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1 82 平 成 20 事 業 年 度 に 係 る 業 務 の 実 績 に 関 する 報 告 書 ( 抜 粋 版 ) 平 成 2 1 年 6 月 国 立 大 学 法 人

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3 大 学 の 概 要 (2) 大 学 の 基 本 的 な 目 標 等 (1) 現 況 1 大 学 名 国 立 大 学 法 人 2 所 在 地 大 学 本 部 ( 旦 野 原 キャンパス) 大 分 県 大 分 市 挾 間 キャンパス 大 分 県 由 布 市 王 子 キャンパス 大 分 県 大 分 市 3 役 員 の 状 況 学 長 名 : 羽 野 忠 ( 平 成 17 年 10 月 1 日 ~ 平 成 21 年 9 月 30 日 ) 理 事 数 : 5 名 監 事 数 : 2 名 ( 非 常 勤 1 名 を 含 む ) 4 学 部 等 の 構 成 学 部 : 教 育 福 祉 科 学 部 経 済 学 部 医 学 部 工 学 部 研 究 科 : 教 育 学 研 究 科 経 済 学 研 究 科 医 学 系 研 究 科 工 学 研 究 科 福 祉 社 会 科 学 研 究 科 5 学 生 数 及 び 教 職 員 数 学 生 数 : 学 部 学 生 数 5,098 名 (25 名 ) 大 学 院 生 数 724 名 (65 名 ) 教 員 数 : 577 名 職 員 数 : 982 名 の 基 本 理 念 人 間 と 社 会 と 自 然 に 関 する 教 育 と 研 究 を 通 じて, 豊 かな 創 造 性, 社 会 性 及 び 人 間 性 を 備 えた 人 材 を 育 成 するとともに, 地 域 の 発 展 ひいては 国 際 社 会 の 平 和 と 発 展 に 貢 献 し, 人 類 福 祉 の 向 上 と 文 化 の 創 造 に 寄 与 する 教 育 の 目 標 1. 学 生 の 立 場 にたった 教 育 体 制 のもとで, 広 い 視 野 と 深 い 教 養 を 備 え, 豊 かな 人 間 性 と 高 い 倫 理 観 を 有 する 人 材 を 育 成 する 2.ゆるぎない 基 礎 学 力 と 高 度 の 専 門 知 識 を 修 得 し, 創 造 性 と 応 用 力 に 富 んだ 人 材 を 育 成 する 3. 高 い 学 習 意 欲 を 持 ち,たゆまぬ 探 究 心 と 総 合 的 な 判 断 力 を 身 につけ, 広 く 世 界 で 活 躍 できる 人 材 を 育 成 する 研 究 の 目 標 1. 創 造 的 な 研 究 活 動 によって 真 理 を 探 究 し, 知 的 成 果 を 大 分 の 地 から 世 界 へ 発 信 する 2. 広 い 分 野 の 学 際 的 な 研 究 課 題 に 対 して, 総 合 大 学 の 特 性 を 活 かし, 学 の 融 合 による 新 たな 学 問 分 野 の 創 造 を 目 指 す 社 会 貢 献 の 目 標 1. 地 域 拠 点 大 学 として, 教 育 研 究 医 療 の 成 果 を 地 域 社 会 に 還 元 す ることにより, 地 域 社 会 との 連 携 と 共 存 を 図 り,その 発 展 に 貢 献 す る 2. 国 際 的 な 拠 点 大 学 として, 広 く 世 界 に 目 を 向 けて 交 流 を 進 める 特 に,アジア 諸 国 との 特 徴 ある 国 際 交 流 を 推 進 する 運 営 の 方 針 1. 自 主 的 自 律 的 な 教 育 研 究 と 管 理 運 営 のもと, 活 動 内 容 の 継 続 的 な 質 的 向 上 を 図 るとともに, 情 報 を 積 極 的 に 公 開 し, 社 会 への 説 明 責 任 を 果 すよう 努 める 2. 社 会 と 時 代 の 変 化 に 対 応 し 得 る, 機 能 性 に 優 れた 柔 軟 な 運 営 体 制 の 構 築 を 目 指 す -1-

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5 全 体 的 な 状 況 Ⅰ の 状 況 1. 平 成 20 年 度 計 画 実 施 に 関 する 学 長 が 提 起 した 基 本 的 方 針 は, 平 成 15 年 10 月 の 旧 と 旧 大 分 医 科 大 学 の 統 合, 同 16 年 4 月 の 法 人 化 を 経 て, 自 らの 大 学 憲 章 に 掲 げた 理 念 目 標 の 実 現 を 目 指 し, 学 長 のリーダーシップの 下 で, 全 教 職 員 が 一 丸 となって 諸 課 題 の 解 決 並 びに 改 革 に 取 り 組 み, 両 大 学 の 統 合 と 国 立 大 学 法 人 化 のメリットを 生 かした 地 域 社 会 と 連 携 した 特 色 ある 大 学 づくり を 推 進 してきた その 際, 各 年 度 を 通 じて 学 長 から 以 下 の 経 営 上 の 基 本 方 針 と 係 るメッセージが 全 教 職 員 と 学 生 に 向 けて 発 せられ,そ れらの 提 起 に 基 づき 各 年 度 事 業 を 遂 行 してきた (1) 法 人 評 価 による 評 価 結 果 に 対 して, 確 実 に 対 応 し 改 善 を 実 施 すること (2) 学 長 のリーダーシップの 下 で, 学 外 有 識 者 の 意 見 を 尊 重 しつつ, 迅 速 な 意 思 決 定 システムの 構 築 と 構 成 員 全 員 による 情 報 の 共 有 を 図 ること (3) 二 大 学 統 合 のメリットを 生 かし, 両 キャンパス 間 の 交 流 促 進 のもと 教 育 研 究 の 発 展 を 図 ること (4) 入 学 前 から 卒 業 後 まで, 学 生 の 目 線 に 立 った 教 育 学 生 支 援 システムを 構 築 すること (5) の 個 性 を 生 かした 研 究 の 柱 を 構 築 すること (6) 社 会 連 携 を 通 して 地 域 と 共 に 歩 む 大 学 づくりを 目 指 すこと (7) 先 進 医 療 への 取 組 を 進 めるとともに, 附 属 病 院 を 地 域 の 医 療 センターとし て 一 層 の 発 展 を 目 指 して 取 り 組 むこと (8) 人 件 費 の 適 切 な 管 理 と 予 算 の 効 率 的 な 活 用 を 進 めるとともに, 競 争 的 資 金 の 獲 得 を 目 指 すこと 平 成 20 年 度 計 画 については,これらを 基 調 としながら, 国 立 大 学 法 人 評 価 委 員 会 による 従 前 の 事 業 評 価 において 指 摘 された 事 項 を 完 全 に 達 成 することを 最 低 限 の 前 提 として,222 項 目 に 亘 る 諸 事 業 の 一 層 の 推 進 に 努 めてきた 2. 平 成 20 年 度 に 実 施 された 中 期 目 標 期 間 評 価 への 対 応 と 関 わって 平 成 20 年 度 中 に 実 施 された 中 期 目 標 期 間 評 価 において 以 下 のように 11 の 事 項 について 改 善 すべき 点 が 指 摘 された これら 11 事 項 のうちで 教 育 に 関 する 目 標 が8 事 項, 研 究 に 関 する 目 標 が2 事 項,その 他 の 目 標 ( 社 会 との 連 携, 国 際 交 流 等 に 関 する 目 標 )が1 事 項 であった (1) 教 育 に 関 する 目 標 について 指 摘 された 課 題 について 内 は 計 画 番 号 1) 教 養 教 育 の 改 革 計 画 の 進 捗 状 況 における 課 題 1 2) 少 人 数 ゼミナール 科 目 の 実 施 状 況 など 教 養 教 育 の 充 実 に 係 る 課 題 26 3) 教 育 成 果 に 関 するステークホルダーを 対 象 とした 調 査 のあり 方 及 び 調 査 結 果 の 活 用 システムの 構 築 における 課 題 8 4) 大 学 院 教 育 課 程 を 対 象 とした 全 学 的 な FD 等 の 実 施 状 況 における 課 題 49 5) 特 別 選 抜, 一 般 選 抜 及 び 編 入 学 における 選 抜 方 法 及 び 募 集 人 員 等 の 見 直 しについての 進 捗 状 況 における 課 題 11 6) 育 てるべき 人 材 像 に 基 づいた 専 門 教 育 及 び 教 養 教 育 のカリキュラム 改 善 充 実 の 進 捗 状 況 における 課 題 19 7) 大 学 院 教 育 との 接 続 を 考 えた 教 育 課 程 の 編 成 の 実 施 状 況 における 課 題 22 8) 教 養 教 育 と 専 門 教 育 の 連 携 を 図 る 全 学 的 な 教 育 実 施 体 制 の 構 築 における 課 題 37 (2) 研 究 に 関 する 目 標 について 指 摘 された 課 題 についての 状 況 1) 文 化 的 社 会 的 経 済 的 背 景 の 中 に 位 置 付 けられた 研 究 の 実 施 状 況 にお ける 課 題 77 2) 国 際 交 流 学 術 振 興 基 金 に 対 する 運 用 方 法 の 改 善 の 実 施 状 況 における 課 題 102 (3) 社 会 との 連 携, 国 際 交 流 等 に 関 する 目 標 について 指 摘 された 課 題 について 1) JICA などによる 国 際 的 教 育 貢 献 活 動 への 積 極 的 な 参 加 の 状 況 及 びそれ らの 組 織 的 評 価 の 実 施 状 況 における 課 題 121 この 評 価 結 果 に 先 立 ち, 大 学 評 価 学 位 授 与 機 構 から 教 育 研 究 評 価 に 関 する 評 価 報 告 書 ( 案 ) が 提 示 された 段 階 ( 平 成 21 年 1 月 )において, 改 善 が 指 摘 さ れた 課 題 のうちで 未 実 施 なものについては 原 則 として 平 成 20 年 度 中 に 全 てを 実 行 するように 学 長 から 指 示 があり, 資 料 編 資 料 10-2 に 示 した 通 り,これらのほ ぼ 全 てについて 実 行 済 みないしは 改 善 済 みであると 評 価 することができる 3. 平 成 20 年 度 計 画 全 体 の 総 括 平 成 20 年 度 計 画 のうち Ⅰ 業 務 運 営 財 務 内 容 等 の 状 況 に 係 る 89 項 目 ( 達 -3-

6 成 済 の 項 目 を 除 く)について, 年 度 計 画 を 上 回 って 実 施 している と 自 己 評 価 した 事 項 は 22 項 目 であり,さらに 年 度 計 画 を 十 分 に 実 施 している と 自 己 評 価 した 事 項 は 67 項 目 であった 他 方, 年 度 計 画 を 十 分 には 実 施 していない ま たは, 年 度 計 画 を 実 施 していない と 評 価 せざるを 得 ない 項 目 はなく, 中 期 計 画 の 達 成 に 向 けて 平 成 20 年 度 計 画 を 目 標 どおりに 実 施 していると 自 己 評 価 する ものである Ⅱ 各 分 野 の 主 な 状 況 1. 業 務 運 営 の 改 善 及 び 効 率 化 を 目 指 す 取 組 (1) 運 営 体 制 等 の 改 善 に 向 けた 取 組 1) 経 営 協 議 会 の 活 性 化 経 営 協 議 会 は 平 成 20 年 度 において9 回 開 催 し, 学 外 委 員 からの 意 見 提 案 等 に 対 する 本 学 の 取 組 状 況 について 検 証 を 行 い, 平 成 21 年 度 計 画 に 反 映 する 課 題 の 整 理 を 行 うとともに, 平 成 20 年 度 に 作 成 した 第 2 期 中 期 目 標 期 間 を 想 定 した の 道 標 に 反 映 させた さらに, 学 外 委 員 からの 提 言 により, 平 成 20 年 度 末 の 世 界 経 済 の 状 況 悪 化 に 伴 う 留 学 生 への 一 時 奨 学 金 の 支 給 による 支 援 策 や 大 麻 草 などの 違 法 薬 物 禁 止 の 講 演 会 やポスター 等 による 学 生 への 注 意 喚 起 を 進 めた また, 経 営 協 議 会 学 外 委 員 による 本 学 の 活 動 に 対 する 具 体 的 な 理 解 を 深 める ために, 原 則 的 に 毎 回 の 会 議 において ( 前 会 議 後 の) の 活 動 状 況 の 報 告 や 本 学 の 特 色 ある 取 組 の 発 表 を 実 施 した 2) 情 報 政 策 の 責 任 者 の 明 確 化 と 体 制 の 整 備 学 内 の 学 術 情 報 基 盤 を 統 括 する 学 術 情 報 拠 点 ( 附 属 図 書 館 と 総 合 情 報 処 理 セ ンターを 統 合, 平 成 20 年 4 月 設 置 )の 長 を 副 学 長 とするとともに, 拠 点 長 を 法 人 における 情 報 戦 略 の 企 画 実 施, 情 報 化 関 連 施 策 全 般 にわたる 総 合 調 整 を 行 う 情 報 化 統 括 責 任 者 (CIO)とすることで, 情 報 政 策 の 責 任 者 の 一 元 化 と 明 確 化 を 図 った さらに,CIO を 支 援 し 全 学 的 な 情 報 化 推 進 体 制 の 構 築 のために 情 報 化 推 進 室 を 設 置 した (2) 戦 略 的 な 学 内 資 源 配 分 の 一 環 としての 学 長 裁 量 経 費 の 有 効 活 用 全 学 的 視 点 に 立 った 戦 略 的 教 育 研 究 事 業 等 を 一 層 推 進 するため, 学 長 裁 量 経 費 を 180 百 万 円 ( 前 年 度 比 30 百 万 円 (20%)の 増 ))に 増 額 し,こ の 中 で 外 部 の 競 争 的 資 金 の 獲 得 に 積 極 的 に 挑 戦 することを 目 的 に 4 つのプロ グラム(1 教 育 改 革 拠 点 形 成 支 援 2 研 究 推 進 拠 点 形 成 支 援 3 若 手 研 究 者 萌 芽 研 究 支 援 4 社 会 連 携 支 援 )のより 一 層 の 重 点 化 を 図 るとともに, 同 経 費 にお いて, 学 生 支 援 や 受 験 者 確 保 のためのプロジェクトに 重 点 配 分 を 行 った 結 果, 外 部 資 金 の 受 入 は, 寄 附 金 を 除 き( 前 年 度 大 口 の 寄 附 金 2 件 があったため) 前 年 度 比 で 件 数 約 13%(44 件 )の 増, 金 額 約 38%(254 百 万 円 )の 増 収 が 図 られた さらに, 平 成 21 年 度 志 願 者 数 は 前 年 度 比 で 約 8%(430 名 ) 増 加 した (3) 事 務 改 革 業 務 改 善 の 推 進 及 び 職 員 の 専 門 的 職 業 能 力 の 向 上 を 図 る 取 組 1) 事 務 改 革 推 進 のためのアクション プログラム- 大 学 を 変 える はじ めの 100 歩! - の 実 施 平 成 19 年 度, 事 務 改 革 会 議 の 下 に 業 務 改 革 を 推 進 するために 平 成 20,21 年 度 で 実 施 することとして 策 定 した アクション プログラム に 基 づき, 以 下 のような 事 項 を 実 施 した 1 内 部 規 則 の 再 構 築 ( 次 項 ) 2 全 学 的 な 情 報 化 を 推 進 する 情 報 化 推 進 室 の 設 置 3 専 門 的 な 外 部 人 材 の 積 極 的 な 登 用 4 業 務 手 順 説 明 書 の 整 備 5 職 制 のフラット 化 組 織 の 柔 軟 化 を 柱 とした 事 務 組 織 の 見 直 し の 検 討 2) 内 部 規 則 の 再 構 築 内 部 規 則 の 見 直 しによる 更 なる 業 務 の 簡 素 化 合 理 化 を 図 るため, 内 部 規 則 の 再 構 築 を 全 学 的 に 推 進 し,9 階 層 あった 内 部 規 則 の 体 系 を4 階 層 に 圧 縮 し, 手 続 き 的 な 内 容 の 事 項 については, 手 引 きとして 整 備 することで,594 の 内 部 規 則 のうち,151 の 内 部 規 則 を 廃 止 し,217 の 内 部 規 則 の 内 容 見 直 しを 行 った (4) コンプライアンスの 推 進 に 係 る 取 組 : 服 務 ハンドブック の 作 成 職 員 が 守 るべき 服 務 規 律 等 を 簡 潔 にまとめ,ポケット 判 サイズで 服 務 ハン ドブック を 作 成 し, 全 ての 教 職 員 へ 配 付 して 周 知 を 図 るとともに, 公 開 ホー ムページへも 服 務 ハンドブック を 公 表 した 2. 財 務 内 容 の 改 善 に 関 する 目 標 (1) 入 学 志 願 者 の 確 保 方 策 の 推 進 入 学 者 選 抜 全 般 に 関 する 企 画 戦 略 を 策 定 する 入 学 企 画 支 援 センター を 新 たに 設 置 して 組 織 の 充 実 を 図 った 広 報 活 動 としては,8 月 にオープンキ ャンパスを 開 催 し, 高 校 生 約 3,200 人 ( 対 前 年 度 約 14% 増 )が 来 学 した 学 生 によるキャンパス 大 使 も 高 校 13 校 ( 対 前 年 度 約 2.6 倍 )へ 訪 問 した また, 九 州 地 区 国 立 大 学 合 同 説 明 会 を, 東 京, 広 島, 福 岡 の 各 会 場 で 実 施 した その 結 果, 平 成 21 年 度 志 願 者 数 は, 前 年 度 比 で 志 願 者 が 約 8%(430 名 ) 増 加 し, 検 定 料 が 約 7%,(6 百 万 円 )の 増 収 となった -4-

7 (2) 休 退 学 者 等 の 改 善 方 策 本 学 ホームページに, 学 生 相 談 の 窓 口 紹 介 を 新 たに 掲 載 し, 学 生 の 利 便 性 の 向 上 を 図 った さらに, 不 登 校 傾 向 の 学 生 へのアウトリーチ 型 支 援 事 業 が, 独 自 性 や 有 用 性 が 高 く 評 価 されて 学 生 支 援 GP に 採 択 され, 学 生 や 保 護 者 からの 相 談 に 精 神 科 医 臨 床 心 理 士 ソーシャルワーカー( 社 会 福 祉 士 ) が 応 じる 等 の 体 制 を 整 備 し, 学 生 相 談 がより 幅 広 く 迅 速 に 対 応 できるように なった また, 授 業 料 収 入 の 確 保 状 況 を 評 価 して, 各 部 局 に 配 分 する 基 盤 教 育 経 費 に 反 映 させた これらにより 前 年 度 比 で, 休 学 者 は 約 5%(9 名 ), 退 学 者 は 約 21%(24 名 ) 及 び 除 籍 者 は 約 65%(11 名 )の 減 少 が 図 られた (3) 余 裕 資 金 の 管 理 運 用 による 収 入 増 取 引 銀 行 の 拡 大 ( 前 年 度 より3 行 増 )を 行 い, 金 利 が 有 利 で 安 全 な 短 期 長 期 の 定 期 預 金 にし, 運 用 期 間 を 最 大 にするため 期 日 指 定 の 定 期 預 金 などに より 一 層 の 積 極 的 な 運 用 を 行 った その 結 果, 利 息 収 入 は, 市 場 金 利 の 低 下 の 中 で 前 年 度 比 約 18%( 約 4.5 百 万 円 )の 増 加 で, 運 用 開 始 の 平 成 18 年 度 に 比 べ 22 百 万 円 の 増 で 約 3.8 倍 となった 3. 自 己 点 検 評 価 及 び 当 該 状 況 に 係 る 情 報 の 提 供 に 関 する 目 標 全 学 の 自 己 評 価 ( 概 要 版 ) 等 の 作 成 全 学 の 自 己 評 価 については, 平 成 19 年 度 自 己 評 価 書 を 作 成 するとともに, 新 たに 自 己 評 価 書 ( 概 要 版 )を 作 成 し 公 開 ホームページ 上 で 公 表 した また, 意 見 収 集 用 ページを 公 開 ホームページに 設 置 し, 広 く 学 内 外 からの 意 見 を 収 集 した 加 えて, 従 前 の 自 己 評 価 方 法 等 について 検 証 を 行 い, 次 期 中 期 目 標 期 間 における 自 己 評 価 の 在 り 方 を 検 討 し, 評 価 委 員 会 へ 報 告 した 4.その 他 業 務 運 営 に 関 する 目 標 (1) 新 たな 整 備 手 法 による 学 生 支 援 関 連 施 設 の 整 備 1) 老 朽 化 し 耐 震 性 の 低 い 学 生 寮 を 長 期 借 入 金 と 目 的 積 立 金 を 活 用 して 改 修 工 事 (Ⅰ 期 工 事 完 了 )を 行 い, 学 生 の 居 住 空 間 の 改 善 を 図 った 2) 混 雑 している 福 利 施 設 を 改 善 するため 民 間 資 金 によるコンビニエンススト アの 建 設 と 寄 附 による 既 存 福 利 施 設 売 店 等 の 改 修 を 行 い 学 生 の 生 活 環 境 の 改 善 を 図 った (2) 新 たな 整 備 手 法 による 研 究 関 連 施 設 の 整 備 施 設 有 効 利 用 調 査 を 行 い, 不 足 している 研 究 スペース(レンタルラボ)を 新 たに 確 保 し, 学 長 裁 量 経 費 を 用 いて 改 修 し 研 究 環 境 の 改 善 を 図 った (3) 危 機 管 理 体 制 の 検 証 本 学 における 危 機 管 理 体 制 の 点 検 及 び, 危 機 事 象 に 対 する 一 連 の 対 応 につ いて 検 証 するために, 平 成 20 年 に 発 生 した 大 分 県 教 育 委 員 会 における 教 員 採 用 問 題 に 関 連 して, 本 学 において 危 機 対 策 本 部 である 大 分 県 教 員 採 用 問 題 対 策 会 議 及 び 小 会 議 の 設 置 から 調 査 委 員 会 による 調 査 報 告 書 の 作 成 発 表 までの 経 緯 や 対 応 過 程 について,リスクマネジメントを 専 門 とする 第 三 者 機 関 による 検 証 を 実 施 し, 調 査 結 果 の 報 告 を 受 けた 報 告 においては, 今 後 の 危 機 管 理 体 制 のあり 方 に 関 して 有 用 な 指 摘 があり, 今 回 の 検 証 結 果 を 参 考 に, 本 学 危 機 管 理 委 員 会 において, 速 やかに 危 機 管 理 システムの 必 要 な 見 直 しを 行 う 方 針 を 確 定 した 5. 教 育 研 究 等 の 質 の 向 上 (1) 教 育 に 関 する 目 標 1) 一 般 教 養 教 育 の 指 導 方 法 改 善 のための 組 織 的 取 組 教 養 教 育 の 責 任 ある 実 施 体 制 として 全 学 教 育 機 構 を 設 置 し, 科 目 について 新 たな 主 題 別 編 成 を 行 い, 総 合 分 野 新 設, 学 習 レベルの 明 示 等 により 体 系 性 系 統 性 を 強 化 した 全 学 共 通 教 育 プログラムを 策 定 した 2) アドミッション ポリシーに 応 じた 入 学 者 対 策 の 組 織 的 取 組 入 学 者 選 抜 全 般 に 関 する 企 画 戦 略 を 策 定 する 入 学 企 画 支 援 センターを 設 置 し, 専 任 スタッフとして 民 間 から 専 門 家 を 入 学 支 援 プランナーとして 採 用 し, 広 報 活 動 等 を 充 実 させた 3) 学 生 支 援 の 充 実 不 登 校 傾 向 を 有 する 学 生 への 支 援 に 積 極 的 に 取 り 組 み,これに 関 連 した 不 登 校 傾 向 の 学 生 へのアウトリーチ 型 支 援 -キャンパス ソーシャルワー カーとの 協 働 による 学 生 の 自 己 選 択 能 力 の 形 成 支 援 - が 平 成 20 年 度 新 たな 社 会 的 ニーズに 対 応 した 学 生 支 援 プログラム (GP)に 採 択 された 4) 高 校 との 接 続 教 育 の 組 織 的 取 組 学 問 探 検 ゼミを 核 とした 高 大 接 続 教 育 - 教 員 間 及 び 学 生 生 徒 間 の 連 携 活 動 による 学 びは 高 きに 流 れる 教 育 体 制 の 構 築 - が, 平 成 20 年 度 質 の 高 い 大 学 教 育 推 進 プログラム (GP)に 採 択 され,また 平 成 20 年 度 から 大 分 商 業 高 等 学 校 と 大 分 県 予 算 による 高 大 連 携 モデル 事 業 を 開 始 した 5) 大 学 間 教 育 連 携 の 組 織 的 取 組 本 学 が 主 管 校 となる 地 域 連 携 研 究 留 学 生 支 援 教 育 連 携 を 柱 とする 地 方 における 高 度 人 材 養 成 拠 点 の 構 築 が 平 成 20 年 度 戦 略 的 大 学 連 携 支 援 事 業 (GP)として 採 択 され, 県 内 の 大 学 間 教 育 連 携 が 一 層 充 実 することと なった -5-

8 (2) 研 究 に 関 する 目 標 1) 競 争 的 外 部 資 金 の 獲 得 ( 独 ) 科 学 技 術 振 興 機 構 公 募 事 業 に ヒト 型 スーパー 抗 体 酵 素 の 効 率 的 作 成 技 術 開 発 と 新 治 療 薬 の 創 製 や 術 中 運 動 野 同 定 機 能 的 ナビゲーシ ョンシステムの 開 発 研 究 が 採 択 され,また, 文 部 科 学 省 公 募 事 業 に 還 元 的 酵 素 分 子 の 活 性 化 に 基 づく 新 しい 環 境 調 和 型 物 質 転 換 が 採 択 された 2) 内 部 資 金 の 投 資 平 成 20 年 度 学 長 裁 量 経 費 で, 研 究 推 進 拠 点 形 成 支 援 プログラム に 16 件, 若 手 研 究 者 萌 芽 研 究 支 援 プログラム に9 件, 教 育 研 究 診 療 設 備 整 備 支 援 プログラム に1 件 の 予 算 配 分 を 行 い, 特 色 ある 研 究 の 推 進 を 図 った 3) 全 学 研 究 推 進 機 構 の 設 置 重 点 研 究 の 推 進 及 び 全 学 的 な 研 究 支 援 体 制 の 充 実 を 図 るための 中 核 的 包 括 的 機 構 としての 全 学 研 究 推 進 機 構 の 設 置 を 決 定 するとともに, 平 成 21 年 10 月 より 稼 働 することを 決 定 した 4) 総 合 臨 床 研 究 センターの 創 設 医 学 部 附 属 病 院 に 総 合 臨 床 研 究 センターを 創 設 し, 新 しい 薬 剤 の 治 験 の 迅 速 化, 並 びにがん 医 療 に 関 わる 臨 床 試 験 の 円 滑 な 実 施 を 推 進 した 5) 外 国 人 著 名 人 研 究 者 の 招 聘 ( 独 ) 日 本 学 術 振 興 会 の 外 国 人 著 名 人 研 究 者 招 聘 事 業 の 受 入 主 幹 校 と して,2005 年 度 ノーベル 医 学 生 理 学 賞 受 賞 者 であるロビン ウォーレン 西 オーストラリア 大 学 名 誉 教 授 ( 名 誉 博 士 )を 招 聘 し, 特 別 講 演 を 実 施 した (3) 社 会 との 連 携, 国 際 交 流 等 に 関 する 目 標 1) 産 学 官 連 携 促 進 事 業 等 の 獲 得 平 成 20 年 度 戦 略 的 大 学 連 携 支 援 事 業 及 び 産 学 官 連 携 戦 略 展 開 事 業 を 獲 得 し,イノベーション 機 構 の 活 動 を 強 化 し, 体 制 整 備 を 図 った 2) 産 学 官 連 携 戦 略 展 開 事 業 ( 戦 略 展 開 プログラム)シンポジウムの 開 催 連 携 校 企 業 自 治 体 等 約 150 名 の 参 加 者 に 対 し, 今 後 の 大 分 県 の 産 学 官 連 携 活 動 の 方 向 性 を 示 した なお, 大 分 県 知 事, 大 分 市 長 の 参 加 も 得 られて, 自 治 体 の 理 解 も 深 まったと 考 えられる 3) 産 学 官 連 携 に 関 する 基 本 方 針 の 策 定 教 職 員 に 対 し, における 産 学 官 連 携 に 関 する 基 本 方 針 について 改 めて 認 識 を 深 め, 円 滑 な 活 動 を 支 援 するために, 産 学 官 連 携 に 関 する 基 本 方 針 を 定 めた 4) イノベーション 機 構 の 体 制 整 備 1 挾 間 リエゾンオフィスの 設 置 コーディネータ1 名, 事 務 職 員 2 名, 事 務 補 助 員 1 名 を 配 置 し, 地 域 社 会 からの 本 学 窓 口 であるリエゾン 機 能 の 強 化 を 図 るとともに,ライフサイエン ス 分 野 におけるシーズ 発 掘 を 積 極 的 に 進 めた その 結 果,( 独 ) 科 学 技 術 振 興 機 構 のシーズ 発 掘 試 験 への 応 募 数 が 増 加 するなどの 成 果 が 出 た 2 リサーチファクトリーの 設 置 ディレクター1 名,サブディレクター2 名, 事 務 補 佐 員 1 名 を 配 置 し, 地 域 の 諸 課 題 の 解 決 及 び 地 域 の 活 性 化 に 寄 与 するために, 県 内 の 高 等 教 育 機 関 7 校 が 参 加 して 設 置 された 地 域 連 携 研 究 コンソーシアム 大 分 の 基 盤 強 化 を 図 った 5) 平 成 21 年 度 産 学 官 連 携 拠 点 ( 地 域 中 核 産 学 官 連 携 拠 点 )への 応 募 大 分 県 における 知 の 拠 点 形 成 のため,また, 文 部 科 学 省 及 び 経 済 産 業 省 における 事 業 外 部 資 金 の 優 先 的 獲 得 のため, 大 分 県 産 学 官 連 携 団 体 等 3 団 体 と 連 携 し, 産 学 官 連 携 拠 点 整 備 計 画 書 を 作 成 し, 上 記 事 業 へ 応 募 した 6) 国 際 交 流, 国 際 貢 献 の 推 進 のための 組 織 的 取 組 状 況 国 際 戦 略 推 進 部 門 会 議 及 び 国 際 教 育 研 究 センター 運 営 委 員 会 において, の 国 際 交 流 に 関 する 基 本 方 針 を 踏 まえ, 国 際 戦 略 を 検 討 しなが ら 交 流 協 定 校 の 拡 大 に 努 めた (4) 附 属 病 院 に 関 する 目 標 1) 平 成 20 年 4 月, 附 属 病 院 1 階 西 病 棟 内 に 臨 床 試 験 専 用 施 設 (CTU)を 設 置 し 6 月 に 自 主 臨 床 研 究, 患 者 対 象 の 治 験 及 び 健 康 被 験 者 対 象 の 治 験 を 実 施 した また,インターネットを 利 用 した 迅 速 かつ 効 果 的 なネットワーク 治 験 の 実 施 体 制 を 整 えた 2) 大 分 県 における 肝 疾 患 診 療 体 制 を 整 えるべく, 大 分 県 からの 要 請 もあり, 平 成 20 年 4 月 に 肝 疾 患 連 携 拠 点 病 院 の 指 定 を 受 けた 今 後, 県 内 の 協 力 医 療 機 関 等 に 関 する 情 報 の 収 集 や 提 供, 医 療 従 事 者 や 地 域 住 民 を 対 象 とした 研 修 会, 講 習 会 の 開 催, 相 談 支 援, 協 力 医 療 機 関 との 協 議 の 場 の 設 定 等 を 進 め ている 3) 大 分 県 より, 新 型 救 命 救 急 センターへの 指 定 に 関 して 要 請 もあり, 平 成 20 年 5 月 に 大 分 県 より 新 型 救 命 救 急 センターの 指 定 を 受 けた 現 在 は, 救 急 ICU 6 床 を 含 めた 10 床 体 制 で 運 営 を 行 っている 4) 当 院 での 人 工 関 節 置 換 術 の 長 期 成 績 を 向 上 させるとともに,セミナー 等 を 通 じて, 全 国 の 患 者 の QOL の 向 上, 広 く 整 形 外 科 学 の 発 展 に 寄 与 することを 目 指 して, 平 成 20 年 4 月 に, 寄 附 講 座 人 工 関 節 学 講 座 を 設 置 した 5) ヘリコプターを 利 用 しての 病 院 へのアクセス 向 上 を 目 的 として, 平 成 20 年 10 月 に 患 者 搬 送 用 のヘリポートを 設 置 した ヘリポートから 病 院 まで,ヘ リポート 設 置 前 は 車 で15 分 要 していたが, 設 置 後 は 車 で1 分 に 短 縮 された ヘリポート 設 置 した 後, 平 成 20 年 度 において, 計 23 件 の 搬 送 が 行 われた -6-

9 (1) 業 務 運 営 の 改 善 及 び 効 率 化 に 関 する 特 記 事 項 等 1. 特 記 事 項 (1) 学 内 専 用 ホームページに 有 用 なポータルサイトの 構 築 学 内 専 用 ホームページにポータルサイトとして, 大 学 経 営 情 報 サイト 事 務 手 続 き 案 内 を 構 築 した 大 学 経 営 情 報 サイト は, 大 学 運 営 に 有 用 な 情 報 である 文 部 科 学 省 や 政 府 関 係 機 関 等 において 公 表 されている 審 議 会 等 の 最 新 情 報 が, 簡 単 に 系 統 だって 参 照 することが 可 能 となっている また, 事 務 手 続 き 案 内 は,それぞれの 所 掌 事 務 のお 知 らせホームページに 個 別 に 掲 載 されている 諸 手 続 きの 案 内 を 横 断 的 に 参 照 することが 可 能 となっており, 平 成 21 年 度 から 運 用 を 開 始 することとした (2) 事 務 改 革 推 進 のためのアクション プログラム - 大 学 を 変 える はじめの 100 歩! - の 実 施 平 成 19 年 度, 事 務 改 革 会 議 の 下 に 業 務 改 革 を 推 進 するために 平 成 20,21 年 度 で 実 施 することとして 策 定 した アクション プログラム に 基 づき, 以 下 の 事 項 を 実 施 した 1) 内 部 規 則 の 再 構 築 本 学 内 部 規 則 は, 法 人 化 前 の 国 の 法 令 等 をそのまま 引 き 継 いでいるケース や 数 の 多 さ, 利 便 性 等 において 種 々の 問 題 があった これらの 問 題 を 解 決 し, 内 部 規 則 の 見 直 しによる 更 なる 業 務 の 簡 素 化 合 理 化 を 図 るため, 内 部 規 則 の 再 構 築 を 推 進 した これにより,9 種 類 あった 内 部 規 則 の 体 系 を4 種 類 に 削 減 し, 手 続 き 的 な 内 容 の 事 項 については, 手 引 きとして 整 備 することで, 594 の 内 部 規 則 のうち,151 の 内 部 規 則 を 廃 止 し,217 の 内 部 規 則 の 内 容 見 直 しを 行 った 2) 全 学 的 な 情 報 化 を 推 進 する 情 報 化 推 進 室 の 設 置 全 学 的 な 情 報 化 推 進 体 制 の 速 やかな 構 築 に 不 可 欠 な CIO 及 び CIO 補 佐 の 職 務 への 支 援 を 実 現 するために, 学 術 情 報 拠 点 の 事 務 部 門 として 位 置 づけ られている 研 究 社 会 連 携 部 学 術 情 報 課 に, 事 務 情 報 関 係 業 務 を 含 めた 情 報 化 推 進 室 を 設 置 ( 平 成 20 年 7 月 )し, 情 報 セキュリティ 体 制 の 整 備 や 職 員 の 情 報 リテラシーの 向 上 を 図 った 3) 専 門 的 な 外 部 人 材 の 登 用 これまで 登 用 した 専 門 的 な 外 部 人 材 の 検 証 結 果 において, 専 門 性 を 活 かし た 業 務 の 推 進 などについて 高 い 評 価 を 得 たことを 踏 まえ,キャリア 開 発 課 長 を 学 外 公 募 し, 私 立 大 学 での 就 職 支 援 経 験 者 を 任 期 制 で 採 用 するとともに, 新 たに 設 置 した 入 学 企 画 支 援 センターに 入 学 支 援 プランナーを 学 外 公 募 し, 米 国 や 国 内 の 私 立 大 学 での 入 試 広 報 の 経 験 がある 者 を 任 期 制 で 採 用 した 4) 業 務 手 順 説 明 書 の 整 備 事 務 組 織 における 業 務 の 手 順 を 明 文 化 し, 業 務 上 のミスを 防 止 するととも に, 効 率 的 業 務 の 継 続 を 確 保 し, 引 継 業 務 の 簡 素 化 を 図 ることを 目 的 として, 各 事 務 所 掌 部 署 において, 全 学 統 一 様 式 により 業 務 手 順 説 明 書 を 作 成 し, 学 内 専 用 ホームページに 掲 載 した この 業 務 手 順 説 明 書 により, 業 務 の 可 視 化, 見 直 し 改 善 等 の 検 討 を 容 易 にすることが 可 能 になった 5) 職 制 のフラット 化 組 織 の 柔 軟 化 を 柱 とした 事 務 組 織 の 見 直 し 事 務 改 革 会 議 の 下 に 設 置 された 事 務 組 織 のフラット 化 柔 軟 化 に 関 するタ スクフォースにおいて, 職 制 のフラット 化 組 織 の 柔 軟 化 を 柱 とした 事 務 組 織 の 見 直 しの 検 討 を 行 い, 提 言 をまとめた 平 成 21 年 度 には, 具 体 化 に 向 けてさらに 事 務 改 革 会 議 において 検 討 を 進 め ていくこととしている (3) 意 見 収 集 サイト の 作 成 本 学 の 取 組 及 び 刊 行 物 等 に 対 する 学 内 者 ( 教 職 員 学 生 )の 意 見 を 学 内 ホーム ページ 上 で 幅 広 く 収 集 し, 大 学 運 営 に 活 用 することを 目 的 にアンケート 機 能 を 有 する 意 見 収 集 サイト を 構 築 した また, 本 サイトは,アンケート 結 果 の 集 計 及 び CSV 形 式 によるデータ 出 力 が 可 能 となっている これにより, 組 織 の 枠 を 超 えた 意 見, 的 確 な 学 生 ニーズ, 地 域 社 会 からの 意 見 の 収 集 及 び 集 計 が 容 易 に 行 えるようになっており, 平 成 21 年 度 から 運 用 を 開 始 す ることとした -7-

10 (4) 人 事 考 課 実 施 に 向 けた 取 組 教 員 の 人 事 考 課 については, 評 価 委 員 会 において, 教 員 評 価 結 果 の 人 事 考 課 への 活 用 について 検 討 を 行 い, 教 員 評 価 結 果 を 人 事 考 課 等 処 遇 に 反 映 させている 大 学 の 実 状 調 査 を 行 った 上 で, 本 学 への 導 入 について 検 討 を 重 ねて 行 くこととし, 先 行 している 大 学 の 資 料 収 集 に 留 まらず, 平 成 20 年 度 には2 大 学 への 実 地 調 査 を 行 い,さらに 平 成 21 年 度 にも 引 き 続 き 本 学 教 員 を 中 心 として 実 地 調 査 を 行 うこと とした また, 事 務 職 員 等 の 人 事 考 課 については, 事 務 職 員 等 評 価 ワーキンググループ において 検 討 検 証 を 重 ね,これまでの 職 員 評 価 に 行 動 評 価 を 加 え, 総 合 的 な 人 事 考 課 制 度 を 整 備 した (5) 多 様 な 任 用 システムの 導 入 教 員 については, 任 期 制 をより 弾 力 的 に 運 用 できるよう 特 任 教 員 就 業 規 則 を 制 定 し, 経 済 学 部 に 特 任 准 教 授 2 名 を 採 用 した 附 属 病 院 においても,この 制 度 を 活 用 して 病 院 特 任 助 教 4 名 を 採 用 した また, 任 期 制 での 教 員 採 用 を 拡 大 し, 医 学 部 及 び 附 属 病 院 助 教 はすべて 任 期 制 で 採 用 したほか, 高 等 教 育 開 発 センターの 教 授 1 名, 総 合 科 学 研 究 支 援 センター の 助 教 1 名 も 任 期 制 で 採 用 した 平 成 20 年 度 福 祉 のまちおこし 研 究 事 業 において も 講 師 2 名, 助 教 1 名 をそれぞれ 任 期 制 で 採 用 し,おおいた 地 域 医 療 支 援 システ ム 構 築 事 業 において 産 科 婦 人 科 分 野 担 当 の 教 授 1 名 も 任 期 制 で 採 用 した さらに, 女 性 医 師 の 復 帰 やその 子 育 て 等 を 支 援 するため, 柔 軟 な 勤 務 環 境 を 提 供 できるように 規 程 改 正 を 行 い, 時 間 雇 用 職 員 としての 女 性 医 師 の 採 用 を 実 施 し た 事 務 職 員 については,キャリア 開 発 課 長 を 学 外 から 公 募 し, 私 立 大 学 での 就 職 支 援 経 験 者 を 任 期 制 で 採 用 するとともに, 入 学 者 確 保 を 戦 略 的 に 行 うため, 新 た に 設 置 した 入 学 企 画 支 援 センターに 入 学 支 援 プランナーを 学 外 公 募 し, 米 国 や 国 内 の 私 立 大 学 での 入 試 広 報 の 経 験 がある 者 を 任 期 制 で 採 用 した (6) 服 務 ハンドブックの 作 成 職 員 が 守 るべき 服 務 規 律 等 をまとめ, 服 務 ハンドブック を 作 成 した このハ ンドブックはポケットサイズで 作 成 し, 職 員 がいつでも 活 用 できるようにすると ともに, 全 ての 教 職 員 へ 配 付 して 服 務 規 律 の 周 知 徹 底 を 図 った さらには, 公 開 ホームページへ 服 務 ハンドブック を 掲 載 し, 更 なる 周 知 徹 底 と 社 会 への 公 表 をも 果 たした 共 通 事 項 に 係 る 取 組 状 況 (1) 戦 略 的 な 法 人 経 営 体 制 の 確 立 と 効 果 的 運 用 が 図 られているか 学 内 の 学 術 情 報 基 盤 を 統 括 する 学 術 情 報 拠 点 ( 附 属 図 書 館 と 総 合 情 報 処 理 セン ターを 統 合, 平 成 20 年 4 月 設 置 )の 長 を 副 学 長 とし, 拠 点 長 を 法 人 における 情 報 戦 略 の 企 画 実 施, 情 報 化 関 連 施 策 全 般 にわたる 総 合 調 整 を 行 う 情 報 化 統 括 責 任 者 (CIO)とすることで, 情 報 政 策 の 責 任 者 の 一 元 化 と 明 確 化 を 図 り, 全 学 に 関 わる 情 報 政 策 を 実 施 するに 当 たり, 迅 速 に 企 画 運 用 ができる 体 制 を 整 備 した (2) 法 人 としての 総 合 的 な 観 点 から 戦 略 的 効 果 的 な 資 源 配 分 が 行 われている か 1) 学 長 裁 量 定 員 法 人 の 戦 略 的 経 営 や 重 点 的 取 組 事 項 への 優 先 的 配 置 の 観 点 から, 平 成 20 年 度 は 大 学 情 報 基 盤 整 備 の 推 進 のために, 学 術 情 報 拠 点 に 教 員 2 名, 学 術 情 報 課 に 事 務 職 員 2 名 を 配 置 し, 併 せて, 免 許 更 新 制 度 導 入 に 伴 う 本 学 実 施 体 制 の 整 備 のために 事 務 職 員 1 名 を 配 置 した なお, 平 成 19 年 度 までの 配 置 状 況 について, 総 務 担 当 理 事 を 中 心 に 検 証 を 行 った 結 果, 学 長 裁 量 定 員 ( 教 員 )は,1 全 学 的 な 教 育 研 究 の 充 実 推 進,2 特 色 ある 教 育 研 究 を 行 うために 必 要 なセンター 等 の 整 備 充 実,3 地 域 社 会 と 連 携 した 大 学 の 構 築 が 図 られ, 学 長 裁 量 定 員 ( 事 務 )は,1 事 務 組 織 改 組 に 伴 う 組 織 の 強 化,2センター 等 支 援 業 務 について, 格 段 の 進 展 が 図 られている ことが 確 認 できた 2) 予 算 配 分 の 重 点 化 効 率 化 本 学 の 将 来 の 発 展 に 緊 要 となる 質 の 高 い 事 業 として,1 医 工 連 携 による 先 進 的 プロジェクト 研 究 の 推 進,2 癌 治 療 に 関 する 先 進 的 研 究 の 推 進,3 新 調 達 シ ステムの 導 入 などの 事 業 の 実 施 に 必 要 な 経 費 を 配 分 した 3) 学 長 裁 量 経 費 学 長 のイニシアティブによる 全 学 的 視 点 に 立 った 戦 略 的 教 育 研 究 事 業 等 を 一 層 推 進 するため, 学 長 裁 量 経 費 を 180 百 万 円 ( 前 年 度 比 30 百 万 円 の 増 )に

11 増 額 し, 平 成 20 年 度 は 環 境 を 醸 成 する 観 点 から, 外 部 の 競 争 的 資 金 の 獲 得 に 積 極 的 に 挑 戦 することを 目 的 に 4 つのプログラム(1 教 育 改 革 拠 点 形 成 支 援 2 研 究 推 進 拠 点 形 成 支 援 3 若 手 研 究 者 萌 芽 研 究 支 援 4 社 会 連 携 支 援 )の 重 点 化 を 図 るとともに, 同 経 費 において, 学 生 支 援 や 受 験 者 確 保 のためのプロジェクトに 重 点 配 分 を 行 った この 結 果, 外 部 資 金 の 受 入 は, 寄 附 金 を 除 き( 前 年 度 大 口 の 寄 附 金 2 件 があったため), 前 年 度 比 で 件 数 約 13%(44 件 )の 増, 金 額 約 38%(254 百 万 円 )の 増 収 が 図 られた さらに, 平 成 21 年 度 志 願 者 数 は 前 年 度 比 で 約 8%(430 名 ) 増 加 した 4) 部 局 長 裁 量 経 費 各 部 局 における1 管 理 的 経 費 の 削 減 状 況 2 大 学 改 革 への 取 組 状 況 等 ( 学 生 の 充 足 率, 外 部 資 金 の 獲 得 状 況 等 )3 学 生 納 付 金 収 入 ( 入 学 料 検 定 料 )の 確 保 状 況 を 予 算 配 分 に 反 映 させ, 成 果 については 学 内 ホームページ 等 で 公 表 した 5) 評 価 結 果 の 予 算 配 分 への 反 映 学 長 裁 量 経 費 において, 公 募 目 的 にある 外 部 の 競 争 的 資 金 の 獲 得 に 積 極 的 に 挑 戦 すること をより 一 層 重 点 化 し,さらに, 当 該 経 費 を 配 分 した 事 業 について, 平 成 19 年 度 から 成 果 等 の 報 告 会 を 実 施 するなど, 外 部 資 金 獲 得 のた めの 評 価 検 証 等 を 行 った また, 科 学 研 究 費 補 助 金 の 採 択 を 拡 充 するための 支 援 事 業 を 継 続 し, 実 施 し た 部 局 長 裁 量 経 費 については, 各 部 局 における 外 部 資 金 獲 得 状 況 等 につい て,インセンティブとして 反 映 させ, 成 果 については 学 内 ホームページ 等 で 公 表 した 6) 財 政 調 整 資 金 財 政 運 営 の 基 本 指 針 ( 中 期 財 政 計 画 )に 基 づき, 本 学 の 将 来 の 発 展 に 緊 要 と 考 えられる 質 の 高 い 事 業 や 中 期 目 標 の 達 成 に 資 する 財 政 調 整 資 金 を 創 設 ( 平 成 19 年 度 )し, 所 要 額 を 確 保 するとともに,この 戦 略 的 活 用 として, 教 育 研 究 環 境 の 改 善 を 図 る 観 点 から, 教 育 研 究 環 境 整 備 に 110 百 万 円, 診 療 環 境 整 備 に 40 百 万 円, 病 院 設 備 に 90 百 万 円, 学 生 寮 の 耐 震 改 修 に 165 百 万 円 を 重 点 配 分 し, 柔 軟 な 運 用 を 図 った この 結 果,とりわけ 学 生 寮 (Ⅰ 期 )の 耐 震 改 修 は, 当 初 計 画 を 上 回 る 早 期 実 施 (1 年 前 倒 し)を 実 現 した(なお,Ⅱ 期 は 21 年 度 完 成 予 定 ) (3) 業 務 運 営 の 効 率 化 を 図 っているか 1) 内 部 規 則 の 再 構 築 の 推 進 本 学 内 部 規 則 は, 法 人 化 前 の 国 の 法 令 等 をそのまま 引 き 継 いでいるケースや 数 の 多 さ, 利 便 性 等 において 種 々の 問 題 があった これらを 解 決 し, 内 部 規 則 の 見 直 しによる 更 なる 業 務 の 簡 素 化 合 理 化 を 図 るため, 内 部 規 則 の 再 構 築 を 推 進 した これにより,9 種 類 あった 内 部 規 則 の 体 系 を4 種 類 に 削 減 し, 手 続 き 的 な 内 容 の 事 項 については, 手 引 きとして 整 備 することで,594 の 内 部 規 則 のうち,151 の 内 部 規 則 が 廃 止 され,217 の 内 部 規 則 の 内 容 が 見 直 された 2) アウトソーシングの 推 進 アウトソーシングについては,1パソコンヘルプサービス 業 務,2 留 学 生 寄 宿 舎 の 管 理 業 務 について 実 施 した さらに, 平 成 21 年 度 には, 新 たに 旅 費 支 給 業 務 の 委 託 を 行 うこととした 3) 学 内 専 用 ホームページに 有 用 なポータルサイトの 構 築 学 内 専 用 ホームページにポータルサイトとして, 大 学 経 営 情 報 サイト 事 務 手 続 き 案 内 を 構 築 した 大 学 経 営 情 報 サイト は, 大 学 運 営 に 有 用 な 情 報 である 文 部 科 学 省 や 政 府 関 係 機 関 等 において 公 表 されている 審 議 会 等 の 情 報 の 最 新 のものが, 簡 単 に 系 統 だ って 参 照 することが 可 能 となっている また, 事 務 手 続 き 案 内 は,それぞれの 所 掌 事 務 のお 知 らせホームページにばらばらに 掲 載 されている 諸 手 続 きの 案 内 を 横 断 的 に 参 照 することが 可 能 となっている これらは, 平 成 21 年 度 から 運 用 を 開 始 することとした (4) 収 容 定 員 を 適 切 に 充 足 した 教 育 活 動 が 行 われているか 平 成 20 年 5 月 1 日 現 在 における 充 足 率 は, 学 士 課 程 が 収 容 定 員 4540 人 に 対 し て 5098 人 で 112.3%, 修 士 課 程 が 収 容 定 員 474 人 に 対 して 540 人 で 114%, 博 士 課 程 が 収 容 定 員 162 人 に 対 して 184 人 で 114%となっており, 収 容 定 員 を 適 切 に 充 足 している -9-

12 (5) 外 部 有 識 者 の 積 極 的 な 活 用 を 行 っているか 経 営 協 議 会 は 平 成 20 年 度 において9 回 開 催 されるとともに, 学 外 委 員 からの 意 見 提 案 等 に 対 する 本 学 の 取 組 状 況 について 検 証 を 行 い, 平 成 21 年 度 計 画 に 反 映 する 課 題 の 整 理 を 行 うとともに, 平 成 20 年 度 に 作 成 した 第 2 期 中 期 目 標 期 間 を 想 定 した の 道 標 に 反 映 させた さらに, 学 外 委 員 からの 提 言 により, 平 成 20 年 度 末 の 世 界 経 済 の 状 況 悪 化 に 伴 う 留 学 生 への 一 時 奨 学 金 の 支 給 による 支 援 策 や 大 麻 草 などの 違 法 薬 物 禁 止 の 講 演 会 やポスター 等 による 学 生 への 注 意 喚 起 を 進 めた また, の 活 動 状 況 や 本 学 の 特 色 ある 取 組 について, 経 営 協 議 会 において 毎 回 報 告 を 行 うことで, 経 営 協 議 会 学 外 委 員 の 本 学 の 運 営 に 対 する 理 解 を 深 め, 経 営 協 議 会 において 意 見 や 提 案 を 出 しやすい 環 境 の 構 築 を 図 った (6) 監 査 機 能 の 充 実 が 図 られているか 監 事 監 査 は, 平 成 20 年 度 監 査 計 画 書 に 沿 って 全 部 局 の 監 査 が 着 実 に 実 施 さ れている 教 学 面 では, 教 学 組 織 の 在 り 方 を 含 む 第 2 期 中 期 目 標 期 間 に 向 けた 展 望 など を 面 談 項 目 に 掲 げて, 監 査 が 行 われた また, 業 務 面 では, 平 成 20 年 度 は 特 に 労 働 安 全 衛 生 に 係 る 監 査 を, 監 査 室 と 連 携 し,また 労 働 安 全 に 係 る 業 務 担 当 者 を 監 査 事 務 補 助 者 として 監 査 に 加 えて 全 学 的 な 監 査 が 行 われた 副 課 長 以 下 の 事 務 職 員 に 対 して,アンケート 調 査 による 監 事 による 事 務 診 断 が 実 施 され, 民 間 発 想 のマネジメント 手 法 を 基 にした 意 識 改 革 の 必 要 性 と 問 題 点 の 指 摘 が 行 われた さらには, 業 務 実 態 を 監 事 自 ら 把 握 するため, 附 属 病 院 中 央 診 療 部 4か 所, 防 災 センター, 中 央 機 械 室 の 業 務 視 察 が 行 われ,また, 社 会 連 携 担 当 理 事 が 有 限 会 社 大 分 TLO の 会 長 に 就 任 したのを 受 けて, 先 方 の 了 承 の 下 に 業 務 視 察 が 行 われた 監 事 は, 監 事 Report( 毎 月, 学 長 室 会 議 で 報 告 ) 及 び 監 事 からのお 知 らせ ( 毎 日,イントラネットにて 掲 載 ) で 大 学 経 営 や 監 査 に 係 る 事 項 の 情 報 を 発 信 し 情 報 の 共 有 化 に 努 めている 監 査 室 監 査 では, 平 成 20 年 度 4 月 より 専 任 の 監 査 室 長 ( 従 来 は 総 務 担 当 理 事 が 監 査 室 長 兼 任 )を 設 置 し, 会 議 資 料 等 が 直 接 監 査 室 に 届 く 仕 組 みとなり,また, 監 査 関 係 の 決 裁 の 迅 速 化 を 図 った (7) 男 女 共 同 参 画 の 推 進 に 向 けた 取 組 が 行 われているか 平 成 15 年 10 月 の 統 合 時 にイコール パートナーシップ 委 員 会 を 設 置 した 際 に, キャンパス ハラスメントの 防 止 対 策 のみならず, 男 女 共 同 参 画 についての 取 組 も 当 該 委 員 会 の 所 掌 とした 当 該 委 員 会 の 男 女 共 同 参 画 についての 主 な 活 動 としては, 平 成 19 年 12 月 には における 男 女 共 同 参 画 の 推 進 に 関 する 調 査 報 告 書 を 作 成 し,また, 平 成 20 年 7 月 には 学 長 に 対 して における 男 女 共 同 参 画 の 推 進 に 関 する 提 言 を 行 った 平 成 16 年 9 月 に 策 定 した 教 員 選 考 の 基 本 方 針 に 掲 げた 外 国 人, 女 性 及 び 社 会 人 を 積 極 的 選 考 する の 規 程 を 平 成 20 年 4 月 改 正 し, 業 績 評 価 等 の 審 査 結 果 について 同 等 と 認 められる 場 合 には, 女 性 を 優 先 的 に 選 考 する と 改 めた 平 成 20 年 4 月 には 女 性 教 職 員 の 採 用 の 取 組 として, 日 々 雇 用 職 員 としての 医 員 とは 別 に 時 間 雇 用 職 員 としての 医 員 を 採 用 できるように 規 程 改 正 を 実 施 し, 女 性 医 師 の 復 帰 やその 子 育 て 等 を 支 援 するための 柔 軟 な 勤 務 形 態 を 提 供 した また, 仕 事 と 育 児 等 の 両 立 を 支 援 し, 女 性 教 職 員 が 活 躍 できる 環 境 づくりに 向 けた 取 組 として, 平 成 19 年 7 月 に 附 属 病 院 に 事 業 所 内 託 児 所 を 開 設 した (8) 従 前 の 業 務 実 績 の 評 価 結 果 について 運 営 に 活 用 しているか 法 人 評 価 の 結 果 については, 役 員 会, 経 営 協 議 会, 教 育 研 究 評 議 会 等 を 通 じ 全 学 的 な 周 知 を 図 るとともに, 課 題 として 指 摘 された 事 項 については, 学 長 から 担 当 理 事 に 対 して, 改 善 方 策 の 検 討, 及 びその 確 実 な 実 施 を 指 示 し, 理 事 室 を 中 心 として 取 り 組 んだ -10-

13 (2) 財 務 内 容 の 改 善 に 関 する 特 記 事 項 等 1. 特 記 事 項 (1) 学 生 納 付 金 収 入 の 確 実 な 確 保 1) 入 学 志 願 者 の 確 保 方 策 入 学 者 選 抜 全 般 に 関 する 企 画 戦 略 を 策 定 する 入 学 企 画 支 援 センター を 新 たに 設 置 して 組 織 の 充 実 を 図 った 広 報 活 動 としては,8 月 にオープンキャンパスを 開 催 し, 高 校 生 約 3,200 人 ( 対 前 年 度 約 14% 増 )が 来 学 した 学 生 によるキャンパス 大 使 も 高 校 13 校 ( 対 前 年 度 約 2.6 倍 )へ 訪 問 した また, 九 州 地 区 国 立 大 学 合 同 説 明 会 を, 東 京, 広 島, 福 岡 の 各 会 場 で 実 施 した その 結 果, 平 成 21 年 度 志 願 者 数 は, 前 年 度 比 で 約 8%(430 名 ) 増 加 し, 検 定 料 が 約 7%(6 百 万 円 )の 増 収 と なった 2) 休 退 学 者 等 の 改 善 方 策 本 学 ホームページに, 学 生 相 談 の 窓 口 紹 介 を 新 たに 掲 載 し, 学 生 の 利 便 性 を 図 った また, 不 登 校 傾 向 の 学 生 へのアウトリーチ 型 支 援 事 業 が 独 自 性 や 有 用 性 が 高 く 評 価 されて 学 生 支 援 GP に 採 択 され, 学 生 や 保 護 者 からの 相 談 に 精 神 科 医 臨 床 心 理 士 ソーシャルワーカー( 社 会 福 祉 士 )が 応 じる 等 の 体 制 を 整 備 し, 学 生 相 談 がより 幅 広 く 迅 速 に 対 応 できるようになった 授 業 料 収 入 の 確 保 状 況 を 各 部 局 の 基 盤 教 育 経 費 の 当 初 予 算 配 分 に 反 映 させた これらにより 前 年 度 比 で, 休 学 者 は 約 5%(9 名 ), 退 学 者 は 約 21%(24 名 ) 及 び 除 籍 者 は 約 65%(11 名 )の 減 少 が 図 られた (2) 余 裕 資 金 の 管 理 運 用 による 増 収 方 策 取 引 銀 行 の 拡 大 ( 前 年 度 より 3 行 増 )を 行 い, 金 利 が 有 利 で 安 全 な 短 期 長 期 の 定 期 預 金 にし, 運 用 期 間 を 最 大 にするため 期 日 指 定 の 定 期 預 金 などより 一 層 の 積 極 的 な 運 用 を 行 った その 結 果, 利 息 収 入 は, 市 場 金 利 の 低 下 の 中 で 前 年 度 比 約 18%( 約 4.5 百 万 円 )の 増 加 で, 運 用 開 始 の 平 成 18 年 度 に 比 べ 22 百 万 円 の 増 で 約 3.8 倍 となっ た 共 通 事 項 に 係 る 取 組 状 況 (1) 財 務 内 容 の 改 善 充 実 が 図 られているか 1) 経 費 の 節 減 に 向 けた 取 組 状 況 1 管 理 的 経 費 の 抑 制 管 理 的 経 費 の 節 減 に 向 けた 取 組 について,インセンティブが 働 く 予 算 配 分 を 行 うため, 部 局 長 裁 量 経 費 の 配 分 について, 前 年 度 に 引 き 続 き, 各 部 局 における 節 減 の 取 組 状 況 を 反 映 させた また, 管 理 的 経 費 の 点 検 を 行 い, 主 に 以 下 の 節 減 について 取 組 を 実 施 した ア. 複 写 機 の 一 括 3 年 の 賃 貸 借 保 守 契 約 を 前 年 度 の 29 台 に 続 き,22 台 締 結 した これに 係 る 節 減 効 果 は, 比 較 可 能 な 管 理 部 門 の9 台 だけでも 前 年 度 比 で 約 13%(130 万 円 )の 節 減 となった イ. 電 話 契 約 の 見 直 し 及 びテレビ 台 数 の 見 直 しを 行 い, 前 年 度 比 で 約 13%( 計 130 万 円 )の 節 減 を 図 った ウ. 単 価 契 約 については, 平 成 20 年 度 の 18 品 目 から 平 成 21 年 度 には 80 品 目 に 大 幅 に 拡 大 し, 契 約 を 締 結 した これにより 平 成 21 年 度 は 約 210 万 円 の 節 減 が 見 込 まれる エ. 平 成 21 年 度 より 実 施 する 旅 費 支 給 業 務 の 外 部 委 託 を 平 成 21 年 2 月 に 締 結 した これは 旅 行 代 理 店 への 旅 費 計 算 及 び 支 払 業 務 を 委 託 するものであ り,これにより 平 成 21 年 度 には 約 220 万 円 の 節 減 が 見 込 まれる 2 光 熱 水 費 ゴミの 抑 制 重 油 を 含 む 光 熱 水 費 は, 平 成 19 年 度 実 績 を 下 回 ることを 目 標 に 取 り 組 み, 重 油 水 道 料 の 削 減 が 図 られ, 特 に 水 道 料 においては, 平 成 19 年 度 に 開 始 した 地 下 水 の 活 用 により, 平 成 20 年 度 は 前 年 度 比 約 6 百 万 円 (18 年 度 比 では 17 百 万 円 )の 削 減 が 図 られた また, 平 成 20 年 10 月 より 給 与 明 細 書 の WEB 配 信 を 開 始 するなど, 通 知 文 書 等 のペーパレス 化 を 着 実 に 推 進 した さらに,ゴミの 抑 制 分 別 に 対 する 意 識 高 揚 を 図 るため, 私 にできる 5 つ のポイント 及 び 部 局 毎 の 可 燃 物 (ゴミ)の 排 出 状 況 産 業 廃 棄 物 のリサイクル 状 況 をホームページで 公 表 するなど, 教 職 員 の 意 識 の 高 揚 に 努 めた その 結 果, 廃 棄 物 の 分 別,リサイクルの 意 識 は 浸 透 したため, 可 燃 物 の 排 出 量 は 約 2 トン

14 減 少 した 2) 自 己 収 入 の 増 加 に 向 けた 取 組 状 況 1 外 部 資 金 の 増 加 に 向 けた 取 組 学 長 裁 量 経 費 を 180 百 万 円 ( 前 年 度 比 30 百 万 円 の 増 )に 増 額 し,この 中 で 外 部 の 競 争 的 資 金 の 獲 得 に 積 極 的 に 挑 戦 することを 目 的 に 4 つのプログ ラム(1 教 育 改 革 拠 点 形 成 支 援 2 研 究 推 進 拠 点 形 成 支 援 3 若 手 研 究 者 萌 芽 研 究 支 援 4 社 会 連 携 支 援 )のより 一 層 の 重 点 化 を 図 るとともに, 部 局 長 裁 量 経 費 において, 各 部 局 の 外 部 資 金 獲 得 状 況 等 について,インセンティブを 反 映 させ, 成 果 については 学 内 ホームページ 等 で 公 表 した また, 科 学 研 究 費 補 助 金 の 採 択 を 拡 充 するための 支 援 事 業 を 継 続 し, 実 施 した これらの 結 果, 外 部 資 金 の 受 入 は, 寄 附 金 を 除 き( 前 年 度 大 口 の 寄 附 金 2 件 があったため), 前 年 度 比 で 件 数 約 13%(44 件 )の 増, 金 額 約 38%(254 百 万 円 )の 増 収 が 図 られた 2 学 生 納 付 金 収 入 の 確 実 な 確 保 ア. 入 学 志 願 者 の 確 保 方 策 入 学 者 選 抜 全 般 に 関 する 企 画 戦 略 を 策 定 する 入 学 企 画 支 援 センター を 新 たに 設 置 して 組 織 の 充 実 を 図 った 広 報 活 動 としては,8 月 にオープンキャンパスを 開 催 し, 高 校 生 約 3,200 人 ( 対 前 年 度 約 14% 増 )が 来 学 した 学 生 によるキャンパス 大 使 も 高 校 13 校 ( 対 前 年 度 約 2.6 倍 )へ 訪 問 した また, 九 州 地 区 国 立 大 学 合 同 説 明 会 を, 東 京, 広 島, 福 岡 の 各 会 場 で 実 施 した その 結 果, 平 成 21 年 度 志 願 者 数 は, 前 年 度 比 で 約 8%(430 名 ) 増 加 し, 検 定 料 が 約 7% (6 百 万 円 )の 増 収 となった イ. 休 退 学 者 等 の 改 善 方 策 本 学 ホームページに, 学 生 相 談 の 窓 口 紹 介 を 新 たに 掲 載 し, 学 生 の 利 便 性 を 図 った また, 不 登 校 傾 向 の 学 生 へのアウトリーチ 型 支 援 事 業 が 独 自 性 や 有 用 性 が 高 く 評 価 されて 学 生 支 援 GP に 採 択 され, 学 生 や 保 護 者 からの 相 談 に 精 神 科 医 臨 床 心 理 士 ソーシャルワーカー( 社 会 福 祉 士 )が 応 じる 等 の 体 制 を 整 備 し, 学 生 相 談 がより 幅 広 く 迅 速 に 対 応 できるようになった 授 業 料 収 入 の 確 保 状 況 を 各 部 局 の 基 盤 教 育 経 費 の 当 初 予 算 配 分 に -12- 反 映 させた これらにより 前 年 度 比 で, 休 学 者 は 約 5%(9 名 ), 退 学 者 は 約 21% (24 名 ), 除 籍 者 は 約 65%(11 名 )の 減 少 が 図 られた 3) 資 金 の 運 用 に 向 けた 取 組 状 況 取 引 銀 行 の 拡 大 ( 前 年 度 より3 行 増 )を 行 い, 金 利 が 有 利 で 安 全 な 短 期 長 期 の 定 期 預 金 にし, 運 用 期 間 を 最 大 にするため 期 日 指 定 の 定 期 預 金 などより 一 層 の 積 極 的 な 運 用 を 行 った その 結 果, 利 息 収 入 は, 市 場 金 利 の 低 下 の 中 で 前 年 度 比 約 18%( 約 4.5 百 万 円 )の 増 加 で, 運 用 開 始 の 平 成 18 年 度 に 比 べ 22 百 万 円 の 増 で 約 3.8 倍 とな った 4) 財 務 情 報 に 基 づく 財 務 分 析 の 実 施 とその 分 析 結 果 の 活 用 状 況 平 成 19 年 度 財 務 諸 表 等 の 分 析 結 果 から, 人 件 費 の 抑 制, 外 部 資 金 の 拡 大 が 本 学 における 重 要 課 題 であることから, 人 件 費 管 理 においては 総 額 一 括 管 理 方 式 の 検 証 を 行 った 結 果, 附 属 病 院 における 診 療 収 入 により 賄 われる 人 件 費 については,より 弾 力 的 かつ 効 果 的 な 病 院 経 営 を 実 現 する 観 点 から, 附 属 病 院 において 管 理 執 行 する 方 式 とした 外 部 資 金 の 獲 得 については, 学 長 裁 量 経 費 に 科 学 研 究 費 補 助 金 の 採 択 実 績 向 上 のための 支 援 制 度 を 継 続 するなど, 引 き 続 き 外 部 資 金 獲 得 のための 取 組 を 行 った また, 競 争 的 資 金 に 関 する 専 用 のホームページを 作 成 し, 申 請 方 法 や 採 択 状 況 などの 情 報 提 供 に 努 めるなど 外 部 資 金 の 獲 得 に 繋 がる 取 組 を 実 施 した (2) 人 件 費 等 の 必 要 額 を 見 通 した 財 政 計 画 の 策 定 や 適 切 な 人 員 管 理 計 画 の 策 定 等 を 通 じて, 人 件 費 削 減 に 向 けた 取 組 が 行 われているか 1) 中 期 計 画 において 設 定 された 人 件 費 削 減 目 標 値 の 達 成 に 向 けた 人 件 費 削 減 の 取 組 状 況 1 本 学 の 財 政 運 営 の 基 本 指 針 ( 中 期 財 政 計 画 )( 平 成 19 年 度 改 訂 )に 則 り, 人 件 費 管 理 計 画 に 基 づく 計 画 的 な 人 員 管 理 を 行 い, 財 政 の 健 全 化 を 図 るとともに 財 政 基 盤 の 充 実 強 化 を 図 っている

15 2 人 件 費 管 理 においては 総 額 一 括 管 理 方 式 の 検 証 を 行 った 結 果, 附 属 病 院 における 診 療 収 入 により 賄 われる 人 件 費 については,より 弾 力 的 かつ 効 果 的 な 病 院 経 営 を 実 現 する 観 点 から, 附 属 病 院 において 管 理 執 行 する 方 式 とした (3) 従 前 の 業 務 実 績 の 評 価 結 果 について 運 営 に 活 用 しているか (1) 業 務 運 営 の 改 善 及 び 効 率 化 に 関 する 特 記 事 項 等 (8) 従 前 の 業 務 実 績 の 評 価 結 果 について 運 営 に 活 用 しているか (P10) 参 照 -13-

16 (3) 自 己 点 検 評 価 及 び 当 該 状 況 に 係 る 情 報 の 提 供 に 関 する 特 記 事 項 等 1. 特 記 事 項 (1) 全 学 の 自 己 評 価 書 ( 概 要 版 ) 等 の 作 成 全 学 の 自 己 評 価 については, 平 成 19 年 度 自 己 評 価 書 を 作 成 するとともに, 新 た に 自 己 評 価 書 ( 概 要 版 )を 作 成 し 公 開 ホームページ 上 で 公 表 した また, 意 見 収 集 用 ページを 公 開 ホームページに 設 置 し, 広 く 学 内 外 からの 意 見 を 収 集 した 加 えて, 従 前 の 自 己 評 価 方 法 等 について 検 証 を 行 い, 次 期 中 期 目 標 期 間 におけ る 自 己 評 価 の 在 り 方 を 検 討 し, 評 価 委 員 会 へ 報 告 した (2) 医 学 部 における 外 部 評 価 の 実 施 医 学 部 において, 平 成 13 年 度 から 平 成 19 年 度 までの 研 究 活 動 の 状 況 について, 平 成 20 年 度 に 外 部 評 価 を 実 施 し, 評 価 結 果 を 公 表 した (3) 公 開 ホームページのリニューアル 見 やすさ, 目 的 記 事 の 検 索 のしやすさなどを 中 心 に 検 討 を 行 い, 公 開 ホー ムページのリニューアルを 行 った (4) 広 報 誌 の 紙 面 構 成 の 検 討 広 報 誌 の 紙 面 構 成 について, 特 集 記 事 を 前 面 に 出 すなどの 工 夫 により 注 目 度 を 向 上 させた 2. 共 通 事 項 に 係 る 取 組 状 況 (1) 中 期 計 画 年 度 計 画 の 進 捗 管 理 や 自 己 点 検 評 価 の 作 業 の 効 率 化 が 図 ら れているか 1) 中 期 計 画 年 度 計 画 の 進 捗 管 理 に 関 する 取 組 中 期 計 画 年 度 計 画 の 進 捗 管 理 については, 毎 年 度 当 初 に, 年 度 計 画 ご とのアクションプランを 設 定 し, 半 期 ごとにその 進 捗 状 況 を 確 認 するとと もに, 学 長 室 会 議 等 で 報 告 し, 進 捗 に 遅 れの 見 られる 計 画 等 については 学 長 から 所 掌 理 事 へ 対 応 を 指 示 する 体 制 が 整 備 されている 2) IT の 有 効 活 用 等 による 中 期 計 画 年 度 計 画 の 進 捗 状 況 等 自 己 点 検 評 価 の 作 業 の 効 率 化 に 向 けた 取 組 ITの 有 効 活 用 等 による 中 期 計 画 年 度 計 画 の 進 捗 状 況 管 理 システムにつ いては, 中 期 計 画 年 度 計 画 の 進 捗 状 況 管 理 作 業 の 効 率 化 等 の 観 点 から 現 行 の 方 法 を 検 証 するとともに, 他 大 学 の 状 況 を 調 査 し, 本 学 における 中 期 計 画 年 度 計 画 の 進 捗 管 理 システムについて 構 築 計 画 を 作 成 した また, 平 成 19 年 に 導 入 した 学 長 提 案 公 募 制 度 で 平 成 21 年 度 に 実 施 する 事 項 として 採 択 するとともに, 学 長 裁 量 経 費 についても, 評 価 情 報 分 析 室 が 構 築 を 進 めている 大 学 情 報 ( 教 員 情 報, 評 価 情 報 )データベースシステ ム に 含 め 配 分 することとした さらに, 自 己 評 価 専 門 委 員 会 で 次 期 中 期 目 標 期 間 の 自 己 評 価 方 法 につい て, 自 己 点 検 評 価 の 作 業 の 効 率 化 の 観 点 から 中 期 計 画 年 度 計 画 の 進 捗 管 理 システムを 活 用 して, 効 率 的 に 自 己 評 価 を 行 う 方 針 を 定 め, 評 価 委 員 会 へ 報 告 した (2) 情 報 公 開 の 促 進 が 図 られているか -14- 情 報 公 開 の 促 進 を 図 るため, 公 開 ホームページの 研 究 者 総 覧 の 提 供 情 報 の 項 目, 見 やすさ 等 について 検 証 を 行 い, 教 員 評 価 データの 情 報 移 行 システム の 整 備 により, 研 究 者 総 覧 データが 自 動 更 新 され 最 新 情 報 を 提 供 することが できるようになった また, 学 内 ホームページに 教 員 評 価 システムの 概 要 か

17 らデータの 入 力 方 法 に 至 る 情 報 を 掲 載 したこともあって 教 員 のデータ 入 力 方 法 についても 理 解 が 深 まった また,ホームページに 活 動 報 告 サイト を 設 け, 各 種 活 動 報 告 書 等 の 情 報 を 一 括 掲 載 し, 本 学 の 教 育 研 究 活 動 を 広 く 公 表 した さらに, 公 開 ホームページの 在 り 方 については, 英 語 版 ホームページを 作 成 するとともに, 公 開 ホームページユーザビリティー 調 査 の 結 果 を 受 け, 指 摘 事 項 について 順 次 改 善 を 行 った 研 究 シーズについては, 研 究 シーズ 集 の 発 行 形 態 等 について 協 議 し, 県 内 企 業 関 係 者 に 利 用 しやすい 研 究 シーズ 集 の 体 裁 について 検 証 を 行 った 結 果, 研 究 概 要 の 簡 略 化, 研 究 者 顔 写 真 カラー 資 料 の 掲 載 等 により, 一 般 企 業 向 けにもわかりやすい 表 記 に 変 更 し, 冊 子 サイズは 利 用 者 の 意 見 により 現 状 のA4 判 とした (3) 従 前 の 業 務 実 績 の 評 価 結 果 について 運 営 に 活 用 しているか (1) 業 務 運 営 の 改 善 及 び 効 率 化 に 関 する 特 記 事 項 等 (8) 従 前 の 業 務 実 績 の 評 価 結 果 について 運 営 に 活 用 しているか (P10) 参 照 -15-

18 (4) その 他 業 務 運 営 に 関 する 特 記 事 項 等 1. 特 記 事 項 (1) 新 たな 整 備 手 法 による 施 設 整 備 1) 老 朽 化 し 耐 震 性 の 低 い 学 生 寮 を, 民 間 資 金 ( 長 期 借 入 金 )と 財 政 調 整 資 金 を 活 用 し 改 修 工 事 (Ⅰ 期 工 事 完 了 )を 行 い, 学 生 の 居 住 空 間 の 改 善 を 図 った 2) 混 雑 している 福 利 施 設 を 改 善 するため, 民 間 資 金 によるコンビニエ ンスストアの 建 設 と 寄 附 による 既 存 福 利 施 設 売 店 等 の 改 修 を 行 い, 学 生 の 生 活 環 境 の 改 善 を 図 った 3) 施 設 有 効 利 用 調 査 を 行 い, 不 足 している 研 究 スペース(レンタルラボ) を 新 たに 確 保 するとともに, 学 長 裁 量 経 費 を 用 いて 改 修 し, 研 究 環 境 の 改 善 を 図 った (2) 危 機 管 理 体 制 の 検 証 危 機 管 理 上 必 要 な 基 本 的 事 項 などを 明 確 にし, 本 学 における 危 機 管 理 体 制 等 の 更 なる 充 実 を 図 るため, 国 立 大 学 法 人 危 機 管 理 規 程 を 制 定 し た さらに,この 危 機 管 理 規 程 に 基 づき, 職 員, 学 生 及 び 関 係 者 に 被 害 が 及 ぶ 恐 れがある 様 々な 危 機 を 未 然 に 防 止 し,また, 発 生 した 場 合 に 被 害 を 最 小 限 にくい 止 めることにより, 教 育, 研 究, 医 療, 社 会 貢 献 等 の 活 動 を 円 滑 に 行 うことを 目 的 として, 危 機 管 理 基 本 マニュアル を 作 成 した これにより, 全 学 の 危 機 管 理 体 制 を 確 立 し, 平 常 時, 緊 急 時 の 組 織 的 な 対 応 を 明 確 にした 加 えて 本 学 では, 平 成 20 年 に 発 生 した 大 分 県 教 育 委 員 会 における 教 員 採 用 問 題 に 関 連 して, 在 職 教 員 の 関 与 が 報 道 されるなどの 事 態 を 受 け, 危 機 対 策 本 部 である 大 分 県 教 員 採 用 問 題 対 策 会 議 及 び 小 会 議 で 対 応 を 協 議, 実 施 した また, 対 策 会 議 において, 調 査 委 員 会 を 設 置 し, 関 係 者 へのヒアリングな どを 含 む 調 査 を 行 った 後, 平 成 20 年 10 月 に 報 告 書 を 作 成 公 表 した この 間 の 危 機 事 象 に 対 する 一 連 の 対 応 について, 検 証 が 必 要 との 判 断 から, これまでの 危 機 対 策 本 部 が 設 置 された 危 機 事 象 ( はしか 対 策 合 格 発 表 ミ ス 関 係 )も 含 め, 危 機 管 理 体 制 の 点 検 の 意 味 からも,リスクマネジメントを 専 門 とする 第 三 者 による 検 証 を 実 施 し, 調 査 結 果 の 報 告 を 受 けた 報 告 において, 本 学 の 対 応 について, 評 価 できる 点, 見 直 しが 求 められる 点 などが 指 摘 され, 今 後 の 危 機 管 理 体 制 のあり 方 に 関 して 有 用 な 指 摘 があり, 今 回 の 検 証 結 果 を 参 考 に, 本 学 危 機 管 理 委 員 会 において, 速 やかに 危 機 管 理 システムの 必 要 な 見 直 しを 行 う 予 定 にしている 2. 共 通 事 項 に 係 る 取 組 状 況 (1) 施 設 マネジメント 等 が 適 切 に 行 われているか 1)キャンパスマスタープラン 等 の 策 定 や 実 現 に 向 けた 取 組 状 況 中 長 期 施 設 整 備 構 想 に 基 づき, 耐 震 改 修 計 画 ユニバーサルデザイ ン 推 進 計 画 施 設 設 備 等 維 持 管 理 計 画 ( 平 成 17 年 度 )を 策 定 し, 挾 間 キ ャンパスにおいては 医 学 部 附 属 病 院 再 整 備 計 画 書 ( 改 訂 版 )を 作 成 した 2) 施 設 設 備 の 有 効 活 用 の 取 組 状 況 有 効 活 用 スペース 推 進 計 画 の 考 え 方 を 踏 まえ, 重 点 的 な 配 分 を 行 うた め,530 m2のオープンスペースを 確 保 し, 学 生 教 職 員 のコミュニケーショ ンの 場 や 学 習 意 欲 向 上 を 図 るための, 学 生 ラウンジ 自 習 室 等 として 活 用 し ている また, 平 成 20 年 度 は, 平 成 16 年 度 から 3 年 サイクル( 平 成 19 年 度 実 施 ) で 施 設 の 有 効 利 用 調 査 を 実 施 し 改 善 を 図 ってきているが,さらにオープ ンスペース 確 保 の 観 点 から 追 加 して 有 効 利 用 調 査 を 行 い, 計 画 以 上 にオープ ンスペースとして 260 m2を 確 保 し, 新 たにレンタルラボスペース(2 室 :116 m2), 学 生 支 援 スペース(ぴあルーム)(2 室 :141 m2)として 活 用 した 3) 施 設 維 持 管 理 の 計 画 的 取 組 状 況 ( 施 設 維 持 管 理 計 画 等 の 策 定 状 況 ) 施 設 設 備 等 維 持 管 理 計 画 ( 平 成 17 年 度 )の 方 針 を 引 き 続 き 推 進 する ため, 点 検 と 整 備 ( 旦 野 原 変 電 設 備 改 修 挾 間 RI 実 験 施 設 RI 貯 留 槽 改 修 等 ) を 実 施 するとともに 施 設 パトロールを 実 施 した -16-

19 4) 省 エネルギー 対 策 等 の 推 進 や 温 室 効 果 ガス 排 出 削 減 等 の 環 境 保 全 対 策 の 取 組 状 況 光 熱 水 費 の 削 減 目 標 を 設 定 し, 使 用 実 績 額 を 学 内 ホームページ 等 に 掲 載 し エネルギー 消 費 削 減 に 向 けた 意 識 の 涵 養 を 図 るなど 積 極 的 に 取 り 組 んだ 環 境 マネジメントの 具 体 的 な 成 果 等 は 環 境 報 告 書 (2008) にまとめ 公 開 ホームページより 学 内 外 に 公 表 した 教 育 福 祉 科 学 部, 経 済 学 部 校 舎 改 修 に 際 し,エコ 材 料 を 使 用 するとともに 断 熱 に 努 め, 空 調 設 備 は 一 括 管 理 できるようにした また, 照 明 は LED 照 明 を 多 用 した 一 部 屋 上 緑 化 を 採 用 した (2) 危 機 管 理 への 対 応 策 が 適 切 にとられているか 1) 災 害 等 に 関 する 危 機 管 理 の 体 制 マニュアル 等 の 運 用 状 況 災 害 対 策 マニュアル に 沿 って 行 動 するため, 地 震 災 害 を 想 定 した 訓 練 を 昨 年 に 引 き 続 き 実 施 し, 防 災 体 制 の 再 チェックを 行 い 災 害 時 の 基 本 的 行 動 を 職 員 に 周 知 させた また, 平 成 20 年 9 月 1 日 早 朝 に 実 施 された 文 部 科 学 省 防 災 訓 練 に 合 わせて, 本 学 防 災 隊 総 務 職 員 班 による 緊 急 時 通 報 連 絡 訓 練 を 行 い,システムが 正 常 であるかを 確 認 し, 通 報 の 行 動 緊 急 時 の 通 報 連 絡 行 動 について 確 認 した 2) 研 究 費 の 不 正 使 用 防 止 のための 体 制 ルール 等 の 整 備 状 況 全 学 の 教 職 員 を 対 象 に 行 った 研 究 活 動 上 の 不 正 行 為 防 止 計 画 等 策 定 に 係 るアンケート 調 査 等 を 参 考 に 策 定 した における 研 究 不 正 防 止 計 画 の 実 施 を 推 進 した また, 研 究 費 使 用 ハンドブック を 全 教 職 員 へ 配 付 し,コンプライアンス ( 法 令 遵 守 )の 意 識 を 徹 底 した 平 成 21 年 度 からの 新 調 達 システムの 導 入 に 併 せ, 発 注, 検 収 業 務 の 電 子 化, 検 収 センターを 設 置 するとともに, 規 程 等 ルールを 整 備 して, 全 学 教 職 員 及 び 業 者 等 へ 周 知 した (3) 従 前 の 業 務 実 績 の 評 価 結 果 について 運 営 に 活 用 しているか (1) 業 務 運 営 の 改 善 及 び 効 率 化 に 関 する 特 記 事 項 等 (8) 従 前 の 業 務 実 績 の 評 価 結 果 について 運 営 に 活 用 しているか (P10) 参 照 -17-

20 Ⅱ 教 育 研 究 等 の 質 の 向 上 の 状 況 に 関 する 特 記 事 項 教 育 研 究 等 の 質 の 向 上 の 状 況 1. 教 育 研 究 の 高 度 化, 個 性 豊 かな 大 学 づくりなどを 目 指 した, 教 育 研 究 活 動 面 における 特 色 ある 取 組 (1) 教 育 方 法 等 の 改 善 1) 一 般 教 養 教 育 の 指 導 方 法 改 善 のための 組 織 的 取 組 状 況 1 教 養 教 育 の 責 任 ある 実 施 体 制 として 全 学 教 育 機 構 を 設 置 し, 科 目 につい て 新 たな 主 題 別 編 成 を 行 い, 総 合 分 野 新 設, 学 習 レベルの 明 示 等 により 体 系 性 系 統 性 を 強 化 した 全 学 共 通 教 育 プログラムを 策 定 し, 平 成 21 年 度 からの 実 施 を 決 定 した 2) 学 部 教 育 や 大 学 院 教 育 の 指 導 方 法 改 善 のための 組 織 的 取 組 状 況 1 医 学 系 研 究 科 では, 博 士 課 程 の4 専 攻 を 平 成 20 年 度 から 改 組 して 医 学 専 攻 に 一 本 化 し, 基 礎 研 究 領 域, 臨 床 研 究 領 域 及 び がん 専 門 領 域 の3つの 教 育 分 野 の 新 設 を 行 った 2 大 学 院 担 当 教 員 を 対 象 にした FD 活 動 として, 講 演 会 を 実 施 した 3) 学 部 学 生 や 大 学 院 学 生 の 成 績 評 価 方 法 等 の 改 善 のための 組 織 的 取 組 状 況 1 Web を 利 用 した 履 修 登 録 や 成 績 評 価 を 行 える 新 教 務 情 報 システムを 導 入 し, 本 格 運 用 を 開 始 した 4) 各 法 人 の 個 性 特 色 の 明 確 化 を 図 るための 組 織 的 取 組 状 況 1 工 学 研 究 科 の 入 試 で 英 語 科 目 として TOEIC を 導 入 している 2 国 際 理 解 教 育 ゼミナール 科 目 8 科 目 の 新 設 により 国 際 化 に 対 応 した 教 育 を 進 展 させている 3 医 学 部 では 学 士 編 入 学 試 験 において, 地 域 枠 を 設 定 している 4 平 成 19 年 度 から, 県 立 看 護 科 学 大 学 との 間 で 相 互 配 信 の 遠 隔 授 業 を 開 始 している 5 全 学 共 通 科 目 障 害 者 ボランティア 講 座 を 受 講 した 学 生 が, 平 成 20 年 度 に 大 分 県 で 開 催 された 全 国 障 害 者 スポーツ 大 会 のボランティア 要 員 として 活 動 した 質 の 高 い 大 学 教 育 推 進 プログラム(GP)として 学 問 探 検 ゼミを 核 とし た 高 大 接 続 教 育 - 教 員 間 及 び 学 生 生 徒 間 の 連 携 活 動 による 学 びは 高 きに 流 れる 教 育 体 制 の 構 築 - が 採 択 され, 高 校 と 大 学 の 教 員 と 生 徒, 学 生 が 同 じ 場 に 集 う 授 業 学 問 探 検 ゼミ 等 5 つの 高 大 接 続 教 育 事 業 を 行 って いる 高 大 連 携 協 力 として 高 校 生 向 けに 11 科 目 の 開 放 可 能 科 目 を 設 定 し,その うち 3 科 目 で 県 立 高 校 生 を 受 け 入 れた 5) 他 大 学 等 での 教 育 内 容, 教 育 方 法 等 の 取 組 の 情 報 収 集 及 び 学 内 での 情 報 提 供 の 状 況 1 高 等 教 育 開 発 センターは e-learning の 利 用 を 充 実 させるために, 電 子 ホワイトボードを 活 用 した 授 業 及 びこれを 使 った VOD コンテンツの 利 用 促 進 のための 講 習 会 を 行 った VOD コンテンツにおいては, グローバルキャ ンパス の 名 称 で 本 格 的 な 運 用 に 取 り 組 んだ また,FD 研 修 会 の きっちょむフォーラム で WebClass などを 用 いた 授 業 実 践 事 例 を 報 告 し, 利 用 状 況 向 上 のための 啓 発 活 動 を 行 った (2) 学 生 支 援 の 充 実 1) 学 生 に 対 する 学 習 履 修 生 活 指 導 の 充 実 や 学 生 支 援 体 制 の 改 善 のための 組 織 的 取 組 状 況 1 経 済 的 支 援 として, 本 学 独 自 の 入 学 料 授 業 料 奨 学 融 資 制 度 を 設 け ている 2 ソーシャルワーカーによる 学 生 向 けなんでも 相 談 キャンパスライフな んでも 相 談 室 を 開 設 している 3 学 長 と 学 生 の 意 見 交 換 会 や 教 員 と 学 生 との 意 見 交 換 会 を 実 施 し た 4 障 がいのある 学 生 のため, FM 補 聴 器 の 貸 し 出 しやノートテイカー, 手 話 通 訳 者 を 確 保 し, 授 業 保 障 を 行 っている 5 平 成 20 年 度 新 たな 社 会 的 ニーズに 対 応 した 学 生 支 援 プログラム (GP) に 採 択 された 不 登 校 傾 向 の 学 生 へのアウトリーチ 型 支 援 -キャンパス ソーシャルワーカーとの 協 働 による 学 生 の 自 己 選 択 能 力 の 形 成 支 援 - を 行 っている

21 2) キャリア 教 育, 就 職 支 援 の 充 実 のための 組 織 的 取 組 状 況 1 再 チャレンジ 支 援 室 の 設 置 により, 本 学 卒 業 生 ( 修 了 生 )への 再 就 職 支 援 体 制 を 強 化 している 2 キャリア 形 成 教 育 の 実 施 により, 低 学 年 次 から 職 業 意 識 の 啓 発 を 促 して いる 3 卒 業 生, 修 了 生 によるキャリアサポーター 制 度 を 設 け,サポーターによ る 講 演 会 や 意 見 交 換 会 を 実 施 した 3) 課 外 活 動 の 支 援 等, 学 生 の 厚 生 補 導 のための 組 織 的 取 組 状 況 1 学 生 の 自 主 性 積 極 性 元 気 力 を 引 き 出 し, 企 画 運 営 実 施 能 力 等 を 高 めさせるため, 活 き 2 (いきいき)プロジェクト を 募 集 し, 9 件 のプロジェクトを 採 択 した 2 学 生 支 援 協 力 金 ( 寄 附 金 )による 課 外 活 動 推 進 プロジェクト を 実 施 して 支 援 を 行 っている 3 老 朽 化 し 耐 震 性 の 低 い 学 生 寮 を, 民 間 資 金 ( 長 期 借 入 金 )と 財 政 調 整 資 金 を 活 用 し 改 修 工 事 (Ⅰ 期 工 事 完 了 )を 行 い, 学 生 の 居 住 空 間 の 改 善 を 図 った ( 第 Ⅱ 期 工 事 は 平 成 21 年 9 月 末 に 竣 工 予 定 ) 4 コンビニエンスストアの 誘 致 を 決 定 し,am/pm 旦 野 原 キャンパ ス 店 が 10 月 に 開 店 するとともに 既 存 福 利 施 設 売 店 等 を 改 修 した (3) 研 究 活 動 の 推 進 1) 研 究 活 動 の 推 進 のための 有 効 な 法 人 内 資 源 配 分 等 の 取 組 状 況 平 成 20 年 度 学 長 裁 量 経 費 において, 研 究 推 進 拠 点 形 成 支 援 プログラム に 12 件 33 百 万 円, 若 手 研 究 者 萌 芽 研 究 支 援 プログラム に 9 件 12 百 万 円, 教 育 研 究 診 療 設 備 整 備 支 援 プログラム に 9 件 48 百 万 円 を 採 択 し, 配 分 し た また, 学 長 が 直 接 指 示 する 事 業 として,2 件 の 研 究 事 業 について 19 百 万 円 を 配 分 した 2) 若 手 教 員, 女 性 教 員 等 に 対 する 支 援 のための 組 織 的 取 組 状 況 地 域 連 携 研 究 の 共 同 研 究 スペースである リサーチ ファクトリー に デ ィレクター を 配 置 して 大 学 間 の 共 同 研 究 を 調 整 先 導 し,その 過 程 で 若 手 研 究 者 や 高 度 技 術 者 を 養 成 している 3) 研 究 活 動 の 推 進 のための 有 効 な 組 織 編 成 の 状 況 -19- 本 学 が 定 める 重 点 研 究 の 更 なる 推 進 及 び 全 学 的 な 研 究 支 援 体 制 の 充 実 を 図 るため, 平 成 21 年 10 月 に 全 学 研 究 推 進 機 構 を 設 置 することを 決 定 した 4) 研 究 支 援 体 制 の 充 実 のための 組 織 的 取 組 状 況 研 究 支 援 内 容 のマニュアル 化 を 進 め, 技 術 職 員 による 研 究 支 援 業 務 の 効 率 化 を 進 めた 教 育 研 究 環 境 の 改 善 を 図 るため, 学 生 ラウンジ(3 室 42 m2) 自 習 室 (1 室 101 m2) 学 生 談 話 室 (2 室 75 m2) 共 用 演 習 室 (3 室 67 m2) 共 用 学 生 実 験 室 (3 室 213 m2) 等 を 整 備 した (4) 社 会 貢 連 携 地 域 貢 献, 国 際 交 流 等 の 推 進 1) 大 学 等 と 社 会 の 相 互 発 展 を 目 指 し, 大 学 等 の 特 性 を 活 かした 社 会 との 連 携, 地 域 活 性 化 地 域 貢 献 や 地 域 医 療 等, 社 会 への 貢 献 のための 組 織 的 取 組 状 況 1 大 分 県 及 び 県 内 自 治 体 と 実 施 した 連 携 事 業 を32 件 実 施 した なお, 市 民 講 座 の 協 力 や 各 種 委 員 会 等 への 委 員 就 任 を 含 めると111 件 の 事 業 を 実 施 し た 2 地 域 の 諸 課 題 の 解 決 及 び 地 域 の 活 性 化 に 寄 与 するために, 県 内 の 高 等 教 育 機 関 7 校 が 参 加 して 設 置 された 地 域 連 携 研 究 コンソーシアム 大 分 に おいては, 運 営 協 議 会 を 毎 月 定 例 で 開 催 するとともに, 研 究 課 題 発 表 会 を 順 次 開 催 するなど, 本 学 イノベーション 機 構 がリーダーとなって 本 コンソ ーシアムの 運 営 を 行 い, 平 成 21 年 1 月 には, 産 学 官 連 携 戦 略 展 開 事 業 ( 戦 略 展 開 プログラム) シンポジウムを 開 催 し, 連 携 校 企 業 自 治 体 等 約 150 名 の 参 加 者 に 対 し, 今 後 の 大 分 県 の 産 学 官 連 携 活 動 の 方 向 性 を 地 域 社 会 等 に 示 した 3 平 成 20 年 度 戦 略 的 大 学 連 携 支 援 事 業 に 採 択 されたことにより,ディレク ター1 名,サブディレクター2 名 を 配 置 した リサーチ ファクトリー を11 月 に 設 置 し, 地 域 連 携 研 究 コンソーシアム 大 分 の 基 盤 強 化 を 図 った 現 在, 当 該 コンソーシアムにおいては, 大 学 間 連 携 による29 件 の 共 同 研 究 課 題 が 設 定 され, 内 1 件 は 外 部 資 金 を 獲 得, 内 6 件 は 共 同 研 究 契 約 に 至 った 2) 産 学 官 連 携, 知 的 財 産 戦 略 のための 体 制 の 整 備 推 進 状 況 1 挾 間 キャンパスに リエゾンオフィス を 新 たに 設 置 して 事 務 職 員 を2 名 配 置 するとともに, 平 成 20 年 度 に 採 択 された 文 部 科 学 省 産 学 官 連 携 戦 略 展 開 事 業 により 採 用 したコーディネーターを2 名 及 び 事 務 補 佐 員 2 名 を 旦

22 野 原 挾 間 両 リエゾンオフィスに 配 置 し, 地 域 社 会 からの 本 学 窓 口 である リエゾン 機 能 の 強 化 を 図 った 2 平 成 20 年 度 に 採 択 された 文 部 科 学 省 産 学 官 連 携 戦 略 展 開 事 業 において, 地 域 連 携 研 究 コンソーシアム 大 分 連 携 校 の 知 的 財 産 管 理 体 制 の 調 査 を 行 う とともに, 各 連 携 校 において 知 的 財 産 に 関 するセミナーを 開 催 し, 教 職 員 の 知 的 財 産 に 対 するスキルアップ 意 識 高 揚 を 図 った 3 教 職 員 の 知 的 財 産 に 対 するスキルアップ 意 識 高 揚 を 図 るために,16 回 もの 知 的 財 産 に 関 するセミナーを 開 催 した 3) 国 際 交 流, 国 際 貢 献 の 推 進 のための 組 織 的 取 組 状 況 国 際 戦 略 推 進 部 門 会 議 及 び 国 際 教 育 研 究 センター 運 営 委 員 会 において, の 国 際 交 流 に 関 する 基 本 方 針 を 踏 まえ, 明 確 な 国 際 戦 略 を 設 定 するため, の 国 際 交 流 戦 略 ( 今 後 3か 年 の 課 題 )の 原 案 を 策 定 し, 平 成 21 年 度 初 頭 に 教 育 研 究 評 議 会 で 審 議 決 定 することとした 2. 国 立 大 学 法 人 の 置 かれている 状 況 や 条 件 等 を 踏 まえた, 教 育 研 究 活 動 を 円 滑 に 進 めるための 様 々な 工 夫 (1) 教 育 方 法 等 の 改 善 VOD コンテンツの 充 実 を 図 り, グローバルキャンパス の 呼 称 で 本 格 的 な 運 用 を 継 続 した (2) 学 生 支 援 の 充 実 経 済 的 支 援 として, 本 学 独 自 の 入 学 料 授 業 料 奨 学 融 資 制 度 を 設 けて いる 附 属 病 院 について 1. 特 記 事 項 (1) 一 般 の 病 院 とは 異 なる 大 学 病 院 固 有 の 意 義 役 割 を 含 め, 教 育 研 究 診 療 の 質 の 向 上 や 個 性 の 伸 長, 地 域 連 携 や 社 会 貢 献 の 強 化, 運 営 の 活 性 化 等 を 目 指 した 特 色 ある 取 組 平 成 20 年 4 月, 附 属 病 院 1 階 西 病 棟 内 に 臨 床 試 験 専 用 施 設 (CTU)を 設 置 し, 6 月 に 自 主 臨 床 研 究, 患 者 対 象 の 治 験 及 び 健 康 被 験 者 対 象 の 治 験 を 実 施 した また,インターネットを 利 用 した, 迅 速 かつ 効 果 的 なネットワーク 治 験 の 実 施 体 制 を 整 えた (2) 特 に, 社 会 的 地 域 的 なニーズや 重 要 かつ 喫 緊 の 政 策 課 題 等 への 対 応 とし て 顕 著 な 取 組 1) 平 成 20 年 4 月 に 肝 疾 患 連 携 拠 点 病 院 の 指 定 を 受 けた 2) 平 成 20 年 5 月 に 大 分 県 より 新 型 救 命 救 急 センターの 指 定 を 受 けた 3) 平 成 20 年 7 月 に 大 分 県 におけるがん 診 療 を 向 上 するため, 大 分 県 がん 診 療 連 携 協 議 会 を 開 催 した 4) 平 成 20 年 11 月 に 肝 疾 患 相 談 センターを 設 置 した 5) がん 診 療 相 談 支 援 室 を 設 置 するとともに, 腫 瘍 セカンドオピニオン 外 来 を 開 始 した また, 他 の 医 療 機 関 の 相 談 支 援 担 当 者 との 実 務 者 会 議 を 開 催 し, 相 談 業 務 の 充 実 を 図 った 6) 検 査 外 来 の 再 周 知 を 積 極 的 に 図 り, 検 査 依 頼 件 数 の 増 加 に 努 めた 7) 大 分 脳 卒 中 クリニカルパス 情 報 交 換 会 を 開 催 ( 年 3 回,4か 月 毎 )し, 脳 卒 中 の 地 域 連 携 パスの 充 実 を 図 った 8) 大 分 県 から, 小 児 科, 産 婦 人 科 医 師 不 足 の 早 期 解 消 及 び 継 続 的 安 定 的 な 確 保 を 図 るための 委 託 事 業 おおいた 地 域 医 療 支 援 システム 構 築 事 業 の 受 託 により, 医 師 の 採 用 を 行 った (3) 大 学 病 院 に 関 連 する 制 度 改 正 等 の 動 向 やその 影 響, 或 いは 各 々の 地 域 にお ける 大 学 病 院 の 位 置 づけや 期 待 される 役 割 など, 病 院 の 置 かれている 状 況 や 条 件 等 を 踏 まえた, 運 営 や 教 育 研 究 診 療 活 動 を 円 滑 に 進 めるための 様 々 な 工 夫 や 努 力 の 状 況 -20- 特 になし

23 (4)その 他, 大 学 病 院 を 取 り 巻 く 諸 事 情 ( 当 該 大 学 固 有 の 問 題 )への 対 応 状 況 等, 当 該 項 目 に 関 する 平 成 20 事 業 年 度 の 状 況 特 になし 2. 共 通 事 項 に 係 る 取 組 状 況 (1) 質 の 高 い 医 療 人 育 成 や 臨 床 研 究 の 推 進 等, 教 育 研 究 機 能 の 向 上 のために 必 要 な 取 組 が 行 われているか ( 教 育 研 究 面 の 観 点 ) 1) 教 育 や 臨 床 研 究 推 進 のための 組 織 体 制 ( 支 援 環 境 )の 整 備 状 況 1 平 成 20 年 4 月, 附 属 病 院 1 階 西 病 棟 内 に 臨 床 試 験 専 用 施 設 (CTU)を 設 置 し,6 月 に 自 主 臨 床 研 究, 患 者 対 象 の 治 験 及 び 健 康 被 験 者 対 象 の 治 験 を 実 施 した また,インターネットを 利 用 した 迅 速 かつ 効 果 的 なネットワーク 治 験 の 実 施 体 制 を 整 えた 2) 教 育 や 研 究 の 質 を 向 上 するための 取 組 状 況 ( 教 育 研 修 プログラム( 総 合 的 全 人 的 教 育 等 )の 整 備 実 施 状 況, 高 度 先 端 医 療 の 研 究 開 発 状 況 等 ) 1 当 院 での 人 工 関 節 置 換 術 の 長 期 成 績 を 向 上 させるとともに,セミナー 等 を 通 して, 全 国 の 患 者 の QOL の 向 上, 広 く 整 形 外 科 学 の 発 展 に 寄 与 するこ とを 目 指 して, 平 成 20 年 4 月 に, 寄 附 講 座 人 工 関 節 学 講 座 を 設 置 した 2 大 学 病 院 連 携 型 高 度 医 療 人 養 成 推 進 事 業 への 参 画 ア. 熊 本 大 学 中 九 州 三 大 学 ( 熊 本 大 学, 宮 崎 大 学, ) 病 院 専 門 医 養 成 プログラム 事 業 では, 委 員 会 を 立 ち 上 げ, 研 修 プログラムの 実 施 管 理 運 営 体 制 を 構 築 した イ. 琉 球 大 学 多 極 連 携 型 専 門 医 臨 床 研 究 医 育 成 事 業 ではコーディネ ーターとして 参 加 した ウ. 九 州 大 学 を 中 心 とした 九 州 がんプロフェッショナル 養 成 プラン に 参 加 した (2) 質 の 高 い 医 療 の 提 供 のために 必 要 な 取 組 が 行 われているか ( 診 療 面 の 観 点 ) 1) 医 療 提 供 体 制 の 整 備 状 況 ( 医 療 従 事 者 の 確 保 状 況 含 む) 大 分 県 より, 新 型 救 命 救 急 センターへの 指 定 に 関 して 要 請 もあり, 平 成 20 年 5 月 に 大 分 県 より 新 型 救 命 救 急 センターの 指 定 を 受 けた 現 在 は, 救 急 ICU6 床 を 含 めた 10 床 体 制 で 運 営 を 行 っている 2 ヘリコプターを 利 用 しての 病 院 へのアクセス 向 上 を 目 的 として, 平 成 20 年 10 月 に 患 者 搬 送 用 のヘリポートを 設 置 した ヘリポートから 病 院 まで, ヘリポート 設 置 前 は 車 で 15 分 要 していたが, 設 置 後 は 車 で1 分 に 短 縮 され た ヘリポート 設 置 した 後, 平 成 20 年 度 において, 計 23 件 の 搬 送 が 行 わ れた 2) 医 療 事 故 防 止 や 危 機 管 理 等 安 全 管 理 体 制 の 整 備 状 況 1 平 成 20 年 4 月 に 臨 床 工 学 技 士 3 名 を 増 員 し, 医 療 機 器 の 安 全 管 理 体 制 を 強 化 した 3) 患 者 サービスの 改 善 充 実 に 向 けた 取 組 状 況 1 学 生 ボランティアを 受 け 入 れ, 患 者 サービスを 充 実 させた 4)がん 地 域 医 療 等 社 会 的 要 請 の 強 い 医 療 の 充 実 に 向 けた 取 組 状 況 1 大 分 県 における 肝 疾 患 診 療 体 制 を 整 えるべく, 大 分 県 からの 要 請 もあり, 平 成 20 年 4 月 に 肝 疾 患 連 携 拠 点 病 院 の 指 定 を 受 けた 今 後, 県 内 の 協 力 医 療 機 関 等 に 関 する 情 報 の 収 集 や 提 供, 医 療 従 事 者 や 地 域 住 民 を 対 象 とした 研 修 会, 講 習 会 の 開 催, 相 談 支 援, 協 力 医 療 機 関 との 協 議 の 場 の 設 定 等 を 進 めている 2 平 成 20 年 7 月 に 大 分 県 におけるがん 診 療 を 向 上 するため, 大 分 県 がん 診 療 連 携 協 議 会 を 開 催 した 3 国 及 び 大 分 県 からの 要 請 により, 平 成 20 年 11 月 に 肝 疾 患 相 談 センター を 設 置 した (3) 継 続 的 安 定 的 な 病 院 運 営 のために 必 要 な 取 組 が 行 われているか ( 運 営 面 の 観 点 ) 1) 管 理 運 営 体 制 の 整 備 状 況 特 になし

24 2) 外 部 評 価 の 実 施 及 び 評 価 結 果 を 踏 まえた 取 組 状 況 特 になし 附 属 学 校 について (1) 学 校 教 育 について 3) 経 営 分 析 やそれに 基 づく 戦 略 の 策 定 実 施 状 況 1 理 事 ( 医 療 研 究 担 当 )のもと, 病 院 長, 副 病 院 長 等 で 構 成 する 病 院 経 営 企 画 部 門 会 議 において, 病 院 の 戦 略 的 経 営 の 企 画 立 案 を 行 っている ア. 宿 日 直 手 当, 特 別 診 療 手 当 の 見 直 し イ. 研 修 医 の 手 当 の 見 直 し ウ. 手 術 部 看 護 師 のインセンティブ, 増 員 エ. 輸 血 部 専 任 看 護 師 の 配 置 オ. 放 射 線 部 のクラーク, 看 護 師 の 配 置, 増 員 カ. 材 料 部 の 人 員 配 置 キ. 臨 床 検 査 技 師 の 増 員 ク. 診 療 放 射 線 技 師 の 増 員 ケ. 内 視 鏡 診 療 部 の 施 設, 要 員 の 拡 充 コ. 病 院 機 能 評 価 の 受 審 4) 収 支 の 改 善 状 況 ( 収 入 増 やコスト 削 減 の 取 組 状 況 ) 1 医 療 材 料 の 値 引 き 率 の 更 なる 拡 大 による 経 費 節 減 2 医 療 コンサルタントによる 購 入 した 医 療 材 料 の 診 療 請 求 状 況 の 追 跡 調 査 5) 地 域 連 携 強 化 に 向 けた 取 組 状 況 1 大 分 県 から, 小 児 科, 産 婦 人 科 医 師 不 足 の 早 期 解 消 及 び 継 続 的 安 定 的 な 確 保 を 図 るための 委 託 事 業 おおいた 地 域 医 療 支 援 システム 構 築 事 業 の 受 託 により, 医 師 の 採 用 を 行 った 1) 実 験 的, 先 導 的 な 教 育 課 題 への 取 組 状 況 1 小 1プロブレムや 中 1ギャップに 対 応 するため, 幼 稚 園 小 学 校 の 接 続 教 育 の 在 り 方, 小 学 校 中 学 校 の 接 続 教 育 の 在 り 方 について, 学 部 教 員 の 助 言 を 受 け,カリキュラム 開 発 の 進 め 方 について, いのちの 教 育 のカ リキュラム 作 成 に 向 けての 定 例 会 を 開 催 している 2 幼 稚 園 教 育 要 領, 小 中 学 校 学 習 指 導 要 領 の 先 行 実 施 に 向 け, 学 力 向 上 のための 具 体 的 方 策 を 提 案 できるよう 準 備 を 重 ねている 2) 地 域 における 指 導 的 あるいはモデル 的 学 校 となるような, 教 育 課 題 の 研 究 開 発 の 成 果 公 表 等 への 取 組 状 況 市 及 び 県 の 初 任 者 研 修 の 授 業 提 供 や 研 修 に 協 力 している (2) 大 学 学 部 との 連 携 1) 大 学 学 部 の 間 における 附 属 学 校 の 運 営 等 に 関 する 協 議 機 関 等 の 設 置 状 況 大 学 学 部 の 間 における 附 属 学 校 の 運 営 等 に 関 する 協 議 機 関 として, 学 部 附 属 校 園 連 絡 推 進 委 員 会 を 設 置 している 2) 大 学 学 部 の 教 員 が 一 定 期 間 附 属 学 校 で 授 業 を 担 当 したり, 行 事 に 参 加 したりするようなシステムの 構 築 状 況 特 になし 3) 附 属 学 校 の 大 学 学 部 の FD の 場 としての 活 用 状 況 特 になし -22-

25 ( 大 学 学 部 における 研 究 への 協 力 について) 1) 大 学 学 部 の 教 育 に 関 する 研 究 に 組 織 的 に 協 力 する 体 制 の 確 立 及 び 協 力 の 実 践 状 況 国 語 社 会 理 科 の3 教 科 で, 小 中 教 科 担 当 教 員 と 学 部 教 員 とで 共 同 し て, 学 長 裁 量 経 費 による 小 中 一 貫 カリキュラム 研 究 に 取 り 組 み, 報 告 書 を 作 成 した 2) 大 学 学 部 と 附 属 学 校 が 連 携 して, 附 属 学 校 を 活 用 する 具 体 的 な 研 究 計 画 の 立 案 実 践 状 況 学 部 教 員 及 び 大 学 院 教 員 の 指 導 の 下, 学 部 生 の 卒 業 研 究 や 大 学 院 生 の 研 究 に 必 要 な 調 査 研 究 のため 附 属 学 校 を 活 用 している ( 教 育 実 習 について) 1) 大 学 学 部 の 教 育 実 習 計 画 における, 附 属 学 校 の 活 用 状 況 学 部 の 教 育 実 習 計 画 に 基 づき, 参 加 体 験 実 習, 実 習 Ⅰ, 実 習 Ⅱ, 副 免 実 習 A, 副 免 実 習 B を 実 施 している 2) 大 学 学 部 の 教 育 実 習 の 実 施 協 力 を 行 うための 適 切 な 組 織 体 制 の 整 備 状 況 各 附 属 校 園 において, 実 習 担 当 者 を 配 置 し, 学 部 の 実 習 担 当 教 員 と 連 絡 を 取 り 合 い, 協 力 して 教 育 実 習 を 実 施 する 組 織 体 制 を 整 えている 3) 大 学 学 部 と 遠 隔 地 にある 附 属 学 校 においても 支 障 が 生 じない 教 育 実 習 の 実 施 状 況 特 になし -23-