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1 事業系ごみ 減量化 資源化及び適正処理の手引き 循環型社会の構築のため 3R を推進しましょう 1 事業者の皆様へ 2 廃棄物の区分 3 事業系ごみの処理方法 4 事業系ごみの減量とリサイクルの効果 5 事業所における減量推進体制 6 事業所での減量と資源化への取り組み 7 多量排出事業者 P1 P2 P4 P5 P5 P6 P7 伊勢原市環境美化センター

2 1 事業者の皆様皆様へ大量生産 大量消費 大量廃棄の社会は 私たちの生活を豊かにした一方で 地球温暖化やオゾン層の破壊など地球環境にさまざまな負荷を与えて続けてきました これまでの社会のあり方やライフスタイルを見直し 物質の循環利用を促進していくことで 天然資源の消費を抑制し 環境への負荷を軽減する 循環型社会 を実現することが必要とされています 循環型社会形成推進基本法をはじめ廃棄物の処理及び清掃に関する法律 ( 以下 廃棄物処理法 ) 家電リサイクル法 食品リサイクル法など 環境負荷の少ない循環型社会の形成に向けたごみの減量化 資源化を推進するための法整備が進み それとともに事業者の責任が強く求められるようになっています 特に廃棄物処理法及び伊勢原市ごみ処理等の適正化に関する条例では 事業活動に伴って発生する廃棄物を自らの責任で適正に処理することや廃棄物の再生利用等を行うことによりその減量に努めることを義務づけています 廃棄物の処理及び清掃に関する法律や市の条例で 事業者に対する処理責任を規定しています 事業活動に伴って生じたごみは 自らの責任で適正に処理すること ごみの発生抑制 再使用 再利用を促進することにより ごみの減量を図ること ごみの減量 適正処理等について 国や市の施策に協力すること -1-

3 2 廃棄物の区分廃棄物処理法では 廃棄物を一般廃棄物と産業廃棄物に区分し 一般廃棄物は産業廃棄物以外の廃棄物としています 一般廃棄物は 生活系ごみと事業系ごみに分類されます 一般廃棄物 ごみ 生活系ごみ一般家庭から出るもの 事業系一般廃棄物事業系ごみ事業活動に伴って生じた廃棄物のうち産業廃棄物及び特別管理一般廃棄物以外のもの 特定管理一般廃棄物爆発性 毒性 感染性その他の人の健康又は生活環境に係る被害を生じる恐れがあるもの 産業廃棄物産業廃棄物 (20 種類 ) 事業活動に伴って生じた廃棄物のうち法律その他政令で定められた品目 特別管理産業廃棄物爆発性 毒性 感染性その他の人の健康又は生活環境に係る被害を生じる恐れがあるもの 事業系一般廃棄物とは 一般廃棄物のうち種類や量にかかわらず事業活動で発生するすべてのごみをいいます 事業活動とは 店舗 会社 工場 事務所など必ずしも営利を目的とする活動だけでなく ボランティア活動団体や病院 学校 官公署などの公共のサービス等の活動も含みます 事業系ごみには 事業系一般廃棄物と産業廃棄物に分類され それぞれ定められた処理が義務付けられています 事業系一般廃棄物事業系一般廃棄物の具体例具体例 事業所 商店等から出る紙くず 茶殻等の雑ごみ 飲食店 従業員食堂から出る残飯 厨芥類 卸小売業からでる野菜くず 魚介類等 -2-

4 産業廃棄物とは 事業活動に伴って生ずる廃棄物のうち 次の20 種類をいいま す 種 類 主なもの 燃え殻 石炭がら コークス灰 産業廃棄物の焼却残さ 汚 泥 メッキ汚泥 水洗ブースかす 廃白土 建設廃泥水 廃 油 廃潤滑油 廃切削油 廃エンジンオイル 廃 酸 写真定着廃液 廃硫酸 廃塩酸 すべての酸性廃液 廃アルカリ 写真現像液 排ガス洗浄廃液 苛性ソーダ液 すべてのア ルリ性廃液 廃プラスック類 合成樹脂くず 廃発泡スチロール 合成皮革くず 廃タイ ヤ 廃ペットボトル ゴムくず 天然ゴムくず 金属くず 空きかん スクラップ 切削くず ブリキくず ガラスくず コン 空きびん レンガ製品くず セメント製品くず ( コンク クリートくず及び リートくずについては 工作物の新築 改築又は除去に伴 陶磁器くず って生じたものを除く ) 鉱さい スラグ ノロ 鋳物廃砂 サンドブラスト廃砂 がれき類 コンクリート破片等 ( 工作物の新築 改築又は除去に伴っ て生じたもの ) ばいじん ばい煙発生施設等の集じん施設で捕捉したもの 業種限定等 種 類 主なもの 紙くず 建設業 ( 工作物の新築 改築 除去に伴って生じたもの) 木くず バルプ製造業 製紙業 製本業建設業 ( 工作物の新築 改築 除去に伴って生じたもの) 繊維くず 木材製造業 木製品製造業 貨物の流通のために使用したパレットに係るもの ( パレットへの貨物の積付けのために使用したこん包用の木材を含む ) 建設業 ( 工作物の新築 改築 除去に伴って生じたもの) 繊維工業 ( 衣服その他の繊維製品製造業を除く ) 動植物性残さ 食料品製造業 医薬品製造業 香料製造業 動物系固形不要物 と畜場において処分した獣畜 食鳥処理場において処理し た食鳥 動物のふん尿 畜産農業 ( 畜舎廃水を含む ) 動物の死体 畜産農業 政令第 2 条第 13 上記 19 種類の産業廃棄物を処分するために処理したもの 号に定めるもの で これらの産業廃棄物に該当しないもの -3-

5 3 事業系ごみのごみの処理方法 1 資源としてとして活用活用するする方法資源はごみとせずに びん類 缶類 紙類 布類などに分別し 資源回収業者に引き取ってもらう 回収方法や引取り価格などについては 個々の業者にお問い合わせください また 自らの事業所内において 生ごみ処理機を使用しごみを堆肥化したり乾燥させて減量することもできます 2 ごみとして処理処理するする方法 一般廃棄物処理業許可業者に処理処理を委託委託するする方法ごみの収集 運搬及び処分を委託する場合は 市から許可を受けている業者と契約しなければなりません 業者に依頼すると 契約に基づき処理費用が必要となります 収集時間 曜日 収集量 収集回数 収集場所などの調整は 業者に相談してください テナントに入居している場合は 建物のオーナーや管理会社に また 個々の事務所 店舗等の場合には 加入している商店会や組合などに相談し 一括して契約できれば効率的です 事業者自ら清掃工場清掃工場に搬入搬入するする方法自分で市の清掃工場に運ぶ方法です 搬入する場合 手数料が必要です また 搬入できるごみは 原則として資源を除く一般廃棄物 ( 可燃ごみ ) に限られます 搬入先伊勢原清掃工場住所伊勢原市三ノ宮 1918 番地電話 環境美化センターで搬入許可証の発行を受けて清掃工場へ搬入してください 環境美化センター住所伊勢原市神戸 378 番地電話 受付時間月 ~ 土曜日 ( 祝日 年末年始を除く ) 午前 9 時 ~11 時 30 分 午後 1 時 30 分 ~4 時 処理手数料 10kg当たり190 円 事業者自ら処分処分が困難困難な時の処理方法やむを得ない事情により事業者自ら収集 運搬及び処分が困難な場合に限り 事業者の依頼により市が収集 運搬及び処分を行います 事業系一般廃棄物搬入届の提出が必要となります 届け出用紙は市ホームページ 各課のご案内 の環境美化センター 事業者の皆様へ からダウンロードできます 詳しくは 環境美化センターにお問い合せください ごみ集積場は 地域の利用者により清潔な環境が保たれています 利用にあたっては必ず地域の了解を得ていただくことが必要となります -4-

6 4 事業系ごみのごみの減量減量とリサイクルリサイクルの効果ごみを減らし リサイクルを進めていくことは ごみ問題の解決につながるだけでなく 事業所にも様々なメリットがあります 事業所のみなさんの一人ひとりが協力して ごみの減量 リサイクルに取り組みましょう 企業のイメージアップ地球環境問題に大きな関心が高まっている今 企業全体でごみ減量やリサイクルを推進することは CSR( 企業の社会的責任 ) 活動の一部となり 企業ブランドの向上 企業経営基盤の安定化等 企業価値の増大に役立ちます コストの節減節減 効率化ごみを減量していくことで ごみにかかるコスト等が削減できます また 有価物の売却収益の拡大も図ることができます 従業員の意識改革ごみを出さない職場 製品づくりを目指すことは 組織や製造工程の合理化等見直しのきっかけになり 職場のみなさんの一人ひとりの意識啓発につながります 環境の保全ごみの減量化の取り組みにより 資源保全 省エネルギー 汚染物質の削減など 次世代へ良い環境を残していくことができます 5 事業所におけるごみにおけるごみ減量推進体制ごみの減量化を推進するために 職場内で自主的な取り組みに向けた推進体制を整備しましょう 組織づくり 経営者を含んだ委員を選出し 検討委員会を設置する 現状の把握 ごみの種類や量の把握 資源化物の処理状況の把握 職場内のごみ減量の意識調査 減量化 資源化資源化の目標設定 どのごみをどのように減らせるか 具体的な取り組み方法を考える 具体的にどれくらいごみを減らせるか決めましょう 目標の推進 計画メニューに従いできることから始めましょう 具体的な取り組み方法について従業員に周知徹底しましょう 目標の点検点検と見直見直し ごみの種類 量を継続的に把握しましょう ごみの減量効果 取り組み状況を点検し 問題点を抽出し改善しましょう 顧客や利用者向けに取り組み内容や減量状況をPRし ごみの減量化の輪を広げましょう -5-

7 6 事業所でのでの減量減量と資源化資源化へのへの取り組みごみの減量を推進するために 具体的な取り組みを始めてみましょう 紙の排出抑制排出抑制 資源化 書類は最小限にし 印刷やコピーをする前に 必要性をチェックしましょう 両面コピーを心がけ 使用済み用紙の裏面も利用しましょう 同じ内容の資料や書類の写しは1 冊にまとめ 複数人で利用しましょう 封筒類は工夫して再使用しましょう 新聞 雑誌 段ボール OA 紙など 種類ごとに分別し資源回収業者に引き渡しましょう 量が少ない場合には 同じビルや近隣の事業所 商店会等と相談し 共同で回収業者に依頼しましょう びん 缶の排出抑制排出抑制 資源化 繰り返し使えるリターナルブル容器を選びましょう 納入業者の引き取りを依頼しましょう 分別して回収業者に依頼しましょう 量が少ない場合には 同じビルや近隣の事業所 商店会等と相談し 共同で回収業者に依頼しましょう 生ごみのごみの排出抑制排出抑制 資源化 大盛りや小盛り 一品料理など ニーズに合わせたメニューや品目で 食べ残しや売り残しをなくしましょう 消費期限切れを出さないように 仕入れや販売の管理を徹底しましょう 捨てる前に水切りを徹底しましょう 飼料や堆肥 その他の用途でのリサイクルを検討しましょう 廃食用油のリサイクルを推進しましょう 生ごみ処理機の導入を推進しましょう 業種や地域単位の共同の生ごみリサイクルを推進しましょう 従業員の飲食飲食ごみ 自宅から弁当を持ってくることにより 弁当くずを減らしましょう 昼食の出前などは使い捨て容器を使用していないものを注文しましょう 水筒の持参により 缶やペットボトルの使用を減らしましょう びん 缶 紙コップなどは 分別容器を設置し 納入業者に引き取りを依頼するか 資源回収業者等に引き渡しましょう ごみを分別して減量化 資源化を推進しても その再生品を買わないと リサイクルの輪がつながりません エコマーク等のある環境にやさしい商品を積極的に使用することも大切な取り組みです -6-

8 7 多量排出事業者 多量排出事業者とは 1 箇月におおむね2トン以上の事業系一般廃棄物を市の処理施設に搬入している事業者です 市条例 規則で規定しています 多量排出事業者に対する指示等 多量排出事業者に該当する事業所が排出する廃棄物が 市の一般廃棄物処理計画に影響があると認められるときは 一般廃棄物の種類 発生量 減量化 資源化の方策等を記載した 減量化等計画書 の提出を要請します 市条例 規則で規定しています 市職員が訪問して分別や発生抑制の取り組み状況について確認します 事業所は その規模にかかわらず 限られた資源エネルギーを有効に活用し 環境への負荷が少ない 循環型社会 を形成するため Reduce( リデュース) Reuse( リユース) Recycle( リサイクル ) の3Rを市民 行政とともに協力して推進していくことが求められています 一般廃棄物又は産業廃棄物の収集運搬業許可業者などに収集を依頼している場合でも 廃棄物の排出抑制に努めることはもとより よりいっそう資源化に努めることが必要とされています

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