学縄雑Z国(薬司,誌蝋&D齢19生翫銀鯉の側柏葉の生薬学的研究 ( 第 1 報 ) Thujo orientαlis L. およびその類似植物に由来する商品について 1) 御影雅幸 a, 矢川久子 a, 吉崎正雄 b, 木村康一一一 C, 難波恒雄 * a a 富山医科薬科大学和漢薬研究所, ゐ富山

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ゆずさいせき
7 years ago
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1 Title 側柏葉の生薬学的研究 ( 第 1 報 ): Thuja orientalis L に由来する商品について Author(s) 御影, 雅幸 ; 矢川, 久子 ; 吉崎, 正雄 ; 木村, 康一 ; 難波, Citation 生薬学雑誌 = The Japanese journal of pha Issue Date Type Journal Article Text version publisher URL Right Copyright 日本生薬学会 The Japanese Soc *KURA に登録されているコンテンツの著作権は, 執筆者, 出版社 ( 学協会 ) などが有します *KURA に登録されているコンテンツの利用については, 著作権法に規定されている私的使用や引用などの範囲内で行ってください * 著作権法に規定されている私的使用や引用などの範囲を超える利用を行う場合には, 著作権者の許諾を得てくださいただし, 著作権者から著作権等管理事業者 ( 学術著作権協会, 日本著作出版権管理システムなど ) に権利委託されているコンテンツの利用手続については, 各著作権等管理事業者に確認してください

2 学縄雑Z国(薬司,誌蝋&D齢19生翫銀鯉の側柏葉の生薬学的研究 ( 第 1 報 ) Thujo orientαlis L. およびその類似植物に由来する商品について 1) 御影雅幸 a, 矢川久子 a, 吉崎正雄 b, 木村康一一一 C, 難波恒雄 * a a 富山医科薬科大学和漢薬研究所, ゐ富山医科薬科大学薬学部附属薬用植物園, 東日本学園大学薬学部 Pharmacognostical Studies on Cebaiye a) On the Botanical Origin of the Crude Drug Derived from ThuJ a orientalis L. and lts Similar Plantsi) MAsAyuKI MIKAGE,a HlsAKo YAGAwA,a MAsAo YosHlzAKI,b KolcHI KIMuRAC and TsuNEo NAMBA*,a a Research lnstitute for Makan-Yaku, Toyama Medieal and Pharmaeeuticat University, 2630 Sugitani, Toyama 93001, Japan b Faculty of Pharmaeeutical Sciences, Toyama Medical and Pharmaeeutical University, 2630 Sugitani, Toyama 930-Ol, Japan c Faculty of Pharmaceutical Sciences, Higashi,Vippon Gakuen University. Ishikari-Tobetu, Hokkaido , Japan (Received June 8, 1984) The Chinese crude drug ebaiye ( 側柏葉 )was first reported in Tou quin ben cao ( 図解本草 )written in the Song( 宋 )dynasty of China as a special 9rade of Baiye ( 柏葉 ), which was described in Min yi bie ru ( 名医別録 )in the Nan bei zhao( 南北朝 )dynasty of China as a remedy for various bleedings and arthralgia caused by wetness-evil. The historical correct botanical origin of Cebaiye is assumed to be Thul a orientalis L. of Cupressaceae from the figure written on Tou qing ben cao. Thuja orientalis and another three Cupressaceae plants that have similar branches to 刀切吻 orientalis on account of having scalelike leaves are examined comparative anatomically to clarify the botanical origin of Cebaiye in the recent Japanese, Continental Chinese, Korean and Taiwan markets. To the results, most of Cebaiye were derived from the small branches with scalelike leaves of Thuja orientalis L. Besides, ebaiye from Japan was that of Chamaecyparis obtusa(s 肥 B. et Zucc.) ENDLE. Moreover, Cebaiye from south of China consisting of unknown species was confirmed and another unknown species was mixed with some of Cebaiye from Continental China and Taiwan. Botanical origins of these crude drugs will be reported in another paper. Keywords-Cebaiye; Thuia orientalis; Cupressaceae; Thul a standishii; Chamaecyparis obtusa; Chamaecyparis pisifera; botanical origin; comparative anatomy 側柏葉の名称はr 磁性論に初見され,r 心経本草 2) に効果のすぐれた柏葉の一種として記載されている. 柏葉は名医別録の蜜蝋の項にその名が見られ, 古くから主として関節痛や各種出血の治療に用いられてきた漢薬である. 側柏葉の本草正品はr 図経本草に一葉一側向とある記文およびその付図からヒノキ科のThuia orientalis L (=Biota orientalis(l)endl.) コノテガシワであると思われ, r 中薬志 4) や中華人民共和国薬典 5), 薬材学 6 などにも本種の葉および小枝であると記されている. ところが, 現在市販されている中国, 台湾, 韓国および日本産側柏葉を入手したところ, 乃吻属植物とは外形がよく似ているが, やや異なった商品も認められた.Thnja 属植物には他の近縁植物をも含めて形態が類似した種が多い. そこで今回, 入手した商品の基源を明らかにする目的で, 商 ( 327 )

3 品と形態が類似するヒノキ科植物 4 種を比較組織学的に検討した. 実験の部 1. 材料 (1) 生薬材料中国産側柏葉 : 大阪市, 栃本天海堂からの入手品 (1975 年,1981 年 ); 中国, 昆明市場品 (1980 年 ); 同, 北京市場品 (1977 年 ) 0 台湾産側柏葉 : 台湾, 台北市, 春元行からの入手品 (1974 年 ); 同, 台北市場品 ( 扁柏葉,1975 年 ); 同, 嘉義市場品 ( 扁柏,1968 年 ); 同, 台東市, 賜安堂からの入手品 ( 扁柏,1979 年 ) 韓国産側柏葉 : 大韓民国, 大郵市, 世和堂漢薬房からの入手品 (1971 年 ); 同, 旧邸市場品 (1973 年 ) 日本産側柏葉 : 大阪市, 栃本天海堂からの入手品 (1969 年 ) (2) 比較材料 Oη 吻 θorientalis Lコノテガシワ : 富山県中新川郡上市町, 富山県薬事研究所付設薬草園での栽植品,1981 年 9 月 ; 富山市五福での栽植品,1981 年 9 月 OThuia standishii(gord.)carr. クロベ : 岐阜県吉城郡平湯における自生品,1981 年 5 月 O Chamaecyparis obtusa(sieb. et ZucC.)ENDLIcHERヒノキ : 福井県三方郡三方町での栽植品,1981 年 5 月 ; 岐阜県吉城郡平湯での栽植品,1981 年 5 月 OChamaecyparis pisifera(sieb. et Zucc.)ENDLIcHERサワラ : 岐阜県吉城郡二二における自生品,1981 年 5 月 ; 富山県婦負郡楡原での栽植品,1981 年 6 月 2 比較部位および実験方法商品中には鱗片状の葉をつけた小枝が多いが, 材や毬果が混じっているものもある. またカット品では小枝は小さく切断されているため, 各断片が枝のどの位置にあたるか不明である. しかし枝先はどの商品にも必ず含まれており, また最も選別しやすいので, 枝先付近を比較剖検した. なお今回比較に供した植物は葉が鱗片状であるため正確な位置で葉の横切面を観察することは困難であった. そこで比較的長い小枝を選び, 常法によりパラフィン包埋して, 先端から連続切片を作成し観察した. なおパラフィン包埋および切片作成は次の手順で行った. 1 試料の軟化 ( 沸騰水中に約 15 分間放置した後,85~90% 高水クロラール水溶液約 80 の中に約 5 時間放置 ), 2アルコール系脱水 (30,50,70,80,90,95,100%3 回を各 12 時間 ),3 透明化 ( アルコール : キシレン比, 2:1,1:1,1:2, キシレンのみ2 回を各 12 時間 ),4パラフィンの移入( キシレン : 軟パラフィン比,3;1,1:1, 軟パラフィンのみ, 硬パラフィンのみを各 24 時間 ),5 硬パラフィン (m.p.56~58 C: およびm P 64~66 の2 種の硬パラフィンの等量混合品 ) で包埋.6 連続切片の作成 ( ミノット式ミクロトe 一ムにより10μmの厚さで作成 ),7 染色および封入 ( サフラニン液とライトグリン液 7) により二重染色し, カナダバルサムで封入した ). 3. 一般的内部形態小枝の横切面は観察する部位により多様に変化する. 維管束は枝の中央部を走行し, ところどころで上下左右の葉に分岐する. 維管束は並立維管束が環状に配列し, 全体が円形で髄が小さいので一見して外師包囲型のように見える. 木部の通道組織は仮道管からなり, 師部中にはしばしば繊維が認められ, 維管束しょうは認められない. また葉隙のある部分では維管束はつづみ形を呈する. 葉へ移行する維管束はそれぞれ葉の向軸面 ( 上面表皮 ) に沿って走行し, 並立型で, 葉中で分岐することはない, 維管束の走行状態に種間差は認められなかった. 葉はりん片状で, 枝を包囲するように生じ, 上下葉と両側葉 ( ここでは扁平あるいはやや扁平な小枝の三三に位置する軸を境に向かい合った2 枚の葉を上下葉, その両側に位置する葉を二葉と称することにする ) が互生的に覆証状になって十字対生している. 枝を平面観察すると上下葉の油室は葉の中央部あるいはやや葉先に近い部位にみられ, 枝を側面から観察すると上下葉の維管束の外側に沿っていることがわかる. 三葉の油室は平面視においてはいずれの種でも維管束に沿っているが, 種によりしばしば維管束から離れた三下が存在するものもある. これらの油室の形状は属や種により特徴的である. 気孔は種により認められる部位が異なるが, いずれの種においても孔辺細胞は著しく陥没している. また気孔の副細胞は孔辺細胞を覆うように発達し, 一般に向軸面にあるものは乳頭状に突出する. 表皮面は厚いクチクラ層で覆われ, 副細胞の上面ではとくに厚くなる. クチクラ層中にはシュウ酸カルシウムの砂 (328)

4 晶が認められ, 大きさは観察部位により異なり, 大型のもので径約 3μm. 留意, 上下葉ともに表皮下に1~2 層の繊維からなる下面が認められ, その形態は種により異なる. さく状組織は1~2 細胞層で, その形態は種により異なる. また, 葉の維管束の両側には移入組織が認められ, 移入組織の細胞は有縁孔を有し, 細胞膜は木化する. 主軸の維管束から分岐した部位では移入組織はしばしぽ維管束の背軸側にも認められる. 細胞内含有物としてシュウ酸カルシウムの血紅が大量に認められるが, さく状組織中や維管束組織中およびその周辺にはほとんど認められず, 大型のもので径約 10μm. 比較検討した植物はそれぞれ観察する部位によって内部形態が著しく変化するため, 各種を枝の横切面で比較する場合には観察する部位を統一する必要がある. 今回, 各種の小枝の連続切片を作成し検討した結果, 上下葉先端部のすぐ上の部分 (Fig,2,4-AB1,11;Fig.3-AB1,16) が最も種の比較に適した部位であることが明らかになった. すなわち, この部位では横切面の内部形態が安定し, かつ種により特徴的な形態を示した. 以後この部位の切片を比較切片と呼ぶことにする. 4. 比較植物の小枝の形態 (1)Thuja orien talis L. コノテガシワ (Fig.1) 外部形態 : 小枝はよく分枝して平面的にまとまり, 枝が作る面はそれぞれが垂直になり, 表裏の区別がない. 各枝は扁平で, 細枝では葉は小枝隅瓦状に完全 1 砲評する. 側葉は加型で鈍頭, 長さ1.5~2.3mm, 上下葉睦形状で瀬, 長さ15~2mm, 背面の中央部に繭方向鱗状の凹みカミ認められる. 内部形態 : 油室は本葉に1 個ずつ認められ, 平面視では側帯のものは卵形 ~ 長楕円状披針形で, 脈の先端部付近に認められる. 上下葉の油墨は線状楕円形 ~ 長野円形で, 葉の上半部に認められる. 比較切片 (1-D1,11,E) では中軸の両側 ( 上下葉の両側 ) にくびれがある. 側葉は三角形で切片は上下両面が対称形である. 側葉の上下両面 ( 植物学的にはともに葉の裏面に相当する部位であるが, ここでは便宜上, 上下面と称す ) にはさく状組織, 気孔がほぼ等しく認められ, 小枝に背弾性はない. さく状組織は1~2 層の長さ40~70μ1nの柔細胞からなる. 気孔は全面に認められ, 中軸と側葉が合着するくびれた部分 ( 側葉においては植物学的に葉の上面に相当する ) の表皮にも多く認められる. 上下葉の中央部付近はわずかに御入し,1~2 細胞層のさく状組織が認められる. 二皮は上下葉の中央部付近と, ほぼ三角形をした側葉の枝の両側にあたる角の部位に認められ,1~3 層の繊維からなる. 葉肉の中央部は薄膜性で大型の柔細胞からなる. 比較切片中には絶群は認められない. 小枝の維管束の仮道管は径 5 一一 8 ptm. (2)Thuja standi8hii(gord.)carr. クロベ (Fig.2) 外部形態 : 小枝は密に分枝して平面的にまとまる. 葉はりん片上で十字対生し, 若い時期には枝を完全に包囲する. 側側はカマ形で瀬, 長さ2~4mm. 上下鄭下方がやや伸長し綾形で鈍頭. 小枝はT.orientalisとよく似ているが本種のほうがやや大形でまた背腹性が認められる. 内部形態 : 小枝の平面視において側葉の油室は腎臓形で通常 2~3 個認められ, 脈の先端部付近のものがやや大形で脈の外側に沿い, 他のものは小形で脈から離れた部位にも存在する. 上下葉の貸室は披針形 ~ 長楕円状披針形で各葉に1 個が葉の上半部に認められる. 比較切片 (2-Ci,n, D) では中軸の両側にくびれがある. さく状組織は1~2 細胞層. 気孔はくびれの部位および本葉の下面 ( 小枝の腹面側 ) に認められるが, くびれの部位には少なく, 比較切片では上面のくびれの部分には認められない. 経皮はところどころに認められるが, 他の比較植物に比して少ない (3)Chamaecypari80btusa(SIEB. et Zucc.)ENDLIcHERヒノキ (Fig.3) 外部形態 : 小枝は互生的に分枝し, 枝はやや平面的にまとまる. 両側葉は上下葉を覆うようにたがいに中軸上で合着する. 側葉は短枝では約 3mmで鈍頭. 上下葉は菱形を呈し長さ1~2 mmで鈍頭. 側葉は上下葉に比し著しく大形である. また下面において側目と上下葉の重なる部位および側葉の合着部はY 字状に白い気孔溝となる. 内部形態 : 油魚はすべてほぼ球形を呈し, 小枝の平面視および側面視ではともに円形, 楕円形, あるいは卵形に観察される. 側葉では葉脈の中央部付近外側に1 個, 脈から離れた部位に1~3 個認められるが, 後者は枝先に近い葉には認められない. 上下葉では各葉の中央部付近に1 個認められる. 比較切片 (3-Ci, D) では中央部に1 対のくびれがある. さく状組織は1~2 細胞層で, 背腹性がある. 下血はくびれの部分以外の全表皮下に認められる. 気孔は上下葉と側見が重なりあう部位にのみ認められる. 比較切片ではくびれの部位にのみ認められる. (4)ChamaecyPa is Pisifera(SIEB. et ZUCC )ENDLICHERサワラ(Fig.4) 外部形態 : 小枝は互生的に分枝してやや平面的にまとまり, とくに幹から出る枝の先の方向に多く分枝成長する. ( 329 )

5 ) ム側葉は上下葉を覆うように合着するが, 合着部分はC.obtusaより短い. 側葉は長さ約 3mmで鋭先頭, 上下葉は菱形で, 長さ約 3mmで蹴頭. 下面に通い気孔溝瑠められる. 内部形態 = 側葉の油室はほぼ球形を呈し, 各葉の中央部付近に1 弾ずつ認められるが, 枝先の若い葉には認められない. 上下葉の油室はゆがんだ楕円体で, 二葉の中央部付近に1 個ずつ認められ, 小枝の平面視ではレンズ状あるいは線状長楕円形, 側面視では半楕円形 ~ 腎臓形に観察される. 比較切片 (4-C1,11, D) では中央部に1 対のくびれがある. さく状組織は1~2 細胞層. 気孔は側葉の下面とくびれの部位に認められ, 気孔の認められない表皮下には繊維からなる下皮が認められる. 葉肉部の中軸に近い部分の柔細胞は長円形となり, 軸に対して放射状に配置する. 5 各国産側柏葉の外形と原植物 (1) 中国産側柏葉 ( 生側柏 ) 長さ5~10mmのカット品で, まれ1こ毬果や毬果の断片, 概などが認められる. また直径 6mm以下の枝の混入が認められる商品もある. 小枝の形態はThufa orientatisに類似しているが, 商品のなかには明らかにThuia za Ay 一一一一一一 B 一,, 鱒, r きロし l i1 ノへ L 〆ノ〆 2 \ 彰二 1 達 =く 5 戸ヘヘノドコ : り苓 1 嚇しノ }:li ク 1.: \tlo / 工 1! ビ :1 / 1 亀 1 1 一, D 1.8.4フ窒句奪 ~ 中ち 078qQ Co.r )6σ,一10 (e]i) lf, (ii:: [ii[[1 11 vb 8 一 500vrn 50pm 50pm 50 pm Fig. 1. Thuja orientalis L. A,B, Front view (A) and side view (B) of the small branch observed by means of serial sections; C, A sketch of the branch; D, Diagram illustrating transverse sections of the small branch (each sectional number shows the cut position, which is indicated in A and B); E-1, Detailed drawings of the comparative section(transverse section of the small branch at the top of 血 ont leaf)(e), vascular bundle of the axis (F), transfusion tissue (G), epidermis, hypodermis and palisade (H), and stoma (1); J, Surface view of epidermis. ( 330 )

6 {:) ブ一 m.. r 噌齢 o ツロド N1ーノ!ノ覧魅., 君. マ噂 ()6 x 一ノ B C1 4G. e. 一 D 6 \\ミ// -占23n [Nbx S ,lt 一一ョ ρ7!1 眉戸戸一 \ こ 081 ノ 7ー s Ss. X gi.tt.r. txxfo!.tl nxlllt 叢 5障2 薫蝿こ;F6 (-1レ轄竃り曙e D ccレ0d 8({sQcii}) 1O = 9 D( 一 (害 O由. e 一匹 m 9 辱冒 Fig. 2. ThuJ a standisii (GoRD.) CARR. A,B, Front view (A) and side view (B) of the small branch; C, Diagram illustrating transverse sections of the small branch (each sectional number shows the cut position, which is indicated in A and B); D, Detailed drawing of the comparative section. Ar 一一一 t く 1 2 { )i b /;: E t v ;bi { 沈一く. アー一, 小, う!2 さぐゴノ /3ぐ七 =ニノ年とへ : B ミ 5-89て : 9ノへだ,,.. ヘ r ユ0 ノ戸轍ちへノザミリ! コ 6 ζ. ノヨ... き覧く... ノ J.LK ζ 二働繍 m J!一二一 )1 C 1 i 9饗 4G59 二::, :r:, v, 1) 6 D e s.03a6ts e z). へe )G..ノ乞 12/>A 一 16 Dぐ一 } 一ず一 }.こ曹セ ph,瀦一通 -, 瀦へ一眺. 一 =t2as VL ww Y Nrv rt mu X ク頑 z D D46G額 )1% し or vb 一 8 PShy 魯 o 騙 cul sz t 昌りα1 7 t,c 200μm Fig.3. Cha laeの paris obt sa(sier. et Zucc.)ENDLE. A,B, Front view (A) and side view (B) of the small branch; C, Diagram illustrating transverse sections of the small branch (each sectional number shows the cut position, which is indicated in A and B); D,E, Detailed drawings of the comparative section (D) and vascular bundle of the axis (E). ( 331 )

7 ρ獣ノa B c とコ 1) 一 g 今 D7((i/(Ci ン ) 7 7v >> /lx -r ^ 一 2 Ns 一ご /3\ こ一 i 4N Ls. == 二 _ 一一 5 一一こ二 ~ 一 U 一ド一一一一 V 一一一. NY 一 W 一一一一一一一 R 一一一 9 一一丁 ;. 一刀 D Ns IO.t ie NXII/ t 2 ヒ主 ) も ξ 彦 D8ζ こ 1 と : ヨ ) 弩xy llb9ζ 蚕 ) cul-ep 一 hy vpa 蕪 m ph cm 翌一票! :. : 一 X s 500 り m trc 一 : Fig. 4. Chamaecyparis pist:ttera (SiEB. et Zucc.) ENDLE. sto 蕨 A,B, Front view (A) and side view (B) of the small branch; C, Diagram illustrating transverse sections of the small branch (each sectional number shows the cut, position, which is indicated in A and B); D, Detailed drawing of the comparative section. 植物ではないと思われる植物が混入しているものも認められた. 色は黄緑色 ~ 暗褐色. 松柏類に特有の臭気を有する. 内部形態を検討した結果, 商品の大半はThufa orientatis L, に合致したが, まれに今回比較剖検した植物とは合致しないものをわずかに混入する商品も認められた. (2) 台湾産側柏葉 ( 扁柏葉, 扁柏, 枇扁 ) 多くは長さ3~10cmの粗切品である. その大半は外部, 内部形態ともにThuia orientatisに合致したが, 外見上はよく似ているが今回比較剖検した植物には合致しないものを混入する商品も認められた. (3) 韓国産側柏葉 ( 側柏 ) 商品は長さ10~20cmの枝先を集めたもので, すべて7 翫 4αorientatisに由来するものであった. (4) 日本馬側柏葉商品は5~10mmの長さに切断された小枝で, 本棚はChamaecyparis obtusaであることを確証した. 結論および考察 1. 以上の結果に基づき比較剖検した種の検索表を作成すると,Key 1,2のごとくになる. Key 1は連続切片により油室を観察して検索するもので,Key 2は比較切片すなわち上下葉の先端部のすぐ上での横切面による検索表である. 2.Key 1およびKey 2により各国産側柏葉の原植物を検索した結果, 韓国産の商品はすべてヒノキ科の勲吻 orientalis L. コノテガシワの枝先を基源とするものであったが, 中国産および台湾産側柏葉のなかには今回比較剖検した植物のいずれにも合致しないものの混入が認められた. また, 日本産側柏葉はすべてChamaecy paris obtusa(sieb. et Zucc.)ENDLIcHERヒノキの小枝を基源とするものであった. 3. 中国産および台湾産側柏葉のなかに認められた混入品は, その内部形態から明らかにヒノキ科植物に由来するものと思われたが, 今回比較剖検した植物のいずれにも合致せず, また香港市場にはヒノキ科植物とはまったく異なった側柏葉が出回っており, これらのものについては別報にて報告する予定である. 4. 今回検討した日本産側柏葉は1969 年の市場品であるが, このものはすぺてCha meeyparis obtusaに由来 (332)

8 するものであった. 現在わが国で使用される側柏葉は輸入品がほとんどで, 国内産は市場には出回っておらず, 今回検討した商品は一次的に出回った偽品であろう. しかし今後再びこのものが商品として出回る可能性もあり, 注意が必要である. Key 1. Key to the botanical origin of Cebaiye from Continental China, Taiwan, Korea and Japan, consisted of the species of genus Thuia or Chamaecyparis of Cupressaceae, based on the shape of oil cavity in the surface view of small branch A: Oil cavity in lateral 1eaf is ovate or reniform in shape (genus Thuia) B: Oil cavity in front leaf is lanccolate or lanoeolate-oblong Thul a standishii B: Oil cavity in front leaf is linear-oblong or oblong Thuja orientalis A: Oil cavity in lateral leaf is orbicular or elliptical in shape (genus Chamaecyparis) B:Oil cavity in 丘 ont Ieaf is orvicular C 加 laeの2paris obtusa B: Oil cavity in front leaf is lenticular or linear-oblong t Chamaecyparis pisifera Key 2. Key to the species based on the anatomica1 characteristics in the cross section of small branch at the top of front leaf A: Two constrictions are recognized near the axis (genus Thuja) B: The small branch is dorsiventral t ThuJ a standishii B: The small branch is not dorsiventral d 一 ThuJ a orientalis A:One constriction near the axis(genus Chamaeの paris) B: The small branch is dorsiventral and stomata reveal on the lower side of abaxial surface of lateral leaf C 加 meのlparis pisifera B: The small branch is not typical dorsiventral and no stoma reveals on the abaxial surface of the lateral 1eaf t Chamaecyparis obtusa Abbrev 藍 ations:bf, phloem 飾 er;cr, crystal;cu1, cuticle 1ayer;ep, epidermis;ep1,10wer epidermis;epu, upper epidermis; f,fiber; gc, guard ce11; hy, hypodermis; or, oil cavity; p, parenchyma ce11; pa, palisade parenchyma; ph, phloem; pib, bordered pit; s, sieve tube; t, tracheid; trc, transfusion ce11; vb, vascular bundle; xy, xylem. 引用文献および注 1) 日本薬学会第 102 年会 ( 大阪,1982 年 4 月 ) にて発表 2) 唐門微撰, 文晟増訂経史証類大観本草, 巻 12,14 丁, 丁丁時影印, ) 陶弘景校注, 小嶋尚真, 森立之ら重輯 :, 岡西為人訂補本草経集注, 南大阪印刷センター, 大阪,p.38. 4) 中国医学科学院薬物研究所等編著, 中薬志, 皿, 人民衛生出版社, 北京,1961,p ) 中華人民共和国衛生部野戦委員会編, 中華人民共和国例典,1977 年版一部, 人民衛生出版社, 北京,1978, p. 35S. 6) 南京薬学院辺材学教吟声醜体編著, 薬材学, 人民衛生出版社, 北京,1961,p ) 木島正夫, 植物形態学の実験法, 廣川書店, 東京,1962,p.87. ( 333 )

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135 Hirosaki University Repository Title 台湾の高齢者福祉に関するインタビュー記録 Author(s) 城本, るみ Citation 人文社会論叢. 社会科学篇. 28, 2012, p.135-16 Issue Date 2012-08-30 URL http://hdl.handle.net/10129/4665 Rights

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