第2回委員会資料

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1 原 子 力 艦 の 原 子 力 災 害 対 策 マニュアル 検 証 に 係 る 作 業 委 員 会 ( 第 2 回 ) 日 時 : 平 成 27 年 12 月 11 日 ( 金 )13:00~15:00 場 所 : 中 央 合 同 庁 舎 8 号 館 3 階 災 害 対 策 本 部 会 議 室 議 事 次 第 1. 開 会 2. 挨 拶 3. 議 題 (1) 自 治 体 からのヒアリング (2) 原 子 力 艦 の 原 子 力 災 害 対 策 マニュアルの 検 証 について ア 検 証 すべき 論 点 ( 修 正 案 ) イ より 早 期 に 異 常 を 覚 知 するための 措 置 ウ 応 急 対 応 範 囲 (3)その 他 配 布 資 料 資 料 1 委 員 等 名 簿 資 料 2 ( 自 治 体 提 供 資 料 ) 資 料 2-1 原 子 力 艦 寄 港 実 績 資 料 2-2 横 須 賀 市 資 料 資 料 2-3 佐 世 保 市 資 料 資 料 2-4 うるま 市 資 料 資 料 3 原 子 力 空 母 ロナルド レーガン 視 察 等 概 要 資 料 4 検 証 すべき 論 点 (12/11 修 正 案 ) 資 料 5 原 子 力 艦 の 応 急 対 応 範 囲 等 に 関 連 して 検 討 すべき 事 項 ( 案 ) 資 料 6 原 子 力 艦 の 原 子 炉 資 料 7 全 般 的 安 全 要 件 (GSR Part7) 抜 粋 ( 和 文 仮 訳 ) 資 料 8 諸 外 国 の 原 子 力 艦 ( 空 母 ) 災 害 対 応 体 制 参 考 資 料 1 原 子 力 艦 の 原 子 力 災 害 対 策 マニュアル( 平 成 27 年 11 月 ) 参 考 資 料 2 原 子 力 艦 の 原 子 力 災 害 対 策 に 係 る 技 術 的 検 討 に 関 する 調 査 報 告 書 ( 平 成 15 年 3 月 ) 参 考 資 料 3 合 衆 国 原 子 力 軍 艦 の 安 全 性 に 関 するファクトシート( 平 成 18 年 11 月 ) 参 考 資 料 4 原 子 力 災 害 対 策 指 針 ( 平 成 24 年 10 月 策 定 平 成 27 年 8 月 全 部 改 正 ) 参 考 資 料 5 IAEA GSR Part7( 平 成 27 年 11 月 )

2 資 料 1 委 員 等 名 簿 有 識 者 遠 藤 寛 下 吉 拓 治 本 間 俊 充 丸 山 結 横 山 邦 彦 一 般 財 団 法 人 電 力 中 央 研 究 所 研 究 アドバイザー 九 州 大 学 客 員 教 授 公 益 財 団 法 人 原 子 力 安 全 技 術 センター 参 事 国 立 研 究 開 発 法 人 日 本 原 子 力 研 究 開 発 機 構 安 全 研 究 センター 長 国 立 研 究 開 発 法 人 日 本 原 子 力 研 究 開 発 機 構 安 全 研 究 センター リスク 評 価 研 究 ディビジョン 長 公 立 松 任 石 川 中 央 病 院 PET センター 長 副 院 長 関 係 省 庁 内 閣 府 大 臣 官 房 審 議 官 ( 防 災 担 当 ) 内 閣 官 房 内 閣 参 事 官 ( 事 態 対 処 危 機 管 理 担 当 ) 内 閣 府 政 策 統 括 官 ( 防 災 担 当 ) 付 参 事 官 ( 災 害 緊 急 事 態 対 処 担 当 ) 内 閣 府 政 策 統 括 官 ( 防 災 担 当 ) 付 参 事 官 ( 防 災 計 画 担 当 ) 内 閣 府 政 策 統 括 官 ( 原 子 力 防 災 担 当 ) 付 参 事 官 ( 総 括 担 当 ) 警 察 庁 警 備 局 警 備 課 特 殊 警 備 対 策 官 総 務 省 消 防 庁 予 防 課 特 殊 災 害 室 長 外 務 省 北 米 局 日 米 地 位 協 定 室 長 海 上 保 安 庁 警 備 救 難 部 環 境 防 災 課 長 原 子 力 規 制 庁 長 官 官 房 放 射 線 防 護 グループ 監 視 情 報 課 放 射 線 環 境 対 策 室 長 防 衛 省 地 方 協 力 局 補 償 課 長 防 衛 省 統 合 幕 僚 監 部 参 事 官 付 政 策 調 整 官 自 治 体 ヒアリング 出 席 者 横 須 賀 市 市 民 安 全 部 危 機 管 理 課 長 小 貫 和 昭 市 民 安 全 部 危 機 管 理 課 原 子 力 防 災 係 長 山 本 修 三 佐 世 保 市 防 災 危 機 管 理 局 主 幹 北 村 敬 男 防 災 危 機 管 理 局 主 査 山 田 尚 武

3 資 料 2-1 平 成 26 年 度 原 子 力 艦 寄 港 実 績 都 市 名 : 横 須 賀 市 回 数 総 隻 数 艦 名 種 別 寄 港 期 間 滞 在 日 数 実 滞 在 日 数 ジョージ ワシントン 空 母 ~ コロンブス 潜 水 艦 ~ ジョージ ワシントン 空 母 ~ ノース カロライナ 潜 水 艦 ~ オクラホマシティ 潜 水 艦 ~ ラ ホヤ 潜 水 艦 ~ ジョージ ワシントン 空 母 ~ ハワイ 潜 水 艦 ~ キーウェスト 潜 水 艦 ~ ルイヴィル 潜 水 艦 ~ ハワイ 潜 水 艦 ~ オリンピア 潜 水 艦 ~ コロンビア 潜 水 艦 ~ オリンピア 潜 水 艦 ~ ジョージ ワシントン 空 母 ~ サンフランシスコ 潜 水 艦 ~ ハワイ 潜 水 艦 ~ オリンピア 潜 水 艦 ~ ルイヴィル 潜 水 艦 ~ パサデナ 潜 水 艦 ~ 合 計 241 日 平 成 27 年 度 原 子 力 艦 寄 港 実 績 ( 平 成 27 年 10 月 31 日 現 在 ) 回 数 総 隻 数 艦 名 種 別 寄 港 期 間 滞 在 日 数 実 滞 在 日 数 ジョージ ワシントン 空 母 H ~ H オクラホマ シティ 潜 水 艦 H ~ H ヒューストン 潜 水 艦 H ~ H ジョージ ワシントン 空 母 H ~ H ハンプトン 潜 水 艦 H ~ H ミシガン 潜 水 艦 H ~ H サンタフェ 潜 水 艦 H ~ H ロナルド レーガン 空 母 H ~ H シャイアン 潜 水 艦 H ~ H テキサス 潜 水 艦 H ~ H 合 計 95 日

4 平 成 26 年 度 原 子 力 艦 寄 港 実 績 都 市 名 : 佐 世 保 市 回 数 総 隻 数 艦 名 排 水 量 (t) 寄 港 期 間 滞 在 日 数 実 滞 在 日 数 コロンブス 6,082 4 月 1 日 4 月 1 日 コロンブス 6,082 5 月 2 日 5 月 2 日 コロンビア 6,082 6 月 9 日 6 月 13 日 コロンビア 6,082 6 月 26 日 6 月 26 日 コロンビア 6,082 6 月 30 日 6 月 30 日 ジョージ ワシントン 102,000 8 月 1 日 8 月 4 日 オリンピア 6, 月 17 日 10 月 24 日 ハワイ 7, 月 23 日 12 月 27 日 オリンピア 6,082 1 月 9 日 1 月 16 日 ルイヴィル 6,082 1 月 31 日 1 月 31 日 パサデナ 6,082 3 月 6 日 3 月 6 日 パサデナ 6,082 3 月 9 日 3 月 9 日 パサデナ 6,082 3 月 12 日 3 月 12 日 1 38 合 計 38 日 平 成 27 年 度 原 子 力 艦 寄 港 実 績 ( 平 成 27 年 10 月 31 日 現 在 ) 回 数 総 隻 数 艦 名 排 水 量 (t) 寄 港 期 間 滞 在 日 数 実 滞 在 日 数 パサデナ 6,082 4 月 6 日 4 月 9 日 サンタフェ 6,082 5 月 9 日 5 月 12 日 サンタフェ 6,082 5 月 15 日 5 月 15 日 ハンプトン 6,082 8 月 10 日 8 月 13 日 ハンプトン 6,082 9 月 1 日 9 月 8 日 ヒューストン 6,082 9 月 10 日 9 月 16 日 オクラホマ シティ 6, 月 18 日 10 月 18 日 シカゴ 6, 月 23 日 10 月 27 日 シカゴ 6, 月 30 日 10 月 30 日 1 35 合 計 35 日

5 平 成 26 年 度 原 子 力 艦 寄 港 実 績 都 市 名 : 沖 縄 県 回 数 総 隻 数 艦 名 排 水 量 (t) 寄 港 期 間 滞 在 日 数 実 滞 在 日 数 キーウェスト 6,082 H ~ H ジェファーソンシティ 6,082 H ~ H ラ ホヤ 6,082 H ~ H ジェファーソンシティ 6,082 H ~ H ラ ホヤ 6,082 H ~ H ラ ホヤ 6,082 H ~ H ラ ホヤ 6,082 H ~ H サンフランシスコ 6,082 H ~ H コロンビア 6,082 H ~ H キーウェスト 6,082 H ~ H キーウェスト 6,082 H ~ H キーウェスト 6,082 H ~ H オリンピア 6,082 H ~ H オクラホマシティ 6,082 H ~ H サンフランシスコ 6,082 H ~ H ハワイ 7,800 H ~ H ハワイ 7,800 H ~ H オクラホマシティ 6,082 H ~ H ハワイ 7,800 H ~ H ルイヴィル 6,082 H ~ H ルイヴィル 6,082 H ~ H パサデナ 6,082 H ~ H オリンピア 6,082 H ~ H ハワイ 7,800 H ~ H 合 計 27 日 平 成 27 年 度 原 子 力 艦 寄 港 実 績 ( 平 成 27 年 10 月 31 日 現 在 ) 回 数 総 隻 数 艦 名 排 水 量 (t) 寄 港 期 間 滞 在 日 数 実 滞 在 日 数 ジャクソンヴィル 6,082 H ~ H ハンプトン 6,082 H ~ H ハンプトン 6,082 H ~ H ハンプトン 6,082 H ~ H シカゴ 6,082 H ~ H ジャクソンヴィル 6,082 H ~ H シャイアン 6,082 H ~ H ヒューストン 6,082 H ~ H ヒューストン 6,082 H ~ H オクラホマ シティ 6,082 H ~ H 合 計 14 日

6 資 料 2-2 作 業 委 員 会 ヒアリング 資 料 横 須 賀 市 危 機 管 理 課 第 1 寄 港 地 の 現 状 1. 横 須 賀 市 の 特 徴 昭 和 48 年 ミッドウェイ 母 港 化 ( 以 降 インデペンデンス キティホーク) 平 成 20 年 キティホーク 原 子 力 空 母 ジョージ ワシントン 平 成 27 年 ジョージ ワシントン ロナルド レーガン 2. 原 子 力 艦 の 寄 港 状 況 別 紙 のとおりです 毎 年 200 日 程 度 原 子 力 空 母 が 寄 港 し 原 潜 を 含 めると 250 日 程 度 の 寄 港 と なっています 3. 応 急 対 応 範 囲 内 の 居 住 者 数 等 横 須 賀 市 の 場 合 原 子 力 空 母 停 泊 位 置 から 半 径 1km 以 内 は 基 本 的 に 米 海 軍 基 地 内 (ごく 一 部 隣 接 する 大 学 の 校 舎 が 存 在 しますが コンクリート 屋 内 と 考 えています)です 1km から3km で 囲 まれる 範 囲 については 次 のとおりです 1 人 口 : 約 67,000 人 2 要 援 護 者 : 約 1,600 人 ( 在 宅 者 ) 3 学 校 等 : 小 学 校 11 校 中 学 校 5 校 高 校 2 校 大 学 2 校 幼 稚 園 7 園 保 育 園 11 園 特 別 養 護 老 人 ホーム3 施 設 有 料 老 人 ホーム4 施 設 グループホーム3 施 設 小 規 模 多 機 能 施 設 2 施 設 第 2 自 治 体 としての 取 組 み 状 況 1. 地 域 防 災 計 画 について (1) 横 須 賀 市 の 特 徴 市 内 に 核 燃 料 加 工 工 場 (GNF-J)も 立 地 していて 平 成 13 年 に 原 子 力 災 害 対 策 計 画 編 を 策 定 し 現 在 に 至 っています (2) 原 子 力 艦 について 上 述 のとおり 従 前 から 独 立 した 計 画 編 を 策 定 していますが 当 初 は 原 子 力 潜 水 艦 を 念 頭 にした 内 容 でした 平 成 19 年 原 子 力 空 母 の 寄 港 を 念 頭 に 内 容 の 全 面 改 訂 を 行 いました 1

7 なお 原 子 力 空 母 のEPZを 当 時 の 原 発 のEPZ(8~10km)を 参 考 に 横 須 賀 市 全 域 としています 2. 訓 練 の 実 施 状 況 横 須 賀 市 では 原 子 力 空 母 を 念 頭 に 毎 年 次 の2つの 訓 練 を 実 施 しています (1) 日 米 合 同 原 子 力 防 災 訓 練 (ア) 訓 練 想 定 1 横 須 賀 港 停 泊 中 の 原 子 力 空 母 から 微 量 の 放 射 性 物 質 を 含 む 冷 却 水 漏 れ 2 原 子 力 空 母 艦 内 の 管 理 区 域 内 での 汚 染 負 傷 者 の 発 生 3 原 子 力 空 母 艦 内 の 管 理 区 域 内 での 火 災 発 生 4 三 浦 半 島 断 層 群 を 震 源 とする 大 地 震 の 発 生 ( 上 記 のいずれかの 想 定 で 訓 練 を 実 施 します) (イ) 参 加 機 関 米 海 軍 在 京 米 国 大 使 館 外 務 省 原 子 力 規 制 庁 内 閣 府 防 衛 省 海 上 自 衛 隊 海 上 保 安 庁 神 奈 川 県 神 奈 川 県 警 横 須 賀 市 ( 訓 練 想 定 によっては 横 須 賀 市 内 の 病 院 ) (ウ) 訓 練 項 目 1 情 報 共 有 受 伝 達 訓 練 ( 連 絡 官 の 相 互 派 遣 を 含 みます) 2 広 報 訓 練 3 日 米 合 同 モニタリング 訓 練 4 基 地 内 従 業 員 への 連 絡 通 報 訓 練 ( 訓 練 想 定 によっては 汚 染 負 傷 者 対 応 訓 練 ) (2) 横 須 賀 市 原 子 力 防 災 訓 練 (ア) 訓 練 想 定 敷 地 境 界 に 設 置 しているモニタリングポストで 国 のマニュアルに 定 め る 応 急 対 応 を 実 施 すべき 数 値 を 感 知 した (イ) 参 加 機 関 空 母 停 泊 位 置 から3km 以 内 の 町 内 会 小 学 校 原 子 力 規 制 庁 神 奈 川 県 神 奈 川 県 警 横 須 賀 市 (ウ) 訓 練 項 目 1 屋 内 退 避 実 施 に 関 する 広 報 訓 練 2 通 行 人 を 公 共 建 物 へ 誘 導 する 避 難 誘 導 訓 練 3 校 舎 外 にいる 児 童 の 屋 内 退 避 訓 練 4サーベランス 訓 練 5 安 定 ヨウ 素 剤 ( 水 薬 ) 配 布 訓 練 2

8 3. 具 体 的 避 難 場 所 既 述 のとおり 空 母 の 停 泊 位 置 から1km は 基 本 的 に 米 海 軍 基 地 内 のため 避 難 場 所 は 定 めていません 上 記 2-(2)-(ウ)-2を 実 施 する 際 には 訓 練 の 都 度 訓 練 の 実 施 対 象 となっている 町 内 会 近 傍 の 公 共 的 な 建 物 を 選 定 し 通 行 人 の 避 難 誘 導 先 とし ています 4. 移 動 手 段 安 定 ヨウ 素 剤 の 配 備 状 況 (1) 移 動 手 段 これについても 空 母 の 停 泊 位 置 から1km は 基 本 的 に 米 海 軍 基 地 内 のため 移 動 手 段 を 用 意 しておく 必 要 はないと 考 えています (2) 安 定 ヨウ 素 剤 横 須 賀 市 全 人 口 ( 約 40 万 人 ) 分 ( 丸 剤 : 約 80 万 丸 散 剤 : 約 40 瓶 )を 市 施 設 十 数 か 所 に 分 散 備 蓄 しています 消 費 期 限 切 れの 散 剤 を 用 いて 市 立 病 院 保 健 所 横 須 賀 市 薬 剤 師 会 の 薬 剤 師 による 水 薬 の 多 量 調 剤 訓 練 も 行 っています 5.その 他 (1) 啓 発 冊 子 の 作 成 小 学 校 4 年 生 向 けの 啓 発 冊 子 を 作 成 し 毎 年 度 市 内 の 全 小 学 校 に 配 布 して います 大 人 向 け 冊 子 も 作 成 していて こちらは 市 役 所 のカウンターで 配 布 していま す (2)モニタリングと 防 災 を 同 一 課 で 担 当 従 前 のモニタリングは 環 境 部 局 が 実 施 してきましたが 原 子 力 空 母 の 寄 港 を 念 頭 に 平 成 20 年 度 から 防 災 部 局 ( 危 機 管 理 課 )がモニタリングも 担 当 してい ます 第 3 事 故 発 生 時 の 通 報 体 制 1. 米 軍 からの 通 報 体 制 (1) 米 海 軍 との 防 災 協 定 平 成 19 年 3 月 横 須 賀 市 は 米 海 軍 ( 在 日 米 海 軍 司 令 部 と 在 日 米 海 軍 横 須 賀 基 地 )との 防 災 協 定 を 締 結 しました この 協 定 では 対 象 とする 災 害 を 軍 艦 ( 原 子 力 軍 艦 を 含 む)を 要 因 とする ものを 含 むあらゆる 災 害 と 定 義 しています また 相 手 方 に 影 響 を 与 える 可 能 性 のある 事 象 については 全 て 通 知 する 3

9 と 定 めているので 日 米 合 同 委 員 会 合 意 に 基 づく 通 報 よりも 軽 微 な 事 象 につい ても 情 報 提 供 されるものと 考 えています (2) 防 災 協 定 に 基 づく 書 式 災 害 発 生 時 災 害 対 策 本 部 設 置 時 応 援 要 請 時 等 に 用 いる 各 種 の 書 式 があら かじめ 定 めてあり 基 本 的 にはファクスかメールで 送 信 することとなっていま す 別 紙 1のとおり 原 子 力 艦 に 特 化 した 書 式 もあります (3) 米 海 軍 横 須 賀 基 地 EOCとの 直 通 電 話 東 日 本 大 震 災 時 に 電 話 が 輻 輳 した 反 省 から 米 海 軍 の 費 用 負 担 で NTT 交 換 器 を 介 さずに 横 須 賀 市 と 米 海 軍 横 須 賀 基 地 を 結 ぶ 直 通 電 話 を 設 置 していま す 2. 過 去 の 通 報 実 績 平 成 23 年 3 月 11 日 夕 刻 横 須 賀 港 停 泊 中 の 原 子 力 空 母 ジョージ ワシント ンには 地 震 及 び 津 波 の 影 響 はない 旨 の 連 絡 をいただいた1 回 のみです なお 上 述 したとおり このときには 電 話 が 通 じなかったため 米 海 軍 担 当 者 が 横 須 賀 市 災 害 対 策 本 部 に 駆 け 付 けて 報 告 いただきました 3. 国 内 関 係 機 関 との 連 絡 体 制 基 地 政 策 に 関 する 事 象 ( 油 漏 れ ヘリコプターからの 部 分 の 落 下 米 軍 人 に よる 犯 罪 等 )については 南 関 東 防 衛 局 や 神 奈 川 県 庁 横 須 賀 海 上 保 安 部 海 上 自 衛 隊 横 須 賀 地 方 総 監 部 等 と 密 接 円 滑 な 連 絡 体 制 になっています 一 方 原 子 力 艦 関 連 については 具 体 例 がないのが 実 情 です 第 4 その 他 ( 国 への 要 請 事 項 等 ) 1. 政 府 に 対 する 横 須 賀 市 からの 要 請 の 趣 旨 背 景 横 須 賀 市 は 平 成 25 年 4 月 に 別 紙 2のとおり 政 府 に 対 し 原 子 力 艦 の 原 子 力 災 害 発 生 時 の 国 の 考 え 方 に 齟 齬 があるので 整 理 してほしい 旨 の 要 請 を 行 いま した( 都 合 3 回 行 っています) その 趣 旨 背 景 を 時 系 列 的 にご 説 明 いたしま す 平 成 24 年 9 月 中 央 防 災 会 議 が 防 災 基 本 計 画 を 改 訂 従 前 の 記 述 は 原 子 力 艦 で 万 が 一 の 事 態 が 発 生 した 場 合 には 適 切 に 対 処 す る 程 度 のものだったのですが この 改 訂 で 原 子 力 艦 で 万 が 一 の 事 態 が 発 生 4

10 した 場 合 には 前 章 までの 規 定 を 参 考 に 適 切 に 対 処 する となりました ここでの 前 章 とは 原 発 で 事 故 があった 場 合 には PAZの 範 囲 内 は 即 座 に 避 難 といったことが 書 かれています 平 成 24 年 11 月 原 子 力 規 制 委 員 会 が 原 子 力 災 害 対 策 指 針 ( 私 たちは 新 指 針 と 呼 んでい ます) 案 を 公 表 この 時 点 では どのような 事 態 となったら は 未 定 でしたが 原 発 から5 km 以 内 (PAZ)は 避 難 ということが 記 載 されていました 平 成 25 年 2 月 原 子 力 規 制 委 員 会 が 新 指 針 で どのような 事 態 を 定 義 原 発 から5km 以 内 の 避 難 を 実 施 する 数 値 を 原 発 と 市 街 地 との 敷 地 境 界 で5 μsv/hを 感 知 した 場 合 と 定 義 しました これによって 本 市 の 苦 悩 が 始 まります 中 央 防 災 会 議 が 平 成 16 年 に 定 めた 原 子 力 艦 の 原 子 力 災 害 対 策 マニュアル では 基 地 と 市 街 地 との 敷 地 境 界 で 100μSv/hを 感 知 した 場 合 3km 以 内 は 屋 内 退 避 とされています つまり 放 射 線 量 が 低 い 時 に( 広 範 囲 に) 避 難 して 線 量 が 高 くなったら 戻 ってきて 家 の 中 に 入 るという 矛 盾 した 行 動 をとることとなってしまうからです 2. 避 難 実 施 への 援 助 現 行 のマニュアルでは 市 街 地 で 行 うべき 防 護 策 は 屋 内 退 避 ですので あま り 関 係 機 関 の 援 助 は 必 要 ではないかもしれません しかし 避 難 となると 横 須 賀 市 単 独 での 避 難 実 施 は 不 可 能 ですので 円 滑 な 避 難 実 施 のための 援 助 についてもご 検 討 いただきたいと 思 います 5

11 6 別 紙 1

12 7 別 紙 2

13 参 考 ( 各 種 写 真 ) 1 合 同 訓 練 の 情 報 調 整 エリア 2 合 同 訓 練 の 合 同 モニタリング 3 合 同 訓 練 の 本 部 員 会 議 4 横 須 賀 市 原 子 力 防 災 訓 練 の 避 難 誘 導 5 横 須 賀 市 原 子 力 防 災 訓 練 のサーベランス 6 横 須 賀 市 原 子 力 防 災 訓 練 の 水 薬 配 布 7 安 定 ヨウ 素 剤 多 量 調 剤 訓 練 8 米 軍 ホットラインの 電 話 機

14 佐 世 保 市 の 原 子 力 艦 原 子 力 災 害 対 策 に 係 る 資 料 H ( 作 業 委 員 会 ヒア) 資 料 寄 港 地 の 現 状 1 原 子 力 艦 の 寄 港 状 況 (~H ) 通 算 入 港 回 数 滞 在 日 数 潜 水 艦 364 1,468 水 上 艦 合 計 387 1,573 平 成 27 年 度 入 港 回 数 滞 在 日 数 潜 水 艦 水 上 艦 0 0 合 計 応 急 対 応 範 囲 内 の 居 住 者 数 要 支 援 者 数 学 校 福 祉 施 設 人 口 要 支 援 者 学 校 福 祉 範 囲 (H ) ( 在 宅 ) 幼 稚 園 施 設 0~500m 潜 水 艦 500m~1.2km 1, ~1km 水 上 艦 1km~3km 推 計 2, (H 現 在 ) 2. 自 治 体 としての 取 り 組 み 状 況 1 地 域 防 災 計 画 における 原 子 力 艦 の 災 害 対 策 の 位 置 付 け H14.4 ( 国 ) 防 災 基 本 計 画 に 原 子 力 艦 の 原 子 力 災 害 対 策 追 加 H14.10 ( 市 ) 地 域 防 災 計 画 に 原 子 力 艦 の 原 子 力 災 害 対 策 を 追 加 H16.8 ( 国 ) 原 子 力 艦 の 原 子 力 災 害 対 策 マニュアル 策 定 H17.6 ( 市 ) 地 域 防 災 計 画 にマニュアル( 応 急 対 応 範 囲 判 断 基 準 )を 反 映 佐 世 保 市 地 域 防 災 計 画 基 本 計 画 編 ( 風 水 害 地 震 等 ) 原 子 力 施 設 の 原 子 力 災 害 対 策 編 原 子 力 災 害 対 策 編 原 子 力 艦 の 原 子 力 災 害 対 策 編 2 訓 練 の 実 施 状 況 佐 世 保 市 地 域 防 災 計 画 に 基 づき 防 災 関 係 機 関 及 び 停 泊 地 周 辺 の 住 民 が 共 同 して 訓 練 を 実 施 することによって 原 子 力 防 災 活 動 の 連 携 強 化 原 子 力 災 害 に 対 する 理 解 と 認 識 を 深 めることを 目 的 とする ( 平 成 14 年 から 毎 年 実 施 ) 1

15 ( 実 施 項 目 ) 項 目 内 容 本 部 運 用 訓 練 佐 世 保 市 災 害 対 策 本 部 の 設 置 関 係 機 関 との 協 議 調 整 モニタリング 訓 練 移 動 サーベイ 調 査 員 のスクリーニングの 実 施 交 通 規 制 訓 練 警 戒 区 域 の 設 定 交 通 規 制 広 報 訓 練 応 急 対 応 範 囲 への 車 両 防 災 行 政 無 線 による 広 報 屋 内 退 避 訓 練 応 急 対 応 範 囲 の 学 校 幼 稚 園 事 業 所 の 屋 内 退 避 避 難 誘 導 訓 練 住 民 施 設 入 所 者 の 避 難 被 ばく 医 療 訓 練 スクリーニング 住 民 登 録 安 定 ヨウ 素 剤 服 用 に 関 する 説 明 等 全 14 項 目 ( 別 紙 参 照 ) ( 訓 練 想 定 ) 原 子 力 潜 水 艦 が 佐 世 保 港 に 入 港 し 赤 崎 岸 壁 に 停 泊 中 敷 地 境 界 付 近 のモニタリングポ ストにおいて 平 常 値 を 明 らかに 上 回 る 数 値 (100nGy/h)が 確 認 された 現 地 周 辺 で 放 射 線 測 定 を 実 施 したところ 5μSv/h の 数 値 が 検 知 され その 後 も 継 続 している ( 参 加 機 関 ) 海 上 保 安 部 陸 上 自 衛 隊 海 上 自 衛 隊 長 崎 県 長 崎 県 警 察 赤 崎 地 区 住 民 福 祉 施 設 ( 避 難 訓 練 ) 九 十 九 地 区 住 民 小 中 学 校 事 業 所 ( 屋 内 退 避 訓 練 ) 外 務 省 内 閣 府 総 務 省 消 防 庁 九 州 防 衛 局 ( 情 報 伝 達 訓 練 ) ( 米 軍 の 参 加 について) 米 軍 に 対 し 主 に 外 務 省 を 通 じ 訓 練 参 加 を 要 請 しているが これまでのところ 参 加 が 得 られていない 3 具 体 的 避 難 場 所 地 域 防 災 計 画 に 規 定 していない 訓 練 においては 応 急 対 応 範 囲 外 の 指 定 避 難 所 ( 原 潜 停 泊 地 から 1.9kmの 公 民 館 )への 避 難 を 実 施 している 4 移 動 手 段 地 域 防 災 計 画 に 規 定 していない 訓 練 においては 市 所 有 のバス 普 通 自 動 車 や 福 祉 施 設 の 車 両 で 避 難 を 実 施 している 2

16 5 安 定 ヨウ 素 剤 の 配 備 状 況 等 市 保 健 所 に 38,000 錠 を 配 備 ( 内 訳 ) 原 子 力 艦 の 災 害 対 策 用 として 8,000 錠 ( 市 の 一 般 財 源 ) 原 子 力 施 設 ( 玄 海 原 発 UPZ 圏 内 )の 災 害 対 策 用 として 30,000 錠 ( 原 子 力 施 設 等 緊 急 時 安 全 対 策 交 付 金 により 長 崎 県 より 配 備 ) 3. 事 故 発 生 時 の 通 報 体 制 地 域 防 災 計 画 には 原 子 力 艦 の 原 子 力 災 害 対 策 マニュアル に 定 める 通 報 体 制 を 記 載 し ており 本 市 独 自 の 通 報 体 制 はない ( 通 報 ルート) ア. 外 務 省 佐 世 保 市 長 崎 県 イ. 九 州 防 衛 局 佐 世 保 市 長 崎 県 ウ. 放 射 能 調 査 班 佐 世 保 市 長 崎 県 米 軍 からの 通 報 体 制 過 去 の 通 報 実 績 なし 4.その 他 当 日 ご 説 明 いたします 3

17 別 添

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19 資 料 2-4 自 治 体 に 対 するヒアリング 項 目 沖 縄 県 うるま 市 1. 寄 港 地 の 現 状 原 子 力 艦 の 寄 港 状 況 ( 金 武 中 城 港 ホワイトビーチ) 昭 和 43 年 1 月 ~ 昭 和 47 年 2 月 47 回 昭 和 47 年 6 月 ~ 平 成 27 年 11 月 519 回 ( 平 成 27 年 11 月 5 日 現 在 ) 別 添 資 料 1 参 照 ( 平 成 26 年 度 平 成 27 年 度 原 子 力 艦 寄 港 実 績 ) 応 急 対 応 範 囲 内 の 居 住 者 数 要 援 護 者 数 学 校 福 祉 施 設 等 の 有 無 等 1 応 急 対 応 範 囲 内 の 居 住 者 数 行 政 区 ( 平 成 27 年 10 月 31 日 現 在 ) 行 政 区 名 男 女 計 世 帯 数 平 敷 屋 2,070 1,712 3,782 1,487 饒 辺 , 合 計 2,806 2,397 5,203 2,010 2 要 援 護 者 数 ( 手 あげ 方 式 による 名 簿 登 録 者 数 平 成 27 年 11 月 1 日 現 在 ) 行 政 区 行 政 区 名 男 女 計 平 敷 屋 饒 辺 合 計 学 校 福 祉 施 設 等 の 有 無 等 学 校 等 1 かなさ 保 育 園 ( 認 可 ) 2 こいのぼり 保 育 園 ( 無 認 可 ) 3 大 地 学 童 クラブ( 無 認 可 ) 6 ヶ 所 4 平 敷 屋 幼 稚 園 ( 公 立 ) 5 平 敷 屋 小 学 校 ( 公 立 ) 6 与 勝 第 二 中 学 校 ( 公 立 ) 福 祉 施 設 4 ヶ 所 1 居 宅 介 護 支 援 訪 問 介 護 (あい ゆうヘルパーステーション) 2 住 宅 型 有 料 老 人 ホーム デイサービス(あい ゆうホーム) 3 うるま 市 きむたかこどもセンター 4 デイサービスセンターみつば 0.5km 内 は 基 地 内 であり 居 住 者 はゼロである 別 添 資 料 2 参 照 ( 第 4 編 原 子 力 災 害 編 第 3 章 応 急 対 策 計 画 22) 1

20 2. 自 治 体 としての 取 組 状 況 地 域 防 災 計 画 における 原 子 力 艦 の 災 害 対 応 の 位 置 付 け 災 害 対 策 基 本 法 ( 昭 和 36 年 法 律 第 223 号 )に 基 づき 市 に 寄 港 する 米 原 子 力 艦 による 原 子 力 災 害 に 関 し 事 前 応 急 及 び 復 旧 のための 諸 施 策 ( 原 子 力 艦 本 体 及 び 外 国 政 府 の 管 理 下 にある 区 域 での 施 策 を 除 く )を 定 め これを 総 合 的 かつ 計 画 的 に 推 進 することによって 市 の 防 災 体 制 の 確 立 を 図 り 市 民 等 の 生 命 身 体 及 び 財 産 を 原 子 力 災 害 から 保 護 することを 目 的 として 地 域 防 災 計 画 に 反 映 しております 訓 練 の 実 施 状 況 平 成 22 年 沖 縄 県 の 主 催 により 図 上 訓 練 を 実 施 した 以 降 現 在 まで 訓 練 実 施 には 至 っておりませんが 今 後 実 働 訓 練 の 実 施 にむけて 取 り 組 むべきだと 考 えております 具 体 的 避 難 場 所 前 述 したとおり 訓 練 実 施 にむけた 調 整 事 項 において 具 体 的 な 避 難 場 所 の 検 討 を 行 っていきたいと 考 えております 移 動 手 段 安 定 ヨウ 素 剤 の 配 備 状 況 現 在 のところ 当 市 においては 災 害 時 ( 地 震 津 波 災 害 等 )における 移 動 手 段 として 原 則 徒 歩 での 移 動 手 段 を 推 奨 しておりますが 原 子 力 災 害 においての 避 難 の 在 り 方 を 早 めに 検 討 する 必 要 があると 考 えます 今 後 図 上 訓 練 や 実 働 訓 練 を 通 して 原 子 力 災 害 時 における 移 動 手 段 の 在 り 方 を 検 討 していきたいと 考 えています 安 定 ヨウ 素 剤 については 当 市 においては 配 備 していませんが 沖 縄 県 保 健 医 療 部 薬 務 疾 病 課 において 丸 剤 1,000 丸 3 箱 粉 末 剤 500g 1 瓶 を 配 備 しており 災 害 時 に 備 えることとしております 3. 事 故 発 生 時 の 通 報 体 制 米 軍 からの 通 報 体 制 現 時 点 で 米 軍 との 取 り 決 めは 無 い 過 去 の 通 報 実 績 これまで 通 報 の 実 績 は 無 い 〇 国 内 関 係 機 関 ( 県 地 方 防 衛 局 等 )との 連 絡 体 制 等 本 市 の 防 災 計 画 において ホワイトビーチに 寄 港 する 原 子 力 艦 に 起 因 する 事 故 等 が 発 生 した 場 合 の 本 市 の 組 織 体 制 及 び 応 急 措 置 等 について 原 子 力 艦 の 原 子 力 災 害 対 策 マニュアル ( 平 成 16 年 8 月 25 日 中 央 防 災 会 議 主 事 会 議 申 し 合 せ)の 趣 旨 に 沿 って 定 められている 別 添 資 料 3 参 照 ( 第 4 編 原 子 力 災 害 編 第 3 章 応 急 対 策 計 画 11,12) 2

21 4.その 他 (マニュアルに 係 る 国 への 要 請 事 項 等 ) 今 回 のマニュアルの 見 直 しにより 屋 内 退 避 や 避 難 の 応 急 対 応 範 囲 がかなり 広 がる 見 直 しが 想 定 されることから 沖 縄 県 をはじめ 沖 縄 本 島 の 全 ての 自 治 体 へ 意 見 聴 取 が 必 要 であると 考 え ております 又 原 子 力 艦 に 係 る 対 策 については 基 本 的 にホワイト ビーチを 抱 えるうるま 市 だけの 問 題 ではなく 周 辺 自 治 体 や 沖 縄 県 全 体 にかかる 問 題 であり 国 において 沖 縄 県 うるま 市 に 対 し 財 政 的 措 置 を 含 めた 十 分 な 支 援 を 行 って 頂 く 必 要 があるものと 考 えております 本 市 では 国 の 原 子 力 艦 事 故 の 災 害 対 策 マニュアルを 受 け うるま 市 防 災 計 画 に 反 映 させ 原 子 力 災 害 編 として 総 則 予 防 計 画 応 急 対 応 計 画 復 旧 復 興 計 画 に 分 け 策 定 しておりますが 原 子 力 防 災 に 対 応 する 訓 練 等 は 多 岐 に 渡 るにも 関 わらず 事 務 体 制 はじめ 財 政 面 の 確 保 におい て 苦 慮 している 状 況 にあります 原 子 力 艦 防 災 活 動 資 機 材 についても 沖 縄 振 興 特 別 推 進 交 付 金 事 業 で 一 部 整 備 したところで あるが 今 後 は 維 持 管 理 や 計 画 的 な 更 新 が 必 要 となることから 財 政 面 での 負 担 は 避 けられない 状 況 にあります この 様 な 状 況 については 沖 縄 県 軍 用 地 転 用 促 進 基 地 問 題 協 議 会 を 通 し 別 添 要 請 書 のとおり 毎 年 国 に 対 して 要 請 しているところであります つきましては 今 回 のマニュアルの 見 直 しの 議 論 と 併 せて 関 係 自 治 体 に 対 する 財 政 的 な 支 援 についての 議 論 もしっかり 対 応 して 頂 きたい 別 添 資 料 4 参 照 ( 平 成 27 年 度 沖 縄 県 軍 用 地 転 用 促 進 基 地 問 題 協 議 会 要 請 書 8,9) 3

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29 資 料 3 原 子 力 空 母 ロナルド レーガン 視 察 等 概 要 1. 出 席 者 河 野 防 災 担 当 大 臣 緒 方 審 議 官 荻 澤 参 事 官 ほか 2. 行 程 平 成 27 年 12 月 9 日 ( 水 ) 14 時 10 分 米 軍 横 須 賀 基 地 訪 問 原 子 力 空 母 ロナルド レーガン 艦 内 視 察 基 地 内 のモニタリングポスト 視 察 防 災 センター 視 察 15 時 50 分 敷 地 境 界 付 近 のモニタリングポスト( 横 須 賀 市 本 町 局 ) 視 察 16 時 15 分 横 須 賀 市 役 所 訪 問 吉 田 市 長 との 意 見 交 換 ぶら 下 がり 記 者 会 見

30 河 野 内 閣 府 特 命 担 当 大 臣 ( 防 災 )による 米 原 子 力 空 母 ロナルド レーガン 視 察 等 概 要 ロナルド レーガンに 乗 船 する 河 野 大 臣 格 納 庫 でボルト 艦 長 から 説 明 を 受 ける 河 野 大 臣 艦 長 室 で 説 明 を 受 ける 河 野 大 臣 小 海 局 ( 最 も 原 子 力 艦 に 近 い 測 定 局 :240m) の 視 察 の 様 子 本 町 局 ( 敷 地 境 界 付 近 の 測 定 局 :1200m) の 視 察 の 様 子 横 須 賀 市 長 との 意 見 交 換 の 様 子

31 資 料 4 検 証 すべき 論 点 (12/11 修 正 案 ) 1. 通 報 基 準 緊 急 事 態 の 判 断 基 準 改 定 済 み 2.より 早 期 に 異 常 事 態 を 覚 知 するための 措 置 事 業 用 発 電 所 等 については 原 子 力 災 害 対 策 指 針 ( 以 下 新 指 針 )に 基 づき 国 は 施 設 の 状 況 等 について 事 業 者 から 通 報 を 受 けることになっ ている 原 子 力 艦 についても 原 子 力 災 害 の 発 生 のおそれがある 場 合 又 は 発 生 した 場 合 に 米 国 政 府 からその 状 況 に 関 して 通 報 を 受 けることを 明 確 化 すべきではないか 一 方 上 記 通 報 を 受 けた 場 合 (モニタリング 値 が 通 報 基 準 に 達 した 場 合 を 含 む) 日 本 政 府 として 速 やかに 情 報 収 集 を 行 うべきこと 収 集 すべき 情 報 の 内 容 などについて 明 確 化 しておくべきではないか 3. 応 急 対 応 範 囲 等 新 指 針 では 事 業 用 発 電 所 の 予 防 的 防 護 措 置 を 準 備 する 区 域 (PAZ) 緊 急 時 防 護 措 置 を 準 備 する 区 域 (UPZ)について それぞれ 原 子 力 施 設 から 概 ね 半 径 5km 概 ね 30km を 目 安 とするとしている 原 子 力 艦 の 応 急 対 応 範 囲 ( 現 行 ; 原 子 力 空 母 の 場 合 半 径 1km 以 内 3 km 以 内 )についてはどのように 対 応 すべきか また 新 指 針 では PAZ 内 における 安 定 ヨウ 素 剤 の 事 前 配 布 など PAZ UPZ における 時 系 列 に 応 じた 防 護 措 置 を 定 めている 原 子 力 艦 については どのように 対 応 すべきか

32 原 子 力 艦 の 応 急 対 応 範 囲 等 に 関 連 して 検 討 すべき 事 項 ( 案 ) 資 料 5 1 原 子 力 艦 の 原 子 炉 原 子 力 艦 の 原 子 炉 について どのようなものを 想 定 すべきか (1) 原 子 炉 の 型 規 模 原 子 力 艦 の 原 子 力 災 害 対 策 に 係 る 技 術 的 検 討 に 関 する 調 査 報 告 書 (H15.3) ( 以 下 H15 調 査 報 告 書 ) 原 子 力 空 母 加 圧 水 型 原 子 炉 (PWR) 熱 出 力 600MW 2 基 原 子 力 潜 水 艦 熱 出 力 160MW 1 基 合 衆 国 原 子 力 軍 艦 の 安 全 性 に 関 するファクトシート(H18.4)( 以 下 ファクト シート ) 最 大 級 の 海 軍 の 原 子 炉 の 出 力 は 合 衆 国 の 大 規 模 な 商 業 炉 の 出 力 の 1/5 に も 満 たない (2) 原 子 炉 の 運 転 条 件 H15 調 査 報 告 書 平 均 出 力 25% 15 年 間 運 転 ファクトシート 平 均 的 な 出 力 レベルは 最 大 出 力 の 15% 以 下 原 子 炉 は 停 泊 後 速 やかに 停 止 2 必 要 な 防 護 措 置 を 検 討 するための 判 断 基 準 原 子 力 艦 の 原 子 力 災 害 による 被 害 を 防 止 最 小 化 低 減 するために ど のような 防 護 措 置 が 必 要 か ( 参 考 )IAEA GSR Part7( ) 3 諸 外 国 の 原 子 力 艦 寄 港 地 における 対 応 日 本 と 同 様 に 米 海 軍 の 原 子 力 艦 の 寄 港 地 となっている 諸 外 国 において どのような 対 応 を 準 備 しているか 4 原 子 力 艦 の 移 動 防 護 措 置 の 検 討 において 原 子 力 艦 の 移 動 をどのように 考 えるか H15 調 査 報 告 書 原 子 炉 以 外 にディーゼル 発 電 機 を 搭 載 ファクトシート 艦 船 自 体 の 推 進 力 又 は 必 要 に 応 じてタグボートの 補 助 を 得 て 艦 船 を 移 動 させることができる

33 資 料 6 原 子 力 艦 の 原 子 炉 1 原 子 炉 の 熱 出 力 について 原 子 力 艦 の 原 子 力 災 害 対 策 に 係 る 技 術 的 検 討 に 関 する 調 査 報 告 書 ( 平 成 15 年 3 月 原 子 力 艦 災 害 技 術 検 討 委 員 会 )によると 各 国 の 原 子 力 艦 に 搭 載 されている 原 子 炉 の 出 力 については ジェーン 年 鑑 で 紹 介 され ており ロシアとフランスは 軸 出 力 に 加 え 熱 出 力 も 記 載 されているが 米 国 と 英 国 は 軸 出 力 のみしか 記 載 されていない そこで ロシアとフランスの 原 子 力 艦 の 熱 出 力 から 軸 出 力 への 変 換 係 数 ( 平 均 でそれぞれ 17.5% 17.8%)から 米 国 の 原 子 力 艦 の 効 率 を 17% とし 次 式 により 米 国 の 原 子 力 艦 について 原 子 炉 の 熱 出 力 を 推 定 した 軸 出 力 = 熱 出 力 変 換 係 数 (1) 原 子 力 空 母 NIMIZ 級 原 子 力 空 母 : 軸 出 力 194MW 加 圧 水 型 軽 水 炉 2 基 搭 載 194= 熱 出 力 ( 空 母 ) 0.17 熱 出 力 ( 空 母 )=1,141MW 1,200MW(1 基 あたり 600MW) (2) 原 子 力 潜 水 艦 Los Angels 級 原 子 力 潜 水 艦 : 軸 出 力 26MW 加 圧 水 型 軽 水 炉 1 基 搭 載 26= 熱 出 力 ( 潜 水 艦 ) 0.17 熱 出 力 ( 潜 水 艦 )=152.9MW 160MW 2 原 子 力 発 電 所 との 比 較 米 国 の 原 子 力 軍 艦 の 安 全 性 に 関 するファクト シート( 平 成 18 年 4 月 17 日 )( 以 下 ファクト シート という )によると 最 大 級 の 海 軍 の 原 子 炉 の 出 力 は 合 衆 国 の 大 規 模 な 商 業 炉 の 出 力 の5 分 の1にも 満 たない とされている 別 図 及 び 別 表 から 米 国 の 大 規 模 商 業 炉 の 熱 出 力 を 3,200MW から 4,400MW とみると 原 子 力 艦 の 原 子 炉 の 熱 出 力 ( 推 定 値 )と 比 較 した 場 合 に5 分 の1に 満 たないことからファクト シートの 記 述 と 矛 盾 しないことが 分 かる

34 別 図 日 本 及 び 米 国 の 原 子 力 発 電 所 ( 基 ) 25 日 本 の 原 子 力 発 電 所 ( 定 格 出 力 ) ( 万 KW) ( 基 ) 米 国 の 原 子 力 発 電 所 ( 熱 出 力 ) (MWt)

35 別 表 1 日 本 の 原 子 力 発 電 所 一 覧 名 称 電 力 会 社 所 在 地 炉 型 熱 出 力 定 格 出 力 /MW / 万 kw 1 泊 発 電 所 (1 号 機 ) 北 海 道 電 力 北 海 道 古 宇 郡 泊 村 加 圧 水 型 軽 水 炉 1 基 約 1, 泊 発 電 所 (2 号 機 ) 北 海 道 電 力 加 圧 水 型 軽 水 炉 1 基 約 1, 泊 発 電 所 (3 号 機 ) 北 海 道 電 力 加 圧 水 型 軽 水 炉 1 基 約 2, 東 通 原 子 力 発 電 所 (1 号 機 ) 東 北 電 力 青 森 県 下 北 郡 東 通 村 沸 騰 水 型 軽 水 炉 1 基 女 川 原 子 力 発 電 所 (1 号 機 ) 東 北 電 力 宮 城 県 牡 鹿 郡 女 川 町 沸 騰 水 型 軽 水 炉 1 基 女 川 原 子 力 発 電 所 (2 号 機 ) 東 北 電 力 沸 騰 水 型 軽 水 炉 1 基 女 川 原 子 力 発 電 所 (3 号 機 ) 東 北 電 力 沸 騰 水 型 軽 水 炉 1 基 福 島 第 二 原 子 力 発 電 所 (1 号 機 ) 東 京 電 力 福 島 県 双 葉 郡 楢 葉 町 沸 騰 水 型 軽 水 炉 1 基 3, 福 島 第 二 原 子 力 発 電 所 (2 号 機 ) 東 京 電 力 沸 騰 水 型 軽 水 炉 1 基 3, 福 島 第 二 原 子 力 発 電 所 (3 号 機 ) 東 京 電 力 沸 騰 水 型 軽 水 炉 1 基 3, 福 島 第 二 原 子 力 発 電 所 (4 号 機 ) 東 京 電 力 沸 騰 水 型 軽 水 炉 1 基 3, 東 海 第 二 発 電 所 日 本 原 子 力 発 電 茨 城 県 那 珂 郡 東 海 村 沸 騰 水 型 軽 水 炉 1 基 3, 柏 崎 刈 羽 原 子 力 発 電 所 (1 号 機 ) 東 京 電 力 新 潟 県 柏 崎 市 沸 騰 水 型 軽 水 炉 1 基 柏 崎 刈 羽 原 子 力 発 電 所 (2 号 機 ) 東 京 電 力 沸 騰 水 型 軽 水 炉 1 基 柏 崎 刈 羽 原 子 力 発 電 所 (3 号 機 ) 東 京 電 力 沸 騰 水 型 軽 水 炉 1 基 柏 崎 刈 羽 原 子 力 発 電 所 (4 号 機 ) 東 京 電 力 沸 騰 水 型 軽 水 炉 1 基 柏 崎 刈 羽 原 子 力 発 電 所 (5 号 機 ) 東 京 電 力 沸 騰 水 型 軽 水 炉 1 基 柏 崎 刈 羽 原 子 力 発 電 所 (6 号 機 ) 東 京 電 力 改 良 型 沸 騰 水 型 軽 水 炉 1 基 柏 崎 刈 羽 原 子 力 発 電 所 (7 号 機 ) 東 京 電 力 改 良 型 沸 騰 水 型 軽 水 炉 1 基 浜 岡 原 子 力 発 電 所 (3 号 機 ) 中 部 電 力 静 岡 県 御 前 崎 市 沸 騰 水 型 軽 水 炉 1 基 3, 浜 岡 原 子 力 発 電 所 (4 号 機 ) 中 部 電 力 沸 騰 水 型 軽 水 炉 1 基 3, 浜 岡 原 子 力 発 電 所 (5 号 機 ) 中 部 電 力 改 良 型 沸 騰 水 型 軽 水 炉 1 基 3, 志 賀 原 子 力 発 電 所 (1 号 機 ) 北 陸 電 力 石 川 県 羽 咋 郡 志 賀 町 沸 騰 水 型 軽 水 炉 1 基 1, 志 賀 原 子 力 発 電 所 (2 号 機 ) 北 陸 電 力 改 良 型 沸 騰 水 型 軽 水 炉 1 基 3, 敦 賀 発 電 所 (2 号 機 ) 日 本 原 子 力 発 電 福 井 県 敦 賀 市 加 圧 水 型 軽 水 炉 1 基 3, 美 浜 発 電 所 (3 号 機 ) 関 西 電 力 福 井 県 三 方 郡 美 浜 町 加 圧 水 型 軽 水 炉 1 基 2, 大 飯 発 電 所 (1 号 機 ) 関 西 電 力 福 井 県 大 飯 郡 おおい 町 加 圧 水 型 軽 水 炉 1 基 大 飯 発 電 所 (2 号 機 ) 関 西 電 力 加 圧 水 型 軽 水 炉 1 基 大 飯 発 電 所 (3 号 機 ) 関 西 電 力 加 圧 水 型 軽 水 炉 1 基 大 飯 発 電 所 (4 号 機 ) 関 西 電 力 加 圧 水 型 軽 水 炉 1 基 高 浜 発 電 所 (1 号 機 ) 関 西 電 力 福 井 県 大 飯 郡 高 浜 町 加 圧 水 型 軽 水 炉 1 基 高 浜 発 電 所 (2 号 機 ) 関 西 電 力 加 圧 水 型 軽 水 炉 1 基 高 浜 発 電 所 (3 号 機 ) 関 西 電 力 加 圧 水 型 軽 水 炉 1 基 高 浜 発 電 所 (4 号 機 ) 関 西 電 力 加 圧 水 型 軽 水 炉 1 基 島 根 原 子 力 発 電 所 (2 号 機 ) 中 国 電 力 島 根 県 松 江 市 沸 騰 水 型 軽 水 炉 1 基 伊 方 発 電 所 (1 号 機 ) 四 国 電 力 愛 媛 県 西 宇 和 郡 伊 方 町 加 圧 水 型 軽 水 炉 1 基 伊 方 発 電 所 (2 号 機 ) 四 国 電 力 加 圧 水 型 軽 水 炉 1 基 伊 方 発 電 所 (3 号 機 ) 四 国 電 力 加 圧 水 型 軽 水 炉 1 基 玄 海 原 子 力 発 電 所 (2 号 機 ) 九 州 電 力 佐 賀 県 東 松 浦 郡 玄 海 町 加 圧 水 型 軽 水 炉 1 基 1, 玄 海 原 子 力 発 電 所 (3 号 機 ) 九 州 電 力 加 圧 水 型 軽 水 炉 1 基 3, 玄 海 原 子 力 発 電 所 (4 号 機 ) 九 州 電 力 加 圧 水 型 軽 水 炉 1 基 3, 川 内 原 子 力 発 電 所 (1 号 機 ) 九 州 電 力 鹿 児 島 県 薩 摩 川 内 市 加 圧 水 型 軽 水 炉 1 基 川 内 原 子 力 発 電 所 (2 号 機 ) 九 州 電 力 加 圧 水 型 軽 水 炉 1 基 - 89 各 電 力 会 社 のホームページに 掲 載 されている 情 報 をもとに 事 務 局 で 作 成 ( 計 画 中 及 び 廃 止 解 体 中 のものは 除 く) 炉 数

36 別 表 2 米 国 の 原 子 力 発 電 所 一 覧 No. Plant Name, Unit Number State Licensee Reactor and Containment Type Reactor vendor /Type Operating License Issued Commercial Operation Renewed Operating License Issued 1 Arkansas Nuclear One, Unit 1 Arkansas Entergy Operations, Inc. PWR-DRYAMB B&W LLP 1974/5/ /12/ /6/ /5/20 2,568 2 Arkansas Nuclear One, Unit 2 Arkansas Entergy Operations, Inc. PWR-DRYAMB CE 1978/9/1 1980/3/ /6/ /7/17 3,026 3 Beaver Valley Power Station, Unit 1 Pennsylvania First Energy Nuclear Operating Co. PWR-DRYAMB WEST 3LP 1976/7/2 1976/10/1 2009/11/5 2036/1/29 2,900 4 Beaver Valley Power Station, Unit 2 Pennsylvania First Energy Nuclear Operating Co. PWR-DRYAMB WEST 3LP 1987/8/ /11/ /11/5 2047/5/27 2,900 5 Braidwood Station, Unit 1 Illinois Exelon Generation Co., LLC PWR-DRYAMB WEST 4LP 1987/7/2 1988/7/29 N/A 2026/10/17 3,645 6 Braidwood Station, Unit 2 Illinois Exelon Generation Co., LLC PWR-DRYAMB WEST 4LP 1988/5/ /10/17 N/A 2027/12/18 3,645 7 Browns Ferry Nuclear Plant, Unit 1 Alabama Tenessee Valley Authority BWR-MARK 1 GE /12/ /8/1 2006/5/4 2033/12/20 3,458 8 Browns Ferry Nuclear Plant, Unit 2 Alabama Tenessee Valley Authority BWR-MARK 1 GE /6/ /3/1 2006/5/4 2034/6/28 3,458 9 Browns Ferry Nuclear Plant, Unit 3 Alabama Tenessee Valley Authority BWR-MARK 1 GE /7/2 1977/3/1 2006/5/4 2036/7/2 3, Brunswick Steam Electric Plant, Unit 1 North Carolina Duke Energy Progress, Inc. BWR-MARK 1 GE /9/8 1977/3/ /6/ /9/8 2, Brunswick Steam Electric Plant, Unit 2 North Carolina Duke Energy Progress, Inc. BWR-MARK 1 GE /12/ /11/3 2006/6/ /12/27 2, Byron Station, Unit 1 Illinois Exelon Generation Co., LLC PWR-DRYAMB WEST 4LP 1985/2/ /9/16 N/A 2024/10/31 3, Byron Station, Unit 2 Illinois Exelon Generation Co., LLC PWR-DRYAMB WEST 4LP 1987/1/ /8/2 N/A 2026/11/6 3, Callaway Plant Missouri Union Electric Co. PWR-DRYAMB WEST 4LP 1984/10/ /12/ /3/6 2044/10/18 3, Calvert Cliffs Nuclear Power Plant, Unit 1 Maryland Calvert Cliffs Nuclear Power Plant, LLC Owner Exelon Generation Company, LLC Operator Operating License Expires Licensed MWt PWR-DRYAMB CE 1974/7/ /5/8 2000/3/ /7/31 2, Calvert Cliffs Nuclear Power Plant, Unit 2 Maryland Calvert Cliffs Nuclear Power Plant Inc. PWR-DRYAMB CE 1976/8/ /4/1 2000/3/ /8/13 2, Catawba Nuclear Station, Unit 1 South Carolina Duke Energy Carolinas, LLC PWR-ICECND WEST 4LP 1985/1/ /6/ /12/5 2043/12/5 3, Catawba Nuclear Station, Unit 2 South Carolina Duke Energy Carolinas, LLC PWR-ICECND WEST 4LP 1986/5/ /8/ /12/5 2043/12/5 3, Clinton Power Station, Unit 1 Illinois Exelon Generation Co., LLC BWR-MARK 3 GE /4/ /11/24 N/A 2026/9/29 3, Columbia Generating Station, Unit 2 Washington Energy Northwest BWR-MARK 2 GE /4/ /12/ /5/ /12/20 3, Comanche Peak Steam Electric Station, Unit 1 Texas Luminant Generation Co., LLC PWR-DRYAMB WEST 4LP 1990/4/ /8/13 N/A 2030/2/8 3, Comanche Peak Steam Electric Station, Unit 2 Texas Luminant Generation Co., LLC PWR-DRYAMB WEST 4LP 1993/4/6 1993/8/3 N/A 2033/2/2 3, Cooper Nuclear Station Nebraska Nebraska Public Power District BWR-MARK 1 GE /1/ /7/1 2010/11/ /1/18 2, Davis-Besse Nuclear Power Station, Unit 1 Ohio First Energy Nuclear Operating Co. PWR-DRYAMB B&W RLP 1977/4/ /7/31 N/A 2017/4/22 2, Diablo Canyon Nuclear Power Plant, Unit 1 California Pacific Gas & Electric Co. PWR-DRYAMB WEST 4LP 1984/11/2 1985/5/7 N/A 2024/11/2 3, Diablo Canyon Nuclear Power Plant, Unit 2 California Pacific Gas & Electric Co. PWR-DRYAMB WEST 4LP 1985/8/ /3/13 N/A 2025/8/26 3, Donald C. Cook Nuclear Power Plant, Unit 1 Michigan Indiana Michigan Power Co. PWR-ICECND WEST 4LP 1974/10/ /8/ /8/ /10/25 3, Donald C. Cook Nuclear Power Plant, Unit 2 Michigan Indiana Michigan Power Co. PWR-ICECND WEST 4LP 1977/12/ /7/1 2005/8/ /12/23 3, Dresden Nuclear Power Station, Unit 2 Illinois Exelon Generation Co., LLC BWR-MARK 1 GE /2/ /6/9 2004/10/ /12/22 2, Dresden Nuclear Power Station, Unit 3 Illinois Exelon Generation Co., LLC BWR-MARK 1 GE /1/ /11/ /10/ /1/12 2, Duane Arnold Energy Center Iowa NextEra Duane Arnold, LLC BWR-MARK 1 GE /2/ /2/1 2010/12/ /2/21 1, Edwin I. Hatch Nuclear Plant, Unit 1 Georgia Southern Nuclear Operating Co. BWR-MARK 1 GE /10/ /12/ /1/ /8/6 2, Edwin I. Hatch Nuclear Plant, Unit 2 Georgia Southern Nuclear Operating Co. BWR-MARK 1 GE /6/ /9/5 2002/1/ /6/13 2, Fermi, Unit 2 Ohio DTE Electric Company BWR-MARK 1 GE /7/ /1/23 N/A 2025/3/20 3, Fort Calhoun Station, Unit 1 Nebraska Omaha Public Power District PWR-DRYAMB CE 1973/8/9 1973/9/ /11/4 2033/8/9 1, Grand Gulf Nuclear Station, Unit 1 Mississippi Entergy Operations, Inc. BWR-MARK 3 GE /11/1 1985/7/1 N/A 2024/11/1 4, H. B. Robinson Steam Electric Plant, Unit 2 South Carolina Duke Energy Progress, Inc. PWR-DRYAMB WEST 3LP 1970/7/ /3/7 2004/4/ /7/31 2, Hope Creek Generating Station, Unit 1 Delaware PSEG Nuclear, LLC BWR-MARK 1 GE /7/ /12/ /7/ /4/11 3, Indian Point Nuclear Generating, Unit 2 New York Entergy Nuclear Operations, Inc. PWR-DRYAMB WEST 4LP 1973/9/ /8/1 N/A 2013/9/28 3, Indian Point Nuclear Generating, Unit 3 New York Entergy Nuclear Operations, Inc. PWR-DRYAMB WEST 4LP 1975/12/ /8/30 N/A 2015/12/12 3, James A. FitzPatrick Nuclear Power Plant New York Entergy Nuclear FitzPatrick, LLC. BWR-MARK 1 GE /10/ /7/ /9/8 2034/10/17 2, Joseph M. Farley Nuclear Plant, Unit 1 Alabama Southern Nuclear Operating Co. PWR-DRYAMB WEST 3LP 1977/6/ /12/1 2005/5/ /6/25 2, Joseph M. Farley Nuclear Plant, Unit 2 Alabama Southern Nuclear Operating Co. PWR-DRYAMB WEST 3LP 1981/3/ /7/ /5/ /3/31 2, LaSalle County Station, Unit 1 Illinois Exelon Generation Co., LLC BWR-MARK 2 GE /4/ /1/1 N/A 2022/4/17 3, LaSalle County Station, Unit 2 Illinois Exelon Generation Co., LLC BWR-MARK 2 GE /12/ /10/19 N/A 2023/12/16 3, Limerick Generating Station, Unit 1 Pennsylvania Exelon Generation Co., LLC BWR-MARK 2 GE /8/8 1986/2/1 N/A 2024/10/26 3, Limerick Generating Station, Unit 2 Pennsylvania Exelon Generation Co., LLC BWR-MARK 2 GE /8/ /1/8 N/A 2029/6/22 3, McGuire Nuclear Station, Unit 1 North Carolina Duke Energy Carolinas, LLC PWR-ICECND WEST 4LP 1981/7/8 1981/12/1 2003/12/5 2041/6/12 3, McGuire Nuclear Station, Unit 2 North Carolina Duke Energy Carolinas, LLC PWR-ICECND WEST 4LP 1983/5/ /3/1 2003/12/5 2043/3/3 3, Millstone Power Station, Unit 2 Connecticut Dominion Nuclear Conneticut, Inc. PWR-DRYAMB CE 1975/9/ /12/ /11/ /7/31 2, Millstone Power Station, Unit 3 Connecticut Dominion Nuclear Conneticut, Inc. PWR-DRYSUB WEST 4LP 1986/1/ /4/ /11/ /11/25 3, Monticello Nuclear Generating Plant, Unit 1 Minnesota Northern States Power Company - Minnesota BWR-MARK 1 GE /1/9 1971/6/ /11/8 2030/9/8 2, Nine Mile Point Nuclear Station, Unit 1 New York Nine Mile Point Nuclear Station, LLC BWR-MARK 1 GE /12/ /12/1 2006/10/ /8/22 1, Nine Mile Point Nuclear Station, Unit 2 New York Nine Mile Point Nuclear Station, LLC BWR-MARK 2 GE /7/2 1988/3/ /10/ /10/31 3, North Anna Power Station, Unit 1 Virginia Virginia Electric & Power Co. PWR-DRYSUB WEST 3LP 1978/4/1 1978/6/6 2003/3/ /4/1 2, North Anna Power Station, Unit 2 Virginia Virginia Electric & Power Co. PWR-DRYSUB WEST 3LP 1980/8/ /12/ /3/ /8/21 2, Oconee Nuclear Station, Unit 1 South Carolina Duke Energy Carolinas, LLC PWR-DRYAMB B&W LLP 1973/2/6 1973/7/ /5/ /2/6 2, Oconee Nuclear Station, Unit 2 South Carolina Duke Energy Carolinas, LLC PWR-DRYAMB B&W LLP 1973/10/6 1974/9/9 2000/5/ /10/6 2,568

37 No. Plant Name, Unit Number State Licensee Reactor and Containment Type Reactor vendor /Type Operating License Issued Commercial Operation Renewed Operating License Issued 59 Oconee Nuclear Station, Unit 3 South Carolina Duke Energy Carolinas, LLC PWR-DRYAMB B&W LLP 1974/7/ /12/ /5/ /7/19 2, Oyster Creek Nuclear Generating Station, Unit New Jersey Exelon Generation Co., LLC BWR-MARK 1 GE /7/2 1969/12/1 2009/4/8 2029/4/9 1, Palisades Nuclear Plant Michigan Entergy Nuclear Operations, Inc. PWR-DRYAMB CE 1991/2/ /12/ /1/ /3/24 2, Palo Verde Nuclear Generating Station, Unit 1 Arizona Arizona Public Service Company PWR-DRYAMB CE80-2L 1985/6/1 1986/1/ /4/ /6/1 3, Palo Verde Nuclear Generating Station, Unit 2 Arizona Arizona Public Service Company PWR-DRYAMB CE80-2L 1986/4/ /9/ /4/ /4/24 3, Palo Verde Nuclear Generating Station, Unit 3 Arizona Arizona Public Service Company PWR-DRYAMB CE80-2L 1987/11/ /1/8 2011/4/ /11/25 3, Peach Bottom Atomic Power Station, Unit 2 Pennsylvania Exelon Generation Co., LLC BWR-MARK 1 GE /10/ /7/5 2003/5/7 2033/8/8 3, Peach Bottom Atomic Power Station, Unit 3 Pennsylvania Exelon Generation Co., LLC BWR-MARK 1 GE /7/2 1974/12/ /5/7 2034/7/2 3, Perry Nuclear Power Plant, Unit 1 Ohio First Energy Nuclear Operating Co. BWR-MARK 3 GE /11/ /11/18 N/A 2026/3/18 3, Pilgrim Nuclear Power Station Massachusetts Entergy Nuclear Operations, Inc. BWR-MARK 1 GE /6/8 1972/12/1 2012/5/ /6/8 2, Point Beach Nuclear Plant, Unit 1 Wisconsin NextEra Energy Point Beach, LLC PWR-DRYAMB WEST 2LP 1970/10/5 1970/12/ /12/ /10/5 1, Point Beach Nuclear Plant, Unit 2 Wisconsin NextEra Energy Point Beach, LLC PWR-DRYAMB WEST 2LP 1973/3/8 1972/10/1 2005/12/ /3/8 1, Prairie Island Nuclear Generating Plant, Unit Minnesota Northern States Power Co. Minnesota PWR-DRYAMB WEST 2LP 1974/4/5 1973/12/ /6/ /8/9 1, Prairie Island Nuclear Generating Plant, Unit Minnesota Northern States Power Co. Minnesota PWR-DRYAMB WEST 2LP 1974/10/ /12/ /6/ /10/29 1, Quad Cities Nuclear Power Station, Unit 1 Illinois Exelon Generation Co., LLC BWR-MARK 1 GE /12/ /2/ /10/ /12/14 2, Quad Cities Nuclear Power Station, Unit 2 Illinois Exelon Generation Co., LLC BWR-MARK 1 GE /12/ /3/ /10/ /12/14 2, R.E. Ginna Nuclear Power Plant New York R.E. Ginna Nuclear Power Plant, LLC PWR-DRYAMB WEST 2LP 1969/9/ /7/1 2004/5/ /9/18 1, River Bend Station, Unit 1 Louisiana Entergy Nuclear Operations, Inc. BWR-MARK 3 GE /11/ /6/16 N/A 2025/8/29 3, St. Lucie Plant, Unit 1 Florida Florida Power & Light Co. PWR-DRYAMB CE 1976/3/1 1976/12/ /10/2 2036/3/1 3, St. Lucie Plant, Unit 2 Florida Florida Power & Light Co. PWR-DRYAMB CE 1983/6/ /8/8 2003/10/2 2043/4/6 3, Salem Nuclear Generating Station, Unit 1 Delaware PSEG Nuclear, LLC PWR-DRYAMB WEST 4LP 1976/12/1 1977/6/ /6/ /8/13 3, Salem Nuclear Generating Station, Unit 2 Delaware PSEG Nuclear, LLC PWR-DRYAMB WEST 4LP 1981/5/ /10/ /6/ /4/18 3, Seabrook Station, Unit 1 New Hampshire NextEra Energy Seabrook, LLC PWR-DRYAMB WEST 4LP 1990/3/ /8/19 N/A 2030/3/15 3, Sequoyah Nuclear Plant, Unit 1 Tennessee Tenessee Valley Authority PWR-ICECND WEST 4LP 1980/9/ /7/1 N/A 2020/9/17 3, Sequoyah Nuclear Plant, Unit 2 Tennessee Tenessee Valley Authority PWR-ICECND WEST 4LP 1981/9/ /6/1 N/A 2021/9/15 3, Shearon Harris Nuclear Power Plant, Unit 1 North Carolina Duke Energy Progress, Inc. PWR-DRYAMB WEST 3LP 1986/10/ /5/2 2008/12/ /10/24 2, South Texas Project, Unit 1 Texas STP Nuclear Operating Co. PWR-DRYAMB WEST 4LP 1988/3/ /8/25 N/A 2027/8/20 3, South Texas Project, Unit 2 Texas STP Nuclear Operating Co. PWR-DRYAMB WEST 4LP 1989/3/ /6/19 N/A 2028/12/15 3, Surry Nuclear Power Station, Unit 1 Virginia Virginia Electric & Power Co. PWR-DRYSUB WEST 3LP 1972/5/ /12/ /3/ /5/25 2, Surry Nuclear Power Station, Unit 2 Virginia Virginia Electric & Power Co. PWR-DRYSUB WEST 3LP 1973/1/ /5/1 2003/3/ /1/29 2, Susquehanna Steam Electric Station, Unit 1 Pennsylvania PPL Susquehanna, LLC BWR-MARK 2 GE /7/ /6/8 2009/11/ /7/17 3, Susquehanna Steam Electric Station, Unit 2 Pennsylvania PPL Susquehanna, LLC BWR-MARK 2 GE /3/ /2/ /11/ /3/23 3, Three Mile Island Nuclear Station, Unit 1 Pennsylvania Exelon Generation Co., LLC PWR-DRYAMB B&W LLP 1974/4/ /9/2 2009/10/ /4/19 2, Turkey Point Nuclear Generating Unit No. 3 Florida Florida Power & Light Co. PWR-DRYAMB WEST 3LP 1972/7/ /12/ /6/6 2032/7/19 2, Turkey Point Nuclear Generating Unit No. 4 Florida Florida Power & Light Co. PWR-DRYAMB WEST 3LP 1973/4/ /9/7 2002/6/6 2033/4/10 2, Virgil C. Summer Nuclear Station, Unit 1 South Carolina South Carolina Electric & Gas Co. PWR-DRYAMB WEST 3LP 1982/11/ /1/1 2004/4/ /8/6 2, Vogtle Electric Generating Plant, Unit 1 Georgia Southern Nuclear Operating Co. PWR-DRYAMB WEST 4LP 1987/3/ /6/1 2009/6/3 2047/1/16 3, Vogtle Electric Generating Plant, Unit 2 Georgia Southern Nuclear Operating Co. PWR-DRYAMB WEST 4LP 1989/3/ /5/ /6/3 2049/2/9 3, Waterford Steam Electric Station, Unit 3 Louisiana Entergy Operations, Inc. PWR-DRYAMB COMB CE 1985/3/ /9/24 N/A 2024/12/18 3, Watts Bar Nuclear Plant, Unit 1 Tennessee Tenessee Valley Authority PWR-ICECND WEST 4LP 1996/2/7 1996/5/27 N/A 2035/11/9 3, Watts Bar Nuclear Plant, Unit 2 Tennessee Tenessee Valley Authority PWR-ICECND WEST 4LP 2015/10/22 N/A N/A 2055/10/21 3, Wolf Creek Generating Station, Unit 1 Kansas Wolf Creek Nuclear Operating Corp. PWR-DRYAMB WEST 4LP 1985/6/4 1985/9/3 2008/11/ /3/11 3,565 United States Nuclear Regulatory Commissionのホームページに 掲 載 されている 情 報 をもとに 事 務 局 で 作 成 Operating License Expires Licensed MWt

38 資 料 7 全 般 的 安 全 要 件 (GSR Part7) 原 子 力 又 は 放 射 線 の 緊 急 事 態 に 対 する 準 備 と 対 応 ( 抜 粋 ) ( 和 文 仮 訳 ) 4 全 般 的 な 要 件 要 件 4 危 険 度 評 価 (Hazard assessment) 政 府 は 原 子 力 又 は 放 射 線 の 緊 急 事 態 に 対 する 準 備 対 応 が グレードに 応 じてなさ れるよう 危 険 度 評 価 を 行 うべきである 原 子 力 又 は 放 射 線 の 緊 急 事 態 に 対 する 準 備 対 応 に 係 る 取 り 決 めを 基 礎 づけるも のとなるよう 危 険 は 特 定 され 緊 急 事 態 で 起 こり 得 る 影 響 は 評 価 されなければなら ない 準 備 対 応 に 係 る 取 り 決 めは 特 定 された 危 険 緊 急 事 態 で 起 こり 得 る 影 響 に 見 合 ったものでなければならない 4.19.これらの 安 全 要 件 の 目 的 のため 危 険 度 は 表 1 に 示 す 緊 急 時 準 備 の 区 分 にした がって 区 分 される 表 1 の 5 つの 緊 急 準 備 の 区 分 は 緊 急 事 態 に 対 する 準 備 対 応 に 係 る 取 り 決 めを 安 全 要 件 の 適 用 をグレードに 応 じたものとするため また 全 体 最 適 化 するための 基 礎 となるものである 表 1 緊 急 時 準 備 の 区 分 区 分 内 容 Ⅰ 原 子 力 発 電 所 のような 施 設 で 想 定 される 敷 地 内 の 事 象 (a,b)( 設 計 上 考 慮 されていないものを 含 む)(c)により 敷 地 外 で 重 篤 な 確 定 的 影 響 (d)を 生 じうるもの 又 は 同 様 の 施 設 で 同 事 象 が 既 に 発 生 したもの 重 篤 な 確 定 的 影 響 とは 国 際 基 準 に 従 って 予 防 的 な 防 護 措 置 緊 急 防 護 措 置 又 は 早 期 の 防 護 措 置 その 他 の 措 置 を 必 要 とするもの Ⅱ Ⅲ Ⅳ ある 種 の 試 験 炉 船 舶 ( 例 ; 大 型 船 潜 水 艦 )の 動 力 である 原 子 炉 のような 施 設 で 敷 地 内 の 事 象 (a,b)により 国 際 基 準 (e)に 従 って 緊 急 防 護 措 置 若 しくは 早 期 防 護 措 置 その 他 の 措 置 を 必 要 とするような 敷 地 外 住 民 への 線 量 を 生 じうるもの 又 は 同 様 の 施 設 で 同 事 象 が 既 に 発 生 したもの ( 区 分 Ⅰと 異 なり) 区 分 Ⅱには 敷 地 外 で 重 篤 な 確 定 的 影 響 を 生 じうるもの 又 は 同 様 の 施 設 で 同 事 象 が 既 に 発 生 したものは 含 まない 産 業 用 放 射 線 施 設 特 定 の 病 院 のような 施 設 で 敷 地 内 の 事 象 (b)により 国 際 基 準 (e)に 従 って 敷 地 内 の 防 護 措 置 その 他 の 措 置 が 必 要 となるもの 又 は 同 様 の 施 設 で 同 事 象 が 既 に 発 生 したもの ( 区 分 Ⅱと 異 なり) 区 分 Ⅲには 敷 地 外 の 緊 急 防 護 措 置 又 は 早 期 防 護 措 置 を 必 要 とするような 事 象 が 想 定 される 又 は 既 に 発 生 したものは 含 まない 予 め 想 定 されていない 場 所 で 国 際 基 準 (e)に 従 って 防 護 措 置 その 他 の 対 応 を 必 要 とするような 原 子 力 又 は 放 射 線 の 緊 急 事 態 を 生 じる 行 為 これらの - 1 -

39 行 為 には 以 下 のようなものが 含 まれる a 原 子 力 又 は 放 射 性 物 質 の 輸 送 その 他 の 容 認 されている 行 為 産 業 用 エ ックス 線 撮 影 用 線 源 原 子 力 衛 星 放 射 性 同 位 体 熱 発 電 機 のような 可 搬 型 の 危 険 線 源 の 輸 送 を 含 む b 危 険 線 源 の 不 法 入 手 放 射 線 拡 散 放 出 装 置 (f)の 使 用 このカテゴリーには 以 下 を 含 む ⅰ 未 確 認 の 線 源 又 は 汚 染 産 品 による 高 い 放 射 線 レベルの 検 出 ⅱ 放 射 線 被 ばくによる 臨 床 症 状 の 確 認 ⅲ 他 国 の 原 子 力 又 は 放 射 線 緊 急 事 態 に 起 因 する 複 数 国 にわたる 緊 急 事 態 ( 区 分 Ⅴを 除 く) 区 分 Ⅳは 全 ての 加 盟 国 管 轄 機 関 で 起 こり 得 るレベルの 危 険 である Ⅴ 他 の 加 盟 国 における 区 分 Ⅰ 又 は 区 分 Ⅱの 施 設 により 緊 急 時 計 画 区 域 (g)(e PZ:emergency planning zones) EPD:emergency planning distances) に 含 まれる 地 域 注 a 敷 地 内 の 事 象 (on-site events) 敷 地 内 に 源 を 発 する 放 射 性 物 質 の 大 気 水 系 への 放 出 外 部 被 ばく( 例 えば 遮 蔽 設 備 の 喪 失 深 刻 事 象 によるもの) 注 b 原 子 力 の 保 安 事 象 を 含 む 注 c 設 計 上 想 定 されていない 事 象 を 含 む(including those not considered in the design) 設 計 の 基 準 となっている 事 故 また 設 計 上 必 要 に 応 じ 許 容 されている 条 件 を 超 え るような 事 象 を 含 む 注 d 確 定 的 影 響 (deterministic effects) 定 義 ( )を 参 照 健 康 影 響 を 引 き 起 こす 放 射 線 であって 一 般 にしきい 値 が 存 在 し しきい 値 を 超 えると 線 量 が 高 いほど 重 篤 度 が 増 すこと 致 命 的 なもの 生 命 を 脅 かすほどのもの 又 は 生 活 の 質 を 低 下 させる 後 遺 症 を 生 じ るようなものは 重 篤 な 確 定 的 影 響 と 呼 ばれる 線 量 のしきい 値 は 健 康 に 一 定 の 影 響 をもたらすが ある 程 度 被 ばく 者 個 人 の 特 性 にも 影 響 される 確 定 的 影 響 の 例 としては 紅 斑 造 血 系 の 損 傷 急 性 放 射 線 症 候 群 ( 放 射 線 病 ) がある 注 e 国 際 基 準 に 従 った 緊 急 時 対 応 の 目 標 3.2. 節 の 緊 急 時 対 応 の 目 標 参 考 資 料 2(AppendixⅡ)の 包 括 的 判 断 基 準 を 参 照 緊 急 時 対 応 の 目 標 3.2. 原 子 力 又 は 放 射 線 の 緊 急 事 態 において 緊 急 時 対 応 の 目 標 は 以 下 のとおりで ある (a) 事 態 の 制 御 を 回 復 し 影 響 を 緩 和 すること (b) 命 を 守 ること - 2 -

40 (c) 重 篤 な 確 定 的 影 響 を 回 避 又 は 最 小 化 すること (d) 応 急 措 置 を 施 し 救 命 救 急 放 射 線 傷 害 の 処 置 を 行 うこと (e) 確 率 的 影 響 のリスクを 低 減 すること (f) 国 民 への 継 続 的 な 情 報 提 供 を 行 い 信 頼 を 維 持 すること (g) 放 射 線 以 外 の 影 響 を 可 能 な 限 り 最 小 化 すること (h) 財 産 と 環 境 を 可 能 な 限 り 守 ること (i) 通 常 の 社 会 経 済 活 動 への 回 復 にできる 限 り 配 慮 すること 注 f 放 射 線 拡 散 放 出 装 置 放 射 線 拡 散 装 置 とは 通 常 の 爆 薬 その 他 を 用 いて 放 射 性 物 質 を 拡 散 する 装 置 放 射 線 放 出 装 置 とは 意 図 的 に 公 衆 を 被 ばくさせる 装 置 組 み 合 わせられたもの 改 造 されたもの 又 はにわか 仕 立 てのものもあり 得 る 注 g EPZ EPD 節 を 参 照 区 分 Ⅰ 又 は 区 分 Ⅱの 施 設 については 防 護 戦 略 に 合 致 し かつ グレー ドに 応 じた 対 応 を 基 本 とした 緊 急 時 対 応 を 実 現 するため 効 果 的 に 意 思 決 定 と 敷 地 外 における 緊 急 防 護 措 置 早 期 の 防 護 措 置 その 他 の 措 置 24 が 実 施 できるよう 取 り 決 めておく 必 要 がある 取 り 決 めに 際 しては 効 果 的 な 防 護 措 置 及 びその 他 の 措 置 を 実 施 しなければならない 時 点 において 不 確 実 性 があること 及 び 得 られ る 情 報 が 限 られている 場 合 もあることを 考 慮 しておくとともに 次 の 事 項 につい て 包 含 しておく 必 要 がある 25 (a) 敷 地 外 における 緊 急 時 計 画 区 域 及 び 緊 急 時 計 画 距 離 の 特 定 これらは 効 果 的 な 防 護 措 置 及 びその 他 の 措 置 を 実 施 するために 準 備 段 階 で 取 り 決 めてお く これらの 緊 急 時 計 画 区 域 及 び 緊 急 時 計 画 距 離 は 国 境 と 切 れ 目 ないよう 設 定 しておくとともに 必 要 に 応 じて 次 の 区 域 を 包 含 する (ⅰ) 予 防 的 防 護 措 置 を 準 備 する 区 域 (PAZ): 区 分 Ⅰの 施 設 については こ の 区 域 内 において 重 篤 な 確 定 的 影 響 を 最 小 限 に 抑 えるため 放 射 性 物 質 の 顕 著 な 放 出 26 が 起 きる 前 に 施 設 の 状 態 ( 全 面 緊 急 事 態 の 発 令 につながるよう な 状 態 5.14 参 照 )に 基 づいて 緊 急 防 護 措 置 及 びその 他 の 措 置 を 実 施 する (ⅱ) 緊 急 時 防 護 措 置 を 準 備 する 区 域 (UPZ): 区 分 Ⅰ 又 は 区 分 Ⅱの 施 設 につ いては この 区 域 内 において 確 率 的 影 響 27 を 減 らすため 可 能 であれば 放 射 性 物 質 の 顕 著 な 放 出 が 起 きる 前 に 施 設 の 状 態 ( 全 面 緊 急 事 態 の 発 令 につな がるような 状 態 5.14 参 照 )に 基 づいて 放 出 後 は 敷 地 外 の 放 射 性 物 質 のモ ニタリング 及 び 評 価 に 基 づいて 緊 急 防 護 措 置 及 びその 他 の 措 置 を 実 施 する ただし これらの 措 置 はPAZ 内 における 予 防 的 な 緊 急 防 護 措 置 その 他 の 措 置 に 遅 延 をもたらすものであってはならない (ⅲ) 拡 張 計 画 距 離 (EPD): 区 分 Ⅰ 又 は 区 分 Ⅱの 施 設 については 放 射 性 物 質 の 放 出 後 1 日 から1 週 間 又 は 数 週 間 以 内 に 防 護 措 置 を 実 施 することによ り 効 果 的 に 確 率 的 影 響 を 減 らすことができる 区 域 を 特 定 するため 放 射 性 物 質 のモニタリング 及 び 評 価 を 実 施 する(UPZを 超 える) 施 設 からの 距 離 を 決 めておく (ⅳ) 摂 取 及 び 農 産 物 計 画 距 離 (ICPD): 区 分 Ⅰ 又 は 区 分 Ⅱの 施 設 について - 3 -

41 は (1) 顕 著 な 放 射 性 物 質 の 放 出 による 食 物 以 外 の 農 産 物 食 物 連 鎖 水 の 供 給 28 を 汚 染 から 保 護 するため (2) 汚 染 された 可 能 性 のある 食 物 牛 乳 飲 料 水 の 摂 取 及 び 汚 染 された 可 能 性 のある 食 物 以 外 の 生 活 必 需 品 の 使 用 から 公 衆 を 保 護 するための 対 応 を 実 施 する(EPDを 超 える) 距 離 を 決 めておく (b) 緊 急 時 計 画 区 域 及 び 緊 急 時 計 画 距 離 内 において 防 護 戦 略 に 合 致 した 緊 急 防 護 措 置 及 びその 他 の 措 置 を 開 始 し 調 整 するための 緊 急 区 分 施 設 内 の 状 態 及 び 敷 地 外 の 状 態 に 基 づいた 基 準 (4.28(3) 4.28(4) 参 照 ) (c) 敷 地 外 の 効 果 的 な 緊 急 対 応 を 可 能 にするため 通 報 拠 点 に 適 時 において 十 分 な 更 新 情 報 を 提 供 する 機 関 及 び 責 任 注 24 包 括 的 な 要 件 のもと 規 定 されているが 緊 急 時 計 画 区 域 及 び 緊 急 時 計 画 距 離 は 緊 急 防 護 措 置 と 早 期 防 護 措 置 その 他 の 措 置 の 両 方 に 適 用 できる 緊 急 時 計 画 区 域 内 において 主 眼 は 予 防 的 防 護 措 置 緊 急 防 護 措 置 その 他 の 措 置 を 実 施 することである 一 方 緊 急 時 計 画 距 離 内 においては 予 防 措 置 として 不 注 意 な 摂 取 を 防 ぐため 環 境 中 に 放 出 された 放 射 性 物 質 に 汚 染 された 可 能 性 のあ る 食 物 牛 乳 飲 料 水 の 消 費 を 制 限 する 緊 急 の 決 定 が 必 要 とされることがある 注 25 敷 地 外 の 緊 急 時 計 画 区 域 及 び 緊 急 時 計 画 距 離 は 効 果 的 な 予 防 的 防 護 措 置 緊 急 防 護 措 置 その 他 の 防 護 措 置 を 実 施 するため 準 備 段 階 で 計 画 された 区 域 及 び 距 離 と 異 なる 場 合 がある 注 26 顕 著 な 放 射 性 物 質 の 放 出 とは 敷 地 外 で 重 篤 な 確 定 的 影 響 を 引 き 起 こす 可 能 性 のある 放 射 性 物 質 の 放 出 のことで 敷 地 外 で 防 護 措 置 その 他 の 対 応 が 必 要 となる 場 合 である 注 27 UPZ 内 の 確 率 的 影 響 を 減 らすための 措 置 とは UPZ 内 において 重 篤 な 確 定 的 影 響 が 全 く 観 測 されないということではない ただし 何 らかの 重 篤 な 確 定 的 影 響 はPAZ 内 で 生 じることが 多 いものと 考 えられる 注 28 水 の 供 給 とは 雨 水 や 未 処 理 の 地 表 水 を 意 味 する 危 険 度 評 価 においては 緊 急 事 態 において 情 報 の 不 確 実 性 不 足 がある 場 合 に おいても 以 下 の 対 応 が 必 要 となるような 施 設 行 為 敷 地 の 内 外 立 地 状 況 を 特 定 しなければならない (a) 重 篤 な 確 定 的 影 響 を 回 避 最 小 化 するための 予 防 的 緊 急 防 護 措 置 これは AppendixⅡを 考 慮 し いかなる 状 況 においても 緊 急 防 護 措 置 その 他 の 対 応 が 求 められる 包 括 的 判 断 基 準 に 近 いレベル 未 満 に 線 量 を 維 持 しようという 措 置 であ る (b)appendixⅡを 考 慮 して 重 篤 な 確 定 的 影 響 を 回 避 最 小 化 するための また 確 率 的 影 響 のリスクを 低 減 するための 緊 急 防 護 措 置 (c)appendixⅡを 考 慮 した 早 期 の 防 護 措 置 その 他 の 対 応 (d)appendixⅡを 考 慮 した 中 長 期 の 医 療 処 置 その 他 の 緊 急 時 対 応 緊 急 事 態 の 終 息 に 向 けた 対 応 (e) 要 件 11 に 従 った また AppendixⅠを 考 慮 した 緊 急 時 作 業 者 の 防 護 - 4 -

42 Appendix Ⅱ 緊 急 事 態 の 準 備 対 応 に 用 いる 包 括 的 判 断 基 準 Ⅱ.1. この 参 考 資 料 は 包 括 的 判 断 基 準 を 示 す (a) 緊 急 事 態 のいかなる 状 況 においても 重 篤 な 確 定 的 影 響 を 回 避 最 小 化 するため の 防 護 措 置 その 他 の 対 応 が 期 待 される 線 量 (b) 緊 急 事 態 時 に 確 率 的 影 響 のリスクを 合 理 的 に 低 減 するために 安 全 に 実 施 でき る 場 合 に 防 護 措 置 その 他 の 対 応 が 期 待 される 線 量 (c) 緊 急 事 態 時 に 放 射 線 影 響 以 外 の 影 響 を 考 慮 して 貿 易 制 限 が 必 要 となる 線 量 (d) 被 ばくせざるを 得 ない 場 合 の 目 標 線 量 AppendixⅡには 対 応 する 防 護 措 置 その 他 の 対 応 の 例 が 示 されている これらの 包 括 的 判 断 基 準 対 応 する 防 護 措 置 その 他 の 対 応 は 要 件 5 に 従 った 国 家 基 準 を 含 む 防 護 戦 略 の 構 築 の 際 に 考 慮 されるべきものである この 参 考 資 料 (Appendix)に 示 す 包 括 的 判 断 基 準 よりも 低 い 線 量 段 階 で 防 護 措 置 をとる 場 合 そのような 措 置 が 正 当 化 されるか( 当 該 措 置 による 悪 影 響 を 上 回 る 効 果 があるか) 要 件 5 に 従 ってのぞまし いものか 慎 重 に 検 討 されるべきである - 5 -

43 緊 急 時 のいかなる 状 況 下 でも 防 護 措 置 をとることが 期 待 される 短 期 間 の 線 量 に 係 る 包 括 的 判 断 基 準 Ⅱ.2. 表 2 に 緊 急 時 に 重 篤 な 確 定 的 影 響 を 回 避 最 小 化 するための 防 護 措 置 その 他 の 対 応 が 期 待 される 短 期 間 の 線 量 に 係 る 包 括 的 判 断 基 準 を 示 す 表 2 緊 急 時 に 重 篤 な 確 定 的 影 響 を 回 避 最 小 化 するための 防 護 措 置 その 他 の 対 応 が 期 待 される 短 期 間 の 線 量 に 係 る 包 括 的 判 断 基 準 急 性 外 部 被 ばく(<10h) AD 赤 色 骨 髄 AD 胎 児 AD 組 織 AD 皮 膚 c d a 1Gy 線 量 が 予 測 される 場 合 - 包 括 的 判 断 基 準 未 満 に 線 量 を 維 持 0.1 b Gy するため ( 困 難 な 状 況 下 でも) 直 ちに 予 防 的 緊 急 防 護 措 置 を 実 施 0.5cm で 25Gy - 公 衆 への 情 報 提 供 警 告 を 実 施 - 緊 急 除 染 を 実 施 100 cm2で 10Gy 急 性 摂 取 による 内 部 被 ばく(<30d e ) AD(Δ) 赤 色 骨 髄 原 子 番 号 Z 90 の 放 射 性 核 種 で 0.2Gy f 原 子 番 号 Z 89 の 放 射 性 核 種 で 2Gy f AD(Δ) 甲 状 腺 2Gy AD(Δ) 肺 h AD(Δ) 結 腸 30Gy 20Gy 既 に 受 けている 線 量 の 場 合 - 直 ちに 医 療 検 査 診 察 及 び 指 示 され た 治 療 の 実 施 - 汚 染 管 理 の 実 施 -( 適 用 可 能 な 場 合 に) 直 ちに 体 内 除 染 の 実 施 g - 長 期 的 な 医 学 的 追 跡 調 査 のための 登 録 の 実 施 - 総 合 的 心 理 学 的 カウンセリングの 提 供 AD(Δ ) 胎 児 i 0.1 b Gy ( 注 a) AD 赤 色 骨 髄 は 内 部 組 織 又 は 臓 器 ( 例 ; 赤 色 骨 髄 肺 小 腸 生 殖 器 甲 状 腺 ) さらに 透 過 性 の 大 きい 放 射 線 の 均 一 な 場 における 被 ばくに 伴 う 目 の 水 晶 体 へ の 平 均 RBE( 加 重 吸 収 線 量 )を 表 す ( 注 b)0.1gy の 線 量 が 胎 児 に 重 篤 な 確 定 的 影 響 を 与 える 確 率 は 極 めて 低 く 妊 娠 後 の 一 定 期 間 ( 例 ; 胎 内 発 生 8~15 週 の 間 )に 高 線 量 率 の 吸 収 があった 場 合 のみで ある 妊 娠 後 の 他 の 期 間 低 い 線 量 率 の 場 合 影 響 は 少 ない 重 篤 な 確 定 的 影 響 の 確 率 が 高 くなるのは 1Gy の 場 合 である したがって 短 期 間 に 胎 児 が 受 ける 線 量 の 包 括 的 判 断 基 準 としては 以 下 の 場 合 1Gy を 用 いる ⅰ) 緊 急 事 態 時 に 重 篤 な 確 定 的 影 響 を 回 避 最 小 化 するために 予 防 的 緊 急 防 護 措 置 が 必 要 となるような 施 設 行 為 敷 地 内 外 立 地 状 況 を 特 定 するための 危 険 - 6 -

44 度 評 価 (4.23. 参 照 )を 行 う 場 合 ⅱ) 健 康 に 危 険 性 のある 被 ばくの 状 況 を 特 定 する 場 合 ⅲ) 敷 地 外 の 重 篤 な 確 定 的 影 響 を 回 避 最 小 化 するために 緊 急 防 護 措 置 その 他 の 対 応 の 適 用 を 決 定 (5.38. 参 照 )する 場 合 ( 予 防 的 防 護 区 域 PAZ の 設 定 ) ( 注 c) AD 組 織 放 射 線 源 への 近 接 接 触 に 起 因 した( 例 ; 手 で 又 はポケットに 入 れて 線 源 を 運 ぶ) 組 織 内 の 表 皮 下 0.5cm の 100 cm2における 線 量 ( 注 d) AD 皮 膚 100 cm2の 皮 層 ( 表 皮 下 40 mg/cm2( 又 は 0.4 mm)の 深 さでの 皮 膚 構 造 ) での 被 ばく ( 注 e)ad(δ)は 被 ばくした 個 人 の 5%において 重 篤 な 確 定 的 影 響 を 生 じる 可 能 性 があ る 摂 取 (I 05 )によるΔ 期 間 での RBE 加 重 吸 収 線 量 である この 線 量 の 計 算 方 法 は 参 考 文 献 [21]の 付 属 書 Ⅰに 記 載 されている ( 注 f)これら 2 つのグループについては 放 射 性 核 種 固 有 の 内 部 被 ばくによる RBE 加 重 吸 収 線 量 の 閾 値 が 大 きく 異 なる 点 を 考 慮 するために 異 なる 判 断 基 準 が 使 用 され る ( 注 g) 体 内 除 染 は 生 物 学 的 プロセスであり 化 学 的 又 は 生 物 学 的 薬 品 により 促 進 され 取 り 込 まれた 放 射 性 核 種 はそのプロセスにより 人 体 から 排 泄 される 体 内 除 染 の 包 括 的 基 準 は 体 内 除 染 なしでの 予 測 線 量 に 基 づく ( 注 h)これらの 包 括 的 判 断 基 準 の 目 的 のために 肺 とは 呼 吸 気 道 の 肺 胞 隙 間 領 域 を 意 味 している ( 注 i)この 特 定 の 事 例 の 場 合 Δ とは 胎 芽 及 び 胎 児 の 子 宮 内 成 長 期 間 を 意 味 してい る - 7 -

45 確 率 的 影 響 のリスクを 低 減 するための 防 護 措 置 その 他 の 対 応 に 係 る 包 括 的 判 断 基 準 Ⅱ.3. 表 Ⅱ.2 に 緊 急 時 に 確 率 的 影 響 のリスクを 低 減 するための 防 護 措 置 その 他 の 対 応 をとるための 包 括 的 判 断 基 準 を 示 す 表 Ⅱ.2 緊 急 時 に 確 率 的 影 響 のリスクを 低 減 するための 防 護 措 置 その 他 の 対 応 に 係 る 包 括 的 判 断 基 準 包 括 的 判 断 基 準 防 護 措 置 その 他 の 対 応 の 例 以 下 の 包 括 的 判 断 基 準 を 超 える 予 測 線 量 ; 緊 急 防 護 措 置 その 他 の 対 応 を 実 施 H 甲 状 腺 最 初 の 7 日 間 で 50mSv b ヨウ 素 甲 状 腺 ブロッキング c a E d 最 初 の 7 日 間 で 100mSv 屋 内 退 避 e 避 難 不 注 意 による 食 物 摂 取 の 防 止 食 物 ミルク 飲 料 水 の H 胎 児 最 初 の 7 日 間 で 100mSv 摂 取 制 限 食 物 水 供 給 の 制 限 食 物 以 外 の 産 品 の 制 限 汚 染 管 理 除 染 登 録 公 衆 を 安 心 させる 措 置 ( 注 a) 防 護 措 置 その 他 の 対 応 の 例 これらの 対 応 例 は 網 羅 的 なものでもなく 相 互 排 除 的 に 分 類 されるものでもない ( 注 b) 最 初 の 7 日 間 で 50mSv 放 射 性 ヨウ 素 の 被 ばくによる 甲 状 腺 等 価 線 量 ( 注 c)ヨウ 素 甲 状 腺 ブロッキング 行 政 が 行 うヨウ 素 甲 状 腺 ブロッキングのみに 適 用 される ヨウ 素 甲 状 腺 ブロッキン グは 甲 状 腺 を 守 る 緊 急 防 護 措 置 であり 以 下 により 行 われる 放 射 性 ヨウ 素 による 被 ばくがある 場 合 放 射 性 ヨウ 素 の 放 出 前 又 は 放 出 直 後 放 射 性 ヨウ 素 の 吸 収 の 直 前 又 は 直 後 ( 注 d)e 実 効 線 量 ( 注 e) 屋 内 退 避 - 8 -