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1 陸上自衛隊東北方面隊仕様書 仕様書番号 映像伝送システムの役務 東北方防 -C-C 作成平成 28 年 10 月 3 日変更平成年月日作成部隊等名東北方面総監部 1 総則 1.1 適用範囲この仕様書は, 陸上自衛隊東北方面隊において実施する方面訓練検閲時に使用する映像伝送システム ( 以下 システムという ) の役務について規定する 1.2 用語及び定義この仕様書で用いる用語及び定義は,GLT-CG-Z による 1.3 引用文書この仕様書に引用する次の文書は, この仕様書に規定する範囲内において, この仕様書の一部をなすものであり, 入札書又は見積書の提出時における最新版とする a) 仕様書 GLT-CG-C 陸上自衛隊電子機器共通仕様書 GLT-CG-Z 陸上自衛隊装備品等一般共通仕様書東北方防 -C-C 映像秘匿システムの役務仕様書 b) 法令等特定秘密の保護に関する訓令 ( 平成 26 年防衛省訓令第 64 号 ) 秘密保全に関する訓令 ( 平成 19 年防衛省訓令第 36 号 ) 2 役務に関する要求 2.1 役務の内容 基本的事項基本的事項は, 次による a) 本システムの機能及び性能は, この仕様書によるほか, 連接する映像秘匿システムの機能 性能に支障のないものとする また, 技術上必要な事項については契約担当官等 ( 以下, 担当官という ) と協議するものとする b) 作業場所宮城県黒川郡大和町吉田 ( 王城寺原演習場 SACO 隊舎 ) 一般的要求事項一般的要求事項は, 次による a) 送信部より, 秘匿装置 ( 別途現地支給 ) を使って次の情報伝送ができるものとする 1) 送信部からの撮影映像及び撮影音声の送信及び受信部での受信 2) 送信部と受信部による指示 報告用の音声通話 3) 知識等ない使用者でも容易に接続, 使用ができるもの 1

2 b) 受信部から,HDMI インタフェースにより, モニタ出力のための映像及び音声信号を出力でき ること c) 受信部から出力される映像及び音声信号を王城寺原演習場 SACO 隊舎で視聴できること d) 送信部より送信された各映像を並行的に受信できるものとし, 受信した映像を同時出力できるも の 2.2 システム間の連携 役務の範囲は, 映像秘匿システムと連接し, 送信部からの撮影映像を受信部で視聴できるまでと する 2.3 構成 構成は, 別添 映像伝送システム構成図 による 2.4 部品及び付属品 部品及び付属品は, 次による a) 部品 表 1 によるものか, 又は, 同等の性能を有するもの ( 以下 同等品 という ) による 同等品 により構成する場合は, 2.1 役務の内容 を満たし, かつ, システムの一連の動作に支障の生じ ないものとし, 事前に担当官の承認を得るものとする 表 1 a) 番号品名数量 1 送信部 携帯型映像伝送装置 (NTT-COMSATOP_01-MBETG00) 備考 2 台内 1 台は別途支給 1.2 秘匿装置 ( 符号化 ) 1 式別途支給 1.3 WiFi ルータ 4 台別途支給 2 受信部 映像受信装置 (NTT-COMSATOP_01-NMSTG00(4)) 2.2 映像復号化装置 (NTT-COMSATOP_01-IPDTG00) 1 式 1 台 2.3 通信効率化装置 ( ルータ ) 1 台 2.4 通信切替装置 1 台 2.5 秘匿装置 ( 復合化 ) 1 式別途支給 注 : 規定の数量と異なる場合は, 調達要領指定書によって指定する b) 付属品 付属品は表 2 による 表 2 b) 番号品名数量備考 1 LAN ケーブル 4 本 2 HDMI ケーブル 2 本 3 その他の接続ケーブル等必要数 2

3 2.5 部品及び付属品の機能 性能等部品及び付属品の機能 性能等は, 次による 部品 a) 映像受信装置 1) AES で暗号化された映像および音声を復号化できる機能を追加可能なものとする 2) インタ -カムにて, 複数の携帯型映像伝送装置間と同時に双方向で通話ができるものとする 3) 通信プロトコルは TCP/IP が利用できるものとする 4) 映像受信装置から携帯型映像伝送装置に対して遠隔操作できるものとする 5) 映像復号化装置との接続ができるものとする b) 映像復号化装置 1) 映像出力は HD/SD-SDI,HDMI, および NTSC に対応できるものとする 2) 音声出力は SDI-Embedded,HDMI-Embedded, アナログ ( 不平衡 ) に対応できるものとする 3) 低レート (64kbps) で映像復号化できるものとする 4) 低遅延 (1 フレーム ) での復号化に対応できるものとする 5) プリセットを 16 パターン, 作成, 保存できるものとする 6) IPv4/IPv6 に対応できるものとする 7) PPPoE に対応できるものとする 8) DHCP に対応できるものとする 9) RTP に対応できるものとする 10) ユニキャスト / マルチキャストに対応できるものとする 11) アプリケーションのポート番号を任意に変更できるものとする 12) WebAPI による簡易制御ができるものとする 13) Ping 疎通テスト機能を有するものとする 14) NTP による時刻補正機能を有するものとする c) 通信効率化装置 1) WANインターフェースに GE 1 ポートまたは SEP 1 ポート,FE 1 ポートを有するものとする 2) LAN インターフェースに 10/100/1000Mbps のポートを有するものとする 3) PPPOE のダイヤラー設定できるものとする d) 通信切替装置 1) 10/100 イーサネットインタフェースを 24 ポート有するものとする 2) VLAN 機能を有するものとする 3) ミラーポートを設定できるものとする c) 映像符号化装置 1) 映像入力は HD/SD-SDI,HDMI, および NTSC に対応できるものとする 2) 音声入力は SDI-Embedded, アナログ ( 不平衡 ) に対応できるものとする 3) TS レートを kbps 単位で最大 50000kbps まで指定できるものとする 4) 低レート (64kbps) で映像符号化できるものとする 5) 低遅延 (1フレーム ) での符号化に対応できるものとする 6) プリセットを 16 パターン, 作成, 保存できるものとする 7) IPv4/IPv6 に対応できるものとする 8) PPPoE に対応できるものとする 3

4 9) DHCP に対応できるものとする 10) RTP に対応できるものとする 11) ユニキャスト / マルチキャストに対応できるものとする 12) 起動後,1 分以内に送信が開始できるものとする 13) アプリケーションのポート番号を任意に変更できるものとする 14) WebAPI による簡易制御に対応できるものとする 15) Ping 疎通テスト機能を有するものとする 16) NTP による時刻補正機能を有するものとする 17) アカウントの認証機能を有するものとする d) 映像トランスコーダ 1) マルチデバイス向け ABS(Adaptive Bitrate Streaming) を同時に出力でき, 映像配信できるものとする 2) ios,android のタブレット, スマートフォンへのストリーミング対応できるものとする 3) SD-SDI/HD-SDI にもオプションで対応できるものとする 4) フロントパネルから Network 設定の確認や簡易操作ができるものとする 5) ストリーミングと同時に VOD 用ファイルを生成できるものとする 6) 低速な回線に対して低ビットレートでの出力ができるものとする 7) スケーラー機能により様々な画像サイズ, フレームレートに変換して配信ができるものとする 8) WEBGUI による遠隔操作ができるものとする 付属品 a) LAN ケーブルエンハンスト カテコ リ 5 LAN ケーフ ルで 5m 長であること b) HDMI ケーブル HDMIケーブルで 5m 長であること c) その他の接続ケーブル等 1) 各装置の使用 運用に必要な接続ケーブルは, 各装置に付属させること 2) 双方向通話が可能となるよう, 片耳イヤフック式ヘッドセットを付属させること 3 設置 表 1 及び表 2 に示す使用器材は契約の相手方が準備し, 担当官が指定した場所に設置するものとす る 又, 契約期間修了後は契約の相手方が撤去を行うものとする 4 保守の範囲作動不良及び故障発生時は, 電話による担当官の障害申告により一次問診, 切り分け対応の調整を実施し, 復旧不能な場合は速やかに現地点検を行い, 器材故障の場合は代替品と交換して正常な状態に復旧させる 5 監督及び検査 監督及び検査は, 契約の相手方は役務履行に関し, 監督官の監督を受け, 指示を受けた場合はそれ に従うものとし, 役務完了後には検査官の検査を受けるものとする 4

5 6 役務履行期間 平成 28 年 10 月 23 日から 28 日とする (10 月 24 日 0000 以降運用できるよう設置するものとする ) 7 その他の指示 7.1 作業計画書契約の相手方は監督官と調整し作業計画書を作成し, 監督官に 2 部提出するものとする 7.2 情報の保全 a) 契約の相手方は, 本契約の履行によって直接又は間接を問わず知り得た事項の管理に万全を期するとともに, それらを部外への利用, 公表などを防衛省の許可なく行ってはならない b) 契約の相手側は, 特定秘密の保護に関する訓令 ( 平成 26 年防衛省訓令第 64 号 ) 及び 秘密保全に関する訓令 ( 平成 19 年防衛省訓令第 36 号 ) ( 以下 訓令等 という ) に基づき, 直接 間接を問わず知り得た秘密に関する事項については, 訓令等に基づき秘密の保全を行うものとする 7.3 仕様書に関する疑義この仕様書に疑義を生じた場合は, 監督官と協議し, その指示を受けるものとする 8 連絡調整先 東北方面総監部防衛部防衛課通信班 ( 内線 2519) 5