目 次 はじめに P.1 Ⅰ 総則第 1 章犯罪被害者等施策の主な経緯 P.1 第 2 章犯罪被害者等が抱える様々な問題 P.5 1 犯罪被害者等の置かれた状況 P.5 2 具体的に困難な状況 P.5 第 3 章支援に携わる際の基本的な留意事項 P.15 1 基本的な支援の流れ ( チャート ) P

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1 熊本県犯罪被害者支援ハンドブック 犯罪被害者等支援シンボルマーク ギュっとちゃん 平成 26 年 3 月 熊本県

2 目 次 はじめに P.1 Ⅰ 総則第 1 章犯罪被害者等施策の主な経緯 P.1 第 2 章犯罪被害者等が抱える様々な問題 P.5 1 犯罪被害者等の置かれた状況 P.5 2 具体的に困難な状況 P.5 第 3 章支援に携わる際の基本的な留意事項 P.15 1 基本的な支援の流れ ( チャート ) P.15 2 具体的な対応のあり方 P.15 3 様々なニーズに対応するための関係機関 団体の連携 P.17 Ⅱ 対応編第 4 章各機関 団体における支援業務 P.22 第 5 章犯罪被害者等から相談を受ける際の留意事項 P.89 1 相談対応の基本 P.89 2 二次的被害の防止等 P.91 3 犯罪被害者等の周囲の人に対する視点 P.92 4 代理受傷 バーンアウトの防止 P.92 第 6 章被害類型別特徴と対応上の注意事項 P.93 1 殺人等遺族への対応 P.93 2 傷害を負った人や障がいが残った人への対応 P.95 3 交通事故に遭った人への対応 P.98 4 性犯罪に遭った人への対応 P DV( 配偶者からの暴力 ) を受けた人への対応 P ストーカー被害に遭った人への対応 P 虐待された子どもへの対応 ( 児童虐待 ) P.107 資料 1 各市町村担当一覧 P 犯罪被害申告票様式等 P.162

3 ~ はじめに ~ 全国的に殺人や強盗事件をはじめ 悪質 凶悪な犯罪が後を絶たず 本県においても決して例外とは言えない状況にあります このような犯罪及びこれに準じる心身に有害な影響を及ぼす行為 ( 以下 犯罪等 という ) によって 思いがけず被害に遭われた方々は それまでに経験したことのない対応を迫られます 犯罪等により害を被った者及びその家族又は遺族 ( 以下 犯罪被害者等 という ) が再び平穏な生活を営むことができるようになるために必要な支援は 被害の内容や置かれた状況により様々です そのため 犯罪被害者等を支援するための関係機関相互の連携や橋渡しをする横断的なシステムの構築が必要になります 当ハンドブックは 犯罪被害者等から問い合わせや相談を受けた時に担当業務と異なる範囲に及んでも 適切な支援機関や制度の紹介等を速やかにかつ的確に行い 支援が途切れることなく行えるよう 関係職員の皆さんの執務の参考にしていただくため 相談を受ける際の心構えをはじめ 関係機関の施策や連絡先等をまとめたものです Ⅰ 総則 第 1 章犯罪被害者等施策の主な経緯昭和 49 年 8 月のいわゆる三菱重工ビル爆破事件がきっかけとなり 犯罪被害者等に対する公的な経済支援制度の確立を求める声が高まったことを受け 犯罪被害者等のため という視点を正面に据えた初めての施策となる 犯罪被害者等給付金支給法 が制定されました 平成に入ると 様々な犯罪被害者等支援の動きが活発化し 総合的な取組みを求める犯罪被害者等の声に応えるべく 犯罪被害者等の権利利益の保護が図られる社会の実現に向け 平成 16 年 12 月 犯罪被害者等基本法 ( 以下 基本法 という ) が制定され ( 平成 17 年 4 月施行 ) 犯罪被害者等に対する支援に関し 国 地方公共団体及び国民の責務が明記されました さらに 基本法に基づく 258 の具体的施策を盛り込んだ犯罪被害者等基本計画 ( 以下 基本計画 という ) が 平成 17 年 12 月に閣議決定され 平成 23 年 3 月に同年 4 月から平成 27 年度末までを期間とする第二次基本計画が閣議決定されました 熊本県では 平成 17 年 4 月に 犯罪の起きにくい安全 安心まちづくり基本方針 を策定し 各種施策を展開して安全で安心なまちづくりに取り組むとともに 被害を受けた場合に必要な支援が受けられるよう また 犯罪被害に対する県民の理解を深めることを目的として 平成 20 年 3 月に 熊本県犯罪被害者等支援に関する取組指針 を策定し犯罪被害者等支援に関する施策を総合的 体系的に推進し 平成 23 年 5 月に平成 27 年度末までを期間とする 第二次熊本県犯罪被害者等支援に関する取組指針 を策定しました 1

4 主な犯罪被害者等施策の経緯 昭和 49 年 8 月 昭和 55 年 5 月 平成 3 年 10 月 平成 7 年 3 月 平成 8 年 2 月 平成 10 年 5 月 平成 12 年 5 月 平成 12 年 12 月 平成 13 年 4 月 平成 15 年 4 月平成 16 年 6 月 平成 16 年 12 月 平成 17 年 4 月 平成 17 年 12 月 平成 18 年 4 月平成 18 年 10 月 平成 19 年 6 月 平成 19 年 7 月平成 19 年 11 月 平成 20 年 3 月平成 20 年 4 月 平成 20 年 12 月 平成 21 年 5 月 平成 21 年 12 月 平成 22 年 2 月 平成 23 年 3 月平成 23 年 5 月 三菱重工ビル爆破事件 * 同事件をめぐり犯罪被害給付制度の必要性が議論された 犯罪被害者等給付金支給法公布 (56 年 1 月施行 ) 犯罪被害者給付制度発足 10 周年記念シンポジウム開催 * 同シンポジウムにおいて犯罪被害者等の精神的援助の必要性が指摘される 地下鉄サリン事件 * 犯罪被害者等が受ける精神的被害の深刻さが広く認識されるようになった 警察庁において 被害者対策要綱 策定 全国被害者支援ネットワーク 設立 刑事訴訟法及び検察審査会法の一部を改正する法律公布 (13 年 6 月全面施行 ) 犯罪被害者等の保護を図るための刑事手続に付随する措置に関する法律公布 ( 同年 11 月施行 ) 児童虐待の防止等に関する法律公布 ( 同年 11 月施行 ) ストーカー行為等の規則等に関する法律公布 ( 同年 11 月施行 ) 少年法等の一部を改正する法律公布 (13 年 4 月施行 ) 犯罪被害者等給付金支給法の一部を改正する法律公布 (14 年 4 月全面施行 ) 配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律 (DV 防止法 ) 公布 ( 同年 10 月施行 ) ( 社 ) 熊本犯罪被害者支援センター 設立 DV 防止法の一部を改正する法律公布 ( 同年 12 月施行 ) 犯罪被害者等基本法公布 (17 年 4 月施行 ) 熊本県の 犯罪の起きにくい安全 安心まちづくり基本方針 策定 ( 社 ) 熊本犯罪被害者支援センター を犯罪被害者等早期援助団体に指定 犯罪被害者等基本計画閣議決定 犯罪被害給付制度改正日本司法支援センター ( 法テラス ) の業務開始 児童虐待の防止等に関する法律及び児童福祉法の一部を改正する法律公布 更生保護法公布 ( 同年 12 月施行 ) 犯罪被害者等の権利利益の保護を図るための刑事訴訟法等の一部を改正する 法律公布 ( 公布日から 1 年 6 月以内に全面施行 ) DV 防止法の一部を改正する法律公布 (20 年 1 月施行 ) 犯罪被害者等施策推進会議決定 * 経済的支援 支援連携 民間団体援助の 3 検討会の最終取りまとめ 熊本県犯罪被害者等支援に関する取組指針 策定犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律公布 ( 同年 7 月施行 : 犯罪被害者等給付金の支給に関する法律の一部改正及び題名 改正 ) 被害者参加人のための国選弁護人制度導入 裁判員制度開始 ( 社 ) 熊本犯罪被害者支援センターが公益社団法人への移行に伴い名称を 公益社団法人くまもと被害者支援センター に改称 熊本県犯罪被害者支援ハンドブック作成 第二次犯罪被害者等基本計画策定 第二次熊本県犯罪被害者等支援に関する取組指針 策定 2

5 国 犯罪被害者等基本法 (H16.12 制定 H17.4 施行 ) ( 地方公共団体の責務 ) 第 5 条地方公共団体は 基本理念にのっとり 犯罪被害者等の支援等に関し 国との適切な役割分担を踏まえて その地方公共団体の地域の状況に応じた施策を策定し 及び実施する責務を有する ( 相談及び情報の提供等 ) 第 11 条国及び地方公共団体は 犯罪被害者等が日常生活又は社会生活を円滑に営むことができるようにするため 犯罪被害者等が直面している各般の問題について相談に応じ 必要な情報の提供及び助言を行い 犯罪被害者等の援助に精通している者を紹介する等必要な施策を講ずるものとする 第二次犯罪被害者等基本計画 (H23.3 閣議決定 ) 犯罪被害者等基本計画 平成 17 年 12 月 ~ 平成 22 年度末 3

6 熊本県 第二次熊本県犯罪被害者等支援に関する取組指針 (H23.5 策定 ) 性格 期間 熊本県が犯罪被害者等への支援施策を推進するうえでの基本的な考え方を明らかにしたもの 第二次の取組期間は平成 23 年度 ~27 年度末までの 5 年間です 熊本県犯罪被害者等支援に関する取組指針 平成 20 年度 ~22 年度 基本方針 1 犯罪被害者等の尊厳にふさわしい処遇を権利として保障すること 2 支援が犯罪被害者等の個々の事情に応じて適切に行われること 3 支援が途切れることなく行われること 4 一人でも多くの県民の理解を得ながら支援の取組が展開されること 重点的な課題及び取組方針 (1) 犯罪被害者等の平穏な日常生活への復帰のために 相談支援情報提供 広報 啓発人材養成 1 犯罪被害の状況に応じた相談窓口機能の充実 2 犯罪被害から回復するための支援の実施 3 犯罪被害者等のニーズに応じた情報提供 (2) 犯罪被害者等を支える社会環境づくりのために (3) 推進体制の充実のために 1 犯罪被害者等が置かれた現状についての県民理解の醸成 2 犯罪被害者等支援に携わる者の資質の向上及び支援体制の充 1 県機関における連絡体制の確保連携 協力 2 市町村との連携 協力 ( 市町村の担当窓口設置等 ) 3 関係機関等との連携 協力 4

7 第 2 章犯罪被害者等が抱える様々な問題現在の社会では 犯罪被害者等の抱える困難 ( 苦しみ つらい気持ちなど ) について 十分に理解されているとはいえない状況があり 支援者の中にも 多くの無理解や誤解があります このような中で 犯罪被害者等の立場に立った適切で効果的な支援を進めていくためには 犯罪被害者等が実際にいかなる体験をし どのような思いを抱き 何に苦悩しているかを知っておく必要があります また 何に着目して支援するべきかを適切に判断するためにも 犯罪被害者等が直面する困難を知る必要があります * 事件を目撃するなどした人も 同様に様々な困難を抱えることがあり 適切に支援していく必要がありま す 1 犯罪被害者等の置かれた状況 (1) 直接的被害犯罪被害者等は 犯罪等により 生命を奪われる ( 家族を失う ) 身体を傷つけられる 金銭など財産を奪われるといった生命 身体 財産上の直接的な被害を受けます そして 事件時の直接的な被害に加え 心にも大きな傷を受けます この心の傷は すぐに回復することは困難です (2) 事件後に直面する状況事件後に直面する困難な状況は 犯罪被害の種類や状況 犯罪被害者等の状況 ( ライフスタイル 性別 年齢 心身の状況 家族構成等 ) などによって様々です また 周囲からの配慮に欠ける対応等により 二次的被害といわれる更なる被害に苦しむこともあります 概括的には次のようなことが考えられます 5

8 2 具体的に困難な状況多くの犯罪被害者等が 事件後は生活環境の変化を強いられ つらい気持ちを抱えながら暮らしています < 事件後の状況 > ( 被害者遺族 身体犯被害者 性犯罪被害者において 事件後に下記のような出来事があった とする被害者等の中で 被害の一部であると非常に強く思う と回答した者の割合 ) * 平成 14 年 犯罪被害者実態調査報告書 ( 犯罪被害実態調査研究会 ) を基に作成 (1) 心身の不調 [ 直後 ] あまりに突然の予期できないことについては 人間は対処できません 体も心も頭も動かないものなのです その場に立ちすくんでしまうような状況になります その結果 次のような反応が見られます 信じられない 現実として受け止められない 感情や感覚が麻痺してしまうために恐怖や痛みをあまり感じない 頭の中が真っ白になる 何も考えられない ぼうっとする 周りのことが目に入らない 注意集中できない 自分が自分でないような気持ちがする 現実感がない 夢の中のような感じがする 事件の時のことがよく思い出せない 様々な気持ち ( 恐怖 怒り 不安 自分を責める気持ち ) がわいてくる 自分が弱い 何も対処できないという気持ちが強くなる 気持ちが落ち込んだり 沈み込んだりしてしまう 体の反応がある ( どきどきする 冷や汗をかく 手足に力が入らない 手足が冷たい 過呼吸になる ) 周りの人からは ぼうっとして見えたり 逆に落ち着いているように見えるために 犯罪被害者等が混乱していることがよく理解されないこともあります 6

9 [ 中長期 ] 被害直後のショックが落ち着いた後も 様々な症状や反応が出てくることがあります < 精神的な不調の例 > 気持ちがひどく動揺し 混乱していると感じる 気持ちや感覚が自分から切り離されたような状態になる 事件に関することが頭の中によみがえってくる 神経が興奮して落ち着かない < 身体的な不調の例 > 眠れない 頭痛やめまい 頭が重い 吐き気 嘔吐 胃がむかむかする 食欲がない 下痢をする 便秘になる 身体がだるい 疲れやすい 微熱がでる お腹や身体のその他の部分が痛い 生理がない 月経周期の異常 月経痛がある [ 子どもの場合 ] 言葉でうまく表現できないために 理解されづらく勘違いされる場合もありますが 概して次のような様々な行動や反応を示す場合があります 突然不安になり興奮する なんとなくいつもびくびくする 頭痛 腹痛 吐き気 めまい 息苦しさ 頻尿等を訴える ( 身体の病気でなくても起きます ) 著しい赤ちゃん返りがある 夜尿 指しゃぶりが始まる 表情の動きが少なく ぼうっとしている 集中力がなくなる 上手にしゃべれない 家族や友達と関わりたがらない 遊ばなくなる 親へ反抗 不登校 非行 ( 性非行を含む ) が始まるなど このような反応は 時間とともに軽くなっていく場合もありますが 日常生活に支障をきたしている場合は 医療機関等に相談することを勧めることも重要です (P.52 参照 ) * 犯罪被害者等のメンタルヘルス情報ページ参照 ( コラム 犯罪被害者等に現れることが多い精神疾患 被害後 一時的な精神反応にとどまらず 下記のような疾患をきたす場合があります PTSD 再体験症状 ( フラッシュハ ック 悪夢など ) や 回避 麻痺症状 ( 事件に関連することを避ける 感情が感じられないなど ) 覚醒亢進症状( 眠れない 些細なことに過剰に驚くなど ) が続く状態となります うつ病気分がひどく落ち込んだり 何事にも興味を持てなくなり苦痛を感じます 疲れやすくなり 食欲がなくなったり 眠れなくなるなど 日常の生活に支障が現れます パニック障害突然動悸が激しくなり 息苦しくなります めまいや冷や汗 手足に震えがきて心臓発作を起こしたかのように思い 死ぬのではないかという恐怖に襲われます このような発作がいつ起こるのかと不安で外出することが困難になったりします 7

10 (2) 生活上の問題 仕事上の問題精神的 身体的被害のために 仕事上で小さなミスが増えたり 仕事の能率が落ちたり 職場の同僚と関係がうまくいかなくなることがあります また 治療のための通院や捜査 裁判手続のためのやむを得ない欠勤などが続くと 周囲に気兼ねをするようになりがちです このような状況について職場で理解を得られず 仕事を辞めざるを得ない場合もあります 不本意な転居など住居の問題犯罪被害のために 転居や自宅以外に居住場所が必要になることがあります 自宅が事件現場になり 再被害の恐れが強い ( 特に犯人が逮捕されていない場合 ) 近隣のうわさなどによる耐え難い精神的な苦痛がある 同居する家族から暴力等の被害を受け 安全な場所に避難する必要がある 放火により 自宅に居住できなくなる 自宅が事件現場になったため 捜査上の要請などにより一時的に自宅を使用できなくなる 経済的な困窮 ( 問題 ) 直接的被害のほか 犯罪被害により生計維持者を失う場合や犯罪被害による受傷 精神的ショックのため 生計維持者の就業が困難になる場合など 収入が途絶え 経済的に困窮することがあります 生計維持者が死亡した場合 相続関係が確定しないため その銀行口座は凍結されることがあり そうなると遺族は現金を引き出すことができず 当面のお金の工面に困ることになります 犯罪被害直後には 警察や病院などに急行するためのタクシー代 治療のための医療費 亡くなった場合の葬祭費などの当面の出費などが発生します さらに 長期療養や介護が必要な場合には 将来にわたって経済的に負担がかかることもあります また 裁判所に出向くたびに交通費や 場合によっては宿泊費がかかるほか 訴訟記録の写しを得るための複写代 弁護士を依頼した場合の費用など 予期しない出費が必要となる場合もあります * これまで 犯罪被害に関しては医療保険が利用できないとの誤解もありましたが 法律上 医療機 関が保険診療を拒否することはできません もしそのような事例があれば 九州厚生局熊本事務所 ( 代表 ) に報告してください また 犯罪被害等により収入が途絶え 国民健康 保険料 ( 税 ) の支払いが難しい場合は 住居地の市町村に相談してください 家族関係の変化犯罪被害を受けた本人ばかりでなく 家族もショックを受けて お互いを支え合うという精神的な余裕を失いがちです また 家族各人のストレスの感じ方 被害についての捉え方や考え方はそれぞれで 感情の表し方や対処方法も異なるため 家族の中でいさかいが生じたり 家族関係に危機をもたらしたりします 場合によっては 家族崩壊に至ることすらあります 犯罪被害者が子どもで 兄弟姉妹がいる場合には 親が兄弟姉妹に十分な愛情を注ぐ余裕がなくなり 後に兄弟姉妹への影響が出てくる可能性もあります 8

11 (3) 周囲の人の言動による傷つき 近隣や友人 知人の言動犯罪被害者等は 社会的に保護されているといった誤解や 犯罪被害者等支援に関する情報不足などから 周囲の人たちからの支援を受けられず 社会的に孤立してしまい 更に困難な状況に追い込まれてしまうことがあります 支援を受けられないだけでなく 周囲の人たちから中傷や興味本位の質問をされたり 金銭を求めて起こす民事裁判ではないのに お金がほしいだけ などという誤った見方をされたりすることもあります また 早く元気になって といった心情に沿わない安易な励ましや慰めで傷つけられることもあります < 周囲の人から受けた二次的被害の認識 > 今までに 周囲の人から二次的被害 ( 事件に関連したことで傷つけられるような出来事 ) を受けたことが ありますか? 平成 18 年度被害者支援調査研究事業 - 犯罪被害者遺族へのアンケート調査結果から - ( 社団法人被害者支援都民センター ) より 回答者数 110 人 支援者の配慮不足日々 犯罪被害者等支援に携わっている機関 団体の対応であっても 事件によって疑心暗鬼になっている犯罪被害者等にとっては 必ずしも納得の行く支援を受けたと感じることができるわけではありません 事務的な対応など犯罪被害者等の心情に配慮しない言動 説明不足や不適切な情報提供などにより 精神的に傷ついてしまい 更に人や社会への不信を募らせることにもなります < 二次的被害を受けた相手 > 二次的被害を受けた相手は? 平成 18 年度被害者支援調査研究事業 - 犯罪被害者遺族へのアンケート調査結果から - ( 社団法人被害者支援都民センター ) を基に作成 9

12 (4) 加害者からの更なる被害多くの犯罪被害者等は 加害者から危害が加えられるのではないかという不安や恐怖にさいなまれています 加害者からの謝罪が全くない 加害者に反省の態度がみられない 裁判の中で 加害者が責任逃れの主張をする などの事態に接すると 犯罪被害者等の苦痛は更に大きくなります 被害者が亡くなっている場合は特に 加害者が事実と異なることを主張する こともあります このように 加害者やその家族らの不誠実な言動に苦しめられることもあります (5) 捜査 裁判に伴う様々な問題 ( 負担 ) 捜査や裁判に当たり 事件について何度も説明せざるを得ないため その度に事件のことを思い出し つらい思いをします また 犯罪被害者等への情報提供により捜査や裁判への影響が生じる恐れがある場合などは 犯罪被害者等への情報提供が制限されるため 事件によっては 当事者である犯罪被害者等が捜査から置き去りにされているという感覚を強く抱くことがあります さらに 警察や検察における捜査 裁判の傍聴 証言 陳述などのために 時間的 身体的に負担を強いられるほか 刑事裁判では 慣れない法廷の場に身を置く 加害者の弁護人から 被害者に問題がある といった主張がされるなどの精神的負担を強いられることもあります 損害賠償請求に係る民事裁判において 訴訟費用 労力 時間が必要とされるほか とりわけ弁護人に依頼をしない場合には 加害者と法廷において直接向き合う可能性もあり そのような場合には心身ともに更なる負担を与えられるのみならず 訴訟に関する知識不足 一人では証拠が十分に得られないなどの多くの困難に直面することもあります 参考 - 被害に遭われた方の手記 - 犯罪被害者等の置かれた状況をよりよく知るためには 被害に遭われた方のお話を聴いたり 手記を読んだりすることが重要です 手記集は 様々な機関 団体で作成されていますが ここでは 内閣府犯罪被害者等施策推進室ホームページ ( に掲載されている手記を紹介します 被害当事者の手記 犯罪被害者等施策講演会 10

13 参考捜査 裁判の流れ 1 一般的な刑事手続刑事手続とは 犯人を明らかにして犯罪の事実を確定し 科すべき刑罰を定める手続のことを言い 捜査 起訴 裁判 のプロセスをとります 加害者が少年 (20 歳未満 ) の場合には 手続などに違いがあります 2 捜査捜査とは 犯人を発見 確保し 証拠を収集するなどによって 犯罪事実を明らかにすることを言います 捜査機関によって犯罪の嫌疑があるとされている者であって まだ起訴されていない者を法律上 被疑者 と言います 一般に 警察は 逃走や証拠隠滅のおそれがある場合などには 被疑者を逮捕して捜査を行い 48 時間以内に事件を検察官に送ります 1 これを受けた検察官が その後も継続して被疑者の身柄を拘束して捜査する必要があると認めた場合には 24 時間以内に裁判官に対して勾留の請求を行います 裁判官がその請求を認めた場合 被疑者は通常 10~20 日間勾留されることになります そして 被疑者が勾留されている間に 捜査機関は様々な捜査を行います 3 起訴検察官は 警察官から送られた書類や証拠品と検察官自ら犯人を取り調べた結果などを検討し 被疑者を刑事裁判にかけるかどうかの決定を行います 裁判にかける場合を 起訴 かけない場合を 不起訴 と言います 起訴処分には 公開の法廷で裁判を開くことを請求する 公判請求 書面審理だけの裁判 を請求する 略式命令請求 などがあります 2 4 裁判被疑者が起訴され 裁判が開かれる日 ( これを 公判期日 と言います ) が決められた後 裁判所で審理が行われ 判決が下されます 刑事事件に関して起訴され その裁判がまだ確定していない者を 被告人 と言います 検察官や被告人が 判決の内容に不服がある場合には 更に上級の裁判所に訴えることになります 一定の犯罪については 犯罪被害者等は刑事裁判へ参加し 証人への尋問や被告人への質問などができる場合があります ( 被害者参加制度 :P.93 参照 ) 5 刑事手続と民事手続刑事裁判で犯人の有罪が確定しても 刑罰が決まるだけで犯人から賠償金や慰謝料などが支払われるわけではありません 財産的損害 精神的損害の賠償を求める場合は 民事上の損害賠償請求を行う必要があります なお 一定の犯罪については 刑事裁判所が刑事事件について有罪の言渡しをした後 犯罪被害者等の被告人に対する損害賠償請求について審理 決定をすることができます ( 損害賠償命令制度 :P.89 参照 ) * 1 被疑者の身柄を拘束せずに捜査が行われる場合もあります また逮捕された場合でも 場合によっては 検察庁に送られる前に被疑者が釈放されることもあります なお 検察官等が被疑者を逮捕する場合もあります * 2 逮捕され 引き続き勾留されたとしても必ず起訴されるわけではなく 不起訴になることもあります 不起訴になれば 被疑者は釈放されます 11

14 12 < 一般的な刑事裁判の流れと犯罪被害者等のかかわり > 担当刑事手続きの流れ犯罪被害者等のかかわり警察検察庁裁判所犯罪の発生警察への連絡 110 番通報 届出等告訴犯人を処罰するために 警察等に告訴の手続きを要する場合があります 事情聴取警察官が 事件の状況や犯人の人相などについて聴取します 被疑者が特定された場合 犯人に間違いがないか 確認をする場合があります 証拠品の提出事件当時に着ていた服や持っていた物などを証拠品として提出することがあります 捜査上及び裁判上預かる必要がなくなった時は 速やかに返却されます 実況見分への立会い事件のあった状況を明らかにするために犯行現場での状況説明などに立ち会うことがあります 捜査の開始被疑者の特定被疑者の任意の出頭被疑者の逮捕検察庁へ身柄付送致検察庁へ書類送致勾留請求起訴略式命令請求公判請求事情聴取検察官から事情聴取を求められることがあります 審査申立て検察官の不起訴処分に対して 告訴人や被害者 遺族は 検察審査会に審査の申立てをすることができます 不起訴公判前整理手続公判判決略式命令裁判の傍聴裁判を傍聴することができます 公判への出廷証人として 裁判に出廷することがあります また 証人出廷とは別に 被害に関する気持ちや意見を伝えるための意見陳述を行うことができます 裁判への参加裁判所の許可を得て 被害者参加人として 一定の要件の下で 公判期日に出席するとともに 被告人への質問などができる場合があります

15 < 少年の審判手続及び刑事手続の流れと犯罪被害者等のかかわり> 少年の審判手続き及び刑事手続の流れ犯罪被害者等のかかわり事件の発生 警察被疑者である少年を逮捕して取り調べたり 逮捕しないまま任意で捜査したりします (14 歳未満の少年を逮捕することはできません ) 114 歳以上の少年 2 法定刑が懲役 禁固等の比較的重い犯罪 114 歳以上の少年 2 法定刑が罰金以下の犯罪 114 歳未満の少年 2 罪種は問わず 事情聴取証拠品の提出実況見分への立会い等成人事件とほぼ同様です 検察庁 送致 通告 児童相談所 事情聴取検察官から事情聴取を求められることがあります 審判不開始少年が改心し 審判の必要がないと判断される場合等は審判を開始せずに終了 家庭裁判所 少年鑑別所 審判 ( 非公開 ) 児童相談所 児童福祉法上の措置訓戒 誓約書の提出 児童福祉司等による指導 児童養護施設 児童自立支援施設等への入所など 証人尋問 参考人尋問証人として尋問されたり 参考人として供述を求められたりすることがあります 一定の重大事件について審判の傍聴ができる場合があります 被害に関する気持ちや意見を伝えるための意見陳述を行うことができます また 少年審判の状況の説明を求めることができます 検察官への送致成人と同じ取扱い ( 罰金 懲役など ) 検察庁 保護処分 保護観察 児童自立支援施設送致 児童養護施設送致 少年院送致 不処分少年が非行を克服し 保護処分の必要がないと認められた場合など 起訴 裁判所 判決 不起訴 13

16 民事裁判の流れ犯罪被害者等のかかわり第一審(地方裁判所)< 民事裁判の流れと犯罪被害者等のかかわり > 証拠調べ 弁論終結 証人尋問本人尋問 和解成立 準備書面等の陳述 当事者本人として裁判に出廷し尋問を受ける可能性がある 判決 不服の場合 2 週間以内に控訴 確定 上訴手続のための打合せ 相談 控訴 ( 高等裁判所 ) 上告 ( 最高裁判所 ) 弁護士に相談 紛争の発生相手側との交渉示談成立訴えの提起 事件の状況や訴えの内容について説明 訴訟の作成の相談 口頭弁論第 1 回口頭弁論期日の指定 争点及び証拠の整理のための手続 裁判の準備のための相談 打合せ 判決 和解成立 確定 加害者からの任意の支払い又は強制執行 勝訴判決や和解に基づき相手の財産を差し押さえて回収をはかること 14

17 第 3 章支援に携わる際の基本的な留意事項犯罪被害者等は 突然の被害に遭い 大変な混乱の中にいます しかし 一方で 犯罪被害者等は 被害に遭うまでは家族や友人に囲まれて通常の生活を送っていた人達です 支援者は 犯罪被害者等が本来持っている物事への対処方法や 社会的つながりなどを最大限に尊重し それらの力が損なわれないような支援を行いましょう 1 基本的な支援の流れ ( チャート ) 犯罪被害者等の相談対応から支援実施までの基本的な流れは 以下のとおりです 2 具体的な対応のあり方 (1) 相談しやすい環境をつくる 相談を受ける際は 犯罪被害者等が衆目にさらされないよう相談場所に配慮したり 人前で不用意に名前を呼ばないようにする 電話相談の場合には 周囲の会話や笑い声等が入らないようにする 犯罪被害申告票 (P.193) を備え付けておくなど 犯罪被害者等が被害について申出をしやすいようにする 加害者が男性であって 男性に対する恐怖心が強い場合は女性が対応するなど 犯罪被害者等の状況や希望に応じて 担当者の選定に配慮する コラム 犯罪被害申告票について 犯罪被害申告票は 犯罪被害者等が被害について言い出しにくい時に その負担を少しでも軽減するためのものです 支援者にとっては それのみで必要事項を把握できるものではありませんが 少なくともその人が犯罪被害者等であることがわかり 早期の段階から相応の配慮をすることができます 犯罪被害者等から求めがあった場合には 犯罪被害申告票用紙を提供できるように常に準備をしておいてください ただし 犯罪被害申告票は 犯罪被害者等が自らの責任において記載し 自ら携行するものであって 機関 団体において 同申告票を受領し 管理するものではありません なお 次の機関への連絡のために聴き取った記録などは 情報管理の徹底を図ってください 15

18 (2) 安全確保を優先する 今 安全かどうか ( ここが安全と感じることができるかどうか ) 今 話をしていても大丈夫か を最初に確認し 必要に応じて しかるべき機関 ( 警察 配偶者暴力相談支援センター 児童相談所等 ) に引き継ぐ (3) 相談内容を受け止める 犯罪被害者等の話を丁寧に聴き 気持ちをそのまま受け止める 発言内容を評価したり 安易に決めつけたりしない 感情を否定しない 被害の状況を人と比べない ( 被害に遭った苦痛には 他の人との軽重はない ) 自責感を助長させない ( 犯罪被害者等は自分を責めている場合がある ) 安易に励まさない 安易に慰めない 強くなることを勧めない ( 相手の心情に沿わない安易な助言が逆に傷つける ) 話をせかさない さえぎらない ( 心に傷を受けた犯罪被害者等にとっては 話すこと自体が大変であったり 苦痛である場合がある ) (4) 相談相手の状況を整理しつつ そのニーズを的確に把握する 犯罪被害者等が 自分がどうしたいのかわからない場合には 今 一番心配なこと 困ったことは何か 日常生活はどうしているのか ということを話し合いながら明確にし 適切な情報提供を行っていく (5) 援助計画を立てる 所属機関 団体ができる支援内容を明らかにする ( さらに それを支援早期の時点で犯罪被害者等に伝えることが重要である 過度の期待を抱かせることは 結果的に犯罪被害者等の失望 不信を強めることになりかねない ) 問題が複数ある場合は優先順位をつける (6) 問題解決に向けて動く 時期と状況に応じた適切な情報を提供する 支援者の意見を押しつけたりせず 犯罪被害者等自らが決定できるように支援 ( 対応 ) する 関係機関 団体と連携する (P.17 以降参照 ) (7) 秘密保持に留意する 会話や書類管理における注意はもちろんのこと たとえ家族であっても 犯罪被害者等本人にとっては知られたくないこともあるため 犯罪被害者等の同意なしに伝えることは適切ではない (8) 被害からの回復を焦らない 犯罪被害者等が被害から回復する方法や回復に要する時間はそれぞれ異なるため 一人ひとりの状況を考慮しながら 支援を行うことが重要である (9) 適切な支援を行うための努力を怠らない 法律や制度の改正等の情報を正確に把握して 支援に必要な知識の習得を図るとともに 研修に積極的に参加するなどして 自らの技量の向上等に努めることが重要である 16

19 3 様々なニーズに対応するための関係機関 団体の連携 (1) 関係機関 団体の連携の必要性犯罪被害者等の抱える問題は様々であり ニーズに応じて 他の機関 団体と連携 協働して問題に取り組むことが重要です また 犯罪そのものも多様であり 自機関 団体では対応しきれない犯罪被害者等が相談に訪れることもあります そうした場合であっても より適切な他機関 団体との連携を図ることで 支援につなげていくことが望まれます 各機関 団体の関わりが 今までの支援経過の延長線上で続いていくような 途切れのない支援 が求められています < 犯罪被害者等のニーズに対応する 途切れない支援 のための連携図 ( イメージ )> 17

20 (2) 関係機関 団体の連携の実際ア基本的な連携の流れ < 基本的な連携の流れフロー図 > ( ア ) 関係機関 団体に関する説明犯罪被害者等から相談を受けた機関 団体 ( 組織 A) は 相談内容に応じて 対応し得る機関 団体やその支援概要等について説明をします 犯罪被害者等に対して最低限伝えるべき情報 組織の概要 ( 組織形態 業務内容 ) 行っている支援の概要 ( 犯罪被害者等に特化した支援か否かを含む ) 連絡先 ( 名称 住所 電話番号 ) 受付時間 ( イ ) 犯罪被害者からの情報提供に対する同意等 組織 A は 犯罪被害者等が 実際に他の機関 団体 ( 組織 B) を利用することを決めてから 組織 B への事前連絡を犯罪被害者等が希望するか否か確認します ( 確認する場合の説明事項 ) 事前に連絡をしておくことで 実際に犯罪被害者等が組織 B に相談に行った際に よりスムーズな対応を受けられること 被害について一から話す負担を軽減できること 犯罪被害者等から入手した情報については 組織 B 以外には伝えないこと 組織 B には守秘義務があること 情報は支援目的以外には使用しないこと 18

21 組織 A は 犯罪被害者等が 組織 B への事前連絡を希望したら 下記の項目のうち 伝達して良い情報が何であるかを確認するとともに その情報を伝達することについて犯罪被害者等からの同意を得ます ( 同意を得る場合の重要事項 ) 犯罪被害者等と組織 B との連絡方法について確認すること 犯罪被害者等が安心して 確実に組織 B と連絡がとれるよう 配慮することなお 下記の項目は 連携の際に伝達すると有益と考えられる犯罪被害者等の情報について 大まかに整理したものです これはあくまで例示ですので 無理に聴き出す必要はありません 犯罪被害者等の意思を尊重してください 最低限伝えるべき情報 氏名 性別 被害当事者との関係 電話番号 犯罪被害の概要 希望する支援の内容 状況に応じて伝えるべき情報 住所 生年月日 犯罪被害発生日 被害の程度 障がいの有無 紹介元機関 団体で受けた支援の内容 これまで相談に行った機関 団体と受け取った支援内容の履歴 ( ウ ) 犯罪被害者等に関する情報の提供等 組織 A は 組織 B に対し 当該犯罪被害者等への支援を行っていくために組織 B での対応が必要であることを伝え 理解を得た上で 犯罪被害者等の同意を得た情報を 組織 B に伝達します その際 組織 B は 事前に犯罪被害者等に伝えておいてほしい追加情報があれば 組織 A に伝達を依頼します 組織 A は 犯罪被害者等に対し 情報の伝達を行ったことを伝え 組織 B に関する追加情報があれば それを伝えます ( 犯罪被害者等への情報伝達の際の説明事項 ) 組織 B において 犯罪被害者等の状況を正確に把握するため 改めて詳細な説明が求められる場合があること 犯罪被害者等が組織 B に望んでいた支援と組織 B が行う支援が異なる時には 組織 A に再度相談できること ( エ ) 支援活動の実施組織 B では 組織 A からの情報を参考にし 犯罪被害者等に対応します また 必要に応じて 対応結果について 組織 A にフィードバックをします 19

22 ( オ ) より緊密な連携問題が複雑な場合には 関係機関 団体の担当者が集まり 共に支援を行うことが重要です たとえば 犯罪被害者等の状況に応じて 組織 A の支援者が犯罪被害者等と組織 B に直接出向き 対面で情報提供と役割分担あるいは引継ぎを行うことが考えられます また 中長期的にチームで対応していく場合には 定期的にカンファレンスを開くなどし 犯罪被害者等の状況や今後の見通し等について 個人情報の取扱いに注意した上で情報を共有し 検討しておくことも有効です 特に 各機関 団体がいつまでも支援を継続できるかはしばしば問題になります 途切れない支援 を行うためには 短期及び中長期的な視点を見込んだ支援計画を立てることが重要です 関係機関 団体においては 犯罪被害者等のための支援であることを常に念頭におき 犯罪被害者等を中心とした支援体制になるように心掛ける必要があります 専門家 支援者が良かれと思って一方的に支援を進めることがないように留意してください イ連携の際の留意点 ( ア ) 相互理解 信頼関係構築の必要性関係機関 団体においては まずは互いの支援内容 活動目的等を理解し合うことが重要です 互いに役割をよく理解していないと 相談内容に応じた適切な関係 団体を選択できないばかりでなく 連携の目的について共通理解が得られず 連携が容易に進まないといったことにもなりかねません 日頃から 事例検討や情報交換等を通して 担当者同士が関係を密にしておくことが重要です ( イ ) 犯罪被害者等の心情への配慮自機関 団体に 相談内容に応じた事業がなく 他機関 団体を紹介する場合には その旨を丁寧に説明し 犯罪被害者等が たらい回しにされた と感じることがないように努めてください たらい回しにされた というような印象を与えることは 犯罪被害者等の心を傷つける上に 自機関 団体への信頼を損ねることにつながります 場合によっては 犯罪被害者等支援の関係機関 団体全体への信頼感を損ね 支援者との関わりを犯罪被害者等が望まなくなる場合もあります ( ウ ) 正確な情報提供他機関 団体の情報を犯罪被害者等に伝達する場合には 正確な情報を伝えるとともに 支援の詳細は直接相談してみなければわからないことを伝えてください 不用意に曖昧な情報を伝えることは 犯罪被害者等を混乱させたり 期待していた支援を受けることができず 後に落胆させてしまう結果となります 当該犯罪被害者等が必要とする支援を自機関 団体で行っていないこと 対応できる関係機関 団体はどの機関 団体であるかということ 希望があれば その機関 団体を案内することについて 事務的な印象を与えないよう十分に配慮しながら伝えることが重要です 20

23 ( エ ) 情報管理の徹底機関 団体同士で犯罪被害者等の個人情報について伝達する際には 必ず犯罪被害者等の同意を得る 口頭の場合には周囲に聞こえないようにする ファクシミリは 誤送信 ( 番号の押し間違え等 ) などによる情報漏洩の危険があるため 個人情報の伝達には使用を慎み 配達証明郵便などを活用する 電子メールの場合にはパスワードを付す 犯罪被害者等の実名の記載は避けて アルファベットのイニシャルのみにするなどの工夫をするなどし 絶対に情報が流失することのないように注意してください 不安の強い犯罪被害者等の場合は 目の前で関係機関に電話をかけたり 書簡で情報伝達する際には書類にも目を通してもらうなど 当事者が確認し 安心できる手続を踏みましょう 21

24 Ⅱ 対応編 第 4 章各機関 団体における支援業務 < 総合的な対応 > (1) 熊本県 (P.24) (2) 市町村 (P.25) (3) 警察 (P.33) (4) 海上保安庁第十管区海上保安本部 (P.37) (5) 日本司法支援センター ( 法テラス )(P.39) (6) 公益社団法人くまもと被害者支援センター (P.41) (7)NPO 法人身近な犯罪被害者を支援する会 (P.42) (8) 公益財団法人犯罪被害救援基金 (P.43) < 司法関連 > ( 再掲 ) 日本司法支援センター ( 法テラス )(P.44) (9) 熊本地方裁判所 熊本簡易裁判所 (P.44) (10) 家庭裁判所 (P.46) (11) 熊本地方検察庁 (P.48) (12) 弁護士会 (P.51) (13) 司法書士会 (P.52) < 刑事施設 保護観察所等 > (14) 矯正管区 (P.54) (15) 刑事施設 (P.54) (16) 少年鑑別所 (P.54) (17) 少年院 (P.55) (18) 地方更生保護委員会 (P.55) (19) 保護観察所 (P.56) < 人権 外国人対応 > (20) 法務局 地方法務局 (P.58) (21) 熊本県国際協会くまもと国際相談コーナー (P.59) (22) 外国人在留総合インフォメーションセンター (P.60) < 医療 福祉 > (23) 熊本県精神保健福祉センター (P.61) (24) 熊本県身体障がい者リハビリテーションセンター (P.61) (25) 熊本県知的障がい者更生相談所 (P.62) (26) 福祉事務所 (P.62) (27) 保健所 (P.63) (28) 市町村保健センター (P.64) (29) 社会福祉協議会 (P.64) (30) 地域包括支援センター (P.65) (31) 医療機関 ( 病院 診療所等 )(P.66) (32) 熊本県臨床心理士会 (P.66) 22

25 (33) 熊本県社会福祉士会 (P.67) (34) 熊本県精神保健福祉士協会 (P.67) < 就労関連 > (35) 労働基準監督署 (P.69) (36) ハローワーク ( 公共職業安定所 )(P.69) (37) しごと相談 支援センター (P.70) (38) ジョブカフェ (P.70) (39) 総合労働相談コーナー (P.71) (40) 公共職業能力開発施設 (P.72) < 女性 子ども > (41) 熊本県女性相談センター ( 配偶者暴力相談支援センター )(P.73) (42) 熊本県男女共同参画センター ( 女性総合相談室 )(P.73) (43) 民間シェルター (P.74) (44) 女性のための民間支援団体 (P.74) (45) 児童相談所 (P.75) (46) 児童家庭支援センター (P.75) (47) 乳児院 児童養護施設 児童自立支援施設 情緒障害児短期治療施設 (P.75) (48) 母子生活支援施設 (P.76) (49) ファミリー サポート センター (P.76) (50) 教育委員会 (P.77) (51) 学校 (P.78) (52) 独立行政法人日本スポーツ振興センター (P.78) < 交通事件 > (53) 熊本県交通事故相談所 (P.79) (54) 一般財団法人熊本県交通安全協会 ( 熊本県交通安全活動推進センター )(P.79) (55) 公益財団法人日弁連交通事故相談センター熊本県支部 (P.79) (56) 公益財団法人交通事故紛争処理センター福岡支部 (P.80) (57) 一般社団法人日本損害保険協会 (P.80) (58) 一般財団法人自賠責保険 共済紛争処理機構 (P.80) (59) 独立行政法人自動車事故対策機構 (NASVA) 熊本支所 (P.80) (60) 公益財団法人交通遺児育成基金 (P.82) (61) 公益財団法人交通遺児育英会 (P.82) (62) 九州運輸局 ( 国土交通省公共交通事故被害者支援室 )(P.83) < その他 > (63) 公益財団法人熊本県暴力追放協議会 (P.84) (64) 消費生活センター (P.84) (65) 熊本いのちの電話 (P.86) (66) 年金事務所 (P.86) (67) 全国健康保険協会熊本支部 (P.86) (68) 税務署 (P.87) (69) 日本財団 (P.87) 23

26 (1) 熊本県 < 総合的な対応 > 犯罪被害者相談窓口を設け 犯罪被害者等への相談業務を行っています また 国 地方公共団体やその他の関係機関 団体が行っている支援に関する情報提供を行い 犯罪被害者等が必要な支援をスムーズに受けられるよう 関係機関 団体との連絡 調整を行っています 総合的な相談 犯罪被害者等が犯罪等の被害によって直面している諸問題に関して相談業務を行い 犯罪被害者等が求めている支援に対し 関係機関 団体が行っている支援に関する情報提供や助言を行うとともに 円滑な支援のため関係機関 団体との連絡調整を行っています ( 窓口 ) 熊本県環境生活部県民生活局くらしの安全推進課 熊本市中央区水前寺 6 丁目 犯罪被害者等の公営住宅への優先入居 1 犯罪被害者等の県営住宅への優先入居 犯罪により従前の住宅に居住することが困難となった犯罪被害者等 ( 配偶者からの暴力被害者等を除く ) で次の要件を満たす場合は 県営住宅の入居募集の抽選において 抽選番号を 2 つ ( 通常は 1 つ ) 差し上げる倍率優遇措置の対象となります 入居しようとする世帯の月収額が 公営住宅法に定める収入基準の範囲内にある場合で 下記のいずれかに該当することが客観的に証明できる方 1 犯罪等により収入が減少し生計維持が困難となった犯罪被害者等 2 現在居住している住宅又はその付近において犯罪等が行われたために当該住宅に居住し続けることが困難となった犯罪被害者等 ( 住宅が滅失した 住宅が奪われた 精神的な後遺症 (PTSD) が生じた等 ) 2 DV 被害者の県営住宅への優先入居 DV 被害者で次の要件を満たす場合は 県営住宅の入居募集の抽選において 抽選番号を 2 つ ( 通常は 1 つ ) 差し上げる倍率優遇措置の対象となります 入居しようとする世帯の月収額が 公営住宅法に定める収入基準の範囲内にある場合で 下記のいずれかに該当する方 1DV 防止法による配偶者暴力相談支援センターの一時保護又は婦人保護施設の保護が終了してから 5 年以内の被害者 2DV 防止法に基づき 裁判所から配偶者に対し接近禁止命令又は退去命令が発令されてから 5 年以内の被害者 3 犯罪被害者等又は DV 被害者の県営住宅への一時入居 犯罪又は DV により従前の住宅に居住することが困難となった犯罪被害者等又は D V 被害者で 住宅に困窮し かつ次の要件を満たす場合は 原則として 1 年間を超えな 24

27 < 総合的な対応 > い期間で 県営住宅へ一時的に入居できる場合があります 上記 1 及び2 と同じ ただし 公募による入居を待つことのできない緊急に迫られる事情がある者に限る ( 県営住宅への優先入居等についてのお問い合わせ先 ) 熊本県土木部建築住宅局住宅課 熊本市中央区水前寺 6 丁目 (2) 市町村 最も身近な行政機関として犯罪被害者等への支援業務を行っています * 支援業務によっては 実施していない市町村があります 相談業務 犯罪被害者等が犯罪等の被害によって直面している諸問題に関して相談業務を行い 犯罪被害者等が求めている支援に対し 関係機関 団体が行っている支援に関する情報提供や助言を行うとともに 円滑な支援のため関係機関 団体との連絡調整を行っています 傷害 ( 遺族 ) 見舞金等の支給 * 長洲町のみ 犯罪行為により不慮の死を遂げた人の遺族又は傷害を受けた人に対し 傷害 ( 遺族 ) 見舞金等を支給します * 長洲町では 長洲町犯罪被害者等見舞金の支給に関する条例 に基づき 犯罪行為により不慮の死を遂げた長洲町民の遺族又は傷害を受けた長洲町民に対し 犯罪被害者等見舞金 ( 一時金 ) が支給されます 遺族基礎年金 国民年金加入中の方又は老齢基礎年金の資格期間を満たした方が死亡したとき 死亡した方に生計を支えられていた妻や子がいる場合に支給します 1 被保険者が死亡したとき 又は被保険者であった方で日本国内に住所のある 60 歳以上 65 歳未満の方が死亡したときに 死亡した被保険者の保険料納付済期間 ( 保険料免除期間を含む ) が被保険者期間の 3 分の 2 以上あることまた 平成 38 年 4 月 1 日前の場合は 死亡月の含する月の前々月までの 1 年間の保険料未納期間がないこと ( 死亡日に 65 歳未満であること ) 2 死亡した方に生計を維持されていた 18 歳に達した年度の年度末までの子 又は 1 2 級の障がいの状態にある 20 歳未満の子 あるいは その子と生計を同一にしており 死亡した方に生計を維持されていた妻であること 障害基礎年金 ( 支援概要等 ) 国民年金加入中にかかった病気やけががもとで一定以上の障がいが残った場合などに一定額を支給します 身体的な障がいのみならず 精神的な障がいについても 受給 25

28 < 総合的な対応 > できる可能性があります 1 病気やけがの初診日に被保険者である方や被保険者であった方で日本国内に住所のある 60 歳以上 65 歳未満の方が以下の要件に該当していること 初診日から1 年 6か月を経過した日又はその期間内に傷病が治った日に 1 2 級の障がいの状態にあるとき 保険料納付済期間が被保険者期間の3 分の2 以上あること 2 初診日が 20 歳前にある場合は 20 歳になったときに1 2 級の障がいの状態にあること 特別障害者手当 ( 支援概要等 ) 精神又は身体に著しく重度の障がいを有し 日常生活において常時特別の介護を必要とする状態にある在宅の 20 歳以上の方に対して 重度の障がいのため必要となる精神的 物質的な特別の負担の軽減の一助として手当を支給します 身体障害者手帳の交付 ( 支援概要等 ) 身体に障がいのある方本人又は保護者の申請により 手帳を交付しています 手帳の取得により 自立支援法に基づく障がい福祉サービス等 自立支援医療の給付 補装具購入 ( 修理 ) 費の支給 心身障害者医療費の助成 日常生活用具の給付 貸与 在宅手当の給付 各種税の減免及び控除 運賃の割引などのサービスが障がいの程度に応じて受けられます 診断書作成料は有料です 視覚機能 聴覚機能 平衡機能 音声 言語機能 そしゃく機能 肢体不自由 心臓 じん臓 呼吸器 ぼうこう又は直腸 小腸 ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能 肝臓機能に永続する障がいがある方 診断書料の補助 身体障害者手帳の交付申請等に必要な医師の診断書を取得するための費用の一部を補助します 補助額以外の経費は有料です 市町村内に居住地を有する方 身体障害者手帳の交付を受けようとする方 補装具の交付を受けようとする方 精神障害者保健福祉手帳の交付 ( 支援概要等 ) 精神疾患を有する方に 本人の申請により手帳を交付しています 手帳の取得により 各種税の減免及び控除 公共施設 ( 県 ) の使用料等の免除 NHK の受信料の減免 携帯電話料金の割引 県内のバス 電車運賃の割引 自立支援医療費支給制度申請の簡素化などが受けられます 診断書作成料は有料です 統合失調症 そううつ病 ( 気分 ( 感情 ) 障害 ) 非定型精神病 てんかん 中毒 26

29 < 総合的な対応 > 精神病 器質性精神障害及びその他の精神疾患により 長期にわたり日常生活又は社会生活への制約があると認められた方 自立支援給付費 医療費支給制度 ( 支援概要 対象要件等 ) 障害者総合支援法に基づいて 障がいの回復 改善を図る医療に対し 医療費の支給を行います 自立支援医療費の支給としては 精神通院医療 ( 精神疾患があり通院による精神医療が継続的に必要な程度の方 ) 育成医療 ( 身体上の障がい 疾患があり手術等が必要な 18 歳未満の児童 ) 更生医療 ( 身体障害者手帳を持っており障がいを回復 改善するために必要な医療を要する 18 歳以上の方 ) があり 所得の状況に応じて自己負担上限額が設定されています ただし 所得の状況によっては自立支援医療が利用できない場合がありますので御注意ください 自立支援医療費以外に介護給付費 訓練等給付費があります ( 専門窓口 ) 各市町村 未熟児養育医療給付制度 指定医療機関に入院している 1 歳未満の未熟児に対し 医療の給付を行います ( 世帯の税額に応じて一部負担があります ) 県内の市町村内に住所がある方 出生時の体重が 2,000 グラム以下 又は生活力が特に弱い場合 ( 専門窓口 ) 各市町村 小児慢性特定疾患治療研究事業 18 歳未満の児童 ( 引き続き治療が必要な場合には 20 歳到達まで ) が 小児慢性特定疾患 ( 小児ガン 慢性の腎臓病 慢性の呼吸器疾患 慢性の心臓病 内分泌の異常 膠原病 糖尿病 先天性の代謝異常 血液の病気 神経 筋肉疾患 慢性の消化器の病気 以上 11 疾患群 ) の治療を医療機関で受けたとき 保険診療による自己負担額を助成します 世帯の生計中心者の所得に応じて一部費用負担がある場合もあります ただし 一定の重症患者認定基準に該当する方については免除されます 県内の市町村に住所がある 18 歳未満の児童 ( 引き続き治療が必要な場合には 20 歳到達まで ) で 下記の疾患にかかっている方悪性新生物 慢性腎疾患 慢性呼吸器疾患 慢性心疾患 内分泌疾患 膠原病 糖尿病 先天性代謝異常 血友病等血液 免疫疾患 神経 筋疾患 慢性消化器疾患 ( 専門窓口 ) 各保健所 熊本市に在住の方は各区役所 重度心身障がい児 ( 者 ) の医療費の助成 重度心身障がいのある方 ( 児 ) が医療保険による診療を受けた場合 その自己負担額の全部及び一部について助成を受けることができます ただし 健康保険組合等から支給される附加給付金や高額医療費は除きます 県内の市町村に住所がある 次の 1~4 のいずれかに該当する者 27

30 1 身体障害者手帳 1 級又は 2 級の所持者 2 療育手帳 A1 又は A2 所持者 3 精神障害者保健福祉手帳 1 級所持者 4 福祉手当受給相当者 < 総合的な対応 > 乳幼児 子ども医療費助成制度 義務教育就学前の児童が医療保険による診療を受けた場合 その自己負担額の一部について 助成を受けることができます ただし 健康保険組合等から支給される附加給付金や高額医療費は除きます 市町村によって対象年齢等が異なります 詳しくはそれぞれの市町村にお問い合わせください ひとり親家庭等医療費公費助成事業 母子 父子家庭等いわゆる ひとり親家庭 の児童や父母のいない児童を養育している方が 医療保険による診療を受けた場合 その自己負担額の一部について助成を受けることができます ただし 健康保険組合等から支給される附加給付金や高額療養費は除きます 熊本県内の市町村内に住所を有する次の 1~3 に該当する者 1 死別 離婚 遺棄等により配偶者が不在となった男子 女子で 現に婚姻 ( 事実婚を含む ) をしていない者及びその児童 2 配偶者が一定の障がいの状況にある者が扶養する児童 3 父母のいない児童等ただし 所得額により 支給できない場合があります 母子寡婦福祉資金貸付金 母子家庭の母やその扶養している児童などに対し その経済的自立の助成と生活意欲の助長を図り あわせてその扶養している児童の福祉を増進するため 児童の就学に必要な資金などの貸付けを行います 配偶者のいない ( 死別 離婚 生死不明 法令による拘禁 ( 長期 ) 労働能力喪失 未婚の母等 ) 女子で 20 歳未満の児童を扶養している方等 高等職業訓練促進給付金 母子家庭の母または父子家庭の父が看護師等 経済的自立に効果的な資格を取得するため 2 年以上養成機関で修業する場合に 修学期間中 ( 上限 2 年 ) の生活資金について 毎月一定額支給するとともに 入学金の負担を軽減するため 入学支援修了一時金を支給します 以下の要件にすべて該当する方 児童扶養手当の支給を受けているか又は 同様の所得基準にあること 修業年限 2 年以上の養成機関で一定の課程を修業し 対象資格の取得が見込まれること 28

31 就業又は育児と修業の両立が困難であると認められるもの 過去に訓練促進費の支給を受けていないこと ( 相談窓口 ) 各福祉事務所 < 総合的な対応 > 自立支援教育訓練給付金事業 実施主体である地方公共団体が指定した教育訓練講座を受講した母子家庭の母または父子家庭の父に対して 講座修了後に受講料の 20%(4001 円以上で 10 万円を上限 ) を支給します 以下の要件にすべて該当する方 児童扶養手当の支給を受けているか又は 同様の所得基準にあること 受講開始日現在において 雇用保険法による教育訓練給付の受給資格を有していないこと 当該教育訓練を受講することが適職に就くために必要であると認められること 原則過去に訓練給付金を受給していないこと ( 相談窓口 ) 各福祉事務所 母子家庭等就業 自立支援センター事業 熊本県母子家庭等就業 自立支援センター及び熊本市母子福祉センターにおいて 就業相談から就業支援講習会 就業情報の提供に至るまでの一貫した就業支援サービス等を提供します 母子家庭等 ( 夫の暴力により母と子で避難をしている事例等で 婚姻の実態は失われているが 止むを得ない事情により離婚の届出を行っていない者等を含む ) ( 相談窓口 ) 熊本市を除く市町村のひとり親家庭及び寡婦の方 熊本県母子家庭等就業 自立支援センター 熊本市中央区南千反畑町 熊本市内のひとり親家庭及び寡婦の方 熊本市母子福祉センター 熊本市中央区水前寺 4 丁目 母子自立支援プログラム策定等事業 福祉事務所等において 自立が見込まれる支援対象者の実情に応じた自立支援プログラムを策定し ハローワークや母子家庭等就業 自立支援センターと緊密に連携しつつ きめ細やかな就業支援等を行います 原則 児童扶養手当受給者とし 児童扶養手当受給者のうち生活保護受給者については対象外としています ( 相談窓口 ) 各福祉事務所 児童手当 以下の対象要件等に該当する児童を養育している方に対して 一定額を支給します 29

32 < 総合的な対応 > 市町村内に住所があり 中学校修了前 (15 歳に達する日以後の最初の 3 月 31 日まで ) の児童を養育している方 ただし 請求者の前年 (1 月から5 月までの月分の手当については前々年 ) の所得が一定額以上ある場合は 支給制限があります 児童扶養手当 以下の対象要件等に該当する児童を監護する母 父又は養育する者に対して 一定額を支給します 市町村内に居住地を有し 18 歳に達する日以降の最初の 3 月 31 日までの間にあり (20 歳未満で政令で定める程度の障がいを有する児童を含む ) 次のいずれかの状態にある児童を監護する母 父又は養育する者 父母が婚姻を解消した児童 父又は母が死亡した児童 父又は母に 1 年以上遺棄されている児童 父又は母が重度の障がいを有する児童 母が婚姻によらないで懐胎した児童などただし 様々な支給制限があります ( 専門窓口 ) 市福祉事務所又は町村役場 障害児福祉手当 ( 支援概要 対象要件等 ) 精神又は身体に著しく重度の障がいを有し 日常生活において常時特別の介護を必要とする状態にある在宅の 20 歳未満の方に対して 重度の障がいのため必要となる精神的 物質的な特別の負担の軽減の一助として手当を支給します 特別児童扶養手当 ( 支援概要 対象要件等 ) 精神又は身体に障がいを有する 20 歳未満の児童を家庭で監護 養育している父母等に対し 手当を支給します 要保護及び準要保護児童生徒援助費 経済的理由によって 就学困難と認められる児童生徒の保護者に対して 学校給食費 学用品費等を就学援助費として支給します 市町村内に住所を有し 小学校又は中学校に在籍する児童生徒の保護者で 生活保護受給者又は教育委員会がそれに準じる保護者と認定した方 幼稚園就園奨励費補助 ( 公立 私立 ) 幼稚園に就園している幼児 ( 満 3~5 歳 ) を持つ世帯の経済的な負担を軽減するため 家庭の所得状況に応じて入園料や保育料の一部を減免 補助します 住民税決定証明書に要する経費は有料です 市町村内に住所を有し 幼稚園 ( 公立 私立 ) に就園する 3 歳児 4 歳児 5 歳児の保護者の方 30

33 < 総合的な対応 > 一時預かり事業 保護者の冠婚葬祭 傷病 入院等により 一時的に家庭での保育が困難となる場合や 育児等に係る保護者の心理的 身体的負担を軽減するために 保育所等において児童を一時的に預かります 利用料が必要です 短期入所生活援助 ( ショートステイ ) 事業 保護者が疾病 疲労その他の身体上若しくは精神上又は環境上の理由により家庭において児童を養育することが一時的に困難になった場合や経済的な理由により緊急一時的に母子を保護することが必要な場合等に 児童養護施設等において一時的に養育 保護を行っています 利用料が必要です 以下の事由に該当する家庭の児童 母子等 児童の保護者の疾病 育児疲れ 慢性疾患児の看病疲れ 育児不安など身体上又は精神上の事由 出産 看護 事故 災害 失踪など家庭養育上の事由 冠婚葬祭 転勤 出張や学校等の公的行事への参加など社会的な事由 経済的問題等により緊急一時的に母子保護を必要とする場合 夜間養護等 ( トワイライトステイ ) 事業 保護者が仕事等の理由により 平日の夜間又は休日に不在となり 家庭において児童を養育することが困難となった場合等に その児童を保護し 生活指導 食事の提供等を行います また 宿泊できる場合もあります 利用料が必要です 保護者の仕事等の理由により 平日の夜間又は休日に不在となる家庭の児童 無料法律相談 経済的問題で法律相談ができないということのないよう 民事 家事 行政に関する法律問題につき 弁護士や司法書士が無料の法律相談を行っています 住民票写しの交付等の制限 配偶者からの暴力やストーカーから逃れて新しい居住地に住民票を異動させる必要がある場合 被害者は 住民票や戸籍の附票などの居所を探されるおそれがある書類を加害者が請求しても 市町村長が交付をしないように 住民基本台帳事務における支援措置申出書 を提出することができます なお 提出を受けた市町村長は 警察 配偶者暴力相談支援センター等の意見を聴くなどし 措置の必要性について確認します 住民基本台帳に記載されている方 又は戸籍の附票に記載されている方 31

34 < 総合的な対応 > 配偶者からの暴力 ストーカー行為等の被害者であり 暴力により生命又は身体 に危害を受けるおそれや反復してつきまとい等を受けるおそれのある方で 警察 に被害届 ( 相談を含む ) を提出している方 又は提出を考えている方 市町村犯罪被害者等施策担当部局一覧 市町村名 担当課 所在地 電話番号 1 熊本市 生活安全課 熊本市手取本町 八代市 生活安全課 八代市松江城町 人吉市 地域生活課 人吉市麓町 荒尾市 くらしいきいき課 荒尾市宮内出目 水俣市 総務課 水俣市陣内 1 丁目 玉名市 総務課 玉名市繁根木 天草市 防災交通課 天草市東浜町 山鹿市 人権啓発課 山鹿市山鹿 菊池市 安全対策課 菊池市隈府 宇土市 総務課 宇土市浦田町 上天草市総務課 上天草市大矢野町上 宇城市 危機管理課 宇城市松橋町大野 阿蘇市 健康福祉課 阿蘇市一の宮町宮地 合志市 総務課 合志市竹迫 美里町 総務課 下益城郡美里町馬場 玉東町 町民福祉課 玉名郡玉東町木葉 和水町 総務課 玉名郡和水町江田 南関町 福祉課 玉名郡南関町関町 長洲町 総務課 玉名郡長洲町長洲 大津町 総務課 菊池郡大津町大津 菊陽町 総務課 菊池郡菊陽町久保田 南小国町総務課 阿蘇郡南小国町赤馬場 小国町 総務課 阿蘇郡小国町宮原 産山村 総務課 阿蘇郡産山村山鹿 高森町 総務課 阿蘇郡高森町高森 南阿蘇村総務課 阿蘇郡南阿蘇村河陰 西原村 総務課 阿蘇郡西原村小森 御船町 総務課 上益城郡御船町御船 嘉島町 総務課 上益城郡嘉島町上島 益城町 総務課 上益城郡益城町宮園 甲佐町 くらし安全推進室 上益城郡甲佐町豊内 山都町 総務課 上益城郡山都町浜町 氷川町 総務財政課 八代郡氷川町島地 芦北町 総務課 葦北郡芦北町芦北 津奈木町総務課 葦北郡津奈木町小津奈木 錦町 総務課 球磨郡錦町一武 あさぎり町総務課 球磨郡あさぎり町免田東 多良木町総務課 球磨郡多良木町多良木 湯前町 総務課 球磨郡湯前町 水上村 総務課 球磨郡水上村岩野

35 < 総合的な対応 > 41 相良村 総務課 球磨郡深水 五木村 総務課 球磨郡五木町甲 山江村 総務課 球磨郡山江村山田甲 球磨村 住民福祉課 球磨郡球磨村渡丙 苓北町 総務課 天草郡苓北町志岐 (3) 警察 公的機関として被害の届出受理 犯罪の捜査 被疑者の検挙 被害の回復 軽減 再被害防止等の面で犯罪被害者等と初期の段階から最も密接に関わり 犯罪被害者等を保護する役割を担う機関です 被害者の手引の作成 配布 ( 概要 ) 刑事手続の概要 捜査へのご協力のお願い 犯罪被害者等が利用できる制度 各種相談機関 窓口についてわかりやすく記載したパンフレット 支援の手引 を作成し 被害申告に訪れた犯罪被害者等に直接交付しています 被害者連絡制度 ( 制度概要 ) 刑事手続及び犯罪被害者等のための制度 被疑者検挙までの捜査状況 被疑者の検挙状況 逮捕被疑者の処分状況について 事件を担当する捜査員が連絡をします ( 制度の対象 ) 殺人 性犯罪等の身体犯の被害者又はその遺族 ひき逃げ事件や交通死亡事故などの重大な交通事故事件の被害者又はその遺族 ( 担当窓口 ) 事件を取り扱った警察署の捜査担当課 地域警察官による被害者訪問 連携活動 ( 制度概要 ) 犯罪被害者等の再被害を予防し その不安感を解消するため 犯罪被害者等の要望に基づき訪問 連絡活動を実施しています また 被害の態様等によっては 必要に応じて パトロールや女性の警察官による訪問 連絡活動を行います ( 制度の対象 ) 殺人 性犯罪等の身体犯の被害者又はその遺族 ( 担当窓口 ) 事件を取り扱った警察署の捜査担当課 各種専門窓口 住民からの各種要望及び相談に応じる窓口として 警察本部に警察総合相談室を設置しています また このような総合的な相談に加え 犯罪被害者等のニーズに応じて 性犯罪相談 少年相談等個別の専門窓口を設けています ( 窓口別電話番号 ) 犯罪被害者等の支援及び犯罪被害給付制度に関する相談窓口 ( 警察本部広報県民課犯罪被害者支援室 ) ( 内線 2193~2195) レディース 110 番 ( 警察本部捜査第一課 )

36 < 総合的な対応 > 肥後っ子テレホン( 警察本部少年課 ) 悪質商法 110 番 ( 警察本部生活環境課 ) 暴力追放相談電話( 警察本部組織犯罪対策課 ) 交通事故に関する相談窓口 ( 熊本県警察本部交通指導課 ) ( 内線 ) 警察安全相談室 ( 警察本部生活安全企画課警察安全相談室 ) 又は全国統一の相談専用電話 #9110 犯罪被害給付制度 ( 制度概要 ) 故意の犯罪行為により不慮の死を遂げた犯罪被害者の遺族や重傷病又は障害を負わされた犯罪被害者に対して 社会の連帯共助の精神に基づき 国が一時金を支給し その精神的 経済的打撃の緩和を図ります 給付金には 次の3 種類があります 遺族給付金重傷病給付金障害給付金 支給を受けられる人 支給額 亡くなられた犯罪被害者の第一順位遺族 亡くなられた犯罪被害者の年令や勤労による収入額等に基づいて算定した額を支給 重傷病 ( 加療 1 月以上かつ障害等級第 1 級 ~ 入院 3 日以上を要する負 14 級の障害が残傷又は疾病 (PTSD 等のった犯罪被害者本精神疾患については その人症状の程度が加療 1 月以上かつ3 日以上労務に服することができない程度のもの )) を負った犯罪被害者本人 重大な障害又は疾病を負った犯罪被害者に対して 保険診療による医療費の自己負担相当額と休業損害を考慮した額の合算額を支給 ( 上限額 :120 万円 ) 障害等級第 1 級 ~ 14 級の障害が残った犯罪被害者に対して 年令や勤労による収入額等に基づいて算定した額を支給 親族間犯罪や犯罪被害の原因が犯罪被害者等にもあるような場合 また 労災保険などの公的給付や損害賠償を受けた場合などについては 給付金の全部又は一部が支給されないことがあります 犯罪行為による死亡 重傷病又は障害の発生を知った日から 2 年を経過したとき 又は当該死亡 重症病又は障害が発生した日から 7 年を経過したときは申請をすることができません ただし やむを得ない理由により所定の期間に申請ができなかったときは その理由のやんだ日から 6 月以内に申請することができます ( 担当窓口 ) 警察本部広報県民課犯罪被害者支援室 ( 内線 2194) 再被害防止制度 犯罪被害者の中には再被害を受ける可能性が高い方もおられ これら犯罪被害者の再 34

37 < 総合的な対応 > 被害防止を図るため 再被害防止対象者 として指定を行い 組織的に再被害防止の措置を講じる制度です 指定を受けますと 防犯カメラ 緊急通報装置の設置等を通じて 犯罪被害者や御家族の安全を確保しています ( 担当窓口 ) 警察本部広報県民課犯罪被害者支援室 ( 内線 2193~ 2195) 事件を取り扱った警察署の捜査担当課 被害者等の一時避難場所の確保に係る公費負担制度 自宅が犯罪の現場となり 自ら居住する場所が確保できない場合や加害者からの再被害のおそれがあり避難の必要がある場合などには 公費により 一時的に避難するための宿泊場所の使用料を支出しています ( 担当窓口 ) 警察本部広報県民課犯罪被害者支援室 ( 内線 2193~ 2195) 事件を取り扱った警察署の捜査担当課 ハウスクリーニング委託制度 自宅が被害現場となった殺人等の事件において 一定の要件を充足する場合 民間の専門業者に被害現場の清掃活動の一部を委託し 清掃を行っています ( 担当窓口 ) 警察本部広報県民課犯罪被害者支援室 ( 内線 2193~ 2195) 性犯罪被害者への支援 女性警察官による捜査 性犯罪被害相談電話の設置 証拠採取における配慮 経済的負担の軽減 ( 初診料 診断書料 緊急避妊措置料 性感染症検査料等の公費による支出 ) 等を行っています ( 担当窓口 ) 警察本部捜査第一課 ( 内線 4124) レディース 110 番 ( 性犯罪被害相談電話 ) 事件を取り扱った警察署の捜査担当課 解剖に関する経費の公費負担 犯罪被害で亡くなった方のご遺体の解剖が行われた場合 その解剖費用や御遺体の搬送費用は公費で負担しています ( 担当窓口 ) 警察本部捜査第一課 ( 内線 4151) 各警察署刑事課 ( 係 ) DV 事案に対する対応 DV 事案には 裁判所が被害者の申立てにより保護命令を発する際に 裁判所へ書面を提出したり 保護命令を受けた申立人に対して防犯指導等を行っています ( 担当窓口 ) 警察本部生活安全企画課 ( 内線 ) 各警察署の生活安全課 ( 係 ) ストーカー事案に対する対応 つきまとい等に対する警告 禁止命令等の行政上の措置 ストーカー行為に対する捜 35

38 < 総合的な対応 > 査及び被害者が自ら被害を防止するための援助措置等を行っています ( 担当窓口 ) 警察本部生活安全企画課 ( 内線 ) 各警察署の生活安全課 ( 係 ) 被害少年への支援 被害少年の精神的ダメージを軽減し その立ち直りを支援するため 少年相談窓口を設置し 専門職員等による助言 指導やカウンセリングによる支援等を行っています ( 担当窓口 ) 警察本部少年課 ( 肥後っ子サポートセンター ) ( 内線 3083~3085) 肥後っ子テレホン ( サポートセンター内相談電話 ) / メールアト レス :higokko@police.pref.kumamoto.jp 各警察署の生活安全課 ( 係 ) 児童虐待への対応 児童相談所等の関係機関との適切な連携と役割分担の下で 子どもの保護に当たったり 臨床心理士による児童のカウンセリング 保護者に対する指導等を行っています 虐待が犯罪に当たる場合は適切な事件化に努めています ( 担当窓口 ) 警察本部少年課 ( 肥後っ子サポートセンター ) ( 内線 3083~3085) 肥後っ子テレホン ( サポートセンター内相談電話 ) / メールアト レス :higokko@police.pref.kumamoto.jp 各警察署の生活安全課 ( 係 ) 暴力団による不当要求行為等の被害者に対する援助 暴力団の不当要求等による被害の回復を図るため 被害者からの申出に基づいて 被害回復交渉についての助言 被害回復交渉を行う場所として警察施設を利用させるなどの支援を行っています ( 担当窓口 ) 警察本部組織犯罪対策課 ( 内線 4422) 各警察署の刑事 ( 第二 ) 課 交通事故被害者への支援 交通相談窓口を設け 交通事故被害者等からの相談に応じて保険請求 損害賠償制度 被害者支援 救済制度 示談 調停 訴訟の基本的な制度 手続等の説明や各種相談窓口 被害者支援組織 カウンセリング機関の紹介等を行っています ( 担当窓口 ) 警察本部交通指導課 ( 内線 ) 各警察署の交通 ( 第二 ) 課 ( 係 ) 36

39 < 総合的な対応 > 警察署一覧 機関名 所在地 電話番号 1 熊本県警察本部 熊本市中央区水前寺 熊本北警察署 熊本市中央区草葉町 熊本南警察署 熊本市南区十禅寺 熊本東警察署 熊本市東区東町 玉名警察署 玉名市岩崎 荒尾警察署 荒尾市蔵満 山鹿警察署 山鹿市泉町 菊池警察署 菊池市隈府 大津警察署 菊池郡大津町室 小国警察署 阿蘇郡小国町宮原 阿蘇警察署 阿蘇市一の宮町宮地 高森警察署 阿蘇郡高森町高森 御船警察署 上益城郡御船町辺田見 山都警察署 上益城郡山都町下馬尾 宇城警察署 宇城市松橋町久具 八代警察署 八代市西松江城町 氷川警察署 八代郡氷川町宮原 芦北警察署 葦北郡芦北町芦北 水俣警察署 水俣市ひばりヶ丘 3 番 1 号 人吉警察署 人吉市西間下町 多良木警察署 球磨郡多良木町多良木 天草警察署 天草市今釜新町 上天草警察署 上天草市大矢野町中 牛深警察署 天草市久玉町 (4) 海上保安庁第十管区海上保安本部 海上で犯罪が発生した場合は 犯罪捜査機関として適切な捜査を行うとともに 被害を受けた方々の保護 支援のための各種取組を実施しています 犯罪の被害を受けた方々のための支援は 各海上保安部署の犯罪被害者等支援主任者を中心として 事件発生直後から必要な措置をとる体制にあります 被害者連絡制度 事件担当捜査員が捜査の状況 被疑者の逮捕や検察庁への送致状況を犯罪被害者等の方々へ連絡するとともに 犯罪被害者等が求める情報について 捜査上支障のない範囲で連絡を実施しています 海上犯罪における身体犯若しくは海上交通死傷事故等の被害者又はその親族 犯罪被害者等支援制度 各海上保安部署において 犯罪被害者等の支援を専門的に実施する犯罪被害者等支援主任者を各海上保安部及び各海上保安署に配置し 事件発生直後から犯罪被害者等の方 37

40 < 総合的な対応 > 々への付添い 必要な助言 具体的な支援の説明などを行います 海上犯罪における身体犯若しくは海上交通死傷事故等の被害者又はその親族 司法解剖に関する経費の公費負担 解剖費用は公費で負担します また 解剖遺体を遺族の希望する場所まで搬送するための経費を公費で負担する制度があります 海上犯罪における身体犯若しくは海上交通死傷事故等の被害者の遺族 診断書料及び死体検案書料の公費負担制度 身体犯等の事件の立証のため必要となる診断書又は検案書に要する費用を公費により負担しています 海上犯罪における身体犯若しくは海上交通死傷事故等の被害者等 旅費の公費負担制度 犯罪被害者等が捜査上の求めに応じ事情聴取等のために 参考人として部署に赴く場合の旅費を公費により負担しています 海上犯罪における身体犯若しくは海上交通死傷事故等の被害者等 その他の支援 1 犯罪被害者等の安全確保犯罪の手口 動機 組織的背景 被疑者と犯罪被害者等との関係 被疑者の言動などの状況から犯罪被害者等に更に被害が及ぶおそれがある時は 被疑者などに当該犯罪被害者の氏名などを告げないようにするほか 必要に応じ犯罪被害者等の保護のための措置を講じます 2 女性被害者への配慮 性犯罪等に係る女性被害者の捜査の過程において受ける精神的負担を少しでも緩 和するために 女性海上保安官による事情聴取や付添いなどを行うこととしていま す 海上犯罪における身体犯若しくは海上交通死傷事故等の被害者の親族 海上保安庁一覧 機関名 所在地 電話番号 1 熊本海上保安部 宇城市三角町三角浦 八代海上保安署 八代市港町 天草海上保安署 天草市牛深町

41 (5) 日本司法支援センター ( 法テラス ) < 総合的な対応 > 平成 18 年 4 月に 総合法律支援法に基づいて設立された公的な法人です 法テラスの犯罪被害支援業務では 犯罪被害者等が そのとき最も必要な支援が受けられるよう (1) 刑事手続の流れや各種支援制度等 法制度に関する情報の提供 (2) 犯罪被害者支援を行っている相談窓口の案内 (3) 犯罪被害者支援の経験や理解のある弁護士の紹介を行っています コールセンター 犯罪被害者支援ダイヤル 犯罪被害者支援の知識 経験を持った専門の担当者が 相談窓口や法制度 犯罪被害者支援の経験や理解のある弁護士の紹介に関する情報提供を行っています 固定電話であれば 料金は全国どこからでも 3 分 8.5 円 ( 税別 ) です ( 電話番号 ) ( なくことないよ ) 利用時間平日 ( 土 日 祝日 年末年始を除く )9:00~21:00 土曜日 9:00~17:00 PHS IP 電話からは 金銭の貸し借りや相続など 様々な法的トラブルについては 一般ダイヤル ( おなやみなし ) も設け 情報提供しています 国選被害者参加弁護士の選定に関連する業務 刑事裁判への参加を許可された被害者参加人からの国選被害者参加弁護士の選定請求を受けて これを裁判所に通知するとともに その意見を聴いて 国選被害者参加弁護士の候補を裁判所に通知する業務などを行います 殺人 傷害 性犯罪 自動車運転過失致死傷等の被害を受けた被害者や直系親族などで 裁判所から刑事裁判への参加を許可された方 ( 被害者参加人 ) であること 資力 ( 現金 預金等 ) に関する基準額 (200 万円未満 ) に該当すること (6 か月以内に犯罪行為を原因として治療費などの費用を支出する見込みがあれば その費用は資力から控除します ) 民事法律扶助業務 民事裁判等手続に関する援助として 無料で法律相談を行い 弁護士費用などの立て替えを行います 費用は 原則として毎月分割で償還 ( お支払 ) していただきます ( 無利息 ) 収入等が一定額以下であること 勝訴の見込みがないとはいえないこと ( 法律相談については この条件は不要です ) 民事法律扶助の趣旨に適すること ( 相談日等 ) 熊本地方事務所での法律相談日等 法律相談受付 ( 電話窓口 )9:00~17:00 予約 / 事前予約制 要審査 法律相談 ( 面接のみ ) 39

42 < 総合的な対応 > 毎週火 水 金曜日 ( 祝日 年末年始を除く )13:00~16:00 これ以外の日時でも相談に応じられることがあります 相談の種類民事全般日弁連委託援助業務 告訴 告発 事情聴取同行 マスコミ対応 示談申入れへの対応など 刑事手続 少年審判等手続及び行政手続に関して 人権救済の観点から弁護士費用などの援助を行います 要した費用について 負担をしていただく場合があります 殺人 傷害 性犯罪 配偶者暴力(DV) ストーカー等の被害を受けた方やその家族 収入等の要件に該当すること 弁護士に依頼する必要性 相当性があること ( 窓口 ) 法テラス熊本 ( 日本司法支援センター熊本地方事務所 ) 熊本市中央区水道町 1-23 加地ビル 3F コールセンター ( 犯罪被害者支援ダイアル ) なくことないよ 法テラスホームページ : 40

43 (6) 公益社団法人くまもと被害者支援センター全国被害者支援ネットワーク加盟熊本県公安委員会から犯罪被害者等早期援助団体に指定 < 総合的な対応 > 犯罪被害者等に対して 様々な支援を行っています また 犯罪被害者等の置かれている現状や支援の必要性などについての広報啓発活動も行っています 支援 相談は 無料 秘密厳守です 電話相談 面接相談 相談員 ( 被害者支援について専門的な研修を積んだ者 ) による継続的な相談を行っています 必要に応じ 警察や検察庁等の他の支援機関等の情報提供や紹介を行っています ( 電話相談 ) 平日 ( 土 日 祝日 年末年始を除く ) 10:00~16:00 ( 専門相談 ) 法律相談随時 相談時間 30 分心理相談随時 相談時間 1 時間 * 事前に予約が必要です 直接的支援 自宅訪問 警察署 病院 検察庁 刑事裁判への付添い等を必要に応じ行っています 自助グループへの支援 犯罪被害者等の遺族同士で お互いの気持ちや体験を語り合う交流の場所の提供等を行っています 広報啓発活動 シンポジウムの開催 機関誌の発行などを通じ 犯罪被害者等の置かれた状況を社会に訴えています ホームページ 公益社団法人くまもと被害者支援センター ( 熊本県公安委員会指定犯罪被害者等早期援助団体 ) 熊本市中央区水前寺 6 丁目 9 番 5 号 fax ホームページ 41

44 < 総合的な対応 > (7)NPO 法人身近な犯罪被害者を支援する会 私たちの身近に発生する犯罪及びこれに準ずる心身に有害な影響を及ぼす行為の被害者及びその家族又は遺族の方々に対して 支援活動を行います 暴行 傷害等の身体犯だけでなく 窃盗 横領等の財産犯による犯罪被害に対しても 被害の早期軽減を図り その経過に応じた情報提供を行います 寄り添う支援で 笑顔ふたたび という会の理念のもと 一日でも早く犯罪被害に遭う前の日常を取り戻し 再び平穏な生活ができるための犯罪被害者等支援事業を行っています 電話相談 面接相談 ( 秘密厳守 相談無料 ) 電話 面接相談電話 平日 ( 土 日 祝日 年末年始を除く )10 時 ~16 時 ( 時間内 随時受け付けます ) 法律相談 心理相談平日 ( 土 日 祝日 年末年始を除く )10 時 ~16 時 ( 事前の予約が必要です 緊急の場合には 時間外においても随時受け付けます ) 主な相談内容家庭内暴力 (DV 虐待 ) 子どものいじめ セクハラ パワハラ ストーカー 性被害 交通事故 暴行 傷害 窃盗 横領等 相談員の養成犯罪被害に遭われた方々に対して 適切なアドバイスができるよう犯罪被害者の支援に対応する相談員の養成講座を開催します 講義内容は 犯罪被害者の置かれた立場と今後の展望 刑事手続の中での犯罪被害者支援 弁護士業務 司法書士業務と犯罪被害者支援 犯罪被害者と民事賠償 犯罪被害者および相談者のメンタルヘルス等です 広報 啓発活動等被害者が置かれている現状や犯罪被害者の方に対する支援の取り組みについて広報 啓発活動等を行っています 専門士業との連携刑事手続や民事賠償を行っていくための情報提供や民事手続きを円滑に遂行していくために弁護士や司法書士等の専門士業と連携を図り 必要に応じた紹介をしています ( 専門士業に業務を依頼する場合には 有料となります ) NPO 法人身近な犯罪被害者を支援する会事務所 : 熊本市北区清水亀井町 16 番 11 号 fax

45 < 総合的な対応 > (8) 公益財団法人犯罪被害救援基金 国民の浄財からなる基金で 犯罪被害者遺児等に対する学資の給与などの救援事業を行っています 奨学金給与事業 通学先によって給付額は異なりますが 採用時から学業が終了するまでの期間 奨学金を給与します ( 給与のため返済の必要はありません ) 以下の各要件に当てはまる方 人の生命又は身体を害する犯罪行為により 不慮の死を遂げた方又は重障害を受けた方の子弟 犯罪被害を受けたときにおいて 主として被害者の収入によって生計を維持していた子弟 学校に在学し ( 大学院を除く ) 学業 人物ともに優秀で かつ 学資の支払いが困難であると認められる子弟 ( お問い合わせ先 ) 熊本県警察本部広報県民課犯罪被害者支援室 ( 内線 2193~2195) 支援金支給事業 公的救済等の対象とならない犯罪被害者等であって 個別の事情に照らし何らかの救済を図る必要があると認められる特別の理由がある者に対して 一定の指針の元に支援金を支給します ( 支援対象者 ) 支援金を受けることができる犯罪被害者等は 犯罪等により被害を被った者又はその者が犯罪等により死亡した場合の遺族 ( 申請先 ) 支援金支給申請書により当基金理事長宛申請する 生活の指導 相談事業 犯罪被害により受けた精神的被害の緩和に努めています 奨学生 その保護者 ( 専門窓口 ) 電話相談コーナー 通話料はかかります 公益財団法人犯罪被害救援基金 東京都千代田区平河町 平河町共済ビル内 fax ホームページ 43

46 < 司法関連 > ( 再掲 ) 日本司法支援センター ( 法テラス ) P.39 を参照ください (9) 熊本地方裁判所 熊本簡易裁判所 罪を犯した疑いがある人が有罪か無罪かなどを判断する刑事裁判と 私人間の紛争を法律的に解決する民事裁判を行います 裁判手続では 犯罪によって被害を受けた方等を保護するための様々な制度が設けられています 裁判の優先的傍聴 傍聴希望者が多い刑事事件で傍聴券が必要となった際 犯罪によって被害を受けた方等から事前に傍聴を希望する旨の申出があった場合には 優先的に傍聴席が確保されるよう配慮します 被害者 被害者の法定代理人 ( 親権者など ) 被害者が亡くなっていたり 重い病気やけがをされている場合は その配偶者 直系親族 ( 被害を受けた方の親や子など ) 兄弟姉妹 ( 申出先 ) 事件を審理している裁判所 事件記録の閲覧 コピー 原則として 刑事事件の記録の閲覧 コピーをすることができます 閲覧 コピーの手数料として収入印紙 150 円 ( コピーをする場合は別途コピー代 ) が必要です 被害者 被害者の法定代理人 ( 親権者など ) 被害者が亡くなっていたり 重い病気やけがをされている場合は その配偶者 直系親族 ( 被害を受けた方の親や子など ) 兄弟姉妹 ( 申出先 ) 事件を審理している裁判所 意見陳述 P.49 を参照ください 証言する場合の不安等緩和措置 事案によっては法廷で証言する際 心理カウンセラーや民間団体の支援者 検察庁の被害者支援員 家族 教師に付き添ってもらうことや 被害者等と被告人 加害者や傍聴席との間につい立てを置くこと 法廷とテレビ回線で結ばれた別室から証言することができます ( 申出先 ) 検察官 ( 刑事事件のみ ) 又は事件を審理している裁判所 44

47 < 司法関連 > 被害者に関する情報の保護 P.50 を参照ください 刑事裁判への参加 ( 被害者参加制度 ) P.49 を参照ください 損害賠償命令制度 刑事事件を担当している地方裁判所に対し 当該事件の弁論の終結までに 被告人に損害賠償を命じる旨の申立てをすることができます 申立手数料として収入印紙 2,000 円と 別途郵便切手が必要です 殺人 傷害等の一定の刑事事件について 被害者 被害者の一般承継人 ( 相続人など ) ただし 平成 20 年 12 月 1 日以降に起訴された事件 ( 申出先 ) 事件を審理している地方裁判所 刑事和解 被告人との間で 事件に関する損害賠償などの民事上の争いについて示談 ( 和解 ) が できた場合には 被告人と共同して 当該被告事件を審理している裁判所に対し 示談 の内容を公判調書に記載することを求める申立てをすることができます 示談の内容が 記載された公判調書には 民事裁判の和解と同じ効力があります 申立手数料として収入印紙 2,000 円と 別途郵便切手が必要です 被害者 被害者が亡くなっていたり 重い病気やけがをされている場合は その配偶者 直 系親族 ( 被害を受けた方の親や子など ) 兄弟姉妹 ( 申出先 ) 事件を審理している裁判所 裁判所一覧 裁判所名 所在地 電話番号 熊本地方裁判所 熊本市中央区京町 熊本地方裁判所玉名支部 玉名市繁根木 熊本地方裁判所山鹿支部 山鹿市山鹿 熊本地方裁判所阿蘇支部 阿蘇市一の宮町宮地 熊本地方裁判所八代支部 八代市西松江城町 熊本地方裁判所人吉支部 人吉市寺町 熊本地方裁判所天草支部 天草市諏訪町 熊本簡易裁判所 熊本市中央区京町 玉名簡易裁判所 玉名市繁根木 山鹿簡易裁判所 山鹿市山鹿 阿蘇簡易裁判所 阿蘇市一の宮町宮地 八代簡易裁判所 八代市西松江城町 人吉簡易裁判所 人吉市寺町

48 < 司法関連 > 天草簡易裁判所 天草市諏訪町 宇城簡易裁判所 宇城市三角町波多 荒尾簡易裁判所 荒尾市荒尾 高森簡易裁判所 阿蘇郡高森町高森 御船簡易裁判所 上益城郡御船町辺田見 水俣簡易裁判所 水俣市天神町 牛深簡易裁判所 天草市牛深町 裁判所における犯罪被害者保護施策については 裁判所ホームページでもご覧いただけます (10) 家庭裁判所 非行少年 つまり罪を犯した少年や罪を犯すおそれのある少年などについて 調査 審判を行います 少年審判手続では 少年犯罪によって被害を受けた方等に配慮した様々な制度が設けられています 事件記録の閲覧 コピー 原則として 少年事件に関する事件記録の閲覧 コピーをすることができます 閲覧 コピーの手数料として収入印紙 150 円 ( コピーをする場合は別途コピー代 ) が必要です 被害者 被害者の法定代理人 ( 親権者など ) 被害者が亡くなっていたり 重い病気やけがをされている場合は その配偶者 直系親族 ( 被害を受けた方の親や子など ) 兄弟姉妹 ( 申出先 ) 事件を審理している裁判所又は審理した裁判所 意見陳述 少年事件において 裁判官や家庭裁判所調査官に対して 被害に関する心情等の意見を述べることができます 被害者 被害者の法定代理人 ( 親権者など ) 被害者が亡くなっていたり 重い病気やけがをされている場合は その配偶者 直系親族 ( 被害を受けた方の親や子など ) 兄弟姉妹 ( 申出先 ) 事件を審理している裁判所 審判結果の通知 少年事件において 少年に対する処分結果等の通知を受けることができます 被害者 46

49 < 司法関連 > 被害者の法定代理人 ( 親権者など ) 被害者が亡くなっていたり 重い病気やけがをされている場合は その配偶者 直系親族 ( 被害を受けた方の親や子など ) 兄弟姉妹 ( 申出先 ) 事件を審理している裁判所又は審理した裁判所 審判状況の説明 少年事件において 審判期日における審判の状況について説明を受けることができます 被害者 被害者の法定代理人 ( 親権者など ) 被害者が亡くなっていたり 重い病気やけがをされている場合は その配偶者 直系親族 ( 被害を受けた方の親や子など ) 兄弟姉妹 ( 申出先 ) 事件を審理している裁判所又は審理した裁判所 審判傍聴 少年事件のうち 一定の重大事件 ( 被害を受けた方が亡くなったり 生命に重大な危険を生じさせた傷害を負った事件 ) については 裁判所の許可により 審判の傍聴をすることができます 少年の故意の犯罪行為 ( 殺人 傷害致死など ) や自動車運転過失致死傷等の一定の重大事件によって 1 被害者が亡くなった場合 亡くなった方のご遺族 ( 配偶者 直系親族 ( 被害を受けた方の親や子など ) 兄弟姉妹 2 被害者が生命に重大な危険を生じさせた傷害を負った場合 被害者 被害者の法定代理人 ( 親権者など ) 被害者が重い病気やけがにより傍聴をすることが難しい場合は その配偶者 直系親族 兄弟姉妹 ( 申出先 ) 事件を審理している裁判所家庭裁判所一覧裁判所名 所在地電話番号熊本家庭裁判所 熊本市中央区千葉城町 八代支部 八代市西松江城町 天草支部 天草市諏訪町 * 家庭裁判所については 少年事件を取り扱っている裁判所のみを記載しています 裁判所における犯罪被害者保護施策については 裁判所ホームページでもご覧いただけます 47

50 < 司法関連 > (11) 熊本地方検察庁 犯罪を捜査し 刑事事件に関し加害者を裁判にかけるか否かを決めたり 裁判で法の正当な適用を請求したりします 被害者支援としては 様々な相談に応じたり 犯罪被害者等へ事件に関する情報を提供したりしています 被害者支援員による支援 犯罪被害者等からの様々な相談への対応 法廷への案内 付添い 事件記録の閲覧 証拠品の返還などの各種手続の手助けをするほか 犯罪被害者等の状況に応じた関係機関 団体等を紹介するなどの支援活動を行っており 各地方検察庁に被害者専用電話 ファクシミリとして被害者ホットラインを設置しています ( 専門窓口 ) 熊本地方検察庁の被害者ホットライン ( /fax) なお 各地方検察庁設置の被害者ホットライン連絡先は 検察庁ホームページでご確認ください ( 検察庁ホームページ 被害者等通知制度 刑事事件の処分結果 公判期日 裁判結果 有罪裁判確定後の加害者の刑の執行終了予定時期 加害者の収容先の刑事施設の名称 受刑中の刑事施設における処遇状況に関する事項 釈放に関する事項等の情報を通知します 被害者 被害者の親族又はそれに準ずる者 ( 親族に準ずる者とは 内縁関係にある方 婚約者の方などです ) 目撃者その他の参考人等 ( 一部の通知を除く ) ( 申出先 ) 事件を取り扱った検察庁 再被害防止のための受刑者の釈放予定等の通知 被害者等通知制度とは別に 被害者の方が再び被害に遭わないようにするために必要がある場合には 加害者の釈放予定等を通知します ( 申出先 ) 事件を取り扱った検察庁 確定記録の閲覧 刑事裁判が終了した事件の記録や裁判書は 検察庁で保管しており これらは 刑事確定訴訟記録法に基づき 閲覧することができます なお 裁判書以外の記録の閲覧可能期間は 原則として裁判が確定した後 3 年間となっています 閲覧手数料として収入印紙 150 円が必要です ( 申出先 ) 事件を取り扱った検察庁 ( 確定した刑事裁判の第一審判決言渡裁判所に対応する検察庁 ) 48

51 < 司法関連 > 不起訴記録の閲覧 不起訴記録は 原則として閲覧できませんが 被害者参加制度の対象となる事件 ( 下記 刑事裁判への参加 ( 被害者参加制度 ) 参照 ) の被害者等については 事件の内容を知ること などを目的とする場合でも 捜査 公判に支障を生じたり 関係者のプライバシーを侵害しない範囲で 実況見分調書等を閲覧することができます また それ以外の事件の被害者等についても 民事訴訟等において被害回復のため損害賠償請求権その他の権利を行使するために必要と認められる場合には 捜査 公判に支障を生じたり 関係者のプライバシーを侵害しない範囲で 実況見分調書等を閲覧することができます ( 申出先 ) 事件を取り扱った検察庁 法廷での意見陳述 あらかじめ検察官に希望を申し出た場合 刑事裁判の法廷で 被害に関する心情等の意見を述べることができます 被害者 被害者の法定代理人 ( 親権者など ) 被害者が亡くなっていたり 重い病気やけがをされていたりする場合は その配偶者 直系親族 ( 被害を受けた方の親や子など ) 兄弟姉妹 ( 申出先 ) 事件を取り扱った検察庁 刑事裁判への参加 ( 被害者参加制度 ) 殺人 傷害 強制わいせつ 危険運転致死傷等一定の刑事事件について あらかじめ検察官に申し出て裁判所の許可を得た場合 被害者参加人として公判期日に出席することができるほか 一定の要件の下で 被告人等に質問したり 事実又は法律の適用について意見を述べたりすることができます 被害者 被害者の法定代理人 ( 親権者など ) 被害者が亡くなっていたり 重い病気やけがをされている場合は その配偶者 直系親族 ( 被害を受けた方の親や子など ) 兄弟姉妹 ( 申出先 ) 事件を取り扱った検察庁なお 前記支援概要記載の行為を弁護士に委託することもできますが 弁護士に依頼するお金がない場合は 国が報酬等を負担する弁護士 ( 国選被害者参加弁護士 ) の選定を求めることができます 希望する場合は 法テラス熊本 ( ) に申し出てください また 被害者参加人として公判期日等に出席した場合には 日本司法支援センター ( 法テラス ) に対し 旅費及び日当等の支払を求めることができます 希望する方は 公判期日等に出席したときに 裁判所に 被害者参加旅費等請求書 を提出してください 49

52 < 司法関連 > 被害者に関する情報の保護 性犯罪等の刑事事件について 公開の法廷で被害者の氏名等を明らかにしないように求めることができ 裁判所の決定があった場合 起訴状の朗読等の訴訟手続は 被害者の氏名等を明らかにしない方法で行われます 被害者 被害者の法定代理人 ( 親権者など ) 被害者が亡くなっていたり 重い病気やけがをされている場合は その配偶者 直系親族 ( 被害を受けた方の親や子など ) 兄弟姉妹 ( 申出先 ) 事件を取り扱った検察庁 被害回復給付金支給制度 財産犯等の犯罪行為により犯人が得た財産 ( 犯罪被害財産 ) については その犯罪が組織的に行われた場合や 犯罪被害財産が偽名の口座に隠匿されるなどいわゆるマネー ロンダリングが行われた場合には 犯人からはく奪した犯罪被害財産を金銭化してその事件により被害を受けた方などに その申請に基づき被害回復給付金を支給しています 刑事裁判で認定された財産犯等の犯罪行為の被害者等のほか そうした犯罪行為と一連の犯行として行われた財産犯等の犯罪行為の被害者 被害者の相続人等 ( 申出先 ) 支給手続を行うものとして公告された検察官が所属する検察庁 公判記録の閲覧 コピー ( 起訴された事件の同種余罪の被害者等 ) 起訴された事件の同種余罪の被害者等が損害賠償請求をするために必要があって あらかじめ検察官に申し出て 裁判所が相当と認めたときには 起訴された事件の公判記録の閲覧 コピーをすることができます なお 申出手数料等については 起訴された事件を審理している裁判所にお尋ねください 起訴された事件の同種余罪の被害者 同種余罪の被害者の法定代理人( 親権者など ) 同種余罪の被害者が亡くなっていたり 重い病気やけがをされている場合は その配偶者 直系親族 ( 被害を受けた方の親や子など ) 兄弟姉妹 ( 申出先 ) 起訴された事件を審理している裁判所に対応する検察庁検察庁一覧検察庁名 所在地電話番号 熊本地方検察庁 * 被害者ホットライン 熊本市中央区京町 1 丁目 熊本区検察庁 熊本市中央区京町 1 丁目 宇城区検察庁 熊本市中央区京町 1 丁目 御船区検察庁 熊本市中央区京町 1 丁目 熊本地方検察庁玉名支部 玉名市繁根木

53 < 司法関連 > 玉名区検察庁 玉名市繁根木 荒尾区検察庁 玉名市繁根木 熊本地方検察庁山鹿支部 山鹿市山鹿 山鹿区検察庁 山鹿市山鹿 熊本地方検察庁阿蘇支部 阿蘇市一の宮町宮地 阿蘇区検察庁 阿蘇市一の宮町宮地 高森区検察庁 阿蘇市一の宮町宮地 熊本地方検察庁八代支部 八代市西松江城町 八代区検察庁 八代市西松江城町 水俣区検察庁 八代市西松江城町 熊本地方検察庁人吉支部 人吉市寺町 人吉区検察庁 人吉市寺町 熊本地方検察庁天草支部 天草市諏訪町 天草区検察庁 天草市諏訪町 牛深区検察庁 天草市諏訪町 被害者ホットラインは 夜間 休日でも伝言やファックスでの利用が可能です (12) 弁護士会 弁護士法に基づいて設置され 熊本県内に法律事務所を設けているすべての弁護士と弁護士法人が所属しています 犯罪被害者支援ホットライン 熊本県弁護士会犯罪被害者支援委員会に所属する弁護士が持ち回りで犯罪被害に関するご相談をお受けします 受付時間は平日 ( 土 日 祝日 年末年始を除く )9 時 ~17 時 利用は無料です ( 通話料は相談者負担 ) 電話番号は です 法律相談センター 弁護士が面談での法律相談をお受けするセンターです 熊本県内 7 箇所 ( 熊本 玉名 山鹿 阿蘇 八代 人吉 天草 ) に設置されています 民事 刑事を問わず法律相談全般をお受けするセンターで 犯罪被害に関連すること ( 示談 損害賠償請求 告訴手続その他 ) についても法律相談をおこなうことができます 相談料は 30 分間で 5,250 円ですが 法律扶助制度の資力要件を満たせば無料で相談できる場合もあります 予約電話番号は です ホームページもご覧ください 熊本県弁護士会 熊本市中央区京町 1 丁目 熊本県弁護士会法律相談センター熊本センター 熊本市中央区水道町 1 番 23 号加地ビル 3 階

54 < 司法関連 > (13) 司法書士会 司法書士会は 司法書士法に基づいて法務局又は地方法務局の管轄区毎に設置され その区域の司法書士を会員とする団体です 司法書士は 不動産取引や会社設立等における登記手続の代理 簡易裁判所における民事事件の訴訟代理 (140 万円以下 ) のほか 裁判所 検察庁 法務局に提出するあらゆる書類の作成を手がけています 総合相談センター 犯罪被害にあった後の今後の対応についての助言や刑事手続に関する情報提供 告訴状や告発状の書類作成を行います 請求内容が 140 万円以下のものであれば 加害者に対し裁判外での示談交渉や損害賠償 慰謝料等の請求を行うほか 簡易裁判所を通してこれらの請求を行います 原則 有料となります 予めご予約ください 熊本会場日時毎週月曜日 ~ 金曜日午後 1 時 ~ 午後 5 時相談会場熊本県司法書士会館 2 階熊本市中央区大江 4 丁目 4 番 34 号 ( 大江ダイエー裏 ) 山鹿会場日時毎月第 1 第 3 金曜日午後 6 時 ~ 午後 9 時相談会場山鹿市鹿本町生涯学習 健康センター ひだまり 山鹿市鹿本町来民 阿蘇会場日時毎週水曜日午後 5 時 ~ 午後 8 時相談会場阿蘇市農村環境改善センター農業情報室阿蘇市内牧 玉名会場日時毎月第 2 第 4 木曜日午後 6 時 ~ 午後 9 時相談会場玉名市民会館第 5 会議室玉名市岩崎 天草会場日時毎月第 1 第 3 土曜日午後 1 時 ~ 午後 4 時相談会場本渡南公民館会議室 1 天草市港町 13-5 人吉会場日時毎月第 2 第 4 木曜日午後 5 時 ~ 午後 7 時相談会場人吉商工会議所 2 階小会議室人吉市南泉田町 3-3 共通予約電話 平日 ( 土 日 祝日 年末年始を除く )9 時 ~17 時 無料相談会の開催のご案内 高齢者 障がい者のための法律 福祉無料相談会 法の日無料相談会 相続登記はお済みですか無料相談会 52

55 多重債務無料相談会熊本県司法書士会 熊本市中央区大江 無料相談会等については ホームページでもご覧いただけます < 司法関連 > 53

56 < 刑事施設 保護観察所等 > (14) 矯正管区 法務省矯正局の地方支分部局として全国 8 か所に設置され その管轄区域の刑務所 少年刑務所 拘置所 少年院 少年鑑別所及び婦人補導院が適切に管理運営されるよう監督を行っています 被害者等通知制度 少年院送致処分を受けた加害者に係る被害者等通知制度に関する相談に対して その一般的な取扱いについての説明を行っています 被害者 被害者の法定代理人 ( 親権者など ) 被害者が亡くなっていたり 重い病気やけがをされている場合は 配偶者 直系親族 ( 被害を受けた方の親や子など ) 又は兄弟姉妹 加害者との外部交通に関する相談 犯罪被害者等から 加害者である被収容者との外部交通 ( 面会 信書の発受 ) に関する相談に対して その一般的な取扱いについての説明を行っています 福岡矯正管区 福岡市東区若宮 (15) 刑事施設 刑事施設には刑務所 少年刑務所 拘置所があり このうち 刑務所と少年刑務所は 主として受刑者を収容し 処遇を行う施設であり 拘置所は 主として刑事裁判が確定していない未決拘禁者を収容する施設です 加害者との外部交通に関する相談 犯罪被害者等から 加害者である被収容者との外部交通 ( 面会 信書の発受 ) に関する相談に対して その一般的な取扱いについて熊本刑務所が説明します 熊本刑務所 熊本市中央区渡鹿 (16) 少年鑑別所 主として家庭裁判所から観護措置の決定によって送致された少年を収容し その心身の状態等について専門的な調査や診断を行う法務省所管の施設です その結果は 家庭裁判所に送付され 審判や少年院 保護観察所での指導 援助に活用されます 被害者等通知制度 54

57 < 刑事施設 保護観察所等 > 犯罪被害者等から 少年院送致処分を受けた加害者の処遇状況等の通知を希望する旨の申出があった場合 申出書や申出に必要な書類を受け付けています 被害者 被害者の法定代理人 ( 親権者など ) 被害者が亡くなっていたり 重い病気やけがをされている場合は 配偶者 直系親族 ( 被害を受けた方の親や子など ) 又は兄弟姉妹 ( 申出先 ) 熊本少年鑑別所 熊本市西区池田 (17) 少年院 家庭裁判所から保護処分として送致された少年等に対し 再び犯罪 非行を犯さないよう 健全な育成を図ることを目的として矯正教育を行う法務省所管の施設です 県内の少年院人吉農芸学院 球磨郡錦町木上北 被害者等通知制度 少年院送致処分を受けた加害者の処遇状況等の通知を希望する被害者等に対して 加害少年の収容されている少年院の名称及び所在地 教育予定期間 個人別教育目標 出院年月日等を通知しています 被害者 被害者の法定代理人 ( 親権者など ) 被害者が亡くなっていたり 重い病気やけがをされている場合は 配偶者 直系親族 ( 被害を受けた方の親や子など ) 又は兄弟姉妹 ( 申出先 ) 熊本少年鑑別所 熊本市西区池田 申出先は 少年院ではなく 少年鑑別所になります (18) 地方更生保護委員会 各高等裁判所の管轄区域ごとに全国 8 か所に設置され 加害者の仮釈放等を許す旨の決定及び仮釈放を取り消す旨の決定等をする権限を有する合議機関です 意見等聴取制度 刑務所などからの仮釈放や少年院からの仮退院を許すか否かに関する審理において 仮釈放等に関する意見や被害に関する心情を述べることができます 加害者が仮釈放等審理中であること 被害者 55

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