Nikkei Net

Size: px
Start display at page:

Download "Nikkei Net"

Transcription

1 ネット上著作権について日本新聞協会見解 インターネット上で公開されたホームページのコンテンツには著作権があります 日本新聞協会は 1997 年 11 月 10 日 インターネットなどで新聞 通信社が発信する記事 写真が無断で転用される事例が増えていることから 電子メディア上での著作権に対する見解を公表しました ネットワーク上の著作権について 新聞 通信社が発信する情報をご利用の皆様に と題する見解は同協会編集委員会がまとめたもので 記事などの無断転載は著作権の侵害に当たる点を確認するとともに 注意を喚起しています 全文は以下の通りです ネットワーク上の著作権について 新聞 通信社が発信する情報をご利用の皆様に 1997 年 11 月日本新聞協会編集委員会 [ 要約 ] 最近 新聞 通信社が新聞や電子メディアで発信する記事 写真などの情報を インターネット上などで無断利用する事例がかなり目に付きます 無断で利用する人の多くは著作権問題があることに気が付いていないか 気が付いていても 個人のページに載せるのだから 営利を目的とするわけではないから といった理由で 認められるだろう と安易に考えているようです しかし 新聞 通信社が発信するほとんどの情報には著作権があります 利用のルールは インターネットなどの電子メディアの上でも 基本的には紙の上の場合と変わりありません 新聞 通信社が発信した情報を インターネットなどの電子的なメディアで利用を希望される場合には 必ず発信元の新聞 通信社に連絡 ご相談くださるようお願いします [ 本文 ] 新聞 通信社が発信する情報をネットワーク上でご利用の皆様に 最近 新聞 通信社が新聞や電子メディアで発信する記事 写真などの情報をインターネット上などで無断利用する事例がかなり目につきます 無断で利用する人の多くは著作権問題があることに気が付いていないか 気が付いていても 個人のページに載せるのだから 営利を目的とするわけではないから という理由で 認められるだろう と安易に考えているようです しかし 新聞 通信社が発信するほとんどの情報には著作権があります 著作権法では 新聞や報道にかかわるいくつかの事項について 一部自由に使えるような規定もありますが 原則として利用する際には承諾が必要なのです 新聞記事と著作権とのかかわりについて 日本新聞協会は1978 年 ( 昭和 53 新年 ) に聞著作権に関する日本新聞協会編集委員会の見解 をまとめ 基本的な立場を明らかにして以来 新聞著作権の理解促進と普及活動に取り組んでいます しかしながら 急速なインターネットの普及と それに伴う企業や個人の発信の急増で 情報利用の環境は大幅に変わってきました インターネットは当初 コンピューターに蓄積した情報を 共有して利用する という考え方から出発したため どちらかと言えば ネット上に公開された情報の利用は自由であるべきだ との主張をする人たちがいます しかし インターネット上に表現されたものにも著作権が働いているのです 新聞協会編集委員会はこうした考え方に沿って 改めて新聞や電子メディア上で発信している情報のネットワークでの利用に関する見解をまとめました 自由で民主的な社会を維持し 発展させていくためには 新聞が社会生活の様々な場所にある多様な情報や意見を幅広く収集し 世の中に伝達していくことが必要です 新聞はこうした国民の知る権利にこたえるべく 様々な形で情報を発信しています 情報の信頼性を確保するためには 著作権を尊重し ルールに基づいて利用することが大切です インターネット上での著作物の利用も 基本的には印刷刊行物やテレビなどでの利

2 用の場合と変わりありません 新聞 通信社が発信する情報の利用を希望される場合には 必ず発信元の新聞 通信社に連絡 ご相談ください 記事や写真を無断でホームページに転載すれば 著作権侵害になります 著作権法では 著作権者の承諾を得なくても著作物を利用できる行為として 第 30 条で 私的使用のための複製 を認めています 私的使用とは 個人的に又は家庭内その他これに準ずる限られた範囲内において使用すること と規定されており 一般的には私的使用を目的として 著作物を使用する本人が複製することは著作権侵害には当たりません しかし 営利を目的とせず 個人として楽しみで作っている にしても インターネット上のホームページには 世界中のどこからでもアクセスすることができます 家族とか親戚 友人といった狭い範囲にはとどまらず 見知らぬ人も含めて大勢の人がホームページに接してきます インターネットで発信するということは 活字の世界に当てはめれば本や雑誌を出版することと同じ意味合いをもちます 多数の人に読んでもらうことを目的に情報を発信しているわけですから 私的使用とは言えません 電子メールでも 大勢の人を対象に送信する場合は私信とは言えません また ホームページに他人の著作物を転載することは 著作権法では 公衆送信権 や 送信可能化権 に触れることになります インターネットの発信に伴うこれらの権利関係については インターネット時代の著作権法 の項で説明します LAN やイントラネットの上で利用するには 著作権者の承諾が必要です 企業や団体などが LAN( 企業内または構内の通信網 ) やイントラネットといった内部ネットワークを構築するケースが増えています こうした内部ネットワークに 経済や社会全体の動向 業界や自分の会社のことなどが取り上げられたニュースをクリッピングして社員などに周知させたい という希望も新聞 通信社に寄せられるようになりました こうした利用の場合でも 限定された企業内で社員の一人ひとりが自分で見るだけだからといって私的使用だということにはなりません 大学などで 研究や教育を目的としているから という理由で 情報を無断で利用するケースも散見されますが やはり著作権法に触れます 研究者や学生が利用しやすいよう 一般に公開しているホームページに転載すれば 世界中どこからでもその情報を見ることができます 企業や大学で ID パスワードを使ってアクセスできる人を制限したとしても 私的使用の範囲を超えることになります 必ず著作権者に連絡し 承諾を得ることが必要です ニュース記事には 著作権が働いています 著作物 とはどのようなものを指すかを例示した著作権法第 10 条では 言語の著作物 写真の著作物 を定めています 新聞 通信社が新聞や電子メディアで発信する記事などの情報 報道写真はこれに該当します なお 第 2 項で 事実の伝達にすぎない雑報及び時事の報道は 著作物に該当しない と規定しているため 新聞記事には著作権はない と早飲み込みしている人も多いようですが ここでは 事実の伝達にすぎない という形容詞が付いていることにご注意ください 実際は 新聞 通信社が発信している情報には 原則的に著作権が働いています 著作権法は 1971 年に旧法から現在の法律に移りました 所管の文化庁は新法の施行に伴い 事実の伝達にすぎない雑報及び時事の報道 とは いわゆる人事往来 死亡記事 火事 交通事故に関する日々のニュース等単に事実をら列したにすぎない記事など 著作物性を有しないものをいうのであって 一般報道記事や報道写真はこれに該当せず 著作物として保護されるべきものである と説明しています だれが いつ どこで どんな死因で 死去した 何歳だった というだけの死亡記事や いつ どこで だれの車が だれそれの車と衝突し だれそれは重傷 といった簡単な交通事故の記事は 公式に発表された事実関係だけを記述しただけですから だれが書いても あるいはどの新聞社が記事にしても 記事の書き方にはほとんど差がありません しかし 死亡記事であっても 故人がどんな人で どのような業績があったのかに触れたり故人を追悼する気持ちを出そうとしたものや 交通事故でも事故の背景や周辺の様子などを記述していれば 単なる事実の伝達を超え 記者ごとの特徴を反映した記事になります 著作権法では 著作物とは 思想又は感情を創作的に表現したもの と定義 ( 第 2 条の 1 号 ) しており 記者によって表現に差が出るような記事は 著作物の条件に当てはまると言えます 解説記事はもちろん 一般のニュース記事も 通常はその事実を伝える記者の価値判断 視点を伴っており また 背景説明や 取材の過程で見聞した事実を取捨選択

3 し 記者の個性を反映した表現で書かれています さらに最近は紙面上のレイアウトにも高度な創意が加えられています 従って 文字テキストだけの形で取り出す記事も 新聞に掲載されたままの切り抜きスタイルにしても 著作権法で保護されるべき著作物であると言えます また 報道写真は当然 著作権法第 10 条 8 号で例示されている 写真の著作物 に当たり 無断利用は認められません 引用して利用する場合には いろいろな条件を守る必要があります 著作権法第 32 条は 公表された著作物は 引用して利用することができる としています この規定に基づく引用は広く行われていますが 中には 記事をまるごと転載したあと 年 月 日の 新聞朝刊社会面から引用 などとして これに対する自分の意見を付けているケースも見受けられます また 記事全文を使えば 転載 ( 複製 ) だが一部だけなら 引用 だ と考えている人も多いように思われます しかし 著作権法第 32 条は この場合において その引用は 公正な慣行に合致するものであり かつ 報道 批評 研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行われるものでなければならない という枠をはめています この規定に当てはめると 引用には 報道 批評 研究その他の目的に照らして 対象となった著作物を引用する必然性があり 引用の範囲にも合理性や必然性があることが必要で 必要最低限の範囲を超えて引用することは認められません また 通常は質的にも量的にも 引用先が 主 引用部分が 従 という主従の関係にあるという条件を満たしていなければいけないとされています つまり まず自らの創作性をもった著作物があることが前提条件であり そこに補強材料として原典を引用してきている という質的な問題の主従関係と 分量としても引用部分の方が地の文より少ないという関係にないといけません 表記の方法としては 引用部分を ( カギかっこ ) でくくるなど 本文と引用部分が区別できるようにすることが必要です 引用に際しては 原文のまま取り込むことが必要であり 書き換えたり 削ったりすると同一性保持権を侵害する可能性があります また著作権法第 48 条は 著作物の出所を その複製又は利用の態様に応じ合理的と認められる方法及び程度により 明示しなければならない と定めています 新聞記事の場合 年 月 日の 新聞朝刊 などの記載が必要です 要約紹介であっても 無断で行えば著作権を侵害することになります 引用 という条件には当てはまらないが ニュース報道があったことを紹介したいので 内容を要約して紹介することは認められるだろうか と相談を受けることがあります 一般的には 著作物を要約することは著作権法上の 翻案 に当たり 著作権者の承諾が必要とされます しかし 要約といってもいろいろな方法があり 簡単に決めつけるわけにはいきません 通常は 原作品の内容がほぼつかめてしまい 原作品に触れなくてもすむような形でダイジェストしたものは翻案であり 作品自体の存在を知らせる目的で作られるごく短い要旨等の抄録は翻案には当たらないと言われます 記事の内容を要約し ダイジェストとしてホームページに掲載する場合は 著作権者の承諾が必要です 見出しは 記事のタイトルであると同時に 記事内容の要旨 要約にも当たるため 著作権法上の扱いは微妙です 一つ二つといった限られた数の記事について 見出しの一部を取り上げた程度の要旨と新聞名 掲載年月日だけを載せるなら 一応は記事があったことを知らせるだけの抄録ということもできそうです しかし 見出しにも新聞社としての創意 工夫がこめられており 著作物であるという解釈もあります テーマ別などでまとまった数の記事について見出しだけを並べることには 別の問題も出てきます 新聞社はオンライン上などで記事データベースを一般に提供しており テーマ別の見出しの集合はデータベースから引き出せるデータの一部にも当たります また 新聞では 1 面 2 面 社会面など各面への記事の配置 配列 扱い方 ( 大きさ ) などには新聞社としての判断が強く働いており 見出しの集合は編集著作物の一部という側面もあります 見出しだけを新聞社の選択 配置の通り紹介した場合には 著作権侵害に当たるとした判例も出ています インターネット時代に合わせ 著作権法が改正されました インターネット時代に対応するための著作権法改正が 1997 年 6 月に成立し 1998 年 1 月 1 日から施行されます これは 世界知的所有権機関 (WIPO) が デジタル ネットワーク時代に対応した国際的な著作権のあり方を検討し WIPO 著作権条約 WIPO 実演 レコード条約 の二つの新条約を採択したのを受けたもので インターネットなどを通じて行われるインタラクティブ送信を 自動公衆送信 と名付け イ

4 ンターネットに接続しているサーバーに情報を記録 入力したり 情報を入力したサーバーをネットワークに接続したりする行為を 送信可能化 と呼ぶことにしました そして 著作者やレコード製作者 実演家に 送信可能化権 という新しい権利を与えたのが特徴です 文化庁は インターネットなどへの著作物の利用については これまでも複製権などで著作権者の権利が保護されていた としていますが 理論的には著作権者の権利にわずかなすき間ができていました 今回の改正はこのすき間を埋め インターネットに他人の著作物を利用する場合には どのような形でサーバーに入力しようとも ネットに接続する時点で公衆送信権が働き 著作権者の承諾が必要であることを明確にしたものと言えます 新聞 通信社が発信する情報をご利用の際は 必ず発信元にご連絡ください 新聞 通信社は 日々の情報発信に当たって 収集 蓄積した情報をより豊富に掲載するだけでなく 公正を旨として より適切 より正確な記事とするよう創意 工夫を重ねていますが メディア環境は 新聞製作など出版業のコンピューター化が進み ネットワークを通じての情報発信への傾斜が強まるとともに 放送のデジタル化と合わせて通信と放送の融合も進むなど急激な変容を続けています その中で 新聞 通信社のホームページが日本における代表的なサイトに成長するなど 各社とも技術進歩の先頭に立って一層の努力を重ねています 一方 新聞は公共的な使命を負った報道機関としての立場から 各種記事を印刷物や放送素材として利用したいとのご要望に対しては できるだけこたえるようにしてきました しかしながら デジタル化された情報は 簡単に複製でき 何回複製しても品質は劣化しません ネットワークに載せることで 情報は瞬時に世界中からアクセスできるようになり また受け取った情報を加工して送り出すことも可能となるなど 情報のインタラクティブなやりとりができるようになります 著作物の転載を認めた場合 2 次 3 次 4 次と情報がどのように波及していくのか具体的な像は描きにくく 著作権者としてどう考えたらよいかの明確な基準もまだできていません このため 新聞やインターネット上などに掲載したニュース記事や報道写真などを インターネットや企業内ネットワーク (LAN) などに転載したい という要望が出た場合 どう対応するかについての考え方は 新聞社によってまちまちです 新聞 通信社が発信する記事 ニュース速報 写真 図版類には著作権があり 無断で使用すれば 著作権侵害になります 使用を希望する場合には著作権者の承諾が欠かせません 引用や 記事の要旨紹介などで 法的には著作権者の承諾なく使えるというケースでも 本当にその条件を満たしているかどうか 微妙な場合も少なくありません また インターネットの特徴の一つであるリンクについても 表示の仕方によっては 問題が発生する可能性がある場合も少なくありません 利用者の側が 情報をどのような形で利用しようとしているか 動機も 利用形態もまちまちなため 新聞 通信社としても 個々の事情をうかがわないと利用を承諾していいものかどうか 一般論としてだけでは結論をお伝えすることはむずかしい側面もあります リンクや引用の場合も含め インターネットや LAN の上での利用を希望されるときは まず 発信元の新聞 通信社に連絡 ご相談をしていただくよう お願いします 以上 新聞著作権に関する日本新聞協会編集委員会の見解 1978 年 5 月日本新聞協会編集委員会 はじめに 日本新聞協会では 旧著作権法施行下の昭和 38 年 11 月に 著作権問題の基本的な考え方 をまとめ 当時の著作権制度審議会に提出したほか 昭和 44 年 11 月には 時事問題に関する論説等 ( 旧著作権法第 20 条 現行法第 39 条 ) について意見を表明するなど 過去 2 回にわたって 新聞著作権についての基本的な見解を明らかにしてきた しかしながら これらはいずれも旧著作権法に基づいた考え方であり 昭和 46 年の新法施行以降 著作権に対する社会的関心と理解が急速に高まりつつある現在においては いささか現実に適合し得ない面もあるかと思われる よって新聞界としては これを機会に新著作権法の条文に沿いながら あらためてその基本的な立場を明らか

5 にし これを新聞界内外の公正な慣行として確立したいと考える < 著作権問題に関する新聞界の基本的な考え方 > 周知の通り 自由で民主的な社会の維持とその発展のためには 新聞が社会生活に必要な情報や意見をできるだけ広く国民大衆に伝達することが不可欠の条件である 特に 現代社会のように 生活環境が多様化し 価値観が多元化しつつある状況にあっては その報道 評論活動を通じて 社会の各階層 各個人あるいは集団間における情報と意見の自由な交流を促進するための 共通の広場 を形成することが 新聞に強く要請されている 今日の新聞がこの公共的使命にこたえて 社会生活のあらゆる分野に生起する多様な情報 資料ならびに意見を可能な限り幅広く収集し 紹介する努力を重ねていることは知られる通りである すなわち 日々の紙面づくりに当たっては 読者大衆の欲求と期待に沿って 収集 蓄積した情報をより豊富に掲載すべく努めているばかりでなく 独自の価値判断に基づいて より適切 より正確な記事とするための創意 工夫もあわせ行っている かねて 新聞は このように高度に独創的な著作物性を有する各種記事のうち 特に解説 論説などについては 報道 教育など純然たる公共目的である限り 適正な範囲で他に引用 転載されることは原則的には容認するとの態度を示してきた これは 繰り返すまでもなく 可能な限りの手段を通じて国民大衆に多様な情報と意見を提示することが 自由で民主的な社会を存立させていくための要件であり 新聞の公共的使命であるとの考えに基づくものである しかるに 近年 高度の能率性を備えた複写機器の飛躍的な発展と著しい普及により 報道 評論活動を主たる業務としない者が もっぱら営利を目的として 著作物として保護されている新聞記事を無断で複製 編集し これを一般に頒布 もしくは 特定集団内の情報サービスとして組織的に利用するなどの傾向が顕著である 新聞は 国民大衆の負託にこたえて多様な情報と意見を社会に提供しているが その責務を果たすために収集した情報の処理 加工に新聞社の全機能を傾けて各種記事を作成している のみならず 今日においては すでにコンピューターを中核とする情報処理も現実化しており 研究開発を進めているデータバンク 家庭ファクシミリ等を通じて 近い将来 新聞の収集した情報は国民大衆にさらに身近になり いっそう活用されるものと期待される このような観点からすれば 新聞の得た情報が営利を目的として無断で利用されることは その社会的 文化的 経済的価値が著しく損なわれることを意味しており 著作権法の精神に照らして到底認容しがたいものといわねばならない 以上の趣旨から 日本新聞協会編集委員会は ここに新聞界内部で確立された考え方を明らかにし あわせて将来にわたる問題点をも指摘することとしたい 記 新聞に掲載される記事を現行著作権法の規定に基づき分類すると以下の 3 点に大別される (1) 著作権のないもの ( 事実の伝達にすぎない雑報及び時事の報道 著作権法第 10 条第 2 項 ) (2) 著作権はあるが 報道 学術 研究など社会公共目的に沿って自由利用できるもの ( 時事問題に関する論説 同第 39 条 ) (3) 常に著作権保護の対象となるもの ( 報道 評論 解説などの一般記事 報道写真 図案 編集著作物 ) 新聞著作権に関する新聞界の考え方を著作権法の条項に沿って以下の通り明らかにする 第 10 条 ( 著作物の例示写真 < 報道写真 >) 現行著作権法第 10 条は著作権の保護を受ける各種の著作物を例示しているが この中に 写真の著作物 を含めている 新聞 通信 放送各社が撮影する報道写真はこの 写真の著作物 に該当する 従って特に報道写真を他が使用する場合は当該社の許諾を求める必要がある いかなる報道写真も自由利用が認められない 第 10 条 2 項 ( 事実の伝達にすぎない雑報及び時事の報道 ) 旧著作権法の条文では 新聞紙又ハ雑誌ニ掲載シタル雑報及時事ヲ報道スル記事 は著作権の対象にはしないという考え方をとっていたが 現行法ではこれを 事実の伝達にすぎない雑報及び時事の報道 に限って著作権はないとしている この新旧両条文を対比すると 新法では 事実の伝達にすぎない という限定句が加わっており 自由に利用できるニュース記事の内容をより狭く制限していると考えるのが妥当である 次に 事実の伝達にすぎない 報道記事とは具体的にどの範囲までを指すの

6 かが問題になるが この点法案作成に当たった文化庁の見解として 事実の伝達にすぎない雑報及び時事の報道 とは いわゆる人事往来 死亡記事 火事 交通事故に関する日々のニュース等そのものが著作物性を有しないものをいうのであって 一般報道記事や報道写真はこれに該当せず 著作物として保護されるべきものである ( 昭和 51 年 6 月 新しい著作権法の概要 ) との行政解釈が示されている この文化庁の考え方を適用すると 自由に利用できるニュース 報道記事は 極言すれば単純なストレートニュースにおける事実関係を追った記事だけに限定され 当該事件を構成する要因 背景または取材過程で見聞した事実などを伴った報道記事は 当然著作権の保護を受ける対象になると解釈するのが妥当である 最近の紙面における記事は背景説明の伴った解説的なもの あるいは記者の主観 感情等を織り込んだ記事が多く 紙面構成上も高度な創意 工夫がはかられており 独創的な紙面づくりが行われているのが実情である 従って報道記事の大半は 現行著作権法に規定される 著作物 に該当すると考えるのが適当であり これらの記事を他が複製 転載する際には当該社の許諾を得て正当な範囲内で利用されなければならない 第 12 条 ( 編集著作物 ) 現行著作権法第 12 条では 編集物でその素材の選択又は配列によって創作性を有するもの は編集著作物として著作権法上保護されると規定している 同規定は多数の著作物を適法に編集した者は著作者とみなし その編集物全体について著作権を認めるという趣旨のものである 新聞界では新聞の紙面全体がここでいう編集著作物に当たるほか 政治面 社会面など各面も同様に編集著作物であるとして著作権の保護を受けるものと解釈している これは整理記者のレイアウトによって見出しや写真等が配列され 紙面構成が行われている点を考えると 同条項でいう素材の選択 配列によって創作性を有するのは当然だとするのが その根拠である 従って複写機器によって紙面の全体もしくはその一部を無断で複製した場合 例えば企業が自社製品の記事が掲載された紙面を複製し これを商品 PR として使ったり 同様の手段により 1 冊の本にまとめて販売するなどの行為は 編集著作物としての著作権を侵害したことになると考える また この場合 当該紙面に収録されている個々の記事 写真の著作権を侵害していることはいうまでもない 第 30 条 ( 私的使用のための複製 ) 現行著作権法の主要な改正点のひとつは 著作物の自由利用の条件を厳格に規定し 著作権の権利を不当に害さないよう 著作権の制限規定 の整備が行われていることである 現行著作権法第 30 条 私的使用のための複製 もこの 制限規定 に該当し 同条項のほかには 図書館等における複製 ( 著作権法第 31 条 ) 学校その他の教育機関における複製 ( 同第 35 条 ) 点字による複製 ( 同第 37 条 ) などいずれも社会公共的な目的に限って著作物の複製が認められており 純然たる営利目的による複製とは明確に区別されている 本条項の私的使用のための複製に関し著作権審議会第 4 小委員会 ( 複写 複製関係 ) では昭和 51 年 9 月にその報告書の中で考え方を明らかにしているので以下にこれを引用する 個人的な立場において又は私的な場である家庭もしくはこれと同一視し得る閉鎖的な範囲 ( 例えば親密な少数の友人間 ) 内において使用するための著作物の複製を許容したものであり 例えば 企業その他の団体内において従業員が業務上利用するため著作物を複製する場合には 仮に従業員のみが利用する場合であっても 許容されるものではない また 私的使用のための複製 行為に関しては 昭和 52 年 7 月東京地裁は 企業その他の団体において 内部的に業務上利用するために著作物を複製する行為は その目的が個人的な使用にあるとはいえず かつ家庭内に準ずる限られた範囲内における使用にあるとはいえない と判示している 以上の見解でもわかるように 私的使用のための複製 は個人またはごく少数のグループが私的に研究したり 情報の素材として利用するなどを認めたもので きわめて限定的に解釈すべきである すなわち 以下例示するようなケースはいずれもこの条項に照らして新聞著作権を侵害するものと解する (1) 報道 評論活動を主たる業務としない者が営利を目的として無断で新聞記事を転載 編集して配布するなどの行為 (2) 企業が部課単位で当該企業に関連ある情報の収集や分析のために記事 紙面を複製するなどの行為 (3) 団体が会員サービスの一環として記事 紙面を複製 これを無断で配布したりするなどの行為 第 32 条 ( 引用 ) 現行著作権法第 32 条では公の著作物を引用して利用できることを明記するととも

7 に その範囲について その引用は公正な慣行に合致するものであり かつ 報道 批評 研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行われるものでなければならない と規定している 本条項は民主主義社会における言論 学術 文化の発展と多様性を保障する立場から立法化されたもので 言論 表現の自由に関連する基本的条項とみなすことができる 新聞も言論 報道機関としての機能を発揮するため 他の新聞 雑誌などを通じ報道 評論活動に必要な情報や判断の資料を入手し これを引用 紹介し 多様な情報と意見を国民に提供している 現行の著作権法では 引用の目的上正当な範囲内 と規定しているだけで 具体的な基準は明確にされていないが 新聞各社が紙面に引用する場合は 報道 評論の目的に沿った範囲内 とするのが一応の基準となっている 一方 新聞の著作物を他が引用する場合にも本条項の精神に合致した目的で 正当な範囲内であればこれを容認するというのが 新聞界の基本的な態度である ところが近年 この引用規定を不当に拡大解釈し 紙面に掲載された記事の大半を使用し これをダイジェスト版として有代で頒布するなどの行為もみられるが こうした行為は営利 非営利を問わず一定の著作権料を支払い 許諾を求めるのが当然の措置と考える 引用に際しては 公正な慣行と社会通念に基づき引用であることが明確に判断できるよう出所を明らかにし 引用の形式も 原文のまま引用 することが必要であり 作為的に修正したり わい曲した場合は著作者人格権 ( 同一性保持権 ) を侵害する疑いも生ずるので 特に留意するよう求めたい 第 39 条 ( 時事問題に関する論説の転載等 ) 現行著作権法第 39 条は政治上 経済上 社会上の時事問題に関する論説は 禁転載の表示がない限り 他の新聞 雑誌等への転載ができるとしている この条項を設けた趣旨はさる昭和 44 年に新聞界が発表した見解にもある通り 自由で民主的な社会において欠くことのできない言論の自由を尊重する立場から 公共的利益のために 本来ならば完全に著作権の保護を受けるべき時事問題に関する論説の転載を認めたものであり あくまでも各種メディアが 報道的な態様において ( 文化庁 新しい著作権法の概要 ) 利用する場合にのみ許容されているものと解される 従って ここでいう 論説 とは原則的には新聞の論評記事のなかでも特に 社説 を指すのであって その他の論評記事はこの条項に該当しないというべきである しかし かねて新聞界が主張してきたように 社説に準ずるとみなされる論評記事については 個々の記事内容いかんによって利用できると考えられる この意味で 同条項における本来の趣旨を逸脱して 社説 のみならず 解説 評論記事等を営利を目的として無断で転載 編集して販売するなどの行為は正当な自由利用と認めることはできない 以上の観点から新聞界としては 同条項の適用範囲を下記のように解釈し これを今後新聞界の慣行として確立することとしたい (1) 政治上 経済上 社会上の時事問題に関する論説 とは政治上 経済上 社会上の時事問題に関する社説ならびに社説とみなされる論評記事を指す (2) 署名入りの時事に関する評論 解説記事は利用できる範囲から除かれる ここにいう署名入りとは 必ずしも氏名を明示したものにとどまらない 姓のみ表記した記事 ( 例えば ニューヨーク特派員 本紙 記者など ) についてもこれを署名入りとみなす また 署名入りの時事に関する評論 解説 のなかには 社外の評論家の記事はもちろん 海外特派員 国内特派記者 論説委員 解説委員 編集委員等の評論 解説も含まれる (3) 社内 社外の筆者を問わず 署名の有無を問わず コラム は同条項の利用の範囲から除かれる ここでいう コラム とは 一般的に政治 経済 社会 文化など各分野の問題を特に筆者の思想 感情からとらえて論評した囲み記事もしくはこれに準ずる記事を指す (C) 2003 Nihon Keizai Shimbun, Inc. All rights

パワーポイントの品質と生産性を向上させるデザイン・テンプレート

パワーポイントの品質と生産性を向上させるデザイン・テンプレート 著作権法改正が AI 開発に与える 衝撃 2019.3.06 STORIA 法律事務所弁護士柿沼太一 自己紹介 2000 年 4 月に弁護士登録 2015 年 3 月に神戸三宮に STORIA 法律事務所設立 AI IT 知的財産 ベンチャーを主として取り扱う 2016 年 10 月からAIに関して積極的な情報発信を始め 現在自動車系 医療系 工場系 WEB 系など多様なAI 企業からの相談 顧問契約を締結

More information

別紙(例 様式3)案

別紙(例 様式3)案 さいたま市教育情報ネットワーク運用規程 1 定義 この規程においてさいたま市教育情報ネットワーク ( 以下 ネットワーク という ) とは さいたま市立学校におけるインターネット利用に関するガイドラインに基づき さいたま市立幼稚園 小 中 特別支援 高等学校 ( 以下 学校 という ) の教育活動に関わる有益な情報の共有化を推進し 情報教育の充実を図るため さいたま市教育委員会 ( 以下 教育委員会

More information

資料 年 10 月 28 日 ヤフー株式会社 情報活用関連におけるニーズ 所在検索サービスの社会的ニーズ I. 課題現行著作権法 47 条の 6 においては インターネット検索サービス 1 の提供にあたり 送信可能化された著作物 の収集 蓄積および検索結果の表示のための著作物の複製 翻

資料 年 10 月 28 日 ヤフー株式会社 情報活用関連におけるニーズ 所在検索サービスの社会的ニーズ I. 課題現行著作権法 47 条の 6 においては インターネット検索サービス 1 の提供にあたり 送信可能化された著作物 の収集 蓄積および検索結果の表示のための著作物の複製 翻 資料 1 2015 年 10 月 28 日 ヤフー株式会社 情報活用関連におけるニーズ 所在検索サービスの社会的ニーズ I. 課題現行著作権法 47 条の 6 においては インターネット検索サービス 1 の提供にあたり 送信可能化された著作物 の収集 蓄積および検索結果の表示のための著作物の複製 翻案 自動公衆送信を認めている しかし 検索サービスは無数に存在する情報の中から求める情報の所在を容易に探索できる手段を人々に提供するものであり

More information

監査に関する品質管理基準の設定に係る意見書

監査に関する品質管理基準の設定に係る意見書 監査に関する品質管理基準の設定に係る意見書 監査に関する品質管理基準の設定について 平成 17 年 10 月 28 日企業会計審議会 一経緯 当審議会は 平成 17 年 1 月の総会において 監査の品質管理の具体化 厳格化に関する審議を開始することを決定し 平成 17 年 3 月から監査部会において審議を進めてきた これは 監査法人の審査体制や内部管理体制等の監査の品質管理に関連する非違事例が発生したことに対応し

More information

特定個人情報の取扱いの対応について

特定個人情報の取扱いの対応について 特定個人情報の取扱いの対応について 平成 27 年 5 月 19 日平成 28 年 2 月 12 日一部改正 一般財団法人日本情報経済社会推進協会 (JIPDEC) プライバシーマーク推進センター 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律 ( 以下 番号法 という ) が成立し ( 平成 25 年 5 月 31 日公布 ) 社会保障 税番号制度が導入され 平成 27 年 10

More information

本教材の利用について 本教材は 平成 28 年度特許庁産業財産権制度問題調査研究 デザインの創作活動の特性に応じた実践的な知的財産権制度の知識修得の在り方に関する調査研究 ( 請負先 : 国立大学法人大阪大学知的財産センター ) に基づき作成したものです 本教材の著作権は 第三者に権利があることを表

本教材の利用について 本教材は 平成 28 年度特許庁産業財産権制度問題調査研究 デザインの創作活動の特性に応じた実践的な知的財産権制度の知識修得の在り方に関する調査研究 ( 請負先 : 国立大学法人大阪大学知的財産センター ) に基づき作成したものです 本教材の著作権は 第三者に権利があることを表 本教材の利用について 本教材は 平成 28 年度特許庁産業財産権制度問題調査研究 ( 請負先 : 国立大学法人大阪大学知的財産センター ) に基づき作成したものです 本教材の著作権は 第三者に権利があることを表示している内容を除き 特許庁に帰属しています また 本教材は 第三者に権利があることを表示している内容を除き クリエイティブ コモンズ表示 - 非営利 4.0 国際ライセンスの下に提供されています

More information

害者等のために情報を提供する事業を行う者 ( 非営利目的の法人に限る ) を一般的に定める 上記のほか 聴覚障害者等のために情報を提供する事業を行う法人 ( 法人格を有しない社団又は財団で代表者又は管理人の定めがあるものを含む ) のうち 聴覚障害者等のための複製又は自動公衆送信を的確かつ円滑に行う

害者等のために情報を提供する事業を行う者 ( 非営利目的の法人に限る ) を一般的に定める 上記のほか 聴覚障害者等のために情報を提供する事業を行う法人 ( 法人格を有しない社団又は財団で代表者又は管理人の定めがあるものを含む ) のうち 聴覚障害者等のための複製又は自動公衆送信を的確かつ円滑に行う 著作権法施行令の一部を改正する政令 ( 平成 21 年政令第 299 号 ) の概要 著作権法の一部を改正する法律 ( 平成 21 年法律第 53 号 一部を除き 平成 22 年 1 月 1 日施行 ) の施行に伴い 著作権法施行令について必要な規定の整備等を行う ( 施行期日 : 平成 22 年 1 月 1 日 ) Ⅰ 障害者福祉関係 ( 法第 37 条第 3 項 第 37 条の 2 令第 2 条

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 情報リテラシ第一法と倫理 ( 情報 ) 技術の急速な進展にどう向きあうべきか? 1 みなさんに分かってもらいたいこと 法律と無関係ではいられない 情報技術によってより関係が増えてきている 法律は変えてゆくものだ 科学 技術を知る者が関与することが大事 3 JASRAC HP 掲載 使用料の可能性 ディラン歌詞 京大総長の式辞に引用 京都大の山極寿一 ( じゅいち ) 総長が今春の入学式で 昨年にノーベル文学賞を受賞したボブ

More information

に表現したものということはできない イ原告キャッチフレーズ1は, 音楽を聞くように英語を聞き流すだけ/ 英語がどんどん好きになる というものであり,17 文字の第 1 文と12 文字の第 2 文からなるものであるが, いずれもありふれた言葉の組合せであり, それぞれの文章を単独で見ても,2 文の組合

に表現したものということはできない イ原告キャッチフレーズ1は, 音楽を聞くように英語を聞き流すだけ/ 英語がどんどん好きになる というものであり,17 文字の第 1 文と12 文字の第 2 文からなるものであるが, いずれもありふれた言葉の組合せであり, それぞれの文章を単独で見ても,2 文の組合 D-102 キャッチフレーズ 著作権侵害等差止等請求事件 : 東京地裁平成 26( ワ )21237 平成 27 年 3 月 20 日 ( 民 29 部 ) 判決 < 請求棄却 > キーワード 広告 ( 新聞 ウェブサイト ), キャッチフレーズ, 著作物, 不正競争 ( 商品等 表示 ), 一般不法行為, 競争関係の有無 事案の概要 1 本件は, 原告 ( 株式会社エスプリライン ) が, 被告

More information

特定個人情報の取扱いの対応について

特定個人情報の取扱いの対応について 平成 27 年 5 月 19 日平成 28 年 2 月 12 日一部改正平成 30 年 9 月 12 日改正 一般財団法人日本情報経済社会推進協会 (JIPDEC) プライバシーマーク推進センター 特定個人情報の取扱いの対応について 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律 ( 以下 番号法 という )( 平成 25 年 5 月 31 日公布 ) に基づく社会保障 税番号制度により

More information

指針に関する Q&A 1 指針の内容について 2 その他 1( 特許を受ける権利の帰属について ) 3 その他 2( 相当の利益を受ける権利について ) <1 指針の内容について> ( 主体 ) Q1 公的研究機関や病院については 指針のどの項目を参照すればよいですか A1 公的研究機関や病院に限ら

指針に関する Q&A 1 指針の内容について 2 その他 1( 特許を受ける権利の帰属について ) 3 その他 2( 相当の利益を受ける権利について ) <1 指針の内容について> ( 主体 ) Q1 公的研究機関や病院については 指針のどの項目を参照すればよいですか A1 公的研究機関や病院に限ら 指針に関する Q&A 1 指針の内容について 2 その他 1( 特許を受ける権利の帰属について ) 3 その他 2( 相当の利益を受ける権利について ) ( 主体 ) Q1 公的研究機関や病院については 指針のどの項目を参照すればよいですか A1 公的研究機関や病院に限らず どのような種類の使用者等であっても 指針の 第二適正な手続 をはじめとする指針の項目全般を参照してください

More information

<4D F736F F F696E74202D20984A93AD8C5F96F CC837C A815B C F38DFC8BC68ED28D5A90B38CE3816A2E707074>

<4D F736F F F696E74202D20984A93AD8C5F96F CC837C A815B C F38DFC8BC68ED28D5A90B38CE3816A2E707074> 労働契約法のポイント 労働契約法が平成 20 年 3 月 1 日から施行されます 就業形態が多様化し 労働者の労働条件が個別に決定 変更されるようになり 個別労働紛争が増えています この紛争の解決の手段としては 裁判制度のほかに 平成 13 年から個別労働紛争解決制度が 平成 18 年から労働審判制度が施行されるなど 手続面での整備はすすんできました しかし このような紛争を解決するための労働契約についての民事的なルールをまとめた法律はありませんでした

More information

改正の背景等 1. 著作権等の制限規定の改正 ( 著作物の利用の円滑化 ) 1 いわゆる 写り込み ( 付随対象著作物としての利用 ) 等に係る規定の整備 Ⅳ. 分野別戦略 知的財産推進計画 2010( 平成 22 年 5 月 21 日知的財産戦略本部決定 ) 戦略 2 コンテンツ強化を核とした成長

改正の背景等 1. 著作権等の制限規定の改正 ( 著作物の利用の円滑化 ) 1 いわゆる 写り込み ( 付随対象著作物としての利用 ) 等に係る規定の整備 Ⅳ. 分野別戦略 知的財産推進計画 2010( 平成 22 年 5 月 21 日知的財産戦略本部決定 ) 戦略 2 コンテンツ強化を核とした成長 改正の概要 著作権法の一部を改正する法律の概要 改正の趣旨テ シ タル化 ネットワーク化の進展に伴い (1) 著作物の利用態様の多様化等が進む一方 (2) 著作物の違法利用 違法流通が常態化している中 以下のとおり規定を整備 (1) の観点から 著作物等の利用を円滑化するため いわゆる 写り込み 等に係る規定等を整備 (2) の観点から 著作権等の実効性確保のため 技術的保護手段に係る規定等を整備

More information

< F2D8EE888F882AB C8CC2906C>

< F2D8EE888F882AB C8CC2906C> 社会福祉法人 個人情報保護規程 ( 例 ) 注 : 本例文は, 全国社会福祉協議会が作成した 社会福祉協議会における個人情報保護規程の例 を参考に作成したものです 本例文は参考ですので, 作成にあたっては, 理事会で十分検討してください 第 1 章 総則 ( 目的 ) 第 1 条この規程は, 個人情報が個人の人格尊重の理念のもとに慎重に取り扱われるべきものであることから, 社会福祉法人 ( 以下 法人

More information

Microsoft Word 資料1 プロダクト・バイ・プロセスクレームに関する審査基準の改訂についてv16

Microsoft Word 資料1 プロダクト・バイ・プロセスクレームに関する審査基準の改訂についてv16 プロダクト バイ プロセス クレームに関する 審査基準の点検 改訂について 1. 背景 平成 27 年 6 月 5 日 プロダクト バイ プロセス クレームに関する最高裁判決が2 件出された ( プラバスタチンナトリウム事件 最高裁判決( 最判平成 27 年 6 月 5 日 ( 平成 24 年 ( 受 ) 第 1204 号, 同 2658 号 ))) 本事件は 侵害訴訟に関するものであるが 発明の要旨認定の在り方にも触れているため

More information

<4D F736F F D DC58F4994C5817A95BD90AC E8E99837C89FC90B A78BC78A6D94468DCF816A202D B2E646F6378>

<4D F736F F D DC58F4994C5817A95BD90AC E8E99837C89FC90B A78BC78A6D94468DCF816A202D B2E646F6378> 平成 26 年の児童買春, 児童ポルノ禁止法の改正に関する Q&A 平成 26 年 6 月 18 日, 参議院本会議において, いわゆる議員立法として提出された児童買春, 児童ポルノ禁止法改正法案が可決されて, 成立し ( 同月 2 5 日公布 ), 同年 7 月 15 日から施行されることとなりました ただし, 自己の性的好奇心を満たす目的での児童ポルノの所持等を処罰する改正法 7 条 1 項の規定は,

More information

大泉町手話言語条例逐条解説 前文 手話は 手指の動きや表情を使って視覚的に表現する言語であり ろう者が物事を考え 意思疎通を図り お互いの気持ちを理解しあうための大切な手段として受け継がれてきた しかし これまで手話が言語として認められてこなかったことや 手話を使用することができる環境が整えられてこ

大泉町手話言語条例逐条解説 前文 手話は 手指の動きや表情を使って視覚的に表現する言語であり ろう者が物事を考え 意思疎通を図り お互いの気持ちを理解しあうための大切な手段として受け継がれてきた しかし これまで手話が言語として認められてこなかったことや 手話を使用することができる環境が整えられてこ 大泉町手話言語条例逐条解説 前文 手話は 手指の動きや表情を使って視覚的に表現する言語であり ろう者が物事を考え 意思疎通を図り お互いの気持ちを理解しあうための大切な手段として受け継がれてきた しかし これまで手話が言語として認められてこなかったことや 手話を使用することができる環境が整えられてこなかったことなどから ろう者は必要な情報を得ることも十分に意思疎通を図ることもできず 多くの不便や不安を感じながら生活してきた

More information

<4D F736F F D DEC8CA082CC8AEE D8EAF>

<4D F736F F D DEC8CA082CC8AEE D8EAF> 著作権の基礎知識 人間の知的な創作活動の成果として保護される権利を総称して 知的財産権 といいます 特許権 意匠権などは登録しなければ権利が発生しませんが 著作権は著作物を創作した時点で権利が発生します ( 無方式主義著作権法第 17 条 1 項 ) 知的財産権 著作権特許権実用新案権意匠権など 著作権 ( 著作者の権利 ) 著作隣接権 ( 伝達者の権利 ) 無方式主義 著作物とは 思想又は感情を創作的に表現したもので

More information

JICA 事業評価ガイドライン ( 第 2 版 ) 独立行政法人国際協力機構 評価部 2014 年 5 月 1

JICA 事業評価ガイドライン ( 第 2 版 ) 独立行政法人国際協力機構 評価部 2014 年 5 月 1 JICA 事業評価ガイドライン ( 第 2 版 ) 独立行政法人国際協力機構 評価部 2014 年 5 月 1 JICA 事業評価ガイドライン ( 第 2 版 ) ( 事業評価の目的 ) 1. JICA は 主に 1PDCA(Plan; 事前 Do; 実施 Check; 事後 Action; フィードバック ) サイクルを通じた事業のさらなる改善 及び 2 日本国民及び相手国を含むその他ステークホルダーへの説明責任

More information

ISO9001:2015規格要求事項解説テキスト(サンプル) 株式会社ハピネックス提供資料

ISO9001:2015規格要求事項解説テキスト(サンプル) 株式会社ハピネックス提供資料 テキストの構造 1. 適用範囲 2. 引用規格 3. 用語及び定義 4. 規格要求事項 要求事項 網掛け部分です 罫線を引いている部分は Shall 事項 (~ すること ) 部分です 解 ISO9001:2015FDIS 規格要求事項 Shall 事項は S001~S126 まで計 126 個あります 説 網掛け部分の規格要求事項を講師がわかりやすく解説したものです

More information

イ -3 ( 法令等へ抵触するおそれが高い分野の法令遵守 ) サービスの態様に応じて 抵触のおそれが高い法令 ( 業法 税法 著作権法等 ) を特に明示して遵守させること イ -4 ( 公序良俗違反行為の禁止 ) 公序良俗に反する行為を禁止すること イ利用規約等 利用規約 / 契約書 イ -5 (

イ -3 ( 法令等へ抵触するおそれが高い分野の法令遵守 ) サービスの態様に応じて 抵触のおそれが高い法令 ( 業法 税法 著作権法等 ) を特に明示して遵守させること イ -4 ( 公序良俗違反行為の禁止 ) 公序良俗に反する行為を禁止すること イ利用規約等 利用規約 / 契約書 イ -5 ( 一覧 項番項目何を根拠資料に判断するか ア -1 ( 連絡手段の確保 ) 連絡手段を確保するため メールアドレス 電話番号 SNS アカウント 住所 氏名のいずれかを登録させること 実際のサービス登録画面のスクリーンショット画像の提出 ( サービス内容によって連絡手段の確保 本人確認の重要性が異なるため ) ア登録事項 ア -2 ( 本人確認 ) 本人確認を行うこと ( 公的身分証明証 金融 / 携帯電話の個別番号等

More information

Microsoft PowerPoint - 参考資料2

Microsoft PowerPoint - 参考資料2 個人情報を共有化する場合の個人情報の取扱に係る手続について 参考資料 2 地図情報の共有と個人情報 地域の農業関係機関により地図情報や属性情報の共有を行う際に 共有する情報に個人情報を含む場合がある 各種台帳 属性情報 農地関連情報 ( 傾斜度 農道整備状況等 ) 農業用水関連情報 ( 用 排水状況 水利慣行等 ) 所有 耕作者 貸借意向情報 農業 農村基盤図 ( イメージ ) 1/2,500 程度

More information

平成 20 年 2 月 21 日金融庁証券取引等監視委員会 金融商品取引法の疑問に答えます

平成 20 年 2 月 21 日金融庁証券取引等監視委員会 金融商品取引法の疑問に答えます 平成 20 年 2 月 21 日金融庁証券取引等監視委員会 金融商品取引法の疑問に答えます 適合性原則の関係 < 質問 1> 証券会社 金融機関は 高齢者に対してリスクの高い商品を販売 勧誘してはいけないこととなったと聞きますが 本当ですか 1P < 質問 2> 証券会社 金融機関は 取引の都度 顧客の財産の状況を把握しなければ一切の金融商品取引を行えないこととなったと聞きますが 本当ですか 1P

More information

法第 20 条は, 有期契約労働者の労働条件が期間の定めがあることにより無期契約労働者の労働条件と相違する場合, その相違は, 職務の内容 ( 労働者の業務の内容及び当該業務に伴う責任の程度をいう 以下同じ ), 当該職務の内容及び配置の変更の範囲その他の事情を考慮して, 有期契約労働者にとって不合

法第 20 条は, 有期契約労働者の労働条件が期間の定めがあることにより無期契約労働者の労働条件と相違する場合, その相違は, 職務の内容 ( 労働者の業務の内容及び当該業務に伴う責任の程度をいう 以下同じ ), 当該職務の内容及び配置の変更の範囲その他の事情を考慮して, 有期契約労働者にとって不合 Q45. 有期契約労働者が正社員と同じ待遇を要求する 1 問題の所在有期契約労働者の労働条件は個別労働契約, 就業規則等により決定されるべきものですので, 正社員と同じ待遇を要求することは認められないのが原則です しかし, 有期契約労働者が正社員と同じ仕事に従事し, 同じ責任を負担しているにもかかわらず, 単に有期契約というだけの理由で労働条件が低くなっているような場合には, 期間の定めがあることによる不合理な労働条件の禁止

More information

2019 年 2 月 19 日 ダウンロード違法化の対象範囲 の具体的制度設計のあり方について はじめに本資料は ダウンロード違法化の対象範囲の見直し に関する緊急声明 ( 以下 緊急声明 ) の補足資料である 2019 年 2 月 13 日 文化審議会著作権分科会の取りまとめた 文化審議会著作権分

2019 年 2 月 19 日 ダウンロード違法化の対象範囲 の具体的制度設計のあり方について はじめに本資料は ダウンロード違法化の対象範囲の見直し に関する緊急声明 ( 以下 緊急声明 ) の補足資料である 2019 年 2 月 13 日 文化審議会著作権分科会の取りまとめた 文化審議会著作権分 2019 年 2 月 19 日 ダウンロード違法化の対象範囲 の具体的制度設計のあり方について はじめに本資料は ダウンロード違法化の対象範囲の見直し に関する緊急声明 ( 以下 緊急声明 ) の補足資料である 2019 年 2 月 13 日 文化審議会著作権分科会の取りまとめた 文化審議会著作権分科会報告書 ( 以下 報告書 という ) においては 著作権法 30 条に規定する 私的使用目的の複製

More information

年 10 月 18 日から支払済みまで年 5 分の割合による金員を支払え 3 被控訴人 Y1 は, 控訴人に対し,100 万円及びこれに対する平成 24 年 1 0 月 18 日から支払済みまで年 5 分の割合による金員を支払え 4 被控訴人有限会社シーエムシー リサーチ ( 以下 被控訴人リサーチ

年 10 月 18 日から支払済みまで年 5 分の割合による金員を支払え 3 被控訴人 Y1 は, 控訴人に対し,100 万円及びこれに対する平成 24 年 1 0 月 18 日から支払済みまで年 5 分の割合による金員を支払え 4 被控訴人有限会社シーエムシー リサーチ ( 以下 被控訴人リサーチ 平成 26 年 2 月 19 日判決言渡平成 25 年 ( ネ ) 第 10070 号著作権侵害差止等請求控訴事件 ( 原審東京地方裁判所平成 24 年 ( ワ ) 第 25843 号 ) 口頭弁論終結日平成 26 年 1 月 22 日 判 決 控訴人 ( 原告 ) X 訴訟代理人弁護士寒河江孝允 被控訴人 ( 被告 ) 有限会社シーエムシー リサーチ 被控訴人 ( 被告 ) 株式会社シーエムシー出版

More information

第 2 問問題のねらい青年期と自己の形成の課題について, アイデンティティや防衛機制に関する概念や理論等を活用して, 進路決定や日常生活の葛藤について考察する力を問うとともに, 日本及び世界の宗教や文化をとらえる上で大切な知識や考え方についての理解を問う ( 夏休みの課題として複数のテーマについて調

第 2 問問題のねらい青年期と自己の形成の課題について, アイデンティティや防衛機制に関する概念や理論等を活用して, 進路決定や日常生活の葛藤について考察する力を問うとともに, 日本及び世界の宗教や文化をとらえる上で大切な知識や考え方についての理解を問う ( 夏休みの課題として複数のテーマについて調 現代社会 問題のねらい, 及び小問 ( 速報値 ) 等 第 1 問問題のねらい 功利主義 や 正義論 に関して要約した文書を資料として示し, それぞれの基盤となる考え方についての理解や, その考え方が実際の政策や制度にどう反映されているかについて考察する力を問うとともに, 選択肢として与えられた命題について, 合理的な 推論 かどうか判断する力を問う ( 年度当初に行われる授業の場面を設定 ) 問

More information

Microsoft Word - 著作権について doc

Microsoft Word - 著作権について doc 著作権について 城西大学水田記念図書館 著作権法とは 文化的な創作物 ( 文芸 学術 美術 音楽などの人間の思想 感情を創作的に表現したもの ) の保護を目的としたものです 出版物の複写は 著作権法の規定により原則として禁止されており 出版物を複写利用する場合は 著作権者の許諾が必要とされています 著作権法とは 著作権者許諾なしに複写できる場合として 個人的にまたは家庭内その他これに準ずる限られた範囲で使用すること

More information

Excel で学ぶ統計解析入門 ―Excel 2013/2010 対応版―

Excel で学ぶ統計解析入門 ―Excel 2013/2010 対応版― 本書を発行するにあたって 内容に誤りのないようできる限りの注意を払いましたが 本書の内容を適用した結果生じたこと また 適用できなかった結果について 著者 出版社とも一切の責任を負いませんのでご了承ください 本書に掲載されている会社名 製品名は一般に各社の登録商標または商標です 本書は 著作権法 によって 著作権等の権利が保護されている著作物です 本書の複製権 翻訳権 上映権 譲渡権 公衆送信権 (

More information

(別紙2)保険会社向けの総合的な監督指針(新旧対照表)

(別紙2)保険会社向けの総合的な監督指針(新旧対照表) 別紙 2 改訂前 Ⅱ 保険監督上の評価項目略 Ⅱ-2-7 商品開発に係る内部管理態勢略 Ⅱ-2-7-2 主な着眼点 (1)~(4) 略 (5) 関連部門との連携 1~3 略 4 関連部門は 販売量拡大や収益追及を重視する 例えば営業推進部門や収益部門から不当な影響を受けることなく 商品に伴うリスク 販売上の留意点等の商品の課題に対する検討を行っているか また 検討内容等について 取締役会等又はとりまとめ部門等

More information

本条は 購入者等が訪問販売に係る売買契約等についての勧誘を受けるか否かという意思の自由を担保することを目的とするものであり まず法第 3 条の2 第 1 項においては 訪問販売における事業者の強引な勧誘により 購入者等が望まない契約を締結させられることを防止するため 事業者が勧誘行為を始める前に 相

本条は 購入者等が訪問販売に係る売買契約等についての勧誘を受けるか否かという意思の自由を担保することを目的とするものであり まず法第 3 条の2 第 1 項においては 訪問販売における事業者の強引な勧誘により 購入者等が望まない契約を締結させられることを防止するため 事業者が勧誘行為を始める前に 相 特定商取引に関する法律第 3 条の2 等の運用指針 再勧誘禁止規定に関する指針 Ⅰ. 目的 昨今の訪問販売を中心とした消費者被害では 高齢者等を狙った執拗な誘 販売行為による高額被害の増加もあり 深刻な問題となっている かかる被害類型においては 高齢者等のように判断力が低下していたり 勧誘を拒絶することが困難な者について いったん事業者の勧誘が始まってしまうと 明確に断ることが困難である場合が多く

More information

意匠公知資料データベースの公開促進のための方策の在り方について(案)

意匠公知資料データベースの公開促進のための方策の在り方について(案) 資料 2 意匠公知資料データベースの公開促進のための方策の在り方について の検討内容 ( 案 ) 1. 課題特許庁では 意匠審査のための資料として 意匠登録公報のほか 雑誌 カタログ インターネットに掲載されているデザイン情報等を収集しており 審査サーチの効率化を図るためにこれらの資料から製品の図や写真等を抽出して電子化し データベース化して審査に使用しているこのデータベースに対し 意匠制度ユーザーから公開を求める要望があるが

More information

( 以下 プロバイダ責任制限法 という )4 条 1 項に基づき, 被告が保有する発信者情報の開示を求める事案である 1 前提事実 ( 当事者間に争いのない事実並びに後掲の証拠及び弁論の全趣旨により容易に認められる事実 ) (1) 当事者 原告は, 肩書地に居住する者である ( 甲 1) 被告は,

( 以下 プロバイダ責任制限法 という )4 条 1 項に基づき, 被告が保有する発信者情報の開示を求める事案である 1 前提事実 ( 当事者間に争いのない事実並びに後掲の証拠及び弁論の全趣旨により容易に認められる事実 ) (1) 当事者 原告は, 肩書地に居住する者である ( 甲 1) 被告は, 平成 29 年 6 月 9 日判決言渡同日原本領収裁判所書記官 平成 29 年 ( ワ ) 第 4222 号発信者情報開示請求事件 口頭弁論終結日平成 29 年 月 19 日 判 決 原告甲 同訴訟代理人弁護士大熊裕司 同島川知子 被告 K D D I 株式会社 同訴訟代理人弁護士 星 川 勇 二 同 星 川 信 行 同 渡 部 英 人 同 春 田 大 吾 1 主 文 1 被告は, 原告に対し, 別紙発信者情報目録記載の各情報を開示せよ

More information

<4D F736F F D20948E8E6D8A7788CA985F95B6838A837C A936F985E82C98DDB82B582C482CC97AF88D38E968D E63594C5816A2E646F637

<4D F736F F D20948E8E6D8A7788CA985F95B6838A837C A936F985E82C98DDB82B582C482CC97AF88D38E968D E63594C5816A2E646F637 博士学位論文リポジトリ登録に際しての留意事項 I. はじめに平成 25 年 4 月 1 日付け学位規則の一部改正により 博士学位論文のインターネット上での公表が義務化されました 学位を授与された方 ( 以下 学位授与者 とする ) は 原則として学位授与後一年以内に博士学位論文の全文をインターネットの利用により公表しなければなりませんが 知的財産権 ( 著作権や特許権等 ) の権利処理等 やむを得ない事由がある場合は

More information

個人情報保護規程

個人情報保護規程 公益社団法人京都市保育園連盟個人情報保護規程 第 1 章 総則 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 個人情報が個人の人格尊重の理念のもとに慎重に取り扱われるべきものであることから 公益社団法人京都市保育園連盟 ( 以下 当連盟 という ) が保有する個人情報の適正な取扱いの確保に関し必要な事項を定めることにより 当連盟の事業の適正かつ円滑な運営を図りつつ 個人の権利利益を保護することを目的とする (

More information

Ⅱ. 法第 3 条の 2 等の適用についての考え方 1. 法第 3 条の2 第 1 項の考え方について本条は 購入者等が訪問販売に係る売買契約等についての勧誘を受けるか否かという意思の自由を担保することを目的とするものであり まず法第 3 条の 2 第 1 項においては 訪問販売における事業者の強引

Ⅱ. 法第 3 条の 2 等の適用についての考え方 1. 法第 3 条の2 第 1 項の考え方について本条は 購入者等が訪問販売に係る売買契約等についての勧誘を受けるか否かという意思の自由を担保することを目的とするものであり まず法第 3 条の 2 第 1 項においては 訪問販売における事業者の強引 特定商取引に関する法律第 3 条の 2 等の運用指針 再勧誘禁止規定に関する指針 Ⅰ. 目的 昨今の訪問販売を中心とした消費者被害では 高齢者等を狙った執拗な勧誘 販売行為による高額被害の増加もあり 深刻な問題となっている かかる被害類型においては 高齢者等のように判断力が低下していたり 勧誘を拒絶することが困難な者について いったん事業者の勧誘が始まってしまうと 明確に断ることが困難である場合が多く

More information

Ⅰ 評価の基本的な考え方 1 学力のとらえ方 学力については 知識や技能だけでなく 自ら学ぶ意欲や思考力 判断力 表現力などの資質や能力などを含めて基礎 基本ととらえ その基礎 基本の確実な定着を前提に 自ら学び 自ら考える力などの 生きる力 がはぐくまれているかどうかを含めて学力ととらえる必要があ

Ⅰ 評価の基本的な考え方 1 学力のとらえ方 学力については 知識や技能だけでなく 自ら学ぶ意欲や思考力 判断力 表現力などの資質や能力などを含めて基礎 基本ととらえ その基礎 基本の確実な定着を前提に 自ら学び 自ら考える力などの 生きる力 がはぐくまれているかどうかを含めて学力ととらえる必要があ Ⅰ 評価の基本的な考え方 1 学力のとらえ方 学力については 知識や技能だけでなく 自ら学ぶ意欲や思考力 判断力 表現力などの資質や能力などを含めて基礎 基本ととらえ その基礎 基本の確実な定着を前提に 自ら学び 自ら考える力などの 生きる力 がはぐくまれているかどうかを含めて学力ととらえる必要があります これは 従前の学習指導要領が示した学力のとらえ方を一層深め 学力の質の向上を図ることをねらいとしています

More information

金融商品取引法の改正 ~ インサイダー取引規制に係る見直しについて 1. はじめに 2013 年 4 月 16 日に 金融商品取引法等の一部を改正する法律案 が第 183 回国会に提出され 同年 6 月 12 日に成立 同月 19 日に公布されました ( 平成 25 年法律第 45 号 以下 改正法

金融商品取引法の改正 ~ インサイダー取引規制に係る見直しについて 1. はじめに 2013 年 4 月 16 日に 金融商品取引法等の一部を改正する法律案 が第 183 回国会に提出され 同年 6 月 12 日に成立 同月 19 日に公布されました ( 平成 25 年法律第 45 号 以下 改正法 第 21 号 (2013 年 10 月発行 ) インサイダー取引規制改正 < 目次 > 金融商品取引法の改正 1 ~ インサイダー取引規制に係る見直しについて コラム - ワンポイント会社法実務 ( 第 17 回 ) 8 本ファイルは 内容を抜粋して掲載しております 証券代行コンサルティング部 金融商品取引法の改正 ~ インサイダー取引規制に係る見直しについて 1. はじめに 2013 年 4 月

More information

パラダイムシフトブック.indb

パラダイムシフトブック.indb 3. 記録管理プログラムの作成記録管理のプログラムとは 組織ごとの記録管理の方針からルール ( 管理規則 実施手順など ) 教育計画 監査基準まで すべてがセットになったものであり 組織における包括的な記録管理の仕組みである この項では ISO15489の考え方をベースに国際標準に基づいた記録管理プログラムとはどのようなものか示す 記録管理のプログラムを作成する場合 先に述べた基本的な記録管理の要求事項

More information

privacypolicy

privacypolicy 個人情報に関する基本規程 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条本規程は 社会福祉法人茅徳会 ( 以下 法人 という ) が保有する利用者 ( 以下 本人 という ) の個人情報につき 個人情報の保護に関する法律 ( 以下 個人情報保護法 という ) その他関連法規及び介護保険法等の趣旨の下 これを適正に取扱い 法人が掲げる 個人情報に関する基本方針 がめざす個人の権利利益を保護することを目的とする基本規程である

More information

Microsoft Word - Manage_Add-ons

Microsoft Word - Manage_Add-ons アドオンの管理 : Windows Internet Explorer 8 Beta 1 for Developers Web 作業の操作性を向上 2008 年 3 月 詳細の問い合わせ先 ( 報道関係者専用 ) : Rapid Response Team Waggener Edstrom Worldwide (503) 443 7070 rrt@waggeneredstrom.com このドキュメントに記載されている情報は

More information

個人情報保護規定

個人情報保護規定 個人情報保護規程 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 公益社団法人日本医療社会福祉協会 ( 以下 当協会 という ) が有する会員の個人情報につき 適正な保護を実現することを目的とする基本規程である ( 定義 ) 第 2 条本規程における用語の定義は 次の各号に定めるところによる ( 1 ) 個人情報生存する会員個人に関する情報であって 当該情報に含まれる氏名 住所その他の記述等により特定の個人を識別することができるもの

More information

untitled

untitled 国語科 3 年生説明文 メディア社会を生きる 1 単元 題材の目標 2 生徒について 文章の論理の展開の仕方 根拠の提示の仕方や内容について分析し 自らの体験や経験 周囲の多様な価値観と対比させながら 批判的に読む能力を身に付けさせる 義務教育の最終学年であることから 実際の社会生活で活用できる国語力が身に付いていることが望まれる時期である しかし 過程を読み飛ばして結論のみに着目したり 書かれていることを無批判に受け入れたりする傾向も見て取れる

More information

事業者が行うべき措置については 匿名加工情報の作成に携わる者 ( 以下 作成従事者 という ) を限定するなどの社内規定の策定 作成従事者等の監督体制の整備 個人情報から削除した事項及び加工方法に関する情報へのアクセス制御 不正アクセス対策等を行うことが考えられるが 規定ぶりについて今後具体的に検討

事業者が行うべき措置については 匿名加工情報の作成に携わる者 ( 以下 作成従事者 という ) を限定するなどの社内規定の策定 作成従事者等の監督体制の整備 個人情報から削除した事項及び加工方法に関する情報へのアクセス制御 不正アクセス対策等を行うことが考えられるが 規定ぶりについて今後具体的に検討 資料 2 匿名加工情報に関する委員会規則等の方向性について 1. 委員会規則の趣旨匿名加工情報は 個人情報を加工して 特定の個人を識別することができず かつ 作成の元となった個人情報を復元することができないようにすることで 個人情報の取扱いにおいて目的外利用 ( 第 16 条 ) や第三者提供 ( 第 23 条第 1 項 ) を行うに際して求められる本人の同意を不要とするなど その取扱いについて個人情報の取扱いに関する義務よりも緩やかな一定の規律が設けられるものである

More information

社会福祉法人○○会 個人情報保護規程

社会福祉法人○○会 個人情報保護規程 社会福祉法人恩心会個人情報保護規程 ( 目的 ) 第 1 条本規程は 個人の尊厳を最大限に尊重するという基本理念のもと 社会福祉法人恩心会 ( 以下 本会 という ) が保有する個人情報の適正な取り扱いに関して必要な事項を定めることにより 個人情報の保護に関する法律 及びその他の関連法令等を遵守することを目的とする ( 利用目的の特定 ) 第 2 条本会が個人情報を取り扱うに当たっては その利用目的をできる限り特定する

More information

インターネットマガジン1996年12月号―INTERNET magazine No.23

インターネットマガジン1996年12月号―INTERNET magazine No.23 jhttp://www.ibm.park.org/japan/mongolrally/index.html 8 13 252 INTERNET magazine 1996/12 8 14 8 15 INTERNET magazine 1996/12 253 8 15 8 17 254 INTERNET magazine 1996/12 8 18 8 24 INTERNET magazine 1996/12

More information

適用時期 5. 本実務対応報告は 公表日以後最初に終了する事業年度のみに適用する ただし 平成 28 年 4 月 1 日以後最初に終了する事業年度が本実務対応報告の公表日前に終了している場合には 当該事業年度に本実務対応報告を適用することができる 議決 6. 本実務対応報告は 第 338 回企業会計

適用時期 5. 本実務対応報告は 公表日以後最初に終了する事業年度のみに適用する ただし 平成 28 年 4 月 1 日以後最初に終了する事業年度が本実務対応報告の公表日前に終了している場合には 当該事業年度に本実務対応報告を適用することができる 議決 6. 本実務対応報告は 第 338 回企業会計 実務対応報告第 32 号平成 28 年度税制改正に係る減価償却方法の変更に関する実務上の取扱い 平成 28 年 6 月 17 日企業会計基準委員会 目的 1. 本実務対応報告は 平成 28 年度税制改正に係る減価償却方法の改正 ( 平成 28 年 4 月 1 日以後に取得する建物附属設備及び構築物の法人税法上の減価償却方法について 定率法が廃止されて定額法のみとなる見直し ) に対応して 必要と考えられる取扱いを示すことを目的とする

More information

< F2D816994D48D FA957493FC816A >

< F2D816994D48D FA957493FC816A > -1- 厚生労働省 告示第二号農林水産省カネミ油症患者に関する施策の総合的な推進に関する法律(平成二十四年法律第八十二号)第八条第一項の規定に基づき カネミ油症患者に関する施策の推進に関する基本的な指針を次のように策定したので 同条第四項の規定により告示する 平成二十四年十一月三十日厚生労働大臣三井辨雄農林水産大臣郡司彰カネミ油症患者に関する施策の推進に関する基本的な指針カネミ油症(カネミ油症患者に関する施策の総合的な推進に関する法律(平成二十四年法律第八十二号

More information

(2) ピュア型 / キャッシュ非作成型 (Limewire,Gnutella 等 ) 検索検索検索見つかると直接接続検索検索検索 図 Limewire の仕組み 1 情報管理サーバーを持たない 2ファイルの検索はバケツリレー方式で行う 3ファイルが見つかった後はピア ツー ピア通信でファイルの送受

(2) ピュア型 / キャッシュ非作成型 (Limewire,Gnutella 等 ) 検索検索検索見つかると直接接続検索検索検索 図 Limewire の仕組み 1 情報管理サーバーを持たない 2ファイルの検索はバケツリレー方式で行う 3ファイルが見つかった後はピア ツー ピア通信でファイルの送受 参考資料 3-2 第 8 期第 1 回法制問題小委員会 (H20.3.18)( 資料 4) (( 社 ) コンピュータソフトウェア著作権協会作成 ) インターネット上で流通している違法コンテンツの実態について 1. 本報告の意義社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会 (ACCS) は 文化審議会著作権分科会私的録音録画小委員会中間整理に関する意見募集に関してパブリックコメントを提出し 30 条の適用範囲の除外事項の検討にあたり

More information

個人情報保護規程 株式会社守破離 代表取締役佐藤治郎 目次 第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章個人情報の利用目的の特定等 ( 第 4 条 - 第 6 条 ) 第 3 章個人情報の取得の制限等 ( 第 7 条 - 第 8 条 ) 第 4 章個人データの安全管理 ( 第 9

個人情報保護規程 株式会社守破離 代表取締役佐藤治郎 目次 第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章個人情報の利用目的の特定等 ( 第 4 条 - 第 6 条 ) 第 3 章個人情報の取得の制限等 ( 第 7 条 - 第 8 条 ) 第 4 章個人データの安全管理 ( 第 9 個人情報保護規程 株式会社守破離 代表取締役佐藤治郎 目次 第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章個人情報の利用目的の特定等 ( 第 4 条 - 第 6 条 ) 第 3 章個人情報の取得の制限等 ( 第 7 条 - 第 8 条 ) 第 4 章個人データの安全管理 ( 第 9 条 ) 第 5 章個人データの第三者提供 ( 第 10 条 ) 第 6 章保有個人データの開示 訂正

More information

個人情報の保護に関する規程(案)

個人情報の保護に関する規程(案) 公益財団法人いきいき埼玉個人情報保護規程 ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 埼玉県個人情報保護条例 ( 平成 16 年埼玉県条例第 65 号 ) 第 59 条の規定に基づき 公益財団法人いきいき埼玉 ( 以下 財団 という ) による個人情報の適正な取扱いを確保するために必要な事項を定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条この規程において 個人情報 個人情報取扱事業者 個人データ 保有個人データ

More information

Microsoft Word - entry_submit_cf.docx

Microsoft Word - entry_submit_cf.docx 第 21 回全国中学高校 Web コンテストサイトプロフィール記入シート記入例 作品提出に関する JAPAIS と参加校との合意 作品の提出にあたっては 作品提出に関する JAPAIS と参加校との合意書 を承諾する必要があります 下記の合意書 (PDF) をお読みいただき 承諾 ( に変更 ) 下さい 承諾されない場合 提出作品を受け付けできませんのでご注意下さい http://webcon.japias.jp/assets/pdf/tqj_schoolagreement_v1.1.pdf

More information

を参酌して 景品表示法上の適否を判断することとする 2. 基本的考え方 (1) 景品表示法による規制の趣旨景品表示法第 5 条は 自己の供給する商品等の内容や取引条件について 実際のもの又は競争事業者のものよりも 著しく優良であると示す又は著しく有利であると一般消費者に誤認される表示を不当表示として

を参酌して 景品表示法上の適否を判断することとする 2. 基本的考え方 (1) 景品表示法による規制の趣旨景品表示法第 5 条は 自己の供給する商品等の内容や取引条件について 実際のもの又は競争事業者のものよりも 著しく優良であると示す又は著しく有利であると一般消費者に誤認される表示を不当表示として 比較広告に関する景品表示法上の考え方 ( 昭和 62 年 4 月 21 日公正取引委員会事務局 ) 改正平成 28 年 4 月 1 日消費者庁 はじめに (1) 比較広告に関しては 昭和 61 年 6 月 その景品表示法上の基本的な考え方を 以下のように明らかにしている ア景品表示法第 4 条 1 は 自己の供給する商品の内容や取引条件について 競争事業者のものよりも 著しく優良又は有利であると一般消費者に誤認される表示を不当表示として禁止しているが

More information

インターネットマガジン2004年6月号―INTERNET magazine No.113

インターネットマガジン2004年6月号―INTERNET magazine No.113 1 2 3 4 5 6 7 8 9 q 102 +++ internet magazine 2004.06 +++ +++ internet magazine 2004.06 +++ 103 Part.1 Q A Q A Q A Q A Q A Q A Q A 1 2 3 104 +++ internet magazine 2004.06 +++ +++ internet magazine 2004.06

More information

Webエムアイカード会員規約

Webエムアイカード会員規約 Web エムアイカード会員規約 第 1 条 ( 目的 ) Web エムアイカード会員規約 ( 以下 本規約 といいます ) は 株式会社エムアイカード ( 以下 当社 といいます ) がインターネット上に提供する Web エムアイカード会員サービス ( 以下 本サービス といいます ) を 第 2 条に定める Web エムアイカード会員 ( 以下 Web 会員 といいます ) が利用するための条件を定めたものです

More information

* 1.請求の要旨

* 1.請求の要旨 加監公表第 7 号 平成 26 年 6 月 4 日 大塚隆史 中山廣司 原田幸廣 監査公表 地方自治法第 242 条第 1 項の規定により下記の請求人から提出された加古川市職員措 置請求 ( 平成 26 年 4 月 17 日付受理 ) について 同条第 4 項の規定に基づき監査を実施 した結果を次のとおり公表します 記 請求人 ( 氏名省略 ) 1 請求の受理本件職員措置請求について 平成 26 年

More information

サーバー、ドメインの設定方法

サーバー、ドメインの設定方法 サーバー ドメインの設定方法 Copyrights 2010 MELLIDION All Rights Reserved. 1 著作権保護に関する記述 著作権について サーバー ドメインの設定方法 ( 以下 本教材とする ) は 著作権法で保護されている著作物です 本教材の使用に関しましては 以下の点にご注意ください 本教材の著作権は 株式会社メリディオンにあります 株式会社メリディオンの書面による事前許可なく

More information

インターネットマガジン2003年4月号―INTERNET magazine No.99

インターネットマガジン2003年4月号―INTERNET magazine No.99 Text Illust 9 +++ internet magazine 00.0 +++ c +++ internet magazine 00.0 +++ 95 96 +++ internet magazine 00.0 +++ c +++ internet magazine 00.0 +++ 97 c 98 +++ internet magazine 00.0 +++ +++ internet magazine

More information

<4D F736F F D E9197BF A E838B C E9E91E382C982A882AF82E9926D8DE090A CC8DDD82E895FB646F632E646F63>

<4D F736F F D E9197BF A E838B C E9E91E382C982A882AF82E9926D8DE090A CC8DDD82E895FB646F632E646F63> 資料 5 デジタル ネット時代における知財制度の在り方について < 検討の視点 > 1. 検討の背景 デジタル化やインターネットの普及 ブロードバンドの進展は 双方向型の大量の情報流通と劣化しない複製を可能とし 誰もが容易に情報にアクセスでき それを利活用できる環境を生み出している また これら情報環境の変革は 新しいネット関連ビジネスやコンテンツ ビジネスを創出するとともに 既存のコンテンツ産業に大きな変革をもたらしている

More information

<433A5C C6B617A B615C B746F705C8E648E965C8D7390AD8F918E6D82CC8BB38DDE5C CC2906C8FEE95F195DB8CEC964082CC92808FF089F090E E291E88F575C95BD90AC E937894C55C D837A A CC2906C8FEE9

<433A5C C6B617A B615C B746F705C8E648E965C8D7390AD8F918E6D82CC8BB38DDE5C CC2906C8FEE95F195DB8CEC964082CC92808FF089F090E E291E88F575C95BD90AC E937894C55C D837A A CC2906C8FEE9 < 平成 30 年度版 > 新 個人情報保護法の問題集 ( スマホ用 ) 目次 第 1 章 総則 (1~3 条 ) p2~7 第 2 章 国及び地方公共団体の責務等 (4~6 条 ) p6~7 第 3 章 個人情報の保護に関する施策等 第 1 節 個人情報の保護に関する基本方針 (7 条 ) p8~9 第 2 節 国の施策 (8~10 条 ) p8~9 第 3 節 地方公共団体の施策 (11~13

More information

<4D F736F F F696E74202D2094AD96BE82CC8EE682E888B582A28B7982D192988DEC8CA082C982C282A282C D32>

<4D F736F F F696E74202D2094AD96BE82CC8EE682E888B582A28B7982D192988DEC8CA082C982C282A282C D32> 発明の取り扱いについて著作権について 産学 地域連携推進機構知的財産 ABS 対応部門 03-5463-4037 chizaijm@m.kaiyodai.ac.jp 2019 年 6 月 4 日更新 知的財産権とは 実用新案権 ( 実用新案法 ) 考案 ( 物品の形状, 構造等 ) / 出願から 10 年 意匠権 ( 意匠法 ) 物品のデザイン / 登録から 20 年 特許権 ( 特許法 ) 発明

More information

課題研究の進め方 これは,10 年経験者研修講座の各教科の課題研究の研修で使っている資料をまとめたものです 課題研究の進め方 と 課題研究報告書の書き方 について, 教科を限定せずに一般的に紹介してありますので, 校内研修などにご活用ください

課題研究の進め方 これは,10 年経験者研修講座の各教科の課題研究の研修で使っている資料をまとめたものです 課題研究の進め方 と 課題研究報告書の書き方 について, 教科を限定せずに一般的に紹介してありますので, 校内研修などにご活用ください 課題研究の進め方 これは,10 年経験者研修講座の各教科の課題研究の研修で使っている資料をまとめたものです 課題研究の進め方 と 課題研究報告書の書き方 について, 教科を限定せずに一般的に紹介してありますので, 校内研修などにご活用ください 課題研究の進め方 Ⅰ 課題研究の進め方 1 課題研究 のねらい日頃の教育実践を通して研究すべき課題を設定し, その究明を図ることにより, 教員としての資質の向上を図る

More information

インターネットマガジン1998年6月号―INTERNET magazine No.41

インターネットマガジン1998年6月号―INTERNET magazine No.41 1 2 3 256 INTERNET magazine 1998/6 4 illustration: NANKIN 5 6 7 INTERNET magazine 1998/6 257 258 INTERNET magazine 1998/6 8 9 10 11 INTERNET magazine 1998/6 259 12 13 14 Å 15 s s Å 16 17 18 19 260 INTERNET

More information

平成 29 年度定期監査 ( 第 1 回 ) の結果報告に基づき講じた措置内容等 墨田区長 監査委員意見について 監 査 結 果 の 内 容 措 置 内 容 (1) 事務処理の適正化について今回の監査では指摘事項に該当する事例はなかったものの 指導 注意事項の事例については これまでの重ねての指摘に

平成 29 年度定期監査 ( 第 1 回 ) の結果報告に基づき講じた措置内容等 墨田区長 監査委員意見について 監 査 結 果 の 内 容 措 置 内 容 (1) 事務処理の適正化について今回の監査では指摘事項に該当する事例はなかったものの 指導 注意事項の事例については これまでの重ねての指摘に 墨田区監査委員公告第 4 号 平成 29 年度定期監査 ( 第 1 回 ) の結果に基づき講じた措置について 墨田区長及び墨田区教育委員会教育長からそれぞれ別紙のとおり通知があったので 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 199 条第 12 項の規定により公表する 平成 29 年 10 月 23 日 墨田区監査委員 同 同 長谷川昌伸 板𣘺秀幸 福島優子 同木内清 平成 29 年度定期監査

More information

1. 元職員による働きかけの規制 ( 第 38 条の 2 関係 )1 1 離職後に営利企業等 1に再就職した元職員(= 再就職者 ) は 離職前 5 年間に在職していた地方公共団体の執行機関の組織等 2の職員に対して 当該営利企業等又はその子法人と在職していた地方公共団体との間の契約等事務 3につい

1. 元職員による働きかけの規制 ( 第 38 条の 2 関係 )1 1 離職後に営利企業等 1に再就職した元職員(= 再就職者 ) は 離職前 5 年間に在職していた地方公共団体の執行機関の組織等 2の職員に対して 当該営利企業等又はその子法人と在職していた地方公共団体との間の契約等事務 3につい 地方公務員の退職管理の適正の確保について 総務省自治行政局公務員部高齢対策室 1. 元職員による働きかけの規制 ( 第 38 条の 2 関係 )1 1 離職後に営利企業等 1に再就職した元職員(= 再就職者 ) は 離職前 5 年間に在職していた地方公共団体の執行機関の組織等 2の職員に対して 当該営利企業等又はその子法人と在職していた地方公共団体との間の契約等事務 3について 離職後 2 年間 離職前

More information

する 理 由 第 1 事案の概要 1 本件は, 平成 21 年 ( 受 ) 第 602 号被上告人 同第 603 号上告人 ( 以下 1 審原告 X1 という ) 及び平成 21 年 ( 受 ) 第 603 号上告人 ( 以下 1 審原告 X 2 といい,1 審原告 X 1と1 審原告 X 2を併せ

する 理 由 第 1 事案の概要 1 本件は, 平成 21 年 ( 受 ) 第 602 号被上告人 同第 603 号上告人 ( 以下 1 審原告 X1 という ) 及び平成 21 年 ( 受 ) 第 603 号上告人 ( 以下 1 審原告 X 2 といい,1 審原告 X 1と1 審原告 X 2を併せ 主 文 1 平成 21 年 ( 受 ) 第 602 号上告人 同第 603 号被上告人の上告に基づき, 原判決中, 平成 21 年 ( 受 ) 第 602 号上告人 同第 603 号被上告人の敗訴部分を破棄する 2 前項の部分に関する平成 21 年 ( 受 ) 第 602 号被上告人 同第 603 号上告人の請求を棄却する 3 原判決中予備的請求に関する部分についての平成 2 1 年 ( 受 ) 第

More information

Microsoft PowerPoint - MW2009-ko12.ppt

Microsoft PowerPoint - MW2009-ko12.ppt 図書館活用法第 12 講文献 情報情報の探し方 (6) 本日の内容 雑誌 新聞新聞 インターネット 2 1. 新聞記事とは 和泉後期 2009 年 12 月 11 日 ( 金 ) 2. 新聞記事データベースを使うには 和泉図書館事務室 折戸晶子畑野繭子 3. 新聞記事データベースの紹介 1 2 1.1. 情報源としてのとしての新聞記事 1.2. 明大図書館で利用利用できるできる新聞 新聞記事から分かること

More information

インターネットマガジン2003年11月号―INTERNET magazine No.106

インターネットマガジン2003年11月号―INTERNET magazine No.106 photo: Tsushima Takao 114 +++ internet magazine 2003.11 +++ +++ internet magazine 2003.11 +++ 115 116 +++ internet magazine 2003.11 +++ +++ internet magazine 2003.11 +++ 117 118 +++ internet magazine 2003.11

More information

第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条本規程は 株式会社スマートバリュー ( 以下 当社 という ) が個人情報保護方針に基づく個人情報の取扱いの基本事項を定めたもので 個人情報の保護と適正な利用を図ることを目的とする ( 定義 ) 第 2 条本規程における用語の定義は 次の各号に定めるところによ

第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条本規程は 株式会社スマートバリュー ( 以下 当社 という ) が個人情報保護方針に基づく個人情報の取扱いの基本事項を定めたもので 個人情報の保護と適正な利用を図ることを目的とする ( 定義 ) 第 2 条本規程における用語の定義は 次の各号に定めるところによ 個人情報取扱規程 Ver.1.00 株式会社スマートバリュー 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条本規程は 株式会社スマートバリュー ( 以下 当社 という ) が個人情報保護方針に基づく個人情報の取扱いの基本事項を定めたもので 個人情報の保護と適正な利用を図ることを目的とする ( 定義 ) 第 2 条本規程における用語の定義は 次の各号に定めるところによる (1) 個人情報生存する個人に関する情報であって

More information

<4D F736F F D D332D318DC58F8982CC96F088F581698DB782B591D682A6816A2E646F63>

<4D F736F F D D332D318DC58F8982CC96F088F581698DB782B591D682A6816A2E646F63> 問 Ⅱ-3-1( 最初の代表理事 業務執行理事 会計監査人の選任 ) 新制度の最初の代表理事 業務執行理事 会計監査人の選任について教えてください 答 1 最初の代表理事ないし代表理事の就任予定者の選定 (1) 新法の施行日における特例民法法人の理事の権限新法の施行日には 全ての特例民法法人が 理事会 ( 法律上の正式な理事会 ) を設置していない状態となります ( 整備法第 80 条第 3 項 第

More information

控訴人は, 控訴人にも上記の退職改定をした上で平成 22 年 3 月分の特別老齢厚生年金を支給すべきであったと主張したが, 被控訴人は, 退職改定の要件として, 被保険者資格を喪失した日から起算して1か月を経過した時点で受給権者であることが必要であるところ, 控訴人は, 同年 月 日に65 歳に達し

控訴人は, 控訴人にも上記の退職改定をした上で平成 22 年 3 月分の特別老齢厚生年金を支給すべきであったと主張したが, 被控訴人は, 退職改定の要件として, 被保険者資格を喪失した日から起算して1か月を経過した時点で受給権者であることが必要であるところ, 控訴人は, 同年 月 日に65 歳に達し 平成 25 年 7 月 4 日判決言渡平成 25 年 ( 行コ ) 第 71 号不作為の違法確認請求控 訴事件 主 文 1 本件控訴を棄却する 2 控訴費用は控訴人の負担とする 事実及び理由第 1 控訴の趣旨 1 原判決を取り消す 2 厚生労働大臣が平成 22 年 4 月 15 日付けで控訴人に対してした被保険者期間を411 月, 年金額を179 万 4500 円とする老齢厚生年金支給処分を取り消す

More information

個人情報管理規程

個人情報管理規程 個人情報管理規程 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条 この規程は エレクタ株式会社 ( 以下 会社 という ) が取り扱う個人情報の適 切な保護のために必要な要件を定め 従業者が その業務内容に応じた適切な個 人情報保護を行うことを目的とする ( 定義 ) 第 2 条 本規程における用語の定義は 次の各号に定めるところによる (1) 個人情報生存する個人に関する情報であって 当該情報に含まれる氏名

More information

平成 28 年 4 月 28 日判決言渡同日原本交付裁判所書記官 平成 27 年 ( ワ ) 第 号損害賠償等請求事件 口頭弁論終結日平成 28 年 3 月 22 日 判 決 原 告 A 同訴訟代理人弁護士 松 村 光 晃 中 村 秀 一 屋 宮 昇 太 被告株式会社朝日新聞社 同訴訟代

平成 28 年 4 月 28 日判決言渡同日原本交付裁判所書記官 平成 27 年 ( ワ ) 第 号損害賠償等請求事件 口頭弁論終結日平成 28 年 3 月 22 日 判 決 原 告 A 同訴訟代理人弁護士 松 村 光 晃 中 村 秀 一 屋 宮 昇 太 被告株式会社朝日新聞社 同訴訟代 平成 28 年 4 月 28 日判決言渡同日原本交付裁判所書記官 平成 27 年 ( ワ ) 第 18469 号損害賠償等請求事件 口頭弁論終結日平成 28 年 3 月 22 日 判 決 原 告 A 同訴訟代理人弁護士 松 村 光 晃 中 村 秀 一 屋 宮 昇 太 被告株式会社朝日新聞社 同訴訟代理人弁護士秋山幹男 秋山淳 主 文 原告の請求をいずれも棄却する 訴訟費用は原告の負担とする 事実及び理由

More information

インターネットマガジン1998年2月号―INTERNET magazine No.37

インターネットマガジン1998年2月号―INTERNET magazine No.37 204 INTERNET magazine /2 INTERNET magazine /2 205 Illust : MACOTT A 206 INTERNET magazine /2 INTERNET magazine /2 207 B C 208 INTERNET magazine /2 E D jhttp://www.sony.co.jp/productspark/ Consumer/CAR-AV/NVX-FW8.html

More information

適当な内容については 当該教育関係機関に事前に通知することなく そのホームページを削除できる ( ホームページにおける個人情報の保護 ) 第 7 条ホームページの公開にあたっては 人権を守るとともに 高知県個人情報保護条例 ( 平成 13 年高知県条例第 2 号 ) 等を厳守しなければならない 2

適当な内容については 当該教育関係機関に事前に通知することなく そのホームページを削除できる ( ホームページにおける個人情報の保護 ) 第 7 条ホームページの公開にあたっては 人権を守るとともに 高知県個人情報保護条例 ( 平成 13 年高知県条例第 2 号 ) 等を厳守しなければならない 2 ホームページ公開に関するガイドライン ( 目的 ) 第 1 条管理要綱の第 6 条第 1 項の規定により 教育ネットに接続する教育関係機関のホームページ公開に関して必要な事項を定める ( 各教育関係機関作成ホームページの管理責任 ) 第 2 条各教育関係機関が作成し組織内外に公開するホームページ 掲示板やチャット等 ( 以下 ホームページ という ) について 教育ネットサーバー内のページからリンクされた教育ネット外のサーバー内のページを含み

More information

インターネットマガジン2003年7月号―INTERNET magazine No.102

インターネットマガジン2003年7月号―INTERNET magazine No.102 text : illust : 110 +++ internet magazine 2003.07 +++ http://www.dinop.com/ +++ internet magazine 2003.07 +++ 111 http://www3.plala.or.jp/aur/ migi.htm http://www.aa.alpha-net.ne. jp/bosuke/ http://www.hf.rim.or.jp/~iam387

More information

第 4 条 ( 取得に関する規律 ) 本会が個人情報を取得するときには その利用目的を具体的に特定して明示し 適法かつ適正な方法で行うものとする ただし 人の生命 身体又は財産の保護のために緊急に必要がある場合には 利用目的を具体的に特定して明示することなく 個人情報を取得できるものとする 2 本会

第 4 条 ( 取得に関する規律 ) 本会が個人情報を取得するときには その利用目的を具体的に特定して明示し 適法かつ適正な方法で行うものとする ただし 人の生命 身体又は財産の保護のために緊急に必要がある場合には 利用目的を具体的に特定して明示することなく 個人情報を取得できるものとする 2 本会 社会福祉法人江東園個人情報保護規定 第 1 条 ( 目的 ) 社会福祉法人江東園 ( 以下 本会 という ) は 個人の尊厳を最大限に尊重するという基本理念のもと 個人情報の適正な取り扱いに関して 個人情報の保護に関する法律 及びその他の関連法令等を遵守する 第 2 条 ( 利用目的の特定 ) 本会が個人情報を取り扱うに当たっては その利用目的をできる限り特定する 2 本会が取得した個人情報の利用目的を変更する場合には

More information

<4D F736F F D2090AC89CA95A887458F8A974C8ED282AA95A CC8FEA8D8782CC97AA8EAE91E38EB78D732E646F6378>

<4D F736F F D2090AC89CA95A887458F8A974C8ED282AA95A CC8FEA8D8782CC97AA8EAE91E38EB78D732E646F6378> 所有者が複数の場合 ( 遺産共有を含む 共有 の場合 ) における 過失がなくてその措置を命ぜられるべき者を確知することができないとき ( 法 14 条 10 項 ) の適用について ( 一社 ) 岡山住まいと暮らしの相談センター理事 弁護士小寺立名 1 所有者が複数の場合 ( 遺産共有を含む 共有 の場合 ) における 過失がなくてそ の措置を命ぜられるべき者を確知することができないとき ( 法

More information

インターネットマガジン2003年8月号―INTERNET magazine No.103

インターネットマガジン2003年8月号―INTERNET magazine No.103 86 +++ internet magazine 2003.08 +++ text p.9091p.9495p.104109 p.100103 p.9699 photo Watari Tokuhiro Tsushima Takao +++ internet magazine 2003.08 +++ 87 1 SS SS S S 3 SS S S 88 +++ internet magazine 2003.08

More information

O-27567

O-27567 そこに そこがあるのか? 自明性 (Obviousness) における固有性 (Inherency) と 機能的クレーム (Functional Claiming) 最近の判決において 連邦巡回裁判所は 当事者系レビューにおける電気ケーブルの製造を対象とする特許について その無効を支持した この支持は 特許審判部 (Patent and Trial and Appeal Board (PTAB))

More information

SGEC 附属文書 理事会 統合 CoC 管理事業体の要件 目次序文 1 適用範囲 2 定義 3 統合 CoC 管理事業体組織の適格基準 4 統合 CoC 管理事業体で実施される SGEC 文書 4 CoC 認証ガイドライン の要求事項に関わる責任の適用範囲 序文

SGEC 附属文書 理事会 統合 CoC 管理事業体の要件 目次序文 1 適用範囲 2 定義 3 統合 CoC 管理事業体組織の適格基準 4 統合 CoC 管理事業体で実施される SGEC 文書 4 CoC 認証ガイドライン の要求事項に関わる責任の適用範囲 序文 SGEC 附属文書 2-8 2012 理事会 2016.1.1 統合 CoC 管理事業体の要件 目次序文 1 適用範囲 2 定義 3 統合 CoC 管理事業体組織の適格基準 4 統合 CoC 管理事業体で実施される SGEC 文書 4 CoC 認証ガイドライン の要求事項に関わる責任の適用範囲 序文この文書の目的は 生産拠点のネットワークをする組織によるCoC 認証を実施のための指針を設定し このことにより

More information

財務情報等に係る保証業務の概念的枠組みに関する意見書

財務情報等に係る保証業務の概念的枠組みに関する意見書 財務情報等に係る保証業務の概念的枠組みに関する意見書 平成 16 年 11 月 29 日企業会計審議会 一審議の経緯等 1 審議の背景 (1) 財務諸表の信頼性を確保することは 証券市場の健全な発展に必要不可欠であり 財務諸表の開示及び公認会計士 ( 監査法人を含む ) による監査の充実に対して社会から寄せられる期待は大きい とりわけ 財務諸表の監査については 近年の企業規模の拡大や国際化 会計基準の精緻化並びに投資者等の利害関係者からの効果的かつ効率的な監査の要求も高くなる中で

More information

1. はじめに 中小企業経営者の高齢化が進展する中 事業承継の円滑化は喫緊の課題です 平成 30 年度税制改正において 事業承継の際に生ずる相続税 贈与税の負担を軽減する 非上場株式等についての相続税及び贈与税の納税猶予及び免除の特例 ( 以下 事業承継税制 ) が抜本的に改正されました 本改正では

1. はじめに 中小企業経営者の高齢化が進展する中 事業承継の円滑化は喫緊の課題です 平成 30 年度税制改正において 事業承継の際に生ずる相続税 贈与税の負担を軽減する 非上場株式等についての相続税及び贈与税の納税猶予及び免除の特例 ( 以下 事業承継税制 ) が抜本的に改正されました 本改正では 特例承継計画に関する指導及び助言を行う機関における事務について 平成 30 年 4 月 1 日版 中小企業庁財務課 本資料は平成 30 年 4 月 1 日時点の法令に基づく情報等で作成されています 1. はじめに 中小企業経営者の高齢化が進展する中 事業承継の円滑化は喫緊の課題です 平成 30 年度税制改正において 事業承継の際に生ずる相続税 贈与税の負担を軽減する 非上場株式等についての相続税及び贈与税の納税猶予及び免除の特例

More information

ください 5 画像の保存 取扱い防犯カメラの画像が外部に漏れることのないよう 一定のルールに基づき慎重な管理を行ってください (1) 取扱担当者の指定防犯カメラの設置者は 必要と認める場合は 防犯カメラ モニター 録画装置等の操作を行う取扱担当者を指定してください この場合 管理責任者及び取扱担当者

ください 5 画像の保存 取扱い防犯カメラの画像が外部に漏れることのないよう 一定のルールに基づき慎重な管理を行ってください (1) 取扱担当者の指定防犯カメラの設置者は 必要と認める場合は 防犯カメラ モニター 録画装置等の操作を行う取扱担当者を指定してください この場合 管理責任者及び取扱担当者 千葉市防犯カメラの設置及び運用に関するガイドライン 第 1 はじめに 別紙 1 平成 26 年 3 月策定平成 30 年 4 月一部改正 1 ガイドラインを策定する趣旨このガイドラインは 防犯カメラの有用性に配慮しつつ 個人情報の保護に関する法律の趣旨に則り 撮影された個人のプライバシーの保護を図るために防犯カメラの設置者等が自主的に実施すべき事項を定めたものです 防犯カメラの設置及び運用に当たっては

More information

社会制度として次の点が重要な要素であることが示されている 1 1 書籍に関する著作権の権利処理の円滑化のため 権利の集中管理が必要であること 2 デジタル ネットワーク社会における出版社の機能を維持し発展させるために 出版社に著作隣接権的な版面保護する権利を付与することにより流通の主体たりうることを

社会制度として次の点が重要な要素であることが示されている 1 1 書籍に関する著作権の権利処理の円滑化のため 権利の集中管理が必要であること 2 デジタル ネットワーク社会における出版社の機能を維持し発展させるために 出版社に著作隣接権的な版面保護する権利を付与することにより流通の主体たりうることを 資料 2 法制問題小委員会御中 意 見 平成 23 年 9 月 21 日 松田政行 日本書籍検索制度及び電子書籍流通センター 序 ( 必要性と構築の視点 ) 情報通信技術の進展は コンテンツ流通の飛躍的発展をもたらそうとしている 電子書籍の流通も昨年から世界的潮流として顕著である この状況下において 日本の電子書籍流通を促進させる施策は 文化 産業の両面において急務というべきである そもそも日本は

More information

基本的な考え方の解説 (1) 立体的形状が 商品等の機能又は美感に資する目的のために採用されたものと認められる場合は 特段の事情のない限り 商品等の形状そのものの範囲を出ないものと判断する 解説 商品等の形状は 多くの場合 機能をより効果的に発揮させたり 美感をより優れたものとしたりするなどの目的で

基本的な考え方の解説 (1) 立体的形状が 商品等の機能又は美感に資する目的のために採用されたものと認められる場合は 特段の事情のない限り 商品等の形状そのものの範囲を出ないものと判断する 解説 商品等の形状は 多くの場合 機能をより効果的に発揮させたり 美感をより優れたものとしたりするなどの目的で 41.103.04 立体商標の識別力に関する審査の具体的な取扱いについて 1. 商品 ( 商品の包装を含む ) 又は役務の提供の用に供する物 ( 以下 商品等 という ) の形状そのものの範囲を出ないと認識されるにすぎない立体商標について 商標が 商品等の形状そのもの範囲を出ないと認識されるにすぎない 形状のみからなる立体商標は 識別力を有しないものとする 商品等の形状そのものの範囲を出ないと認識されるにすぎない

More information

も少なくありません こうした状況に鑑み 舞鶴市は 言語としての手話の普及及び障害の特性に応じたコミュニケーション手段の利用の促進を図ることにより 全ての市民が障害の有無によって分け隔てられることなく 自分らしく安心して暮らすことができる地域社会を実現するため この条例を制定するものです 2. 条例の

も少なくありません こうした状況に鑑み 舞鶴市は 言語としての手話の普及及び障害の特性に応じたコミュニケーション手段の利用の促進を図ることにより 全ての市民が障害の有無によって分け隔てられることなく 自分らしく安心して暮らすことができる地域社会を実現するため この条例を制定するものです 2. 条例の 舞鶴市言語としての手話の普及及び障害の特性に応じたコミュニケーション 手段の利用の促進に関する条例の骨子 ( 案 ) 1. 条例制定の背景 障害の有無に関わらず 社会 経済 文化その他あらゆる分野の活動に参加し 心豊かに暮らすためには お互いの意思や感情を伝え合うコミュニケーション手段 の確保が極めて大切です 舞鶴市では 昭和 21 年に聴覚障害者が 舞鶴ろうあ協会 を 昭和 23 年に視覚 障害者が

More information

< D92E8955C81698D488E968AC4979D816A2E786C73>

< D92E8955C81698D488E968AC4979D816A2E786C73> 総括調査職員 7 工事監理委託業務成績評定採点表 -1[ 総括調査職員用 ] 業務名 平成 年度 工事監理業務 該当する評価項目のチェックボックスにチェックを入れる 配点 評価項目チェック数 = 劣 ( -1) 評価項目 工程管理能力 評価の視点 小計 1.. 実施計画 実施体制 配点 =1 やや劣 ( -.5) =2 普通 ( ) =3 やや優 ( +.5) =4 以上 優 ( +1) 1. 7.5

More information

第 2 問 A インターネット上に掲載された料理レシピやその写真から料理の特徴の読み取りや推測を通じて, 平易な英語で書かれた短い説明文の概要や要点を捉える力や, 情報を事実と意見に整理する力を問う 問 1 6 イラストを参考にしながら, ネット上のレシピを読んで, その料理がどのような場合に向いて

第 2 問 A インターネット上に掲載された料理レシピやその写真から料理の特徴の読み取りや推測を通じて, 平易な英語で書かれた短い説明文の概要や要点を捉える力や, 情報を事実と意見に整理する力を問う 問 1 6 イラストを参考にしながら, ネット上のレシピを読んで, その料理がどのような場合に向いて 英語 ( 筆記 [ リーディング ]), 及び等 第 1 問 A 簡単な語句や単純な文で書かれている交換留学生のお別れ会に関する伝言メモの情報の探し読みを通じて, 必要な情報を読み取る力を問う 問 1 1 コミュニケーション英語 Ⅰ 概要や要点をとらえたりする また, 聞き手に伝わるように問 2 2 音読する 英語の特徴やきまりに関する ( 句読法, 日常生活に関連した身近な掲示, カタログ, パンフレットなどから,

More information

[ 指針 ] 1. 組織体および組織体集団におけるガバナンス プロセスの改善に向けた評価組織体の機関設計については 株式会社にあっては株主総会の専決事項であり 業務運営組織の決定は 取締役会等の専決事項である また 組織体集団をどのように形成するかも親会社の取締役会等の専決事項である したがって こ

[ 指針 ] 1. 組織体および組織体集団におけるガバナンス プロセスの改善に向けた評価組織体の機関設計については 株式会社にあっては株主総会の専決事項であり 業務運営組織の決定は 取締役会等の専決事項である また 組織体集団をどのように形成するかも親会社の取締役会等の専決事項である したがって こ 実務指針 6.1 ガバナンス プロセス 平成 29( 2017) 年 5 月公表 [ 根拠とする内部監査基準 ] 第 6 章内部監査の対象範囲第 1 節ガバナンス プロセス 6.1.1 内部監査部門は ガバナンス プロセスの有効性を評価し その改善に貢献しなければならない (1) 内部監査部門は 以下の視点から ガバナンス プロセスの改善に向けた評価をしなければならない 1 組織体として対処すべき課題の把握と共有

More information

第 2 問 A 問題のねらいインターネット上の利用者の評価情報やイラストを参考に場面にふさわしい店を推測させることを通じて, 平易な英語で書かれた短い説明文の概要や要点を捉えたり, 情報を事実と意見に整理する力を問う 問 1 6 友人, 家族, 学校生活などの身の回りの事柄に関して平易な英語で書かれ

第 2 問 A 問題のねらいインターネット上の利用者の評価情報やイラストを参考に場面にふさわしい店を推測させることを通じて, 平易な英語で書かれた短い説明文の概要や要点を捉えたり, 情報を事実と意見に整理する力を問う 問 1 6 友人, 家族, 学校生活などの身の回りの事柄に関して平易な英語で書かれ 筆記 [ リーディング ] 問題のねらい, 及び小問等 第 1 問 A 問題のねらい簡単な語句や単純な文で書かれている遊園地の混雑予想に関するウェブサイトから混雑予想等の情報を探し読みさせることを通じて, 必要な情報を読み取る力を問う 問 1 1 問 2 2 日常生活に関連した身近な掲示, カタログ, パンフレットなどから, 自分が必要とする情報を読み取ることができる 日常生活に関連した身近な掲示,

More information

国家版権局の公告 2007 年第一号 2007 年 6 月 24 日公布 独立行政法人日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) 北京センター知的財産権部編 本資料は仮訳の部分を含みます ジェトロでは情報 データ 解釈などをできる限り正確に記するよう努力しておりますが 本資料で提供した情報などの正確性につい

国家版権局の公告 2007 年第一号 2007 年 6 月 24 日公布 独立行政法人日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) 北京センター知的財産権部編 本資料は仮訳の部分を含みます ジェトロでは情報 データ 解釈などをできる限り正確に記するよう努力しておりますが 本資料で提供した情報などの正確性につい 国家版権局の公告 2007 年第一号 2007 年 6 月 24 日公布 独立行政法人日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) 北京センター知的財産権部編 本資料は仮訳の部分を含みます ジェトロでは情報 データ 解釈などをできる限り正確に記するよう努力しておりますが 本資料で提供した情報などの正確性についてジェトロが保証するものではないことを予めご了承下さい 国家版権局の公告 2007 年第 1 号インターネット環境における著作権保護秩序を規範化するために

More information

著作権

著作権 著作権について 知的財産権の体系 著作権 産業財産権 ( 旧工業所有権 ) 商標権 ( 商品やサービスのマークなどの権利 ) 特許権 ( 高度な技術に関するアイディアの権利 ) 実用新案権 ( 技術的なアイディアの権利 ) 意匠権 ( デザインなどの権利 ) その他 商標権でこんな話題が 阪神優勝 は本当だった! 星野監督が就任して 1 年目の 02 年 6 月 開幕からの快進撃を受けて球団は特許庁に

More information

宇佐美まゆみ監修(2011)『BTSJ入力支援・自動集計システム』、及び

宇佐美まゆみ監修(2011)『BTSJ入力支援・自動集計システム』、及び 宇佐美まゆみ (2012) BTSJ 文字化入力支援 自動集計 複数ファイル自動集計シス テムセット (2012 年改訂版 ) 利用許諾契約書 宇佐美まゆみ ( 以下 甲 という ) と ( 以下 乙 という ) は BTSJ 文字化入力支援 自動集計 複数ファイル自動集計システムセット (2012 年改訂版 ) の学術的な利用に関して 以下のとおりの利用許諾契約書を交わすこととする ( 利用許諾

More information

Microsoft PowerPoint - 著作権制度の概要(特許庁掲載版)

Microsoft PowerPoint - 著作権制度の概要(特許庁掲載版) 著作権制度の概要 文化庁長官官房著作権課 著作権と著作物 著作権とはテキスト 1P 著作物を創作した者などに与えられる知的財産権 著作者の権利である著作権と 著作物の伝達に寄与した者に与えられる著作隣接権からなる テキスト 7~8P 著作物とは思想又は感情を創作的に表現したものであって 文芸 学術 美術又は音楽の範囲に属するもの 言語の著作物小説 論文 俳句など 音楽の著作物楽曲 歌詞など 美術の著作物絵画

More information

説明項目 1. 審査で注目すべき要求事項の変化点 2. 変化点に対応した審査はどうあるべきか 文書化した情報 外部 内部の課題の特定 リスク 機会 利害関係者の特定 QMS 適用範囲 3. ISO 9001:2015への移行 リーダーシップ パフォーマンス 組織の知識 その他 ( 考慮する 必要に応

説明項目 1. 審査で注目すべき要求事項の変化点 2. 変化点に対応した審査はどうあるべきか 文書化した情報 外部 内部の課題の特定 リスク 機会 利害関係者の特定 QMS 適用範囲 3. ISO 9001:2015への移行 リーダーシップ パフォーマンス 組織の知識 その他 ( 考慮する 必要に応 ISO/FDIS 9001 ~ 認証審査における考え方 ~ 2015 年 7 月 14 日 23 日 JAB 認定センター 1 説明項目 1. 審査で注目すべき要求事項の変化点 2. 変化点に対応した審査はどうあるべきか 文書化した情報 外部 内部の課題の特定 リスク 機会 利害関係者の特定 QMS 適用範囲 3. ISO 9001:2015への移行 リーダーシップ パフォーマンス 組織の知識 その他

More information

プライバシーポリシー 発効日 :2017 年 12 月 本ポリシーはウルルン河口湖が所有し 運営する に適用されます 本ポリシーは ユーザーが のウェブサイトで提供する個人情報を当施設がどのように

プライバシーポリシー 発効日 :2017 年 12 月 本ポリシーはウルルン河口湖が所有し 運営する   に適用されます 本ポリシーは ユーザーが   のウェブサイトで提供する個人情報を当施設がどのように プライバシーポリシー 発効日 :2017 年 12 月 本ポリシーはウルルン河口湖が所有し 運営する www.ururunkawaguchik.cm に適用されます 本ポリシーは ユーザーが www.ururunkawaguchik.cm のウェブサイトで提供する個人情報を当施設がどのように収集および使用するか および当施設の個人情報の取り扱いに関連するユーザーの権利 ユーザーが個人情報にアクセスし

More information

個人情報の取り扱いに関する規程

個人情報の取り扱いに関する規程 個人情報の取り扱いに関する規程 一般社団法人福島県医療福祉情報ネットワーク協議会 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 一般社団法人福島県医療福祉情報ネットワーク協議会 ( 以下 協議会 という ) が設置する福島県医療福祉情報ネットワークシステム ( 以下 ネットワーク という ) が保有する個人情報の適切な取り扱いに関し 必要な事項を定める ( 用語 ) 第 2 条この規程における用語の定義は 次の各号に定めるところによる

More information

「消費者安全法改正に伴う関係内閣府令(案)及びガイドライン(案)」に関する意見書

「消費者安全法改正に伴う関係内閣府令(案)及びガイドライン(案)」に関する意見書 消費者安全法改正に伴う関係内閣府令( 案 ) 及びガイドライン ( 案 ) に関する意見書 2015 年 ( 平成 27 年 )2 月 6 日日本弁護士連合会 第 1 意見の趣旨 1 消費生活相談等の事務を民間委託することについて (1) 消費者安全法改正に伴う関係内閣府令案について消費者安全法施行規則 ( 以下 施行規則 という ) 第 7 条第 1 項第 1 号前段及び第 2 項第 1 号前段は,

More information

ANNUAL REPORT

ANNUAL REPORT ANNUAL REPORT 218 218 3 31 1 1 2 3 5 9 11 13 13 15 16 17 18 19 21 23 25 26 27 28 28 29 31 32 33 34 35 37 39 4 41 42 43 44 2 214 215 216 217 218 218 483,112 54,153 49,314 451,627 438,26 $ 4,132,32 27,196

More information