ISO TC 42/SC N

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1 カメラ映像機器工業会ガイドライン Guideline of Camera & Imaging Products Association CIPA DCG-X デジタルカメラの仕様に関するガイドライン Specification Guideline for Digital Cameras 作成 標準化委員会 Standardization Committee 発行 一般社団法人カメラ映像機器工業会 Camera & Imaging Products Association 本ドラフトは技術審議のみ終了したものであり 今後正式な規格制定に至る間に内容が一部変更される可能性があります あくまでも参考としてご覧ください

2 Disclaimer and Copyright Notice THIS DRAFT DOCUMENT IS PROVIDED AS IS WITH NO WARRANTIES WHATSOEVER, INCLUDING ANY WARRANTY OF MERCHANTABILITY, NONINFRINGEMENT, FITNESS FOR ANY PARTICULAR PURPOSE, OR ANY WARRANTY OTHERWISE ARISING OUT OF ANY PROPOSAL, SPECIFICATION OR SAMPLE. All liability, including liability for infringement of any proprietary rights, relating to use of information in this document is disclaimed. No license, express or implied, by estoppel or otherwise, to any intellectual property rights are granted herein. This document is a draft for comment only and is subject to change without notice. Readers shall not design products based on this document 一般社団法人カメラ映像機器工業会

3 目次 CIPA DCG-X まえがき 適用範囲 ガイドライン ガイドラインの基本的な考え方 用語と記号の定義 参照規格 仕様項目の一覧 レンズの焦点距離 レンズ焦点距離の 35mm フィルム換算値 レンズの F 値 ズーム倍率 撮影距離範囲 レンズ構成 シャッター方式 シャッタースピード 測光方式 露出方式 実用被写体輝度範囲 露出範囲 露出補正 フォーカス方式 ホワイトバランス 撮影モード ぶれ抑圧機能 フラッシュ 内蔵フラッシュのモード 内蔵フラッシュ調光範囲 内蔵フラッシュガイドナンバー 撮像素子 画像モニター ファインダー 記録可能枚数 動画連続撮影可能時間 画像ファイル形式 有効画素数 記録画素数 音声コーデック 動画撮影 動画および音声の圧縮記録 感度 画像欠陥 解像度 低コントラスト MTF 映像 S/N 階調特性 ダイナミックレンジ 映像ひずみ 明るさシェーディング カラーシェーディング ホワイトバランス 色再現性... 25

4 45 色ずれ フレア 適正露出 最低被写体照度 被写界深度 手ぶれ補正効果 起動時間 シャッターリレーズタイムラグ 撮影タイムラグ 連写速度 連写枚数 撮影間隔 AF 時間 再生画像のズーム倍率 電池寿命 質量 外形 寸法 体積 電源 外部インターフェイス 動作温度範囲 動作湿度範囲 各種法規制対応 附属書 A (normative) デジタルカメラの仕様基準の画質に関する項目の測定方法 A.1 まえがき A.2 適用範囲 A.3 測定条件 A.3.1 測定環境 A.3.2 測定条件 ( 測定時のデジタルカメラ設定 ) A.3.3 撮影条件 A.4 測定方法 A.4.1 フレア 附属書 B (normative) デジタルカメラの仕様基準の仕様項目の測定方法 B.1 まえがき B.2 適用範囲 B.3 測定条件 B.3.1 測定環境 B.3.2 測定条件 ( 測定時のデジタルカメラ設定 ) B.3.3 撮影条件 B.4 測定方法 B.4.1 動画撮影時の電池寿命 B.4.2 AF 時間 解説 他の製品への適用 他の製品用規格の適用 改訂履歴の詳細 DCG デジタルカメラの仕様に関するガイドラインから DCG への改訂内容 DCG デジタルカメラの仕様に関するガイドラインからの改訂内容 審議委員... 51

5 改訂履歴 2007 年 8 月制定 CIPA DCG デジタルカメラの仕様に関するガイドラインを規定 2012 年 4 月改訂 CIPA DCG 仕様項目の追加 : 項目 26, 32, 36, 45, 46, 47, 48, 49, 50, 57, 59(b) を追加 - 規定内容の見直し : 項目 17, 31, 40, 41, 42, 51, 52, 53, 54, 55, 56, 60, 61, 62 の規定内容を改訂 - 書式の変更 : 他の規格を参照している場合にも 仕様項目の定義は全て記載 - 基本的な測定方法を規定 : 映像ひずみ 低コントラスト MTF( 周波数 - 振幅レスポンス ) フレア 色ずれ輝度シェーディング カラーシェーディング 動画撮影時の電池寿命 AF 時間の 8 項目の基本的な測定方法を附属書に規定し 測定方法の明確化を図った 2013 年 1 月正誤表制定 201x 年 mm 月改訂 正誤表 CIPA DCG CIPA DCG x - CIPA DCG に対する誤記 12 点の正誤表を制定 - 仕様項目の追加 : 項目 23(g) を追加 - 規定内容の見直し : 項目 17, 36, 40, 41, 42, 45, 46, 50 の規定内容を改訂 - 附属書 A に規定されていた画質に関する基本的な測定方法のうち 映像ひずみ 低コントラスト MTF ( 周波数 - 振幅レスポンス ) 色ずれ輝度シェーディング カラーシェーディングの 5 項目を削除 年 1 月発行の正誤表の内容の取り込み

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7 1. まえがきデジタルスチルカメラ (DSC) のカタログなど表記に関するガイドラインとしては カメラ映像機器工業会 (CIPA) が制定した CIPA DCG JCIA GLA03 デジタルカメラのカタログ等表記に関するガイドライン改訂版 が また電池寿命 解像度 感度 質量および寸法 ぶれ補正についてはそれぞれ個別の CIPA 規格類 ( 規格やガイドライン ) が存在している そして それらを含め DSC の仕様全般の定義と表記方法を規定した本ガイドライン CIPA DCG-002 デジタルカメラの仕様に関するガイドライン が制定された (2007 年制定 2012 年改訂 ) 以後 全世界のデジタルカメラサプライヤーにおいて このガイドラインに添ってカタログなどが作成され 消費者に公正で正確な製品仕様を伝えること および 公正な競争実現による健全な市場と業界の発展 に寄与している しかし 前回の改訂以降 - CIPA DCG デジタルカメラの仕様に関するガイドライン の ISO 化提案を行い 若干の変更が加えられて ISO 規格化が行われた (ISO 18383) - CIPA 内および ISO などの国際機関で 新たな関連規格が制定もしくは改訂されている (CIPA DC CIPA DCG ISO ISO ISO ISO 19084/DIS ISO/DTS などの状況変化が生じた為 今回あらためて改訂を行った 2. 適用範囲 本ガイドラインは 民生用デジタルスチルカメラに適用する 業務用 工業用などユーザーとサプライヤーとの間で個別に仕様が取り決められるものは適用範囲外とする 本ガイドラインはカタログ その他の製品仕様を明示する印刷物 またはソフトウェアに表記する場合を主として想定しているが 本体表記 個装箱 広告宣伝活動 および 販促用 POPなどの表現においても 本ガイドラインの主旨に沿って行うこととする 3. ガイドライン 3.1 ガイドラインの基本的な考え方本ガイドラインは 消費者に公正で正確な製品仕様を伝えること および 公正な競争実現による健全な市場と業界の発展に寄与する ため 以下の基本的な考えに基づいて制定されている 1 本ガイドラインは カタログなどへ項目を記載することを規定するものではなく 記載する場合 1

8 の規定である 2 製品として達成しなければならない仕様値および仕様 ( 機能 ) の要求 規定は行わない その理由は以下のとおりである 製品における各項目の仕様値および仕様 ( 機能 ) は その他の仕様 ( 例えば大きさ コストなど ) と密接に関係するものであり 時代 技術の進展により変化するものである そして 各サプライヤーは独自の市場競争力判断に基づいて自らの製品として達成しなければならない仕様値および仕様 ( 機能 ) を決定して 多くの種類 形式の製品を市場に提供し その評価を市場に委ねている したがって 製品として達成しなければならない仕様値および仕様 ( 機能 ) の要求 規定を業界として行うことは 技術の進展や公正な市場競争を阻害し業界の健全な発展を阻害する恐れが高く 更には商品の種類を制限し消費者の選択の幅を制限することになると判断する 3 項目名 音引き 半角と全角の別については誤解を生じない範囲で慣例や各社の名称など異なるものを用いてもよい 但し - 統一することが明記されている項目については それに従うこと - 本ガイドラインに規定されている項目と混同する恐れのある項目名を異なる定義で使用しないこと 4 各項目の仕様値および仕様 ( 機能 ) の表記は 工場出荷状態の仕様値および仕様 ( 機能 ) を優先して表記すること このときは 仕様値の測定条件の記載を省略してもよいが 工場出荷状態以外の値を併記する場合は そのときの測定条件を記載すること なお - 工場出荷時の設定では使用できない機能については その機能を使用できるように設定したときの仕様値および仕様 ( 機能 ) を表記すること その機能に複数のモードや設定がある場合は ユーザーに使用される可能性が最も高いとサプライヤーが想定するモードや設定とすること 但しそのモードや設定の選択が仕様値および仕様 ( 機能 ) に影響を及ぼす場合にはそのモードや設定を記載すること - 工場出荷時の設定で確定できないパラメーターやモードなどがある場合は ユーザーに使用される可能性が最も高いとサプライヤーが想定する設定で代用する 但しその設定の選択が仕様値および仕様 ( 機能 ) に影響を及ぼす場合にはその設定を記載すること - 項目によっては 工場出荷状態で実現できる仕様値および仕様 ( 機能 ) を優先して表記することや工場出荷状態で実現できる仕様値および仕様 ( 機能 ) と各種機能 モードに設定することで実現できる仕様値および仕様 ( 機能 ) とを区別して表記することが冗長であったり 工場出荷時以外の仕様値および仕様 ( 機能 ) を表記した方がかえってユーザーに正確で誤解のない情報を提供できると判断できる項目がある これらの項目については 工場出荷状態の仕様値 2

9 および仕様 ( 機能 ) を優先して表記する との規定の対象外としてもよいこととし その旨を該当項目に記載した 5レンズ交換式カメラの場合は レンズを装着した状態での仕様値を表記することを基本とする 装着するレンズの選定はサプライヤーに委ねるが レンズにより仕様値が異なる項目については条件 ( レンズ名もしくはレンズの種類など ) を明記すること 6ここに記述したガイドラインの基本的な考え方と 各項目に個別に記述されている内容とが異なる場合は 各項目に個別に記述されている内容が優先する 7 各項目の仕様値は 製品にて測定した値に基づいて表記することを基本とするが 明解且つ正確な測定方法が確立していない項目の仕様値については設計に基づく値を表記してもよい 8 表示する数値の桁数は 各項目での桁数規定にかかわらず 各項目に特記なき場合は 整数となる場合は小数点以下をつけなくてもよい ( 例 :4.0 倍 4 倍 2.0 秒 2 秒 2.0m 2m) 9 本ガイドラインにおいて 明確に 規定しない と規定されている仕様項目について 他用途のカメラ用に制定された規格を適用することには十分な注意を払う必要がある 3.2 用語と記号の定義本ガイドラインに用いられている用語と記号の定義を以下に示す 1 出力画像とは 特記なき場合は 記録媒体に記録される画像と通信手段を用いてデジタルカメラから出力される画像の双方を表す 2 優先的に表記する とは 単独で表記するか 併記する場合はより目立つように表記すること を表す 3 工場出荷状態とは 工場出荷時のパラメーターやモードの設定のことを表す 4 項目名や表記例などの表記において {xxx} はxxxを省略してもよいことを [yyy/zzz] はyyyとzzzとのいずれでもよいことを 表す 53.4 仕様ガイドラインの 表 1 仕様の定義の中に用いられている 各社に委ねる の 各社 とは 各サプライヤー のことを表す 6シャッターボタンを押すとは シャッターボタンを押す操作に限らず それ以外の露光開始操作全般を表す 3

10 3.3 参照規格 参照規格の一覧 1) CIPA DC 電池寿命の測定法 2) CIPA DC デジタルカメラの解像度測定方法 3) CIPA DC デジタルカメラの感度規定 4)CIPA DC デジタルカメラの手ぶれ補正効果に関する測定方法および表記方法 ( 光学式 ) 5) CIPA DCG デジタルカメラのカタログ等表記に関するガイドライン 6) CIPA DCG デジタルカメラの質量および寸法に関する測定法および表記法 7)CIPA DCG デジタルカメラの手ぶれ補正効果に関する表記方法 ( 電子式 / ハイブリッド式 ) 8) ISO 517:2008 Photography -- Apertures and related properties pertaining to photographic lenses -- Designations and measurements 9) ISO 516:1999 Photography -- Camera shutters -- Timing 10) ISO 2720:1974 Photography General purpose photographic exposure meters (photoelectric type) Guide to product specification 11) ISO 12232:2006 Photography -- Digital still cameras -- Determination of exposure index, ISO speed ratings, standard output sensitivity, and recommended exposure index 12) ISO 12233:2000 Photography -- Electronic still-picture cameras -- Resolution measurements 13) ISO 14524:1999 Photography -- Electronic still-picture cameras --Method for measuring opto-electronic conversion functions(oecfs) 14) ISO 15739:2003 Photography -- Electronic still-picture imaging -- Noise measurements 15) ISO 15781:2015 Photography -- Digital cameras -- Measuring shooting lag, shutter release time lag, shooting rate, and start-up time 16) ISO 18383:2015 Photography Digital cameras Specification guideline 17) ISO 17850:2015 Photography Digital cameras Geometric distortion (GD) measurements 18) ISO 17957:2015 Photography Digital cameras Shading measurements 19) ISO ) Photography Digital cameras Image Flare measurement 20) ISO/DIS Photography Digital cameras chromatic displacement measurements 21) ISO/DTS Digital cameras Texture reproduction measurements Part 1: Frequency characteristics measurements using cyclic pattern 22) IEC :1994 Video cameras (PAL/SECAM/NTSC) - Methods of measurement- Part 1: Non-broadcast single-sensor cameras 23) IEC :1997 Video cameras (PAL/SECAM/NTSC) - Methods of measurement- Part 2: Two- and three-sensor professional cameras 24) IEC :2003 Liquid crystal and solid-state display devices - Part 1: Generic specification 25)IEC :2003 Liquid crystal and solid-state display devices - Part 6: Measuring methods for liquid crystal modules - Transmissive type 26)IEC :1999 Multimedia systems and equipment - Colour measurement and management - Part 2-1:Colour management - Default RGB colour space - srgb 27)EIAJ ED-2522 マトリクス形液晶モジュール測定方法 ( バックライトを用いる液晶表示モジュール ) 28)JEITA CP-3202B ビデオカメラ及びカメラ一体形ビデオ仕様基準 29)JEITA CPR-3451A デジタルカメラ ( ビデオ / スチル ) の動画及び音声の圧縮記録表示方法 1) 規格制定中 4

11 3.3.2 参照規格の改定への対応本ガイドラインで参照している規格類が改訂された場合の対応は以下のとおりとする - カメラ映像機器工業会 (CIPA) が管理している規格類については 最新版に従う - その他の規格類については 参照するときに発行年や版名などの記載がある場合を除き に記述した発行年や版の規格類に従う 3.4 仕様項目の一覧表 1 に DSC の仕様の定義の一覧を示す なお ISO や CIPA などで規定されている個別項目の規格書では 各特性の表記方法として詳細な表記方法が記載されているが 一般消費者向けのカタログなどへの表記としては複雑すぎる場合がある この様な場合は 本ガイドラインでは 各個別項目の公的規格と矛盾しない内容の簡潔な表記方法を別途規定し 表記例を記載している また 本ガイドラインの規定は ISO の規定とほとんどが同一内容であるが 一部には差異があり 該当項目や箇所には CIPA 独自規定 ISO 規定の一部を採用 ISO 規定と異なる部分を含む などの注記を付してその旨を記載している このような注記が無い項目や箇所は ISO の規定と同一内容である 表 1 仕様の定義 番項目号 1 { レンズの } 焦点距離 focal length {of the lens} 1 定義無限遠の被写体にピントを合わせたときの 第二 (/ 後側 ) 主点から焦点までの光軸上の距離を表す 2 測定方法交換レンズなど商品形態で測定可能なものは ISO 517 による 3 表記方法 1 設計に基づく値の記載でよい 2mm 単位で表記する 3 表記する数値の桁数は二桁以上とする ( まるめは四捨五入による ) 4 ズーム機能を有するものは 工場出荷状態に限らず ズーム操作により実現できる値の範囲を記載してもよい 4 表記例 3.5 mm 3.5{mm} to 10.5 mm レンズ一体型の DSC では 製品形態での明解 正確な測定方法が確立していない 一般的なレンズでは 撮影画角 ( 対角 ) は 2xtan-1( イメージエリアの対角線長 /(2x( レンズ焦点距離 ))) で計算できる 5

12 番項目号 2 { レンズ } 焦点距離の 35mm{ フィルム } 換算値 35mm {film} equivalent focal length {of the lens} 3 { レンズの }[F 値 / 絞り値 ] [fnumber/apertu re] 4 ズーム倍率 zoom [ratio/magnific ation] CIPA DCG-001 に従う ( 概要を下記に示す ) 但し 下記の表記方法規定 4 を追加して適用する 1 定義レンズ焦点距離を 同一の画角を有する 35mm フィルムカメラのレンズ焦点距離に換算した値を表す 2 レンズ焦点距離の 35mm フィルム換算焦点距離への換算方法 35mm フィルム換算焦点距離 = レンズ焦点距離 x {35mm フィルムのイメージエリアの対角距離 (43.27mm)}/ ( 撮像素子のイメージエリアの対角距離 ) 3 表記方法 1 換算はイメージエリアの対角距離で行う 2mm 単位で表記する 3 表記する数値の桁数は二桁以上とする ( まるめは四捨五入による ) 4 ズーム機能を有するものは 工場出荷状態に限らず ズーム操作により実現できる値の範囲を記載してもよい ISO 517 に従う ( 概要を下記に示す ) 但し 下記の表記方法規定を追加して適用する 1 定義 F 値 =f/d を表す 但し f はレンズの焦点距離 D はレンズの有効口径 1 開放 F 値のみの表記 他の絞りの情報との併記 いずれでもよいが ズームレンズの場合は ワイド (W) 端とテレ (T) 端の双方を記載することが望ましい また ズーム全域で最も暗くなる開放 F 値は必ず記載すること 2ND フィルターを併用した絞りを記載するときは F 値は明るさを表す等価的な F 値を用い ND フィルターを併用したことがわかる記述を併記する 3Exif には等価的な F 値を用いる 4 設計に基づく値の記載でよい 3 表記例 F2.8 (W)/F4.8 (T)/F5.6 (M) F2.8 (W) to 5.6 to 4.8 (T) F2.8 (W)/F5.6 (T)(ND フィルター併用 ) 光学ズームのみの場合は (b) の表記方法を使用する [ デジタル / 電子 ] ズームのみの場合は (c) の表記方法を使用する 双方を有する場合は 光学ズームを優先的に表記する 工場出荷状態に限らず 実現できるズーム倍率の値を記載してもよい レンズ一体型の DSC では 製品形態での明解 正確な測定方法が確立していない 6

13 番号 項目 (a) 総合ズーム倍率 [total/combine d] zoom [ratio/magnific ation] 1 定義光学ズームと [ デジタル / 電子 ] ズームを組み合わせた総合のズーム倍率を表す 1 ズーム倍率は光学ズーム倍率を優先して記載する 2 表記する数値の桁数は二桁以上とする ( まるめは四捨五入による ) 3 工場出荷状態に限らず 実現できるズーム倍率の値を記載してもよい 3 表記例 光学ズーム 3 倍 ( 総合ズーム倍率 12 倍 ) 光学ズーム 3 倍 ( 総合ズーム倍率 12 倍 / デジタルズーム 4 倍 ) 光学ズーム 3 倍 デジタルズーム 4 倍 ( 総合ズーム倍率 12 倍 ) (b) 光学ズーム倍率 optical zoom [ratio/magnific ation] 1 定義レンズのテレ (T) 端の焦点距離とワイド (W) 端の焦点距離の比を表す 1 表記する数値の桁数は二桁以上とする ( まるめは四捨五入による ) 2 光学ズーム比の計算に用いる焦点距離値の内容 ( 実値 / 公称値の別など ) は規定しない 3 工場出荷状態に限らず 実現できるズーム倍率の値を記載してもよい 3 表記例 3.8 倍 5 倍 実効ズーム比 ( 撮影された像の大きさの比によるズーム比 ) の 測定可能な被写体距離における測定値は 実際の焦点距離 ( 被写体距離 ) により計算される値との差が大きい (c){ 撮影 } [ デジタル / 電子 ] ズーム倍率 digital zoom [ratio/magnific ation] 1 定義 [ デジタル / 電子 ] ズームを用いないときのイメージエリアの対角線長と [ デジタル / 電子 ] ズームを用いたときのイメージエリアの対角線長の比を表す 1 イメージエリアの定義は CIPA DCG-001 による 2 表記する数値の桁数は二桁以上とする ( まるめは四捨五入による ) 3 撮影 [ デジタル / 電子 ] ズームは [ デジタル / 電子 ] ズームと略してもよい ( 項目 58 参照 ) 4 工場出荷状態に限らず 実現できるズーム倍率の値を記載してもよい 3 表記例 3.5 倍 5 倍 7

14 番項目号 5 撮影距離範囲 / 最短撮影距離 [focus/shooting ] [range/distanc e] 6 レンズ構成 lens [construction/c onfiguration] 1 定義 撮影可能な被写体距離を表す 最短撮影距離とは 最至近側の距離を表す レンズ先端面からの距離もしくは撮像素子面からの距離で表す どちらを表記するかは各社に委ねるが どちらを表記したのかを明記すること 1AF モードでは AF で合焦する距離を MF モードでは各社の基準に従う合焦状態での距離を記載する 2 最長撮影距離が の場合には最短撮影距離だけの記載でもよい 3 工場出荷状態に限らず 実現できる撮影可能被写体距離を表記してよいが それを実現できる撮影モード ( マクロモードなど ) 広角端 望遠端の条件を記載する 4 レンズの F 値の条件は 規定しない 5 表記する数値の桁数は 1m 未満は一桁以上 1m 以上は二桁以上を推奨する ( まるめは四捨五入による ) 3 表記例 50cm~ (W 端 ) 1.5m~ (T 端 ) ( レンズ先端から ) 最短撮影距離 50cm(W 端 ) 1.5m(T 端 ) ( レンズ先端から ) 0.5m~ (W 端 ) 1.5m~ (T 端 ) ( 撮像面から ) 1{cm}~50cm(W 端 ) ( マクロモード時 レンズ先端から ) 1 定義レンズの構成 ( 群数 枚数など ) を表す 表記する用語や内容は慣例や各社の名称に委ねる 3 表記例 10 群 14 枚 ( 非球面レンズ 3 枚 低分散レンズ 1 枚 ) 6 群 7 枚 ( 両面非球面レンズ 1 枚 接合レンズ 1 組 ) 7 シャッター方式 shutter type 1 定義シャッターの方式を表す 表記する用語や内容は慣例や各社の名称に委ねる 3 表記例 メカニカルシャッター併用電子式 フォーカルプレーン式 8

15 番項目号 8 シャッタースピード shutter speed 9 測光 [ 方式 / モード ] [light/exposure ] metering [system/mode] 10 露出 { 制御 }[ 方式 / モード ] exposure [mode/control] ISO 516 に従う ( 概要を下記に示す ) 但し 下記の表記方法規定を追加して適用する 1 定義対応しているシャッタースピードの範囲を表す 1 工場出荷モード以外のモードで実現できる値を併記する場合は 記載した値を実現できる撮影モードを併記すること 2 実現できるシャッタースピード範囲の全域を併記しても良いが そのときはその旨を明記すること 3 表記例 1{ 秒 }~1/2000 秒 15{ 秒 }~1 秒 ( ロングシャッターモード ) 1/2000{ s}~8 s( 自動 ) 最長 60 s( バルブモード ) 1{ 秒 }~1/1500 秒 ( オートモード ) 15{ 秒 }~1/1500 秒 ( 全撮影モードを合わせて ) 1 定義工場出荷状態に限らず 対応している露出制御に用いる測光方式やモードを表す 表記する用語や内容は慣例や各社の名称に委ねる 3 表記例 TTL 開放測光 中央重点測光 スポット測光 マルチパターン測光 評価測光 1 定義工場出荷状態に限らず 対応している露出制御の方式やモードを表す 1 表記する用語や内容は慣例や各社の名称に委ねる 2 項目 16 の 撮影モード に含まれてもよい 3 表記例 プログラム AE シャッター ( スピード ) 優先 AE 絞り優先 AE マニュアル露出 9

16 番項目号 11 実用被写体輝度範囲 effective subject brightness value range 12 露出 [ 制御 / 連動 ] 範囲 exposure range 13 露出補正 exposure compensation 1 定義 [ フラッシュ / ストロボ ] を使用せずに実用的な露出の画像を撮影することができる被写体の明るさの範囲を表す 1 実用的な露出の定義 判断は 各社に委ねる 2 デジタルカメラの設定は工場出荷状態にて [ フラッシュ / ストロボ ] の発光を禁止した状態とする なお [ フラッシュ / ストロボ ] の発光を禁止できない場合は [ フラッシュ / ストロボ ] 光が届かない距離の被写体で評価する 3 表記は APEX 値 (*1) を推奨する 4 対応できる輝度範囲の全域を併記もしくは優先記載してもよいが そのときはその旨を明記すること 5 工場出荷モード以外のモードで対応できる値を併記する場合は 記載した値を実現できる撮影モードを併記すること 3 表記例 BV3~13(W 端 ) BV4~14(T 端 ) 1 定義制御可能な露出範囲を表す 1 絞り値の APEX 値 (AV) シャッタースピードの APEX 値 (TV) の変動範囲から下式で計算する EV=AV+TV 2 表記は APEX 値を推奨する 3 対応できる露出範囲の全域を併記もしくは優先記載してもよいが そのときはその旨を明記すること 4 工場出荷モード以外のモードで対応できる値を併記する場合は 記載した値を実現できる撮影モードを併記すること 3 表記例 EV6~16(W 端 ) EV7~17(T 端 ) EV3~17(W 端 ) EV4~18(T 端 )( 撮影モード :P 時 ) 1 定義デジタルカメラの露出補正機能の有無を表す ( 機能を有する場合 ) 補正範囲と補正ステップを表記する 3 表記例 ±2 段 (1/3 段ステップ ) ±2EV(1/3EV ステップ ) (*1) 被写体の明るさ (brightness value) の APEX 値の求め方は ISO 2720 に記載されている 10

17 番項目号 14 フォーカス [ 方式 / モード ] focus [system/mode/ type] 15 ホワイトバランス [ 方式 / モード ] white balance [system/mode/ control] 16 撮影モード [scene/shootin g] mode 17 [ ぶれ / ブレ ] 抑圧機能 motion blur suppression 1 定義工場出荷状態に限らず 対応しているフォーカス制御の方式やモードを表す 表記する用語や表現は慣例や各社の名称に委ねる 3 表記例 中央 1 点 AF マルチポイント AF(9 点 ) 9 点 AF マニュアルフォーカス ワンショット AF TTL 位相差検出方式 ( マニュアルフォーカス / ワンショット AF/ コンティニュアス AF) 1 定義工場出荷状態に限らず 対応しているホワイトバランス制御の方式やモードを表す 表記する用語や表現は慣例や各社の名称に委ねる 3 表記例 オート / 晴天 / 曇り / 蛍光灯 / 白熱灯 /[ フラッシュ / ストロボ ]/ セットモード / マニュアル プリセット ( 太陽光 / 曇り / 蛍光灯 / 白熱灯 /[ フラッシュ / ストロボ ]) 1 定義工場出荷状態に限らず 対応している撮影モード ( シーンセレクトなど ) を表す 露出制御モードなどを含めた広い意味に捉えることも妨げない 表記する用語や表現は慣例や各社の名称に委ねる 3 表記例通常 / 簡単撮影 / マクロ / ポートレート / スポーツ / 夜景 / 夜景ポートレート / 花火 / スノー / 星空 / 1 定義 : CIPA DC-011 に従う ( 概要を下記に示す ) カメラが有する何らかの制御手段により 手ぶれ や 被写体ぶれ を抑える機能を表す ぶれ補正機能およびぶれ軽減 [ 機能 / モード ] の総称 1 ぶれ補正機能 または ぶれ軽減機能 のいずれか一方しか有さないものは 機能名称として ぶれ抑圧機能 を用いず ぶれ補正機能 または ぶれ軽減機能 の名称を用いること 2 ぶれ は 必要に応じ 手ぶれ 被写体ぶれ と表現してもよい CIPA DC-011 の 2015 年版への改訂に伴い ISO の規定と異なる点を含む ぶれ補正 と ぶれ軽減 はその技術要素が大きく異なることから これらを混同してはならない 詳細な分類の例 を含むぶれ抑圧機能の詳細な解説が CIPA DC-011 の付属書および CIPA DCG-007 の付属書に記載されている ( これら 2 つの付属書は同一内容 ) 11

18 番号 項目 (a)[ ぶれ / ブレ ] 補正機能 image stabilizer 1 定義 : CIPA DC-011 に従う ( 概要を下記に示す ) ぶれ補正機能とはデジタルカメラ本体の動き ( 手ぶれなど ) および / または被写体の動きに起因して発生する出力画像のぼけを ぶれ検出手段の出力を用いて 補正する機能を表す ただし ぶれ検出手段の出力を用いても 結果として 露出制御プログラムの最適化により高速シャッタースピードでの撮影を行うだけの手法 や ぶれが補正された出力画像に大きな改善が見られない手法 は下記 (b) の ぶれ軽減機能 とみなす ( 機能を有している場合 ) 1 方式名 ( 光学式 / 電子式 / ハイブリッド式など ) モード名なども記載すること 2 方式名 モード名などは 誤認を生じない範囲で慣例や各社の名称に委ねる 3 補正対象となる軸 (*1) ごとに光学式と電子式を使い分けているハイブリッド式の場合は その事実がわかるように記載すること 4 ぶれ補正機能の方式が静止画撮影時と動画撮影時とで異なる場合は その事実がわかるように記載すること 5 工場出荷状態に限らず 対応しているぶれ補正モードを記載してもよい 3 表記例 光学式 電子式 静止画 : ハイブリッド式 / 動画 : 電子式 静止画 : 光学式 / 動画 : ハイブリッド式静止画時は ヨー ピッチの 2 軸 動画時は ヨー ピッチは光学式 上下 左右 回転は電子式の 5 軸 CIPA DC-011 の 2015 年版への改訂に伴い ISO の規定と異なる点を含む 1 光学式には下記のような方式が含まれる レンズシフト式 撮像素子シフト式 2 電子式には下記のような方式が含まれる 複数枚撮影し 画像のずれなどから検出されたぶれ情報に基づき適応的に画像処理する方式 手ぶれ関数や逆フィルタなどを利用した処理を行うことを基本とし ぶれ検出手段の出力情報用いて ぶれの減少した画像を復元する方式 3 ハイブリッド式とは 光学式と電子式の複合方式 (*1) 回転方向 上下方向 左右方向など (b)[ ぶれ / ブレ ] 軽減 [ 機能 / モード ] motion blur reduction {mode} 1 定義 : CIPA DC-011 に従う ( 概要を下記に示す ) 露出制御プログラムの最適化により高速シャッタースピードでの撮影を行うことを主たる手段とし 被写体の動き および手ぶれの双方に起因して発生する出力画像のボケを軽減する機能やモードを表す 1 機能名 モード名などは 誤認を生じない範囲で慣例や各社の名称に委ねる 2 露出制御モードおよび感度制御モードの一つであるが ぶれ軽減機能やモードとして独立して記述することも妨げない 3 工場出荷状態に限らず 対応しているぶれ軽減モードを記載してもよい 3 表記例 ぶれ軽減モード ぶれリダクション機能 CIPA DC-011 の 2015 年版への改訂に伴い ISO と異なる点を含む 12

19 番項目号 18 [ フラッシュ / ストロボ ] flash 1 定義内蔵 [ フラッシュ / ストロボ ] の有無 あるいは外付け補助光対応の可否を表す [ フラッシュ / ストロボ ] とは閃光を発する光源を表す 1 名称は慣例や各社の名称に委ねる 2 外付け [ フラッシュ / ストロボ ] 対応の場合は 対応 [ フラッシュ / ストロボ ] の例を記載するのが望ましい 19 { 内蔵 }[ フラッシュ / ストロボ ] のモード {built-in} flash mode 20 { 内蔵 }[ フラッシュ / ストロボ ] 調光範囲 {built-in} flash {working} range 21 { 内蔵 }[ フラッシュ / ストロボ ] ガイドナンバー {built-in} flash guide number 1 定義工場出荷状態に限らず 対応している [ フラッシュ / ストロボ ] のモードを表す 表記する用語や表現は慣例や各社の名称に委ねる 3 表記例 自動 / 強制発光 / 発光禁止 / 赤目軽減オート / スローシンクロ 1 定義 [ フラッシュ / ストロボ ] により実用的な画質の画像を撮影することができる距離範囲を表す (*1) 1 この項目を記載する場合は 距離範囲を必ず記載する 2 距離範囲は [ フラッシュ / ストロボ ] 光に対して十分暗い条件下での値とする 3 最至近距離 (a) 実用的な画質のレベルは 各社判断に委ねる (b) デジタルカメラの最短撮影距離をカバーしている場合を除き記載する (c) マクロモードに対して (b) を適用するか 注記を併記するかは各社判断に委ねる 4 最遠距離実用的な画質のレベルは 各社判断に委ねる 5 表記する数値の桁数は 1m 未満は一桁以上 1m 以上は二桁以上とする ( まるめは四捨五入による ) 6 工場出荷設定に限らず 対応している距離範囲を記載してもよいが そのときの撮影モードを併記すること 3 表記例 (*1) 0.5{m}~5m(W 端 ) 1.5{m}~3.5m(T 端 ) 0.5{m}~3.0m( 通常 ) 30{cm}~50cm( マクロ ) 1 定義 [ フラッシュ / ストロボ ] の光量を表す 1 撮影感度 ISO 100 の時の値を記載する 2 単位は m とする 但し 単位 (m) を省略した慣例表記を妨げない 3 撮影感度 ISO 100 以外の時の値を併記することは妨げない この場合は 撮影感度値と合わせて記載するこ (*1) 表記方法と表記例は ISO には規定は無く CIPA 独自規定である 13

20 番号 項目 と 3 表記例 Gno.7(ISO 100 m) Gno.14(ISO 400 m) Gno.7 GN7 GN14(ISO 400 m) 22 撮像素子 image sensor (a) 種別 [system/type] (b) サイズ size 23 画像モニター {picture} [monitor/displa y] (a) 形式 [system/type] (b) イメージサイズ image size 1 定義撮像素子の種別 ( 種類 方式など ) を表す 表現は慣例に従う 3 表記例 CCD CMOS センサー 1 定義撮像素子のサイズを表す 表現は慣例に従う 3 表記例 1/2.5 型 36{mm}x24mm 35mm 判フィルムサイズ APS-C 1 定義画像モニターの形式を表す 1 表現は慣例に従う 2 白黒の場合はその旨を明記すること 3 表記例 半透過型 TFT 液晶 TFT 液晶 有機 EL 1 定義画像モニターのイメージサイズを表す 但し 画像や文字などの表示に一切寄与しない領域を除いた部分のサイズとする 表現は慣例に従う 3 表記例 2.5 型 対角 75mm 対角 7.5cm 対角 75mm (3 型 ) CIPA DCG-001 に表記例あり 14

21 番号 項目 (c)[ 画素数 / ドット数 ] {number of} [pixels/dots] 1 定義画像モニターの有効画素もしくはドットの数を表す 画像や文字などの表示に一切寄与しない領域を除いた部分の画素 / ドットの数のことを表す なお 画素数とドット数の関係は R,G,B3 原色によるカラー表示では連続した R,G,B 各 1 ドットの計 3 ドットで 1 画素となる (IEC :2003 参照 ) 1 表記する数値の桁数は二桁以上とする ( まるめは四捨五入による ) 2 万単位で表記するのが望ましい ( 英語表記の場合は k 単位 ) 3 表記例 21.5 万ドット 7.2 万画素 (d)[ キズ / 欠点 ] [defect/defecti ve {pixels}] 1 定義本来表示されるべき出力が表示されない画素 具体的には他の画素との表示出力差が著しく 明確に視認される画素を表す (e) 最大輝度 maximum luminance 1 定義白ウインドウパターンにて最大信号 (8bit デジタル信号の場合 255) を与えた時のモニターの明るさ ( 輝度 ) を表す 但し 本規定は暗室条件下での基準と測定方法に限定される ( 種々の環境下での最大輝度は規定しない ) なお 暗室条件とは 測定面輝度が外光の影響を受けない条件を表す 2 測定方法 IEC Measuring methods 5.1 Luminance and luminance uniformity に従う (*1) 3 表記方法 1 明るさ調節機能がある場合は最大輝度に設定する 2 反射型の場合は対象外とする 3 表記する数値の桁数は二桁以上とする ( まるめは四捨五入による ) 4 表記例 210cd/m2 以上 (*1) JEITA 規格 EIAJ ED 輝度及び輝度ムラの測定方法にも同じ内容が規定されている 注 ) 本性能は 暗室条件下での特性を表すものであり 種々の環境下での特性を表すものではない 液晶の輝度は 他の液晶の性能 ( コントラスト, 色再現特性, 反射率など ) とトレードオフの関係にあることに注意が必要である 15

22 番号 項目 (f) 視野率 [{picture} coverage/field of view] 1 定義 再生時 : 記録画像に対し 画像モニターで見える範囲の割合 (%) を表す 撮影時 : 画像として記録される範囲に対し 画像モニターで見える範囲の割合 (%) を表す 1 横 ( 水平 ) と縦 ( 垂直 ) それぞれの値を記載する (2 方向の値をそれぞれ一次元表記する ) 但し 水平 垂直の視野率の差が小さい場合は 単一の数値にまとめてもよい その場合は 横と縦の二乗平均 (rms) とする 2 画像の中心線で規定する ( 横視野率は 画面垂直中心の水平線で 縦視野率は 画面水平中心の垂直線で規定する ) 3 再生時と撮影時で視野率が異なる場合は 記載値が何れの状態の値なのかを表記すること 4 表記する数値の桁数は二桁以上とする ( まるめは四捨五入による ) 3 表記例 96% 約 100% 97%( 撮影時 ) 100%( 再生時 ) (g) 輝度自動 [ 制御 / 調節 ] 機能 automatic brightness [adjustment control] function 1 定義周囲光に応じて自動的に画像モニターの明るさを制御する機能 ( 機能を有する場合 ) 1 モード名 機能名などは慣例や各社の名称に委ねる 2 工場出荷状態に限らず 対応しているモードを記載してもよい 3 表記例 輝度調節機能 自動パワーモニターモード / パワーモニターモード インテリジェント LCD モード / パワー LCD モード 24 ファインダー viewfinder 電子式のファインダーの場合に ここに記載されていない内容については項目 23 の画像モニターの規定に準ずる (a) 種類 [system/type] 1 定義ファインダーの種類を表す 1 表現は慣例に従う 2 白黒の場合はその旨を明記すること 3 表記例 光学式ファインダー 16

23 番号 項目 一眼レフ光学ファインダー 液晶 EVF TFT 白黒液晶ビューファインダー (b) 視野率 [{picture} coverage/field of view] 1 定義画像として記録される範囲に対し ファインダーで見える範囲の割合 (%) を表す 画像の中心線で規定する ( 横視野率は 画面垂直中心の水平線で 縦視野率は 画面水平中心の垂直線で規定する ) 2 測定方法測定時 視点は中央とする 3 表記方法 1 水平 垂直の視野率の差が大きい場合は 横 ( 水平 ) と縦 ( 垂直 ) それぞれの値を記載することが望ましい (2 方向の値をそれぞれ一次元表記する ) 2 水平 垂直の視野率の差が小さい場合は 単一の数値にまとめてもよい その場合は 横と縦の二乗平均 (rms) とする 3 ズームにより大きく変化する場合は テレ (T) 端 ワイド (W) 端の 2 点の値の双方を記載することが望ましい 4 ファインダーで見える範囲より画像として記録される範囲が小さい場合は 視野率の表記は 100% を超えることになる この場合は記録される範囲などを明記することが望ましい 5 被写体距離 3m を基本とする 3m 以外の距離での値を記載する場合は距離を併記すること 6 表記する数値の桁数は二桁以上とする ( まるめは四捨五入による ) 4 表記例 93% 水平 85% 垂直 96% 80%(W 端 ) 90%(T 端 ) (c) パララックス parallax 1 定義視野中心と出力画像の中心の縦 横のずれを表す 1 ずれ量は 出力画像の水平画素数と垂直画素数に対する比率 (%) で表す 2 被写体距離などは規定しないが 明記すること (d) 視度調節機能 [diopter/dioptri c] adjustment 1 定義ファインダーの視度調節機能 ( 機構 ) の有無を表す ( 機能を有する場合 ) 1 調節範囲と合わせて記載することが望ましい ( 範囲の表記のみで機能があることを表現してもよい ) 2 基準となる視度に対する調節範囲を + - の符号付きで 単位は m -1 とする 3 表記例視度調節範囲 -3m -1 ~+1m -1 17

24 番号 項目 (e) アイポイント eye point 1 定義撮影者が ファインダー内の全ての映像および全ての情報を見る事が出来る位置 のことを表す 1.1 定義の詳細 接眼枠周辺の部材の最も撮影者に近い位置 もしくは 保護ガラスを含めた接眼レンズの最後尾 から ファインダー内の全ての映像および全て情報を見る事が出来る瞳の位置 までの最大距離で表す なお 接眼枠周辺の部材の最も撮影者に近い位置 からの距離は アイカップなど接眼枠から取り外し可能な部材を取り外した状態で規定してもよい 1 接眼枠周辺の部材の最も撮影者に近い位置 もしくは 保護ガラスを含めた接眼レンズの最後尾 から ファインダー内の全ての映像および全て情報を見る事が出来る瞳の位置 のどちらの値かを明記すること 但し 接眼枠周辺の部材の最も撮影者に近い位置 の場合はその旨の記載は省略可能 2 表記する数値の桁数は 10mm 未満は一桁以上 10mm 以上は二桁以上とする ( まるめは四捨五入による ) 3 表記例アイポイント 21mm( 接眼レンズ最後尾から ) ( 推奨 ) 測定方法 : 直径 2mm 以下のピンホールを有した遮光板をファインダー光軸上 かつファインダーと観察者との間に配置し ピンホールをファインダー光軸上で移動させ ファインダー内の全ての映像および全ての情報を見る事が出来るピンホール位置を ファインダー内の全ての映像および情報を見る事が出来る瞳の位置 とする 25 [ 記録 / 撮影 ] 可能枚数 [recording/stor age] capacity 1 定義記録媒体に記録可能な画像枚数を表す 1 記録枚数に強くかかわる下記条件が特定できる内容を明記する 記録画素数 ( 必要ならアスペクト比も ) 圧縮モード ( ファイン スタンダード ノーマルなど ) 記録媒体の種類 (xd,cf,sd,ms, 内蔵メモリーなど ) 公称容量 ( 記録媒体がデジタルカメラ本体内蔵メモリーの場合は 画像記録に使用可能なメモリー容量とする ) 2 工場出荷設定以外の撮影モードで記録可能な画像枚数を表記してもよいが 撮影モードを併記すること 3 目安である Minimum 値である 撮影シーンにより異なる などの注意書きも記載することが望ましい 4 圧縮モードの名称 内容は各社に委ねる 18

25 番項目号 26 動画連続撮影可能時間 motion picture continuous recording time 27 画像ファイル形式 {[image/recordi ng/storage]} file format 1 定義連続して撮影できる動画の時間を表す ( 要因にかかわらず 連続撮影が中断されるまでの時間を表す ) 2 測定方法附属書 B-4.1 に示す DSC 用の動画の連続撮影電池寿命測定方法に従う 3 表記方法 1 連続撮影が中断される要因としては下記のものを対象とする 熱上昇による制限 ファイルフォーマットによる制限 商品仕様による制限 記憶媒体容量による制限 ( 対応している最大容量の記憶媒体を使用した時の値とする ) 電池寿命による制限 (*1) 2 連続撮影を制限する要因を記載することを推奨する 3 表記は 分単位とし まるめは切捨てによる 但し 商品仕様による制限 ファイルフォーマットによる制限などで 時間が正確に規定される場合はこの限りではない 4 ファイルフォーマットや記憶媒体の容量による制限の場合 動画記録モードなどの設定条件も記載することを推奨する 4 表記例 10 分 ( 熱上昇制限 23 室温にて ) 10 min 10 s(full HD 撮影時 ファイルサイズ 2GB による制限 ) 29 分 30 秒 ( 商品仕様による制限 ) 2 時間 10 分 (Full HD 撮影時 32GB SDHC メモリーカード容量による制限 ) CIPA DCG-001 の 5.(2-b) 記録画像ファイルフォーマット に従う ( 概要を下記に示す ) 但し RAW ファイルについては下記の表記方法規定を追加して適用する 1 定義デジタル記憶媒体に記録される 画像ファイルフォーマットおよびディレクトリ構造を表す RAW などの独自フォーマットは独自フォーマットであることがわかる内容を併記すること 3 表記例 Exif 2.3 DCF RAW( 独自 ) RAW( 専用ソフトが必要 ) (*1) 電池寿命による制限値は 項目 59 電池寿命に記載される値と同じ 19

26 番項目号 28 有効画素数 number of effective pixels 29 記録画素数 number of recorded pixels 30 音声コーデック [sound/audio] codec 31 動画撮影 [movie/video] {[clip/capture]} 32 動画および音声の圧縮記録 compressed recording for motion picture and sound CIPA DCG-001 に従う ( 概要を下記に示す ) 1 定義レンズからの光を受光する撮像素子のうち その出力情報が最終的に静止画像として出力されるデータに有効に反映される画素の数を表す CIPA DCG-001 に従う ( 概要を下記に示す ) 但し 下記の表記方法規定を追加して適用する 1 定義デジタル記憶媒体に記録される 一画面の構成画素数を表す (CIPA DCG-001 に規定されている表記方法に追加 ) 工場出荷状態の値に限らず 対応している記録画素数を記載してもよい 1 定義音声付静止画などで対応している音声コーデックを表す 表現は慣例に委ねる 3 表記例 WAVE( モノラル ) G.726 MP3( ステレオ ) AC-3( モノラル ) 動画撮影に関する項目のうち 本ガイドラインの他の項目に記載が無く JEITA CP-3202B( ビデオカメラ及びカメラ一体形ビデオ仕様基準 ) に規定されているものについては 当該 JEITA 規格に従う 動画および音声の圧縮記録に係わる各種項目については JEITA CPR-3451A( デジタルカメラ ( ビデオ / スチル ) の動画及び音声の圧縮記録表示方法 ) に従う 該当する項目は 記録スタート時間と録画ポーズの自動解除時間 該当する項目は 動画記録方式 / ファイル形式 動画記録画素数とアスペクト比 動画フレームレート 動画記録レート 音声記録方式 / チャンネル 音声サンプリング レート / ビット長 音声記録レート 動画付随音声 記録時間 再生可能環境 20

27 番号 項目 33 { 撮影 } 感度 sensitivity 34 画像欠陥 [defect/defecti ve pixels] 35 解像度 resolution 36 低コントラスト MTF( 周波数 - 振幅レスポンス ) low contrast luminance amplitude/freq uency response CIPA DC-004 に従う ( 概要を下記に示す ) 但し 下記の表記方法規定を追加して適用する 1 定義撮影感度を表し 具体的な数値は標準出力感度 (SOS) もしくは推奨露光指数 (REI) で表現する 1 対応している感度設定値や感度モード名 (*1) を併記してもよいが そのときはその旨を明記すること 2 工場出荷モード以外のモードで対応できる感度値を併記する場合は 記載した値を実現できる撮影モードを併記すること (*1): 感度モード名には 感度範囲を記載するのが望ましい 1 定義デジタルカメラから本来出力されるべき出力信号が出力されない画素 具体的には他の画素との出力差が定常的に著しく明確に視認される画素を表す CIPA DC-003 に従う ( 概要を下記に示す ) 但し 下記の表記方法規定を追加して適用する 1 定義折り返りを除いてどこまで細かいパターンが解像できるかの限界を表し 画面高さあたりの本数で表現する 工場出荷状態での値を優先して記載すること ISO/TS に従う ( 概要を下記に示す ) 1 定義低コントラスト被写体の周波数 - 振幅レスポンス特性を表す 2 測定方法 ISO/TS に従う 3 表記方法 ISO/TS に規定された 1,2 に加え 3~5 の規定にも従うこと 1 表形式もしくはグラフ形式で表記すること 2 チャート中央付近の照度と 背景グレイに対する出力 Y の値を表記すること 3 特性に大きな影響を与える撮影条件 ( レンズの F 値 焦点距離 被写体距離 撮影感度など ) を付記することを推奨する 4 表記する場合は 少なくとも水平 垂直 斜め +45 度 斜め -45 度の 4 方向の 個別の特性 平均特性と最低となる方向の特性 最低となる方向の特性 のいずれかを表記する 5 中心の特性 と 4 隅のうち最低となる位置の特性 を表記すること ISO 規定の一部採用 : ISO は ISO で規定している ISO speed, Standard Output Sensitivity (symbol: SOS), Recommended Exposure Index (symbol: REI) のすべてを採用しているが CIPA DC-004 はこのうちの SOS と REI のみを採用している 測定法は規定しない 部品レベルの欠陥ではなく デジタルカメラ本体としての欠陥を表す ISO/TS は Texture(Low contrast fine detail) 測定法の規格である 21

28 番項目号 37 映像 S/N signal to noise ratio ISO に従う ( 概要を下記に示す ) 1 定義出力画像の S/N を表す 38 階調特性 [optoelectronic conversion function/tone characteristics] 39 ダイナミックレンジ dynamic range 40 映像ひずみ image geometric distortion ISO に従う ( 概要を下記に示す ) 1 定義入力光レベルに対する出力映像信号の出力信号レベルの特性を表す ISO に従う ( 概要を下記に示す ) 1 定義飽和しない最大輝度信号レベルとランダムノイズに対する S/N が 1 となる輝度信号レベル ( 最小輝度信号レベル ) との比を表す ISO の line geometric distortion の規定に従う (*1) ( 概要を下記に示す ) 1 定義水平直線および垂直直線を撮影した時の出力画像の直線からのずれ量を画面高さに対する比率で表した値を表す 2 測定方法 ISO に従う 3 表記方法 ISO の規定に加え下記規定に従うこと 1 映像歪に大きな影響を与える撮影条件 ( レンズの焦点距離 被写体距離など ) を付記することを推奨する 2 表記する数値の桁数は二桁以上とする ( まるめは四捨五入による ) 4 表記例 映像歪 +2.5%( 像高 1.0 W 端 被写体距離 2m) 映像歪 (line geometric distortion)+2.5%(w 端 被写体距離 2m) (*1)ISO 規定の一部を採用している つまり本規定は ISO で規定している line geometric distortion, local geometric distortion のうちの line geometric distortion を採用している これは 一般の消費者にとっては 光学中心からの距離がどれだけ正確に再生されるかを示す local geometric distortion より 本来直線であるべき被写体がどれだけ正確な直線に再生されるかを直接的に示す line geometric distortion の方が より認知し易いとの判断による ISO の local geometric distortion の結果を記載する場合は 左記規定の 映像ひずみ の結果に付記し 且つ ISO 規定の {local geometric distortion } 準拠であることを明記すること 更に グラフ形式での表記を推奨する 22

29 番項目号 41 明るさ [ むら / シェーディング ] brightness related nonuniformity a) 明度 [ むら / シェーディング ] lightness nonuniformity b) 輝度 [ むら / シェーディング ] luminance nonuniformity 1 定義一様輝度の被写体を撮影したときの 出力信号から変換した明るさ感覚に相当する信号の非一様性を表す ISO に規定された 1 の本文および 2 の規定に加え 1 の但し書きおよび 2 の規定にも従うこと 1 撮影感度 露出時間 中央部の出力信号レベルの撮影条件を付記すること 但し 撮影条件による最大値を記載する場合は これらの撮影条件の付記を省略してもよい 2 表記値が 明度シェーディング / 輝度シェーディングいずれなのかを明記すること ISO に従う ( 概要を下記に記す ) 1 定義一様輝度の被写体を撮影したときの 出力明度信号の非一様性を表す 2 測定方法 ISO に従う 3 表記方法 ISO の規定に加え下記規定に従うこと 表記する数値の小数点以下の桁数は 一桁以上とする ( まるめは四捨五入による ) 4 表記例 12.2 以下 ( 明度むら W 端 開放絞り ) ISO に従う ( 概要を下記に記す ) 1 定義一様輝度の被写体を撮影したときの 出力輝度信号の非一様性を表す 2 測定方法 ISO に従う 3 表記方法 ISO の規定に加え下記規定に従うこと 表記する数値の桁数は 10% 未満は一桁以上 10% 以上は二桁以上とする ( まるめは四捨五入による ) 4 表記例 53 % 以下 ( 輝度むら W 端 開放絞り ) CIPA 独自規定 :ISO の lightness non-uniformity と luminance non-uniformity との上位概念を規定 本項目は 改訂前の本ガイドライン ( CIPA DCG ) の項目 41 と同一項目である 23

30 番項目号 42 カラーシェーディング color relatednonuniformity a) 色度 { むら シェーディング } chrominance non-uniformity b){ トータル 総合 } 色差 { むら シェーディング } total color non-uniformity 1 定義分光的にニュートラルで一様な明るさの被写体を撮影したときの 出力信号の色を表す信号の非一様性を表す ISO に規定された 1 の本文および 2 の規定に加え 1 の但し書きおよび 3 の規定にも従うこと 1 レンズの F 値 焦点距離 被写体距離 撮影感度 露出時間 中央部の出力信号レベルの撮影条件を付記すること 但し 撮影条件による最大値を記載する場合は これらの撮影条件の付記を省略してもよい 2 光源の種類を付記すること 3 表記値が 色度シェーディング / トータル色差シェーディングいずれなのかを明記すること ISO に従う ( 概要を下記に記す ) 1 定義分光的にニュートラルで一様な明るさの被写体を撮影したときの 出力信号から変換した色度の非一様性 ( 画面全体の平均色度に対するずれ ) を表す 2 測定方法 ISO に従う 3 表記方法 ISO の規定に加え下記規定に従うこと 表記する数値の小数点以下の桁数は 一桁以上とする ( まるめは四捨五入による ) 4 表記例 5.8 以下 ( 色度むら D 光源 ) ISO に従う ( 概要を下記に記す ) 1 定義分光的にニュートラルで一様な明るさの被写体を撮影したときの L * a * b * 空間におけるデータ分布に外接する直方体の対角線長に相当する色差を表す 2 測定方法 ISO に従う 3 表記方法 ISO の規定に加え下記規定に従うこと 表記する数値の小数点以下の桁数は 一桁以上とする ( まるめは四捨五入による ) 4 表記例 8.5 以下 ( 総合色差むら D 光源 ) トータル色差むら 3.50 (W 端 F2.5 被写体距離 2m { 撮影感度 }ISO 100 露出時間 1/250s D 光源 中央部出力信号レベル Y=100) CIPA 独自規定 :ISO の chrominance non-uniformity と total color non-uniformity との上位概念を規定 本項目は 改訂前の本ガイドライン (CIPA DCG ) の項目 42 と同一項目である 24

31 番項目号 43 ホワイトバランス { 特性 } white balance 44 色再現性 color reproduction 45 色ずれ lateral chromatic displacement 1 定義種々の色温度光源で照明された無彩色被写体を撮影したときの出力画像の白色からのずれを云う * 本ガイドラインでは規定しない (*1) 1 定義被写体の実際の色と撮影 出力された色との色差を云う * 本ガイドラインでは規定しない (*1) ISO の chromatic displacement の規定に従う (*1) ( 概要を下記に示す ) 1 定義出力信号の G 信号に対する R および B 信号の位置ずれを表す 2 測定方法 ISO に従う 3 表記方法 ISO に規定された 1~3 に加え 4 の規定にも従うこと 1 各位置の色ずれ量のうち最もずれの大きな値を表記すること その位置も合わせて表記することを推奨する 2 レンズの F 値 焦点距離 被写体距離 照明照度および水平 垂直記録画素数を付記すること 3% で表記するときには 0.01% で表記すること まるめは切り上げによる 4% で表記することを推奨する 4 表記例 0.10% 右上 (0.9H, 0.9V) ( 焦点距離 4.6mm(W 端 ) F2.8 被写体距離 1.5m 照度 1500lx 記録画素数 ) (*1) 目標とする特性が規定できないため 性能基準としても規定しない 測色的ホワイトバランスと好ましいデジタルカメラのホワイトバランスとは異なり 無彩色を常に白に再生するデジタルカメラが必ずしも好ましい画像を得るデジタルカメラとは云えない (*1) 目標とする特性が規定できないため 性能基準としても規定しない 測色的色再現とデジタルカメラに求められる色再現とは異なり 色再現誤差の小さなデジタルカメラが必ずしも好ましい画像が得られるデジタルカメラとは云えない ( 例 : 記憶色の再現など 測色的性能では表現不能 ) 但し カメラが scene-referred イメージモードを有している場合 このモードでは色再現性は物理的に評価することができる (*1) 本規定は ISO 規定の一部を採用している つまり ISO19084 で規定している chromatic displacement, radial chromatic displacement のうちの chromatic displacement を採用している これは 色ずれの要因がレンズ特性だけでなくデジタル信号処理などの要因が加わっている現状では 画面中心からの距離の差のみの色ずれを測定する radial chromatic displacemen より x y 方向の 2 次元の色ずれを測定する chromatic displacement がふさわしいとの判断による radial chromatic displacement の結果を記載する場合は 左記規定の 色ずれ の結果に付記し 且つ色ずれを極座標で測定した値のうちの半径方向のずれだけを表していること および ISO 規定 { の radial chromatic displacement} 準拠であることを 25

32 番号 項目 明記すること 46 フレア [image] flare 47 適正露出 proper exposure 48 最低被写体照度 minimum subject illumination ISO18844 が発行されるまでは 下記 [1] の規定に従うこと ISO18844 発行後は 当該 ISO 規格に従うこと (*1) [1] ISO が発行されるまでの規定 (*2) 1 定義画面の黒出力レベルが 画面周辺の被写体光により受ける影響を表す 1.1 定義の詳細画面中央の記録される画面の H/10,V/10 の面積の黒 ( 反射率 2% 未満 ) 部分の出力レベルが その周辺部の記録される画面の 1.414H(+5%,-0%),1.414V(+5%,-0%) の面積の白 ( 反射率 80% 以上 ) により受ける影響 ( 出力レベルが増える割合 ) を示す 2 測定方法付属書 A.4.1 に示す (*3) 3 表記方法 1 特性に大きな影響を与える撮影条件 ( レンズの F 値 焦点距離など ) を付記することを推奨する 2 表記は 1% 未満は一桁以上 1% 以上は二桁以上で表す まるめは四捨五入による 4 表記例 フレア 1.5%(W 端 F2.8) 最適な画質を得ることができる露出のことを云う * 本ガイドラインでは規定しない (*1) 許容する画質を得ることができる最低の照明照度のことを云う * 本ガイドラインでは規定しない (*1) (*1) ISO は 2015 年 12 月末時点では ISO 規格制定中 (CD 段階 ) で CIPA DCG の付属書 A で規定していた基本的な測定方法を基に より詳細な測定方法 表記方法を規定するものである (*2) CIPA DCG の規定と同じ (*3) IEC Flare の基本的な考え方に則った (*1) 規定しない理由 : 最適な露出は 撮影シーン ( 被写体 ) 鑑賞者個人の好み 鑑賞者の感情 デジタルカメラの形式などにより大きく変化し 一意に決めることはできない よって 適正露出値を公的規格で一律に規定するのは適当ではなく 各社および市場の判断に委ねるのが適当と判断する (*1) 規定しない理由 : 画質は数多くの画質に影響を与える個別仕様項目の密接な関連つまりバランスで成り立っており 許容できる画質は 撮影シーン ( 被写体 ) 鑑賞者個人の好み 鑑賞者の感情 デジタルカメラの形式などにより大きく変化し 一意に決めることはできない よって 許容画質や最低被写体照度を公的規格で規定するのは適当ではなく 各社および市場の判断に委ねるのが適当と判断する 26

33 番項目号 49 { 被写界深度 /Depth of Field} depth of field 50 手ぶれ補正効果 image stabilization performance 被写体面においてフォーカスが合っていると見なせる奥行き範囲 ( 距離 ) のことを云う * 本ガイドラインでは規定しない (*1) CIPA DC-011 ならびに CIPA DCG-007 に従う ( 概要を下記に示す ) 1 定義手ぶれ補正機能の効果を表す 2 測定方法 1) 光学式 CIPA DC-011 に従う 2) 電子式およびハイブリッド式各社に委ねる 3 表記方法 1) 共通工場出荷状態以外での手ぶれ補正効果を表記してもよいが その手ぶれ補正効果が得られる設定を併記すること 2) 光学式 <Yaw/Pitch の手ぶれを補正する機能 > シャッタースピードの差 (APEX 表記による TV 値の差 ) で表す <Yaw/Pitch 以外の手ぶれを補正する機能 > 1 各社に委ねる 2 独自の測定方法で測定されたことを明記すること 3) 電子式およびハイブリッド式 1 各社に委ねる 2 独自の測定方法で測定されたことを明記すること 4 表記例 1) 光学式 手ぶれ補正効果 :2.0 段 ( ワイド端 ) 2.5 段 ( テレ端 ) (CIPA 準拠 ) 手ぶれ補正効果 :2 段以上 ( 全焦点距離において ) (CIPA 規格準拠 ) 2.0 段 * (Yaw/Pitch 方向 CIPA 規格準拠 ) 1/3 に減少 (Roll 方向 当社独自の測定方法に基づく ) *: 焦点距離 f=50mm(35mm フィルム換算で f=100mm) 2) 電子式 (*1) 規定しない理由 : 被写界深度を決めることは 解像感 鮮鋭度の許容値 つまり許容する画質を決めることになる 許容できる画質や最適な画質は 撮影シーン ( 被写体 ) 鑑賞者個人の好み 鑑賞者の感情 デジタルカメラの形式などにより大きく変化し 一意に決めることはできない よって 公的規格でこれを規定するのは適当ではなく 各社および市場の判断に委ねるのが適当と判断する CIPA DC-011 の 2015 年版への改訂および CIPA DCG-007 の制定に伴い ISO18383 の規定と異なる点を含む CIPA DC-011 は 光学式に関する測定方法と表記方法の規格であり CIPA DCG-007 は電子式およびハイブリッド式に関する表記方法のガイドラインである 27

34 番号 項目 手ぶれ補正効果 :1.5 段 ( すべての焦点距離において 手ぶれ補正モード EIS2)( 当社製品品質規定による ) 手ぶれ補正効果 :1/3 に減少 ( すべての焦点距離において )( 独自測定法 ) 3) ハイブリッド式 手ぶれ補正効果 :4.5 段 ( すべての交換レンズ すべての焦点距離において ) ( 独自測定法 ) 手ぶれ補正効果 :1/4 に減少 ( すべての焦点距離において )( 独自測定法 ) 51 起動時間 start-up time 52 シャッターレリーズタイムラグ shutter release time lag 53 撮影タイムラグ shooting time lag ISO に従う ( 概要を下記に示す ) 1 定義デジタルカメラの電源スイッチを入れてからデジタルカメラが撮影準備できるまでの時間を表す の規定にかかわらず 有効桁数も ISO15781 の規定に従うこと 2 工場出荷状態以外の設定での時間を表記してもよいが そのときの条件を併記すること 3 表記例 1.0 秒 1.5 秒 0.9 秒 ( フラッシュオフ時 ) ISO に従う ( 概要を下記に示す ) 1 定義シャッターボタンを半分押し Pre-exposure 操作によりフォーカス調整が完了した後に 撮影開始操作を行った時から 露光を始める時間までの継続時間を表す の規定にかかわらず 有効桁数も ISO の規定に従うこと 2 工場出荷状態以外の設定での時間を表記してもよいが そのときの条件を併記すること 3 表記例 シャッタータイムラグ :0.015 秒 レリーズラグ :20ms( 焦点距離 35mm 換算 60mm) ISO に従う ( 概要を下記に示す ) 1 定義シャッターボタンを押してから露光が始まるまでの時間 フォーカス調整や露出計算などの時間も含む の規定にかかわらず 有効桁数も ISO15781 の規定に従うこと 2 工場出荷状態以外の設定での時間を表記してもよいが そのときの条件を併記すること 3 表記例 撮影タイムラグ :0.6 秒 ( 被写体距離 3m F2.8) 撮影タイムラグ :1.0 秒 ( 液晶タッチシャッター ) ISO に記載されている Pre-Exposure とは 1st レリーズと同じ意味 シャッター { タイム } ラグやレリーズ { タイム } ラグなどの略した表現を用いる例もある シャッターボタンが Preexposure (1st レリーズ ) と撮影開始 (2nd レリーズ ) の区別がある場合 一度に 撮影開始 (2nd レリーズ ) までシャッターボタンを押す 28

35 番号 項目 54 連写速度 shooting rate 55 連写枚数 number of [recordable pictures/shots] in [burst {shooting}/cont inuous shooting] mode ISO に従う ( 概要を下記に示す ) 1 定義連写 ( モード ) 時に連続して 1 秒あたり撮影できる枚数 ( 性能 ) を表す 画像の露光開始から 次の画像の露光開始までの経過時間の逆数 の規定にかかわらず 有効桁数も ISO の規定に従うこと 2 連写枚数と関連付けて表記すること 3 表記例 3.0 枚 / 秒 ( 連写可能枚数 7 枚 ) 3.0 コマ / 秒 ( 連写可能コマ数 7 コマ ) 3.5 枚 / 秒 (7 枚まで ) 1.5 枚 / 秒 (8 枚以降 )(xxx 媒体使用時 ) ISO に従う ( 概要を下記に示す ) 1 定義連写 ( モード ) 時に ほぼ一定速度で連続して撮影できる枚数を表す 連写速度と関連付けて表記することを推奨する 3 表記例 : 7 枚 (3.5 枚 / 秒 ) 100 枚 メモリー媒体の容量まで 1 同一の内容を 連写 ( モード ) 時の撮影の間隔 ( 時間 ) で記載する場合は 連写速度とは異なる項目名 ( 例えば連写間隔など ) を使用すること 2 連写速度が著しく遅くなる場合は 連写速度が著しく遅くなるまでの時間 29

36 番項目号 56 撮影間隔 shooting interval 57 AF{ 合焦 }[ 時間 / 速度 ] AF {focusing} speed 1 定義一枚ずつ撮影する単写において 一枚撮影してから次の撮影ができるまでの時間間隔を表す なお 時間間隔は 露光終了から次の露光開始までの間隔とする 2 測定方法 * 撮影と次の撮影の間には レリーズボタンを一旦完全に離す操作を介すること * その他の測定条件は ISO に準ずる 3 表記方法 1 2 桁以上の有効桁数に四捨五入して表記すること 但し 1 秒未満の場合は一桁で表記してもよい の規定にかかわらず 表記する数値が整数となる場合も 有効桁数は 1 の規定に従うこと 3 工場出荷状態以外の設定での時間を表記してもよいが そのときの条件を併記すること 4 表記例 0.5 秒 ( 画像サイズ VGA) 1.2 秒 2.0 秒 1 定義 AF 操作開始から合焦動作が終了するまでの時間 ( その期間中に行われる AF 動作以外の処理 動作に要する時間も含む ) 1.1 定義の詳細擬似 被写体合焦状態から Xm 被写体に変えたときに AF 操作開始から AF が合焦するまでの時間 擬似 は 焦点距離の 35mm 換算値の 100 倍もしくは 5m の長い方の距離 Xm は焦点距離の 35mm 換算値の 33 倍の距離とする (*1) 2 測定方法 - 方法 1([ 内部測定方法 / Internal {measurement method}])( 詳細を附属書 B.4.2 に示す ) 露出およびホワイトバランス制御が動作しない撮影条件 (*2) で AF 操作を開始した時刻から フォーカスレンズが停止するまでの時間を測定する この際フォーカスレンズが停止した位置は, 合焦条件 (*3) を満たすこと なお フォーカスレンズの停止を検出できない場合は フォーカス駆動モータが停止するまでの時間 ( 擬似 AF 時間 ) を測定し この擬似 AF 時間にフォーカスレンズの動作遅れ時間 τ を加えた値を AF 時間とすることを許容する AF 操作を開始する時刻とは シャッターボタンを半分押すなどの Pre-exposure 操作を受け付けた時刻のことを言う - 方法 2([ 外部測定方法 / External {measurement method}])( 具体測定方法は ISO15781 に従う ) ( 方法 2 は 方法 1 が技術的に測定できない場合の代替方法とすること ) シャッタースピードが十分短いときには 露光開始から次の露光開始までの間隔もほぼ同じ値となる (*1)ISO を参考にした (*2) AF 以外の動作の影響を極力受けないようにするための条件規定である 露出およびホワイトバランス制御 (WB) が動作しない撮影条件は それぞれにマニュアルモードがあるデジタルカメラの場合には露出固定および WB 固定モードとすることで マニュアルモードが無いデジタルカメラの場合には被写体照明条件を同一とすることなどで実現可能である (*3) 合焦判断は各社に委ねる 30

37 番号 項目 58 再生画像の [ ズーム / 拡大 ] 倍率 [zoom ratio/magnifica tion] of playback mode 露出およびホワイトバランス制御が動作しない撮影条件 (*2) で 撮影タイムラグとシャッターレリーズタイムラグを測定する 撮影タイムラグからシャッターレリーズタイムラグを減じた時間をAF 時間とする 但し 合焦がレリーズ許可条件となるモードであること 注 ) いずれの方法においても 1レリーズ操作なしでもAF 動作を行うAFモードは本規定の測定方法の対象外となる 2 被写体は ISO12233 解像度チャート スターチャート ISO15781 記載の3 本線チャート 黒白チェッカーチャートなどの合焦判定が容易なチャートとすること < > 電源 OFF またはスリープ状態から直ちに上記測定を行うと, 起動処理時間が必要な場合がある よって操作は電源 ON 中に行うことを想定する 3 表記方法 1 測定方法の別 ( 方法 1( 内部測定方法 )/ 方法 2( 外部測定方法 ) を記載すること 2 工場出荷状態以外の設定での時間を表記してもよいが そのときの条件を併記すること 特に 最速値を記載する場合は AF 時間に影響を与える条件 (*4) を明記すること 3その他の場合でも AF 時間に大きな影響を与える撮影条件 (*4) を付記することを推奨する 但し 撮影条件による最大値を記載する場合は 撮影条件の付記を省略してもよい 4 測定値は10 回測定のうち最大最小を除く8 回の平均値とする 5 表記は 方法 1の場合には 0.01 秒単位で表す ( まるめは切り上げによる ) 方法 2 の場合には 0.1 秒単位で表す ( まるめは切り上げによる ) (*4) ( レンズ交換式カメラの場合は ) 使用レンズ レンズの焦点距離 F 値 照明条件 多点 / スポット測距,AFモード, レリーズモード, 露出モード, 顔認識, など 4 表記例 最速 0.15 秒 ( 内部測定方法 f=14mm F3.5 LV7~ 14 顔認識 OFF, マニュアル露出, フォーカス優先モード中央エリア固定,AF-S モード ) 最大 0.2 秒 ( 外部測定方法 ) 1 定義再生時の 拡大したときの再生画像と拡大しないときの再生画像との相似比を表す 水平方向と垂直方向の拡大倍率が異なる場合は 対角線方向の長さの比を記載すること 3 表記例 4 倍 31

38 番項目号 59 電池寿命 battery [consumption/l ife] (a) 静止画撮影時の電池寿命 battery [consumption/l ife] of still shooting (b) 動画撮影時の電池寿命 battery [consumption/l ife] of [movie/video] [clip/capture] (b-1) 動画の実撮影電池寿命 actual battery [consumption/l ife] of [movie/video] [clip/capture] 1 定義電池 ( 一次電池は新品 充電池は満充電のもの ) の交換または充電なしにどれだけの画像を撮影できるかを表す 静止画撮影と動画撮影では異なる方法を用いる 記載する場合は一方のみの記載でもよい CIPA DC-002 に従う ( 概要を下記に示す ) 1 定義静止画撮影時に 電池の交換または充電なしに撮影できる画像枚数を表す 1 定義動画撮影時に 電池の交換または充電なしに撮影できる動画の時間を表す 但し 連続記録時間の制限により途中で記録停止する場合は 速やかに記録を再開し 記録された動画の時間の合計とする 熱上昇の制限により途中で記録停止する場合は 冷ましてから記録を再開する操作を繰り返し 記録された動画の時間の合計とする 2 測定方法附属書 B.4.1 に示す (*1) 3 表記方法 実撮影電池寿命を優先して記載すること 本項目をカタログに記載する場合は 項目 26 の 動画の連続撮影時間 も記載すること 1 定義動画撮影の実使用状態に模した撮影方法 ( レンズのズーム位置 撮影の REC と STBY 電源の ON と OFF などを規定のシーケンスで動作させる ) で試験を行ったときに 電池の交換または充電なしに 撮影記録できる動画の時間を表す 2 測定方法附属書 B に示す (*1) (*1):JEITA CP-3202B の規定との整合を図っており 附属書 B.4.1 に示した測定方法は 上記 JEITA 規格に記載された測定方法に対して DSC 用に適した細部条件を定めるなど若干の変更を加えたものである. (*1):JEITA CP-3202B の規定との整合を図っており 附属書 B に示した測定方法は 上記 JEITA 規格に記載された測定方法に対して DSC 用に適した細部条件を定めるなど若干の変更を加えたものである. (b-2) 動画の連続撮影電池寿命 continuance battery [consumption/l ife] of [movie/video] [clip/capture] 1 定義規定の固定条件 ( レンズ広角端固定 撮影の REC 動作固定 電源 ON 固定 被写体固定 など ) で 電池の交換または充電なしに 連続して撮影 記録できる動画の時間を表す 2 測定方法附属書 B に示す (*1) (*1):JEITA CP-3202B の規定との整合を図っており 附属書 B に示した測定方法は 上記 JEITA 規格に記載された測定方法に対して DSC 用に適した細部条件を定めるなど若干の変更を加えたものである. 32

39 番号 項目 60 質量 weight 61 外形 寸法 dimensions CIPA DCG-005 に従う ( 概要を下記に示す ) 1 定義デジタルカメラや交換レンズの撮影時総質量を表す 2 測定方法 2-1 デジタルカメラ CIPA 電池寿命測定法の測定に用いる電池とサプライヤーが最も推奨する記録媒体を装着し 質量測定機器を用いてその質量を測定する 2-2 交換レンズ工具 (*1) がないと取り外せない付属品はつけたままの状態で 質量測定機器を用いてその質量を測定する 3 表記方法 2. の測定方法で測定した数値を表記する なお 交換レンズで 三脚取り付け用台座を含まない場合はその旨を付記する 4 表記例 4-1 デジタルカメラ 質量 :125g(CIPA ガイドラインによる ) 質量 :185g( 付属の電池および記録媒体を含む ) 4-2 交換レンズ 質量 :695g(CIPA ガイドラインによる ) 質量 :2900g( 付属の三脚取り付け用台座を含む ) CIPA DCG-005 に従う ( 概要を下記に示す ) 1 定義デジタルカメラや交換レンズの外形寸法を表す 2 測定方法 2-1 デジタルカメラデジタルカメラを包含する最小寸法の直方体を規定し 寸法測定機器でその三寸を測定する このとき 1 つの面の垂直方向からみたときの投影面積に対して 合計面積 20% 以下 かつその面に垂直方向の寸法に対して 突出量が 10% 以下の部材に関しては突起物とみなし 外形寸法から除外してもよい ( 離脱不可能なレンズは除く ) 2-2 交換レンズ寸法測定機器を用いて 環状部分の最大径と マウント面からレンズ先端までを測定する このとき 環状部分に存在する突起物や 三脚取り付け用台座などを外形寸法から除外してもよい 3 表記方法 2. の測定方法で測定した数値を表記する なお 疑義を回避する目的で 図面を併用してもよい 4 表記例 4-1 デジタルカメラ 寸法 :111.2( 幅 ){mm} x 56.5( 高さ ){mm} x 19.9( 奥行き ) mm 寸法 :125.7(W){mm} x 62.3(H) {mm}x 28.9(D) mm (CI PA ガイドラインによる ) (*1) 硬貨などの工具の代用品も工具とみなす 33

40 番号 項目 4-2 交換レンズ 寸法 :φ85{mm} x 245 mm 寸法 :φ105{mm} x 285 mm(295mm: 全長 ) 寸法 : 下図参照 62 体積 volume 63 電源 power source 1 定義デジタルカメラや交換レンズ 防水ケースなどの収納状態もしくは使用状態での実体積を表す なお 収納状態とは電源をオフにした状態を表す 2 測定方法体積測定機器により測定する なお 測定結果に疑義がないことが確認できれば 水没などの手法を用いてもよい 3 表記方法 1cm 3 で表す 2 収納状態もしくは使用状態の別を明記すること 但し 収納状態と使用状態で体積が変化しない場合はその限りではない 3 表記する数値の桁数は二桁以上とする ( まるめは切上げによる ) 4 表記例 体積 :320cm 3 ( 使用状態 ) 体積 :175cm 3 ( 収納状態 ) 1 定義使用可能電池や外部 DC 入力などの電源の種類を表す 1 電池の場合は種類 外部電源入力の場合は外部電源の種類を記載する 2 電池の種類の表記は慣例に従う 3 外部電源の表記は各社に委ねる 3 表記例 リチウムイオンバッテリー ( 付属 3.7V) リチャージャブルリチウムイオンバッテリー 単 3 形アルカリ ( 乾 ) 電池 (2 本 ) 専用 AC アダプター ( 別売 ) 34

41 番項目号 64 外部インターフェイス interface 65 [ 使用 / 動作 ] 温度範囲 operating temperature {range} 66 [ 使用 / 動作 ] 湿度範囲 operating humidity {range} 67 各種法規制対応 applicable laws and regulations 1 定義対応している外部インターフェイスを記載する 表記は慣例に従う 3 表記例 DC 入力 ( 専用端子 ) AV 出力 専用入出力端子 USB Hi-Speed USB 1 定義動作を保証する温度範囲を表す 保証する動作内容は各社に委ねる 3 表記例 0{ }~40-10{ }~+40 1 定義動作を保証する湿度範囲を表す 保証する動作内容は各社に委ねる 3 表記例 10{%}~90% 各種法規制対応 * 本ガイドラインでは規定しない (*1) (*1) 法令などの遵守事項であり 本ガイドラインでは規定しない 35

42 附属書 A (normative) デジタルカメラの仕様基準の画質に関する項目の測定方法 A.1 まえがき 本附属書に記載している測定方法は デジタルカメラの仕様に関するガイドライン本文に規定されている仕様項目のうち画質に関する項目について 各画質項目の定義に基づく特性値を 出力画像やその波形を直接観測 測定することで 直接的に得る基本的な方法を規定したものである A.2 適用範囲 本附属書は デジタルカメラの仕様に関するガイドライン本文に規定されている民生用 DSC の仕様項目の うち画質に関する項目の測定を行うための基本的な測定方法を規定したものである A.3 測定条件 製品の測定は 下記の測定条件下で行うこと A.3.1 測定環境特記なき場合は 測定は次の環境下で行うこと - 温度 :23 ±3 - 相対湿度 :50%±20% - 大気圧 :86kPa~106kPa A.3.2 測定条件 ( 測定時のデジタルカメラ設定 ) 特記なき場合は 下記の設定やモードで行うこと (1) 測定は 工場出荷状態で行うこと このときは 測定条件の記載を省略してもよいが 工場出荷状態以外での測定値を併記する場合は そのときの測定条件を記載すること なお - 工場出荷時の設定では使用できない機能については その機能を使用できるように設定して測定すること - 工場出荷時の設定で確定できないパラメータやモードなどがある場合は ユーザーに使用される可能性が最も高いとサプライヤーが想定する設定で測定すること 但しその設定の選択が仕様値に影響を及ぼす場合にはその設定を記載すること (2) レンズ交換式カメラの場合は レンズを装着した状態で測定することを基本とする 装着するレンズの 36

43 選定はサプライヤーに委ねるが レンズにより特性値が異なる項目については条件 ( レンズ名もしくはレ ンズの種類など ) を明記すること. A.3.3 撮影条件各テストチャートは 照度もしくは輝度および照明色温度などの照明条件とともに規定されること 透過型のテストチャートを使用することも認めるが 疑義が生じたときには反射型のテストチャートを使用すること A A 測定器の配置 反射型テストチャート Matte black wall or black surround Test chart Lamp Distance is adjusted to frame the test chart Lamp Baffles to prevent direct illumination of the camera lens by the lamps Digital still camera Fig. A.1 反射型テストチャート時の機器配置 37

44 A 透過型テストチャート Lighting box Test chart Distance is adjusted to frame the test chart Digital still camera Fig. A.2 透過型テストチャート時の機器配置 A 撮影条件 特記なき場合は 撮影は次の条件で行うこと 1. 反射型テストチャートの照明照度 : 2000 lx ±5% (*1) ( 透過型テストチャートの輝度 :( 白ピークの輝度 )637 cd/m2 ± 5%) 2. チャート上の照度ばらつき :5% 未満 3. 照明色温度 : 5700 K ±1000 K 4. テストチャートは矢印などで示された指定部分が 出力画像の画面いっぱいになるように撮影すること 5. 好ましい露出レベルを得るために テストチャートに白カードもしくは黒カードを加えることは有効な方法である NOTE: *1 テストチャートの中央部の照度を照度計で測定する ( 受光部を被測定デジタルカメラの方向に向けて測定 ) 38

45 A.4 測定方法 A.4.1 フレア (IEC Flare の基本的な考え方に則った方法である ) a) 測定器の配置は A に記載のとおりとすること b) テストチャートは Fig.A.3 に示す様な Window パターンチャートとする chart 上での白部分から黒部分への散乱光の影響を除去するため黒部分の周囲に壁を設けることを推奨する V/10 H/10 V 1.414V H/ W/10 V 1.414V H H 1.414H 1.414H a) chart 1 b) chart 2 透過率 / 反射率 黒部 2% 未満 (chart 1 とchart 2で同一のこと ) 白部 80% 超 Fig. A.3 Window パターンチャート (*2) c) 撮影条件は A に記載のとおりとすること d) 測定はテストチャートを撮影したときの被測定デジタルカメラのデジタル出力画像信号で行うこと e) ホワイトバランスは ホワイトセットもしくはオートホワイトバランスモードとすること f) フォーカスは マニュアルモードもしくは自動モードで 最適な状態にすること g) 測定手順 1) 測定方法 1( マニュアル露出機能付製品もしくは開発段階に適用 ) step1: 輝度 B1 のライトボックスに設置された chart1 もしくは照度 L1 で照明された chart1 を 白部の輝度 (Y) 信号が 225±5digits(8bit 出力 ) となるように露光 撮影したときの 黒部および白部の輝度信号 Y B1 と Y W1 および露出量 E 1 ( 輝度 B1 もしくは照度 L1 絞り F1 露出時間 SS1) を測定する なお 照明の輝度 B1 は 700 cd/m 2 以上 照度 L1 は 2200 lx 以上とすること step2:step1 と同一条件に設置された chart2 を 露出量 E 1 で露光 撮影したときの 黒部の輝度信号 Y B2 を測定する 39

46 step3:chart1 を step1 の 10 倍 ±10% の露出量の露出量 E 3 ( 輝度 B3 もしくは照度 L3, 絞り F3 露出時間 SS3) で露光 撮影したときの Y B3 を測定する step4:y B2, Y B3 および Y W1 にリニアライズ処理を行い リニアライズされた Y' B2, Y' B3 および Y' W1 を得る (*3) リニアライズ処理は srgb 規格 (IEC ) の式に従う なお この srgb 規格の式は単純な原理式 Output=(input) 2.2 に良く一致させた近似式であるので Output=(input) 2.2 ( つまり Y 2. 2 Y step5: フレアを次式で計算する ) を使用することも妨げない F Y B3 E1 Y E3 Y W1 B2 100% 2) 測定方法 2( マニュアル露出機能無し製品に適用 ) step1: 輝度 B1 のライトボックスに設置された chart1 もしくは照度 L1 で照明された chart1 を 撮影したときの 黒部および白部の輝度信号 Y B1 と Y W1 および露出量 E 1 ( 輝度 B1 もしくは照度 L1 絞り F1 露出時間 SS1 ISO 感度 ISO1) を測定するなお 照明の輝度 B1 は 700 cd/m 2 以上 照度 L1 は 2200 lx 以上とすること step2:step1 と同一条件に設置された chart2 を 撮影したときの 黒部の輝度信号 Y B2 および露出量 E 2 ( 輝度 B1 もしくは照度 L1 絞り F2 露出時間 SS2 ISO 感度 ISO2) を測定する step3: Y B1, Y B2 および Y W1 にリニアライズ処理を行い リニアライズされた Y' B1, Y' B2 および Y' W1 を得る (*3) リニアライズ処理は srgb 規格 (IEC ) の式に従う なお この srgb 規格の式は単純な原理式 Output=(input) 2.2 に良く一致させた近似式であるので Output=(input) 2.2 ( つまり Y 2. 2 Y step4: フレアを次式で計算する E Y B1 YB2 E F Y W % ) を使用することも妨げない NOTE: *2 各 chart は H-V の枠が画面いっぱいになるように撮影すること *3 理想的なディスプレイで再生 表示された際の特性を測定するとの考え (=output referred の考え ) に基づく 40

47 附属書 B (normative) デジタルカメラの仕様基準の仕様項目の測定方法 B.1 まえがき 本附属書は デジタルカメラの仕様に関するガイドライン本文に規定されている仕様項目に関する測定方 法を規定したものである B.2 適用範囲 本附属書は デジタルカメラの仕様に関するガイドライン本文に規定されている民生用 DSC の仕様項目の うち 画質に関する項目以外の項目に関する測定方法を規定したものである B.3 測定条件 製品の測定は 下記の測定条件下で行うこと B.3.1 測定環境特記なき場合は 測定は次の環境下で行うこと - 温度 :23 ±3 - 相対湿度 :50%±20% - 大気圧 :86kPa~106kPa B.3.2 測定条件 ( 測定時のデジタルカメラ設定 ) 特記なき場合は 下記の設定やモードで行うこと (1) 測定は 工場出荷状態で行うこと このときは 測定条件の記載を省略してもよいが 工場出荷状態以外での測定値を併記する場合は そのときの測定条件を記載すること なお - 工場出荷時の設定では使用できない機能については その機能を使用できるように設定して測定すること - 工場出荷時の設定で確定できないパラメーターやモードなどがある場合は ユーザーに使用される可能性が最も高いとサプライヤーが想定する設定で測定すること 但しその設定の選択が仕様値に影響を及ぼす場合にはその設定を記載すること (2) レンズ交換式カメラの場合は レンズを装着した状態で測定することを基本とする 装着するレンズの選定はサプライヤーに委ねるが レンズにより特性値が異なる項目については条件 ( レンズ名もしくは 41

48 レンズの種類など ) を明記すること B.3.3 撮影条件 テストチャートを用いる場合は テストチャートの内容が照度もしくは輝度および照明色温度などの 照明条件とともに規定されること B.4 測定方法 B.4.1 動画撮影時の電池寿命 (JEITA CP-3202B の 13. 撮影用バッテリの連続撮影時間 14. 撮影用バッテリの実撮影時間を基本に DSC 用に若干の変更を加えた方法である ) 注意事項 : 電池寿命の測定は非常に難しく 細心の注意を払わないと非常に誤った測定結果を得てしまう恐 れがある このような事態を避けるため CIPA DC-002 電池寿命測定方法 の解説 ( 特に 2~5) を熟読し 理解した上で測定を行うこと B 動画の実撮影電池寿命 a) 測定器の配置 Fig.B.1 に示す (JEITA CP-3202B の 13. 撮影用バッテリの連続撮影時間の附図 13.1 を転記したものである ) b) 撮影対象物規定しない オートフォーカスのハンチングなどが起こらない静物とすること c) 撮影条件 - 被写体照明の相関 : 色温度 : 規定しないが, 測定中変化しないこと - 被写体照明の照度 :400 lx~2000 lx - 被写体と供試機器 ( 被測定カメラ ) の距離 :1.5m~2m d) 撮影シーケンス ( モード ) - JEITA CP-3202B の 14. 撮影用バッテリの実撮影時間に規定されているシーケンス ( モード ) とする その内容を Fig.B-2 に示す (JEITA CP-3202B の 14. 撮影用バッテリの実撮影時間の附図 撮影モードを転記したものである ) e) デジタルカメラのモード設定 - デジタルカメラの機能設定パラメーターは本測定方法で指定されたものを除き 原則として工場出荷時の設定とする 工場出荷時の設定以外で測定した場合はその設定内容を明記する 工場出荷時の設定では確定できない機能設定パラメーターがあった場合 (3.1-4を参照) は そのデジタルカメラのユーザーに使用される可能性が最も高いとサプライヤーが想定する設定で測定し その設定を特定できる情報を 42

49 明記する - この測定方法に測定条件が定義されている機能であっても 測定対象のデジタルカメラにその機能が搭載されていない場合はその項目を無視してよい ( 例えば 動画撮影時のズーム動作機能 ) - 機能設定パラメーター設定以外に 各機能のパワー大小が設定できる場合は工場出荷時の設定にて測定を行なう 工場出荷状態で規定されない場合は可能な限りフルパワーにて測定を行なう 例えば 複数の操作方法 ( 例えば電動ズームと手動ズーム ) やモードを選択できる場合には 最も電力を多く消費する方法 モードで測定を行うこと - 動画撮影時に機能制限があるものは その制限下で工場出荷設定に基づいた条件で測定する 注 ) 以上の条件の優先順位を以下に示す 1. 本項 (4.1.1 e)) に記載されている測定方法などの条件 2. 本項に記載されていない機能設定のパラメーターは工場出荷設定で測定 3. 工場出荷設定で確定できないパラメーターがある場合はユーザーに使用される可能性が最も高いと サプライヤーが想定する設定で測定 f) 使用電池 - 使用電池は規定しないが 使用電池を特定できる情報 ( 型番など ) を報告する - 1 次電池の場合は未使用品を使用 2 次電池 ( 充電式電池 ) の場合は満充電状態で使用する g) 測定手順 - 供試撮影用電池を被測定カメラに装着し 被測定カメラを固定して撮影 記録する - 撮影用電池が放電し, 記録停止するまで測定を続ける その際測定終了判定条件は下記 h) に従う - 記録時間測定は, 記録媒体を再生して計測する 注 ) 記録媒体交換時にも測定中の撮影用電池を充電または交換してはならない h) 測定終了判定条件 - 電源が初めてシャットダウンした時点で測定を終了する ただし動画連続撮影可能時間の制限により途中で記録停止する場合は 本文 ( 一覧表 ) の 59(b) の規定に従う すなわち 動画連続撮影可能時間の制限により途中で記録停止する場合は 速やかに記録を再開し 記録された画像の時間の合計とする ( 記録媒体満杯時の処理はデジタルカメラでただちに消去する または 空の記録媒体にすみやかに交換する 交換する場合は 電池寿命になるべく影響を与えないよう考慮する また 満杯になる前の消去または記録媒体交換は これを妨げるものではない ) - もしくは シャットダウンはしないものの 動画撮影に関するなんらかの機能が働かなくなった場合も測定を終了とする ただしこの時 自動もしくは手動操作で ( 電池の入れ替えと電源の再投入は除く ) その機能が復帰する場合は ただちに復帰させて測定を継続する 43

50 Fig.B.1 動画撮影時の電池寿命測定時の機材のセッティング (JEITA CP-3202B の 13 撮影用バッテリの連続撮影時間の附図 撮影用バッテリの連続撮影時間測定回路 ( ブロック ) を転記したものである ) Fig.B.2 動画の実撮影電池寿命撮影シーケンス ( モード ) (JEITA CP-3202B の 14 撮影用バッテリの実撮影時間の附図 撮影モードを転記したものである ) 44

51 B 動画の連続撮影電池寿命 a) 測定器の配置動画の実撮影電池寿命測定と同じ Fig.B.1 に示すとおりとする b) 撮影対象物規定しない オートフォーカスのハンチングなどが起こらない静物とすること c) 撮影条件 - 被写体照明の相関 : 色温度 : 規定しないが, 測定中変化しないこと - 被写体照明の照度 :400 lx~2000 lx - 被写体と供試機器 ( 被測定カメラ ) の距離 :1.5m~2m d) 撮影シーケンス ( モード ) - レンズ広角端固定 撮影の REC 動作固定 被写体固定 電源 ON 固定の 固定のモードとする e) デジタルカメラのモード設定 - デジタルカメラの機能設定パラメーターは本測定方法で指定されたものを除き 原則として工場出荷時の設定とする 工場出荷時の設定以外で測定した場合はその設定内容を明記する 工場出荷時の設定では確定できない機能設定パラメーターがあった場合 (3.1-4を参照) は そのデジタルカメラのユーザーに使用される可能性が最も高いとサプライヤーが想定する設定で測定し その設定を特定できる情報を明記する - この測定方法に測定条件が定義されている機能であっても 測定対象のデジタルカメラにその機能が搭載されていない場合はその項目を無視してよい ( 例えば 動画撮影時に設定可能なレンズズーム位置 ) - 機能設定パラメーター設定以外に 各機能のパワー大小が設定できる場合は工場出荷時の設定にて測定を行なう 工場出荷状態でパワーが規定されない場合は可能な限りフルパワーにて測定を行なう - 動画撮影時に機能制限があるものは その制限下で工場出荷設定に基づいた条件で測定する 注 ) 以上の条件の優先順位を以下に示す 1. 本項 (4.1.2 e)) に記載されている測定方法などの条件 2. 本項に記載されていない機能設定のパラメーターは工場出荷設定で測定 3. 工場出荷設定で確定できないパラメーターがある場合はユーザーに使用される可能性が最も高いと サプライヤーが想定する設定で測定 f) 使用電池 - 使用電池は規定しないが 使用電池を特定できる情報 ( 型番など ) を報告する - 1 次電池の場合は未使用品を使用 2 次電池 ( 充電式電池 ) の場合は満充電状態で使用する g) 測定手順 - 供試撮影用電池を被測定カメラに装着し, 被測定カメラを固定して撮影, 記録する - 撮影用電池が放電し, 記録停止するまで測定を続ける その際測定終了判定条件は下記 h) に従う 45

52 - 記録時間測定は, 記録媒体を再生して計測する 注 ) 記録媒体交換時にも測定中の撮影用電池を充電または交換してはならない h) 測定終了判定条件 - 電源が初めてシャットダウンした時点で測定を終了する ただし動画連続撮影可能時間の制限により途中で記録停止する場合は 本文 ( 一覧表 ) の 59(b) の規定に従う すなわち 動画連続撮影可能時間の制限により途中で記録停止する場合は 速やかに記録を再開し 記録された画像の時間の合計とする ( 記録媒体満杯時の処理はデジタルカメラでただちに消去する または 空の記録媒体にすみやかに交換する 交換する場合は 電池寿命になるべく影響を与えないよう考慮する また 満杯になる前の消去または記録媒体交換は これを妨げるものではない ) - もしくは シャットダウンはしないものの 動画撮影に関するなんらかの機能が働かなくなった場合も測定を終了とする ただしこの時 自動もしくは手動操作で ( 電池の入れ替えと電源の再投入は除く ) その機能が復帰する場合は ただちに復帰させて測定を継続する B.4.2 AF 時間 a) 撮影対象物被写体は ISO 解像度チャート スターチャート ISO 記載の3 本線チャート 黒白チェッカーチャートなどの合焦判定が容易なチャートとすること b) 撮影条件 - 被写体照明の相関色温度 : 規定しないが 擬似 とXmとで同一とし 且つ測定中変化しないこと - 被写体照明の照度 :400 lx~2000 lx 擬似 とXmとで同一とすること - 被写体と被測定カメラの距離 : 擬似 とXm 擬似 : 焦点距離の 35mm 換算値の 100 倍もしくは 5mの長い方の距離 Xm : 焦点距離の 35mm 換算値の 33 倍の距離 c) 露出値は規定しないが 測定中は絞り値およびシャッター速度が変化しないようにすること マニュアル露出モードがあるデジタルカメラの場合には露出固定とするのが望ましい d) ホワイトバランスは規定しないが 測定中はホワイトバランス制御が動作しないようにすること ホワイトセットなどホワイトバランスが取れた状態で ホワイトバランス制御固定とするのが望ましい e) フォーカスは フォーカス優先 AFモードで測定すること レリーズ操作なしでもAF 動作を行うAF モードでは測定しないこと ( レリーズ操作なしでもAF 動作を行うAFモードは本規定の対象外となる ) 46

53 f) 測定手順 f-1) 測定方法 1(Internal: 内部測定方法 ) - 擬似 被写体に合焦させる - 被写体をXm 被写体に変え AF 操作を開始させた時刻から フォーカスレンズが停止するまでの時間を測定し この時間をAF 時間とする この際フォーカスレンズが停止した位置は, 合焦条件を満たすこと なお フォーカスレンズの停止を検出できない場合は フォーカス駆動モータが停止するまでの時間 ( 擬似 AF 時間 ) を測定し この擬似 AF 時間にフォーカスレンズの動作遅れ時間 τを加えた値を AF 時間とすることを許容する Fig.B.3 に 撮影動作シーケンスにおける測定ポイントを示す Pre-exposure point switch AF 操作開始 AF 時間 フォーカスレンズ フォーカス駆動モータ Active 擬似 AF 時間 Active Fig.B.3 AF 時間の測定ポイント f-2) 測定方法 2(EXternal: 外部測定方法 ) - 擬似 被写体に合焦させる - 被写体をXm 被写体に変え ISO に規定されている方法により 撮影タイムラグとシャッターレリーズタイムラグを測定する - 撮影タイムラグからシャッターレリーズタイムラグを減じた時間をAF 時間とする 47

54 解説 (informative) この解説は 本文に記載した事柄およびこれに関連する事柄を説明するものであって ガイドラインの 一部ではない 1. 他の製品への適用 本ガイドラインは 民生用デジタルスチルカメラに適用するために制定されたものであるが デジタ ルスチルカメラに類した表記項目を使用する製品に対して適用することを妨げるものではない 2. 他の製品用規格の適用市場には その第一優先機能が写真撮影ではないものの カメラ機能を持つ装置 製品や機能部品が多く存在し これらの装置 製品や機能部品のカメラ 撮影機能用に制定された規格類のうち デジタルスチルカメラへ適用できるものも想定されるが 適用する場合には十分に検証を行う必要がある 3. 改訂履歴の詳細 3.1 DCG デジタルカメラの仕様に関するガイドラインから DCG への改訂内容 (1) 仕様項目の追加 26 動画連続撮影可能時間 32 動画および音声の圧縮記録 36 低コントラスト MTF( 周波数 - 振幅レスポンス ) 45 色ずれ 46 フレア 47 適正露出 48 最低被写体照度 49 被写界深度 50 手ぶれ補正効果 57 AF 時間 59(b) 動画撮影時の電池寿命の 11 項目を追加し基準を規定した (2) 規定内容の見直し 17 ぶれ抑圧機能 31 動画撮影 40 映像ひずみ 41 輝度シェーディング 42 カラーシェーディング 51 起動時間 52 シャッターレリーズタイムラグ 53 撮影タイムラグ 54 連写速度 55 連写枚数 56 撮影間隔 60 質量 61 外形 寸法 62 体積の 14 項目の規定内容の改定を行った (3) 書式の変更 - 他の規格を参照している場合にも 参照規格を見なくとも本ガイドラインだけで概要が理解できるよう 本ガイドラインで規定した仕様項目の定義は全て記載するようにした - 各項目の規定内容は 定義 測定方法 表記方法 表記例を基本とした - 新規仕様項目を含めて関連項目をまとめて記載するために 2007 年版と項目番号が異なっている項 48

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