中国における少子高齢化の実態,発生要因と対策

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1 中 国 における 少 子 高 齢 化 の 実 態, 発 生 要 因 と 対 策 復 旦 大 学 人 口 研 究 所 王 桂 新 公 益 財 団 法 人 アジア 成 長 研 究 所 戴 二 彪 Working Paper Series Vol 年 3 月 この Working Paper の 内 容 は 著 者 によるものであり 必 ずしも 当 センターの 見 解 を 反 映 したものではない なお 一 部 といえども 無 断 で 引 用 再 録 されてはならない 公 益 財 団 法 人 アジア 成 長 研 究 所

2 中 国 における 少 子 高 齢 化 の 実 態, 発 生 要 因 と 対 策 王 桂 新 ( 復 旦 大 学 人 口 研 究 所 教 授 ) 戴 二 彪 (アジア 成 長 研 究 所 主 席 研 究 員 ) 要 旨 高 速 な 経 済 成 長 を 続 けている 中 国 において, 少 子 高 齢 化 も 急 速 に 進 行 している 2001 年 に, 中 国 の 総 人 口 における 65 歳 以 上 の 高 齢 者 人 口 の 割 合 が 7%を 超 え, 近 隣 の 日 本 や 韓 国 に 続 き 中 国 も 高 齢 化 社 会 に 入 った 少 子 高 齢 化 が 中 国 の 経 済 社 会 に 与 える 様 々なマイナ スの 影 響 はすでに 顕 在 化 しており, 中 国 が 目 指 している 持 続 可 能 な 発 展 に 対 して 大 きなチ ャレンジとなっている 本 稿 は, 中 国 における 少 子 高 齢 化 の 実 態, 発 生 要 因 とその 対 策 を 考 察 するものである まず, 中 国 の 少 子 高 齢 化 の 実 態 とその 特 徴 を 明 らかにする そして, 中 国 の 少 子 高 齢 化 の 発 生 要 因 を 考 察 する 最 後 では, 中 国 の 少 子 高 齢 化 の 実 態 特 徴 発 生 要 因 に 関 する 考 察 結 果 に 基 づいて,どのように 人 口 少 子 高 齢 化 のチャレンジに 対 応 する かについて 幾 つかの 対 策 を 提 案 する 1

3 1. はじめに 中 国 は, 過 去 30 数 年 間 に 年 平 均 10% 近 い GDP 成 長 率 を 達 成 し,2010 年 以 降 世 界 第 二 の 経 済 大 国 に 躍 進 したと 同 時 に, 人 口 構 造 の 少 子 高 齢 化 も 急 速 に 進 行 している 2001 年 ごろ に, 中 国 の 総 人 口 における 65 歳 以 上 人 口 の 割 合 が 7%を 超 え, 中 国 は 日 本 韓 国 などの 東 アジア 近 隣 国 に 続 き 人 口 高 齢 化 社 会 に 入 った 少 子 高 齢 化 が 中 国 の 経 済 社 会 に 与 える 様 々 なマイナスの 影 響 はすでに 顕 在 化 しており, 中 国 が 目 指 している 持 続 可 能 な 発 展 にとって 大 きなチャレンジとなっている 今 後, 少 子 高 齢 化 が 中 国 の 新 常 態 ( ニューノーマル ) 1 の 一 側 面 として 長 期 化 すると 予 想 され,それによってもたらした 各 種 のチャレンジへの 対 応 は, 中 国 にとって 大 きな 政 策 課 題 となっている( 杜 鹏 等,2014; 林 家 彬 等,2014) 注 意 すべきことは, 中 国 は 世 界 第 二 位 の 経 済 大 国 になったとはいえ,まだ 発 展 途 上 国 の 一 つであり, 一 人 当 たり 平 均 所 得 水 準 も 社 会 制 度 の 成 熟 度 も, 先 進 諸 国 と 比 べかなり 遅 れ ている 中 国 では, 長 期 間 において 戸 籍 制 度 を 土 台 とする 都 市 農 村 二 元 社 会 体 制 や 計 画 出 産 政 策 を 厳 しく 実 行 してきたため, 経 済 発 展 の 早 い 段 階 に 少 子 高 齢 化 が 急 速 に 進 み, 中 国 独 自 の 少 子 高 齢 化 特 徴 が 形 成 されている また, 人 口 統 計 において 常 住 人 口 と 戸 籍 人 口 という 2 つの 統 計 基 準 が 存 在 しており, 中 国 の 地 域 別 ( 都 市 と 農 村 別 や 省 別 など) 少 子 高 齢 化 に 関 する 実 態 把 握 さえ,かなり 複 雑 な 作 業 となっている このため, 中 国 の 少 子 高 齢 化 問 題 を 分 析 する 際 に,まずこうした 特 徴 と 複 雑 性 を 認 識 する 必 要 がある 本 稿 は, 中 国 における 少 子 高 齢 化 の 実 態, 発 生 要 因 と 対 策 を 考 察 するものであり,4 節 か ら 構 成 される 第 2 節 では, 中 国 の 少 子 高 齢 化 の 実 態 とその 特 徴 を 明 らかにする 第 3 節 では, 中 国 の 少 子 高 齢 化 の 発 生 要 因,すなわち 少 子 高 齢 化 への 影 響 要 因 を 考 察 する 第 4 節 では, 中 国 の 少 子 高 齢 化 の 実 態 特 徴 およびその 発 生 要 因 に 関 する 考 察 結 果 に 基 づいて, どのように 人 口 少 子 高 齢 化 のチャレンジに 対 応 するかについて 幾 つかの 対 策 を 提 案 する 2. 中 国 における 少 子 高 齢 化 の 実 態 2.1 少 子 高 齢 化 の 推 移 本 稿 では,65 歳 以 上 (65 歳 を 含 む)の 人 口 と 0-14 歳 の 人 口 を,それぞれ 高 齢 人 口 と 年 少 人 口 と 定 義 している 人 口 高 齢 化 とは 65 歳 以 上 人 口 の 総 人 口 に 占 める 割 合 が 増 大 することを 意 味 し,65 歳 以 上 人 口 の 総 人 口 に 占 める 割 合 を 人 口 高 齢 化 率 として, 人 口 高 齢 化 の 進 行 状 況 ( 水 準 )を 表 す また, 人 口 の 少 子 化 とは 0-14 歳 の 年 少 人 口 の 総 人 口 に 占 め 1 中 国 の 習 近 平 国 家 主 席 は,2014 年 5 月 に 河 南 省 を 視 察 した 際, 我 が 国 は 依 然 として 重 要 な 戦 略 的 チャ ンス 期 にあり, 自 信 を 持 ち, 現 在 の 経 済 発 展 段 階 の 特 徴 を 生 かし, 新 常 態 に 適 応 し, 戦 略 的 平 常 心 を 保 つ 必 要 がある と 語 った さらに, 習 主 席 は,2014 年 11 月 に 北 京 で 開 催 された APEC 会 議 の 講 演 で, 中 国 経 済 が 高 速 成 長 から 中 高 速 成 長 へ 移 行 している 現 在 の 段 階 を 新 常 態 (ニューノーマル)と 表 現 した これ を 受 けて, 新 常 態 という 言 葉 は, 中 国 経 済 を 議 論 する 時 のキーワードとして, 中 国 国 内 外 で 流 行 するよ うになっている 2

4 る 割 合 が 減 少 することを 意 味 し,0-14 歳 の 年 少 人 口 の 総 人 口 に 占 める 割 合 を 年 少 人 口 率 と して, 人 口 少 子 化 の 進 行 状 況 ( 水 準 )を 表 す 中 国 人 口 の 年 齢 構 造 の 変 化 は, 図 1 と 表 1 に 示 されている 図 1 と 表 1 から 見 られるように, 中 華 人 民 共 和 国 建 国 (1949 年 ) 後 の 1953 年 に, 中 国 の 年 少 人 口 率 と 高 齢 化 率 はそれぞれ 36.3%と 4.41%であったが,1964 年 には 40.7%,3.53% となった すなわち,この 期 間 の 中 国 人 口 の 年 齢 構 造 には, 若 年 化 が 進 行 していたといえ る しかし,10 年 余 りの 若 年 化 が 続 いた 直 後, 中 国 人 口 の 少 子 高 齢 化 トレンドが 開 始 した 人 口 の 高 齢 化 について 見 ると,1982 年 と 1995 年 の 高 齢 化 率 はそれぞれ 4.9%と 6.2%へ 上 昇 し, 大 体 日 本 の 1950 年 と 1965 年 の 水 準 (4.9%と 6.3%)に 相 当 する これを 見 る 限 り, 中 国 の 人 口 高 齢 化 は 日 本 よりおよそ 30 年 遅 くなっている 一 方, 少 子 化 を 表 す 年 少 人 口 率 は, 高 齢 化 率 と 逆 の 方 向 に 変 動 し,1982 年 と 1995 年 の 年 少 人 口 率 がそれぞれ 33.59%と 26.60%へ 低 下 した 2001 年 になると, 中 国 人 口 の 高 齢 化 率 と 年 少 人 口 率 はさらにそれぞれ 7.1%と 22.50%に なり, 両 者 に 基 づいて 計 算 される 老 年 化 指 数 (= 高 齢 化 率 / 年 少 人 口 率 )は 31.56%と 高 く なった 国 家 の 年 齢 類 型 の 区 分 基 準 によると( 表 1), 中 国 は 2001 年 にすでに 老 年 型 国 家 になったと 判 断 できる その 後, 中 国 の 少 子 高 齢 化 が 持 続 的 に 進 み,2013 年 に 高 齢 化 率 と 年 少 人 口 率 はそれぞれ 9.7%と 16.4%になり, 少 子 高 齢 化 の 深 刻 度 は 一 層 増 大 している 図 1 中 国 の 人 口 高 齢 化 の 推 移 資 料 : 中 国 の 人 口 センサスより 作 成 ( 注 ): 左 軸 : 高 齢 人 口 数 ; 右 軸 : 高 齢 人 口 の 割 合 3

5 表 1 国 家 の 年 齢 類 型 の 区 分 基 準 年 齢 類 型 1-14 歳 65 歳 以 上 老 年 化 指 数 人 口 の 割 合 人 口 の 割 合 若 年 型 40% 以 上 4% 未 満 20% 未 満 成 年 型 30-40% 4-7% 20-30% 老 年 型 30% 未 満 7% 以 上 30% 以 上 表 2 中 国 人 口 の 年 齢 構 造 の 変 化 年 次 0-14 歳 歳 65 歳 以 上 老 年 化 指 数 資 料 : 中 国 統 計 年 鑑 2014 より 作 成 2.2 少 子 高 齢 化 の 特 徴 中 国 の 少 子 高 齢 化 の 動 向 を 考 察 すると, 主 に 次 の 特 徴 が 見 られる (1) 中 国 の 人 口 高 齢 化 の 開 始 は 遅 れたが, 進 行 スピードはかなり 速 くて,しかも 加 速 化 している 前 述 したように, 中 国 の 人 口 高 齢 化 のトレンドは 1960 年 代 半 ばから 開 始 したが, 2001 年 までのわずか 約 36 年 間 をかけて 老 年 型 国 家 となった 欧 米 や 日 本 など の 先 進 諸 国 と 比 べ, 高 齢 化 の 開 始 は 遅 れたが,その 進 行 スピードはかなり 速 いと 言 える 表 3 に 示 すように, 人 口 高 齢 化 率 が 7%を 超 えてからその 倍 にあたる 14%に 達 するまでにかかった 年 数 ( 倍 化 年 数 )を 見 ると, 日 本 と 韓 国 の 場 合 はわずか 24 年 と 18 年 であるが, 欧 米 諸 国 はほとんど 日 本 韓 国 の 2 倍 以 上 の 年 数 かかった 一 4

6 方, 中 国 は 約 26 年 であり, 同 じ 東 アジアにある 日 本 と 韓 国 の 倍 化 年 数 に 近 い 表 3 人 口 高 齢 化 速 度 の 国 際 比 較 国 高 齢 人 口 割 合 の 到 達 年 次 7% 14% 倍 化 年 数 フランス オーストラリア アメリカ オランダ ドイツ 日 本 韓 国 中 国 資 料 : 国 立 社 会 保 障 人 口 問 題 研 究 所, 人 口 資 料 集 2014 表 4 中 国 と 日 本 の 人 口 高 齢 化 速 度 の 比 較 資 料 : 人 口 資 料 集 2014 と 中 国 統 計 年 鑑 ( 各 年 )より 作 成 ( 注 )この 表 における 人 口 高 齢 化 速 度 はT m =(Ln(A t+n )-Ln(A t ))/n)とい う 連 続 的 平 均 変 化 率 の 計 算 式 で 計 算 した ただし,T m は 人 口 高 齢 化 の 速 度,A t とA t+n はそれぞれt 年 とt+n 年 の 高 齢 化 率 である nは 期 間 の 年 数 で,2010 年 までの 各 期 間 は 5 年,2010 年 ~2013 年 の 期 間 は 3 年 である さらに 考 察 すると, 表 4 に 示 すように, 日 本 と 同 様, 中 国 の 人 口 高 齢 化 はその 速 度 が 速 いだけでなく, 徐 々に 加 速 していることがわかる 日 本 人 口 の 高 齢 化 率 は 1940 年 の 4.8% 5

7 から 9.6%( 1982 年 頃 )へ 倍 増 したまでの 所 要 期 間 は 40 年 余 りで,1970 年 の 7.1%から 1994 年 の 14.1%へ 倍 増 したまでの 所 要 期 間 は 約 24 年 となり, 前 の 倍 増 期 間 より 約 16 年 短 くな った 一 方, 中 国 の 場 合, 高 齢 化 率 が 1964 年 の 3.5%から 7.10%(2001 年 )へ 倍 増 したま での 所 要 期 間 は 37 年 であり,1982 年 の 4.9%から 2013 年 の 9.7%への 倍 増 期 間 は 31 年 とな り, 前 の 倍 増 期 間 より 約 6 年 短 くなった また, 人 口 の 高 齢 化 速 度 を 見 ると( 表 4), 日 本 と 同 じ, 中 国 も 総 じて 次 第 に 速 くなる たとえば,1980 年 代 に 人 口 高 齢 化 の 速 度 は 2%を 下 回 ったが,1990 年 代 から 徐 々に 上 昇 し,21 世 紀 に 入 ってからは 2.7%を 超 えている (2) 中 国 は 世 界 最 大 規 模 の 高 齢 人 口 を 抱 えており,その 1 年 あたり 増 加 数 は 増 大 しつつあ る 中 国 は 13 億 人 以 上 の 人 口 を 有 する 世 界 一 の 人 口 大 国 であり, 人 口 高 齢 化 率 はまだそれ ほど 高 くないものの, 高 齢 人 口 の 規 模 はすでに 世 界 一 となっている 図 2 に 見 られるよう に, 総 人 口 の 増 加 および 人 口 高 齢 化 の 進 展 とともに 中 国 の 65 歳 以 上 高 齢 人 口 の 規 模 も 増 大 しつつある 1982 年 に, 中 国 の 高 齢 人 口 規 模 は 約 5000 万 人 で, 日 本 の 2005 年 の 規 模 (2567 万 人 )の 2 倍 程 度 であったが,2012 年 になると, 中 国 の 高 齢 人 口 規 模 は 1.27 億 人 へ 増 大 し, 日 本 の 2012 年 の 高 齢 人 口 (3085 万 人 )の 4 倍 あるいは 総 人 口 (1.28 億 人 )の 規 模 に 相 当 し ている また, 図 3 に 示 す 中 国 の 高 齢 人 口 の 増 加 動 向 を 見 ると,1964~1982 年 の 間 に 1 年 あたり 平 均 増 加 数 は 万 人 であり,1982~1990 年 の 間 に 同 平 均 増 加 数 は 万 人 となった さらに,1990~2000 年 と 2010~2010 年 の 間 には,1 年 あたり 平 均 増 加 数 はそれぞれ 330 万 人 と 万 人 になり, 明 らかに 加 速 するようになっている 図 2 中 国 の 高 齢 人 口 の 増 加 資 料 : 中 国 統 計 年 鑑 より ( 注 ): 左 軸 : 高 齢 人 口 数 ; 右 軸 : 高 齢 人 口 の 割 合 6

8 図 3 中 国 の 高 齢 人 口 の 1 年 あたり 増 加 数 ( 万 人 ) 資 料 : 図 2 のデータより 計 算 (3) 中 国 において, 人 口 の 超 高 齢 化 はもっと 速 いスピードで 進 んでいる 高 齢 人 口 の 増 加 に 伴 い, 高 齢 人 口 扶 養 類 型 区 分 の 需 要 などによって 高 齢 人 口 を 前 期 高 齢 人 口 人 と 後 期 高 齢 人 口 に 分 けられる 75 歳 未 満 の 高 齢 人 口 を 前 期 老 人,75 歳 以 上 の 高 齢 人 口 を 後 期 老 人 (あ るいは 超 高 齢 人 口 )として 多 く 用 いられるが, 本 稿 ではデータの 制 約 で,80 歳 未 満 の 高 齢 人 口 を 前 期 老 人,80 歳 以 上 の 高 齢 人 口 を 後 期 老 人 ( 超 高 齢 人 口 )としている また, 人 口 高 齢 化 の 概 念 を 参 考 として,ここでは 80 歳 以 上 の 超 高 齢 人 口 の 65 歳 以 上 の 高 齢 人 口 に 占 める 割 合 ( 超 高 齢 化 率 )が 増 大 することを 人 口 の 超 高 齢 化 と 呼 ぶこととする 図 4 に 示 すように,65 歳 以 上 の 高 齢 人 口 と 80 歳 以 上 の 超 高 齢 人 口 の 規 模 を 見 ると,1964 ~1982 年 の 18 年 間 に, 両 者 がそれぞれ 1 倍 と 1.79 倍 増 加 し,2000~2010 年 の 10 年 間 にそ れぞれ 35%と 75% 増 加 した また 超 高 齢 化 の 速 度 を 見 ると,1990~2000 年 以 外 の 各 期 間 に はいずれも 超 高 齢 化 の 進 行 スピードが 高 齢 化 のスピードよりも 速 い 以 上 から, 中 国 の 人 口 高 齢 化 において 高 齢 人 口 がさらに 超 高 齢 化 し, 人 口 の 超 高 齢 化 は 高 齢 化 よりも 速 いスピ ードで 進 んでいる,という 動 向 がわかる 7

9 図 4 中 国 人 口 の 高 齢 化 と 超 高 齢 化 の 進 行 資 料 : 図 1 と 同 じ (4) 少 子 化 は,より 速 いスピードで 高 齢 化 とともに 進 行 している 少 子 化 は 中 国 の 人 口 構 造 変 化 のもう 一 つの 重 要 な 特 徴 である 高 齢 化 率 の 上 昇 と 逆 に,0~14 歳 の 年 少 人 口 の 総 人 口 に 占 める 割 合 は, 減 少 しつつある 表 2 と 図 5 からは, 中 国 の 少 子 化 の 特 徴 がわかる 50 年 間 の 人 口 の 年 齢 構 造 の 変 化 を 見 ると, 年 少 人 口 率 は 1964 年 の 40.7%から 2013 年 の 16.4%へと 24.3 ポイントも 低 下 し, 高 齢 化 率 の 上 昇 幅 (6.1 ポイント)の 約 4 倍 となっている スピードをみると,21 世 紀 に 入 っ てからの 2000 年 ~2010 年 の 10 年 間 に, 中 国 の 人 口 高 齢 化 は 2.48%の 年 平 均 伸 び 率 で 進 行 しているのに 対 して, 年 少 人 口 率 はそれ 以 上 の 3.21%の 減 少 率 で 低 下 している したがっ て 中 国 人 口 の 少 子 化 の 進 行 状 況 は 高 齢 化 よりも 深 刻 になっている 少 子 化 と 高 齢 化 が 同 時 に 進 行 した 結 果 は, 高 齢 化 の 加 速 である 高 齢 人 口 対 年 少 人 口 の 比 率 で 示 す 老 年 化 指 数 は, 人 口 高 齢 化 の 進 行 水 準 ( 深 刻 さ)をより 敏 感 に 示 す 指 標 である 老 年 化 指 数 は,1964 年 にわずか 8.85%であったが,2013 年 に 59.15%になり,50.3 ポイン トも 上 昇 した 特 に 1995 年 からは, 中 国 の 老 年 化 指 数 の 上 昇 が 加 速 しており, 人 口 高 齢 化 が 深 刻 化 しつつあることがわかる 8

10 図 5 中 国 の 年 少 人 口 率, 高 齢 化 率,および 老 年 化 指 数 の 推 移 資 料 : 図 1 と 同 じ (5) 日 本 など 先 進 諸 国 の 先 富 後 老 と 異 なって, 中 国 の 人 口 高 齢 化 は 未 富 先 老 の 状 態 になっている 人 口 高 齢 化 は, 一 般 的 に 社 会 経 済 の 発 展 水 準 と 高 く 相 関 している 欧 米 先 進 諸 国 では, 社 会 経 済 の 発 展 が 先 行 し 高 齢 化 社 会 に 入 ったのは 早 く, 所 得 水 準 も 人 口 高 齢 化 率 も 高 い 同 じ 東 アジアにある 日 本 と 韓 国 は, 人 口 高 齢 化 は 世 界 で 最 も 速 いスピ ードで 進 行 しているが,いずれもすでに 先 進 国 になっている これらの 国 の 共 通 点 は, 経 済 発 展 がかなり 高 い 水 準 になってから 高 齢 化 社 会 に 入 ったということである 多 くの 先 進 国 は1 人 当 たり GDP が 2000 ドル 以 上 に 達 したとき, 高 齢 化 社 会 に 入 ったのである 欧 米 諸 国 より 遅 れて 先 進 国 になった 日 本 の 場 合, 高 齢 化 率 が 7%を 超 え 高 齢 化 社 会 に 入 った 1970 年 に,1 人 当 たり GDP は 1964 ドルに 達 した このような 経 済 発 展 と 高 齢 化 の 状 況 は, 先 富 後 老 と 言 われている 一 方, 中 国 は, 全 体 として 今 までもまだ 経 済 発 展 が 遅 れている 途 上 国 である 2001 年 に 高 齢 化 社 会 に 入 ったときに, 一 人 当 たり GDP はわずか 1000 ドル であった したがって 先 進 諸 国 の 先 富 後 老 に 対 して, 中 国 の 人 口 高 齢 化 は 逆 の 未 富 先 老 の 状 態 になっていると 言 えよう 2 (6) 人 口 高 齢 化 の 進 行 には, 大 きな 地 域 格 差 が 存 在 している ただし, 戸 籍 人 口 と 常 住 人 口 という 二 種 類 の 統 計 基 準 に 基 づいてそれぞれ 計 測 された 人 口 高 齢 化 率 の 地 域 格 差 2 購 買 力 平 価 (PPP)ベースの 中 国 の 所 得 水 準 はより 高 くなるが, 購 買 力 平 価 (PPP)で 測 る 場 合, 商 品 サービスの 質 について 先 進 国 と 途 上 国 の 間 の 差 が 十 分 に 考 慮 されておらず, 発 展 途 上 国 の 所 得 水 準 は 過 大 評 価 されていると 思 われる 9

11 が 大 きく 異 なっている 改 革 開 放 以 来, 多 くの 農 村 人 口 ( 主 に 若 者 )が 戸 籍 を 農 村 部 に 置 いたまま, 農 村 部 から 都 市 部 に 移 動 し 都 市 部 で 就 職 居 住 しており,つまり 都 市 部 の 常 住 人 口 の 一 部 になっている しかし, 厳 しい 戸 籍 制 度 の 下 で, 彼 らはほとんど 都 市 戸 籍 を 取 得 できないため, 常 に 外 来 人 口 と 呼 ばれる このため, 中 国 の 人 口 統 計 の 特 徴 の 一 つとして, 都 市 人 口 の 統 計 には, 外 来 人 口 が 含 まれていない 戸 籍 人 口 と 転 入 先 で 半 年 以 上 滞 在 している 外 来 人 口 も 含 まれる 常 住 人 口 という 2 つの 統 計 項 目 ( 基 準 ) が 存 在 している この 2 つの 統 計 項 目 のデータに 基 づいてそれぞれ 計 算 された 人 口 高 齢 化 率 は, 言 うまでもなく,かなり 異 なっている たとえば, 戸 籍 人 口 データと 常 住 人 口 データを 用 いて 計 算 した 2000 年 の 上 海 の 人 口 高 齢 化 率 は,それぞれ 14.46%と 11.98%であ り, 両 者 の 間 には 約 2.5 ポイントの 差 が 存 在 している 上 海 の 例 からみられるように,もし 常 住 人 口 に 基 づいて 高 齢 化 率 を 計 算 すれば, 多 くの 若 い 農 村 人 口 が 都 市 部 に 常 住 しているため, 一 般 的 に 都 市 部 の 高 齢 化 率 は 低 くなるが, 農 村 部 の 方 は 高 くなる 改 革 開 放 以 来, 図 6 に 示 すように,およそ 1990 年 を 境 としてその 前 の 時 期 に 都 市 部 と 農 村 部 の 高 齢 化 率 はかなり 近 いが,それ 以 降, 農 村 部 の 若 者 が 大 量 に 都 市 部 へ 流 出 した 結 果, 農 村 の 人 口 高 齢 化 が 都 市 部 よりも 速 いスピードで 進 行 しているため, 農 村 部 と 都 市 部 の 高 齢 化 率 格 差 が 拡 大 している 2010 年 に, 農 村 部 と 都 市 部 の 高 齢 化 率 は それぞれ 10.06%と 7.80%になり,2.26 ポイントの 格 差 が 形 成 された 図 6 中 国 の 都 市 部 と 農 村 部 の 人 口 高 齢 化 率 の 比 較 (%) 資 料 : 図 1 と 同 じ また, 図 7 を 見 ると, 中 国 の 人 口 高 齢 化 率 は 省 間 ( 省 直 轄 市 自 治 区 という 省 レベル 行 政 区 の 間 )にも 大 きな 格 差 が 存 在 するということがわかる 隣 接 する 四 川 省 とチベット 10

12 自 治 区 の 高 齢 化 率 は,それぞれ 10% 以 上 と 6% 未 満 であり,かなり 大 きな 格 差 がある 高 齢 化 率 が 10%を 超 える 省 レベル 地 域 には, 東 部 の 上 海, 遼 寧, 江 蘇 など 沿 海 先 進 省 市 もあ れば, 中 西 部 の 安 徽, 重 慶, 四 川 など 流 出 人 口 規 模 が 極 めて 大 きい 内 陸 省 市 もある 図 7 中 国 人 口 高 齢 化 の 地 域 格 差 資 料 : 図 1 と 同 じ 3. 中 国 における 少 子 高 齢 化 の 発 生 要 因 一 般 的 に, 人 口 高 齢 化 を 引 き 起 す 基 本 的 な 要 因 は, 経 済 社 会 の 発 展 に 伴 う 出 生 率 の 低 下 と 寿 命 の 伸 長 である これらの 要 因 と 計 画 出 産 政 策 や 戸 籍 制 度 など 中 国 特 有 的 な 要 因 の 共 同 影 響 で, 中 国 の 人 口 少 子 高 齢 化 における 独 自 な 特 徴 が 形 成 された 3.1 出 生 率 の 低 下 中 国 人 口 の 少 子 高 齢 化 の 進 行 には, 中 国 特 色 があるものの, 言 うまでもなく, 人 口 転 換 の 一 般 的 法 則 にも 左 右 されている 人 口 転 換 とは, 人 口 が 伝 統 社 会 の 高 出 生 率 高 死 亡 率 低 増 加 率 の 段 階 から, 高 出 生 率 低 死 亡 率 高 増 加 率 の 段 階 を 経 て, 最 後 に 現 代 社 会 11

13 の 低 出 生 率 低 死 亡 率 低 増 加 率 の 段 階 に 至 るという 転 換 過 程 である 世 界 中 の 状 況 を 見 ると, 欧 米, 日 本 などの 先 進 国 が 既 に 先 行 して 人 口 転 換 を 実 現 したが, 中 国 も 途 上 国 であ りながら 初 歩 的 に 人 口 転 換 が 済 んだ 人 口 転 換 が 人 口 変 動 の 一 般 的 法 則 だと 思 われる 通 常, 人 口 転 換 の 終 了 に 伴 って 人 口 増 加 が 次 第 に 緩 やかになり, 少 子 高 齢 化 の 進 展 が 徐 々 に 著 しくなっていく(エイジング 総 合 研 究 センター 編,2009; 日 本 統 計 協 会 編,1995) こ のため, 人 口 高 齢 化 は 人 口 転 換 と 密 接 に 関 連 しており, 人 口 転 換 による 必 然 的 な 結 果 であ るとも 言 える 少 子 高 齢 化 が 人 口 転 換 の 必 然 的 な 結 果 である 以 上, 中 国 の 少 子 高 齢 化 も 人 口 転 換 という 基 本 的 な 法 則 に 左 右 されているはずである 出 生 力 転 換 は 人 口 転 換 の 核 心 であり, 人 口 転 換 が 中 国 人 口 の 少 子 高 齢 化 に 与 える 影 響 は まず 出 生 率 の 低 下 である 図 8 における 出 生 率 の 推 移 を 見 ると,1950 年 代 前 半 までの 長 期 間 においてずっと 35 以 上 の 高 水 準 が 維 持 されたが,それからは 長 期 的 な 低 下 トレンドに 入 った 即 ち, 中 国 において, 人 口 転 換 の 核 心 としての 出 生 力 転 換 は 新 中 国 建 国 (1949 年 ) 以 降 の 1950 年 代 半 ばからスタートしたと 言 える( 王 桂 新,2001a) 図 8 中 国 の 出 生 率, 死 亡 率 と 自 然 増 加 率 (1949~2014 年 ) 出 生 率 死 亡 率 自 然 増 加 率 資 料 : 国 家 統 計 局 : 中 国 統 計 年 鑑 (2000 年 版,2013 年 版 ); 国 民 経 済 和 社 会 発 展 統 計 公 報 (2014 年 版,2015 年 版 ) ( 注 ):1960 年 に 天 災 人 害 による 大 飢 饉 が 多 数 の 非 正 常 死 亡 をもたらした ところが,1950 年 代 後 半 から, 中 央 政 府 の 大 躍 進 政 策 の 誤 りや 自 然 災 害 などの 影 響 によって, 人 口 転 換 の 正 常 的 な 経 路 が 突 然 に 変 わった 死 亡 率 の 急 激 な 変 化 に 対 して, 出 12

14 生 率 も 1957 年 の 34.0 から 急 落 し,1961 年 になると,18.0 へとほぼ 半 減 した それ 以 降, 経 済 政 策 の 調 整 と 経 済 の 回 復 によって, 国 民 の 生 活 水 準 と 栄 養 水 準 が 当 時 の 正 常 レベルに 戻 り, 出 生 率 も 急 速 に 上 昇 に 転 じた ピークの 1963 年 に, 出 生 率 は 43.4 という 建 国 後 の 最 高 水 準 を 記 録 した しかし,その 後, 中 国 が 文 化 大 革 命 (1966~1976 年 )という 政 治 経 済 の 混 乱 期 に 入 った 国 防 工 業 重 工 業 が 優 先 的 に 推 進 された 当 時 の 中 国 では, 農 業 と 労 働 集 約 型 の 軽 工 業 が 犠 牲 になり 人 口 増 加 に 対 して 十 分 な 食 糧 消 費 財 と 雇 用 機 会 を 提 供 できなかったため, 世 界 一 の 人 口 規 模 を 抱 えた 中 国 の 最 も 緊 要 な 政 策 課 題 は 人 口 増 加 の 抑 制 だと 判 断 された このため, 主 に 1970 年 代 以 降, 中 国 政 府 が 一 人 っ 子 政 策 を 柱 とする 計 画 出 産 政 策 を 実 施 し 始 め, 人 口 出 生 率 および 人 口 増 加 を 強 く 抑 制 してきた( 図 9) 同 政 策 を 30 年 余 り 厳 しく 実 施 してきた 結 果, 中 国 の 出 生 率 は 低 下 し 続 き,1976 年 から 20 以 下 となり,さ らに 21 世 紀 に 入 ってからは 12 前 後 の 低 水 準 で 安 定 している 出 生 率 の 低 下 による 直 接 な 結 果 は 少 子 化 であるので, 中 国 は 経 済 発 展 の 早 い 段 階 に 少 子 高 齢 化 を 迎 えたのである 図 9 中 国 の 出 生 率 と 出 生 数 の 変 化 (1949~2014 年 ) 出 生 数 总 和 生 育 率 資 料 : 図 8 と 同 じ ( 注 ): 左 軸 は 出 生 数 で, 単 位 は 万 人 である; 右 軸 は 総 和 生 育 率 (= 特 殊 合 計 出 生 率,TFR) 13

15 3.2 死 亡 率 の 低 下 と 寿 命 の 伸 長 人 口 高 齢 化 に 影 響 するもう 一 つの 直 接 な 要 因 は 死 亡 率 の 低 下 および 平 均 寿 命 の 伸 長 であ る 中 国 の 人 口 変 動 については,1940 年 代 後 半 までは, 基 本 的 にまだ 高 出 生 高 死 亡 低 増 加 の 状 態 にあった 高 い 幼 児 死 亡 率 のため,1840 年 から 1947 年 までの 107 年 の 間 にわず か 4278 万 人 増 加 し, 年 平 均 増 加 率 は 0.92 であった しかし, 中 国 の 死 亡 率 は,1960 年 前 後 の 急 激 な 変 化 を 経 験 した 後,1960 年 代 前 半 の 約 10 から 徐 々に 低 下 し,1970 年 代 末 から 約 7 へとかなり 安 定 している 特 に 21 世 紀 に 入 ってから,0~1 歳 の 幼 児 死 亡 率 は 著 しく 改 善 されており,2000 年 の から 2013 年 の 9.53 へと 大 きく 低 下 した 幼 児 死 亡 率 の 低 下 とともに, 中 国 人 口 の 平 均 寿 命 は 伸 長 しつつある 中 国 政 府 が 公 表 し た 中 国 医 療 衛 生 事 業 発 展 報 告 2014 によると, 生 活 水 準 の 向 上, 生 活 環 境 の 改 善 および 医 療 技 術 公 共 衛 生 技 術 の 発 展, 公 共 医 療 保 健 サービスの 普 及 など 諸 要 因 が, 幼 児 死 亡 率 の 低 下 と 平 均 寿 命 の 伸 長 をもたらした 表 5 に 示 されるように 1953 年 の 平 均 寿 命 は 男 性 39.8 歳, 女 性 40.8 歳 であったが,1970 年 に 男 女 とも 60 歳 を 越 えた 2010 年 になると 男 72.4 歳, 女 77.4 歳 へとさらに 伸 長 した 平 均 所 得 水 準 の 最 も 高 い 上 海 の 場 合,2013 年 に 人 口 の 平 均 寿 命 は 歳 となっており, 長 寿 の 国 日 本 の 平 均 寿 命 水 準 に 近 づいている 表 5 中 国 人 口 の 平 均 寿 命 ( 歳 ) 年 次 合 計 男 性 女 性 資 料 : 高 尔 生 (2009);2010 人 口 センサスより 3.3 計 画 出 産 政 策 の 実 施 前 述 した 計 画 出 産 政 策 が 30 年 以 上 も 厳 しく 実 施 されているのは, 中 国 の 人 口 政 策 の 顕 著 な 特 徴 である 途 上 国 としての 中 国 では, 短 い 時 間 で 出 産 率 が 急 速 に 低 下 し 人 口 転 換 が 実 14

16 現 できた 最 も 重 要 な 原 因 も,この 計 画 出 産 政 策 である 1950 年 代 の 上 海 では, 計 画 出 産 の 試 みが 実 験 的 に 施 行 されたことがあったが, 全 国 範 囲 で 一 人 っ 子 を 柱 とする 計 画 出 産 政 策 の 本 格 的 実 施 は,1970 年 代 末 から 始 まった(( 王 桂 新,2001b; 陶 涛 杨 凡,2011) 計 画 出 産 政 策 が 実 施 された 以 前 では, 一 組 の 夫 婦 の 子 供 出 産 数 に 対 する 制 限 はまったく なかったが, 計 画 出 産 政 策 が 実 施 されてから 一 組 の 夫 婦 が 子 供 一 人 しか 生 めないようにな っている いうまでもなく, 一 人 っ 子 を 柱 とするこの 計 画 出 産 政 策 の 実 施 は 出 生 率 を 大 きく 抑 制 し( 図 9), 出 生 数 の 減 少 と 少 子 高 齢 化 に 直 接 寄 与 した( 王 桂 新,2012a,2012b) それと 同 時 に, 計 画 出 産 政 策 の 実 施 は, 人 々の 結 婚 と 生 育 の 意 識 を 変 化 させ, 結 婚 年 齢 と 出 産 年 齢 も 延 長 させている 表 6 に 示 すように, 中 国 における 女 性 の 平 均 初 婚 年 齢 は 1971 年 の 歳 から,1995 年 の 歳 へ,そして 2010 年 の 歳 へと 徐 々に 上 昇 してい る また 女 性 の 初 産 年 齢 も 明 らかに 上 がっている 上 海 の 場 合,2000 年 に 女 性 の 初 婚 年 齢 は 歳, 初 産 年 齢 は 歳 であったが,2012 年 になると,それぞれ 27.3 歳 と 28.5 歳 になっている 女 性 の 初 婚 年 齢 と 初 産 年 齢 の 上 昇 は, 出 産 期 間 を 短 縮 させたため, 当 然 な がら 出 生 率 の 低 下 にも 寄 与 した 表 6 中 国 の 女 性 人 口 の 初 婚 年 齢 と 初 育 年 齢 ( 歳 )の 変 化 初 婚 初 育 資 料 : 国 家 統 計 局 より 以 上 では, 中 国 の 少 子 高 齢 化 に 影 響 を 与 える 要 因 として, 出 生 率 の 低 下, 死 亡 率 の 低 下 と 寿 命 の 伸 長,および 計 画 出 産 政 策 の 実 施 などが 別 々 挙 げられているが, 出 生 率 の 低 下 は, 計 画 出 産 政 策 の 実 施 と 経 済 社 会 の 発 展 などの 要 因 が 共 同 で 引 き 起 した 結 果 だと 考 えられ る ただし, 出 生 率 低 下 の 主 因 は, 時 期 によって 変 化 する 大 ざっぱに 区 分 すると,2000 年 以 前 は, 計 画 出 産 政 策 の 実 施 が 主 な 要 因 だったが,2000 年 以 降 は 経 済 社 会 発 展 に 伴 う 若 者 の 結 婚 生 育 に 関 する 考 え 方 行 動 の 変 化 が 主 な 要 因 になっていると 見 られる 3.4 特 有 の 戸 籍 制 度 この 要 因 は 主 に 中 国 の 少 子 高 齢 化 の 地 域 構 造 に 影 響 を 与 えている 前 述 したように, 中 国 では, 長 期 間 において 戸 籍 制 度 を 土 台 とする 二 元 社 会 体 制 が 形 成 され, 農 村 人 口 の 都 市 部 への 転 入 を 厳 しくコントロールしていたが, 改 革 開 放 政 策 の 実 施 に 伴 い, 都 市 部 にお ける 雇 用 機 会 が 大 きく 増 大 し, 食 糧 住 宅 の 供 給 も 確 保 できるようになっているため, 農 村 - 都 市 間 の 人 口 移 動 が 実 質 的 に 自 由 になっている ただし, 農 村 戸 籍 の 人 々は, 都 市 部 で 就 職 居 住 して,つまり 転 入 先 地 の 常 住 人 口 になっていても,ほとんど 現 住 地 の 都 市 戸 籍 を 取 得 できないため, 彼 らは 常 に 外 来 人 口 と 呼 ばれている このため, 都 市 な どの 地 域 人 口 の 統 計 において, 常 に 戸 籍 人 口 と 常 住 人 口 という 2 つの 統 計 基 準 ( 統 15

17 計 項 目 )が 存 在 している この 2 つの 統 計 基 準 ( 統 計 項 目 )に 基 づいて 計 算 された 少 子 高 齢 化 率 の 数 値 は,いうまでもなくかなり 異 なる 図 10 と 表 7 に 示 すように, 改 革 開 放 以 降, 中 西 部 ( 内 陸 ) 地 域 の 農 村 人 口 が 東 部 ( 沿 海 ) 地 域 の 都 市 部 への 流 入 が 中 国 の 都 市 - 農 村 間 および 地 域 間 人 口 移 動 の 主 流 となっ ている( 王 桂 新,2015) これらの 移 動 者 の 90% 以 上 は 労 働 年 齢 人 口 であるため, 人 口 の 純 流 入 地 域 では 常 住 人 口 基 準 で 計 算 された 人 口 高 齢 化 率 が 戸 籍 人 口 基 準 で 計 算 され た 人 口 高 齢 化 率 より 低 くなるのに 対 して, 人 口 の 純 流 出 地 域 では 常 住 人 口 ベースの 高 齢 化 率 は 戸 籍 人 口 ベースの 高 齢 化 率 より 高 くなっている 図 10 に 示 されるように, 主 な 人 口 流 出 地 の 安 徽, 重 慶, 四 川 など 内 陸 省 市 では, 大 規 模 の 若 年 労 働 者 が 流 出 したため, 常 住 人 口 基 準 で 計 算 された 高 齢 化 率 がかなり 高 くなっているのに 対 して, 戸 籍 人 口 ベースの 高 齢 化 率 が 中 国 一 高 い 上 海 では, 多 くの 若 者 が 流 入 しているため, 常 住 人 口 ベ ースの 2010 年 の 高 齢 化 率 は,2000 年 よりも1ポイント 下 がっている このため, 上 海 のよ うな 人 口 純 流 入 地 にとっては, 増 大 しつつある 外 来 常 住 人 口 が 少 子 高 齢 化 を 顕 著 に 緩 和 し ている,という 効 果 が 明 らかである 図 10 長 三 角 ( 長 江 デルタ)と 珠 三 角 ( 珠 江 デルタ) 地 域 の 流 入 人 口 の 主 な 流 出 地 資 料 :2010 人 口 センサスより 16

18 表 7 長 三 角 ( 長 江 デルタ) 地 域 と 珠 三 角 ( 珠 江 デルタ) 地 域 の 男 女 別 年 齢 構 造 (%) 資 料 : 図 10 と 同 じ 4. 中 国 の 少 子 高 齢 化 対 策 への 提 言 前 述 したように, 中 国 がすでに 少 子 高 齢 化 という 新 常 態 に 入 った 人 口 の 少 子 高 齢 化 による 社 会 経 済 へのマイナスの 影 響 が 顕 在 化 しつつある 中, 中 国 経 済 の 持 続 的 な 発 展 を 実 現 するために, 少 子 高 齢 化 という 新 しいチャレンジに 対 して 適 切 な 対 応 策 を 取 らなけ ればならない( 王 桂 新,2009; 林 家 彬 等,2014; 乔 晓 春 等 ;2014)) 4.1 基 本 的 な 考 え 方 と 視 点 少 子 高 齢 化 への 対 策 を 考 えるときに, 最 近 の 気 候 温 暖 化 対 策 から 有 益 な 示 唆 が 得 られる と 思 われる ご 存 知 のように, 人 類 の 生 産 消 費 活 動 の 拡 大 によって 地 球 の 平 均 気 温 が 上 昇 しつつあると 観 察 されている 近 年, 地 球 の 温 暖 化 は(かなり 長 い 時 期 に 渡 る) 不 可 逆 の 自 然 現 象 であるという 認 識 に 基 づいて, 気 候 温 暖 化 に 対 して 緩 和 策 と 適 応 策 を 取 るべきである,という 考 えが 広 く 支 持 されている 実 は 人 口 転 換 および 少 子 高 齢 化 も, 人 口 変 動 の 法 則 に 従 って 進 行 しており, 地 球 の 温 暖 化 と 類 似 する 不 可 逆 の 社 会 現 象 であると 思 われる 地 球 温 暖 化 への 対 応 策 を 参 考 すると, 少 子 高 齢 化 への 対 応 についても, 緩 和 策 と 適 応 策 を 取 るべきであると 考 える つまり, 一 つは 緩 和 策 で,できるだけ 少 子 高 齢 化 の 進 行 を 減 速 させることである もう 一 つは 適 応 策 で, 少 子 高 齢 化 に 伴 う 経 済 社 会 環 境 の 変 化 にできるだけ 早 く 適 応 できるように 準 備 してお くことである 17

19 4.2 少 子 高 齢 化 への 緩 和 策 第 3 節 の 考 察 からわかるように, 中 国 人 口 の 少 子 高 齢 化 は 一 人 っ 子 を 柱 とする 計 画 出 産 政 策 の 実 施 による 影 響 を 強 く 受 けている この 計 画 出 産 政 策 の 長 期 間 実 施 こそ, 中 国 の 人 口 転 換 と 人 口 高 齢 化 を 加 速 させる 最 重 要 な 要 因 といえる したがって, 人 口 高 齢 化 の 進 行 を 減 速 させる 緩 和 策 の 最 も 効 果 的 措 置 は, 全 国 でできるだけ 速 く 計 画 出 産 政 策 の 施 行 を 中 止 し, 出 生 率 を 徐 々に 高 めるということである 実 際, 中 国 政 府 も, 計 画 出 産 政 策 の 見 直 しを 進 めている 2014 年 1 月 から, 中 国 政 府 は, 二 人 目 の 子 供 の 出 産 条 件 を 大 幅 に 緩 め, 結 婚 した 夫 婦 の 内, 片 方 が 一 人 っ 子 (= 単 独 ) であれば,2 人 の 子 供 (= 2 子 )を 生 める,という 単 独 2 子 政 策 を 実 施 し 始 めた ちなみに, 夫 婦 とも1 人 っ 子 (= 双 独 )であれば, 以 前 から 2 人 の 子 供 を 生 めると 規 定 されている ただし,この 政 策 緩 和 の 効 果 はまだ 楽 観 できない 国 家 衛 生 と 計 画 生 育 委 員 会 ( 中 央 政 府 の 主 管 省 )の 当 初 の 予 測 では, 単 独 2 子 という 新 政 策 を 実 施 すると 2014 年 に 全 国 で 約 200 万 人 多 く 生 まれると 期 待 されていたが, 実 際 にこの 政 策 の 適 用 条 件 を 満 たす 単 独 夫 婦 の 内, 二 人 目 の 子 供 の 出 産 申 請 を 提 出 した 夫 婦 は 万 組 にとどまっている 出 産 された 子 供 の 数 を 見 ると,2014 年 に 全 国 で 1687 万 人 が 生 まれ,2013 年 と 比 べわずか 47 万 人 増 加 した 実 際 の 増 加 数 は, 予 想 より 大 幅 に 少 なくなっている まだ 新 政 策 実 施 の 一 年 目 なので,この 政 策 の 適 用 者 の 出 産 計 画 の 調 整 準 備 の 所 要 時 間 を 考 えると, 二 年 目 (2015 年 ) 以 降 は,この 新 政 策 による 出 生 数 増 大 効 果 がより 大 きくなる 可 能 性 があると 考 えられ る しかし, 前 述 したように,2000 年 からは, 中 国 の 計 画 出 産 政 策 が 人 々の 出 産 行 動 に 与 える 影 響 は 徐 々に 弱 くなっているとみられる 例 え 計 画 出 産 政 策 が 撤 廃 され, 完 全 に 自 由 に 出 産 できるようになったとしても, 出 産 育 児 コスト( 総 合 コスト)の 上 昇 などの 要 因 の 影 響 で, 出 生 率 は 必 ずしも 期 待 通 りに 上 昇 するわけではない また, 出 生 率 を 低 下 させ るほかの 要 因 もある 中 国 計 画 生 育 协 会 の 調 査 によると, 中 国 では, 不 妊 不 育 症 を 抱 える 女 性 患 者 の 数 は,15~49 歳 の 出 産 年 齢 の 女 性 人 口 全 体 の 12.5%という 高 い 割 合 を 占 め ている 生 活 様 式 と 生 活 環 境 の 変 化 に 伴 うこうした 症 状 の 上 昇 は, 計 画 出 産 政 策 の 見 直 し による 出 産 増 大 効 果 を 弱 くしている 計 画 出 産 政 策 の 見 直 しによる 2015 年 以 降 の 実 際 効 果 を 注 意 深 く 検 証 する 必 要 があるが, 日 本 韓 国 台 湾 など 東 アジア 諸 国 ( 地 域 )の 経 験 から 考 えると, 社 会 全 体 の 出 産 育 児 環 境 を 改 善 しないと, 単 独 2 子 政 策 の 実 施 だけは, 大 きな 効 果 があまり 期 待 できないと 思 われる 今 後, 効 果 的 な 緩 和 策 を 継 続 的 に 模 索 施 行 する 必 要 がある 4.3 少 子 高 齢 化 への 適 応 策 計 画 出 産 政 策 の 見 直 しや 女 性 の 出 産 育 児 環 境 の 改 善 によって, 少 子 高 齢 化 の 進 行 をあ る 程 度 で 緩 和 させることは 可 能 でるが,そのトレドは, 将 来 のかなり 長 い 期 間 に 継 続 して いくとみられる このため, 少 子 高 齢 化 という 新 常 態 をしばらく 転 換 できない 現 象 と して 受 け 止 めて, 少 子 高 齢 化 に 伴 うさまざまの 経 済 社 会 環 境 の 変 化 に 対 して,できるだ 18

20 け 早 くそれに 適 応 できるような 対 策 を 講 じる 必 要 がある こうした 適 応 策 の 施 行 は, 中 国 の 少 子 高 齢 化 への 最 も 必 要 で 且 つ 有 効 な 対 応 策 であると 思 われる 人 口 高 齢 化 への 適 応 策 として, 少 なくとも 次 の 諸 措 置 を 取 るべきである (1) 経 済 体 制 と 社 会 保 障 制 度 の 改 革 を 推 進 し, 公 平 合 理 持 続 可 能 な 社 会 養 老 保 障 体 系 を 構 築 する 中 国 では, 長 期 以 来 戸 籍 制 度 の 下 で 二 元 社 会 体 制 が 形 成 され, 国 民 の 身 分 が 複 雑 多 様 であり, 福 祉 待 遇 も 千 差 万 別 となっている このような 不 平 等 な 古 い 制 度 の 存 在 は, 社 会 矛 盾 を 激 化 させ, 少 子 高 齢 化 及 びそれによる 諸 矛 盾 と 問 題 の 解 決 に 阻 害 している 少 子 高 齢 化 の 挑 戦 に 対 応 するためには, 制 度 上 の 保 証 を 提 供 しなければいけない まず, 政 治 経 済 体 制 改 革 をさらに 推 進 し, 二 元 社 会 体 制 を 次 第 に 打 ち 破 り, 社 会 保 障 待 遇 の 都 市 - 農 村 間 格 差 を 徐 々に 縮 小 させることを 近 い 将 来 の 目 標 として 目 指 すべきでる 次 に 当 面 の 体 制, 資 金 などの 諸 制 約 で, 保 障 対 象 の 貢 献 の 大 きさに 基 づき 優 先 順 番 を 決 めて 異 な る 養 老 保 障 対 象 に 応 じる 社 会 保 障 体 系 を 構 築 するべきである 第 三 に 高 齢 社 会 と 高 齢 人 口 の 特 徴 に 基 づき, 高 齢 者 を 対 象 とする 老 年 介 護 保 険 制 度 をいち 早 く 構 築 する 日 本,ドイ ツなどの 先 進 国 は 既 に 新 しい 老 年 介 護 保 険 制 度 を 構 築 したが( 内 閣 府,2013), 介 護 ニーズ が 拡 大 しつつある 中 国 はこれらの 先 進 国 の 経 験 を 参 考 にし, 老 年 介 護 保 険 制 度 を 国 内 で 徐 々に 構 築 すべきである 第 四 に, 政 府 ( 中 央 政 府, 地 方 政 府 ), 企 業, 個 人,NGO, 市 場 ( 資 本 市 場 を 含 む)などの 多 様 なルートから 資 金 を 調 達 し, 持 続 可 能 な 社 会 養 老 保 険 体 系 の 財 政 基 盤 を 固 める 第 五 に 監 督 機 制 を 強 化 し, 社 会 保 障 基 金 の 使 用 範 囲 をコントロール し, 社 会 保 障 基 金 の 使 用 効 率 と 透 明 性 公 平 性 を 向 上 させる (2) 社 会 の 老 人 サービス 事 業 の 発 展 を 加 速 させ, 敬 老, 助 老, 養 老 の 社 会 意 識 を 一 層 強 化 する 世 帯 規 模 が 小 型 化 しつつあり,また 高 齢 者 家 庭 が 増 加 しているという 背 景 のもとで, 一 世 帯 のみの 力 で 老 人 介 護 扶 養 の 重 任 が 支 えられないから,まず, 社 会 の 老 人 サービス 事 業 を 発 展 させなければならない 社 会 養 老 保 障 基 金 の 調 達 のように, 政 府, 民 間 ( 企 業 団 体 ), 個 人 など 多 方 面 の 積 極 性 と 創 造 性 を 引 き 出 し, 制 度 化 と 市 場 化 メカニズムに 基 づい て 社 会 の 老 人 サービス 市 場 を 開 拓 し, 社 会 老 人 サービス 事 業 を 発 展 させるべきである こ こ 数 年, 中 国 では 数 多 くの 企 業 や NGO がこの 領 域 に 参 入 したが, 全 般 的 にみると 成 長 性 が 欠 け, 経 営 に 不 順 である 社 会 の 老 人 サービス 事 業 は 普 通 の 産 業 と 違 って, 主 に 非 営 利 あ るいは 薄 利 経 営 を 運 営 特 徴 として, 社 会 に 奉 仕, 老 人 に 対 するサービスを 基 本 宗 旨 とする から,ローンや 納 税 などの 金 融 税 制 面 の 政 策 支 援 が 必 要 であり,また 国 民 の 理 解 と 社 会 全 体 の 協 力 も 必 要 である 特 に 中 央 政 府 地 方 政 府 としては, 社 会 の 老 人 サービス 事 業 を それぞれの 発 展 計 画 に 取 り 組 んで 推 進 させるべきである 次 に, 敬 老, 助 老, 養 老 の 社 会 意 識 を 育 成 強 化 ことも 大 変 重 要 である 現 代 の 社 会 生 活 観 念 の 影 響 で, 若 者 が 家 族 の 年 寄 りと 団 欒 する 時 間 は 短 くなり, 老 人 を 尊 敬 する,また 扶 養 する 観 念 と 意 識 も 次 第 に 薄 くなる このような 状 況 を 変 えなければいけない 今 後, 高 齢 社 会 に 関 する 教 育 を 強 化 し, 生 涯 教 育 を 通 して 老 人 を 尊 敬 しよう, 老 人 を 可 愛 がろ う, 老 人 を 扶 養 しよう という 中 国 の 良 い 文 化 伝 統 を 若 者 に 継 承 させ, 若 い 時 に 敬 老, 助 19

21 老, 養 老 し, 老 後 に 尊 敬 され, 助 けられ, 扶 養 される という 良 好 の 社 会 風 習 を 形 成 しな ければいけない (3) 安 定 な 経 済 発 展 を 目 指 し, 少 子 高 齢 化 による 変 化 に 適 応 するための 経 済 基 礎 を 固 め る 日 本, 欧 米 などの 先 進 国 と 違 って, 中 国 はまだ 発 展 途 上 国 であり, 中 国 人 口 の 少 子 高 齢 化 の 進 行 は 経 済 発 展 段 階 より 先 行 しているから, 典 型 的 な 未 富 先 老 という 状 態 にあ る 経 済 は 社 会 発 展 の 基 礎 であるから, 安 定 な 経 済 発 展 と 国 民 全 体 の 所 得 水 準 の 向 上 は 中 国 の 少 子 高 齢 化 問 題 に 対 する 最 も 基 本 的 な 対 策 ともいえる 今 後, 教 育 人 材 育 成 の 促 進 と 科 学 技 術 の 発 展 を 通 じて, 労 働 資 本 資 源 の 投 入 拡 大 に 依 存 する 従 来 の 経 済 成 長 モデ ルを 転 換 させ, 短 期 間 の 高 成 長 よりも 持 続 可 能 な 安 定 成 長 と 相 対 的 に 公 平 な 所 得 分 配 を 目 指 すべきである また, 中 央 地 方 政 府 としては, 経 済 の 高 度 成 長 に 伴 って 財 政 支 出 にお ける 社 会 養 老 保 障 基 金 の 割 合 を 次 第 に 増 大 させ, 公 平 合 理 かつ 持 続 可 能 な 社 会 養 老 保 障 体 系 を 支 えるための 主 要 財 源 を 確 保 しなければいけない 4.4 地 域 別 少 子 高 齢 化 の 実 態 を 正 確 に 反 映 できる 人 口 統 計 システムの 構 築 中 国 における 地 域 間 移 動 者 ( 流 動 人 口 ) は 若 者 が 中 心 であるから, 人 口 流 動 が 流 出 地 と 流 入 地 の 少 子 高 齢 化 に 正 反 対 の 影 響 を 与 えている 上 述 した 高 齢 化 対 策 をより 効 果 的 に 実 施 するために, 現 行 の 複 雑 かつ 不 平 等 な 戸 籍 制 度 と 複 雑 な 人 口 登 録 制 度 をできるだけ 早 く 改 革 しなければならない しかし, 戸 籍 制 度 が 完 全 に 改 革 ( 撤 廃 )されるまでは,まだ かなり 時 間 が 必 要 と 予 想 される 当 面, 全 国 共 通 かつ 明 確 な 統 計 基 準 で 地 域 別 少 子 高 齢 化 の 実 態 を 正 確 に 反 映 できる 人 口 統 計 システムを 構 築 し,そして 明 確 な 統 計 基 準 に 基 づく 関 連 統 計 情 報 を 分 かりやすく 社 会 に 公 表 することは, 緊 急 課 題 として 行 う 必 要 がある 20

22 参 考 文 献 日 本 語 文 献 エイジング 総 合 研 究 センター 編 (2009) 高 齢 社 会 基 礎 資 料 年 版 中 央 法 規 出 版 株 式 会 社 王 桂 新 (2001a) 中 国 と 日 本 の 人 口, 原 口 俊 道 主 编 日 本 と 中 国 の 経 済 社 会 文 化, 東 京 : 日 本 経 済 評 論 社 王 桂 新 (2001b) 上 海 における 少 子 高 齢 化 問 題 とその 対 策, 五 石 敬 路 編 東 アジアにおけ る 都 市 の 高 齢 化 問 題 その 対 策 と 課 題 ( 東 京 市 政 調 査 会 都 市 問 題 研 究 叢 書 ), 国 際 書 院 厚 生 省 社 会 保 障 と 人 口 問 題 研 究 所 (2014) 人 口 資 料 集 2014 内 閣 府 (2013) 平 成 25 年 版 高 齢 社 会 白 書 日 本 統 計 協 会 編 (1995) 現 代 日 本 の 人 口 問 題 中 国 語 文 献 杜 鹏 等 (2014) 中 国 人 口 老 龄 化 和 老 年 人 口 问 题 研 究, 国 务 院 人 口 普 查 办 公 室 国 家 统 计 局 和 就 业 统 计 司 编 发 展 中 的 中 国 人 口 ( 上 册 ), 北 京 : 中 国 统 计 出 版 社, 高 尔 生 (2009) 人 口 身 体 健 康 素 質, 路 遇 翟 振 武 主 編 新 中 国 人 口 六 十 年, 北 京 : 中 国 人 口 出 版 社 国 家 统 计 局 ( 各 年 ) 中 国 统 计 年 鉴 ( 2011 年 版,2014 年 版 等 ), 北 京 : 中 国 统 计 出 版 社 国 务 院 人 口 普 查 办 公 室 国 家 统 计 局 和 就 业 统 计 司 编 (2012) 中 国 2010 年 人 口 普 查 资 料 ( 中 国 2010 年 人 口 センサス 資 料 ), 北 京 : 中 国 统 计 出 版 社 林 家 彬 等 (2014) 中 国 老 龄 化 的 特 征 和 养 老 问 题 研 究, 国 务 院 人 口 普 查 办 公 室 国 家 统 计 局 和 就 业 统 计 司 编 发 展 中 的 中 国 人 口 ( 上 册 ), 北 京 : 中 国 统 计 出 版 社, 乔 晓 春 等 (2014) 人 口 老 龄 化 与 老 龄 问 题 研 究, 国 务 院 人 口 普 查 办 公 室 国 家 统 计 局 和 就 业 统 计 司 编 发 展 中 的 中 国 人 口 ( 上 册 ), 北 京 : 中 国 统 计 出 版 社, 陶 涛, 杨 凡 (2011) 计 划 生 育 政 策 的 人 口 效 应, 人 口 研 究,2011 年 第 1 期 ( 总 35 卷 ) 王 桂 新 (2015) 长 三 角 与 珠 三 角 地 区 的 比 较, 学 海,2015 年 第 2 期 王 桂 新 (2012a) 生 育 率 下 降 与 计 划 生 育 政 策 的 作 用, 南 京 社 会 科 学,2012 年 第 5 期 王 桂 新 (2012b) 少 子 老 龄 化 : 计 划 生 育 后 遗 症, 社 会 观 察,2012 年 09 期,26-28 王 桂 新 (2009) 应 对 人 口 老 龄 化 挑 战 的 几 点 战 略 思 考, 学 习 月 刊,2009 年 第 12 期 ( 上 半 月 ), 总 第 441 期 21

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