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1 平成 27 年度 学校法人金沢工業大学事業報告書

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3 三大建学綱領 高邁な人間形成 深遠な技術革新 雄大な産学協同 我が国の文化を探求し 高い道徳心と広い国際感覚を有する創造的で個性豊かな技術者 研究者を育成します 我が国の技術革新に寄与するとともに 将来の科学技術振興に柔軟に対応する技術者 研究者を育成します 我が国の産業界が求めるテーマを積極的に追究し 広く開かれた学園として地域社会に貢献します KIT IDEALS( 学園共同体の信条 ) 学園共同体が共有する価値 に基づく信条 ( 行動規範 ) 私たちは 学園共同体として共有すべき価値を KIT-IDEALS として定め これらに基づく信条を次の通りまとめました これを学生 理事 教職員が常に意識し 尊重することにより学園共同体の向上 発展を目指します K Kindness of Heart( 思いやりの心 ) 私たちは 素直 感謝 謙虚 の心を持つことに努め 明るく公正な学びの場を実現します I Intellectual Curiosity( 知的好奇心 ) 私たちは 情熱 自信 信念 を持つことに努め 精気に満ちた学びの場を実現します T Team Spirit( 共同と共創の精神 ) 私たちは 主体性 独創性 柔軟性 を持つことに努め 共同と共創による絶えざる改革を進め 前進します I Integrity( 誠実 ) 私たちは誠実であることを大切にし 共に学ぶ喜びを実現します D Diligence( 勤勉 ) 私たちは 勤勉であることを大切にし 自らの向上に努力する人を応援します E Energy( 活力 ) 私たちは 活動的であることを大切にし 達成や発見の喜びを実現します A Autonomy( 自律 ) 私たちは 自律することを大切にし 1 人ひとりを信頼し 尊敬します L Leadership( リーダーシップ ) 私たちは チームワークを大切にし 自分の役割における自覚と責任を持ちます S Self-Realization( 自己実現 ) 私たちは 自らが目標を持つことを大切にし 失敗に臆することなくさらに高い目標に挑戦することに努めます

4 学園共同体の理想 学園創設者の泉屋利吉翁は 学生 理事 教職員の三位一体で構成する学園共同体の理想を掲げ 工学アカデミア の建設に全力を傾けました 学園創設期においては 学生を Young gentlemen と呼び 彼らの自律と自主的な活動を支援し 自由と活気ある学園の樹立に心がけました 特に 直接 その設立を企画した穴水湾自然学苑は 豊かな自然の中で教職員と学生が寝食を共にし 規律ある共同生活を送ることにより お互いの信頼関係の構築と学園共同体の理想を実現せんとするものでありました 傍ら 教職員の資質向上を図るため 教職員の学内外への留学制度を構築し 全ての教職員に教育者としての自覚を強く求めました 初代校長 学長の青山兵吉先生は Truth( 真理 ) Theory( 理論 ) Technology( 技術 ) を当時の学園の記章に三つの T として込められ 学園を 知を求める場 知を生産する場 とされ 本学園卒業生が我が国産業界において指導的役割を担う技術者 研究者として活躍することを強く念じ また信じておられました 学術に生きる青山兵吉先生の純粋で崇高な願いと言動は 当時の教職員には忘れ難いものがあります 第 2 代大学学長の京藤睦重先生は 学生の学力や資質を直視され 多年にわたる教育者としての信念に基づき 学園共同体の理想を 親切な学園である との言葉に込められ 学生との信頼関係を構築する軸として 基礎学力の向上を目的とする徹底した教育訓練を展開されました 特に 努力すれば 必ず報われる と学生に熱く語りかけておられた姿や 誠意をもって学生に対応すれば 学生は必ず応えてくれる と自ら率先して学生と向き合う活力ある行動は 教職員を励ますのみならず 学外の多くの方々から支持されました 私は KIT-IDEALS を標榜するにあたり 学園が組織として重視すべき価値と位置づけた Kindness of Heart ( 思いやりの心 ) は 京藤睦重先生の教育者としての学生を思う心を Intellectual Curiosity ( 知的好奇心 ) は 青山兵吉先生の学者としての純粋な崇高さを Team Spirit ( 共同と共創の精神 ) は 泉屋利吉翁の学園共同体の理想を追究する闘志に満ちた活動をそれぞれ想起し定めたものであります また 学園を構成する ( 学生 理事 教職員 ) 個々人が重視すべき価値として位置づけた Integrity( 誠実 ) Diligence( 勤勉 ) Energy( 活力 ) Autonomy( 自律 ) Leadership( リーダーシップ ) Self-Realization( 自己実現 ) は 創設者を始めとして 歴代の学長 校長が話されたり 学生を諭された言葉の数々から その思いを要約させていただいたものであります 学園を構成する人々 ( 学生 理事 教職員 ) が生涯にわたる 行動 を通して自己実現を目指され 学園共同体の理想実現に寄与されますことを念願するものであります 理事長 泉屋利郎

5 トピックス 目次 本学の問題発見 解決をはかる プロジェクトデザイン教育 が国内外の教育機関で採用大学間連携共同教育推進事業文部科学省の審査で S 評価 5+4 の一貫教育改革高専 大学 白山キャンパス構想 を発表東京虎ノ門キャンパスに新しい大学院研究科が誕生大学基準協会の認証評価を受審認証評価 適合 との通知学友会からの要望を受け 2 階建て屋根付き駐輪場を整備 平成 27 年度における大学 高専の取組み Ⅰ. 教育の取り組み Ⅰ-1. 第 5 次教育改革の推進 1 Ⅰ-2. 本学の特色ある教育プログラムの推進 2 Ⅰ-3. 教育付加価値日本一 を目指した SD FD の展開 5 Ⅰ-4. 金沢工業大学の PBL 型学習を多方面で展開 10 Ⅰ-5. 教育 研究 地域貢献を通じた人材育成イノベーションの実践 16 Ⅰ-6. 正課教育と両輪をなす課外活動の推進 20 Ⅰ-7. キャリア形成の支援と進路開拓の積極展開 24 Ⅰ-8. リーダーの育成を目指した充実の支援制度 30 Ⅱ. 研究の取り組み Ⅱ-1. 研究成果を社会へ還元するための産学連携の取組 32 Ⅱ-2. 社会インフラのイノベーションを目指す複合材料研究開発センターの活動 34 Ⅱ-3. 研究活動の情報発信と 研究土壌の醸成 35 Ⅲ. 自己点検 外部評価の取り組み Ⅲ-1. 継続的な改善活動のために 38 Ⅳ. 社会貢献の取り組み Ⅳ-1. 地域の人材育成に寄与するための連携推進と支援活動 39 Ⅴ. 国際交流 Ⅴ-1. ラーニングエクスプレスプログラムの推進 43 Ⅴ-2. 国外の関係協力校との交流 45 Ⅵ. 環境整備 Ⅵ-1. ハード面での環境整備 46 Ⅵ-2. ソフト面での環境整備 47 Ⅶ. 学生募集のための取り組み Ⅷ-1. 積極的な情報開示とキャンパスの紹介 52 Ⅷ-2. 多様化する志願者のニーズに応えるために 53 Ⅷ. 学園の組織情報 55 Ⅸ. 財務情報 60

6 本学の問題発見 解決をはかる プロジェクトデザイン教育 が 国内外の教育機関で採用 ベトナムに誕生した新しい大学 越日工業大学 (VJIT) でプロジェクトデザイン教育を中心とするカリキュラムが導入される VJIT は Ho Chi Minh City University of Technology( 以下 HUTECH) を基盤として開学したベトナムの未来を担う革新的な大学である HUTECH は 2015 年開学 20 周年を迎え これまでベトナムで広範囲な技術教育の先駆者として社会に役立つ人材を輩出してきた VJIT はこの HUTECH の実績を母体とし 日本との強い連携のもとベトナムの次世代を担うエンジニア育成のため設立された VJIT のプロジェクトデザイン教育は本学同様 チームで問題発見 問題解決の活動を行うもので Ⅰ は問題発見 問題定義に半分以上の時間を割き Ⅱ は問題解決策の創出に重きをシフトしており Ⅲ は学部教育の集大成科目として位置付けられている いずれの科目も学年に応じて能力の総合化を図る科目として位置づけられており その中で学生は知識を知恵に転換する体験と 創造力 チーム活動能力 コミュニケーション能力 プレゼンテーション能力等の育成が図られる PBL 型学習モデルのカリキュラムが京都市立京都工学院高校で始まる 本学は 京都市教育委員会との高大接続に関する連携協定を 6 月 22 日 ( 月 ) に京都市役所で締結した 京都市教育委員会は 平成 28 年に旧来の京都市立洛陽工業高校と京都市立伏見工業高校を合併した 京都市立京都工学院高校 を開校するにあたり 本学の プロジェクトデザイン教育 をモデルとした PBL 型学習 プロジェクトゼミ を 1 年生から 3 年生までの教育の柱に据えることとしている 今年 5 月の新校説明会では 中学生と保護者を合わせて 1,100 人の参加があり これまでの二つの工業高校の説明会を合わせた倍近くの盛況ぶりで また従来 2 校で 1 割程度だった女子生徒が この日 2 割以上参加していたことからも新しい教育に対する期待度の高さをうかがわせる 協定式では本学と京都市教育委員会との協定と同時に アクティブラーニングの導入で新高校と連携する産業能率大学との協定も行われた 協定書の調印は本学の石川憲一学長 京都市の在田正秀教育長 産業能率大学の宮内ミナミ学長の 3 人が揃って行われた 本学との協定内容は 1 京都工学院高校のカリキュラム プロジェクトゼミ の共同開発と継続的な改善 2 双方の教職員による 技術者教育の教育効果を検証する協議会の設置 3 本学による京都市教育委員会の教員研修の受け入れ 4 本学による京都工学院高校生徒への特別講義の実施 5 その他 別途協議し定めた事業 前述の 5 項目で 昨年 12 月には 京都で教員約 60 人を対象に第 1 回教員研修会を行っている 在田教育長のあいさつで 従来の工業教育と一線を画し これからの時代に即した先進的な教育を行うため PBL の先進校として知られる金沢工業大学との連携をお願いした との紹介を受け 石川学長は京都市の教育改革に対する共感と賛辞を述べ 協力を約束した 今年度は新校の開校に向けた 2 回の教員研修会が予定されており 同時に来年度以降の高大接続事業について協議されることとなっている

7 大学間連携共同教育推進事業 文部科学省の審査で S 評価 実践力と創造力を持つ高信頼スマート組込みシステム技術者の育成 文部科学省が実施している平成 24 年度大学間連携共同教育推進事業に選定された 実践力と創造力を持つ高信頼スマート組込みシステム技術者の育成 ( 平成 24 年 10 月 ~ 平成 29 年 3 月まで ) は ステークホルダー ( 産業界 ) が大学に要請する技術者教育を踏まえて 本学 (KIT) と北陸先端科学技術大学院大学 (JAIST) が連携してステークホルダーと協働しながら 高信頼スマート組込みシステム技術者 を育成する教育プログラムを構築する事業である ( 左図参照 ) これまでに KIT と JAIST は連携してステークホルダー (( 一社 ) 組込みシステム技術協会 ( 一社 ) 石川県鉄工機電協会 ( 一社 ) 石川県情報システム工業会 ) と共に 学問分野の縦割りを超えて総合的に思考できる 高信頼スマート組込みシステム技術者 を育成するための 教育コース 学修フィールド 評価システム および 教材 を構築し 実践すると共に改善を図ってきた 平成 27 年 4 月 13 日 ( 月 ) には 文部科学省の中間審査である面接審査が行われ 計画を超えた取り組みであり 現行の努力を継続することによって本事業の目的を十分に達成することができる :S 評価 を受けることができた 平成 24 年度大学間連携共同教育推進事業 ( 分野連携 ) に採択された 24 件の中間審査結果の内訳は S 評価 6 件 A 評価 14 件 B 評価 3 件 C 評価 1 件 D 評価 0 件であり 本学の取り組みは高い評価を得ている これは 本学の取り組み成果が 1 社会的要請を先取りした教育コースの設計 運用 2 学科や学年の異なる学生が学び合える学修フィールドの構築 3 汎用性があり充実した評価システムの構築 4 教材の共通化 e- Book 化 5 ステークホルダーとの協働実績が 特に評価された結果である 中間評価の結果を経て本推進事業を更によいものにするために ステークホルダーから幅広く 高信頼スマート組込みシステム技術者の育成 に対する要請を把握する シンポジウム を開催すると共に 学生が自身の成長について発表する 学修成果発表会 によって 高信頼スマート組込みシステム技術者育成の段階に応じた学生の学修成果を踏まえながら 評価委員会 で 高信頼スマート組込みシステム教育コース の評価と課題の共有を行った 平成 27 年度は 石川県内と関東地域の企業が参加しやすくするために イノベーションホールと虎ノ門キャンパスを中継して 12 月 16 日 ( 水 ) に シンポジウム を開催し 同日 ステークホルダー 3 団体の代表による 第 1 回評価委員会 を 15 号館 201 室で開催した また 学修成果発表会 は 3 月 8 日 ( 火 ) にパフォーミングスタジオで行い 同日 第 2 回評価委員会 を 23 号館 412 教室で開催している

8 5+4 の一貫教育改革高専 大学 白山キャンパス構想 を発表 ~ 個を輝かせ 他と協働し 新たな価値を創出するグローバルイノベーターの育成 ~ 本構想は急速に変化し続ける予測不能な世界情勢の中で 人口減少 少子高齢化などから課題先進国といわれる我が国の将来を鑑みて 本学園が貢献できるものは何かを真剣に考えて決断するに至ったものである 扇が丘キャンパスから約 30km 豊かな自然環境に育まれた白山市瀬戸の地に 高専 5+4 の一貫教育改革 並びに里山再生事業の一体的な取組を醸成するキャンパスを建設し ルイス バークスデール金沢高専校長が提唱した 金沢高専 2020Vision 個を輝かせ 他と協働し 新たな価値を創出するグローバルイノベーターの育成する ため 高専 - 大学 - 大学院までの高度で一貫した教育システムが平成 30 年度入学生からスタートさせる 高専 1 2 年生は白山キャンパスでの全寮制教育で数学や科学などを英語で学び 3 年生では全員がニュージーランドの国立オタゴポリテクニクへ 1 年間留学し 英語にさらに磨きをかける 4 5 年生は扇が丘キャンパスに学び舎を移し 金沢工大と共有する最新の施設設備で専門分野を深く探求する さらに 高専卒業後は金沢工大 3 年次へ編入学し大学院 ( 博士前期課程 ) までの 4 年間で専門分野を深く研究する道も開かれている 白山キャンパス完成イメージ また 白山キャンパス周辺の里山再生事業支援を目的に白山市 地域住民 企業 金沢工大学園が協同で白山麓の特色を活かしたプロジェクトを立ち上げ 小水力発電やバイオマス発電など麓の豊富な水や森林資源を活用し 持続可能なエネルギー循環型地域の実現を目指す研究などを行う予定である 現在 実現すべき将来像に向け白山キャンパスの建設ならびに 5+4 の一貫教育に向けたカリキュラムの編成を鋭意取りくんでいる 5+4 一貫教育改革概要図

9 東京虎ノ門キャンパスに 新しい大学院研究科が誕生 イノベーションマネジメント研究科イノベーションマネジメント専攻 項目 名称 教員組織 入学定員 学位 平成 28 年度から東京虎ノ門キャンパスに新しい研究科が誕生する 研究科名はイノベーションマネジメント研究科イノベーションマネジメント専攻 定員は 40 人 標準修業年限は 1 年となっている 所定の単位数を修得し卒業要件を満たすことで 修士 ( 経営管理 )/MBA と修士 ( 知的財産マネジメント )/MIPM のどちらかの学位が修了時に授与される 昨今 わが国における国際的な産業競争力を強化するには 企業経営やビジネスモデルにおいて知的財産を有効に活用することがますます求められるようになっている そこで 従来二つの専攻に分かれていた分野を統合し イノベーションマネジメント研究科イノベーションマネジメント専攻 を新たに設置することで 経営やビジネスモデルに知的財産を結びつけ 真のイノベーションを実現できるマネジメント人材の養成を目指すことになった すなわち 現在 経営層や経営企画部スタッフ コンサルタント職を担う人材にとっては ビジネスマネジメント能力を高めるとともに知的財産分野の知見を深めることによって より強固な競争優位性を確保することができる また 現役の弁理士や組織内の知的財産部において知的財産関連業務に携わっている人材にとっては 実務家教員からの最新の知的財産関連の知識を修得できるとともに経営戦略 マーケティング ファイナンス 組織人事などのビジネスマネジメント分野の知見を深めることによって 知的財産を活用した新商品開発や新規事業の立ち上げなどをも担える人材を目指すことができる これまでも相互に他専攻履修をすることは可能であったが卒業要件に認められる修得単位数には限りがあった 今後は これまでに分かれていた二つの分野が有機的に融合することでイノベーションの創出ができる人材をより育成しやすい環境になることが期待される なお 新たな研究科の概要は下記のようになっている 概要 イノベーションマネジメント研究科イノベーションマネジメント専攻 研究科長 : 棚橋祐治教授専攻主任 : 加藤浩一郎教授 / プログラム主任 : 三谷宏治教授専任教員数 :15 名 兼任教員数 :61 名 40 名 修士 ( 経営管理 )/MBA または 修士 ( 知的財産マネジメント )/MIPM 卒業要件単位数 36 単位 ( 専修科目 8 単位含む ) 入学試験 大学卒業で企業または 社会人経験を 2 年以上有するもの 出願資格審査で資格を満たせば大学卒業していなくても入学可能 専修科目 イノベーションマネジメント研究 ( ビジネスマネジメント領域 メディア & エンタテイメントマネジメント領域 知的財産マネジメント戦略領域 知的財産マネジメント実務基盤領域 : ブランドマネジメント / グローバル )

10 大学基準協会の認証評価を受審 認証評価 適合 との通知 教育の質向上に積極的な姿勢が高く評価 金沢工業大学は このほど財団法人大学基準協会から 大学基準に適合している との通知をうけた 認定の期間は今年 4 月 1 日から 2023( 平成 35) 年 3 月 31 日までとなっている 大学では この受審のため教員 25 人 職員 28 人のプロジェクトチームを編成し 平成 26 年度初頭の準備開始から本年 3 月下旬の通知書受領に至る約 2 カ年間の業務を経たその成果である 大学基準 を構成する 10 の基準ごとに 長所の伸長と問題点の改善に向けた取り組みを点検 評価報告書に記載した書面審査と 2 日間にわたる実地調査を受けた結果 長所として特記すべき事項 8 件と努力課題 6 件 改善勧告 1 件であった 項目ごとの記載とその根拠となる資料の提示 更に成果ごとのエビデンス提出など きめ細かい作業を経たものである 認証評価結果の総評 認証評価結果の総評のみを転載貴大学は 1957( 昭和 32) 年に開校した北陸電波学校を前身とし 工学部のみの単科大学として1965( 昭和 40) 年に開学した その後 学部 学科および研究科の設置 改組を経て 現在では 工学部 情報フロンティア学部 環境 建築学部 バイオ 化学部の4 学部と工学研究科 心理科学研究科の2 研究科を有する大学となっている キャンパスは石川県野々市市の扇が丘キャンパスのほか 同県白山市の八束穂リサーチキャンパス 東京都港区の東京虎ノ門キャンパスを有し 高邁な人間形成 深遠な技術革新 雄大な産学協同 を掲げた 建学綱領 に基づいて 教育研究活動を展開している 教職員が一体となって人材育成に取り組み 時代の要請に応える形で 学園のビジョン としている 教育付加価値日本一 共同と共創による教育研究の実現 自己点検評価システムの成熟 の実現に努めており 2012( 平成 24) 年には公益財団法人日本高等教育評価機構で認証評価を受けた 貴大学の取り組みとして 正課内外における学生の自主的な学習の支援を目的にグループ活動を重視した プロジェクトデザイン教育 を実施していること 夢考房キャンパス として ライブラリーセンター や 365 日 24 時間使用可能な自習室などを整備していることは特徴といえよう また 適切な自己点検 評価を行い 外部機関による認証や組織への加盟などを通じて 積極的に更なる質の向上を目指している しかし 学生の受け入れにおける定員管理や大学院の教育体制などについては課題が見受けられるので 改善が望まれる

11 学友会からの要望を受け 2 階建て屋根付き駐輪場を整備 2 階建て屋根付き駐輪場の建設工事が完成し 平成 28 年 3 月 30 日午前 10 時から東校地駐輪場竣工式が行われた 駐輪場の入り口付近に移動して執り行われた開所式では 学生を代表して学友会長から 快適な屋根付き 2 階建ての駐輪場を建設していただき 厚く御礼を申し上げます 北陸の天候は不安定で 雨や雪をしのげる駐輪場は 学生にとって重要な設備です 建設にあたって学園関係者のご理解とご協力に感謝いたします と感謝の言葉を受けた 泉屋理事長 石川学長 田畑施設部長 学友会長と交通安全対策専門委員長 ( 学生 ) の 5 人が並び 同時にテープにハサミを入れてテープカットを行い 東校地駐輪場のオープンを祝った 鉄骨造地上 2 階建て 延床面積 2, m2 自転車収容台数 1,364 台 常に整理整頓されるよう タイヤをスタンドに入れる固定式を採用 外観はモノトーン色調の曲線を用いたスタイリッシュな建屋で 内観は屋根の各所から採光を取り 塗床は赤 黄 緑とカラフルにすることで アクティブで解放感のある空間としている 予定されている金沢市道 ( 有松 四十万線 ) からの門およびアプローチ道と接することから 歩行動線を 23 号館へ連続するように配慮している また 4 カ所方向どちらからもアクセスでき 2 階への階段付自転車斜路を設けることで既存建物との調和を図っている

12 - Ⅰ. 教育の取り組み - Ⅰ. 教育の取り組み 金沢工業大学 金沢工業高等専門学校 金沢工業大学の教育目標は 自ら考え行動する技術者の育成 である この目標を達成するために授業や課外活動を通じて実社会の課題にチームで取り組み アイデアの創出から具体化するまでのプロセスを常に意識し 自らが考える習慣を徹底的に訓練する教育を実践する 学生は 何のために 何をするのか という自覚と目的を明確に持ち 日々研鑚に努める必要がある そのために 教職員はどれだけ学生が学び取ったか いかに学ぶ力を伸ばせたかを重視し 学生の学びを支援するため 様々な活動に取り組んでいる Ⅰ-1. 第 5 次教育改革の推進 大学教育再生加速プログラム (AP 事業 ) KIT 教育改革の核として位置付けた 大学教育再生加速プログラム 金沢工業大学は これまで多くの GP 事業等の採択を受 け 各々の教育課程ならびに課外教育プログラムの充実 を図ってきた 平成 26 年度に公募された 大学教育再生 加速プログラム (AP 事業 ) では これまでの GP 事業 等で取り組んできた各教育課程等の改善を学部教育全体 で推進し最適化を図ることを目的に申請し アクティ ブ ラーニングと学修成果の可視化の複合型 に選定さ れた 本事業では CDIO のフレームワークに照らし合わせ Conceive( 考える ) Design( 設計する ) の重点を正課 ( 授 業 ) に Implement( 実行する ) Operate( 運用する ) の重点を正課外 ( 課外教育プログラム ) に位置付け 学生の能動的な学修が可能となる環境を5か年計画で整備する 具体的には 新たに構築するシラバス (e-シラバス) を通して正課と正課外を接続し それらの活動における学修内容 時間 達成度などをポートフォリオで統合させることで 学修成果の可視化を図る これにより 全学的なアクティブ ラーニングを展開し 正課と正課外の活動を可視化しながら 学生の能動的な学びの場としてのアクティブでオープンなキャンパスを形成する また 学生個々の達成度に応じた指導やそれに基づく教育改革の推進が期待できるこの取り組みを 本学では教育改革の核として位置付けている 1

13 - Ⅰ. 教育の取り組み - Ⅰ-2. 本学の特色ある教育プログラムの推進 プロジェクトデザイン Ⅱ Ⅲ の公開発表審査会の開催 正課教育の柱である プロジェクトデザイン教育 本学の正課カリキュラムの主柱に位置づけている プ ロジェクトデザイン (PD) 教育 は 学生が自主的 主体的に学ぶ重要性を理解すると共に 学生同士がチー ムを組み それぞれのアイデアや知識を組み合わせるこ とによって 一人では生み出すことが難しい新たな発想 や価値が生み出されること をデザインシンキングを含 む様々な手法を活用し 経験 体得することを目的に 1 年次から 4 年次まで 6 つの必修科目 (17 単位 ) で設定さ 提案したアイデアの有効性を検証すべく 学生たちは検証モデルを考え 装置 プログラムの試作やアンケート調査などを行った 2 年次生は 1 年次のプロジェクトデザイン入門からⅠ Ⅱ 実践へと2 年間かけて反芻しながらも段階的に 問題の発見から検証 試作に至る技術者としての仕事の進め方 を体験し 自ら考え行動する 力を徐々に身に付けてきた 今回の最終ポスターセッションは プロジェクトデザイン実践の成果を学生たちが発表する場であっただけでなく 技術者としての2 年間の成長を自ら確認した場でもあった れている 講義に耳を傾ける参加者 更に 4 年次生はPD 教育の集大成であるプロジェクト デザイン Ⅲ の授業において 2 月 12 日 ( 金 ) 13 日 ( 土 ) の 2 日間にわたり 2 会場 (8 号館 23 号館 ) で公開発表 審査会を開催した この審査会は 授業の一環である口 平成 24 年度からはここに世界の技術者教育の標準となる CDIO フレームワーク (Conceive( 考え出す ) Design( 設計する ) Implement( 行動する ) Operate( 操作 運営する ) という問題発見 解決のプロセス ) を導入し 平成 25 年度には 2 年次生に対し初めて専門教育に関連する課題の解決策を見出し そのアイデアを具現化する プロジェクトデザイン実践 を実施した そのプロジェクトデザイン実践の活動成果を公開する最終ポスターセッションが1 月 21 日 ( 木 ) から 27 日 ( 水 ) にかけて 23 号館 1 階のパフォーミングスタジオで開催され 291 チームがその成果を披露した 学生たちは 前学期のプロジェクトデザインⅡにおいて チームで協働して問題を発見し その解決のためのアイデアを自ら提案した 後続の後学期のプロジェクトデザイン実践では 自分たちの 頭発表を公開するとともに この口頭発表が学生の成績に係る審査の場であることを明確にするため プロジェクトデザインⅢ 公開発表審査会と称している 競争的環境の中で常に個性が輝く大学として 学生の学習意欲を触発し 学習成果の継続的向上がさらなる教育研究の活性化に繋がることを目的に実施されると共に 学内における情報交換を促進し 地域社会 産業界との情報交換や連携を推進することで地域社会に開かれた大学 社会に貢献し続ける大学となるべく平成 10 年度から実施されている 本年度の公開発表審査会では プロジェクトデザインⅢを履修した学生 1,453 人が 1,064 のプロジェクトテーマにわかれ 指導担当教員のもと研鑚したプロジェクト選定の経緯から発表に至るプロセスを盛り込んだ成果のプレゼンテーションを行った 2

14 Ⅰ 教育の取り組み ものづくりにおける一連のプロセスを体験する 創造設計 教育 ものづくり教育 の柱次世代を担うエンジ ニア育成のために 5 年間一貫して実施される金沢高専独自の ものづくり 実験 の授業 創造設計 では エンジニアに必要な 技術力をはじめ 発想力 問題解決能力 自主性を身に つける つまり 実践的ものづくり体験を重ねることで リーダーシップや実践力のほか 問題発見 解決型のエ ンジニアの育成を目指すもので 1 年次は基礎と動機づけ で 2 年次から 4 年次には徐々に学科の専門教育と関連さ せながら 5 年次には チームで卒業研究に取り組み 設 計 製作 評価 プレゼンテーションなど ものづくり における一連のプロセスを体験する 機械工学科 創造設計フロー この取り組みは 金沢高専の 3 学科すべてにおいて実 学生は前年度の 3 年生が作ったライントレーサーを検 施されているが その活動の一例を紹介する 平成 28 年 証するところから始め 不具合を修正する改善策を提案 2 月 12 日 金 に機械工学科 3 年生が受講する 創造設 設計 製図 加工を通してロボットの構造や動作の仕組 計Ⅲ の技術審査会を高専の多目的実験室Ⅱで実施した みについて学び ものづくりの工程を一通り体験する 審査員には機械工学科教員 夢考房技師のほか 地元企 技術審査は1人 3 分の持ち時間で行われ 学生は各自が 業の(株)石川製作所 発紘電機(株)から企業の製造現場に 取り組んだ課題 改善案 対策をした結果について発表 立つ現役の技術者 2 名を招いたほか 当日は金沢高専を した後 審査員からの質問に答えていた ものづくりの 視察に訪れていた東京都立産業技術高等専門学校の教員 現場で働く技術者の方を前にやや緊張を見せつつも 一 2 名も審査に加わった 機械工学科の創造設計Ⅲでは 床 人ひとり 1 年間の取り組みを報告し 審査員の評価やア 面に描かれた黒い線をセンサーで追いかけながら走行す ドバイスを真剣な表情で聞いていた これは一例だが る自動車型のロボット ライントレーサーの製作に取り 彼らは技術者としてのプレゼンテーションなどを学んで 組んでいる 将来の一助としている 3

15 - Ⅰ. 教育の取り組み - 知性 感性 徳性 豊かな人材の育成を目指す KIT オリジナル教育 生涯学習の一環として指定放送大学科目を開講 本学では 放送大学 ( 千葉県 ) と単位互換協定を結ん でいます 本学学生は 生涯学習の一環として在学中に 本学が指定する放送大学科目の中から 1 科目以上を 履 修 しなければいけません なお 指定放送大学科目の 履修とは 通信指導問題が合格となり 単位認定試験を 受験するまでをいいます 平成 27 年度は 1,716 名が履修 しました 平成 27 年度指定放送大学科目講義概要人口減少社会のライフスタイル ( 11) 歴史と人間 ( 14) 食と健康 ( 12) コンピュータと人間の接点 ( 13) 初歩からの物理学 ( 12) 宇宙を読み解く ( 13) グローバル化と日本のものづくり ( 15) エネルギーと社会 ( 15) 県内で 20 の高等教育機関が連携するシティカレッジ科目の開講 大学コンソーシアム石川は県内高等教育機関全体の新 たな魅力向上を形成するため 高等教育機関相互の連携 高等教育機関と地域社会との連携を深める役割を担い 連携による教育交流 情報発信 調査研究等を行い 高 等教育の充実 発展及び地域社会の学術 文化 産業の 人間と自然 科目の人間教育 人間と自然 科目が実施される穴水湾自然学苑は 昭和 43 年に学生の人間教育を行う重要な施設として 扇 が丘キャンパスから約 100 km離れた能登半島国定公園に あります 大学生は 1 年次 2 年次 3 年次の各学年にお いて 2 泊 3 日の日程で行われる 人間と自然セミナー が卒業要件となっており 高専生は 1 年次 3 年次 5 年次に同様に 2 泊 3 日の研修が必修となっている 平成 27 年度大学では 人間と自然セミナー Ⅰ で 1,679 名 人間と自然セミナー Ⅱ で 1,519 名 人間と 自然セミナー Ⅲ では 1,646 名の参加 高専では 人間 と自然 Ⅰ で 113 名 人間と自然 Ⅱ で 96 名 人間と 自然 Ⅲ が 112 名の参加となりました 技術者としての素養を高めるサブメジャー制度 サブメジャー制度 とは 学びの視野を広めるとと もに 将来技術者としての素養を高めることを目的とし て 所属学科以外の分野の指定科目群の中から 12 単位以 上を計画的に履修し 修得を目指す制度です また 本 制度の修了者には卒業時にサブメジャー科目群修得の証 が授与されます 平成 27 年度の申請者は 13 名と前年の 5 名から 8 名増加した 発展に寄与することを目的としています 本学においても単位互換制度により 県内高等教育機関に在籍する学生の学修の幅を広げるとともに 現在 高等教育機関に在籍されていない社会人の方にも 生涯学習の機会を提供することを目的に以下の科目を開講しました 大学コンソーシアム石川 ( シティカレッジ平成 27 年度提供科目 ) 提供科目名単位数履修者数開講曜日 時間開講場所病気から学ぶ私たちの心と身体 1 23 土曜 14:40~16:10( 第 3 講 ) しいのき迎賓館 放射線と 人体への影響 1 5 火曜 19:10~20:40( 第 4 講 ) しいのき迎賓館 実験の進め方を学ぶ 1 28 火曜 16:40~18:10(5 限目 ) 金沢工業大学 飛行機はどのように設計するのか 1 87 火曜 16:40~18:10(5 限目 ) 金沢工業大学 日常言語と科学技術言語 1 59 火曜 16:40~18:10(5 限目 ) 金沢工業大学 4

16 - Ⅰ. 教育の取り組み - Ⅰ-3. 教育付加価値日本一 を目指した SD FD の展開 新たに ポジティブ教育 の SD FD を実施 ポジティブ教育を導入し 学生や教職員が意欲的に学修に取り組む教育機関へ 学生や教職員が共により意欲的で前向きに学修へ取 り組む教育機関 を目指し 平成 28 年 2 月 19 日から 5 日 間の日程でポジティブ教育の研修会を開催した ポジティブ教育とは 教育の現場で個人および組織の 中に既に備わっている強みに着目し それらを伸ばし 個人も組織全体も元気に発展していくことを目指す教育 である 大学生の正課教育内外の積極的な学び ならびに動機 づけの重要性が認識される一方 大学で学ぶ目的を明確 に持たないまま進学する学生の休学や退学の増加が社会 的な問題となっている このような中 学生には学ぶ意 欲の触発 大学には修学指導の適正化や教育支援の充実 が求められており メンタル面においても的確な対応を 求められている ポジティブ心理学に基づいたその考え 方はメンタル面での問題の発生の予防に繋がり 問題が 発生しても早期に手当てをするため修復しやすい 研修会ではメルボルン大学ポジティブ心理学センター の上級講師ら 2 名の講師を招き 本学の 30 名の教職員がメ ルボルン大学ポジティブ心理学センターが本学の教職員 のために用意した ポジティブ教育入門 と ポジティブ教育コミュニティの構築 という2 部で構成されたプログラムを受講した 研修の中でポジティブ心理学やポジティブ組織論の数多くの用語が紹介され 今後受講者をはじめ周囲の人たちと共通の用語を使うことで組織的にも繋がりが強まると考える 本学の構成員一人ひとりが持つ内的強みと豊富な外的資源をうまく活用し 最適に機能する大学としていくために この研修会が今後の取り組みに大きなヒントを与えてくれた 研修を通じ 学生や教職員がより意欲的に前向きに共に学修に取り組む教育機関 に発展していくために 研修会メンバーが中心となり今後の授業で試行し ケーススタディーや成果を持ち寄ることによって 本学学生に適した内容や体系化を進めていく 講義に耳を傾ける参加者 全教職員を対象とした教育フォーラムによる SD FD 公開型 FD 研修会 Creative Engineer 養成セミナー 開催 第 1 回 Creative Engineer 養成セミナー とし 他 高専 他大学の学生や教職員も参加できる公開型の FD 研 修会を昨年 12 月 12 日 ( 土 ) 午前 9 時から 11 時にかけて 23 号館 1 階イノベーション & デザインスタジオで実施し た テーマは 創造性教育にデザイン思考が必要な理由 : 国際社会で活躍できるイノベーション人材の育成 であ り これについて基調講演およびパネルディスカッショ ンを通して これからの国際社会で活躍できるイノベーション人材の資質とそれらを育む創造性教育の未来について探っていくという内容であった 基調講演は Biotope( 株 ) 代表取締役社長兼チーフイノベーションプロデューサー佐宗邦威氏によるものであった その後 パネルディスカッションが 佐宗氏に加え グローバル情報工学科の藤澤武教授および松下臣仁准教授 機械工学科の金井亮准教授 電気電子工学科の伊藤周准教授によって実施された 5

17 - Ⅰ. 教育の取り組み - 全学部会 第 46 回教育フォーラム と大学事務局研修会を開催 平成 26 年夏に採択された文部科学省 大学教育再生加 速プログラム (Acceleration Program for University Education Rebuilding 通称 :AP 事業 ) における本学 の取り組みと今後の計画について 大学事務局研修会を 10 月 19 日 ( 月 ) に 平成 27 年度第 4 回全学部会 第 46 回 教育フォーラム を 10 月 22 日 ( 木 ) に開催 解説した 初めに 事務局研修会として大学事務局として理解し ておくべきことを中心に 後述する教育フォーラムの内 容を踏まえて説明を行った AP 事業を起点とした取り組みは 全学的な教育改革 に位置付けられる まずは 学習支援計画書を進化させ 学びの起点となる e- シラバスシステムを構築するが 単に システムをつくり 特定の教職員が行う事業ではない いかに取り組みを全学に展開し 学生の学びにつなげる かを考え職員も主体的にかかわる必要がある 大学事務 局においても 各自が出来ることは何か すべきことは 何かを考え チームとして取り組むことが重要である AP 事業以前に 教職員が日々工夫をして教育研究や学 修支援を行っている また 反転授業や e-learning の活用 地域連携という今後更に重要視される取り組みにも多く の教職員や学生が挑戦している これらを踏まえ 効率 的かつ効果的な教育を行うために何が必要となるのかを 考え 意識して行動することが求められる 最後に 金沢工業大学で学ぶ価値とはなにか? を各 自が考えてみてほしいと投げかける形で今回の研修会を 終えた 次に 教育フォーラムでは学長から AP 事業における本 学の取り組みについてのあいさつがあり 学生の能動的 な学修の促進と学修意欲の向上のために チームや組織 で教育を行い 全学が一丸となって以下に示す三つの項 目を実行することで AP 事業を基盤とした教育改革を推 進するという方針が示された 1 新たに導入する e- シラバス により 学生に新鮮な情 報を提供し 興味関心を刺激することで学生の能動的 な学びを促す 2 学生の学修状況を一元管理できる教育システムを整備 し 学生と教職員の相互な情報共有によって学生の主 体的な学びを推進する 3 学生が主役となる大学の創生のために 教職協働型教 育を全学一致で強化推進する アクティブ ラーニング二つの視点 学生がアクティブに学ぶ 教職員がファシリテーターとなる 学びの定着と活用 目的意識の明確化や動機付けを促進する 座学とバランスのとれたアクティブ ラーニングで学ぶ 学びのエキスパートとして学修を促す 考える機会 対話の機会を提供する 学修成果の可視化二つの視点自己評価 他者評価 ( 成績評価 ) 過程と結果を重視する 学生自身が考え いかに気づきを持てるか 続いて 大澤敏教務部長が AP 事業の説明を行った 本事業では 学生の学びと成長に主眼を置き 正課と正 課外を密接に連動させトータルで学ぶ仕組みを構築する したがって これまで部分最適されてきた教育を学生 教員 職員の協働で全体最適化することを目指し アク ティブ ラーニングと学修成果の可視化 という採択テ ーマに基づいた視点を踏まえて チーム ラーニングの 推進 学びの連動 積み重ねを意識した教育システムの 整備 ( e- シラバス等の活用による学修の連動ならびに学修 成果の積み重ねによる学生の主体的な学修の促進 ) 教 育支援機構と教育課程の連携による効果的な学修機会の 提供 を実現したいと話した 教育フォーラムの後半では 本事業を起点とした教育 システムの今後の流れについて 具体的なデモンストレ ーションを含め 情報処理サービスセンター河合儀昌所 長が説明を行った 6

18 - Ⅰ. 教育の取り組み - 新たに導入する e-シラバス システムは LMS( 学習管理システム ) とも言えるもので 従来の学習支援計画書の内容に各教員がリアルタイムな情報を追加することができる e-シラバスは履修コード単位で管理されるため 教員ごとに自分専用のe-シラバスを作成することができる 従来通り同一科目におけるクラス間の整合性は求められるが 情報の更新は学期中にも自由に編集可能である このe-シラバスシステムの導入に伴い 教育研究の連動や学びの積み重ねを一層促すこととなり 既存の各システムとの連携も図る 平成 28 年度から学部においては教材配信システムとレポート提出システムをe-シラバス上に移行する 尚 本 e-シラバスシステムは 平成 27 年度後学期から各学系の一部教員による試行が行われ 以後全学的に展開することとなる より使いやすいシステムとなるよう意見を募り 改良を進めていくと説明した AP 事業の全学的な取り組みを解説する石川学長 各学科 各教育課程の FD 数理教育の充実と向上のための研修会開催 数理工教育研究センターでは 数理教育の充実と向上 を目的とした FD 研修会を平成 17 年度から開催し 今年 は 11 回目の研修会を 11 月 28 日 ( 土 ) 29 日 ( 日 ) の 2 日間 にわたり 池の平セミナーハウスで行い 34 人の教員が 参加した 今回は アクティブラーニングを中心とした数理教育 の改善 をテーマとし 数理工教育研究センターの教員 間での共通認識や連携意識をもつことにより センター としての組織的な数理教育の改善と発展を図ることとし た このため 従来の研修から大幅に趣向を変え 本セ ンター教員が学内や学外で講演発表している授業工夫 教育実践等について代表教員 7 人にそれぞれの授業改善 や授業工夫 新しい授業手法等について発表してもらい 発表テーマの内容についてグループ討議を行った後 全 体討議を行った 数理の古典を学ぶ 談話会開催 平成 27 度最後の数理工談話会が 数理の古典に学ぶ をテーマに3 月 9 日 ( 水 )4 限目 23 号館 1 階コラボレーションスタジオで開催された 参加者は数理工教育研究センター教員 36 人 専門課程教員 4 人の計 40 人であった 最初の講演者である数理工教育研究センターの中谷政夫教授は長年にわたり本学で数学教育に携わってこられ この3 月で教育支援の方に移られる為 今回の講演が事実上の最終講義であった 多忙な教員生活の中でも自身の基礎解析学 特に偏微分方程式論の研究を温めてこられた経験から 後進の教員への励ましの言葉を頂いた また ライブラリーセンター ( 以下 LC) 館長の竺覚暁教授は本学の 工学の曙文庫 所蔵の稀覯書を基に 科学の黎明期から現代科学までの壮大な人類の真理探究の歴史を 書物の裏に隠された人間ドラマと共に語られた 両講演者の熱を帯びた講演に魅了され 終わってみれば予定時間を1 時間延長という充実した談話会であった 7

19 - Ⅰ. 教育の取り組み - 協働学習 グループ学習を支援する教育ツール e トーキー システム研修会開催 パナソニックシステムネットワークス ( 株 ) による e ト ーキー システムについての説明会の FD 研修が高専 2 階 E ラウンジで 4 月 28 日 ( 火 ) 午後 5 時 10 分から午後 6 時 30 分まで実施された e トーキーとは電子黒板とタブレットが連携して行う 協働学習 グループ学習を支援する教育ツールである デザインシンキングなどの手法を教室で実践する本校に おいては強力なツールとなる これにより本校のアクテ ィブラーニングが更に推進される E ラウンジにはインタラクティブディスプレーが設置 されている高専では これと学生個々が有するノート型 パソコンを連動させ 教育に活用するために e トーキー システムを導入した ルイス バークスデール校長を中 心に説明会に参加した多数の教員はすぐにでも自らの授 業に導入できないかと真剣な眼差しであった ここでのソフトウェアの体験が春学期中に実際の授業 で活用されるであろう 工学 英語協同学習による FD の開催 平成 27 年度高専 FD 研修が 8 月 28 日 ( 金 ) に高専校 舎 2 階 E ラウンジで実施された 英語での研修となった この研修の講師は高専英語科のイアン スティーブンソ ン教授で Using EFL Techniques in the Engineering Classroom のタイトルのもと 日本人教員と外国人教員 約 30 人が集まり 活気ある研修となった 英語だけが外国語ではなく 工学の知識のない人にとっ ての工学も外国語であるとの考えから英語の授業で経験 する問題点と工学の授業で経験する問題点に共通するものがあるのではないかと英語科 一般教科 工学科の教員で構成されたそれぞれのグループでディスカッションが行われた 英語の知識のない人が英語を学ぶ時 また工学の知識のない人が工学を学ぶ時どのようなことが学ぶことを難しくするのか また どうすれば少しでも学び易く出来るのかについて話し合った 学ぶことを難しくする点に関しては双方から語彙の問題とつまらない 興味がないといったモチベーションに関する問題点が述べられた そして語彙の問題の改善策として事前学習や視覚教材の使用 モチベーションの問題の改善策としてはゲーム感覚で学べる工夫 実社会に通じるような意味のある内容にする 教える側が学生たちよりワクワクするなどの意見があった 英語で行う工学の授業で経験する問題点と改善策として 授業中に brain freeze( 思考停止 ) してしまう学生に対しては 自信を持てるように不安を取り除くような雰囲気を作ることを心掛ける Creativity( 独創力 ) を習得するのが難しい学生には多種多様のアクティビティーを試みる という意見が出た ディスカッションの後に 言語学習者が受ける理解可能なインプットが最も重要であるとするインプット仮説 不安感の低い者ほど言語の習得は進むという情意フィルターの仮説 授業の評価の指針となるよう教育目標を分類し明確に叙述するための枠組みの認知領域を改訂したブルーム タキソノミーの改訂版 人間には八つの知性分類があり 人それぞれ各分野において発達度合いが異なるという多重知性理論が紹介された 新任教員を対象とした FD 本学の教育システムの理解のための FD KIT - FD 研修会は 本学の FD ( Faculty Development) 活動の一貫として 本学の教育システムの理解と 学生の学習意欲を高めるためのわかりやすい授業を行う授業改善 を目的に 新たに本学教員として着任した 11 人の教員を対象に8 月 25 日 ( 火 ) から 28 日 ( 金 ) の4 日間開催された 初日は 石川憲一学長から 金沢工業大学の教育理念 福田謙之大学事務局長から 教育付加価値日本一をめざして ( 教育のシステム化 ) 大澤敏教務部長から 金沢工業大学の教育業務の理解のために 青木隆学生部長から 学生の理解と指導 について講話が行われた その後 参加教員全員の自己紹介が行われ 最後に三上明義教育点検評価部長の進行のもと 講演者をパネラーとしたフリーディスカッションが行われ1 日目を終了した 2 日目以降は プレゼンテーション技法について 平 8

20 - Ⅰ. 教育の取り組み - 成元年から講師を務めて頂いている切田節子氏 修学基礎教育課程の長山恵子准教授による3 日間の講習が実施された 講習は 学生にわかりやすく 効果的で魅力ある授業の実践をポイントに進められ 学生が理解しやすいプレゼンテーションを行うと共に教材の開発やその運用方法 目標達成度の評価を通じて学生と教員が相互に教育効果を確認する手法の基本について解説が行われた 参加教員は それぞれが実際の授業を想定してのプレゼンテーションを行い その様子についてお互いに改善すべき点や改善策などを相互評価すると共に 講師による個別クリニックが行われた 研修後半では メーンテーマを 学生の学習意欲を高めるために として サブテーマ 正課教育 と 正課外教育 として2チームに分かれグループ討議が行われ た 各グループは 学生が主体的に学習に取り組むための教育 学習指導について意見交換すると共に 問題点とその解決策を熱心に討議した成果を発表した 研修会の最後に三上明義教育点検評価部長の進行のもと2 回目のフリーディスカッションが行われ 4 日間の研修会を終了した グループ討議で意見交換をする教員 全職員を対象とした SD 研修会 業務改善 新規提案企画を目的とした SD KIT バーチャルハリウッド 2015 が 12 月 18 日 ( 金 ) に 12 号館で開催され 職員チームによる業務改善 新規 提案企画の発表審査会が行われた この KIT バーチャルハリウッドは 2014 年度に続く 2 回目の開催であり これまでの SD 研修を踏まえ学生満足 度向上や価値創造につながる企画であれば誰でも直接 理事に企画提案できる研修のセカンドステージと位置付 けている 発表するスタッフは部署横断型のチームとな って これまでの大学運営に係る背景を踏まえながら 新たな学生支援のあり方について熟慮し 企画する 本 年度は 4 チーム 13 人のスタッフが発表し その結果 2 チームが採択 2 チームが継続審査となり それぞれが 自らの企画を次のステップに繋げた 提案者は審査委員 6 人とオブザーバー 2 人に対して 普段の業務から感じる課題解決方法や新たな学生支援方 策等について企画提案を発表した 発表内容および審査 会は全職員に対して公開して行われ 会場には約 40 人の 職員が聴講に訪れた 審査を担当した理事らは 提案者の意見に耳を傾け1 チームごとにコメントやアドバイスを行った 提案者らは今後 理事らのアドバイスを元に実践に向けた行動や計画 企画を具体的に進めていく 最後に 審査委員長より 皆様からいただいた素晴しい提案を無駄にしないようにしていきたい と講評を述べた 発表者の熱意が理事らに伝わったと実感できる瞬間であり 聴講者も含めた参加者全員が KIT バーチャルハリウッドの意義を確かめ合えた瞬間でもあった 提案のあと内容を検討する審査委員 9

21 - Ⅰ. 教育の取り組み - Ⅰ-4. 金沢工業大学の PBL 型学習を多方面で展開 高等学校と連携したプロジェクトデザイン教育の活用 石川県立工業高校生 80 名を対象に プロジェクトの授業 を実施 月 2 日 ( 水 ) から 16 日 ( 水 ) にかけ 石川県立工業高校 ( 以 下 県工 ) の機械システム科 2 年生 80 名に対して PBL 型学習プログラム プロジェクトの授業 を実施した 本取り組みは 本学からの提案に対して 高校生が自 らテーマを見つけ 高いモチベーションで課題研究に取 り組ませたい という 県工の先生方の想いが重なり実 現したものであり 本学のプロジェクトデザイン教育 ( 以 下 PD 教育 ) をモデルに 基礎実技教育課程の松本重男 教授を中心に 磯崎俊明教授 宮崎慶輔講師 教職課程 の木村竜也准教授 伊藤大輔准教授 メディア情報学科 の江村伯夫講師が 県工の山田勝裕校長や平木勉副校長 らと打ち合わせを重ねて 5 日間 8 コマ (50 分 / コマ ) のプログラムを開発した プログラムの概要は 山田校長が提示した 県工のブ ランド力の向上 をテーマに 1 クラス 7 班のプロジェ クトチームが 独創的な解決案を提案するものであり 松本教授が授業を進行し 教職を目指す本学の学生 8 名 が各チームのファシリテーター役を務めた 大まかな流れは まず ブランド とは何かを個人 チームで考え 県工がどうなって欲しいかを調査しなが 金沢市立工業高校魅力ある授業づくりプロジェクトが活動 大学教員のアドバイスを活かしたものづくりに関わ る人材育成と魅力ある学校づくりを推進する ことを目 的とした 市立工業高校魅力ある授業づくりプロジェク れの中に グループワークを基本にブレーンライティン グや KJ 法などの思考ツールや ディスカッション イン タビュー 調査学習 プレゼンテーションといった要素 が盛り込まれている 毎回の授業前に教員らが集まって資料や講義で使われ る表現を精査し 教職課程の両教員は更に 毎回の授業 のアンケートを即日集計し 授業の修正やファシリテー ターの学生への指示を細心の注意で行った 県工でも先 生方が授業の事前事後に調査学習やポスター制作の指導 を行い また ファシリテーターの学生は最後まで責任 を持って担当チームの活動を支えた 本プログラムは今回が初めての取り組みということも あり 一般的な教科では馴染みの薄いスタイルの授業に 生徒からの戸惑いや進行の遅れが懸念されていたが 関 係者がそれぞれ万全のサポートで臨んだこともあり 無 事 成功裏に終えることができた ら検討し アイデアを創案して発表する この一連の流はじめてのポスターセッションに挑戦する高校生 ト が平成 27 年度の金沢市との連携活動プロジェクトの 1 つとして活動した 平成 27 年 12 月 3( 木 ) に開催さ れた金沢市との連携推進会議において 活動報告ととも に市立工業高校への新しい教育の導入検討を提案した 活動報告内容は以下の通りである 平成 27 年度市立工業高校魅力ある授業づくりプロジェクト報告内容 連携事業名概要報告 審議 研究テーマを通じた交流事業等 授業力改善アドバイザー招聘事業 ものづくりに関わる人材育成と魅力ある学校づくりを推進のため 交流事業等 招聘事業等を開催 公開研究授業および教科指導 公開課題研究発表会を開催 夢考房プロジェクトと交流し 大学生が高校生にアドバイスをした 公開研究授業及び工業科目の教科指導研究会にて指導 公開課題研究発表会への参加 10

22 - Ⅰ. 教育の取り組み - 高校教員への研修を受託 全国の工業高校教諭を対象とした ( 独 ) 教員研修センター委託研修を実施 全国の県および指定都市教育委員会から推薦された工 業高校の教諭 28 名を対象とする 平成 27 年度産業 情報 技術等指導者養成研修 を 8 月 18 日 ( 火 )~22 日 ( 土 ) の 5 日間 本学で実施した これは本学が ( 独 ) 教員研修センタ ーから委託を受けて行うもので 今年で連続三年目とな る 過去二年間は 高等学校の 工業 教科における技術 者倫理と安全教育についての講義と実習であったが 今 回の研修テーマは 工業科における PBL の実践 である これは高等学校の新学習指導要領で教科 工業 におけ る育成すべき能力として掲げられている ものづくりを 通して 自ら考え 課題を探求し解決する実践的な態度 ものづくりにおける共同作業などを通じて 言語活動 の充実を図り コミュニケーション能力 協調性などの 能力 を修得させる方法としての PBL 教育 (Project-based Learning) についての講義及び実習を行 うものである 実施にあたり 本学のプロジェクトデザイン教育の授業運営を5 日間の研修にいかに集約し 工業高校の現場に活用できる知識とノウハウを持ち帰っていただくかが 今回の最大の課題であった この難題には 大澤敏教務部長をはじめ 基礎教育部の松本重男 磯崎俊明 木村竜也 伊藤大輔 宮崎慶輔 情報フロンティア学部の江村伯夫 渡邊伸行の講師陣が取り組んだ 講師陣チームは 半年前から細部に至る教材作成 予行演習等を積み重ね 試行錯誤の末 実施にこぎつけた 授業を再現した三度の予行演習では 基礎実技教育課程の山田圭二郎 村尾俊幸 星野貴俊の3 教員と関連部署の職員 4 名が熱心に受講生役を務めた また研修の全期間 教職課程履修中の4 年次生 7 名に学生スタッフとしてグループ討議のファシリテーションや発表のまとめ等に参加してもらった 今回 金沢工業大学における PBL 実践法 を一つの研修として実施できたことは これ迄に無い高大接続の実現といえよう 研修内容については 別表の研修日程を参照されたい 20 日 ( 木 ) 21 日 ( 金 ) 22 日 ( 土 ) 成果のまとめと発表準備 別表 : 平成 27 年度産業 情報技術等指導者養成 ( 工業 :B-1) 研修日程 時限 1 時限 2 時限 3 時限 4 時限 自主活動時間 16:40~18:00 8 月 8:40 9:00 10:00 11:00 12:00 13:00 14:00 15:00 16:00 17:00 18:00 ( 講義 ) ( 講義 ) ( 講義 ) ( 講義 演習 ) 工学教育 1 工学教育 2 工学教育 3 プロジェクト活動 Ⅰ1 懇親会 18 開講式昼教科 工業 におけ休休 21 号館 2 階日オリエン PBL 概論 指導および休る授業改善について憩金沢工業大学の憩メーンテーマ領域のイルソーレ ( 火 ) テーション評価法 技術者倫理み工学設計教育提示模擬体験 文科省教科調査官 持田雄一様 ( 講義 演習 ) ( 講義 演習 ) ( 講義 演習 ) ( 講義 演習 ) ( オプション ) 19 プロジェクト活動 Ⅰ2 プロジェクト活動 Ⅰ3 昼プロジェクト活動 Ⅰ4 プロジェクト活動 Ⅰ5 休休日メーンテーマからプロジェクトプロジェクトテーマ候補休キャンパス案内憩市場 顧客の要望調査憩 ( 水 ) テーマを創出するためのの評価と発表 討議みプロジェクトテーマの分析と進捗報告を口頭発表 16:30~17:30 情報収集とテーマ絞り込み 市場 顧客の要望調査 取り組みポイントの明確化 ( 講義 演習 ) プロジェクト活動 Ⅱ1 プロジェクトテーマの現状把握 原因分析取り上げる課題の提示 ( 講義 演習 ) プロジェクト活動 Ⅱ5 ( 講義 演習 ) プロジェクト活動 Ⅲ3 ルーブリックによる研修評価 休憩 休憩 休憩 ( 講義 演習 ) ( 講義 演習 ) ( 講義 演習 ) プロジェクト活動 Ⅱ2 昼プロジェクト活動 Ⅱ3 プロジェクト活動 Ⅱ4 休休憩み 提案の評価と発表 提案のコンセプト表現とモデル制作 提案のコンセプト表現とモデル制作 ( 講義 演習 ) ( 講義 演習 ) ( 講義 演習 ) 昼プロジェクト活動 Ⅱ6 プロジェクト活動 Ⅲ1 休プロジェクト活動 Ⅲ2 休工業教育における評価憩成果の発表 討議みルーブリック演習 ~パフォーマンス評価 ~ ( 講義 ) 工学教育 4 閉講 ~ 受講者と講師陣による 式 意見交換とまとめ~ グループ活動 グループ活動 11

23 Ⅰ 教育の取り組み 石川県教育センター主催の課題選択 研修で3教授が 安全 について講義 教員研修センターから委託され実施した産業 情報技術 石川県教育センター主催の平成 27 年度課題選択研修が に関する講義と実習 について 県教委の推薦で受講さ 9月 10 日(木)本学 23 号館 214 教室で実施された 等指導者養成研修 技術者倫理 法令遵守 安全教育等 れた県内の工業高校の先生 各年度1名 からの報告を この研修は 石川県立の高等学校等の工業担当教員が お聞きになり 同様の内容をより多くの県内の工業担当 対象で 昨年の ものづくりのモラル と題した本学教 の先生方に受講させたいとのことで本学に依頼されたも 授による技術者倫理の講義 演習に引き続き 今年度は のである 工業科における安全教育 と題し実施されるにあたり 本学に講義を依頼されたものである 今年度の内容は 本学修学基礎教育課程の長谷川勉教 授による 安全について 同岡本延美教授による 安全 パトロール および同山田裕憲教授による 作業事故の 未然防止策の検討 リスクマネジメント となっており 石川県立工業高等学校をはじめ5校から7名の教員が受 講された この研修は 石川県教育センター研修課担当課長の島 村勝彦氏が 本学が平成 年度の2回にわたり(独) 夢考房26での安全パトロールで 整理整頓の状況を確認する教諭 数理教育に関する高大連携 高校生に数理の面白さを体験してもらう KIT 数理講座 開催 平成 19 年から行っている KIT 夏の数理講座 を本年 度は KIT 数理講座 と名称を変更し 地(知)の拠点整備 事業 大学 COC 事業 の一環として 7月 18 日(土)午 後1時から4時 30 分まで 2つのテーマで開催した 紙を折ってイノベーション 日本の伝統の一つ 折り紙 が芸術面だけではなく その数理 と関連した技術が産業 医療 宇宙工学の分野にも応用され 様々 な技術革新 イノベーション を生み出している この講座では 折り紙技術からの科学技術の発展を紹介し その例として 人工 衛星のパネルの展開方法で有名な ミウラ折り による地図の折 り畳み方や 缶ジュース等の 缶 のデザインに利用されている ダイヤ折り を取りあげた 掛け算 知られざる 高速乗算 の世界 コンピュータで買い物サイトなどを安全に利用するために用 いられている暗号化 復号化処理では数百桁程度の整数の演算が 行われている この講座では 整数の演算における計算の工夫 Karatsuba 法 を解説し 実際にコンピュータを使用して い ろいろな桁数の数値計算の実験を行い 通常の計算法と Karatsuba 法による演算時間を比較した 参加者は 普段何気な く行っている掛け算でも 工夫すれば演算時間を短くできる方法 があるという数学の奥深さや計算方法によってコンピュータの CPU の処理時間が劇的に変わることを学んだ 折り紙から数学や物理を学ぶ高校生 12

24 - Ⅰ. 教育の取り組み - 高大連携による数理教育の研究 に関する研究会を開催 数理工教育研究センターでは平成 18 年度から 10 年間 にわたり 全 50 回の高大連携研究会を開催している こ の間 高校の先生方と様々なテーマで議論 意見交換を繰り返し 高校と大学が連携した教材作りなどの取り組んでいる 本年度は全 3 回の研究会を開催した 内容は下表の通りである 3 回の研究会の概要 回実施日参加者 51 平成 27 年 7 月 18 日 ( 土 ) 高校教員 8 名 高専教員 1 名 数理工教育センター教員 27 名 高大連携に望むこと ( 石川県立輪島高等学校教諭 石川県立小松明峰高校教諭 金沢市立工業高校教諭 ) 高大連携に関する事前アンケート結果の報告 52 平成 27 年 10 月 3 日 ( 土 ) 高校教員 6 名 数理工教育センター教員 24 名テーマ : アクティブ ラーニングと ICT の活用に関する意見交換 (1) 1 あいさつ ( 数理工教育研究センター所長 ) 河合塾主催 高大接続改革シンポジウム 参加報告 2 話題提供 物理における電子黒板の活用 ( 北陸学院高校 ) スマホにも対応したインタラクティブ数学グラフの開発 ( 数理工教育研究センター ) アクティブラーニングと ICT の説明 ( 数理工教育研究センター ) 3 活用に関する意見交換 53 平成 28 年 1 月 23 日 ( 土 ) 高校教員 11 名 数理工教育センター教員 26 名テーマ : アクティブ ラーニングと ICT の活用に関する意見交換 (2) 1 あいさつ ( 数理工教育研究センター所長 ) 2 話題提供 輪島高校における ICT 活用法 : アクティブ ラーニングの実践をめざして ( 輪島高等学校 ) 野々市明倫高校における ICT の活用について ( 野々市明倫高等学校 ) ICT を利用した力学分野の指導 : 学校設定科目 科学演習 での授業実践を通して ( 小松市立高等学校 ) 数学の ICT 教材の紹介 ( 数理工教育研究センター ) 3 活用に関する意見交換 第 14 回数理工教育セミナー アクティブ ラーニングを中心とした数理教育へ を開催 数理工教育セミナー は 高大連携による数理教育 研究会 の集大成として 毎年 3 月に大学 高校の教育 関係者が集い 数理教育に関する直近のテーマで 企業 大学 高校の教育関係の有識者からご講演を頂き 更に は高校や本学の教員から授業や教材などの教育工夫の事 例を紹介している 本セミナーは 3 月 19 日 ( 土 ) に 23 号館 4 階で開催さ れ 学内外から 122 名の教育関係者が参加した 今回は 東京虎の門大学院からの要望でテレビ中継を行った 石川憲一学長 ( 当時 ) の開会のあいさつに引き続き 招待 講演の最初は 京都大学大学院 教育学研究科の石井英 真先生から 今 なぜアクティブ ラーニングなのか と題した講演を頂いた 講演の内容は アクティブ ラ ーニング について論理的に 体系的に整理したもので アクティブ ラーニング に対するもやもや感を解消 できる素晴しい内容であった 二つ目の招待講演は 仙台高等専門学校の小林仁 ( ひろ し ) 先生から ハイブリッドシンキングによるアクティ ブ ラーニングの実践 - モノ造型創発教育のアクティブ 化 - と題したご講演を頂いた アクティブ ラーニングを念頭に置いたいろいろな 科学的手法 アプローチ を モノ造型創発授業 ( モノ造りを通して 課題発見 解決を行う教育 ) で 授業を履修しているすべての学生を見事に活性化した発表であった 午後からは 事例報告の最初として 小松明峰高校の宮田毅一郎教諭から 高校数学の授業における ICT 活用の現状と課題 -アクティブ ラーニングの観点より- と題した講演を頂いた 小松明峰高校は県下の他の中堅校 7 校と連携して ICT を活用した いしかわ探究スキル育成プロジェクト を推進しており 示唆に富んだ発表で 現場の苦労や悩みが率直に語られた 事例報告の二つ目として 北陸学院中学 高等学校の岡崎裕一教諭から ICT の活用とアクティブ ラーニング- 高校物理の授業における実践 - と題した講演を頂いた 事例報告の三つ目として 本センターの西誠教授から 反転授業の実践とアクティブ ラーニング が報告された 反転授業の効果は2 極化しており 多くの学生の成績は向上するという効果の反面 一部の学生にとってはハードルが高いことがわかった 反転授業の課題が浮き彫りになる実態が報告された 13

25 - Ⅰ. 教育の取り組み - 特色ある教育体験の提供 穴水高校 1 年生の ふるさと学習 授業を支援 穴水湾自然学苑では 10 月 9 日 ( 金 ) に県立穴水高校 1 年生の ふるさと学習 授業の一環として海洋活動 ( カ ッターの漕艇 帆走 及び 調査研究船による七尾北湾 の巡航 ) の体験を支援した 海洋活動は 大学 高専に おける人間形成を目的とした科目 人間と自然 の中で 全学生が実施しており 大自然の中でのチーム活動を通 して 思いやりの心を育み チームワークやリーダーシ ップの重要性を理解することを目的としているものであ る 県立穴水高校は穴水町唯一の高校であり 当自然学苑 から 1km 程度の距離にある身近な存在である 今回はふるさと穴水の自然を知り 団体行動の大切さ などを学ぶことを目的とした ふるさと学習 として 1 年生全員 51 名 ( 男子 29 名 女子 22 名 ) と引率の教諭 6 名の計 57 名が参加した 午前は各班に分かれて各教職員の指導の下 カッター という小型船の漕艇 ( オールで漕ぐ ) を練習後 約 600 m のコースで班対抗レースを実施した 午後は約 1 時間かけて 帆を立てて進むカッター帆走 を体験後 調査研究船 アルタイル に乗船し 七尾北 湾を巡航した 海上から穴水の町の景色を興味深く眺め る生徒もおり 自分の町周辺のきれいな海 自然豊かな ふるさと穴水の景観に感激している様子であった 計画した一連の研修を事故もなく無事に終了し 生徒 たちから感謝の言葉 引率の先生からは 他ではできな い体験学習となり ふるさと学習 授業の目的を十分に 達成できた旨のお礼の言葉をいただいた 今後も今回の ような地元への貢献事業を積極的に推進していきたい 加賀市中学校サイエンステクノロジー教育推進事業の一環として出前授業 加賀市立錦城中学校 片山津中学校を会場として昨年 12 月 15 日 ( 火 ) に両校合わせて 240 名の中学 2 年生を対象 にロボットの出前授業を行った この授業は加賀市中学 校サイエンステクノロジー教育推進事業の一環として行 われ 本校から機械工学科の林道大教授 ロボコン研究 室の 5 年次の学生 5 名とともに講師として参加した 授業は 林教授によるロボットについての講義と 昨 年 11 月に行われた全国高専ロボコンに出場した 投げ ろ! ホースちゃん と 東海北陸地区大会でマブチモー ター賞を獲得した 飛花輪 ( ひかり ) の実演 体験コー ナーの二部構成で実施した 本校の学生にとっても一年間行ってきた成果を学校外 の多くの方々に伝えることができ 学生の自信につなが る良い機会であったと思う このような機会を通して一 人でも多くの生徒 学生が工業や技術に興味をもち 優 秀な機械技術者に育ってくれることを願う 投げろ! ホースちゃん の説明をする学生 = 片山津中学校で カッター訓練で洋上から記念写真に納まる高校生 14

26 SSH 指定校の小松高校生を対象に 工学 を学ぶ実験セミナーを開催 Ⅰ 教育の取り組み 富山県立大門高校の生徒が エコで安全 な新世代の車 設計 製作実習を体験 工学部における実験セミナー が 文部科学省スー 本学では ものづくりを通じて考える楽しさや喜び パーサイエンスハイスクール SSH 指定校の小松高校 を 次代を担う若い世代に体験してもらうための各種講 を対象に 8月3日(月)と4日(火)の2日間 扇が丘キャ 座を設けている その一環として 富山県立大門高等学 ンパスにて開催された 小松高校から理数科コースの2 校の普通科 情報コースに在学する2年生に対し 体験 年生 39 名が参加した 実習講座を8月 19 日(水) 20 日(木)の2日間開講した 本セミナーは国際セミナーであり 国際的に活躍でき この中では プロジェクト活動の大切さを学んでもらう る科学技術系人材の育成を目的に 講義や説明 プレゼ ために チームで エコで安全な新世代の車 を設計 ンテーションや司会などは全て英語で実施した 目標は 製作し コンテストを行った 強く 軽く 美しい橋 を作ることであり 各チーム が設計 製作した橋に対して デザインコンテスト 強 本講座では事前に準備した模型自動車の台車を用いて 度コンテスト そして英語での実施を課せられたプレゼ 1 経済性を考慮し 空力抵抗の小さい発泡スチロー ル製の車体形状の設計 製作 ンテーションコンテストが行われた 2 衝突時に乗客の安全を守るため 紙で衝撃吸収用 バンパーの設計 製作 を行い コンテスト形式でそれらの妥当性を検証する形 で実施した 生徒たちが創作したエコカー シミュレーションで橋の強度を確認する高校生 グループ活動で意見を出し合う生徒たち 籠に重りを載せ橋の強度を測る高校生 15

27 - Ⅰ. 教育の取り組み - Ⅰ-5. 教育 研究 地域貢献を通じた人材育成イノベーションの実践 地 ( 知 ) の拠点整備事業 (COC 事業 ) の推進 地域社会の新たな価値創造に向けた コトづくり にチャレンジする場である コトづくりプラットフォーム を構築 学生 教職員 地域住民 企業の方々が共に 出会い 学び 気づき 行動する ことによって 地域の課題解 決に取り組んでいる 正課と課外を組み合わせた地域志 向教育研究プロジェクトは 3 年目となる平成 27 年度に は 28 プロジェクトが発足し 全教員の約 30% を超える 116 人の教員が参加しており 学内にも地域志向の考え方 が定着しつつある KIT-COC フォーラムにて年度末活動報告を実施 平成 28 年 3 月には KIT-COC フォーラムを開催 平 成 27 年度事業の全体概要について 教科主導型の取り組 み 教 ( 職 ) 員主導型の取り組み COC 事業全体を包括 し基盤形成する取り組み の視点より報告された また 事例紹介として 野々市市 金沢市の自治体との連携に よるプロジェクトデザイン教育 地域課題に取り組む地 平成 27 年度 地 ( 知 ) の拠点大学による地方創生推進事 業 ( COC プラス事業 ) についても金沢大学を主幹校に本 学をはじめ県内参加大学 8 校 協力大学 7 校 自治体と しては石川県や金沢市に加えて 18 の市と町 更に石川県 商工会議所連合会などの企業 団体の参加を得て オー ル石川 の体制の中で 5 年後の地元就職率を 10% 向上 する目標に対して本学も協力して取り組む COC プラス事業で取り組む金沢工業大学では 平成 28 年 2 月 1 日に 多様かつ複雑な地域の問題に関して 学術の面から解決を図る地方創生の学術的な拠点となる ことを目的とした 地域共創イノ ベーション研究所 を新たに設置 した 本研究所は 多様かつ複雑 な地域の問題に関して 学術の面 から解決を図る地方創生の学術 的な拠点となることを目的とし ている 本研究所は 大学から技 術 知識 人材を提供するだけで なく 地域連携の拠点として産学 官など様々な立場の人材が交流 して 地方創生を促進するプラッ トフォームとなることを目指し ます 域志向教育研究プロジェクトの活動報告を行われ 年度 の活動を締めくくった KIT-CC フォーラムにおける年度報告の発表のようす 16

28 - Ⅰ. 教育の取り組み - KIT ハッカソンの定期的な開催 地元小学校校下を舞台に教育を含めた地域課題に挑む 平成 28 年 3 月 18 日 ( 金 )~20 日 ( 日 ) にかけて 近 未来の小学校を創造せよ! をテーマに 4 回目の KIT ハッカソン が学生 教職員 企業の方 55 名の参加のも と開催された ハッカソンとは ハッキング と マラ ソン の言葉を組み合わせたプログラミング主体のイベ ントである 本学近隣にある金沢市内の小学校とその周辺地域が実 際に抱える問題に対して IT の技術を用いた解決方法を 提案する形になった ハッカソン 1~2 日目については四十万小校長先生など から 学校と地域が抱える問題意識についての基調講演 やパネルディスカッションを聴講した後 子どもたちが 実際に授業を受けている様子を見学した 参加者は現場 の生の声に耳を傾けてから 以降のアイデアソン及び実 制作に着手した 課題テーマは 家庭教育 学校生活 PTA 地域防 災 自然保護 など 7 つのテーマに細分され 約 55 名 の参加者は 7 つのグループに分かれて解決案のアイデア を出し合った チームの中には学生 社会人と教員によって構成されるチームもありお互いの強みを活かしたチーム活動が繰り拡げられた 最終 3 日目は四十万小学校を会場に 各チームが成果を発表し 最優秀賞には 四十万地区のしばらくの間更新されていない防災マップに着目した みんなの安全掲地板 ( けいちばん ) を開発したチームが輝いた ネーミングに 地図 の 地 が含まれている通り グーグルマップを活用したウェブアプリケーションを開発 ユーザーによる危険箇所のプロットによるリアルタイム更新が可能で 避難所やAED 設置場所なども一目でわかる仕様になっている 既存の 防災マップ が抱えていた課題を ITの力で見事にカバーし得る提案に 審査員からの称賛の声が集まった この3 日間で学生を主体とした参加者が地域の課題に真正面から向き合った取り組みは 専門知識を地域で役立てる機会となり 新しい地域貢献型プロジェクトへの発展の可能性を感じさせた 審査員である小学生から質問を受ける発表チーム 来学された金沢市市長に企画 開発説明をする学生 17

29 - Ⅰ. 教育の取り組み - ポジティブ心理学を活用した地域でのメンタルヘルスのボランティアの育成 県内唯一の臨床心理士養成大学院 金沢工大大学院心理科学研究科の教員と大学院生が講師 平成 26 年度に発足した野々市市と金沢工業大学の連携 事業 ポジティブ心理学を活用した地域におけるメンタ ルヘルスのボランティアの育成 プロジェクトで 本学 心理科学研究所の運営のもと 野々市市民を対象として 市民カウンセラー連続講座 を下記の日程で開催した 第 2 期 :6 月 16 日 ( 火 ) から毎週火曜日全 5 回 第 3 期 :9 月 29 日 ( 火 ) から毎週火曜日全 5 回 講座の内容は 臨床心理学に関する知識 傾聴スキル 社会資源の知識と活用方法を主に学んでいくものである 悩みを話野々市市民約 5 万人のうち 将来的には 1 万人の 市民カウンセラー育成を目標として 悩みを話すことが できる人的環境を整えていくことは 住みよい町を形作 る為のキーポイントになると考えている 参加者が多く 熱心な受講態度と同時にわきあいあい とした雰囲気で毎回講座が進行していった 参加者は 本講座で学んだ知識や得た人脈をこれから の自身の生活に活かしていくという決意が感じられた 野々市市としても本取り組みを高く評価されており 講 座の満足度は一貫して高かったと感じている 野々市市民約 5 万人のうち 将来的には 1 万人の市民カウンセラー育成を目標 また修了生により発足した野々市市民カウンセラーの 会 ほわっと が自主的に老人ホームなどに訪問して傾 聴ボランティア等の活動を行っている 今後 更なる会 員数の増大と活動内容の充実が期待されている 参加者によるグループワークの様子 心理科学研究科の教員による講義の様子 18

30 - Ⅰ. 教育の取り組み - 金沢工業大学 金沢工業高等専門学校における平成 27 年度実施の地域連携プログラム 実施月 プログラム概要 備考 4 月 学生の視点から金沢の建築散策の面白さを伝える ケンチクサンポ vol.3 vol.4 が完成 Machine Tools Enthusiast(MaTE) プロジェクトが活動開始 5 月 ~10 月 小学生を対象に KIT Jr. サイエンススタジオ開講 野々市市との連携事業 ポジティブ心理学を活用した地域におけるメンタルヘルスのボランティアの育 18p に掲載成 プロジェクトによる 市民カウンセラー連続講座 ( 第 2 期 ) を開催 6 月本学 / 長野県坂城町 /( 公財 ) さかきテクノセンター / テクノハート坂城協同組合 包括的な連携 協働に関する協定を締結 プロジェクトデザインⅡ 市役所提供テーマ評価会を開催 情報セキュリティスキルアップ PRJ ネットいじめ防止講演会を泉中学で開催 7 月 日本一楽しいまち 野々市市を実現する! ののいち創生市民フォーラム開催投票率向上 PRJ 野々市市職員 野々市市民と意見交換会 PBL 型総合力醸成 PRJ 連携イベント TOMICHE を企画 高専地域交流イベント英語で願い事つづる七夕の集い プロジェクトデザインⅡ 野々市市 金沢市市役所提供テーマ各市役所の部署で最終報告 8 月 マーケティング調査プロジェクト野々市市商店とアンケート調査講習会を開催夢考房 Junior プロジェクト夏休みハッカソン開催 情報セキュリティ スキルアッププロジェクト東京で企業視察 発酵産業活性化プロジェクト KIT 金沢大野醤油マッピングイベントを開催 中核人材セミナーナレッジチェーンマネジメント成果発表会 9 月野々市市との連携事業 ポジティブ心理学を活用した地域におけるメンタルヘルスのボランティアの育 18p に掲載成 プロジェクトによる 市民カウンセラー連続講座 ( 第 3 期 ) を開催 金沢の中心市街地をあかりのオブジェで彩る 金澤月見光路 2015 開催 金沢駅東広場内の鼓門でプロジェクションマッピングを行う 金澤月見ゲート 2015 開催 10 月 街の達人発掘 発展学習プロジェクト特別講演会を実施 哲学と社会を結ぶ ~ 西田幾多郎記念哲学館の活 動 ~ 金沢歴史的建造物関連資料アーカイヴス 公開展示会 10 月 ~11 月地域防災 減災プロジェクト野々市市内 4 小学校と金大附属小学校で防災教室 建築デザイン学科川﨑研究室の学生がデザイン 制作 つみき café/bar が県観光連盟理事長賞 KIT サイエンスプロジェクト トマト栽培を通じてサイエンスと英語の楽しさを共有 成果発表会 金沢マラソン 2015 で各プロジェクトの学生が活躍 貢献 11 月 G 空間 ICT 北陸まちづくりトライアルコンクールでグランプリを獲得高専 白嶺フェスタ 講座運営に協力参加 野々市の小学生親子を対象に つみきであそぼう! 建築家になった気持ちで建物づくり 地域に根付く数理の広場 数理工教育研究センター本学 OB による特別講義 企業と数理 の実施 平成 27 年度 COC 事業中間報告会 ( 第 5 回全学部会 第 47 回教育フォーラム ) の開催 16p に掲載 12 月 本学と金沢市で平成 27 年度連携推進会議を開催 1 月 学生の県内就職率向上へ向けた いしかわ学生定着推進協議会とキックオフシンポジウム開催 2 月 なるほど! 物理実験セミナーを開催高校生と物理実験を通し交流 KIT-COC フォーラムを開催 平成 27 年度事業の全体概要について報告を実施 16p に掲載 近未来の小学校を創造せよ! をテーマに 4 回目の KIT ハッカソン を開催 17p に掲載 3 月 野々市市の情報の英語版での発信の成果報告 2015 大学 地域アクティブフォーラムで優秀賞を受賞 地域共創フォーラム [ 自治体と大学のビッグデータ活用 ] を開催 野々市ヤーコンサミット公開講演会 19

31 Ⅰ 教育の取り組み Ⅰ-6 正課教育と両輪をなす課外活動の推進 夢考房プロジェクトの活動成果 オーストラリア大陸縦断ソーラーカーレ ース へ挑戦し 3,022 を完全走破 レース途中 ショートや発火 パンク等さまざまなア クシデントに見舞われながらも つくれるものは すべ 夢考房ソーラーカープロジェクトは 10 月 18 日(日)から て自分たちでつくる をポリシーに車体や電装品のほと 25 日 ( 日 ) に か け て オ ー ス ト ラ リ ア で 開 催 さ れ た んどを設計 製作している学生たちの日頃の努力と最後 Bridgestone World Solar Challenge2015 ( 以 下 まで諦めない姿勢が実を結び 無事にフィニッシュライ BWSC2015)に KIT Golden Eagle5.1 以下 G.E.5.1 で ンを通過し 14 年振りの完走を成し遂げることが出来た 参戦した この大会はオーストラリア大陸をソーラーカ ーで縦断し オーストラリア北部ダーウィンをスタート し ゴールの南部アデレードまでの 3,000km の距離を 6 日以内に走破しタイムを競う ソーラーカーで最も過酷 なレースである 前大会の BWSC2013 ではチーム初の四輪車両で参戦 したが 惜しくも自走による完走は成し遂げられなかっ た その悔しさを糧に 企業スポンサー 卒業生 学内 関係者などの支援 応援を得て車両改良に努力してきた 3,000kmコース図 大会結果 オランダ Nuon Solar Team 37h56m12s 2位 オランダ Solar Team Twente 38h04m32s 3位 東海大学 Tokai Challenger 1位 完走し笑顔で写真に納まるソーラーカーPRJメンバー 38h50m07s 14 位 呉港高校 Musoushin 50h22m00s 16 位 名古屋工業大学 Horizon Z 18 位 金沢工業大学 KIT Golden Eagle5.1 50h42m00s チャレンジャー クラス 29 台中 20 チーム完走 走行距離 3,022km 平均速度 走行時間 56 時間 23 分 59 秒 ショート発火しかかった車両の消火を急ぐメンバーたち km

32 - Ⅰ. 教育の取り組み - 能代宇宙イベントに初出場で 3 位入賞学生ポスター展でも最優秀賞を獲得 夢考房人工衛星開発プロジェクトは 8 月 13 日 ( 木 ) か ら 15 日 ( 土 ) にかけて秋田県能代市で開催された 第 11 回 能代宇宙イベント の CanSat 競技ランバック部門に参加 し 3 位に入賞した 昨年度までは 種子島の大会に 2 回出場してきたが パラシュートが風に流され競技区外へ落下 パラシュー トの紐が絡まり外装から離脱できないなど記録が残せな かった 前回までの反省をもとに 風速や風向など状況 に応じた 3 種類のパラシュートを開発しパラシュート紐 の絡まりに強い外装を開発した そして着陸から外装展開 自律走行して記録を残すこ とを目標に大会に出場した その結果 能代での大会で は初めて参加する大会で現地の状況など分からないこと が多い中 全参加 29 チーム中 3 位入賞となった 日本チームで初 SAE Aero Design West に出場 毎年 アメリカ西海岸で開催されている航空機開発の 技術力を競う世界大会 SAE Aero Design West ( 主催 SAE インターナショナル SAE: Society of Automotive Engineers) に夢考房小型無人飛行機プロジェクト SAE チームが 日本のチームとして初めての出場を果たし SAE チームからは航空システム工学科の 4 人が選抜され 渡米した 大会は 4 月 24 日 ( 金 )~26 日 ( 日 ) までの 3 日間アメリ カ合衆国カルフォルニア州ヴァンナイスで行われ 世界 各国の次世代の航空業界を担う学生 75 チームが出場した KIT チームは 18 チームがエントリーした小型飛行機部 門のマイクロクラスにエントリーした 競技は 設計報告書 プレゼンテーション 実機によ るラジコン飛行ミッションの達成率で審査される もち ろん 全て英語で対応しなければならないが 常連の強豪校が上位を占める中 KITチームは11 位に食い込んだ 小型無人飛行機プロジェクトは発足 11 年目にして悲願の出場を果たし 他国のチームとも積極的に接することで 海外での大会出場に手ごたえを感じていた 夢考房プロジェクトの主な成果実施月区分成果概要大学エコランプロジェクトが 2015 world Econo Move に出場 グッドデザイン賞を受賞 5 月大学ロボカッププロジェクトが ロボカップジャパンオープン 2015 福井 中型リーグに出場 日本ロボット学会賞を受賞 6 月大学ロボットプロジェクトが NHK 学生ロボコン 2015~ABU アジア 太平洋ロボコン代表選考会 ~ に出場大学メカニカルサポートプロジェクトが第 15 回レスキューロボットコンテストで 3 年連続となるベストプレゼンテーション賞を受賞 8 月大学エコランプロジェクトが SUPERMILEAGE CARCHALLENGE HIROSHIMA 2015 に出場 大学組込みソフトウェアプロジェクトが ET ロボコン 2015 北陸地区大会 に出場 3 連覇を逃すもアドバンスクラスでゴールドモデル賞を獲得 9 月大学小型無人飛行機プロジェクトが第 11 回全日本学生室内飛行ロボットコンテストで 一般部門 2 位入賞大学エコランプロジェクトが第 35 回本田宗一郎杯 Honda エコマイレッジチャレンジ 2015 全国大会に出場大学フォーミュラカープロジェクトが第 13 回全日本学生フォーミュラ大会に出場 11 月大学自律走行車プロジェクトがつくばチャレンジ 2015 に出場 21

33 - Ⅰ. 教育の取り組み - 部活動 サークルの活動成果 高専ハンドボール部が全国制覇 5 年ぶりの快挙 平成 27 年度第 50 回全国高専体育大会第 42 回全国高専 ハンドボール競技が 8 月 19 日 ( 水 ) から 21 日 ( 金 ) まで熊 本県八代市総合体育館及び宇城市松橋総合体育文化セン ターで開催され 本校ハンドボール部チームは優勝する ことができた 出場チームは毎年 各地区を勝ち抜いた 12 チームの参 加となっていたが 本年は第 50 回記念大会ということで 例年より 4 チーム多い 16 チームの参加であった 決勝の相手は 昨年まで 4 連覇の徳山高専を 10 点差 で破って勝ち上がった北九州高専であった 能力の高い選手がそろった非常にいいチームであった が 試合を経るごとに充実してきた本校は 更にその上 を行き 前半 12 対 9 後半 12 対 9 合計 24 対 16 で危 男女組演武最優秀賞受賞総合優秀校に選出 全日本学生少林寺拳法連盟設立 50 周年記念第 44 回少林 寺拳法北陸学生大会が本学第一体育館で 8 月 30 日 ( 日 ) に開 催され 本学少林寺拳法部が総合優秀校に選出された この大会は本学がホスト校として 北陸学生連盟に所属 する 6 大学 20 余人が日々の修練の成果を披露した 本学 での大会開催は 4 年目となる 現在北陸学生連盟内では本学拳法部の部員数が最も多 く 北陸学生連盟委員長を本学学生が務めるなど 北陸 の大学少林寺拳法を主導する立場を担っている 本学拳法部は学内での週 3 回の練習に加え 有志によ る野々市道院での週 2 回の練習など 学業と並行して鍛 錬を重ねており 今大会では多数の部門で最優秀賞を受 賞するなど その成果を遺憾なく発揮した なげなく優勝することが出来た 大会結果 1 回戦 対秋田高専 25 対 11 2 回戦 対大阪府立高専 16 対 15 準決勝 対米子高専 23 対 15 決勝 対北九州高専 24 対 16 部活動 サークルの主な成果 実施月区分 成果概要 9 月 大学空手道部が第 60 回北信越大学空手道選手権大会で 3 位入賞 全日本大学空手道選手権大会出場権を獲得 11 月 大学ゴルフ部が北陸中日新聞杯北陸学生ゴルフ選手権冬季大会に出場 団体 個人の部ともに優勝 22

34 Ⅰ 教育の取り組み 工業系コンテスト等での活動成果 高専ロボコン全国大会出場 3 連覇を逃すもアイデア賞 3 位 アイデア対決 全国高等専門学校ロボットコンテス 第 5 回小水力発電アイデアコンテストの発表会が 3 トの全国大会が 11 月 22 日(日)に 東京の両国国技館で開 月 21 日(日) 南砺市じょうはな座 富山県南砺市 で開 催され 地区大会で選抜された 25 チームが出場した 更 催され 金沢高専がアイデア賞 3 位を受賞した に今年は エキシビションで2チームが参加して会場を 同コンテストは 東海北陸の7高専が 地域に合った 盛り上げた 小水力発電装置のアイデアを提案し 設計 製作 設置 金沢高専は 10 月4日(日)に開催された東海北陸地区大 を通じて技術と社会へのかかわりを学び 地域の課題を 会でデザイン賞を受賞した金沢高専Aチームが全国大会 解決する力を身につけることを目的としている 金沢高 に出場した 今回のテーマは 輪花繚乱 で 二つのチ 専は昨年まで 2 連覇を達成しており 今年は電気電子工 ームのロボットが赤と青のフィールドに分かれ ビニー 学科 4 年生を中心に 21 名が参加した ルホース製の大小さまざまな輪を フィールドに設置さ 金沢高専チームは 発電装置の設置場所として 水量 れたポールに投げ入れて対決する ポールは高さ 太さ は多いものの 高低差が少なく流速もほとんどない 小 の異なるものが 各フィールドに3本ずつと中央に3本 水力発電には不向きな用水路をあえて選んだ 悪条件で 計9本あり より多くのポールに輪を入れたチームの勝 の成功例をつくることができれば 小水力発電の可能性 利となる が広がる と考えての挑戦であった 金沢高専 投げろ ホースちゃん は 大会前日のテ チームは落差が少なく水量が多いところで有効な 胸 ストランでは 特に大きな問題も無くチェックを通過し 掛け水車 を採用 水路の中でダムのように水を貯めて 中央と相手フィールドのポールにも投げ入れることがで 水量を調節できるように工夫し 季節によって変わる水 き 調子の良さを感じた 大会では第1回戦で北海道地 量に対応した 区優勝チームの旭川高専 Orthrows との対戦となり 自陣のポール3本には順調に投げ入れることができたが 中央と相手陣のポールには投げ入れることができず 6 対3で敗退した 残念ながら優勝は逃したが 長期間にわたるチームで のものづくりから 確かな手ごたえを得たことをうかが わせる結果となった テストランに臨む本学の学生 23

35 - Ⅰ. 教育の取り組み - Ⅰ-7. キャリア形成の支援と進路開拓の積極展開 インターンシップ制度を軸とした企業での就業体験プログラム 夏期インターンシップに述べ 470 名の学生が参加 平成 27 年度夏期休業期間中のインターンシップ参加学 生は 前年度 305 名から約 54% 増の延べ 470 名 ( 実人数 400 名 ) 学部 3 年次と修士 1 年次のインターンシップ参 加率は前年度 15.7% から 3.6 ポイント増の 19.3% となり いずれも過去最高を記録し かつ 4 年連続増加となった この参加率は文部科学省が示す全国平均の 2 倍以上にあ たる 本学が運営している KIT サマーインターンシップは 本学のパートナー企業が受け入れ人数や受け入れ条件等 を記した 受入書 を提出し 本学が学生を割り当てる仕組みとなっており 学生は 受入企業一覧から参加したい企業を指定してエントリーする 選考 をする企業があるものの採用率は公募のインターンシップと比較してかなり高いため エントリーする学生が多くなっている また インターンシップ参加者全員を対象とした事前研修を実施しており 学生はインターンシップの意義を学び 企業研究や自己評価 目標設定等をしたうえで企業に出向き 自身の目標を意識しながらインターンシップを体験する 事後研修では 自身の目標に対する企業担当者からの評価を参考にインターンシップを振り返り 自身の成長度合いを確認したうえで就職活動に備える 来年度は インターンシップ履修単位化に伴い インターンシップ参加者が更に増加することが予測されるため KIT サマーインターンシップの受け入れ企業を増やし かつ採用率を 100% とする取り組みを重要視しており 企業への打診を続けている 現在 受け入れ企業の地域別内訳では 石川県が約 46%( 内金沢市は 27%) 東京都が 14% となっているが 学生 企業の双方より 宿泊費等の負担の面から出身県でのインターンシップを希望する声も大きいため 全国で受入企業を増加させるために 企業が満足できるインターンシップを提案していくことが重要である キャリアデザインの一環で 高専 1 年次生から 4 年次生が企業見学 高専 1 年次生から 4 年次生までの 4 学年に対して キ ャリアデザイン教育の一環として 6 月 23 日 ( 火 ) に企業見 学を実施した これは実際の職場の雰囲気を体感することで 将来の 進路実現のための意識を喚起させることを目的としてい る 更に今回の見学を通じて 学生の確かな職業観や勤 労観を身につけさせることも狙いの 1 つである 今年は 業種の全く異なる 2 の企業を訪問したが 学生 にとって実際のオフィスを体感する機会がほとんどない ため 施設の隅々にまで興味を持っていたようである また セキュリティが厳しく ごく一部の技術者しか入 室できないサーバルームも非常に短時間ではあるが見学 することができた 将来のビジョンをより具体化するための良い機会とな った 24

36 - Ⅰ. 教育の取り組み - キャリアアップのための支援プログラム KIT ステークホルダー交流会で 学生が自らの成長を社会人にプレゼンテーション ビジネスマナーや社会人スキルが身に付く学内インターンシップ実施にあたり ガイダンスを開催 ステークホルダー交流会は 本学が 社会から必要と され信頼される大学 となる取り組みの一つとして平成 23 年度から実施している 今年度は 昨年 11 月 27 日 ( 金 ) 28 日 ( 土 ) に 23 号館 1 階イノベーション & デザインスタジ オで開催 全学系 61 名の学生が 242 名のステークホルダ ー ( 社会人 ) に対して発表した この取り組みの特徴は 学生自身が履修した正課の授 業や課外学習 更に課外教育プログラムへの取り組みを 通して 学生自身の学修プロセスとその成果 を ステ ークホルダー に対し 学生自身の学修の振り返りと自 己目標への道筋をまとめ 学生自ら感じる成長軌跡を発 表し各自が意見を求めることにある 代表プレゼンターは事前の自己 PR 動画から面談を担当 した職員らによって審査が行われ 61 名中各学系から 24 名の代表者が選ばれ 多くのステークホルダーを目の前 にして自らの自己 PR のストーリーを披露した 事前の撮影と同じ 5 分程度と短いプレゼンテーションで はあったが 24 通りの自己 PR ストーリーがあり 学生 たちはそれぞれの自己成長 キャンパスライフについて 身振り手振りを交えながら意欲的に発表した 図. ラーニング ピラミッド 本本学ではキャンパス内で勤務する学生スタッフに 単なるアルバイトではなく学内インターンシップとして 取り組んでもらうよう制度化している 将来社会に出る にあたって必要なビジネスマナーを自然に身に着け ス キルアップを図りつつ 年長者とのコミュニケーション のとり方を習得し 現場において企画提案や課題解決の 実務を経験することで課題解決 探求能力 実行力とい った 社会人基礎力 や 基礎的 汎用的能力 などの 社会人として必要な能力を高めることを目的としている ガイダンスでは 集まった 1,125 名の学生に 時間を 無為に費やすことなく自主的に考えて行動し 履歴書に 書けるような勤務を と激励し 実務内容や守秘義務な どについて指導した また ラーニング ピラミッドの 概念を使って 学びの場では他者に教えることが最も理 解を深めることにつながる と指導した 業界を代表する企業が業界全体の動向を語る 業界セミナーウイーク を開催 2 月 22 日 ( 月 ) から 25 日 ( 木 ) の 4 日間 昨年に引き続き 業 界セミナーウィーク と題して 11 業界 12 社の企業を招 き 各業界についての講演をいただいた 会場には学部 1 年次生から 3 年次生 また大学院修士 1 年次生の延べ 約 2,400 人の学生が参加した 私服参加のセミナーだった が 身を引き締めるためとリクルートスーツを着用して 参加する学生も見受けられた 本セミナーは 各企業が自社の会社説明を実施するの ではなく 自社を含めた業界全体の動向等を説明するこ とに特徴がある 企業からは業界動向の説明のみならず BtoB 企業と BtoC 企業の違いやそれぞれの魅力の 説明 具体的なビジネスモデルの説明等もあり 特に就 職活動の始まる 3 年次生は 真剣な表情でメモをとった 25

37 - Ⅰ. 教育の取り組み - 充実の資格試験講座と協力な支援体制 学歴は無限の可能性への保証であり資格は実力の証明である 本学では 教育付加価値日本一 実現のために 様々 な施設やセンターを準備して学生のフォローをしていま す つまり 社会に出ても自分の魅力を発揮して生きて いける力 を学生につけてもらうための活動です この 力は 学力 人間力 と表現できます ( 魅力的な人物に なるには学力だけ 人間力だけでは 足りないのです ) 当然 普段の授業でも これらの力がつくようにカリキ ュラムを組んでいます そうすることによって 在学中 も卒業後も計画性を持って 将来の夢に向かって着実に 歩める学生を育てているのです その結果 就職内定率 99.7% を確保しています また その内 50% は上場 大 手企業 ( 国内の全企業数の 1%) に就職しています 将来の夢に向かって計画的に 着実に歩みつづけるた ても大切であり この キャリアデザイン に沿って キャリア形成 することが必要なのです キャリア形成 には人材力を高めるすべての項目が含まれます 人材力は基礎となる学力の習得は勿論 チームで問題を解決できる力 コミュニケーション能力など 人間力を育てることや 実力の証明 と言われる資格取得によって獲得できます 人材力の大部分は 授業を通じて身につけますが 資格取得のように 自ら学ぶことが必要なものもあります 自己開発センターでは 全学生を対象とした キャリア教育 と 資格取得 を支援しています 資格取得 では 関連する最新情報の配信 資格取得のための課外講座の開講 受験のための出願手続きをサポートし 学生の積極的な 資格取得 をバックアップしています めに 自分の キャリア を デザイン することがと 平成 27 年度資格試験合格者数 資格名 種別 大学 高専 甲種 25 乙種 1 類 9 1 乙 2 3 危険物取扱者 乙 3 4 乙 乙 5 4 乙 6 7 消防設備士 甲種第 1 類 1 乙 7 1 電気主任技術者 第 3 種 1 電気工事士 第 1 種 3 2 第 2 種 工事担任者 総合種 1 ラジオ 音響技能検定 3 級 1 陸上無線技術士 1 級 1 基本情報 20 2 情報処理技術者 応用情報 6 ネットワーク 1 情報セキュリティ 2 1 CGクリエイター検定 エキスハ ート 3 1 ヘ ーシック 12 CGエンジニア検定 ヘ ーシック 7 Web デザイナー検定 エキスハ ート 2 ヘ ーシック 2 1 画像処理エンジニア検定 ヘ ーシック 1 1 マルチメディア検定 ヘ ーシック 1 映像音響処理技術者 - 2 公害防止管理者 水質 1 種 1 26

38 - Ⅰ. 教育の取り組み - 資格名種別大学高専 バイオ技術者 中級 13 機械設計技術者 3 級 級 2 実用英語技能検定 準 2 級 級 1 工業英語検定 3 級 1 4 級 1 1 漢字能力検定 2 級 4 1 準 2 級 5 日本語検定 3 級 1 8 準 1 級 4 実用数学技能検定 2 級 12 準 2 級 級 2 1 ドイツ語技能検定 5 級 1 宅地建物取引士 - 8 エネルギー管理士 電気分野 1 建築士 2 級 1 日商簿記検定 2 級 1 3 級 5 秘書技能検定 2 級 級 5 1 カラーコーテ ィネーター検定 2 級 2 3 級 19 Java プログラミング能力認定試験 2 級 級 2 福祉住環境コーテ ィネーター 2 級 1 3 級 2 生物分類技能検定 3 級 2 4 級 1 CAD 利用技術者 2 級 5 3 次元 CAD 利用技術者 2 級 6 土木技術検定 2 級 5 品質管理検定 (QC 検定 ) 語彙 読解力検定 マイクロソフト認定試験 (MOS) マイクロソフト認定試験 (MOS) 3 級 7 4 級 2 2 級 1 準 2 級 5 Excel Word Word2010(E) 2 Access PowerPoint Excel Excel2013(E) part1 10 Excel2013(E) part2 3 Word Word2013(E) part1 4 Word2013(E) part2 4 Access PowerPoint 知的財産管理技能検定 3 級 3 オラクルマスター Bronze(11gDBA) 1 Linux 技術者認定試験 (LPIC) Level1(Exam101) 1 Level1(Exam102) 1 合計

39 - Ⅰ. 教育の取り組み - 学生一人ひとりの進路指導 就職支援活動 就職率は 大学 99.7% となり 昨年を上回る大学院 高専は 100% を維持 高専就職率 平成 27 年度の就職率は学部 99.7%( 昨年度 99.5% ) 大学院 100%( 昨年度 100% ) 高専 100%( 昨年度 100%) となった また就職者の上場 大手 公務員 教員の比率は学部では62.9%( 昨年度 55.0%) 大学院で82.2%( 昨年度 77.3%) と大きく上回った リクルートワークス研究所が発表した平成 27 年度の大 学生 大学院生対象の大卒求人倍率は 1.73 倍と 前年の 1.61 倍より ポイント上昇した しかし 売り手市場になったとはいえ大手 上場企業の 量より質 を重視するという採用方針は変わらず グローバル社会を生き抜くより高度な専門能力を必要とする傾向であった このような状況の中 本学が高い就職率を得られたのは 模擬面接等の就職支援プログラムや プロジェクトデザイン教育等の様々な取組みを通して 学生自身が在学中に大きく成長した結果である 学部就職率 大学院就職率 学部 3 年生を対象に就職活動ガイダンス等の全 12 の支援講座を実施 学部 3 年生に向けた 就職活動ガイダンス が 10 月 8 日 ( 木 ) は工学部を対象に 9 日 ( 金 ) は情報フロンティア学部 環 境 建築学部 バイオ 化学部を対象に 2 日間 実施され 約 1,000 人の学生が参加した 金沢工業大学の就職状況について 採用スケジュー ルの実際と準備について と 内定を勝ち取った 4 年生 11 名によるパネルディスカッションなどが行われた これか ら就職活動を行う 3 年生にとって 就職状況や内定者の体 験談や失敗談は とても参考になる話であった 最後に パネリストの先輩から後輩へのメッセージが それぞれの言葉で述べられた 先輩の話を聞いた学生は 感謝の気持ちを盛大な拍手で表現していた 平成 27 年度の就職支援プログラムは この 就職活動ガ イダンス を皮切りに 2 自己分析講座 3 進路開発セン ター活用講座 4 企業研究講座 5 履歴書 ES 講座 6 筆 記試験解説講座 7 面接試験講座 8 女子学生向け資生堂 美容部員によるメイク講座 9 女子学生向け JAL 客室乗務 員訓練教官によるマナー講座 10R-CAP 解説講座 11 就職 活動マナー講座 12 合同企業説明会の歩き方講座を順次開 催し いずれも学生の高い関心を集めた 28

40 Ⅰ 教育の取り組み 高専 4 年生が就職 進学に向けた宿泊 研修 進路選択活動を目前に控えた4年次生を対象に3月2日 (水)から4日(金)にかけて穴水湾自然学苑で宿泊研修を実 施した 学生たちは出発する前に本校卒業生による講話 を聴講し 講師の就職活動経験を踏まえたアドバイスや 社会人になるために身につけておくべきことなどを学び 研修先に向かった 研修先では 学生時代に頑張ったこ と をテーマとした作文 SPIの実習 履歴書の作成 面 接の練習を行った SPI模擬試験では 得点分布や合格の ボーダーラインを示しながら 成績向上を目指した 積極的な進路開拓活動の展開 学生のUターン等就職支援に関する協定 を長野県 新潟県および静岡県と締結 KIT 人材開発セミナー2015 を開催 主要 都市 5 会場で 1,078 社 1,449 人が参加 金沢工業大学と長野県との間で4月 長野県出身学生 産業界と本学との親交を深め 情報を交換する場として のUターン就職促進に関する協定 を締結した 本学が 開催してきたKIT人材開発セミナーは今年で23回を迎え 学生のUターン就職に関する協定を都道府県と締結する 9月9日(水)の東京会場を皮切りに名古屋 大阪 富山 金 ことは初めてのことである また Uターン等就職支援 沢の5会場で開催された に関する協定 を新潟県と12月に 静岡県と1月にそれぞ れ締結した 協定内容には 学生に対する県内企業情報 生活情報 等の周知に関することやインターンシップ受入に関する ことが盛り込まれた 本協定を機に 県は本学へ学生を送り込むことを推進 し 本学は教育付加価値を付けてお返しするといった図 式を構築できれば 双方にとって大きなメリットとなる 現在 本学の在籍数は 長野県出身464名 新潟県出身 609名 静岡県出身385名となっており 出身県別の在籍 者数では 石川県 富山県に続き 新潟県は3位 長野県 は4位 静岡県は6位となっている 参加企業は5会場合わせて1,078社 1,449名 昨年1,143 社 1,574名 と昨年より参加企業数 参加人数は若干下回 ったが 金沢会場では北陸新幹線の開業効果もあり首都圏 や県外からの参加企業が増え 参加人数が昨年より2割ほ ど上回った 会場には 学系学科ごとにコーナーを設け本学教員が 企業出席者と名刺交換を行うとともに 今年度採用内定 の御礼や来年度の採用計画 更に今年度採用活動後ろ倒 しの影響について情報を交換した また受託共同研究 インターンシップ 進路開発室の産学連携と虎ノ門大学 院のコーナーも設け 担当教職員が参加企業に対して本 学の取り組みを説明した 29

41 - Ⅰ. 教育の取り組み - Ⅰ-8. リーダーとなる人材の育成を目指した充実の支援制度 特別奨学生制度 (KIT オナーズプログラム ) の継続 国立大学標準額との差額を給付 特別奨学生制度 特別奨学生制度 ( リーダーシップアワード ) は KIT の 教育目標である 自ら考え行動する技術者 に向けて 授 業等の正課 と KIT オナーズプログラム等の課外活 動 の両面で優れた成果を修め リーダーとなる人材の 育成を目指す制度です 特別奨学生には リーダーシッ プアワード生 の名称を与えると共に 奨学金を給付し ます 特別奨学生には スカラーシップフェローとスカ ラーシップメンバーの 2 種類があり それぞれ 下記の 奨学金の給付を受けることができます 授業など正課 と KIT オナーズプログラム の両 面で成果を修めるための特別奨学生 ( リーダーシップアワ ード生 ) としての 4 年間の主な活動は 後述する KIT オナ ーズプログラムへの参加やリーダーシップアワード生講 座の受講にくわえ 自らの修学履歴をポートフォリオに 記録していくなど 他の学生の模範となる事が求められ ます また 各年次において継続審査が行われます KIT の特色ある課外活動プログラム KIT オナーズプログラム 本学の教育目標である 自ら考え行動する技術者 に 向けて それを実践するプログラムで 自ら目標を設定 しそれを達成するために活動する自己目標達成プログラ ムです このプログラムは 大きく分類して次の 6 種類 があり その中には様々なテーマのプログラムがありま す 各学部 学科 課程等が実施するプログラム 専門的な技術要素に対して 問題を発見し解決に向け活動する夢考房プロジェクトプログラム 企業をはじめとした産業界と連携した産学連携プログラム 金沢市や野々市市をはじめとした地域と連携した地域連携プログラム 学生の団体である学友会に所属する部活動などのプログラム 各教育支援センターが実施するプログラム リーダーシップアワード生は 1 年次の前学期中にこれ らのプログラムの内容を調べ この中から各自の目標を 定め その達成に向けて活動します 専門分野に必要な数理能力を習得する 数理リテラシーパスポート 自分の専門に必要な数理リテラシーを確認し 授業科 目の履修や課外特別講座を聴講し 専門領域に必要な数 理能力の定着を図ります 数理リテラシーパスポートプログラムは アワード生 への推奨プログラムです リーダーシップアワード生特別講座を開講 先輩リーダーシップアワード生による特別講座 ( 前学期 ) 1 年次 104 人を対象に リーダーシップアワード生の 先輩が リーダーシップアワード生として と題して それぞれが学部生時代に取り組んだ KIT オナーズプログ ラム等の課外活動で得た経験や目標達成の秘訣等を熱く 語りかけた 聴講した 1 年次の特別奨学生は 講演内容 に熱心に耳を傾けた 質疑応答ではリーダーシップアワード生としての心構えや この後充実した学生生活を送るための具体的な取り組み等について積極的な意見交換が行われた 2 年次のリーダーシップアワード生講座では 2 年次 77 人と今年度から新規 3 年次でリーダーシップアワード生に選出された 10 人を対象に本学虎ノ門キャンパスの大 30

42 - Ⅰ. 教育の取り組み - 学院ビジネスアーキテクト専攻の野村恭彦教授を講師に迎え リーダーとしてゴールに導くファシリテーション力 と題した講演が行われた 野村教授は 富士ゼロック ( 株 ) での豊富な勤務体験や 現在話題のキーワードとなっている ファシリテーション または ファシリテーション力 について その内容や重要性を聴講する学生へ質問等を交えながら非常に分かりやすく解説された その中でも特に 実際にファシリテーションの例示を行い 自分自身にとってのリーダーシップとは? 等を学生に問いかけ 学生自らが自分の考えるリーダーのあるべき姿を考えることで 自分に不足するもの や 今後 自分に必要なもの を今一度 見つめ直し 考える機会となった なお 講演終了後には 青木隆学生部長ならびに新井真二学務部長から今回の講座の聴講レポートや KIT オナーズプログラムの取り組み方と ポートフォリオへ入力方法 そして次回講義に関する説明が行われ 特別奨学生 ( リーダーシップアワード生 ) の更なる自己研鑚と積極的な修学への取り組みを期待する旨の激励が行われた くようにメッセージを伝えていた 講演終了後の質疑応答では 卒業後に海外での活躍を目指す学生から数多くの質問が寄せられ アワード生たちはグローバルに活躍される先輩の影響を受け 更なる自己研鑽を遂げていくことを確信した また2 年次のリーダーシップアワード生 77 人と新規に採用された3 年次 10 人を対象に実施し 講師に ( 株 ) コミュニカ山元賢治代表取締役 ( 元 アップルジャパン社長 ) をお招きし これからの世界で活躍する若者たちへ と題した講演を行った 山元氏による講演は平成 25 年度に引き続き5 回目となる 山元氏は IBM オラクル アップルジャパンで培った経験を基に 世界で活躍できる人材となるために身につけるべき能力を 独自の表現で学生にわかりやすく伝えていた 講師の話にメモをとりながら聞き入る学生 講演後の質疑応答では 学生らが社会に対して感じて いる不安 疑問を親身になって回答されていた なお 講演終了後 新井真二学務部長 鈴木節純修学 1 年次の講座で体験を話す大学院生 卒業生による特別講座 ( 後学期 ) 1 年次の講座講師には 本学の卒業生である日立ハ イテクノロジーズコリア ( 株 ) 楯和徳 ( たて かずのり ) 社長 を平成 24 年度の講演に引き続き 2 度目の講師としてお 招きし アワード学生に向けて と題した講演が行われ た 楯氏は リーダーシップ や グローバル人財 学 生時代の過ごし方 について 自身の学生時代から現在 まで経験した失敗などを教訓として 日本の将来を担う 若者に対し 時には優しく見守るように 時には強く導 相談室長が特別奨学生の継続条件や本講座の聴講レポー ト KIT オナーズプログラムの取り組み ならびに ポ ートフォリオの登録についての事務連絡を行った また これまでの修学を振り返り 次年度に向けた更なる自己 研鑚と積極的な取り組みを期待する旨の激励が行われた 1 年次 2 年次 3 年次 4 年次 合計 フェロー メンバー ( 平成 27 年 4 月 1 日現在 ) 31

43 - Ⅱ. 研究の取り組み - Ⅱ. 研究の取り組み 金沢工業大学 金沢工業高等専門学校 高等教育機関である本学は あらゆる形で研究成果を社会へ還元し 幸福な社会の実現に貢献することを生業の一つとしている 国家研究プロジェクトへ積極的に参加し 基礎技術の発展へ寄与した 加えて産学連携を通じて様々な形で例年以上の成果が得られた 研究成果の発表としては 学生 教員による学会発表が積極的に行われ 様々な学会やコンペで入賞するなどの成果があった シンポジウムやセミナーも行われ 研究成果に基づいた最新動向が活発に発信された Ⅱ-1. 研究成果を社会へ還元するための産学連携の取組 金沢工業大学が文部科学省調査 民間企業との共同研究費受入額 ( 研究者数別 ) で私立大学 1 位 文部科学省の Web ページ 平成 26 年度の大学等にお ける産学連携等の実施状況調査 によれば 民間企業と の共同研究費受入額 ( 研究者数別 研究者数 300 名以上 ~500 名未満 ( 計 42 機関 ) で 金沢工業大学 (KIT) は国 公立も含めた研究機関で総合 7 位 私立大学では 1 位と なった また 研究者数 1,000 名未満の計 341 機関中で も 私立大学 1 位となっている 綱領に掲げるように本 学では産学連携を重要視しており 今後も引き続き推進 していく 天然由来の環境浄化ナノ複合剤をスギノマシンと共同開発 バイオ 化学部応用化学科大澤敏教授と株式会社スギ ノマシンは共同で ホルムアルデヒド吸着分解能力を持 つキトサンナノファイバー複合体を開発した ホルムア ルデヒドは 接着剤 塗料 防腐剤などの成分として 工業製品の製造や加工 圧縮木材製品 壁紙 塗料等の 家庭用の消費製品にも使用される一方 人体への有害性 が高く シックハウス症候群の原因物質としての関連性 も疑われている このたび開発されたのは カニ由来のキトサンと水を 原料として製造したキトサンナノファイバーに麹菌由来 の分解酵素を組み合わせた浄化剤と 光触媒を組み合わ せた環境浄化材の 2 種類で 既存の市販品を大きく上回 る能力を持っている また高い安全性を有するため 壁 紙や建材のほか エアコンや空気清浄機 マスク 自動 車内装品等 幅広い分野での用途が期待されている 超電導センサ技術による 脊髄機能の見える化 技術がナノテク展大賞受賞 2016 年 1 月に 東京ビッグサイトで開催された第 15 回国際ナノテクノロジー総合展 技術会議 で 金沢工 業大学と共同で生体磁気計測技術の研究開発を進めてい る株式会社リコーが 脊髄機能の見える化 技術などの 展示を行い nano tech 大賞を受賞した 脊髄機能の見える化 は 金沢工業大学 株式会社 リコー 東京医科歯科大学と共同で研究開発を進めてい る脊磁計を用いた技術である 脊磁計は脊髄神経の活動 に伴って発生する磁場を体表面で検出し 神経信号の電 流の位置や大きさを可視化する装置である 神経の発す る磁場は極めて微弱なので 超電導量子干渉素子 (SQUID) と呼ばれる高感度な磁場センサを使って検出す る 本学の先端電子技術応用研究所は 1999 年から東京医 科歯科大学整形外科と共同で 同研究所の超電導センサ による脊髄誘発磁場の研究を進め 世界で初めて脊磁計 の開発に成功した 2014 年に株式会社リコーが共同研究 開発に加わり 同社の高度な画像処理技術により さら に完成度の高い脊磁計試作機が実現し 実用化が近づい た MRI などの他の画像診断装置と組み合わせて より 正確な原因部位の特定が可能となり これまで診断が困 難だった脊髄疾患の診断に役立つと期待されている 大賞を受賞した脊磁計 32

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