はじめに 1 本 書 面 の 目 的 本 書 面 は, 民 法 ( 債 権 関 係 )の 改 正 に 関 する 中 間 的 な 論 点 整 理 ( 以 下 中 間 論 点 整 理 という )について, 仙 台 弁 護 士 会 ( 以 下 当 会 という )とし ての 意 見 を 述 べるものである

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1 民 法 ( 債 権 関 係 )の 改 正 に 関 する 中 間 的 な 論 点 整 理 に 対 する 意 見 書 平 成 23 年 10 月 20 日 仙 台 弁 護 士 会 i

2 はじめに 1 本 書 面 の 目 的 本 書 面 は, 民 法 ( 債 権 関 係 )の 改 正 に 関 する 中 間 的 な 論 点 整 理 ( 以 下 中 間 論 点 整 理 という )について, 仙 台 弁 護 士 会 ( 以 下 当 会 という )とし ての 意 見 を 述 べるものである ただし, 債 権 法 改 正 の 一 般 的 な 必 要 性 や 法 制 審 議 会 における 審 議 のあり 方 につ いても, 当 会 としては 意 見 を 述 べる 必 要 があると 考 えるので,ここでこれらにつ いても 意 見 を 述 べる 2 各 論 点 に 対 する 当 会 の 総 論 的 見 解 について 民 法 のうち 財 産 権 の 部 分 については, 明 治 29 年 の 制 定 以 来, 平 成 16 年 に 口 語 化 された 外 は 大 きな 改 正 はされたことがなく, 民 事 裁 判 実 務 のみならず, 経 済 界, 一 般 市 民 一 般 に 定 着 してきたものである このような 民 法 について, 法 務 大 臣 の 諮 問 は,1 民 法 制 定 以 来 の 社 会 経 済 の 変 化 への 対 応 を 図 ること,2 国 民 一 般 に 分 かりやすいものとすることという2つ の 観 点 から, 契 約 に 関 する 規 定 を 中 心 に 見 直 す 必 要 があるとして, 要 綱 を 示 すこ とを 求 めている これまで 法 制 審 議 会 部 会 で 検 討 されたとおり, 現 行 民 法 にも, 不 合 理 な 箇 所 は あるし, 定 義 規 定, 原 理 原 則 もしくは 判 例 学 説 上 当 然 の 法 理 が 規 定 されていな いなど, 改 正 の 必 要 な 箇 所 が 散 見 される しかし, 判 例 の 規 範 は 具 体 的 な 事 案 を 解 決 するために 定 立 されたものであって, 射 程 距 離 が 存 在 するし,そのことを 見 越 して, 近 時 の 判 例 は 特 段 の 事 情 がない 限 り という 留 保 をつけた 上 で 一 定 の 規 範 を 定 立 している 判 例 の 条 文 化 作 業 に 当 たっては 判 例 の 上 記 性 質 を 十 分 留 意 して 慎 重 に 行 うべきであり, 明 文 化 による 予 想 外 に 起 きうる 弊 害 を 極 力 除 去 す べきである 他 方, 明 らかに 不 合 理 とはいえない 箇 所 については,たとえ 学 理 的 な 要 請 があ るとしても,これのみを 理 由 として 改 正 の 対 象 とすべきものではない たとえば, 債 務 不 履 行 解 除 に 関 し, 契 約 の 重 大 な 不 履 行 という 概 念 を 用 いて 契 約 解 除 事 由 に 一 定 の 制 限 を 加 える 案 や, 帰 責 事 由 の 代 わりに 契 約 において 引 き 受 けた 事 由 という 概 念 を 用 いる 案 が 検 討 されている このような 新 たな 概 念 自 体, 伝 統 的 な 学 説 として 受 け 入 れられてきたものではない また,このような 改 正 によっ て, 債 務 不 履 行 関 係 訴 訟 において 新 たな 争 点 が 持 ち 出 され, 改 正 後 の 国 民 生 活 等 に 混 乱 を 与 える 可 能 性 が 否 定 できない また,ヨーロッパにおける 近 時 の 民 法 改 正 といった 国 際 的 動 向 は,EU 統 合 と は 無 縁 ではなく,このことが 日 本 法 の 改 正 に 直 接 影 響 を 与 えるものではない 研 究 として 比 較 法 の 調 査 は 重 要 ではあるが,100 年 以 上 安 定 的 な 運 用 がなされて きた 日 本 民 法 を 根 本 から 改 正 し 外 国 法 の 諸 制 度 をそのまま 導 入 する 必 要 性 はな い よって, 諸 外 国 における 民 法 改 正 の 動 向 は, 諮 問 の1にいう 社 会 経 済 の ii

3 変 化 への 対 応 の 観 点 には 必 ずしも 該 当 しないといえる 反 対 に, 自 殺 問 題, 貧 困 問 題, 多 重 債 務 や 悪 徳 商 法 等 の 消 費 者 問 題 がまだまだ 社 会 の 重 要 な 問 題 として 位 置 づけられていることを 考 慮 すると, 保 証 契 約 の 規 制 強 化, 公 序 良 俗 法 理 の 充 実, 説 明 義 務, 不 当 条 項 規 制 の 創 設, 消 費 者 概 念 の 導 入 などは, 社 会 経 済 の 変 化 への 対 応 の 見 地 から, 格 差 社 会 の 是 正 という 見 地 から, 極 めて 重 要 な 改 正 テーマとなり 得 るものであり, 充 実 した 審 議 が 望 まれる 3 法 制 審 議 会 部 会 での 審 理 のあり 方 今 回 の 改 正 で, 実 務 社 会 において, 早 急 な 改 正 要 望 論 がそれほどないことは 明 らかであることから, 法 制 審 議 会 部 会 での 議 論 は, 十 分 に 時 間 をとるべきである さらに 本 年 3 月 11 日 の 東 日 本 大 震 災 による 社 会 的 法 的 影 響 を 考 慮 すると, 債 権 法 が 国 民 の 日 常 生 活 や 企 業 の 経 済 活 動 に 直 結 することから, 大 規 模 災 害 に 絡 む 様 々な 法 的 紛 争 を 調 査 分 析 し, 災 害 に 関 連 した 民 法 改 正 上 の 問 題 点 を, 更 に 吟 味 する 必 要 がある しかし, 現 状 では, 法 制 審 議 会 部 会 は, 一 昨 年 11 月 からわずか1 年 1か 月 間 という 強 行 スケジュールで, 債 権 法 にまつわる 諸 論 点 (これには, 契 約 法 に 限 ら れず, 意 思 表 示, 期 間, 消 滅 時 効 などの 民 法 総 則 の 一 部 や 債 権 総 論 も 含 まれる) 全 体 について 検 討 を 終 えてしまった そのため, 法 制 審 議 会 部 会 の 議 事 録 を 見 て も, 全 く 議 論 されなかった 論 点 が 数 多 く 存 在 し, 重 要 論 点 も 十 分 な 議 論 ができて いるとはいえず, 残 念 ながら, 消 化 不 良 の 状 態 で 次 々と 論 点 を 検 討 してきたにす ぎないといえる また, 中 間 論 点 整 理 に 対 するパブコメの 集 計 が 終 了 していないにもかかわらず, 中 間 試 案 作 成 に 向 けた 部 会 (いわゆる 第 2 読 会 )が 本 年 7 月 から 始 まり,すでに 2 回 も 開 催 されている このようなスケジュールを 策 定 した 法 務 省 はパブコメの 存 在 意 義 を 軽 視 しているといわざるを 得 ない 東 日 本 大 震 災 の 影 響 により,パブ コメ 意 見 書 の 作 成 に 多 くの 時 間 と 労 力 をさくことが 出 来 ず, 提 出 時 期 を 延 期 せざ るを 得 なかった 被 災 地 の 弁 護 士 会 としては, 法 務 省 の 上 記 方 針 には 遺 憾 の 意 を 唱 えるものである 法 務 省 は, 第 2 読 会 については, 中 間 試 案 を 平 成 25 年 2 月 にとりまとめるた め, 平 成 24 年 9 月 までに 全 19 回 の 部 会 及 び 若 干 の 予 備 日 を 設 け,これらのみ で 債 権 法 関 係 の 全 論 点 を 検 討 することを 予 定 している この 間 には, 補 充 分 科 会 が 開 催 されるにしても, 同 程 度 の 審 議 時 間 しかかけなかった 第 1 読 会 でも 消 化 不 良 であったのだから,すべての 論 点 を 検 討 せざるを 得 ない 第 2 読 会 では, 審 議 時 間 は 圧 倒 的 に 足 りないといわざるを 得 ない このままでは, 国 民 はおろか 法 制 審 部 会 委 員 幹 事 の 意 見 をも 十 分 に 反 映 しない 民 法 典 が 完 成 するのではないかと 懸 念 する 次 第 である 当 会 としては, 法 務 省 に 対 し, 第 2 読 会 においては,パブコメ 意 見 書 を 十 分 に 吟 味 する 時 間 をかけた 上 で, 予 定 よりも2 倍 以 上 の 審 議 回 数 及 び 審 議 期 間 を 設 け, 一 つ 一 つの 論 点 に 十 分 な 議 論 の 時 間 をとるべきであることをここに 求 めるもの iii

4 である 2011 年 ( 平 成 23 年 )10 月 20 日 仙 台 弁 護 士 会 会 長 森 山 博 iv

5 民 法 ( 債 権 関 係 )の 改 正 に 関 する 中 間 的 な 論 点 整 理 に 対 する 意 見 2011 年 ( 平 成 23 年 )10 月 20 日 仙 台 弁 護 士 会 第 1 債 権 の 目 的 債 権 の 目 的 ( 民 法 第 399 条 ) 特 定 物 の 引 渡 しの 場 合 の 注 意 義 務 ( 民 法 第 400 条 )... 1 (1) 特 定 物 の 引 渡 しの 場 合 の 注 意 義 務... 1 (2) 贈 与 者 の 保 存 義 務 の 特 則 種 類 債 権 の 目 的 物 の 品 質 ( 民 法 第 401 条 第 1 項 ) 種 類 債 権 の 目 的 物 の 特 定 ( 民 法 第 401 条 第 2 項 )... 3 (1) 種 類 債 権 の 目 的 物 の 特 定... 3 (2) 種 類 物 贈 与 の 特 定 に 関 する 特 則 法 定 利 率 ( 民 法 第 404 条 )... 4 (1) 利 率 の 変 動 制 への 見 直 しの 要 否... 4 (2) 金 銭 債 務 の 遅 延 損 害 金 を 算 定 する 利 率 について... 4 (3) 中 間 利 息 控 除 について... 5 (4) 利 息 の 定 義 選 択 債 権 ( 民 法 第 406 条 から 第 411 条 まで)... 6 第 2 履 行 請 求 権 等 請 求 力 等 に 関 する 明 文 規 定 の 要 否 民 法 第 414 条 ( 履 行 の 強 制 )の 取 扱 い 履 行 請 求 権 の 限 界 追 完 請 求 権... 8 (1) 追 完 請 求 権 に 関 する 一 般 的 規 定 の 要 否... 8 (2) 追 完 方 法 が 複 数 ある 場 合 の 選 択 権... 9 (3) 追 完 請 求 権 の 限 界 事 由 第 3 債 務 不 履 行 による 損 害 賠 償 債 務 の 本 旨 に 従 った 履 行 をしないとき の 具 体 化 明 確 化 ( 民 法 第 415 条 ) (1) 履 行 不 能 による 填 補 賠 償 における 不 履 行 態 様 の 要 件 ( 民 法 第 415 条 後 段 ) (2) 履 行 遅 滞 に 陥 った 債 務 者 に 対 する 填 補 賠 償 の 手 続 的 要 件 (3) 不 確 定 期 限 付 債 務 における 履 行 遅 滞 の 要 件 ( 民 法 第 412 条 ) (4) 履 行 期 前 の 履 行 拒 絶 (5) 追 完 の 遅 滞 及 び 不 能 による 損 害 賠 償 (6) 民 法 第 415 条 前 段 の 取 扱 い 債 務 者 の 責 めに 帰 すべき 事 由 について( 民 法 第 415 条 後 段 ) (1) 債 務 者 の 責 めに 帰 すべき 事 由 の 適 用 範 囲 v

6 (2) 債 務 者 の 責 めに 帰 すべき 事 由 の 意 味 規 定 の 在 り 方 (3) 債 務 者 の 帰 責 事 由 による 履 行 遅 滞 後 の 債 務 者 の 帰 責 事 由 によらない 履 行 不 能 の 処 理 14 3 損 害 賠 償 の 範 囲 ( 民 法 第 416 条 ) (1) 損 害 賠 償 の 範 囲 に 関 する 規 定 の 在 り 方 (2) 予 見 の 主 体 及 び 時 期 等 ( 民 法 第 416 条 第 2 項 ) (3) 予 見 の 対 象 ( 民 法 第 416 条 第 2 項 ) (4) 故 意 重 過 失 による 債 務 不 履 行 における 損 害 賠 償 の 範 囲 の 特 則 の 要 否 (5) 損 害 額 の 算 定 基 準 時 の 原 則 規 定 及 び 損 害 額 の 算 定 ルールについて 過 失 相 殺 ( 民 法 第 418 条 ) (1) 要 件 (2) 効 果 損 益 相 殺 金 銭 債 務 の 特 則 ( 民 法 第 419 条 ) (1) 要 件 の 特 則 : 不 可 抗 力 免 責 について (2) 効 果 の 特 則 : 利 息 超 過 損 害 の 賠 償 について 債 務 不 履 行 責 任 の 免 責 条 項 の 効 力 を 制 限 する 規 定 の 要 否 第 4 賠 償 額 の 予 定 ( 民 法 第 420 条, 第 421 条 ) 第 5 契 約 の 解 除 債 務 不 履 行 解 除 の 要 件 としての 不 履 行 態 様 等 に 関 する 規 定 の 整 序 ( 民 法 第 541 条 か ら 第 543 条 まで) (1) 催 告 解 除 ( 民 法 第 541 条 ) 及 び 無 催 告 解 除 ( 民 法 第 542 条, 第 543 条 )の 要 件 及 び 両 者 の 関 係 等 の 見 直 しの 要 否 (2) 不 完 全 履 行 による 解 除 (3) 履 行 期 前 の 履 行 拒 絶 による 解 除 (4) 債 務 不 履 行 解 除 の 包 括 的 規 定 の 要 否 債 務 者 の 責 めに 帰 することができない 事 由 の 要 否 ( 民 法 第 543 条 ) 債 務 不 履 行 解 除 の 効 果 ( 民 法 第 545 条 ) (1) 解 除 による 履 行 請 求 権 の 帰 すう (2) 解 除 による 原 状 回 復 義 務 の 範 囲 ( 民 法 第 545 条 第 2 項 ) (3) 原 状 回 復 の 目 的 物 が 滅 失 損 傷 した 場 合 の 処 理 解 除 権 者 の 行 為 等 による 解 除 権 の 消 滅 ( 民 法 第 548 条 ) 複 数 契 約 の 解 除 労 働 契 約 における 解 除 の 意 思 表 示 の 撤 回 に 関 する 特 則 の 要 否 第 6 危 険 負 担 ( 民 法 第 534 条 から 第 536 条 まで) 債 務 不 履 行 解 除 と 危 険 負 担 との 関 係 民 法 第 536 条 第 2 項 の 取 扱 い 等 債 権 者 主 義 ( 民 法 第 534 条 第 1 項 )における 危 険 の 移 転 時 期 の 見 直 し 第 7 受 領 遅 滞 ( 民 法 第 413 条 ) 効 果 の 具 体 化 明 確 化 vi

7 2 損 害 賠 償 請 求 及 び 解 除 の 可 否 第 8 債 務 不 履 行 に 関 連 する 新 規 規 定 追 完 権 第 三 者 の 行 為 によって 債 務 不 履 行 が 生 じた 場 合 における 債 務 者 の 責 任 代 償 請 求 権 第 9 債 権 者 代 位 権 本 来 型 の 債 権 者 代 位 権 と 転 用 型 の 債 権 者 代 位 権 の 区 別 本 来 型 の 債 権 者 代 位 権 の 在 り 方 (1) 本 来 型 の 債 権 者 代 位 権 制 度 の 必 要 性 (2) 債 権 回 収 機 能 ( 事 実 上 の 優 先 弁 済 )の 当 否 本 来 型 の 債 権 者 代 位 権 の 制 度 設 計 (1) 債 権 回 収 機 能 ( 事 実 上 の 優 先 弁 済 )を 否 定 又 は 制 限 する 方 法 (2) 被 代 位 権 利 を 行 使 できる 範 囲 (3) 保 全 の 必 要 性 ( 無 資 力 要 件 ) 転 用 型 の 債 権 者 代 位 権 の 在 り 方 (1) 根 拠 規 定 の 在 り 方 (2) 一 般 的 な 転 用 の 要 件 (3) 代 位 債 権 者 への 直 接 給 付 の 可 否 及 びその 要 件 要 件 効 果 等 に 関 する 規 定 の 明 確 化 等 (1) 被 保 全 債 権, 被 代 位 権 利 に 関 する 要 件 (2) 債 務 者 への 通 知 の 要 否 (3) 債 務 者 への 通 知 の 効 果 (4) 善 良 な 管 理 者 の 注 意 義 務 (5) 費 用 償 還 請 求 権 第 三 債 務 者 の 地 位 (1) 抗 弁 の 対 抗 (2) 供 託 原 因 の 拡 張 (3) 複 数 の 代 位 債 権 者 による 請 求 の 競 合 債 権 者 代 位 訴 訟 (1) 規 定 の 要 否 (2) 債 権 者 代 位 訴 訟 における 債 務 者 の 関 与 (3) 債 務 者 による 処 分 の 制 限 (4) 債 権 者 代 位 訴 訟 が 提 起 された 後 に 被 代 位 権 利 が 差 し 押 えられた 場 合 の 処 理 (5) 訴 訟 参 加 裁 判 上 の 代 位 ( 民 法 第 423 条 第 2 項 本 文 ) 第 10 詐 害 行 為 取 消 権 詐 害 行 為 取 消 権 の 法 的 性 質 及 び 詐 害 行 為 取 消 訴 訟 の 在 り 方 (1) 債 務 者 の 責 任 財 産 の 回 復 の 方 法 (2) 詐 害 行 為 取 消 訴 訟 における 債 務 者 の 地 位 vii

8 (3) 詐 害 行 為 取 消 訴 訟 が 競 合 した 場 合 の 処 理 要 件 に 関 する 規 定 の 見 直 し (1) 要 件 に 関 する 規 定 の 明 確 化 等 ア 被 保 全 債 権 に 関 する 要 件 イ 無 資 力 要 件 (2) 取 消 しの 対 象 ア 取 消 しの 対 象 の 類 型 化 と 一 般 的 な 要 件 を 定 める 規 定 の 要 否 イ 財 産 減 少 行 為 (ア) 相 当 価 格 処 分 行 為 (イ) 同 時 交 換 的 行 為 (ウ) 無 償 行 為 ウ 偏 頗 行 為 (ア) 債 務 消 滅 行 為 (イ) 既 存 債 務 に 対 する 担 保 供 与 行 為 エ 対 抗 要 件 具 備 行 為 (3) 転 得 者 に 対 する 詐 害 行 為 取 消 権 の 要 件 (4) 詐 害 行 為 取 消 訴 訟 の 受 継 効 果 に 関 する 規 定 の 見 直 し (1) 債 権 回 収 機 能 ( 事 実 上 の 優 先 弁 済 )の 当 否 (2) 取 消 しの 範 囲 (3) 逸 出 財 産 の 回 復 方 法 (4) 費 用 償 還 請 求 権 (5) 受 益 者 転 得 者 の 地 位 ア 債 務 消 滅 行 為 が 取 り 消 された 場 合 の 受 益 者 の 債 権 の 復 活 イ 受 益 者 の 反 対 給 付 ウ 転 得 者 の 反 対 給 付 詐 害 行 為 取 消 権 の 行 使 期 間 ( 民 法 第 426 条 ) 第 11 多 数 当 事 者 の 債 権 及 び 債 務 ( 保 証 債 務 を 除 く ) 債 務 者 が 複 数 の 場 合 (1) 分 割 債 務 (2) 連 帯 債 務 ア 要 件 (ア) 意 思 表 示 による 連 帯 債 務 ( 民 法 第 432 条 ) (イ) 商 法 第 511 条 第 1 項 の 一 般 ルール 化 イ 連 帯 債 務 者 の 一 人 について 生 じた 事 由 の 効 力 等 (ア) 履 行 の 請 求 ( 民 法 第 434 条 ) (イ) 債 務 の 免 除 ( 民 法 第 437 条 ) (ウ) 更 改 ( 民 法 第 435 条 ) (エ) 時 効 の 完 成 ( 民 法 第 439 条 ) viii

9 (オ) 他 の 連 帯 債 務 者 による 相 殺 権 の 援 用 ( 民 法 第 436 条 第 2 項 ) (カ) 破 産 手 続 の 開 始 ( 民 法 第 441 条 ) ウ 求 償 関 係 (ア) 一 部 弁 済 の 場 合 の 求 償 関 係 ( 民 法 第 442 条 ) (イ) 代 物 弁 済 又 は 更 改 の 場 合 の 求 償 関 係 ( 民 法 第 442 条 ) (ウ) 連 帯 債 務 者 間 の 通 知 義 務 ( 民 法 第 443 条 ) (エ) 事 前 通 知 義 務 ( 民 法 第 443 条 第 1 項 ) (オ) 負 担 部 分 のある 者 が 無 資 力 である 場 合 の 求 償 関 係 ( 民 法 第 444 条 前 段 ) (カ) 連 帯 の 免 除 ( 民 法 第 445 条 ) (キ) 負 担 割 合 の 推 定 規 定 (3) 不 可 分 債 務 債 権 者 が 複 数 の 場 合 (1) 分 割 債 権 (2) 不 可 分 債 権 - 不 可 分 債 権 者 の 一 人 について 生 じた 事 由 の 効 力 ( 民 法 第 429 条 第 1 項 ) (3) 連 帯 債 権 その 他 ( 債 権 又 は 債 務 の 合 有 又 は 総 有 ) 第 12 保 証 債 務 保 証 債 務 の 成 立 (1) 主 債 務 者 と 保 証 人 との 間 の 契 約 による 保 証 債 務 の 成 立 (2) 保 証 契 約 締 結 の 際 における 保 証 人 保 護 の 方 策 (3) 保 証 契 約 締 結 後 の 保 証 人 保 護 の 在 り 方 (4) 保 証 に 関 する 契 約 条 項 の 効 力 を 制 限 する 規 定 の 要 否 保 証 債 務 の 付 従 性 補 充 性 保 証 人 の 抗 弁 等 (1) 保 証 人 固 有 の 抗 弁 - 催 告 検 索 の 抗 弁 ア 催 告 の 抗 弁 の 制 度 の 要 否 ( 民 法 第 452 条 ) イ 適 時 執 行 義 務 (2) 主 たる 債 務 者 の 有 する 抗 弁 権 ( 民 法 第 457 条 ) 保 証 人 の 求 償 権 (1) 委 託 を 受 けた 保 証 人 の 事 後 求 償 権 ( 民 法 第 459 条 ) (2) 委 託 を 受 けた 保 証 人 の 事 前 求 償 権 ( 民 法 第 460 条, 第 461 条 等 ) (3) 委 託 を 受 けた 保 証 人 の 通 知 義 務 ( 民 法 第 463 条 ) (4) 委 託 を 受 けない 保 証 人 の 通 知 義 務 ( 民 法 第 463 条 ) 共 同 保 証 - 分 別 の 利 益 連 帯 保 証 (1) 連 帯 保 証 制 度 の 在 り 方 (2) 連 帯 保 証 人 に 生 じた 事 由 の 効 力 - 履 行 の 請 求 根 保 証 ix

10 (1) 規 定 の 適 用 範 囲 の 拡 大 (2) 根 保 証 に 関 する 規 律 の 明 確 化 その 他 (1) 主 債 務 の 種 別 等 による 保 証 契 約 の 制 限 (2) 保 証 類 似 の 制 度 の 検 討 第 13 債 権 譲 渡 譲 渡 禁 止 特 約 ( 民 法 第 466 条 ) (1) 譲 渡 禁 止 特 約 の 効 力 (2) 譲 渡 禁 止 特 約 を 譲 受 人 に 対 抗 できない 事 由 ア 譲 受 人 に 重 過 失 がある 場 合 イ 債 務 者 の 承 諾 があった 場 合 ウ 譲 渡 人 について 倒 産 手 続 の 開 始 決 定 があった 場 合 エ 債 務 者 の 債 務 不 履 行 の 場 合 (3) 譲 渡 禁 止 特 約 付 債 権 の 差 押 え 転 付 命 令 による 債 権 の 移 転 債 権 譲 渡 の 対 抗 要 件 ( 民 法 第 467 条 ) (1) 総 論 及 び 第 三 者 対 抗 要 件 の 見 直 し (2) 債 務 者 対 抗 要 件 ( 権 利 行 使 要 件 )の 見 直 し (3) 対 抗 要 件 概 念 の 整 理 (4) 債 務 者 保 護 のための 規 定 の 明 確 化 等 ア 債 務 者 保 護 のための 規 定 の 明 確 化 イ 譲 受 人 間 の 関 係 ウ 債 権 差 押 えとの 競 合 の 場 合 の 規 律 の 必 要 性 抗 弁 の 切 断 ( 民 法 第 468 条 ) 将 来 債 権 譲 渡 (1) 将 来 債 権 の 譲 渡 が 認 められる 旨 の 規 定 の 要 否 (2) 公 序 良 俗 の 観 点 からの 将 来 債 権 譲 渡 の 効 力 の 限 界 (3) 譲 渡 人 の 地 位 の 変 動 に 伴 う 将 来 債 権 譲 渡 の 効 力 の 限 界 第 14 証 券 的 債 権 に 関 する 規 定 証 券 的 債 権 に 関 する 規 定 の 要 否 ( 民 法 第 469 条 から 第 473 条 まで) 有 価 証 券 に 関 する 規 定 の 要 否 ( 民 法 第 469 条 から 第 473 条 まで) 有 価 証 券 に 関 する 通 則 的 な 規 定 の 内 容 免 責 証 券 に 関 する 規 定 の 要 否 第 15 債 務 引 受 総 論 ( 債 務 引 受 に 関 する 規 定 の 要 否 ) 併 存 的 債 務 引 受 (1) 併 存 的 債 務 引 受 の 要 件 (2) 併 存 的 債 務 引 受 の 効 果 (3) 併 存 的 債 務 引 受 と 保 証 との 関 係 免 責 的 債 務 引 受 x

11 (1) 免 責 的 債 務 引 受 の 要 件 (2) 免 責 的 債 務 引 受 の 効 果 その 他 (1) 将 来 債 務 引 受 に 関 する 規 定 の 要 否 (2) 履 行 引 受 に 関 する 規 定 の 要 否 (3) 債 務 引 受 と 両 立 しない 関 係 にある 第 三 者 との 法 律 関 係 の 明 確 化 のための 規 定 の 要 否 100 第 16 契 約 上 の 地 位 の 移 転 ( 譲 渡 ) 総 論 ( 契 約 上 の 地 位 の 移 転 ( 譲 渡 )に 関 する 規 定 の 要 否 ) 契 約 上 の 地 位 の 移 転 の 要 件 契 約 上 の 地 位 の 移 転 の 効 果 等 対 抗 要 件 制 度 第 17 弁 済 弁 済 の 効 果 第 三 者 による 弁 済 ( 民 法 第 474 条 ) (1) 利 害 関 係 と 正 当 な 利 益 の 関 係 (2) 利 害 関 係 を 有 しない 第 三 者 による 弁 済 弁 済 として 引 き 渡 した 物 の 取 戻 し( 民 法 第 476 条 ) 債 権 者 以 外 の 第 三 者 に 対 する 弁 済 ( 民 法 第 478 条 から 第 480 条 まで) (1) 受 領 権 限 を 有 する 第 三 者 に 対 する 弁 済 の 有 効 性 (2) 債 権 の 準 占 有 者 に 対 する 弁 済 ( 民 法 第 478 条 ) ア 債 権 の 準 占 有 者 概 念 の 見 直 し イ 善 意 無 過 失 要 件 の 見 直 し ウ 債 権 者 の 帰 責 事 由 の 要 否 エ 民 法 第 478 条 の 適 用 範 囲 の 拡 張 の 要 否 (3) 受 取 証 書 の 持 参 人 に 対 する 弁 済 ( 民 法 第 480 条 ) 代 物 弁 済 ( 民 法 第 482 条 ) (1) 代 物 弁 済 に 関 する 法 律 関 係 の 明 確 化 (2) 第 三 者 による 代 物 弁 済 の 可 否 弁 済 の 内 容 に 関 する 規 定 ( 民 法 第 483 条 から 第 487 条 まで) (1) 特 定 物 の 現 状 による 引 渡 し( 民 法 第 483 条 ) (2) 弁 済 をすべき 場 所, 時 間 等 に 関 する 規 定 ( 民 法 第 484 条 ) (3) 受 取 証 書 債 権 証 書 の 取 扱 い( 民 法 第 486 条, 第 487 条 ) 弁 済 の 充 当 ( 民 法 第 488 条 から 第 491 条 まで) 弁 済 の 提 供 ( 民 法 第 492 条, 第 493 条 ) (1) 弁 済 の 提 供 の 効 果 の 明 確 化 (2) 口 頭 の 提 供 すら 不 要 とされる 場 合 の 明 文 化 弁 済 の 目 的 物 の 供 託 ( 弁 済 供 託 )( 民 法 第 494 条 から 第 498 条 まで) (1) 弁 済 供 託 の 要 件 効 果 の 明 確 化 (2) 自 助 売 却 の 要 件 の 拡 張 xi

12 10 弁 済 による 代 位 ( 民 法 第 499 条 から 第 504 条 まで) (1) 任 意 代 位 の 見 直 し (2) 弁 済 による 代 位 の 効 果 の 明 確 化 ア 弁 済 者 が 代 位 する 場 合 の 原 債 権 の 帰 すう イ 法 定 代 位 者 相 互 間 の 関 係 に 関 する 規 定 の 明 確 化 (3) 一 部 弁 済 による 代 位 の 要 件 効 果 の 見 直 し ア 一 部 弁 済 による 代 位 の 要 件 効 果 の 見 直 し イ 連 帯 債 務 の 一 部 が 履 行 された 場 合 における 債 権 者 の 原 債 権 と 一 部 履 行 をした 連 帯 債 務 者 の 求 償 権 との 関 係 ウ 保 証 債 務 の 一 部 を 履 行 した 場 合 における 債 権 者 の 原 債 権 と 保 証 人 の 求 償 権 の 関 係 116 (4) 債 権 者 の 義 務 ア 債 権 者 の 義 務 の 明 確 化 イ 担 保 保 存 義 務 違 反 による 免 責 の 効 力 が 及 ぶ 範 囲 第 18 相 殺 相 殺 の 要 件 ( 民 法 第 505 条 ) (1) 相 殺 の 要 件 の 明 確 化 (2) 第 三 者 による 相 殺 (3) 相 殺 禁 止 の 意 思 表 示 相 殺 の 方 法 及 び 効 力 (1) 相 殺 の 遡 及 効 の 見 直 し( 民 法 第 506 条 ) (2) 時 効 消 滅 した 債 権 を 自 働 債 権 とする 相 殺 ( 民 法 第 508 条 )の 見 直 し (3) 充 当 に 関 する 規 律 の 見 直 し( 民 法 第 512 条 ) 不 法 行 為 債 権 を 受 働 債 権 とする 相 殺 ( 民 法 第 509 条 ) 支 払 の 差 止 めを 受 けた 債 権 を 受 働 債 権 とする 相 殺 の 禁 止 ( 民 法 第 511 条 ) (1) 法 定 相 殺 と 差 押 え (2) 債 権 譲 渡 と 相 殺 の 抗 弁 (3) 自 働 債 権 の 取 得 時 期 による 相 殺 の 制 限 の 要 否 (4) 相 殺 予 約 の 効 力 相 殺 権 の 濫 用 第 19 更 改 更 改 の 要 件 の 明 確 化 ( 民 法 第 513 条 ) (1) 債 務 の 要 素 の 明 確 化 と 更 改 意 思 (2) 旧 債 務 の 存 在 及 び 新 債 務 の 成 立 更 改 による 当 事 者 の 交 替 の 制 度 の 要 否 ( 民 法 第 514 条 から 第 516 条 まで) 旧 債 務 が 消 滅 しない 場 合 の 規 定 の 明 確 化 ( 民 法 第 517 条 ) 第 20 免 除 及 び 混 同 免 除 の 規 定 の 見 直 し( 民 法 第 519 条 ) 混 同 の 例 外 の 明 確 化 ( 民 法 第 520 条 ) 第 21 新 たな 債 権 消 滅 原 因 に 関 する 法 的 概 念 ( 決 済 手 法 の 高 度 化 複 雑 化 への 民 法 上 の 対 応 ) xii

13 新 たな 債 権 消 滅 原 因 となる 法 的 概 念 に 関 する 規 定 の 要 否 新 たな 債 権 消 滅 原 因 となる 法 的 概 念 に 関 する 規 定 を 設 ける 場 合 における 第 三 者 との 法 律 関 係 を 明 確 にするための 規 定 の 要 否 第 22 契 約 に 関 する 基 本 原 則 等 契 約 自 由 の 原 則 契 約 の 成 立 に 関 する 一 般 的 規 定 原 始 的 に 不 能 な 契 約 の 効 力 債 権 債 務 関 係 における 信 義 則 の 具 体 化 第 23 契 約 交 渉 段 階 契 約 交 渉 の 不 当 破 棄 契 約 締 結 過 程 における 説 明 義 務 情 報 提 供 義 務 契 約 交 渉 等 に 関 与 させた 第 三 者 の 行 為 による 交 渉 当 事 者 の 責 任 第 24 申 込 みと 承 諾 総 論 申 込 み 及 び 承 諾 の 概 念 (1) 定 義 規 定 の 要 否 (2) 申 込 みの 推 定 規 定 の 要 否 (3) 交 叉 申 込 み 承 諾 期 間 の 定 めのある 申 込 み 承 諾 期 間 の 定 めのない 申 込 み 対 話 者 間 における 承 諾 期 間 の 定 めのない 申 込 み 申 込 者 の 死 亡 又 は 行 為 能 力 の 喪 失 申 込 みを 受 けた 事 業 者 の 物 品 保 管 義 務 隔 地 者 間 の 契 約 の 成 立 時 期 申 込 みに 変 更 を 加 えた 承 諾 第 25 懸 賞 広 告 懸 賞 広 告 を 知 らずに 指 定 行 為 が 行 われた 場 合 懸 賞 広 告 の 効 力 撤 回 (1) 懸 賞 広 告 の 効 力 (2) 撤 回 の 可 能 な 時 期 (3) 撤 回 の 方 法 懸 賞 広 告 の 報 酬 を 受 ける 権 利 第 26 第 三 者 のためにする 契 約 受 益 の 意 思 の 表 示 を 不 要 とする 類 型 の 創 設 等 ( 民 法 第 537 条 ) 受 益 者 の 権 利 の 確 定 受 益 者 の 現 存 性 特 定 性 要 約 者 の 地 位 (1) 諾 約 者 に 対 する 履 行 請 求 xiii

14 (2) 解 除 権 の 行 使 第 27 約 款 ( 定 義 及 び 組 入 要 件 ) 約 款 の 組 入 要 件 に 関 する 規 定 の 要 否 約 款 の 定 義 約 款 の 組 入 要 件 の 内 容 約 款 の 変 更 第 28 法 律 行 為 に 関 する 通 則 法 律 行 為 の 効 力 (1) 法 律 行 為 の 意 義 等 の 明 文 化 (2) 公 序 良 俗 違 反 の 具 体 化 (3) 事 項 を 目 的 とする という 文 言 の 削 除 ( 民 法 第 90 条 ) 法 令 の 規 定 と 異 なる 意 思 表 示 ( 民 法 第 91 条 ) 強 行 規 定 と 任 意 規 定 の 区 別 の 明 記 任 意 規 定 と 異 なる 慣 習 がある 場 合 第 29 意 思 能 力 要 件 等 (1) 意 思 能 力 の 定 義 (2) 意 思 能 力 を 欠 く 状 態 で 行 われた 法 律 行 為 が 有 効 と 扱 われる 場 合 の 有 無 日 常 生 活 に 関 する 行 為 の 特 則 効 果 第 30 意 思 表 示 心 裡 留 保 (1) 心 裡 留 保 の 意 思 表 示 が 無 効 となる 要 件 (2) 第 三 者 保 護 規 定 通 謀 虚 偽 表 示 (1) 第 三 者 保 護 要 件 (2) 民 法 第 94 条 第 2 項 の 類 推 適 用 法 理 の 明 文 化 錯 誤 (1) 動 機 の 錯 誤 に 関 する 判 例 法 理 の 明 文 化 (2) 要 素 の 錯 誤 の 明 確 化 (3) 表 意 者 に 重 過 失 がある 場 合 の 無 効 主 張 の 制 限 の 例 外 (4) 効 果 (5) 錯 誤 者 の 損 害 賠 償 責 任 (6) 第 三 者 保 護 規 定 詐 欺 及 び 強 迫 (1) 沈 黙 による 詐 欺 (2) 第 三 者 による 詐 欺 (3) 第 三 者 保 護 規 定 意 思 表 示 に 関 する 規 定 の 拡 充 xiv

15 6 意 思 表 示 の 到 達 及 び 受 領 能 力 (1) 意 思 表 示 の 効 力 発 生 時 期 (2) 意 思 表 示 の 到 達 主 義 の 適 用 対 象 (3) 意 思 表 示 の 受 領 を 擬 制 すべき 場 合 (4) 意 思 能 力 を 欠 く 状 態 となった 後 に 到 達 し, 又 は 受 領 した 意 思 表 示 の 効 力 第 31 不 当 条 項 規 制 不 当 条 項 規 制 の 要 否, 適 用 対 象 等 不 当 条 項 規 制 の 対 象 から 除 外 すべき 契 約 条 項 不 当 性 の 判 断 枠 組 み 不 当 条 項 の 効 力 不 当 条 項 のリストを 設 けることの 当 否 第 33 代 理 有 権 代 理 (1) 代 理 行 為 の 瑕 疵 - 原 則 ( 民 法 第 101 条 第 1 項 ) (2) 代 理 行 為 の 瑕 疵 - 例 外 ( 民 法 第 101 条 第 2 項 ) (3) 代 理 人 の 行 為 能 力 ( 民 法 第 102 条 ) (4) 代 理 権 の 範 囲 ( 民 法 第 103 条 ) (5) 任 意 代 理 人 による 復 代 理 人 の 選 任 ( 民 法 第 104 条 ) (6) 利 益 相 反 行 為 ( 民 法 第 108 条 ) (7) 代 理 権 の 濫 用 表 見 代 理 (1) 代 理 権 授 与 の 表 示 による 表 見 代 理 ( 民 法 第 109 条 ) ア 法 定 代 理 への 適 用 の 可 否 イ 代 理 権 授 与 表 示 への 意 思 表 示 規 定 の 類 推 適 用 ウ 白 紙 委 任 状 エ 本 人 名 義 の 使 用 許 諾 の 場 合 オ 民 法 第 110 条 との 重 畳 適 用 (2) 権 限 外 の 行 為 の 表 見 代 理 ( 民 法 第 110 条 ) ア 法 定 代 理 への 適 用 の 可 否 イ 代 理 人 の 権 限 ウ 正 当 な 理 由 (3) 代 理 権 消 滅 後 の 表 見 代 理 ( 民 法 第 112 条 ) ア 法 定 代 理 への 適 用 の 可 否 イ 善 意 の 対 象 ウ 民 法 第 110 条 との 重 畳 適 用 無 権 代 理 (1) 無 権 代 理 人 の 責 任 ( 民 法 第 117 条 ) (2) 無 権 代 理 と 相 続 授 権 xv

16 第 36 消 滅 時 効 時 効 期 間 と 起 算 点 (1) 原 則 的 な 時 効 期 間 について (2) 短 期 消 滅 時 効 期 間 の 特 則 について ア 短 期 消 滅 時 効 制 度 について イ 定 期 金 債 権 ウ 判 決 等 で 確 定 した 権 利 エ 不 法 行 為 等 による 損 害 賠 償 請 求 権 (3) 時 効 期 間 の 起 算 点 について (4) 合 意 による 時 効 期 間 等 の 変 更 時 効 障 害 事 由 (1) 中 断 事 由 ( 時 効 期 間 の 更 新, 時 効 の 新 たな 進 行 ) (2) その 他 の 中 断 事 由 の 取 扱 い (3) 時 効 の 停 止 事 由 (4) 当 事 者 間 の 交 渉 協 議 による 時 効 障 害 (5) その 他 ア 債 権 の 一 部 について 訴 えの 提 起 等 がされた 場 合 の 取 扱 い イ 債 務 者 以 外 の 者 に 対 して 訴 えの 提 起 等 をした 旨 の 債 務 者 への 通 知 時 効 の 効 果 (1) 時 効 の 援 用 等 (2) 債 務 者 以 外 の 者 に 対 する 効 果 ( 援 用 権 者 ) (3) 時 効 の 利 益 の 放 棄 等 形 成 権 の 期 間 制 限 その 他 (1) その 他 の 財 産 権 の 消 滅 時 効 (2) 取 得 時 効 への 影 響 第 39 売 買 - 売 買 の 効 力 ( 担 保 責 任 ) 物 の 瑕 疵 に 関 する 担 保 責 任 ( 民 法 第 570 条 ) (1) 債 務 不 履 行 の 一 般 原 則 との 関 係 ( 瑕 疵 担 保 責 任 の 法 的 性 質 ) (2) 瑕 疵 の 意 義 ( 定 義 規 定 の 要 否 ) (3) 隠 れた という 要 件 の 要 否 (4) 代 金 減 額 請 求 権 の 要 否 (5) 買 主 に 認 められる 権 利 の 相 互 関 係 の 明 確 化 (6) 短 期 期 間 制 限 の 見 直 しの 要 否 権 利 の 瑕 疵 に 関 する 担 保 責 任 ( 民 法 第 560 条 から 第 567 条 まで): 共 通 論 点 権 利 の 瑕 疵 に 関 する 担 保 責 任 ( 民 法 第 560 条 から 第 567 条 まで): 個 別 論 点 (1) 他 人 の 権 利 の 売 買 における 善 意 の 売 主 の 解 除 権 ( 民 法 第 562 条 )の 要 否 (2) 数 量 の 不 足 又 は 物 の 一 部 滅 失 の 場 合 における 売 主 の 担 保 責 任 ( 民 法 第 565 条 ). 201 (3) 地 上 権 等 がある 場 合 等 における 売 主 の 担 保 責 任 ( 民 法 第 566 条 ) xvi

17 (4) 抵 当 権 等 がある 場 合 における 売 主 の 担 保 責 任 ( 民 法 第 567 条 ) 競 売 における 担 保 責 任 ( 民 法 第 568 条, 第 570 条 ただし 書 ) 売 主 の 担 保 責 任 と 同 時 履 行 ( 民 法 第 571 条 ) 数 量 超 過 の 場 合 の 売 主 の 権 利 民 法 第 572 条 ( 担 保 責 任 を 負 わない 旨 の 特 約 )の 見 直 しの 要 否 数 量 保 証 品 質 保 証 等 に 関 する 規 定 の 要 否 当 事 者 の 属 性 や 目 的 物 の 性 質 による 特 則 の 要 否 第 44 消 費 貸 借 消 費 貸 借 の 成 立 (1) 要 物 性 の 見 直 し (2) 無 利 息 消 費 貸 借 についての 特 則 (3) 目 的 物 の 交 付 前 における 消 費 者 借 主 の 解 除 権 (4) 目 的 物 の 引 渡 前 の 当 事 者 の 一 方 についての 破 産 手 続 の 開 始 (5) 消 費 貸 借 の 予 約 利 息 に 関 する 規 律 の 明 確 化 目 的 物 に 瑕 疵 があった 場 合 の 法 律 関 係 (1) 貸 主 の 担 保 責 任 (2) 借 主 の 返 還 義 務 期 限 前 弁 済 に 関 する 規 律 の 明 確 化 (1) 期 限 前 弁 済 (2) 事 業 者 が 消 費 者 に 融 資 をした 場 合 の 特 則 抗 弁 の 接 続 第 45 賃 貸 借 短 期 賃 貸 借 に 関 する 規 定 の 見 直 し 賃 貸 借 の 存 続 期 間 賃 貸 借 と 第 三 者 との 関 係 (1) 目 的 不 動 産 について 物 権 を 取 得 した 者 その 他 の 第 三 者 との 関 係 (2) 目 的 不 動 産 の 所 有 権 が 移 転 した 場 合 の 賃 貸 借 の 帰 すう (3) 不 動 産 賃 貸 借 における 合 意 による 賃 貸 人 の 地 位 の 承 継 (4) 敷 金 返 還 債 務 の 承 継 (5) 動 産 賃 貸 借 と 第 三 者 との 関 係 (6) 賃 借 権 に 基 づく 妨 害 排 除 請 求 権 賃 貸 人 の 義 務 (1) 賃 貸 人 の 修 繕 義 務 (2) 賃 貸 物 の 修 繕 に 関 する 賃 借 人 の 権 利 (3) 賃 貸 人 の 担 保 責 任 賃 借 人 の 義 務 (1) 賃 料 の 支 払 義 務 ( 事 情 変 更 による 増 減 額 請 求 権 ) (2) 目 的 物 の 一 部 が 利 用 できない 場 合 の 賃 料 の 減 額 等 xvii

18 6 賃 借 権 の 譲 渡 及 び 転 貸 (1) 賃 借 権 の 譲 渡 及 び 転 貸 の 制 限 (2) 適 法 な 転 貸 借 がされた 場 合 の 賃 貸 人 と 転 借 人 との 関 係 賃 貸 借 の 終 了 (1) 賃 借 物 が 滅 失 した 場 合 等 における 賃 貸 借 の 終 了 (2) 賃 貸 借 終 了 時 の 原 状 回 復 (3) 損 害 賠 償 及 び 費 用 の 償 還 の 請 求 権 についての 期 間 の 制 限 ア 用 法 違 反 による 賃 貸 人 の 損 害 賠 償 請 求 権 についての 期 間 制 限 イ 賃 借 人 の 費 用 償 還 請 求 権 についての 期 間 制 限 賃 貸 借 に 関 する 規 定 の 配 列 第 47 役 務 提 供 型 の 典 型 契 約 ( 雇 用, 請 負, 委 任, 寄 託 ) 総 論 第 48 請 負 請 負 の 意 義 ( 民 法 第 632 条 ) 注 文 者 の 義 務 報 酬 に 関 する 規 律 (1) 報 酬 の 支 払 時 期 ( 民 法 第 633 条 ) (2) 仕 事 の 完 成 が 不 可 能 になった 場 合 の 報 酬 請 求 権 (3) 仕 事 の 完 成 が 不 可 能 になった 場 合 の 費 用 償 還 請 求 権 完 成 した 建 物 の 所 有 権 の 帰 属 瑕 疵 担 保 責 任 (1) 瑕 疵 修 補 請 求 権 の 限 界 ( 民 法 第 634 条 第 1 項 ) (2) 瑕 疵 を 理 由 とする 催 告 解 除 (3) 土 地 の 工 作 物 を 目 的 とする 請 負 の 解 除 ( 民 法 第 635 条 ただし 書 ) (4) 報 酬 減 額 請 求 権 の 要 否 (5) 請 負 人 の 担 保 責 任 の 存 続 期 間 ( 民 法 第 637 条, 第 638 条 第 2 項 ) (6) 土 地 工 作 物 に 関 する 性 質 保 証 期 間 ( 民 法 第 638 条 第 1 項 ) (7) 瑕 疵 担 保 責 任 の 免 責 特 約 ( 民 法 第 640 条 ) 注 文 者 の 任 意 解 除 権 ( 民 法 第 641 条 ) (1) 注 文 者 の 任 意 解 除 権 に 対 する 制 約 (2) 注 文 者 が 任 意 解 除 権 を 行 使 した 場 合 の 損 害 賠 償 の 範 囲 ( 民 法 第 641 条 ) 注 文 者 についての 破 産 手 続 の 開 始 による 解 除 ( 民 法 第 642 条 ) 下 請 負 (1) 下 請 負 に 関 する 原 則 (2) 下 請 負 人 の 直 接 請 求 権 (3) 下 請 負 人 の 請 負 の 目 的 物 に 対 する 権 利 第 49 委 任 受 任 者 の 義 務 に 関 する 規 定 (1) 受 任 者 の 指 図 遵 守 義 務 (2) 受 任 者 の 忠 実 義 務 xviii

19 (3) 受 任 者 の 自 己 執 行 義 務 (4) 受 任 者 の 報 告 義 務 ( 民 法 第 645 条 ) (5) 委 任 者 の 財 産 についての 受 任 者 の 保 管 義 務 (6) 受 任 者 の 金 銭 の 消 費 についての 責 任 ( 民 法 第 647 条 ) 委 任 者 の 義 務 に 関 する 規 定 (1) 受 任 者 が 債 務 を 負 担 したときの 解 放 義 務 ( 民 法 第 650 条 第 2 項 ) (2) 受 任 者 が 受 けた 損 害 の 賠 償 義 務 ( 民 法 第 650 条 第 3 項 ) (3) 受 任 者 が 受 けた 損 害 の 賠 償 義 務 についての 消 費 者 契 約 の 特 則 ( 民 法 第 650 条 第 3 項 ) 報 酬 に 関 する 規 律 (1) 無 償 性 の 原 則 の 見 直 し( 民 法 第 648 条 第 1 項 ) (2) 報 酬 の 支 払 方 式 (3) 報 酬 の 支 払 時 期 ( 民 法 第 648 条 第 2 項 ) (4) 委 任 事 務 の 処 理 が 不 可 能 になった 場 合 の 報 酬 請 求 権 委 任 の 終 了 に 関 する 規 定 (1) 委 任 契 約 の 任 意 解 除 権 ( 民 法 第 651 条 ) (2) 委 任 者 死 亡 後 の 事 務 処 理 を 委 託 する 委 任 ( 民 法 第 653 条 第 1 号 ) (3) 破 産 手 続 開 始 による 委 任 の 終 了 ( 民 法 第 653 条 第 2 号 ) 準 委 任 ( 民 法 第 656 条 ) 特 殊 の 委 任 (1) 媒 介 契 約 に 関 する 規 定 (2) 取 次 契 約 に 関 する 規 定 (3) 他 人 の 名 で 契 約 をした 者 の 履 行 保 証 責 任 第 50 準 委 任 に 代 わる 役 務 提 供 型 契 約 の 受 皿 規 定 新 たな 受 皿 規 定 の 要 否 役 務 提 供 者 の 義 務 に 関 する 規 律 役 務 受 領 者 の 義 務 に 関 する 規 律 報 酬 に 関 する 規 律 (1) 役 務 提 供 者 が 経 済 事 業 の 範 囲 で 役 務 を 提 供 する 場 合 の 有 償 性 の 推 定 (2) 報 酬 の 支 払 方 式 (3) 報 酬 の 支 払 時 期 (4) 役 務 提 供 の 履 行 が 不 可 能 な 場 合 の 報 酬 請 求 権 任 意 解 除 権 に 関 する 規 律 役 務 受 領 者 について 破 産 手 続 が 開 始 した 場 合 の 規 律 その 他 の 規 定 の 要 否 役 務 提 供 型 契 約 に 関 する 規 定 の 編 成 方 式 第 55 和 解 和 解 の 意 義 ( 民 法 第 695 条 ) 和 解 の 効 力 ( 民 法 第 696 条 ) xix

20 (1) 和 解 と 錯 誤 (2) 人 身 損 害 についての 和 解 の 特 則 第 56 新 種 の 契 約 新 たな 典 型 契 約 の 要 否 等 ファイナンス リース 第 57 事 情 変 更 の 原 則 事 情 変 更 の 原 則 の 明 文 化 の 要 否 要 件 論 効 果 論 (1) 解 除, 契 約 改 訂, 再 交 渉 請 求 権 再 交 渉 義 務 (2) 契 約 改 訂 の 法 的 性 質 訴 訟 手 続 との 関 係 (3) 解 除 権 と 契 約 改 訂 との 相 互 関 係 第 58 不 安 の 抗 弁 権 不 安 の 抗 弁 権 の 明 文 化 の 要 否 要 件 論 効 果 論 第 62 消 費 者 事 業 者 に 関 する 規 定 消 費 者 契 約 の 特 則 xx

21 第 1 債 権 の 目 的 1 債 権 の 目 的 ( 民 法 第 399 条 ) 債 権 の 目 的 について 金 銭 での 評 価 可 能 性 を 必 要 としない 旨 を 規 定 する 民 法 第 399 条 に 関 しては, 民 法 典 において 原 則 的 な 事 項 をどの 程 度 まで 明 文 化 すべ きであるかという 観 点 から, 同 条 のような 確 認 的 な 規 定 の 要 否 について, 債 権 の 定 義 規 定 を 設 けることの 是 非 と 併 せて, 更 に 検 討 してはどうか 部 会 資 料 19-2 第 1,2[2 頁 ] 債 権 の 目 的 に 関 する 規 定 は, 削 除 すべきではない わかりやすい 民 法 という 観 点 からは,あえて 削 除 する 必 要 がない また, 債 権 の 定 義 規 定 を 設 けた 方 がさらにわかりやすい 2 特 定 物 の 引 渡 しの 場 合 の 注 意 義 務 ( 民 法 第 400 条 ) (1) 特 定 物 の 引 渡 しの 場 合 の 注 意 義 務 特 定 物 の 引 渡 しを 目 的 とする 債 務 における 債 務 者 の 保 存 義 務 とその 内 容 を 定 める 民 法 第 400 条 に 関 しては, 契 約 で 定 められた 品 質 性 能 を 有 する 目 的 物 の 引 渡 しが 履 行 期 にあったか 否 かを 問 題 にすれば 足 りるとして 不 要 とす る 意 見 や, 契 約 解 釈 が 困 難 な 事 例 もあるため 任 意 規 定 として 存 置 する 意 義 が あるとする 意 見, 契 約 等 で 定 められた 内 容 の 保 存 義 務 を 負 うと 規 定 する 点 に は 意 義 があるが,その 保 存 義 務 の 内 容 を 一 律 に 善 良 な 管 理 者 の 注 意 と 定 める 点 は 見 直 すべきであるという 意 見 があった このような 意 見 を 踏 まえて, 同 条 の 規 定 の 要 否 やその 規 定 内 容 の 見 直 しについて, 担 保 責 任 の 法 的 性 質 に 関 する 議 論 ( 後 記 第 39,1(1) 及 び2)との 整 合 性 に 留 意 しつつ, 更 に 検 討 してはどうか 部 会 資 料 19-2 第 1,3[3 頁 ] 現 行 の 善 管 注 意 義 務 という 表 現 を 削 除 する 必 要 はなく,これを 残 すべきである 契 約 債 権 の 場 合 について, 善 管 注 意 義 務 の 内 容 を 契 約 および 目 的 物 の 性 質 による ものとする 旨 の 規 定 を 定 めることに 賛 成 する 法 定 債 権 について, 別 途 当 該 保 管 を 基 礎 付 ける 規 範 により 定 まる 方 法 等 の 表 現 を 用 いた 規 定 を 設 けることにつ いては, 反 対 する 1 債 務 の 内 容 をその 発 生 原 因 にさかのぼり 解 釈 により 確 定 するという 考 え 方 自 体 については 反 対 しない しかし, 善 管 注 意 義 務 という 表 現 を 用 いた 場 合 に, 債 権 発 生 原 因 から 離 れて 客 観 的 一 般 的 に 定 まると 誤 解 される おそれはない この 表 現 は 長 年 安 定 的 に 使 用 されてきたものであって, 削 除 する 理 由 はない 1

22 2 法 定 債 権 について 特 定 物 の 保 管 義 務 は, 事 務 管 理 不 当 利 得 の 関 係 で 問 題 となるが, 当 該 保 管 を 基 礎 付 ける 規 範 により 定 まる 方 法 という 内 容 では, 上 記 規 範 の 内 容 が 一 義 的 に 明 確 でない 場 合 が 否 定 できず, 解 釈 に 混 乱 を 来 す むしろ, 善 管 注 意 義 務 の 規 定 を 残 す 方 が 妥 当 である (2) 贈 与 者 の 保 存 義 務 の 特 則 特 定 物 の 引 渡 しを 目 的 とする 贈 与 の 贈 与 者 が 負 う 目 的 物 保 存 義 務 の 内 容 に 関 して, 現 在 は 民 法 第 400 条 が 適 用 されているところ, 贈 与 の 無 償 性 を 考 慮 して, 自 己 の 財 産 に 対 するのと 同 一 の 注 意 義 務 をもって 保 存 すべき 旨 の 特 則 を 新 たに 規 定 すべきであるという 考 え 方 について, 特 定 物 の 引 渡 しの 場 合 一 般 の 注 意 義 務 に 関 する 議 論 ( 前 記 (1))との 整 合 性 に 留 意 しつつ, 更 に 検 討 してはどうか 部 会 資 料 19-2 第 1,3( 関 連 論 点 )[4 頁 ] 自 己 の 財 産 に 対 するのと 同 一 の 注 意 義 務 とすることに 賛 成 する 贈 与 者 の 保 存 義 務 が 無 償 寄 託 における 受 託 者 のそれと 同 一 水 準 となり, 均 衡 が 図 れる 3 種 類 債 権 の 目 的 物 の 品 質 ( 民 法 第 401 条 第 1 項 ) 債 権 の 目 的 を 種 類 のみで 指 定 した 場 合 において, 法 律 行 為 の 性 質 又 は 当 事 者 の 意 思 によってその 品 質 を 定 めることができないときは, 債 務 者 は, 中 等 の 品 質 を 有 する 物 を 給 付 しなければならないと 規 定 する 民 法 第 401 条 第 1 項 に 関 しては, 契 約 で 定 められた 品 質 の 目 的 物 の 引 渡 しの 有 無 を 問 題 にすれば 足 りる ので 不 要 であるという 意 見 と, 契 約 解 釈 が 困 難 な 事 例 もあるため 任 意 規 定 とし て 存 置 すべきであるという 意 見 があったことを 踏 まえて, 規 定 の 要 否 について, 更 に 検 討 してはどうか 部 会 資 料 19-2 第 1,4[4 頁 ] 任 意 規 定 として 存 置 すべきである 契 約 内 容 がはっきりしないときの 解 釈 基 準 としてありうる 適 用 例 が 乏 しいからといって, 解 釈 指 針 をあえてなくす 必 要 はない 2

23 4 種 類 債 権 の 目 的 物 の 特 定 ( 民 法 第 401 条 第 2 項 ) (1) 種 類 債 権 の 目 的 物 の 特 定 種 類 債 権 の 目 的 物 の 特 定 に 関 する 民 法 第 401 条 第 2 項 については, 契 約 解 釈 の 問 題 に 解 消 できるとして 不 要 とする 意 見 と, 任 意 規 定 として 存 置 する 意 義 があるとする 意 見 があったことを 踏 まえて, 規 定 の 要 否 について, 更 に 検 討 してはどうか また, 規 定 を 存 置 する 場 合 には, 債 権 者 と 債 務 者 の 合 意 によっても 特 定 が 生 ずる 旨 を 新 たに 規 定 する 方 向 で, 更 に 検 討 してはどうか さらに, 判 例 が 認 める 変 更 権 ( 種 類 債 権 の 目 的 物 が 特 定 した 後 であっても, 一 定 の 場 合 には, 債 務 者 がその 目 的 物 を 同 種 同 量 の 別 の 物 に 変 更 することが できる 権 利 )については, 単 に 債 権 者 の 利 益 を 害 さないこと を 要 件 とす るのでは 要 件 が 広 すぎるとの 指 摘 があることも 踏 まえ, 具 体 的 かつ 適 切 な 要 件 設 定 が 可 能 か 否 かに 留 意 しつつ, 明 文 化 の 要 否 について, 更 に 検 討 しては どうか 部 会 資 料 19-2 第 1,5[5 頁 ] 401 条 2 項 は 存 置 し, 債 権 者 と 債 務 者 の 合 意 によっても 特 定 が 生 ずる 旨 を 新 たに 規 定 する 方 向 に 賛 成 する 変 更 権 については, 具 体 的 かつ 適 切 な 要 件 設 定 が 可 能 であれば, 明 文 化 に 反 対 しない 401 条 2 項 については, 特 定 が 債 権 者 と 債 務 者 の 合 意 によっても 生 じること は, 学 説 上 も 一 般 に 認 められている 解 釈 である また,401 条 2 項 の 内 容 では 変 更 権 の 内 容 は 明 らかでないので, 具 体 的 な 明 文 を 設 ける 必 要 もある そもそも 種 類 物 なので, 他 の 種 類 物 に 代 えることが 債 権 者 の 利 益 を 害 することがあまり 想 定 できない (2) 種 類 物 贈 与 の 特 定 に 関 する 特 則 種 類 物 贈 与 の 贈 与 者 は, 当 然 に 目 的 物 を 指 定 する 権 利 を 有 する 旨 の 特 則 を 置 くべきであるという 考 え 方 については, 贈 与 者 に 指 定 権 を 当 然 に 付 与 する ことが 贈 与 の 実 態 を 適 切 に 反 映 しているかという 点 に 疑 問 を 呈 する 意 見 があ ったことを 踏 まえて, 種 類 債 権 の 目 的 物 の 特 定 に 関 する 議 論 ( 前 記 (1))との 整 合 性 に 留 意 しつつ, 更 に 検 討 してはどうか 部 会 資 料 19-2 第 1,5( 関 連 論 点 )[7 頁 ] 贈 与 者 は, 当 然 に 目 的 物 を 指 定 する 権 利 を 有 する 旨 の 特 則 を 設 けることに 賛 成 する 贈 与 者 の 合 理 的 意 思 に 沿 う 3

24 5 法 定 利 率 ( 民 法 第 404 条 ) (1) 利 率 の 変 動 制 への 見 直 しの 要 否 法 定 利 率 として 利 率 の 変 動 制 を 採 用 することについては,これに 賛 成 する 立 場 から 具 体 的 な 規 定 方 法 について 様 々な 意 見 があった 一 方 で, 法 定 利 率 が 現 実 に 機 能 する 場 面 は 限 定 的 であり,その 場 面 のために 利 率 の 変 動 制 を 導 入 する 意 義 があるのか 等 の 疑 問 を 呈 する 意 見 や, 法 定 利 率 が 用 いられる 場 面 に 応 じて 適 切 な 利 率 は 異 なるため, 一 律 に 法 定 利 率 を 定 めるのではなく, 個 別 具 体 的 な 場 面 ごとに 適 切 な 利 率 を 定 めることを 検 討 すべきではないかという 意 見 があった これらの 意 見 を 踏 まえて, 利 率 の 変 動 制 への 見 直 しの 要 否 に ついて, 法 定 利 率 が 用 いられる 個 別 具 体 的 な 場 面 に 適 した 利 率 の 在 り 方 及 び 利 率 の 変 動 制 を 採 用 する 場 合 における 具 体 的 な 規 定 方 法 ( 例 えば, 利 息 等 が 発 生 している 期 間 中 に 利 率 が 変 動 した 場 合 に, 当 初 の 利 率 で 固 定 するか 適 用 利 率 を 変 動 させるか ) 等 に 留 意 しつつ, 更 に 検 討 してはどうか 部 会 資 料 19-2 第 1,6[7 頁 ] 利 率 の 変 動 制 を 採 用 することには 反 対 する ただし, 現 行 の 年 5 分 から 市 場 金 利 に 近 い 利 率 へ 固 定 利 率 を 改 正 するべきである 現 行 の 年 5 分 は, 市 場 金 利 と 大 きく 乖 離 しているので, 変 更 する 必 要 性 はある しかし, 仮 に, 頻 繁 に 利 率 を 変 動 させることになると, 金 利 の 計 算 関 係 が 複 雑 に なるので, 固 定 利 率 とするべきである 利 息 については, 市 場 金 利 に 近 い 利 率 にす るのが 関 係 当 事 者 の 公 平 に 資 するので, 現 在 の 金 利 情 勢 に 鑑 みて 是 正 するべきであ る 固 定 利 率 にしつつ,あまりにも 市 場 金 利 の 情 勢 と 乖 離 する 場 合 は, 法 定 利 率 の 見 直 し( 改 正 )を 柔 軟 に 行 えばよい (2) 金 銭 債 務 の 遅 延 損 害 金 を 算 定 する 利 率 について 仮 に 法 定 利 率 を 利 率 の 変 動 制 とした 場 合 における 金 銭 債 務 の 遅 延 損 害 金 を 算 定 する 利 率 に 関 して, 法 定 利 率 に 一 定 の 数 値 の 加 算 等 をしたものにすべき であるという 考 え 方 については, 金 銭 債 務 の 遅 延 損 害 金 について 制 裁 的 要 素 を 導 入 することになり 得 る 点 を 肯 定 的 に 捉 える 意 見 と 否 定 的 に 捉 える 意 見 が あったほか, 金 銭 債 権 の 発 生 原 因 によって 制 裁 的 要 素 が 妥 当 しやすいものと しづらいものがあるという 意 見 や, 制 裁 的 要 素 の 導 入 に 否 定 的 な 立 場 から, 法 定 利 率 を 超 える 損 害 については 金 銭 債 務 における 利 息 超 過 損 害 の 損 害 賠 償 を 認 めることで 対 処 すべきであるという 意 見 等 があった このような 意 見 を 踏 まえて, 金 銭 債 務 の 遅 延 損 害 金 を 算 定 する 利 率 を 法 定 利 率 よりも 高 くする 4

25 ことの 当 否 について, 金 銭 債 務 の 発 生 原 因 の 違 いや 金 銭 債 務 において 利 息 超 過 損 害 の 賠 償 を 認 めるかという 点 ( 後 記 第 3,6(2))との 関 連 性 に 留 意 しつ つ, 更 に 検 討 してはどうか 部 会 資 料 19-2 第 1,6( 関 連 論 点 )1[9 頁 ] 金 銭 債 務 の 遅 延 損 害 金 について 法 定 利 率 より 高 率 とすることに 賛 成 する ただし, 過 度 に 制 裁 的 な 高 率 とすべきでなく, 現 行 の 年 5%とするべきである 債 務 不 履 行 に 対 するペナルティとして 法 定 利 率 より 高 率 な 額 を 定 めることで 債 務 者 に 履 行 へのインセンティブを 与 えることとなる ただ, 過 度 に 制 裁 的 な 高 率 とす ることは, 契 約 締 結 時 に 経 済 的 に 弱 い 立 場 にある 当 事 者 に 酷 な 結 果 となるので, 過 度 に 高 率 とすべきでない (3) 中 間 利 息 控 除 について 将 来 取 得 されるはずの 純 利 益 の 損 害 賠 償 の 支 払 が, 現 在 の 一 時 点 において 行 われる 場 合 には, 支 払 時 から 将 来 取 得 されるべき 時 点 までの 運 用 益 を 控 除 する 必 要 がある( 中 間 利 息 控 除 )とされている この 中 間 利 息 控 除 に 関 して, 判 例 が, 控 除 すべき 運 用 益 の 計 算 に 法 定 利 率 を 用 いるべきであるとしている 点 については,その 合 理 性 に 疑 問 を 呈 し, 見 直 しを 検 討 すべきであるという 意 見 が 複 数 あったが, 具 体 的 な 検 討 の 在 り 方 については, 中 間 利 息 控 除 だけ でなく 賠 償 額 の 算 定 方 法 全 体 の 問 題 と 捉 えるべきであるという 意 見 や, 将 来 の 請 求 権 の 現 在 価 額 への 換 算 という 問 題 との 関 係 にも 留 意 する 必 要 があると いう 意 見 等 があり,また, 現 時 点 において 立 法 により 一 定 の 結 論 を 採 用 する ことに 対 して 慎 重 な 意 見 があった このような 意 見 をも 踏 まえて, 中 間 利 息 控 除 及 び 賠 償 額 の 算 定 方 法 の 在 り 方 を 立 法 的 に 見 直 すことの 当 否 について, 将 来 の 請 求 権 の 現 在 価 額 への 換 算 という 問 題 との 関 係 や, 取 引 実 務 及 び 裁 判 実 務 に 与 える 影 響 等 に 留 意 しつつ, 更 に 検 討 してはどうか 部 会 資 料 19-2 第 1,6( 関 連 論 点 )2[10 頁 ] 現 在 の 市 場 金 利 の 水 準 に 合 わせた 法 定 利 率 に 基 づいて 中 間 利 息 を 控 除 することは 問 題 である また, 立 法 により 解 決 される 問 題 ではなく,そもそも 事 実 認 定 により 解 決 されるべき 問 題 である (4) 利 息 の 定 義 利 息 の 定 義 を 明 文 化 するという 考 え 方 に 関 しては, 法 定 利 率 が 用 いられる 場 面 の 特 性 に 応 じて 個 別 に 適 切 な 利 率 を 定 めることを 検 討 すべきであるとい 5

26 う 立 場 ( 前 記 (1) 参 照 )から, 法 定 利 率 が 適 用 されるべき 利 息 の 意 味 内 容 を 明 らかにすべきであるという 意 見 があった そこで, 利 息 の 定 義 規 定 を 設 けることの 当 否 について, 法 定 利 率 の 在 り 方 に 関 する 各 論 点 ( 前 記 (1)から (3)まで)との 関 連 性 や 民 法 上 利 息 が 多 義 的 に 用 いられている 点 に 留 意 しつつ, 更 に 検 討 してはどうか 部 会 資 料 19-2 第 1,6( 関 連 論 点 )3[11 頁 ] 利 息 の 定 義 規 定 を 設 けることに 賛 成 する なお, 現 行 民 法 で 遅 延 損 害 金 としての 実 質 を 持 つ 利 息 の 規 定 ( 民 法 575 条 2 項 等 )を 遅 延 損 害 金 と 表 記 し, 表 現 上 の 統 一 を 図 るべきである 区 別 できるものについては,その 区 別 を 明 確 にしておく 必 要 がある 6 選 択 債 権 ( 民 法 第 406 条 から 第 411 条 まで) 選 択 債 権 に 関 しては, 現 行 法 に 第 三 者 の 選 択 の 意 思 表 示 の 撤 回 に 関 する 規 定 がないことから, 第 三 者 による 選 択 の 意 思 表 示 は, 債 権 者 及 び 債 務 者 の 承 諾 を 得 なければ 撤 回 することができない 旨 の 規 定 を 設 けることの 当 否 について, 更 に 検 討 してはどうか また, 選 択 の 遡 及 効 の 制 限 を 定 める 民 法 第 411 条 ただ し 書 は, 適 用 される 場 面 がなく, 削 除 すべきであるという 考 え 方 の 当 否 につい ても, 更 に 検 討 してはどうか 部 会 資 料 19-2 第 1,7[14 頁 ] 1 第 三 者 による 選 択 の 意 思 表 示 は, 債 権 者 及 び 債 務 者 の 承 諾 を 得 なければ 撤 回 す ることができない 旨 の 規 定 を 設 けることに 反 対 はしない 2 民 法 411 条 ただし 書 の 削 除 には 反 対 しない 1 選 択 権 の 行 使 により 一 旦 債 権 ( 契 約 )の 目 的 が 決 定 されたのであるところ, 撤 回 はその 内 容 を 変 更 する 効 果 を 有 するから, 利 害 関 係 人 である 債 権 者 債 務 者 の 承 諾 を 得 る 必 要 がある なお,ここにいう 第 三 者 の 定 義 は, 契 約 当 事 者 以 外 の 者 と した 方 がよいのではないか 選 択 債 権 の 規 定 の 配 置 にも 関 連 する 問 題 である 2 必 要 性 が 全 くない 条 文 については 維 持 する 必 要 がない 第 2 履 行 請 求 権 等 1 請 求 力 等 に 関 する 明 文 規 定 の 要 否 一 般 に, 債 権 者 には 請 求 力 ( 債 権 者 が 債 務 者 に 任 意 に 履 行 せよと 請 求 できる 権 能 ), 給 付 保 持 力 ( 債 務 者 がした 給 付 を 適 法 に 保 持 できる 権 能 ), 訴 求 力 ( 債 6

27 権 者 が 債 務 者 に 対 し 訴 えによって 履 行 を 請 求 することができる 権 能 ), 執 行 力 強 制 力 ( 給 付 判 決 が 確 定 しても 債 務 者 が 任 意 に 履 行 しない 場 合 において, 強 制 執 行 手 続 をとることにより, 国 家 機 関 の 手 によって 債 権 の 内 容 を 実 現 できる 権 能 )が 認 められるとされる( 以 下, 債 権 者 に 認 められるこれらの 権 能 を 合 わせ て 履 行 請 求 権 ともいう ) これらのうち, 民 法 には 履 行 の 強 制 に 関 する 規 定 ( 同 法 第 414 条 )が 設 けられているが,これとは 別 に, 債 権 者 が 債 務 者 に 対 して 任 意 の 履 行 を 請 求 することができる 旨 の 規 定 を 設 けるなど, 債 権 者 には 請 求 力 や 訴 求 力 等 の 基 本 的 権 能 が 認 められることを 確 認 する 趣 旨 の 明 文 規 定 を 置 く 方 向 で, 更 に 検 討 してはどうか 明 文 規 定 を 置 くことに 賛 成 である わかりやすい 民 法 という 観 点 からは 賛 成 できる 部 会 資 料 5-2 第 1,2[1 頁 ] 2 民 法 第 414 条 ( 履 行 の 強 制 )の 取 扱 い 履 行 の 強 制 に 関 する 規 定 ( 民 法 第 414 条 )については, 債 権 者 に 認 められ る 実 体 法 上 の 権 能 を 定 めた 規 定 であるとする 見 解 と 執 行 方 法 を 定 めた 手 続 法 的 規 定 であるとする 見 解 があるなど, 規 定 の 意 義 が 不 明 確 であるという 指 摘 があ る そこで, 履 行 の 強 制 に 関 する 規 定 のうち, 実 体 法 的 規 定 は 民 法 に 置 き, 手 続 法 的 規 定 は 民 事 執 行 法 等 に 置 くべきであるという 方 針 を 確 認 した 上 で, 同 条 各 項 の 規 定 のうち, 手 続 法 的 規 定 として 民 法 から 削 除 すべきものの 有 無 等 につ いて, 更 に 検 討 してはどうか その 際, 実 体 法 的 規 定 か 手 続 法 的 規 定 かの 区 別 が 困 難 なものについては, 手 続 法 において 必 要 な 規 定 を 設 けることを 妨 げない 形 で, 実 体 法 と 手 続 法 を 架 橋 するような 一 般 的 総 則 的 な 規 定 を 民 法 に 置 くことについて, 更 に 検 討 しては どうか また,そのような 一 般 的 総 則 的 な 規 定 の 具 体 例 として, 民 法 に 執 行 方 法 の 一 覧 規 定 を 置 くことについても, 更 に 検 討 してはどうか なお, 履 行 の 強 制 に 関 する 規 定 の 民 法 上 の 配 置 については, 引 き 続 き 債 権 編 に 置 く 方 向 で, 検 討 してはどうか 部 会 資 料 5-2 第 1,2[1 頁 ], 同 ( 関 連 論 点 )[5 頁 ] 実 体 法 的 規 定 は 民 法 に 置 き, 手 続 法 的 規 定 は 民 事 執 行 法 等 に 置 くべきであるとい う 方 針 については 反 対 しない ただし, 現 行 民 法 に 規 定 されている 条 項 については, いずれも 存 置 すべきである 実 体 法 と 手 続 法 を 架 橋 するような 一 般 的 総 則 的 な 規 定 を 民 法 に 規 定 することに 反 対 はしない 執 行 方 法 の 一 覧 規 定 を 民 法 に 置 くことについても, 反 対 はしない 7

28 実 体 法 と 手 続 法 との 区 別 が 必 要 であることは 認 める また,わかりやすい 民 法 という 観 点 からは, 債 権 の 効 力 の 基 本 的 部 分 について 条 文 化 することは 望 ましい ただし, 現 行 民 法 上, 不 都 合 の 生 じていない 規 定 について,あえて 削 除 する 必 要 はない 3 履 行 請 求 権 の 限 界 一 般 に, 債 務 の 履 行 が 不 能 になった 場 合 等, 履 行 請 求 権 の 行 使 には 限 界 があ るとされていることから,そのことを 確 認 する 明 文 規 定 を 設 けるべきであると いう 考 え 方 がある この 考 え 方 に 関 しては,その 限 界 の 具 体 的 な 判 断 基 準 の 在 り 方 について, 社 会 通 念 を 基 準 としつつ, 契 約 の 趣 旨 がそれと 異 なる 場 合 には 契 約 の 趣 旨 によると 考 えれば 良 いという 意 見 や, 社 会 通 念 も 契 約 の 趣 旨 に 照 らして 規 範 的 に 評 価 されるものであり, 契 約 の 趣 旨 の 中 に 社 会 通 念 という 要 素 が 組 み 込 まれているという 意 見 等, 多 様 な 意 見 があった 履 行 請 求 権 の 限 界 に 関 しては,これらの 意 見 を 踏 まえて, 社 会 通 念 という 基 準 と 契 約 の 趣 旨 という 基 準 との 関 係 に 留 意 しつつ, 規 定 の 要 否 や 具 体 的 な 判 断 基 準 の 在 り 方 等 について, 更 に 検 討 してはどうか 部 会 資 料 5-2 第 1,4[9 頁 ], 同 ( 関 連 論 点 )1[13 頁 ], 同 ( 関 連 論 点 )2[13 頁 ] 履 行 請 求 権 の 行 使 の 限 界 を 確 認 する 明 文 規 定 を 設 けることに, 反 対 はしない ただし, 限 界 の 具 体 的 な 判 断 基 準 については, 社 会 通 念 契 約 の 趣 旨 といった 二 者 択 一 にとらわれず, 慎 重 に 検 討 されるべきである 履 行 請 求 権 の 行 使 に 限 界 があることは 判 例 上 も 明 らかであり, 明 文 化 に 反 対 する 理 由 はない もっとも, 限 界 の 具 体 的 な 判 断 基 準 については,あたかも 契 約 の 趣 旨 に 照 らして 考 えるという 説 と 社 会 通 念 に 照 らして 考 える 説 とが 相 対 立 するかのような 説 明 がな されているが,そのようなことはない( 例 えば, 当 事 者 の 属 性 ) したがって, 明 文 化 に 当 たっては,どちらかの 説 をとる,という 考 え 方 によること なく, 明 文 化 すべきである 4 追 完 請 求 権 (1) 追 完 請 求 権 に 関 する 一 般 的 規 定 の 要 否 一 般 に, 債 務 者 が 不 完 全 な 履 行 をした 場 合 には, 債 権 者 に 追 完 請 求 権 が 認 められるとされることから,そのことを 確 認 する 一 般 的 総 則 的 な 規 定 を 設 けるべきであるという 考 え 方 がある この 考 え 方 については, 追 完 方 法 の 多 8

29 様 性 等 に 鑑 みると 抽 象 的 な 規 定 を 設 けることしかできず 意 義 が 乏 しいのでは ないかという 意 見 や, 抽 象 的 な 規 定 であっても 無 名 契 約 の 追 完 請 求 権 の 根 拠 になるなどの 意 義 があるとする 意 見 があったことを 踏 まえて, 不 完 全 履 行 に より 債 権 者 に 認 められる 権 利 を 個 別 的 具 体 的 に 定 める 契 約 各 則 の 規 定 の 検 討 状 況 ( 後 記 第 39,1 等 )に 留 意 しつつ, 有 意 な 規 定 を 置 けるかどうかと いう 観 点 から, 更 に 検 討 してはどうか また, 追 完 請 求 権 の 要 件 となる 債 務 の 不 完 全 な 履 行 の 具 体 的 な 内 容 について, 代 物 請 求 権 が 認 められる 具 体 的 な 場 面 の 検 討 と 併 せて, 更 に 検 討 してはどうか 部 会 資 料 5-2 第 1,3[7 頁 ] 明 文 化 することに 反 対 まではしない 追 完 請 求 権 が 一 般 的 に 認 められることは 確 かであり,その 意 味 で 明 文 化 できるも のであれば, 明 文 化 に 反 対 する 理 由 はない (2) 追 完 方 法 が 複 数 ある 場 合 の 選 択 権 現 行 法 には, 当 事 者 双 方 が 具 体 的 な 追 完 方 法 について 異 なる 主 張 をした 場 合 に,これを 解 決 するための 規 定 がないため, 追 完 方 法 が 複 数 ある 場 合 の 選 択 権 の 所 在 に 関 する 規 定 を 設 けることを 検 討 すべきであるという 意 見 があっ たことを 踏 まえて,そのような 規 定 の 要 否 について, 追 完 権 に 関 する 検 討 状 況 ( 後 記 第 8,1 等 )や 不 完 全 履 行 により 債 権 者 に 認 められる 権 利 を 個 別 具 体 的 に 定 める 契 約 各 則 の 規 定 の 検 討 状 況 ( 後 記 第 39,1(5) 等 )を 踏 まえ つつ, 検 討 してはどうか 追 完 請 求 権, 追 完 権 を 具 体 的 に 定 めるのであれば, 選 択 権 の 所 在 に 関 する 規 定 を 設 けることには 反 対 はしない ただし, 債 権 者 の 権 利 行 使 を 不 当 に 妨 げる 結 果 にならないよう, 規 定 の 内 容 につい ては 慎 重 に 検 討 されるべきである 追 完 請 求 権, 追 完 権 を 具 体 的 に 定 めるのであれば, 当 然 問 題 となるため 必 要 な 規 定 である もっとも, 損 害 賠 償 請 求 権 や 解 除 権 行 使 の 要 件 にもよるが, 追 完 請 求 権 を 行 使 し なければ 損 害 賠 償 請 求 権 や 解 除 権 行 使 ができない 形 にすると 債 権 者 に 過 度 の 負 担 を かけることになり 妥 当 ではない 9

30 (3) 追 完 請 求 権 の 限 界 事 由 追 完 請 求 権 の 限 界 事 由 としては, 例 えば, 瑕 疵 修 補 請 求 権 について 修 補 に 過 分 の 費 用 を 要 することを 限 界 事 由 として 規 定 する 場 合 などがあるところ, この 点 については, 追 完 方 法 の 多 様 性 や 損 害 賠 償 請 求 に 先 立 って 追 完 請 求 を しなければならないとすることの 債 権 者 への 負 担 等 の 事 情 を 考 慮 して 検 討 す べきであるという 意 見 があった そこで, 追 完 請 求 権 に 特 有 の 限 界 事 由 を 定 めるべきであるという 考 え 方 の 採 否 については, 以 上 の 意 見 を 踏 まえて, 追 完 権 に 関 する 検 討 状 況 ( 後 記 第 8,1 等 ) 及 び 不 完 全 履 行 の 際 に 債 権 者 に 認 められる 権 利 を 個 別 的 具 体 的 に 定 める 契 約 各 則 の 規 定 の 検 討 状 況 ( 後 記 第 39,1(5) 等 )との 関 連 性 に 留 意 しつつ, 更 に 検 討 してはどうか 部 会 資 料 5-2 第 1,4( 関 連 論 点 )3[14 頁 ] 追 完 請 求 権 一 般 に 独 自 の 限 界 事 由 を 定 めることには 反 対 する 追 完 請 求 権 は 履 行 請 求 権 の 一 態 様 であり, 独 自 の 規 定 を 設 ける 必 要 性 が 乏 しい 履 行 請 求 権 の 行 使 の 限 界 についてどのような 見 解 を 採 るとしても, 追 完 請 求 権 の 限 界 を 包 摂 することは 可 能 である また,そもそも 追 完 請 求 権 は 契 約 内 容 によって 様 々な 請 求 が 想 定 されるから,その 限 界 は 契 約 各 論 においてそれぞれ 規 定 されるべきである 第 3 債 務 不 履 行 による 損 害 賠 償 1 債 務 の 本 旨 に 従 った 履 行 をしないとき の 具 体 化 明 確 化 ( 民 法 第 415 条 ) (1) 履 行 不 能 による 填 補 賠 償 における 不 履 行 態 様 の 要 件 ( 民 法 第 415 条 後 段 ) 履 行 請 求 権 の 限 界 事 由 ( 前 記 第 2,3)との 関 連 性 に 留 意 しつつ, 履 行 を することができなくなったとき という 要 件 ( 民 法 第 415 条 後 段 )の 具 体 的 内 容 として, 物 理 的 に 履 行 が 不 能 な 場 合 のほか, 履 行 が 不 能 であると 法 的 に 評 価 される 場 合 も 含 まれるとする 判 例 法 理 を 明 文 化 する 方 向 で, 更 に 検 討 してはどうか 部 会 資 料 5-2 第 2,2(1)[21 頁 ] 明 文 化 することに 反 対 はしない ただし, 内 容 については 慎 重 に 検 討 されるべき である わかりやすい 民 法 という 観 点 からは 明 文 化 が 望 ましいが, 判 例 法 理 の 明 文 化 が 可 能 かどうかという 点 については, 疑 問 が 残 る また, 現 在 の 判 例 法 理 が 変 更 された かのように 誤 解 されるような 条 文 になってはならない 10

31 (2) 履 行 遅 滞 に 陥 った 債 務 者 に 対 する 填 補 賠 償 の 手 続 的 要 件 履 行 遅 滞 に 陥 った 債 務 者 に 対 する 填 補 賠 償 の 要 件 として 解 除 が 必 要 か 否 か は, 現 行 法 上 不 明 確 であるが,この 点 に 関 しては, 解 除 することなく 履 行 請 求 権 と 填 補 賠 償 請 求 権 を 選 択 的 に 行 使 できるようにすることが 望 ましいとい う 考 え 方 がある このような 考 え 方 に 基 づき, 履 行 遅 滞 に 陥 った 債 務 者 に 対 して, 相 当 期 間 を 定 めて 催 告 をしても 履 行 がない 場 合 ( 民 法 第 541 条 参 照 ) 等 には, 債 権 者 は, 契 約 の 解 除 をしなくても, 填 補 賠 償 の 請 求 をすることが できるものとしてはどうか 部 会 資 料 5-2 第 2,2(2)[22 頁 ] 契 約 の 解 除 不 要 説 に 賛 成 する ただし, 追 完 請 求 権 について 具 体 的 に 条 文 化 する 場 合 には, 填 補 賠 償 とどのような 関 係 に 立 つのか 明 らかにする 必 要 がある 債 権 者 にメリットがある 一 方, 債 務 者 に 不 当 なデメリットはない(すでに 履 行 遅 滞 であるため) 現 在 の 判 例 法 理 であり, 明 文 化 をすることに 不 都 合 はない (3) 不 確 定 期 限 付 債 務 における 履 行 遅 滞 の 要 件 ( 民 法 第 412 条 ) 学 説 上 確 立 した 法 理 を 明 文 化 する 観 点 から, 不 確 定 期 限 付 債 務 における 履 行 遅 滞 の 要 件 としては, 債 務 者 が 期 限 の 到 来 を 知 ったこと( 民 法 第 412 条 第 2 項 )のほか, 債 権 者 が 期 限 到 来 の 事 実 を 通 知 し,これが 債 務 者 に 到 達 す ることをもって 足 りるものとしてはどうか また, 不 法 行 為 による 損 害 賠 償 債 務 は, 損 害 の 発 生 と 同 時 に 遅 滞 に 陥 ると する 判 例 法 理 の 当 否 やその 明 文 化 の 要 否 等 について, 検 討 してはどうか 部 会 資 料 5-2 第 2,2(3)[24 頁 ] いずれも 明 文 化 に 賛 成 する 確 立 した 判 例 法 理 学 説 の 明 文 化 は,わかりやすい 民 法 に 資 する (4) 履 行 期 前 の 履 行 拒 絶 債 務 者 が 履 行 期 前 に 債 務 の 履 行 を 終 局 的 確 定 的 に 拒 絶 すること( 履 行 期 前 の 履 行 拒 絶 )を 填 補 賠 償 請 求 権 の 発 生 原 因 の 一 つとすることに 関 しては, 契 約 上 の 履 行 期 に 先 立 つ 履 行 請 求 を 認 めることに 類 似 し, 債 権 者 に 契 約 上 予 定 された 以 上 の 利 益 を 与 えることになるのではないかとの 意 見 がある 一 方 で, 履 行 期 前 の 履 行 不 能 による 填 補 賠 償 請 求 が 認 められる 以 上, 履 行 期 前 の 履 行 11

32 拒 絶 による 填 補 賠 償 請 求 も 認 めてよいなどという 意 見 があった また, 効 果 として, 反 対 債 務 の 先 履 行 義 務 の 消 滅 を 認 めるべきであるという 意 見 もあっ た これらの 意 見 を 踏 まえて, 債 権 者 に 不 当 な 利 益 を 与 えるおそれに 留 意 し つつ, 履 行 期 前 の 履 行 拒 絶 により 填 補 賠 償 が 認 められるための 具 体 的 な 要 件 の 在 り 方 や, 填 補 賠 償 及 び 後 記 の 解 除 ( 後 記 第 5,1(3) 参 照 ) 以 外 の 効 果 の 在 り 方 について, 更 に 検 討 してはどうか 部 会 資 料 5-2 第 2,2(4)[25 頁 ] 履 行 期 前 の 履 行 拒 絶 による 填 補 賠 償 請 求 が 認 められることに 反 対 はしない ただし, 要 件 ( 規 定 の 内 容 )については, 慎 重 に 検 討 されるべき 債 権 者 にメリットがある 一 方, 債 務 者 に 特 段 不 利 益 はない もっとも, 履 行 期 前 の 解 除 に 比 べて, 解 除 者 が 不 当 な 利 益 を 受 けることはあってはならない また, 履 行 拒 絶 があったとする 手 続 ( 催 告 の 要 否 )についても 定 める 必 要 がある ( 事 実 認 定 立 証 上 の 問 題 も 生 じうる ) (5) 追 完 の 遅 滞 及 び 不 能 による 損 害 賠 償 追 完 請 求 を 受 けた 債 務 者 が 追 完 を 遅 滞 した 場 合 や 追 完 が 不 能 であった 場 合 における 追 完 に 代 わる 損 害 賠 償 の 要 件 については, 追 完 方 法 の 多 様 性 等 を 考 慮 した 適 切 な 要 件 設 定 等 が 可 能 かどうかという 観 点 から, 契 約 各 則 における 担 保 責 任 の 検 討 と 併 せて, 更 に 検 討 してはどうか 部 会 資 料 5-2 第 2,2(5)[26 頁 ] 反 対 する これ 以 上 の 検 討 は 不 要 である 規 定 の 必 要 性 に 疑 問 がある すなわち, 追 完 が 必 要 な 場 合 というのはすでに 履 行 遅 滞 に 陥 っている 場 合 であるので, 履 行 遅 滞 履 行 不 能 で 十 分 である (6) 民 法 第 415 条 前 段 の 取 扱 い 前 記 (1)から(5)までのように 債 務 不 履 行 による 損 害 賠 償 の 要 件 の 具 体 化 明 確 化 を 図 ることとした 場 合 であっても, 債 務 の 本 旨 に 従 った 履 行 をしない とき ( 民 法 第 415 条 前 段 )のような 包 括 的 な 要 件 は 維 持 するものとしては どうか 部 会 資 料 5-2 第 2,2(6)[27 頁 ] 12

33 包 括 的 な 要 件 の 維 持 に 賛 成 する 隙 間 を 埋 める 条 項 があった 方 がよい 2 債 務 者 の 責 めに 帰 すべき 事 由 について( 民 法 第 415 条 後 段 ) (1) 債 務 者 の 責 めに 帰 すべき 事 由 の 適 用 範 囲 債 務 者 の 責 めに 帰 すべき 事 由 という 要 件 が 民 法 第 415 条 後 段 にのみ 置 かれている 点 に 関 して, 同 条 後 段 が 規 定 する 履 行 不 能 とそれ 以 外 の 債 務 不 履 行 を 区 別 せず, 統 一 的 な 免 責 の 要 件 を 定 める 方 向 で, 更 に 検 討 してはどう か 部 会 資 料 5-2 第 2,3(1)[28 頁 ] 債 務 不 履 行 全 般 に 債 務 者 の 責 めに 帰 すべき 事 由 が 必 要 であることを 明 文 化 することに 賛 成 する 判 例 法 理 の 明 文 化 は,わかりやすい 民 法 に 資 する (2) 債 務 者 の 責 めに 帰 すべき 事 由 の 意 味 規 定 の 在 り 方 債 務 者 の 責 めに 帰 すべき 事 由 の 意 味 は, 条 文 上 必 ずしも 明 らかではな いが, 伝 統 的 には, 債 務 不 履 行 による 損 害 賠 償 責 任 の 帰 責 根 拠 を 過 失 責 任 主 義 ( 故 意 過 失 がない 場 合 には 責 任 を 負 わないとする 考 え 方 )に 求 め, 債 務 者 の 責 めに 帰 すべき 事 由 の 意 味 を, 故 意 過 失 又 は 信 義 則 上 これと 同 視 す べき 事 由 と 解 する 見 解 が 通 説 とされてきた これに 対 し, 判 例 は, 必 ずしも このような 帰 責 根 拠 判 断 基 準 を 採 用 しているわけではなく,また, 債 務 者 の 責 めに 帰 すべき 事 由 の 意 味 を, 契 約 から 切 り 離 された 債 務 者 の 不 注 意 と 解 しているわけでもないという 理 解 が 示 されている このような 立 場 から, 債 務 者 の 責 めに 帰 すべき 事 由 の 意 味 も, 帰 責 根 拠 を 契 約 の 拘 束 力 に 求 め ることを 前 提 として 検 討 すべきであるとの 見 解 が 提 示 された 他 方 で, 帰 責 根 拠 を 契 約 の 拘 束 力 のみに 求 めることについては,それが 取 引 実 務 に 与 える 悪 影 響 を 懸 念 する 意 見 もあった これに 対 しては,ここでいう 契 約 が, 契 約 書 の 記 載 内 容 を 意 味 するのではなく, 当 事 者 間 の 合 意 内 容 を, 当 該 合 意 に 関 する 諸 事 情 を 考 慮 して 規 範 的 に 評 価 することにより 導 かれるものである との 指 摘 があった 以 上 の 議 論 を 踏 まえ, 債 務 不 履 行 による 損 害 賠 償 責 任 の 帰 責 根 拠 を 契 約 の 拘 束 力 に 求 めることが 妥 当 かという 点 や, 仮 に 帰 責 根 拠 を 契 約 の 拘 束 力 に 求 めた 場 合 には, 損 害 賠 償 責 任 からの 免 責 の 処 理 はどのようにされることが 適 切 かという 点 について, 判 例 の 立 場 との 整 合 性, 取 引 実 務 に 与 える 影 響, 債 務 の 種 類 による 差 異 の 有 無 等 に 留 意 しつつ, 更 に 検 討 してはどうか 13

34 その 上 で, 債 務 者 の 責 めに 帰 すべき 事 由 という 文 言 については, 債 務 不 履 行 による 損 害 賠 償 責 任 の 帰 責 根 拠 との 関 係 で,この 文 言 をどのように 理 解 すべきかという 検 討 を 踏 まえ, 他 の 文 言 に 置 き 換 える 必 要 があるかどうか, また,それが 適 当 かどうかという 観 点 から, 更 に 検 討 してはどうか その 際, 文 言 の 変 更 が 取 引 実 務 や 裁 判 実 務 に 与 える 影 響, 民 法 における 法 定 債 権 の 規 定 に 与 える 影 響,その 他 の 法 令 の 規 定 に 与 える 影 響 等 に 留 意 しながら, 検 討 してはどうか 部 会 資 料 5-2 第 2,3(2)[28 頁 ] 債 務 不 履 行 による 損 害 賠 償 責 任 の 帰 責 根 拠 を 契 約 の 拘 束 力 に 求 めることは 妥 当 で ない 債 務 者 の 責 めに 帰 すべき 事 由 という 文 言 は, 現 行 のまま 維 持 されるべきである 現 行 の 民 法 の 文 言 を 前 提 に 判 例 実 務 が 形 成 されており, 文 言 の 変 更 はこうした 判 例 実 務 を 変 更 させるものであるとの 誤 解 を 生 じさせ, 裁 判 実 務 への 無 用 の 影 響 が 大 きく 懸 念 される 逆 に, 実 務 に 影 響 がでないのであれば, 無 用 の 混 乱 を 生 じさせるだけである (3) 債 務 者 の 帰 責 事 由 による 履 行 遅 滞 後 の 債 務 者 の 帰 責 事 由 によらない 履 行 不 能 の 処 理 債 務 者 の 帰 責 事 由 による 履 行 遅 滞 の 後 に, 債 務 者 の 帰 責 事 由 によらない 履 行 不 能 が 生 じた 場 合 でも, 履 行 遅 滞 に 陥 ったがために 当 該 履 行 不 能 が 生 じた という 関 係 が 認 められる 限 り, 填 補 賠 償 請 求 が 認 められるとする 判 例 法 理 を 明 文 化 するものとしてはどうか 賛 成 する 判 例 法 理 の 明 文 化 であり,わかりやすい 民 法 に 資 する 部 会 資 料 5-2 第 2,3(3)[34 頁 ] 3 損 害 賠 償 の 範 囲 ( 民 法 第 416 条 ) (1) 損 害 賠 償 の 範 囲 に 関 する 規 定 の 在 り 方 損 害 賠 償 の 範 囲 を 規 定 する 民 法 第 416 条 については,その 文 言 から 損 害 賠 償 の 範 囲 に 関 する 具 体 的 な 規 範 を 読 み 取 りづらいため, 規 定 を 明 確 にすべ きであるという 意 見 があることを 踏 まえて, 判 例 裁 判 実 務 の 考 え 方, 相 当 因 果 関 係 説, 保 護 範 囲 説 契 約 利 益 説 等 から 導 かれる 具 体 的 準 則 の 異 同 を 整 理 しつつ, 損 害 賠 償 の 範 囲 を 画 する 規 律 の 明 確 化 の 可 否 について, 更 に 検 討 14

35 してはどうか 部 会 資 料 5-2 第 2,4(1)[34 頁 ] 損 害 賠 償 の 範 囲 を 画 する 規 律 の 明 確 化 することに 反 対 はしない ただし, 明 確 化 する 規 定 の 内 容 については 慎 重 に 検 討 すべき 明 確 化 はわかりやすい 民 法 に 資 する 現 在 の 実 務 で 特 段 問 題 はない 現 行 の 実 務 を 変 更 する 必 要 性 は 乏 しい なお, 予 見 可 能 性 ルール を 重 視 することは, 契 約 書 に 予 見 の 内 容 を 詳 細 に 記 載 することにより, 損 害 賠 償 の 対 象 とされ, 消 費 者 に 不 利 になることが 懸 念 される (2) 予 見 の 主 体 及 び 時 期 等 ( 民 法 第 416 条 第 2 項 ) 損 害 賠 償 の 範 囲 を 画 する 基 準 として 当 事 者 の 予 見 を 問 題 とする 立 場 ( 民 法 第 416 条 第 2 項 等 )においては, 予 見 の 主 体 と 時 期 が 問 題 となるが, 民 法 の 条 文 上 はその 点 が 不 明 確 である まず, 予 見 の 主 体 については, 債 務 者 とする 裁 判 実 務 の 考 え 方 と 両 当 事 者 とする 考 え 方 のほか, 契 約 当 事 者 の 属 性 に 応 じた 規 定 を 設 けるべきであると いう 意 見 があったことを 踏 まえて, 前 記 (1)の 検 討 と 併 せて, 更 に 検 討 しては どうか また, 予 見 の 時 期 については, 不 履 行 時 とする 裁 判 実 務 の 考 え 方 と 契 約 締 結 時 を 基 本 とする 考 え 方 等 について, 損 害 の 不 当 な 拡 大 を 防 止 する 必 要 性 に 留 意 しつつ, 前 記 (1)の 検 討 と 併 せて, 更 に 検 討 してはどうか 部 会 資 料 5-2 第 2,4(2)[40 頁 ] 明 文 化 には 賛 成 する 明 文 化 にあたってその 内 容 は 判 例 実 務 に 基 づくべき わかりやすい 民 法,という 観 点 から 明 文 化 に 反 対 はしないが, 現 在 の 裁 判 実 務 を 変 更 する 実 務 的 必 要 性 はない (3) 予 見 の 対 象 ( 民 法 第 416 条 第 2 項 ) 予 見 の 対 象 を 事 情 とするか 損 害 とするか, 損 害 とする 場 合 には 損 害 額 まで 含 むのかという 問 題 は, 損 害 賠 償 の 範 囲 について 予 見 可 能 性 を 基 準 とする 規 範 を 採 用 することの 当 否 と 関 連 することを 踏 まえて 議 論 すべきで あるという 意 見 や, 予 見 の 対 象 の 捉 え 方 によっては 損 害 賠 償 の 範 囲 ( 前 記 (1) 等 )と 損 害 額 の 算 定 ( 後 記 (5))のいずれが 問 題 になるかが 左 右 される 可 能 性 があるという 点 に 留 意 する 必 要 があるとの 意 見 があった そこで,これらの 意 見 に 留 意 した 上 で, 予 見 の 対 象 について, 更 に 検 討 してはどうか 部 会 資 料 5-2 第 2,4(2)( 関 連 論 点 )1[42 頁 ] 15

36 予 見 可 能 性 を 基 準 とする 規 範 は 採 用 するべきではない 予 見 の 対 象 は, 現 行 法 の 事 情 を 変 更 するべきではない 予 見 の 主 体 は 債 務 者, 予 見 の 時 期 は 不 履 行 時,という 現 行 の 判 例 法 理 を 明 文 化 す る 方 向 であれば 反 対 はしない しかし,そうでないのであれば, 現 在 のルールを 変 更 する 実 務 的 必 要 性 がない (4) 故 意 重 過 失 による 債 務 不 履 行 における 損 害 賠 償 の 範 囲 の 特 則 の 要 否 債 務 不 履 行 につき 故 意 重 過 失 がある 場 合 には 全 ての 損 害 を 賠 償 しなけれ ばならないとするなどの 故 意 重 過 失 による 債 務 不 履 行 における 損 害 賠 償 の 範 囲 の 特 則 の 要 否 については,これを 不 要 とする 意 見, 要 件 を 背 信 的 悪 意 や 害 意 等 に 限 定 する 必 要 性 を 指 摘 する 意 見, 損 害 賠 償 の 範 囲 に 関 する 予 見 の 時 期 を 契 約 締 結 時 とした 場 合 ( 前 記 (2) 参 照 )には 特 則 を 設 ける 意 義 があるとい う 意 見 等 があった これらを 踏 まえて, 上 記 特 則 の 要 否 や 具 体 的 要 件 の 在 り 方 について, 損 害 賠 償 の 範 囲 に 関 する 議 論 との 関 連 性 に 留 意 しつつ, 更 に 検 討 してはどうか 部 会 資 料 5-2 第 2,4(2)( 関 連 論 点 )2[42 頁 ] 特 則 は 不 要 である 全 ての 損 害 の 内 容 が 不 明 確 である 現 在 のルールで 対 応 可 能 と 考 えられる (5) 損 害 額 の 算 定 基 準 時 の 原 則 規 定 及 び 損 害 額 の 算 定 ルールについて 損 害 額 の 算 定 に 関 する 各 種 の 判 例 法 理 の 明 文 化 については,これらの 判 例 に 基 づいて 物 の 価 額 を 賠 償 する 場 合 を 想 定 した 一 般 原 則 を 置 くことが 妥 当 か どうかという 観 点 から, 損 害 賠 償 の 範 囲 に 関 する 問 題 や 債 務 不 履 行 解 除 の 要 件 の 問 題 等 との 関 連 性 を 整 理 しつつ, 更 に 検 討 してはどうか この 検 討 と 関 連 して, 物 の 引 渡 債 務 以 外 の 債 務 に 関 する 損 害 賠 償 の 範 囲 や 損 害 額 の 算 定 の 規 定 の 要 否, 履 行 期 前 の 履 行 不 能 や 履 行 拒 絶 に 基 づく 填 補 賠 償 請 求 における 損 害 額 の 算 定 の 規 定 の 要 否 について, 更 に 検 討 してはどうか 部 会 資 料 5-2 第 2,4(3)[43 頁 ],(4)[47 頁 ],(5)[49 頁 ], 同 ( 関 連 論 点 )[51 頁 ] 判 例 実 務 の 明 文 化 に 反 対 はしない ただし, 明 文 化 の 可 否 内 容 については 慎 重 に 検 討 すべき 16

37 わかりやすい 民 法 を 実 現 する,という 観 点 からは 反 対 できないことではあるが, それに 拘 泥 し, 理 論 的 明 快 性 だけを 追 求 しはじめれば 学 理 上 の 争 いが 展 開 されるだ けになりかねない 4 過 失 相 殺 ( 民 法 第 418 条 ) (1) 要 件 過 失 相 殺 の 適 用 範 囲 ( 民 法 第 418 条 )については, 債 務 不 履 行 の 発 生 に ついて 過 失 がある 場 合 だけではなく, 損 害 の 発 生 や 拡 大 について 債 権 者 に 過 失 がある 場 合 にも 適 用 されるという 判 例 学 説 の 解 釈 を 踏 まえ,これを 条 文 上 明 確 にする 方 向 で, 更 に 検 討 してはどうか その 際, 具 体 的 な 規 定 内 容 に 関 して, 例 えば, 債 権 者 が 債 務 不 履 行 の 発 生 や 損 害 の 発 生 拡 大 を 防 ぐために 合 理 的 な 措 置 を 講 じたか 否 かという 規 範 を 定 立 するなど, 債 権 者 の 損 害 軽 減 義 務 の 発 想 を 導 入 するという 考 え 方 につい ては,これに 肯 定 的 な 意 見 と 債 権 者 に 過 度 の 負 担 を 課 すおそれがあるなどの 理 由 から 否 定 的 な 意 見 があった そこで,これらの 意 見 を 踏 まえ, 債 務 不 履 行 による 損 害 賠 償 責 任 の 帰 責 根 拠 に 関 する 議 論 ( 前 記 第 3,2(2)) 及 び 不 法 行 為 における 過 失 相 殺 ( 民 法 第 722 条 第 2 項 )に 関 する 議 論 との 関 連 性 や, 損 害 賠 償 責 任 の 減 軽 事 由 として 具 体 的 にどのような 事 情 を 考 慮 できるものと すべきかという 観 点 に 留 意 しつつ,この 考 え 方 の 当 否 について, 更 に 検 討 し てはどうか また, 債 務 者 の 故 意 重 過 失 による 債 務 不 履 行 の 場 合 に 過 失 相 殺 を 制 限 す る 法 理 の 要 否 や, 債 権 者 は 債 務 者 に 対 して 損 害 の 発 生 又 は 拡 大 を 防 止 するた めに 要 した 費 用 を 合 理 的 な 範 囲 内 で 請 求 できる 旨 の 規 定 の 要 否 についても, 検 討 してはどうか 部 会 資 料 5-2 第 2,5(1)[51 頁 ] 明 確 化 に 反 対 はしない 損 害 軽 減 義 務 の 明 文 化 には 反 対 する 明 確 化 は,わかりやすい 民 法 に 資 する もっとも, 現 行 の 判 例 実 務 を 変 更 しないことを 適 切 に 表 現 できる 文 言 が 見 つか らない 場 合, 実 務 に 無 用 の 混 乱 を 招 く 損 害 軽 減 義 務 のみをあえて 取 り 上 げる 理 由 がない (2) 効 果 過 失 相 殺 の 効 果 は 必 要 的 減 免 とされている( 民 法 第 418 条 )が,これを 任 意 的 減 軽 に 改 めるべきかについて, 要 件 に 関 する 議 論 ( 前 記 (1))と 併 せて, 更 に 検 討 してはどうか 17

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