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1 ロシア CIS 月報 (2014 年 10 月 ) 国際業務部ユーラシア三菱東京 UFJ 銀行

2 経済 経済 (1/4) 第 2 四半期 GDP 実質成長率確定値は 前年同期比 +0.8% と発表 ( 連邦統計局 ) 第 1 四半期の同 +0.9% から減速 上期 +0.8% 製造業 +3.6% 鉱業 +0.8% 金融業 +8.7% 卸小売業 2.6% 電気ガス水道 1.7% 建設 0.4% 経済発展省発表のGDP 成長率速報値は 7 月 +1.0% 8 月 0% 1-8 月 +0.7% 政府は 経済発展省作成 マクロ経済修正見通し を承認 (9 月 26 日発表 ) GDP 成長率は 2014 年下期 % を見込み 2015 年は2.0% 1.2% に引き下げ 現状のインフレ率 経済制裁による食料品価格高騰を織り込み 2014 年インフレ率予想を6% 7.5% に引き上げ 2015 年も5-6% に若干引き上げ インフレにより 実質可処分所得上昇率 小売売上高伸び率を下方修正 貿易収支 経常収支 純資本流出を上方修正 対米ドル為替レートはルーブル安に修正 GDP 0.5% 2.0% 1.2% 2.5% 2.3% 3.3% 3.0% 鉱工業生産 1.0% 1.7% 1.7% 1.6% 1.6% 1.7% 2.0% 2.1% 固定資本投資 -2.4% 2.4% 2.0% 1.6% 4.7% 2.9% 小売売上高 1.9% 2.1% 0.6% 3.0% 2.9% 3.6% 3.4% 実質可処分所得上昇率 1.4% 0.3% 1.9% 0.4% 2.9% 2.6% 3.9% 3.3% 年末インフレ率 6% 7.5% 5% 5-6%(5.5%) 4-5%(4.5%) 4.3% %(4%) 原油価格 ( 米ドル ) 輸出 ( 億米ドル ) 5,180 5,120 5,010 4,950 5,070 4,990 5,160 5,080 輸入 ( 同上 ) 3,320 3,170 3,380 3,250 3,450 3,310 3,590 3,420 貿易黒字 ( 同上 ) 1,860 1,950 1,630 1,700 1,620 1,680 1,570 1,660 経常収支 ( 同上 ) 純資本流失 ( 同上 ) 900 1, 年平均対米ドル為替レート (35.7) (37.5) ( 38.7) (39.5) ( 出所 ) ロシア経済発展省資料 報道からユーラシア BTMU 作成 矢印は前回 5 月 20 日発表から変更があったもの 1

3 経済 ( 続き ) 経済 (2/4) 世界銀行 ロシアの GDP 成長率見通し 2014 年 +1.1% +0.5% 2015 年 +0.3% % に下方修正 ( ベースシナリオ ) ベースシナリオはロシア ウクライナの緊張は継続 制裁は続く前提 消費も 2015 年 +0.5% 2016 年 +0.6% に留まる予測 緊張が緩和し制裁が解除された場合は 2015 年 +0.9% 逆に緊張が増大し追加制裁された場合は 2015 年 0.9% と予測 8 月の鉱工業生産は 前年同月比 +0.0% 1-8 月 +1.3%( 連邦統計局 ) 7 月の前年同月比 +1.5% から悪化 季節調整済では対前月比 0.6% とマイナス 鉱業は 前年同月比 +0.8%(1-8 月 +0.8%) 製造業は 前年同月比 0.6%(1-8 月 +2.2%) 電気ガス水道は 前年同月比 +1.2%(1-8 月 1.8%) と製造業がマイナスに転じた 繊維 17.7% 木材 9.7% 輸送機器 9.1% 等がマイナスが大きい 主要品目では 1-8 月石油 ( ガスコンデンセートを含む ) の生産量が3.49 億 t( 前年同期比 +1.2%) 天然ガスが4,176 億 m3( 2.7%) 粗鋼が4,720 万 t(+2.3%) 乗用車が120 万台 ( 4.6%) などとなっている 8 月の固定資本投資は 前年同月比 2.7% 1-8 月 2.5% と発表 ( 連邦統計局 ) 7 月の同 2.0% からマイナス幅を拡大させた 鉱工業生産 固定資本投資推移 4% 2% 0% (2)% (4)% (6)% (8)% 鉱工業生産 固定資本投資 ( 出所 ) ロシア統計局 ロシア中銀資料からユーラシア BTMU 作成 2

4 経済 ( 続き ) 経済 (3/4) 8 月の小売売上高は 前年同月比 +1.4% 1-8 月 +2.3%( 連邦統計局 ) 7 月の同 +1.2% から若干増加 可処分所得が前年同月比 +3.9% と7 月 +2.5% から回復した影響と見られる 8 月の平均賃金は 31,540ルーブルで 名目で対前年同月比 +9.1% 実質 +1.4% と7 月とほぼ同じ伸び率 失業率は 対前月比 0.1% の4.8% 小売売上高 可処分所得 失業率推移 10 % 5% 0% 6% 5% 4% 小売売上高 実質可処分所得 失業率 ( 右軸 ) (5)% 3% (10)% % 8 月の消費者物価指数は 対前月比では +0.2% と 7 月 +0.5% に比べ若干減速 前年同月比では +7.6% と引き続き高水準 ( 連邦統計局 ) 食料品が対前年同月比 +10.3% 8 月の生産者物価指数は 前月比横ばい 7 月の同 +1.6% から減速 前年同月比 +5.7% 10 % 消費者物価 生産者物価 マネーサプライ推移 20 % 8% 6% 4% 2% 0% % 12 % 8% 4% 0% CPI PPI M2( 右軸 ) ( 出所 ) ロシア統計局 ロシア中銀資料からユーラシア BTMU 作成 3

5 経済 ( 続き ) 経済 (4/4) 1-7 月の貿易黒字対前年比 +9.9% の 1,327 億米ドル ( 連邦関税局 ) 貿易額は 1.0% の 4,711 億米ドル うち CIS 諸国 599 億米ドル 輸出は +1.2% の3,019 億米ドル 輸入は同 4.8% の1,692 億米ドル 輸出は燃料エネルギーが75.5% を占め 輸入は機械設備が 51.0% を占める 相手国はEU49.3% APEC 諸国 26.3% CIS12.7% 原油輸出 4.6%131.2 百万トン 鉄 +1.2%( 金額ベース +1.0%255 億米ドル ) アルミ 19.7%( 金額ベース 17.4%33 億米ドル ) ニッケル 0.6%( 金額ベース 3.1%19 億米ドル ) 銅 +5.1%( 金額ベース 6.5%8 億米ドル ) 穀物 +160%22 億米ドル 電気 34%( 金額ベース 35%4 億米ドル ) 7 月貿易黒字前月比 +23.3% の 億米ドル ( ロシア中央銀行 ) 輸出 +13.0% の 億米ドル 輸入 +8.2% の 億米ドル 1-7 月貿易黒字 +14.3%1,199 億米ドル 輸出 +1.9%3,017 億米ドル 輸入 4.9%1,818 億米ドル ( 十億米ドル ) 貿易収支 経常収支 原油価格推移 ( 米ドル / バレル ) Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q 貿易収支経常収支ウラル原油価格 ( 右軸 ) ( 出所 ) ロシア統計局 ロシア中銀資料からユーラシア BTMU 作成 4

6 金融 財政 金融 財政 (1/3) 8 月の民間銀行貸出は 法人向け前月比 +1.4%( 前年同月比 +15.9%) 個人向け +1.3%( 同 +18.2%) と減速 ( ロシア中央銀行 ) 7 月法人向け +2.2% 個人向け +1.2% 不良債権比率は 法人向け 7 月と変わらず 4.5% 個人向け 7 月 5.4% から 8 月 5.6% に上昇 預金も 7 月 +1.4% から 8 月 +0.9% と減速 対前年同月比 +7.8% 1-8 月銀行収益は 対前年同期比 10% の 5,920 億ルーブル ロシア中央銀行 10 銀行のライセンス剥奪 Trust Republic Bank, Siberian Settlement Center, Bank24.ru, Intrust Bank, The First Depositary Bank, SPETSSETSTROYBANK, SEVERNAYA KLIRINGVAYA PLATA, SOYUZPROM BANK, PRORITET BANK, ESID BANK 8 月末外貨準備高は前月比 0.8% 35.3 億ドルの 4,652.3 億ドル ( ロシア中央銀行 ) 年初来 8.7% 億米ドル 予備基金残高は 3 兆 3,870 億ルーブル ( 約 917 億米ドル 前月比 +2,921 億ルーブル ) 国民福祉基金 (NWF) 残高は 3 兆 1,510 億ルーブル ( 約 853 億米ドル 前月比 +617 億ルーブル )( 財務省 ) 国民福祉基金から VEB に 60 億米ドル 期間 15 年の劣後預金預け入れ ( プーチン大統領 ) 9 月の金利の動き ロシア中銀が 7 月 28 日に Key Rate を 0.5% 引き上げした結果 ON は一時 9.5% 程度まで高騰したが その後概ね 8% 台前半で推移 1 ヶ月物は概ね 9.5% 程度で推移 9 月 12 日のロシア中銀政策会議は Key Rate の据え置きを決定した 次回会合は 10 月 31 日 10 % Key Rate Mosprime Rate 推移 9% 8% 7% 6% 5% ON 1M Refinance KEY rate 5

7 金融 財政 ( 続き ) 金融 財政 (2/3) ロシア中央銀行 為替介入制度変更を発表 (8 月 15 日 ) ルーブルバスケットレート ( 対ドル 55% 対ユーロ 45% で構成される合成ルーブル為替レート ) の上下限レンジを 7 ルーブルから 9 ルーブルに拡大 8 月 15 日から 1 ルーブル の上下限レンジ バスケット上下限内での介入はゼロに減額 上下限レンジを 5 カペイカ動かす介入累積額を 10 億米ドルから 3.5 億米ドルに縮小 9 月の為替相場の動き ルーブルは 8 月 29 日のロシア軍のウクライナへの進攻のニュースで対ドル37.1 台 対ユーロ48.8 台で取引開始 9 月 4 日のEU 中央 銀行理事会で政策金利の0.1% 引き下げが発表されると ドルユーロが1.31 台から1.29 台となったため ルーブルは対ユーロで47.7 台まで強含んだが 12 日の米 EUの経済制裁強化により 16 日に対米ドルで史上最安値 対ユーロでも50.37を付けた 同日 ロシア中銀が銀行部門の短期の流動性拡大を目的にルーブル / ドルの翌日物スワップオペ (USD/RUB sell/buy one-day FX Swaps) を17 日から開始するとの報道を受けて 対米ドル38.3 対ユーロ49.6まで戻したが 26 日システマのバシュネフチ買収の手 続き違反で株式差し押さえが報道されると 29 日には再び対ドル の史上最安値を更新 対ユーロも半年振りに50.2 台前半 の安値を付け 30 日は資本規制の噂 ( 中銀は否定 ) により夜間対ドル39.89の史上最安値を更新し 対ドル39.5 台半 対ユーロ49.9 台後半で終了 Euro Basket USD ( 出所 ) ロシア中銀資料からユーラシア BTMU 作成 6

8 金融 財政 ( 続き ) 金融 財政 (3/3) 1-7 月連結財政黒字 兆ルーブル ( 前年 7,369 億ルーブル黒字 )( 財務省 ) 歳入 兆ルーブル ( 前年 兆ルーブル ) 主な歳入は対外経済活動 兆ルーブル 強制社会保障 兆ルーブル 天然資源利用税 兆ルーブル 個人所得税 兆ルーブル 法人所得税 兆ルーブル VAT1.305 兆ルーブル等 歳出 兆ルーブル ( 前年 兆ルーブル ) 主な歳出は社会文化 兆ルーブル 経済活動 兆ルーブル 国防費 兆ルーブル 治安 兆ルーブル等 1-8 月連邦財政黒字 9,055 億ルーブル (GDP 比 2.0%) 政府 年の連邦予算案を承認 (9 月 18 日 ) 10 月から国会で審議 歳出の 57% は教育 健康 文化 年金等の社会サービス ( メドベージェフ首相 ) 売上税の導入は見送り 地方政府に商業 ケータリング タクシー 観光 リゾート税等の導入を認める可能性 ( 財務相 ) 2015 年 7 月より ガス +7.5% 電気 +7.5%( 家庭向け +8.5%) 1 月より鉄道料金 +10% 引き上げ 2016 年以降は概ねインフレ率に応じて引き上げ 2015 年ロシア鉄道へは 300 億ルーブル補助金支出 ( 経済発展相 ) 危機対策費に 1,900 億ルーブルをリザーブ 連邦法定医療保険基金への負担上限 ( 現状給与 624,000 ルーブルまで保険料 5.1%) を廃止 ( 財務相 ) GDP 見込み 77 兆 4,840 億ルーブル ( 実質成長率 1.2%) 83 兆 1,820 億ルーブル ( 同 2.3%) 90 兆 510 億ルーブル ( 同 3.0%) インフレターゲット 5.5% 4.5% 4.0% 歳入 15 兆 824 億ルーブル 15 兆 7,955 億ルーブル 16 兆 5,478 億ルーブル 石油ガス収入からの繰り入れ 3,440 億ルーブル 3,541 億ルーブル 3,561 億ルーブル 歳出 15 兆 5,131 億ルーブル 16 兆 2,718 億ルーブル 17 兆 887 億ルーブル 財政赤字額 4,307 億ルーブル ( 対 GDP 比 0.6%) 4,763 億ルーブル ( 同 0.6%) 5,409 億ルーブル ( 同 0.6%) 予備基金残高 5 兆 4,240 億ルーブル 5 兆 8,230 億ルーブル 6 兆 3,040 億ルーブル 国内債務上限 7 兆 4,240 億ルーブル 7 兆 9,400 億ルーブル 8 兆 7,900 億ルーブル 対外債務上限 640 億米ドル 715 億米ドル 770 億米ドル ( 出所 ) ロシア財務省資料 報道からユーラシア BTMU 作成 7

9 企業 産業 自動車 欧州ビジネス協会は 8 月新車販売台数 ( 含む軽商用車 ) は 対前年同月比 25.8% の 172,015 台と発表 7 月同 22.9% の 180,767 台に続き 2 ヶ月連続で販売が急速に悪化 1-8 月累計で前年同期比 12.1% の 1,582,713 台 ブランド別売上は AvtoVAZ8 月 32.3% (1-8 月累計 18.5%) GAZ 31.3%( 19.8%) フォード 56.9%( 42.8%) GM グループ 46.4%( 24.4%) VW グループ 22.6%( 12.0%) ルノー 18.4%( 10.0%) KIA 19.8%( 4.7%) 現代 5.6% ( 0.8%) 日本勢は 日産 4.7%(+17.9%) トヨタ Gr 5.7%(+2.5%) マツダ +0.1%(+15.1%) 三菱 31.5%( 7.3%) ホンダ 37.4%( 15.2%) スズキ 57.9%( 36.4%) スバル 6.1%( 5.9%) いすず +120%(+214.3%) 1-8 月自動車生産は対前年同期比 4.6%120 万台 トラック 20.6% 10 万台 バス 25.4% 2.6 万台 ( 連邦統計局 ) 8 月は 自動車前年同月比 38.3% の 94,100 台 トラック 24.1% の 12,900 台 バス 31.7% の 3,600 台 自動車は 2014 年 2%186 万台 2015 年 +2.5% 2016 年 +3.7% 2017 年 +4.6%213 万台の生産を予測 トラックは 2014 年 16.5% 台 2015 年 +1.2% 2016 年 +2.8% 2016 年 +5.5% を予測 ( 経済発展省 ) 1-7 月自動車輸入は 16.5%434,700 台 ( 金額ベース 84.3 億米ドル )( 連邦関税局 ) 除く CIS で 411,800 台 (82.6 億米ドル ) トラック輸入は 16.4% の 42,700 台 (13.8 億米ドル )( 除く CIS で 41,100 台 (11.6 億米ドル )) 輸出は +6.7% の 76,800 台 (8.6 億米ドル ) トラック輸出は 22.8% の 10,500 台 (2.5 億米ドル ) ロシア政府は 新車への買い替えプログラムを導入 9 月 1 日から年末まで 予算 100 億ルーブル 車齢 6 年以上の個人 法人所有の全ての車が対象 4 万 ~35 万ルーブルの補助金 ユニプレス 日産のサプライヤーズパークで車体フレーム製造工場設立の記念式典実施 投資額 20 億ルーブル 工場は 2015 年末完成 2016 年生産開始 敷地面積 7.9 ヘクタール 年 8 万台分の部品生産 230 名雇用 仏 GDM Plastic Systems クリンで自動車用部品製造工場建設開始 2015 年 10 月完成 年 15 百万ユーロの売上 150 人雇用予定 イジェフスクの日産 モスクワのルノー トリアッチの AvtoVAZ に納入 Mazda Sollers ウラジオストクでエンジン製造プロジェクト 2015 年開始予定 年 5 万基 日本 中国へ輸出 2015 年から 2 車種生産追加も発表 中国 Haima 社 ロシアでの自動車組み立てに 1 億米ドル投資 Tagaz.UAZ,Derways の何れかで SKD 生産を予定 年 3 万台 Alabuga Motor 中国 Donfeng( 東風汽車 ) のセミノックダウン申請 韓国 Youngsan Kld カリーニングラード州で KIA 自動車向けシート生産開始 年 5 万台分 VEB は AvtoVAZ UAG に 300 億ルーブル融資 AvtoVAZ 工場の近代化 エンジン工場新設 Izhevsk UAG 工場でのニューモデル生産投資のため 8

10 企業 産業 ( 続き ) 石油 ガス エネルギー 石油 ロスネフチ : サハリン 北 Chaivo 鉱区での石油生産開始ー年 1.5 百万トン Far East LNGへ供給 埋蔵量石油 15 百万トン ガス130 億 m3 ロスネフチ : PetroVietnamとPochora 海のオフショア油田 2 箇所の開発でJV 設立 15 億米ドル投資 ロシア66.67% ベトナム 33.33% 出資 367 百万トンの石油 640 億 m3のガス埋蔵 ロスネフチ : ヤマロネネツAchimov 鉱区での開発開始 600 億 m3のガス ガスコンデンセート埋蔵量 2016 年に年 55 億 m3 生産 2018 年まで180 億ルーブルを投資 ロスネフチ : インドONGCとFar East LNGの20% 権益譲渡を協議中 ルクオイル : 2015 年 6 月からカスピ海 Filanovsky 鉱区の採掘開始 153 百万トンの石油 3,220 億 m3のガス埋蔵量 ルクオイル : 2015 年タタールスタンで掘削 給油所に50 億ルーブル投資 ガスプロムネフチ : 2014 年の投資計画 +16% の3,377 億ルーブルに引き上げ ガス ガスプロム : 第 1 四半期 IFRS 売上高 +6.7% 兆ルーブル 純益 41.4%2,230 億ルーブル (60 億米ドル ) 販売量は 4.2% 為替差損とウクライナの未払金 713 億ルーブルの損失計上が減益の要因 ガスプロム : 中国へのPower of Siberisガスパイプライン建設開始 石炭 RosTechnology : 中国 Shenhuaとアムール州で石炭事業 発電所で100 億米ドル投資 2019 年から毎年 30 百万トン生産 Vera 港に20 百万トン取り扱いの石炭ターミナルを建設 電力 Russian Grid: 中国国営送電会社とJV 設立でLOI 締結 ロシア51% 中国 49% 出資で 2015 年春に設立予定 シベリアの送電網の近代化 中国への電力輸出の投資に年 10 億米ドル ロスアトム : 沿海州 Fokinoに放射性廃棄物処理センターを25 億ルーブルで設立 2020 年から稼動 Solar System( 中国 Amur Sirius 子会社 ): タタールスタンのアラブガ経済特区でポリシリコンソーラーパネル製造を申請 56.7 億ルーブル投資 年 33 万パネル生産 2016 年 7 月稼動開始 9

11 企業 産業 ( 続き ) 鉄鋼 非鉄金属 鉄鋼 Evraz: 北米子会社の IPO を検討 Polymetal ( 銀採掘会社最大手 金採掘大手 ) Svetloye Gold Project への投資を決定 投資額 90 百万米ドル 2015 年開発開始 2017 年第 3 四半期生産開始 Norlsk Nickel ( ニッケル最大手 ) チタ州の Baystrinsky 銅採掘 加工工場建設に中国の 12 社から提案受領 2017 年生産開始 年 10 百トン生産 年に 11 億米ドル投資 中国 Sino Minerals Energy Imp.Exp. Co. ウラジミール州に軽金属加工工場建設 投資額 12 億ルーブル 2015 年建設開始 2016 年生産開始 メッキ 塗装により年 40 百トン建設資材を生産 化学 Sibur ベルギー Solvin(Solvey-BASF JV) との折半出資 JV RusVinyl PVCのニジニノブゴロド工場稼動 投資額 14 億ユーロ PVC 年間 33 万トン 苛性ソーダ年間 22.5 万トン生産 ( ロシアのPVC 消費は年間 1.1 百万トン うち50 万トンが輸入 ) 上期 IFRS 売上 +32.1% の1,717 億ルーブル 純益 +32.8% の307 億ルーブル ZapSibNeftechem projectに今後 5 年間で95 億ドル投資 Mir Upakovki タタールスタンの Sinergia 工業団地にプラスチック包装 プラスチック自動車部品製造工場建設を申請 2015 年建設開始 初期投資 16 億ルーブルで月 250 トン生産 10 年後月 2 千トン生産で 総投資額 40 億ルーブル 当社は サンクト クラスノヤルスクに原料加工工場を保有 ( 各々月千トン 130 トンを加工 ) 中国 Hengyuan オリョール州にセメント工場建設で 4 億米ドル投資 10

12 企業 産業 ( 続き ) 運輸 通信 港湾取扱高 1-8 月 +6.4%4.1 億トン ( 商業港協会 ) ドライ +13.5%2.0 億トン ( 石炭 +15.2%0.8 億トン コンテナ +6.4%0.3 億トン ) タンカー +1.0%2.2 億トン 輸出 +8.3%3.3 億トン 輸入 5.2%0.3 億トン ロシア鉄道 1-8 月貨物取扱高 1.7%9.1 億トン 国内 3.4%5.8 億トン 輸出 +5.4%2.8 億トン 輸入 7.5%0.7 億トン 輸出は 肥料 穀物取り扱いが増加 モスクワ カザン高速鉄道で中国投資家が4,000 億ルーブル投資検討 ( ロシア鉄道 ) 770Kmを3 時間半で結ぶ 2018 年完成 総事業費 1 兆ルーブル モスクワーウラジミール間は予算 3,841 億ルーブルでロシア鉄道が担当 ( 福祉基金から1,500 億ルーブル 連邦予算から640 億ルーブル インフラボンド1,390 億ルーブル 自己資金 310 億ルーブルで賄う ) 3 区間はコンセッション方式で入札 中国投資家と協議中 政府 アエロフロートの株式所有 51.17% を 50%+1 株に減額することを承認 航空業界 2014 年 1-8 月の旅客数は前年同期比 +11.9% の 百万人 アエロフロート 8 月の旅客数は前年同月比 +11.7% の 237 万人 日通 日本発ウラジオストク経由モスクワ向け SEA&AIR サービス SEA&RAIL サービスを商品化 通信 上期市場規模は +3.5% の8,016 億ルーブル 内訳は モバイル 8.9% の3,130 億ルーブル データ +46.8% の1,528 億ルーブル インターネット +7.3% の1,248 億ルーブル 固定電話 4.6% の708 億ルーブル 長距離 国際電話 9.5% の359 億ルーブル 郵便 2.7% の592 億ルーブル ( 通信省 ) IT シスコシステムズ 上期売上 24% 11

13 企業 産業 ( 続き ) 食品 小売 スーパーマーケット Dixy : 8 月売上 +31.7%194 億ルーブルと7 月 +33.4% から減速 1-7 月 640 店舗オープン 面積 +16% Lenta : 上期 IFRS 売上 +38.3%860 億ルーブル 純益 +4.9%26 億ルーブル 上期投資 +42%118 億ルーブル +9 店舗で96 店舗 英 Kingfisher(DIY Costramaを展開 ) : 上期売上 +15.2% 外食産業 レストラン バー カフェの 8 月売上 +0.8% の 1,035 億ルーブル 1-8 月 +2.4% の 7,687 億ルーブル ( 連邦統計局 ) 医薬品 米 Abbott 社のガン治療薬製造 VeroPharm 社の買収をロシア当局が認可 買収額 6.5 億米ドル 更に新工場建設に2.5 億米ドル投資 医薬品輸入 : 1-7 月は 13.2% の59.5 億米ドル ( 連邦関税局 ) 医薬品市場 :1-7 月は +9.3% の2,767 億ルーブル 国内製品 56% 金額ベースNovartis6.5% Sanifi-Aventis5.3% Bayer4.5% Pharmastandard3.7%( 市場調査会社 DSMグループ ) Sanofiロシア : レニングラード州政府と工場建設調査に関する覚書締結 Sanofiは オリオール州でインスリン製造工場を2013 年から稼働中 機械 Uralvagonzavod 米キャタピラとの機関車生産計画 ボンバルディアとの地下鉄車両生産計画を中断 当社は 軍事品も製造する会社で 米国政府の経済制裁の対象となっていた 代わりに中国企業との協力を模索 シーメンス サンクトペテルブルグの工場追加投資 百万ユーロ トランスネフチとの石油パイプラインのポンプステーション近代化 Rostec 子会社 Radio Electric Technology 独 Rohde&Schwa との JV 設立を発表 投資額 5.4 百万ユーロ 電波計測機器を生産 12

14 極東 極東 (1/2) プーチン大統領が 極東開発会議に出席 運輸アクセス改善 ( シベリア鉄道 BAM 鉄道 ) 行政的な手続き簡素化による投資環境整備 早期の開発の 3 点優先事項として指摘 鉄鋼大手 Evraz にヤクーチアでの鉄鋼プラント建設検討を求めた (6 年前にも検討を要請 ) ロスネフチ Far East Petrochemical Companyで年 30 百万トン処理能力の石油精製施設を建設 ( 沿海州パルチザンスキー地方エリザノフ渓谷 ) - 第 1フェーズ :5,600 億ルーブルで12 百万トンの石油精製能力 第 2フェーズ :3.4 百万トン石油化学製品製造 第 3フェーズ :12 百万トンの石油精製能力と2.6 百万トンの石油化学製品製造 オホーツク海 チュクチ海の石油開発に 年 1,120 億ルーブル投資 - 石油生産は34 百万トン 64 百万トンへ サハリン 北 Chaivo 鉱区での石油生産開始ー年 1.5 百万トン Far East LNGへ供給 埋蔵量石油 15 百万トン ガス130 億 M3 ガスプロム :Power of Siberiaガスパイプライン建設開始 ヤクート イルクーツクから国内並びに中国向けパイプラインの建設開始 5 月 中国へ30 年間 年 380m3のガス供給で合意 RusAgro 極東で畜産 農業 水産業 魚養殖プロジェクト 沿海州ミハイロフスキーに2 万へクタールの土地取得し年産 5 万トンの養豚場 飼料用とうもろこし大豆工場 水産業プロジェクトは中国投資家 極東政府と協議中 RosTechnology, 中国 Shenhuaと極東で石炭事業 発電所で100 億米ドル投資 アム-ル州 Ogodzhimskoyeで石炭開発 16 億トンの埋蔵量 2019 年から毎年 30 百万トン生産 Vera 港に20 百万トン取り扱いの石炭ターミナル建設 発電所建設 中国へ送電 RosTechnology, 中国 Sinomachとエネルギー 運輸 インフラプロジェクトに100 億米ドル投資 JV 設立で合意 アム-ル州 Ogodzhimskoyeで石炭開発 16 億トンの埋蔵量 2019 年から毎年 30 百万トン生産 Sibur アムール州のガス化学工場建設に4,166 億ルーブル (115 億米ドル )( 極東開発担当大臣 ) 国家予算から252 億ルーブル拠出 550M3のガスから商業ガス480M3 エタン3.4 百万トン 2 百万トンのLPG 60 百万 M3のヘリウム 2.5 百万トンのプラスチック製造 13

15 極東 ( 続き ) 極東 (2/2) Mazda Sollers ウラジオストクでエンジン製造プロジェクト 2015 年開始予定 年 5 万基 日本 中国へ輸出 2015 年から2 車種生産追加 沿海州 経済発展省は ウラジオストクSollers 工場をベースに工業型経済特区設立協定に署名 Mazda Sollers Manufacturing Rus Pacific Logisticsが核企業 マツダ 双竜の自動車年 10 万台生産 自動車部品生産 25 万コンテナ取り扱いのターミナル建設が計画されている 56 億ルーブルの予算から拠出 ( うち連邦予算 53 億ルーブル ) 120 億ルーブルの投資と2 千人の雇用を呼び込む 伊藤忠商事 極東発展省と貿易投資協力の覚書締結 丸紅 極東発展省と貿易投資協力の覚書締結 ロシアエネルギー省 中国国営配電会社とシベリアでの風力発電所建設の調査契約締結 中国 Social Construction Alliance ウラジオストク駅の交通ハブ施設インフラ整備に参画 投資額 110 億ルーブル 商業施設営業権を獲得 14

16 政治 外交 政治 外交 (1/2) ウクライナ情勢 (9 月 ) 5 日 ウクライナ政府と親ロシア派は12 項目に亘る停戦協定に署名 1 即時停戦 2OSCEによる停戦監視 3 国境の安全地帯設置 (OSCE 監視 ) 4 捕虜など解放 5 関与者を刑事訴求しない法律の制定 6 国民対話継続 7 違法な武装組織 兵器 雇い兵の撤収 8ドネツク ルガンスク州の特定地域に 特別な地位 を与え 暫定的自治権を付与する法律を制定 9 特別な地位 の自治体の繰上げ選挙実施 10 人道状況改善 11 経済復興 生活基盤復旧計画策定 12 停戦協議参加者の身の安全の確保 12 日 ウクライナはEU 連合協定のうち FTAの発効を2015 年末まで延期 ロシア側のEU 商品流入を危惧するロシアに配慮したもので ウクライナへのEU 製品輸入関税引き下げは延期された ウクライナのEUへの輸出関税は引き下げ継続 16 日 ウクライナ議会は 親ロシア派が支配するドネツク ルガンスク州の一部地域に 特別な地位 を与える法律 ( 有効期間 3 年間 ) 関与者を刑事訴訟しない法律を採択 12 月 7 日の地方選挙実施を提案 19 日 ウクライナ政府 親ロシア派 OSCEからなる 連絡グループ は 1 幅 30kmの緩衝地帯設置とOSCEによる監視 2 緩衝地帯からの重火器の撤収 3 親ロシア派管理地域上級の軍用機の飛行禁止 4 捕虜交換促進 に合意 24 日 ドネツク人民共和国 は11 月 2 日の選挙実施を発表 ルガンスクも同様 26 日 EU ウクライナ ロシアは ガス供給について協議を行い EUは 10 月末迄に20 億米ドル 年末迄に11 億米ドル支払を条件に千 m3 当たり385 米ドルで6ヶ月間少なくとも50 億 m3のガスを供給することを提案 EUは 対ロシア追加経済制裁を発表 (9 月 12 日 ) ガスプロム傘下の石油生産 精製部門ガスプロムネフチ 石油輸送会社トランスネフチ 石油大手ロスネフチへの償還 30 日超の資金調達を禁止 新規ローンも対象となる 深海 北極 シェールプロジェクトでの掘削 探査 浮き船供与などサービス供与も禁止の対象になる ( 従来は. 製品 / 技術の供与のみ ) 24 日 仏トタルがルクオイルとの西シベリアでのシェールオイル探査計画の中止を発表 7 月の制裁ですでに90 日を超える資金調達を禁止されているズベルバンク VTB ガスプロムバンク ロシア農業銀行 VEBの国営銀行 5 行は 最長期間を30 日に短縮される 新規ローンも制限対象となる 軍事関連企業 9 社 (Sirius, Stankoinstrument, Chemcomposite, Kalashnikov, Tula Arms Plant, Machine Engineering Technologies Holding, High Precision Systems, Almaz-Antei and NPO Bazalt) に対する軍民両用品 技術 サービスの輸出禁止. ファイナンス供与の禁止 軍事生産に関わるオボロンプロム ユナイテッド エアクラフト ウラルワゴン工場 (UVZ) の3 社も30 日超の資金調達を禁止される 新規ローンも制限対象となる 24 名の資産凍結 / 渡航禁止 15

17 政治 外交 ( 続き ) 政治 外交 (2/2) 米政府も 対ロシア追加経済制裁を発表 (9 月 12 日 ) 対銀行ではスベルバンクが追加され 7 月から対象であったVTB, VEB ガスプロムバンク 農業銀行 Bank of Moscowを含め30 日超の新規資金調達制限 ( 従来は90 日超 ) ガスプロムネフチ トランスネフチの90 日超の資金調達制限 ガスプロム ロスネフチ ガスプロムネフチ ルクオイル スルグートネフチガスに対する深海 北極海 シェールオイル開発のための機材 サービス 技術供与の禁止 既存の契約は9 月 26 日までに見直し 19 日エクソンは北極海での資源探査中断を発表 Rostecに対する30 日超の新規資金調達禁止 国防産業 5 社に対する資産凍結 取引禁止 日本政府も 対ロシア追加制裁を発表 (9 月 24 日 ) 武器等輸出制限の厳格化 スベルバンク VTB ガスプロムバンク VEB ロシア農業銀行の 90 日超の証券発行を許可制とする ロシア 中国首脳 上海協局機構 (SCO) 首脳会議で 極東協力推進で一致 モンゴル大統領を含めた三者会談実施 鉄道 送電線網新設で合意 イスラム過激派への対抗措置強化で一致 インドがSCOへの正式加盟を申請 カスピ海沿岸 5カ国 ( ロシア カザフスタン アゼルバイジャン トルクメニスタン イラン ) が カスピ海の領有権で合意 各国沿岸から15 海里に国家主権 25 海里に排他的漁業権を設定 残りは共同管理とする 海底や地下資源については 広く認められた原則や国際法の規範に基づき分割する ことを提案とし 先送り その他 外国の軍隊の進入反対 チョウザメなど生物資源の保護 緊急時の協力について合意 16

18 法改正等トピックス 法改正等トピックス 労働許可証取得のためのロシア語 ロシアの歴史 ロシアの法制度等に関する知識の取得 (2015 年 1 月から ) 2015 年 1 月以降 高度な専門性を有する外国人 1 以外は 労働許可証取得のために ロシア語 ロシアの歴史 ロシアの法制度に関する知識を有していることを証明する必要となった ( 指定教育機関の発行した 証明書 あるいはソ連邦 ロシア連邦における教育終了証明書の提出が要請される ) 外国法人の駐在員事務所でも 高度な専門性を有する外国人 として労働許可証取得が可能となる (2015 年 1 月から ) 外国法人の駐在員事務所 支店の開設手続きの変更 (2015 年 1 月から ) 2015 年 1 月以降 駐在員事務所 支店の 認証 機関は 特定の国家機関となり 連邦租税局が候補とされている 既存の駐在員事務所 支店は 現認証の有効期限が2015 年 4 月 1 日以降である場合 4 月 1 日までに情報を新しい認証機関に提出しなければならない 現認証の30 日前までに認証の更新申請を行わなければならない メドベージェフ首相 産業開発基金 創設令に署名 中小規模の技術革新プロジェクトの調査 開発 F/S 創業が対象の融資制度 技術開発基金が融資 総額 3 年間で185 億ルーブル 1 件当たり1.5 億ルーブルから2 億ルーブル プーチン大統領 ロシア連邦地域発展省廃止 の大統領令に署名 同省の機能は経済発展省 財務省 建設住宅公益省 文化省 法務省へ解体移管 ( 注 )1. ロシア法人 外国法人の支店に雇用される外国人で 年間給与が 2 百万ルーブル ( 額面 ) 以上 ( 約 64,000 ドル ) 月額給与額は最低 166,667 ルーブル ( 約 5,333 米ドル ) の外国人 3 年間の労働許可証が取得できる 17

19 CIS 諸国関連情報 CIS 諸国関連情報 ウクライナ インフレ率 :8 月対前月比 1.2% 前年同月比 11.2% に加速 ( 国家統計サービス ) 鉱工業成長率 :8 月 前年比 21.4%( 国家統計サービス ) GDP 成長率 : 同国政府 年のマクロ経済見通しを承認 2015 年の GDP 成長率 0.3-2% から 2016 年に % 2017 年には 3-6% に上昇する見通し EBRD は 2014 年 GDP 成長率見通しを 7% から 9% に引き下げ 2015 年も 0% 3% に引き下げ IMF から第 2 トランシェ 13.9 億米ドル 世界銀行から 5 億米ドル融資 カナダから 2 億ドル借入保証 米国は 53 百万米ドル相当の暗視装置 レーダー探知機を供与 ベラルーシ 対外債務 :7 月対年末比 +5.6% の 132 億米ドル 国内政府債務は +11.9%40 兆ベラル - シルーブル (38 億米ドル ) ( 財務省 ) インフレ率 :8 月対前月比 0.8% 1-8 月 +12.0%( 統計局 ) ロシア政府融資 :2014 年 同国に 15.5 億ドルの融資を承認 ( ベラルーシ国立銀行 ) カザフスタン GDP 成長率 : 1-8 月 +4.1% 鉱工業 0.1% 農業 +2.5% 建設 +4.7% 商業 9.6% 運輸 +9.3% 投資 +5.7% インフレ +5.4%( 統計局 ) ADB は GDP 成長率見通しを 2014 年 +6% 4.5% 2015 年 +6.4% 5.2% に引き下げ イランと JV でガラス工場建設 投資額 285 百万ドル 2014 年 10 月建設 2017 年第 3 四半期生産開始 年 19.7 万トン 貿易黒字 : 1-7 月 +19.4% の 252 億米ドル 輸出 3.6%481 億米ドル 輸入 15.3%229 億米ドル ( 統計局 ) アゼルバイジャン 外国投資 : 上期 +30.0% の 39 億米ドル うち 85.3% が石油ガス分野 ( 国家統計委員会 ) 金生産 :2014 年 1-8 月 前年同期比 +19% の トン ( 国家統計委員会 ) 対外債務 :2014 年 7 月 億マナト ( 約 6,947 億円相当 ) ( 財務省 ) GDP 成長率 :EBRD は 2014 年 3% 成長の見通し アルメニア 外国投資 : 上期約 1.1 億米ドル うちロシア 48% キプロス 15% ドイツ 11%( 統計局 ) グルジア 外国投資 : 上期 9.6% の 4.2 億米ドル 投資分野は 運輸通信 34.9% 製造 25.0% エネルギー 13.7% 不動産 12.5% 建設 6.5% 主要投資国は オランダ 41.8% アゼルバイジャン 29.8% ルクセンブルグ 14.2% トルコ 13.2% ロシア 9.1%( 統計局 ) GDP 成長率 :EBRD は 2014 年 2015 年とも +4% に予測据え置き ADB は 2014 年 2015 年とも +5.5% 見込み 18

20 ロシア主要経済指標 ロシア主要経済指標 2014 年 2011 年 2012 年 2013 年 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 実質 GDP 4.3% 3.4% 1.3% 第 1 四半期 0.9% 第 2 四半期 0.8% 1.0% 0.0% 鉱工業生産 4.7% 2.6% 0.3% -0.2% 2.1% 1.4% 2.4% 2.8% 0.4% 1.5% 0.0% 固定資本投資 8.3% 6.7% -0.3% -7.0% -3.5% -4.3% -2.7% -2.6% 0.5% -2.0% -2.7% 小売売上高 7.0% 6.3% 3.9% 2.7% 4.0% 4.1% 2.8% 2.2% 0.8% 1.2% 1.4% 実質可処分所得 0.8% 4.4% 3.3% -0.5% 0.5% -6.9% 2.0% 6.6% -2.8% 2.5% 3.9% 実質賃金 2.8% 8.4% 5.2% 5.2% 4.6% 3.8% 3.2% 2.1% 2.1% 1.4% 1.4% 消費者物価 6.1% 6.6% 6.8% 6.2% 6.2% 6.9% 7.3% 7.6% 7.8% 7.5% 7.6% 失業率 6.6% 5.5% 5.5% 5.6% 5.6% 5.4% 5.3% 4.9% 4.9% 4.9% 4.8% 貿易収支 ( 十億米ドル ) 輸出 ( 十億米ドル ) 輸入 ( 十億米ドル ) 経常収支 ( 十億米ドル ) 第 1 四半期 27.1 第 2 四半期 17.1 ウラル産原油価格 ( ドル ) 平均為替レート ( 対米ドル ) 平均為替レート ( 対ユーロ ) 外貨準備高 ( 十億米ドル ) 貸付金利 ( 月末 1ヶ月物 ) 株価指数 RTS 1,382 1,527 1,445 1,301 1,267 1,226 1,156 1,295 1,366 1,223 1,190 1,134 ( 出所 ) ロシア統計局 ロシア中銀資料からユーラシア BTMU 作成カッコはマイナスを意味する 19

21 本資料は 大きく変化するロシア情勢について 現地報道等の現地情報をできるだけ整理したものをご提供するものです 本資料は信頼できると思われる各種データに基づき作成しておりますが 当行はその正確性 安全性を保証するものではありません また本資料は お客様への情報提供のみを目的としたもので 当行の商品 サービスの勧誘やアドバイザリーフィーの受入等を目的としたものではありません 本資料 プレゼンテーションにより 貴社と株式会社三菱東京 UFJ 銀行の間には委任その他の契約関係が何ら発生するものではなく 当行は一切の法的な義務 責任を負いません 本資料 プレゼンテーションに関連して生じた一切の損害については 当行は責任を負いません その他専門的知識に係る問題については 必ず貴社の公認会計士 税理士 弁護士等の専門家にご相談の上ご確認下さい 本資料は当行の著作物であり 著作権により保護されております 当行の事前の承諾なく 本資料の全部または一部を引用または複製 転送等により使用することを禁じます Copyright 2014 The Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ. All rights reserved 東京都千代田区丸の内 株式会社三菱東京 UFJ 銀行 当行が契約している指定紛争解決機関 / 一般財団法人全国銀行協会連絡先 / 全国銀行協会相談室 受付時間 / 月 ~ 金曜日 9:00~17:00( 祝日 12/31~1/3 等を除く ) 20