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1 第 6 章 駿 河 湾 港 の 整 備 基 本 計 画 6.1 機 能 分 担 と 連 携 のあり 第 2 章 で 定 めた 駿 河 湾 港 が 目 指 すべき 将 来 像 の 実 現 にあたっては 第 3 章 から 第 5 章 で 示 した 機 能 ごとの 施 策 の 展 開 を 清 水 港 田 子 の 浦 港 御 前 崎 港 の 駿 河 湾 港 各 港 や 地 方 港 湾 漁 港 との 分 担 連 携 により 効 率 的 かつ 効 果 的 に 進 めていくことが 必 要 である ここでは 機 能 ごとに その 分 担 や 連 携 のあり 方 を 以 下 のとおり 定 めるものとする

2 表 6-1 物 流 産 業 機 能 の 分 担 と 連 携 のあり 方

3 表 6-2 防 災 危 機 管 理 機 能 の 分 担 と 連 携 のあり 方

4 表 6-3 交 流 生 活 環 境 機 能 の 分 担 と 連 携 のあり 方

5 東 名 -中 央 区 道 間 6年 H2 度 広 図 6-1 開 域 定 予 通 観 光 ネ ー ワ ット ク 駿河湾港の機能分担と連携のイメージ 49

6 6.2 空 間 利 構 想 (1) 空 間 利 基 本 針 1 基 本 理 念 今 後 の 駿 河 湾 港 の 空 間 利 用 は 既 存 空 間 を 最 大 限 に 利 活 用 することを 原 則 とする 新 たな 埋 め 立 て 等 の 開 発 は 県 経 済 の 発 展 と 県 民 生 活 の 安 定 に 必 要 不 可 欠 なものに 限 定 し その 規 模 も 必 要 最 小 限 にとどめるものとする また 港 湾 空 間 の 利 活 用 にあたっては 良 好 な 自 然 環 境 の 保 全 に 十 分 に 配 慮 するととも に 港 湾 利 用 として 遊 休 化 した 空 間 については 地 域 住 民 のニーズを 踏 まえて 新 たな 利 活 用 や 自 然 環 境 再 生 等 を 行 うものとする 2 駿 河 湾 港 各 港 空 間 利 針 港 湾 別 の 空 間 利 用 方 針 清 港 の 浦 港 御 前 崎 港 市 街 地 に 近 接 した 空 間 の 特 性 を 踏 まえ 混 在 分 散 化 した 機 能 を 再 編 集 約 化 していくものとする 新 興 津 興 津 地 区 のコンテナ 袖 師 地 区 及 び 富 士 見 地 区 のバルクといった 物 流 機 能 の 集 約 と 拠 点 化 を 図 り 江 尻 地 区 及 び 日 の 出 地 区 を 交 流 空 間 折 戸 地 区 をレクリエーション 自 然 再 生 空 間 といったように メリハリのあ る 空 間 利 用 への 再 編 を 進 める 狭 隘 な 空 間 に 機 能 が 集 積 している 田 子 の 浦 港 は 空 間 利 用 の 再 編 や 集 約 化 にも 限 界 がある このため 現 状 の 空 間 利 用 を 前 提 に 最 大 限 の 機 能 発 揮 ができる 利 活 用 を 目 指 す 御 前 崎 港 は3 港 の 中 で 最 も 開 発 余 力 を 残 す 港 湾 であり 将 来 の 情 勢 変 化 を 睨 みつつ その 開 発 空 間 を 留 保 していくものとする 物 流 需 要 の 変 化 の 中 で 遊 休 化 している 物 流 空 間 については 地 域 振 興 に 貢 献 する 交 流 や 新 産 業 等 の 空 間 へ 積 極 的 に 転 換 していくものとする 多 くの 利 用 者 でにぎわいを 見 せる 海 浜 緑 地 空 間 は その 環 境 を 維 持 してい くものとする (2) 駿 河 湾 港 各 港 空 間 利 構 想 図 空 間 利 用 の 基 本 理 念 及 び 基 本 方 針 に 基 づき 各 種 施 策 の 展 開 エリアを 示 す 駿 河 湾 港 各 港 の 長 期 的 な 港 湾 空 間 の 利 用 構 想 ( 機 能 配 置 イメージ)を 以 下 のとおりとする

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8 図 6-2 清 水 港 の 空 間 利 用 構 想

9 図 6-3 田 子 の 浦 港 の 空 間 利 用 構 想 図

10 図 6-4 御 前 崎 港 の 空 間 利 用 構 想 図

11 6.3 整 備 プロジェクト 実 施 計 画 本 項 では 第 3 章 から 第 5 章 で 示 した 各 機 能 の 施 策 の 方 向 を 踏 まえ 主 要 な 施 設 計 画 ( 整 備 プロジェクト)について 将 来 需 要 量 や 配 置 計 画 等 の 定 量 的 検 討 を 行 った 各 施 策 の 実 施 時 期 の 設 定 にあたっては 表 6-4 に 示 す 短 期 中 期 長 期 ごとの 施 策 の 実 施 程 度 を 踏 まえて 検 討 した 表 6-4 短 期 中 期 長 期 の 施 策 の 実 施 程 度 区 分 対 象 期 間 施 策 の 実 施 程 度 短 期 概 ね 5 年 後 実 施 中 及 び 実 施 予 定 の 施 策 中 期 概 ね 5~15 年 後 次 期 港 湾 計 画 の 施 策 案 長 期 概 ね 15~30 年 後 あるべき 姿 に 向 けての 目 標 (1)コンテナターミナル 整 備 計 画 1 期 バース 需 要 の 検 討 (ア) 新 規 需 要 対 象 貨 物 量 先 に 示 した 駿 河 湾 港 の 長 期 コンテナ 貨 物 量 を 航 路 別 の 取 扱 実 績 や 輸 入 貨 物 の 戦 略 的 な 誘 致 方 針 等 を 踏 まえ 設 定 した 航 路 別 取 扱 比 率 をもとに 配 分 した 上 で 水 深 15 岸 壁 対 応 と 水 深 12~14 岸 壁 対 応 の 対 応 バース 別 コンテナ 貨 物 量 を 設 定 した 既 存 バースは 清 水 港 新 興 津 の 水 深 15 岸 壁 2 バース 御 前 崎 港 女 岩 の 水 深 14 岸 壁 1 バースとした 袖 師 コンテナターミナル( 水 深 12 岸 壁 3 バース)は 既 定 の 新 興 津 コンテナターミナル 集 約 計 画 による 利 用 転 換 の 方 針 から 対 象 外 とした 対 応 バース 別 コンテナ 貨 物 量 から 該 当 する 既 存 バース 取 扱 能 力 量 を 差 し 引 いた 結 果 表 6-5 に 示 すとおり 水 深 15 岸 壁 対 応 貨 物 に 対 しては 新 興 津 コンテナターミナルの 2 バースで 対 応 可 能 となるが 水 深 12~14 岸 壁 対 応 貨 物 のバースが 不 足 することとなる これより 長 期 コンテナ 需 要 に 対 する 新 規 バース 需 要 の 対 象 コンテナ 貨 物 量 は 454 千 TEU と 設 定 した 表 6-5 長 期 コンテナ 需 要 に 対 する 新 規 バース 需 要 対 象 貨 物 量 の 検 討 長 期 ( 千 TEU) 駿 河 湾 港 対 応 バース 別 コンテナ 将 来 予 測 値 -15 岸 壁 対 応 貨 物 -12~14 岸 壁 対 応 貨 物 合 計 1 長 期 コンテナ 貨 物 量 ,064 2 既 存 バース 取 扱 量 清 水 港 新 興 津 1 号 (-15) 清 水 港 新 興 津 2 号 (-15) 御 前 崎 港 西 10 号 (-14) 需 給 過 不 足 (2-1) 新 規 需 要 対 象 貨 物 量 岸 壁 の 余 剰 能 力 12 千 TEU 分 は -12~14 岸 壁 対 応 貨 物 を 扱 うものとする

12 (イ) 新 規 コンテナバース 規 格 の 検 討 454 千 TEU を 扱 うための 新 たなコンテナバースについては 首 都 圏 バックアップ 機 能 の 確 保 の 必 要 性 や 駿 河 湾 港 内 のバックアップ 機 能 を 強 化 する 観 点 を 含 め より 高 規 格 な ターミナル 機 能 とするため 清 水 港 で 水 深 15 岸 壁 1 バース 水 深 12 岸 壁 1 バース 御 前 崎 港 で 水 深 14 岸 壁 1 バース 合 計 3 バースを 確 保 するものとした これにより 新 規 コンテナバースの 取 扱 能 力 は 510 千 TEU となり 新 規 需 要 への 対 応 は 可 能 である 表 6-6 長 期 コンテナ 需 要 に 対 する 駿 河 湾 港 の 新 規 コンテナバース 規 格 新 規 バース 需 要 数 水 深 12 水 深 14 水 深 15 合 計 総 ハ ース 延 長 駿 河 湾 港 コンテナ 取 扱 能 ( 千 TEU) 清 港 御 前 崎 港 (ウ) コンテナターミナルのバース 配 置 計 画 長 期 的 なコンテナ 貨 物 需 要 の 面 から 清 水 港 の 新 たなコンテナバースの 規 格 は 水 深 15 岸 壁 1 バース 水 深 12 岸 壁 1 バースとした 一 方 で 世 界 のコンテナ 船 型 は 大 型 化 が 進 展 しており 特 に 既 に 1 万 TEU クラスの コンテナ 船 の 就 航 が 見 られる 欧 米 航 路 において 最 大 クラス 18,000TEU 積 載 のコンテナ 船 の 建 造 計 画 が 発 表 される 等 同 航 路 では1 万 TEU 超 クラスの 超 大 型 コンテナ 船 が 主 流 になるものと 予 測 されている このような スケールメリットによる 輸 送 コスト 低 減 のためのコンテナ 船 の 超 大 型 化 の 動 きを 踏 まえ 欧 米 航 路 を 有 する 清 水 港 において 超 大 型 コンテナ 船 の 入 港 に 対 応 可 能 なバースを 備 えるものとし 水 深 16 化 も 視 野 に 入 れたコンテナターミナル 機 能 の 拡 充 に 取 り 組 むものとする よって 清 水 港 においては 新 興 津 コンテナターミナルの 3 バース 目 を 水 深 15~16 岸 壁 とする また 整 備 位 置 は 機 能 集 約 や 一 体 的 な 運 営 を 可 能 とするため 既 設 バースと 連 続 した 配 置 とし 水 深 15 以 上 の 連 続 3 バース 化 に 取 り 組 む 図 6-5 に 清 水 港 及 び 御 前 崎 港 のコンテナターミナルのバース 配 置 計 画 を 示 す

13 深 16 岸 壁 を 整 備 する 場 合 は 泊 地 の 増 深 が 必 要 図 6-5 長 期 コンテナ 需 要 に 対 する 駿 河 湾 港 のコンテナバース 配 置 計 画

14 2 期 需 要 検 討 (ア) 港 湾 別 貨 物 取 扱 量 設 定 駿 河 湾 港 の 長 期 コンテナ 貨 物 量 1,064 千 TEU のうち 清 水 港 は 取 扱 能 力 最 大 の 820 千 TEU 御 前 崎 港 は 残 り 244 千 TEU を 取 扱 うものと 設 定 した なお 短 中 期 の 港 湾 別 取 扱 量 は 御 前 崎 港 において 短 期 は 既 往 最 高 水 準 までの 回 復 中 期 は 港 湾 計 画 値 ( 清 水 港 港 湾 計 画 改 訂 時 に 分 担 量 を 設 定 :119 千 TEU)の 達 成 目 標 を 定 め 残 りを 清 水 港 で 対 応 するものと 設 定 した ( 千 TEU) 駿 河 湾 港 港 湾 別 コンテナ 取 扱 個 数 の 将 来 予 測 1,200 1, , 御 前 崎 港 清 港 0 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 短 期 中 期 期 ( 資 料 ) 実 績 値 清 港 統 計 年 報 及 御 前 崎 港 統 計 年 報 作 成 図 6-6 駿 河 湾 港 港 湾 別 コンテナ 取 扱 個 数 の 将 来 予 測 (イ) 港 湾 別 必 要 ヤード 規 模 の 検 討 コンテナ 取 扱 に 必 要 となる 主 なターミナル 機 能 ( 実 入 りコンテナヤード 空 バンプー ル バックヤード エプロンヤード)について 必 要 規 模 を 算 定 した 港 湾 別 の 長 期 コンテナ 貨 物 量 に 対 する 必 要 ヤード 規 模 は 表 6-7 に 示 すとおりであり 清 水 港 では 合 計 53.3ha 御 前 崎 港 では 合 計 25.6ha が 必 要 となる 表 6-7 長 期 コンテナ 需 要 に 対 する 港 湾 別 の 必 要 ヤード 規 模 清 水 港 御 前 崎 港 駿 河 湾 港 (ha) 実 入 りコンテナヤード 空 バンプール バックヤード エプロンヤード 合 計 バックヤードとは CFS メンテナンスショッフ ゲート 管 理 棟 等 の 関 連 施 設 が 配 置 されるエリアである

15 (ウ) コンテナターミナルのヤード 配 置 計 画 必 要 ヤード 規 模 をもとに 配 置 検 討 した 結 果 清 水 港 及 び 御 前 崎 港 コンテナターミナル のヤード 配 置 計 画 は 図 に 示 すとおりとなる 新 興 津 コンテナターミナル 45.4ha (CT 内 配 置 機 能 ) エプロンヤード: 8.2ha 実 りヤード :15.7ha バックヤード :16.2ha 空 バンプール : 5.3ha 図 6-7 清 水 港 新 興 津 コンテナターミナルのヤード 配 置 計 画 岩 23.8ha (CT 内 配 置 機 能 ) エプロンヤード: 3.5ha 実 りヤード : 5.6ha バックヤード : 6.8ha 空 バンプール : 7.9ha 図 6-8 御 前 崎 港 女 岩 コンテナターミナルのヤード 配 置 計 画 3コンテナターミナルの 段 階 整 備 計 画 先 に 検 討 した 清 水 港 及 び 御 前 崎 港 の 長 期 コンテナ 需 要 に 対 応 したバース 及 びヤード 配 置 計 画 をもとに 短 中 期 の 途 中 段 階 における 機 能 拡 張 や 埠 頭 再 編 の 手 順 を 示 すコンテナ ターミナルの 段 階 的 な 整 備 計 画 を 策 定 した

16 (2)バルクターミナル 整 備 計 画 1 般 貨 物 利 可 能 岸 壁 延 検 討 (ア) 公 共 バルク 貨 物 の 仕 分 け 将 来 の 公 共 バルク 貨 物 量 に 対 する 対 応 岸 壁 規 模 を 検 討 する 上 で 貨 物 量 の 増 減 に 関 わ らず 利 用 施 設 が 限 定 されている 貨 物 と 利 用 施 設 が 限 定 されていない 貨 物 ( 一 般 バルク 貨 物 )を 区 分 した 利 用 施 設 限 定 貨 物 は 背 後 の 荷 役 機 械 やサイロ 蔵 置 ヤードとの 一 体 的 な 取 扱 が 不 可 欠 である 穀 物 木 材 チップ 石 炭 セメント 完 成 自 動 車 の 大 宗 品 目 のほか 清 水 港 及 び 田 子 の 浦 港 の 石 油 製 品 重 油 LPG の 石 油 類 と 化 学 薬 品 清 水 港 江 尻 地 区 の 江 尻 1~12 号 17~18 号 と 御 前 崎 港 御 前 崎 地 区 中 央 埠 頭 3~5 号 で 扱 われる 水 産 物 とし 必 要 岸 壁 延 長 の 充 足 検 証 の 対 象 からは 除 外 した (イ) 般 貨 物 利 可 能 岸 壁 延 充 検 証 一 般 バルク 貨 物 の 必 要 岸 壁 延 長 に 対 する 利 用 可 能 岸 壁 延 長 の 過 不 足 状 況 について 表 6-8 に 示 す 清 水 港 は コンテナターミナル 拡 張 に 伴 う 埋 め 立 てや 交 流 拠 点 の 形 成 休 憩 用 岸 壁 の 確 保 等 により 利 用 可 能 岸 壁 が 削 減 された 場 合 でも 中 長 期 の 貨 物 需 要 に 対 しては 対 応 可 能 である また 田 子 の 浦 港 も 中 長 期 の 貨 物 需 要 に 対 しては 対 応 可 能 である 一 方 御 前 崎 港 は 東 埠 頭 を 交 流 機 能 へ 利 用 転 換 する 中 期 までの 貨 物 需 要 には 対 応 可 能 であるが 長 期 における 中 央 埠 頭 の 利 用 転 換 後 は 岸 壁 延 長 が 不 足 することになるため 新 たな 一 般 バルク 貨 物 対 応 岸 壁 の 整 備 が 必 要 となる 田 子 の 浦 港 では 一 般 バルク 貨 物 の 利 用 可 能 岸 壁 延 長 が 十 分 確 保 されることとなるが 近 年 の 経 済 情 勢 の 変 化 は 予 測 が 難 しい 面 があり 中 長 期 の 貨 物 需 要 が 増 加 に 転 じるこ とも 考 慮 した 駿 河 湾 港 としての 余 裕 と 考 え さらなる 削 減 は 計 画 しないものとする 表 6-8 将 来 需 要 に 対 する 一 般 バルク 貨 物 対 応 岸 壁 延 長 の 充 足 検 証 港 湾 駿 河 湾 港 清 港 の 浦 港 御 前 崎 港 区 分 実 績 将 来 値 H23 H24 短 期 中 期 期 必 要 延 () 4,528 4,519 4,801 4,632 4,648 利 可 能 延 () 9,197 9,197 9,197 6,080 5,480 過 不 延 () 4,669 4,678 4,396 1, 必 要 延 () 2,898 3,002 3,028 2,866 2,882 利 可 能 延 () 5,786 5,786 5,786 3,378 3,038 過 不 延 () 2,888 2,784 2, 必 要 延 () 利 可 能 延 () 1,827 1,827 1,827 1,652 1,652 過 不 延 () 971 1, 必 要 延 () 利 可 能 延 () 1,584 1,584 1,584 1, 過 不 延 ()

17 2 個 別 バルクターミナル 整 備 計 画 既 存 施 設 の 有 効 活 用 とバルク 埠 頭 の 再 編 をもとに 輸 送 船 舶 の 大 型 化 に 対 応 した 施 設 の 増 深 延 伸 のターミナル 改 良 のほか 将 来 的 なバルク 需 要 に 対 応 した 新 規 ターミナルの 整 備 等 各 港 におけるバルクターミナル 整 備 計 画 を 以 下 に 策 定 した (ア) 増 深 延 伸 改 良 計 画 整 備 箇 所 清 港 富 埠 頭 ( 穀 物 船 型 化 対 応 ) 整 備 内 容 既 定 計 画 どおり 中 期 までに 穀 物 船 の 大 型 化 に 対 応 するため 富 士 見 5 号 岸 壁 を 大 型 化 し パナマックス 船 の 満 載 入 港 が 可 能 な 水 深 14 延 長 290 を 確 保 する 長 期 では ポストパナマックス 船 の 減 載 入 港 が 可 能 な 水 深 14 延 長 320を 確 保 する これに 伴 い 富 士 見 4 号 岸 壁 を 水 深 12 延 長 240から 中 期 では 延 長 190 長 期 では 延 長 160へ 縮 小 する 図 6-9 清 水 港 富 士 見 埠 頭 の 穀 物 船 対 応 岸 壁 整 備 計 画 ( 既 定 計 画 ) 整 備 箇 所 清 港 袖 師 第 埠 頭 ( 輸 パルプ 船 の 型 化 対 応 ) 整 備 内 容 近 年 の 大 型 パルプ 船 の 大 型 化 動 向 と 利 用 者 ニーズに 対 応 するため バル ク 機 能 の 集 約 先 である 袖 師 第 一 埠 頭 の 先 端 に 位 置 する 袖 師 8 号 岸 壁 を 水 深 12 延 長 240から 水 深 15 延 長 300へ 増 深 改 良 する 岸 壁 前 面 及 び 周 辺 泊 地 を 水 深 15へ 増 深 する 整 備 箇 所 清 港 袖 師 第 埠 頭 ( 輸 液 体 運 搬 船 の 型 化 対 応 ) 整 備 内 容 将 来 的 な 中 東 方 面 からの 3 万 DWT 級 船 によるメタノール 輸 送 の 要 請 に 対 応 するため 現 行 の 袖 師 号 岸 壁 2 バースを 水 深 13 延 長 260 へ 増 深 改 良 する 岸 壁 前 面 及 び 周 辺 泊 地 を 水 深 13へ 増 深 する

18 図 6-10 清 水 港 袖 師 第 一 第 二 埠 頭 の 大 型 外 貿 バルク 船 対 応 岸 壁 整 備 計 画 整 備 箇 所 の 浦 港 富 埠 頭 ( 輸 パルプ 船 の 型 化 対 応 ) 整 備 内 容 中 央 1 2 号 岸 壁 でパルプを 取 り 扱 う 場 合 のバース 利 用 率 を 算 出 すると 現 状 でもバース 利 用 率 は 60% を 超 えており 今 後 の 石 炭 需 要 の 増 加 に より 当 該 岸 壁 での 対 応 は 困 難 となる さらに 輸 入 石 炭 船 とパルプ 船 との 輻 輳 が 予 想 される 中 で 大 型 パルプ 船 に 対 応 した 新 たな 岸 壁 の 整 備 が 必 要 である ( 文 献 港 湾 工 学 によると 公 共 埠 頭 の 適 正 なバース 利 用 率 は 0.4~0.6 程 度 と 示 されている) よって パルプ 船 の 大 型 化 に 対 応 するため 富 士 5 6 号 岸 壁 ( 水 深 7.5 )を 水 深 12へ 増 深 改 良 し 岸 壁 前 面 泊 地 を 水 深 12へ 増 深 する 図 6-11 田 子 の 浦 港 富 士 埠 頭 のパルプ 船 等 対 応 岸 壁 整 備 計 画

19 (イ) 新 規 ターミナル 整 備 計 画 整 備 箇 所 御 前 崎 港 中 央 埠 頭 ( 外 内 貿 バルク 貨 物 対 応 ) 整 備 内 容 長 期 における 中 央 埠 頭 1~2 号 及 び 東 埠 頭 1~6 号 の 交 流 拠 点 利 用 への 転 換 及 び 西 埠 頭 3 4 号 岸 壁 の 新 規 RORO ターミナル 化 に 伴 い 不 足 するバ ルク 貨 物 対 応 岸 壁 を 新 たに 整 備 する 既 定 計 画 どおり 御 前 崎 地 区 中 央 埠 頭 とし 外 貿 鋼 材 の 取 扱 に 対 応 するた め 水 深 12 岸 壁 ( 延 長 240)を 1 バース 整 備 する 図 6-12 御 前 崎 港 におけるバルクターミナル 新 規 整 備 計 画

20 (3)RORO ターミナル 整 備 計 画 1 輸 送 船 型 と 必 要 岸 壁 規 模 の 設 定 輸 送 船 型 必 要 岸 壁 規 模 既 存 九 州 航 路 の 将 来 船 型 は みやこ 丸 が 国 内 最 大 級 船 型 にリプレ イスされるものとし 約 1 万 4 千 GT 級 の 2 船 体 制 を 想 定 新 規 北 海 道 航 路 は 最 大 クラス 船 型 ( 積 載 能 力 160 台 )の 約 1 万 4 千 GT 級 あるいは 中 型 クラス 船 型 ( 積 載 能 力 80~100 台 )の 約 8 千 GT 級 を 想 定 する 将 来 の 輸 送 船 型 より 最 大 クラスの 船 型 に 対 応 した 水 深 9 延 長 250を 確 保 する 現 表 6-9 既 存 九 州 航 路 の 将 来 船 型 船 名 GT DWT 船 () 船 幅 () 喫 () 積 載 シャーシ 台 数 必 要 岸 壁 規 模 延 () 深 () むさし 丸 13,927 6, みやこ 丸 8, 将 来 新 みやこ 丸 13,950 6, 注 : 新 みやこ 丸 ( 仮 称 )の 諸 元 は 国 内 就 航 RORO 船 の 最 値 を 採 将 来 表 6-10 新 規 北 海 道 航 路 の 想 定 船 型 船 名 GT DWT 船 () 船 幅 () 喫 () 積 載 シャーシ 台 数 必 要 岸 壁 規 模 延 () 深 () 最 クラス 13,950 6, 中 型 クラス 7,750 4, 注 : 諸 元 は 国 内 就 航 RORO 船 の 最 値 を 採 2ターミナル 規 模 と 配 置 既 存 の 九 州 航 路 と 新 規 の 北 海 道 航 路 は 航 行 スケジュール 上 深 夜 の 同 時 間 帯 の 利 用 が 想 定 されるため RORO 船 対 応 岸 壁 を 2 バース 確 保 する 九 州 航 路 は 現 状 どおり 西 埠 頭 2 号 岸 壁 ( 水 深 12)を 利 用 し 新 規 の 北 海 道 航 路 については 隣 接 する 西 埠 頭 3 4 号 岸 壁 ( 水 深 7.5)を 将 来 船 型 に 対 応 した 水 深 9 岸 壁 へ 増 深 改 良 する また シャーシプール 等 のヤードについては 想 定 される 1 便 あたりシャーシ 滞 留 台 数 から 概 ね 3.5~4.0ha 程 度 が 必 要 となり 西 埠 頭 2~4 号 の 背 後 埠 頭 用 地 は 約 8ha あること から 既 存 埠 頭 用 地 で 対 応 可 能 である 御 前 崎 港 の RORO 船 荷 役 状 況 計 画 実 現 船 舶 航 安 全 対 策 調 査 検 討 要 図 6-13 御 前 崎 港 RORO ターミナル 整 備 計 画 図

21 (4) 緊 急 物 資 等 輸 送 耐 震 強 化 岸 壁 の 整 備 計 画 1 整 備 必 要 量 算 定 第 4 次 地 震 被 害 想 定 ( 第 2 次 報 告 )においては 発 災 から 4 日 目 ~1 週 間 後 のピーク 時 の 緊 急 物 資 輸 送 需 要 量 は 静 岡 県 全 体 で 58,566 トン/ 日 と 想 定 されている また 防 災 拠 点 港 湾 のみを 活 用 した 一 次 輸 送 モードにおける 港 湾 別 の 物 資 輸 送 需 要 量 や 防 災 拠 点 港 湾 にお ける 既 存 耐 震 強 化 岸 壁 の 1 日 あたり 物 資 取 扱 容 量 についても 想 定 されている 各 港 の 緊 急 物 資 輸 送 需 要 量 に 対 する 既 存 耐 震 強 化 岸 壁 の 取 扱 容 量 の 過 不 足 状 況 を 見 る と 清 水 港 と 田 子 の 浦 港 では 充 足 するが 御 前 崎 港 では 取 扱 容 量 が 15,923 トン/ 日 不 足 する 結 果 となっている この 不 足 量 に 対 応 するためには 水 深 7.5 以 上 の 耐 震 強 化 岸 壁 の 場 合 で 約 683(= 15,923 トン/ 日 延 長 あたりの 取 扱 能 力 23.3t// 日 )のバース 延 長 が 必 要 となる 2 緊 急 物 資 等 輸 送 耐 震 強 化 岸 壁 の 配 置 計 画 清 港 の 浦 港 御 前 崎 港 既 存 施 設 6 バースで 充 足 する 清 水 港 では 既 定 計 画 どおり 興 津 号 岸 壁 ( 水 深 10)の 耐 震 改 良 を 行 い 将 来 的 にも 現 状 の 6 バースを 確 保 する 既 存 施 設 2 バースで 充 足 する 田 子 の 浦 港 では 富 士 4 号 岸 壁 の 耐 震 改 良 計 画 を 廃 止 し 富 士 5 6 号 岸 壁 の 増 深 計 画 ( 水 深 12 化 )とあわ せて 耐 震 改 良 を 行 う 老 朽 化 が 進 む 吉 原 1 号 岸 壁 の 代 替 施 設 なお 緊 急 物 資 の 円 滑 な 輸 送 を 図 るため 富 士 5 6 号 岸 壁 背 後 の 2 車 線 区 間 を 4 車 線 へ 拡 幅 する 緊 急 対 応 力 のさらなる 強 化 を 図 る 既 存 施 設 3 バースで 不 足 することになる 御 前 崎 港 では 被 災 直 後 は 新 たに 計 画 する 産 業 活 動 維 持 用 の 耐 震 強 化 岸 壁 を 活 用 する 産 業 活 動 維 持 用 の 耐 震 強 化 岸 壁 に 位 置 づける 施 設 は コンテナ 対 応 で 1 バース( 延 長 330) RORO 対 応 で 1 バース( 延 長 255) バルク 対 応 で 1 バース( 延 長 255)の 合 計 3 バースであり 岸 壁 総 延 長 は 840で 不 足 延 長 683をカバーすることができる 図 6-14 田 子 の 浦 港 の 耐 震 強 化 岸 壁 の 配 置 計 画 図 6-15 御 前 崎 港 の 耐 震 強 化 岸 壁 の 配 置 計 画

22 (5) 旅 客 船 埠 頭 整 備 計 画 大 型 クルーズ 船 の 必 要 岸 壁 水 域 規 模 については 港 湾 の 施 設 の 技 術 上 の 基 準 同 解 説 ( 平 成 19 年 7 月 ) 社 団 法 人 日 本 港 湾 協 会 による 旅 客 船 船 長 に 対 するバース 長 比 率 や 泊 地 の 余 裕 水 深 回 頭 水 域 の 設 定 の 考 え 方 を 踏 まえ 総 トン 階 級 別 の 最 大 船 型 をもとに 設 定 し 各 港 の 対 応 施 設 を 検 討 した その 結 果 駿 河 湾 港 における 旅 客 船 埠 頭 計 画 は 表 6-11 に 示 すとおりとした 清 水 港 日 の 出 4 5 号 岸 壁 を 駿 河 湾 港 における 大 型 旅 客 船 埠 頭 と 位 置 づけ 入 出 港 操 船 の 安 全 性 を 検 証 しつつ 世 界 に 就 航 するすべてのクルーズ 船 ( 世 界 最 大 クルーズ 船 オ アシス オブ ザ シーズ 約 23 万 GT 必 要 岸 壁 水 深 11 マスト 高 65)の 誘 致 を 目 指 すものとする 田 子 の 浦 港 及 び 御 前 崎 港 は 船 社 や 地 元 の 要 請 に 応 じて 貨 物 利 用 や SOLAS との 調 整 を 前 提 に 安 全 性 が 確 保 出 来 る 船 舶 について 受 け 入 れていくものとする また 御 前 崎 港 については 御 前 崎 地 区 における 交 流 拠 点 の 展 開 の 中 で 中 央 埠 頭 1 2 号 岸 壁 ( 水 深 7.5)の 旅 客 船 専 用 化 を 図 り 2~3 万 GT 級 までのクルーズ 船 を 受 け 入 れて いくものとする 表 6-11 駿 河 湾 港 におけるクルーズ 船 対 応 埠 頭 計 画 旅 客 船 の 船 型 清 港 の 浦 港 御 前 崎 港 万 GT 級 の 出 4 5 号 岸 壁 既 設 深 出 港 操 船 の 安 全 性 を 要 検 証 万 GT 級 2 3 万 GT 級 の 出 4 5 号 岸 壁 既 設 深 富 1 号 岸 壁 既 設 深 富 5 6 号 岸 壁 計 画 深 ( 増 深 耐 震 改 良 ) 貨 物 利 SOLAS との 調 整 を 前 提 既 定 計 画 公 共 岸 壁 計 画 深 埠 頭 1 2 号 岸 壁 既 設 深 ( 耐 震 改 良 ) 貨 物 利 SOLAS との 調 整 を 前 提 中 央 埠 頭 1 2 号 岸 壁 既 設 深 港 港 カイタック クルーズ ターミナル 2013 年 6 供 完 成 イメージ 図 ( 出 典 ) 機 関 誌 飛 龍 73 号 ( 日 本 香 港 協 会 )より 抜 粋 シンガポール 港 マリーナ ベイ クルーズ センター 完 成 イメージ 図 ( 出 典 )シンガポール 観 光 局 (STB) アモイ 港 アモイ 国 際 クルーズ ターミナル 供 時 期 不 明 釜 港 国 際 旅 客 ターミナル 2014 年 予 定 完 成 イメージ 図 ( 出 典 )ターミナルパンフレットより 抜 粋 完 成 イメージ 図 ( 出 典 ) 釜 山 港 湾 公 社 報 道 資 料 バルセロナ 港 (スペイン) ナポリ 港 (イタリア) ( 出 典 )みなと 総 合 研 究 財 団 提 供 ( 出 典 )みなと 総 合 研 究 財 団 提 供 図 6-16 アジア 欧 州 の 国 際 クルーズターミナル 整 備 計 画 事 例

23 6.4 港 湾 別 の 整 備 基 本 計 画 これまで 検 討 した 機 能 ごとの 取 組 施 策 を 展 開 する 上 での 分 担 連 携 のあり 方 各 港 の 空 間 利 用 構 想 さらには 主 要 な 施 策 ( 整 備 プロジェクト)についての 施 設 配 置 計 画 等 の 定 量 的 な 検 討 をもとに 各 施 策 の 整 備 時 期 を 短 期 ( 概 ね 5 年 後 ) 中 期 ( 概 ね 5~15 年 後 ) 長 期 ( 概 ね 15~30 年 後 ) の 3 区 分 で 示 した 整 備 基 本 計 画 を 港 湾 別 に 策 定 した また 施 設 の 移 転 や 集 約 に 伴 い 短 中 長 期 にわたり 各 プロジェクトが 連 動 して 段 階 的 に 機 能 再 編 が 実 施 されるプロジェクトについては その 再 編 の 手 順 をイメージ 図 とし て 示 した (1) 清 港 1 整 備 基 本 計 画 清 水 港 は 防 災 減 災 対 策 の 確 実 な 取 組 のもと 我 が 国 を 代 表 する 県 内 ものづくり 産 業 を 支 える 国 際 物 流 ゲートウェイとして 物 流 機 能 のさらなる 強 化 高 度 化 を 進 めるとともに 豊 富 な 観 光 資 源 と 魅 力 あるウォーターフロントを 活 かした 世 界 や 全 国 と 繋 がる 国 際 広 域 観 光 交 流 拠 点 づくりを 目 指 して 以 下 の 施 策 を 段 階 的 に 取 り 組 んでいく 短 期 としては 新 興 津 コンテナターミナル 第 2 バースの 全 面 供 用 に 合 わせて 袖 師 コンテ ナターミナルからコンテナ 取 扱 機 能 の 移 転 を 順 次 進 める さらに 興 津 第 二 埠 頭 ( 興 津 号 岸 壁 )において 緊 急 物 資 等 輸 送 用 耐 震 強 化 岸 壁 を 整 備 し その 後 日 の 出 埠 頭 の 交 流 拠 点 づくりの 第 一 段 階 として 興 津 第 二 埠 頭 内 に 外 内 貿 バルク 取 扱 機 能 ( 日 の 出 4 5 号 上 屋 6 号 上 屋 機 能 )を 移 転 する さらに 既 に 実 施 している 新 興 津 防 波 堤 の 改 良 富 士 見 4 5 号 岸 壁 や 航 路 泊 地 の 増 深 新 興 津 小 型 船 だまり 及 び 人 工 海 浜 の 整 備 等 を 進 めていく 中 期 としては 興 津 第 一 第 二 埠 頭 間 の 埋 立 と 新 興 津 3 4 号 岸 壁 の 整 備 ( 耐 震 化 ) 袖 師 コンテナターミナルからのコンテナ 取 扱 機 能 の 移 転 新 興 津 埠 頭 と 袖 師 第 一 埠 頭 を 結 ぶ 埠 頭 間 連 絡 道 路 の 整 備 等 を 行 い 新 興 津 コンテナターミナルの 機 能 拡 充 を 進 める また 埋 立 に 伴 い 廃 止 される 興 津 埠 頭 や 交 流 機 能 の 拡 充 を 進 める 日 の 出 埠 頭 ( 日 の 出 4 号 岸 壁 )の バルク 取 扱 機 能 を 袖 師 第 一 埠 頭 へ 移 転 する 移 転 後 の 日 の 出 4 5 号 岸 壁 をアジア 域 内 のク ルーズ 需 要 の 増 大 を 踏 まえクルーズ 船 専 用 埠 頭 へ 整 備 し 背 後 用 地 も 含 めて 交 流 拠 点 の 形 成 に 向 けた 利 用 転 換 を 順 次 進 める 長 期 としては 新 興 津 4 号 岸 壁 の 整 備 を 進 め 連 続 4 バースを 備 えた 高 規 格 な 新 興 津 コ ンテナターミナルを 整 備 する さらに バルク 埠 頭 へ 再 編 した 袖 師 7 8 号 岸 壁 泊 地 の 増 深 改 良 を 行 う そのほか 折 戸 湾 水 面 貯 木 場 の 利 活 用 の 検 討 については 中 期 から 長 期 に かけて 実 施 する 2 段 階 的 機 能 再 編 のイメージ 新 興 津 興 津 袖 師 地 区 と 日 の 出 地 区 の 段 階 的 機 能 再 編 のイメージを 図 6-18 に 示 す

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25 図 6-17 清 水 港 の 整 備 基 本 計 画

26 県 STEP1 短期 STEP2 中期前半 三保地区 塚間地区 塚間地区 外港 防波 堤 2, 新興津2号 CT全 供 防波 堤 2, 貝島地区 物流関連 日の出地区 新興津 興津地区 ( -1 5 )3 耐 5 0 震 外港 1,100 ② 機能移転 (-1 5)3 耐 50 震 物流関連 パ 370 物流関連 ス 機能移転 機能 ①外内貿 上屋 6号上屋 4号 5号 出 )2 (- 1 震 0 耐 ) (- 耐 震 交流拠点 国道 14 9号 船 関連 巴 川 イパ １号 (- (- 興津13 14号岸壁 耐震改良 (- ) 江尻地区 袖師地区 国道 船 物流関連 0 物流関連 富 士 見 40 物流関連 船 物流関連 道 入 江 富 士 見 線 駅 清 パ 線 イ 水 バ 県 薙 国道１号 清水 路 道 港 臨 師 袖 静 鉄 新 清 水 駅 ＪＲ 静 関連 草 清 巴 川 岡 1号 9号 江尻地区 袖師地区 14 静 80 )2 交流拠点 庵原川 道 線 ス )4 12 国道 道 国 水 パ 12 ( )2 (- 1 耐 震 県 駅 清 イ 40 2) 2 (- 1 耐 震 緑地 線 薙 バ 江 (- 移 転 草 静 清水 入 岡 ＪＲ 道 物流関連 日の出地区 上屋 移転 1 (- 耐 70 )3 10 震 (- 耐 静 清 県 興津1 10号 岸壁利 廃 新興津 3号CT 整備中 2)440震 埋 造成 興 津 船 路 道 港 臨 師 袖 １号 道 1号 関連 静 鉄 新 清 水 駅 庵原川 道 震 )2 ( ) 耐 400 震 県 国 1 3 0) 70 耐 12 貝島地区 (- 1 5)3 耐 50 震 物流関連 ス 1,100 新興津 興津地区 (- 1 5)3 耐 50 震 駅 国道 富 富 三保地区 ス 国道１号 県道 三保 県道 三保 STEP3 中期後半 STEP4 期前半 三保地区 三保地区 堤 330 三保防波 塚間地区 外港 防波 370 堤 430 2,0 00 (-1 5) 耐 35 0 震 ( ) 耐 400 震 物流関連 パス 袖 師 船 (- 移 転 新興津4号CT 整備中 内貿 移転 日の出地区 船 専 埠頭 ) 耐 震 1 (- 2 2) 40 (- 12 ) 24 0 (- 15 )2 40 袖師地区 江尻地区 物流関連 ス 入 江 士 見 40 )4 12 震 (- 耐 ) 耐 震 (- 12 )4 20 貿 ②内 1 (- 5) 30 (- 1 江尻地区 0 静 鉄 新 清 水 駅 駅 巴 川 県 道 入 江 富 士 見 線 清 パ 線 イ 水 バ 清水 9号 薙 ＪＲ 静 14 草 清 国道 岡 庵原川 1号 交流拠点 静 道 路 道 港 臨 師 袖 線 ) ( 船 関連 袖師地区 物流関連 2 )4 耐震 道 図 6-18 ① 機能移転 化 (-1 2 )2 耐 5 0 震 日の出地区 移転 機能 防災機能 確保 富 国道 ( 耐 400) 震 (道 物流関連 県 T4 １号 線 ス (-1 5 )3 耐 5 0 震 国 水 パ 津C 緑地 清 イ 貝島地区 新興津 興津地区 駅 国道 県 新興 1,100 物流関連 薙 バ 駅 巴 川 草 静 清水 9号 船 関連 静 鉄 新 清 水 駅 ＪＲ 防波 ( -1 5 )3 耐 5 0 震 岡 清 14 イパ 静 庵原川 1号 国道 路 道 港 臨 師 袖 機能移転 (循環資源 船 関連 道 道 2 )4 耐震 県 国 ( 交流拠点 防災機能 確保 緑地 ②外 機能 物流関連 (-1 2) 耐 250 震 40 )4 12 震 (- 耐 ① 機能移転 １号 外港 堤 2, 埋 造成 駅 国道 貝島地区 新興津 興津地区 ( -1 5 耐 )350 震 船 関連 富 塚間地区 富 ス 国道 清水港の段階的機能再編イメージ短期 長期前半 68

27 (2) の 浦 港 1 整 備 基 本 計 画 田 子 の 浦 港 は 防 災 減 災 対 策 の 確 実 な 取 組 のもと 県 東 部 の 産 業 を 支 えるバルク 貨 物 の 拠 点 港 として 物 流 機 能 の 強 化 を 進 めるとともに 世 界 遺 産 の 富 士 山 や 間 近 で 見 られる 大 型 貨 物 船 の 航 行 シーン 等 の 独 自 の 景 観 と 水 産 業 を 活 かしたにぎわい 空 間 づくりを 目 指 して 以 下 の 施 策 を 段 階 的 に 取 り 組 んでいく 短 期 としては ふじのくに 田 子 の 浦 みなと 公 園 及 び 鈴 川 緑 地 の 整 備 と 漁 港 区 における 交 流 機 能 への 利 用 転 換 を 進 める さらに 依 田 橋 地 区 水 面 貯 木 場 の 埋 立 造 成 を 行 う 中 期 としては 富 士 5 6 号 岸 壁 泊 地 の 水 深 12への 増 深 改 良 を 行 い 岸 壁 は 緊 急 物 資 等 輸 送 用 耐 震 強 化 岸 壁 として 整 備 する あわせて 岸 壁 背 後 の 2 車 線 区 間 の 臨 港 道 路 を 4 車 線 へ 改 良 し 物 流 機 能 及 び 防 災 機 能 の 拡 充 に 取 り 組 む また 富 士 4 号 岸 壁 をフェリ ー 埠 頭 へ 利 用 転 換 し 富 士 地 区 の 交 流 拠 点 の 拡 充 を 進 める 鈴 川 地 区 では 石 油 埠 頭 岸 壁 の 耐 震 化 と 臨 港 道 路 の 整 備 を 行 う そのほか 中 央 3 4 号 岸 壁 泊 地 の 増 深 改 良 や 西 防 波 堤 の 延 伸 は 中 期 から 長 期 にか けて 実 施 する 2 段 階 的 機 能 再 編 のイメージ 富 士 地 区 の 段 階 的 機 能 再 編 のイメージを 図 6-20 に 示 す

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29 図 6-19 田 子 の 浦 港 の 整 備 基 本 計 画

30 STEP1 短期 STEP2 中期前半 図 6-20 STEP3 中期後半 田子の浦港の段階的機能再編イメージ短期 中期後半 71

31 (3) 御 前 崎 港 1 整 備 基 本 計 画 御 前 崎 港 は 防 災 減 災 対 策 の 確 実 な 取 組 のもと 県 西 部 のものづくり 産 業 を 支 える 物 流 拠 点 港 としてコンテナや RORO 等 の 物 流 機 能 の 強 化 拡 充 を 進 めるとともに 海 洋 性 レク リエーション 施 設 や 水 産 観 光 施 設 風 力 発 電 施 設 等 の 多 様 な 交 流 資 源 を 活 かしたにぎわい 空 間 づくりを 目 指 して 以 下 の 施 策 を 段 階 的 に 取 り 組 んでいく 短 期 としては 西 埠 頭 5~9 号 岸 壁 において 循 環 資 源 貨 物 に 対 応 した 利 用 転 換 を 進 める とともに 西 埠 頭 1 号 岸 壁 の 耐 震 改 良 に 着 手 する 既 に 実 施 している 防 波 堤 の 改 良 や 再 生 可 能 エネルギー 施 設 の 導 入 に 向 けた 取 組 も 進 めていく 中 期 としては 西 埠 頭 10 号 岸 壁 背 後 のコンテナヤードの 拡 張 整 備 を 行 う 水 深 12の 公 共 埠 頭 及 び 泊 地 の 整 備 を 開 始 し 御 前 崎 地 区 の 中 央 埠 頭 及 び 東 埠 頭 の 物 流 機 能 を 順 次 移 転 し 交 流 機 能 への 利 用 転 換 を 進 める さらに 西 埠 頭 2 号 岸 壁 の 耐 震 改 良 を 行 い 西 埠 頭 1 号 岸 壁 とあわせて 産 業 活 動 維 持 用 耐 震 強 化 岸 壁 2 バースを 整 備 する 長 期 としては 西 埠 頭 10 号 岸 壁 の 延 伸 と 隣 接 して 11 号 岸 壁 ( 水 深 14)をコンテナバ ース( 耐 震 化 )として 整 備 する 西 埠 頭 3 4 号 岸 壁 を RORO ターミナルとして 水 深 9へ 増 深 改 良 ( 耐 震 化 )を 行 うとともに 西 埠 頭 へのアクセス 道 路 も 整 備 する 御 前 崎 地 区 の 中 央 埠 頭 及 び 東 埠 頭 の 交 流 機 能 への 利 用 転 換 は 水 産 業 6 次 産 業 の 導 入 促 進 や 水 産 複 合 施 設 等 の 観 光 交 流 機 能 の 拡 充 を 図 りながら 中 期 から 長 期 にかけて 順 次 進 めていく 2 段 階 的 機 能 再 編 のイメージ 女 岩 地 区 と 御 前 崎 地 区 の 段 階 的 機 能 再 編 のイメージを 図 6-22 に 示 す

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33 図 6-21 御 前 崎 港 の 整 備 基 本 計 画

34 STEP2 中期前半 STEP1 短期 -6 ＣＴ拡張 6 化) 埠頭1号岸壁 (-14)280 耐震強化 災害発 建設発 砂 受 -4-2 物流関連 -4 船対応 機能移転 産 交流拠点 貯 場 御前崎 市場 災害発 受 御前崎観光物産 海鮮館 館 市場 (-5) 100 産 物流関連 港湾業務 関連 臨港道路１号線 STEP3 中期後半 産業６次産業導 STEP4 期前半 (-14)280 災害発 建設発 砂 受 (-14)280-2 埠頭 2号岸壁 耐震強化 -4 船 災害発 建設発 砂 受 関連 -2 船 型船避難 物流関連 物流関連 -4-4 新規RORO 機能移転 旅客船 ( 貯 場 (-7.5) 26 0, 災害発 受 御前崎 市場 産 臨港道路１号線 (-5) 100 港湾業務 関連 (-2 )11 0 臨 港 道 路 ２号 耐震強化 旅客船 線 産 交流拠点 ( 物流関連 御前崎観光物産 海鮮館 館 市場 物流関連 線 ３号 路 道 港 臨 公共埠頭 (-12)整備 船) 関連 型船避難 産業６次産業化促進 導 拡, 船) 貯 場 災害発 受 産 交流拠点 御前崎 (-5) 市場 100 産 物流関連 御前崎観光物産 海鮮館 館 市場 港湾業務 関連 臨港道路１号線 産業６次産業 産複合施設等 観光 交流機能 拡充 御前崎 図 6-22 御前崎港の段階的機能再編イメージ短期 長期前半 74

35 第 7 章 今 後 の 展 開 に 向 けて 今 後 は 静 岡 県 の 持 続 ある 発 展 を 支 え 国 土 の 中 央 にある 地 理 的 ポテンシャルを 活 かし てその 機 能 を 広 域 に 発 揮 するという 基 本 理 念 のもと 新 しい 時 代 にふさわしい 日 本 の 玄 関 を 目 指 す スマート ポート 駿 河 湾 を 実 現 するために 早 期 に 取 り 組 むべき 施 策 につい ては その 実 施 に 向 けた 具 体 的 な 検 討 を 進 めるとともに それ 以 外 の 施 策 については 社 会 経 済 情 勢 を 踏 まえ 緊 急 性 必 要 性 に 応 じて 適 切 な 時 期 に 詳 細 な 検 討 を 行 い 実 施 に 向 けた 対 応 を 図 っていく さらに 以 下 の 取 り 組 みや 体 制 づくりについても 継 続 して 進 めていくこととする 1 質 物 流 提 供 集 貨 促 進 激 化 する 港 湾 競 争 を 勝 ち 抜 くためには 利 用 者 ニーズを 的 確 に 捉 えた 利 便 性 の 高 いより 高 質 な 物 流 サービスの 提 供 が 不 可 欠 である 県 外 港 湾 にはない 駿 河 湾 港 独 自 のサービスを 展 開 し 差 別 化 を 図 るとともに ターミナルの 高 度 化 等 のハード 整 備 とのバランスの 取 れた 施 策 を 行 い 他 港 に 流 出 する 県 内 貨 物 の 取 り 戻 しや 他 県 貨 物 の 誘 致 等 のターゲットを 絞 っ た 集 貨 活 動 や 戦 略 的 なポートセールスを 継 続 して 取 り 組 むことが 必 要 である なお ソフ ト 施 策 については 現 在 平 成 25 年 3 月 に 策 定 した 駿 河 湾 港 の 利 用 促 進 に 向 けた 駿 河 湾 港 物 流 促 進 戦 略 を 推 進 している 短 期 の 目 標 に 向 けた 戦 略 を 確 実 に 進 めるとともに そ の 時 々の 物 流 環 境 に 応 じた 新 たな 戦 略 への 見 直 しを 行 いながら 利 用 促 進 に 向 けたソフト 施 策 を 積 極 的 継 続 的 に 取 り 組 むことが 不 可 欠 である 2 地 震 津 波 等 規 模 災 害 を 踏 まえた 防 災 対 策 の 推 進 港 湾 の 機 能 は 多 様 な 港 湾 関 係 者 や 行 政 機 関 の 事 業 により 維 持 されている みなと 機 能 継 続 計 画 は 各 港 の 施 設 被 害 想 定 に 基 づき 関 係 者 が 共 有 する 大 規 模 災 害 発 災 後 の 行 動 と 平 時 の 対 策 の 全 体 像 を 示 すものであることから 詳 細 な 活 動 計 画 や 対 策 の 実 施 につい ては 各 々の 関 係 者 の BCP をもとに 緊 密 な 連 携 を 図 りながら 取 り 組 んでいく また みな と 機 能 継 続 計 画 は 平 時 における 訓 練 や 予 防 措 置 の 実 施 により 継 続 的 に 計 画 の 見 直 し 等 を 図 り 発 災 時 に 有 効 に 機 能 する 計 画 として 運 用 していくことが 必 要 である また 海 岸 保 全 施 設 の 整 備 にあたっては レベル 1 の 地 震 津 波 はもとより レベル 2 の 地 震 津 波 に 対 しても ハード ソフト 両 面 の 対 策 を 組 合 せ 一 人 でも 多 くの 県 民 の 命 を 守 る ことを 基 本 目 標 とする 地 震 津 波 アクションプログラム 2013 に 基 づき 港 湾 関 係 者 や 地 元 自 治 体 地 域 住 民 等 の 意 見 を 踏 まえ 景 観 や 環 境 まちづくりなどを 考 慮 し た 施 設 整 備 を 図 っていく

36 3 港 づくりに 対 する 県 理 解 の 促 進 港 づくりに 対 する 県 民 の 理 解 を 深 め 地 域 住 民 が 港 をより 身 近 に 感 じられるものとなる ため 様 々な 機 会 を 通 じて 県 民 生 活 を 支 える 港 として 多 様 な 役 割 を 果 たしている 駿 河 湾 港 の 重 要 性 やウォーターフロントの 魅 力 を PR する 活 動 を 継 続 的 に 取 り 組 んでいく 必 要 が ある 4 関 係 機 関 等 との 協 調 と 連 携 本 計 画 の 実 現 にあたっては 関 係 行 政 機 関 や 民 間 事 業 者 等 の 様 々な 関 係 者 との 調 整 や 合 意 形 成 が 必 要 不 可 欠 である そのため 事 業 の 目 的 や 内 容 に 合 わせて 港 湾 管 理 者 である 静 岡 県 が 中 心 となって 国 や 地 元 自 治 体 港 湾 関 係 者 利 用 者 NPO や 市 民 団 体 地 域 住 民 等 が 調 整 協 議 が 行 え 様 々な 立 場 からの 意 見 を 聴 取 できるような 体 制 づくりに 取 り 組 んでいく 必 要 がある 特 に 交 流 生 活 環 境 機 能 については 幅 広 い 関 係 者 との 調 整 検 討 が 必 要 となるこ とから 実 施 にあたっては より 実 効 性 のあるものとするため 県 や 市 等 の 行 政 機 関 港 湾 利 用 者 及 び 市 民 等 の 関 係 者 間 において 役 割 を 十 分 に 認 識 し 分 担 を 明 確 にした 取 組 体 制 の 構 築 が 不 可 欠 である 5 事 業 推 進 のための 財 源 確 保 事 業 の 実 施 にあたっては 多 額 の 投 資 が 必 要 となることから 財 源 の 確 保 等 国 県 市 との 調 整 のもと 慎 重 な 対 応 を 図 りながら 効 率 的 効 果 的 な 事 業 の 推 進 が 必 要 である PFI 等 による 民 間 活 力 の 導 入 やライフサイクルコストの 低 減 を 踏 まえた 維 持 管 理 手 法 の 採 択 新 技 術 による 施 工 など 少 ないコストで 最 大 限 の 効 果 を 発 揮 できる 手 法 を 検 討 し 更 なるコスト 構 造 改 革 に 努 める 必 要 がある 6 情 勢 変 化 応 計 画 直 近 年 我 が 国 及 び 世 界 の 情 勢 は 刻 一 刻 と 変 化 をしている 中 で それら 変 化 に 駿 河 湾 港 が 適 応 していくことで 今 後 とも 静 岡 県 経 済 と 産 業 ( 雇 用 )を 支 え 安 全 安 心 で 豊 かな 県 民 の 暮 らしが 維 持 されることとなる 本 計 画 は 駿 河 湾 港 を 取 り 巻 く 経 済 社 会 情 勢 と 将 来 展 望 取 扱 貨 物 の 将 来 需 要 利 用 者 からの 要 請 等 に 基 づき 策 定 したものであるが 今 後 の 情 勢 変 化 に 注 視 しながら 継 続 的 に Plan-Do-Check-Action(PDCA)のサイクルによる 進 行 管 理 を 進 め 必 要 に 応 じて 本 計 画 の 見 直 しを 実 施 していく

37 参 考 資 料 編 駿 河 湾 港 推 進 計 画 検 討 委 員 会 関 連 資 料 77 (1) 駿 河 湾 港 アクションプラン 推 進 計 画 検 討 委 員 会 会 則 77 (2) 駿 河 湾 港 アクションプラン 推 進 計 画 検 討 委 員 会 における 検 討 経 過 82

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39 駿 河 湾 港 推 進 計 画 検 討 委 員 会 関 連 資 料 駿 河 湾 港 アクションプラン 推 進 計 画 検 討 委 員 会 会 則 平 成 24 年 9 月 19 日 制 定 ( 趣 旨 ) 第 1 条 この 会 則 は 駿 河 湾 内 主 要 3 港 である 清 水 港 田 子 の 浦 港 御 前 崎 港 ( 以 下 駿 河 湾 港 という)の 港 湾 管 理 者 である 静 岡 県 が 駿 河 湾 港 アクションプラン 推 進 計 画 検 討 委 員 会 ( 以 下 委 員 会 という )を 設 置 するもので その 組 織 運 営 その 他 必 要 な 事 項 を 定 めるものとする ( 目 的 ) 第 2 条 委 員 会 は 長 期 的 な 視 点 に 立 った 駿 河 湾 港 のあるべき 姿 を 探 り 駿 河 湾 港 各 港 が 分 担 連 携 する 機 能 を 3 港 の 空 間 利 用 の 方 向 としてとりまとめるための 中 期 的 な 基 本 計 画 である 駿 河 湾 港 アクションプラン 推 進 計 画 の 策 定 に 関 して 提 言 及 び 助 言 を 行 うことを 目 的 とする ( 組 織 ) 第 3 条 委 員 会 は 別 表 1に 掲 げる 者 をもって 組 織 する 2 委 員 は 社 団 法 人 日 本 港 湾 協 会 会 長 が 委 嘱 する 3 委 員 の 任 期 は 委 嘱 の 日 から 最 終 委 員 会 終 了 までとする 4 職 能 代 表 としての 委 嘱 の 委 員 には 代 理 人 出 席 を 認 める ( 委 員 長 ) 第 4 条 委 員 会 には 委 員 の 互 選 により 委 員 長 及 び 副 委 員 長 をおく 2 委 員 長 は 委 員 会 を 代 表 し 会 務 を 統 括 する 3 委 員 長 に 事 故 があるときは 副 委 員 長 がその 職 務 を 代 行 する ( 委 員 会 の 運 営 ) 第 5 条 委 員 会 は 委 員 長 が 招 集 する 2 委 員 会 は 委 員 の2 分 の1 以 上 の 出 席 をもって 成 立 する 3 委 員 会 が 必 要 と 認 めるときは 委 員 以 外 に 出 席 を 求 め 意 見 を 聴 くことができる ( 幹 事 会 ) 第 6 条 委 員 会 のもとに3つの 幹 事 会 ( 物 流 産 業 防 災 危 機 管 理 交 流 生 活 環 境 ) を 置 く 2 幹 事 会 は 別 表 2に 掲 げる 幹 事 により 構 成 する 3 幹 事 は 静 岡 県 交 通 基 盤 部 港 湾 局 長 が 依 頼 する 4 各 幹 事 会 の 幹 事 長 は 委 員 会 の 委 員 から 指 名 する 5 幹 事 会 は 委 員 会 に 付 議 すべき 事 項 の 検 討 を 行 う

40 (オブザーバー) 第 7 条 委 員 会 及 び 幹 事 会 には 円 滑 な 議 事 進 行 を 図 るため 関 係 する 国 県 市 の 職 員 が 出 席 することができる ( 情 報 公 開 ) 第 8 条 委 員 会 は 公 開 を 原 則 とするが その 方 法 の 判 断 は 委 員 会 で 決 定 する ( 事 務 局 ) 第 9 条 委 員 会 の 事 務 局 を 社 団 法 人 日 本 港 湾 協 会 に 置 く 2 事 務 局 は 委 員 会 の 招 集 に 関 する 事 務 を 行 う ( 雑 則 ) 第 10 条 この 会 則 に 定 めるもののほか 委 員 会 の 運 営 に 関 して 必 要 な 事 項 は 委 員 長 が 委 員 会 の 意 見 に 基 づいて 定 める ( 附 則 ) 第 11 条 この 規 約 は 平 成 24 年 9 月 19 日 から 施 行 する

41 別 表 -1 平 成 26 年 3 月 19 日 ( 順 不 同 敬 称 略 ) 氏 名 所 属 職 名 備 考 委 員 長 鬼 頭 平 三 公 益 社 団 法 人 日 本 港 湾 協 会 理 事 長 副 委 員 長 篠 原 正 人 東 海 大 学 海 洋 学 部 海 洋 フロンティア 教 育 センター 主 任 教 授 委 員 岸 昭 雄 静 岡 県 立 大 学 経 営 情 報 学 部 講 師 委 員 大 石 人 士 一 般 財 団 法 人 静 岡 経 済 研 究 所 理 事 研 究 部 長 委 員 杉 雅 俊 一 般 社 団 法 人 静 岡 県 商 工 会 議 所 連 合 会 専 務 理 事 委 員 大 村 哲 夫 一 般 財 団 法 人 みなと 総 合 研 究 財 団 顧 問 委 員 西 尾 忠 久 一 般 社 団 法 人 日 本 港 運 協 会 常 任 理 事 委 員 宮 崎 總 一 郎 財 団 法 人 静 岡 県 コンテナ 輸 送 振 興 協 会 理 事 長 委 員 望 月 薫 清 水 港 客 船 誘 致 委 員 会 会 長 委 員 荒 川 邦 夫 静 岡 県 漁 業 協 同 組 合 連 合 会 代 表 理 事 会 長 委 員 石 川 春 乃 株 式 会 社 エス ラボラトリーズ 代 表 取 締 役 委 員 髙 梨 成 子 株 式 会 社 防 災 & 情 報 研 究 所 代 表 委 員 野 﨑 智 文 国 土 交 通 省 中 部 運 輸 局 交 通 環 境 部 部 長 委 員 長 谷 川 秀 巳 清 水 海 上 保 安 部 部 長 委 員 ( 守 屋 正 平 ) 1 小 谷 野 喜 二 国 土 交 通 省 中 部 地 方 整 備 局 港 湾 空 港 部 部 長 委 員 ( 佐 々 木 純 ) 2 加 賀 谷 俊 和 1 守 屋 委 員 は 第 3 回 委 員 会 まで 2 佐 々 木 委 員 は 第 2 回 委 員 会 まで 駿 河 湾 港 アクションプラン 推 進 計 画 検 討 委 員 会 委 員 名 簿 国 土 交 通 省 中 部 地 方 整 備 局 清 水 港 湾 事 務 所 所 長 物 流 産 業 部 門 幹 事 長 交 流 生 活 環 境 部 門 幹 事 長 防 災 危 機 管 理 部 門 幹 事 長

42 別 表 -2-1 平 成 25 年 12 月 6 日 ( 順 不 同 敬 称 略 ) 氏 名 所 属 職 名 備 考 幹 事 長 篠 原 正 人 東 海 大 学 海 洋 学 部 海 洋 フロンティア 教 育 センター 主 任 教 授 幹 事 ( 遠 藤 修 ) 3 アオキトランス ( 専 務 取 締 役 ) 3 齋 藤 和 夫 常 務 取 締 役 幹 事 杉 山 克 志 アオキトランス 取 締 役 幹 事 山 田 英 夫 天 野 回 漕 店 常 務 取 締 役 幹 事 息 秀 雄 天 野 回 漕 店 取 締 役 幹 事 小 泉 明 弘 鈴 与 常 務 取 締 役 幹 事 村 岡 一 男 鈴 与 取 締 役 幹 事 山 本 雅 明 清 和 海 運 常 務 取 締 役 幹 事 宮 崎 祐 一 清 和 海 運 取 締 役 幹 事 渡 邉 真 明 清 水 港 船 舶 代 理 店 会 ( 清 水 川 崎 運 輸 ) 取 締 役 幹 事 ( 吉 口 一 己 ) 4 片 平 澄 男 国 土 交 通 省 中 部 運 輸 局 静 岡 運 輸 支 局 次 長 幹 事 ( 平 澤 興 ) 10 国 土 交 通 省 中 部 地 方 整 備 局 庄 司 義 明 港 湾 空 港 部 港 湾 計 画 課 課 長 幹 事 駿 河 湾 港 アクションプラン 推 進 計 画 検 討 委 員 会 幹 事 ( 物 流 産 業 部 門 ) 名 簿 ( 白 崎 正 浩 ) 11 野 村 貴 之 国 土 交 通 省 中 部 地 方 整 備 局 清 水 港 湾 事 務 所 企 画 調 整 課 課 長 幹 事 西 園 勝 秀 静 岡 県 交 通 基 盤 部 港 湾 局 局 長 幹 事 ( 山 崎 浩 ) 12 原 隆 一 静 岡 県 清 水 港 管 理 局 局 長 幹 事 藤 浪 哲 也 静 岡 県 田 子 の 浦 港 管 理 事 務 所 所 長 幹 事 ( 鈴 木 宣 好 ) 13 進 藤 弘 之 静 岡 県 御 前 崎 港 管 理 事 務 所 所 長 3 遠 藤 幹 事 は 第 3 回 委 員 会 まで 4 吉 口 幹 事 は 第 3 回 委 員 会 まで 10 平 澤 幹 事 は 第 3 回 委 員 会 まで 11 白 崎 幹 事 は 第 3 回 委 員 会 まで 12 山 崎 幹 事 は 第 3 回 委 員 会 まで 13 鈴 木 幹 事 は 第 3 回 委 員 会 まで

43 別 表 -2-2 平 成 25 年 12 月 2 日 ( 順 不 同 敬 称 略 ) 氏 名 所 属 職 名 備 考 幹 事 長 髙 梨 成 子 株 式 会 社 防 災 & 情 報 研 究 所 代 表 幹 事 ( 石 原 英 登 ) 5 中 野 達 也 静 岡 市 総 務 局 危 機 管 理 部 部 長 幹 事 秋 山 喜 英 富 士 市 総 務 部 部 長 幹 事 駿 河 湾 港 アクションプラン 推 進 計 画 検 討 委 員 会 幹 事 ( 防 災 危 機 管 理 部 門 ) 名 簿 ( 山 本 正 典 ) 6 松 林 清 御 前 崎 市 防 災 課 幹 事 杉 本 基 久 雄 牧 之 原 市 総 務 部 部 長 幹 事 小 川 義 明 清 水 海 上 保 安 部 交 通 課 課 長 幹 事 ( 平 澤 興 ) 10 国 土 交 通 省 中 部 地 方 整 備 局 庄 司 義 明 港 湾 空 港 部 港 湾 計 画 課 課 長 幹 事 ( 白 崎 正 浩 ) 11 国 土 交 通 省 中 部 地 方 整 備 局 野 村 貴 之 清 水 港 湾 事 務 所 企 画 調 整 課 課 長 幹 事 西 園 勝 秀 静 岡 県 交 通 基 盤 部 港 湾 局 局 長 幹 事 ( 山 崎 浩 ) 12 原 隆 一 静 岡 県 清 水 港 管 理 局 局 長 幹 事 藤 浪 哲 也 静 岡 県 田 子 の 浦 港 管 理 事 務 所 所 長 幹 事 ( 鈴 木 宣 好 ) 13 進 藤 弘 之 静 岡 県 御 前 崎 港 管 理 事 務 所 所 長 5 石 原 幹 事 は 第 3 回 委 員 会 まで 6 山 本 幹 事 は 第 3 回 委 員 会 まで 10 平 澤 幹 事 は 第 3 回 委 員 会 まで 11 白 崎 幹 事 は 第 3 回 委 員 会 まで 12 山 崎 幹 事 は 第 3 回 委 員 会 まで 13 鈴 木 幹 事 は 第 3 回 委 員 会 まで ( 課 長 補 佐 ) 6 防 災 監 兼 課 長 別 表 -2-3 平 成 25 年 12 月 2 日 駿 河 湾 港 アクションプラン 推 進 計 画 検 討 委 員 会 幹 事 ( 交 流 生 活 環 境 部 門 ) 名 簿 ( 順 不 同 敬 称 略 ) 氏 名 所 属 職 名 備 考 幹 事 長 大 村 哲 夫 一 般 財 団 法 人 みなと 総 合 研 究 財 団 顧 問 幹 事 ( 渡 辺 晴 久 ) 7 柴 吉 寛 静 岡 市 経 済 局 商 工 部 港 湾 担 当 部 長 幹 事 土 屋 俊 夫 富 士 市 産 業 経 済 部 部 長 幹 事 ( 伊 藤 寿 昭 ) 8 高 畑 実 御 前 崎 市 事 業 部 部 長 幹 事 ( 大 井 俊 彦 ) 9 横 山 裕 之 牧 之 原 市 産 業 経 済 部 部 長 幹 事 ( 平 澤 興 ) 10 国 土 交 通 省 中 部 地 方 整 備 局 庄 司 義 明 港 湾 空 港 部 港 湾 計 画 課 課 長 幹 事 ( 白 崎 正 浩 ) 11 国 土 交 通 省 中 部 地 方 整 備 局 野 村 貴 之 清 水 港 湾 事 務 所 企 画 調 整 課 課 長 幹 事 西 園 勝 秀 静 岡 県 交 通 基 盤 部 港 湾 局 局 長 幹 事 ( 山 崎 浩 ) 12 原 隆 一 静 岡 県 清 水 港 管 理 局 局 長 幹 事 藤 浪 哲 也 静 岡 県 田 子 の 浦 港 管 理 事 務 所 所 長 幹 事 ( 鈴 木 宣 好 ) 13 進 藤 弘 之 静 岡 県 御 前 崎 港 管 理 事 務 所 所 長 7 渡 辺 幹 事 は 第 3 回 委 員 会 まで 8 伊 藤 幹 事 は 第 3 回 委 員 会 まで 9 大 井 幹 事 は 第 3 回 委 員 会 まで 10 平 澤 幹 事 は 第 3 回 委 員 会 まで 11 白 崎 幹 事 は 第 3 回 委 員 会 まで 12 山 崎 幹 事 は 第 3 回 委 員 会 まで 13 鈴 木 幹 事 は 第 3 回 委 員 会 まで

44 駿 河 湾 港 アクションプラン 推 進 計 画 検 討 委 員 会 における 検 討 経 過 第 1 回 駿 河 湾 港 アクションプラン 推 進 計 画 検 討 委 員 会 幹 事 会 ( 平 成 24 年 9 月 19 日 ) 議 題 駿 河 湾 港 の 概 要 と 果 たしている 役 割 我 が 国 と 駿 河 湾 港 を 取 り 巻 く 環 境 変 化 駿 河 湾 港 周 辺 地 域 の 現 況 駿 河 湾 港 の 課 題 第 2 回 駿 河 湾 港 アクションプラン 推 進 計 画 検 討 委 員 会 ( 平 成 24 年 12 月 20 日 ) 議 題 経 済 社 会 構 造 の 長 期 展 望 駿 河 湾 港 のポテンシャル 駿 河 湾 港 の 果 たすべき 役 割 と 将 来 像 基 本 方 針 と 取 組 施 策 第 2 回 幹 事 会 物 流 産 業 部 門 ( 平 成 24 年 11 月 29 日 ) 防 災 危 機 管 理 部 門 ( 平 成 24 年 11 月 28 日 ) 交 流 生 活 環 境 部 門 ( 平 成 24 年 11 月 28 日 ) 第 3 回 駿 河 湾 港 アクションプラン 推 進 計 画 検 討 委 員 会 ( 平 成 25 年 3 月 27 日 ) 議 題 長 期 フレーム( 貨 物 需 要 予 測 等 ) 駿 河 湾 港 整 備 構 想 案 の 提 示 ( 長 期 的 な 空 間 利 用 のあるべき 姿 ) 第 3 回 幹 事 会 物 流 産 業 部 門 ( 平 成 25 年 2 月 26 日 ) 防 災 危 機 管 理 部 門 ( 平 成 25 年 2 月 25 日 ) 交 流 生 活 環 境 部 門 ( 平 成 25 年 2 月 25 日 ) 第 4 回 駿 河 湾 港 アクションプラン 推 進 計 画 検 討 委 員 会 ( 平 成 25 年 12 月 19 日 ) 議 題 駿 河 湾 港 整 備 基 本 計 画 案 の 策 定 ( 短 中 長 期 的 対 応 の 仕 分 け) 第 4 回 幹 事 会 物 流 産 業 部 門 ( 平 成 25 年 12 月 6 日 ) 防 災 危 機 管 理 部 門 ( 平 成 25 年 12 月 2 日 ) 交 流 生 活 環 境 部 門 ( 平 成 25 年 12 月 2 日 ) 第 5 回 駿 河 湾 港 アクションプラン 推 進 計 画 検 討 委 員 会 ( 平 成 26 年 3 月 19 日 ) 議 題 駿 河 湾 港 整 備 基 本 計 画 案 の 報 告