前橋市教育施設長寿命化計画

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1 前 橋 市 教 育 施 設 長 寿 命 化 計 画 平 成 25 年 3 月 前 橋 市 教 育 委 員 会

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3 目 次 Ⅰ 前 橋 市 教 育 施 設 長 寿 命 化 計 画 の 趣 旨 と 目 的 1 趣 旨 1 2 目 的 1 Ⅱ 前 橋 市 教 育 施 設 長 寿 命 化 計 画 の 位 置 づけ 1 前 橋 市 教 育 施 設 長 寿 命 化 計 画 の 位 置 づけ 2 2 長 寿 命 型 改 善 事 業 の 位 置 づけ 2 Ⅲ 教 育 施 設 の 現 状 1 教 育 施 設 の 種 類 と 内 訳 3 2 教 育 施 設 の 経 過 年 数 4 3 教 育 施 設 整 備 費 の 推 移 5 Ⅳ 長 寿 命 化 に 関 する 基 本 方 針 1 建 物 の 使 用 目 標 年 数 について 6 2 長 寿 命 化 に 関 する 基 本 方 針 6 Ⅴ 長 寿 命 型 改 善 事 業 の 実 施 1 長 寿 命 型 改 善 事 業 の 実 施 方 針 8 2 長 寿 命 型 改 善 事 業 の 取 り 組 み 9 Ⅵ 各 施 設 の 現 状 と 施 設 整 備 1 共 同 調 理 場 11 2 学 校 14 3 社 会 体 育 (スポーツ) 施 設 29 4 公 民 館 33 5 その 他 の 施 設 37 Ⅶ 教 育 施 設 の 充 実 を 目 指 して 38

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5 Ⅰ 前 橋 市 教 育 施 設 長 寿 命 化 計 画 の 趣 旨 と 目 的 1 趣 旨 本 市 では 道 路 橋 上 下 水 道 などの 社 会 基 盤 や 庁 舎 消 防 署 市 営 住 宅 保 育 所 小 中 学 校 公 民 館 社 会 体 育 館 などの 公 共 施 設 を 数 多 く 保 有 しています これらの 多 くは 昭 和 40 年 代 以 降 の 高 度 経 済 成 長 期 に 急 速 に 整 備 されてきたことから 老 朽 化 が 進 んでおり 一 斉 に 建 替 え 時 期 を 迎 えることが 予 想 されています 本 市 教 育 委 員 会 では このうち 小 中 学 校 公 民 館 社 会 体 育 館 などの 地 域 コミュニティを 支 えるた めに 必 要 な 教 育 施 設 を 所 管 し 施 設 の 維 持 管 理 整 備 を 行 っています 教 育 施 設 全 体 のうち 学 校 が 87.1%と 多 くを 占 めています 本 市 では これまで 昭 和 40 年 代 以 降 の 児 童 生 徒 の 急 増 期 に 老 朽 化 した 木 造 校 舎 を 鉄 筋 コンクリート 造 に 建 替 え 教 室 を 増 やすとともに 新 たな 学 校 を 建 設 して 必 要 な 教 室 の 確 保 に 努 めてきました その 後 昭 和 60 年 代 以 降 の 児 童 生 徒 の 減 尐 期 を 経 て 現 在 では 小 規 模 校 化 が 進 んでおり 適 正 規 模 適 正 配 置 による 学 校 の 統 廃 合 が 検 討 されるな ど 学 校 を 取 り 巻 く 状 況 は 大 きく 変 化 をしています こうしたなかで 昭 和 40 年 代 以 降 に 建 設 された 学 校 が 一 斉 に 建 替 え 時 期 を 迎 え 老 朽 化 対 策 が 必 要 になっています 老 朽 化 対 策 は 全 国 的 な 課 題 となっており 文 部 科 学 省 でも 学 校 施 設 老 朽 化 対 策 ビ ジョン( 仮 称 ) を 提 言 するなど 取 り 組 みが 始 められています また 本 市 においても 今 後 は 人 口 の 減 尐 が 予 測 されており 尐 子 高 齢 化 の 進 展 による 人 口 構 造 の 変 化 として 年 尐 人 口 及 び 生 産 年 齢 人 口 が 減 尐 し 老 年 人 口 が 増 加 していく 傾 向 が 推 計 されています この 人 口 構 造 変 化 により 本 市 の 財 政 の 歳 出 面 では 社 会 福 祉 関 連 分 野 が 増 加 し 歳 入 面 では 人 口 や 生 産 年 齢 人 口 の 減 尐 による 税 収 の 減 尐 といった 影 響 をもたらすことから 一 層 厳 しい 財 政 状 況 となること が 予 想 されます 数 多 くの 施 設 を 継 続 的 に 維 持 していくためには 応 分 の 費 用 が 必 要 ですが 経 年 劣 化 による 補 修 費 用 だ けでなく 特 に 建 替 えには 多 額 な 費 用 が 必 要 になります 施 設 の 建 替 えが 必 要 になる 理 由 は 様 々ですが 構 造 体 の 老 朽 化 のほかに 部 分 的 な 部 位 の 機 能 低 下 や 設 備 機 器 の 老 朽 化 利 便 性 を 向 上 させるためなどの 理 由 により 建 替 えが 行 われることがあります 今 後 は 現 有 施 設 をできるだけ 長 期 間 使 用 する 工 夫 に 努 め 施 設 整 備 にかかるコストを 総 合 的 に 抑 制 してい くといった 考 え 方 に 転 換 していく 必 要 があります 2 目 的 施 設 の 長 寿 命 化 により ライフサイクルコストの 縮 減 財 政 負 担 の 平 準 化 を 図 ることを 目 的 とします 建 物 の 長 寿 命 化 に 伴 い これまでの 対 症 療 法 的 な 維 持 管 理 から 予 防 保 全 的 な 維 持 管 理 へ 転 換 し 建 物 の 機 能 や 設 備 を 常 に 良 好 な 状 態 に 保 ちます また 建 物 の 使 用 年 数 向 上 のため 長 寿 命 型 改 善 事 業 を 定 めてライフサイクルコストの 縮 減 と 財 政 負 担 の 平 準 化 を 目 指 します - 1 -

6 Ⅱ 前 橋 市 教 育 施 設 長 寿 命 化 計 画 の 位 置 づけ 1 前 橋 市 教 育 施 設 長 寿 命 化 計 画 の 位 置 づけ 本 市 では 持 続 可 能 な 都 市 づくりを 進 めるため 生 命 都 市 いきいき 前 橋 を 将 来 都 市 像 とする 第 六 次 前 橋 市 総 合 計 画 を 平 成 20 年 3 月 に 策 定 しました 第 六 次 前 橋 市 総 合 計 画 に 盛 り 込 んだ 事 業 を 着 実 に 実 施 するため 行 財 政 改 革 方 針 前 橋 市 行 財 政 改 革 推 進 計 画 では 市 有 施 設 について 利 用 者 の 安 全 性 の 確 保 と 効 率 的 な 施 設 管 理 を 行 うため 施 設 保 全 計 画 ( 長 寿 命 化 計 画 )を 策 定 し 計 画 的 な 更 新 改 修 を 行 い 現 有 施 設 の 長 寿 命 化 を 図 る ことを 明 記 し 施 設 の 長 寿 命 化 を 施 策 に 掲 げています なお 平 成 25 年 度 からの 新 たな 前 橋 市 行 財 政 改 革 推 進 計 画 では ファシリティマネジメントの 推 進 を 大 きな 柱 として 位 置 づける 予 定 であり 前 橋 市 教 育 施 設 長 寿 命 化 計 画 は それに 包 含 され るものです 第 六 次 前 橋 市 総 合 計 画 前 橋 市 行 財 政 改 革 推 進 計 画 前 橋 市 教 育 施 設 長 寿 命 化 計 画 2 長 寿 命 型 改 善 事 業 の 位 置 づけ 教 育 施 設 の 整 備 は それぞれの 施 設 を 所 管 する 課 において 施 設 整 備 計 画 を 策 定 して 行 っています その 施 設 整 備 計 画 に 前 橋 市 教 育 施 設 長 寿 命 化 計 画 を 推 進 するための 長 寿 命 型 改 善 事 業 を 位 置 づけて 取 り 組 んでいきます 施 設 整 備 計 画 施 設 の 維 持 管 理 施 設 の 建 替 え 長 寿 命 型 改 善 事 業 屋 上 防 水 改 修 外 壁 改 修 配 管 取 替 え 設 備 機 器 改 修 など 前 橋 市 教 育 施 設 長 寿 命 化 計 画 - 2 -

7 Ⅲ 教 育 施 設 の 現 状 1 教 育 施 設 の 種 類 と 内 訳 施 設 種 類 棟 数 延 べ 床 面 積 (m2) 棟 数 割 合 学 校 , % 公 民 館 17 23, % 社 会 体 育 施 設 9 27, % 共 同 調 理 場 7 11, % 青 尐 年 教 育 施 設 3 3, % 文 化 財 施 設 2 1, % 生 涯 学 習 センター 1 7, % 図 書 館 1 4, % その 他 % 合 計 , % 注 ) 長 寿 命 化 に 適 さない 小 規 模 建 物 ( 概 ね 200 m2 未 満 )や 文 化 財 建 物 ( 臨 江 閣 など) 及 び 複 合 施 設 ( 中 央 公 民 館 こども 図 書 館 など)は 含 んでいません - 3 -

8 2 教 育 施 設 の 経 過 年 数 経 過 年 数 棟 数 延 べ 床 面 積 (m2) 棟 数 割 合 50 年 以 上 9 20, % 40 年 以 上 50 年 未 満 , % 30 年 以 上 40 年 未 満 , % 20 年 以 上 30 年 未 満 44 50, % 10 年 以 上 20 年 未 満 30 55, % 10 年 未 満 27 55, % 合 計 , % - 4 -

9 3 教 育 施 設 整 備 費 の 推 移 平 成 23 年 度 の 教 育 費 は 約 億 円 ( 一 般 会 計 歳 出 の 12%)で うち 教 育 施 設 の 維 持 管 理 整 備 にかかる 工 事 費 は 約 46.1 億 円 でした そのうち 学 校 の 維 持 管 理 整 備 にかかる 工 事 費 が 32.1 億 円 と 69.6%を 占 めています 歳 出 推 移 は 建 物 の 修 繕 費 小 改 修 費 については 毎 年 度 ほぼ 一 定 額 で 推 移 していますが 平 成 23 年 度 以 降 は 大 改 修 費 が 大 きく 伸 びています 平 成 23 年 度 の 主 な 内 訳 としては 大 改 修 費 に 小 中 学 校 の 普 通 教 室 エアコン 設 置 費 約 10.4 億 円 建 設 費 にみずき 中 校 舎 等 新 築 約 7.3 億 円 総 社 公 民 館 建 替 え 約 3.2 億 円 児 童 文 化 センター 建 替 え 約 7.9 億 円 がありました 教 育 施 設 整 備 費 推 移 単 位 : 億 円 H19 H20 H21 H22 H23 H24( 予 算 額 ) 建 設 費 大 改 修 費 ( 注 小 改 修 費 ( 注 修 繕 費 合 計 注 ) 大 改 修 : 施 設 の 機 能 を 向 上 させる 改 修 ( 例 : 耐 震 補 強 学 校 トイレ 改 造 など) 小 改 修 : 施 設 の 維 持 管 理 とした 改 修 ( 例 :プールサイド 塗 装 屋 上 防 水 改 修 など) として 区 分 しています - 5 -

10 Ⅳ 長 寿 命 化 に 関 する 基 本 方 針 1 建 物 の 使 用 目 標 年 数 について 建 物 が 何 年 使 用 できるかについては 法 定 耐 用 年 数 が 用 いられることがあります 法 定 耐 用 年 数 は 減 価 償 却 資 産 の 耐 用 年 数 等 に 関 する 省 令 ( 昭 和 40 年 大 蔵 省 令 第 一 五 号 ) で 定 められていますが 減 価 償 却 のための 年 数 であり 建 物 の 物 理 的 な 使 用 可 能 年 数 とは 異 なります 建 築 工 事 標 準 仕 様 書 (JASS5 鉄 筋 コンクリート 工 事 2009 年 日 本 建 築 学 会 )によると 構 造 体 の 供 用 期 間 を4 水 準 に 分 類 し 標 準 供 用 仕 様 のコンクリートではおよそ65 年 長 期 供 用 仕 様 のコンク リートではおよそ100 年 としています 本 市 では これまで 標 準 供 用 仕 様 で 施 工 しています したがって 鉄 筋 コンクリート 造 の 既 存 建 物 の 目 標 使 用 年 数 を 原 則 65 年 としました また 鉄 骨 造 の 建 物 については 減 価 償 却 資 産 の 耐 用 年 数 等 に 関 する 省 令 これまでの 建 替 え 実 績 年 数 ならび に 鉄 筋 コンクリート 造 の 耐 用 年 数 などを 勘 案 し 原 則 45 年 としました 構 造 鉄 筋 コンクリート 造 鉄 骨 造 使 用 目 標 年 数 65 年 45 年 2 長 寿 命 化 に 関 する 基 本 方 針 長 寿 命 化 にあたっては 十 分 な 老 朽 化 対 策 が 必 要 です 老 朽 化 対 策 をせずに 放 置 すると 外 壁 モルタル の 落 下 など 安 全 性 に 関 わる 不 具 合 が 生 じたり 電 気 設 備 給 排 水 設 備 の 不 具 合 により 建 物 が 使 用 できな くなる 恐 れがあります また 屋 根 壁 などからの 漏 水 を 放 置 すれば 構 造 体 の 劣 化 を 招 き 長 期 使 用 が できなくなる 恐 れもあります 教 育 施 設 の 長 寿 命 化 にあたっては (1) 点 検 の 実 施 (2) 予 防 保 全 (3) ライフサイクルコストの 縮 減 が 求 められます (1) ストックの 状 態 の 把 握 日 常 的 な 維 持 管 理 教 育 施 設 は 地 域 コミュニティや 防 災 の 拠 点 としても 重 要 な 役 割 を 担 っています また 教 育 施 設 の うち 多 くを 占 める 学 校 は 子 どもたちの 学 習 生 活 の 場 として 十 分 な 安 全 性 防 災 性 防 犯 性 や 衛 生 的 な 環 境 を 備 えた 安 全 安 心 なものでなくてはなりません 建 物 の 老 朽 化 や 設 備 劣 化 による 事 故 等 を 未 然 に 防 ぐことが 求 められていることから 日 常 的 な 保 守 点 検 や 建 築 基 準 法 消 防 法 などの 法 で 定 められた 定 期 点 検 の 実 施 によって 効 率 的 な 維 持 管 理 に 努 めます (2) 構 造 体 の 劣 化 に 関 する 部 位 の 改 修 鉄 筋 コンクリート 造 建 築 物 の 劣 化 原 因 のひとつとして コンクリート 中 性 化 鉄 筋 腐 食 が 挙 げられま す コンクリート 中 性 化 と 鉄 筋 腐 食 は 密 接 な 関 係 があり 建 築 当 初 はアルカリ 性 であるコンクリートが 鉄 - 6 -

11 筋 の 発 錆 を 防 いでいますが コンクリートが 空 気 中 の 炭 酸 ガスと 反 応 し 中 性 化 が 奥 まで 進 むと 鉄 筋 を 腐 食 させてしまいます 鉄 筋 は 錆 びると 体 積 が 膨 張 し コンクリートにひび 割 れを 発 生 させます そして 一 旦 ひび 割 れが 発 生 するとそこから 水 が 浸 入 し さらに 錆 びが 進 むという 悪 循 環 が 起 きてしまいす こうした 現 象 が 生 じないよう 屋 上 防 水 改 修 外 壁 改 修 配 管 取 り 替 え 等 により 構 造 体 の 保 護 に 関 わる 改 修 を 長 寿 命 型 改 善 事 業 として 重 点 的 かつ 計 画 的 に 行 います (3) ライフサイクルコストの 縮 減 対 処 療 法 型 の 維 持 管 理 から 予 防 保 全 的 な 維 持 管 理 及 び 耐 久 性 の 向 上 等 を 図 る 改 善 を 実 施 し 建 物 の 長 寿 命 化 を 図 ることにより ライフサイクルコストの 縮 減 を 図 ります 予 防 保 全 と 事 後 保 全 のコスト 比 較 (イメージ) - 7 -

12 Ⅴ 長 寿 命 型 改 善 事 業 の 実 施 1 長 寿 命 型 改 善 事 業 の 実 施 方 針 建 物 は 一 般 的 に 構 造 体 の 物 理 的 な 使 用 可 能 年 数 に 至 る 前 に 部 分 的 な 部 位 の 機 能 が 低 下 し それが 構 造 体 に 悪 影 響 を 及 ぼします このことに 注 意 しながら 長 寿 命 化 の 効 果 が 高 いものを 長 寿 命 型 改 善 事 業 として 積 極 的 に 行 い 建 築 物 の 長 寿 命 化 を 図 ります 特 に 構 造 体 の 保 護 に 関 わる 改 修 としては 屋 上 防 水 改 修 外 壁 改 修 配 管 取 り 替 えが 挙 げられ これ らを 重 点 として 実 施 していきます 大 規 模 改 造 はこの3つの 改 修 を 一 度 に 行 い 併 せて 内 外 装 設 備 機 器 間 取 り 等 の 変 更 を 行 い その 時 の 社 会 的 要 求 水 準 を 満 たすように 実 施 するものです 築 25~35 年 程 度 の 時 期 に 行 うことで 長 期 使 用 を 目 標 にして 実 施 していきます 設 備 機 器 は 概 ね 20~30 年 が 更 新 年 度 とされています 長 寿 命 型 改 善 事 業 のイメージ 建 築 物 の 部 位 部 材 の 計 画 更 新 年 数 - 8 -

13 2 長 寿 命 型 改 善 事 業 の 取 り 組 み 教 育 施 設 の 整 備 は それぞれの 施 設 を 所 管 する 課 において 施 設 整 備 計 画 を 策 定 して 行 っています その 施 設 整 備 計 画 に 長 寿 命 型 改 善 事 業 の 実 施 方 針 に 基 づき 長 寿 命 型 改 善 事 業 を 位 置 づけて 取 り 組 んでいきます 期 間 は 平 成 25 年 度 から 平 成 34 年 度 までの10 年 間 とし 5 年 後 の 平 成 30 年 度 に 見 直 しを 行 い ます 平 成 25 年 度 から 平 成 34 年 度 に 計 画 している 主 な 長 寿 命 型 改 善 事 業 施 設 種 類 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31 H32 H33 H34 学 校 体 育 館 大 規 模 改 造 校 舎 大 規 模 改 造 社 会 体 育 施 設 市 民 体 育 館 大 規 模 改 造 公 民 館 大 規 模 改 造 大 規 模 改 造 大 規 模 改 造 生 涯 学 習 センター 大 規 模 改 造 - 9 -

14 施 設 整 備 計 画 ( 各 施 設 整 備 計 画 集 計 ) 単 位 : 棟 億 円 長 寿 命 型 改 善 事 業 改 築 年 度 修 繕 費 小 改 修 費 屋 上 防 水 大 規 模 改 造 合 計 棟 数 改 修 費 棟 数 改 造 費 棟 数 改 築 費 H H H H H H H H H H 合 計 施 設 別 歳 出 見 込 み( 各 施 設 整 備 計 画 集 計 ) 単 位 : 億 円

15 Ⅵ 各 施 設 の 現 状 と 施 設 整 備 共 同 調 理 場 本 市 の 学 校 給 食 は 市 立 学 校 ( 小 中 学 校 養 護 学 校 幼 稚 園 )72 校 4 園 を 対 象 に 市 内 7か 所 の 共 同 調 理 場 で 実 施 しています 各 共 同 調 理 場 では 一 日 に 約 3 万 食 の 給 食 を 調 理 しており 児 童 生 徒 教 職 員 等 に 提 供 しています 共 同 調 理 場 運 営 にあたっては まず 第 一 に 安 全 安 心 な 学 校 給 食 の 提 供 が 求 められることから 施 設 や 設 備 についても 衛 生 管 理 の 徹 底 が 求 められます こうしたことから 共 同 調 理 場 としても 建 物 の 老 朽 化 はもとより 衛 生 管 理 的 な 側 面 からの 施 設 管 理 が 必 要 となります 従 って 共 同 調 理 場 の 建 替 えについては 建 物 そのものの 構 造 やその 耐 用 年 数 からの 検 討 だけではな く 施 設 内 に 配 置 されている 調 理 器 具 等 の 調 理 設 備 の 耐 用 年 数 や 調 理 場 の 調 理 方 式 衛 生 管 理 方 式 等 の その 時 々の 衛 生 管 理 基 準 に 照 らし 合 わせた 検 討 も 行 っていく 必 要 があります 共 同 調 理 場 に 配 置 されている 設 備 には 大 きく 分 けて 調 理 設 備 と 洗 浄 設 備 があります それぞれ 大 型 のものでは 揚 げ 物 機 焼 物 機 煮 炊 き 用 大 釜 があります また 洗 浄 設 備 としては 食 缶 洗 浄 機 ト レー 洗 浄 機 コンテナ 洗 浄 機 があります これら 大 型 の 設 備 は 耐 用 年 数 が 約 15 年 となっており そ れを 目 安 に 入 替 えを 行 っていく 必 要 があります これを 数 年 かけて 入 替 えていくことを 計 画 では 想 定 し ています また これら 大 型 設 備 を2 回 入 替 える35 年 を 共 同 調 理 場 の 建 替 えの 一 つの 目 安 とするこ とで その 時 代 にあった 衛 生 管 理 方 式 や 調 理 方 式 への 対 応 もでき 安 全 安 心 な 学 校 給 食 の 提 供 につなが ります 建 替 えについては 数 年 をかけて 計 画 し 実 施 していきます しかし 建 替 えには 多 大 な 経 費 が 必 要 となることから これまでも 様 々な 工 夫 をしてきました 平 成 23 年 度 には より 効 果 的 で 効 率 的 な 運 営 上 の 工 夫 をすることで 建 替 え 予 定 であった 中 央 共 同 調 理 場 を 廃 止 しました 対 象 配 送 校 を 他 の 調 理 場 に 分 散 することで 引 き 続 き 安 全 安 心 な 学 校 給 食 の 実 施 が 可 能 であることが 確 認 できたことから 大 きく 経 費 の 節 減 を 図 ることができました 今 後 も 共 同 調 理 場 運 営 にあたっては 安 全 安 心 な 学 校 給 食 の 提 供 はもとより より 効 果 的 で 効 率 的 な 運 営 も 視 野 に 入 れて 調 理 場 の 効 率 的 な 配 置 についても 検 討 します 各 共 同 調 理 場 の 建 替 え 等 につい ては 長 寿 命 化 計 画 として 位 置 づけながらも 同 時 に 引 き 続 き 施 設 の 統 廃 合 についても 検 討 してい きます

16 前 橋 市 の 学 校 給 食 共 同 調 理 場 ( 平 成 24 年 5 月 1 日 現 在 ) 共 同 調 理 開 設 建 物 面 対 象 調 理 食 数 受 配 校 学 級 数 場 名 年 月 積 (m2) 児 童 生 徒 教 職 員 合 計 職 員 数 ( 臨 時 は 除 く) 1 東 部 H 6.4 1, 校 213 5, , 西 部 H 元.1 1, 校 192 5, , 南 部 H14.8 2, 校 258 6, , 北 部 H19.8 2, 校 3 園 256 6, , 宮 城 H 校 1 園 粕 川 H 校 富 士 見 H17.4 1,399 6 校 79 2, ,264 9 計 72 校 4 園 1,067 27,503 1,907 29, 南 部 共 同 調 理 場 は 調 理 業 務 民 間 委 託 共 同 調 理 場 の 経 過 年 数

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18 学 校 1 学 校 の 整 備 状 況 本 市 では 昭 和 40 年 代 以 降 の 児 童 生 徒 の 急 増 期 に 老 朽 化 した 木 造 校 舎 を 鉄 筋 コンクリート 造 に 建 替 え 教 室 数 を 増 やすともに 新 たな 学 校 を 建 設 して 必 要 な 教 室 の 確 保 に 努 めてきました その 結 果 平 成 24 年 5 月 現 在 では 小 学 校 50 校 中 学 校 21 校 養 護 学 校 1 校 高 等 学 校 1 校 幼 稚 園 4 園 が 設 置 され 校 舎 は 188 棟 延 床 面 積 356,820 m2 体 育 館 は 90 棟 延 床 面 積 77,857 m2 合 計 278 棟 434,677 m2となっています ( みやま 分 校 を 除 く) 経 過 年 数 別 では 校 舎 は 築 50 年 以 上 が 8 棟 19,378 m2 築 40 年 以 上 が 49 棟 101,983 m2 築 30 年 以 上 が 92 棟 169,430 m2となっており 全 体 の 79.3%を 占 めています 体 育 館 は 築 50 年 以 上 が 1 棟 629 m2 築 40 年 以 上 が 29 棟 20,421 m2 築 30 年 以 上 が 35 棟 23,578 m2となっており 全 体 の 72.2% を 占 めています 参 考 : 全 国 公 立 中 学 校 非 木 造 建 物 の 経 年 別 保 有 面 積 ( 出 典 : 平 成 24 年 度 学 校 施 設 の 在 り 方 に 関 する 調 査 研 究 協 力 者 会 議 資 料 )

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20 2 学 校 一 覧 No 学 校 名 建 物 名 称 棟 NO 枝 NO 構 造 階 数 建 築 年 度 床 面 積 (m2) 校 舎 1 1 RC 3 S36 3,730 1 桃 井 小 学 校 校 舎 9 0 RC 3 S 体 育 館 4 0 S 1 S 校 舎 1 1 RC 3 S43 3,014 2 中 川 小 学 校 校 舎 9 0 RC 2 S49 1,253 体 育 館 8 0 S 1 S 敷 島 小 学 校 校 舎 15 1 RC 3 S46 4,340 体 育 館 11 0 S 1 S 城 南 小 学 校 校 舎 1 1 RC 3 S46 4,822 体 育 館 4 0 S 1 S 校 舎 11 1 RC 3 S46 1,437 5 城 東 小 学 校 校 舎 12 0 RC 4 S47 1,593 校 舎 13 0 RC 4 S48 2,268 体 育 館 10 0 SC 1 S 校 舎 14 1 RC 3 S48 1,349 6 若 宮 小 学 校 校 舎 15 1 RC 3 S48 1,585 校 舎 16 1 RC 3 S50 1,903 体 育 館 8 0 S 1 S 校 舎 11 1 RC 2 S 天 川 小 学 校 校 舎 11 2 RC 3 S55 3,062 校 舎 11 3 RC 3 S59 1,203 体 育 館 8 0 S 1 S 校 舎 7 1 RC 3 S53 3,356 8 岩 神 小 学 校 校 舎 8 1 RC 2 S53 1,708 体 育 館 4 0 S 1 S 校 舎 5 1 RC 3 S46 1,892 9 中 央 小 学 校 校 舎 5 3 RC 3 S47 1,828 校 舎 6 0 RC 3 S48 1,121 体 育 館 4 1 S 1 S 校 舎 1 1 RC 3 S44 3, 広 瀬 小 学 校 校 舎 1 4 RC 3 S 校 舎 4 1 RC 3 S49 1,621 体 育 館 10 0 S 1 S 校 舎 1 1 RC 3 S53 3, 山 王 小 学 校 校 舎 2 1 RC 4 S53 2,404 体 育 館 4 0 S 1 S 校 舎 1 1 RC 3 S50 2, 朝 倉 小 学 校 校 舎 1 2 RC 3 S51 2,733 体 育 館 2 0 S 1 S 校 舎 1 1 RC 4 S57 3, 天 神 小 学 校 校 舎 3 0 RC 4 S58 1,785 体 育 館 6 0 S 1 S 校 舎 11 1 RC 3 S51 1, 上 川 淵 小 学 校 校 舎 11 4 RC 3 S54 1,864 体 育 館 10 0 S 1 S

21 No 学 校 名 建 物 名 称 棟 NO 枝 NO 構 造 階 数 建 築 年 度 床 面 積 (m2) 校 舎 10 0 RC 3 S50 1, 下 川 淵 小 学 校 校 舎 11 0 RC 2 S52 1,441 校 舎 15 1 RC 3 S57 2,126 体 育 館 9 0 S 1 S 校 舎 2 0 RC 3 S43 1, 桂 萱 小 学 校 校 舎 9 1 RC 3 S53 1,818 体 育 館 6 0 S 1 S 校 舎 1 1 RC 3 S52 2, 桃 木 小 学 校 校 舎 2 1 RC 4 S53 3,014 体 育 館 3 0 S 1 S 校 舎 7 1 RC 3 S50 1, 桂 萱 東 小 学 校 校 舎 9 1 RC 3 S56 3,013 校 舎 9 4 RC 2 H6 451 体 育 館 5 0 S 1 S 校 舎 1 1 RC 3 S46 2, 桃 瀬 小 学 校 校 舎 1 3 RC 3 S51 1,947 体 育 館 5 0 S 1 S 校 舎 13 1 RC 3 S52 3, 芳 賀 小 学 校 校 舎 15 1 RC 3 S55 2,772 体 育 館 9 0 S 1 S 校 舎 1 1 RC 2 S43 1, 嶺 小 学 校 校 舎 1 3 RC 2 H5 1,165 体 育 館 3 1 S 1 S 校 舎 20 0 RC 3 S52 1, 総 社 小 学 校 校 舎 21 1 RC 3 S53 2,406 体 育 館 23 0 S 1 S 勝 山 小 学 校 校 舎 1 1 RC 3 S50 4,929 体 育 館 2 0 S 1 S 校 舎 3 1 RC 3 S37 2, 元 総 社 小 学 校 校 舎 8 0 RC 3 S45 1,450 体 育 館 9 0 S 1 S 校 舎 2 1 RC 3 S33 1, 元 総 社 南 小 学 校 校 舎 9 0 S 3 S52 1,118 体 育 館 3 0 S 1 S 校 舎 1 1 RC 4 S56 3, 元 総 社 北 小 学 校 校 舎 3 0 RC 2 S 校 舎 4 0 RC 3 S 体 育 館 9 0 S 1 S 校 舎 10 1 RC 3 S43 1,624 校 舎 15 1 RC 4 S47 2, 東 小 学 校 校 舎 26 0 RC 2 S 校 舎 36 0 RC 3 H 体 育 館 14 0 S 1 S 校 舎 1 1 RC 3 S46 3, 大 利 根 小 学 校 校 舎 4 1 RC 3 S48 1,724 体 育 館 5 0 S 1 S

22 No 学 校 名 建 物 名 称 棟 NO 枝 NO 構 造 階 数 建 築 年 度 床 面 積 (m2) 校 舎 1 1 RC 4 S55 1,801 校 舎 1 3 RC 4 H 新 田 小 学 校 校 舎 3 0 RC 4 S56 1,851 校 舎 4 0 RC 1 S 体 育 館 5 0 S 1 S 校 舎 3 1 RC 3 S35 1, 細 井 小 学 校 校 舎 3 2 RC 3 S44 2,231 校 舎 7 0 RC 3 S53 1,536 体 育 館 4 0 S 1 S 校 舎 1 1 RC 3 S41 2, 桃 川 小 学 校 校 舎 1 3 RC 3 S44 2,596 体 育 館 11 0 S 1 S 校 舎 1 1 RC 3 S47 1, 荒 牧 小 学 校 校 舎 2 0 RC 3 S48 1,573 校 舎 3 0 RC 4 S48 2,589 体 育 館 5 0 S 1 S 清 里 小 学 校 校 舎 13 1 RC 3 S54 3,296 体 育 館 11 0 S 1 S 校 舎 15 1 RC 4 S47 3, 永 明 小 学 校 校 舎 15 6 RC 4 S 校 舎 16 1 RC 3 S52 1,027 体 育 館 14 1 S 1 S 校 舎 2 1 RC 3 S40 2,232 校 舎 2 4 RC 4 S47 1, 駒 形 小 学 校 校 舎 6 1 RC 3 S 校 舎 8 0 RC 3 S 体 育 館 5 0 S 1 S 校 舎 1 1 RC 2 S34 2, 荒 子 小 学 校 校 舎 1 5 S 2 S 校 舎 1 7 RC 2 H1 981 体 育 館 10 0 S 1 S 校 舎 4 0 RC 2 S 大 室 小 学 校 校 舎 11 0 RC 3 S63 1,560 体 育 館 8 0 S 1 S 校 舎 8 1 RC 2 S 二 之 宮 小 学 校 校 舎 8 2 RC 2 S 校 舎 11 0 RC 3 S56 2,482 体 育 館 7 1 S 1 S 校 舎 2 1 RC 2 S39 1, 笂 井 小 学 校 校 舎 8 1 RC 3 S54 1,398 体 育 館 5 0 S 1 S 大 胡 小 学 校 校 舎 18 1 RC 3 H18 6,298 体 育 館 18 2 RC 2 H18 1, 滝 窪 小 学 校 校 舎 11 1 RC 3 S57 2,664 体 育 館 16 0 S 2 H 滝 窪 小 学 校 金 丸 分 校 校 舎 1 1 RC 2 H5 1,073 体 育 館 7 0 S 1 H

23 No 学 校 名 建 物 名 称 棟 NO 枝 NO 構 造 階 数 建 築 年 度 床 面 積 (m2) 校 舎 1 1 RC 2 H16 5, 大 胡 東 小 学 校 校 舎 3 0 S 2 H 体 育 館 1 6 RC 2 H16 1,337 校 舎 1 0 RC 3 S47 2, 宮 城 小 学 校 校 舎 3 0 RC 2 S40 1,747 体 育 館 6 0 S 1 S 校 舎 1 1 RC 3 S41 3, 粕 川 小 学 校 校 舎 1 8 RC 2 H7 1,160 体 育 館 8 1 RC 2 H8 2, 月 田 小 学 校 校 舎 1 0 RC 3 S60 2,337 体 育 館 2 0 RC 2 S 原 小 学 校 校 舎 3 0 RC 3 S46 4,064 体 育 館 1 0 S 2 S 校 舎 1 1 RC 3 S48 2, 時 沢 小 学 校 校 舎 4 0 RC 2 S 校 舎 10 0 RC 2 H 体 育 館 6 0 S 1 S 校 舎 1 0 RC 3 S50 1, 石 井 小 学 校 校 舎 9 0 RC 4 S 体 育 館 5 0 S 2 S 校 舎 1 1 RC 3 S52 2, 白 川 小 学 校 校 舎 19 0 RC 2 H 体 育 館 2 0 S 2 S 校 舎 1 1 RC 3 S31 4, 第 一 中 学 校 校 舎 10 1 RC 3 S56 1,691 体 育 館 20 0 RC 2 H17 1,938 校 舎 1 1 RC 4 S45 3, みずき 中 学 校 校 舎 23 0 RC 2 S 体 育 館 14 1 S 1 S 体 育 館 20 0 S 2 S 校 舎 2 0 RC 4 S39 2, 第 三 中 学 校 校 舎 8 1 RC 1 S49 3,252 体 育 館 12 0 S 2 S 体 育 館 15 0 RC 2 H15 1,430 校 舎 1 1 RC 3 S33 2,000 校 舎 2 0 RC 3 S33 1, 第 五 中 学 校 校 舎 3 0 RC 3 S 体 育 館 11 1 S 2 S 体 育 館 17 0 S 2 S 校 舎 28 0 RC 4 H15 5, 第 六 中 学 校 体 育 館 23 0 S 1 S 体 育 館 34 0 RC 2 H16 1, 第 七 中 学 校 校 舎 24 0 RC 3 H19 6,832 体 育 館 26 0 RC 2 H19 2,

24 No 学 校 名 建 物 名 称 棟 NO 枝 NO 構 造 階 数 建 築 年 度 床 面 積 (m2) 校 舎 1 0 RC 3 S52 1,651 校 舎 3 0 RC 4 S53 3, 春 日 中 学 校 校 舎 5 0 S 1 S 体 育 館 6 0 S 1 S 体 育 館 11 0 S 2 S 校 舎 1 1 RC 3 S55 2,448 校 舎 4 0 RC 4 S56 2, 広 瀬 中 学 校 校 舎 5 0 RC 1 S 体 育 館 6 0 S 1 S 体 育 館 10 0 S 2 S 校 舎 11 1 RC 3 S49 1,715 校 舎 11 4 RC 3 S53 1, 桂 萱 中 学 校 校 舎 12 1 RC 4 S52 2,215 校 舎 32 0 S 1 H 体 育 館 29 0 RC 2 H19 2,013 校 舎 8 1 RC 4 S54 1,523 校 舎 8 2 RC 4 S 芳 賀 中 学 校 校 舎 14 0 RC 4 S58 2,077 校 舎 15 0 RC 1 S 体 育 館 13 0 S 2 S 体 育 館 20 0 RC 2 H22 1,570 校 舎 1 0 RC 4 S52 6, 元 総 社 中 学 校 校 舎 14 0 S 1 H 体 育 館 6 0 S 1 S 体 育 館 8 0 S 1 S 校 舎 1 1 RC 4 S41 3, 東 中 学 校 校 舎 1 5 RC 4 S51 1,519 体 育 館 7 1 S 1 S 体 育 館 15 0 S 2 S 校 舎 1 1 RC 4 S57 2,667 校 舎 2 0 RC 4 S58 1, 箱 田 中 学 校 校 舎 3 0 RC 3 S 校 舎 4 0 RC 2 S 体 育 館 5 1 S 2 S58 1,094 体 育 館 7 0 S 2 S 校 舎 12 0 RC 3 S47 1,604 校 舎 14 1 RC 4 S48 2, 南 橘 中 学 校 校 舎 14 2 RC 3 S 校 舎 16 0 RC 3 S52 1,459 体 育 館 20 0 S 1 S 体 育 館 25 0 RC 2 H12 1,

25 No 学 校 名 建 物 名 称 棟 NO 枝 NO 構 造 階 数 建 築 年 度 床 面 積 (m2) 校 舎 1 0 RC 4 S57 2,566 校 舎 4 0 RC 4 S58 1, 鎌 倉 中 学 校 校 舎 5 0 RC 3 S 校 舎 6 0 RC 1 S 体 育 館 7 1 S 2 S58 1,094 体 育 館 12 0 S 2 S 校 舎 12 1 RC 3 S53 2,471 校 舎 12 2 RC 4 S54 1,250 校 舎 12 3 RC 3 S56 1, 木 瀬 中 学 校 校 舎 12 4 RC 4 S59 1,816 校 舎 21 0 RC 2 S 体 育 館 10 0 S 2 S 体 育 館 17 0 S 2 S 校 舎 15 1 RC 3 S47 1,595 校 舎 15 4 RC 3 S 荒 砥 中 学 校 校 舎 16 1 RC 4 S49 2,491 校 舎 16 3 RC 4 H3 768 体 育 館 13 0 S 2 S 体 育 館 20 0 S 2 S 校 舎 12 1 RC 4 S50 2,477 校 舎 13 1 RC 3 S52 2, 大 胡 中 学 校 校 舎 22 0 S 2 H4 480 体 育 館 10 0 RC 2 S 体 育 館 16 0 S 2 S 校 舎 1 0 RC 3 S51 2, 宮 城 中 学 校 校 舎 2 0 RC 3 S57 2,498 体 育 館 3 0 S 2 S41 1,292 校 舎 1 1 RC 3 S50 1, 粕 川 中 学 校 校 舎 2 0 RC 3 S50 2,208 校 舎 3 0 RC 2 S 体 育 館 9 0 S 1 S54 2,520 校 舎 7 1 RC 3 S53 3,527 校 舎 12 0 RC 3 S39 2, 富 士 見 中 学 校 校 舎 31 0 S 2 H 体 育 館 21 1 RC 2 S59 2,722 体 育 館 22 1 S 2 S 校 舎 16 0 RC 1 H11 1,587 校 舎 17 0 RC 2 H11 2, 養 護 学 校 校 舎 21 0 RC 3 H11 1,123 校 舎 22 0 RC 1 H 校 舎 24 0 RC 1 H 体 育 館 23 0 RC 1 H

26 No 学 校 名 建 物 名 称 棟 NO 枝 NO 構 造 階 数 建 築 年 度 床 面 積 (m2) 校 舎 1 0 RC 3 H8 6,810 校 舎 2 0 RC 3 H8 3, 前 橋 高 等 学 校 校 舎 9 0 RC 3 H9 1,533 体 育 館 6 1 RC 3 H8 4,731 体 育 館 12 0 S 1 H まえばし 幼 稚 園 校 舎 1 0 RC 2 S39 1,278 校 舎 2 0 RC 1 S 校 舎 1 0 RC 1 S 大 胡 幼 稚 園 校 舎 2 0 RC 1 S 校 舎 3 0 RC 1 S 校 舎 5 0 RC 2 S 大 胡 東 幼 稚 園 校 舎 1 0 S 1 H16 1, 宮 城 幼 稚 園 校 舎 10 0 S 1 H22 1,551 合 計 校 舎 188 棟 356,820 体 育 館 90 棟 77,857 平 成 24 年 5 月 1 日 現 在 学 校 施 設 台 帳 に 基 づく 200 m2 以 上 の 建 物 増 築 した 建 物 は 最 も 古 い 建 物 に 面 積 を 合 算 した 構 造 の RC は 鉄 筋 コンクリート 造 S は 鉄 骨 造 3 児 童 生 徒 数 の 状 況 本 市 小 中 学 校 の 児 童 生 徒 数 は 昭 和 31 年 度 の 38,371 人 をピークに 減 尐 していましたが 昭 和 42 年 度 からは 増 加 に 転 じ 昭 和 58 年 度 には 昭 和 31 年 度 とほぼ 同 数 の 38,109 人 となりました その 後 は 市 町 村 合 併 により 一 時 的 な 増 加 がありましたが 減 尐 傾 向 となっており 平 成 24 年 度 は 26,929 人 と 昭 和 58 年 度 と 比 較 すると 29.3% 減 尐 しています 学 級 数 は 平 成 24 年 度 は 1,028 学 級 で 昭 和 58 年 度 の 1,021 学 級 とほぼ 同 数 となっており 児 童 生 徒 の 減 尐 とは 異 なる 傾 向 となっています その 要 因 として 尐 人 数 学 級 の 導 入 などが 考 えられます なお 平 成 30 年 度 の 児 童 生 徒 数 は 約 25,500 人 学 級 数 は 約 970 学 級 と 減 尐 が 推 計 されています

27 4 学 校 整 備 の 支 出 状 況 歳 出 推 移 は 建 物 の 修 繕 費 小 改 修 費 は 毎 年 度 ほぼ 一 定 額 で 推 移 していますが 平 成 23 年 度 の 整 備 費 は 約 32.1 億 円 と 大 きく 伸 びています 平 成 23 年 度 の 内 訳 は 大 改 修 費 が 小 中 学 校 の 普 通 教 室 エアコン 設 置 費 約 10.4 億 円 耐 震 補 強 及 び 老 朽 建 物 の 大 規 模 改 造 費 約 6.9 億 円 建 設 費 は みずき 中 校 舎 等 新 築 工 事 7.3 億 円 (2 年 計 画 の 1 年 目 ) となっています 予 算 額

28 5 学 校 の 整 備 について (1) 建 物 の 使 用 年 数 現 在 鉄 筋 コンクリート 造 の 校 舎 については おおむね 築 50 年 で 建 替 えています 本 計 画 では 鉄 筋 コンクリート 造 については 築 65 年 を 目 標 使 用 年 数 としていますので 現 在 の 鉄 筋 コンクリート 造 の 校 舎 を 65 年 で 建 替 えと 想 定 し 建 替 えにかかる 事 業 費 を 推 計 しました 事 業 費 のピークは 平 成 49 年 度 に 89.2 億 円 平 成 55 年 度 に 93.5 億 円 となり 校 舎 の 建 替 えにかかる 事 業 費 だけで 平 成 23 年 度 の 学 校 整 備 経 費 31.3 億 円 の 約 3 倍 その 他 の 年 度 についても 事 業 費 が 40 億 円 を 超 える 年 度 が 推 計 されました 限 られた 予 算 のなかでは このような 建 替 えの 集 中 に 対 応 することは 困 難 で 計 画 的 に 校 舎 の 建 替 え を 行 い 財 政 負 担 の 平 準 化 していくことが 求 められます 本 計 画 では 鉄 筋 コンクリート 造 については 築 65 年 鉄 骨 造 については 築 45 年 を 目 標 使 用 年 数 とし ていますが 毎 年 度 一 校 ずつ 建 替 えをした 場 合 でも 学 校 によっては 現 在 の 校 舎 を 約 75 年 体 育 館 は 約 60 年 と 目 標 使 用 年 数 よりも 長 期 の 使 用 が 見 込 まれます 建 物 の 使 用 年 数 を 延 ばして 財 政 負 担 の 平 準 化 が 必 要! 注 ) 校 舎 は 2 年 で 建 替 えを 行 うため 建 替 え 着 手 の 次 年 度 に 事 業 費 が 多 くなります (2) 老 朽 度 調 査 と 長 期 利 用 について 前 述 のとおり 学 校 は 目 標 使 用 年 数 よりも 長 期 の 使 用 が 見 込 まれます 6 ページでも 説 明 をしていますが 建 物 の 使 用 期 間 ( 老 朽 度 )を 図 る 目 安 のひとつに コンクリート 中 性 化 と 鉄 筋 の 発 錆 の 進 行 があげられます そこで 校 舎 を 抽 出 してコンクリート 中 性 化 の 進 行 度 と 鉄 筋 の 発 錆 状 況 を 調 査 したところ 下 記 のとおりでした 現 状 では コンクリート 中 性 化 については 経 年 に 即 した 進 行 具 合 で 問 題 となるような 鉄 筋 の 発 錆 は 見 られませんでしたが 同 一 建 物 であっても 調 査 箇 所 によって 大 きな 差 が 見 受 けられ 長 期 利 用 といっ た 面 では 今 後 の 予 防 保 全 が 重 要 との 結 果 になりました

29 建 築 年 月 部 位 劣 化 状 況 コンクリート 中 鉄 筋 性 化 深 さ 発 錆 (mm) 長 期 利 用 の 期 待 A 学 校 昭 和 53 年 12 月 柱 1 問 題 なし 7 有 ( 注 1) 見 込 める 柱 2 問 題 なし 10 無 見 込 めない B 学 校 昭 和 52 年 3 月 柱 1 問 題 なし 0 無 見 込 める 柱 2 問 題 なし 0 無 見 込 める C 学 校 昭 和 50 年 7 月 柱 1 問 題 なし 9 無 見 込 めない 柱 2 問 題 なし 12 無 見 込 める D 学 校 昭 和 58 年 3 月 柱 1 問 題 なし 23 無 見 込 める 柱 2 問 題 なし 19 無 見 込 める 既 存 鉄 筋 コンクリート 造 学 校 建 物 の 耐 力 度 測 定 方 法 に 基 づき 調 査 を 行 った ( 注 1) 鉄 筋 の 発 錆 は 微 量 で 老 朽 化 によるものではなく コンクリート 打 設 前 のものと 思 われる

30 (3) 学 校 の 整 備 計 画 学 校 については 平 成 26 年 度 までは 耐 震 改 修 事 業 を 最 優 先 とし 校 舎 及 び 体 育 館 の 耐 震 補 強 大 規 模 改 造 工 事 を 進 めていきます 平 成 27 年 度 以 降 は 長 寿 命 型 改 善 事 業 として 校 舎 の 屋 上 防 水 と 大 規 模 改 造 を 重 点 に 取 り 組 み 将 来 に 建 替 え 時 期 が 集 中 しないよう 校 舎 体 育 館 プール 等 の 建 替 えに ついても 計 画 的 に 取 り 組 んでいきます 年 度 修 繕 費 小 改 修 費 学 校 施 設 整 備 計 画 長 寿 命 型 改 善 事 業 増 改 築 屋 上 防 水 大 規 模 改 造 校 舎 体 育 館 プール 単 位 : 棟 億 円 合 計 棟 数 改 修 費 棟 数 改 造 費 棟 数 増 改 築 費 棟 数 改 築 費 棟 数 改 築 費 棟 数 事 業 費 H H H H H H H H H H 合 計

31 - 27 -

32 6 学 校 整 備 の 課 題 (1) 新 たな 手 法 の 研 究 財 政 負 担 の 平 準 化 という 面 では 新 たな 手 法 を 研 究 していくことも 必 要 です いくつかの 自 治 体 において PFIで 学 校 整 備 を 行 っていますが 特 に 四 日 市 市 では 複 数 校 同 時 建 替 えをPFIの 導 入 により 解 決 した 事 例 があります PFIとは Private Finance Initiative(プライベート ファイナンス イニシアチブ)の 略 で 公 共 施 設 等 の 設 計 建 設 維 持 管 理 等 に 民 間 部 門 (プライベート)の 持 つ 経 営 ノウハウや 資 金 (ファイナン ス)を 活 用 することで 低 廉 かつ 良 質 な 公 共 サービスを 提 供 することを 目 的 とした 新 しい 公 共 事 業 の 手 法 です 従 来 型 の 学 校 整 備 の 場 合 建 設 にかかる 費 用 は 建 設 期 間 にすべて 支 払 うため 事 業 期 間 の 最 初 の2 年 ~3 年 に 大 きな 費 用 負 担 が 発 生 します 一 方 PFI 事 業 の 場 合 は 建 設 にかかる 費 用 負 担 のうち 補 助 金 と 市 債 を 除 いた 一 般 財 源 で 賄 う 金 額 と 施 設 の 維 持 管 理 費 運 営 費 などが 一 体 となったサービス 料 を 事 業 期 間 中 に 毎 年 民 間 事 業 者 に 支 払 っていきます そのため 財 政 の 平 準 化 効 果 を 得 ることができ ます また 設 計 建 設 業 務 を 同 一 民 間 事 業 者 に 委 ねることによりコストや 事 業 期 間 の 縮 減 も 期 待 され ます (2) 適 正 規 模 適 正 配 置 施 設 数 や 規 模 ( 面 積 )に 比 例 して 施 設 整 備 にかかる 費 用 は 大 きくなります 平 成 20 年 度 に 前 橋 市 立 小 中 学 校 の 適 正 規 模 適 正 配 置 基 本 方 針 が 策 定 され 第 二 第 四 中 学 校 が 統 合 し 平 成 23 年 4 月 にみずき 中 学 校 が 開 校 しました 本 市 では 今 後 も 児 童 生 徒 数 の 減 尐 が 見 込 まれています 学 校 の 適 正 規 模 適 正 配 置 は 当 該 校 の 児 童 生 徒 保 護 者 地 域 住 民 の 十 分 な 理 解 と 互 いの 共 通 認 識 の 下 に 協 議 を 行 い 様 々な 課 題 を 解 決 しながら 円 滑 に 進 められなければならない 問 題 でありますが 施 設 の 維 持 管 理 整 備 にかかる 経 費 や 人 件 費 といった 運 営 コストの 削 減 といった 視 点 からも 考 えていく 必 要 のある 課 題 のひとつです

33 社 会 体 育 (スポーツ) 施 設 1 社 会 体 育 (スポーツ) 施 設 の 整 備 状 況 本 市 の 社 会 体 育 (スポーツ) 施 設 の 整 備 は 昭 和 36 年 度 の 市 民 プール 昭 和 38 年 度 の 三 俣 テニスコ ートを 始 め 昭 和 58 年 度 に あかぎ 国 体 が 本 市 で 開 催 されることに 伴 い 昭 和 56 年 頃 から 施 設 整 備 が 充 実 されてきました 主 には 昭 和 56 年 度 に 市 民 体 育 館 昭 和 60 年 度 に 北 部 運 動 場 平 成 元 年 度 には 市 民 プール 移 転 平 成 3 年 度 に 大 渡 温 水 プール トレーニングセンター 及 び 六 供 温 水 プールがそれぞれ 設 置 されました その 後 平 成 16 年 度 に 大 胡 町 宮 城 村 粕 川 村 との 合 併 平 成 21 年 度 に 富 士 見 村 との 合 併 を 経 て それぞれの 町 村 の 施 設 を 引 き 継 ぎ 現 在 に 至 っています 平 成 24 年 度 現 在 では 体 育 館 4 棟 プール 施 設 4 棟 屋 外 運 動 場 12 箇 所 が 設 置 されており そのう ち 長 寿 命 化 を 検 討 する 建 物 を 有 する 施 設 は9 棟 延 床 面 積 合 計 は 27,329 m2となっています 建 物 については 築 30 年 以 上 が 3 棟 11,304 m2 築 20 年 以 上 の 施 設 が 6 棟 9,860 m2と 建 物 全 体 の 77.5% を 占 めています

34 2 社 会 体 育 (スポーツ) 施 設 一 覧 長 寿 命 化 対 象 施 設 名 名 称 構 造 階 数 建 築 年 度 床 面 積 (m2) 1 市 民 体 育 館 体 育 館 RC 1 S56 9,852 2 市 民 体 育 館 弓 道 場 RC 1 S 大 渡 体 育 館 体 育 館 S 1 S50 1,016 4 大 胡 体 育 館 体 育 館 S 1 S59 1,428 5 宮 城 体 育 館 体 育 館 RC 1 H13 5,383 6 市 民 プール プール S 1 H1 1,633 7 大 渡 温 水 プール プール RC 1 H3 3,513 8 六 供 温 水 プール プール RC 1 H3 3,286 9 宮 城 プール プール RC 1 H 三 俣 テニスコート テニスコート S 1 S 宮 城 総 合 運 動 場 運 動 場 RC 1 H 粕 川 総 合 グランド 運 動 場 RC 1 H 富 士 見 総 合 グランド 運 動 場 W 1 S 王 山 運 動 場 運 動 場 S 1 S 北 部 運 動 場 運 動 場 S 1 S 清 里 方 面 運 動 場 運 動 場 - 1 S 粕 川 西 部 運 動 場 運 動 場 RC 1 H 千 本 桜 野 球 場 野 球 場 RC 1 S 中 之 沢 野 球 場 野 球 場 RC 1 S 下 増 田 運 動 場 運 動 場 - 1 H23 46 平 成 24 年 4 月 現 在 屋 外 施 設 については クラブハウス 便 所 器 具 庫 等 について 記 載 構 造 の RC は 鉄 筋 コンクリート 造 S は 鉄 骨 造 W は 木 造

35 3 利 用 者 数 の 状 況 本 市 の 社 会 体 育 (スポーツ) 施 設 の 利 用 状 況 は 概 ね 80 万 人 程 度 で 推 移 していましたが 平 成 16 年 度 の3 町 村 の 合 併 平 成 21 年 度 の1 村 の 合 併 により 人 口 施 設 数 が 伸 びたことから それに 伴 い 利 用 者 数 も 増 加 しました 施 設 利 用 者 数 は 施 設 改 修 による 閉 場 期 間 や 屋 外 施 設 では 天 候 により 利 用 が 左 右 さ れるために その 年 により 変 動 があるものの 概 ね 95 万 人 の 利 用 者 があります 4 支 出 状 況 平 成 23 年 度 の 保 健 体 育 費 は 約 21.5 億 円 で そのうち 施 設 整 備 にかかる 工 事 費 は 約 1.01 億 円 となっ ています 歳 出 推 移 は 修 繕 費 小 改 修 費 は 毎 年 度 ほぼ 同 額 ですが 平 成 23 年 度 は 粕 川 総 合 グランドテニス 場 また 平 成 24 年 度 は 王 山 運 動 場 及 び 宮 城 総 合 運 動 場 の 大 規 模 改 修 を 実 施 したため 経 費 が 伸 びています 大 規 模 改 修 の 財 源 についてはともにスポーツ 振 興 くじの 助 成 を 受 け 実 施 されました 平 成 22 年 度 については 下 増 田 運 動 場 が 建 設 されたことにより 建 設 費 が 3.39 億 円 となっています 予 算 額

36 5 課 題 と 取 り 組 み 社 会 体 育 (スポーツ) 施 設 については 安 全 に 利 用 できることを 最 優 先 としながら 利 便 性 の 向 上 が 図 れるような 改 修 補 修 工 事 及 び 維 持 管 理 に 努 めており 平 成 23 年 度 に 実 施 した 市 民 アンケート の 結 果 でも 安 全 で 快 適 に 利 用 できる 施 設 整 備 が 望 まれています 改 修 補 修 工 事 については 設 備 や 機 械 などは 耐 用 年 数 や 稼 動 時 間 により 定 期 的 に 交 換 補 修 を 行 って いますが 直 接 競 技 に 利 用 されるスペースなどは その 利 用 により 破 損 や 損 耗 が 生 じるためにその 都 度 の 工 事 となります その 程 度 については 利 用 頻 度 や 利 用 状 況 により 大 きく 左 右 される 傾 向 にありますが 競 技 スペースなどの 不 具 合 は 安 全 性 に 直 結 影 響 を 及 ぼすことから 緊 急 に 補 修 を 要 することになります これにより 年 次 計 画 されていた 工 事 や 利 便 機 能 向 上 を 目 的 とする 工 事 の 変 更 が 発 生 している 状 況 にあります これは 建 築 後 20 年 を 経 過 した 老 朽 化 施 設 が 大 半 を 占 めることと 利 用 頻 度 に 応 じた 点 検 や 補 修 が 計 画 的 に 進 んでいないことが 要 因 であると 考 えられます 今 後 の 改 修 にあたっては 限 られた 財 源 のなかで 行 うことから スポーツ 振 興 くじ 助 成 など 財 源 の 確 保 も 必 要 ですが 併 せて 各 施 設 の 位 置 づけや 役 割 を 明 確 にし 県 大 会 以 上 の 規 模 の 大 会 の 開 催 を 想 定 し た 拠 点 施 設 市 大 会 レベルの 大 会 の 開 催 を 想 定 した 全 市 対 象 施 設 地 域 住 民 を 対 象 としたスポー ツ 活 動 の 場 とした 地 域 利 用 施 設 など それぞれ 目 的 や 役 割 に 応 じたより 効 果 的 な 改 修 や 整 備 が 求 め られます また 太 陽 光 発 電 など 環 境 負 荷 低 減 に 対 応 した 設 備 の 導 入 も 検 討 されるものです

37 公 民 館 1 公 民 館 の 整 備 状 況 本 市 では 昭 和 30 年 4 月 1 日 に 公 民 館 条 例 を 施 行 し 市 民 のために 実 際 生 活 に 即 する 教 育 学 術 及 び 文 化 に 関 する 各 種 の 事 業 を 行 ってきました 昭 和 30~40 年 代 は 木 造 の 施 設 が 多 く 見 られましたが 昭 和 50 年 代 頃 から 地 域 人 口 や 公 民 館 利 用 者 の 増 加 に 伴 い 鉄 筋 コンクリート 造 などへの 改 築 を 行 い 利 用 者 のニーズに 応 えられるよう 施 設 を 大 型 化 し 図 書 室 の 設 置 などが 行 われるようになりました 平 成 24 年 12 月 現 在 本 市 では 中 央 公 民 館 1 館 地 区 公 民 館 15 館 分 館 1 館 集 会 所 4 館 を 運 営 し ています このうち 長 寿 命 化 を 検 討 する 建 物 を 有 する 施 設 は 地 区 公 民 館 14 館 分 館 1 館 集 会 所 1 館 の 建 物 17 棟 で 延 床 面 積 合 計 は 23,677 m2となっています 経 過 年 数 別 棟 数 では 築 30 年 以 上 の 建 物 が 53%で 最 も 多 く 築 20 年 以 上 の 建 物 を 含 めると 全 体 の 76%を 占 めています

38 2 公 民 館 一 覧 No 長 寿 命 化 対 象 公 民 館 名 建 物 名 称 構 造 階 数 建 築 年 度 床 面 積 (m2) 1 中 央 公 民 館 公 民 館 SRC 7 H19 7,271 2 上 川 淵 公 民 館 公 民 館 RC 2 S58 1,529 3 上 川 淵 公 民 館 上 北 分 館 公 民 館 S 1 S 下 川 淵 公 民 館 公 民 館 RC 1 H12 1,406 5 芳 賀 公 民 館 公 民 館 RC 1 H2 1,320 6 桂 萱 公 民 館 公 民 館 RC 2 S61 1,559 7 東 公 民 館 公 民 館 RC 2 S54 1,154 8 元 総 社 公 民 館 公 民 館 S 1 H19 1,469 9 総 社 公 民 館 公 民 館 RC 1 H23 1, 南 橘 公 民 館 公 民 館 RC 2 S49 1, 清 里 公 民 館 公 民 館 RC 1 H4 1, 永 明 公 民 館 公 民 館 RC 2 S57 1, 城 南 公 民 館 公 民 館 RC 2 H8 1, 宮 城 公 民 館 公 民 館 RC 2 S54 1, 粕 川 公 民 館 公 民 館 SRC 3 S49 2, 富 士 見 公 民 館 公 民 館 RC 2 S54 2, 大 胡 公 民 館 公 民 館 RC 3 S 第 二 コミュニティセンター コミュニティセンター SRC 4 H5 1, 第 三 コミュニティセンター コミュニティセンター RC 6 H9 1, 第 四 コミュニティセンター コミュニティセンター SRC 6 H 第 五 コミュニティセンター コミュニティセンター RC 2 H 総 社 公 民 館 桜 ヶ 丘 集 会 所 公 民 館 W 1 S 宮 城 公 民 館 鼻 毛 石 集 会 所 公 民 館 W 1 S 粕 川 公 民 館 込 皆 戸 集 会 所 公 民 館 SRC 2 S 粕 川 公 民 館 膳 集 会 所 公 民 館 W 1 S 増 築 した 建 物 は 最 も 古 い 建 物 に 面 積 を 合 算 した 構 造 の R は 鉄 筋 コンクリート 造 S は 鉄 骨 造 SRC は 鉄 骨 鉄 筋 コンクリート 造 W は 木 造

39 3 公 民 館 利 用 者 数 の 状 況 本 市 公 民 館 利 用 者 は 昭 和 51 年 度 の 統 計 開 始 以 来 増 加 傾 向 にあり 平 成 23 年 度 の 公 民 館 利 用 者 数 は 757,952 人 と 昭 和 51 年 度 と 比 較 するとおよそ 2.89 倍 となるなど 利 用 者 が 大 きく 増 加 しています 平 成 19 年 度 から 平 成 20 年 度 にかけて 利 用 者 数 が 大 きく 増 加 していますが この 主 な 理 由 は 中 央 公 民 館 の 移 転 による 利 用 者 数 の 増 加 によるものと 考 えられます

40 4 公 民 館 整 備 の 支 出 状 況 平 成 23 年 度 の 公 民 館 費 は 約 8.1 億 円 のうち 公 民 館 整 備 にかかる 工 事 費 は 約 3.7 億 円 となっています 歳 出 推 移 は 公 民 館 の 建 設 にかかる 費 用 が 最 も 多 く 次 いで 空 調 改 修 費 となっており 修 繕 費 と 小 改 修 費 についてはこれらの 費 用 に 比 べると 尐 額 となっています 平 成 23 年 度 の 内 訳 は 総 社 公 民 館 建 設 費 約 3.18 億 円 上 川 淵 公 民 館 空 調 改 修 費 約 0.3 億 円 各 公 民 館 の 小 改 修 費 及 び 修 繕 費 約 0.25 億 円 となっています これに 対 して 平 成 年 度 については 公 民 館 建 設 工 事 がなかったため 整 備 経 費 は 抑 制 されています 予 算 額 5 公 民 館 整 備 における 課 題 従 来 公 民 館 整 備 は 老 朽 化 狭 隘 化 した 公 民 館 について 安 全 性 や 利 便 性 の 向 上 を 図 ることを 目 的 と して 建 替 えを 行 ってきました その 結 果 ほとんどの 公 民 館 が 図 書 館 分 館 や 必 要 な 室 数 面 積 など 公 民 館 として 必 要 な 機 能 を 備 えた 設 備 となっています こうした 建 替 えには 多 額 の 経 費 が 必 要 となり 大 きな 財 政 負 担 となります 従 来 公 民 館 整 備 時 に 国 の 補 助 金 として 活 用 してきた 社 会 教 育 施 設 整 備 費 補 助 事 業 については 平 成 10 年 度 より 地 方 交 付 税 措 置 に 変 更 されたため 現 在 は 特 定 財 源 となる 補 助 金 等 が 無 く 主 に 地 方 債 などの 起 債 により 施 設 整 備 を 行 っています こうした 財 政 負 担 を 減 らすためには 利 便 性 の 向 上 を 目 的 とする 建 替 えを 最 小 限 とし 同 時 に 現 有 施 設 の 使 用 年 数 を 延 ばしていくことにより 建 替 えの 回 数 を 減 らす 必 要 があります また 同 年 度 に 複 数 の 建 替 えが 重 複 しないよう 計 画 を 立 て 財 政 負 担 を 平 準 化 する 必 要 があると 考 えられます

41 その 他 の 施 設 1 その 他 の 施 設 一 覧 No 施 設 名 施 設 種 類 構 造 階 数 建 築 年 度 床 面 積 (m2) 1 赤 城 尐 年 自 然 の 家 青 尐 年 教 育 施 設 RC 2 S49 2,673 2 赤 城 尐 年 自 然 の 家 (ボートハウス) 青 尐 年 教 育 施 設 S 1 S 児 童 文 化 センター 青 尐 年 教 育 施 設 RC 2 H23 2,784 4 粕 川 出 土 文 化 財 管 理 センター 文 化 財 施 設 S 2 H 粕 川 歴 史 民 俗 資 料 館 文 化 財 施 設 RC 2 H 前 橋 市 総 合 教 育 プラザ 生 涯 学 習 センター R S 6 H9 7,971 7 図 書 館 図 書 館 RC 3 S49 4,765 8 適 応 指 導 教 室 かがやき その 他 RC 1 H9 406 平 成 24 年 4 月 現 在 構 造 の RC は 鉄 筋 コンクリート 造 S は 鉄 骨 造 2 課 題 と 取 り 組 み その 他 の 施 設 は 赤 城 尐 年 自 然 の 家 図 書 館 以 外 は 比 較 的 新 しい 建 物 であることから 緊 急 的 な 課 題 はありませんが 施 設 整 備 計 画 に 長 寿 命 型 改 善 事 業 を 位 置 づけて 取 り 組 んでいく 必 要 があります 赤 城 尐 年 自 然 の 家 は 豊 かな 自 然 環 境 の 中 で 集 団 宿 泊 訓 練 自 然 体 験 活 動 野 外 活 動 体 育 活 動 を 通 じて 心 身 ともに 健 全 な 青 尐 年 の 育 成 を 図 ることを 目 的 に 設 置 された 施 設 です 昭 和 49 年 に 建 築 し 平 成 15 年 度 に 耐 震 補 強 と 大 規 模 改 造 を 実 施 していますが 自 然 体 験 活 動 を 目 的 とした 同 様 な 施 設 が 他 に あることから 施 設 のあり 方 を 含 めた 施 設 整 備 を 検 討 していく 必 要 があります 図 書 館 については 建 築 後 37 年 が 経 過 しており 耐 震 補 強 も 未 実 施 の 建 物 です 老 朽 化 が 著 しく 毎 年 雨 漏 りが 発 生 し 修 繕 を 行 っていますが 根 本 的 な 解 決 とはなっていません また 設 備 面 (トイレ 給 排 水 設 備 非 常 用 電 源 設 備 空 調 設 備 等 )の 老 朽 化 も 著 しく 毎 年 度 修 繕 を 行 っている 状 況 です 施 設 及 び 設 備 の 老 朽 化 や 今 後 の 維 持 管 理 経 費 が 年 々 増 加 傾 向 であることを 踏 まえると 施 設 の 維 持 が 難 し くなっており 大 規 模 改 造 または 建 替 えといった 施 設 整 備 の 方 向 性 を 検 討 する 必 要 があります

42 Ⅶ 教 育 施 設 の 充 実 を 目 指 して 教 育 施 設 は 子 どもたちの 学 習 生 活 の 場 である 学 校 や 社 会 教 養 施 設 などがあり 地 域 コミュニティ や 防 災 の 拠 点 として 重 要 な 役 割 を 担 う 地 域 住 民 にとっては 身 近 な 公 共 施 設 です 建 物 の 長 寿 命 化 にあたっては 建 物 の 老 朽 化 を 把 握 し 予 防 保 全 的 な 維 持 管 理 への 転 換 が 重 要 となり ます 現 状 では 日 常 的 な 保 守 点 検 や 建 築 基 準 法 消 防 法 などの 法 定 点 検 を 定 期 的 に 実 施 していますが その 結 果 を 十 分 に 活 用 しているとは 言 い 難 い 状 況 です 今 後 は そうした 情 報 をデーターベース 化 する などし 建 物 の 現 状 把 握 さらには 整 備 計 画 に 反 映 していくことが 求 められます 避 難 所 機 能 の 強 化 バリアフリー 化 さらには 高 効 率 照 明 や 太 陽 光 発 電 等 の 再 生 エネルギーの 導 入 に よる 省 エネ 化 などの 社 会 的 要 請 に 対 応 するため 施 設 整 備 に 努 めているところですが こうした 整 備 効 果 による 検 証 を 継 続 的 に 行 うとともに より 効 果 的 な 整 備 手 法 など 改 善 すべき 点 について 整 理 し 長 寿 命 化 型 改 善 事 業 を 含 めた 整 備 計 画 に 反 映 していくサイクルを 確 立 していくことも 必 要 となります 施 設 の 維 持 管 理 にかかるコストは 施 設 数 や 施 設 の 延 床 面 積 などの 施 設 保 有 量 に 比 例 します 今 後 一 層 厳 しい 財 政 状 況 が 予 想 され 良 好 な 状 態 で 施 設 を 維 持 管 理 していくためには 現 状 のサー ビスごとに 施 設 を 整 備 する 施 設 重 視 型 から 施 設 を 複 合 化 しながらもサービスを 維 持 していく 機 能 重 視 型 への 転 換 を 進 め 施 設 保 有 量 を 減 らしていくことが 有 効 と 考 えられます 施 設 を 複 合 化 するメリットとしては トイレやエレベーター 等 の 設 備 駐 車 場 等 を 共 用 することによ る 土 地 等 資 源 の 有 効 活 用 やその 維 持 管 理 コストの 縮 減 が 挙 げられます また 施 設 の 複 合 化 により 生 じ た 土 地 等 の 余 剰 財 産 を 売 却 することで 得 られる 収 入 を 施 設 整 備 の 財 源 としていくことも 考 えられます なお 施 設 の 複 合 化 にあたっては 教 育 施 設 の 範 囲 にとどめるのではなく その 他 の 施 設 を 含 めて 検 討 していく 必 要 があります そのためには ニーズや 各 施 設 の 現 状 を 的 確 に 捉 え 全 庁 的 に 行 っていく 必 要 があります

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