要 旨 社 会 保 険 庁 の 調 査 によると 基 礎 年 金 のみの 受 給 者 のうち 年 金 額 が 月 額 5 万 円 未 満 の 男 性 は 100 万 人 女 性 は 400 万 人 いる また 無 年 金 者 も 100 万 人 を 超 えて おり 無 年 金 者 を 含 む 低 年

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1 2009 年 5 月 18 日 発 行 増 加 が 見 込 まれる 低 年 金 者 ~ 早 急 な 実 施 が 求 められる 低 年 金 対 策 ~

2 要 旨 社 会 保 険 庁 の 調 査 によると 基 礎 年 金 のみの 受 給 者 のうち 年 金 額 が 月 額 5 万 円 未 満 の 男 性 は 100 万 人 女 性 は 400 万 人 いる また 無 年 金 者 も 100 万 人 を 超 えて おり 無 年 金 者 を 含 む 低 年 金 対 策 は 年 金 制 度 の 残 された 課 題 のひとつとなっている 低 年 金 者 が 生 じるのは 国 民 年 金 保 険 料 の 未 納 保 険 料 の 免 除 厚 生 年 金 や 共 済 年 金 に 未 加 入 繰 上 げ 受 給 による 年 金 減 額 が 主 な 要 因 である 65 歳 以 上 人 口 に 占 める 低 年 金 者 の 割 合 は 約 20% 無 年 金 者 の 割 合 は 約 2%である が 今 後 この 割 合 が 一 定 だとしても 65 歳 以 上 人 口 が 増 加 するなかで 低 年 金 者 無 年 金 者 の 数 が 更 に 増 加 する また 平 均 的 に 低 所 得 者 になりやすい 単 身 世 帯 が 増 加 していること 厚 生 年 金 に 加 入 しない 雇 用 者 が 増 加 していることから 考 えると 高 齢 者 の 増 加 以 上 に 低 年 金 者 が 増 加 する 可 能 性 がある こうしたなかで これまでに 様 々な 低 年 金 対 策 案 が 出 されているが 新 たな 給 付 を 伴 う 制 度 の 導 入 と 現 行 制 度 の 一 部 を 修 正 する 対 策 案 に 大 別 される このうち 前 者 に ついては 1 一 定 の 年 金 額 を 保 障 する 最 低 保 障 年 金 の 導 入 2 所 得 に 応 じて 保 険 料 を 軽 減 し 軽 減 分 を 公 的 に 支 援 する 保 険 料 軽 減 支 援 制 度 の 導 入 3 単 身 低 所 得 高 齢 者 等 の 基 礎 年 金 に 加 給 金 を 加 算 に 対 する 単 身 低 所 得 高 齢 者 等 加 算 の 導 入 4 基 礎 年 金 の 財 源 を 全 て 国 庫 負 担 とする 基 礎 年 金 の 税 方 式 化 が 挙 がっている いず れも 追 加 的 に 相 当 規 模 の 財 源 が 必 要 となるため 具 体 的 な 給 付 水 準 と それに 必 要 と なる 財 源 の 規 模 を 算 出 したうえで 財 源 の 調 達 の 可 否 と 給 付 水 準 のバランスをみて どの 制 度 を 選 択 すべきか 考 える 必 要 がある 現 行 制 度 を 一 部 修 正 する 案 については 1 受 給 資 格 期 間 (25 年 )の 短 縮 による 無 年 金 者 の 抑 制 2 保 険 料 追 納 期 限 (2 年 )の 延 長 3 厚 生 年 金 の 適 用 拡 大 4 三 階 部 分 の 年 金 の 拡 充 といった 案 がある これらは 直 ちに 低 年 金 問 題 を 解 消 させる 対 策 では ないが 中 長 期 的 にはその 効 果 が 期 待 できる また それほど 大 規 模 な 追 加 財 源 が 必 要 となるわけではないという 点 では 比 較 的 実 施 が 容 易 である 低 年 金 対 策 の 第 一 段 階 として 現 行 制 度 の 一 部 修 正 を 先 に 実 施 するということも 一 つの 手 段 として 考 えら れよう 政 策 調 査 部 堀 江 奈 保 子

3 本 誌 に 関 するお 問 い 合 わせは みずほ 総 合 研 究 所 株 式 会 社 調 査 本 部 電 話 (03) まで 当 レポートは 情 報 提 供 のみを 目 的 として 作 成 されたものであり 商 品 の 勧 誘 を 目 的 としたものではあり ません 本 資 料 は 当 社 が 信 頼 できると 判 断 した 各 種 データに 基 づき 作 成 されておりますが その 正 確 性 確 実 性 を 保 証 するものではありません また 本 資 料 に 記 載 された 内 容 は 予 告 なしに 変 更 されるこ ともあります

4 目 次 1. はじめに 1 2. 低 年 金 者 無 年 金 者 が 生 じる 要 因 1 (1) 国 民 年 金 保 険 料 の 未 納 1 (2) 国 民 年 金 保 険 料 の 免 除 3 (3) 二 階 部 分 の 適 用 なし 4 (4) 繰 上 げ 受 給 による 年 金 減 額 5 3. 将 来 の 低 年 金 者 無 年 金 者 が 増 える 可 能 性 6 (1) 高 齢 単 身 世 帯 の 見 通 し 6 (2) 厚 生 年 金 に 加 入 しない 雇 用 者 の 増 加 9 4. 低 年 金 対 策 の 各 案 の 効 果 と 課 題 11 (1) 新 たな 給 付 を 伴 う 制 度 の 導 入 11 a. 最 低 保 障 年 金 の 導 入 11 b. 保 険 料 軽 減 支 援 制 度 の 導 入 12 c. 単 身 低 所 得 高 齢 者 等 に 対 する 加 給 金 の 支 給 13 d. 基 礎 年 金 の 税 方 式 化 13 (2) 現 行 制 度 の 修 正 による 低 年 金 対 策 14 a. 受 給 資 格 期 間 の 短 縮 14 b. 保 険 料 追 納 期 限 の 延 長 15 c. 厚 生 年 金 の 適 用 拡 大 16 d. 三 階 部 分 の 年 金 の 拡 充 おわりに 18

5 1. はじめに わが 国 の 公 的 年 金 制 度 は 1961 年 に 国 民 皆 年 金 体 制 となり 以 来 約 50 年 が 経 過 した この 間 年 金 加 入 年 数 の 長 い 受 給 者 が 増 え 高 齢 者 世 帯 の 所 得 のうち 年 金 が 占 める 割 合 が 6 割 となるなど 年 金 が 高 齢 期 の 所 得 保 障 として 大 きな 役 割 を 果 たすようになった しか し 一 方 で 低 年 金 者 や 無 年 金 者 も 一 定 程 度 存 在 しており 低 年 金 無 年 金 問 題 は 公 的 年 金 の 残 された 課 題 のひとつとなっている 社 会 保 険 庁 の 調 査 1によると 基 礎 年 金 ( 旧 国 民 年 金 老 齢 年 金 を 含 む)の 受 給 者 数 は 2007 年 3 月 末 時 点 で 2,186 万 人 であるが このうち 基 礎 年 金 のみの 受 給 者 は 903 万 人 と なっている 基 礎 年 金 のみの 受 給 者 のうち 年 金 額 が 月 額 5 万 円 未 満 2の 男 性 が 99 万 人 女 性 が 414 万 人 合 計 で 513 万 人 おり 男 性 は 基 礎 年 金 受 給 者 の 1 割 女 性 は 同 3 割 に 相 当 する また 2007 年 4 月 1 日 時 点 で 今 後 保 険 料 を 納 付 し 続 けても 年 金 受 給 要 件 である 25 年 の 加 入 期 間 を 満 たさない 無 年 金 者 が 118 万 人 いる これとは 別 に 60 歳 以 上 で 今 後 任 意 加 入 制 度 で 保 険 料 を 支 払 えば 年 金 受 給 資 格 を 得 られるが 現 時 点 では 無 年 金 となって いる 者 が 37 万 人 存 在 する こうした 無 年 金 者 を 含 む 低 年 金 問 題 については 2008 年 11 月 にとりまとめられた 社 会 保 障 国 民 会 議 の 最 終 報 告 においても 将 来 にわたって 継 続 的 に 高 齢 者 の 一 定 割 合 ( 約 2%) の 無 年 金 者 は 発 生 未 納 対 策 の 徹 底 とともに ( 中 略 ) 基 礎 年 金 の 最 低 保 障 額 の 設 定 弾 力 的 な 保 険 料 追 納 等 の 措 置 を 検 討 すべきである と 指 摘 されている その 他 同 月 にとり まとめられた 社 会 保 障 審 議 会 年 金 部 会 の 中 間 的 整 理 においても 低 年 金 低 所 得 者 に 対 する 年 金 給 付 の 見 直 し 案 として 複 数 の 対 策 案 が 挙 げられているなど これまでの 年 金 改 革 時 には 具 体 的 に 検 討 されることがなかった 低 年 金 対 策 の 検 討 が 進 められている 本 稿 では 初 めに 低 年 金 者 の 生 じる 要 因 を 整 理 し 今 後 の 動 向 を 見 通 したうえで こ れまでに 検 討 されている 低 年 金 対 策 案 の 効 果 と 課 題 について 検 討 する 2. 低 年 金 者 無 年 金 者 が 生 じる 要 因 まず 低 年 金 無 年 金 者 が 生 じる 理 由 について 整 理 する (1) 国 民 年 金 保 険 料 の 未 納 第 一 に 考 えられるのが 国 民 年 金 保 険 料 の 未 納 である 国 民 年 金 には 20 歳 以 上 60 歳 未 満 の 日 本 に 住 所 がある 者 が 加 入 する このうち 会 社 員 や 公 務 員 等 ( 国 民 年 金 第 2 号 被 保 険 者 )は 給 与 天 引 きで 事 業 主 が 保 険 料 を 納 付 する また 会 社 員 や 公 務 員 等 に 扶 養 される 配 偶 者 ( 同 第 3 号 被 保 険 者 )は 第 2 号 被 保 険 者 全 体 で 第 3 号 被 保 険 者 に 関 わる 保 険 料 を 負 担 するため 個 人 では 保 険 料 を 納 付 する 必 要 がな い しかし それ 以 外 の 同 第 1 号 被 保 険 者 は 被 保 険 者 自 らが 国 民 年 金 保 険 料 を 納 付 する 1 社 会 保 険 庁 社 会 保 険 事 業 の 概 況 2006 年 度 2 低 年 金 についての 定 義 はないが ここでは 月 額 5 万 円 未 満 ( 年 額 60 万 円 未 満 )とした 1

6 ため 未 納 が 生 じやすい 仕 組 みになっている 2009 年 度 の 国 民 年 金 保 険 料 は 月 額 14,660 円 3であるが 20 歳 から 60 歳 になるまで 40 年 間 保 険 料 を 納 付 すると 65 歳 以 降 に 老 齢 基 礎 年 金 が 月 額 6.6 万 円 4(2009 年 度 ) 支 給 さ れる 老 齢 基 礎 年 金 では 原 則 として 保 険 料 納 付 済 期 間 が 25 年 以 上 であれば 納 付 期 間 に 応 じた 年 金 額 が 支 給 され 25 年 未 満 であれば 無 年 金 となる 5 なお 保 険 料 納 付 済 期 間 が 25 年 であれば 月 額 4.1 万 円 (6.6 万 円 (25 年 /40 年 ))となる 第 1 号 被 保 険 者 の 保 険 料 未 納 率 をみると 2002 年 度 以 降 3 割 台 で 推 移 しており 直 近 の 2007 年 度 の 未 納 率 は 36.1%となっている( 図 表 1) この 未 納 率 には 低 所 得 者 など で 免 除 制 度 が 適 用 され 保 険 料 の 納 付 が 必 要 ない 者 は 含 まれていない 2008 年 度 には 未 納 率 20%( 納 付 率 80%)が 目 標 とされていたが 2008 年 度 の 未 納 率 は 3 割 台 となった 見 通 しである なお 保 険 料 の 納 付 期 限 ( 翌 月 末 )から 2 年 以 内 であれば 過 去 の 保 険 料 を 納 付 するこ とができるため 最 終 的 な 保 険 料 の 未 納 率 は 若 干 低 下 する 例 えば 2005 年 度 の 当 初 未 納 率 は 32.9%であったが 納 付 期 限 以 降 2 年 間 の 納 付 を 考 慮 すると 未 納 率 は 27.6%とな る 図 表 1: 国 民 年 金 保 険 料 の 未 納 率 の 推 移 (%) 年 度 ( 注 ) 未 納 率 =100%- 納 付 率 納 付 率 は 当 該 年 度 分 の 保 険 料 として 納 付 すべき 月 数 ( 全 額 免 除 月 数 及 び 学 生 納 付 特 例 月 数 を 含 まない)のうち 当 該 年 度 中 ( 翌 年 度 4 月 末 まで)に 実 際 に 納 付 された 月 数 の 割 合 である 当 該 年 度 において 未 納 となった 保 険 料 は その 後 時 効 にかかるまでの 2 年 間 は 納 付 可 能 ( 資 料 ) 社 会 保 険 庁 社 会 保 険 事 業 の 概 況 2007 年 度 年 度 までは 毎 年 度 引 き 上 げられる 予 定 4 年 792,100 円 5 生 年 月 日 等 により 一 部 例 外 あり 2

7 国 民 年 金 保 険 料 の 未 納 者 が 保 険 料 を 納 付 しなかった 理 由 としては 保 険 料 が 高 く 経 済 的 に 支 払 うのが 困 難 との 回 答 が 7 割 弱 を 占 めるものの 年 金 制 度 の 将 来 が 不 安 社 会 保 険 庁 が 信 用 できない 自 分 以 外 にも 保 険 料 を 納 めていない 人 がいる といった 年 金 不 信 を 理 由 とする 回 答 も 2 割 程 度 を 占 める 6 (2) 国 民 年 金 保 険 料 の 免 除 低 年 金 者 が 生 じる 第 二 の 理 由 は 国 民 年 金 保 険 料 の 免 除 制 度 である 国 民 年 金 では 経 済 的 な 理 由 で 国 民 年 金 保 険 料 を 納 付 することが 困 難 な 場 合 等 に 保 険 料 の 納 付 が 免 除 される 保 険 料 免 除 制 度 がある 保 険 料 免 除 制 度 には 保 険 料 の 全 額 が 免 除 される 全 額 免 除 保 険 料 の 一 部 が 免 除 さ れる 4 分 の 3 免 除 半 額 免 除 4 分 の 1 免 除 がある このうち 全 額 免 除 は 法 律 で 定 められている 条 件 に 該 当 すれば 届 け 出 るだけで 免 除 される 法 定 免 除 7 と 申 請 書 を 提 出 し 承 認 された 場 合 に 免 除 される 申 請 免 除 があるが 一 部 免 除 は 全 て 申 請 免 除 である 申 請 免 除 は 所 得 の 状 況 等 に 応 じて 免 除 段 階 が 決 まるが 世 帯 主 及 び 配 偶 者 に 一 定 以 上 の 所 得 があると 免 除 されない 2007 年 度 の 全 額 免 除 者 数 は 315 万 人 一 部 免 除 者 数 は 合 計 で 54 万 人 である( 図 表 2) 図 表 2: 国 民 年 金 保 険 料 の 免 除 制 度 の 概 要 全 額 免 除 一 部 免 除 3/4 免 除 半 額 免 除 1/4 免 除 納 付 する 国 民 年 金 保 険 料 0 円 3,670 円 7,330 円 11,000 円 受 給 できる 老 齢 基 礎 年 金 年 金 額 1/3 2.2 万 円 年 金 額 1/2 3.3 万 円 年 金 額 2/3 4.4 万 円 年 金 額 5/6 5.5 万 円 4 人 世 帯 所 162 万 円 230 万 円 282 万 円 335 万 円 ( 夫 婦 子 2 人 ) 得 2 人 世 帯 92 万 円 142 万 円 195 万 円 247 万 円 ( 夫 婦 のみ) 目 安 単 身 世 帯 57 万 円 93 万 円 141 万 円 189 万 円 免 除 者 数 (2007 年 度 ) 315 万 人 27 万 人 19 万 人 8 万 人 ( 注 )1. 受 給 できる 老 齢 基 礎 年 金 の 内 は 40 年 間 同 じ 免 除 を 受 けた 時 の 2009 年 度 の 年 金 額 2. 全 額 免 除 315 万 人 のうち 法 定 免 除 が 113 万 人 申 請 免 除 が 202 万 人 他 に 学 生 納 付 特 例 が 166 万 人 若 年 者 納 付 猶 予 が 37 万 人 ( 資 料 ) 社 会 保 険 庁 免 除 制 度 が 適 用 されると その 免 除 段 階 と 免 除 期 間 に 応 じて 将 来 の 年 金 額 が 変 わる 仮 に 40 年 間 同 じ 免 除 制 度 が 適 用 された 場 合 の 老 齢 基 礎 年 金 の 額 は 全 額 免 除 が 2.2 万 円 6 社 会 保 険 庁 国 民 年 金 被 保 険 者 実 態 調 査 2005 年 調 査 7 障 害 年 金 受 給 権 者 生 活 保 護 法 による 生 活 扶 助 受 給 者 等 3

8 4 分 の 3 免 除 が 3.3 万 円 半 額 免 除 が 4.4 万 円 4 分 の 1 免 除 が 5.5 万 円 となる また 例 えば 40 年 のうち 30 年 間 は 保 険 料 を 納 付 し 10 年 間 のみ 全 額 免 除 だった 場 合 には 5.5 万 円 20 年 間 保 険 料 を 納 付 し 20 年 間 全 額 免 除 だった 場 合 には 4.4 万 円 となるなど 保 険 料 免 除 期 間 についてのみ 年 金 額 が 減 額 される なお 免 除 期 間 については 免 除 を 受 けてから 10 年 以 内 であれば 保 険 料 を 追 納 ( 後 払 い)することができ 追 納 した 場 合 には 保 険 料 納 付 済 期 間 と 同 じ 扱 いとなる ただし 保 険 料 の 免 除 を 受 けた 期 間 の 翌 年 度 から 起 算 して 3 年 度 目 以 降 に 保 険 料 を 追 納 する 場 合 には 免 除 期 間 の 保 険 料 額 に 経 過 期 間 に 応 じた 加 算 額 が 上 乗 せされる また 一 定 所 得 以 上 の 所 得 がある 親 ( 世 帯 主 )と 同 居 している 若 年 層 は 保 険 料 免 除 制 度 を 利 用 することができないため 20 歳 代 に 限 り 申 請 により 保 険 料 の 納 付 が 猶 予 され る 若 年 者 納 付 猶 予 制 度 がある これは 本 人 と 配 偶 者 の 所 得 のみで 所 得 要 件 が 審 査 さ れる 制 度 で 2015 年 6 月 までの 特 例 である その 他 20 歳 以 上 の 学 生 については 申 請 により 在 学 中 の 保 険 料 の 納 付 が 猶 予 される 学 生 納 付 特 例 制 度 がある これは 本 人 の 所 得 が 一 定 以 下 の 学 生 が 対 象 となる 若 年 者 納 付 猶 予 制 度 と 学 生 納 付 特 例 制 度 のいずれも 10 年 以 内 に 保 険 料 を 納 付 すること ができるが 3 年 度 目 以 降 に 納 付 する 場 合 には 加 算 額 が 上 乗 せされるのは 他 の 免 除 制 度 と 同 様 である また 追 納 しなかった 期 間 については 年 金 の 受 給 資 格 期 間 には 算 入 され るが 年 金 額 には 反 映 されないため 年 金 の 減 額 要 因 となる また 受 給 資 格 期 間 には 計 算 されるが 年 金 額 に 反 映 されない 合 算 対 象 期 間 8がある 場 合 にも 同 様 に 年 金 減 額 の 要 因 となる (3) 二 階 部 分 の 適 用 なし 低 年 金 者 が 生 じる 第 三 の 理 由 は 二 階 部 分 の 適 用 がない 被 保 険 者 がいることである 二 階 部 分 の 厚 生 年 金 や 共 済 年 金 には 加 入 せず 国 民 年 金 のみに 加 入 していた 場 合 には 40 年 間 保 険 料 を 納 付 しても 老 齢 基 礎 年 金 は 月 額 6.6 万 円 にとどまる また 満 額 受 給 する 人 は 少 なく 基 礎 年 金 のみの 受 給 者 の 平 均 年 金 額 は 月 額 で 男 性 5.3 万 円 女 性 4.6 万 円 である 9 一 方 厚 生 年 金 に 加 入 していると 基 礎 年 金 に 上 乗 せして 厚 生 年 金 が 支 給 される 老 齢 厚 生 年 金 の 平 均 受 給 額 は 基 礎 年 金 込 みで 男 性 19.5 万 円 女 性 10.9 万 円 となっており 10 基 礎 年 金 のみの 受 給 者 の 平 均 年 金 額 と 比 較 するとその 差 は 大 きく 二 階 部 分 の 適 用 があれ ば 低 年 金 に 陥 りにくいといえる 8 受 給 資 格 期 間 をみる 場 合 に 期 間 の 計 算 には 入 れるが 年 金 額 には 反 映 されない 期 間 のこと 年 金 額 に 反 映 されないため カラ 期 間 とも 呼 ばれる 合 算 対 象 期 間 には 年 3 月 以 前 に 国 民 年 金 に 任 意 加 入 できる 人 が 任 意 加 入 しなかった 期 間 年 3 月 以 前 に 学 生 であるため 国 民 年 金 に 任 意 加 入 しなかった 期 間 年 4 月 以 降 海 外 に 住 んでいた 期 間 などがある 9 旧 国 民 年 金 を 含 む 社 会 保 険 庁 社 会 保 険 事 業 の 概 況 2007 年 度 末 10 社 会 保 険 庁 社 会 保 険 事 業 の 概 況 2007 年 度 末 のデータ 男 性 は 定 額 部 分 が 支 給 される 63 歳 以 上 女 性 は 同 61 歳 以 上 の 平 均 年 金 月 額 を 算 出 した 平 均 年 金 月 額 には 基 礎 年 金 額 を 含 むが 旧 農 林 共 済 組 合 に 係 る 基 礎 年 金 額 は 含 まない 4

9 また 世 帯 の 年 金 額 で 考 えると 夫 婦 とも 基 礎 年 金 だけの 世 帯 は それぞれが 満 額 の 老 齢 基 礎 年 金 を 受 給 しても 世 帯 年 金 額 は 13.2 万 円 男 女 の 平 均 年 金 額 を 合 計 すると 月 額 9.9 万 円 となる 一 方 夫 のみが 厚 生 年 金 を 受 給 し 妻 が 基 礎 年 金 のみだった 場 合 には 厚 生 労 働 省 が 示 す 標 準 的 な 世 帯 11であれば 月 額 23.2 万 円 男 性 の 厚 生 年 金 の 平 均 月 額 19.5 万 円 と 女 性 の 基 礎 年 金 の 平 均 月 額 4.6 万 円 を 合 計 すると 24.1 万 円 となる 高 齢 者 夫 婦 2 人 世 帯 の 平 均 消 費 支 出 額 は 月 額 23.2 万 円 12となっており 夫 が 厚 生 年 金 を 受 給 できる 世 帯 は 高 齢 期 の 平 均 消 費 支 出 額 程 度 の 世 帯 年 金 を 確 保 できるが 夫 婦 ともに 基 礎 年 金 のみの 世 帯 は 高 齢 期 の 平 均 消 費 支 出 額 を 大 きく 下 回 る 一 方 高 齢 単 身 世 帯 の 平 均 消 費 支 出 額 は 月 額 14.2 万 円 となっており 男 性 の 厚 生 年 金 の 平 均 額 (19.5 万 円 )はこれを 上 回 るものの 女 性 の 厚 生 年 金 の 平 均 額 (10.9 万 円 )や 基 礎 年 金 のみの 平 均 額 ( 男 性 5.3 万 円 女 性 4.6 万 円 )は 平 均 消 費 支 出 額 を 大 きく 下 回 る なお 夫 のみが 厚 生 年 金 に 加 入 していた 場 合 で 夫 が 先 に 死 亡 した 場 合 には 妻 には 夫 の 老 齢 厚 生 年 金 の 4 分 の 3 に 相 当 する 遺 族 厚 生 年 金 が 支 給 される したがって 厚 生 労 働 省 が 示 す 標 準 的 な 世 帯 であれば 夫 死 亡 後 に 妻 が 受 け 取 る 年 金 額 は 妻 自 身 の 老 齢 基 礎 年 金 と 合 わせて 月 額 14.1 万 円 となり 高 齢 単 身 世 帯 の 平 均 消 費 支 出 とほぼ 同 水 準 の 年 金 額 を 確 保 することができる これに 対 して 夫 婦 ともに 基 礎 年 金 のみだった 場 合 には 夫 婦 のいずれかが 死 亡 後 に 遺 族 年 金 が 支 給 されることは 少 なく 13 二 階 部 分 の 適 用 がない 世 帯 ( 特 に 単 身 世 帯 )は 低 年 金 になりやすい (4) 繰 上 げ 受 給 による 年 金 減 額 老 齢 基 礎 年 金 の 受 給 開 始 年 齢 は 65 歳 であるが 60 歳 以 降 は 繰 上 げ 受 給 ができる ただ し 繰 上 げ 受 給 をした 場 合 には 年 金 額 が 減 額 され その 減 額 された 年 金 額 が 生 涯 続 く 60 歳 から 受 給 した 場 合 の 繰 上 げ 減 額 率 は 1941 年 4 月 1 日 以 前 生 まれは 42% 同 4 月 2 日 以 後 生 まれは 30%となっている 14 現 在 の 老 齢 基 礎 年 金 は 満 額 で 月 額 6.6 万 円 であるが 仮 に 満 額 受 給 できる 人 が 60 歳 から 繰 上 げ 受 給 すると 1941 年 4 月 1 日 以 前 生 まれは 月 額 3.8 万 円 同 4 月 2 日 以 後 生 まれは 4.6 万 円 となる 繰 上 げ 受 給 率 は 年 々 低 下 傾 向 にあるが 2007 年 度 の 新 規 裁 定 者 の 繰 上 げ 受 給 率 は 22.9% 年 度 末 現 在 の 全 体 の 繰 上 げ 受 給 率 は 46.2% 15 繰 上 げ 受 給 者 数 は 441 万 人 となっ ている また 繰 上 げ 受 給 者 のうち 60 歳 から 受 給 を 開 始 した 者 が 最 多 で 全 体 の 約 6 割 を 占 めており( 図 表 3) 低 年 金 を 招 く 一 因 となっている 11 夫 が 20 歳 から 60 歳 になるまで 40 年 間 平 均 的 な 所 得 の 会 社 員 妻 は 同 40 年 間 専 業 主 婦 の 世 帯 12 総 務 省 家 計 調 査 2007 年 夫 婦 65 歳 以 上 無 職 世 帯 の 1 ヶ 月 の 平 均 消 費 支 出 額 13 遺 族 基 礎 年 金 は 18 歳 の 年 度 末 までの 子 がいる 場 合 に 支 給 されるため 多 くの 高 齢 者 世 帯 には 遺 族 基 礎 年 金 は 支 給 されない 年 4 月 1 日 以 前 生 まれは 61 歳 から 受 給 し 始 めた 場 合 は 35% 62 歳 では 28% 63 歳 では 20% 64 歳 では 11%の 減 額 となり 1941 年 4 月 2 日 以 後 生 まれは 1 ヶ 月 当 たり 0.5%ずつ 減 額 される 年 の 新 規 裁 定 者 の 繰 上 げ 受 給 率 は 約 8 割 5

10 図 表 3: 繰 上 げ 受 給 者 の 請 求 時 の 年 齢 58 万 人, 13% 21 万 人, 5% 64 歳 42 万 人, 10% 62 歳 63 歳 60 歳 69 万 人, 16% 61 歳 252 万 人, 57% ( 資 料 ) 社 会 保 険 庁 事 業 年 報 2005 年 度 3. 将 来 の 低 年 金 者 無 年 金 者 が 増 える 可 能 性 前 述 の 通 り 2006 年 度 現 在 で 基 礎 年 金 のみの 受 給 者 のうち 年 金 額 が 月 額 5 万 円 未 満 の 低 年 金 者 は 500 万 人 を 超 える また 2007 年 4 月 1 日 現 在 の 65 歳 以 上 の 無 年 金 者 は 45 万 人 このうち 今 後 保 険 料 を 納 付 できる 70 歳 まで 保 険 料 を 納 付 しても 受 給 資 格 が 得 られない 者 は 42 万 人 いる こうした 低 年 金 者 無 年 金 者 が 65 歳 以 上 人 口 に 占 める 割 合 は 低 年 金 者 が 約 20% 無 年 金 者 が 約 2%である 65 歳 以 上 人 口 に 占 める 低 年 金 者 無 年 金 者 の 割 合 が 一 定 だとしても 今 後 65 歳 以 上 人 口 の 増 加 が 見 込 まれるなかで 低 年 金 者 無 年 金 者 の 増 大 は 不 可 避 である 例 えば 2025 年 の 65 歳 以 上 人 口 は 3,635 万 人 になると 推 計 されている 16 が 低 年 金 者 はその 割 合 を 現 在 と 同 じ 20%とすれば 約 730 万 人 無 年 金 者 はその 割 合 を 2%とすれば 約 70 万 人 に 増 加 する 65 歳 以 上 人 口 の 増 加 に 加 え 平 均 的 に 所 得 が 低 い 高 齢 単 身 世 帯 や 基 礎 年 金 のみの 受 給 者 が 増 加 すれば 将 来 の 低 年 金 者 無 年 金 者 が 更 に 増 加 する 可 能 性 がある 以 下 では 将 来 の 低 年 金 者 無 年 金 者 の 増 加 の 可 能 性 について 探 ることとする (1) 高 齢 単 身 世 帯 の 見 通 し 低 年 金 者 や 無 年 金 者 が 年 金 以 外 の 所 得 や 資 産 がほとんどなく 親 族 の 支 援 も 受 けられ ない 場 合 には 生 活 保 護 を 受 給 することができる そこで ここではまず 65 歳 以 上 の 生 活 保 護 の 受 給 状 況 を 確 認 する 厚 生 労 働 省 の 調 査 によると 65 歳 以 上 の 生 活 保 護 の 受 給 者 数 ( 被 保 護 人 員 数 )は 年 々 増 加 しており 2005 年 時 点 では 55.5 万 人 と 被 保 護 人 員 数 全 体 の 約 4 割 を 占 めている 16 国 立 社 会 保 障 人 口 問 題 研 究 所 日 本 の 将 来 推 計 人 口 2006 年 12 月 6

11 また 高 齢 者 世 帯 のうち 生 活 保 護 を 受 ける 世 帯 の 割 合 は 1995 年 時 点 では 4.7%であっ たが 2005 年 には 6.0%にまで 拡 大 した 65 歳 以 上 の 生 活 保 護 受 給 者 の 男 女 別 の 内 訳 をみると 男 性 は 23.1 万 人 女 性 32.5 万 人 であるが 男 女 とも 約 7 割 が 単 身 世 帯 となっている( 図 表 4) 65 歳 以 上 の 単 身 世 帯 に 占 める 生 活 保 護 受 給 者 の 割 合 は 男 性 が 15.1% 女 性 が 8.4%を 占 める なお 65 歳 以 上 の 生 活 保 護 受 給 者 は 半 数 以 上 (2005 年 度 は 52.9%)が 無 年 金 者 であ り その 割 合 も 増 加 している また 年 金 受 給 者 について 1 人 当 たり 平 均 年 金 額 は 月 額 4.6 万 円 となっている 図 表 4: 生 活 保 護 の 被 保 護 人 員 数 の 内 訳 65 歳 以 上 55.5 万 人 100% 64 歳 以 下 87.8 万 人 (61.3%) 65 歳 以 上 55.5 万 人 (38.7%) うち 単 身 世 帯 15.9 万 人 その 他 7.2 万 人 うち 単 身 世 帯 23.6 万 人 男 性 23.1 万 人 41.5% 女 性 32.5 万 人 58.5% その 他 8.9 万 人 ( 資 料 ) 厚 生 労 働 省 被 保 護 者 全 国 一 斉 調 査 ( 基 礎 調 査 ) 2005 年 低 年 金 者 や 無 年 金 者 で 生 活 保 護 の 受 給 要 件 を 満 たす 場 合 でも 必 ずしも 保 護 の 申 請 を 行 っているとは 限 らないが 65 歳 以 上 の 単 身 世 帯 の 受 給 者 が 多 いということから 考 える と 今 後 の 高 齢 単 身 世 帯 の 増 加 は 将 来 の 低 年 金 者 無 年 金 者 の 増 加 につながる 可 能 性 が 高 い そこで 高 齢 単 身 世 帯 の 状 況 を 確 認 すると 2005 年 時 点 の 65 歳 以 上 の 単 身 世 帯 は 男 性 105 万 世 帯 (65 歳 以 上 男 性 人 口 に 占 める 割 合 は 9.6%) 女 性 281 万 世 帯 ( 同 19.0%) である 国 立 社 会 保 障 人 口 問 題 研 究 所 の 日 本 の 世 帯 数 の 将 来 推 計 (2008 年 3 月 ) によると 将 来 の 単 身 世 帯 数 が 増 え 単 身 者 割 合 が 上 昇 することが 見 込 まれており 2030 年 には 男 女 とも 単 身 者 割 合 が 2 割 前 後 になると 推 計 されている( 図 表 5) 7

12 図 表 5:65 歳 以 上 の 単 身 世 帯 の 将 来 見 通 し 単 身 者 割 合 ( 女 ) (%) 単 身 者 割 合 ( 男 ) ( 500 万 世 帯 ) 単 身 世 帯 数 ( 男 ) 単 身 世 帯 数 ( 女 ) 年 ( 資 料 ) 国 立 社 会 保 障 人 口 問 題 研 究 所 日 本 の 将 来 推 計 人 口 2006 年 12 月 日 本 の 世 帯 数 の 将 来 推 計 2008 年 3 月 -25 こうした 高 齢 単 身 世 帯 の 増 加 の 背 景 には 生 涯 未 婚 率 と 離 別 率 の 上 昇 がある 年 齢 階 級 別 の 未 婚 率 と 離 別 率 の 推 移 をみると 男 女 とも 各 年 代 においてそれぞれ 上 昇 し ている( 図 表 6 7) 一 般 に 生 涯 未 婚 率 とは 50 歳 時 点 の 未 婚 率 を 指 すことが 多 いが 晩 婚 化 が 進 んでいるとはいえ 50 歳 以 降 で 結 婚 する 割 合 は 低 く 将 来 更 に 生 涯 未 婚 率 が 上 昇 することが 考 えられる 17 また 離 別 率 の 上 昇 も 中 長 期 的 には 高 齢 単 身 世 帯 の 増 加 につながることになろう 18 したがって 高 齢 単 身 世 帯 の 増 加 が 予 想 されるという 点 では 将 来 の 更 なる 低 年 金 者 の 増 加 の 可 能 性 が 否 定 できない 17 例 えば 国 立 社 会 保 障 人 口 問 題 研 究 所 日 本 の 将 来 推 計 人 口 (2006 年 12 月 推 計 )では 50 歳 女 性 の 未 婚 率 は 1955 年 生 まれは 5.8% 1990 年 生 まれは 23.5% 2005 年 生 まれ 以 降 は 23.6%になる と 推 定 されている 18 なお 生 涯 未 婚 率 も 離 別 率 も 低 かった 現 在 の 単 身 高 齢 者 の 多 くは 配 偶 者 の 死 亡 によって 単 身 者 とな った 世 帯 が 多 いとみられる 8

13 図 表 6: 未 婚 率 の 推 移 男 性 女 性 (%) (%) 30 歳 代 歳 代 40 歳 代 40 歳 代 50 歳 代 歳 代 60 歳 代 60 歳 代 年 年 ( 資 料 ) 総 務 省 国 勢 調 査 図 表 7: 離 別 率 の 推 移 男 性 女 性 (%) (%) 30 歳 代 9 30 歳 代 40 歳 代 8 40 歳 代 50 歳 代 7 50 歳 代 60 歳 代 歳 代 年 ( 資 料 ) 総 務 省 国 勢 調 査 (50 歳 代 ) 8.0 (40 歳 代 ) 年 (2) 厚 生 年 金 に 加 入 しない 雇 用 者 の 増 加 単 身 世 帯 であっても 現 役 時 代 に 主 に 正 規 雇 用 で 働 いていれば 高 齢 期 までに 一 定 の 資 産 形 成 ができるだろうし 厚 生 年 金 にも 加 入 するため 相 応 の 年 金 収 入 も 期 待 できる また 高 齢 期 にも 働 き 続 けられる 自 営 業 等 の 場 合 には 高 齢 期 に 所 得 面 での 問 題 は 少 ない 内 閣 府 の 高 齢 男 女 の 自 立 した 生 活 に 関 する 調 査 (2008 年 6 月 )によると 高 齢 単 身 男 性 のこれまでの 就 労 経 歴 は 主 に 正 規 雇 用 だった 者 の 割 合 や 自 営 業 中 心 の 者 の 割 合 が 高 く この 点 では 夫 婦 世 帯 やその 他 の 世 帯 とあまり 違 いはない しかし 高 齢 単 身 男 性 を 未 婚 離 別 死 別 の 別 にみると 未 婚 者 や 離 別 者 は 非 正 規 雇 用 中 心 の 者 の 割 合 が 1 割 強 を 占 め その 他 の 世 帯 と 比 較 しても 非 正 規 雇 用 中 心 の 者 の 割 合 が 高 いという 特 徴 がみられる 9

14 ( 図 表 8) また 高 齢 単 身 女 性 のこれまでの 就 労 経 歴 は 夫 婦 世 帯 やその 他 の 世 帯 と 比 較 すると 主 に 正 規 雇 用 だった 者 の 割 合 が 高 いが 未 婚 離 別 死 別 の 別 にみると 主 に 正 規 雇 用 だ った 者 の 割 合 が 高 いのは 未 婚 のみで 離 別 や 死 別 だと 正 規 雇 用 中 心 の 者 の 割 合 が 大 きく 下 がる( 図 表 8) 図 表 8:これまでの 就 労 経 歴 (55~74 歳 調 査 ) 男 性 単 身 世 帯 (うち 未 婚 ) (うち 離 別 ) (うち 死 別 ) 夫 婦 世 帯 その 他 世 帯 非 正 規 雇 用 が 最 も 長 い 自 営 業 が 最 も 長 い 無 職 が 最 も 長 い 他 主 に 正 規 雇 用 単 身 世 帯 女 性 (うち 未 婚 ) (うち 離 別 ) (うち 死 別 ) 夫 婦 世 帯 その 他 世 帯 (%) ( 資 料 ) 内 閣 府 男 女 共 同 参 画 局 高 齢 男 女 の 自 立 した 生 活 に 関 する 調 査 結 果 2008 年 6 月 非 正 規 雇 用 であっても 週 労 働 時 間 が 概 ね 30 時 間 以 上 であれば 厚 生 年 金 の 加 入 対 象 となるが 勤 務 先 が 個 人 事 業 所 等 で 厚 生 年 金 適 用 事 業 所 でない 場 合 や 所 定 労 働 時 間 が 短 い 労 働 者 短 期 の 労 働 者 等 は 厚 生 年 金 には 加 入 せず 自 営 業 者 等 と 同 様 に 国 民 年 金 のみ に 加 入 することになる 自 営 業 者 等 であれば 定 年 がないため 高 齢 期 も 就 業 し 続 けること が 可 能 であるが 雇 用 者 は 多 くの 企 業 で 定 年 があること また 60 歳 代 前 半 の 雇 用 が 進 んでいるとはいえ まだ 十 分 に 普 及 していないうえ 65 歳 以 降 の 雇 用 はほとんど 確 保 されていない 状 況 である こうしたなかで 雇 用 者 が 厚 生 年 金 に 加 入 していなかった 場 合 には 老 齢 基 礎 年 金 のみの 受 給 となることに 加 え 高 齢 期 の 勤 労 収 入 を 得 る 機 会 は 限 定 的 であり 低 所 得 となりやすい また 前 述 の 通 り 国 民 年 金 は 保 険 料 が 給 与 天 引 きされ る 厚 生 年 金 とは 違 い 被 保 険 者 が 自 ら 保 険 料 を 納 付 するため 保 険 料 の 未 納 が 起 こりやす いという 特 徴 があり 厚 生 年 金 の 未 加 入 者 が 低 年 金 や 無 年 金 に 陥 りやすいといった 要 素 も ある ところが 2007 年 時 点 で 雇 用 者 数 4,944 万 人 ( 非 農 林 業 雇 用 者 のうち 官 公 を 除 く) に 占 める 厚 生 年 金 加 入 者 ( 旧 共 済 を 除 く)の 割 合 は 67%にとどまっており 雇 用 者 であ りながら 厚 生 年 金 に 加 入 していない 者 が 1,639 万 人 存 在 する 10

15 また 社 会 保 険 庁 の 調 査 によると 国 民 年 金 第 1 号 被 保 険 者 のうち 常 用 雇 用 や 臨 時 パートといった 雇 用 者 の 割 合 が 増 加 している( 図 表 9) この 傾 向 が 続 けば 雇 用 者 であ りながら 基 礎 年 金 のみの 年 金 受 給 者 がさらに 増 加 する 可 能 性 がある 図 表 9: 就 業 状 況 割 合 の 推 移 年 度 自 営 業 主 家 族 従 業 者 常 用 雇 用 臨 時 パート 無 職 不 詳 (%) ( 資 料 ) 社 会 保 険 庁 国 民 年 金 被 保 険 者 実 態 調 査 2005 年 4. 低 年 金 対 策 の 各 案 の 効 果 と 課 題 現 在 低 年 金 者 が 約 500 万 人 無 年 金 者 が 約 100 万 人 65 歳 以 上 の 生 活 保 護 受 給 者 が 約 60 万 人 いるなかで 無 年 金 者 も 含 む 低 年 金 者 低 所 得 者 に 対 する 追 加 的 な 対 策 案 が 検 討 されている また 今 後 も 単 身 世 帯 の 増 加 や 雇 用 者 でありながら 厚 生 年 金 に 加 入 しない 者 が 増 加 す る 傾 向 が 続 けば さらに 低 年 金 者 が 増 えることが 予 想 され 早 急 に 低 年 金 対 策 に 着 手 する ことが 求 められる 以 下 では 低 年 金 対 策 案 のうち (1) 新 たな 給 付 を 伴 う 制 度 の 導 入 案 と (2) 現 行 制 度 の 一 部 を 修 正 する 対 策 案 の 2 つに 分 け それぞれの 改 革 案 についてその 意 義 と 効 果 を 検 討 する (1) 新 たな 給 付 を 伴 う 制 度 の 導 入 まず 低 年 金 者 を 生 じさせないことを 目 的 とし 新 たな 給 付 を 伴 う 制 度 を 導 入 する 案 と して 以 下 の 4 つの 案 からみていく a. 最 低 保 障 年 金 の 導 入 低 年 金 者 に 対 して 一 定 の 年 金 額 を 支 給 する 最 低 保 障 年 金 を 導 入 する 案 は 詳 細 部 分 の 違 いはあるものの これまでに 多 くの 団 体 等 から 提 案 されている 同 様 の 制 度 は 既 にスウェーデンで 導 入 されている 同 国 の 年 金 制 度 は 全 国 民 共 通 の 所 得 比 例 年 金 となっており その 所 得 比 例 年 金 の 額 と 居 住 年 数 19に 応 じて 国 庫 負 担 による 19 スウェーデンに 3 年 以 上 居 住 している 者 が 支 給 対 象 者 所 得 比 例 年 金 の 額 に 応 じて 保 証 年 金 は 減 額 さ れる 11

16 保 証 年 金 が 支 給 される 所 得 比 例 年 金 がゼロで 居 住 年 数 が 40 年 20の 場 合 単 身 者 は 87,330 クローネ(138.9 万 円 21 月 額 11.6 万 円 ) 夫 婦 世 帯 は 1 人 当 たり 77,900 クローネ(123.9 万 円 月 額 10.3 万 円 )である なお 所 得 比 例 年 金 の 額 に 応 じて 保 証 年 金 は 減 額 される が 単 身 者 は 125,870 クローネ(200.1 万 円 月 額 16.7 万 円 ) 以 上 夫 婦 世 帯 の 者 は 1 人 当 たり 111,520 クローネ(177.3 万 円 月 額 14.8 万 円 ) 以 上 で 保 証 年 金 は 支 給 されない (2008 年 ) スウェーデンの 保 証 年 金 は 日 本 の 基 礎 年 金 が 満 額 で 月 額 6.6 万 円 である ことを 考 慮 すれば 手 厚 い 給 付 であるといえよう 日 本 での 最 低 保 障 年 金 の 導 入 案 では 最 低 保 障 額 を 月 額 5 万 円 や 7 万 円 とする 案 が 出 て いる また 年 金 額 だけではなく 所 得 制 限 を 設 け 支 給 対 象 を 年 収 200 万 円 以 下 の 高 齢 者 世 帯 に 限 定 するといった 案 もある ただし 最 低 保 障 年 金 を 導 入 する 場 合 には 現 役 時 代 の 保 険 料 未 納 者 に 対 しても 最 低 保 障 年 金 を 支 給 するのかについては 慎 重 な 対 応 が 必 要 である 仮 に 保 険 料 未 納 期 間 がある 者 に 対 しても 最 低 保 障 年 金 を 支 給 するとすれば 保 険 料 納 付 意 欲 に 悪 影 響 を 与 えるととも に 保 険 料 納 付 者 に 不 公 平 感 を 生 じさせる 懸 念 がある 一 方 で 最 低 保 障 年 金 の 支 給 には 保 険 料 未 納 期 間 がないことを 条 件 とすれば 低 年 金 者 の 救 済 の 意 義 が 薄 れることにもなる また 低 年 金 であっても 高 齢 期 の 所 得 が 多 い 場 合 については 最 低 保 障 年 金 を 支 給 しな いとする( 所 得 制 限 をする) 案 については 正 確 な 所 得 把 握 が 課 題 になるとともに 生 活 保 護 と 最 低 保 障 年 金 との 棲 み 分 けをどうするかを 考 慮 する 必 要 があろう b. 保 険 料 軽 減 支 援 制 度 の 導 入 現 行 の 保 険 料 免 除 制 度 は 低 所 得 期 間 の 国 民 年 金 保 険 料 は 免 除 されるものの 免 除 期 間 や 免 除 幅 に 応 じて 将 来 の 年 金 額 が 最 大 3 分 の 1 に 減 額 される これが 低 年 金 を 招 く 一 因 にもなっていることから 厚 生 労 働 省 の 社 会 保 障 審 議 会 等 では 現 行 の 保 険 料 免 除 制 度 を 廃 止 し 所 得 に 応 じて 保 険 料 の 一 部 を 軽 減 し 軽 減 分 を 公 的 に 支 援 する 保 険 料 軽 減 支 援 制 度 を 創 設 する 案 が 挙 がっている この 制 度 は 所 得 に 応 じた 保 険 料 を 納 付 すれば 満 額 の 基 礎 年 金 を 受 けられる 仕 組 みで あり 社 会 保 険 方 式 の 基 本 を 維 持 した 案 である また 少 なくとも 保 険 料 を 納 めた 期 間 の みが 満 額 年 金 の 基 礎 となることから 最 低 保 障 年 金 のようなモラルハザードが 生 じる 可 能 性 は 低 いと 考 えられる ただし 所 得 に 応 じた 保 険 料 納 付 を 認 めるのであれば 国 民 年 金 の 発 足 当 初 からの 課 題 である 自 営 業 者 等 の 正 確 な 所 得 捕 捉 をどうするのかといった 課 題 は 残 る また 保 険 料 軽 減 支 援 を 行 う 基 準 となる 所 得 は 個 人 単 位 で 考 えるのか または 現 行 の 保 険 料 免 除 制 度 のように 世 帯 主 や 配 偶 者 の 所 得 まで 考 慮 するのかといった 点 や 後 に 免 除 された 保 険 料 を 追 納 できる 所 得 状 況 になった 場 合 でも 追 納 なしで 支 援 をするのか といった 点 も 検 討 する 必 要 がある 歳 から 64 歳 までの 40 年 間 21 1スウェーデンクローネ=15.9 円 で 換 算 みずほ 銀 行 ホームページより 2008 年 1 月 ~12 月 の 月 中 平 均 を 平 均 以 下 同 じ 12

17 なお 同 制 度 を 導 入 しても 過 去 に 保 険 料 が 免 除 されており 既 に 低 年 金 となっている 者 への 対 策 にはならないことにも 注 意 が 必 要 である c. 単 身 低 所 得 高 齢 者 等 に 対 する 加 給 金 の 支 給 老 齢 基 礎 年 金 のみの 受 給 を 考 えると 満 額 受 給 としても 単 身 世 帯 の 年 金 額 ( 月 額 6.6 万 円 )は 夫 婦 2 人 世 帯 の 金 額 (13.2 万 円 )の 半 分 となる しかし 単 身 世 帯 の 方 が 1 人 当 たりの 消 費 支 出 が 大 きいこと また 単 身 世 帯 は 低 所 得 者 世 帯 が 多 い 傾 向 があることから 社 会 保 障 審 議 会 等 では 単 身 低 所 得 高 齢 者 等 に 対 し 基 礎 年 金 に 一 定 の 加 給 金 を 加 算 する という 案 が 提 案 されている この 制 度 は 低 年 金 高 齢 者 への 対 応 という 観 点 からは 即 効 性 がある しかし 加 給 金 を 加 算 する 者 の 年 金 総 額 が 基 礎 年 金 の 満 額 ( 月 額 6.6 万 円 )を 超 える 給 付 となる 場 合 には 加 給 金 を 受 けない 者 にとって 不 公 平 感 を 生 じさせる 可 能 性 がある したがって 加 算 を 行 う 場 合 の 基 礎 年 金 や 所 得 基 準 をどう 設 定 するのか 慎 重 な 検 討 が 必 要 である また 最 低 保 障 年 金 と 同 様 に 生 活 保 護 との 関 係 をどう 考 えるのかといった 点 についても 整 理 する 必 要 があろう d. 基 礎 年 金 の 税 方 式 化 基 礎 年 金 の 財 源 は 従 来 3 分 の 1 が 国 庫 負 担 3 分 の 2 が 保 険 料 負 担 であったが 段 階 的 に 国 庫 負 担 割 合 が 引 き 上 げられており 最 終 的 には 国 庫 負 担 2 分 の 1 保 険 料 負 担 2 分 の 1 となることが 予 定 されている 国 庫 負 担 割 合 をさらに 引 き 上 げ 基 礎 年 金 の 財 源 全 て を 国 庫 負 担 すなわち 税 金 とする 案 が 基 礎 年 金 の 税 方 式 化 である この 案 は 古 くから 議 論 されているが これまでのところ 負 担 と 給 付 の 関 係 が 明 確 な 社 会 保 険 方 式 を 維 持 すべき である 22 税 方 式 移 行 に 伴 う 経 過 措 置 に 要 する 費 用 が 大 きいなどの 理 由 により 実 現 されて いない 税 方 式 を 導 入 しても 基 本 的 には 財 源 が 保 険 料 負 担 から 国 庫 負 担 ( 税 負 担 )に 振 り 替 え られるだけであり 全 体 の 負 担 額 は 変 わらない ただし 税 方 式 への 移 行 に 伴 い 給 付 総 額 を 増 額 させるとその 分 総 費 用 が 増 額 するため 税 方 式 切 り 替 え 時 に 追 加 費 用 が 発 生 する ことになる 税 方 式 への 移 行 は 過 去 の 保 険 料 納 付 実 績 に 応 じた 移 行 期 の 経 過 措 置 と 国 庫 負 担 の 財 源 をどこに 求 めるかにより 移 行 の 可 否 が 大 きく 左 右 される 税 方 式 に 移 行 し た 場 合 に 追 加 的 に 必 要 となる 費 用 については 2008 年 5 月 の 政 府 の 社 会 保 障 国 民 会 議 で 試 算 結 果 が 発 表 されている これによると 税 方 式 移 行 とともに 高 齢 者 に 税 方 式 の 基 礎 年 金 を 満 額 給 付 し 過 去 の 保 険 料 納 付 実 績 に 応 じて 年 金 額 を 上 乗 せする 場 合 には 追 加 的 に 必 要 となる 負 担 額 は 14 兆 円 (2009 年 時 点 )に 上 るとされている 23 税 方 式 を 導 入 すれば 国 民 年 金 保 険 料 の 未 納 問 題 が 解 消 するほか 少 子 高 齢 化 が 進 むな 22 基 礎 年 金 を 税 方 式 化 すると 受 給 要 件 は 現 在 の 保 険 料 納 付 から 国 内 居 住 年 数 等 になるとみられる 23 税 方 式 移 行 前 の 保 険 料 納 付 期 間 に 係 わる 上 乗 せ 給 付 を 保 険 料 負 担 分 のみ( 満 額 で 3.3 万 円 上 乗 せ)と した 場 合 なお 同 試 算 では 移 行 前 の 税 負 担 分 も 含 めた 額 を 上 乗 せすると( 満 額 で 6.6 万 円 上 乗 せ) 24 兆 円 の 追 加 負 担 が 必 要 との 結 果 が 示 されているが 現 実 的 な 選 択 肢 ではないためここでは 考 慮 して いない 13

18 かで 負 担 が 現 役 世 代 に 偏 らず 幅 広 い 世 代 の 負 担 となること 低 年 金 者 や 無 年 金 者 が 生 じ ないといったメリットがあるが 必 要 となる 財 源 をどう 確 保 するのかが 税 方 式 を 導 入 す る 際 の 最 大 の 課 題 といえよう (2) 現 行 制 度 の 修 正 による 低 年 金 対 策 次 に 現 行 制 度 を 修 正 することによる 低 年 金 対 策 として 以 下 の 4 つの 案 をみていく a. 受 給 資 格 期 間 の 短 縮 現 行 では 基 礎 年 金 の 受 給 資 格 期 間 は 原 則 として 25 年 となっており 厚 生 年 金 や 共 済 年 金 の 受 給 には 基 礎 年 金 の 受 給 資 格 期 間 を 満 たしていることが 必 要 である なお この 25 年 には 保 険 料 納 付 済 期 間 だけではなく 保 険 料 免 除 期 間 外 国 居 住 期 間 や 基 礎 年 金 導 入 前 の 任 意 加 入 期 間 などの 合 算 対 象 期 間 も 含 まれるほか 一 定 の 条 件 を 満 たすと 最 長 で 70 歳 までの 任 意 加 入 24が 可 能 である 保 険 料 納 付 済 期 間 等 が 25 年 未 満 であると 基 礎 年 金 に 加 え 厚 生 年 金 共 済 年 金 も 支 給 されず 無 年 金 となることから この 期 間 を 短 縮 すべきであるとの 案 が 出 ている ただ し 受 給 資 格 期 間 の 短 縮 は 無 年 金 者 を 抑 制 する 対 策 にはなるものの 年 金 額 は 保 険 料 納 付 済 期 間 に 応 じた 給 付 となるため 新 たに 低 年 金 者 を 増 加 させる 要 因 になる なお 国 民 年 金 の 制 度 発 足 時 (1961 年 国 民 年 金 法 施 行 )に 受 給 資 格 期 間 が 25 年 とされ たのは 40 年 加 入 を 原 則 とする 国 民 年 金 において 25 年 が 特 別 に 長 いとは 判 断 されなかっ たこと 低 所 得 者 には 免 除 制 度 が 設 けられており 25 年 と 定 めても 低 所 得 者 に 特 別 に 不 利 になるとは 考 えられなかったこと 当 時 の 所 得 水 準 から 考 えて 年 金 として 相 応 しい 額 を 支 給 するには 25 年 の 拠 出 期 間 を 必 要 としていたことによるとされている 25 しかし 受 給 資 格 期 間 25 年 は 欧 米 主 要 国 と 比 較 しても 極 端 に 長 く( 図 表 10) 米 国 並 みの 10 年 とする 案 や 1 ヶ 月 でも 保 険 料 を 納 付 していたら 年 金 を 支 給 すべきであるとの 意 見 が 出 て いる 図 表 10: 主 要 国 の 年 金 の 受 給 資 格 期 間 日 本 米 国 英 国 ドイツ フランス スウェーデン 25 年 10 年 男 性 11 年 女 性 9.75 年 5 年 なし なし ( 注 )1. 米 国 は 40 加 入 四 半 期 1000 ドル(2007 年 )の 収 入 につき 1 加 入 四 半 期 が 付 与 される 最 高 で 年 間 4 加 入 四 半 期 まで 2. 英 国 は 男 性 44 年 女 性 39 年 という 満 額 受 給 要 件 の 4 分 の 1 の 期 間 にわたって 加 入 していることが 必 要 3.スウェーデンの 保 証 年 金 は 最 低 3 年 の 国 内 居 住 が 要 件 とされている ( 資 料 ) 厚 生 労 働 省 歳 ~65 歳 未 満 に 任 意 加 入 できるのは 1 国 内 に 住 所 を 有 する 2 老 齢 基 礎 年 金 の 繰 上 げ 支 給 を 受 け ていない 320 歳 から 60 歳 までの 年 金 保 険 料 の 納 付 月 数 が 480 月 未 満 の 3 要 件 を 満 たす 者 である また 25 年 要 件 を 満 たさない 場 合 には 70 歳 になるまで 任 意 加 入 ができる(ただし 1965 年 4 月 1 日 以 前 生 まれのみ) 25 社 会 保 障 審 議 会 年 金 部 会 (2008 年 5 月 20 日 ) 資 料 による 14

19 しかし 例 えば 受 給 資 格 期 間 を 20 年 とした 場 合 の 老 齢 基 礎 年 金 は 月 額 33,000 円 10 年 とした 場 合 には 月 額 16,500 円 となり 更 なる 低 年 金 問 題 を 招 きかねない また 1 ヶ 月 とすれば 月 額 138 円 となり 給 付 のための 行 政 コストまで 考 えれば ほとんど 意 味 の ない 給 付 となってしまう( 図 表 11) また 受 給 資 格 期 間 の 短 縮 は 保 険 料 の 納 付 意 欲 の 低 下 を 招 く 懸 念 があること 保 険 料 納 付 済 期 間 が 20 年 未 満 であれば 40 年 間 保 険 料 を 免 除 された 場 合 の 年 金 額 が 月 額 3.3 万 円 未 満 になることなど どこまでの 短 縮 が 妥 当 か 慎 重 な 判 断 が 求 められる 図 表 11: 保 険 料 納 付 済 期 間 別 の 老 齢 基 礎 年 金 額 保 険 料 納 付 済 期 間 40 年 25 年 20 年 10 年 1 年 1ヶ 月 老 齢 基 礎 年 金 ( 月 額 ) 66,000 円 41,250 円 33,000 円 16,500 円 1,650 円 138 円 ( 注 ) 保 険 料 納 付 済 期 間 が 1 ヶ 月 の 場 合 は 66,000 円 480 月 とした ( 資 料 ) 厚 生 労 働 省 資 料 等 によりみずほ 総 合 研 究 所 作 成 b. 保 険 料 追 納 期 限 の 延 長 現 行 制 度 においては 国 が 国 民 年 金 保 険 料 を 徴 収 する 権 利 は 2 年 を 経 過 したとき 時 効 によって 消 滅 する このため 免 除 制 度 や 学 生 納 付 特 例 制 度 などを 利 用 している 場 合 26を 除 き 国 民 年 金 の 被 保 険 者 は 保 険 料 の 納 付 期 限 から 2 年 を 経 過 したときには 事 後 的 に 保 険 料 を 納 付 することができない これは 健 康 保 険 料 など 他 の 社 会 保 険 料 27と 同 様 に 短 期 間 で 債 権 債 務 関 係 を 確 定 し 法 的 関 係 の 早 期 安 定 を 図 るためとされているが 欧 米 主 要 国 では 3 年 ~6 年 フランスでは 時 効 なしとされており 国 際 的 にみても 短 い( 図 表 12) 図 表 12: 主 要 国 の 保 険 料 徴 収 件 の 消 滅 時 効 までの 期 間 日 本 米 国 英 国 ドイツ フランス スウェーデン 2 年 3 年 6 年 4 年 3 年 なし ( 注 )1. 米 国 は 収 入 の 25% 以 上 の 額 を 過 少 申 告 した 場 合 の 消 滅 時 効 までは 6 年 間 虚 偽 申 告 申 請 書 未 提 出 の 場 合 には 時 効 は 適 用 されない 2. 英 国 は 社 会 保 険 料 の 納 付 義 務 があることを 意 図 的 に 隠 したときは 当 該 隠 蔽 の 事 実 を 政 府 が 知 ったときから 6 年 3.ドイツは 事 業 主 が 故 意 に 保 険 料 を 横 領 した 場 合 は 30 年 ( 資 料 ) 厚 生 労 働 省 年 間 の 保 険 料 の 追 納 が 可 能 27 厚 生 年 金 健 康 保 険 国 民 健 康 保 険 介 護 保 険 労 働 保 険 の 各 制 度 の 保 険 料 15

20 低 年 金 対 策 のひとつとして 実 質 的 に 保 険 料 を 事 後 納 付 ができる 期 間 を 2 年 以 上 に 延 長 し 保 険 料 をより 納 めやすくすることにより 低 年 金 者 を 抑 制 する 案 が 出 ている ただし 権 利 義 務 関 係 を 早 期 に 確 定 させ 債 権 管 理 の 事 務 を 増 大 させないといった 時 効 の 趣 旨 や 他 の 社 会 保 険 制 度 との 均 衡 を 考 えると 時 効 の 延 長 は 困 難 であるとの 指 摘 があり 時 効 後 に 保 険 料 を 納 付 することができる 事 後 納 付 の 仕 組 みの 導 入 を 検 討 するべきであるという 案 がある 保 険 料 の 事 後 納 付 を 認 める 期 間 については 現 行 の 保 険 料 免 除 期 間 についての 保 険 料 追 納 期 限 が 10 年 であることから 10 年 とすること 年 金 給 付 の 時 効 である 5 年 と 合 わせて 5 年 とすることなどが 考 えられる こうした 事 実 上 の 納 付 可 能 期 限 を 延 ばすことにより 年 金 受 給 権 を 得 られる 者 や 年 金 額 が 増 える 者 が 増 加 することを 期 待 できる 一 方 で 現 在 強 制 徴 収 の 徹 底 等 により 2 年 以 内 の 保 険 料 納 付 を 促 進 しているなかで 2 年 を 超 えて 納 付 期 間 を 設 けることの 意 義 をどう 考 えるかといった 課 題 は 残 る c. 厚 生 年 金 の 適 用 拡 大 前 述 の 通 り 非 正 規 労 働 者 が 増 加 するなかで 現 在 雇 用 者 の 約 3 分 の 1 が 厚 生 年 金 に 加 入 していない 厚 生 年 金 に 加 入 していれば 基 礎 年 金 に 加 えて 厚 生 年 金 が 支 給 されるた め 2006 年 度 の 平 均 受 給 額 ( 基 礎 年 金 を 含 む)で 見 ても 月 額 17.1 万 円 と 基 礎 年 金 のみ ( 満 額 で 月 額 6.6 万 円 )の 場 合 と 比 較 して 大 幅 に 年 金 額 が 増 加 する 非 正 規 労 働 者 であっても 既 婚 女 性 のパート 労 働 者 のように 家 計 の 補 助 的 な 収 入 を 得 る 働 き 方 をしており 配 偶 者 の 収 入 や 年 金 がある 場 合 や 年 金 以 外 に 安 定 した 老 後 の 収 入 が 見 込 まれる 場 合 であれば 厚 生 年 金 に 加 入 していなくてもそれほど 問 題 はない しかし 現 在 の 非 正 規 労 働 者 は 自 分 自 身 の 勤 労 所 得 で 生 計 維 持 している 者 が 増 加 していることを 考 えれば 非 正 規 労 働 者 の 割 合 が 高 まっているなかで 厚 生 年 金 の 適 用 基 準 を 緩 和 し 加 入 対 象 者 を 拡 大 することは 中 長 期 的 には 低 年 金 者 を 減 少 させる 効 果 が 期 待 できる この 点 については 被 用 者 年 金 一 元 化 法 案 では 厚 生 年 金 の 適 用 範 囲 の 若 干 の 拡 大 が 盛 り 込 まれているものの 28 厚 生 労 働 省 によると 新 たに 厚 生 年 金 の 適 用 対 象 となるパート 労 働 者 は 10 万 人 程 度 にとどまるとされており その 効 果 は 限 定 的 である パート 労 働 者 のうち 現 在 国 民 年 金 第 1 号 被 保 険 者 となっている 者 について 厚 生 年 金 の 適 用 拡 大 を 進 めることにより 報 酬 比 例 部 分 を 含 めた 年 金 権 の 確 保 を 図 ることができ れば 低 年 金 者 に 対 する 所 得 保 障 機 能 の 拡 充 と 同 時 に 基 礎 年 金 での 低 年 金 対 策 を 最 小 限 に するといった 効 果 もある ただし 低 所 得 のパート 労 働 者 への 厚 生 年 金 の 適 用 拡 大 をする 場 合 には 現 行 の 標 準 報 酬 月 額 の 下 限 (98,000 円 )の 引 き 下 げが 必 要 となるが この 場 合 国 民 年 金 第 1 号 被 保 28 被 用 者 年 金 制 度 の 一 元 化 等 を 図 るための 厚 生 年 金 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 (2007 年 4 月 国 会 提 出 ) 週 所 定 労 働 時 間 が 20 時 間 以 上 であること 賃 金 が 月 額 98,000 円 以 上 であること 勤 務 期 間 が 1 年 以 上 であること の 3 つの 基 準 をすべて 満 たすパート 労 働 者 ( 学 生 を 除 く)については 新 たに 厚 生 年 金 の 適 用 対 象 とするとされている ただし 従 業 員 300 人 以 下 の 事 業 主 に 使 用 されるパート 労 働 者 については 別 に 法 律 で 定 める 日 まで 新 たな 基 準 の 適 用 が 猶 予 される 16

21 険 者 が 月 額 14,660 円 (2009 年 度 )の 保 険 料 負 担 で 基 礎 年 金 しか 受 給 できないことに 対 し それよりも 低 額 の 厚 生 年 金 保 険 料 の 負 担 で 厚 生 年 金 も 併 せて 受 給 できるという 不 公 平 が 生 じる 例 えば 2009 年 5 月 現 在 の 厚 生 年 金 保 険 料 率 は 15.35%であるが 報 酬 月 額 が 95,000 円 であれば 保 険 料 が 14,582 円 となり 国 民 年 金 保 険 料 を 下 回 る この 点 につい ては 厚 生 年 金 に 加 入 する 低 所 得 者 の 保 険 料 負 担 について 国 民 年 金 保 険 料 以 上 とする 29 な どの 案 も 考 えられる d. 三 階 部 分 の 年 金 の 拡 充 民 間 会 社 員 は 基 礎 年 金 に 上 乗 せして 二 階 部 分 として 厚 生 年 金 に 加 入 しているほか 企 業 によっては 三 階 部 分 に 相 当 する 企 業 年 金 を 導 入 しているため さらに 充 実 した 老 後 の 所 得 を 確 保 することが 可 能 である 企 業 年 金 の 加 入 状 況 をみると 2008 年 3 月 末 時 点 で 厚 生 年 金 基 金 が 480 万 人 確 定 給 付 企 業 年 金 が 506 万 人 適 格 退 職 年 金 が 442 万 人 確 定 拠 出 年 金 ( 企 業 型 )が 271 万 人 となっている 単 純 に 合 計 すると 1,699 万 人 になるので 厚 生 年 金 加 入 者 数 3,379 万 人 の 約 半 数 に 相 当 するが このうち 複 数 の 制 度 に 加 入 している 者 がいるため 実 際 の 企 業 年 金 加 入 者 数 は 厚 生 年 金 加 入 者 の 半 数 以 下 にとどまるとみられる また 公 務 員 等 が 加 入 する 共 済 年 金 は 三 階 部 分 に 相 当 する 職 域 加 算 部 分 がある なお 共 済 年 金 は 廃 止 され 公 務 員 等 の 二 階 部 分 は 厚 生 年 金 に 一 元 化 することが 予 定 されている が 新 たに 公 務 員 等 に 対 する 三 階 部 分 に 相 当 する 年 金 が 創 設 される 見 通 しであるため 30 公 務 員 等 については 厚 生 年 金 に 一 元 化 後 も 一 定 の 三 階 部 分 は 確 保 される 見 込 みである 三 階 部 分 の 平 均 年 金 額 は 厚 生 年 金 基 金 は 月 額 1.9 万 円 31 確 定 給 付 企 業 年 金 は 月 額 6.4 万 円 2012 年 3 月 廃 止 予 定 の 適 格 退 職 年 金 は 月 額 9.8 万 円 となっている なお 確 定 拠 出 年 金 の 平 均 拠 出 額 は 企 業 型 は 月 額 1.4 万 円 個 人 型 は 第 1 号 加 入 者 ( 自 営 業 者 等 )が 月 額 2.3 万 円 第 2 号 加 入 者 ( 会 社 員 )が 月 額 1.2 万 円 となっている 32 仮 に 20 年 間 掛 金 を 拠 出 し 20 年 間 で 年 金 を 受 給 するとし 運 用 利 回 りを 考 慮 しなければ 毎 月 の 掛 金 と ほぼ 同 額 の 年 金 額 を 将 来 受 給 することになると 考 えられる 自 営 業 者 等 の 国 民 年 金 第 1 号 被 保 険 者 (2008 年 3 月 末 2,035 万 人 )であれば 三 階 部 分 として 国 民 年 金 基 金 の 加 入 も 可 能 であるが 加 入 者 数 は 2008 年 3 月 末 時 点 で 65 万 人 にとどまっている また 確 定 拠 出 年 金 の 個 人 型 加 入 者 数 は 2009 年 2 月 末 時 点 でわず か 4 万 人 である 会 社 員 ( 厚 生 年 金 の 被 保 険 者 )で いずれの 企 業 年 金 にも 加 入 していな い 場 合 には 確 定 拠 出 年 金 の 個 人 型 に 加 入 できるが 同 じく 2009 年 2 月 末 時 点 で 6 万 人 29 厚 生 年 金 保 険 料 は 労 使 折 半 のため 労 使 合 わせての 保 険 料 が 国 民 年 金 保 険 料 以 上 となっても 雇 用 者 本 人 の 負 担 が 国 民 年 金 保 険 料 を 上 回 らないように 設 定 することもできる 年 4 月 1 日 実 施 見 込 み 前 述 の 被 用 者 年 金 一 元 化 法 案 による 31 プラスアルファ 部 分 の 給 付 のうち 加 算 部 分 を 全 て 一 時 金 で 受 給 した 全 額 一 時 金 選 択 者 を 除 いた 平 均 年 金 額 プラスアルファ 部 分 とは 厚 生 年 金 基 金 の 給 付 のうち 国 に 代 わって 行 う 代 行 部 分 を 上 回 る 給 付 の 部 分 32 年 金 額 はいずれも 2007 年 度 末 時 点 17

22 にとどまっており 三 階 部 分 に 加 入 していない 会 社 員 も 多 い 低 年 金 者 対 策 として 三 階 部 分 を 拡 充 するには 加 入 対 象 者 や 拠 出 限 度 額 を 拡 大 するな ど 加 入 しやすい 制 度 とすることが 考 えられる まず 確 定 拠 出 年 金 については 加 入 対 象 者 が 限 定 的 であるため その 範 囲 を 広 げることや 拠 出 限 度 額 の 拡 充 が 有 効 な 手 段 となろ う なお 掛 金 の 拠 出 限 度 額 の 引 き 上 げ 要 望 が 強 いことから 2010 年 1 月 1 日 に 拠 出 限 度 額 の 引 き 上 げが 予 定 されている( 図 表 13)が 小 幅 な 改 正 にとどまっており 思 い 切 った 引 き 上 げが 求 められる 33 図 表 13: 確 定 拠 出 年 金 の 拠 出 限 度 額 の 引 き 上 げ 案 企 業 型 個 人 型 現 行 改 正 案 他 の 企 業 年 金 がない 場 合 月 額 4.6 万 円 月 額 5.1 万 円 他 の 企 業 年 金 がある 場 合 月 額 2.3 万 円 月 額 2.55 万 円 企 業 年 金 がない 場 合 月 額 1.8 万 円 月 額 2.3 万 円 自 営 業 者 等 月 額 6.8 万 円 変 更 なし ( 資 料 ) 厚 生 労 働 省 また 国 民 年 金 基 金 については 拠 出 限 度 額 が 月 額 6.8 万 円 34と 比 較 的 大 きい 今 後 加 入 年 齢 を 65 歳 まで 引 き 上 げることが 予 定 されているが 35 掛 金 の 小 口 化 したり 加 入 対 象 者 を 第 1 号 被 保 険 者 以 外 にも 広 げるなど 加 入 しやすいような 工 夫 も 必 要 であろう 5. おわりに 将 来 更 に 高 齢 者 数 が 増 加 し 低 年 金 者 や 無 年 金 者 が 増 加 することが 見 込 まれるなかで 早 期 に 低 年 金 問 題 への 対 策 に 着 手 することが 求 められる これまでに 負 担 能 力 に 応 じた 国 民 年 金 保 険 料 の 多 段 階 免 除 制 度 の 導 入 や 保 険 料 の 強 制 徴 収 の 取 り 組 み 強 化 等 により 保 険 料 の 未 納 率 を 低 下 させ 結 果 として 将 来 の 年 金 受 給 額 の 底 上 げを 図 る 施 策 が 実 施 され てきた しかし こうした 施 策 は 一 定 の 効 果 は 見 込 めるものの 低 年 金 問 題 の 抜 本 的 な 解 決 策 には 至 っていない 今 後 取 り 組 むべき 低 年 金 対 策 は 1 現 役 時 代 の 低 所 得 者 が 高 齢 期 に 低 年 金 や 無 年 金 と なりやすい 現 在 の 仕 組 みの 見 直 しにより 2 誰 もが 高 齢 期 に 生 活 に 窮 することがないよう 高 齢 期 の 低 所 得 者 への 年 金 額 を 拡 充 し 3 最 低 限 必 要 な 日 常 生 活 費 程 度 の 年 金 を 確 保 でき るような 改 革 を 実 施 することである これまでに 出 されている 低 年 金 対 策 案 のうち 新 た 33 その 他 確 定 拠 出 年 金 の 企 業 型 における 事 業 主 の 掛 金 拠 出 に 加 えて 加 入 者 の 掛 金 拠 出 が 拠 出 限 度 額 の 枠 内 かつ 事 業 主 の 掛 金 を 超 えない 範 囲 で 認 められる 予 定 である 34 確 定 拠 出 年 金 の 個 人 型 加 入 者 は 両 者 を 合 わせて 6.8 万 円 35 国 民 年 金 の 加 入 期 間 を 増 やすために 60~65 歳 までの 間 の 任 意 加 入 者 について 現 在 国 民 年 金 基 金 の 加 入 は 認 められていないが 改 正 後 は 認 められる 見 込 み 企 業 年 金 制 度 等 の 整 備 を 図 るための 確 定 拠 出 年 金 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 2009 年 3 月 6 日 国 会 提 出 2010 年 1 月 1 日 施 行 予 定 18

23 な 給 付 を 伴 う 制 度 の 導 入 については いずれも 追 加 的 に 相 当 規 模 の 財 源 が 必 要 となる 具 体 的 な 給 付 水 準 と それに 必 要 となる 財 源 の 規 模 を 算 出 したうえで 財 源 の 調 達 の 可 否 と 給 付 水 準 のバランスを 考 慮 していくことが どの 制 度 が 選 択 肢 として 相 応 しいかを 考 える 判 断 材 料 になる なお 前 述 の 通 り 保 険 料 の 納 付 意 欲 を 減 退 させる 可 能 性 がある 給 付 に ついては できる 限 りモラルハザードを 生 じさせないような 工 夫 を 考 えること 年 金 制 度 内 での 低 年 金 対 策 による 給 付 と 生 活 保 護 との 役 割 の 相 違 の 明 確 化 等 も 対 策 を 実 施 するに あたり 不 可 欠 である 一 方 現 行 制 度 の 修 正 による 低 年 金 対 策 については 必 ずしも 直 ちに 低 年 金 問 題 が 解 消 する 対 策 ではないが 中 長 期 的 には 一 定 の 効 果 が 期 待 できる また それほど 大 規 模 な 追 加 財 源 が 必 要 となるわけではないという 点 では 比 較 的 実 施 が 容 易 である 低 年 金 対 策 の 第 一 段 階 として 先 に 実 施 するということも 一 つの 手 段 として 考 えられよう 参 考 文 献 厚 生 統 計 協 会 国 民 の 福 祉 の 動 向 2008 年 社 会 保 障 国 民 会 議 最 終 報 告 (2008 年 11 月 4 日 ) 社 会 保 障 国 民 会 議 所 得 確 保 保 障 ( 雇 用 年 金 ) 分 科 会 ( 第 4 回 ) 資 料 (2008 年 5 月 19 日 ) 社 会 保 障 審 議 会 年 金 部 会 社 会 保 障 審 議 会 年 金 部 会 における 議 論 の 中 間 的 な 整 理 - 年 金 制 度 の 将 来 的 な 見 直 しに 向 けて- (2008 年 11 月 27 日 ) 堀 江 奈 保 子 基 礎 年 金 の 税 方 式 化 で 税 負 担 はどうなるか~ 政 府 試 算 結 果 をどう 考 え るか~ (みずほ 総 合 研 究 所 みずほ 政 策 インサイト 2008 年 5 月 27 日 ) 堀 江 奈 保 子 公 的 年 金 の 世 代 格 差 の 実 態 ~ 低 年 金 対 策 はどうすべきか~ (みずほ 総 合 研 究 所 みずほリポート 2008 年 6 月 27 日 ) 堀 江 奈 保 子 大 嶋 寧 子 塚 越 由 郁 高 齢 期 の 所 得 格 差 をどう 考 えるか~ 求 められる 所 得 のセーフティネットの 再 構 築 (みずほ 総 合 研 究 所 みずほ 総 研 論 集 2008 年 Ⅲ 号 ) みずほ 総 合 研 究 所 図 解 年 金 のしくみ 東 洋 経 済 新 報 社 2006 年 みずほ 総 合 研 究 所 雇 用 断 層 の 研 究 ~ 脱 総 中 流 時 代 の 活 路 はどこにあるのか~ 東 洋 経 済 新 報 社 2009 年 Socialdepartementet Ministry of Health and Social Affairs/RFV National Social Insurance Board The Swedish National Pension System 19

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