18 世 紀 末 テキサス-ルイジアナ 境 界 研 究 No. 境 4(2013)pp. 界 地 域 の 形 成 過 程 [ 研 究 ノート ] ボーダーランズ 18 世 紀 末 テキサス-ルイジアナ 境 界 地 域 の 形 成 過 程 フィリップ ノーランの 家 畜 交 易 を 中

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1 Title 18 世 紀 末 テキサス-ルイジアナ 境 界 地 域 の 形 成 過 程 : フ ィリップ ノーランの 家 畜 交 易 を 中 心 に Author(s) 二 瓶, マリ 子 Citation 境 界 研 究 = JAPAN BORDER REVIEW, 4: 77-1 Issue Date DOI /jbr.4.77 Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/61178 Right Type bulletin (article) Additional There are other files related to th Information above URL. File Information 05Nihei.pdf ( 本 文 ) Instructions for use Hokkaido University Collection of Scholarly and

2 18 世 紀 末 テキサス-ルイジアナ 境 界 研 究 No. 境 4(2013)pp. 界 地 域 の 形 成 過 程 [ 研 究 ノート ] ボーダーランズ 18 世 紀 末 テキサス-ルイジアナ 境 界 地 域 の 形 成 過 程 フィリップ ノーランの 家 畜 交 易 を 中 心 に 二 瓶 マ リ 子 はじめに 現 在 は 米 国 領 となっているテキサス 州 北 東 部 は 18 世 紀 にはヌエバ エスパーニャ 副 王 領 の 最 北 部 を 成 した これに 加 えて もともとフランス 領 であったルイジアナ 地 方 は 1763 年 (パリ 条 約 )から1803 年 (ルイジアナ 買 収 )までの 間 スペイン 領 であった つまり ボーダーランズ 18 世 紀 後 半 スペイン 領 テキサス 地 方 およびルイジアナ 地 方 は 米 国 領 と 接 する 境 界 地 域 であった 18 世 紀 末 は 米 国 領 土 の 境 界 線 が 西 へ 西 へと 徐 々に 伸 張 した 時 期 であり テキサス-ル イジアナ 境 界 地 域 に 流 入 する 米 国 人 の 数 は 増 加 の 一 途 をたどった 当 時 広 大 な 面 積 を 有 した 当 該 地 域 は スペイン 人 入 植 地 がまだらにしか 存 在 せず たくさんの 野 蛮 な 先 住 民 が 生 活 していた スペイン 政 府 にとってこの 地 域 は 天 然 資 源 に 恵 まれた 副 王 領 内 陸 部 を 諸 外 国 の 侵 略 から 防 衛 するための 緩 衝 地 帯 だったのである 本 稿 では この 緩 衝 地 帯 にお ける 米 国 人 の 活 動 が 顕 著 になり 始 めた 初 期 の 状 況 に 焦 点 をあてて テキサス-ルイジアナ 境 界 地 域 の 形 成 過 程 を 検 討 する 考 察 の 対 象 とする 具 体 的 な 事 例 は アイルランド 生 まれ の 米 国 人 フィリップ ノーラン(Philip Nolan) の 越 境 的 な 家 畜 交 易 である テキサス-ルイ ジアナ 間 では それぞれの 地 域 にスペイン 人 とフランス 人 が 入 植 し 始 めた18 世 紀 初 頭 か ら 馬 を 中 心 とした 家 畜 交 易 が 行 われていたが 18 世 紀 末 になると 米 国 領 からルイジアナ に 流 入 する 米 国 人 が 増 加 し 彼 らもこの 慣 習 に 倣 い 家 畜 交 易 に 従 事 するようになった スペイン 領 と 米 国 領 を 自 由 に 横 断 し 家 畜 交 易 を 担 った 最 初 の 米 国 人 が ノーランだった のである ノーランと 彼 の 交 易 活 動 を 取 り 巻 いた 人 びととの 関 係 性 に 焦 点 を 当 てて 境 界 線 が 曖 昧 であった 頃 の 当 該 地 域 の 社 会 的 経 済 的 状 況 の 一 端 を 明 らかにするのが 本 稿 の 狙 いである ノーランの 家 畜 交 易 が 進 展 するにつれ 当 該 地 域 のスペイン 人 役 人 たちは 次 第 に スペ イン 領 に 米 国 が 侵 略 することへの 警 戒 心 を 強 めた そして スペイン 人 役 人 が 憂 慮 した 事 態 は 1803 年 のルイジアナ 併 合 を 筆 頭 として 19 世 紀 に 突 入 すると 徐 々に 現 実 化 した そ のためノーランの 事 例 は 19 世 紀 半 ばに 発 生 したメキシコ- 米 国 領 土 紛 争 および 米 墨 戦 争 の 背 景 として 位 置 づけることができる 先 行 研 究 では この 歴 史 的 背 景 が 取 り 上 げられ 77

3 二 瓶 マリ 子 ることは 少 ない 本 稿 ではノーランの 事 例 に 焦 点 を 当 てることで メキシコと 米 国 の 対 立 が 表 面 化 する 以 前 に テキサスとルイジアナが 強 い 相 互 関 係 で 結 ばれていた 点 を 確 認 した い そして 西 漸 運 動 や 西 部 開 拓 といった 米 国 側 の 動 きばかりではなく スペイン 側 の 動 きも 射 程 にいれることで 1845 年 以 降 激 化 したメキシコ- 米 国 間 の 領 土 紛 争 の 一 因 を 論 じ たい ボーダーランズ 本 稿 は 近 年 米 国 西 部 史 の 分 野 で 進 展 している 新 たな 境 界 地 域 史 学 の 研 究 動 向 を 踏 ま ボーダーランズ えたものである 境 界 地 域 とは 米 国 南 西 部 史 の 先 駆 者 であるハーバート ユージーン ボルトン(Herbert Eugene Bolton)が スパニッシュ ボーダーランズ: 旧 フロリダおよび 米 国 南 西 部 年 代 記 (1921 年 )において 提 唱 した 用 語 である (1) ボルトンの 研 究 の 特 長 は ス ペイン 人 入 植 者 たちがフロンティア 社 会 に 与 えた 影 響 を 検 討 した 点 にあった 一 方 彼 の 研 究 は フロンティアの 自 然 環 境 や 民 族 社 会 状 況 が 新 参 者 であるスペイン 人 入 植 者 に 与 えた 諸 々の 影 響 を 十 分 配 慮 しないという 課 題 を 残 した (2) このボルトンが 等 閑 視 した 点 は 1960 年 代 以 降 次 第 に 着 目 されていった 新 たな 社 会 史 が 注 目 される 中 で ラテン アメリカ 史 に 精 通 する 歴 史 家 や メキシコ 系 米 国 人 先 住 民 などのエスニック マイノリ ティ 集 団 に 属 する 歴 史 家 たちが 境 界 地 域 における 多 様 な 民 族 の 歴 史 を 掘 り 起 こし 始 めた のである これに 加 えて 1990 年 代 以 降 になると 国 民 国 家 の 枠 組 みを 超 え 一 国 史 観 に 捉 われない 歴 史 学 への 関 心 が 高 まった さらに メキシコから 米 国 への 移 民 の 増 加 も 影 響 し 境 界 地 域 の 歴 史 に 対 する 関 心 が 高 まった こうした 一 連 の 動 向 を 踏 まえた 結 果 今 日 多 くの 歴 史 学 者 は 支 配 者 層 に 焦 点 を 当 てた 旧 来 のトップ ダウンかつ 静 的 な 歴 史 では なく 境 界 地 域 の 多 様 な 民 族 ( 特 に 先 住 民 )の 交 流 妥 協 交 渉 対 立 の 過 程 に 焦 点 を 当 て た ボトム アップかつ 動 的 な 歴 史 を 描 き 始 めている これらの 歴 史 家 たちは 境 界 地 域 を 様 々な 人 びとや 多 様 な 民 族 集 団 が 衝 突 し 共 存 し 交 流 する 中 で 彼 ら 自 身 を 再 定 義 する 邂 逅 の 空 間 と 捉 え 直 し 研 究 を 進 めている (3) また 従 来 のように 境 界 線 で 隔 てら れた 片 側 の 地 域 だけを 検 討 するのではなく 両 方 の 地 域 をひとまとまりとみなして 検 討 す る 点 も 今 日 的 な 研 究 動 向 の 特 徴 と 言 える (4) (1) Herbert Eugene Bolton, The Spanish Borderlands: A Chronicle of Old Florida and the Southwest (New Haven: Yale University Press, 1921). ボルトンがいうところの 境 界 地 域 とは 当 初 テキサス 州 ニューメキシコ 州 ア リゾナ 州 カリフォルニア 州 など 19 世 紀 前 半 までスペイン 領 であった 今 日 の 米 国 南 西 部 および 極 西 部 のみを 指 す 用 語 であり それ 以 外 の 地 域 を 指 すものではなかった 近 年 の 研 究 では カナダ- 米 国 国 境 地 帯 を 始 め 米 国 南 西 部 以 外 の 世 界 各 地 の 国 境 地 帯 に 関 する 研 究 でも 境 界 地 域 という 用 語 が 使 用 され 始 め ている Michiel Baud and Willem van Schendel, A Comparative Approach to Borderlands, in Pekka Hämäläinen and Benjamin H. Jonhnson, eds., Major Problems in the History of North American Borderlands (Boston: Wadsworth, 2012), pp (2) Herbert E. Bolton, The Epic of Greater America, The American Historical Review 38, no. 3 (1933), pp ; David J. Weber, Turner, the Boltonians, and the Borderlands, The American Historical Review 9, no. 1 (1986), p. 68. このような 欠 点 があったとはいえ ボルトンが 当 時 の 先 住 民 研 究 の 促 進 に 大 きな 影 響 を 与 えた 点 は 強 調 しておきたい (3) Hämäläinen and Johnson, Preface, in Major Problems in the History of North American Borderlands ( 前 注 1 参 照 ), p. xvi. (4) Baud and van Schendel, A Comparative Approach to Borderlands ( 前 注 1 参 照 ), p

4 18 世 紀 末 テキサス-ルイジアナ 境 界 地 域 の 形 成 過 程 この 新 たな 研 究 動 向 を 踏 まえたうえで 本 稿 は 境 界 線 の 両 側 の 地 域 に 焦 点 を 当 てなが ら テキサス-ルイジアナ 境 界 地 域 の 民 族 間 関 係 を 検 討 する 当 該 地 域 を 扱 った 既 存 の 研 究 は 1 米 国 とスペイン/メキシコとの 国 家 間 対 立 2アングロ 系 米 国 人 の 入 植 開 拓 の プロセス といった 二 つのテーマに 焦 点 を 当 てる 傾 向 がある しかしこれらの 先 行 研 究 は 歴 史 の 一 側 面 を 描 いているに 過 ぎない (5) まず1のテーマに 関 して 言 えば 当 該 地 域 が 境 界 地 域 であったため 境 界 線 をめぐる 国 家 間 の 対 立 が 絶 えなかったことは 否 めない しかし 本 稿 第 1 章 以 降 で 詳 述 するように たとえ 当 該 地 域 を 支 配 した 者 たちが 政 治 的 な 意 図 から 境 界 線 を 引 き 互 いに 対 立 したとし ても そこに 住 む 現 地 の 人 びとは 彼 らを 隔 てる 地 図 上 の 境 界 線 など 気 にもとめずに 交 流 して 生 活 していたのである 交 易 活 動 は これを 示 す 良 い 事 例 と 言 える スペイン 王 室 は 当 時 副 王 領 がスペイン 本 国 以 外 の 地 域 と 交 易 することを 禁 じていた そのため テキサ ス-ルイジアナ 間 の 交 易 は 王 室 からの 許 可 が 無 い 限 り 違 法 であった しかし 辺 境 地 テ キサスには 副 王 領 内 陸 部 から 物 品 が 届 かなかったか 届 いたとしても 高 価 であった そ のため テハーノ(Tejanos)と 呼 ばれた 貧 しいテキサスの 住 民 は 隣 接 するルイジアナのフ ランス 人 商 人 から 安 価 な 日 用 必 需 品 を 入 手 するしかなかった テキサス 総 督 自 身 も 副 王 には 報 告 せずに 副 王 領 内 陸 部 から 入 手 することが 困 難 な 銃 や 火 薬 をルイジアナから 仕 入 れていた それゆえ ルイジアナとの 交 易 に 従 事 するテハーノや テキサスで 行 商 するフ ランス 人 商 人 が 罰 せられることは 少 なかった テキサス 総 督 府 が 外 国 籍 の 交 易 従 事 者 を 本 格 的 に 取 り 締 まり 始 めたのは フランス 革 命 の 影 響 が 新 大 陸 にも 及 び 始 め また イギリ スからの 独 立 を 果 たした 米 国 がスペイン 領 に 侵 略 する 可 能 性 が 高 まった1795 年 以 降 のこと である この 時 期 まさにテキサス- 米 国 間 で 交 易 を 行 っていたノーランは スペイン- 米 国 間 関 係 の 悪 化 に 翻 弄 され 最 終 的 には 命 を 落 とした 2のテーマについて 言 えば 当 該 地 域 はもともとスペイン 領 (およびフランス 領 )であっ た そのため そのヨーロッパ 人 入 植 の 時 代 の 歴 史 を 無 視 したまま 1820 年 代 以 降 本 格 的 にテキサスに 流 入 した 米 国 人 開 拓 者 に 焦 点 をあてる 既 存 の 研 究 には 限 界 がある ヨーロッ パ 人 が 入 植 を 開 始 した18 世 紀 初 期 から 当 該 地 域 は 先 住 民 スペイン 人 フランス 人 とい った 多 様 な 民 族 が 交 流 し 妥 協 と 協 調 を 繰 り 返 しながら 共 存 する 境 界 地 域 であった 彼 ら は 長 年 かけて 交 易 ネットワークを 築 きあげた そして18 世 紀 末 以 降 当 該 地 域 に 流 入 し 始 め た 新 参 者 の 米 国 人 は この 既 存 の 社 会 秩 序 を 活 用 しつつ テキサスで 活 動 した しかし 米 国 西 部 開 拓 史 においてはこの 点 はあまり 論 じられず 勇 敢 な 米 国 人 が 他 人 には 頼 らず (5) Gregg Cantrel, Stephen F. Austin: Empresario of Texas (New Haven: Yale University Press, 2001); Alan C. Huffines, The Texas War of Independence, : From Outbreak to the Alamo to San Jacinto (Oxford: Osprey Publishing, 2005); H. W. Brands, Lone Star Nation: The Epic Story of the Battle for Texas Independence (New York: Anchor Books, 2004); Walter Prescott Webb, The Texas Rangers: A Century of Frontier Defense, 2nd ed. (Austin: University of Texas Press, 2008). 77

5 二 瓶 マリ 子 己 の 努 力 によって 荒 野 を 開 拓 した 姿 が 強 調 される ノーランも このような 西 部 開 拓 者 の 一 人 として 論 じられる 傾 向 がみられる なぜなら 彼 は それまで 米 国 にとって 未 知 の 世 界 であったテキサスに 他 の 米 国 人 よりも 早 い 時 期 に 赴 き 家 畜 交 易 を 始 めた 人 物 であったか らである (6) しかし ノーランは 当 該 地 域 に 住 む 先 住 民 やスペイン 人 フランス 人 など 多 くの 人 びとからの 協 力 を 得 る 中 で 交 易 活 動 を 実 現 した あくまでも 彼 は 家 畜 交 易 を 支 えた 人 びとのうちの 一 人 だったのであり 彼 個 人 の 努 力 のみで 交 易 が 成 立 したのではな い そのため 本 稿 では ノーランと 彼 の 活 動 に 協 力 的 非 協 力 的 であった 人 びととの 関 係 性 の 中 で 交 易 が 成 り 立 っていた 点 を 検 討 したい そして 大 きく 二 つに 分 けられる 先 行 研 究 では 描 かれてこなかった 歴 史 の 諸 側 面 を 描 出 することにより 動 的 な 境 界 地 域 史 を 提 示 したい 本 稿 は 二 つの 章 から 構 成 される 第 1 章 では テキサス-ルイジアナ 境 界 地 域 の18 世 紀 の 歴 史 を 概 観 する そして 当 該 地 域 は そこにヨーロッパ 人 入 植 地 が 形 成 された 当 初 から 境 界 線 で 隔 てるのが 難 しい 相 互 依 存 の 関 係 にあったことを 示 す 第 2 章 は 本 稿 の 中 心 を 成 すものであり スペイン 領 - 米 国 領 間 を 移 動 し 越 境 的 な 家 畜 交 易 をおこなった ノーランの 交 易 活 動 を 彼 を 取 り 巻 いた 人 びととの 関 わりに 着 目 しながら 検 討 する 一 次 史 料 は 主 に テキサス 大 学 オースティン 校 (University of Texas at Austin) が 所 蔵 する ベハル アーカイブ(Bexar Archives)を 参 照 する (7) これは テキサスへのスペイン 人 入 植 が 始 まった1717 年 から テキサスがメキシコから 独 立 した1836 年 までの 当 該 地 域 の 軍 事 政 治 経 済 民 族 社 会 状 況 を 扱 った 手 書 きの 古 文 書 である ボーダーランズ 世 紀 テキサス ルイジアナ 境 界 地 域 の 概 観 1.1 ヨーロッパ 人 入 植 地 の 形 成 まずは 入 植 が 始 まった 当 初 からテキサスとルイジアナが 密 接 な 関 係 を 持 ったことを 確 認 するため テキサスとルイジアナの 形 成 過 程 を 概 観 したい 両 地 域 は それぞれスペイ ンとフランスが18 世 紀 初 期 から 徐 々に そしてまばらに 入 植 地 を 築 いていった 地 域 であ る 当 時 のテキサス 地 方 は 今 日 のテキサス 州 の 北 東 部 にあたる この 隣 が 広 大 なフラ ンス 領 ルイジアナであったが これは1763 年 のパリ 条 約 でスペイン 領 となり 1803 年 の ルイジアナ 買 収 で 米 国 領 になった ボーダーランズ テキサス-ルイジアナ 境 界 地 域 は イギリスとフランスとスペインが ミシシッピ 川 流 域 の 領 有 をめぐり 競 争 するなかで1680 年 代 あたりから 次 第 に 形 成 された この 三 カ 国 間 の 競 争 において 先 手 を 打 ったのはフランスであった カナダとカリブ 海 諸 国 に 入 植 したフラ (6) Maurine T. Wilson and Jack Jackson, Philip Nolan and Texas: Expeditions to the Unknown Land, (Waco: Texian Press, 1987), p (7) 本 稿 では 同 アーカイブをBA と 略 記 する 88

6 18 世 紀 末 テキサス-ルイジアナ 境 界 地 域 の 形 成 過 程 ンスは 次 の 二 つの 目 的 から ミシシッピ 川 流 域 に 次 々と 入 植 地 を 作 り 始 めた その 目 的 とは 第 一 にイギリスが 北 米 内 陸 部 に 進 出 するのを 食 い 止 めること 第 二 に 鉱 物 資 源 に 富 むヌエバ エスパーニャ 副 王 領 内 陸 部 に 侵 略 することであった (8) フランス 人 による 入 植 政 策 が 進 む 中 1683 年 には スペインの 警 戒 心 をあおるような 計 画 が 持 ち 上 がった 以 前 ミシシッピ 川 流 域 を 探 検 した 経 験 を 持 つシウ ドゥ ラ サー ル(Sieur de La Salle) が 入 植 希 望 者 とともにフランスを 出 発 し メキシコ 湾 からヌエバ エスパーニャ 北 東 部 へと 侵 略 する 計 画 を 立 てたのである この 計 画 を 実 行 したラ サール 一 団 は 1685 年 テキサスのマタゴルダ 湾 (Matagorda)に 上 陸 すると そこから 少 し 内 陸 部 に 入 った 場 所 に 入 植 地 を 築 いた そしてマタゴルダ 湾 からリオ グランデ 川 (Rio Grande) 一 帯 (9) にいた 複 数 の 先 住 民 と 交 易 しながら 信 頼 関 係 を 結 び スペイン 人 が 所 有 する 鉱 山 の 場 所 を 尋 ねて 回 った しかしカランカワ 族 (Karankawa)は 自 分 の 領 土 に 侵 略 してきたフ ランス 人 を 敵 とみなし 入 植 地 をたびたび 襲 撃 した この 襲 撃 により 1689 年 ラ サー ル 入 植 地 は 壊 滅 した (10) ラ サールのテキサス 遠 征 が 行 われていた 頃 これに 危 機 感 を 抱 いたスペイン 王 室 は コアウイラ 地 方 (Coahuila)の 総 督 アロンソ デ レオン(Alonso de León)をテキサスに 派 遣 し フランス 人 入 植 地 の 探 索 にあたらせた ヌエボ レイノ デ レオン 地 方 カデレイタ (Cadereyta, Nuevo Reino de León) 出 身 のレオン 総 督 は 17 世 紀 後 半 ヌエバ エスパーニ ャ 北 部 一 帯 の 開 拓 を 精 力 的 に 行 う 人 物 として 有 名 であった レオン 率 いるスペイン 軍 は 数 年 にわたる 探 索 の 末 ラ サール 入 植 地 を 発 見 したが そのとき 既 に 入 植 地 は 壊 滅 して いた 1690 年 になると 一 旦 コアウイラに 戻 ったレオン 総 督 は 境 界 地 域 の 防 衛 を 強 化 するために フランシスコ 修 道 会 神 父 と 兵 士 を 引 き 連 れて 再 度 当 該 地 域 に 遠 征 した 彼 らは 当 時 ネチェス 川 (Neches)とトリニダ 川 (Trinidad)の 間 で 生 活 していたナベダチェ 族 (Nabedache)の 集 落 に 到 着 すると 要 塞 と 布 教 区 (mission)を 築 いた 当 時 先 住 民 との 友 好 関 係 を 築 くためには ヨーロッパ 製 品 を 供 与 するという 方 法 がとられた レオン 一 団 もそ うすることで ナベダチェ 族 との 友 好 関 係 を 築 こうとした 最 初 の 二 年 間 ほどは コアウ イラからヨーロッパ 製 品 が 届 いたため 両 者 の 関 係 は 良 好 であった しかし 次 第 にヨーロ ッパ 製 品 は 届 かなくなっていった またテキサスの 場 合 土 地 が 乾 燥 していたため スペ イン 人 入 植 者 は 農 業 に 着 手 できなかった 農 業 技 術 を 紹 介 してプエブロ 族 (Pueblo)と 良 好 (8) H. Sophie Burton and F. Todd Smith, Colonial Natchitoches: A Creole Community on the Louisiana-Texas Frontier (College Station: Texas A&M University Press, 2008), p. 1. (9) 当 時 コアウイラ 地 方 モンクローバ(Monclova)とサン アントニオ デ ベハル(San Antonio de Béxar) と の 中 継 地 点 であるリオ グランデ 川 付 近 には リオ グランデ 駐 屯 地 (Presidio de Rio Grande) も 存 在 した 本 稿 では 混 乱 を 避 けるため 駐 屯 地 を 指 す 場 合 には リオ グランデ 駐 屯 地 と 表 記 する (10) Robert S. Weddle, The Wreck of Ships and Dreams: A New Look at the Explore La Salle, in François Lagarde, ed., The French in Texas: History, Migration, Culture (Austin: University of Texas Press, 2003), p. 5; David J. Weber, The Spanish Frontier in North America (New Haven and London: Yale University Press, 1992), pp

7 二 瓶 マリ 子 な 関 係 を 築 くことができたニューメキシコと テキサスの 自 然 環 境 は 違 ったのである そ のため 入 植 者 は 農 作 物 を 作 ることもできず 生 活 を 維 持 するために 先 住 民 に 頼 らざるを 得 なくなった すると 両 者 間 の 関 係 は 次 第 に 悪 化 し スペイン 人 入 植 者 は 結 局 ナベダチ ェ 族 集 落 から 撤 退 した (11) こうして17 世 紀 末 スペイン 人 のテキサスへの 入 植 政 策 は 頓 挫 し 入 植 政 策 が 本 格 的 に 再 開 されるのは 再 度 フランス 侵 略 の 可 能 性 が 高 まった1710 年 代 を 待 たなければなら なかった この 頃 までに フランス 人 探 検 家 たちは ミシシッピ 川 流 域 に 住 む 先 住 民 たち と 広 範 な 毛 皮 交 易 ネットワークを 築 いていた 特 に 彼 らは テキサス-ルイジアナ 境 界 地 域 において 当 時 最 大 勢 力 のカドー 族 (Caddo)と 友 好 関 係 を 結 んだ このおかげでフラ ンスは 1714 年 テキサスとの 境 界 に 位 置 するナキトシュ (Natchitoches)に 入 植 地 を 作 る ことに 成 功 した この 入 植 計 画 を 率 いたのは フランス 系 カナダ 人 軍 人 で 探 検 家 でもある ルイ ジュシュロー ドゥ サン ドゥニ(Louis Juchereau de St. Denis) である スペイン は サン ドゥニがナキトシュよりさらに 西 側 に 入 植 してくるのを 恐 れた そのため1716 年 ナキトシュから10マイルほど 南 西 に 向 かった 場 所 にロス アダエス(Los Adaes) とい う 布 教 区 を 築 いた この 布 教 区 は 二 年 後 フランス 人 から 攻 撃 を 受 けて 崩 壊 したが その 後 スペイン 王 室 は 当 時 コアウイラ 総 督 であったマルケス デ アグアヨ(Marqués de Aguayo) にロス アダエスの 再 建 を 依 頼 した 危 機 感 を 抱 いたアグアヨは 兵 士 や 修 道 士 など500 人 の 入 植 者 と 膨 大 な 数 の 家 畜 ( 馬 牛 羊 ヤギ)を 引 き 連 れてテキサス 入 りし 1721 年 ロス アダエスを 再 建 した (12) こうして テキサス-ルイジアナ 境 界 地 域 には ロス アダエス(スペイン 領 )とナキトシュ(フランス 領 )という 二 つの 入 植 地 が 誕 生 した これらの 入 植 地 の 境 界 は その 真 ん 中 をはしる 小 川 アロヨ オンド(Arroyo Hondo)とされ た (13) 1.2 交 易 の 概 観 ロス アダエスとナキトシュでは ヨーロッパ 人 の 入 植 が 始 まった 当 初 から 交 易 が 行 わ れ 協 調 関 係 がみられた このように 当 該 地 域 では 越 境 的 な 交 易 の 可 能 な 環 境 が 長 年 か けて 形 成 されてきたからこそ 1790 年 代 以 降 フィリップ ノーランを 始 めとする 米 国 人 の 新 参 者 も 越 境 的 な 家 畜 交 易 に 従 事 することができた この 点 に 配 慮 し 以 下 では 18 世 紀 当 該 地 域 における 交 易 の 様 相 を 俯 瞰 したい (11) Idid., pp ; Martha Menchaca, Recovering History, Constructing Race: The Indian, Black, and White Roots of Mexican Americans (Austin: University of Texas, 2001), p (12) Burton and Smith, Colonial Natchitoches ( 前 注 8 参 照 ), p. 6; Weber, The Spanish Frontier in North America ( 前 注 10 参 照 ), p (13) Burton and Smith, Colonial Natchitoches ( 前 注 8 参 照 ), p. 6; Patricia R. Lemée, Ambivalent Success and Successful Failures: St. Denis, Aguayo and Juan Rodríguez, in Lagarde, ed., The French in Texas ( 前 注 10 参 照 ), p

8 18 世 紀 末 テキサス-ルイジアナ 境 界 地 域 の 形 成 過 程 まずナキトシュについてである ここでの 先 住 民 との 交 易 は 18 世 紀 前 半 に 繁 栄 し ス ペイン 領 (1762 年 以 降 )になると 衰 退 する という 歴 史 をたどった 入 植 地 が 形 成 されたば かりの18 世 紀 前 半 ナキトシュでは 商 品 農 産 物 を 作 るシステムが 整 っていなかった その ため 先 住 民 との 交 易 が 唯 一 の 経 済 活 動 であった もちろん 交 易 のためには 潤 沢 な 資 金 が 必 要 なため 現 地 に 入 植 したエリート 層 のフランス 人 つまりサン ドゥニとその 親 族 が 中 心 となり 交 易 活 動 を 手 がけた この 交 易 活 動 は スペイン 領 時 代 に 突 入 すると 次 第 に 衰 退 し 社 会 の 底 辺 層 や 流 れ 者 の 新 参 者 が 担 うようになった そして ナキトシュでは 次 第 に 先 住 民 や 黒 人 と 同 じ 職 業 につく 白 人 が 出 現 し 始 めた 先 住 民 との 交 易 が 衰 退 した 原 因 は 主 に 以 下 の 点 があげられる まずはこの 時 期 スペイン 王 室 が ルイジアナにお いてタバコの 栽 培 を 促 進 する 政 策 を 実 施 した また 疫 病 により 先 住 民 の 人 口 が 激 減 した ため 狩 りを 行 いつつ 交 易 に 従 事 する 先 住 民 の 数 自 体 が 減 少 した これらの 理 由 から 18 世 紀 前 半 に 先 住 民 と 交 易 し 富 と 地 位 を 築 いて 土 地 も 手 に 入 れたナキトシュの 上 流 階 級 層 は スペイン 領 時 代 に 突 入 すると タバコのプランテーション 農 業 を 営 むようになったの である (15) (14) 図 1 18 世 紀 ルイジアナ 低 地 およびメキシコ 湾 岸 地 域 ナキトシュは ニューオリンズやナッチェス(Natchez)といった 商 業 都 市 と 河 川 で 繋 が っていたので レッド リバーの 上 流 に 住 むカドー 族 ウィチタ 族 (Wichita) コマンチ ェ 族 (Comanche) と 交 易 するうえで 重 要 な 中 継 地 点 となった これら 複 数 の 部 族 は 当 時 のテキサスのスペイン 人 入 植 地 においてはノルテーニョ (Norteños) とも 総 称 された ナキ (14) Burton and Smith, Colonial Natchitoches ( 前 注 8 参 照 ), p. 2 より 筆 者 作 成 (15) この 概 要 の 詳 細 は Idid., chap. 5を 参 照 88

9 二 瓶 マリ 子 トシュは また テキサス 内 陸 部 にもアクセス 可 能 なため その 周 辺 に 住 むアタカパ 族 (Atakapa) トンカワ 族 (Tonkawa) リパン アパッチェ 族 (Lipan Apache) (16) とも 陸 路 をつ たって 交 易 した ただし 陸 路 による 交 易 は 水 路 と 比 べると 費 用 や 労 力 がかかるうえ テキサスに 駐 屯 するスペイン 人 兵 士 に 逮 捕 される 危 険 性 があった そのため ノルテーニ ョとの 交 易 ほどには 栄 えなかった (17) サン ドゥニとその 親 族 は 交 易 従 事 者 の 中 でも 最 上 位 に 位 置 する 卸 売 商 (merchant)で あった 彼 らは 定 期 的 にニューオリンズを 訪 れ 銃 や 火 薬 ナイフ 毛 布 やかん ブラ ンデーなどのヨーロッパ 製 品 を 買 い 付 けた 同 時 に 陸 路 で 交 易 品 を 運 ぶのに 必 要 となる 馬 などの 家 畜 は ロス アダエスから 密 輸 した 卸 売 商 はナキトシュに 戻 ると 先 住 民 と 実 際 に 交 易 する 商 人 (trader)に 交 易 品 を 配 った これを 手 に 入 れた 商 人 は そこで 契 約 労 働 者 船 員 奴 隷 必 要 に 応 じて 狩 人 や 通 訳 者 を 集 め ナキトシュから 先 住 民 族 の 集 落 に 毎 年 秋 になると 向 かった 先 住 民 集 落 に 到 着 すると 商 人 率 いる 一 団 は 交 易 品 保 管 所 に 物 品 を 保 管 し その 集 落 に 半 年 から 数 年 ほど 滞 在 して 交 易 した 先 住 民 は 冬 に 狩 りをする ので 収 穫 した 毛 皮 とヨーロッパ 製 品 との 交 換 は 春 に 行 われた 商 人 が 先 住 民 から 得 る 物 品 の 中 では バッファロー ローブが 最 も 高 価 であった( 一 枚 2 p ピアストル iastres) シカの 毛 皮 一 枚 はバッファロー ローブの 約 六 分 の 一 の 価 値 (35 s ス ー ous) 熊 の 獣 脂 は 一 壺 25 スーだった 先 住 民 はこのほかに 馬 牛 などの 家 畜 や 敵 対 する 先 住 民 の 奴 隷 も 売 った これらの 家 畜 は 先 住 民 が テハーノ(テキサス 人 )の 牧 場 を 襲 撃 して 盗 んだものである 毛 皮 などの 品 物 を 手 に 入 れた 商 人 は レッド リバーの 水 位 が 十 分 上 昇 する4 月 ごろにナキトシュに 戻 り それらの 毛 皮 を 卸 売 商 に 売 った 卸 売 商 はそれをニューオリンズに 運 んだ この 交 易 サイクルを 続 けることで サン ドゥニとその 親 族 は 巨 大 な 富 を 築 くと 同 時 に 先 住 民 から 絶 大 なる 信 頼 を 得 た (18) カドー 族 を 始 めとする 当 該 地 域 の 先 住 民 たちは サン ドゥニのことを ピエルナス ゴルダス 首 長 (jefe piernas gordas) と 呼 んで 慕 った サン ドゥニが 亡 くなると 彼 の 息 子 がナキトシュを 統 轄 したが このときになるとスペイン 王 室 からの 命 令 で 当 該 地 域 の 先 住 民 に 銃 や 火 薬 を 渡 すことが 規 制 されていった この 主 な 理 由 は 武 装 した 先 住 民 による テキサスの 牧 場 の 襲 撃 を 抑 制 することであった サン ドゥニの 時 代 に 比 べて 武 器 を 入 手 しにくくなった 先 住 民 たちは スペイン 人 に 憤 慨 した そして 彼 らは スペイン 人 よりも フランス 人 と 親 しみ スペイン 人 を 襲 撃 し 当 該 地 域 から 追 い 出 す 計 画 を 立 てたとい (16) ComancheやApacheは 北 米 史 研 究 ではそれぞれ コマンチ アパッチ と 表 記 されることが 多 い し かし 本 稿 が 対 象 とする 時 代 はスペイン 植 民 地 時 代 末 期 であるため 先 住 民 族 の 名 称 を 全 てスペイン 語 表 記 で 統 一 する (17) Burton and Smith, Colonial Natchitoches ( 前 注 8 参 照 ), p (18) Ibid., pp カナダにおけるフランス 人 と 先 住 民 との 毛 皮 交 易 に 関 しては 木 村 和 男 毛 皮 交 易 が 創 る 世 界 :ハドソン 湾 からユーラシアへ 岩 波 書 店 2004 年 88

10 18 世 紀 末 テキサス-ルイジアナ 境 界 地 域 の 形 成 過 程 う (19) 人 口 が 少 ないスペイン 人 入 植 地 の 人 びとは 常 にこのような 危 機 的 状 況 に 直 面 して いたため フランスと 友 好 関 係 にある 先 住 民 との 関 係 には 神 経 をとがらせた ナキトシュで 毛 皮 交 易 が 栄 える 一 方 ロス アダエスはテキサスの 中 でも 最 辺 境 に 位 置 したため 入 植 者 があまり 増 えず 貧 しかった しかし フランスの 内 部 侵 略 を 食 い 止 め る という 軍 事 的 な 役 割 を 担 っていたため ルイジアナがスペイン 領 になるまでは テキ サスの 首 都 となった この 頃 のロス アダエスの 主 要 な 経 済 活 動 は 他 のテキサスの 入 植 地 と 同 じく 放 牧 であった テキサスは 馬 や 牛 羊 などの 家 畜 が 繁 殖 しやすい 環 境 であっ た そのため 16 世 紀 のスペイン 人 探 検 家 たちが 残 していった 家 畜 や コアウイラなどの 近 隣 地 域 への 入 植 者 が 連 れてきた 家 畜 がテキサスで 自 然 繁 殖 し 18 世 紀 初 期 までには 野 生 化 した 家 畜 が 大 量 に 存 在 していた これらの 中 でもルイジアナとの 交 易 品 として 重 宝 さ れたのが 持 ち 主 のいない 小 型 野 生 馬 メステーニョ(mesteño 英 語 のmustangの 語 源 )で あった (20) 家 畜 は 豊 富 にいたものの 農 業 に 適 した 場 所 を 見 つけることは 困 難 であったため アダ エサーノス(Adaesanos) と 呼 ばれたロス アダエスの 住 民 は トウモロコシや 豆 といった 食 糧 を ナキトシュの 商 人 から 入 手 せざるを 得 なかった これらの 食 糧 をコアウイラのサ ルティージョ (Saltillo)から 陸 路 で 入 手 するためには 費 用 も 時 間 もかかり また ラバ 追 いの 運 送 業 者 が 途 中 で 先 住 民 から 襲 撃 される 場 合 もあった そのため 副 王 領 内 陸 部 から 物 資 を 調 達 することは 困 難 であった この 理 由 から スペイン 王 室 は テキサスに 点 在 する 他 の 入 植 地 がルイジアナと 交 易 することを 一 切 禁 じていたが アダエサーノスだけには 特 別 措 置 を 取 った 食 糧 のみを ナキトシュから 入 手 することを 許 可 したのである もちろ ん 厳 格 にこの 命 令 を 守 る 住 民 はおらず アダエサーノスは ナキトシュの 商 人 が 持 つ 食 糧 以 外 のヨーロッパ 製 品 も 家 畜 と 交 換 して 入 手 した また 当 時 副 王 領 では 銃 や 火 薬 など の 武 器 が 不 足 したため スペイン 人 総 督 や 兵 士 も ナキトシュの 商 人 から 家 畜 と 引 き 換 えに 武 器 を 調 達 した (21) さらに 二 つの 入 植 地 では 住 民 同 士 の 友 好 的 な 交 流 も 盛 んだっ た 例 えば ロス アダエスのスペイン 人 役 人 とナキトシュのフランス 人 役 人 は 何 かの 行 事 のたびに 互 いに 訪 問 し 合 い 親 しい 関 係 にあったという (22) こうした18 世 紀 の 状 況 は 次 のように 総 括 できる 公 的 には ロス アダエスとナキト シュの 間 には スペインとフランスという 敵 対 する 勢 力 の 境 界 線 があり 両 者 間 の 人 の 交 流 や 品 物 の 交 換 は 厳 しく 制 限 された しかしながら 実 際 にそこに 住 む 人 たちにとって (19) Testim.o de Autos de Pesquiza sobre comercio Ylicito y demas que espresa el superior despacho que está por caveza de ellos, Los Adaes, 10 de febrero de 1751, BA. 当 時 の 史 料 では 個 々の 単 語 に 関 して ピリオドを 使 用 した 省 略 表 記 や 誤 記 がみられるが 本 稿 ではすべて 原 文 のまま 表 記 する (20) Jack Jackson, Los Mesteños: Spanish Ranching in Texas, (College Station: Texas A&M University, 1986), p. 4. (21) Testim.o de Autos de Pesquiza..., 10 de febrero de 1751 ( 前 注 19 参 照 ). (22) Herbert Eugene Bolton, Texas in the Middle Eighteenth Century (Austin: University of Texas Press, 1970), pp

11 二 瓶 マリ 子 は 地 図 上 の 境 界 線 はあまり 意 味 をなさなかった 彼 らは 互 いに 足 りない 部 分 を 補 いつ つ 共 存 していたのであり 対 立 というよりも 融 和 的 な 関 係 を 築 いていたのであった (23) 2. ノーランの 家 畜 交 易 の 展 開 過 程 2.1 家 畜 交 易 初 期 の 状 況 とスペイン- 米 国 間 の 軋 轢 の 浮 上 このようなテキサス-ルイジアナ 間 の 相 互 依 存 関 係 は 当 該 地 域 に 米 国 人 が 流 入 し 始 め た18 世 紀 末 以 降 も 続 いた 米 国 がイギリスから 独 立 して 以 降 オハイオ 盆 地 周 辺 には 五 万 人 以 上 もの 米 国 人 が 移 住 したと 言 われている (24) これらの 米 国 人 は 次 第 に 当 該 地 域 に 流 入 し 始 めたため スペイン 人 役 人 たちは 彼 らの 存 在 を 徐 々に 危 険 視 するようになった ボーダーランズ 境 界 地 域 のスペイン 人 役 人 たちが 米 国 人 に 警 戒 するきっかけを 作 ったのは フィリッ プ ノーランであった アイルランド 出 身 のノーランが 米 国 に 来 た 年 代 や 彼 の 幼 少 時 代 については 史 料 が 残 っておらず 明 らかでない 1788 年 の 時 点 では 既 にケンタッキー に 住 んでいた (25) 当 時 そこでは ジェームス ウィルキンソン(James Wilkinson)がヌエ バ エスパーニャにタバコを 輸 出 していた この 貿 易 において ノーランは ウィルキン ソンの 右 腕 としてタバコの 運 搬 と 簿 記 係 をまかされており 納 品 先 であるニューオリンズ を 頻 繁 に 訪 れていた この 過 程 で 彼 は テキサス-ルイジアナ 間 で 行 われている 小 型 野 生 馬 メステーニョを 中 心 とした 家 畜 交 易 に 興 味 を 抱 いたようである (26) ウィルキンソンのタバコ 貿 易 を 可 能 にしたのは 当 時 ニューオリンズに 赴 任 していたル イジアナ 総 督 エステバン ミロ(Esteban Miró) と 彼 の 主 計 官 マルティン ナバロ(Martin Navarro)の 協 力 だった ナバロは ルイジアナ 屈 指 の 商 人 であり 諸 外 国 との 貿 易 を 禁 止 するスペイン 王 室 の 法 令 には 反 対 していた 彼 は ヌエバ エスパーニャの 鉱 山 地 域 を 外 部 勢 力 から 守 るためには ミシシッピ 川 を 有 効 に 活 用 して 米 国 と 自 由 貿 易 を 行 い 入 植 者 をさらに 誘 致 して ルイジアナを 発 展 させる 必 要 があると 考 えていた これにミロも 賛 同 し 1780 年 代 後 半 には この 計 画 の 実 行 が 勘 案 された 折 しも ウィルキンソンがミシシ ッピ 川 を 下 ってニューオリンズに 到 着 し タバコを 輸 出 したいと 申 し 出 た その 公 式 な 実 現 には 王 室 からの 許 可 が 必 要 である そのため ミロ ナバロ ウィルキンソンの 三 人 は 話 し 合 いの 場 を 持 つのだが このさいウィルキンソンがある 提 案 を 行 い 合 意 に 至 った その 提 案 は 以 下 のように 要 約 できる まずは ルイジアナの 役 人 がスペイン 王 室 に 働 き (23) Ibid., p. 41; Jackson, Los Mesteños ( 前 注 20 参 照 ), p 本 章 では ヨーロッパ 人 の 入 植 過 程 や 越 境 的 交 易 を 概 観 したが これに 加 えて 当 該 地 域 における 人 びとの 生 業 や 生 活 社 会 構 成 等 を 検 討 することで この 境 界 地 域 社 会 の 全 体 像 が 浮 き 彫 りになるだろう しかし その 作 業 は 本 稿 の 範 囲 を 超 えるので 今 後 の 課 題 としたい (24) Andro Linklater, An Artist in Treason: The Extraordinary Double Life of General James Wilkinson (New York: Walker & Company, 2009), p. 83. (25) Wilson and Jackson, Philip Nolan and Texas ( 前 注 6 参 照 ), p. 3. (26) Ibid., pp

12 18 世 紀 末 テキサス-ルイジアナ 境 界 地 域 の 形 成 過 程 かけ ケンタッキー テネシー ミシシッピ 北 部 アラバマといった 地 域 とルイジアナと の 間 で 自 由 貿 易 が 可 能 となるよう 計 画 を 進 める この 計 画 の 手 始 めとして ウィルキン ソンのタバコ 貿 易 を 関 税 なしで 許 可 し 徐 々に 貿 易 を 拡 大 する この 間 ウィルキンソン は 上 記 した 諸 地 域 の 人 びとと 団 結 して 反 乱 を 起 こし それらの 諸 地 域 を 米 国 から 離 脱 させ て スペイン 領 に 編 入 する これが いわゆる スペインの 陰 謀 である この 合 意 の 後 ウィルキンソンはスペインの 臣 民 となり 王 室 のスパイとして 仕 えた 彼 は 私 腹 を 肥 やす ために スペイン 政 府 も 米 国 政 府 も 裏 切 るかたちで 二 枚 舌 を 使 い スパイ 活 動 を 行 った 裏 切 り 者 として 米 国 史 の 先 行 研 究 ではみなされている ウィルキンソンとスペイン 人 役 人 との 間 の 連 絡 係 であったのは 同 じくスペイン 臣 民 となったイギリス 人 トーマス パワ ー (Thomas Power) であった 彼 らはスペインから 手 当 てを 受 け 取 る 代 わりに 米 国 側 の 情 報 をスペイン 側 に 伝 えていた 一 次 史 料 が 残 っていないため 確 言 できないが ウィルキン ソンの 右 腕 であったノーランも この 陰 謀 に 何 らかの 形 で 関 与 した 可 能 性 が 高 いようだ (27) ウィルキンソンはこのスパイ 活 動 の 傍 ら 1788 年 から91 年 頃 にタバコ 貿 易 を 展 開 した が これは 全 て 失 敗 に 終 わり 大 きな 損 失 を 出 した ノーランは この 失 敗 がきっかけ で 新 たな 事 業 としてテキサス-ルイジアナ 間 の 家 畜 交 易 に 着 目 したようである この 交 易 を 行 うためには パスポートや 推 薦 状 といった 公 的 な 証 明 書 が 必 要 であった そのため ノーランは 当 時 ウィルキンソンの 仲 間 であったミロからそれを 入 手 し 1791 年 陸 路 で ナコグドチェス(Nacogdoches)に 向 かった 旅 の 途 中 に 先 住 民 と 交 易 し 彼 らが 持 つ 毛 皮 や 小 型 野 生 馬 メステーニョと ヨーロッパ 製 品 とを 交 換 した (28) 1796 年 二 度 目 のテキ サス 遠 征 からケンタッキーに 戻 ったノーランは ウィルキンソンに 宛 てた 手 紙 で 初 めて テキサス 入 りしたときの 様 子 を 以 下 のように 記 している ミロ 総 督 は あなたに メキシコでの 身 の 安 全 を 保 障 するための 書 類 を 私 に 託 した と 伝 え ました しかしテキサスのスペイン 人 役 人 たちは 私 たちの 予 想 に 反 して 私 をスパイ 呼 ば わりしたのです 私 は 投 獄 されませんでしたが 所 持 品 を 全 て 没 収 され 到 着 してから 一 年 もしないうちに 森 を 放 浪 する 先 住 民 のように 貧 しくなってしまいました 文 明 社 会 の 全 て に 幻 滅 してしまい 私 は そこから 永 遠 に 立 ち 去 ろうとしたのです 誰 からの 支 配 もうけな い 自 由 奔 放 で 野 蛮 な 生 活 は 常 に 私 の 性 分 に 合 っていました だから 私 はスペイン 人 のも とを 去 り イリノイとサン アントニオ デ ベハル(San Antonio de Béxar) (29) の 間 で 生 活 す る 先 住 民 集 落 を 転 々として 暮 したのです しかしながら このような 生 活 は 思 っていたよ り 満 足 のいくものではありませんでした タワイェ 族 (Tawaye)とコマンチェ 族 からは 好 意 を 寄 せられました なぜなら 狩 りも 上 手 くできましたし その 他 のこまごまとした 作 業 もこ なしたからです しかし 最 終 的 に 私 は 自 分 の 魂 まで 先 住 民 化 (indianfy)することができ (27) Ibid., p. 15; Linklater, An Artist in Treason ( 前 注 24 参 照 ), pp (28) Dumbar Rowland, ed., Encyclopedia of Mississippi History, vol. 2 (Chicago: S.A. Brant, 1925), pp (29) サン アントニオ デ ベハルは 当 時 テキサス 地 方 の 首 都 だった 88

13 二 瓶 マリ 子 ませんでした 人 と 社 会 との 結 びつきを 忘 れてはいなかったのです [ ] 蛮 地 を 放 浪 して 二 年 という 歳 月 を 失 い ついに 道 徳 性 を 取 り 戻 した 私 は スペイン 人 のもとに 戻 り 活 動 の 再 開 を 決 意 しました [ ] 私 は 狩 人 になり 毛 皮 を 売 り 野 生 の 馬 を 捕 まえて 50 頭 の 馬 を 連 れてルイジアナに 向 かいました そこで 私 は 死 者 が 生 還 したと 言 われました バロ ン (30) に 守 られたのです その 後 サン アントニオ デ ベハルに 再 度 戻 ると 今 度 は250 頭 の 野 生 の 馬 を 捕 まえました 大 半 の 馬 はイエロー ウォーター (31) で 失 いましたが 一 番 い い 馬 はナッチェスで 売 りさばき 昨 日 42 頭 の 馬 とともに ここに 戻 ってきました (32) このとき テキサス 総 督 府 がノーランをスパイとみなした 理 由 に 関 しては 史 料 が 残 っ ていないため 定 かでない ただし 当 時 ルイジアナからサン アントニオ デ ベハルに 到 着 する 外 国 人 商 人 はナコグドチェスのそれと 比 べると 比 較 的 少 なかったため 全 く 見 知 らぬ 外 国 人 が 突 如 現 れたとしたら 疑 いの 目 で 見 られたとしてもおかしくはないだろう 上 記 の 手 紙 から 判 断 すると ノーランは1791 年 にナコグドチェスに 到 着 した 後 二 度 に わたり 家 畜 交 易 を 行 った 彼 は 所 持 品 を 没 収 された 後 先 住 民 集 落 で 二 年 間 放 浪 したと 図 2 19 世 紀 初 期 コアウイラ 地 方 ヌエボ レイノ デ レオン 地 方 (33) ヌエボ サンタンデール 地 方 テキサス 地 方 (30) 後 述 のバロン デ カロンデレット(Baron de Carondelet)を 指 す ミロの 後 任 としてルイジアナ 総 督 を 務 めた 人 物 (31) 現 在 のどの 土 地 を 指 すか 不 明 (32) Philip Nolan to James Wilkinson, June 10, 1796, in Malcolm Dallas McLean, ed., Papers Concerning Robertson s Colony in Texas, vol. 1 (Fort Worth: Texas Christian University Press, 1974), pp 当 時 ニューオリンズやナッ チェスにおいてテキサスの 馬 は 一 頭 50ドルで 売 られていた (33) Vito Alessio Robles, Coahuila y Texas: Desde la consumación de la Independencia hasta el Trato de Paz de Guadalupe Hidalgo (México, D.F.: Editorial Porrúa, 1979), p. 8 より 筆 者 作 成 88

14 18 世 紀 末 テキサス-ルイジアナ 境 界 地 域 の 形 成 過 程 主 張 しているが 1792 年 から94 年 のナコグドチェスのセンサスには 毎 年 ノーランの 名 前 が 記 録 されている (34) そのため 彼 は 放 浪 しつつも ナコグドチェスに 時 おり 戻 ったの ではないかという 推 測 も 成 り 立 つ テハーノは 当 時 馬 術 に 長 けていたことで 有 名 だった が ノーランはこの 放 浪 期 間 中 にテハーノや 先 住 民 から 馬 術 および 荒 野 での 狩 りの 仕 方 を 学 んだようである しかし 彼 は 完 全 に 先 住 民 化 できなかったせいか 文 明 社 会 に 戻 り 1793 年 頃 に 集 めた 馬 50 頭 を 引 き 連 れてルイジアナに 戻 り 一 度 目 の 交 易 を 完 了 さ せた この 一 度 目 の 遠 征 が 行 われた 頃 テキサスに 流 入 する 外 国 人 の 数 は 徐 々に 増 え 始 めてい たようだ おそらくこれを 理 由 に 1792 年 になると 副 王 は テキサス 総 督 に 対 して 流 入 する 外 国 人 を 監 視 すると 同 時 に テキサスに 居 住 する 外 国 人 の 身 分 や 状 態 滞 在 理 由 を 調 査 するように 通 達 した (35) しかし 兵 隊 の 数 が 限 られる 中 全 ての 外 国 人 のスペイン 領 への 出 入 りを 管 理 することの 困 難 さを 当 時 ナキトシュに 駐 在 していたスペイン 人 役 人 は 次 のように 吐 露 している 私 が 担 当 する 地 域 においては 上 からの 命 令 を 厳 守 していま す しかし 米 国 人 はこの 命 令 を 承 知 のうえで ナコグドチェスに 密 かに 侵 入 しており 私 はそれを 制 御 できないのです ナキトシュとナコグドチェスの 近 隣 地 帯 に 何 年 間 も 居 住 する 先 住 民 は これらの 米 国 人 をかくまっています そこで 米 国 人 は 恐 ろしい 行 動 をと っています 彼 らは 牛 をほとんど 所 有 していないという 理 由 で 生 活 するために 馬 を 殺 したり この 地 方 から 遠 く 離 れた 土 地 で 売 るために 馬 を 盗 んだりするなど 好 き 放 題 に 生 きています (36) 当 該 地 域 のスペイン 人 役 人 たちは 許 可 を 得 ずに 先 住 民 集 落 で 馬 を 集 め る 外 国 人 に 対 しては 1793 年 という 比 較 的 早 い 時 期 から 不 満 を 抱 いていたようである 1790 年 代 初 期 に パスポート 無 しでスペイン 領 に 流 入 する 米 国 人 の 数 が 具 体 的 に 分 かる 史 料 はない しかしながら アントニオ ヒル イバルボ(Antonio Gil Ibarbo) が 副 王 の 命 令 に 従 って 作 成 した 報 告 書 からは 当 時 公 式 にナコグドチェスに 滞 在 または 居 住 していた 外 国 人 の 数 を 知 ることができる イバルボが 把 握 する 限 り 1792 年 5 月 の 時 点 での 外 国 人 合 法 滞 在 者 は30 名 であった (37) 一 方 1792 年 ナコグドチェスのセンサスに 記 載 された 世 (34) Prob.a de los Texas Jurisdion del Pueblo de Nuestra Señora del Pilar de Nacogdoches Estado que manifiesta el Numero de Basallos que tiene el Rey en la Expresada Jurisdiccion de Todo sexo y castas, 31 de diciembre de 1792, BA; Pueblo de Ntra Sra del Pilar de los Nacogdoches. Padron de las Almas que tiene este Pueblo en 31 de Diz.re de 1793, BA; Pueblo de Ntra Sra del Pilar de Nacodoches, 31 de disiembre de 1794, Padron de las almas que tiene este pueblo en 31 de diemre del Presente año, BA. (35) El Conde de Revilla Gigedo al Governador de la Provincia de Tejas, Méx.co, 17 de abril de 1792, BA. (36) Luis DeBlanc al Sor. Don Manuel Muñoz, Natchitoches, 26 de abril de 1793, BA; Luis de Blanc to Muñoz, discussing the policies against the introduction of British-American Subjects in the provinces of Louisiana and Texas, Bexar Archives online [ (2013 年 7 月 28 日 閲 覧 ). (37) Antonio Gil Ybarbo, Nacogdoches, 12 de mayo de 1792, BA. なお 報 告 書 の30 名 のリストの 最 後 に ドン フェ リペ という 名 が 記 されており これはノーランに 該 当 する 可 能 性 がある しかし ここでは 姓 が 記 載 され ていないため 実 際 にノーランを 指 すのか 定 かではない 88

15 二 瓶 マリ 子 帯 主 男 性 の 数 は142 人 である (38) この 数 の 中 に イバルボの 把 握 する30 名 全 員 が 含 まれて いると 仮 定 した 場 合 約 21%の 男 性 が 外 国 人 となる これら 外 国 人 合 法 滞 在 者 は ニュ ーオリンズの 駐 屯 地 から 脱 走 してきた 兵 士 や 大 工 や 商 人 としてルイジアナからやってき た 者 であった ロス アダエスが 放 棄 されて 以 降 その 周 辺 には 人 が 住 んでいなかったとの 理 由 から パスポートを 取 得 してナコグドチェスに 移 住 した 大 半 の 者 は 現 地 の 女 性 と 結 婚 して 家 庭 を 持 った (39) 当 該 地 域 に 滞 在 する 外 国 人 の 中 には 商 人 が 多 かったためか 先 住 民 集 落 で 生 活 する 商 人 の 特 徴 について イバルボは 次 のように 述 べている 彼 らは 先 住 民 と 同 じ 習 慣 を 身 に 付 けています 腰 布 を 身 に 着 け バッファロー 革 で 体 を 覆 っている のです また 先 住 民 と 同 じく 踊 り 歌 い 先 住 民 女 性 と 結 婚 し 飽 きると 違 う 女 性 を 妻 に し 共 同 の 鍋 を 囲 んで 先 住 民 と 食 事 をとります これら 全 ての 行 動 は 先 住 民 と 良 き 交 易 を 行 い また 彼 らから 良 き 扱 いを 受 ける という 目 的 のためなのです この 種 の 人 びと は [ ] 緊 急 時 や 公 共 善 のために 役 立 つことはなく 武 力 を 行 使 して 抑 えこまない 限 り 悪 しき 存 在 例 であり 続 けます (40) ノーランは 一 度 先 住 民 化 を 試 みたと 述 べていたの で 先 住 民 集 落 では イバルボが 描 く 商 人 と 同 様 の 生 活 を 送 っていたのかもしれない イ バルボは これらの 商 人 を 悪 しき 存 在 例 とみなしており 良 い 印 象 を 持 たなかった 先 住 民 集 落 に 出 入 りする 商 人 全 般 に 対 するイバルボの 印 象 とは 反 対 に 当 該 地 域 のスペ イン 人 役 人 たちは 当 時 ノーランに 対 して 好 感 を 抱 いていた 一 度 目 の 遠 征 を 終 えたノー ランは すぐに 二 度 目 のテキサス 遠 征 を 行 ったが このさい 彼 にパスポートを 発 行 した のは ミロの 後 任 のルイジアナ 総 督 バロン デ カロンデレットであった 彼 によると ノーランは 才 能 があり 希 望 にあふれた 若 者 であり ルイジアナの 住 民 が 必 要 とする 馬 を テキサスから 集 めてくる という 目 的 のもと パスポートが 発 行 された (41) このパスポー トを 携 えたノーランは 一 人 の 黒 人 奴 隷 と 五 人 のルイジアナ 住 民 を 連 れてナコグドチェス に 向 かった そしてそこで 副 総 督 にパスポートを 提 示 し メステーニョを 集 める 許 可 を 得 たため ノーランはカウボーイなど 現 地 の 住 民 を 何 人 か 雇 い テキサスの 首 都 サン アン トニオ デ ベハルに 向 かった (42) そこでは テキサス 総 督 マヌエル ムニョス(Manuel Muñoz) に 謁 見 し ニューオリンズから 交 易 品 を 取 り 寄 せるための 請 願 を 行 った なぜな らば 先 住 民 と 交 易 する 場 合 それが 公 式 に 認 められないと 非 合 法 交 易 として 逮 捕 される 可 能 性 があったからである ムニョスが この 請 願 を 彼 の 上 司 でチワワ(Chihuahua)に 駐 在 する 総 司 令 官 ペドロ デ ナバ(Pedro de Nava) に 伝 えると ナバは ノーランの 請 願 に 対 (38) Prob.a de los Texas Jurisdion del Pueblo de Nuestra Señora del Pilar de Nacogdoches Estado que manifiesta el Numero de Basallos..., 31 de diciembre de 1792 ( 前 注 34 参 照 ). (39) Antonio Gil Ybarbo..., 12 de mayo de 1792 ( 前 注 37 参 照 ). (40) Ibid. (41) Baron de Carondelet a Manuel Muñoz, Nueva Orleans, 9 de septiembre de 1794, BA. (42) No 4. Año Quaderno de Correspondencia del Sor Governador Comand.te Gral Brig.er Don Pedro de Nava. No.171, Manuel Muñoz a Pedro de Nava, 6 de junio de 1794, BA. 99

16 18 世 紀 末 テキサス-ルイジアナ 境 界 地 域 の 形 成 過 程 して 都 合 のよい 対 応 を 取 るよう ムニョスに 返 答 した (43) ムニョスは ノーランが 親 スペ イン 派 の 先 住 民 に 銃 などのヨーロッパ 製 品 を 配 ることを 期 待 していたため 彼 の 交 易 活 動 に 対 する 反 感 は 抱 いていなかったようだ (44) この 後 1796 年 になると ノーラン 一 団 は 二 度 目 のテキサス 遠 征 を 終 え 250 頭 の 馬 とともにニューオリンズに 戻 った ノーランがテキサスに 現 れた 時 期 は 国 際 情 勢 が 目 まぐるしく 変 化 し その 余 波 がテキ サスにも 及 び 始 めた 時 期 であった この 頃 ヨーロッパではフランス 革 命 が 起 こり 1793 年 からフランスとスペインは 戦 争 を 開 始 した この 影 響 で 当 該 地 域 ではルイジアナの 住 民 が 蜂 起 し 先 住 民 とともにスペイン 領 に 侵 略 する 可 能 性 が 懸 念 されたため テキサスに 入 る 外 国 人 への 監 視 は 次 第 に 強 まった (45) 1795 年 になると 当 該 地 域 のスペイン 人 役 人 たち は さらなる 問 題 に 直 面 した スペインと 米 国 が 両 国 の 境 界 線 を 定 めるサンロレンソ 条 約 (ピンクニー 条 約 )を 締 結 したのである これにより 米 国 は スペイン 領 東 西 フロリダ 以 北 の 土 地 を 領 有 し ミシシッピ 川 の 通 行 権 を 確 保 した そして 新 たに 米 国 領 となった 地 域 に 駐 屯 していたスペイン 軍 は そこからの 撤 退 を 余 議 なくされたのである しかし ル イジアナに 駐 在 するスペイン 人 役 人 たちは 希 望 を 持 ち 続 けた 彼 らは ケンタッキー 在 住 のウィルキンソンら 複 数 のスパイと 協 力 し 米 国 西 部 をスペイン 領 にすることが 可 能 だと 考 えたのである こうした 期 待 があったため カロンデレットは1797 年 ノーランに 対 し 三 度 目 のテキサス 遠 征 を 許 可 するパスポートを 与 えた ノーランは 同 年 7 月 頃 八 人 の 仲 間 ( 米 国 人 二 名 スペイン 人 四 名 黒 人 奴 隷 二 名 )とともに ライフル12 丁 と 七 千 ド ルの 価 値 がある 交 易 品 を 携 えてテキサスに 向 かった (46) この 時 期 テキサスではメステー ニョの 数 が 減 少 していた これが 原 因 で ノーランはテキサスのみならずヌエボ サンタ ンデール 地 方 (Nuevo Santander)まで 南 下 して 馬 を 集 めた (47) この 三 度 目 のテキサス 遠 征 中 スペイン 人 役 人 のノーランに 対 する 眼 差 しは 急 激 に 変 化 した カロンデレットはこの 間 スペインの 陰 謀 を 実 行 に 移 すために トーマス パワ ーに 陰 謀 の 詳 細 を 記 した 手 紙 と 準 備 金 10 万 ドルを 託 し ウィルキンソンにそれを 届 けさせ ようとした そしてウィルキンソンが 志 願 兵 とともに 蜂 起 する 準 備 を 整 えたときに カロ ンデレットは 再 度 同 じ 額 をウィルキンソンに 送 る 予 定 でいた しかしこの 計 画 は パワー がウィルキンソンのもとに 到 着 する 途 中 で 暴 かれてしまい パワーは 米 国 当 局 に 逮 捕 され (43) Pedro de Nava a Manuel Muñoz, 27 de enero de 1795, BA. (44) Wilson and Jackson, Philip Nolan and Texas ( 前 注 6 参 照 ), p. 14. (45) Pedro de Nava al Governador de Texas, Chihuahua, 9 de julio de 1793, BA. (46) El Baron de Carondelet a Andres Lopez Armesto, Nueva Orleans, 17 de junio de 1797, Documents relative to the doings of Philip Nolan in Texas and Nuevo Santander, and the disposition made of his companions, , Historia 413 part 1, p. 190, 2Q189, Archivo General de la Nación (University of Texas at Austin) ( 以 下 同 アーカイ ブをAGN-UT と 略 記 ). (47) Pedro de Nava a Marques de Branciforte, Chihuahua, 20 de marzo de 1798, Historia 413 part 1, p. 189, 2Q189, AGN-UT. 99

17 二 瓶 マリ 子 た さらに1798 年 には スペインに 味 方 し 蜂 起 するはずであったウィルキンソンが 米 国 政 府 からの 命 令 で スペインとの 境 界 地 域 に 米 国 陸 軍 予 備 隊 を 新 たに 組 織 するという 任 務 を 引 き 受 け ナッチェスに 赴 任 した 当 時 ナッチェスのスペイン 駐 屯 地 の 司 令 官 であっ たマヌエル ガヨソ(Manuel Gayoso) は 陰 謀 の 共 謀 者 の 一 人 であった ウィルキンソンが ナッチェスに 赴 任 すると 彼 は 陸 軍 隊 員 とともに 米 国 への 忠 誠 を 表 明 するパレードを 行 っ た そのためガヨソは ナッチェスから 撤 退 せざるを 得 なくなったのである (48) もはや スペインが 米 国 西 部 を 併 合 するという 秘 密 裏 の 計 画 を 実 行 に 移 す 道 は 絶 たれて しまった ナッチェスを 追 い 出 されたガヨソは この 後 すぐに カロンデレットの 後 任 と してルイジアナ 総 督 となり ニューオリンズに 赴 任 した すると ナッチェスでの 屈 辱 的 な 体 験 から ウィルキンソンやノーランに 対 する 不 信 感 を 露 わにするようになった 特 に ノーランは 度 重 なるテキサス 遠 征 で 他 のどの 米 国 人 よりもテキサスの 地 理 に 精 通 して おり テキサス-ルイジアナ 間 の 正 確 な 地 図 を 完 成 させるとカロンデレットに 約 束 してい た (49) ガヨソにしてみれば 外 国 人 がスペイン 領 テキサスの 詳 細 な 地 図 を 作 製 することは 承 服 し 難 かった 加 えて ノーランがテキサスに 滞 在 した1790 年 代 初 頭 から 半 ばは イギ リスからの 支 援 を 取 り 付 けた 米 国 人 が 先 住 民 とともに 反 乱 を 起 こし フロリダからニュー メキシコまでの 地 域 を 制 圧 しようとする 計 画 が 立 てられた 時 期 でもあった( ブラウントの 陰 謀 と 称 され 1797 年 に 頓 挫 した) (50) 1798 年 には フランス- 米 国 間 の 緊 張 関 係 が 高 ま ったため この 影 響 で 米 国 がスペインに 対 して 宣 戦 布 告 し 米 国 軍 がテキサス 経 由 でヌエ バ エスパーニャ 内 陸 部 に 進 軍 する 可 能 性 が 指 摘 された (51) さらに 1799 年 には ボウル ズ(Mr. Bowels) という 男 性 がフロリダとルイジアナの 先 住 民 と 結 託 して 反 乱 を 起 こし そ れらの 地 域 を 英 国 領 にしようと 画 策 している との 報 告 がテキサス 総 督 に 寄 せられた (52) これらの 要 因 が 重 なり 当 該 地 域 のスペイン 人 役 人 たちは テキサス 入 りする 外 国 人 への 警 戒 を 次 第 に 強 めた なかでも ノーランは ウィルキンソンの 右 腕 でありテキサスの 地 理 を 熟 知 しているため 最 大 の 危 険 分 子 と 目 されるようになった ノーランは1799 年 無 事 に 三 度 目 のテキサス 遠 征 からナッチェスに 戻 ったが 次 のテキサス 遠 征 を 行 う 場 合 ス ペイン 人 役 人 からパスポートを 入 手 できる 望 みはなかった (53) (48) Wilson and Jackson, Philip Nolan and Texas ( 前 注 6 参 照 ), pp (49) Nolan a Rendon, 25 de noviembre de 1797, Historia 413 part 1, pp , 2Q189, AGN-UT. (50) Pedro de Nava a Marques de Branciforte..., 20 de marzo de 1798 ( 前 注 47 参 照 ), p (51) Nava al Governador de Texas, Chihuahua, 28 de agosto de 1798, BA. (52) Nava al Governador de Texas, Chihuahua, 20 de noviembre de 1799, BA. (53) ノーランがスペイン- 米 国 間 の 軋 轢 に 巻 き 込 まれていった 詳 しい 過 程 は Wilson and Jackson, Philip Nolan and Texas ( 前 注 6 参 照 ), chap. 2を 参 照 99

18 18 世 紀 末 テキサス-ルイジアナ 境 界 地 域 の 形 成 過 程 2.2 最 後 のテキサス 遠 征 ドン フェリペ ノラン[フィリップ ノーラン]は 狡 猾 な 人 間 です バロン デ カロン デレットからの 信 頼 を 利 用 してベハル[サン アントニオ デ ベハル] 行 きのパスポートを 入 手 したのであり 完 全 な 偽 善 者 です 米 国 にいるときにはカトリックを 嘲 笑 し 私 たちの 土 地 で 生 活 するときにはカトリックを 信 奉 しました [ ] 彼 は 抜 け 目 のない 先 住 民 のよう に 森 を 熟 知 しているため 我 が 国 に 関 して 完 璧 な 知 識 を 得 るようにウィルキンソン 将 軍 から 命 令 されているのだと 疑 いました (54) ヌエバ エスパーニャ 最 北 部 の 諸 地 域 全 体 を 統 轄 していたペドロ デ ナバは ノーラ ン 一 団 がテキサスに 向 かった1800 年 11 月 副 王 に 対 して 上 記 の 報 告 を 行 った 当 初 現 地 のスペイン 人 役 人 たちはノーランに 好 意 を 抱 いたが スペイン- 米 国 間 に 軋 轢 が 生 じて 以 降 彼 らはナバの 意 見 に 代 表 されるように ノーランの 行 動 に 疑 念 を 抱 き 始 めた ノ ーランへの 不 信 が 募 った 結 果 最 終 的 にスペイン 人 役 人 はノーランの 活 動 を 阻 止 するため に 軍 隊 を 派 遣 することになった そして1801 年 3 月 スペイン 軍 はノーラン 一 団 が 荒 野 で 馬 を 集 めて 生 活 していたところを 襲 撃 した (55) この 襲 撃 で 幕 を 閉 じる 最 後 の 遠 征 に 関 しては テキサス 総 督 府 が 警 戒 を 強 めたため 一 次 史 料 が 豊 富 に 残 っている 主 な 一 次 史 料 としては 次 の 二 種 類 がある 一 つ 目 は ノー ランの 交 易 に 関 わった 遠 征 隊 員 の 裁 判 記 録 である (56) もう 一 つは 1801 年 のノーラン 一 団 逮 捕 以 降 1810 年 代 までメキシコに 滞 在 し メキシコ 独 立 運 動 にも 参 加 したエリス ビー ン(Ellis Bean)の 回 顧 録 である (57) これらの 一 次 史 料 は 先 住 民 との 関 係 を 示 す 記 述 が 少 な いものの 当 時 のスペイン 領 境 界 地 域 における 越 境 的 な 家 畜 交 易 の 様 子 を 詳 しく 知 ること ができる 以 下 では これらの 一 次 史 料 に 依 拠 しつつ 最 後 の 遠 征 の 展 開 過 程 を 時 系 列 的 に 明 らかにしたい 四 度 目 の 遠 征 については 関 係 者 が 大 勢 おり 情 報 が 複 雑 なため まずは 主 要 人 物 を 整 (54) Pedro de Nava, Chihuahua, 25 de noviembre de 1800, Historia 413 part 1, p. 218, 2Q189, AGN-UT. なお 本 稿 に おいてスペイン 語 史 料 を 引 用 する 場 合 は フィリップ ノーランを フェリペ ノラン と 表 記 する (55) Nava al Gobernador de Texas, 17 de marzo de 1801, BA. (56) Expediente concerning the trial of Nolan s men at Nacogdoches, 1801, Philip Nolan Papers 793, 2Q241 (University of Texas at Austin); Ynformacion expuesta por ocho testigos acerca de la conducta de Antonio Leal, de su muger Getrudis de los Santos, la amistad, trato, y comunicasion que estos dos han tenido con Don Felipe Nolan, Philip Nolan Papers 794, 2Q241 (University of Texas at Austin); Provincia de Texas Año de 1801, Numero 168, Criminal Contra el Americano Santiago Cook, Antonio Leal, su Muger Getrudis de los Santos y el Frances Pedro Geremias Longueville indiciados de correspondiencias secretas con Don Felipe Nolan. Juez Fiscal Sor. D.n Juan Baut.a de Elguézabal, Ten.e Cor.l y Gov.or de la Prov.a de los Texas, 23 de enero de 1801 a 11 de septiembre de 1801, BA. (57) Memoir of Colonel Ellis P. Bean, in H. Yoakum, Esq., History of Texas from its First Settlement in 1685 to its Annexation to the United States in 1846, vol. 1 (Austin: Steck Company, 1935), appendix 11, pp 最 後 の ノーランのテキサス 遠 征 に 対 する 各 地 のスペイン 人 役 人 たちの 対 応 は 次 を 参 照 Documents relative to the doings of Philip Nolan in Texas and Nuevo Santander, and the disposition made of his companions, , Historia 413 part 1 and 2, 2Q189, AGN-UT. 99

19 二 瓶 マリ 子 理 して 確 認 したい ノーランの 家 畜 交 易 に 関 わった 人 物 は 大 まかに 二 つのグループに 分 けられる 第 一 のグループは ナコグドチェスを 拠 点 としてノーランとは 別 行 動 をとり ノーランが 必 要 とする 家 畜 を 集 め その 世 話 をした 者 たちである 第 二 のグループは ナ ッチェスでノーランの 遠 征 隊 に 加 わり ノーランと 一 緒 にテキサスの 先 住 民 集 落 に 赴 き メステーニョを 集 めた 人 びとである 前 者 と 後 者 のグループに 属 する 人 物 の 詳 細 は 以 下 の 通 りである (58) 第 一 のグループ:ノーランと 別 行 動 をとった 人 物 ジェス(サンティアゴ) クック(Jesse (Santiago) Cook) ピエル(ペドロ) ロングビル(Pierre (Pedro) Longueville) アントニオ レアルとヘトルディス デ ロス サントス 夫 妻 (Antonio Leal, Getrudis de los Santos) (59) ホセ デ ロス サントス(José de los Santos) ( 上 記 ヘトルディスの 兄 弟 ) 第 二 のグループ:ノーラン 遠 征 隊 に 加 わった 人 物 スペイン 人 ルシアノ ガルシア(Luciano García) 39 歳 レアル デ チャルカス (Real de Charcas) 出 身 (60) ナコグドチェス 在 住 ビセンテ ララ(Vicente Lara) 38 歳 オルコキサク 駐 屯 地 (Orcoquisac) 出 身 サン ア ントニオ デ ベハル 在 住 レフヒオ デ ラ ガルサ(Refugio de la Garza) 25 歳 ヌエボ レイノ デ レオン 地 方 カデレイタ 出 身 フアン ホセ マルティネス(Juan José Martínez) 30 歳 ヌエボ レイノ デ レオン (58) 以 下 の 人 物 情 報 は Philip Nolan Papers 793, 2Q241 (University of Texas at Austin)に 収 録 の 史 料 から 得 られた もの なお 個 々 人 の 宗 教 は 明 示 されている 者 のみ 記 載 した (59) 1793 年 のサン アントニオ デ ベハルのセンサスに 基 づくと レアル 一 家 の 詳 細 は 以 下 の 通 りである ドン アントニオ レアル スペイン 人 サン アントニオ デ ベハル 出 身 47 歳 妻 ヘトルディス デ ロス サントス スペイン 人 前 者 と 同 じ 出 身 地 35 歳 三 歳 の 娘 一 人 混 血 (ムラート)で 未 亡 人 の 使 用 人 一 人 22 歳 使 用 人 の 息 子 二 歳 娘 一 歳 No. 201, Pardon de las almas que ay En esta Villa de San Fernando de Austria, año de 1793, 31 de diciembre de 1793, BA. ここで Austria と 表 記 されているが これは Béxar を 指 す サン フェルナンド デ ベハル は 軍 人 以 外 の 一 般 人 の 居 住 区 であり サン アントニオ デ ベハル はスペイン 軍 駐 屯 地 であった これら 二 つの 地 区 は 隣 接 し ひとつの 村 社 会 を 形 成 していた テキ サスは 副 王 領 内 陸 部 の 防 衛 という 軍 事 的 機 能 を 担 っていたことから 本 文 では サン アントニオ デ ベ ハル に 統 一 する (60) 1792 年 のナコグドチェスのセンサスでは 彼 は30 歳 の 先 住 民 で 職 業 はカウボーイ コアウイラ 地 方 のサン ニコラス(San Nicolas) 出 身 フアナ デ アコスタ(Juana de Acosta 先 住 民 29 歳 ) と 結 婚 と 記 されている Prob.a de los Texas Jurisdion del Pueblo de Nuestra Señora del Pilar de Nacogdoches Estado que manifiesta el Numero de Basallos..., 31 de diciembre de 1792 ( 前 注 34 参 照 ). 99

20 18 世 紀 末 テキサス-ルイジアナ 境 界 地 域 の 形 成 過 程 (61) 地 方 サリナス(Salinas) 出 身 ナコグドチェス 在 住 ロレンソ イノホサ(Lorenzo Hinojosa) 31 歳 ヌエボ サンタンデール 地 方 カマルゴ (Camargo) 出 身 サン アントニオ デ ベハル 在 住 ホセ ベルバン (José Verbán) 19 歳 ナコグドチェス 出 身 ホセ デ ヘスス デ ロス サントス (José de Jesús de los Santos) 年 齢 不 詳 ラ バイア デル エスピリトゥ サント 駐 屯 地 (La Bahía del Espiritu Santo) 出 身 米 国 人 サイモン マコイ(Simon McKoy) 23 歳 オペルーサス(Opelousas) 出 身 ナッチェス 在 住 歴 五 年 カトリック 信 者 ジョナ ワターズ (Johan Watters) 25 歳 バージニアの 州 都 出 身 プロテスタント 信 者 ザルモン クーリー (Zalmon Cooley) 25 歳 ケンタッキー 出 身 ナッチェス 在 住 歴 二 年 カルヴァン 派 信 者 エリス ビーンズ(Ellis Bean) 22 歳 ノースカロライナ 出 身 ナッチェス 在 住 歴 一 年 プロテスタント 信 者 ジョセフ リード(Joseph Reed) 26 歳 ペンシルベニアの 州 都 出 身 ナッチェス 在 住 歴 一 年 半 カルヴァン 派 信 者 ウィリアム ダンリン(William Danlin) 17 歳 ペンシルベニア 出 身 ナッチェス 在 住 歴 11 年 カトリック 信 者 チャールズ キング(Charles King) 27 歳 メリーランド 出 身 ナッチェス 在 住 歴 一 年 半 バプティスト 信 者 スティーブン リチャーズ(Stephen Richards) 19 歳 ペンシルベニア 出 身 ナッチェス 在 住 歴 11 年 カルヴァン 派 信 者 ジョセフ ピアース(Joseph Pears) 22 歳 ノースカロライナ 出 身 ナッチェス 在 住 歴 一 年 半 トーマス ハウス(Thomas House) 25 歳 バージニア 出 身 ナッチェス 在 住 歴 一 年 九 カ 月 プロテスタント 信 者 エフライム ブラックバーン(Emphraim Blackburn) 35 歳 メリーランド 出 身 ナッチ ェス 在 住 歴 五 年 デビット フェロ (David Fero) 24 歳 ニューヨーク 出 身 ナッチェス 在 住 歴 一 年 半 ロバート アシュリー (Robert Ashley) 38 歳 サウスカロライナ 出 身 ナッチェス 在 住 歴 八 年 (61) 前 注 の1792 年 ナコグドチェスのセンサスでは 彼 は36 歳 のスペイン 人 で 職 業 は 使 用 人 モンテレイ (Monterrey) 出 身 マリア デ ロス サントス(María de los Santos サン アントニオ デ ベハル 出 身 の スペイン 人 25 歳 ) と 結 婚 と 記 されている 99

21 二 瓶 マリ 子 ジョン ハウス(John House) 21 歳 バージニア 出 身 ナッチェス 在 住 歴 一 年 マイケル ムーア(Michael Moore) 25 歳 アイルランド 出 身 ナッチェス 在 住 歴 六 年 フアン バウティスタ(Juan Bautista) 46 歳 黒 人 ( 通 称 セサル) フランス 領 グレナダ 出 身 カトリック 信 者 ロバート(Robert) 黒 人 メリーランド 出 身 ナッチェス 在 住 歴 二 年 テキサスへの 途 上 で 逃 亡 した 者 モルデカイ リチャーズ(Mordecai Richards) ジョン キング(John King) オーガスト アダムズ(August Adams) 最 後 の 遠 征 を 組 織 するさい ノーランは スペイン 人 役 人 たちの 疑 念 を 承 知 していた しかし これまでノーランが 集 めたメステーニョの 一 部 はテキサスに 残 されていたため スペイン 人 役 人 から 許 可 を 得 られないとしても テキサスに 向 かうつもりであった それ を 意 識 してか 遠 征 隊 は 以 前 より 大 規 模 な 編 成 となった このような 大 胆 な 行 動 にでたの も スペイン 軍 からは 絶 対 に 捕 まらない という 自 信 があったからである その 自 信 は ノーランがナッチェスで 遠 征 隊 の 準 備 を 整 えたさい テキサスで 彼 の 馬 の 世 話 をするパー トナー ジェス クック 宛 てに 送 った 以 下 の 手 紙 によく 表 れている サントス[ノーランの 使 用 人 ]が 私 の 西 部 への 遠 征 計 画 を 漏 らしたようだ 当 初 の 計 画 で は ナコグドチェスの 北 を 通 ってリオ グランデ 川 まで 行 くつもりだった しかし この 計 画 は 知 られてしまったので ナコグドチェスの 兵 士 たちに 捕 まらないように 沿 岸 部 を 通 っ て 行 くつもりだ 君 と 私 は 固 い 友 情 で 結 ばれている 秘 密 は 守 ってもらいたい 私 はたくさんの 交 易 品 とともに そちらに 向 かう だから 私 がメステーニョを 集 めにき た と 全 員 が 思 うはずだ 1 月 には 米 国 に 戻 る 予 定 である この 手 紙 を 受 け 取 ったら 直 ちに 私 たちの 馬 を 集 めてそこから 出 発 するように[ルイジア ナに 向 けて] そうしないと 全 ての 馬 を 失 うことになる ビダル (62) が 私 の 計 画 を 承 知 して おり 既 にその 情 報 をナコグドチェスに 流 したようだ しかし 私 は 恐 れない 才 能 のある 男 たちと 一 緒 だ 絶 対 に 捕 まることはない オペルーサスからリオ グランデ 川 まで 続 く 沿 岸 部 の 道 を 私 は 熟 知 している だから 彼 らは 絶 対 に 私 たちを 発 見 して 攻 撃 することはできない レビージャ (Revilla) (63) の 準 備 は 既 に 整 えておいたため そこには 二 日 も 滞 在 しないだろう この 手 紙 を 読 み 終 えたら 直 ちに 燃 やすように[ 下 線 筆 者 ] (64) (62) 後 述 のホセ ビダル(José Vidal)を 指 す (63) リオ グランデ 川 近 くの 入 植 地 (64) Nolan to Cook, October 21, 1800, Papeles de Cuba, Legajo 71 A, Archivo General de Indias (Microfilm, University of Texas at Austin). 99

22 18 世 紀 末 テキサス-ルイジアナ 境 界 地 域 の 形 成 過 程 この 手 紙 で 言 及 されるサントスの 他 にも ノーランの 活 動 を 密 告 する 人 物 がいた ミシ シッピ 準 州 で 保 安 官 を 務 めるルイス エバンス(Luis Evans) であった スペイン 軍 は ナ ッチェスから 撤 退 した 後 そこから 最 も 近 いスペイン 領 土 にコンコルディア (Concordia)と いう 駐 屯 地 を 築 いた この 駐 屯 地 には ガヨソとの 入 れ 替 わりでホセ ビダルが 赴 任 して きたのだが 彼 がエバンスと 情 報 交 換 し ノーランの 行 動 を 追 っていた(ガヨソは1799 年 に 死 去 ) ノーランの 計 画 を 把 握 したビダルは ルイジアナ 総 督 カサ カルボ (Casa Calvo) に 対 して 次 の 手 紙 を 送 った ミシシッピ 準 州 在 住 のドン フェリペ ノランは 現 在 メキシコ 王 国 の 砂 漠 に 行 き そ こで 米 国 で 売 りさばくためのメステーニョを 可 能 な 限 り 多 く 集 めるための 準 備 を 進 めてい ます 確 かな 情 報 筋 によると 彼 は 既 にカービン 銃 を 持 つアメリカ 人 たちを 集 めたので 彼 らの 行 く 手 を 阻 もうとする 者 から 身 を 守 り 目 的 地 へと 進 むことができるそうです 遠 征 隊 は30 人 から40 人 で 編 成 される 模 様 であり うち 六 人 から 八 人 はメキシコ 王 国 のスペイン 人 です 彼 らはつい 最 近 ノランがミシシッピ 準 州 に 千 頭 の 馬 を 連 れて 来 たとき それに 付 き 添 った 者 たちです 彼 は ルイジアナとテキサスのスペイン 人 入 植 地 は 通 過 せずに ラス アルカス(Las Arcas) の 南 のとある 場 所 に 向 かう 予 定 です そこは 私 たちが 今 まで 一 度 も 訪 れたことのない 場 所 であり たくさんの 従 順 な 先 住 民 とメステーニョがいるようです [ ] 私 の 意 見 を 率 直 に 申 しますと もし 彼 らの 出 発 をすぐに 遮 らなければ この 地 方 ば かりでなくメキシコ 王 国 にまでも 悪 い 影 響 を 及 ぼすでしょう ノランは 才 能 に 恵 まれ 大 胆 不 敵 かつ 活 動 的 な 人 物 であり さらに これらの 場 所 については 現 地 に 住 む 者 よりも 完 璧 な 知 識 を 有 しています ノランに 付 き 添 う 者 たちは 近 い 将 来 ノランと 同 じ 交 易 を 始 める でしょう そしてこれらの 米 国 人 は 少 しずつ 閣 下 の 領 土 に 注 目 するようになり 最 終 的 に は その 領 土 に 住 む 臣 民 たちに 与 えられた 素 晴 らしい 恵 みの 数 々を 全 て 略 奪 してしまうで しょう (65) ノーランが 当 該 地 域 で 家 畜 交 易 を 始 めた1790 年 代 当 初 スペイン 人 役 人 たちは ルイジ アナで 馬 が 必 要 との 理 由 から ノーランの 交 易 活 動 を 許 可 した スペイン 人 役 人 たちは ノーランを 彼 らの 協 力 者 とみなしたのである しかし スペイン- 米 国 間 に 軋 轢 が 生 じて 以 降 スペイン 人 役 人 たちはノーランを スペイン 領 土 の 家 畜 や 資 源 を 奪 う 略 奪 者 と 認 識 するようになった 最 後 のノーラン 遠 征 隊 の 実 際 の 規 模 は ビダルが 予 想 したよりは 小 規 模 であったが ス ペイン 人 以 外 のメンバーが 皆 カービン 銃 や 猟 銃 ピストルを 携 えていたのは 確 かだっ た 特 にノーランは ピストル 二 丁 二 連 発 ショットガンとカービン 銃 をそれぞれ 一 丁 身 に 着 けていた ビダルは 今 回 の 遠 征 を 阻 止 できなければ 後 ほどテキサスに 向 かう 米 (65) Sobre las noticias de Don Felipe Nolan en las Provincias Ynternas, José Vidal a Casa Calvo, Concordia, 27 de septiembre de 1800, Historia 413 part 1, p. 208, 2Q189, AGN-UT. 99

23 二 瓶 マリ 子 国 人 がさらに 増 加 し 副 王 領 を 脅 かすことになると 考 えた それゆえ 彼 は ノーラン 一 団 の 出 発 を 阻 むべく 米 国 のミシシッピ 最 高 裁 判 所 に 訴 訟 を 起 こした 訴 訟 の 理 由 は ノ ーランがパスポートを 持 たないこと また 武 装 しており 敵 対 的 な 行 動 にでる 可 能 性 のあ ること であった (66) しかし 判 事 は ノーランの 敵 意 を 示 す 明 確 な 証 拠 がないため 米 国 政 府 は 彼 の 遠 征 を 阻 止 することはできない として この 訴 えを 退 けた ただし 彼 は 1 万 が 一 ノーランがスペイン 領 で 攻 撃 的 な 行 動 にでた 場 合 スペイン 政 府 が 決 定 した 刑 罰 を 受 けなければならないこと 2 彼 が 米 国 に 逃 亡 すれば スペインに 彼 の 身 柄 を 引 き 渡 すこ と 3スペインと 先 住 民 との 友 好 関 係 を 妨 害 した 場 合 も 違 法 行 為 とみなす との 内 容 を 付 け 加 えた (67) もはや ノーランの 出 発 をスペイン 側 が 法 的 に 阻 止 する 術 は 残 っていなかった 彼 は 遠 征 隊 員 とともに ナッチェスを 後 にした 遠 征 が 成 功 した 場 合 ノーランは 米 国 人 隊 員 各 人 に 対 して 三 カ 月 契 約 で 六 頭 のメステーニョ 三 カ 月 を 超 過 した 場 合 一 日 一 ペソの 報 酬 を 約 束 した 隊 員 の 主 たる 仕 事 は 馬 の 世 話 であった (68) 彼 らがノーラン 遠 征 隊 に 加 わった 理 由 および 目 的 は 明 らかではないが 唯 一 エリス ビーンの 証 言 は 残 っている ノース カロライナに 属 した 頃 のテネシーに 生 まれた 彼 は 17 歳 のときに 旅 に 出 て 他 の 世 界 を 見 たいと 思 うようになった という ビーンは 若 かったため 彼 の 父 は 最 初 この 考 えに 反 対 した しかし ナッチェスが 米 国 領 になると テネシーの 商 品 がそこで 高 く 売 れること を 知 り ビーンがウイスキーと 小 麦 を 売 りにナッチェスまで 行 くことを 彼 の 父 は 許 した という この 後 ビーンはナッチェスの 親 戚 のもとで 生 活 するようになり ある 日 ノーラ ンから 誘 われて 遠 征 隊 に 参 加 した ビーンは 外 国 への 興 味 と 経 済 的 な 理 由 から 遠 征 隊 に 参 加 したようである (69) ノーランは 当 初 予 定 していた 沿 岸 部 は 通 らず カドー 族 の 集 落 を 通 過 してナコグドチ ェスに 向 かうことにした なぜなら 彼 は クックに 宛 てた 手 紙 がスペイン 人 役 人 の 手 に 渡 った 可 能 性 を 想 定 したからである( 実 際 にスペイン 人 役 人 はこれを 入 手 した) 出 発 のさ い ノーラン 一 団 は 交 易 品 をほぼ 持 たなかった 携 行 品 を 減 らすことで 目 立 たず 短 期 間 で 目 的 地 に 到 着 したかったのかもしれない (70) いずれにせよ 今 回 の 交 易 品 は スペイン (66) Joseph Vidal to Governor Sergeant, October 10, 1801, Philip Nolan Papers 793, 2Q241 (University of Texas at Austin). (67) Wilson and Jackson, Philip Nolan and Texas ( 前 注 6 参 照 ), pp (68) Philip Nolan Papers 793, 2Q241 (University of Texas at Austin)では スペイン 人 隊 員 の 証 言 は 残 念 ながら 全 員 分 が 紛 失 している そのため 彼 らのノーランとの 契 約 や 彼 らとノーランとの 関 係 については 不 明 であ る (69) Memoir of Colonel Ellis P. Bean ( 前 注 57 参 照 ), pp (70) Philip Nolan Papers 793, 2Q241 (University of Texas at Austin) に 収 録 された 裁 判 記 録 によると 遠 征 隊 メン バーは 出 発 のさいに 以 下 の 生 活 必 需 品 を 所 持 していた 小 麦 酒 毛 布 衣 類 スコップ 皮 コット ン ナイフ これらの 物 品 について 全 ての 隊 員 が 交 易 品 ではない と 証 言 しているが 偽 証 の 可 能 性 も 考 えられる 99

24 18 世 紀 末 テキサス-ルイジアナ 境 界 地 域 の 形 成 過 程 語 フランス 語 英 語 を 自 由 に 操 ることのできるジョン ヘンダーソン(John Henderson) が 預 かった ヘンダーソンは ナコグドチェス 近 くまで 河 川 をつたって 移 動 し その 後 陸 路 でナコグドチェスに 向 かい 現 地 に 滞 在 するノーランの 使 用 人 に 交 易 品 を 渡 す 予 定 だっ た スパイからこの 情 報 を 得 たビダルは ラピデス(Rapidez)に 到 着 したヘンダーソンを 捕 らえた ノーラン 遠 征 隊 は この 後 ナコグドチェス 付 近 の 先 住 民 集 落 に 長 期 滞 在 中 にス ペイン 軍 から 襲 撃 される これは ヘンダーソンの 逮 捕 をノーランが 知 らないまま 交 易 品 の 届 くのを 待 っていたからのようだ もしヘンダーソンが 無 事 ナコグドチェスに 到 着 し ていたら ノーランが 無 事 短 期 間 で 遠 征 を 終 えた 可 能 性 もあった (71) ヘンダーソンがナコグドチェスに 向 かう 頃 ノーラン 遠 征 隊 はワシタ 駐 屯 地 (Ouachita) 近 くにさしかかったが ここで 彼 らは 小 規 模 のスペイン 軍 に 遭 遇 した このスペイン 軍 は 本 来 であれば 隊 員 たちを 逮 捕 すべきであったが 隊 員 全 員 が 武 器 を 携 えていたので 衝 突 を 避 け 尋 問 しなかった するとノーランは パスポートを 持 っておらず それを 提 示 しないままテキサスに 向 かう との 手 紙 をスペイン 軍 司 令 官 に 書 き 残 し その 場 を 後 にし た (72) 当 初 遠 征 隊 員 の 大 半 は ノーランがパスポートを 所 持 していると 考 えたようだ しか し ノーランとワシタ 駐 屯 軍 とのやり 取 りを 見 たハウス 兄 弟 とアシュリー ムーアは ノ ーランのパスポート 所 持 を 疑 った そのためトーマス ハウスがノーランに 問 い 質 したが ノーランは 次 のように 答 えた この 件 について 今 後 の 詮 索 を 許 さない ここには 暴 力 以 外 の 法 律 など 存 在 しない もし 誰 か 一 人 でも 逃 げ 出 したら ルシアノがどこまでも 追 い かけ そいつを 捕 まえた 後 犬 のように 吊 るす (73) モルデカイ リチャーズも ワシタ 駐 屯 軍 とのやり 取 りを 不 自 然 に 思 い ノーランに 説 明 を 求 めた リチャーズは 遠 征 隊 を 指 揮 する 第 三 の 人 物 で 地 形 にも 詳 しいことから 信 頼 を 得 ていた そのためノーランは 彼 には 詳 細 に 説 明 した 私 の 計 画 を 実 行 するうえで あなたを 頼 りにしている [ ]もし 私 たちの 計 画 が 成 功 す れば あなたの 将 来 も あなたの 家 族 の 将 来 も 保 証 される 将 来 この 経 験 が 必 ず 利 となるこ とをあなたが 疑 わないためにも この 遠 征 から 米 国 に 戻 ったときには 六 カ 月 ごとに 一 人 の 黒 人 を 与 え その 他 に 得 られた 利 益 も 与 えることを 約 束 する 私 の 計 画 ではまず 北 西 の 路 をたどってカドー 族 集 落 を 通 過 し さらに 奥 に 行 った 場 所 に 敵 の 襲 撃 から 身 を 守 るために 要 塞 を 建 てる そこから 内 陸 部 に 偵 察 に 出 て 鉱 山 やその 他 の 天 然 資 源 を 探 すと 同 時 に 馬 を 捕 まえる 偵 察 を 終 えて 目 標 の 数 だけ 馬 を 捕 まえたら イ スラス ネグラス(Islas Negras) に 向 けて 出 発 し 続 いてケンタッキーに 向 かう その 後 8 月 か9 月 あたりには フィラデルフィアに 駐 在 するイギリス 大 使 の 協 力 を 得 て (71) Wilson and Jackson, Philip Nolan and Texas ( 前 注 6 参 照 ), p. 40. (72) Fernandez Tejeiro to Trudeaux, Oachita, 7 de noviembre de 1800, Historia 413 part 1, pp , 2Q189, AGN- UT. (73) 11. Declaración de Tomas Jaus. 8ª Pregunta, Philip Nolan Papers 793, 2Q241 (University of Texas at Austin). 99

25 二 瓶 マリ 子 希 望 者 を 集 め その 場 所 を 征 服 しに 行 く 予 定 だ 彼 らが 皆 馬 で 乗 り 込 んでいけるように 私 は 今 馬 を 集 めている イギリス 政 府 は 私 たちに 味 方 すると 間 接 的 にではあるが 聞 いてい る 二 年 後 には 私 たち 全 員 が 裕 福 になって 米 国 に 帰 るはずだ [ ]スペイン 軍 が 来 たことで あなたはまだ 不 信 を 抱 いている しかし こうした 事 態 は 二 度 と 起 こらない ナコグドチェスとサン アントニオ デ ベハルの 兵 士 たちは 今 ま で 一 度 も 私 たちのところに 来 たことがないし これからも 絶 対 にそのようなことは 起 こらな い (74) この 話 を 聞 いたリチャーズは ノーランが 馬 を 集 める 以 外 の 目 的 を 持 つと 知 って 不 安 に なり やがて 逃 亡 を 決 意 した そしてある 日 ナッチェスまで 戻 り 武 器 を 調 達 する 使 いを 頼 まれたとき その 機 会 を 利 用 して 他 の 二 人 と 逃 げ 出 した これに 気 付 いたノーランはル シアノ ガルシアを 追 手 に 出 したが リチャーズら 三 人 を 捕 まえることはできなかっ た (75) リチャーズはナッチェスに 到 着 するなり スペイン 人 役 人 のもとに 赴 き ノーラン が 打 ち 明 けた 彼 の 思 惑 を 報 告 した ノーランが 秘 密 裏 に 何 らかの 計 画 を 進 めている とい うリチャーズの 発 言 に スペイン 人 役 人 たちは 思 い 当 たるふしがあった なぜなら 先 に 引 用 したジェス クック 宛 ての 手 紙 (96 頁 参 照 )をスペイン 人 役 人 は 入 手 しており その 手 紙 には 私 [ノーラン]がメステーニョを 集 めにきた と 全 員 が 思 うはずだ という 一 節 があ ったためである この 秘 密 裏 の 目 的 を 具 体 的 に 証 言 したのは リチャーズしかいない も っとも リチャーズの 証 言 だけに 依 拠 して テキサスにあると 目 された 鉱 山 等 の 征 服 がノ ーランの 最 終 目 的 であった と 断 言 することはできないだろう いずれにせよ 当 時 のス ペイン 人 役 人 たちは リチャーズの 証 言 をきっかけに ノーラン 遠 征 隊 に 対 する 警 戒 心 を さらに 強 め 逮 捕 に 踏 み 切 ることにした ノーランを 捕 らえた 者 には 報 酬 として40 頭 の 馬 が 与 えられるとされた (76) ノーラン 遠 征 隊 がワシタ 駐 屯 軍 と 遭 遇 した 頃 ビダルは ナコグドチェスにいたノーラ ンの 協 力 者 たちの 動 きも 監 視 していた ノーランの 家 畜 交 易 のパートナーであるクック は 三 度 目 の 遠 征 後 にナッチェスに 来 ていた 数 カ 月 後 に 交 易 品 を 携 えて 一 人 でナコグド チェスに 向 かい そこから 馬 を 追 いたてて 再 度 ナッチェスに 戻 る 予 定 であった クックは ナコグドチェスに 到 着 した 後 ホセ デ ロス サントスを 使 いに 出 し ナッチェスのノ ーランに 手 紙 を 届 けさせた このさいスペイン 当 局 は ロス サントスをパスポート 不 携 帯 により 逮 捕 し クックにあてたノーランの 手 紙 を 発 見 した ホセ デ ロス サントス の 逮 捕 により ナコグドチェスに 滞 在 するノーランの 仲 間 の 動 きを 知 ったビダルは 即 座 にテキサス 総 督 に 書 管 を 送 り ナッチェスに 向 かうクックを 逮 捕 するように 命 じた テキ (74) Declaración que dió Mordica Richardo sin haber presentado juramento, el que ofrecio dar en caso necesario, Natchez, 13 de diciembre de 1801, Historia 413 part 1, p. 254, 2Q189, AGN-UT. (75) Wilson and Jackson, Philip Nolan and Texas ( 前 注 6 参 照 ), p. 52. (76) Ibid., pp

26 18 世 紀 末 テキサス-ルイジアナ 境 界 地 域 の 形 成 過 程 サス 総 督 は この 命 令 を 受 けるとすぐに 追 手 を 派 遣 し まずは クックに 続 いてノーラン が 集 めた 馬 を 追 いたてていたロングビルとアントニオ レアル ヘトルディス デ ロス サントスを 捕 らえた その 後 クックは 別 の 地 域 で 逮 捕 された (77) スペイン 軍 が 逮 捕 した 上 記 の 人 びとは 何 年 にもわたりノーランの 交 易 に 関 わっていた ようだ ジェス クックはフィラデルフィア 出 身 者 であり 逮 捕 された 当 時 40 歳 であった スペイン 領 に 入 ったのは1790 年 代 初 期 頃 であり 当 初 はミシシッピ 川 流 域 でトウモロコシ や 焼 酎 などを 売 る 行 商 人 であった その 後 ノーランから 声 をかけられ 1795 年 前 後 から 彼 の 使 用 人 として 働 くようになった ノーランが 三 度 目 のテキサス 遠 征 を 行 った1797 年 以 降 は ヘトルディス デ ロス サントスが 管 理 するナコグドチェスの 牧 場 に 使 用 人 として 滞 在 するようになった そこで 彼 は ナッチェスで 入 手 した 交 易 品 と 交 換 するかたちで 住 民 から 馬 を 集 めた 集 めた 馬 は 定 期 的 にナッチェスのノーランのところまで 運 び そこ で 馬 を 売 りさばいた 米 国 領 での 交 易 の 全 貌 は 史 料 が 残 っていないため 不 明 である し かしクックは 一 度 テキサスから 運 んだ 馬 100 頭 ほどを ウィルキンソン 率 いる 軍 隊 に 提 供 したと 認 めている (78) ロングビルは フランスのボルドー 出 身 で 1801 年 当 時 テキサス 在 住 歴 15 年 であった 最 初 の10 年 間 はナキトシュで 仕 入 れた 交 易 品 をナコグドチェスで 売 り 生 計 を 立 てた 残 りの 五 年 は ノーランのもとで 働 くようになり ナコグドチェスとサン アントニオ デ ベハルを 行 き 来 して 馬 の 移 動 や 世 話 を 担 当 した (79) アントニオ レアルはサン アントニオ デ ベハル 出 身 の 牧 場 主 であり また 総 督 からの 許 可 を 得 てトンカワ 族 と 交 易 する 小 売 商 人 でもあった 交 易 品 はトンカワ 族 から 集 めた 馬 や 毛 皮 と 交 換 するかたちで ルイジアナ 周 辺 地 域 で 入 手 しており ノーランとは 1790 年 にナコグドチェスに 滞 在 していたときに 知 り 合 った ノーランの 交 易 を 手 伝 うよう になってからは 頻 繁 にナッチェスを 訪 れたらしく あるとき115 頭 の 馬 をノーランのも とに 届 けたさいには 1,980ペソの 売 上 金 を 得 た このうち600ペソは 交 易 品 で 残 りの 金 額 は 銀 貨 で 受 け 取 った レアルの 交 易 活 動 は 成 功 していたようで 米 国 領 滞 在 中 彼 は 黒 人 奴 隷 を 二 人 購 入 した 女 性 奴 隷 は400ペソ 男 性 奴 隷 は270ペソであった これらの 奴 隷 以 外 に レアルは ナコグドチェスの 牧 場 の 運 営 および 交 易 のために 合 計 八 人 のテハー ノの 使 用 人 やハンターを 雇 っていた 彼 らの 報 酬 は 月 5-10 ペソ 程 度 であった (80) レアルは 先 住 民 との 交 易 でナコグドチェスを 不 在 にすることが 多 かったため 牧 場 は 彼 の 妻 ヘトルディスが 管 理 していた 彼 女 は 交 易 が 成 功 した 場 合 4,000ペソと200 頭 の (77) Ibid., p. 44. (78) 1ª Declaración de Santiago Cook; 2ª declaración de Santiago Cook, 23 de enero de 1801, BA. (79) Declaración de Pedro Longueville, 23 de enero de 1801, BA. (80) Declaración de Antonio Leal, 22 de abril de 1801, BA. 111

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設 暴 力 団 員 による 不 当 な 行 為 の 防 止 等 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 暴 力 団 員 による 不 当 な 行 為 の 防 止 等 に 関 する 法 律 例 規 整 備 * 暴 力 団 員 による 不 当 な 行 為 の 防 止 等 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 例 規 整 備 公 布 年 月 日 番 号 平 成 24 年

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