都市農業 都市農地に関するアンケート結果の概要 農村振興局都市農村交流課都市農業室

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1 都市農業 都市農地に関するアンケート結果の概要 農村振興局都市農村交流課都市農業室

2 調査の概要 調査対象 農業者 三大都市圏特定市の市街化区域内に農地を所有する農業者 6,722 人 有効回答数 3,133 人 ( 回答率 46.6%) 圏域別 : 首都圏 52% 中京圏 15% 近畿圏 33% 年齢階層 : 回答者の 73% は 60 代以上 住民 三大都市圏特定市の在住者 1,600 人 回答者の内訳 : 首都圏 50% 中京圏 19% 近畿圏 31% 年齢階層 :20 代から 70 代以上まで均一 ( 約 17%) に配分 地方自治体 市街化区域内に農地のある市区町村 627 の農政担当部局 有効回答数 590 自治体 ( 回答率 94.1%) 圏域別 : 首都圏 34% 中京圏 15% 近畿圏 19% 地方圏 32% 調査期間 平成 24 年 10 月 ~12 月 1

3 1 農業者に対するアンケート (1) 回答者の経営の概要 回答者の経営面積の平均は 70.7 アール 圏域別では 首都圏の規模が大きく 販売金額も首都圏で高い傾向 農業用施設に関しては 自宅敷地内に用地を確保している回答者が 6 割 施設用地の面積も首都圏が大きい 経営面積の状況 (1 戸あたり面積 ) (a) 60.0 全国首都圏中京圏近畿圏 70.7a 89.0a 56.6a 48.6a 農産物の販売金額別の割合 首都圏 販売なし 万円未満 ~300 万円未満 ~700 万円未満 万円以上 水田 26.6a 畑 44.1a 水田 17.4a 畑 71.6a 水田 38.1a 水田 35.6a 畑 13.0a 畑 18.5a 水 田 畑 市街化区域外 市街化区域内 市街化区域内 生産緑地以外 生産緑地 生産緑地 生産緑地以外 市街化区域外 中京圏 近畿圏 農業用施設の保有状況 市街化区域内 自宅の敷地内 生産緑地地区内 生産緑地地区外 市街化区域外 8.3 首都圏中京圏近畿圏 58.5% 69.2% 59.5% 41.3% m m m m2 19.0% 18.4% 7.7% 25.2% m2 1,447.2 m m m2 14.8% 10.7% 16.7% 20.3% m m m m2 10.3% 7.9% 9.2% 14.7% 1,110.7 m2 1,512.5 m2 1,132.3 m m2 79.8% 82.2% 76.0% 77.9% m m m m2 2

4 (2) 宅地化の動向と転用規制に対する意向 過去 5 年間に身近に農地の転用があったとの回答は 各圏域で 7 割前後 転用のきっかけは 首都圏では 相続税の納付準備 の割合が高く 次いで 農業者自身の発案 一方 中京圏 近畿圏では 開発事業者に勧められて 農業者自身の発案 相続税の納付準備 が上位 転用目的は 建売 分譲住宅 アパート マンション等 駐車場 が多い 農地転用の規制に関し 税特例が使いやすくなるなら強化してよい との回答が 1 割 過去 5 年間の転用事例の有無 首都圏中京圏近畿圏 居住地周辺で転用があった 73.9% 76.8% 68.3% 転用のきっかけ事由 転用後の目的 転用の制限に対する意向 相続税の納付準備のため売却 ( 53.9%) 農業者自身の発案 ( 44.3%) 開発事業者に勧められて ( 40.3%) 相続税の納付以外の理由による売却 ( 23.2%) 公共事業の用地として買収 ( 11.4%) ( 7.7%) 分からない ( 14.4%) 建売 分譲住宅 ( 70.8%) アパート マンション等 ( 60.3%) 駐車場 ( 43.1%) 家族等の住宅 ( 33.4%) 店舗 貸倉庫等 ( 21.1%) 福祉関連施設 ( 17.4%) 資材置場 ( 10.0%) 公共施設 ( 9.7%) 工場 ( 2.3%) ( 3.1%) 税特例が使いやすくなるなら転用の制限を強化してよい ( 8.3%) 現行の生産緑地制度でよい ( 29.5%) 転用の制限を緩めるべき ( 21.0%) 転用制限することは反対 ( 30.4%) 回答なし ( 10.7%) 首都圏 中京圏 近畿圏 首都圏 中京圏 近畿圏 首都圏中京圏近畿圏 3

5 2 住民に対するアンケート 都市農業 都市農地の保全に関しては 約 8 割が肯定的な意見 それらの約半数は 10 年前と比べて保全への思いが強まったと回答 農地維持に必要となる共益的施設の管理 ( 水路の清掃 草刈り等 ) については 7 割が参加したい回答 ただし 日常生活に利益があると納得できれば等の条件付きが多い 暮らしの中で 農 を楽しみたいという思いが強まっており 市民農園については 3 割 地場産野菜の購入については 7 割が積極的な意向 都市農業 都市農地に対する考え方 保全に対する考え方 以前 (10 年前 ) との違い 積極的に宅地化すべき 是非残していくべき 40.3 思いが強まった 46.6 どちらかといえば 2.0 どちらとも残していくべき言えない 変化ない等 53.4 共益的施設の管理作業への住民参加への意向 参加したい 10.0 参加したい 68.4 利益があると納得できれば参加したい 24.0 手当てが支給イベントがあればされれば参加したい参加したい どちらかといえば宅地化すべき 住民が行うべきものではない 農作物の栽培と利用金額の意向 市民農園などを利用したいと思うか 思う 32.9 どちらとも言えない 37.3 地場産野菜の購入と購入金額の意向 思わない 29.8 ( どの程度の金額までなら利用を希望するか ) 年間 100,000 円以上 100,000 円まで 50,000 円まで 30,000 円まで 10,000 円まで 5,000 円まで 地場産野菜を購入したいと思うか 積極的に購入したい 27.1 時々購入したい 43.3 考慮していない 12.3 購入したくない 17.3 ( スーパー等と比べどの程度の金額なら購入するか ) 2 倍以上でも 2 倍までなら 1~3 割高なら 同程度なら 1~3 割安なら 半額以下なら

6 3 自治体 ( 農政担当部局 ) に対するアンケート 市街化区域内農地の保全政策に対しては 4 割程度の自治体が否定的 ただし 人口密度が 1Km 2 当たり 5,000 人を上回るような大都市では肯定的な評価が目立つ また 市街化区域内農地をできるだけ農地のまま保全したいという回答も大都市に集中 大都市では 都市農業への期待も特に高く 農業体験の場の提供 良好な景観の形成 新鮮で安全な食料の供給 に期待するとの回答が 9 割超 また 防災機能への期待も大きく 大都市では 45% の自治体で防災協力農地の協定を締結済み 都市農地を保全する政策に対する意向 ( 人 /km2) 5,000~ ~5,000 ~2,000 ~1,500 ~1,000 ~500 市街化区域内農地の保全の意向 5,000~ ~5,000 ~2,000 ~1, ~1, ~ ( 人 /km2) % 20% 40% 60% 80% 100% % 20% 40% 60% 80% 100% 賛成 どちらかと言えば賛成 どちらでもない どちらかと言えば反対 反対 できるだけ農地のまま保全していきたい 宅地化と農地の保全をバランスよく進めたい できるだけ宅地化を進めていきたい 特別な対策は考えていない 大都市 ( 人口密度 5,000 人 / km2以上の都市 ) における農業の多様な機能への期待 身近な農業体験 交流活動の場の提供 緑地等としての良好な景観の形成 地産地消による新鮮で安全な食料の供給 防災空間の確保 住民の農業への理解の醸成 国土 環境の保全 大変期待している 防災協力農地の協定への対応 既に協定を締結している 協定の必要性について検討している かつて締結していたが 現在は廃止している 協定のことは知っているが 締結を進める予定はない 協定という仕組み自体知らない % 20% 40% 60% 80% 100% ある程度期待している あまり期待していない ほとんど期待していない 大都市 ( 人口密度 5,000 人 / km2以上 ) 5