アジア大3R 上海市地域連携

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1 平成 21 年度産業技術研究開発委託費 ( アジア大の3Rネットワーク構築プロジェクト- 中国上海市における地域間連携を活用した循環型経済の構築支援事業 ) 報告書 平成 22 年 3 月 経済産業省

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3 はじめに 中国との間では 平成 18 年以降 首脳 閣僚レベルの外交が積極的に行われ 戦略的互恵関係 構築を目指した省エネ 環境分野における行政レベルでの協力関係の構築が図られつつある また 産業界においても 日中省エネルギー 環境ビジネス推進協議会 など 日中間の協力体制が整備されてきている このうち3R 分野に関しては 平成 18 年 12 月の甘利経済産業大臣と馬国家発展改革委員会主任との合意に基づき 我が国自治体のエコタウン運営ノウハウ 企業のリサイクル技術をベースとした循環型都市協力が進められているところである 川崎市と上海市 浦東新区は すでにこれまでに環境問題に関する交流を継続発展させてきている さらに 川崎市はエコタウンを整備し リサイクル関連企業の集積もあり エコタウン運営ノウハウ 企業のリサイクル技術をベースとした循環型都市協力が効率的に達成されることが期待される 本事業は 昨年度事業 ( 中国上海市における循環型経済発展に向けた政策 循環型経済実施区モデルの状況調査 ) を更に深化させるものとして 上海市における1 廃蛍光管の適正処理とリサイクル 2 電子廃棄物の適正処理と資源化システム等の事業化可能性調査を実施すると共に 川崎市との循環型都市協力の可能性を検討 提案するものである

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5 もくじ 第 1 章本調査の背景と目的...1 第 2 章調査概要 調査内容 廃蛍光管の適正処理 資源化システムの構築支援 電子廃棄物の適正処理 資源化システムの構築支援 川崎市と上海市 浦東新区の協力に関する調整 上海市 浦東新区における循環型社会構築に向けた提案 現地調査 日本国内委員会 日中合同研究会 調査体制 調査スケジュール...5 第 3 章廃蛍光管の適正処理 資源化システムの構築支援 廃蛍光管処理の現状調査 上海地区の廃蛍光管の収集と処理 処分に関する現状調査 廃蛍光管の成分分析 廃蛍光管の処理システムの構築 廃蛍光管リサイクルモデルプラント設備の基本計画の作成 本格事業化に向けた全体システム検討と事業性評価 今後の取組み 廃蛍光管製造メーカーへのリサイクル技術導入 訪日研修 第 4 章電子廃棄物の適正処理 資源化システムの構築支援 電子廃棄物の現状調査 関係法規制 回収の全体システム等の現状調査 上海市における関連業種の許認可取得条件および取得状況 日系家電メーカー等の条例対応状況 家電等電子廃棄物の処理システムの構築 上海市浦東新区における電子廃棄物適正処理 資源化システム構築計画 リサイクルプラント建設における技術的 運営的課題と日本からの技術移転 日系企業の上海におけるリサイクルビジネスの方法調査...70 第 5 章川崎市と上海市 浦東新区の協力に関する調整...77 第 6 章現地調査 家電廃棄物のリサイクルに関する現地調査...84

6 6.1.1 家電廃棄物第 1 回現地調査 家電廃棄物第 2 回現地調査 家電廃棄物第 1 回追加現地調査 家電廃棄物第 2 回追加現地調査 廃蛍光管現地調査 第 7 章日中合同研究会 合同研究会 in 上海議事録抄録 合同研究会に伴う現地調査 合同研究会 in 川崎議事録抄録 合同研究会 in 川崎議事録抄録 第 8 章日本国内委員会 第 1 回調査委員会議事録抄録 第 2 回調査委員会議事録抄録 第 3 回調査委員会議事録抄録 第 9 章上海市 浦東新区における循環型社会構築に向けた提案 循環型社会構築に向けた取組みの提案 廃蛍光管の適正処理 資源化システムの構築支援 電子廃棄物の適正処理 資源化システムの構築支援 上海市と川崎市の協力関係 将来に向けた課題と展望 添付資料 添付資料 -1 家電廃棄物第 1 回現地調査資料 添付資料 -2 家電廃棄物第 2 回現地調査資料 添付資料 -3 廃棄電器電子製品回収処理管理条例 添付資料 -4 日系企業へのアンケート 添付資料 -5 廃蛍光管日本研修資料 添付資料 -6 日中合同研究会 in 上海発表資料 添付資料 -7 日中合同研究会 in 川崎発表資料 添付資料 -8 第 1 回委員会資料 添付資料 -9 循環型社会構築に向けた専門家の提言

7 図表リスト図表 調査体制...4 図表 調査スケジュール...5 図表 上海瑞金大厦で使用されていた蛍光管...6 図表 上海固体廃棄物処理センターで回収された蛍光管...8 図表 蘇南固体廃棄物処理廠への蛍光管の流れ...10 図表 日本へ空輸した中国の廃蛍光管 図表 蛍光粉の水銀含有量 図表 ガラスの鉛含有量...12 図表 本体設備の全体図...14 図表 本体設備の処理フロー...14 図表 集塵システムの処理フロー...14 図表 蛍光管構成材料とリサイクル可能材料のマテリアルバランス...15 図表 上海市の廃蛍光管リサイクルシステムの将来像...15 図表 上海市における廃蛍光管推定入荷量...16 図表 上海市における廃蛍光管処理単価...17 図表 売上単価別の経常利益予想...17 図表 経済性計算 ( 中心値 )...18 図表 経済性計算 (Case-1)...19 図表 経済性計算 (Case-2)...20 図表 世界初の連続式水銀蒸留装置...21 図表 ガラス洗浄装置...22 図表 電球形蛍光管処理装置...22 図表 異サイズ同時処理が可能な直管処理装置...23 図表 処理対象管...24 図表 代表的な製造不良管...24 図表 訪日研修行程表...24 図表 訪日研修者...25 図表 蛍光灯リサイクル工場の処理プロセス...25 図表 直管処理機...26 図表 直管処理機の仕様...26 図表 P 社設備仕様...27 図表 蛍光管用ガラスのリサイクルフロー図...28 図表 ガラスリサイクルによる効果 ( その1)...29 図表 ガラスリサイクルによる効果 ( その2)...29 図表 最近数年の上海市の主要家電製品の販売量...30

8 図表 上海市環境保護局の公告 ( 電子廃棄物の名簿管理 ) 第 4 号...36 図表 年 金橋輸出加工区における固体廃棄物発生量のトップ 10 社...42 図表 浦東新区環保協会の役割...45 図表 浦東新区の金橋輸出加工区に立地する主な日系企業...46 図表 家電買換実施細則 の概要...48 図表 廃家電回収量に影響を与える最近の主な家電産業優遇政策 ( 補助金制度 )..48 図表 細則実施による品目別回収率と回収総数 ( 発表 )...49 図表 冷蔵庫の処理フロー...54 図表 エアコンの処理フロー...54 図表 洗濯機の処理フロー...55 図表 マスタープランによる年度別設備投資計画...66 図表 家電リサイクルプラントの建設費...67 図表 日中合同研究会 in 上海 で提示した見積り...68 図表 優位性の有る日本製機器...71 図表 上海側から川崎 ( 日本 ) 側への環境技術協力要望の具体的内容...78 図表 廃家電リサイクルの仕組み...88 図表 9.1 廃蛍光管の適正処理 資源化システム構築ステップ

9 第 1 章本調査の背景と目的 近年 中国は成長率 10% を超す成長を遂げており 今後も同程度の高い成長が見込まれている この様な高い成長率は日本の高度成長期と同様 歪みをもたらしており その典型的な例が公害問題 ( 水質汚濁 大気汚染 土壌汚染 廃棄物処理問題 ) である 中でも中国の工業生産の急成長に伴い 資源問題 廃棄物問題は近年大きく脚光をあびており それに伴い廃棄物の適正処理 資源リサイクルが日本と同様喫緊の課題となっている 3R 分野に関しては 平成 18 年 12 月の甘利経済産業大臣と馬国家発展改革委員会主任との合意に基づき 我が国自治体のエコタウン運営ノウハウ 企業のリサイクル技術をベースとした循環型都市協力が進められているところである 川崎市と上海市は 2004 年の 日中資源循環シンポジュウム で阿部孝夫市長が基調講演を行って以来 現在に至るまで環境問題に関する交流を継続発展させてきている 更に同市は同市内にエコタウンを整備しており エコタウン内外へのリサイクル関連企業の集積が進んでいる そこで 両市が連携を強化すれば 循環型都市協力が大きく前進するものと考えられる 昨年度事業 ( 中国上海市における循環型経済発展に向けた政策 循環型経済実施区モデルの状況調査 ) では上海市の廃棄物処理およびリサイクルの現状を調査し 今後の課題として 1 家電等電子廃棄物収集資源化システム 2 廃蛍光管の適正処理と資源回収 3 生活ごみコンポスト残渣の熱利用が継続調査候補として挙げられた その後の中国側との協議の結果 本年度は 1 廃蛍光管の適正処理とリサイクル 2 電子廃棄物の適正処理と資源化システムの事業化可能性調査を実施する事とした また 川崎市と上海市 浦東新区の循環型都市協力のをさらに強力に進めるために 両市間の相互協力に関する覚書の調印に関する調整も行う事になった 1

10 第 2 章調査概要 2.1 調査内容 以下に本調査項目の概要を述べる 廃蛍光管の適正処理 資源化システムの構築支援上海市では年間 1,200 万本の蛍光管が廃棄されていると推定される 現在は分別収集や域内での回収のシステムが出来上がっていない 蛍光管は水銀が管内に封入されているため 不適切な回収 処理を行うと水銀の飛散が生じ環境上も好ましくない結果となる また 口金の金属部分 ガラス管等資源としてのリサイクルの可能性のある材料も多い 今回の調査によって 上海市で進められている 廃蛍光管リサイクルシステムの構築とモデルプラントの設置に協力する また 廃蛍光管リサイクルプラント見学等の訪日研修を行い 川崎発の技術の中国への進出を後押しする 調査の詳細は以下である 1 廃蛍光管処理の現状調査 上海地区の廃蛍光管の収集と処理 処分に関する現状調査 廃蛍光管の成分分析 2 廃蛍光管の処理システムの構築 廃蛍光管リサイクルモデルプラント設備の基本計画の作成 本格事業化に向けた全体システム検討と事業性評価 今後の取組み 3 蛍光管製造メーカーへのリサイクル技術導入 4 訪日研修 電子廃棄物の適正処理 資源化システムの構築支援中国においては 2009 年 2 月に 廃棄電器電子産品回収処理管理条例 が公布され 2011 年 1 月 1 日に施行が予定されている さらに 2009 年 8 月には上海市は 家電買換細則 を公布し 5 種の家電製品 ( テレビ 冷蔵庫 洗濯機 エアコン パソコン ) の指定業者ルートでの買換えに対しては 10% の奨励金をつけることで 正規ルートでの買換え リサイクルを促進する政策を開始した このように行政側としては従来問題視されていた 二次汚染の可能性がある野放しの電子廃棄物処理を 適正処理 資源化に誘導する為の法整備が進められている 一方 設備面では上海市が 家電リサイクルプラントの建設等を検討している 2

11 そのため 上海市の電子廃棄物の排出状況や上海市の政策を調査し電子廃棄物のリサイ クルの課題を整理し 適正処理 資源化システム構築の在り方を提案すると共に我が国企業等からの協力の可能性について検討する 調査の詳細は以下である 1 電子廃棄物の現状調査 関係法規制 回収の全体システム等の現状調査 関連業種 ( 回収 リサイクル 最終処分 ) の許可取得状況 条件 日系家電メーカー等の条例対応状況 2 家電等電子廃棄物の処理システムの構築 家電リサイクルプラント建設における技術的 運営的課題と日本からの技術移転 上海市浦東新区における家電等電子廃棄物の適正処理 資源化システム構築計画 日系企業の上海におけるリサイクルビジネスの方法調査 川崎市と上海市 浦東新区の協力に関する調整上記の調査結果 および昨年度の調査結果を踏まえて両市間で互恵関係を構築できる協力事業を具体的に検討し その実現に向けての両市 区の合意を調整する 上海市 浦東新区における循環型社会構築に向けた提案後述の現地調査結果 文献調査 弊社 リサイクル事業者 両市および日中合同研究会 日本国内委員会での検討を踏まえて 上海市 浦東新区における循環型社会の構築案を提案する 現地調査本調査を行うために 中国現地調査を行った 調査は電子廃棄物に関して 4 回 廃蛍光管に関して1 回 計 5 回行った 訪問対象は 上海市 浦東新区政府および関係機関 同市に立地する廃棄物処理 リサイクル関連企業 団体 排出元である企業 大学等である 日本国内委員会調査内容を検討し 有識者からの意見を得るために上記委員会を開催した 委員としては川崎市 有識者 リサイクル事業者 7 名で構成し また オブザーバーとして経済産業省 川崎市のほか適宜リサイクルの専門家が参加した 開催は 3 回行った 3

12 2.1.7 日中合同研究会本調査に関する情報収集と意見交換を行うために上記合同研究会を上海と川崎で開催した 構成メンバーとしては 日本側は前述の日本国内委員会メンバーとし 中国側は上海市浦東新区政府関係者 学識経験者 廃棄物処理 リサイクル業者で構成した 開催は上海市 川崎市で夫々 1 回づつ行った 2.2 調査体制 調査体制を図表 に示す 図表 調査体制 調査受託者三菱化学エンジニアリング (MEC) 日本国内委員会 再委託先三菱化学テクノリサーチ (MCTR) 調査 解析ヒアリング委員会運営研究会運営現地調査廃家電調査 川崎市 日中合同研究会 再委託先 JFE エンジニアリング 廃蛍光管 リサイクル 調査 日本国内委員メンバーを第 8 章に 日中合同研究会メンバーを第 7 章に掲げる 4

13 2.3 調査スケジュール 図表 調査スケジュール 作業項目 10 月 11 月 12 月 1 月 契約期間廃蛍光管調査現状調査廃蛍光管分析モデルプラント基本設計全体システム検討現地調査訪日研修 10/8 2 月 3 月 3/15 家電廃棄物調査現状調査処理システム構築現地調査 第 1 回第 2 回追加第 1 回追加第 2 回 川崎市 - 浦東新区覚書 調整業務調印式 2/4 日本国内委員会 11/17 1/20 3/10 合同研究会上海川崎 12/18 2/3 5

14 第 3 章廃蛍光管の適正処理 資源化システムの構築支援 上海市では年間 2,600 ton の蛍光管が廃棄されていると推定される 現在は分別収集や域内での回収のシステムが出来上がっているとは言いがたい 蛍光管は水銀が管内に封入されているため 不適切な回収 処理を行うと水銀の飛散が生じ環境上も好ましくない結果となる したがって 将来的には回収から廃棄 再利用までの全体システムを構築する必要がある 今回の調査によって 上海市で進めている 廃蛍光管リサイクルシステムの構築とモデルプラントの設置に協力する 3.1 廃蛍光管処理の現状調査 上海地区の廃蛍光管の収集と処理 処分に関する現状調査現在生産されている蛍光管は外観からは 直管 と 丸管 に分かれる 更に使用している蛍光体によって ハロ型蛍光管 と 三波長型蛍光管 の二種類に大別される また 最近は電子発信回路を内蔵する 電球型蛍光管 も白熱電球代替の省エネルギー型光源として普及が始まっており 電子部品部分の処理も必要となる ( このタイプの蛍光体は三波長型である ) 中国でも 日本と同様上記の多様な蛍光管が流通している 今回の調査では廃蛍光管の収集と処理 処分に関する上海市の現状を調査する (1) 現状の処分方法今回 オフィスビル 日系企業 エレベーター会社 上海市管轄企業について 実態調査を行った まず 日系企業が多く入居している上海瑞金大厦について調査した このビルは 27 階建て 述べ床面積 46,000 m 2 の規模で ビル全体の蛍光灯は 10,000 本程度 5,000 本程度がT10 残りの 5,000 本程度がT5 T8 であった 図表 上海瑞金大厦で使用されていた蛍光管 型 出力 管径 管長さ T10 40W 32mm 1,200mm T8 36W 26mm 1,200mm T5 28W 16mm 1,150mm 廃蛍光管は月 100 本程度が排出される 50 本程度が保証期間内の T10 残り 50 本程度が保証期間を過ぎた T5 及び T8 T10 である T10 は単価は安いが品質もよくない メーカーの保証期間 (2 年間 ) 内にフィラメントが切れてしまうことが多い ただ 保証期間内であれば取替え可能なので購入している 購入時の番号を記録しておき きちんとチェ 6

15 ックしている 保証期間内の廃蛍光灯は購入時の箱にストックしておき ある量がたまったらメーカーに連絡して引き取ってもらっている 保証期間を過ぎた廃蛍光灯 (T5 T8 T10) については購入時の箱にストックしておき 他の廃棄物と一緒に ビル内の掃除会社へ処理委託している 掃除会社といっても実態は掃除のおばさんの派遣 瑞金ビルは掃除会社へ掃除のおばさんの日当を支払っている ビル内のゴミの収集時に分別収集はしていない 掃除のおばさんは担当しているフロアから収集したごみの中からリサイクル可能なもの ( ビン ペットボトル等 ) は個人のネットワークで売却し リサイクル不可なものについてはビル内の集積場所へ集積している 集積されたごみは上海市盧湾区から委託された収集会社のパッカー車が定期的に回収している 上海市盧湾区環境保護局へは年単位で処理費用を支払っているが 計算方法 料金等は不明である 次に 日系企業の現況調査のために S 社を訪問した S 社は 中国で上海 2 無錫 2 蘇州 1 杭州 1 恵洲 1 の 7 工場を操業している 上海の 2 工場から出る廃蛍光灯は 中間処理業者に 回収を依頼していおり この中間処理会社は 宜興市にある蘇南固体廃棄物処理厂に処理委託している 同社には処理費を払っているが リサイクルされているとは思っていないとの事であった 蛍光灯に関しては 省エネタイプの T5 に替えるとかの改善は行っているが リサイクルについてはインフラが整備されていないので できていない 年間 100~300 kg 程度の排出量なので リサイクルしてくれる会社があれば CSR の観点からも多少高くても依頼したいとの事であった また 本プロジェクトで リサイクルを是非推進して欲しいとの要請を受けた また 廃蛍光管の大きな排出元としては エレベーター会社がある エレベーターの照明ランプは 年 1 回義務付けられている安全検査の時に 必ず交換されており 上海市では 155 千台程度の昇降機が保守点検されており 年間 100 ton 程度の蛍光灯が交換されていると推定される そこで 中国国内シェア No.1 の三菱エレベーターに 蛍光灯のリサイクルについて 問い合わせたところ 意外な回答が返ってきた 日本では 交換した廃棄蛍光灯は 保守管理会社が全て回収して持ち帰るが 上海では建物のオーナーに残してくるとのことであった このヒアリング結果から推定すると その処分方法は ビルオーナーに任されており 前述の上海瑞金大厦と同様の処理になっていると思われる 最後に 上海市の管轄企業についての実態を報告する 7

16 全ての企業ではないが 例えば上海地鉄運営有限公司等の十分な収益を上げている会社については 上海固体廃棄物処理センターに 有料で処理委託している そして 上海固体廃棄物処理センターは 蘇南固体廃棄物処理厂に 処理を再委託していることがわかった (2) 廃蛍光灯の種類電球形蛍光灯が話題になっているが オフィス 店舗 工場 駅 地下鉄等の広域照明は ほとんどが日本と同様に 直管が使用されている その中でも主体は T8 という径 Φ26 mm 長さ 1,200 mm の直管であり その次が T10 径 Φ32 mm 長さ 1,200 mm の直管である T5 T6 は オフィス 店舗で多少使われていたが まだまだ数は少ない 訪問してきた上海固体廃棄物処理センターで ストックされていた蛍光灯の写真を図表 に示す ダンボール箱の中の蛍光灯を 100% 直管と仮定すると 全体の 99% が直管と算定される 従って 上海市に提案する蛍光灯のリサイクル設備は 長さ 1,200 mm の直管を対象した 処理設備にすべきである 図表 上海固体廃棄物処理センターで回収された蛍光管 8

17 (3) 廃蛍光管処理会社 宜興経済開発区の曹轶 ( 招商局局長 ) 殿を通して 宜興市蘇南固体廃棄物処理厂との意 見交換をする機会を得た 以下にその時に得られた情報を紹介する 蘇南は 1998 年から蛍光灯リサイクルに参入し 2000 年から上海の大学と蛍光灯リサイクルについて協同研究を行い 2004 年に省より許可をもらって運営を始めた 2005 年から蛍光灯処理の許可は 国の環境保護部より承認を得なくてはならなくなった この国の政策に対応するため 中国化学工業部の研究院と合作してプラントのバージョンアップを行ってきた その結果 2006 年に国の環境保護部の認証を得て その後 蛍光灯の処理量は少しずつ増えて来てはいるが 利益はまだとんとんの状態である 2005 年スウェーデンの MRT 社とプラント購入の商談をしたことがある その時の設備投資コストは 60 万ユーロと高かったので 結論的には諦めたとの事であった 現状中国では蛍光灯リサイクルについて法律が無いし また国民の環境意識が低いため 民間での蛍光灯は基本的には集められない 従って蘇南への排出元は 95% が蛍光灯製造メーカーであり 蛍光灯メーカーが自社の製造不良品の処理を蘇南に依頼している 搬入時には 70% が既に割れているものである 工場の処理能力は 1,500 トン / 年だが 現状の入荷量は 700 トン / 年である 従って 市中から回収された廃蛍光灯は 700 ton 5%=35 ton/ 年しか入荷していないことになる 採算性は 昔と較べたら大分よくなっているので 将来的には有望な事業だと確信している 依頼して来る蛍光灯メーカーは華東地域と華南地域があるが 近距離であれば依頼側が運送費を負担しているが 遠距離は依頼側と両方負担している ケースバイケース 中国で国の環境部認証を認めているのは次の 3 企業しかない 江蘇省宜興市蘇南固体廃棄物処理廠 天津燕捷蛍光灯処理技術有限公司 北京航興宏達化工有限公司この中で操業しているのは ここ蘇南だけであり ガラスはガラス工芸品にリサイクルしている 蘇南固体廃棄物処理厂への蛍光管の流れを図表 に示す 9

18 図表 蘇南固体廃棄物処理廠への蛍光管の流れ 儀徴 / キ チョウ 華東地域 製造不良品 665t 廃棄蛍光管 35t 宜興 / キ シン 上海 CSR 重視の日系企業 上海城投傘下の企業 華南地域 廃蛍光管の成分分析中国での蛍光灯リサイクル事業を考える上で 重要なのがガラスのリサイクル先である 蛍光灯は重量 % で 93% をソーダガラスが占め このガラスをリサイクルすることが水銀の回収と同じく 最も重要な課題である 日本では 2007 年から 蛍光灯ガラスを蛍光灯ガラスに再利用する事業が開始され 省エネ及び資源の有効活用に貢献している しかしながら 蛍光灯ガラス原料として 再利用するためには 非常に厳しい品質基準をクリアーする必要がある 例えば 日本では ガラスの水銀含有量は 1 mg/kg 以下 鉛の含有量は 100 mg/kg 以下にしないと 蛍光灯メーカーには受け入れてもらえない 中国製の蛍光灯は 水銀の使用量も多く 日本ではソーダガラスであるべきガラスに鉛ガラスが使われているとの報告もある そこで 中国で回収処理した蛍光管のガラスがリサイクル可能なガラスになり得るのか確認しておく必要がある 今回 延べ 600 本の廃蛍光管 ( 図表 3.1.4) を上海固体廃棄物処理センターから日本に送付し 日本のリサイクル設備で処理を行い ガラスの品質評価を行った また 製造メーカー別の比較も実施した まず ガラスの水銀の評価について述べる 口金分離 破砕 蛍光粉分離処理を行った 10

19 蛍光管ガラスの水銀分析結果は 1.8~3.8 mg/kg という結果となった ちなみに日本の蛍光管の場合 1.0 mg/kg 以下である この結果を受けて 水銀の使用量の目安となる蛍光粉の水銀含有量を メーカー別に調査した結果を図表 に示す 日本のレベルが 100 ~500 mg/kg なので 予想通り 中国には 日本より多くの水銀が使われている蛍光管があることが判明した 図表 日本へ空輸した中国の廃蛍光管 3,500 図表 蛍光粉の水銀含有量 蛍光粉の Hg 含有量 (mg/kg) 3,000 2,500 2,000 1,500 1, T F Ph Pi E Pa S N O 次に ソーダガラスの鉛の含有量について 調査した 蛍光管ガラスの鉛含有量を メーカー別に調査した結果を図表 に示す 日本での基準は 0.01% 以下であり 鉛についても日本よりも多く含まれていることが判明した ただ 鉛ガラスの鉛純分は 25% 程度なので 鉛ガラスは使われていなかった この鉛は故意に入れたものではなく ガラス原料に紛れて入ってきた可能性が高い 即ち 鉛が含まれているガラスについては 市中から回収された廃棄ガラス ( 蛍光灯ではない ) が原料 11

20 として使われている可能性もある 注しかしながら鉛のRoHS ) の基準が 1,000 ppm(0.1%) 以下であり これをオーバーしているのは 2 社しかない また 最もシェアの高いフィリップスのレベルが一番低い 従って 回収された蛍光管ガラスの平均値は RoHSの基準の 1,000 ppm 以下を十分クリアーできるレベルであり 鉛含有量については 蛍光管ガラスにリサイクルできるレベルにあると判断される ちなみに 今回回収された蛍光管のメーカー割合は フィリップス 48% オスラム 28% ゼネラルエレクトリックッス 18% その他 6% であった 0.25 図表 ガラスの鉛含有量 0.2 鉛含有量 (%) T Pa F Pi O E N S Ph 3.2 廃蛍光管の処理システムの構築 廃蛍光管リサイクルモデルプラント設備の基本計画の作成現在の上海市で発生する廃蛍光管量 ( 年間 2,600 ton) をベースに 今後の廃蛍光管発生量の推移 近隣地域からの集荷の可能性 等も考慮してモデルプラントの基本設計を行った (1) 基本的な考え方前述の現地調査を踏まえ 具体的なシステム提案の基本思想を以下に整理する まず 対象とするマーケットの設定である 中国ではリサイクルに対する市民の意識が成熟していないという観点と法整備の遅れから 家庭から排出される一廃 ( 一般廃棄物 ) の蛍光管の回収は 極めて難しいものと思われる そこで 今回は 企業から排出される産廃 ( 産業廃棄物 ) の蛍光管をリサイクルのターゲットとする 産廃の蛍光管は 90% 以上が直管であり 丸管 コンパクト管 電球形蛍光管等は少な 注 ):RoHS( ローズ ) は 電子 電気機器における特定有害物質の使用制限についての欧州連合 (EU) による指令であり 2003 年 2 月に WEEE 指令と共に公布 2006 年 7 月に施行された Restriction of Hazardous Substances( 危険物質に関する制限 ) の頭文字から RoHS と呼ばれる 12

21 い そこで 最初は 直管専用ライン1 基の設置を提案する まずは この設備で実績を重ね 必要に応じて その他の処理ラインの増設を図る方針とする 実際にどのくらい回収できるか判らない現時点で 大規模な設備投資は避けるべきである また 日本での蛍光管のリサイクル事業も 全く同じ工程を経て進化発展してきた 次に リサイクルする材料については このように考えた 蛍光管のリサイクルで最も重要な物質は 二つある 一つは 量的に 93% を占めるガラスであり もう一つは量は少ないが有害物質である水銀である ガラスについては まずはグラスウール等の品質要求基準の緩い製品へのリサイクルを推進し ある程度量が増えてきた時点で 蛍光管へのリサイクルを考慮する 水銀の回収は 蛍光灯のリサイクル事業において 最も重要な避けることのできないテーマである 日本でも沢山の水銀回収装置が稼動しており 資金があれば いつでも導入可能である しかしながら 今回の現地調査では 水銀回収の必要性の認識が まだまだ浅いことを痛感した そこで 水銀回収装置の導入については 次のステップでの設置とした 蛍光管を排出されるお客様の意向 有害物質の埋立規制 等の動向を見極めた上で 導入時期の判断を行うものとする (2) 第 1 期工事で提案するモデルプラント蛍光管リサイクル設備として 直管専用ライン1 基を設置する 本処理機は 日本国内で 4 基の稼動実績を持つ コンパクトで高性能の設備である 全体図を図表 に 処理フロー図を図表 3.2.2~3 に示す 主な処理プロセスは 口金ピン切断 口金キャップ除去 口金ガラス切断 破砕 蛍光粉分離から構成されている 処理可能な管種は T8 と T10 の直管で 長さは 1,200 mm 処理速度は 1,000 本 /hr である また 本体設備の付帯設備として 集塵機 活性炭システム 蛍光粉回収サイクロンも設置する T8 の蛍光管の構成物質と この装置でリサイクル可能な材料の内訳を図表 に示す 本装置の導入により リサイクル率 87.8% が達成可能となる 13

22 図表 本体設備の全体図 図表 本体設備の処理フロー 図表 集塵システムの処理フロー 14

23 図表 蛍光管構成材料とリサイクル可能材料のマテリアルバランス 重量 (g) 組成 (%) リサイクル (%) A カ ラス管 B 口金カ ラス C アルミキャッフ D ヒ ン E 蛍光粉 水銀 合計 本格事業化に向けた全体システム検討と事業性評価現地調査 文献調査の結果をもとに廃蛍光管の供給量の予測 リサイクル原料の需要予測及び価格予測を行い上記で作成した基本計画の事業性評価をおこなう その際 感度分析も数ケースおこない 本事業の強さも分析する 上海市の廃蛍光管リサイクルシステムの全体像を図表 に示す 図表 上海市の廃蛍光管リサイクルシステムの将来像 事業所系 直管 直管処理ライン 第 1 期 口金 リサイクル 第 2 期 破砕ガラス ク ラスウール他にリサイクル 洗浄 (Hg 除去 ) 蛍光管へリサイクル 一般家庭 直管 蛍光体 Hg がついたまま埋立 Hg 汚染拡大 水銀蒸留 Hg 除去後埋立 Hg 汚染なし 電球型 電子部品 貴金属回収他 電球型処理ライン 第 3 期 現在 事業所系産廃の廃蛍光管も破砕 埋立処分が行われているが 第 1 期のモデルプラントで直管処理ラインを導入することにより 口金 破砕ガラス 蛍光体の分別が可能 15

24 になり 口金とガラスはリサイクル 蛍光体は埋立処分を行う その後 第 2 期として有害物である水銀の除去をガラス及び蛍光体から行うことにより ガラスの蛍光管から蛍光管へのリサイクルの可能性が出てくる また 埋立処分による水銀汚染防止も図ることが可能となる さらに 一廃である家庭からの廃蛍光管リサイクルには電球型処理ライン必須であるので第 3 期として 同ラインの設置と電子部品からの有価金属の回収を考える 事業性の評価に当り 最も重要なのが 入荷量の予測である 入荷量の予測は 極めて難しいが これがないと事業性の評価はできない そこで 上海市に近い人口規模を持つ東京都から 横浜市にある蛍光灯リサイクル会社 (A 社 ) に入荷した 産廃の蛍光灯の入荷量をベースに考えることとした その推定結果を図表 に示す 図表 上海市における廃蛍光管推定入荷量 入荷量 (ton/ 年 ) 2,000 1,800 1,600 1,400 1,200 1, 営業年数 次に重要な前提条件は 売上単価である 蛍光灯の排出者に負担して頂く 処理費用である 今回の現地調査で確認できた処理費の実態を図表 に示す 0.5~3.0 元 / 本と大きな幅があったので 元 / 本の 3 ケースについて 事業性の評価を行った その結果を 図表 に示す 売上単価 0.5 元 / 本では採算が合わない 1.5 元 / 本の場合 初年度 5.9 百万円 2 年目 1.9 百万円だが 3 年目で 6.2 百万円の黒字転換が図られる 一方 売上単価 3.0 元 / 本の場合 初年度 1.0 百万円で 2 年目から+7.1 百万円の黒字となる 尚 計算の詳細前提条件については図表 示す 設備投資費用は 70 百万円 1.3( 関税 )=90 百万円とした 16

25 図表 上海市における廃蛍光管処理単価 中国通貨日本通貨 (14 円 / 元 ) 元 / 本元 /kg 円 / 本円 /kg 蛍光管リサイ製造不良品 クル会社 廃棄蛍光灯 中間処理会社 日系企業 S 社の処理委託料 日本の蛍光管リサイクル会社 図表 売上単価別の経常利益予想 千円 ) 経常利益 ( 250, , , ,000 50,000 単価 0.5 元 単価 1.5 元 単価 3.0 元 0-50,000 1 年目 3 年目 5 年目 7 年目 9 年目 営業年数 17

26 事業性の評価に必要な前提条件 図表 経済性計算 ( 中心値 ) 入荷量 A 社の東京都からの産廃入荷実績に基ずく 売上単価 1.5 元 / 本 (21 円 / 本 ) 収集運搬費 客先負担 変動費 労務費 30 千円 / 人 月 固定費 建屋償却費 0 円 電気代 7.2 円 /kg(0.5 元 /kg) 土地償却費 0 円 埋立処分費 2,400RBM/t=33.6yen/kg 設備償却費 9 百万円 / 年 ( 含む関税 30%) 材料費 4 円 /kg 日本の1/2 営業費 0 円 修繕費 3.5 円 /kg 日本の1/2 管理費 0 円 減価償却期間 10 年 1 年目 2 年目 3 年目 4 年目 5 年目 6 年目 7 年目 8 年目 9 年目 10 年目 入荷量 T8 T % その他 % ton/ 年 ,147 処理機 処理量 本 / 年 208, , ,750 1,255,500 1,630,125 1,998,675 2,480,625 3,325,949 4,282,085 5,163, kg/ 本 稼動時間 本 / 日 695 1,431 2,903 4,185 5,434 6,662 8,269 11,086 14,274 17, 日 / 年 hr/ 日 本 /hr 18 売上 単価 円 /kg 千円 4,867 10,017 20,318 29,295 38,036 46,636 57,881 77,605 99, , RBM/ 本 =21 円 / 本 105 円 /k 労務費 要員 人 千円 ,080 1,080 1,080 1,440 1,440 1,800 2,160 30,000yen/month 埋立処理量 ton/ 年 T8 T10 x 0.15 ton/ 年 ton/ 年 埋立処理費 千円 ,528 2,203 2,860 3,507 4,353 5,836 7,514 9,060 2,400RBM/t=33.6yen/kg ユーティリティ千円 ,393 2,009 2,608 3,198 3,969 5,322 6,851 8, x 10/12 = 7.2 作業材料 消耗品千円 ,116 1,449 1,777 2,205 2,956 3,806 4, x 1/2 = 4.0 工場修繕費千円 ,268 1,555 1,929 2,587 3,331 4, x 1/2 = 3.5 変動費合計千円 1,767 2,876 5,092 7,384 9,265 11,116 13,896 18,141 23,302 28,087 経常利益 1 千円 3,099 7,141 15,225 21,911 28,771 35,520 43,985 59,465 76,614 92,390 固定費 建屋償却費千円 土地 千円 設備償却費千円 9,000 9,000 9,000 9,000 9,000 9,000 9,000 9,000 9,000 9, 百万円 営業費 千円 管理費 千円 経常利益 2 千円 -5,901-1,859 6,225 12,911 19,771 26,520 34,985 50,465 67,614 83,390 累計損益千円 -5,901-7,759-1,534 11,377 31,148 57,667 92, , , ,121

27 事業性の評価に必要な前提条件 図表 経済性計算 (Case-1) 入荷量 A 社の東京都からの産廃入荷実績に基ずく 売上単価 0.5 元 / 本 (7 円 / 本 ) 収集運搬費 客先負担 変動費 労務費 30 千円 / 人 月 固定費 建屋償却費 0 円 電気代 7.2 円 /kg(0.5 元 /kg) 土地償却費 0 円 埋立処分費 2,400RBM/t=33.6yen/kg 設備償却費 9 百万円 / 年 ( 含む関税 30%) 材料費 4 円 /kg 日本の1/2 営業費 0 円 修繕費 3.5 円 /kg 日本の1/2 管理費 0 円 減価償却期間 10 年 1 年目 2 年目 3 年目 4 年目 5 年目 6 年目 7 年目 8 年目 9 年目 10 年目 入荷量 T8 T % その他 % ton/ 年 ,147 処理機 処理量 本 / 年 208, , ,750 1,255,500 1,630,125 1,998,675 2,480,625 3,325,949 4,282,085 5,163, kg/ 本 稼動時間 本 / 日 695 1,431 2,903 4,185 5,434 6,662 8,269 11,086 14,274 17, 日 / 年 hr/ 日 本 /hr 19 売上 単価 円 /kg 千円 1,622 3,339 6,773 9,765 12,679 15,545 19,294 25,868 33,305 40, RBM/ 本 =7 円 / 本 35 円 /kg 労務費 要員 人 千円 ,080 1,080 1,080 1,440 1,440 1,800 2,160 30,000yen/month 埋立処理量 ton/ 年 T8 T10 x 0.15 ton/ 年 ton/ 年 埋立処理費 千円 ,528 2,203 2,860 3,507 4,353 5,836 7,514 9,060 2,400RBM/t=33.6yen/kg ユーティリティ千円 ,393 2,009 2,608 3,198 3,969 5,322 6,851 8, x 10/12 = 7.2 作業材料 消耗品千円 ,116 1,449 1,777 2,205 2,956 3,806 4, x 1/2 = 4.0 工場修繕費千円 ,268 1,555 1,929 2,587 3,331 4, x 1/2 = 3.5 変動費合計千円 1,767 2,876 5,092 7,384 9,265 11,116 13,896 18,141 23,302 28,087 経常利益 1 千円 ,680 2,381 3,413 4,429 5,398 7,728 10,003 12,072 固定費 建屋償却費千円 土地 千円 設備償却費千円 9,000 9,000 9,000 9,000 9,000 9,000 9,000 9,000 9,000 9, 百万円 営業費 千円 管理費 千円 経常利益 2 千円 -9,145-8,537-7,320-6,619-5,587-4,571-3,602-1,272 1,003 3,072 累計損益千円 -9,145-17,682-25,002-31,621-37,207-41,778-45,381-46,653-45,649-42,577

28 事業性の評価に必要な前提条件 図表 経済性計算 (Case-2) 入荷量 A 社の東京都からの産廃入荷実績に基ずく 売上単価 3 元 / 本 (42 円 / 本 ) 収集運搬費 客先負担 変動費 労務費 30 千円 / 人 月 固定費 建屋償却費 0 円 電気代 7.2 円 /kg(0.5 元 /kg) 土地償却費 0 円 埋立処分費 2,400RBM/t=33.6yen/kg 設備償却費 9 百万円 / 年 ( 含む関税 30%) 材料費 4 円 /kg 日本の1/2 営業費 0 円 修繕費 3.5 円 /kg 日本の1/2 管理費 0 円 減価償却期間 10 年 1 年目 2 年目 3 年目 4 年目 5 年目 6 年目 7 年目 8 年目 9 年目 10 年目 入荷量 T8 T % その他 % ton/ 年 ,147 処理機 処理量 本 / 年 208, , ,750 1,255,500 1,630,125 1,998,675 2,480,625 3,325,949 4,282,085 5,163, kg/ 本 稼動時間 本 / 日 695 1,431 2,903 4,185 5,434 6,662 8,269 11,086 14,274 17, 日 / 年 hr/ 日 本 /hr 20 売上 単価 円 /kg 千円 9,734 20,034 40,635 58,590 76,073 93, , , , ,954 3RBM/ 本 =42 円 / 本 210 円 /kg 労務費 要員 人 千円 ,080 1,080 1,080 1,440 1,440 1,800 2,160 30,000yen/month 埋立処理量 ton/ 年 T8 T10 x 0.15 ton/ 年 ton/ 年 埋立処理費 千円 ,528 2,203 2,860 3,507 4,353 5,836 7,514 9,060 2,400RBM/t=33.6yen/kg ユーティリティ千円 ,393 2,009 2,608 3,198 3,969 5,322 6,851 8, x 10/12 = 7.2 作業材料 消耗品千円 ,116 1,449 1,777 2,205 2,956 3,806 4, x 1/2 = 4.0 工場修繕費千円 ,268 1,555 1,929 2,587 3,331 4, x 1/2 = 3.5 変動費合計千円 1,767 2,876 5,092 7,384 9,265 11,116 13,896 18,141 23,302 28,087 経常利益 1 千円 7,966 17,158 35,543 51,206 66,807 82, , , , ,868 固定費 建屋償却費千円 土地 千円 設備償却費千円 9,000 9,000 9,000 9,000 9,000 9,000 9,000 9,000 9,000 9, 百万円 営業費 千円 管理費 千円 経常利益 2 千円 -1,034 8,158 26,543 42,206 57,807 73,155 92, , , ,868 累計損益千円 -1,034 7,125 33,667 75, , , , , , ,169

29 3.2.3 今後の取組み今後の設備増強の取組みに関しては 蛍光管のユーザーである各企業の環境意識や有害物質の埋立規制等の動向次第であるが 次に導入する設備は 水銀回収装置と考えられる 水銀回収装置は バッチ方式の真空加熱蒸留装置が一般的であるが 日本には 世界で初の連続式水銀蒸留装置の開発に成功した企業があり この装置を提案したい 本装置の処理後の蛍光粉中水銀含有量は 数 ppm であり バッチ方式と同等レベルである しかしながら 処理能力は バッチ方式の 4 kg/hr に対して 連続方式は 40 kg/hr と 10 倍の高能率を誇る 本体の写真を図表 に示す 図表 世界初の連続式水銀蒸留装置 リサイクル材料の拡大と言う観点からは 蛍光粉のリサイクルも重要なテーマと成り得るが そのためにも水銀蒸留装置は必須条件となる レアアースメタルが含まれている3 波長蛍光粉が 中国ではどの程度の比率で使用されているのか 今回の調査では評価することができなかった しかしながら 今回 意見交換をする機会を得た中国稀土控股有限公司からは 量が増えてくれば 蛍光粉からレアアースメタルを抽出するラインを造る可能性もあり得ると 前向きな意向を伺うことができた また将来 ガラスを蛍光管にリサイクルする場合は 蛍光灯メーカーからガラスの水銀含有量の低減を要求される可能性が高い その際には ガラスの洗浄装置の導入が必要となる ガラスの洗浄装置としては 湿式と乾式との 2 種類があるが 廃液処理が必要のない乾式処理機を提案する 本処理機を通すことにより 日本での基準となっている水銀 1 ppm 以下のガラスの製造が可能となる 図表 にガラス洗浄装置の全体を示す 21

30 図表 ガラス洗浄装置 今回の現地調査を通して 今後 広く市場に出回る電球形蛍光管の処理方法について 数多くの質問を受けた 電球形蛍光管は ガラスに鉛ガラスが使われている管が多く ガラスはリサイクルできないと言われている しかしながら 現地の企業からの強い要請に応えて 電球形蛍光管処理装置も開発されているので 必要があれば納入可能である 処理装置の概観写真を図表 に示す 図表 電球形蛍光管処理装置 22

31 3.3 廃蛍光管製造メーカーへのリサイクル技術導入今回の現地調査で 世界有数の蛍光管製造メーカー ( フィリップス照明 ( 中国 )) を訪問することができた この会社では 年間 1 億本の生産を行っており 2 年後には 2 億本へ増産を図る計画とのこと その中で 数 % 発生する製造不良品の処理方法の見直しが課題となっている 現状は 外部の会社に処理委託しているが 輸送費もかかり 自工場内でのリサイクルを検討しているとの事である また 製造者責任と言う観点から 使用済みの自社製廃蛍光灯の回収も開始したいとの意向であった 将来的には 政府機関と連携して 市場の廃棄蛍光灯を回収しリサイクルしたいが 現状では回収システムを構築するのは難しいとは思っている 専門の回収業者が必要であり 政府機関のバックアップも重要と考えている ヨーロッパなどでは 既に第三者の回収業者による回収システムが確立しているが中国では未だであるので今後に期待したいとの事であった この工場は 直管だけを製造しており 直管専用のリサイクル装置については 日本のリサイクル会社が様々な処理ラインを持っている 日本のリサイクル設備を紹介したところ 非常に興味を示され 見積り依頼を受けた 彼らに特に好評であった異サイズ同時処理が可能な 直管処理機を図表 に示す 図表 異サイズ同時処理が可能な直管処理装置 また この会社ではガラス管製造用の溶融炉も工場内に持っており 工場内でガラスの再生が可能になれば 大きな合理化効果が見込まれる 図表 に処理対象蛍光管の仕様を示す また 彼らから処理依頼を受けたアルミキャップを取付ける前の製造不良管の写真を図表 に示す この管は 突き出ている電線が隣同士で絡み合って 転がり難く 処理するためには 新たな工夫が必要である しかしながら 新たなビジネスチャンスとして 成約が望まれる 23

32 図表 処理対象管 length diameter (mm) (mm) T5 14w w w 1, w 1, T8 18w w w 1, w 1, 図表 代表的な製造不良管 3.4 訪日研修今回は 上海市側の海外出張許可に時間がかかり 残念ながら 蛍光管リサイクル事業者 自治体関係者の訪日研修は中止となってしまったが 蛍光灯製造メーカーの訪日研修を受け入れることができた 行程表を図表 に 訪日メンバーを図表 に示す 今回の研修では 全 4 機種の直管リサイクルラインを見学してもらい それぞれの機能 特徴を十分理解して頂いた その結果 彼らのニーズに合った最適な設備仕様が明確となり 早速 設備の見積り作業に入ることとなった また 廃蛍光管ガラスのリサイクルを 2007 年から開始しているパナソニックとの情報交換会でも 貴重な技術情報を得ることができ 感謝された 2 社間の相互協力関係がこれを機会に進展すれば幸いである 図表 訪日研修行程表 月日 日程 泊 3 月 2 日 ( 火 ) 儀徴 (AM) 上海虹橋 14:05 - 羽田 17:40 JL8878 川崎 3 月 3 日 ( 水 ) 9:00-14:00 JFE 環境 横浜工場見学羽田 15:30 小松 16:30 NH755 金沢 3 月 4 日 ( 木 ) 10:00-14:00 株式会社サワヤ金沢工場見学金沢 14:57 京都 17:07 サンダーバード32 京都 3 月 5 日 ( 金 ) 13:30-16:00 パナソニック 高槻工場で情報交換天王寺へ移動 ( 車 ) 大阪 3 月 6 日 ( 土 ) 天王寺 7:37 関空 8:14 はるか5 関空 10:30 上海浦東 12:15 JL793 儀徴 (PM) 24

33 氏名羅培梁呉衛東 図表 訪日研修者所属フィリップス照明 ( 中国 ) 有限公司フィリップス照明 ( 中国 ) 有限公司 役職総経理環境部長 1)JFE 環境 ( 株 ) 横浜工場見学日時平成 22 年 3 月 3 日 9:00 ~ 14:00 * 研修目的 : 世界最大規模の蛍光灯リサイクル工場を見てもらい 全体のプロセスについての理解を深める * 講師 : 資源化開発室長伊吹氏 * 研修内容 : 蛍光灯リサイクル工場では 3 種類の直管処理機を中心に 蛍光管装入 口金切断 蛍光粉回収 ガラス破砕 ガラス洗浄 口金選別 水銀回収 集塵装置 全プロセスについて 詳細説明を行った 通常 20 分程度の見学時間に1 時間を要したが 基本的な蛍光灯のリサイクルプロセスについて 理解が深まった その後 横浜プラスチックリサイクル工場 JFE エンジニアリング 廃液処理工場を案内した JFE エンジニアリングでは 製作中の蒸気タービンとシールドを紹介することができ 該社の機器設計 製作能力の理解を得た 質疑応答では 装入方法 口金の切断長さ 金属探知機の必要性 等について 意見交換を行った 図表 に蛍光灯リサイクル工場の処理プロセス 図表 に直管処理機の写真 図表 に直管処理機の仕様を示す 図表 蛍光灯リサイクル工場の処理プロセス 25

34 図表 直管処理機 図表 直管処理機の仕様 Process Acceptable lamp size Size change End cap capacity lamps/hr Diameter mm Length mm time min length mm Yokohama No.1 3,000 Free 1, No.2 1,500 26~38 580~2, No.3 5,000 Free 330~830 Free 25 JFE 環境 研修風景 26

35 2)( 株 ) サワヤ金沢工場見学日時平成 22 年 3 月 4 日 10:00 ~ 14:00 * 研修目的 : フィリップスに納入する仕様に近い設備を見てもらい 先方の意向を確認 * 講師 : 麻生工場長 * 研修内容 : 工場では 直管処理機を中心に 横浜とは異なる蛍光管装入 口金ピン切断 ガラスクリーニング 口金キャップ除去 口金部切断 ガラス破砕 蛍光粉回収技術について 説明を行った また ガラス洗浄装置 連続水銀回収装置 集塵装置 についても 紹介した 質疑応答では 蛍光粉の回収方法 回収されたガラスのハンドリング方法 フィリップスの工場レイアウトの確認 ワイヤー付蛍光管の比率 等について 主に議論した 議論の結果得られた 彼らの設備仕様を図表 に示す 図表 P 社設備仕様 Item Specification Process speed 5,000 lamps/hr Wire lamp ratio 60 % End cut length 25 mm Powder collection Blow system Layout of facility Double deck type Glass collecting box No need Dust collector New installation Metal detector New installation 彼らのコンセプトは 価格よりも性能を重視した 世界一の蛍光灯リサイクル設備を6 月までに作ることである 欧州メーカーの情報も既に入手しているが 今回の研修を通じて 日本メーカーの技術力の高さが良く判ったとのことで Let s work together to make a world class fluorescent lamps recycle machine. とのコメントがあった サワヤ研修風景 27

36 3) パナソニック ( 株 ) ライテイング社日時平成 22 年 3 月 5 日 13:30 ~ 16:00 * 研修目的 : 廃蛍光管リサイクルの情報交換 * 先方出席者 : 品質センター環境品質担当猪飼泰博参事照明システム R&D センター安宅とも子主幹技師人事 総務センター環境チーム西本恵司主事 * 研修内容 : 2007 年から廃蛍光管ガラスのリサイクルを行っているパナソニックから リサイクルガラスの運用ノウハウを指導頂くと共に 同じ照明メーカーとして 情報交換を行った 照明ランプの展示場で そこに常設されたポスターを見ながら リサイクルガラスの運用方法について 説明があった ポスターの抜粋を図 図 図 に示す 図表 蛍光管用ガラスのリサイクルフロー図 その後 直管の将来のマーケット LED ランプの将来性 T5 と T8FHF との性能比較 鉛フリーガラスへの切替状況 水銀の使用量 ルーメンメンテナンス保持技術 製造ラインは水平形か縦形か 中国でのリサイクル法制化の動向 等について 活発な意見交換が行われた 28

37 図表 ガラスリサイクルによる効果 ( その 1) 図表 ガラスリサイクルによる効果 ( その 2) 終了後 両社から貴重な情報交換の機会を得ることができたとの謝意が示された こ れを機会に 相互協力関係が進展すれば幸いである 29

38 第 4 章電子廃棄物の適正処理 資源化システムの構築支援 4.1 電子廃棄物の現状調査 情報電子製品の製造業は上海の支柱産業である 2006 年末で 全市の情報電子製品の制造企業は合計 1,470 社あり そのうち電子電気部品の業種は全業種の 52.3% を占め 電子コンポーネントの業種は 13.3% を占め 外資及び香港マカオ台湾が投資している情報電子製品製造企業の工業総生産高は全体の 91.6 % を占めている 上海市の電子製品の生産量は全国に占める割合が大きい 例えば CPU の生産量は上海が 26.9% であるのに対し 北京は 8.0% に過ぎない また プリンターの生産量は上海が 44.2% であるのに対し 北京は 2.0% に過ぎない また 上海市の情報電子製品の輸出指向性は高く 輸出する主な情報電子関連製品は 80.0% である 上海の電子製品制造業の工業総生産高は全国各省市の中で第 3 位にあり 広東と江蘇に次ぐ 図表 最近数年の上海市の主要家電製品の販売量 年度 カラーテレビ万台 冷蔵庫万台 家庭用洗濯機万台 家庭用空調万台 家庭用コンピューター万台 上海市の冷蔵庫 洗濯機 テレビの販売量は 1985 年に一つのピークに達した ( 特にテレビは 1985 年に販売量が 万台に達し この時のテレビは主に白黒テレビであった ) 1997 年上海市の家庭用コンピューターの販売量は 12,564 台で 2007 年には瞬く間に 266,758 台に増え 20 倍余り増えた そしてまだ毎年 10% 前後の成長速度で増え続けている パソコンは技術革新が早いので 技術に追いつく為には頻繁に買い換えて行かなければならないから 買い替え周期も短くなって来ているのが実情である 現在 都市住民の家庭ではこの種の家電は既に廃棄処分の時期に来ている 近年 家電の世代交代は絶えず加速され 販売量と生産量は両方とも絶えず上昇している 2003~2005 年から 上海市は廃家電の処理問題の解決方法について検討し始めていた 30

39 4.1.1 関係法規制 回収の全体システム等の現状調査 2009 年 2 月 25 日 温家宝総理は第 551 号の国務院令に署名し 正式に 廃電器電子製品回収処理管理条例 を公布 当該 条例 の公布及び実施は国の電子廃棄物の回収処理問題に対する高度の重視を表しているだけでなく 同時に当該業界の規範化された発展のためにも法律や法規による保障を提供している これより前の一連の関連の政策文書は 国家環境保護総局が第 40 号令で公布した 電子廃棄物環境汚染防治管理方法 信息産業部が国家発展改革委員会 環境保護総局 商務部 工商管理総局 海関総署等の部や委員会が共同で起草した 電子情報製品汚染防治管理方法 国家環境保護総局 国家発展と改革委員会等 5 つの部や委員会が共同で公布した 廃電池汚染防治技術政策 及び 廃棄家電と電子製品の汚染防治技術政策 は 共に電子廃棄物の防止と関連する一連の政策を構成している 上海市及びその他の家電買換モデル地区における家電買換え実施情況 2009 年 5 月 19 日 国務院常務会議は北京 上海 浙江等の 9 地区を政策のモデル地区と決定し 20 億元の資金を割り当ててテレビ 冷蔵庫 洗濯機 空調 コンピューター等五品目の家電製品の 買換え の用に供した この政策の主旨は内需を牽引し 省エネ排出の削減を促進し 資源の有効利用と雇用の安定と拡大をすることにある 家電買換の実施によって 2009 年 11 月 16 日までに 9 つのモデル省市 ( 北京市 天津市 上海市 江蘇省 浙江省 山東省 広東省 福州市 長沙市 ) では五大品目の旧家電が合計 2,390,149 台回収され そのうちテレビは 1,687,379 台 冷蔵庫は 217,166 台 洗濯機は 308,784 台 空調は 33,783 台 コンピューターは 143,037 台であった ; 新しく販売した五大家電の合計は 2,030,156 台で そのうちテレビは 937,786 台 冷蔵庫は 324,582 台 洗濯機は 317,745 台 空調は 241,057 台 コンピューターは 208,986 台で 販売高は 億元であった 東方ネット 12 月 2 日の情報によると 上海市で家電の買い換えを実施してから 3 カ月余り 市民の買換え熱は非常に高く 2009 年 12 月 2 日までに 全市のテレビ 冷蔵庫 洗濯機 空調 コンピューターの五大家電の回収数は合計 61.3 万台で 五大家電の新販売台数は合計 56.4 万台で 販売高は合計 23 億元であった 上海市の買換え量は中国全土の 25.6% を占めている 上海市の買換五大家電製品のうち, テレビは 49.5 万台回収し 全回収廃家電の 80.8% を占め 買い換えたテレビは合計 28 万台で 新しく販売した家電数量全体の 50% 以上を占めている 江蘇省の家電買換の実施も順調である 2009 年 11 月 29 日までに 回収した五品目の廃家電は合計 806,882 台で 回収金額は 3,107 万元である ; 販売した 5 品目の新家電は合計 719,538 台で, 販売高は 億元である 販売した 72 万台近い新家電の中で テレ 31

40 ビ 冷蔵庫 洗濯機 空調 コンピューターのそれぞれの販売総数量の中で占める割合は 38.3% 14.1% 17% 17.1% 13.5% である 11 月 30 日までに 蘇寧電器の買換販売は 30 億元を突破し 全国の買換市場の 33% 以上のシェアを占め 全国の家電買換販売のトップとなり 同時に 総回収台数も 85 万台で 全国トップで 販売と回収の両方で業界の新記録を作った 浙江省は 8 月に正式に買換えを開始し 消費者から熱い反響を得た 10 月 30 日までに 買い戻した家電は計 30 万台で 家電は 25 万台販売し 販売高は合計 10.3 億元で そのうち杭州は 3.5 億元で 且つ 6 千人の新規雇用を創出した 規定の家電補助基準によると 消費者が新しく購入する家電は 10% の価格優待を受けることができ 補助の最高額は 400 元である 共同展示販売をしている現場では 少なからぬ展示参加商店はみなより魅力ある幅の利益還元を提示しており 黄金発掘熱は盛り上がっている 某電器チェーン店の売り場では 最高 30% の企業と政府の補助金を受けとれると約束しており 現場で取引完了後更に贈り物も贈呈されている 某杭州電器商曰く 買い換え の上に 更に一部のキャッシュバックも得られるようにしている 一方 国家商務部の統計によると 現在までのところ 上海を含む九か所の家電買換実験省市で回収した五大品目の廃家電の合計は 239 万台で そのうちテレビは主要な品目で 合計 万台である ; 販売した新家電の五大品目の合計は 203 万台で そのうちテレビは 93.8 万台で 販売高は 億元である 回収した廃家電の数量から見ると 上海市場は全国市場の 25.6% を占め 新家電の販売数量から見ると 上海市場は 27.8% を占め 新家電の販売金額からみると 上海市場は全国の買換家電販売高の 28.7% を占めている これらの数字は上海市場における庶民の家電買い換えに対する熱意が空前の高まりを見せていることを表している このほか 商務部の家電買換情報管理システムで明らかになったことは 11 月 30 日までに 蘇寧の買い換え販売高は 30 億元を突破して 30.9 億元に達し 全国の買換市場の 33% 以上のシェアを占め 全国の家電の買換販売のトップとなり 同時に回収台数も合計 85 万台で 全国一位である 家電買換政策の公布と実施は 家電市場の消費への潜在力を呼び起こし 家電販売熱を巻き起こし 家電の消費市場全体を盛り上げた 2009 年 12 月 30 日までに 九か所のモデル省市の買い換えで販売した五大品目の新家電の合計は 万台で 販売高は 億元 家電五品目の販売額の 1/3 弱を占め 全家電の総販売高の 1/5 前後を占めている 家電の買換政策の実施は家電への消費に対する促進の効果は明らかで 且つ家電製品全体の販売水準を高めた 北京市統計局の統計データは 北京市の家電の買い換え開始後 家電製品の小売価格が以前のマイナス成長からプラス成長に変わり 北京市の社会消費財の小売り販売高全体の水準の成長に対して促進の作用を果たしていることを示している 32

41 家電買換政策の実施は 資源の有効利用の促進に対して積極的な役割を発揮している 12 月 30 日までに 廃家電を合計 万台回収した そのうち廃テレビは 万台で 総数の 74.1% を占めている 回収した廃家電から廃プラスチィク 廃銅等の再生資源 10 万トン余りを利用することができる 廃家電の分解処理の割合は絶えず上昇し 2010 年 1 月 6 日までに 万台を分解処理した 家電買換政策は 住民の新しい消費心理を高め 消費者に真の実益をもたらし 同時に家電の世代交代への積極性を刺激し 都市と農村住民の家電の世代交代更新への速度を加速した 12 月 30 日までに 消費者が得た補助は 14 億元を超え 実益を得た家庭は 360 万戸を超えた 販売データが示すように 今回の買い換えの中で 消費者が購入した新しい家電の多くは薄型テレビで 3 ドアや両開きドアの冷蔵庫 省エネの空調等中高グレードの家電である そのうち 3 ドア 両開きドア及び複数ドアの冷蔵庫の販売は冷蔵庫総販売量の約 60% を占め 昨年同期比で 3 倍近く増え 世代交代の特徴は明らかである 上海市の家電回収 リサイクル状況上海市の電子廃棄物は主に家電と通信器材の回収処分である データによると 中国の家電製品の使用年限は一般的に長く 最も主要四種類の家電製品テレビ 電気冷蔵庫 洗濯機 空調を例にとると それぞれの家庭における平均使用年限は 13.2 年 16.5 年 10.8 年 11.7 年である 一般的にテレビの使用年限は 8~12 年 冷蔵庫の使用年限は 13~16 年 洗濯機の使用年限は 12 年 空調の使用年限は 5~7 年である 販売情況の表によると 今後数年の電子廃棄物製品の数量を推算できる 2010 年には 上海市の家電製品とコンピューターの廃棄量は 2,898.3 万台に達する ハイテク製品については 製品の特徴故に メンテ費用が一般的に高い そのため本来繰り返し使用できる部品は短い周期で廃棄され その結果電子廃棄物の量を確実に増やしている もう 1 つの発生源は情報電子製品の生産過程で発生する副製品である 例えば原材料の切れ端 不良品及びその他生産過程で発生する廃棄物である 特に外資企業は原材料の切れ端に対する処理が規範化されているため リサイクル処理には問題がない 上海ヒューレットパッカード有限公司 上海リコーファクス有限公司 上海フィリップ電子元件有限公司等約 200 社余りの企業と上海新金橋工業廃棄物管理有限公司は業務上の提携を結んでおり 上海新橋工業廃棄物管理有限公司に送って処理してもらっている リサイクル業者にとって最大の課題は 使用済の電子廃棄物の処理である 巨大な電子消費製品市場は電子廃棄物の処理側にとっては潜在的な脅威である 統計資料が示すように 上海市の工業生産の重要な牽引作用を果たしている情報電子製品制造業の 生産総量は依然として前位にある 2006 年 1~11 月 上海市の情報製品制造業は工業総生産高 3, 億元を完成し 前年同期比で 26.4% 成長し 全市の工業よりも 12.8 ポイント高かった 2006 年 6 月 上海広電集团の TFT 液晶ディスプレイプロジェクトは操業を開始し 情報製品制造業の迅速な成長を促進した 33

42 4.1.2 上海市における関連業種の許認可取得条件および取得状況 上海市における回収 リサイクル 最終処分業種の許認可取得条件 状況を以下に述べ る 許認可取得条件 : 固体廃棄物汚染環境防治法 の規定では 廃携帯電話 廃カラーテレビ 廃コンピューター等の廃家電は危険廃棄物に属し 市民は勝手に換金或いは投棄してはならない 必ず危険廃棄物を経営する資格を持つ業者に渡して回収と処理をしてもらわなければならない 廃電器電子製品回収処理管理条例 の規定によると第二十二条廃電器電子製品処理資格の取得は 中華人民共和国会社登記管理条例 等の規定に基づいて登記を行い 且つその経営範囲の中に廃電器電子製品処理企業であることを明記することによって はじめて廃電器電子製品の処理を行うことができる 本条例第三十四条の規定以外に 廃電器電子製品処理の資格を取得していない会社と個人は 廃電器電子製品の処理をすることが禁じられている ( 第三十四条省級人民政府の批准を得れば 廃電器電子製品の集中処理場を設立することができる 廃電器電子製品の集中処理場は十全な汚染物品の集中処理施設を具備し 国或いは地方が制定している污染物品排出基準と固形廃棄物汚染環境防止技術基準に適合するよう確保し 且つ本条例の関連規定を遵守しなければならない 廃電器電子製品の集中処理場は国と現地の工業区が設置する計画に適合し 現地の土地利用計画及び都市と農村の計画と調和し 且つ産業のレベルアップの実現を加速しなければならない ) 第二十三条廃電器電子製品処理資格の申請は 以下の条件を具備していなければならない : ( 一 ) 十全な廃電器電子製品の処理施設の具備 ( 二 ) 完全に処理できない廃電器電子製品に対する適切な利用或いは処理プランを所持している ; ( 三 ) 処理する廃電器電子製品にマッチした選別 包装及びその他の設備を備えている ( 四 ) 安全 品質と環境保護に関する専門の技術者がいる 第二十四条廃電器電子製品処理資格の申請は 所在地の区を設置している市級人民政府の環境保護主管部門に書面で申請し 且つ関連の証明資料を提供しなければならない 申請を受理する環境保護主管部門は不足のない完全な申請資料を受け取った日から 60 日以内に審査を終え 許可を与えるか否かの決定を下さなければならない 第二十五条県級以上の地方人民政府の環境保護主管部門は書面の確認調査と実地検査等によって 廃電器電子製品の処理活動に対する監督検査を強化しなければならない 現在は 国家環境保護部の 電子廃棄物環境汚染防止管理方法 の第七 十三条に基づく : 34

43 第七条環境影響評価の文書を審査する県級以上の人民政府の環境保護行政主管部門は速やかに以下の条件を具備する企業 ( 個人工商業者を含む ) を 電子廃棄物分解利用処理企業 ( 個人工商業者を含む ) の臨時名簿の中に入れ 公表しなければならない : ( 一 ) 既に法に基づいて工商登記の手続きを終え 営業免許を取得している ( 二 ) 建設プロジェクトの環境保護措置は環境保護行政主管部門による検収に合格している 環境影響評価文書の審査と批准を担当する県級以上の人民政府の環境保護行政主管部門は 最近三年間の間二回以上 ( 二回を含む ) の環境保護法 法規違反がない及び本法が規定する下記の違法行為がない臨時名簿の中にある企業 ( 個人工商業者を含む ) に対しては 電子廃棄物分解利用処理企業 ( 個人工商業者を含む ) 名簿の中に入れて 公表し且つ定期的に調整を行う : ( 一 ) 国或いは地方が規定する汚染物排出基準を超えて汚染物を排出する ( 二 ) 勝手に投棄 放置によって固形廃棄物或いは液体廃棄物を発生 ( 三 ) 完全に分解 利用或いは処理していない電子廃棄物を名簿にあり且つ相応しい経営範囲を持つ分解利用処理企業 ( 個人工商業者を含む ) 以外の単位或いは個人に提供或いは委託して分解 利用 処理を行わせる ( 四 ) 環境モニタリングデータ 経営情況記録が虚偽である 最近三年内に二回以上 ( 二回を含む ) 環境保護法 法規に違反及び本法が規定する本条第二条にある違法行為の記録があり その単位の法定代表者或いは個人工商業経営者が電子廃棄物の分解 利用 処理の企業或いは個人工商業の事業を新設する場合は 名簿に入れてはならない 名簿 ( 臨時名簿を含む ) は企業 ( 個人工商業者を含む ) の名称 単位の法定代表者或いは個人工商業経営者 住所 経営範囲を明記しなければならない 如何なる個人及び名簿 ( 臨時名簿を含む ) に入っていない企業 ( 個人工商業者を含む ) も電子廃棄物の分解 利用 処理を行うことを禁止する 第十三条本法の施行前に既に電子廃棄物の分解 利用 処理を行っている企業 ( 個人工商業者を含む ) は 下記の条件を具備している場合は 本法施行の日から 120 日以内に 本法の規定に基づき 所在地が設置している区の市級以上の地方人民政府環境保護行政主管部門に臨時名簿に入れてもらう許可を申請し 且つ下記にある関連の証明文書を提出する : ( 一 ) 法に基づいて既に工商登記手続きを終えて 営業免許を取得している ( 二 ) 環境保護施設は既に環境保護行政主管部門による竣工検収が行われて合格している ( 三 ) 既に本法が規定する環境保護措置の検収条件に適合している或いは適合するよう改善しており 電子廃棄物の分解利用処理の環境保護技術規範と管理の要求事項を満たすことができる ( 四 ) 污染物品の排出及び発生する固形廃棄物或いは液体廃棄物の利用或いは処理が環 35

44 境保護施設の竣工検収時に要求された内容に適合している 区を設置している市級以上の地方人民政府の環境保護行政主管部門は申請を受理した日から 20 仕事日以内に 申請した単位が提出した証明資料について審査を行い 且つ申請した単位の経営施設に対して現場の確認調査を行い 条件に適合している場合は 臨時名簿に入れ 公表する ; 条件に適合しない場合は 申請した単位に書面で通知し且つ理由を説明する 臨時名簿に入った単位の経営期限は満三年で 且つ本法第七条第二項にある条件に適合 許認可取得情況 : 国家環境保護部の 電子廃棄物汚染環境防治管理方法 第七 十三条に基づき 審査した結果 下記の企業は電子廃棄物の分解 利用 処理企業 ( 個人工商業者を含む ) の臨時名簿に入る条件に適合している 図表 上海市環境保護局の公告 ( 電子廃棄物の名簿管理 ) 第 4 号法定企業名称住所経営方式 / 範囲代表者分解 利用 処理 : 1. 電子コンポーネント及び部品 ( 銅 / 鉄 IC コネクター 銅線板 リレーコンタクト パッケージ铜 銅金メッキ電子製品 金含有セラミック 金メッキ銀パッケージ 銅メッキパッケージ トランジスター 陰極放射線管上海三井鑫 CRT 液晶ディスプレー LCD は含まない ポリ塩化ビ金山区張堰雲貴希金属フェニール或いはポリ臭素フェニルエーテル難燃剤の井上啓二鎮工業区匯循環利用有電線ケーブル プラスチックキュービクルは含む ) 科路 226 号限公司 2. 電子制造業の製造過程で発生する銀含有鉄ニッケルコバルト合金 貴重希少金属含有箔屑 ( 鉛含有廃棄物は含まない ) 金属棒枠 金線 銀線 廃触媒と吸着剤( 濾過及び吸着危険物質の危険廃棄物は含まない ) 3. 廃携帯電話機 4. 行政の許可が必要なものは 証明書をもとに経営分解 : 廃電子電器製品 電子電気設備 ( コンピューター 携帯電話 テレビ プリンター コピー機 ファク上海電子廃宝山区楊行ス 電話機 サーバー ルーター フィルム録音の主な棄物交投中趙谷鳴工業区蘊川部品 ) 心有限公司路 2828 号分解 利用 処理 : 1. 各種廃 HD 廃チップ 2. 行政の許可が必要なものは 証明書をもとに経営 36

45 上海新金橋工業廃棄物管理有限公司偉翔環境保護科技発展 ( 上海 ) 有限公司上海市固体廃棄物処置中心森藍環保 ( 上海 ) 有限公司 潘建中李春航吴奇方羅新雲 浦東新区敬業路 870 号嘉定区回城南路 2358 号嘉定工業区嘉朱公路 2491 号浦東新区張江高科東区仁慶路 373 号 分解 : 廃電子電器製品 電子電気設備 ( プリンター スキャナー コピー機 ファクス 電話機 携帯電話 トランシーバー 無線ポケベル コンピューター 電子ゲーム機 デジタルレーザービデオディスクプレーヤー VCD(DVD) プレーヤー ビデオ ラジカセ スピーカー カメラ 暖房器具 電子レンジ 洗濯機 掃除機 テレビ 交換機及びベーシックステーション設備 ) 分解 利用 処理 : 1. IC カード チップ 2. 廃セレンドラム及びインクカートリッジ 3. 行政の許可が必要なものは 証明書をもとに経営分解 : 廃電子電器製品 電子電気設備 :( カメラ ビデオ MP3/MP4/MD/CD/VCD/DVD 放映機及び CD PDA ゲーム機 コンピューター 携帯電話 呼び出し機 トランシーバー ヘッドホン ブルートゥース テレビ ラジオ / 録音機 電動玩具 音響設備 タイプライター / プリンター / コピー機 / ファクス セレンドラム インクカートリッジ スキャナー 電話機 シュレッダー サーバー 交換機 モデム ルーター ラック ) 分解 利用 処理 : 1. 廃電子コンポーネント及び部品 ( 各種チップ コンデンサー ( ポリ塩化ビフェニールコンデンサーは含まない ) 電気抵抗 ダイオード ソケットコネクター 銅コイル クリスタルユニット スイッチ トランジスター コネクター リレー 金メッキセラミック ) 2. 電子制造業の加工過程で発生する錫滓 錫灰 銅箔 アルミ箔 アルミ灰金線 銀線 銅線 金属棒枠 貴重希少金属含有薄屑 貴重希少金属含有合金 電線 ケーブル 銀含有ゴム管 3. 行政の許可が必要なものは 証明書をもとに経営分解 : 廃電子電器製品 電子電気設備 ( テレビ 洗濯機 電子レンジ コンピューター 電話機 コピー機 プリンター ファクス POS 機 携帯電話 カメラ ビデオ ラジオ モーター ); 行政の許可が必要なものは 証明書をもとに経営分解 処理 ( 粉碎 分離 回収 ): 1. 廃電子電器製品 電子電気設備 ( コンピューター テレビ 携帯電話 スキャナー 電話機 洗濯機 コピー機 ファクス プリンター ガスコンロ 電気炊飯器 掃除機 電子レンジ DVD 機 カメラ 暖房器具 トランシーバー 電子ゲーム機 デジタルレーザービデオディスクプレーヤー ビデオ 収録再生機 交換機及びベーシックステーション設備 ) 及び IC カード 磁気カード 2. 行政の許可が必要なものは 証明書をもとに経営 37

46 分解 : 廃電子電器製品 ( 廃コンピューター 通信器材 ) の分解 処理 ( 粉碎 分離 回収 ): 1. 廃電子コンポーネント及び部品 (IC コンデンサー 上海美宣環保科技有限公司 曹世亮 南匯区康橋工業区南区新浩路 45 号 ( ポリ塩化ビフェニールコンデンサーは含まない ) 電気抵抗 ダイオード ソケットコネクター クリスタルユニット トランジスター コネクター リレーコンタクト 金メッキ電子製品 各種チップ スイッチ ) 2. 電子制造業の加工過程で発生する錫滓 錫粉 銅箔 アルミ箔 金属棒枠 電線 ケーブル 銀含有ゴム管 金 / 銀 / 銅線 合金スクラップ 3. 行政の許可が必要なものは 証明書をもとに経営 日系家電メーカー等の条例対応状況 (1) 浦東新区環保協会の動き中国政府は循環型社会建設に向けての取組みを進める中で 日系企業がCSR 重視の経営方針を掲げていることから大きな期待を持っている 浦東新区環境保護市容衛生管理局およびその外郭団体である浦東新区環保協会は同地区に立地する日系企業に大きな期待を寄せている これまでも 上海京セラや上海シャープ ソニー中国といった企業を筆頭に 環境保護の面で日系企業は先進的な役割を果たしてきたため地元政府の信頼は厚い 同協会には 平成 21 年末現在で日本企業は8 社しか加入していないため 更なる加入を望んでいる 協会としては 日系企業との情報交換を行いたい また政策や方向性も情報として流したいとの意向であった これを受けて 日本企業側も浦東新区環保協会内に 日系企業グリーンアクション部会 ( 中文名 日企绿色行动小组 幹事会社 : 上海京セラ ソニー中国 ) を開設して 日系企業の環境保護やリサイクルに関する取り組みを紹介したり 回収ネットワークを広げたりする活動を行う方針である さらに 環境保全 リサイクルへの取組みが進んでいる企業を メディアを含めて PR してゆき 日本の進んだ技術を浦東新区に広めたいとの意向であった (2) 日系家電メーカー等の動き今回の条例では 第 11 条にメーカーが直接回収処理の奨励 第 14 条にメーカーに処理企業との長期的協力関係を求めるなど 拡大生産者責任制度 (EPR) の導入をうかがわせる 特に 条例の第 7 条では 回収処理費のための補助金の財源として 基金 を設け メーカーや輸入者は基金に拠出することが義務づけられているが その負担金の基準がまだ明らかにされていない 日系家電メーカーの本条例への対応を聞いたところ 日系家電メーカーの多くは処理を委託する予定になっており それだけ基金への拠出負担割合も増えることが予想される 38

47 それに対する対策としては 1 自社または数社が集まってリサイクルプラントを稼動する 2 地元のリサイクル企業と連携し 日本での運営ノウハウ等も提供してリサイクル費用を低減する 3 日本で既に始まっている リサイクルを意識した製品設計を進めて行き リサイクルコスト削減を図る という意見が得られた また 基金 の負担構造に関しては中国政府としては各方面の反応を見ながら方針を決めている段階であるので (Q 教授 ) ロビー活動を進めてゆき 日系企業の意見も反映されることが望ましいと考える (3) 日系企業へのアンケート浦東新区に立地する日系企業 ( 家電 情報電子産業メーカー ) へ 循環型経済への取組みと家電廃棄物のリサイクルの現状を調査するため アンケートを行った 送付したアンケート票を添付 4.1に掲げた また 送付先を添付 4.2に掲げた アンケート結果および補足のヒアリング結果をまとめると以下となる 循環型経済促進法 に関しては施行が熟知されていたが 内容の理解は不十分である また 同法でうたっている3R の精神は広く行われているとは思えず 国民レベルの意識向上が必要である 社内の 減容化 (Reduce) は廃棄物の再利用や歩留向上で取り組む会社があった 社内の 再利用 (Reuse) は裏紙利用 排水再利用 溶媒や紙の再生等の取組みがみられた 廃棄電器電子製品回収処理管理条例 の周知に関しては一部認識の無い企業があった 家電買換制度 は周知されていた 廃パソコンの処置に関しては廃棄物業者へ依頼しているが データの消去に関しては自社で消去していない企業もあった 廃蛍光管に関しては 一般ごみ として廃棄の会社と処理費を払って廃棄物業者に回収依頼を行っている企業があった 浦東新区政府が構想している低炭素 循環型経済社会建設の取組みへの協力に関しては以下の回答が得られた パソコンに代表される電子廃棄物の資源回収 : 協力する 日系企業による成功例や講演 : 協力する 日系企業グリーンアクション部会 : 参加する 39

48 4.2 家電等電子廃棄物の処理システムの構築 上海市浦東新区における電子廃棄物適正処理 資源化システム構築計画 (1) 浦東新区の概況統計によると 上海市浦東新区における 2007 年の生産高 1 万元あたりに消費するエネルギーは 0.57TCE(ton coal equivalent) であり 全国平均値の四分の一で国際的な先進都市と遜色がない 同年の GDP 成長率は 19% を超えたにも関わらず 電力消費増加率は僅か 10% 前後に留まっている 中でも 今回の主な調査対象先である金橋輸出加工区に立地する金橋能源公司 ( 中米合弁のエネルギー供給会社 ) は スチーム 177 トン /h の能力を持つ三つのエネルギーセンターを既に建設しており スチームの供給範囲は 19 平方キロメートルである その中の約 500 社余りの企業に熱供給を実施しており 配給パイプは 25 キロメートルにも及び 従来の工業区における煙突の乱立による黒い煙の状況は一変している また外高橋保税区では 2008 年 4 月に上海で初となる 脱硫 大型火力発電所が運転に成功している これにより 運転前に比べ 毎年 1.8 万トンの二酸化硫黄の排出量が削減している また浦東新区は開発当初 緑地面積は全体で 328 ヘクタールで全体の 8.4% に過ぎなかったが 2007 年には 1 万ヘクタールに達し 緑化率も 37% を超えた 2006 年には国家環境保護タウン の評価を受け 資源を総合的に利用し廃棄物を宝の山に というスローガンのもとに 都市のごみ処理問題において先進的な取り組みを始めている 1 日当たりのゴミ処理量は 2,000 トンを超え ゴミ分別収集率は 80% に 密封運輸率は 100% となっている 同様に 危険廃棄物の回収処理 電子廃棄物のリサイクルにおいても先進的な取り組みを行っていることで知られている 尚 2007 年 11 月に開催された川崎市と浦東新区主催による 第 5 回上海環境会議 の際に行われた川崎市 高井副市長と浦東新区 張区長との会談では 環境協力の面において幅広い交流をはかり ともに国際貢献を図りながら持続可能な発展をめざすことで合意した その後 今日に至るまで両政府は循環型社会構築における分野で官民一体となった事業が多数行われてきた (2010 年 2 月 4 日の覚書調印に関する報告については第 9 章を参照 ) そういう最中 上海市は国務院の同意のもとに南匯区の行政単位を取り消し浦東新区に合併することを提案し 浦東新区は 2009 年 8 月 7 日公示による上海市浦東新区第四回人民代表大会において 合併案を決議した 合併前の 2008 年時における浦東新区の面積は 533 平方キロメートル 戸籍人口は 194 万人である 一方 浦東新区の南隣りに位置する南匯区の面積は 678 平方キロメートル 戸籍人口 /74 万人である 左 : 高井副市長 右 : 張区長合併後の新浦東新区の面積は 平方キロ 40

49 メートル ( 東京都の約半分 ) 戸籍人口は 万人 ( 居住人口は約 400 万人 ) で上海市の約五分の一を占め 合併後の 2009 年の GDP は約 4,000 億元 ( 上海市の約 30%) になった 浦東新区と南匯区の合併の理由は 中国経済の近代化の模範的な経済区として発展してきた浦東新区の影響を南匯区に及ぼすことによって これまで経済発展に遅れがちな南匯区の近代化を推進しようという狙いがあるようだ 今後 旧南匯区には浦東新区と同様な工業区の新設などが予定されている一方で 旧南匯区には老港生活ごみ埋め立て地をベースにしたエコタウン計画などがあり 静脈産業の集積地の建設計画や大規模な緑地植林事業 ( 森林公園 ) が計画されている また 既に開設している動物園 ( サファリパーク ) や 建設が決定したディズニーランドと言った上海のアメニティーの中心地としての役割も期待されており 旧浦東新区と旧南匯区との機能分担と役割分担が図られようとしている 老港生活ごみ埋立地 (2005 年 7 月 ) (2) 電子廃棄物の適正処理と資源化政策浦東新区の電子廃棄物政策は 従来 工業廃棄物としての固体廃棄物による汚染対策 ( 危険廃棄物の管理 ) のひとつとして位置付けられてきたが 2009 年の循環経済促進法の制定に伴い 近年は 資源の綜合利用 という観点から組み立てられる傾向にある 浦東新区において電子廃棄物の発生元は かつては同区にある三つの国家級開発区 ( 金橋輸出加工区 外高橋保税区 張江ハイテクパーク ) の工場から出る電子産品の不良品や計測機器等の消耗品類が多かったが 近年に入り量産加工型工場が郊外に移転したことやアセンブリ工場が多くなってきたこと また不良品率の低下による影響により工業廃棄物としての電子廃棄物の発生量は横ばいとなっている ( 毎年発生する危険廃棄物は 5 万トン前後 ) 一方 居住人口の増加等により一般から排出される家電製品に代表される電子廃棄物の量は増加の一途をたどっている それに最近では 陸家嘴金融貿易区 ( 金融街 ) から出る事務用パソコンや小型家電 ( 携帯電話 ) の排出が目立ってきており それに伴い機密情報の管理など新たな課題も生まれてきている 1) 工業固体廃棄物としての電子廃棄物対策の基本方針図表 は最も工業固体廃棄物が多かった 2003 年当時における 金橋輸出加工区から出る固体廃棄物 ( 電子廃棄物などの危険廃棄物を含む工業廃棄物 ) についての発生状況を個別調査したものである 浦東新区の中でも量産型企業がたくさん立地している金橋輸出加工区では毎年各種の大 41

50 量な廃棄物が排出され 2003 年に生じた固体廃棄物の総量は 70,909 トンに達し その中 の危険廃棄物は 13.07% を占めた 上位 10 社の固体廃棄物排出量を図表 に示す 図表 年 金橋輸出加工区における固体廃棄物発生量のトップ 10 社 番号 企業 数量 ( トン ) 1 上海ゼネラル モーターズ有限公司 17,208 2 上海亜美金橋エネルギー有限公司 15,649 3 上海森林電器有限公司 12,000 4 三井ハイテク ( 上海 ) 有限公司 7,134 5 上海匯衆自動車製造有限会社乗用車車軸工場 2,920 6 上海華虹 NEC 有限公司 1,790 7 上海申美飲料食品有限公司 連合自動車電子有限公司 上海日立電器有限公司 上海ベルアルカテル有限公司 283 合計 58,747 その中の情報電子産業による危険廃棄物は合計して 23 種類 3,584 トンに達している 近年 浦東新区の危険廃棄物対策が厳しくなったため 法律の運用が強化され環境保全の設備投資に耐えられない幾つかの企業は 既に他地域に移転している 浦東新区における電子廃棄物対策も もともとはこういった立地企業の膨大な危険廃棄物の管理から始まった しかし 前述したように循環経済の施策を見据えた 資源の有効利用 といった新たな目標により軌道修正が始まり 固体廃棄物の適正処理による汚染防止をはかりながら資源の有効利用 ( リサイクル ) をはかるといった二面作戦を迫られることとなった 上海シャープの生産ラインそこで 浦東新区は上海市循環経済実証事業指定業者である上海新金橋工業廃棄物管理有限公司 ( 金橋集団 ) の新敷地内に 浦東新区工業廃棄物総合処理センター を置き そこを 工業廃棄物再生循環利用基地 とすることを浦東新区における工業廃棄物管理行政の最初の柱とした これは電子廃棄物等危険廃棄物管理の一転集中化をはかり 資源化との一元化を図ることにより適正処理と資源化を両立させようという政策の反映である 去る 2009 年 6 月 26 日 上海新金橋工業廃棄物管理有限公司は上海市政府関係者ら多数の来賓を迎え 新敷地内に建設した新工場の竣工式を行った 同工場の敷地面積は 約 4 42

51 万m2で 5 棟 ( 固体廃棄物倉庫 電子廃棄物処置棟 危険廃棄物倉庫 危険液体廃棄物倉庫 実験棟 事務棟 ) の外観は既に完成している 尚 総投資額は 1.8 億元である このため に浦東新区は 1,000 万元の補助金を拠出している ( 詳細は 4.2.2(3) 参照 ) 2) 浦東新区工業廃棄物総合処理センター 電子廃棄物の適正処理と資源化政策の切り札としての同センターの処理能力および資源化 ( リサイクル ) の目標は次のとおりである 各種の一般工業廃棄物 5 万トン / 年 各種の工業電子廃棄物 2,800 トン / 年 危険廃棄物の集散量 2 万トン / 年 3 年間で各種類の廃鉱物油を 5,000 トン処理し 燃料油 2,500 トンと潤滑油 2,500 トンを再生する 金橋開発区内の熱供給システムに蒸気を 7 万トン余り提供し こうして石炭を 1.25 万トン節約する ( 石炭の代わりに 5,000 トンの廃油を燃料として利用する場合 年間 NOx の排出を約 43 トン削減することができる ) 3 年間で廃ブラウン管を 5 万台処理することによって 年間再生ガラスを 460 トン 再生金属を 410 トン 再生プラスチックを 375 トン生産することができる 総合的利用率は 85% 以上に達する ( 後述するが この 3 年間の目標は 家電買換え実施細則 の実施によって 2009 年 10 月 ~2010 年 1 月までのわずか 4 ヶ月間で達成されてしまった ) 第一期工事 ( 右半分 ) 完成予定模型図 3 年間で各種の工業電子廃棄物を 5,000 トン処理する 各種の廃家電から銅粉を 500 トン回収すると同時に 樹脂パウダーと電子廃棄物とのリサイクルを実現する 総合的利用率は 85% 以上に達する 危険廃棄物の安全収集率は 100% に達し 3 年間で各種危険廃棄物を 5 万トン収集する 以上が当センターの当初目標であったが 上海新金橋工業廃棄物管理有限公司では同センターの竣工式を終えた 2009 年 6 月の経営会議において 設備導入計画を突然変更することにした その最大の理由は 家電買換え実施細則 の実施に伴う家電リサイクルプラント建設の優先である 2009 年当初の設備投資事業計画では 廃油処理とリサイクル ( 浸透膜利用または蒸留式 ) および 廃電子基板処理装置 ( インペラーミルで粉砕剥離し微粉化技術で金属粉を分離する ) の設備導入を実施する計画であったが 次年度に計画していた家電リ 43

52 サイクルのための装置導入を前倒しすることを決めた このため廃鉱物油のリサイクル事業は先延ばしとなった 尚 家電リサイクルプラントの導入は当初から織り込み済みであったため 工場そのものの設計変更には影響はなかった (3) 回収システムの構築 1) 浦東新区独自の取り組み工業用電子廃棄物は固体廃棄物処理行政の中に位置づけられるが 危険廃棄物については 1999 年の危険廃棄物移転綴証票管理弁法 ( マニフェスト ) や 2004 年の危険廃棄物経営許可証管理弁法 それに 2005 年の改正固体廃棄物環境汚染防止法などによってその取扱いについては厳しく規制管理されている 特に 電子廃棄物処理許可事業者については上海新金橋工業廃棄物管理有限公司など 7 社 (2010 年 2 月 15 日現在 ) に限られている 回収についても 本来は同弁法のもとに管理されるべきであるが 実際は経済原理のもとで不法に回収されて不適正に処理されている例も多い 大学キャンパスでの回収キャンペーン そこで 浦東新区および上海新金橋工業廃棄物管理有限公司は電子廃棄物の回収を促進するために 次のような方策を取っている 廃棄物の公共サービスセンターを利用して 回収ネットワークを拡大することによって情報の共有化をはかり 収集システムを健全化する 大学や学校で環境教育を併設しながら 環境グッズなどのプレゼントを行うなどの回収キャンペーンを行い 電子廃棄物の投棄による汚染の危険性を訴えるとともに啓蒙運動に努める 浦東新区の行政機関( 学校なども含む ) では優先的に同センターに電子廃棄物を納めるよう奨励する また 行政職員や関係者には電子廃棄物の取扱許可指定業者への納入証憑なしには新品の電子機器の購入を認めない 上海新金橋工業廃棄物管理有限公司の 300 余りの取引先企業へのサービスをいっそう改善し 更に良い現場サービスを行うことによって ゲリラ ( 個人回収業者 ) に対抗できるようにする また 不法回収業者を締め出すだけではなく 個人回収業者を同公司のもとに組織化する エコ文化のコミュニティを育成する 完全分別回収の収集モデル地区をつくり 様々な形でテーマ活動を行い 住民とともに循環資源社会をつくる運動を行う 尚 これらの方策について 浦東新区の環境リサイクル行政部門では 同じ都市型循環社会で豊富な経験とノウハウを持つ川崎市の協力に大きな期待を持っている 44

53 2) 日系企業に対する期待電子廃棄物の適正処理と資源化における重要な施策は いかに回収量を増やせるかであるが 浦東新区は CSR 重視と企業モラルの高い日系企業に大きな期待を持っている これまでも 上海京セラや上海シャープ ソニー中国 上海リコーデジタル 上海日立といった企業を筆頭に 環境保護の面で日系企業は先進的な役割を果たしてきたため地元政府の信頼は厚い 先ずは 日系企業に模範となってもらい その成果を外資系企業 そして国有企業に広めたいという考えだ そのひとつとして 現在 浦東新区環保協会 ( 浦東新区環境行政部門の外郭団体 図表 参照 ) 内に 日系企業グリーンアクション部会 ( 中文名 日企绿色行动小组 幹事会社 : 上海京セラ ソニー中国 ) を開設して 日系企業の環境保護やリサイクルに関する取り組みを紹介したり 回収ネットワークを広げたりする活動を行う方針である また 上海新金橋工業廃棄物管理有限公司では 上海リコーデジタルの協力を得て 既に電子廃棄物回収事業を行っている 同社から排出される工業固体廃棄物や事務機器用の電子廃棄物だけではなく 従業員が保管しているパソコンやラジカセ ゲーム機器や携帯電話といった電子廃棄物を会社に持参してもらい回収するといったキャンペーンも実施している 同公司では これらのキャラバンに力を入れて他の日系企業や外資系企業 有力な国有企業にも広げたいとしている 図表 浦東新区環保協会の役割 (1) 政府からの委託 1. 環境保護基金 ( 受理 審査 検収 ) 2 クリーン生産の推進 ( 専門家の組織 審査 検収 ) (2) 教育 1. 環境保護の法律 法規の教育 2. 環境保護基準 方法の教育 3. 環境保護の技術教育 (ISO14001 認証 クリーン生産他 ) (3) 委託サービス 1. 環境保護に関する手続きの代理 2. 環境影響評価対策 3. モニタリング 4. 競争入札への推薦 5. 工業廃水 生活廃水の管理 6. 三廃 *1 対策プランの策定 他 (4) 技術コンサルティング 1. 専門家の派遣 2. 新技術や新製品の普及 3. 法律 法規 標準 4. 合法的権益の維持 5. 環境保護製品の提供 他注 )*1: 廃水 廃ガス 固体廃棄物 45

54 図表 浦東新区の金橋輸出加工区に立地する主な日系企業社名 ( 日本の持株率 ) 業務内容従業員数 ( 日本人 ) 上海夏普電器有限公司 (60%) 上海日立電器有限公司 (25%) 上海リコーデジタル設備有限公司 (100%) 上海日立家用電器有限公司 (60%) 上海索广映像有限公司 (70%) 三洋杰士電池 ( 上海 ) 有限公司 (100%) 上海京瓷电子有限公司 ( 京セラ 100%) 上海松下等離子顯示器有限公司 (51%) 三井ハイテク ( 上海 ) 有限公司 (100%) オムロン ( 上海 ) 有限会社 (100%) エアコン 冷蔵庫 洗濯機 除湿機 空気清浄機の生産 管理職 :70 名 (8) 工員他 :3,000 名 コンプレッサーなどの製造 管理職 :900 名 (2) 工員他 :4,500 名 レーザー プリンター デジタル複写機の 管理職 :70 名 (16) 生産 工員他 :2,000 名 全自動洗濯機 エアコンの生産 管理職 :400 名 (19) 工員他 1,700 名 液晶テレビ projector ネット TV 会議 管理職 :47 名 (12) system 放送局用編集機器の製造 行員他 :1,200 名 リチウムイオン電池及び電池パックの製 管理職 :46 名 (5) 造 工員他 :1,430 名 SMD パッケージ コンデンサー等電子部 管理職 :300 名 (50) 品 自動車部品 ( ヒーター ) などの生産 工員他 :7,000 名 PDP セット モジュール製造の製造 管理職 :380 名 (12) 工員他 :1,200 名 積回路及びモーター鉄心製造 管理職 :50 名 (9) 工員他 :320 名 PLC 温度調節器 センサ タイマ カウ 管理職 :70 名 (39 名 ) ンタ 電源などの制御機器の製造 工員他 :2,100 名 このほか 上海オムロン制御 アロカ カナレ電気 ソキアトプコン 岡谷精密 後藤電子 といった会社も立地しており 積極的な環境対策を行っている リサイクルプラント建設における技術的 運営的課題と日本からの技術移転 (1) 家電リサイクル処理の現状 2011 年 1 月 1 日施行の 廃棄電器電子製品回収処理管理条例 ( 以下 条例 という 条文は添付資料 -3 参照 ) に向けて 中国では家電リサイクルプラント建設の機運が一気に盛り上がっている その火付け役が 条例運用のための試行的な位置づけとして 2009 年 6 月 28 日に公布され 中国政府内需拡大政策のひとつとして実施された 家電買換実施弁法 ( 概要は図表 参照 以下本章では 弁法 と称す ) 地元行政機関と日系企業との打合せである 上海など大都市部や一部の地域では 弁法に先立ち 6 月 1 日から 家電買換実施細則 ( 以下 細則 と称す ) として先 46

55 行実施された 当初 どの程度の廃家電が回収されるか疑問視される声も多かったが 調査を開始した 2009 年 10 月 12 日時点では 上海に立地する指定回収業者の倉庫はそれだけでは間に合わず工場敷地までも溢れだしているという有り様であった 同様に 回収業者から持ち込まれた処理業者の倉庫も同じく満杯の状態で 敷地には廃冷蔵庫や廃洗濯機が山のように積まれていた ( 写真参照 ) 森藍環保 ( 上海 ) 有限公司の倉庫 新金橋工業廃棄物管理公司の敷地 この状況は少しずつ改善されてきてはいるものの 補足調査を行った 2010 年 1 月時点でもさほど変わっていない こういった状況の中 細則で落札した処理業者はその対応に追われており 既設の設備では十分に対応できないため 一刻も早い合理的で効率的な廃家電解体ラインの導入を急いでいる 中でも テレビの買換え需要が旺盛なため 全廃家電のうちテレビが 70% 以上を占める ( 図表 参照 ) そのため某処理業者ではテレビの解体ラインを 入札で落選した他社から借り受けて 24 時間のフル操業にて対処しているという状態である しかし 自宅の押入に 20 年以上も長く保管されていたと思われるような骨董品とも言える廃テレビも多いことから 現場では解体に苦労している テレビの次に需要が多いのが二層式洗濯機であるが やはり水回りの部分が腐敗して錆びているため 解体作業には手間取っているようだ また 解体設備や工具の不十分さもそれに拍車をかけている 冷蔵庫については冷媒フロンの回収を丁寧に行っているのが印象的であったが 断熱材フロンについては手つかずのままである 尚 冷蔵庫やエアコンの回収はテレビや洗濯機に比べるとそう多くはないが いつまでも積んだ状態のままにはしておけないため 解体ラインの導入計画を急いでいる このように 今回の細則実施による現場への混乱は 2011 年の条例実施に向けて 処理業者に対しての本格的な家電リサイクルプラントの建設を大いに促す結果になっている 47

56 図表 家電買換実施細則 の概要 ( 内需拡大のために 2009 年 6 月 1 日 ~2010 年 5 月 31 日までの時限立法で実施 最近の通達で延長が決定している ) 目的 6 月 1 日から内需拡大と循環経済の促進を目的とした 家電買換え実施細則 として北京市 天津市 上海市 江蘇省 浙江省 山東省 広東省 福州市および長沙市を試験地区で先行実施 その後 国家発展改革委員会 商務部 財務部 工業情報化部 環境保護部 国家工商行政管理総局 国家品質監督検査検疫総局により 6 月 28 日から弁法として全国で実施 消費者への 5 品目に対して 10% * 但し 上限を設定 / テレビ 400 元 冷蔵庫 300 元 洗補助金濯機 250 元 エアコン 350 元 コンピューター 400 元 (1 元は約 14 円 ) 補助金給付回収企業は廃家電の引取と同時に消費者に 証明書 を渡す 消費者は新品を購の流れ入する際 この証明書を販売会社に持って行き 決められた補助金の額だけ差し引いてもらう 販売会社は現地の政府商務部門に申請し補助金を受領する 認定業者と回収企業 販売企業 処理企業は省レベルの入札により確定し落札者を公表 しての入札 < 入札できる条件 > 制度回収企業 / 家電買換管理システムの整備 回収網の充実 保管場所がある 教育訓練を実施 専門員がいる 3 年以内の経営が安定している 等を総合評価 販売会社 / 家電買換管理システムの整備 販売網の充実 保管倉庫がある 配送能力がある 据付 メンテナンスの実施能力がある 3 年以内の経営が安定している 等を総合評価 (* メーカー系販売会社が入札する例も多い ) 処理企業 / 電子廃棄物汚染環境防止管理弁法による電子廃棄物処理許可企業であること (* 条例では第 23 条によって条件を定めている ) 負担比率中央政府 80% 現地政府 20% 図表 廃家電回収量に影響を与える最近の主な家電産業優遇政策 ( 補助金制度 ) 制度名 対象 補助率 期限ほか 1 家電下郷 ( 家電製品農村普及策 ) 農村籍 13%(10 品目 ) 2009~2013 年 2 家電買換実施弁法 全国 10%(5 品目 ) 2009 年 6 月 ~ 2010 年 5 月 3 省エネエアコン普及実施細則 メーカー 300~850 元 1, 2 級品のみ ロット 注 1) 家電下郷 ( 家電製品の農村普及 ) 政策 2007 年から一部市域で行い 内需拡大策と して 2009 年から全国の農村籍住民 ( 中国は都市籍と農村籍があり自由に住居を移動で きない ) を対象に拡大して実施した家電製品購入のための補助金制度 政府が認定し た対象 製品を購入すると 価格の 13% をキャッシュバックされる 家電 5 品目のほかに電子レンジ 温水器 携帯電話なども含まれる 高価なぜいたく品は対象外であったり 認定審査のハードルが高かったりすることなどから日本などの外資系は苦戦を強いられ 2 年前は半分あったシェアが一時 20% まで落ちた その後 中国政府の対象製品の上限価格アップ ( 例えばテレビは 2,000 元から 3,500 元になった ) や日系メーカーなどの低価格商品の市場投入などにより多少持ち直している 48

57 品目 図表 細則実施による品目別回収率と回収総数 ( 発表 ) A. 細則による回収総数 /2,390,149 台 全国 9 か所 ( 新金橋 ) ( 森藍 ) B. 新品販売台数 /2,030,156 台 A-B ( 台 ) テレビ 1,687,379 台約 60,000 台 937,786 台 749, % 推定 80.0% 65.0% 46.2% 冷蔵庫 217,166 台 324,582 台 -107, % 推定 6.0% 10.0% 16.0% 洗濯機 308,784 台 317,745 台 -8, % 推定 4.0% 10.0% 15.7% エアコン 33,783 台 241,057 台 -207, % 推定 3.0% 3.0% 11.9% パソコン 143,037 台 208,986 台 -143, % 推定 7.0% 12.0% 10.3% (2) 今後の家電リサイクルプラント建設に向けての新たな動向細則の実施スキームでは三業者 ( 廃家電回収業者 廃家電処理業者 家電販売業者 ) 全てが入札制となっているが 2009 年 10 月 12 日現在 上海地区で落札した指定回収業者は 9 社となっている そのうち家電量販店が 7 社を占める 消費者は廃家電を業者に出すと同時に新品を買えるので家電販売業者と回収業者が同じほうが便利であるため 家電量販店の回収量が多い 一方 処理業者は当初 上海新金橋工業廃棄物管理有限公司 偉翔環保科技発展有限公司の 2 社が落札したが 細則実施によって予想以上に廃家電が集まったため 処理能力を増やすためにもう 1 社 ( 上海電子廃棄物交投中心有限公司 ) を追加して 現在の処理業者は合計 3 社となった また 江蘇省では 5 社が落札しているため 上海でも更に 1~2 社の追加入札があるのではないかとの予想があるが 2010 年 2 月 15 日時点では まだ実施されていない 尚 入札条件は 既に電子廃棄物処理許可を持っている企業に限られるため 現在許可を受けている 7 社から 3 社を除く 4 社の中から選ばれることになる その中には唯一の日系企業である上海三井鑫雲貴稀金属循環利用有限公司も含まれているが 応札するかどうかは調査をしていないので分からない 尚 江蘇省では 日系の蘇州同和資源綜合利用有限公司が入札で落札している こういった状況の中で 新たな動きも活発化している 例えば 浦東新区に立地する森藍環保 ( 上海 ) 有限公司 ( 総経理 : 羅新雲 ) は条例の回収業者 9 社のうちの 1 社であるが 廃家電の回収促進による利益をあげるために一工夫を凝らしている 同社の特徴は 企業として 創業収集 ( 回収方法を創意する )- 精製分解 ( きめ細かく丁寧に分解する )- 科学循環 ( できるだけ使えるものは使うように循環させる )- 環境処理 ( 環境汚染防止に配慮しながら処理する ) をモットーとしているが 回収面においても家電量販店では真似ができないきめ細かなサービスを提供して 消費者に 森藍回収ブランド を確立したいとしている また 同時に回収業者の許可に加え 処理業者の許可の取得も狙っている 回収業者と処理業者の許可を得ることができれば 回収 ~ 処理といった一貫業務が可能 49

58 となり 業務の効率化や消費者に対するサービスの面で何かと有利になる また同社では日系家電メーカーから副総経理をスカウトするなど人材重視の姿勢で 日本など先進的な家電リサイクル設備の導入にも熱心である このように 後発のベンチャー企業らしく 経営にさまざまな創意工夫がみられる さらに 現在対象 5 製品以外の家電処理は電子廃棄物処理資格があれば可能であるが 回収 ~ 修理 ~リユース のコースを実施するマニフェストの伝票発行は認められていない もしもリユースを認める法律ができれば実施したい 2011 年に電気製品のリユースが認められる法律が施行予定である ( 羅総経理 ) とビジネス拡大のチャンスを虎視眈々と狙っている 尚 条例においては 回収された廃家電は全てリサイクルされなければならない森藍環保公司でのヒアリング風景とされている また同調査の噂を聞きつけて広東省から上海までかけつけてきた某社の総経理は これまでの雑品の輸入解体をしてきた経験を生かし家電リサイクル分野に事業進出したいとしている FSでは約 2,000 万元 ( 約 2 億 8,000 万円 ) の投資計画となっており 日本側にプラント建設におけるコンサルティングを求めている さらに 上海第二工業大学電子廃棄物資源化学院の王教授の指導を受けている某社機械メーカーの総経理は 地元大手家電メーカーとのジョイントベンチャーによる家電リサイクルプラントの建設を計画しており やはり日本の先進的な技術と工場運営を取り入れたいとして指導を求めてきている このように 廃家電の大量排出先である上海はもちろんのこと 細則の実施を機会に 中国では至るところで家電リサイクル事業をビジネスチャンスと捉えた やや過熱気味とも思える期待感が高まっている (3) 上海新金橋工業廃棄物管理有限公司の家電リサイクルプラント建設計画における技術的および運営的課題ここでは 細則による処理業者の代表格である上海新金橋工業廃棄物管理有限公司 ( 以下 新金橋公司 という ) の家電リサイクルプラント建設計画を中心に調査した結果を報告する 1) 現状新金橋公司は 上海金橋集団 ( 金橋輸出加工区のデベロッパー 上海市国有資産監督管理委員会と浦東新区資産監督管理委員会出資による大手国有企業 ) の出資によって 2000 年に設立された上海有数の廃棄物処理リサイクル企業である 従業員は約 300 名 出資金は 7,000 万元で 主に金橋輸出加工区に立地する工業系企業の廃棄物処理を事業の柱にしている 今回の細則に基づく上海市発展改革委員会 上海市商務局 上海市環境保護局に 50

資料 4 平成 26 年報告書に提言された取組のうち 回収率目標達成アクションプラン以外の取組状況について 平成 29 年 12 月 4 日 経 済 産 業 省 環 境 省

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