トレーニングのプレゼンテーション

Size: px
Start display at page:

Download "トレーニングのプレゼンテーション"

Transcription

1 当方が携わった派生開発の プロセス改善内容について (Vol.0.1) 2012 年 10 月 24 日佐藤創 Rights Reserved. 1

2 更新履歴 版数日付内容担当 /10/24 新規作成佐藤創 Rights Reserved. 2

3 PRJ で遭遇した 派生開発の問題 Rights Reserved. 3

4 対象の派生開発 PRJ の特徴 対象となる派生開発 PRJ の概要 某組込み系システムの改修 保守プロジェクト 他の組織で開発された本稼働直前の総合テストからシステムを引き継ぎ 総合テストの実施 および機能追加 残留欠陥の是正を実施するプロジェクト プロジェクトの品質が悪い 下流工程での欠陥摘出が多い 品質の作り込みが不十分では? ドキュメント密度が低い レビュー密度が低い 単純な欠陥が多い テストが不十分では? テスト項目密度が低い ソースが複雑で理解しにくい 静的解析ツールで類似 PRJ と比較しても複雑度最高 Rights Reserved. 4

5 対象の派生開発 PRJ で遭遇した問題 課題 (1/4) 1. 当該 PRJ の開発プロセス (1/2) 当初採用していた開発プロセス ( 概要 ) 問題内容追加機能内容 設計上のヒント 更新後設計書 更新後ソースファイル 対処方法を検討する 各設計書を更新する ソースコードを更新する テストを実施する 各種文書 更新前設計書 変更前ソースファイル テスト項目 テスト結果 既存のドキュメントを更新しながら上流から下流へと工程をすすめる 工程間ではレビューを必ず行う 基本的にはウォーターフォールの V 字モデル開発 Rights Reserved. 5

6 対象の派生開発 PRJ で遭遇した問題 課題 (2/4) 1. 当該 PRJ の開発プロセス (2/2) 各種ドキュメント 対処方針のメモや案 1.1 対処方法を検討 更新前方式設計文書 問題内容追加機能内容 2.1 方式設計 更新後方式設計文書 2.2 基本設計 更新後基本設計文書 当初採用していた開発プロセス ( 詳細 ) 更新後詳細設計文書 退行テスト項目 4.2 結合テスト / 総合テスト 4.3 退行テスト 退行テスト結果 結合 総合テスト項目 更新前基本設計文書 2.3 詳細設計 4.1 単体テスト (func/task) 結合 総合テスト結果 更新前詳細設計文書 3.1 製造 単体テスト項目 単体テスト結果 変更前ソースファイル 変更後 ソースファイル Rights Reserved. 6

7 対象の派生開発 PRJ で遭遇した問題 課題 (3/4) 2. 当該 PRJ で遭遇した問題 課題 (1/2) PRJ 序盤での問題 問題対処に伴う動作仕様の変更を実施 結合テスト工程で 欠陥やデグレが発生 品質の作り込みができていなかった 調査 検討不足ドキュメント不足 原因となった作業プロセス 不足しているドキュメントを新規作成せず 更新だけに留めている その結果 既存ドキュメントの品質に左右される ドキュメント間のトレーサビリティが見えない 得た教訓 レビューで品質確保できない 上流工程でソースまで全て調査してから設計しないと 既存の実装の制約を把握できない 既存ドキュメントは不足しているので 不足内容を補いながら設計を行う必要がある 開発工程より下流のドキュメントはあまりインプットせずにトップダウンで決定している 1 フロントローディング強化 ドキュメントから読み取れない 暗黙の制約条件 が後からバグとなって表出 レビューへのインプット ドキュメントが不足していて品質確保できない 2 ドキュメントのトレーサビリティ強化 Rights Reserved. 7

8 対象の派生開発 PRJ で遭遇した問題 課題 (4/4) 2. 当該 PRJ で遭遇した課題 (2/2) レビューアが 設計内容の妥当性を検証することが難しい 得た教訓 設計工程で調査のやり直し 調査観点の漏れが発生 結合テストにおいて 設計時点では検討していなかった処理を試験範囲を広げてテストしたところ 関連する欠陥が多発した 最初に想定した対処の有効範囲が限定的 水平展開漏れで手戻り発生 原因となった作業プロセス 結論に至る過程が述べられていない ( 結論のみのドキュメント ) 対処内容を決定する時点で 対処スコープ に関する議論が不足 結論までの過程もドキュメントに全て表現せよ ( 頭の中を全てアウトプットする ) その結果 PRJ 中盤での問題 レビューで どうやって調査したのか をヒアリングして効率悪化 どんな思考過程を経て結論が出たのかが分らない ( 結論が正しいことを証明できない ) 調査し直し 個別の問題に対する対策 に焦点が当たり 水平展開が漏れる 対処の有効範囲が明らかにされず 影響範囲の調査モレが発生する 3 ドキュメントのアカウンタビリティ強化 そもそもの対処スコープが変われば 設計 実装のインパクトも大幅に変わる ( 対処スコープを明確にしてから設計を開始 ) 4 超上流の強化 ( 対処スコープ検討 ) Rights Reserved. 8

9 PRJ で実施した 問題への対応 Rights Reserved. 9

10 施策の一覧 施策名称概要期待効果 1 フロントローディング強化 2 ドキュメントのトレーサビリティ強化 3 ドキュメントのアカウンタビリティ強化 4 超上流の強化 施策の一覧 対処が妥当と判断できるまで全工程の調査を前倒し実施する 対処方法を検討する際は 各種設計書とソースコードの全てを参照して 下流工程の調査も前倒しをする 成果物に限らず実機を用いての動作確認を加えても構わない 基本設計 - 詳細設計 - ソースまでの成果物を参照し 対処検討資料 として 全工程に横串を通した対処検討資料を作成する ドキュメントが不足している既存仕様があれば 対処検討資料 に現状の動作仕様を調査したものを添付するなどして 不足ドキュメントを補う 各工程の成果物の変更箇所をマトリクスで示し 変更箇所を追跡可能にする 対処検討資料 では 検討した結果だけでなく 結論に至るまでの過程もドキュメント化する 対処検討資料 をストーリーのあるドキュメントとして作成する 検討した対処案の有効範囲 ( スコープ ) を検討したり 個別の変更要求の裏に潜んでいる 要求 を洗い出したりして 対処のスコープを検討する 上流工程で検討した対処案が 下流工程に至ってから問題ないのかを確認するのではなく 上流工程で妥当性を検討できる 既存のシステム動作や実装を踏まえた上で対処を検討できるので 手戻りが少なくなり 計画的なスケジューリングが可能になる 対処内容を 対処検討資料 に 全工程を通じて記載することで 工程間の壁に阻まれずにドキュメントを記載できる 不足しているドキュメントを補うことで レビューの際にレビューアが理解しやすくなる 変更箇所マトリクスを作成することで レビューの際にレビューアが理解しやすくなる 結論を導く過程 ( プロセス ) もレビューで検証できるので レビューアも理解しやすく また考え方のミスなどを摘出しやすくなる 結論が変更になった場合も 結論を導いた過程を遡ることで どこに影響が及ぶのかをロジカルに判断することができ 変更に強くなる スコープを検討することで 対処の有効性 ( 限界 ) を理解した上で 対処の採用 非採用を判断できる 類似原因による問題への対処漏れ ( 水平展開の漏れ ) が減少する Rights Reserved. 10

11 施策 1 と 2 を実施した場合のプロセス 問題内容追加機能内容 (*1) TL: トレーサビリティリスト ピンク色の箇所が差分 2 トレーサビリティ強化で 対処検討資料を作成する 対処検討資料 1.1 対処方法を検討 2.1 更新後方式設計文書 2 トレーサビリティ強化で 不足ドキュメントを作成して捕捉する TL(*1) 方式設計 更新後基本設計文書 更新前方式設計文書 TL(*1) 2.2 基本設計 更新後詳細設計文書 1 フロントローディング強化で 下流工程の検討を前倒しで行う 更新前基本設計文書 更新前詳細設計文書 TL(*1) 変更前ソースファイル 2.3 詳細設計 TL(*1) 3.1 製造 2 トレーサビリティ強化で TL を作成する Copyright (C) So 変更後 Sato, All Rights Reserved. ソースファイル 11

12 施策 3 と 4 を実施した場合のプロセス ( プロセスを新規追加 ) 問題内容追加機能内容 変更要望 対処方針の検討 4 超上流の強化は本プロセス全体 対処案検討書 対処案ごとの要求仕様 ( 暫定 ) 要求仕様の妥当性検証 対処検討結果記述書 ( 確定 ) 要求の把握 対処案の検討 要求仕様の検討 対処内容の決定 要件記述書 前提条件のリスト 要求のコンセプト化 要求コンセプト 前提条件のリスト ここに記載されている要素成果物は すべて 対処検討資料 の構成要素となる 対処案ごとの要求仕様 ( 確定 ) 調査アイテムのリスト 調査アイテムのリストアップ 調査実施 調査結果 対処検討結果記述書 ( 暫定 ) 3アカウンタビリティ強化で 調査の過程を記載する Rights Reserved. 12

13 施策で作成する成果物の 3 点セットの概要と期待効果 (1/2) 成果物の位置づけ 成果物名称 カバレッジ 記述内容 対応すると思われる XDDP 成果物 対処検討資料 トレーサビリティ リスト 不足ドキュメントを補う各種設計書 (1. で作成 ) 各種設計書 ソースファイル (2./3. で作成 ) Why What How なぜ変更するのか? 何を変更するのか? どのように変更するのか? Where どこを変更するのか? 上流工程の変更が 下流工程のどこに反映されているのか? 変更要求仕様書 トレーサビリティ マトリクス How 現状はどのような動作になっているのか? スペックアウト資料 How どのように変更するのか? 変更設計書 Rights Reserved. 13

14 施策で作成する成果物の 3 点セットの概要と期待効果 (2/2) 成果物の概要と期待効果 成果物名称概要期待効果 対処検討資料 トレーサビリティ リスト 不足ドキュメントを補う各種設計書 (1. で作成 ) 各種設計書 ソースファイル (2./3. で作成 ) 対処内容について 上流から下流工程までを調査した結果を記述し 対処内容の妥当性を証明する文書 対処案を作成し その案の妥当性を検証するには どんなことを調査する必要があるのかを列記し 1 つ 1 つ調査した過程と結論を明記する 調査の過程で既存処理の動作仕様が不明であるなど ドキュメントが不足している場合は 新規に作成して補完する 上流の変更内容が 下流の成果物のどこに反映されているのかをトレースできる表形式の文書 対処検討資料を作成するために必要な既存ドキュメント 各工程で作成する成果物 対処案を実現するにはどんなことを調査する必要があるのかをゼロベースで検討できるので 検討漏れや検討誤りを指摘しやすい 検討結果が変更になったとしても 結論を導いた過程が明確なので 遡ることで変更が他に与える影響をトレースできる 上流から下流までの既存ドキュメントの不足を補える 結果的にレビューで理解しやすいドキュメントとなるため 上流工程で品質を作り込みやすい レビュー時に変更の漏れや誤りに気付きやすい 変更箇所を漏れなくレビューできたのかを確認しやすい 次工程の着手前に TL を作成することで 変更規模を見積ることができ 計画的な作業が可能になる 別の担当者に作業を引き継いでも変更箇所をトレースしやすい リバースエンジニアリング等を行いながら 不足しているドキュメントを補えるので レビュー効率化 今後の保守の効率化が図れる 今までと位置づけは同じ Rights Reserved. 14

15 施策で解決を目指すこと 施策 1 施策 2 施策 34 施策 34 施策 2 既存の実装がどうなっているのかを早期に把握した上で 対処を検討する 既存ドキュメントだけでは動作仕様が明確でない場合は 新規にドキュメントを起こす 対処内容ありきで変更箇所を探すのではなく 対処案 ( 仮説 ) を調査しながら検証していくというアプローチを取る 仮説を検証するために必要な調査アイテムを 自分の理解度に応じてゼロベースで洗い出す 変更する仕様がどのように設計 ソースへと落とし込まれていくのかをトレースできる 早期に母体の実装方式や 母体欠陥を摘出でき 計画的なスケジューリングが可能になる 第三者によるレビュー理解を促進し レビュー効率を上げる 対処案は本当に妥当か? というクリティカルシンキングが行いやすいプロセスなので 仮説の検証が促進される 自分の理解度をベースに 調査作業を漏れなくピックアップでき 調査漏れの防止 計画的スケジューリングを可能にする 変更が下流工程にどのように反映されているのかを追跡可能であり 変更漏れを防止できる Rights Reserved. 15

16 施策の限界 Rights Reserved. 16

17 施策の効果に関する疑問点や限界 疑問点や限界 疑問点 対処検討資料を作るために 既存のドキュメントに不足している内容も作成するので とても工数がかかるように思える 変更対処内容を証明するために調査するときの 有効な手法はあるか? ストーリーのある対処検討資料 というコンセプトだが 具体的にはどのように作成したらよいのか? 影響範囲を漏らさないようにするための工夫はどのあたりか? 回答 本プロセスを採用すればこれまで以上の工数を必要とする 上流工程が一番重い作業となり 下流工程に行くに従って ( 事前に検討しているために ) 少ない工数で対応できるようになる テスト工程での欠陥摘出による手戻りを最小限に食い止めることで トータルの工数削減を図るのが狙い また上流でおおよその作業規模感やリスクを把握できるので 計画的なスケジューリングが可能である点もメリットである マトリクス表を用いて網羅的に調査することが最も有効な手段 このあたりは幾つかの手法を提示可能 ( 今後対応する ) 決まりきった型があるわけではないが 検討を進めるプロセスや 検討すべき内容のリストアップはできる ( 今後対応する ) 1 つ目はフォワードローディングを行うという点 2 つ目は対処検討資料を充実させて ロジカルに構成することで 検討の漏れを減らす というアプローチ 問題対処ありきで変更する箇所を調べるアプローチではなく 対処案という仮説を検証するアプローチで ゼロベースでの検討を可能にする 3 つ目は 対処検討資料の作成におけるスコープ定義によって 要求コンセプトを明確にすることで 水平展開の漏れを予防する Rights Reserved. 17

トレーニングのプレゼンテーション

トレーニングのプレゼンテーション XDDP の概要について (Vol.0.1) 2012 年 10 月 18 日佐藤創 Rights Reserved. 1 更新履歴 版数日付内容担当 0.1 2012/10/18 新規作成佐藤創 Rights Reserved. 2 XDDP とは? Rights Reserved. 3 XDDP とは? XDDP(eXtreme Derivative Development Process) 主に組込み系の派生開発の作り込み品質の向上を目的とした

More information

変更の影響範囲を特定するための 「標準調査プロセス」の提案 2014年ソフトウェア品質管理研究会(30SQiP-A)

変更の影響範囲を特定するための 「標準調査プロセス」の提案  2014年ソフトウェア品質管理研究会(30SQiP-A) 変更の影響範囲を特定するための 標準調査プロセス の提案 2014 年ソフトウェア品質管理研究会 [ 第 6 分科会 A グループ ] リーダー : 宇田泰子 ( アンリツエンジニアリング株式会社 ) 夛田一成 ( アンリツエンジニアリング株式会社 ) 川井めぐみ ( サントリーシステムテクノロジー株式会社 ) 伊藤友一 (TIS 株式会社 ) 1. 研究の動機 研究員の現場では 調査を行なっているにも関わらず

More information

目次 ペトリネットの概要 適用事例

目次 ペトリネットの概要 適用事例 ペトリネットを利用した状態遷移テスト 和田浩一 東京エレクトロン SDC FA グループ 目次 ペトリネットの概要 適用事例 ペトリネットの概要 - ペトリネットとは ペトリネット (Petri Net) とは カール アダム ペトリが 1962 年に発表した離散分散システムを数学的に表現する手法である 視覚的で 数学的な離散事象システムをモデル化するツールの一つである ペトリネットの概要 - ペトリネットの表記と挙動

More information

HIGIS 3/プレゼンテーション資料/J_GrayA.ppt

HIGIS 3/プレゼンテーション資料/J_GrayA.ppt 品質保証部における W モデル適用の検討と実践 2013/09/13 株式会社日立製作所情報 通信システム社 IT プラットフォーム事業本部開発統括本部プラットフォーム QA 本部ソフト品質保証部 富田貴仁, 秦泉寺貴文, 高山啓 0 品質保証部における W モデル適用の検討と実践 Contents 1. 章はじめに 2. 章現状の品質保証工程の分析 3. 章 Wモデルの適用の検討 4. 章実施と評価

More information

スライド 1

スライド 1 Sorich Project Management Standard All Rights Reserved, Copyright 2008, SORICH Ltd. DATE: 2009/6/22 PAGE: 1 構成要素 プロジェクトを管理項目に分解して個々の手法 フォーマットを確立し シームレスに連携します 概要使用ツール取り決め事項等 スケジュール管理 プロジェクトのスケジュールを WBS

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション GSN を応用したナレッジマネジメントシステムの提案 2017 年 10 月 27 日 D-Case 研究会 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 研究開発部門第三研究ユニット 梅田浩貴 2017/3/27 C Copyright 2017 JAXA All rights reserved 1 目次 1 課題説明 SECI モデル 2 GSN を応用したナレッジマネジメントシステム概要 3 ツリー型チェックリスト分析

More information

テスト設計コンテスト

テスト設計コンテスト テスト設計コンテスト 17 話題沸騰ポット (GOMA-1015 型 ) テスト設計 目次 Page 2/25 1. はじめにチーム紹介チームの立ち位置テスト設計の流れ 2. テスト要求分析テスト要求分析の流れ仕様把握と機能要求分析非機能要求分析因子水準表 3. テストアーキテクチャ設計アーキテクチャ設計の流れテストアーキテクチャ全体俯瞰図機能アーキテクチャ非機能アーキテクチャシステム全体俯瞰図 4.

More information

ISO 9001:2015 改定セミナー (JIS Q 9001:2015 準拠 ) 第 4.2 版 株式会社 TBC ソリューションズ プログラム 年版改定の概要 年版の6 大重点ポイントと対策 年版と2008 年版の相違 年版への移行の実務

ISO 9001:2015 改定セミナー (JIS Q 9001:2015 準拠 ) 第 4.2 版 株式会社 TBC ソリューションズ プログラム 年版改定の概要 年版の6 大重点ポイントと対策 年版と2008 年版の相違 年版への移行の実務 ISO 9001:2015 改定セミナー (JIS Q 9001:2015 準拠 ) 第 4.2 版 株式会社 TBC ソリューションズ プログラム 1.2015 年版改定の概要 2.2015 年版の6 大重点ポイントと対策 3.2015 年版と2008 年版の相違 4.2015 年版への移行の実務 TBC Solutions Co.Ltd. 2 1.1 改定の背景 ISO 9001(QMS) ISO

More information

プロジェクトマネジメント知識体系ガイド (PMBOK ガイド ) 第 6 版 訂正表 - 第 3 刷り 注 : 次の正誤表は PMBOK ガイド第 6 版 の第 1 刷りと第 2 刷りに関するものです 本 ( または PDF) の印刷部数を確認するには 著作権ページ ( 通知ページおよび目次の前 )

プロジェクトマネジメント知識体系ガイド (PMBOK ガイド ) 第 6 版 訂正表 - 第 3 刷り 注 : 次の正誤表は PMBOK ガイド第 6 版 の第 1 刷りと第 2 刷りに関するものです 本 ( または PDF) の印刷部数を確認するには 著作権ページ ( 通知ページおよび目次の前 ) プロジェクトマネジメント知識体系ガイド (PMBOK ガイド ) 第 6 版 訂正表 - 第 3 刷り 注 : 次の正誤表は PMBOK ガイド第 6 版 の第 1 刷りと第 2 刷りに関するものです 本 ( または PDF) の印刷部数を確認するには 著作権ページ ( 通知ページおよび目次の前 ) の一番下を参照してください 10 9 8 などで始まる文字列の 最後の 数字は その特定コピーの印刷を示します

More information

Copyright 2008 All Rights Reserved 2

Copyright 2008 All Rights Reserved 2 Copyright 2008 All Rights Reserved 1 Copyright 2008 All Rights Reserved 2 Copyright 2008 All Rights Reserved 3 Copyright 2008 All Rights Reserved 4 Copyright 2008 All Rights Reserved 5 Copyright 2008 All

More information

ハピタス のコピー.pages

ハピタス のコピー.pages Copyright (C) All Rights Reserved. 10 12,500 () ( ) ()() 1 : 2 : 3 : 2 4 : 5 : Copyright (C) All Rights Reserved. Copyright (C) All Rights Reserved. Copyright (C) All Rights Reserved. Copyright (C) All

More information

4.7.4 プロセスのインプットおよびアウトプット (1) プロセスへのインプット情報 インプット情報 作成者 承認者 備 考 1 開発に関するお客様から お客様 - の提示資料 2 開発に関する当社収集資 リーダ - 料 3 プロジェクト計画 完了報 リーダ マネージャ 告書 ( 暫定計画 ) 4

4.7.4 プロセスのインプットおよびアウトプット (1) プロセスへのインプット情報 インプット情報 作成者 承認者 備 考 1 開発に関するお客様から お客様 - の提示資料 2 開発に関する当社収集資 リーダ - 料 3 プロジェクト計画 完了報 リーダ マネージャ 告書 ( 暫定計画 ) 4 サンプル : プロジェクト管理規定 4.7 プロジェクト立ち上げ 4.7.1 目的 本プロセスはリーダ主導で プロジェクト体制の確立とプロジェクト内容 分担 業務指示 プロジェクト目標 担当者別プロジェクト目標を開発メンバに周知徹底することによって 組織としての意識統一を図るとともに開発プロセスをスムーズに立ち上げることを目的とする 4.7.2 このプロセスにかかわる人物の役割と責務 部門 略記 参加

More information

Microsoft PowerPoint - Tsuzuki.ppt

Microsoft PowerPoint - Tsuzuki.ppt 探索的テストの適用事例 - まずは 探索的テストをやろまい!! - 三菱電機メカトロニクスソフトウエア株式会社 都築将夫 0/19 アジェンダ 現状分析 改善策立案 探索的テストの特徴 弱みの克服 探索的テストの強みを生かす 成果 & 効果 今後の課題 1/19 現状 担当製品のソフトウェア 規模 : 肥大 ( ライン数 : 数 10KL 数 100KL) 構造 : 複雑 ( サイクロマティック複雑度

More information

メンバーの紹介 日本科学技術連盟ソフトウェア品質管理研究会 2010 年度第 6 分科会 B グループ リーダー関野浩之 アズビル株式会社 ( 発表者 ) 大坪智治 株式会社インテック 外谷地茂 キヤノンITソリューションズ株式会社 メンバーの特徴 開発案件のほとんどが派生開発 ( 組み込み系 :1

メンバーの紹介 日本科学技術連盟ソフトウェア品質管理研究会 2010 年度第 6 分科会 B グループ リーダー関野浩之 アズビル株式会社 ( 発表者 ) 大坪智治 株式会社インテック 外谷地茂 キヤノンITソリューションズ株式会社 メンバーの特徴 開発案件のほとんどが派生開発 ( 組み込み系 :1 XDDP におけるデグレード防止効果を高めるための手法 ~ 気づきナビ の考案 ~ 2015/11/18( 水 ) @ET2015 横浜 アズビル株式会社関野浩之 2015 Azbil Corporation All Rights Reserved. メンバーの紹介 日本科学技術連盟ソフトウェア品質管理研究会 2010 年度第 6 分科会 B グループ リーダー関野浩之 アズビル株式会社 ( 発表者

More information

Microsoft PowerPoint - B3-3_差替版.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - B3-3_差替版.ppt [互換モード] SQiP2011 B3-3 状態遷移および機能連携に着 した業務シナリオテストの新 法 2011 年 9 9 株式会社 NTT データ技術開発本部プロアクティブ テスティング COE 岩 真治 所属 紹介 株式会社 NTT データ 主な業務 技術開発本部プロアクティブ テスティング COE 昨年 12/1 に設 先進的な検証 テストサービスの提供とそれを実現するための研究開発に取り組む専 組織 社内のソフトウェア開発標準プロセス

More information

はじめに IPA/SEC では ソフトウェア品質説明力を強化すべく様々な観点からの検討を実施してきました その一環として ソフトウェア品質を説明するための手法等について具体的な実施方法 そのための作業量 実施にあたっての課題等を整理し 実際にソフトウェア品質を説明する際の参考とできるようにするために

はじめに IPA/SEC では ソフトウェア品質説明力を強化すべく様々な観点からの検討を実施してきました その一環として ソフトウェア品質を説明するための手法等について具体的な実施方法 そのための作業量 実施にあたっての課題等を整理し 実際にソフトウェア品質を説明する際の参考とできるようにするために トレーサビリティ確保におけるソフト開発データからの 効果検証 実施報告書 2013 年 2 月 はじめに IPA/SEC では ソフトウェア品質説明力を強化すべく様々な観点からの検討を実施してきました その一環として ソフトウェア品質を説明するための手法等について具体的な実施方法 そのための作業量 実施にあたっての課題等を整理し 実際にソフトウェア品質を説明する際の参考とできるようにするために 公募により

More information

Microsoft PowerPoint - 配布用資料.ppt

Microsoft PowerPoint - 配布用資料.ppt ソフトウェア設計プロセスの改革 オブジェクト指向導入による 生産性の向上 SEIKO EPSON CORPORATION BS 事業部 2006 6 28 開発対象製品の紹介 セイコーエプソン株式会社 BS 事業部 BS 事業推進部 TM( ターミナルモジュール ) のファームウェア開発 ( レシートプリンタ ラベルプリンタの開発 ) 業務用小型プリンタのファームウェア開発 レシート ラベル チェック

More information

日本機械学会 生産システム部門研究発表講演会 2015 資料

日本機械学会 生産システム部門研究発表講演会 2015 資料 ( 社 ) 日本機械学会生産システム部門研究発表講演会 2015 製造オペレーションマネジメント入門 ~ISA-95 が製造業を変える ~ 事例による説明 2015-3-16 Ver.1 IEC/SC65E/JWG5 国内委員アズビル株式会社村手恒夫 目次 事例によるケーススタディの目的 事例 : 果汁入り飲料水製造工場 情報システム構築の流れ 1. 対象問題のドメインと階層の確認 2. 生産現場での課題の調査と整理

More information

2015 TRON Symposium セッション 組込み機器のための機能安全対応 TRON Safe Kernel TRON Safe Kernel の紹介 2015/12/10 株式会社日立超 LSIシステムズ製品ソリューション設計部トロンフォーラム TRON Safe Kernel WG 幹事

2015 TRON Symposium セッション 組込み機器のための機能安全対応 TRON Safe Kernel TRON Safe Kernel の紹介 2015/12/10 株式会社日立超 LSIシステムズ製品ソリューション設計部トロンフォーラム TRON Safe Kernel WG 幹事 2015 TRON Symposium セッション 組込み機器のための機能安全対応 TRON Safe Kernel TRON Safe Kernel の紹介 2015/12/10 株式会社日立超 LSIシステムズ製品ソリューション設計部トロンフォーラム TRON Safe Kernel WG 幹事 豊山 祐一 Hitachi ULSI Systems Co., Ltd. 2015. All rights

More information

短納期開発現場への XDDP 導入手法

短納期開発現場への XDDP 導入手法 短納期開発現場への XDDP 導入手法 日本科学技術連盟ソフトウェア品質管理研究会 2012 年度第 6 分科会 B グループ 富士ゼロックスアドバンストテクノロジー株式会社南迫祐樹 メンバー紹介 2/18 日本科学技術連盟ソフトウェア品質管理研究会 2012 年度第 6 分科会 B グループ < 主査 > 清水吉男 < 副主査 > 飯泉紀子 足立久美 株式会社システムクリエイツ

More information

要求仕様管理テンプレート仕様書

要求仕様管理テンプレート仕様書 目次 1. テンプレート利用の前提... 2 1.1 対象... 2 1.2 役割... 2 1.3 プロセス... 2 1.4 ステータス... 3 2. テンプレートの項目... 4 2.1 入力項目... 4 2.2 入力方法および属性... 5 2.3 他の属性... 6 3. トラッキングユニットの設定... 7 3.1 メール送信一覧... 7 3.1.1 起票... 7 3.1.2 作成中...

More information

15288解説_D.pptx

15288解説_D.pptx ISO/IEC 15288:2015 テクニカルプロセス解説 2015/8/26 システムビューロ システムライフサイクル 2 テクニカルプロセス a) Business or mission analysis process b) Stakeholder needs and requirements definieon process c) System requirements definieon

More information

SQiP シンポジウム 2016 アジャイルプロジェクトにおけるペアワーク適用の改善事例 日本電気株式会社小角能史 2016 年 9 月 16 日 アジェンダ 自己紹介ペアワークとはプロジェクトへのペアワークの適用方法 スクラム適用ルール作成 最適化の流れ KPTを用いたふりかえり 適用ルールの改善事例 適用プロジェクトの概要ペアワーク適用ルール ( 初期 ) 改善例 1 - ペアのローテーション改善例

More information

初心者にもできるアメブロカスタマイズ新2016.pages

初心者にもできるアメブロカスタマイズ新2016.pages Copyright All Rights Reserved. 41 Copyright All Rights Reserved. 60 68 70 6 78 80 Copyright All Rights Reserved. FC2 97 Copyright All Rights Reserved. Copyright All Rights Reserved. Copyright All Rights

More information

- 2 Copyright (C) 2006. All Rights Reserved.

- 2 Copyright (C) 2006. All Rights Reserved. - 2 Copyright (C) 2006. All Rights Reserved. 2-3 Copyright (C) 2006. All Rights Reserved. 70-4 Copyright (C) 2006. All Rights Reserved. ...1...3...7...8 1...9...14...16 2...18...20...21 3...22...23...23...24

More information

J-SOX 自己点検評価プロセスの構築

J-SOX 自己点検評価プロセスの構築 統制自己評価 (CSA) 支援サービスのご案内 目次 1. 弊社がご提供するサービス 2. 各サービスの詳細 1. 自己点検における評価モデルの構築支援 2. 請負を含めた実地指導 3. 会社による自己点検状況の評価とアドバイス ( 参考 1) 実施基準における自己点検の取扱い ( 参考 2) 実務指針 ( 改正案 ) における自己点検の取扱い ( 参考 3) 自己点検導入のメリット デメリット (

More information

組織内CSIRT構築の実作業

組織内CSIRT構築の実作業 組織内 CSIRT 構築の実作業 一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター 概要 1. キックオフ スケジューリング 2. ゴールの設定とタスクの細分化 3. CSIRT 関連知識 ノウハウ等の勉強会 4. 組織内の現状把握 5. 組織内 CSIRT の設計 6. 組織内 CSIRT 設置に必要な準備 7. 組織内 CSIRT の設置 8. 組織内 CSIRT 運用の訓練 ( 参考 )

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション SPI Japan 2012 車載ソフトウェア搭載製品の 機能安全監査と審査 2012 年 10 月 11 日 パナソニック株式会社デバイス社 菅沼由美子 パナソニックのデバイス製品 SPI Japan 2012 2 パナソニック デバイス社のソフト搭載製品 車載スピーカーアクティブ消音アクティブ創音歩行者用警告音 スマートエントリー グローバルに顧客対応 ソフトウェア搭載製品 車載 複合スイッチパネル

More information

テスト設計コンテスト

テスト設計コンテスト でこパン 462 1/2X 1/8 チーム紹介だよ チーム名 いしえもんリーダー あずにゃん ODA 発表者 ばやしこ いいだぬき でこパン 462 は入社 2 年目 ~4 年目のテスト経験の浅いひよっこチーム 普段の業務ではシステムテストを担当している 今回はテスト設計技術向上のため コンテスト参加を決めた でこパン 462 2/8 テスト設計の流れ 次は機能観点の説明! 話題沸騰ポット (GOMA-1015

More information

はじめに 本ドキュメントは Redmine を使用して稼働する定量的プロジェクト管理ツール ( 以下 IPF と略します ) のヘルプです IPF の操作に関わる機能を解説しており Redmine 及び構成管理ツール (Subversion Git) の標準機能については 本ヘルプの記載対象外として

はじめに 本ドキュメントは Redmine を使用して稼働する定量的プロジェクト管理ツール ( 以下 IPF と略します ) のヘルプです IPF の操作に関わる機能を解説しており Redmine 及び構成管理ツール (Subversion Git) の標準機能については 本ヘルプの記載対象外として D08-3 定量的プロジェクト管理ツール Redmine 版 ヘルプ 操作編 第 1.0 版 2012 年 2 月 28 日 独立行政法人情報処理推進機構 技術本部ソフトウェア エンジニアリング センター Copyright 2012 IPA, Japan. All rights reserved 1/29 はじめに 本ドキュメントは Redmine を使用して稼働する定量的プロジェクト管理ツール

More information

Copyright All Rights Reserved. -2 -!

Copyright All Rights Reserved. -2 -! http://ameblo.jp/admarketing/ Copyright All Rights Reserved. -2 -! Copyright All Rights Reserved. -3- Copyright All Rights Reserved. -4- Copyright All Rights Reserved. -5 - Copyright All Rights Reserved.

More information

変更履歴 バージョン日時作成者 変更者変更箇所と変更理由 RIGHTS R ESER VED. Page 2

変更履歴 バージョン日時作成者 変更者変更箇所と変更理由 RIGHTS R ESER VED. Page 2 改善計画書 注意事項 本改善活動計画書のテンプレートは 講演用に作成したサンプル用のテンプレートです そのためにシンプルな構成にしてあります 実際に改善活動計画書を作成する場合は 企業や組織の規模や目的および改善活動の内容に応じて 記載内容は追加記述が必要となる場合があります 本テンプレートを参考し ご利用する場合は企業や組織の特徴や都合に合わせて 必要に応じて適宜カスタマイズしてご利用ください 変更履歴

More information

ISO 9001:2015 から ISO 9001:2008 の相関表 JIS Q 9001:2015 JIS Q 9001: 適用範囲 1 適用範囲 1.1 一般 4 組織の状況 4 品質マネジメントシステム 4.1 組織及びその状況の理解 4 品質マネジメントシステム 5.6 マネジ

ISO 9001:2015 から ISO 9001:2008 の相関表 JIS Q 9001:2015 JIS Q 9001: 適用範囲 1 適用範囲 1.1 一般 4 組織の状況 4 品質マネジメントシステム 4.1 組織及びその状況の理解 4 品質マネジメントシステム 5.6 マネジ ISO 9001:2008 と ISO 9001:2015 との相関表 この文書は ISO 9001:2008 から ISO 9001:2015 及び ISO 9001:2015 から ISO 9001:2008 の相関表を示す この文書は 変更されていない箇条がどこかということに加えて 新たな箇条 改訂された箇条及び削除された箇条がどこにあるかを明らかにするために用いることができる ISO 9001:2015

More information

IPA:セキュアなインターネットサーバー構築に関する調査

IPA:セキュアなインターネットサーバー構築に関する調査 Copyright 2003 IPA, All Rights Reserved. Copyright 2003 IPA, All Rights Reserved. Copyright 2003 IPA, All Rights Reserved. Copyright 2003 IPA, All Rights Reserved. Copyright 2003 IPA, All Rights Reserved.

More information

個人依存開発から組織的開発への移行事例 ~ 要求モデル定義と開発プロセスの形式化 による高生産性 / 高信頼性化 ~ 三菱電機メカトロニクスソフトウエア ( 株 ) 和歌山支所岩橋正実 1

個人依存開発から組織的開発への移行事例 ~ 要求モデル定義と開発プロセスの形式化 による高生産性 / 高信頼性化 ~ 三菱電機メカトロニクスソフトウエア ( 株 ) 和歌山支所岩橋正実  1 個人依存開発から組織的開発への移行事例 ~ 要求モデル定義と開発プロセスの形式化 による高生産性 / 高信頼性化 ~ 三菱電機メカトロニクスソフトウエア ( 株 ) 和歌山支所岩橋正実 iwahashi@est.hi-ho.ne.jp Iwahashi.Masami@wak.msw.co.jp 1 改善効果 品質 : フロントローディングが進み流出不具合 0 継続生産性 : 平均 130% 改善 工数割合分析

More information

プロジェクトを成功させる見積りモデルの構築と維持・改善 ~CoBRA法による見積りモデル構築とその活用方法について~

プロジェクトを成功させる見積りモデルの構築と維持・改善 ~CoBRA法による見積りモデル構築とその活用方法について~ 工数見積り手法 CoBRA ~ 勘 を見える化する見積り手法 ~ CoBRA 研究会 2011 年 5 月 情報技術研究センターシステム技術グループ Copyright 2011 MRI, All Rights Reserved ご紹介する内容 1.CoBRA 法の概要 2.CoBRAツール 3.CoBRAモデルでの見積り 4.CoBRAモデルの応用 5.CoBRAモデルの構築 6. まとめ 2 Copyright

More information

授業計画書

授業計画書 ICT 分野におけるプロジェクトマネージャーの育成促進を図るための PBL 授業計画書 i 目次 はじめに... 1 全体この授業の全体像... 2 1. 授業内容の概要... 2 2. 学習目標... 2 3. 対象者... 2 4. 進行計画... 3 5. 評価方法... 3 STEP1 プロジェクトの概要分析... 4 1. 授業内容の概要... 4 2. 学習目標... 4 3. 受講の前提条件

More information

Microsoft Word - 最終版 バックせどりismマニュアル .docx

Microsoft Word - 最終版 バックせどりismマニュアル .docx ism ISM ISM ISM ISM ISM ISM Copyright (c) 2010 All Rights Reserved. Copyright (c) 2010 All Rights Reserved. Copyright (c) 2010 All Rights Reserved. ISM Copyright (c) 2010 All Rights Reserved. Copyright

More information

過去問セミナーTM

過去問セミナーTM ALTM 過去問題解説 May 22, 2017 JSTQB Technical Committee 委員長谷川聡 Agenda 試験問題の出題について K2 TM-4.4.1 欠陥マネジメント K3 TM-2.7.2 テストマネジメント K4 TM-2.3.3 テストマネジメント 勉強を進めていくにあたって 2 試験問題の出題について 学習の目的 (L.O) に従ってシラバスのそれぞれの課題を試験する

More information

ソフトウェアテストプロセスに関する一考察 - V ⇒ W ⇒ V3 -

ソフトウェアテストプロセスに関する一考察 - V ⇒ W ⇒ V3 - ソフトウェアテストプロセスに関する一考察ー V W V3 W ー 小川秀人 ( 株式会社日立製作所 ) ソフトウェアテストシンポジウム 2007 東京 2007 年 1 月 30 日 モチベーション 自己紹介 ( 主に ) 大規模組込みソフトウェアを対象とした開発技術の研究 開発プロセス, アーキテクチャ, コーディング, テスト 種々の製品やプロジェクトに対して技術開発 導入 問題意識 違う組織に行くと,

More information

どのような便益があり得るか? より重要な ( ハイリスクの ) プロセス及びそれらのアウトプットに焦点が当たる 相互に依存するプロセスについての理解 定義及び統合が改善される プロセス及びマネジメントシステム全体の計画策定 実施 確認及び改善の体系的なマネジメント 資源の有効利用及び説明責任の強化

どのような便益があり得るか? より重要な ( ハイリスクの ) プロセス及びそれらのアウトプットに焦点が当たる 相互に依存するプロセスについての理解 定義及び統合が改善される プロセス及びマネジメントシステム全体の計画策定 実施 確認及び改善の体系的なマネジメント 資源の有効利用及び説明責任の強化 ISO 9001:2015 におけるプロセスアプローチ この文書の目的 : この文書の目的は ISO 9001:2015 におけるプロセスアプローチについて説明することである プロセスアプローチは 業種 形態 規模又は複雑さに関わらず あらゆる組織及びマネジメントシステムに適用することができる プロセスアプローチとは何か? 全ての組織が目標達成のためにプロセスを用いている プロセスとは : インプットを使用して意図した結果を生み出す

More information

(Microsoft PowerPoint - \203A\203W\203\203\203C\203\213\212J\224\255_ ppt)

(Microsoft PowerPoint - \203A\203W\203\203\203C\203\213\212J\224\255_ ppt) アジャイル開発の実践と評価 ~ 何故周囲で利用がされていないのか ~ 平成 25 年度 OISA 技術研究会 アジャイル部会研究成果発表 部会員紹介 部会員 ( 順不同 ) 榮倉健 九州東芝エンジニアリング株式会社 岩男奈々 株式会社オーイーシー 松吉宏剛 株式会社オーイーシー 兵頭勇輝 三井造船システム技研株式会社 目次 第 1 章 アジャイル開発とは 第 2 章 アジャイル開発実践及び感想 第

More information

第2回中級ソフトウェア品質技術者資格試験記述式問題の解説(案)

第2回中級ソフトウェア品質技術者資格試験記述式問題の解説(案) 第 2 回中級ソフトウェア品質技術者資格試験記述式問題の解説 ここで解説している問題は 出題したすべての問題ではありません 特に正答率が低か った問題について解説しています 中級ソフトウェア品質技術者資格試験の記述式問題の採点においては 唯一の正解との 適合のみをみるのではなく 受験者の意図を読み取って採点しています 穴埋め問題 空欄 ( ) に入る適切な語句を問題答案用紙の該当箇所に解答せよ 問題

More information

Using VectorCAST/C++ with Test Driven Development

Using VectorCAST/C++ with Test Driven Development ホワイトペーパー V2.0 2018-01 目次 1 はじめに...3 2 従来型のソフトウェア開発...3 3 テスト主導型開発...4 4...5 5 TDD を可能にするテストオートメーションツールの主要機能...5 5.1 テストケースとソースコード間のトレーサビリティー...5 5.2 テストケースと要件間のトレーサビリティー...6 6 テスト主導型開発の例...7 2 1 はじめに 本書では

More information

第 3 回 TERAS 成果報告会 TERAS V3 紹介と今後の展開 Tool Environment for Reliable and Accountable Software 一般社団法人 TERAS 理事開発委員長渡辺政彦 2014 年 3 月 12 日

第 3 回 TERAS 成果報告会 TERAS V3 紹介と今後の展開 Tool Environment for Reliable and Accountable Software 一般社団法人 TERAS 理事開発委員長渡辺政彦 2014 年 3 月 12 日 第 3 回 TERAS 成果報告会 TERAS V3 紹介と今後の展開 Tool Environment for Reliable and Accountable Software 一般社団法人 TERAS 理事開発委員長渡辺政彦 2014 年 3 月 12 日 最新 TERAS V3 2011 年度 Ver.1 2012 年度 Ver.2 2013 年度 Ver.3 成果物間リンク - ファイル単位

More information

<90528DB88EBF96E2955B2E786C73>

<90528DB88EBF96E2955B2E786C73> 4. 品質マネジメントシステム 4.1 一般要求事項 1 組織が品質マネジメントシステムを確立する上で必要としたプロセスは何ですか? 2 営業 / 購買 / 設計のプロセスについて 1このプロセスはどのプロセスと繋がっていますか? また関係していますか? 2このプロセスの役割と目的は何ですか? 3このプロセスの運用 管理の判断基準と 方法は何ですか? 4このプロセスの運用 管理での必要な資源と情報は何ですか?(

More information

CodeRecorderでカバレッジ

CodeRecorderでカバレッジ 株式会社コンピューテックス Copyright 2016 Computex Co.,Ltd. 2017.11 カバレッジ と 単体テスト カバレッジとは プログラムがどれだけ実行されているかを示す指標です プログラム全体に対して実行された比率をカバレッジ率で表します カバレッジの基準として 一般的にC0 C1が使われております C0カバレッジは 全体のうち何 % が実行されたかで求めます C1カバレッジは

More information

Microsoft PowerPoint - se13-BestPractices.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - se13-BestPractices.ppt [互換モード] ソフトウェア工学 13: ソフトウェア開発のベストプラクティス 理工学部経営システム工学科庄司裕子 今回のテーマ ソフトウェア開発のベストプラクティス 開発プロセスモデルと支援ツールの現状 現状 と言いつつ ちょっと古い 開発プロセスとベストプラクティス 開発方法論 支援ツール 2 開発プロセスとベストプラクティス ソフトウェア開発のベストプラクティス ( 最善の実践原則 ) とは ソフトウェア開発上の問題の根本原因を解決できることが開発現場で実証されている開発アプローチ

More information

エンジニアリング・サービスから見たMBD導入の成功・失敗

エンジニアリング・サービスから見たMBD導入の成功・失敗 2014 年 12 月 18 日 ( 金 ) 16:40-16:55 JMAAB 中部コンファレンス エンジニアリング サービスから見た MBD 導入の成功 失敗 COPYRIGHT (C) GAIO TECHNOLOGY ALL RIGHTS RESERVED 1 ガイオ テクノロジーとは 組み込み業界向け検証ツールメーカー コンパイラ 検証 テスト 解析ツール プロトタイピングツール エンジニアリングサービス

More information

untitled

untitled mitsuya Copyright (C) 2007. All Rights Reserved. 1/1 mitsuya Copyright (C) 2007. All Rights Reserved. 2/2 mitsuya Copyright (C) 2007. All Rights Reserved. 3/3 mitsuya Copyright (C) 2007. All Rights Reserved.

More information

Microsoft PowerPoint - Personal Software Process (PSP)の実施の定着化

Microsoft PowerPoint - Personal Software Process (PSP)の実施の定着化 SPI Japan 2009 in NIIGATA Personal Software Process(PSP) の 実施の定着化 住友電工情報システム ( 株 ) 第二システム部第三開発グループ山口雅史 P. 1 目次 SPI Japan 2009 in NIIGATA 1.PSP 導入の背景 2.PSP 導入への課題 3. 導入トライアルの実施と評価 4. 定着化に向けた独自の取り組み 5. 今後の展望

More information

SEC セミナー (2012 年 12 月 21 日 ) 定量的品質管理 実践的取組み 定量的品質管理 手法の企業での取り組み事例 1 品質 生産性目標の設定方法 2 現場で定着させるテクニック ~ 品質管理を効果的に実践するには ~ 三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社業務プロセス改善推進

SEC セミナー (2012 年 12 月 21 日 ) 定量的品質管理 実践的取組み 定量的品質管理 手法の企業での取り組み事例 1 品質 生産性目標の設定方法 2 現場で定着させるテクニック ~ 品質管理を効果的に実践するには ~ 三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社業務プロセス改善推進 SEC セミナー (2012 年 12 月 21 日 ) 定量的品質管理 実践的取組み 定量的品質管理 手法の企業での取り組み事例 1 品質 生産性目標の設定方法 2 現場で定着させるテクニック ~ 品質管理を効果的に実践するには ~ 三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社業務プロセス改善推進室室長兼生産技術本部品質保証部次長藤原良一 2012/12/21 Copyright(c) MITSUBISHI

More information

目次 1. はじめに 2. 利用目的別メトリクス一覧表の仕組み 3. 検索機能の使い方 4. 利用シナリオ 5. おわりに Center 1

目次 1. はじめに 2. 利用目的別メトリクス一覧表の仕組み 3. 検索機能の使い方 4. 利用シナリオ 5. おわりに Center 1 Software Engineering Center Information-technology Promotion Agency, Japan SODEC ブース内セミナー 2012 年 05 月 09 日 ~11 日 ~ 見える掴むメトリクス利用目的別メトリクス一覧表定量的ソフトウェア開発管理を推進するために 独立行政法人情報処理推進機構技術本部ソフトウェア エンジニアリング センター 研究員

More information

040402.ユニットテスト

040402.ユニットテスト 2. ユニットテスト ユニットテスト ( 単体テスト ) ユニットテストとはユニットテストはプログラムの最小単位であるモジュールの品質をテストすることであり その目的は結合テスト前にモジュール内のエラーを発見することである テストは機能テストと構造テストの2つの観点から行う モジュールはプログラムを構成する要素であるから 単体では動作しない ドライバとスタブというテスト支援ツールを使用してテストを行う

More information

健康保険組合のあゆみ_top

健康保険組合のあゆみ_top (1912) (1951) 2,00024,000 (1954) (1958) (1962) (1965) (1968) (1969) (1971) (1972) (1973) (1974) (1976) (1978) (1980) (1982) (1983) (1984) (1985) (1987) (1988) (1989) (1990) (1991) (1992) (1994) (1995)

More information

ISO9001:2015内部監査チェックリスト

ISO9001:2015内部監査チェックリスト ISO9001:2015 規格要求事項 チェックリスト ( 質問リスト ) ISO9001:2015 規格要求事項に準拠したチェックリスト ( 質問リスト ) です このチェックリストを参考に 貴社品質マニュアルをベースに貴社なりのチェックリストを作成してください ISO9001:2015 規格要求事項を詳細に分解し 212 個の質問リストをご用意いたしました ISO9001:2015 は Shall

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 5 月 Java 基礎 1 タイトル Java 基礎 2 日間 概要 目的 サーバサイドのプログラミング言語で最もシェアの高い Java SE の基本を習得します 当研修ではひとつの技術ごとに実用的なアプリケーションを作成するため 効果的な学習ができます Java SE の多くの API の中で 仕事でよく利用するものを中心に効率よく学びます 実際の業務で最も利用される開発環境である Eclipse

More information

実現力を高める方法

実現力を高める方法 1 All Rights Reserved Copyright 資産工学研究所 LIMITED 2015 2 All Rights Reserved Copyright 資産工学研究所 LIMITED 2015 はじめに 実現力を高める方法 イノベーションとは イノベーションと実現力 実現力の定義 実現力の考え方 本資料は ビジネスパーソンの イノベーション の実践的な推進力となるスキルである 実現力

More information

大規模災害等に備えたバックアップや通信回線の考慮 庁舎内への保存等の構成について示すこと 1.5. 事業継続 事業者もしくは構成企業 製品製造元等の破綻等により サービスの継続が困難となった場合において それぞれのパターン毎に 具体的な対策を示すこと 事業者の破綻時には第三者へサービスの提供を引き継

大規模災害等に備えたバックアップや通信回線の考慮 庁舎内への保存等の構成について示すこと 1.5. 事業継続 事業者もしくは構成企業 製品製造元等の破綻等により サービスの継続が困難となった場合において それぞれのパターン毎に 具体的な対策を示すこと 事業者の破綻時には第三者へサービスの提供を引き継 企画提案書記載項目 企画提案書の作成にあたって 以下に示す各章 項の構成に則って作成すること 注意事項 各章 項毎に要件定義書 基本事項編 で示す 関連する仕様を満たすこと及び提案要求内容を含め提案を行うこと 全ての提案項目への記入は必須のものであり 記入のない項目については0 点として採点するため十分留意すること 企画提案書に記載する内容は全て本業務における実施義務事項として事業者が提示し かつ提案価格内で契約する前提になるものであることに留意すること

More information

平成16年度 教育研究員研究報告書 高等学校 地理歴史・公民

平成16年度 教育研究員研究報告書 高等学校 地理歴史・公民 -1- -2- 1 2 3 4 5-3- what what kind where why if how so -4- 19-5- 3 what what where what kind w h y if why why -8- -9- what why so why what so -10- 3 / -11- 1905 etc. etc. Memo what what why why what

More information

クラス図とシーケンス図の整合性確保 マニュアル

クラス図とシーケンス図の整合性確保 マニュアル Consistency between Class and Sequence by SparxSystems Japan Enterprise Architect 日本語版 クラス図とシーケンス図の整合性確保マニュアル (2011/12/6 最終更新 ) 1 1. はじめに UML を利用したモデリングにおいて クラス図は最も利用される図の 1 つです クラス図は対象のシステムなどの構造をモデリングするために利用されます

More information

Microsoft PowerPoint - CoBRA法の概要r1.pptx

Microsoft PowerPoint - CoBRA法の概要r1.pptx CoBRA 法の概要説明資料 CoBRA 法の概要と構築方法 ~ 勘 を見える化する見積り手法 ~ 2011 年 8 月 Copyright 2011 MRI, All Rights Reserved 内容 1.CoBRA 法の概要 2.CoBRA モデルの構築方法 2 Copyright 2011 MRI, All Rights Reserved 1.CoBRA 法の概要 1.CoBRA 法の概要

More information

<4D F736F F D F815B B E96914F92B28DB8955B>

<4D F736F F D F815B B E96914F92B28DB8955B> 1. 一般事項 記入者 : 記入日 : 1.1 御社担当者情報 会社名住所担当者部署電話番号 FAX 番号 1.2 システム情報 システム名システムバージョン対応 OS 動作環境システム概要 1 1.3 監査者情報 監査者 部署 電話番号 1.4 規制当局のレビュ 1) これまでに規制当局による査察を受けたことがありますか? Yes No Yes の場合 査察を受けた年月日と結果を記載してください

More information

JICA 事業評価ガイドライン ( 第 2 版 ) 独立行政法人国際協力機構 評価部 2014 年 5 月 1

JICA 事業評価ガイドライン ( 第 2 版 ) 独立行政法人国際協力機構 評価部 2014 年 5 月 1 JICA 事業評価ガイドライン ( 第 2 版 ) 独立行政法人国際協力機構 評価部 2014 年 5 月 1 JICA 事業評価ガイドライン ( 第 2 版 ) ( 事業評価の目的 ) 1. JICA は 主に 1PDCA(Plan; 事前 Do; 実施 Check; 事後 Action; フィードバック ) サイクルを通じた事業のさらなる改善 及び 2 日本国民及び相手国を含むその他ステークホルダーへの説明責任

More information

RaQuest MindManager

RaQuest MindManager How to use MindManager Add-in with RaQuest by SparxSystems Japan 1. はじめに このドキュメントでは 要求管理ツール RaQuest と 連携するマインドマップツールで ある MindManager の 2 つのソフトウェアを活用し ソフトウェアシステムの設計開発に おける要求分析および管理を効率化する方法についてご紹介します 2.

More information

品質 生産性目標の測定量 品質 生産性の測定量は何があるの? 点検のタイミンク 種類 要件定義 設計 製作 試験 全体 見積り 概算 正式 生産性 規模に対する工数実績 (Hr/KL) 規模に対する工期実績 ( 日 /KL) 規模に対する工数実績 (Hr/KL) 規模に対する工期実績 ( 日 /KL

品質 生産性目標の測定量 品質 生産性の測定量は何があるの? 点検のタイミンク 種類 要件定義 設計 製作 試験 全体 見積り 概算 正式 生産性 規模に対する工数実績 (Hr/KL) 規模に対する工期実績 ( 日 /KL) 規模に対する工数実績 (Hr/KL) 規模に対する工期実績 ( 日 /KL SEC セミナー (2012 年 8 月 31 日 ) 定量的品質管理 実践的取組み 定量的品質管理 手法の企業での取り組み事例 1 品質 生産性目標の設定方法 2 現場で定着させるテクニック ~ 品質管理を効果的に実践するには ~ 三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社業務プロセス改善推進室室長兼生産技術本部品質保証部次長藤原良一 2012/8/31 Copyright(c) MITSUBISHI

More information

パラダイムシフトブック.indb

パラダイムシフトブック.indb 3. 記録管理プログラムの作成記録管理のプログラムとは 組織ごとの記録管理の方針からルール ( 管理規則 実施手順など ) 教育計画 監査基準まで すべてがセットになったものであり 組織における包括的な記録管理の仕組みである この項では ISO15489の考え方をベースに国際標準に基づいた記録管理プログラムとはどのようなものか示す 記録管理のプログラムを作成する場合 先に述べた基本的な記録管理の要求事項

More information

日経ビジネス Center 2

日経ビジネス Center 2 Software Engineering Center Information-technology Promotion Agency, Japan ソフトウェアの品質向上のために 仕様を厳密に 独立行政法人情報処理推進機構 ソフトウェア エンジニアリング センター 調査役新谷勝利 Center 1 日経ビジネス 2012.4.16 Center 2 SW 開発ライフサイクルの調査統計データ ソフトウェア産業の実態把握に関する調査

More information

効率の良いテストシナリオ? テストの進め方 テストプロセス テストの設計 より少ないテストケースで より多くのバグを見つける Mercury Interactive Japan KK all rights reserved. 2

効率の良いテストシナリオ? テストの進め方 テストプロセス テストの設計 より少ないテストケースで より多くのバグを見つける Mercury Interactive Japan KK all rights reserved. 2 効率の良いテストシナリオ -ソフトウェアテスト ミーティング - マーキュリー インタラクティブ ジャパン ( 株 ) 小崎将弘 効率の良いテストシナリオ? テストの進め方 テストプロセス テストの設計 より少ないテストケースで より多くのバグを見つける Mercury Interactive Japan KK all rights reserved. 2 応する工程単体テスト対開発工程とソフトウェアテスト

More information

ログを活用したActive Directoryに対する攻撃の検知と対策

ログを活用したActive Directoryに対する攻撃の検知と対策 電子署名者 : Japan Computer Emergency Response Team Coordination Center DN : c=jp, st=tokyo, l=chiyoda-ku, Japan Computer Emergency Response email=office@jpcert.or.jp, o=japan Computer Emergency Response Team

More information

Microsoft PowerPoint - ●SWIM_ _INET掲載用.pptx

Microsoft PowerPoint - ●SWIM_ _INET掲載用.pptx シーケンスに基づく検索モデルの検索精度について 東京工芸大学工学部コンピュータ応用学科宇田川佳久 (1/3) (2/3) 要員数 情報システム開発のイメージソースコード検索機能 他人が作ったプログラムを保守する必要がある 実務面での応用 1 バグあるいは脆弱なコードを探す ( 品質の高いシステムを開発する ) 2 プログラム理解を支援する ( 第 3 者が書いたコードを保守する ) 要件定義外部設計内部設計

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション ソフトウェア品質シンポジウム 15 継続的システムテストについての 理解を深めるための 開発とバグのメトリクスの分析 15/9/18 荻野恒太郎 kotaro.ogino@mail.rakuten.com Test Engineering Team Service Support Section Group Core Service Department http://www.rakuten.co.jp/

More information

目次 1. はじめに 用語説明 対象アダプタ P HBA/2P HBAで異なる性能 付録 ( 性能測定環境 ) P HBAでの性能測定環境 P HBAでの性能測定環境 本書の

目次 1. はじめに 用語説明 対象アダプタ P HBA/2P HBAで異なる性能 付録 ( 性能測定環境 ) P HBAでの性能測定環境 P HBAでの性能測定環境 本書の ホワイトペーパー Hitachi Gigabit Fibre Channel アダプタ - 16G FC アダプタに搭載される FC ポート数の性能への影響 について - 2014 年 4 月発行 株式会社日立製作所 1 / 9 Copyright 2014 Hitachi, Ltd. All rights reserved 目次 1. はじめに... 3 2. 用語説明... 4 3. 対象アダプタ...

More information

16年度第一回JACB品質技術委員会

16年度第一回JACB品質技術委員会 ISO9001 次期改正の状況 DIS 版と 2008 年版の新旧箇条対照表 公開される ISO DIS14001 には 2004 年版との新旧箇条対応表が附属書 B としてついていますが ISO DIS9001 にはついていないので不便です - TC176/SC2 は最近 そのウエブサイト (http://isotc.iso.org/livelink/livelink/f etch/2000/2122/-8835176/-8835848/8835872/8835883/iso

More information

Microsoft PowerPoint - 23_電子制御情報の交換(配布用a).pptx

Microsoft PowerPoint - 23_電子制御情報の交換(配布用a).pptx JAMA 電子情報フォーラム 2018 デジタルエンジニアリング プロセスの 一般社団法人 適用範囲拡大 電子制御情報の交換 本 動 業会 電子情報委員会デジタルエンジニアリング部会電子制御情報の交換タスクタスクリーダー : 菊地洋輔 2018 年 2 月 16 日 目次 1 活動の背景 2 活動のゴール 進め方 3 成果目標 4 活動計画 5 2017 年度の取り組み 6 2018 年度以降の取り組み

More information

項目記載事項必須 1.4 非機能性 更新業務仕様書の 3-4 非機能要件 を踏まえ 提案するシステムに関して 基本的な考え方や方針 アピールポイント等を簡潔かつ明瞭に記述すること 3-4 非機能要件 の (1) から (4) に区分し すべての項目について記述すること 1.5 他システム連携 更新業

項目記載事項必須 1.4 非機能性 更新業務仕様書の 3-4 非機能要件 を踏まえ 提案するシステムに関して 基本的な考え方や方針 アピールポイント等を簡潔かつ明瞭に記述すること 3-4 非機能要件 の (1) から (4) に区分し すべての項目について記述すること 1.5 他システム連携 更新業 企画提案書等記載事項 Ⅰ 企画提案書に係る記載事項 松阪市グループウェアシステム ( 以下 本システム という ) の更新業務及び保守業務に係 る企画提案書の本編については 次の目次に従って作成すること なお 仕様と異なる提案をするときはその理由を明確に記述すること 項目記載事項必須 1 業務システム 1.1 システム更新における取組み 松阪市グループウェアシステム更新業務仕様書 ( 以下 更新業務仕様書

More information

説明項目 1. 審査で注目すべき要求事項の変化点 2. 変化点に対応した審査はどうあるべきか 文書化した情報 外部 内部の課題の特定 リスク 機会 関連する利害関係者の特定 プロセスの計画 実施 3. ISO 14001:2015への移行 EMS 適用範囲 リーダーシップ パフォーマンス その他 (

説明項目 1. 審査で注目すべき要求事項の変化点 2. 変化点に対応した審査はどうあるべきか 文書化した情報 外部 内部の課題の特定 リスク 機会 関連する利害関係者の特定 プロセスの計画 実施 3. ISO 14001:2015への移行 EMS 適用範囲 リーダーシップ パフォーマンス その他 ( ISO/FDIS 14001 ~ 認証審査における考え方 ~ 2015 年 7 月 13 日 17 日 JAB 認定センター 1 説明項目 1. 審査で注目すべき要求事項の変化点 2. 変化点に対応した審査はどうあるべきか 文書化した情報 外部 内部の課題の特定 リスク 機会 関連する利害関係者の特定 プロセスの計画 実施 3. ISO 14001:2015への移行 EMS 適用範囲 リーダーシップ

More information

障害管理テンプレート仕様書

障害管理テンプレート仕様書 目次 1. テンプレート利用の前提... 2 1.1 対象... 2 1.2 役割... 2 1.3 受付区分内容と運用への影響... 2 1.4 プロセス... 2 1.5 ステータス... 3 2. テンプレートの項目... 5 2.1 入力項目... 5 2.2 入力方法および属性... 6 2.3 他の属性... 7 3. トラッキングユニットの設定... 8 3.1 メール送信一覧...

More information

宇宙機搭載ソフトウエア開発のアセスメント

宇宙機搭載ソフトウエア開発のアセスメント SPI-JAPAN2009 セッション :1A 現場 / 他部門との協調 No.3 宇宙機搭載ソフトウエア開発の アセスメント ( 独 ) 宇宙航空研究開発機構 情報計算工学センター (JAXA/JEDI) 古石 ゆみ < 共著 > ( 独 ) 宇宙航空研究開発機構情報 計算工学センター (JAXA/JEDI) 宮本 祐子 NEC 東芝スペースシステム株式会社 岩崎 正明 ( 株 )SRA 小嶋 勉

More information

目次 改訂履歴 2017/06 解説書第一版 ( 第二版用 ) 目次 はじめに 背景 問題点 仕様定義 ( 要求仕様 ) が曖昧 作業工程 ( プロセス ) ごとの状況確認 プロセス標準の狙い プロセス管

目次 改訂履歴 2017/06 解説書第一版 ( 第二版用 ) 目次 はじめに 背景 問題点 仕様定義 ( 要求仕様 ) が曖昧 作業工程 ( プロセス ) ごとの状況確認 プロセス標準の狙い プロセス管 RIPS Robot system Integration Process Standard ( ロボットシステムインテグレーション導入プロセス標準 ) 第二版 2017 年 6 月 Page 1 / 14 目次 改訂履歴 2017/06 解説書第一版 ( 第二版用 ) 目次... 2 1 はじめに... 4 2 背景 問題点... 4 2.1 仕様定義 ( 要求仕様 ) が曖昧... 4 2.2

More information

弥生会計/やよいの青色申告

弥生会計/やよいの青色申告 c c c c c 1 c c c c c c c c c c c 2 3 c c 4 a a a a a a a a a

More information

① Copyright 2005 Impex.,inc. All Rights Reserved 1 Copyright 2005 Impex.,inc. All Rights Reserved 2 Copyright 2005 Impex.,inc. All Rights Reserved 3 Copyright 2005 Impex.,inc. All Rights Reserved 4 Copyright

More information

XDDPによる品質と生産性の同時達成

XDDPによる品質と生産性の同時達成 XDDP による品質と生産性の同時達成 JaSST 12 Niigata 基調講演資料 2012 年 3 月 16 日 株式会社システムクリエイツ代表取締役清水吉男 shimz@nifty.com URL=http://homepage3.nifty.com/koha_hp 派生開発推進協議会代表 URL=http://www.xddp.jp [JaSST 新潟 2012 基調講演 ] Copyright

More information

Copyright 2008 NIFTY Corporation All rights reserved. 2

Copyright 2008 NIFTY Corporation All rights reserved. 2 Copyright 2008 NIFTY Corporation All rights reserved. 2 Copyright 2008 NIFTY Corporation All rights reserved. 3 Copyright 2008 NIFTY Corporation All rights reserved. 4 Copyright 2008 NIFTY Corporation

More information

PARTⅢ 検証事例 2. トレーサビリティ管理の自動化に踏み切った理由や経緯 (1) 国際スタンダード認証に関する課題 ISO DO-178B/C IEC などの国際スタンダードでは 開発工程全般にわたって要件が満たされていること ( システムの正しい要件が 正しい方法で

PARTⅢ 検証事例 2. トレーサビリティ管理の自動化に踏み切った理由や経緯 (1) 国際スタンダード認証に関する課題 ISO DO-178B/C IEC などの国際スタンダードでは 開発工程全般にわたって要件が満たされていること ( システムの正しい要件が 正しい方法で 先進的な設計 検証技術の適用事例報告書 2015 年度版 PARTⅢ 検証事例 SEC-2015-B-3-01 15-B-3 国際スタンダード認証に求められる 要件から検証結果までのトレーサビリティ管理 の効率化の取組み 1 1. 概要 安全性が求められるシステムのソフトウェアに対する規格である ISO 26262( 自動車安全規格 ) DO-178B/C( 航空システムや装置の安全規格 ) IEC

More information

< D92E8955C81698D488E968AC4979D816A2E786C73>

< D92E8955C81698D488E968AC4979D816A2E786C73> 総括調査職員 7 工事監理委託業務成績評定採点表 -1[ 総括調査職員用 ] 業務名 平成 年度 工事監理業務 該当する評価項目のチェックボックスにチェックを入れる 配点 評価項目チェック数 = 劣 ( -1) 評価項目 工程管理能力 評価の視点 小計 1.. 実施計画 実施体制 配点 =1 やや劣 ( -.5) =2 普通 ( ) =3 やや優 ( +.5) =4 以上 優 ( +1) 1. 7.5

More information

NEXCESS基礎コース01 組込みソフトウェア開発技術の基礎 ソフトウェア開発プロセス編

NEXCESS基礎コース01 組込みソフトウェア開発技術の基礎 ソフトウェア開発プロセス編 JaSST 12 Tokai SIG テストエンジニアだからこそ気を付けるテスト仕様書と報告書の書き方 2012 年 11 月 30 日 山本雅基 (ASDoQ/ 名古屋大学 ) E-mail: myamamoto@nces.is.nagoya-u.ac.jp 1 トイレは いつ行ってもいい 気楽に 自己紹介 16:10-16:20 お話 16:20-16:40 個人作業 16:40-16:55 グループ作業

More information

ExcelでXDDPを成功させるためのノウハウ ~影響箇所の気づき、膨大なシートの検索を効率化し作成作業やレビューを活性化~

ExcelでXDDPを成功させるためのノウハウ ~影響箇所の気づき、膨大なシートの検索を効率化し作成作業やレビューを活性化~ Excel で XDDP を成功させるためのノウハウ ~ 影響箇所の気づき 膨大なシートの検索を効率化し作成作業やレビューを活性化 ~ 2013 年 5 月 24 日 IT 推進本部機器ソフトウェア企画設計部 井口雅人 SEIKO EPSON CORPORATION 2013. All rights reserved. アジェンダ ExcelでXDDPを成功させるためのノウハウ 1. 自己紹介 /XDDP

More information

表紙1_4

表紙1_4 国土交通省官庁営繕部では 平成 23 年 6 月に 官庁施設の設計段階におけるコスト管理ガイドライン ( 以下 ガイドライン という ) をとりまとめました 今後 地方整備局等が実施する官庁営繕事業の新築 増築に係る設計業務におけるコスト管理についてはガイドラインに基づき実施することとしています 本稿では 国土交通省の官庁営繕事業における設計段階におけるコスト管理の取組みについて ガイドラインの内容を中心に紹介します

More information

AAプロセスアフローチについて_ テクノファーnews

AAプロセスアフローチについて_ テクノファーnews 品質マネジメントシステム規格国内委員会事務局参考訳 るために必要なすべてのプロセスが含まれる 実現化プロセス これには, 組織の望まれる成果をもたらすすべてのプロセスが含まれる 測定, 分析及び改善プロセス これには, 実施状況の分析並びに有効性及び効率の向上のための, 測定並びにデータ収集に必要となるすべてのプロセスが含まれる それには測定, 監視, 監査, パフォーマンス分析および改善プロセス

More information

トレーサビリティとインパクト分析 2011 年 7 月 13 日 海谷治彦 1

トレーサビリティとインパクト分析 2011 年 7 月 13 日 海谷治彦 1 トレーサビリティとインパクト分析 2011 年 7 月 13 日 海谷治彦 1 背景 : ソフトウェア成果物 プロの開発では多様な成果物が作成される. 要求仕様書 設計仕様書 ソースコード テストケース 成果物内, 成果物間の相互の関係 ( トレース ) を知ることが重要. 2 トレースする理由 開発中に, どの機能が実現済か確認する. 要求仕様書 コード バグの原因を探す. 仕様書 コード 既存ソフトに新機能追加や性能アップのため,

More information

目次 1. はじめに 2. 利用目的別メトリクス一覧表の仕組み 3. 検索機能の使い方 4. 利用シナリオ ( 事例 ) 5. おわりに Center 2

目次 1. はじめに 2. 利用目的別メトリクス一覧表の仕組み 3. 検索機能の使い方 4. 利用シナリオ ( 事例 ) 5. おわりに Center 2 Software Engineering Center Information-technology Promotion Agency, Japan ~ 見える掴むメトリクス利用目的別メトリクス一覧表 ( 検索機能付き ) 利用ガイド 2012 年 03 月 独立行政法人情報処理推進機構 技術本部ソフトウェア エンジニアリング センター Center 目次 1. はじめに 2. 利用目的別メトリクス一覧表の仕組み

More information