別添 1 緊急消防援助運用要綱 改正の骨子 1 緊急消防援助に関する通知及び要綱の移行 1 緊急消防援助の編成及び施設の整備等に係る基本的な事項に関する計画に沿った緊急消防援助の登録についての協力等について ( 平成 16 年消防震第 10 号 以下 長官通知 という ) を緊急消防援助運用要綱に移

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2 別添 1 緊急消防援助運用要綱 改正の骨子 1 緊急消防援助に関する通知及び要綱の移行 1 緊急消防援助の編成及び施設の整備等に係る基本的な事項に関する計画に沿った緊急消防援助の登録についての協力等について ( 平成 16 年消防震第 10 号 以下 長官通知 という ) を緊急消防援助運用要綱に移行した ( 第 6 条 第 7 条 第 16 条関係 ( 別添 2 新旧対照表 P5 P6 P14)) 2 大規模地震における緊急消防援助の迅速出動に関する実施要綱 ( 平成 20 年消防応第 104 号 以下 迅速要綱 という ) を緊急消防援助運用要綱に移行した ( 第 5 章第 23 条 ~ 第 31 条関係 ( 別添 2 新旧対照表 P19~P22)) 2 新規部の創設に伴う改正 1 統合機動部 の編成 ( 第 4 条関係 ( 別添 2 新旧対照表 P5)) 統合機動部は 原則として 統合機動部指揮 消火小 救助小 救急小 後方支援小及び通信支援小をもって編成するものとした 2 エネルギー 産業基盤災害即応部 ( ドラゴンハイパー コマンドユニット ) の編成 ( 第 5 条関係 ( 別添 2 新旧対照表 P5)) エネルギー 産業基盤災害即応部は 原則として エネルギー 産業基盤災害即応部指揮 消火小 特殊災害小 特殊装備小 後方支援小 通信支援小及び水上小をもって編成するものとした 3 航空小に係る出動計画の改正 1 航空小の基本的な出動計画 について長官通知から移行 ( 第 16 条関係 ( 別添 2 新旧対照表 P14)) 第一次出動航空小の増強 (10 ) 及び出動航空小を平準化 ( 第一次 :10 出動準備 :12 ) した 2 航空小の迅速出動に関する留意事項 について 迅速要綱から移行 ( 第 26 条関係 ( 別添 2 新旧対照表 P21)) 迅速出動区分 (Ⅰ Ⅱ) における情報収集体制の強化 ( ヘリサット装備航空小を 1 確保 ) 及び出動航空小を増強 ( 区分 Ⅰ:10 機 ~15 機程度 区分 Ⅱ:7 機 ~10 機程度 ) した 4 指揮体制の強化 1 指揮支援本部の設置 にあたって 指揮支援本部長の指名順位の明確化 ( 第 33 条関係 ( 別添 2 新旧対照表 P23)) 指揮支援部長は 被災地ごとに緊急消防援助指揮支援本部を設置し 指揮支援本部長を指名 ( 第 1 順位 : 指揮支援長 第 2 順位 : 都道府県大長 第 3 順位 : 統合機動部長 第 4 順位 : 代表消防機関又は代表消防機関代行に属する中長 ) するものとした 1

3 5 受援体制の強化 1 被災地消防本部の指揮本部 の設置 任務等について新設 ( 第 13 条関係 ( 別添 2 新旧対照表 P12)) 被災地消防本部は 緊急消防援助の応援が決定した場合は 被災地での緊急消防援助の迅速かつ的確な活動等に資するため 指揮本部を設置するものとした 2 消防機関の受援計画 の策定について新設 ( 第 49 条関係 ( 別添 2 新旧対照表 P33)) 消防本部の長は 当該消防本部が管轄する市町村が被災し 緊急消防援助の応援等を受ける場合の受援計画を策定するものとした 6 自衛 警察 海上保安庁及び DMAT 等関係機関並びに消防団との連携強化 1 現地合同指揮所への参画 について新設 ( 第 35 条関係 ( 別添 2 新旧対照表 P25)) 指揮支援本部長は 長 ( 第 1 順位 : 都道府県大長 第 2 順位 : 統合機動部長 第 3 順位 : 代表消防機関又は代表消防機関代行に属する中長 ) を指名し 現地合同指揮所の会議に参画させ 自衛 警察 DMAT 等の関係機関との活動調整にあたらせるものとした 2 関係機関との連携 について章を新設 ( 第 11 章第 50 条 ~ 第 54 条関係 ( 別添 2 新旧対照表 P34)) 緊急消防援助は 被災地への出動及び被災地での活動に関して 自衛 警察 海上保安庁 TEC-FORCE( 国土交通省が派遣する緊急災害対策派遣をいう ) 等と連携するものとした 緊急消防援助は 効果的な活動を実施するため 道路 住家位置等の情報提供を受けるなど 被災地消防本部 消防団及び都道府県内消防応援と緊密に連携するものとした 7 その他 1 消防庁職員の現地派遣 について新設した ( 第 14 条関係 ( 別添 2 新旧対照表 P13)) 2 緊急消防援助の出動数 について様式を新設した ( 第 15 条関係 ( 別添 2 新旧対照表 P13)) 3 緊急消防援助の活動終了 について様式を新設した ( 第 42 条関係 ( 別添 2 新旧対照表 P29)) 2

4 新 緊急消防援助運用要綱 新旧対照表 旧 別添 2 ( 下線部分は変更部分 ) 緊急消防援助運用要綱 緊急消防援助運用要綱 平成 16 年 3 月 26 日消防震第 19 号改正平成 17 年 3 月 30 日消防震第 14 号改正平成 18 年 2 月 14 日消防応第 15 号改正平成 18 年 6 月 22 日消防応第 94 号改正平成 20 年 7 月 2 日消防応第 109 号改正平成 20 年 8 月 27 日消防応第 152 号改正平成 24 年 11 月 28 日消防広第 195 号改正平成 26 年 3 月 26 日消防広第 75 号 平成 16 年 3 月 26 日消防震第 19 号改正平成 17 年 3 月 30 日消防震第 14 号 ( い ) 改正平成 18 年 2 月 14 日消防応第 15 号 ( ろ ) 改正平成 18 年 6 月 22 日消防応第 94 号 ( は ) 改正平成 20 年 7 月 2 日消防応第 109 号 ( に ) 改正平成 20 年 8 月 27 日消防応第 152 号 ( ほ ) 改正平成 24 年 11 月 28 日消防広第 195 号 ( へ ) 目次第 1 章総則第 2 章緊急消防援助の編成及び装備等の基準第 3 章応援等要請第 4 章応援等出動第 5 章迅速出動第 6 章応援等指揮活動第 7 章部移動第 8 章活動終了及び報告第 9 章応援等実施計画第 10 章受援計画第 11 章関係機関との連携第 12 章緊急消防援助に関する訓練第 13 章その他 目次第 1 章総則第 2 章応援等実施計画第 3 章応援等出動第 4 章部移動第 5 章応援等指揮活動第 6 章受援計画第 7 章報告第 8 章その他 1

5 第 1 章総則 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 消防組織法 ( 昭和 22 年法律第 226 号 以下 法 という ) 緊急消防援助に関する政令 ( 平成 15 年政令第 379 号 ) 及び緊急消防援助の編成及び施設の整備等に係る基本的な事項に関する計画 ( 平成 16 年消防震第 9 号 以下 基本計画 という ) に定めるもののほか 緊急消防援助の出動 活動等について 必要な事項を定めることを目的とする ( 用語の定義 ) 第 2 条この要綱において使用する用語は 法及び基本計画において使用する用語の例によるほか 次の各号に掲げる用語の意義は 当該各号に定めるところによる ( 削除 ) (1) 被災地消防本部とは 被災地を管轄する消防本部をいう (2) 指揮本部とは 被災地消防本部の指揮本部をいう ( 削除 ) (3) 応援等とは 法第 44 条第 1 項の消防の応援等をいう (4) 受援都道府県とは 緊急消防援助による応援等を受ける又は受けた被災地の属する都道府県をいう (5) 応援都道府県とは 緊急消防援助を出動させる又は出動させた都道府県をいう ( 削除 ) (6) 代表消防機関代行とは 代表消防機関が被災等によりその任務を遂行できない場合にその任務を代行する消防機関をいう (7) 登録市町村とは 緊急消防援助として登録された小等が属する市町村 ( 東京都特別区並びに市町村の消防の一部事務組合及び広域連合を含む ) をいう (8) 登録都道府県とは 緊急消防援助として登録された航空消防の属する都道府県をいう (9)C 災害とは 毒性物質若しくはこれと同等の毒性を有する物質の発散又はそのおそれがある事故により生ずる災害をいう (10)B 災害とは 生物剤若しくは毒素の発散又はそのおそれがある事故により生ず 2 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 消防組織法 ( 昭和 22 年法律第 226 号 以下 法 という ) 緊急消防援助に関する政令 ( 平成 15 年政令第 379 号 ) 及び 緊急消防援助の編成及び施設の整備等に係る基本的な事項に関する計画 ( 平成 16 年 2 月 6 日付け消防震第 9 号 以下 基本計画 という ) 及び 緊急消防援助の編成及び施設の整備等に係る基本的な事項に関する計画に沿った緊急消防援助の登録についての協力等について ( 平成 16 年 2 月 6 日付け消防震第 10 号 以下 長官通知 という ) に定めるもののほか 緊急消防援助の出動及び活動について 必要な事項を定めることを目的とする ( 用語の定義 ) 第 2 条この要綱において 次の各号に掲げる用語の定義は 当該各号に定めるところによる (1) 被災地とは 大規模災害又は特殊災害が発生した市町村をいう (2) 現地消防本部とは 被災地に係る消防本部をいう (3) 指揮本部とは 現地消防本部の指揮所をいう ( へ ) (4) 指揮者とは 被災地に係る市町村長又はその委任を受けた消防長をいう (5) 応援等とは 法第 44 条第 1 項の消防の応援等をいう ( は ) (6) 受援都道府県とは 緊急消防援助による応援等を受ける又は受けた被災地の属する都道府県をいう (7) 応援都道府県とは 緊急消防援助を出動させる又は出動させた都道府県をいう (8) 代表消防機関とは 基本計画第 2 章第 1 節 3(2) の代表消防機関をいう (9) 代表消防機関代行とは 代表消防機関が被災等によりその任務を遂行できない場合にその任務を代行する消防機関をいう (10) 登録市町村とは 緊急消防援助として登録された部が属する市町村 ( 東京都特別区並びに市町村の消防の一部事務組合及び広域連合を含む ) をいう (11) 登録都道府県とは 緊急消防援助として登録された航空消防 ( 法第 30 条第 3 項 ) の属する都道府県をいう ( は ) (12)C 災害とは 毒性物質若しくはこれと同等の毒性を有する物質の発散又はそのおそれがある事故により生ずる災害をいう (13)B 災害とは 生物剤若しくは毒素の発散又はそのおそれがある事故により生ず

6 る災害をいう (11)N 災害とは 放射性物質若しくは放射線の異常な水準の放出又はそのおそれがある事故により生ずる災害をいう (12) 消防庁ヘリコプターとは 法第 50 条の規定に基づき 都道府県又は市町村が無償使用しているヘリコプター ( 以下 消防庁ヘリ という ) をいう (13) 進出拠点とは 緊急消防援助が被災地に進出するための目標とする拠点 ( 一時的に集結する場所を含む ) をいう (14) 迅速出動とは 法第 44 条の規定に基づき あらかじめ消防庁長官 ( 以下 長官 という ) と都道府県知事及び市町村長の間で一定条件付きの緊急消防援助の出動等に関する措置要求等の準備行為を行っておき 災害等の規模が該当条件を満たした場合に当該措置要求等を行い これに応じて出動することをいう (15) 震央管轄都道府県とは 迅速出動が適用となる地震が発生した場合の 当該地震の震央が存する都道府県をいう (16) 震央管轄消防本部とは 迅速出動が適用となる地震が発生した場合の 当該地震の震央が存する市町村を管轄する消防本部をいう (17) 最大震度都道府県とは 迅速出動が適用となる地震が発生した場合の 最大震度を計測した都道府県をいう (18) 陸上先遣とは 迅速出動が適用となる地震発生後 直ちに出動する中をい う (19) 部移動とは 法第 44 条の規定に基づく長官の措置の求め又は指示により 被災地において既に行動している緊急消防援助が都道府県をまたいで別の被災地に出動すること 又は法第 44 条の 3 の規定に基づく都道府県知事の指示により 被災地において既に行動している緊急消防援助が当該都道府県内の別の被災地に出動することをいう (20) アクションプランとは 基本計画第 4 章 4 に基づき 長官が定める出動マニュアルをいう る災害をいう (14)N 災害とは 放射性物質若しくは放射線の異常な水準の放出又はそのおそれがある事故により生ずる災害をいう ( 新設 ) (15) 進出拠点とは 出動した緊急消防援助が被災地に進出し 又は進出する際 被災都道府県又はその隣接地域内における一時的な進出の目標とする拠点をい う ( い )( に ) ( 新設 ) ( 新設 ) ( 新設 ) ( 新設 ) ( 新設 ) (16) 部移動とは 法第 44 条の規定に基づく消防庁長官 ( 以下 長官 という ) の措置の求め又は指示により 被災地において既に行動している緊急消防援助が都道府県をまたいで別の被災地に出動すること 又は法第 44 条の 3 の規定に基づく都道府県知事の指示により 被災地において既に行動している緊急消防援助が別の被災地に出動することをいう ( に ) ( 新設 ) 第 2 章緊急消防援助の編成及び装備等の基準 第 2 章応援等実施計画 ( 第 45 条に移動 ) ( 応援等実施計画 ) 第 3 条指揮支援部の所属する消防機関の長は 基本計画を踏まえて 指揮支援部の活動を円滑に行うための指揮支援実施計画を策定するよう努めるものとする 2 前項の指揮支援実施計画に定める事項は 次のとおりとする 3

7 ( 都道府県大の編成 ) 第 3 条都道府県大の編成は 基本計画に定めるところによるほか 次のとおりとし 第 45 条に規定する緊急消防援助都道府県大応援等実施計画 ( 以下 応援等実施計画 という ) に定めておくものとする (1) 都道府県大指揮は 原則として 代表消防機関 ( 代表消防機関が被災等によりその任務を遂行できない場合は 代表消防機関代行 以下同じ ) の指揮をもって編成するものとする (2) 大は 都道府県ごとに編成するものとし ( 都道府県 ) 大 と呼称する (3) 中は 都道府県内の緊急消防援助登録状況に応じて 複数の消防本部からなるブロックごと 消防本部ごと 消火 救助 救急等の任務ごと等に編成するものとし ( 第 ) 中 ( 消防本部 ) 中 ( 消火 ) 中 等と呼称する なお 各中長は 都道府県大長が指定するものとする (4) 小は 車両 航空機若しくは消防艇又は付加された任務ごとに編成するものとし ( ) 小 と呼称する 4 (1) 指揮支援部の編成 (2) 出動体制 (3) 情報連絡体制 (4) その他必要な事項 3 都道府県知事は 基本計画及び当該都道府県内の市町村等に係る緊急消防援助の登録状況等を踏まえて 都道府県が参集し 被災地へ出動するための都道府県応援等実施計画を策定するものとする ( に ) 4 前項の都道府県応援等実施計画に定める事項は 次のとおりとする (1) 都道府県の編成 (2) 都道府県の集結場所 (3) 情報連絡体制 (4) その他必要な事項 5 都道府県知事は 第 3 項の都道府県応援等実施計画の策定及び変更に当たっては 代表消防機関の長と調整を行うものとし 代表消防機関の長は 登録市町村の消防長の意見の集約を行うものとする ( 部編成 ) 第 4 条緊急消防援助の部の編成は 基本計画及び長官通知に定めるところによるほか 次項及び第 3 項に定めるところによるものとし 具体的には 前条の指揮支援実施計画及び都道府県応援等実施計画に定めるところによるものとする 2 指揮支援部は 第一次編成指揮支援部と第二次編成指揮支援部をもって編成するものとする 3 都道府県の編成は 次の例によるものとする (1) 都道府県指揮は 原則として 代表消防機関の指揮をもって編成するものとし 管内災害対応等のため代表消防機関の指揮が出動できない場合は 代表消防機関代行の指揮をもって編成するものとする (2) 大の編成は 各都道府県単位とし ( 都道府県 ) と呼称する (3) 中の編成は 各都道府県の登録の状況に応じて 複数の消防本部からなるブロックごと 消防本部ごと 又は消火 救助 救急等の任務ごと等に編成するものとし ( 第 ) 中 ( 消防機関 ) 中 又は ( 消火 ) 中 等と呼称するものとする ( ろ ) 各中長は 都道府県長が指定するものとする (4) 小の編成は 各車両又は付加された任務単位とし ( ) 小 と呼称する

8 (5)C 災害 B 災害及び N 災害に対応する中は 毒劇物等対応小等特別の装備を保有し かつ特別な教育訓練を受けた小により編成するものとする (6) 航空中及び水上中は 機体特性等を考慮し 別に編成することができるものとする (5)C 災害 B 災害及び N 災害に対する部の編成は 毒劇物等対応等特別の装備を保有し かつ特別な教育訓練を受けた部により特別に編成するものとする (6) 航空部及び水上部は 機体特性等を考慮し 別に編成する ( 統合機動部の編成 ) 第 4 条統合機動部の編成は 基本計画に定めるところによるほか 次のとおりとし 応援等実施計画に定めておくものとする (1) 統合機動部指揮は 原則として 代表消防機関の指揮をもって編成するものとする (2) 統合機動部は 原則として 統合機動部指揮 消火小 救助小 救急小 後方支援小及び通信支援小をもって編成するものとする (3) 統合機動部は 迅速な集結及び出動が可能な機動力のある車両の中から 応援先都道府県に応じて 事前に指定しておくものとする (4) 統合機動部は 都道府県ごとに編成するものとし ( 都道府県 ) 統合機動部 と呼称する ( エネルギー 産業基盤災害即応部 ( ドラゴンハイパー コマンドユニット ) の編成 ) 第 5 条エネルギー 産業基盤災害即応部は 基本計画に定めるところによるほか 次のとおりとし 応援等実施計画に定めておくものとする (1) エネルギー 産業基盤災害即応部指揮は 基本計画に基づき指定されたエネルギー 産業基盤災害即応部長の属する消防本部の指揮をもって編成するものとする (2) エネルギー 産業基盤災害即応部は 原則として エネルギー 産業基盤災害即応部指揮 消火小 特殊災害小 特殊装備小 後方支援小 通信支援小及び水上小をもって編成するものとする (3) エネルギー 産業基盤災害即応部は 都道府県ごとに編成するものとし ( 都道府県 ) エネルギー 産業基盤災害即応部 と呼称する ( 新設 ) ( 新設 ) ( 特殊災害小の装備等の基準 ) 第 6 条基本計画第 2 章第 4 節 9 に定める特殊災害小の装備等の基準は おおむね次のとおりとする (1) 毒劇物等対応小ア毒劇物等対応小は 一般の毒劇物災害 C 災害 B 災害又は N 災害に対応 5 ( 新設 ) 緊急消防援助の編成及び施設の整備等に係る基本的な事項に関する計画に沿った緊急消防援助の登録についての協力等について ( 平成 16 年消防震第 10 号 ) を運用要綱に移行

9 するための特別な教育訓練を受けた員 5 以上で編成されるものであること イ毒劇物等対応小は ウの資機材を搬送することのできる車両を備えること ウ毒劇物等対応小は 一般の毒劇物災害 C 災害及び B 災害又は N 災害に対応した次に掲げる資機材を備えること ( ア ) 一般の毒劇物災害対応小呼吸保護用器具 防毒マスク及び化学防護服 ( 又は陽圧式化学防護服 ) ( イ )C 災害及び B 災害対応小陽圧式化学防護服 化学防護服 携帯型生物剤検知装置 有毒ガス検知管 化学剤検知紙 携帯型化学剤検知機 除染シャワー 除染剤散布器及び防毒マスク ( ウ )N 災害対応小簡易型防護服 呼吸保護具 個警報線量計 空間線量計 表面汚染計 除染設備 中性子線測定器及び放射線防護服又は陽圧式化学防護服 (2) 大規模危険物火災等対応小ア大規模危険物火災等対応小は 石油コンビナート施設等の大規模危険物施設での火災等に対応することのできる員 2 以上で編成されるものであること イ大規模危険物火災等対応小は 大型化学車 大型高所放水車 泡原液搬送車 屈折放水塔車又は耐熱装甲型救助活動車を備えること ウ大規模危険物火災等対応小は 大規模危険物火災等に対応する耐熱防護服を備えること (3) 密閉空間火災等対応小ア密閉空間火災等対応小は 地下街等の密閉空間で発生した消火困難な火災等に対応することのできる員 2 以上で編成されるものであること イ密閉空間火災等対応小は 高発泡車を備えること ウ密閉空間火災等対応小は 呼吸保護用器具及び排煙用資機材を備えること ( 特殊装備小の装備等の基準 ) 第 7 条基本計画第 2 章第 4 節 10 に定める特殊装備小の装備等の基準は おおむね次のとおりとする (1) 水難救助小ア水難救助小は 潜水業務を行うことのできる員等 5 以上で編成されるものであること イ水難救助小は ウの資機材を安全に積載することができる構造を備えた車 6 ( 新設 ) 緊急消防援助の編成及び施設の整備等に係る基本的な事項に関する計画に沿った緊急消防援助の登録についての協力等について ( 平成 16 年消防震第 10 号 ) を運用要綱に移行

10 両又は船舶を備えること ウ水難救助小は 潜水器具一式 水中投光器その他水難救助活動に必要な資機材を備えること (2) 遠距離大量送水小ア遠距離大量送水小は 遠距離大量送水システム及びそれを搬送可能な車両並びに必要な員で構成されるものであること イアの遠距離大量送水システムは 自然水利を利用して 1 キロメートル以上の離れた場所に毎分 3,000 リットル以上の水又は海水を送水することができるものであること (3) 消防活動二輪小ア消防活動二輪小は オフロード走行が可能な仕様の自動二輪車及び員で構成されるものであること イ消防活動二輪小は 消火器及び可搬式消火器具 簡易救助器具又は応急手当資機材のいずれかを備えること (4) 震災対応特殊車両小震災対応特殊車両小は 地震災害における救助活動に必要な重機その他の設備又は資機材を備えた車両及び必要な員で構成されるものであること (5) その他の特殊な装備を用いて消防活動を行う小その他の特殊な装備を用いて消防活動を行う小は 次に掲げるいずれかの車両又は資機材及び必要な員で構成されるものであること アはしご車イ照明車ウ空気ボンベ充填車エ無消火ロボットオその他長官が緊急消防援助の活動に必要と認めた特殊な装備を備えた消防車両 第 3 章応援等要請 第 3 章応援等出動 ( 削除 ) ( 応援等の体制の区分 ) 第 5 条緊急消防援助による応援等の体制の区分は 次のとおりとする (1) 第一次応援体制とは 指揮支援部及び基本計画第 2 章第 3 節 2(1) の第一次出動都道府県が出動する体制をいう (2) 第二次応援体制とは 第一次応援体制に加え 基本計画第 2 章第 3 節 2(2) 7

11 ( 応援等要請 ) 第 8 条被災地の属する都道府県の知事は 大規模災害又は特殊災害が発生し 災害の状況及び当該都道府県内の消防力を考慮して緊急消防援助の応援等が必要と判断した場合は 長官に対して 速やかに緊急消防援助の応援等要請を行うものとする ( 別記様式 1) 2 被災地の市町村長は 大規模災害又は特殊災害が発生し 災害の状況 当該被災地消防本部及び消防団の消防力並びに当該被災地の属する都道府県内の消防応援を考慮して緊急消防援助の応援等が必要と判断した場合は 都道府県知事に対して 速やかに緊急消防援助の応援等要請を行うものとする ( 別記様式 1) なお 当該都道府県知事と連絡を取ることができない場合は 長官に対して直接要請するものとする 3 被災地の属する都道府県の知事又は被災地の市町村長は 第 1 項若しくは第 2 項又は第 5 章に規定する迅速出動適用の場合において 被災地又はその隣接する市町村に原子力施設 石油コンビナート等を有するときは 消防庁に対して 速やかに当該施設における被害状況等 緊急消防援助の活動上必要な情報について報告するよう努めるものとし 当該報告を受けた消防庁は 当該都道府県に出動している 又は出動する緊急消防援助に対して情報提供するものとする の出動準備都道府県が出動する体制をいう (3) 特別応援体制とは 基本計画第 2 章第 3 節 3 の東海地震 首都直下地震 東南海 南海地震その他の大規模地震の場合における応援等の体制 並びに特殊災害時において (1) (2) だけでは十分な対応がとれない場合において 長官が別に定めるところにより出動する体制をいう ( は ) ( 応援要請 ) 第 6 条被災地の属する都道府県の知事は 災害の状況 当該都道府県内の消防力に照らして 緊急消防援助の出動が必要と判断したときは 速やかに 長官に対して 緊急消防援助の出動を要請するものとする ( 別記様式 1-1) 2 被災地の市町村長は 災害の状況 当該市町村の消防力及び当該市町村の属する都道府県内の消防応援だけでは十分な対応がとれないと判断したときは 速やかに 都道府県知事に対して 緊急消防援助の出動を要請するものとする この場合において 当該都道府県知事と連絡を取ることができない場合には 直接 長官に対して要請するものとする ( 別記様式 1-2) ( 第 10 条へ移動 ) ( 消防庁災害対策本部等の設置 出動の求め 指示等 ) 第 7 条消防庁は 大規模災害又は特殊災害が発生した場合 消防庁応急体制整備要領に基づき 被災地の都道府県等から災害情報の収集を行うとともに 庁内に災害対策本部を設置するものとする 2 長官は 前項の場合において 災害の状況に応じて 法第 44 条及び基本計画に基づき 災害の状況を把握するため 指揮支援部及び航空部について出動の求め又は指示を行うものとする ( 別記様式 2-1 又は 2-2) また 災害情報の収集及び緊急消防援助の活動調整にあたらせるため 必要に応じ 消防庁職員を現地に派遣するものとする ( は )( に ) 3 長官は 災害の状況及び被災地の消防力等を考慮し 法第 44 条及び基本計画に基づき 都道府県の出動の求め又は指示を行うものとする ( 別記様式 2-1 又は 2 8

12 -2) この場合において 原則として 応援先市町村を指定して出動の求め又は指示を行うものとするが 被災地が複数に及び 求め又は指示を行う段階では応援先市町村を指定することが困難な場合には 応援先都道府県を指定して出動の求め又は指示を行い 第 11 条に規定する消防応援活動調整本部と調整のうえ 部配備を行うものとする ( は )( に )( へ ) 4 緊急消防援助の部配備は 原則として 都道府県を単位として行うものとし 指揮支援部の所属する消防機関の部が含まれる都道府県については 原則として 当該指揮支援部の担当する区域に配備するものとする 5 長官は 複数の都道府県において震度 6 弱 ( 政令市等については震度 5 強 ) 以上の地震災害が発生した場合又は複数の都道府県において大規模災害若しくは特殊災害が発生した場合その他多くの都道府県の出動が必要と判断する場合には 災害発生都道府県ごとの全ての第一次出動都道府県及び出動準備都道府県を第一次出動の求め又は指示の対象とし 応援先都道府県を指定して出動の求め又は指示を行うものとする ただし 東海地震における緊急消防援助アクションプラン ( 平成 15 年消防震第 63 号 ) 首都直下地震における緊急消防援助アクションプラン ( 平成 15 年消防震第 63 号 ) 及び東南海 南海地震における緊急消防援助アクションプラン ( 平成 19 年消防応第 64 号 ) の対象となる地震が発生した場合は この限りでない ( へ ) 6 航空部及び水上部は 機体特性等を考慮し 原則として 第 11 条に規定する消防応援活動調整本部と調整のうえ 配備するものとする ( に )( へ ) ( 第 11 条へ移動 ) ( 第 15 条へ移動 ) ( 応援を要求した旨の通知 )( へ ) 第 8 条長官は 法第 44 条第 1 項 第 2 項若しくは第 4 項又は第 5 項の規定により必要な措置をとることを求め又は指示をした場合には 受援都道府県の知事に対してその旨を通知するものとする ( 別記様式 2-3) ( 部の出動等 ) 第 9 条長官の求め又は指示を受けた応援都道府県の知事は 登録市町村の長に対して 緊急消防援助の出動の求め又は指示を行うものとする 当該求め又は指示を受けた登録市町村の長は 速やかに部を出動させるものとする 代表消防機関 ( 代表消防機関代行の指揮をもって都道府県指揮を編成する場合にあっては 代表消防機関代行 以下同じ ) は 第 3 条第 3 項の都道府県応援等実施計画に基づき 集結場所及び集結時間を指定し 各登録市町村の消防機関に連絡するものとする 2 長官の求め又は指示を受けた登録都道府県の知事及び登録市町村の長は 速やか 9

13 ( 出動可能数の報告及び出動準備 ) 第 9 条消防庁は 大規模災害又は特殊災害が発生し 災害の状況を考慮して必要と判断した場合は 出動の可能性があると考えられる都道府県及び当該都道府県を経由して当該都道府県に属する登録市町村の消防本部に対して 緊急消防援助の出動可能数報告の求め及び出動準備依頼を行うものとする ( 別記様式 2-1) 2 消防庁から出動可能数報告の求め及び出動準備依頼を受けた消防本部は 都道府県及び代表消防機関に対して 速やかに緊急消防援助の出動可能数を報告するとともに 出動準備を行うものとする ( 別記様式 2-2) この場合において 当該都道府県は 当該都道府県内の出動可能数を取りまとめ 消防庁に対して 速やかに緊急消防援助の出動可能数を報告するものとする ( 別記様式 2-2) 3 登録都道府県の航空消防及び登録市町村の消防本部は 基本計画第 4 章 1(3) に定める災害が発生した場合は 基本計画に定めるところにより出動準備を行うものとする この場合において 登録市町村の消防本部は 都道府県及び代表消防機関に対して 速やかに緊急消防援助の出動可能数を報告するものとし 当該報告を受けた都道府県は 当該都道府県内の出動可能数を取りまとめ 消防庁に対して 速やかに緊急消防援助の出動可能数を報告するものとする ( 別記様式 2-2) 4 都道府県は 消防庁から出動可能数報告の求めがない場合であっても 災害の状況を考慮して必要と判断したときは 当該都道府県内の出動可能数を調査し 消防庁に対して報告するものとする ( 別記様式 2-2) に部を出動させるものとする ( 出動準備及び出動可能数の報告 ) 第 10 条第一次出動都道府県及び出動準備都道府県に該当する都道府県に属する登録市町村の消防機関及び登録都道府県の航空は 基本計画に定めるところにより 緊急消防援助の出動準備を行うものとする この場合において 当該消防機関は 直ちに出動可能数を都道府県及び代表消防機関に報告するものとし ( 別記様式 3-3) 当該都道府県は 消防庁からの出動可能数の報告の求めを待つことなく 直ちに都道府県の出動可能数を消防庁に報告するものとする ( 別記様式 3-2) ( へ ) 2 消防庁は 災害の規模等に照らし必要と認めるときは 出動の可能性があると考 えられる都道府県に対して 出動の準備及び出動可能数の報告を求めるものとする ( 別記様式 3-1) この場合において 当該応援都道府県に属する登録市町村の消防機関は 速やかに出動可能数を都道府県及び代表消防機関に報告するものとし 当該都道府県は 速やかに都道府県の出動可能数を消防庁に報告するものとする ( へ ) 3 前二項に規定する場合のほか 都道府県は 災害の規模等に照らし必要と認めるときは 消防庁からの出動可能数の報告の求めがない場合であっても 出動可能数を調査し消防庁に報告するものとする ( へ ) ( 出動の求め 指示等 ) 第 10 条長官は 大規模災害又は特殊災害が発生し 災害の状況 当該被災地消防本部及び消防団の消防力並びに当該被災地の属する都道府県内の消防応援を考慮して緊急消防援助の応援等が必要と判断した場合は 法第 44 条及び基本計画に基づき 緊急消防援助の出動の求め又は指示を行うものとする ( 別記様式 3-1) この場合において 原則として 応援先市町村を指定して出動の求め又は指示を行うものとするが 被災地が複数に及び 出動の求め又は指示を行う段階では応援先市町村を指定することが困難なときは 応援先都道府県を指定して出動の求め又は指示を行い 第 12 条に規定する消防応援活動調整本部 ( 以下 調整本部 という ) と調整の上 応援先市町村を指定するものとする 2 緊急消防援助の配備は 原則として 都道府県大を単位として行うものとし 指揮支援の属する消防本部が含まれる都道府県大については 原則として 当 ( 第 7 条から移動 ) 10

14 該指揮支援の担当する区域に配備するものとする ただし 航空小及び水上小については 第 12 条に規定する調整本部と調整の上 配備するものとする 3 長官は 次に掲げる災害が発生した場合は 災害発生都道府県に対応する全ての指揮支援 第一次出動都道府県大 ( 第一次出動航空小を含む 以下同じ ) 及び出動準備都道府県大 ( 出動準備航空小を含む 以下同じ ) を第一次出動の求め又は指示の対象とし 応援先都道府県を指定して出動の求め又は指示を行うものとする ただし アクションプランが適用された場合は 当該アクションプランに定めるところによるものとする (1) 複数の都道府県において震度 6 弱 ( 政令市等については震度 5 強 ) 以上の地震が発生した場合 (2) 複数の都道府県において大規模災害又は特殊災害が発生した場合 (3) その他多くの緊急消防援助の出動が必要と判断する災害が発生した場合 ( 応援等決定通知 ) 第 11 条長官は 法第 44 条の規定に基づき必要な措置をとることを求め又は指示した場合は 受援都道府県の知事に対してその旨を通知するものとする ( 別記様式 3-2) ( 第 8 条から移動 ) ( 消防応援活動調整本部の設置 ) 第 12 条受援都道府県の知事は 被災地での緊急消防援助等の迅速かつ的確な活動等に資するため 被災地が 2 以上ある場合において緊急消防援助が出動したときは 直ちに法第 44 条の 2 の規定に基づく調整本部を設置するものとする なお 被災地が 1 の場合であっても 受援都道府県の知事が必要と認めるときは 調整本部と同様の組織を設置することができるものとする 2 調整本部 ( 調整本部と同様の組織を含む 以下同じ ) は 都道府県災害対策本部と緊密な連携を図る必要があることから 原則として 当該都道府県災害対策本部に近接した場所に設置するものとする 3 調整本部の本部員は 次の例を参考に 第 47 条に規定する都道府県緊急消防援助受援計画 ( 以下 受援計画 という ) に定めておくものとする (1) 法第 44 条の 2 第 5 項第 1 号の 部内の職員 については 当該都道府県の消防防災主管課等の職員及び航空消防員 (2) 法第 44 条の 2 第 5 項第 2 号の 消防本部 については 当該都道府県内の代表消防機関又は代表消防機関代行 (3) 法第 44 条の 2 第 5 項第 3 号の 災害発生市町村の長の指名する職員 について 11 ( 消防応援活動調整本部の設置 ) 第 11 条被災地の属する都道府県の知事は 被災地での緊急消防援助等の迅速かつ的確な活動等に資するため 法第 44 条の規定に基づき緊急消防援助が出動した場 合は 直ちに法第 44 条の 2 の規定に基づく消防応援活動調整本部 ( 以下 調整本部 という ) を設置するものとする また 被災地が一の市町村の場合であっても 当該都道府県の知事が必要と認める場合は 調整本部と同様の組織を設置することを妨げないものとする ( に ) 2 調整本部は 都道府県災害対策本部と密接な連携を図る必要があることから 原則として 都道府県災害対策本部に近接した場所に設置するものとする ( に ) 3 法第 44 条の 2 第 5 項の規定に基づく調整本部の本部員については 次の例を参考に 事前に定めておくものとする ( に ) (1) 法第 44 条の 2 第 5 項第 1 号の 部内の職員 については 当該都道府県の消防防災主管課等の職員及び防災航空職員 ( に ) (2) 法第 44 条の 2 第 5 項第 2 号の 消防本部 については 当該都道府県内の代表消防機関又は代表消防機関代行 ( に ) (3) 法第 44 条の 2 第 5 項第 3 号の 災害発生市町村の長の指名する職員 について

15 は 被災地消防本部の職員 (4) 法第 44 条の 2 第 5 項第 4 号の 緊急消防援助の員のうちから都道府県知事が任命する者 については 当該都道府県に出動した指揮支援部長 4 調整本部は 次に掲げる事務をつかさどるものとする どるものとする ( に ) (1) 被害状況 都道府県が行う災害対策等の各種情報の集約及び整理に関すること (1) 緊急消防援助の部移動に関すること ( に ) (2) 被災地消防本部 消防団 当該都道府県内消防応援及び緊急消防援助の活動調整に関すること (3) 緊急消防援助の都道府県内での部移動に関すること (4) 自衛 警察 海上保安庁 DMAT 等関係機関との連絡調整に関すること (5) 都道府県災害対策本部に設けられた航空運用調整班との活動調整に関すること (6) その他必要な事項に関すること 5 調整本部長は 法第 44 条の 2 第 8 項の規定に基づき 国の職員その他の者を調整本部の会議に出席させる必要があると認め その要請を行った場合は 消防庁に対してその旨を連絡するものとする 6 調整本部は 受援都道府県名を冠称し 都道府県消防応援活動調整本部 と呼称する 7 受援都道府県の知事は 調整本部を設置した場合は 設置日時 設置場所 構成員及び連絡先について 長官に対して速やかに報告するものとする 8 受援都道府県の知事は 緊急消防援助の活動終了に伴い調整本部を廃止した場合は 長官に対して 速やかにその旨を報告するものとする は 当該市町村を管轄する消防本部の職員 ( に ) (4) 法第 44 条の 2 第 5 項第 4 号の 緊急消防援助の員のうちから都道府県知事が任名する者 については 当該都道府県に出動した指揮支援部長 ( に ) 4 被災状況により調整本部に参集できない場合は 電話等により 調整本部と連絡を取り合うなど適宜対応することを妨げるものではない ( に ) 5 調整本部の事務は 法第 44 条の 2 第 2 項の各号の事務として 次の事務をつかさ (2) 被災地を管轄する消防本部の消防 当該被災地の属する都道府県内の消防応援部及び緊急消防援助の消火 救助 救急活動 後方支援等の活動の調整に関すること ( に ) (3) 各種情報の集約 整理に関すること ( い )( に ) (4) 自衛 警察等関係機関との連絡に関すること ( に ) (5) その他必要な事項に関すること ( に ) 6 消防応援活動調整本部長 ( 以下 調整本部長 という ) は 法第 44 条の 2 第 8 項の規定に基づき 調整本部への国の職員その他の者の出席を必要と認め その要請を行った場合には 消防庁に対し その旨を連絡するものとする ( に ) 7 応援都道府県長は 努めて調整本部に連絡員を派遣し 必要な情報の収集及び提供等を行うものとする ( ろ )( に ) 8 調整本部は 受援都道府県名を使用し 都道府県消防応援活動調整本部 と呼称する ( に ) 9 当該都道府県の知事は 調整本部を設置した場合は 設置日時 設置場所及びその構成員を 長官に対して速やかに連絡するものとする ( に ) 10 当該都道府県の知事は 緊急消防援助の活動終了に伴い 調整本部を廃止した場合には 速やかに その旨を長官に連絡するものとする ( に ) ( 指揮本部の設置 ) 第 13 条被災地消防本部は 緊急消防援助の応援等が決定した場合は 被災地での緊急消防援助の迅速かつ的確な活動等に資するため 指揮本部を設置するものとする 2 指揮本部は 次に掲げる事務をつかさどるものとする (1) 被害情報の収集に関すること (2) 被害状況並びに被災地消防本部及び消防団の活動に係る記録に関すること (3) 緊急消防援助の受援体制の確立及び受援活動の実施に関すること ( 新設 ) 12

16 (4) その他緊急消防援助の受援に必要な事項に関すること 3 指揮本部は 市町村が行う災害対策及び自衛 警察 DMAT 等関係機関との活動調整を図るため 市町村災害対策本部と緊密に連携を図るものとし 当該市町村災害対策本部に職員を派遣するものとする ( 消防庁職員の現地派遣 ) 第 14 条長官は 緊急消防援助の出動が決定し 災害の状況に応じ必要と判断した場合は 調整本部又は都道府県災害対策本部に消防庁職員 ( 以下 現地派遣職員 という ) を派遣するものとする 2 長官は 災害の状況に応じ必要と判断した場合は 第 33 条に規定する緊急消防援助指揮支援本部 ( 以下 指揮支援本部 という ) 又は市町村災害対策本部に現地派遣職員を派遣するものとする 3 現地派遣職員は 次に掲げる事務をつかさどるものとする (1) 被害情報の収集及び消防庁への情報提供に関すること (2) 都道府県災害対策本部又は市町村災害対策本部に対する 災害対策活動の支援に関すること (3) 緊急消防援助の増 部移動等 緊急消防援助の活動調整に係る消防庁との連絡調整に関すること (4) 自衛 警察 海上保安庁 DMAT 等関係機関との連絡調整に関すること (5) 報道機関への対応に関すること ( 新設 ) 第 4 章応援等出動 ( 緊急消防援助の出動 ) 第 15 条長官から緊急消防援助の出動の求め又は指示を受けた応援都道府県の知事は 登録市町村の長に対して 直ちに緊急消防援助の出動の求め又は指示を行うものとする 2 長官から緊急消防援助の出動の求め又は指示を受けた登録都道府県の知事及び登録市町村の長は 速やかに緊急消防援助を出動させるものとする 3 都道府県大長は 当該都道府県大が迅速に被災地に到着するために必要と判断した場合は ブロック単位での出動又は車両特性に応じた中編成による出動を指示するなど 必要な措置を講ずるものとする 4 緊急消防援助を出動させた消防本部は 都道府県及び代表消防機関に対して 速やかに緊急消防援助の出動数を報告するものとし ( 別記様式 2-2) 当該報 ( 第 9 条から移動 ) 13

17 告を受けた都道府県は 当該都道府県内の出動数を取りまとめ 消防庁に対して 速やかに緊急消防援助の出動数を報告するものとする ( 別記様式 2-2) 5 前項の報告を受けた長官は 受援都道府県の知事に対して通知するものとする ( 別記様式 3-3) ( 航空小の基本的な出動計画等 ) 第 16 条航空小の基本的な出動計画は 次に掲げるとおりとし あらかじめ任務を指定しておくものとする (1) 基本計画第 4 章 2(1) イに定める第一次出動航空小は 別表 A のとおりとする (2) 基本計画第 4 章 2(2) イに定める出動準備航空小は 別表 B のとおりとする 2 航空小の任務は 次に掲げるとおりとする (1) 指揮支援輸送航空小は 指揮支援の輸送を任務とする (2) 情報収集航空小は ヘリコプター衛星通信システム ( 以下 ヘリサット という ) 又はヘリコプターテレビ電送システムを活用した情報収集及び映像配信を任務とする (3) 救助 救急 輸送航空小は 救助用資機材若しくは救急用資機材を活用した救助 救急活動又は指揮支援以外の員 物資等の輸送を任務とする ( 新設 ) 緊急消防援助の編成及び施設の整備等に係る基本的な事項に関する計画に沿った緊急消防援助の登録についての協力等について ( 平成 16 年消防震第 10 号 ) を運用要綱に移行 ( 航空小の出動に関する留意事項 ) 第 17 条航空小は 原則として 前条により指定された任務を行うものとする ただし 災害の種別 規模 受援都道府県からの要請内容等により 消防庁は任務指定の変更を行うものとする 2 航空小の出動順位は 原則として 被災地又は航空小の進出拠点からの直近順とし 当該航空小の装備品等を考慮し 出動の求め又は指示を行うものとする 3 情報収集航空小が耐空検査等により出動できない場合に備えて その代替出動を行う航空小 ( 以下 代替出動 という ) をあらかじめ指定しておくものとする 4 指揮支援輸送航空小及び情報収集航空小 ( 代替出動を含む 以下同じ ) の両任務を指定されている航空小は 兼務するものとする 5 指揮支援輸送航空小及び救助 救急 輸送航空小の両任務を指定されている航空小は 指揮支援の輸送任務を優先するものとする 6 航空小は 複数の任務が遂行可能な体制で出動するよう努めるものとする 7 消防庁は 航空小が耐空検査等により出動できない場合において 航空機の運 ( 新設 ) 14

18 用調整等の支援を行うため必要と判断したときは 当該航空小に対して 車両等による出動を要請するものとする 8 各地域ブロックに 原則として 残留する航空小を 1 以上確保するものとする 9 航空小の属する消防本部又は航空消防は 前各項により難い場合は 消防庁と調整するものとする ( 統合機動部の出動等 ) 第 18 条統合機動部は 大規模災害又は特殊災害の発生後 都道府県大長の指示を受けて被災地に迅速に先遣出動するとともに 後続する都道府県大の円滑な活動に資する情報の収集及び提供を行うものとし 次に掲げる任務を行うものとする (1) 被災地までの道路状況 給油可能施設等の情報の収集及び提供に関すること (2) 被害状況 活動場所 任務 必要な大規模等の情報の収集及び提供に関すること (3) 被災地消防本部との連絡調整に関すること (4) 被災地における通信の確保に関すること (5) 初期の消火 救助及び救急活動に関すること (6) 航空消防活動の支援に関すること (7) 宿営場所の設営に関すること 2 統合機動部を構成する小等は 後続する都道府県大が被災地に到着後は当該都道府県大に帰属し 都道府県大長の指揮の下 都道府県大を構成する小等として活動するものとする ( 新設 ) ( 後方支援本部の設置 ) ( 後方支援本部の設置 ) 第 19 条応援都道府県に属する代表消防機関は 円滑な後方支援体制を確立するため 第 12 条都道府県を出動させた消防機関は 円滑な後方支援を実施するため 当該当該代表消防機関に後方支援本部を設置するものとする 都道府県の代表消防機関に後方支援本部を設置するものとする 2 後方支援本部は 次に掲げる事務をつかさどるものとする 2 後方支援本部は 当該都道府県内の登録市町村の消防機関との連絡調整を行うと (1) 緊急消防援助の出動 活動等に関する連絡調整に関すること ともに 出動部の活動状況について 当該出動部の属する市町村に対する情報 (2) 後方支援体制の確立に関すること 提供を行うなど 出動部の活動支援を行うものとする ( に ) (3) 関係機関との連絡調整に関すること (4) 緊急消防援助の交替に関すること (5) 物資等の搬送計画に関すること (6) 緊急消防援助を派遣している登録市町村の消防本部に対する 情報提供に関すること (7) 消防庁に対する映像及び画像の提供に関すること 15

19 (8) その他緊急消防援助の活動支援に必要な事項に関すること ( 集結場所 進出拠点及び宿営場所の決定 連絡等 ) 第 20 条集結場所 進出拠点及び宿営場所の決定 連絡等については 原則として 次のとおりとする (1) 緊急消防援助の集結場所代表消防機関は 応援等実施計画に定めるところにより 災害の状況 大又は部の特性 規模等を考慮し 応援先市町村又は応援先都道府県に応じて 都道府県大 統合機動部及びエネルギー 産業基盤災害即応部の集結場所及び集結時刻を決定し 登録市町村の消防本部に対して連絡するものとする なお 災害の状況等により受援都道府県内の場所を集結場所とする場合は 当該受援都道府県の調整本部と調整するものとする ただし アクションプランが適用された場合は 当該アクションプランに定めるところによるものとする ( 以下 第 2 号及び第 3 号について同じ ) (2) 緊急消防援助の進出拠点消防庁は 災害の状況 道路の状況 大又は部の特性 規模等を考慮し 調整本部 ( 又は被災地 ) と調整の上 進出拠点を決定し 応援都道府県 ( 又は応援都道府県の後方支援本部 ) に対して連絡するものとする (3) 緊急消防援助の宿営場所消防庁は 災害の状況 緊急消防援助の規模等を考慮し 調整本部 ( 又は被災地 ) と調整の上 宿営場所を決定し 応援都道府県 ( 又は応援都道府県の後方支援本部 ) に対して連絡するものとする (4) 緊急消防援助の出動ルート 都道府県大長 統合機動部長及びエネルギー 産業基盤災害即応部長は 応援先都道府県又は進出拠点に応じて出動ルートを決定し 消防庁 調整本部及び後方支援本部に対して報告するものとする なお 道路の状況等により 出動途上において出動ルート及び進出拠点を変更する必要がある場合は 消防庁 調整本部及び後方支援本部に対してその旨を報告するものとする 16 ( 集結場所及び進出拠点の調整 連絡等 ) 第 13 条集結場所及び進出拠点の調整及び連絡等については 原則として次のとおりとする ( い ) (1) 都道府県の集結場所代表消防機関は 都道府県応援等実施計画に定めるところにより 応援先市町村又は応援先都道府県に応じて集結場所を決定し 登録市町村の消防機関に連絡するものとする なお 災害の状況等により受援都道府県内の場所を集結場所とする場合は 当該受援都道府県又は調整本部と調整するものとする ただし 東海地震又は首都直下地震など被害が複数の都道府県に及ぶ地震を想定して策定された緊急消防援助アクションプランがある場合は これらに定めるところによるものとする ( 以下 (2) 及び (3) について同じ ) ( い )( ろ )( は )( に ) (2) 受援都道府県における進出拠点の決定消防庁は 災害の状況及び道路の状況等を踏まえ 受援都道府県 ( 又は被災地 ) と調整のうえ 進出拠点を決定し 応援都道府県 ( 又は応援都道府県の代表消防機関 ) に連絡するものとする ( い ) (3) 都道府県の出動ルート都道府県長は 受援都道府県又は進出拠点に応じて出動ルートを決定し 消防庁に報告するとともに 登録市町村の消防機関に連絡するものとする なお 出動途上における状況の変化等によって出動ルート及び進出拠点を変更する場合は 消防庁 調整本部及び後方支援本部にその旨報告するものとする ( い )( に ) (4) 進出拠点に到着後の都道府県長の任務ア都道府県長は 進出拠点に到着したときは 速やかに都道府県名 部規模を調整本部に報告するものとする ( い )( に ) イ都道府県長は 出動途上等における応援先市町村の指定の有無にかかわらず 進出拠点に到着後 調整本部に対し 応援先市町村を確認するものとする ( い )( に )

20 ウ進出拠点が高速道路等のインターチェンジ等の場合は 都道府県長のみが先行し 前ア及びイの任務を実施し 無線等により当該都道府県に必要な指示を行うなど 進出拠点を速やかに通過するための対策を講ずるものとする ( に ) ( 進出拠点到着後の大長及び部長の任務 ) 第 21 条都道府県大長 統合機動部長及びエネルギー 産業基盤災害即応部長は 進出拠点到着後 調整本部に対して 速やかに都道府県大名 統合機動部名又はエネルギー 産業基盤災害即応部名 規模 資機材等について報告するものとする 2 都道府県大長 統合機動部長及びエネルギー 産業基盤災害即応部長は 出動途上等における応援先市町村の指定の有無にかかわらず 調整本部に対して応援先市町村を確認するものとする 3 都道府県大長 統合機動部長及びエネルギー 産業基盤災害即応部長は 進出拠点が高速道路のインターチェンジ等の場合は 都道府県大長 統合機動部長又はエネルギー 産業基盤災害即応部長のみが先行して第 1 項及び第 2 項の任務を実施し 無線等により当該都道府県大 統合機動部又はエネルギー 産業基盤災害即応部に必要な指示を行うなど 進出拠点を速やかに通過するための措置を講ずるものとする ( 被災地到着後の大長及び部長の任務 ) 第 22 条都道府県大長 統合機動部長及びエネルギー 産業基盤災害即応部長は 被災地到着後 指揮者及び第 33 条に規定する指揮支援本部の本部長 ( 以下 指揮支援本部長 という ) に対して 速やかに都道府県大名 統合機動部名又はエネルギー 産業基盤災害即応部名 規模 資機材等について報告するとともに 次に掲げる事項について確認するものとする (1) 被害状況 (2) 活動方針 (3) 活動地域及び任務 (4) 使用無線系統 (5) 地理及び水利の状況 (6) その他活動上必要な事項 2 統合機動部長は 確認した事項について 後続の都道府県大及び後方支援本部に対して報告するものとする ( 新設 第 13 条第 1 項第 4 号を分離 ) ( 第 19 条から移動 ) 17

21 ( 第 7 章部移動へ移動 ) 第 4 章部移動 ( 第 39 条へ移動 ) ( 第 40 条へ移動 ) ( 部移動の基本 )( に ) 第 14 条法第 44 条及び法第 44 条の 3 の規定に基づく部移動は 緊急消防援助の員の負担軽減及び安全管理上の観点を踏まえつつ 原則として新たな部の投入によりがたい 次に掲げる場合について行うものとする (1) 地理的要因により新たな部の投入には時間を有し 命救助のためそのいとまがない場合 (2) 市街地が連たんした複数市町村が被災するなど市町村境界をまたぎ 多数の災害が発生している場合 (3) 東海地震等の大規模災害で 緊急消防援助が不足し新たな部投入が不可能な場合 2 前項の部移動については 大単位を原則とする ただし 命救助のため 特別の資機材を有している部の部移動を行う場合等 災害の状況に照らし特別の事情がある場合は この限りではない ( 長官の求め又は指示による部移動 )( に ) 第 15 条法第 44 条の規定に基づく長官の求め又は指示による部移動の手続きは 次のとおりとする (1) 長官は 部移動先 規模及び必要性を明示して 緊急消防援助行動市町村の属する都道府県の知事 ( 以下 緊急消防援助行動都道府県知事 という ) に 部移動に関する意見を聴くものとする ( 別記様式 4-1) (2) 長官は 前号と同時に 緊急消防援助行動都道府県知事を経由して 部の移動先 規模及び必要性を明示して 緊急消防援助行動市町村長に 部移動に関する意見を聴くものとする ( 別記様式 4-1) (3) 前号により意見を求められた緊急消防援助行動市町村長は 緊急消防援助行動都道府県知事を経由して 長官に部移動に関する意見を回答するものとする ( 別記様式 4-2) (4) 緊急消防援助行動都道府県知事は 前号による緊急消防援助行動市町村長の意見を付して 長官に部移動に関する意見を回答するものとする ( 別記様式 4-3) (5) 長官は 前 3 号及び 4 号の意見を踏まえ 緊急消防援助の属する都道府県の知事に対して 部移動の求め又は指示を行うものとする ( 別記様式 4-4 又は 4-5) 18

22 (6) 長官は 前号の求め又は指示を行った場合は その内容を緊急消防援助行動都道府県の調整本部に情報提供し 当該調整本部は その旨緊急消防援助行動市町村長に連絡するものとする ( 別記様式 4-6) ( 第 41 条へ移動 ) 第 5 章迅速出動 ( 対象災害及び適用基準 ) 第 23 条迅速出動の対象となる災害は地震とし 震央管轄都道府県内の市町村の応援等に関して 次に掲げる出動区分に定めるとおり適用するものとする ただし アクションプランが適用された場合は 当該アクションプランに定めるところによる ( 都道府県知事の指示による部移動 )( に ) 第 16 条法第 44 条の 3 の規定に基づく都道府県知事の指示による部移動の手続きは 次のとおりとする (1) 都道府県知事は 部の移動先 規模及び必要性を明示して 調整本部に部移動に関する意見を聴くものとする (2) 調整本部は 前号により意見を求められた場合には 本部員を経由して緊急消防援助行動市町村の意見等を把握するよう努めるとともに 当該都道府県内の消防応援の状況を総合的に勘案して 都道府県知事に部移動に関する意見を回答するものとする (3) 都道府県知事は 前号の調整本部の意見を踏まえ 部移動の指示を行うものとする ( 別記様式 4-7) (4) 前号の指示については 第 18 条に規定する緊急消防援助行動市町村の緊急消防援助指揮支援本部を経由して 調整本部の指揮支援部長から都道府県長に伝達するなど 一元的かつ迅速に行うものとする ( へ ) (5) 都道府県知事は 部移動の指示を実施した場合は 速やかに その旨を長官に通知するものとする ( 別記様式 4-8) (6) 前号の通知を受けた長官は 部移動の指示を受けた緊急消防援助が 都道府県に属する場合にあっては当該都道府県の知事に対して 緊急消防援助が市町村に属する場合にあっては当該市長村が属する都道府県の知事を通じて当該市町村長に対して 速やかにその旨を通知するものとする ( 別記様式 4-9) (7) 調整本部は 部移動の指示の内容を適切に記録しておくものとする (8) 調整本部は 部移動を行う場合は 都道府県災害対策本部に対し 部数 移動経路等を連絡し 道路啓開 先導等の所要の措置を要請するものとする ( 新設 ) 大規模地震における緊急消防援助の迅速出動に関する実施要綱 ( 平成 20 年消防応第 104 号 ( 以下 迅速要綱 という )) を運用要綱に移行 ( 新設 ) 大規模地震における緊急消防援助の迅速出動に関する実施要綱 ( 平成 20 年消防応第 104 号 ( 以下 迅速要綱 という )) を運用要綱に移行 19

23 ものとする なお 震央管轄都道府県以外の市町村の応援等に関しては 第 3 章及び第 4 章の規定による (1) 出動区分 Ⅰ 最大震度 7( 東京都特別区は 6 強以上 ) の地震が発生した場合 (2) 出動区分 Ⅱ 最大震度 6 強 ( 東京都特別区は 6 弱 ) の地震が発生した場合 (3) 出動区分 Ⅲ ア最大震度 6 弱 ( 政令市等は 5 強 ) の地震が発生した場合イ大津波警報が発表された場合 ( 迅速出動に係る措置要求等の内容 ) ( 新設 ) 大規模地震における緊急消防援助の迅速出動に関する実施要綱 ( 平成 20 第 24 条迅速出動に係る措置要求等の内容は 次に掲げる出動区分に定めるとおりと年消防応第 104 号 ( 以下 迅速要綱 という )) を運用要綱に移行する なお 長官は 災害の状況等により必要があると判断した場合は 速やかに応援規模の増強等の措置を講ずるものとする (1) 出動区分 Ⅰ 地震発生後直ちに 震央管轄都道府県に対応する指揮支援 第一次出動都道府県大及び出動準備都道府県大に対して 緊急消防援助の出動準備を求めるとともに 別表 Cに基づき 出動の求め又は指示を行うものとする ( 別記様式 3-4) (2) 出動区分 Ⅱ 地震発生後直ちに 震央管轄都道府県に対応する指揮支援 第一次出動都道府県大及び出動準備都道府県大に対して 緊急消防援助の出動準備を求めるとともに 別表 Cに基づき 出動の求め又は指示を行うものとする ( 別記様式 3-4) (3) 出動区分 Ⅲ 地震発生後又は大津波警報発表後直ちに 震央管轄都道府県又は大津波警報が発表された都道府県に対応する指揮支援 第一次出動都道府県大及び出動準備都道府県大に対して 緊急消防援助の出動準備を求めるものとし その後 状況に応じて出動の求め又は指示等を行うものとする ( 迅速出動の適用除外 ) 第 25 条次に掲げる場合は 迅速出動の適用除外とする (1) 第一次出動都道府県大が被災等により迅速出動の求めの全て又は一部に応ず ( 新設 ) 大規模地震における緊急消防援助の迅速出動に関する実施要綱 ( 平成 20 年消防応第 104 号 ( 以下 迅速要綱 という )) を運用要綱に移行 20

24 ることができない場合当該都道府県は 長官に対して 速やかにその旨を報告するものとし 当該報告を受けた長官は 災害の状況等により必要があると判断した場合は 出動準備都道府県大に対して出動の求め又は指示を行うものとする (2) 震央が海域の場合最大震度都道府県に対応する指揮支援 第一次出動都道府県大及び出動準備都道府県大に対して出動準備を求めるものとし その後 状況に応じて出動の求め又は指示等を行うものとする ( 航空小の迅速出動に関する留意事項 ) 第 26 条航空小の迅速出動に関する留意事項は 第 16 条及び第 17 条に規定するもののほか 次のとおりとする (1) 出動区分 Ⅰ 及び Ⅱ において 情報収集航空小を 2 確保するものとし うち 1 はヘリサットを装備した情報収集航空小とする ただし 震央管轄都道府県において ヘリサット等を装備した航空小により十分な情報収集体制が確保されている場合はこの限りではない (2) 出動区分 Ⅰ 及び Ⅱ において ヘリサットを装備した情報収集航空小が確保できない場合又は到着に時間を要する場合は 指揮支援輸送航空小等の中からヘリサットを装備した航空小を 1 確保するものとする ( 陸上先遣の編成及び任務 ) 第 27 条陸上先遣は 原則として 代表消防機関等の同一の消防本部に属する都道府県大指揮 消火小 救助小 救急小 後方支援小の各 1 をもって編成するものとする 2 陸上先遣は 迅速出動が適用となる地震発生後に直ちに出動するとともに 後続する都道府県大の円滑な活動に資する情報の収集及び提供を行うものとし 次に掲げる任務を行うものとする (1) 被災地までの道路状況 給油可能施設等の情報の収集及び提供に関すること (2) 被害状況 活動場所 任務 必要な大規模等の情報の収集及び提供に関すること (3) 被災地消防本部との連絡調整に関すること (4) 被災地における通信の確保に関すること (5) 初期の消火 救助及び救急活動に関すること (6) 航空消防活動の支援に関すること (7) 宿営場所の設営に関すること 21 ( 新設 ) 大規模地震における緊急消防援助の迅速出動に関する実施要綱 ( 平成 20 年消防応第 104 号 ( 以下 迅速要綱 という )) を運用要綱に移行 ( 新設 ) 大規模地震における緊急消防援助の迅速出動に関する実施要綱 ( 平成 20 年消防応第 104 号 ( 以下 迅速要綱 という )) を運用要綱に移行

25 ( 出動準備の解除又は迅速出動の中止 ) 第 28 条長官は 震央が無島 原野等で 明らかに的 住家被害等がないと判断した場合は 指揮支援 第一次出動都道府県大及び出動準備都道府県大に対して 出動準備の解除又は迅速出動の中止を連絡するものとする ( 新設 ) 大規模地震における緊急消防援助の迅速出動に関する実施要綱 ( 平成 20 年消防応第 104 号 ( 以下 迅速要綱 という )) を運用要綱に移行 ( 迅速出動適用時の出動先 ) 第 29 条迅速出動適用時の緊急消防援助の出動先 ( 進出拠点を兼ねる ) は 原則として 次に掲げるとおりとする (1) 指揮支援部ア指揮支援部長震央管轄都道府県の都道府県庁舎イ指揮支援長消防庁又は指揮支援部長が連絡する消防本部の庁舎 ( 消防本部を置かない町村にあっては 町村役場 以下同じ ) (2) 陸上先遣震央管轄消防本部の庁舎 (3) 航空小消防庁が連絡する航空基地等 (4) 水上小消防庁が連絡する場所 ( 新設 ) 大規模地震における緊急消防援助の迅速出動に関する実施要綱 ( 平成 20 年消防応第 104 号 ( 以下 迅速要綱 という )) を運用要綱に移行 ( 迅速出動時の出動先の変更等 ) 第 30 条長官は 迅速出動により出動した緊急消防援助の出動途上において 被害状況等により 出動先の変更 応援規模の縮小等の必要があると判断した場合は 震央管轄都道府県の調整本部と調整の上 指揮支援部長 指揮支援長 都道府県大長及び応援都道府県に対して連絡するものとする ( 新設 ) 大規模地震における緊急消防援助の迅速出動に関する実施要綱 ( 平成 20 年消防応第 104 号 ( 以下 迅速要綱 という )) を運用要綱に移行 ( 迅速出動時の出動可能数等の報告 ) 第 31 条応援都道府県は 迅速出動により 当該都道府県内から緊急消防援助が出動 ( 出動準備を含む ) する場合は 消防庁に対して 速やかに緊急消防援助の出動可能数を報告するものとする ( 別記様式 2-2) なお 既に出動した場合は 消防庁に対して 当該出動した緊急消防援助の数を報告するものとする ( 別記様式 2-2) ( 新設 ) 大規模地震における緊急消防援助の迅速出動に関する実施要綱 ( 平成 20 年消防応第 104 号 ( 以下 迅速要綱 という )) を運用要綱に移行 22

26 第 6 章応援等指揮活動 第 5 章応援等指揮活動 ( 指揮体制 ) ( 指揮体制 ) 第 32 条指揮支援部長は 調整本部の本部員として 被災地における緊急消防援助第 17 条緊急消防援助は 被災地において 法第 47 条の規定に基づき 指揮者の指の活動に関し 指揮支援部を統括し 当該被災地に係る都道府県災害対策本部揮の下に ( 都道府県航空については 法第 48 条の規定による ) 活動するものとす長又は調整本部長を補佐し 及びその指揮の下で 被災地における緊急消防援助る ( い )( は ) の活動の管理を行うものとする 2 指揮支援長は 指揮支援本部長として 指揮者を補佐し 及びその指揮の下で 2 緊急消防援助は 被災地で活動を行う緊急消防援助以外の消防機関と緊密に 被災地における緊急消防援助の活動の管理を行うものとする 3 統合機動部長は 都道府県大が被災地に到着するまでの間 指揮者の指揮の下又は指揮支援部長若しくは指揮支援本部長の管理の下で 当該統合機動部の活動の指揮を行うものとする 4 エネルギー 産業基盤災害即応部長は 指揮者の指揮の下又は指揮支援部長若しくは指揮支援本部長の管理の下で 当該エネルギー 産業基盤災害即応部の活動の指揮を行うものとする 5 都道府県大長は 指揮者の指揮の下又は指揮支援部長若しくは指揮支援本部長の管理の下で 当該都道府県大の活動の指揮を行うものとする 6 中長は 都道府県大長の指揮の下で 小長以下の指揮を行うものとする ( 緊急消防援助指揮支援本部の設置 ) 第 33 条指揮支援部長は 被災地ごとに指揮支援本部を設置するものとする 2 指揮支援部長は 次に掲げる順位により 指揮支援本部長を指名するものとする (1) 第 1 順位指揮支援長 (2) 第 2 順位都道府県大長 (3) 第 3 順位統合機動部長 (4) 第 4 順位代表消防機関又は代表消防機関代行に属する中長 3 指揮支援本部は 次に掲げる事務をつかさどるものとする (1) 被害状況 市町村が行う災害対策等の各種情報の集約及び整理に関すること (2) 被災地消防本部 消防団 都道府県内消防応援及び配備された緊急消防援助 23 連携するものとする 3 指揮支援部長 ( 又は指揮支援長 ) は 指揮者を補佐し その指揮の下で 都道府県の活動の管理を行うものとする 4 都道府県長は 指揮者の指揮の下 又は指揮支援部長 ( 又は指揮支援長 ) の管理の下で 当該都道府県の活動の管理を行うものとする 5 中長は 都道府県長の指揮の下で 小長以下の指揮を行うものとする ( 緊急消防援助指揮支援本部の設置 ) 第 18 条指揮支援部長は 被災地に緊急消防援助指揮支援本部 ( 以下 指揮支援本部 という ) を設置するものとする この場合 指揮支援長を本部長 ( 以下 指揮支援本部長 という ) とする ただし 指揮支援長を派遣できない場合は 都道府県長の中から 指揮支援部長が本部長を指名するものとする ( ろ )( に )( へ ) 2 指揮支援本部は 次の事務をつかさどるものとする (1) 指揮者の指揮の下 部配備された都道府県の活動管理に関すること

27 の活動調整に関すること (3) 自衛 警察 海上保安庁 DMAT 等関係機関との活動調整に関すること (4) 市町村災害対策本部への員の派遣に関すること (5) 調整本部に対する報告に関すること (6) 被害状況及び緊急消防援助の活動に係る記録に関すること (7) その他必要な事項に関すること 4 指揮支援本部長は 市町村災害対策本部と緊密に連携を図るとともに 当該市町村災害対策本部の会議に参画し 市町村が行う災害対策及び自衛 警察 DMA T 等関係機関との活動調整を行うものとする 5 指揮支援本部長は 指揮本部及び都道府県内消防応援と緊密に連携するものとする 6 指揮支援本部は 受援市町村名を冠称し 市町村緊急消防援助指揮支援本部 と呼称する (2) 関係機関との連絡調整に関すること (3) 調整本部への連絡に関すること ( い )( に ) (4) その他必要な事項に関すること 3 指揮支援本部は 受援市町村名を使用し 市町村担当緊急消防援助指揮支援本部 と呼称する ( 第 22 条へ移動 ) ( 都道府県大本部の設置 ) ( 現場到着及び都道府県本部の設置 ) 第 19 条都道府県長は 現場到着したときは 速やかに 都道府県名 員 車両 資機材等の内容を指揮者及び指揮支援本部長に報告し 次の事項について確認するものとする ( い )( へ ) (1) 災害状況 (2) 活動方針 (3) 活動地域及び任務 (4) 都道府県本部を設置する場合はその位置 (5) 使用無線系統 (6) 地水利状況 (7) その他活動上必要な事項 2 都道府県長は 必要に応じて都道府県本部を設置するものとする この場合において都道府県長を本部長とする 3 都道府県本部は 次の事務をつかさどるものとする (1) 指揮者の指揮の下 又は指揮支援部長 ( 又は指揮支援長 ) の管理の下で 都道府県の活動管理に関すること (2) 都道府県の後方支援に関すること (3) その他必要な事項に関すること 4 都道府県本部は 都道府県本部 と呼称する ( 新設 第 19 条第 2 項から第 3 項までを分離 ) 24

28 第 34 条都道府県大長は 必要に応じて 都道府県大本部を設置するものとする この場合において 都道府県大長を本部長とする 2 都道府県大本部は 次に掲げる事務をつかさどるものとする (1) 都道府県大の活動管理に関すること (2) 都道府県大の後方支援に関すること (3) 被害状況及び都道府県大の活動に係る記録に関すること (4) その他必要な事項に関すること 3 都道府県大本部は 応援都道府県名を冠称し 都道府県大本部 と呼称する ( 現地合同指揮所への参画 ) 第 35 条指揮支援本部長は 次に掲げる順位により長を指名し 現地合同指揮所の会議に参画させ 自衛 警察 DMAT 等の関係機関との活動調整にあたらせるものとする (1) 第 1 順位都道府県大長 (2) 第 2 順位統合機動部長 (3) 第 3 順位代表消防機関又は代表消防機関代行に属する中長 2 指揮支援本部長は 必要に応じて 現地合同指揮所の設置について指揮者に進言するものとする ( 新設 ) ( 情報共有等 ) 第 36 条消防庁は 指揮者 調整本部 指揮支援本部 都道府県大本部及び後方支援本部に対して 緊急消防援助連絡体制 ( 別記様式 4) により情報連絡体制等の明確化を図るものとする 2 消防庁 調整本部 指揮支援本部 指揮本部 都道府県大本部 後方支援本部及び緊急消防援助は 緊急消防援助動態情報システム 支援情報共有ツール等を積極的に活用し 緊急消防援助の活動等について必要な情報共有を図るものとする ( 活動報告等 ) 第 37 条指揮支援部長は 被害状況 被災地消防本部 消防団 都道府県内消防応援及び配備された緊急消防援助の活動状況その他必要な事項について 消防庁及び調整本部長に対して適宜報告するものとする 2 指揮支援本部長は 被害状況 被災地消防本部 消防団 都道府県内消防応援及び配備された緊急消防援助の活動状況その他必要な事項について 指揮者及び 25 ( 情報提供等 )( い ) 第 20 条消防庁は 指揮者 調整本部 指揮支援本部 都道府県本部及び都道府県後方支援本部に対し 別記様式 5 緊急消防援助連絡体制表 等により情報連絡体制等の明確化を図るとともに 必要な情報提供を行うものとする ( に )( へ ) ( 活動報告等 )( い ) 第 21 条指揮支援部長は 災害状況 緊急消防援助をはじめとする消防機関の活動状況その他必要な事項について 適宜 消防庁及び調整本部に報告するものとする ( に ) 2 指揮支援本部及び都道府県本部の本部長は それぞれ緊急消防援助連絡体制表に基づき直近上位の本部長に対し 災害状況 活動状況その他必要な事項につい

29 調整本部に対して適宜報告するものとする て 適宜 報告するものとする 3 都道府県大長は 被害状況 当該都道府県大の活動状況その他必要な事項について 指揮支援本部長に対して適宜報告するものとする 4 都道府県大長 統合機動部長及びエネルギー 産業基盤災害即応部長は 3 都道府県長は 部規模 活動結果 活動予定その他必要な事項を記載した活活動規模 活動結果 活動予定その他必要な事項を記載した活動日報 ( 別記様式 5) 動日報を作成し 指揮支援本部長を経由し指揮支援部長 ( 調整本部 ) へ報告するを作成し 指揮支援本部長に対して報告するものとする ものとする ( 別記様式 6-2) 当該報告を受けた指揮支援部長は 報告書をとりまとめ消防庁へ報告するものとする ( へ ) 5 指揮支援本部長は 活動日報 ( 別記様式 5) を作成するとともに 前項の活動日報を取りまとめ 指揮支援部長に対して報告するものとする 6 航空小長は 活動日報 ( 別記様式 5) を作成し 指揮支援部長に対して報告するものとする 7 指揮支援部長は 活動日報 ( 別記様式 5) を作成するとともに 第 5 項及び第 6 項の活動日報を取りまとめ 消防庁長官に対して報告するものとする ( 通信連絡体制等 ) 第 38 条緊急消防援助に係る通信連絡体制は 原則として 次のとおり行うものとする (1) 消防庁 調整本部 指揮支援本部及び関係機関相互の通信連絡は 有線回線 消防防災無線 防災行政無線 地域衛星通信ネットワーク 防災相互通信用無線 ( 以下 防災相互波 という ) 新型防災無線その他の無線を使用する (2) 調整本部 指揮支援本部 指揮本部及び都道府県大本部相互の無線通信は 全国共通波 1 を使用する (3) 指揮支援部長は 被災地が複数に及び 指揮系統を複数に分離する必要がある場合は 全国共通波 2 又は全国共通波 3 のいずれかから 緊急消防援助の配備状況及び活動状況に応じて使用波を指定する (4) 指揮支援本部長は さらに指揮系統を複数に分離する必要がある場合は 指揮支援部長と協議し 指定波以外の全国共通波を指定することができる (5) 都道府県大本部 当該都道府県大に属する中及び統合機動部相互の無線通信は 都道府県内共通波を使用する (6) 同一中に属する小相互 同一統合機動部に属する相互及び同一エネルギー 産業基盤災害即応部に属する相互の無線通信は 都道府県内共通波を使用する 2 全国共通波の運用に際し輻輳が確認された場合は 原則として 次のとおり運用 26 ( 通信連絡体制等 ) 第 22 条緊急消防援助に係る通信連絡体制は 原則として 次により行うものとする (1) 消防庁 調整本部 指揮支援本部及び関係機関間の通信連絡は 消防防災無線 防災行政無線 地域衛星通信ネットワークその他の無線又は有線回線を使用する ( に ) (2) 指揮本部 調整本部 指揮支援本部及び都道府県本部相互間の通信は 全国共通波 1 を使用する ( に ) (3) 被災地が複数にわたる等のため 指揮系統を複数に分離する必要がある場合は 指揮支援部長は 全国共通波 2 及び全国共通波 3 のいずれかから 消防力の配備及び活動状況に応じて使用波を指定する ( ろ ) (4) 指揮支援本部長は さらに指揮系統を複数に分離する必要があり 上記 (3) で指定された全国共通波以外の全国共通波の交信が確認されない場合は 指定波以外の全国共通波を指定することができる ただし 交信が確認された場合は 直ちに当該全国共通波の使用を中止することとする ( ろ ) (5) 都道府県本部と同に属する中との通信及び同一中内相互の通信は 県内共通波を使用する 2 全国共通波の運用に際し輻輳が確認された場合 当該全国共通波の運用は 原則

30 するものとする として 次により行うものとする ( ろ ) (1) 無線統制は 指揮支援部長の指示により行う (1) 無線統制は 指揮支援部長又は指揮支援本部長の指示により行う (2) 無線統制が実施された場合 調整本部又は指揮支援本部以外での運用は 次に (2) 無線統制が実施された場合 調整本部又は指揮支援本部以外での運用は 下記掲げる場合を除き 調整本部又は指揮支援本部からの送信に対する応答のみとすの場合を除き 調整本部又は指揮支援本部からの送信に対する応答のみとする る ( に ) ア応援要請を行う場合ア応援要請を行う場合イ員 消防車両等の重大な事故が発生した場合イ職員等又は消防車両の重大な事故が発生した場合ウ新たな災害が発生した場合ウ新たな災害が発生した場合エ調整本部又は指揮支援本部からの特命事項について報告する場合エ調整本部又は指揮支援本部からの特命事項について報告する場合 ( に ) 3 指揮支援部長は 防災相互波の使用に関し 関係機関と調整を行うものとする 第 7 章部移動 ( 第 4 章部移動から移動 ) ( 部移動の基本 ) 第 39 条部移動は 緊急消防援助の員の負担軽減及び安全管理上の観点を考慮し 原則として 新たな緊急消防援助の投入によりがたい 次に掲げる場合に行うものとする (1) 地理的要因により 新たな緊急消防援助の投入には時間を要し 命救助のためそのいとまがない場合 (2) 市街地が連たんした複数市町村が被災するなど 市町村境界をまたぎ 多数の災害が発生している場合 (3) 緊急消防援助が不足し 新たな緊急消防援助の投入が不可能な場合 2 前項の部移動については 大又は部単位を原則とする ただし 航空小 水上小 特別の資機材を有している中の部移動を行う場合等 被害状況を考慮し特別の事情がある場合は この限りではない ( 長官による部移動の求め又は指示 ) 第 40 条長官による部移動の求め又は指示の手続きは 次のとおりとする (1) 長官は 移動先 規模及び必要性を明示して 緊急消防援助行動市町村の属する都道府県の知事 ( 以下 緊急消防援助行動都道府県知事 という ) 及び緊急消防援助行動都道府県知事を経由して 緊急消防援助行動市町村の長に対して 部移動に関する意見を求めるものとする ( 別記様式 6-1) (2) 前号により意見を求められた緊急消防援助行動市町村の長は 緊急消防援助行動都道府県知事を経由して 長官に対して部移動に関する意見を回答する ( 第 14 条から移動 ) ( 第 15 条から移動 ) 27

31 ものとする ( 別記様式 6-2) (3) 第 1 号により意見を求められた緊急消防援助行動都道府県知事は 当該都道府県内の被害状況 緊急消防援助及び都道府県内消防応援の活動状況を考慮し 前号の緊急消防援助行動市町村の長の意見を付して 長官に対して部移動に関する意見を回答するものとする ( 別記様式 6-2) (4) 長官は 前号の意見を踏まえ 緊急消防援助が都道府県に属する場合にあっては当該都道府県の知事に対して 市町村に属する場合にあっては当該市町村が属する都道府県の知事を経由して当該市町村の長に対して 部移動の求め又は指示を行うものとする ( 別記様式 6-3) (5) 長官は 部移動の求め又は指示を行った場合は 緊急消防援助行動都道府県知事を経由して 緊急消防援助行動市町村の長に対して その旨を通知するものとする ( 別記様式 6-4) ( 受援都道府県の知事による部移動の指示 ) 第 41 条受援都道府県の知事による部移動の指示の手続きは 次のとおりとする (1) 受援都道府県の知事は 移動先 規模及び必要性を明示して 調整本部に対して部移動に関する意見を求めるものとする (2) 前号により意見を求められた調整本部は 緊急消防援助行動市町村の意見等を把握するよう努めるとともに 当該都道府県内の被害状況 緊急消防援助及び都道府県内消防応援の活動状況を考慮し 受援都道府県知事に対して部移動に関する意見を回答するものとする (3) 受援都道府県知事は 前号の意見を踏まえ 指揮支援本部長を経由して都道府県大長又はエネルギー 産業基盤災害即応部長に対して 部移動の指示を行うものとする ( 別記様式 6-5) (4) 受援都道府県知事は 部移動の指示を行った場合は 長官に対して速やかにその旨を通知するものとする ( 別記様式 6-6) (5) 前号の通知を受けた長官は 部移動の指示を受けた緊急消防援助が 都道府県に属する場合にあっては当該都道府県の知事に対して 市町村に属する場合にあっては当該市町村の属する都道府県の知事を経由して当該市町村長に対して 速やかにその旨を通知するものとする ( 別記様式 6-7) (6) 調整本部は 部移動の指示の内容を適切に記録しておくものとする (7) 調整本部は 部移動を行う場合は 都道府県災害対策本部に対して 移動先 規模 経路等を連絡し 道路啓開 先導等の所要の措置を要請するものとする ( 第 16 条から移動 ) 28

32 第 8 章活動終了及び報告 ( 活動終了等 ) 第 42 条被災地の市町村長は 緊急消防援助の引揚げを決定した場合は 都道府県知事に対して速やかにその旨を通知するとともに ( 別記様式 7-1) 指揮支援本部長に対して緊急消防援助の引揚決定を連絡するものとする 2 前項の報告を受けた都道府県知事は 消防庁に対して速やかにその旨を通知するものとし ( 別記様式 7-1) 当該報告を受けた消防庁は 引揚決定を受けた緊急消防援助が 都道府県に属する場合にあっては当該都道府県の知事に対して 市町村に属する場合にあっては当該市町村が属する都道府県の知事を経由して当該市町村長に対して 速やかにその旨を通知するものとする ( 別記様式 7-2) 3 第 1 項の連絡を受けた指揮支援本部長は 指揮支援部長及び都道府県大長に対して 速やかにその旨を連絡するとともに 被災地における活動を終了するものとする 4 前項の連絡を受けた都道府県大長は 被災地における活動を終了するとともに 指揮支援本部長に対して次に掲げる事項を報告し 指揮支援本部長の了承を得て引揚げるものとする (1) 都道府県大の活動概要 ( 場所 時間 数等 ) (2) 活動中の異常の有無 (3) 員の負傷の有無 (4) 車両 資機材等の損傷の有無 (5) その他必要な事項 5 前項の報告を受けた指揮支援本部長は 指揮者及び指揮支援部長に対してその旨を報告し 指揮支援部長の了承を得て引揚げるものとする 当該報告を受けた指揮支援部長は 消防庁及び調整本部長に対してその旨を報告するものとする 6 指揮支援部長は 活動を管理する全ての緊急消防援助の活動が終了した場合は 消防庁及び調整本部長に対してその旨を報告し 調整本部長の了承を得て引揚げるものとする ( 帰署 ( 所 ) 報告 ) 第 43 条緊急消防援助として出動した小等の属する消防本部は 当該小等の最終帰署 ( 所 ) 後 応援都道府県及び後方支援本部に対して 速やかにその旨を報告するものとする 2 応援都道府県は 当該都道府県及び当該都道府県内の消防本部に属する小等の 29 ( 活動終了等 ) 第 23 条指揮支援部長は 緊急消防援助の活動の全てを終了する場合は 被災地の都道府県知事に次の事項を報告するものとする ( い ) (1) 緊急消防援助の活動概要 ( 場所 時間 数等 ) (2) 活動中の異常の有無 (3) 員の負傷の有無 (4) 車両 資機材等の損傷の有無 (5) その他必要な事項 2 指揮支援本部長及び都道府県長は 指揮者の引揚げ指示があった場合には 速やかに調整本部に報告するとともに 現場における活動を終了するものとする ( い ) ( へ ) 3 指揮支援本部長及び都道府県長は 前項に基づき現場における活動を終了した 場合には 前 1 項に掲げる事項を指揮者及び調整本部に報告し 指揮支援部長の引揚げ指示により被災地から引き揚げるものとする ( い )( に )( へ ) ( 帰署 ( 所 ) 報告 ) 第 24 条部が帰署 ( 所 ) した場合には 当該部の属する消防機関は その旨代表消防機関及び応援都道府県に報告するものとする 報告を受けた応援都道府県は その旨 消防庁に報告するものとする

33 最終帰署 ( 所 ) 後 消防庁に対して 速やかにその旨を報告するものとする ( 第 10 章受援計画へ移動 ) 第 6 章受援計画 ( 第 47 条へ移動 ) ( 受援計画 ) 第 25 条都道府県知事は あらかじめ 当該都道府県内の市町村が被災し他都道府県から緊急消防援助の応援を受ける場合の受援計画を策定するものとする ( い ) 2 受援計画に定める事項は 次のとおりとする (1) 調整本部の運営体制 ( い )( に ) (2) 情報提供体制 (3) 進出拠点及び当該拠点への連絡体制 ( い ) (4) 被災地への到達ルート及び燃料補給体制 (5) ヘリコプターの離着陸場及び給油体制 (6) その他必要な事項 3 都道府県知事は 受援計画の策定及び変更に当たっては 次に定めるところによるものとする (1) 当該都道府県内の消防機関の消防長と調整を行うこと (2) 地域防災計画の内容と整合を図ること 第 7 章報告 ( 削除 ) ( 計画の報告 ) 第 26 条都道府県知事及び指揮支援部の所属する消防機関の長は 指揮支援実施計画又は都道府県応援等実施計画を策定又は修正した場合は 長官に報告するとともに 当該都道府県が出動する第一次出動都道府県に該当する都道府県知事に対して 情報提供するよう努めるものとする ( に ) 2 都道府県知事は 受援計画を策定又は修正した場合は 長官に報告するとともに 第一次出動都道府県及び出場準備都道府県に該当する都道府県の知事並びに当該都道府県に出動する指揮支援の属する消防本部の長に対して 情報提供するよう努めるものとする ( に ) ( 活動結果報告 ) 第 44 条緊急消防援助として出動した小等の属する消防本部は 当該小等の最 30 ( 活動結果報告 )( い ) 第 27 条出動した部の所属する消防機関は 応援都道府県及び代表消防機関に 次

34 終帰署 ( 所 ) 後 応援都道府県及び代表消防機関に対して 速やかに緊急消防援助活動報告を行うものとする ( 別記様式 及び 8-3) 2 前項の報告を受けた応援都道府県は 当該都道府県内の緊急消防援助活動報告を取りまとめ 当該都道府県及び当該都道府県内の消防本部に属する小等の最終帰署 ( 所 ) 後 長官及び受援都道府県に対して 速やかに報告するものとする ( 別記様式 及び 8-3) の事項を報告するものとする ( 別記様式 6-1) (1) 消防本部名 (2) 活動数及び員数 (3) 活動開始日時 活動時間 (4) 活動場所 (5) 活動概要 (6) 使用資機材 (7) 員の負傷及び車両 資機材の損傷の状況 (8) その他特記事項 2 報告を受けた応援都道府県は その内容をとりまとめ 長官及び受援都道府県に報告するものとする 第 9 章応援等実施計画 ( 第 2 章応援等実施計画から移動 ) ( 応援等実施計画 ) 第 45 条都道府県知事は 当該都道府県内の緊急消防援助の登録状況等を踏まえて 緊急消防援助が参集し 被災地に出動するための応援等実施計画を策定するものとする 2 応援等実施計画に定める事項は 次に掲げるとおりとする (1) 都道府県大の編成 出動体制及び集結場所に関すること (2) 統合機動部の編成 出動体制及び集結場所に関すること (3) エネルギー 産業基盤災害即応部の編成 出動体制及び集結場所に関すること (4) 情報連絡体制に関すること (5) その他必要な事項に関すること 3 都道府県知事は 応援等実施計画の策定及び変更に当たっては 代表消防機関の長と調整を行うものとし 当該代表消防機関の長は 登録市町村の消防長の意見を集約するものとする 4 都道府県知事は 応援等実施計画を策定又は変更した場合は 長官に対して報告するとともに 当該都道府県が第一次出動都道府県大及び出動準備都道府県大に該当する都道府県の知事に対して情報提供するものとする ( 第 3 条から移動 ) 31

35 ( 指揮支援実施計画 ) 第 46 条指揮支援の属する消防本部の長は 指揮支援の活動を円滑に行うための指揮支援実施計画を策定するものとする 2 指揮支援実施計画に定める事項は 次に掲げるとおりとする (1) 指揮支援の編成及び出動体制に関すること (2) 指揮支援に関する基本的事項に関すること (3) 関係機関との活動調整に関すること (4) 現地合同指揮所への参画に関すること (5) 情報連絡体制に関すること (6) 通信支援小との連携に関すること (7) その他必要な事項に関すること 3 指揮支援の属する消防本部の長は 指揮支援実施計画を策定又は変更した場合は 長官及び都道府県知事に対して報告するとともに 当該指揮支援が出動対象となる都道府県の知事に対して情報提供するものとする ( 新設 第 3 条第 1 項から第 2 項までを分離 ) 第 10 章受援計画 第 6 章受援計画 から移動 ( 都道府県の受援計画 ) 第 47 条都道府県知事は 当該都道府県内の市町村が被災し 緊急消防援助の応援等を受ける場合の受援計画を策定するものとする 2 受援計画に定める事項は 次に掲げるとおりとする (1) 調整本部の運営体制及び早期設置に関すること (2) 緊急消防援助の早期受入れに係る関係機関との連絡調整に関すること (3) 進出拠点 当該拠点への連絡員の派遣及び連絡体制に関すること (4) 宿営場所 救助活動拠点 ( 南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法 ( 平成 14 年法律第 92 号 ) に規定する救助活動のための拠点をいう ) その他緊急消防援助の活動に必要な拠点の確保に関すること (5) 救助活動拠点への資機材等の整備に関すること (6) 緊急消防援助の活動に必要な情報の提供に関すること (7) 燃料補給 物資補給等の後方支援体制に関すること (8) 航空運用調整班 空港 基地施設管制との調整 無線運用 安全管理 ヘリコプターの離着陸場 燃料補給等の航空機の受援に関すること (9) その他必要な事項に関すること 3 都道府県知事は 受援計画の策定及び変更に当たっては 代表消防機関の長と調 ( 第 25 条から移動 ) 32

36 整を行うものとし 当該代表消防機関の長は 登録市町村の消防長の意見を集約するものとする 4 都道府県知事は 受援計画の策定及び変更に当たっては 地域防災計画の内容と整合を図るものとする 5 都道府県知事は 受援計画を策定又は変更した場合は 長官に対して報告するとともに 当該都道府県に対応する第一次出動都道府県大及び出場準備都道府県大の都道府県の知事並びに当該都道府県に対応する指揮支援の属する消防本部の長に対して 情報提供するものとする ( 都道府県知事の事務の委任等 ) 第 48 条地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 153 条に基づき 調整本部又は部移動に係る都道府県知事の権限に属する事務を その補助機関である職員に委任等する場合は 受援計画にその旨を明記するものとする ( 消防本部の受援計画 ) 第 49 条消防本部の長は 当該消防本部が管轄する市町村が被災し 緊急消防援助の応援等を受ける場合の受援計画を策定するものとする 2 受援計画に定める事項は 次に掲げるとおりとする (1) 指揮本部の運営体制及び早期設置に関すること (2) 緊急消防援助の早期受入れに係る関係機関との連絡調整に関すること (3) 進出拠点 当該拠点への連絡員の派遣及び連絡体制に関すること (4) 宿営場所の確保に関すること (5) 救助活動拠点に整備された資機材等の管理に関すること (6) 緊急消防援助の活動に必要な情報の提供に関すること (7) 燃料補給 物資補給等の後方支援体制に関すること (8) ヘリコプターの離着陸場等の航空機の受入れに関すること (9) その他必要な事項に関すること 3 消防本部の長は 受援計画の策定及び変更に当たっては 都道府県が策定する受援計画及び地域防災計画の内容と整合を図るものとする 4 消防本部の長は 受援計画を策定又は変更した場合は 都道府県知事に報告するとともに 当該都道府県に対応する第一次出動都道府県大及び出場準備都道府県大の都道府県の知事並びに当該都道府県に対応する指揮支援の属する消防本部の長に対して 情報提供するものとする ( 第 31 条から移動 ) ( 新設 ) 33

37 第 11 章関係機関との連携 ( 新設 ) ( 関係行政機関等との連絡調整等 ) 第 50 条長官は 緊急消防援助の出動等に関し 必要と認める関係行政機関 関係公共機関等との連絡調整を行うものとする ( 実動関係機関との連携 ) 第 51 条緊急消防援助は 被災地への出動及び被災地での活動に関して 自衛 警察 海上保安庁 TEC-FORCE( 国土交通省が派遣する緊急災害対策派遣をいう ) 等と連携するものとする なお 被災地での活動に当たっては 防災相互波 新型防災無線等の共通の通信手段を活用し 情報共有に努めるものとする ( 医師等との連携 ) 第 52 条緊急消防援助は 被災地において救命医療活動を行う医師 DMAT ドクターヘリコプター ( 救急医療用ヘリコプターを用いた救急医療の確保に関する特別措置法 ( 平成 19 年法律第 103 号 ) に規定する救急医療用ヘリコプターをいう ) 等と連携して活動するものとする 2 都道府県知事は 都道府県大が被災地で活動を行うに当たり 員の健康管理等のために必要と判断した場合は 被災地に医師等を輸送することができるよう 体制の構築に努めるものとする ( その他関係機関との連携 ) 第 53 条調整本部 指揮支援本部 指揮本部及び後方支援本部は 緊急消防援助の活動が効果的に行われるように 緊急消防援助の活動に関して必要な交通 輸送 通信 燃料 物資等に関する関係機関と緊密な連携を図るものとする 2 調整本部 指揮支援本部及び指揮本部は 緊急消防援助の活動に関して必要な関係機関との連絡調整について 必要に応じて 都道府県災害対策本部及び市町村災害対策本部に依頼するものとする ( 消防機関との連携 ) 第 54 条緊急消防援助は 効果的な活動を実施するため 道路 住家位置等の情報提供を受けるなど 被災地消防本部 消防団及び都道府県内消防応援と緊密に連携するものとする ( 第 29 条から移動 ) ( 新設 ) ( 第 28 条から移動 ) ( 新設 ) ( 新設 ) 34

38 第 12 章緊急消防援助に関する訓練 ( 新設 ) ( 都道府県の訓練 ) 第 55 条都道府県は 都道府県防災訓練 緊急消防援助地域ブロック合同訓練等において 関係機関と合同で調整本部の設置運営訓練を行うなど 緊急消防援助の応受援体制の強化を図るものとする ( 消防本部等の訓練 ) 第 56 条登録市町村の消防本部及び登録都道府県の航空消防は 平常時から緊急消防援助の連携活動能力の向上に必要な訓練を行うなど 緊急消防援助の応受援体制の強化を図るものとする ( 新設 第 32 条第 1 項を分離 ) ( 新設 ) 第 13 章その他 第 8 章その他 ( 第 52 条へ移動 ) ( 第 50 条へ移動 ) ( 医師等との連携 ) 第 28 条緊急消防援助は 被災地において救命医療活動を行う医師等と連携して行動するよう努めるものとする 2 都道府県知事は 都道府県の出動にあたり必要と認めるときに被災地に医師を搬送することができるよう 都道府県の体制の構築等に努めるものとする ( 関係行政機関との連絡調整 ) 第 29 条長官は 緊急消防援助の出動等に関し 必要と認める関係行政機関の長等との連絡調整を行うものとする ( 緊急消防援助登録証及び緊急消防援助旗 ) 第 57 条長官は 緊急消防援助を登録した消防本部及び都道府県航空消防に対して 緊急消防援助登録証及び緊急消防援助旗を交付するものとする 2 緊急消防援助旗の制式については 長官が別に定める ( 緊急消防援助登録証及び緊急消防援助旗 ) 第 30 条長官は 緊急消防援助登録証及び緊急消防援助旗を 緊急消防援助を登録した消防本部及び都道府県航空消防に交付するものとする ( い ) 2 緊急消防援助旗の制式については 長官が別に定める ( 第 48 条へ移動 ) ( 都道府県知事の事務の委任等 ) 第 31 条地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 153 条に基づき 部移動又は調整本部に係る都道府県知事の権限に属する事務を その補助機関である職員に委任等する 35

39 ( 都道府県の即応体制等の強化 ) 第 58 条都道府県は 都道府県知事 危機管理担当幹部等に常時連絡可能な体制を確保するとともに 都道府県知事が不在時の職務の代理者を事前指定するなど 状況に応じた判断及び決定を適切にできる体制を確保するものとする 2 都道府県は 調整本部の運営にあたる責任者等については庁舎近傍に居住させるなど 緊急参集できる体制を整備するものとする ( その他 ) 第 59 条この要綱に定めるもののほか 緊急消防援助に関し必要な細目は 消防庁が別に定める 附則この要綱は 平成 26 年 4 月 1 日から施行する 場合は 受援計画等にその旨を明記するものとする ( 都道府県の即応体制等の強化 )( に ) 第 32 条都道府県総合防災訓練及び緊急消防援助ブロック合同訓練等において 都道府県知事を本部長とする調整本部の運営訓練を行うなど 連携 調整に係る訓練を積極的に実施すること 2 都道府県知事及び危機管理担当幹部等に常時連絡可能な体制を確保するとともに 都道府県知事が不在時の職務の代理者を事前指定するなど 状況に応じた判断 決定を適切にできる体制を確保すること 3 調整本部の運営にあたる責任者等については 庁舎近傍に居住する等により 緊急参集できる体制を整備すること ( その他 ) 第 33 条その他緊急消防援助について必要な事項は 長官が別に定める 36

40 別表 A( 第一次出動航空小 ) 災害発生都道府県 指揮支援部長輸送航空小 情報収集航空小 第一次出動航空小 救助 救急 輸送航空小等 ( 新設 ) 緊急消防援助の編成及び施設の整備等に係る基本的な事項に関する計画に沿った緊急消防援助の登録についての協力等について ( 平成 16 年消防震第 10 号 ) を運用要綱に移行 北海道 青森県 宮城県 岩手県 仙市 秋田県 山形県 福島県 茨城県 栃木県 新潟県 青森 仙市 岩手県 宮城県 北海道 札幌市 秋田県 山形県 福島県 栃木県 新潟県 岩手 仙市 青森県 宮城県 北海道 札幌市 秋田県 山形県 福島県 栃木県 新潟県 宮城 岩手県 山形県 青森県 秋田県 福島県 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 新潟県 秋田 仙市 岩手県 宮城県 北海道 札幌市 青森県 山形県 福島県 栃木県 新潟県 山形 仙市 岩手県 宮城県 青森県 秋田県 福島県 栃木県 茨城県 群馬県 新潟県 福島 仙市 宮城県 栃木県 岩手県 山形県 茨城県 群馬県 埼玉県 東京 新潟県 茨城 東京 栃木県 埼玉県 宮城県 福島県 群馬県 千葉市 横浜市 川崎市 山梨県 栃木 東京 茨城県 埼玉県 宮城県 福島県 群馬県 千葉市 横浜市 川崎市 山梨県 群馬 東京 栃木県 埼玉県 茨城県 千葉市 横浜市 川崎市 新潟県 山梨県 長野県 埼玉 東京 茨城県 栃木県 福島県 群馬県 千葉市 横浜市 川崎市 山梨県 静岡市 千葉 東京 茨城県 埼玉県 栃木県 群馬県 横浜市 川崎市 山梨県 長野県 静岡市 東京 埼玉県 山梨県 茨城県 栃木県 群馬県 千葉市 横浜市 川崎市 長野県 静岡市 神奈川 東京 埼玉県 山梨県 茨城県 栃木県 群馬県 千葉市 長野県 静岡県 静岡市 新潟 仙市 埼玉県 富山県 宮城県 山形県 福島県 栃木県 群馬県 東京 長野県 富山 京都市 埼玉県 新潟県 東京 石川県 福井県 山梨県 長野県 岐阜県 名古屋市 石川 京都市 埼玉県 富山県 福井県 長野県 岐阜県 浜松市 愛知県 名古屋市 滋賀県 福井 京都市 富山県 滋賀県 石川県 岐阜県 愛知県 名古屋市 三重県 大阪市 神戸市 山梨 東京 埼玉県 静岡県 栃木県 群馬県 横浜市 川崎市 長野県 静岡市 浜松市 長野 東京 埼玉県 山梨県 群馬県 新潟県 富山県 岐阜県 静岡市 浜松市 名古屋市 岐阜 名古屋市 愛知県 京都市 富山県 石川県 福井県 長野県 浜松市 三重県 滋賀県 静岡 東京 埼玉県 山梨県 群馬県 横浜市 川崎市 長野県 岐阜県 愛知県 名古屋市 愛知 滋賀県 京都市 富山県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 静岡市 浜松市 三重県 三重 名古屋市 愛知県 京都市 滋賀県 福井県 岐阜県 大阪市 神戸市 奈良県 和歌山県 滋賀 京都市 愛知県 兵庫県 福井県 岐阜県 名古屋市 三重県 大阪市 神戸市 奈良県 京都 滋賀県 兵庫県 福井県 愛知県 名古屋市 三重県 大阪市 神戸市 奈良県 鳥取県 大阪 京都市 兵庫県 愛知県 名古屋市 三重県 滋賀県 神戸市 奈良県 和歌山県 徳島県 兵庫 大阪市 京都市 岡山市 三重県 滋賀県 奈良県 和歌山県 鳥取県 岡山県 徳島県 奈良 京都市 滋賀県 和歌山県 愛知県 名古屋市 三重県 大阪市 兵庫県 神戸市 徳島県 和歌山 大阪市 徳島県 高知県 三重県 滋賀県 京都市 兵庫県 神戸市 奈良県 岡山市 鳥取 広島市 京都市 島根県 大阪市 兵庫県 神戸市 岡山県 岡山市 広島県 香川県 島根 広島市 京都市 鳥取県 兵庫県 神戸市 岡山県 岡山市 広島県 山口県 愛媛県 岡山 広島市 京都市 広島県 兵庫県 神戸市 鳥取県 島根県 徳島県 香川県 愛媛県 広島 岡山県 高知県 鳥取県 島根県 岡山市 山口県 香川県 愛媛県 北九州市 福岡市 山口 広島市 愛媛県 高知県 島根県 岡山県 岡山市 広島県 北九州市 福岡市 大分県 徳島 広島市 愛媛県 高知県 大阪市 兵庫県 神戸市 和歌山県 岡山県 岡山市 香川県 香川 広島市 徳島県 高知県 大阪市 兵庫県 神戸市 岡山県 岡山市 広島県 愛媛県 愛媛 広島市 広島県 高知県 岡山県 岡山市 山口県 徳島県 香川県 北九州市 大分県 高知 広島市 徳島県 愛媛県 兵庫県 神戸市 岡山県 岡山市 広島県 山口県 香川県 福岡 高知県 大分県 岡山市 広島県 広島市 山口県 愛媛県 長崎県 熊本県 宮崎県 佐賀 福岡市 高知県 長崎県 広島市 山口県 愛媛県 北九州市 熊本県 大分県 宮崎県 長崎 福岡市 高知県 大分県 広島県 広島市 山口県 北九州市 熊本県 宮崎県 鹿児島県 熊本 福岡市 高知県 大分県 広島県 広島市 山口県 北九州市 長崎県 宮崎県 鹿児島県 大分 福岡市 高知県 愛媛県 広島県 広島市 山口県 北九州市 長崎県 熊本県 宮崎県 宮崎 福岡市 高知県 鹿児島県 広島市 山口県 愛媛県 北九州市 長崎県 熊本県 大分県 鹿児島 福岡市 高知県 宮崎県 広島市 山口県 愛媛県 北九州市 長崎県 熊本県 大分県 沖縄 福岡市 高知県 鹿児島県 山口県 愛媛県 北九州市 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 東京 : 東京消防庁を示す 消防庁ヘリを使用している航空 : 宮城県 東京 埼玉県 京都市 高知県 注 1 網掛けについては 指揮支援輸送航空小を示す 注 2 については 情報収集航空小の代替出動を示す 37

41 別表 B( 出動準備航空小 ) 災害発生 出動準備航空小 都道府県 北海道 群馬県 埼玉県 千葉市 東京 横浜市 川崎市 富山県 石川県 山梨県 長野県 静岡県 静岡市 ( 新設 ) 緊急消防援助の編成及び施設の整備等に係る基本的な事項に関する計画に沿った緊急消防援助の登録についての協力等について ( 平成 16 年消防震第 10 号 ) を運用要綱に移行 青森茨城県群馬県 埼玉県千葉市東京横浜市川崎市富山県石川県山梨県長野県静岡市 岩手茨城県群馬県 埼玉県千葉市東京横浜市川崎市富山県山梨県長野県静岡県静岡市 宮城北海道札幌市千葉市東京横浜市川崎市富山県山梨県長野県静岡県静岡市浜松市 秋田茨城県群馬県 埼玉県千葉市東京横浜市川崎市富山県石川県山梨県長野県静岡市 山形北海道札幌市 埼玉県千葉市東京横浜市川崎市富山県石川県山梨県長野県静岡市 福島札幌市青森県秋田県千葉市横浜市川崎市富山県山梨県長野県静岡県静岡市浜松市 茨城仙市山形県新潟県富山県長野県岐阜県静岡県静岡市浜松市愛知県名古屋市大阪市 栃木仙市山形県新潟県富山県長野県岐阜県静岡県静岡市浜松市愛知県名古屋市大阪市 群馬 宮城県仙市山形県福島県富山県岐阜県静岡県静岡市浜松市愛知県名古屋市大阪市 埼玉 宮城県仙市山形県新潟県富山県長野県岐阜県静岡県浜松市愛知県名古屋市大阪市 千葉 宮城県仙市山形県福島県新潟県岐阜県静岡県浜松市愛知県名古屋市滋賀県大阪市 東京 宮城県仙市山形県福島県新潟県富山県岐阜県静岡県浜松市愛知県名古屋市大阪市 神奈川 宮城県仙市福島県新潟県富山県岐阜県浜松市愛知県名古屋市三重県滋賀県大阪市 新潟札幌市秋田県茨城県千葉市横浜市川崎市石川県福井県山梨県岐阜県静岡県静岡市 富山群馬県千葉市横浜市川崎市静岡県静岡市浜松市愛知県三重県滋賀県大阪市神戸市 石川群馬県 東京新潟県山梨県静岡県静岡市三重県大阪市兵庫県神戸市奈良県鳥取県 福井新潟県東京 埼玉県山梨県長野県静岡県静岡市浜松市兵庫県奈良県鳥取県岡山市 山梨茨城県千葉市新潟県富山県石川県福井県岐阜県愛知県名古屋市三重県 京都市大阪市 長野栃木県茨城県千葉市横浜市川崎市石川県福井県静岡県愛知県三重県 京都市大阪市 岐阜 埼玉県東京横浜市川崎市山梨県静岡県静岡市大阪市兵庫県神戸市奈良県和歌山県 静岡茨城県栃木県千葉市富山県石川県福井県三重県滋賀県 京都市大阪市神戸市奈良県 愛知 埼玉県千葉市東京横浜市川崎市石川県福井県大阪市兵庫県神戸市奈良県和歌山県 三重 埼玉県東京富山県石川県山梨県長野県静岡県静岡市浜松市兵庫県岡山市徳島県 滋賀 埼玉県東京富山県石川県山梨県長野県静岡県静岡市浜松市和歌山県鳥取県徳島県 京都東京石川県岐阜県静岡県静岡市浜松市和歌山県岡山県岡山市徳島県香川県 高知県 大阪東京石川県福井県岐阜県静岡県静岡市浜松市鳥取県岡山県岡山市香川県 高知県 兵庫東京石川県福井県岐阜県浜松市愛知県名古屋市島根県広島県広島市香川県 高知県 奈良東京石川県福井県岐阜県静岡県静岡市浜松市鳥取県岡山県岡山市香川県 高知県 和歌山東京石川県福井県岐阜県静岡県静岡市浜松市愛知県名古屋市鳥取県岡山県香川県 鳥取東京福井県名古屋市滋賀県奈良県山口県徳島県愛媛県 高知県北九州市福岡市熊本県 島根東京三重県滋賀県大阪市奈良県徳島県香川県 高知県北九州市福岡市熊本県大分県 岡山東京名古屋市三重県滋賀県大阪市奈良県和歌山県山口県 高知県北九州市福岡市熊本県 広島東京滋賀県 京都市大阪市兵庫県神戸市奈良県和歌山県徳島県長崎県熊本県大分県 山口東京 京都市大阪市兵庫県神戸市鳥取県徳島県香川県長崎県熊本県宮崎県鹿児島県 徳島東京名古屋市三重県滋賀県 京都市奈良県鳥取県島根県広島県北九州市福岡市熊本県 香川東京名古屋市三重県滋賀県 京都市奈良県和歌山県鳥取県島根県北九州市福岡市熊本県 愛媛東京滋賀県 京都市大阪市兵庫県神戸市和歌山県鳥取県島根県福岡市熊本県宮崎県 高知東京滋賀県 京都市大阪市和歌山県鳥取県島根県北九州市福岡市大分県熊本県宮崎県 福岡東京滋賀県 京都市大阪市兵庫県神戸市鳥取県島根県岡山県徳島県香川県鹿児島県 佐賀東京 京都市大阪市兵庫県神戸市鳥取県島根県岡山県岡山市広島県香川県鹿児島県 長崎東京 京都市大阪市兵庫県神戸市鳥取県島根県岡山県岡山市徳島県香川県愛媛県 熊本東京 京都市大阪市兵庫県神戸市鳥取県島根県岡山県岡山市徳島県香川県愛媛県 大分東京 京都市大阪市兵庫県神戸市鳥取県島根県岡山県岡山市徳島県香川県鹿児島県 宮崎東京 京都市大阪市兵庫県神戸市和歌山県島根県岡山県岡山市広島県徳島県香川県 鹿児島東京 京都市大阪市兵庫県神戸市和歌山県島根県岡山県岡山市広島県徳島県香川県 沖縄東京 京都市大阪市兵庫県神戸市島根県岡山県岡山市広島県広島市徳島県香川県 東京 : 東京消防庁を示す 消防庁ヘリを使用している航空 : 宮城県 東京 埼玉県 京都市 高知県注 1 網掛けについては 指揮支援輸送航空小を示す 注 2 については 情報収集航空小の代替出動を示す 38

42 別表 C( 迅速出動に係る措置要求等の内容 ) 出動区分 指揮支援部 都道府県大 陸上航空水上 ( 新設 ) 大規模地震における緊急消防援助の迅速出動に関する実施要綱 ( 平成 20 年消防応第 104 号 ( 以下 迅速要綱 という )) を運用要綱に移行 Ⅰ 最大震度 7 ( 東京都特別区は 6 強 ) Ⅱ 最大震度 6 強 ( 東京都特別区は 6 弱 ) Ⅲ 震央管轄都道府県に対応する全ての指揮支援 震央管轄都道府県に対応する指揮支援部長の属する指揮支援 震央管轄都道府県に対応する第 1 次出動都道府県大の出動可能な全 震央管轄都道府県に対応する第 1 次出動都道府県大の陸上先遣 1 都道府県大指揮 2 消火小 3 救助小 4 救急小 5 後方支援小の各 1 震央管轄都道府県に対応する第 1 次出動航空小のうち出動可能な全及び必要な出動準備航空小 指揮支援輸送航空小全 情報収集航空小 2 救助 救急 輸送航空小 5 以上 震央管轄都道府県に対応する第 1 次出動航空小のうち出動可能な全 ( 情報収集航空小の代替出動を含む ) 消防庁長官の求め又は指示による 消防庁長官の求め又は指示による ア最大震度 6 弱 ( 政令市等は 5 強 ) 消防庁長官の求め又は指示による イ大津波警報 39

43 別記様式 1 緊急消防援助の応援等要請 別記様式 1-1 緊急消防援助応援要請連絡 ( 消防庁長官又は都道府県知事 ) 殿 次のとおり緊急消防援助の応援等を要請します 災害発生場所 災害種別 状況 第 都道府県 報 平成年月日時分 ( 都道府県知事又は市町村長 ) 消防組織法第 44 条第 1 項又は緊急消防援助運用要綱第 8 条第 2 項の規定に基づき 災害発生日時平成年月日時分頃 市区町村 第 報 平成 年 月 日 消防庁長官殿 都道府県知事 緊急消防援助の応援要請について 消防組織法第 44 条第 1 項の規定に基づき 次のとおり応援要請を行います 災害発生日時 平成 年 月 日 時 分頃 災害発生場所 被害の状況 応援等要請日時平成年月日時分 必要とする応援 必要数を記入 数が不明の場合は を付ける 連絡事項 ( 必要資機材等 ) 原子力施設等有 無被害有 無 不明 石油コンビナート等有 無被害有 無 不明 出動可能な全 指揮支援 指揮 消火小 救助小 救急小 後方支援小 通信支援小 航空小 水上小 特殊災害小 特殊装備小 毒劇物等対応小 N 災害対応小 B 災害対応小 C 災害対応小 大規模危険物火災等対応小 密閉空間火災等対応小 遠距離大量送水小 消防活動二輪小 震災対応特殊車両小 水難救助小 その他 ( ) 災害の種別 状況 的 物 的 被 害 の 状 況 応援要請日時平成年月日時分 必要応援部 ( 応援の必要がある部名に をし 希望する数を記入する ) 水上部 応援部の進出拠点 被災地への到達ルート 指揮体制及び無線運用体制 その他の情報 ( 必要資機材 装備等 ) 消火部 救助部 救急部 航空部 ( ヘリ ) 指定なし 部種別 特殊災害部 特殊装備部 その他の部 決定 ( 添付書類 決定 ( 添付書類 毒劇物等対応 N 災害対応 B 災害対応 C 災害対応 大規模危険物火災等対応 密閉空間火災等対応 遠距離大量送水 部 ) 未決定 部 ) 未決定 < 連絡責任者 > 担当課室 NTT 回線電話地域衛星電話 氏名 NTT 回線 FAX 地域衛星 FAX その他の添付書類 連絡責任者 都道府県名 担当課 消防防災無線電話 : - NTT 回線電話 : - - 消防防災無線 FAX : - NTT 回線 FAX : - - 職 氏名 40

44 別記様式 2-1 出動可能数報告の求め及び出動準備依頼 別記様式 1-2 緊急消防援助応援要請連絡 都道府県消防防災主管部長 消防長 殿 消防庁広域応援室長 緊急消防援助の出動の求め又は指示を行う可能性がありますので 貴都道府県内の出動可能数を至急調査し 別記様式 2-2にて30 分以内に報告願います また 緊急消防援助の出動の求め又は指示を行った場合 迅速に出動できるように出動準備をお願いします 災害発生日時平成年月日時分頃 災害発生場所 災害名 平成年月日時分 都道府県 市区町村 第 報 平成 年 月 日 都道府県知事 殿 消防庁長官 市町村長 緊急消防援助の応援要請について 次のとおり緊急消防援助の応援要請を行います 災害発生日時 平成 年 月 日 時 分頃 災害発生場所 被害の状況 出動準備を依頼する ( の付いた ) 原子力施設等有 無被害有 無 不明 石油コンビナート等有 無被害有 無 不明 出動可能な全 指揮支援 指揮 消火小 救助小 救急小 後方支援小 通信支援小 航空小 水上小 特殊災害小 特殊装備小 毒劇物等対応小 N 災害対応小 B 災害対応小 C 災害対応小 大規模危険物火災等対応小 密閉空間火災等対応小 遠距離大量送水小 消防活動二輪小 震災対応特殊車両小 水難救助小 その他 ( ) 災害の種別 状況 的 物 的 被 害 の 状 況 応援要請日時平成年月日時分 必要応援部 ( 応援の必要がある部名に をし 希望する数を記入する ) 消火部 救急部 部種別 特殊災害部 特殊装備部 毒劇物等対応 救助部 N 災害対応 航空部 ( ヘリ ) その他の部 B 災害対応 C 災害対応 水上部大規模危険物火災等対応 指定なし 密閉空間火災等対応 遠距離大量送水 連絡事項 ( 必要資機材等 ) その他の情報 ( 必要資機材 装備等 ) 問い合わせ先 消防庁災害対策本部広域応援班 NTT 回線電話 NTT 回線 FAX 地域衛星電話 地域衛星 FAX 連絡責任者 市町村名担当課職氏名 消防防災無線電話 : - NTT 回線電話 : - - 消防防災無線 FAX : - NTT 回線 FAX :

45 別記様式 2-2 都道府県消防防災主管部長消防庁広域応援室長又は代表消防機関消防長 次のとおり数を報告します 特殊災害小 特殊装備小 < 連絡責任者 > 担当課室 NTT 回線電話 地域衛星電話 出動可能数 出動数の報告 都道府県名 災害名 指揮支援 可能数報告平成年月日時分 出動数報告平成年月日時分 殿 ( 都道府県消防防災主管部長又は消防長 ) 種別可能数数出動数数備考 指揮 消火小 救助小 救急小 後方支援小 通信支援小 航空小 水上小 毒劇物等対応小 N 災害対応小 B 災害対応小 C 災害対応小 大規模危険物火災等対応小 密閉空間火災等対応小 遠距離大量送水小 消防活動二輪小 震災対応特殊車両小 水難救助小 その他 ( ) 合計 氏名 NTT 回線 FAX 地域衛星 FAX 登録数 別記様式 2-1 都道府県知事 市町村長 平成年月日時 文書番号 において発生した災害について 当該被災地の知事から応援等の要請 ( がありましたので はありませんが緊急を要するので ) 消防組織法第 44 条 ( 第 1 項 第 2 項 第 4 項 ) の規定に基づき 次のとおり緊急消防援助 の出動を求めます 1 応援先市区町村及び進出拠点 1 応援先市区町村 都 道 府 県 2 進出拠点 3 災害の状況 殿 2 出動を求める部及び任務等 1 都道府県 消防本部 ( ) 2 部種別及び数 部種別 指揮支援部 都道府県指揮 消火部 救助部 救急部 後方支援部 航空部 ( ヘリ ) 水上部 3 任務及び特記事項 緊急消防援助緊急連絡 緊急消防援助の出動の求め 数 3 出動を求めた日時平成年月日時分 4 その他出動した場合には 出動日時 出動部の種別及び数を報告してください 問い合わせ先 : 消防庁災害対策本部広域応援班 ( 陸上 ) 消防防災無線電話 : 消防防災無線 FAX : 分頃 特殊災害部 特殊装備部 都 道 府 県 部種別 毒劇物等対応 大規模危険物火災等対応 密閉空間火災等対応 水難救助 遠距離大量送水 消防活動二輪 震災対応特殊車両 その他の特殊な装備 平成年月日 消防庁長官 市 区 町 村 数 NTT 回線電話 : NTT 回線 FAX :