加 藤 隆 る 立 場 では 恋 愛 のこうした 現 実 は 明 治 になる 前 の 日 本 に 存 在 したということが 主 張 されている 2 明 治 以 前 にも 恋 愛 に 対 応 する 現 実 が 日 本 にも 存 在 したといったことを 示 して だか ら 恋 愛 輸 入 説 は 誤 り

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1 日 本 近 代 における 恋 愛 輸 入 説 日 本 近 代 における 理 想 化 された 恋 愛 観 は キリスト 教 起 源 ではなく キリ スト 教 の 権 威 を 相 対 化 する 西 洋 における 動 き( 世 俗 化 )の 中 で 理 想 化 されることにな った 恋 愛 の 位 置 づけが 輸 入 されたものである 加 藤 隆 La théorie de l'importation d'amour dans le Japon moderne L amour idéalisé au Japon moderne est considéré comme d'origine chrétienne, mais, en réalité, il est le résultat de l'importation de l idée sur l amour, conçue dans le cadre de la sécularisation en Occident moderne. Takashi KATO ***** 目 次 1 恋 愛 は 神 聖 2 西 洋 とキリスト 教 3 愛 とキリスト 教 4 愛 近 代 世 俗 化 ***** 1 恋 愛 は 神 聖 日 本 近 代 における 恋 愛 について 恋 愛 輸 入 説 ないし 恋 愛 輸 入 品 説 というべき 立 場 がある 明 治 になってから 新 しい 恋 愛 のあり 方 が 西 洋 から 導 入 されたとされる 見 方 で ある 伊 藤 整 の 1958 年 の 論 文 近 代 日 本 における 愛 の 虚 偽 における 我 々は 愛 を 輸 入 した という 指 摘 は こうした 見 方 のもっとも 端 的 な 例 だと 言 えるだろう 1 恋 愛 輸 入 説 を 支 持 しようとする 極 端 な 立 場 では 恋 愛 ないしそれに 類 似 した 現 実 は 明 治 になる 前 の 日 本 には 存 在 しなかったと 主 張 されているようである これに 対 抗 す 1 伊 藤 整 ( ) 近 代 日 本 における 愛 の 虚 偽 思 想 409( )( 伊 藤 整 近 代 日 本 人 の 発 想 の 諸 形 式 岩 波 文 庫 1981 p )p

2 加 藤 隆 る 立 場 では 恋 愛 のこうした 現 実 は 明 治 になる 前 の 日 本 に 存 在 したということが 主 張 されている 2 明 治 以 前 にも 恋 愛 に 対 応 する 現 実 が 日 本 にも 存 在 したといったことを 示 して だか ら 恋 愛 輸 入 説 は 誤 りだとしてしまうと 明 治 になって 新 しい 立 場 が 導 入 された 事 実 が 隠 れてしまう どのような 名 前 で 呼 ぶかはともかく 3 広 い 意 味 で 恋 愛 と 呼 んでよいような 現 実 が 明 治 以 前 の 日 本 にも 存 在 したことは 事 実 である しかし 問 題 は 恋 愛 が 明 治 以 前 の 日 本 に 存 在 したかどうかではない 明 治 以 降 恋 愛 や 愛 が(こうした 呼 称 が 旗 印 になっ たりして) きわめて 高 い 価 値 のものであるものとして 考 えられる 雰 囲 気 が 急 激 に そし て 広 範 に 生 じた これはやはり 西 洋 からの 影 響 である この 意 味 ではやはり 輸 入 さ れた と 考 えるべきである 恋 愛 は 当 然 のことながら 明 治 以 前 から 存 在 していたけれど も 明 治 になってあたらしいタイプの 恋 愛 が 生 じて 広 範 で 強 力 なものとなった 恋 愛 を 価 値 のきわめて 高 いものとする 雰 囲 気 は 日 本 の 近 代 文 学 の 中 で 無 数 に 表 明 されていると 思 われる たとえば 石 川 達 三 ( )の 四 十 八 歳 の 抵 抗 ( 新 潮 社 1956)という 小 説 の 冒 頭 近 くの 場 面 を 見 てみる 4 経 済 白 書 で もはや 戦 後 ではない という 言 葉 が 使 われて 有 名 になったのが ちょ うど 1956 年 である 著 者 の 石 川 達 三 自 身 が だいたいのところ 四 十 八 歳 である ロ マンスグレー という 言 葉 が 流 行 し 始 めていて 小 説 の 中 でもこの 言 葉 が 用 いられている 四 十 八 歳 は 年 寄 り とされているが そのような 年 寄 り にも ロマンス の 可 能 性 があるというテーマが この 小 説 で 扱 われており これは 執 筆 当 時 の 時 代 の 雰 囲 気 に 乗 っかっていると 言 えると 思 われる 主 人 公 の 西 村 耕 太 郎 は 二 十 何 年 も 保 険 会 社 に 勤 めている やっと 次 長 になった 駅 の フォーム で 同 じ 会 社 の 女 事 務 員 である 能 代 (のしろ) 雪 江 に 偶 然 に 出 会 う 雪 江 は 二 十 歳 くらいの 未 婚 の 女 性 である 結 婚 の 相 手 は 経 済 力 がある 人 でなければならないと 雪 江 が 述 べる それにたい して 西 村 が 恋 愛 は 至 上 ではないのか と 反 論 する 雪 江 は 恋 愛 をすれば 女 2 こうした 議 論 の 様 子 は たとえば 小 谷 野 敦 日 本 恋 愛 思 想 史 中 公 新 書 2012 p.4 以 下 で 簡 潔 に 紹 介 されている 3 柳 父 章 翻 訳 語 成 立 事 情 ( 岩 波 新 書 1982)によれば 恋 愛 という 言 葉 は 愛 や 恋 と 異 なり 明 治 維 新 期 に love や amour の 訳 語 として 編 み 出 された 造 語 との ことである( 恋 愛 の 項 p ) このことは 西 村 敬 靖 教 授 の 指 摘 (2015 年 5 月 )に よって 気 づいた 西 村 教 授 は したがって 明 治 期 の 恋 愛 の 流 行 には キリスト 教 の 輸 入 とはまた 別 の 次 元 で こうした 翻 訳 語 をありがたがる 舶 来 趣 味 の 影 響 もあったかもし れません と 指 摘 してくださった この 舶 来 趣 味 によって 生 じる 神 秘 的 な 吸 引 力 は 相 当 に 強 いものだと 考 えるべきと 思 われる 新 しく 入 ってきた キリスト 教 をありがたが る 雰 囲 気 にも この 舶 来 趣 味 は 大 きく 与 っていると 考 えるべきである 4 石 川 達 三 ( ) 四 十 八 歳 の 抵 抗 ( 新 潮 社 1956)( 本 文 中 の 引 用 は 石 川 達 三 集 現 代 国 民 文 学 全 集 25 角 川 書 店 1958 から) 38

3 は 損 と 述 べる これに 対 して 西 村 が 恋 愛 が 高 い 価 値 のものだという 議 論 をひ としきり 述 べる ( )まじめな 美 しい 恋 愛 は 青 春 を 飾 る 花 じゃないか 僕 はもう 年 寄 りだけれど 恋 愛 の 価 値 は 否 定 しないね 恋 愛 が 至 上 だとは 言 わないが 人 間 は 若 いうちに 一 度 は 恋 愛 しなくてはいけないものだと 思 っているよ 恋 愛 を 知 らない 人 間 は 片 輪 だ そうじゃないかね (p.12) 恋 愛 を 知 らない 人 間 は 片 輪 だ 人 間 が 人 間 であるためには 恋 愛 は 必 要 不 可 欠 な 条 件 であるという 立 場 が はっきり 述 べられている こうした 考 え 方 を 日 本 の 近 代 の 最 初 期 にはっきりと 述 べたものとして 有 名 なの は 北 村 透 谷 ( )の 言 葉 である 5 恋 愛 は 人 生 の 秘 鑰 (ひやく)なり 恋 愛 ありて 後 人 世 あり 恋 愛 を 抽 き 去 りたら むには 人 生 何 の 色 味 かあらむ ( ) 6 恋 愛 は 人 生 の 秘 鑰 (ひやく)なり この 言 葉 が 有 名 である 1892 年 ( 明 治 25 年 透 谷 24 歳 )の 評 論 厭 世 詩 家 と 女 性 ( 女 学 雑 誌 に 掲 載 )の 冒 頭 の 言 葉 である 鑰 (や く) は 鍵 のことで 恋 愛 が 人 生 の 鍵 である ということである 1908 年 ( 明 治 41 年 )に 島 崎 藤 村 が 読 売 新 聞 に 連 載 した 春 という 小 説 で 作 中 人 物 の 青 木 が 透 谷 をモデルにしたとされている この 青 木 がこの 言 葉 を 述 べていて この 言 葉 が 有 名 になったとのことである 恋 愛 のこの 高 い 価 値 を 指 すのに 神 聖 といった 語 が 多 用 されていたようである 秋 山 駿 の 恋 愛 の 発 見 (1987) 7 では 明 治 二 十 年 代 には この 恋 愛 は 神 聖 の 声 は 一 大 合 唱 のようなものだったら しい (p.28) とされている また ( ) 恋 愛 は 神 聖 なものですよ という 西 欧 的 な 声 に 圧 迫 されて 日 本 の 恋 5 日 本 においては 明 治 時 代 の 北 村 透 谷 の 思 想 が 恋 愛 至 上 主 義 のはしりである ( ウィ キペディア 恋 愛 至 上 主 義 の 項 恋 愛 至 上 主 義 ( 確 認 )) 6 透 谷 全 集 第 一 巻 岩 波 書 店 1950 p 秋 山 駿 恋 愛 の 発 見 小 沢 書 店

4 加 藤 隆 を 捨 て 恋 愛 とは 何 かを 問 い かつ 混 乱 するところから 日 本 の 近 代 文 学 は 始 ま っている (p.27) この 恋 愛 は 神 聖 ですよという 西 欧 的 押 し 付 け( )(p.27) とされている そしてこの 高 い 価 値 の 恋 愛 は キリスト 教 の 立 場 によるものだという 理 解 が 強 力 だ ったようである 馬 場 孤 蝶 ( )は 透 谷 とほぼ 同 い 年 である 彼 が 26 歳 の 時 1894( 明 治 27 年 ) 年 に 文 学 界 に 発 表 された みをつくし という 小 説 がある この 小 説 の 中 で 恋 愛 とはどのようなものかが 簡 潔 に 説 明 されている 8 恋 とは 若 き 男 女 の 一 度 は 必 ず 通 らねばかなわぬ 浮 世 の 関 所 なりとか 姦 淫 野 合 と 他 所 (よそ)の 恋 をば 一 (ひと)しなみに 下 すみ 給 ふ アーメンの 方 様 (か たさま)の 方 (ほう)にも ラブとやら 聖 愛 とやら 申 す 者 は 御 座 るよし 道 理 で も 才 智 でも 此 の 道 ばかりは 行 かぬものにや 若 い 男 女 の 堅 いのと 秋 の 空 合 い 当 にならぬ 物 の 一 対 ぞかし (p.332) 恋 には 高 い 価 値 がある 若 き 男 女 の 一 度 は 必 ず 通 らねばかなわぬ 浮 世 の 関 所 である しかし 男 女 の 関 係 ならば どんなものでもよいのではない ふびむに 優 しき 少 女 を 憐 れむ 心 の 導 火 となりて ここに 恋 の 烈 火 は 燃 へ 上 り 洪 水 の 堤 を 切 らんとせしばかりの 万 想 は 今 行 く 可 き 方 を 得 て 眼 界 一 度 に 開 け 幾 年 来 の 睡 眠 俄 かに 覚 め 来 れるようにて 激 流 直 下 の 勢 傍 (は)た 目 には 狂 気 とも 見 へそうな 程 に 逆 上 (のぼ)せて 一 も 恋 二 も 恋 只 世 の 中 は 何 事 も 皆 恋 な らぬはなしと 思 ひ ( )とにかく 手 に 触 るるはバイロンの 詩 集 エルテルが 愁 (わ づらひ)などなり (p.332) 高 い 価 値 の 恋 においては 一 も 恋 二 も 恋 という 状 態 でなければならない 人 生 や 社 会 の 他 のあらゆる 諸 価 値 に 対 して 恋 ははるかに 優 先 されるものでなければならな い また この 短 い 議 論 に 高 い 価 値 の 恋 が キリスト 教 に 関 連 するらしいことが 示 唆 され( アーメンの 方 様 (かたさま)の 方 (ほう) 聖 愛 ) それと 並 んで 西 洋 のロマン 8 馬 場 孤 蝶 みをつくし ( 女 学 雑 誌 文 学 界 集 明 治 文 学 全 集 32 筑 摩 書 房 (1973) 2013 p ) 40

5 主 義 の 大 物 であるバイロンとゲーテとの 関 連 が 示 唆 されている この 二 つの 要 素 が 並 んで 指 摘 されていることは 注 目 すべきである 巌 本 善 治 (いわもと よしはる)( )は 1891 年 女 学 雑 誌 に 載 った 非 恋 愛 を 非 とす という 短 い 文 章 で 恋 愛 は 神 聖 ということを 端 的 に 述 べている 9 ( ) 然 れども 此 (こ)は 恋 愛 そのものゝ 罪 にあらず 恋 愛 は 神 聖 なるもの 也 (p.40) 巌 本 善 治 のこの 文 章 は 北 村 透 谷 が 恋 愛 は 人 生 の 秘 鑰 (ひやく)なり と 述 べた 厭 世 詩 家 と 女 性 という 文 章 の 一 年 前 のものである どちらも 女 学 雑 誌 に 掲 載 された 人 生 において 恋 愛 が 不 可 欠 恋 愛 は 神 聖 という 方 向 での 文 章 が 続 けて 掲 載 され 女 学 雑 誌 がこのような 恋 愛 を 広 めるためのキャンペーンというべきものを 行 っていること が 感 じられる 恋 愛 が 神 聖 という 考 え 方 がいかに 強 力 だったかは 漱 石 の こころ (1914)でも 窺 われる 10 とにかく 恋 は 罪 悪 ですよ よござんすか そうして 神 聖 なものですよ ( 十 三 ) 恋 愛 は 神 聖 という 言 い 方 考 え 方 がひとつの 定 型 決 まり 文 句 のようになってしま っている この 神 聖 という 言 葉 使 いに キリスト 教 的 な 雰 囲 気 が 濃 厚 であることは 確 かである 恋 愛 は 神 聖 ということを 主 張 する 者 たちには 実 際 にキリスト 教 徒 である 者 もおり そうでない 者 もいた しかし 論 者 や 作 家 本 人 が キリスト 教 徒 であるかどうかは あま り 重 要 ではない キリスト 教 は 二 千 年 に 及 ぶ 長 い 歴 史 をもつ 巨 大 な 流 れであって キ リスト 教 とはいかなるものか が キリスト 教 徒 であるかどうかによって キリスト 教 を 理 解 している 者 キリスト 教 を 理 解 していない 者 に 区 分 されるようなものではない キリスト 教 徒 であるといった 程 度 のことで キリスト 教 が 理 解 できている などとい うことにはならない 私 ( 加 藤 )は フランスに 長 くいたが フランス( 特 に 私 が 滞 在 し た アルザス 地 方 )では 基 本 的 に 全 員 が キリスト 教 徒 である しかし 彼 らが キリ スト 教 を 理 解 しているだろうか また 日 本 に 即 して 言 うならば 仏 教 徒 ならば 仏 教 が 理 解 できている ということにならない ということは 議 論 する 必 要 もないだろう 一 般 の 者 たちは 日 本 ではもちろん 西 洋 でも キリスト 教 についての 雑 多 で 断 片 9 巌 本 善 治 非 恋 愛 を 非 とす ( 女 学 雑 誌 文 学 界 集 明 治 文 学 全 集 32 筑 摩 書 房 (1973) 2013 p.39-40) 10 夏 目 漱 石 ( ) こころ (1914 朝 日 新 聞 に 連 載 同 年 岩 波 書 店 から 刊 行 ) 41

6 加 藤 隆 的 な 知 識 や 理 解 の 多 少 の 多 寡 はあっても キリスト 教 とはいかなるものか が 本 格 的 に 分 かっている 者 はいないと 言 ってしまって 良 いほどである 牧 師 や 神 父 といった 一 応 のと ころ 指 導 的 な 立 場 に 立 っている 者 の 理 解 も お 粗 末 きわまりない 11 キリスト 教 は 明 治 以 来 の 日 本 において どのようであるにしてもとにかく 取 り 組 まねばならない 重 要 問 題 だった そして キリスト 教 は 高 い 価 値 のものという 雰 囲 気 になっていた しかし キリスト 教 については 誰 もがお 粗 末 な 理 解 しかできていない そうした 中 で キリスト 教 という 用 語 があり これにつながるさまざまな 事 態 について 肯 定 的 否 定 的 な 意 見 が 表 明 されてしまう キリスト 教 が 高 い 価 値 のものであるということと 恋 愛 が 高 い 価 値 のものであるとい うことは 神 聖 という 用 語 が 示 すように 並 行 した 現 象 であるような 雰 囲 気 だった 恋 愛 ということになり 一 も 恋 二 も 恋 という 状 態 になると 場 合 によっては 他 の 活 動 を 顧 みなくなって 最 低 限 の 社 会 生 活 ができなくなる 自 殺 その 他 の 出 来 事 につな がるような 場 合 もある こうしたことがあるために 当 時 としては 上 で 引 用 したテキス ト( 巌 本 善 治 夏 目 漱 石 )に 見 られるように 恋 愛 は 罪 とされていたとようである そ れでも 恋 愛 は 神 聖 とされ 価 値 が 高 いということになっていた これは 西 洋 文 化 の 影 響 の 結 果 である この 大 枠 の 理 解 は 適 切 だと 思 われる しかし 日 本 で 観 察 していると 恋 愛 は 神 聖 という 見 方 考 え 方 は キリスト 教 に 密 接 に 結 びついている 価 値 観 であるとなってしまっている しかし これでよいのだろ うか 2 西 洋 とキリスト 教 西 洋 世 界 とキリスト 教 の 関 係 について しっかりとした 理 解 をもつ 必 要 がある ここで 問 題 とする キリスト 教 とは 四 世 紀 以 降 西 洋 世 界 を 支 える 柱 の 一 つとして 採 用 され そのようなものとして 大 規 模 に 機 能 することになった キリスト 教 である 教 会 と 呼 ばれる 社 会 制 度 社 会 組 織 としての キリスト 教 である 西 洋 化 されたキリス ト 教 西 洋 世 界 でうまく 機 能 するようなものになったキリスト 教 と 言 うべきような キ リスト 教 である キリスト 教 は 最 初 からこのような 西 洋 化 されたキリスト 教 であるしかないもので はなかった さまざまな 可 能 性 をはらんだものだった 試 行 錯 誤 が 行 われる 西 洋 化 され たキリスト 教 に 帰 結 する 方 向 への 展 開 は そうしたさまざまな 試 行 錯 誤 のうちの 一 つで ある 11 この 問 題 については 加 藤 隆 聖 書 の 絶 対 性 は 相 対 的 である ちくま p という 短 い 文 章 でいくらか 指 摘 したことがある 42

7 西 洋 世 界 は もともとは キリスト 教 の 世 界 ではなかった ギリシア 的 なものであり ローマの 勢 力 がギリシア 勢 力 に 代 わって 支 配 者 になったことを 考 慮 するならば ギリシ ア ローマ 的 なものだった ギリシア ローマ 的 でしかなかった 西 洋 世 界 に キリスト 教 という 柱 が 途 中 で 加 えられる 具 体 的 には ローマ 帝 国 によるキリスト 教 の 国 教 化 の 試 みがあって それがき わめて 効 果 的 な 選 択 だったことから キリスト 教 は 古 代 末 期 以 降 西 洋 世 界 の 大 きな 柱 の 一 つになる 西 洋 世 界 はギリシア ローマ 的 だった しかし なかなか 解 決 しない 大 き な 問 題 があった それが キリスト 教 の 採 用 によって その 大 問 題 がともあれ 解 決 した いくらか 詳 しい 説 明 としては 拙 著 武 器 としての 社 会 類 型 論 ( 講 談 社 現 代 新 書 )を 見 ていただきたい 12 ここではごく 簡 単 に 最 重 要 の 大 枠 だけを 確 認 する 西 洋 世 界 の 文 明 においてもっとも 重 要 なのは 自 由 な 個 人 を 確 保 することである そこで 人 間 が 上 下 の 二 層 に 分 けられる 上 層 で 自 由 な 個 人 が 成 立 する 自 由 人 で あり 貴 族 である 名 称 は 重 要 でない 実 際 にどうであるかが 重 要 である 彼 らは 富 があり 支 配 者 でり 文 化 ( 教 養 )を 身 につけ そして 個 人 であって 自 由 な 者 たちで ある 主 人 という 語 を 用 いるならば 彼 らにおいて 自 分 の 主 人 は 自 分 である こうした 者 たちが 成 立 するのは 下 層 に 隷 属 的 な 者 たちがいて 労 働 をしているからで ある ( 図 西 洋 世 界 の 基 本 構 造 ) 西 洋 世 界 の 基 本 構 造 左 二 重 構 造 をもっとも 簡 単 に 示 した 右 古 代 ギリシアのポリス 国 家 の 時 代 の 様 子 を 想 定 して 当 時 の 用 語 をいくらか 配 した こうした 上 下 の 二 重 構 造 は 古 代 ギリシアのポリス 国 家 の 時 代 のような 小 規 模 な 文 明 だ ったうちは それなりに 成 立 機 能 していた 西 洋 世 界 が 大 規 模 になると( 決 定 的 な 事 件 は 前 4 世 紀 のアレキサンダー 大 王 による 征 服 事 業 ) 思 うようには 維 持 できなくなる 広 範 囲 の 支 配 領 域 についての 管 理 の 仕 事 が 生 じて 上 層 の 者 たちがこの 仕 事 に 携 わらねばな 12 加 藤 隆 武 器 としての 社 会 類 型 論 ( 講 談 社 現 代 新 書 ) 講 談 社

8 加 藤 隆 らなくなる 管 理 の 仕 事 つまり 政 治 に 忙 殺 されて 自 由 が 制 限 される 文 化 ( 教 養 )も 思 うように 追 求 できなくなる 後 4 世 紀 以 降 キリスト 教 を 採 用 することが 古 代 西 洋 社 会 のこの 問 題 を 解 決 する キリスト 教 では 神 とか 救 いのことが 頻 繁 に 問 題 にされる しかし 神 は 動 かず 救 いは 実 現 しない とするのが キリスト 教 の 基 本 的 立 場 である 救 いが 実 現 しないからこそ 救 いを 望 む ということになる 救 いが 実 現 しているならば 救 いを 望 むことはあり 得 ない キリスト 教 なるものは 神 がほとんど 動 かず 救 いの 可 能 性 がほとんど 閉 ざされて いる 中 で 救 いを 待 ち 望 む 者 たちが 作 る 社 会 組 織 であると 考 えるべきである この 社 会 組 織 は 教 会 と 呼 ばれている 救 いがないから キリスト 教 が 生 じることになる こうした キリスト 教 においても 社 会 的 には 二 重 構 造 になっている 神 の 権 威 を 背 景 にした 聖 職 者 たちが 上 層 にいる 彼 らの 指 導 に 従 順 な 一 般 の 者 たち( 信 者 )が 下 層 に いる 人 による 人 の 支 配 がなされていることが キリスト 教 の 大 きな 特 徴 である ( 図 キリスト 教 における< 人 による 人 の 支 配 > ) 二 重 構 造 になっているこうした キリスト 教 を 西 洋 世 界 が 採 用 する 貴 族 / 一 般 の 者 の 二 重 構 造 になっていた 従 来 の 西 洋 世 界 の 全 体 が キリスト 教 の 二 重 構 造 の 下 層 の 部 分 にあてはめられ 聖 職 者 が 上 層 に 位 置 づけられる こうして 不 完 全 にしか 実 現 できな かった 自 由 な 個 人 が 聖 職 者 の 領 域 で 再 び 十 全 に 実 現 できるようになる ( 図 貴 族 / 一 般 の 者 の 西 洋 世 界 の 全 体 が ) 44

9 貴 族 / 一 般 の 者 の 西 洋 世 界 の 全 体 が キリスト 教 の 聖 職 者 / 一 般 信 者 の 二 重 構 造 の 下 層 の 部 分 にあてはめられる 貴 族 / 一 般 の 者 で 世 俗 の 領 域 ( 聖 職 者 でない 領 域 )にとどまるならば 貴 族 は 自 由 な 個 人 の 理 想 が 十 分 に 実 現 できないままである また 一 般 の 者 は 隷 属 的 奴 隷 的 なままである しかし 彼 ら( 貴 族 一 般 の 者 )が 聖 職 者 になるなら 自 由 な 個 人 の 理 想 が 実 現 できる 領 域 に 移 ることになる 聖 職 者 は 貴 族 一 般 の 者 から 社 会 的 出 自 と 関 係 なく リクルートされる 優 秀 な 者 たちが 世 俗 の 領 域 にとどまると 彼 らは 不 満 である 場 合 によっては 周 囲 の 者 た ちを 扇 動 して 騒 動 を 引 き 起 こす 優 秀 な 者 たちが 聖 職 者 になるならば 世 俗 の 領 域 に 残 るのは あまり 優 秀 でない 者 たち 不 満 があまりない 者 たちである 社 会 秩 序 を 維 持 しやすい 図 聖 職 者 は 貴 族 一 般 の 者 から において 貴 族 一 般 の 者 か らの 矢 印 が 聖 職 者 の 領 域 に 結 びついていることが 重 要 である 図 聖 職 者 は 貴 族 一 般 の 者 から こうした 西 洋 的 制 度 に 適 合 した キリスト 教 では 聖 職 者 が 信 者 に 与 えること 45

10 加 藤 隆 になっている 教 え が 重 要 である キリスト 教 は 成 立 の 当 初 においては さまざまな 可 能 性 をはらんでいた と 述 べた 実 は キリスト 教 の 母 胎 となった 古 代 ユダヤ 教 が 暗 中 模 索 試 行 錯 誤 の 状 態 にあって キリ スト 教 ということになる 流 れも 古 代 ユダヤ 教 におけるさまざまな 試 みのうちの 一 つだっ た 古 代 ユダヤ 教 は イエスが 始 めたような 方 向 には 動 かなかった 絶 対 的 な 権 威 がある 掟 ( 律 法 )があって その 掟 との 関 連 でメンバーの 全 員 が 生 活 するといった 組 織 にな った いわゆる 律 法 主 義 である しかしキリスト 教 ということになる 流 れでは この ような 方 向 は 結 局 のところ 採 用 されなかった また キリスト 教 では 悟 り 救 いなどを 求 めることも 実 は 最 重 要 ではない そうし たことは 神 が 動 けば 実 現 することである 神 が 動 かないのに 人 間 の 側 だけでどのよう にしても どうにもならないことだからである 教 え は 結 局 のところ キリスト 教 の 枠 内 での 秩 序 ある 社 会 生 活 のあり 方 につい ての 指 導 である 注 意 しなければならないことがある 自 由 で 独 立 した 者 に 教 え が 与 えられることは ない 彼 らには 教 養 は あるかもしれない しかし 他 者 に 教 えられ 指 導 されるので は その 者 は 自 由 ではない 教 える 立 場 にあるはずの 者 が さらに 別 の 者 から 教 えられる のではなければ 教 えられないなら その 者 は 本 当 には 教 えを 与 えることができるような 者 ではない キリスト 教 では 上 下 二 種 類 の 者 たちがあると 設 定 されている 上 の 者 が 教 え を 与 え 下 の 者 が 教 え を 受 ける という 活 動 が 特 徴 的 である まさに 受 けるよりは 与 える 方 が 幸 い ( 使 徒 20,35 加 藤 訳 )である 与 える 者 は 上 層 に 属 している 13 3 愛 とキリスト 教 13 Μακάριόν ἐστιν μᾶλλον διδόναι ἢ λαμβάνειν.( 使 徒 20,35) 受 けるよりは 与 える 方 が 幸 い 使 徒 行 伝 の 物 語 では パウロが 述 べている 言 葉 の 中 で イエスの 言 葉 として 引 用 されている 表 現 である エフェソスの 長 老 たちに パウロが 最 後 の 教 え を 述 べるい くらか 長 い 演 説 の 締 めくくりのところで この 引 用 がなされている ここでのパウロの 議 論 では 経 済 的 な 問 題 が 扱 われているかのような 雰 囲 気 の 中 で この 言 葉 が 引 用 されてい る パウロが 活 動 を 進 める 中 で パウロ 自 身 の 生 活 のためにも また 彼 の 活 動 のためにも 他 人 からの 経 済 的 援 助 はまったく 受 けることがなく すべて 自 分 で 稼 いだとされているか のように 読 めてしまい 兼 ねない しかし このテキストをよく 読 むと パウロは そのよ うなことを 述 べていないと 読 めるように 丁 寧 に 議 論 が 進 められている そして 与 える 受 ける というテーマで この 演 説 でまず 問 題 になっているのは パウロが 長 老 たちに 与 えている( 長 老 たちが 受 けている) 教 え である そして 長 老 たちは 今 後 教 える 立 場 に 立 たねばならない とされている したがって 受 けるよりは 与 える 方 が 幸 い という 言 葉 で 問 題 になっているのは 教 え に 関 する 事 態 である 教 えを 与 える 者 ( 上 層 の 者 )と 教 えを 受 ける 者 ( 信 者 )がいて 教 えを 与 える 者 ( 上 層 の 者 )が 幸 い と 確 認 されている 46

11 キリスト 教 では 愛 はどのように 位 置 づけられているか やはり 聖 書 を 検 討 するのが 効 率 が 良 く 適 切 なことを 指 摘 し 易 い 新 約 聖 書 に 限 っても 愛 については 様 々なことを 述 べられている ここでは 重 要 で 典 型 的 と 思 われる 三 つの 個 所 を 見 てみる 神 への 愛 と 自 己 愛 隣 人 愛 についての 律 法 ( 旧 約 聖 書 )からの 引 用 が き わめて 重 要 な 掟 として 三 つの 福 音 書 ( 共 観 福 音 書 )で 扱 われている(マルコ 12 マ タイ 22 ルカ 10) ここではルカ 福 音 書 のテキストを 示 す ルカ 10, ,27 ὁ δὲ ἀποκριθεὶς εἶπεν ἀγαπήσεις κύριον τὸν θεόν σου ἐξ ὅλης [τῆς] καρδίας σου καὶ ἐν ὅλῃ τῇ ψυχῇ σου καὶ ἐν ὅλῃ τῇ ἰσχύϊ σου καὶ ἐν ὅλῃ τῇ διανοίᾳ σου, καὶ τὸν πλησίον σου ὡς σεαυτόν. 28 εἶπεν δὲ αὐτῷ ὀρθῶς ἀπεκρίθης τοῦτο ποίει καὶ ζήσῃ. ( 加 藤 訳 ) 10,27 彼 は 答 えて 言 った あなたの 心 の 全 体 から あなたの 精 神 の 全 体 から あなたの 力 の 全 体 から あなたの 思 いの 全 体 から あなたの 神 である 主 を 愛 せ ま た あなたの 隣 人 を 自 分 のように 愛 せ 28 イエスは 言 った あなたは 正 しく 答 えた それを 実 行 しろ そうすればあなた は 生 きる まず 神 への 愛 が 要 求 されている 人 間 存 在 全 体 をもっての 愛 が 命 じられている 人 間 存 在 全 体 で 神 を 愛 する ならば その 者 には 他 を 愛 する 余 裕 はない つまり 自 己 愛 隣 人 愛 といった 愛 の 対 象 が 人 間 である 愛 は 神 を 愛 することができない 者 たちの 愛 である ここでも 上 下 二 種 類 の 人 間 があるという 設 定 がなされている 神 を 愛 する 者 と 人 間 ( 自 己 隣 人 )を 愛 する 者 である キリスト 教 においては 神 のことが 実 はあまり 問 題 にされていない といったような ことを 述 べたが 肝 心 なところでは やはり 神 こそがもっとも 重 要 である 神 を 愛 する 者 が 優 れている 人 間 を 愛 する 者 は 劣 っている 隣 人 愛 が 中 心 であり 最 高 のもので あるかのように 述 べる 者 は キリスト 教 に 関 しては 二 流 以 下 の 者 である マタイ 5, ,28 ἐγὼ δὲ λέγω ὑμῖν ὅτι πᾶς ὁ βλέπων γυναῖκα πρὸς τὸ ἐπιθυμῆσαι αὐτὴν ἤδη ἐμοίχευσεν αὐτὴν ἐν τῇ καρδίᾳ αὐτοῦ. 29 εἰ δὲ ὁ ὀφθαλμός σου ὁ δεξιὸς σκανδαλίζει σε, ἔξελε αὐτὸν καὶ βάλε ἀπὸ σοῦ συμφέρει γάρ σοι ἵνα ἀπόληται 47

12 加 藤 隆 ἓν τῶν μελῶν σου καὶ μὴ ὅλον τὸ σῶμά σου βληθῇ εἰς γέενναν. ( 加 藤 訳 ) 5,28 しかし わたしはあなたに 言 う 彼 女 を 欲 して( 他 人 の 妻 である) 女 を 見 る 者 は 既 にその 者 の 心 の 中 で 彼 女 を 犯 した 29 もし あなたの 右 の 目 があなたをつまずかせるなら それをえぐり 出 して あな たから 捨 てろ なぜなら あなたの 体 の 一 部 がなくなっても あなたの 体 の 全 部 が 地 獄 に 投 げ 込 まれないなら あなたにとってましである マタイ5 章 に 男 女 の 愛 についての 厳 しい 命 令 が 記 されている 他 人 の 妻 を 見 て 欲 望 をもよおしたら それだけで 目 をえぐり 出 さねばならない とされている 愛 の 範 囲 が 法 的 に 限 定 されていて それをさらに 補 強 しようとしている 愛 は 婚 姻 関 係 の 枠 内 だけで 営 まれるべきである キリスト 教 の 教 え の 典 型 的 な 例 になっている この 規 定 に 関 しては あまりに 偽 善 的 な 態 度 が 横 行 しているようなので ひとこと 述 べ ておく 正 常 な 性 欲 の 機 能 を 備 えた 男 性 で 他 人 の 妻 を 見 て 欲 望 をもよおす ということ が 一 度 もない という 者 は 存 在 しない と 思 われる この 規 定 に 従 うならば 他 人 の 妻 を 見 て 欲 望 をもよおす ということが 生 じたら 目 をえぐり 出 す ということを 実 行 すべき である 人 間 には 通 常 二 つの 目 しかないので 男 性 の 目 は 二 つとも あっという 間 に なくなってしまうだろう しかし 古 今 東 西 この 規 定 に 従 って 目 をえぐり 出 した 者 は 皆 無 であるようである た とえそのような 者 が 存 在 したとしても ごくごく 例 外 的 なことであり またそのような 実 践 例 に 続 いて 多 くの 者 が 同 様 なことを 行 うといったことは 生 じたことがない 他 人 の 妻 を 見 て 欲 望 をもよおすということがあっても 実 際 行 動 に 移 らないならば それでよい とされているのではない 他 人 の 妻 を 見 て 欲 望 をもよおしたら 目 をえぐり 出 せ とされている 正 常 な 性 欲 の 機 能 を 備 えた 男 性 は 全 員 が この 規 定 との 関 連 で 規 定 を 守 らない 生 活 を 送 っている ということになる この 掟 自 体 は 正 常 な 性 欲 の 機 能 を 備 えた 男 性 にだけ 関 わるものだが 一 般 化 して 同 様 な 状 況 がすべての 人 に 生 じていると 考 えることにする 他 人 の 妻 を 見 て 欲 望 をもよおす ということに 関 する 命 令 だけでなく 似 たような 守 れない 命 令 は 他 にもある とする ならば すべての 人 が 命 令 を 守 りきれていない 者 になってしまう すべての 者 が ダ メ 人 間 である ということになってしまう ここでは 詳 しく 丁 寧 な 議 論 を 展 開 する 余 裕 がない この 問 題 に 対 処 するためには 教 え を 与 える 者 と 教 えを 受 ける 者 の 二 種 類 が キリスト 教 において 想 定 されているとい う 事 態 と 関 連 づけて 考 えるべきである 教 え を 教 え として 受 け 取 り 命 令 を 命 令 として 受 け 取 るのであって そして 守 れない 命 令 があれば その 者 は 命 令 を 守 りきれていない 者 ダメ 人 間 である このことを 誤 魔 化 そうとするならば その 者 は 偽 48

13 善 者 である そして 教 え の 中 には 遵 守 することが 到 底 不 可 能 なものがいくつも 含 ま れているので 教 え を 教 え として 受 け 取 る 者 たちは 結 局 のところ 全 員 が ダメ 人 間 である しかし 教 え があってもそれを 教 え と 受 け 取 るべくもない 者 にとっては 守 れ ない 命 令 があっても その 者 が 命 令 を 守 りきれていない 者 ダメ 人 間 と 位 置 づけら れることには 繋 がらない 1コリント 13,5 4 Ἡ ἀγάπη (μακροθυμεῖ, χρηστεύεται ἡ ἀγάπη οὐ ζηλοῖ, [ἡ ἀγάπη] οὐ περπερεύεται, οὐ φυσιοῦται,) 5 οὐκ ἀσχημονεῖ, (οὐ ζητεῖ τὰ ἑαυτῆς, οὐ παροξύνεται, οὐ λογίζεται τὸ κακόν,) ( 加 藤 訳 ) 13,5 ( 愛 は) 礼 を 失 することはない パウロの 手 紙 から 第 一 コリント 13 章 のいわゆる 愛 の 讃 歌 から 引 用 する 愛 には 永 遠 と 思 われるようなところがある しかし 愛 は 変 化 したり 消 えたり する 人 間 に 都 合 よく 働 くような 場 合 もある しかし 思 うようにならない 場 合 も 多 く ま た 人 間 を 滅 ぼすような 場 合 もある この 愛 の 讃 歌 の 別 の 個 所 でパウロは 愛 は 決 して 滅 びない (Ἡ ἀγάπη οὐδέποτε πίπτει. 15,8)と 述 べている しかし 愛 は 消 えるときには はかなく 消 えてしまうことは 周 知 のごとくである にもかかわらず 愛 の 素 晴 らしい 面 ばかりを 強 調 する 愛 の 賛 歌 には きわめて 大 き なアピールの 力 がある 現 在 でも 愛 の 賛 歌 の 類 は ポピュラー ミュージックなどを 中 心 に 大 きな 現 象 になっている 愛 は 期 待 させる しかも 人 生 において 他 の 面 がダメでも 愛 はもしかしたら 都 合 よく 働 くかもしれないと 思 わせる 他 のあらゆる 条 件 がどうであっても 愛 が 生 じて 都 合 よ く 働 く 可 能 性 は ゼロにはならない 愛 には 期 待 できない 面 が 数 多 くあるにもかかわらず 愛 の 素 晴 らしい 面 ばかりに 期 待 するような 場 合 は 愛 以 外 の 可 能 性 がダメだからであり 他 の 何 にも 期 待 できないような かなり 最 終 的 絶 望 的 な 場 合 だと 言 うべきかもしれない 愛 のこうした 特 質 を パウロはうまく 利 用 している しかしここでも 社 会 道 徳 を 優 先 することが 忘 れられていない 引 用 した 個 所 では 愛 は アスケモネオ ἀσχημονέω ということをしないと されてい る アスケモネオ は 語 源 的 には スケマでない スケマ 的 でない ということであ る スケマ σχῆμα は ごく 基 本 的 な 単 語 で まずは 形 型 体 裁 といった 意 味 であ る この 語 から 英 語 の schema 仏 語 の schéma といった 語 が 生 じている そしてここで は 社 会 的 によいとされる 体 裁 行 動 態 度 のことである アスケモネオしない と 49

14 加 藤 隆 は 社 会 的 によいとされる 行 動 態 度 からはずれない といったことになる こうした 語 源 に 配 慮 した 訳 を 考 えるならば 愛 は 型 通 りのことしかしない といった 意 味 だと 言 え るほどである スケマ を 礼 と 訳 すのは まあまあのところ 適 切 である したがって 上 の 引 用 では 愛 は 礼 を 失 することはない と 訳 した しかし 礼 という 語 は 肯 定 的 なもの である 度 合 いがあまりに 大 きいので 愛 は 礼 を 失 することはない と 訳 してしまうと この 主 張 が 驚 くべきものであり きわめて 無 理 なものであることに 気 がつかれにくいので はないかと 思 われる 愛 は 型 通 りのことしかしない という 訳 ならば この 主 張 がかなり 無 理 なものであ ることに 気 がつき 易 いかもしれない パウロによれば 社 会 的 に 是 認 される 形 における 愛 道 徳 的 な 愛 からはずれないのが 愛 だとされている 愛 がそのようなものでしかないのではないのは 明 らかである ぼくは 君 を 愛 してい る という 告 白 のセリフに この 愛 の 定 義 を 当 てはめてみると この 定 義 がいかに 奇 妙 なものがか 浮 き 彫 りになるかと 思 われる ぼくは 君 を 型 通 りの 愛 で 愛 している ぼくは 君 を 社 会 的 に 是 認 される 形 における 愛 道 徳 的 な 愛 で 愛 している これで はこの 愛 は 愛 ではない と 即 座 に 感 じられるだろう 社 会 で 設 定 されている 枠 から 愛 が 逸 脱 することは 珍 しくない これを 明 治 の 人 や 漱 石 の こころ の 先 生 は 愛 は 罪 だ と 言 っていた しかしパウロは 罪 とされるような 愛 は 愛 ではない 愛 については 型 通 りのこと 社 会 的 に 受 け 入 れられることだけやっていればよい と 権 威 をもって 断 定 している パウロは 教 え を 与 える 者 である しかも 礼 にかなった 愛 は 社 会 的 な 側 面 が 不 可 欠 に 存 在 するような 愛 であって つま るところ 人 間 の 間 の 愛 である したがって これは 下 層 向 け 信 者 向 けの 教 え であ る 本 論 文 は 愛 に 関 するものなので キリスト 教 の 教 え についても 愛 に 関 する 個 所 ばかり 見 ることになってしまう しかしキリスト 教 は 教 え において 愛 のテーマば かりを 扱 っているのではない 人 間 の 社 会 生 活 を 秩 序 あるものにするために 様 々なエレ メントを 利 用 している 別 のエレメントとして ひとつだけ 実 例 をあげる 忠 実 さ 社 会 生 活 において 何 に ( 誰 に) 忠 実 なのか というエレメントである 忠 実 さ が 問 題 になると それが 何 に ( 誰 に) 忠 実 なのか がどうしても 問 題 になる 従 順 な 者 たちを 作 りあげる 上 で きわめ て 有 効 なエレメントである ここで 忠 実 さ とは ギリシア 語 では πίστις (ピスティ ス)である 奴 隷 が 主 人 に 忠 実 である といった 態 度 が ピスティス である キリス ト 教 においては 忠 実 さ は やはり 神 への 忠 実 さ のことだと 考 えられてしまう ま た 実 際 きわめて 頻 繁 に 神 への 忠 実 さ が 強 調 される しかし 対 象 が 何 かを 特 定 しない 50

15 曖 昧 な 忠 実 さ という 用 例 が 多 い しかし 既 に 指 摘 したように キリスト 教 は 神 が 動 かないところから 成 立 している 神 に 忠 実 であろうとしても 神 が 動 かないのでは 神 に 忠 実 になれない しかし 忠 実 さ が 強 調 される すると 指 導 的 な 者 たち ( 忠 実 さ が 重 要 だと 主 張 する 者 たち))に 他 の 者 たち( 信 者 )が 忠 実 になるということになって しまう ピスティス は 信 じること と 訳 してもよいような 意 味 がある そして 信 者 は 信 じる 者 という 意 味 だが 彼 らは まさに <ピスティス>ということをする 者 忠 実 な 者 隷 属 的 な 者 である キリスト 教 は 人 間 の 社 会 生 活 を 秩 序 あるものにするために 使 える 小 道 具 は 何 でも 使 う といった 感 じである 愛 はそうした 小 道 具 の 一 つである しかし 制 御 しきれないところがあるのが 愛 である 少 なくとも 一 部 の 人 々には 愛 が 強 く 働 く 型 通 り にならない 可 能 性 が 大 きいのが 愛 である そうした 人 にとっては 愛 に 生 きることによって 自 由 に 生 きる 可 能 性 が 現 実 になろうと しているところがある 教 会 が 設 定 した 枠 組 みに 嵌 りきらない あるいはそうした 枠 組 み を 無 視 する 方 向 に 進 む 人 々が 生 じてくる 西 洋 の 古 い 時 代 で こうしたことが 目 立 った 現 象 になっているのは やはり 十 二 世 紀 ルネサンス のあたりの 宮 廷 恋 愛 あるいは 中 世 の 騎 士 道 における 貴 婦 人 崇 拝 かと 思 われる トゥルバドゥール たちが 活 躍 したりした 最 初 のトゥルバドゥール troubadour とされるギョーム 公 (Guillaume IX, duc d'aquitaine )について 見 てみることにする ギョーム 公 は 快 楽 を 求 めた 人 生 を 送 り 教 会 からの 非 難 に 対 しても 無 頓 着 であっ た 同 時 代 の 敬 虔 な 作 家 たちから 神 を 恐 れれぬふとどきな 輩 と 批 判 されながら も 多 くの 愛 人 を 囲 っていた アンドレア ホプキンズ 図 説 西 洋 騎 士 道 大 全 東 洋 書 林 2005(Andrea Hopkins, Knights, Quarto Publishing, 1990)( 特 に 第 二 章 ロマンスの 勃 興 ) 引 用 は 日 本 語 版 の p 年 10 月 確 認 )に 添 えられ 51

16 加 藤 隆 愛 を 生 きる 彼 の 生 活 態 度 は 教 会 から 非 難 されている 愛 を 自 由 に 生 きようとすること は 教 会 から 非 難 されるべきものである 彼 の 詩 の 一 部 を 示 す 16 (occitan) ( ) E no m'en tenguatz per yure, S'ieu ma bona dompna am! Quar senes lieys non puesc viure, ( ) (français) ( ) Et ne me tenez pour ivre Si j'aime ma bonne dame, Car sans elle je ne puis vivre, ( ) 彼 女 なしでは 私 は 生 きられない と 歌 われている 一 も 恋 二 も 恋 という 状 態 に なっている 中 世 の 世 俗 的 エリートたちが 世 俗 の 領 域 で 愛 を 生 きることが 理 想 化 されている し かし こうしたあり 方 は 下 火 になる ドン キホーテ Miguel de Cervantes, Don Quijote de la Mancha, 1605, 1615 は 17 世 紀 初 頭 の 作 品 である 騎 士 道 的 理 想 が 茶 化 されていて 理 想 が 賛 美 されるのではなく その 理 想 を 生 きようとする 個 人 の 苦 渋 が 中 心 テーマだと 言 うことができる 騎 士 道 的 理 想 が 下 火 になることは 世 俗 の 領 域 での 自 由 な 個 人 の 追 及 が 断 念 されことを 意 味 しているのではない 愛 ではなく 理 性 に 大 きな 可 能 性 が 見 えてきたために 愛 という 道 具 を 使 うことが 下 火 になったと 考 えるべきである 17 ていた 画 像 BnF ms fol Guillaume IX d'aquitaine, Domaine public とされ いる 作 者 は Inconnu 16 年 10 月 確 認 ) 17 騎 士 道 的 理 想 は 19 世 紀 以 降 ふたたび 大 きな 流 れになる 三 銃 士 などがすぐ に 思 い 浮 かぶ しかし みるからに 騎 士 という 姿 の 者 だけではなく 超 人 間 的 な 人 物 が 活 躍 する 物 語 は 広 い 意 味 での 騎 士 道 的 理 想 を 謳 歌 していると 言 うことができる たとえばシャーロック ホームズは 騎 士 的 である(たとえば The Sign of the Four, 1890 で 依 頼 客 の Miss Mary Morstan が Holmes と Watson のことを two knight-errants to the rescue と 位 置 づける 場 面 がある) その 他 スーパーマンやバットマンなど 広 い 意 味 での 騎 士 道 的 理 想 の 謳 歌 に 当 てはまる 例 は 枚 挙 のいとまもない 女 性 版 の 騎 士 道 的 理 想 も 謳 歌 されている ただし 次 の 点 に 留 意 すべきである どこまでも 高 貴 で 理 想 化 された 女 性 への 想 いをもつことが 騎 士 道 的 恋 愛 の 典 型 である しかし こうした service d amour のテーマは 近 代 における 広 い 意 味 での 騎 士 道 的 理 想 においても 同 様 な 位 置 づけで 登 場 するとは 限 らない The Sign of the Four におけるシャーロック ホームズは 女 性 の 魅 力 に 無 関 心 である そのためにワトソン 博 士 に"You really are an automaton,--a 52

17 私 なりに 適 切 かと 思 われる 見 方 を 示 しておく 科 学 技 術 が 成 立 発 展 し また 文 系 的 分 野 でもルネサンス 文 芸 復 興 ということになっ て 世 俗 の 領 域 で 理 性 に 広 々とした 開 拓 の 領 域 が 開 けてきた これが 愛 に 生 きる ことが 下 火 になる 大 きな 理 由 ではないだろうか この 動 きが 進 んで 18 世 紀 は 理 性 の 世 紀 啓 蒙 の 時 代 ということになる 理 系 にお いても 文 系 においても 研 究 の 活 動 が 展 開 されるようになる この 動 きには 教 会 の 秩 序 からの 逸 脱 がはらまれている しかしこの 活 動 には やはり 知 的 エリートだけしか 夢 中 になれないところがある 愛 の 場 合 のように 人 々が 簡 単 に 真 似 することができない 啓 蒙 主 義 (Lumières)のチャンピオンであるヴォルテール(Voltaire, )のもの とされる 有 名 な 言 葉 を 引 用 する Plus les hommes seront éclairés, et plus ils seront libres. 18 理 性 が 磨 かれれば(éclairés) 人 は 自 由 になる とされている 教 会 の 教 え は 問 題 に ならない また 理 性 のこうした 動 きの 目 的 は 人 間 が 自 由 になることである しかし たとえば 古 代 ギリシア 語 の 勉 強 を 始 めて 名 詞 や 動 詞 の 変 化 がたくさん 出 て くる それが 混 乱 して 何 年 たってもモノにならない というのでは 出 だしのところで すでに éclairés ということにならず 自 由 はほど 遠 いということになってしまう 教 会 の 権 威 が 社 会 において 相 対 化 する こうした 動 きが 世 俗 化 Secularization である 世 俗 化 という 用 語 は 一 般 化 して 用 いることもできる しかしまずは 近 代 西 洋 世 界 における 動 きとして 意 味 のある 用 語 である そして 社 会 における 権 威 の 問 題 である たとえば 中 国 文 明 において 世 俗 化 は 意 味 がない 文 明 が 成 立 する 当 初 から 宗 教 的 権 威 を 排 除 無 視 したと 言 える 徹 底 した 立 場 が 確 立 している 世 俗 的 という 用 語 を 用 いるならば 中 国 文 明 は 元 から 世 俗 的 である また 日 本 文 明 についても 世 俗 化 は 意 味 がないと 言 うべきである 日 本 文 明 も 元 から 世 俗 的 である しかし 中 国 文 明 の 場 合 と タイプが 異 なっている 日 本 文 明 においては 宗 教 的 権 威 は 排 除 無 視 されて calculating-machine!" I cried. "There is something positively inhuman in you at times." と 言 われてしまっている 男 性 のスーパーマン 的 ヒーローがいると それに 匹 敵 するよう な 女 性 のヒーローも 活 躍 するという 設 定 が 特 にアメリカのドラマや 映 画 に 典 型 的 だと 思 われるが このような 女 性 像 は 伝 統 的 な service d amour の 対 象 にすんなりと 当 てはまら ない 18 この 言 葉 は このままの 形 では ヴォルテールの 著 作 に 存 在 しないようである ヴォル テールの 言 葉 であるとコンドルセが 述 べたのが 起 源 であるらしい Condorcet attribue cette citation à Voltaire, précisant qu'elle est issue de Questions sur les miracles ; cependant, elle ne se retrouve pas dans cette œuvre. «Vie de Voltaire», Condorcet (1789), dans Œuvres complètes de M. de Voltaire, Voltaire, éd. Sanson et compagnie, 1792, t. 100, p ( 年 10 月 確 認 )) 53

18 加 藤 隆 いないが 社 会 的 に 本 格 的 意 味 がない 領 域 ( 忍 の 領 域 )に 追 いやられてしまっている 19 西 洋 世 界 近 代 においては キリスト 教 ないし 教 会 の 権 威 に まず 理 性 が 広 範 で 強 力 な 対 立 の 根 拠 になる 騎 士 ( 貴 族 )の 一 部 が 愛 の 自 由 な 実 践 を 試 みるくらいでは 社 会 全 体 を 覆 う 教 会 の 権 威 を 揺 り 動 かすようなインパクトがない また 愛 の 動 きがバイオレンスの 動 きとかなり 並 行 したものであることを 考 えると 十 字 軍 のような 大 きな 事 件 は 世 俗 化 の 方 向 に 向 かいかねない 動 きを 教 会 がうまく 処 理 しようとした 出 来 事 だと 考 えることができるかもし れない いずれにしても 一 部 のエリートだけに 関 わる 愛 やバイオレンスだけでは 本 格 的 な 世 俗 化 は 生 じない しかし 理 性 の 独 立 は 科 学 技 術 の 進 歩 発 達 が 社 会 にもたらす 大 きな 成 果 を 背 景 にして 巨 大 な 動 きになった 理 性 は すべてについて 自 由 に 吟 味 しようとする 教 会 に 考 えても らうのでなく 自 分 で 考 える 教 会 に 考 えてもらう とは 教 会 が 与 える 教 え に 従 順 に 従 うということである これが 信 仰 だった 19 世 紀 が 近 づくと 世 俗 化 の 動 きが 理 性 による 論 争 において 問 題 にされるだけでなく いよいよ 社 会 全 体 の 大 きな 動 きになってくる 4 愛 近 代 世 俗 化 19 世 紀 が 近 づく 時 期 になると 世 俗 化 の 動 きに 民 衆 が 加 わるようになる 理 性 による 研 究 や 論 争 は 彼 らの 手 に 余 る 20 しかし 教 会 の 道 徳 的 教 えには 従 いたくない 人 々の 文 化 的 レベルが 向 上 したきたことも 考 慮 に 入 れねばならない 人 々は 字 が 読 めるくらいにはなる しかし 語 彙 は 日 常 生 活 のものである 難 しい 本 は 読 めない 再 び ヴォルテールの 言 葉 に 助 けてもらうならば Jamais vingt volumes in-folio ne feront de révolution; ce sont les petits livres portatifs à trente sous qui sont à craindre. 21 ( 加 藤 訳 ) 20 巻 の in-folio の 本 が 革 命 を 引 き 起 こすことはない 30 スーの 携 帯 できる 小 型 本 が 恐 るべきである 19 加 藤 隆 武 器 としての 社 会 類 型 論 ( 講 談 社 現 代 新 書 ) 講 談 社 2012, ad loc. 20 ただし 自 然 科 学 の 研 究 者 は 理 性 による 自 由 な 吟 味 を 行 う 大 規 模 な 集 団 になっている 科 学 的 研 究 は 自 然 を 対 象 とする 面 においてきわめて 有 効 であり 目 覚 ましい 進 歩 が 実 現 し 技 術 として 社 会 を 大 幅 に 豊 かにしてきている 21 «Lettre XII à M. d'alembert» (5 avril 1765), dans Œuvres complètes de M. de Voltaire, Voltaire, éd. Sanson et compagnie, 1792, t. 98, p

19 in-folio とは 本 の 型 の 名 前 で 必 ずしも 大 きさを 示 す 名 称 ではないが 一 頁 の 大 き さがだいたいのところ 今 の A3 くらい 分 厚 くて 一 巻 が 10kg くらいになるのが 普 通 だっ たという 22 スー(sous)は 旧 制 度 の 時 代 のお 金 の 単 位 昔 のお 金 の 価 値 をうまく 伝 える のは 難 しいが 日 雇 い 労 働 の 者 の 一 日 の 賃 金 が だいたい 20 から 30 スーだったようであ る 23 一 般 の 人 々は 小 説 をたくさん 読 む ということになった ***** Georges Croegaert ( ) Heures de loisir( 部 分 ) Collection particulière こ の 絵 は Roger Chartier, Le livre en revolutions, 1997, p.120 に 示 されていて 気 づ いた Georges Croegaert は ベルギー 出 身 パリで 過 ごすことが 多 かった Chartier が 添 えている 短 いコメントでは 次 のようなこと が 指 摘 されている このブルジョアの 女 性 が 読 んでいるのは 仮 綴 じの 小 説 本 床 に 同 様 の 本 の 読 みかけが 置 かれている 左 の 本 棚 に は folio 版 の 本 が 整 然 と 並 べられているが これらはほどんど 読 まれていないだろう 彼 女 は 小 説 を 読 み 散 らして 時 間 を 過 ご している 難 しい 本 には 手 が 出 ない ***** 小 説 には 自 分 にもこんな 生 活 ができるかもしれない ということが 描 かれている 人 はやはり より 良 い 生 活 がしたい 難 しい 存 在 論 的 な 思 索 の 様 子 や 研 究 の 地 味 なプロセ スなどは 理 解 が 及 ばない 理 性 を 道 具 にしたのでは より 良 い 生 活 がどのようなものか が 了 解 できない そこで 愛 でもって 実 現 するより 良 い 生 活 が 描 かれることになる これな ら 一 般 の 人 々も 容 易 にアクセスできる 人 々は 愛 の 力 の 可 能 性 に 目 覚 めることになる キリスト 教 は 下 層 に 属 する 者 たちについては 神 という 高 い 価 値 との 関 連 で 愛 をコン トロールし 社 会 的 従 順 秩 序 を 実 現 しようとしていた これは 西 洋 世 界 の 本 来 の 理 想 である 自 由 な 個 人 になり 得 ない 状 況 にあっても 一 般 の 人 々をおとなしく 従 順 な 状 態 に 維 22 年 10 月 確 認 ) 23 年 10 月 確 認 ) 55

20 加 藤 隆 持 するためにきわめて 有 効 だった 本 格 的 な 世 俗 化 の 動 きが 生 じて 教 会 の 権 威 が 相 対 化 される それと 並 行 して 自 由 な 個 人 の 理 想 の 実 現 を 目 指 そうとする 動 き 長 い 間 抑 えられてきた 動 き が 表 面 化 してくる 愛 を 生 きようとすることは 世 俗 の 領 域 にとどまって この 高 い 価 値 を 実 現 で きる 手 段 であるように 思 われる そのような 手 段 として 大 きな 魅 力 がある 従 来 の 教 会 的 価 値 のシステムと 世 俗 的 な 領 域 で 愛 が 実 現 する 価 値 を 対 比 させた 作 品 は 無 数 にあると 思 われる ここではモーパッサンの Clair de lune, 1883 という 短 編 の 末 尾 に 注 目 する 24 ( 短 編 Clair de lune の 末 尾 ) Et il reculait devant le couple embrassé qui marchait toujours. C'était sa nièce pourtant; mais il se demandait maintenant s'il n'allait pas désobéir à Dieu. Et Dieu ne permet-il point l'amour, puisqu'il l'entoure visiblement d'une splendeur pareille? Et il s'enfuit, éperdu, presque honteux, comme s'il eût pénétré dans un temple où il n'avait pas le droit d'entrer. 一 人 の 神 父 がいる この 神 父 は 特 に 女 性 を 軽 蔑 している ところが 夜 月 の 光 の 中 で 若 い 男 女 がデートしている 場 面 を 見 てしまう それがきわめて 美 しい 教 会 の 枠 外 に 素 晴 らしいものが 実 現 している 神 父 は 狼 狽 する そしてモーパッサン は 彼 は 自 分 には 入 る 権 利 のない 一 つの 神 殿 に 入 ってしまったようだ と 指 摘 して 短 編 を 締 めくくっている 従 来 のキリスト 教 の 枠 組 が 退 けられている しかし 注 目 しなければならないのは キリ スト 教 の 枠 外 の 素 晴 らしさを 表 現 するのに キリスト 教 的 な 用 語 が 用 いられている 点 であ る 愛 が 実 現 している 領 域 が 一 つの 神 殿 だとされている これは 愛 は 神 聖 だとい う 主 張 と 同 然 だと 言 うことができる 本 論 文 での 考 察 にとってぴったりのテーマが 検 討 されていると 思 われるタイトルの 論 文 がある Le romantisme et la déchristinisation de l'europe である 25 その 論 文 で Schenk という 研 究 者 は ロマン 主 義 の 時 代 に 信 仰 と 理 性 超 自 然 と 自 然 の 区 別 が 消 えてしまう 傾 向 がある と 述 べている この 論 文 における 指 摘 に 助 けられながら 敷 衍 を 含 めて 議 論 を 進 めてみることにする 24 Guy de Maupassant ( ), Clair de lune, 1883 という 短 編 集 に 収 められている 25 H. G. Schenk, Le romantisme et la déchristinisation de l'europe, Romantisme et Religion, Colloque à Metz, 1980, Puf, p

21 (...) la ligne de démarcation entre la foi et la raison, entre le surnaturel et le naturel, que des Européens tels qu'albert le Grand et St Thomas d'aquin, Duns Scottus et Occam, Pomponazzi, Pascal et Kant avaient établie au prix de tant d'efforts, tendait maintennat, dans la période romantique, à s'effacer. (p.113) 神 や 信 仰 ないし 確 信 のテーマが ロマン 主 義 の 時 代 に 消 えてしまうのではない キリス ト 教 の 制 度 ( 教 会 )の 社 会 における 権 威 が 大 きく 相 対 化 されるというのでありながら 従 来 のキリスト 教 で 重 要 だったテーマは 何 となく 重 視 され 続 ける 判 断 の 方 向 が 何 となく としか 言 いようのない 雰 囲 気 でなされていくのが 大 きな 特 徴 である 高 い 価 値 がありそうなテーマに 魂 の 状 態 感 情 のあり 方 を 根 拠 にして 取 り 組 もうとするのが ロマン 主 義 の 特 徴 である 魂 の 状 態 感 情 のあり 方 が 重 要 であるなら 魂 を 持 つ 人 間 感 情 を 体 験 する 人 間 がまずなければならない 人 間 がいつまでも 残 る 神 がテーマであっても 神 が 中 心 でなく 人 間 が 中 心 であり 続 けるしかない 人 間 が 中 心 であるならば 人 間 の 通 常 の 理 解 を 超 えるものは いつまでたってもあいま いで 神 秘 的 である 高 い 価 値 がありそうだが いつまでたっても 曖 昧 であり 神 秘 的 で ある このようであることが 魂 や 感 情 の 存 続 を 保 証 している 人 間 が 人 間 であり 続 ける ことを 保 証 している 人 間 が 世 俗 的 であるということは 人 間 が 人 間 であるしかない ことにしがみつくことだ と 言 えるかと 思 われる 高 い 価 値 からの いざない に 応 えよ うとする それは 喜 びである しかし 人 間 であることを 捨 てようとしないので 高 い 価 値 からの いざない が いつまでも いざない でしかない いざない があって それ に 応 えようとすることは 喜 びだが いざない がいつまでも いざない でしかないのは 苦 しみでもある しかし その 苦 しみが ロマン 的 魂 にとっては 喜 びでもある Schenk の 言 い 方 ならば 曖 昧 な enthousiasme を 求 めて 生 きる ということになる これはやはり 理 解 する 力 が 弱 く しかし 高 い 価 値 を 放 棄 したくない という 立 場 があ るから 生 じてくる 状 態 である こうした 中 で 手 近 に 現 実 であることの 可 能 性 が 大 きいと 思 われる 愛 が とびぬけ て 重 宝 される 魂 の 状 態 感 情 のあり 方 にかなり 直 接 に 訴 えかけると 思 われる 愛 が 高 い 価 値 をも つということになる たとえば 自 由 恋 愛 がよい ということになる 離 婚 を 認 めさせようとして キリス ト 教 的 に 制 度 化 された 結 婚 を 相 対 化 させようとする 動 きが 生 じる 結 婚 は 社 会 制 度 であっ て 自 由 恋 愛 に 対 しては 桎 梏 になると 基 本 的 には 考 えられる しかし 自 由 恋 愛 を 実 現 するなら 社 会 制 度 の 外 側 に 自 由 な 領 域 を 確 保 することがまずは 考 えられるべきだと 思 われる 社 会 制 度 の 圧 力 を 緩 めることに 注 目 すると 恋 愛 を 自 由 に 生 きるのではなく 自 由 恋 愛 を 社 会 的 に 認 めさせることに 終 わってしまう 自 由 恋 愛 への 憧 れが 社 会 的 に 表 現 されるだけに 終 わってしまう 自 由 恋 愛 を 称 揚 するなら 高 い 価 値 がありそうな 恋 57

22 加 藤 隆 愛 の 味 方 になれる しかし 自 由 恋 愛 を 社 会 的 に 認 めさせるだけで 自 由 恋 愛 を 実 際 に 生 きることについては かなり 消 極 的 で 恋 愛 能 力 の 欠 如 が 疑 われるほどである ギ ターを 弾 いてはいけないという 社 会 的 禁 止 があって その 禁 止 を 解 除 して ギターを 手 に することが 社 会 的 にはできるようになるのだが ギターをうまく 弾 くことができない と いうたとえが 有 効 かもしれない しかし こうした 中 途 半 端 なアプローチが 手 近 にあっ て 取 り 組 み 易 い Peuple ( 民 民 衆 人 民 等 々)という 曖 昧 で でも 誰 でも 参 加 し 加 担 できそうな 集 団 が とにかくも 高 い 価 値 があるとされるようになる 音 楽 なるものが とにかく 有 無 をいわさずに 価 値 が 高 いとされる 音 楽 はかなり 手 軽 に 現 前 させることができる 強 い 魅 力 があることは 明 白 である しかし 理 解 しき れない 部 分 が 大 きい 魅 力 があって 曖 昧 であり ロマン 的 魂 の 要 求 にぴったりである ロマン 的 魂 が 熱 情 をもって 求 めているのは 神 を 感 じることである ロマン 的 宗 教 性 では 知 性 ではなく 魂 の 状 態 感 情 が 重 要 であることになる 感 じるだけでは 神 との 本 格 的 なつながりは 生 じない したがって 神 との 関 連 では いつまでたっても 基 本 的 に 不 満 足 の 状 態 にとどまることになる 宗 教 性 が 人 間 中 心 的 になっていて 神 中 心 で はないからである 26 それでも ロマン 的 魂 は 人 間 中 心 の 立 場 を 放 棄 しない 曖 昧 で 神 秘 的 なものに 身 を 寄 せるのは 喜 びがあるからである しかし 不 満 足 の 状 態 からの 苦 しみが 伴 う 憂 鬱 などと 呼 ばれる 状 態 である 理 解 する 力 が 弱 く しかし 高 い 価 値 を 放 棄 したくないから こうしたことが 生 じることになる 世 俗 化 は キリスト 教 の 単 純 な 否 定 ではない キリスト 教 の 制 度 ( 教 会 ) は 敬 遠 するが 神 も 含 めて さまざまな 要 素 との 関 係 の 構 造 を キリスト 教 の 制 度 ( 教 会 ) の 枠 外 で 保 持 しようとする 態 度 である その 際 に キリスト 教 のさまざまな 用 語 を 世 俗 的 にも 用 いるために 観 察 者 に 混 乱 が 生 じることなる ロマン 主 義 は 19 世 紀 の 直 前 あたりから 盛 り 上 がって 19 世 紀 前 半 がピークだと 言 える と 思 われる 日 本 の 明 治 時 代 は 19 世 紀 後 半 である 26 この 機 会 に 一 言 述 べさせていただきたい 神 の 問 題 は 当 然 のことながら 宗 教 の 問 題 だとされる 雰 囲 気 が 近 代 においてきわめて 濃 厚 である それなりの 知 識 人 でも こ のレベルの 理 解 から 脱 却 できていない 場 合 がほとんどである 宗 教 は 神 ( 神 々)の 権 威 を 背 景 にして 人 集 めをする 社 会 的 行 為 である 人 間 を 捨 てないで 神 に 関 わろうと するという 点 で ここで 議 論 している ロマン 的 魂 の 立 場 に 重 なるものである 宗 教 のアプローチでは 神 の 問 題 に 本 格 的 に 取 り 組 むことはできない 宗 教 学 は 神 学 ではない 私 個 人 の 体 験 だが 私 が 神 学 を 勉 強 したフランスのストラスブール 大 学 では 以 前 は 博 士 号 が 宗 教 学 博 士 だったらしい しかし 私 が 博 士 論 文 を 提 出 した 時 (1990 年 代 )には 与 えられる 称 号 は 神 学 博 士 になっていた どのような 議 論 があって 名 称 の 変 更 がなされたのか 残 念 ながら 詳 しく 知 らないが この 点 に 関 しては 適 切 な 見 識 が 示 さ れていて 頼 もしい 58

23 西 洋 においては 脱 キリスト 教 化 世 俗 化 がかなり 進 んで そこで 生 じたところの 恋 愛 を 高 く 評 価 する 見 方 が いきなり 日 本 に 入 ってきた 恋 愛 の 高 い 評 価 には キリスト 教 的 な 用 語 がいろいろと 用 いられている たとえば 愛 は 神 聖 だ という 表 現 である これは 私 が 比 較 的 よくわかるフランス 語 なら L amour est sacré だと 思 われる sacré は 日 本 語 に 訳 せば 神 聖 である キリスト 教 的 な 用 語 だと 言 えば その 通 りである しかしフランス 語 で L amour est sacré と 言 われて それがキリスト 教 的 な 価 値 観 の 枠 内 で 神 聖 だという 意 味 と 解 する 人 は フランス 語 を 母 国 語 とする 者 なら 小 学 生 でさえもあり 得 ないと 思 われる この 場 合 の sacré は あえて 言 うならば 非 難 の あり 得 ないような 高 い 価 値 のもの どうしようもないもの といったような 意 味 である たとえば バカンス は サクレ である しかし 日 本 語 で 愛 は 神 聖 だ と 言 うと ど うしようもなくキリスト 教 的 雰 囲 気 が 濃 厚 になる 抹 香 くさい ということになる キリスト 教 についての 理 解 が 浅 く しかしキリスト 教 をとにかくも 高 い 価 値 のものとし なければならない 雰 囲 気 が 生 じて そこでキリスト 教 用 語 が 用 いられると 西 洋 では 世 俗 的 用 法 のものであるのに 日 本 ではそのまま キリスト 教 用 語 として 理 解 されなければ ならないことになった と 理 解 すべきと 思 われる こうして 西 洋 から 来 た 恋 愛 高 い 評 価 の 恋 愛 は キリスト 教 のものだという 理 解 が 生 じてしまった もう 一 点 指 摘 しておくべきである 明 治 以 降 に 日 本 に 入 ってきた キリスト 教 は 特 にアメリカ 人 宣 教 師 牧 師 などによ るピューリタンのものが 中 心 的 だった ピューリタンのキリスト 教 は 制 度 的 ではあまり なく 民 衆 レベルの 人 々が 理 解 できる 程 度 の 確 信 それを 彼 らは 信 仰 と 呼 んでいる がきわめて 重 視 されている 人 々がそれぞれ 自 由 に 自 分 の 確 信 のあり 方 を 選 べる 雰 囲 気 になっている したがって たいへん 自 由 であるような 印 象 を 与 えてしまう しかし 理 解 の 力 が 弱 いので 身 の 回 りの 小 さな 生 活 の 要 素 に 彼 らの 確 信 に 合 わせて 取 り 組 んで そうした 取 り 組 みを 高 い 価 値 のものだとする といったことが 生 じてしまう ピューリタンが 大 きな 勢 力 になることは 制 度 的 な 教 会 の 立 場 から 言 うならば キリス ト 教 内 部 での 世 俗 化 の 動 きだ と 言 えてしまいそうなくらいである 愛 は 曖 昧 で 神 秘 的 である しかし 手 近 にありそうなところが 多 分 にある そこ で とにかく 愛 を 高 く 評 価 するということになる 大 きな 余 地 がある パウロは 愛 を 小 道 具 のひとつとして 使 おうとした これは 愛 を 高 く 評 価 しやすい という 愛 についての 一 般 の 人 々の 傾 向 を うまく 使 おうとした 例 だと 思 われる ピューリタンの 宣 教 師 牧 師 が 愛 は 素 晴 らしいと 言 う 西 洋 の 最 新 のロマン 主 義 的 な 大 家 たちも 愛 は 素 晴 らしいと 言 う どちらも 西 洋 から 入 ってきた だから 西 洋 起 源 の 愛 は キリスト 教 的 なものだということになってしまう 59

24 加 藤 隆 こうした 立 場 が 端 的 に 表 明 されているのは 伊 藤 整 ( )の 近 代 日 本 における 愛 の 虚 像 思 想 409( )( 伊 藤 整 近 代 日 本 人 の 発 想 の 諸 形 式 岩 波 文 庫 1981 p )ではないかと 思 われる 我 々は 愛 を 輸 入 した (p.153) 明 治 以 降 の 新 しいタイプの 愛 は 西 洋 起 源 だと 思 われる これは 適 切 である ところが 次 のように 述 べられている 明 治 以 来 我 々が 取 り 入 れた 西 洋 文 学 の 恋 愛 の 思 想 は このようなキリスト 教 の 宗 教 生 活 の 中 でのみ 実 践 性 があるものである (p.143) ここでの このようなキリスト 教 の 宗 教 生 活 とは 伊 藤 整 によれば 信 仰 祈 り 懺 悔 などで 常 に 立 ち 直 ろうとする 態 度 のことである これは 誤 りである キリスト 教 の 宗 教 生 活 の 中 で ではなく キリスト 教 的 な 世 俗 化 された 宗 教 的 雰 囲 気 の 生 活 の 中 で とでも 言 えば ぎりぎりのところで 適 切 かもしれない 伊 藤 整 が 言 うところの キリスト 教 の 宗 教 生 活 なるものについても 考 えておくのが 有 意 義 かと 思 われる 男 女 の 愛 の 関 係 には さまざまな 問 題 が 生 じる それを 乗 り 越 える ためには 信 仰 祈 り 懺 悔 がある と 伊 藤 整 は 言 っている そんなことは 西 洋 世 界 の 枠 組 みでも 基 本 的 にありえないことである たとえそれに 似 たような 場 面 があっても そこで 問 題 になっているのは 魂 の 状 態 のことであって キリスト 教 的 なものではなく ロマン 主 義 的 なものである 神 聖 な 愛 がある それは 西 洋 から 輸 入 された だからこの 愛 は キリスト 教 の 愛 である これは 間 違 いである このような 間 違 った 認 識 が 日 本 では 根 強 いものとし て 生 じてしまった 神 聖 な 愛 がある それは 西 洋 から 輸 入 された ただしこの 愛 は キリスト 教 の 道 徳 から 解 放 された 愛 世 俗 化 された 状 況 の 中 で 高 い 価 値 のものとされた 愛 である 本 来 の キリスト 教 の 愛 ( 愛 ( 人 間 の 間 の 愛 ))は 道 徳 的 徳 目 の 一 つに 過 ぎない と 認 識 すべきである 神 聖 な 愛 という 表 現 の 神 聖 な は キリスト 教 用 語 ではなく 世 俗 化 されえた 状 況 の 中 で 利 用 されている<( 元 は)キリスト 教 用 語 >だった 表 現 である 誤 解 を 避 けるために 確 認 する 愛 が すべてを 解 決 するような オールマイティの 手 段 であるように 考 えられているの は 近 代 の 偏 見 で キリスト 教 の 世 俗 化 の 中 で 生 じた 偏 見 である 愛 にはすばらしいところがあるのは 確 かである しかし 過 大 評 価 は 誤 りである 60

25 しかし 愛 が 異 様 に 重 視 されている このためにさまざまな 弊 害 が 生 じていると 思 わ れる 男 女 関 係 については 特 に 顕 著 である 生 じるかもしれない 弊 害 のことはあまり 考 え ず 愛 が 重 要 だからというので 愛 を 重 視 するためのさまざまな 工 夫 がなされてきた 愛 の 解 放 などと 言 われた ところが 男 女 が 自 由 に 恋 愛 をし 自 由 に 愛 を 楽 しむことができるようになったかという と そうではない ふたを 開 けてみると 恋 愛 ができない 人 がほとんどだということが 露 呈 していると 思 わ れる 誰 もが 百 メートルを 十 秒 で 走 れるのではない 恋 愛 ができる 人 の 割 合 は 百 メートル を 十 秒 で 走 れる 人 よりは 多 いかと 思 われる しかし たとえば 泳 げる 人 と 泳 げない 人 がいる 恋 愛 ができない 人 の 割 合 は 泳 げな い 人 より 多 いのではないだろうか 27 チャーリー ブラウンや 寅 さんみたいな 人 がいっぱいである 寅 さんについて 妹 のさ くらさんが 言 っているセリフに お 兄 ちゃんは 気 が 弱 いから というのがあった 28 一 方 で 愛 を 求 めているのだが 他 方 で 愛 が 怖 いのある 恋 愛 だけが 男 女 関 係 ではない ところが 恋 愛 がなくては 男 女 関 係 があり 得 ないような 雰 囲 気 になってしまっている その 結 果 三 十 代 四 十 代 あるいはそれ 以 上 になっても ( 高 く 評 価 され 過 ぎている) 愛 を 求 め 愛 のパートナーを 求 めてさまようばかりの 愛 の 迷 い 子 がいっぱいだというのが 現 状 ではないだろうか 恋 愛 を 高 く 評 価 し 過 ぎている ことが 大 きな 原 因 の 一 つだと 思 われる ( 本 稿 は 2014 年 10 月 11 日 ( 土 ) 日 本 比 較 文 学 会 東 京 支 部 第 52 回 東 京 大 会 ( 会 場 : 二 松 学 舎 大 学 九 段 キャンパス3 号 館 C 室 2)で 行 った 発 表 の 原 稿 に 加 筆 訂 正 したものである ) 27 百 メートルを 十 秒 泳 げる 人 と 泳 げない 人 の 比 喩 は 発 表 の 際 に 咄 嗟 に 述 べたも のである 統 計 などの 調 査 の 結 果 を 踏 まえた 主 張 ではない しかし 理 解 を 助 ける 効 果 が 大 きいように 思 われたので 削 除 しないで 記 しておく 28 男 はつらいよ 寅 次 郎 あじさいの 恋 1982 年 公 開 61

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