 新 たな 注 意 報 警 報 が 発 表 されるときは こ れまで 継 続 中 の 注 意 報 警 報 は 自 動 的 に 解 除 され 新 たな 注 意 報 警 報 に 切 り 替 えられる 3 注 意 報 及 び 警 報 は 当 該 気 象 等 の 現 象 の 発 生 予 想 地 域 を 技 術 的 に 特 定 することができる 場 合 には 地 域 を 指 定 して 発 表 する (オ) 地 震 など 大 規 模 災 害 発 生 後 に 暫 定 的 に 運 用 する 大 雨 警 報 注 意 報 洪 水 警 報 注 意 報 土 砂 災 害 警 戒 情 報 等 の 発 表 基 準 暫 定 基 準 : 震 度 6 弱 以 上 の 地 域 種 類 発 令 基 準 大 雨 により 災 害 が 起 こるおそれがある 場 合 具 体 的 には 雨 量 が 次 のいずれか 以 上 になると 予 想 されるとき 大 雨 注 意 報 1 時 間 雨 量 3 時 間 雨 量 24 時 間 雨 量 20mm 35mm 60mm (ただし 総 雨 量 35m 津 波 高 潮 以 外 による 洪 水 により 災 害 が 起 こるおそれがある 場 合 具 体 的 には 雨 量 が 次 のい ずれか 以 上 になると 予 想 されるとき 洪 水 注 意 報 1 時 間 雨 量 3 時 間 雨 量 24 時 間 雨 量 20mm 35 6m (ただ 総 雨 35mm) 大 雨 により 重 大 な 災 害 が 起 こるおそれがある 場 合 具 体 的 には 雨 量 が 次 のいずれか 以 上 にな ると 予 想 されるとき 大 雨 警 報 1 時 間 雨 量 3 時 間 雨 量 24 時 間 雨 量 30mm 55mm 90mm (ただし 総 雨 量 60mm) 津 波 高 潮 以 外 による 洪 水 により 重 大 な 災 害 が 起 こるおそれがある 場 合 具 体 的 には 雨 量 が 次 のいずれか 以 上 になると 予 想 されるとき 洪 水 警 報 1 時 間 雨 量 3 時 間 雨 量 24 時 間 雨 量 40mm 55mm 90mm (ただし 総 雨 量 80mm)

72 基 本 編 第 3 章 災 害 応 急 対 策 計 画 第 3 節 災 害 情 報 計 画 暫 定 基 準 : 震 度 5 強 の 地 域 種 類 発 令 基 準 大 雨 により 災 害 が 起 こるおそれがある 場 合 具 体 的 には 雨 量 が 次 のいずれか 以 上 になると 予 想 されるとき 大 雨 注 意 報 1 時 間 雨 量 3 時 間 雨 量 24 時 間 雨 量 25mm 50mm 80m (ただし 総 雨 量 50mm) 津 波 高 潮 以 外 による 洪 水 により 災 害 が 起 こるおそれがある 場 合 具 体 的 には 雨 量 が 次 のい ずれか 以 上 になると 予 想 されるとき 洪 水 注 意 報 1 時 間 雨 量 3 時 間 雨 量 24 時 間 雨 量 25mm 50mm 80mm (ただし 総 雨 量 50mm) 大 雨 により 重 大 な 災 害 が 起 こるおそれがある 場 合 具 体 的 には 雨 量 が 次 のいずれか 以 上 にな ると 予 想 されるとき 大 雨 警 報 1 時 間 雨 量 3 時 間 雨 量 24 時 間 雨 量 40mm 70mm 120m (ただし 総 雨 量 80mm) 津 波 高 潮 以 外 による 洪 水 により 重 大 な 災 害 が 起 こるおそれがある 場 合 具 体 的 には 雨 量 が 次 のいずれか 以 上 になると 予 想 されるとき 洪 水 警 報 1 時 間 雨 量 3 時 間 雨 量 24 時 間 雨 量 40mm 70mm 120mm (ただし 総 雨 量 80mm) 注 :1 注 意 報 警 報 はその 種 類 にかかわらず 解 除 されるまで 継 続 される また 新 たな 注 意 報 警 報 が 発 表 されると きは これまで 継 続 中 の 注 意 報 警 報 は 自 動 的 に 解 除 され 新 たな 注 意 報 警 報 に 切 り 替 えられる 2 注 意 報 及 び 警 報 は 当 該 気 象 等 の 現 象 の 発 生 予 想 地 域 を 技 術 的 に 特 定 することができる 場 合 には 地 域 を 指 定 し て 発 表 する

73 基 本 編 第 3 章 災 害 応 急 対 策 計 画 第 3 節 災 害 情 報 計 画 イ 国 土 交 通 省 中 国 地 方 整 備 局 三 次 河 川 国 道 事 務 所 と 広 島 地 方 気 象 台 が 共 同 で 発 表 す る 注 意 報 及 び 警 報 区 分 標 題 種 類 発 表 基 準 江 の 川 上 流 水 系 洪 水 予 報 江 の 川 上 流 氾 濫 発 生 情 報 江 の 川 上 流 氾 濫 危 険 情 報 江 の 川 上 流 氾 濫 警 戒 情 報 江 の 川 上 流 氾 濫 注 意 情 報 江 の 川 上 流 氾 濫 注 意 情 報 洪 水 警 報 ( 発 表 ) 又 は 洪 水 警 報 ( 警 戒 情 報 解 除 ) 洪 水 注 意 報 江 の 川 上 流 氾 濫 注 意 情 報 解 除 氾 濫 が 発 生 したとき 氾 濫 が 継 続 しているとき 氾 濫 危 険 水 位 に 到 達 したとき 氾 濫 危 険 水 位 以 上 の 状 態 が 継 続 している とき 氾 濫 危 険 水 位 に 達 すると 見 込 まれるとき 避 難 判 断 水 位 に 到 達 し さらに 水 位 の 上 昇 が 見 込 まれるとき( 一 時 的 な 水 位 の 上 昇 下 降 に 関 わらず 水 位 の 上 昇 の 可 能 性 があるとき) 氾 濫 危 険 情 報 を 発 表 中 に 氾 濫 危 険 水 位 を 下 回 ったとき( 避 難 判 断 水 位 を 下 回 っ た 場 合 を 除 く)) 氾 濫 注 意 水 位 に 到 達 し さらに 水 位 の 上 昇 が 見 込 まれるとき 洪 水 注 意 報 ( 発 表 ) 氾 濫 水 位 以 上 で かつ 避 難 判 断 水 位 未 満 又 は の 状 態 が 継 続 しているとき 洪 水 注 意 報 避 難 判 断 水 位 に 達 したが 水 位 の 上 昇 が ( 警 報 解 除 ) 洪 水 注 意 報 解 除 見 込 まれないとき 氾 濫 危 険 情 報 又 は 氾 濫 警 戒 情 報 を 発 表 中 に 避 難 判 断 水 位 を 下 回 った 場 合 ( 氾 濫 注 意 水 位 を 下 回 った 場 合 を 除 く) 氾 濫 警 戒 情 報 発 表 中 に 水 位 の 上 昇 が 見 込 まれなくなったとき( 氾 濫 危 険 水 位 に 達 した 場 合 を 除 く) 氾 濫 危 険 情 報 氾 濫 警 戒 情 報 又 は 氾 濫 注 意 情 報 を 発 表 中 に 氾 濫 注 意 水 位 を 下 回 り 氾 濫 のおそれがなくなったとき ウ 気 象 庁 が 発 表 する 緊 急 地 震 速 報 区 分 緊 急 地 震 速 報 ( 警 報 ) 発 表 基 準 地 震 動 により 重 大 な 災 害 が 起 こるおそれのある 場 合 は 強 い 揺 れが 予 想 される 地 域 に 対 し 緊 急 地 震 速 報 ( 警 報 )を 発 表 する

74 基 本 編 第 3 章 災 害 応 急 対 策 計 画 第 3 節 災 害 情 報 計 画 エ 広 島 県 土 木 建 築 局 砂 防 課 と 広 島 地 方 気 象 台 が 共 同 で 発 表 する 土 砂 災 害 警 戒 情 報 区 分 土 砂 災 害 警 戒 情 報 発 表 解 除 基 準 発 表 基 準 大 雨 警 報 発 表 中 において 実 況 雨 量 及 び 気 象 庁 が 作 成 する 降 雨 予 測 に 基 づい て 算 出 した 降 雨 指 数 が 監 視 基 準 に 達 した( 群 発 的 な 土 砂 災 害 発 生 の 危 険 度 が 高 まった)とき 市 町 ごとに 発 表 される 解 除 基 準 降 雨 指 数 が 監 視 基 準 を 下 回 り かつ 短 時 間 で 再 び 監 視 基 準 を 超 過 しないと 予 想 されるとき 市 町 ごとに 解 除 される ただし 無 降 雨 状 態 が 長 時 間 継 続 して いるにもかかわらず 監 視 基 準 を 下 回 らない 場 合 は 土 壌 雨 量 指 数 等 を 鑑 み 広 島 県 土 木 建 築 局 と 広 島 地 方 気 象 台 が 協 議 のうえで 警 戒 を 解 除 できる 広 島 県 土 木 建 築 局 砂 防 課 及 び 広 島 地 方 気 象 台 は 地 震 など 大 規 模 災 害 発 生 後 必 要 に 応 じて 地 震 等 発 生 後 の 暫 定 基 準 により 土 砂 災 害 警 戒 情 報 の 発 表 基 準 を 取 り 扱 うものとする (3) 気 象 予 報 及 び 警 報 並 びに 土 砂 災 害 警 戒 情 報 の 伝 達 経 路 広 島 地 方 気 象 台 が 気 象 等 の 予 報 及 び 警 報 並 びに 土 砂 災 害 警 戒 情 報 を 発 表 した 場 合 次 の 経 路 で 情 報 が 伝 達 される この 通 知 は 総 務 部 危 機 管 理 課 が 受 理 する ただし 勤 務 時 間 外 の 場 合 は 当 直 勤 務 者 が 受 理 する 災 害 対 策 本 部 が 設 置 された 場 合 は 総 務 部 危 機 管 理 課 が 受 理 する 区 分 伝 達 機 関 予 警 報 の 種 類 伝 達 の 方 法 県 か ら の 伝 達 防 災 行 政 無 線 に よ る 一 斉 通 報 一 斉 通 報 の で き な い と き 勤 務 勤 務 勤 務 時 間 内 外 と も 時 間 内 時 間 外 県 危 機 管 理 監 すべての 注 意 報 警 報 及 び 土 砂 災 害 ( 土 木 建 築 局 砂 防 課 ) 警 戒 情 報 広 島 県 西 部 建 設 事 務 所 注 意 報 のうち 大 雨 洪 水 浸 水 地 面 現 象 の 各 注 意 報 警 報 のうち 暴 風 大 雨 洪 水 暴 風 雪 大 雪 浸 水 地 面 現 象 の 各 警 報 防 災 行 政 無 線 一 斉 通 報 土 砂 災 害 警 戒 情 報 注 意 報 のうち 大 雨 洪 水 地 面 現 象 浸 水 江 の 川 上 流 洪 水 注 意 報 強 風 濃 霧 注 意 報 暴 風 洪 水 地 面 現 象 浸 水 警 報 暴 風 雪 大 雪 警 報 江 の 川 上 流 洪 水 警 報 水 防 警 報 電 話 土 木 建 築 局 砂 防 課 土 砂 災 害 警 戒 情 報 N T T か ら の 伝 達 勤 務 時 間 NTTマーケティン 内 外 とも グアクト 関 西 支 店 すべての 警 報

75 基 本 編 第 3 章 災 害 応 急 対 策 計 画 第 3 節 災 害 情 報 計 画 (4) 伝 達 を 受 けた 場 合 の 市 の 措 置 ア 関 係 機 関 からの 気 象 予 警 報 等 は 平 日 の 場 合 ( 午 前 8 時 30 分 ~ 午 後 5 時 15 分 まで) は 総 務 部 危 機 管 理 課 において 受 理 し 休 日 その 他 夜 間 は 当 直 勤 務 者 が 受 理 し 直 ちに 受 信 表 を 作 成 し 必 要 に 応 じて 危 機 管 理 課 長 に 伝 達 する イ 危 機 管 理 課 長 は 前 記 の 予 警 報 を 受 領 し 必 要 と 認 める 場 合 は 速 やかに 市 長 副 市 長 教 育 長 及 び 各 部 長 に 報 告 するとともに 関 係 各 課 に 伝 達 する ウ 危 機 管 理 課 長 は 予 警 報 のうち 特 に 庁 内 支 所 への 周 知 を 要 すると 認 めたもの については 庁 内 放 送 電 話 メール 等 により 伝 達 するとともに 関 係 各 課 長 は 関 係 機 関 に 電 話 メール 等 により 伝 達 する エ 伝 達 を 受 けた 気 象 予 警 報 等 で 急 を 要 し かつ 重 大 な 災 害 が 予 想 されるものに ついては 広 報 車 お 太 助 フォン 等 の 方 法 により 住 民 に 広 報 する 3 火 災 予 防 上 の 気 象 通 報 (1) 気 象 の 状 況 の 通 報 広 島 地 方 気 象 台 は 気 象 の 状 況 が 火 災 の 予 防 上 危 険 であると 認 められるときは そ の 状 況 を 直 ちに 県 危 機 管 理 監 に 通 報 し 通 報 を 受 けた 県 危 機 管 理 監 は 直 ちにこれを 市 の 消 防 本 部 に 通 報 する (2) 通 報 の 具 体 的 な 基 準 広 島 地 方 気 象 台 が 火 災 予 防 上 の 気 象 通 報 を 行 う 場 合 の 具 体 的 な 基 準 は 次 のとおり である ア 実 効 湿 度 が 60% 以 下 で 最 小 湿 度 が 35% 以 下 となり 最 大 風 速 7m/s 以 上 の 風 が 吹 く 見 込 みのとき イ 平 均 風 速 12m/s 以 上 の 風 が1 時 間 以 上 連 続 して 吹 く 見 込 みのとき ただし 降 雨 降 雪 中 は 通 報 しないこともある (3) 情 報 の 伝 達 経 路 広 島 地 方 気 象 台 が 行 う 火 災 予 防 上 の 気 象 通 報 は 次 の 経 路 により 通 報 される 気 象 台 県 危 機 管 理 監 消 防 本 部 4 災 害 情 報 の 収 集 伝 達 (1) 通 常 の 場 合 の 経 路 ア 災 害 の 予 防 未 然 防 止 又 は 拡 大 防 止 のための 情 報 (ア) 基 本 法 第 54 条 第 4 項 の 規 定 により 災 害 が 発 生 するおそれのある 異 常 な 現 象 に

76 基 本 編 第 3 章 災 害 応 急 対 策 計 画 第 3 節 災 害 情 報 計 画 ついて 通 報 を 受 けた 市 長 は 速 やかにその 旨 を 県 危 機 管 理 監 に 通 報 する (イ) 前 項 の 場 合 において 急 施 を 要 するときは 市 長 は 県 危 機 管 理 監 への 通 報 に 先 立 ち 気 象 現 象 については 広 島 地 方 気 象 台 に その 他 については その 現 象 が 直 接 影 響 する 施 設 を 管 理 する 責 任 者 に 通 報 する イ その 他 の 情 報 災 害 応 急 対 策 責 任 者 は 災 害 に 関 係 ある 事 実 又 は 情 報 を 知 ったとき 及 び 自 己 の 管 理 する 施 設 が 災 害 を 受 けたときは その 情 報 及 び 被 害 の 概 況 並 びに 災 害 に 対 して とった 措 置 の 大 要 を 県 危 機 管 理 監 に 通 報 する ウ 災 害 に 関 する 民 間 機 関 への 通 知 前 各 号 の 経 路 により 情 報 を 受 けた 関 係 機 関 は 必 要 と 認 めたときは 関 係 のある 民 間 機 関 へ 通 知 する エ 災 害 応 急 対 策 責 任 者 相 互 の 被 害 情 報 の 交 換 災 害 応 急 対 策 責 任 者 は 自 己 の 管 理 する 施 設 が 被 害 を 受 けたときは 被 害 の 状 況 及 びその 災 害 に 対 しとった 措 置 をできるだけ 相 互 に 通 報 する (2) 県 の 災 害 対 策 本 部 が 設 置 された 場 合 ア 市 長 は 人 住 家 福 祉 商 工 業 病 院 水 道 等 の 施 設 の 被 害 住 民 の 避 難 状 況 災 害 対 策 本 部 の 設 置 及 び 廃 止 については 直 接 県 災 害 対 策 本 部 ( 情 報 連 絡 班 )へ 報 告 する その 他 については 西 部 建 設 事 務 所 ( 県 災 害 対 策 本 部 支 部 )へ 通 知 する イ 急 施 を 要 する 場 合 で 県 災 害 対 策 本 部 へ 通 知 するいとまのない 場 合 異 常 現 象 が 直 接 影 響 する 施 設 を 管 理 する 責 任 者 又 は 内 閣 総 理 大 臣 ( 消 防 庁 )へ 通 知 する 5 災 害 発 生 及 び 被 害 状 況 報 告 通 報 災 害 が 発 生 した 場 合 は 応 急 対 策 を 迅 速 に 実 施 するため 市 は 災 害 対 策 基 本 法 及 びそ の 他 関 係 法 令 の 規 定 に 基 づき 県 に 対 し 災 害 発 生 報 告 及 び 被 害 状 況 報 告 を 速 やかに 行 う 市 からの 報 告 は 原 則 として 広 島 県 防 災 情 報 システム( 被 害 情 報 収 集 提 供 機 能 )を 利 用 して 行 う また 市 は 災 害 発 生 直 後 については 被 害 規 模 に 関 する 概 括 的 情 報 を 含 め 把 握 で きた 範 囲 から 直 ちに 県 へ 連 絡 するものとする ただし 県 に 報 告 できない 場 合 にあっては 直 接 内 閣 総 理 大 臣 ( 消 防 庁 )へ 報 告 する ものとするが 県 と 連 絡 がとれるようになった 後 の 報 告 については 県 に 対 して 行 うも のとする なお 消 防 庁 が 定 める 火 災 災 害 等 即 報 要 領 に 基 づく 直 接 即 報 基 準 に 該 当 する 火 災 災 害 等 の 場 合 市 は 県 へ 連 絡 するとともに 直 接 消 防 庁 へも 連 絡 する

77 基 本 編 第 3 章 災 害 応 急 対 策 計 画 第 3 節 災 害 情 報 計 画 (1) 災 害 発 生 報 告 災 害 応 急 対 策 実 施 のため 災 害 発 生 状 況 を 迅 速 に 把 握 し 災 害 対 策 基 本 法 第 53 条 第 1 項 の 規 定 により 災 害 の 発 生 を 報 告 する ア 伝 達 経 路 災 害 発 生 報 告 は 次 の 経 路 により 行 う ( 災 害 対 策 本 部 が 設 置 されていない 場 合 は 県 災 害 対 策 本 部 は 県 危 機 管 理 監 と 読 み 替 える ) 市 人 住 家 福 祉 施 設 宿 泊 施 設 商 工 業 病 院 水 道 環 境 関 係 施 設 等 の 被 害 避 難 災 害 対 策 本 部 に 関 する 情 報 県 災 害 対 策 本 部 ( 情 報 連 絡 班 ) 内 閣 総 理 大 臣 ( 消 防 庁 ) 県 関 係 地 方 機 関 ( 災 害 対 策 支 部 ) 関 係 部 室 ( 県 に 報 告 できない 場 合 ) (ア) 広 島 県 が 災 害 対 策 本 部 を 設 置 していない 場 合 の 連 絡 先 県 危 機 管 理 監 電 話 FAX 衛 星 電 話 ( 専 用 機 ) 衛 星 FAX (イ) 広 島 県 が 災 害 対 策 本 部 を 設 置 した 場 合 の 連 絡 先 県 災 害 対 策 本 部 電 話 ( 直 通 ) ( 情 報 連 絡 班 ) FAX 衛 星 電 話 ( 専 用 機 ) (ウ) 内 閣 総 理 大 臣 ( 消 防 庁 )へ 連 絡 する 場 合 の 連 絡 先 回 線 別 NTT 地 域 衛 星 通 信 ネットワーク 消 防 庁 区 分 平 日 (9:30~18:15) 震 災 等 応 急 室 電 話 FAX 電 話 FAX ( 注 )TN は 衛 星 回 線 選 択 番 号 を 示 す 左 記 以 外 宿 直 室 ~

78 基 本 編 第 3 章 災 害 応 急 対 策 計 画 第 3 節 災 害 情 報 計 画 イ 災 害 発 生 報 告 の 様 式 災 害 発 生 報 告 は 報 告 の 迅 速 かつ 的 確 を 期 すため 原 則 として 別 記 様 式 1 に より 行 う ウ 消 防 機 関 への 通 報 が 殺 到 した 場 合 の 報 告 災 害 により 消 防 本 部 への 通 報 が 殺 到 した 場 合 その 状 況 を 市 は 直 ちに 消 防 庁 及 び 県 に 対 し 報 告 する この 場 合 即 報 の 迅 速 性 を 確 保 するため 市 から 直 接 広 島 県 防 災 情 報 システム ( 被 害 情 報 収 集 提 供 機 能 ) 電 話 ファクシミリ 等 最 も 迅 速 な 方 法 により 報 告 する ものとする (2) 被 害 状 況 の 報 告 応 急 対 策 の 実 施 及 び 災 害 復 旧 のため 関 係 法 令 等 の 規 定 により 応 急 対 策 の 実 施 及 び 復 旧 の 措 置 を 講 ずるに 必 要 な 被 害 状 況 を 把 握 し 速 やかに 報 告 及 び 通 報 する ア 伝 達 経 路 被 害 状 況 報 告 及 び 通 報 は 次 の 経 路 により 行 う ( 災 害 対 策 本 部 が 設 置 されてい ない 場 合 は 県 災 害 対 策 本 部 は 県 危 機 管 理 監 と 読 み 替 える ) 連 絡 先 は 災 害 発 生 報 告 に 示 したとおりである 異 常 現 象 発 表 者 発 見 者 から 通 報 を 受 けた 警 察 官 等 を 含 む 市 県 関 係 地 方 機 関 ( 災 害 対 策 本 部 各 支 部 ) 災 害 応 急 対 策 責 任 者 内 閣 総 理 大 臣 ( 消 防 庁 ) 広 島 地 方 気 象 台 県 災 害 対 策 本 部 必 要 に 応 じて 陸 上 自 衛 隊 第 13 旅 団 司 令 部 異 常 現 象 が 直 接 影 響 をす る 施 設 を 管 理 する 責 任 者 県 関 係 各 部 室 県 関 係 地 方 機 関 注 :1 県 地 方 機 関 その 他 の 機 関 が 異 常 現 象 発 見 者 である 場 合 は 市 が 行 う 経 路 手 続 きを 準 用 し その 旨 をその 異 常 現 象 発 生 地 域 の 市 に 通 知 する 2 は 通 常 の 場 合 の 経 路 であり は 急 施 を 要 する 場 合 で 災 害 対 策 本 部 へ 通 知 するいとまのない 場 合 の 経 路 で ある

79 基 本 編 第 3 章 災 害 応 急 対 策 計 画 第 3 節 災 害 情 報 計 画 イ 被 害 状 況 報 告 の 様 式 被 害 状 況 については 別 記 様 式 2 を 用 い 災 害 発 生 報 告 と 同 様 の 経 路 で 県 に 報 告 するとともに 市 内 の 防 災 関 係 機 関 にも 周 知 する 6 被 害 状 況 等 の 収 集 とりまとめ 災 害 が 発 生 した 場 合 の 災 害 状 況 調 査 及 び 災 害 情 報 の 収 集 は 災 害 応 急 対 策 及 び 災 害 復 旧 の 基 礎 となるもので 迅 速 かつ 的 確 に 行 う (1) 実 施 責 任 者 市 消 防 本 部 及 び 安 芸 高 田 警 察 署 は 連 携 し 災 害 情 報 の 収 集 を 行 う (2) 被 害 情 報 の 収 集 ア 被 害 情 報 の 収 集 及 び 調 査 は 関 係 機 関 諸 団 体 地 域 自 治 組 織 等 の 応 援 を 求 めて 実 施 する イ 災 害 が 発 生 したときは 直 ちに 調 査 班 を 編 成 して 被 害 状 況 を 調 査 する ウ 災 害 調 査 に 当 たっては 別 記 様 式 1 様 式 2 に 記 載 された 内 容 等 を 対 象 に 行 い 用 語 の 定 義 に 基 づき 判 定 する (3) 人 の 被 害 についての 即 報 市 消 防 本 部 及 び 県 警 察 本 部 が 災 害 による 人 の 被 害 についての 情 報 を 入 手 した 場 合 は 広 島 県 防 災 情 報 システム 等 を 利 用 して 速 やかに 県 災 害 対 策 本 部 ( 災 害 対 策 本 部 が 設 置 されていない 場 合 は 危 機 管 理 監 )に 伝 達 する 人 的 被 害 の 数 ( 死 者 行 方 不 明 者 数 )については 県 が 一 元 的 に 集 約 調 整 を 行 う ものとする その 際 県 は 関 係 機 関 が 把 握 している 人 的 被 害 の 数 について 積 極 的 に 収 集 し 一 方 関 係 機 関 は 県 に 連 絡 するものとする 市 消 防 本 部 ( 人 の 被 災 状 況 ) ( 人 の 被 災 状 況 ) 県 災 害 対 策 本 部 ( 情 報 連 絡 班 ) 内 閣 総 理 大 臣 ( 消 防 庁 経 由 ) 県 警 察 本 部 ( 人 の 被 災 状 況 )

80 基 本 編 第 3 章 災 害 応 急 対 策 計 画 第 3 節 災 害 情 報 計 画 別 記 様 式 1 発 信 者 災 害 発 生 報 告 月 日 時 分 受 信 13 火 災 の 発 生 状 況 ( ) 県 支 部 ( ) 市 町 村 職 氏 名 受 信 者 情 報 連 絡 班 氏 名 14 交 通 途 絶 と なった 路 線 1 調 査 日 時 2 発 生 班 月 時 日 分 15 破 堤 溢 水 した 河 川 海 岸 ため 池 16 その 他 の 被 害 場 所 人 の 被 害 住 家 の 被 害 3 死 者 4 行 方 不 明 者 5 重 傷 者 6 軽 傷 者 7 全 壊 ( 全 焼 流 失 ) 8 半 壊 ( 半 焼 ) 9 床 上 浸 水 10 床 下 浸 水 人 氏 名 ( 生 年 月 日 ) ( ) ( ) 災 害 に 17 災 害 対 策 本 部 設 置 18 避 難 の 指 示 勧 告 状 況 地 区 名 ( ) 対 19 消 防 職 員 し 消 棟 世 帯 人 防 20 と 職 消 防 団 員 員 っ 21 の 警 察 官 出 て 動 22 状 そ の 他 い 況 計 る 月 時 避 難 場 所 日 分 非 住 家 の 被 害 11 学 校 等 公 共 建 物 12 その 他 措 置 23 その 他 の 応 急 措 置

81 基 本 編 第 3 章 災 害 応 急 対 策 計 画 第 3 節 災 害 情 報 計 画 別 記 様 式 2 被 害 総 括 表 月 日 時 分 現 在 ( ) 県 支 部 ( ) 市 町 村 被 害 区 分 被 害 内 容 被 害 区 分 被 害 内 容 被 害 額 ( 千 円 ) 1 人 2 住 家 3 非 住 家 ア 死 者 人 氏 名 保 育 園 公 棟 4 キ イ 行 方 不 明 者 幼 稚 園 私 公 ウ 重 傷 者 専 修 学 校 公 エ 軽 傷 者 共 ク 各 種 学 校 私 ア 全 壊 ( 全 焼 流 失 ) イ 半 壊 ( 半 焼 ) 棟 世 帯 建 人 ケ 病 院 物 コ 官 公 庁 その 他 ウ 一 部 破 損 5 神 社 仏 閣 文 化 財 エ 床 上 浸 水 ア 道 路 被 害 か 所 6 オ 床 下 浸 水 イ 橋 梁 被 害 橋 公 ア 全 壊 ( 全 焼 流 失 ) 公 共 建 物 棟 ウ 河 川 被 害 か 所 そ の 他 共 エ 砂 防 設 備 被 害 イ 半 壊 ( 半 焼 ) 公 共 建 物 土 オ 治 山 施 設 被 害 そ の 他 木 カ 港 湾 施 設 被 害 被 害 区 分 被 害 内 容 被 害 額 ( 千 円 ) キ 漁 港 施 設 被 害 施 ア 小 学 校 公 か 所 ク 海 岸 施 設 被 害 設 私 ケ その 他 4 公 共 建 物 イ 中 学 校 公 7 私 田 冠 水 農 ウ 高 等 学 校 公 イ 私 林 畑 冠 水 エ 大 学 公 水 ウ 農 道 被 害 か 所 私 産 エ 溜 池 水 路 被 害 オ 高 等 専 門 学 校 施 オ 頭 首 工 被 害 ア 流 失 埋 没 流 失 埋 没 カ 特 別 支 援 学 校 カ 路 面 被 害 設 林 道 橋 梁 被 害 ha 橋

82 基 本 編 第 3 章 災 害 応 急 対 策 計 画 第 3 節 災 害 情 報 計 画 被 害 区 分 被 害 内 容 被 害 額 ( 千 円 ) 被 害 区 分 被 害 内 容 7 キ 水 産 施 設 被 害 か 所 り 災 世 帯 数 世 帯 ク その 他 り 災 者 数 人 ア 農 産 被 害 被 害 総 額 千 円 イ 林 産 被 害 9 ア 建 物 件 ウ 水 産 被 害 火 災 イ 危 険 物 エ 商 工 被 害 発 生 ウ その 他 オ 山 くずれ 山 腹 崩 壊 ha 月 日 時 分 8 渓 流 崩 壊 カ 地 すべり か 所 キ 崖 くずれ ク 木 材 流 出 m 3 ケ 山 林 焼 失 ha 災 害 対 策 本 部 設 置 コ 鉄 軌 道 被 害 か 所 災 そ の サ 船 舶 沈 没 流 失 破 損 シ 清 掃 施 設 被 害 ス 都 市 施 設 被 害 セ 自 然 公 園 施 設 被 害 ソ 地 すべり 防 止 施 設 被 害 隻 か 所 害 に 対 し て と っ 避 難 の 指 示 勧 告 状 況 地 区 名 避 難 場 所 世 帯 数 他 タ 急 傾 斜 地 崩 壊 防 止 施 設 被 害 チ 工 業 用 水 道 被 害 ツ 水 道 施 設 被 害 措 消 防 置 職 消 防 職 員 消 防 団 員 人 テ 水 道 ( 断 水 ) 戸 員 等 警 察 官 出 ト 電 話 ( 不 通 ) 回 線 動 その 他 状 ナ 電 気 ( 停 電 ) 戸 況 計 た 合 計 ニ ガス( 停 止 ) ヌ ブロック 塀 等 被 害 ネ その 他 か 所 そ の 他

83 基 本 編 第 3 章 災 害 応 急 対 策 計 画 第 3 節 災 害 情 報 計 画 用 語 の 定 義 人 の 被 害 住 家 被 害 非 住 家 被 害 死 者 行 方 不 明 者 重 傷 者 軽 傷 者 住 家 全 壊 ( 全 焼 流 失 ) 半 壊 ( 半 焼 ) 一 部 破 損 床 上 浸 水 床 下 浸 水 世 帯 非 住 家 公 共 建 物 その 他 当 該 災 害 が 原 因 で 死 亡 し 死 体 を 確 認 したもの 又 は 死 体 は 確 認 できないが 死 亡 したことが 確 実 な 者 とする 当 該 災 害 が 原 因 で 所 在 不 明 となり かつ 死 亡 の 疑 いのある 者 とする 当 該 災 害 により 負 傷 し 医 師 の 治 療 を 受 け 又 は 受 ける 必 要 のある 者 のうち1ヶ 月 以 上 の 治 療 を 要 する 見 込 みの 者 とする 当 該 災 害 により 負 傷 し 医 師 の 治 療 を 受 け 又 は 受 ける 必 要 のある 者 のうち1ヶ 月 未 満 で 治 療 できる 見 込 みの 者 とする 現 実 に 居 住 のため 使 用 している 建 物 をいい 社 会 通 念 上 の 住 家 であるかどうかを 問 わない 住 家 がその 居 住 のための 基 本 的 機 能 を 喪 失 したもの すなわち 住 家 全 部 が 倒 壊 流 失 埋 没 焼 失 したもの または 住 家 の 損 壊 が 甚 だしく 補 修 により 元 通 りに 再 使 用 することが 困 難 なもので 具 体 的 には 住 家 の 損 壊 焼 失 もしくは 流 失 した 部 分 の 床 面 積 がその 住 家 の 延 床 面 積 の70% 以 上 に 達 した 程 度 のもの または 住 家 の 主 要 な 構 成 要 素 の 経 済 的 被 害 を 住 家 全 体 に 占 める 損 害 割 合 で 表 し その 住 家 の 損 害 割 合 が50 % 以 上 に 達 した 程 度 のものとする 住 家 がその 居 住 のための 基 本 的 機 能 の 一 部 を 喪 失 したもの すなわち 住 家 の 損 壊 が 甚 だしいが 補 修 すれば 元 通 りに 再 使 用 できる 程 度 のもので 具 体 的 には 住 損 壊 部 分 がその 住 家 の 延 床 面 積 の20% 以 上 70% 未 満 のもの または 住 家 の 主 要 な 構 成 要 素 の 経 済 的 被 害 を 住 家 全 体 に 占 める 損 害 割 合 で 表 し その 住 家 の 損 害 割 合 が20% 以 上 50 % 未 満 のものとする 全 壊 及 び 半 壊 にいたらない 程 度 の 住 家 の 破 損 で 補 修 を 必 要 とする 程 度 のものとす る ただし ガラスが 数 枚 破 損 した 程 度 のごく 小 さなものは 除 く 住 家 の 床 より 上 に 浸 水 したもの 及 び 全 壊 半 壊 には 該 当 しないが 土 砂 竹 木 のたい 積 により 一 時 的 に 居 住 することができないものとする 床 上 浸 水 にいたらない 程 度 に 浸 水 したものとする 生 計 を 一 つにしている 実 際 の 生 活 単 位 とする 住 家 以 外 の 建 物 をいう なお 官 公 庁 学 校 病 院 公 民 館 神 社 仏 閣 などは 非 住 家 とする ただし これらの 施 設 に 常 時 人 が 居 住 しているときは 当 該 部 分 は 住 家 とする 官 公 庁 学 校 病 院 公 民 館 幼 稚 園 等 の 公 用 又 は 公 共 の 用 に 供 する 建 物 とする 公 共 建 物 以 外 の 倉 庫 土 蔵 車 庫 等 の 建 物 とする 非 住 家 被 害 は 全 壊 又 は 半 壊 の 被 害 を 受 けたもののみを 記 入 するものとする

84 基 本 編 第 3 章 災 害 応 急 対 策 計 画 第 3 節 災 害 情 報 計 画 公 共 土 木 施 設 農 林 水 産 業 施 設 そ の 他 公 共 土 木 施 設 道 路 被 害 橋 梁 被 害 河 川 被 害 砂 防 設 備 被 害 地 すべり 防 止 施 設 被 害 急 傾 斜 地 崩 壊 防 止 施 設 被 害 治 山 施 設 被 害 港 湾 施 設 被 害 漁 港 施 設 被 害 海 岸 被 害 農 林 水 産 業 施 設 田 畑 の 流 失 埋 没 田 畑 の 冠 水 溜 池 水 路 被 害 農 産 被 害 林 産 被 害 水 産 被 害 原 則 として 公 共 土 木 施 設 災 害 復 旧 事 業 費 国 庫 負 担 法 ( 昭 和 26 年 法 律 第 97 号 )による 国 庫 負 担 の 対 象 となる 施 設 とする 高 速 自 動 車 道 一 般 国 道 県 道 及 び 市 町 村 道 の 一 部 が 破 損 し 車 両 の 通 行 が 不 能 と なった 程 度 の 被 害 とする 市 町 村 道 以 上 の 道 路 に 架 設 した 橋 の 一 部 又 は 全 部 が 流 出 し 一 般 の 渡 橋 が 不 能 とな った 程 度 の 被 害 とする 河 川 法 ( 昭 和 39 年 法 律 第 167 号 )が 適 用 され もしくは 準 用 される 河 川 もしくはその 他 の 河 川 又 はこれらのものの 維 持 管 理 上 必 要 な 堤 防 岸 水 利 床 止 その 他 の 施 設 もしくは 沿 岸 を 保 全 するために 防 護 することを 必 要 とする 河 岸 の 被 害 で 復 旧 工 事 を 要 する 程 度 のものとする 砂 防 法 ( 明 治 30 年 法 律 第 29 号 ) 第 1 条 に 規 定 する 砂 防 設 備 同 法 第 3 条 の 規 定 によ って 同 法 が 準 用 される 砂 防 のための 施 設 又 は 同 法 第 3 条 の2の 規 定 によって 同 法 が 準 用 される 天 然 の 河 岸 の 被 害 で 復 旧 工 事 を 要 する 程 度 のものとする 地 すべり 等 防 止 法 にいう 地 すべり 防 止 施 設 の 被 害 で 復 旧 工 事 を 要 する 程 度 のもの とする 急 傾 斜 地 の 崩 壊 による 災 害 の 防 止 に 関 する 法 律 にいう 急 傾 斜 地 崩 壊 防 止 施 設 の 被 害 で 復 旧 工 事 を 要 する 程 度 のものとする 公 共 土 木 施 設 災 害 復 旧 事 業 費 国 庫 負 担 法 にいう 林 地 荒 廃 防 止 施 設 ( 治 山 施 設 の 被 害 で 復 旧 工 事 を 要 する 程 度 のものとする 港 湾 法 にいう 港 湾 施 設 の 被 害 で 復 旧 工 事 を 要 する 程 度 のものとする 漁 港 漁 場 法 にいう 漁 港 施 設 の 被 害 で 復 旧 工 事 を 要 する 程 度 のものとする 海 岸 又 は 海 岸 施 設 の 被 害 で 復 旧 工 事 を 要 する 程 度 のものとする 農 林 水 産 業 施 設 災 害 復 旧 事 業 費 国 庫 補 助 の 暫 定 措 置 に 関 する 法 律 ( 昭 和 25 年 法 律 第 169 号 )による 補 助 対 象 となる 施 設 とする 田 畑 の 耕 土 流 出 砂 利 等 のたい 積 畦 畔 の 崩 壊 等 による 耕 作 が 不 能 になったものと する 植 付 作 物 の 先 端 が 見 えなくなる 程 度 に 水 につかったものとする 溜 池 及 び 水 路 の 被 害 で 復 旧 工 事 を 要 する 程 度 のものとする 農 林 水 産 業 施 設 以 外 の 農 産 被 害 をいい 例 えばビニールハウス 苗 木 等 の 被 害 とす る 農 林 水 産 業 施 設 以 外 の 林 産 被 害 をいい 例 えば 立 木 苗 木 等 の 被 害 とする 農 林 水 産 業 施 設 以 外 の 水 産 被 害 をいい 例 えばのり 漁 具 漁 船 等 の 被 害 とする

85 基 本 編 第 3 章 災 害 応 急 対 策 計 画 第 3 節 災 害 情 報 計 画 そ の 他 商 工 被 害 土 石 流 地 すべり 崖 くずれ 鉄 軌 道 被 害 被 害 船 舶 清 掃 施 設 被 害 都 市 施 設 被 害 自 然 公 園 施 設 被 害 水 道 ( 断 水 ) 電 話 ( 不 通 ) 電 気 ( 停 電 ) ガス( 停 止 ) ブロック 塀 等 その 他 建 物 以 外 の 商 工 被 害 で 例 えば 工 業 原 材 料 商 品 生 産 機 械 器 具 等 とする 堆 積 土 砂 又 崩 壊 により 家 屋 公 共 施 設 に 一 部 破 損 以 上 の 被 害 を 受 けたものとする 地 すべりにより 負 傷 者 以 上 の 人 的 被 害 公 共 建 物 及 び 住 宅 に 一 部 破 損 以 上 の 被 害 を 受 けたものとする 崖 くずれにより 負 傷 者 以 上 の 人 的 被 害 公 共 建 物 及 び 住 宅 に 一 部 破 損 以 上 の 被 害 を 受 けたものとする 電 車 等 の 運 行 が 不 能 となった 程 度 の 被 害 とする ろ かいろのみをもって 運 転 する 舟 以 外 の 船 で 船 体 が 没 し 航 行 不 能 となったも の 及 び 流 失 し 所 在 が 不 明 になったもの 並 びに 修 理 しなければ 航 行 できない 程 度 の 被 害 を 受 けたものとする ごみ 処 理 及 びし 尿 処 理 施 設 の 被 害 とする 街 路 公 園 等 下 水 道 施 設 都 市 排 水 施 設 で 地 方 公 共 団 体 の 維 持 管 理 に 属 するも のの 被 害 とする ( 維 持 管 理 に 属 することとなるものを 含 む ) 自 然 公 園 法 ( 昭 和 32 年 法 律 第 161 号 ) 広 島 県 立 自 然 公 園 条 例 及 び 広 島 県 自 然 環 境 保 全 条 例 に 定 める 施 設 等 の 被 害 で 施 設 利 用 が 不 能 となった 程 度 のものとする 上 水 道 又 は 簡 易 水 道 で 断 水 している 戸 数 のうち 最 も 多 く 断 水 した 時 点 における 戸 数 とする 災 害 により 通 話 不 能 となった 電 話 の 回 線 数 のうち 最 も 多 く 通 話 不 能 となった 時 点 における 回 線 数 とする 災 害 により 停 電 した 戸 数 のうち 最 も 多 く 停 電 した 時 点 における 戸 数 とする 一 般 ガス 事 業 又 は 簡 易 ガス 事 業 で 供 給 停 止 となっている 戸 数 のうち 最 も 多 く 供 給 停 止 となった 時 点 における 戸 数 とする 倒 壊 したブロック 塀 又 は 石 塀 の 箇 所 数 とする 各 項 に 該 当 しない 被 害 とする り 災 世 帯 り 災 者 災 害 により 全 壊 半 壊 及 び 床 上 浸 水 の 被 害 を 受 け 通 常 の 生 活 を 維 持 できなくなっ た 生 計 を 一 にしている 世 帯 とする 例 えば 寄 宿 舎 下 宿 その 他 これに 類 する 施 設 に 宿 泊 するもので 共 同 生 活 を 営 んでいるものについては これを 一 世 帯 として 扱 い ま た 同 一 家 族 の 親 子 夫 婦 であっても 生 活 が 別 であれば 分 けて 扱 うものとする り 災 世 帯 の 構 成 員 とする 被 害 総 額 物 的 被 害 の 概 算 額 とする ( 千 円 単 位 ) 火 災 発 生 火 災 発 生 件 数 については 地 震 によるもののみ 報 告 するものとする

86 基 本 編 第 3 章 災 害 応 急 対 策 計 画 第 3 節 の2 住 民 等 の 避 難 に 関 する 計 画 第 3 節 の2 住 民 等 の 避 難 に 関 する 計 画 1 目 的 災 害 未 然 防 止 のための 避 難 の 指 示 及 び 避 難 した 者 の 保 護 のため 必 要 となる 避 難 所 の 開 設 等 について 明 記 し 生 命 身 体 財 産 の 保 全 を 図 る 2 避 難 の 指 示 (1) 避 難 等 の 指 示 権 者 ア 災 害 対 策 基 本 法 による 場 合 実 施 責 任 者 措 置 する 場 合 措 置 の 内 容 条 項 市 長 災 害 が 発 生 し 又 は 発 生 するおそれがあり 人 の 生 命 身 体 を 保 護 し 災 害 の 拡 大 を 防 止 するた め 必 要 な 場 合 立 退 き 立 退 き 先 を 指 示 し 勧 告 する 災 害 対 策 基 本 法 第 60 条 第 1 項 知 事 同 上 の 場 合 災 害 の 発 生 により 市 町 村 がその 全 部 又 は 大 部 分 の 事 務 を 行 うことが できなくなったとき 同 上 災 害 対 策 基 本 法 第 60 条 第 5 項 警 察 官 海 上 保 安 官 同 上 の 場 合 市 町 村 長 が 指 示 できな いとき 又 は 市 町 村 長 が 要 求 したとき 立 退 き 立 退 き 先 を 指 示 する 災 害 対 策 基 本 法 第 61 条 市 長 災 害 が 発 生 し 又 は 発 生 するおそれがあり 人 の 生 命 身 体 に 対 する 危 険 を 防 止 するため 警 戒 区 域 を 設 定 した 場 合 警 戒 区 域 を 設 定 し 災 害 応 急 対 策 従 事 者 以 外 の 者 の 立 入 制 限 禁 止 又 は 当 該 区 域 から の 退 去 を 命 ずる 災 害 対 策 基 本 法 第 63 条 第 1 項 警 察 官 同 上 の 場 合 市 町 村 長 又 は 委 任 を 受 けた 市 町 村 の 吏 員 が 現 場 にいないとき 又 は 市 町 村 長 等 が 要 求 したと き 自 衛 官 同 上 の 場 合 市 町 村 長 その 他 市 町 村 長 の 職 権 を 行 うことが できる 者 がその 場 にい ないとき 同 上 災 害 対 策 基 本 法 第 63 条 第 2 項 同 上 災 害 対 策 基 本 法 第 63 条 第 3 項

87 基 本 編 第 3 章 災 害 応 急 対 策 計 画 第 3 節 の2 住 民 等 の 避 難 に 関 する 計 画 イ その 他 の 法 令 による 場 合 実 施 責 任 者 措 置 する 場 合 措 置 の 内 容 条 項 消 防 吏 員 消 防 団 員 火 災 の 現 場 で 消 防 警 戒 区 域 を 設 定 した 場 合 区 域 から 退 去 を 命 令 消 防 法 第 28 条 第 1 項 消 防 長 消 防 署 長 火 災 の 現 場 で 火 災 警 戒 区 域 を 設 定 した 場 合 同 上 消 防 法 第 23 条 の2 警 察 官 同 上 の 場 合 消 防 団 吏 員 等 が 現 場 に いないとき 又 は 消 防 吏 員 等 の 要 求 があった とき 同 上 消 防 法 第 28 条 第 2 項 水 防 団 長 水 防 団 員 消 防 機 関 に 属 する 者 水 防 上 緊 急 の 必 要 があ るため 警 戒 区 域 を 設 定 した 場 合 同 上 水 防 法 第 21 条 第 1 項 警 察 官 同 上 の 場 合 水 防 団 長 等 が 現 場 にい ないとき 又 は 水 防 団 長 等 の 要 求 があったと き 同 上 水 防 法 第 21 条 第 2 項 知 事 その 命 を 受 けた 県 職 員 水 防 管 理 者 洪 水 により 著 しい 危 険 が 切 迫 した 場 合 必 要 と 認 める 区 域 の 居 住 者 に 立 退 きを 指 示 水 防 法 第 29 条 知 事 その 命 を 受 けた 県 職 員 地 すべりの 危 険 が 切 迫 した 場 合 必 要 と 認 める 区 域 の 居 住 者 に 立 退 きを 指 示 地 すべり 等 防 止 法 第 25 条 警 察 官 人 の 生 命 身 体 に 危 険 を 及 ぼし 又 は 財 産 に 重 大 な 損 害 を 及 ぼすお それがある 災 害 時 にお いて 特 に 急 を 要 する 場 合 関 係 者 に 警 告 を 発 す る 危 害 を 受 けるおそ れのある 者 を 避 難 さ せる 警 察 官 職 務 執 行 法 第 4 条 自 衛 官 災 害 派 遣 を 命 ぜられた 自 衛 官 は 警 察 官 がその 場 にいないとき 警 察 官 職 務 執 行 法 第 4 条 並 びに 第 6 条 第 1 項 第 3 項 及 び 第 4 項 の 規 定 を 準 用 する 場 合 同 上 自 衛 隊 法 第 94 条

88 基 本 編 第 3 章 災 害 応 急 対 策 計 画 第 3 節 の2 住 民 等 の 避 難 に 関 する 計 画 (2) 避 難 の 勧 告 指 示 ア 法 令 により 権 限 を 有 する 者 は 次 のような 災 害 発 生 のおそれがある 場 合 に 勧 告 を 発 し 自 発 的 な 避 難 を 促 すとともに 災 害 による 危 険 が 切 迫 している 場 合 は 避 難 の 指 示 を 発 し 避 難 させる (ア) 河 川 の 上 流 が 被 害 を 受 け 下 流 区 域 に 浸 水 による 危 険 があるとき (イ) 火 災 が 発 生 するおそれがあるとき (ウ) 爆 発 のおそれがあるとき (エ) ガスの 流 失 拡 散 により 周 辺 地 域 の 住 民 に 対 して 危 険 が 及 ぶと 予 測 されるとき (オ) 地 すべり 崖 くずれ 及 び 土 石 地 流 等 により 著 しく 危 険 が 切 迫 しているとき (カ) 大 規 模 地 震 により 建 物 が 大 きな 被 害 を 受 け 居 住 を 継 続 することが 危 険 なとき (キ) その 他 住 民 の 生 命 又 は 身 体 を 災 害 から 保 護 するため 必 要 と 認 められるとき イ 避 難 の 指 示 をしても 徹 底 しない 場 合 は 警 察 官 職 務 執 行 法 第 4 条 の 規 定 による 警 察 官 の 措 置 により 避 難 させる ウ 市 長 に 事 故 があった 場 合 等 指 揮 をとることが 困 難 な 場 合 には 副 市 長 総 務 部 長 若 しくは 在 庁 職 員 の 中 で 最 上 級 職 の 者 が 市 長 に 代 行 して 指 揮 をとるものとする 発 令 の 種 類 区 分 避 難 準 備 情 報 避 難 勧 告 避 難 指 示 趣 旨 立 ち 退 き 避 難 が 必 要 な 地 域 の 居 住 者 等 に 対 し 避 難 のための 立 ち 退 きを 準 備 してもらうために 発 表 する 情 報 居 住 者 等 は 気 象 情 報 に 注 意 を 払 い 立 ち 退 き 避 難 の 必 要 に ついて 考 え 立 ち 退 き 避 難 が 必 要 と 判 断 する 場 合 は その 準 備 をする また ( 災 害 時 ) 要 配 慮 者 は 立 ち 退 き 避 難 をする 立 ち 退 き 避 難 が 必 要 な 地 域 の 居 住 者 等 に 対 し 避 難 のための 立 ち 退 きを 勧 告 すること 居 住 者 等 は 立 ち 退 き 避 難 をする 屋 外 への 移 動 が 危 険 な 場 合 には 屋 内 安 全 確 保 も 避 難 勧 告 が 促 す 避 難 行 動 の 一 つであ る 避 難 勧 告 より 更 に 危 険 が 切 迫 し 立 ち 退 き 避 難 が 必 要 な 地 域 の 居 住 者 等 に 対 し 避 難 のための 立 ち 退 きを 指 示 すること 避 難 勧 告 を 行 った 地 域 のうち 立 ち 退 き 避 難 をしそびれた 者 に 立 ち 退 き 避 難 をする 屋 外 への 移 動 が 危 険 な 状 態 の 者 は 屋 内 安 全 確 保 を 行 う (3) 避 難 準 備 情 報 の 伝 達 市 は 避 難 勧 告 及 び 避 難 指 示 のほか 一 般 住 民 に 対 して 避 難 準 備 を 呼 びかけるととも に 避 難 行 動 要 支 援 者 等 特 に 避 難 行 動 に 時 間 を 要 する 者 に 対 して その 避 難 行 動 支 援 対 策 と 対 応 しつつ 早 めの 段 階 で 避 難 行 動 を 開 始 することを 求 める 避 難 準 備 ( 避 難 行 動 要 支 援 者 避 難 ) 情 報 ( 以 下 避 難 準 備 情 報 という )を 伝 達 するものとする また 風 水 害 による 被 害 のおそれが 高 い 区 域 の 居 住 者 等 の 自 主 的 な 避 難 を 促 進 することを 求 める 避 難 準 備 情 報 を 伝 達 するものとする 発 災 時 には( 災 害 が 発 生 するおそれがある 場 合 も 含 む ) 必 要 に 応 じ 避 難 準 備 情 報 の 発 令 等 とあわせて 指 定 緊 急 避 難 場 所 を 開 設 し 住 民 等 に 対 し 周 知 徹 底 を 図 るものと する (4) 伝 達 方 法

89 基 本 編 第 3 章 災 害 応 急 対 策 計 画 第 3 節 の2 住 民 等 の 避 難 に 関 する 計 画 ア 避 難 の 措 置 を 実 施 したときは 当 該 実 施 者 は 速 やかにその 内 容 をお 太 助 フォン 災 害 情 報 共 有 システム(L-アラート) 広 報 車 携 帯 電 話 ( 登 録 制 メール 緊 急 速 報 メール 機 能 を 含 む ) インターネット アマチュア 無 線 など 情 報 の 受 け 手 に 応 じ て 多 種 多 様 な 手 段 を 通 じ 又 は 直 接 市 民 に 伝 達 する また 必 要 に 応 じて 防 災 関 係 機 関 及 び 自 主 防 災 組 織 等 の 協 力 を 得 て 住 民 への 周 知 徹 底 を 図 る この 場 合 において 避 難 行 動 要 支 援 者 となりうる 者 や 一 時 滞 在 者 等 に 対 する 伝 達 について 十 分 考 慮 するも のとする また 住 民 の 避 難 行 動 につながるよう 分 かりやすく かつ 危 機 意 識 が 高 まるような 内 容 で 伝 達 するよう 努 める 夜 間 や 早 朝 に 突 発 的 局 地 的 豪 雨 が 発 生 した 場 合 における エリアを 限 定 した 伝 達 について エリア 限 定 の 有 効 性 や 課 題 等 を 考 慮 した 上 で 検 討 するものとする イ 市 安 芸 高 田 警 察 署 県 自 衛 隊 は 避 難 の 措 置 を 行 ったときはその 内 容 について 相 互 に 連 絡 通 報 する (5) 避 難 勧 告 等 の 判 断 伝 達 マニュアルの 作 成 市 は 避 難 指 示 避 難 勧 告 避 難 準 備 情 報 等 について 河 川 管 理 者 及 び 水 防 管 理 者 等 の 協 力 を 得 つつ 洪 水 土 砂 災 害 等 の 災 害 事 象 の 特 性 収 集 できる 情 報 を 踏 まえ 判 断 基 準 を 明 確 にし どの 地 域 の 誰 に どのような 手 順 で どのような 経 路 を 通 じて 伝 達 するかを 定 めた 避 難 勧 告 等 の 判 断 伝 達 マニュアルを 作 成 しておくものとする 市 は 危 険 な 急 傾 斜 地 から 離 れる 方 向 に 速 やかに 避 難 する 訓 練 を 行 うなど 実 践 的 な 避 難 訓 練 の 実 施 等 による 住 民 の 意 識 啓 発 に 努 めるものとする (6) 避 難 の 指 示 等 についての 注 意 事 項 ア 指 示 勧 告 は 発 表 者 避 難 を 命 ずる 理 由 避 難 対 象 地 域 指 定 緊 急 避 難 場 所 及 び 経 路 を 明 確 にし 避 難 場 所 はあらかじめ 選 定 しておく 不 在 等 により 避 難 勧 告 指 示 の 発 令 が 遅 れることがないよう あらかじめ 職 務 代 理 者 を 明 確 にしておくものとする イ 市 は あらかじめ 災 害 の 発 生 状 況 土 砂 災 害 等 の 危 険 箇 所 の 異 常 の 有 無 等 避 難 の 勧 告 指 示 を 発 するための 情 報 の 収 集 方 法 等 について 定 めておく ウ 市 は 土 砂 災 害 警 戒 区 域 等 あらかじめ 危 険 が 予 想 される 地 域 について 避 難 勧 告 等 の 発 令 単 位 として 事 前 に 設 定 し 雨 量 水 位 土 砂 災 害 警 戒 情 報 及 び 土 砂 災 害 警 戒 情 報 を 補 足 する 情 報 等 を 用 い 避 難 の 勧 告 指 示 を 発 する 場 合 の 具 体 的 基 準 を 設 定 し ておく 特 に 土 砂 災 害 警 戒 情 報 が 発 表 された 場 合 に 直 ちに 避 難 勧 告 等 を 発 令 するこ とを 基 本 とする エ 市 は あらかじめ 避 難 の 指 示 勧 告 を 住 民 に 伝 達 する 方 法 を 明 らかにし 住 民 に 徹 底 しておく オ 市 は 避 難 勧 告 指 示 等 を 夜 間 に 発 令 する 可 能 性 がある 場 合 には 避 難 行 動 をとり やすい 時 間 帯 における 避 難 準 備 情 報 の 提 供 に 努 めるものとする カ 避 難 勧 告 等 が 発 令 された 場 合 の 安 全 確 保 措 置 としては 指 定 緊 急 避 難 場 所 への 移 動 を 原 則 とするものの 避 難 時 の 周 囲 の 状 況 等 により 指 定 緊 急 避 難 場 所 への 移 動 を 行 うことがかえって 危 険 を 伴 う 場 合 等 やむを 得 ないと 住 民 等 自 身 が 判 断 する 場 合 は 近 隣 の 緊 急 的 な 退 避 場 所 への 移 動 又 は 屋 内 での 退 避 等 を 行 うべきことについて 市 は 日 ごろから 住 民 等 への 周 知 徹 底 に 努 めるものとする キ 各 法 令 に 定 める 措 置 権 者 は 相 互 の 連 絡 を 密 にして 災 害 時 に 混 乱 を 生 じないよう 事 前 に 協 議 しておく

90 基 本 編 第 3 章 災 害 応 急 対 策 計 画 第 3 節 の2 住 民 等 の 避 難 に 関 する 計 画 (7) 避 難 指 示 等 に 係 る 助 言 市 長 は 避 難 指 示 勧 告 等 をしようとする 場 合 において 必 要 があると 認 められると きは 国 又 は 県 に 対 して 助 言 を 求 めることができる その 際 の 連 絡 調 整 窓 口 連 絡 の 方 法 を 取 り 決 めておくとともに 連 絡 先 の 共 有 を 徹 底 しておくなど 必 要 な 情 報 を 整 え ておくものとする (8) 避 難 措 置 及 び 解 除 の 報 告 ア 避 難 勧 告 等 を 行 った 場 合 市 長 は 基 本 法 第 60 条 の 規 定 により 次 の 要 領 により 知 事 に 報 告 する (ア) 提 出 先 危 機 管 理 監 ( 災 害 対 策 本 部 を 設 置 した 場 合 は 本 部 情 報 連 絡 班 ) (イ) 報 告 方 法 総 合 行 政 通 信 網 電 話 (ファクシミリを 含 む ) 又 は 有 線 電 話 (ウ) 報 告 事 項 a 指 示 勧 告 した 場 合 その 理 由 地 区 名 対 象 戸 数 人 員 指 示 した 立 退 き 先 日 時 b 避 難 の 必 要 がなくなった 場 合 その 理 由 日 時 イ 避 難 勧 告 等 の 解 除 を 行 った 場 合 市 長 は 避 難 勧 告 等 を 解 除 したときは 避 難 勧 告 等 の 発 令 の 場 合 と 同 様 にその 周 知 を 図 る ウ 避 難 勧 告 等 の 解 除 の 際 の 助 言 市 長 は 避 難 勧 告 等 を 解 除 しようとする 場 合 において 必 要 があると 認 めるときは 国 土 交 通 大 臣 又 は 県 知 事 に 対 し 当 該 解 除 に 関 する 事 項 について 助 言 を 求 めること ができる その 際 の 連 絡 調 整 窓 口 連 絡 の 方 法 を 取 り 決 めておくとともに 連 絡 先 の 共 有 を 徹 底 しておくなど 必 要 な 情 報 を 整 えておくものとする エ 指 定 避 難 所 を 開 設 した 場 合 被 災 者 を 入 所 させる 避 難 所 を 開 設 した 場 合 次 の 要 領 により 知 事 に 報 告 する (ア) 提 出 先 危 機 管 理 監 ( 災 害 対 策 本 部 を 設 置 した 場 合 は 本 部 情 報 連 絡 班 ) (イ) 報 告 方 法 開 設 後 直 ちに 総 合 行 政 通 信 網 電 話 (ファクシミリを 含 む ) 又 は 有 線 電 話 で 行 い その 後 速 やかに 文 書 による 報 告 を 行 う (ウ) 報 告 事 項 指 定 避 難 所 開 設 日 時 場 所 箇 所 数 収 容 人 員 開 設 期 間 の 見 込 み 及 びその 他 必 要 と 認 められる 事 項 3 避 難 対 策 と 避 難 誘 導 (1) 防 災 上 重 要 な 施 設 の 避 難 対 策 ア 病 院 学 校 ホール 大 規 模 商 業 施 設 工 場 及 びその 他 防 災 上 重 要 な 施 設 の 管 理 者 は 市 長 が 避 難 の 勧 告 又 は 指 示 を 行 った 場 合 は これらの 施 設 に 出 入 りする 者 等 を 速 やかに 安 全 な 場 所 に 避 難 させ その 者 の 安 全 確 保 に 努 める イ 保 育 園 幼 稚 園 小 中 学 校 等 保 護 を 必 要 とする 園 児 児 童 生 徒 等 がいる 学 校 ( 以 下 学 校 等 という ) 並 びに 病 院 及 び 社 会 福 祉 施 設 ( 以 下 病 院 等 という )にお いては 特 に 次 の 事 項 に 留 意 し 避 難 対 策 の 徹 底 を 図 る (ア) 学 校 等 においては 園 児 児 童 生 徒 等 を 避 難 させる 場 合 に 備 えて 平 素 から 教 育 保 健 衛 生 給 食 の 実 施 方 法 について 定 める (イ) 病 院 等 においては 患 者 又 は 入 所 者 を 他 の 医 療 機 関 又 は 安 全 な 場 所 に 集 団 で 避 難 させる 場 合 に 備 えて 平 素 から 収 容 施 設 の 確 保 移 送 の 方 法 保 健 衛 生 及 び 入 院

91 基 本 編 第 3 章 災 害 応 急 対 策 計 画 第 3 節 の2 住 民 等 の 避 難 に 関 する 計 画 患 者 又 は 入 所 者 に 対 する 必 要 な 措 置 について 定 める (2) 土 砂 災 害 に 係 る 避 難 対 策 ア 土 砂 災 害 防 止 法 第 6 条 第 1 項 の 規 定 により 指 定 された 土 砂 災 害 警 戒 区 域 ( 以 下 警 戒 区 域 という )については 警 戒 区 域 ごとに 土 砂 災 害 に 関 する 情 報 の 伝 達 方 法 急 傾 斜 地 の 崩 壊 等 のおそれがある 場 合 の 避 難 地 に 関 する 事 項 その 他 円 滑 な 警 戒 避 難 が 行 われるために 必 要 な 事 項 を 定 め 住 民 に 周 知 しておく また 警 戒 区 域 内 に 要 配 慮 者 が 利 用 する 施 設 がある 場 合 には 当 該 施 設 の 利 用 者 の 円 滑 な 警 戒 避 難 が 行 われるよう 土 砂 災 害 に 関 する 情 報 等 の 伝 達 方 法 を 定 める イ 水 防 法 第 14 条 第 1 項 の 規 定 により 指 定 された 浸 水 想 定 区 域 については 浸 水 想 定 区 域 ごとに 洪 水 予 報 の 伝 達 方 法 避 難 場 所 その 他 洪 水 時 の 円 滑 かつ 迅 速 な 避 難 の 確 保 を 図 るために 必 要 な 事 項 を 住 民 に 周 知 させるよう 努 める また 浸 水 想 定 区 域 内 の 要 配 慮 者 が 利 用 する 施 設 で 当 該 施 設 の 利 用 者 の 洪 水 時 の 円 滑 かつ 迅 速 な 避 難 を 確 保 する 必 要 があると 認 められるものがある 場 合 にあって は 洪 水 予 報 等 の 伝 達 方 法 を 定 める (3) 避 難 誘 導 ア 避 難 誘 導 に 当 たる 者 (ア) 市 職 員 警 察 官 消 防 職 員 消 防 団 員 その 他 の 避 難 措 置 の 実 施 者 (イ) 自 主 防 災 組 織 のリーダー 等 イ 避 難 誘 導 の 方 法 (ア) 指 定 緊 急 避 難 場 所 避 難 路 沿 いの 要 点 等 に 誘 導 に 当 たる 職 員 等 を 配 置 し あるい は 案 内 標 識 を 設 置 するなどして 住 民 の 速 やかな 避 難 を 図 る なお あらかじめ 指 定 緊 急 避 難 場 所 を 選 定 した 市 長 は 指 定 緊 急 避 難 場 所 避 難 路 沿 い 等 に 案 内 標 識 を 設 置 して 速 やかに 避 難 できるようにしておくものとする (イ) 避 難 は 幼 少 児 女 性 高 齢 者 及 び 障 害 者 を 優 先 する (ウ) 高 齢 者 障 害 者 等 自 力 で 避 難 の 困 難 な 避 難 行 動 要 支 援 者 に 関 しては 車 両 の 活 用 援 助 者 等 について 事 前 に 決 めておく 等 の 支 援 体 制 を 整 備 し 危 険 が 切 迫 する 前 に 避 難 できるよう 配 慮 する (エ) 避 難 の 勧 告 又 は 指 示 に 従 わない 者 については 極 力 説 得 して 任 意 に 避 難 するよう 指 導 する (オ) 指 定 緊 急 避 難 場 所 又 は 避 難 路 に 障 害 物 あるいは 危 険 物 がある 場 合 は 市 長 の 指 示 のもとに 当 該 物 件 の 除 去 保 安 その 他 必 要 な 措 置 を 講 じ 避 難 の 円 滑 化 を 図 る ウ 避 難 に 当 たっては 誘 導 責 任 者 は 次 の 事 項 を 住 民 に 周 知 徹 底 する (ア) 戸 締 まり 火 の 始 末 を 完 全 にすること (イ) 携 行 品 は 必 要 最 小 限 の 物 品 とすること 食 料 水 筒 タオル ちり 紙 新 聞 紙 着 替 え 懐 中 電 灯 ( 予 備 の 乾 電 池 ) 携 帯 ラジオ( 予 備 の 乾 電 池 ) 毛 布 医 薬 品 ビニール 袋 等 (ウ) 服 装 は 軽 装 とすること 雨 具 帽 子 手 袋 雨 靴 防 寒 衣 等 を 携 行 すること (4) 再 避 難 の 措 置 誘 導 に 当 たる 市 消 防 本 部 及 び 消 防 団 等 の 関 係 防 災 機 関 及 び 職 員 等 は 正 確 な 情 報 把 握 に 努 め 指 定 緊 急 避 難 場 所 や 避 難 経 路 の 状 況 が 悪 化 した 場 合 には 機 を 失 することな く 再 避 難 等 の 措 置 を 講 ずる

92 基 本 編 第 3 章 災 害 応 急 対 策 計 画 第 3 節 の2 住 民 等 の 避 難 に 関 する 計 画 4 指 定 避 難 所 の 開 設 市 は 災 害 により 被 害 を 受 けた 者 又 は 受 けるおそれのある 者 で 避 難 を 必 要 とする 者 を 一 時 的 に 入 所 させ 保 護 することを 目 的 に 指 定 避 難 所 を 開 設 する 災 害 救 助 法 が 適 用 され 知 事 が 実 施 を 委 任 した 場 合 市 長 は 実 施 責 任 者 として( 災 害 救 助 法 第 13 条 及 び 災 害 救 助 法 施 行 令 第 17 条 による) 災 害 が 発 生 した 日 から7 日 以 内 ( 特 に 必 要 な 場 合 は 延 長 を 行 う)の 間 指 定 避 難 所 を 開 設 して 救 助 に 当 たる (1) 指 定 避 難 所 指 定 避 難 所 は 学 校 公 民 館 福 祉 センター 図 書 館 等 の 公 共 施 設 を 利 用 するのが 適 当 である (2) 福 祉 避 難 所 施 設 がバリアフリー 化 されているなど 一 般 の 指 定 避 難 所 では 生 活 することが 困 難 な 障 害 者 等 の 要 配 慮 者 のために 特 別 な 配 慮 がなされた 条 件 で 指 定 した 指 定 避 難 所 のこと である 保 健 センター 社 会 福 祉 施 設 等 の 既 存 施 設 を 利 用 するのが 適 当 である また 市 は 福 祉 避 難 所 として 利 用 可 能 な 施 設 に 関 する 情 報 を 収 集 し 施 設 管 理 者 と 十 分 調 整 し 協 力 を 得 られる 施 設 を 選 定 し 福 祉 避 難 所 として 指 定 する (3) 指 定 避 難 所 の 把 握 及 び 周 知 指 定 避 難 所 及 び 福 祉 避 難 所 の 所 在 地 名 称 概 況 収 容 可 能 人 員 等 その 実 態 を 把 握 す るとともに 関 係 者 に 周 知 する (4) 避 難 行 動 要 支 援 者 の 避 難 等 市 は 避 難 行 動 要 支 援 者 を 適 切 に 避 難 誘 導 し 安 否 確 認 を 行 うため 地 域 住 民 自 主 防 災 組 織 民 生 委 員 児 童 委 員 等 の 多 様 な 主 体 の 協 力 を 得 ながら 平 常 時 から 避 難 行 動 要 支 援 者 に 関 する 情 報 を 把 握 の 上 関 係 者 との 共 有 に 努 める また 情 報 伝 達 体 制 の 整 備 避 難 誘 導 体 制 の 整 備 避 難 訓 練 の 実 施 を 図 るものとする 一 般 の 指 定 避 難 所 では 生 活 することが 困 難 な 障 害 者 等 の 要 配 慮 者 が 指 定 避 難 所 で 生 活 するために 必 要 な 設 備 やスペースを 確 保 するとともに 福 祉 避 難 所 の 設 置 や 避 難 場 所 として 宿 泊 施 設 を 借 上 げる 等 多 様 な 指 定 避 難 所 の 確 保 に 努 めるものとする 避 難 行 動 要 支 援 者 の 避 難 等 の 措 置 について 市 のみで 対 応 できない 場 合 は 他 の 市 町 や 関 係 機 関 等 の 協 力 を 求 めて 市 外 の 社 会 福 祉 施 設 等 へ 避 難 させる (5) 指 定 避 難 所 の 管 理 運 営 ア 指 定 避 難 所 の 運 営 に 当 たっては 市 職 員 が 指 揮 をとり 自 主 防 災 組 織 ボランティ ア 団 体 その 他 防 災 関 係 機 関 職 員 のそれぞれの 役 割 分 担 を 明 確 にし 相 互 に 協 力 して 指 定 避 難 所 での 安 全 の 確 保 と 秩 序 の 維 持 に 努 める 特 に 市 はあらかじめ 施 設 管 理 者 との 調 整 や 指 定 避 難 所 毎 の 担 当 職 員 を 定 めるなど 発 災 後 の 迅 速 な 指 定 避 難 所 開 設 や 人 員 配 置 に 努 めるとともに 町 内 会 や 自 主 防 災 組 織 と 協 力 し 施 設 の 速 やかな 開 錠 体 制 の 構 築 に 努 める 自 主 防 災 組 織 等 とも 連 携 して 円 滑 な 指 定 避 難 所 の 運 営 に 努 める また 避 難 者 が 相 互 に 助 け 合 う 自 治 的 な 組 織 が 主 体 的 に 関 与 する 運 営 に 早 期 に 移 行 できるよう その 立 ち 上 げを 支 援 する

93 基 本 編 第 3 章 災 害 応 急 対 策 計 画 第 3 節 の2 住 民 等 の 避 難 に 関 する 計 画 イ 市 及 び 県 は 相 互 に 連 携 を 図 り 避 難 者 の 健 全 な 住 生 活 の 早 期 確 保 を 図 ることとし 保 護 者 等 への 引 取 や 応 急 仮 設 住 宅 の 迅 速 な 提 供 公 営 住 宅 民 間 賃 貸 住 宅 等 利 用 可 能 な 既 存 住 宅 のあっせん 及 び 活 用 等 によって 避 難 所 の 早 期 解 消 に 努 めるとともに 災 害 の 規 模 被 災 者 の 避 難 及 び 収 容 状 況 避 難 の 長 期 化 等 を 考 慮 して 必 要 に 応 じ 旅 館 や ホテル 等 への 移 動 を 避 難 者 に 促 すものとする ウ その 他 指 定 避 難 所 の 具 体 的 な 管 理 運 営 に 係 る 主 な 業 務 としては 次 の 点 に 留 意 する (ア) 情 報 伝 達 手 段 を 確 保 し 避 難 住 民 に 対 して 正 確 な 情 報 及 び 指 示 を 与 えるととも に 指 定 避 難 所 及 び 避 難 者 の 状 況 を 早 期 に 把 握 し 災 害 対 策 本 部 総 務 部 へ 定 期 的 に 連 絡 する また 指 定 避 難 所 で 生 活 せず 食 事 のみ 受 け 取 っている 被 災 者 等 の 情 報 把 握 に 努 め 関 係 防 災 機 関 へ 連 絡 する (イ) 食 事 提 供 の 状 況 トイレの 設 置 状 況 等 の 把 握 に 努 め 指 定 避 難 所 の 衛 生 管 理 など 必 要 な 対 策 を 講 じるとともに 救 護 所 の 設 置 等 の 医 療 体 制 の 確 保 や 避 難 者 の 心 身 の 健 康 の 確 保 のため 保 健 師 等 による 健 康 相 談 心 のケアなど 必 要 な 対 策 を 行 う また プライバシー 確 保 や 様 々なニーズの 違 いに 対 応 できるよう 男 女 双 方 の 視 点 等 に 配 慮 するなど 良 好 な 生 活 環 境 を 維 持 するよう 注 意 を 払 う (ウ) 避 難 の 長 期 化 等 必 要 に 応 じて 簡 易 ベッドの 活 用 状 況 入 浴 施 設 設 置 の 有 無 及 び 利 用 頻 度 洗 濯 等 の 頻 度 医 師 や 看 護 師 保 健 師 管 理 栄 養 士 等 による 巡 回 の 頻 度 暑 さ 寒 さ 対 策 の 必 要 性 ごみ 処 理 の 状 況 など 避 難 者 の 健 康 状 態 や 避 難 所 の 衛 生 状 態 の 把 握 に 努 め 必 要 な 措 置 を 講 じるよう 努 めるものとする また 指 定 避 難 所 での 健 康 状 態 の 悪 化 を 防 止 するための 適 切 な 食 料 等 の 分 配 食 事 の 提 供 等 栄 養 管 理 に 努 める (エ) 指 定 避 難 所 における 食 料 飲 料 水 及 び 生 活 必 需 品 等 の 必 要 量 を 把 握 し 効 率 的 に 配 給 する (オ) 要 配 慮 者 用 の 窓 口 を 設 置 し ニーズを 把 握 し 支 援 を 行 う また 心 身 双 方 の 健 康 状 態 には 特 段 の 配 慮 を 行 い 福 祉 避 難 所 への 避 難 や 必 要 に 応 じ 福 祉 施 設 等 への 入 所 介 護 職 員 等 の 派 遣 車 椅 子 等 の 手 配 等 を 福 祉 事 業 者 ボ ランティア 団 体 等 の 協 力 を 得 つつ 計 画 的 に 実 施 するものとする (カ) 指 定 避 難 所 の 運 営 における 女 性 の 参 画 を 推 進 するとともに 女 性 専 用 のトイレ 物 干 し 場 更 衣 室 授 乳 室 の 設 置 や 生 理 用 品 女 性 用 下 着 の 女 性 による 配 布 指 定 避 難 所 における 安 全 性 の 確 保 など 女 性 や 子 育 て 家 庭 のニーズに 配 慮 した 指 定 避 難 所 の 運 営 に 努 めるものとする (キ) やむを 得 ない 理 由 により 指 定 避 難 所 に 滞 在 することができない 被 災 者 に 対 して も 食 糧 等 物 資 の 提 供 保 健 師 等 による 健 康 相 談 の 実 施 及 び 正 確 な 情 報 の 伝 達 等 に 努 めるものとする (ク) に 応 じて 指 定 避 難 所 における 家 庭 動 物 のためのスペースの 確 保 に 努 めるものと する 5 広 域 的 避 難 市 は 災 害 の 規 模 被 災 者 の 避 難 収 容 状 況 避 難 の 長 期 化 等 を 考 慮 して 市 外 への 広 域 的 な 避 難 指 定 避 難 所 や 応 急 仮 設 住 宅 等 への 収 容 等 が 必 要 であると 判 断 した 場 合 には 県 に 広 域 避 難 収 容 に 関 する 支 援 を 要 請 するものとする

94 基 本 編 第 3 章 災 害 応 急 対 策 計 画 第 3 節 の2 住 民 等 の 避 難 に 関 する 計 画 市 は 居 住 地 以 外 の 市 町 村 へ 避 難 する 避 難 者 に 対 して 避 難 先 の 自 治 体 と 連 携 のうえ 必 要 な 情 報 等 の 提 供 に 努 めるものとする 6 自 主 避 難 (1) 住 民 は 気 象 情 報 を 注 視 し 危 険 を 感 ずる 場 合 には 避 難 勧 告 等 が 発 令 される 前 であ っても 自 らの 判 断 で 避 難 することを 心 がけるものとする また 自 主 避 難 する 場 所 と して 平 時 から 知 人 や 親 戚 の 家 等 の 安 全 な 場 所 を 事 前 に 確 認 するものとする (2) 市 は 必 要 に 応 じて 自 主 避 難 に 対 応 する 避 難 場 所 を 開 設 するよう 努 めるものとする

95 基 本 編 第 3 章 災 害 応 急 対 策 計 画 第 4 節 ヘリコプターによる 災 害 応 急 対 策 計 画 第 4 節 ヘリコプターによる 災 害 応 急 対 策 計 画 1 目 的 大 規 模 災 害 時 においては 道 路 の 損 壊 建 物 や 電 柱 の 損 壊 により 道 路 の 通 行 が 困 難 あ るいは 孤 立 集 落 が 生 じることが 予 想 されることから 県 及 び 広 島 市 は ヘリコプター の 特 性 を 十 分 活 用 でき かつ その 必 要 性 が 認 められる 場 合 において ヘリコプターを 積 極 的 に 活 用 した 災 害 応 急 対 策 活 動 等 を 行 う 2 活 動 体 制 県 内 の 防 災 関 係 機 関 が 所 有 するヘリコプターとしては 県 の 防 災 ヘリコプター 広 島 市 の 消 防 ヘリコプターのほか 県 警 察 及 び 海 上 保 安 庁 のヘリコプターがある また 大 規 模 災 害 時 には 他 の 都 道 府 県 及 び 消 防 機 関 の 消 防 防 災 ヘリコプターによる 応 援 を 受 けるものとする さらに 災 害 派 遣 要 請 により 自 衛 隊 のヘリコプターの 支 援 を 受 けることができる これらのヘリコプターを 有 効 に 活 用 するために 関 係 機 関 は 連 携 して ヘリコプター による 応 急 対 策 活 動 が 実 施 できるよう 体 制 整 備 に 努 める 3 活 動 内 容 防 災 関 係 機 関 のヘリコプターについては その 特 性 を 十 分 活 用 し 次 の 各 号 に 掲 げる 活 動 を 行 う (1) 被 災 状 況 等 の 偵 察 情 報 収 集 活 動 (2) 救 急 救 助 活 動 (3) 救 援 隊 医 師 等 の 人 員 搬 送 (4) 救 援 物 資 資 機 材 等 の 搬 送 (5) 林 野 火 災 における 空 中 消 火 (6) その 他 特 にヘリコプターの 活 用 が 有 効 と 認 められる 活 動 4 活 動 拠 点 の 確 保 県 及 び 市 は ヘリコプターによる 災 害 応 急 対 策 活 動 を 円 滑 に 行 うため 次 の 各 号 に 掲 げる 項 目 を 実 施 する (1) 関 係 機 関 と 連 携 して 災 害 拠 点 病 院 や 防 災 活 動 の 拠 点 となるその 他 の 重 要 な 施 設 に 緊 急 輸 送 へリポートを 計 画 的 に 整 備 する (2) 緊 急 時 に 着 陸 できる 臨 時 へリポートの 適 地 を 把 握 し 市 においては 離 着 陸 時 の 安 全 性 を 確 保 するための 支 援 を 行 う

96 基 本 編 第 3 章 災 害 応 急 対 策 計 画 第 4 節 ヘリコプターによる 災 害 応 急 対 策 計 画 5 支 援 要 請 (1) 県 及 び 広 島 市 に 対 するヘリコプターの 支 援 又 は 応 援 要 請 は 次 の 図 による (4 要 請 書 FAX) (4 要 請 書 FAX) 県 防 災 航 空 センター (5 出 動 の 連 絡 ) (3 要 請 の 連 絡 ) (5 出 動 の 報 告 ) 市 消 防 本 部 (1 出 動 要 請 ) (3 出 動 ヘリ 回 答 ) 広 島 市 消 防 局 通 信 指 令 室 (2 出 動 ヘリ 決 定 ) (3 要 請 及 び 出 動 ヘリの 連 絡 ) 県 危 機 管 理 監 (4 要 請 書 FAX) (3 要 請 の 指 令 ) (5 出 動 の 報 告 ) (4 要 請 書 FAX) 広 島 市 消 防 航 空 隊 (2) 県 及 び 広 島 市 は 市 又 は 消 防 本 部 から 出 動 要 請 を 受 けた 場 合 公 共 性 緊 急 性 非 代 替 性 を 勘 案 し ヘリコプターによる 支 援 又 は 応 援 の 有 効 性 及 び 必 要 性 が 認 められる 場 合 に 支 援 又 は 応 援 を 行 う 6 臨 時 ヘリポートの 設 定 (1) 臨 時 ヘリポートの 設 定 基 準 臨 時 ヘリポートの 設 定 基 準 ( 地 積 )は 次 のとおりである 区 分 自 衛 隊 ヘリコプター 設 定 基 準 ( 地 積 ) 小 型 着 陸 帯 陸 上 自 衛 隊 OH-6 着 陸 点 20m 40m 中 型 250m 20m 250m 14 40m 14 陸 上 自 衛 隊 UH-1H

97 基 本 編 第 3 章 災 害 応 急 対 策 計 画 第 4 節 ヘリコプターによる 災 害 応 急 対 策 計 画 区 分 中 型 消 防 防 災 ヘリコプター 警 察 海 上 保 安 庁 ヘリコプター 設 定 基 準 ( 地 積 ) 広 島 県 防 災 航 空 隊 アグスタAW139 着 陸 帯 着 陸 点 20m 40m 広 島 市 消 防 航 空 隊 AS365N3 20m 250m 250m 広 島 県 警 察 航 空 隊 A109E 40m 海 上 保 安 庁 広 島 航 空 基 地 アグスタAW139 大 型 着 陸 帯 陸 上 自 衛 隊 CH-47 着 陸 点 35m 100m 海 上 自 衛 隊 UH m 35m 100m 250m 14 海 上 自 衛 隊 MH-53E (2) 臨 時 へリポートの 準 備 災 害 派 遣 要 請 をした 関 係 機 関 は 次 の 事 項 に 留 意 して 受 入 れ 体 制 に 万 全 を 期 すこと ア 離 着 陸 時 の 風 圧 により 巻 き 上 げられる 危 険 性 のあるものを 撤 去 し 砂 じんの 舞 い