はじめに レブラミド カプセル 5mg( 一般名 : レナリドミド水和物 )( 以下 レナリドミド ) は 米国 Celgene Corporation が創製した免疫調節薬 (IMiDs) で 経口投与可能な再発又は難治性の多発性骨髄腫の治療薬です レナリドミドはサイトカイン産生調節作用及び造血器

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1 Revlimid Capsules

2 はじめに レブラミド カプセル 5mg( 一般名 : レナリドミド水和物 )( 以下 レナリドミド ) は 米国 Celgene Corporation が創製した免疫調節薬 (IMiDs) で 経口投与可能な再発又は難治性の多発性骨髄腫の治療薬です レナリドミドはサイトカイン産生調節作用及び造血器腫瘍細胞に対する増殖抑制作用などを介して抗悪性腫瘍効果を示すと考えられています レナリドミドの臨床開発は 1999 年に英国で健康成人を対象に行われた外国第 Ⅰ 相臨床試験より開始されました 2003 年からは 再発又は難治性の多発性骨髄腫患者を対象に行われた外国第 Ⅲ 相臨床試験 (MM-009 試験 : 北米 MM-010 試験 : 欧州等 ) が実施され レナリドミド+デキサメタゾン併用療法とデキサメタゾン単独療法の有効性が比較検討されました その結果 レナリドミド+デキサメタゾン併用療法の有効性はデキサメタゾン単独療法に比べて有意に優れ 安全性プロファイルも忍容可能な範囲内でした この成績に基づき レナリドミドは治療歴のある多発性骨髄腫の治療薬として 2006 年 6 月に米国で 2007 年 6 月に欧州で承認を取得しました 本邦では 2007 年に日本人の再発又は難治性の多発性骨髄腫患者を対象に レナリドミド単独療法とレナリドミド+デキサメタゾン併用療法の薬物動態 安全性及び有効性を検討する国内第 Ⅰ 相臨床試験 (MM-017 試験 ) を行いました これらの結果 レナリドミド+デキサメタゾン併用療法で 優れた有効性が得られるとともに安全性プロファイルも忍容可能であることが確認されました 2008 年 2 月 18 日 再発又は難治性の多発性骨髄腫の治療薬として希少疾病用医薬品の指定を受け 2009 年 6 月にレナリドミドの製造販売承認申請を行い 2010 年 6 月に承認を取得しました 本剤は 催奇形性の可能性があるため RevMate ( レブラミド適正管理手順 ) 下での使用が承認条件として定められています なお セルジーン株式会社は レナリドミドとの併用で用いる経口デキサメタゾン 4mg 製剤 ( レナデックス 錠 4mg) についての製造販売承認申請も レナリドミドと同時期に行い 2010 年 6 月に承認を取得しました 本解説書では 本剤のご使用に際しての注意事項 使用上の注意について 項目ごとに解説いたしました 本剤の適正使用の一助となれば幸甚に存じます

3 目次 効能 効果 4 効能 効果に関連する使用上の注意 4 用法 用量 8 用法 用量に関連する使用上の注意 8 警告 16 禁忌 ( 次の患者には投与しないこと ) 18 使用上の注意 慎重投与 ( 次の患者には慎重に投与すること ) 重要な基本的注意 相互作用 副作用 28 1) 重大な副作用 42 ) 重大な副作用 ( 類薬 ) 52 ) その他の副作用 高齢者への投与 妊婦 産婦 授乳婦等への投与 小児等への投与 過量投与 適用上の注意 58

4 効能 効果 再発又は難治性の多発性骨髄腫 効能 効果に関連する使用上の注意 本剤による治療は少なくとも1つの標準的な治療が無効又は治療後に再発した患者を対象とし 本剤以外の治療の実施についても慎重に検討した上で 本剤の投与を開始すること 4

5 効能 効果本剤は 国内外の臨床試験において 再発又は難治性の多発性骨髄腫患者に対して デキサメタゾンとの併用で高い奏効率を示し 予後を改善する効果が認められています 国内外の臨床試験の結果については P.6 ~ 7 をご参照ください 効能 効果に関連する使用上の注意 本剤とデキサメタゾンの併用による有効性が認められた国内外の臨床試験の対象が再発又は難治性の多発性骨髄腫患者であったことから 本剤を投与すべき対象患者として明記しました また 本剤による治療を選択する際には 治療上の有益性と危険性を十分に検討するとともに 他の治療の実施についても慎重に検討していただくことを注意喚起しました 5

6 国内第 Ⅰ 相臨床試験 :MM-017 試験国内第 Ⅰ 相臨床試験 (MM-017 試験 ) において 再発又は難治性の日本人多発性骨髄腫患者に対してデキサメタゾンとの併用でレナリドミド 25mg での治療を開始したとき 6 例中 6 例に PR が認められました ( 治療期間の中央値は 25.3 週 ) 6

7 外国第 Ⅲ 相臨床試験 :MM-009 試験 MM-010 試験 ( 無作為化二重盲検比較試験 ) 再発又は難治性の多発性骨髄腫患者を対象とした外国第 Ⅲ 相二重盲検比較試験 (MM-009 試験 MM-010 注試験 ) を実施し レナリドミド 25mg 1) 注 2) +デキサメタゾン 40mg 併用療法の有効性をデキサメタゾ注 2) ン 40mg 単独療法と比較しました その結果 レナリドミド+デキサメタゾン群では 無増悪期間 (TTP) 全生存期間 (OS) のいずれにおいても デキサメタゾン単独群と比べて有意に優れた延長が認められました 外国第 Ⅲ 相臨床試験 (MM-009 試験 MM-010 試験 ) における有効性 MM-009 試験 ( 二重盲検期間 2005 年 6 月 7 日データカットオフ ) レナリドミド + デキサメタゾン群 (n = 177) デキサメタゾン単独群 (n = 176) MM-010 試験 ( 二重盲検期間 2005 年 8 月 3 日データカットオフ ) レナリドミド + デキサメタゾン群 (n = 176) デキサメタゾン単独群 (n = 175) 無増悪期間 (TTP) イベント発生者数 (%) 73(41.2) 120(68.2) 68(38.6) 130(74.3) 中央値 ( 週 ) [95% 信頼区間 ] ハザード比 [95% 信頼区間 ] 60.1 [41.1 ~ 80.0] [0.210 ~ 0.386] 20.1 [16.1 ~ 21.1] 52.1 [40.9 ~ NE] [0.240 ~ 0.438] 20.1 [16.6 ~ 20.7] p 値 (Log-rank 検定 ) < < 奏効率 完全奏効 (CR)n(%) 23(13.0) 1(0.6) 27(15.3) 7(4.0) 部分奏効 (PR)n(%) 84(47.5) 33(18.8) 77(43.8) 34(19.4) CR + PR n(% ) 107(60.5) 34(19.3) 104(59.1) 41(23.4) p 値 (Pearson のχ 2 検定 ) < < 奏効持続期間 中央値 ( 週 ) [95% 信頼区間 ] 68.1 [48.1 ~ NE] 20.1 [12.1 ~ 40.1] 67.6 [42.1 ~ NE] p 値 (Log-rank 検定 ) < 無増悪生存期間 (PFS) 中央値 ( 週 ) [95% 信頼区間 ] 53.3 [36.4 ~ 65.9] 20.1 [16.1 ~ 20.3] 44.1 [32.1 ~ 65.7] p 値 (Log-rank 検定 ) < < 治療成功期間 (TTF) 中央値 ( 週 ) [95% 信頼区間 ] 32.1 [26.3 ~ 41.1] 16.1 [12.1 ~ 19.9] 25.9 [22.3 ~ 36.9] 33.3 [22.1 ~ 51.6] 20.0 [16.1 ~ 20.3] 19.7 [16.1 ~ 20.1] p 値 (Log-rank 検定 ) < < 全生存期間 (OS) 死亡患者数 (%) 37(20.9) 60(34.1) 48(27.3) 60(34.3) 中央値 ( 週 ) [95% 信頼区間 ] ハザード比 [95% 信頼区間 ] NE [NE] [0.330 ~ 0.752] [82.6 ~ NE] NE [NE] [0.498 ~ 1.070] NE [71.6 ~ NE] p 値 (Log-rank 検定 ) < 中央値 :Kaplan-Meier 法による推定値ハザード比 : デキサメタゾン単独群のハザード率に対するレナリドミド+デキサメタゾン群のハザード率の比 NE: 推定不可 奏効率 : 多発性骨髄腫の治療効果判定基準 ( 改変 Bladé 基準 ) で評価 ( 注意 ): 有効性の主要評価項目は TTP であり OS は探索的研究結果である 社内資料 : レナリドミドの外国第 Ⅲ 相臨床試験 注 1) 本剤の用法 用量は 28 日を 1 サイクルとし 1 日 1 回 25mg を 21 日間経口投与する なお 症状に応じ適宜減量する 注 2) デキサメタゾンの用法 用量は 28 日を 1 サイクルとし デキサメタゾン 40mg を 1 日 1 回 1 ~ 4 日 9 ~ 12 日 17 ~ 20 日目に経口投与する これを 4 サイクル繰り返す 5 サイクル目以降は デキサメタゾンとして 40mg を 1 日 1 回 各サイクルの 1 ~ 4 日目に経口投与する なお 症状に応じ適宜減量する 7

8 用法 用量デキサメタゾンとの併用において 通常 成人にはレナリドミドとして 1 日 1 回 25mg を 21 日間連日経口投与した後 7 日間休薬する これを 1 サイクルとして投与を繰り返す なお 患者の状態により適宜減量する 用法 用量に関連する使用上の注意 1. 本剤を含むがん化学療法は 臨床成績 の項の内容 特に 用法 用量を十分に理解した上で行うこと 2. 本剤単独投与での有効性及び安全性は確立していない 8

9 用法 用量 再発又は難治性の多発性骨髄腫患者に対して良好な成績が示された国内外の臨床試験での用法 用量を明記 しました 国内第 Ⅰ 相臨床試験 :MM-017 試験 (MTD 決定期 ) 再発又は難治性の多発性骨髄腫患者 15 例を対象に レナリドミドの最大耐用量 (MTD) 安全性及び有効性を検討しました レナリドミド 10mg を 1 日 1 回 21 日間経口投与し 用量制限毒性 (DLT) が発現しない場合には 25mg に増量するという設定で実施されました その結果 10mg 投与 (3 例 ) では DLT は発現せず 25mg 投与 (6 例 ) ではレナリドミドとの関連が否定できない低酸素症 (Grade 3) が 1 例認められました このことから 日本人の多発性骨髄腫患者におけるレナリドミドの MTD は 25mg とされました (P.51 参照 ) 本試験におけるレナリドミド 25mg +デキサメタゾン併用療法の有効性の検討結果については 効能 効果 の項 (P.6) をご参照ください 用法 用量に関連する使用上の注意 1. 本剤を含むがん化学療法は 臨床成績 の項の内容を熟知した上で行うことを注意喚起するため設定しました 2. 本剤は デキサメタゾンと併用した場合での有効性は認められていますが 単独投与での有効性と安全性は確立されていないことから 注意喚起のため設定しました 9

10 用法 用量に関連する使用上の注意 3. 腎機能障害患者では 本剤の血中濃度が上昇することが報告されているため 投与量及び投与間隔の調節を考慮するとともに 患者の状態をより慎重に観察し 有害事象の発現に十分注意すること [ 薬物動態 の項参照] 10

11 解説 用法 用量に関連する使用上の注意 3. 本剤は主に尿中に排泄されることが知られており 腎機能障害患者と血液透析患者を対象とした薬物動態試験 ( 外国人 ) において 腎機能低下に伴いクリアランスは減少し 曝露量が増加することが認められました したがって 腎機能障害患者では本剤による副作用が強くあらわれるおそれがあり 用量決定の際に注意を要するため 開始用量の目安を記載しました 腎機能障害患者でのレナリドミドの血中濃度の推移 : 外国第 Ⅰ 相臨床試験 (PK-001 試験 ) 腎機能障害患者にレナリドミド 25mg を単回経口投与したとき AUC は増加し [ 中等症 重症 ( 透析必要 ) 腎障害で約 3 5 倍 ] また腎機能の低下に伴い レナリドミドの経口クリアランス(CL/F) 腎クリアランス (CL R ) は減少しました 一方 レナリドミドの経口吸収 (C max 及び t max ) については 腎機能障害の影響は認められませんでした 腎機能別の血漿中レナリドミド濃度 ( 平均値 ) の推移 腎機能障害患者にレナリドミドを単回経口投与した時の薬物動態パラメータ ( 平均値 ± SD) 腎機能 正常 (n = 7) 軽症 (n = 5) 中等症 (n = 6) 重症 ( 透析不要 ) (n = 6) 重症 ( 透析必要 ) (n = 6) C max (ng/ml) 605 ± ± ± ± ± 140 AUC (ng hr/ml) 2,181 ± 703 2,767 ± 1,094 6,021 ± 847 8,191 ± 1,317 11,121 ± 2,133 t max (hr) 1.0 (0.50 ~ 2.0) 1.0 (1.0 ~ 1.0) 1.0 (0.50 ~ 1.5) 1.5 (0.50 ~ 2.0) 1.3 (1.0 ~ 2.0) t 1/2 (hr) 3.34 ± ± ± ± ± 1.14 平均値は算術平均値 ただし t max は中央値 ( 最小 ~ 最大 ) として示した 腎機能別クレアチニンクリアランス (CL cr ) 実測値 : 正常 :83 ~ 145mL/min 軽症:57 ~ 74mL/min 中等症 :33 ~ 46mL/min 重症:17 ~ 29mL/min 腎機能障害患者に投与する際の開始用量の目安 腎機能 ( クレアチニンクリアランス :CL cr ) 中等症腎機能障害 :30 CL cr < 60mL/min 重症腎機能障害 ( 透析不要 ):CL cr < 30mL/min 重症腎機能障害 ( 透析必要 ):CL cr < 30mL/min 用法 用量はシミュレーションに基づき算出 用法 用量本剤 10mg を 1 日 1 回投与で開始し 2 サイクル終了後忍容可能な場合は15mg に増量できる 本剤 15mg を 2 日に 1 回投与本剤 5mg を 1 日 1 回投与 ( 透析日は透析後に投与 ) 11

12 用法 用量に関連する使用上の注意 4. 高脂肪食摂取後の投与によって AUC 及び C max の低下が認められることから 本剤は高脂肪食摂取前後を避けて投与することが望ましい [ 薬物動態 の項参照] 5. Grade 3* 又は 4* の副作用 ( 血小板減少又は好中球減少を除く ) が発現した場合には 本剤の休薬か中止を考慮すること 投与の再開は 患者の状態に応じて判断すること * CTCAE V

13 用法 用量に関連する使用上の注意 4. 高脂肪食摂取後に本剤を投与したとき AUC 及び C max の低下 t max の延長が認められたことから 注 意を促しました 健康成人の空腹時又は食後におけるレナリドミドの薬物動態 : 外国第 Ⅰ 相臨床試験 (PK-009 試験 ) 健康成人 17 例に レナリドミド 25mg を高脂肪 高カロリー食 [ 朝食 : 総カロリー 1,033kcal( 脂肪約 61.8%)] の食後に経口投与したときの AUC C max は 空腹時に投与したときと比べ それぞれ約 20% 約 50% 低下し t max は約 1.6 時間延長しました 空腹時又は食後における単回投与時の薬物動態パラメータ 空腹時投与 (n = 17) 食後投与 (n = 17) 幾何平均比 % [90% 信頼区間 ] C max (ng/ml) [46.6 ~ 54.7] AUC (ng hr/ml) 1,369 1, [78.0 ~ 84.5] t max (hr) [1.38 ~ 2.00] t 1/2 (hr) [95.1 ~ 107.0] 幾何平均 ただし t max は中央値 中央値の差で示した 測定法 :LC-MS/MS 法 5. Grade3/4 の副作用 ( 血小板減少 好中球減少を除く ) が発現した場合には 休薬又は中止を考慮する必要があることから 注意喚起しました 本剤の再開については 患者の状態に応じて判断してください なお 国内第 Ⅰ 相臨床試験 (MM-017 試験 ) では Grade3/4 の副作用 ( 血小板減少 好中球減少を除く ) として 白血球減少症及びリンパ球減少症が各 3 例 貧血 2 例 肝機能異常 低酸素症 けん怠感 アラニン アミノトランスフェラーゼ増加および血中リン減少が各 1 例認められました また 外国第 Ⅲ 相臨床試験 (MM-009/010 試験 ) における主な Grade3/4 の副作用 ( 血小板減少 好中球減少を除く ) は 深部静脈血栓症 23 例 (6.5%) 貧血 20 例 (5.7%) でした 13

14 用法 用量に関連する使用上の注意 6. 血小板減少又は好中球減少が発現した場合には 下表を参照し休薬等を考慮すること 血小板減少 好中球減少 血小板減少 / 好中球減少発現時の休薬等の目安 血小板数 / 好中球数 30,000/µL 未満に減少 休薬 2 回目以降 再度 30,000/µL 未満に減少 1,000/µL 未満に減少 休薬 2 回目以降 再度 1,000/µL 未満に減少 治療中の処置及び再開時の減量の目安 本剤を休薬する その後 30,000/µL 以上に回復した場合には 本剤 15mg を 1 日 1 回投与で再開 本剤を休薬する その後 30,000/µL 以上に回復した場合には 本剤を前回投与量から 5mg 減量して 1 日 1 回で再開 本剤を休薬する 1) その後 1,000/µL 以上に回復 ( 但し 副作用は好中球減少のみ ) した場合には 本剤 25mg を1 日 1 回投与で再開 2) その後 1,000/µL 以上に回復 ( 但し 好中球減少以外の副作用を認める ) した場合には 本剤 15mg を 1 日 1 回投与で再開 本剤を休薬する その後 1,000/µL 以上に回復した場合には 本剤を前回投与量から 5mg 減量して 1 日 1 回で再開 14

15 用法 用量に関連する使用上の注意 6. 国内外の臨床試験において血小板減少症及び好中球減少症が多く発現していることから 定期的に血液学的検査を実施して血球数のモニタリングを行い 発現時には休薬等の目安を参考に本剤を休薬し 必要に応じて G-CSF 製剤を投与するなど適切な対処が必要です 血小板減少及び好中球減少が発現した場合の休薬等の目安 * 外国第 Ⅲ 相臨床試験の本剤 + デキサメタゾン群で Grade3/4 の好中球減少症を発現した症例のおよそ 60% が G-CSF 製剤の投与を受けた 注 1: 回目以降 血小板減少 ( 血小板数 < 30,000/µL) が発現したときは その都度本剤を休薬する その後 30,000/µL 以上に回復した場合には 本剤を前回投与量から 5mg 減量して 1 日 1 回で再開する 注 2: 回目以降 好中球減少 ( 好中球数 < 1,000/µL) が発現したときは その都度本剤を休薬する その後 1,000/µL 以上に回復した場合には 本剤を前回投与量から 5mg 減量して 1 日 1 回で再開する なお 血液学的検査の実施については 参考として 次のような時期 頻度を考慮してください 投与開始時 開始後 12 週以内 投与開始時の血小板数/ 好中球数の値が正常 2 週に1 回 投与開始時の血小板数/ 好中球数の値が低値 週に1 回 開始後 13 週以降は月に1 回 15

16 警告 警告 1. 本剤の胎児への曝露を避けるため 本剤の使用については 適正管理手順 ( 以下 本手順 ) が定められているので 関係企業 医師 薬剤師等の医療関係者 患者やその家族等の全ての関係者が本手順を遵守すること [ 禁忌 の項参照] 2. 本剤はヒトにおいて催奇形性を有する可能性があるため 妊婦又は妊娠している可能性のある女性患者には決して投与しないこと [ 禁忌 重要な基本的注意 妊婦 産婦 授乳婦等への投与 の項参照 ] 3. 妊娠する可能性のある女性患者に投与する場合は 投与開始前に妊娠検査を行い 陰性であることを確認した上で投与を開始すること また 投与開始予定 4 週間前から投与終了 4 週間後まで 性交渉を行う場合はパートナーと共に極めて有効な避妊法の実施を徹底 ( 男性は必ずコンドームを着用 ) させ 避妊を遵守していることを十分に確認するとともに定期的に妊娠検査を行うこと なお 本剤の投与期間中に妊娠が疑われる場合には 直ちに本剤の投与を中止し 医師等に連絡するよう患者を指導すること [ 重要な基本的注意 の項参照] 4. 本剤は精液中へ移行することから投与終了 4 週間後まで 性交渉を行う場合は極めて有効な避妊法の実施を徹底 ( 男性患者は必ずコンドームを着用 ) させ 避妊を遵守していることを十分に確認すること また この期間中は妊婦との性交渉は行わせないこと 5. 本剤の投与は 緊急時に十分対応できる医療施設において 造血器悪性腫瘍の治療に対して十分な知識 経験を持つ医師のもとで 本剤の投与が適切と判断される患者のみに行うこと また 治療開始に先立ち 患者又はその家族等に有効性及び危険性 ( 胎児への曝露の危険性を含む ) を十分に説明し 文書で同意を得てから投与を開始すること 6. 深部静脈血栓症及び肺塞栓症の発現が報告されているので 観察を十分に行いながら慎重に投与すること 異常が認められた場合には直ちに投与を中止し 適切な処置を行うこと [ 重大な副作用 の項参照] 16

17 警告 1. 本剤は 先天性欠損症を引き起こすことが知られているサリドマイドと類似した化学構造を有していること ヒトで催奇形性を有する可能性があることから 本剤の使用については 本剤の胎児への曝露を防止する目的で 適正管理手順 (RevMate : レブラミド適正管理手順 ) が定められており すべての関係者がこの手順を遵守することが必要であるため 明記しました 2. カニクイザルを用いた生殖発生毒性試験において 妊娠中に本剤を投与された母動物の胎児に奇形が認 められており ヒトで催奇形性を有する可能性があることから 妊婦又は妊娠している可能性のある女 性患者には投与しないこととし 注意を喚起しました 3. 本剤の使用については 本剤の胎児への曝露を避けるため RevMate( レブラミド適正管理手順 ) が 定められています 本手順では 投与開始 投与中 投与中止後一定期間は 徹底した避妊及び妊娠反 応検査が必要とされており 注意を喚起するため設定しました 4. 本剤は精液中へ移行することから 徹底した避妊が必要とされるため 注意を促しました 2. 重要な基本的注意 の項 (P. 24) もご参照ください 5. 本剤の投与により重篤な副作用が報告されており 緊急時の対応が十分可能な医療施設において 造血器悪性腫瘍の治療に対して十分な知識 経験を持つ医師により 本剤の投与が適切な患者のみに行うことが肝要であるため 明記しました また 治療を行うにあたっては 患者又は家族等に対して 胎児への曝露の危険性や副作用及び有効性について 十分に説明し 文書で同意を得ることが肝要であるため 明記しました 6. 再発又は難治性の多発性骨髄腫患者に対して本剤とデキサメタゾンを併用した外国臨床試験において 深部静脈血栓症及び肺塞栓症が報告されていることから 十分に観察を行いながら慎重に投与するよう 注意を喚起しました 17

18 禁忌 ( 次の患者には投与しないこと ) 禁忌( 次の患者には投与しないこと ) 1. 妊婦又は妊娠している可能性のある女性患者 [ 妊婦 産婦 授乳婦等への投与 の項参照 ] 2. 適正管理手順を遵守できない患者 3. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 使用上の注意 1. 慎重投与 ( 次の患者には慎重に投与すること ) 1) 腎機能障害のある患者 [ 副作用が強くあらわれるおそれがある ( 用法 用量に 関連する使用上の注意 の項参照 )] 18

19 禁忌 1. カニクイザルを用いた生殖発生毒性試験において 妊娠中に本剤を投与された母動物の胎児に奇形が認められており ヒトにおいても催奇形性を有する可能性があることから 妊婦又は妊娠している可能性のある女性患者は禁忌としました 6. 妊婦 産婦 授乳婦等への投与 の項 (P.56) もご参照ください 2. 本剤の使用に際しては RevMate( レブラミド適正管理手順 ) が定められており この手順を遵守す ることが極めて重要であることから その徹底を図るため この手順を遵守できない患者は禁忌としま した 3. 本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者では 本剤の投与により過敏症の発現する可能性が高い と考えられることから 禁忌としました 1. 慎重投与 1) 本剤は主に未変化体として尿中に排泄されることが知られており 腎機能障害患者と血液透析患者を対象とした薬物動態試験 ( 外国人 ) において 腎機能低下に伴い クリアランスは減少し 曝露量が増加することが認められています このため 腎機能障害のある患者では 副作用が強くあらわれるおそれがあることから慎重投与としました 腎機能障害患者に投与する際には 用法 用量に関する使用上の注意 の項 (P. 10) をご参照ください 腎機能障害患者における有害事象発現状況再発又は難治性の多発性骨髄腫患者を対象とした外国第 Ⅲ 相臨床試験 (MM-009/010 試験 ) において 投与開始前のクレアチニンクリアランス (CL cr ) が 50<CL cr <60mL/min であった群と CL cr 60mL/min であった群で有害事象の発現率を比較しました Grade3/4 の有害事象の発現率は 50< CL cr <60mL/min 群で 95% CL cr 60mL/min 群で 77% であり 50<CL cr <60mL/min 群での発現率が有意に高いことが示されました (p < 0.05) また 重篤な有害事象の発現率については 50<CL cr <60mL/min 群で 70% CL cr 60mL/min 群で 51% であり Grade3/4 の有害事象と同様に 50< CL cr <60mL/min 群での発現率が有意に高いことが示されました (p < 0.05) クレアチニンクリアランス別の有害事象発現状況 : 外国第 Ⅲ 相臨床試験 (MM-009/010 試験 ) Grade3/4 (%) 好中球減少症血小板減少症貧血低カリウム血症呼吸窮迫 50 < CL cr < 60mL/min (n = 40) CL cr 60mL/min (n = 243) < 1 p 値 < 0.05 重篤 (%) <

20 使用上の注意 1. 慎重投与 ( 次の患者には慎重に投与すること ) 2) 深部静脈血栓症のリスクを有する患者 [ 本剤により症状が発現 増悪することが ある ] 20

21 1. 慎重投与 2) 本剤とデキサメタゾンを併用した外国第 Ⅲ 相臨床試験 (MM-009/010 試験 ) において 深部静脈血栓症及び肺塞栓症が報告されており 深部静脈血栓症のリスクを有する患者では 本剤により症状が発現又は増悪するおそれがあることから慎重投与としました なお 本剤投与中の深部静脈血栓症のリスク要因は十分に明らかではありませんが 国際骨髄腫ワーキンググループ (IMWG) より 本剤及びサリドマイドの治療を受けている多発性骨髄腫患者における血栓症予防及び管理に関する実践的勧告が示されています この中で 肥満 静脈血栓塞栓症 (VTE) の既往 合併症 高用量のデキサメタゾンの併用等が VTE のリスク因子であることが同定されました レナリドミド / サリドマイドで治療中の多発性骨髄腫患者における血栓症予防及び管理に関する実践的勧告 ( 国際骨髄腫ワーキンググループ ) VTE リスク因子 患者個別のリスク 疾患関連のリスク 治療関連のリスク リスク 項目 肥満 (BMI 30kg/m 2 ) VTE の既往 中心静脈カテーテル / ペースメーカーの使用 疾患 ( 心疾患 慢性腎疾患 糖尿病 急性感染症 ) 外科手術 ( 一般外科手術 麻酔 外傷 ) 薬剤 ( エリスロポエチン ) 血液凝固障害 その他 ( 長期臥床等 ) 過粘稠度症候群 高用量デキサメタゾン ( 480mg/ 月 ) との併用 ドキソルビシン 多剤併用化学療法 Palumbo A, et al.: Leukemia 22: , 2008( 一部改変 ) また この勧告では 各リスクに応じた抗血栓薬 ( アスピリン 低分子ヘパリン ワルファリンなど ) の予 防的な投与が推奨されています < 参考 > 国内第 Ⅰ 相臨床試験 (MM-017 試験 ) では 血栓予防を使用目的として 15 例中 7 例でアスピリンが服 用されており 血栓症は認められませんでした レナリドミド / サリドマイドで治療中の多発性骨髄腫患者における血栓症予防及び管理に関する実践的勧告 ( 国際骨髄腫ワーキンググループ ) VTE の予防と管理 リスク 次のいずれかの場合 リスク因子のない患者 患者個別 / 疾患関連のリスク因子が 1 つのみの患者 次のいずれかの場合 患者個別 / 疾患関連のリスク因子が 2 つ以上の患者 治療関連のリスク因子のある患者 予防 管理 アスピリン 81 ~ 325mg を 1 日 1 回投与 低分子ヘパリン [ エノキサパリン 40mg(4000IU) を 1 日 1 回 ] 又は規定用量のワルファリン [ 目標国際標準比 (INR)2 ~ 3] 最終的には医師の臨床判断に基づいて 最適な血栓予防薬を決定し 患者個人のリスクに合わせて調整する 高リスク状況では抗凝固療法を 4 ~ 6 ヵ月以上行う Palumbo A, et al.: Leukemia 22: ,

22 使用上の注意 1. 慎重投与 ( 次の患者には慎重に投与すること ) 3) 骨髄抑制のある患者 [ 重篤な好中球減少症及び血小板減少症が発現することがある ( 重要な基本的注意 重大な副作用 の項参照)] 4) 高齢者 [ 高齢者への投与 の項参照] 5) サリドマイドによる重篤な過敏症の既往歴のある患者 22

23 1. 慎重投与 3) 国内第 Ⅰ 相臨床試験 (MM-017 試験 ) において 好中球減少症が 80%(12 例 /15 例 ) 血小板減少症が 80%(12 例 /15 例 ) に認められました また 外国第 Ⅲ 相臨床試験 (MM-009/010 試験 ) では 本剤 +デキサメタゾン群で 好中球減少症が 38.2%(135 例 * /353 例 ) 血小板減少症が 17.6%(62 例 ** /353 例 ) に認められました これらのことより 骨髄抑制のある患者では重篤な好中球減少症及び血小板減少症の発現するおそれがあることから 慎重投与としました 発現状況の詳細については 4. 副作用 1) 重大な副作用 の項 (P.44) をご参照ください * 好中球数減少 を含む ** 血小板数減少 を含む 4) 一般に高齢者では生理機能が低下しており 副作用が発現しやすいことから 慎重投与としました 5. 高齢者への投与 の項 (P.56) をご参照ください *** 5) 外国において サリドマイドに対するアレルギー歴 ( 皮疹 ) のある骨髄線維症患者に本剤を投与し た後に SJS 型皮疹 (Stevens-Johnson 症候群型皮疹 ) が発現したとの報告があります また 本剤 による重大な副作用として 外国において皮膚粘膜眼症候群 (Stevens-Johnson 症候群 ) 中毒性表 皮壊死症 (TEN) が報告されています これらのことより サリドマイドによる重篤な過敏症の既往歴 のある患者では 本剤の投与により重篤な発疹等が発現するおそれがあることから 慎重投与としまし た 4. 副作用 1) 重大な副作用 の項 (P.46) をご参照ください *** 本邦未承認 23

24 使用上の注意 2. 重要な基本的注意 1) 本剤はヒトにおいて催奇形性を有する可能性があることから 妊娠する可能性のある女性患者に本剤を投与する場合は 本剤投与開始 4 週間前及び本剤投与開始 3 日前から投与開始直前までに妊娠検査を実施し 妊娠していないことを確認後に投与を開始すること また 治療中は本剤の毎処方時 本剤の投与終了の際は本剤投与終了時及び本剤投与終了 4 週間後に妊娠検査を実施すること 2) 本剤投与開始から投与中止 4 週間後までは 献血 精子 精液の提供をさせないこと 3) 本剤の投与により重篤な好中球減少症及び血小板減少症が発現することがあるため 定期的に血液学的検査を行うとともに必要に応じて本剤の減量 休薬等適切な処置を行うこと また 本剤の投与にあたっては G-CSF 製剤の適切な使用も考慮すること [ 用法 用量に関連する使用上の注意 慎重投与 の項参照] 4) 海外臨床試験において 疲労 めまい 傾眠 霧視が報告されているので 本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作を避けるよう注意すること 24

25 2. 重要な基本的注意 1) 本剤の使用については 本剤の胎児への曝露を避けるため RevMate( レブラミド適正管理手順 ) が定められており この手順に記載されている 胎児への曝露を避けるための方法 ( 妊娠反応検査実施など ) を記載しました 2) 本剤は精液への移行が報告されていることから 投与中止 4 週間後までは 献血を含め 精子 精液を 提供させないよう記載しました 精液への移行性 : 外国第 Ⅰ 相臨床試験健康成人 24 例にレナリドミド 25mg を 1 日 1 回 4 日間反復経口投与したとき 最終投与 2 時間後及び 24 時間後で精液中にレナリドミドが検出され その平均濃度はそれぞれ 478ng/mL 10.0ng/mL でした また 精液中レナリドミド量 ( 平均値 ) は 2 時間後で 1,379ng/ 射精 24 時間後で 35.0ng/ 射精であり それぞれ 1 日投与量 25mg の % % に相当しました 最終投与 72 時間後及び 168 時間後では 精液中のレナリドミドは検出限界以下でした 精液中のレナリドミド濃度の推移 2 時間後 (n = 6) 24 時間後 (n = 6) 72 時間後 (n = 6) 168 時間後 (n = 6) 濃度 (ng/ml) 478(304 ~ 823) 10.0(-~ 17.8) 量 / 射精精液中 (ng/ 射精 ) 1,379 (726 ~ 1924) 35.0 (0.0 ~ 108) 0.0 * (0.0 ~ 0.0) 0.0 * (0.0 ~ 0.0) 量 /1 日投与量 (25mg) * 0.0 * (%) ( ~ ) (0.0 ~ ) (0.0 ~ 0.0) (0.0 ~ 0.0) 血漿中濃度 (ng/ml) 219(153 ~ 311) NA NA : 検出限界以下 (< 5ng /ml) NA: 特定せず *: 量 / 射精 量 /1 日投与量は検出限界未満の場合は 0 と算出した 3) 外国第 Ⅲ 相臨床試験 (MM-009/010 試験 ) において 重篤な好中球減少症及び血小板減少症が認められたことから 定期的に血液学的検査を実施して血球数のモニタリングを行う必要があるため記載しました 重篤な血小板減少症 / 好中球減少症が発現した場合には 用法 用量に関連する使用上の注意 の項 (P.14) を参考に 休薬あるいは G-CSF 製剤の使用を考慮し 発熱を伴う場合には 抗菌薬の投与などについても考慮してください なお 骨髄抑制のある患者には慎重に投与してください [ 1. 慎重投与 の項 (P.22) 参照 ] 4) 外国第 Ⅲ 相臨床試験 (MM-009/010 試験 ) において 疲労 めまい 傾眠 霧視が認められていることから 注意を促しました 25

26 使用上の注意 3. 相互作用 併用注意 ( 併用に注意すること ) ジギタリス製剤 ( ジゴキシン等 ) 薬剤名等臨床症状 措置方法機序 危険因子 ジゴキシンの血漿中濃度が増加するとの報告があるので 併用する場合には注意すること 機序不明 26

27 3. 相互作用本剤とジギタリス製剤との併用により ジゴキシンの血漿中濃度が増加するとの報告があることから 併用する際には 血中ジゴキシン濃度のモニタリングを含む十分な観察を行い 慎重に投与することが必要です なお ジゴキシンによる本剤の薬物動態への影響は認められていません レナリドミドとジゴキシンの薬物相互作用 : 外国第 Ⅰ 相臨床試験健康成人 19 例でレナリドミドとジゴキシンの薬物相互作用について検討した結果 レナリドミド投与下でのジゴキシンの C max AUC は レナリドミド非投与下に比べそれぞれ約 14% 増加しました 一方 ジゴキシン投与によるレナリドミドの薬物動態への影響は認められませんでした ジゴキシンの薬物動態パラメータ ( 平均値 ± SD) 薬物動態パラメータ C max (ng/ml) AUC t (ng hr/ml) AUC (ng hr/ml) 投与下 ± (n = 17) ± (n = 17) ± (n = 13) t max (hr) a 1.00(1.00 ~ 3.00) (n = 17) t 1/2 (hr) ± (n = 13) n: 評価例数 a: 中央値 ( 最小値 ~ 最大値 ) b: 平均比 % 及び 90% 信頼区間は C max AUC の幾何平均から算出した c: 中央値の差及び中央値の差の 90% 信頼区間を示した レナリドミド幾何平均比 % 非投与下 [90% 信頼区間 ] ± (n = 17) ± (n = 17) ± (n = 12) 1.00(1.00 ~ 3.00) (n = 17) ± (n = 12) b [99.15 ~ b ] b [ ~ b ] b [ ~ b ] c [ ~ c ] c [ ~ c ] 27

28 使用上の注意 4. 副作用治療歴のある多発性骨髄腫患者を対象とした国内第 Ⅰ 相臨床試験の安全性評価症例において 15 例中 15 例 (100%) に副作用 ( 臨床検査値異常を含む ) が認められた 主な副作用は 好中球減少症 12 例 (80.0%) 血小板減少症 12 例 (80.0%) 白血球減少症 11 例 (73.3%) リンパ球減少症 8 例 (53.3%) 貧血 6 例 (40.0%) 便秘 5 例 (33.3%) けん怠感 5 例 (33.3%) 発熱 5 例 (33.3%) であった ( 承認時 ) 再発又は難治性の多発性骨髄腫患者を対象とした外国第 Ⅲ 相臨床試験 [MM-009 試験 ( 二重盲検期間 2005 年 6 月 7 日データカットオフ ) 及び MM-010 試験 ( 二重盲検期間 2005 年 8 月 3 日データカットオフ ) の併合 ] の本剤及びデキサメタゾン併用投与群の安全性評価症例において 353 例中 323 例 (91.5%) に副作用 ( 臨床検査値異常を含む ) が認められた 主な副作用は 好中球減少症 135 例 (38.2%) 疲労 92 例 (26.1%) 便秘 78 例 (22.1%) 筋痙攣 73 例 (20.7%) 不眠症 63 例 (17.8%) 血小板減少症 62 例 (17.6%) 無力症 61 例 (17.3%) 貧血 53 例 (15.0%) 下痢 50 例 (14.2%) 末梢性ニューロパシー 44 例 (12.5%) 悪心 40 例 (11.3%) 筋脱力 40 例 (11.3%) 振戦 40 例 (11.3%) 発疹 40 例 (11.3%) 末梢性浮腫 38 例 (10.8%) 浮動性めまい 36 例 (10.2%) であった 28

29 4. 副作用治療歴のある多発性骨髄腫患者を対象とした国内第 Ⅰ 相臨床試験 (MM-017 試験 ) における本剤の副作用 ( 臨床検査値異常を含む ) の発現状況を P.30 ~ 31 に示します また 再発又は難治性の多発性骨髄腫患者を対象とした外国第 Ⅲ 相臨床試験 (MM-009/010 試験 ) における本剤 +デキサメタゾン併用群の本剤の副作用 ( 臨床検査値異常を含む ) の発現状況を P.32 ~ 40 に示します 29

30 国内第 Ⅰ 相臨床試験 (MM-017 試験 ) におけるレナリドミドの副作用 ( 臨床検査値異常を含む ) 発現状況 計 重篤度 Grade * 重篤 非重篤 解析対象例数 発現例数 (%) (100.0%)(20.0%)(80.0%) (0.0%) (26.7%)(53.3%)(20.0%) 発現件数 感染症および寄生虫症 気管支炎 帯状疱疹 鼻咽頭炎 中耳炎 血液およびリンパ系障害 貧血 好酸球増加症 白血球減少症 リンパ球減少症 好中球減少症 血小板減少症 免疫系障害 低 γグロブリン血症 代謝および栄養障害 食欲不振 高血糖 高マグネシウム血症 低アルブミン血症 低カルシウム血症 低カリウム血症 食欲減退 精神障害 不眠症 神経系障害 味覚異常 知覚過敏 感覚鈍麻 感覚障害 傾眠 振戦 眼障害 黄斑症 霧視 耳および迷路障害 耳鳴 心臓障害 心嚢液貯留 血管障害 ほてり 呼吸器 胸郭および縦隔障害 咳嗽 発声障害 低酸素症 間質性肺疾患

31 計 重篤度 Grade * 重篤非重篤 アレルギー性鼻炎 上気道の炎症 胃腸障害 上腹部痛 便秘 下痢 悪心 胃不快感 口内炎 歯痛 肝胆道系障害 肝機能異常 高ビリルビン血症 皮膚および皮下組織障害 湿疹 そう痒症 発疹 筋骨格系および結合組織障害 筋肉疲労 四肢不快感 全身障害および投与局所様態 けん怠感 浮腫 末梢性浮腫 発熱 臨床検査 活性化部分トロンボプラスチン時間延長 活性化部分トロンボプラスチン時間短縮 アラニン アミノトランスフェラーゼ増加 アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ増加 血中重炭酸塩減少 血中ビリルビン増加 血中カルシウム減少 血中クレアチニン増加 血中乳酸脱水素酵素減少 血中乳酸脱水素酵素増加 血中テストステロン減少 血中甲状腺刺激ホルモン減少 血中甲状腺刺激ホルモン増加 フィブリン D ダイマー増加 フィブリン分解産物増加 ヘモグロビン減少 総蛋白減少 プロトロンビン時間異常 サイロキシン減少 体重減少 血中リン減少 遊離サイロキシン減少 MedDRA/J version 10.0 で表示 * CTCAE Ver3.0 31

32 外国第 Ⅲ 相臨床試験 (MM-009/010 試験 ) におけるレナリドミド + デキサメタゾン併用群のレナリドミドの副作用 ( 臨床検査値異常を含む ) 発現状況 計 32 重篤度 Grade* 重篤非重篤 解析対象例数 発現例数 (%) (91.5%)(29.5%) (62%) (8.8%) (16.1%)(52.4%)(14.2%) 発現件数 3, ,937 1, 感染症および寄生虫症 肛門疣贅 膀胱感染 NOS 急性気管支炎 NOS 慢性気管支炎 NOS 気管支肺炎 NOS 感染性滑液包炎 NOS 蜂巣炎 耳の感染症 NOS 丹毒 真菌感染 NOS せつ 性器カンジダ症 単純ヘルペス ヘルペスウイルス感染 NOS 帯状疱疹 眼帯状疱疹 感染 NOS インフルエンザ 大葉性肺炎 NOS 下気道感染 NOS 食道カンジダ症 口腔カンジダ症 ニューモシスティスカリニ肺炎 細菌性肺炎 NOS 肺炎 NOS 肺炎球菌性肺炎 原発性異型肺炎 ヘルペス後神経痛 膿疱性皮疹 敗血症 NOS 慢性副鼻腔炎 NOS 副鼻腔炎 NOS 亜急性心内膜炎 白癬 NOS 歯膿瘍 上気道感染 NOS 尿路感染 NOS 創傷感染 歯感染 口腔内真菌感染 NOS 副鼻腔気管支炎 気道感染 NOS 好中球減少性敗血症 カンジダ感染 NOS

33 重篤度 Grade* 計 重篤 非重篤 足真菌感染 NOS 前立腺感染 気管支感染 昆虫咬傷感染 エンテロバクター性菌血症 良性 悪性および詳細不明の新生物 ( 嚢胞およびポリープを含む ) 基底細胞癌 多形性神経膠芽細胞腫 線維性組織球腫 血液およびリンパ系障害 貧血 NOS 自己免疫性溶血性貧血 NOS 凝血異常 発熱性好中球減少症 顆粒球減少症 溶血 NOS 溶血性貧血 NOS 凝固亢進 白血球減少症 NOS 白血球増加症 リンパ節症 リンパ球減少症 好中球減少症 汎血球減少症 血小板減少症 免疫系障害 後天性低 γグロブリン血症 内分泌障害 後天性甲状腺機能低下症 副腎機能不全 NOS 副腎抑制 クッシング様 男性型多毛症 代謝および栄養障害 食欲不振 食欲減退 NOS 食欲亢進 NOS 悪液質 カルシウム欠乏 脱水 コントロール不良の糖尿病 インスリン非依存性糖尿病 糖尿病 NOS 成長障害 体液貯留 痛風 高カルシウム血症 高血糖 NOS

34 重篤度 Grade* 計 重篤 非重篤 高リン酸塩血症 高尿酸血症 低アルブミン血症 低カルシウム血症 低カリウム血症 低マグネシウム血症 低ナトリウム血症 低リン酸血症 代謝性アシドーシスNOS 精神障害 異常な夢 攻撃性 激越 不安 錯乱状態 妄想 NOS 抑うつ気分 うつ病 幻覚 NOS 軽躁 不眠症 易刺激性 リビドー減退 気力低下 リビド消失 気分変動 NOS 気分動揺 神経過敏 悪夢 パニック発作 人格変化 精神病性障害 NOS 落ち着きのなさ 睡眠障害 NOS 精神状態変化 感情不安定 神経系障害 味覚消失 失声症 失調 平衡障害 NOS 灼熱感 NOS 脳虚血 脳血管発作 頚髄神経根痛 注意力障害 浮動性めまい 体位性めまい 異常感覚 味覚異常

35 重篤度 Grade* 計 重篤 非重篤 ジスキネジー 発声障害 頭痛 知覚過敏 感覚減退 頭蓋内出血 NOS 頭蓋内静脈洞血栓症 NOS 白質脳症 記憶障害 運動機能障害 NOS 筋無力症候群 ニューロパシー NOS 神経毒性 NOS 錯感覚 末梢性運動ニューロパシー 末梢性ニューロパシー NOS 末梢性感覚ニューロパシー 多発ニューロパシー NOS 精神運動亢進 傾眠 失神 一過性脳虚血発作 振戦 血管迷走神経性発作 口の錯感覚 眼障害 盲 白内障 両側白内障 NOS 片側性白内障 結膜炎 眼乾燥 NOS 眼の充血 眼瞼浮腫 角膜炎 流涙増加 網膜動脈硬化症 網膜静脈血栓症 霧視 視力低下 視覚障害 NOS 眼そう痒症 耳および迷路障害 ろうNOS 耳痛 耳鳴 回転性眩暈 聴力低下 耳そう痒症 両耳ろう

36 重篤度 Grade* 計 重篤 非重篤 心臓障害 急性心筋梗塞 不整脈 NOS 心房細動 心房粗動 徐脈 NOS うっ血性心不全 動悸 肺水腫 NOS 洞性頻脈 頻脈 NOS 心室性三段脈 心弁閉鎖不全 血管障害 循環虚脱 潮紅 血腫 NOS ほてりNOS 高血圧 NOS 低血圧 NOS 間欠性跛行 起立性低血圧 蒼白 末梢性虚血 点状出血 静脈炎 NOS 表在性静脈炎 静脈炎後症候群 血栓性静脈炎 表在性血栓性静脈炎 血栓症 四肢静脈血栓症 NOS 虚血 NOS 深部静脈血栓症 呼吸器 胸郭および縦隔障害 喘息 NOS 気管支炎 NOS 咳嗽 咽喉乾燥 労作性呼吸困難 呼吸困難 NOS しゃっくり 嗄声 喉頭炎 NOS 鼻閉 鼻咽頭炎 咽頭炎 胸膜痛 後鼻漏 湿性咳嗽

37 重篤度 Grade* 計 重篤 非重篤 肺うっ血 肺塞栓症 呼吸窮迫 副鼻腔うっ血 副鼻腔痛 咽頭分泌物増加 気管支肺症 肺ラ音 副鼻腔分泌過多 胃腸障害 腹部不快感 腹部膨満 腹痛 NOS 上腹部痛 アフタ性口内炎 唾液欠乏 口唇炎 大腸炎 NOS 便秘 下痢 NOS 口内乾燥 消化不良 嚥下障害 鼓腸 胃炎 NOS 胃食道逆流性疾患 胃腸炎 NOS 胃腸出血 NOS 歯肉出血 歯肉炎 舌痛 痔核 口唇痛 口唇潰瘍 軟便 悪心 嚥下痛 食道痛 食道炎 NOS 口腔内痛 出血性消化性潰瘍 直腸炎 NOS 歯の知覚過敏 口内炎 舌苔 舌潰瘍 歯痛 嘔吐 NOS 胃十二指腸炎 心窩部不快感

38 重篤度 Grade* 計 重篤 非重篤 胃障害 口の感覚鈍麻 皮膚および皮下組織障害 ざ瘡 NOS 脱毛症 褥瘡性潰瘍 ざ瘡様皮膚炎 皮膚乾燥 湿疹 紅斑 結節性紅斑 発疹 顔面浮腫 毛包炎 過角化 挫傷発生の増加傾向 硬化性苔癬 寝汗 光線過敏性反応 NOS 口唇色素沈着 痒疹 そう痒症 紅斑性皮疹 発疹 NOS 丘疹 そう痒性皮疹 酒さ 脂漏性皮膚炎 皮膚落屑 NOS 皮膚変色 皮膚亀裂 皮膚色素過剰 多汗 蕁麻疹 NOS 挫傷 皮膚灼熱感 紅色症 筋骨格系および結合組織障害 筋萎縮症 NOS 関節痛 背部痛 骨痛 胸壁痛 鼡径部痛 関節硬直 関節腫脹 四肢不快感 NOS 筋萎縮 筋痙攣 筋痙縮

39 重篤度 Grade* 計 重篤 非重篤 筋脱力 NOS 筋骨格痛 筋痛 ミオパシー ステロイド性ミオパシー 夜間痙攣 骨壊死 足部痛 顎痛 四肢痛 脊椎炎 NOS 趾の変形 NOS 末梢腫脹 筋骨格硬直 腎および尿路障害 膀胱炎 NOS 排尿困難 血尿 夜間頻尿 多尿 急性腎不全 腎不全 NOS 腎尿細管壊死 頻尿 尿失禁 尿閉 失禁 NOS 後天性ファンコニー症候群 生殖系および乳房障害 女性化乳房 不正子宮出血 乳頭痛 勃起機能不全 NOS 全身障害および投与局所様態 無力症 胸痛 胸部圧迫感 胸部絞扼感 歩行困難 不快感 NOS 転倒 疲労 異常感 冷感 びくびく感 歩行異常 異常高熱 意味不明な障害 NOS 治癒不良 インフルエンザ様疾患

40 計 重篤度 Grade* 重篤非重篤 嗜眠 けん怠感 粘膜の炎症 NOS 浮腫 NOS 末梢性浮腫 疼痛 NOS 圧痕浮腫 発熱 悪寒 突然死 口渇 全身健康状態低下 顎下腫瘤 臨床検査 アラニン アミノトランスフェラーゼ増加 アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ増加 血中クレアチニン増加 血中ブドウ糖増加 血中乳酸脱水素酵素増加 血中カリウム減少 血圧低下 最低血圧低下 最低血圧上昇 血圧上昇 血中ナトリウム減少 血中甲状腺刺激ホルモン減少 血中甲状腺刺激ホルモン増加 血中尿素減少 血中尿素増加 C- 反応性蛋白増加 心電図 QT 延長 ヘモグロビン減少 心拍数増加 心拍数不整 INR 増加 肝機能検査 NOS 異常 好中球数減少 血小板数減少 体重減少 体重増加 白血球数減少 血中リン減少 サイトメガロウイルス抗体陽性 傷害 中毒および処置合併症 創合併症 MedDRA/J version 5.1 で表示 * CTCAE Ver3.0 40

41 41

42 使用上の注意 4. 副作用 1) 重大な副作用 注 (1) 深部静脈血栓症 肺塞栓症 : 深部静脈血栓症 (7.4%) 1) 注 1) 肺塞栓症(2.5%) が報告されているので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には投与を中 止し 適切な処置を行うこと 注 1) 外国臨床試験 ( 二重盲検期間 ) 42

43 1) 重大な副作用 (1) 国内第 Ⅰ 相臨床試験 (MM-017 試験 ) では 血栓塞栓症は認められませんでした 外国第 Ⅲ 相臨床試験 (MM-009/010 試験 ) では 深部静脈血栓症が 353 例中 26 例 (7.4%) に認められ そのうち 23 例 (6.5%) は Grade3/4 であり 21 例 (5.9%) は重篤でした また 肺塞栓症は 353 例中 9 例 (2.5%) に認められ 全例が Grade3/4 及び重篤例であり 1 例は肺塞栓症により死亡しました また この外国臨床試験において 深部静脈血栓症及び肺塞栓症の発現時期は全投与期間で認められていることから 全投与期間を通じて 急激な片側下肢 ( まれに上肢 ) の腫脹 疼痛 しびれ 胸痛 呼吸困難など急激な症状の変化に十分に注意する必要があり 異常が認められた場合には 投与を中止し 適切な処置を行うよう注意喚起しました 肺塞栓症を発現した外国症例の経過 症例 50 代 男性 現病歴 既往歴 合併症 投与開始日 47 日目経過 処置 多発性骨髄腫と診断され 高用量メルファラン等による移植前処置で末梢血幹細胞移植の治療を受けるが 多発性骨髄腫が再発し レナリドミドによる治療を受けることとなる 高血圧症 ( 既往歴 ) 合併症は不明 デキサメタゾン併用によりレナリドミド 25mg/ 日投与を開始 46 日目息切れを主訴として来院 48 日目 ( 投与中止日 ) 中止から 2 日目 冠状動脈疾患を疑いアスピリンなどを投与 冠動脈造影及び胸部 X 線の結果はいずれも陰性 胸部 CT にて 広範な両側性の肺塞栓を認める レナリドミド及びデキサメタゾンを中止 息切れが増悪し 胸痛も発現 ヘパリンによる治療を開始するが 息切れは悪化 血圧低下を伴う突然の胸痛が 3 回発現 肺塞栓症により死亡 剖検は実施されず 症 例 70 代 男性 原疾患 多発性骨髄腫 既往歴 合併症 術後深部静脈血栓症の既往あり ( 投与開始のおよそ 1 年前 ) 周術期合併症の範囲内のため 予防的抗凝固治療は実施されず 投与開始日 レナリドミド 25mg/ 日投与を開始 経過 処置 33 日目 ( 投与中止日 ) 中止から 2 日目 中止から 10 日目 肺塞栓症を発現 胸部 CT にて 左肺中央に塞栓 右肺末梢部に不明瞭な異常影を認める レナリドミドを中止 超音波にて 大腿静脈壁側枝に静脈血栓の痕跡を確認 血栓の移動は検出できず 右心に急激な負荷を行った際に隔壁の奇異性運動 肺動脈圧 80mmHg を伴う三尖弁閉塞不全症 (Grade 3) を認める へパリンによる治療を開始 後遺症は残るものの 肺塞栓症は回復 43

44 使用上の注意 4. 副作用 1) 重大な副作用 注 (2) 骨髄抑制 : 好中球減少症 (38.2 %) 1) 注 血小板減少症 (17.6 %) 1) 貧血 注 (15.0%) 1) など骨髄抑制があらわれることがあるため 定期的に検査を行うな ど観察を十分に行い 異常が認められた場合には 減量 休薬又は投与を中止す るなど適切な処置を行うこと 注 1) 外国臨床試験 ( 二重盲検期間 ) 44

45 1) 重大な副作用 (2) 好中球減少症は 国内第 Ⅰ 相臨床試験 (MM-017 試験 ) では 15 例中 12 例 (80.0%) に認められ そのうち 10 例 (66.7%) は Grade3/4 であり 重篤例は認められませんでした 外国第 Ⅲ 相臨床試験 (MM-009/010 試験 ) では 353 例中 135 例 * (38.2%) に認められ そのうち 110 例 (31.2%) は Grade3/4 であり 3 例 (0.8%) は重篤でした また この外国臨床試験において Grade3/4 の好中球減少症の発現は全投与期間で認められました 血小板減少症は 国内第 Ⅰ 相臨床試験 (MM-017 試験 ) では 15 例中 12 例 (80.0%) に認められ Grade3/4 及び重篤に該当するものは認められませんでした 外国第 Ⅲ 相臨床試験 (MM-009/010 試験 ) では 血小板減少症が 353 例中 62 例 ** (17.6%) に認められ そのうち 38 例 (10.8%) は Grade3/4 であり 4 例 (1.1%) は重篤でした また この外国臨床試験において Grade3/4 の血小板減少症を発現した患者のうち 26.3% の患者が投与開始後 4 週以内 63.2% の患者が投与開始後 12 週以内に発現しており Grade3/4 の血小板減少症は投与開始後早期に発現することが示唆されました * 好中球数減少 を含む ** 血小板数減少 を含む 45

46 使用上の注意 4. 副作用 1) 重大な副作用 (3) 皮膚粘膜眼症候群 (Stevens-Johnson 症候群 ) 中毒性表皮壊死症 (Toxic 注 Epidermal Necrosis: TEN)( 頻度不明 ) 2) : 皮膚粘膜眼症候群 中毒性表皮壊 死症が報告されているので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には直ち に投与を中止し 適切な処置を行うこと 注 2) 外国での自発報告 46

47 1) 重大な副作用 (3) 国内第 Ⅰ 相臨床試験 (MM-017 試験 ) では 皮膚粘膜眼症候群 中毒性表皮壊死症は認められませんでしたが 外国では報告されています Grade4 の皮疹や剥脱性発疹が認められた場合 皮膚粘膜眼症候群や中毒性表皮壊死症が疑われた場合は 直ちに投与を中止し すみやかに適切な処置 * を行ってください * 抗ヒスタミン薬の投与 ステロイドの局所投与 低用量ステロイドの短期間の全身投与など Stevens-Johnson 症候群 中毒性表皮壊死症を発現した外国症例の経過 症例 60 代 男性 原疾患 既往歴 合併症 併用薬 ( 目的 ) 経過 処置 投与開始日 5 日目 7 日目 ( 投与中止日 ) 中止から 20 日目 多発性骨髄腫 高血圧症 心臓肥大 デキサメタゾン 40mg/ 回 ( 多発性骨髄腫 ) リシノプリル 5mg/ 週 ( 高血圧症 ) パミドロネート アシクロビル軟膏 ( 口唇ヘルペス ) レナリドミド 25mg/ 日投与を開始 発熱に続いて 掌を含む手 前腕 頸部 下肢に多形紅斑及び口腔病変が発現 顔 胸 背部体幹 足底に有痛性の皮疹がみられる 口腔及び生殖器に水疱 口唇口腔粘膜及び性器にびらんがみられる * 結膜充血 ニコルスキー現象陽性を認める 体表面積の 90% の皮膚が脱落し 残りの部位には水疱が発現 再上皮化はほとんど認められず 右脚の皮膚生検において 接合部皮膚炎 ( 表在性血管周囲及び間質性の炎症性浸潤 無数の角化細胞アポトーシス 真皮表皮接合部の不明瞭化 ) を確認 Stevens-Johnson 症候群 中毒性表皮壊死症により入院 レナリドミドを中止 プレドニゾロン及び免疫グロブリン静注 フシジン酸 Na 軟膏による治療を開始 また 体液及び電解質バランスを綿密にモニタリング 仰臥位前後の胸部 X 線において びまん性の両肺実質の陰影 肺容量低下 肺水腫と一致する肺血管増生を確認 (4 日前と比較して顕著な悪化 ) 高用量ステロイド剤 抗生剤 包帯交換 支持療法 免疫グロブリン静注にて治療する 中毒性表皮壊死症の合併症により死亡 * ニコルスキー現象 : 中毒性表皮壊死症などにおいて 皮疹のない皮膚面に指先などで機械的圧迫を加えると容易に表皮剥離や水疱を生じる現象 47

48 使用上の注意 4. 副作用 1) 重大な副作用 注 (4) 腫瘍崩壊症候群 ( 頻度不明 ) 2) : 腫瘍崩壊症候群が報告されているので 腫瘍量 の多い患者では 血清中電解質濃度測定及び腎機能検査を行うなど 患者の状態 を十分に観察すること 異常が認められた場合には直ちに投与を中止し 適切な 処置を行い 症状が回復するまで患者の状態を十分に観察すること 注 2) 外国での自発報告 48

49 1) 重大な副作用 (4) 国内第 Ⅰ 相臨床試験 (MM-017 試験 ) では腫瘍崩壊症候群は認められませんでしたが 外国では報告されています 本剤では腫瘍崩壊症候群 * を発現する可能性があり 腫瘍量の多い患者では 投与時には十分な水分補給と尿量の確保 尿のアルカリ化 アロプリノール ( 尿酸生成抑制薬 ) などの投与を考慮してください また 投与後 ( 特に投与後数日間 ) は 尿酸値や電解質濃度 ( カリウム リン酸 カルシウムなど ) の測定 腎機能検査などを行い 患者の状態を注意深く観察する必要があります * 腫瘍崩壊症候群 : 化学療法などにより腫瘍細胞が急激に崩壊されることで 大量の核酸 リン酸 カリウムが細胞内より血中に放出され 高尿酸血症 高カリウム血症 高リン酸血症 乳酸アシドーシス 低カリウム血症等を発症する症候群であり 重篤な不整脈や急性腎不全が起こることがあります 腫瘍崩壊症候群を発現した外国症例の経過 症例 60 代 男性 原疾患 投与開始日 多発性骨髄腫 レナリドミド 30mg/ 日で投与を開始 4 日目クレアチニン 2.5mg/dL BUN 50mg/dL 血小板 55,000/µL 尿酸 10.6mg/dL カリウム 6.6mEq/L リン酸 5.4mg/dL クレアチニン 3.2mg/dL BUN 6 日目 61mg/dL 血小板 45,000/µL で 腫瘍崩壊症候群と血小板減少症を懸念し入院 ( 投与中止日 ) レナリドミドを中止し 補液 尿のアルカリ化 輸血を実施 経過 処置 8 日目尿酸 6.5mg/dL カリウム 4.4mEq/L リン酸 3.1mg/dL クレアチニン 2.0mg/dL BUN ( 中止から 2 日目 ) 39mg/dL 血小板 30,000/µL で 腫瘍崩壊症候群は消失し 安定した状態で退院 10 日目 ( 投与再開日 ) レナリドミド 15mg/ 日で投与を再開 25 日目血小板減少症が軽快 49

50 使用上の注意 4. 副作用 1) 重大な副作用 注 (5) 間質性肺疾患 : 間質性肺疾患 (0.3%) 3) があらわれることがあるので 観察を 十分に行い 異常が認められた場合には投与を中止し 適切な処置を行うこと 注 3) 外国臨床試験 ( 二重盲検期間を含む全試験期間 ) 50

51 1) 重大な副作用 (5) 国内第 Ⅰ 相臨床試験 (MM-017 試験 ) では 間質性肺疾患が 1 例 ( 重篤 ) 認められました 外国第 Ⅲ 相臨床試験 (MM-009 試験 ) では 二重盲検期間後に間質性肺炎が 1 例 (0.3%:Grade3) 認められました 投与中は十分に観察し 必要に応じ 胸部 X 線や胸部 CT 検査等を実施してください なお 異常が認められた場合には 直ちに投与を中止し ステロイド療法等の適切な処置を行ってください 間質性肺疾患を発現した症例の経過 症例 70 代 女性 ( 国内 ) 原疾患 既往歴 合併症 投与開始日 1 サイクル投与後 8 日目 多発性骨髄腫 陳旧性肺結核 レナリドミド 25mg/ 日を 1 サイクル (21 日間 ) 投与 1 サイクル投与後 8 日目に軽度の炎症所見 (CRP2.52mg/dL) を認めたため入院 レボフロキサシンを開始 胸部 CT にて 間質性肺炎 少量の心嚢水を認める また 低酸素血症あり 9 ~ 10 日目 メチルプレドニゾロン ミカファンギンを開始 翌日よりガンシクロビルを併用開始 CMV ア スペルギルス カンジダ抗原は陰性 経過 処置 13 日目 スリガラス陰影は改善 CRP は 0.37mg/dL に低下 14 日目 38.6 の発熱を認め 2 次感染やマイコプラズマ感染を疑いミノマイシンを開始 15 日目 セフェピムを併用開始 感染性心内膜を疑いアンピシリン開始 PO 2 が 62.8Torr となったため 酸素吸気開始 間質性肺炎の後治療としてプレドニゾロン内服開始 19 日目胸部 CT にて間質性肺炎の改善を認め 低酸素血症は回復 (PO Torr) 呼吸苦も改善 症例 70 代 男性 ( 外国 ) 原疾患 投与開始日 経過 処置入院後 多発性骨髄腫 デキサメタゾン併用にて レナリドミド 25mg/ 日投与を開始 2 ヵ月後原因不明の発熱で入院 入院後 34 日目 胸部 X 線にて 肺門から間質及び肺胞にかけて 網状で結節性の陰影を伴う不透明領域を認め 炎症変化 肺水腫 リンパ管炎が最も示唆された その後 経気管支的肺生検にて 線維性の気腔内滲出液とともに 斑状で間質性の炎症細胞の浸潤を認める また 胸部 HRCT にて 肺胞炎の著明な進行とともに 極めて広範囲のスリガラス様の変化を認める 入院から 6 日目にデキサメタゾン 10 日目にレブラミドを中止 治療としてメチルプレドニゾロン リンコマイシン セフェピム バンコマイシンなどを投与 間質性肺炎及び後腹膜出血により死亡 剖検は実施されず 51

52 使用上の注意 4. 副作用 1) 重大な副作用 注 (6) 心筋梗塞 心不全 不整脈 : 心筋梗塞 (0.3%) 1) 注 うっ血性心不全(0.6%) 1) 注心房細動 (2.5%) 1) などの不整脈が報告されているので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと 注 (7) 末梢神経障害 : 末梢性ニューロパシー (12.5%) 1) 注 筋脱力(11.3%) 1) 錯 注感覚 (7.6%) 1) 注 感覚減退(5.9%) 1) など末梢神経障害が報告されているので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を 行うこと 注 (8) 甲状腺機能低下症 : 甲状腺機能低下症 (0.8%) 1) が報告されているので 定期 的に検査を行うなど観察を十分に行い 異常が認められた場合には投与を中止す るなど適切な処置を行うこと 注 (9) 消化管穿孔 ( 頻度不明 ) 2) : 消化管穿孔が報告されているので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には投与を中止し 適切な処置を行うこと 注 (10) 起立性低血圧 : 起立性低血圧 (1.1%) 1) が報告されているので 観察を十分に 行い 異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと 注 (11) 痙攣 ( 頻度不明 ) 2) : 痙攣が報告されているので 観察を十分に行い 異常が認 められた場合には投与を中止し 適切な処置を行うこと 注 1) 外国臨床試験 ( 二重盲検期間 ) 注 2) 外国での自発報告 2) 重大な副作用 ( 類薬 )( 頻度不明 ) 類薬で催奇形性が報告されているので 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと 52

53 1) 重大な副作用 (6) 国内第 Ⅰ 相臨床試験 (MM-017 試験 ) では 心筋梗塞 心不全 不整脈は認められませんでした 外国第 Ⅲ 相臨床試験 (MM-009/010 試験 ) では 急性心筋梗塞が 1 例 (0.3%:Grade4) うっ血性心不全が 2 例 (0.6%:Grade1/2 が 1 例 Grade3 が 1 例 ) 心房細動が 9 例 (2.5%: すべて Grade3/4) に認められました 投与中は十分に観察し 異常が認められた場合には投与を中止するなど 適切な処置を行ってください (7) 国内第 Ⅰ 相臨床試験 (MM-017 試験 ) では末梢神経障害は認められませんでした 外国第 Ⅲ 相臨床試験 (MM-009/010 試験 ) では 末梢性ニューロパシーが 44 例 * (12.5%: Grade1/2 が 32 例 Grade3 が 12 例 ) 筋脱力が 40 例 (11.3 %:Grade1/2 が 27 例 Grade3 が 13 例 ) 錯感覚が 27 例 ** (7.6%:Grade1/2 が 26 例 Grade3 が 1 例 ) 感覚減退が 21 例 (5.9%:Grade1/2 が 20 例 Grade3 が 1 例 ) に認められました 投与中は十分に観察し 異常が認められた場合には投与を中止するなど 適切な処置を行ってください * ニューロパシー 多発ニューロパシー を含む ** 口の錯感覚 を含む (8) 国内第 Ⅰ 相臨床試験 (MM-017 試験 ) では甲状腺機能低下症は認められませんでした 外国第 Ⅲ 相臨床試験 (MM-009/010 試験 ) では 3 例 (0.8%) に認められ Grade1/2 が 2 例 (0.5%) Grade3 が 1 例 (0.3%) でした 投与中は定期的に検査を行うなど十分に観察し 異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行ってください (9) 国内第 Ⅰ 相臨床試験 (MM-017 試験 ) では消化管穿孔は認められませんでしたが 外国で報告されています 投与中は十分に観察し 異常が認められた場合には投与を中止し 適切な処置を行ってください (10) 国内第 Ⅰ 相臨床試験 (MM-017 試験 ) では起立性低血圧は認められませんでした 外国第 Ⅲ 相臨床試験 (MM-009/010 試験 ) では 4 例 (1.1%) に認められ Grade1/2 が 3 例 (0.8%) Grade3 が 1 例 (0.3%) でした 投与中は十分に観察し 異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行ってください (11) 国内第 Ⅰ 相臨床試験 (MM-017 試験 ) では痙攣は認められませんでしたが 外国では報告されています 投与中は十分に観察し 異常が認められた場合には投与を中止し 適切な処置を行ってください 2) 重大な副作用 ( 類薬 ) 類薬であるサリドマイドでは ヒトで催奇形性が報告されています なお カニクイザルを用いた実験において 妊娠中に本剤を投与された母動物の胎児に奇形が認められており 本剤はヒトで催奇形性を有する可能性があります このことから 妊婦又は妊娠している可能性のある女性患者には決して投与しないよう注意してください 53

54 使用上の注意 4. 副作用 3) その他の副作用 本剤の投与により次のような症状又は異常があらわれた場合には 投与を中止するなど 適切な処置を行うこと 感染消化器 循環器 血管 呼吸器 10% 以上 10% 未満 便秘 下痢 悪心 肺炎 上気道感染 カンジダ症 腹痛 消化不良 嘔吐 口内乾燥 低血圧 血管浮腫 筋骨格筋痙攣筋痛 四肢痛 代謝 精神 神経系 不眠症 振戦 浮動性めまい 皮膚発疹皮膚乾燥 そう痒症 眼 その他 疲労 無力症 末梢性浮腫 呼吸困難 咽頭炎 咳嗽 気管支炎 嗄声 食欲不振 高血糖 体重減少 低カリウム血症 味覚異常 頭痛 うつ病 傾眠 気分動揺 錯乱状態 易刺激性 霧視 白内障 発熱 浮腫 クッシング症候群 多汗 54

55 3) その他の副作用外国第 Ⅲ 相臨床試験 (MM-009 試験及び MM-010 試験の併合 ) の集計結果をもとに設定しました (3% 以上を記載 ) 副作用の詳細については 外国第 Ⅲ 相臨床試験 (MM-009/010 試験 ) における本剤 +デキサメタゾン併用群の本剤の副作用 ( 臨床検査値異常を含む ) 発現状況 (P.32 ~ 40) をご参照ください 55

56 使用上の注意 5. 高齢者への投与 一般に高齢者では生理機能が低下しているので 患者の状態を観察しながら慎重に投与 すること [ 慎重投与 の項参照 ] 6. 妊婦 産婦 授乳婦等への投与 1) 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと [ カニクイザルでの生殖発生毒性試験では 妊娠中にレナリドミドを投与された母動物の胎児に奇形が認められた レナリドミドはヒトで催奇形性を有する可能性がある ] 2) 授乳中の婦人には投与しないことが望ましいが やむを得ず投与する場合には授乳を中止させること [ 安全性が確立していない ] 56

57 5. 高齢者への投与一般に高齢者では生理機能が低下しており 腎機能が低下している場合には 本剤の血漿中濃度時間曲線下面積 (AUC) が増加して副作用が強くあらわれるおそれがあることから 本剤の投与に際しては注意が必要です 腎機能障害患者における本剤の開始用量の目安及び薬物動態については 用法 用量に関連する使用上の注意 の項 (P.10) をご参照ください 年齢別の有害事象発現状況再発又は難治性の多発性骨髄腫患者を対象とした外国第 Ⅲ 相臨床試験 (MM-009/010 試験 ) において 高齢者 (> 65 歳 ) の群と非高齢者 ( 65 歳 ) の群で有害事象の発現状況を比較したところ 年齢層にかかわらず全例に有害事象が認められ 重篤な有害事象 試験中止に至った有害事象の発現率は レナリドミド + デキサメタゾン併用群及びデキサメタゾン単独群のいずれにおいても 高齢者の群が非高齢者の群よりも高いことが示されました 年齢別の有害事象発現状況 : 外国第 Ⅲ 相臨床試験 (MM-009/010 試験 ) レナリドミド 25mg +デキサメタゾン 40mg デキサメタゾン 40mg 65 歳 (n = 207) > 65 歳 (n = 146) 65 歳 (n = 212) > 65 歳 (n = 138) 有害事象 207(100.0%) 146(100.0%) 212(100.0%) 138(100.0%) 重篤な有害事象 97(46.9%) 95(65.1%) 87(41.0%) 73(52.9%) 試験中止に至った有害事象 42(20.3%) 42(28.8%) 29(13.7%) 32(23.2%) 6. 妊婦 産婦 授乳婦等への投与 1) カニクイザルでの胚 胎児発生に関する試験において 母動物の胎児に奇形 ( 鎖肛 四肢及び尾の奇形など ) が認められており 本剤がヒトで催奇形性を有する可能性があるため設定しました 2) 本剤の乳汁中への移行性については検討されておらず 安全性が確立していないことから設定しました カニクイザル胚 胎児発生に関する試験母動物では レナリドミド投与に関連した所見は認められませんでした 子宮内検査では 胎盤重量 胎児体重 胎児の体躯計測及び胎児臓器重量に影響は認められませんでした 外表検査では 0.5 及び 4mg/ kg/ 日群の胎児に直腸内容物の重度の充満を伴う鎖肛がみられ 2 及び 4mg/kg/ 日群の胎児各 1 匹に尾の 180 の弯曲が認められました また すべての投薬群で四肢の奇形が観察されました 四肢の奇形は用量依存的であり 0.5mg/kg/ 日群では胎児 1 匹に硬直かつ軽度の下肢回転異常が認められたのみでしたが 4mg/kg/ 日群では四肢の弯曲 短縮 奇形 回転異常及び一部欠損並びに欠指又は多指といった重度の奇形が観察されました 骨格検査では 1mg/kg/ 日以上に四肢の奇形が認められました また 4mg/kg/ 日群で胎児の内臓検査に異常が認められました 本試験における無毒性量は 母動物については 4mg/kg/ 日 胎児については決定できませんでした 57

58 使用上の注意 7. 小児等への投与 小児等に対する安全性は確立していない ( 使用経験がない ) 8. 過量投与外国において 本剤を1 日 225mg 服用した症例で汎血球減少症や肺塞栓症等が発現したという報告がある 過量投与したときは 観察を十分に行い 異常が認められた場合には適切な処置を行うこと 9. 適用上の注意薬剤交付時 PTP 包装の薬剤は PTP シートから取り出して服用するよう指導すること [PTP シートの誤飲により 硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し 更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている ] 服用時 カプセルを噛み砕いたり 又は開けずに服用するように患者を指導すること 58

59 7. 小児等への投与 小児等に対する本剤の安全性については検討されておらず 安全性は確立していないことから設定しました 8. 過量投与本剤が過量投与された症例において 汎血球減少症や肺塞栓症などが発現したとの外国の報告があります 過量投与したときは 有害事象の発現を十分にモニタリングし 発現が認められた場合には症状に応じて適切な処置を行ってください 過量投与された外国症例の経過 症例 60 代 女性 原疾患 多発性骨髄腫 既往歴 合併症血栓症 ( 既往歴 ) うつ病 ( 合併症 ) 併用薬 ( 目的 ) 有害事象 経 過 不明 症例 60 代 女性 原疾患 既往歴 合併症 精神的機能代償不全 心房細動 肺塞栓症 汎血球減少症 けん怠感 誤ってレナリドミドを 1 日 225mg 服用 (5 サイクル目の 12 日目 ) 同日 精神的機能代償不全を認め 救急処置室で心房細動及び肺塞栓症と診断され 汎血球減少症も認められた レナリドミドは休薬 心房細動 肺塞栓症及びけん怠感は回復 汎血球減少症は軽快した 精神的機能代償不全の転帰は不明 ( 報告者はレナリドミドに関連なしと評価 ) 多発性骨髄腫 不明 併用薬 ( 目的 ) デキサメタゾン ( 多発性骨髄腫 ) 有害事象 経 過 悪心 下痢 嘔吐 脱水 誤ってレナリドミドを 1 日 100mg 服用 翌日 悪心に続き Grade3 の下痢 嘔吐 また軽度の脱水を発現し入院 入院から 2 日以内に悪心 下痢 嘔吐 脱水が回復 退院し 同時にレナリドミドを再開 9. 適用上の注意 PTP シートから薬剤を取り出さずに分割したシートのまま飲み込み 緊急処置を要した事象が報告されているため注意が必要です また 本剤は患者以外への曝露を避けるために カプセルを噛み砕いたり 開けずに服用するよう指導することとしました 59

60 Revlimid Capsules

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改訂前 用法 用量 多発性骨髄腫デキサメタゾンとの併用において 通常 成人にはレナリドミドとして 1 日 1 回 25 mg を 21 日間連日経口投与した後 7 日間休薬する これを 1 サイクルとして投与を繰り返す なお 患者の状態により適宜減量する 5 番染色体長腕部欠失を伴う骨髄異形成症候群

改訂前 用法 用量 多発性骨髄腫デキサメタゾンとの併用において 通常 成人にはレナリドミドとして 1 日 1 回 25 mg を 21 日間連日経口投与した後 7 日間休薬する これを 1 サイクルとして投与を繰り返す なお 患者の状態により適宜減量する 5 番染色体長腕部欠失を伴う骨髄異形成症候群 レブラミド カプセル 2.5mg 5mg 医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読みください 平成 29 年 3 月 効能 効果 及び 用法 用量 の一部変更 使用上の注意改訂のお知らせ 製造販売元 : セルジーン株式会社 この度 標記製品について 効能 効果 を 再発又は難治性の成人 T 細胞白血病リンパ腫 とする承認事項一部変更が承認されたことに伴い 効能 効果 及び 用法 用量 を追加し

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p 13 p 12 p 13 p 14 p 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 10. 安全性 (1) 副作用 ( 臨床検査値異常を含む ) 総症例 1030 例中 副作用が報告されたのは 519 例 (50.4%) でした 主な症状は鼓腸 197 例 (19.1%) 下痢 188 例 (18.3%) 腹部膨満

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<4D F736F F D B A814089FC92F982CC82A8926D82E782B95F E31328C8E5F5F E646F63>

<4D F736F F D B A814089FC92F982CC82A8926D82E782B95F E31328C8E5F5F E646F63> - 医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読み下さい - 効能 効果 用法 用量 使用上の注意 等改訂のお知らせ 抗悪性腫瘍剤 ( ブルトン型チロシンキナーゼ阻害剤 ) ( 一般名 : イブルチニブ ) 2016 年 12 月 この度 抗悪性腫瘍剤 イムブルビカ カプセル 140 mg ( 以下標記製品 ) につきまして 再発又は難治性のマントル細胞リンパ腫 の効能追加承認を取得したことに伴い

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