第1章 総則

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1 個人情報保護条例の解釈及び運用基準 目 第 1 章総則第 1 条 ( 目的 ) 1 第 2 条 ( 定義 ) 2 第 3 条 ( 実施機関の責務 ) 7 第 4 条 ( 事業者の責務 ) 8 第 5 条 ( 県民の責務 ) 9 第 2 章実施機関が取り扱う個人情報の保護第 6 条 ( 個人情報取扱事務の登録及び閲覧 ) 10 第 6 条の 2( 利用目的の特定 ) 14 第 7 条 ( 収集の制限 ) 15 第 7 条の 2( 特定個人情報の収集等の制限の特例 ) 19 第 7 条の 3( 利用目的の明示 ) 20 第 8 条 ( 利用及び提供の制限 ) 22 第 8 条の 2( 特定個人情報の利用及び提供の制限の特例 ) 26 第 8 条の 3 27 第 9 条 ( オンライン結合による提供の制限 ) 28 第 10 条 ( 提供を受けるものに対する措置要求 ) 31 第 11 条 ( 適正管理 ) 33 第 12 条 ( 個人情報の消去 ) 34 第 13 条 ( 職員等の義務 ) 36 第 14 条 ( 委託等に伴う措置 ) 37 第 15 条 ( 委託を受けたもの等の義務 ) 38 第 3 章開示, 訂正及び利用停止第 1 節開示第 16 条 ( 開示請求権 ) 39 第 17 条 ( 開示請求の手続 ) 42 第 18 条 ( 個人情報の開示義務 ) 45 第 1 項第 1 号法令秘 46 第 2 号他の個人情報 47 第 3 号事業情報 51 第 4 号犯罪予防等関係情報 53 第 5 号意思形成過程情報 55 第 6 号事業執行過程情報 57 第 7 号未成年者等に関する情報 61 第 2 項部分開示 62 第 19 条 ( 裁量的開示 ) 63 第 20 条 ( 個人情報の存否に関する情報 ) 64 第 21 条 ( 開示請求に対する決定等 ) 65 第 22 条 ( 開示請求に係る事案の移送 ) 67 第 23 条 ( 第三者に対する意見書提出の機会の付与等 ) 69 第 24 条 ( 開示の方法 ) 71 第 25 条 ( 開示請求等の特例 ) 74 第 26 条 ( 手数料等 ) 75 次

2 第 2 節訂正第 27 条 ( 訂正請求権 ) 76 第 28 条 ( 訂正請求の手続 ) 78 第 29 条 ( 個人情報の訂正義務 ) 80 第 30 条 ( 訂正請求に対する決定等 ) 82 第 31 条 ( 訂正請求に係る事案の移送 ) 84 第 32 条 ( 個人情報の提供先への通知 ) 85 第 3 節利用停止第 33 条 ( 利用停止請求権 ) 86 第 33 条の 2( 特定個人情報に係る利用停止請求権の特例 ) 88 第 34 条 ( 利用停止請求の手続 ) 90 第 35 条 ( 個人情報の利用停止義務 ) 92 第 36 条 ( 利用停止請求に対する決定等 ) 94 第 4 節審査請求第 36 条の 2( 県が設立した地方独立行政法人に対する審査請求 ) 96 第 36 条の 3( 審理員に関する規定の適用除外 ) 97 第 37 条 ( 審査会への諮問等 ) 98 第 38 条 ( 諮問をした旨の通知 ) 101 第 39 条 ( 答申の尊重 ) 102 第 40 条 ( 第三者からの審査請求を棄却する場合における手続 ) 103 第 4 章事業者が取り扱う個人情報の保護第 41 条 ( 指針の作成等 ) 104 第 42 条 ( 説明又は資料の提出の要求 ) 105 第 43 条 ( 是正勧告 ) 106 第 44 条 ( 公表 ) 107 第 45 条 ( 苦情相談の処理 ) 108 第 5 章個人情報保護審査会第 46 条 ( 設置等 ) 109 第 47 条 ( 組織 ) 109 第 48 条 ( 任期 ) 109 第 49 条 ( 会長 ) 109 第 50 条 ( 会議 ) 109 第 51 条 ( 審査会の調査権限 ) 109 第 52 条 ( 意見の陳述 ) 110 第 53 条 ( 意見書等の提出 ) 110 第 54 条 ( 提出資料の写しの送付等 ) 110 第 55 条 ( 調査審議の会議の非公開 ) 110 第 56 条 ( 答申書の公表等 ) 110 第 57 条 ( 秘密の保持 ) 110 第 58 条 ( 委任 ) 111 第 6 章雑則第 59 条 ( 適用除外 ) 113 第 60 条 ( 他の法令との調整 ) 115 第 61 条 ( 苦情の処理 ) 120 第 62 条 ( 運用状況の公表 ) 121

3 第 63 条 ( 国又は他の地方公共団体との協力 ) 122 第 64 条 ( 委任 ) 123 第 7 章罰則 第 65 条 124 第 66 条 126 第 67 条 127 第 68 条 128 第 69 条 129 第 70 条 130 第 71 条 131

4 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条この条例は, 実施機関が保有する個人情報の開示, 訂正及び利用停止を求める権利その他の個人情報の保護に関し必要な事項を定めることにより, 個人情報の適正な取扱いの確保及び個人の権利利益の侵害の防止を図り, もって個人の人格と尊厳の尊重に寄与することを目的とする 趣旨 本条は, この条例の目的を明らかにしたものであり, 条例の解釈及び運用の指針となるものである したがって, 個人情報の適正な取扱いの確保及び個人の権利利益の侵害の防止 を直接の目的とし, 常に運用されなければならない 1 実施機関 とは, 第 2 条第 2 号に規定する13 機関をいう 2 実施機関が保有する個人情報の開示, 訂正及び利用停止を求める権利 とは, 実施機関が保有する行政文書に記録されている個人情報について, 当該個人情報の本人に対しその開示を請求する権利を認めたものである また, 開示を受けた個人情報について, 事実と一致しないと認める場合には当該個人情報の訂正を請求する権利を, 実施機関の取扱いが不適切であると認める場合には当該個人情報の利用停止を請求する権利を認めたものである したがって, 実施機関は, 条例で定める要件を満たした開示, 訂正及び利用停止の請求に応じる条例上の義務を負うものである なお, 実施機関の開示, 訂正及び利用停止をしない旨の決定に対し, 請求者が不服を申し立てた場合は, 行政不服審査法 ( 平成 26 年法律第 68 号 ) 及び行政事件訴訟法 ( 昭和 37 年法律第 139 号 ) の規定に基づく救済の道が開かれるものである 3 その他の個人情報の保護に関し必要な事項を定める とは, 個人情報の収集, 保有, 利用 提供, 消去という一連の個人情報の取扱いの過程において, 社会通念上適正と認められるような一定の取扱ルールを設けようとしたものである 具体的には, 第 2 章の 実施機関が取り扱う個人情報の保護 の中で, 収集の制限, 利用及び提供の制限, オンライン結合による提供の制限, 適正管理, 個人情報の消去及び委託等に伴う措置などの各々の条文において示されている なお, 第 4 章の 事業者が取り扱う個人情報の保護 においては, 条文中に具体的内容を示していないが, 審査会の意見を聴いて知事が定めた 事業者が保有する個人情報の適切な取扱いに関する指針 に基づき, 実施機関が事業者の自主的な個人情報保護措置の助長を図るとともに, 必要に応じて適正な指導や助言を行うこととされている 4 個人の権利利益 とは, プライバシーとしての人格的な権利利益のほかに社会生活上の権利利益や経済的な権利利益が含まれる - 1 -

5 ( 定義 ) 第 2 条この条例において, 次の各号に掲げる用語の意義は, 当該各号に定めるところによる (1) 個人情報個人に関する情報であって, 当該情報に含まれる氏名, 生年月日その他の記述等により特定の個人を識別することができるもの ( 他の情報と照合することができ, それにより特定の個人を識別することができることとなるものを含む ) をいう (2) 実施機関知事, 公営企業管理者, 教育委員会, 選挙管理委員会, 人事委員会, 監査委員, 公安委員会, 警察本部長, 労働委員会, 収用委員会, 海区漁業調整委員会及び内水面漁場管理委員会並びに県が設立した地方独立行政法人 ( 地方独立行政法人法 ( 平成十五年法律第百十八号 ) 第二条第一項に規定する地方独立行政法人をいう 以下同じ ) をいう (3) 事業者法人その他の団体 ( 国, 独立行政法人等 ( 独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律 ( 平成十五年法律第五十九号 ) 第二条第一項に規定する独立行政法人等をいう 以下同じ ), 地方公共団体及び地方独立行政法人を除く 以下 法人等 という ) 及び事業を営む個人をいう (4) 行政文書実施機関の職員 ( 県が設立した地方独立行政法人にあっては, 役員を含む 以下同じ ) が職務上作成し, 又は取得した文書, 図画, 写真及びスライドフィルム ( これらを撮影したマイクロフィルムを含む 以下同じ ) 並びに電磁的記録 ( 電子的方式, 磁気的方式その他人の知覚によっては認識することができない方式で作られた記録をいう 以下同じ ) であって, 当該実施機関の職員が組織的に用いるものとして, 当該実施機関が保有しているものをいう (5) 本人個人情報によって識別される特定の個人をいう (6) 特定個人情報行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律 ( 平成 25 年法律第 27 号 以下 番号利用法 という ) 第 2 条第 8 項に規定する特定個人情報をいう 趣旨 本条は, この条例における基本的な用語の意義について定義したものである 1 第 1 号 個人情報 (1) 本号は, 条例の対象となる個人情報の範囲を定めたものであり, 生存者に限らず死者も対象とするものである (2) 個人に関する情報 とは, 通常個人を識別する際に用いられる氏名, 住所, 生年月日等の基本的事項はもとより, 思想, 信条, 心身の状況, 病歴, 成績, 職歴, 家族状況, 親族関係, 所得, 財産等の個人に関するすべての情報をいい, 次の情報も含まれるものである イ事業を営む個人の当該事業に関する情報事業を営む主体が個人であり, 個人事業主の当該事業に関する情報と個人に関する情報とを判然と区分することが困難であることなどから, 保護対象になるものである ロ法人等の役員に関する情報法人等の役員は, 法人に代わって当該法人等の行為を行うことから, 法人等の役員に関する情報は, 法人等の情報の一部と考えられるものの, 個人に関する情報としての側 - 2 -

6 面も併せ持つことから, 保護対象になるものである また, 個人に関する情報であれば, 住所, 国籍にかかわらず, 外国人を含むあらゆる個人の情報が保護対象になるものである なお, 実施機関は, 保有する個人情報のすべてを適正に管理する必要があることから, 死者の個人情報についても保護対象になるものである (3) その他の記述等 とは, 氏名及び生年月日以外の記述 ( 住所, 電話番号, 役職名などの当該個人の属性等 ), 又は各種免許証, 保険証, カルテ等において個人別に付された番号その他符号等をいう また, 映像や音声も, それによって特定の個人を識別することができる限りにおいて, その他の記述等 に含まれる (4) 特定の個人を識別することができる とは, 当該情報に含まれる氏名, 住所, 生年月日, 個人別に付された番号等により, 当該情報の本人である特定の個人が誰であるかを識別することができることをいう (5) 他の情報と照合することができ, それにより特定の個人を識別することができる とは, 当該情報のみでは特定の個人を識別できないが, 他の情報と照合することにより, 特定の個人を識別することができることをいう なお, 他の情報 には, 公知の情報や, 一般人が通常入手し得る情報は含まれるが, 特別の調査をすれば入手し得るような情報については含まれない 2 第 2 号 実施機関 (1) 本号は, この条例により個人情報保護制度を実施する機関について定めたものである (2) 各実施機関は, この条例に基づく事務を自らの判断と責任において管理し, 執行する義務を負うものである (3) この条例における 実施機関 とは, 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ), 地方公営企業法 ( 昭和 27 年法律第 292 号 ) 及び警察法 ( 昭和 29 年法律第 162 号 ) 並びに地方独立行政法人法 ( 平成 15 年法律第 118 号 ) により独立して事務を管理し, 執行する権限を有する機関をいい, 各実施機関の行政組織規則等により定められている本庁各課室等, 地方機関及び附属機関をいう 3 第 3 号 事業者 (1) 本号は, この条例の対象となる 事業者 を定義するものである (2) 法人その他の団体( 国, 独立行政法人等, 地方公共団体及び地方独立行政法人を除く 以下 法人等 という ) とは, 法人のみならず法人格を有しないが当該団体の規約及び代表者を定めている団体 ( 自治会, 商店会, 消費者団体等 ) を含む ただし, 国, 独立行政法人等, 地方公共団体及び地方独立行政法人については, その公共性にかんがみ, 法人等とは異なる取扱いが必要なことから, 法人等の範囲から除外する なお, 県の出資法人についても, 本号の 事業者 に該当する (3) 事業 とは, 地方税法 ( 昭和 25 年法律第 226 号 ) 第 72 条の2 第 8 項から第 10 項までに掲げる事業, 農業, 林業等のほか, およそ事業と称することができるすべてのものをいい, 営利, 非営利を問わないものとする 4 第 4 号 行政文書 (1) 本号は, この条例における個人情報の記録媒体としての 行政文書 の範囲と概念をその形態や文書事務の面から明らかにするものである (2) 実施機関の職員 とは, 知事, 行政委員会の委員, 監査委員, 公営企業管理者, 警察本部長及び県が設立した地方独立行政法人の理事長のほか, 実施機関の職務上の指揮監 - 3 -

7 督権限に服するすべての職員をいい, 特別職か一般職かを問わない なお, 市町村立学校職員給与負担法 ( 昭和 23 年法律第 135 号 ) 第 1 条及び第 2 条に規定する市町村立学校の県費負担教職員については, 市町村教育委員会の指揮監督権限のもとに, 市町村教育委員会に属する教育行政に携わっているものであり, 実施機関の職務に従事することによって課される義務を直接負わされるものではないことから, 実施機関の職員には含まれない (3) 職務上作成し, 取得した とは, 実施機関の職員が職務の遂行者としての公的立場において作成し, 又は取得したという趣旨である 職務上 とは, 実施機関の職員が, 法律, 条例, 規則, 規程, 通達等により与えられた任務又は権限をその範囲内において処理することをいう なお, 職務 には, 地方自治法第 180 条の2 又は第 180 条の7の規定により実施機関若しくは実施機関の職員が受任し, 又は補助執行している事務を含むものである また, 第一号法定受託事務 ( 地方自治法第 2 条第 9 項第 1 号 ) は当然に含まれる ただし, 次の事務は含まれない イ実施機関の職員が, 地方公務員等共済組合法 ( 昭和 37 年法律第 152 号 ) 第 18 条第 1 項の規定により従事している地方共済組合の事務, 地方公務員災害補償法 ( 昭和 42 年法律第 121 号 ) 第 13 条第 1 項の規定により従事している地方公務員災害補償基金の事務等ロ第二号法定受託事務 ( 地方自治法第 2 条第 9 項第 2 号 ) ハ知事の権限に属する事務の一部を地方自治法第 252 条の17の2 第 1 項の規定により, 次の条例で市町村が処理することとした事務 ( イ ) 事務処理の特例に関する条例 ( 平成 11 年宮城県条例第 54 号 ) ( ロ ) 申請等の受理の特例に関する条例 ( 平成 12 年宮城県条例第 24 号 ) (4) 文書, 図画, 写真及びスライドフィルム ( これらを撮影したマイクロフィルムを含む ) 並びに電磁的記録 とは, 条例の対象となる行政文書の範囲を情報の記録媒体の面から定めたものであり, 具体的には, 次のとおりである イ文書起案文書, 供覧文書, 復命書, 台帳, 帳票類, 刊行物等ロ図画地図, 図面, 設計図等ハ写真印画紙に焼き付けたもの ( ネガフィルム含む ) ニスライドフィルム幻燈用スライドフィルムホマイクロフィルムイからニまでを撮影したマイクロフィルムヘ電磁的記録 ( 電子的方式, 磁気的方式その他人の知覚によっては認識することができない方式で作られた記録をいう ) 具体的には, 磁気テープ, 磁気ディスク, 録音テープ等をいい, 知事が別に定めるものをいう (5) 組織的に用いるもの とは, 業務上必要なものとして課長補佐に相当する職以上の職にある者又は主任主査の職にある者 ( 班長を命ぜられた者に限る ) と他の職員が共有し, 及び保有しているものをいう したがって, 職務に関連して職員が個人的に作成し, 又は取得した備忘的メモ, 参考資料等又は電磁的記録管理要綱に規定する電磁的記録管理目録に記載されたもの以外の電磁的記録は, 原則として行政文書には含まれないものである ただし, 必要に応じて起案文書等に添付された場合は, 当該資料等を含め対象行政文書となるものである (6) 実施機関が保有しているもの とは, 実施機関がそれぞれ定める行政文書管理規則 ( 平成 11 年宮城県規則第 84 号 ) 及び文書規程 ( 昭和 43 年宮城県訓令甲第 4 号 ) 等の規定すると - 4 -

8 ころにより保管し, 又は保存されるものをいう 5 第 5 号 本人 本人 とは, 第 1 号において定義される個人情報により識別されることとなる特定の個人のことをいう 本人 は, この条例では, 例えば, 個人情報の開示, 訂正及び利用停止の各請求の主体となる 6 第 6 号 特定個人情報 特定個人情報 とは, 個人番号 ( 番号利用法第 7 条第 1 項又は第 2 項の規定により, 住民票コードを変換して得られる番号であって, 当該住民票コードが記載された住民票に係る者を識別するために指定されるものをいう 個人番号に対応し, 当該個人番号に代わって用いられる番号, 記号その他の符号であって, 住民票コード以外のものを含む ) をその内容に含む個人情報 ( 生存する個人に関する情報であって, 当該情報に含まれる氏名, 生年月日その他の記述等により特定の個人を識別することができるもの ) をいい, 第 1 号の 個人情報 のうちの一部である なお, 本号の 特定個人情報 は, 生存する個人に関する情報を対象とするため, 個人番号をその内容に含む死者の情報については, 本号の特定個人情報には当たらないことに留意する必要がある 運用 本条第 1 号に規定する個人情報を例示するとおおむね次のとおりである 個人情報項目一覧 ( 例示 ) 情報項目項目別内容 基 本 的 事 項 思想, 信条等 1 識別番号 2 氏名等 3 性別 4 年齢, 生年月日等 5 住所, 電話番号等 6 本籍, 国籍等 7その他 1 支持政党 2 宗教 3 主義, 主張等 4その他 1 個人番号, 整理番号, 受験番号, 免許番号, 許可番号等 2 氏名 ( 氏又は名のみの場合も含む ), 通称 ( 芸名 ), ペンネーム等 3 男 女の表示 4 年齢, 生年月日, 干支等 5 住所, 電話番号, 居所, 居住区域名, 住所歴等 6 本籍, 本籍所在地, 国籍, 外国人であること等 7 指紋, 声紋, 顔写真, 印鑑等 1 支持政党名, 政治団体名等 2 信仰する宗教, 嫌いな宗教, 家の宗教, 宗教的習慣等 3 政治的信条, 政治理念, 政治的信念, 政治活動歴, 世界観, 人生観等 4 座右の銘, 投書, 苦情, 相談内容, 応募の動機等 - 5 -

9 家 庭 生 活 心身の状況 社 会 生 活 資産, 収入等 その他 1 親族関係 2 婚姻歴 3 家庭状況 4その他 1 健康, 病歴等 2 障害 3その他 1 職業, 職歴等 2 学業, 学歴等 3 資格 4 賞罰 5 成績, 評価等 6その他 1 財産, 収入等 2 納税額 3 公的扶助 4その他 1 趣味 2その他 1 養子縁組, 離縁, 認知, 姻族関係等 2 婚姻の事実 時期, 離婚の事実 時期, 婚姻期間等 3 世帯主との関係, 同居 別居の別, 父子 母子家庭であること, 扶養関係, 家族構成, 里親 里子であること等 4 食生活の内容等衣食住に関すること等 1 健康診断結果, 血圧, 血液型, 傷病名, 傷病の程度 原因, 看護記録, 訓練記録, 治療の内容 方法, 病歴等 2 障害の有無, 障害の種類 部位 程度, 補装具の有無等 3 身長 体重, 容姿, 体力, 運動能力, 精神的悩み等 1 会社名, 勤務先, 所属, 就職 退職年度 ( 年月日 ), 在職期間, 昇格 降格, 配置転換, 解雇 停職等の処分, 事業名, 職位, 職名等 2 卒業 在学校名, 退学 休学 停学等, 入学 卒業年度, 在学年度, 卒業成績, クラブ活動等 3 理容師, 調理師等の資格等 4 叙位叙勲, 表彰, 反則金, 犯罪歴等 5 各種試験の結果, 勤務評定等 6 役職名, 自治会等での活動状況等 1 年間収入の額, 月収, 不動産の所在 評価額, 債権 債務額, 預金の額等 2 各種税の納税額等 3 生活保護受給の有無等 4 絵画 骨とう品 彫刻等の保有状況等 1 旅行 読書 釣り等の趣味, 色彩 インテリア等の好み, 酒 コーヒー たばこなどの嗜好等 2 癖等 - 6 -

10 ( 実施機関の責務 ) 第 3 条実施機関は, この条例の目的を達成するため, 個人情報の保護に関し必要な施策を講 じなければならない 趣旨 本条は, この条例の目的達成のために実施機関が必要な個人情報の保護施策を講ずるよう一 般的責務を定めたものである 個人情報の保護に関し必要な施策 とは, この条例に定める具体的保護措置に限らず, この条例の目的を達成するために必要と考えられる各種の普及, 啓発, 職員研修等のすべての施策をいう - 7 -

11 ( 事業者の責務 ) 第 4 条事業者は, 個人情報を取り扱うときは, 個人情報の保護の重要性を認識し, 個人の権利利益を侵害することのないよう, その適正な取扱いに努めなければならない 2 県が出資する法人のうち実施機関が定めるものは, 前項に規定するほか, 当該実施機関がこの条例の規定に基づき実施する個人情報の保護に係る施策に留意しつつ, 個人情報の保護に関し必要な措置を講ずるよう努めなければならない 趣旨 本条は, 事業者が個人情報を取り扱う際に遵守すべき責務を明らかにしたものである 特定個人情報の保護については, 番号利用法等の規定が適用されることから, 事業者は, 同法その他の関係法令並びに個人情報保護委員会が策定する 特定個人情報の適正な取扱いに関するガイドライン ( 事業者編 ) 及び ( 別冊 ) 金融業務における特定個人情報の適正な取扱いに関するガイドライン 等に即して特定個人情報の保護に取り組む必要がある また, 事業者については, 個人情報の保護に関する法律 ( 平成 15 年法律第 57 号 以下 個人情報保護法 という ) 第 2 条第 3 項に規定する個人情報取扱事業者に該当する場合には, 同法の規定が適用されるため, 同法及び各省庁等が策定する 個人情報の保護に関するガイドライン に即して個人情報の保護に取り組む必要がある 1 第 1 項関係 (1) 事業者 とは, 第 2 条第 3 号の定義のとおりである (2) 適正な取扱い とは, 事業者が個人情報の収集, 保有, 利用及び提供を行う場合には, 個人の権利利益を侵害することのないよう個人情報の取扱いに関する規程を定めるとともに, 自己に関する個人情報の開示等や内容の照会を受けた場合に応諾するなどの措置を行うことをいう なお, 事業者は, 具体的な個人情報の保護を実施するに当たっては, 個人情報保護法の規定によるほか, 第 41 条第 1 項に基づき知事が作成し, 公表する 指針 の内容を満たした措置をとる責務があることを明らかにしたものである 2 第 2 項関係 (1) 県が出資する法人のうち実施機関が定めるもの とは, 県が出資する法人のうち, 事業内容が県行政と密接な関連を持ち, 県が行うべき事務事業の補完や代替的役割を果たしていることなどの理由で公共性や公益性が高いと判断して, 実施機関が指定するものをいう なお, 実施機関が指定した法人は, 宮城県公報で告示する (2) 当該実施機関がこの条例の規定に基づき実施する個人情報の保護に係る施策に留意しつつ とは, 第 2 章及び第 3 章各条の規定に基づき行う実施機関の施策を参考にすることをいう (3) 個人情報の保護に関し必要な措置 とは, この条例の保護施策の内容に留意するとともに, 独自に内部管理規程を設ける等の措置を講ずることをいう これは, 県が出資する法人で実施機関が定めるもの は, 他の事業者と比較し, より積極的な対応が要求されることによるためである - 8 -

12 ( 県民の責務 ) 第 5 条県民は, 個人情報の保護の重要性を認識し, 自ら自己の個人情報の保護に努めるとともに, 他人の個人情報の取扱いに当たっては, その権利利益を侵害することのないよう努めなければならない 趣旨 本条は, 県民一人一人が個人情報保護の重要性を認識し, 自己又は他人の個人情報の保護に 努める必要があることを明らかにしたものである 1 自ら自己の個人情報の保護に努める とは, 自己に関する個人情報は, 自分で守るという意識を持ちながら, 日常生活において自己情報を不用意に他人に提供したりしないよう心掛ける必要があるとする趣旨である 2 他人の個人情報の取扱いに当たっては, その権利利益を侵害することのないよう努めなければならない とは, 他人の個人情報が記録されているようなものを安易に関係者以外の者へ提供してしまったりした場合には, 不都合な目的に利用されてその人の権利利益が侵害されるようなことも起きるので, 十分な注意が必要であるとする趣旨である - 9 -

13 第 2 章実施機関が取り扱う個人情報の保護 ( 個人情報取扱事務の登録及び閲覧 ) 第 6 条実施機関は, 個人情報を取り扱う事務であって, 個人の氏名, 生年月日その他の記述等により当該個人を検索し得る状態で個人情報が記録された行政文書を使用するもの ( 以下 個人情報取扱事務 という ) について, 次に掲げる事項を記載した個人情報取扱事務登録簿 ( 以下 登録簿 という ) を作成し, 一般の閲覧に供しなければならない (1) 個人情報取扱事務の名称及び概要 (2) 個人情報取扱事務を所管する組織の名称 (3) 個人情報取扱事務の目的 (4) 個人情報取扱事務の対象者 (5) 個人情報の記録項目 (6) 個人情報の処理形態 (7) 個人情報取扱事務を実施機関以外のものに行わせることの有無 (8) 個人情報の収集先 (9) 個人情報の利用及び提供の状況 (10) 個人情報取扱事務の開始年月日及び登録年月日 (11) その他実施機関が定める事項 2 実施機関は, 個人情報取扱事務を新たに開始しようとするときは, あらかじめ, 当該個人情報取扱事務について登録簿に登録しなければならない 登録した事項を変更しようとするときも, 同様とする 3 実施機関は, 前項の規定により登録した個人情報取扱事務を廃止したときは, 速やかに, 当該個人情報取扱事務の登録を抹消しなければならない 趣旨 本条は, 実施機関が事務事業等を行うに当たり個人情報を取り扱うときには, その事務の名称, 概要, 目的, 取り扱う個人情報の対象者, 収集先及び利用 提供の状況等を明らかにするとともに, 個人情報の開示請求等の円滑な実施に資するため, 個人情報取扱事務登録簿の作成及び閲覧に関する必要事項を定めたものである 1 第 1 項関係 (1) 本項は, 実施機関が行う事務において, 個人情報を取り扱う場合には, その事務について所定事項を記載した登録簿の作成義務があることを明らかにし, 作成した登録簿は, 一般の閲覧に供することとしたものである (2) 個人情報を取り扱う事務 の範囲には, 個人情報の取扱いを含む事務を委託し, 又は公の施設 ( 地方自治法第 244 条第 1 項に規定する公の施設をいう 以下同じ ) の管理を指定管理者 ( 同法第 244 条の2 第 3 項に規定する指定管理者をいう 以下同じ ) に行わせる場合で, 実施機関自体が個人情報を有していない場合を含む (3) その他の記述等 とは, 第 2 条第 1 号の解釈と同義である (4) 検索し得る とは, 個人情報が名簿, 台帳, 一覧表等の形式に整理され, 個人が検索可能になっている状態, 又は検索可能性を確保するための何らかの工夫が施されている状

14 態をいう (5) 行政文書 とは, 第 2 条第 4 号の定義のとおりである (6) 一般の閲覧に供しなければならない とは, 登録簿を県政情報センター等の情報公開 個人情報保護の窓口に備え, 県民等が閲覧できるようにしておくことをいう (7) 登録簿記載事項 ( 各号関係 ) 登録簿には, 第 1 号から第 10 号までに掲げる基本的事項を記載するものであり, 第 11 号の その他実施機関が定める事項 とは, 個々の個人情報取扱事務の内容等に応じて, 前各号以外で登録簿で明らかにすべき事項をいう 2 第 2 項関係 あらかじめ とは, 事務の開始前又は登録事項の変更前に登録簿への登録又は変更を行う必要があることを定めたものである 3 第 3 項関係本項は, 実施機関が個人情報取扱事務を廃止したときの登録の抹消について定めたものである

15 4 前 3 項の規定は, 次に掲げる個人情報取扱事務については, 適用しない (1) 県の職員 ( 県が設立した地方独立行政法人の役員及び職員を含む 以下この号において同じ ) 又は職員であった者に係る人事, 給与, 福利厚生等に関する個人情報取扱事務 (2) 犯罪の予防, 鎮圧又は捜査, 公訴の維持, 刑の執行その他の公共の安全と秩序の維持に関する個人情報取扱事務 (3) 前 2 号に掲げるもののほか, 宮城県個人情報保護審査会 ( 第 46 条第 1 項を除き, 以下 審査会 という ) の意見を聴いた上で実施機関が定める個人情報取扱事務 趣旨 本項は, 県の職員等に係る人事, 給与, 福利厚生等に関する個人情報取扱事務, 犯罪の予防, 捜査等に関する個人情報取扱事務及び審査会の意見を聴いた上で実施機関が定める個人情報取扱事務について, 第 1 項から第 3 項までの登録簿の作成等の義務を適用除外としたものである 1 第 1 号関係本号は, 県の職員 ( 県が設立した地方独立行政法人の役員及び職員を含む 以下この号において同じ ) 及び職員であった者の人事, 給与, 福利厚生等に関する個人情報取扱事務は, 職員自身がその内容等を十分に承知している部分が多いこと, 又は使用者としての県と被使用者である職員の内部管理情報であることから, これを登録して一般の閲覧に供する意義に乏しいため, 第 1 項から第 3 項までの規定による登録簿の作成等を義務の適用除外としたものである (1) 県の職員 とは, 実施機関の職員のほか, 県に給与の負担義務がある職員をいう したがって, 市町村立学校の県費負担教職員も含まれる (2) 職員であった者 とは,(1) の職員が退職, 免職若しくは失職により職員の身分を失った者又は出向, 派遣等により県の職員であった者で現に県の職員でないものをいう 2 第 2 号関係公共の安全と秩序を維持することは, 県民等の基本的利益たる公益を擁護するために県に課せられた重要な責務である 公共の安全と秩序の維持という警察の責務を遂行する上で, 必要な個人情報が取り扱われるものであるが, このうち, 本号で規定する 犯罪の予防, 鎮圧又は捜査, 公訴の維持, 刑の執行その他の公共の安全と秩序の維持に関する個人情報取扱事務 については, 当該事務の執行に秘匿性又は密行性が必要不可欠であり, これらに係る事務について, 登録簿を作成し, 閲覧に供することは適当ではないため, 適用除外としたものである (1) 犯罪の予防 とは, 刑事犯であると行政犯であるとを問わず, 犯罪の発生を未然に防止することであり, 犯罪の発生を未然に防止するために必要な施策の樹立及び具体的実施の活動をいう (2) 犯罪の鎮圧 とは, 犯罪が正に発生しようとしているのを未然に防止し, 又は犯罪が発生した後において, その拡大を防止し, 若しくは終息させることをいう (3) 犯罪の捜査 とは, 捜査機関が犯罪があると思料するときに, 公訴の提起などのために犯人及び証拠を発見 収集 保全することをいう (4) 公訴の維持 とは, 提起された公訴の目的を達成するため, 終局判決を得るまでに検

16 察官が行う公判廷における主張 立証, 公判準備などの活動をいう (5) 刑の執行 とは, 刑法 ( 明治 40 年法律第 45 号 ) 第 2 章に規定された死刑, 懲役, 禁錮, 罰金, 拘留, 科料, 没収, 追徴及び労役場留置の刑又は処分を具体的に実施することをいう なお, 保護観察, 勾留の執行, 保護処分の執行, 観護措置の執行, 補導処分の執行, 監置の執行についても, 刑の執行に密接に関連するものであることから, 本号にいう 刑の執行 に該当する (6) その他の公共の安全と秩序の維持 とは, 犯罪の予防, 鎮圧又は捜査, 公訴の維持及び刑の執行に代表される刑事法の執行を中心としたものを意味し, 刑事訴訟法以外の特別法により, 臨検 捜索 差押え, 告発等が規定され, 犯罪の予防 捜査とも関連し, 刑事司法手続に準ずるものと考えられる犯則事件の調査, 独占禁止法違反の調査等や犯罪の予防 捜査に密接に関連する破壊的団体 ( 無差別大量殺人行為を行った団体を含む ) の規制, 暴力団員による不当な行為の防止, つきまとい等の規制, 強制退去手続等に関するものも含まれる また, テロを始めとする人の生命, 身体, 財産等への不法な侵害, 特定建造物又はシステムへの不法な侵入, 破壊等の犯罪の発生又は助長を防止するための活動もこれに含まれる 3 第 3 号関係 (1) 本号は, 前 2 号の個人情報取扱事務のほかに登録する必要性の少ない事務があるときは, 審査会の意見を聴いた上で実施機関が定めるものについて, 適用除外としたものである (2) 宮城県個人情報保護審査会の意見を聴いた上で実施機関が定める個人情報取扱事務 とは, 実施機関が審査会に諮問し, 答申を受けて定めるものをいう 4 本項各号の個人情報取扱事務として取り扱われる個人情報は, 第 1 項から第 3 項までの規定による登録簿の作成, 閲覧義務等の適用除外となるが, 第 59 条又は第 60 条の規定により第 3 章の規定が適用されない個人情報を除き, 開示, 訂正及び利用停止の請求の対象になるなど, 条例の保護対象となる個人情報である

17 ( 利用目的の特定 ) 第 6 条の2 実施機関は, 個人情報を収集するときは, その利用の目的をできる限り特定しなければならない 2 実施機関は, 前項の規定により特定された利用の目的 ( 以下 利用目的 という ) を変更する場合には, 変更前の利用目的と相当の関連性を有すると合理的に認められる範囲を超えて行ってはならない 趣旨 本条は, 実施機関が個人情報を収集するときは, 利用目的をできる限り特定しなければならないこと, 特定された利用目的は, その利用目的と相当の関連性を有すると合理的に認められる範囲に限って, 変更ができることを定めたものである 1 第 1 項関係 (1) 収集 とは, 実施機関が当該実施機関以外のものから個人情報を入手することをいい, 入手の形態又は方法は問わない ( 口頭による場合を含む ) (2) 個人情報がみだりに取り扱われ, 個人が不測の権利利益侵害を被ることを未然に防止するためには, まず, 個人情報の利用目的が明確にされ, 以後, その利用目的に沿って適切に取り扱われることが必要である その利用の目的をできる限り特定しなければならない とは, 個人情報がどのような事務の用に供され, どのような目的に使われるかをできるだけ具体的, 個別的に特定することを求める趣旨であり, 利用目的の特定の程度を実施機関の恣意的判断に委ねるものではない 2 第 2 項関係 (1) 変更前の利用目的と相当の関連性を有する とは, 当初の利用目的から, 想定することが困難でない程度の関連性を有することであり, 相当の関連性を有するかの判断については, 当初の利用目的とされていた事務の内容や利用目的の変更理由などを勘案し, 個別に行う必要がある (2) 合理的に認められる範囲 とは, 社会通念に照らして, 客観的に合理的と認められる範囲のことである その範囲を超えた利用は, 目的変更としては認められず, 目的外の利用となることから, 原則として本人の同意を得る必要がある ( 第 8 条参照 )

18 ( 収集の制限 ) 第 7 条実施機関は, 個人情報 ( 特定個人情報を除く 以下この条において同じ ) を収集するときは, 利用目的を達成するために必要な範囲内で収集しなければならない 2 実施機関は, 個人情報を収集するときは, 適法かつ公正な手段により収集しなければならない 3 実施機関は, 個人情報を収集するときは, 本人から直接収集しなければならない ただし, 次の各号のいずれかに該当するときは, この限りでない (1) 本人の同意があるとき (2) 法令 ( 条例を含む 以下同じ ) に定めのあるとき (3) 人の生命, 身体又は財産の安全を確保するため, 緊急かつやむを得ないと認められるとき (4) 犯罪の予防, 鎮圧又は捜査, 公訴の維持, 刑の執行その他の公共の安全と秩序の維持を目的として収集するとき (5) 出版, 報道等により公にされたものから収集するとき (6) 国, 独立行政法人等, 他の地方公共団体, 地方独立行政法人 ( 県が設立したものを除く ) 又は実施機関以外の県の機関から収集する場合で, 事務の執行上やむを得ないと認められるとき (7) 他の実施機関から第 8 条各号のいずれかに該当する提供を受けて収集するとき (8) 事業を営む個人の当該事業に関する情報又は法人等に関する情報に含まれる当該法人等の役員に関する情報を収集するとき (9) 前各号に掲げる場合のほか, 審査会の意見を聴いた上で, 個人情報を取り扱う事務の目的を達成するため相当な理由があると実施機関が認めるとき 4 実施機関は, 思想, 信条又は信教に関する個人情報及び社会的差別の原因となるおそれのある個人情報を収集してはならない ただし, 次の各号のいずれかに該当するときは, この限りでない (1) 法令に定めのあるとき (2) 犯罪の予防, 鎮圧又は捜査, 公訴の維持, 刑の執行その他の公共の安全と秩序の維持を目的として収集するとき (3) 審査会の意見を聴いた上で実施機関が個人情報を取り扱う事務の目的を達成するために必要と認めるとき 趣旨 本条は, 実施機関が特定個人情報以外の個人情報を収集するときの原則を定めるとともに, 収集目的, 収集方法及び収集する個人情報の種類別に制限を設けたものである なお, 個人番号をその内容に含む死者の情報については, 生存する個人に関する情報を対象とする特定個人情報には当たらないため第 7 条の2の規定が適用されず, 本条が適用されるものである 1 第 1 項関係 (1) 本項は, 実施機関が個人情報を収集するときには, 利用目的を達成するために必要な範

19 囲内で行う必要があることを定めたものである (2) 収集 とは, 前条第 1 項における解釈と同義である 2 第 2 項関係本項は, 実施機関が個人情報を収集するときは, 適法な手段によるとともに, 社会通念に照らし公正な手段によることが必要であることを定めたものである 3 第 3 項関係 (1) 本項は, 個人情報を収集するときには, 本人の同意があるときなどの一定の場合を除き, 原則として本人から直接収集することを実施機関が遵守する義務があることを示したものである (2) 本人から直接収集 とは, 実施機関が本人から直接収集する場合のほか, 届出書, 申請書等を本人の使者等を介して, 又は本人の所属団体や市町村等を経由して受け取る場合も含むものである また, 法定代理人からの被代理人に関する情報の収集は, 本人からの直接収集とみなす なお, 本人から提出されたものであれば, 密封された内申書, 学業成績証明書など本人がそこに記録された情報の内容を承知していない場合でも, 本人からの直接収集となるものである (3) 各号関係イ第 1 号関係 ( イ ) 本人の同意があるとき とは, 本人以外のものから収集することについて, 文書又は口頭により, 本人の同意が得られる場合をいう ( ロ ) 本人が所属する団体からの推薦又は申請等に本人の個人情報が含まれている場合であって, 本人の同意があると客観的に判断ができるときには, 本号に該当するものであること ロ第 2 号関係 ( イ ) 法令 とは, 法律, 政令, 省令その他の命令及び条例をいう ( ロ ) 法令に定めのあるとき とは, 法令の規定により, 本人以外のものに対して, 実施機関への個人情報の提供を義務付けている場合 ( 以下 義務規定 という ) 又は実施機関の裁量により, 本人以外のものから個人情報を収集し得る根拠となると解釈される場合 ( 以下 できる規定 という ) をいう なお, 法令において, 義務規定又はできる規定として定められている具体例としては, 次のとおりであるが, 本号に基づき収集することができる個人情報の範囲は, 法令の規定の趣旨により認められる範囲に限定されるものである a 義務規定 による収集の例 (a) 知事の閲覧請求に基づき政府が所得税納税関係書類を提示する場合 ( 地方税法第 72 条の59) (b) 精神病院の管理者が精神病患者を知事に届け出る場合 ( 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律 ( 昭和 25 年法律第 123 号 ) 第 33 条の2) (c) 医師が感染症患者を保健所長経由で知事に届け出る場合 ( 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律 ( 平成 10 年法律第 114 号 ) 第 12 条 ) b できる規定 による収集の例 (a) 知事が市町村長に公害に対する苦情の処理状況について報告を求める場合 ( 公害紛争処理法 ( 昭和 45 年法律第 108 号 ) 第 49 条の2)

20 (b) 福祉事務所長等が要保護者等について官公署に資料の提供等を求め, 又は銀行等に報告を求める場合 ( 生活保護法 ( 昭和 25 年法律第 144 号 ) 第 29 条 ) ハ第 3 号関係 ( イ ) 緊急かつやむを得ない とは, 時間的余裕がなく, かつ, 本人以外のものから収集することについて相当な理由があることをいう ( ロ ) 緊急性があるときに本人収集の原則を貫くことは, かえって人の生命, 身体, 財産の保護を欠くおそれがあるため, 本人からの直接収集の原則の例外としたものである ニ第 4 号関係 ( イ ) 警察責務を遂行する上で行われる犯罪捜査等に伴う個人情報の収集は, その秘匿性が求められることなどから, 個人情報を収集する場合であって, 犯罪の予防, 鎮圧又は捜査, 公訴の維持, 刑の執行その他の公共の安全と秩序の維持を目的とするときについては, 本項の適用除外としたものである ( ロ ) 犯罪の予防, 鎮圧又は捜査, 公訴の維持, 刑の執行その他の公共の安全と秩序の維持 とは, 第 6 条第 4 項第 2 号における解釈と同義である 例えば, 犯罪捜査活動等において, 被疑者や暴力団員等取締りの対象となる者に関する個人情報を当該本人以外の者から収集する場合等が, これに該当する ホ第 5 号関係 出版, 報道等により公にされた とは, 出版, 報道等により不特定多数の者が知り得る状態におかれている場合をいい, 不動産の登記事項証明書等のように何人でも閲覧することができるとされている場合を含むものである ヘ第 6 号関係本号は, 収集する相手方が国, 独立行政法人等, 他の地方公共団体, 地方独立行政法人 ( 県が設立したものを除く ) 又は実施機関以外の県の機関であって, 個人情報を取り扱う事務の執行上やむを得ない場合には, 本人からの直接収集の原則の例外とする趣旨である 事務の執行上やむを得ない ことの判断は, 一般的な基準を類型的にあらかじめ定めることが困難であるため, 本条の趣旨に照らし, 個別事例ごとに各実施機関が個々に行うものである ト第 7 号関係本号は, 第 8 条で利用及び提供の制限の適用除外としているものについては, 収集の制限を課す必要がないことを明らかにしたものである チ第 8 号関係 事業を営む個人の当該事業に関する情報又は法人等に関する情報に含まれる当該法人等の役員に関する情報 は, 個人に関する情報としての側面も持つものの, 当該事業に関する情報 は, 事業内容, 事業用資産, 事業所得など事業活動に直接関係する情報であり, 当該法人等の役員に関する情報 は, 法人等に代わって当該法人等の行為を行う役員の情報で, 法人等の情報の一部であり, これらについては, 個人の権利利益を害するおそれが少ないと考えられることから, 本人からの直接収集の原則の例外としたものである リ第 9 号関係本号は, 本項の適用除外の第 1 号から第 8 号までに該当しない場合で, 審査会の意見を聴いた上で, 実施機関が本人以外から収集する必要があると判断したときは, 本人か

21 らの直接収集の原則の例外とする趣旨である なお, 目的を達成するため相当な理由 があるかどうかの判断は, 実施機関が審査会に本人以外からの収集の必要性や理由を示し, 意見を聴いた上で, 行う必要がある 4 第 4 項関係 (1) 本項は, 思想, 信条又は信教に関する個人情報及び社会的差別の原因となるおそれのある個人情報は, 憲法上の内心の自由等の基本的人権にかかわるものであり, その取扱いが不適正であるような場合には, 個人の権利利益の侵害のおそれが大きいため, 原則としてその収集を禁止するものであるが, 法令に定めのある場合など一定の場合は, 例外として収集できることを定めたものである (2) 思想, 信条 に関するものとは, 支持政党などの個人の政治的な考え方に係るような情報や倫理観などの精神的, 内面的な内容に関する情報をいう (3) 信教 に関するものとは, 信仰している宗教の宗派名等の情報をいう (4) 社会的差別の原因となるおそれのあるもの とは, 犯罪歴のように差別の原因となったり, 又はなるおそれのある個人情報をいう (5) 各号関係イ第 1 号関係 法令に定めのあるとき とは, 本条第 3 項第 2 号における解釈と同義であり, 取扱いの義務若しくは権限がある場合又は要件審査の際に収集することを法令が予定している場合等がこれに該当し, 具体例としては次のようなものがある ( イ ) 公職の候補者の所属政党等を届け出る義務がある場合 ( 公職選挙法 ( 昭和 25 年法律第 100 号 ) 第 86 条第 1 項, 第 4 項 ) ( ロ ) 職員採用の際に欠格事項の有無を確認する場合 ( 地方公務員法第 16 条 ) ロ第 2 号関係 ( イ ) 警察責務を遂行する上で行われる犯罪捜査等に伴う個人情報の収集は, 様々な種類の情報を収集することが予定されることから, 犯罪の予防, 鎮圧又は捜査, 公訴の維持, 刑の執行その他の公共の安全と秩序の維持を目的とするときについては, 本項の適用除外としたものである ( ロ ) 犯罪の予防, 鎮圧又は捜査, 公訴の維持, 刑の執行その他の公共の安全と秩序の維持 とは, 第 6 条第 4 項第 2 号における解釈と同義である ハ第 3 号関係 個人情報を取り扱う事務の目的を達成するために必要と認めるとき とは, 事務の性質上, 当該個人情報を収集しなければ事務の目的達成が困難になると認められる場合である

22 ( 特定個人情報の収集等の制限の特例 ) 第 7 条の2 実施機関は, 番号利用法第 19 条各号のいずれかに該当する場合を除き, 特定個人情報を収集し, 又は保有してはならない 2 前条第 1 項及び第 2 項の規定は, 特定個人情報の収集について準用する 趣旨 本条は, 実施機関が特定個人情報を収集又は保有する場合の原則を確認的に定めるとともに, 特定個人情報の収集範囲及び収集方法について, 前条の規定を準用することを定めたものである 1 第 1 項関係 (1) 特定個人情報を収集又は保有できる場合は番号利用法において限定されていることから, 本項は, 実施機関が特定個人情報を収集等できる場合について, 番号利用法第 19 条各号のいずれかに該当する場合以外は当該情報を収集又は保有できないことを確認的に定めたものである (2) 収集 とは, 第 6 条の2 第 1 項における解釈と同義である (3) 保有 とは, 第 2 条第 4 号に定める保有と同義である 2 第 2 項関係 (1) 本項は, 実施機関が特定個人情報の収集を行う際の範囲及び方法について, 前条に規定する個人情報の場合と同様に取り扱うことを定めたものである (2) 実施機関が特定個人情報を収集するときには, 利用目的を達成するために必要な範囲内で行う必要があること及び適正な手段によるとともに, 社会通念に照らし公正な手段によることが必要であることを定めたものである

23 ( 利用目的の明示 ) 第 7 条の3 実施機関は, 本人から直接書面 ( 電磁的記録を含む ) に記録された当該本人の個人情報を収集するときは, 次に掲げる場合を除き, あらかじめ, 本人に対し, その利用目的を明示しなければならない (1) 人の生命, 身体又は財産の安全を確保するために緊急に必要があるとき (2) 利用目的を本人に明示することにより, 本人又は第三者の生命, 身体, 財産その他の権利利益を害するおそれがあるとき (3) 利用目的を本人に明示することにより, 県, 国, 独立行政法人等, 他の地方公共団体又は地方独立行政法人が行う事務事業の適正な遂行に支障を及ぼすおそれがあるとき (4) 収集の状況からみて利用目的が明らかであると認められるとき 趣旨 本条は, 実施機関が本人から直接書面 ( 電磁的記録を含む ) に記録された当該本人の個人情報を収集するときには, 利用目的をあらかじめ明示しなければならないことを定めたものである 1 本人から直接個人情報を収集する形態には, 書面による場合や口頭による場合があるが, 口頭の場合には, 必ずしも収集した個人情報のすべてが保有されるわけではない これに対して, 書面による収集の場合には, 申請書等, 本人が書面に記載して提出するものは, その多くが保有されることとなると考えられることから, 本人から直接書面に記載された当該本人の個人情報を収集する場合は, 特に利用目的を明示することを定めたものである 電磁的記録を含む とは, 行政の情報化が急速に進展し, オンラインによる申請等も一般化しつつあることから, このような情報通信ネットワーク等を介して取得する場合も含むという趣旨である 2 本条は, 本人から直接書面等により個人情報を収集する際に, あらかじめ利用目的を明示させるものである 利用目的の明示を義務付けることが適当でない場合や, 利用目的が明らかである場合にまで, 一律に本条を適用することは合理的ではないことから, 併せて本条の適用が除外される場合を定めたものである (1) 第 1 号関係 人の生命, 身体又は財産の安全を確保するために緊急に必要があるとき とは, 生命, 身体又は財産の安全を確保するための個人情報の収集であって, 利用目的を明示する時間的な余裕がない場合をいう (2) 第 2 号関係 本人又は第三者の生命, 身体, 財産その他の権利利益を害するおそれがあるとき とは, 利用目的を明示することにより, 本人又は第三者の不利益になる場合や, 結果として本人又は第三者に損害を与えるおそれがある場合をいう (3) 第 3 号関係 事務事業の適正な遂行に支障を及ぼすおそれがあるとき とは, 県や国等が行う事務又は事業の内容は多様であるため, 社会通念により個別具体的に判断せざるを得ないが, 例えば, 利用目的を明示することにより, 以後の個人情報の収集が困難になる場合, 証拠

24 隠滅につながる場合, 適正な判断 評価に支障を及ぼす場合等はこれに該当すると考えられる (4) 第 4 号関係 収集の状況からみて利用目的が明らかであると認められるとき とは, 例えば, 特定の許認可申請を行うため本人が自己の個人情報を記載した申請書を提出する場合であって, 当該許認可申請の事務処理のために当該個人情報を利用する場合などをいう

25 ( 利用及び提供の制限 ) 第 8 条実施機関は, 利用目的以外の目的で個人情報 ( 特定個人情報を除く 以下この条において同じ ) を利用し, 又は提供してはならない ただし, 次の各号のいずれかに該当するときは, この限りでない (1) 本人の同意があるとき, 又は本人に提供するとき (2) 法令に定めのあるとき (3) 人の生命, 身体又は財産の安全を確保するため, 緊急かつやむを得ないと認められるとき (4) 出版, 報道等により公にされているとき (5) 専ら学術研究等の目的のために利用し, 又は提供する場合で, 本人の権利利益を不当に侵害するおそれがないと認められるとき (6) 同一実施機関内で利用する場合又は他の実施機関, 実施機関以外の県の機関, 国, 独立行政法人等, 他の地方公共団体若しくは地方独立行政法人 ( 県が設立したものを除く ) に提供する場合であって, 事務に必要な限度で使用し, かつ, 使用することに相当な理由があると認められるとき (7) 犯罪の予防, 鎮圧又は捜査, 公訴の維持, 刑の執行その他の公共の安全と秩序の維持を目的として前号に規定する者以外のものに提供する場合であって, 当該目的の達成に必要な限度で提供し, かつ, 提供することに特別の理由があるとき (8) 前各号に掲げる場合のほか, 審査会の意見を聴いた上で, 個人情報を使用することに相当な理由があると実施機関が認めるとき 趣旨 本条は, 実施機関が特定個人情報以外の個人情報を収集した後に, その利用又は提供を行うに当たって, 個人の権利利益を侵害しないよう制限を設けたものである なお, 個人番号をその内容に含む死者の情報については, 生存する個人に関する情報を対象とする特定個人情報には当たらないため第 8 条の2 及び第 8 条の3の規定が適用されず, 本条が適用されるものである 1 本条は, 実施機関が個人情報の利用又は提供をするときには, 目的外の利用及び提供を禁止するとともに, 併せてその例外事項を定めたものである 2 利用 とは, 実施機関が当該実施機関内で個人情報を取り扱うことをいう 例としては, 知事部局のある課で保有している個人情報を知事部局の他の課で使用する場合等があげられる 3 提供 とは, 実施機関が当該実施機関以外のものへ個人情報を提供することをいい, 次のような例が挙げられる なお, 実施機関が個人情報を取り扱う業務を委託し, 又は公の施設の管理を指定管理者に行わせるに当たって, 委託先又は指定管理者に当該業務に係る個人情報を提供する場合は, 事業実施主体又は公の施設の設置者が実施機関であり, 委託先は実施機関に代わって業務を遂行し, 又は指定管理者は実施機関の公の施設の管理の権限を代行するものであるとともに, 第 14 条で実施機関に委託先又は指定管理者に対する当該業務で取り扱う個人情報の監督義務

26 が課せられていることから, 本条にいう 提供 には該当しないものとする (1) 教育庁のある課で保有している個人情報を知事部局の他の課で使用する場合 (2) 知事部局のある課で保有している個人情報を国若しくは市町村に提供する場合又は議会事務局等の実施機関以外の県の機関に提供する場合 4 利用目的 とは, 第 6 条の2 第 2 項に定める利用目的と同義である 5 各号関係 (1) 第 1 号関係イ 本人の同意があるとき とは, 個人情報の目的外の利用又は提供が行われることについて, 本人が文書若しくは口頭により同意している場合又は客観的に同意していることが明らかになっている場合をいう なお, この場合は, 事前に個人情報の目的外の利用又は提供の内容を具体的に明示して本人の同意を得る必要がある また, 本人の同意が限定的になされたときは, その限定された範囲内で目的外の利用又は提供が認められるものである こうしたことから, 目的外の利用又は提供については, あらかじめ個人情報の収集の段階で予想される事項についての同意を得ておくことが適当である 客観的に同意していることが明らかになっている場合の例としては, 意思能力を有しない幼児又は成年被後見人の個人情報を法定代理人の同意のもとで目的外に利用又は提供する場合等が挙げられる ロ 本人に提供するとき とは, 実施機関の判断により本人に提供する場合をいい, 第 16 条の規定による本人からの開示請求に応じて開示する場合は含まれない ハ本号は, あくまでも実施機関が保有する個人情報を目的外に利用し, 又は提供できる例外事項を定めたものであり, 本人の同意があるときや本人に提供するときであっても, 当該本人や第三者の権利利益を不当に侵害するおそれがあるときは利用目的以外に利用又は提供することはできない 例えば, 本人の同意があったとしても, その同意が強制されたものであったり, 取引上の優越的な地位を不当に利用して本人に同意させたりした場合, 個人情報の中に本人の情報のほかに第三者の情報も含まれている場合などは, 本人又は第三者の権利利益を不当に侵害するおそれがあるものと考えられる (2) 第 2 号関係イ 法令 とは, 第 7 条第 3 項第 2 号における解釈と同義である ロ 法令に定めのあるとき とは, 法令の規定又は解釈により個人情報の目的外の利用又は提供が義務付けられている場合等をいうが, 照会することができる, 報告を求めることができる 等提供に裁量の余地があるものについては, 個人の権利利益を侵害することがないかどうかを慎重に判断して対応する必要がある ( イ ) 提供が義務付けられている例 a 民事訴訟法 ( 平成 8 年法律第 109 号 ) 第 223 条に基づく裁判所の文書提出命令に従い行政文書を提出する場合 b 会計検査院法 ( 昭和 22 年法律第 73 号 ) 第 26 条に基づく帳簿等の提出要求に従い帳簿等を提出する場合 c 麻薬及び向精神薬取締法 ( 昭和 28 年法律第 14 号 ) 第 58 条の2 第 2 項に基づき麻薬中毒者を厚生労働大臣に報告する場合 d 地方自治法第 100 条第 1 項に基づく記録の提出請求に従い行政文書を提出する場合

27 e 情報公開条例 ( 平成 11 年宮城県条例第 10 号 ) 第 5 条に基づく請求に対して行政文書を公開する場合 f 刑事訴訟法 ( 昭和 23 年法律第 131 号 ) 第 197 条第 2 項に基づく犯罪捜査のための必要事項の照会に対し報告する場合 ( 平成 16 年 8 月 10 日の閣議決定では, 報告義務を課すものと解されている ) ( ロ ) 提供が強制的に義務付けられていない例 a 刑事訴訟法第 507 条 ( 裁判の執行に関して必要な事項の照会 ) b 民事訴訟法第 186 条 ( 裁判のための必要な調査の嘱託 ) c 弁護士法 ( 昭和 24 年法律第 205 号 ) 第 23 条の2( 受任している事件について, 弁護士の職務を行うための必要な事項の照会 ) (3) 第 3 号関係 緊急かつやむを得ないと認められるとき とは, 第 7 条第 3 項第 3 号における解釈と同義であり, 県立病院等で保有する患者の診療録等を当該患者の診療等のために大学, 研究機関等に提供する場合などがこれに該当する (4) 第 4 号関係 出版, 報道等により公にされているとき とは, 第 7 条第 3 項第 5 号における解釈と同義である (5) 第 5 号関係イ本号の 学術研究等 には, 第 60 条第 1 項の規定の適用を受けない 統計 を含むものである ロ本号は, 専ら学術研究や統計の作成などに限って利用される個人情報は, 公共性が高く, 使用目的が明確であることから, 利用提供の制限の例外事項としたものである しかし, この場合でも個人の権利利益の侵害のおそれが発生しないような配慮が必要であり, 特に実施機関以外のものへの提供に当たっては, 不必要な部分の個人情報を削除する等の方法を講じなければならない 本号該当事例としては, 医療機関で保有する患者の診療録等を疾病の予防等の研究のために実施機関内で利用し, 又は大学, 研究機関等に提供する場合等が挙げられる (6) 第 6 号関係イ本号は, 実施機関が行政事務の執行に当たりその効率化等を図り, 住民の行政サービスなどの向上に資するため, 相当な理由があるときに限り例外的に個人情報を同一実施機関内で目的外に利用し, 又は公の機関相互の目的外提供を認めることとしたものである ロ 実施機関以外の県の機関 とは, 議会をいう ハ 事務に必要な限度で使用し, かつ, 使用することに相当な理由がある ことの判断は, 公の機関相互の目的外利用又は提供が客観的にみて合理的な理由があると認められる場合で, 個人情報が使用される目的, 範囲及び個人情報の内容を個別に検討して行う必要がある 例としては, 広報資料の送付又は会議等の案内のため, 保有する名簿等の個人情報を実施機関内で利用し, 又はイにいう公の機関に提供する場合等があげられる ニ 相当な理由があると認められるとき とは, 実施機関の恣意的な判断を許容するものではなく, 少なくとも, 社会通念上, 客観的にみて合理的な理由があることが求められる 相当な理由があるかどうかについては, 個人情報の内容や利用目的等を勘案して, 実施機関が個別に判断することになるが, 例外的に目的外の利用及び提供が許容される

28 という本号の趣旨に適合する理由であることが求められる (7) 第 7 号関係イ警察責務を遂行する上で行われる犯罪捜査等に伴う個人情報の提供は, 第 1 号から第 6 号までに規定する場合以外にも, 本号の公的機関以外のものに対する提供を必要とする場合がある このような場合にまで, 提供を禁止することは適当ではないため, 犯罪の予防, 鎮圧又は捜査, 公訴の維持, 刑の執行その他の公共の安全と秩序の維持を目的とする場合であって, 目的の達成に必要な限度で提供し, かつ, 提供することに特別な理由があると認められるときについては, 目的外の提供ができることとしたものである ロ 犯罪の予防, 鎮圧又は捜査, 公訴の維持, 刑の執行その他の公共の安全と秩序の維持 とは, 第 6 条第 4 項第 2 号における解釈と同義である ハ 特別の理由があると認められるとき とは, 個人情報の性質や事務の目的等に則して, 相当な理由 よりも更に厳格な判断が必要であるとする趣旨である 具体的には, 公的機関に提供する場合と同程度の公益性があること, 情報を提供しなければ実施機関又は提供を受ける側の当該目的を達成することが困難であることなどの正に特別な理由が求められる (8) 第 8 号関係本号は, 本条ただし書に規定する適用除外条項の第 1 号から第 7 号までに該当しない場合であって, 実施機関が個人情報を目的外に利用又は提供する必要があると判断したときは, 審査会の意見を聴いた上で目的外利用及び提供の禁止の例外事項とすることができることとしたものである

29 ( 特定個人情報の利用及び提供の制限の特例 ) 第 8 条の2 実施機関は, 利用目的以外の目的で特定個人情報を利用してはならない ただし, 人の生命, 身体又は財産の安全を確保するために必要である場合であって, 本人の同意があり, 又は本人の同意を得ることが困難であるとき ( 特定個人情報を利用目的以外の目的で利用することによって, 本人又は第三者の権利利益を不当に侵害するおそれがあると認められるときを除く ) は, この限りでない 趣旨 本条は, 実施機関が特定個人情報を収集した後に, その利用に当たって, 利用目的以外の目 的で利用することに制限を設けたものである 1 本条は, 実施機関が特定個人情報を利用するときには, 目的外の利用を禁止するとともに, 併せてその例外事項を定めたものである 2 利用 とは, 前条における解釈と同義である 3 利用目的 とは, 第 6 条の2 第 2 項に定める利用目的と同義である 4 生命, 身体又は財産の安全を確保するために必要である場合であって, 本人の同意があり, 又は本人の同意を得ることが困難であるとき とは, 事故で意識不明の状態にある者に対する緊急の治療を行うに当たり, 個人番号でその者を特定する場合など, 緊急事態における特定個人情報の提供を認めるものである

30 第 8 条の 3 実施機関は, 番号利用法第 19 条各号のいずれかに該当する場合を除き, 特定個人 情報を提供してはならない 趣旨 本条は, 実施機関が特定個人情報を利用目的以外の目的で提供することを禁止することを確 認的に定めるものである 特定個人情報を提供できる場合は番号利用法第 19 条において限定されていることから, 本条は, 実施機関が特定個人情報について, 番号利用法に定める場合を除き提供を禁止することを確認的に定めるものである

31 ( オンライン結合による提供の制限 ) 第 9 条実施機関は, 個人情報取扱事務を電子計算機を使用して処理する場合にあっては, 公益上の必要があり, かつ, 個人の権利利益の侵害を防止するための措置が講じられている場合を除き, 通信回線を用いた電子計算機その他の情報機器の結合 ( 以下 オンライン結合 という ) により個人情報を実施機関以外のものに提供してはならない 2 実施機関は, オンライン結合による個人情報の実施機関以外のものへの提供を開始しようとするときは, あらかじめ審査会の意見を聴かなければならない ただし, 次の各号のいずれかに該当するときは, この限りでない (1) 本人の同意があるとき (2) 法令に定めのあるとき (3) 人の生命, 身体又は財産の安全を確保するため, 緊急かつやむを得ないと認められるとき (4) 出版, 報道等により公にされているとき (5) 犯罪の予防, 鎮圧又は捜査, 公訴の維持, 刑の執行その他の公共の安全と秩序の維持を目的として警察庁に提供するとき 3 前項の提供の内容を変更しようとするときも, 同項と同様とする 趣旨 本条は, 通信回線を利用した電子計算機等の結合による実施機関以外のものへの個人情報の 提供を制限するために設けたものである 1 第 1 項関係 (1) 本項は, 公益上の必要があり, 個人の権利利益が侵害されるおそれがないような保護措置が執られている場合以外は, 実施機関以外へのオンライン結合による個人情報の提供を行うことができない旨を規定したものである (2) 実施機関以外のもの とは, 第 2 条第 2 号に規定する13 機関以外のものをいう したがって, 実施機関内部又は実施機関相互の必要なオンライン結合は本条の対象となるものではない (3) 公益上の必要 とは, オンライン結合という方法を用いて提供することに関して, 県民等への行政サービス又は公共の福祉の向上等のための必要性をいう (4) 個人の権利利益の侵害 の判断を行うときには, 個別の事案ごとに事務事業の内容及び提供する個人情報の内容を検討する必要があるほか, 提供を受ける側の個人情報保護措置の実施の有無等に十分な注意を払う必要がある (5) 電子計算機その他の情報機器 とは, 汎用電子計算機又はこれに類する機能を持つ機器でオフィスコンピュータ, パーソナルコンピュータ若しくはワードプロセッサ等をいう (6) オンライン結合 とは, 相手方が必要に応じていつでも実施機関の保有する個人情報を入手できる状態になっていることをいう したがって, 電子メール送信のように, 電気通信回線で結ばれていても, 通常相手方からのアクセスができず, 特定の時期に相手方にデータを送信するだけの場合は, 該当しない 2 第 2 項関係

32 (1) 本項は, オンライン結合による個人情報の実施機関以外のものへの提供を開始しようとするときに, あらかじめ審査会に意見を聴かなければならない旨を規定したものであるが, 本人の同意がある場合など一定の場合にのみ, 本項の適用除外としたものである (2) 審査会の意見 は, オンライン結合による個人情報の提供が本条の規定に沿うものかどうかを客観的かつ公正に判断できるようにするために聴くものである (3) 審査会の意見を必要としないもの ( 各号関係 ) イ第 1 号関係 本人の同意があるとき とは, 個人情報をオンライン結合により実施機関以外のものに提供することについて, 本人が文書若しくは口頭により同意している場合又は客観的に同意していることが明らかになっている場合をいう なお, この場合は, 事前にオンライン結合による個人情報の提供の内容を具体的に明示して本人の同意を得る必要がある また, 本人の同意が限定的になされたときは, その限定された範囲内での提供が認められるものである こうしたことから, オンライン結合による提供については, あらかじめ個人情報の収集の段階で予想される事項についての同意を得ておくことが適当である 客観的に同意していることが明らかになっている場合の例としては, 意思能力を有しない幼児又は成年被後見人の個人情報を法定代理人の同意のもとで目的外に利用又は提供する場合が挙げられる ロ第 2 号関係 ( イ ) 法令 とは, 第 7 条第 3 項第 2 号における解釈と同義である ( ロ ) 法令に定めのあるとき とは, 法令の規定により, オンライン結合による個人情報の提供が義務付けられている場合等をいい, 本号に基づき提供することができる個人情報の範囲は, 法令に規定されている範囲内又は法令の規定の趣旨により認められる範囲に限定されるものである ハ第 3 号関係 緊急かつやむを得ないと認められるとき とは, 第 7 条第 3 項第 3 号における解釈と同義であり, 地震, 火災等の災害時に, 人の生命, 財産等を保護するため, 災害情報等をホームページに掲載する場合等が該当する ニ第 4 号関係 出版, 報道等により公にされているとき とは, 第 7 条第 3 項第 5 号における解釈と同義である ホ第 5 号関係 ( イ ) 広域犯罪等の広域的な警察事象を対象として行われる警察業務を遂行するために必要となる情報は, 警察庁及び全国の都道府県警察において共有する必要があるため, 本号では, 警察で運用される情報管理に係るオンライン結合によって, 犯罪の予防, 鎮圧又は捜査, 公訴の維持, 刑の執行その他の公共の安全と秩序の維持を目的として提供する場合について, 審査会の意見を聴くことを要しないこととしたものである ( ロ ) 犯罪の予防, 鎮圧又は捜査, 公訴の維持, 刑の執行その他の公共の安全と秩序の維持 とは, 第 6 条第 4 項第 2 号における解釈と同義であり, これらに該当しない運転者管理業務等についてオンライン結合により個人情報を提供する場合には, 本号の対象とはならない ( ハ ) 警察庁に提供するとき とは, 実施機関が警察庁を直接の提供先とする場合をい

33 う なお, 同庁が設置 管理する情報通信基盤等を経由して, 他の都道府県警察に提供する場合も, 実施機関は警察庁に提供することになることから, これに含まれる 3 第 3 項関係 (1) 本項は, 第 2 項で審査会の意見を聴いたオンライン結合による提供の内容を変更した場合にも, 審査会の意見を聴かなければならない旨を規定したものである (2) 内容を変更 とは, 提供する個人情報の項目の追加, 提供先等を変更する場合をいう 第 2 項の規定により審査会の意見を聴き, オンライン結合により提供していた個人情報の項目の一部を削除する場合等は, 新たに個人の権利利益を侵害するおそれは生じないので, 内容の変更として改めて審査会の意見を聴く必要はない

34 ( 提供を受けるものに対する措置要求 ) 第 10 条実施機関は, 実施機関以外のものに個人情報 ( 特定個人情報を除く 以下この条において同じ ) を提供する場合において, 必要があると認めるときは, 個人情報の提供を受けるものに対し, 当該提供に係る個人情報について, その利用の目的若しくは方法の制限その他必要な制限を付し, 又はその漏えいの防止その他の個人情報の適正な管理のために必要な措置を講ずることを求めなければならない 趣旨 本条は, 実施機関が, 実施機関以外のものに特定個人情報を除く個人情報を提供する場合において, 必要があると認めるときは, 提供を受けるものに対して, 当該提供に係る個人情報の適正な管理のために必要な制限又は必要な措置を講ずることを求めなければならない旨を定めたものである なお, 特定個人情報は, 番号利用法第 19 条各号の規定により, 提供できる場合が明確に制限されているため, 提供した情報について適正な管理のため必要な措置を講ずるよう要求することは要しないと考えられることから, 本条の適用除外とするものである 1 実施機関以外のもの とは, 第 2 条第 2 号に規定する13 機関以外のものをいう 他の実施機関に提供した個人情報は, この条例の規定の適用を受けることになるため, 本条の対象となるものではない 2 個人情報を提供する場合 とは, 第 8 条ただし書又は第 9 条の規定に基づきオンライン結合により提供する場合も含み, 個人情報を取り扱う目的の範囲内であるかどうかを問わない 3 必要があると認めるとき とは, 提供する個人情報の内容, 提供の形態及び提供先の利用目的, 利用方法, 保護措置の状況等を勘案して, 個人の権利利益の保護のために措置要求が必要であると認められる場合をいう 4 その利用の目的若しくは方法の制限その他必要な制限 とは, 提供に係る個人情報に関して, 利用の目的 方法の限定, 利用期間の制限, 取扱者の範囲の制限, 再提供の制限, 消去 返却等利用後の指示等, 提供を受けるものの利用に係る必要な制限をいう 5 その漏えいの防止その他の個人情報の適正な管理のために必要な措置 とは, 提供に係る個人情報に関して, 保管管理体制の確保, 研修の実施, 内部管理規定の整備等, き損, 紛失, 漏えい等の防止措置をいう 運用 1 措置要求を行うかどうかは, 実施機関が個別に判断することになるが, 提供を受けるものの管理体制を確認することが困難な場合には, 提供を求められた個人情報の内容, 提供先の利用目的 方法 期間, 管理体制等について書面で報告を求めるなどの対応が必要である また, 提供を行った実施機関は, 必要に応じ, 提供先に措置要求を行った事項の利用, 管理体制等の報告を求め, その遵守状況を把握し, 遵守されていない状況が認められた場合は, その後の提供の停止, 個人情報の返還を求める等, 厳格に運用することが必要である 2 措置要求を行う場合には, 提供後に疑義が生じないよう書面により行い, 必要に応じて,

35 措置要求内容に違反した場合には提供を中止し, 違反事実を公表する等の条件を付すものと する

36 ( 適正管理 ) 第 11 条実施機関は, 個人情報の漏えい, 滅失及びき損の防止その他の個人情報の適切な管理のために必要な措置を講じなければならない 2 実施機関は, 個人情報を取り扱う事務の目的を達成するために必要な範囲内で, 個人情報を正確なものに保つために必要な措置を講ずるよう努めなければならない 趣旨 本条は, 実施機関が保有する個人情報の管理を適正に行うためには, 個人情報の漏えい, 滅失及びき損の防止等のための必要な措置を講じ, 安全性を確保すること及び実施機関が適正に事務を遂行するためには, 保有する個人情報の正確性を確保することが必要であることから定めたものである 1 第 1 項関係 (1) 本項は, 実施機関に対し, 保有する個人情報を管理するに当たり, その漏えい及び滅失等が生じないよう安全措置を講じなければならないことを義務付けた規定である (2) 適切な管理のために必要な措置 とは, 個人情報を管理する上での必要な管理規程の整備, 安全な保管施設設備の設置及び電子計算機処理に係るセキュリティーの確保等をいう また, これらを実効性のあるものとするための職員研修の実施も必要不可欠な措置である なお, 電子計算機処理に係るセキュリティーの確保等については, 宮城県情報セキュリティ対策基準 ( 平成 24 年 4 月 1 日施行 ) の定めによる 2 第 2 項関係 (1) 本項は, 実施機関が個人情報を取り扱う場合には, その正確性 ( 最新性を含む ) を保つよう求めたものである (2) 正確なものに保つために必要な措置 とは, 次のようなものなどをいう イ個人情報を収集又は保有するときには, その情報に関する疑問点を解決しておく ロ個人情報の保有に至る記録又は入力の誤りが生じないようチェック体制を整える ハ長期間保有している個人情報は, その情報の最新性を確保してから使用するとともに, 保有途中でのデータ更新等の適切な措置を講じる ニ目的外の利用又は外部提供の禁止の例外として使用する個人情報は, 利用時に本人又は情報提供元に内容の変更がないかどうかの確認を取るようにするなどの配慮が必要である

37 ( 個人情報の消去 ) 第 12 条実施機関は, 個人情報を取り扱う事務の目的に照らし, 保有の必要がない又は保有の必要がなくなった個人情報については, 速やかに, かつ, 確実に消去の措置を講じなければならない ただし, 歴史的又は文化的資料として保存される行政文書に記録されている個人情報 ( 特定個人情報を除く ) については, この限りでない 趣旨 本条は, 実施機関が保有する個人情報の管理を適正に行うためには, 個人情報の保有の必要がなくなった個人情報については速やかに, かつ, 確実な消去が必要であることから定めたものである 1 本条は, 個人情報を取り扱う事務の目的に照らし, 保有する必要がない又は保有する必要がなくなった個人情報を適正に消去 ( 行政文書自体の廃棄を含む ) することを実施機関に義務付けたものである 2 個人情報を取り扱う事務の目的 とは, 第 6 条の2 第 2 項の利用目的のほか, 消去の対象となる個人情報と関連する事務の目的をいう 3 保有の必要がない とは, 実施機関に一方的に送付されてきた個人情報や, 事務の遂行上, 何らかの事由により個人情報を保有している場合等で, 当該個人情報と関連する事務の目的に照らしても, 実施機関が保有する必要性がないことをいう 4 保有の必要がなくなった とは, 文書規程により保存年限が規定されている行政文書に記録されている個人情報については, 当該保存年限が経過したことをいう また, 保存年限が規定されていないものに記録されている個人情報は, 当該個人情報が事務の用に供されなくなったことをいう 5 速やかに, かつ, 確実に消去の措置 とは, 個人情報が記録された行政文書にあっては個人情報部分のみを黒塗りにすること, 個人情報部分のみを消去し, 新たな行政文書を作成すること, 行政文書自体の焼却又はシュレッダーによる裁断処分により, 磁気テープ等にあっては, 個人情報部分のみ又は全てのデータを磁気的消去の方法等により消去することをいう 個人情報の消去は, 当該個人情報の紛失及び盗用がないよう慎重に行う必要があるが, 消去又は個人情報が記録された行政文書の廃棄を業者に委託している場合は, 確実な履行確認等が必要である 6 歴史的又は文化的資料として保存される行政文書に記録されている個人情報( 特定個人情報を除く ) とは, 文書規程第 47 条の規定により歴史的 文化的に価値のある文書として保存の指定を受けた行政文書に記録されている個人情報をいい, 当該個人情報には特定個人情報は含まれない 特定個人情報については, 番号利用法第 19 条又は第 20 条の規定により, 提供, 収集又は保有できる場合が限定されており, 同法に定める場合以外には提供, 収集又は保有ができないこととされている 歴史的 文化的に価値ある文書として指定を受け, 公文書館が保存する行政文書に記録されている個人情報については, 番号利用法により提供, 収集又は保有できる特定個人情報には該当しないことから, 当該個人情報から特定個人情報を適用除外とするものである

38 実務的には, 公文書館は特定個人情報を扱えないことから, 実施機関は行政文書を引き継 ぐ前に特定個人情報を消去することを要する

39 ( 職員等の義務 ) 第 13 条実施機関の職員又は職員であった者は, 職務上知り得た個人情報をみだりに他人に知 らせ, 又は不当な目的に使用してはならない 趣旨 本条は, 実施機関の職員又は職員であった者に対して, 職務上知り得た個人情報の適正な取 扱いを義務付けたものである 1 実施機関の職員 とは, 第 2 条第 4 号における 実施機関の職員 の解釈と同義である 2 職務上知り得た個人情報 とは, 職員が自己の職務の執行に関連して知り得た個人情報はもとより, 担当外の個人情報であっても職務に関連して知り得たものを含む 3 みだりに他人に知らせ とは, 個人情報を他人に知らせることが自己の権限に属すか否かにかかわらず, 正当な理由なくして知らせる場合をいう 4 不当な目的 とは, 自己の利益とすることを目的としたり, 他人の正当な権利利益を侵そうとする目的をいい, 社会通念に照らして, 妥当性を欠くものをいう 5 地方公務員法第 34 条第 1 項の守秘義務と 職務上知り得た個人情報 との関係 (1) 地方公務員法第 34 条第 1 項の守秘義務は, 職員が職務上知り得た秘密を守るべき服務規律を定めたものであり, 守るべき 秘密 とは, 一般的に了知されていない事実であって, それを一般に了知させることが一定の利益の侵害になると客観的に考えられるものをいう ( いわゆる実質秘 ) とされている (2) 本条にいう 職務上知り得た個人情報 とは,(1) の実質秘に該当するか否かにかかわらず, 職務上知り得た個人情報のすべてをいうものである これは, 当該制度によって保護されるべき個人情報の範囲を広くとらえ, 個人情報の取扱いに伴う県民等の不安感を解消し, 個人の権利利益の保護に当たろうとする趣旨である

40 ( 委託等に伴う措置 ) 第 14 条実施機関は, 個人情報を取り扱う事務を実施機関以外のものに委託するとき, 又は公の施設 ( 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 244 条第 1 項に規定する公の施設をいう 以下同じ ) の管理を指定管理者 ( 同法第 244 条の2 第 3 項に規定する指定管理者をいう 以下同じ ) に行わせるときは, 個人情報の保護に関し必要な措置を講じなければならない 趣旨 本条は, 実施機関が個人情報を取り扱う事務を実施機関以外のものに委託する場合又は公の施設の管理を指定管理者に行わせる場合に, 委託又は公の施設の管理に伴う個人情報の漏えい等を防止するため, 必要な個人情報の保護措置を講じなければならないことを定めたものである 1 実施機関以外のもの とは, 第 9 条第 1 項の解釈と同義である 2 委託 とは, 個人情報を取り扱う事務の処理のすべて又は一部を実施機関以外のものへ依頼する契約のすべてをいい, 一般に委託と称されるもののほか, 印刷, 筆耕及び翻訳等の契約並びに使用料の収納の委託等の公法上の契約も含まれる ただし, 地方自治法第 252 条の 14から第 252 条の16までの規定により県の事務の一部を他の地方公共団体に委託する場合は, 含まない 具体例としては, 次のようなものなどがある (1) 公金の収納, 徴収に関する委託 (2) アンケート調査又は世論調査に関する委託 (3) 電算処理業務の委託 (4) 通知書等の封入 封かん作業の委託 (5) 公共事業に伴う用地補償業務等の委託 (6) コンピュータ関連機器の保守管理業務等 3 公の施設の管理を指定管理者に行わせるとき とは, 地方自治法第 244 条の2 第 3 項の規定により, 実施機関が設置している公の施設の管理を, 指定管理者に行わせることをいう 4 個人情報の保護に関し必要な措置 とは, 受託者又は指定管理者を選定するに当たっては, 個人情報の保護に関して安全確保措置が講じられているものを慎重に選定すること, 委託契約又は指定管理者と締結する協定において契約書, 協定書, 確認書, 覚書その他これらに類する書類 ( 以下 契約書等 という ) に秘密の保持, 安全確保, 従事者への教育研修等, 委託又は公の施設の管理に係る個人情報の保護について必要な事項を明記し, 受託者又は指定管理者に対して必要な個人情報の保護義務を契約書等で課すことなどをいう なお, 具体的な保護義務の内容は, 委託の場合にあっては 個人情報取扱事務の委託基準, 指定管理者に公の施設の管理を行わせる場合にあっては 指定管理者が行う公の施設の管理に係る個人情報保護基準 による

41 ( 委託を受けたもの等の義務 ) 第 15 条実施機関から個人情報を取り扱う事務の委託を受けたもの又は公の施設の管理を行う指定管理者は, 当該委託又は管理の事務を行うに当たって取り扱う個人情報の保護に関し必要な措置を講じなければならない 2 前項の委託又は管理の事務に従事している者又は従事していた者は, 当該事務に関して知り得た個人情報をみだりに他人に知らせ, 又は不当な目的に使用してはならない 趣旨 本条は, 個人情報を取り扱う事務を実施機関から受託したもの若しくは公の施設の管理を行う指定管理者又は当該受託又は管理の事務に従事している者若しくは従事していた者が, 当該事務を行うに当たって取り扱う個人情報に対して負わなければならない義務について定めたものである 1 第 1 項関係本項は, 受託者又は指定管理者に対して, 第 14 条の規定により実施機関から契約書等で課された義務を負うことを明らかにしただけでなく, 受託者又は指定管理者自らの責任で, 個人情報の漏えい, き損及び滅失の防止等の安全管理体制の確保, 秘密の保持, 従事者への教育研修等個人情報の保護に関し必要な措置を講じなければならないことを条例上の義務として課したものである 2 第 2 項関係 (1) 本項は, 実施機関から委託を受けた個人情報を取り扱う事務又は公の施設の管理の事務に従事している者又は従事していた者は, 実施機関の個人情報を取り扱うことについて実施機関の職員と異なるところはなく, 当該個人情報の保護に関し直接的な責任を有することから, 第 13 条の実施機関の職員と同様の義務を負うことを明らかにしたものである (2) 従事している者又は従事していた者 とは, 実施機関から委託を受けた個人情報を取り扱う事務又は公の施設の管理の事務に直接従事している者又は従事していた者をいい, 雇用形態を問わず, 直接又は間接に事業主の統制監督の下に当該事務に従事する者は従事者に含まれる 例えば, 派遣社員やアルバイト又は従事者がさらに自分の補助として使用している者等受託者との契約によらない雇人であっても当該事務に従事している場合等は, 従事者に含まれる また, 直接事務に従事していなくとも, 指揮監督権限を有する立場にあり, 委託又は公の施設の管理に係る個人情報に関与することができる者は, 従事者に含まれる (3) 当該事務に関して知り得た個人情報をみだりに他人に知らせ, 又は不当な目的に使用してはならない とは, 第 13 条の解釈と同義である

42 第 3 章開示, 訂正及び利用停止 第 1 節開示 ( 開示請求権 ) 第 16 条何人も, 実施機関に対し, 行政文書に記録されている自己を本人とする個人情報の開示の請求 ( 以下 開示請求 という ) をすることができる 2 未成年者又は成年被後見人の法定代理人 ( 特定個人情報の場合にあっては, 未成年者若しくは成年被後見人の法定代理人又は本人の委任による代理人 次条第 2 項において 代理人 という ) は, 当該未成年者又は成年被後見人 ( 特定個人情報の場合にあっては, 当該未成年者若しくは成年被後見人又は当該本人 ) に代わって開示請求をすることができる 3 死者の個人情報については, 次に掲げる者 ( 以下 遺族 という ) に限り, 開示請求をすることができる (1) 当該個人情報の本人の配偶者 ( 届出をしていないが, 事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含む ) 又は子 (2) 前号に掲げる者がない場合にあっては, 当該個人情報の本人の血族である父母 (3) 前 2 号に掲げる者がない場合にあっては, 当該個人情報の本人の血族である祖父母, 孫又は兄弟姉妹 趣旨 本条は, 何人に対しても, 行政文書に記録されている自己を本人とする個人情報の開示を請求することを権利として認めるとともに, 未成年者又は成年被後見人の法定代理人 ( 特定個人情報の場合は, 未成年者若しくは成年被後見人の法定代理人又は本人の委任による代理人 ( 以下 任意代理人 という )) は, 本人に代わって個人情報の開示を請求することができること及び特定の遺族に限り, 死者の個人情報の開示を請求することができることを定めたものである 1 第 1 項関係 (1) 何人も とは, 自然人すべてをいい, 実施機関において自己を本人とする個人情報が保有されている限り, 県民に限らず他県の者や外国人も含まれる (2) 行政文書に記録されている とは, 第 2 条第 4 号の行政文書である文書, 図画, 電磁的記録等に記録された個人情報が請求対象となることをいう なお, 請求対象となる個人情報は, 第 6 条に基づく登録簿の作成の有無にかかわらず, 行政文書に記録されているすべての個人情報である (3) 自己を本人とする個人情報 とは, 自分がその情報の本人となっている場合の情報をいい, 開示請求をすることができるのは, 自己に関する個人情報に限られる したがって, 配偶者や家族等が個人情報の本人となっている場合は, 開示請求をすることができない 2 第 2 項関係 (1) 本項は, 代理で開示請求をすることができる者を未成年者又は成年被後見人の法定代理人に限るとしたものである これは, 開示請求が個人情報の本人からの請求に対する当該本人への開示を前提としたものであり, 本人が請求し得る場合には, 広く本人以外に代理

43 請求を認めることは, 本人の権利利益を損なうおそれがあると認められることによるものである ただし, 特定個人情報の場合には, 情報提供ネットワークシステムの導入に伴い不正な情報提供等がなされる懸念があり得ることから, 本人参加の権利の実質的な保障が重要であり, これらの権利が容易に行使できるよう, 情報提供等記録開示システムにより情報提供等の記録の開示等が容易に行えるようになるとともに, インターネット接続が困難で, かつ, 書面請求も困難な者についても容易に開示請求権を行使できるよう, 本人の委任による代理 ( 以下 任意代理 という ) を認めることが県民の利便性向上に資するため, 任意代理を認めるものである (2) 未成年者 とは, 年齢が満 20 歳に達しない者をいう ( 民法 ( 明治 29 年法律第 89 号 ) 第 4 条 ) (3) 成年被後見人 とは, 民法第 7 条の規定により後見開始の審判を受けた者をいう (4) 法定代理人 とは, 民法上の法定代理人をいい, 未成年者の場合は第一次的には親権者 ( 民法第 818 条 ), 第二次的には未成年後見人 ( 民法第 839 条 ) であり, 成年被後見人の場合は成年後見人 ( 民法第 843 条 ) である (5) 本人の委任による代理人 とは, 本人の意思に基づいて開示請求等を代理する権限を委任された者をいう (6) 当該未成年者又は成年被後見人( 特定個人情報の場合にあっては, 当該未成年者若しくは成年被後見人又は当該本人 ) に代わって開示請求をすることができる とは, 法定代理人又は任意代理人が当該未成年者若しくは成年被後見人又は当該本人に代わって行う開示の請求は, 本人に代わって法定代理人又は任意代理人が意思表示をなすことをいい, 結果として, その効果は, 本人に帰属する なお, 未成年者又は成年被後見人であっても, 自ら開示請求をすることができる場合は, これを妨げるものではない したがって, 本人と法定代理人が重複して開示請求をすることができるものである 3 第 3 項関係本項は, 特定の遺族に限り, 死者の個人情報について開示請求権を行使することができることを定めたものである これは, 実施機関では, 実際に死者の個人情報が取り扱われ, 保護対象となる個人情報であるところ, 死者は開示請求権を行使する主体とはなり得ないことから, 開示により実施機関の保有する個人情報に関与することができないものの, 不適正に取り扱われた場合には, 遺族の権利利益が害されるおそれがあること, 及び死者の個人情報であっても, 相続した財産, 権利義務に関する情報や社会通念上遺族と密接に関連する情報等遺族に帰属する個人情報とみなせる場合もあることから, 遺族のうち, 死者と縁故関係が深く, 生前密接な関係にあったと考えられる遺族の順に, 開示請求ができることを認めたものである なお, 特定個人情報は, 生存する個人に関する情報が対象とされるため, 本項の対象外となるが, 個人番号を含む死者の個人情報については, 通常の個人情報と同様の取扱いとなり, 本項が適用される (1) 第 1 号関係イ 当該個人情報の本人の配偶者( 届出をしていないが, 事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含む ) とは, 個人情報の本人である死者と法律上の婚姻関係にある配偶者のほか, いわゆる内縁関係にあるものを含む この場合の内縁とは, 婚姻意思をもって夫

44 婦共同生活を行い, 社会的には夫婦と認められているにもかかわらず, 法の定める婚姻の届出手続を了していないために, 法律的には正式の夫婦とは認められない, 事実上の夫婦関係をいう 内縁関係にある配偶者は, 法律上の届出をしていないことから, 開示請求の際に, 死者との関係を証明することが困難であることが予想される そのため, 第 17 条第 2 項の規定に基づき必要な書類を提示し, 又は提出した場合でも, 当該書類から客観的に上記要件を満たしていることが明らかでなければ, 開示請求は却下されることになる ロ 子 とは, いわゆる法律上の子のことをいう (2) 第 2 号関係イ 前号に掲げる者がない場合 とは, 死者の配偶者及び子がいない場合に限り, 開示請求をすることができることを定めたものである ロ 血族である とは, 自然血族及び法律上血縁が擬制される法定血族 ( 養親 ) をいう (3) 第 3 号関係イ 前 2 号に掲げる者がない場合にあっては とは, 死者の配偶者, 子, 父母がいない場合に限り, 開示請求をすることができることを定めたものである ロ 血族である とは, 第 2 号と同義である

45 ( 開示請求の手続 ) 第 17 条開示請求をしようとする者は, 次に掲げる事項を記載した書面 ( 以下 開示請求書 という ) を実施機関に提出しなければならない (1) 氏名又は名称及び住所又は所在地並びに法人にあっては, その代表者の氏名 (2) 開示請求をしようとする個人情報の特定に必要な事項 (3) その他実施機関が定める事項 2 開示請求をしようとする者は, 自己が当該開示請求に係る個人情報の本人若しくはその代理人又は遺族であることを証明するために必要な書類で実施機関が指定するものを提出し, 又は提示しなければならない 3 実施機関は, 開示請求書に形式上の不備があると認めるときは, 開示請求をした者 ( 以下 開示請求者 という ) に対し, 相当の期間を定めて, その補正を求めることができる この場合において, 実施機関は, 開示請求者に対し, 補正の参考となる情報を提供するよう努めなければならない 趣旨 本条は, 個人情報の開示請求の際の手続を定めたものである 1 第 1 項関係 (1) 本項は, 個人情報の開示請求を行おうとする者は, 本項各号に掲げる所定事項を記載した請求書を提出しなければならないことを定めたものである また, 個人情報の開示の請求は, 開示請求者が権利の行使として, 実施機関に個人情報について開示決定等の行政処分を法的に求める手続であり, 場合によっては, 審査請求又は行政事件訴訟になることも予想されるため, 事実関係を明確にしておく必要性から請求の手続を書面により行うこととしたものである (2) 各号関係イ第 1 号関係 氏名又は名称及び住所又は所在地 は, 実際に請求行為を行う者の氏名又は法人の名称及び住所又は所在地をいう したがって, 法定代理人による開示請求の場合は, 当該法定代理人の氏名又は名称及び住所又は所在地をいう 法人 とは自然人のほか, 法人も未成年後見人又は成年後見人となることが可能 ( 民法第 840 条第 3 項及び同法第 843 条第 4 項 ) であるため, 規定しているものである ロ第 2 号関係 開示請求をしようとする個人情報の特定に必要な事項 とは, 開示請求を受けた実施機関の職員が, 当該開示請求に係る個人情報を特定するために必要な事務の名称及び内容等をいう なお, 特定個人情報の開示請求の場合にあっては, 開示請求を行う本人が開示を求める特定個人情報を特定する一要素として開示請求書に任意に個人番号を記載することは番号利用法においても認められるものの, 個人番号を開示請求書に記載して開示請求を行うことを求め, その個人番号を利用して特定個人情報の検索を行うことは認められないものである

46 ハ第 3 号関係 その他実施機関が定める事項 とは, 具体的には, 規則中に定める事項をいう 2 第 2 項関係 (1) 本項は, 個人情報の開示請求が条例によりその権利を認められた本人若しくはその代理人又は遺族以外の者により行われることを防ぐために, 必要な手続を定めたものである (2) 本人若しくはその代理人又は遺族であることを証明するために必要な書類で実施機関が指定するもの とは, 個人情報保護条例施行規則 ( 平成 8 年宮城県規則第 69 号 以下 規則 という ) 第 4 条で定める次の書類をいう イ規則第 4 条に定める書類 ( イ ) 個人番号カード ( ロ ) 運転免許証 ( ハ ) 旅券 ( ニ ) その他これらに類する書類で知事が認めるもの法定代理人による開示請求の場合は, 法定代理人の身分を明らかにする書類のほか, 被代理人が未成年者又は成年被後見人であること及び請求を行おうとする者がその親権者, 未成年後見人又は成年後見人であることを証明する書類の提出又は提示が必要となるものである 任意代理人による開示請求の場合は, 任意代理人の身分を明らかにする書類のほか, 請求を行おうとする者が本人の意思に基づいて委任された者であることを証明する書類の提出又は提示が必要となるものである 死者の個人情報の遺族による開示請求の場合は, 遺族の身分を明らかにする書類のほか, 個人情報の本人が死者であること及び当該死者の遺族であることを証明する書類の提出又は提示が必要となるものである ロ被代理人が未成年者又は成年被後見人であること及び請求者がその親権者, 未成年後見人又は成年後見人であることを証明する書類 ( イ ) 戸籍謄本又は抄本 ( 親権者の場合 ) ( ロ ) 家庭裁判所の審判書謄本 ( ハ ) 登記事項証明書 ( 成年後見人の場合 ) ( ニ ) 身分証明書等 ( 成年後見人が法人の場合は, 開示請求者が法人の社員であることを確認しうる書類 ) ( ホ ) その他これらに類する書類で知事が認めるものハ請求者が本人の意思に基づいて委任された者であることを証明する書類個人情報の本人の押印した印鑑に係る印鑑登録証明書ニ個人情報の本人が死者であること及び当該死者の遺族であることを証明する書類 ( イ ) 戸籍謄本又は除籍謄本 ( 本人が死者であること, 死者と請求者の続柄が確認でき, かつ, 父母, 兄弟姉妹等が開示請求者の場合には, 先順位の者がいないことが確認できる内容が記載されているもの ) ( ロ ) その他これらに類する書類で知事が認めるもの 運用 1 開示請求の窓口 ((3) を除いては, 訂正請求及び利用停止請求も同じ )

47 (1) 県政情報センター及び県政情報コーナー ~ 本庁の実施機関の各課室等及び地方機関に係る開示請求 (2) 実施機関が別に定める窓口 ~ (1) 以外に設けられたもの (3) 単独窓口 ( 簡易開示に限る ) ~ 宮城県公報により告示された, 口頭により開示請求を行うことができる課室所の簡易開示に係る請求 2 郵送による開示請求 ( 簡易開示を除く ) 郵送による開示請求は, 次の場合に限って認めるものとする (1) 請求者 ( 任意代理人を除く (2) において同じ ) が病気によって開示請求窓口に赴くことができない場合 (2) 請求者が重度の身体障害その他やむを得ないと認める相当な理由で開示請求窓口に赴くことができない場合上記の場合, 請求者が当該開示請求に係る個人情報の本人若しくはその法定代理人又は遺族であることの確認は, 規則第 4 条に定める書類又はその写しを複数提出させる方法により行うものとする なお,(1) の場合には, 医師の診断書等の提出,(2) の場合には, 身体障害者手帳の写し等の提出を求め, 厳正な本人確認を行い, 誤って開示請求者本人以外に個人情報の開示を行わないよう留意する必要がある 3 第 2 項関係の 証明するために必要な書類 戸籍謄本, 住民票の写し等のように本人以外が取得可能なものは, 本項にいう 本人であることを証明するために必要な書類 には該当しない また, 何らかの理由で 規則第 4 条に定める書類 のいずれもが提出又は提示できないときには, 次の方法による (1) 上記書類が更新中の場合 ~ 仮証明書, 引換書類で確認する (2) その他実施機関が確実と認める方法で確認する

48 ( 個人情報の開示義務 ) 第 18 条実施機関は, 開示請求があったときは, 開示請求に係る個人情報に次に掲げる情報 ( 以下 非開示情報 という ) のいずれかが含まれている場合を除き, 開示請求者に対し, 当該個人情報を開示しなければならない 趣旨 1 本条は, 実施機関は, 行政文書に記録された個人情報の開示請求に対して, 開示請求に係る個人情報に非開示情報が含まれている場合を除き, 当該個人情報を開示しなければならない義務について定めたものである 2 本条の基本的な考え方は, 開示請求する者の請求する権利と, 開示請求に係る個人情報に含まれる他の個人又は法人その他の団体の権利利益及び公益との調和を図ることにある 1 本条各号は, 原則開示の例外を規定したもので, 合理的な理由のある必要最小限の情報を可能な限り明確に類型化したものである 2 当該個人情報を開示しなければならない とは, 請求に係る個人情報に本条各号のいずれかに該当する情報が含まれている場合を除き, 実施機関に当該個人情報を開示しなければならない義務を課すものである 運用 1 本条と地方公務員法上の守秘義務との関係 (1) 地方公務員法第 34 条第 1 項は, 守秘義務を公務員の服務規律の一つと定めているが, 本条各号における非開示情報は, 個人情報の本人への原則開示の例外として定めたものであり, 両者は, その趣旨, 目的を異にしているため, 非開示事項と個人情報に関する守秘義務が一致するものではない (2) 地方公務員法第 34 条第 1 項等の守秘義務によって保護されるべき秘密は必ずしも公的な秘密に限られるものではなく, 県税の課税額等のような個人的な秘密も含まれる しかし, 開示請求に係る個人情報が法律上の守秘義務に該当する場合であって, しかも, それが個人的秘密を保護するためである場合には, 本人に対して開示を拒む理由がないことになる したがって, 本人の開示の請求を拒否できるのは, 当該個人情報が公的秘密を保護するために, たとえ本人であっても開示を禁止していることが明らかな場合をいう (3) 開示請求があった個人情報を開示するかどうか検討する場合は, 地方公務員法上の守秘義務にいう秘密であるか否かにかかわらず, 本条各号において列挙した非開示情報に該当するか否かを個別に判断することになる

49 (1) 法令の規定により開示することができないとされている情報 趣旨 本号は, 法令の規定により開示することができないとされている情報が含まれている個人情 報は, この条例においても個人情報の開示をしないことを定めたものである 1 法令 とは, 第 7 条第 3 項第 2 号の解釈と同義である 2 開示することができないとされている情報 とは, 法令が明文の規定をもって本人に開示することを禁止している情報のほか, 法令の趣旨, 目的等に照らして, 本人に開示することを禁止している情報と解釈される場合を含む ただし, 当該法令の規定が, 個人情報の本人以外の第三者に対する開示を禁止している場合は, 本号には該当しないものである 3 本号に該当する情報が含まれていると考えられる情報の例 (1) 労働組合法 ( 昭和 24 年法律第 174 号 ) 第 21 条第 1 項に基づく労働委員会の会議録 ( 公益上必要があると認めて公開したときを除く ) (2) 公害紛争処理法第 37 条, 第 42 条の 11 に基づく公害紛争処理に係る調停等の会議資料

50 (2) 開示請求に係る個人情報の本人以外の個人に関する情報 ( 事業を営む個人の当該事業に関する情報を除く ) であって, 当該情報に含まれる氏名, 生年月日その他の記述等により当該本人以外の特定の個人を識別することができるもの ( 他の情報と照合することにより, 当該本人以外の特定の個人を識別することができることとなるものを含む ) 又は当該本人以外の特定の個人を識別することはできないが, 開示することにより, なお当該本人以外の個人の権利利益を害するおそれのあるもの ただし, 次に掲げる情報を除く イ法令の規定により又は慣行として当該本人が知ることができ, 又は知ることが予定されている情報ロ人の生命, 健康, 生活又は財産を保護するため, 開示することが必要であると認められる情報ハ当該個人が公務員等 ( 国家公務員法 ( 昭和 22 年法律第 120 号 ) 第 2 条第 1 項に規定する国家公務員 ( 独立行政法人通則法 ( 平成 11 年法律第 103 号 ) 第 2 条第 4 項に規定する行政執行法人の役員及び職員を除く ), 独立行政法人等の役員及び職員, 地方公務員法 ( 昭和 25 年法律第 261 号 ) 第 2 条に規定する地方公務員並びに地方独立行政法人の役員及び職員をいう ) である場合において, 当該情報がその職務の遂行に係る情報であるときは, 当該情報のうち, 当該公務員等の職, 氏名及び当該職務遂行の内容に係る部分 趣旨 1 本号は, 開示請求に係る個人情報の本人以外の個人の権利利益を保護する観点から, 当該本人以外の特定の個人が識別され, 又は識別され得るような情報が含まれている個人情報については, 開示をしないことを定めたものであり, 併せて当該本人以外の特定の個人を識別することはできないが, 開示することにより, なお個人の権利利益が害されるおそれのある情報が含まれている個人情報についても開示をしないことを定めたものである 2 本号ただし書は, 個人の権利利益を保護する観点からは非開示とする必要のないものや, 公益上開示する必要性が認められる情報, 又は当該個人が公務員又は独立行政法人等若しくは地方独立行政法人の役員及び職員である場合において, 当該情報がその職務の遂行に係る情報であるときは, 当該情報のうち, 当該公務員又は独立行政法人若しくは地方独立行政法人の役員及び職員の職, 氏名及び職務遂行の内容に係る部分については, 非開示情報に該当しないこととしたものである 1 開示請求に係る個人情報の本人以外の個人に関する情報 ( 本文 ) (1) 開示請求に係る個人情報の本人以外の個人に関する情報 とは, 開示請求に係る個人情報に含まれている当該個人情報の本人以外の個人に関する情報をいう よって, 法定代理人又は任意代理人が本人に代わって開示請求をした場合に, 本人 とは, 法定代理人又は任意代理人ではなく未成年者若しくは成年被後見人又は当該本人であり, 死者の個人情報について, 遺族が開示請求をした場合に, 本人 とは, 遺族ではなく死者である したがって, この場合, 当該開示請求に含まれる法定代理人若しくは任意代理人又は遺族の個人に関する情報は, 開示請求に係る個人情報の本人以外の個人に関する情報 となる (2) 個人に関する情報 とは, 第 2 条第 1 号の 個人に関する情報 の解釈と同義であり,

51 通常個人を識別する際に用いられる氏名, 住所, 生年月日等の基本的事項はもとより, 思想, 信条, 信心の状況, 病歴, 成績, 職歴, 家族状況, 親族関係, 所得, 財産等の個人に関するすべての情報をいう また, 個人に関する情報であれば, 住所, 国籍にかかわらず, 外国人を含むあらゆる個人の情報が対象になる (3) 事業を営む個人の当該事業に関する情報 は, 個人に関する情報としての側面を持つものの, 事業に関する情報であるので, 法人等に関する情報と同様の基準により, 非開示情報に該当するか否かを判断することが適当であることから, 本号の個人に関する情報から除外したものである (4) その他の記述等 は, 第 2 条第 1 号の解釈と同義である (5) 当該本人以外の特定の個人を識別することができるもの とは, 当該情報から当該本人以外の特定の個人が識別できるものであり, 氏名を含んでいる場合のほか, 住所, 役職名, 個人別に付された番号等により本人が識別できる場合も含まれる (6) 他の情報と照合することにより, 当該本人以外の特定の個人を識別することができることとなるもの とは, 当該情報のみでは当該本人以外の特定の個人を識別できないが, 他の情報と照合することにより, 当該本人以外の特定の個人を識別することができることとなるものをいう なお, 他の情報 には, 公知の情報や, 一般人が通常入手し得る情報が含まれるが, 特別の調査をすれば入手し得るような情報については含まれない (7) 当該本人以外の特定の個人を識別することはできないが, 開示することにより, なお当該本人以外の個人の権利利益を害するおそれのあるもの とは, 例えば, 個人の著作物であって個人識別性が認められない未発表の研究論文のほか, 氏名を伏せたカルテや開示請求に係る個人情報の本人との関係を記した反省文等でも内容によっては個人の人格と密接に関連したり, 開示すれば財産権その他の個人の正当な権利利益を害するおそれがあるものがあり, これを非開示とする合理的な必要性が認められるので, 加えて非開示情報として明示したものである 2 第 2 号ただし書イ (1) 法令の規定により当該本人が知ることができ, 又は知ることが予定されている情報 とは, 法令の規定により何人に対しても等しく当該情報を開示すること又は公にすることが定められている個人に関する情報のほか, 当該本人が知ることができると定められている個人に関する情報が, 開示請求に係る個人情報に含まれているときは, その情報については当該本人は容易に知り得る情報であるから, 非開示情報には該当しないということであるが, 実際に当該本人が知ることができることを内容とした規定に限られる なお, 法令に何人でもと規定されていても, 請求の目的等により制限されている場合は, 実質的には何人にも閲覧を認めるという趣旨ではないと解されるので, この規定には該当しない (2) 慣行として当該本人が知ることができ, 又は知ることが予定されている情報 とは, 事実上の慣習として本人が知ることができ, 又は知ることが予定されている情報のほか, 一般に公表されている, 又は公表することが予定されている情報であり, これを開示しても, 一般に個人の権利利益を侵害するものではないと認識される情報又は個人の権利利益を侵害するおそれがあるとしても, 受忍すべき範囲内にとどまると考えられる情報が該当するものである たとえば, 被表彰者の氏名, 県主催で行われる懇談会等に出席した相手方の職, 氏名などがこれに当たるものである その他この情報に該当するものとしては次

52 のようなものがある イ公表することを目的として作成された情報ロ当該個人が公表されることについて了承し, 又は公表されることを前提として提供した情報ハ個人が自主的に公表した資料等から当該本人が知り得る情報ニ本人自らが記載して実施機関に提出した申請書中に記載された世帯の状況等, 本人が当然知り得ている情報ホ従来から慣行上公表している情報であって, 公表しても社会通念上, 個人の権利利益を侵害するおそれがないと認められるもの 3 第 2 号ただし書ロ (1) 開示することにより侵害される当該本人以外の個人の権利利益よりも, 当該本人を含む人の生命, 健康, 生活又は財産を保護する必要性が上回るときには, 当該本人以外の個人に関する情報を開示する必要性と正当性が認められることから, 非開示情報から除くこととしたものである 開示することが必要かどうかの判断は, 非開示により保護される第三者の利益と開示により保護される利益について, 個別の事案に応じて慎重に比較衡量した上で判断することになる なお, 人の生命, 健康等に現実に被害が発生している場合に限らず, 将来的にこれらが侵害される可能性が高い場合も含まれる (2) 本号ただし書の規定により開示しようとする場合には, 当該第三者の権利利益を保護するため, 開示決定に先立ち, 第 23 条第 2 項第 1 号の規定により, 当該本人以外の第三者に対して意見を聴かなければならない 4 第 2 号ただし書ハ (1) 公務員等といえども, 個人としての権利利益を保護される必要がある一方, 県の説明責任の観点から, 公務員等の職務遂行に係る情報のうち公務員等の職及び氏名並びに職務遂行の内容に係る部分を, 非開示情報から除くこととしたものである (2) 職 とは, 当該公務員等の属する組織の名称と職名 ( 役職名, 補職名を含む ) をいう (3) 当該職務の遂行に係る情報 とは, 公務員等がその機関の一員として, その担当する職務を遂行する場合における当該活動についての情報をいうものであり, 公務員等の住所, 電話番号, 学歴, 健康状態等明らかに個人に関する情報であるものや, 勤務態度, 勤務成績, 処分歴等職務に関する情報ではあるが職員等としての身分取扱いに係る情報などは, 職務の遂行に係る情報 には当たらない 5 本号に該当する情報が含まれると考えられる情報の例 (1) 農地紛争処理に関する記録 (2) 県民からの対人関係に関する相談記録 (3) 県政相談記録 (4) 学校事故報告 運用 特定の個人が識別されうるのは, 通常住所及び氏名により行われるので, これらが含まれている個人情報の場合は, おおむね本号に該当すると考えられる ただし, 氏名, 住所等を除くことにより, 特定の個人が識別され得ることなく, さらに開示することにより, 個人の権利利益を害するおそれがない場合で, かつ, 請求の趣旨が損なわれない程度に個人情報の一部を分

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