第 1 募集 ( 売出 ) 債券の状況 EDINET 提出書類 募集債券の名称発行年月券面総額償還額 事業年度末の未償還額 上場金融商品取引所名または登録認可金融商品取引業協会名 第 1 回オランダ自治体金融公庫 2014 年 3 月 4 日満期円貨債券 2009 年 3 月 300 億円 0 30

Size: px
Start display at page:

Download "第 1 募集 ( 売出 ) 債券の状況 EDINET 提出書類 募集債券の名称発行年月券面総額償還額 事業年度末の未償還額 上場金融商品取引所名または登録認可金融商品取引業協会名 第 1 回オランダ自治体金融公庫 2014 年 3 月 4 日満期円貨債券 2009 年 3 月 300 億円 0 30"

Transcription

1 表紙 提出書類 根拠条文 金融商品取引法第 24 条第 1 項 提出先 関東財務局長 提出日 平成 25 年 6 月 28 日 事業年度 自平成 24 年 1 月 1 日至平成 24 年 12 月 31 日 発行者の名称 オランダ自治体金融公庫 (N.V. Bank Nederlandse Gemeenten) 代表者の役職氏名 執行取締役 J.C. Reichardt 執行取締役 J.J.A. Leenaars 事務連絡者氏名 弁護士黒丸博善 住所 東京都港区六本木一丁目 9 番 10 号 アークヒルズ仙石山森タワー ベーカー & マッケンジー法律事務所 ( 外国法共同事業 ) 電話番号 (03) 縦覧に供する場所 該当なし 1/137

2 第 1 募集 ( 売出 ) 債券の状況 EDINET 提出書類 募集債券の名称発行年月券面総額償還額 事業年度末の未償還額 上場金融商品取引所名または登録認可金融商品取引業協会名 第 1 回オランダ自治体金融公庫 2014 年 3 月 4 日満期円貨債券 2009 年 3 月 300 億円 億円 該当なし (2009) 売出債券の名称発行年月券面総額償還額 オランダ自治体金融公庫 2018 年 1 億 1,000 万 6 月 27 日満期加ドル建 2003 年 6 月カナダドルディスカウント債券 事業年度末の未償還額 0 1 億 1,000 万カナダドル 上場金融商品取引所名または登録認可金融商品取引業協会名 該当なし オランダ自治体金融公庫 2013 年 2003 年 125,100 月万米ドル 0 5,100 万米ドル該当なし 12 月 2 日満期米ドル建債券 オランダ自治体金融公庫 2013 年 2003 年 125,100 月万米ドル 0 5,100 万米ドル該当なし 12 月 18 日満期米ドル建債券 オランダ自治体金融公庫 2014 年 2004 年 2 月 3,100 万米ドル 0 3,100 万米ドル該当なし 2 月 3 日満期米ドル建債券 オランダ自治体金融公庫 2014 年 2004 年 2 月 2,500 万米ドル 0 2,500 万米ドル該当なし 2 月 19 日満期米ドル建債券 オランダ自治体金融公庫 2014 年 2004 年 3 月 2,200 万米ドル 0 2,200 万米ドル該当なし 3 月 11 日満期米ドル建債券 オランダ自治体金融公庫 2014 年 2004 年 4 月 2,000 万米ドル 0 2,000 万米ドル該当なし 4 月 28 日満期米ドル建債券 オランダ自治体金融公庫 2014 年 2004 年 5 月 3,700 万米ドル 0 3,700 万米ドル該当なし 5 月 27 日満期米ドル建債券 オランダ自治体金融公庫 2014 年 2004 年 6 月 4,000 万米ドル 0 4,000 万米ドル該当なし 6 月 26 日満期米ドル建債券 オランダ自治体金融公庫 2014 年 2004 年 8 月 2,000 万米ドル 0 2,000 万米ドル該当なし 8 月 5 日満期米ドル建債券 オランダ自治体金融公庫 2017 年 5 億南アフリ 5 月 22 日満期南アフリカ ラン2012 年 5 月カ ランドド建ディスカウント債券 0 5 億南アフリカ ランド 当事業年度中において 上記債券の所有者の権利等に重要な悪影響を与える事実は発生しなかった 該当なし 2/137

3 第 2 外国為替相場の推移 (1) 最近 5 年間の会計年度 ( 又は事業年度 ) 別為替相場の推移 米ドル ユーロ カナダドルおよび南アフリカ ランドと日本円との間の為替相場は 日本国内において時事に 関する事項を掲載する 2 以上の日刊新聞紙に最近 5 年間の事業年度において掲載されているため 記載を省略す る (2) 当会計年度( 又は事業年度 ) 中最近 6 月間の月別為替相場の推移 該当事項なし (3) 最近日の為替相場 該当事項なし 3/137

4 第 3 発行者の概況 1 発行者が国である場合 該当事項なし 2 発行者が地方公共団体である場合 該当事項なし 3 発行者が国際機関又は政府関係機関等である場合 注 (1) 本書中 別段の記載がない限り ユーロ または EUR と表示される金額は 欧州連合条約により改正された欧州共同体を設立する条約に従い単一通貨を採択した欧州連合加盟国の法定通貨を意味する 2013 年 6 月 17 日現在 東京の主要銀行により公表されたユーロに対する日本円の為替相場の中値は 1 ユーロにつき 円であった (2) 以下 オランダ自治体金融公庫を BNG BNG 銀行 または 発行者 という (3) BNG の事業年度およびオランダ王国の予算会計年度は暦年である (4) 本書中の表で 計数が四捨五入されている場合 合計は計数の総和と必ずしも一致しないことがある (1) 設立 1 設立の目的および根拠ならびに沿革 沿革 20 世紀に入り オランダの地方自治体が責任をもつ業務範囲が急速に拡大した 教育ならびにガス 水道および電気の供給は 徐々に地方自治体の責任となった その上 公営住宅およびそれに伴うインフラストラクチャーの拡充が急速に進み これが地方政府の最も重要な職務分野の一つとなった これらの活動を維持 改良および拡充するために資本が必要となった いくつかの地方自治体 特に大規模な自治体は債券を発行してこの資本を調達することができたが 地方自治体の大多数は 資本需要が限られていたので 資本市場にとって魅力のある存在にはほど遠かった また 当時は 私募債の市場もまだ揺籃期にあり 何ら解決策を提示できなかった 年金基金 貯蓄銀行および保険会社などの機関投資家は保守的な方針に固執し 地方自治体の基金への投資は行われなかった 実際には 地方自治体の多くはそのため地方金融機関に頼らなければならず それに伴う限界があった このような背景の下に 1912 年にオランダ地方自治体連合 (Verenigin Nederlandse Gemeenten) が設立された この連合が最初に着手したことの一つが オランダのの株式を共同保有する有限責任の公開会社形態の自分自身の銀行を設立することであった それにより地方自治体からの資金需要はまとめられ その銀行は資本市場にとって魅力ある存在となることができ 個々の地方自治体の資本市場における地位はその直接の結果として改善されると考えられた 1914 年にオランダ自治体金融公庫 (N.V. Bank Nederlandse Gemeenten) は 自治体信用銀行 (NV Ge 設立された 4/137

5 連合自身が銀行を持つということは魅力的ではあったが BNGが設立された時にBNGの株式に応募した地方自治体はごく少数であり その結果株式資本は小さかった しかし より重要なのは 予想された交渉能力の向上が達成されなかったことである 基本原理は確かに正しいものであったが 健全な銀行になるためには基礎が過小であった オランダ地方自治体連合 大蔵大臣およびオランダ中央銀行との間で交渉が続けられ その結果 BNGの大規模な再編成が行われ BNGの株式資本がかなり増加した 多くの地方自治体と共に オランダ政府が1921 年に株主となり 50% を出資し主要な株主の役割を担った BNGは より幅広い基礎とオランダ自治銀行 (nv Bank voor Nederlandsche Gemeenten) の新名称の下に 事業を継にオランダ政府は 中央政府と地方自治体との間の資金の流れを処理する仕事 ( 政府決済システム として知られる ) をBNGに割り当てた これにより リスクおよび金融商品の変換者としてのBNGの役割に支払機能が加わった 株主となった地方自治体の数が急激に増えたため 資金需要が集中し かなりのものとなった BNG に出資していない地方自治体もまた BNGのサービスを利用し始めた BNGが支払サービスを提供するようになったため 顧客もBNGにある支払口座をますます利用するようになった これによってBNGの短期信用業務の基礎が築かれた 次の発展として 地方政府の関係領域へとBNGの事業が分化した 第二次世界大戦前後の数年間 特に戦後の数年間 この戦略の正しさが明らかになり 貸借対照表総額 利益および株主持分が非常に順調な割合で伸びた BNGは 1940 年代および1950 年代は 特に 地方政府に信用供与を行う専門機関としての認識が高ま地方自治体およびその公共住宅公社は 公営住宅の建設のためかなりの額の資金を必要とし BNGがこれらの資金を提供するよう要求されるだろうということは明らかだったため BNGは一律の条件でオランダの機関投資家と契約を締結し同時に いわゆる 国民住宅金融債 を債券市場で発行した それから1960 年代には 資本需要が非常に高まったので もはやそれを満たすことができなくなったり 長期信用の供与が不足した 地方自治体が資本市場でお互いに条件を競い 金利を引き上げる事態を避けるために オランダ政府は 資本市場で地方自治体および州のために行為する唯一の金融業者としてBNGを指名した 地方自治体およびその他の地方官庁が資本市場で自主的に行動することができない 中央金融 というこの例外的な状態は 1975 年半ばに終了した 中央金融の終焉によって BNGが提供する業務の再考の時期の幕が開けた 顧客および投資家の利害が このアプローチの出発点になった BNGの販売組織が勘定に基づいて再構築された 顧客の要求および能力に合わせた商品の開発が奨励された 1980 年代初頭 BNGが提供する商品の幅はますます調整されるようになった 支払取引に対する短期および長期信用の供与と顧客が自己の余剰流動資産を投資する好機の創出を結びつけることによって 総合サービスのパッケージというまったく新しい商品ができあがった 資本市場を中心に事業を行う機関としてのBNGの地位は 規制緩和および金融革新といった市況の急激な変化への対応能力の面で障害としてますます感じられるようになった その上 規制が総合パッケージの広範なマーケティングの障害になった 1989 年 1 月 1 日 BNGの地位は資本市場を中心に業務を行う機関から金融機関に変わった これにより B はサービスを最大限に利用し拡充するのに必要な融通性および規制上の資格を得た それまで株主となっていない多くの新しい地方自治体および州からの要求に応じて BNGは1990 年に資本を増額した この株式発行後 政府は50% 株式所有を維持し オランダの地方自治体および州の90% 以上がBNG に出資した 5/137

6 1992 年 1 月 1 日の定款変更によって BNG は 当局が異なる関与の仕方をしている公共部門に奉仕する可能 性を維持し さらに 国際資本市場における資金調達の利用の範囲が拡大した 最後に 改正によって 欧州統 合の過程に相応して ( 欧州連合内の ) 外国公共団体に対して銀行業務を行う可能性が開かれた 1992 年 BN は BNG の商品開発の重要性およびポートフォリオ管理 ( 資産 負債管理 ) に一層重点をおいて組織変更を行っ た 1992 年初めから BNG の最高組織は 3 名の構成員から成る執行取締役会に変わった 定款変更の結果 はまず 1992 年に国際資本市場で 2 回債券を発行した 1993 年および 1994 年には 外貨建債券を 34 回発行 ヨーロッパで起こった変化に鑑みて BNG は フランス地方金融公庫に 1% の持分を有していたが 1994 度末および 1995 年初めまでにこれを 3% に増加させた 1996 年に フランス地方金融公庫とベルギー地方金融 公庫が合併し デクシア グループとなった BNG は 1998 年度末現在 デクシア ベルギー持株会社に約 1 の持分およびデクシア フランス持株会社に約 3% の持分を有していた 1999 年 12 月のデクシア ベルギー 持株会社とデクシア フランス持株会社の合併により BNG はデクシアに約 2.5% の持分を有していた 月 BNG はデクシアに有していた持分を売却した 2001 年 11 月 20 日 株式資本を変更しかつその通貨をユーロ建とする等のため定款が変更された BNG は2001 年に その歴史上初めて 国際資本市場において 100 億ユーロを超える債券を発行した EDINET 提出書類 2004 年 9 月 1 日 BNG の定款改正が効力を生じた これにより同定款は ( (3) 組織 -2 監督取 会 に記載した ) 監督取締役会の構成 および 2004 年に効力を生じた オランダ法に基づく有限会社の監督取 締役選任の手続きに関する民法第 2 編の改正 ( (3) 組織 -2 監督取締役会 に記載したオランダ政府の 方針変更も参照のこと ) に適合するものとなった 2005 年 5 月 18 日 株主総会はBNGの定款の修正案を承認した かかる修正により 定款は法定の二重構定め (Structuurregime) の変更に適合するものとなった 特に かかる修正により 監督取締役会構命手続きが変更され 二重構造の定めに沿って監督取締役会の構成が変更された 詳細については (3) 組織 -2 監督取締役会 を参照のこと 2005 年 6 月 21 日 かかる修正は効力を生じた 2005 年 BNGは初めて国際財務報告基準 (IFRS) に従い報告を行った BNGは 2007 年の新たなよび新たなバーゼル合意 ( バーゼルⅡ) に基づき変更された規制を取入れる必要がある 現在継続中の法令遵守は 高額な管理費用をもたらす 2006 年 バーゼルⅡに対する準備作業が無事に完了した 2007 年 BN かる新たな基準に従い初めて報告を行った 目的 1.BNGは 公共体のために銀行業を営むことを目的とする 2. 上記 1. の目的に関し BNGは 就中 金銭の受入れおよび貸付け その他の方法によるローンの供与 保証 支払いの実行 為替取引 証券の発行および取引の相談および仲介 ならびに第三者のための証券およびその他の資産の保管および管理を行い 上記のいずれかに関連するまたは寄与することを目的とする他の企業および / または法人の設立および持分保有を行うものとする BNGは その目的に直接または間接に資する一切の行為をなす権限を有するものとする 3. 上記 1. の 公共体 という語は 以下のものを指す 6/137

7 ア EDINET 提出書類 オランダ民法第 2 編第 1 条第 1 項および第 2 項に規定されるオランダ国内の地方自治体およびその他の 公法上の法人 イ 欧州共同体 およびその他欧州共同体設立条約に従い同共同体の権能の一部の授権をうけた法人格を有す る団体 ウ 欧州共同体加盟国 およびその他当該加盟国の法律に従い同加盟国の行政権能の一部の授権をうけた法人 格を有する団体 エ私法上の法人で - その業務執行取締役の半数以上がア イおよびウ記載の 1 または 2 以上の団体により直接または間接に 選任されるもの および / または - その株式資本の半数以上がア イおよびウ記載の 1 または 2 以上の団体により直接または間接に提供さ れるもの および / または - その営業予算の収入面の半額以上がア イおよびウ記載の 1 または 2 以上の団体により 当該団体によ り採択された計画 条例または法律に基づき 直接または間接に提供または担保されるもの および / または - その営業予算がア イおよびウ記載の1または2 以上の団体により 当該団体により採択された計画 条例または法律に基づき 直接または間接に採択または承認されるもの および / または - その BNG に対する債務がア イおよびウ記載の 1 または 2 以上の団体により 当該団体により採択された 計画 条例または法律に基づき 直接または間接に保証されるか または将来保証されるもの かかる目的上 債務には立替金またはその他の融資により発生する無保証債務で 債務の更改により 将来 当該団体により採択された計画 条例または法律に基づき当該団体により保証される債務となるものが含まれると理解される および / または - ア イおよびウ記載の 1 または 2 以上の団体により採択された計画 条例または法律に基づき 政府機能 の一部を実行するもの 2 法的地位および特別権限 BNGは オランダ民法 ( 設立時には関係規定が商法にあった ) に基づき株式会社として設立された BNGの続期間は無期限である その定款によれば オランダ王国 州 地方自治体 治水公社およびその他の公共団体のみがBNGの株主となることができる BNGの株式資本の50% はオランダ王国政府が所有している BNGは方 地域および職能団体ならびに公共事業 公営住宅 公衆衛生 福祉 文化 教育および保養に関する政府の関連団体または関係組織のための専門銀行である 1925 年政令第 125 号に従って 政府から地方自治体への支払いおよび地方自治体から政府への支払いは オランダ王国大蔵大臣によりそのようなものとして確認された範囲まで 債権 債務を相互に相殺することによって行われる その目的のため 大蔵大臣が定める規則に従って 政府と各地方自治体との間またはBNGと各地方自治体との間で口座が開設されるものとし その場合 BNGと政府との間でもまた 口座が開設されるものとする BNGは 当該政令に基づき大蔵大臣によりその法令でそのような役割をもつ銀行として指定されており 中央政府と地方政府との間の支払処理の仲介機能を果たす オランダで唯一の銀行である 7/137

8 2005 年 1 月 1 日付で BNGは法人税の支払義務を負うこととなった 期首貸借対照表における金融商品の初回の財務評価に関する税務当局との協議は 2006 年に終了した これにより 2005 年にBNGが適用した会計またはかかる方法による結果が調整されることはなかった 2005 年 この過程により税の有利な取扱いが生じた ( 一部は一時的なものである ) 3 日本との関係 BNG の設立に際して 日本との関係はない (2) 資本構成 1 資本構成 2012 年 12 月 31 日現在の BNG の資本構成は以下のとおりである 2012 年 12 月 31 日現在 ( 単位 : 百万ユーロ ) 劣後債務 33 授権株式資本 :2 億 5,000 万ユーロ 資本金 ( 発行済全額払込済 ) 139 資本準備金 6 再評価剰余金 103 キャッシュフロー ヘッジ (69) その他の剰余金 2,241 当期純利益 332 受託資金 12,139 負債証券 99,424 資本合計 114,348 2 株主 2012 年 12 月 31 日現在 発行済株式の半分はオランダ王国政府が所有し 残りの半分はオランダの 11 の 402 の地方自治体および 1 の治水公社が所有していた 8/137

9 (3) 組織 EDINET 提出書類 1 執行取締役会 BNGの経営は 監督取締役会の監督の下 会長 1 名を含む2 名以上の者で構成する執行取締役会に授権するものとする 執行取締役会会長およびその他の構成員は 監督取締役会により選任および解任されるものとし 監督取締役会は いつでも 個別にまたは全員を停職させることができる 停職の場合は その時期および条件もまた定めるものとする 執行取締役会は 執行取締役会会長が議長を務めるものとする 執行取締役会構成員は 監督取締役会との協議の後 合議により その職務につき定めるものとする 執行取締役会は BNGを代表する権限を有するものとする かかる代表権限は 共同で行為する執行取締役会の構成員 2 名 または委任状の保有者と共同で執行取締役会構成員 1 名にも 付与されるものとする 執行取締役会は 監督取締役会の承認を得た上 その責任に基づき かつ必要と考える範囲を正当に遵守し BNGの代表権をBNGの執行取締役会構成員および従業員に付与することができ またその者が有すべき役職を定めるものとする とりわけ下記に関する執行取締役会の決議にはあらかじめ監督取締役会の承認を必要とする ア BNGの株式および債券またはBNGを無限責任社員とする合資会社または合名会社の社債の発行および取得 イ証券取引所の公式相場への上記ア記載証券の上場または上場廃止の申請 ウ監督取締役会が定める金額を超える場合における 署名による債務の承認に基づく満期 20 年超の借入およびその借入の条件 エ BNGまたは従属会社を一方当事者とし他の会社または法人を他方当事者とする または合資会社もしくは合名会社の無限責任社員としての 継続的提携の締結またはその解消 ただし その提携または解消がBNGにきわめて重要な場合に限る オ BNGの注記付貸借対照表を基準として 発行済資本および準備金の4 分の1 以上に相当する他の会社の持分のBNGまたは従属会社による取得およびその持分の著しい増加または減少 カ BNGの注記付貸借対照表を基準として BNGの発行済資本および準備金の4 分の1 以上に相当する金額を要する投資 キ定款修正決議 ク BNGの解散決議 ケ清算および支払停止の申立 コ同時または短期間内における BNGまたは従属会社の相当数の従業員の解雇 サ BNGまたは従属会社の相当数の従業員の労働条件の重要な変更 シ発行済資本減少決議 ス BNGを代表しての またはBNGの費用による不動産およびその他の登記が必要とされる財産の取得 担保設定および譲渡 9/137

10 さらに BNGの同一性もしくは性質またはその業務における重要な変更に関する執行取締役会の決議には 株主総会の承認が必要とされる それは 最小限の事項として下記のものが含まれる ア事業またはほぼ全ての事業の第三者への譲渡 イ BNGまたは子会社と 他の法人または会社との間の または合資会社または合名会社の完全に責任を負う社員としての 長期的協力の締結または解消 ただし その提携または解消がBNGにきわめて重要な場合に限る ウ BNGの注記付貸借対照表を基準として またはBNGが連結貸借対照表を作成している場合は最新の年次財務書類が含まれている連結貸借対照表を基準として 発行済資本および準備金の3 分の1 以上の価値に相当する会社資本持分のBNGまたは子会社による取得または処分 およびかかる会社投資の著しい増加または減少 エ上記ウに示されている金額以上の投資または投資の回収 2012 年末の執行取締役会の構成員は以下のとおりである C. ファン エイケレンブルフ ( 会長 ) J. J. レーナールス A. J. C. レイチャード 2 監督取締役会 BNGの定款の他の規定に従ってかつ他の規定を損なうことなく 監督取締役会は執行取締役会の方針およびBNGにおける通常の業務ならびにBNGが関係する事業を監督すべき責任を負う 監督取締役会は 執行取締役会に対し助言を与えることにより これに協力するものとする 監督取締役会の構成員は その任務を遂行するに当たっては BNGの利益およびBNGが関係する事業に従うものとする プロフィール監督取締役会は 9 名以上 11 名以下の構成員により構成されると 定款に定められている 監督取締役会は その責務を果たすのに必要な資質を確実に保持することを目的として プロフィールを規定した 2010 年 3 月 5 日 監督取締役会はこのプロフィールを改定した これは 一般に監督取締役会構成員に必要な資質に関する銀行法の規定に対応したものである 現在 監督取締役会のプロフィールは以下の通りである 監督取締役会には次の構成員が含まれなければならない A: 銀行業務 金融市場 貨幣経済学 経営学 信用規制システムならびに財務報告の分野における十分な知識と経営管理の経験を有する構成員 3 名 国際的な経験と人脈をもつ人物が優先される 監督取締役会会長は可能な限りこのカテゴリー Aから選出する ( 目的 :BNGは金融機関である 核となる事業 リスクおよび信用規制システムに関する義務についての知識は必須である ) 10/137

11 B: 地方 地域行政当局の分野における十分な知識と経験を有する構成員 3 名から4 名 この文脈においては VNG( オランダ地方自治体連合 ) も地方 地域行政当局に含まれる 地方財政や土地政策ならびに社会政策の分野において非常に関心があるまたは経験を有している構成員も このカテゴリーには含まれる ( 目的 :BNGは政府銀行で その持分の50% を地方 地域行政当局が保有しており またかかる当局は同時にBNGの顧客でもある BNGの名称および固有の特性が生まれた所以である ) C: 中央政府の 特に望ましくは大蔵省および内務省の領域における十分な知識と経験を有する構成員 2 名 ( 目的 : 地方 地域行政当局に対する政府の ( 金融 ) 政策は 主にこれらの省庁から起案され施行される ) D: 公共住宅 環境 景観 街並の計画 設計 構築 ( 空間計画 ) ヘルスケア 教育ならびに公益事業の分野において 十分な知識と経験を有する構成員 3 名から4 名 国際的な ( ヨーロッパでの ) 経験と人脈を有する人物が優先される ( 目的 :BNGの最重要顧客グループは 地方 地域行政当局のほかに これらの部門にある これらの部門における展開を知ることは BNGの継続性のために非常に重要である ) 監督取締役会は 監督取締役会全体としての誠実性および各構成員の誠実性を監視する 監督取締役会では 各構成員が監督任務を十分に実行することを保証し 管理下の委員会 ( 報酬委員会 選定 任命委員会 監査 リスク委員会 市場戦略委員会) に人材が適切に配置されているかを監視する 諸委員会監督取締役会は 監督業務のうち特定の部分を扱う2つの委員会を監督取締役会とは別に設置した 監督委員会の職務は 監督取締役会構成員の選任 ( 再任 ) 執行取締役会構成員の採用と選定 および執行取締役会の雇用条件と評価に関する情報の準備である 監査 リスク委員会の業務には 財務諸表を含む年次報告書に関する情報の準備や 年次報告書の採択 リスク方針の監督に関する情報の準備 ならびに内部手続きや法律 規則 リスク管理の遵守の監視が含まれる また ( 内部および外部 ) 監査人との連絡の円滑化 および監査人の遂行や業績の評価も含まれる 金融機関は 増える一方の監視者や監督者によって課される諸規制にますます直面している この問題に関する報告は 年に少なくとも1 度 監査 リスク委員会で議論の対象となる 市場戦略委員会の責務は 定款で定められたBNGの顧客グループに関連する展開を検討し またかかる顧客グループに対する既存のサービスおよび潜在的サービスの適切性を論議することである 監督取締役会は 互選により 会長 1 名を選任し また 互選またはその他の方法により 秘書役 1 名を選任するものとする 監督取締役会の各構成員は いつでも BNGの事務所に立入り BNGの帳簿 記録および資金を査する権利を有するものとする 執行取締役会の構成員は 自己の知る範囲で 監督取締役会のある構成員が請求する一切の情報を提供する義務があるものとする 執行取締役会の構成員は 出席を求められたときは 監督取締役会に出席するものとし その場合 自己の知る範囲で BNGの事項に関し要求された一切の情報を提供する義務を負うものとする 11/137

12 2012 年末の監督取締役会の構成員は以下のとおりである EDINET 提出書類 H.O.C.R. ルディング ( 会長 ) S. M. デッカー ( 副会長兼書記 ) H. H. アポテカー H. G. O. M. ベーカーズ T. J.F. M. ボーフェンス W. M. ファン デン ゴールベルク J. J. ノーイトヘダフト R. J. J. M. パンス M. シント 3 株主総会上記のとおり BNGの定款では オランダ王国 州 地方自治体 治水公社およびその他の公共団体に限りBN の株主となることができる 株主総会は ハーグ市 アムステルダム ロッテルダムまたはユトレヒトにおいて開催するものとし 執行取締役会または監督取締役会もしくはその代表者が株主および議決権ある用益権者に宛てた回状により 14 日以上前 ( 通知日および総会開催日の両日を除く ) に通知を発して これを招集する 上記のほか 株主総会は 監督取締役会 執行取締役会 監督取締役会の構成員 3 名以上 執行取締役会の構成員 1 名または株主 10 名以上が必要であると判断し かつ 執行取締役会および監督取締役会に対し 議案を付して書面で請求したときは 随時 開催されるものとする かかる請求に応じて 1か月以内に総会が開催されない場合 請求者自ら総会を招集することができるものとする かかる総会においては 議決権の絶対多数により 総会自ら議長および秘書役を選任するものとする 年次計算書類 年次報告書および民法第 2 編第 392 条第 1 項により付加すべき情報ならびにその他の議事を審議すべき年次株主総会は 毎年 7 月 1 日前までに開催する 監督取締役会および執行取締役会の構成員は すべての株主総会に出席し かつ 総会において意見を述べ 勧告的意見を述べる権利を有するものとする 各株式は1 議決権を有する 株主総会における議題は すべて議決権の絶対多数により定めることができる ただし 定款においてこれより多い数が定められている場合はこの限りでない 4 機構および従業員 BNGの機構は下記の組織機構図のとおりである BNGの本店はハーグ (2, Koninginnegracht, 2514 AA The Hague) 在 BNGの子会社は3 社あり 関連会社はない 2012 年 12 月 31 日現在 BNGには 常勤職員相当数で子会社と併せて279 名の従業員がいた ( 子会社 243 名 ) 12/137

13 2012 年 12 月 31 日現在の組織機構図 EDINET 提出書類 C. ファン エイケレンブルフ執行取締役会会長 G.J. トーマス 業務執行取締役 ( 秘書役 ) 執行取締役秘書室 経済研究部 P.J.E. ビーリンガ 業務執行取締役 ( 財務担当 ) 口座管理部 口座窓口部 BNGコンサルティング部 F.C.M. ヤンセマーケティング & コミュニケーション担当 J.C. フェスター = フォス 部長 ( 人事担当 ) 人事部 R.C.J. デ ヨング 部長 ( 内部監査担当 ) 内部監査部 J.C. レイチャード執行取締役 ( 報告 統制担当 ) リスク管理部 企画 統制部 信用リスク管理部 R. ファン ウールデン 業務執行取締役 ( プロセシング担当 ) ファンド譲渡部 経営管理部 事務管理部 アプリケーション& 商品管理部 情報テクノロジー部 J.J.A. レーナールス執行取締役 O.J. ラーベ 業務執行取締役 ( 財務担当 ) 財務部 資本市場部 ポートフォリオ管理部 H.E. クワスト 部長 ( 法務 財務担当 ) 法務 財務部 コンプライアンス 誠実性 セキュリティ部 B.P.M. ファン ドーレン 部長 ( 資本市場担当 ) 資金調達部 IR 部 13/137

14 5 政府およびオランダ中央銀行 (De Nederlandsche Bank) の規制オランダ王国政府は BNGの日々の業務に干渉しない しかし 株式の50% を有しているため 年次株主総会で大きな影響力のある議決権を有する 法律またはBNGの定款により 定款の変更を含む多くの非常に重要な決定は株主総会の承認を必要とする BNGは 会計監査 予算編成その他に関して他と異なる取扱いがされることはない 会計監査等に関してBNG は他の民間会社と同じ法規に従っている BNGはさらにオランダ中央銀行の定める規則に従うが かかる規則は他の ( 商業 ) 銀行に対するものと同じである BNGに適用ある国の銀行その他の主要な規制以下は BNGに適用あるオランダ中央銀行を含む国の法律 規則である オランダ民法 特に第 2 編法人の規定が 株式会社としてのBNGに適用される ( 特に ) オランダの1992 年信用システム監督法に代わるものとして 新たな金融監督法が2007 年 1 月 1 日 付で発効し 同法にいう金融機関 (credit institution) としての BNG に適用される 同法は特 いて設立された企業はオランダ中央銀行からの承認なくして金融機関の事業を行ってはならないと規定している BNGは この承認を取得している BNGは その行う銀行業務を制限されているオランダで数少ない銀行の一つである その制限は定款に定められている しかし オランダで他の銀行が行えない BNGが専属的に取扱いうる銀行業務があり それは 192 年政令 ( 第 125 号 ) に基づく 国と地方自治体間の支払いである 14/137

15 (4) 業務の概況 1 概要オランダ自治体金融公庫 ( 以下 BNG 銀行 という ) は 地方 地域および現業公共機関ならびに公益事業 公共住宅組合 ヘルスケアおよび福祉施設ならびに教養 教育およびリクリエーション機関などの政府の関連団体または関連組織のための専門銀行である BNG 銀行はオランダの金融市場のかかる特殊分野におけるマーケット リーダーである BNG 銀行が重点を置いている主な分野は 信用供与 支払いおよび中央政府と上記顧客グループの間の資金の流れに関する処理である 信用供与および支払いなどの従来の金融サービス提供に加え BNG 銀行はこれらの分野における商品開発とその商品改良にも関与している BNG 銀行における電子バンキングの成長は その好例である BNG 銀行は 標準仕様で作られた商品だけでなく 特定の注文で作られたサービスも提供する 各種商品の形態で信用を供与するほか BNG 銀行はまた その顧客の支払取引のかなりの部分の処理を含む その他の金融サービスも提供している 2012 年 BNG 銀行は 極めて困難な市況にもかかわらず 2012 年度に 3 億 3,200 万ユーロの当期純利益を実現 足のいく株主利益率となる達成をした 2012 年度中 BNG 銀行は 再び非常に高い市場シェアを達成した リ ク ウェイト 0% の貸付は 100 億ユーロであり 昨年度と同水準であった BNG 銀行の最高格付は 2012 ムーディーズ フィッチおよびスタンダード & プアーズにより再確認され 投資家は BNG 銀行を世界で最も安 全な銀行の 1 つと考えている したがって 2012 年度は十分に満足すべき年として振り返ることができる 利 息損益は 予想されたとおり 4 億 7,300 万ユーロへと若干上昇した 金融取引損益は 2011 年の 8,700 のマイナスから転換して 8,800 万ユーロのプラスとなり 収益合計の変動のほとんど全てを占めている この 転換は主に 2012 年度下半期に欧州債務危機の懸念が減少した結果である 2012 年の損益は 銀行税の導入 よび Transdev-BNG-Connexxion Holding BV の保有持分の価値減少により悪影響を は 純利益の 25% の配当性向を提案している この配当は 1 株当たり 1.49 ユーロ (2011 年は 1.15 ユ あり 名目価額は 2.50 ユーロである BNG 銀行は 公益のための銀行であり 可能な限り低コストで特化したサービスを提供する BNG 銀行は 信 頼できるパートナーとなり 強固な市場シェアを維持し 顧客との関係を継続し 可能であればそれを向上す ることを目指す BNG 銀行の非常に高い市場シェアは BNG 銀行の役割の重要性を実証している 例えば BN 行はその中核セクターからのリスク ウェイト 0% の信用供与の需要の 70% 超を満たした BNG 銀行の最も重 要な顧客グループが直面する困難な経済状況により予想された通り 新規長期貸付額は 2012 年には 12 億ユー ロ減の 111 億ユーロへと減少した この減少は ほとんど全てソルベンシー要件の対象となる信用供与の減少 によるものであった 新規貸付の減少にもかかわらず 元本金額でみた顧客への長期貸付ポートフォリオ合計 は 2012 年には 9 億ユーロ増加して 811 億ユーロとなった 15/137

16 借換および貸付の双方の目的で BNG 銀行は 2012 年に 合計 152 億ユーロの長期資金調達 (2011 年ユーロ ) を行った 欧州債務危機の不確実性の継続により 2012 年上半期には特に 国際資本市場は困難な状況であった BNG 銀行が長期満期の資金調達に支払う必要のあった信用およぴ流動性のスプレッドは この期間拡大した 投資家の要望に最適な柔軟性を持って応えることを目指すBNG 銀行の資金調達方針は BNG 銀行の優れた信用力と相まって BNG 銀行が常に比較的良好な条件で資金調達でき そのため流動性構成状態を適切な水準に維持できたことを意味した BNG 銀行は 法制および規制の動向を注意深くみている 当初の実施期限が守られないことも多々あり 規制の早急な実施を避けることができる場合もあるが 提案された法制および規制の中止は予想されていない 提案のほとんど全てが 金融機関への負担を直接的または間接的に増大させる 実施コストに加え 銀行税 スワップ取引の中央機関を通じた清算および開示要件の著しい強化などの施策は コストに構造的な増加をもたらす見込みである これらの動向はまた 貸付費用を上昇させるだけでなく 信用の利用可能性を減少させ ることで 銀行の顧客にも影響を与えることとなる 法制については BNG 銀行は バーゼル Ⅲ/CRV IV なら IFRSの拡張および調整によって最も重大な影響を受ける さらに 2013 年半ばから地方政府にトレジャリー バンキングを義務付ける政府決定によってBNG Vermogensbeheerは影響を受けることになる 当期純利益の動向は 変化した市況および一部はIFRS 規制のため 現在かつてなく不透明である 2013 の利息損益は若干増加すると予想される 継続する不確定要素に鑑み BNG 銀行は 2013 年の当期純利益に関して言及は行わないこととする 2011 年 BNG 銀行は 国際資本市場の引き続く混乱にもかかわらず 安定を維持している 2011 年 BNG 銀行はほ どすべての目標を達成した 最も重要な顧客セグメントにおいて非常に高い市場シェアを維持したことに加 え BNG 銀行は 相当以上の株主利益を上げた BNG 銀行の 2011 年の当期純利益は 2010 年比で 億 5,600 万ユーロであった 当期純利益は 主に長期貸付の増加およびポートフォリオの利回り改善による 利息損益の 13% の増加によって好影響を受けた しかし 金融取引損益が 2011 年に再びかなりのマイナスと なったため 当期純利益の動向にこれを生かすことはできなかった 米国およびヨーロッパの債務危機は世界を襲っており これは BNG 銀行へも明白に影響を及ぼしている ユーロ危機の構造的な解決に関する金融市場の不安定性により BNG 銀行のポートフォリオの有価証券の大部 分について信用およびリスクのスプレッドが前例のない高さのスプレッドになっている これは 公正価値で 測定される資産に悪影響を与えている その結果 金融取引損益は 報告年度中に 8,900 万ユーロのマイナスと なった BNG 銀行の最高位の格付は ムーディーズ フィッチおよびスタンダード & プアーズによって 2011 年に 再確認され 投資家は BNG 銀行が世界で最も安全な銀行の 1 つであると考えている スタンダード & プアーズ は オランダ国の信用力に関する見通しに沿って BNG 銀行の格付に ネガティブ アウトルック を追加し た 16/137

17 BNG 銀行は 公益のための銀行であり 可能な限り低コストで特化したサービスを提供する BNG 銀行は 信頼できるパートナーとなり 強固な市場シェアを維持し 顧客との関係を継続し 可能であればそれを向上することを目指す BNG 銀行の非常に高い市場シェアは 特に現在の金融市場の逼迫した時期において BNG 銀行の役割の重要性を実証している これは BNG 銀行がその最も重要な顧客セグメントの70% 超にサービスを提供したという事実により示された 予想された通り 新規長期貸付額は 2011 年には2010 年比で25% 減の1 ユーロへと減少した これにより 新規事業額は 2010 年の歴史的な高水準から通常の水準に戻った 新規信用供与の減少にもかかわらず 元本金額でみた顧客への長期貸付ポートフォリオ合計は 62 億ユーロ増加して 802 億ユーロとなった これは とりわけ 2010 年に既に契約していた貸付の2011 年の支払が要因である 借換および貸付の双方の目的で BNG 銀行は 2011 年に 合計 164 億ユーロの長期資金調達 (2010 年ユーロ ) を行った 2011 年上半期には BNG 銀行の流動性構成状態は 比較的長期の満期の資金調達を得ることによって改善した 2011 年下半期には 国際資本市場の活動が低下した その結果 BNG 銀行が長期満期の資調達に支払う信用およぴ流動性のスプレッドは 報告年度の最終 2か月間に増加した BNG 銀行の信用力によって BNG 銀行は 適切な流動性構成状態を常に維持することができている BNG 銀行は 法制および規制の動向を注意深くみている 金融危機に対応した規制圧力の強化が注意の焦点である 提案のほとんど全てが 銀行への負担を直接的または間接的に増大させる BNG 銀行などの比較的小規模の組織は これにより財務上および経営上双方で深刻な影響を受ける BNG 銀行の関心の焦点は特に 2018 年以降レバレッジ比率に3% の下限を設定するバーゼル委員会の計画にある この非リスク加重ソルベンシー比率は 定義上 貸借対照表が主に低信用リスクの資産で構成される銀行には不利となる BNG 銀行は 最低基準を遅くとも2017 年後半までに達成する計画を報告年度中に策定した 必要となる株主資本の増加は 純利益の留保割合を増やし 場合によってはそれを株主資本の性質を持つハイブリッド債券の限定的な発行によって補完することにより達成すべきであるという結論に至った 2011 年末時点でのこれらの動向および予想に沿って 株主総会に提案された配当支払は 当期純利益の 25% である これは 総額 6,400 万ユーロとなり 1 株当たり1.15ユーロ (2010 年は2.30ユーロ ) 2012 年の利息損益は 報告年度と比べ若干増加すると予想される 2012 年の当期純利益の動向は 比較良好な利息損益の動向とは異なる可能性がある 多くの不確定要素に鑑み BNG 銀行は 2012 年の当期純利益に関して言及は行わないこととする 2 資金調達 BNG 銀行の長期資金調達の大部分が 標準化された900 億ユーロの債券発行プログラムに基づく債券発行を通じて行われる BNG 銀行は 機関投資家および個人投資家双方のニーズに合わせた条件で 異なる通貨建てで資金を調達している BNG 銀行の資金調達政策は 投資家の希望に最大限柔軟に対応することを目指しており BNG 銀行の優れた信用力と合わせ BNG 銀行は競争力の高い条件で資金調達の勧誘を行うことができた 17/137

18 欧州債務危機に関する不確実性が継続しているため 2012 年上半期は特に 国際資本市場の状況は困難であった BNG 銀行が長期満期の資金調達に支払う必要のあった信用およぴ流動性のスプレッドは この期間に増加した 2012 年半ばの欧州中央銀行総裁によるユーロの持続可能性についての発表の後ようやく 国際資本市場の混乱は収束し始めた 一部は困難な経済状況の結果として BNG 銀行は より比較的少額であるが長期の様々な通貨建てのカスタマイズされた貸付を投資家に発行した これらの状況により BNG 銀行は 十分な長期資金調達ができ そのため 2012 年中 流動性構成状態を適切な水準に維持することができた 長期資金調達の利用可能性または価格設定の一時的ショックを緩和するために BNG 銀行は 2012 年初めにECPプログラムの大額を50 億ユーロ増加し200 億ユーロとする予防措置を取った BNG 銀行は 2012 年も引き続き 安全な先 としての評判を得ており その結果 一時的余剰流動性をBNG 銀行に預けることが好まれている これにより BNG 銀行は 必要となる短期資金調達を非常に有利な条件で満たすことができた 借換および貸付の双方の目的で 2012 年 BNG 銀行は総額 152 億ユーロの長期資金調達を行った ( 億ユーロ ) 全ての長期資金調達の加重平均残存年月数は 2011 年と事実上変わらず6.5 年であった 年 BNG 銀行は 13 種類の異なる通貨で債券発行を行った これらの発行の通貨および金利リスクは完全にヘッジされている 2012 年のユーロ建ての発行のシェアは 46% であった ユーロを除けば 債券は 主に 米ドルてで発行された (28%) 毎年 BNG 銀行は多くのベンチマーク債券を発行しており これによりBNG 銀行のユーロおよび米ドルのイールド曲線は機関投資家にとって入手可能であり続ける 2012 年 BNG 銀行は10 億から25 億の範囲のベマーク債券をユーロ建ておよび米ドル建てで5 本発行した 2012 年の発行済ベンチマーク債券総額のユーロ相当額は 89 億ユーロであった (2011 年は93 億ユーロ ) 3 商品とサービス BNG 銀行では貸付を中核的事業として継続している BNG 銀行は また 支払業務および顧問業務も行い 地域開発施策に従事し 地方自治体財政法 (Wet Fido) に基づいた持続可能な投資機会を提供している BN の主力商品およびサービスに関してはBNG 銀行のウェブサイト上で公表されている会社案内に掲載されている 貸付金および前渡金 BNG 銀行の戦略的目標の1つは 地方当局および公共機関からの信用需要を常に満たすことができることである 過去数年間の困難な経済状況およびその結果としての資金の利用可能性の縮小にもかかわらず BNG 銀行は 中断することなく引続き貸付活動を行ってきた 現在の危機の開始以降 BNG 銀行の競合他社が消極的であったことを一つの理由として BNG 銀行の市場シェアは どのセクターにおいても 過去数年間の極めて高い水準で引き続き安定している 18/137

19 2012 年の新規長期貸付額は111 億ユーロと 予算より若干増加した 2011 年からの12 億ユーロの減少は ぼ全て地方政府セクターによるものである このセクターの信用需要の減少は主に 一方は発表された緊縮政 策 他方は悪化する経済情勢によりもたらされた収益減少による WSW 保証オプションへの新規制に関する不 透明性による 2010 年のピーク および 2011 年の減少の後 住宅組合セクターからの需要は 2012 年に よ の水準に戻った 2012 年のヘルスケアセクターからの新規貸付および前渡金の需要は 2011 年の規模と同様で あった リスクの増加に鑑み BNG 銀行は 本セクターからの 特にソルベンシー要件の対象となる取引に関す る需要に対し 2012 年は慎重に対応することを迫られた 一部は市場圧力の影響増大により信用リスクは上昇 している さらに 近年の高い取引高により BNG 銀行の本ポートフォリオの集中リスクは増加している この 考慮を反映して ソルベンシー要件の対象となる貸付額は 2012 年には前年比で 9 億ユーロ減少して 11 億ユー ロとなった 地方政府および住宅組合の経済状況および見通しの悪化により ソルベンシー要件の対象となる 貸付需要は 2012 年にこれらのセクターで劇的に減少した この状況は これらの種類の貸付の信用スプレッ ドの比較的大きな上昇によって悪化した 元本金額でみた顧客に対する長期貸付ポートフォリオ合計は 2012 年に 9 億ユーロ増加して 811 億ユー ロとなった 比較的低水準な地方政府への新規貸付にもかかわらず この上昇はほぼ完全に 過去数年間に契 約した貸付の 2012 年の支払による本セクターのポートフォリオの伸びによるものであった その他のセク ターは引き続き実質的に安定していた 顧客に対する短期貸付の平均額は 2011 年と比較して 1 億ユーロ減少 し 50 億ユーロとなった 超低金利の短期金利に影響され 短期債務の統合は過去数年間 幾分停滞している 顧問業務 EDINET 提出書類 BNG Advies は BNG 銀行の顧客が戦略的投資判断をする際にサポートをする 複雑さを増す環境の中 的機関は 複数の金利を組み合わせなければならず 内在するリスクが高まっている諸問題にこれまでよりも はるかに頻繁に直面する 資金がますます不足する中 より少ない金額でより多くの達成が求められている これには 革新的なソリューションと熟慮された判断が必要である BNG Advies は 顧客がこれらのソリ ションを見出すサポートを行う 毎年 BNG Advies は 幹部に対して時事的なテーマのマスタークラスを する 地域開発 BNG Gebiedsontwikkeling は 空間計画プロジェクトを かかるプロジェクトのリスクを伴う持分を取得 し オペレーショナルプラン管理能力を提供することによって実現する これは 政府関係者と緊密な連携を とり 公共利益を考慮して行われる これは関係公共機関または半公共機関の自主性を損なわない形で リス クの分散およびリスク制限構造が設定される 2012 年末 BNG Gebiedsontwikkeling は ていた 2012 年 4 つへの参加が完了し 1 つへの新規参加が開始された BNG Gebiedsontwik 機の影響を感じている これらは 特に住宅建設計画において 売上げの停滞および地価の低下に顕著である それでもなお 報告年度には 開発中の複数のビジネス パークで多数の顕著な売上げがあった 現在の経済状況ならびに法制変更およびパートナーごとに異なる見方は 今後数年間市場がどのように進展するかが依然不透明であることを意味する これらの不確実性および現在の状況を鑑み 現在実施中の極めて慎重な方針は継続される見込みである 19/137

20 資産運用 EDINET 提出書類 BNG Vermogensbeheer は 公的セクター機関向けの資産運用に重点的に取り組んでいる 20 の額は 59 億ユーロから 64 億ユーロへと増加した BNG Vermogensbeheer は 個別にカスタ ポートフォリオおよび投資ファンドのため ヨーロッパ内の投資適格債に主に投資している 持続可能な投資と持続可能なポートフォリオは 顧客にとって満足できるソリューションおよび利益につながる BNG Vermogensbeheerは 持続可能な投資ができるように 専門機関と協力している 支払い業務および電子銀行業務 BNG 銀行は 顧客が支払および流動性を効率的に組織化および管理することを可能にする商品およびサービスを提供する Mijn BNG ( My BNG ) ウェブポータルがこれらのサービスの中心的役割を担っ かかるポータルの重要な要素の 1 つは電子銀行業務モジュール BNG Betalingsverkeer ( 務 ) であり これにより顧客は インターネットを通じて安全かつ迅速に支払処理ができる BNG Treasury モジュールは 顧客のトレジャリー管理を支援する 2012 年 ヨーロッパの支払市場である単一ユーロ支払地域 (SEPA) の発展においてさらなる手段が取られた BNG 銀行は それに従い商品を調整した 2014 年 2 月 1 日以前に オランダにおける銀行送金および自引き落としは SEPA 指針に従って処理されなければならない BNG 銀行は 顧客がこの期限までに準備ができるよう支援している 報告年度において BNG 銀行は支払取引分野において引続き強固なポジションを維持することができ また報告年度に 中央政府および地方当局間の資金フロー処理 ( いわゆる Rijksverrekening 済 ) も問題なく行った 4 日本との関係 1996 年に BNG 銀行は日本の国内公募資本市場における届出を完了し 日本国 ( 当時 ) 大蔵省は BNG 銀 地位を政府関係機関発行者と認めた 1998 年には 初めて日本において発行登録に基づく売出しを行った 20/137

21 (5) 経理の状況 BNG の財務書類は 欧州連合およびオランダ民法第 2 編第 9 章により採用された国際財務報告基準に従い作成 されている BNG の事業年度は 暦年と同一とする 毎年事業年度終了後 4 か月以内に この期間が 特別の事情により 株主 総会により最長 6 か月延長される場合を除き 執行取締役会は年次計算書類を作成し 監督取締役会の同意を得 て BNG の株主総会に提出しその承認を受けるものとする 執行取締役会は 年次報告書および法律上の規定に従 い付加することを要する情報を年次計算書類と同時に提出するものとする 年次計算書類は 執行取締役会の構 成員全員および監督取締役会の構成員全員がこれに署名するものとする BNG は BNG の任命した登録会計士に対し 執行取締役会が作成した年次計算書類が法律に準拠しかつこれに 則った規則に合致しているか否か 同登録会計士が判断する限り 年次報告書が法律に準拠しかつこれに則った 規則に従って作成されたもので年次計算書類と整合しうるか否かおよび法律が要求する追加情報がこれに付加 されているか否かを検査させるものとする BNG の株主総会は 登録会計士に対する指示をする資格があるもの とする 株主総会が登録会計士に指示しない場合 監督取締役がその資格を有するものとする 監督取締役会が これに指示しない場合 執行取締役会がその資格を有するものとする 登録会計士は 監督取締役会および執行 取締役会に対し その結果を通知し また これを監査報告書に組入れるものとする BNG の登録会計士は 現在アーンスト アンド ヤング アカウンタンツ エルエルピーである アーンスト アンド ヤング アカウンタンツ エルエルピーは BNG の英文の 2012 年度財務書類を監査した その日本語 訳が 5 経理の状況 に含まれている 本は アーンスト アンド ヤング アカウンタンツ エルエルピーによる監査を受けていない 21/137

22 INDEPENDENT AUDITORS REPORT EDINET 提出書類 To the Shareholders, the Supervisory Board and the Executive Board of N.V. Bank Nederlandse Gemeenten Report on the Financial Statements We have audited the accompanying financial statements 2012 of N.V. Bank Nederlandse Gemeenten, The Hague. These financial statements comprise the consolidated and company balance sheet as at 31 December 2012, the consolidated and company income statement, statement of comprehensive income, cash flow statement and statement of changes in equity for the year then ended and notes, comprising a summary of the significant accounting policies and other explanatory information. Management s Responsibility Management is responsible for the preparation and fair presentation of these financial statements in accordance with International Financial Reporting Standards as adopted by the European Union and with Part 9 of Book 2 of the Dutch Civil Code, and for the preparation of the Report of the Executive Board in accordance with Part 9 of Book 2 of the Dutch Civil Code. Furthermore management is responsible for such internal control as it determines is necessary to enable the preparation of the financial statements that are free from material misstatement, whether due to fraud or error. Auditor s Responsibility Our responsibility is to express an opinion on these financial statements based on our audit. We conducted our audit in accordance with Dutch law, including the Dutch Standards on Auditing. This requires that we comply with ethical requirements and plan and perform the audit to obtain reasonable assurance about whether the financial statements are free from material misstatement. An audit involves performing procedures to obtain audit evidence about the amounts and disclosures in the financial statements. The procedures selected depend on the auditor s judgment, including the assessment of the risks of material misstatement of the financial statements, whether due to fraud or error. 22/137

23 In making those risk assessments, the auditor considers internal control relevant to the entity s preparation and fair presentation of the financial statements in order to design audit procedures that are appropriate in the circumstances, but not for the purpose of expressing an opinion on the effectiveness of the entity s internal control. An audit also includes evaluating the appropriateness of accounting policies used and the reasonableness of accounting estimates made by management, as well as evaluating the overall presentation of the financial statements. We believe that the audit evidence we have obtained is sufficient and appropriate to provide a basis for our audit opinion. Opinion with Respect to the Financial Statements In our opinion, the financial statements give a true and fair view of the financial position of N.V. Bank Nederlandse Gemeenten as at 31 December 2012, and of its result for the year then ended in accordance with International Financial Reporting Standards as adopted by the European Union and with Part 9 of Book 2 of the Dutch Civil Code. Report on Other Legal and Regulatory Requirements Pursuant to the legal requirement under Section 2:393 sub 5 at e and f of the Dutch Civil Code, we have no deficiencies to report as a result of our examination whether the Report of the Executive Board, to the extent we can assess, has been prepared in accordance with Part 9 of Book 2 of this Code, and whether the information as required under Section 2:392 sub 1 at b-h has been annexed. Further we report that the Report of the Executive Board, to the extent we can assess, is consistent with the financial statements as required by Section 2:391 sub 4 of the Dutch Civil Code. Amsterdam, 1 March 2013 Ernst & Young Accountants LLP Signed by W.J. Smit 23/137

24 ( 日本語訳 ) EDINET 提出書類 独立監査人の監査報告書 オランダ自治体金融公庫の株主 監督取締役会および執行取締役会御中 財務書類に関する報告当監査法人は ハーグ所在のオランダ自治体金融公庫の2012 年度の財務書類の監査を行った 当該財務書類には 2012 年 12 月 31 日現在の連結および個別貸借対照表 ならびに同日をもって終了した事業年度の連結および個別損益計算書 包括利益計算書 キャッシュフロー計算書 株主資本変動計算書ならびに重要な会計方針およびその他の解説の要約からなる注記で構成されている 経営陣の責任公庫の経営陣の責任は 欧州連合が採択した国際財務報告基準およびオランダ民法典第 2 編第 9 章に従い財務書類を作成および公正に表示すること ならびにオランダ民法典第 2 編第 9 章に従い執行取締役会の報告書を作成することにある さらに 経営陣は 不正または誤謬による重要な虚偽表示のない財務書類の作成に必要な内部統制にも責任を負う 会計監査人の責任当監査法人の責任は 監査に基づきこれらの財務書類に対する意見を表明することである 当監査法人は オランダ監査基準を含むオランダの法律に準拠して監査を実施した この法律は 当監査法人に倫理的条件を遵守し 当該財務書類に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証が得られるよう 監査を計画し 実施することを要求している 監査には 財務書類中の金額および開示に関する監査上の証拠を得るための手続の実施が含まれる 不正または誤謬による財務書類の重要な虚偽表示のリスクの評価を含め 手続の選択は監査人の判断に委ねられている このようなリスク評価を行うに際して 当監査法人は 当該状況において適切な監査手続を策定するために ただし公庫の内部統制の有効性につき意見を表明することを目的とせず 公庫の財務書類の作成と公正な表示に関連する内部統制を考慮する また 監査には 経営陣により適用された会計方針の適切性および会計上の見積りの合理性の評価ならびに財務書類全体の表示の評価が含まれる 当監査法人が得た監査上の証拠は 監査意見を提供するに十分かつ適切な基礎となるものであると信じている 財務書類に関する意見当監査法人は これらの財務書類は 欧州連合が採択している国際財務報告基準およびオランダ民法典第 2 編第 9 章に準拠して 2012 年 12 月 31 日現在のオランダ自治体金融公庫の財務状態および同日をもって終了した事業年度の経営成績を真実かつ公正に表示するものと認める 24/137

25 その他の法的 規制上の報告当監査法人は オランダ民法典第 2 編第 393 条第 5 項 eおよびfに準拠して 当監査法人が評価可能な範囲内において 執行取締役会の報告書がオランダ民法典第 2 編第 9 章に準拠して作成されているかどうかおよび オランダ民法典第 2 編第 395 条第 1 項 bからhに要求されている情報が添付されているかどうか検証可能な範囲で検証した結果 報告すべき欠陥はない さらに 当監査法人は 当監査法人が評価可能な範囲内において 執行取締役会の報告書がオランダ民法典第 2 編第 391 条第 4 項により要求される財務書類と整合性があることを報告する アムステルダム市 2013 年 3 月 1 日 アーンスト アンド ヤング アカウンタンツ エルエルピー 署名 : W.J. スミット 次へ 25/137

26 2012 年 12 月 31 日現在の連結貸借対照表 ( 単位 : 百万ユーロ ) 2012 年 12 月 日年 12 月 31 日現在現在 資 産 (1) 現金および中央銀行残高 2,834 5,149 (2) 銀行預入金 10,171 8,448 (3) 純損益を通じて公正価値で測定される金融資産 3,476 3,322 (4) その他の金融資産 25,824 21,519 (5) 売却可能金融資産 9,018 6,919 (2) 貸付金および前渡金 90,725 90,775 関連会社およびジョイント ベンチャー (6) (7) 有形固定資産 (8) (9) その他の資産 資産合計 142, ,460 負 債 (10) 銀行借入金 6,223 7,469 (11) 純損益を通じて公正価値で測定される金融負債 2, (12) その他の金融負債 18,692 14,367 (13) 負債証券 99, ,907 (10) 受託資金 12,139 10,944 (10) 劣後債務 (8) (9) その他の負債 負債合計 139, ,563 (14) 株主資本 2,752 1,897 負債および株主資本合計 142, ,460 注は 連結財務書類の注記を参照のこと 26/137

27 2012 年 12 月 31 日に終了した事業年度の連結損益計算書 ( 単位 : 百万ユーロ ) 2012 年 12 月 31 日 2011 年 12 月 31 日終了事業年度終了事業年度 受取利息 (15) 2,115 2,327 支払利息 (16) 1,642 1,865 利息損益 関連会社およびジョイント ベンチャーによる損益 (17) (2) 0 受取手数料 (18) 支払手数料 (19) 6 6 手数料損益 金融取引損益 (20) 88 (87) (21) その他の収益 4 4 収益合計 人件費 (22) その他の一般管理費 (23) 人件費およびその他の一般管理費 (24) 減価償却費 1 2 営業費用合計 減損 (25) 32 7 (26) 銀行税 32 - 税引前当期利益 (9) 税金 (128) (83) 当期純利益 注は 連結財務書類の注記を参照のこと 27/137

28 2012 年 12 月 31 日に終了した事業年度の連結包括利益計算書 ( 単位 : 百万ユーロ ) 2012 年 12 月 31 日終了事業年度 2011 年 12 月 31 日終了事業年度 当期純利益 為替換算調整勘定に係る純変動額 - 5 その他の剰余金の変動 - (4) 税引後キャッシュフロー ヘッジの変動に係る純変動額 213 (282) 再評価剰余金の変動 未実現差額調整 509 (242) 純損益に振り替えられた実現差額調整 (11) (10) 税金の変動 (124) (209) ( 税金等調整後 ) 株主資本で直接認識される損益 587 (490) 合計 919 (234) 28/137

29 2012 年 12 月 31 日に終了した事業年度の連結キャッシュフロー計算書 ( 単位 : 百万ユーロ ) 2012 年 12 月 31 日 2011 年 12 月 31 日終了事業年度終了事業年度 営業活動によるキャッシュフロー税引前当期利益 調整 : 減価償却費 1 2 減損 32 7 純損益を通じて測定される未実現損益 (75) 101 営業活動から得たキャッシュフロー 銀行預入金および借入金 ( 要求払以外 ) の変動 (2,791) 429 貸付金および前渡金の変動 2,668 (1,333) 受託資金の変動 619 2,676 デリバティブの変動 (990) (322) 支払法人税 (28) (104) 支払銀行税 (32) - 営業活動によるその他の変動 (534) (495) (1,088) 851 営業活動によるキャッシュフロー総額 * (670) 1,300 投資活動によるキャッシュフロー投資および取得 : 純損益を通じて公正価値で測定される金融資産および売却可能金融資産 (2,142) (2,527) 関連会社およびジョイント ベンチャー (2) (5) (2,144) (2,532) 処分 返済および償還 : 純損益を通じて公正価値で測定される金融資産および売却可能金融資産 2,005 3,364 有形固定資産 - - 2,005 3,364 投資活動によるキャッシュフロー総額 (139) 832 財務活動によるキャッシュフロー負債証券発行手取金 25,359 27,353 発行済負債証券返済 (26,554) (25,406) 純損益を通じて公正価値で測定される金融負債の返済 (56) - 劣後債務 (65) (4) 支払配当金 (64) (128) 財務活動によるキャッシュフロー総額 (1,380) 1,815 現金および現金同等物の純変動 (2,189) 3,947 1 月 1 日現在の現金および現金同等物 5,022 1, 月 31 日現在の現金および現金同等物 2,833 5, 月 31 日現在の現金および現金同等物は 以下の項目から構成される : 現金および中央銀行残高 2,834 5,149 銀行預入金項目における現金同等物 2 4 銀行借入金項目における現金同等物 (3) (131) 2,833 5,022 * 受取利息は合計 58 億 1,300 万ユーロ (2011 年度は 58 億 900 万ユーロ ) であり 支払利息は 52 億 9,600 万ユーロ (2011 年度は 5 であった 29/137

30 2012 年 12 月 31 日に終了した事業年度の連結株主資本変動計算書 ( 単位 : 百万ユーロ ) 資本金 資本準備金 再評価剰余金 キャッシュフロー ヘッジ (271) 為替換算調整勘定 その他の剰余金 2012 年 12 月 31 日終了事業年度 未処分利益 合計 期首残高実現損益 (282) - 2,049 1, 未実現損益 配当支払前年度利益処分額 (64) 256 (256) (64) - 期末残高 (69) - 2, ,752 資本金 資本準備金 再評価剰余金 キャッシュフロー ヘッジ (62) - 為替換算調整勘定 その他の剰余金 2011 年 12 月 31 日終了事業年度 未処分利益 合計 期首残高実現損益未実現損益配当支払 (209) (282) (5) 5 1,924 (4) (128) 2, (490) (128) 前年度利益処分額 257 (257) - 期末残高 (271) (282) - 2, ,897 30/137

31 会計原則 会社概要 本財務書類は 2013 年 3 月 1 日に執行取締役会により公開を目的として作成および発行され 2013 年 4 月 22 日の 主総会での採択を目的として提出される BNG 銀行は オランダの法律に基づく法定二段構造企業 ( structuurvennootschap ) である BNG 銀行の株式資本の半分をオランダ王国政府が所有し 残 自治体および地域水委員会が所有している BNG 銀行はオランダ ハーグに設立され 子会社支店は置いていない 損益の評価および決定に適用される重要な会計原則連結財務書類は継続企業の前提に基づき作成される 貸借対照表項目は償却原価法で計上される しかし 純損益を通じて公正価値で測定される金融資産 売却可能金融資産 その他の金融資産 純損益を通じて公正価値で測定される金融負債 および その他の金融負債 の項目は例外である 当該貸借対照表項目は 公正価値で認識されている 貸借対照表項目 関連会社およびジョイント ベンチャー は持分法に準拠し記載されている 貸借対照表項目 有形固定資産 は 減価償却累計額控除後の原価で記載されている 別段の記載がない限り 連結財務書類において 金額はすべて百万ユーロで表記される ユーロはBNG 銀行の機能通貨であり報告通貨である 収益は BNG 銀行に経済価値が発生する見込みがあり かつ信頼性を持って収益を決定できる場合に限り認識される 費用は サービスが提供された期間またはこれらの費用を相殺する関連した収益に 可能な限り割り当てられる 関連法令 連結財務書類は 欧州連合 (EU) が承認している国際財務報告基準 (IFRS) およびオランダ民法第 2 編第 9 章に準 拠して作成される 2012 年度の財務書類において BNG 銀行は以下に記載のIFRSの新基準 改訂および解釈指針を適用している これら は IASB が発行して EU が承認し 2012 年 1 月 1 日より強制適用されている かかる基準の適用は 2012 年度財 対して限定された影響を及ぼした これは 以下の改訂に関係する IFRS 第 7 号改訂 開示 : 金融資産の譲渡 以下の IASBが発行し2012 年 1 月 1 日付で有効となったがEUが承認していないIFRSの新基準 改訂および解は 2012 年度の財務書類には適用されていない かかる基準の採用および適用による 2012 年度の財務書類に対す影響はわずかである これは 以下の改訂に関係する IFRS 第 1 号改訂 深刻な超インフレおよび初度適用企業に対する固定日付の廃止 IAS 第 12 号改訂 繰延税金 : 原資産の回収 BNG 銀行は EUの承認の有無にかかわらず IASBが発行した2013 年 1 月 1 日以降開始年度に関して強制適用され新基準および修正基準ならびに解釈を早期に採用しない旨決定した これらの新基準および解釈の早期採用は2012 年度の財務書類に重要な影響を与えた可能性がある BNG 銀行は現在 可能性のある結果を検討中である これはBNG 銀行に関連する以下の基準に関係する : 31/137

32 EU 承認済 : EDINET 提出書類 IAS 第 1 号改訂 その他の包括利益項目の表示 IAS 第 19 号改訂 従業員給付 IAS 第 32 号改訂 金融商品 : 金融資産と金融負債の相殺 IFRS 第 7 号改訂 金融商品 : 開示 - 金融資産および負債の相殺 IFRS 第 10 号 連結財務書類 (IAS 第 27 号の一部およびSIC 第 12 号のすべてを置き換える ) IFRS 第 11 号 ジョイント アレンジメント (IAS 第 31 号 ジョイント ベンチャー を置き換える IFRS 第 12 号 他の企業に対する持分の開示 IFRS 第 13 号 公正価値測定 IAS 第 27 号改訂 個別財務書類 IAS 第 28 号改訂 関連会社およびジョイント ベンチャーに対する投資 IFRIC 第 20 号 露天掘り鉱山の生産段階で生じる剥土費用 IFRS 第 13 号は2013 年 1 月 1 日付で有効となり BNG 銀行が 日常的な担保要件の交換に関して取引先と契約締結 ていたデリバティブの価値の調整につながった これらのスワップは BNG 銀行が通貨および金利リスクをヘッジす るために使用し そのため通常は満期まで保有されるが 2013 年時点で 翌日物金利 (Eonia) をベースに作成され 翌日物金利スワップ (OIS) カーブに基づいて評価される必要がある これはまた ヘッジ会計の損益に多大な 結果を及ぼし 年間損益の変動性を恒久的に増加させる見込みである EU 未承認 : IFRS 第 1 号改訂 IFRSへの移行時に市場金利よりも低利の政府融資 経過措置ガイダンス IFRS 第 10 号 第 11 号および第 12 号改訂 投資企業:IFRS 第 10 号 第 12 号およびIAS 第 27 号改訂 IFRS 年次改善 ( 年サイクル )(2012 年 5 月 ) IFRS 第 1 号 再適用 借入費用 IAS 第 1 号 比較情報に関する規定の明確化 IAS 第 16 号 保守器具の分類 IAS 第 32 号 資本性金融商品の保有者に対する分配の税効果 IAS 第 34 号 資産合計および負債合計に係る期中財務報告およびセグメント情報 IFRS 第 9 号 金融商品 (2009 年 2010 年 ) IFRS 第 9 号および第 7 号改訂 開示 : 強制発効日および移行に関する開示 IAS 第 34 号 資産合計および負債合計に係る期中財務報告およびセグメント情報 IFRS 第 9 号 金融商品 (2009 年 2010 年 ) IFRS 第 9 号および第 7 号改訂 開示 : 強制発効日および移行に関する開示 32/137

33 IASB は IAS 第 39 号をIFRS 第 9 号 金融商品 に置き換えるプロジェクトを3つの部分に分割している 200 月 金融資産を範囲とした IFRS 第 9 号 金融商品 : 分類および測定 基準の第 1 部が発行された 2010 年 10 融負債について補足する この基準の第 2 部が続いた IFRS 第 9 号の第 2 部に関連して 金融商品 : 減損 に関す る補足書類が 2011 年 1 月に公表された 協議期間は 2011 年 4 月 1 日に終了したが IASB 内での協議は依然継続し る IFRS の第 3 部に関して 2012 年 9 月 7 日に IASB は銀行 一般ヘッジ会計 の検討草案を公表した 当該公 ると ヘッジ会計は BNG 銀行のリスク管理戦略により近似することになる 完全な IFRS 第 9 号基準は IAS 金融商品 : 認識および測定 に全面的に代わるものである IFRS 第 9 号基準は 2013 年 1 月 1 日に発効する予 であった EUは IASBの 発効日を2015 年 1 月 1 日に延期する2011 年 12 月 19 日付の提案を受諾した こ IAS 第 9 号の全フェーズを同時に導入することができる IAS 第 9 号は まだEUにより承認されていない BN は この新基準の影響を検討中であり 同基準の適用が株主資本 損益および注記に対し重大な影響をもたらす可能性は否定しない セグメント別情報 IFRS 第 8 号 事業セグメント において セグメント化は組織運営の方法に依拠する と明示されている 運営の 内部業績測定が個々のセグメントを基礎にしているか否かが検討される必要がある BNG 銀行の取締役会は その業 績測定に係わる分析および意思決定をかかるセグメント化に基づいて行わない したがって 本財務書類に記載され るすべての情報および注記は 取締役会により認識された単一のセグメントに係わるものである 連結の会計原則 毎年 BNG 銀行は連結財務書類を親会社とその子会社のために作成する 連結財務書類の作成に使用される親会社と その子会社の財務書類は 同一の報告日時点で作成され 同一の原則に基づく 収益 費用 配当金等のグループ会社 内取引および残高のすべては 連結財務書類で完全に消去されている 連結財務書類は BNG 銀行が支配するすべての 子会社を対象とする 支配とは BNG 銀行が ある法人の活動から経済価値を得るために当該法人の財務および業務方 針を直接的または間接的に決定できることを意味する 支配権は BNG 銀行が直接的またはグループ会社を通じて間 接的に過半数の議決権を保有または他の何らかの形で支配する場合に存在するものとみなされる グループ会社は 支配権を獲得した日から支配権が消滅するあるいはすべての関連するリスクおよび利益が第三者に移転するまでの 期間 完全に連結対象となる BNG 銀行が受益権もしくは株式を保有する投資ファンドの支配権を有するか否かを決 定する際には 参加者としてBNG 銀行自身の口座において保有する財務的利害およびファンド マネージャーとして の自身またはその子会社の役割が考慮される 連結に含まれる子会社の報告期間は BNG 銀行と同一となっている BNG 銀行の連結子会社の概観は 年次報告書の Annex A( 本書においては訳出省略 ) に添付されている すべての子会社 を網羅したリストは ハーグの商工会議所の商業登録簿に登録されている 33/137

34 見積および仮定の使用 EDINET 提出書類 必要に応じて当該報告書に開示される金額は 経営者の見積と仮定に基づくものである 見積は 活発な市場の無い金融商品の公正価値の決定に関連する 見積は減損 繰延税金および従業員給付引当金の決定にも使用される BNG 銀行は活発な市場の無い金融商品の公正価値を決定するために評価モデルを使用している これらの評価モデルの結果は割引率や将来の予想キャッシュフローを含む 様々な仮定に基づいている 仮定の相違が生じた場合 財務報告上の評価額に影響を及ぼす可能性がある BNG 銀行は適用する見積結果と仮定を定期的に評価している 見積結果が見直された場合は それに伴う修正は当該事業年度に報告され 将来の年度の見積においても認識される 金融商品の公正価値公正価値とは 貸借対照表日付で取引の知識および意思がある独立した当事者間で現実的な経済ベースで金融商品が取引される ( 取引価格 ) または清算される ( 清算価格 ) ことが可能であった額を意味する 公正価値は 活発な市場における相場価格 またはそれが利用できない場合は モデル評価技法を用いて算定される 評価技法は 上場していない資産 負債および店頭デリバティブの公正価値決定の際に広く使われている これは一般的に認められた手法や方法 例えばオプション価格モデル 割引キャッシュフロー 先物価格決定および信用および流動性スプレッドに関係する 契約条項が考慮され イールド曲線 相関 ボラティリティおよび信用スプレッドといった利用可能で客観的な市場データならびに市場参加者が価格決定するのに使用するその他の要因 見積および仮定が利用される レベル3の評価は市場データで裏付けられない仮定に一部基づいている 公正価値の詳細な記載については 連結財務書類の注記 31を参照のこと 減損 減損 項目は 金融および非金融固定資産の減損を含む そのため BNG 銀行は 損失引当金 ( 銀行預入金 ならびに 貸付金および前渡金 ) の変動および 売却可能金融資産 の商品減損 ならびに 関連会社およびジョイント ベンチャー および非金融固定資産の減損を 減損 項目で認識する 減損は ( 非 ) 金融資産または当該 ( 非 ) 金融資産にかかるキャッシュフロー生成単位の帳簿価額が見積実現可能価額を超える場合 損益計算書で認識される ( 非 ) 金融資産が担保として提供された場合 かかる担保の売却による費用を差し引いた手取金が 将来キャッシュフロー見積りの際に考慮に入れられる 回収不能 ( 非 ) 金融資産が償却後にキャッシュフローを生成した場合 これらのキャッシュフローは損益計算書で直接認識される 34/137

35 金融資産の減損 EDINET 提出書類 貸借対照表現在で すべての金融資産は 減損を示す客観的な兆候の有無について検討される 当初認識後 1つ以上の事象が当該資産からの予想将来キャッシュフローに対する負の影響を与えかつそれが信頼性をもって評価可能な場合 当該事象には客観的な兆候が存在すると判断され 金融資産に対する減損損失が認識される BNG 銀行は 市場の状況に重大な変化が起こった場合における客観的な兆候指標を設定している 具体的には 株式価格および為替レート 金利 市場流動性の程度 取引先の信用力および受け取るべきキャッシュフローにかかる ( 金額および期限に関する ) 債務不履行可能性等である BNG 銀行の減損会計の対象となる金融資産は 下記の通り2つのグループに分けられる 償却原価で計上される金融資産 公正価値で計上される金融資産 差額調整は株主資本を通じて認識される ( 売却可能金融資産 の再評価剰余金 ) 減損対象となった金融および非金融資産は 各貸借対照表日現在で 減損が減少したまたは存在しなくなったという兆候の有無を査定される 後の期間に減損額が減少し かかる減少が減損後に生じた事象に客観的に帰属する場合 先に認識された減損は 資本性金融商品を除くすべての金融資産について戻し入れられ その額は 損益計算書の 減損 で認識される 資本性金融商品に関しては かかる減少は( 新規 ) 再評価として取り扱われ 株主資本 ( 売却可能金融資産 の再評価剰余金) に追加される 償却原価で計上される金融資産償却原価で計上される銀行貸付金および債権残高 ならびに貸付金および前渡金の場合 BNG 銀行は 損益計算書の費用として損失引当金を計上する 減損を決定する際は 減損の客観的な兆候を持つ貸付金および債権と減損の客観的な兆候のない貸付金および債権とを区別する 資産が永久に回収不能である場合には すでに作成された減損引当金の借方項目に償却され 差異は損益計算書項目の 減損 に計上または追加される BNG 銀行はまず この引当金を形成する減損の兆候が個別の貸付金および前渡金に存在するかを 償却後に実際に受け取ることが予想される額を考慮に入れて決定する 減損の客観的な兆候を含むすべての項目について 割引キャッシュフロー ( DCF ) 法に基づいて現在価値で計算された将来キャッシュフローの個別の取引先のレベルで見積が作成される この場合に適用される仮定には 担保の ( 競売処分 ) 価値の見積 未収支払の見積 これら支払の時期の見積および割引率が含まれる IFRSでは 未確定の将来の損失事象については考慮されない可能性がある そのため 可能性の程度は キャッシュフロー予測以外の個別の減損の決定には影響しない 減損の客観的な兆候のない貸付金および前渡金は いわゆる 既発生未計上 の (IBNI) 損失モデルの集合的評価に含まれる このポートフォリオ法は オフバランスのエクスポージャーならびに信用エクスポージャーを考慮する IBNIを計算するのに重要な変数は EAD( デフォルト時エクスポージャー ) PD( デフォルト確率 ) および ( デフォルト時損失率 ) である 2011 年度中に IBNI 損失引当金の水準決定方法が変更された 新方法は 内部格付デルの結果および関連損失可能性に沿っている その結果 BNG 銀行は この引当金水準を決定する際 マネジメントの見積への依存が著しく減少した 35/137

36 株主資本を通じて公正価値で計上される金融資産 EDINET 提出書類 BNG 銀行の株主資本を通じて公正価値で計上される金融資産の減損は 2つのグループに分けられる 資本性金融商品への投資 負債性金融商品への取組み減損の客観的な兆候に加えて 参加持分などの資本性金融商品の売却可能投資も 費用が持続的に実現可能価額を上回る場合 すなわち 公正価値が持続的にまたは著しく原価を下回る場合 減損の客観的な兆候を含んでいる 売却可能投資に関して減損の客観的な兆候がある場合 先に認識された減損の控除後の 原価と現在の公正価値との差異は まず株主資本 ( 売却可能金融資産の再評価剰余金 ) から控除され 損益計算書の 減損 で認識される 利付有価証券等の負債性金融商品は 取引先の資金難 市場での損失またはその他の客観的兆候がある場合 減損の有無が評価される 売却可能投資に関しては 株主資本 ( 売却可能金融資産の再評価剰余金 ) の減損は まず損益計算書の 減損 項目に対して償却される 非金融資産の減損 BNG 銀行の非金融資産 ( 有形固定資産 関連会社およびジョイント ベンチャー ) の帳簿価額は 繰延税金資産を除き 減損の客観的な兆候があるかどうか決定するために年 2 回評価される 減損を決定するために 実現可能価額から見積がなされ 個別の資産は将来キャッシュフローが区別されうる最小レベル ( キャッシュフロー生成単位 ) のグループに分けられる 参加持分に含まれるのれんは減損評価で個別には考慮されないが 帳簿価額合計には含まれる 資産またはキャッシュフロー生成単位の実現可能価額は 使用価値または売却費用控除後の公正価値のうちいずれか高い方である 使用価値を決定する際に 予想将来キャッシュフローの現在価値は 貨幣の時間価値に対する現在の市場評価 および当該資産に関連する特定リスクの双方を反映した税引前割引率を用いて計算される キャッシュフロー生成単位に関して認識される減損は まず当該単位に割り当てられたのれんの帳簿価額と相殺し その後に当該単位 ( または単位のグループ ) のその他資産の帳簿価額と比例配分で相殺する 非金融資産の減損は 非金融資産に含まれるのれんを除いて 実現可能価額が決定される基礎となる減損の兆候に変更があった場合 損益計算書 ( 減損 項目) を通じて戻し入れられる 減損は 資産の帳簿価額が 減損が認識されていなかった場合決定されていたと考えられる 減価償却費または償却費を差し引いた帳簿価額を超えない範囲でのみ戻し入れられる ネッティング 資産および負債は 受取債権 支払債務のネットおよび同時決済が法的に実行可能であり そのようなネット金額 もしくは両項目を同時に決済する明確な意図があることが確実である場合にのみネッティングされる 36/137

37 外貨 EDINET 提出書類 ユーロは グループ会社を含むBNG 銀行の機能通貨および報告通貨である 連結財務書類はユーロ建てで作成され る 外貨建ての取引は 当初認識時に 取引日現在適用される為替レートで機能通貨に換算され その為替差損益は外 貨差損益に計上または追加される 貸借対照表日現在で 売却可能金融資産 に含まれる負債性金融商品および資 本性金融商品を含め 外貨項目は 決算日レートで機能通貨に再評価される 原価で認識される非貨幣性外貨項目は 公正価値ヘッジ関係のヘッジ手段に指定されていない限り 貸借対照表日に再評価されない 為替レートから生じる 貨幣性項目の為替差損益および換算差額は 貸借対照表日現在で損益計算書の金融取引損益として認識される ただ し以下のものを除く キャッシュフロー ヘッジ関係で指定された外貨項目の有効部分 これらの為替換算差額は キャッシュフ ロー ヘッジで認識される 売却可能金融資産 に含まれる資本性金融商品を含む 公正価値調整が株主資本を通じて認識される非貨幣 性外貨項目 これらの為替換算差額は 株主資本 の再評価剰余金で認識される 金融資産および金融負債の認識および会計金融資産および金融負債は 取引日ベースで認識される つまり 金融商品の契約条項から生じる利益を受けまたはそれによる債務の責任が生じると同時に認識される これらにはデリバティブに加えて従来の金融商品 ( 貸付金 利付有価証券および負債証券 ) の双方が含まれる 当初 金融資産および金融負債は 公正価値に金融資産ないし金融負債の取得または発行に直接帰属する取引費用を加えた金額で認識される ただし 純損益を通じて損益差額が認識される 公正価値により認識される取引は除かれる これらの貸借対照表項目に含まれた取引は取引費用を加えることなく公正価値で評価される 初回の認識後 金融資産および金融負債は 取引の区分に応じて 償却原価または公正価値のいずれかで評価される 償却原価 ( 償却価値金額 ) は 額面金額に加え 経過利子および決済済み取引費用および / または実効金利法に従い取引の金利期間に割り振られる割増差額 割引差額から構成される 金融デリバティブは 資産 ( 正の正味公正価値 ) もしくは負債 ( 負の正味公正価値 ) として契約ごとに記載される 金融デリバティブの価値の変動は損益計算書上ですべて認識される 金融資産および金融負債の認識中止 以下の場合 金融資産は貸借対照表で認識が中止される 資産からのキャッシュフローを受領する契約上の権利が失効した場合 または BNG 銀行が 資産からのキャッシュフローを受領する権利を維持しているが 別段の取決めに伴い第三者に対し て完全に重大な遅延なく これらのキャッシュフローを譲渡する契約上の義務を負った場合 または 資産からのキャッシュフローおよびこの資産の実質的にすべてのリスクと経済価値を受領する契 37/137

38 約上の権利が譲渡され すなわち当該資産への支配権が移転した場合 EDINET 提出書類 契約で指定された義務がすでに履行もしくは取消された場合または失効した場合は 金融負債は認識が中止され る 既存の金融資産または金融負債が契約により 実質的に同一の条件で同一の契約相手から別の資産または負債と 交換された場合は 新規の資産または負債は 同一の貸借対照表価額で既存の資産または負債が継続したものとして 扱われる この場合 売却手取金は認識されない BNG 銀行は 金融資産および金融負債の売却に関する限り 先入先出 法 (FIFO) を適用する 当該枠組み内で 当該資産または負債の譲渡収入と簿価との差額は 損益計算書に直ちに全 額認識される 金融資産の譲渡 BNG 銀行は 譲渡された金融資産または当該資産の一部のすべてまたはほとんどすべてのリスクおよび経済価値を保持している場合 譲渡された金融資産を引き続き貸借対照表で認識する BNG 銀行は 例えばレポ取引に関連して すべてのまたはほぼすべてのリスクおよび経済価値を保持しながら金融資産を提供することがある 譲渡された金融資産のトータル リターン スワップ付で第三者に売却された金融資産は レポ取引と同様に認識される これは BNG 銀行がかかる資産の所有権に付随したすべてまたはほとんどすべてのリスクおよび経済価値を保持しているからである デリバティブの認識および会計処理当初認識時から デリバティブは公正価値で認識され 評価差額は損益計算書の 金融取引損益 の項目で認識される プラスの市場価格のデリバティブは ヘッジ会計適用対象でなければ 貸借対照表上の 純損益を通じて公正価値で測定される金融資産 に ヘッジ会計適用対象であれば その他の金融資産 に資産として計上される マイナスの市場価格のデリバティブは ヘッジ会計適用対象でなければ 貸借対照表上の 純損益を通じて公正価値で測定される金融負債 に ヘッジ会計適用対象であれば その他の金融負債 に負債として計上される 組込デリバティブ次の条件がすべて満たされている場合 組込デリバティブは区分処理される : 組込デリバティブの経済的特徴およびリスクと 主契約のそれらとの間に緊密な関係がなく 主契約は純損益を通じて公正価値で計上されるものではなく そして 同一の条件の独立した商品であったとすればデリバティブの定義を満たしている これらの条件を満たすデリバティブは契約の締結時に公正価値で測定され 評価差額は損益計算書において 金融取引損益 の項目で認識される 予測キャッシュフローに重大な影響を与える契約条件の変更がある場合に限って 契約は評価される 38/137

39 ヘッジ会計 EDINET 提出書類 BNG 銀行の資産または負債に関して晒される金利リスクならびにキャッシュフローの変動性は 主に金融商品を用いてヘッジされている 市場価格原理においては 金利および為替レートの変動から生じる評価の変動額が相殺される ヘッジ関係が有効な場合 BNG 銀行は ヘッジ手段とヘッジ対象の評価差額を 原則としてヘッジ会計により相殺している BNG 銀行は公正価値およびキャッシュフロー ヘッジ会計の双方を適用している BNG 銀行は デリバティブのみをヘッジ手段として使用している それらは貸借対照表において公正価値で測定される必要がある ヘッジ対象は 通常は償却原価で認識される BNG 銀行は デリバティブ取引の取引日にそれが貸借対照表における資産または負債項目のヘッジとなりうるか否かを指定する ヘッジ会計は ヘッジ手段とヘッジ対象およびそれらの関係とヘッジの目的に関して正式に文書化されている場合にのみ適用される 当該ヘッジ書類は ヘッジが有効であると見込まれること およびこの有効性がどのように決定されるかについて立証しなければならない 有効性とは 報告期間中のヘッジ手段とヘッジ対象との間の対立リスクがIAS 第 39 号で定義された限度内 (80% から125%) であるということを意味する さらに 残存期間中にヘッジが有効であり続けると立証されなければならない ヘッジの非有効部分は常に損益計算書の 金融取引損益 で直接認識される ヘッジ関係が有効でなくなった場合 またはヘッジ対象もしくはヘッジ手段が売却されたもしくは満期になった時 ヘッジ関係は終了となる ヘッジ対象についての前期の貸借対照表価額と償却原価との差異は ヘッジ対象の残存期間にわたり償却される 公正価値ヘッジ会計 BNG 銀行は ミクロ ヘッジおよびポートフォリオ ヘッジという2 種類の公正価値ヘッジ会計を適用している ミクロ ヘッジは 金利リスクに係る経済的ヘッジ関係に関連する個々の取引に対応するヘッジである ミクロ ヘッジの場合 ヘッジ対象とヘッジ手段との間に明白な1 対 1の関係が存在する BNG 銀行は ミクロ ヘッジを主に 受託資金 および 負債証券 等の項目で認識される( 大部分の ) 金融債務に適用する ポートフォリオ ヘッジは 複数のデリバティブを使用して金利リスクを回避する取引の集合体としてヘッジするものである BNG 銀行は ポートフォリオ ヘッジを 実行した 貸付金および前渡金 の大部分と 売却可能金融資産 に適用する 個々のヘッジ対象とヘッジ手段との間に関係は存在せず 金利変動から生じる関連資産の公正価値の変動を当該デリバティブが補填することがポートフォリオ レベルで実証されている 資産とヘッジのため使用されるデリバティブの間には直接の関係がないことから ミクロ ヘッジの状況と異なり 公正価値調整は その他の金融資産 という単一の貸借対照表項目として認識される 39/137

40 キャッシュフロー ヘッジ会計 EDINET 提出書類 キャッシュフロー ヘッジは 為替換算差額に起因する変動による将来のキャッシュフローの変動可能性をヘッジするために使用される BNG 銀行は キャッシュフロー ヘッジ会計を 受託資金 および 負債証券 で主に認識されるミクロ ヘッジに含まれる外貨金融債務に適用する クロスカレンシー スワップのベーシス スプレッド変動に起因する デリバティブ ( ヘッジ手段 ) の公正価値変動の有効部分は 損益計算書 ( 金融取引損益 ) ではなく株主資本の キャッシュフロー ヘッジ で認識される キャッシュフロー ヘッジに起因する公正価値の累積変動は ヘッジされたキャッシュフローが損益計算書に影響を及ぼす場合 損益計算書 ( 金融取引損益 ) に振り替えられる ヘッジ手段の期限が満了した または売却 終了もしくは行使された場合 またはヘッジ関係が中止された場合 予想将来取引が損益計算書で認識されるまで累積公正価値調整は株主資本に含められる 予想将来取引の見込みがなくなった場合 累積公正価値調整は 損益 ( 金融取引損益 ) に直接計上または追加される 現金および中央銀行残高 当該項目は すべての法定通貨ならびにオランダ中央銀行および欧州中央銀行 (ECB) への預金を含む 銀行預入金ならびに貸付金および前渡金 当該貸借対照表項目は 償却原価で計上される銀行および顧客両方からの トレーディングを目的とするもの以外 で保有する受取債権 ( リバース レポを含む ) を含む さらに 利付有価証券 (MTN および債券 ) の一部は 活発な市 場において取引されていない限り 当該項目に含まれる 銀行預入金ならびに貸付金および前渡金は 損失引当金控除 後の金額で認識される 損失引当金に関する原則については 減損 の項を参照のこと 2008 年 貸借対照表項目 売却可能金融資産 の一部が再分類され 銀行預入金 項目ならびに 貸付金および前 渡金 項目に移転された 再分類後これらの資産は当初 2008 年 7 月 1 日の公正価値で認識された 2008 年 7 月 1 の公正価値と償還価額の差額は個々の契約の残存期間にわたり償却される 純損益を通じて公正価値で測定される金融資産および金融負債当該貸借対照表項目には IAS 第 39 号に規定された公正価値ヘッジ会計の要件を満たさない特定のデリバティブを含む 本貸借対照表項目には 公正価値で 評価差額を損益計算書で認識するよう任意で指定する ( 公正価値オプション ) 取引も含まれる BNG 銀行は時折 この公正価値オプションを使用して 貸付金や利付有価証券のような個々の資産および負債を公正価値で評価し 評価差額のすべてを損益計算書で認識する 取引の公正価値オプションは以下の場合に行われる 会計上のミスマッチを除外することを目的としている場合 ポートフォリオが公正価値で管理され評価される場合 区分処理されない組込みデリバティブを持つ商品に関係する場合 この公正価値オプション取引は一度指定されると取消不能となり 常に取引日付で行われる 40/137

41 その他の金融資産およびその他の金融負債 EDINET 提出書類 当該貸借対照表項目は ( 金利リスクおよび通貨リスクのヘッジの両方に関する ) ヘッジ会計を適用するデリバティブの市場価値を含む さらに その他の金融負債 の項目はポートフォリオ ヘッジの価額調整を含む これらの価額調整は ポートフォリオ レベルで資産の金利リスクをヘッジすることで生じる市場価額変動の有効部分を指す 売却可能金融資産取引日現在 活発な市場のある利付有価証券および期限を定めず保有し流動資金が必要な際に売却する可能性のある資本性金融商品 ( 参加持分等 ) は 純損益を通じて公正価値で測定される金融資産で認識されない限り 売却可能金融資産 項目に分類される それらは公正価値で評価され 税控除後の再評価差額は 株主資本 で認識される 市場の相場が存在しない参加持分の公正価値は 株主価値を導出する正味現在価値法または有形正味資産価値法等の評価方法を用いて決定される 資本性金融商品に活発な市場での相場がなく 公正価値を信頼性をもって決定できない場合 原価による評価が認められる 利付有価証券が公正価値ヘッジ関係に関連する場合は ヘッジの有効部分は 株主資本 ではなく損益に計上される 実効金利法に基づいて償却される利息損益 ( 利息 プレミアムおよび割引 ) および通貨の再評価差額は損益計算書に直接認識される 当該利付有価証券または資本性金融商品が売却または減損された場合 売却損益および公正価値の累積変動は 株主資本 から控除され損益計算書の 金融取引損益 で認識される 減損の方針については 減損 の項目を参照のこと 関連会社およびジョイント ベンチャー関連会社およびジョイント ベンチャーへの投資は 持分法 に基づき比例配分で計上される 関連会社とは BNG 銀行がその事業および財務方針に重要な影響力をもつが 主な支配はしていない会社を指す 通常 BNG 銀行が株式または議決権の20% から50% を保有している場合に重要な影響力をもつと考えられる ジョイント ベンチャーは BNG 銀行およびその他当事者が共同かつ比例的に支配権を行使する経済活動に参加する 契約上の取決めである 減損の方針については 減損 の項目を参照のこと 有形固定資産建物および耐久設備などのBNG 銀行が所有する有形固定資産はすべて 減損累計額を含めた減価償却累計額控除後の原価で評価される 減価償却期間は資産の見積耐用年数に基づき決定される 見積耐用年数と残余価額は毎年見直される 減価償却費は定額法で計算され 損益計算書に計上される 土地は減価償却されない 減損損失は損益計算書で認識される 減損の方針については 減損 の項を参照のこと 銀行借入金 負債証券 受託資金および劣後ローン借入金 ( レポ取引を含む ) および負債証券は貸借対照表に償却原価で計上される ミクロ公正価値ヘッジ会計を適用する負債証券および受託資金の取引に関しては 償却原価は 金利リスクに起因する市場価値変動の有効部分に応じて調整される 買い戻されたBNG 銀行の負債証券はいずれも貸借対照表から除外され 帳簿価額と支払対価との差異は損益計算書において認識される 41/137

42 従業員給付 EDINET 提出書類 年金 BNG 銀行は 個々の会社の年金制度または別々の勘定への分離を行わない業界全体の年金基金にその年金制度を預けているため 確定拠出制度としてその年金債務を負担する 業界全体の年金基金は 適正な年金積立を算出するために必要な情報を提供することができない 雇用者の年金拠出負担分は拠出と関連する年度の損益計算書で認識される 必要な追加拠出も損益計算書に直接計上される その他従業員給付確定給付型年金制度の要件を満たすその他の従業員給付に関しては 別途引当金が設けられる BNG 銀行は この点において 特定の範囲内では数理差異が計上されないコリドー アプローチを適用する この範囲を越える数理差異は 従業員の残存勤務年数に渡って損益計算書の 人件費 へ加算または減算される 当該その他の従業員給付は 在職従業員および離職した従業員のためのモーゲージ ローンの金利割引の継続的付与に関連するものである 引当金の水準は 予測単位積増方式 (PUCM) を用いて 2 年毎に独立保険数理人の計算に基づき決定される モーゲージの金利割引に関連する債務は その他の負債 に計上される 従業員給付に関する費用は 損益計算書で人件費として認識される 税金税額は 法定税率および適用課税法規に基づき計算される 繰延税金資産および負債は 資産および負債の会計上の帳簿価額と税務上の課税基準との一時的差異として認識される これらの繰延税金資産および負債は 実現が見込まれる期間に関連する当期税率に基づいて計算される 税率変更による繰延税金資産および負債の差異は損益計算書で認識される 繰延税金資産は これらの一時的差異を近い将来解消する課税対象収益が見込まれる場合のみ認識される 繰延税金資産および繰延税金負債共に額面で計上される すべての繰延税金資産および負債は 財務組織体の親会社の財務書類で計上される 当期および繰延税金資産および負債は 同一の税務当局および税の種類が同一である場合 ネッティングされ これらの資産および負債のネッティングは法律で認められている 財務組織体内のグループ会社は グループで決定された税率を適用する 42/137

43 株主資本 EDINET 提出書類 貸借対照表は利益処分前に作成される したがって 事業年度の純利益合計はすべて株主資本で表示される 株主資本には 売却可能金融資産 の未実現公正価値の変動 ( 税引後 ) を認識する再評価剰余金が含まれる 当該再評価剰余金は 2008 年に再分類され 売却可能資産 から 銀行預入金 ならびに 貸付金および前渡金 へ移転された資産に関して2008 年 7 月 1 日まで認識されていた公正価値変動 ( 税引後 ) も含む 再評価剰余金の当該部分は再分類された資産の残存期間にわたり償却され 損益計算書の 利息損益 で認識される 実際の売却の場合 累積再評価差額が損益計算書に認識される ( 先入先出法 (FIFO)) ヘッジ会計に関わる取引に関する限り 公正価値変動の有効部分は 取引がヘッジ関係に関わった期間にわたり 損益計算書上で認識される 株主資本はまた クロスカレンシー スワップのベーシス スプレッド変動に起因するデリバティブの公正価値の未実現変動 ( 税引後 ) が認識されたキャッシュフロー ヘッジも含む 売却可能金融資産の再評価剰余金およびキャッシュフロー ヘッジは 当該資産が貸借対照表日現在で即時売却された場合の予想税金決済に基づいた繰延税金資産または負債によって調整される 受取利息および支払利息受取利息および支払利息は 貸借対照表に含まれるすべての利付商品の償却原価で計算される 償却原価の決定には実効利息法が使用される 償却原価で評価される取引が売却された場合において 簿価と純売却価額との差異も 受取利息または支払利息として認識される 関連会社およびジョイント ベンチャーによる損益 当該項目は 持分法に従って評価された関連会社およびジョイント ベンチャーからの損益を含む 受取手数料および支払手数料 当該項目では 支払および受取手数料は サービスが提供された期間の損益計算書で全額認識される 金融取引損益金融取引損益は デリバティブおよび純損益を通じて公正価値と指定された取引の市場価格変動 取引先信用リスクによる顧客の金利デリバティブの市場価格調整 ( 信用評価調整 ) 公正価値ヘッジ会計に関連するヘッジ対象のヘッジされた金利リスクによる有効市場価格調整ならびにキャッシュフロー ヘッジ会計の場合のヘッジされたリスクの非有効部分を含む 売却に伴う 売却可能金融資産 の損益もまた 当該項目に含まれる これらの損益は 再評価剰余金 からの関連する累積公正価値調整の取崩額および簿価と純売却価額との間の差額で構成される さらに 当該項目は 金融取引の外貨差損益を含む 最後に 売却可能金融資産 に含まれる参加持分 ( 資本性金融商品 ) からの利益が当該項目で認識される その他の収益 その他の収益 は BNG 銀行の主たる業務に関連しない損益を含む 43/137

44 減価償却費 EDINET 提出書類 有形固定資産 の項を参照のこと 銀行税 銀行税法 ('Wet Bankenbelasting') が 2012 年 10 月 1 日付で発効した 銀行は 毎年 10 月 る 当月中に 支払額は一括して損益に計上される 包括利益計算書 包括利益計算書は 報告期間の純損益総額および株主資本の直接の変動 ( 必要な場合 税引前 ) を表示する キャッシュフロー計算書キャッシュフロー計算書は 間接法によって作成されている キャッシュフローは 営業活動 投資活動および財務活動によるキャッシュフローとして分類される 現金および現金同等物には 手元現金 銀行および中央銀行の利用可能残高 ならびに翌日物インターバンク ローンが含まれる こうした資金は取得日からの満期到来期間が3ヶ月未満で 容易に換金可能であり 価値変動のリスクが僅少なものである 貸付金および前渡金 受託資金 デリバティブならびに銀行受取債権および支払債務額の変動は 営業活動によるキャッシュフローに含まれる 投資活動は 関連会社 ジョイント ベンチャーおよび有形固定資産の購入ならびに売却 さらに投資ポートフォリオにおける購入 売却および償還で構成される 劣後ローンの借入と返済 負債証券の発行と償還 ならびに配当金の支払は財務活動として表示される 株主資本変動計算書 株主資本変動計算書には 株主資本として認識された項目の変動が示される 比較数値の会計原則および表示 比較数値は 新規 IFRS 基準および解釈の適用を除き 2011 年度の財務書類と同じ会計原則に従って作成されている 比較上 比較数値は必要な場合 再表示されている これは関係する項目で説明される 44/137

45 連結財務書類に対する注記 ( 単位 : 百万ユーロ ) EDINET 提出書類 1 現金および中央銀行残高 当該項目は すべての法定通貨ならびにオランダ中央銀行および欧州中央銀行の現金残高および預金で構成される 2012 年 12 月 日年 12 月 31 日 中央銀行現金残高 中央銀行翌日物預金 - 2,600 中央銀行短期預金 2,000 2,250 2,834 5,149 2 銀行預入金ならびに貸付金および前渡金 当該項目は すべての銀行未収金 償却原価で測定された場合の 貸付金および前渡金ならびに活発な市場で取引されていない利付有価証券を含む 銀行預入金貸付金および前渡金合計 2012 年 2011 年 2012 年 2011 年 2012 年 2011 年 12 月 31 日 12 月 31 日 12 月 31 日 12 月 31 日 12 月 31 日 12 月 31 日 短期貸付金および当座預金 2 4 5,687 5,884 5,689 5,888 リバース レポ 2,235 2, ,736 3,299 現金担保 6,839 4, ,839 4,029 長期貸付金 ,201 80,059 81,229 80,094 利付有価証券 , ,156 ミディアム ターム ノート ,097 再分類された売却可能投資 ,603 3,219 3,060 3,692 損失引当金 - - (39) (32) (39) (32) 合計 10,1718,448 90,725 90,775100,89699,223 損失引当金の変動 2012 年 12 月 日年 12 月 31 日終了事業年度終了事業年度 期首残高 期中繰入額 8 1 期中取崩額 (1) - 期末残高 /137

46 3 純損益を通じて公正価値で測定される金融資産 当項目には 純損益を通じて公正価値の変動を認識するものとして特に指定された資産 およびヘッジ会計を適用しないデリバティブを含む 2012 年 12 月 日年 12 月 31 日 デリバティブ 873 1,090 貸付金および前渡金 有価証券 1,630 1,321 合計 3,476 3, 年末の貸付金および前渡金ならびに有価証券の償還合計額は 21 億 6,100 万ユーロ (2011 年度 :21 億 7,500 万ユーロ ) である 4 その他の金融資産 当該貸借対照表項目には ヘッジ会計を適用するデリバティブの公正価値およびポートフォリオ レベルでヘッジされた資産の金利リスクに伴う市場価格調整の有効部分に関する価額調整が含まれる 2012 年 12 月 日年 12 月 31 日 ポートフォリオ ヘッジ会計を適用するデリバティブ 4,651 3,886 ミクロ ヘッジ会計を適用するデリバティブ 9,823 9,571 ポートフォリオ レベルでヘッジされた資産の市場価格調整 11,350 8,062 合計 25,824 21,519 5 売却可能金融資産 当該貸借対照表項目には 純損益を通じて公正価値で測定される金融資産 で認識されない 固定および変動利付債券ならびにその他の利付有価証券および資本性金融商品を含む 2012 年 12 月 日年 12 月 31 日 公共部門 5,507 3,743 国際機関 銀行 1,430 1,190 その他金融機関 非金融機関 参加持分投資 合計 9,018 6,919 注記 30 リスク項目 には トータル リターン スワップおよびレポ取引と組み合わせた 認識中止されていない売却可能金融資産の譲渡に関する説明が含まれている 46/137

リリース

リリース への移行に関する開示 当社は 当連結会計年度の連結財務諸表から を適用しています 移行日は 2015 年 4 月 1 日です (1) 第 1 号の免除規定 第 1 号 国際財務報告基準の初度適用 は を初めて適用する企業 ( 以下 初度適用企業 ) に対して を遡及適用することを求めています ただし 一部については遡及適用しないことを任意で選択できる免除規定と 遡及適用を禁止する強制的な例外規定を定めています

More information

平成30年公認会計士試験

平成30年公認会計士試験 第 3 問答案用紙 問題 1 1 新株予約権 2 75,000 3 75,000 4 0 5 3,000 6 70,000 7 7,000 8 42,000 金額がマイナスの場合には, その金額の前に を付すこと 9 2,074,000 会計基準の新設及び改正並びに商法の改正により, 以前よりも純資産の部に直接計上される 項目や純資産の部の変動要因が増加している そこで, ディスクロージャーの透明性の確保

More information

IFRS基礎講座 IAS第21号 外貨換算

IFRS基礎講座 IAS第21号 外貨換算 IFRS 基礎講座 IAS 第 21 号 外貨換算 のモジュールを始めます パート 1 では 外貨建取引の会計処理を中心に解説します パート 2 では 外貨建財務諸表の換算を中心に解説します 企業は 取引を行うにあたって通常 様々な種類の通貨を使用します これらのうち 企業が営業活動を行う主たる経済環境の通貨を機能通貨といいます 例えば 日本企業の場合 営業活動を行う主たる経済環境の通貨は 通常

More information

IFRS基礎講座 IAS第11号/18号 収益

IFRS基礎講座 IAS第11号/18号 収益 IFRS 基礎講座 収益 のモジュールを始めます このモジュールには IAS 第 18 号 収益 および IAS 第 11 号 工事契約 に関する解説が含まれます これらの基準書は IFRS 第 15 号 顧客との契約による収益 の適用開始により 廃止されます パート 1 では 収益に関連する取引の識別を中心に解説します パート 2 では 収益の認識規準を中心に解説します パート 3 では 工事契約について解説します

More information

2. 基準差調整表 当行は 日本基準に準拠した財務諸表に加えて IFRS 財務諸表を参考情報として開示しております 日本基準と IFRS では重要な会計方針が異なることから 以下のとおり当行の資産 負債及び資本に対する調整表並びに当期利益の調整表を記載しております (1) 資産 負債及び資本に対する

2. 基準差調整表 当行は 日本基準に準拠した財務諸表に加えて IFRS 財務諸表を参考情報として開示しております 日本基準と IFRS では重要な会計方針が異なることから 以下のとおり当行の資産 負債及び資本に対する調整表並びに当期利益の調整表を記載しております (1) 資産 負債及び資本に対する 2. 基準差調整表 当行は 日本基準に準拠した財務諸表に加えて IFRS 財務諸表を参考情報として開示しております 日本基準と IFRS では重要な会計方針が異なることから 以下のとおり当行の 及び資本に対する調整表並びに当期利益の調整表を記載しております (1) 及び資本に対する調整表 第 4 期末 ( 平成 27 年度末 ) 現金預け金 1,220,187 - - 1,220,187 現金預け金

More information

スライド 1

スライド 1 IFRS 基礎講座 IAS 第 16 号 有形固定資産 のモジュールを始めます Part 1 では有形固定資産の認識及び当初測定を中心に解説します Part 2 では減価償却など 事後測定を中心に解説します 有形固定資産の 定義 と 認識規準 を満たす項目は IAS 第 16 号に従い有形固定資産として会計処理を行います 有形固定資産の定義として 保有目的と使用期間の検討を行います 保有目的が 財またはサービスの生産や提供のための使用

More information

平成 29 年度連結計算書類 計算書類 ( 平成 29 年 4 月 1 日から平成 30 年 3 月 31 日まで ) 連結計算書類 連結財政状態計算書 53 連結損益計算書 54 連結包括利益計算書 ( ご参考 ) 55 連結持分変動計算書 56 計算書類 貸借対照表 57 損益計算書 58 株主

平成 29 年度連結計算書類 計算書類 ( 平成 29 年 4 月 1 日から平成 30 年 3 月 31 日まで ) 連結計算書類 連結財政状態計算書 53 連結損益計算書 54 連結包括利益計算書 ( ご参考 ) 55 連結持分変動計算書 56 計算書類 貸借対照表 57 損益計算書 58 株主 連結計算書類 計算書類 ( 平成 29 年 4 月 1 日から平成 30 年 3 月 31 日まで ) 連結計算書類 連結財政状態計算書 53 連結損益計算書 54 連結包括利益計算書 ( ご参考 ) 55 連結持分変動計算書 56 計算書類 貸借対照表 57 損益計算書 58 株主資本等変動計算書 59 52 連結計算書類 連結財政状態計算書 国際会計基準により作成 53 流動資産 資産の部 平成

More information

無断複写 転用 転記を禁じます 国際財務報告基準 (IFRS) 連結財務諸表シリーズ シリーズ <5>IAS 第 31 号 ジョイント ベンチャーに対する持分 ( 平成 22 年 7 月 31 日現在 ) 1. ジョイント ベンチャーの対する持分 ( 総論 ) 本シリーズでは ジョイント ベンチャー

無断複写 転用 転記を禁じます 国際財務報告基準 (IFRS) 連結財務諸表シリーズ シリーズ <5>IAS 第 31 号 ジョイント ベンチャーに対する持分 ( 平成 22 年 7 月 31 日現在 ) 1. ジョイント ベンチャーの対する持分 ( 総論 ) 本シリーズでは ジョイント ベンチャー 国際財務報告基準 (IFRS) 連結財務諸表シリーズ シリーズ IAS 第 31 号 ジョイント ベンチャーに対する持分 ( 平成 22 年 7 月 31 日現在 ) 1. ジョイント ベンチャーの対する持分 ( 総論 ) 本シリーズでは ジョイント ベンチャーに対する持分の会計処理について IAS31 号 ジョイント ベンチャーに対する持分 を中心に解説します IAS31 号は ジョイント

More information

日本基準基礎講座 資本会計

日本基準基礎講座 資本会計 日本基準基礎講座 資本会計 のモジュールを始めます 資本会計のモジュールでは 貸借対照表における純資産の主な内容についてパートに分けて解説します パート1では 純資産及び株主資本について解説します パート2では 株主資本以外について また 新株予約権及び非支配株主持分について解説します パート3では 包括利益について解説します 純資産とは 資産にも負債にも該当しないものです 貸借対照表は 資産の部

More information

1. 国際財務報告基準に準拠した財務諸表 ( 抜粋 翻訳 ) 国際財務報告基準に準拠した財務諸表の作成方法について当行の国際財務報告基準に準拠した財務諸表 ( 以下 IFRS 財務諸表 という ) は 平成 27 年 3 月末時点で国際会計基準審議会 (IAS B) が公表している基準及び解釈指針に

1. 国際財務報告基準に準拠した財務諸表 ( 抜粋 翻訳 ) 国際財務報告基準に準拠した財務諸表の作成方法について当行の国際財務報告基準に準拠した財務諸表 ( 以下 IFRS 財務諸表 という ) は 平成 27 年 3 月末時点で国際会計基準審議会 (IAS B) が公表している基準及び解釈指針に 1. 国際財務報告基準に準拠した財務諸表 ( 抜粋 翻訳 ) 国際財務報告基準に準拠した財務諸表の作成方法について当行の国際財務報告基準に準拠した財務諸表 ( 以下 IFRS 財務諸表 という ) は 平成 27 年 3 月末時点で国際会計基準審議会 (IAS B) が公表している基準及び解釈指針に準拠して英文により作成しております なお IFRS 財務諸表その他の事項の金額については 百万円未満を切り捨てて表示しております

More information

計算書類等

計算書類等 招集ご通知株主総会参考書類事業報告計算書類等監査報告書ご参考計算書類等 連結財政状態計算書 (2019 年 3 月 31 日現在 ) 流動資産 科目金額科目金額 現金及び現金同等物 資産の部 営業債権及び契約資産 その他の金融資産 棚卸資産 その他の流動資産 非流動資産 持分法で会計処理されている投資 その他の金融資産 有形固定資産 のれん及び無形資産 その他の非流動資産 3,274,093 772,264

More information

highlight.xls

highlight.xls 2019 年 4 月 26 日 連結財政状態計算書 (IFRS) 2016 年度 2017 年度 2018 年度 資産流動資産現金及び現金同等物 287,910 390,468 219,963 営業債権及びその他の債権 1,916,813 1,976,715 2,128,156 その他の金融資産 302,253 372,083 70,933 棚卸資産 154,356 187,432 178,340

More information

PYT & Associates Attorney at law

PYT & Associates Attorney at law PYT & Associates 弁護士 カンボジアコーポレート ガバナンス Potim YUN 代表 弁護士 2017 年 9 月 12 日大阪 目次 - カンボジア法下におけるコーポレート ガバナンス 1. 序論 2. 株主の権利と公平な取扱い 3. その他の利害関係者の利益 4. 取締役会の役割と責務 5. 真摯さと倫理行動 6. 開示と透明性 PYT & Associates 2 1. 序論

More information

1. のれんを資産として認識し その後の期間にわたり償却するという要求事項を設けるべきであることに同意するか 同意する場合 次のどの理由で償却を支持するのか (a) 取得日時点で存在しているのれんは 時の経過に応じて消費され 自己創設のれんに置き換わる したがって のれんは 企業を取得するコストの一

1. のれんを資産として認識し その後の期間にわたり償却するという要求事項を設けるべきであることに同意するか 同意する場合 次のどの理由で償却を支持するのか (a) 取得日時点で存在しているのれんは 時の経過に応じて消費され 自己創設のれんに置き換わる したがって のれんは 企業を取得するコストの一 ディスカッション ペーパー のれんはなお償却しなくてよいか のれんの会計処理及び開示 に対する意見 平成 26 年 9 月 30 日 日本公認会計士協会 日本公認会計士協会は 企業会計基準委員会 (ASBJ) 欧州財務報告諮問グループ (EFRAG) 及びイタリアの会計基準設定主体 (OIC) のリサーチ グループによるリサーチ活動に敬意を表すとともに ディスカッション ペーパー のれんはなお償却しなくてよいか

More information

モルガン・スタンレー・マネーマーケッ

モルガン・スタンレー・マネーマーケッ 目論見書補完書面 モルガン スタンレー マネーマーケット ファミリー ( 米ドル建て MMF) ( 本書面は 金融商品取引法第 37 条の 3 の規定によりお渡しするものです ) 当ファンドのお申込の前に 本書面および目論見書の内容を十分にお読みください 投資信託はリスクを含む商品であり 運用実績は市場環境等により変動します したがって 元本保証はありません 当ファンドのお取引に関しては 金融商品取引法第

More information

第4期電子公告(東京)

第4期電子公告(東京) 株式会社リーガロイヤルホテル東京 貸借対照表 (2019 年 3 月 31 日現在 ) ( 単位 : 千円 ) 科目金額科目金額 ( 資産の部 ) (8,822,432) ( 負債の部 ) (10,274,284) 流動資産 747,414 流動負債 525,089 現金及び預金 244,527 買掛金 101,046 売掛金 212,163 リース債務 9,290 原材料及び貯蔵品 22,114

More information

IFRS基礎講座 IAS第12号 法人所得税

IFRS基礎講座 IAS第12号 法人所得税 IFRS 基礎講座 IAS 第 12 号 法人所得税 のモジュールを始めます パート 1 では 法人所得税の範囲 および税効果会計を中心に解説します パート 2 では 繰延税金資産および負債の認識を中心に解説します IFRS における 法人所得税 とは 課税所得を課税標準として課される 国内および国外のすべての税金をいいます 例えば 法人税 住民税所得割 事業税所得割などが IFRS における法人所得税に該当します

More information

2018 年 8 月 10 日 各 位 上場会社名 エムスリー株式会社 ( コード番号 :2413 東証第一部 ) ( ) 本社所在地 東京都港区赤坂一丁目 11 番 44 号 赤坂インターシティ 代表者 代表取締役 谷村格 問合せ先 取締役 辻高宏

2018 年 8 月 10 日 各 位 上場会社名 エムスリー株式会社 ( コード番号 :2413 東証第一部 ) (   ) 本社所在地 東京都港区赤坂一丁目 11 番 44 号 赤坂インターシティ 代表者 代表取締役 谷村格 問合せ先 取締役 辻高宏 2018 年 8 月 10 日 各 位 上場会社名 エムスリー株式会社 ( コード番号 :2413 東証第一部 ) ( http://corporate.m3.com ) 本社所在地 東京都港区赤坂一丁目 11 番 44 号 赤坂インターシティ 代表者 代表取締役 谷村格 問合せ先 取締役 辻高宏 電話番号 03-6229-8900( 代表 ) ( 訂正 ) 2019 年 3 月期第 1 四半期決算短信

More information

EDINET 提出書類 株式会社三栄建築設計 (E0405 訂正有価証券報告書 表紙 提出書類 有価証券報告書の訂正報告書 根拠条文 金融商品取引法第 24 条の 2 第 1 項 提出先 関東財務局長 提出日 2019 年 1 月 16 日 事業年度 第 25 期 ( 自 2017 年 9 月 1

EDINET 提出書類 株式会社三栄建築設計 (E0405 訂正有価証券報告書 表紙 提出書類 有価証券報告書の訂正報告書 根拠条文 金融商品取引法第 24 条の 2 第 1 項 提出先 関東財務局長 提出日 2019 年 1 月 16 日 事業年度 第 25 期 ( 自 2017 年 9 月 1 表紙 提出書類 有価証券報告書の訂正報告書 根拠条文 金融商品取引法第 24 条の 2 第 1 項 提出先 関東財務局長 提出日 2019 年 1 月 16 日 事業年度 第 25 期 ( 自 2017 年 9 月 1 日至 2018 年 8 月 31 日 ) 会社名 株式会社三栄建築設計 英訳名 SANEI ARCHITECTURE PLANNING CO.,LTD. 代表者の役職氏名 代表取締役専務小池学

More information

IFRS基礎講座 IFRS第1号 初度適用

IFRS基礎講座 IFRS第1号 初度適用 IFRS 基礎講座 IFRS 第 1 号 初度適用 のモジュールを始めます パート 1 では 初度適用の概要について解説します パート 2 では 初度適用における遡及適用の原則と例外を中心に解説します パート 3 では 初度適用における表示および開示について解説します 初度適用とは IFRS で作成された財務諸表を初めて表示することをいいます 企業が最初の IFRS 財務諸表を表示する場合 その企業を

More information

営業報告書

営業報告書 計算書類 ( 第 15 期 ) 平成 2 7 年 4 月 1 日から 平成 2 8 年 3 月 31 日まで アストライ債権回収株式会社 貸借対照表 ( 平成 28 年 3 月 31 日現在 ) 科 目 金 額 科 目 金 額 ( 資産の部 ) ( 負債の部 ) 流 動 資 産 2,971,172 流 動 負 債 72,264 現金及び預金 48,880 未 払 金 56,440 買 取 債 権 2,854,255

More information

<4D F736F F D2095BD90AC E31328C8E8AFA8C888E5A925A904D C8E86816A2E646F63>

<4D F736F F D2095BD90AC E31328C8E8AFA8C888E5A925A904D C8E86816A2E646F63> アンジェス MG (4563) 平成 19 年 12 月期決算短信ファイル名 :060_9390600652003.doc 更新日時 :2/6/2008 1:40 PM 印刷日時 :2008/02/0716:48 5. 連結財務諸表等 連結財務諸表 1 連結貸借対照表 区分 注記番号 前連結会計年度 ( 平成 18 年 12 月 31 日 ) 構成比金額 ( 千円 ) 当連結会計年度 ( 平成 19

More information

有価証券等の情報(会社計)162 満期保有目的の債券 がを超えるもの がを超えないもの 公社債 435, ,721 31, , ,565 29,336 外国証券 ( 公社債 ) 1,506,014 1,835, ,712 1,493,938 1,778

有価証券等の情報(会社計)162 満期保有目的の債券 がを超えるもの がを超えないもの 公社債 435, ,721 31, , ,565 29,336 外国証券 ( 公社債 ) 1,506,014 1,835, ,712 1,493,938 1,778 有価証券等の情報 ( 会社計 ) 1 有価証券の情報 ( 会社計 ) a. 売買目的有価証券の評価損益 当期の損益に当期の損益に含まれた評価損益含まれた評価損益売買目的有価証券 1,117,627 41,831 917,228 24,463 ( 注 ) 本表では 運用目的の金銭の信託 を通じて保有している有価証券も対象となっていますが ともに残高はありません b. 有価証券の情報 ( 売買目的有価証券以外の有価証券のうちのあるもの

More information

日本基準基礎講座 有形固定資産

日本基準基礎講座 有形固定資産 有形固定資産 のモジュールを始めます Part 1 は有形固定資産の認識及び当初測定を中心に解説します Part 2 は減価償却など 事後測定を中心に解説します 有形固定資産とは 原則として 1 年以上事業のために使用することを目的として所有する資産のうち 物理的な形態があるものをいいます 有形固定資産は その性質上 使用や時の経過により価値が減少する償却資産 使用や時の経過により価値が減少しない非償却資産

More information

野村アセットマネジメント株式会社 平成30年3月期 個別財務諸表の概要 (PDF)

野村アセットマネジメント株式会社 平成30年3月期 個別財務諸表の概要 (PDF) 野村アセットマネジメント株式会社 平成 30 年 3 月期 個別財務諸表の概要 ( 未監査 ) 貸借対照表 科 目 ( 資産の部 ) 前期 当期 前期比 (29.3.31) (30.3.31) 増減 流動資産現金 預金 127 919 792 金銭の信託 52,247 47,936 4,311 有価証券 15,700 22,600 6,900 未収委託者報酬 16,287 24,059 7,772

More information

日本基準でいう 法人税等 に相当するものです 繰延税金負債 将来加算一時差異に関連して将来の期に課される税額をいいます 繰延税金資産 将来減算一時差異 税務上の欠損金の繰越し 税額控除の繰越し に関連して将来の期に 回収されることとなる税額をいいます 一時差異 ある資産または負債の財政状態計算書上の

日本基準でいう 法人税等 に相当するものです 繰延税金負債 将来加算一時差異に関連して将来の期に課される税額をいいます 繰延税金資産 将来減算一時差異 税務上の欠損金の繰越し 税額控除の繰越し に関連して将来の期に 回収されることとなる税額をいいます 一時差異 ある資産または負債の財政状態計算書上の 国際財務報告基準 (IFRS) 税効果シリーズ シリーズ IAS 第 12 号 法人所得税 (1/3) ( 平成 23 年 1 月 31 日現在 ) 1. 目的 範囲 IAS 第 12 号 法人所得税 の目的は 法人所得税の会計処理を定めることにあります 法 人所得税の会計処理に関する主たる論点は 次の事項に関して当期および将来の税務上の 影響をどのように会計処理するかにあります 1 企業の財政状態計算書で認識されている資産

More information

第4期 決算報告書

第4期  決算報告書 計算書類 ( 会社法第 435 条第 2 項の規定に基づく書類 ) 第 4 期 自平成 21 年 4 月 1 日至平成 22 年 3 月 31 日 1. 貸借対照表 2. 損益計算書 3. 株主資本等変動計算書 4. 個別注記表 エイチ エス債権回収株式会社 貸借対照表 平成 22 年 3 月 31 日 エイチ エス債権回収株式会社 ( 単位 : 千円 ) 資 産 の 部 負 債 の 部 科 目 金

More information

自己株式の消却の会計 税務処理 1. 会社法上の取り扱い取得した自己株式を消却するには 取締役会設置会社の場合は取締役会決議が必要となります ( 会 178) 取締役会決議では 消却する自己株式数を 種類株式発行会社では自己株式の種類及び種類ごとの数を決定する必要があります 自己株式を消却しても 会

自己株式の消却の会計 税務処理 1. 会社法上の取り扱い取得した自己株式を消却するには 取締役会設置会社の場合は取締役会決議が必要となります ( 会 178) 取締役会決議では 消却する自己株式数を 種類株式発行会社では自己株式の種類及び種類ごとの数を決定する必要があります 自己株式を消却しても 会 平成 22 年 4 月 1 日現在の法令等に準拠 UP!Consulting Up Newsletter 自己株式の消却の会計 税務処理 自己株式の処分の会計 税務処理 http://www.up-firm.com 1 自己株式の消却の会計 税務処理 1. 会社法上の取り扱い取得した自己株式を消却するには 取締役会設置会社の場合は取締役会決議が必要となります ( 会 178) 取締役会決議では 消却する自己株式数を

More information

162 有価証券等の情報(会社計 満期保有目的の債券 ( 単位 : 百万円 ) がを超えるもの がを超えないもの )合計 2,041,222 2,440, ,058 1,942,014 2,303, ,434 責任準備金対応債券 ( 単位 : 百万円 ) が貸借対照表 公社債

162 有価証券等の情報(会社計 満期保有目的の債券 ( 単位 : 百万円 ) がを超えるもの がを超えないもの )合計 2,041,222 2,440, ,058 1,942,014 2,303, ,434 責任準備金対応債券 ( 単位 : 百万円 ) が貸借対照表 公社債 1 有価証券の情報 ( 会社計 ) a. 売買目的有価証券の評価損益 ( 単位 : 百万円 ) 当期の損益に当期の損益に含まれた評価損益含まれた評価損益売買目的有価証券 1,568,501 154,511 1,117,627 41,831 ( 注 ) 本表では 運用目的の金銭の信託 を通じて保有している有価証券も対象となっていますが ともに残高はありません b. 有価証券の情報 ( 売買目的有価証券以外の有価証券のうちのあるもの

More information

リコーグループサステナビリティレポート p

リコーグループサステナビリティレポート p 業績概要 連結損益計算書 2011 年 2012 年および2013 年 3 月 31 日に終了した事業年度 2011 年 3 月期 2012 年 3 月期 2013 年 3 月期 2013 年 3 月期 売上高 : 製品売上高 935,280 876,399 868,128 $ 9,235,404 アフターセールスおよびレンタル収入 901,402 920,827 941,564 10,016,638

More information

包括利益の表示に関する会計基準第 1 回 : 包括利益の定義 目的 ( 更新 ) 新日本有限責任監査法人公認会計士七海健太郎 1. はじめに企業会計基準第 25 号 包括利益の表示に関する会計基準 ( 以下 会計基準 ) が平成 22 年 6 月 30 日に

包括利益の表示に関する会計基準第 1 回 : 包括利益の定義 目的 ( 更新 ) 新日本有限責任監査法人公認会計士七海健太郎 1. はじめに企業会計基準第 25 号 包括利益の表示に関する会計基準 ( 以下 会計基準 ) が平成 22 年 6 月 30 日に 包括利益の表示に関する会計基準第 1 回 : 包括利益の定義 目的 2011.03.10 (2013.04.11 更新 ) 新日本有限責任監査法人公認会計士七海健太郎 1. はじめに企業会計基準第 25 号 包括利益の表示に関する会計基準 ( 以下 会計基準 ) が平成 22 年 6 月 30 日に企業会計基準委員会から公表され わが国の会計にも包括利益という概念が取り入れられることとなりました 第

More information

平成 22 年 4 月 1 日現在の法令等に準拠 UP!Consulting Up Newsletter 無対価での会社分割 バックナンバーは 当事務所のホームページで参照できます 1

平成 22 年 4 月 1 日現在の法令等に準拠 UP!Consulting Up Newsletter 無対価での会社分割 バックナンバーは 当事務所のホームページで参照できます   1 平成 22 年 4 月 1 日現在の法令等に準拠 Up Newsletter 無対価での http://www.up-firm.com 1 無対価でのの会計 税務処理 1. の法務 100% 子会社に対して親会社の事業を移転する吸収分割型ののケースでは 子会社株式を親会社に交付しても 100% の資本関係に変化がないため 無対価での組織再編成とすることが一般的です 分割契約書では 当社は B 社の発行済株式の全部を所有しているため

More information

その他資本剰余金の処分による配当を受けた株主の

その他資本剰余金の処分による配当を受けた株主の 企業会計基準適用指針第 3 号その他資本剰余金の処分による配当を受けた株主の会計処理 目次 平成 14 年 2 月 21 日改正平成 17 年 12 月 27 日企業会計基準委員会 目的 1 適用指針 2 範囲 2 会計処理 3 適用時期 7 議決 8 結論の背景 9 検討の経緯 9 会計処理 10 項 - 1 - 目的 1. 本適用指針は その他資本剰余金の処分による配当を受けた株主の会計処理を定めるものである

More information

<4D F736F F D2081A F838D815B836F838B8F5A94CC81408C768E5A8F9197DE8B7982D1958D91AE96BE8DD78F F

<4D F736F F D2081A F838D815B836F838B8F5A94CC81408C768E5A8F9197DE8B7982D1958D91AE96BE8DD78F F 貸借対照表 ( 平成 28 年 6 月 30 日現在 ) 資産の部負債の部 ( 単位 : 千円 ) 流動資産 1,849,964 流動負債 460,780 現金及び預金 1,118,009 短期借入金 2,400 売掛金 95,652 1 年内返済予定の 6,240 長期借入金販売用不動産 13,645 未払金 41,252 貯蔵品 1,154 未払法人税等 159,371 前払費用 47,335

More information

連結貸借対照表 ( 単位 : 百万円 ) 当連結会計年度 ( 平成 29 年 3 月 31 日 ) 資産の部 流動資産 現金及び預金 7,156 受取手形及び売掛金 11,478 商品及び製品 49,208 仕掛品 590 原材料及び貯蔵品 1,329 繰延税金資産 4,270 その他 8,476

連結貸借対照表 ( 単位 : 百万円 ) 当連結会計年度 ( 平成 29 年 3 月 31 日 ) 資産の部 流動資産 現金及び預金 7,156 受取手形及び売掛金 11,478 商品及び製品 49,208 仕掛品 590 原材料及び貯蔵品 1,329 繰延税金資産 4,270 その他 8,476 連結貸借対照表 ( 平成 29 年 3 月 31 日 ) 資産の部 流動資産 現金及び預金 7,156 受取手形及び売掛金 11,478 商品及び製品 49,208 仕掛品 590 原材料及び貯蔵品 1,329 繰延税金資産 4,270 その他 8,476 貸倒引当金 140 流動資産合計 82,369 固定資産有形固定資産建物及び構築物 67,320 減価償却累計額 38,306 建物及び構築物

More information

第28期貸借対照表

第28期貸借対照表 15,8 買 3,535 買,1 貸 2,402 1,843,5 買 3 13,8 買 0 5,4 買 0,58 買 959,411 103,598 4,91 買,000 8,082,490 14,201 40,241 2, 買貸 4 12, 貸 0 貸 5,0 貸 4 買 8,82 貸 1,012 2,803 39,580 93,943 42,3 買貸 2,181 買,55 買 22,588 1

More information

野村アセットマネジメント株式会社 2019年3月期 個別財務諸表の概要 (PDF)

野村アセットマネジメント株式会社 2019年3月期 個別財務諸表の概要 (PDF) 野村アセットマネジメント株式会社 2019 年 3 月期 個別財務諸表の概要 ( 未監査 ) 貸借対照表 科 目 ( 資産の部 ) 前期 当期 前期比 (2018.3.31) (2019.3.31) 増減 流動資産現金 預金 919 1,562 643 金銭の信託 47,936 45,493 2,442 有価証券 22,600 19,900 2,700 未収委託者報酬 24,059 25,246 1,186

More information

1FG短信表紙.XLS

1FG短信表紙.XLS < 付表 > ( 有価証券関係 ) 1. 当中間連結会計期間 ( 平成 18 年 9 月 30 日現在 ) ( 注 1) 中間連結貸借対照表の 有価証券 のほか 現金預け金 中の譲渡性預け金並びに 買入金銭債権 中の貸付債権信託受益権等も含めて記載しております ( 注 2) 子会社株式及び関連会社株式で時価のあるものについては 中間財務諸表における注記事項として記載しております (1) 満期保有目的の債券で時価のあるもの

More information

ファイル名 :0101010_0805306972207.doc 更新日時 :2010/06/30 14:03 印刷日時 :2010/06/3014:05 事業内容の概要及び主要な経営指標等の推移 1 事業内容の概要当行グループは 親会社である株式会社三菱 UFJ フィナンシャル グループの下 当行 子会社および関連会社で構成され 銀行業務 その他 ( 金融商品取引業務 リース業務等 ) の金融サービスに係る事業を行っております

More information

1 3 3 3 10 18 22 24 29 29 30 31 33 34 54 55 55 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 < 参考情報 > マザーファンドの投資方針 主な投資対象と投資制限 ( 要約 ) TMA 外国債券マザーファンド < 基本方針 >1 信託財産の中長期的な成長を目標とし 主に外国の国債に投資します 2 FTSE 世界国債インデックス ( 除く日本 ヘッジなし 円ベース

More information

Microsoft Word - 訂正短信提出2303.docx

Microsoft Word - 訂正短信提出2303.docx 平成 23 年 6 月 24 日 各位 会社名 代表者名 東京コスモス電機株式会社 代表取締役社長寺田実 ( コード :6772 東証第 2 部 ) 問合せ先取締役島崎雅尚 TEL.03-3255-3917 ( 訂正 数値データ訂正あり ) 平成 23 年 3 月期決算短信 日本基準 ( 連結 ) の一部訂正について 当社は 平成 23 年 5 月 13 日に発表しました表記開示資料について 一部訂正がありましたのでお知らせします

More information

平成28年度 第144回 日商簿記検定 1級 会計学 解説

平成28年度 第144回 日商簿記検定 1級 会計学 解説 平成 28 年度第 144 回日商簿記検定試験 1 級 - 会計学 - 解 説 第 1 問語句 ( 数値 ) 記入 1. 退職給付会計 ⑴ 個別上の処理 1 期首退職給付引当金 :300,000 千円 ( 期首退職給付債務 )-250,000 千円 ( 期首年金資産 ) +36,000 千円 ( 未認識過去勤務費用 有利差異 )=86,000 千円 2 年金資産への拠出額 ( 借 ) 退職給付引当金

More information

計 算 書 類

計 算 書 類 貸借対照表 (2013 年 3 月 31 日現在 ) ( 単位 : 千円 ) 科 目 金 額 科 目 金 額 [ 資産の部 ] [ 負債の部 ] 流 動 資 産 (4,314,705) 流 動 負 債 (3,639,670) 現金及び預金 3,410,184 未 払 金 82,133 前 払 費 用 29,630 未 払 費 用 167,492 未 収 入 金 548,065 未払法人税等 496,563

More information

マツダ株式会社

マツダ株式会社 363026 ファイル名 :000_3_0779700101906.doc 更新日時 :2007/03/13 13:39 印刷日時 :07/06/23 17:21 第 141 期 ( 自平成 18 年 4 月 1 日至平成 19 年 3 月 31 日 ) 有価証券報告書 1 本書は証券取引法第 24 条第 1 項に基づく有価証券報告書を 同法第 27 条の30の2に規定する開示用電子情報処理組織 (EDINET)

More information

ピクテ・インカム・コレクション・ファンド(毎月分配型)

ピクテ・インカム・コレクション・ファンド(毎月分配型) ファンドのポイント 主に世界の高配当利回りの資産株と世界のソブリン債券に投資します 1 特定の銘柄 国や通貨に集中せず分散投資します 毎月決算を行い 収益分配方針に基づき分配を行います 2 1 投資信託証券への投資を通じて行ないます 2 分配対象額が少額の場合には分配を行わないこともあります 主に世界の高配当利回りの資産株と世界のソブリン債券に投資します 世界各国からインカムを獲得するために 主に世界の高配当利回りの資産株とソブリン債券に投資します

More information

Report

Report 会計基準等の適用時期 平成 30 年 4 月 3 日現在 1. 平成 30 年 3 月期 1-1 平成 30 年 3 月期から適用されるもの 区分会計基準等適用時期内容 連結財務諸表関係 ( 実務対応報告 18 号 ) 連結財務諸表作成における在外子会社等の会計処理に関する当面の取扱い ( 実務対応報告第 18 号 ) 持分法適用関連会社の会計処理に関する当面の取扱い ( 実務対応報告第 24 号

More information

平成28年度 第143回 日商簿記検定 1級 会計学 解説

平成28年度 第143回 日商簿記検定 1級 会計学 解説 平成 28 年度第 143 回日商簿記検定試験 1 級 - 会計学 - 解 説 第 1 問 ⑴ 固定資産の減損に係る会計基準注解注 1 1. ⑵ 金融商品に関する会計基準 32 ⑶ 1 株当たり当期純利益に関する会計基準 20 ⑷ 事業分離等に関する会計基準 16 ⑸ 四半期財務諸表に関する会計基準 39 からのお知らせ 自分の未来を考えるセミナー 未来塾 を開催します 何のために働くのか? 本当の学力を身に付けること

More information

【H 改正】株主資本等変動計算書.docx

【H 改正】株主資本等変動計算書.docx 株主資本等変動計算書第 1 回株主資本等変動計算書の概要 2010.09.07 (2013.01.24 更新 ) 新日本有限責任監査法人公認会計士七海健太郎 1. 株主資本等変動計算書の概要 (1) 株主資本等変動計算書の目的株主資本等変動計算書は 貸借対照表の純資産の部の一会計期間における変動額のうち 主として 株主に帰属する部分である株主資本の各項目の変動事由を報告するために作成する開示書類です

More information

IFRSへの移行に関する開示

IFRSへの移行に関する開示 への移行に関する開示 に移行するにあたり 当社の開始連結財政状態計算書は 第 1 号に基づき への移行日である 2013 年 4 月 1 日現在で作成されており 従前のに準拠して作成されてきた数値に必要な調整を加えている 第 1 号の適用による影響は 移行日において利益剰余金又はその他の包括利益累計額で調整している 当社が採用した の初度適用の方法や へ移行するための調整は下記のとおりである (1)

More information

Microsoft Word - 決箊喬å‚−表紎_18年度(第26æœ�ï¼›

Microsoft Word - 決箊喬å‚−表紎_18年度(第26æœ�ï¼› 平成 31 年 3 月期 ( 第 26 期 ) 決算公告 自平成 30 年 4 月 1 日 至平成 31 年 3 月 31 日 貸借対照表 損益計算書 個別注記表 貸借対照表 平成 31 年 3 月 31 日現在 資産の部 負債の部 Ⅰ. 流動資産 15,634,805 Ⅰ. 流動負債 6,352,645 現 金 及 び 預 金 200,855 営 業 未 払 金 3,482,405 営 業 未 収

More information

東京電力エナジーパートナー

東京電力エナジーパートナー 第 1 期 計算書類 平成 27 年 4 月 1 日から平成 28 年 3 月 31 日まで 貸 借 対 照 表 損 益 計 算 書 株主資本等変動計算書 個 別 注 記 表 東京電力エナジーパートナー株式会社 ( 旧社名東京電力小売電気事業分割準備株式会社 ) 貸借対照表 ( 平成 28 年 3 月 31 日現在 ) ( 単位 : 円 ) 資産の部 負債の部 科 目 金 額 科 目 金 額 流動資産

More information

営業活動によるキャッシュ フロー の区分には 税引前当期純利益 減価償却費などの非資金損益項目 有価証券売却損益などの投資活動や財務活動の区分に含まれる損益項目 営業活動に係る資産 負債の増減 利息および配当金の受取額等が表示されます この中で 小計欄 ( 1) の上と下で性質が異なる取引が表示され

営業活動によるキャッシュ フロー の区分には 税引前当期純利益 減価償却費などの非資金損益項目 有価証券売却損益などの投資活動や財務活動の区分に含まれる損益項目 営業活動に係る資産 負債の増減 利息および配当金の受取額等が表示されます この中で 小計欄 ( 1) の上と下で性質が異なる取引が表示され 設例で解説 キャッシュ フロー計算書 第 1 回 : 営業活動によるキャッシュ フロー (1) 2015.11.18 新日本有限責任監査法人公認会計士山岸正典 新日本有限責任監査法人公認会計士七海健太郎 1. はじめにこれから 4 回にわたり キャッシュ フロー計算書について設例を使って解説していきます キャッシュ フロー計算書は そのキャッシュ フローを生み出した企業活動の性格によって 営業活動によるキャッシュ

More information

国家公務員共済組合連合会 民間企業仮定貸借対照表 旧令長期経理 平成 26 年 3 月 31 日現在 ( 単位 : 円 ) 科目 金額 ( 資産の部 ) Ⅰ 流動資産 現金 預金 311,585,825 未収金 8,790,209 貸倒引当金 7,091,757 1,698,452 流動資産合計 3

国家公務員共済組合連合会 民間企業仮定貸借対照表 旧令長期経理 平成 26 年 3 月 31 日現在 ( 単位 : 円 ) 科目 金額 ( 資産の部 ) Ⅰ 流動資産 現金 預金 311,585,825 未収金 8,790,209 貸倒引当金 7,091,757 1,698,452 流動資産合計 3 国家公務員共済組合連合会 民間企業仮定貸借対照表 平成 26 年 3 月 31 日現在 ( 単位 : 円 ) 科目 金額 ( 資産の部 ) Ⅰ 流動資産 現金 預金 311,585,825 未収金 8,790,209 貸倒引当金 7,091,757 1,698,452 流動資産合計 313,284,277 Ⅱ 固定資産 1 有形固定資産 器具備品 19,857,353 減価償却累計額 18,563,441

More information

添付資料の目次 1. 当四半期決算に関する定性的情報 2 (1) 経営成績に関する説明 2 (2) 財政状態に関する説明 2 (3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 2 2. サマリー情報 ( 注記事項 ) に関する事項 3 (1) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 3 (2) 会計方針の変更 会計上の見積りの変更 修正再表示 3 (3) 追加情報 3 3. 四半期連結財務諸表

More information

参考 企業会計基準第 25 号 ( 平成 22 年 6 月 ) からの改正点 平成 24 年 6 月 29 日 企業会計基準第 25 号 包括利益の表示に関する会計基準 の設例 企業会計基準第 25 号 包括利益の表示に関する会計基準 ( 平成 22 年 6 月 30 日 ) の設例を次のように改正

参考 企業会計基準第 25 号 ( 平成 22 年 6 月 ) からの改正点 平成 24 年 6 月 29 日 企業会計基準第 25 号 包括利益の表示に関する会計基準 の設例 企業会計基準第 25 号 包括利益の表示に関する会計基準 ( 平成 22 年 6 月 30 日 ) の設例を次のように改正 参考 企業会計基準第 25 号 ( 平成 22 年 6 月 ) からの改正点 平成 24 年 6 月 29 日 企業会計基準第 25 号 包括利益の表示に関する会計基準 の設例 企業会計基準第 25 号 包括利益の表示に関する会計基準 ( 平成 22 年 6 月 30 日 ) の設例を次のように改正する ( 改正部分に下線又は取消線を付している ) 参考 1. 設例 以下の設例は 本会計基準で示された内容についての理解を深めるために参考として示されたものであり

More information

Microsoft Word - Q&A 第22回 2892号2008年11月08日.doc

Microsoft Word - Q&A 第22回 2892号2008年11月08日.doc ここれだけは知っておきたい! 国際財務報告基準 Q&A Keyword22: 中間財務報告 Q. 中間財務報告について教えてください また, 日本の基準とは何か違いがあるのですか A. 国際会計基準第 34 号 (IAS34 号 ) 中間財務報告(Interim Financial Reporting) では, 中間財務諸表を作成する場合に従うべき, 開示項目を含む最小限の内容を定義し, かつ採用すべき認識及び測定の原則を規定しています

More information

<4D F736F F D20834F838D815B836F838B8F5A94CC81408C768E5A8F9197DE E718CF68D90817A E36>

<4D F736F F D20834F838D815B836F838B8F5A94CC81408C768E5A8F9197DE E718CF68D90817A E36> 貸借対照表 ( 平成 24 年 6 月 30 日現在 ) 資産の部負債の部 ( 単位 : 千円 ) 流動資産 1,467,088 流動負債 803,958 現金及び預金 788,789 短期借入金 14,000 売掛金 138,029 1 年内返済予定の 47,952 長期借入金貯蔵品 857 未払金 90,238 前払費用 27,516 未収収益 12,626 未払法人税等 247,756 未払消費税等

More information

(訂正・数値データ訂正)「平成25年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」の一部訂正について

(訂正・数値データ訂正)「平成25年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」の一部訂正について 各 位 2013 年 6 月 14 日 会社名イオンフィナンシャルサービス株式会社代表者名代表取締役社長神谷和秀 ( コード番号 8570 東証第一部 ) 問合せ先取締役経営管理担当若林秀樹 (TEL 03-5281-2057) ( 訂正 数値データ訂正 ) 平成 25 年 3 月期決算短信 日本基準 ( 連結 ) の一部訂正について 2013 年 5 月 17 日 15 時 00 分に発表いたしました

More information

<928D8B4C8E968D DE90458B8B A2E786C73>

<928D8B4C8E968D DE90458B8B A2E786C73> 各位 平成 18 年 6 月 9 日上場会社名 KYB 株式会社 ( 登記社名カヤバ工業株式会社 ) コード番号 7242 (URL http://www.kyb.co.jp ) 代表者代表取締役社長小澤忠彦問合せ先責任者取締役経理部長東海林孝文 平成 18 年 3 月期 決算発表資料の追加 ( 注記事項 ) 一部訂正について 平成 18 年 5 月 9 日に発表いたしました 平成 18 年 3 月期決算短信

More information

ならないとされている (IFRS 第 15 号第 8 項 ) 4. 顧客との契約の一部が IFRS 第 15 号の範囲に含まれ 一部が他の基準の範囲に含まれる場合については 取引価格の測定に関する要求事項を設けている (IFRS 第 15 号第 7 項 ) ( 意見募集文書に寄せられた意見 ) 5.

ならないとされている (IFRS 第 15 号第 8 項 ) 4. 顧客との契約の一部が IFRS 第 15 号の範囲に含まれ 一部が他の基準の範囲に含まれる場合については 取引価格の測定に関する要求事項を設けている (IFRS 第 15 号第 7 項 ) ( 意見募集文書に寄せられた意見 ) 5. 第 346 回企業会計基準委員会 資料番号審議事項 (4)-2 日付 2016 年 10 月 6 日 プロジェクト 項目 収益認識に関する包括的な会計基準の開発 会計基準の範囲の検討 本資料の目的 1. 本資料では 我が国の収益認識基準の開発に向けて 開発する日本基準の範囲につ いて審議を行うことを目的としている 会計基準の範囲 (IFRS 第 15 号の範囲 ) 2. IFRS 第 15 号においては

More information

平成 30 年 4 月 24 日 各 位 会社名楽天株式会社 代表者名代表取締役会長兼社長三木谷浩史 ( コード :4755 東証第一部 ) 連結子会社 ( 楽天証券株式会社 ) の決算について 当社連結子会社の楽天証券株式会社 ( 代表取締役社長 : 楠雄治 本社 : 東京都世田谷区 以下 楽天証

平成 30 年 4 月 24 日 各 位 会社名楽天株式会社 代表者名代表取締役会長兼社長三木谷浩史 ( コード :4755 東証第一部 ) 連結子会社 ( 楽天証券株式会社 ) の決算について 当社連結子会社の楽天証券株式会社 ( 代表取締役社長 : 楠雄治 本社 : 東京都世田谷区 以下 楽天証 平成 30 年 4 月 24 日 各 位 会社名楽天株式会社 代表者名代表取締役会長兼社長三木谷浩史 ( コード :4755 東証第一部 ) 連結子会社 ( 楽天証券株式会社 ) の決算について 当社連結子会社の楽天証券株式会社 ( 代表取締役社長 : 楠雄治 本社 : 東京都世田谷区 以下 楽天証券 ) は 本日付けで平成 30 年 3 月期決算 ( 日本基準 連結 ) に関する添付のプレスリリースを行いましたのでお知らせいたします

More information

1

1 1 2 3 4 イーストスプリング インド消費関連ファンド当ファンドのリスクについて 基準価額の変動要因 投資信託は預貯金とは異なります 当ファンドは 投資信託証券への投資を通じて主に値動きのある有価証券に投資するため 当ファンドの基準価額は投資する有価証券等の値動きによる影響を受け 変動します また 外貨建資産に投資しますので 為替変動リスクもあります したがって 当ファンドは投資元本が保証されているものではなく

More information

添付資料の目次 1. 当四半期決算に関する定性的情報 2 (1) 経営成績に関する説明 2 (2) 財政状態に関する説明 2 (3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 2 2. サマリー情報 ( 注記事項 ) に関する事項 3 (1) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 3 (2) 会計方針の変更 会計上の見積りの変更 修正再表示 3 (3) 追加情報 3 3. 四半期連結財務諸表

More information

有価証券管理規程 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 株式会社 ( 以下 会社 という ) の有価証券の運用および管理を適正に行うため 会社の保有する有価証券に関する管理基準および管理手続を定めるとともに 余裕資金の有効運用ならびに経営効率の向上を図ることを目的とする ( 有価証券の

有価証券管理規程 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 株式会社 ( 以下 会社 という ) の有価証券の運用および管理を適正に行うため 会社の保有する有価証券に関する管理基準および管理手続を定めるとともに 余裕資金の有効運用ならびに経営効率の向上を図ることを目的とする ( 有価証券の 有価証券管理規程 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 社 ( 以下 会社 という ) の有価証券の運用および管理を適正に行うため 会社の保有する有価証券に関する管理基準および管理手続を定めるとともに 余裕資金の有効運用ならびに経営効率の向上を図ることを目的とする ( 有価証券の種類 ) 第 2 条この規程において 有価証券とは金融商品取引法第 2 条に定められている有価証券をいう 1

More information

添付資料の目次 1. 当四半期決算に関する定性的情報 2 (1) 経営成績に関する説明 2 (2) 財政状態に関する説明 2 (3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 2 2. サマリー情報 ( 注記事項 ) に関する事項 3 (1) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 3 (2) 会計方針の変更 会計上の見積りの変更 修正再表示 3 (3) 追加情報 3 3. 四半期連結財務諸表

More information

3. その他 (1) 期中における重要な子会社の異動 ( 連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動 ) 無 (2) 会計方針の変更 会計上の見積りの変更 修正再表示 1 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 無 2 1 以外の会計方針の変更 無 3 会計上の見積りの変更 無 4 修正再表示 無 (3)

3. その他 (1) 期中における重要な子会社の異動 ( 連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動 ) 無 (2) 会計方針の変更 会計上の見積りの変更 修正再表示 1 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 無 2 1 以外の会計方針の変更 無 3 会計上の見積りの変更 無 4 修正再表示 無 (3) 平成 30 年 3 月期中間決算短信 平成 29 年 11 月 28 日 会社名株式会社産業経済新聞社 URL http://sankei p 代表者 ( 役職名 ) 代表取締役社長 ( 氏名 ) 飯塚浩彦 問合せ先責任者 ( 役職名 ) 経理本部長 ( 氏名 ) 近藤真史 TEL (03)323 1-7111 ( 百万円未満切捨 ) 1. 平成 29 年 9 月中間期の連結業績 ( 平成 29 年

More information

株式会社群馬銀行

株式会社群馬銀行 .定性的な開示事項1.連結の範囲に関する事項76ⅡⅡ. 定性的な開示事項 1. 連結の範囲に関する事項 (1) 自己資本比率告示第 3 条又は第 26 条に規定する連結自己資本比率を算出する対象となる会社の集団 ( 以下 連結グループ という ) に属する会社と連結財務諸表の用語 様式及び作成方法等に関する規則 ( 昭和 51 年大蔵省令第 28 号 以下 連結財務諸表規則 という ) に基づき連結の範囲に含まれる会社との相違点

More information

営 業 報 告 書

営 業 報 告 書 貸借対照表 (2018 年 3 月 31 日現在 ) 資産の部負債の部 ( 単位 : 千円 ) 科目金額科目金額 流動資産 4,904,710 流動負債 2,404,053 現金及び預金 63,516 支払手形 233,781 受取手形 145,237 電子記録債務 956,126 電子記録債権 740,932 買掛金 626,649 売掛金 2,257,951 未払金 346,876 製品及び商品

More information

説明会資料 IFRSの導入について

説明会資料 IFRSの導入について 国際会計基準 () の導入について 2013 年 12 月 13 日 三井物産株式会社 目次 1. 導入の目的 2. 導入時期 3. 開始 B/Sへの影響 4. 13/3 期連結財務諸表への影響 5. その他の米国会計基準 () との主要な差異 6. 導入による当社主要財務指標への影響 本資料は 導入に伴い現時点で想定される当社連結財務諸表への影響 並びに当社において米国会計基準と との主要な差異と考える項目についての説明を目的に作成されたものです

More information

< F815B835B838B87568EA98CC88E91967B94E497A68C768E5A B C8B816A E398C8E A2E786C73>

< F815B835B838B87568EA98CC88E91967B94E497A68C768E5A B C8B816A E398C8E A2E786C73> 連結貸借対照表の科目が自己資本の構成に関する開示項目のいずれに相当するかについての説明平成 25 年 9 月末自己資本比率 ( バーゼル Ⅲ 基準 ) ( 単位 : 百万円 ) 公表連結貸借対照表 付表参照番号 資本構成の開示 金 額 ( 資産の部 ) 現金預け金 953,846 コールローン及び買入手形 248,076 買入金銭債権 38,845 特定取引資産 29,156 金銭の信託 2,600

More information

(訂正・数値データ修正)「平成29年5月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」の一部訂正について

(訂正・数値データ修正)「平成29年5月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」の一部訂正について 平成 29 年 7 月 25 日 各 位 会社名 三協立山株式会社 代表者名 代表取締役社長 山下 清胤 ( コード番号 5932 東証第一部 ) 問合せ先 経理部長 吉田 安徳 (TEL0766-20-2122) ( 訂正 数値データ訂正 ) 平成 29 年 5 月期決算短信 日本基準 ( 連結 ) の一部訂正について 平成 29 年 7 月 12 日 15 時に発表いたしました 平成 29 年

More information

平成 22 年 3 月期決算短信 ( 非連結 ) 平成 22 年 4 月 30 日会社名日興コーディアル証券株式会社 (URL http://www.nikko.co.jp/) 代表者 ( 役職名 ) 取締役社長 ( 氏名 ) 渡英二問合せ先責任者 ( 役職名 ) 経理部長 ( 氏名 ) 真壁洋一 TEL (03) 5644-1039 1. 平成 22 年 3 月期の業績 (1) 経営成績 ( 平成

More information

2019年年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

2019年年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結) 添付資料の目次 1. 当中間期決算に関する定性的情報 2 (1) 経営成績に関する説明 2 (2) 財政状態に関する説明 2 (3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 2 2. 中間連結財務諸表及び主な注記 3 (1) 中間連結貸借対照表 3 (2) 中間連結損益計算書及び中間連結包括利益計算書 4 (3) 中間連結株主資本等変動計算書 6 (4) 中間連結財務諸表に関する注記事項 7 (

More information

サマリー

サマリー 2018 年 3 決算短信 日本基準 月期 ( 連結 ) 2018 年 5 月 15 日 上場会社名 株式会社青森銀行 上場取引所 東 コード番号 8342 URL http://www.a-bank.jp/ 代表者 ( 役職名 ) 取締役頭取 ( 氏名 ) 成田晋 問合せ先責任者 ( 役職名 ) 総合企画部長 ( 氏名 ) 木立晋 TEL 017-777-111 定時株主総会開催予定日 2018

More information

第21期(2019年3月期) 決算公告

第21期(2019年3月期) 決算公告 第 21 期 2018 年 4 月 1 日から 2019 年 3 月 31 日まで 決算公告 パナソニックインフォメーションシステムズ株式会社 貸借対照表 (2019 年 3 月 31 日現在 ) ( 資 産 の 部 ) ( 負 債 の 部 ) 流動資産 38,368 流動負債 14,457 現金及び預金 71 買掛金 9,348 受取手形 58 未払金 532 売掛金 17,077 未払消費税等

More information

ほくほくフィナンシャルグループ (8377) 2019 年 3 月期 4. 補足情報 株式会社北陸銀行の個別業績の概要 2019 年 5 月 10 日 代表者 ( 役職名 ) 取締役頭取 ( 氏名 ) 庵栄伸 問合せ先責任者 ( 役職名 ) 執行役員総合企画部長 ( 氏名 ) 小林正彦 TEL (0

ほくほくフィナンシャルグループ (8377) 2019 年 3 月期 4. 補足情報 株式会社北陸銀行の個別業績の概要 2019 年 5 月 10 日 代表者 ( 役職名 ) 取締役頭取 ( 氏名 ) 庵栄伸 問合せ先責任者 ( 役職名 ) 執行役員総合企画部長 ( 氏名 ) 小林正彦 TEL (0 4. 補足情報 株式会社北陸銀行の個別業績の概要 2019 年 5 月 10 日 代表者 ( 役職名 ) 取締役頭取 ( 氏名 ) 庵栄伸 問合せ先責任者 ( 役職名 ) 執行役員総合企画部長 ( 氏名 ) 小林正彦 TEL (076)423-7111 1.2019 年 3 月期の個別業績 (2018 年 4 月 1 日 ~2019 年 3 月 31 日 ) (1) 個別経営成績 (% 表示は対前期増減率

More information

CC2: 連結貸借対照表の科目と自己資本の構成に関する開示項目の対応関係 株式会社三井住友フィナンシャルグループ ( 連結 ) 項目 資産の部 イロハ 公表連結貸借対照表 (2019 年 3 月末 ) 現金預け金 57,411,276 コールローン及び買入手形 2,465,744 買現先勘定 6,4

CC2: 連結貸借対照表の科目と自己資本の構成に関する開示項目の対応関係 株式会社三井住友フィナンシャルグループ ( 連結 ) 項目 資産の部 イロハ 公表連結貸借対照表 (2019 年 3 月末 ) 現金預け金 57,411,276 コールローン及び買入手形 2,465,744 買現先勘定 6,4 CC2: 連結貸借対照表の科目と自己資本の構成に関する開示項目の対応関係 株式会社三井住友フィナンシャルグループ ( 連結 ) 項目 資産の部 イロハ 公表連結貸借対照表 ( ) 現金預け金 57,411,276 コールローン及び買入手形 2,465,744 買現先勘定 6,429,365 債券貸借取引支払保証金 4,097,473 買入金銭債権 4,594,578 別紙様式第五号を参照する番号又は記号

More information

営 業 報 告 書

営 業 報 告 書 貸借対照表 (2017 年 3 月 31 日現在 ) 資産の部負債の部 ( 単位 : 千円 ) 科目金額科目金額 流動資産 4,566,380 流動負債 2,319,854 現金及び預金 72,748 支払手形 360,709 受取手形 140,497 電子記録債務 803,049 電子記録債権 474,886 買掛金 601,473 売掛金 2,040,119 未払金 315,546 製品及び商品

More information

財務諸表に対する注記 1. 継続事業の前提に関する注記 継続事業の前提に重要な疑義を抱かせる事象又は状況はない 2. 重要な会計方針 (1) 有価証券の評価基準及び評価方法 満期保有目的の債券 償却原価法 ( 定額法 ) によっている なお 取得差額が少額であり重要性が乏しい銘柄については 償却原価

財務諸表に対する注記 1. 継続事業の前提に関する注記 継続事業の前提に重要な疑義を抱かせる事象又は状況はない 2. 重要な会計方針 (1) 有価証券の評価基準及び評価方法 満期保有目的の債券 償却原価法 ( 定額法 ) によっている なお 取得差額が少額であり重要性が乏しい銘柄については 償却原価 財務諸表に対する注記 1. 継続事業の前提に関する注記 継続事業の前提に重要な疑義を抱かせる事象又は状況はない 2. 重要な会計方針 (1) 有価証券の評価基準及び評価方法 満期保有目的の債券 償却原価法 ( 定額法 ) によっている なお 取得差額が少額であり重要性が乏しい銘柄については 償却原価法を適用していない その他の有価証券 時価のあるもの 決算日の市場価額等に基づく時価によっている 上記以外のもの

More information

財務諸表 金融商品取引法第 193 条の 2 第 1 項の規定に基づき 当社の貸借対照表 損益計算書 株主資本等変動計算書及び附属明細表については 有限責任あずさ監査法人の監査証明を受けております 貸借対照表 科目 ( 資産の部 ) 流動資産 平成 27 年度末平成 28 年 3 月 31 日現在

財務諸表 金融商品取引法第 193 条の 2 第 1 項の規定に基づき 当社の貸借対照表 損益計算書 株主資本等変動計算書及び附属明細表については 有限責任あずさ監査法人の監査証明を受けております 貸借対照表 科目 ( 資産の部 ) 流動資産 平成 27 年度末平成 28 年 3 月 31 日現在 財務諸表 金融商品取引法第 193 条の 2 第 1 項の規定に基づき 当社の貸借対照表 損益計算書 等変動計算書及び附属明細表については 有限責任あずさ監査法人の監査証明を受けております 貸借対照表 科目 ( 資産の部 ) 流動資産 平成 27 年度末平成 28 年 3 月 31 日現在 平成 28 年度末平成 29 年 3 月 31 日現在 現金及び預金 502,449 728,445 1 前払費用

More information

2 事業活動収支計算書 ( 旧消費収支計算書 ) 関係 (1) 従前の 消費収支計算書 の名称が 事業活動収支計算書 に変更され 収支を経常的収支及び臨時的収支に区分して それぞれの収支状況を把握できるようになりました 第 15 条関係 別添資料 p2 9 41~46 82 参照 消費収入 消費支出

2 事業活動収支計算書 ( 旧消費収支計算書 ) 関係 (1) 従前の 消費収支計算書 の名称が 事業活動収支計算書 に変更され 収支を経常的収支及び臨時的収支に区分して それぞれの収支状況を把握できるようになりました 第 15 条関係 別添資料 p2 9 41~46 82 参照 消費収入 消費支出 学校法人会計基準の改正点 1 資金収支計算書関係 (1) 資金収支計算書の内訳書として 新たに活動区分ごとの資金の流れがわかる 活動区分資金収支計算書 の作成が必要となりました 第 14 条の 2 第 1 項関係 別添資料 p2 8 39 40 参照 知事所轄法人については 活動区分資金収支計算書の作成を要しません 資金収支計算書資金収支計算書 内訳書 資 金 収 支 内 訳 表 資 金 収 支 内

More information

<836F815B835B838B87568EA98CC88E91967B94E497A68C768E5A B C8B816A E398C8E A2E786C73>

<836F815B835B838B87568EA98CC88E91967B94E497A68C768E5A B C8B816A E398C8E A2E786C73> 連結貸借対照表の科目が自己資本の構成に関する開示項目のいずれに相当するかについての説明平成 27 年 9 月末自己資本比率 ( バーゼル Ⅲ 基準 ) ( 単位 : 百万円 ) 公表連結貸借対照表 付表参照番号 資本構成の開示 金 額 ( 資産の部 ) 現金預け金 996,257 コールローン及び買入手形 303,299 買入金銭債権 40,237 特定取引資産 39,194 金銭の信託 3,100

More information

< C8E3493FA8F4390B395AA817A836F815B835B838B87568EA98CC88E91967B94E497A68C768E5A B C8B816A E398C8E A2E786

< C8E3493FA8F4390B395AA817A836F815B835B838B87568EA98CC88E91967B94E497A68C768E5A B C8B816A E398C8E A2E786 連結貸借対照表の科目が自己資本の構成に関する開示項目のいずれに相当するかについての説明平成 26 年 9 月末自己資本比率 ( バーゼル Ⅲ 基準 ) ( 単位 : 百万円 ) 公表連結貸借対照表 付表参照番号 資本構成の開示 金 額 ( 資産の部 ) 現金預け金 574,047 コールローン及び買入手形 219,426 買入金銭債権 41,663 特定取引資産 34,273 金銭の信託 3,100

More information

< F815B835B838B87568EA98CC88E91967B94E497A68C768E5A B C8B816A E338C8E A C8E3293FA8F4390B3816A2E786C73>

< F815B835B838B87568EA98CC88E91967B94E497A68C768E5A B C8B816A E338C8E A C8E3293FA8F4390B3816A2E786C73> 連結貸借対照表の科目が自己資本の構成に関する開示項目のいずれに相当するかについての説明平成 26 年 3 月末自己資本比率 ( バーゼル Ⅲ 基準 ) ( 単位 : 百万円 ) 公表連結貸借対照表 付表参照番号 資本構成の開示 金 額 ( 資産の部 ) 現金預け金 674,581 コールローン及び買入手形 125,850 買入金銭債権 39,551 特定取引資産 30,086 金銭の信託 3,100

More information

03-08_会計監査(収益認識に関するインダストリー別③)小売業-ポイント制度、商品券

03-08_会計監査(収益認識に関するインダストリー別③)小売業-ポイント制度、商品券 会計 監査 収益認識に関する会計基準等 インダストリー別解説シリーズ (3) 第 3 回小売業 - ポイント制度 商品券 公認会計士 いしかわ 石川 よし慶 はじめに 2018 年 3 月 30 日に企業会計基準第 29 号 収益認識に 関する会計基準 ( 以下 収益認識会計基準 という ) 企業会計基準適用指針第 30 号 収益認識に関する会計 基準の適用指針 ( 以下 収益認識適用指針 といい

More information

財務諸表に対する注記 1. 継続事業の前提に関する注記 継続事業の前提に重要な疑義を抱かせる事象又は状況はない 2. 重要な会計方針 (1) 有価証券の評価基準及び評価方法 満期保有目的の債券 償却原価法 ( 定額法 ) によっている なお 取得差額が少額であり重要性が乏しい銘柄については 償却原価

財務諸表に対する注記 1. 継続事業の前提に関する注記 継続事業の前提に重要な疑義を抱かせる事象又は状況はない 2. 重要な会計方針 (1) 有価証券の評価基準及び評価方法 満期保有目的の債券 償却原価法 ( 定額法 ) によっている なお 取得差額が少額であり重要性が乏しい銘柄については 償却原価 財務諸表に対する注記 1. 継続事業の前提に関する注記 継続事業の前提に重要な疑義を抱かせる事象又は状況はない. 重要な会計方針 (1) 有価証券の評価基準及び評価方法 満期保有目的の債券 償却原価法 ( 定額法 ) によっている なお 取得差額が少額であり重要性が乏しい銘柄については 償却原価法を適用していない その他の有価証券 時価のあるもの 決算日の市場価額等に基づく時価によっている 上記以外のもの

More information

Microsoft Word 決算短信修正( ) - 反映.doc

Microsoft Word 決算短信修正( ) - 反映.doc 各 位 平成 22 年 3 月 19 日 会 社 名 株式会社カッシーナ イクスシー 代表者名 代表取締役社長高橋克典 (JASDAQ コード番号: 2777) 問合せ先 取締役管理本部長小林要介 電 話 03-5725-4171 ( 訂正 数値データ訂正あり ) 平成 21 年 12 月期決算短信 の一部訂正に関するお知らせ 平成 22 年 2 月 19 日に発表いたしました 平成 21 年 12

More information

Microsoft Word IFRSコラム原稿第6回_Final _1_.doc

Microsoft Word IFRSコラム原稿第6回_Final _1_.doc Q IFRS の数理計算上の差異に関する会計処理について概要を説明してください また 実務にどのような影響が生じますか? A 数理計算上の差異の認識方法には 回廊方式による遅延認識 その他の規則的な方式による遅延認識 その他の包括利益への即時認識の 3 つの方法があります その他の規則的な方式による遅延認識は 回廊方式よりも早期に認識する方式である必要があります IFRS での数理計算上の差異の処理方法は以下の

More information

<836F815B835B838B87568EA98CC88E91967B94E497A68C768E5A B C8B816A E398C8E A2E786C73>

<836F815B835B838B87568EA98CC88E91967B94E497A68C768E5A B C8B816A E398C8E A2E786C73> 連結貸借対照表の科目が自己資本の構成に関する開示項目のいずれに相当するかについての説明平成 29 年 9 月末自己資本比率 ( バーゼル Ⅲ 基準 ) ( 単位 : 百万円 ) 公表連結貸借対照表 付表参照番号 資本構成の開示 金 額 ( 資産の部 ) 現金預け金 1,085,668 コールローン及び買入手形 284,842 買入金銭債権 41,533 特定取引資産 30,814 金銭の信託 5,081

More information

第 14 期 ( 平成 30 年 3 月期 ) 決算公告 平成 30 年 6 月 21 日 東京都港区白金一丁目 17 番 3 号 NBF プラチナタワー サクサ株式会社 代表取締役社長 磯野文久

第 14 期 ( 平成 30 年 3 月期 ) 決算公告 平成 30 年 6 月 21 日 東京都港区白金一丁目 17 番 3 号 NBF プラチナタワー サクサ株式会社 代表取締役社長 磯野文久 第 14 期 ( 平成 30 年 3 月期 ) 決算公告 平成 30 年 6 月 21 日 東京都港区白金一丁目 17 番 3 号 NBF プラチナタワー 代表取締役社長 磯野文久 貸借対照表 ( 平成 30 年 3 月 31 日現在 ) 科目金額科目金額 ( 資産の部 ) 百万円 ( 負債の部 ) 百万円 流 動 資 産 14,098 流 動 負 債 4,898 現金及び預金 2,763 支 払

More information

適用時期 5. 本実務対応報告は 公表日以後最初に終了する事業年度のみに適用する ただし 平成 28 年 4 月 1 日以後最初に終了する事業年度が本実務対応報告の公表日前に終了している場合には 当該事業年度に本実務対応報告を適用することができる 議決 6. 本実務対応報告は 第 338 回企業会計

適用時期 5. 本実務対応報告は 公表日以後最初に終了する事業年度のみに適用する ただし 平成 28 年 4 月 1 日以後最初に終了する事業年度が本実務対応報告の公表日前に終了している場合には 当該事業年度に本実務対応報告を適用することができる 議決 6. 本実務対応報告は 第 338 回企業会計 実務対応報告第 32 号平成 28 年度税制改正に係る減価償却方法の変更に関する実務上の取扱い 平成 28 年 6 月 17 日企業会計基準委員会 目的 1. 本実務対応報告は 平成 28 年度税制改正に係る減価償却方法の改正 ( 平成 28 年 4 月 1 日以後に取得する建物附属設備及び構築物の法人税法上の減価償却方法について 定率法が廃止されて定額法のみとなる見直し ) に対応して 必要と考えられる取扱いを示すことを目的とする

More information

【11】ゼロからわかる『債券・金利』_1704.indd

【11】ゼロからわかる『債券・金利』_1704.indd ゼロからわかる 債券 金利 1. そもそも債券ってなんだろう? 2. 債券にはどんなものがあるの? 3. 債券の利率と利回りって何が違うの? そもそも債券ってなんだろう? 債券とは 国や地方自治体 企業が不特定多数の人から資金を調達するために発行する 借用証書 のようなものです 債券を発行する国や企業などを発行体といいます 株式による資金調達とは異なり 債券の場合 発行体は利息の支払いと元本 ( 額面金額

More information

カプコン (9697) 平成 25 年 3 月期 決算短信 ( セグメント情報等 ) ( セグメント情報 ) 1. 報告セグメントの概要 (1) 報告セグメントの決定方法 当社の報告セグメントは 当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり 取締役会が経営資源の配分の決定および業績を評価す

カプコン (9697) 平成 25 年 3 月期 決算短信 ( セグメント情報等 ) ( セグメント情報 ) 1. 報告セグメントの概要 (1) 報告セグメントの決定方法 当社の報告セグメントは 当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり 取締役会が経営資源の配分の決定および業績を評価す ( セグメント情報等 ) ( セグメント情報 ) 1. の概要 (1) の決定方法 当社のは 当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり 取締役会が経営資源の配分の決定および業績を評価するために 定期的に検討を行う対象となっているものであります 当社は 取り扱う製品 サービスについての国内および海外の包括的な戦略を立案する複数の事業統括を設置し 事業活動を展開しております したがって 当社は

More information

平成 29 年 6 月 26 日株式会社八十二銀行 連結貸借対照表の科目が 自己資本の構成に関する開示項目 のいずれに相当するかについての説明 ( 29 年 3 月期自己資本比率 ) 科 ( 単位 : 百万円 ) 公表連結貸借対照表金額 ( 資 産 の 部 ) 現 金 預 け 金 885,456 コ

平成 29 年 6 月 26 日株式会社八十二銀行 連結貸借対照表の科目が 自己資本の構成に関する開示項目 のいずれに相当するかについての説明 ( 29 年 3 月期自己資本比率 ) 科 ( 単位 : 百万円 ) 公表連結貸借対照表金額 ( 資 産 の 部 ) 現 金 預 け 金 885,456 コ 連結貸借対照表のが 自己資本の構成に関する開示項 のいずれに相当するかについての説明 ( 29 年 3 月期自己資本比率 ) ( 単位 : 百万円 ) 公表連結貸借対照表 ( 資 産 の 部 ) 現 金 預 け 金 885,456 コールローン及び買入手形 100,485 買 入 金 銭 債 権 60,836 特 定 取 引 資 産 15,444 6-a 金 銭 の 信 託 61,651 有 価 証

More information

平成26年度 第138回 日商簿記検定 1級 会計学 解説

平成26年度 第138回 日商簿記検定 1級 会計学 解説 平成 26 年度第 138 回日商簿記検定試験 1 級 - 会計学 - 解 説 第 1 問 1 ヘッジ会計とは ヘッジ取引のうち一定の要件を満たすものについて ヘッジ対象に係る損益とヘッジ手段に係る損益を同一の会計期間に認識し ヘッジの効果を会計に反映させる特殊な会計処理のことをいう ( 金融商品に関する会計基準 29 参照 ) ヘッジ会計の会計処理には 繰延ヘッジと時価ヘッジの 2 種類の会計処理がある

More information

科目 期別 損益計算書 平成 29 年 3 月期自平成 28 年 4 月 1 日至平成 29 年 3 月 31 日 平成 30 年 3 月期自平成 29 年 4 月 1 日至平成 30 年 3 月 31 日 ( 単位 : 百万円 ) 営業収益 35,918 39,599 収入保証料 35,765 3

科目 期別 損益計算書 平成 29 年 3 月期自平成 28 年 4 月 1 日至平成 29 年 3 月 31 日 平成 30 年 3 月期自平成 29 年 4 月 1 日至平成 30 年 3 月 31 日 ( 単位 : 百万円 ) 営業収益 35,918 39,599 収入保証料 35,765 3 財務諸表 貸借対照表 資産の部 ( 単位 : 百万円 ) 科目 期別 平成 29 年 3 月末 平成 30 年 3 月末 流動資産 196,872 206,161 現金及び預金 172,852 184,518 求償債権 11,481 11,536 有価証券 4,822 6,921 金銭の信託 10,058 5,023 未収入金 378 365 前払費用 31 43 繰延税金資産 3,372 3,228

More information

『学校法人会計の目的と企業会計との違い』

『学校法人会計の目的と企業会計との違い』 学校法人会計の目的と企業会計との違い ( 平成 27 年度以降 ) 平成 27 年度より 学校法人会計基準が一部改正されました 社会 経済状況の大きな変化 会計のグローバル化等を踏まえた様々な企業会計基準の改正等を受け 学校法人の経営状態を社会に分かりやすく説明する仕組みが求められていることが背景にあります これにより 主に以下の変更がありました (1) 資金収支計算書に加えて 新たに活動区分ごとの資金の流れがわかる

More information

あいおいニッセイ同和損保の現状2013

あいおいニッセイ同和損保の現状2013 CUSTOMER FOCUSED INTEGRITY TEAMWORK INNOVATION PROFESSIONALISM D MS&AD 201371 MS&AD MS&AD MS&AD MS&AD MS&AD 2 3 13 4 15 MS&AD 201371 MS&ADMS&ADMS&ADMS&AD MS&AD7 MS&AD MS&AD 2010 2013 401K ART 2013 20131

More information

貸借対照表 平成 28 年 3 月 31 日現在 ( 単位 : 千円 ) 科 目 金 額 科 目 金 額 資産の部 負債の部 流動資産 (63,628,517) 流動負債 (72,772,267) 現金及び預金 33,016,731 買掛金 379,893 売掛金 426,495 未払金 38,59

貸借対照表 平成 28 年 3 月 31 日現在 ( 単位 : 千円 ) 科 目 金 額 科 目 金 額 資産の部 負債の部 流動資産 (63,628,517) 流動負債 (72,772,267) 現金及び預金 33,016,731 買掛金 379,893 売掛金 426,495 未払金 38,59 貸借対照表 平成 28 年 3 月 31 日現在 ( 単位 : 千円 ) 科 目 金 額 科 目 金 額 資産の部 負債の部 流動資産 (63,628,517) 流動負債 (72,772,267) 現金及び預金 33,016,731 買掛金 379,893 売掛金 426,495 未払金 38,599,715 前払費用 181,993 未払消費税等 33,646 未収入金 4,465,995 未払法人税等

More information

財務諸表 金融商品取引法第 193 条の 2 第 1 項の規定に基づき 当社の貸借対照表 損益計算書 株主資本等変動計算書及び附属明細表については 有限責任あずさ監査法人の監査証明を受けております 貸借対照表 科目 ( 資産の部 ) 流動資産 2017 年度末 2018 年 3 月 31 日現在 (

財務諸表 金融商品取引法第 193 条の 2 第 1 項の規定に基づき 当社の貸借対照表 損益計算書 株主資本等変動計算書及び附属明細表については 有限責任あずさ監査法人の監査証明を受けております 貸借対照表 科目 ( 資産の部 ) 流動資産 2017 年度末 2018 年 3 月 31 日現在 ( 財務諸表 金融商品取引法第 193 条の 2 第 1 項の規定に基づき 当社の貸借対照表 損益計算書 等変動計算書及び附属明細表については 有限責任あずさ監査法人の監査証明を受けております 貸借対照表 科目 ( 資産の部 ) 流動資産 2017 年度末 2018 年 3 月 31 日現在 2018 年度末 現金及び預金 251,680 434,005 1 前払費用 340 365 1 未収収益 31,638

More information