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1 教育課程の編成 本学では 学則第 1 章総則第 2 条に謳われているように カトリックの精神に根ざした人間観 世界観に基づく知的 倫理的見識を養い 豊かな心と深い教養をもって 愛と奉仕に生きる良き社会人を育成することを目的 として教育課程を組み 共通教育 専門教育 資格取得教育 そしてその教育活動を行う学科 専攻 コースそれぞれの教育目的や教育目標に反映させている 参考資料 <1> 学生ハンドブック 参照 1. 共通教育 (1) 共通教育の目的共通教育では よき市民 社会人としての教養と知識を身に付けることを目的とする 自ら問題を発見し そのための情報を収集して論理的に思考 分析し 自分の考えを的確に表現し論証できる力を養う また 生涯をとおして学習していく力を養成する (2) 建学の精神から導き出された教育の4 本柱建学の精神から導き出された教育の4 本柱 心の教育 豊かな学力 共に生きる教育 国際教育 を具現化するために 共通教育では本学独自の共通科目を取り入れている 心の教育 を育む 人間学 や キリスト教学 旧約聖書 新約聖書 共に生きる教育 を育む 福祉学 ( ボランティアワーク ) と 国際平和論 そして 国際教育 を育む 国際ボランティア や 国際平和論 外国語 などの科目を開講している さらに 豊かな学力 については 専門教育や資格取得科目に負うところが大きいが 共通教育でも 教養科目群 表現科目群 外国語科目群 情報関係科目群 健康科学科目群 によって 豊かな学力 の涵養に努めている (3) 共通科目の多様化本学の共通科目に加えて 放送大学 福島県内大学単位互換制度 生涯学習センター合同講座等を共通科目として読み替え 無料で学生に受講させるなど 学生の選択範囲をできる限り広げ 豊かな教養の取得を可能にしている (4) 共通教育の目的とその科目群の目標 の呈示 今日の学生が主に大学教育に望むのは専門教育と資格である しかし 企業は即戦力 のみならず 教養と応用力も重視している 学生に共通科目の趣旨と考え方を理解し 納

2 得してもらうために 共通教育の目的とその科目群の目標 を 学生ハンドブック に呈示し 新入生オリエンテーションの選択科目ガイダンス時に紹介している 参考資料 <1> 学生ハンドブック 参照 (5) 共通教育検討委員会共通教育検討委員会は 共通教育の改善 とくにカリキュラムの現代化など 必要な検討を昨年度行い その結果 基礎スキルを高めるための 基礎演習 の設置や キャリア教育の強化 環境教育の導入など 具体的なカリキュラム改正案をまとめて学科の定例会および教授会で審議され 今年度に継続することとなった 今年度は 共通科目についての学生の満足度調査を行い いくつかの問題点が明らかになり具体的に改善した この現状把握と 前年度からの懸案事項を踏まえて いよいよ次年度 共通教育課程の改定を実施する (6) 共通科目の担当教員共通科目を担当する専任 兼任教員の数は以下のとおりである 全学生対象の主要な科目や本学独自の共通科目は 専任教員が担当している 科目数では 54.7% 単位数では56.6% を専任教員が担当しており 適切に配置されていると評価できる 次年度は 健康科学関係科目群に生活科学科福祉こども専攻こども保育コース ( 以下 こども保育コース と記す ) の専門教員が担当者として入り充実する しかし キャリア教育にとって必要度の高い情報関係科目群に専任教員がいないという課題がある 全体 キリス 教養科 表現科 外国語 情報関 福祉関 健康科 ト教科 目群 目群 科目群 係科目 係科目 学関係 目群 群 群 科目群 専任教員 40 科目 6 科目 25 科目 3 科目 3 科目 0 科目 2 科目 1 科目 担当科目 73 単位 8 単位 50 単位 4 単位 6 単位 0 単位 4 単位 1 単位 数 単位数 兼任教員 33 科目 6 科目 11 科目 0 科目 6 科目 8 科目 0 科目 2 科目 担当科目 56 単位 6 単位 16 単位 0 単位 16 単位 16 単位 0 単位 2 単位 数 単位数 参考資料 <1> 学生ハンドブック 参照

3 (7) 共通教育科目群の自己点検 評価 1キリスト教関係科目群キリスト教教育は 本学の建学の精神に触れる中心的な科目群である 人間学 キリスト教学 の科目と行事 ( インサイト セッション クリスマス式典 ) を通して行われた 人間学 は 1 年生全員が履修する必修科目である キリスト教学 Ⅰ Ⅱ は 1 年間を通して全学生が履修した そのほか選択科目として 旧約聖書 新約聖書 が開講された 人間学 は かかわり と 自分と向き合う をキーワードとし 自分とのかかわり 命とのかかわり 他者とのかかわり 世界とのかかわりを中心に 自分自身に向き合うこと 自分に気づくことを学んだ それによって 自分自身とのかかわりを深め 他者に開かれていった 前年度 共通教育において懸案であった 環境教育の導入 をオムニバス形式の授業に加えて 専門教育の教員が担当することによって実現した 生活科学科は前期に 英語学科は後期に履修した キリスト教学 Ⅰ では 新約聖書を中心にしてイエス キリストの言葉と行い生き方を通してキリストの価値観に触れた そのことによって 自分自身が持っている価値観に気づき 自分自身を振り返ることによって自分の存在について自覚し深めた 毎時間の初めに必ず 立腰 と 祈り を行った 立腰 によって自分の内面を見つめ 自分との関係 他者との関係に徐々に気づき 自分の心の深みに触れることができた 立腰や 主の祈り を通して 世界の出来事 身近な人々のために実際に言葉で祈ることによって 今まで自分のためだけに祈っていたが 他者のために祈るようになったと述べた学生が多かった 他者や周りの出来事に気付くようになったことがうかがえた 聖書を通して イエス キリストの生き方について講義しながら 宗教行事 ( インサイト セッション インヴェスティチュア クリスマス行事 ) との連携によって 2 年間を通して徐々に自己理解 自己受容が深まり かけがえのない自分に気づいていった 入学時にキリスト教に対して偏見を持っていた学生もいるが キリスト教に対して肯定的な変化が見られた キリスト教学 Ⅱ では イエス キリストの救いの恵みを探求し 21 世紀に生きる人間として どのような人間観 世界観を持ち どのような生き方が自分の命を輝かせる生き方であるのか考えさせた また 福音書のメッセージを通して 人間の尊厳性と救いへの招きとその恵みを探求し 福音の価値観を生きる 生き方を考えさせた 旧約聖書 新約聖書 は選択科目であるが毎年履修者は 10 名前後であり 少人数でより深く意欲的な学びの機会となった

4 2 教養科目群一般教養は近年 大学でも社会でも見直され始めている その原点は中世ヨーロッパの教育にあり リベラル アーツとして 自由民にふさわしい教養の育成が目標である 内容としては 人文系の学問 すなわち哲学 歴史 文学 法学 語学などが主である 本学の教養教育 ( 共通科目 教養科目群 ) では これらの分野に加えて教育学や経済学 自然科学 芸術学 心理学など 幅広い分野を紹介する科目を提供している すべての学生は2 年間で8 単位以上の教養科目を履修しなければならないため 様々な分野を学習する機会が充分に与えられている また その科目にふさわしい専任 兼任教員が担当し 短期大学にふさわしい内容とレベルを有している 学生は自分の関心のある分野を選んで学修した 時間割では教養科目の分散が困難なため 複数科目の履修が難しい状況であったが 放送大学で教養科目を 1 学期 1 8 名の学生が21 科目 2 学期 29 名の学生が34 科目 生涯学習センターでは 4 名の学生が4 科目の合同講座を履修し 選択の幅を広げていた 今年度 共通教育科目の授業満足度アンケートを実施したところ いくつかの科目について満足度が低く クレームに近い自由記述もあった また 英語学科の教養科目に対する満足度が低く 自由記述がかなりあった 科目担当者に教学部長が説明すると 予定していた二か月留学が中止になったことが最も大きな理由と考えられたが 留学指導のために購入した教科書の指導に追われていたので これから視聴覚教材を取り入れるなど学生の満足度を高め 野外活動なども予定しているという授業改善の説明が科目担当者からあった 後期にも共通教育科目の授業満足度アンケートを実施したところ 前期に比べ 全体的に学生の授業満足度は高まっていた やはり 学生の声に耳を傾け 形成評価を大切にしながら 常に教育課程の改善の努力を続けることが必要である 3 表現科目群両学科 1 年生の必修科目である 日本語表現 ⅠA 日本語表現 ⅠB は 就職活動や編入試験などへの準備対策科目として 小論文を書く力や面接で的確な回答ができる対話力を養い ひいては社会人として適切な表現を身につけることを目標とする 日本語表現 ⅠA では 高等学校までに学んだ文章表現の基礎的知識を復習 確認し その上で大学生に求められる文章構成力を涵養することを目指すとともに 日本語への関心を高め 日本語の原則や敬語の基本も見直し 多くの学生が目標を達成した 日本語表現 ⅠB では 正確な日本語で自分の意見を表明する意欲と技術を身につけることを目指し 全員に 3 分間スピーチを課した 多数の学生が誠実に事前準備し 意欲を持って発表した 各自振り返りも行い 就職試験や編入学試験の面接など

5 で自分の意見を堂々と話したいという意欲をもたせることができた 4 外国語科目群本学院の教育の4 本柱にある 国際教育 の一環として 語学科目を設けている 英語学科の学生は専門科目で充実した語学教育を受けるため 共通科目では語学科目が選択科目になるが 生活科学科の学生は2 単位以上履修しなければならない しかし 選択の幅が非常に狭く 英会話と編入学のための英語 そしてフランス語しか選択肢がない ほとんどの生活科学科の学生は英語を 1 年前期に履修しているため 1 年後期や2 年次の科目登録者数は少ない 次年度は学生のニーズの高い編入学のための英語のみを残すこととした 今年度 共通教育科目の授業満足度アンケートを実施したところ 生活科学科の英会話の授業への満足度が低く 自由記述にもかなり不満が述べられていた 1クラス 67 人 ( 生活科学科食物栄養専攻 ( 以下 食物栄養専攻 と記す ) と生活科学科福祉こども専攻福祉デザインコース ( 以下 福祉デザインコース と記す )) と48 人 ( こども保育コース ) での授業で 高校時代よりも学習環境が落ちていることが 大きな原因と考えられた 科目担当者にそれぞれ教学部長が説明すると 学生ハンドブック のシラバスの内容に不手際があったことが判明した また その不手際によって 編入学希望者が英会話のクラスを受講し強い不満を持っていたため その時点から編入学のための英語の授業を聴講させ 単位は現行のまま英会話で単位認定してもらうこととした 次年度は 主要な科目として必修化されている生活科学科の英語について 学生のニーズと1クラス当たりの学生数 そして内容とレベルを改善してシラバスに反映させ それぞれの専攻 コース 進路ごとに英語の授業を開講することとなった 本年度も 数名の学生が放送大学で外国語を履修している 履修した言語にはドイツ語 フランス語等であった また 生涯学習センターの講座を活用して スペイン語を履修した 5 情報関係科目群情報関係科目は 1 年次前期必須として 情報処理演習 ⅠA を設けている ここでは 情報リテラシー ネットワークの基礎と文書処理作成技術の習得を目指している また 1 年次後期は 情報処理演習 ⅠB は 表計算技能の基礎習得を目的とし 英語学科は必須 生活科学科は選択 ( 大半の学生が履修 ) であり 1 年次の通年を通してITスキルの基礎を学んでいる 2 年次は 前期に 情報処理演習 Ⅱ として 実社会で幅広く活用されている表計算技術の学習を 実務を意識して演習している また2 年次後期は 情報処理演習 Ⅲ としてプレゼンテーション技術の習得を目的として設定してある

6 以上のような流れで2 年間の情報科目群を設定してきたが 最近特に 実社会での IT 活用能力を強く要望されるようになってきた また ステークホルダー研究としてアンケート調査を実施した卒業生からも 就職現場で最も自分に不足していることとして 情報利活用能力 という声が多く寄せられた そこで 実社会すなわち就業社会で利活用できる実践能力を身につけることができるように 次年度は 科目内容の変更を行うことにした 具体的には 1 年次前期必須の 情報処理演習 ⅠA では ネット利活用とセキュリティ 文書作成技法と利活用 表計算作成技法と効率性 プレゼンテーション技法を横断的に演習し 単なる操作を覚えるのではなく ITスキルを実社会で利用するための基本的な考え方を大切にする 情報処理演習 ⅠB では 表計算技能について より実務を意識した成果物作成を目的とし 効率性や だれのためになぜそれを作成するのか? といったインフォメーションワーカーとしてのスキル獲得を目的とする 情報処理演習 Ⅱ では 企業入社時に必要とされる ICT 利活用能力を有することができる内容とする さらに ネットワーク接続されたクライアント PCで 社内職務を遂行する上での基本的な知識 スキル獲得を目的とする 情報処理演習 Ⅲ では ビジネスの場面を想定してプレゼンテーション資料を作成でき 価値あるインフォメーションワーカーとして活躍できる礎を習得することを目的とする 全体を通して キャリア形成に必要な資格取得を希望する学生には学生のスキルに合わせて さまざまな支援を行う予定である 6 福祉関係科目群本学の建学の精神である 愛と奉仕の精神 を涵養するため 7 回の講義と30 時間以上の活動への参加を通して ボランティア活動の実践力と意欲の向上に努めた また 講義では 貧困とボランティア や 障がい者とボランティア などをテーマに関係者による講演を開催し 具体的な活動について示唆を与えることができた さらに 活動実施後の学生のレポートでは ボランティア活動を負担と感じていたことへの反省や 勇気を出して参加し 自分の意志で活動することの意義を自覚したことなどの成果が報告された 7 健康科学科目群健康科学科目として 体育講義 体育実技 の科目がある 両方とも教職必修科目であるが 誰でも選択科目として履修できるようになっている この科目では 現代社会において約 7 割以上の国民が 運動不足であるという我が国の現状を踏まえ 生涯にわたって 自らより健康的な生活を送れるようにすることを目的として実施した 体育講義では 運動やスポーツについて また健康の維持 増進に

7 ついての理論を正しく理解し 自分の実生活に生かせるように 講義型ではなく演習型の授業を展開した 体育実技では 身体的運動を行いながら 体を動かす喜びを体感し 継続して主体的に自分の体を動かそうとする意欲を育てた 運動には 心のリフレッシュや感情の安定など 精神的な効果もある 健康科学教育を通して 体を動かす習慣を身につけ それがよりよい学生生活を送ることにつながることが期待できる 今年度は 健康科学科目は 夏休み期間中で集中講義として実施したが 次年度からは 半期で実施する科目と変更する これは 学生が毎週定期的に体育の授業を受講することで 健康について考えるきっかけを与えること そして 定期的に実技を行うことで 少しでも運動不足を解消する一助とするためである また 次年度は スポーツ行事を増やし 運動に関わる機材を購入する予定があるなど 学生への健康科学教育にとってよりよい環境が整う予定である こうした健康科学科目群の充実は 二人の専任教育が科目担当になったことが大きく起因している 2. 専門教育 (1) 英語学科英語学科は 平成 21 年度には 87 名の入学者を確保することができた この数字は 定員 80 名を7 名上回るもので 2 年生 99 名と合わせて英語学科の学生総数は1 86 名となった 多くの短期大学が定員割れを起こしている状況の中で この結果につながったのは 管理部門が協力的だったこと カリキュラム 科目 指導法の改善を継続して行ったこと 個々の学生に対する献身的なケアを提供したこと 全教員が必要な PRを効果的に行い 全学的な学生募集の取り組みをしたためと考えられる 英語学科は 平成 20 年度 3 月の教員研修会において発表された平成 21 年度の英語学科の重点目標に従って教育活動に取り組んだ その重点目標は 次の通りである 平成 21 年度英語学科の重点目標 1 新カリキュラムの円滑な稼働 2 学生の人間的成長を促す教育 3 学生募集 進路指導との連携の強化 これらの重点目標を達成するために 次の達成目標を設定した 1 新カリキュラムの実施体制を充実させる 2 豊かな短大生活を提供する 3 学生募集と進路内定率の向上

8 1 新カリキュラムの実施体制を充実させるこの達成目標は重点目標 1と短大の教育理念 2) 与えられている能力を伸ばし 共にある 心で 神と人々に仕える に基づくものである 与えられている能力を伸ばすために導入した新カリキュラムを立ち上げることは英語学科の最優先事項であり この達成目標には 次のような具体的な取り組みを行った 1) 新カリキュラムの立ち上げに最善を尽くす 2) 指導法改善に取り組む ( 基礎ゼミのより有効なシラバスの確立 ) 3) 学習支援方法 ( 体制 ) を開発する 4) 資格取得のための学習支援を強化する平成 21 年度 英語学科は新カリキュラムを導入したため 1 年生は新カリキュラム 2 年生は旧カリキュラムによる授業が行われる体制となった 新カリキュラム導入の理由は 1. 必要性が低くなった科目をなくし 履修方法をわかりやすくすること 2. 建学の精神を浸透させること 3. 多様化する学生に専任教員がこれまで以上に関わることができる体制を作ること そして 4. 短期大学士という学位に見合う学力と教養を身に付けさせることであった 新カリキュラムには 1 年次必修の基礎ゼミ テーラードカリキュラムの考えを活かしたコース制の変更や科目選択の自由さ 2 年次必修の特別研究ゼミなどの特徴があり 新カリキュラムでの 2 年間は 1 年次前期に習熟度別の必修科目を中心に基礎力養成に取り組み 1 年次後期に進路に応じたコースを選択し 2 年次前期に専任の指導教員の下で応用力を養成し 2 年次後期には卒業後の進路を決定し 学位取得に向けて特別研究のまとめを中心に学びを深め 卒業を迎えるという流れになる テーラードカリキュラムとは アメリカのコミュニティーカレッジで導入されている個別対応のカリキュラムで 桜の聖母短期大学の英語学科で開発したカリキュラムはそこまで自由なものになってはいないが 2 年間での必修科目の単位数を従来よりも6 単位減らして26 単位としたり 1 年次後期からコース分けをしたり 2 年次の最初にコース変更を認めるなど テーラードカリキュラムの考えを極力反映させる工夫をして 学生のニーズを尊重し より自由に科目選択やコース変更ができるようにしている また 2 年次必修の特別研究ゼミを通年科目とすることで 2 年次の最後まで体系的に学ぶことができる体制となっている この新カリキュラムの実施体制を充実させるための具体的な手段として 平成 21 年度は 新カリキュラムの立ち上げに最善を尽くすこと 指導法改善に取り組むこと ( 基礎ゼミのより有効なシラバスの確立 ) 学習支援方法 ( 体制 ) を開発すること 資格取得のための学習支援を強化すること に学科全体で取り組んだ 目標達成の評価にあたっては 授業評価の満足度 基礎ゼミミーティングの実施状況および内容 資格試験の受験率および結果 等を目安とした 基礎ゼミ独自に行ったアンケート結果は概ね良好で 基礎ゼミミーティングも毎週行い 取り組み

9 方の共通理解を図り 反省点や改善点に対する認識を共有するように努めた 前期終了時点での学生のコメントも 基礎ゼミで教わったことを授業で活用しているというものが多く見られた 後期は 前期に学んだ事柄をグループプロジェクトの中で統合する作業が加わったので 難しいと感じる学生もいたようだが 前年度の 1 年生との TOEIC IPのスコアを比較すると 全体では差が見られなかったが 下位グループ間では明らかな差がみられ 学習支援体制の基盤作りができたと考えられる 資格試験については 2009 年度第 1 回の実用英語能力検定試験 ( 以下 英検 と記す ) で 試験対策の科目である実力英語演習を履修する2 年生の結果は 前年度を大きく下回る結果となった これは 受験率と合格率を上げるための積極的な呼びかけにより申込数は増えたが 安易に欠席したり 全く準備をせずに受験する学生が多かったための結果と考えられる 第 2 回の英検は1 年生が対象となり 前期の 2 年生を上回る結果となった 1 年生の結果については 前期の 2 年生の状況を踏まえて働きかけたこと 基礎ゼミ での学習支援により前向きな姿勢が生まれたことが大きかったものと判断している 2 年生になると 就職活動などが原因でモチベーションの維持が難しくなってくるので 今後 1 年生には英検を 2 年生にはTOEIC を重点的に奨励したり 受験料負担の工夫をするなどの対応を検討していこうと考えている 2 豊かな短大生活を提供するこの達成目標は重点目標 2と短大の教育理念 1) 祈りの中で 一人一人弱さがありながら 神に愛されたかけがえのない存在であることに気づき 感謝のうちに生きる および3) 対話のうちに 共同体を築き 地球家族の意識を持って 共に未来を開いていく に基づくものである 自分自身の価値を自覚し 積極的に他者と関わっていくことは 豊かな短大生活には不可欠であり この達成目標には 次のような具体的な取り組みを行った 1) 自律学習につながる教育活動を行う 2) マナー指導を意識して学生に接する 3) 新しい顧問グループ体制の確立に努める豊かな短大生活を提供するための具体的な手段としては 自律学習につながる教育活動を行うこと マナー指導を意識して学生に接すること 新しい顧問グループ体制の確立に努めること を挙げた 自律学習に関しては 今年度の新規科目である基礎ゼミを通して 学び方の指導や学習支援の提供に意識的に取り組んだ結果 後期のグループプロジェクトにおいて自発的な取り組みが見られたので 今後も基礎ゼミや特別研究ゼミを軸として 科目間の連携などの可能性を模索していこうと考えている マナーについては 挨拶等はきちんとできているので 服装 飲食の問題を中心に

10 対応した結果 大部分の学生はマナーを守るようになったが 一部の学生には改善が見られなかった 英語学科の専任教員が顧問となる顧問グループは これまでは学年ごとに分かれていたが 新カリキュラムの導入に伴い 1 年生と2 年生が混在する顧問グループに変わったため 新しい顧問グループ体制の確立を意識しながら学生へのケアに取り組んだ結果 顧問グループ自体は特に問題なくスムーズに機能している 前年度と同様 他人との関わりを苦手とし 心の問題を抱え 些細なことをきっかけに休みがちになってしまう学生が増加傾向にあるため 細心の注意を払いながら 学科全体で学生と関わってきたが 平成 21 年度は 1 年生 2 名 2 年生 1 名の退学者と1 年生 1 名と2 年生 2 名の休学者が出た 1 年生 2 名の退学理由は進路変更で 2 年生 1 名については 保護者の希望による留学を継続することにより 在学可能な年限を超えてしまうため 退学を選択したものである 休学については 1 年生は深刻な精神的問題が理由で 2 年生については病気の治療およびリハビリのためだった これらの学生については 教員が保護者および学生本人と充分に話し合い いろいろな可能性を検討した上で それぞれの結論に至ったものである また 精神面および肉体面の健康上の理由から留年していた学生 2 名が卒業した 教員が定期的に連絡を取ったり 励ましたりすることで卒業まで漕ぎ着けたことは大変喜ばしいことである そのうちの 1 名は 編入学試験に挑戦し 希望の 4 年制大学に合格した 学生への対応が常にうまくいくわけではないが 学生そして保護者にとってより良い選択を意識しながら取り組んでいくよう努めている 3 学生募集と進路内定率の向上この達成目標は重点目標 3に基づくものである この達成目標には 次のような具体的な取り組みを行った 1) 入試説明会 高校訪問に積極的に協力する 2) 出張講義などによる高校への協力を促進する 3) 希望する進路実現のための学生への働きかけを強化する学生募集と進路内定率の向上のための具体的な手段としては 入試説明会 高校訪問に積極的に協力すること 出張講義などによる高校への協力を促進すること 希望する進路実現のための学生への働きかけを強化すること を挙げた これらについては学科全体で積極的に取り組み 英語学科の教員は全員が時間割の調整などで協力し合いながら入試説明会や高校訪問に積極的に参加し 英語の出張講義を依頼された高校には全て出向き さまざまな講演依頼もすべて対応した また 前期に英語学科が聖母高校で行った説明会には25 名の生徒が出席した 出張講義や高校の教員研修の講師などの実績は次の通りである 1) 出張講義 : 郡山東高校 相馬高校 梁川高校 あさか開成高校

11 2) 高校の教員研修の講師 : 平成 21 年度第 37 回福島県私学教育研修会英語部会講師進路についても 進路の決定や準備段階の指導を中心に 学生への積極的な働きかけを行ったが 年度末に近付いても やる気がなく 目標が定まらず 呼びかけに応じない学生が見られた このような学生は増加傾向にあり それらの学生の中で 呼びかけに応えない学生については 辛抱強く働きかけを継続している 全教員が積極的に学生へ働きかけ 希望する進路の実現を後押しした結果 平成 2 1 年度 3 月末時点の英語学科の就職内定率は87.7% 編入学については近県の私立大学が増加し 留学希望者は 2 名 ( 卒業後語学留学の予定 ) だった この結果には 経済状況の悪化が強く反映されていると考えられる さらに 前年度と同様に 対人関係に問題がある学生および教員やキャリア相談室の呼びかけに全く応じず就職活動をしない学生の増加も一因であると考えられるので このような学生への対応に引き続き力を入れていきたい 42ヶ月留学プログラムについて平成 21 年度は 前年度と同様 アメリカ合衆国ユタ州ローガン市のユタ州立大学で2ヶ月短期留学プログラムを実施する予定であったが 出発間際になって新型インフルエンザが日本国内だけでなく アメリカ国内でも拡がりを見せる状況となったため 学長および部科長会メンバーとの協議の結果 この形式のプログラムになって 1 6 年目にして初めて中止することになった 学生の希望や動機付けを考慮すれば大変厳しい決断ではあったが 学生の安全を第一に考えたためであった 学生および保護者に対しては 経過報告 プログラム中止の説明会 キャンセル料の対応 中止後の学生へのケアなどに 各部署との連携を図りながら誠意をもって対応した 参加予定だった学生へのケアの一環として 英語学科の専任教員が費用の一部を負担したアメリカ式のバーベキューパーティーを行い 英語学科の専任教員有志が参加してアメリカ生活の疑似体験をする機会を設けるなどの取り組みを行った また 夏休みにどうしてもホームステイを体験したいという学生に対しては これまでに 2カ月留学プログラムの手配を担当したことがある業者のプログラムを紹介するなどの対応をした 5 英語学科のコースについて 2 年次のコースごとの特筆すべき点は 次の通りである 1) 編入コース平成 21 年度に編入コースを選択した学生は19 名で そのうち 8 名が進路を就職に変更した 最近の傾向として 編入学はしたいが志望校や具体的に何をしたいかが決められない学生が増えている さらに 最近の悪化した経済状況により 経済的な

12 理由から保護者の協力を得られず 編入学を断念せざるを得ない学生も増えている これらの状況を考慮して 学生に対して意識向上のための働きかけを早い段階から行うとともに 編入促進委員会との連携による個別指導を充実させることにより 国立大学合格者が延べ6 名 私立大学合格者が延べ 12 名という結果になった また 今年度は 前年度の卒業生が編入学に挑戦し 合格した 編入コースでしっかりした基礎力をつけた学生は 英語の資格試験等でも良い成績を修めることが多く 今年度は 11 月に実施したTOEIC IPで3 名の学生が60 0 点以上を取得し そのうちの 1 名は英語学科全体の最高点となる850 点を取得した 平成 21 年度に編入コースの学生が合格した大学の内訳は以下の通りである 新潟大学 1 名 福島大学 4 名 山形大学 1 名 東北学院大学 7 名 仙台白百合大学 1 名 玉川大学 1 名 文京学院大学 1 名 明海大学 1 名 名古屋学院大学 1 名 宮城学院大学 1 名 ( 過年度の卒業生の実績のため 延べ人数には含まない ) 2) 国際文化 All English Course このコースは留学を希望する学生のために設けたコースであるが 過去 5 年間で留学希望者は激減しており 平成 21 年度に国際文化 All English Course に登録した学生は 4 名にとどまった しかし 現代世界事情 などのコンテントベースの科目や実用重視の アカデミックライティング などの科目をすべて英語で行っているため このコースの学生は 英語の資格試験等でも良い成績を修めることが多く 今年度は11 月に実施したTOEIC IPで3 名の学生が600 点以上を取得し そのうちの 1 名は765 点を取得し ホノルル市長杯第 39 回全日本青少年英語弁論大会において第 2 位の成績を修めた 3) 児童英語教育コース平成 21 年度は コースの集大成である桜の聖母学院小学校での体験実習を 7 名の学生が行った 実習は前期から学習してきた理論 教材研究 クラスルームイングリッシュなどを総合的に捉え実践する場であり 貴重な体験となる 学生は準備に時間と労力をかけ 真摯に取り組んだ 例年は低学年での実習を行うが 今年度は自ら望んで6 年生クラスの実習を行ったグループがあった 実習を成し遂げた学生達は大きな達成感を持ち卒業することができた

13 今年度は コース科目の半数を兼任教員に任せることとなり 例年の課題である科目間の連携を図ることがより重要となった 前期には 教材研究 と 児童英語演習 の担当者が互いに授業見学し科目の連携に努めたが 年間を通しての取り組みとはならなかった また 児童英語教育コースの全科目を履修する学生が少なく コースという視野で授業を展開することが困難な状況であった この状況からも新カリキュラムにおいては児童英語をコースとしての位置から選択科目の位置に変えているが これは学生の実情に合致していると考えられる 今年度は 7 名の学生が本コースに登録したが 児童英語教育コースの全科目 16 単位を取得し 英検 2 級以上の英語力を有する学生に対して与えられるコース終了認定証が 2 名の学生に授与された (4 名は全科目を履修しておらず 1 名は英語力の条件を満たさなかったために 認定証は授与されなかった ) 4) 実務観光英語コース授業評価の平均が5 段階評価で4.5 だったので 実務観光英語コースの学生の満足度は高かったと考えられる しかし 選択した学生数が一番多かったため このコースの科目は1クラスが30 名を超えていただけでなく 学生のレベルに幅があり 適切なテキストを選定しにくいという問題があった また 授業の中でペアワークやロールプレイをする場合にも スムーズに行えないなどの問題があった 次年度には 2 学年共に新カリキュラムになるので コースによる人数の極端な偏りがなくなり クラスサイズの問題が緩和されることを期待したい 兼任教員が担当した観光英語検定の対策科目では 受験率や合格率にクラス間の差が見られたので 兼任教員も含めた教え方や情報の共有が必要である このような問題点はあったが 専任教員間の連携を図ることでコースの運営は滞りなく行われ 観光英語検定 2 級に合格した実務観光英語コースの学生は 昨年度を 4 名上回る5 名となった ( その内 2 名は 1 年次に合格している ) 6 学生の英語力および取得資格英語学科では TOEIC IPを学生の英語力の目安として 年 1 回 11 月に受験料短大負担で1 2 年生全員に受験を義務付けている 英検は 英検対策科目の履修者を対象に 2 年生は前期に1 回 1 年生は後期に1 回 受験料短大負担による受験を推奨している 平成 21 年度のTOEIC IPの結果は 1 年生の平均が377 点 2 年生の平均が419 点だった 1 年次の平均 376 点から43 点の伸びとなり 前年度の 2 年生の平均点 430 点よりは点数的には低くなったが 前年度の伸び幅 15 点を28 点上回る結果となった 平成 21 年度の英語能力試験に関する問題は 安易に欠席する学生が例年になく多かったことで しっかり準備をして受験するように指導の徹底を今後の課題としたい

14 その他の資格については 以下の通りである 中学校教諭二種免許 ( 英語 ) 2 名 観光英語検定 ( 観光英検 )2 級 5 名 司書 17 名 ビジネス実務士 67 名 また 昨年度から在学中に TOEIC 700 点以上あるいは英検準 1 級以上また はそれらと同等と判断できる資格を取得した英語学科の卒業生を対象に英語力上位 者表彰を行うことになったが 平成 21 年度は 2 名の卒業生が表彰された 7 専任教員の配置問題を抱える学生の状況をより的確に把握し 適切な対応が可能になるように 英語学科としては兼任教員への依存度を下げるように努めてきた 新カリキュラムにおいて科目の統合などの取り組みを行った結果 平成 21 年度は担当時間数から見た兼任教員への依存度が26.6% となった また 日本人教員と外国人教員の担当時間数の割合は 日本人教員が60.8% 外国人教員が39.2% となった 8 単位認定単位の認定はシラバスに明記された評価方法に従い公正に行っている また ティームティーチングによる必修科目については ティームティーチング科目担当者会議において採点基準を話し合い 担当者ごとに採点のバラつきが出ないように細心の注意を払って評価を行っている 9 英語学科のFD 前年度に続き 平成 21 年度もFDが非常に活発に行われた 特に 基礎ゼミ については 前期は毎週 後期はまとまりごとに会議を開いて情報の共有や共通理解の促進に努めた さらに 各教員は クラス分け 教科書 評価 資格 指導法について協議するための学期ごとに開かれるティームティーチング科目の担当者会議 授業公開 学科内シンポジウム および学会での発表等を通して 研究だけでなく教育力の向上に励んだ 平成 21 年度の学科内シンポジウムの発表内容は 次の通りである 学科内シンポジウムテーマ : インタラクションを促進する英語授業のあり方 ( 佐藤ジョアンが Discourse Analysis in the EFL Classroom. というタイトルで 3 月 4 日に発表した )

15 (2) 生活科学科 生活科学科には 福祉こども専攻 と 食物栄養専攻 の 2つの専攻がある 平成 17 年度に設置した 福祉こども専攻 には 福祉デザインコース と こども保育コース を設けた 本年度は5 年目にあたり 第四期生を卒業生として送り出した 福祉デザインコース は ユニバーサルデザインの視点に立って 新しいライフスタイルをデザインできる力を養うコースであり こども保育コース は 地域や社会で必要とされる保育士および幼稚園教諭の養成を目指すコースである 食物栄養専攻 は栄養士免許取得を目指す専攻である 今年度の生活科学科は 新たにこども保育コース ( 福祉デザインコース兼務 ) 担当の教員 1 名を迎えて12 名の構成員により 学科長および学科長補佐を中心に運営された 学科は2 専攻 2コースの組織体制となっているため 学科長が全体を統轄しつつ 2 コースに分かれている福祉こども専攻には学科長補佐に取り纏めの責任をお願いした 月例の学科会議を開催したが 各専攻にかかわる事案については別個の専攻会議の中で事前や事後に検討し 学科会議の席上で承認や共通理解を図った 前年度末に本年度の目標を次のように設定し その目標達成のために学科教員が上述の協力体制のもとで教育活動に尽力した 平成 21 年度生活科学科の重点目標 1 学生生活の充実 2 教育内容の充実 3 専門職としての進路先の開拓 4 学生募集への協力 1 学生生活の充実重点目標 1を達成するために 次の達成目標を設定した 1) きめ細かな情報交換の重要性を考慮し 2 年生が関わる報告会や特研を活用し 1 年生の帰属意識や専門性への理解を深める 2)B&L 制度の充実を図る この達成目標のために 各行事の内容充実を図り 2 年生の特別研究紹介や実習等報告会を活用することで 相互交流を拡大し B&Lの活性化を促す を具体的な手段として挙げた 各専攻やコースでの授業 実習科目の成果発表会や報告会の開催は 2 年生が主体となり運営されているものの1 年生への貴重な情報提供の場として重要な役割を果たすとともに 2 年生の存在感を示す絶好の機会となっている 例えば こども保育コースにおける 芸術表現発表会 では 1 年生の芸術表現の成果発表や2 年生の音楽選択者の発表や科目 総合演習 での オペレッタ の成果

16 発表などを通して 1 2 年生が組織的にかかわり LからBにお別れメッセージを渡すなどB&L 制度の充実を図ることができた また 給食管理学内実習においては 2 回の実習体験を済ませたBから始めて経験するLへ励ましのお菓子がプレゼントされることが自主的に行われているなど B&Lのかかわりが深められている事例がみられた さらに 食物栄養専攻やこども保育コースで実施されている実習の成果を 1 年生に情報提示している報告会は 年々内容が充実してきており 配布される実習報告書の冊子の厚さに反映されている 両専攻で 3 月に開催された特別研究発表会は 発表者である2 年生とそれに続く1 年生がそれぞれの専門性への理解を深める機会になるとともに学科への帰属意識を高める絶好の環境となっている また 2 年生は特別研究担当者が顧問教員を兼務していることより 特別研究での関わりは学生生活の充実を支援する上で大きな影響を及ぼしている 全般的に 顧問関係を通して 教員と学生間での情報交換は円滑に行われており 信頼関係の構築や学生の個別指導に活かされている 具体的には 顧問面談が前 後期合わせて2 回以上行われおり さらに必要な学生に対しては複数回の面談 ( 十数回の事例もある ) を実施している状況が報告されている 1 年生は授業 成績や学生生活の相談 2 年生は進路が主となっており 学生の要望や不安に対して丁寧な指導を心がけ 相談しやすい信頼関係を築くことができている 合わせて 編入試験の対策指導や就職試験のための模擬面接など 個別対応にかなりの時間を費やすケースが多いことも報告されている 顧問面談等を通しての学生とのかかわりが 信頼関係を築く上でどの程度貢献していたかについてのデータは 教学部実施のアンケート調査結果の報告を参照していただきたいが 概ね満足できる状況との感触を持っている 一方において 進路選択上のミスマッチや学生生活の乱れ等に起因する学習意欲の低下 実習への不適応や保護者の経済的要因等々で 休学や休学から退学へ至る学生が複数いたことは残念である 今年度の休学者は 2 年生 3 名 ( 福祉デザインコース1 名 食物栄養専攻 2 名 ) 1 年生 2 名 ( 福祉デザインコース1 名 こども保育コース 1 名 ) であるが これらの学生も含めて結果として退学者は 8 名 ( 福祉デザインコース4 名 こども保育コース3 名 食物栄養専攻 1 名 ) であった しかし これらの事例はすべて 顧問を中心に学科長やカウンセラーとの連携の下に関係教職員が一体となり継続的な相談 支援を行った結果として出された結論であり 本人および保護者も十分に納得した上でのことであったことを申し沿える B&L 制度の充実に向けた取り組みは 上述した学科内での行事を通した成果とともに交流会やスポーツ大会をはじめとした全学的な企画が実施され 徐々にではあるが少しずつ実を結びつつあると考える B&L 委員会の発足もその一つであるが まだ機能するまでには至っておらず今後に期待したい 学生生活にかかわる全学目標とされている学内における日常的な挨拶の励行はマナ

17 ー教育の一環として定着してきているように思われるが PC 教室内飲食やロッカー 室内の整理整頓などへの要望も出されており 学科として顧問教員の立場からも継続 した取り組みが必要であるとの認識で一致している 2 教育内容の充実 重点目標 2 を達成するために 福祉こども専攻福祉デザインコース こども保育コ ースおよび食物栄養専攻においてそれぞれ達成目標 具体的取り組みを設定した 福祉デザインコースにおける達成目標 1) 体系的なカリキュラムであるかを常に点検し 教育内容を充実させる 2) 学生が カリキュラムの趣旨を理解し体系的に学べるよう支援する 3) 兼任教員との連携により授業への満足度を高める 4) 地域との連携による教育実践を図る 5) 専攻としての指導体制を確立し 福祉こども専攻会において福祉デザインコースのあるべき姿を確立する このコースは 開講科目に占める兼任教員の割合 ( 担当科目数では51.4% 単位数でも51.4%) が多いことが特徴の一つになっていることから 次のような具体的な取り組みを行った 専任教員間での情報交換を密にし 共通理解をもって福祉デザインコースの存在意義を明確に伝達する 必要とされる学生に対しては 個別指導を実施し学力向上を図る 兼任教員との意見交換を通して 福祉デザインコースの目標と情報を共有する UD( ユニバーサルデザイン ) 実態調査の継続 充実を図る 特別研究担当教員の充実を図り 多様な分野での教育の充実を図る 今年度 障がい児教育や福祉分野にかかわる専任教員が加わり 教員間での相談体制ができ安定感のある指導 教育ができるようになった また 特別研究も 2 科目より4 科目体制になり 学生の選択肢が増えた結果 内容の広がりと深さが研究テーマにも表れた 設置時より 本コースはユニバーサルデザインをキーワードとして社会 生活を捉えるコースであるため 多岐にわたる専門分野を学修することができるよう多くの選択科目を用意していることが特徴である そのため それぞれの専門分野の第一線で活躍されている方を兼任教員として迎えており 実際的な仕事に裏打ちされた授業内容に対する評価ポイントは高い結果を示している 学生にとって興味 関心のあるカリキュラムを検討 整備して 4 年目を迎え 徐々に授業内容の熟成が図られていることを実感する 昨年度 車椅子利用の学生が入学したことで 学内生活のみならず学外での生活にも同級生がかかわり合う姿を通して 本コースの存在や科目内容を再認識する雰囲気が醸

18 成された 該当学生の生き方 姿勢は ユニバーサルデザインやボランティアのみならず学修面においても周囲の学生に大きな影響を与え 日常生活を通してのボランティア意識の定着や実際的な活動継続の大切さは 1 年生にも実践的な活動を間近で感じ取れる機会として強い刺激になったと考える 1 年生による ユニバーサルデザイン研究会 の発足は 学生の自主的に学びたいとする意欲の表れとして大いに歓迎するものである また UD 実態調査も継続して行われ 市街地における車椅子利用の実態調査についてより詳細な意見を反映した冊子が報告書として作成された しかし 引き続きの懸案事項であった福祉デザインコースとしてのあるべき姿 あり方については 福祉こども専攻会議と併行して学科全体として検討した中で 全体的には大きな手ごたえを得るまでには至らなかったが いくつかの成果は見られた 今年度作成したアドミッションポリシーにおける求める学生像の提示は 本コースの性格を明確に示していることから いかに系統的な教育体系を構築するかが次年度に向けての課題となった そのための あり方検討委員会 の設置が要望 承認され 学長直轄のもとで打開策の提案 実施に向けた検討がおこなわれることとなった また 本コースの特徴を具現化できる一例として 次年度より 視覚障害者外出介護従事者 ( 通称 ; 視覚障害者ガイドヘルパー ) 資格の取得が可能となったことは 学習内容が関連分野への就職支援につながることとして期待される また 兼任教員との連携強化を図るための定期的な意見交換は 一部の教員間では行われていたものの 全体的には不十分さを否めない結果となっており 次年度に続く課題となった しかし 多くの兼任教員は本学における教育経験年数を重ねる中で 本コースの多様性を理解し それぞれの専門分野科目において ユニバーサルデザインを意識した社会 生活への対応 考え方 を反映させていることも周知のこととして付け加えておきたい 多岐にわたる専門分野を学修することができるコースとして さまざまな資格取得が可能となっている 今年度 中学校教諭二種免許 ( 家庭 ) を取得し卒業した学生は 2 名であった 年度前半の教育実習は 3 名が修了していたが その後 1 名は二つの資格取得 ( 教員免許 栄養士 ) を目指している中で 心身面で不調をきたし 教員間で経過を共有し個々に丁寧な指導や支援を行ったが 結果的に休学 退学に至ったことは残念である なお 1 年生は福祉デザインコースで2 名が 履修中である また 平成 20 年度より 社会福祉主事任用資格 取得が可能となり 今年度 21 名が初めて取得した その中の2 名は高齢者施設へ就職を決めており この資格を活かしての活躍を期待したい 他の資格取得に関しては 今年度 福祉住環境コーディネーター 3 級検定試験 に 2 年生 11 名の学生が合格した また 色彩士検定 3 級試験 には1 年生 7 名が合格した また ピアヘルパー には 2 年生 12 名が合格した いずれも 兼任 専任教員による熱心な指導の賜物であり 3 名の先生方に感謝申し上げたい これらの資格取得が単なる飾り物ではなく 自分の職域や生き方に何らかの形で寄与するものであって

19 欲しいと願うものである なお 詳細については 後述の取得科目の項目を参照された い こども保育コースにおける達成目標 1) 授業内容の充実を図り 授業への満足度を高める 2) 兼任教員との連携により授業への満足度を高める 3) 実習指導体制の強化 本コースの学生は 保育者になるという明快な目標があるため 全般的に専門性への意識が高く意欲的である そのために次のような具体的な取り組みを行った 学生の知識理解を系統的に構造化できる授業を工夫する 兼任教員担当科目との関連性を重視しながら授業内容を組み立てる 実習指導委員会において情報交換を密に行い情報を共有する こども保育コース としてふさわしいサービスラーニングのあり方を検討する 親と子の広場 をどのように活用していくかを検討する 専門職での就職は すなわち勤務開始時より保育者としの資質を有し責任ある仕事をすることである そのため 実学的な観点を取り入れた学生の知識理解を系統的に構造化できる授業の工夫が今年度の目標として上げられたが その成果は実習への評価や実習報告書の中に表れ 点検評価においてもプラス評価として示された また 全学生が資格を必要とする職域に就職したことにも反映されている FDの一環として 一部の教員により授業公開が実施されたことは授業内容の充実に向けた新たな試みとして評価できる 学科内の4 名の教員が参観し 参考になる点が多々見られたと報告しており また 学生にとってもよい刺激になったとの感想も付け加えたい 直ちに 多くの教員に求めることは困難と考えるが 今後体系的な授業を構築する上で また 情報の共有という観点からも試行例が増えることに期待したい 保育実践事例研修の一環として 今年度も 10 月に保育セミナーを実施した 長年読み聞かせ 手遊び歌の活動をされている内池和子氏と松本貞子氏をお招きし 表現力の重要さを学んだ 途中で実際に学生も参加して講演は学生の保育への興味 関心がさらに高まったと考える 本コースにおける開講科目に占める兼任教員の割合は 担当科目数では28.3% 単位数では29.5% となっており 専門性を考えると許容できる範囲にあると考える 兼任教員との連携による教育体制は 次に述べる各種行事への兼任教員の積極的な参加に象徴されている 実習報告会 (12 月 ) 芸術表現発表会 (2 月 ) 特別研究発表会 (3 月 ) の実施は 学生とともに教員においても大きな達成感が得られる行事である このような行事は学生の知識理解が総合的に図られる機会であるとともに 専任および兼任教員が関わる教科の学習成果を踏まえて発表される場であり 教員間での共通理解を図る上で重要な役割を担っている したがって 多くの兼任教員が参加し学生

20 の様子を観ること自体が 本学が養成したい保育士像を共有することと考える 実際 学生による授業評価は極めて高い結果を示している 実習報告会 では 2 年生自主作成の報告書が1 年生への貴重な情報提供となり実習への心構え等の必携書になっていること 芸術表現発表会 では 芸術表現演習 総合演習 子どもと音楽 の授業成果の公開発表であり 学生の主体的な取り組みを主に 現場での実践に活用できる内容で構成しており 学生の達成感と満足度は高いものがある 特別研究発表会 を含めて 3つの行事には入学前教育の一環として入学予定者にも参加を呼び掛けた結果 多くの高校生およびその保護者が参加された アンケートにおいても こども保育コースへの理解度や学習意欲を増したとの感想が多数あり 概ね当初の目的は果たしたと考える 今後は 入学前教育として出されている数々の内容をより体系化した流れにし 入学直後からスムーズに適応できる体制作りを図ることが課題と考える 実習指導の面では 念願の保育実習資料室も 10 月に開設でき 熟練した現場経験のある教員 3 名体制での保育園 幼稚園 福祉施設における実習指導委員会が運営された 実習先人選や依頼など細かい情報交換のもとに 実習事前 事後指導の内容充実や実習関連業務の分担遂行が図られた なお 実習訪問先より提出物や実習に臨む心構え等で指摘を受ける事例があったことより 基礎 基本の徹底を再度確認し 分担業務の中での相互理解を図り 教育内容に漏れのない体制を再度構築していくことが次年度の課題としてあげられた 保育実践教育への導入に位置づけられている幼稚園 ( 前期 ) および保育園 ( 後期 ) でのサービスラーニングも3 年目を迎え 学生が課題を持ちながら未満児とのかかわりを密接に行うことができた 今後も より効果的なサービスラーニングのあり方を検討していくことを課題としている 親と子の広場 は 開設して 4 年目 生活科学科の教員が運営委員会に加わり 2 年目の活動を展開した 月便り さくらっこ や毎回の活動報告書を通して 活動内容の概要を知ることができた 今年度も 親と子の広場 への参加を積極的に促すことを目標の一つに掲げており こども保育コースの 1 2 年生が多数参加し 子どものみのかかわりだけでなく 親とのかかわりを学ぶ絶好のインターンシップの場となった また 昨年度に引き続き 他コースや他専攻 他学科のボランティア学生の参加も見られ 特に食物栄養専攻 1 年生の延べ参加数が増加し 所属を超えた活動範囲の広がりを実感した 地域の子育て支援の場として定着しているとの報告が出されており 保育のあり様を実際に体験 学ぶことができる場として 多くの参加者が参加しやすい状況や多くの学生が加わり学ぶことができる状況を模索していくことが課題となる こども保育コースとの連携を中心とした対応が求められる また 今年度 参加親子への費用負担については無料を継続する方向性で意見が分かれたが 今後どのような運営を図るかにより再度検討する必要があると考える

21 また 保育士の職務に関連する資格として ピアヘルパーの資格取得を支援している ピアヘルパー資格試験には 11 名 ( 昨年度 11 名 ) 全員が合格した 自主学習として週末に数回のゼミを持つなど 学生と教員が一体となり取り組んだ成果が表れたものとして評価したい また 社会福祉主事任用資格を取得した 45 名の中には 福祉施設へ 2 名が内定しており 職員として今後の活用に期待したい 時間割に余裕のない本コース学生のために科目 特別学習 を単位化し編入学指導を 1 2 年時の学生に組織的 体系的に実施した 結果は 1 名のみの編入学達成であったが 受講した学生の進路はすべて決定し 学生の満足度も極めて高かった 一部の教員の中で 専門職として就職した卒業生を対象とした調査研究が行われており 現場に活用できる有効な教育改善に向けての成果に期待したい 食物栄養専攻における達成目標 1) 専門科目間の体系的な授業内容を検討し 知識の集積を確かなものとする 2) フードスペシャリスト資格認定試験合格率アップを目指すとともに 協会主催栄養士実力認定試験 ( 以下 栄養士実力認定試験 ) での評価レベルを高める 3) 食育分野にも力を発揮できる実力のある栄養教諭養成を図る 4) 地域との連携による体験学習型教育の実践を目指す 栄養士養成課程コアカリキュラムの作成や栄養士実力認定試験の実施など 栄養士としての専門知識 技術の習得を確かなものとすることが求められている そのために次のような具体的な取り組みを行った 卒業時までに必要な資質 技術 専門知識のレベルを検討し フードスペシャリスト資格認定試験および栄養士実力認定試験対策に結びつける 食育に関わる内容を各科目に盛り込み 保育 教育分野への職域に役立てる 同時に 栄養教諭の資格を活かせる職種への就職対策を支援する 地域における食文化 食材等をテーマにした各特別研究の成果の集積を図り 継続的な取組内容を体系化してまとめる 今年度が3 回目となる栄養士実力認定試験への参加に向けて 専門分野の知識理解を高めるための工夫や努力 ( 基礎知識の内容確認 予習 復習解説による理解度アップ等 ) が各科目で図られた しかし 生物や化学を中心とした基礎知識の理解度レベルの差が年々大きくなっているのが現状であるため 個別の確認 指導が必要となっていることが指摘された 実際 知識 理解度を問う専門基礎科目における試験での成績が二極化しており 基礎理解が図られていることを前提としたテキスト上の内容をそのままの形で説明 理解させることが困難な学生の割合 ( 赤点該当者 ) が増えるとともに 複数の科目で赤点をとる学生の数も増えてきている そのような中で 今年度残念ながら卒業することができない学生が1 名生じ 危惧する声が現実になってしまったことは誠に残念である

22 本専攻の開講科目における兼任教員の割合は 科目数で 17% 単位数では 13% と適切な配分になっていると考えるが 兼任教員との連携 協力を得ながら 基礎項目の繰り返しによる理解度の向上を図ることなど 基礎力の向上と分かり易い授業 やる気 意欲を持たせる授業等に代表されるような授業方法の改善を図っていくことが急務な課題となっている また 栄養士養成課程コアカリキュラム ( 試案 ) が提示されたことと併行して栄養士実力認定試験が実施されており 栄養士課程卒業生の資質を全国的に統一する方向に動いてきている 各養成施設においては 知識理解の尺度として試験結果が判断材料とされることより 教育内容や指導方法を工夫し より勉学意欲の向上や資質のレベル向上に対応することが求められている この点に関しては 毎回の専攻会議においても検討し 2 年間の中でのコアカリキュラム内容の抜け落ちを防ぐための科目一覧を作成し 次年度より実施することとした 今後 一部学生には基礎知識理解のための補習が必要との認識で一致しており 次年度の対応課題とした フードスペシャリスト資格認定試験に向けての対応として 授業において過去問から予測される内容を重点的に学習させレベルアップを図った 関連科目の中で 出題される頻度の高い内容を重点的に授業で取り上げ試験を意識した授業を行った さらに 3 回の模擬試験を実施した その結果 フードスペシャリスト資格認定試験の結果は合格率 89%( 昨年よりも6ポイント増加 ) で全国平均を上回った 今年度目標として掲げていた90% にはわずかに届かなかったものの 模試対策が栄養士実力認定試験対策との相乗的な効果として学生の評価に反映されていた 次年度も継続して不得意分野の克服や基礎力不足の学生に対するレベルアップを図っていかなければならないと感じている 詳細は後述の資格取得を参照されたい 協会主催栄養士実力認定試験 は栄養士の資質向上と均質化を目的に 全国栄養士養成協議会が始めたもので平成 16 年度より実施されている 本学は 第三者評価での提言を契機に 一昨年度 (16 名の希望者受験 ) より参加し今年度 3 回目を迎えた 昨年度は 認定 Aが47 名 (87%) で目標としていた60% を大きく上回る結果であった 今年度の目標は 全員が認定 B 以上とし 認定 Aが70% 以上としたが 結果は A 認定 34 名 (64%) B 認定 16 名 (30%) C 認定が3 名 (6%) であった フードスペシャリスト資格認定試験のための3 回の模擬試験と混合しないよう調整し別個に3 回の模擬試験を実施するなどの対応を図り本試験に臨んだが 当初の目標を達成することはできなかった 模試結果を参考にした不得意分野 ( 栄養 生化学等 ) への対応不足 模試そのものへの欠席や本試験に向けての真剣さと直前までの学習努力等 今後に向けての課題は多い 実際 模擬試験への評価でも大変役立った 51% まあまあ役立った45% 役立たなかった 4% となっており 一定の効果は認められたが 試験に向けての学習が不十分だったと答えた学生の認定レベルが低くなっていた なお 80 問中本学学生の正答数は37.7 となっており 全国平均の 38.8をわずかに下回る

23 結果であったが 短大平均の 34.5 を上回ったことを今後の励みとしたい C 認定を出さないためにも 学習内容の基礎理解を固め レベルの底上げを図るための対策に取り組まなければならない 栄養教諭養成に関しては 今年度 6 名が免許を取得した 教育実習先から熱心に取り組む姿勢は評価されたが 期間の延長や研究授業の回数削減等について要望が出されており 次年度に向けて早急な対応が求められている また 1 年生については4 名が履修中である なお 食育にかかわる内容は各専門科目の中に網羅されており 地域との連携による体験型の学習により 相乗的な効果がもたらされたと考える また 食物栄養専攻においては中学校家庭科教員免許を取得することも可能であり 1 名の学生が挑戦した 昨年度 栄養士としての専門科目以外に 衣 住 福祉関連の分野を学ぶために それらへの興味 関心を有し それらの分野の基礎を学ぶための理解力 多くの科目を履修するための努力とそれを継続するための強い意志が求められる と記述したが 本人の頑張りが実を結びことができずに結果的に休学 退学に至ったことは極めて残念である 地域との連携による体験学習型教育は 食に関する知識と技術の必要性を実感させる機会として有効な手段と考えており 継続的な取り組みを目指している 今年度は 地域の食材をテーマとした内容が特別研究にたくさん盛り込まれており 重点目標の実践に向けて全教員の協働が見られたことを高く評価したい 実践に際しては 学生の関心も高いため 成果に対する満足度も高かった 今年度の実施状況より 本学独自の活動に取組む下地ができたとの認識で一致しており 次年度より Dプロジェクト として本格的な本学発信による商品開発を通しての地域貢献活動を進めていきたいと考える なお 地域との連携による具体的な活動例を次に示す 南相馬市の食育事業の一環として実施された 地元食材を利用したメニュー開発 に特別研究 ( 食生活 ) 学生が積極的に協力し 大きな成果を挙げた また これと連動して 食育講演会を複数の教員が担当した ヤゴ メディカルフィットネスクラブと連携して 利用者を対象とした栄養相談 ( 個人面談 26 回 グループ指導 3 回 ) に対して特研 ( 栄養指導 ) 学生がかかわり 担当教員が指導した 福島大学 GP マルシェ F と連携し 学生ボランティアが米粉のシフォンケーキ作りに貢献した マルシェ ジャポンや JAまつりに協賛するなど地域の活性化にも協力でき 学生にとって貴重な体験学習の機会となった 3 専門職としての進路先の開拓今年度は 5 月の学科会においてキャリア相談室長を招いて 就職状況 進路相談 指導の現状と課題等について意見交換を行い教員間での共通理解を図った 2 年生にとっては 各自が目標とする就職や編入学等での結果が大きな関心事であり その結

24 果如何により満足感も左右される 学科科目担当者がキャリア相談室やビジネス実務系科目担当者あるいは編入学担当者との連携による細やかな支援プロセスは 結果的に困難な就職環境の中で 満足できる進路決定率をもたらしたものと評価できる 以下に 各コース 専攻の重点目標に対する達成目標の取り組みの成果を報告する 福祉デザインコースにおける達成目標 1) 高齢化する地域社会の担い手として 桜の聖母型 福祉デザイン で培った ホスピタリティ を生かした地元企業等への就職率の向上を図る 2) 編入学対策を強化するとともに 公務員試験対策を実施する これらの達成目標実現のために 次のような具体的な取り組みを行った 社会福祉協議会との交流の継続 充実を図る 公務員希望者を育て 受験対策のアドバイスと指導をする 編入希望者には より多くの共通科目を履修させ 問題意識を持たせ 論じる力をつけさせる 福祉デザインコースでは 全般的に 2 年生の就職活動は出遅れの感があり苦戦したが 後半に遅れを取り戻し 結果的には 90% を超えるところまできている 福祉デザインコースでの学習内容は幅が広く多岐にわたっているため 就職先も金融 通信情報分野 福祉施設および社会福祉関連分野 医療事務分野そしてサービス業まで幅広い分野に対応している それぞれ 個人の希望をかなえるべく相互に努力した成果と考えている 同様の成果は 編入学 ( 福島大学 日本社会事業大学 他私大 2 校 ) の4 名や専門学校 ( 衣装デザイン ) への進学者 1 名にも表れている こども保育コースにおける達成目標 1) 資格を生かした ( 幼稚園 保育士 福祉施設 ) 就職率 70% 以上を目指す 2) 編入学対策および公務員試験対策の強化 これらの達成目標実現のために 次のような具体的な取り組みを行った 専門職としての就職先 ( 保育所や幼稚園等 ) とのかかわりを深め 情報交換を行う 入学後の早い時期に 編入学希望者や公務員希望者に声かけし 対策をスタートさせる こども保育コースでは 昨年度公務員試験での合格者ゼロを踏まえて 公務員試験 ( 幼稚園 ) 合格を目指し 受験を促す一方で受験相談や対策に力を注いだ その結果 3 名が市町村の職員として合格した また 1 次試験通過者が13 名であったことは 今後への期待を抱かせる結果であった 今年度は 資格を活かした専門職への就職率を7 0% 以上とする目標を掲げていたが 就職希望者 45 名中 保育士として27 名 (6 0%) 幼稚園教諭として18 名 (40%) であり 専門就職率 100% であった 年度当初は 一般職を希望している学生もみられたが 授業や実習を通じて資格を活かせ

25 る就職先を紹介する一方 隣接する宮城県や山形県に新たな実習先や就職先の開拓を行った成果も一助となったと考える また 今年度より時間割に余裕のない本コースの学生のために科目 特別学習 を単位化し 1 2 年時の学生に組織的 体系的な編入学指導を実施している 結果は 1 名のみの福島大学への編入学達成であったが 不合格の学生も直ちに就職支援に切り替え全員保育職に内定した 目標大学への編入が果たせなくても その後の保育職への就職が可能であることが示されたことは大きな意義をもつものであることを付け加えたい 食物栄養専攻における達成目標 1) 栄養士としての就職率 50% 以上を目指す この達成目標実現のために 次のような具体的な取り組みを行った 実習先 既卒就職先訪問により情報を収集する また 新規の企業訪問により就職先を開拓する 食物栄養専攻では 昨年度に引き続き県の学校栄養職員として 1 名が公務員試験に合格した 栄養教諭の免許を目指していた学生 6 名の中からではなかったことは残念であったが キャリア相談室主催の公務員試験対策講座への参加が有効であったとの感想を述べおり 次年度につながる成果として評価したい 年度当初 一般職への希望者が多い傾向にあったため 専攻担当教員が協力して専門職分野への興味 関心を高めるよう努力した その結果 26 名 (56.5%) が栄養士 栄養士関連職種への就職が決まり 年度目標である50% 以上を超えることができた 3 年前より 採用の御礼や就職先開拓を兼ねた専攻教員による施設 企業等訪問を実施し 食品製造業や保育 給食施設の現状について情報交換することができ 同時に授業にも反映することができている このような活動を通して 教員の立場より学生への就職支援に対して適切な助言ができる下地ができていることを記しておきたい また 今年度は 宮城大学や聖徳大学など食物 健康 農業分野の大学への編入学者が 4 名であったことも特筆すべきものである 複数の大学に挑戦し 最後まであきらめないで結果をだせたことは 学生の努力と関係の教員の支援の賜物と考える なお 全体としての就職率は 97.8%( 昨年度は97%) で 栄養士として十分活躍できる力を持ちながら 一般職に就いた学生も多いことから 専門職への就職促進においては キャリア相談室との意思疎通をはかり 学生に自信をもって挑戦するよう支援する必要性を感じた 4 学生募集への協力 入学定員の確保 を達成目標として掲げ 全学体制の中で学科として可能な限り協力した そのための具体的な取り組みとして 高校訪問 出前講座への協力 広報活動への協力 地域との連携による専攻 コースへの理解拡大 を図った

26 入学定員の確保は 私学において必須の目標である その目標に向けて 学科教員は授業の合間を縫って高校への訪問や進学相談会等へ参加する一方で 高校からの要請に応えるものとして各専攻 コース内容に関わる出前講座にも積極的に協力した 詳細は入試部報告に記されている また 市町村等の行政機関や教育機関あるいは各種団体からの依頼に応じた講演会 ( 後述の社会貢献活動を参照 ) を通して 本学生活科学科の内容理解を深めるための広報活動にも貢献した 学生募集の要の一つとして重要視されているオープンハウスの開催に際しては 各専攻会議において模擬授業のあり方を検討し 参加高校生に興味 関心を高めてもらえるような内容に工夫した 特に 福祉デザインコースでは 専門分野への専任教員の加入により模擬授業に幅と厚みが増したことが参加者の感想から伺えた また 相談会場への参加依頼を受け 食物栄養専攻 2 年生が特別研究調査の一環として試作 試食コーナーを開設するなど新たな協力体制が試みられたことも大きな収穫であった 1) 専門科目に対する学生による教員の点検評価について上記目標の 2 教育内容の充実 に関わる項目の一部として 専門科目を対象とした授業評価の結果について考える 教学部管轄のもとで 全科目を対象に学生による授業評価アンケートが実施されている 今年度より FDネットワーク つばさ の一員として各大学が同じ評価項目による調査を実施することとなったため 昨年度までの結果と単純に比較はできないが 授業に対する総合的な評価 (5 段階 ) を専攻 コースごとに集計平均したところ 以下のような結果となった 授業に対する総合的な評価 (5 段階 ) 福祉こども専攻福祉デザインコースこども保育コース 食物栄養専攻 1 年 4.6 (4.8) 4.4 (4.8) 4.4(4.6) 2 年 4.6 (4.7) 4.8 (4.8) 4.3(4.6) 専任教員 兼任教員 ( ) は昨年度の数値 平均値を見る限り 専攻 コース 学年別において 昨年度より 0.1から0.4 ポイント低くなっているが いずれも 4を上まわる数値として全体的には高い満足度を示していると捉えることができる 全般的に昨年より低値を示した背景には 調査時期 調査形式 項目内容 項目数 全科目対象など多くの要素が昨年までのものと異なることが挙げられる したがって 昨年度のデータとの比較による評価は適切で

27 はないと考える 今回の評価数値を通して 専攻 コースの性格が垣間見られる すなわち 福祉デザインコースにおいては コースの特徴として多岐にわたる専門分野を学修することができるよう多くの選択科目を用意しており 授業に対する評価ポイントは 1 2 年次通して全科目において高い また 興味関心のある分野の科目を自分の意思で選択できることと相俟って それぞれの専門分野で活躍されている兼任教員の実践的な内容が学生の期待に応えるものであることを数値 (4.6) が裏付けており 兼任教員のご努力 ご協力に感謝したい こども保育コースにおいては 実習の経験を通して多くの教員との交流や学習意欲が高まる傾向にあるため 1 年次より2 年次に高い評価に結びついていると考えられる 兼任教員の評価の高さは 実践的な授業方法や準備等での工夫に裏打ちされたものであることに敬意を表したい 一方 食物栄養専攻においては 一昨年度よりの栄養士実力認定試験への動きが 福祉こども専攻より低い数値に反映されていると考えられる 本来 試験対策のための知識理解に対して悩むところではあるが フードスペシャリスト資格認定試験とあわせて目標とするレベルへの到達を目指すために専門知識の理解度を高めるための手段で授業評価が分かれる 特に入学後の基礎力の向上とともに栄養学 生化学分野における基礎理解のための授業方法や学習意欲の喚起に向けての改善がポイントと思われる 科目の性格上 学生評価の数値のみで判断することが不都合な場合もあると思われるが 今年度からの新たな項目による授業評価をもとに次年度に向けての授業改善へ取り組むことが求められている FDの取り組みと相俟って 公開授業の増加や公開授業への積極的な参加あるいは授業方法等で高い評価の授業への訪問など 学科内外でのさらなる授業向上に対する研鑽を次年度への課題としたい なお 特別研究に対する学生評価は 福祉デザインコース 4.9 こども保育コース4.8 食物栄養専攻 4.5となっており いずれの専攻 コースにおいても 2 年次の平均を上回っていることが示された 特別研究担当者が顧問教員を兼務していることより 特別研究における高い評価は学生生活の充実を支援する上で大きな影響を及ぼしていることを推察ができるものである 3. 資格取得教育 今日の学生は専門教育に加えて 資格を強く求めている これは以前からの社会現象であり 資格の有無は就職に大きく影響すると考えられている 多くの学生にとっては資格取得が短期大学へ進学するときの重要な目的である 保育士 幼稚園教諭や栄養士のように資格を直接仕事で活かす場合もあれば スキルを証明する検定や学修で努力し

28 た証としての資格も求められている 従って 本学では取得できる資格の数と種類を数年前から徐々に増やし 学生にできる限り 資格または免許 検定などを取得するようにと指導している その結果 延べで 570 名の学生が資格取得をしている ( 下表参照 ) しかし 学科別では 英語学科 91 名 生活科学科 479 名で偏っており 英語学科での取り組みが今後の課題である 平成 21 年度卒業生資格取得一覧取得資格 免許 学科 専攻 コース 人数 栄養士 食物栄養専攻 52 名 保育士 こども保育コース 45 名 教職中学校二種 英語学科 2 名 生活科学科 2 名 幼稚園教諭二種 こども保育コース 46 名 栄養教諭二種 食物栄養専攻 6 名 司書 英語学科 17 名 福祉デザインコース 12 名 合計 29 名 ビジネス実務士 英語学科 67 名 食物栄養専攻 46 名 福祉デザインコース 25 名 こども保育コース 31 名 合計 169 名 観光英語検定 2 級 英語学科 5 名 フードスペシャリスト 食物栄養専攻 47 名 ピアヘルパー 福祉デザインコース 12 名 こども保育コース 11 名 合計 23 名 福祉住環境コーディネーター 3 級 福祉デザインコース 11 名 色彩士検定 3 級 福祉デザインコース 15 名 社会福祉主事任用資格 食物栄養専攻 52 名 福祉デザインコース 21 名

29 こども保育コース 45 名 合計 118 名 資格取得科目を担当する専任 兼任教員の数は以下のとおりである 全員必修の主要 な科目には 専任教員が適切に配置されている また 全体として 専任教員担当科目 数及び単位数の割合は 70% であり バランスとしても適切であると考える 資格取得科目の担当教員 全体 教職免 司書 ビジネ 栄養士 保育士 ピアヘ 許 ( 中学 ス実務 関係 幼稚園 ルパー 校 ) 士 教諭関 係 * 専任教員担 119 科目 9 科目 8 科目 16 科目 29 科目 56 科目 1 科目 当科目数 215 単位 22 単位 12 単位 32 単位 45 単位 102 単位 2 単位 単位数 兼任教員担 52 科目 5 科目 6 科目 10 科目 3 科目 26 科目 2 科目 当科目数 92 単位 8 単位 8 単位 22 単位 5 単位 45 単位 4 単位 単位数 * 保育士 専任教養科目 16 科目 26 単位 専門必修科目 23 科目 44 単位 専門選択科目 12 科目 23 単位 兼任教養科目 13 科目 21 単位 専門必修科目 7 科目 13 単位 専門選択科目 4 科目 7 単位 幼稚園教諭 専任 5 科目 9 単位 兼任 2 科目 4 単位 ( 保育士との重複科目および特別学習 ( 欧米の生活文化 ) を除く ) 参考資料 <1> 学生ハンドブック 参照 以下は学生が取得できる主な免許と資格の本年度の点検評価である (1) 教職免許 ( 中学校 ) 平成 21 年度は英語学科 2 名が中学校教職員免許二種を取得した 英語学科は 1 年次の履修者が4 名でスタートし 2 年次に継続したのが3 名となった 例年同様 総合演習の中で卒業研究としての論文作成を行ったが 残念ながら 1 名は下書きの提出もままならないまま単位取得を断念しなければならなかった 他の 2 名は何とか完成したもの

30 の日本語力の低さと論文作成のペースの遅さは過去に例をみないものであった 今後の課題としてより明確なスケジュールの提示とこまめな途中経過の報告機会を設けるなどの対策が必要と考える 1 年生の希望者は4 名のみであった しかし 就職活動のために辞退する学生が 1 名 学力 コミュニケーション力不足のため実習を認められない学生が 1 名でたことは残念な結果であった 指導内容としては 理論的な知識にとどまらず教案作成や模擬授業 (3 回 ) など指導力の養成を図ることに重点を置いたものとした 福祉デザインコースの2 名の学生が 中学校教育職員免許二種家庭を取得した その内 1 名は家政系の四年制大学に編入学し1 種免許への書き換えを希望している また 初めて食物栄養専攻の学生 1 名が免許取得を希望し 教育実習には行けたのだか その間の補習と栄養士資格取得のための学修の負担が大きく 在籍そのものを断念した この専攻での免許取得に当たっては 全学的な体制作りが課題となった 1 年生は福祉デザインコースの3 名の学生が希望していたが うち 1 名は家庭の経済的事情により退学し 現在 2 名の学生が履修している 今年度は 各教職担当者が何度か集まり 次年度より開講する科目 教職実践演習 の設置について議論し 学則変更と課程申請を行った 次年度は 教職科目の見直しと 学生の 履修カルテ を作成する 大学としてより質の高い教職課程を模索していく (2) 司書本年度 31 名 ( 特別聴講生 2 名を含む ) は司書の資格を取得した 司書課程が平成 1 0 年度に発足してから351 名 ( 科目等履修生 12 名および特別聴講生 8 名を含む ) の資格取得者を送りだしている そのうち 35 名ほどが今まで図書館司書として勤務しており 本学で養成された司書は地域への貢献が大きいということができる 司書科目の目標は次の通りである 1 図書館などで勤務する司書に必要な専門知識および教養を与えること また 図書館の現場で活躍できる司書を育成すること 2 図書館の仕組みを理解し 効果的な情報検索能力を育むこと 3 分類作業ならびに目録作業を実際に体験する機会を提供すること 4 各担当教員の現場経験で得た知識を伝承すること 5 就職や卒業後の仕事に役立つ資格を提供すること これらの目標のうち 多くの履修生は就職に役立つ資格の取得を最も重視していると思われる 司書の学習を始める前に図書館に興味もなく読書も好まない学生も少なくないが 学習しているうちに興味が湧いてくる場合が多い また 司書として勤めている多くの受講生は再就職で図書館に入っていることを視野に入れなければならない さらに 司書という仕事は建学の精神にある 愛と奉仕 や ご訪問の精神 に強くつながるものがあるため いわゆる 聖母らしい 司書の養成に努めている

31 司書資格を取得するために必要な20 単位は時間割に入らないため 5 単位分を集中講義として夏休みに開講したが 学生の反応はよく 満足度も高かった また 各種演習授業を図書館と教室に分けて実施することによって 図書館の実務経験を少しでも味わう機会を学生に与えることができた 演習を含めて すべての科目を課程の基準以上のレベルで大学にふさわしい内容で展開しており 厳格な評価に努めている これは高い職業意識と就職率に表れている また 教員の不断な研修や研究の他に 資格の責任者は本学および福島市立図書館の運営委員であり 現場経験を常に新鮮なものにしている 次年度以降の課題として 図書館法の改正に伴う司書関係科目を再編成し 平成 24 年度より新カリキュラムを稼動できるように準備を進める (3) ビジネス実務士 1 教育目標 自立した女性の育成 を目指し キャリア教育の観点から その土台となる職業観を養うことに重きを置いている また資質教育に力を注ぎ ビジネス社会で求められる基礎的なビジネスマナーやコミュニケーション能力を身につけ さらに職業人として必要とされる基本的な知識と技能をそなえた人物の育成を目標としている 2 実施内容 方法 職場においても入社と同時に求められ すべてのマナーの基本となる 声に出して挨拶をする ことを 学生が自主的に行うことができるよう全学的協力を得て指導した ビジネスマナーの内容と結びつけながら 基本的なマナーについて日常生活のなかで意識するよう指導した 本学独自の マナー集 (4 月に新入生に配布 ) の項目について 学生各自の自己評価を一定期間ごとに実施し マナーへの意識を高めた 1 年次前期には 姿勢 お辞儀のしかた 話し方 言葉づかい そして職場のルールなどについて講義と演習を行った また後期には 社会人 職業人としての社会的役割と責任ということに焦点を当て 就職活動と直結した内容で講義を行った 2 年次においては 就職活動の際に必要とされる電話応対や面接での立ち居振る舞いについて演習を含めて行った 文書作成ついても基礎的知識について講義し その後実際に手書きによる手紙を作成するなど 基本知識が身に付くよう指導した また 社会に出て実践できる応用力を身につけることを目標とし 1 年次に学んだビジネスマナーや言葉遣いを応用して 来客応対の演習や言葉づかいの応用を実施した

32 3 評価 挨拶 マナーについて一部の学生に問題は見られるものの 全般的には 意識して実行している姿が感じられた エレベーターや廊下などでも挨拶を交わし マナーに気をつけている姿が多く見られた 職業観などの育成早い時期に各自の興味や将来について考えさせたことは 就職活動を始める上で効果があったと思われる 1 年次から自主的に情報を検索し エントリーするなど 積極的な活動が見られた しかし一方で 卒業間近になっても 何をしていいか分らない 就きたい職業が見つからない など 自主的に活動を進められない学生も増加している傾向が見られた 学生からの評価 アルバイト先ですぐに活用できる内容だったので 実践するよう努力した 社会人になってから必要とされることについて多く学ぶことができたので 自分のためになるとても良い授業だった 卒業後活かしていきたい などの声が多く寄せられた 中には 演習をもっと多くして欲しかった という意見もあった これらの声を励みに必要に応じ より 適切な行動ができる 学生の指導に力を入れたい 平成 21 年度の ビジネス実務士 取得者英語学科 67 名 福祉デザインコース 26 名 こども保育コース 31 名 食物栄養専攻 46 名が取得した この数値は ビジネス実務 履修者の約 83% に当たる また それぞれの学科から優秀な成績を修めた学生 1 名ずつに 会長賞 が授与された (4) 栄養士食物栄養専攻を本年度卒業した52 名全員が 栄養士免許取得に必要な単位を履修する事が出来た 資格取得のための給食管理学外実習の時期を6 月下旬から9 月中旬に変更した その結果 知識の定着を深めた上で実習に臨むことができた また その実習報告会を2 月 13 日 ( 土 ) に実施した これら一連のことは栄養士としての資質の向上につながり 次年度の学内外の実習に影響をもたらすことになると予測される結果となった また 栄養士活動論 の授業によって学生自身が目指したい栄養士像を描くことの手助けになっている 生涯学習センターで開講している 管理栄養士国家試験受験準備コース が存在することも 管理栄養士を目指す在学生にとって励みになっている ただし 近年の合格者が少ないことから 次年度にむけて内容の変更に着手した (5) フードスペシャリスト 本学では平成 14 年度より 幅広く食品の流通から消費にいたる分野を強化した栄養

33 士を育成し 広く社会に貢献する人材の育成を目的に食物栄養専攻の学生にフードスペシャリストを目指すように勧めている 今年度は全学生 53 名が必要な履修登録を行い受験した 昨年度 途中放棄者が 2 名でたため 本年度は途中放棄者がでないよう関係教員で細かな指導を行ってきたことが効果的であったと思われる また 本年度より栄養士実力認定試験を全学生が受験し 試験時期も同じ 12 月の 1 週間後であったため 両試験に対応する効果的な模擬試験を栄養士実力認定試験の担当者と協議の上 検討実施してきた 年各 3 回 ( フードスペシャリスト模擬試験については 9 月下旬 10 月上旬 11 月下旬に実施 ) の計 6 回実施し 合格率を高めるように支援した 合格率は 89% であり 目標として掲げていた合格率 90% は達成できなかった しかし 昨年度に比べ6% も合格率が上がったことは一つの成果である 模擬試験に対する学生の評価は 大変役立った 51% まあまあ役立った 44% 役に立たなかった5% であり 役に立たなかったと回答する学生が 3% 減少した 二つの試験対策を行ったことで 学習効果が高まり 合格率向上につながったと思われる (6) 栄養教諭栄養教諭は 食物栄養専攻で 教職免許取得する過程で子どもを対象とした食教育の専門性を身につけることを目的に選択資格として開講している 定められている栄養教育実習は5 日間と非常に短いため 本学では 給食管理 学外実習 と同一の小学校で実施するシステムを取り 非常良い結果をもたらしている 今年度は 6 名が 福島市内にある公立小学校 (3 校 ) にて栄養教育実習を行い 授業見学や単独授業とティームティーチングの計 2 時間の研究授業を実施し 各校より実習生に対して好評価を得ることができた 栄養教諭の履修は1 年次後期から始まり 今年度は 4 名が履修したが 途中で 1 名を履修継続不可とした 教育に携わる人としての心構えを学生に意識づけることが課題である (7) 保育士 幼稚園教諭乳幼児期の保育や教育及び施設養護に必要な専門的知識と技術を身に付け 教養豊かな保育者を養成することを目的として 生活科学科福祉こども専攻 こども保育コース を平成 17 年に新設し5 年目を迎えた 保育士資格および幼稚園教諭二種免許状取得のための専門科目については 科目間の関連性や実習の時期等を考慮して配置している また教員の体制については専任教員の他 必要に応じて兼任教員を配置し 専門性の高い教育の実現を目指している 3 月には4 期生 46 名が卒業した 保育士資格取得者は 45 名 幼稚園教諭二種免許状取得者は46 名であった 進路については 就職希望者 45 名全員が資格 免許を生かし専門職として就職している また 1 名が福島大学人間発達文化学類に編入してい

34 る 1 年生のサービスラーニングについては今年度も昨年度と同様に 前期の桜の聖母学院幼稚園でのサービスラーニングに加え 後期には福島保育所でサービスラーニングを実施し 授業の一環として位置づけることが出来た 保育実習および幼稚園教育実習については 1 2 年生ともに 事前事後指導を含め すべての実習を大きな事故もなく無事に終えることができた 実習幼稚園 保育所等の選定については 本人の希望を尊重しながら 必要に応じて実習担当教員が学生と面接を行いながら決定した 実習先との関係については 5 年目に入り 多くの幼稚園 保育所等の児童福祉施設と信頼関係が築かれつつある 今後さらに 卒業生が就職している幼稚園 保育所等については 実習協力園として信頼関係を深めていきたい 加えて 宮城県や山形県における新たな実習先の開拓をさらに進め また信頼関係を築いていきたい また 実習の運営については 各実習の前後に実習指導委員会を開催し 実習のあり方や実習の運用および学生の情報交換を密に行うことができた 昨年度と同様に 実習についての 1 年生と2 年生の情報交換 交流の場として 実習報告会を開催した また 表現発表会を開催し 2 年間の実習や授業を通して学んだ保育スキルや知識を2 年生から1 年生へ伝える機会を設けることができた さらに今年度後期より保育実習資料室を設置し 実習幼稚園 保育所等に関する情報を提供する体制を整えた 保育セミナーとして 福島おはなし会 民話の会 において長年活動を継続されている内池和子氏 松本貞子氏を講師に招いて いま なぜ絵本なの? をテーマに講演およびワークショップを開催した セミナー後のアンケート調査では回答者 89 名中 77 名の学生が とてもよかった 11 名の学生が よかった との回答を得ている 参考資料 <1> 学生ハンドブック 参照 (8) ピアヘルパー建学の精神に謳われている 豊かな心と深い教養を培い 愛と奉仕に生きる良き社会人を育成する ために 教育目標である 自己と他者を受容できる人を育成する ことを目指し 心の教育に力を注ぎ 社会で求められる基本的なカウンセリング マインドを身につけ また 職業人として必要とされる仲間同士で助け合う基本的なコミュニケーション能力を備えた人物の育成を目標としている 福祉こども専攻において 福祉デザインコースでは 福祉コミュニケーション論 (2 単位 講義 ) カウンセリング演習 (2 単位 演習 ) 心理学概論 B (2 単位 講義 ) の 3 科目 こども保育コースでは 精神保健 (2 単位 講義 ) 人間と教育 B (2 単位 講義 ) 心理学概論 B (2 単位 講義 ) の3 科目の定められた科目を履修することで 日本教育カウンセラー協会のピアヘルパー資格認定試験の受験資格が得られる 受験資格が得られた者の中で 受験希望者に対して 12 月に資格認定試験対策の受験

35 対策ミーティングを実施し 計 4 時間にわたり近年の試験問題傾向や基本的知識の確認を行った 今年度は福祉デザインコース14 名 こども保育コース12 名の計 26 名の受験者があり その結果 合格者は 福祉デザインコース 12 名 ( コース合格率 85.7%) こども保育コース11 名 ( コース合格率 100%) の計 23 名となり 本学の合格率は88.5% を達成した 過去の合格率が 平成 20 年度が100% 平成 19 年度が83.3% 平成 1 8 年度が76.0% 平成 17 年度が71.0% であることから 高水準の合格率であったことがいえる なお 受験成績が優秀であった者 1 名に 日本教育カウンセラー協会長賞 が授与された 今後の課題としては 受験者数の増加のために資格の周知をさらに行うとともに 積極的に受験を促し 高い合格率の水準を維持していくことである 授業内容およびおよび教育方法 1. 授業実施体制 (1) 授業形態授業は講義 演習 実習および実験 またはそれらの複合形式で実施されている 学科 専攻 コース別の割合は以下の通りであり 学科 専攻 コースの専門性 必要性に応じたバランスで授業が展開されていると判断する 平成 21 年度授業形態 講義 演習 実習 実験 複合形式 共通教育科目 76% 18% 4% 2% 英語学科専門科目 56% 24% 3% 17% 福祉デザインコース専門科目 51% 19% 3% 27% こども保育コース専門科目 22% 66% 10% 2% 食物栄養専攻専門科目 55% 11% 32% 2% (2) 卒業要件単位および必修 選択のバランス卒業要件単位は 共通教育科目 24 単位以上 専門科目 40 単位以上 自由選択科目 4 単位以上の合計 68 単位以上と規定している 卒業要件単位 68 以上のうち 学科 専攻 コース別の必修科目単位数は以下の通りである 必修科目単位数 : 平成 21 年度入学者用カリキュラム 1 年 2 年合計 共通教育科目

36 英語学科専門科目 福祉デザインコース専門科目 こども保育コース専門科目 食物栄養専攻専門科目 学科専門科目は40 単位以上の取得が必要であるが 英語学科は 学生の選択の幅を広げるテーラードカリキュラムを導入しているために 専門必修科目の単位数を約 5 0% に抑えている 福祉デザインコースは 必修でコア科目を1 年時に集中的に学び 2 年次にはコア科目をベースとした選択科目で発展的な学修をしていく こども保育コースと食物栄養専攻は 資格取得が学業の中心となるため 専門必修科目単位数は学則規定よりも多く取得せねばならない 平成 21 年度卒業生の卒業時の取得単位数とその点検 評価は 本報告書第 4 章第 1 節で述べる (3) 少人数制本学は少人数教育を謳っているように 在籍者 439 名に対し専任教員 24 名 ( 平成 2 2 年 3 月 31 日現在 ) である これは専任教員ひとりに対し学生約 18 人という配置である この環境を活かし 演習や実習形態の科目を複数クラスに分けて実施し 学習効果を上げる環境を作っている 平成 21 年度開講科目のうち講義形式別の最大人数 最小人数を以下の表に記す 授業形態別履修生最大数と最小数 講義演習実習 実験最大最小最大最小最大最小 共通教育科目 英語学科専門科目 福祉デザインコース専門科目 こども保育コース専門科目 食物栄養専攻専門科目 英語学科では 必修科目では 20 名前後の少人数のクラス編成を徹底している これは学科が目指すコミュニケーションができる英語力の育成に不可欠な体制である 食物栄養専攻では 調理や実験を伴う科目は 27 人程度の編成としている 福祉デザインコースでは 定員が 20 名でありコース必修クラスは20 名前後で行う環境にある また 今年度は履修要項 2.3 に定める授業成立人数に達しない科目も開講し 学生の科目選択希望を尊重した こども保育コースでは ピアノ 図画工作 体育等の科目をクラス分けによる20 名程度の少人数で実施している また 給食管理 学内実習では 4~

37 6 名で実践的なカフェテリア実習を行っている また 資格科目であるビジネス実務に おいても 少人数制をとり実践的なマナー指導を授業の中に取り組むことができている 2. 教育方法 (1) シラバス入学週間に全 1 年生に配布する 学生ハンドブック に全学科 全科目のシラバスを掲載している 学生に対しては シラバスに記載されている目標と 15 回の内容を確認してから履修登録をするように指導している シラバスの構成は 開講時期 必修選択の別 授業形態 単位数等の基礎情報と授業の目標 各回の内容 評価方法 ( パーセンテージで表記 ) 教科書 参考文献である また 各科目の1 回目には担当教員から科目概要の説明があり より詳細なシラバスが配布される場合もある ハンドブックのシラバスは1 科目半ページとしている これは情報を必要最小にまとめることで 学生にわかりやすいものとなることを目指しているためである 併せて 学生にとっては難解と思われる表現を避ける努力もしている ハンドブックには 2 年分のシラバスが掲載されているが 2 年次科目の変更については 1 年次後期ガイダンス (2 月 ) で差替えを行い対応している 栄養士に関する科目については シラバスを変更する場合は東北厚生局に照会することとしている 学生による授業評価アンケート中の シラバスに授業の目標や授業計画は具体的にしめされていましたか ( 回答 :5 段階評価 ) に対する学内全体平均値は 前期 4.26 後期 4.28 であり ここから学生はシラバスをおおむね理解していることが読み取れる 参考資料 <1> 学生ハンドブック 参照 (2) 習熟度別教育英語学科では 学修の性質上 習熟度別クラス編成が必要である 習熟度別の判断基準は 入学前の Placement Test 8 月実施のTOEIC Bridge テスト 11 月実施のT OEIC IPテストの成績である 1 年前期は留学組を2クラス 留学しない組を2クラスに分ける 1 年後期以降は 学年全体を4 段階に分けている 習熟度別クラスで学修することにより 劣等感を持たず 他学生との比較ではなく自分比での進歩を目指してほしいと願っている 教員側は 習熟度別に合わせて 共通テキストであっても 進度の調整 補助教材の使用により 担当クラスのレベルに合わせて授業を展開している 試験についても共通問題とクラスごとの問題を組み合わせ なるべくクラスによる点差が出ないよう配慮している 高校までの学習歴 学習習慣の差から 習熟度別クラスの中でも学力差が大きくなっていることも近年の傾向であり 今後は特別な支援も視野にいれていくことが課題となる

38 生活科学科での習熟度別教育は こども保育コースの こどもと音楽 IA/IB に おいて行われている 同科目は個別指導が中心であり 学生のピアノ経験年数やスキル に応じきめ細かい指導を行っている (3) メディア教育本年度は夏季休業中に学内パソコンの Windows Vista へのバージョンアップと Office 2007への入れ替えに伴い 全学生と教職員に対して 後期開講前に Office 研修を実施した Office ソフトの操作について また学内 Webシステムの利用について集中的に学んだ その後 掲示板やファイルのシェア等で学内 Webシステムはゆるやかに利用が高まっている 情報処理に関する能力は 1 年次必修の 情報処理演習 で基礎を学び 2 年次の選択科目では より高度なコンピュータースキルを学ぶことができる 今後は 情報処理演習 においても 習熟度別のクラス編成が求められる 情報処理演習 以外でも パソコン室を利用した情報収集やプレゼンテーションなどでパソコンの利用率は高くなっている 今年度は可動式のスクリーンが整備され パソコン室以外の教室においてもプレゼンテーションソフトを用いた授業展開の可能性が広がっている 特に 食物栄養専攻の 栄養情報実習 では 栄養士の職に必要な情報操作 管理技術を学んでいる 英語学科の CALLIA/IB では ALC Net Academy を利用した e-learning を取り入れている LL(Language Lab) 教育には長年の伝統があるが 今後はコンピューターシステムと連動したLL 設備の導入検討が必要である 図書館情報センターもメディア教育の一翼を担っている 早くから AVコーナーを設備し 映像と音声教材を開放している 学生は放送大学の教材や DVD 鑑賞にAVコーナーを積極的に利用している (4) 兼任教員兼任教員の依存率を下げる取り組みが昨年度から始まっているが 数値を下げることのみにとらわれず 学科レベルで教育効果を鑑みた専任教員の配分を考えている しかし 兼任教員の持ち時間数は規定を遵守することとしている 教学部主催で入学式前に兼任教員ガイダンスを実施し 出席簿管理 授業評価アンケート等の協力依頼を行った 事務窓口で出席簿を管理することとし 授業日ごとに兼任教員と顔を合わせ 必要な連絡を窓口で伝達するようにしている 学科レベルの教育内容に関することは 学科所属の学務委員が連絡を取るようにしている また 学務委員に限らず 科目間で関連性がある場合には 担当教員が情報交換を行っている 今後の課題は 今以上に兼任教員に任せている科目も学科のカリキュラムポリシーに沿ったものであることを確認していく体制が必要である 今年度 FD 推進プロジェクト

39 主導で実施した授業参観はよい手段のひとつであったと思われる 建学の精神を理解する機会として 学内研修会への参加も呼びかけている 教育の質の向上向上およびおよび改善 1.FD 推進プロジェクト 教育活動を活発にしていくためには FD SD 活動が活性化されなければならない 平成 20 年 4 月より 学士課程レベルでのFDが義務化 ( 平成 19 年 7 月の改正による ) された ここでいう義務化とは 設置基準にある 授業の内容及び方法の改善 を指す 文部科学省は 個別の教員ではなく 大学組織全体として取り組むこと また 単に講演会を開く等の取り組みでは不十分であることなどを公表している 本学ではこれまで 授業評価アンケートの実施 講演会 部署の目標や自己点検 評価を中心とした研修会等をFD 委員会や教育促進 評価委員会が中心となり取り組んできたが 今年度より FD 推進プロジェクト を立ち上げこの組織が中心となり 教学部と連携して全学的な活動として取り組んでいくことを決め1 年間活動をしてきた 特に 今年度は 授業評価の結果公開 および 相互研修型の公開授業 に力を入れ さらにこれまで実施してきた 教育力研修会 を充実させることに力を注いだ SD 活動も事務長が中心となり活発な活動を行った 1 年間の活動については FD 報告集 SD 報告集 にまとめた 2. 学生による授業評価 今年度は 山形大学が中心となって活動しているFD 組織 ネットワークつばさ に関わり ここで実施している 学生による授業評価 を行った 教学部は本年度 2 回実施しその結果をwebサイト上で期間限定の学内公開をした これに関わる経費は教学部予算として許可が降りている 大学がヴィジョンとしている 学生がバランスのとれた学力をつけていく ことが出来るように 教員は自分の授業評価結果を確認し よりよい授業を行うために工夫をしている 公開することでその意識は高まったと思う 授業評価アンケート結果公開時に教員アンケートを実施した 個々の質問に対しての授業改善への有用性を聞いたところ 内容を理解できましたか 考え方 能力 知識 技術などの向上に得るところがありましたか 教え方 ( 教授法 ) はわかりやすかったですか 教員の一方的な授業ではなくコミュニケーションはとれていましたか の4 項目については 役立つ と考える教員が 7 割を超えた

40 3. 教員や職員の能力開発 学生からの授業評価を受けて各教員が授業を工夫していくことは勿論であるが より良い授業にするために 今年度のFDプロジェクトの目標の一つとしてあげたのが 既述の 相互研修型の公開授業 である 授業参観したい教員が相手の教員と話し合いの上で参観し また 学内一般公開し参観してもらうと言う形をとり 終了後は感想や考えについて相手の教員とミニ討論会を開き それを報告書としてまとめ FD 報告集 に掲載した 今年度は初めての試みで 10 名の教員が延べ17 科目についての授業参観に留まったが 参加した教員の報告書を読むと どの教員にとっても有意義であった 次年度はさらに多くの教員が関われるよう促していきたいと考えている さらに 今年度から本格的に関わった前述した つばさ が行う研修会に FDプロジェクトのメンバーが参加して研鑽を積んだ 同時に事務職員も SD 研修会参加した 研修会に参加した場合は 全て出張報告書を作成し報告してもらい これも FD 報告集 SD 報告 に掲載している これに関する出張旅費は 予算として十分確保してある

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