も く じ はじめに 1 主 要 テーマの 決 定 4 2 暫 定 用 途 地 域 の 経 緯 現 況 及 び 課 題 と 対 応 12 3 手 法 の 研 究 34 4 整 備 手 法 61 5 まとめ 73 おわりに 2

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1 豊 川 市 市 街 地 整 備 研 究 会 ~ 市 街 化 区 域 の 基 盤 整 備 長 期 未 着 手 地 域 における 整 備 手 法 について~ 概 要 版 1

2 も く じ はじめに 1 主 要 テーマの 決 定 4 2 暫 定 用 途 地 域 の 経 緯 現 況 及 び 課 題 と 対 応 12 3 手 法 の 研 究 34 4 整 備 手 法 61 5 まとめ 73 おわりに 2

3 はじめに 市 街 地 整 備 研 究 会 の 目 的 と 構 成 員 本 市 が 現 在 直 面 する 人 口 減 少 や 少 子 化 超 高 齢 社 会 を 踏 まえ これからのまちづくりにおいては 市 街 化 区 域 の 拡 大 による 量 を 重 視 するのではなく 現 在 の 市 街 化 区 域 においてより 快 適 な 日 常 生 活 ができるた めの 質 への 方 針 転 換 が 必 要 である 特 に 今 後 ます ます 増 加 する 高 齢 者 にとっては 移 動 範 囲 が 比 較 的 狭 まるため 身 近 な 生 活 においてより 生 活 しやすい 環 境 を 整 えていくことが 大 切 であり 既 成 市 街 地 の 住 環 境 の 維 持 改 善 を 図 り コンパクトな 住 宅 地 を 形 成 して いくことが 重 要 である しかしながら 市 街 化 区 域 内 には 低 利 用 未 利 用 地 や 基 盤 未 整 備 の 密 集 市 街 地 など が 存 在 しており 安 全 で 快 適 な 居 住 空 間 を 形 成 するた めの 多 面 的 な 事 業 展 開 が 必 要 となる 豊 川 市 市 街 地 整 備 研 究 会 ( 以 下 本 研 究 会 とい う )では 市 民 生 活 に 必 要 な 住 宅 店 舗 工 場 など の 建 物 が 多 く 立 地 する 市 街 化 区 域 の 中 でも 特 に 基 盤 整 備 が 長 期 未 着 手 である 又 は 不 十 分 な 地 域 に 焦 点 をあて 専 門 家 の 助 言 を 得 ながら 地 域 を 限 定 したうえで 当 該 区 域 の 将 来 的 な 基 盤 整 備 の 手 法 について 検 討 を 行 う 市 街 地 整 備 研 究 会 構 成 員 (9 名 ) 所 属 氏 名 企 画 部 企 画 政 策 課 橋 爪 共 弘 建 設 部 道 路 維 持 課 太 田 真 路 建 設 部 道 路 建 設 課 山 本 享 靖 建 設 部 建 築 課 白 井 高 行 建 設 部 区 画 整 理 課 岩 村 彰 久 上 下 水 道 部 下 水 整 備 課 佐 々 木 活 朗 消 防 本 部 防 災 対 策 課 松 倉 秀 明 建 設 部 都 市 計 画 課 佐 藤 稔 建 設 部 都 市 計 画 課 岩 本 好 生 3

4 1 主 要 テーマの 決 定 検 討 区 域 の 設 定 市 街 化 区 域 とは ( 都 市 計 画 法 第 7 条 第 2 項 ) すでに 市 街 地 を 形 成 している 区 域 及 び 概 ね10 年 以 内 に 優 先 的 かつ 計 画 的 に 市 街 化 を 図 るべき 区 域 本 市 の 市 街 化 区 域 の 状 況 項 目 A: 市 全 体 B: 市 街 化 区 域 割 合 (B/A) 基 準 時 または 出 典 面 積 16,075ha 3,480ha 約 22% H 人 口 181,444 人 140,237 人 約 77% H19 都 市 計 画 基 礎 調 査 市 街 化 区 域 を 検 討 区 域 として 設 定 4

5 1 主 要 テーマの 決 定 主 要 テーマの 決 定 横 断 的 な 検 討 を 要 し 市 民 への 影 響 が 高 い 項 目 かつ 検 討 の 優 先 度 が 高 い 課 題 を 主 要 テーマとして 決 定 STEP1 STEP2 STEP3 STEP4 基 盤 整 備 の 定 義 と 現 状 把 握 未 整 備 区 域 と 阻 害 要 因 の 把 握 基 盤 整 備 の 現 況 現 況 に 対 する 課 題 と 市 民 への 影 響 の 考 察 主 要 テーマの 決 定 に 至 るまでの 作 業 フロー 基 盤 整 備 に 該 当 する 事 業 ( 項 目 )の 洗 い 出 しと 現 在 の 整 備 状 況 の 把 握 基 盤 整 備 が 不 足 する 区 域 の 把 握 と 未 整 備 となっている 理 由 の 検 討 本 市 における 基 盤 整 備 の 現 況 を 特 に 基 盤 整 備 が 不 足 している 区 域 から 検 討 し 課 題 を 把 握 現 況 から 想 定 される 課 題 と 市 民 への 影 響 を 検 討 STEP5 検 討 の 優 先 度 の 考 察 整 備 の 進 捗 状 況 などから 横 断 的 検 討 を 要 する 項 目 を 検 討 STEP6 課 題 の 評 価 市 民 への 影 響 が 高 い 項 目 かつ 検 討 の 優 先 度 が 高 い 項 目 を 評 価 主 要 テーマの 決 定 5

6 1 主 要 テーマの 決 定 主 要 テーマの 決 定 STEP 1 基 盤 整 備 の 定 義 と 現 状 把 握 基 盤 整 備 の 定 義 公 共 事 業 のうち 市 街 化 区 域 で 実 施 する 事 業 (10 項 目 65 事 業 ) 現 状 把 握 前 段 で 提 示 した 事 業 の 整 備 状 況 を 数 値 で 把 握 (24 項 目 ) STEP1での 成 果 基 盤 整 備 の 定 義 では 道 路 下 水 道 公 園 などの 主 にハード 事 業 に 争 点 を 絞 り 都 市 (まち)を 形 成 する 主 要 な 要 素 を 抽 出 し 本 研 究 会 での 基 盤 整 備 の 見 解 を 共 有 現 状 把 握 では 先 に 抽 出 した 項 目 のうち 道 路 改 良 舗 装 道 路 反 射 鏡 や 橋 梁 など 数 量 や 指 標 を 表 すことができない 項 目 もあり 今 後 の 所 管 課 での 作 成 が 課 題 として 挙 げられ た 6

7 1 主 要 テーマの 決 定 主 要 テーマの 決 定 STEP 2 未 整 備 区 域 と 阻 害 要 因 の 把 握 STEP1を 踏 まえ 基 盤 整 備 が 不 足 する 区 域 を 図 に 記 入 しながら 項 目 別 にまとめを 実 施 市 街 化 区 域 において 整 備 が 完 了 している 項 目 ( 上 水 道 ) 必 要 性 が 生 じない 項 目 ( 急 傾 斜 地 )は 検 討 から 除 外 阻 害 要 因 ( 整 備 ができない 理 由 )についての まとめも 実 施 STEP2での 成 果 基 盤 整 備 が 不 足 する 区 域 は 市 の 中 心 部 でなく 市 街 化 区 域 縁 辺 部 に 分 布 の 傾 向 阻 害 要 因 ( 整 備 できない 理 由 ) は 既 に 行 政 課 題 として 捉 え 計 画 的 に 実 施 している 事 業 がある 一 方 で 地 権 者 との 合 意 形 成 や 県 など 上 位 機 関 との 連 携 が 必 要 な 場 合 もあり 市 単 独 では 整 備 できない 特 性 がある 7

8 1 主 要 テーマの 決 定 主 要 テーマの 決 定 STEP 3 基 盤 整 備 の 現 況 STEP2で 図 示 した 基 盤 整 備 が 不 足 する 区 域 のうち 複 数 の 項 目 が 存 在 する 地 域 につい ての 現 況 が 把 握 しやすいよう 地 区 を 絞 って 検 討 を 行 い 基 盤 整 備 の 現 況 としてまと めを 実 施 さらに 一 定 の 共 通 認 識 を 図 るため 現 況 のイメージに ついてもまとめを 実 施 A: 音 羽 B: 国 府 C: 為 当 D: 御 津 E: 小 坂 井 F: 豊 川 牛 久 保 G: 一 宮 STEP3での 成 果 基 盤 整 備 の 現 況 については 合 併 前 ( 旧 1 市 4 町 )の 地 域 ごとに 市 街 化 区 域 の 基 盤 整 備 のレベル( 質 )に 違 いが 生 じていることを 認 識 8

9 1 主 要 テーマの 決 定 主 要 テーマの 決 定 STEP 4 STEP 5 1 現 況 に 対 する 課 題 及 び 市 民 への 影 響 の 考 察 検 討 の 優 先 度 の 考 察 STEP4 基 盤 整 備 の 現 況 8 項 目 について 課 題 の 検 討 を 行 い 現 況 に 対 する 課 題 を 整 理 さらに 課 題 が 市 民 に 対 してどの ような 影 響 を 与 えているかについて の 検 討 を 行 い 市 民 への 影 響 の 考 察 として 整 理 STEP5 課 題 の 検 討 を 行 う 必 要 性 について 検 討 の 優 先 度 の 考 察 として 整 理 基 盤 整 備 の 現 況 に 対 する 課 題 課 題 1: 土 地 利 用 が 低 未 利 用 である ( 有 効 活 用 されていない) 課 題 2: 歩 いていける 公 園 がない 課 題 3: 狭 あい 道 路 密 集 市 街 地 である 課 題 4: 暫 定 用 途 地 域 である 課 題 5: 生 活 道 路 の 配 置 が 不 十 分 である 課 題 6: 下 水 道 整 備 が 不 十 分 である 課 題 7: 雨 水 排 水 対 策 が 不 十 分 である 課 題 8: 土 地 区 画 整 理 事 業 の 進 展 が 見 られない 9

10 1 主 要 テーマの 決 定 主 要 テーマの 決 定 STEP 4 STEP 5 2 現 況 に 対 する 課 題 及 び 市 民 への 影 響 の 考 察 検 討 の 優 先 度 の 考 察 STEP4 現 況 に 対 する 課 題 市 民 への 影 響 の 考 察 STEP5 検 討 の 優 先 度 の 考 察 STEP4 STEP5での 成 果 道 路 整 備 や 下 水 道 整 備 雨 水 排 水 対 策 など 市 民 生 活 に 影 響 が 直 結 する 項 目 の 把 握 だ けでなく 土 地 利 用 など 項 目 の 特 性 により 市 民 生 活 への 影 響 内 容 が( 支 障 となる 影 響 が) 見 えにくい 項 目 についての 課 題 も 把 握 整 備 が 徐 々に 進 んでいる 事 業 については 事 業 完 了 までには 時 間 がかかるものの 方 向 性 が 見 えているが 全 く 進 んでいない 事 業 については 今 後 の 予 定 も 立 っていないも のもある 10

11 1 主 要 テーマの 決 定 項 目 市 民 への 影 響 の 考 察 検 討 の 優 先 度 の 考 察 土 地 利 用 が 低 未 利 用 である ( 有 効 活 用 されていない) 納 税 に 対 する 恩 恵 を 受 けられない 地 価 が 上 がらないことが 不 利 益 に つながっている S の 区 域 区 分 ( 線 引 き) 決 定 時 から 市 街 化 区 域 として 現 在 に 至 っている 基 盤 整 備 の 進 展 については 線 引 き 決 定 以 降 全 く 進 んでいない 主 要 テーマの 決 定 STEP 6 課 題 の 評 価 と 主 要 テーマの 決 定 市 民 への 影 響 の 考 察 と 検 討 の 優 先 度 の 考 察 から 検 討 課 題 として 取 り 上 げるに 最 も 適 当 なものを 評 価 し 主 要 テーマ を 決 定 狭 あい 道 路 密 集 市 街 地 である 住 民 が 安 全 安 心 に 生 活 できない 既 成 市 街 地 が 形 成 され 住 宅 が 密 集 して おり 基 盤 整 備 が 困 難 である 整 備 の 進 展 については 狭 あい 道 路 密 集 市 街 地 のためほとんど 進 んでいな い 暫 定 用 途 地 域 である 住 民 が 同 じ 場 所 に 住 み 続 けること ができない S の 建 ぺい 率 容 積 率 の 指 定 時 から 暫 定 用 途 地 域 として 現 在 に 至 っている 基 盤 整 備 を 進 める 地 区 として 意 思 表 示 しつつも 線 引 き 決 定 以 降 整 備 は 全 く 進 んでいない 本 研 究 会 の 主 旨 に 沿 って 主 要 テーマを 考 慮 し 長 期 的 に 見 て 将 来 への 検 討 が 必 要 な 土 地 利 用 が 低 未 利 用 である 狭 あい 道 路 密 集 市 街 地 である 暫 定 用 途 地 域 である を 選 定 本 市 の 暫 定 用 途 地 域 は 密 集 市 街 地 要 素 を 含 む 地 区 と 空 地 の 多 い 低 未 利 用 の 地 区 と 異 なる 特 性 を 抱 えており 暫 定 用 途 地 域 の 研 究 を 主 要 テーマとして 捉 えることにより 上 記 で 挙 げた3 項 目 全 ての 検 討 が 可 能 主 要 テーマ 暫 定 用 途 地 域 ( 密 集 市 街 地 低 未 利 用 を 含 む)の 検 討 11

12 2 暫 定 用 途 地 域 の 経 緯 現 況 及 び 課 題 と 対 応 暫 定 用 途 地 域 の 経 緯 現 況 及 び 課 題 と 対 応 に 至 るまでの 作 業 フロー 暫 定 用 途 地 域 の 課 題 と 対 応 をまとめるため 以 下 のとおり 段 階 的 な 検 討 を 実 施 1. 暫 定 用 途 地 域 の 経 緯 定 義 位 置 指 定 の 経 緯 ( 県 内 の 状 況 ) 設 定 目 的 土 地 区 画 整 理 事 業 に 関 する 取 り 組 みの 経 緯 上 位 計 画 の 位 置 づけ ( 総 合 計 画 都 市 計 画 マスタープラン) 2. 暫 定 用 途 地 域 の 現 況 地 区 別 現 況 カルテの 作 成 及 び 地 区 の 現 況 分 析 ( 数 量 的 な 把 握 ) 現 地 踏 査 ( 現 地 状 況 の 把 握 ) 現 況 の 特 徴 3. 暫 定 用 途 地 域 の 課 題 と 対 応 12

13 暫 定 用 途 地 域 の 定 義 2 暫 定 用 途 地 域 の 経 緯 現 況 及 び 課 題 と 対 応 愛 知 県 策 定 ( 平 成 18 年 3 月 )の 暫 定 的 な 用 途 地 域 の 解 除 に 関 するガイドライン による 暫 定 用 途 地 域 の 定 義 土 地 区 画 整 理 事 業 等 の 市 街 地 開 発 事 業 等 により 面 的 に 公 共 施 設 を 整 備 して 新 たに 計 画 的 に 市 街 化 を 図 る 区 域 について その 整 備 に 備 え 原 則 として 第 一 種 低 層 住 居 専 用 地 域 建 ぺい 率 を30% 容 積 率 を50% に 建 築 物 の 高 さの 限 度 を10mに 定 めている 地 域 である 本 研 究 会 での 暫 定 用 途 地 域 の 定 義 付 け 13

14 暫 定 用 途 地 域 の 位 置 2 暫 定 用 途 地 域 の 経 緯 現 況 及 び 課 題 と 対 応 本 市 の 暫 定 用 途 地 域 一 覧 及 び 位 置 図 国 府 上 宿 地 区 名 ( 仮 称 ) 国 府 岡 本 高 畑 位 置 面 積 備 考 名 鉄 国 府 駅 西 側 区 域 内 を 音 羽 川 が 縦 断 約 19.6ha 国 府 岡 本 高 畑 名 鉄 国 府 駅 八 幡 平 尾 為 当 東 三 河 環 状 線 北 側 約 16.8ha 音 羽 川 国 府 上 宿 名 鉄 国 府 駅 北 側 約 20.8ha 旧 豊 川 市 東 三 河 環 状 線 八 幡 豊 川 西 部 土 地 区 画 整 理 事 業 地 東 側 約 2.5ha 為 当 平 尾 豊 川 西 部 土 地 区 画 整 理 事 業 地 北 東 側 約 11.8ha JR 愛 知 御 津 駅 JR 東 海 道 本 線 伊 奈 JR 東 海 道 本 線 南 側 約 11.7ha 旧 小 坂 井 町 伊 奈 名 鉄 伊 奈 駅 計 6 地 区 約 83.2ha 暫 定 用 途 地 域 豊 川 西 部 土 地 区 画 整 理 事 業 地 市 街 化 区 域 14

15 本 市 の 暫 定 用 途 地 域 の 指 定 変 遷 一 覧 本 市 の 暫 定 用 途 地 域 指 定 の 経 緯 2 暫 定 用 途 地 域 の 経 緯 現 況 及 び 課 題 と 対 応 年 月 日 用 途 地 域 建 ぺい 率 容 積 率 決 定 権 者 地 区 S 住 居 地 域 - 建 設 省 伊 奈 地 区 を 除 く5 地 区 S 住 居 地 域 - 愛 知 県 伊 奈 地 区 S 第 一 種 住 居 専 用 地 域 30% 50% 60% 200% 愛 知 県 為 当 地 区 を 除 く5 地 区 為 当 地 区 S 第 一 種 住 居 専 用 地 域 30% 50% 愛 知 県 為 当 地 区 H 第 一 種 低 層 住 居 専 用 地 域 30% 50% 豊 川 市 小 坂 井 町 全 地 区 15

16 2 暫 定 用 途 地 域 の 経 緯 現 況 及 び 課 題 と 対 応 暫 定 用 途 地 域 の 設 定 目 的 愛 知 県 のガイドラインと 本 市 の 暫 定 用 途 地 域 指 定 の 経 緯 を 踏 まえ 本 市 の 暫 定 用 途 地 域 の 設 定 目 的 を 以 下 のとおり 整 理 面 的 整 備 に 備 えた 仮 の 用 途 地 域 区 域 内 に 建 物 などが 立 地 しないよう 抑 制 し 土 地 区 画 整 理 事 業 などの 面 的 整 備 をしやすい 環 境 を 確 保 する 本 来 の 第 一 種 低 層 住 居 専 用 地 域 の 特 性 の 確 保 国 が 定 める 都 市 計 画 運 用 指 針 では 第 一 種 低 層 住 居 専 用 地 域 の 建 ぺい 率 30% 容 積 率 50%と 定 める 土 地 の 区 域 としては 優 れた 住 居 の 環 境 の 保 護 を 図 る 低 層 住 宅 用 地 が 考 えられる とされ 市 街 地 の 低 密 度 利 用 を 想 定 した 本 来 の 当 該 用 途 地 域 が 持 つ 特 性 を 確 保 する 16

17 土 地 区 画 整 理 事 業 に 関 する 取 り 組 みの 経 緯 2 暫 定 用 途 地 域 の 経 緯 現 況 及 び 課 題 と 対 応 国 府 岡 本 高 畑 地 区 為 当 地 区 における 過 去 の 土 地 区 画 整 理 事 業 の 取 り 組 みの 経 緯 地 区 名 協 議 の 経 緯 備 考 国 府 岡 本 国 府 高 畑 為 当 第 二 S44からH19.7.3まで 協 議 H19の 発 起 人 会 の 解 散 以 後 進 展 なし S44からH6.6.2まで 協 議 H6の 地 元 打 合 せ 以 降 進 展 なし S45からH3.4まで 協 議 H3の 計 画 協 議 書 提 出 及 び 回 答 以 降 進 展 なし H1.1.9まで 2 地 区 同 時 に 協 議 を 実 施 国 府 上 宿 八 幡 平 尾 及 び 伊 奈 については 経 緯 なし 17

18 2 暫 定 用 途 地 域 の 経 緯 現 況 及 び 課 題 と 対 応 暫 定 用 途 地 域 の 現 況 上 位 計 画 の 位 置 づけ 都 市 構 造 図 国 府 上 八 幡 平 尾 国 府 上 宿 八 幡 平 尾 第 5 次 豊 川 市 総 合 計 画 ( 基 本 計 画 改 訂 版 : 平 成 23 年 3 月 ) 都 市 構 造 くらしのゾーン 国 府 岡 高 畑 国 府 岡 本 高 畑 為 当 為 当 暫 定 用 途 地 域 の 位 置 づけ 自 然 環 境 と 調 和 し 他 のゾーン と 連 携 しながら 都 市 機 能 を 高 め 快 適 な 暮 らしを 演 出 する 住 みよ いゾーンづくりを 進 めます 伊 奈 概 ねの 位 置 として 表 記 しています 18

19 2 暫 定 用 途 地 域 の 経 緯 現 況 及 び 課 題 と 対 応 上 位 計 画 の 位 置 づけ 概 ねの 位 置 として 表 記 しています 豊 川 市 都 市 計 画 マスタープラン ( 平 成 23 年 3 月 ) 地 域 別 構 想 中 部 地 域 平 平 尾 八 幡 豊 川 西 部 土 地 区 画 整 理 事 業 周 辺 の 第 1 種 低 層 住 居 専 用 地 域 については 地 域 の 理 解 協 力 を 得 ながら まちづくりのル ールづくりや 必 要 な 基 盤 整 備 に ついて 検 討 します 三 河 国 分 尼 寺 跡 史 跡 公 園 や 財 賀 寺 をはじめ 歴 史 的 な 景 観 を 含 めた 周 辺 環 境 の 保 全 に 努 め ます 19

20 上 位 計 画 の 位 置 づけ 2 暫 定 用 途 地 域 の 経 緯 現 況 及 び 課 題 と 対 応 国 府 国 岡 府 本 岡 高 畑 為 当 国 国 府 上 宿 概 ねの 位 置 として 表 記 しています 豊 川 市 都 市 計 画 マスタープラン ( 平 成 23 年 3 月 ) 地 域 別 構 想 西 部 地 域 広 域 的 な 幹 線 道 路 交 通 基 盤 である ( 都 ) 名 豊 道 路 ( 仮 ) 東 三 河 IC 等 を 中 心 にした 交 通 ネットワークの 拠 点 と なる 本 地 域 の 特 性 を 活 かし 製 造 業 流 通 業 等 の 新 たな 産 業 拠 点 の 誘 導 を 検 討 します 老 朽 建 物 の 改 善 により 防 災 性 の 向 上 を 図 り 安 全 で 快 適 な 居 住 空 間 を 確 保 し ます 生 活 基 盤 施 設 の 整 備 充 実 が 必 要 な 国 府 岡 本 国 府 高 畑 為 当 第 二 地 区 およ び 豊 川 西 部 土 地 区 画 整 理 事 業 地 周 辺 の 第 1 種 低 層 住 居 専 用 地 域 については 地 域 の 理 解 協 力 を 得 ながら まちづ くりのルールづくりや 必 要 な 基 盤 整 備 について 検 討 します 20

21 上 位 計 画 の 位 置 づけ 2 暫 定 用 途 地 域 の 経 緯 現 況 及 び 課 題 と 対 応 豊 川 市 都 市 計 画 マスタープラン ( 平 成 23 年 3 月 ) 地 域 別 構 想 小 坂 井 地 域 生 活 基 盤 施 設 の 整 備 充 実 が 必 要 な 新 池 地 区 の 第 1 種 低 層 住 居 専 用 地 域 については 地 域 の 理 解 協 力 を 得 ながらまちづくりのルール づくりや 必 要 な 基 盤 整 備 について 検 討 します 伊 奈 概 ねの 位 置 として 表 記 しています 地 域 間 ネットワークを 構 成 する 道 路 の 整 備 に 向 け 地 域 および 事 業 主 体 等 の 関 係 機 関 に 対 して 働 きか けます ( 都 ) 石 巻 赤 根 線 の 早 期 事 業 着 手 21

22 地 区 別 現 況 カルテ 2 暫 定 用 途 地 域 の 経 緯 現 況 及 び 課 題 と 対 応 地 区 別 現 況 カルテ 暫 定 用 途 地 区 の 現 況 を 把 握 する ため 地 区 別 現 況 カルテを 作 成 6 地 区 全 体 各 地 区 の 市 街 地 水 準 を 市 街 化 区 域 全 体 と 比 較 するため 主 要 な 要 素 を 抽 出 し 可 視 化 各 地 区 の 特 性 を 分 析 22

23 地 区 別 現 況 カルテから 見 る 各 地 区 の 現 況 地 区 別 現 況 カルテ 23 2 暫 定 用 途 地 域 の 経 緯 現 況 及 び 課 題 と 対 応 地 区 市 平 均 より 高 い 項 目 市 平 均 より 低 い 項 目 国 府 岡 本 高 畑 歩 いていける 公 園 割 合 が 極 めて 高 い 為 当 可 住 地 割 合 が 極 めて 高 い 国 府 上 宿 八 幡 人 口 密 度 が 極 めて 高 い 可 住 地 割 合 が 極 めて 高 い 低 未 利 用 地 が 極 めて 少 ない 歩 いていける 公 園 割 合 が 高 い 平 尾 可 住 地 割 合 が 高 い 伊 奈 新 しい 住 宅 が 極 めて 多 い 歩 いて 行 ける 公 園 割 合 が 高 い 低 未 利 用 地 が 多 い 古 い 住 宅 が 多 い 道 路 が 極 めて 少 なく 2/3が 狭 あい 道 路 である 人 口 密 度 が 極 めて 低 い 低 未 利 用 地 が 極 めて 多 い 道 路 が 極 めて 少 なく 2/3が 狭 あい 道 路 である 歩 いていける 公 園 が 全 くない 古 い 住 宅 が 多 い 狭 あい 道 路 が 少 ないが 道 路 も 少 ない (6 地 区 の 中 では 高 い) 人 口 密 度 が 極 めて 低 い 可 住 地 割 合 が 極 めて 低 い 古 い 住 宅 ( 寺 社 等 を 含 む)が 極 めて 多 い 人 口 密 度 が 低 い 歩 いていける 公 園 割 合 が 極 めて 低 い 人 口 密 度 が 低 い 低 未 利 用 地 が 多 い 道 路 が 少 なく 半 分 が 狭 あい 道 路 である

24 2 暫 定 用 途 地 域 の 経 緯 現 況 及 び 課 題 と 対 応 現 地 踏 査 の 実 施 現 地 踏 査 地 区 別 現 況 カルテを 踏 まえ 現 地 の 状 況 を 詳 細 に 把 握 するため 現 地 踏 査 を 実 施 国 府 岡 本 高 畑 山 ノ 入 岡 本 高 畑 地 区 へ 至 るルートが 狭 くアクセス 性 が 悪 いせいか 古 い 住 宅 が 多 い 特 に 北 側 は 救 急 車 がギリギリ 進 入 でき る 程 度 である 土 砂 災 害 警 戒 区 域 があり 地 区 へ 至 る までに 起 伏 がある 道 路 がなく 低 未 利 用 地 である 道 路 が 狭 く 消 防 車 両 の 進 入 が 困 難 で ある 通 り 抜 けできず 現 道 への 一 定 の 宅 地 化 が 進 み 中 央 が 低 未 利 用 地 である ある 程 度 はセットバックしている 場 所 がある 保 育 園 あり 堤 防 道 路 などに 比 較 的 新 築 の 住 宅 が 存 在 する 地 区 北 側 は 歩 いていける 公 園 がない 現 況 図 国 府 岡 本 高 畑 開 発 一 団 地 ( 古 い 住 宅 ) 凡 例 暫 定 用 途 地 域 バリアフリー 基 本 構 想 に 基 づく 生 活 関 連 経 路 ( ) 小 学 校 通 学 路 都 市 計 画 道 路 ( 未 整 備 区 間 ) 中 央 が 低 未 利 用 地 全 ての 消 防 車 両 進 入 可 バリアフリー 生 活 関 連 経 路 ( 準 特 定 経 路 ) 土 砂 災 害 警 戒 区 域 都 市 計 画 道 路 ( 整 備 済 ) バリアフリー 生 活 関 連 経 路 都 市 計 画 道 路 ( 未 整 備 ) バリアフリー 生 活 関 連 経 路 ( 特 定 経 路 ) ( 特 定 経 路 ) 狭 隘 道 路 (センター 側 溝 ) 保 育 園 への 進 入 路 バリアフリー 生 活 関 連 経 路 ( 準 特 定 経 路 ) 河 川 沿 いの 道 路 バリアフリー 生 活 関 連 経 路 ( 準 特 定 経 路 ) 低 利 用 地 国 府 赤 根 線 バリアフリー 基 本 構 想 に 基 づく 生 活 関 連 経 路 :できる 限 り 移 動 しやすい 歩 行 空 間 の 整 備 を 目 指 す 路 線 アクセス 悪 し 古 い 住 宅 多 し タンク 車 大 型 水 槽 車 進 入 不 可 消 防 車 の 進 入 が 困 難 河 川 ( 音 羽 川 ) タンク 車 大 型 水 槽 車 進 入 不 可 現 道 への 一 定 の 住 宅 建 設 が 進 む 狭 隘 道 路 保 育 園 があり 送 り 迎 え 等 における 交 通 量 の 増 加 が 予 想 される 全 ての 消 防 車 両 進 入 可 都 市 計 画 道 路 ( 整 備 済 ) バリアフリー 生 活 関 連 経 路 ( 特 定 経 路 ) 北 側 には 公 園 が 無 い 24

25 現 地 踏 査 為 当 幹 線 道 路 (( 都 ) 国 府 御 津 線 )から の 出 入 りが 難 しい 道 路 が 少 ないため 住 宅 がなく ほ とんど 低 未 利 用 地 である 現 道 への 住 宅 建 設 は 鈍 化 している 県 道 ( 金 野 豊 川 線 )が 地 区 内 にある が 県 道 にもかかわらず 一 部 は2 項 道 路 にもなっていないほど 狭 い ( 道 路 幅 員 が1.8mない) 駅 から 距 離 があり 住 宅 地 としての 需 要 が 低 い 住 宅 が 密 集 化 していくとは 考 えられ ない 今 後 狭 い 現 道 に 下 水 道 整 備 を 進 め ていかなければいけない 現 地 踏 査 の 実 施 幹 線 道 路 からの 出 入 りが 困 難 現 況 図 為 当 区 域 内 道 路 都 市 計 画 道 路 ( 未 整 備 ) 狭 隘 道 路 凡 例 暫 定 用 途 地 域 小 学 校 通 学 路 都 市 計 画 道 路 ( 未 整 備 区 間 ) 交 通 量 が 多 く 幹 線 道 路 への 出 入 り が 難 しい 2 暫 定 用 途 地 域 の 経 緯 現 況 及 び 課 題 と 対 応 県 道 にもかかわらず 一 部 建 築 基 準 法 (2 項 )の 道 路 ではない 国 府 御 津 線 名 豊 道 路 低 未 利 用 地 区 域 内 道 路 住 宅 建 設 は 鈍 化 道 路 が 少 なく 大 部 分 が 低 未 利 用 地 全 ての 消 防 車 両 進 入 不 可 都 市 計 画 道 路 ( 未 整 備 ) 河 川 沿 いの 道 路 大 型 水 槽 車 進 入 不 可 低 未 利 用 地 都 市 計 画 道 路 予 定 地 低 未 利 用 地 25

26 2 暫 定 用 途 地 域 の 経 緯 現 況 及 び 課 題 と 対 応 現 地 踏 査 現 地 踏 査 の 実 施 幼 稚 園 があり 送 迎 等 の 交 通 量 が 多 い 東 部 住 宅 密 集 地 は 一 筆 が 狭 く 建 て 替 え 時 に 幼 稚 園 あり 送 迎 等 交 通 量 多 し 建 て 替 え 時 に 支 障 支 障 をきたす 可 能 性 がある 西 側 変 則 交 差 点 ( 姫 街 道 )からの 進 入 路 は 消 現 況 図 防 車 両 が 進 入 できず 交 通 安 全 面 でも 懸 念 され 国 府 上 宿 幼 稚 園 があり 送 迎 時 などは 周 辺 交 通 量 が 多 い 県 営 住 宅 開 発 一 団 地 国 府 上 宿 る 空 き 家 が 目 立 つ 狭 あい 道 路 住 宅 密 集 地 低 未 利 用 地 が 混 在 している 民 間 開 発 等 を 繰 り 返 し 行 ったため 開 発 ごとに 道 路 がつながり 道 路 配 置 が 良 くない 区 域 内 道 路 変 則 的 な 交 差 点 消 防 車 両 の 進 入 困 難 また 変 則 十 字 路 のため 交 通 安 全 においても 懸 念 される 区 域 内 道 路 通 過 交 通 量 が 多 く また 2 項 道 路 (セットバ ック)に 関 する 通 報 が 年 に 数 件 ある 大 池 線 低 未 利 用 地 民 間 開 発 等 を 繰 り 返 し 行 った ため 道 路 配 置 が 良 くない 狭 隘 道 路 (センター 側 溝 ) 住 宅 密 集 地 狭 隘 道 路 区 域 内 道 路 上 宿 樽 井 線 交 差 点 が 設 置 できていない 適 切 に2 項 道 路 のセットハ ックがされていない 南 西 部 は 狭 あい 道 路 のみ 本 数 も 少 ないため 凡 例 暫 定 用 途 地 域 バリアフリー 基 本 構 想 に 基 づく 生 活 関 連 経 路 小 学 校 通 学 路 都 市 計 画 道 路 ( 未 整 備 区 間 ) 低 未 利 用 地 雑 木 林 姫 街 道 からの 消 防 車 両 の 進 入 が 困 難 都 市 計 画 道 路 ( 未 整 備 ) バリアフリー 生 活 関 連 経 路 ( 特 定 経 路 ) 排 水 不 良 低 未 利 用 で 雑 木 林 がある 道 路 は 路 線 により 交 通 量 の 偏 りがある 消 防 車 の 進 入 が 困 難 空 き 家 が 目 立 つ 26

27 2 暫 定 用 途 地 域 の 経 緯 現 況 及 び 課 題 と 対 応 現 地 踏 査 現 地 踏 査 の 実 施 八 幡 宮 現 況 図 八 幡 南 西 部 の 狭 あい 道 路 は 防 犯 上 暗 くて 危 険 区 域 内 道 路 区 域 内 道 路 バリアフリー 生 活 関 連 経 路 ( 準 特 定 経 路 ) 八 幡 (H24 年 度 以 降 拡 幅 計 画 あり) 地 区 内 の 住 宅 は 敷 地 が 広 い 八 幡 宮 が 特 徴 的 区 域 内 道 路 良 好 な 景 観 を 有 する 八 幡 宮 区 域 内 道 路 区 域 内 道 路 凡 例 暗 く 危 狭 隘 道 路 暗 く 危 険 な 暫 定 用 途 地 域 バリアフリー 基 本 構 想 に 基 づく 生 活 関 連 経 路 小 学 校 通 学 路 狭 あい 道 路 区 域 内 道 路 広 い 敷 地 大 池 線 北 側 は 街 区 の 中 央 で 線 引 き 決 定 がされ ており 分 断 されている 同 一 街 区 内 で 市 街 化 区 域 と 市 街 化 調 整 区 現 況 図 域 が 存 在 線 平 引 尾 きで 分 断 大 きな 低 未 利 用 地 一 筆 が 広 い 低 未 利 狭 隘 道 路 用 地 平 比 較 的 大 きな 低 未 利 用 地 が2 箇 所 存 在 する 一 部 住 宅 密 集 地 があり 一 筆 が 狭 く 建 て 替 都 市 計 画 道 路 ( 整 備 済 ) 区 域 内 道 路 区 域 内 道 路 尾 え 時 に 支 障 をきたす 可 能 性 あり 部 分 的 に 狭 あい 道 路 や 行 き 止 まり 道 路 がある 大 池 線 沿 い 南 側 などは 一 筆 が 広 く 高 級 住 宅 地 のような 場 所 もあり 低 未 利 用 地 建 て 替 え 時 に 支 障 住 宅 が 密 集 している 凡 例 暫 定 用 途 地 域 小 学 校 通 学 路 県 営 住 宅 都 市 計 画 道 路 ( 整 備 済 ) 狭 隘 道 路 低 未 利 用 地 狭 あい 道 路 27

28 現 地 踏 査 の 実 施 2 暫 定 用 途 地 域 の 経 緯 現 況 及 び 課 題 と 対 応 現 地 踏 査 新 池 公 園 西 側 の 狭 あい 道 路 は 大 型 水 槽 車 が 進 入 できない 平 成 23 年 度 に 拡 幅 済 未 整 備 の 都 市 計 画 道 路 が2 路 線 ( 小 坂 条 線 石 巻 赤 根 線 )ある 新 池 公 園 が 整 備 されたことにより 住 環 境 が 良 くなった 伊 ある 程 度 の 道 路 状 況 広 大 な 避 難 地 も あり 防 災 上 特 段 問 題 無 し 奈 地 区 内 は 概 ね4m 道 路 が 縦 横 にあり 側 溝 も 布 設 されている 一 筆 あたりは 比 較 的 広 く 駅 に 近 接 し ており 利 便 性 の 良 い 場 所 住 宅 建 設 は 鈍 化 しているが 都 市 計 画 道 路 区 域 内 への 建 築 は 増 加 傾 向 であ る 現 況 図 伊 奈 大 型 水 槽 車 進 入 できず 区 域 内 道 路 新 池 公 園 ( 整 備 済 ) 通 過 交 通 量 が 多 く また 2 項 道 路 (セットバック)に 関 する 通 報 が 年 に 数 件 ある 大 型 水 槽 車 進 入 不 可 平 成 23 年 度 拡 幅 済 ( 予 定 ) 凡 例 暫 定 用 途 地 域 低 未 利 用 地 小 学 校 通 学 路 都 市 計 画 道 路 ( 未 整 備 区 間 ) ( 都 ) 石 巻 赤 根 線 ( 都 ) 小 坂 井 中 条 線 区 域 内 道 路 区 域 内 道 路 小 坂 井 中 条 線 都 市 計 画 道 路 予 定 地 区 域 内 道 路 駅 近 接 にもかかわらず 現 道 への 住 宅 建 設 は 鈍 化 である 石 巻 赤 根 線 区 域 内 道 路 新 池 公 園 (= 避 難 地 ) 28

29 2 暫 定 用 途 地 域 の 経 緯 現 況 及 び 課 題 と 対 応 暫 定 用 途 地 域 の 課 題 と 対 応 地 区 国 府 岡 本 高 畑 課 題 と 対 応 緊 急 車 両 のアクセスが 困 難 で 迅 速 な 活 動 に 支 障 があり 地 区 内 への 適 切 な 道 路 整 備 が 必 要 である 保 育 園 や 小 学 校 の 通 学 路 があり バリアフリー 等 交 通 安 全 対 策 や 歩 行 者 の 安 全 性 確 保 が 必 要 である 国 府 駅 に 近 接 し もともと 宅 地 需 要 が 高 い 地 区 であるが ( 都 ) 国 府 赤 根 線 の 開 通 により さらに 宅 地 開 発 の 需 要 が 高 まる 可 能 性 があるため 無 秩 序 な 開 発 の 規 制 誘 導 が 求 められる 音 羽 川 堤 防 道 路 への 下 水 道 整 備 が 困 難 であるため 整 備 手 法 の 検 討 が 必 要 であ る 暫 定 用 途 地 域 の( 建 築 抑 制 という) 規 制 が 機 能 していないため 適 切 な 土 地 利 用 転 換 が 求 められる 29

30 2 暫 定 用 途 地 域 の 経 緯 現 況 及 び 課 題 と 対 応 暫 定 用 途 地 域 の 課 題 と 対 応 地 区 為 当 課 題 と 対 応 地 区 北 側 からのアクセス 性 を 高 めるため 国 府 御 津 線 の 整 備 が 必 要 である 広 域 幹 線 道 路 である 名 豊 道 路 の 東 三 河 IC( 平 成 24 年 開 設 予 定 )が 近 接 し 開 発 需 要 が 高 まる 可 能 性 がある しかし 駅 から 距 離 があり 住 宅 開 発 の 需 要 が 乏 しい 状 況 であるため 今 後 の 都 市 計 画 道 路 の 整 備 に 合 わせ 地 区 の 将 来 ビジョンの 再 検 討 とともに 適 切 な 土 地 利 用 の 転 換 が 求 められる 下 水 道 整 備 に 合 わせ 狭 あい 道 路 の 整 備 手 法 を 検 討 する 必 要 がある 面 整 備 の 進 展 がないまま 60/200から30/50へと 規 制 強 化 された 経 緯 があり 用 途 地 域 見 直 しに 向 けた 検 討 が 必 要 である 30

31 2 暫 定 用 途 地 域 の 経 緯 現 況 及 び 課 題 と 対 応 暫 定 用 途 地 域 の 課 題 と 対 応 地 区 国 府 上 宿 課 題 と 対 応 6 地 区 で 最 も 住 宅 が 密 集 しており 規 制 により 建 て 替 え 時 に 支 障 をきたす 可 能 性 がある 現 在 でも 古 い 家 や 空 き 家 が 目 立 つ 民 間 開 発 等 が 進 んだ 結 果 道 路 が 線 としてつながらず 道 路 配 置 が 良 くない 住 宅 が 密 集 している 箇 所 は 火 災 発 生 時 の 延 焼 被 害 の 拡 大 が 懸 念 されるため 防 災 の 視 点 においても 地 区 内 の 計 画 的 な 道 路 整 備 が 必 要 である 地 区 内 主 要 道 路 の 交 通 量 はかなり 多 く 幼 稚 園 もあることから 歩 行 者 の 安 全 性 確 保 やバリアフリー 等 交 通 安 全 対 策 が 必 要 である 下 水 道 整 備 が 平 成 24 年 度 から 着 手 されるが 道 路 整 備 の 検 討 に 伴 い 基 盤 整 備 の 手 法 についての 検 討 が 必 要 である 隣 接 地 である 西 部 土 地 区 画 整 理 事 業 地 内 は 比 較 的 若 者 世 代 が 住 む 一 方 暫 定 用 途 地 域 は 高 齢 者 世 代 が 多 くなり 地 域 格 差 などコミュニティの 問 題 も 懸 念 される 31

32 2 暫 定 用 途 地 域 の 経 緯 現 況 及 び 課 題 と 対 応 暫 定 用 途 地 域 の 課 題 と 対 応 地 区 八 幡 課 題 と 対 応 史 跡 三 河 国 分 寺 跡 整 備 基 本 構 想 では 八 幡 宮 は 環 境 保 全 ゾーン とされてお り 三 河 国 分 寺 跡 三 河 国 分 尼 寺 跡 史 跡 公 園 など 周 辺 には 本 市 を 代 表 する 景 観 を 有 する 資 源 が 多 く 存 在 しているため 景 観 保 全 のための 規 制 の 検 討 が 必 要 で ある 地 区 内 住 宅 地 は 敷 地 が 広 いため 暫 定 ではなく 正 式 に 低 層 住 宅 地 としてもよい 平 尾 大 池 線 北 側 は 同 一 街 区 内 で 市 街 化 区 域 と 市 街 化 調 整 区 域 が 存 在 しており 30/50 に 対 して 調 整 区 域 は60/200と 逆 転 しているため 線 引 き 境 界 の 見 直 しが 必 要 で ある 低 未 利 用 地 などへの 新 設 道 路 や 狭 あい 道 路 の 拡 幅 など ポイントを 定 め 個 別 に 整 備 していくことが 必 要 である 32

33 2 暫 定 用 途 地 域 の 経 緯 現 況 及 び 課 題 と 対 応 暫 定 用 途 地 域 の 課 題 と 対 応 地 区 課 題 と 対 応 伊 奈 ( 都 ) 小 坂 井 中 条 線 の 計 画 区 域 内 への 住 宅 建 築 が 増 加 傾 向 である 西 小 坂 井 駅 に 近 接 し 新 池 公 園 が 整 備 され 住 環 境 の 向 上 により 開 発 需 要 が 高 ま ることが 想 定 されるため 無 秩 序 な 開 発 の 規 制 誘 導 が 求 められる 既 存 道 路 は 整 形 に 配 置 されているが 未 整 備 の 都 市 計 画 道 路 が 斜 めに 交 差 するた め 都 市 計 画 道 路 を 含 めた 地 区 内 道 路 の 配 置 を 検 討 する 必 要 がある 住 環 境 が 良 くなったことにより 暫 定 ではなく 正 式 に 低 層 住 宅 地 として 考 えても 良 いが 未 整 備 の 都 市 計 画 道 路 が2 路 線 あるので 都 市 計 画 道 路 完 成 まで 現 状 維 持 したほうが 良 い 33

34 3 手 法 の 研 究 一 般 的 な 手 法 の 研 究 手 法 種 別 所 管 法 目 的 ( 法 第 1 条 ) 計 画 地 区 計 画 都 市 計 画 法 事 業 土 地 区 画 整 理 事 業 道 路 事 業 下 水 道 事 業 土 地 区 画 整 理 法 道 路 法 下 水 道 法 都 市 計 画 の 内 容 及 びその 決 定 手 続 都 市 計 画 制 限 都 市 計 画 事 業 その 他 都 市 計 画 に 関 し 必 要 な 事 項 を 定 め ることにより 都 市 の 健 全 な 発 展 と 秩 序 ある 整 備 を 図 り もつて 国 土 の 均 衡 ある 発 展 と 公 共 の 福 祉 の 増 進 に 寄 与 すること 土 地 区 画 整 理 事 業 に 関 し その 施 行 者 施 行 方 法 費 用 の 負 担 等 必 要 な 事 項 を 規 定 することにより 健 全 な 市 街 地 の 造 成 を 図 り もつて 公 共 の 福 祉 の 増 進 に 資 すること 道 路 網 の 整 備 を 図 るため 道 路 に 関 して 路 線 の 指 定 及 び 認 定 管 理 構 造 保 全 費 用 の 負 担 区 分 等 に 関 する 事 項 を 定 め もつて 交 通 の 発 達 に 寄 与 し 公 共 の 福 祉 を 増 進 すること 流 域 別 下 水 道 整 備 総 合 計 画 の 策 定 に 関 する 事 項 並 び に 公 共 下 水 道 流 域 下 水 道 及 び 都 市 下 水 路 の 設 置 その 他 の 管 理 の 基 準 等 を 定 めて 下 水 道 の 整 備 を 図 り も つて 都 市 の 健 全 な 発 達 及 び 公 衆 衛 生 の 向 上 に 寄 与 し あわせて 公 共 用 水 域 の 水 質 の 保 全 に 資 すること 34

35 3 手 法 の 研 究 地 区 計 画 1 内 容 地 区 計 画 の 方 針 (ビジョン) 地 区 整 備 計 画 ( 具 体 内 容 ) 目 標 や 地 区 の 整 備 開 発 及 び 保 全 の 方 針 を 定 める 道 路 公 園 緑 地 などの 地 区 施 設 や 建 築 物 等 の 整 備 土 地 利 用 に 関 する 計 画 を 定 める 用 途 容 積 率 建 ぺい 率 敷 地 面 積 または 建 築 面 積 壁 面 後 退 高 さ 形 態 または 色 彩 緑 化 率 垣 またはさくの 構 造 などに 対 する 制 限 一 定 のルールに 守 られた 建 築 物 が 建 つことと 合 わせて 道 路 や 公 園 などの 配 置 を 定 めることに より 地 区 全 体 がまとまりのある 市 街 地 として 形 成 される 地 区 計 画 のイメージ 35

36 3 手 法 の 研 究 地 区 計 画 2 住 居 系 地 区 計 画 の 活 用 事 例 計 画 手 法 豊 川 西 部 地 区 計 画 豊 川 駅 東 地 区 計 画 平 成 11 年 3 月 サンヒル 赤 坂 地 区 計 画 平 成 19 年 11 月 事 業 手 法 土 地 区 画 整 理 事 業 による 公 共 施 設 及 び 宅 地 整 備 開 発 行 為 による 公 共 施 設 及 び 宅 地 整 備 予 定 する 基 盤 整 備 または 整 備 後 の 区 域 に 定 めることで 事 業 の 効 果 を 維 持 増 進 地 区 計 画 は 計 画 手 法 であり 事 業 手 法 ではないため 地 区 施 設 の 整 備 は 事 業 手 法 が 必 要 計 画 手 法 と 事 業 手 法 のセットで 実 現 することによりその 効 果 を 発 揮 課 題 現 に 基 盤 整 備 が 脆 弱 な 市 街 地 の 改 善 を 図 るために 定 める 事 例 は 少 ない 住 民 が 主 体 となってまちづくりを 進 めていくためには 市 街 地 の 整 備 改 善 を 図 る 地 区 計 画 を 進 めることが 課 題 36

37 3 手 法 の 研 究 土 地 区 画 整 理 事 業 のイメージ 土 地 区 画 整 理 事 業 1 37

38 3 手 法 の 研 究 土 地 区 画 整 理 事 業 2 耕 地 整 理 法 ( 明 治 42 年 公 布 ) 土 地 の 所 有 者 が 組 合 員 となって 耕 地 整 理 組 合 を 組 織 し 自 分 たちの 土 地 の 有 効 利 用 を 図 るため 土 地 を 整 形 し 道 路 や 水 路 を 造 る 土 地 区 画 整 理 法 ( 昭 和 29 年 公 布 ) 耕 地 整 理 法 の 事 業 手 法 を 踏 襲 しつつ 都 市 計 画 区 域 内 での 施 行 とする 土 地 区 画 整 理 事 業 が 全 国 的 に 行 われる 中 心 市 街 地 の 空 洞 化 公 共 施 設 整 備 の 遅 れ 防 災 対 策 など 都 市 の 発 展 に 伴 って 生 じた 課 題 組 合 施 行 ( 事 業 主 体 : 組 合 ) 市 施 行 ( 事 業 主 体 : 市 ) 行 政 が 課 題 解 決 に 向 けた 市 街 地 の 整 備 手 法 として 実 践 し 一 般 化 課 題 土 地 区 画 整 理 事 業 は 地 権 者 の 方 々の 同 意 がなければ 成 り 立 たない 38

39 3 手 法 の 研 究 道 路 事 業 1 所 管 法 定 義 道 路 法 道 路 交 通 法 建 築 基 準 法 公 道 であり 道 路 構 造 令 により 幅 員 構 造 などの 基 準 を 定 めている 一 般 交 通 の 用 に 供 する 場 所 を 言 い 公 道 のほか 農 道 や 林 道 赤 道 があり 私 道 のうち 一 般 交 通 に 供 用 されているものも 含 む 公 道 以 外 に 位 置 指 定 道 路 なども 含 まれ それ 以 外 のものは 法 律 上 道 路 とは 位 置 づけられ ず 同 法 関 連 上 は 通 路 道 などと 呼 ばれる 分 類 役 割 幹 線 道 路 ( 街 路 ) 都 市 間 交 通 交 通 量 推 計 などに 基 づき 都 市 計 画 決 定 を 行 う 路 線 ( 計 画 )である 広 域 交 通 を 担 うという 位 置 づけから 2 以 上 の 自 治 体 を 経 由 するもの あるいは 全 区 間 が 単 一 の 自 治 体 に 含 まれるもので も 起 点 終 点 の 少 なくとも 一 方 が 駅 等 の 拠 点 と 接 続 する 路 線 が 一 般 的 である 都 市 計 画 道 路 蔵 子 線 の 整 備 イメージ 拡 幅 事 業 生 活 道 路 住 宅 などから 主 要 な 道 路 に 出 るまでに 利 用 する 日 常 生 活 に 必 要 な 道 路 である 自 動 車 歩 行 者 が 混 在 し 頻 繁 に 自 動 車 が 通 ることを 前 提 としていない 道 路 である 整 備 前 整 備 後 39

40 3 手 法 の 研 究 道 路 事 業 2 改 良 工 事 ( 用 地 買 収 を 伴 わない) 排 水 確 保 のための 側 溝 整 備 工 事 経 年 劣 化 による 舗 装 改 良 工 事 路 肩 の 整 備 により 有 効 幅 員 を 確 保 し 車 両 等 の 交 通 安 全 に 寄 与 する 工 事 など 緊 急 性 を 要 し かつ 道 路 ( 公 共 ) 用 地 内 の 改 良 のため 比 較 的 短 期 間 で 工 事 が 完 了 拡 幅 工 事 ( 用 地 買 収 を 伴 う) 狭 あい 道 路 などを4.0m 以 上 に 拡 幅 歩 道 設 置 を 行 うための 拡 幅 など 地 元 要 望 とは 別 に 沿 線 地 権 者 の 同 意 優 先 順 位 を 付 け 整 備 採 択 1 年 目 用 地 測 量 等 2 年 目 用 地 買 収 3 年 目 工 事 民 地 の 用 地 買 収 を 含 め 地 権 者 の 同 意 が 必 要 なため 長 期 にわたる 事 業 期 間 が 必 要 課 題 1 各 町 内 会 から 多 くの 道 路 整 備 要 望 があるため 対 応 が 遅 れている 2 旧 町 と 旧 豊 川 市 の 整 備 要 望 の 水 準 に 差 があり 旧 町 の 整 備 水 準 が 比 較 的 低 いと 伺 える 3 後 退 用 地 への 対 応 が 未 熟 で 狭 あい 道 路 の 整 備 が 進 んでいない 4 街 路 の 整 備 は 行 政 が 長 期 計 画 の 中 で 整 備 している 一 方 で 狭 あい 道 路 を 含 む 新 設 の 生 活 道 路 や 準 幹 線 道 路 の 整 備 は 地 元 要 望 が 中 心 となっており 計 画 的 整 備 ができていない 40

41 3 手 法 の 研 究 下 水 道 事 業 1 < 施 設 > 下 水 道 : 管 渠 ポンプ 場 及 び 汚 水 処 理 場 から 構 成 される 施 設 本 市 では 汚 水 は 汚 水 管 で 処 理 場 へ 送 り 雨 は 雨 水 管 で 河 川 などへ 放 流 する 分 流 式 を 採 用 下 水 道 法 に 基 づく 下 水 道 公 共 下 水 道 流 域 下 水 道 都 市 下 水 道 単 独 公 共 下 水 道 流 域 関 連 公 共 下 水 道 特 定 環 境 保 全 公 共 下 水 道 特 定 公 共 下 水 道 浄 化 槽 ( 合 併 処 理 浄 化 槽 ) その 他 汚 水 処 理 施 設 農 業 集 落 排 水 施 設 など コミュニティープラント 41

42 3 手 法 の 研 究 特 徴 下 水 道 事 業 2 < 受 益 者 負 担 金 > 下 水 道 は 道 路 とは 異 なり 誰 もが 利 用 するものでは 無 く 下 水 道 が 整 備 された 区 域 のみ 利 用 可 能 であり 土 地 の 利 用 価 値 があがるなど 特 定 の 利 益 を 受 けること( 受 益 )となる そこで 受 益 と 負 担 の 公 平 を 保 ちながら 事 業 を 円 滑 に 進 めるために 整 備 区 域 の 方 が 建 設 費 の 一 部 を 負 担 する 受 益 者 負 担 金 ( 分 担 金 )を 設 定 下 水 道 事 業 は 整 備 に 長 時 間 を 要 するために 受 益 者 負 担 金 ( 分 担 金 )は 貴 重 な 財 源 となっている < 下 水 道 の 位 置 付 け> 下 水 道 は 健 康 で 快 適 な 生 活 のために 必 要 な 都 市 基 盤 施 設 であるが 生 活 に 必 要 不 可 欠 な 施 設 ではなく 生 活 の 質 の 向 上 に 資 する 施 設 である 都 市 基 盤 施 設 としての 必 要 性 は 高 いが 道 路 等 の 整 備 と 比 べると 緊 急 性 が 低 く 他 の 基 盤 整 備 が 完 了 した 市 街 地 での 最 後 の 仕 上 げとして まち を 完 成 させるものという 位 置 付 けが 強 い ものである 課 題 狭 い 道 路 が 多 く 家 屋 が 密 集 している 地 区 ( 密 集 市 街 地 )や 道 路 の 数 が 少 なくて 有 効 利 用 がで きない 土 地 ( 低 未 利 用 地 )が 多 い 地 区 など 下 水 道 整 備 に 先 立 つべき 整 備 が 不 十 分 な 地 区 があ る 他 の 基 盤 整 備 の 不 十 分 な 地 区 における 他 の 基 盤 整 備 と 下 水 道 整 備 との 調 整 が 今 後 の 市 街 地 整 備 における 課 題 である 42

43 3 手 法 の 研 究 アドバイザーの 活 用 事 例 や 経 験 知 専 門 知 識 を 取 り 入 れるため 外 部 講 師 を 依 頼 し 5つの 視 点 による 講 演 を 開 催 視 点 実 施 日 アドバイザー 名 目 的 講 演 内 容 経 緯 の 把 握 事 例 研 究 事 例 研 究 手 法 の 提 案 事 例 研 究 8 月 23 日 ( 火 ) 第 4 回 研 究 会 9 月 7 日 ( 水 ) 第 5 回 研 究 会 9 月 7 日 ( 水 ) 第 5 回 研 究 会 9 月 7 日 ( 水 ) 第 5 回 研 究 会 11 月 1 日 ( 火 ) 第 7 回 研 究 会 豊 川 建 設 業 協 会 事 務 長 近 藤 六 男 氏 本 市 の 土 地 区 画 整 理 事 業 の 経 緯 について 土 地 区 画 整 理 事 業 の 経 緯 を 通 して 本 市 における 過 去 の 市 街 地 整 備 の 経 緯 を 研 究 する 建 設 部 一 宮 地 区 建 設 課 主 任 松 原 太 郎 氏 本 市 の 暫 定 用 途 地 域 の 解 除 事 例 について 土 地 区 画 整 理 事 業 により 本 市 の 暫 定 用 途 地 域 の 解 除 につなげた 事 例 を 研 究 する 国 際 開 発 コンサルタンツ まちづくりグループプロジェクトマネージャー 山 本 孝 氏 県 内 の 暫 定 用 途 地 域 の 解 除 事 例 について 地 区 計 画 により 県 内 ( 東 郷 町 )の 暫 定 用 途 地 域 の 解 除 につなげた 事 例 を 研 究 する 国 際 開 発 コンサルタンツ 名 古 屋 支 店 長 大 森 和 仁 氏 暫 定 用 途 地 域 の 整 備 手 法 について 実 績 のある 建 設 コンサルタントから 見 た 本 市 6 地 区 の 暫 定 用 途 地 域 の 整 備 手 法 の 提 案 を 研 究 する 特 定 非 営 利 活 動 法 人 東 三 河 ハートネット 理 事 長 柳 原 伸 行 氏 豊 橋 市 二 川 地 区 のまちづくりについて NPO 等 の 参 画 を 得 て 地 元 が 主 体 的 に 取 り 組 んだ 豊 橋 市 二 川 地 区 のまちづくりの 事 例 を 研 究 する 43

44 3 手 法 の 研 究 先 進 地 視 察 アドバイザー 講 演 で 得 られた 成 果 のフォローアップや 本 市 にない 手 法 の 研 究 のため 先 進 地 視 察 を 実 施 回 第 1 回 第 2 回 日 時 及 び 視 察 地 11 月 30 日 ( 火 ) 午 前 10 時 15 分 ~ 午 後 1 時 東 郷 町 役 場 経 済 環 境 部 都 市 計 画 課 及 び 現 地 見 学 11 月 30 日 ( 火 ) 午 後 2 時 30 分 ~5 時 安 城 市 役 所 建 設 部 維 持 管 理 課 及 び 現 地 見 学 12 月 13 日 ( 火 ) 午 前 10 時 30 分 ~ 午 後 3 時 焼 津 市 役 所 都 市 整 備 部 都 市 計 画 課 及 び 現 地 見 学 対 応 者 及 び 参 加 者 視 察 内 容 東 郷 町 : 杉 浦 課 長 中 根 課 長 補 佐 大 原 主 査 豊 川 市 :6 名 3 名 暫 定 用 途 地 区 解 除 事 例 白 土 (しろつち) 涼 松 (すずみまつ) 地 区 のまちづ くりについて アドバイザーから 講 演 のあった 同 地 区 の 行 政 へのヒアリン グ 調 査 及 び 現 地 見 学 を 実 施 安 城 市 : 水 野 課 長 補 佐 河 村 氏 豊 川 市 :6 名 2 名 狭 あい 道 路 整 備 事 業 について 狭 あい 道 路 整 備 事 業 のヒアリング 調 査 及 び 現 地 見 学 を 実 施 焼 津 市 : 天 野 主 幹 山 田 氏 2 名 豊 川 市 :7 名 暫 定 用 途 地 域 ( 暫 定 逆 線 引 き)のまちづくりについて 現 在 取 り 組 みを 進 めている 暫 定 用 途 地 域 のまちづくりに ついてのヒアリング 調 査 及 び 現 地 見 学 を 実 施 44

45 3 手 法 の 研 究 アドバイザーの 発 言 の 要 点 第 1 回 アドバイザーの 講 演 目 的 事 業 展 開 実 施 の 要 件 社 会 情 勢 の 変 化 地 区 別 都 市 施 設 用 地 の 確 保 から 一 体 的 な 都 市 施 設 整 備 へ 地 元 の 有 力 者 や 議 員 などからの 依 頼 により 事 業 を 展 開 する 組 合 施 行 が 基 本 市 で 整 備 計 画 や 方 針 などは 定 めないが 本 市 では 介 入 度 合 いが 高 いのが 特 徴 動 きが 頓 挫 した 地 区 に 対 して 積 極 的 な 働 きかけはしていない 減 歩 に 対 する 住 民 理 解 と 合 意 形 成 過 程 での 地 元 から 信 頼 されるリーダーの 存 在 が 必 要 不 可 欠 未 整 備 の 都 市 施 設 があることによって 財 源 確 保 につながり( 事 業 費 減 歩 率 の 抑 制 ) さ らには 事 業 の 公 共 性 必 要 性 が 高 くなる 建 物 移 転 補 償 費 の 抑 制 のため 空 地 が 多 い 未 利 用 地 状 態 が 望 ましい 保 留 地 の 売 却 のため 地 価 の 安 定 が 望 ましい 市 施 行 は 区 域 内 に 重 要 な 都 市 施 設 がある 場 合 で 駅 周 辺 など 事 業 の 必 要 性 が 高 い 箇 所 に 限 ることが 望 ましい 同 時 期 の 複 数 展 開 は 一 般 的 ではない 地 価 はH7 頃 から 下 落 傾 向 現 在 は 保 留 地 が 売 れないため 財 源 確 保 が 困 難 保 留 地 を 売 り 出 し 前 に 地 権 者 が 個 人 の 土 地 を 売 却 する 傾 向 価 値 観 の 変 化 国 府 岡 本 高 畑 為 当 : 進 めてきたが 進 展 なし( 減 歩 反 対 気 運 低 好 機 逸 失 ) 国 府 上 宿 八 幡 平 尾 : 地 区 特 性 から 不 適 切 安 易 に 土 地 区 画 整 理 事 業 による 市 街 地 整 備 を 選 択 することは 現 状 から 好 ましくない 45

46 3 手 法 の 研 究 一 宮 大 木 土 地 区 画 整 理 事 業 の 概 要 地 区 の 概 要 面 積 約 31.1ha 内 容 施 行 期 間 平 成 16 年 10 月 1 日 ~ 平 成 30 年 3 月 31 日 (18 年 6ヵ 月 ) 決 定 認 可 指 定 権 利 者 数 筆 数 都 市 計 画 決 定 平 成 16 年 4 月 6 日 ( 土 地 区 画 整 理 事 業 ) 平 成 23 年 6 月 17 日 ( 用 途 地 域 暫 定 用 途 解 除 ) 当 初 認 可 平 成 16 年 10 月 1 日 ( 組 合 設 立 日 ) 仮 換 地 指 定 501 人 915 筆 平 成 23 年 6 月 8 日 平 均 減 歩 率 20.54%( 小 数 点 以 下 は 下 水 受 益 者 負 担 金 分 ) 市 街 化 率 58.8%( 平 成 21 年 時 点 ) 移 転 率 22.10% 地 区 内 主 要 道 路 第 2 回 アドバイザーの 講 演 都 市 計 画 道 路 豊 川 新 城 線 ( 国 道 151 号 バイパス) 中 通 線 県 道 三 蔵 子 一 宮 線 財 源 構 成 一 宮 大 木 明 らかに 公 の 負 担 割 合 が 異 なる 一 般 的 な 組 合 低 い 減 歩 率 地 元 の 理 解 主 要 道 路 の 建 設 補 助 金 による 財 源 確 保 が 容 易 合 併 での 位 置 づけ 推 進 をバックアップ 好 条 件 が 揃 わない 限 り 他 地 区 での 全 面 適 用 は 困 難 46

47 3 手 法 の 研 究 東 郷 町 白 土 涼 松 地 区 の 概 要 第 3 回 アドバイザーの 講 演 1 面 積 項 目 位 置 の 特 徴 約 40ha 内 容 名 古 屋 市 に 隣 接 し 平 針 駅 赤 池 駅 及 び 国 道 153 号 バイパスに 至 近 でもあるため 当 時 から 開 発 ポテンシャルの 高 い 地 区 であった 第 1 第 2ブロック 建 て 詰 まっている 狭 あい 道 路 が 多 い 未 利 用 地 が 点 在 区 域 区 分 用 途 地 域 建 ぺい 率 容 積 率 指 定 の 変 遷 構 成 市 街 地 形 成 の 特 徴 住 民 の 特 徴 S 市 街 化 区 域 編 入 ( 当 初 線 引 き) S 住 居 地 域 建 ぺい 容 積 6/20 S 第 1 種 住 居 専 用 地 域 建 ぺい 容 積 5/10 S 第 1 種 住 居 専 用 地 域 建 ぺい 容 積 3/5 H 第 1 種 低 層 住 居 専 用 地 域 建 ぺい 容 積 3/5 白 土 地 区 ( 第 1ブロック 第 2ブロック) 及 び 涼 松 地 区 ( 第 3ブロック 第 4ブロック) 地 区 内 は 密 集 市 街 地 要 素 ( 狭 あい 道 路 が 多 く 行 き 止 まりもある 基 盤 が 脆 弱 な 部 分 )と 未 利 用 地 要 素 ( 道 路 が 少 なく 宅 地 利 用 の 使 い 勝 手 が 悪 い 部 分 )が 混 在 していた 地 区 内 は 線 引 き 前 から 住 む 高 齢 者 世 代 と 3/ 5の 指 定 以 降 に 建 てられた30 代 などの 比 較 的 若 い 世 代 が 混 在 している 47 第 3ブロック 広 大 な 未 利 用 地 第 4ブロック 建 て 詰 まっている 狭 あい 道 路 が 多 い 未 利 用 地 が 点 在

48 3 手 法 の 研 究 アドバイザーの 発 言 の 要 点 第 3 回 アドバイザーの 講 演 2 背 景 行 動 暫 定 用 途 解 除 の 強 い 要 望 地 元 の 方 の 熱 意 高 い 住 宅 開 発 のポテンシャル 将 来 的 なまちづくりへの 明 確 な 位 置 づけ 地 区 計 画 を 具 現 化 する 施 設 整 備 の 担 保 の 確 保 住 民 主 導 による 計 画 化 民 意 を 反 映 できる 協 議 会 の 設 置 地 区 状 況 に 沿 った 整 備 手 法 適 用 コンサルタントの 有 効 活 用 行 政 のバックアップ( 人 的 財 的 ) 地 元 のニーズの 形 成 が 不 可 欠 である 地 区 計 画 は 策 定 方 法 によっては 住 民 の 理 解 が 得 られる 有 効 な 手 法 となり 得 る 地 区 計 画 の 有 効 な 活 用 のため 施 設 整 備 と 一 体 的 な 適 用 が 必 要 である 地 区 住 民 が 求 める 将 来 のまちづくりを 基 点 にした 地 区 計 画 を 立 てる 必 要 がある 48

49 ３ 手法の研究 第３回アドバイザーの講演② 参考 協議会が作成した地区計画素案 赤囲みは土地区画整理 事業の施行区域 第２ブロック 第３ブロック 第１ブロック 第４ブロック 49

50 3 手 法 の 研 究 先 進 地 視 察 でのまとめ 先 進 地 視 察 in togo 視 察 により 行 政 側 の 状 況 や 現 地 状 況 をフォローアップ 広 域 な 市 街 地 整 備 は 地 元 住 民 議 員 のニーズや 理 解 だけでなく 行 政 内 部 での 実 施 体 制 まちづくり 交 付 金 の 活 用 といった 財 源 措 置 などの 様 々な 要 素 を 勘 案 し タイミングをみて 実 施 することが 重 要 名 古 屋 近 郊 という 住 まいのポテンシャルが 高 い 地 域 でも 地 元 住 民 のニーズ や 理 解 には 時 間 がかかるため 本 市 ではなおさら 地 元 住 民 に 対 する 継 続 した 働 きかけが 必 要 広 域 な 市 街 地 の 短 期 集 中 整 備 は 行 政 運 営 に 適 当 市 街 地 整 備 に 適 用 する 手 法 の 選 択 には 一 定 の 基 準 が 必 要 であり 地 区 を 細 分 化 してその 特 性 に 応 じて 手 法 を 切 り 替 えることも 必 要 行 政 は 住 民 の 協 議 会 との 関 係 に 終 期 を 見 通 しておくことが 必 要 だが 最 終 的 なまちづくりの 目 標 を 見 据 え 整 備 後 でも 自 主 的 な 地 区 活 動 が 発 展 するた めの 働 きかけが 必 要 市 民 協 働 といっても 計 画 どおり 万 全 に 進 むわけではなく 善 後 策 を 整 え 最 善 を 尽 くせるようあらかじめ 心 構 えて 望 むことが 必 要 50

51 ３ 手法の研究 整備手法の形式的な考え方① 第４回アドバイザーの講演① 整備手法と地区特性を①既成市街地 ＤＩＤ地区 と新市街地 ＤＩＤ以外の地区 の区分け ②耕地整理の有無 ③整備すべき都市計画道路の有無で整理 青枠 耕地整理で整備された現道 農道 がある程度格子状 に入っており 比較的成型な道路形状である 分類① 分類② 分類③ 分類④ 分類⑦ 分類⑤ 分類⑥ 橙枠 道路ストック 農道 がない旧集落地のため 密集市街地的な地区である 51 分類⑧ 緑枠 既成市街地と比べて未利用 地が多い傾向である

52 ３ 手法の研究 第４回アドバイザーの講演② 整備手法の形式的な考え方② 主に土地区画整理事業 主に地区計画と個別事業の組み合わせ 52

53 整 備 手 法 の 形 式 的 な 考 え 方 3 地 区 別 整 理 第 4 回 アドバイザーの 講 演 2 地 区 分 類 整 備 の 考 え 方 国 府 岡 本 高 畑 26 3 手 法 の 研 究 区 画 整 理 による 未 整 備 都 市 計 画 道 路 と 沿 道 地 区 の 一 体 整 備 地 区 計 画 による 生 活 道 路 の 体 系 化 と 街 区 公 園 の 整 備 ミニ 区 画 整 理 地 区 計 画 と 個 別 事 業 整 備 による 介 在 農 地 の 利 用 転 換 為 当 4 未 整 備 都 市 計 画 道 路 と 沿 道 地 区 の 一 体 整 備 区 画 整 理 による 住 宅 地 の 集 約 化 と 産 業 用 地 の 供 給 国 府 上 宿 156 地 区 計 画 による 生 活 道 路 の 体 系 化 と 街 区 公 園 の 整 備 ミニ 区 画 整 理 地 区 計 画 と 個 別 事 業 整 備 による 介 在 農 地 の 利 用 転 換 用 地 買 収 方 式 の 街 路 事 業 あるいは 沿 道 整 備 型 街 路 事 業 により 未 整 備 都 市 計 画 道 路 と 沿 道 地 区 の 一 体 整 備 八 幡 8 緑 地 保 全 景 観 保 全 平 尾 7 都 市 計 画 道 路 沿 道 の 土 地 活 用 に 向 けた 用 途 地 域 の 見 直 し 地 区 計 画 による 地 区 施 設 の 充 実 化 伊 奈 15 区 画 整 理 による 未 整 備 都 市 計 画 道 路 と 沿 道 地 区 の 一 体 整 備 ( 地 区 道 路 網 の 再 編 及 び 土 地 の 区 画 形 状 の 改 善 ) 地 区 計 画 と 個 別 事 業 による 道 路 整 備 53

54 ３ 手法の研究 第４回アドバイザーの講演 整備手法の考え方は 整備手法の検討初期段階で有効である 地区を細分化して整備手法を判断する必要がある 行政の持つ地区の固定概念で判断するだけでなく 外部から見た地区 の特性を活用する必要がある 第１回アドバイザー 近藤六男氏 第３回アドバイザー 山本 孝氏 54 第４回アドバイザー 大森和仁氏

55 3 手 法 の 研 究 住 民 とのまちづくりの 考 え 方 第 5 回 アドバイザーの 講 演 東 三 河 人 にやさしい 街 づくりアドバイザー グループ 豊 橋 技 術 科 学 大 学 及 び 豊 橋 市 が 住 民 参 加 型 まちづくりにより 平 成 14 年 に 整 備 計 画 を 策 定 地 元 住 民 とワークショップを 中 心 としたま ちづくり 計 画 素 案 作 成 で 住 民 と 行 政 の 橋 渡 しとしてアドバイザーグループが 中 心 的 に 活 躍 自 分 たちのまちは 自 分 たちで 考 える 住 民 が 楽 しんで まちづくりに 参 画 素 案 策 定 の 流 れ まちづくりの 方 向 転 換 55

56 3 手 法 の 研 究 アドバイザーの 発 言 の 要 点 第 5 回 アドバイザーの 講 演 住 民 との 関 係 構 築 のポイント ワークショップ 実 施 のポイント NPO 等 介 入 の ポイント 魅 力 のあるまちにしたいと 自 分 たちで 考 え 提 案 できる 仕 組 みが 重 要 地 域 住 民 の 中 でリーダーシップを 握 れる 人 知 識 がある 人 が 主 導 できれば 住 民 理 解 につな がる 住 民 とコミュニケーションを 取 りながら 進 めることが 重 要 まちづくりの 喜 びや 達 成 感 を 住 民 が 理 解 し 協 力 につなげることが 大 切 まちの 良 い 所 悪 い 所 を 宝 探 し 感 覚 で 見 出 し 最 終 的 に 自 分 たちでまとめる ファシリテーターは 大 学 生 NPOは 裏 方 役 実 のある 意 見 を 引 き 出 すため 中 間 でアンケート 実 施 少 数 意 見 の 活 用 小 学 校 への 出 前 講 座 の 実 施 子 どもから 家 族 へ 伝 わり 会 議 参 加 者 が 増 加 地 権 者 の 協 力 を 誘 発 NPO 等 の 介 入 により 行 政 と 住 民 の 対 立 的 関 係 が 緩 和 NPO 等 の 役 割 は 住 民 意 見 の 容 易 化 よる 理 解 促 進 と 行 政 への 提 案 戦 略 の 検 討 実 績 払 いの 委 託 契 約 まちづくりの 第 三 者 的 中 間 的 な 存 在 としてNPO 等 は 有 効 である NPO 等 の 住 民 寄 りの 性 格 から 住 民 の 警 戒 感 も 薄 れ 事 業 運 営 がスムーズになる 地 元 のリーダーの 発 掘 と 育 成 に 寄 与 できる 経 費 削 減 効 果 がある 行 政 とNPO 等 の 関 係 の 醸 成 が 必 要 がある 56

57 ３ 手法の研究 先進地視察 in anjo 制度の概要 狭あい道路整備事業 安城市狭あい道路拡幅整備要綱 に基づき 建物の新 築 増改築の際に ４ｍの幅員を確保するとともに 後 退用地の所有権移転手続きの費用負担並びに整備を行い 安全で良好な市街地の形成と居住環境の向上を図る事業 項目 要点 経緯 市の課題として 古くからの市街地や幹線 道路から入り込んでいる所では道路幅員も狭 く 市街化区域でありながらインフラ整備の 遅れがあり 担当部長の意向により事業検討 を進めていった インフラ整備の手法には土地区画整理事業 地区計画や道路新設 拡幅工事等があるが 段階的整備を進めていく当初の手法として 狭あい道路の整備を行うことを検討した 狭あい道路の整備に関しては 条例化する 意見もある中で 最終的には要綱で行うこと とした 57

58 3 手 法 の 研 究 制 度 の 補 足 狭 あい 道 路 の 整 備 手 法 を 右 図 のとおり 整 理 先 進 地 視 察 in anjo 種 類 内 容 測 量 等 費 用 負 担 管 理 区 分 寄 付 市 市 狭 あい 道 路 整 備 (セットバック 用 地 ) 自 己 管 理 個 人 個 人 道 路 敷 地 寄 付 (5m 以 上 道 路 に 拡 幅 ) 寄 付 個 人 市 建 築 基 準 法 のセットバックの 後 押 しができる 平 成 22 年 度 で148 件 の 申 請 があり 寄 付 案 件 は33 件 で 残 りは 個 人 管 理 案 件 やその 他 開 発 関 係 であった 県 内 では 岡 崎 市 が 条 例 により 実 施 している また 豊 田 市 では 寄 付 案 件 が 年 600 件 にも 上 る 寄 付 の 理 由 は 町 内 要 望 の 道 路 拡 幅 事 業 によるものや 測 量 費 固 定 資 産 税 の 軽 減 使 えない 土 地 の 管 理 問 題 寄 付 を 希 望 されない 方 は 所 有 権 移 転 に 時 間 を 要 すことや 抵 当 権 が 外 せないなどの 理 由 がある 平 成 20 年 度 の 施 行 時 から 約 年 30 件 を2 人 で 事 務 を 行 っているが 今 後 件 数 が 増 加 した 場 合 体 制 の 見 直 しが 必 要 昨 年 度 から 啓 発 パンフレット 作 成 や 自 己 管 理 希 望 者 への 寄 付 制 度 切 り 替 えの 周 知 をなど 事 業 の 促 進 を 図 っている 申 請 から 登 記 完 了 まで4ヶ 月 程 度 時 間 を 要 する 測 量 費 等 は 公 嘱 協 会 と 調 整 しており 1 宅 地 あたり 約 40 万 円 で 行 っている ( 平 成 23 年 度 予 算 12,000 千 円 は 単 独 市 費 ) 2 項 道 路 の 判 断 や 中 心 線 の 取 り 決 めは 建 築 課 で 寄 付 後 の 管 理 は 維 持 管 理 課 ( 道 路 管 理 部 局 )で 事 務 を 行 っている 市 街 地 整 備 に 関 する 問 題 意 識 と 解 決 意 欲 を 高 めて 検 討 していくことが 必 要 本 市 におけるセットバック 用 地 の 取 り 扱 いに 積 極 的 な 事 業 展 開 の 検 討 が 必 要 狭 あい 道 路 整 備 などの 線 的 な 整 備 の 連 続 性 が 面 整 備 を 代 替 する 場 合 もあるため 現 道 拡 幅 が 必 要 な 路 線 を 見 極 めて 適 用 していくことが 必 要 狭 あい 道 路 の 整 備 の 根 拠 となる 要 綱 要 領 の 策 定 が 必 要 財 源 措 置 や 業 務 量 の 増 加 への 対 応 も 考 慮 しながら 計 画 的 に 進 めていくことが 必 要 複 数 ある 市 街 地 整 備 の 手 法 の 体 系 を 整 理 し 市 街 地 整 備 ( 道 路 )のコンセンサスを 得 ていくことが 必 要 58

59 ３ 手法の研究 先進地視察 in yaizu 取り組みの概要 特定保留地区の概況 当初は市街化区域であり 土地区画整理事業を実施 する予定であったが 一部地権者の反対があり実施 できず 昭和60年に用途地域を残したまま市街化区 域から市街化調整区域へ逆線引きし 特定保留地 区 と位置付けた 逆線引き後は開発等建築ラッシュは無く 良好な住 環境を維持している その後 市内の土地区画整理事業が一段落したこと により 再度事業化に向けて住民意識調査やワーク ショップを実施することになった 平成21年 アンケート 住民説明会 ４回 平成22年 アンケート ワークショップ ６回 平成23年 個別相談会 ４回 ワークショップ ６回 測量説明会 ４回 区画整理地区 工業地域 特定保留 土地所有者へのアンケート内容 現状に対する意見 将来的な土地利用に関する意見 平成27年に実施される都市計画区域マスタープラン の定期見直しに向けて 事業実施の可否を検討中 59

60 先 進 地 視 察 の 補 足 市 の 方 向 性 住 民 意 識 今 後 の 動 向 先 進 地 視 察 in yaizu 市 としては 組 合 施 行 による 土 地 区 画 整 理 事 業 を 実 施 し 市 街 化 区 域 編 入 を 目 指 す 市 長 トップマネージメント 事 業 に 指 定 されている 事 業 化 の 際 には 住 民 協 働 でまちづくりを 実 施 する 意 向 総 合 計 画 国 土 利 用 計 画 都 市 計 画 マスタープランなど 上 位 計 画 で 市 街 化 区 域 編 入 を 計 画 3 手 法 の 研 究 地 権 者 はまちづくりに 対 する 意 識 が 低 く ワークショップ 開 催 時 でも 建 設 的 な 意 見 があまりない 暫 定 用 途 指 定 について 解 除 要 望 はほとんど 無 い 開 発 や 建 築 に 制 限 があるので 市 街 化 区 域 編 入 要 望 はある 東 日 本 大 震 災 以 降 全 事 業 を 縮 減 し 津 波 対 策 に 重 点 を 置 くようにシフトしつつある 事 業 化 には 最 終 的 に9 割 以 上 の 同 意 が 必 要 であるが 平 成 24 年 に 中 間 住 民 意 識 調 査 (8 割 以 上 の 同 意 が 必 要 )で 事 業 化 の 賛 否 を 問 う 当 該 地 区 が 建 築 及 び 開 発 ラッシュを 免 れ 住 宅 密 集 化 を 防 ぐことができたのは 昭 和 60 年 の 逆 線 引 き( 市 街 化 区 域 市 街 化 調 整 区 域 )による 早 い 段 階 での 規 制 が 奏 功 本 市 でも 地 区 計 画 等 の 規 制 誘 導 と 合 わせ 将 来 の 事 業 展 開 に 向 け 準 備 しておくことが 必 要 (ただし 愛 知 県 では 特 定 保 留 地 区 制 度 を 実 質 的 に 運 用 していないため 適 用 困 難 ) 一 定 レベルの 良 質 な 住 環 境 が 提 供 されている 地 域 では 住 民 の 不 満 は 少 なく まちづくりの 原 動 力 と 成 り 難 いことから 市 の 政 策 として 行 政 が 方 向 性 を 示 し 住 民 を 誘 導 することが 必 要 組 合 施 行 による 土 地 区 画 整 理 事 業 の 事 業 化 を 見 据 えた 場 合 区 長 や 地 元 議 員 等 まちづくりの リーダーと 成 り 得 る 人 物 の 登 用 育 成 が 重 要 移 り 変 わる 住 民 ニーズや 周 辺 環 境 の 変 化 市 の 財 政 状 況 を 考 慮 し 事 業 実 施 のタイミングを 図 る ことが 重 要 60

61 4 整 備 手 法 ( 愛 知 県 暫 定 的 な 用 途 地 域 の 解 除 に 関 するガイドライン ) 1. 土 地 区 画 整 理 事 業 暫 定 用 途 地 域 の 解 除 の 手 法 最 も 優 れた 市 街 地 開 発 事 業 であり 極 力 土 地 区 画 整 理 事 業 の 推 進 に 努 める 解 除 の 時 期 は 仮 換 地 の 指 定 をもって 2. 地 区 計 画 の 決 定 と 都 市 基 盤 施 設 の 整 備 地 区 計 画 を 決 定 し 都 市 基 盤 施 設 を 整 備 することによって 解 除 することが 可 能 解 除 の 時 期 は 交 付 金 の 交 付 決 定 等 がされ 整 備 の 実 施 が 確 実 になった 時 点 3. 開 発 行 為 都 市 計 画 法 第 29 条 に 基 づく 開 発 行 為 によって 整 備 完 了 と 判 断 できる 場 合 解 除 の 時 期 は 工 事 完 了 公 告 ( 都 市 計 画 法 第 36 条 第 3 項 ) 及 び 公 共 施 設 の 用 に 供 する 土 地 の 帰 属 ( 都 市 計 画 法 第 40 条 )が 完 了 した 後 61

62 4 整 備 手 法 整 備 手 法 の 検 討 フロー 1 主 要 テーマの 決 定 2 暫 定 用 途 地 域 の 経 緯 現 況 及 び 課 題 と 対 応 3 手 法 の 研 究 4 整 備 手 法 住 宅 地 における 面 的 整 備 の 必 要 性 及 び 実 現 性 の 評 価 面 的 整 備 の 必 要 性 及 び 実 現 性 の 評 価 指 標 を 設 定 し 評 価 をまとめて 具 体 的 なまちづくりの 方 向 性 を 示 す まちづくりの 方 向 性 面 的 整 備 の 方 向 性 を 踏 まえ 各 地 区 におけるまちづくりの 方 向 性 を 示 す テーマや 計 画 手 法 整 備 の 方 向 性 イメージを 示 す 62

63 4 整 備 手 法 住 宅 地 における 面 的 整 備 の 必 要 性 の 評 価 都 市 将 来 像 本 市 の 上 位 計 画 における 位 置 づけ を 確 認 する 空 間 特 性 土 地 利 用 の 視 点 から 各 地 区 の 空 間 特 性 を 把 握 する 交 通 条 件 評 価 の 考 え 方 質 的 特 性 定 性 的 視 点 から 各 地 区 における 市 街 地 の 質 的 特 性 を 把 握 する 各 地 区 の 交 通 条 件 を 把 握 する 評 価 項 目 都 市 構 造 の 骨 格 形 成 の 観 点 ( 上 位 計 画 ) 総 合 計 画 や 都 市 計 画 マスタープランから 各 地 区 の 位 置 づけを 確 認 する 既 成 市 街 地 (DID 地 区 ) 及 び 新 市 街 地 との 隣 接 既 成 市 街 地 と 新 市 街 地 ( 区 画 整 理 中 )の 状 況 から 土 地 利 用 を 把 握 する 適 正 な 土 地 利 用 の 誘 導 及 び 有 効 活 用 土 地 利 用 の 誘 導 及 び 活 用 状 況 低 未 利 用 地 の 状 況 を 現 地 踏 査 から 確 認 する 狭 あい 道 路 の 整 備 を 含 む 地 区 内 道 路 の 整 備 狭 あい 道 路 の 有 無 や 整 備 状 況 特 に 不 足 する 道 路 の 特 徴 などを 現 地 踏 査 から 確 認 する 道 路 ネットワークの 役 割 から 都 市 計 画 道 路 の 整 備 都 市 計 画 道 路 の 整 備 未 整 備 区 間 や 道 路 ネットワーク 状 況 を 把 握 する 63

64 4 整 備 手 法 住 宅 地 における 面 的 整 備 の 実 現 性 の 評 価 質 的 特 性 定 量 的 な 視 点 として 人 口 密 度 都 市 的 利 用 割 合 ( 土 地 利 用 状 況 ) 道 路 網 密 度 狭 あい 道 路 密 度 を 位 置 づけ 各 地 区 におけ る 市 街 地 としての 質 的 特 性 を 把 握 する 評 価 の 考 え 方 参 考 : 市 民 ニーズ 地 元 住 民 のニーズが 実 現 性 に 大 きく 影 響 することから 過 去 の 状 況 把 握 が 必 要 となる 評 価 項 目 人 口 密 度 各 地 区 における 人 口 密 度 を 把 握 し 密 度 が 高 い 場 合 ほ ど 合 意 形 成 のハードルが 高 くなると 評 価 する 都 市 的 利 用 割 合 各 地 区 における 都 市 的 利 用 割 合 を 把 握 し 利 用 割 合 が 高 い 場 ほど 移 転 補 償 費 等 の 事 業 費 が 増 大 する 道 路 網 密 度 各 地 区 における 道 路 網 密 度 を 把 握 し 密 度 が 高 いほど 移 転 補 償 費 等 の 事 業 費 が 増 大 する 幅 員 4m 未 満 の 道 路 網 密 度 各 地 区 における 狭 あい 道 路 密 度 の 把 握 から 密 度 が 高 い 場 合 は 移 転 補 償 費 等 の 事 業 費 が 増 大 する 合 意 形 成 過 去 の 区 画 整 理 事 業 における 経 緯 を 整 理 するが 今 回 は 住 民 ニーズを 把 握 しない 64

65 4 整 備 手 法 面 的 整 備 の 必 要 性 と 実 現 性 の 評 価 一 覧 必 要 性 実 現 性 区 分 岡 本 高 畑 為 当 国 府 上 宿 八 幡 平 尾 伊 奈 骨 格 形 成 市 街 地 との 隣 接 土 地 利 用 地 区 内 道 路 ネットワーク 総 合 評 価 人 口 密 度 都 市 的 利 用 道 路 網 密 度 4m 未 満 道 路 参 考 : 合 意 形 成 総 合 評 価 65

66 4 整 備 手 法 面 的 整 備 の 方 向 性 岡 本 高 畑 為 当 国 府 上 宿 八 幡 平 尾 伊 奈 評 価 の まとめ 住 宅 地 として 整 備 の 必 要 性 は 極 めて 高 い が 全 てのエ リアにおいて 土 地 区 画 整 理 事 業 等 の 面 的 整 備 の 実 現 性 は 低 い 整 備 の 必 要 性 は 高 いが 住 宅 地 として は 低 い し かし 土 地 区 画 整 理 事 業 等 の 面 的 整 備 の 実 現 性 が 高 い 住 宅 地 として 整 備 の 必 要 性 は 極 めて 高 い が 全 てのエ リアにおいて 土 地 区 画 整 理 事 業 等 の 面 的 整 備 の 実 現 性 は 低 い 住 宅 地 として 整 備 の 必 要 性 は 極 めて 低 く 大 部 分 を 八 幡 宮 が 占 める ため 土 地 区 画 整 理 事 業 等 の 面 的 整 備 の 実 現 性 も 極 め て 低 い 住 宅 地 とし て 整 備 の 必 要 性 は 低 く 全 てのエ リアにおい て 土 地 区 画 整 理 事 業 等 の 面 的 整 備 の 実 現 性 も 低 い 住 宅 地 として 整 備 の 必 要 性 は 高 く 土 地 区 画 整 理 事 業 等 の 面 的 整 備 の 実 現 も 高 い 整 備 の 方 向 性 土 地 区 画 整 理 事 業 のみに 頼 らない 個 別 事 業 による 整 備 検 討 適 切 な 土 地 利 用 の 転 換 を 検 討 土 地 区 画 整 理 事 業 のみに 頼 らない 個 別 事 業 による 整 備 検 討 景 観 の 維 持 ( 景 観 保 全 地 区 指 定 )を 検 討 住 環 境 の 維 持 を 検 討 土 地 区 画 整 理 事 業 のみに 頼 らない 個 別 事 業 による 整 備 検 討 想 定 モデル 密 集 市 街 地 低 未 利 用 地 密 集 市 街 地 その 他 その 他 低 未 利 用 地 66

67 4 整 備 手 法 6 地 区 におけるまちづくりの 方 向 性 ( 密 集 市 街 地 のモデル1) 国 府 岡 本 高 畑 地 区 (( 都 ) 金 野 御 油 線 ) 生 活 環 境 ( 利 便 性 音 羽 川 アメニティ)に 配 慮 したまちづくり 都 市 基 盤 整 備 の 現 況 と 上 位 計 画 を 踏 まえ 良 好 な 宅 地 化 を 図 る 地 区 である 地 区 内 の 低 未 利 用 地 の 活 用 において 土 地 区 画 整 理 事 業 における 面 的 整 備 の 可 能 性 は 残 るが 土 地 区 画 整 理 事 業 のみに 頼 らない 個 別 事 業 による 検 討 が 必 要 である そこで 地 区 計 画 にて 不 足 する 都 市 基 盤 施 設 の 充 実 を 図 る 方 針 を 位 置 づけるとともに 補 完 する 狭 あい 道 路 整 備 事 業 の 検 討 が 必 要 である 低 未 利 用 地 の 解 消 道 路 網 密 度 が 低 く 狭 あい 道 路 も 多 く 存 在 することから 新 設 道 路 の 整 備 とともに 狭 あい 道 路 の 整 備 から 都 市 的 土 地 利 用 の 促 進 を 図 る 都 市 計 画 道 路 の 整 備 促 進 ( 都 ) 国 府 赤 根 線 の 早 期 実 現 を 目 指 すとともに 沿 道 の 土 地 利 用 転 換 と 施 設 誘 導 からシナジー 効 果 を 発 揮 させる 良 好 な 住 宅 地 にふさわしい 住 環 境 の 形 成 地 区 内 における 必 要 性 の 高 い 道 路 及 び 保 育 園 の 立 地 を 踏 まえ 交 通 安 全 対 策 を 図 る また 堤 防 道 路 周 辺 の 下 水 道 整 備 の 検 討 と 合 わせ 良 好 な 住 宅 地 を 形 成 する 計 画 手 法 の 方 向 性 主 な 基 盤 施 設 整 備 の 方 向 性 軸 ゾーンの 概 要 軸 ゾーン 軸 ゾーンイメージ 路 線 名 等 地 域 交 流 軸 南 北 強 化 軸 東 西 連 携 軸 歩 行 者 優 先 ゾ ーン 憩 いの 空 間 ゾ ーン 音 羽 川 において 河 川 水 辺 を 活 かした 親 水 空 間 と 鉄 道 駅 の 交 通 結 節 機 能 を 連 絡 する 軸 を 地 域 交 流 軸 と 位 置 づける 地 域 交 流 軸 は 名 鉄 国 府 駅 周 辺 市 街 地 と 音 羽 川 との 一 体 性 を 図 るとともに 市 民 及 び 来 訪 者 が 安 全 で 安 心 できる 歩 行 者 空 間 を 確 保 する ( 都 ) 国 府 赤 根 線 及 び( 都 ) 金 野 御 油 線 の 東 西 に 伸 びる 都 市 計 画 道 路 との 結 びつきを 一 層 堅 固 なものとし 県 ) 長 沢 国 府 線 を 補 完 する 南 北 強 化 軸 を 位 置 づける また 地 区 内 の 低 未 利 用 地 の 活 用 や 無 秩 序 な 開 発 の 規 制 及 び 適 正 誘 導 を 図 る 東 西 連 携 軸 を 位 置 づけることで 南 北 強 化 軸 を 含 めた 一 体 的 な 土 地 利 用 の 連 続 性 を 図 る 地 区 内 を 歩 行 者 優 先 ゾーン と 位 置 づけ 整 備 することで 地 区 内 外 から 発 生 集 中 する 交 通 を( 都 ) 国 府 赤 根 線 及 び( 都 ) 金 野 御 油 線 に 導 くとともに 通 過 交 通 量 の 軽 減 を 果 たし 快 適 な 空 間 づくりを 創 出 する また 地 区 外 郭 道 路 は 緊 急 車 両 のアクセスをスムーズに 誘 導 し 迅 速 な 活 動 に 寄 与 する 生 活 環 境 に 配 慮 したまちづくりにふさわしい 地 区 として 住 民 や 来 訪 者 が 交 流 し 自 然 にふれあうことの 出 来 る 場 を 提 供 する 基 盤 施 設 整 備 のイメージ 検 討 ( 都 ) 国 府 赤 根 線 ( 歩 車 共 存 道 路 ) ( 親 水 空 間 ) 新 設 道 路 地 区 外 郭 道 路 ( 親 水 空 間 ) 67 歩 行 者 優 先 ゾーン 暫 定 用 途 地 域 区 域 地 域 交 流 軸 東 西 連 携 軸 南 北 強 化 軸 憩 いの 空 間 ゾーン 地 区 外 郭 道 路 歩 行 者 優 先 ゾーン 親 水 空 間 ( 歩 車 共 存 道 路 ) 親 水 空 間 ( 音 羽 川 ) 憩 い の 空 間 ゾ ー ン ( 歩 車 共 存 道 路 ) 歩 行 者 優 先 ゾーン 南 北 強 化 軸 地 域 交 流 軸 (( 都 ) 国 府 赤 根 線 ) 地 区 外 郭 道 路 東 西 連 携 軸 図 基 盤 施 設 整 備 イメージ 南 北 軸 ( 県 道 長 沢 国 府 線 ) 交 通 結 節 国 道 1 号 線 ゾーン 名 鉄 本 線 国 府 駅

68 4 整 備 手 法 6 地 区 におけるまちづくりの 方 向 性 ( 密 集 市 街 地 のモデル2) 国 府 上 宿 地 区 名 鉄 国 府 駅 を 活 かした 良 好 な 住 宅 地 にふさわしいまちづくり 計 画 手 法 の 方 向 性 暫 定 用 途 地 域 区 域 憩 いの 空 間 ゾーン 都 市 基 盤 整 備 の 現 況 と 上 位 計 画 を 踏 まえ 良 好 な 宅 地 化 を 図 る 地 区 である 地 区 内 の 低 未 利 用 地 の 活 用 において 土 地 区 画 整 理 事 業 における 面 的 整 備 の 可 能 性 は 残 るが 土 地 区 画 整 理 事 業 のみに 頼 らない 個 別 事 業 による 検 討 が 必 要 である そこで 地 区 計 画 にて 不 足 する 都 市 東 西 連 携 軸 基 盤 施 設 の 充 実 を 図 る 方 針 を 位 置 づけるとともに 補 完 する 狭 あい 道 路 整 備 事 業 の 検 討 が 必 要 である 主 な 基 盤 施 設 整 備 の 方 向 性 低 未 利 用 地 の 解 消 道 路 密 度 が 低 く 狭 あい 道 路 も 多 く 存 在 することから 新 設 道 路 の 整 備 と 地 区 外 郭 道 路 ともに 狭 あい 道 路 の 整 備 から 都 市 的 土 地 利 用 の 促 進 を 図 る 都 市 計 画 道 路 の 整 備 促 進 ( 都 ) 大 池 線 の 早 期 実 現 を 目 指 すとともに 沿 道 の 土 地 利 用 転 換 と 施 設 誘 導 からシナジー 効 果 を 発 揮 させる 必 要 がある 良 好 な 住 宅 地 にふさわしい 住 環 境 の 形 成 地 区 内 における 必 要 性 の 高 い 道 路 及 び 幼 稚 園 の 立 地 を 踏 まえ 交 通 安 全 対 策 を 図 る また 平 成 24 年 度 から 下 水 道 整 備 の 着 手 を 踏 まえながら 名 鉄 国 府 駅 に 近 接 する 良 好 な 住 宅 地 を 形 成 する 軸 ゾーンの 概 要 基 盤 施 設 整 備 のイメージ 検 討 歩 行 者 優 先 ゾーン 南 北 強 化 軸 ( 歩 車 共 存 道 路 ) ( 都 ) 大 池 線 ) 地 域 交 流 軸 地 域 交 流 軸 (( 都 ) 上 宿 樽 井 線 ) 軸 ゾーン 軸 ゾーンイメージ 路 線 名 等 地 域 交 流 軸 本 地 区 と 名 鉄 国 府 駅 周 辺 地 域 ( 鉄 道 駅 の 交 通 結 節 機 能 ) 及 び 本 市 北 部 を 連 絡 する 軸 として 地 域 交 流 軸 を 位 置 づける 地 域 交 流 軸 は ( 都 ) 大 池 線 沿 道 にふさわしい 土 地 利 用 転 換 に 即 し 本 地 区 と 名 鉄 国 府 駅 周 辺 市 街 地 との 一 体 性 を 図 るとともに 住 民 及 び 来 訪 者 が 安 全 で ( 都 ) 大 池 線 上 宿 樽 井 線 ( 歩 車 共 存 道 路 ) 安 心 できる 歩 行 者 空 間 を 確 保 する 南 北 強 化 軸 東 西 連 携 軸 本 地 区 において ( 都 ) 大 池 線 を 補 完 する 道 路 として( 都 ) 上 宿 樽 井 線 の 延 伸 方 向 を 含 む 主 な 生 活 道 路 を 南 北 強 化 軸 と 位 置 づけることで 周 辺 地 域 と の 結 びつきを 一 層 堅 固 なものとする また 地 区 内 では 民 間 開 発 等 が 進 んだ 結 果 道 路 が 線 として 繋 がらず 道 路 体 新 設 道 路 及 び 既 存 道 路 改 良 系 が 脆 弱 である そこで 道 路 体 系 の 再 編 を 図 る 東 西 連 携 軸 を 位 置 づける ことで 南 北 強 化 軸 を 含 めた 一 体 的 な 土 地 利 用 の 連 続 性 を 図 る 地 区 内 を 歩 行 者 優 先 ゾーン と 位 置 づけ 整 備 することで 地 区 内 外 から 発 歩 行 者 優 先 ゾ 生 集 中 する 交 通 を( 都 ) 姫 街 道 線 及 び( 都 ) 大 池 線 に 導 くとともに 通 過 交 ーン 通 量 の 軽 減 を 果 たし 快 適 な 空 間 づくりを 創 出 する また 地 区 外 郭 道 路 地 区 外 郭 道 路 は 緊 急 車 両 のアクセスをスムーズに 誘 導 し 迅 速 な 活 動 に 寄 与 する 憩 いの 空 間 ゾ 良 好 な 住 宅 地 にふさわしい 地 区 として 住 民 や 来 訪 者 が 交 流 し 自 然 にふれ ーン あうことの 出 来 る 場 を 提 供 する 地 域 交 流 軸 東 西 連 携 軸 南 北 強 化 軸 憩 いの 空 間 ゾーン 地 区 外 郭 道 路 歩 行 者 優 先 ゾーン 広 域 交 流 軸 広 域 交 流 軸 (( 都 ) 姫 街 道 線 ) 名 鉄 本 線 国 道 1 号 線 交 通 結 節 ゾーン 国 府 駅 図 基 盤 施 設 整 備 イメージ 68

69 4 整 備 手 法 為 当 地 区 6 地 区 におけるまちづくりの 方 向 性 ( 低 未 利 用 地 のモデル1) 陸 の 拠 点 ( 東 三 河 IC)にふさわしいまちづくり 暫 定 用 途 地 域 区 域 上 位 計 画 と 現 況 に 歪 みが 生 じ 立 地 的 に 見 て 宅 地 化 ではなく 工 業 産 業 立 地 等 の 土 地 利 用 転 換 を 図 る 地 区 である 土 地 区 画 整 理 事 業 の 経 緯 及 び 現 況 を 鑑 み 都 市 計 画 マスタープランを 一 部 工 業 地 として 土 地 利 用 方 針 を 検 討 する 低 未 利 用 地 の 解 消 道 路 密 度 が 低 く 狭 あい 道 路 も 多 く 存 在 することから 工 業 地 における 開 発 行 為 や 土 地 区 画 整 理 事 業 及 び 工 業 団 地 造 成 事 業 等 の 整 備 手 法 を 精 査 するとともに 民 間 企 業 や 公 社 等 の 事 業 主 体 との 連 携 を 検 討 する さらに 新 設 道 路 の 整 備 及 び 狭 あい 道 路 の 整 備 から 都 市 的 土 地 利 用 の 促 進 を 図 る 計 画 手 法 の 方 向 性 主 な 基 盤 施 設 整 備 の 方 向 性 都 市 計 画 道 路 の 整 備 促 進 ( 都 ) 国 府 御 津 線 の 早 期 実 現 を 目 指 すとともに ( 都 ) 名 豊 道 路 東 三 河 IC 及 び( 都 ) 東 三 河 環 状 線 といった 優 れた 交 通 条 件 を 活 かす 必 要 がある さらに 地 区 内 へのアクセ ス 道 路 を 含 む 道 路 ネットワークの 一 体 的 な 整 備 を 図 る 軸 ゾーンの 概 要 軸 ゾーン 軸 ゾーンイメージ 路 線 名 等 地 域 交 流 軸 南 北 強 化 軸 東 西 連 携 軸 広 域 交 流 軸 工 業 産 業 立 地 ゾーン 歩 行 者 優 先 ゾ ーン 憩 いの 空 間 ゾ ーン 国 府 地 域 と 御 津 地 域 を 繋 ぐ 軸 を 地 域 交 流 軸 と 位 置 づける 地 域 交 流 軸 は 国 府 地 域 と 御 津 地 域 の 一 体 感 を 醸 成 するとともに 合 併 後 の 新 豊 川 市 と しての 結 びつきをより 堅 固 なものとする 東 三 河 IC から 当 該 地 へのアクセス 道 路 を 強 化 する 南 北 強 化 軸 を 位 置 づける また 東 三 河 IC 及 び( 都 ) 東 三 河 環 状 線 といった 優 れた 交 通 条 件 を 活 か し 工 業 産 業 立 地 等 の 適 切 な 土 地 利 用 の 転 換 を 図 るとともに 地 区 内 の 居 住 環 境 の 維 持 を 図 る 東 西 連 携 軸 を 位 置 づけることで 南 北 強 化 軸 を 含 め た 一 体 的 な 都 市 的 土 地 利 用 の 促 進 を 図 る 広 域 幹 線 道 路 である( 都 ) 名 豊 道 路 及 び( 都 ) 東 三 河 環 状 線 を 都 市 間 交 流 を 果 たす 広 域 交 流 軸 と 位 置 づける 地 区 内 を 工 業 産 業 立 地 ゾーン と 位 置 づけ 整 備 することで 地 区 内 外 から 発 生 集 中 する 交 通 を( 都 ) 東 三 河 環 状 線 及 び( 都 ) 国 府 御 津 線 に 導 く とともに 周 辺 地 域 への 通 過 交 通 量 の 軽 減 を 果 たす 地 区 北 部 及 び 南 部 を 歩 行 者 優 先 ゾーン と 位 置 づけ 整 備 することで 東 西 連 携 軸 と 合 わせた 住 環 境 の 向 上 を 図 る 二 級 河 川 音 羽 川 水 系 河 川 整 備 計 画 ( H16 県 作 成 )との 整 合 性 を 図 りながら 住 民 や 来 訪 者 が 交 流 し 自 然 にふれあうことの 出 来 る 場 を 提 供 する ( 都 ) 国 府 御 津 線 下 佐 脇 豊 沢 線 新 設 道 路 及 び 既 存 道 路 改 良 ( 県 道 金 野 豊 川 線 含 む) ( 都 ) 名 豊 道 路 東 三 河 環 状 線 地 区 外 郭 道 路 ( 親 水 空 間 ) 基 盤 施 設 整 備 のイメージ 検 討 69 地 域 交 流 軸 ( 都 ) 国 府 御 津 線 ) 歩 行 者 優 先 ゾーン 地 域 交 流 軸 (( 都 ) 下 佐 脇 豊 沢 線 ) 地 域 交 流 軸 東 西 連 携 軸 南 北 強 化 軸 憩 いの 空 間 ゾーン 地 区 外 郭 道 路 広 域 交 流 軸 工 業 産 業 立 地 ゾーン 歩 行 者 優 先 ゾーン 親 水 空 間 地 区 外 郭 道 路 ( 県 道 金 野 豊 川 線 ) 南 北 強 化 軸 工 業 産 業 立 地 ゾーン 東 西 連 携 軸 憩 いの 空 間 ゾーン ( 歩 車 共 存 道 路 ) 親 水 空 間 ( 音 羽 川 ) 図 基 盤 施 設 整 備 イメージ 広 域 交 流 軸 (( 都 ) 名 豊 道 路 ) (( 都 ) 広 石 為 当 1 2 号 線 ) 広 域 交 流 軸 (( 都 ) 東 三 河 環 状 線 ) 東 三 河 IC 交 通 結 節 ゾーン

70 4 整 備 手 法 6 地 区 におけるまちづくりの 方 向 性 ( 低 未 利 用 地 のモデル2) 伊 奈 地 区 JR 西 小 坂 井 駅 を 活 かした 良 好 な 住 宅 地 にふさわしいまちづくり 計 画 手 法 の 方 向 性 都 市 基 盤 整 備 の 現 況 と 上 位 計 画 を 踏 まえ 良 好 な 宅 地 化 を 図 る 地 区 である 地 区 内 の 低 未 利 用 地 の 活 用 において 土 地 区 画 整 理 事 業 における 面 的 整 備 の 可 能 性 は 残 るが 土 地 区 画 整 理 事 業 のみに 頼 らない 個 別 事 業 による 検 討 が 必 要 である また 未 整 備 の 都 市 計 画 道 路 が 斜 県 道 小 坂 井 御 津 線 めに 交 差 するため 都 市 計 画 道 路 を 含 めた 道 路 ネットワークの 再 編 を 検 討 する 親 水 空 間 ( 佐 奈 川 ) 主 な 基 盤 施 設 整 備 の 方 向 性 都 市 計 画 道 路 の 整 備 促 進 ( 都 ) 石 巻 赤 根 線 の 早 期 実 現 を 目 指 すが ( 都 ) 小 坂 井 中 条 線 は 現 道 地 区 外 郭 道 路 に 対 して 斜 めに 交 差 するため 現 道 の 切 り 回 しが 必 要 である そこで 都 市 計 画 道 路 の 廃 止 を 含 め 憩 いの 空 間 た 道 路 ネットワークを 構 築 することで 現 状 のまちの 構 成 を 有 効 活 用 しながら 基 盤 整 備 を 進 める 方 ゾーン 針 へ 転 換 する 低 未 利 用 地 の 解 消 道 路 密 度 が 低 く 狭 隘 道 路 も 多 く 存 在 することから 新 設 道 路 の 整 備 とと もに 狭 隘 道 路 の 整 備 から 都 市 的 土 地 利 用 の 促 進 を 図 る ( 歩 車 共 存 道 路 ) 軸 ゾーンの 概 要 基 盤 施 設 整 備 のイメージ 検 討 南 北 強 化 軸 JR 東 海 道 本 線 廃 止 検 討 : (( 都 ) 小 坂 井 中 条 線 ) 東 西 連 携 軸 歩 行 者 優 先 ゾーン 暫 定 用 途 地 域 区 域 地 域 交 流 軸 (( 都 ) 小 坂 井 中 条 線 ) 西 小 坂 井 駅 交 通 結 節 ゾーン 軸 ゾーン 軸 ゾーンイメージ 路 線 名 等 小 坂 井 地 域 と 御 津 地 域 を 繋 ぐ 軸 を 地 域 交 流 軸 と 位 置 づける 地 域 交 流 軸 ( 都 ) 石 巻 赤 地 域 交 流 軸 (( 都 ) 石 巻 赤 根 線 ) 地 域 交 流 軸 は 小 坂 井 地 域 と 御 津 地 域 の 一 体 感 を 醸 成 するとともに 合 併 後 の 新 豊 川 市 と 根 線 しての 結 びつきをより 堅 固 なものとする ( 歩 車 共 存 道 路 ) ( 都 ) 石 巻 赤 根 線 及 び 県 道 小 坂 井 御 津 線 の 東 西 に 伸 びる 幹 線 道 路 との 結 びつ きを 一 層 堅 固 なものとする 南 北 強 化 軸 を 位 置 づける 新 設 道 路 及 び 南 北 強 化 軸 また 地 区 内 の 低 未 利 用 地 の 活 用 や 無 秩 序 な 開 発 の 規 制 及 び 適 正 誘 導 を 図 既 存 道 路 改 良 東 西 連 携 軸 る 東 西 連 携 軸 を 位 置 づけることで 南 北 強 化 軸 を 含 めた 一 体 的 な 土 地 利 用 ( 県 道 ) の 連 続 性 を 図 る さらに 西 小 坂 井 駅 へのアクセス 道 路 の 強 化 を 図 る 地 域 交 流 軸 東 西 連 携 軸 南 北 強 化 軸 憩 いの 空 間 ゾーン 地 区 外 郭 道 路 歩 行 者 優 先 ゾーン 親 水 空 間 図 基 盤 施 設 整 備 イメージ 憩 いの 空 間 ゾ ーン 歩 行 者 優 先 ゾ ーン 新 池 公 園 が 整 備 され JR 西 小 坂 井 駅 至 近 にふさわしい 地 区 として 住 民 や 来 訪 者 が 交 流 し 自 然 にふれあうことの 出 来 る 場 を 提 供 する 地 区 内 を 歩 行 者 優 先 ゾーン と 位 置 づけ 整 備 することで 地 区 内 外 から 発 生 集 中 する 交 通 を( 都 ) 石 巻 赤 根 線 及 び 県 道 小 坂 井 御 津 線 に 導 くとともに 通 過 交 通 量 の 軽 減 を 果 たし 快 適 な 空 間 づくりを 創 出 する 地 区 外 郭 道 路 70

71 4 整 備 手 法 6 地 区 におけるまちづくりの 方 向 性 (その 他 のモデル1) 八 幡 地 区 天 平 の 風 薫 る 歴 史 回 廊 に 配 慮 したまちづくり 地 域 交 流 軸 (( 都 ) 上 宿 樽 井 線 ) ( 歩 車 共 存 道 路 ) 計 画 手 法 の 方 向 性 上 位 計 画 と 現 況 に 歪 みが 生 じ 立 地 的 に 見 ても 宅 地 化 ではなく 景 観 保 全 を 図 る 地 区 である 土 地 区 画 整 理 事 業 の 経 緯 及 び 現 況 を 鑑 み 都 市 計 画 マスタープランや 緑 の 基 本 計 画 にて 景 観 地 区 や 緑 地 保 全 地 域 などの 景 観 を 保 全 する 方 針 を 位 置 づける 天 平 の 風 薫 る 歴 史 回 廊 にふさわしい 景 観 保 全 八 幡 宮 や 三 河 国 分 寺 跡 及 び 三 河 国 分 尼 寺 跡 史 跡 公 園 などの 本 市 を 代 表 する 歴 史 資 源 を 活 かすとともに 史 跡 三 河 国 分 寺 跡 整 備 基 本 構 想 との 整 合 性 を 図 りながら 八 幡 地 区 にふさわしい 景 観 保 全 を 図 る 必 要 がある また 地 区 内 には 狭 あい 道 路 及 び 暗 くて 危 険 な 個 所 が 存 在 することから 狭 あい 道 路 整 備 とともに 防 犯 対 策 から 良 好 な 住 宅 地 の 形 成 を 図 る 主 な 基 盤 施 設 整 備 の 方 向 性 都 市 計 画 道 路 の 整 備 促 進 ( 都 ) 姫 街 道 線 の 早 期 実 現 を 目 指 すとともに ( 都 ) 平 尾 線 の 整 備 では 三 河 国 分 寺 跡 史 跡 整 備 ゾーンと 接 することから 景 観 保 全 に 配 慮 した 沿 道 整 備 の 検 討 が 必 要 である 軸 ゾーンの 概 要 基 盤 施 設 整 備 のイメージ 検 討 軸 ゾーン 軸 ゾーンイメージ 路 線 名 等 三 河 国 分 寺 跡 史 跡 整 備 ゾーン 史 跡 三 河 国 分 寺 跡 周 辺 では 土 地 区 画 整 理 事 業 が 進 み 土 地 利 用 や 道 路 交 通 体 系 景 観 等 が 大 きく 変 わろうとする 中 で 一 体 的 な 歴 史 環 境 自 然 環 境 の 保 全 が 図 られるゾーンを 目 指 す 環 境 保 全 ゾーン: 国 分 寺 との 関 連 も 指 摘 されている 八 幡 宮 の 境 内 空 間 や 緑 地 としての 社 叢 の 現 況 維 持 を 目 指 す エントランスゾーン: 伽 藍 地 注 )の 正 面 からの 視 界 を 確 保 するのに 必 要 な 空 間 であり 景 観 に 配 慮 しながら 総 合 案 内 板 や 便 益 施 設 等 を 整 備 し エントランスゾーンとしての 整 備 を 目 指 す 国 分 寺 境 内 地 ゾーン: 遺 構 の 保 存 を 前 提 として 当 面 は 本 史 跡 の 歴 史 の 一 翼 を 担 う 現 国 分 寺 の 境 内 景 観 や 寺 院 機 能 が 維 持 可 能 な 環 境 整 備 を 目 指 す 伽 藍 地 北 側 ゾーン: 伽 藍 地 南 側 ゾーンとともに 古 代 国 分 寺 の 伽 藍 中 軸 線 を 意 識 した 中 間 として 調 査 で 確 認 された 古 代 国 分 寺 の 伽 藍 の 環 境 整 備 が 進 められるよう 遺 構 の 保 存 を 目 指 す 伽 藍 地 北 西 側 ゾーン: 戦 国 時 代 の 遺 構 の 残 る 空 間 として 土 塁 等 の 遺 構 の 保 存 を 図 りながら 複 合 遺 跡 の 理 解 が 可 能 な 環 境 整 備 を 目 指 す 景 観 保 全 に 配 慮 した 居 住 ゾ ーン 地 区 の 大 部 分 が 環 境 保 全 ゾーンとなっており 環 境 保 全 ゾーンに 配 慮 しなが ら 狭 隘 道 路 の 整 備 や 防 犯 対 策 から 良 好 な 住 宅 地 を 形 成 する 注 ) 伽 藍 地 主 要 な 建 物 が 配 置 された 範 囲 ( 都 ) 平 尾 線 新 設 道 路 及 び 既 存 道 路 改 良 地 区 外 郭 道 路 親 水 空 間 ( 西 古 瀬 川 ) 地 域 交 流 軸 東 西 連 携 軸 景 観 保 全 に 配 慮 した 居 住 ゾーン 環 境 保 全 ゾーン 地 区 外 郭 道 路 広 域 交 流 軸 三 河 国 分 寺 跡 史 跡 整 備 ゾーン 親 水 空 間 環 境 保 全 ゾーン 暫 定 用 途 地 域 区 域 地 区 外 郭 道 路 景 観 保 全 に 配 慮 した 居 住 ゾーン 広 域 交 流 軸 (( 都 ) 姫 街 道 線 ) 図 基 盤 施 設 整 備 イメージ 伽 藍 地 北 西 側 ゾ ー ン 伽 藍 地 北 側 ゾーン 国 分 寺 境 内 地 ゾーン 伽 藍 地 南 側 ゾーン エントランス ゾーン 三 河 国 分 寺 跡 史 跡 整 備 ゾーン ( 歩 車 共 存 道 路 ) 地 域 交 流 軸 ( 都 ) 平 尾 線 ) 71

72 4 整 備 手 法 6 地 区 におけるまちづくりの 方 向 性 (その 他 のモデル2) 平 尾 地 区 生 活 環 境 ( 利 便 性 西 古 瀬 川 アメニティ)に 配 慮 したまちづくり 計 画 手 法 の 方 向 性 都 市 基 盤 整 備 の 現 況 と 上 位 計 画 を 踏 まえ 良 好 な 宅 地 化 を 図 る 地 区 である 住 環 境 の 維 持 向 上 の 検 討 から 地 区 計 画 にて 不 足 する 都 市 基 盤 施 設 の 充 実 を 図 る 方 針 を 位 置 づけ 良 好 な 住 環 境 の 維 持 を 図 る また 整 備 済 み 都 市 計 画 道 路 にふさわしい 沿 道 土 地 利 用 に 向 けた 用 途 地 域 の 変 更 及 び( 都 ) 大 池 線 北 側 に 市 街 化 調 整 区 域 が 存 在 することから 線 引 き 境 界 の 見 直 し 検 討 が 必 要 である 主 な 基 盤 施 設 整 備 の 方 向 性 地 域 交 流 軸 (( 都 ) 大 池 線 ) 憩 いの 空 間 南 北 強 化 軸 都 市 計 画 道 路 の 整 備 効 果 ( 都 ) 大 池 線 及 び( 都 ) 平 尾 線 は 整 備 済 みのため 沿 道 土 地 利 用 にふさ わしい 土 地 利 用 転 換 と 施 設 誘 導 か ら 整 備 効 果 を 高 めるため 土 地 利 用 転 換 に 向 けた 用 途 地 域 の 見 直 し 検 討 を 行 い 一 部 道 路 等 の 地 区 施 設 の 位 置 づ けを 明 確 に 行 う 低 未 利 用 地 の 解 消 ( 都 ) 平 尾 線 東 側 に 一 部 低 未 利 用 地 が 存 在 しており 狭 あい 道 路 は 少 ないが 道 路 密 度 が 低 いため 新 設 道 路 の 整 備 及 び 既 存 道 路 の 改 良 等 から 都 市 的 土 地 利 用 の 促 進 を 図 る 軸 ゾーンの 概 要 軸 ゾーン 軸 ゾーンイメージ 路 線 名 等 地 域 交 流 軸 本 地 区 と 名 鉄 国 府 駅 周 辺 地 域 ( 鉄 道 駅 の 交 通 結 節 機 能 ) 及 び 本 市 中 心 部 を 連 絡 する 軸 を 地 域 交 流 軸 と 位 置 づける 地 域 交 流 軸 は 名 鉄 国 府 駅 周 辺 地 域 及 び( 都 ) 姫 街 道 線 を 通 じて 本 市 中 心 ( 都 ) 大 池 線 平 尾 線 ( 歩 車 共 存 道 路 ) 部 との 繋 がりを 強 化 するとともに 地 域 交 流 の 促 進 を 図 る 本 地 区 の 整 備 済 み( 都 ) 平 尾 線 を 補 完 する 道 路 として 南 北 強 化 軸 を 位 置 づけることで 南 北 地 域 との 連 携 強 化 に 寄 与 する 南 北 強 化 軸 新 設 道 路 及 び また 地 区 内 の 低 未 利 用 地 の 活 用 や 無 秩 序 な 開 発 の 規 制 及 び 適 正 誘 導 を 図 東 西 連 携 軸 既 存 道 路 改 良 る 東 西 連 携 軸 を 位 置 づけることで 南 北 強 化 軸 を 含 めた 一 体 的 な 土 地 利 用 の 連 続 性 を 図 る 基 盤 施 設 整 備 のイメージ 検 ( 歩 車 共 存 道 路 ) 親 水 空 間 ( 西 古 瀬 川 ) 暫 定 用 途 地 域 区 域 セーフティーネ ットゾーン 歩 行 者 優 先 ゾーン 地 域 交 流 軸 (( 都 ) 平 尾 線 ) ( 歩 車 共 存 道 路 ) 南 北 強 化 軸 ゾーン 東 西 連 携 軸 地 区 南 西 部 の 大 部 分 を 占 める 県 営 平 尾 住 宅 及 び 本 地 区 近 傍 に 位 置 する 市 営 セーフ ティー 八 幡 住 宅 は 本 市 の 中 部 地 域 における セーフティーネットとしての 住 まいの 県 営 平 尾 住 宅 ネットゾーン 確 保 に 寄 与 する 都 市 計 画 道 路 を 含 む 基 盤 施 設 整 備 が 完 了 する 中 で 生 活 環 境 に 配 慮 したまち 憩 いの 空 間 ゾ づくりにふさわしい 地 区 として 住 民 や 来 訪 者 が 交 流 し 自 然 にふれあうこと ーン の 出 来 る 場 を 提 供 する 歩 行 者 優 先 ゾ 地 区 内 を 歩 行 者 優 先 ゾーン と 位 置 づけ 整 備 することで 東 西 連 携 軸 及 び ーン 南 北 強 化 軸 と 合 わせた 住 環 境 の 向 上 を 図 る 地 域 交 流 軸 東 西 連 携 軸 南 北 強 化 軸 憩 いの 空 間 ゾーン 歩 行 者 優 先 ゾーン セーフティーネットゾーン 親 水 空 間 図 基 盤 施 設 整 備 イメージ 72

73 5 まとめ まとめ( 課 題 のモデルケースとしての 成 果 ) 研 究 で 得 られた 成 果 課 題 の 検 討 にあたって 第 1 章 第 2 章 課 題 検 討 には 基 礎 資 料 の 作 成 が 必 要 長 期 未 着 手 の 課 題 ( 土 地 利 用 が 低 未 利 用 狭 あい 道 路 密 集 市 街 地 暫 定 用 途 地 域 )については 所 管 課 だけでの 対 応 は 困 難 であり 横 断 的 な 検 討 が 必 要 横 断 的 な 検 討 は 客 観 的 に 捉 える データ 及 び 建 設 行 政 が 重 視 する 現 場 など 各 所 属 が 役 割 分 担 を 行 うことで 課 題 検 討 の 相 乗 効 果 を 図 ることができる 73

74 5 まとめ 暫 定 用 途 地 域 のまとめ 研 究 で 得 られた 成 果 暫 定 用 途 地 域 の 検 討 の 必 要 性 第 1 章 第 2 章 本 来 の 目 的 としては 異 なる2 種 類 の 特 性 を 持 つ 第 1 種 低 層 住 居 専 用 地 域 ( 暫 定 用 途 地 域 )であるが 本 市 では 過 去 から 上 位 計 画 ( 都 市 計 画 マスタープラン)において 基 盤 整 備 を 図 る 地 区 として 位 置 づけ 土 地 区 画 整 理 事 業 による 整 備 検 討 の 経 緯 はあるが 同 事 業 の 適 用 が 困 難 と 判 断 された 以 降 の 検 討 がされておらず 課 題 が 放 置 されている 現 在 も 計 画 では 検 討 を 位 置 づけており 計 画 と 現 状 が 乖 離 して いるため 暫 定 用 途 地 域 の 検 討 が 必 要 74

75 5 まとめ 研 究 で 得 られた 成 果 暫 定 用 途 地 域 の 詳 細 検 討 第 2 章 第 3 章 地 区 別 現 況 カルテでは 客 観 的 に 捉 える データ の 必 要 性 を 認 識 現 地 踏 査 では 建 設 部 が 防 災 の 視 点 を 学 び 特 に 道 路 整 備 にお いて 有 益 現 況 分 析 により 地 区 の 特 性 を 把 握 し 全 6 地 区 のうち2 地 区 ( 八 幡 平 尾 )は 整 備 の 方 向 性 が 異 なる 同 じ 暫 定 用 途 地 域 でも 6 地 区 の 特 性 は 異 なっており 立 地 条 件 土 地 利 用 道 路 が 要 因 として 挙 げられる 上 位 計 画 に 即 した 事 業 展 開 だけでなく 経 緯 現 状 を 踏 まえた 上 での 上 位 計 画 の 見 直 しも 必 要 である 75

76 5 まとめ 研 究 で 得 られた 成 果 整 備 手 法 の 検 討 第 3 章 1 各 事 業 の 特 徴 と 課 題 をまとめることで 土 地 区 画 整 理 事 業 以 外 の 市 街 地 整 備 の 手 法 を 認 識 計 画 手 法 である 地 区 計 画 は 事 業 手 法 の 核 となる 道 路 事 業 があって 現 実 的 な 手 法 となる 道 路 事 業 は 計 画 的 整 備 を 進 めていくための 方 針 策 定 や 事 業 推 進 の 後 押 しとなる 新 規 事 業 の 検 討 が 必 要 下 水 道 事 業 は 道 路 事 業 の 先 行 整 備 があって 効 果 を 生 む 事 業 特 性 がある 今 後 の 市 街 地 整 備 は 計 画 手 法 と 事 業 手 法 の 連 携 を 高 めること で 補 完 しつつ 相 乗 効 果 が 期 待 できる 76

77 5 まとめ 整 備 手 法 の 検 討 第 3 章 2 研 究 で 得 られた 成 果 市 街 地 整 備 の 当 初 の 検 討 にあたっては 道 路 に 着 目 した 手 法 の 大 別 化 を 図 り 地 区 を 細 分 化 して 最 適 な 手 法 を 組 み 合 わせていくことが 必 要 合 意 形 成 が 得 られる 場 合 においては ミニ 区 画 整 理 の 実 現 化 も 考 えら れるが 整 備 の 公 平 性 を 保 つため 整 備 地 区 内 の 地 権 者 は 相 応 の 負 担 の 必 要 がある 旨 を 説 明 し 理 解 を 得 ることが 必 要 横 断 的 な 検 討 が 必 要 な 課 題 においては 第 3 者 の 介 入 は 効 果 的 である が 惰 性 的 な 介 入 とならないよう 第 3 者 に 対 する 支 援 内 容 を 明 確 化 す る 必 要 がある また 地 元 主 体 のまちづくりへのスムーズな 移 行 を 見 据 え 協 議 過 程 において 地 元 の 気 運 醸 成 を 高 めていくことができる 団 体 の 育 成 も 必 要 暫 定 用 途 地 域 の 解 除 に 至 るまでには 長 期 間 を 要 することから 暫 定 用 途 地 域 が 市 民 に 与 える 影 響 を 鑑 み 住 民 ニーズが 高 まる 前 から 行 政 内 部 での 実 施 体 制 や 財 源 措 置 など 将 来 を 見 据 えた 検 討 が 必 要 77

78 おわりに 市 街 地 整 備 研 究 会 の 所 感 分 類 大 き な 視 点 多 面 的 視 点 の 必 要 性 所 感 市 街 地 整 備 を 個 別 事 業 で 捉 えるのでなく 防 災 等 のソフト 面 まで 捉 えた 大 き な 視 点 で 展 開 していく 必 要 がある 道 路 は 単 に 道 路 整 備 の 事 情 だけで 造 るのでなく 色 々な 視 点 や 角 度 からそ の 整 備 の 位 置 づけを 感 じることが 大 切 だと 思 う 業 務 の 中 では 局 地 的 な 見 方 に 偏 りがちだったが 俯 瞰 的 な 都 市 計 画 という 考 え 方 や 面 整 備 の 発 想 は 大 切 だと 感 じた 防 災 の 観 点 は 今 後 の 道 路 計 画 においても 参 考 になった 建 設 部 局 と 消 防 防 災 部 局 の 認 識 の 違 いを 感 じた 今 回 の 研 究 会 で 市 街 地 整 備 地 域 住 民 の 命 を 守 る ということを 痛 感 した 暫 定 用 途 の 課 題 解 決 には 長 期 間 を 要 し かつ 多 面 的 な 視 点 での 検 討 が 必 要 で ある 新 しい 視 点 での 課 題 の 発 見 があり その 課 題 をメンバー 全 員 で 共 有 できたことが 本 研 究 会 の 大 きな 成 果 であったと 思 う 78

79 おわりに 市 街 地 整 備 研 究 会 の 所 感 分 類 視 個 視 点 別 点 と 事 の 総 業 違 合 展 い 的 開 な の 横 断 的 な 連 携 の 必 要 性 所 感 専 門 性 と 総 合 性 のバランスをとり 一 体 的 に 進 めていくことができれば より 高 度 な 市 街 地 整 備 が 生 まれていくと 思 う 長 期 的 にビジョンを 持 つことは 重 要 であり 現 実 との 狭 間 で 何 をすべきか 考 え させられた 事 業 課 での 現 実 問 題 と 都 市 マス 上 での 計 画 は 理 想 であり ギャップを 感 じた 現 場 を 知 った 上 で 都 市 計 画 を 策 定 する 重 要 性 必 要 性 を 感 じた 横 断 的 研 究 を 要 する 事 業 について 継 続 検 討 できる 恒 久 的 な 仕 組 みがあると 良 い 中 長 期 的 なビジョンを 見 据 え 課 題 を 共 有 することの 重 要 性 を 再 認 識 した 今 後 も 消 防 防 災 部 局 が 個 別 のハード 整 備 の 計 画 段 階 でアドバイザー 的 な 立 場 で 参 加 していく 必 要 性 を 感 じた 他 部 署 の 職 員 他 市 の 職 員 講 師 の 方 と 共 にする 時 間 は とても 刺 激 になった 本 研 究 会 において 他 部 署 の 職 員 との 討 議 の 進 め 方 資 料 の 作 成 活 用 方 法 意 見 の 引 き 出 し 方 は 今 後 の 業 務 や 研 究 等 で 大 いに 役 立 つものであった 違 う 視 点 で 暫 定 用 途 地 域 に 関 するデータ 収 集 ができたことは 自 課 だけで 実 施 するよりも 効 率 的 で 非 常 に 参 考 となった 79

80 おわりに 次代へ紡ぐまちづくり 紬 つむぎ 紬は 中略 本繭よりも劣るとされる太くて節の多い玉繭から紡いだ手撚 りの玉糸 節糸とも言う やくず繭と呼ばれる変型した繭から紡いだ紬糸を 機織りの緯線 経線の片方若しくは両方に用いて織った布をいい 中略 鈍い光沢を放ち表面に小さなこぶが生じ 独特の風合いをだす 耐久性に非 常に優れ 数代にわたって着繋がれることから 相応の価格で取り引きされ る Wikipediaより 80

81 豊川市市街地整備研究会事務局 建設部都市計画課 豊川市諏訪一丁目１番地 豊川市役所内 電話 直通 ＦＡＸ 区画整理課 都市計画課 岩村 彰久 岩本 好生 防災対策課 松倉 秀明 都市計画課 道路維持課 佐藤 稔 太田 真路 建築課 下水整備課 白井 高行 佐々木 活朗 企画政策課 道路建設課 橋爪 共弘 山本 享靖 81