1. 有 機 栽 培 実 施 上 の 問 題 点 トマトは 野 菜 類 の 中 でも 最 も 人 気 のある 作 物 であ り 果 実 的 野 菜 を 含 む 全 果 菜 類 出 荷 量 に 占 める 割 合 は 24% (2011 年 ) と 高 い トマトは 宅 配 直 売 等 多 品 目 の

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1 第3部 主要な果菜類の有機栽培技術 Ⅰ トマトの有機栽培技術 目 次 1 有機栽培実施上の問題点 132 6 生育期の栽培管理 定植 164 2 有機栽培を成功させるポイント 施設管理 結実管理 165 3 トマトの生理 生態特性 整枝 誘引 167 1 原産地と気候 灌水管理 169 2 性状 生理障害 温度と生育 135 7 雑草防除及び土壌マルチ 光と生育 雑草防除 土壌と生育 土壌マルチの利用 花芽分化と開花 果実肥大 137 8 病害虫防除 作型別の病害虫の発生状況 172 4 有機栽培の基本技術と留意点 主要な病気の発生生態と対応策 172 1 作型と作付体系 主要な害虫の発生生態と対応策 作型の多様化 137 9 収穫 出荷 作型 作付体系の特徴 事例に見る作型と作付体系の視点 138 5 先進的な取組事例紹介 184 2 品種の選択 140 1 有機トマト作を軸に総合産業化 1 品種の特性を重視した選択 140 推進 事例に見る品種選択の視点 148 2 顧客の要請で多品種 作型の 3 健苗の育成 148 有機作 育苗培土 149 3 連作地での雨除け夏秋トマト 2 育苗の方法と管理 149 有機作 接ぎ木 151 4 無農薬栽培で慣行並み単収を 4 圃場の準備と栽培条件の整備 153 上げる 圃場の選択と準備 153 5 無追肥で長期採りの有機トマト作 2 施設栽培における環境整備 153 展開 197 5 土づくりと施肥管理 155 6 黄化葉巻病等を克服しての有機 1 土づくりの目標と手段 155 トマト作 施肥管理 156 引用文献 施肥管理に当たっての留意点

2 1. 有 機 栽 培 実 施 上 の 問 題 点 トマトは 野 菜 類 の 中 でも 最 も 人 気 のある 作 物 であ り 果 実 的 野 菜 を 含 む 全 果 菜 類 出 荷 量 に 占 める 割 合 は 24% (2011 年 ) と 高 い トマトは 宅 配 直 売 等 多 品 目 の 有 機 農 産 物 を 供 給 している 有 機 栽 培 農 家 の 中 心 的 作 物 であると 共 に 広 域 的 な 有 機 農 産 物 の 物 流 を 担 っている 業 者 や 量 販 店 へ 出 荷 しているトマト 専 作 あるいは 大 規 模 な 栽 培 農 家 も 増 えている トマトの 有 機 栽 培 は 遅 霜 が 終 わってから 初 秋 または 初 霜 が 来 るまでの 期 間 を 利 用 した 普 通 栽 培 が 多 いが この 期 間 は 梅 雨 及 び 夏 の 高 温 多 湿 期 を 中 心 に 多 くの 病 害 虫 が 発 生 し 果 菜 類 の 中 でも 有 機 栽 培 が 最 も 難 しいとされている これを 避 ける ため 施 設 栽 培 により 生 産 安 定 を 図 っているが 多 くの 問 題 を 抱 えている それらの 問 題 を 挙 げれ ば 以 下 の 通 りである 1 土 壌 伝 染 性 病 害 ウイルス 病 など 地 上 部 病 害 の 蔓 延 により 甚 大 な 被 害 を 受 ける 有 機 トマト 作 で 被 害 の 大 きい 病 害 は 土 壌 病 害 では 青 枯 病 かいよう 病 半 身 萎 ちょう 病 萎 ちょ う 病 であり ウイルス 病 害 では モザイク 病 黄 化 葉 巻 病 黄 化 えそ 病 である 地 上 部 病 害 では 葉 かび 病 灰 色 かび 病 すすかび 病 などの 被 害 が 大 きい 有 機 栽 培 では 化 学 合 成 農 薬 が 使 えな いため 施 設 栽 培 耐 病 性 品 種 等 を 利 用 して 病 害 を 防 止 しているが 収 穫 期 後 半 に 発 病 が 広 がる と 防 除 が 難 しく 栽 培 が 継 続 できない 事 態 が 生 じ る また 栽 培 施 設 が 固 定 化 し 大 型 化 もあって 移 動 が 困 難 なことから 連 作 が 常 態 化 しており 病 気 が 発 生 しやすい 夏 の 太 陽 熱 消 毒 などが 行 えな い 場 合 や 水 田 転 換 畑 など 排 水 不 良 地 での 栽 培 では 土 壌 伝 染 性 病 害 の 発 生 で 品 質 収 量 が 著 しく 低 下 する 2 害 虫 の 多 発 により 品 質 収 量 が 大 幅 に 低 下 する 被 害 の 大 きい 害 虫 として アブラムシ 類 アザ ミウマ 類 コナジラミ 類 ハモグリバエ 類 オオタ バコガ ハスモンヨトウ ネコブセンチュウなどが 挙 げられる これらに 対 し 防 虫 ネット 太 陽 熱 消 毒 粘 着 板 (テープ) 等 を 利 用 して 予 防 している が 害 虫 が 施 設 へ 侵 入 してしまえば 有 機 JASで 許 容 されている 農 薬 だけでは 防 除 が 困 難 な 場 合 が 多 い 特 に コナジラミ 類 やアザミウマ 類 アブラ ムシ 類 に 代 表 される 微 小 害 虫 による 加 害 及 び 媒 介 されるウイルス 病 ( 黄 化 葉 巻 病 など) は 0.4mmメッ シュの 防 虫 ネットによる 物 理 的 防 除 でも 防 ぎきれな い 一 方 で ネット 被 覆 はハウス 内 の 温 湿 度 を 高 め 葉 かび 病 や 青 枯 病 の 発 生 を 助 長 しやすい また 有 機 栽 培 では 慣 行 栽 培 とは 異 なる 害 虫 が 問 題 となることがあり 有 効 な 対 策 が 確 立 されてい ない 3 土 づくり 施 肥 管 理 が 不 十 分 だと 収 量 品 質 が 低 下 する トマトは 生 育 期 間 が 長 く かつ 栄 養 生 長 と 生 殖 生 長 が 同 時 進 行 するので 土 づくりによる 地 力 の 向 上 土 壌 の 物 理 性 や 微 生 物 性 の 向 上 により 基 本 的 な 生 育 環 境 を 整 える 必 要 があるが これがで きていないと 生 産 が 不 安 定 になる また 肥 効 が 緩 やかな 有 機 質 肥 料 では 生 育 コントロールが 難 し く 追 肥 の 手 法 が 確 立 しているとは 言 い 難 く 樹 勢 が 衰 えることによる 着 果 不 良 もしばしば 起 きる 4 栽 培 管 理 が 不 適 切 だと 生 産 を 不 安 定 にし 収 量 品 質 が 低 下 する トマトは 果 菜 類 の 中 でも 収 穫 期 間 の 長 い 作 物 で あり 一 定 以 上 の 品 質 の 果 実 を 安 定 的 に 生 産 して いくための 樹 勢 着 果 管 理 が 重 要 である しかし 有 機 栽 培 の 経 験 が 浅 い 生 産 者 は 基 本 的 な 栽 培 管 理 が 十 分 に 出 来 ず 収 量 品 質 を 著 しく 低 下 さ せることが 多 い また 施 設 内 での 土 壌 水 分 管 理 に 失 敗 すると 肥 効 の 発 現 樹 勢 果 実 の 着 果 肥 大 に 影 響 を 及 ぼし 病 害 虫 の 発 生 を 助 長 して 生 産 に 重 大 な 影 響 を 与 える 5 最 初 から 作 付 け 規 模 を 大 きくすると 失 敗 する 有 機 栽 培 では 適 期 作 業 が 大 切 であるが 最 初 から 作 付 規 模 を 大 きくすると 必 要 な 栽 培 管 理 に まで 手 が 回 らず 収 量 品 質 の 著 しい 低 下 から 挫 折 する 例 がある 例 えば 作 付 規 模 に 見 合 った 労 132

3 力 が 確 保 されていない 経 営 体 では 芽 欠 きが 遅 れ たり 収 穫 期 後 半 の 誘 引 摘 芯 も 行 えない 状 況 が 見 られ これが 病 害 虫 の 多 発 を 誘 発 し 新 規 参 入 者 または 慣 行 栽 培 からの 転 換 参 入 者 の 中 には 有 機 栽 培 を 諦 める 者 も 多 い 2. 有 機 栽 培 を 成 功 させるポイント 有 機 栽 培 トマト 作 を 経 営 の 柱 にしている 農 業 者 は 多 くの 作 型 を 組 み 合 わせ 一 部 の 作 型 では 加 温 をして 年 間 を 通 じた 需 要 に 応 えるなど 他 の 果 菜 類 とはやや 異 なった 対 応 が 見 られる それだ けに 多 くの 創 意 工 夫 を 行 って 難 しいとされるトマ トの 有 機 栽 培 を 成 功 させている それら 先 進 農 家 の 調 査 事 例 から 有 機 トマト 作 を 成 功 させているポイ ントを 挙 げれば 以 下 の 通 りである 1 施 設 栽 培 等 による 生 産 の 安 定 化 を 図 る トマトの 有 機 栽 培 は 遅 霜 を 避 けて 定 植 し 夏 から 秋 にかけて 収 穫 する 普 通 栽 培 から 始 めること が 多 い しかし この 作 型 では 梅 雨 期 や 高 温 期 秋 雨 秋 冷 期 を 経 過 するため 露 地 栽 培 では 病 虫 害 や 生 理 障 害 の 発 生 が 多 く また 施 肥 や 土 壌 水 分 のコントロールが 適 切 にできず 過 繁 茂 となり 病 害 を 発 生 させやすい そこで 雨 除 け 栽 培 または 施 設 栽 培 により 降 雨 による 多 湿 状 態 を 避 けて 病 害 を 抑 制 したり 防 虫 ネットなど 物 理 的 な 防 除 手 段 によって 害 虫 の 抑 制 をすると 共 に 土 壌 水 分 の 制 御 等 により 樹 勢 を コントロールして 作 柄 を 安 定 させている このように トマトの 夏 秋 期 における 雨 除 け 栽 培 または 施 設 栽 培 は 他 の 果 菜 類 と 異 なり 生 育 最 盛 期 の 降 雨 に 伴 う 病 害 の 抑 制 と 樹 勢 制 御 果 実 品 質 向 上 の ために 必 要 不 可 欠 である 2 耐 病 性 抵 抗 性 のある 品 種 を 選 択 する トマトは 野 菜 類 の 中 では 土 壌 病 害 をはじめウイ ルス 病 一 般 病 害 が 極 めて 多 い 作 物 で このた め 抵 抗 性 育 種 については 公 的 機 関 で 基 礎 研 究 が 行 われ 種 苗 メーカーでの 品 種 開 発 競 争 も 盛 ん で カタログ 等 での 情 報 開 示 が 行 われている 有 機 栽 培 農 家 もこれらの 情 報 に 注 意 して 品 種 選 択 を 行 っている 抵 抗 性 品 種 については 対 応 できて いる 病 気 レースは 限 定 的 であるが 種 苗 メーカー からは 新 品 種 が 毎 年 発 表 されているので それら の 情 報 を 入 手 し 各 地 域 農 家 圃 場 で 適 応 性 を 確 認 し 適 切 な 品 種 選 択 を 進 める 3 土 づくり 等 により 健 全 な 樹 づくり 樹 勢 維 持 に 努 め 安 定 生 産 を 図 る 有 機 栽 培 を 安 定 化 させる 上 で 特 に 土 づくりと 施 肥 管 理 が 重 要 である そのため 先 進 的 な 有 機 栽 培 農 家 は 土 壌 の 物 理 性 の 改 良 や 深 耕 をは じめ 完 熟 堆 肥 や 草 質 堆 肥 を 多 投 して 腐 植 の 増 加 を 図 り 微 生 物 の 繁 殖 しやすい 環 境 を 整 え 肥 沃 で 保 肥 力 保 水 力 の 高 い 団 粒 構 造 の 発 達 した 土 づくりに 努 めている また 土 壌 分 析 に 基 づい て 土 づくりや 施 肥 管 理 を 行 うほか 茎 葉 着 果 の 状 況 に 応 じた 施 肥 灌 水 管 理 を 通 じて 樹 勢 を 長 期 間 にわたりコントロールしていくことが 重 要 であ る 4 作 型 栽 培 様 式 の 多 様 化 により 長 期 安 定 供 給 を 図 る トマト 作 を 経 営 の 柱 に 据 えた 有 機 栽 培 者 は 作 型 を 分 散 して 長 期 安 定 供 給 と 労 働 の 平 準 化 に 努 めている この 場 合 雨 除 け 栽 培 による 普 通 栽 培 では 降 霜 期 を 収 穫 の 限 度 として 播 種 期 を 10 ~15 日 ずらして 対 応 する 事 例 が 多 い 一 方 規 模 の 大 きい 有 機 農 産 物 の 流 通 販 売 組 織 が 台 頭 してきていることもあり 年 間 を 通 じた 有 機 農 産 物 需 要 の 増 大 を 背 景 に 作 付 規 模 の 大 きい 経 営 体 が 見 られるようになってきた 特 に 温 暖 地 では 収 益 性 を 高 める 観 点 から 地 域 の 慣 行 栽 培 と 同 様 に 半 促 成 栽 培 促 成 栽 培 抑 制 栽 培 を 組 み 合 わせて 行 う 経 営 体 が 出 現 し 長 期 間 にわ たり 有 機 農 産 物 の 供 給 を 図 る 専 作 化 の 動 きもある これには 需 要 者 側 からの 要 請 もあるが 収 益 性 の 向 上 有 機 栽 培 の 不 安 定 さに 対 処 する 危 険 分 散 や 収 穫 労 働 力 の 平 準 化 という 経 営 改 善 の 側 面 も 強 い 5 高 単 収 を 求 めるより 安 定 生 産 食 味 を 重 視 する 有 機 栽 培 での 単 収 は 地 域 作 型 栽 培 技 術 によって 異 なり 慣 行 栽 培 並 みの 単 収 を 上 げてい る 例 もあるが 一 般 には 良 くて8 割 水 準 病 害 虫 133

4 の 制 御 に 失 敗 すれば 5 割 以 下 の 場 合 もある し かし 先 進 事 例 の 多 くは 高 単 収 や 高 収 益 を 求 めるより 本 物 の 美 味 しさ 目 指 しており それが 結 果 として 高 単 価 経 営 の 安 定 につながっている その 考 え 方 の 基 本 は 窒 素 水 分 の 供 給 は 控 え 目 にして 病 害 虫 を 抑 制 し 着 果 数 も 各 果 房 の 個 数 を 抑 え 果 実 の 糖 度 酸 度 は 共 に 高 めて 美 味 しさ を 追 求 している 慣 行 栽 培 並 みの 単 収 を 上 げる 例 もあるが 多 くの 場 合 慣 行 栽 培 比 6~8 割 程 度 の 水 準 である 単 収 増 加 を 図 ろうとすると 病 害 虫 を 誘 発 し 収 穫 を 早 く 切 り 上 げねばならず 病 害 虫 を 多 発 させると 翌 年 にも 影 響 するので 収 量 を 上 げ るより 品 質 重 視 の 生 産 を 行 っている 施 肥 量 や 灌 水 量 を 増 やし 植 栽 密 度 を 上 げれば1~2 割 の 増 収 は 容 易 であるが それによる 栽 培 の 不 安 定 化 を 避 けているのが 実 情 である 6 健 苗 の 育 成 と 初 期 生 育 の 確 保 を 図 る 有 機 JAS に 適 合 する 苗 の 購 入 ができないので 自 家 で 育 苗 する 場 合 が 多 い しかし 生 産 規 模 の 大 きい 経 営 体 ではセル 苗 を 購 入 して これを 自 家 育 苗 したり これに 接 ぎ 木 を 行 ったり 労 働 事 情 によってはセル 苗 を 直 接 定 植 する 例 もある ま た 有 機 種 子 が 高 いことや 育 苗 にかかる 集 約 的 な 管 理 労 働 を 回 避 する 観 点 から トマト 特 有 の 腋 芽 の 発 根 力 を 活 かし 挿 し 木 による 苗 を 育 成 してい る 例 もある さらに 連 作 による 青 枯 病 など 土 壌 病 害 の 発 生 圃 場 では 接 ぎ 木 苗 を 利 用 しいる 自 家 育 苗 の 際 は 健 苗 を 得 るため 育 苗 培 土 の 製 造 に 種 々の 工 夫 を 行 い 育 苗 の 際 特 に 温 湿 度 通 風 灌 水 に 注 意 し 購 入 苗 を 使 う 場 合 でも 馴 化 を 重 視 して 定 植 時 の 初 期 生 育 が 順 調 にいくよう にしている 7 栽 培 管 理 の 適 正 化 により 生 育 を 健 全 化 させる 多 品 目 の 有 機 野 菜 供 給 の 経 営 体 では 雨 除 け 施 設 の 数 も 面 積 も 限 られ 連 作 をしている 場 合 が 多 いので 他 の 野 菜 を 前 後 に 入 れた 作 付 体 系 をとっ ている また 寒 冷 地 や 高 冷 地 では 年 1 作 で 毎 年 同 じ 場 所 でトマトの 作 付 けを 行 う 事 例 も 多 く 連 作 障 害 の 出 ない 土 づくりや 栽 培 管 理 に 努 めてい る 温 暖 地 では 盛 夏 期 にハウス 内 圃 場 を 太 陽 熱 や 湛 水 処 理 により 土 壌 消 毒 を 行 う 例 もあるが トマ トを 経 営 の 中 心 に 据 えている 経 営 体 では このよう な 耕 種 的 な 防 除 に 適 した 時 期 に 長 期 間 ハウスが 空 けられないことが 多 く 土 づくりや 接 ぎ 木 施 肥 整 枝 着 果 管 理 による 健 全 な 樹 勢 の 維 持 圃 場 の 適 切 な 温 湿 度 管 理 等 により 病 気 を 発 生 させない ようにしている また 品 質 収 量 を 高 めるため 追 肥 や 灌 水 の 適 正 化 を 図 り 低 温 期 及 び 高 温 期 の 温 湿 度 管 理 高 温 時 の 遮 光 管 理 根 群 域 の 拡 大 などに 努 めて いる 8 病 害 虫 の 発 生 を 抑 制 する 手 立 てを 講 じる 有 機 栽 培 では 病 害 虫 を 発 生 させないことが 最 も 重 要 なことである 病 害 虫 の 抑 制 には 多 くの 先 進 的 農 家 が 指 摘 しているように 土 づくりによって 作 物 を 健 全 に 生 育 させることに 留 意 している この ため 先 進 的 な 有 機 栽 培 者 の 多 くは 時 間 を 掛 けて 保 肥 力 保 水 力 排 水 性 を 高 める 土 づくりを 進 め 土 壌 の 腐 植 増 加 団 粒 構 造 発 達 や 微 生 物 の 繁 殖 しやすい 環 境 づくりに 努 めている また 病 害 虫 は 種 類 により 高 温 や 高 湿 の 状 態 下 で 発 生 しやすいもの 低 温 条 件 下 で 発 生 しや すいもの 排 水 不 良 条 件 下 で 発 生 しやすいものな ど 多 岐 にわたるので 栽 培 環 境 との 関 係 で 特 に 問 題 となる 対 象 病 害 虫 に 焦 点 を 当 てた 栽 培 管 理 を 行 う 必 要 がある 一 方 微 小 害 虫 の 施 設 内 への 侵 入 や 繁 殖 は 多 くの 地 域 で 問 題 となっているが 有 機 JAS 許 容 農 薬 のみでは 対 処 できないため 個 々の 農 家 独 自 の 工 夫 がなされている これは 植 物 体 の 健 全 な 生 育 を 助 長 するもの 害 虫 の 行 動 を 物 理 的 に 制 限 するもの 土 着 天 敵 や 微 生 物 の 利 用 など 様 々であ る なお 先 進 的 な 有 機 トマト 作 農 家 では 病 害 虫 が 部 分 的 に 出 ても 収 穫 期 後 半 に 向 けて 立 ち 直 る 例 が 多 い これは 永 年 にわたる 土 づくりや 生 態 的 環 境 の 多 様 性 向 上 と 安 定 化 が 関 係 しているため と 見 られる 134

5 9 加 工 需 要 等 への 対 応 により 収 益 を 高 める 多 品 目 の 有 機 野 菜 を 供 給 している 農 家 では 規 格 外 品 も 生 食 用 として 宅 配 や 直 売 所 などで 有 機 栽 培 の 特 長 を 活 かした 販 売 を 行 っているが 有 機 トマト 作 を 経 営 の 柱 に 据 えている 経 営 体 では そ の 作 付 規 模 が 大 きいことら 規 格 外 品 も 多 量 になる ので 有 機 栽 培 ジュース 製 造 用 に 振 り 向 け 高 付 加 価 値 商 品 として 販 売 している また 原 料 として 販 売 する 場 合 でも 慣 行 栽 培 品 より 高 価 で 販 売 して いる 場 合 が 多 い 3.トマトの 生 理 生 態 特 性 1) 原 産 地 と 気 候 トマトの 原 産 地 は 南 米 のアンデス 高 地 に 野 生 種 が 分 布 しており インディオ (インデアン) の 移 住 に 伴 い 中 央 アメリカに 伝 わり 作 物 化 したとみられ る また スペイン 人 がメキシコ 征 服 をした 15 世 紀 にヨーロッパに 伝 わり 観 賞 用 として 栽 培 されてい た 食 用 としての 栽 培 は 18 世 紀 に 入 ってからで 欧 米 で 野 菜 として 普 及 をしたのは 19 世 紀 以 降 とさ れている 我 が 国 へは 17 世 紀 頃 長 崎 に 伝 来 し 本 格 的 な 導 入 は 明 治 時 代 で 大 正 時 代 に 北 海 道 と 愛 知 県 で 徐 々に 普 及 した その 後 戦 後 の 食 の 洋 風 化 で 消 費 が 拡 大 し さらに 近 年 の 健 康 志 向 で 急 速 に 需 要 が 伸 びた トマトは 原 産 地 が 赤 道 に 近 い 高 地 であるが 意 外 なことに 光 量 の 多 い 乾 燥 冷 涼 な 気 候 を 好 む 作 物 で 我 が 国 の 高 温 多 湿 な 夏 期 の 気 候 下 での 栽 培 は 難 しい 2) 性 状 トマトはナス 科 植 物 で 南 米 熱 帯 地 方 の 原 産 で あり 熱 帯 では 多 年 生 であるが 温 帯 地 域 では 一 年 生 の 作 物 として 栽 培 されている 草 姿 は 普 通 型 と 心 止 まり 型 があり 青 果 用 品 種 は 普 通 型 で 一 本 仕 立 て 栽 培 で 行 われる 発 芽 後 葉 を8 枚 程 度 分 化 させたあと 生 長 点 に 第 1 花 房 を 分 化 させ 最 終 葉 の 腋 芽 が 主 枝 として 伸 長 し 葉 を3 枚 分 化 さ せたあと 茎 頂 に 第 2 花 房 を 分 化 し 以 後 これを 繰 り 返 す 各 葉 腋 からは 腋 芽 が 発 生 し 側 枝 となる ので 一 本 仕 立 てでは 早 めに 除 去 するが 2 本 仕 立 てでは 第 1 花 房 直 下 の 強 い 側 枝 を 利 用 する 花 は 6 枚 のがく 片 と 6 枚 の 花 弁 を 有 している 雄 ずいの 内 側 に 雌 ずいがあって 1 本 の 長 い 花 柱 と 子 房 を 持 っている 花 房 は 花 房 梗 の 単 一 なシン グル 花 房 と 二 又 や 不 規 則 なダブル 花 房 がある シ ングル 花 房 は 初 期 の 花 房 に 多 くみられ 花 揃 いや 果 実 が 発 育 した 時 の 玉 揃 いは 良 いが ダブル 花 房 は 低 温 環 境 下 で 育 苗 した 場 合 や 旺 盛 な 栄 養 状 態 で 生 育 した 苗 で 多 く 発 生 する 傾 向 があり 着 果 数 は 多 くなるが 玉 揃 いが 悪 い 傾 向 がある トマトの 葉 は 小 葉 を 持 つ 不 整 形 の 羽 状 複 葉 で 小 葉 は 5~9 枚 であり 普 通 は 葉 柄 基 部 から 小 葉 が3 対 と 先 端 部 に 短 い 小 葉 柄 を 有 して 着 生 する 根 は 発 芽 と 共 に 幼 根 が 伸 長 し 主 根 と 側 根 を 形 成 する また 主 根 や 側 根 の 伸 長 に 伴 い 根 の 表 皮 から 根 毛 が 発 生 する 主 根 や 側 根 は 地 上 部 を 保 持 する 働 きをし 特 にその 先 端 部 では 養 水 分 の 吸 収 が 行 われ 移 植 などの 際 に 根 を 損 傷 させると 活 着 不 良 の 原 因 になる トマトの 根 は 縦 横 へ 旺 盛 に 伸 長 し 特 に 土 壌 の 表 層 に 多 く 分 布 している 比 較 的 深 層 にも 発 達 するが 深 さは1m 位 までで 多 く は 地 表 50cm 程 度 である (1) 温 度 と 生 育 トマトの 低 温 に 対 する 反 応 は 8 位 で 生 育 が 鈍 り 5 になると 生 育 は 止 まる 一 般 に- 1 ~- 2 になると 凍 死 するが 低 温 条 件 下 で 馴 化 した 苗 はかなりの 低 温 に 耐 え 軟 弱 徒 長 苗 では 2 位 で 寒 害 を 生 じる また 30 以 上 になると 呼 吸 作 用 が 光 合 成 作 用 を 上 回 るため 好 ましくない 種 子 は 低 温 域 から 高 温 域 までの 広 い 温 度 帯 で 発 芽 し 11~40 の 範 囲 で 発 芽 する しかし 発 芽 の 適 温 は25~30 程 である 生 育 と 温 度 の 関 係 は 生 育 段 階 により 多 少 異 な るが 生 育 適 温 を 考 えると 昼 間 は 光 合 成 の 促 進 か ら 25~28 が 特 に 日 の 出 からの 午 前 中 は 積 極 的 に 25~28 に 昇 温 を 図 り 午 後 はできる 限 り 温 135

6 度 を 下 げて 25~20 に 下 降 温 度 管 理 をして 前 半 夜 はやや 高 めの 17~14 で 後 半 夜 はやや 低 めの 13~12 に 管 理 して 光 合 成 産 物 の 転 流 促 進 と 呼 吸 消 耗 を 抑 制 する 管 理 を 行 うと 良 い また 開 花 結 実 期 の 温 度 管 理 では 花 粉 の 発 芽 が 関 係 し 低 温 域 は 13~15 とされ 高 温 域 では35 以 上 では 急 激 に 発 芽 率 が 低 下 するため 20~30 が 適 温 と 見 られる 地 温 は 22 前 後 が 適 温 で 13 位 になると 根 の 機 能 低 下 が 見 られ 生 育 に 影 響 を 及 ぼすし 8 では 根 毛 の 伸 長 が 止 ま り 6 で 根 の 発 達 が 停 止 するとされる また 高 温 域 は 33 位 が 限 界 域 で 37 ~ 38 になると 根 の 伸 長 が 止 まるとされている (2) 光 と 生 育 トマトは 光 条 件 に 対 しては 敏 感 に 反 応 し 特 に 短 日 低 日 照 期 の 栽 培 では 軟 弱 徒 長 的 な 生 育 を 示 しやすく 開 花 結 実 も 不 良 となる トマトの 光 飽 和 点 は 7 万 luxとされ ( 図 Ⅰ-1) 他 の 作 物 と 比 べ 特 別 光 要 求 量 が 高 いというほどではないが 光 量 の 低 下 は 著 しく 光 合 成 を 損 なう 例 えば 第 1 花 房 の 第 1 番 花 の 開 花 時 頃 から 自 然 光 を 100 として 減 光 割 合 と 落 花 の 関 係 をみると 表 Ⅰ-1 に 示 したように 減 光 割 合 が 強 いほど 落 花 率 が 高 く なり 弱 光 期 間 が 長 くなるほどその 影 響 が 表 れる つまり 光 量 が 低 下 すると 光 合 成 能 力 が 低 下 し 植 物 体 の 栄 養 状 態 の 低 下 から 生 育 不 良 となり こ 図 Ⅰ-1 トマトの 光 の 強 さと 光 合 成 の 関 係 ( 巽 ら1968) のことが 花 質 を 低 下 させ 落 花 につながる (3) 土 壌 と 生 育 トマトは 土 質 を 特 に 選 ばず 土 壌 適 応 性 の 広 い 作 物 であるが 腐 植 に 富 んだ 壌 土 が 最 も 栽 培 しや すい 表 Ⅰ-1 トマトの 落 花 におよぼす 光 の 影 響 花 房 光 度 % ( 藤 井 ら1941) 第 一 花 房 第 二 花 房 第 三 花 房 平 均 % 土 壌 中 の 酸 素 含 量 は 2% 以 下 では 枯 死 し 10% 前 後 で 最 も 良 い 生 育 を 示 す 土 壌 の 耕 土 が 深 く 通 気 性 が 良 いと 旺 盛 な 根 群 の 発 達 がみられ 地 下 水 位 が 低 く 排 水 が 良 好 で 保 水 性 に 富 ん だ 有 機 質 の 多 い 土 壌 では 深 さ1m 位 まで 根 が 発 達 する 土 壌 の 比 較 的 浅 い 層 では 根 は 横 に 発 達 しその 範 囲 は 約 3mにもなる 土 壌 の 適 酸 度 は ph 6.2~6.7 で ph 5.5 位 より 下 がると 石 灰 の 施 用 が 著 しい 効 果 をもたらす % % 土 壌 水 分 と 生 育 の 関 係 をみると 一 般 に 根 は 土 壌 が 湿 潤 になるほど 表 層 に 分 布 し 乾 燥 状 態 では 根 は 水 分 を 求 め 深 層 へと 伸 長 していく 土 壌 水 分 と 養 分 の 吸 収 量 との 関 係 は 窒 素 については 乾 燥 気 味 であっても 比 較 的 吸 収 できるが 加 里 やホ ウ 素 は 乾 燥 によって 吸 収 が 著 しく 阻 害 される トマトの 開 花 結 実 期 の 土 壌 水 分 と 結 実 の 関 係 は 土 壌 水 分 を 土 壌 湿 度 42~47% ( 標 準 区 ) 50~55% ( 湿 潤 区 ) 27~39% ( 乾 燥 区 ) で 比 較 すると 湿 潤 区 は 標 準 区 と 変 わらないが 乾 燥 区 は 生 育 の 低 下 により 開 花 数 の 減 少 がみられ 落 蕾 落 花 が 著 しく 多 くなり 結 果 率 が 低 下 する 実 際 の 栽 培 では 活 着 後 はやや 土 壌 水 分 を 少 な めに 管 理 して 第 1 花 房 の 着 果 を 安 定 させ その 後 は 天 候 に 応 じた 少 量 多 回 数 かん 水 を 行 い 土 壌 水 分 の 変 動 を 少 なくして 樹 勢 の 維 持 を 図 る %

7 䈲 ᓟ ᣣᢙ䋨ᣣ䋩 䌾 䌾 25 㪈 ᚱ㩷 ಽൻ㩷 ಽൻ 㪉 ᚱ㩷 ಽൻ㩷 㪈 ᚱ 㐿 㩷 㪊 ᚱ ಽൻ㩷 図Ⅰ 2 播種後日数と花芽分化 青木 2000 る 外観的には 開花後4 5日頃から肥大が認 4 花芽分化と開花 果実肥大 トマトは発芽後 栄養生長を続け本葉 8 9 葉が められるようになり 開花後 30 日頃までは肥大が 分化した時に生長点は葉の分化が止まり 花芽の 急速に進み 以後肥大速度は鈍り 日で 分化へと変わる 第1花房の花芽分化は おおよ 肥大が終り着色が始まって 以後成熟に入る 開 そ播種後 日で展開葉2 3葉期である 第 花後から収穫までの日数は 高温期では 45 日前 2花房の分化は播種後 35 日前後 第3花房の分 後 低温期では 75 日前後である 化は 45 日前後である 図Ⅰ 2 花芽分化と生育環境の関係は 第1花房の着 4 有機栽培の基本技術と留意点 生節位は 通常8節前後であるが 育苗温度が 1 作型と作付体系 低温では節位が低下し 花数が増え花もやや大 きくなる傾向がある 一方 高夜温では花房の着 1 作型の多様化 生節位が高くなり 花の充実度は低下する また ①作型の分化 光が強くなると花芽の着生節位は下がり花数も増 周年供給が進んでいるトマトは 同じ暦日でも 加する傾向がみられる 地域によって季節の様相が異なり 作期は細分化 土壌養分との関係は 窒素やリン酸が欠乏する されている 主な作型を概観すれば表Ⅰ 2の通 と花芽分化時期が遅延し花数も減少する 通常の りである 栽培では 育苗期間中に第3花房まで分化が終 有機栽培トマトは多品目野菜供給型経営での えるので この育苗期間中の育苗管理では 温 主力作物となっていることが多い 本来 自然条 度管理をはじめ 灌水管理 受光管理に十分注 表Ⅰ 2 トマトの作型例 門馬 2001a を改変 意をする必要がある 果実の肥大は 果実の肥大生長過程を果径や 果実の容積 果重などでみると 発育が正常な場 合の肥大曲線はS字曲線になる 図Ⅰ 3 つ まり 受精してからかなり遅れて子房が発達してく g 125 果 重 開 花 後 日 数 日 図Ⅰ 3 トマト果実の発育 肥大過程 崎山

8 件 の 下 で 行 う 露 地 栽 培 は 有 機 栽 培 に 最 もふさわ しいと 言 えるが 病 害 虫 の 抑 制 と 樹 勢 のコントロー ル 上 から 宅 配 直 売 所 向 けなど 小 規 模 な 有 機 栽 培 の 場 合 を 除 き 露 地 で 栽 培 されることは 少 なく 雨 除 け 施 設 またはハウスで 栽 培 されていることが 多 い また 慣 行 栽 培 では 周 年 供 給 体 制 は 整 えられ ているが 有 機 栽 培 においても 流 通 業 者 側 から の 要 請 もあり 作 型 の 分 化 多 様 化 が 進 んでいる そして 周 年 供 給 化 が 進 むにつれ 大 規 模 専 作 型 経 営 が 増 加 している なお 作 型 を 超 えた 長 期 採 りの 例 がある これ には 長 期 間 にわたる 樹 勢 と 着 果 のコントロールを 必 要 とし 多 くの 経 験 と 技 術 を 伴 うが 和 歌 山 県 紀 の 川 市 の A 農 園 の 有 機 トマト 作 では 定 植 後 1 年 以 上 にわたる 長 期 採 りを 行 っている 2 大 規 模 専 作 型 経 営 に 見 る 作 型 の 多 様 化 トマトの 有 機 栽 培 を 中 心 にした 大 規 模 経 営 また は 専 作 型 経 営 の 動 きは 単 に 生 食 用 としての 有 機 トマト 作 の 規 模 拡 大 と 供 給 期 間 の 拡 大 というだけで はない 多 様 なものである それは 有 機 トマト 作 に おける 可 能 性 を 探 る 意 味 で 有 機 栽 培 の 経 営 戦 略 を 検 討 する 際 の 参 考 になる 数 少 ない 先 進 事 例 調 査 からではあるが そのタ イプには 1 普 通 早 熟 栽 培 に 加 え 半 促 成 促 成 抑 制 栽 培 の 導 入 による 作 型 の 多 様 化 2 品 種 の 多 様 なタイプ 例 えば 大 玉 ミディ ミニ 加 工 用 調 理 用 品 種 彩 りの 違 いなどを 活 用 した 商 品 開 発 3 付 加 価 値 の 高 い 各 種 加 工 品 への 利 用 4もぎ 取 り 園 等 観 光 資 源 としての 活 用 を 図 る 事 例 が 見 ら れる ( 詳 細 は(3) 参 照 ) (2) 作 型 作 付 体 系 の 特 徴 有 機 栽 培 の 作 付 時 期 は 北 海 道 から 関 東 東 海 の 高 標 高 地 域 にかけては 一 般 に 遅 霜 がなく なってから 定 植 し 無 霜 期 間 を 利 用 して 普 通 栽 培 が 行 われている この 場 合 栽 培 様 式 は 雨 除 け 栽 培 が 行 われ トマトの 需 要 期 である 夏 にかけて 収 穫 を 終 え 秋 に 向 けて 葉 菜 類 または 根 菜 類 を 作 付 けて 輪 作 を 行 うタイプと 秋 に 初 霜 が 降 りるま で 収 穫 を 続 ける 作 型 に 二 分 される また 東 海 近 畿 以 南 から 西 南 暖 地 においては 早 熟 栽 培 普 通 栽 培 のほかに 冬 春 期 には 暖 房 を 行 い 冬 春 から 初 夏 にかけて 収 穫 を 行 う 促 成 または 半 促 成 栽 培 と 夏 秋 期 から 冬 にかけて 収 穫 を 行 う 抑 制 栽 培 も 行 われている 一 般 に 多 品 目 野 菜 を 供 給 する 宅 配 型 または 直 売 所 や 産 直 施 設 に 多 種 類 の 有 機 農 産 物 を 供 給 するタイプの 農 家 では 作 付 規 模 は 小 さくても 数 年 間 のサイクルで 輪 作 体 系 を 組 み 順 次 トマトの 作 付 場 所 を 替 えて 連 作 による 土 壌 病 害 を 回 避 して いる しかし 初 秋 から 晩 秋 期 にかけて 寒 冷 気 候 にな る 北 海 道 東 北 地 域 や 中 間 地 でも 高 冷 地 など 秋 の 訪 れが 早 い 地 域 では 初 霜 と 共 に 収 穫 を 終 える 年 1 作 型 の 有 機 栽 培 が 多 い これらの 農 家 は トマトの 連 作 を 行 うが 冬 期 間 はビニールを 剥 が し 圃 場 を 積 雪 寒 冷 下 に 置 くことにより 温 暖 地 と は 異 なり 病 害 虫 をこの 間 に 減 少 させることが 可 能 で あるとして 連 作 が 行 われている 一 方 温 暖 地 で も 有 機 トマト 作 を 経 営 の 柱 に 据 えている 農 家 では 長 年 月 にわたり 同 一 のハウスでトマトが 連 作 される ことが 多 い また 作 付 規 模 が 小 さい 場 合 でも 雨 除 け 施 設 の 棟 数 が 少 ないため 収 益 の 高 いトマトを 連 作 している 事 例 もあり 連 作 障 害 を 引 き 起 こさない 栽 培 管 理 に 留 意 している 施 設 栽 培 では 連 作 障 害 を 回 避 するために 病 害 虫 抵 抗 性 品 種 を 選 択 したり 接 ぎ 木 栽 培 や 太 陽 熱 による 土 壌 消 毒 あるいは 病 害 虫 が 広 がる までに 収 穫 を 終 わらせるなど 病 害 虫 被 害 を 最 小 限 に 留 めて 多 少 被 害 が 出 ても 経 営 に 響 かないよ うにしている 場 合 が 多 い (3) 事 例 に 見 る 作 型 と 作 付 体 系 の 視 点 先 進 的 な 農 家 事 例 調 査 における 作 型 や 作 付 体 系 の 状 況 及 びその 選 択 の 視 点 を 以 下 に 紹 介 する 1 大 規 模 有 機 トマト 作 の 作 型 栽 培 方 式 ( 北 海 道 旭 川 市 T 農 場 ) 稲 作 +トマト の 大 規 模 複 合 経 営 体 であり 138

9 609a のトマト 作 のうち 438a を 有 機 栽 培 で 行 ってい る 47 棟 のハウスで 食 用 トマトを6 作 型 (268a) 露 地 栽 培 で 加 工 用 トマトを2 作 型 (170a) に 区 分 して 長 期 間 連 作 している 生 食 用 トマトは3 月 下 旬 定 植 から6 月 中 旬 定 植 までで 収 穫 終 期 は 全 て10 月 中 旬 である このうち 早 い2 作 型 (13 棟 ) は 一 時 加 温 し 早 期 収 穫 の3 作 型 分 と 併 せ ハウス23 棟 分 は 地 域 市 民 のもぎ 取 り 専 用 園 として 収 穫 を 消 費 者 に 任 せ 販 売 する 方 式 に 当 て 少 数 労 力 で 大 規 模 有 機 トマト 作 を 実 現 している 2 多 種 多 様 なトマト 供 給 を 目 指 した 作 型 栽 培 方 式 ( 岐 阜 県 高 山 市 Y 農 園 ) 標 高 の 異 な る 中 山 間 地 の 3 団 地 で 110 棟 (1.92ha) の 雨 除 けハウスを 活 用 し 有 機 栽 培 トマ ト 中 心 の 経 営 を 行 っている 作 付 面 積 は 大 玉 トマト 35a 中 玉 トマト 35a ミニトマト 104a のほか 調 理 用 トマト6a エアルームトマト 12a も 含 め 流 通 先 の 要 請 もあり 試 作 品 種 も 含 め 約 100 品 種 を 栽 培 している 自 宅 に 近 い A 団 地 (ハウス 21 棟 55a) では 各 種 トマトの 定 植 が 5 月 上 旬 から 収 穫 は 6 月 下 旬 ~ 8 月 上 旬 である B 団 地 (ハウス 45 棟 88a) ではミニトマト (38 棟 74a) を 中 心 に 定 植 は6 月 中 旬 から 収 穫 は8 月 上 旬 ~11 月 上 旬 ま でのほか 加 工 調 理 用 トマト (7 棟 14a) の 試 作 調 査 を 行 っている また C 団 地 (ハウス34 棟 50a) では 中 大 玉 トマトの 定 植 が 6 月 上 旬 から 収 穫 が7 月 下 旬 ~11 月 上 旬 の 作 型 としている 以 上 標 高 差 による 気 象 条 件 の 違 いや 労 働 配 分 を 考 え 作 付 時 期 をずらしている 3 栽 培 適 期 を 活 かした 作 型 栽 培 方 式 ( 岐 阜 県 高 山 市 H 農 園 ) 夏 秋 トマトの 産 地 において 2 団 地 で90a (66 棟 ) の 雨 除 けハウスを 使 い 定 植 期 を 4 月 中 旬 から 6 月 上 旬 まで 5 区 分 し 収 穫 は6 月 下 旬 から 10 月 末 にかけて 収 穫 し 家 族 労 力 の 配 分 を 調 整 して 長 期 間 出 荷 している 4 輪 作 需 要 を 考 慮 した 作 型 選 択 ( 三 重 県 名 張 市 H 農 園 ) 野 菜 の 多 品 目 経 営 で 最 も 栽 培 が 容 易 で 販 売 価 格 の 高 い 時 期 を 狙 う2つの 作 型 を 葉 菜 類 2 作 またはホウレンソウ5 作 を 挟 み 15 年 来 連 作 してい る 一 時 加 温 型 の 半 促 成 栽 培 (5a) は 3 月 下 旬 定 植 収 穫 は 5 月 下 旬 ~7 月 下 旬 である また 普 通 栽 培 (8a) は 4 月 中 旬 定 植 収 穫 は 6 月 上 旬 ~8 月 上 旬 である 2 作 型 とも 太 陽 熱 消 毒 とマ リーゴールドの 混 作 で 連 作 障 害 を 回 避 している 5 1 年 を 超 す 長 期 採 りトマトの 作 型 栽 培 方 式 ( 和 歌 山 県 紀 の 川 市 A 農 園 ) 10 年 以 上 連 作 の 施 設 で 3 つの 作 型 がある 各 作 型 とも 樹 勢 が 極 端 に 落 ちない 限 り1 年 以 上 の 長 期 採 りを 行 い 栽 培 終 了 期 を 予 め 設 定 していな い 長 期 採 りの 理 由 は 育 苗 に 係 わる 経 費 や 労 力 育 苗 施 設 の 制 約 年 間 連 続 供 給 を 希 望 する 実 需 者 への 配 慮 などである 病 害 虫 を 発 生 させず 長 期 採 りを 行 う 創 意 工 夫 がこれを 可 能 にしている 周 年 収 穫 のため 冬 期 間 は 加 温 する タイプⅠの 作 型 (8a) は 2012 年 8 月 上 旬 定 植 同 年 9 月 に 収 穫 を 始 め 2014 年 4 月 末 が 終 期 ( 予 定 ) である タイプⅡの 作 型 (3a) は 2013 年 8 月 下 旬 定 植 同 年 10 月 下 旬 から 収 穫 を 始 め 2014 年 12 月 末 ( 予 定 ) まで 収 穫 を 行 い タイプⅢの 作 型 (3a) は 2013 年 9 月 下 旬 定 植 同 年 12 月 下 旬 から 収 穫 を 始 め 2015 年 初 頭 まで 収 穫 の 予 定 である 6 黄 化 葉 巻 病 対 策 で 分 断 される 作 型 栽 培 方 式 ( 熊 本 県 宇 城 市 H 社 ) トマト 黄 化 葉 巻 病 の 急 増 で 7 月 の 1 カ 月 間 はト マトの 作 付 けが 禁 止 され 収 穫 は 6 月 末 まで 定 植 は8 月 1 日 以 降 に 限 られる トマトハウス (390a) は 2 団 地 に 分 かれ 古 くから 連 作 している 真 夏 は 黄 化 葉 巻 病 冬 期 は 疫 病 が 発 生 しやすいという 問 題 を 抱 えている 大 玉 ト マトは 定 植 期 が1 月 20 日 2 月 上 旬 10 月 中 旬 11 月 中 旬 で いずれも6 月 末 まで 収 穫 する4 作 型 と 沿 岸 部 海 抜 0mの 団 地 では 9 月 中 旬 定 植 の 大 玉 トマト ( 高 糖 度 の 塩 トマト) と3 月 上 旬 定 植 のミニト マトの 2 作 型 を 栽 培 している ( 収 穫 は 6 月 末 ) な お 自 家 育 種 で 単 為 結 果 性 のミニトマトを 育 成 し 2013 年 から8 月 上 旬 定 植 の 作 型 が 加 わった 139

10 2) 品 種 の 選 択 (1) 品 種 の 特 性 を 重 視 した 選 択 有 機 栽 培 における 品 種 選 択 は 生 産 を 安 定 化 させることが 前 提 になるため 病 害 虫 抵 抗 性 品 種 で 対 応 できない 青 枯 病 などの 土 壌 病 害 は 接 ぎ 木 ま たは 輪 作 で 回 避 し 葉 かび 病 萎 ちょう 病 半 身 萎 ちょう 病 や 黄 化 葉 巻 病 など 抵 抗 性 品 種 が 開 発 さ れている 場 合 には 品 種 比 較 の 試 作 を 行 い 選 択 している 場 合 が 多 い また 需 要 者 が 求 める 品 質 もあり 抵 抗 性 品 種 という 視 点 のみにはいかない ので 輪 作 や 太 陽 熱 消 毒 など 他 の 病 害 虫 克 服 手 段 も 総 合 的 に 勘 案 して 決 めている そのほか 食 味 や 果 色 果 実 の 大 きさなど 特 徴 的 な 特 性 の 視 点 からの 品 種 選 択 も 行 われている なお 最 近 は 単 為 結 果 性 品 種 の 開 発 利 用 も 始 まっている ( 第 2 部 Ⅱ. 品 種 の 選 択 と 自 家 採 種 の2. 参 照 ) 1 品 種 選 択 の 視 点 トマトは 栽 培 面 では 病 害 虫 の 種 類 が 多 く 需 要 面 では 嗜 好 性 が 強 い 作 物 のため 有 機 栽 培 でも 品 種 選 択 が 非 常 に 重 要 であり 病 害 抵 抗 性 と 食 味 を 中 心 とした 品 質 面 に 作 付 時 期 に 応 じた 品 種 特 性 や 栽 培 圃 場 の 条 件 を 考 慮 して 選 択 する 必 要 がある 有 機 トマト 作 中 心 の 経 営 体 では 大 手 の 種 苗 会 社 が 育 成 したF 1 品 種 を 利 用 することが 多 い 一 方 多 品 目 の 有 機 野 菜 供 給 農 家 の 中 には 独 自 性 の ある 品 種 選 択 や 自 家 採 種 により 育 成 した 品 種 を 用 いている 例 も 見 られる トマトは 需 要 の 多 い 作 物 であり その 機 能 性 や 食 材 としての 利 用 調 理 面 から 大 玉 トマトから 中 玉 (ミディ) トマト さらにはミニトマトへと 需 要 が 膨 らんできている ミニトマトの 場 合 には 色 の 違 うも のをセットにした 形 での 販 売 も 拡 大 している この ため 有 機 栽 培 でもこのような 流 通 動 向 への 対 応 を 図 っている 事 例 もある また ミニトマトは 大 玉 トマトに 比 べ 樹 勢 の 強 さや 着 果 性 の 高 さなどから 有 機 栽 培 がしやすい 面 があるため 多 品 目 野 菜 の 有 機 栽 培 者 ではミニト マトの 生 産 拡 大 の 動 きがある しかし ミニトマトは 多 くの 収 穫 労 働 を 必 要 とするため 大 規 模 専 作 型 の 経 営 体 では 大 玉 生 産 が 中 心 である トマト 栽 培 では 施 設 栽 培 による 連 作 が 多 いこと また 有 機 JAS での 許 容 農 薬 が 限 定 されているこ とから 食 味 など 品 質 面 での 品 種 特 性 を 重 視 しつ つも 品 種 の 持 つ 病 害 虫 抵 抗 性 に 留 意 した 品 種 選 択 が 極 めて 重 要 である また 同 様 に 接 ぎ 木 栽 培 を 行 うことは 有 機 栽 培 を 容 易 にするために 重 要 な 手 段 である 2 病 害 虫 抵 抗 性 品 種 抵 抗 性 台 木 品 種 の 利 用 トマト 栽 培 では 土 壌 病 害 の 被 害 が 増 加 するに つれ 抵 抗 性 品 種 や 抵 抗 性 台 木 の 利 用 が 生 産 安 定 のために 欠 かせない 技 術 になっている しかし これらの 品 種 や 台 木 を 導 入 した 産 地 で も さらに 発 病 が 問 題 になっている 例 がある こ れは 新 たに 病 原 性 の 異 なる 菌 が 発 生 したためで あり 連 作 が 要 因 であることが 示 唆 されている ト マト 栽 培 では 促 成 や 半 促 成 栽 培 の 施 設 はもとよ り 普 通 栽 培 でも 雨 除 け 栽 培 が 普 及 し 施 設 の 固 定 化 が 進 んでいるため 連 作 が 恒 常 化 し 土 壌 病 害 虫 の 発 生 が 広 く 見 られる 慣 行 栽 培 では 抵 抗 性 品 種 や 台 木 の 利 用 では 完 全 に 防 除 できないので 農 薬 による 土 壌 消 毒 の 組 合 せで ようやく 防 除 し ているのが 実 情 である 有 機 栽 培 では 土 壌 消 毒 として 太 陽 熱 利 用 や 熱 水 消 毒 が 可 能 であるが 労 力 や 資 材 費 用 の 面 で 導 入 の 利 点 は 小 さい 有 機 栽 培 では やはり 輪 作 を 基 本 に 置 き その 上 で 抵 抗 性 品 種 や 台 木 を 適 切 に 利 用 するのが 栽 培 を 継 続 していく 観 点 からも 必 要 な 対 応 である ⅰ. 主 な 病 害 虫 と 抵 抗 性 品 種 台 木 品 種 の 利 用 広 く 普 及 している 市 販 品 種 は 交 配 種 がほとんど で 複 数 の 重 要 病 害 に 対 して 抵 抗 性 を 持 つ 品 種 の 開 発 が 進 んでいる 主 な 病 害 虫 のタイプ 毎 に 対 応 する 抵 抗 性 品 種 台 木 品 種 の 有 無 については 以 下 の 通 りである 品 種 の 導 入 に 当 たっては 栽 培 圃 場 の 土 壌 病 害 虫 の 発 病 状 況 と 栽 培 時 期 や 圃 場 環 境 を 勘 案 して それに 適 応 する 抵 抗 性 品 種 を 選 定 し さらに 接 ぎ 140

11 木 栽 培 が 必 要 と 判 断 されれば 穂 木 品 種 との 親 和 性 ( 第 2 部 Ⅱ. 品 種 の 選 択 と 自 家 採 種 の2.1) 及 び Ⅵ. 病 害 虫 防 除 対 策 の3) (2) 2 参 照 ) に 留 意 して 適 切 な 台 木 品 種 を 選 定 する また 抵 抗 性 品 種 や 台 木 品 種 が 開 発 されていない 病 害 虫 に 対 しては 別 の 防 除 対 策 を 講 じる 土 壌 病 害 虫 について 萎 ちょう 病 : レース1に 対 しては 全 ての 品 種 が 抵 抗 性 を 保 有 しているとみてよい レース2に 対 し ては 保 有 している 品 種 が 増 えているが 品 種 間 で 抵 抗 性 に 強 弱 が 見 られる レース3に 対 し ては 実 用 品 種 が 無 い 台 木 品 種 はレース1 2 に 抵 抗 性 のものが 多 いが レース3に 対 する 品 種 もわずかではあるが 開 発 されている 半 身 萎 ちょう 病 : レース1に 対 しては 保 有 する 品 種 が 多 いが 品 種 間 で 抵 抗 性 に 強 弱 が 見 られ る レース2に 対 しては 実 用 品 種 がほとんど 無 い 台 木 品 種 はレース1に 対 し 数 多 く 開 発 されてい る 根 腐 萎 ちょう 病 : 抵 抗 性 を 保 有 している 品 種 が 多 くなっているが 品 種 間 で 抵 抗 性 に 強 弱 が 見 られる 台 木 品 種 は 数 多 く 開 発 されている 青 枯 病 : 育 種 は 進 められているが 抵 抗 性 と 呼 べる 品 種 は 開 発 されていない 台 木 品 種 は 他 の 土 壌 病 害 と 複 合 的 抵 抗 性 のものが 数 多 く 開 発 されているが 本 病 については 抵 抗 性 がやや 不 安 定 な 品 種 が 多 い なお 同 病 と 病 徴 が 酷 似 した 細 菌 病 害 として 茎 えそ 細 菌 病 の 発 生 が 認 められているが 青 枯 病 と 混 同 されている 場 合 も 想 定 され 詳 細 は 不 明 である かいよう 病 : 実 用 品 種 はほとんど 開 発 されてい ない また 土 壌 病 害 ではあるものの 地 上 部 の 茎 葉 の 傷 口 から 病 原 菌 が 侵 入 する 場 合 も 多 く 台 木 利 用 では 防 除 できない 褐 色 根 腐 病 : 実 用 品 種 は 開 発 されていない 台 木 品 種 は 他 の 土 壌 病 害 を 複 合 的 に 持 つもの が 幾 つか 開 発 されているが 本 病 の 抵 抗 性 が やや 不 安 定 な 品 種 が 多 い 土 壌 センチュウ : サツマイモネコブセンチュウに 対 して 抵 抗 性 がある 品 種 がかなり 多 く 開 発 され ている 抵 抗 性 には 品 種 間 で 強 弱 が 見 られる これ 以 外 のセンチュウに 対 する 抵 抗 性 品 種 は 無 い 抵 抗 性 台 木 品 種 は 前 出 の 土 壌 病 害 抵 抗 性 を 複 合 的 に 持 つ 品 種 として 開 発 されたものが 多 い 地 上 部 病 害 について 葉 かび 病 : レース 分 化 が 著 しい 病 害 で 現 在 10 種 類 のレースの 発 生 が 確 認 されている ( 飯 田 ら 2011) これらのレースに 対 して 抵 抗 性 品 種 が 開 発 されているので できるだけ 多 くのレース に 抵 抗 性 を 持 つ 品 種 を 利 用 する 現 在 Cf-4 と Cf-9 遺 伝 子 を 持 つ 品 種 の 利 用 が 多 くなってい る ( 前 出 ) が Cf-9 品 種 に 罹 病 する 新 レースの まん 延 する 可 能 性 が 高 い ( 前 出 ) すすかび 病 : 病 徴 は 葉 かび 病 と 似 ていて 区 別 がつきにくい 葉 かび 病 抵 抗 性 品 種 は この 病 害 に 対 しては 抵 抗 性 を 示 さない 葉 かび 病 抵 抗 性 品 種 の 栽 培 で 発 病 が 見 られたら 本 病 の 可 能 性 を 確 認 する また 都 道 府 県 から 報 告 され ている 病 害 虫 の 特 殊 報 を 平 成 19 年 から 5 か 年 間 取 りまとめた 結 果 では 本 病 が 糸 状 菌 病 細 菌 病 の 中 で1 位 になっており ( 水 野 2013) 全 国 的 に 問 題 になりつつある なお 本 病 と 葉 か び 病 との 簡 易 診 断 法 が 開 発 されている ( 黒 田 ら 2012) 斑 点 病 : 慣 行 栽 培 では 被 害 は 多 くないが 抵 抗 性 品 種 が 数 多 く 開 発 されている その 他 の 病 害 虫 : 抵 抗 性 品 種 は 開 発 されてい ない ウイルス 病 害 について ト マ ト で は 従 来 か ら 発 生 し て い る ToMV や CMV などによるモザイク 病 のほかに 近 年 コナジ ラミ 類 やアザミウマ 類 などの 微 細 昆 虫 によって 媒 介 されるウイルス 病 害 が 増 加 しており トマト 栽 培 の 生 産 を 不 安 定 にしている 有 機 栽 培 では これ ら 昆 虫 類 の 防 除 に 農 薬 を 使 用 できないため ウイ ルス 病 害 は 非 常 に 厄 介 で また 抵 抗 性 品 種 は ToMV に 対 するものがほとんどのため ウイルス 病 害 の 発 生 に 係 わる 情 報 を 的 確 に 収 集 して 防 除 141

12 に 生 かすようにする モザイク 病 : 病 原 ウイルスはトマトモザイクウイル ス (ToMV) キュウリモザイクウイルス (CMV) のほか ジャガイモ X ウイルス (PVX) ジャガ イモ Y ウイルス (PVY) トマトアスパーミーウイ ルス (TAV) などがある 全 国 的 に 被 害 が 大 き いのは ToMV と CMV で 地 域 によっては PVX の 被 害 も 問 題 となる 単 独 感 染 ばかりでなく 複 合 感 染 もあるが 症 状 から 病 原 ウイルスを 特 定 することは 困 難 である これら 病 原 ウイルスのうち ToMV に 対 しては 抵 抗 性 品 種 や 台 木 品 種 が 開 発 されている ToMV の 系 統 (ストレインという) は 数 系 統 が 知 られており これに 対 し 抵 抗 性 遺 伝 子 として Tm-1 Tm-2 Tm-2a が 存 在 し この 遺 伝 子 を 保 有 する 品 種 が 抵 抗 性 品 種 として 利 用 されて いる 抵 抗 性 遺 伝 子 のうち Tm-1 は 増 殖 抑 制 型 抵 抗 性 の 遺 伝 子 で 全 身 感 染 してもウイルス の 増 殖 を 抑 えるものであり Tm-2 や Tm-2a はウ イルスが 感 染 しても その 局 部 にエソを 生 じて 押 さえ 込 み 全 身 感 染 を 阻 止 する 過 敏 感 型 抵 抗 性 を 示 すものである 抵 抗 性 遺 伝 子 のうち Tm-2a が 最 も 強 度 の 抵 抗 性 を 示 すもので 最 近 の 品 種 は 多 くがこの 抵 抗 性 遺 伝 子 を 保 有 し ている 台 木 品 種 も 最 近 開 発 されている 品 種 は Tm-2a を 保 有 しているものがほとんどである そ の 理 由 は ToMV 抵 抗 性 遺 伝 子 保 有 の 品 種 を 接 ぎ 木 する 場 合 穂 木 と 台 木 の 遺 伝 子 型 を 合 わせる 必 要 があるが 土 壌 病 害 対 策 として 接 ぎ 木 が 欠 かせなくなっている 状 況 の 中 で 穂 木 品 種 がTm-2a 保 有 品 種 に 特 化 しつつあるからである トマト 黄 化 葉 巻 病 : 病 原 ウイルスは Tomato Yellow Leaf Curl Virus (TYLCV) で 世 界 各 地 で 発 生 するトマトの 重 要 病 害 であり 我 が 国 では 1996 年 に 静 岡 愛 知 長 崎 の3 県 で 初 め て 発 見 された その 後 次 第 に 発 生 地 域 が 拡 大 し 関 東 以 西 を 中 心 に 多 くの 都 府 県 に 及 び 重 要 病 害 となっている 病 原 ウイルスを 保 毒 した タバココナジラミ (シルバーリーフコナジラミ) に よって 媒 介 されるが ウイルス 源 となることが 確 認 されている 作 物 はトマトだけである 抵 抗 性 品 種 の 開 発 が 進 められ 利 用 可 能 品 種 はごく 少 な いが 熊 本 県 など 被 害 が 大 きい 産 地 で 導 入 が 始 まっている トマト 黄 化 えそ 病 : 病 原 ウイルスはトマト 黄 化 え そウイルス (TSWV) で 世 界 各 地 で 多 くの 作 物 に 被 害 が 拡 大 し 問 題 になっている 我 が 国 で は1990 年 代 頃 からキクやトマト ピーマンなどで 西 日 本 から 被 害 が 拡 大 し 全 国 的 に 見 られるよ うになった 野 菜 類 や 花 き 類 の 多 くの 作 物 に 罹 病 し 被 害 が 大 きい 病 原 ウイルスを 保 毒 したア ザミウマ 類, 特 にミカンキイロアザミウマやヒラズハ ナアザミウマによって 媒 介 される TYLCV と 異 なりウイルス 源 となる 作 物 が 多 いため 今 後 被 害 の 拡 大 が 懸 念 されている 現 在 抵 抗 性 品 種 は 開 発 されていない その 他 のウイルス 病 害 : ここ 数 年 新 しいウイル ス 病 が 確 認 されている トマト 茎 えそ 病 は 2009 年 に 群 馬 県 で 初 めて 確 認 され その 後 千 葉 県 などで 発 生 が 確 認 され ている 病 原 ウイルスは キク 茎 えそ 病 と 同 じ Chrysanthemum stem necrsis virus (CSNV) で 国 内 ではこのウイルスによる 作 物 への 発 生 は 2006 年 に 施 設 栽 培 のキクで 初 めてである ミカ ンキイロアザミウマにより 媒 介 され 被 害 株 の 病 徴 は TSWV によるトマト 黄 化 えそ 病 と 酷 似 してい る トマト 黄 化 病 は 2008 年 に 栃 木 県 で 初 めて 確 認 され その 後 群 馬 県 熊 本 県 鹿 児 島 県 な ど 数 県 以 上 で 確 認 されている 病 原 ウイルスは Tomato chlorosis virus (ToCV) で タバココナ ジラミ 及 びオンシツコナジラミにより 媒 介 される これらのウイルス 病 害 に 対 しては 抵 抗 性 品 種 は 開 発 されていない ⅱ.トマトの 主 要 品 種 と 台 木 品 種 の 特 性 主 な 夏 秋 作 型 向 けトマト 品 種 (ミニトマトは 除 く) の 特 性 ( 表 Ⅰ-3) と 主 な 夏 秋 作 型 向 けトマト 台 木 用 品 種 の 特 性 ( 表 Ⅰ-4) 及 び 主 な 冬 春 作 型 向 けトマト 品 種 (ミニトマトは 除 く) の 特 性 ( 表 Ⅰ-5) と 主 な 冬 春 作 型 向 けトマト 台 木 用 品 種 142

13 の 特 性 ( 表 Ⅰ-6) を 示 した これらは 日 本 農 業 新 聞 のトマト 作 に 関 する 特 集 記 事 から 引 用 したも のであるが 病 害 虫 抵 抗 性 と 関 連 させた 品 種 選 択 に 有 用 な 資 料 であるので 活 用 されたい 但 し 作 付 品 種 の 決 定 に 当 たっては 自 家 の 圃 場 での 複 数 年 にわたる 品 種 試 作 や 先 進 的 な 有 機 栽 培 実 践 者 の 情 報 によって 確 認 してみる 必 要 がある 近 年 大 き な 問 題 に な っ て い る 黄 化 葉 巻 病 (TYLCV) については 地 域 を 挙 げてウイルスを 媒 介 するタバココナジラミを 入 れない 増 やさ ない 出 さない の 対 策 がとられており 熊 本 県 の 沿 岸 部 にまたがる 地 域 では 7 月 の1カ 月 間 は 栽 培 禁 止 措 置 をとる 取 組 が 行 われている 抵 抗 性 品 種 ではあってもウイルスを 完 全 に 抑 えられないし 病 徴 が 出 ていなくても 感 染 していることがあるとされ ており レース 分 化 のリスクもある 引 き 続 き 総 合 的 な 防 除 体 制 をとると 共 に 抵 抗 性 台 木 の 利 用 と 合 わせ 健 全 な 樹 づくりを 行 う 栽 培 環 境 の 整 備 樹 勢 管 理 が 欠 かせない 品 種 名 大 玉 品 種 果 実 肥 大 性 1 高 温 期 の 着 果 性 耐 裂 果 性 耐 尻 腐 果 遺 黄 伝 化 子 葉 型 巻 病 2 抵 抗 性 表 Ⅰ-3 主 な 夏 秋 作 型 向 けトマト 品 種 の 特 性 根 腐 葉 萎 ちょう 斑 萎 か 病 点 ちび レ レ 病 ょ 病 ー ー う ス ス 1 2 病 3 品 種 の 特 徴 4 SR 彩 福 Tm-2 a 黄 化 えそ 病 抵 抗 性 食 味 良 く 春 無 加 温 作 や 夏 秋 抑 制 作 など 気 温 差 大 きい 短 期 作 型 に 好 適 な 完 熟 型 いちふく Tm-2 a 色 むらが 極 めて 少 なく 病 気 に 強 く 作 りやすい ハウス 抑 制 作 型 のほか 春 の 無 加 温 作 型 にも 好 適 品 種 耐 病 竜 福 Tm-2 a 食 味 肥 大 性 に 優 れ 春 無 加 温 ~ 夏 秋 雨 除 け 作 に 適 する 樹 勢 がやや 強 く 安 定 しており 長 段 収 穫 が 可 能 Cf 優 福 Tm-2 a 食 味 肥 大 性 に 優 れ 春 無 加 温 や 抑 制 作 型 に 好 適 スタミナがあり 後 半 まで 樹 勢 が 安 定 カネコ 種 苗 カネコ 種 苗 カネコ 種 苗 カネコ 種 苗 パルト Tm-2 a 単 為 結 果 性 で 食 味 の 良 い 赤 熟 出 荷 向 き 品 種 サカタのタネ りんか409 Tm-2 a 高 温 下 での 着 果 性 に 優 れ 食 味 の 良 い 耐 病 性 大 玉 品 種 種 苗 会 社 販 売 店 5 サカタのタネ 麗 夏 Tm-2 a 極 硬 玉 で 裂 果 に 強 い 赤 熟 出 荷 向 き 品 種 サカタのタネ マイロック Tm-2 a 極 早 生 多 収 で 複 合 耐 病 性 を 持 つ 赤 熟 出 荷 向 き 品 種 サカタのタネ 桃 太 郎 セレクト Tm-2 a 食 味 と 栽 培 性 を 兼 ね 備 えた 夏 秋 品 種 後 半 の 樹 勢 が 強 く 長 期 どりに 最 適 高 温 着 果 性 良 好 タキイ 種 苗 桃 太 郎 サニー Tm-2 a 低 段 から 肥 大 の 良 い 夏 秋 品 種 雨 除 け 栽 培 に 最 適 タキイ 種 苗 桃 太 郎 ギフト Tm-2 a 食 味 の 良 い 葉 かび 病 耐 病 性 の 夏 秋 品 種 タキイ 種 苗 TTM-075 Tm-2 a 高 温 着 果 性 肥 大 性 耐 裂 果 性 に 優 れる 硬 玉 の 夏 秋 抑 制 兼 用 品 種 ( 限 定 販 売 ) タキイ 種 苗 桃 太 郎 8 Tm-2 a 食 味 とスタミナに 優 れた 夏 秋 用 の 定 番 品 種 タキイ 種 苗 桃 太 郎 T93 Tm-2 a 作 りやすさ 抜 群 の 夏 秋 品 種 着 果 性 に 優 れ 営 利 栽 培 に も 向 く タキイ 種 苗 桃 太 郎 Tm-1 食 味 抜 群 元 祖 桃 太 郎 タキイ 種 苗 桃 太 郎 グランデ Tm-2 a 高 温 着 果 性 耐 裂 果 性 果 実 肥 大 性 に 優 れる 抑 制 栽 培 専 用 品 種 CF 桃 太 郎 ファイト Tm-2 a 桃 太 郎 ファイト の 葉 かび 病 耐 病 性 を 強 化. 糖 度 が 高 く 食 味 が 良 い CF 桃 太 郎 ヨーク Tm-2 a 桃 太 郎 ヨーク の 葉 かび 病 耐 病 性 を 強 化 短 節 間 で 省 力 肥 大 性 に 優 れる TTM-076 ( 桃 太 郎 ピース) 半 身 萎 ち ょ う 病 Ty-3a Tm-2 a 黄 化 葉 巻 病 イスラエル マイルド 両 系 統 に 耐 病 性 耐 暑 性 に 優 れ 果 実 は 良 食 味 硬 玉 で 高 秀 品 率 ( 限 定 販 売 ) ホーム 桃 太 郎 EX Tm-2 a 家 庭 菜 園 に 最 適 の ホーム 桃 太 郎 に 葉 かび 病 耐 病 性 をプラス 桃 太 郎 ゴールド Tm-2 a 黄 色 の 大 玉 品 種 オ 一 ルシーズン 栽 培 可 能 体 内 に 吸 収 されやすいシス 型 のリコピンを 含 む ネ コ ブ セ ン チ ュ ウ 抵 抗 性 遺 伝 子 型 ToMV タキイ 種 苗 タキイ 種 苗 タキイ 種 苗 タキイ 種 苗 タキイ 種 苗 タキイ 種 苗 143

14 品 種 名 豊 作 祈 願 1102 豊 作 祈 願 1103 果 実 肥 大 性 1 高 温 期 の 着 果 性 耐 裂 果 性 耐 尻 腐 果 表 Ⅰ-3 主 な 夏 秋 作 型 向 けトマト 品 種 の 特 性 (つづき) 遺 黄 伝 化 子 葉 型 巻 病 2 抵 抗 性 Ty-3a Ty-1 Ty-3a Ty-1 根 腐 葉 萎 ちょう 斑 萎 か 病 点 ちび レ レ 病 ょ 病 ー ー う ス ス 1 2 病 3 Tm-2 a Tm-2 a ぜいたくトマト Tm-2 a 品 種 の 特 徴 4 着 果 着 色 が 早 く 早 生 子 室 数 多 く 割 れにくい 樹 勢 中 強 甘 酸 味 バランスよく 食 味 良 好 果 重 230 ク ラム 前 後 越 冬 短 期 栽 培 ~ 夏 秋 栽 培 に 好 適 着 果 着 色 が 早 く 早 生 子 室 数 多 く 割 れにくい 樹 勢 強 低 温 期 にも 樹 勢 衰 えにくい 果 重 240 ク ラム 前 後 共 販 出 荷 向 き 越 冬 短 期 栽 培 ~ 夏 秋 栽 培 に 好 適 従 来 使 用 している 品 種 が 海 外 育 成 の TY 耐 病 性 品 種 の 場 合 は 元 肥 を2 3 割 少 なく 栽 培 を 始 め 追 肥 で 調 整 する 食 味 着 果 に 優 れ S 玉 中 心 に 良 くそろい 普 通 の 大 玉 トマトより 糖 度 が0.5~1 以 上 高 くなる みそら64 Tm-2 a 着 果 と 果 ぞろいに 優 れ 裂 果 に 強 く 極 硬 玉 果 の 高 品 質 品 種 早 生 で 食 味 の 良 い トマト 黄 化 葉 巻 病 イスラエル マイ TYみそら86 Tm-2 a ルド 両 系 統 に 耐 病 性 で みそら64 タイプの 品 種 ミディ( 中 玉 ) 品 種 レッドボーイ ~ Tm-2 a 春 無 加 温 作 から 夏 秋 雨 除 け 夏 秋 抑 制 作 など 夏 型 栽 培 に 好 適 なミディトマト 裂 果 や 日 焼 けに 強 い レッドボレロ ~ Tm-2 a 黄 化 えそ 病 抵 抗 性 品 種 食 味 良 く 春 無 加 温 ~ 抑 制 作 型 などに 好 適 レッドホープ ~ Tm-2 a 甘 酸 のバランスが 良 く 食 味 に 優 れた 葉 かび 病 抵 抗 性 品 種 樹 勢 にスタミナがあり 長 期 の 作 型 でも 能 力 が 発 揮 される シンデイースイート Tm-2 a 甘 酸 のバランスの 良 い 濃 厚 な 味 で 色 回 りなど 外 観 も 優 れたミディトマト シンディーオレンジ Tm-2 a 甘 みが 強 く フルーツのような 食 感 を 楽 しめる オレンジ 色 のミディトマト フルティカ Tm-2 a 果 重 は40~50ク ラムで 果 ぞろい 良 く 高 糖 度 葉 かび 病 耐 病 性 を 持 つ ルイ60 Tm-2 a 果 重 60 ク ラムで 果 ぞろい 抜 群 で 栽 培 容 易 適 度 な 酸 味 があり 食 味 に 優 れる フルーツルビーEX Tm-2 a が 強 く 食 味 が 良 い ぜいたくトマト より 硬 く 糖 度 も 40~60 ク ラムのミディトマト 耐 裂 果 性 に 優 れ 甘 味 酸 味 高 いため 夏 場 のフルーツトマト 生 産 に 最 適 フルーツゴールド Tm-2 半 身 萎 ち ょ う 病 30 ~ 50 ク ラムのオレンジ 色 ミディトマト 着 果 性 に 優 れ 甘 味 酸 味 ともにバランスの 良 いトマト 華 小 町 Tm-2 a 作 型 を 問 わず 安 定 した 高 糖 度 口 に 残 らない 薄 い 皮 消 費 者 の 期 待 を 裏 切 らないフルーツトマト 華 ロイヤル Tm-2 a 食 欲 をそそる 真 っ 赤 なトマト 80 ク ラム 前 後 の 手 ごろな 食 べ きりサイズ 高 糖 度 トマト ネ コ ブ セ ン チ ュ ウ 抵 抗 性 遺 伝 子 型 ToMV トキタ 種 苗 トキタ 種 苗 種 苗 会 社 販 売 店 5 日 本 デルモンテアグリ( 販 売 店 : 渡 辺 採 種 場 渡 辺 農 事 アサヒ 農 園 カネコ 種 苗 ) みかど 協 和 みかど 協 和 カネコ 種 苗 カネコ 種 苗 カネコ 種 苗 サカタのタネ サカタのタネ タキイ 種 苗 タキイ 種 苗 日 本 デルモンテアグリ( 販 売 店 : 渡 辺 採 種 場 渡 辺 農 事 アサヒ 農 園 カネコ 種 苗 ) 日 本 デルモンテアグリ( 販 売 店 : 渡 辺 採 種 場 渡 辺 農 事 アサヒ 農 園 カネコ 種 苗 ) 福 井 シード 福 井 シード 注 1: 病 害 抵 抗 性 は = 抵 抗 性 あり = 中 程 度 の 抵 抗 性 あり ( 耐 病 性 含 む) 品 種 選 定 や 各 品 種 の 抵 抗 性 の 強 弱 は 種 苗 会 社 への 聞 き 取 りや 種 苗 会 社 のカタログ ホームページなどを 参 考 にし それぞれ 農 研 機 構 野 菜 茶 業 研 究 所 が 監 修 した 1 高 温 期 の 果 実 肥 大 性 着 果 性 耐 裂 果 性 耐 尻 腐 果 の4 項 目 はメーカーの 自 己 申 告 に 基 づき =とても 優 れている =やや 優 れている 記 載 なし = 優 れていない 不 明 とした 2 黄 化 葉 巻 病 抵 抗 性 遺 伝 子 型 は 種 苗 会 社 が 非 公 表 の 場 合 は = 中 程 度 の 抵 抗 性 あり ( 耐 病 性 含 む) とした 3 葉 かび 病 は 抵 抗 性 遺 伝 子 がCf- 9に 基 づく または 同 等 レベルの 場 合 は = 抵 抗 性 それ 以 外 の 場 合 は = 中 程 度 抵 抗 性 とした 4 品 種 の 特 徴 は 種 苗 会 社 によるコメント 5 国 内 育 成 品 種 は 育 成 した 種 苗 会 社 を 海 外 育 成 品 種 は 国 内 の 販 売 店 などを 記 載 した 144

15 品 種 名 根 腐 萎 ち ょ う 病 褐 色 根 腐 病 表 Ⅰ-4 主 な 夏 秋 作 型 向 けトマト 台 木 用 品 種 の 特 性 萎 ちょう 病 レ ー レ ー レ ー ス 1 ス 2 ス 3 半 身 萎 ち ょ う 病 ネ コ ブ セ ン チ ュ ウ 青 枯 病 抵 抗 性 遺 伝 子 型 ToMV 品 種 の 特 徴 種 苗 会 社 販 売 店 地 下 水 位 の 高 いほ 場 や かん 水 量 の 多 い 栽 培 に 好 根 くらべ Tm-2 a 適 青 枯 病 萎 ちょう 病 レース 2に 強 い カネコ 種 苗 広 範 囲 な 土 壌 病 害 に 対 して 耐 病 性 を 有 し 根 量 が 助 人 Tm-2 a 多 く 強 めの 樹 勢 でスタミナがある カネコ 種 苗 青 枯 病 萎 ちょう 病 レース 2 に 強 く 樹 勢 が 中 程 度 スーパー 良 縁 Tm-2 a で 安 定 している カネコ 種 苗 浅 根 型 で 樹 勢 がおとなしく 肥 培 管 理 が 容 易 青 良 縁 Tm-2 a 枯 病 に 強 い カネコ 種 苗 青 枯 病 萎 ちよう 病 (レース 1 ~ 3) に 強 く 樹 勢 強 健 Tm-2 a はやや 強 めで 波 がなく 安 定 している カネコ 種 苗 褐 色 根 腐 病 にとても 強 い 耐 病 性 を 持 つ 青 枯 病 にも フレンドシップ Tm-2 a 強 い 耐 病 性 を 持 つ 樹 勢 も 後 半 まで 維 持 できる サカタのタネ 青 枯 病 にとても 強 い 耐 病 性 を 持 つ 樹 勢 は 自 根 並 レシーブ Tm-2 a みで 管 理 しやすい サカタのタネ 萎 ちょう 病 レース 3 抵 抗 性 青 枯 病 褐 色 根 腐 病 に ブロック Tm-2 a 優 れた 耐 病 性 を 持 つ 万 能 型 台 木 サカタのタネ 青 枯 病 褐 色 根 腐 病 に 優 れた 耐 病 性 を 持 つ 樹 勢 マグネット Tm-2 a 強 くスタミナが 後 半 まで 維 持 できる サカタのタネ 青 枯 病 に 強 い 耐 病 性 を 持 つ 特 に 初 期 に 収 量 を 上 サポート Tm-2 a げたい 方 にお 勧 め 樹 勢 も 後 半 まで 維 持 できる サカタのタネ 胚 軸 が 緑 色 で 穂 木 と 識 別 が 容 易 深 根 性 で 特 に 後 グリーンセーブ Tm-2 a 半 の 馬 力 が 強 い 青 枯 病 褐 色 根 腐 病 に 強 耐 病 性 タキイ 種 苗 胚 軸 が 緑 色 で 穂 木 と 識 別 が 容 易 樹 勢 はおとなし グリーンガード Tm-2 a め 青 枯 病 褐 色 根 腐 病 に 強 耐 病 性 タキイ 種 苗 青 枯 病 に 強 耐 病 性 で 褐 色 根 腐 病 にも 中 程 度 の 耐 ボランチ Tm-2 a 病 性 を 持 つ タキイ 種 苗 青 枯 病 に 強 耐 病 性 を 持 つ 初 期 の 樹 勢 がおとなしく Bバリア Tm-2 a コントロールしやすい タキイ 種 苗 褐 色 根 腐 病 と 青 枯 病 に 安 定 した 耐 病 性 を 持 つ ガードナー Tm-2 a 樹 勢 は 中 程 度 タキイ 種 苗 褐 色 根 腐 病 に 強 耐 病 性 で 冬 春 栽 培 に 適 する 樹 ドクター K Tm-2 a 勢 はおとなしくコントロールしやすい タキイ 種 苗 ベスパ Tm-2 a スタミナがあり 冬 春 の 長 期 栽 培 に 最 適 タキイ 種 苗 強 勢 で 低 温 伸 長 性 に 特 に 優 れる 痩 せ 地 や 冬 春 長 影 武 者 Tm-2 a 期 栽 培 など 馬 力 が 必 要 な 環 境 に 適 する タキイ 種 苗 アンカー T Tm-2 a 樹 勢 が 強 く 夏 秋 栽 培 で 馬 力 の 必 要 な 所 に 適 する タキイ 種 苗 茎 が 太 く 接 ぎ 木 が 容 易 深 根 性 で 根 量 多 く 後 キャディ1 号 Tm-2 a 半 まで 樹 勢 維 持 し 生 育 安 定 トキタ 種 苗 注 1: 主 な 品 種 について 種 苗 会 社 のカタログ ホームページなどを 参 考 に 病 害 抵 抗 性 を 示 し それぞれ 種 苗 会 社 が 確 認 農 研 機 構 野 菜 茶 業 研 究 所 が 監 修 した 注 2: 青 枯 病 は 種 苗 会 社 のカタログで 抵 抗 性 強 度 が5-7の 品 種 を 8-9の 品 種 を とし 抵 抗 性 強 度 の 品 種 間 差 が 明 記 されていない 品 種 は 口 と した 注 3: 褐 色 根 腐 病 は カネコ 種 苗 とサカタのタネの 品 種 はカタログ 通 りの 表 記 タキイ 種 苗 の 品 種 は 抵 抗 性 強 度 が3の 品 種 を とし 5の 品 種 を 7-8の 品 種 を とした 145

16 品 種 名 大 玉 品 種 遺 黄 伝 化 子 葉 型 巻 病 1 抵 抗 性 根 腐 葉 萎 ちょ 斑 萎 か う 病 点 ち び レ レ 病 ょ 病 ー ー う ス ス 病 表 Ⅰ-5 主 な 冬 春 作 型 向 けトマト 品 種 の 特 性 品 種 の 特 徴 3 種 苗 会 社 販 売 店 4 8 大 病 害 に 強 い 豊 円 硬 玉 後 半 まで 樹 勢 保 ち サイズ 大 きく 多 収 冬 朝 日 和 10 Tm-2 a 朝 日 工 業 春 用 朝 日 和 あい Tm-2 a 8 大 病 害 に 強 い 腰 高 硬 玉 甘 味 と 酸 味 のバランス 良 い 冬 春 用 朝 日 工 業 朝 日 和 もえか Tm-2 a 8 大 病 害 に 強 い 腰 高 硬 玉 高 温 着 果 が 良 い 夏 秋 抑 制 栽 培 向 き 朝 日 工 業 アニモTY-10 Tm-2 a 9 大 病 害 に 強 い 腰 高 硬 玉 果 形 良 く 整 う 樹 勢 が 衰 えにくく 後 半 まで 大 玉 アニモTY-12 Tm-2 a 9 大 病 害 に 強 い 腰 高 硬 玉 1 年 を 通 して 着 果 が 良 い 秀 品 率 が 高 い 朝 日 工 業 武 蔵 野 種 苗 園 朝 日 工 業 武 蔵 野 種 苗 園 ビットリオ Tm-2 a 8 大 病 害 に 強 い 豊 円 硬 玉 サイズ 大 きく 多 収 ゼリーが 少 なく 業 務 向 け 朝 日 工 業 ごほうび Tm-2 a 高 糖 度 で 食 味 の 良 い 大 玉 赤 熟 出 荷 向 け 品 種 ( 王 様 トマト 該 当 品 種 ) サカタのタネ 黄 化 葉 巻 病 に 耐 病 性 の 促 成 半 促 成 栽 培 に 適 した 赤 熟 出 荷 向 き 品 種 ( 王 秀 麗 Ty-2 Tm-2 a サカタのタネ 様 トマト 該 当 品 種 ) マイロック Tm-2 a 極 早 生 多 収 で 複 合 耐 病 性 を 持 つ 赤 熟 出 荷 向 き 品 種 ( 王 様 トマト 該 当 品 種 ) サカタのタネ りんか409 Tm-2 a 高 温 下 での 着 果 性 に 優 れ 秀 品 率 の 高 い 夏 秋 抑 制 栽 培 向 き 品 種 サカタのタネ 着 果 肥 大 が 安 定 する 促 成 半 促 成 栽 培 に 適 した 赤 熟 出 荷 向 け 品 種 ( 王 麗 容 Tm-2 a サカタのタネ 様 トマト 該 当 品 種 ) CFハウス 桃 太 郎 Tm-2 a 葉 かび 病 耐 病 性 を 持 つ ハウス 桃 太 郎 タイプ 食 味 が 良 く 極 早 生 タキイ 種 苗 CF 桃 太 郎 J Tm-2 a 葉 かび 病 耐 病 性 を 持 つ 桃 太 郎 J タイプ 低 温 性 肥 大 性 に 優 れる タキイ 種 苗 CF 桃 太 郎 はるか Tm-2 a 葉 かび 病 耐 病 性 を 持 つ 桃 太 郎 はるか タイプ 低 温 伸 長 性 に 優 れる タキイ 種 苗 葉 かび 病 耐 病 性 を 持 つ 桃 太 郎 ファイト タイプ 糖 度 が 高 く 食 味 が 良 い CF 桃 太 郎 ファイト Tm-2 a 半 促 成 栽 培 にも 適 する タキイ 種 苗 葉 かび 病 耐 病 性 を 持 つ 桃 太 郎 ヨーク タイプ 短 節 間 で 大 玉 が 狙 える CF 桃 太 郎 ヨーク Tm-2 a 半 促 成 栽 培 にも 適 する タキイ 種 苗 桃 太 郎 あきな Tm-2 a 葉 かび 病 耐 病 性 を 持 ち 肥 沃 地 (ひよくち) の 半 促 成 栽 培 に 最 適 タキイ 種 苗 桃 太 郎 プレミアム Tm-2 a 葉 かび 病 に 強 く 食 味 に 優 れる 冬 春 栽 培 用 着 果 性 が 良 く 硬 玉 ( 限 定 販 売 ) タキイ 種 苗 豊 作 祈 願 1102 豊 作 祈 願 1103 Ty-1 Ty-3a Ty-1 Ty-3a 半 ネ 身 コ 青 萎 ブ 枯 ち セ ン 病 ょ チ う ュ 病 ウ 抵 抗 性 遺 伝 子 型 ToMV 節 間 が 短 く 早 生 230 グラム 前 後 食 味 重 視 越 冬 栽 培 の 短 期 栽 培 促 Tm-2 a 成 栽 培 夏 秋 栽 培 に 向 く 節 間 が 短 く 早 生 240 グラム 前 後 樹 勢 強 く 収 量 重 視 抑 制 作 から 夏 秋 Tm-2 a 栽 培 まで 周 年 栽 培 可 能 トキタ 種 苗 トキタ 種 苗 豊 円 で 棚 持 ち 良 くゼリーが 落 ち 難 い スタミナがあり 長 期 栽 培 で 高 収 量 を 狙 え 富 丸 ムーチョ Tm-2 a る 実 温 14 度 ( 生 殖 生 長 時 )~16 度 以 上 ( 栄 養 生 長 時 ) 目 安 トミタテクノロジー 大 安 吉 日 の 多 収 改 良 型 大 安 吉 日 よりさらに 大 玉 で 多 花 終 盤 まで NTO-TY04 Ty-3a Tm-2 a 樹 勢 強 いスタミナ 型 で 長 期 越 冬 栽 培 に 好 適 ( 限 定 販 売 ) ナント 種 苗 大 安 吉 日 の 多 収 改 良 型 大 安 吉 日 よりもやや 早 生 で 多 花 長 期 越 冬 NTO-TY05 Ty-3a Tm-2 a 作 のみならず 短 期 抑 制 半 促 成 栽 培 にも 好 適 ( 限 定 販 売 ) ナント 種 苗 黄 化 葉 巻 病 (イスラエル 系 マイルド 系 ) に 非 常 に 強 い 下 段 より 肥 大 し 硬 玉 大 安 吉 日 Ty-3a Tm-2 a デベソ 乱 形 果 少 なく 味 が 良 い ナント 種 苗 ユニバーサル 17 Ty-3a Tm-2 a 黄 化 葉 巻 病 に 耐 病 性 のある 赤 系 トマト 収 量 性 が 非 常 に 高 く 業 務 用 に 向 く ナント 種 苗 食 味 着 果 に 優 れ S 玉 中 心 によくそろい 普 通 の 大 玉 トマトより 糖 度 が 0.5 ぜいたくトマト Tm-2 a ~1 以 上 高 くなる 日 本 デルモンテ みそら64タイプの 早 生 で 食 味 の 良 い 黄 化 葉 巻 病 (イスラエル 系 マイルド 系 ) TYみそら 86 Tm-2 a 耐 病 性 品 種 みかど 協 和 みそら64 Tm-2 a 空 洞 果 奇 形 果 の 発 生 が 少 なく 果 ぞろいが 良 く 秀 品 率 の 高 い 品 種 みかど 協 和 中 玉 品 種 シンディーオレンジ Tm-2 a 甘 味 が 強 く フルーツのような 食 感 を 楽 しめる オレンジ 色 の 中 玉 品 種 サカタのタネ シンディースイート Tm-2 a 甘 酸 のバランスの 良 い 濃 厚 な 味 で 色 回 りなど 外 観 も 優 れた 中 玉 品 種 サカタのタネ フルティカ Tm-2 a 果 重 は40~50グラムで 果 ぞろい 良 く 高 濃 度 葉 かび 病 耐 病 性 を 持 つ タキイ 種 苗 カラフルトマトTSX111 Tm-2 a 丸 形 極 珍 しい 茶 色 果 実 完 熟 時 には 甘 味 も 十 分 乗 る 30グラム 前 後 トキタ 種 苗 スイートローザ Tm-2 a 黄 化 葉 巻 病 に 耐 性 を 持 つ 個 取 りトマト 総 合 的 な 食 味 が 良 く 棚 持 ちが 良 い トミタテクノロジー 注 1 : 品 種 の 選 定 については メーカーの 聞 き 取 りに 基 づき ( 独 ) 農 研 機 構 野 菜 茶 業 研 究 所 が 監 修 注 2 : 各 品 種 の 抵 抗 性 の 強 弱 は 種 苗 会 社 のカタログ ホームページなどを 参 照 注 3 : 病 害 抵 抗 性 は = 抵 抗 性 あり = 中 程 度 の 抵 抗 性 あり ( 耐 病 性 を 含 む) 1 黄 化 葉 巻 病 抵 抗 性 遺 伝 子 型 は 種 苗 会 社 が 非 公 表 の 場 合 に = 中 程 度 の 抵 抗 性 あり ( 耐 病 性 含 む) とした 2 葉 かび 病 は 抵 抗 性 遺 伝 子 がCf- 9に 基 づく または 同 等 レベルの 場 合 = 抵 抗 性 = 中 程 度 抵 抗 性 とした 3 品 種 の 特 徴 は 種 苗 メーカーによるコメントよる 4 国 内 育 成 品 種 は 育 成 した 種 苗 会 社 海 外 育 成 品 種 は 国 内 の 販 売 店 などを 記 載 146

17 表Ⅰ 6 主な冬春作型向けトマト台木用品種の特性 ToMV 抵抗性遺伝子型 ネコブセンチュウ 半身萎ちょう病 名 レース3 種 レース2 品 褐 萎ちょう病 色 根 腐 病 レース1 根腐萎ちょう病 青 枯 病 品 種 の 特 徴 種苗会社 販売店 Tm-2a 吸肥力は中庸で 自根栽培と同様な施肥管理が可能 朝日工業 Tm-2a 青枯病耐病性が強い 吸肥力はやや強く 樹勢が弱 朝日工業 い品種との相性が良い サポート Tm-2a 青枯病に強い耐病性を持つ 特に初期に収量を上げ サカタのタネ たい人におすすめ 樹勢も後半まで維持できる ジョイント Tm-2a 青枯病 褐色根腐病に耐病性を持つ台木 自根並 サカタのタネ みの管理を行いたい人におすすめ フレンドシップ Tm-2a 褐色根腐病にとても強い耐病性を持つ 青枯病にも サカタのタネ 強い耐病性を持つ 樹勢は後半まで維持できる ブロック Tm-2a 萎ちょう病レース3抵抗性 青枯病 褐色根腐病に優 サカタのタネ れた耐病性を持つ万能型台木 マグネット Tm-2a 青枯病 褐色根腐病に優れた耐病性を持つ 樹勢 サカタのタネ 強くスタミナが後半まで維持できる レシーブ Tm-2a 青枯病にとても強い耐病性を持つ 樹勢は自根並み サカタのタネ で管理しやすい Bバリア Tm-2a 青枯病に強耐病性を持つ 初期の樹勢がおとなしい タキイ種苗 ガードナー Tm-2a 褐色根腐病と青枯病に安定した耐病性 グリーンガード Tm-2a 胚軸の色が緑色で穂木との識別が容易 複合耐病虫 タキイ種苗 性を持つ台木品種 グリーンセーブ Tm-2a 胚軸が緑茎 樹勢が強く 低温期の根張りが良い タキイ種苗 複合耐病虫性を持つ ドクター K Tm-2a 褐色根腐病に強耐病性で 冬春栽培に適する あおおに 台本命 ベスパ ボランチ キャディ1号 タキイ種苗 タキイ種苗 Tm-2a 冬春のハウス栽培で程よい樹勢を示す 肥培管理が タキイ種苗 容易 Tm-2a 青枯病に強耐病性で 褐色根腐病にも耐病性 Tm-2 茎が太く 接ぎ木が容易 深根性で根量多く 後半 トキタ種苗 まで樹勢維持し 生育安定 タキイ種苗 注1 主な品種について 各社のカタログやホームページなどを参照に病害抵抗性を判定 注2 青枯病は各社のカタログで抵抗性強度が5 7の品種を 8 9の品種を 抵抗性強度の品種間の差が明記されていな いメーカーの品種は とした 注3 褐色根腐病について カネコ種苗の品種はカタログ通りの表記 タキイ種苗及びサカタのタネの品種は抵抗性強度が3 4の品種を 5 6の品種を 7 9の品種を とした 不十分で 着果不良や肥大不良となる このため ③接ぎ木栽培の活用 トマトの接ぎ木栽培の目的は 抵抗性品種が実 慣行栽培では着果ホルモン処理やマルハナバチ 用化されていない土壌病害虫対策として行われて により着果促進が図られているが 有機栽培では いる 慣行栽培では 青枯病 褐色根腐病対策 マルハナバチの放花昆虫による受粉を行うしかす として導入されている場合が多いが 有機栽培に べがない しかし 高温期 32 以上 及び低 おいてもこれらの土壌病害に対する対策として不 温期 13 以下 には正常な花粉が出来にくくな 可欠である 土壌病害虫対策は 輪作を行うのが る上に マルハナバチの活動が低下して受粉が 基本的な対応策であるが 固定施設で栽培面積 不安定になるために 適切な温度管理を行わない が小さく 連作をせざるを得ない場合には 接ぎ と 着果不良や変形果実の増加などの問題が起 木栽培を行う 4 の3 健苗の育成参照 きる ④単為結果性品種の活用 このような状況下で 近年受粉をしないで結実 トマトは両性花であり 自然状態の中であれば する単為結果性品種の開発が進み 第 2 部の Ⅱ 風や昆虫により自家受粉をするが ハウスなどで 品種選択と自家育種 採種法 の2 1 参照 は無風状態の上 昆虫の飛来もないため受粉が ミニトマトに続き 大玉トマトでも販売品種が出始 147

18 めているので 品 種 開 発 の 動 向 を 注 視 し 利 用 を 検 討 する すでに 単 為 結 果 性 品 種 が 早 くから 開 発 されてい るミニトマトでは 栽 培 面 積 も 増 加 しているが 有 機 栽 培 農 家 の 中 には 自 家 育 種 によって 単 為 結 果 性 でかつ 病 気 に 強 いミニトマトの 品 種 を 選 抜 し 従 来 難 しかった 盛 夏 期 の 生 産 を 可 能 にした 熊 本 県 の 有 機 栽 培 農 家 の 事 例 もある ( 第 2 部 の Ⅱ. 品 種 選 択 と 自 家 育 種 採 種 法 の1.5) (2) 参 照 ) (2) 事 例 に 見 る 品 種 選 択 の 視 点 有 機 栽 培 者 の 品 種 選 択 の 視 点 は 千 差 万 別 では あるが それぞれの 経 営 体 における 営 農 条 件 の 中 で 合 理 的 な 理 由 をもって 選 択 または 選 択 のための 努 力 をしているので その 考 え 方 等 を 例 示 する 1 北 海 道 T 農 場 生 食 用 品 種 は 全 て 半 身 萎 ちょう 病 と 葉 かび 病 に 抵 抗 性 のある 品 種 を 選 んでいる 大 玉 種 での 主 力 品 種 は 以 下 の 品 種 で 全 て 自 根 苗 である りんか 409 : 節 間 が 短 く 草 丈 が 伸 びないので 茎 の 管 理 作 業 が 楽 で 段 数 が 採 れ 作 り 易 い 上 に 味 がよい 桃 太 郎 セレクト CF ハウス 桃 太 郎 : 病 気 に 強 い 品 種 であるが 節 間 は 長 い パルト : 単 為 結 果 性 で 豊 産 性 である きたスズミ : 豊 産 性 で 玉 揃 いがよく 生 食 用 出 荷 で 秀 品 率 が 高 い 中 玉 種 ではシンディースイート シンディーオレ ンジ Mr 浅 野 の 傑 作 の 3 品 種 を 主 力 品 種 としてい る ミニトマトは 直 売 店 用 で 味 色 を 変 えた3 種 類 を 収 量 性 秀 品 率 の 高 さを 考 慮 して 栽 培 している ほかに 有 機 JAS の 加 工 用 として 露 地 栽 培 による 3 品 種 を 無 支 柱 整 枝 で 栽 培 している 2 岐 阜 県 Y 農 園 販 売 戦 略 及 び 顧 客 からの 要 請 で 試 作 品 種 が 多 いが 約 100 種 類 の 品 種 ( 大 玉 種 3 中 玉 種 3 ミニ 種 10 特 殊 系 30 調 理 用 6 エアルーム 系 約 50) を 栽 培 している しかし 主 力 品 種 は 大 玉 種 では 麗 夏 中 玉 種 ではシンディースイート ミニ 種 ではキャロル 10に 絞 っている 3 岐 阜 県 H 農 園 慣 行 栽 培 時 には 地 域 の 銘 柄 品 種 である 桃 太 郞 8を 栽 培 していたが 葉 かび 病 が 出 やすいため 麗 夏 に 変 えた 麗 夏 は 果 実 が 硬 く 裂 果 がごく 少 ない ので 流 通 上 からも 良 い しかし 連 作 のせいか 葉 かび 病 が 出 やすくなっている 4 三 重 県 H 農 園 20 年 以 上 前 から 低 温 伸 長 性 のある 冬 系 の 品 種 ハウス 桃 太 郞 を 栽 培 していたが 10 年 前 から 食 味 を 重 視 し 収 量 と 味 の 面 で 優 れている 夏 系 の 桃 太 郞 ファイトに 変 えた 耐 病 性 は 栽 培 管 理 により 健 全 な 樹 づくりを 行 い 補 完 している 5 和 歌 山 県 A 農 園 数 品 種 の 試 作 により 有 機 種 子 認 証 が 得 られ ま た 樹 勢 が 強 く 病 害 抵 抗 性 があるオランダ エン ザ 社 ( 日 本 ではベストクロップ 社 扱 い) の 中 玉 品 種 カンパリの 自 根 栽 培 を 選 択 した 果 皮 が 硬 く 多 湿 条 件 下 でも 実 割 れせず 秀 品 率 が 高 い 6 熊 本 県 H 社 大 玉 トマトでは 葉 かび 病 灰 色 かび 病 青 枯 病 等 土 壌 病 害 に 抵 抗 性 が 高 いマイロックを 利 用 して いる 塩 分 の 高 い 塩 田 跡 の 圃 場 では 葉 かび 病 が 出 ないので 糖 度 が 高 く 食 味 の 良 いハウス 桃 太 郎 を 栽 培 している ミニトマトは 従 来 夏 は 高 温 でマ ルハナバチでの 受 粉 が 極 端 に 低 く 栽 培 困 難 であっ たが 自 家 採 種 を 繰 り 返 して 単 為 結 果 性 品 種 が 育 成 でき 8 月 定 植 の 栽 培 が 可 能 になった 3) 健 苗 の 育 成 育 苗 は 苗 半 作 とも 云 われ 最 も 重 要 な 作 業 で 有 機 栽 培 農 家 は 労 力 さえ 許 せば 自 家 で 育 苗 を 行 うこ とが 多 い しかし 最 近 は 経 営 規 模 の 大 きいトマ トの 専 作 型 やトマトを 主 体 ににした 経 営 が 増 加 して いるため 育 苗 場 所 や 労 働 力 の 制 約 から 一 部 または 初 期 段 階 の 育 苗 を 外 注 に 切 り 替 える 所 もあ る トマトの 育 苗 は 発 芽 及 び 初 期 生 育 を 確 実 にし て 軟 弱 な 幼 苗 期 を 気 象 災 害 や 病 害 虫 から 守 り 148

19 健 全 に 育 てることが 大 きな 目 的 で 育 苗 作 業 で 最 も 重 要 なことは 育 苗 用 の 培 土 づくりと 健 苗 育 成 のた めの 管 理 作 業 である (1) 育 苗 培 土 播 種 床 の 培 土 は 発 芽 率 を 高 めるために 保 水 性 透 水 性 通 気 性 に 優 れ 病 原 菌 や 害 虫 雑 草 の 種 子 を 含 まないものが 良 い また 適 度 な 肥 料 成 分 を 含 むことが 重 要 である 一 般 には 山 土 と2 年 以 上 熟 成 した 草 質 堆 肥 または 前 年 の 踏 み 込 み 温 床 資 材 に 別 途 製 造 してあるボカシまたは 米 糠 や 菌 体 資 材 必 要 に 応 じて 籾 殻 燻 炭 やパーラ イト ピートモスなど 多 くの 資 材 を 混 合 堆 積 して 製 造 している 例 が 多 い しかし 認 証 機 関 によっては 山 土 では 認 証 基 準 を 満 たしていないとして 認 めず 認 証 済 み 圃 場 の 土 を 使 う 例 もある 育 苗 培 土 製 造 の 資 材 や 製 造 法 を 例 示 すれば 以 下 のようである 1 北 海 道 T 農 場 では 25 年 からはホクレンからの 購 入 した 自 根 苗 に 切 り 替 えたが 鉢 上 げを 行 う 培 土 は ハウス 土 + 牛 糞 堆 肥 + 微 生 物 菌 体 (トーマス 菌 オルガ 菌 ) +ボカシ 肥 料 + 貝 化 石 粉 末 を 混 合 して 製 造 している 2 三 重 県 H 農 園 では 購 入 苗 は 育 苗 期 間 中 に 必 要 な 窒 素 分 を 持 たせており 初 期 に 窒 素 過 多 で 栄 養 生 長 型 になり 病 気 が 出 やすいので 自 家 育 苗 をしている 培 土 は 山 土 + 生 籾 殻 + 長 期 熟 成 バーク 堆 肥 を1/3 ずつ 混 合 して 製 造 し 不 足 分 は 単 体 肥 料 で 追 加 している 3 和 歌 山 県 A 農 園 では 育 苗 用 培 土 は 古 いもの ほど 良 いと 考 え 現 在 は 7 年 間 熟 成 させた 自 家 製 の 各 種 草 質 堆 肥 を 使 い 無 肥 料 の 状 態 で 播 種 または 挿 し 木 をしている (2) 育 苗 の 方 法 と 管 理 1 育 苗 の 方 法 低 温 期 の 育 苗 は 温 度 管 理 のしやすい 電 熱 温 床 を 利 用 し 保 温 管 理 が 十 分 できる 施 設 を 用 意 す る 日 照 量 の 少 ない 時 期 に 当 たるので 日 当 たり の 良 い 場 所 に 育 苗 施 設 を 設 置 する 高 温 期 の 育 苗 では 着 花 節 位 が 上 昇 し 花 質 も 不 良 となりや すいので 風 通 しのよい 涼 しい 場 所 に 育 苗 ハウス を 設 置 し アブラムシやコナジラミ アザミウマなど の 微 小 昆 虫 の 侵 入 を 防 止 する 対 策 も 徹 底 する 播 種 床 は 一 般 には 播 種 箱 (プラスチック 製 ) やセルトレイ ( 自 根 の 場 合 128 穴 トレイ 接 ぎ 木 の 場 合 穴 トレイ) を 用 いる 例 が 多 い また 大 規 模 な 経 営 体 では セル 成 型 苗 を 育 苗 専 門 業 者 に 委 託 したり 接 ぎ 木 苗 で 購 入 する 場 合 もある また 時 期 によってはセル 成 型 苗 を 鉢 上 げせず 直 接 定 植 している 事 例 もある 2 育 苗 管 理 ⅰ. 播 種 床 播 き 箱 播 きの 方 法 は ともに 床 土 を 6cm 程 度 入 れ 条 間 6~8cm 種 子 間 3~4cm 覆 土 1 cm 弱 のすじ 播 きで 行 う 種 子 量 は 10a 当 たり 60~ 70m l 程 度 必 要 である 覆 土 後 は 新 聞 紙 などで 覆 い 乾 燥 を 防 止 する セル 成 型 苗 の 播 種 は 72~ 200 穴 のセルトレイに 播 種 用 培 土 を 詰 め 各 セル の 中 央 に 深 さ 5mm 程 度 の 穴 を 開 け ここに 1 粒 ず つ 播 種 し 箱 播 きの 場 合 と 同 様 に 覆 土 を 行 う 発 芽 揃 いまで4 5 日 かかる トマトの 種 子 は 光 暗 性 種 子 とされており 暗 所 で 発 芽 させた 方 が 発 芽 率 が 高 く 発 芽 日 数 も 短 い ( 三 浦 2001) 通 常 播 種 後 発 芽 までは 床 温 を 25~30 で 管 理 し 発 芽 後 は 25 以 下 に 下 げ その 後 定 植 に 向 け 20 まで 下 げていく なお 気 温 を 低 めに 管 理 すると 苗 の 生 育 は 生 殖 生 長 型 になり 地 温 を 気 温 より5~7 低 く 管 理 すると 根 がよく 発 達 した 苗 が 育 成 できる ( 吉 岡 2001) 播 種 床 で 重 要 なことは 発 芽 までは 毎 朝 発 芽 の 状 況 を 確 認 して 夕 方 には 播 種 面 の 表 面 が 乾 く 程 度 の 灌 水 を 行 うこと 播 種 床 面 が 乾 かないように 管 理 することであり 僅 かでも 発 芽 してきたら 温 度 を 下 げて 光 を 当 て 胚 軸 が 徒 長 しないようにする また 灌 水 もやや 少 なめとする ⅱ. 鉢 上 げと 定 植 までの 管 理 箱 まき セル 苗 共 に 播 種 後 本 葉 2.5 葉 頃 ( 播 種 後 25 日 頃 ) になったら 鉢 上 げを 行 う 予 め ポットに 土 を 詰 めておき 灌 水 をして 低 温 期 に 149

20 はビニールを 被 覆 しポットの 温 度 を 上 げておく 鉢 土 は 播 種 用 床 土 に 自 家 製 のボカシを 混 合 して 使 う ことが 多 く これに 不 足 する 肥 料 分 や 微 量 要 素 の 資 材 を 添 加 して 使 うこともある 鉢 上 げ 用 のポット は 老 化 苗 にせず 定 植 初 期 の 生 育 を 順 調 にさ せる 観 点 から なるべく 大 きなポットを 使 いたいが 育 苗 用 土 も 大 量 になるので 10.5cm ポットまたは 12cmのポットを 使 うことが 多 い 鉢 上 げ 作 業 は 苗 を 抜 きやすくするため 軽 く 灌 水 をする 植 え 付 けの 深 さは 子 葉 が 鉢 土 面 より2 ~3cm 程 度 上 に 出 るように 植 える 鉢 上 げ 後 軽 く 灌 水 を 行 い 苗 床 に 並 べて 保 護 する 鉢 上 げ 直 後 は 昼 間 の 気 温 は23~26 夜 間 は 15~16 地 温 は 20 にして 苗 の 活 着 を 図 る が 徐 々に 温 度 を 下 げていき 3 葉 以 降 は 下 限 温 度 をさらに2 程 度 は 下 げていく 鉢 上 げから 定 植 間 近 の 温 度 管 理 は 鉢 上 げの 段 階 ですでに 第 1 花 房 の 位 置 は 決 まっているの で 低 温 による 障 害 果 の 発 生 を 防 ぐと 共 に 高 温 による 徒 長 を 防 ぐことが 重 要 である トマトは 一 般 に 光 が 強 くなると 光 合 成 量 が 多 く なり 花 芽 分 化 が 促 進 され 質 の 良 い 大 きな 花 に なる また 肥 料 の 影 響 を 強 く 受 け 窒 素 とリン 酸 のどちらか 一 方 が 不 足 しても 花 芽 分 化 は 著 しく 抑 えられる そこで 育 苗 では 光 合 成 能 力 の 高 い 葉 を 持 ち 充 実 した 花 芽 を 持 った 定 植 時 に 活 着 の 良 い 苗 を 作 ることが 重 要 なことから 鉢 上 げ 後 は 日 照 管 理 温 度 管 理 水 管 理 に 注 意 し 徒 長 させず にガッチリ 締 まった 苗 に 育 てる 葉 色 が 薄 い 場 合 には 肥 料 切 れも 予 想 されるので 灌 水 時 に 有 機 質 のフイッシュ 系 の 液 肥 を 追 肥 する 三 重 県 H 農 園 では 播 種 は 水 稲 の 育 苗 箱 に 条 蒔 きし 本 葉 2 枚 目 が 出 た 時 に 12cm ポットに 移 植 しているが 播 種 床 土 は 窒 素 を 少 なくしているの で 効 きの 早 いフイッシュソリブルなど 魚 系 の 200 ~300 倍 液 肥 を 移 植 後 早 目 に 施 用 している 苗 の 生 育 が 進 み 葉 が 混 み 合 ってきたら 光 が 下 まで 当 たるように 鉢 を 広 げ 通 風 と 採 光 を 良 くする ずらし を 行 う ( 写 真 Ⅰ-1) ずらし 時 期 が 遅 れると 苗 が 軟 弱 徒 長 気 味 になる 良 質 苗 を 育 成 するには 温 度 管 理 と 灌 水 管 理 が 重 要 である こ の 時 点 では 昼 間 は 採 光 と 通 風 に 注 意 し 夜 間 は 12~15 で 管 理 する 特 に 高 夜 温 にしないこと が 重 要 で 灌 水 は 午 前 中 早 くに 行 い 夕 方 には 生 長 点 付 近 の 葉 がやや 萎 れる 程 度 がよい ⅲ. 育 苗 時 の 留 意 点 育 苗 管 理 では 育 苗 期 間 中 に 始 まる 花 芽 分 化 について 理 解 しておく 必 要 がある (3. の2) の (3) 参 照 ) トマト 等 の 果 菜 類 は 将 来 果 実 にな るもとの 花 芽 が 育 苗 中 から 作 られるが トマトでは 開 花 時 の 花 の 大 きさと 初 期 収 量 ( 藤 井 1976) あ るいは 苗 重 と 初 期 収 量 は 密 接 な 関 係 があるとされ ている ( 第 2 部 Ⅲ 健 苗 の 育 成 と 初 期 生 育 の 確 保 図 Ⅲ-1 参 照 ) トマトは 普 通 本 葉 が 第 8 葉 程 度 まで 分 化 すると 成 長 点 が 花 芽 に 変 わり 第 1 花 房 を 分 化 する こ の 苗 姿 は 外 観 的 には 発 芽 後 25~30 日 本 葉 の 展 開 葉 数 が2~3 枚 という 苗 がごく 小 さい 段 階 で 起 写 真 Ⅰ-1 ずらしを 行 う 前 ( 左 )と 行 ったあと( 右 )の 様 子 ( 提 供 : 福 広 博 敏 氏 ) 150

21 こる 第 1 花房の直下葉の腋芽が分化して主茎と 硬化させる して伸長し その後生長点は順次3葉毎に花房を 馴化の程度は定植期の地 気温とも関係する 分化して 栄養生長と生殖生長が平行して進む が 定植時期が低温条件の時ほど効果が高い 第3花房は普通本葉6 7枚展開時 播種後 40 なお 定植 3 日前に 戻し を行うこともある こ 50 日 に分化するので 普通苗の育苗では育苗 れはこの段階で灌水を十分して根を若返らせて発 時の環境が直接第3花房までの花数や花の素質 根力を高め 定植後の活着を促進することとされ に大きな影響を及ぼす ている ③挿し木苗の利用 適温下での育苗は 苗の生育が順調で 第1 花房の着花節位は8節程度で 数個の花芽が分 和歌山県の A 農園では海外から取り寄せる有機 化し 質の良い大きな花になるが 低夜温管理で 種子が高価 一粒 60 円 な上に 苗木の養生施 は花芽分化が早まり 着花節位が下がり花数は増 設の制約や育苗労力節減のため 夏の発根困難 加するが 苗の生育は抑制される 一方 高夜 時を除き 必要な苗の1/ 2から3割を挿し木 深さ 温管理では栄養生長に傾き 花芽分化が遅れて 5cm程度に挿し灌水を行う によって育成している 着花節位が高まり 花数は少なくなり 花の素質 この方法は播種から定植までにかかる所要時間が も不良となる 半分で済むメリットもある 挿し木苗は1年にわたる また 昼温が 20 以下で 夜温が6 8 にな 収穫の最終段階で欠株が出た時も利用し 2 3 ると 花の各器官の分化 発育が助長され 子 段の果実を収穫している 室数が増加し 乱形果の発生が多くなるので注意 する 特に 普通栽培や早熟栽培 半促成栽培 3 接ぎ木 の場合には 育苗が低温時期に当たるので 保 ①接ぎ木の必要性と方法 温には十分留意する 温度が 12 を下回ったり トマトでは他の野菜に比べ 土壌伝染性病害に 乾燥し過ぎたりすると低段果房に穴あき果やチャッ 対する抵抗性品種の育成が進んでいるが 青枯 ク果の発生が多くなるので注意する 写真Ⅰ 2 病 根腐れ萎ちょう病 褐色根腐病などの土壌病 ⅳ 馴化 害や ネコブセンチュウに対してはまだ十分では 育苗した苗をそのまま定植すると 環境条件が ない また 嗜好性の高いトマトでは出荷先から 急変するため生育が一時的に停滞し 特に低温 の要請で必ずしも病害抵抗性の高い品種を選べる 条件が重なると活着が遅れ初期生育が抑制され とは限らない そこで 慣行栽培では 青枯病 る これを避けるため 育苗の最終段階で7日程 萎ちょう病 半身萎ちょう病 褐色根腐病等の土 度をかけて外気に慣らすための 馴化 を行う 壌病害抵抗性の強い台木 例えば 青枯病には 馴化は苗を十分日光に当て 温度をやや低めに B バリア レシーブ を 褐色根腐病には フ し また 灌水も最小限に制限することよって苗を レンドシップ グリーンセーブ などの抵抗性台 写真Ⅰ 2 育苗期の低温に伴い発生する乱形果 左 穴あき果 中 チャック果 右 提供 HP埼玉の病害虫写真集 151

22 木 を 利 用 ) に 接 ぎ 木 を 行 って 連 作 することが 多 い その 必 要 苗 数 は 22 千 本 にものぼるため 作 業 効 また 樹 勢 を 強 化 し 栽 培 期 間 の 延 長 を 図 る 目 的 で 率 が 高 く 活 着 率 の 高 い 幼 苗 接 ぎ 木 法 の 導 マグネット キャデイ1 号 助 人 影 武 者 入 のメリットが 高 いとしている この 場 合 台 木 の 等 に 接 ぎ 木 をすることも 行 われている 品 種 は フレンドシップ (サカタのタネ) を 使 い 有 機 栽 培 においても 連 作 を 行 っている 場 合 セルトレイ (128 穴 ) に 播 種 し 穂 木 は 育 苗 箱 に で 青 枯 病 萎 ちょう 病 のほかに 半 身 萎 ちょう 病 播 種 している 接 ぎ 木 は 播 種 後 3 週 間 ほど 経 って 褐 色 根 腐 病 根 腐 萎 ちょう 病 ネコブセンチュウ 台 木 穂 木 とも 本 葉 が 2.5~3 枚 の 時 上 胚 軸 の の 発 生 が 懸 念 される 場 合 には 接 ぎ 木 栽 培 を 行 っ 長 さが10~20mm 茎 の 太 さが1.7~2.5mmの 時 に て 連 作 している 場 合 が 多 い セルトレイの 苗 に またはポット 上 で 接 ぎ 木 を 行 う 接 ぎ 木 の 種 類 には 台 木 と 穂 木 の 接 合 の 仕 方 なお 接 ぎ 木 の 際 には 4.2) 品 種 の 選 択 によって 幾 つかの 方 法 がある 従 来 はトマトで の 項 で 述 べたように 台 木 の 病 害 抵 抗 性 の 違 いや は 呼 び 接 ぎ が 圧 倒 的 に 多 く 次 いで 割 接 台 木 と 穂 木 との 親 和 性 に 注 意 して 品 種 の 選 択 を 行 ぎ が 多 かった しかし 呼 び 接 ぎ や 割 接 う ぎ はポット 育 苗 を 前 提 とし 本 葉 が4.5~5 枚 になっ 2 接 ぎ 木 苗 の 管 理 てから 接 ぎ 木 をする 方 式 であり 接 合 方 法 養 生 トマトの 育 苗 好 適 温 度 は 昼 間 は 24~27 管 理 活 着 後 の 管 理 作 業 効 率 などの 面 で 問 題 夜 間 は 15~17 地 温 は 18~20 とされている があった ( 吉 岡 2001) 接 ぎ 木 後 3 日 間 は 気 温 25 湿 そういう 中 で セル 成 型 育 苗 で 台 木 の 本 葉 が2 度 80%で 養 生 し セルトレイで 接 ぎ 木 した 時 は ~2.5 葉 の 幼 苗 時 に 接 ぎ 木 をする 幼 苗 接 ぎ 木 法 10 日 程 度 後 活 着 した 苗 を 12cm ポットに 移 植 する が 1990 年 に 全 農 によって 開 発 され ( 板 木 2009) 夜 間 はビニールなどを 掛 けて 12 以 下 にならない 農 家 でも 容 易 に 接 ぎ 木 苗 ができようになり 有 機 ように 保 温 する 栽 培 農 家 にも 広 がっている この 方 法 では 台 木 は また 養 生 中 は 過 湿 高 温 萎 れに 注 意 しな 子 葉 の 上 1cm で 切 断 し 切 断 面 は 30 度 の 角 度 がら 接 ぎ 木 後 2 日 後 から 光 線 に 馴 らしていく 育 5mm 程 度 の 長 さとする 穂 木 も 子 葉 の 上 1cm で 苗 中 の 光 の 強 弱 は 光 合 成 作 用 花 芽 形 成 苗 の 切 断 し 台 木 も 同 様 の 角 度 を 持 たせる そして 生 長 に 影 響 する 光 の 不 足 しやすい 冬 期 の 育 苗 台 木 に 支 持 チューブを 差 し 込 み 穂 木 と 台 木 の 切 では 株 間 を 十 分 とり 相 互 被 陰 による 光 不 足 を 断 面 が 合 うように 穂 木 をチューブに 差 し 込 む ( 金 できるだけ 少 なくする 一 方 盛 夏 時 の 育 苗 では 井 2009) 本 法 は 接 合 法 が 容 易 で 初 心 者 でも 習 得 しやすく その 能 率 は 従 来 の 方 法 に 比 べて2~3 倍 とされてい る ( 図 Ⅰ-5) ( 全 農 2009) 接 ぎ 木 作 業 が 完 了 したセルトレイか ら 順 次 活 着 促 進 装 置 ( 苗 ピット 等 ) に 搬 入 する 専 用 の 養 生 装 置 がなけれ ば ビニールトンネル 掛 けをして 湿 度 を 90% 前 後 に 保 つ また 直 射 日 光 が 入 らないように 寒 冷 紗 などで 被 覆 し 弱 光 条 件 とする 岐 阜 県 高 山 市 のY 農 園 では トマトの 連 作 圃 場 (9 割 を 占 める) は 全 て 接 ぎ 木 によっているが 図 Ⅰ-5 幼 苗 斜 め 合 わせ 接 ぎの 作 業 工 程 ( 全 農 2009) 152

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