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けいしょうたておか
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1 年3月期中間報告書株式会社博報堂ＤＹホールディングス

2 代表取締役社長戸田裕一目次 1 株主の皆様へ 2 業績の概況 3 連結業績ハイライト 4 トピックス 6 種目別売上高構成比 7 グループ各社の業績概要 8 連結財務諸表 ( 要旨 ) 9 取締役執行役員及び監査役 / 株式の状況企業のベストマーケティングパートナーとして世界一級のマーケティングサービス企業集団を目指す先進的かつ創造的な統合マーケティングソリューションの提供を通じて新たな市場やムーブメントを創造し社会 / 生活者に活力を与え続ける存在になる将来情報に関するご注意当報告書に掲載される情報のうち歴史的事実以外の情報は博報堂 DY ホールディングスの計画及び見込みに基づく将来予測ですこれらの将来予測にはリスクや不確実な要因が含まれており実際の成果や業績と異なる可能性があります ( 中期基本戦略 )

3 株主の皆様へ株主の皆様にはますますご清祥のこととお喜び申し上げます株主投資家の皆様に 2015 年 3 月期中間報告書をお届けするにあたり一言ご挨拶申し上げます上期の日本経済は緩やかな回復基調を維持しているものの消費税増税による駆け込み需要の反動の影響から弱い動きが見られました一方国内広告市場においては 5 月以降は回復基調が継続しており底堅い動きとなりましたこのような堅調な広告市場を背景に積極的な事業展開を行った結果売上高は情報通信飲料嗜好品などを中心に幅広い業種で伸びさらに当期からスタートしました新中期経営計画の戦略に基づいて進めている M&Aも寄与し増収となりましたまた収益性の向上にも努めた結果上期の営業利益は前年同期に達成した上期の過去最高益を更新しました当期は新中期経営計画の初年度となります本計画では企業のベストマーケティングパートナーとして世界一級のマーケティングサービス企業集団を目指すそして先進的かつ創造的な統合マーケティングソリューションの提供を通じて新たな市場やムーブメントを創造し社会 / 生活者に活力を与え続ける存在になるを基本戦略と定め新たな成長を目指してまいりますまた今回の計画では 1 生活者データドリブンマーケティング対応力の強化 2 アジアを中心とした新興国での体制強化 3 専門性と先進性の継続的な取り込みの3 点を成長ドライバーと定めましたすでにアジアにおけるリサーチやPRの専門会社に対するM&Aの実施戦略事業組織 kyu の組成とM&Aを通じた専門性と先進性を持った企業の取り込みなど戦略に沿った施策を着実に実行しております株主還元につきましては安定配当の考え方を基本に業績の動向などを総合的に勘案し決定しております当期は期初にもご説明しましたとおり前期から3.0 円増配し年間 15.0 円を予定しておりますこれに伴い中間配当は 7.5 円とさせていただきましたまた 5 月には株主還元の一層の充実と資本効率の向上を図ることを目的に 700 万株 (62 億円 ) の自社株買いを実施しております株主の皆様の日頃のご支援に心から感謝申し上げるとともに引き続き当社グループへのご理解をよろしくお願い申し上げます 2014 年 12 月株式会社博報堂 DYホールディングス代表取締役社長 1

4 業績の概況当上期の業績当上期の日本経済は緩やかな回復基調を維持しているものの消費税増税による駆け込み需要の反動の影響から弱い動きが見られました一方国内広告市場 * 1 においては 5 月以降は回復基調が継続しており底堅い動きとなりましたこのような環境下当社グループは 2015 年 3 月期をスタートとする新中期経営計画に則り積極的な事業展開を継続した結果売上高は5,345 億円 ( 前年同期比 5.8% 増加 ) となりました売上高を種目別に見ますと 4マスメディアではスポットが好調だったテレビとラジオが前年同期を上回り取引合計は前年同期を1.8% 上回りましたまた 4マスメディア以外ではインターネットメディアとマーケティング / プロモーションを中心に伸び取引合計は前年同期を7.6% 上回りました一方得意先業種別に見ますと売上高構成比の高い自動車関連品情報通信飲料嗜好品のほか化粧品トイレタリ家電 AV 機器など幅広い業種で前年同期を上回りました * 2 売上総利益は収益性向上のためのさまざまな取り組みを継続した結果 956 億円 ( 同 9.5% 増加 ) となりました販売費及び一般管理費は新規連結会社の影響があったものの費用の効率化や集中化に努め 7.3% 増と売上総利益の伸び以下とした結果営業利益は過去最高益の158 億円 ( 同 22.1% 増加 ) 経常利益は167 億円 ( 同 20.1% 増加 ) といずれも大幅な増益となりましたこれに特別損益を加味した税金等調整前四半期純利益は 177 億円税金等を控除した四半期純利益は 94 億円 ( 同 28.6% 増加 ) となりました *1 特定サービス産業動態統計調査 ( 経済産業省 ) *2 当社の社内管理上の区分と集計によります通期の見通し下期のマクロ経済の先行きに不透明感があることから通期の売上高は期初見通しより若干下振れる可能性が出てきております一方収益性は高い水準を維持することができると見ており営業利益見通しの達成は可能と考えておりますこの結果通期業績は売上高利益ともに期初見通しから変動する可能性はあるもののその範囲は軽微と思われるため通期見通しの修正は行っておりません 2014 年 3 月期実績 2015 年 3 月期通期見通し億円前期比売上高 10,959 11, % 売上総利益 1,901 2, % 営業利益 % 経常利益 % 当期純利益 % オペレーティングマージン 17.8% 17.6% 0.2pt ( 注 1) オペレーティングマージン = 営業利益 / 売上総利益 ( 注 2) 業績予想につきましては当社が現時点で合理的と判断する一定の条件に基づき作成しており実際の業績は今後様々な要因によって大きく異なる結果となる可能性があります 2

5 連結業績ハイライト売上高億円売上総利益 / 売上総利益率売上総利益売上総利益率 ( 通期ベース ) 億円 % 通期 9,364 9,783 10,454 10,959 上期 4,341 4,309 4,943 5,053 5,345 通期 1,522 1,607 1,759 1,901 上期営業利益億円オペレーティングマージン ( 通期ベース ) % 通期上期当期純利益 ( 損失 ) 億円通期株当たり配当金円通期通期上期 (33) (8) 上期

6 トピックス戦略事業組織 kyu が本格始動しました昨年発表した新中期経営計画にて掲げた 3 つの成長ドライバーの一つである専門性と先進性の継続的な取り込みを推進する戦略事業組織 kyu が本格的に始動しました kyu の活動と目指す方向性 kyuは中核事業会社と並列の独立した戦略事業組織として組成されました北米欧州を中心とした最先端かつユニークな専門マーケティングサービス企業をM&A によりグループ内に取り込んでいきます 2014 年 5 月には右ページ記載の 2 社の子会社化を完了させ収益面での貢献が始まっていますまた 7 月にはマイケルバーキンが CEOとして就任同氏は博報堂 DYホールディングスの専務執行役員にも同時に就任いたしました kyu はクリエイティビティを源泉に経済及び社会を前進させる新たな価値を生み出す全く新しいグループになることを目指しておりますまた高いレベルの専門人材を有し他にない独自のサービスを提供する企業を傘下に取り込み得意先企業に新たな価値を提供してまいりますそして当社グループの連結収益の拡大にも貢献してまいります博報堂 DY ホールディングス博報堂大広読売広告社博報堂 DY メディアパートナーズ kyu 中核事業会社戦略事業組織 4

7 kyu に参画した事業会社の紹介 (2014 年 9 月末現在 ) 社名所在地 SYPartners LLC 米国カリフォルニア州従業員数 110 名事業内容チェンジマネジメントトランスフォーメーションに特化したイノベーションコンサルティング社名所在地 Red Peak Group LLC 米国ニューヨーク州従業員数 80 名事業内容 ( 以下の2つのブランドで事業を展開 ) Red Peak Branding デザインとブランディング領域を中心とした統合的コンサルティングをグローバルに提供 RPMC スポーツ音楽イベントのスポンサーシップホスピタリティプログラムを通じた体験型プロモーショナルサービスの提供 kyu CEO: マイケルバーキンについて 1958 年英国生まれ 1986 ~ 93 年に英国の大手ブランドコンサルティング会社インターブランド社 CEOを務める 1993 年同社を世界第 2 位の広告会社グループである米国のオムニコム社に売却 2005 年から同グループ副会長兼アジアパシフィック地域 CEO 2009 年オムニコム社を退社し Red Peak Groupを設立同グループ会長に就任 2014 年 7 月 kyuのceoならびに博報堂 DYホールディングスの専務執行役員に就任 5

8 種目別売上高構成比 ( 注 ) 上記の数値は社内管理上の集計数値で監査を受けておりません * 4 マスメディア新聞雑誌ラジオテレビ国内で掲載放送された広告枠の取引及び海外で掲載放送された輸出広告枠の取引の合計となっています国内で掲載放送された広告枠の取引及び海外で掲載放送された輸出広告枠の取引の合計となっていますまた衛星放送も含まれます ** 4 マスメディア以外インターネットメディアアウトドアメディアクリエイティブマーケティング / プロモーションその他インターネットモバイル広告リスティング広告枠の取引及び運用が含まれますなおこれらに関わる広告表現の立案広告制作に関する取引はクリエイティブに含まれます屋外広告交通広告折込広告等の掲出料及び制作費等の合計となっています新聞雑誌ラジオテレビインターネットの広告表現立案及び広告制作広告出演者の契約料等が含まれますマーケティングコミュニケーションブランド領域におけるコンサルティングプランニング調査業務等に関する取引及び SP イベント PR CRM( カスタマーリレーションシップマネジメント ) 等のコンサルティングプランニング実施作業に関する取引等が含まれますスポーツエンタテインメントその他コンテンツ等に関する取引が含まれています 6

9 グループ各社の業績概要単種目別売上成博報堂連結主要業績 2014 年 3 月期上期増減額売上高 362, ,054 30,949 インターネットメディア 16, % アウトドアメディア 9, % クリエイティブ 39, % マーケティング / 59,660 プロモーション 19.5% 新聞 17, % 雑誌 7, % ラジオ 4, % テレビ 147, % 経常利益 9,589 12,525 2,936 当期純利益 4,956 7,388 2,432 その他 3, % 単種目別売上成大広連結主要業績 2014 年 3 月期上期増減額売上高 70,171 69,494 (676) インターネットメディア 1, % アウトドアメディア 4, % クリエイティブ 4, % マーケティング / 9,993 プロモーション 18.7% 新聞 5, % 雑誌 % ラジオ 1, % テレビ 24, % 経常利益 (95) 当期純利益 (362) その他 % 単種目別売上成読売広告社連結主要業績 2014 年 3 月期上期増減額売上高 37,709 34,744 (2,964) インターネットメディア 1, % アウトドアメディア 1, % クリエイティブ 3, % マーケティング / 9,664 プロモーション 28.3% 新聞 3, % 雑誌 % ラジオ % テレビ 12, % 経常利益 (243) 当期純利益 (130) その他 % 7

10 連結財務諸表 ( 要旨 ) 連結貸借対照表 ( 要旨 ) 資産の部科目 2014 年 3 月末日 2014 年 9 月 30 日現在増減額流動資産 455, ,660 45,403 固定資産 128, ,811 3,904 有形固定資産 25,259 25, 無形固定資産 6,939 13,367 6,428 投資その他の資産 96,708 93,623 3,085 資産合計 583, ,472 41,498 科目 2014 年 3 月末日 2014 年 9 月 30 日現在増減額負債の部流動負債 313, ,698 41,982 固定負債 15,779 26,772 10,993 負債合計 329, ,470 30,989 純資産の部株主資本 230, ,893 13,309 その他の包括利益累計額 8,850 9, 新株予約権少数株主持分 15,246 17,678 2,432 純資産合計 254, ,001 10,509 負債純資産合計 583, ,472 41,498 ( 未満切捨 ) 連結損益計算書 ( 要旨 ) 連結キャッシュフロー計算書 ( 要旨 ) 科目 2014 年 3 月期上期増減額科目 2014 年 3 月期上期増減額売上高 505, ,516 29,166 売上総利益 87,332 95,669 8,336 販売費及び一般管理費 74,345 79,807 5,461 営業利益 12,986 15,861 2,874 営業外収益 1,215 1, 営業外費用経常利益 13,980 16,793 2,812 特別利益 1,526 1, 特別損失税金等調整前四半期純利益 15,056 17,787 2,731 法人税等 6,877 7, 少数株主利益四半期純利益 7,328 9,423 2,095 ( 未満切捨 ) 営業活動によるキャッシュフロー 3, ,490 投資活動によるキャッシュフロー 2,150 6,920 9,070 財務活動によるキャッシュフロー 2,512 9,264 6,752 現金及び現金同等物に係る換算差額 ,222 現金及び現金同等物の増減額 2,990 17,548 14,558 現金及び現金同等物の期首残高 101, ,875 24,329 連結除外に伴う現金及び現金同等物の減少額現金及び現金同等物の四半期末残高 98, ,327 9,929 ( 未満切捨 ) 8

11 取締役執行役員及び監査役 / 株式の状況取締役執行役員及び監査役 * 株式の状況 2014 年 9 月 30 日現在大株主 ( 上位 10 名 ) 持株数 ( 株 ) 持株比率 (%) 1 公益財団法人博報児童教育振興会 70,605, 一般社団法人博政会 18,619, 株式会社博報堂 DY ホールディングス 15,903, 中本基子 11,550, 株式会社朝日新聞社 11,223, 博報堂 DY ホールディングス社員持株会 11,029, 日本テレビ放送網株式会社 8,620, 第一生命保険株式会社 6,930, 成田純治 2 戸田裕一 3 沢田邦彦 4 松崎光正 5 西岡正紀 6 中谷吉孝 7 西村治 8 落合寛司 9 中田安則 10 大森壽郎 9 日本マスタートラスト信託銀行株式会社 ( 信託口 ) 6,877, 株式会社読売新聞東京本社 6,872, 発行可能株式総数 1,500,000,000 株発行済株式総数 388,558,100 株株主数 6,236 名代表取締役会長成田純治常勤監査役星子音晴代表取締役社長戸田裕一常勤監査役垣川岬代表取締役副社長沢田邦彦監査役饗場元彦取締役専務執行役員松崎光正監査役宮内忍取締役執行役員西岡正紀監査役内田実取締役執行役員中谷吉孝取締役執行役員西村治取締役落合寛司取締役中田安則取締役大森壽郎所有者別株式分布状況持株数 ( 株 ) 人その他 ( 自株式含 ) 119,604, % 金機関 60,474, % 証券会社 2,709, % 専務執行役員マイケルバーキン執行役員赤木直人 * 当社は2014 年 4 月 1 日付で執行役員制度を導入しました外国法人等 65,652, % その他の国内法人 140,117, % 9

12 株主メモ事業年度 4月1日から翌3月31日まで会社名株式会社博報堂ＤＹホールディングス定時株主総会 6月中設立 2003年10月1日基準日定時株主総会議決権 3月31日期末配当 3月31日中間配当 9月30日会社概要資本金 100億円本社所在地東京都港区赤坂五丁目3-1 赤坂Bizタワー単元株式数 100株上場証券取引所東京証券取引所市場第一部株主名簿管理人みずほ信託銀行株式会社 URL 同連絡先みずほ信託銀行株式会社証券コード 2433 特別口座の管理機関本店証券代行部東京都中央区八重洲一丁目2番1号フリーダイヤル日本経済新聞に掲載公告方法証券会社等に口座をお持ちの場合証券会社等に口座をお持ちでない方特別口座の場合郵送物送付先東京都杉並区和泉2-8-4 みずほ信託銀行お問い合わせ先お取引のある証券会社等になります本店及び全国各支店プラネットブースみずほ銀行内の店舗方法の変更等ご注意フリーダイヤル土日祝日を除くみずほ証券各種手続きお取扱店住所変更株主配当金受取り未払配当金のお支払証券代行部みずほ信託銀行本店及び全国各支店上記お取扱店に加えみずほ銀行の本店及び全国各支店みずほ証券では取次のみとなります支払明細発行につきましては右の特別口特別口座では単元未満株式の買取以外の株式売買は出来座の場合の郵送物送付先お問い合わせ先ません証券会社等に口座を開設し株式の振替手続き各種手続きお取扱店をご利用くださいを行っていただく必要がありますユニバーサルデザイン仕様のつたわるフォントを採用しました当報告書では株式会社博報堂がユニバーサルデザインの発想に基づき株式会社タイプバンク慶応義塾大学と共同開発した独自フォントであるつたわるフォントを使用しています誤認防止読みやすさ向上のため慶応義塾大学による学術的な実証実験を経て開発されたものですこの冊子はFSC 認証紙を使用し環境に配慮した Non-VOCインキで印刷しています

電通、平成24年3月期連結決算を発表

電通、平成24年3月期連結決算を発表平成 24 年 5 月 14 日株式会社電通代表取締役社長執行役員石井直 ( 東証第 1 部コード番号 :4324) 電通平成 24 年 3 月期連結決算を発表 - 売上高 1 兆 8,930 億円 ( 前期比 3.3% 増 ) 営業利益 519 億円 ( 同 2.0% 増 ) 経常利益 628 億円 ( 同 16.0% 増 ) 当期純利益 295 億円 ( 同 36.7% 増 )- 株式会社電通