文 永 堂 出 版 東 京 都 文 京 区 本 郷 https//buneido-shuppan.com TEL FAX 教 養 と し て 学 二 〇 一 四 年 二 月 末 出 版 予 定 今 日 本 で は

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1 ISSN 㻌 㻌 㻌 䖃䜍䜣ኴ䛾 䛾➃ᮎ䛿䝍䝤䝺 䝺䝑䝖䛸㻌 䛨䝁䞁 䞁䝟䜽䝖䝃䜲䝈䚹 䚹㻌 䛺䛾䛷 䛷デ 䛜 䛷䛩䚹 䖃 ᮏ䛾ᶞ ᶞᮌ䛻せ䛩䜛 ᰝ 㻌 㛫䛿 ศ ᗘ䛺䛾䛷 䚸ᡭ㛫㻌 䛜䛛䛛 䛛䜚䜎䛫䜣䚹㻌 䖃䝕䞊䝍䜒 䜒 ༢䛻䝟䝋䝁 䞁䛷 㻌 䛜 䛘䜎䛩䚹㻌 㻌 㻌 㻌 䖃䛂䜍䜣 䜣ኴ䛃䛿ᶞᮌ䜢 䛔䛶 䛨䜛 ᡴᧁ㡢䜢 䛧䚸 䚸 䜜䠄 ᮙ䠅 䜢ㄪᰝ ᰝ䛩䜛 䛷䛩 䛩䚹㻌 䖃 䜎䛷 䛷䛿ᶞᮌ 䛺䛹 䛹䛾ᑓ㛛ᐙ㻌 䛧䛛 䛷䛝䛺䛛䛳 䛳䛯ᡴᧁ㡢㻌 䜢᥇ 䞉 䛩䜛 䜛䛣䛸䛷䚸 㻌 ᮙ䛻 䛻䜘䜛 Ὕ䜢 ぢ ぢ䛩䜛䛣䛸䛜 ฟ᮶ ᮶䜎䛩䚹㻌 உ נ 兟䢢 兟䢢 兟䢢 兟䢢 兟䢢 兟䢢 兟䢢 兟䢢 兟䢢 உ נ உ נ 儈儥克儊 䢢 䢢 䢢 兟䢢 儶儲儑 䢢 䢢 䢢 䢢 兟䢢 儏儨免䢢 䢢 䢢 䢢 䢢 兟䢢 儙儓免䢢 儆儏兂儨 䢢 䢢 䢢 兟䢢 儛儤児先儮 儮儒䢢 兟䢢 儿儎儲儑 儑䢢 䢢 䢢 兟䢢 儮儮儏兂 兂儭䢢 儏免兂儨 䢢 䢢 䢢 兟䢢 允儻免 䢢 䢢 䢢 䢢 兟䢢 兊兎儲儑 儑䢢 䢢 䢢 兟䢢 償兗儤兗 兗䢢 儓兑兂儨 䢢 䢢 䢢 兟䢢 儺儮 䢢 䢢 䢢 䢢 䢢 兟䢢 儗儺儛䢢 䢢 䢢 䢢 兟䢢 儱兄儲儑 儑䢢 儶兂免先儝儒 儒䢢 兟䢢 儗儮免 䢢 䢢 䢢 䢢 䢢 兟䢢 儓儝儲儑 儑䢢 䢢 䢢 兟䢢 儈兑儳兆 兆元儜䢢 兆元 䢢 䢢 䢢 䢢 䢢 兟䢢 儛免儏儛䢢 䢢 䢢 䢢 兟䢢 儣儈兓兗 兗儹儊䢢 兟䢢 儬儊儏儌 儌儫䢢 儝儒 䢢 䢢 䢢 䢢 䢢 兟䢢 儝儤儜儈䢢 䢢 䢢 䢢 兟䢢 兆元儜儴 儴儹儊䢢 兟䢢 儬儥儲儑 儑䢢 充儣償儗儈儆 儆䢢 䢢 兟䢢 儕先儑 䢢 䢢 䢢 䢢 兟䢢 儻免儣儮 儮儝䢢 䢢 兟䢢 儆儎儒兎䢢 儨儴儑 兟䢢 儈儥克儊䢢 儶儲儑䢢 䢢 䢢 䢢 䢢 兟䢢 儏儨免䢢 䢢 䢢 䢢 䢢 兟䢢 儙儓免 儙儓免䢢䢢 儈儥克儊 䢢 䢢 䢢 兟䢢 儶儲儑 儛儤児先儮儒䢢 儮儮儏兂儭䢢 兟䢢 儆儏兂儨䢢 儆儏兂儨 䢢 䢢 䢢 兟䢢 儛儤児先儮 儮儒䢢 兟䢢 儿儎儲儑䢢 儿儎儲儑 儑䢢 䢢 䢢 兟䢢 儮儮儏兂 兂儭䢢 兟䢢 儏免兂儨䢢 允儻免䢢 䢢 䢢 䢢 䢢 兟䢢 兊兎儲儑䢢 償兗儤兗䢢 儏免兂儨 䢢 䢢 䢢 兟䢢 允儻免 兊兎儲儑 儑䢢 䢢 䢢 兟䢢 償兗儤兗 兗䢢 儺儮䢢 䢢 䢢 䢢 䢢 䢢 兟䢢 儗儺儛䢢 䢢 䢢 䢢 兟䢢 儱兄儲儑 儱兄儲儑䢢 兟䢢 儓兑兂儨䢢 儓兑兂儨 䢢 䢢 䢢 兟䢢 儺儮 儑䢢 兟䢢 儶兂免先儝儒䢢 儗儮免䢢 䢢 䢢 䢢 䢢 䢢 兟䢢 儓儝儲儑䢢 儈兑儳兆元儜䢢 儶兂免先儝儒 儓儝儲儑 儒䢢 兟䢢 儗儮免 儑䢢 䢢 䢢 兟䢢 儈兑儳兆 兆元儜䢢 兆元 䢢 䢢 䢢 䢢 䢢 兟䢢 儛免儏儛䢢 䢢 䢢 䢢 兟䢢 儣儈兓兗儹儊䢢 儣儈兓兗 兗儹儊䢢 兟䢢 儬儊儏儌 儌儫䢢 兟䢢 兆元䢢 儬儊儏儌儫䢢 儝儒 䢢 䢢 䢢 䢢 䢢 兟䢢 儝儤儜儈䢢 䢢 䢢 䢢 兟䢢 兆元儜儴儹儊䢢 兆元儜儴 儴儹儊䢢 兟䢢 儬儥儲儑 儑䢢 兟䢢 儝儒䢢 儬儥儲儑䢢 充儣償儗儈儆 儆䢢 䢢 兟䢢 儕先儑 儻免儣儮 儮儝䢢 䢢 兟䢢 儆儎儒 兎䢢 儕先儑䢢 䢢 䢢 䢢 䢢 兟䢢 儻免儣儮儝䢢 儆儎儒兎䢢 兟䢢 充儣償儗儈儆䢢 兟䢢 儨儴儑 䚸ᶓᡴᧁඹ ἲ 䛸䛔䛖 ᐃཎ 䜢䛴䛛䛳䛶 ᐃ䞉 ᐃ䜢 䛔䜎 ᮏ 䛿䚸 䛩䚹䛣䛾 ᐃ᪉ἲ䛿䚸ᡴᧁ ᧁ㡢䜢㘓㡢䛧䚸䛭䛾 䛾㡢䛾㡢ኌἼᙧ ᙧ䜢㧗 䝣䞊䝸䜶 ኚ 䠄㻲㻲㼀䠅䛷 Ἴ ศᕸ䛾 䛾ゎᯒ䜢 䛔䜎䛩 䛩䚹䛭䛾 䛾 Ἴ ᡂศ䛾 Ἴ 䜢 ฟ䛧䚸 ᚄ䜢䛛 䛛䛡 䜟䛫䛯 䜢 䜢䚸ᶞ ẖ䛾ᶆ 䛺 䛸ẚ 䛩䜛䛣䛸䛷ෆ㒊 ᖖ䜢 ᐃ ᐃ䛩䜛 䛷䛩䚹㻌 㻌 ᡴ㡢 ᡴᧁ ဇ ሥ ỘỮ ٽ ᵮᶐᶍᵴᶃᶐᶑᶇᶍᶌ ย ܭ ᘺፗ 㻌 ᡫ ೞᏡ ↆ ᡫ ೞᏡⅱ No.70 㻌㻌 㻌㻌 㻌㻌 䖃䜍䜣ኴ䛾➃ᮎ䛿䝍䝤䝺䝑䝖䛸㻌 䖃䜍䜣ኴ䛾 䛾➃ᮎ䛿䝍䝤䝺 䝺䝑䝖䛸㻌 䛨䝁䞁䝟䜽䝖䝃䜲䝈䚹㻌 䛨䝁䞁 䞁䝟䜽䝖䝃䜲䝈䚹 䚹㻌 䛺䛾䛷 䛷デ 䛜 䛷䛩䚹 䛺䛾䛷 䛷デ 䛜 䛷䛩䚹 䖃 ᮏ䛾ᶞᮌ䛻せ䛩䜛 ᰝ 㻌 䖃 ᮏ䛾ᶞ ᶞᮌ䛻せ䛩䜛 ᰝ 㻌 㛫䛿 ศ ᗘ䛺䛾䛷 䚸ᡭ㛫㻌 㛫䛿 ศ ᗘ䛺䛾䛷䚸ᡭ㛫㻌 䛜䛛䛛 䛛䜚䜎䛫䜣䚹㻌 䛜䛛䛛䜚䜎䛫䜣䚹㻌 䖃䝕䞊䝍䜒 䜒 ༢䛻䝟䝋䝁 䞁䛷 㻌 䖃䝕䞊䝍䜒 ༢䛻䝟䝋䝁䞁䛷 㻌 䛜 䛘䜎䛩䚹㻌 䛜 䛘䜎䛩䚹㻌 February 2014 㻌㻌 㻌㻌 㻌㻌 䖃䛂䜍䜣ኴ䛃䛿ᶞᮌ䜢 䛔䛶 䛨䜛 䖃䛂䜍䜣 䜣ኴ䛃䛿ᶞᮌ䜢 䛔䛶 䛨䜛 ᡴᧁ㡢䜢 䛧䚸 䜜䠄 ᮙ䠅 ᡴᧁ㡢䜢 䛧䚸 䚸 䜜䠄 ᮙ䠅 䜢ㄪᰝ䛩䜛 䛷䛩䚹㻌 䜢ㄪᰝ ᰝ䛩䜛 䛷䛩 䛩䚹㻌 䖃 䜎䛷䛿ᶞᮌ 䛺䛹䛾ᑓ㛛ᐙ㻌 䖃 䜎䛷 䛷䛿ᶞᮌ 䛺䛹 䛹䛾ᑓ㛛ᐙ㻌 䛧䛛 䛷䛝䛺䛛䛳 䛳䛯ᡴᧁ㡢㻌 䛧䛛 䛷䛝䛺䛛䛳䛯ᡴᧁ㡢㻌 䜢᥇ 䞉 䛩䜛 䜛䛣䛸䛷䚸 㻌 䜢᥇ 䞉 䛩䜛䛣䛸䛷䚸 㻌 ᮙ䛻 䛻䜘䜛 Ὕ䜢 ぢ ぢ䛩䜛䛣䛸䛜 ᮙ䛻䜘䜛 Ὕ䜢 ぢ䛩䜛䛣䛸䛜 ฟ᮶ ᮶䜎䛩䚹㻌 ฟ᮶䜎䛩䚹㻌 㻌 ᖖ䛾䛺䛔 䛔 ᮌ䛾ሙ 䚸 䚸 ᚄ᪉ 䛾 㛗䛜ඹ 䛾Ἴ Ἴ㛗䛸䛺䜚䜎䛩䚹 㻌 ᡴ㡢 ᡴᧁ 特 集 ʩ੭ဇ ဇᩓ 美しい日本桜を未来に伝える 系統保全現状と新展開 㻌 㻌 䛣䛣䛷䚸ෆ㒊䛻 ᖖ㒊䛜䛒 䛒䜛䛸 ᖖ㒊䛷䛿 䛿 䛜ఏ䜟䜙䛪 䛪䚸 䛿 ᖖ 䛧䛶ఏ䜟䜛䛯䜑䚸 ඹ 䛾Ἴ㛗䛜㛗 㛗䛟䛺䜚䚸ඹ Ἴ 䛜ప䛟䛺䜛 㒊䜢 ᅇ䛧 䛸䛔䛖䛣䛸䛜 䛜ศ䛛䛳䛶䛔䜎䛩 䛩䚹㻌 ਖ਼ ڜ ە ᮏ ᓥ ᒣ㛫 㛫ᆅᇦ ࡉ ࡓ ࡓࠕᶞᖿෆデ ᪉ ᪉ἲཬ 㸦 チ 㸧 㸧 ࡋ ࡍࠋ ە ᮏ 㛤 ᙜࡓࡗ ࡗ ᓥ ᒣ㛫ᆅ ᆅᇦ ᅋἲ ᮏᶞᮌ ᓥ ᨭ㒊 ᓥ Ꮫ ᮾ Ꮫ ᅋἲ ᶞデ ༠ ࡈ༠ ༠ຊࠊࡈᣦᑟ ࡓ ࡓࡔ ࡍࠋ ࠋ ᶞ 䚸ᶓᡴᧁඹ ἲ 䛸䛔䛖 ᐃཎ 䜢䛴䛛䛳䛶 ᐃ䞉 ᐃ䜢 䛔䜎 ᮏ 䛿䚸 ᮏ 䛿䚸ᶓᡴᧁඹ ἲ䛸䛔䛖 ᐃཎ 䜢䛴䛛䛳䛶 ᐃ䞉 ᐃ䜢 䛔䜎 䛩䚹䛣䛾 ᐃ᪉ἲ䛿䚸ᡴᧁ ᧁ㡢䜢㘓㡢䛧䚸䛭䛾 䛾㡢䛾㡢ኌἼᙧ ᙧ䜢㧗 䝣䞊䝸䜶 䛩䚹䛣䛾 ᐃ᪉ἲ䛿䚸ᡴᧁ㡢䜢㘓㡢䛧䚸䛭䛾㡢䛾㡢ኌἼᙧ䜢㧗 䝣䞊䝸䜶 ኚ 䠄㻲㻲㼀䠅䛷 Ἴ ศᕸ䛾 䛾ゎᯒ䜢 䛔䜎䛩 䛩䚹䛭䛾 䛾 Ἴ ᡂศ䛾 ኚ 䠄㻲㻲㼀䠅䛷 Ἴ ศᕸ䛾ゎᯒ䜢 䛔䜎䛩䚹䛭䛾 䛾 Ἴ ᡂศ䛾 Ἴ 䜢 ฟ䛧䚸 ᚄ䜢䛛 䛛䛡 䜟䛫䛯 䜢 䜢䚸ᶞ ẖ䛾ᶆ 䛺 䛸ẚ Ἴ 䜢 ฟ䛧䚸 ᚄ䜢䛛䛡 䜟䛫䛯 䜢䚸ᶞ ẖ䛾ᶆ 䛺 䛸ẚ 䛩䜛䛣䛸䛷ෆ㒊 ᖖ䜢 ᐃ ᐃ䛩䜛 䛷䛩䚹㻌 䛩䜛䛣䛸䛷ෆ㒊 ᖖ䜢 ᐃ䛩䜛 䛷䛩䚹㻌 㻌㻌 ᡴ㡢 ᡴ㡢 ᙌᡯ ᝤ ᝤ٥ ఇ ᅈὁὊἽ ἽἛย ᚨᚘᴾ 䛈㻢㻥㻥㻙㻜㻢㻟㻝 ᓥ ฟ㞼 㞼ᕷ ᕝ Ụ Ụ 㻠㻢㻜㻢㻙㻝㻌 㼀 㼀㻱㻸䠖㻜㻤㻡㻟㻙㻣㻞 㻞㻙㻜㻟㻥㻜㻌 㻌 㻱㻙㼙 㼙㼍㼕㼘䠖㼜㼛㼚㼠㼍㻬㼣 㼣㼛㼞㼘㼐㻙㼟㼟㻚㼏㼛㻚㼖㼜㻌 㻲 㻲㻭㼄䠖㻜㻤㻡㻟㻙㻣㻞 㻞㻙㻥㻝㻟㻜㻌 㻌 㼁㻾㻸䠖㼔㼠㼠㼜㻦㻛㻛㼣㼣㼣 㼣㻚㼣㼛㼞㼘㼐㻙㼟㼟㻚㼏㼛 㼛㻚㼖㼜㻌 シリーズ めぐり ဇ ሥ ሥ ᵮᶐᶍᵴᶃᶐᶑᶇᶍᶌ ỘỮ ٽ ᵮᶐᶍᵴᶃᶐᶑᶇᶍᶌᴾ ย ܭ ᘺፗ 㻌 ย ܭ ᘺፗ 㻌 ᡴᧁ ᡴᧁ 太古バイカルを探る アフリカ角 ジブチ共和国 ᡫ ೞᏡ ↆ ᡫ ೞᏡ ↆ ᡫ ೞᏡⅱ ᡫ ೞᏡⅱ 現場要請を受けて研究 㻌 ᖖ䛾䛺䛔 䛔 ᮌ䛾ሙ 䚸 䚸 ᚄ᪉ 䛾 㛗䛜ඹ 䛾Ἴ Ἴ㛗䛸䛺䜚䜎䛩䚹 ᖖ䛾䛺䛔 ᮌ䛾ሙ 䚸 ᚄ᪉ 䛾 㛗䛜ඹ 䛾Ἴ㛗䛸䛺䜚䜎䛩䚹㻌 㻌㻌 ᡴ㡢 ᡴ㡢 現地を見極めた海岸再生と管理方針 ᡴᧁ ᡴᧁ 㻌㻌 䛣䛣䛷䚸ෆ㒊䛻 ᖖ㒊䛜䛒 䛒䜛䛸 ᖖ㒊䛷䛿 䛿 䛜ఏ䜟䜙䛪 䛪䚸 䛿 ᖖ 䛣䛣䛷䚸ෆ㒊䛻 ᖖ㒊䛜䛒䜛䛸 ᖖ㒊䛷䛿 䛜ఏ䜟䜙䛪䚸 䛿 ᖖ 䛧䛶ఏ䜟䜛䛯䜑䚸 ඹ 䛾Ἴ㛗䛜㛗 㛗䛟䛺䜚䚸ඹ Ἴ 䛜ప䛟䛺䜛 㒊䜢 ᅇ䛧 㒊䜢 ᅇ䛧䛶ఏ䜟䜛䛯䜑䚸ඹ 䛾Ἴ㛗䛜㛗䛟䛺䜚䚸ඹ Ἴ 䛜ప䛟䛺䜛 䛸䛔䛖䛣䛸䛜 䛜ศ䛛䛳䛶䛔䜎䛩 䛩䚹㻌 䛸䛔䛖䛣䛸䛜ศ䛛䛳䛶䛔䜎䛩䚹㻌 ਖ਼ ڜ ਖ਼ ڜ ە ᮏ ᓥ ᒣ㛫 㛫ᆅᇦ ࡉ ࡓ ࡓࠕᶞᖿෆデ ᪉ ᪉ἲཬ 㸦 チ 㸧 㸧 ࡋ ࡍࠋ ە ᮏ ᓥ ᒣ㛫ᆅᇦ ࡉ ࡓࠕᶞᖿෆデ ᪉ἲཬ 㸦 チ 㸧 ࡋ ࡍࠋ ە ᮏ 㛤 ᙜࡓࡗ ࡗ ᓥ ᒣ㛫ᆅ ᆅᇦ ᅋἲ ᮏᶞᮌ ᓥ ᨭ㒊 ᓥ Ꮫ ᮾ Ꮫ ᅋἲ ە ᮏ 㛤 ᙜࡓࡗ ᓥ ᒣ㛫ᆅᇦ ᅋἲ ᮏᶞᮌ ᓥ ᨭ㒊 ᓥ Ꮫ ᮾ Ꮫ ᅋἲ ᶞデ ༠ ࡈ༠ ༠ຊࠊࡈᣦᑟ ࡓ ࡓࡔ ࡍࠋ ࠋ ᶞ ᶞデ ༠ ࡈ༠ຊࠊࡈᣦᑟ ࡓࡔ ࡍࠋ ᙌᡯ ᝤ ᝤ٥ ᙌᡯ ᝤ٥ ఇ ᅈὁὊἽ ἽἛย ᚨᚘᴾ ఇ ᅈὁὊἽἛย ᚨᚘᴾ 䛈㻢㻥㻥㻙㻜㻢㻟㻝 ᓥ ฟ㞼ᕷ ᕝ Ụ ᓥ ฟ㞼 㞼ᕷ ᕝ Ụ Ụ 㻠㻢㻜㻢㻙㻝㻌 䛈㻢㻥㻥㻙㻜㻢㻟㻝㻌 㼀 㼀㻱㻸䠖㻜㻤㻡㻟㻙㻣㻞 㻞㻙㻜㻟㻥㻜㻌 㻌 㻱㻙㼙㼍㼕㼘䠖㼜㼛㼚㼠㼍㻬㼣㼛㼞㼘㼐㻙㼟㼟㻚㼏㼛㻚㼖㼜㻌 㻱㻙㼙 㼙㼍㼕㼘䠖㼜㼛㼚㼠㼍㻬㼣 㼣㼛㼞㼘㼐㻙㼟㼟㻚㼏㼛㻚㼖㼜㻌 㼀㻱㻸䠖㻜㻤㻡㻟㻙㻣㻞㻙㻜㻟㻥㻜㻌 㻲 㻲㻭㼄䠖㻜㻤㻡㻟㻙㻣㻞 㻞㻙㻥㻝㻟㻜㻌 㻌 㼁㻾㻸䠖㼔㼠㼠㼜㻦㻛㻛㼣㼣㼣㻚㼣㼛㼞㼘㼐㻙㼟㼟㻚㼏㼛㻚㼖㼜㻌 㼁㻾㻸䠖㼔㼠㼠㼜㻦㻛㻛㼣㼣㼣 㼣㻚㼣㼛㼞㼘㼐㻙㼟㼟㻚㼏㼛 㼛㻚㼖㼜㻌 㻲㻭㼄䠖㻜㻤㻡㻟㻙㻣㻞㻙㻥㻝㻟㻜㻌 一般 社 団 法 人 日 本 学 会 ʩ੭ဇ ဇᩓ ʩ੭ဇᩓ 㻌 70 February 2014

2 文 永 堂 出 版 東 京 都 文 京 区 本 郷 https//buneido-shuppan.com TEL FAX 教 養 と し て 学 二 〇 一 四 年 二 月 末 出 版 予 定 今 日 本 で は 近 代 化 と 大 規 模 化 に よ る 業 イ ノ ベ ー シ ョ ン 地 域 活 性 化 が 始 ま っ て い る 国 際 的 に は 地 球 温 暖 化 緩 和 や 生 物 多 様 性 保 全 に と っ て 必 要 な 特 に 熱 帯 降 雨 を ど う 保 全 す る か が 議 論 さ れ て い る こ う し た 中 人 と 次 100 年 を 考 え る た め に グ ロ ー バ ル な 視 点 で 全 体 像 を 俯 瞰 す る こ と が 求 め ら れ て い る 日 本 学 会 は 創 立 100 周 年 を 記 念 し 次 代 を 担 う 若 手 研 究 者 中 心 に 総 力 を 挙 げ て 本 書 を 作 成 し た 歴 史 生 態 系 仕 組 み 生 態 系 サ ー ビ ス 人 と 深 い 関 係 を 取 り 上 げ て こ う し た 課 題 に 寄 与 で き る よ う に 意 し て い る 教 養 と し て 読 ん で い た だ き 読 者 一 人 一 人 が 人 と 未 来 を 考 え て い た だ け れ ば 幸 い で あ る ( 本 書 は じ め に よ り 抜 粋 ) 略 目 次 第 1 部 生 態 系 と し て ( 1 講 と は 何 か 統 計 に お け る 2 講 分 布 は ど こ に あ る か 3 講 構 造 は ど よ う に 成 り 立 っ て い る か コ ラ ム 1 自 然 か く 乱 と 人 為 か く 乱 4 講 生 物 多 様 性 さ ま ざ ま な 生 物 と パ ー ト ナ ー シ ッ プ コ ラ ム 2 植 食 性 動 物 と 樹 木 お よ び 関 係 5 講 地 史 的 歴 史 的 変 遷 は ど よ う に 変 化 し て き た か 6 講 バ イ オ ー ム と に は ど よ う な 種 類 が あ る か コ ラ ム 3 樹 木 遺 伝 的 変 異 と 地 史 的 分 布 変 遷 ) 第 2 部 機 能 ( 7 講 多 面 的 な 機 能 生 態 系 サ ー ビ ス と は 何 か コ ラ ム 4 生 態 系 サ ー ビ ス と 管 理 8 講 供 給 サ ー ビ ス ど ん な 資 源 が 得 ら れ る か 9 講 調 整 サ ー ビ ス ど よ う に 環 境 が 制 御 さ れ る か 10 講 文 化 的 サ ー ビ ス な ぜ 気 持 ち が 休 ま る か 11 講 基 盤 サ ー ビ ス ど よ う に 保 た れ る か コ ラ ム 5 生 態 系 基 盤 サ ー ビ ス 調 整 サ ー ビ ス 原 発 事 故 に よ る 再 認 識 ) 第 3 部 世 界 と 人 間 活 動 ( 12 講 熱 帯 グ ロ ー バ ル な 気 候 変 動 保 全 政 策 と ロ ー カ ル な 資 源 利 用 コ ラ ム 6 ボ ル ネ オ 先 住 民 行 動 原 理 13 講 照 葉 樹 文 化 を 育 む 豊 か な 14 講 硬 葉 樹 地 球 と 人 間 歴 史 証 15 講 サ バ ン ナ お よ び 砂 漠 脆 弱 で 広 大 な 生 態 系 コ ラ ム 7 乾 燥 地 砂 漠 化 と 緑 化 16 講 落 葉 広 葉 樹 四 季 を 彩 る コ ラ ム 8 コ ナ ラ 属 温 帯 で 最 も 栄 え た 樹 木 た ち 17 講 北 方 凍 土 と 火 災 が 織 り な す コ ラ ム 9 周 極 域 に つ い て 誤 解 ) 第 4 部 日 本 と 学 ( 18 講 潜 在 的 な 帯 日 本 に は も と も と ど ん な が あ っ た か 19 講 現 実 人 間 活 動 に よ り ど よ う に 変 化 し て き た か コ ラ ム 10 工 学 視 点 20 講 管 理 と 政 策 を ど よ う に 扱 え ば よ い か コ ラ ム 11 を 美 し く 維 持 す る に は 手 を 加 え る べ き か 加 え る べ き で は な い か? 21 講 挑 戦 研 究 多 様 な ベ ク ト ル コ ラ ム 12 分 子 生 態 学 観 点 か ら コ ラ ム 13 学 者 生 き 方 ) 日 本 学 会 監 修 井 出 雄 二 大 河 内 勇 井 上 真 編 A 5 判 二 七 二 ペ ー ジ 定 価 ( 本 体 一 八 〇 〇 円 + 税 ) 文 永 堂 出 版 教 養 と し て 学 日 本 学 会 監 修 井 出 雄 二 大 河 内 勇 井 上 真 編 会 員 に は 配 布 2 冊 目 以 降 も 著 者 割 引 に て 購 入 可 能

3 特 集 美 しい 日 本 桜 を 未 来 に 伝 える 系 統 保 全 現 状 と 新 展 開 を 出 て 人 里 で 育 てられたサクラ 2 吉 丸 博 志 桜 観 賞 と 栽 培 歴 史 3 野 生 種 から 栽 培 品 種 へ 道 池 谷 祐 幸 サクラ 系 統 保 全 これまで 経 緯 と 現 状 勝 木 俊 雄 岩 本 宏 二 郎 DNA から 見 た 桜 栽 培 品 種 再 分 類 加 藤 珠 理 松 本 麻 子 サクラ 病 害 と 系 統 長 谷 川 絵 里 ソメイヨシノとサクラ 野 生 種 と 交 雑 とそ 要 因 向 井 譲 年 2 月 1 日 発 行 領 価 1,000 円 ( 送 料 込 み) 年 間 購 読 割 引 価 格 2,500 円 ( 送 料 込 み) 編 集 人 科 学 編 集 委 員 会 発 行 人 一 般 社 団 法 人 日 本 学 会 102 _ 0085 東 京 都 千 代 田 区 六 番 町 7 日 本 技 術 協 会 館 内 郵 便 振 替 口 座 _ 5 _ 電 話 /FAX 03 _ 3261 _ 2766 印 刷 所 創 文 印 刷 工 業 株 式 会 社 東 京 都 荒 川 区 西 尾 久 7 _ 12 _ 16 表 紙 写 真 江 戸 時 代 古 書 にもとづいて 1922 年 に 記 載 発 表 された 奈 良 八 重 桜 カスミザクラに 由 来 する 八 重 咲 き 栽 培 品 種 で ある 特 集 美 しい 日 本 桜 を 未 来 に 伝 える- 系 統 保 全 現 状 と 新 展 開 より(2ページ) シリーズ めぐり 太 古 バイカル を 探 る 26 志 知 幸 治 アフリカ 角 ジブチ 共 和 国 28 橘 隆 一 コラム 休 憩 室 Ⅱ 樹 とともに シリーズ 音 を 探 す 30 二 階 堂 太 郎 うごく 木 を 育 て を 生 み 出 す 微 生 物 菌 根 菌 31 奈 良 一 秀 シリーズ 現 場 要 請 を 受 けて 研 究 35 現 地 を 見 極 めた 海 岸 再 生 と 管 理 方 針 八 神 徳 彦 シリーズ をはかる 39 木 質 材 料 難 燃 性 耐 火 性 をはかる 原 田 寿 郎 記 録 41 日 本 学 会 における 男 女 共 同 参 画 実 態 第 回 科 学 技 術 系 専 門 職 男 女 参 画 実 態 調 査 結 果 より 石 崎 涼 子 太 田 祐 子 45 Information ブックス 北 から 南 から

4 美 しい 日 本 桜 を 未 来 に 伝 える 系 統 保 全 現 状 と 新 展 開 を 出 て 人 里 で 育 てられたサクラ 吉 丸 博 志 (よしまる ひろし 総 合 研 究 所 ) 遺 伝 資 源 であり 文 化 遺 産 でもあるサクラ 春 にサクラ 花 を 楽 しむ 習 慣 は 長 い 歴 史 中 で 培 われ てきた ヤマザクラやオオシマザクラなど 日 本 山 野 には 約 10 種 サクラが 自 生 するがそうち 身 近 なも 中 から 少 し 変 わった 美 しい 個 体 を 見 つけ 人 里 で 育 成 する 技 術 が 少 しずつ 発 達 して 栽 培 品 種 サクラが 現 れ てきたと 思 われる こうして 歴 史 なかで 染 井 吉 野 や 関 山 など 数 々 栽 培 品 種 が 誕 生 した 平 安 時 代 中 期 万 葉 集 に 歌 われた いにしえ 奈 良 都 八 重 桜 は 興 福 寺 にあったといわれる 野 生 種 花 弁 は 全 て5 枚 つまり 一 重 咲 きなで 八 重 桜 は 野 生 サ クラではないことがわかる 室 町 時 代 文 献 にも 数 種 類 栽 培 品 種 名 前 が 登 場 する 最 も 多 く 栽 培 品 種 が 育 成 されたは 江 戸 時 代 であった 現 代 にも 伝 わる 数 多 く 栽 培 品 種 は 生 物 学 的 に 見 れ ば 主 に 花 形 態 変 異 に 注 目 したサクラ 類 重 要 な 遺 伝 資 源 であるがこうして 非 常 に 長 い 年 月 をかけて 人 々 暮 らしと 係 わりながら 育 成 されてきたという 歴 史 を 考 える と 貴 重 な 文 化 遺 産 側 面 も 併 せ 持 っている 遺 伝 資 源 として 正 しい 管 理 を 染 井 吉 野 に 実 った 種 子 を 育 てても 花 粉 は 別 サクラか ら 来 ているで 染 井 吉 野 と 同 じもは 育 たない 染 井 吉 野 苗 木 を 得 るためには 染 井 吉 野 小 枝 から 接 ぎ 木 (クローン 増 殖 )を 行 うことが 必 要 である 野 生 サク ラは 種 子 から 育 つ 実 生 で 世 代 を 重 ねていくだが 栽 培 品 種 はこように 人 が 毎 世 代 接 ぎ 木 をしてやらないと 次 世 代 が 残 らない ずっと 昔 に 生 まれた 栽 培 品 種 が 社 会 体 制 激 変 を 経 て 何 世 代 何 十 世 代 も 正 確 に 接 ぎ 木 をされて 今 日 まで 正 しく 伝 えられてきたかどうか 非 常 に 心 許 ない とはいえそれぞれ 歴 史 を 背 負 ってきた 多 く 栽 培 品 種 個 体 が 現 存 している 履 歴 形 態 遺 伝 子 など 情 報 を 総 合 して 同 名 異 種 や 異 名 同 種 など 混 乱 を 克 服 しサクラ 栽 培 品 種 保 全 と 利 用 を 進 める 必 要 がある 形 態 による 生 物 学 上 記 載 は 100 年 ほど 前 から 行 わ れてきたが 遺 伝 子 情 報 が 得 られるは 近 年 になって からである 本 特 集 では 伝 統 的 栽 培 品 種 全 体 像 に 光 を あてるとともに 遺 伝 子 情 報 に 基 づく 品 種 正 確 な 識 別 分 類 さらに 保 全 管 理 に 向 けた 考 え 方 を 提 示 していきた い 特 集 構 成 上 記 ような 目 的 もとに 関 連 する 研 究 者 に 集 まって いただき2013 年 2 月 にサクラに 関 するシンポジウム を 開 催 した 本 特 集 はそ 中 5 名 方 執 筆 による まず 桜 鑑 賞 と 栽 培 歴 史 では 豊 富 な 文 献 資 料 から 栽 培 品 種 長 く 興 味 深 い 歴 史 が 語 られる サクラ 系 統 保 全 これまで 経 緯 と 現 状 では 栽 培 品 種 を 再 分 類 し 管 理 していく 基 本 的 な 考 え 方 が 示 され DNA か ら 見 たサクラ 栽 培 品 種 再 分 類 では DNA 解 析 による クローン 識 別 など 明 確 な 結 果 を 見 ることが 出 来 る サ クラ 病 害 と 系 統 では 再 分 類 された 栽 培 品 種 につい て 系 統 間 で 異 なる 病 害 罹 病 性 が 示 される 最 後 に ソメ イヨシノとサクラ 野 生 種 と 交 雑 とそ 要 因 では 山 野 に 近 い 場 所 栽 培 品 種 が 野 生 種 繁 殖 に 及 ぼす 影 響 が 示 される なお 同 シンポジウム 他 講 演 者 ( 脇 和 郎 田 中 秀 明 大 原 隆 明 石 尾 将 吾 各 氏 )については 当 日 スライドが 多 摩 科 学 園 ホームページに 掲 載 されて いるでご 参 照 いただきたい 最 後 に 戦 後 サクラ 栽 培 品 種 研 究 に 重 要 な 役 割 を 担 ってきた 国 立 遺 伝 学 研 究 所 サクラコレクション 保 全 に 尽 力 された 脇 和 郎 博 士 が2013 年 11 月 に 82 歳 で 急 逝 された 謹 んでご 冥 福 をお 祈 りする 2

5 桜 観 賞 と 栽 培 歴 史 野 生 種 から 栽 培 品 種 へ 道 池 谷 祐 幸 (いけたに ひろゆき 農 研 機 構 果 樹 研 究 所 ) はじめに 桜 は 日 本 人 が 最 も 関 心 を 持 つ 植 物 一 つであるため そ 観 賞 と 栽 培 歴 史 については 多 く 著 作 があり 定 説 ができている しかし 特 に 江 戸 時 代 以 前 について 根 拠 となるは 主 として 支 配 階 級 側 から 記 述 である 歴 史 史 料 や 文 学 だけである こため 鑑 賞 歴 史 は 古 代 から 追 えるが 一 般 民 衆 が 担 っていた 桜 栽 培 技 術 や 品 種 改 良 歴 史 は 殆 ど 資 料 がない また 鑑 賞 歴 史 にし ても 何 が 起 きたか は 推 定 できても なぜどよ うにして 起 きたか は 殆 ど 場 合 想 像 するしかない 本 稿 は 山 田 (1941) 有 岡 (2007a, 2007b) 川 崎 (1993) らに 基 き 定 説 的 な 部 分 は 文 献 引 用 をせず 記 述 し 特 に 論 述 すべき 言 説 とは 書 き 分 けるようにした 桜 観 賞 始 まり 桜 に 限 らず 花 を 観 賞 するという 習 慣 が 日 本 ではいつか ら 始 まったかは 史 料 では 定 かでない 農 耕 儀 礼 と 関 係 して 古 くから 花 見 習 慣 があったという 説 が 民 俗 学 を 中 心 に 根 強 いが 証 拠 があるわけではない( 斎 藤 1980 有 岡 2007a) 飛 鳥 奈 良 時 代 になると 万 葉 集 などか ら 明 らかなように 少 なくとも 上 流 階 級 は 植 物 を 観 賞 し ていた 当 時 は 萩 ないしは 梅 や 桃 を 桜 よりも 愛 好 してい たとされる しかし 日 本 自 生 植 物 であり 人 里 には 普 通 に 見 られる 萩 や 弥 生 時 代 にはすでに 日 本 に 渡 来 して いた 梅 や 桃 を 鑑 賞 していたならば 花 を 観 賞 する 習 慣 が 歴 史 時 代 以 前 に 遡 りうることは 間 違 いないと 思 われる こ 時 代 に 桜 鑑 賞 が 始 まった 理 由 として 古 代 都 市 誕 生 により 建 築 用 材 および 薪 炭 材 需 要 が 激 増 しそ れまでは 照 葉 樹 であった 都 市 周 辺 が 伐 採 されて 二 次 化 した 結 果 桜 木 が 目 立 つようになったためで あるという 説 がある(Kuitert 1999) しかし 二 次 化 で 増 えた 花 は 他 にも 躑 躅 (つつじ)や 藤 などが 考 えら れ 万 葉 集 でも 詠 まれている これら 花 中 から 特 に 桜 が 選 ばれた 理 由 は 分 からない こうして 増 えた 野 山 桜 は 野 生 ままでも 鑑 賞 され たが 貴 族 庭 園 にも 植 栽 されていた 万 葉 集 では 野 山 桜 を 詠 む 歌 が 多 いが 植 栽 されたもを 詠 む 歌 もいく つかある しかしこれら 桜 木 がどように 用 意 さ れたかは 全 く 分 からない 恐 らくは 周 囲 野 山 から 移 植 したか 実 生 を 育 てていたであろう 平 安 時 代 に 入 ると 桜 はより 主 要 な 観 賞 花 木 となった と 考 えられている こ 根 拠 としてよく 引 用 されるは 古 今 集 では 桜 と 梅 出 現 頻 度 が 逆 転 し 桜 がもっとも 詠 まれる 花 となったことである もう 一 つよく 知 られてい ることに 内 裏 紫 宸 殿 南 面 に 植 栽 されていた 左 近 梅 右 近 橘 うち 梅 が9 世 紀 中 頃 に 桜 に 植 え 替 えら れたことがある 同 じ 頃 から 宮 中 を 初 めとした 貴 族 社 会 では 邸 宅 庭 園 や 野 生 桜 花 見 が 盛 んに 行 われるよ うになった さらに 桜 を 観 賞 した 場 所 について 有 岡 (2007a)は 古 今 集 に 出 現 する 桜 詠 まれた 場 所 を 分 析 し 野 生 もと 植 栽 もが 同 数 であると 述 べてい る ところで 古 代 に 鑑 賞 された 桜 種 類 であるが 奈 良 京 都 周 辺 里 山 にはよく 見 られる 野 生 種 であるヤマザク ラおよびエドヒガンとカスミザクラであっただろう また 現 代 に 伝 わる 桜 もっとも 古 いとされる 栽 培 品 種 として 奈 良 八 重 桜 がある こ 桜 は 新 古 今 和 歌 集 などにそ 名 前 が 見 いだされる 一 方 千 年 近 く 経 っ た 1920 年 頃 に 東 大 寺 裏 山 で 見 つかった 野 生 樹 が 古 代 奈 良 八 重 桜 と 同 じ 特 徴 を 持 つとされ(Miyoshi 1922)これが 現 在 栽 培 されている 奈 良 八 重 桜 起 源 である しかし 有 岡 (2007a)によるとこ 品 種 は 実 生 では 増 えるが 接 ぎ 木 も 取 り 木 も 難 しいとこ となで 古 代 奈 良 八 重 桜 と 同 じクローンが 現 代 まで 伝 わったということはありそうもない 武 家 政 権 誕 生 とオオシマザクラ 登 場 12 世 紀 末 に 源 氏 政 権 が 成 立 し 政 治 中 心 が 鎌 倉 へ 移 る こ 新 たな 都 市 において 周 辺 山 から 庭 園 木 3

6 特 集 として 桜 が 調 達 された 結 果 自 生 分 布 が 相 模 湾 周 辺 から 伊 豆 半 島 に 限 られるオオシマザクラも 栽 培 されるように なったといわれている こ 説 を 最 初 に 提 唱 した 中 尾 (1976)は 江 戸 時 代 に 出 現 したサトザクラ 栽 培 品 種 多 くがオオシマザクラ 系 統 と 推 定 されることから これらが 江 戸 時 代 に 出 現 するためにはオオシマザクラ 自 生 地 周 辺 における 長 い 栽 培 史 が 必 要 であると 考 え そ 開 始 を 鎌 倉 時 代 に 求 めた こ 説 は 斎 藤 (1980) 有 岡 (2007a)からも 支 持 されているが 中 尾 自 身 が 指 摘 するように 今 ところ 歴 史 的 な 証 拠 は 全 くない 14 世 紀 には 室 町 幕 府 成 立 により 再 び 政 治 中 心 が 京 都 へ 戻 った ただし 鎌 倉 も 東 国 支 配 拠 点 として 存 続 した こため 中 尾 説 では 鎌 倉 はオオシマザクラ 栽 培 拠 点 として 存 続 し 続 けたとされる 一 方 京 都 では 現 代 に 伝 わるサトザクラ 栽 培 品 種 うち 普 賢 象 と 桐 谷 ( 御 車 返 し 別 名 とされる) 2 品 種 名 前 が 史 料 に 出 現 する 両 品 種 ともオオシマザクラ 系 品 種 であるためこれまではこ 種 が 栽 培 されていな かったはず 京 都 へ 鎌 倉 からオオシマザクラが 運 ばれた ことになる これについて Kuitert(1999)は 権 力 移 行 象 徴 として 桜 木 が 鎌 倉 から 京 都 へ 運 ばれたという 説 を 提 示 している 権 力 移 行 象 徴 については 自 然 科 学 的 には 検 証 不 能 であるが 技 術 史 的 にはどように 運 搬 したかを 考 えるだけでも 興 味 深 い 成 木 運 搬 は 困 難 と 思 えるが 苗 木 か 穂 木 ならばこ 時 代 でも 十 分 に 可 能 であっただろうと 想 像 している 室 町 時 代 になると 桜 に 限 った 話 ではないが 樹 木 栽 培 技 術 に 関 する 具 体 的 な 記 録 が 少 しづつ 増 えてくる 飛 田 (2002)は 樹 木 運 搬 移 植 剪 定 などに 関 す る 例 や 権 力 者 が 寺 院 植 栽 木 を 強 引 に 自 ら 庭 に 移 植 した 話 を 挙 げている また 園 芸 業 者 ( 植 木 屋 ) 存 在 が 初 めて 史 料 に 出 てくるもこ 時 代 である 桜 を 観 賞 する 文 化 本 格 的 開 花 と 園 芸 品 種 発 展 江 戸 時 代 になると 世 情 安 定 と 文 化 経 済 発 展 により 一 般 大 衆 を 含 んだ 花 見 文 化 が 確 立 した そ 端 緒 は 武 家 庭 園 と 寺 社 境 内 に 植 えられた 桜 である 300 内 外 大 名 持 つ 上 中 下 屋 敷 と 上 級 旗 本 屋 敷 を 合 わせれば 江 戸 には 千 も 武 家 庭 園 があったとさ れる( 白 幡 1997) 武 家 庭 園 中 には 花 見 時 期 に 庶 民 立 ち 入 りを 許 したももあったとされるが 町 人 花 見 中 心 は 寺 社 および 江 戸 中 期 以 降 に 幕 府 手 によ り 桜 が 植 栽 された 飛 鳥 山 御 殿 山 浅 草 奥 山 隅 田 川 堤 小 金 井 などであった これら 場 所 に 植 栽 された 桜 は 園 芸 品 種 ではなくヤマザクラなど 野 生 種 であったが 中 には 八 重 桜 も 混 じっていたらしい またこような 桜 名 所 は 江 戸 に 限 らず 全 国 各 地 で 増 えていった _ 1 広 益 地 錦 抄 より よししだれ と ふだん 桜 ( 左 2 点 ) どちらも 現 在 同 名 栽 培 品 種 とは 異 なるよう である _ 2 怡 顔 齋 櫻 品 ( 松 岡 1758)より 五 所 櫻 和 製 本 袋 とじ 表 裏 を 1 枚 に 合 成 した Miyoshi (1916)は 荒 川 堤 に 植 栽 された 無 名 木 からこ と 同 じもを 発 見 して 記 載 した しかし 川 崎 (1993)は 現 在 ある 同 名 栽 培 品 種 がこれらと 同 じもかはよくわからないとしている 4

7 _ 3 櫻 花 譜 ( 松 平 1822)より 普 賢 象 など 4 品 種 狩 野 由 信 による 1884 年 写 本 こ 文 献 には 124 点 が 描 かれている 原 本 画 者 は 谷 文 晁 かそ 門 人 とされる ( _ 1 3 は 国 立 国 会 書 館 デジタル 化 資 料 よ り 転 載 ) 一 方 栽 培 品 種 主 要 な 植 栽 場 所 は 寺 社 と 武 家 庭 園 で あった 桜 栽 培 品 種 数 は 江 戸 時 代 に 大 きく 増 えて いった 江 戸 時 代 を 通 じて 園 芸 業 者 など 手 による 出 版 物 ( _ 1,2)や 大 名 など 命 による 彩 色 画 集 ( _ 3) がいくつも 造 られた そこには 固 有 品 種 名 が 記 載 されそ 名 前 は 幕 末 には 200 以 上 となった 特 に 彩 色 画 描 写 は 精 巧 で 各 品 種 花 形 や 色 など 差 異 識 別 が 可 能 であると 共 にある 程 度 までは 現 在 栽 培 品 種 と 比 較 して 同 定 することも 可 能 である(そ 結 果 現 代 もとは 異 なることも 間 々ある) これらは 接 ぎ 木 により 繁 殖 された こように 特 定 特 徴 を 持 った 桜 が 特 定 型 として 認 識 され 特 定 名 が 付 けられク ローン 繁 殖 される ことが 揃 った 結 果 現 代 に 通 じる 栽 培 品 種 が 成 立 した これら 栽 培 品 種 多 くはサトザク ラといわれるグループに 属 し 主 としてオオシマザクラ に 由 来 するとされるもが 多 くを 占 めている さらに 本 州 に 広 く 自 生 して 古 くから 栽 培 されるヤマザクラエ ドヒガンカスミザクラも 栽 培 品 種 主 要 な 祖 先 とされ る 中 には 外 来 植 物 であるカンヒザクラやシナミザクラ を 起 源 とされる 栽 培 品 種 も 出 現 している しかしこれら 桜 栽 培 品 種 が なぜどよう にして 作 出 されたか ということはよく 分 かっていない なぜ についてはKuitert(1999)は それまで 時 代 に 権 力 象 徴 として 地 位 を 確 立 していた 桜 栽 培 品 種 について 各 大 名 が 競 って 他 にはない 新 しい 品 種 を 求 めたためである とする 説 を 提 示 している 古 典 園 芸 植 物 中 には 大 名 家 や 寺 社 が 秘 蔵 して 門 外 不 出 とし た 御 留 花 というもがあったとされるで 桜 栽 培 品 種 でも 同 様 ことが 考 え 得 るが 本 当 に 多 く 品 種 がこ 理 由 で 生 み 出 されたかどうかはわからない 一 方 どように 方 については 伊 藤 (1719) 序 において 今 では 孫 苗 芽 が 出 て 花 や 葉 が 面 白 いも ひこばえや 子 孫 が 変 わった 形 になるもあるいは いろいろな 所 から 送 られてきた 珍 花 が 殖 え 積 もって 繁 茂 している という 記 述 があるで 園 芸 業 者 が 実 生 苗 から 新 品 種 を 選 抜 して 集 めていたことがわかる こ 時 代 大 都 市 では 園 芸 業 者 が 急 成 長 しており( 飛 田 2002) 彼 等 が 新 品 種 を 大 名 ら 求 めに 応 じて 納 入 する ことにより 需 要 と 供 給 相 乗 効 果 が 生 じ 沢 山 新 しい 栽 培 品 種 が 生 まれたであろう ここで 問 題 にする 必 要 があるは 江 戸 時 代 育 種 方 法 として 実 生 から 選 抜 に 加 え 人 工 交 配 が 行 われてい たかということである 岩 崎 (1991)は 桜 分 布 や 生 態 特 性 など 自 然 科 学 的 な 調 査 や 文 献 調 査 結 果 に 基 づき 染 井 吉 野 は 18 世 紀 中 頃 に 人 工 交 配 で 作 出 されたと 言 う 説 を 展 開 した そ 後 こ 説 は 巷 間 にはか なり 広 がっている しかしこ 説 最 も 決 定 的 な 根 拠 は 船 津 (1966)が 紹 介 する 明 治 中 期 記 録 であるが そこには 大 島 桜 を 母 として 作 り 出 した としか 書 かれ ていない 他 文 献 記 録 も 全 て 明 治 以 降 もであり 自 然 科 学 的 なデータも 類 推 以 上 もではない また Kaneko et al.(1986) 研 究 などにより 染 井 吉 野 母 系 系 統 はエドヒガンであることが 自 然 科 学 的 に 実 証 されているで 記 述 信 憑 性 も 疑 われる 中 尾 (1986) は 江 戸 時 代 に 人 工 交 配 が 存 在 した 可 能 性 について 当 時 信 じられていた 植 物 生 殖 原 理 が 草 木 雌 雄 説 であっ たことを 主 たる 理 由 として 否 定 している 江 戸 時 代 に 入 ると 農 書 に 代 表 されるように 植 物 栽 培 について 具 体 的 な 記 述 が 見 られるようになるが 稲 など 農 作 物 が 中 心 である 観 賞 植 物 栽 培 について 具 体 的 な 文 献 は 多 くなく 作 物 場 合 でも 人 工 交 配 可 能 性 を 示 す 文 献 は 見 あたらない よって 桜 に 限 らず 江 戸 時 代 人 工 交 配 は 現 在 ところ 立 証 し 得 ないと 考 える ただし 岩 崎 研 究 はそれまで 半 ば 定 説 化 していた 染 井 吉 野 は 伊 豆 半 島 で 生 まれた 偶 発 実 生 である という 竹 中 (1962) 説 を 白 紙 に 戻 しそ 起 源 には 未 解 明 な 点 が 多 いこと を 再 提 起 した 点 で 重 要 である ところで 江 戸 時 代 には 多 く 古 典 園 芸 植 物 が 発 展 し 武 士 だけではなく 町 人 もそ 担 い 手 であった しかし 5

8 特 集 草 本 園 芸 植 物 と 比 べると 桜 栽 培 には 土 地 と 費 用 を 必 要 しまた 楓 ように 盆 栽 にされることもなかったこ とを 考 えると 桜 栽 培 品 種 発 展 については 園 芸 業 者 を 別 にすれば 町 人 役 割 はほとんどなかったであろう と 思 われる しかし 桜 を 観 賞 する 文 化 を 発 展 させた は 間 違 いなく 町 人 である 社 会 階 層 区 別 なく 桜 花 下 で 飲 み 食 い 騒 ぐ 花 見 は 日 本 独 特 文 化 とされるが そ 開 始 は 江 戸 時 代 に 求 められる 青 木 (1998)は 江 戸 時 代 各 期 花 見 人 数 を 花 名 所 数 と 植 栽 本 数 か ら 推 定 し 江 戸 末 期 には 町 民 半 数 近 くが 花 見 を 楽 しん でいただろうと 述 べている 文 明 開 化 は 桜 にとって 受 難 であった 明 治 維 新 により 武 家 はそ 地 位 を 失 い 屋 敷 地 殆 ど は 明 治 政 府 に 接 収 されて 他 に 転 用 されたため 武 家 庭 園 も 殆 どが 失 われた また 寺 社 庭 園 や 市 中 桜 名 所 も 荒 廃 した これによって 門 外 不 出 栽 培 品 種 が 世 に 出 る 機 会 を 得 たともいえるが 高 木 である 桜 は 一 般 市 民 が 簡 単 に 維 持 できるもではないで 多 く 品 種 が 失 わ れたと 思 われる しかしこうした 中 で 東 京 では 高 木 孫 右 衛 門 ら 京 都 では 櫻 戸 玉 緒 らが 栽 培 品 種 収 集 に 勤 め それぞれ 荒 川 堤 と 平 野 神 社 へ 桜 栽 培 品 種 を 植 栽 した 荒 川 堤 桜 はそ 後 何 度 も 水 害 に 遭 い 最 終 的 には 戦 中 戦 後 混 乱 で 消 滅 してしまうが 埼 玉 県 新 鄕 村 船 津 清 作 や 同 安 行 村 小 清 水 亀 之 助 は 荒 川 堤 桜 を 収 集 保 存 した これら 桜 は 安 行 苗 木 生 産 業 中 で 維 持 され 戦 後 へ 伝 えられることとなった さらに 京 都 では 江 戸 時 代 から 代 々 庭 園 業 を 家 業 とする 佐 野 籐 右 衛 門 ( 第 十 四 代 十 六 代 )が 幕 末 から 全 国 桜 を 収 集 しており 同 様 に 戦 後 へ 桜 を 伝 える 源 となった 桜 科 学 始 まりと 発 展 文 明 開 化 と 共 に 西 洋 科 学 も 本 格 的 に 導 入 されたが 日 本 人 がそ 主 役 となるには 数 十 年 を 要 した 桜 場 合 は ソメイヨシノ 新 種 として 記 載 (Matsumura 1900) がそ 始 まりであろうか こ 十 数 年 後 には Koidzumi(1913)と Miyoshi(1916)により 栽 培 品 種 詳 細 な 記 載 が 行 われた そ 中 では 栽 培 品 種 起 源 や 類 縁 関 係 も 論 じられ 桜 は 科 学 研 究 対 象 となった 形 態 や 生 態 特 性 詳 細 な 解 析 をもとにした 桜 栽 培 品 種 類 縁 関 係 解 析 は 戦 後 になって 大 きく 発 展 し 大 井 (1973) 本 田 (1982) 川 崎 (1993)に 代 表 され る 成 果 に 結 実 した 一 方 より 実 践 的 な 技 術 開 発 である 新 たな 品 種 育 成 開 始 は 遅 れた 西 洋 では 18 世 紀 には 人 工 交 配 が 実 用 化 されており 日 本 にも 幕 末 にはそ 知 識 が 導 入 されてい たが 組 織 的 な 交 配 育 種 が 始 まったは 農 作 物 におい ても 19 世 紀 末 である( 鵜 飼 2003) 園 芸 業 者 は 外 来 植 物 流 行 などで 明 治 時 代 も 繁 盛 していたが 人 工 交 配 により 新 品 種 を 造 ることは 行 わなかったらしい( 前 田 1915) こため 桜 人 工 交 配 はイギリス Collingwood Ingram による 試 み(Ingram 1948)が 記 録 に 残 る 限 りでは 世 界 で 初 めてである 日 本 人 手 による 桜 人 工 交 配 は 戦 後 に 始 まり 多 く 個 人 篤 志 家 により 手 がけられた 中 でも 体 系 的 に 数 多 く 栽 培 品 種 を 作 出 したは 北 海 道 松 前 町 浅 利 政 俊 氏 と 静 岡 県 熱 海 市 角 田 春 彦 氏 である 他 方 で 企 業 や 試 験 研 究 機 関 等 により 作 出 された 品 種 は 余 り 多 くない 桜 に 限 ったことではないが 高 木 観 賞 植 物 はマーケッ トが 小 さく 採 算 が 取 れないで 日 本 ではこうした 組 織 による 体 系 的 な 育 種 は 現 在 に 至 るまで 行 われていない そ 一 方 では 公 的 機 関 手 による 体 系 的 な 栽 培 品 種 収 集 が 戦 後 に 開 始 された まず 国 立 遺 伝 学 研 究 所 が 1950 年 代 から 収 集 を 開 始 し1960 年 代 に 入 ると 業 試 験 場 浅 川 実 験 ( 現 総 合 研 究 所 多 摩 科 学 園 ) 日 本 花 会 小 山 農 場 (そ 後 移 転 し 現 結 城 農 場 ) 新 宿 御 苑 京 都 府 立 植 物 園 などでも 収 集 が 始 まった 安 行 小 清 水 亀 之 助 や 京 都 佐 野 籐 右 衛 門 により 保 存 された 古 くから 栽 培 品 種 もこれら 機 関 へ 収 集 され 明 治 以 来 個 人 篤 志 家 に 頼 ってきた 収 集 保 存 体 制 を 公 的 機 関 も 担 えるようになった おわりに 桜 研 究 将 来 桜 栽 培 品 種 歴 史 はこれまでも 多 く 言 説 が 成 されて きたが 人 文 科 学 系 から 論 述 が 中 心 であり 自 然 科 学 的 データを 元 に 実 証 的 な 議 論 が 進 められることは 少 な かった また 栽 培 品 種 類 縁 関 係 解 析 は 自 然 科 学 研 究 として 発 展 したが 表 現 形 質 だけから 考 察 には 限 界 があり 推 測 以 上 もではなかった しかし 近 年 遺 伝 子 研 究 発 展 によりそ 限 界 が 打 ち 破 られつつあ る これまで 分 子 系 統 学 では 栽 培 品 種 形 成 におけ る 複 雑 な 交 雑 過 程 解 明 は 不 可 能 であったが 各 栽 培 品 種 全 ゲノム 配 列 データ 解 析 も 技 術 的 には 可 能 となっ た 現 在 ならば 難 解 な 問 題 ではなくなった こうした 研 6

9 究 前 提 となるような 各 栽 培 品 種 遺 伝 子 型 詳 細 な 解 析 も 進 められている( 第 4 章 参 照 ) 本 稿 で 引 用 し た 中 尾 (1976) 岩 崎 (1991) Kuitert(1999)ら 仮 説 はどれも 魅 力 的 であるが 自 然 科 学 者 目 から 見 ると 実 証 されているとは 言 い 難 い これら 検 証 ためには 歴 史 史 料 探 索 が 重 要 である が 現 存 する 栽 培 品 種 間 類 縁 関 係 や 祖 先 集 団 地 理 的 推 定 などを 自 然 科 学 的 手 法 により 解 析 することも 大 いに 貢 献 すると 考 える 三 好 (1938)は 桜 栽 培 品 種 淵 源 は( 科 学 的 立 場 ばかりでなく) 歴 史 的 に 調 べるより 途 はない と 書 いたが 遺 伝 子 データという 新 たなツー ルを 手 にした 今 自 然 科 学 によってこ 研 究 に 携 われる 時 代 が 来 た またこれまでは 個 人 レベルでしかほぼ 行 われていな い 育 種 もゲノム 研 究 進 展 でいわゆる オーダーメー ド 育 種 が 可 能 になれば 企 業 等 参 入 もありうる 桜 近 縁 種 である 桃 や 桜 桃 など 農 作 物 ではこうした 次 世 代 育 種 実 用 化 が 世 界 的 に 進 められているで 染 井 吉 野 を 凌 ぐ 次 世 代 出 現 も 夢 物 語 ではない また こ 目 的 ためには 信 頼 置 ける 品 種 系 統 保 存 を 維 持 発 展 させていくことが 言 うまでもなく 重 要 である 引 用 文 献 青 木 宏 一 郎 (1998) 江 戸 園 芸 自 然 と 行 楽 文 化 (ち くま 新 書 144). 筑 摩 書 房.206 pp. 有 岡 利 幸 (2007a) 桜 Ⅰ(もと 人 間 文 化 史 137 _ Ⅰ ). 法 政 大 学 出 版 局.364pp. 有 岡 利 幸 (2007b) 桜 Ⅱ(もと 人 間 文 化 史 137 _ Ⅱ ). 法 政 大 学 出 版 局.383pp. 船 津 兼 松 (1966) 採 集 と 飼 育 28(4)95. 本 田 正 次 弥 栄 ( 監 修 )(1982) 日 本 サクラ 種 品 種 マニュアル. 日 本 花 会.448 pp. Ingram C (1948) Ornamental Cherries. Country Life. 259 pp. 伊 藤 伊 兵 衛 政 武 (1719) 広 益 地 錦 抄. 岩 崎 文 雄 (1991) 筑 波 大 学 農 技 術 センター 研 究 報 告 3 95 _ 110. Kaneko T, Terachi T, Tsunewaki K (1986) Jpn. J. Genet _ 168. 川 崎 哲 也 (1993) 日 本 桜. 山 と 渓 谷 社.383 pp. Koidzumi G (1913) J. Col. Sci. Imp. Univ. Tokyo. 34 Art. 2 1 _ 312. Kuitert W (1999) Japanese Flowering Cherries. Timber Press. 395 pp. 前 田 曙 山 (1915) 明 治 年 間 花 卉 園 藝 私 考. 明 治 園 藝 史 p505 _ 528. 日 本 園 藝 研 究 會. 松 平 定 信 (1822) 櫻 花 譜 ( 浴 恩 春 秋 両 園 櫻 花 譜 ). Matsumura J (1900) Bot. Mag. Tokyo _ 101. 松 岡 玄 達 (1758) 怡 顔 齋 櫻 品. Miyoshi M (1916) J. Col. Sci. Imp. Univ. Tokyo. 34 Art. 1 1 _ 312.Pl.I _ XXIII. Miyoshi M (1922) Bot. Mag. Tokyo 36 1 _ 14. 三 好 學 (1938) 櫻. 冨 山 房.467 pp.( 復 刻 版 1980) 中 尾 佐 助 (1976) 栽 培 植 物 世 界. 中 央 公 論 社.250pp. 中 尾 佐 助 (1986) 花 と 木 文 化 史 ( 岩 波 新 書 黄 版 357). 岩 波 書 店.216pp. 大 井 次 三 郎 (1973) 日 本 桜 集. 平 凡 社.325 pp. 斎 藤 正 二 (1980) 日 本 人 とサクラ. 講 談 社.542 pp.( 斎 藤 正 二 著 作 選 集 5. 八 坂 書 房.588pp.) 白 幡 洋 三 郎 (1997) 大 名 庭 園. 講 談 社.264pp. 竹 中 要 (1962) 植 物 学 雑 誌 _ 287. 飛 田 範 夫 (2002) 日 本 庭 園 植 栽 史. 京 都 大 学 学 術 出 版 会. 435 pp. 鵜 飼 保 雄 (2003) 植 物 育 種 学. 東 京 大 学 出 版 会.455 pp. 山 田 孝 雄 (1941) 櫻 史. 櫻 書 房.425 pp.( 講 談 社 学 術 文 庫 916. 講 談 社.504 pp.) 7

10 特 集 サクラ 系 統 保 全 これまで 経 緯 と 現 状 勝 木 俊 雄 岩 本 宏 二 郎 (かつき としおいわもと こうじろう 総 合 研 究 所 多 摩 学 園 ) はじめに 東 京 都 八 王 子 市 にある 総 合 研 究 所 多 摩 科 学 園 には1966 年 度 に 設 置 されたサクラ 保 存 がある サ クラ 保 存 は1960 年 代 に 桜 老 化 と 衰 退 が 危 惧 され たことから 農 水 省 がおこなった 桜 対 策 事 業 に 由 来 する 桜 対 策 事 業 では 桜 対 策 研 究 会 を 設 置 するとともに 日 本 さくら 会 を 通 して 桜 優 良 苗 増 殖 配 布 をおこな い 業 試 験 場 浅 川 実 験 に 桜 展 示 を 造 成 して 正 確 な 桜 品 種 収 集 保 存 をおこなった こ 浅 川 実 験 桜 展 示 が 名 称 を 変 え 現 在 サクラ 保 存 となっている 設 置 されて 47 年 が 経 過 しサクラ 保 存 はずいぶん と 変 貌 している 1967 年 から 初 期 3 年 間 に 植 えられ たサクラは 1,640 本 であった( 小 1981)が2012 年 現 在 は 1,296 本 が 現 存 している( 勝 木 2013) ただし これはそ 後 植 栽 木 も 含 まれており 初 期 3 年 間 に 植 栽 されたサクラは 601 本 に 減 少 している 当 初 植 栽 されたサクラ 中 には 胸 高 直 径 50 cm を 超 える 大 木 に 生 育 している 個 体 もあるが 枯 死 寸 前 個 体 も 見 られ 対 策 が 必 要 となっている また 科 学 技 術 発 展 や 社 会 情 勢 変 化 にともないこうした 系 統 保 存 に 関 わる 考 え に 大 きな 変 化 が 見 られサクラ 保 存 に 求 められる 役 割 も 異 なってきている そこで 筆 者 らは 現 在 サクラ 保 存 管 理 方 針 見 直 しをおこなっている 本 稿 ではそ 中 核 となるDNA 識 別 に 基 づくサクラ 栽 培 個 体 系 統 保 全 実 際 について 解 説 したい 写 真 _ 1 多 摩 科 学 園 サクラ 保 存 系 統 保 全 役 割 まずサクラはどように 収 集 保 存 されているだ ろうか 基 本 的 にサクラ 保 存 では 全 国 名 木 や 栽 培 品 種 サクラが 収 集 対 象 とされてきた こため 保 存 対 象 となる 原 木 個 体 から 穂 木 を 採 取 し 穂 木 を 台 木 に 接 いだ 苗 を 育 成 する こうして 増 殖 された 接 ぎ 木 苗 が 植 栽 されるで 原 木 クローンがサクラ 保 存 に 植 栽 さ れていることになる そこで 同 じ 原 木 から 増 殖 された 同 じ 遺 伝 子 同 じ 由 来 をもつ 個 体 を 栽 培 ライン とい う 単 位 として 扱 いサクラ 保 存 では 管 理 している ここで 注 意 しなければならない 点 がある 同 じ 栽 培 ラ イン 個 体 は 当 然 同 一 遺 伝 子 をもつクローン 栽 培 品 種 であるが 同 じクローンや 同 じ 栽 培 品 種 であるからと いって 同 じ 栽 培 ラインとはならない 例 えば 染 井 吉 野 という 栽 培 品 種 はすべて 同 じクローンであることが 確 認 されているが 福 島 県 郡 山 市 開 成 山 や 東 京 都 神 代 植 物 園 真 鍋 桜 など 収 集 元 となった 原 木 由 来 が 異 なっているもは 異 なる 栽 培 ラインとして 管 理 しているということである こうした 系 統 保 全 に 類 したもとして 農 業 生 物 資 源 ジーンバンクが 知 られる 栽 培 植 物 は 数 千 年 におよぶ 人 類 農 業 歴 史 中 で 品 種 改 良 などで 作 られたも が 伝 えられてきたもである したがって 人 が 放 置 す れば 増 殖 することなく 絶 えてしまい 二 度 と 取 り 戻 すこ とができない 貴 重 な 資 源 として 考 えられる そして 新 たな 育 種 や 試 験 研 究 等 を 目 的 として 国 がこうした 遺 伝 資 源 を 収 集 評 価 保 存 配 布 をおこなっている 事 業 が 農 業 生 物 資 源 ジーンバンクである 以 前 は 農 業 に 直 接 関 わるような 栽 培 品 種 が 主 な 中 心 であったが 現 在 では 範 囲 を 広 げ 近 縁 種 や 野 生 種 についても 対 象 とし 収 集 保 存 されている サクラ 保 存 場 合 もこうした 遺 伝 資 源 として 系 統 保 全 役 割 がもっとも 重 要 であろう ただしサクラ 場 合 文 化 財 として 観 点 から 保 存 している 場 合 も 多 いことに 注 意 しなければならない すでに 述 べたように 栽 培 品 種 染 井 吉 野 はすべて 同 じクローンである 8

11 で 遺 伝 資 源 として 考 えると 複 数 栽 培 ラインは 必 要 な い 枯 死 するリスクを 考 慮 しなければ1 本 あれば 良 い ことになる しかし 実 際 には 増 殖 元 原 木 が 異 なれば そ 増 殖 した 栽 培 ラインもそれぞれ 異 なる 扱 いとなる 同 じ 染 井 吉 野 でも 真 鍋 桜 ように 文 化 財 とし て 指 定 されている 原 木 や 植 物 園 などで 古 くから 栽 培 さ れ 記 録 が 明 瞭 な 原 木 に 由 来 する 栽 培 ラインは 高 い 評 価 を している 一 方 記 録 がなく 増 殖 元 となった 原 木 由 来 がわからない 栽 培 ラインは 形 態 から 判 断 する 情 報 しか ないことになり 相 対 的 に 低 い 評 価 となる つまり 純 粋 な 遺 伝 資 源 として 価 値 だけではなくそラインが もつ 文 化 財 的 な 価 値 も 含 めて 保 存 しているである 履 歴 記 録 重 要 性 各 栽 培 ライン 評 価 を 適 切 におこなうためにはそれ ぞれ 履 歴 情 報 がきわめて 重 要 である もちろん 遺 伝 資 源 として 管 理 する 上 でも 当 然 必 要 な 情 報 であるが 文 化 財 としてはさらに 重 要 である ところがこうした 履 歴 情 報 を 重 視 した 系 統 保 存 はサクラ 場 合 ほとんどお こなわれていなかった サクラコレクションは 江 戸 時 代 からおこなわれており 江 戸 浴 恩 園 や 青 山 長 者 ヶ 丸 に 多 数 サクラが 栽 培 されていたことが 記 録 されている ( 川 崎 1993) しかしいずれもサクラ 名 称 ぐらいしか 記 録 は 残 されておらずどように 伝 えられてきたも か 詳 細 な 由 来 記 録 は 残 されていない そ 背 景 には 名 称 によってどような 由 来 をもつもかある 程 度 わ かるであろうという 考 えがあるように 感 じられる 確 かに 怡 顔 斎 桜 品 など 江 戸 時 代 に 書 かれた 文 献 によって 名 称 から 由 来 について 参 照 することは 不 可 能 ではない が 確 実 な 履 歴 記 録 とはならず 後 述 するように 保 存 系 統 混 乱 を 引 き 起 こす 原 因 ともなっている こ 状 況 は 近 年 に 至 るまで 変 わらなかった 明 治 時 代 写 真 _ 2 サクラ 保 存 初 期 植 栽 記 録 江 北 村 ( 現 在 は 東 京 都 足 立 区 ) 荒 川 堤 に 収 集 された サクラコレクションは 江 戸 時 代 に 生 まれて 消 失 しそ うなサクラ 栽 培 品 種 を 保 存 配 布 したもできわめ て 重 要 である 近 代 サクラ 栽 培 品 種 に 関 する 研 究 も こコレクションから 始 まっておりサクラ 保 存 で 保 存 されている 多 くサクラも 荒 川 堤 に 由 来 すると 考 えら れる しかし 荒 川 堤 コレクションについても 駒 込 植 木 屋 であった 高 木 孫 右 衛 門 が 収 集 していたことまでし かわかっておらずそれ 以 前 履 歴 をたどることはでき ない 昭 和 時 代 になっても 同 じような 状 況 であったが 静 岡 県 三 島 市 にある 1949 年 に 設 置 された 遺 伝 学 研 究 所 サクラコレクションからようやく 履 歴 情 報 が 残 さ れるようになったと 思 われる 遺 伝 研 は 多 摩 科 学 園 サクラ 保 存 と 同 じように 導 入 元 記 録 は 個 体 ごと に 記 録 され 荒 川 堤 にそ 由 来 があると 考 えられるサク ラが 保 存 されている ただし 遺 伝 研 にしても 一 時 的 に 履 歴 情 報 が 散 逸 しそうな 状 況 になり 筆 者 ら 調 査 で 復 元 しているぐらいである( 脇 勝 木 2011) もちろん 近 年 では 遺 伝 資 源 として 情 報 管 理 考 えが 一 般 的 に なっており 日 本 花 会 結 城 農 場 ように 履 歴 情 報 を しっかり 管 理 するところが 増 えてきている サクラ 名 称 栽 培 品 種 履 歴 情 報 としてもっとも 理 想 的 なケース は 栽 培 品 種 として 名 付 けられた 原 木 にまでそ 増 殖 過 程 が 確 認 できることである 河 津 桜 ような 近 年 広 まった 栽 培 品 種 や 兼 六 園 菊 桜 ような 名 木 であれ ば 増 殖 元 となった 原 木 あるいは 記 載 をおこなった 原 木 が 明 らかなで 遡 ることが 可 能 である しかし 江 戸 時 代 から 栽 培 されているような 伝 統 的 な 栽 培 品 種 場 合 そ 本 来 原 木 記 録 は 残 されておらずたど り 着 くことはほぼ 不 可 能 である また 命 名 上 記 載 木 であれば 遡 ることも 可 能 であるがサクラ 栽 培 品 種 多 くは 小 泉 源 一 や 三 好 学 らによっておよそ 100 年 前 に 荒 川 堤 から 記 載 されており 現 存 していない こうした 詳 細 な 履 歴 情 報 が 少 ない 場 合 サクラ 名 称 が 唯 一 そ 由 来 を 示 す 貴 重 な 情 報 となる サクラ 栽 培 品 種 場 合 ふつう 接 ぎ 木 で 増 殖 され 増 殖 されたもも 原 木 と 同 じ 名 称 で 呼 ばれるで 同 じ 名 称 もは 同 一 クローンとなるはずである しかし 必 ずそうなるわけではない 例 えば 種 子 から 増 殖 され た 子 供 ケースである 野 生 種 であるヤマザクラやエド 9

12 特 集 ヒガン 子 供 は 基 本 的 に 親 と 同 じ 種 となることに 対 し 栽 培 品 種 子 供 は 必 ずしも 親 と 同 じ 栽 培 品 種 とならな い 花 を 観 賞 する 栽 培 品 種 であればよく 似 た 子 供 でも 花 形 態 が 異 なれば 異 なる 栽 培 品 種 とするからである しかしサクラ 栽 培 品 種 でも 枝 垂 桜 ように 種 子 から 育 成 しても 枝 垂 れている 特 徴 をもつ 子 どもを 選 抜 することがある こ 場 合 同 じ 名 前 でよく 似 た 形 態 も もっていても 同 一 クローンではない こうした 親 子 関 係 にあるもを 同 じ 名 称 としてまとめる 場 合 がある 一 方 こうした 血 縁 関 係 がなくても 同 じ 名 称 をつけ られる 場 合 がある そもそも 染 井 吉 野 も 江 戸 時 代 末 に 広 がった 時 は 吉 野 桜 と 呼 ばれていたが 吉 野 ヤ マザクラとは 関 係 はない こうした 名 称 は 商 品 名 よう なもで 関 連 がなくても 有 名 なサクラ 名 称 を 利 用 し 商 品 価 値 を 高 めようとするである 江 戸 時 代 にはそう した 事 例 が 多 くあったようである また 現 代 でも 形 態 観 察 だけから 栽 培 品 種 名 を 同 定 する 場 合 血 縁 関 係 に 関 係 なく 名 付 けられることがある 逆 に 同 一 クローンであっても 異 なる 名 称 が 用 いら れている 場 合 もある 由 来 が 明 らかで 元 名 称 がわかっ ていても 新 しい 名 称 が 名 付 けられると 当 然 新 しい 名 称 が 用 いられることになる また 栽 培 している 間 に 名 称 がわからなくなりまったく 別 名 称 をつけざるをえ ないことも 生 じる これら 要 因 が 重 なって 古 くから 栽 培 されているサ クラ 名 称 については 異 名 同 種 と 同 名 異 種 が 数 多 く 見 られる さらに 人 がおこなうもであるから 記 録 混 乱 や 増 殖 植 栽 ミスは 必 ず 起 こるもである した がって 江 戸 時 代 から 伝 わるようなサクラ 名 称 につい ては 異 名 同 種 と 同 名 異 種 があるかもしれないと 考 える べきである そこでサクラ 名 称 は 重 要 な 情 報 ではあ るもこうした 異 名 同 種 や 同 名 異 種 混 乱 を 踏 まえ 丁 寧 に 確 認 していく 必 要 がある 履 歴 と 形 態 情 報 照 合 主 なサクラ 栽 培 品 種 由 来 については 本 田 (1982)や 川 崎 (1993)などが 詳 細 な 情 報 をまとめた 文 献 情 報 がある したがってサクラ 保 存 で 履 歴 情 報 確 認 は 履 歴 情 報 と 実 際 に 植 栽 されているサクラ 形 態 情 報 に 加 えこうした 文 献 情 報 も 用 いて 検 証 作 業 がお こなわれる 例 えば 遺 伝 研 から 導 入 された 吉 野 枝 垂 について 検 証 する 場 合 形 態 情 報 から 仙 台 枝 垂 にそ 特 徴 が 一 致 していることを 確 認 するとともに 文 献 情 報 から 吉 野 枝 垂 が 仙 台 枝 垂 別 名 として 用 いら れることを 確 認 する さらに 現 在 遺 伝 研 で 栽 培 されてい る 吉 野 枝 垂 がサクラ 保 存 で 栽 培 されている 吉 野 枝 垂 と 同 じ 形 態 をもつことを 確 認 する これら 結 果 遺 伝 研 から 導 入 された 吉 野 枝 垂 が 仙 台 枝 垂 であ ることとともに 導 入 時 記 録 情 報 に 間 違 いがなかっ たことが 確 認 されるである ただしこように 履 歴 情 報 と 形 態 情 報 がともに 文 献 から 確 認 されることは 稀 であり 多 く 場 合 部 分 的 な 確 認 作 業 となる 履 歴 情 報 は 導 入 元 までしか 辿 れず 導 入 元 でも 現 存 していないこともある そうするとサクラ 保 存 で 栽 培 されているサクラが 記 録 通 りに 導 入 された もか 確 認 することはできない また 栽 培 品 種 形 態 について 確 認 する 場 合 観 賞 用 サクラは 基 本 的 に 花 形 態 を 観 察 する 八 重 咲 きよ うに 際 だった 特 徴 をもつサクラであれば 栽 培 品 種 ある いはクローンレベルで 確 認 も 可 能 である しかし 一 重 咲 きで 際 だった 特 徴 をもたないラインであればクロー ンレベルで 確 認 は 困 難 である さらにすでに 述 べたよ 写 真 _ 3 A サクラ 保 存 荒 川 匂 B 遺 伝 研 荒 川 匂 形 態 からは 区 別 できなかったがDNA 解 析 結 果 異 なるクロー ンであることが 示 され 遺 伝 研 から 導 入 されたというサクラ 保 存 履 歴 情 報 に 間 違 いがあることが 判 明 した 10

13 うに 親 子 関 係 にあるような 複 数 クローンが 混 在 している と 形 態 だけから 識 別 することはほぼ 不 可 能 である ま た 形 態 による 同 定 にはどうしても 同 定 者 能 力 によっ て 大 きな 違 いが 生 じることが 多 く 客 観 的 なデータとし て 認 められない 場 合 もある そこで DNA を 用 いたクロー ン 識 別 が 出 番 となる を 用 いた 識 別 変 異 大 きな 核 DNA 遺 伝 子 型 を 比 較 することで クローン 性 を 確 認 できることはサクラでも 確 認 されてい る(Iketani et al. 2007) 理 想 的 にはタイプ 標 本 と 比 較 することができればよいが 少 なくても 現 在 栽 培 さ れている 個 体 についてそ DNA を 調 べることでク ローン 性 について 明 らかにすることが 可 能 である そこ で 多 摩 科 学 園 とそ 主 要 な 導 入 元 である 遺 伝 学 研 究 所 および 新 宿 御 苑 に 栽 培 されているサクラについて ほぼ 全 個 体 栽 培 されているサクラ 個 体 DNA 遺 伝 子 型 を 調 べそ 履 歴 情 報 と 比 較 した そ 結 果 いく つか 例 外 も 残 されているがほぼクローンレベルで 識 別 は 可 能 になり 個 体 間 クローン 関 係 が 明 らかに なった(Kato et al. 2012) こ 解 析 結 果 を 利 用 することで 履 歴 情 報 に 対 する 確 認 作 業 は 大 きく 進 展 することができた 導 入 元 個 体 と 遺 伝 子 型 を 直 接 比 較 することで 履 歴 情 報 にあるよう に 同 じクローンであるか 確 認 されたである 例 え ばサクラ 保 存 に 遺 伝 研 から 導 入 され 比 較 すること ができたおよそ 100 栽 培 ラインうち 2 ラインは 形 態 からは 判 断 できなかったがDNA 遺 伝 子 型 比 較 からはじめて 異 なるクローンであり 履 歴 情 報 に 間 違 い があることが 確 認 された また 間 違 った 名 称 で 導 入 さ れたが 遺 伝 子 型 から 正 しい 原 木 が 判 明 したもも 2 ラインあった こように 従 来 形 態 観 察 だけではおこ なうことができなかったクローン 性 比 較 はDNA 情 報 を 用 いることで 大 きく 進 展 した 筆 者 らは 遺 伝 研 と 新 宿 御 苑 以 外 京 都 府 立 植 物 園 や 石 川 県 農 総 合 研 究 センター 業 試 験 場 といった 導 入 元 サクラについても 同 じように 遺 伝 子 型 解 析 を 現 在 進 めている これら 分 析 結 果 を 統 合 することでサクラ 保 存 だけではなく 全 国 規 模 でサクラクローン 性 について 明 らかにしこれまで 混 乱 していた 由 来 に 関 す る 情 報 について 整 理 することを 目 指 している おわりに サクラように 長 い 栽 培 歴 史 を 持 ちながらもそ 由 来 に 関 する 情 報 が 明 らかでない 場 合 DNA 分 析 が 有 効 であった しかし 系 統 保 存 本 来 目 的 を 考 えると DNA 分 析 で 加 わる 情 報 はこれまで 履 歴 や 形 態 観 察 情 報 にとって 替 わるもではなくこれを 補 強 するも である 今 後 系 統 保 存 には 文 字 記 録 や 形 態 観 察 情 報 を 充 実 させる 必 要 があることを 忘 れてならない またクローン 性 と 栽 培 品 種 区 別 は 異 なるもであ ることに 注 意 しなければならない 形 態 的 に 区 別 出 来 ず 同 じクローンであるならばひとつ 栽 培 品 種 にまとめ るべきであるが 突 然 変 異 を 起 こした 枝 変 わりように 同 じクローン 系 統 中 にも 異 なる 栽 培 品 種 として 認 めら れるももある また 異 なるクローンであっても 特 徴 が 同 じであるならばひとつ 栽 培 品 種 にまとめられる 場 合 もある したがって 栽 培 品 種 分 類 体 系 については 別 途 検 討 する 必 要 がある 引 用 文 献 本 田 正 次 弥 栄 編 (1982)サクラ 品 種 に 関 する 調 査 報 告 書. 日 本 花 会 448 pp. Iketani H, Ohta S, Kawahara T, Katsuki T, Mase N, Sato Y, Yamamoto T (2007) Analyses of Clonal Status in Somei-yoshino and Confirmation of Genealogical Record in Other Cultivars of Prunus x yedoensis by Microsatellite Markers. Breeding Science 57 1 _ 6. Kato S, Matsumoto A, Yoshimura K, Katsuki T, Iwamoto K, Tsuda Y, Ishio S, Nakamura K, Moriwaki K, Shiroishi S, Gojobori T, Yoshimaru H (2012) Clone identification in Japanese flowering cherry (Prunus subgenus Cerasus) cultivars using nuclear SSR markers. Breeding Science _ 255. 勝 木 俊 雄 (2013) 桜 解 説.( 桜 新 しい 系 統 保 全. 多 摩 科 学 園 ).14 _ 29. 川 崎 哲 也 (1993) 日 本 桜. 山 と 渓 谷 社 383 pp. 小 義 雄 (1981) 浅 川 実 験 さくら. 農 水 産 省 業 試 験 場 浅 川 実 験.73 pp. 脇 和 郎 勝 木 俊 雄 (2011) 遺 伝 研 桜 第 5 刷. 遺 伝 学 普 及 会.151 pp. 11

14 特 集 から 見 た 桜 栽 培 品 種 再 分 類 加 藤 珠 理 (かとう しゅり 首 都 大 学 東 京 ) 松 本 麻 子 (まつもと あさこ 総 合 研 究 所 ) はじめに サクラ 栽 培 品 種 には 枝 垂 れや 八 重 咲 きなど 野 生 サクラには 見 られない 多 彩 な 形 質 をもったもがたくさ んあり 多 く 分 類 学 者 を 魅 了 してきた サクラ 分 類 は 20 世 紀 初 頭 から 本 格 的 に 進 められたが 分 類 上 名 称 取 扱 いについては 現 在 も 疑 問 残 る 点 がいくつか ある 見 かけは 同 じ 栽 培 品 種 であるに 別 々 名 前 で 区 別 されているもや 同 じ 栽 培 品 種 であっても 形 態 に 違 いが 見 られるもがありサクラ 栽 培 品 種 区 分 は 釈 然 としない 状 態 である さらにサクラ 栽 培 品 種 は 接 ぎ 木 増 殖 などにより 継 代 保 存 されてきたため 増 殖 過 程 で 起 こりうる 接 ぎ 穂 取 り 違 えや 単 純 な 名 札 付 け 間 違 えなどはこうした 混 乱 に 拍 車 をかけてきたもと 思 われる これら 問 題 は 専 門 家 であっても 花 形 態 を 観 察 するだけでは 解 決 が 困 難 で 多 く 問 題 が 蓄 積 した ままである またサクラ 栽 培 品 種 起 源 には 複 数 野 生 種 が 関 与 し 複 雑 な 組 み 合 わせ 交 配 により 成 立 し たと 思 われるもが 多 い サクラ 栽 培 品 種 成 立 にど ような 親 種 ( 野 生 種 )が 関 与 したかを 推 定 すること も 今 後 そ 分 類 体 系 を 整 理 していく 上 で 重 要 である しかしそ 推 定 を 外 部 形 態 みに 基 づいて 行 うことも やはり 困 難 である こ 研 究 ではサクラ 栽 培 品 種 における 品 種 間 違 いやそれぞれ 関 係 を 細 かく 整 理 するために 最 近 では かなり 身 近 になってきた DNA 解 析 を 取 り 入 れることに した 本 稿 ではDNA 解 析 がサクラ 栽 培 品 種 分 類 にどれほど 有 効 であるかそ 可 能 性 も 含 めた 考 察 を 行 いたいと 思 う を 調 べてわかること 生 物 は 様 々な 形 質 を 親 から 子 供 に 引 き 継 ぐがそ 際 に 情 報 を 伝 える 役 割 を 担 っているもが 遺 伝 子 であり 遺 伝 子 情 報 は 4 種 類 塩 基 によって 暗 号 化 された DNA という 物 質 に 記 録 されている 親 や 兄 弟 と 姿 形 が 似 ているは 同 じ 配 列 DNA を 共 有 しているためで あり 互 いに 異 なる 特 徴 を 持 つはDNA 配 列 に 違 いがあるためである こうした 個 体 ごと DNA 配 列 違 いはそれぞれを 識 別 するため 道 具 つまり DNA マーカー として 利 用 されている そしてDNA 配 列 を 読 み 取 り 互 い 違 いを 検 出 する DNA 解 析 技 術 は DNA 鑑 定 という 形 で 広 く 知 られておりヒトでは 犯 罪 捜 査 や 親 子 鑑 定 における 個 人 識 別 に 利 用 されている 最 近 では 農 産 物 畜 産 物 水 産 物 における 品 種 や 原 産 地 識 別 にも DNA 解 析 が 積 極 的 に 導 入 されかなり 身 近 な 技 術 になりつつある DNA には 様 々な 情 報 が 記 録 された 領 域 以 外 に 数 塩 基 単 位 配 列 繰 り 返 しからなる 箇 所 が 存 在 する こ 単 純 反 復 配 列 はsimple sequence repeat という 英 語 表 記 から SSR と 呼 ばれている そして 単 純 な 繰 り 返 し 配 列 は 反 復 回 数 に 変 化 が 起 こりやすいため 一 般 に 多 型 性 が 高 くなることが 知 られている 勿 論 こ SSR も 遺 伝 するで 親 や 兄 弟 では 同 じ 繰 り 返 し 数 SSR を 共 有 することになる SSR は DNA いろいろ な 場 所 に 散 在 しているため 複 数 箇 所 SSR を 比 較 す ることで 偶 然 による 一 致 ( 他 人 そら 似 )を 限 りなく 取 り 除 くことが 可 能 である DNA 上 多 型 を 調 べる 手 法 はいくつかあるがSSR 特 徴 を 活 かした DNA 解 析 手 法 は 特 に 個 体 識 別 精 度 が 高 いため 広 く 普 及 して いる こ 研 究 で 行 ったサクラ 栽 培 品 種 DNA 解 析 では _ 1 ように 複 数 箇 所 SSR を DNA マーカーとして 使 っている サクラ 栽 培 品 種 を 識 別 するに 実 際 DNA 解 析 で 利 用 した SSR 数 は 17 カ 所 (17 座 )で あるがこれら DNA マーカーを 使 った 場 合 識 別 能 力 指 標 は であり 理 論 上 約 2 兆 個 体 があってもそれぞれを 識 別 できる 精 度 となる DNA 大 きさは 生 物 種 によって 異 なるがサクラでは 最 低 でも 数 億 塩 基 はあるだろう これら 全 てが 同 じで あると 証 明 することは 現 実 的 には 不 可 能 だが 複 数 箇 所 SSR を 調 べることで 個 体 間 違 いを 非 常 に 高 い 精 12

15 _ 1 SSR マーカーを 用 いたサクラ 栽 培 品 種 識 別 方 法 栽 培 品 種 A ~ D について3 箇 所 SSR(SSR1SSR2SSR3) 反 復 回 数 を 波 形 状 データとして 可 視 化 して 調 べた 例 である 個 々 SSR マーカーでは 区 別 できない 栽 培 品 種 があるも 複 数 マー カーを 組 み 合 わせることによって4 つ 栽 培 品 種 を 完 全 に 区 別 でき るようになる また 不 明 なサクラ 苗 木 についても 栽 培 品 種 C であると 品 種 名 を 特 定 できる 度 で 検 出 できるため 限 りなく 真 実 に 近 いデータを 得 る ことができる サクラような 樹 木 では 接 ぎ 木 増 殖 で 得 られた 苗 木 は 両 親 DNA を 合 わせ 持 った 種 子 とは 異 なり 元 になる 個 体 と 全 く 同 じ DNA を 持 つようにな る こような 個 体 同 士 ことを クローン と 呼 ぶが 外 部 形 態 みに 基 づいたクローン 識 別 は 困 難 な 場 合 が 多 々ある 外 部 形 態 観 察 と 併 せてSSR マーカーを 用 いた DNA 解 析 を 行 うことでより 正 確 な 分 類 が 可 能 に なると 考 えられる 解 析 による 品 種 内 品 種 間 関 係 整 理 こ 研 究 では 主 要 なサクラ 栽 培 品 種 を 網 羅 し 且 つデータ 精 度 を 高 めるため 複 数 箇 所 大 規 模 なサク ラコレクションを 比 較 した 調 査 対 象 としては 多 摩 科 学 園 ( 東 京 都 八 王 子 市 ) 1164 個 体 国 立 遺 伝 学 研 究 所 ( 静 岡 県 三 島 市 ) 251 個 体 新 宿 御 苑 ( 東 京 都 新 宿 区 ) 64 個 体 合 計 1479 個 体 を 用 いた こ れら 調 査 個 体 は 栽 培 ライン( 前 章 参 照 ) 毎 に 管 理 さ れている 調 査 個 体 DNA 分 析 についてはSSR マー カー 17 座 (Tsuda et al. 2009Kato et al Xu et al 石 尾 ら. 特 許 出 願 中 )を 用 いて 各 座 遺 伝 子 型 を 決 定 した またDNA 分 析 と 併 せて 花 や 葉 外 部 形 態 を 観 察 評 価 した 調 査 対 象 とした 1479 個 体 を 遺 伝 子 型 情 報 に 基 づいて 外 部 形 態 観 察 結 果 及 び 履 歴 情 報 を 参 考 にしながら 分 類 同 定 を 行 ったところ215 品 種 (222 クローン)に 整 理 できた そしてそれらクローン 性 パターンは 以 下 3 つタイプに 分 けることができた これまで 単 一 クローンであるとされていた 染 井 吉 野 ( _ 2A)では 各 地 から 収 集 されたもが 同 一 DNA パターンを 示 しそことを 改 めて 確 認 できた 同 様 に 一 つ 栽 培 品 種 が 単 一 クローンから 成 ると 確 認 できたもは 八 重 紅 枝 垂 ( _ 2B)や 関 山 ( _ 2C)などがあり 多 く 栽 培 品 種 がこタイプに 該 当 した おそらくこれら 栽 培 品 種 は 起 源 となった 一 本 親 木 から 接 ぎ 木 などによるクローン 増 殖 みで 継 代 保 存 されてきたと 考 えてよいだろう これに 対 して 枝 垂 桜 と 呼 ばれる 栽 培 品 種 中 には 多 くクローンが 含 まれることが 確 認 できた( _ 3 ) 他 に 十 月 桜 や 四 季 桜 寒 桜 奈 良 八 重 桜 についても 一 つ 栽 培 品 種 なかに 遺 伝 子 型 異 なる 複 数 クローンが 混 在 していた これらは 外 部 形 態 に 多 少 変 異 がみられるだけで 正 確 に 識 別 することは 困 難 であり 遺 伝 子 型 情 報 を 併 せて 評 価 することが 有 効 とい える 複 数 クローンが 混 在 するということは 接 ぎ 木 などによる 増 殖 だけでなく 他 個 体 と 交 配 した 種 子 か ら 実 生 増 殖 なども 過 去 にあったことを 示 唆 している しかしながら 形 態 が 似 ているで 明 確 に 区 別 せず1 つ 栽 培 品 種 とされてきたもと 考 えられる また 異 なる 品 種 として 区 別 されているもが 13

16 特 集 _2 単一 DNA パターンを示した栽培品種 _4 異なる栽培品種とされてきたが同一 DNA パ ターンを示したも _3 複数 DNA パターンを示した栽培品種 じうるもである こような場合SSR ような DNA 解析では同じクローンであると見なされてしまう 事例もあった _4A D に示す 江戸 糸括 大 ないことが予想される 他に 染井紅 は 染井吉野 手毬 八重紅虎尾 などは外部形態に違いが見ら 村 井山 花色に違いが見られる こ場合 れないことから独立性が疑われていたが今回 DNA 解析からも違いは見出せなかった 他に _4E G も DNA 解析では区別できなかったでDNA から見 DNA マーカーを数十座用いる程度では違いを識別でき 枝変わりから作られたという記録が残されており 田 て互いに非常に近い関係にあることは確かである に示す 太白 車駐 駒繋 も異なる栽培品種と して扱われているが同一クローンであると判定された なお 御衣黄 と 鬱金 _4HI もDNA 解析 個々栽培品種成立に関わった親種 野生種 推定 では違いが検出されなかったがこれらについてはそ に基づいてサクラ栽培品種 215 品種 と野生種 13 れぞれ黄緑色と淡黄色花を咲かせることから形態的に 分類群 ヤマザクラオオシマザクラカスミザクラ 区別できる 御衣黄 枝中には 鬱金 によく似 オオヤマザクラマメザクラキンキマメザクラチョ た花を持つ枝が見つかることがありこ 2 つは互い ウジザクラオクチョウジザクラタカネザクラエド に枝変わり関係にあることが推測されている 勝木. ヒガンミヤマザクラカンヒザクラシナミザクラ 2001 枝変わりとは個体一部分に発生した突然変 各群 個体計 311 個体 を比較して栽培品 異枝ことで数億個という DNA 塩基配列うち 種成立に関わった親種 野生種 推定を試みた こ 特定形質に関与する 12 塩基みが変化することで生 こでは使用する SSR マーカー数を 26 座に増やし 14 更にSSR マーカーを用いて決定した遺伝子型情報

17 (Dirlewanger et al. 2002Cipriani et al Testolin et al. 2000Sosinski et al. 2000) 野 生 種 遺 伝 子 型 情 報 を 参 照 データとしてSTRUCTURE (Pritchard et al. 2010)というソフトウェアを 用 いた クラスター 解 析 (STRUCTURE 解 析 )によりサクラ 栽 培 品 種 DNA 組 成 を 評 価 した 親 種 候 補 として 用 いた 野 生 種 個 体 は 遺 伝 子 型 情 報 みに 基 づく STRUCTURE 解 析 ではオクチョウジザク ラマメザクラキンキマメザクラ 区 分 は 不 明 瞭 であっ た( _ 5) こため 栽 培 品 種 と 比 較 する 際 これら 分 類 群 は 親 種 候 補 としては 区 別 せず 一 つにまとめて 評 価 した こ 他 野 生 分 類 群 については 外 部 形 態 に 基 づいた 区 分 と 遺 伝 子 型 情 報 に 基 づいた STRUCTURE 解 析 による 区 分 と 間 でおおよそ 矛 盾 ない 結 果 が 得 ら れ 比 較 的 明 瞭 に 区 別 できた( _ 5 ) 次 に 野 生 種 遺 伝 子 型 情 報 を 参 照 データとすること でSTRUCTURE 解 析 で 栽 培 品 種 DNA 組 成 を 評 価 した そ 結 果 _ 5 に 示 す 八 重 紅 枝 垂 などは ほぼ 単 一 DNA 組 成 で 構 成 されおそらく 野 生 エド ヒガン 突 然 変 異 により 生 じたもと 考 えられた こ ように 一 部 栽 培 品 種 は 単 一 DNA 組 成 から 成 るこ とが 示 された そ 他 多 く 栽 培 品 種 については 複 数 野 生 種 が 関 与 することがわかった 例 としてサトザ クラ 仲 間 である 一 葉 松 月 にはオオシマザクラ とヤマザクラが 関 与 していた( _ 5) サトザクラ 仲 間 栽 培 品 種 では 外 部 形 態 特 徴 からオオシマザクラ が 主 に 関 与 するといわれてきたが( 川 崎. 1993) 本 研 究 成 果 からはオオシマザクラだけでなくヤマザクラ 影 響 もサトザクラ 全 般 でみられることが 明 らかになっ た 代 表 的 な 栽 培 品 種 である 染 井 吉 野 についても これまで 指 摘 どおりオオシマザクラとエドヒガン 関 与 が 示 されたがヤマザクラ 影 響 がわずかながら 確 認 された( _ 5) こようにDNA 解 析 ではこれま で 外 部 形 態 に 基 づく 推 定 を 検 証 するだけでなく 新 た _ 5 栽 培 品 種 成 立 に 関 わった 親 種 ( 野 生 種 ) 推 定 遺 伝 子 型 情 報 に 基 づいたクラスタリング(STRUCTURE 解 析 ) 結 果 を 示 す ここではそれぞ れ 野 生 種 品 種 について 各 クラスターに 属 する 確 率 を 円 グラフで 示 した( 確 率 10% 以 上 結 果 みを 表 示 しておりそれ 以 外 は 灰 色 で 示 した) 多 く 野 生 種 が 異 なるクラスターに 属 し 明 瞭 に 区 分 されるがわかる( 左 ) ことき 野 生 種 遺 伝 子 型 情 報 を 参 照 データとしたとき 栽 培 品 種 DNA 組 成 ( 右 )からどような 野 生 種 が 栽 培 品 種 基 になっているかが 明 らか となる ( 写 真 は 多 摩 科 学 園 ホームページより 転 載 ) 15

18 特 集 な 事 実 も 発 見 できた 今 後 DNA マーカーを 増 やすなど 推 定 精 度 を 高 めることで 栽 培 品 種 成 立 過 程 をもっ と 詳 細 に 解 明 することが 可 能 になると 考 えられる まとめ こ 研 究 で 行 った DNA 解 析 により 混 乱 していた 栽 培 品 種 関 係 を 正 しく 整 理 することができた 従 来 方 法 ではサクラ 栽 培 品 種 における 分 類 同 定 は 花 観 察 が 必 須 であった こため 短 い 花 期 を 逃 すと 正 確 な 分 類 同 定 はほぼ 不 可 能 であった しかしながら DNA マーカーを 利 用 する 方 法 では 樹 木 一 部 組 織 があれば 検 査 できるため 花 ない 季 節 枝 葉 根 な どあるいは 花 をつける 前 若 い 苗 木 でも 品 種 識 別 が 可 能 である こため 本 研 究 で 確 立 したサクラ 栽 培 品 種 クローン 識 別 技 術 は 全 国 植 物 園 等 で 保 存 されて いるサクラ 栽 培 品 種 適 切 な 継 代 保 存 利 用 管 理 ために 広 く 活 用 されることが 期 待 される また 得 られ た 遺 伝 子 型 情 報 に 基 づいて 野 生 サクラと 遺 伝 的 な 関 係 を 調 べることで 栽 培 品 種 成 立 過 程 についてい ろいろなことがわかってきた こうした 情 報 は 今 後 サクラ 栽 培 品 種 新 たな 分 類 体 系 について 議 論 する 際 に 有 用 な 情 報 となりうるだろう 引 用 文 献 Cipriani G, Lot G, Huang WG, Marrazzo MT, Peterlunger E, Testolin R (1999) AC/GT and AG/CT microsatellite repeats in peach [Prunus persica (L) Batsch] isolation, characterisation and cross-species amplification in Prunus. Theor. Appl. Genetics Dirlewanger E, Cosson P, Tavaud M, Aranzana MJ, Poizat C, Zanetto A, Arús P, Laigret F (2002) Development of microsatellite markers in peach [Prunus persica (L.) Batsch] and their use in genetic diversity analysis in peach and sweet cherry (Prunus avium L.). Theor. Appl. Genetics 勝 木 俊 雄 (2001) 日 本 桜. 学 研 東 京 256pp. Kato S, Matsumoto A, Yoshimura K, Katsuki T, Iwamoto K, Tsuda Y, Ishio S, Nakamura K, Moriwaki K, Shiroishi T, Gojobori T, Yoshimaru H (2012) Clone identification in Japanese flowering cherry (Prunus subgenus Cerasus) cultivars using nuclear SSR markers. Breed. Sci 川 崎 哲 也 奥 田 實 木 原 浩 (1993) 日 本 桜. 山 と 渓 谷 社 東 京 383pp. Pritchard, JK, Wen W, Falush D (2010) Documentation for STRUCTURE software version 2.3. Available from http//pritch.bsd. uchicago.edu/structure.html Sosinski B, Gannavarapu M, Hager LD, Beck LE, King GJ, Ryder CD, Rajapakse S, Baird WV, Ballard RE, Abbott AG (2000) Characterization of microsatellite markers in peach Prunus persica (L.) Batsch. Theor. Appl. Genetics 田 村 仁 一 井 山 審 也 (1989) 遺 伝 件 桜. 国 立 遺 伝 学 研 究 所 三 島 89pp. Testolin R, Marrazzo T, Cipriani G, Quarta R, Verde I, Dettori MT, Pancaldi M, Sansavini S (2000) Microsatellite DNA in peach (Prunus persica L. Batsch) and its use in fingerprinting and testing the genetic origin of cultivars. Genome Tsuda Y, Ueno S, Kato S, Katsuki T, Mukai Y, Tsumura Y (2009) Development of 13 EST- SSRs for Cerasus jamasakura and their transferability for Japanese flowering cherries. Conserv. Genet Xu Y, Ma R-C, Xie Hua, Liu J-T, Cao M-Q (2004) Development of SSR markers for the phylogenetic analysis of almond trees from China and the Mediterranean region. Genome

19 サクラ 病 害 と 系 統 長 谷 川 絵 里 (はせがわ えり 総 合 研 究 所 関 西 支 所 ) はじめに 樹 木 感 染 性 病 害 は 樹 木 病 原 環 境 バランス 上 に 成 り 立 っている 樹 木 側 要 因 には 病 気 にかかり やすい 感 受 性 かかりにくい 抵 抗 性 などがある 感 受 性 樹 木 は 病 気 に 感 染 したら 発 病 枯 死 するが 抵 抗 性 樹 木 は 感 染 しないもしくは 感 染 しても 発 病 しなかった り 発 病 しても 軽 症 ですむ 樹 木 種 や 栽 培 品 種 違 い により 感 受 性 抵 抗 性 力 が 異 なる 場 合 がある 病 原 側 要 因 には 感 染 する 力 ( 感 染 力 ) 病 気 を 起 こす 力 ( 病 原 力 ) 大 小 などがある 病 気 を 起 こす 力 強 い 病 原 が 樹 木 に 感 染 すると 樹 木 は 病 気 で 枯 れてしまうが 弱 い 病 原 が 感 染 した 場 合 樹 木 はたいした 被 害 を 受 けずに 生 きていくことができるかもしれない 環 境 側 要 因 に は 温 度 や 水 分 などがあり 樹 木 に 対 しても 病 原 に 対 して も 影 響 する 樹 木 感 染 性 病 害 研 究 はこ 樹 木 病 原 環 境 三 者 働 くメカニズム 力 関 係 を 調 べてい くことだといっても 過 言 ではない 本 稿 では 総 合 研 究 所 交 付 金 プロジェクト サク ラ 系 統 保 全 と 活 用 に 関 する 研 究 中 で 日 本 大 学 阿 部 恭 久 氏 チームと 総 研 樹 病 研 究 者 ( 秋 庭 満 輝 石 原 誠 佐 橋 憲 生 高 畑 義 啓 各 氏 と 筆 者 )が 行 った 病 害 調 査 成 果 中 からサクラ 類 幼 果 菌 核 病 とてんぐ 巣 病 について 主 にサクラ 種 栽 培 品 種 による 病 気 表 れ 方 違 いに 着 目 してご 紹 介 する 調 査 に 当 たっては 池 田 武 文 氏 ( 京 都 府 立 大 学 ) 山 田 利 博 氏 ( 東 京 大 学 ) こども 国 ( 横 浜 市, 社 会 福 祉 法 人 こども 国 協 会 ) 及 び 多 摩 科 学 園 方 々にご 教 示 ご 協 力 いただいた こ 場 を 借 りて 感 謝 申 し 上 げる サクラ 類 幼 果 菌 核 病 春 先 こ 病 気 病 徴 はサクラ 開 きかけ 芽 展 開 した 直 後 葉 幼 梢 に 表 れる 侵 された 枝 葉 は 茶 色 に 変 色 して 萎 れ, 垂 れ 下 がり 遅 霜 害 に 似 た 形 を 見 せる( 写 真 _ 1) 侵 された 葉 裏 主 脈 上 幼 梢 には 白 クリー ム 色 粉 がびっしりとつく これは 病 原 子 う 菌 Monilinia kusanoi(hennings ex Takahashi) Yamamoto 分 生 胞 子 であり 飛 散 してさらなる 感 染 を 起 こす 分 生 胞 子 は 未 熟 な 果 実 ( 幼 果 ) 表 面 にも 形 成 される( 写 真 _ 2) 菌 に 侵 された 幼 果 はしなびてミイ ラ 果 とも 呼 ばれる 実 へ 感 染 は 花 時 期 に 柱 頭 から 起 きると 考 えられている 感 染 した 幼 果 は 落 下 して 地 上 で 越 冬 し 翌 年 春 に 菌 核 となった 幼 果 からお 椀 状 子 う 盤 (きこ)が 形 成 される 子 う 盤 から 子 う 胞 子 が 飛 び 出 して 春 感 染 源 になる 本 菌 は 枝 上 では 越 冬 しないと 考 えられている( 陳 野 2002) 多 摩 科 学 園 サクラ 保 存 サクラ 種 栽 培 品 写 真 _ 1 幼 果 菌 核 病 に 罹 病 したサクラ 明 正 寺 葉 写 真 _ 2 幼 果 菌 核 病 に 罹 病 したサクラ 駿 河 台 匂 幼 果 17

20 特 集 種 26 種 類 各 数 本 について2009 年 から 4 年 間 4 5 月 に 幼 果 菌 核 病 罹 病 葉 率 を 調 べた 調 査 木 1 本 当 た り 約 600 枚 葉 について 罹 病 葉 と 健 全 葉 を 数 えて 罹 病 葉 比 率 を 求 めたである そ 結 果 カラミザクラ カンヒザクラ マメザクラ 関 与 する 系 統 に 罹 病 率 が 高 い 傾 向 が 見 られた( 表 _ 1) 全 体 被 害 が 少 ない 年 多 い 年 はあったも 種 栽 培 品 種 ごと 傾 向 は 変 わら なかった こ 調 査 で 同 じクローンサクラ 個 体 間 では 罹 病 率 ばらつきがほとんどなかったためさらに 約 370 栽 培 ライン 各 1 本 について 葉 罹 病 率 を 調 査 した こ 調 査 における 罹 病 率 評 価 は 樹 冠 全 体 について 罹 病 率 ゼロ 1 割 未 満 1 4 割 4 7 割 7 割 以 上 5 段 階 とした 2009 年 から 3 年 間 行 った 調 査 結 果 を _ 1 に 示 す 縦 軸 はサクラ 系 統 ( 種 )を 横 軸 は 各 被 害 程 度 栽 培 ライン 数 を 表 す 調 査 した 370 栽 培 ラ インうち 交 配 によって 作 り 出 されたと 考 えられるも は 親 系 統 それぞれに 振 り 当 てた 例 えばオオシ マザクラとエドヒガン 種 間 雑 種 と 考 えられる 染 井 吉 野 データはオオシマザクラとエドヒガンそれぞ れに 重 複 カウントされている 従 って 中 栽 培 ライン 数 合 計 は 調 査 木 総 本 数 を 超 えている こ 調 査 結 果 やはりカラミザクラ カンヒザクラ マメザクラ 系 統 に 罹 病 するもが 多 くサクラ 系 統 と 本 病 罹 病 程 度 には 一 定 関 係 があることが 明 らかになった また こ 調 査 でも 調 査 したサクラ 全 体 罹 病 程 度 に 激 しい 年 変 動 があることが 示 された カラミザクラは 別 名 暖 地 桜 桃 とも 呼 ばれ 中 国 に 分 布 する 種 である カンヒザクラは 中 国 南 部 を 中 心 に 台 湾 やベトナムなどに 分 布 し 日 本 国 内 では 沖 縄 に 自 生 地 があり 植 栽 もよくされている( 勝 木 2009) これら 関 係 する 栽 培 品 種 は 多 摩 科 学 園 ではほぼ 例 外 なく 本 病 に 罹 病 しやすくしかも 激 害 になりやすい これら 種 はもともと 多 摩 科 学 園 ある 関 東 地 方 にはなかっ た 種 であり 必 ずしも 生 育 に 最 適 ではない 環 境 で 本 来 分 布 地 にはない 病 害 に 遭 遇 してしまった 可 能 性 がある 一 方 マメザクラは 関 東 にエドヒガンは 関 東 以 北 にも 分 布 する 種 だがこれら 関 係 する 栽 培 ラインには 罹 病 程 度 多 様 性 がある 罹 病 ないもから 激 害 も までを 幅 広 く 含 むである おそらくマメザクラやエド ヒガン 野 生 系 統 には 本 病 に 対 して 感 受 性 から 抵 抗 性 ま で 多 様 な 遺 伝 的 変 異 がありまた 栽 培 品 種 については 交 配 相 手 感 受 性 抵 抗 性 影 響 もありこような 結 果 になったと 考 えられる 本 病 へ 抵 抗 性 種 内 変 異 が 種 として 長 期 的 な 生 存 を 支 えているといえるだろう 本 病 罹 病 程 度 年 変 動 についても 興 味 深 い 結 果 が 得 られた 上 記 二 つ 調 査 で2009 年 2010 年 に 比 較 し 2011 年 罹 病 程 度 が 極 めて 小 さかったことが 示 さ 表 _ 1 サクラ 栽 培 品 種 葉 幼 果 菌 核 病 罹 病 率 系 統 関 係 種 栽 培 品 種 罹 病 葉 率 (%) エドヒガン エドヒガン 枝 垂 桜 八 重 紅 枝 垂 0 _ 2 3 _ _ 3 エドヒガン オオシマザクラ 染 井 吉 野 エドヒガン オオシマザクラ カンヒザクラ 陽 光 エドヒガン マメザクラ 十 月 桜 エドヒガン キンキマメザクラ 越 彼 岸 オオシマザクラ 松 月 楊 貴 妃 太 白 普 賢 象 一 葉 関 山 御 車 返 有 明 鬱 金 オオシマザクラ カンヒザクラ 河 津 桜 オオシマザクラ マメザクラ 冬 桜 カスミザクラ 奈 良 八 重 桜 カラミザクラ カンヒザクラ 東 海 桜 椿 寒 桜 雛 桜 80 _ _ _ _ 95 カンヒザクラ カンヒザクラ _ _ 9 0 _ 9 カンヒザクラ ヤマザクラ 寒 桜 チョウジザクラ チョウジザクラ ヤマザクラ ヤマザクラ 値 は 1 栽 培 品 種 当 たり 数 本 平 均 値 カンヒザクラ ヤマザクラは 複 数 クローン 平 均 値 18

21 り 気 温 が 乱 高 下 する 年 には 感 受 性 サクラ 開 花 展 葉 と 胞 子 飛 散 時 期 にずれが 生 じるではないだろう か 2011 年 早 春 はまさしく 気 温 が 乱 高 下 しサクラ 開 花 予 想 が 直 前 まで 動 いた サクラ 開 花 予 想 難 し い 年 には 幼 果 菌 核 病 罹 病 が 少 ないとしたらちょっと 面 白 い 本 調 査 では 葉 罹 病 他 幼 果 罹 病 多 寡 について もサクラ 種 栽 培 品 種 ごと 違 いを 調 べた そ 結 果 葉 が 罹 病 しやすい 品 種 が 必 ずしも 実 も 罹 病 しやすいとは 限 らないことが 明 らかになった 葉 に 罹 病 しやすいサク ラは 毎 年 繰 り 返 し 感 染 することで 衰 弱 が 進 むが 葉 に 罹 病 しにくく 実 ばかり 罹 病 するサクラ 樹 勢 には 本 病 は ほとんど 影 響 しないもと 考 えられる 葉 に 罹 病 しやす いサクラ 隣 に 実 に 罹 病 しやすいサクラを 植 えてしまう と 互 いに 病 気 を 感 染 させ 合 って 前 者 がどんどん 衰 弱 す ることになりかねない 葉 罹 病 しやすいサクラを 植 え る 場 合 近 くに 植 えるサクラ 種 類 に 注 意 を 払 うことで 多 少 は 本 病 リスクを 減 らせるかもしれない これら 成 果 詳 細 については 近 い 将 来 に 論 文 として 発 表 される 予 定 である _ 1 サクラ 約 370 種 類 葉 幼 果 菌 核 病 罹 病 程 度 * 栽 培 品 種 に 関 与 する 系 統 を 重 複 してカウント れている 2012 年 調 査 では 罹 病 程 度 回 復 が 見 られ るがおおむね 最 初 2 年 水 準 には 達 していない( 表 _ 1) 2011 年 ような 微 害 年 には 罹 病 した 幼 果 生 産 が 少 なくなりそ 結 果 翌 年 感 染 源 が 減 り 罹 病 程 度 がすぐには 回 復 しないだと 考 えられる 罹 病 し やすい 栽 培 品 種 が 多 摩 科 学 園 ような 環 境 で 生 き 延 びるために 微 害 年 が 時 おりあることが 一 役 買 ってい ると 考 えられる 罹 病 程 度 年 変 動 が 起 こる 理 由 として 考 えられるは 病 原 子 う 胞 子 飛 散 とサクラ 開 花 展 葉 時 期 不 一 致 である 病 原 Monilinia 属 子 う 盤 形 成 には 春 化 ( 低 温 処 理 )が 必 要 とされている (Willetts and Harada 1984) サクラ 開 花 もまたし かりであり 展 葉 はおおむね 開 花 に 続 いて 起 きる 低 温 とそ 後 気 温 上 昇 推 移 によってサクラ 開 花 時 期 が 決 まるがおそらく 病 原 子 う 盤 形 成 と 胞 子 飛 散 時 期 決 定 にも 似 たようなしかし 微 妙 に 異 なる 条 件 があ サクラ 類 てんぐ 巣 病 箒 あるいはほとんど 鞠 ような 異 常 な 叢 生 した 枝 を もつサクラをご 覧 になったことある 方 は 多 いだろう サクラ 類 てんぐ 巣 病 典 型 的 な 病 徴 だ( 写 真 _ 3) こ 箒 状 罹 病 枝 は 花 をあまりつけず 健 全 な 葉 より 早 い 時 期 例 えばサクラ 染 井 吉 野 場 合 花 見 時 期 に 緑 色 病 葉 が 開 くで 美 観 を 損 ねる また 罹 病 枝 は 数 年 程 度 で 枯 れてしまい 枯 枝 や 枝 が 脱 落 した 跡 が 他 菌 進 入 門 戸 になり 腐 朽 や 枝 枯 れ 原 因 となる てんぐ 巣 病 は 植 物 が 異 常 に 多 分 枝 する 病 害 で 様 々な 植 物 にいろいろな 原 因 ( 糸 状 菌 ウイルス ファイトプ ラズマ ダニ 寄 生 植 物 等 )で 起 きる サクラ 類 てんぐ 巣 病 病 原 は 子 う 菌 Taphrina wiesneri(ráthay) Mix である 本 菌 は 植 物 ホルモンを 生 産 し 寄 主 生 理 異 常 を 起 こすとされている 病 葉 は 晩 春 に 黒 く 縮 れ 裏 側 に 白 い 子 実 層 が 生 じる 子 実 層 で 生 産 された 胞 子 が 飛 散 して 感 染 源 となる( 山 本 ら 2007) 年 にこども 国 ( 横 浜 市 )において 28 栽 培 品 種 を 含 むサクラ 34 種 類 438 本 を 対 象 に 本 数 あたり 罹 病 率 を 調 査 した こども 国 では 染 井 吉 野 てんぐ 巣 病 罹 病 枝 切 除 は 数 年 おきに 行 っていた 19

22 特 集 写 真 _ 3 サクラ 染 井 吉 野 てんぐ 巣 病 罹 病 枝 が 罹 病 枝 発 生 に 切 除 が 追 いつかず 園 内 各 所 に 感 染 源 となるてんぐ 巣 病 罹 病 枝 が 残 されておりまた 染 井 吉 野 以 外 サクラ 栽 培 品 種 については 罹 病 枝 切 除 を 行 っていなかったため 調 査 に 好 適 であった 調 査 結 果 染 井 吉 野 以 外 調 査 木 398 本 中 23 本 ( 平 均 5.8%) が 罹 病 していた 一 方 ここ 数 年 罹 病 枝 切 除 を 行 ってい ない 染 井 吉 野 40 本 中 31 本 (77.5%)が 罹 病 して いた エドヒガンとオオシマザクラ 雑 種 である 染 井 吉 野 罹 病 率 が 著 しく 高 いに 対 し 野 生 種 エドヒ ガン 4 本 とオオシマザクラ 13 本 にはてんぐ 巣 病 罹 病 枝 を 持 つ 個 体 はなかった こ 結 果 から 本 病 に 罹 りに くい 系 統 から 病 気 に 罹 りやすい 栽 培 品 種 が 生 じたことに なる では 本 当 にエドヒガンとオオシマザクラはてんぐ 巣 病 に 罹 りにくいだろうか エドヒガン 系 統 他 個 体 についてみるとエドヒガン 栽 培 品 種 である 枝 垂 桜 29 本 八 重 紅 枝 垂 36 本 には 罹 病 がなくエ ドヒガンと 他 種 サクラ 雑 種 と 考 えられる 6 本 う ちマメザクラと 雑 種 と 考 えられる 1 本 が 罹 病 してい た オオシマザクラ 系 統 他 個 体 についてみると オオシマザクラ 栽 培 品 種 とされる 17 種 類 246 本 うち 手 弱 女 関 山 松 月 普 賢 象 など 8 種 類 19 本 ( 平 均 7.7%)が 罹 病 していた オオシマザクラと 他 種 サクラ 雑 種 と 考 えられる 9 本 には 罹 病 が 見 ら れなかった 今 回 調 査 したエドヒガン 系 統 本 病 罹 病 率 は 低 かったが 染 井 吉 野 以 外 にも 罹 病 認 めら れた 雑 種 があったためエドヒガン 中 にも 本 病 に 感 受 性 個 体 があった 可 能 性 がある オオシマザクラ 栽 培 品 種 中 には 染 井 吉 野 程 ではないも 本 病 に 罹 りやすい 性 質 をもつもがあった オオシマザクラ 種 内 に 本 病 に 感 受 性 個 体 と 抵 抗 性 個 体 が 混 在 してお り 感 受 性 個 体 が 栽 培 品 種 作 出 に 関 係 した 可 能 性 が ある 上 記 他 野 生 種 ヤマザクラ 31 本 中 3 本 (9.7%) に 罹 病 が 見 られた ヤマザクラと 他 サクラ 雑 種 と 考 えられる 21 本 には 罹 病 が 見 られなかった ヤマザクラ 種 内 にも 本 病 に 罹 りやすい 個 体 がある 程 度 含 まれて いると 考 えられる カンヒザクラ 2 本 とそ 雑 種 と 考 えられる 栽 培 品 種 29 本 には 罹 病 は 見 られなかった 本 調 査 ではヤマザクラ エドヒガン オオシマザクラ といった 日 本 サクラ 代 表 的 な 種 てんぐ 巣 病 につい て 調 べることができたがマメザクラ カスミザクラ オオヤマザクラといった 種 てんぐ 巣 病 も 興 味 深 い 課 題 である また 今 回 野 外 調 査 は 天 然 感 染 源 ある 場 所 で 行 ったが 病 害 へ 感 受 性 抵 抗 性 判 定 にはより 厳 密 な 人 工 接 種 試 験 が 必 須 である てんぐ 巣 病 サクラ へ 接 種 試 験 はこれまで 病 徴 再 現 率 が 低 く 困 難 といわれ ていたが 今 後 は 困 難 を 乗 りこえてサクラ 種 とてんぐ 巣 病 関 係 を 明 らかにしていきたい サクラ 各 種 野 生 個 体 と 栽 培 品 種 分 子 生 物 学 的 研 究 は 栽 培 品 種 作 出 元 となった 種 判 定 みならず 親 個 体 遺 伝 情 報 にも 迫 ろうとしている 今 後 本 病 罹 病 特 性 とリンクしたサクラ 遺 伝 マーカーが 得 られれ ば 本 病 に 罹 りにくいオオシマザクラ エドヒガンを 選 抜 してんぐ 巣 病 に 強 い 染 井 吉 野 改 良 版 を 効 率 的 に 作 出 することも 夢 ではないかもしれない 引 用 文 献 勝 木 俊 雄 (2009) 日 本 桜.フィールドベスト 鑑 vol. 10 増 補 改 訂. 学 習 研 究 社 264 pp. 陳 野 好 之 (2002)サクラ 主 要 な 病 害 虫 1. 幼 果 菌 核 病. 業 と 薬 剤 _ 12. Willetts HJ, Harada Y (1984) A review of apothecial production by Monilinia fungi in Japan. Mycologia _ 325. 山 本 歩 松 田 陽 介 伊 藤 進 一 郎 (2007)サクラてんぐ 巣 病 防 除 法 確 立 を 目 指 して これまで 知 見 と 今 後 展 望. 樹 木 医 学 研 究 _

23 美 しい 日 本 桜 を 未 来 に 伝 える 系 統 保 全 現 状 と 新 展 開 ソメイヨシノとサクラ 野 生 種 と 交 雑 と そ 要 因 向 井 譲 (むかい ゆずる 岐 阜 大 学 応 用 生 物 科 学 部 ) はじめに ソメイヨシノ(Cerasus yedoensis Somei-yoshino Fujino)は 公 園 や 街 路 河 川 敷 などに 広 く 植 栽 され 我 が 国 で 最 も 親 しまれているサクラ 園 芸 品 種 である またソメイヨシノは 接 木 で 増 殖 されており 全 て 株 が 遺 伝 的 に 同 一 クローンである(Iketani et al 2007) サクラ 属 を 含 むバラ 科 植 物 は 自 家 不 和 合 性 を 示 すもが 多 くソメイヨシノも 自 家 不 和 合 である( 鶴 田 ら 2012b) 結 実 したソメイヨシノをよく 見 かけるがソメ イヨシノ 同 士 交 雑 では 自 家 不 和 合 となってしまうため 周 囲 サクラ 属 野 生 種 やソメイヨシノ 以 外 園 芸 品 種 と 交 雑 によって 結 実 したもと 思 われる( 加 藤 ら 2009) こように 植 栽 されたソメイヨシノはサクラ 属 野 生 種 と 頻 繁 に 交 雑 していると 予 想 される 遺 伝 的 に 同 一 な 園 芸 品 種 と 野 生 種 と 交 配 は 野 生 種 集 団 へ 頻 繁 な 遺 伝 子 流 動 を 引 き 起 こし 野 生 種 地 域 集 団 遺 伝 的 特 徴 を 大 きく 改 変 してしまう 可 能 性 がある こため 緑 化 事 業 で 広 葉 樹 を 植 栽 する 場 合 においても 遺 伝 的 多 様 性 を 考 慮 することが 求 められている( 津 村 2008) ソメイヨシノ は 最 も 大 規 模 に 植 栽 されている 品 種 であるためソメイ ヨシノ 適 切 な 植 栽 を 行 うためにもサクラ 属 野 生 種 と 交 雑 実 態 を 把 握 し 交 雑 起 こりうる 範 囲 や 交 雑 度 合 いに 影 響 する 要 因 を 明 らかにすることが 急 務 である こ 稿 ではDNA 多 型 分 析 を 利 用 してソメイヨシノ 及 びそ 周 辺 に 自 生 するサクラ 野 生 種 種 子 分 析 を 行 い ソメイヨシノとサクラ 属 野 生 種 と 交 雑 実 態 を 把 握 し サクラ 樹 木 位 置 や 個 体 サイズ 開 花 時 期 など 調 査 を 行 い 母 樹 と 花 粉 親 と 距 離 花 粉 親 個 体 サイズ 開 花 時 期 など 要 因 がど 様 にソメイヨシノと 野 生 種 と 交 雑 に 影 響 を 及 ぼすかを 評 価 した 結 果 を 紹 介 する 本 稿 内 容 は 既 に 掲 載 された 論 文 に 基 づいており 詳 細 については 鶴 田 ら(2012a)を 参 照 されたい 種 子 ー 母 樹 ー 花 粉 親 候 補 個 体 遺 伝 子 から 種 子 花 粉 親 を 特 定 する ソメイヨシノとサクラ 野 生 種 と 交 雑 様 子 を 調 べる ため 父 性 解 析 ( 種 子 - 母 樹 - 花 粉 親 候 補 個 体 遺 伝 子 型 を 比 較 し 種 子 花 粉 親 を 特 定 する 花 粉 親 候 補 個 体 とはある 調 査 地 における 母 樹 と 交 雑 可 能 な 開 花 してい る 全 てサクラである )を 行 った 父 性 解 析 はこれま でに 様 々な 植 物 種 で 利 用 され 野 生 種 交 雑 状 況 だけで なく 採 種 園 における 花 粉 混 入 など 様 々な 研 究 課 題 で 利 用 されている 交 雑 起 こりやすさは 個 体 間 距 離 花 粉 親 が 生 産 する 花 粉 量 開 花 時 期 重 なりなど 影 響 を 受 ける 風 媒 花 では 開 花 期 間 風 向 や 風 速 など 気 象 条 件 も 影 響 を 及 ぼす 可 能 性 がある 風 媒 や 虫 媒 樹 種 で 研 究 例 では 母 樹 と 花 粉 親 と 距 離 が 最 も 重 要 な 要 因 一 つであることが 報 告 されている サクラ 属 では 距 離 に 加 え 母 樹 や 花 粉 親 周 辺 植 生 花 粉 親 となる 個 体 が 存 在 する 方 向 が 影 響 することも 報 告 されている 先 行 研 究 多 くは 種 内 交 雑 を 解 析 したもであり 種 間 交 雑 を 対 象 とした 例 は 少 ない サクラでは 種 間 交 雑 が 起 こりやすいが 種 によって 開 花 時 期 が 異 なることも 知 られている( 大 場 2007) こためサクラ 属 種 ( 品 種 ) 間 交 雑 には 先 行 研 究 で 明 らかにされてきた 距 離 に 加 えて 開 花 時 期 も 大 きな 影 響 をもつと 予 想 される 著 者 らは2007 年 2009 年 及 び 2010 年 3 年 間 に わたって 岐 阜 県 立 百 年 公 園 ( 岐 阜 県 関 市 )コナラ ツブラジイが 優 占 する 二 次 内 に 約 30 ha 調 査 地 を 設 け 調 査 地 内 に 自 生 するヤマザクラ 141 個 体 植 栽 され たソメイヨシノ 161 株 エドヒガン 18 個 体 およびベニ ヤエシダレ 5 株 樹 木 位 置 測 定 と 胸 高 直 径 測 定 を 行 っ た また 調 査 地 中 央 に 2.5 ha コアプロットを 設 け 3 年 間 にわたってコアプロット 内 全 てサクラ(ソメイ ヨシノ 22 株 ヤマザクラ 16 個 体 およびエドヒガン 18 個 体 ) 開 花 調 査 を 行 った( _ 1) 2009 年 には 調 査 地 内 全 てサクラ 開 花 調 査 を 行 った 調 査 地 にお いてサクラが 開 花 し 始 める 3 月 中 旬 から 全 て 個 体 21

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