社会福祉施設

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1 社会福祉施設における 社会福祉施設で毎年発生している感染症は 日常生活の中で流行するもの がほとんどです 集団発生対応の鍵は日ごろからの予防対策の実施とともに 感染症発生時に迅速で適切な対応を図ることにあります 神奈川県鎌倉保健福祉事務所 発行 平成 20 年 1 月作成 平成 25 年 11 月改訂

2 はじめに この感染症マニュアルは 前半は 感染症発生初期の対応 後半は 感染症対策の基礎知識 で構成されています 一人一人が 1 社会福祉施設において 日ごろより標準予防策 ( スタンダードプレコーション ) を実施し 入所者 ( 通所者も同様です ) の健康を守り 感染症の発生を予防すること 2 入所者 ( 通所者も同様です ) の中に発症者 ( 疑いも含む ) が出た場合には 感染の拡大予防のための行動がとれること 3 集団発生が疑われる時には 施設内での委員会の開催を呼びかけ 早期に保健福祉事務所等に連絡をとり 今後の対応について相談することを目的として作成しました 関係者の皆様にとって 日常業務の参考となれば幸いです 目次 はじめに 1 感染症発生初期の対応 (1) 社会福祉施設でみられる感染症の特色 1 (2) 早期発見のための日ごろの観察ポイント 2 (3) どのように行動したらいいの? 3 ア 嘔吐 下痢症状の入所者がいたら 3 イ 発熱 咳等の症状の入所者がいたら 6 ウ なかなか治らない湿疹や痒みの激しい入所者がいたら 7 (4) 標準予防策 ( スタンダードプレコーション ) 9 ア 正しい手洗いの方法 10 イ 吐物処理 12 ウ おむつ交換 14 エ ガウンテクニック 15 2 感染症対策の基礎知識 (1) 感染症成立の仕組み 16 (2) 感染症対策の実際 17 (3) 感染症経路別予防策 ( 特徴 感染予防 発生時の対応 ) 19 (4) 感染症各論 23 資料消毒液の使い方 49 感染症報告用紙 1 施設からの集団感染( 疑い ) 報告 50 感染症報告用紙 2 発症者調査票 1 52 感染症報告用紙 2 発症者調査票 2 53 感染症報告用紙 3 施設調査票 54 感染症発生動向調査対象疾患一覧 56

3 社会福祉施設でよくみられる感染症は 日常生活の中で流行するものがほとんどです 感染症の種類も病院とは異なり MRSA( メチシリン耐性黄色ブドウ球菌 ) など薬剤耐性菌による感染症はあまりみられません 集団発生対策の鍵は 1 日ごろからの標準予防策 ( スタンダードプレコーション 1 ) の実施と 2 初発患者の早期発見 3 蔓延予防対策の早期実行です 社会福祉施設で発生のみられる主な感染症等を以下に挙げました 感染性胃腸炎 ( ノロウイルス ロタウイルス 腸管出血性大腸菌など ) インフルエンザ結核疥癬レジオネラ症 ( 人から人へは感染しません ) 食中毒 ( サルモネラ属菌 ノロウイルスなど ) 上記の疾患では 初発患者が発見された際に何の対策もとられなかった場合 感染が拡大する可能性があります ( すでに感染が拡大している可能性もあります ) 免疫力の弱い 主に高齢者に 重症者 死亡者を出さないために 診断がついていない場合でも症状から推測して 迅速な行動を起こす必要があります 同様の症状が 2~3 人に出た場合は病院等を受診し 病原体の同定を検討してください 病原体を同定できた場合 わからないまま対処するよりもポイントをおさえて対処しやすくなると同時に 今後の発生を予防する方策もたてやすくなります 1 標準予防策 ( スタンダードプレコーション ) は 9 ページを参照ください 1

4 いつもと違うことがないか確認し 記録しましょう 個人 同室 同一フロア 施設全体の健康状態がわかるように記録しましょう 以下のような異常を発見した場合は 医師の診察を受けましょう < 観察のポイント > 観 察 点 具 体 例 便の状態 回数 続く軟便 水様性の下痢 血便 明らかな発熱 発熱の有無 微熱でも発疹 嘔吐 下痢 のどやリンパ腺の腫れを ともなう 皮膚の状態 湿疹 発赤 発疹 目の状態 眼脂 結膜の充血 涙目 眼瞼腫脹 耳の状態 耳だれ 口の状態 口内炎 痰の状態 色 量の変化 床ずれ 大きさ 色 においの変化 その他の異常 嘔吐 ひどい咳 食欲がない 日ごろの十分な観察が 異常の早期発見 早期治療 2 次感染予防につながります 2

5 次に初発患者の発生と同時に どのように行動したらよいかを具体的に提示します なお このマニュアルは症状から類推した対処法のため 考えうる最悪の感染症を想定して行動し 診断確定後 徐々に対策 隔離レベルを下げていくことを前提にしています ア嘔吐 下痢症状の入所者がいたら 有症者が一人でも 接触感染 経口感染 食中毒などを想定して 最初に 1~2 の感染防御対策を講じることが必要です 1 嘔吐 下痢患者の隔離をします できれば個室に隔離しますが 不可能であれば有症者を 1 室に集め 患者 患者周囲の物品とも室内にとどめるようにしてください トイレが室内になければポータブルトイレをベッドサイドに用意してください * ここでは すぐに症状が治まった患者も隔離の対象とします 2 有症者に対するガウンテクニック 2 を実践し 汚染物 ( 吐物 下痢便など ) の処 理には使い捨て手袋を着用し 適切な処理 を行い感染の拡大を予防します ( すべての介護において 日ごろから心がけることが大切です ) 適切な処理 : 吐物や下痢便などで汚染された着衣やリネン類は すべて塩素系消毒剤 3 ( 次亜塩素酸ナトリウム溶液 (0.1% 以上 )) に 30 分以上つけてから通常の洗濯をします ( まずバケツ等で水洗いし さらに直接薬液に30 分以上つけます ) * 使い捨て手袋を外した時には 必ず手洗いをします * 1 ケア 1 手洗い 4 が基本です 3 施設の契約医師に診察を依頼します 4 同時に多くの発症者がでた場合には 保健福祉事務所に報告するかを施設内の 感染症予防対策委員会等で検討してください (P.8 報告基準参照 ) 2 ガウンテクニックについては 15 ページを参照してください 3 消毒液の作り方については 5 ページを参照してください 4 正しい手洗いの方法は 10 ページに記載してあります 3

6 5 報告する事を決定した時は 直ちに 感染症報告用紙 1 施設等からの集団感染 ( 疑い ) 報告 ( 保健福祉事務所への第一報 ) を用いて 保健予防課へ電話 ( ) をし ファックス ( ) により報告してください * この報告と併せて 報告用紙 2 発症者調査票 及び報告用紙 3 施設調査票 の作成をしてください 6 5 で作成した資料 施設パンフレット 施設間取図 水道等の残留塩素測定記 録 空調 調理施設の概要等の資料をそろえ 保健福祉事務所職員の調査に備 えてください 7 余裕があれば ベッド柵 テーブル 室内の床 共用部分の廊下 手すり ト イレなどを次亜塩素酸ナトリウム溶液 (0.02% 以上 ) で清拭します ( 換気を 十分に行ってください ) 4

7 参考 消毒液の作り方 1 次亜塩素酸ナトリウム溶液の濃度調整 0.02%(200ppm) 次亜塩素酸ナトリウム溶液の作り方 1 原液の濃度が1% 50 倍に薄める ( 原液 60ml+ 水 = 3リットル ) 2 原液の濃度が5% 250 倍に薄める ( 原液 12ml+ 水 = 3リットル ) 3 原液の濃度が6% 30 倍に薄める ( 原液 10ml+ 水 = 3リットル ) 4 原液の濃度が12% 60 倍に薄める ( 原液 5ml+ 水 = 3リットル ) 0.1%(1,0 0ppm) 次亜塩素酸ナトリウム溶液の作り方 1 原液の濃度が1% 10 倍に薄める ( 原液 30ml+ 水 = 3リットル ) 2 原液の濃度が5% 50 倍に薄める ( 原液 60ml+ 水 = 3リットル ) 3 原液の濃度が6% 60 倍に薄める ( 原液 50ml+ 水 = 3リットル ) 4 原液の濃度が12% 120 倍に薄める ( 原液 25ml+ 水 = 3リットル ) 原液 + 水 = 3リットル ( 全体で 3リットル ) の溶液を作ります 消毒液の作り方 2 次亜塩素酸ナトリウム溶液の濃度調整 溶液原液濃度希釈方法使用する場所 0.1% 次亜塩素酸ナトリウム溶液 0.02% 次亜塩素酸ナトリウム溶液 1% 10 倍 原液 10ml+ 水 10ml 嘔吐物や便が直接つ 5% 50 倍 原液 10ml+ 水 50ml いた衣類など 6% 60 倍 原液 10ml+ 水 60ml 1% 50 倍 原液 10ml+ 水 50ml 調理器具 床 トイレ 5% 250 倍 原液 10ml+ 水 2.5 リットル のドアノブ 便座など 6% 30 倍 原液 10ml+ 水 3リットル ペットボトルキャップ 1 杯が約 5ml に相当します ペットボトルを利用すると濃度調整が簡単です 誤飲につながりますので ペットボトルは決して容器として使用しないようにご注意ください 希釈した消毒液は 時間とともに消毒効果がなくなるので 作り置きはせず 消毒時にその都度 作ってください 市販されている次亜塩素酸ナトリウム製剤 濃度 商品名 1% ミルトンなど 5% ハイター ブリーチなど 6% ピューラックス アサヒラックなど 5

8 イ 発熱 咳等の症状の入所者がいたら インフルエンザ等の呼吸器感染症の可能性があります まず取り組むことは 感染の拡大予防です 発生時の対応 1 有症者の隔離をします できれば個室に隔離し 健常者との接触を避けます 2 全職員 面会者 可能な限り入所者もマスク ( 不織布マスク ) を着用し 手洗い うがいを励行します 面会者の人数は最低限にします 微熱や咳が 2 週間以上続く時は 結核の可能性もあります 施設の契約医師への相談をお勧めします 3 施設の契約医師に診察を依頼します 4 同時に多発した場合は 保健福祉事務所に報告するかを施設内の感染症予防対 策委員会等で検討してください (P.8 報告基準参照 ) 5 報告する事を決定した時は 直ちに 感染症報告用紙 1 施設等からの集団感染 ( 疑い ) 報告 ( 保健福祉事務所への第一報 ) を用いて 保健予防課へ電話 ( ) をし ファックス ( ) により報告してください * この報告と併せて 報告用紙 2 発症者調査票 及び報告用紙 3 施設調査票 の作成をしてください 6 5 で作成した資料 施設パンフレット 施設間取図 水道等の残留塩素測定記 録 空調 調理施設の概要等の資料をそろえ 保健福祉事務所職員の調査に備 えてください インフルエンザ等が流行する季節に入ったら 全職員の毎日の健康状態をチェック し 疑いのある職員は早急に医療機関を受診しましょう 飛沫感染 空気感染を想定して 居住地周辺地域の流行疾患を把握しましょう! 感染症発生動向情報 鎌倉保健福祉事務所には 感染症発生動向情報があります 6 * 電話で問い合わせできます TEL 保健予防課へ

9 ウ なかなか治らない湿疹や痒みの激しい入所者がいたら 疥癬の可能性も考えなくてはなりません 発生時の対応 1 有症者の隔離をします できれば個室に隔離し 健常者との接触を避けます 2 ガウンテクニックの導入 使い捨て手袋を着用し ケア後は石けんと流水で手 を洗います 患者の皮膚に素手で直接触れることは避けてください 3 契約医師に診察を依頼します 4 リネン類は毎日交換し 交換の際には落屑が飛び散らないよう丁寧に扱い そ のまま 50 以上の熱湯に約 10 分間つけてから洗濯します 5 患者自身かゆみのために 患部をひっかくことがあります 治療は治癒するま で続けてください 6 できるだけ 入浴は最後にします 7

10 参考 : 報告基準 下記の報告基準ア イ ウのうちどれかに該当する場合は速やかに保健福祉事務所及び 市町主管課へ報告してください 社会福祉施設等における感染症等発生時に係る報告について 厚生労働省通知 ( 平成 17 年 2 月 22 日付 ) ア イ ウ 同一の感染症若しくは食中毒による又はそれらによると疑われる死亡者又は重篤患者が 1 週間内に2 名以上発生した場合同一の感染症若しくは食中毒の患者又はそれらが疑われる者が10 名以上又は全利用者の半数以上発生した場合ア及びイに該当しない場合であっても 通常の発生動向を上回る感染症等の発生が疑われ 特に施設長が報告を必要と認めた場合 ( 報告後 保健福祉事務所の指示に従ってください ) 感染症発生時の対応フロー 保健福祉事務所 市町等の主管部局 保健福祉事務所 8

11 社会福祉施設での感染症対策は介護従事者や医療従事者の感染防御対策が重要であり 媒介者にならないように介護者を守ることは 施設利用者を守ることにつながります 米国疾病対策センターが推奨するスタンダードプレコーション ( 標準予防策 ) を実施することにより 二次感染 感染の拡大防止が可能です 集団感染発生時には 日ごろの予防策が施設内において実行されているかどうかが問われることになります 基本的な考え方 高齢者施設では 特に排泄物 吐物の 処理の際に注意が必要です 利用者にかかわるすべての介護者や医療従事者は スタンダードプレコーションを 実行します < 手洗い> 1. すべての利用者の 1 血液 2 体液 3 障害のある皮膚 ( キズ 湿疹 ) 4 粘液に接した場合は手袋の有無にかかわらず ( 手袋をしている場合は 手袋をはずして ) 必ず手を洗う 同一者の他部分の処置をする際にも 必ず手を洗う (1 処置 1 手洗いが基本 ) 2. 手洗いには石けんを使用する 3. 集団発生などの特別な場合には抗菌剤入りの消毒液 ( ポピドンヨードなど ) の使用を考慮する < 手袋 > 1.1~4が手に触れる可能性がある場合 使い捨て手袋を着用する 2. 清潔な物品や他の患者に触れる前には 手袋をはずし直ちに手を洗う 3. はずした手袋は汚染源にならないように 密封できる袋に入れ処理する <マスク ゴーグル ガウンなど> 1. 顔面に咳等の飛散が予想される場合はマスク 眼鏡 ゴーグルなどを着用する 2. 体に1~4の接触が予想される場合はガウン ( 予防衣 ) ビニールエプロンを着用する 9

12 ア 正しい手洗いの方法 < 手洗いにおける注意事項 > まず 確認! 爪は短く切りましょう 時計や指輪は外しましょう 次に 手首の上 5cm 位まで十分に両手を濡らしましょう 石けんを使用するときは 固形石けんではなく 泡石けん又は液体石けんを使用します 液体石けんを手のひらに取り 十分泡立てましょう 洗い終えたら ペーパータオルで拭きましょう ( 共用のタオルは使用しない ) 水道の栓を止めるときは 手首かひじで止めましょう できないときはペーパータオルを利用して止めます 洗面器などでの作り置きの消毒薬を使用するのはやめましょう 10

13 洗い残しの多い部位 出典 : 日本環境感染学会監修病院感染防止マニュアル (2001) 11

14 イ 吐物処理 用意するもの 使い捨てタオル ティッシュ 新聞紙等 ビニール袋等の液漏れしないで密封できる袋 使い捨て手袋 ( ない場合は ゴム手袋 ) 次亜塩素酸系漂白剤 マスク ビニールエプロン 手洗い用の泡石けん又は液体石けん 作業を始める前に 腕まくりをして 腕時計 指輪等は外しておきます マスク 使い捨てビニールエプロンを着用してください ビニール袋 ( 穴の開いていないスーパーの袋等 ) の口を開けておきます ゴミ入れなどにビニール袋を入れて口を広げておくと使いやすいです 再使用 使い捨て 吐物や消毒液に直接触れないように手袋を使用してください 手袋は出来るだけ使い捨てのものを使用してください 吐物を 新聞紙や捨ててもいい布などで 外側から内側に向けて できる限りふき取ります 吐物は広範囲に飛び散っていますので 拭き残しのないように 気を付けてください ( 写真の吐物は 本物ではありません ) 12

15 次亜塩素酸ナトリウム溶液を 50 倍 (5% 原液で 0.1% 消毒液になります ) に薄めた液をティッシュ等 に染みこませ ていねいにふき取ります ( 消毒液の作り方は 5 ページ参照 ) 吐物のあった周辺は できるだけ広い範囲を消毒液 (0.02% 次亜塩素酸ナトリウム溶液 ) で拭き取ります この消毒液は腐食性があり 鉄などの金属はさびてしまうので 拭き取って 10 分程度待って水拭きをします ビニール袋等 液漏れしない密封できるものに 吐物や拭き取った新聞紙等を入れ 袋の口をしっ かり縛ります (0.1% 次亜塩素酸ナトリウム溶液を染み込む程 度入れておけば より安心です ) ビニール袋等に口を閉じた袋を入れます 手袋を裏返しながら脱ぎます 使い捨て手袋がなく ゴム手袋を使用した場合は 脱いだものをそのまま次亜塩素酸ナトリウム溶液で消毒します 13

16 内側を触らないようにして口を縛り 袋が破れな いように廃棄します 最後に石けんでよく手を洗います ウ おむつ交換 1. おむつ交換は 必ず使い捨て手袋を使用する 手袋は 1 処置ごとに破棄 交換する 手袋をはずした後には流水で石けんによる手洗いを行う 2. おむつ交換の際は 入所者一人ごとに手袋を破棄して手洗いや手指消毒をする 3. おむつの一斉交換は感染拡大の危険が高くなるため 個別ケアが望ましい おむつ交換車の利用はできるだけやめる 職員が病原体の媒介者にならないように十分注意しましょう 使用後のおむつを回収した袋の外側が汚れている可能性があります 運搬の際は注意しましょう また ビニール袋等は大量におむつを入れると破損することがあります 蓋付の容器で運搬するなど 各施設の実情に合わせた処理の方法について検討してください 14

17 エ ガウンテクニック 発症者を隔離している居室に入室する際に ガウン ( 予防衣 ) を着用し 衣服の汚 染を防ぐことにより 症状のある人と介護者 医療従事者間 あるいは症状のある人 同士の交差感染を予防することができます 隔離の目的 ガウンの清潔な部分 不潔な部分は どこかを知っておくことが重要です 予防衣の着用により 感染を防ぐ 目的 感染源隔離 : 感染源である人から周囲を守る 清潔隔離 ( 保護隔離 ): 感染しやすい人を周囲から守る 高齢者施設の場合は 感染源隔離です 感染源隔離の場合 発症者を隔離している居室に入室する場合 ( 汚染区域への入室の場合 ) 部屋に入る際にガウン ( 予防衣 ) を着用し 部屋を離れる時に脱ぎます ガウン掛けが居室の中 ガウンの表が不潔部分 です ガウンを着る ガウンの外側に触れないようにしてガウンをガウン掛けからはずし 床や周囲に触 れないように注意して ガウンの内側だけに触れるようにして袖を通します ガウンを脱ぐ片方の袖口から指を1 2 本いれて手を引っ込め 内側から片方の袖を引き もう片方の袖も脱ぎます ガウンの肩の縫い目を合わせて 襟元の紐を片結びにして ガウンを整えガウン掛けに掛けます 15

18 感染が成立し 発病するためには次の 3 条件がそろうことが必要です 1. 感染源があること 2. 感染源から感染経路を通じて伝播すること 3. 感受性のある人が存在すること < 感染成立の 3 要素 > すべての要素がそろったときに感染が成立します 1 感染源 ( 感染した人や動物 その 排泄物等 ~ 病原体 ) 2 感染経路 ( 道すじ ) 3 感染を受けやすい宿主 ( 抵抗力の弱い人 高齢者 乳幼児等 ) 感染症に対する対策の柱として 以下の3つが挙げられます 1 感染源の排除 2 感染経路の遮断 3 宿主 ( 人間 ) の抵抗力の向上 感染症には その感染症に特有な感染経路があり 施設における感染症発生後の1 対策としては 感染経路の遮断が主な対策になります 具体的には 標準予防策 ( スタンダードプレコーション ) と呼ばれる基本的な措置を徹底することが重要となります 16

19 ( ア ) 感染源の排除感染症の原因となる微生物 ( 細菌 ウイルスなど ) を含んでいるものを感染源といい 次のものは感染源となる可能性があります 1 排泄物 ( 嘔吐物 便 尿など ) 2 血液 体液 分泌物 ( 喀痰 膿など ) 3 使用した器具 器材 ( 刺入 挿入したもの ) 4 上記に触れた手指で取り扱った食品など 1 2 3は 素手で触らず 必ず手袋を着用して取り扱いましょう ( イ ) 感染経路の遮断感染経路には 経気道的感染 ( 空気感染 飛沫感染 ) 接触感染( 経口感染を含む ) 及び針刺し事故などによる血液感染などがあります 感染経路に応じた適切な対策をとりましょう 表 1 主な感染経路と原因微生物飛沫の水分が蒸発した飛沫 ( エアロゾル ) が 飛沫核 ( 直径約 5 空気感染 μm 以下 ) となって空中に浮遊し それを吸い込むことで感染 結核 麻しん ( はしか ) 水痘など会話やくしゃみ 咳などをしたときのしぶき ( 直径約 5μm 以上 ) 飛沫感染を吸入して感染 飛沫は1m 以内の距離を飛んで床に落下する かぜ インフルエンザ レジオネラ症など皮膚や粘膜にいる病原体が手指や被服などを介して感染 接触感染 MRSA 疥癬など病原体に汚染された水や食べ物 手指などが口に入ることで感染 経口感染腸管出血性大腸菌感染症 (O-157 など ) 感染性胃腸炎 A 型肝炎 細菌性赤痢など血液の中の病原体が注射や傷口への接触などにより 体内に入る血液感染ことで感染 B 型肝炎 C 型肝炎 エイズなど 17

20 感染経路の遮断とは 1 感染源 ( 病原体 ) を持ち込まないこと 2 感染源 ( 病原体 ) を拡げないこと 3 感染源 ( 病原体 ) を持ち出さないこと です そのためには 手洗いの励行 環境の清掃が重要となります また 血液 体液 分泌物 排泄物などを扱うときは 手袋を着用するとともに これらが飛び散る可能性のある場合に備えて マスクやエプロン ガウンの着用についても検討しておくことが必要です 18

21 ( ア ) 空気感染予防策結核 麻しん等が該当します 咳やくしゃみなどで飛散した飛沫核 (5μm 以下 落下速度 0.06~1.5cm/sec) で伝播し 感染します 飛沫核は空中に浮遊し続け 空気の流れにより飛散します 次のような予防策をとります 予防対策措置 1 原則として入院による治療が必要です 2 病院に移送するまでの間は 原則として個室管理とします 3 ケア時は 高性能マスク (N95 など ) を着用します 4 免疫のない職員は 患者との接触をさけます ( イ ) 飛沫感染予防策インフルエンザ 流行性耳下腺炎 ( おたふくかぜ ) 風しんなどが該当します 咳 くしゃみ 会話などで飛散した飛沫粒子 (5μm 以上 落下速度 30~ 80cm/sec) で伝播し 感染します 飛沫粒子は半径 1m 以内に床に落下し空中に浮遊し続けることはありません 次のような予防策をとります 予防対策措置 1 原則として個室管理ですが 同病者の集団隔離とする場合もあります 2 隔離管理ができないときは ベッドの間隔を2m 以上あけることが必要です 3 居室に特殊な空調は必要なく ドアは開けたままでかまいません 4 ケア時はマスク ( 外科用 紙マスク ) を着用します 19

22 ( ウ ) 接触感染予防策経口感染とその他の接触感染 ( 創傷感染 皮膚感染 ) に分けられます 経口感染には 腸管出血性大腸菌感染症 ノロウイルスによる感染性胃腸炎などがあります その他の接触感染には MRSA 感染症 緑膿菌感染症 疥癬などがあります 手指 食品 器具を介して起こる最も頻度の高い伝播です 汚染物 ( 排泄物 分泌物など ) との接触で環境を汚染し 手指を介して拡がるので注意が必要です 予防対策措置 1 原則としては個室管理ですが 同病者の集団隔離とする場合もあります 2 居室は特殊な空調の必要はありません 3 ケア時は手袋を着用します 便や創部 膿等分泌物に触れたら手袋を交換します 4 手洗いを励行し 適宜手指消毒を行います 5 可能な限り個人専用の医療器具を使用します 6 汚染物との接触が予想されるときは ガウンを着用します ガウンを脱いだあとは 衣服が環境表面や物品に触れないように注意しましょう 病原体を持ち込まない 高齢者介護施設における感染症は 施設内で新規に発生することはまれです 新規入所者 職員 面会者などが施設外で罹患して施設内に持ち込むことが多いのです 高齢者介護施設における感染対策では 施設の外部から感染症の病原体を持ち込まないようにすることが重要です 新規の入所者( 高齢者介護施設に併設のショートステイ デイサービスセンター利用者も含む ) への対策 と 職員 委託業者 面会者 ボランティア 実習生などへの対策 が重要となります 中でも職員は 入所者と日常的に長時間接するため 特に注意が必要です 20

23 施設内の衛生管理 感染経路の遮断を考える際 施設内の環境の清潔を保つことが重要です 整理整頓 を心がけ 清掃を行いましょう 1 日 1 回湿式清掃し 乾燥させることが重要です 使用した雑巾やモップは こまめに洗浄 乾燥しましょう 床の消毒は必要ありませんが 床に目視しうる血液 分泌物 排泄物などが付着し ているときは 手袋を着用し 0.5% の次亜塩素酸ナトリウム溶液で清拭後 湿式清掃 し 乾燥させます 施設内の衛生管理の基本として 手洗い場 うがい場 消毒薬の設置 汚物処理室の整備と充実を図ることが重要です 手洗い場では 水道カランの汚染による感染を防ぐため 肘押し式 センサー式 または足踏み式蛇口を設けるとともに ペーパータオルや温風乾燥機の設置が望まれます 特に トイレなど 入所者が触れた設備 ( ドアノブ 取手など ) は 消毒用エタノ ール ( 感染性胃腸炎が疑われる場合は次亜塩素酸ナトリウム溶液 ) で清拭し 消毒し ましょう 浴槽のお湯の交換 浴室の清掃 消毒などをこまめに行い 衛生管理を徹底しまし ょう 21

24 職員の健康管理 一般に 施設の職員は 施設の外部との出入りの機会が多いことから 施設に病原 体を持ち込みやすく 入所者間の病原体の媒介者となるおそれがあります そのため 日ごろからの健康管理が重要になります 施設の職員が感染症の症状を呈した場合には 症状が改善するまで就業を停止することも検討しましょう 職員が病原体を施設内に持ち込むリスクは極めて高いため 完治するまで休業させることは 感染管理を行う上で 感染経路の遮断 のための有効な方法といえます 定期的な健康診断を必ず受診し 自身の普段の健康管理に注意しましょう ワクチンで予防可能な疾患については できるだけ予防接種を受け 施設内での感 染症の媒介者にならないようにしましょう 予防接種未接種者は 一般的な健康管理 を強化しておきましょう インフルエンザワクチン B 型肝炎ワクチン麻しんワクチン風しんワクチン水痘ワクチン流行性耳下腺炎 ( おたふくかぜ ) ワクチン 毎年 必ず接種しましょう採用時に接種しましょうこれまで罹患したことがなく 予防接種も受けていない場合は 採用時に接種しましょう 食品を取り扱う職員は 特に次の点に留意しましょう 食品を取り扱うすべての職員を対象に毎月検便を実施しましょう 感染性の病気 手指に化膿性の傷があるときは 直接食品を取り扱わないようにしましょう 清潔で洗濯のできる調理 配膳専用のエプロン 三角巾やマスクを着用しましょう 食品を取り扱うときは 手洗いを励行し 手指の清潔を保つために 爪は短くし 作業中は指輪 時計ははずしましょう 体調不良 ( 頭痛 発熱 腹痛 下痢 嘔吐等の有症時 ) のときは 必要に応じて医師の診断を受けましょう また 他にも同様の職員がいないか確認をしましょう 下痢や嘔吐の症状があるときには 食品を直接取り扱う作業は避けましょう 生食 ( 特に 鶏肉及びカキなどの二枚貝 ) はなるべく避け 十分加熱して食べるようにしましょう 22

25 主に経気道的に広がる感染症 インフルエンザ ( 鳥インフルエンザ及び新型インフルエンザ等を除く ) 25 結核 26 麻疹 27 風疹 28 水痘 ( 帯状疱疹 ) 29 流行性耳下腺炎 ( おたふくかぜ ) 30 主に血液を介して広がる感染症 B 型肝炎 32 C 型肝炎 33 主に接触により広がる感染症 流行性角結膜炎 35 疥癬 36 メチシリン耐性黄色ブドウ球菌 (MRSA) 感染症 39 主に経口的に広がる感染症 A 型肝炎 41 アメーバ赤痢 42 腸管出血性大腸菌感染症 43 感染性胃腸炎 ( ウイルス性胃腸炎 ) 44 23

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27 インフルエンザ ( 鳥インフルエンザ及び新型インフルエンザ等を除く ) 疫 学的特 徴 病 原 体 感 染 経 路 潜 伏 期 間 感染の可能性 症 状 医療機関における 診断のポイント 感 染 症 法 学校保健安全法 治 療 留意すべき事項 予防 感染防止対策 インフルエンザウイルス A 型により大流行を起こす B 型は散発的あるいは局地的な流行を起こすが A 型のような変異は起こさない C 型による感染は少ない 12 月ごろから流行が始まり 1 月後半 ~2 月初めにピークを迎え 3 月までには流行が終わるのが普通である ( ただし B 型は 5 月の連休ごろまで散見される ) インフルエンザウイルス RNA ウイルスで A 型 B 型 C 型の 3つの型がある 飛沫 接触感染 (1) 咳 くしゃみ (2) 患者の鼻咽頭分泌物による接触感染 18~ 72 時間発症後 2~ 5 日間はウイルス排泄を認める 流行しているインフルエンザウイルスに対する抗体を持っていなければ感染する 発熱 悪寒 頭痛 筋肉痛 鼻閉 咽頭痛 咳典型的には突然の発熱で始まり 半日以内に 38 を超える高熱となる 発熱は 3 日程度続き その間しばしば頭痛 筋肉痛 腰痛などを伴う 解熱しても咳が続き 完全に回復するのに 1~2 週間以上かかることも少なくない 1 典型的な臨床症状 2 インフルエンザの流行 3 ウイルス迅速診断陽性五類感染症 ( 定点把握 ) 週単位で指定届出機関が保健福祉事務所に届け出 発症した後 5 日を経過し かつ 解熱した後 2 日 ( 幼児にあっては 3 日 ) を経過するまで 出席停止 早期受診と抗ウイルス薬の投与 ( 発症後 48 時間以内 ) 対症療法 ( 安静と休養 十分な水分補給 ) 飛沫感染で広がるため 同室者等へ容易に感染拡大しやすい ワクチンは有効性 50~80% とされている 高齢者では重症化 死亡を防ぐ点で効果がある また 小児に対しても有効であり 特に発症後 1~2 日で生じるインフルエンザ脳炎 脳症にはワクチン以外に有効な対策はないと考えられている インフルエンザワクチンの予防接種 ( 症状の重症化防止に有効 ) 手洗い 咳エチケットの励行 湿度の保持など個室対応が望ましい 必要時には施設を閉鎖する 25

28 結 核 疫学的特徴 主に結核菌を吸入して感染する 肺結核が最も多いが 全身の臓器に感染をおこしうる 日本では高齢者ほど結核罹患率が高い 高齢者の大部分は結核の既感染者であり 高齢となり免疫能が低下し内因性の再燃を起こす 病原体マイコバクテリウム属に属する結核菌群 感染経路 空気感染 ( 飛沫核感染 ) 飛沫核として漂う結核菌を 気道内に吸引することにより感染する 潜伏期間数ヶ月 ~ 数十年 感染の可能性症状医療機関における診断のポイント感染症法学校保健安全法 胸部 X 線写真に古い結核の所見がある人 抗癌剤 免疫抑制剤 ステロイド等の治療を続けている人 免疫不全の人 高齢者 発病率は 10~20% で 必ず発病するわけではない < 肺結核 > 2 週間以上持続する咳 痰 血痰 微熱 倦怠感 体重減少 < 肺外結核 > 臓器ごとの症状 ( リンパ節腫大 意識障害 頭痛 便秘 下痢 血便 腹痛 腰痛など ) (1) 胸部 X 線撮影 CT 撮影 (2) 喀痰 尿 便などの抗酸菌検査 ( 塗抹検査 培養検査 薬剤感受性試験 ) (3) 結核菌 PCR 検査塗抹 培養陽性かつ結核菌と同定されれば診断確定 菌検出がなくとも呼吸器症状や X 線写真で所見があり抗結核菌薬の投与で症状が改善すれば臨床的判断は確定する 二類感染症診断後 直ちに保健福祉事務所に届け出が必要 症状があり かつ まん延防止のため必要と認められるときは 保健福祉事務所長による入院の勧告または措置を行う また 病原体を保有しなくなるまで 接客業その他の多数の者に接触する業務への就業を制限する 病状により学校医その他の医師において感染のおそれがないと認めるまで 出席停止 治 療 化学療法 (INH RFP EB PZA 等 ) を行う ( 最低 6 ヶ月 ) 結核の治療の原則は 決められた薬剤を決められた期間 確実に内服し続けること 留意すべき事項 予防 感染防止対策 定期健診および接触者検診を行い 感染者の発見に努める < 予防対策 > BCG 接種 ( 乳児 ) 健康診断( 胸部 X 線撮影 ) 結核に関する研修 環境整備 ( 換気の励行 ) 換気設備の点検 < 発病時対策 > 感染症調査と接触者健診 結核健康診断専用微粒子マスク (N95 等 ) の着用 ( 患者本人は不織布マスク ) 26

29 麻 疹 疫学的特徴 感染力が強く 免疫のない人が感染を受けるとほぼ 10% 発症する ウイルスは世界各地に常在している 病原体麻疹ウイルス 感染経路 空気 接触感染 病原体は気道分泌物の中に含まれ これを介して感染する カタル症状の始まる 1~2 日前から発疹後 4~5 日まではウイルス排出の可能性がある 潜伏期間約 10~ 12 日間 感染の可能性症状医療機関における診断のポイント感染症法学校保健安全法 抗体のないすべての人が感染する (1) カタル期 (3~5 日 ) 発熱 咳 鼻水 眼脂 羞明 結膜充血 コプリック斑 ( 発症 2 日前 ) (2) 発疹期 (4~5 日 ) 耳介後部 全身健常皮膚面を残す ゆ合傾向あり 全身拡大の頃 解熱 (3) 発疹消退期色素沈着を起こす 一部粉糠状の皮膚剥離 咳の増悪をしばしば生じる 発疹は耳の後部や首のあたりから始まる 発疹が出ると 4~5 日で解熱する この間 発熱は 5~7 日続く 発疹期の終わりに近づくと咳がひどくなる 解熱後も元気が出るまで 1~3 日かかる 成人例では重症な経過をとることが多い 1 コプリック斑 発疹の性状 色素沈着 血清抗体検査 2 流行の状況五類感染症 ( 全数把握 ) 診断後 7 日以内に保健福祉事務所へ届け出が必要 ( 可能な限り24 時間以内に届け出 ) 解熱した後 3 日を経過するまで 出席停止 治療対症療法 留意すべき事項 予防 感染防止対策 飛沫感染で広がるため 同室者等へ容易に感染拡大しやすい ワクチン接種により 予防が可能 ( 麻しん患者と接触後 3 日以内ならワクチンが有効である ) 感染拡大防止には隔離体制をとり ガウンテクニックが必要 27

30 風 疹 疫学的特徴 春から初夏に多い 病原体風疹ウイルス 感染経路 飛沫 接触感染 病原体は気道分泌物の中に含まれ これを介して感染する 発疹出現の 7 日前から出現後 5 日間に感染性がある 潜伏期間通常 2~ 3 週間 感染の可能性症状医療機関における診断のポイント感染症法学校保健安全法 抗体のないすべての人が感染する (1) 発疹 ( 淡紅色 ) 顔 体幹 全身 (2) リンパ節腫脹頸部 後頭部耳介後部 1 臨床症状 ( 発疹 発熱 リンパ節腫脹 ) 2 血清抗体価の変動五類感染症 ( 全数把握 ) 診断後 7 日以内に保健福祉事務所へ届け出が必要 発疹が消失するまで 出席停止 治療対症療法 留意すべき事項 予防 感染防止対策 飛沫感染で広がるため 同室者等へ容易に感染拡大しやすい 免疫のない女性が妊娠初期に感染すると ウイルスが胎児に感染し 出生児に先天性風疹症候群という障害を引き起こすことがある ワクチン接種により 予防が可能 感染拡大防止には隔離体制をとり ガウンテクニックが必要 28

31 水痘 ( 帯状疱疹 ) 疫学的特徴 冬から春に多い 9 歳以下に好発する ( 帯状疱疹は 高齢者や免疫抑制状態の患者に多い ) 病原体水痘 - 帯状疱疹ウイルス 感染経路 飛沫 飛沫核 接触感染気道分泌物や水疱内容物の飛沫や飛沫核の吸入や接触 それが付着したものとの接触など 発疹出現 24 時間前 ~ 痂皮形成するまで 感染性がある ( 帯状疱疹は 潜伏感染 神経節に潜伏感染していたウイルスが再活性化する ) 潜伏期間 2~ 3 週間 感染の可能性症状医療機関における診断のポイント感染症法学校保健安全法 抗体のないすべての人が感染する (1) 発疹 ( 体幹 全身 ( 毛髪部 口腔にも )) (2) 紅斑 水疱 痂皮 (3) 発熱 ( 小児 : 軽度 成人 : ときに高熱 ) 1 臨床症状 2 血清抗体検査五類感染症 ( 定点把握 ) 週単位で指定届出機関が保健福祉事務所に届け出 すべての発疹が痂皮化するまで 出席停止 治 療 抗ウイルス薬の投与 対症療法 留意すべき事項 予防 感染防止対策 飛沫感染で広がるため 同室者等へ容易に感染拡大しやすい ワクチン接種により 予防が可能 感染拡大防止には隔離体制をとり ガウンテクニックが必要 29

32 流行性耳下腺炎 ( おたふくかぜ ) 疫学的特徴 好発年齢は 4~5 歳で 15 歳以下で 85% のものが感染する 成人でも発病する場合がある ウイルスは世界各地に常在する 病原体ムンプスウイルス 感染経路 飛沫 接触感染病原体は唾液に含まれ これを介して感染する 唾液からのウイルスの排出は 耳下腺の腫脹前 9 日 ~ 腫脹後 9 日まで 尿からのウイルスの排出は耳下腺の腫脹後 14 日まで 潜伏期間約 2~ 3 週間 感染の可能性症状医療機関における診断のポイント感染症法学校保健安全法 抗体のないすべての人が感染する (1) 発熱 倦怠感 頭痛 (2) 耳下腺腫脹 疼痛発熱 倦怠 頭痛 耳下腺の腫脹が生じ ものを食べるときにあごに痛みがあると訴えることが多い 1 耳下腺の腫脹 2 患者の周囲での流行の確認五類感染症 ( 定点把握 ) 週単位で指定届出機関が保健福祉事務所に届け出 耳下腺 顎下腺 舌下腺の腫脹が発現した後 5 日を経過し かつ全身状態が良好になるまで 出席停止 治療対症療法 留意すべき事項 予防 感染防止対策 飛沫感染で広がるため 同室者等へ容易に感染拡大しやすい 感染拡大防止には隔離体制をとり ガウンテクニックが必要 30

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34 B 型肝炎 疫学的特徴 B 型急性肝炎は青年男子に多い 性感染症や注射針を介しての感染が多い 輸血による感染は 血液センターでのスクリーニングの実施で 近年は激減している 病原体 B 型肝炎ウイルス (HBV) 感染経路 1 血液 2 唾液からの感染 ( 母子感染 性感染 薬物乱用など ) 3 精液発症の数週間前からHBs 抗原陽性の間は感染性がある (B 型肝炎ウイルスキャリアの血液にも感染性あり ) 潜伏期間 45~ 180 日 感染の可能性症状医療機関における診断のポイント感染症法学校保健安全法 抗体のないすべての人が感染する 全身倦怠感 食欲不振 悪心 嘔吐黄疸出現時は尿の濃染 ( 紅茶色 ) を認める ( 他覚所見 ) 1 発熱がない or 軽度 2 黄疸 3 肝腫大 4 腹水 5 意識障害患者 ( 診断 ) 1. 血液生化学検査により 肝障害 (+) 2. 肝炎ウイルスマーカー五類感染症 ( 全数把握 ) 急性 B 型肝炎と診断した医師は 7 日以内に保健福祉事務所へ届け出が必要 慢性肝疾患 無症候性キャリア及びこれらの急性増悪例は含まない 特に規定はない 治療抗ウイルス薬の投与 留意すべき事項 予防 感染防止対策 慢性化 劇症化することがある 感染性のある血液 精液が直接傷ついた皮膚や粘膜にかからないようにする 医療現場では 血液 唾液 精液などの付着した器具等は感染源にならないようにし処置する 焼却 破棄しない場合は 十分な水洗後加熱滅菌あるいは薬物消毒をする 濃厚接触者にはワクチンを投与する 32

35 C 型肝炎 疫学的特徴 C 型肝炎は季節 年齢 性別を問わず発症する 性感染症や注射針を介しての感染が多い 輸血による感染は 血液センターでのスクリーニングの実施で 近年は激減している 病原体 C 型肝炎ウイルス (HCV) 感染経路 血液感染 発症前から急性期の間に感染性がある (C 型肝炎ウイルスキャリアの血液にも感染性あり ) 潜伏期間 14~ 180 日 感染の可能性症状医療機関における診断のポイント感染症法学校保健安全法 すべての人が感染する可能性がある 全身倦怠感 食欲不振 悪心 嘔吐黄疸出現時は尿の濃染 ( 紅茶色 ) を認める B 型肝炎に類似しているが 症状は軽度である ( そのため 発症時期が明確でない ) ( 他覚所見 ) 1 発熱がない or 軽度 2 黄疸 3 肝腫大 4 腹水 5 意識障害患者 ( 診断 ) 1. 血液生化学検査により 肝障害 (+) 2. 肝炎ウイルスマーカー五類感染症 ( 全数把握 ) 急性 C 型肝炎と診断した医師は 7 日以内に保健福祉事務所へ届け出が必要 慢性肝疾患 無症候性キャリア及びこれらの急性増悪例は含まない 特に規定はない 治療抗ウイルス薬の投与 留意すべき事項 予防 感染防止対策 慢性化 劇症化することがある 成人初感染の場合 高率に慢性化する そのため 肝機能検査値が改善しても 1 年間の経過観察が必要 肝硬変 肝がんに進行しやすい 感染性のある血液が直接傷ついた皮膚や粘膜にかからないようにする 医療現場では 血液の付着した器具等は感染源にならないようにし処置する 焼却 破棄しない場合は 十分な水洗後加熱滅菌あるいは薬物消毒をする 33

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37 流行性角結膜炎 疫学的特徴 成人を中心に全年齢層で発症する 季節的には夏に多い 院内感染で ときに病棟閉鎖を余儀なくされることがある 病原体アデノウイルス 感染経路 接触感染患者の眼や顔を触った手で触れた物を介して感染する 家族内感染( 共用のタオルあるいは患者が触れた物を介して感染 ) 学校 プール 職場内感染 院内感染( 検査器具 点眼薬 医療従事者の手指を介して感染 ) 結膜炎症状がある間は 感染の危険性あり ( 約 2 週間 ) 潜伏期間 1~ 2 週間 感染の可能性症状医療機関における診断のポイント感染症法学校保健安全法治療留意すべき事項予防 感染防止対策 すべての人が感染する可能性がある (1) 著明な結膜充血 異物感 流涙 眼脂 (2) 角膜障害 点状表層角膜炎 ( 多発性角膜上皮下混濁 ) 片眼発症後 2~3 日で両眼に発症 耳前リンパ節腫脹と圧痛を認める 2~4 週間で治癒する 1 耳前リンパ節腫脹 圧痛を合併した著明な結膜充血 急な発症 2 周囲に同様の結膜炎患者の存在 3 簡易キットによる抗原検出五類感染症 ( 定点把握 ) 週単位で指定届出機関が保健福祉事務所に届け出 病状により学校医その他の医師において感染のおそれがないと認めるまで 出席停止 抗菌薬点眼 + 低濃度副腎皮質ステロイド薬点眼あるいは非ステロイド系抗炎症薬点眼乳幼児や小児 高齢者では偽膜をつくりやすく 偽膜は除去しないと瘢痕を残す 乳幼児では細菌感染により角膜穿孔を生じることがあり 注意深い観察が必要である アデノウイルスは熱に弱いので高圧蒸気滅菌酸化やエチレンガス滅菌は有効である 煮沸可能の器具やタオルは煮沸消毒が有効 (10 で 5 秒 あるいは 56 で 5 分 ) 患者の眼や顔を触った手で触れた物を介して感染するので 患者の触れた物は アルコールで拭く (80% 消毒用エタノール ) 身近に患者がいる場合は 顔や眼を触る前に 石けんを使った流水での手洗いを励行する 消毒用エタノールで拭けばより安全である 家族内では タオルの共用をやめ 患者は洗顔の際洗面器を用いず 入浴は最後とする 患者は点眼前後に 石けんを用い流水で十分手を洗い 点眼の際使用したティッシュペーパーはビニール袋に入れて捨てる ( 点眼用の拭き綿は使用せず ティッシュペーパーで使い捨てにする ) さらに消毒用エタノールで拭けばより安全である 35

38 疥癬 重症感染例を角化型疥癬 ( ノルウェイ疥癬 ) という 疫学的特徴 高齢者施設などでの集団発生が多い 病原体ヒゼンダニ ( 疥癬虫 ) 感 染 経 路 潜 伏 期 間 感染の可能性 症 状 医療機関における 診断のポイント 接触感染直接経路 : 肌と肌の直接接触で感染するが 雑魚寝でも感染する 間接経路 : シーツなどの寝具 衣類などを介して感染する 角化型疥癬患者の落屑は多数の生きたヒゼンダニを内含している これが飛び散り感染が起こる 高齢者施設での集団発生のほとんどが角化型疥癬を感染源としたものである 約 1ヶ月 ( 角化型疥癬からの感染では約 1 週間 ) すべての人が感染する可能性がある < 普通の疥癬 > (1) 激しい痒み ( 特に夜間 ) (2) 皮疹 ( 腹部 胸部 腋窩 手掌 指間 ) < 角化型疥癬 > (1) 手 指や足 体幹の角質増殖 (2) 時に痒みを欠く疥癬には 普通の疥癬と角化型疥癬 ( ノルウェイ疥癬 ) の 2 病型があり 臨床症状が異なる 普通の疥癬では一人に寄生するダニ数は少なく感染力は弱いが 角化型では 10 万 ~20 万匹ないしそれ以上が寄生し 感染力は極めて強く 何らかの免疫力の低下に伴い発症する 1 ヒゼンダニ虫体 卵 卵の抜け殻 糞などの検出 2 疥癬トンネル 陰部の小結節 腹部などの小丘疹の多発 3 家族 同居人などに同じ症状を持つものがいるか 4 角化型疥癬では角質増殖 感染症法特に規定はない ただし 集団感染事例は保健福祉事務所に相談する 学校保健安全法 特に規定はない 治 療 早期診断 早期治療が肝心 外用薬 :10% クロタミトン ( 商品名 オイラックス軟膏 ) 硫黄剤 内服薬 : イベルメクチン ( 商品名 ストロメクトール ) 36

39 外用薬を用いる場合 (1) 頸部より下半身に薬剤をむらなく塗布する 皮疹部のみに外用しても効果が少ない 幼小児には頭部頸部も含めて全身に塗布する (2) 角化型疥癬では頭部 頸部も含め全身に薬剤を塗布する 角質増殖の顕著な部位にはサリチル酸製剤などの角質融解剤を塗り ブラシで擦り落とすなどの積極的除去も有効である 留意すべき事項 予防 感染防止対策 内服薬を用いる場合 (1) ヒゼンダニが皮膚より検出され疥癬と確定診断された場合に投薬する (2) 体重 15kg 以下 妊婦 授乳婦 肝障害や髄膜炎患者には投薬してはいけない 経口投薬できない場合は外用薬を使う 湿疹などの誤診により副腎皮質ホルモン剤の外用剤 同内服薬の投与による悪化例が多い 高齢者では普通の疥癬が誤診され 副腎皮質ホルモン剤の誤用で角化型疥癬となり それを感染源とする集団発生が多い 集団の場では角化型疥癬患者の隔離治療 隔離室の殺虫剤散布 衣類 寝具の熱処理など予防処置を行う 隔離室では予防着 手袋着用で処置を行う 感染可能性のあった者は予防的治療を行ったほうが良い 別表 ( 次ページ ) 参照 37

40 別表 処置普通の疥癬角化型疥癬 ( ノルウェイ疥癬 ) 必要ない 個室に隔離のうえ治療を開始する 隔離 ( 他動 接触を好む人などは 可能であれば隔離する ) 患者は ベッド 寝具ごと移動する 隔離期間は治療開始後 1~2 週間とする 手洗いの励行必要必要 身体介護 予防衣 手袋の着用 ( 使用後の予防衣 手袋は 落 手洗いがすぐに出来ない状況 必要 屑が散らからないようにフタ付 では手袋を使用する ( ただし 隔離期間のみ ) バケツやポリ袋に入れる ) 疥癬治療薬を塗布し洗い流した後には 必ず シーツ 寝具 衣類の交換 いつもの方法で可 交換する それ以外の交換は いつものペースで行う リネン類の 管理 洗濯物の運搬 ( ビニール袋かフタ付の容器に入れて運ぶ ) 必要 ( 落屑が飛び散らないように注意する ) 必要 ( 落屑が飛び散らないように注意する ) 洗濯 普通の洗濯でよい 普通に洗濯後に乾燥機を使用するか 50 で 10 分間の熱処理後に普通に洗濯する 患者がいた部屋に殺虫剤散布 必要ない 居室は 2 週間閉鎖するか 殺虫剤を1 回だけ散布する 掃除いつもの方法で可落屑を残さないように掃除機で清掃 居室 環境 整備 布団の消毒 必要ない 治療開始時に1 回だけ乾燥機にかけるか 殺虫剤散布後に掃除機をかける 看護用品 トイレ 車椅子 ストレッチャーの患者専用化 必要ない 必要 患者の立ちまわった場所への殺虫剤散布 必要ない 1 回だけ必要 入浴の順番は最後とする 浴槽や流しは水で 入浴 タオルなどの共用は避ける 流す 脱衣所に掃除機をかける タオルなど の共用は避ける 接触者への予防的治療 雑魚寝状態なら同室者 家族 同棲者には予防的治療を行 う 必要同室者は 症状の有無問わず予防的治療を行う 職員は 患者との接触の頻度 密度を配慮して予防的治療を行う 殺虫剤 ピレスロイド系のエアゾール ( キンチョール等 ) を噴霧 / 乳剤 (5% 乳剤を 10~20 倍に薄めたもの ) を散布 < 参考資料 > 疥癬はこわくない 大滝倫子ほか著医学書院 38

41 メチシリン耐性黄色ブドウ球菌 (MRSA) 感染症 疫学的特徴 大規模病院 老人医療施設 新生児医療施設に多い 病原体メシチリン耐性黄色ブドウ球菌 (MRSA) 感 染 経 路 潜 伏 期 間 感染の可能性 症 状 医療機関における 診断のポイント 感 染 症 法 学校保健安全法 接触感染患者及び患者至近環境への直接接触により汚染した手指や衣服を介して伝播する 特に気道吸引時には 粘液と混じて飛散し 医療従事者の上半身や顔面を汚染するため注意を要する 不定コロニゼーション ( 定着 ) がほとんどで必ずしも感染症への発病には至らない 長期抗菌薬投与や易感染状態の悪化があると発病する すべての人が感染する可能性がある (1) 発熱 ( 菌血症 ) (2) 局所の発赤 腫脹 疼痛 ( 軟部組織の化膿性病変 ) (3) 毒素性ショック症候群 (4) ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群 (5) まれに膿性喀痰 ( 肺炎 ) MRSA が培養された場合には それが感染か定着かを見極める必要がある 定着 ( 上記の症状を伴わない例 ) に対する抗菌薬治療は行わない 五類感染症 ( 定点把握 ) 月単位で指定届出機関が保健福祉事務所に届け出 特に規定はない 治 療 薬剤感受性の検査をして 感受性のある抗菌薬を投与する バンコマイシン テイコプラニン アルベカシンのいずれの単独投与が基本である その際には 血中濃度測定 (TDM) を行い 投与計画を立てることが推奨される 重症感染症には 優れた組織移行性に期待してリネゾリドを投与することが選択肢として考えられる 留意すべき事項 予防 感染防止対策 個室隔離を原則とし 接触感染予防策を徹底する 患者との接触後の手指衛生を徹底し 患者や患者周囲の環境に接する際は ガウン エプロン 手袋などの個人防護服を着用する 患者及び面会者にも手指衛生を指導する 患者に使用する器具や物品はできる限り専用とし 専用にできないものはアルコールで清拭消毒を行う 患者に使用したリネン類は水溶性 ( 不透過 ) ビニールバッグに密閉し 洗濯に出す ゴミは 通常の感染性廃棄物と同様に取り扱う 病室の清掃は 通常の清掃に加え 高頻度接触面はアルコールによる清拭消毒を行うことが望ましい 39

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43 A 型肝炎 疫学的特徴 海外渡航者の感染例 施設などにおける集団発生 家族内感染例などで見られる 病原体 A 型肝炎ウイルス (HAV) 感 染 経 路 潜 伏 期 間 感染の可能性 症 状 医療機関における 診断のポイント 感 染 症 法 学校保健安全法 経口感染ウイルスは便に排出されるので この便に汚染された水 飲食物を介して感染する 生カキは感染源として重要である また 性感染症 ( 糞口感染 ) としての感染も見られる 15~ 50 日 ( 通常 28~ 30 日 ) 潜伏期間の後半から発黄後 2~3 日は感染性がある 抗体のないすべての人が感染する 日本では高齢者は高率に HAV 抗体を保有しているが 50 歳以下の年齢では抗体保有率が低い 発熱 全身倦怠感 食欲不振 悪心 眼体 皮膚黄染 ( 黄疸 ) 褐色尿急激に発症する 感冒様症状 ( 呼吸器症状は認めない ) で発症した場合にも 強い全身倦怠感が特徴的である 黄疸が出現してからは 自覚症状は軽くなる 急性肝炎であり 慢性化しない 長期肝内胆汁うっ帯を示す例や急性腎不全合併例がある また 発黄後も全身倦怠感 食欲不振が軽快しなければ重症になる可能性がある ( 他覚所見 ) 1 多くは発熱 38 以上 2 黄疸 3 肝腫大 ( 診断 ) 1. 血液生化学検査により 肝障害 (+) 2. 肝炎ウイルスマーカー四類感染症診断後 直ちに保健福祉事務所に届け出が必要 食中毒が疑われる場合は 24 時間以内に保健福祉事務所に届け出が必要 ( 食品衛生法 ) 特に規定はない 治 療 対症療法 安静及び高蛋白質食が原則であるが 急性期で食物摂取が十分できない場合 糖質を主体 とした食事とする 留意すべき事項 予防 感染防止対策 劇症化することがある 生水 加熱処理しない食物の摂取を避ける 便の処理に注意し 必要に応じ次亜塩素酸ナトリウム溶液などによる消毒を行う 手洗いを励行する ( 特にオムツの交換後 食前 ) 予防には不活化ワクチンあるいはヒト免疫グロブリンを投与する 41

44 アメーバ赤痢 疫学的特徴 国内では 男性同性愛者の間で性感染症として流行している 性感染症以外では 発展途上国からの帰国者や知的障害者施設入所者間で流行が確認さ れている 病原体赤痢アメーバ原虫 感 染 経 路 潜 伏 期 間 感染の可能性 症 状 医療機関における 診断のポイント 感 染 症 法 学校保健安全法 経口 性感染赤痢アメーバシストに汚染された飲食物を介しての経口感染 肛門性交などによる糞口感染 数日 ~ 数週 ~ 数ヶ月 ~ 数年と不定である 便の中に赤痢アメーバシストを排出している間は 感染する可能性がある すべての人が感染する可能性がある < 腸管アメーバ症 > (1) 下痢 (2) 粘血便 ( イチゴゼリー様 ) (3) 下腹部疼痛 (4) テネスムスほとんど自覚症状のない例から 急性腹症に該当する重症例まである 典型的な症状として 下痢 粘血便 テネスムス 下腹部疼痛などがある イチゴゼリー様の粘血便の場合は 本疾患を強く疑う ( 粘血便を伴う症例では 必ず本症を想定した検査を行う ) < 腸管外アメーバ症 > 肝膿瘍の頻度が高い 発熱 (38 以上 ) 右上腹部痛 肝腫大などを呈する 右胸膜炎や横隔膜挙上を示す症例や 乾性咳嗽や右肩甲部痛を訴えることもある 局所症状を呈さない例もあり 不明熱と診断されることもある 腸管外病変の大部分は肝膿瘍であるが 脳 肺 心 皮膚に病変をきたすこともある 1 粘血便を伴う症例では 必ずアメーバ赤痢を考える 2 便検査は繰り返して行う ( 最低 3 回 ) 3 原虫は 顕微鏡下での検出の他 PCR によっても同定できる 4 血清赤痢アメーバ抗体が陽性であれば 本症である可能性が高い 5 大腸内視鏡検査 ( 粘膜像 生検組織像 ) は診断価値が高い 五類感染症 ( 全数把握 ) 診断後 7 日以内に保健福祉事務所へ届け出が必要 特に規定はない 治療メトロニダゾールの経口投与 留意すべき事項 予防 感染防止対策 回復後にも免疫は成立せず 再発がある 集団発生が疑われる時には 検便により原虫保有者を発見し 治療する 42

45 腸管出血性大腸菌感染症 疫学的特徴 病 原 体 感 染 経 路 潜 伏 期 間 感染の可能性 症 状 医療機関における 診断のポイント 感 染 症 法 学校保健安全法 6 月 ~10 月の高温期に多発 集団感染と散発例がある 最近では広域に流通した食材を原因として 広域散発型の集団発生も見られる 腸管出血性大腸菌 O157:H7 以外に O26:H11 O11:H など多数の菌型がある 同時に志賀毒素 ( ベロ毒素 ) を産生経口感染牛生肉からの感染が多いが その他飲料水 生牛乳 野菜からの感染 水泳による感染 保菌者からの感染など種々の感染経路が報告されている 2~ 9 日 ( 多くは 2~ 5 日 ) 排菌期間は 1 週間を過ぎると明らかに減少する すべての人が感染する可能性がある 乳幼児 老人は特に感受性が高く 少量の菌で感染する (1) 頻回の水様便 血便 ( しばしば鮮血 ) (2) 腹痛 ( しばしば激しい ) 嘔吐 (3) 乏尿 無尿 ( 溶血性尿毒症症候群 (HUS) 合併の始まり ) (4) 傾眠 幻覚 痙攣 ( 脳症合併の始まり ) 水様下痢から粘血便 鮮血に近い便まで見られる 腹痛は激しく 吐き気 嘔吐も見られる 検便 ( 病原体の検出 分離菌における毒素産生の確認 ) 三類感染症診断後 直ちに保健福祉事務所に届け出が必要 患者または無症状病原体保有者では 病原体を保有しなくなるまで 飲食物の製造 販売 調製または取扱いの際に飲食物に直接接触する業務への就業を制限する 食中毒が疑われる場合は 24 時間以内に保健福祉事務所に届け出が必要 ( 食品衛生法 ) 病状により学校医その他の医師において感染のおそれがないと認めるまで 出席停止 治 療 対症療法 補液 食事療法 強い止痢剤は使用しない 抗菌薬療法 : 発症早期にホスホマイシン ノルフロキサシン カナマイシンなど 留意すべき事項 予防 感染防止対策 溶血性尿毒症症候群 (HUS) 中枢神経合併症( 脳症 出血性脳梗塞 ) の合併に注意する 原因食品 感染経路の調査が重要である 集団感染を防ぐためには 調理関係者の手指 調理器具の清潔 食品の十分な加熱 (75 で 1 分以上 ) に留意する これは乳幼児を持つ一般家庭も同様である 二次感染防止のためには 患者 保菌者 その保護者が手洗いの励行 消毒 食品の扱いに注意する 抗菌薬の使用も考慮する 43

46 感染性胃腸炎 ( ウイルス性胃腸炎 ) 疫学的特徴 冬季に好発し 時として食中毒的な集団発生を起こす ロタウイルス 腸管アデノウイルスによる感染は 乳幼児に好発する ノロウイルスは 成人でも見られる 病原体ノロウイルス ロタウイルス 腸管アデノウイルスなど 感 染 経 路 潜 伏 期 間 感染の可能性 症 状 医療機関における 診断のポイント 経口 接触感染 ( 飛沫による感染も推定されている ) いずれのウイルス性胃腸炎でも糞口感染が主要ルートになる ノロウイルスでは生ガキなどによる食中毒もあるが 糞便や吐物が感染源となり ヒトからヒトに感染する 1~ 3 日程度有症期間中は 便からウイルス分離が認められるので その間は感染する可能性がある すべての人が感染する可能性がある (1) ノロウイルスによる胃腸炎嘔吐 下痢 食欲不振 腹痛 発熱 頭痛小児では嘔吐が 成人では下痢が多い 有症期間は 平均 24~48 時間である (2) ロタウイルスによる胃腸炎嘔吐 発熱 下痢 脱水症嘔吐 下痢が主症状 乳児ではけいれんを起こすことがある 下痢持続期間は平均 5~6 日で 発熱も見られる (3) 腸管アデノウイルスによる胃腸炎嘔吐 発熱 下痢発熱を伴うが 下痢が前景にたち 症状持続は 9~12 日と長い 白色から黄白色水様便が特徴である 1 便の性状水様でサラサラした感じ 白色便となり得る 2 治療効果抗菌薬治療に反応しない 3 潜伏期間大多数の症例が 1~3 日程度 4 好発年齢 季節ロタウイルスによるものは 乳幼児で冬に集中 ( 検査 ) (1) 迅速診断キットによる糞便中のウイルス抗原検出 ( ノロウイルス ロタウイルス アデノウイルス ) 保険適応あり ( ノロウイルス検査では 3 歳未満 65 歳以上の場合 ) (2) 電子顕微鏡による便中ウイルス直接検出 44

47 感染症法 学校保健安全法 五類感染症 ( 定点把握 ) 週単位で指定届出機関が保健福祉事務所に届け出 医療機関 社会福祉施設における集団感染事例は 対応について適宜保健福祉事務所に報告する 食中毒が疑われる場合は 24 時間以内に保健福祉事務所に届け出が必要 ( 食品衛生法 ) 特に規定はない 治 療 対症療法 有効な抗ウイルス薬はない 脱水に対しての適切な水分投与 それが不可能な時は輸液 留意すべき事項 予防 感染防止対策 急速に脱水に陥る症例がある 経口 非経口的輸液を常に考慮する 同様の症状が 2~3 人の入所者にみられたら医療機関受診の上 病原体の同定を考慮する ノロウイルスは感染力が強力であるため 発症が疑われた時点で厳密な対応が必要である 感染者は個室隔離 または同症状者の部屋に症状消失後 72 時間まで隔離する 次ページ参照 45

48 ノロウイルスによる感染性胃腸炎発生時の対応 ノロウイルスの特徴 酸 ( 胃酸 ) に強く 少数のウイルス量 (10~100 個 ) で感染し 人の腸管内で増殖します 潜伏期間は 24~48 時間で 感染力は非常に強く 感染者からは症状消失後 1~2 週間ウイルスが排泄されます 主症状は嘔気 嘔吐 下痢 腹痛です いきなり嘔吐で始まり 環境を汚染しやすいので 初めの対応が重要です 排泄物や吐物に含まれるウイルスから感染します 接触感染と空気中に飛散したウイルスを吸い込む飛沫感染です 発熱は軽度で 症状は全般に軽症で 2~3 日で軽快します 老人や幼児 病弱な人では重症化することがあります 脱水をきたしているときは点滴が必要です また嘔吐物での気道閉塞には十分気をつけます 加熱 (85 1 分以上 ) か 次亜塩素酸ナトリウム溶液 ( 濃度 0.1%-0.02%) が有効で エタノールや逆性石けんに消毒効果はありません 現在このウイルスに有効な抗ウイルス薬はありませんので 手洗いと汚物取り扱いの徹底がもっとも大切です 体調管理健康状態のチェックと水分補給 発熱 下痢 嘔吐の状況を観察 記録します 下痢 嘔吐に伴う 脱水 がもっとも怖いことです 温かい水分をこまめに補給します 特に食欲がない時は どれくらい飲めているか記録し引き継ぎます 温かくして静かに休ませます 二次感染防止対策 ( 症状終息後 約 2 週間まで実行します ) 72 時間は個室隔離とします 排泄も食事も居室対応とします 支援者は マスク ガウン ( 布 ) をつけて入室します 個室隔離 ( 排泄や清拭等の処置は手袋着用 ) 居室で ポータブルトイレを使用します 使い捨て手袋 マスク 使い捨てのガウンを用い すべて袋に入れてしっかり密閉し処下痢便 吐物の理します 使用した雑巾もすべて捨てます 扱い 吐物や下痢便は 乾燥すると飛散し感染拡大につながります 処理したのち 床を十分に次亜塩素酸ナトリウムで清掃し 換気します 既感染者の便や肛門 陰部に存在するウイルスを拡散させないよう十分留意します 既感染者が使用したトイレの便座 ( 器 ) は 使用後に次亜塩素酸ナトリウム溶液を浸した布で拭います また トイレ内のすべての便座も 1 日 1 回以上 次亜塩素酸ナトリ便座 便器ウム溶液を浸した布で拭き 捨てます 既感染者のおむつ処理は 下痢便同様の扱およびいです トイレの管理 便や吐物が付着した衣類等は 便や吐物を洗い流し 次亜塩素酸ナトリウム溶液に漬けた後 洗濯します ( 下着は 便や吐物が付着しなくても消毒します ) 該当利用者 支援者とも 手洗いを十分に行い 紙タオルで拭きます 46

49 居室 手すり ドアノブ 床 配膳車等の消毒 ( 居室間の交差感染予防 ) リネン交換 居室等の環境衛生食事 食堂体温計入浴 浴室の清潔衣類 リネン 寝具面会 外出 感染者が触れた部分は 0.02% 次亜塩素酸ナトリウム溶液に浸したモップ 雑巾で 1 日 2 回以上 拭きます 金属部分は 5 分程度おいてから 水拭きします ( 腐食防止 ) 吐物や糞便が付着したリネンの処理の際は ガウン マスク 手袋をつけて行います ( カーテンやカーペットなどからも数週間後にウイルスが検出されることがあります ) 未感染者と既感染者は時間差 または場所を分けて食べるようにします 嘔吐した者の食器は消毒します 専用として ひどく汚染させないよう使用し 通常通りアルコール綿で拭ってください 既感染者は最後にします シャワー浴とし 最後に床面を 0.02% 次亜塩素酸ナトリウム溶液で消毒し 換気します 色落ちする衣類など塩素系漂白剤が使用できない物の場合は 良く下洗い後に 熱湯やスチームアイロンなどの蒸気 (85 以上で1 分間以上 ) で消毒します 下洗いをした洗面所などにはノロウイルスが残っていますので そこもきちんと消毒しましょう 隔離期間中は控えましょう 職員を介しての二次感染予防 私服と仕事着を分ける 手洗いを励行 一支援ごとの手洗い ( 半日で 10 回以上となることもある ) 不潔になった手はどこにも触れない 職員控え室にウイルスを入れない 入室前に必ず手洗い 机上 ドア ドアノブ等は定期的に清拭 机上 筆記用具をウイルスが付着した手で触らない 仕事中 不用意に指をなめたり 顔などに触らない 職員の健康管理 感染性胃腸炎を引き起こしやすい食品の摂取を控えます また 万一症状があった際は管理者に報告し ます 47

50

51 消毒液の使い方 環境 器具類 対象 手指 皮膚 口腔内 粘膜 傷口 ベッドサイド テーブル 床 壁 浴槽 トイレの洗面台 水洗トイレ 哺乳瓶 薬液カップ 吸入器の蛇管吸引チューブ 栄養チューブ 食器 まな板 布ふきん 尿器 便器 流水下で石けんと同じように使用 速乾擦込式消毒 ( 手に擦り込む ) で使用 うがいや口腔ケアで使用 5 分浸漬してから普通の洗浄 方法薬品名 ( 使用濃度 ) 商品名備考 洗浄剤含有クロルヘキシジン ポピドンヨード (0.5%) 含有の消毒用エタノール 塩化ベンザルコニウム (0.2%) 含有の消毒用エタノール クロルヘキシジン (0.2%) 含有の消毒用エタノール ポピドンヨード (7%) を 15~30 倍希釈 消毒された綿球 ガーゼ液を浸して塗布塩化ベンザルコニウム (0.025% ) 液を浸した布で清拭する 液を浸した布で清拭する 糞便が感染源となる場合 流す前に薬液を加えて 5 分放置する 洗浄してから 60 分浸漬 洗浄してから 5 分浸漬 洗浄してから 30 分浸漬 洗浄剤含有ポピドンヨード (7.5%) 手術用イソジン 手術用ネオヨジン 手術用ポピヨドン ヒビスクラブ イソジンパーム ウエルパス ヒビスソフト ヒビスコール イソジンガーグル ネオヨジンガ - グル オラロンガ - グル 塩化ペンゼトニウム (0.004% ) ネオステリングリーン歯科用液 主に歯科用に使用する ポピドンヨード (10% ) イソジン ネオヨジン オスバン 逆性石けん 希釈済み製品 ザルコニン液 0.025% ヂアミトール水 塩化ペンゼト二ウム (0.025% ) エンゼトニン ハイアミン 消毒用アルコール 塩化ベンザルコニウム (0.1%) 次亜塩素酸ナトリウム (0.1%) 次亜塩素酸ナトリウム (0.1%) 塩化ベンザルコニウム (0.1~0.5%) ( 便器の水にこの濃度になるように加える ) 次亜塩素酸ナトリウム (0.01%) 次亜塩素酸ナトリウム (0.02%) 次亜塩素酸ナトリウム (0.1%) 両性界面活性剤 消毒用エタノール (75~80%) イソプロピルアルコール (70% ) オスバン 逆性石けん ジアミトール ミルトン (1%) ピュリファン P(1%) ハイター (5%) ブリーチ (5%) テキサント (6%) ピューラックス (6%) ハイポライト (10% ) オスバン 逆性石けん ヂアミトール ミルトン (1%) ピュリファン P(1%) ハイター (5%) ブリーチ (5%) テキサント (6%) ピューラックス (6%) ハイポライト (10% ) テゴー 51(0.05%~0.2%) エルエイジ -(0.05%~0.2%) 洗浄液が含まれているので 石けんのかわりに使用できる いずれもアルコールが主成分なので 傷口のある手には不向き 環境に用いることもできる 粘膜から吸収されるので 長期間の連用はさける うがいや口腔ケアも 1 日 2~3 回が限度 経口毒性が強いので 生活場面に保管してはいけない イソプロピルアルコールの方が多くの病原体に効果がある すぐに揮発するのでトイレの便座 / ドアノブなどの環境に使用する 経口毒性が強いので 生活場面に保管してはいけない 1% 以上の濃度の原液は毒性があるので 生活場面に保管してはいけない 使用量がそう多くない場合には 1% のものを購入するほうが管理上安全 金属を腐食するので注意 経口毒性が強いので 生活場面に保管してはいけない 1% 以上の濃度の原液は毒性があるので 生活場面に保管してはいけない 使用量がそう多くない場合には 1% のものを購入するほうが管理上安全 金属を腐食するので注意 リネン 衣服 唾液 痰等で汚染されたリネン 衣服 血液 精液 膿で汚染されたリネン 衣服 便 尿で汚されたリネン 衣服 洗濯してから ( すすぎの段階 )5 分浸漬 まず 30 分浸漬 洗濯 0.1% に 5 分浸漬 洗濯してから ( すすぎの段階 )5 分浸漬 次亜塩素酸ナトリウム (0.1%) 次亜塩素酸ナトリウム (1%) 次亜塩素酸ナトリウム (0.1%) ミルトン (1%) ピュリファン P(1%) ハイター (5%) ブリーチ (5%) テキサント (6%) ピューラックス (6%) ハイポライト (10% ) 脱色するので それを避けたい場合には熱水消毒 (80 10 分 ) する 血液汚染で 1% に浸漬するときには 塩素ガスが出るので蓋をする 血液汚染で最後の浸漬は 0.1% でよい

52 鎌倉保健福祉事務所 TEL / FAX 感染症報告用紙 1 施設等からの集団感染 ( 疑い ) 報告 ( 保健福祉事務所への第一報 ) * 市町所管課へも報告してください 報告基準 社会福祉施設等における感染症等発生時に係る報告について 厚生労働省通知( 平成 17 年 2 月 22 日付 ) 同一の感染症若しくは食中毒による又はそれらによると疑われる死亡者又は重篤患者が1 週間内にア 2 名以上発生した場合同一の感染症若しくは食中毒の患者又はそれらが疑われる者が10 名以上又は全利用者の半数以上イ発生した場合ア及びイに該当しない場合であっても 通常の発生動向を上回る感染症等の発生が疑われ 特にウ施設長が報告を必要と認めた場合 連絡者氏名連絡日 月日 ( ) 時 施設名 電 話 F A X 施設住所 利用者数人 ( 定員人 ) 職員数人 発生日時 年月日 ( ) 時 初発患者の発症日時を記入 発熱 ( ) 吐き気 共通する主な症状 せき 頭痛 嘔吐 下痢 ( 軟便水様便粘液便粘血便血便 ) 腹痛 その他 ( ) 発症者 利用者職員 合 計 入所者数等発症者数重症者数入院者数 階 号室 階 号室 階 号室 階 号室 階 号室 階 号室 階 号室 階 号室 ショートステイ デイサービス 調 理 従 事 者 看 護 職 員 階 担 当 職 員 階 担 当 職 員 階 担 当 職 員 施 設 平 面 図 を 添 付 し て く だ さ い 受診人数受診状況検査結果 喫食状況 人 医療機関名 給食 ( ) 月 日 開催 施設内調理 施設外 関連施設 最 近 の ( ) 月 日 開催 場 所 食堂 居室 行 事 等 ( ) 月 日 開催 その他 検食有 残食有 入浴 有 回 / 週 無 1 /( 2 次ページあり )

53 鎌倉保健福祉事務所 TEL / FAX 感染症報告用紙 1 施設名 概要 発生の経過等を記入 以下について 確認してお知らせください 手洗い等の施設者への指導 有 無 備考 ( ) 感染症対応マニュアル 有 無 備考 ( ) 予防接種の実施 有 無 備考 ( ) 予防薬の投与 有 無 備考 ( ) 確認事項 簡易検査等の結果有無備考 ( ) 患者の隔離等の対応有無備考 ( ) 面会制限等 有 無 備考 ( ) 調理従事者の検便実施 有 無 備考 ( ) 食事以外での食堂の利用 有 無 備考 ( ) 居室での調理行為 有 無 備考 ( ) そ の 他 の 対 応 連絡体制 今後の方針 通報後 保健福祉事務所からの調査が来る前に次の調査票に記載しておいてください 発症者調査票 ( 感染症報告用紙 2) 施設調査票 ( 感染症報告用紙 3) 2 / 2

54 鎌倉保健福祉事務所 TEL / FAX 感染症報告用紙 2 発症者調査票 1 * 第一報時点での 有症状者 と 発症者中の 重症者 について 可能な範囲で記載してください ( 人数分コピー ) 施設名記入担当者記入日 月日 ( ) 部屋番号 区 分 治 療 中 の 疾 患 氏名 ( イニシャル ) 入所者 性別年齢生年月日男女歳ショートステイデイサービスその他 発症状順発熱 ( 平熱 ) 症位 発 症 日 発症後 1 日目 2 日目 3 日目 月 日 月 日 月 日 月 日 時 時 時 時 予防接種実施日 : 月日せき 既往疾患 日常生活 発症前摂食日時 発症場所 医 療 機 関 受 診 悪性腫瘍 糖尿病 備考 ( 肥満喫煙ステロイド治療 ) 歩行 : 排泄 : 介助 : 特記事項 : 面会者 : 入所者間の接触 : 月 日 ( 呼吸器疾患 高血圧 可能車椅子寝たきり ) 時場所 : 脳血管障害 認知症 トイレポータブルオムツ夜のみオムツ 自立一部介助全介助 有 有 無 無 頭 腹 痛 痛 吐き気 嘔 吐 ( 回数 ) 回 ( 場所 ) 下 痢 ( 回数 ) ( 状態 ) 受診日 : 月日検便結果 ( 実施の場合のみ ) 投 薬 有無有無有無有無 有無有無有無有無 有無有無有無有無 有無有無有無有無 有無有無有無有無 軟便水様便粘液便粘血便血便 回回回 有無有無有無有無 回回回 軟便水様便粘液便粘血便血便 軟便水様便粘液便粘血便血便 軟便水様便粘液便粘血便血便 有無有無有無有無 回 医療機関名主治医 : 点滴 : 有無服薬 : 有無治療内容抗生物質 : ( 備考 ) * その他の症状 隔離の状況など

55 発症者調査票 2 * 発症順に記入 (No.1 - No.20 鎌倉保健福祉事務所感染症報告用紙 2 の発症者用 ) TEL / FAX [ 1 枚目 ] 施設名 記入担当者 ( 記入様式 ) 1 初発およびその後の症状について記号で記入してください 初発発熱 : 発熱 : / 初発下痢 : 下痢 : / 初発嘔吐 : 嘔吐 : 2 特別な事項 ( オムツをしている 食事は ルームなど ) があれば 備考に記入してください 3 あわせて 施設の図面に患者名 発症 No. を記入したものをご準備ください 発症 No. 1 氏名 ( イニシャル ) 性別年 m / f 部齢番 屋記入項目号 症状記号 ( / 嘔吐場所 ) 初発患者の発症日 1 日目 2 日目 3 日目 4 日目 5 日目 7 日目 8 日目 9 日目 10 日目 月日月日月日月日月日月日月日月日月日月日月日 6 日目 受診日入院日備考 2 症状記号 ( / 嘔吐場所 ) 3 症状記号 ( / 嘔吐場所 ) 4 症状記号 ( / 嘔吐場所 ) 5 症状記号 ( / 嘔吐場所 ) 6 症状記号 ( / 嘔吐場所 ) 7 症状記号 ( / 嘔吐場所 ) 8 症状記号 ( / 嘔吐場所 ) 9 症状記号 ( / 嘔吐場所 ) 10 症状記号 ( / 嘔吐場所 ) 11 症状記号 ( / 嘔吐場所 ) 12 症状記号 ( / 嘔吐場所 ) 13 症状記号 ( / 嘔吐場所 ) 14 症状記号 ( / 嘔吐場所 ) 15 症状記号 ( / 嘔吐場所 ) 16 症状記号 ( / 嘔吐場所 ) 17 症状記号 ( / 嘔吐場所 ) 18 症状記号 ( / 嘔吐場所 ) 19 症状記号 ( / 嘔吐場所 ) 20 症状記号 ( / 嘔吐場所 ) 新規の有症状者数 現在の有症状者数

56 鎌倉保健福祉事務所 TEL / FAX 感染症報告用紙 3 施設調査票 * 施設調査時の状況を記載してください 記入日月日 ( ) 記入担当者 施設名施設長 住所電話 - - 利用者数 職員数 利用者 職 員 入所者数人 ( 定員人 ) ショートステイ人 デイサービス人調理従事者人 看護職員人 介護従事者人その他人 ( ) 利用者入所者発症数フロア室数 定員階 ( 計 ) 室人 / 室人 発症者数 ( 記入時 ) 人 階 ( 計 ) 室 人 / 室 人 階 ( 計 ) 室 人 / 室 人 職 員 人 ショートステイ人 デイサービス人 調理従事者人 看護職員人 介護従事者人 その他人 ( ) 主な症状 発熱 ( ) 吐き気 せき 嘔吐 頭痛 下痢 ( 軟便水様便粘液便粘血便血便 ) 発症経過等 腹痛 その他 ( ) その他参考事項 医療機関名契約医療機関所在地電話 /( 2 次ページあり )

57 鎌倉保健福祉事務所 TEL / FAX 感染症報告用紙 3 施設名 感染症マニュアル 予防接種予防投与 感染症マニュアル : 有無職員を対象とした衛生管理に関する研修 ( 直近 ): 年月日実施利用者に対する衛生教育の実施 : 有 ( 実施時期 ) 無入所者予防接種 : 人従業者予防接種 : 人抗インフルエンザ薬の予防投与 ( 注 1): 有無 職員有症者 有熱時等の自宅療養 : 有 無 新規入院者 急患や外来からの入院検査スクリーニング : 有 無 患者の隔離 すべての利用者が個室患者のみ個室に隔離 ( コホーティング等含む ) 面会対応 面会制限 : 制限方法 : 有 無 咳エチケットマスクの着用 : 有 無 交換頻度 : 職員の検便 調理従事者のみ実施 全職員実施 実施日 : ( 前回 ) ( 次回 ) 手洗い うがい設備 設置箇所 : 手洗い : タオル : 設置箇所 : 清掃状況 : 自動 手動 石けん : 有 無 手拭タオル ( 共用 個人用 ) ペーパータオル 清掃状況 : トイレ 手洗い : 自動 手動 石けん : 有 無 タオル : 手拭タオル ( 共用個人用 ) ペーパータオル 洗 入所者の洗濯物の処理方法濯業者委託 : 有無洗濯室 : 有無 ( オムツの交換 処理 ) 汚物等の処理状況 ( 吐しゃ物等汚物の処理 ) ( 手袋 マスクの着用 交換頻度 ) 設置箇所 : 全換水の頻度 : 1 回 / 日 浴 室 循環ろ過装置 : 有無気泡発生装置等 : 有無 消毒剤の使用 : 有無残留塩素濃度測定 : 有 無 有 ( 井戸水利用あり井戸水利用なし ) 無 水道施設 受水槽 有の場合 清掃 : 済 ( 実施時期 ) 未 残留塩素濃度測定 : 有 無 汚水処理施設 浄化槽 有 無 冷却塔 屋上基地上基 雨水等再利用水の使用 : 有 無 ( 注 1) 院内感染判明時 遅くとも 24 時間以内に同室の患者 ( 入所時等 ) にタミフルを予防投与する意 2 / 2

58 感染症発生動向調査対象疾患一覧 ( 平成 25 年 11 月時点 ) 診断後直ちに届出 一類感染症 エボラ出血熱 1 急性灰白髄炎 1 コレラ 1 鳥インフルエンザ (H7N9 ) クリミア コンゴ出血熱 2 結核 2 細菌性赤痢 痘そう 3 ジフテリア 3 腸管出血性大腸菌感染症 南米出血熱 4 重症急性呼吸器症候群 4 腸チフス 新型インフルエンザ等感染症 ( 病原体がコロナウイルス属 SARS コロナペストウイルスであるものに限る ) 5 パラチフス新型インフルエンザ マールブルク病 ラッサ熱 四類感染症 鳥インフルエンザ (H5N1 ) 再興型インフルエンザ E 型肝炎 13 サル痘 24 ニパウイルス感染症 37 ライム病 ウエストナイル熱 ( ウエストナイル脳炎含む ) A 型肝炎 日本紅斑熱 日本脳炎 リッサウイルス感染症 リフトバレー熱 エキノコックス症 16 西部ウマ脳炎 28 Bウイルス病 41 レジオネラ症 黄熱 17 ダニ媒介脳炎 29 鼻疽 42 レプトスピラ症 オウム病 18 炭疽 30 ブルセラ症 43 ロッキー山紅斑熱 オムスク出血熱 19 チクングニア熱 31 ベネズエラウマ脳炎 回帰熱 20 つつが虫病 32 ヘンドラウイルス感染症 キャサヌル森林病 21 デング熱 33 発しんチフス 狂犬病 コクシジオイデス症 二類感染症 5 14 重症熱性血小板減少症候群 ( 病原体がフレボウイルス属 SFTS ウイルスであるものに限る ) 23 鳥インフルエンザ ( 鳥インフルエンザ (H5N1 及びH7N9 ) を除く ) 三類感染症 36 マラリア 野兎病 指定感染症 15 腎症候性出血熱 (HERS ) 27 ハンタウイルス肺症候群 (HPS) 40 類鼻疽 10 Q 熱 22 東部ウマ脳炎 34 ボツリヌス症 診断後 7 日以内に届出 五類感染症 アメーバ赤痢 ウイルス性肝炎 (E 型肝炎及び A 型肝炎を除く ) 急性脳炎 ( ウエストナイル脳炎 西部ウマ脳炎 ダニ媒介脳炎 東部ウマ脳炎 日本脳炎 ベネズエラウマ脳炎及びリフトバレー熱を除く ) クリプトスポリジウム症 クロイツフェルト ヤコブ病 劇症型溶血性レンサ球菌感染症 後天性免疫不全症候群 (HIV 感染症を含む ) ジアルジア症 侵襲性インフルエンザ菌感染症 9-1 侵襲性髄膜炎菌感染症 9-2 侵襲性肺炎球菌感染症 先天性風しん症候群 梅毒 破傷風 バンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌感染症 バンコマイシン耐性腸球菌感染症 14-2 風しん 14-3 麻しん 五類感染症定点把握 指定した医療機関が患者の発生について届出を行う < 小児科定点 > < 眼科定点 > < 性感染症 (STD) 定点 > RSウイルス感染症 急性出血性結膜炎 性器クラミジア感染症 咽頭結膜熱流行性角結膜炎性器ヘルペスウイルス感染症 A 群溶血性レンサ球菌咽頭炎 尖圭コンジローマ 感染性胃腸炎 < 基幹定点 > 淋菌感染症 水痘手足口病 細菌性髄膜炎 ( インフルエンザ菌 髄膜炎菌 肺炎球菌を原因として同定された場合を除く ) < 基幹定点 > 伝染性紅斑週 無菌性髄膜炎 ペニシリン耐性肺炎球菌感染症月 報突発性発しん マイコプラズマ肺炎 報メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症 百日咳クラミジア肺炎 ( オウム病を除く ) 薬剤耐性アシネトバクター感染症 ヘルパンギーナ 流行性耳下腺炎 感染性胃腸炎 ( 病原体がロタウイルスであるものに限る ) 薬剤耐性緑膿菌感染症 <インフルエンザ定点 > インフルエンザ ( 鳥インフルエンザ及び新型インフルエンザ等感染症を除く )

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<89FC B9E93738E7382B182DD292E786C7378> 京都府感染症情報センター 全数報告 1 ページ / 12 全数報告感染症の疾病 保健所別の報告数 ( 総数 ) 感染症分類 1 類 2 類 3 類 4 類 エボラ出血熱 クリミア コンゴ出血熱 痘そう 米出血熱 ペスト マールブルグ病 ラッサ熱 急性灰白髄炎 結核 ジフテリア 重症急性呼吸器症候群 * 1 中東呼吸器症候群 * 2 鳥インフ鳥インフルエンザルエンザ (H5N1) (H7N9) 京都市

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