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1 2013 年 度 藁 谷 郁 美 研 究 会 卒 業 論 文 ミュージカル エリザベート における 死 の 日 墺 比 較 愛 と 死 の 輪 舞 をめぐって Vergleich der Darstellung des Todes in dem Musical Elisabeth zwischen Japan und Österreich - Interpretation aus Ai To Shi No Rondo (Rondo von Liebe und Tod) - Comparison of the representation of Death in the musical "Elisabeth" between Japan and Austria - Interpretation from "Ai To Shi No Rondo (Rondo of Love and Death)" - 慶 應 義 塾 大 学 環 境 情 報 学 部 4 年 / t10148ae 榎 本 明 生 2014 年 1 月 20 日 提 出

2 目 次 1. はじめに p 問 題 の 所 在 と 目 的 p 仮 説 p 先 行 研 究 および 手 法 p.2 2. 作 品 概 要 p エリザベート の 成 り 立 ち p あらすじ p 楽 曲 一 覧 p ミュージカル 界 における エリザベート の 位 置 づけ p ミュージカルの 定 義 p ウィーン ミュージカル p 日 本 のミュージカル p エリザベート ウィーン 版 宝 塚 版 東 宝 版 の 相 違 p 主 な 相 違 点 p エリザベートと エリザベート p 愛 と 死 の 輪 舞 分 析 p 宝 塚 東 宝 版 愛 と 死 の 輪 舞 p ウィーン 版 Rondo Schwarzer Prinz p 歌 詞 の 検 証 p 構 成 の 比 較 p 歌 詞 に 見 られる 特 徴 的 な 要 素 p 死 (der Tod)の 表 象 p 死 の 文 化 的 背 景 p 舞 台 上 に 演 出 される 死 (der Tod) p 考 察 p おわりに p 参 考 文 献 p 図 表 リスト p.34

3 1. はじめに 1.1. 問 題 の 所 在 と 目 的 ウィーン 生 まれのミュージカルである エリザベート( Elisabeth ) 1 は 国 境 を 越 え て 日 本 をはじめドイツ ハンガリー スウェーデン オランダ 韓 国 など 世 界 各 国 で 翻 案 され 繰 り 返 し 再 演 されている 近 年 最 もヒットした 作 品 のひとつである 日 本 版 公 演 を 行 う 団 体 のひとつである 宝 塚 歌 劇 団 では 2007 年 の 雪 組 公 演 の 時 点 で 上 演 回 数 708 回 観 客 動 員 数 170 万 人 を 誇 っている 2 また 2012 年 8 月 には 東 宝 が 2000 年 の 初 演 から 12 年 のべ 19 劇 場 公 演 を 経 て 上 演 回 数 1000 回 を 達 成 した 3 本 拠 地 であるウィーンでも 公 演 20 周 年 である 2012 年 9 月 から 2013 年 6 月 末 まで 公 演 が 行 われ 2013 年 9 月 下 旬 から はさらに 期 間 延 長 で 2014 年 春 まで 上 演 が 続 けられることが 決 定 した 4 また 近 年 日 本 人 の 皇 妃 エリザベート に 対 する 関 心 が 高 まっている 2012 年 10 月 にはウィーン 版 キャストによる 来 日 公 演 である エリザベート 20 周 年 記 念 コンサート~ 日 本 スペシャルヴァージョン~ 5 が 行 われ その 後 には 宝 塚 歌 劇 団 版 キャストによる エリ ザベート スペシャル ガラ コンサート 6 も 行 われた 2013 年 1 月 には 輝 ける 皇 妃 エ リザベート 展 7 が 開 催 され 史 実 のエリザベートが 使 用 していたとされる 装 身 具 や 家 具 な どが 展 示 された かつてロミー シュナイダー8 主 演 の 映 画 プリンセス シシー(Sissi) 9 三 部 作 ( 年 )がヨーロッパにおいて 一 世 を 風 靡 し 皇 妃 エリザベート=ロミ ー シュナイダー と 呼 べるほどの 現 象 となったのと 同 じく 日 本 における 皇 妃 エリザベ ートの 人 気 は ミュージカル エリザベート からの 影 響 であると 考 えられる エリザベ ート は 今 や 日 本 ミュージカル 界 の 代 表 作 のひとつとなっているのである 本 作 品 では メインキャラクターの 一 人 として 死 (der Tod) が 登 場 する 死 は 舞 台 上 で あたかも 人 間 のように 歌 い 踊 り 皇 妃 エリザベートを 誘 惑 する 役 柄 である もとも 1 ミヒャエル クンツェ(Michael Kunze) 脚 本 歌 詞 シルベスター リーヴァイ(Sylvester Levay) 音 楽 ハリー クプファー(Harry Kupfer) 演 出 で 1992 年 にオーストリアの アン デア ウィーン 劇 場 (Theater an der Wien)にて 初 演 2 三 井 住 友 VISA ミュージカル エリザベート - 愛 と 死 の 輪 舞 (ロンド)- 公 式 サイトの イントロダクションより 3 げきぴあ Web サイトの 記 事 エリザベート 上 演 回 数 1000 回 を 達 成! より (2012 年 11 月 3 日 閲 覧 ) 4 ウィーンミュージカル 公 式 サイトより 年 10 月 15 日 ~10 月 22 日 まで 梅 田 芸 術 劇 場 メインホールにて 2012 年 10 月 26 日 ~10 月 31 日 まで 東 急 シアターオーブにて 上 演 された 日 本 語 字 幕 ありドイツ 語 上 演 年 11 月 6 日 ~11 月 21 日 まで 東 急 シアターオーブにて 2012 年 11 月 25 日 ~12 月 3 日 まで 梅 田 芸 術 劇 場 メインホールにて 上 演 された 7 横 浜 そごう 美 術 館 で 2013 年 1 月 2 日 ~23 日 まで 開 催 された 8 ロミー シュナイダー(Romy Schneider)は ウィーン 出 身 の 女 優 西 ドイツとフラン スを 中 心 に 映 画 界 で 活 躍 した 9 エルンスト マリシュカ 監 督 脚 本 ロミー シュナイダー 主 演 で 西 ドイツで 制 作 され た 1

4 と 死 という 概 念 を このように 擬 人 化 することに 馴 染 みがなかった 日 本 において なぜ エ リザベート は 受 容 され 得 たのか そして ミュージカルが 時 代 を 反 映 するひとつのメデ ィアであると 考 えたとき エリザベート における 死 は いったいどのような 意 味 を 観 客 に 投 げかけているのだろうか 本 研 究 の 目 的 は 死 という 視 点 から エリザベート の 作 品 分 析 を 行 い 日 墺 における 死 の 概 念 比 較 を 行 うことである そして 最 終 的 には 現 代 社 会 における 死 の 位 置 づけについても 考 察 を 試 みる 1.2. 仮 説 先 述 した 問 題 提 起 に 対 し 日 墺 の 文 化 的 歴 史 的 差 異 が エリザベート の 演 出 や 脚 本 の 違 いを 生 み それが 日 本 における 受 容 の 要 因 となっているのではないか という 仮 説 が 考 えられる 具 体 的 には ヨーロッパ 由 来 のオペラやオペレッタといった 文 化 があまり 根 付 いていない 日 本 においては そもそもミュージカル 作 品 の 受 容 体 制 が 欧 米 とは 大 きく 異 なるのではないか ということである そして それが 故 に 各 劇 団 の 持 つ 特 徴 が 作 品 に 大 きく 反 映 され 世 界 共 通 の 概 念 であるはずの 死 についてもウィーン オリジナル 版 と 日 本 版 10とでは 一 線 を 画 す 演 出 になっているのではないだろうか また 近 年 ミュージカル 作 品 の 多 国 籍 化 が 指 摘 されている 11 が 非 米 英 ミュージカルの 先 鞭 をつけた 作 品 こそ エリザベート である つまり 日 本 人 は それまでの 米 英 産 ミュー ジカルにはなかった 新 たな 魅 力 を エリザベート の 中 に 見 出 したと 言 える 擬 人 化 した 死 との 恋 愛 を 軸 に 皇 妃 の 半 生 を 描 くという 希 有 な 物 語 がヒットした 背 景 には 作 品 に 込 められたテーマが 日 本 人 にとって 何 らかの 親 和 性 があったからに 違 いない 本 作 品 のメインテーマは 愛 と 死 である 劇 中 曲 のひとつである 日 本 版 愛 と 死 の 輪 舞 (ロンド) およびウィーン 版 Rondo Schwarzer Prinz(ロンド 黒 い 王 子 ) には このテーマに 対 する 日 墺 の 相 違 が 最 も 表 れていると 考 える この 曲 が 成 立 するまでの 経 緯 や 歌 詞 構 成 の 比 較 に 加 え 歴 史 的 な 死 の 表 象 を 追 い 人 々が 死 をどう 捉 えていたかを 探 ることで 本 作 品 のテーマが 持 つ 意 味 と 日 墺 の 死 に 対 する 相 違 を 浮 き 彫 りにすることがで きると 考 える 1.3. 先 行 研 究 および 手 法 エリザベート はミュージカルの 歴 史 において 非 常 に 新 しい 作 品 であり しかも 未 だ ブロードウェイ 12 やウエスト エンド 13 といったミュージカルの 本 場 では 上 演 されたことが 無 いため ミュージカルについて 論 じた 書 物 であっても エリザベート に 言 及 されてい るものは 少 ない エリザベート を 取 り 上 げている 先 行 研 究 としては ビルギット ロメ 10 ここでは 現 在 エリザベート 日 本 公 演 を 不 定 期 に 行 っている 宝 塚 歌 劇 団 と 東 宝 の 二 劇 団 を 合 わせて 日 本 版 と 総 称 している 11 朝 日 新 聞 2012 年 2 月 6 日 東 京 朝 刊 34 面 ミュージカル 多 国 籍 化 の 記 事 を 参 考 12 ミュージカルのメッカと 称 される アメリカ ニューヨークの 劇 場 街 13 イギリス ロンドンにある 劇 場 街 ブロードウェイと 肩 を 並 べる 2

5 ル 氏 の Aus der Schwarzen Möwe wird Elisabeth Entstehung und Inszenierungsgeschichte des Musicals über die Kaiserin von Österreich( 黒 いカモメ から エリザベート へ オーストリア 皇 后 に 関 するミュージカルの 成 立 と 演 出 の 歴 史 ) 14 および 渡 辺 諒 氏 の エリザベート 読 本 ウィーンから 日 本 へ 15 が 挙 げられる 前 者 は 初 演 のウィーン 版 から 各 国 版 までを 網 羅 的 に 紹 介 した 資 料 であり エリザベート だけで なく ロミオとジュリエット や ノートルダム ド パリ などその 他 ヨーロッパ 発 祥 のミュージカルについても 言 及 している 後 者 は 初 演 のウィーン 版 ( 再 演 も 含 む)から 宝 塚 歌 劇 団 版 ( 初 演 から 第 7 上 演 版 まで)の 作 品 の 変 化 を 論 じている これらを 踏 まえて の 本 研 究 の 位 置 づけは 死 (der Tod) という 視 点 から 見 た 作 品 分 析 である 作 品 全 体 の 翻 案 論 や 比 較 論 はしばしば 行 われているものの 死 という 切 り 口 で 比 較 分 析 されたも のはまだ 見 られず 本 研 究 はこの 点 において 新 規 性 があると 言 える 具 体 的 な 手 法 として は 先 述 した 仮 説 を 証 明 するべく 文 献 に 基 づく 調 査 を 行 った なお 文 献 には 劇 場 で 入 手 した 公 演 パンフレットの 他 CD DVD などの 音 源 映 像 資 料 も 含 む 2. 作 品 概 要 2.1. エリザベート の 成 り 立 ち 本 研 究 の 対 象 である エリザベート は 19 世 紀 末 に 実 在 したオーストリア 皇 后 エリザ ベートの 生 涯 を 描 いた 作 品 である プラハ 生 まれのドイツ 人 ミヒャエル クンツェ 脚 本 歌 詞 ハンガリー 人 シルベスター リーヴァイ 音 楽 ハリー クプファー 演 出 で 1992 年 にオーストリアのアン デア ウイーン 劇 場 で 初 演 された 16 主 な 登 場 人 物 は 物 語 の 主 人 公 であるエリザベート(Elisabeth)( 愛 称 シシィ(Sisi))とその 夫 であるオーストリア 皇 帝 フランツ ヨーゼフ(Franz Joseph) そして 死 (トート(der Tod))である 他 には 舞 台 進 行 において 狂 言 回 し 的 な 役 割 を 演 じるエリザベートの 暗 殺 者 ルイジ ルキーニ(Luigi Lucheni) エリザベートの 息 子 でありオーストリア 皇 太 子 のルドルフ(Rudolf)などが 登 場 する 17 日 本 での 初 演 は 1996 年 宝 塚 歌 劇 団 18( 以 下 宝 塚 という)の 雪 組 によって 行 われた 宝 塚 の 演 出 家 である 小 池 修 一 郎 氏 が 新 作 の 下 見 にウィーンへ 行 った 際 に 上 演 権 を 獲 得 し 他 のどの 国 より 早 く 日 本 で 上 演 されることが 決 定 した ウィーン 版 ではエリザベートが 主 14 Birgit Rommel: Aus der Schwarzen Möwe wird Elisabeth Entstehung und Inszenierungsgeschichte des Musicals über die Kaiserin von Österreich, Diplomica Verlag GmbH 渡 辺 諒 エリザベート 読 本 ウィーンから 日 本 へ 青 弓 社,2010 年 16 エリザベート 読 本 ウィーンから 日 本 へ 14 頁 参 考 17 エリザベート 2010 年 東 宝 版 公 演 パンフレット 参 考 年 に 誕 生 した 出 演 者 が 女 性 だけで 構 成 された 劇 団 花 月 雪 星 宙 の 5 組 体 制 で 定 期 公 演 を 行 っている 3

6 役 であるのに 対 し 宝 塚 版 ではトートを 主 人 公 に 据 え エリザベートと 皇 帝 を 交 えた 三 角 関 係 のラブストーリーが 展 開 される 日 本 ではなじみのないオーストリア 生 まれのミュー ジカルであることや 男 役 トップスターの 一 路 真 輝 19のサヨナラ 公 演 20であり 95 年 の 阪 神 大 震 災 からまだ 1 年 しか 経 っていないにも 関 わらず 死 を 描 いた 作 品 であること さら に 全 編 を 歌 でつづるミュージカルであることも 宝 塚 としては 初 の 試 みであったため 当 初 は 成 功 を 危 ぶむ 声 も 多 かった 21 しかし 公 演 が 始 まってみると 死 というネガティブな 概 念 も タカラヅカの 手 にかかれば 耽 美 でミステリアス クールな 男 役 像 へと 変 貌 したと 評 される 22 までにヒットした 96 年 秋 ~97 年 には 早 くも 星 組 によって 再 演 続 く 98 年 ~99 年 の 宙 組 公 演 と 各 トップスターの 創 意 工 夫 が 評 判 となり エリザベート は 宝 塚 の 人 気 レパートリーとして 定 着 するようになった 2000 年 6 月 エリザベート は 東 宝 ミュージカルの 新 作 として 帝 国 劇 場 に 登 場 こち らはウィーン 版 に 倣 い エリザベートを 主 役 に 据 え その 生 き 様 を 強 く 打 ち 出 した これ により ウィーン 版 とタカラヅカ 版 のよさを 両 方 生 かしながら ウィーン 版 より 幻 想 的 で 退 廃 的 に タカラヅカ 版 よりもシニカルにエゴイスティックに 23 仕 上 がった その 後 も 宝 塚 版 と 合 わせて 再 演 が 繰 り 返 され 今 や 東 宝 ミュージカルが 製 作 した 最 も 人 気 のある ミュージカルのひとつ であるとされている あらすじ オリジナルであるウィーン 版 のあらすじは 以 下 の 通 りである 日 本 における 宝 塚 東 宝 版 も 演 出 や 曲 目 に 差 違 はあるが おおよそのあらすじは 一 致 している ミュージカル エリザベート は 暗 殺 者 ルキーニに 対 して 自 殺 後 百 年 たってもな お 独 房 で 続 けられる 裁 判 官 の 尋 問 からはじまる ルキーニはエリザベート 殺 害 の 動 機 を 皇 后 自 身 の 意 思 と 主 張 し 彼 女 とともに 生 きた 人 々を 舞 台 に 登 場 させる いうならば 死 者 による 死 者 たちの 召 喚 こうして エリザベートの 人 生 が 語 られはじめる 父 親 と 同 様 に 自 由 を 愛 する 少 女 シシィ=エリザベートは 姉 の 見 合 い 発 表 の 席 で 木 か ら 落 ちて 意 識 不 明 になるが 命 を 断 つはずの 死 神 トートが 彼 女 に 一 目 惚 れしてしまい 生 の 世 界 に 送 り 返 される 以 後 結 婚 式 長 女 の 死 フランツ ヨーゼフとの 対 立 など と さまざまな 場 面 でトートは 彼 女 を 死 へと 誘 惑 するが うまくいかない 一 方 エリザ ベートは 見 合 いの 席 でたまたま 若 き 皇 帝 フランツに 見 初 められてオーストリア 皇 后 と 19 宝 塚 歌 劇 団 トップスターとして 風 と 共 に 去 りぬ ベルサイユのばら などの 話 題 作 に 出 演 し 1996 年 の エリザベート で 退 団 20 宝 塚 ではトップスターの 引 退 公 演 を サヨナラ 公 演 と 称 する 21 レプリーク Bis vol.7 57 頁 参 考 22 レプリーク Bis vol.7 40 頁 より 引 用 23 レプリーク Bis vol.7 41 頁 より 引 用 24 帝 国 劇 場 エリザベート 公 式 サイト 解 説 より 引 用 4

7 なるものの 皇 太 后 ゾフィーによって 子 育 ての 自 由 を 奪 われ 次 第 に 孤 独 になっていく 皇 太 子 ルドルフとも 会 うことを 許 されず 自 分 を 取 るか 母 を 取 るか 夫 に 選 択 を 迫 るエ リザベート 最 終 的 に 夫 は 妻 の 要 求 をのみ エリザベートの 勝 利 で 第 一 幕 は 終 わる 第 二 幕 は 一 八 六 七 年 フランツとエリザベートがハンガリー 国 王 王 妃 になる 場 面 からはじまる しかし 彼 女 の 孤 独 はいやますばかり 精 神 病 院 通 いが 続 くが これも 狂 っているがゆえに 逆 に 魂 の 自 由 を 失 わない 狂 人 たちに 触 れるためだ 一 方 ゾフィ ーたちは 娼 館 の 娘 を 使 ってフランツをエリザベートから 引 き 離 そうとするが かえって 逆 効 果 ウィーンの 宮 廷 生 活 にほとほと 嫌 気 がさしたエリザベートは 放 浪 の 旅 に 出 てし まう トートは 成 人 したルドルフに 近 づき 台 頭 する 民 族 運 動 の 中 心 つまり 父 との 確 執 の 場 へと 彼 を 誘 導 する そんななか エリザベートが 旅 から 戻 ってくる ルドルフは 父 との 関 係 改 善 を 哀 願 するが 母 は 聞 き 入 れない 絶 望 したルドルフは 女 装 したトート に 導 かれ 情 死 = 自 殺 する 息 子 の 死 に 耐 えきれず エリザベートも 死 を 願 うが 今 度 はトートが 拒 否 年 老 いた 皇 帝 が 旅 先 にエリザベートを 訪 ね 変 わらぬ 愛 を 訴 えるが 二 人 の 距 離 は 縮 まらない ハプスブルク 家 が 崩 壊 に 向 かうなかで ついにトートはルキ ーニに 凶 器 のヤスリを 渡 す 九 八 年 そのヤスリを 手 に ルキーニはエリザベートを 殺 害 エリザベートはやっと 自 由 を 得 て トートの 死 の 接 吻 を 受 ける 楽 曲 一 覧 26 エリザベート の 特 徴 のひとつとして 上 演 されるたびに 楽 曲 や 演 出 に 変 更 が 加 えら れることが 挙 げられるのだが 主 に 劇 中 で 歌 われる 曲 目 は 次 の 通 りである ウィーン 版 は 日 本 版 に 比 べて 楽 曲 を 細 分 化 して 名 前 をつけていないため 構 成 はウィーン 版 に 楽 曲 名 は 日 本 版 に 準 拠 した なお 本 研 究 で 比 較 の 対 象 とするのは 第 1 幕 第 2 場 の 愛 と 死 の 輪 舞 である 詳 細 は 後 述 する 以 下 表 1 がそれぞれの 版 における 場 面 展 開 を 示 したものである 表 1 場 面 展 開 第 1 幕 プロローグ 第 一 の 尋 問 我 ら 息 絶 えし 者 ども 私 を 燃 やす 愛 第 二 の 尋 問 エリザベート 大 合 唱 第 2 幕 第 1 場 ブダペストの 大 聖 堂 の 前 で キッチュ(Kitsch) カテドラル(BGM) エーヤン(Eljen) 第 2 場 ブダペストの 祝 祭 が 行 われる 緑 地 私 が 踊 る 時 (Wenn ich tanzen will) 25 エリザベート 読 本 ウィーンから 日 本 へ 14 頁 より 引 用 26 エリザベート 2010 年 東 宝 版 公 演 パンフレット, エリザベート 20 周 年 記 念 コンサー ト 2012 年 公 演 パンフレットを 参 考 5

8 第 1 場 ポッセンホーフェン 宮 殿 の 前 パパみたいに(Wie du) 家 庭 教 師 第 2 場 シュタルンベルガー 湖 畔 にて ようこそみなさま(Schön, euch alle zu seh n) 落 下 愛 の テ ー マ ~ 愛 と 死 の 輪 舞 (Rondo Schwarzer Prinz) パパみたいに( 蘇 生 ) 第 3 場 ウィーン ホーフブルク 宮 殿 の 謁 見 の 間 皇 帝 の 義 務 (Jedem gibt er das Seine) 第 4 場 バート イシュル 計 画 通 り(So wie man denkt) 第 5 場 天 と 地 のはざまで あなたが 側 にいれば(Nichts ist schwer) 第 6 場 ウィーン アウグスティーナ 教 会 不 幸 の 始 まり(Alle Fragen sind gestellt) 第 7 場 シェーンブルン 宮 殿 舞 踏 会 の 間 結 婚 の 失 敗 (Sie passt nicht) 最 後 のダンス(Der letzte Tanz) あなたが 側 にいれば(リプライズ)(Liebe mit Gaffern) 第 8 場 ラクセンブルク 宮 殿 のエリザベー ト 居 室 皇 后 の 務 め(Eine Kaiserin muss glänzen) 初 めての 諍 い 皇 后 の 務 め(リプライズ) 私 だけに(Ich gehör nur mir) 第 9 場 新 婚 生 活 の 様 子 死 のご 機 嫌 結 婚 一 年 目 (Stationen einer Ehe) 娘 は 何 処?( 第 二 の 諍 い) 私 の 敵 結 婚 三 年 目 第 3 場 ホーフブルク 宮 殿 の 寝 室 ママ 何 処 なの?(Mama, wo bist du) 第 4 場 ウィーン 近 郊 の 精 神 病 院 精 神 病 院 (Nervenklinik) 魂 の 自 由 (Gar nichts) 第 5 場 ホーフブルクの 皇 太 后 ゾフィーの サロン 間 奏 曲 1(Zwischenmusik 1) 皇 后 の 勝 利 (Wir oder sie) 第 6 場 マダム ヴォルフの 館 間 奏 曲 2(Zwischenmusik 2) マダム ヴォルフのコレクション(Nur kein Genieren) 第 7 場 シェーンブルン 宮 殿 のエリザベー トの 体 操 室 落 下 (BGM) 微 熱 (Die Maladie) 第 四 の 諍 い 最 後 のチャンス 第 8 場 放 浪 の 歳 月 ゾフィーの 死 (Bellaria) いつになったら 待 っているよ 一 時 も 休 まない 年 月 は 過 ぎる(1)(Rastlose Jahre) 母 上 はもういない 気 の 向 くまま 年 月 は 過 ぎる(2) 第 9 場 トートの 馬 車 の 上 で 闇 が 広 がる(リプライズ)(Die Schatten warden länger) 第 10 場 ウィーン ホーフブルク 宮 殿 の 皇 帝 執 務 室 父 と 息 子 (Rudolf, ich bin außer mir) 憎 しみ(Hass) 独 立 運 動 6

9 美 貌 の 皇 后 結 婚 四 年 目 デブレツィン(BGM)(Debrezin) 皇 帝 パレード(BGM) エリザベートの 怒 り 闇 が 広 がる(Die Schatten werden länger) 第 10 場 ウィーンのカフェ 退 屈 しのぎ(Die fröliche Apokalypse) カフェ プレイオフ 第 11 場 シェーンブルン 宮 殿 皇 太 后 の 居 室 の 控 えの 間 ひ 弱 な 皇 太 子 (Kind oder nicht!) 第 12 場 エリザベートの 寝 室 エリザベート( 愛 のテーマ)(Elisabeth, mach auf) 第 三 の 諍 い 最 後 通 告 (BGM) エリザベート 泣 かないで( 愛 のテーマ) 第 13 場 ウィーンの 中 央 広 場 ミルク(Milch) 第 14 場 エリザベートの 化 粧 室 皇 后 の 務 め(リプライズ)(Uns re Kaiserin soll sich wiegen) 私 だけに(リプライズ)(Ich gehör nur mir) 私 だけに( 三 重 唱 ) 第 11 場 コルフの 別 荘 の 屋 根 付 きバルコニ ー パパみたいに(リプライズ)(Wie du) 第 12 場 ヘルメス ヴィラ 僕 は マ マ の 鏡 だ か ら (Wenn ich dein Spiegel wär) 第 13 場 マイヤーリンク 死 の 舞 踏 (Totentanz) 第 14 場 カプツィナー 納 骨 堂 死 の 嘆 き(Totenklage) 第 15 場 マルタン 岬 のテラスにて キ ッ チュ(リプライズ) (Mein neues Sortiment) 夜 のボート(Boote in der Nacht) 第 16 場 沈 みゆく 世 界 の 一 角 で 悪 夢 (Alle Fragen sind gestellt) 第 17 場 ジュネーブの 岸 のプロムナード 暗 殺 (BGM) 愛 のテーマ(Der Schileier fällt) カーテンコール 表 1 においてまず 特 筆 すべきは ウィーン 初 演 後 に 追 加 された 愛 と 死 の 輪 舞 (Rondo Schwarzer Prinz) 私 が 踊 る 時 (Wenn ich tanzen will) の 2 曲 である 前 者 は 宝 塚 初 演 時 に 後 者 は 2001 年 のドイツ エッセン 公 演 に 際 して 書 き 下 ろされた 同 じく 東 宝 版 の 初 演 時 に 書 き 下 ろされた 夢 とうつつの 狭 間 に という 楽 曲 もあったが 東 宝 版 再 演 時 には 削 除 され 代 わりに 私 が 踊 る 時 (Wenn ich tanzen will) が 追 加 されることとなった こ の 私 が 踊 る 時 (Wenn ich tanzen will) は エリザベートとトートが 競 い 合 うように 揃 っ て 歌 う 唯 一 の 楽 曲 であり 生 の 世 界 と 死 の 世 界 との 対 立 構 造 を 明 確 に 示 すとともに トー トの 誘 惑 を 毅 然 と 斥 けるエリザベートのエゴイスティックな 強 かさが 表 れているとも 言 え る 愛 と 死 の 輪 舞 (Rondo Schwarzer Prinz) が 2012 年 のウィーン 公 演 までは 日 本 とハ 7

10 ンガリーでのみ 歌 われていたのに 対 し 私 が 踊 る 時 (Wenn ich tanzen will) はエッセン 公 演 以 降 のすべての 公 演 で 追 加 されることとなり エリザベートのソロナンバーである 私 だけに(Ich gehör nur mir) と 合 わせて エリザベート を 代 表 する 曲 となった また 表 から 分 かるように 私 だけに(Ich gehör nur mir) パパみたいに(Wie du) 闇 が 広 がる(Die Schatten werden länger) などは 複 数 の 場 面 でリプライズされている ミュージカルではよく 用 いられる 技 法 だが メロディーはそのままに 同 じ 曲 が 場 面 に 応 じて 異 なる 歌 詞 で 歌 われるのである このリプライズを 含 め エリザベート には 随 所 に 歴 代 ミュージカルからの 影 響 が 表 れている 2.4. ミュージカル 界 における エリザベート の 位 置 づけ ここで 本 研 究 の 扱 う ミュージカル の 定 義 および 歴 史 を 明 らかにした 上 で ミュー ジカル 界 での エリザベート の 位 置 づけについて 述 べたい ミュージカルの 定 義 標 準 音 楽 辞 典 によると ミュージカルは 次 のように 説 明 されている ミュージカル musical[ 英 ] この 用 語 はアメリカ 合 衆 国 の 大 衆 演 劇 の 一 分 野 を 占 め るミュージカル コメディ,ミュージカル プレイなどを 一 括 した 略 称 と 考 えられる が,<musical production>または<musical theatre>( 音 楽 的 な 舞 台 の 出 し 物 )の 略 語 ともとれる いずれにせよ 興 行 界, 劇 場 人,ジャーナリストなどによっていつと はなしに 使 われるようになった 言 葉 で 狭 義 にはオペレッタからミュージカル プレ イに 至 る 音 楽 的 な 作 品 をさし ひろくはレヴュー,ヴォードヴィルなど 劇 性 をもたな い 作 品 も 含 めて ミュージカルと 称 している 27 歴 史 的 に ミュージカルは 18 世 紀 イギリスのバラッド オペラ( 俗 謡 歌 劇 )にまでさか のぼることができる 1660 年 の 王 政 復 古 後 に 劇 場 が 免 許 制 となり 免 許 なしでも 上 演 でき る 一 般 大 衆 の 娯 楽 として バラッド オペラという 形 式 が 考 え 出 され 当 時 イギリスの 植 民 地 だったアメリカにも 移 入 された 19 世 紀 になると バラッド オペラのもつ 風 刺 的 パロディ 的 要 素 を 強 めたバーレスクと 白 人 が 黒 人 に 扮 してバンジョーやカスタネットを 使 って 歌 ったり 踊 ったり 寸 劇 を 演 じたりするニグロミンストレルがアメリカで 盛 んとなっ た しだいにバーレスクの 喜 劇 性 とニグロミンストレルの 土 着 性 が 結 びつき そこにヨー ロッパで 流 行 していたオペレッタやイギリスのサボイ オペラからの 影 響 が 加 わり 初 期 のミュージカルであるミュージカル コメディが 誕 生 したと 言 われている 28 音 楽 大 事 典 では musical[ 米 ] と 表 記 し ミュージカルの 創 作 上 演 がさかんなの 27 標 準 音 楽 辞 典 1886 頁 より 引 用 28 演 劇 映 画 テレビ/ 舞 踊 オペラ 百 科 441 頁 を 参 考 8

11 はアメリカで,とくにそのメッカといわれるニューヨークのマンハッタン 中 心 区 ブロード ウェー 界 隈 に 散 在 する 劇 場 では 常 時 15 本 前 後 の 新 旧 ミュージカルが 上 演 されていて,ブロ ードウェー ミュージカル Broadway musical の 呼 称 もほとんど 同 意 語 として 使 われてい る 世 紀 末 ころからアメリカの 大 衆 に 密 着 したステージ エンターテインメントと して 発 達, 今 ではほとんどアメリカの 演 劇 的 特 段 物 とみられている 30 と 説 明 されている ニューヨークの ブロードウェイ と 呼 ばれる 劇 場 街 には ブロードウェイ 大 通 りを 中 心 にして 南 北 41 丁 目 から 53 丁 目 東 西 6 番 街 から 9 番 街 のあいだに 30 数 軒 の 劇 場 が 集 まって 一 大 劇 場 街 を 形 成 している 31 ブロードウェイはもともと アメリカに 渡 ってき た 移 民 たちの 娯 楽 施 設 が 軒 を 連 ねる 場 であり その 内 のひとつである 劇 場 で 行 われる ヨ ーロッパから 来 る 劇 団 やオペラ カンパニーの 公 演 に 当 時 の 人 々はノスタルジックなよ ろこびを 見 いだしていたという そして 次 第 に より 現 実 的 なアメリカを 反 映 した 希 望 や 勇 気 を 描 いた 作 品 への 要 望 が 高 まり ミュージカル 制 作 の 動 きが 始 まったのである 32 こう して ブロードウェイがミュージカルのメッカと 称 されるほどの 発 展 を 遂 げるとともに 過 去 を 振 り 返 り 悲 劇 を 好 んで 鑑 賞 するヨーロッパ 人 と 楽 天 的 な 人 生 観 や 希 望 を 歌 いあげたロマンティックな 喜 劇 を 好 むアメリカ 人 という 対 立 関 係 も 生 まれることとなっ た 実 のところ ミュージカルに 明 確 な 定 義 はない というのも 今 日 のミュージカルのジ ャンルは 多 岐 にわたるため ミュージカルの 前 身 であるオペラ オペレッタなどと 区 別 す るのは 難 しいからである 例 えば 1980 年 代 ~90 年 代 初 頭 にかけて 世 界 のミュージカル 界 を 席 巻 した レ ミゼラブル 33 オペラ 座 の 怪 人 34 ミス サイゴン 35 などの 作 品 は ミュージカルであるにもかかわらずセリフがほとんどなく まるでオペラのように 全 編 が 歌 で 構 成 されている つまり スコア( 楽 曲 ) 的 には オペラ オペレッタとミュー ジカルでとりわけ 大 きな 違 いがないのである 敢 えてその 他 の 要 素 から 違 いを 挙 げるとするならば 歌 唱 法 と 役 割 分 担 制 が 挙 げられる オペラ オペレッタは 男 声 のテノール バリトン バス 女 声 のソプラノ メゾソプラノ アルトといった 音 域 を 楽 器 のように 使 い 分 け マイクを 使 わずに 声 を 響 かせるベルカント 唱 法 で 進 行 する 歌 詞 よりも 器 楽 的 な 技 巧 が 重 視 されるのである 一 方 ミュージカル は 民 族 発 声 ( 地 声 )で 感 情 表 現 を 伴 って 歌 われるのが 通 例 である 歌 詞 は 台 詞 そのもので あり 歌 を 通 じてドラマの 内 容 を 的 確 に 伝 えることが 求 められているのである 音 楽 大 事 典 2451 頁 より 引 用 30 音 楽 大 事 典 2452 頁 より 引 用 31 ブロードウェイ ミュージカル 5 頁 を 参 考 32 ミュージカルを 楽 しむ 法 29 頁 を 参 考 年 ロンドン 初 演 ヴィクトル ユゴーの 同 名 小 説 をミュージカル 化 した 作 品 年 ロンドン 初 演 ブロードウェイでは 2 年 後 の 88 年 に 初 演 された 年 ロンドン 初 演 ブロードウェイ 公 演 の 前 売 り 券 は 史 上 最 高 の 36 億 円 を 売 り 上 げた 36 ミュージカルはお 好 き?- 日 本 人 とミュージカル- 51 頁 を 参 考 9

12 また オペラでは 役 割 分 担 が 顕 著 に 行 われる ソロ パートを 演 じる 歌 手 は 基 本 的 にそ れ 専 業 であり 舞 踊 や 合 唱 などは 別 のキャストが 受 け 持 つ ミュージカルは 分 業 制 とい うことは 少 なく 一 人 のキャストが 歌 も 踊 りもこなすのが 特 徴 である 37 芸 術 情 報 プラザアドバイザーの 土 井 美 和 子 氏 は ミュージカルを 別 に 定 義 づける 必 要 はない とした 上 で しいて 必 要 条 件 的 にいえば 歌 踊 り(ダンス) 芝 居 この 3 つ の 要 素 が 重 なり 合 い 融 合 した 総 合 芸 術 であると 説 明 している 38 また 藤 田 敏 雄 氏 は ミュージカルのもととなったオペラ オペレッタを < 様 式 >に 基 づいた< 音 楽 > ミュ ージカルは <リアリズム>に 基 づいた< 演 劇 > であると 定 義 づけている 39 一 般 的 にミ ュージカルは 現 代 演 劇 オペラやオペレッタは 音 楽 として 区 分 されているのである ウィーン ミュージカル ミュージカルの 本 場 であるアメリカ ニューヨークとイギリス ロンドンで 制 作 上 演 されるミュージカルを それぞれブロードウェイ ミュージカル ロンドン ミュージカ ルと 呼 称 するのに 対 し ウィーン 生 まれのミュージカル 全 般 を 一 般 にウィーン ミュー ジカルと 呼 称 する ウィーン ミュージカルの 成 立 は ロンドン ミュージカルのブロードウェイでの 成 功 を 受 けてのものだとされている 歴 史 的 に 見 てみると アメリカでブロードウェイ ミュ ージカルが 確 立 した 後 先 に 挙 げた レ ミゼラブル オペラ 座 の 怪 人 といったロン ドン ミュージカルの 隆 盛 が 目 立 つようになった その 理 由 について 野 口 久 光 氏 は 次 の ように 説 明 している この 異 変 がなぜ 起 こったかを 考 えてみると まずアメリカのインフレによる 製 作 費 の 高 騰 があり フタを 開 けてみなければヒットするかどうかわからない 新 作 を 上 演 する 冒 険 に 製 作 者 が 踏 み 切 れないという 事 情 がある それよりもイギリスでヒットした 作 品 を 上 演 した 方 が 確 実 というわけで ロンドン ミュージカルのブロードウェイ 上 演 が 安 易 な 商 法 となり 今 やブロードウェイはロンドン ミュージカルに 席 巻 されてしまっ た 感 さえある しかし イギリスでヒットした 作 品 がアメリカでも 必 ず 好 評 を 博 するとは 限 らない ( 中 略 ) 言 葉 をかえればアメリカよりもイギリスの 台 本 作 家 作 曲 家 がすぐれているこ との 証 しということになるだろう 40 ロンドン ミュージカルの 特 徴 としては 1 明 確 なコンセプトがある 2シリアスでド ラマティックな 作 品 が 多 い 3ハイテクを 駆 使 した 大 掛 かりな 舞 台 装 置 の 大 作 4ほとん 37 ミュージカル 劇 場 解 体 新 書 29 頁 を 参 考 38 土 井 美 和 子 [ミュージカル 音 楽 劇 そして ]~ ミュージカル 的 なもの について 考 えた~ より 引 用 39 ミュージカルはお 好 き?- 日 本 人 とミュージカル- 51 頁 を 参 考 40 ミュージカルを 楽 しむ 法 165~166 頁 より 引 用 10

13 ど 歌 唱 によるオペラ 的 な 展 開 5メロディアスな 曲 の 繰 り 返 しによる 一 貫 した 印 象 など が 挙 げられる 41 オペラ オペレッタの 昔 ながらの 良 さと ミュージカルの 新 規 性 を 組 み 合 わせたことが ヒットに 繋 がったと 考 えられる こうしたロンドン ミュージカルの 成 功 事 例 を 受 けて 登 場 したのが エリザベート に 代 表 されるウィーン ミュージカルである ロンドン ミュージカルとウィーン ミュー ジカルの 関 連 性 について 石 原 隆 司 氏 は 日 本 で 人 気 のウィーン ミュージカルは そのコ ンセプト ドラマ 性 オペラ 的 展 開 メロディアスな 曲 の 繰 り 返 し そして 例 えばオリジ ナル 版 <エリザベート>(1992 テアター アン デア ウィーン 1200 席 )における 大 掛 かりな 舞 台 装 置 など 明 らかにロンドン ミュージカルの 影 響 が 見 て 取 れる 42 と 述 べて いる 小 山 内 伸 氏 もまた 具 体 的 にロンドン ミュージカルのひとつ エヴィータ 43 を 例 に 挙 げて エリザベート は ファースト レディ の 波 乱 に 富 んだ 生 涯 を 絶 えず 彼 女 に 寄 り 添 う 男 性 の 目 を 伴 いながら 紹 介 してゆくという 趣 向 や 曲 の 反 復 の 多 用 において エヴィータ から 確 実 に 影 響 を 受 けていると 思 われる と 指 摘 している 44 エリザベート は ウィーン 産 大 作 ミュージカルのフロント ランナーと 称 される 45 その 後 モーツァルト! 46 や ルドルフ~マイヤーリンクの 悲 劇 47 ダンス オブ ヴァ ンパイア 48 といった 作 品 が 続 き いずれもウィーン オリジナル 版 の 数 年 後 に 日 本 へ 輸 入 され 翻 案 上 演 されている ウィーン ミュージカルについて エリザベート の 演 出 訳 詞 を 手 がける 小 池 修 一 郎 氏 は ウィーン ミュージカルは 荘 厳 で 重 たいイメージを 持 っ ています それは 私 たちがウィーンという 都 市 に 対 して 持 っているイメージと 重 なって いると 思 うんです 49 と 述 べた 上 で 脚 本 音 楽 のクンツェとリーヴァイが 非 オーストリア 人 であることに 言 及 し 外 国 人 の 彼 らがモーツァルトの 真 実 エリザベートの 真 実 を 描 こ うとするスタイル 50 にこそウィーン ミュージカルの 魅 力 があると 語 っている 日 本 のミュージカル 音 楽 大 事 典 における 日 本 のミュージカル の 項 目 には 次 のように 書 かれている 41 ミュージカル 劇 場 解 体 新 書 138 頁 より 引 用 42 ミュージカル 劇 場 解 体 新 書 138~139 頁 より 引 用 43 アンドリュー ロイド=ウェバー 作 曲 ティム ライス 作 詞 1978 年 にロンドンで 初 演 アルゼンチンの 元 大 統 領 夫 人 を 題 材 としている 44 進 化 するミュージカル 37 頁 より 引 用 45 ミュージカル 劇 場 解 体 新 書 139 頁 を 参 考 46 エリザベート の 脚 本 作 詞 を 担 当 したミヒャエル クンツェと 作 曲 担 当 であるシ ルベスター リーヴァイのコンビによる 1999 年 エリザベート と 同 じくオーストリア のアン デア ウィーン 劇 場 にて 初 演 47 フランク ワイルドホーン 作 曲 で 2008 年 にブダペスト 2009 年 にウィーンで 初 演 48 脚 本 歌 詞 をクンツェが 担 当 1997 年 にウィーンで 初 演 ウィーン ミュージカルでは 珍 しく 2002 年 にはブロードウェイでも 上 演 された 49 レプリーク Bis vol 頁 より 引 用 50 同 上 11

14 日 本 には 歌 舞 伎 という 完 成 されたミュージカルがあるものの, 西 欧 のオペレッタや ミュージカル,レビューなどが 日 本 に 紹 介 され, 日 本 人 の 手 で 上 演 されたのは 大 正 初 期 のことで いわゆる 帝 劇 オペラの 時 代 から 大 正 中 期 の 浅 草 オペラが 人 気 を 呼 んだ 時 期 が 黎 明 期 にあたるとされている この 時 期 の 上 演 作 品 はオペラとうたっているもの の <ボッカチオ>などオペレッタ 系 の 作 品 を 簡 略 にアダプトした 形 や 日 本 人 の 手 に 成 る 素 朴 なオペレッタ 風 の 作 品 がおもなものであった 1917 年 に 佐 々 紅 華 が 書 き, 自 ら 作 詞 作 曲 した<カフェの 一 夜 >にはミュージカル プレーの 肩 書 が 付 されてお り,これが 最 も 古 い 日 本 の 創 作 ミュージカルのひとつとみられる 51 その 後 浅 草 オペラは 関 東 大 震 災 の 影 響 で 姿 を 消 してしまうが 1913 年 に 結 成 された 宝 塚 少 女 歌 劇 団 がオペレッタ 風 の 作 品 や 初 歩 的 なレヴューの 上 演 を 重 ね しだいに 規 模 を 拡 大 し 後 の 宝 塚 歌 劇 団 に 発 展 した しかし 第 2 次 世 界 大 戦 で 一 時 衰 退 したため 日 本 に おける 本 格 的 なミュージカル 上 演 は 大 戦 後 の 1950 年 代 後 半 に 始 まった 特 に 1963 年 に 東 宝 が 上 演 した マイ フェア レディ は 日 本 初 の 本 格 的 なブロードウェイ ミュー ジカルの 翻 訳 作 品 であり この 作 品 のヒットをきっかけとして 東 宝 をはじめ 宝 塚 劇 団 四 季 などによって 外 国 作 品 の 上 演 が 盛 んに 行 われるようになった 52 しかし その 後 屋 根 の 上 のヴァイオリン 弾 き ラ マンチャの 男 など 佳 作 が 次 々に 上 演 されたにもかか わらず いささか 難 しい 内 容 やテーマに 観 客 がついていけなかったせいか 動 員 は 伸 び 悩 んだ 次 第 に ミュージカルでは 客 が 入 らない というジンクスまで 生 まれ 東 宝 は 対 応 に 苦 慮 することとなる この 状 況 は 70 年 代 前 半 まで 続 き 改 善 されたのは 80 年 代 になっ てからのことである そして 劇 団 四 季 が 仮 設 劇 場 を 建 て キャッツ をロングラン 上 演 したあたりから 急 激 なミュージカル ブームがやってくる やがて 東 宝 も レ ミゼ ラブル をロングランし 来 日 公 演 も 相 次 ぎ ミュージカルはようやく 市 民 権 を 得 ること になった エリザベート ウィーン 版 宝 塚 版 東 宝 版 の 比 較 エリザベート の 特 徴 のひとつとして 再 演 されるたびに 演 出 や 構 成 が 変 化 する 点 が 挙 げられる 使 用 楽 曲 が 増 減 したり 出 演 場 面 が 変 わったり その 時 々のキャストに 合 わ せて 衣 装 のデザインや 演 技 のタイミングなども 異 なる 趣 に 仕 上 げているのである 本 章 で は ウィーン 宝 塚 東 宝 のそれぞれのバージョンを 比 較 し ウィーンからの 輸 入 に 伴 っ てどのような 変 更 が 生 じたのか またその 背 景 にあった 文 化 を 探 る 51 音 楽 大 事 典 2455 頁 より 引 用 52 音 楽 大 事 典 2455~2456 頁 を 参 考 53 土 井 美 和 子 [ミュージカル 音 楽 劇 そして ]~ ミュージカル 的 なもの について 考 えた~ を 参 考 12

15 3.1. 主 な 相 違 点 ウィーン 初 演 版 は エリザベートとトートの 駆 け 引 きをルキーニが 語 るスタイルで 出 番 の 多 さや 役 の 大 きさとしてはトートとルキーニでほぼ 同 等 の 扱 いである 演 出 方 針 も 史 実 に 忠 実 で エリザベートの 息 子 であり 享 年 30 歳 のルドルフは 中 年 男 性 の 役 として 登 場 し た 宝 塚 初 演 では トート 役 の 比 重 を 大 きくし 他 の 役 もバランスの 調 整 が 行 われた 翻 訳 ミュージカルでは 異 例 の 大 規 模 な 潤 色 が 許 された 本 作 品 ではあったが 日 本 での 上 演 にあ たっては 原 作 側 との 異 文 化 衝 突 が 存 在 した 宝 塚 および 東 宝 版 の 演 出 を 担 当 した 小 池 氏 は 宝 塚 初 演 の 契 約 前 の 交 渉 で エリザベートの 死 は 中 央 ヨーロッパの 開 放 である と 熱 弁 するクンツェ 氏 とは 平 行 線 のまま 記 者 会 見 にのぞんだことを 明 かしている 54 ミュージカル エリザベート において エリザベートが 求 めるのは 魂 の 自 由 であ る 度 重 なる 死 の 誘 惑 に 際 して 彼 女 は 夫 であるフランツ ヨーゼフとの 愛 精 神 病 院 に 通 い 詰 めたり 敬 愛 する 詩 人 ハイネの 像 を 建 てたりといった 狂 気 そして 飽 くなき 美 の 追 求 などの 対 抗 策 をとることによって 生 の 世 界 に 留 まろうとするのである しかし 彼 女 の 自 由 はハプスブルク 家 の 凋 落 によってしか 得 られないものであり 結 果 的 に 彼 女 の 行 動 に よってハプスブルク 帝 国 の 終 焉 が 早 まり 民 族 独 立 運 動 を 加 速 させてしまったともいえる 55 エリザベート に 登 場 する 死 (トート) は 伝 統 的 な 宗 教 演 劇 などにおける 死 神 とは 一 線 を 画 している 人 間 を 惑 わして 冥 界 へと 誘 う 存 在 であることは 間 違 いないが ト ートは 鎌 を 持 っていなければ 骸 骨 の 頭 でもない 彼 は ポップスターとしての 死 神 56 と いう 存 在 なのである 特 に 日 本 版 トートの 衣 装 は スパンコールや 羽 根 で 華 美 に 装 飾 が 施 されており 胸 元 の 大 きくはだけたガウンのようなものをまとっているのである トート の 造 形 について 川 崎 氏 は 次 のように 述 べている 原 作 では キッチュ をテーマ 曲 とするテロリストのルケーニだけではなく 出 演 者 は 多 かれ 少 なかれサブカルチャー 的 なキッチュなテイストをにじませ 安 っぽいまが いものの それでいていくばくかの 真 実 に 触 れる 裂 け 目 や 逆 転 の 契 機 をもっていて 黄 泉 の 帝 王 トートの 造 形 もその 例 外 ではない が 宝 塚 版 は トートに 男 役 トップスタ ーをあてるというキャスティングのため トートはタイトルロールのエリザベートより も 主 役 らしく 耽 美 的 官 能 的 に 造 形 され 美 貌 のエリザベートをめぐって 地 上 の 皇 帝 フランツ ヨーゼフと 黄 泉 の 帝 王 トートが 愛 を 争 うという 関 係 性 が 前 面 に 出 されてい る 宝 塚 というユートピア 185 頁 を 参 考 55 エリザベート 読 本 ウィーンから 日 本 へ 19 頁 を 参 考 56 ビルギッド ロメル 黒 いカモメ から エリザベート へ オーストリア 皇 后 に 関 するミュージカルの 成 立 と 演 出 の 歴 史 74 頁 より 抜 粋 57 宝 塚 というユートピア 182 頁 より 引 用 13

16 つまり 日 本 版 トートの 造 形 には 概 念 としての 死 の 表 象 以 上 に 宝 塚 歌 劇 団 の 男 役 としての 伝 統 から 影 響 をうけているのである というのも 宝 塚 には 独 特 のルールや 伝 統 が 存 在 し 宝 塚 で 上 演 する 作 品 は 皆 この 規 則 に 従 わなければならないからである 最 も 顕 著 な 例 としては 作 品 における 主 役 は 必 ず 男 役 スターがつとめなければならないという ことである 川 崎 氏 は 次 のように 説 明 している 宝 塚 の 舞 台 は 男 役 スターと その 男 役 スターとともにあってみずからも 輝 きいっそ う 男 役 を 輝 かせる 娘 役 ( 女 役 )スターによってなりたつ 女 性 の 演 じる 舞 台 を 女 性 の 観 客 と 彼 女 たちをみまもる 男 性 がささえてきた ファンの 多 数 を 女 性 が 占 めるという ことは 女 性 たちの 選 択 審 美 眼 批 評 眼 が 宝 塚 スターの 進 化 を 決 定 づけてきたとい うことでもある 女 性 たちが より 美 しくよりすぐれた 同 性 にたいして 抱 く 憧 れ 同 一 化 の 願 望 や 競 争 心 や 羨 望 生 徒 たちの 若 さゆえの 強 さとはかなさや 舞 台 人 としての 精 進 に 手 を 差 し 伸 べたくなるといった 庇 護 者 意 識 それらが スターをはぐくみ 選 別 する 力 だった 宝 塚 の 男 役 は 現 実 の 男 性 を 模 倣 する 存 在 ではない むしろ 現 実 の 男 性 から の 差 異 化 と 自 立 に 美 とエロスの 源 泉 がある 男 役 のいる 宝 塚 の 世 界 を 男 社 会 の 現 実 に 接 近 させ 吸 収 しようとする 外 圧 のなかで 差 異 に 敏 感 なファンたちは 宝 塚 をささえ 男 役 を そして 娘 役 ( 女 役 )を 育 てつづけた 58 宝 塚 作 品 においては 常 にメインとなるのは 男 役 である よって エリザベート とい う 表 題 であっても エリザベート 役 は 所 詮 男 役 スターであるトートの 引 き 立 て 役 にすぎな いのである ウィーン 版 から 宝 塚 版 への 大 きな 変 更 のひとつとして カフェと ミルク の 場 面 でもトートが 登 場 することが 挙 げられる ウィーン 版 ではあくまでもエリザベート の 影 として 基 本 的 に 彼 女 の 出 てくる 場 面 のみに 出 現 するトートが 宝 塚 版 では 独 立 した 一 人 の 人 間 として カフェや 街 中 で 革 命 を 煽 動 する 役 割 を 担 っているのである 全 ては 男 役 トップスターを 目 立 たせ 出 番 を 増 やすための 宝 塚 ならではの 演 出 である 宝 塚 に 存 在 するこうした 暗 黙 の 規 則 は 通 称 すみれコード と 呼 ばれており エリザベート におけ る 各 場 面 の 演 出 に 影 響 している なぜなら この すみれコード には 清 く 正 しく 美 し く をモットーとする 宝 塚 において 舞 台 や 取 材 で 夢 を 壊 すような 下 品 な 表 現 を 避 ける 意 図 も 込 められているからである 例 えば エリザベートの 精 神 状 態 を 非 難 する 姑 ゾフィー のナンバーや ナチスを 彷 彿 させる HASS( 憎 しみ) の 場 面 はカットされた また 皇 帝 の 愛 人 を 見 繕 うために 娼 館 を 訪 れる 場 面 では 過 激 な 性 的 表 現 が 幻 想 的 なバレエシーン に 差 し 替 えられ その 後 のエリザベートの 微 熱 の 原 因 も 性 病 ではなく 過 激 なダイエット に 変 更 された ウィーン オリジナル 版 でのエリザベートのエゴイストぶりも 軽 減 され まさに 宝 塚 の 清 く 正 しく 美 しく のモットーに 沿 ったふさわしいヒロイン 像 へと 改 変 さ れているのである また ルドルフのキャラクターもほとんどティーンエイジャーとして 58 同 上 123 頁 より 引 用 14

17 造 形 され 僕 はママの 鏡 だから の 場 面 が 母 子 関 係 の 見 せ 場 としてクローズアップされた 他 にも オーストリア=ハンガリー 二 重 帝 国 という 日 本 人 には 理 解 しづらい 状 況 を 説 明 す るため そして 宝 塚 の 若 手 をそこに 起 用 するために オリジナル 版 には 登 場 しないハンガ リーの 革 命 家 たちを 造 形 した 東 宝 版 は ウィーン 版 と 宝 塚 版 の 中 間 を 行 く 演 出 で 制 作 された エリザベートとトート を 中 心 としながらも ゾフィーやルドルフをはじめとする 脇 役 の 感 情 が 吐 露 される 場 面 も 増 やされ 多 彩 な 人 間 模 様 が 特 徴 的 となった 3.2. エリザベートと エリザベート 今 日 皇 妃 エリザベートは ミュージカルはもとより 映 画 や 本 ウィーンの 通 りの 名 称 やホテルの 住 所 写 真 や 絵 画 おみやげ 物 や 観 光 局 の 広 告 など 幅 広 い 分 野 でウィーンの シンボルと 化 している しかし 生 前 の 彼 女 にとってウィーンはむしろ 苦 痛 の 種 であり 呪 詛 の 種 であるとさえ 考 えていたとされている 59 しかも 国 民 からも 現 在 のような 支 持 は されていなかったことは 以 下 の 引 用 文 からも 推 測 し 得 る 皇 后 エリザベートは 晩 年 一 般 大 衆 の 間 で 人 気 があったわけではない ジュネー ヴ 湖 畔 でシシーが 悲 劇 的 な 死 を 迎 えたことに 対 する ウィーン 市 民 の 冷 めた 反 応 がその ことを 何 よりよく 物 語 っている その 当 時 の 人 々にとってみれば シシーは 決 して 国 民 の 福 祉 のために 尽 くしてくれた 国 母 的 存 在 ではなかった 葬 列 に 参 加 した 人 たちに は オーストリアのためにほとんど 何 の 貢 献 もしなかった 人 が 死 んだのだという 認 識 し かなかった 彼 女 は 慈 善 活 動 を 行 なったわけでもなく 人 間 的 な 器 の 大 きさを 持 って いたわけでもなく 民 衆 の 心 に 訴 えることはなかった 60 当 時 はこのように 酷 評 されていたにもかかわらず 今 日 のウィーンではエリザベートが 絶 えず 何 らかの 形 で 商 品 化 されつづけている 人 々を 惹 きつけて 止 まない 理 由 について マーティン シェーファー 氏 は エリザベートが 自 己 矛 盾 に 陥 っていたこと であるとし ている つまり シシーが 漂 わせていた 謎 めいた 雰 囲 気 が 後 世 の 人 々に 想 像 の 余 地 を 与 え 歴 史 家 や 作 家 や 映 画 人 が 繰 り 返 しシシーを 取 り 上 げる 理 由 となっている 61 のである 皇 妃 エリザベートを 取 り 上 げた 作 品 として 特 に 有 名 なのが ロミー シュナイダー 主 演 の プリンセス シシー 三 部 作 である ミュージカル エリザベート を 知 らなくても 映 画 のシシーは 知 っている という 人 が 多 数 なのである 59 エリザベート 栄 光 と 悲 劇 165 頁 より 引 用 60 皇 妃 エリザベート ハプスブルクの 美 神 76 頁 を 参 考 61 エリザベート 栄 光 と 悲 劇 166 頁 より 引 用 15

18 4. 愛 と 死 の 輪 舞 分 析 この 楽 曲 が 歌 われるのは 第 1 幕 第 2 場 で 木 登 りをしていたエリザベートが 誤 って 転 落 し 意 識 朦 朧 となった 際 にトートと 初 めて 対 面 するシーンである 史 実 のエリザベートが 幼 少 期 に 木 から 落 ちたかは 不 明 62であり ミュージカル 作 品 化 にするにあたっての 創 作 であ ると 思 われる また この 曲 は エリザベート 日 本 上 演 にあたり 宝 塚 の 演 出 家 である 小 池 氏 がウィーン オリジナル 版 の 作 曲 作 詞 家 に 依 頼 して 書 き 下 ろされたという 経 緯 が ある このことについて 小 池 氏 はインタビュー 記 事 において 次 のように 語 っている 新 曲 < 愛 と 死 の 輪 舞 >も 増 やしてもらいました これは 私 が エリザベートが 木 から 落 ちてトートと 出 会 うシーンで トートが 彼 女 をどう 思 ったのかが 非 常 に 気 になっ て そこを 表 現 する 曲 があれば 死 のアイデンティティーの 要 になると 考 えたからな んです その 時 点 で 愛 と 死 の 輪 舞 という 副 題 も 用 意 し ぜひ こういうタイトル の 曲 にしたい とお 願 いしたのですが 上 がってきた 曲 にはドイツ 語 で 旅 立 つことな くしてはやってこない という 意 味 のタイトルが 付 され 歌 詞 も 抽 象 的 なものでした 63 宝 塚 版 ではミュージカル 自 体 に エリザベート 愛 と 死 の 輪 舞 という 副 題 が 付 い ており 日 本 版 における 主 題 が 愛 と 死 であることが 明 確 になっている これは オリ ジナルのウィーン 版 も 死 とエリザベートの 愛 の 物 語 ではあるものの タカラヅカのお 客 様 に 伝 えるためには もう 少 し 具 体 的 な 形 で 提 示 していかないと 難 しい 64 という 小 池 氏 の 判 断 により ウィーン 版 に 比 べてラブロマンス 要 素 が 強 められた 結 果 である この 愛 と 死 の 輪 舞 は 2012 年 のウィーン 再 々 公 演 から Rondo - Schwarzer Prinz(ロ ンド 黒 い 王 子 ) というタイトルでドイツ 語 でも 歌 われるようになった これは 日 本 と ハンガリー 以 外 では 初 めての 試 みである 次 に 日 本 版 ウィーン 版 の 歌 詞 をそれぞれ 比 較 しながら 分 析 を 進 める 4.1. 宝 塚 東 宝 版 愛 と 死 の 輪 舞 65 宝 塚 東 宝 版 両 者 に 見 られる 愛 と 死 の 輪 舞 の 歌 詞 内 容 は 以 下 の 通 りである その 瞳 が 胸 を 焦 がし 眼 差 しが 突 き 刺 さる 息 さえも 俺 を 捕 らえ 凍 った 心 溶 かす 62 エリザベート 読 本 ウィーンから 日 本 へ 29 頁 を 参 考 63 レプリーク Bis vol.7 56 頁 より 引 用 64 同 上 65 エリザベート 2010 年 東 宝 版 公 演 パンフレットより 引 用 16

19 ただの 少 女 のはずなのに 俺 の 全 てが 崩 れる たった 独 りの 人 間 なのに 俺 を 震 えさせる お 前 の 命 奪 う 代 わり 生 きたお 前 に 愛 されたいんだ 禁 じられた 愛 のタブーに 俺 は 今 踏 み 出 す 心 に 芽 生 えたこの 思 い 体 に 刻 まれて 青 い 血 を 流 す 傷 口 は お 前 だけが 癒 せる 返 してやろう この 命 を その 時 お 前 は 俺 を 忘 れ 去 る お 前 の 愛 を 勝 ちうるまで 追 いかけよう どこまでも 追 いかけてゆこう 愛 と 死 の 輪 舞 全 体 で 21 行 詩 の 構 成 となっており ~なのに ~る といった 同 様 の 表 現 方 法 が 繰 り 返 されている 部 分 は タイトルにもなっている 輪 舞 (ロンド) 形 式 が 歌 詞 構 成 に 影 響 して いるためだと 思 われる 次 に ウィーン 版 の 歌 詞 を 挙 げる 4.2. ウィーン 版 Rondo Schwarzer Prinz(ロンド 黒 い 王 子 ) 66 以 下 の 表 2 は ウィーン 版 Rondo Schwarzer Prinz(ロンド 黒 い 王 子 ) の 歌 詞 内 容 を 示 したものである 原 文 は 表 の 左 側 に その 日 本 語 訳 が 右 側 に 記 されている: 表 2 ウィーン 版 歌 詞 ( 対 訳 付 き) 歌 詞 Tod: Kein Kommen ohne Geh'n, kein Leuchten ohne Nacht, ohne Enttäuschung kein Verstehen. 対 訳 トート( 死 ): 行 く 事 なくして 戻 ることなく 夜 陰 なくして 輝 きなく 失 望 なくして 分 り 合 うことなし 66 エリザベート 20 周 年 記 念 コンサート 2012 年 公 演 パンフレットより 引 用 17

20 Schatten die sich dreh'n durch unsichtbare Macht, ewiges Werden und Vergehen. Aber seit dem Augenblick als dein Blick mich verstand, ist in der Sehnsucht plötzlich Klarheit 隠 然 たる 権 力 に 支 配 された 闇 果 てしない 生 成 と 消 滅 だが お 前 の 視 線 が 俺 を 捕 えたその 時 から 憧 憬 の 中 で 突 然 思 いが 鮮 やかとなる In dem einen Augenblick als dein Gefühl mich fand, wurde aus Ahnung plötzlich Wahrheit Statt dich zu führen und dich zu überwinden, will ich geliebt sein und deine Hoffnung an mich binden. Denn ich will, dass du mich willst und dich zu mir bekennst, um deinen Traum in mir zu finden. お 前 の 思 いが 俺 を 見 つけたその 時 に 予 感 が 忽 然 真 実 となった お 前 を 操 り 打 ち 勝 つより お 前 に 愛 され 希 望 を 託 されたい 何 故 なら 俺 は お 前 が 俺 を 望 み 俺 を 愛 していると 認 めさせたい お 前 の 夢 を 俺 の 中 に 見 出 すために Elisabeth: Ich erkenn dich schwarzer Prinz, und fürcht mich nicht vor dir. エリザベート: 貴 方 なのね 黒 い 王 子 怖 くはないわ Du bist nicht, wie sie dich beschreiben. 貴 方 は 皆 が 言 う 貴 方 とは 違 う Du durchschaust mich, schwarzer Prinz, und spiegelst dich in mir. Lass mich in deiner Nähe bleiben. 私 のことをお 見 通 し 黒 い 王 子 そして 私 の 中 に 貴 方 を 写 し 出 す 貴 方 の 近 くにいさせて Tod: Statt meinen Auftrag schweigend auszuführen Will ich geliebt sein und deine Wärme in mir spüren. トート: 俺 の 使 命 を 無 言 で 果 たすより 俺 はお 前 に 愛 され お 前 のぬくもりを 俺 の 中 に 感 じたい Denn ich will, Dass du mich willst Und dich zu mir bekennst 何 故 なら 俺 は お 前 が 俺 を 望 み 俺 を 愛 していると 認 めさせたい 18

21 is dahin warte ich. その 時 まで 俺 は 待 つ Elisabeth: Kein Leben ohne Tod kein Träumen ohne Schlaf und kein Versinken ohne Schweben エリザベート: 死 なくして 生 きることなく 眠 りなくして 夢 想 なく 浮 流 なくして 沈 没 なし Elisabeth: Seit dem einen Augenblick, in dem dein Blick mich traf Tod: Bis du wagst dich zu ergeben エリザベート( 同 時 に): 貴 方 の 眼 差 しが 私 を 捉 えた 瞬 間 から トート( 同 時 に): お 前 が 従 う 勇 気 を 持 てる 時 まで Elisabeth + Tod: Hab ich den Wunsch in dir zu leben. エリザベート&トート: あなた/お 前 の 中 で 生 きていたい 先 に 挙 げた 宝 塚 東 宝 版 愛 と 死 の 輪 舞 の 歌 詞 が トートによるモノローグの 形 で 成 立 しているのに 対 して 表 2 で 挙 げたウィーン 版 はエリザベートとトートのダイアローグ 形 式 で 歌 詞 全 体 が 構 成 されていることがわかる 後 者 は 歌 詞 の 行 数 も 増 えており 2 人 の 対 話 が 繰 り 返 される 部 分 を ロンド(Rondo) 形 式 に 反 映 させていることが 推 測 される 4.3. 歌 詞 の 検 証 まずは 両 者 の 歌 詞 について 比 較 しながら 分 析 考 察 をおこなう 構 成 の 比 較 日 本 版 ウィーン 版 ともにメロディーはほぼ 同 一 である ただし Kein Leben ohne Tod ( 死 なくして 生 きることなく) ~ und kein Versinken ohne Schweben( 浮 流 なくして 沈 没 なし) までのエリザベートのパートがウィーン 版 では 追 加 されている これは 恐 らく このパートの 歌 詞 にウィーン 文 化 にとって 重 要 な 要 素 が 含 まれているからだと 考 えられる また 日 本 版 がトートのソロであるのに 対 し ウィーン 版 がトートとエリザベートのデ ュエットとなっていることから 日 本 版 の 心 に 芽 生 えたこの 思 い ~ お 前 だけが 癒 せ る までのメロディー 部 分 が ウィーン 版 ではエリザベートのパート Ich erkenn dich schwarzer Prinz,( 貴 方 なのね 黒 い 王 子 ) ~ Lass mich in deiner Nähe bleiben.( 貴 方 の 近 くにいさせて) となっている 構 成 の 面 から 見 ると 日 本 版 トートは 一 人 でエリザベートに 対 する 一 方 的 な 愛 を 表 現 し ており ウィーン 版 トートはあくまでもエリザベートの 人 生 に 寄 り 添 う 存 在 としてエリザ 19

22 ベートと 交 互 に 歌 っている 点 がそれぞれ 特 徴 的 である 歌 詞 に 見 られる 特 徴 的 な 要 素 宝 塚 東 宝 版 で 使 用 されている 単 語 の 中 では 瞳 眼 差 し 死 愛 タブー 夢 青 い 血 輪 舞 といったものが 特 徴 的 である 日 本 版 ウィーン 版 ともに 輪 舞 Rondo という 名 称 を 曲 名 に 使 っているものの 歌 詞 の 中 で 登 場 するのは 日 本 版 のみ である ちなみに 2012 年 までの 日 本 版 公 演 パンフレットに 掲 載 されている 愛 と 死 の 輪 舞 の 歌 詞 には 副 題 (ドイツ 語 訳 )として KEIN KOMMEN OHNE GEHEN (RONDO) ( 旅 立 つことなくしてはやってこない(ロンド)) も 併 せて 記 載 されていた 一 方 のウィーン 版 では 眼 差 し(Augenblick) 死 (Tod) 愛 (Liebe) 夢 (Traum) といった 共 通 要 素 の 他 夜 (Nacht) 生 成 と 消 滅 (Werden und Vergehen) 憧 憬 (Sehnsucht) 希 望 (Hoffnung) 黒 い 王 子 (Schwarzer Prinz) 浮 流 (Schweben) と 沈 没 (Versinken) といった 抽 象 的 な 単 語 や 二 単 語 の 組 み 合 わせが 挙 げられる 例 えば 希 望 (Hoffnung) については キリスト 教 的 には 希 望 はほとんど 信 仰 と 同 義 で その 救 済 史 的 終 末 論 的 な 側 面 を 際 立 たせる 概 念 67 であり 夜 (Nacht) は 新 約 聖 書 では 夜 は 悪 の 領 分 である ( 中 略 ) 夜 にまつわるものは 死 と 陰 府 的 なものと 極 め て 親 密 な 関 係 にある 68 というように ひとつひとつの 語 が 宗 教 的 な 意 味 合 いも 含 んでいる と 考 えられる また トートの 役 割 を 日 本 版 では 命 を 奪 う と 表 現 しているが ウィーン 版 では 操 る 打 ち 勝 つ 使 命 を 果 たす といった 表 現 になっているのも 興 味 深 い エリザベートがトートを 黒 い 王 子 と 呼 称 しているのには 現 実 への 嫌 気 や 少 女 特 有 の 姫 を 助 けに 来 る 存 在 としての 王 子 への 憧 れが 表 れているのではないかと 考 えら れる もともとこのシーンは ウィーン 初 演 版 では 木 から 落 下 した 後 トートに 抱 きかか えられてベッドに 運 ばれたエリザベートが 心 配 する 親 族 たちに 囲 まれながら 心 情 を 吐 露 するというものだった 69 ここでの Mama, wenn ich älter werde, such mir keinen Mann (ママ 私 が 大 きくなっても 私 に 結 婚 相 手 は 探 さないで) Ich möchte nie gebunden sein!( 私 は 束 縛 されたくない!) といったエリザベートの 台 詞 から この 時 点 で 既 に 彼 女 の 自 我 が 芽 生 えていることも 伺 える また 王 子 という 要 素 に 黒 という 色 彩 情 報 が 付 加 されているのは この 場 面 でのトートが 黒 色 の 衣 装 を 着 用 しているからである トー トは 劇 中 で 黒 と 白 の 2 色 の 衣 装 を 場 面 ごとに 使 い 分 ける 67 岩 波 キリスト 教 辞 典 希 望 の 項 目 を 参 照 68 岩 波 キリスト 教 辞 典 闇 の 項 目 を 参 照 69 ウィーン 初 演 版 台 本 より 20

23 表 3 衣 装 の 使 い 分 け 一 覧 (2013 年 ウィーン 公 演 版 時 ) 白 黒 第 1 幕 :プロローグ 第 1 幕 第 2 場 : 落 下 ~ 愛 と 死 の 輪 舞 第 2 幕 第 1 場 :エーヤン 第 1 幕 第 6 場 :アウグスティーナ 教 会 第 2 幕 第 2 場 : 私 が 踊 る 時 第 1 幕 第 7 場 : 最 後 のダンス 第 2 幕 第 3 場 : ママ 何 処 なの? 第 1 幕 第 9 場 : 娘 ゾフィーの 死 第 2 幕 第 17 場 : 愛 のテーマ 第 1 幕 第 12 場 : 愛 のテーマ 第 1 幕 第 14 場 : 私 だけに( 三 重 唱 ) 第 2 幕 第 7 場 : 微 熱 第 2 幕 第 9 場 : 闇 が 広 がる(リプライズ) 第 2 幕 第 13 場 :マイヤーリンク 第 2 幕 第 14 場 :カプツィナー 納 骨 堂 第 2 幕 第 16 場 : 沈 みゆく 世 界 の 一 角 で この 衣 装 の 使 い 分 けは キャストの 意 向 やその 時 々の 演 出 によって 多 少 変 更 されること はあるものの 概 ね 上 の 表 の 通 りである 日 本 版 トートは 冒 頭 から 基 本 的 に 黒 い 衣 装 で 一 貫 しており 白 い 衣 装 は 最 後 のエリザベート 昇 天 の 場 面 でのみ 用 いられることがある 最 新 のウィーン 版 ではトートが 白 い 衣 装 で 登 場 するのは 5 回 であった まずプロローグで 黒 や 濃 紺 といった 陰 湿 な 色 をまとう 死 者 たちを 従 えて トートひとりだけ 白 い 衣 装 で 存 在 を 際 立 たせている ルキーニの 口 から (その 人 は)トートだ との 説 明 はあるものの 一 見 しただけでは 天 使 のようにも 見 える 次 に 白 い 衣 装 が 用 いられるのは 第 2 幕 である エ ーヤン(マジャール 語 で 万 歳 の 意 )では ハンガリーでのエリザベートの 戴 冠 式 を 祝 う 参 列 者 の 一 人 であるかのように 白 い 衣 装 で 登 場 し 続 くシーンではエリザベートと 一 体 となってデュエットをする その 後 第 3 場 では 母 親 と 引 き 離 された 孤 独 な 皇 太 子 ルドル フの 新 しい 友 人 として 白 い 衣 装 を 纏 って 登 場 する 第 2 幕 第 9 場 でルドルフと 再 会 し 革 命 へと 唆 す 際 には 黒 い 衣 装 を 纏 っていることから 死 としての 役 目 を 果 たす 場 面 や 他 者 との 対 立 構 造 をとる 場 面 では 黒 を 基 調 にしており 友 好 的 で 善 悪 がつかない または 登 場 人 物 と 一 体 化 する 際 には 白 い 衣 装 と 使 い 分 けていることが 見 て 取 れる 敢 えてこの 白 と 黒 という 2 色 の 衣 装 を 用 いていることには どのような 意 味 が 込 められているのだろうか キリスト 教 シンボル 図 典 によると 白 色 と 黒 色 は 次 のように 説 明 されている 白 (E. White.): 白 は 常 に 霊 魂 の 無 垢 清 純 生 命 の 神 聖 さのシンボルとされる 聖 書 にその 典 拠 を 探 れば わたしを 洗 ってください 雪 よりも 白 くなるように ( 詩 51:9) キリストの 変 容 において 服 は 光 のように 白 くなった (マタ 28:2) 等 があげられよう また 白 は 復 活 後 のキリストが 着 用 し あるいは 受 胎 告 知 に 先 立 つ 場 面 や 無 原 罪 の 御 宿 り 神 殿 への 奉 献 における 聖 母 マリアの 衣 の 色 である ローマのヴェスタ 女 21

24 神 に 使 える 処 女 たちは 白 を 無 垢 と 清 純 のシンボルとしてまとっていたが この 慣 習 は 花 嫁 のドレスや 初 聖 体 を 拝 領 する 時 の 衣 装 洗 礼 の 装 束 などとして 永 続 した 70 黒 (E. Black): 死 と 冥 界 のシンボルとしてキリスト 教 以 前 から 頻 繁 に 用 いられた 冥 界 の 神 々をなだめるために 黒 い 動 物 を 犠 牲 として 捧 げるのは 古 代 異 教 の 習 慣 であった 一 方 キリスト 教 のシンボル 体 系 では 黒 は 暗 闇 の 主 の 色 であり また 中 世 では 妖 術 (= 黒 魔 術 Black Art )と 結 び 付 けられた 一 般 に 黒 は 哀 悼 病 気 否 定 と 死 を 暗 示 する しかし 白 と 黒 を 組 み 合 わせて 使 うと 謙 遜 や 生 命 の 純 粋 さのシンボルとなる この 意 味 をもつ 黒 もしくは 白 と 黒 はアウグスティノ 会 やベネディクト 会 ( 本 流 ) ドミニコ 会 な どの 修 道 会 の 会 服 に 由 来 するものである また 哀 悼 の 意 味 をもつ 黒 は 聖 金 曜 日 すなわ ちキリストが 十 字 架 上 に 死 を 遂 げた 日 の 典 礼 色 である 71 つまり 白 は 清 廉 で 神 を 象 徴 する 色 であり 黒 は 悪 と 不 幸 と 知 性 を 表 す 色 としての 意 味 を 持 つ トート( 死 )という 存 在 は ある 面 においては 陰 府 の 神 であり 貧 富 を 問 わず 人 々 の 前 に 平 等 に 訪 れる そしてある 面 では 巧 みに 誘 惑 し その 命 を 奪 い 取 り 人 々を 終 わ りに 導 くのである 5. 死 (der Tod)の 表 象 前 章 までで 挙 げた 通 り エリザベート は ハプスブルク 帝 国 の 終 焉 と 皇 后 エリザベー トの 生 涯 を 死 との 関 係 を 軸 に 描 いたミュージカルである 死 とは 古 来 より 万 人 に 訪 れるものである それは 避 けがたい 現 象 のひとつであり 国 や 地 域 宗 教 によってその 捉 え 方 は 様 々である 5.1. 死 の 文 化 的 背 景 西 欧 において 宗 教 と 死 は 非 常 に 密 接 な 関 係 にある 医 学 が 発 達 し 死 を 比 較 的 コント ロールできるようになった 今 日 においても ヴァチカンは 安 楽 死 や 堕 胎 といった 倫 理 的 な 問 題 において 慎 重 な 姿 勢 を 見 せている 旧 約 聖 書 では 死 は 元 来 人 間 が 神 との 関 係 から 絶 たれて 虚 無 に 帰 ることであると 理 解 されていた 新 約 聖 書 では イエス 自 身 は 人 間 の 死 について 立 ち 入 った 発 言 は 行 わず む しろ 実 現 しつつある 神 の 国 の 光 の 下 で 現 在 の 命 を 永 遠 の 命 の 賜 物 として 発 見 し 直 すように 個 々 人 に 求 めた そのイエスがローマ 法 の 極 刑 である 十 字 架 刑 に 処 されたことは 彼 に 信 者 たちにとっては 大 きなつまずきであったが 彼 らはそれを 復 活 信 仰 によって 乗 り 越 え 原 始 キリスト 教 が 成 立 した 信 徒 の 死 を 眠 り すなわち 最 後 の 審 判 までの 中 間 の 状 態 と する 見 方 あるいは 人 間 を 霊 的 本 質 と 肉 体 に 分 け 前 者 は 後 者 が 死 によって 朽 ちる 前 に 霊 70 キリスト 教 シンボル 図 典 119 頁 より 引 用 71 同 上 頁 より 引 用 22

25 的 復 活 を 遂 げうるのだという 見 方 も 生 じた 4 世 紀 の 聖 アウグスティヌスの 時 代 には 自 殺 ( 殉 教 )に 対 する 否 定 的 道 徳 評 価 が 始 まった というのも 死 を 復 活 に 通 ずるものとし て 崇 めすぎた 結 果 信 徒 の 自 殺 が 後 を 絶 たなかったからである 聖 書 には 禁 則 事 項 として 記 されていないにもかかわらず 現 代 においてもキリスト 教 圏 で 自 殺 に 対 して 否 定 的 見 解 を 持 つ 人 が 多 いのは 聖 アウグスティヌスの 影 響 が 色 濃 く 残 っているからであると 言 える 72 このように 死 という 概 念 は 聖 書 にもたびたび 登 場 するが 中 でもヨハネの 黙 示 録 に は 死 を 擬 人 化 して 書 かれている 箇 所 がある ヨハネの 黙 示 録 で 七 つの 封 印 の 最 初 の 四 つが 解 かれる 際 に 四 頭 の 馬 がつぎつぎに 現 われる ( 中 略 )そして 最 後 の 第 四 の 馬 は 青 白 い 馬 で それに 乗 っている 者 の 名 は< 死 >といい これに 陰 府 が 従 っていた ( 黙 示 6,8) 世 紀 以 降 特 に 教 会 権 力 の 衰 退 やペストの 流 行 によって 大 きく 展 開 し 美 術 作 品 にも 数 多 く 死 が 登 場 するようになる 死 は 擬 人 化 されると 大 鎌 や 砂 時 計 を 持 ち 時 には 有 翼 で 屍 や 骸 骨 あるいは 女 性 として 表 現 された これは 古 典 時 代 の 時 タナトス 運 命 の 女 神 の 一 人 で 生 命 を 断 ち 切 るアトロポスの 擬 人 像 の 伝 統 を 一 部 継 承 するものであった 死 者 は 生 者 の< 鏡 >として 対 峙 するばかりでなく < 言 動 をともなう 生 ける 死 者 >という 特 徴 が 顕 著 である 74 また 死 と 死 神 はしばしば 同 一 視 される キリスト 教 用 語 辞 典 によると 死 神 の 定 義 は 以 下 の 通 りである 死 や 来 世 を 司 る 神 人 間 や 動 物 に 死 をもたらすとされる 悪 霊 をさすこともある ギリ シア ローマ 神 話 やケルトやゲルマンの 神 話 など 多 神 教 の 世 界 では 死 や 破 壊 をもたら す 神 や 来 世 の 主 たる 神 が 存 在 している キリスト 教 布 教 によってこのような 神 は 否 定 さ れたが 次 第 に 擬 人 化 された 悪 魔 のイメージがこれに 代 わった 聖 書 外 典 ではキリストが 復 活 したあと 地 獄 に 落 ちた 人 間 に 永 遠 に 罰 を 下 す 役 目 が 悪 魔 に 与 えられた また 中 世 の 教 訓 逸 話 には 悪 魔 が 人 間 を 罪 に 誘 ったり 時 として 罪 人 を 直 接 地 獄 に 連 れ 去 る 物 語 が ある 75 中 世 末 期 には フランスとドイツを 中 心 として 死 の 舞 踏 と 呼 ばれる 美 術 様 式 があら われた この 生 者 と 死 者 の 舞 踏 行 列 は 骨 と 化 し あるいは 内 蔵 や 皮 膚 を 残 す 干 からび た 死 者 たちが 身 分 の 貴 賤 老 若 男 女 を 問 わず 生 きている 者 たちの 手 をとって 墓 場 へと 72 岩 波 キリスト 教 辞 典 死 の 項 目 を 参 照 73 聖 書 象 徴 事 典 馬 の 項 目 を 引 用 74 岩 波 キリスト 教 辞 典 死 の 項 目 を 参 考 75 岩 波 キリスト 教 辞 典 死 神 の 項 目 を 引 用 23

26 誘 う というものである これは 死 を 前 にした 人 間 の 平 等 性 を そして 生 死 の 奥 義 を 皮 肉 と 諧 謔 を 盛 り 込 んで 謳 った 作 品 であり 時 代 を 反 映 する 鏡 であるとされている 76 死 の 擬 人 化 死 の 舞 踏 というモチーフは エリザベート にも 登 場 する 前 者 は 死 神 トートそのものであり 後 者 は 冒 頭 でルキーニの 呼 びかけに 答 えて 登 場 した 死 者 たち によって 展 開 される しかし 後 述 する 通 り エリザベート におけるこれらのモチーフ は 概 念 としては 伝 統 的 でありながらも 表 現 方 法 が 現 代 風 にアレンジされているのであ る 皇 妃 エリザベートの 史 実 を 巧 みに 織 り 交 ぜながら 歴 史 的 伝 統 的 なモチーフも 取 り 入 れ 現 代 的 に 表 現 する これが エリザベート の 特 徴 のひとつであると 言 える また エリザベート の 舞 台 となっているウィーンは しばしば 死 に 憑 かれた 都 77 であると 表 現 される エリザベート で 描 かれる 19 世 紀 末 のウィーンは ハプスブルク 帝 国 の 黄 昏 時 である このように 歴 史 的 事 実 と 一 時 代 の 終 焉 が 重 なったとき ウィーン において 死 は どのような 意 味 をもっていたのだろうか 響 庭 孝 男 氏 はこのことについて バロック 期 に 培 われたウィーン 人 の 死 生 観 と 題 して 次 のように 述 べている ウィーンは 1679 年 に ペストによる 死 者 十 万 を 数 えた それは 一 六 三 〇 年 代 に 百 万 を 数 えたイタリアのペスト 流 行 のあとに 来 たものである むろんイタリアやウィーンだ けではない ペストがもたらした 死 の 恐 怖 はヨーロッパ 全 体 に 共 通 していた 78 やがて 人 々は 死 を 生 の 一 部 分 と 考 え そのことによって 死 を 生 の 中 にとりこみ 死 が 生 を 完 成 するものと 見 るようになってゆく これがバロック 期 に 生 まれ 以 後 ウ ィーンの 人 々の 思 考 の 習 慣 となって 行 ったのである 79 また 響 庭 氏 は この 思 考 が 肉 体 の 快 楽 や 耽 美 的 傾 向 と 表 裏 一 体 であったことも 指 摘 し この 死 に 対 する 奇 妙 な 考 え 方 が 久 しくウィーン 世 紀 末 の 芸 術 家 たちの 中 にもあって ク リムトの 愛 する 二 人 の 背 後 に 死 の 骸 骨 の 幻 影 を 描 いたもの 又 ホーフマンスタールの 死 が 擬 人 化 された 病 人 と 死 シュニッツラーの 独 り 者 の 死 にも ヴァイニンガーの 若 すぎる 自 殺 自 体 にも マーラーの 大 地 の 歌 の 旋 律 にもあらわれる 死 と 連 動 する 80 と している つまり エリザベート は 登 場 人 物 たちの 生 きた 時 代 そのものの 持 つ 思 想 と 脈 々と 受 け 継 がれ 今 なおウィーンに 存 在 する 生 (エロス)と 死 (タナトス) の 思 想 が 合 わさった 結 果 なのである 76 死 の 舞 踏 への 旅 踊 る 骸 骨 たちをたずねて 3 頁 を 参 考 77 ウィーンの 内 部 への 旅 死 に 憑 かれた 都 表 題 より 78 ウィーン 多 民 族 文 化 のフーガ 144 頁 より 引 用 79 ウィーン 多 民 族 国 家 のフーガ 144~145 頁 より 引 用 80 ウィーン 多 民 族 国 家 のフーガ 145 頁 より 引 用 24

27 5.2. 舞 台 上 に 演 出 される 死 (der Tod) ここで エリザベート の 舞 台 に 立 った 役 者 たちが どのような 意 識 でトートを 演 じ またはトートという 役 と 関 わりを 持 っていたかについて インタビュー 記 事 をもとに 詳 し く 見 ていきたい なお ドイツ 語 資 料 に 関 しては 原 文 を 掲 載 した 後 に 筆 者 による 翻 訳 文 を 併 記 した 資 料 1: musicalcocktail die erste musicalzeitschrift österreichs Heft 106 Mitte Aug.13- Mitte Okt.13 掲 載 面 : 巻 頭 特 集 Elisabeth und ihre Männer(エリザベートと 彼 女 の 男 性 たち) (S1-2) Tod / Mark Seibert(トート 役 /マーク ザイバート): Wie siehst du deine Beziehung zu Elisabeth?( 問 :エリザベートとの 関 係 をどう 見 るか?) Der Tod und Elisabeth haben eine Liebesbeziehung in dem Stück. Wie im richtigen Leben geht es dabei um Macht, Liebe und Leidenschaft. Immer wieder gibt es ein Kräftemessen, ob die Anziehung zum TOD oder der Wille zum Leben bei Elisabeth gewinnt. (トートとエリザベートは ある 部 分 では 恋 愛 関 係 にあります 現 実 世 界 でときに 威 力 を 発 揮 するのは 愛 と 情 熱 です 死 への 魅 力 が 勝 つか エリザベートの 生 きる 意 志 が 勝 つか そこにはいつも 対 立 があるのです ) Was möchtest du von ihr?( 問 :トートはエリザベートに 何 を 望 むのか?) Elisabeth stellt für den TOD eine grsosse Herausforderung dar, denn vom ersten Augenblick an merkt er, dass er sie nicht einfach so mit sich nehmen kann, wie alle anderen. Es beginnt ein Katz- und Maus- Spiel und eine gegenseitige Anziehung zueinander. Zum ersten Mal fühlt der TOD etwas wie Liebe zu einem Menschen. (エリザベートは トートにとって 大 きな 挑 戦 です というのも 一 目 見 たときから 彼 女 を 扱 うのは 他 の 人 間 のように 容 易 ではないと 彼 は 気 づくからです そして 駆 け 引 きが 始 まり 互 いに 互 いの 魅 力 に 惹 かれていきます トートは 初 めて 人 間 に 対 して 愛 に 似 た 感 情 を 抱 くのです ) Was möchte sie von dir?( 問 :エリザベートはトートに 何 を 望 むのか?) Im Gegensatz zu den meisten anderen, empfindet Elisabeth keine Angst dem TOD gegenüber. Sie ist fasziniert und möchte seine Nähe niemals missen. Besondern in Momenten der Lebensmüdigkeit. Doch den letzten Schritt den eigenen Tod den geht sie nie. Erst ganz am Ende durch die Tat von Luigi Lucheni. ( 他 の 多 くの 人 々とは 対 照 的 に エリザベートはトートに 対 して 恐 怖 心 を 持 ちません 彼 25

28 女 は 彼 に 魅 了 され いつも 彼 の 側 にいたいと 願 います 生 きることに 疲 れてしまったとき は 特 にそうです しかし 最 後 の 最 後 まで トート 自 身 でさえ 彼 女 が 死 ぬことを 許 しま せん ルイジ ルキーニの 暗 殺 によって 初 めて 成 されるのです ) Wie steht sie zu dir?( 問 :エリザベートにとってのトートとは?) Siehe oben. Sie sicht in dem TOD eher einen Liebhaber als eine Gefahr. (これまでに 述 べた 通 りです 彼 女 はトートを 危 険 というより 恋 人 として 見 ているのです ) Elisabeth / Annemieke van Dam(エリザベート 役 /アンネミーケ ファン ダム): Wie siehst du deine Beziehung zum Tod?( 問 :トートとの 関 係 をどう 見 るか?) Elisabeths Beziehung zum Tod ist durchaus zwiespältung. Sie fühlt einerseits eine starke Anziehungskraft und Sehnsucht. Sie ist fasziniert von ihm. Im Musical wird das durch die Liebesgeschichte verdeutlicht. Andererseits empfindet sie auch eine Lust am Leben, an der Natur und eine Zugehörigkeit zu ihrer Familie. Möchte daher am Leben bleiben. Letztlich ist es aber der Tod, der sie von dieser inneren Zerrissenheit befreit. Der Tod ist in Elisabeths Leben also Erlöser und Zerstörer zugleich. (エリザベートと 死 との 関 係 は まったくもって 矛 盾 をはらんでいます 彼 女 は 一 方 で はトートに 強 い 魅 力 と 憧 れを 抱 いています 彼 女 は 彼 に 魅 了 されているのです ミュージ カルにおいては それが 愛 の 物 語 として 明 確 に 表 れています また 他 方 では 自 然 や 家 族 との 関 わりの 中 で 彼 女 は 生 きる 気 力 を 見 出 しています そして 生 の 世 界 に 留 まろうとす るのです しかし 最 期 にはトートが 訪 れ 彼 は 彼 女 をこの 内 面 の 分 裂 状 態 から 解 放 するの です トートはエリザベートの 人 生 における 救 済 者 であり それと 同 時 に 破 壊 者 でもある のです ) このウィーン 版 キャストインタビューで 興 味 深 いのは ファン ダムの 言 うように ト ートが 破 壊 者 と 救 済 者 の 2 面 で 捉 えられている 点 である トートは 生 命 を 終 わりへ 導 く 死 神 であり 人 生 における 最 大 のライバルである しかし エリザベートにとって 彼 は 恋 人 にも 等 しい 唯 一 の 理 解 者 でもあり 彼 女 の 分 身 とも 呼 ぶべき 存 在 である という 両 義 性 が 見 られるのである 互 いに 常 に 寄 り 添 い 合 いたいという 願 望 を 抱 きつつも その 対 立 は 最 期 まで 崩 れることはない タイトル 通 りにエリザベートの 人 生 に 焦 点 が 当 たった ウィー ン 版 だからこその 関 係 性 が 見 て 取 れる 資 料 2: レプリーク Bis vol.7 掲 載 面 : タカラヅカ エリザベート 第 2 章 の 始 まり トート 役 / 水 夏 希 インタビュー (42-46 頁 ) 26

29 水 夏 希 : 死 ぬことよりも 生 きることのほうがたいへんかもしれない 状 況 の 中 で エリザベー トはたいへんなほうを 選 び 生 きていった だからこそ 彼 女 にとって 死 とは 安 らぎ の 場 彼 女 自 身 が 解 放 される 場 所 だったんだろうなと 思 うんです だからこそ エリザベートが 最 終 的 にたどり 着 く 死 の 世 界 が 素 晴 らしく 光 り 輝 く 場 所 となるようトートを 演 じ そういう 世 界 を 描 けたらと 思 っているのですが じゃあト ートっていったいなんなんだろうって 考 えると すごく 難 しい (44 頁 ) エリザベートに 対 するトートって ほとんどストーカーみたいな 部 分 もあるし( 笑 ) それに 死 が 初 めて 人 を 愛 する そのことで 人 間 的 な 感 情 がわいてしまう けれども 人 間 ではないから 人 間 に 見 えてはいけない そのあたりもとても 難 しいなと 今 の 時 点 では 冷 気 を 感 じさせるんだけれども けっして 怖 くない つかみどころがないけれども 存 在 感 がある 気 配 がする そんな 感 じなのかなと 考 えています 今 回 のトートのイメージカラ ーがブルーがかったグリーンなので 爬 虫 類 っぽい ぬめっとした 感 じも 出 せたらと 思 い ますね (44 頁 ) トートという 男 でも 女 でもない 死 という 存 在 は 女 性 が 男 性 を 演 じる 男 役 に ぴったりくる 部 分 が 多 いんだろうなと 思 いますね 死 という 架 空 の 存 在 が 美 しくドラマ 化 されていて それだけにお 客 様 が 夢 を 見 られるというところがあるんじゃないかな (45 頁 ) 2007 年 にトートを 演 じた 水 夏 希 のインタビューからは 宝 塚 と エリザベート との 親 和 性 が 伺 える 宝 塚 版 のトートに 求 められるのは 何 といってもビジュアル 的 な 美 しさ 81 と 言 わしめるほど 初 代 トートの 一 路 真 輝 をはじめ 歴 代 のトートたちは 髪 や 爪 の 色 に 毎 回 趣 向 を 凝 らし それがまた 話 題 となった ドイツ 語 の Tod( 死 )は 男 性 名 詞 ではあるもの の ウィーン 初 演 版 でトートが 女 物 のドレスを 着 て 登 場 するシーンがあるように トート には 両 性 的 な 側 面 がある これについて 演 出 の 小 池 氏 は クンツェさんの 原 台 本 には ロ ックスターのようなアンドロギュヌスだと 書 かれていて デビッド ボウイやフレディ マ ーキュリーのイメージだと 感 じたので その 要 素 は 残 さないとつまらないと 思 ったんです 82 と 語 っている アンドロギュヌスとはすなわち 男 性 と 女 性 の 両 方 の 性 をそなえた 存 在 で あり 宝 塚 の 男 役 そのものであると 言 うこともできるだろう つまり 本 来 ならば 忌 避 さ れるべき 死 を 多 くの 女 性 ファンに 支 えられた 宝 塚 の 舞 台 で 男 装 の 麗 人 たる 男 役 トップスターが 美 しく 着 飾 って 演 じることで 憧 れの 対 象 へと 昇 華 させているのである 81 朝 日 新 聞 2007 年 5 月 23 日 大 阪 夕 刊 の 舞 台 評 より 引 用 82 チケットぴあ Web サイト 今 週 のこの 人! 小 池 修 一 郎 より 引 用 (2014 年 1 月 20 日 閲 覧 ) 27

30 資 料 3: レプリーク Bis vol.12 掲 載 面 : 新 ヒロイン インタビュー エリザベート 役 / 涼 風 真 世 朝 海 ひかるインタビュ ー(8-15 頁 ) ふたりのトートのさまざまな 想 い トート 役 / 山 口 祐 一 郎 武 田 真 治 インタビュ ー(16-19 頁 ) 涼 風 真 世 : 小 池 先 生 からは エリザベートは 常 に 闘 っている 女 性 だから トートの 前 でも 決 し て 弱 気 にならないように と 言 われているので 最 後 に 結 ばれるまでは そんなに 心 がつ ぶされそうでもトートとも 闘 うようにしています (10 頁 ) 朝 海 ひかる: エリザベートにとってトート= 死 とは 何 かあるたびにすっと 自 分 の 中 に 来 てくれ る 心 の 拠 り 所 落 ち 着 ける 場 所 宝 塚 版 では 恋 愛 関 係 のようにも 見 えるかもしれませ んが 本 質 的 には 生 涯 で 唯 一 心 を 許 すことのできる 親 友 のような 存 在 だったと 思 うん です でもエリザベートは すぐにはそのことを 認 めないで 生 きようとする 何 度 か 死 へ と 引 き 寄 せられながらも その 時 はまだ 生 の 中 にも 自 由 があると 信 じて 生 き 続 けること を 選 んだんです (14-15 頁 ) 山 口 祐 一 郎 : 僕 自 身 がトートのように エリザベートのとりこになってしまっています トート の 気 持 ちとしても 新 生 エリザベートを 相 手 にして 死 神 だというのに どう 生 きるか このことを 改 めて 考 え 始 めたのではないかと 感 じています (16 頁 ) 武 田 真 治 : 2006 年 は 死 神 を 一 方 的 に 演 じていました ただの 悪 と 解 釈 して 今 はトー トには エリザベートが 追 いつめられたときに 見 る 夢 の 中 の 貴 公 子 の 部 分 も 必 要 かと 解 釈 を 深 めることができました 小 池 先 生 の 助 言 です (18 頁 ) 一 方 東 宝 版 キャストのインタビューからは ウィーン 版 で 見 られたような 対 立 関 係 も 宝 塚 版 のような 美 化 されたトート 像 もあまり 感 じられない そこにあるのは あたかも 一 人 の 人 間 のように 善 悪 生 死 のジレンマのもとで 葛 藤 するトートである 東 宝 版 はウィ ーン 版 と 宝 塚 版 のちょうど 中 間 を 行 く 演 出 であり それゆえに エリザベート だけでも トート だけでもなく 個 々のキャラクターにスポットライトがあたり それぞれを 一 人 の 悩 める 人 間 として 描 いているのである 28

31 6. 考 察 日 々 発 達 する 医 療 によって 人 類 にとっての 死 は 遠 ざけられてきた しかしながら 時 折 震 災 などの 人 類 の 力 ではどうにもならない 現 象 により 我 々は 死 と 隣 り 合 わせとなる つ まり 現 代 人 は かつて 中 世 で 言 われていたような メメント モリ( 死 を 思 え) にも 似 た いつ 不 慮 の 死 に 見 舞 われるかという 漠 然 とした 不 安 と 共 に 生 きていると 言 えるだろう し かしながら 果 たして 人 々は ミュージカルという 世 相 を 反 映 したメディアを 通 じて 死 を 感 じているのだろうか これまでの 章 では エリザベート を 取 り 巻 く 歴 史 的 文 化 的 背 景 について 見 てきた その 結 果 国 を 問 わず エリザベート におけるトートはあくまでも 一 人 のキャラクター として 演 じられており そこに 概 念 としての 死 はあまり 色 濃 く 反 映 されていないこと が 分 かった 現 代 のミュージカルにおいて 舞 台 上 で 擬 人 化 された 死 は 一 つの 様 式 美 であり そこに 個 人 の 死 に 対 する 思 いが 重 ねられることはない 我 々の 生 きる 現 実 と 舞 台 上 のフィクションとは 別 物 として 受 け 取 られるからである あたかも 生 身 の 人 間 であるかのような 美 しい 見 た 目 と 悩 みや 苦 しみや 恋 愛 感 情 に 基 づ き 人 間 同 様 の 振 る 舞 いをするという この ヨーロッパの 伝 統 的 な 死 らしからぬトート であったからこそ 阪 神 淡 路 大 震 災 直 後 の 日 本 でも 受 容 され 得 たのではないかと 考 えられ る ウィーンにとっては 歴 史 上 の 象 徴 的 な 物 語 宝 塚 にとっては 男 役 を 輝 かせる 格 好 の 演 目 東 宝 は 英 米 産 ミュージカルからの 脱 却 への 第 一 歩 として エリザベート は 演 じられてき た そして そこにおけるトート( 死 )は あくまでも 演 劇 におけるスパイスとして 利 用 されている つまり 人 々はエリザベートに 自 己 を 投 影 し 死 の 誘 惑 を 含 め 数 々の 困 難 を 乗 り 越 えてゆく 彼 女 の 力 強 い 姿 に 共 感 するのである 7. おわりに およそ 100 年 のミュージカルの 歴 史 の 中 で エリザベート は 最 も 急 速 に 市 民 権 を 得 た 作 品 のひとつだろう 特 筆 すべき 点 として 史 実 の 皇 妃 エリザベートへの 関 心 以 上 に 映 画 とミュージカルをきっかけとして ウィーンの 観 光 業 や 美 術 館 といったビジネスの 隆 盛 に 結 びついていることが 挙 げられる また ブロードウェイ ミュージカルでもロンドン ミュージカルでもない 第 3 勢 力 として 登 場 したウィーン ミュージカルと 日 本 との 親 和 性 が 高 かったという 点 は 非 常 に 興 味 深 い 本 研 究 においては ウィーン 版 と 宝 塚 東 宝 版 に 焦 点 を 当 てて 比 較 分 析 を 行 った オリ ジナルであるウィーン 版 が 日 本 に 輸 入 され 宝 塚 歌 劇 団 の 文 脈 を 経 たことで トート 像 は 大 きく 変 容 を 見 せた そして 死 に 抗 いながら 自 由 を 求 めて 生 きるエリザベートの 姿 に 人 々 は 勇 気 づけられ 幾 度 も 再 演 を 繰 り 返 すまでのヒット 作 となったのである 劇 中 歌 であり 作 品 全 体 を 通 したテーマでもある 愛 と 死 の 輪 舞 には トートの 持 つ 生 と 死 希 望 と 絶 望 といった 両 義 性 が 反 映 されており 歌 詞 や 構 成 からは 人 生 に 寄 り 添 う 姿 勢 を 29

32 見 せるウィーン 版 と 一 人 の 悩 めるキャラクター である 日 本 版 のトート 像 の 違 いが 見 ら れた これらの 点 から 仮 説 は 証 明 されたと 考 える しかしながら 同 じく 愛 と 死 の 輪 舞 を 用 いているハンガリー 版 を 筆 頭 に ドイツ 韓 国 スウェーデンなど 各 国 の 死 の 表 象 文 化 も 比 較 する 必 要 があるだろう 加 えて 現 在 公 演 中 のウィーン 版 への 反 応 次 第 では 次 回 以 降 の 公 演 では 恐 らく 愛 と 死 の 輪 舞 が 挿 入 されることとなるため それにより 従 来 のトート 像 がどう 変 わっていくのかにも 注 目 するべきである また トートというキャラクターの 存 在 自 体 についても より 深 い 考 察 が 求 められる 日 本 の 落 語 死 神 に 登 場 するような 擬 人 化 された 死 および 死 神 とは 何 が 異 なる のか 時 代 ごとに 生 命 倫 理 としての 死 はどう 受 け 入 れられてきたのか 舞 台 上 の 死 が 担 う 役 割 および 意 味 づけはいつから 変 わっていったのか といったことにも 研 究 の 余 地 がある 今 後 もし エリザベート の 公 演 がブロードウェイやロンドンで 行 われることに なったら トートはどう 扱 われるのだろうか ともすれば 作 品 の 持 つテーマそのものか ら 翻 案 されるのかもしれない これらの 点 を 今 後 明 らかにしてゆくことで 本 研 究 はより 深 遠 なものとなると 考 える 30

33 8. 参 考 文 献 饗 庭 孝 男 / 伊 藤 哲 夫 / 加 藤 雅 彦 / 小 宮 正 安 / 西 原 稔 / 檜 山 哲 彦 / 平 田 達 治 ウィーン 多 民 族 文 化 のフーガ 大 修 館 書 店,2010 年 フィリップ アリエス/ 著, 伊 藤 晃, 成 瀬 駒 男 / 訳 死 と 歴 史 西 欧 中 世 から 現 代 へ みすず 書 房,1983 年 石 原 隆 司 ミュージカル 劇 場 解 体 新 書 - 制 作 テクニックからマネジメントまで- ヤ マハミュージックメディア,2010 年 井 上 一 馬 ブロードウェイ ミュージカル 文 藝 春 秋,1999 年 小 山 内 伸 進 化 するミュージカル 論 創 社,2007 年 江 藤 茂 博 編 宝 塚 歌 劇 団 スタディーズ 舞 台 を 100 倍 楽 しむ 知 的 な 15 講 座 戎 光 出 版, 2007 年 大 貫 隆 岩 波 キリスト 教 辞 典 岩 波 書 店,2002 年 川 崎 賢 子 宝 塚 というユートピア 岩 波 書 店,2005 年 カトリーヌ クレマン/ 著 : 田 辺 希 久 子 / 訳 皇 妃 エリザベート ハプスブルクの 美 神 創 元 社,1997 フランソワ グレゴワール/ 渡 辺 照 宏 訳 死 後 の 世 界 白 水 社,1992 年 小 池 修 一 郎 エリザベート 愛 と 死 の 輪 舞 角 川 書 店,1996 年 小 池 寿 子 死 の 舞 踏 への 旅 踊 る 骸 骨 たちをたずねて 中 央 公 論 新 社,2010 年 佐 伯 順 子 愛 と 性 の 文 化 史 角 川 学 芸 出 版,2008 年 マーティン シェーファー/ 著 : 大 津 留 厚 / 監 訳 : 永 島 とも 子 / 訳 エリザベート 栄 光 と 悲 劇 刀 水 書 房,2000 年 塩 田 明 弘 知 識 ゼロからのミュージカル 入 門 幻 冬 舎 2009 年 島 薗 進 日 本 人 の 死 生 観 を 読 む 明 治 武 士 道 から おくりびと へ 朝 日 新 聞 出 版, 2012 年 下 中 邦 彦 演 劇 映 画 テレビ/ 舞 踊 オペラ 百 科 平 凡 社,1983 年 下 中 弘 音 楽 大 事 典 第 5 巻, 平 凡 社,1994 年 中 森 義 宗 キリスト 教 シンボル 図 典 世 界 美 術 双 書 002 別 巻 東 信 堂,1993 年 西 本 晃 二 落 語 死 神 の 世 界 青 蛙 房,2002 年 野 口 久 光 ミュージカルを 楽 しむ 法 晶 文 社,1997 年 浜 口 吉 隆 キリスト 教 からみた 生 命 と 死 の 医 療 倫 理 東 信 堂,2001 年 グレニス ハワース/ 編 : オリヴァー リーマン/ 編 : 荒 木 正 純 / 監 訳 : 幸 野 良 夫 / 訳 死 を 考 える 事 典 東 洋 書 林,2007 年 藤 田 敏 雄 ミュージカルはお 好 き?- 日 本 人 とミュージカル- 日 本 放 送 出 版 協 会 2005 年 堀 内 久 美 雄 新 訂 標 準 音 楽 辞 典 第 二 版 新 訂 第 二 版 第 二 刷 音 楽 之 友 社,2008 年 宮 田 光 雄 メルヘンの 知 恵 ただの 人 として 生 きる 岩 波 書 店,2004 年 31

34 矢 野 恵 二 宝 塚 という 装 置 青 弓 社,2009 年 吉 成 武 久 サイエンスをとおして 生 と 死 を 考 える 歴 史 における 科 学 と 宗 教 大 学 教 育 出 版,2007 年 ゲルハルト ロート/ 著 : 須 永 恒 雄 / 訳 ウィーンの 内 部 への 旅 死 に 憑 かれた 都 彩 流 社,2000 年 渡 辺 裕 宝 塚 歌 劇 の 変 容 と 日 本 近 代 新 書 館,1999 年 渡 辺 諒 エリザベート 読 本 ウィーンから 日 本 へ 青 弓 社,2010 年 レプリーク Bis vol.7 阪 急 コミュニケーションズ,2007 年 レプリーク Bis vol.12 阪 急 コミュニケーションズ,2008 年 レプリーク Bis vol.19 阪 急 コミュニケーションズ,2010 年 宝 塚 アカデミア 24 青 弓 社,2005 年 Birgit Rommel: Aus der Schwarzen Möwe wird Elisabeth Entstehung und Inszenierungsgeschichte des Musicals über die Kaiserin von Österreich, Diplomica Verlag GmbH 2007 台 本 Elisabeth Textbuch Wiener Originalfassung, Edition Butterfly, 1996 公 演 パンフレット 2008 年 東 宝 版 エリザベート 東 宝 演 劇 部,2008 年 2010 年 東 宝 版 エリザベート 東 宝 演 劇 部,2010 年 2012 年 エリザベート 20 周 年 記 念 コンサート 梅 田 芸 術 劇 場,2012 年 2013 年 ウィーン 版 エリザベート Vereinigte Bühnen Wien GmbH, 2013 新 聞 朝 日 新 聞 2007 年 3 月 26 日 東 京 夕 刊 6 面 音 に 情 感 たくす 朝 日 新 聞 2007 年 5 月 23 日 大 阪 夕 刊 5 面 ビジュアルは 主 役 歌 は 脇 役 朝 日 新 聞 2012 年 2 月 6 日 東 京 朝 刊 34 面 ミュージカル 多 国 籍 化 雑 誌 musicalcocktail die erste musicalzeitschrift österreichs Heft 106 Mitte Aug.13- Mitte Okt.13, musicalcocktail, 2013 Web サイト 宝 塚 歌 劇 団 オフィシャルサイト(2013 年 11 月 25 日 閲 覧 ) 32

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