本 資 料 に 関 する 留 意 事 項 本 資 料 は 東 洋 電 機 製 造 株 式 会 社 ( 以 下 東 洋 電 機 製 造 又 は 貴 社 といいます )の 株 式 の 買 付 けの 申 込 み 又 は 売 付 けの 申 込 みの 勧 誘 を 目 的 として 作 成 されたものではなく 本

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1 貴 社 との 資 本 業 務 提 携 のご 提 案 について 2008 年 9 月 16 日 日 本 電 産 株 式 会 社

2 本 資 料 に 関 する 留 意 事 項 本 資 料 は 東 洋 電 機 製 造 株 式 会 社 ( 以 下 東 洋 電 機 製 造 又 は 貴 社 といいます )の 株 式 の 買 付 けの 申 込 み 又 は 売 付 けの 申 込 みの 勧 誘 を 目 的 として 作 成 されたものではなく 本 資 料 の 閲 覧 機 会 の 提 供 配 布 及 び 本 資 料 に 基 づくプレゼンテーションの 実 施 等 は 東 洋 電 機 製 造 株 式 の 買 付 けの 申 込 み 又 は 売 付 けの 申 込 みの 勧 誘 等 として 行 われるものではありません 本 資 料 には 東 洋 電 機 製 造 及 び 東 洋 電 機 製 造 グループ 日 本 電 産 株 式 会 社 ( 以 下 日 本 電 産 又 は 弊 社 といいます ) 及 び 日 本 電 産 グループ 並 びに 日 本 電 産 が 提 案 する 資 本 業 務 提 携 後 の 東 洋 電 機 製 造 日 本 電 産 グループに 関 する 予 想 見 通 し 計 画 目 標 等 の 将 来 に 関 する 記 述 が 含 まれて います これらの 記 述 は 日 本 電 産 が 本 資 料 作 成 時 点 において 入 手 できた 情 報 に 基 づき 当 該 時 点 に おける 予 測 等 を 基 礎 とし かつ 一 定 の 前 提 に 基 づき 一 定 の 仮 定 を 置 いて 行 われているものです これらの 記 述 やその 前 提 及 び 仮 定 は 客 観 的 には 正 確 ではない 可 能 性 があり 又 は 将 来 実 現 しない 可 能 性 があります 本 資 料 に 含 まれる 情 報 は 一 般 に 利 用 可 能 な 手 段 を 通 じて 得 られた 情 報 のみに 依 拠 しており かかる 情 報 の 正 確 性 完 全 性 妥 当 性 等 について 日 本 電 産 は 独 自 の 検 証 を 行 っておらず これらの 点 に 関 して いかなる 保 証 をも 行 うものではありません なお 本 提 案 は 弊 社 の 別 段 の 意 思 表 示 がない 限 り 2008 年 12 月 15 日 の 満 了 をもって 失 効 するものと します 2

3 目 次 Ⅰ. 資 本 業 務 提 携 のご 提 案 4 Ⅱ. 資 本 業 務 提 携 の 具 体 的 方 法 及 び 内 容 7 Ⅲ. 業 界 環 境 及 び 貴 社 に 対 する 弊 社 認 識 環 境 問 題 とモータの 進 化 2. 鉄 道 車 両 市 場 及 び 貴 社 に 対 する 弊 社 認 識 3. 資 本 業 務 提 携 による 新 たな 可 能 性 Ⅳ. 資 本 業 務 提 携 の 効 果 とその 後 の 事 業 運 営 方 針 30 Ⅴ. 日 本 電 産 について 39 3

4 Ⅰ. 資 本 業 務 提 携 のご 提 案 4

5 企 業 価 値 向 上 を 目 指 した 資 本 業 務 提 携 のご 提 案 鉄 道 自 動 車 市 場 における 世 界 1のモータメーカー となるべく 戦 略 的 な 事 業 展 開 を 貴 社 と 共 に 行 う ことを 目 的 とする 資 本 業 務 提 携 ( 以 下 本 提 携 といいます )をご 提 案 させて 頂 きます 環 境 意 識 の 高 まりやエネルギー 価 格 の 上 昇 等 を 背 景 にグローバルで 輸 送 手 段 の 変 革 が 進 行 しており 貴 社 の 鉄 道 機 器 事 業 は 非 常 に 将 来 性 の 高 いビジネスであると 認 識 しております 本 提 携 は 貴 社 の 経 営 資 源 と 弊 社 の 経 営 資 源 とを 組 み 合 わせることで 急 速 に 変 革 しつつある 鉄 道 機 器 事 業 において 飛 躍 的 な 成 長 を 可 能 とし 両 社 の 企 業 価 値 向 上 に 資 するものと 考 えております 両 社 の 経 営 資 源 や 経 営 ノウハウの 共 有 化 を 最 大 限 に 実 現 するためには 弊 社 が 貴 社 の 全 発 行 済 普 通 株 式 を 取 得 することが 望 ましく そのための 方 策 として 貴 社 の 全 発 行 済 普 通 株 式 ( 弊 社 が 既 に 保 有 する 株 式 を 除 きます )の 取 得 を 目 指 す 公 開 買 付 け( 以 下 本 公 開 買 付 け といいます )の 実 施 を 予 定 して おります 本 提 携 後 も 日 本 電 産 のグループ 経 営 の 特 徴 である 連 邦 経 営 の 中 で 事 業 運 営 はあくまで 貴 社 に 実 施 して 頂 きたいと 考 えており 貴 社 経 営 陣 及 び 従 業 員 の 皆 様 その 他 ステークホルダーの 皆 様 との 関 係 は これまで 通 り 維 持 していきたいと 考 えております 弊 社 は 本 提 携 が 両 社 及 び 両 社 のステークホルダーの 皆 様 にとって 大 きなメリットがあるものと 確 信 して おり 貴 社 取 締 役 会 の 皆 様 にも 必 ずやご 理 解 ご 賛 同 頂 けるものと 確 信 しております 5

6 ステークホルダーの 皆 様 にとってのメリット 本 提 携 により 貴 社 ステークホルダーの 皆 様 にとっても 大 きなメリットがあるものと 確 信 しております 本 提 携 による 貴 社 ステークホルダーの 皆 様 にとってのメリット 弊 社 経 営 手 法 の 活 用 による 経 営 効 率 の 改 善 地 球 環 境 CO2 削 減 に 貢 献 省 電 力 対 応 株 主 魅 力 的 なプレミアム 現 金 による 全 部 買 付 け 全 株 主 に 平 等 に 売 却 の 機 会 日 本 電 産 弊 社 グローバル 経 営 資 源 の 活 用 による 海 外 での 事 業 展 開 の 拡 大 経 営 陣 新 たな 企 業 成 長 の 機 会 企 業 としての 安 定 性 の 向 上 現 経 営 体 制 の 継 続 東 洋 電 機 製 造 従 業 員 グローバルでの 活 躍 機 会 の 拡 大 雇 用 の 安 定 性 の 向 上 顧 客 取 引 先 高 付 加 価 値 かつ 低 価 格 な 製 品 供 給 取 引 規 模 の 拡 大 製 品 供 給 者 としての 安 定 性 の 向 上 弊 社 モータ 技 術 等 の 活 用 による 技 術 力 ノウハウの 強 化 6

7 Ⅱ. 資 本 業 務 提 携 の 具 体 的 方 法 及 び 内 容 7

8 公 開 買 付 けについて 本 提 携 に 際 し 本 公 開 買 付 けにより 貴 社 の 全 発 行 済 普 通 株 式 ( 弊 社 が 既 に 保 有 する 株 式 を 除 きます ) の 取 得 を 目 指 します 本 公 開 買 付 け 等 の 概 要 は 以 下 の 通 りです 本 公 開 買 付 け 等 の 概 要 ( 予 定 ) 1. 対 価 の 種 類 及 び 買 付 け 等 の 価 格 ( 以 下 本 公 開 買 付 価 格 といいます ) 現 金 を 対 価 とし 1 株 当 たり635 円 2. 買 付 予 定 株 式 数 貴 社 の 総 議 決 権 数 の50.1%に 相 当 する 株 式 数 を 買 付 予 定 株 式 数 の 下 限 とし 買 付 予 定 株 式 数 の 下 限 以 上 の 応 募 があった 場 合 には その 全 部 の 買 付 けを 行 います 応 募 株 式 数 が 買 付 予 定 株 式 数 の 下 限 に 満 たない 場 合 には その 全 部 の 買 付 けを 行 いません 3. 本 公 開 買 付 けの 開 始 時 期 及 び 公 開 買 付 期 間 弊 社 は 貴 社 が2008 年 7 月 14 日 付 で 公 表 した 当 社 株 券 等 の 大 規 模 買 付 行 為 に 関 する 対 応 策 ( 買 収 防 衛 策 )の 導 入 について において 定 めるプランに 従 って 本 提 携 をご 検 討 なさるものと 考 えているため 現 時 点 においては 本 公 開 買 付 けの 開 始 時 期 を 確 定 することができません しかしながら 弊 社 としては 可 能 な 限 り 早 期 に 貴 社 との 間 で 本 提 携 を 実 現 させたいと 考 えており 可 及 的 速 やかに 本 公 開 買 付 けを 実 施 することを 希 望 しています なお 公 開 買 付 期 間 については30 営 業 日 以 上 とする 予 定 です 4. 本 公 開 買 付 け 後 の 予 定 (いわゆる 二 段 階 買 収 に 関 する 事 項 ) 本 公 開 買 付 けにより 貴 社 の 全 発 行 済 普 通 株 式 を 取 得 できなかった 場 合 には 株 主 の 皆 様 の 利 益 が 損 なわれない ようにするための 措 置 を 講 じるものとし 本 公 開 買 付 けの 結 果 にもよりますが 原 則 として 弊 社 が 貴 社 の 全 発 行 済 普 通 株 式 を 保 有 するための 手 続 を 実 施 し その 場 合 本 公 開 買 付 価 格 に 基 づいて 決 定 される 対 価 を 交 付 することを 予 定 しております 8

9 プレミアム 分 析 - 株 価 対 比 - 本 公 開 買 付 価 格 は 十 分 なプレミアムを 加 えた 価 格 であり 貴 社 株 主 の 皆 様 にとっても 魅 力 的 な 価 格 と 考 えております 株 価 対 比 のプレミアム 分 析 本 公 開 買 付 価 格 : 1 株 当 たり635 円 貴 社 株 価 プレミアム 提 案 前 営 業 日 終 値 (2008 年 9 月 12 日 ) 305 円 約 % 1ヶ 月 平 均 (2008 年 8 月 13 日 ~2008 年 9 月 12 日 ) 316 円 約 % 注 : * 1ヶ 月 平 均 は 東 京 証 券 取 引 所 における 提 案 前 営 業 日 (2008 年 9 月 12 日 )から 遡 る1ヶ 月 間 の 終 値 平 均 株 価 を 採 用 しております 出 所 : Bloomberg 9

10 プレミアム 分 析 - 公 開 買 付 け 事 例 対 比 - 本 公 開 買 付 価 格 は 過 去 3 年 間 に 実 施 された 公 開 買 付 け 事 例 におけるプレミアム 平 均 と 比 較 しても 高 い 水 準 と 考 えております 公 開 買 付 け 事 例 プレミアム 分 析 ( 過 去 3 年 間 ) (プレミアム) 140% 120% 100% 80% 60% 40% 20% 0% -20% 対 公 表 前 営 業 日 対 1ヶ 月 平 均 対 3ヶ 月 平 均 対 6ヶ 月 平 均 ディスカウント 事 例 を 除 くプレミアム 平 均 ( 対 公 表 前 営 業 日 終 値 ) 本 件 プレミアム ( 対 提 案 前 営 業 日 終 値 )= 約 % -40% キンレイ システムソフト メディアエクスチェンジ コージツ 大 阪 港 振 興 オリジン 東 秀 サンポット 和 光 堂 阪 神 電 気 鉄 道 クラリオン 明 星 食 品 菱 和 ライフクリエイト サンポット 日 産 ディーゼル 工 業 ネットマークス 日 興 コーディアルグループ 日 本 サーボ 富 士 ロビン 三 洋 電 機 クレジット マリンポリス アルゴ21 三 星 食 品 加 ト 吉 ソキア 秀 文 社 東 京 スター 銀 行 フォーバルクリエーティブ ディーアンドエムホールディングス ( 対 象 会 社 ) 注 : * 公 開 買 付 け 事 例 は 過 去 3 年 間 (2005 年 9 月 13 日 ~2008 年 9 月 12 日 )に 公 表 され 公 開 買 付 けが 成 立 した 事 例 のうち 以 下 の 条 件 を 全 て 満 たす 事 例 を 採 用 しております 1 対 象 会 社 が 上 場 会 社 であること 2 買 付 条 件 に 上 限 設 定 がされていないこと 3MBO 事 例 ( 公 表 資 料 等 に 基 づき 一 般 的 にMBO(Management Buyout)として 認 知 されている もの)でないこと 4 公 開 買 付 け 開 始 前 の 買 収 者 の 対 象 会 社 に 対 する 株 式 保 有 比 率 が15% 未 満 ( 除 く 間 接 保 有 )から 公 開 買 付 け 成 立 後 に 株 式 保 有 比 率 が50% 超 となったこと ** プレミアムは 公 開 買 付 価 格 対 象 会 社 の 株 価 -1 で 算 出 しております *** 対 象 会 社 の 株 価 は 公 表 前 営 業 日 終 値 公 表 前 営 業 日 から 遡 る1ヶ 月 間 3ヶ 月 間 6ヶ 月 間 の 終 値 平 均 株 価 を 採 用 しております **** 本 件 プレミアムは 9 頁 記 載 の 本 公 開 買 付 価 格 及 び 提 案 前 営 業 日 を 基 準 とする 東 洋 電 機 製 造 株 価 に 基 づき 算 出 しております 出 所 : 各 社 プレスリリース Bloomberg 10

11 プレミアム 分 析 - 価 格 帯 別 累 積 出 来 高 比 率 - 本 公 開 買 付 価 格 は 過 去 3 年 間 の 価 格 帯 別 累 積 出 来 高 を 考 慮 しても 多 くの 貴 社 株 主 の 皆 様 にとって 十 分 な 水 準 であると 考 えております 貴 社 の 価 格 帯 別 累 積 出 来 高 比 率 出 来 高 ( 千 株 ) 50,000 40,000 30,000 20,000 10, 円 以 下 の 取 引 は 全 体 の 約 75% 累 積 出 来 高 比 率 100% 90% 80% 70% 60% 50% 40% 30% 20% 10% 0 ~240 ~280 ~320 ~360 ~400 ~440 ~480 ~520 ~560 ~600 ~640 ~680 ~720 ~760 ~800 ~840 ~880 ~920 0% ( 円 ) 2007 年 9 月 13 日 ~2008 年 9 月 12 日 2006 年 9 月 13 日 ~2007 年 9 月 12 日 2005 年 9 月 13 日 ~2006 年 9 月 12 日 累 積 出 来 高 比 率 注 : * 2005 年 9 月 13 日 ~2008 年 9 月 12 日 の 株 価 (VWAP: 出 来 高 加 重 平 均 株 価 ) 及 び 出 来 高 に 基 づき 算 出 しております 出 所 : Bloomberg 11

12 公 開 買 付 価 格 の 分 析 - 修 正 PER( 予 想 ベース)- 本 公 開 買 付 価 格 に 基 づく 修 正 PERは 過 去 3 年 間 の 修 正 PER 平 均 を 上 回 っており 類 似 会 社 と 比 較 して も 高 い 水 準 となっております 貴 社 の 修 正 PER( 予 想 ベース)の 推 移 類 似 会 社 対 比 の 修 正 PER( 予 想 ベース) 40.0x 40.0x 本 件 PER=26.5x 30.0x 30.0x 26.5x 20.0x 20.0x 類 似 会 社 修 正 PER 平 均 10.0x 修 正 PER 修 正 PER 平 均 10.0x 12.7x 12.5x 9.8x 10.7x 8.5x 9.9x 0.0x 2005/ / / / / / /09 注 : * 修 正 PERは 以 下 の 定 義 及 び 計 算 方 法 により 算 出 しております 修 正 PER= 時 価 総 額 修 正 当 期 純 利 益 時 価 総 額 = 日 次 終 値 期 末 発 行 済 株 式 総 数 ( 除 く 自 己 株 式 ) 修 正 当 期 純 利 益 = 経 常 利 益 (1- 法 定 実 効 税 率 ) 経 常 利 益 は 株 価 採 用 日 の 属 する 期 の 東 洋 経 済 新 報 社 の 業 績 予 想 ** 本 件 PERは 本 公 開 買 付 価 格 に 基 づき 算 出 された 株 式 価 値 及 び2008 年 9 月 12 日 現 在 の 東 洋 経 済 新 報 社 の 業 績 予 想 値 より 算 出 しております 出 所 : Bloomberg AMSUS 2006/ / / / / / / / / / /07 0.0x 本 件 P E R 東 洋 電 機 製 造 川 崎 重 工 業 注 : * 修 正 PERは 左 記 と 同 様 の 方 法 により 算 出 しております ** 上 記 数 値 は 提 案 前 営 業 日 (2008 年 9 月 12 日 )を 基 準 に 算 出 しております *** 本 件 PERは 本 公 開 買 付 価 格 に 基 づき 算 出 された 株 式 価 値 及 び2008 年 9 月 12 日 現 在 の 東 洋 経 済 新 報 社 の 業 績 予 想 値 より 算 出 しております **** 類 似 会 社 と 考 えられる 会 社 のうち 日 本 車 輌 製 造 については 2008 年 8 月 15 日 に 東 海 旅 客 鉄 道 による 公 開 買 付 けが 公 表 されたことに 鑑 み 対 象 からは 除 外 しております 近 畿 車 輛 ナ ブ テ ス コ 日 本 信 号 京 三 製 作 所 出 所 : Bloomberg AMSUS FactSet 12

13 公 開 買 付 価 格 の 分 析 -EBITDA 倍 率 ( 実 績 ベース)- 本 公 開 買 付 価 格 に 基 づくEBITDA 倍 率 は 過 去 3 年 間 のEBITDA 倍 率 を 上 回 っており 類 似 会 社 と 比 較 しても 高 い 水 準 となっております 貴 社 のEBITDA 倍 率 ( 実 績 ベース)の 推 移 類 似 会 社 対 比 のEBITDA 倍 率 ( 実 績 ベース) 20.0x 20.0x 15.0x 本 件 EBITDA 倍 率 =14.9x 15.0x 14.9x 類 似 会 社 EBITDA 倍 率 平 均 11.1x 10.0x 10.0x 7.9x 7.3x 5.0x EBITDA 倍 率 EBITDA 倍 率 平 均 5.0x 5.4x 4.9x 5.1x 0.0x 2005/ / / / / / / /11 注 : * EBITDA 倍 率 は 以 下 の 定 義 及 び 計 算 方 法 により 算 出 しております EBITDA 倍 率 = 企 業 価 値 EBITDA 企 業 価 値 = 時 価 総 額 +ネット 有 利 子 負 債 時 価 総 額 = 日 次 終 値 期 末 発 行 済 株 式 総 数 ( 除 く 自 己 株 式 ) ネット 有 利 子 負 債 = 有 利 子 負 債 + 少 数 株 主 持 分 -( 現 預 金 + 有 価 証 券 ) EBITDA= 営 業 利 益 + 減 価 償 却 費 ** 財 務 数 値 は 損 益 計 算 書 及 び 貸 借 対 照 表 項 目 については 株 価 採 用 日 現 在 において 公 表 されている 直 前 本 決 算 期 の 実 績 値 を 使 用 しております *** 本 件 EBITDA 倍 率 は 本 公 開 買 付 価 格 に 基 づき 算 出 された 企 業 価 値 及 び2008 年 5 月 期 の EBITDAにより 算 出 しております 出 所 : Bloomberg AMSUS 2007/ / / / / / / / / /07 0.0x 本 件 E B I T D A 倍 率 東 洋 電 機 製 造 川 崎 重 工 業 近 畿 車 輛 注 : * EBITDA 倍 率 は 左 記 と 同 様 の 方 法 により 算 出 しております ** 上 記 数 値 は 提 案 前 営 業 日 (2008 年 9 月 12 日 )を 基 準 に 算 出 しております *** 本 件 EBITDA 倍 率 は 本 公 開 買 付 価 格 に 基 づき 算 出 された 企 業 価 値 及 び 2008 年 5 月 期 のEBITDAより 算 出 しております **** 類 似 会 社 と 考 えられる 会 社 のうち 日 本 車 輌 製 造 については 2008 年 8 月 15 日 に 東 海 旅 客 鉄 道 による 公 開 買 付 けが 公 表 されたことに 鑑 み 対 象 からは 除 外 しております 出 所 : Bloomberg AMSUS FactSet ナ ブ テ ス コ 日 本 信 号 京 三 製 作 所 13

14 Ⅲ. 業 界 環 境 及 び 貴 社 に 対 する 弊 社 認 識 14

15 Ⅲ-1. 環 境 問 題 とモータの 進 化 15

16 環 境 問 題 への 関 心 の 高 まり 地 球 規 模 での 環 境 変 化 が 顕 著 になるにつれ 人 々の 地 球 環 境 に 対 する 関 心 も 高 まりをみせております また 原 油 価 格 をはじめとするエネルギー 価 格 の 高 騰 洞 爺 湖 サミットにおいて 世 界 各 国 の 合 意 形 成 も なされつつある 二 酸 化 炭 素 排 出 量 削 減 の 動 きを 受 け 国 家 や 企 業 も 様 々な 形 で 地 球 環 境 への 配 慮 を 踏 まえた 経 済 活 動 が 求 められております 環 境 意 識 調 査 ( 消 費 者 5,000 人 調 査 ) 原 油 価 格 の 推 移 (WTI 期 近 物 ) Q. 通 常 の 商 品 より 高 くても 環 境 に 優 しい 商 品 を 購 入 する A. 無 回 答 0.6% あてはまらない 5.3% あてはまる 7.0% (USD/barrel) 原 油 価 格 の 上 昇 あまりあて はまらない 37.9% まああてはまる 49.2% 調 査 方 法 : 日 経 MJと 日 経 リサーチが 共 同 で2007 年 11 月 30 日 から 12 月 4 日 までイン ターネット 調 査 を 実 施 日 経 リサーチの 消 費 者 モニター22,853 人 ( 全 国 の 歳 )を 対 象 に5,474 人 から 回 答 を 得 た 人 口 構 成 比 等 を 勘 案 し 男 性 2,500 人 女 性 2,500 人 の 計 5,000 人 の 回 答 を 分 析 / / / / / / / / / / /01 出 所 : エコイスト 消 費 動 かす 2008 年 1 月 1 日 付 日 経 流 通 新 聞 出 所 : Bloomberg 16

17 輸 送 手 段 の 変 革 が 進 行 1/2 自 動 車 や 飛 行 機 等 の 輸 送 手 段 に 対 して 二 酸 化 炭 素 の 排 出 量 が 少 ない 等 環 境 面 で 優 位 性 のある 鉄 道 輸 送 がグローバルベースで 見 直 されております 旅 客 輸 送 量 当 たりのCO2 排 出 量 (2006 年 度 ) (g-co2/ 人 キロ) 貨 物 輸 送 量 当 たりのCO2 排 出 量 (2006 年 度 ) (g-co2/トンキロ) 営 業 用 乗 用 車 387 自 家 用 貨 物 車 1021 自 家 用 乗 用 車 172 営 業 用 貨 物 車 150 航 空 111 船 舶 39 バス 51 鉄 道 18 鉄 道 20 注 : * 旅 客 輸 送 において 各 輸 送 機 関 から 排 出 される 二 酸 化 炭 素 の 排 出 量 を 輸 送 量 ( 人 キロ; 輸 送 した 人 数 に 輸 送 した 距 離 を 乗 じたもの)で 割 り 単 位 輸 送 量 当 たり の 二 酸 化 炭 素 の 排 出 量 を 試 算 しております 注 : * 貨 物 輸 送 において 各 輸 送 機 関 から 排 出 される 二 酸 化 炭 素 の 排 出 量 を 輸 送 量 (トンキロ; 輸 送 した 貨 物 の 重 量 に 輸 送 した 距 離 を 乗 じたもの)で 割 り 単 位 輸 送 量 当 たりの 二 酸 化 炭 素 の 排 出 量 を 試 算 しております 出 所 : 運 輸 部 門 の 地 球 温 暖 化 対 策 について 国 土 交 通 省 ホームページ 出 所 : 運 輸 部 門 の 地 球 温 暖 化 対 策 について 国 土 交 通 省 ホームページ 17

18 輸 送 手 段 の 変 革 が 進 行 2/2 自 動 車 分 野 においても 環 境 意 識 の 高 まりから 省 エネルギー 化 の 重 要 性 が 増 しており ハイブリッド 車 の 普 及 電 気 自 動 車 及 び 燃 料 電 池 自 動 車 の 技 術 開 発 が 加 速 しております ( 千 台 ) ( 千 台 ) 4,000 3,000 2,000 1, ハイブリッド 車 の 普 及 動 向 トヨタ 自 動 車 のハイブリッド 車 の 販 売 台 数 推 移 ハイブリッド 車 の 生 産 台 数 予 測 ,100 2,100 3, 出 所 : ハイブリッド ディーゼル 車 の 開 発 状 況 と 生 産 予 測 2008 年 版 アイアールシー 出 所 :FOURIN マークラインズ 大 CO2 排 出 量 小 排 ガス 燃 費 規 制 と 自 動 車 の 技 術 開 発 動 向 排 ガス 燃 費 規 制 日 本 米 国 欧 州 中 国 インド 現 在 CAFE 基 準 強 化 予 定 ガソリン 車 ディーゼル 車 ~ ハイブリッド 車 ポスト 新 長 期 排 出 ガス 規 制 Tier2 Bin5 自 動 車 の 技 術 開 発 動 向 バイオ エタノール 車 クリーン ディーゼル 車 プラグイン ハイブリッド 車 EuroⅤ 国 家 4 段 階 排 出 規 格 EuroⅢ 全 国 導 入 電 気 自 動 車 CAFE 基 準 強 化 予 定 (2015 年 ) 出 所 : 新 規 産 業 レポート2007/ 夏 次 世 代 を 担 う 自 動 車 技 術 の 動 向 大 和 総 研 燃 料 電 池 自 動 車 未 来 18

19 モータの 技 術 革 新 の 必 要 性 世 界 の 発 電 量 は 経 済 規 模 の 拡 大 に 伴 い2005 年 の17 兆 kwhから2030 年 には 約 2 倍 の33 兆 kwhへと 増 加 する 見 通 しとなっております 世 界 の 消 費 電 力 の50% 以 上 工 場 における 消 費 電 力 の 約 70%がモータの 使 用 によるものとされており 今 後 の 世 界 規 模 での 省 エネルギーの 命 運 は モータの 消 費 電 力 の 低 減 化 こそが 握 っているといえます 世 界 の 発 電 量 予 測 ( ) モータの 技 術 革 新 の 必 要 性 ( 兆 kwh) :CAGR 2.6% 世 界 の 消 費 電 力 工 場 における 消 費 電 力 モータの 電 力 消 費 量 50% 以 上 約 70% 省 エネルギーの 命 運 は モータの 消 費 電 力 の 低 減 化 が 握 る (エネルギー 効 率 向 上 ) 出 所 : Energy Information Administration (EIA) 19

20 モータにおける 省 エネルギー 化 の 進 展 弊 社 が 得 意 とするブラシレス 技 術 を 駆 使 したDCモータは 環 境 面 において 省 エネルギー( 損 失 がブラシ 付 の1/2 ACモータの1/3) 長 寿 命 低 騒 音 小 型 軽 量 化 等 の 高 い 優 位 性 があります このような 優 位 性 から ブラシレスDCモータは IT 家 電 から 自 動 車 といった 市 場 へ 着 実 に 浸 透 しており 今 後 は 鉄 道 等 のインフラ 分 野 でも 他 用 途 と 同 様 のモータにおける 技 術 革 新 が 予 測 されております ブラシレスDCモータの 特 徴 ブラシレス 化 の 進 展 ( 市 場 範 囲 の 拡 大 ) 日 系 メーカーのブラシレスDCモータの 用 途 別 市 場 別 出 荷 推 移 省 エネルギー 長 寿 命 ( 百 万 台 ) ブラシレス 化 の 進 展 自 動 車 電 装 品 200 家 電 住 設 100 映 像 光 学 機 器 ( 車 両 用 含 む) ( 予 測 ) 注 : * 情 報 機 器 通 信 機 器 産 業 機 器 音 響 機 器 ( 車 両 用 含 む) その 他 の 用 途 を 除 いております 出 所 : 2008 年 版 小 型 モータ 需 給 動 向 調 査 報 告 書 電 子 マーケティング 情 報 社 (EMJ) 低 騒 音 小 型 軽 量 化 ブラシレス 化 の 見 通 し IT 家 電 オフィス 機 器 自 動 車 鉄 道 飛 行 機 船 舶 環 境 意 識 の 高 まり 原 油 高 騰 排 ガス 規 制 等 20

21 Ⅲ-2. 鉄 道 車 両 市 場 及 び 貴 社 に 対 する 弊 社 認 識 21

22 世 界 の 鉄 道 車 両 市 場 - 市 場 規 模 と 参 入 プレイヤー- 世 界 の 鉄 道 市 場 規 模 は 1,033 億 ユーロ( 約 16 兆 円 )であり うち 非 鉄 道 事 業 者 (サプライヤー)が 参 入 可 能 な 鉄 道 車 両 市 場 は240 億 ユーロ( 約 4 兆 円 )とされております また 鉄 道 車 両 生 産 額 においては 海 外 大 手 3 社 (ボンバルディア アルストム シーメンス)が 約 54%の シェアを 有 しており 日 本 勢 のシェアは 全 体 でも18% 程 度 に 留 まっております 世 界 の 鉄 道 市 場 規 模 (2003~2005 平 均 ) 鉄 道 車 両 生 産 額 シェア(2005) (10 億 ユーロ) 市 場 規 模 参 入 可 能 な 市 場 規 模 アルサンド (イタリア) EMD 4% (アメリカ) 4% 中 国 5% その 他 7% ボンバルディア (カナダ) 21% GE(アメリカ) 8% その 他 日 本 9% 川 崎 重 工 業 9% シーメンス (ドイツ) 15% アルストム (フランス) 18% 0 サービス 車 両 インフラ 制 御 システム 注 : * 参 入 可 能 な 市 場 規 模 は 非 鉄 道 事 業 者 (サプライヤー)による 市 場 規 模 出 所 : UNIFE 出 所 : 中 国 鉄 道 年 鑑 世 界 の 鉄 道 車 両 市 場 における 日 本 勢 のシェアは18% 程 度 22

23 世 界 の 鉄 道 車 両 市 場 - 地 域 別 市 場 規 模 と 成 長 率 - 世 界 の 鉄 道 車 両 市 場 においては 規 模 を 有 する 西 欧 アジア 太 平 洋 北 米 に 対 して 成 長 率 が 高 い 東 欧 CIS 中 南 米 という 構 図 になっております 鉄 道 車 両 の 地 域 別 予 想 市 場 規 模 (2005~2015 平 均 ) 鉄 道 車 両 の 地 域 別 予 想 市 場 成 長 率 (CAGR/2005~2015 平 均 ) ( bn) ( bn) ( bn) ( bn) 西 欧 東 欧 CIS 北 米 10% 8% 6% 4% 2% 0% 0.0% 西 欧 10% 8% 6% 4% 2% 0% 8.2% 東 欧 10% 8% 6% 4% 2% 0% 4.0% CIS 10% 8% 6% 4% 2% 0% 2.1% 北 米 ( bn) ( bn) ( bn) アフリカ 中 東 アジア 太 平 洋 中 南 米 10% 8% 6% 4% 1.9% 2% 0% アフリカ 中 東 10% 8% 6% 4% 2.5% 2% 0% アジア 太 平 洋 10% 8% 6% 4% 2% 0% 2.7% 中 南 米 出 所 : UNIFE EU 経 済 圏 の 競 争 力 強 化 へ 向 けた 交 通 ネットワーク 網 の 整 備 域 内 の 鉄 道 事 業 の 自 由 化 西 欧 アジア 太 平 洋 北 米 環 境 省 エネの 観 点 で 都 市 間 都 市 内 ともに 鉄 道 交 通 に 対 する 評 価 が 見 直 され 高 速 鉄 道 やLRT(Light Rail Transit)の 整 備 が 進 展 出 所 : UNIFE 経 済 成 長 や 人 口 増 加 により 都 市 内 交 通 の 整 備 需 要 が 増 加 経 済 発 展 に 伴 う 都 市 間 の 移 動 需 要 の 高 まり モータリゼーションに よる 環 境 問 題 への 対 応 から 高 速 鉄 道 需 要 が 増 加 鉱 物 資 源 ニーズの 高 まりや 工 業 化 の 進 展 により 貨 物 輸 送 の 需 要 が 増 加 東 欧 CIS 中 南 米 23

24 日 本 の 鉄 道 車 両 市 場 - 市 場 規 模 と 需 要 動 向 - 日 本 の 鉄 道 車 両 市 場 は 2,000 億 円 程 度 の 規 模 であり 今 後 数 年 は 車 両 老 朽 化 に 伴 うリプレイス 及 び 新 幹 線 等 の 需 要 は 見 込 まれるものの 人 口 減 少 及 び 新 規 鉄 道 路 線 需 要 の 頭 打 ちにより 高 い 成 長 を 見 込 むのは 難 しい 状 況 になっております 鉄 道 車 両 生 産 ( 新 造 )の 推 移 日 本 の 鉄 道 車 両 市 場 の 需 要 見 通 し ( 億 円 ) 2,500 2,000 輸 出 国 内 (JR 以 外 ) 国 内 (JR) 車 両 老 朽 化 に 伴 う リプレイス 需 要 車 両 年 齢 は 15 年 ~20 年 程 度 新 幹 線 需 要 N700 系 量 産 九 州 延 伸 等 1,500 今 後 数 年 は 堅 調 推 移 1,000 しかしながら 需 要 一 巡 後 は 人 口 減 少 及 び 新 規 鉄 道 路 線 需 要 の 頭 打 ちにより ち 高 成 長 は 見 込 みにくい 出 所 : 鉄 道 車 両 等 生 産 動 態 統 計 調 査 国 土 交 通 省 鉄 道 車 両 MDB 市 場 情 報 レポート 24

25 貴 社 に 対 する 弊 社 認 識 - 中 期 経 営 計 画 の 進 捗 状 況 - 貴 社 は 1918 年 の 設 立 以 来 90 年 間 鉄 道 機 器 事 業 において 高 い 技 術 力 業 界 に 対 する 深 い 知 見 ネットワークを 有 し パンタグラフをはじめとする 様 々な 製 品 で 高 いシェアを 獲 得 維 持 してこられました 一 方 で 足 元 の 業 績 は 原 材 料 価 格 の 高 騰 の 影 響 等 により 収 益 力 が 低 下 しており 中 期 経 営 計 画 (イノベーション90プラン)の 最 終 年 度 目 標 (2009 年 5 月 期 )と 本 年 度 (2009 年 5 月 期 ) 業 績 予 想 に 大 幅 な 乖 離 が 生 じております 貴 社 営 業 利 益 の 推 移 貴 社 鉄 道 車 両 用 電 機 品 のシェア ( 億 円 ) 営 業 利 益 売 上 高 営 業 利 益 率 中 期 経 営 計 画 目 標 2009/05E: 営 業 利 益 45 億 円 売 上 高 営 業 利 益 率 10% 12% 10% 集 電 装 置 (パンタグラフ) 主 な 鉄 道 車 両 用 電 機 品 国 内 シェア 約 95% % 大 幅 な 乖 離 7.3% 5.9% 5.3% 5.0% 3.6% % 6% 4% 2% 駆 動 装 置 約 40% 補 助 電 源 装 置 約 35% 戸 閉 装 置 約 30% 主 電 動 機 約 25% / / / / / /05E イノベーション90プラン 0% 主 制 御 装 置 約 15% 注 : * 2009/05Eは 東 洋 電 機 製 造 の 業 績 予 想 を 使 用 しております 出 所 : AMSUS Thomson ONE Banker 東 洋 電 機 製 造 プレスリリース 注 : * 国 内 シェアは 2005 年 11 月 30 日 付 三 菱 UFJ 証 券 Japan Equity Research を 使 用 しております 25

26 貴 社 に 対 する 弊 社 認 識 - 海 外 売 上 高 の 推 移 - 貴 社 は 近 年 中 国 の 四 川 省 や 北 京 市 において 地 下 鉄 の 車 両 用 電 機 品 を 受 注 される 等 海 外 実 績 を 積 み 上 げられておりますが 海 外 売 上 高 比 率 は20%を 下 回 る 状 況 が 続 いております 中 期 経 営 計 画 において 目 標 とされる 海 外 売 上 高 比 率 20%の 達 成 には 更 なる 海 外 での 事 業 展 開 の 拡 大 が 必 要 と 考 えられます 貴 社 海 外 売 上 高 の 推 移 貴 社 交 通 製 品 の 主 な 海 外 受 注 実 績 ( 億 円 ) % 顧 客 名 ( 主 な 運 行 路 線 等 ) 受 注 時 期 主 な 機 器 売 上 高 ( 左 軸 ) 海 外 売 上 高 比 率 ( 右 軸 ) 中 期 経 営 計 画 目 標 2009/05E: 海 外 売 上 高 比 率 20% 18.1% 15.5% 15.4% 12.7% 11.6% 12.3% 13.3% (10% 未 満 ) 11.3% 7.9% 1989/ / / / / / / / / / / / / / / / / / / /05 25% 20% 15% 10% 5% 0% 四 川 省 成 都 地 下 鉄 (1 号 線 ) 北 京 市 地 下 鉄 (1 号 線 ) 北 京 市 地 下 鉄 (10 号 線 ) ダラス 高 速 輸 送 公 社 (ダラス 市 内 LRV 車 両 ) パナマ 運 河 局 ( 船 舶 牽 引 用 機 関 車 ) 北 京 市 地 下 鉄 ( 八 通 線 ) 2007/ / / / / /02 17 編 成 /102 両 : 走 行 制 御 装 置 主 電 動 機 駆 動 装 置 低 圧 電 源 装 置 伝 送 装 置 車 両 用 ブレー キ 装 置 20 編 成 /120 両 :VVVFインバー タ 補 助 電 源 装 置 主 電 動 機 駆 動 装 置 TD 継 手 主 幹 制 御 器 モニタ 装 置 34 編 成 /204 両 :VVVFインバー タ 補 助 電 源 装 置 主 電 動 機 駆 動 装 置 TD 継 手 主 幹 制 御 器 モニタ 装 置 20 編 成 :VVVFインバータ 主 電 動 機 駆 動 装 置 主 幹 制 御 器 54 両 :VVVFインバータ 補 助 電 源 装 置 主 電 動 機 集 電 靴 主 幹 制 御 器 24 編 成 /96 両 :インバータ 補 助 電 源 装 置 情 報 装 置 等 車 載 電 機 品 出 所 : 有 価 証 券 報 告 書 AMSUS 東 洋 電 機 製 造 プレスリリース 出 所 : 東 洋 電 機 製 造 プレスリリース 事 業 報 告 書 26

27 Ⅲ-3. 資 本 業 務 提 携 による 新 たな 可 能 性 27

28 資 本 業 務 提 携 による 新 たな 可 能 性 本 提 携 により 両 社 の 経 営 資 源 や 経 営 ノウハウを 融 合 することで 鉄 道 自 動 車 市 場 における 世 界 1の モータメーカー を 目 指 すことが 可 能 になると 考 えております 業 界 環 境 及 び 貴 社 現 状 環 境 問 題 とモータ 環 境 意 識 の 高 まり 輸 送 手 段 の 変 革 がグローバルで 加 速 モータの 技 術 革 新 の 必 要 性 鉄 道 車 両 市 場 の 動 向 規 模 を 有 する 西 欧 アジア 北 米 市 場 成 長 性 が 高 い 東 欧 CIS 中 南 米 市 場 成 熟 化 する 日 本 市 場 貴 社 の 経 営 課 題 中 計 達 成 には 収 益 力 向 上 が 必 要 中 国 受 注 あるも 海 外 展 開 は 伸 び 悩 み 東 洋 電 機 製 造 日 本 電 産 本 提 携 に よる 新 たな 可 能 性 鉄 道 機 器 事 業 での 高 い 技 術 力 鉄 道 業 界 に 対 する 深 い 知 見 鉄 道 業 界 におけるネットワーク 両 社 の 経 営 資 源 や 経 営 ノウハウを 融 合 事 業 運 営 ノウハウ グローバルな 経 営 資 源 モータ 技 術 (ブラシレス 等 ) 精 密 加 工 技 術 標 準 化 や 効 率 化 の 実 績 ノウハウ 鉄 道 自 動 車 市 場 における 世 界 1のモータメーカー を 目 指 すことが 可 能 28

29 弊 社 のM&A 戦 略 による 事 業 領 域 の 拡 大 について 弊 社 はこれまで 各 分 野 に 精 通 している 企 業 と 資 本 業 務 提 携 を 行 うことにより ITから 家 電 自 動 車 へと 事 業 領 域 の 拡 大 を 図 って 参 りました 自 動 車 分 野 への 進 出 の 際 には 1997 年 に 日 産 自 動 車 系 列 部 品 メーカーのトーソクに 資 本 参 加 した ことにより 自 動 車 業 界 のネットワーク 業 界 知 識 を 獲 得 し 同 時 期 に 車 載 モータ 分 野 の 研 究 開 発 を 進 めることで 製 品 化 を 実 現 いたしました 更 に2006 年 にはフランスValeo 社 の 車 載 モータ 事 業 を 買 収 し 参 入 障 壁 が 高 い 欧 米 市 場 における 顧 客 ネットワーク( 研 究 開 発 購 買 生 産 物 流 販 売 )を 得 ることに 成 功 いたしました この 結 果 弊 社 グループの 車 載 モータ 事 業 は 2002 年 の 発 足 以 来 2008 年 には 売 上 高 500 億 円 規 模 への 成 長 を 実 現 し 2012 年 には3,500 億 円 の 達 成 を 目 指 す 展 開 となっております 一 方 トーソクは 弊 社 経 営 手 法 の 導 入 及 び 経 営 資 源 を 活 用 したローコストカントリーへの 生 産 体 制 のシフト 等 を 行 うことにより 高 品 質 低 コスト 化 を 実 現 し 自 動 車 業 界 の 皆 様 により 高 い 付 加 価 値 を 提 供 することが 可 能 になりました 自 動 車 業 界 同 様 鉄 道 業 界 の 参 入 障 壁 は 非 常 に 高 いと 認 識 しております 弊 社 では トーソクとの パートナーシップを 通 じて 達 成 した 成 功 例 を 鉄 道 機 器 事 業 においても 現 実 のものとすることを 目 指 します 29

30 Ⅳ. 資 本 業 務 提 携 の 効 果 とその 後 の 事 業 運 営 方 針 30

31 資 本 業 務 提 携 により 期 待 される 事 業 シナジー 本 提 携 により 以 下 の 事 業 シナジーが 期 待 されます 期 待 される 事 業 シナジー 3Q6S 活 動 等 の 弊 社 経 営 手 法 の 活 用 による 経 営 効 率 の 改 善 1 経 営 効 率 の 改 善 弊 社 グループとの 原 材 料 等 の 共 同 購 買 によるコスト 削 減 弊 社 の 原 価 管 理 プロジェクト 管 理 ノウハウの 活 用 によるコスト 競 争 力 強 化 2 海 外 での 事 業 展 開 の 拡 大 グローバル 顧 客 に 対 応 するための 体 制 の 確 立 (グローバル 規 模 での 研 究 開 発 購 買 生 産 物 流 販 売 アフターサービス 体 制 の 確 立 ) 弊 社 販 売 ネットワークを 通 じた 貴 社 自 動 車 関 連 ビジネスの 拡 大 3 技 術 力 ノウハウの 強 化 貴 社 の 鉄 道 機 器 技 術 及 び 業 界 知 見 と 弊 社 のモータ 技 術 (ブラシレス 等 )や 精 密 加 工 技 術 標 準 化 や 効 率 化 での 実 績 ノウハウを 融 合 することで より 競 争 力 を 持 った 製 品 の 開 発 が 可 能 となり 鉄 道 車 両 用 モータでのデファクトスタンダードの 確 立 が 視 野 に 鉄 道 車 両 用 モータに 加 えて 車 載 用 モータでの 付 加 価 値 創 造 の 実 現 31

32 期 待 される 事 業 シナジー - 経 営 効 率 の 改 善 - 本 提 携 により 3Q6S 活 動 等 の 弊 社 経 営 手 法 をご 活 用 頂 くことで 貴 社 においても 一 層 の 経 営 効 率 改 善 が 可 能 と 考 えております また 弊 社 グループとの 原 材 料 等 の 共 同 購 買 により 貴 社 コスト 削 減 にも 貢 献 できるものと 考 えております 弊 社 グループの3Q6S 活 動 の 概 要 経 営 効 率 改 善 に 向 けた 弊 社 経 営 手 法 3Q6S 活 動 調 達 力 強 化 経 費 削 減 原 価 管 理 プロジェクト 管 理 経 営 効 率 の 改 善 品 質 の 維 持 向 上 ムリ ムダ ムラ 生 産 性 の 維 持 向 上 歩 留 まり 改 善 によるコストダウン の 排 除 32

33 期 待 される 事 業 シナジー - 弊 社 経 営 手 法 の 活 用 による 企 業 価 値 向 上 事 例 - 弊 社 は これまでに27 社 のM&Aを 手 掛 けており 雇 用 の 維 持 を 前 提 に 弊 社 経 営 手 法 を 活 用 することで 企 業 価 値 を 向 上 させた 実 績 を 数 多 く 有 しております 日 本 電 産 サンキョー( 旧 三 協 精 機 製 作 所 ) 及 び 日 本 サーボにおいては これまで 培 った 経 験 を 活 かして 短 期 間 で 業 績 を 改 善 し 企 業 価 値 向 上 を 実 現 しております 弊 社 資 本 参 加 前 後 の 業 績 推 移 日 本 電 産 サンキョー ( 億 円 ) 営 業 利 益 ( 資 本 参 加 前 ) 営 業 利 益 ( 資 本 参 加 後 ) 営 業 利 益 率 % 2003/8/4 時 価 総 額 259 億 円 % 2005/3 期 末 時 価 総 額 1,886 億 円 / / /03 8.5% 弊 社 経 営 手 法 の 本 格 導 入 後 15% 10% 5% 0% -5% -10% 2003/8 資 本 参 加 発 表 -1 期 資 本 参 加 +1 期 指 標 2003/ / /03 増 減 (04/3-05/3) 収 益 性 ( 原 価 低 減 効 果 ) 売 上 高 原 価 率 90.9% 92.0% 81.5% -10.5% 売 上 高 販 管 費 率 13.0% 12.3% 10.0% -2.3% 生 産 性 労 働 生 産 性 ( 百 万 円 ) 売 上 高 付 加 価 値 率 8.6% 7.4% 14.9% 7.5% 効 率 性 総 資 産 回 転 率 ( 回 ) 棚 卸 資 産 回 転 率 ( 回 ) 日 本 サーボ ( 億 円 ) 営 業 利 益 ( 資 本 参 加 前 ) 営 業 利 益 ( 資 本 参 加 後 ) 営 業 利 益 率 2007/3/12 時 価 総 額 72 億 円 2008/3 期 末 時 価 総 額 311 億 円 % % -1.7% 弊 社 経 営 手 法 の 本 格 導 入 後 2006/ / /03 15% 10% 5% 0% -5% 2007/3 資 本 参 加 発 表 -2 期 -1 期 資 本 参 加 指 標 2006/ / /03 増 減 (07/3-08/3) 収 益 性 ( 原 価 低 減 効 果 ) 売 上 高 原 価 率 87.0% 87.5% 80.6% -7.0% 売 上 高 販 管 費 率 15.6% 14.2% 13.6% -0.6% 生 産 性 労 働 生 産 性 ( 百 万 円 ) 売 上 高 付 加 価 値 率 7.0% 8.0% 16.5% 8.4% 効 率 性 総 資 産 回 転 率 ( 回 ) 棚 卸 資 産 回 転 率 ( 回 ) 注 : * 労 働 生 産 性 は 付 加 価 値 額 従 業 員 数 により 算 出 しております ** 付 加 価 値 額 は 営 業 利 益 + 人 件 費 + 減 価 償 却 費 で 計 算 しております *** 労 働 生 産 性 総 資 産 回 転 率 棚 卸 資 産 回 転 率 の 計 算 に 際 して 従 業 員 数 総 資 産 棚 卸 資 産 は 期 首 期 末 平 均 を 採 用 しております 出 所 : AMSUS Bloomberg 33

34 期 待 される 事 業 シナジー - 海 外 での 事 業 展 開 の 拡 大 - 本 提 携 により 貴 社 においてもグローバル 顧 客 に 対 応 するための 体 制 の 確 立 (グローバル 規 模 での 研 究 開 発 購 買 生 産 物 流 販 売 アフターサービス 体 制 の 確 立 )が 可 能 になると 考 えております 両 社 のネットワーク( 研 究 開 発 生 産 営 業 ) 欧 州 Eschborn(ドイツ) Zielonki(ポーランド) Bietigheim(ドイツ) Créteil(フランス) Santa Perperua(スペイン) ( 中 国 拠 点 ) ( 中 国 拠 点 ) 湖 南 省 大 連 江 蘇 省 浙 江 天 津 市 東 莞 北 京 市 上 海 (タイ 拠 点 ) Ayutthaya Bangkadi Rojana Rangsit 東 洋 電 機 製 造 研 究 開 発 生 産 営 業 アジア ( 韓 国 ) ( 台 湾 ) ( 香 港 ) (フィリピン) (ベトナム) (シンガポール) (インドネシア) 日 本 電 産 研 究 開 発 生 産 営 業 日 本 ( 日 本 拠 点 ) 札 幌 仙 台 東 京 横 浜 平 塚 名 古 屋 滋 賀 大 阪 広 島 福 岡 沖 縄 ( 日 本 拠 点 ) 東 京 長 野 三 島 名 古 屋 滋 賀 京 都 大 阪 福 岡 北 米 (アメリカ 拠 点 ) Auburn Hills(MI) California Colorado Texas Illinois Minnesota Connecticut Massachusetts Washington DC Pennsylvania (アメリカ) Juarez(メキシコ) 主 な 弊 社 グループ 会 社 の 海 外 売 上 高 比 率 ( 直 前 本 決 算 期 ) 日 本 電 産 日 本 電 産 サンキョー 日 本 電 産 コパル 日 本 サーボ 日 本 電 産 コパル 電 子 日 本 電 産 トーソク 日 本 電 産 リード 0% 20% 40% 60% 80% 100% 20.3% 20.4% 41.6% 36.4% 59.8% 55.0% 71.1% 注 : * 東 洋 電 機 製 造 のネットワークは ホームページ 有 価 証 券 報 告 書 等 の 公 表 資 料 をもとに 作 成 しております 出 所 : AMSUS 34

35 期 待 される 事 業 シナジー - 技 術 力 ノウハウの 強 化 - 本 提 携 により 貴 社 の 鉄 道 機 器 事 業 での 高 い 技 術 力 及 び 業 界 に 対 する 深 い 知 見 と 弊 社 のモータ 技 術 (ブラシレス 等 )や 精 密 加 工 技 術 標 準 化 や 効 率 化 の 実 績 ノウハウを 融 合 することで より 競 争 力 を 持 った 製 品 の 開 発 が 可 能 となり 鉄 道 車 両 用 モータでのデファクトスタンダードの 確 立 が 視 野 に 入 ると 考 えております また 貴 社 が 既 に 開 発 されているインホイールモータは 長 年 にわたる 鉄 道 車 両 用 モータ 技 術 の 応 用 と されており 車 載 用 モータ 等 についても 同 様 の 融 合 を 図 ることで 付 加 価 値 創 造 が 可 能 と 考 えております 東 洋 電 機 製 造 鉄 道 機 器 事 業 での 高 い 技 術 力 鉄 道 業 界 に 対 する 深 い 知 見 モータに 関 する 技 術 力 ノウハウの 融 合 グローバルでより 競 争 力 のある 製 品 を 開 発 日 本 電 産 モータ 技 術 (ブラシレス 等 ) 精 密 加 工 技 術 標 準 化 や 効 率 化 の 実 績 ノウハウ 鉄 道 車 両 用 モータでの でのデファクトスタンダードの 確 立 車 載 用 モータ 等 での 付 加 価 値 創 造 35

36 資 本 業 務 提 携 後 の 事 業 展 開 本 提 携 により 弊 社 の 経 営 資 源 や 経 営 ノウハウを 最 大 限 にご 活 用 頂 くことで 鉄 道 会 社 鉄 道 車 両 メーカー 鉄 道 ユーザーの 皆 様 に より 高 い 付 加 価 値 の 提 供 が 可 能 になると 考 えております 短 中 期 的 には 弊 社 経 営 手 法 の 活 用 による 経 営 効 率 の 改 善 弊 社 グローバル 経 営 資 源 の 活 用 による 海 外 事 業 展 開 の 強 化 弊 社 モータ 技 術 等 の 活 用 による 技 術 力 ノウハウの 強 化 を 目 指 します 長 期 的 には 海 外 鉄 道 車 両 市 場 でのシェア 拡 大 鉄 道 車 両 用 モータでのデファクトスタンダードの 確 立 及 び 車 載 用 モータ 等 での 付 加 価 値 創 造 を 実 現 し 更 なる 企 業 価 値 向 上 を 目 指 します 海 外 鉄 道 車 両 市 場 でのシェア 拡 大 企 業 価 値 向 上 弊 社 グローバル 経 営 資 源 の 活 用 に よる 海 外 での 事 業 展 開 の 拡 大 鉄 道 車 両 用 モータでのデファクト スタンダードの 確 立 弊 社 経 営 手 法 の 活 用 による 経 営 効 率 の 改 善 弊 社 モータ 技 術 等 の 活 用 による 技 術 力 ノウハウの 強 化 車 載 用 モータ 等 での 付 加 価 値 創 造 東 洋 電 機 製 造 日 本 電 産 資 金 的 サポート 2008 年 度 2018 年 度 以 降 36

37 期 待 される 事 業 シナジーの 定 量 効 果 本 提 携 により 2012 年 5 月 期 ( 予 想 )には 貴 社 中 期 経 営 計 画 (イノベーション90プラン)において 目 標 と される 売 上 高 営 業 利 益 率 10%の 達 成 を 視 野 に 入 れております 本 提 携 後 の 利 益 水 準 の 見 通 し 売 上 高 営 業 利 益 率 事 業 シナジー 考 慮 アナリスト 予 想 5.4% 3.6% 7.2% 5.9% 8.8% 10.0% 6.4% 6.4% 営 業 利 益 率 10% の 達 成 が 視 野 に ( 億 円 ) シナジー 効 果 アナリスト 予 想 営 業 利 益 / /05E 2010/05E 2011/05E 2012/05E 注 : * アナリスト 予 想 (2009/5E~2011/05E)はResearch Reportをもとに アナリスト 予 想 (2012/05E)は2011/05Eの 予 想 が 継 続 するものとして 算 出 しております 出 所 : AMSUS 37

38 ステークホルダーの 皆 様 への 対 応 方 針 ステークホルダーの 皆 様 への 対 応 方 針 経 営 陣 事 業 運 営 に 際 しては 現 経 営 陣 の 存 在 は 重 要 であると 考 えており 本 提 携 後 も 引 き 続 き 現 経 営 陣 に 運 営 にあたって 頂 きたいと 考 えて おります 従 業 員 貴 社 従 業 員 の 有 する 高 度 な 技 術 力 豊 富 な 経 験 が 貴 社 競 争 力 の 源 泉 であると 認 識 しており 本 提 携 後 も 従 業 員 の 皆 様 の 雇 用 は 維 持 し 処 遇 についても 原 則 として 現 状 の 方 針 を 維 持 します 顧 客 取 引 先 貴 社 の 顧 客 取 引 先 は 極 めて 公 共 性 の 高 い 事 業 者 であると 認 識 して おり 既 存 の 取 引 関 係 を 維 持 する 予 定 です その 他 貴 社 のステーク ホルダーの 皆 様 既 存 の 関 係 を 尊 重 し 従 来 通 りの 良 好 な 関 係 を 継 続 いたします 38

39 Ⅴ. 日 本 電 産 について 39

40 日 本 電 産 について 1/4 概 要 事 業 内 容 商 号 日 本 電 産 株 式 会 社 精 密 小 型 モータ 中 型 モータ 機 器 装 置 電 子 光 学 部 品 自 動 車 部 品 等 の 製 造 販 売 本 社 所 在 地 京 都 市 南 区 久 世 殿 城 町 338 番 地 2007 年 度 製 品 別 売 上 構 成 設 立 1973 年 7 月 23 日 代 表 者 代 表 取 締 役 社 長 永 守 重 信 資 本 金 662 憶 48 百 万 円 (2008 年 3 月 末 現 在 ) 売 上 高 単 体 :1,892 億 53 百 万 円 (2008 年 3 月 末 現 在 ) 連 結 :7,421 億 26 百 万 円 (2008 年 3 月 末 現 在 ) 沿 革 上 場 証 券 取 引 所 従 業 員 数 グループ 会 社 数 東 証 1 部 / 大 証 1 部 (6594) ニューヨーク 証 券 取 引 所 (NJ) 単 体 : 1,590 名 (2008 年 3 月 末 現 在 ) 連 結 :96,897 名 (2008 年 3 月 末 現 在 ) 133 社 ( 世 界 18ヵ 国 ) (2008 年 3 月 末 現 在 ) 1973 年 京 都 市 西 京 区 に 日 本 電 産 株 式 会 社 を 設 立 1979 年 HDDスピンドルモータ 実 用 化 1988 年 京 証 / 大 証 2 部 上 場 1997 年 連 結 売 上 高 1000 億 円 突 破 1998 年 東 証 1 部 / 大 証 1 部 上 場 2001 年 ニューヨーク 証 券 取 引 所 上 場 2008 年 従 業 員 約 13 万 人 (*) グループ 会 社 133 社 注 :* 平 均 臨 時 雇 用 者 数 26,328 人 (2008 年 3 月 末 現 在 )を 含 みます 変 動 要 因 を 加 味 し 約 13 万 人 と 記 載 しております 40

41 日 本 電 産 について 2/4 弊 社 では 以 下 の 経 営 理 念 を 掲 げております 経 営 理 念 経 営 三 原 則 1. 企 業 とは 社 会 の 公 器 であることを 忘 れることなく 経 営 にあたる すなわち 非 同 族 企 業 をめざし 何 人 も 企 業 を 私 物 化 することを 許 されない 2. 自 らの 力 で 技 術 開 発 を 行 い 自 らの 力 でつくり 自 らの 力 でセールスする 独 自 性 のある 企 業 であること すなわち いかなる 企 業 のカサの 中 にも 入 ら ない 独 立 独 歩 の 企 業 づくりを 推 進 する 3. 世 界 に 通 用 する 商 品 づくりに 全 力 をあげ 世 界 の 市 場 で 世 界 の 企 業 と 競 争 する すなわち インターナショナルな 企 業 になることを 自 覚 し 努 力 する 弊 社 グループ 三 つの 経 営 基 本 理 念 社 是 コーポレート スローガン 1. 最 大 の 社 会 貢 献 は 雇 用 の 創 出 であること 2. 世 の 中 でなくてはならぬ 製 品 を 供 給 すること 3. 一 番 にこだわり 何 事 においても 世 界 トップを 目 指 すこと 三 大 精 神 情 熱 熱 意 執 念 知 的 ハードワーキング すぐやる 必 ずやる 出 来 るまでやる 41

42 日 本 電 産 について 3/4 弊 社 では モータを 中 心 とする 回 るもの 動 くもの に 特 化 した 総 合 駆 動 技 術 の 世 界 1メーカー を 目 指 し 先 を 見 据 えた 積 極 的 な 事 業 展 開 を 図 っております 中 期 経 営 目 標 2008 年 度 連 結 営 業 利 益 1,000 億 円 の 達 成 2010 年 度 連 結 売 上 高 1 兆 円 の 達 成 2012 年 度 車 載 用 モータ 売 上 高 3,500 億 円 の 達 成 2010 年 の 連 結 売 上 高 目 標 1 兆 円 の 実 現 のための 基 本 軸 スリー 新 戦 略 IT 情 報 家 電 分 野 を 中 心 に 現 在 のブラシレス DCモータ 市 場 を 更 に 拡 大 一 般 家 電 オフィス 機 器 分 野 を 中 心 に ブラシ レスDCモータによる 従 来 型 モータ 市 場 からの 需 要 転 換 を 推 進 自 動 車 分 野 における 新 たなモータ 需 要 の 取 り 込 み 弊 社 市 場 戦 略 の 基 本 コンセプト: 世 界 にない 新 製 品 の 開 発 過 去 とは 違 う 新 マーケットへの 参 入 新 しいお 客 様 への 製 品 提 供 M&A 戦 略 弊 社 は これまでに27 社 に 及 ぶ 企 業 に 資 本 参 加 し ブラシレスDCモータ 及 びその 周 辺 技 術 を 吸 収 強 化 してきました これら 企 業 の 多 くはそれぞれの 業 界 において 最 高 レベルの 開 発 生 産 技 術 を 備 えて おり 技 術 交 流 を 通 じて 日 本 電 産 グループとしての 総 合 的 技 術 力 底 上 げに 大 きく 寄 与 しています 2010 年 度 の 売 上 げ 目 標 (1 兆 円 以 上 ) 達 成 そして 更 にその 先 の 成 長 を 目 指 すうえで 弊 社 ではM&A を 重 要 な 戦 略 上 の 柱 として 位 置 づけています 42

43 日 本 電 産 について 4/4 弊 社 は モータ 分 野 において 数 多 くの 世 界 トップシェア 製 品 を 擁 しております 世 界 トップシェア 製 品 製 品 世 界 シェア 0% 20% 40% 60% 80% 100% HDDスピンドルモータ 75% 光 ディスク 装 置 用 モータ ファンモータ ( 家 電 パソコン AV 用 ) デジタルカメラ 用 シャッタ 45% 60% 75% エアコン 用 モータ(*) 60% カードリーダ ( 銀 行 端 末 用 ) 80% 注 : * 製 品 別 シェアは 弊 社 推 定 により 算 出 しております ** エアコン 用 モータについては ブラシレスDCモータの 中 でのシェアを 算 出 しております 43

44 お 問 合 せ 先 本 件 に 関 するお 問 合 せ 先 日 本 電 産 株 式 会 社 企 業 戦 略 室 担 当 : 太 田 矢 倉 電 話 番 号 :