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わんどやすこ
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1 IT ライブラリーより (pdf 100 冊 )

2 他の章は下記をクリックして PDF 一覧からお入り下さい IT ライブラリー (pdf 100 冊 ) 目次番号 270 番 Windows Server Enterprise 2008 R2 完全解説 ( 再入門 ) 全 26 冊 2

3 ハイパーバイザー型仮想化製品ハイパーバイザー型仮想化製品 ( 簡易版 ) ホスト OS 型仮想化製品運用管理製品移行ツールマイクロソフト Windows Server 2008 /R2 Hyper-V Hyper-V Server 2008 /R2 Virtual Server 2005 R2 System Center Virtual Machine Manager VMware VMware ESX (VMware Infrastructure 3 / vsphere 4) VMware ESXi VMware Server (GSX) VMware vcenter Server (VMware VirtualCenter) VMware Converter 3

Hyper-V は十分なパフォーマンスを提供 VMware ESX と比較して同等以上のパフォーマンスを提供 Hyper-V 上の仮想マシンのパフォーマンス対物理環境物理環境を100とした場合のパフォーマンス Hyper-V Child Partition (ゲスト OS )

4 Hyper-V は十分なパフォーマンスを提供 VMware ESX と比較して同等以上のパフォーマンスを提供 Hyper-V 上の仮想マシンのパフォーマンス対物理環境物理環境を100とした場合のパフォーマンス Hyper-V Child Partition (ゲスト OS ) OS Window Server 2008 x64 Processor 4 コア Memory 4 GB マイクロソフト社内調査 VMware 社は EULA エンドユーザー使用許諾契約書でパフォーマンスデータの第 3 者提供を禁止しており比較データを提示できません 4

VMware ESX マイクロソフト Hyper-V マイクロカーネル型ハイパーバイザーハイパーバイザー層の内部からドライバを排除ハイパーバイザー内部に 3rd-party のコードが不要信頼性を向上させ TCB( ) を最小化管理OSで一般的なドライバ認定ドライバが利用可能対応ハードウェアが豊富ハイパーバイザー層内部に物理ドライバをもつ専用に開発されたドライバが必要

5 VMware ESX マイクロソフト Hyper-V マイクロカーネル型ハイパーバイザーハイパーバイザー層の内部からドライバを排除ハイパーバイザー内部に 3rd-party のコードが不要信頼性を向上させ TCB( ) を最小化管理OSで一般的なドライバ認定ドライバが利用可能対応ハードウェアが豊富ハイパーバイザー層内部に物理ドライバをもつ専用に開発されたドライバが必要ドライバの品質が信頼性に影響セキュリティリスクの排除が難しい対応ハードウェアが限定される管理用 OS 管理用 OS 親パーティション Windows モノリシック型ハイパーバイザーゲスト OS ゲスト OS Linux ゲスト OS ゲスト OS 子パーティション子パーティションハイパーバイザードライバ Drivers Drivers ハイパーバイザーハードウェアドライバ Drivers Drivers ハードウェアより堅牢な仮想環境を実現 ( ) TCB : Trusted Computing Base の略コンピュータシステムのセキュリティを実現する機構 5

6 管理 OS ( 物理コンピュータ ) の最大値 Hyper-V 2.0 (Windows Sever 2008 R2) VMware ESX 4 (vsphere 4) Enterprise プロセッサ数 64 コア 64 コアメモリ 1TB (Standard の場合は 32 GB) 1TB ストレージ I/F 同時実行仮想マシン数 ( 仮想プロセッサ数 ) 1 仮想マシンあたりの最大構成 DAS (SAS, SATA, esata, PATA, SAS, SCSI, USB, IEEE1394) SAN (FC, iscsi) DAS (SCSI, SAS など ) SAN (FC, iscsi ) NAS(NFS) Hyper-V 2.0 (Windows Sever 2008 R2) VMware ESX 4 (vsphere 4) Enterprise メモリ 64GB 255GB プロセッサ 4 コア 4 コア (Enterprise Plus:8 コア ) NIC 数 12 ( VMBus NIC は 8) 10 仮想ディスク (1 仮想ディスクあたり ) 2TB 2TB ストレージ ( コントローラ合計ディスク数 ) IDE 2, 4 SCSI 4, 256 IDE 2, 4 SCSI 4, 60 スナップショット 50 個 32 個 6

VMware ESX の場合下位エディションでは機能が限定 VMware 機能機能名 VMware ESX 4 (vsphere 4) 内容 ESXi Essentials

りの最大コア 6 6 6 6 12 6 12 vsmp 仮想マシンのマルチプロセッサ 4way 4way 4way 4way 4way 4way 8way vcenter Server

パッチとアップデートの管理 Data Recovery 仮想マシンのバックアップ HA サーバーの冗長化対障害 VMotion 仮想マシンのホスト間移動計画保守 Storage

7 VMware ESX の場合下位エディションでは機能が限定 VMware 機能機能名 VMware ESX 4 (vsphere 4) 内容 ESXi Essentials Essentials Plus Standard Advanced Enterprise Enterprise Plus Cores per Processor 物理プロセッサあたりの最大コア vsmp 仮想マシンのマルチプロセッサ 4way 4way 4way 4way 4way 4way 8way vcenter Server vcenter Server からの管理 Essentials Essentials vcenter Agent vcenter Server用エージェント Update Manager パッチとアップデートの管理 Data Recovery 仮想マシンのバックアップ HA サーバーの冗長化対障害 VMotion 仮想マシンのホスト間移動計画保守 Storage VMotion ストレージの移行計画保守 Fault Tolerance 障害時の仮想マシン切り替え DRS リソース管理搭載機能制限あり Hyper-V + System Center が相当 7

8 Hyper-V ( 1) VMware ESX 4(vSphere 4) ( 4) 仮想化基盤ゲストOS (Windows Server) 管理製品サポート Datacenter: 292,700 (1 プロセッサ ) Enterprise: 286,900( サーバー ) Standard: 88,300( サーバー ) ( 2) -- 仮想化基盤である Hyper-V は Windows Server に標準搭載 System Center Server Management Suite Datacenter(SMSD): 76,000 (1 ホストプロセッサ毎 ) Enterprise (SMSE) : 121,500 (1 ホスト 4 仮想マシン毎 ) ( 3) プレミアサポート契約 (24x7) -- 他 MS 製品と共通でのサポート ( サーバー数への依存なし ) Enterprise Plus: 608,900 (1 プロセッサ ) Enterprise : 500,900 (1 プロセッサ ) Advanced : 390,900 (1 プロセッサ ) Standard : 155,900(1 プロセッサ ) ( 5) Datacenter: 292,700 Enterprise: 286,900 Standard: 88,300 ( 2) vcenter Server Standard: 869,900 ( 最大 200 ホストまで ) vcenter Server Foundation : 297,900 ( 最大 3 ホストまで ) ( 5) ライセンスに期間付サポートがバンドル -- それ以降は別途サーバー毎に契約 1: ボリュームライセンスの参考価格 (2009 年 7 月 ) 2:Standard Enterprise はサーバー毎 Datacenter は物理プロセッサ毎 (2 プロセッサ以上から ) のライセンス (Select A, L) 3: 管理製品のスイートである System Center Server Management Suite Enterprise / Datacenter (SMSE /SMSD) により Operations Manager, Configuration Manager, Data Protection Manager, Virtual Machine Manager を利用することが可能 SMSE : 管理対象ホスト毎かつ稼働する 4 仮想マシン毎に必要ライセンスは Select A, L+1SA SMSD : 管理対象ホストの物理プロセッサ数毎 (2 プロセッサ以上 ) で仮想マシン数の制限なしライセンスは Select A, L+1SA Virtual Machine Manager のみ単体で購入することも可能 ( Select A, L : 105,900) 4:VMware Online Store の価格 (1 Processors + Platinum 24x 年 7 月 1 日時点 ) 5:Platinum (24x7) 1 Year Support 8

9 前提 10台の物理ホスト 5年間の運用 24x7のサポート 4つの物理プロセッサを搭載するハードウェアを使用 1 ホスト当たり 8個以上の仮想マシンゲストOS Windows Server を稼働 Hyper-V Premierサポート 50時間/年想定 5年分 Premier サポート契約済で追加レイバー分を想定 VMware 製品価格の差分 2年付ー1年付 x 台数 4年分結果 VMware vsphere 4 Enterprise Plus との差約 3,280万円 328万円/ホスト仮想基盤ライセンス計サポート計合計 Hyper-V との差額 Hyper-V w/smsd (Datacenter) 14,748,000 5,750,000 20,498,000 - VMware vsphere 4 Enterprise Plus w/vcenter Server Std 36,064,000 17,236,000 53,300,000 32,802,000 VMware vsphere 4 Enterprise w/vcenter Server Std 31,744,000 14,356,000 46,100,000 25,602,000 VMware vsphere 4 Advanced w/vcenter Server Std 27,344,000 11,316,000 38,660,000 18,162,000 VMware vsphere 4 Standard w/vcenter Server Std 17,944,000 6,836,000 24,780,000 4,282,000 1 ボリュームライセンスの参考価格 2009年7月 2 Windows Server は Windows Server 2008 Datacenter を想定(Select A, L) 3 Hyper-V ホストの管理は System Center Server Management Suite Datacenter (SMSD を想定(Select A, L+1SA) 4 VMware Online Storeの価格 1 Processors + Platinum 24x7 2009年7月1日時点 5 ハードウェア SI のコストは含まれません 9

へのフェールオーバークラスタ機能の追加クラスタ構成ウィザードの実行 7 仮想マシンをクラスタへ登録 < オプション : 管理製品のセットアップ > 8 9 System Center

10 1 OS のインストール Windows Server 2008 インストール更新プログラムの適用 (Windows Update 他 ) 2 サーバーの役割として Hyper-V を追加 3 Hyper-V マネージャーを起動 4 仮想マシンを作成構成 < オプション : ライブマイグレーション > 6 フェールオーバークラスタの構成 OS へのフェールオーバークラスタ機能の追加クラスタ構成ウィザードの実行 7 仮想マシンをクラスタへ登録 < オプション : 管理製品のセットアップ > 8 9 System Center サーバーのインストール管理コンソールから Hyper-V ホストの登録 Hyper-V は既存の Windows スキルでセットアップ可能 VMware ESX は専門トレーニングを受講しないとセットアップが困難 10

11 マイクロソフト VMware サービス / アプリケーション System Center 仮想環境の構成操作ゲストOS 構成管理インベントリアプリケーション配布仮想マシンパッチ配布稼働監視イベントパフォーマンス運用レポートバックアップ vcenter Server 他仮想環境の構成操作構成管理パッチ配布ホストハイパーバイザー/ 管理OS 稼働監視イベントパフォーマンスバックアップ System Centerは物理からアプリケーションまでトータルに管理可能 11

12 メモリーのオーバーコミットパフォーマンス低下と複雑性が増加本番環境では推奨されていない VMware Infrastructure における SAP ソリューションのベストプラクティスガイドライン by VMware OS_4466_APAC_JP_SAP/VMware_SAP_bestpractice.pdf VMware Fault Tolerance 多くの制限により現実性が乏しい仮想マシンに割当て可能なプロセッサは 1 コアのみ特定のプロセッサを搭載した対応ハードウェアのみで動作ホットプラグ機能 Storage VMotion DRS スナップショットはサポートされない VMware Consolidated Backup サードパーティ製バックアップソフトウェアが別途必要 12

aspx?scid=fh;[ln];lifecycle Windows Server 2008 Hyper-V

13 マイクロソフト修正プログラムの提供 : 最短 10 年間セキュリティパッチの提供 : 最短 10 年間ヘルプ情報の提供 : 最短 10 年間 Windows Server 2008 Hyper-V の場合メインストリームサポート :~ 2013/7/9( 最短 ) 延長サポート :~2018/7/10( 最短 ) 13

N ゲスト OS アップデート SP パッチ Y Y** N セキュリティ修正 Y Y N クリティカルバグの修正 Y Y N 非クリティカルバグの修正 Y N N テクニカルサポートヘルプデスク Y Y Y セルフヘルプ

14 VMware ESX 3.5 (VI 3 VMware ESX 4 (vsphere 4 通常サポート製品リリースから5年間テクニカルガイダンス通常サポート + 2年間通常サポート延長サポートテクニカルガイダンス新規 HW のサポート Y* N N ゲスト OS アップデート SP パッチ Y Y** N セキュリティ修正 Y Y N クリティカルバグの修正 Y Y N 非クリティカルバグの修正 Y N N テクニカルサポートヘルプデスク Y Y Y セルフヘルプポータル Y Y Y 修正プログラムの提供 5年間セキュリティパッチの提供 5年間ヘルプ情報の提供 7年間 s/eos_vi.html 修正プログラムの提供 5年間セキュリティパッチの提供 5年間ヘルプ情報の提供 7年間 nfrastructure_lifecycle.html 14

Now リリース日 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 Windows Server 2008 Hyper-V 2008/5/6 サポート対応セキュリティパッチの提供 2018/7/10 ( 最短 ) VMware ESX 3.

15 Now リリース日 Windows Server 2008 Hyper-V 2008/5/6 サポート対応セキュリティパッチの提供 2018/7/10 ( 最短 ) VMware ESX 3.5 (VI 3) 2007/12/10 サポート対応セキュリティパッチの提供 2012/12/10 VMware ESX 4 (vsphere 4) 2009/5/21 サポート対応セキュリティパッチの提供 2014/5/21 VMware ではシステムの償却前に仮想基盤のサポート切れが発生! バージョンアップのコスト作業対応 HW への更新が必要 15

2008年3月 2009年6月末日までにリリースされたセキュリティパッチ数 45 40 35 39 30 25 27 20 15 10 9 5 0 VMware ESX 3.

16 2008年3月 2009年6月末日までにリリースされたセキュリティパッチ数 VMware ESX 3.5 Windows Server 2008 x64 (ALL) Windows Server 2008 x64 (Server Core + Hyper-V 環境) セキュリティパッチ数 16

17 マイクロソフトは物理OSからアプリケーションまでトータルにサポートプレミアサポート MS サーバー製品 SQL Server などサーバー製品 Oracle などサポート契約ゲストOS Windows ゲストOS Windows サポート契約 Windows Server 2008 Hyper-V VMware ドライバサーバーHW 一つのサポート契約で早期の障害の切り分け原因調査問題解決を提供可能 (サポート外サポート契約ドライバサーバーHW 個々のサポート契約が必要障害の切り分け原因調査のオーバーヘッドが存在 17

Hyper-V のサポートに関する情報が SAP 社より提供済 SAP Note

Hyper-V Configuration Guideline 1104578:Virtualization

on Windows: Monitoring on Hyper-V https://www.sdn.sap.

18 Hyper-V のサポートに関する情報が SAP 社より提供済 SAP Note :Virtualization on Windows :Windows: Hyper-V Configuration Guideline :Virtualization on Windows: Enhanced monitoring Virtualization on Windows: Monitoring on Hyper-V 18

com) : 300 万ページビュー / 日 : 100 万ページビュー / 日 MSDN 用 Web サーバーの構成ハードウェア物理ハードウェア Quad Core x 2 Intel プロセッサ 32GB RAM (2GB は管理 OS 用に確保 ) 4 x 146GB HDD 1 物理サーバー上で

19 マイクロソフト社内事例構成アクセス頻度の高い 2 大サイトを Hyper-V 上で運用中 MSDN (msdn.microsoft.com) TechNet (TechNet.microsoft.com) : 300 万ページビュー / 日 : 100 万ページビュー / 日 MSDN 用 Web サーバーの構成ハードウェア物理ハードウェア Quad Core x 2 Intel プロセッサ 32GB RAM (2GB は管理 OS 用に確保 ) 4 x 146GB HDD 1 物理サーバー上で 3 つの仮想インスタンスを実行 1 物理サーバー上で 3 つの仮想インスタンスを実行仮想ハードウェア 4 仮想プロセッサ 10GB RAM 250GB 容量可変ディスクソフトウェア管理 OS Windows Server 2008 Hyper-V RC0 ゲスト OS Windows Server 2008 IIS 7.0 Microsoft.com Operations Virtualizes MSDN and TechNet on Hyper-V: V.docx 19

20 イオンリテール ID 管理基盤ジェイアール東日本情報システム開発支援システム讀賣テレビ既存業務サーバーの統合九電ビジネスソリューションズ株式会社コラボレーション基盤の仮想化東京大学業務システム ( サーバー統合 ) 栗山米菓全社システム基盤新潟ポリマー新規業務サーバー基盤など 20

American Savings Bank Continental Airlines Copa Airlines Costco Wholesale Del Monte Foods HP Finland Ingersoll Rand Kentucky Department of Education Siemens Standard

21 American Savings Bank Continental Airlines Copa Airlines Costco Wholesale Del Monte Foods HP Finland Ingersoll Rand Kentucky Department of Education Siemens Standard Drives Slough Borough Council Wipro Technologies など 110 社以上の事例を掲載

22 22

項目 Hyper-V VMware ESX(Enterprise) コスト導入コスト (OS 機能 ) サポート障害時のサポート (OS 含めてワンストップサポート ) ハードウェアの対応ライフサイクル (Windows Server 2008 認定ハードウェアにて利用可能 ) ( セキュリティパッチの提供 : 最短 10 年間 ) 機能パフォーマンス ( ハイパーバイザ型 )

23 項目 Hyper-V VMware ESX(Enterprise) コスト導入コスト (OS 機能 ) サポート障害時のサポート (OS 含めてワンストップサポート ) ハードウェアの対応ライフサイクル (Windows Server 2008 認定ハードウェアにて利用可能 ) ( セキュリティパッチの提供 : 最短 10 年間 ) 機能パフォーマンス ( ハイパーバイザ型 ) 仮想マシンのホストマシン間移動ホスト障害時の自動フェールオーバー ( ダウンタイム瞬時 / Live Migration - Windows Server 2008 R2 ) (Quick Migration / Live Migration) 管理管理ツール提供 ( 仮想環境 ) (System Center) 管理ツール提供 ( 物理環境 ) (System Center) 親和性既存環境との親和性 (Windows ベース ) ( 物理マシン 1 台あたり百数十万円以上 ) ( 障害時切り分け必要 ) ( 利用できるハードウェアが限定 ) ( セキュリティパッチの提供 :5 年間 ) ( ハイパーバイザ型 ) ( ダウンタイム瞬時 / VMotion) (VMware HA) (vcenter Server) ( 対応無し ) (Linux ベース ) 23

24 R2 仮想マシンを停止させることなくサービスを継続したまま物理ホスト間を移動させる機能移行先移行元メモリメモリ仮想マシン仮想マシン物理ホスト物理ホスト動作 ① 新 VM を移行先ホストに準備(待機) ② 移行元 VM から移行先VMにオンラインでメモリ状態をコピー ③ 移行先ホストで VM を稼動 ④ 移行元ホストから VM を削除 Quick Migrationでは ② で一旦メモリ状態を共有ディスクに保存が必要仮想ディスク共有ストレージ Live Migrationは Hyper-V 2.0 Windows Server 2008 R2 にて提供

Windows Server 2008 Hyper-V http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2008/technologies/hyperv.mspx System Center Virtual Machine Manager http://www.

25 Windows Server 2008 Hyper-V System Center Virtual Machine Manager Windows Server 2008 R2 ホーム (Hyper-V 2.0 新機能 ) 25

26 サーバー仮想環境におけるライセンス (OS, System Center) Hyper-V エディション比較 Hyper-V アーキテクチャ Hyper-V 対応 MS サーバー製品 System Center 製品概要ライセンス 26

Standard Edition 仮想化インスタンス 1 つまで Windows サーバー OS を使用可能 Enterprise Edition :仮想化インスタンス 4 つまで Windows サーバー OS を使用可能 Datacenter

27 仮想化環境における基本的なライセンスのカウント方法実行する仮想インスタンス数分のライセンスが必要仮想ファイル (.vhd) の物理数には依存しない同時実行する仮想インスタンスの最大値が必要仮想化ソフトウェア Windows Server 5 ライセンス必要 (ゲストOS用に 4ライセンスハードウェア Windows Server 2008 導入時の特典 Standard Edition 仮想化インスタンス 1 つまで Windows サーバー OS を使用可能 Enterprise Edition :仮想化インスタンス 4 つまで Windows サーバー OS を使用可能 Datacenter Edition :仮想化インスタンスを無制限に Windows サーバー OS を使用可能 Hyper-V Windows Server 2008 Enterprise ホスト OS が Enterprise Edition では 1 ライセンスでOK ハードウェアクライアントOS は特典の対象外ですライセンスが必要なインスタンスライセンスが不要なインスタンス 27

28 System Center の基本的なライセンスの考え方管理対象の仮想インスタンス (OS)毎に ML マネージメントライセンスが必要管理サーバー毎にサーバーライセンスが必要 ML 数この例では物理仮想で計3つ仮想OS ML 仮想OS ML 仮想化ソフトウェア物理OS ハードウェア管理対象サーバー ML サーバー管理サーバー 28

サーバーライセンス --- 管理サーバー用各 System Center 製品毎に必要 Operations Manager Configuration Manager Data Protection Manager Virtual Machine Manager マネージメントライセンス (ML) --- 管理対象サーバー用 Server ML 各 System Center 製品毎に必要

29 サーバーライセンス --- 管理サーバー用各 System Center 製品毎に必要 Operations Manager Configuration Manager Data Protection Manager Virtual Machine Manager マネージメントライセンス (ML) --- 管理対象サーバー用 Server ML 各 System Center 製品毎に必要仮想インスタンス (OS) 単位で必要 Server Management Suite Enterprise(SMSE) SMSE 1 つで 4 つの製品が利用可能 Operations Manager Configuration Manager Data Protection Manager Virtual Machine Manager 最大 4 つ仮想インスタンス (OS) まで ( 物理サーバー単位 ) Server Management Suite Datacenter (SMSD) SMSE 1 つで 4 つの製品が利用可能仮想インスタンス (OS) 制限なし ( 物理プロセッサ単位 2 プロセッサ以上 ) 29

Microsoft Hyper-V Server 2008 Windows Server 2008 R2 Standard Windows Server 2008 R2 Enterprise Windows Server 2008 R2 Datacenter Windows ゲスト Linux ゲスト (SUSE) ローカル GUI クラスタ (Live Migration) 32GB

30 Microsoft Hyper-V Server 2008 Windows Server 2008 R2 Standard Windows Server 2008 R2 Enterprise Windows Server 2008 R2 Datacenter Windows ゲスト Linux ゲスト (SUSE) ローカル GUI クラスタ (Live Migration) 32GB 以上のメモリ ( 物理 OS) 4 プロセッサ超 ( 物理 OS) サーバーの役割 (Hyper-V 以外 ) 提供される OS ライセンス ( 実行インスタンス数 ) なし ( 別途必要 ) 物理 :1+ 仮想 :1 物理 :1+ 仮想 :4 物理 :1+ 仮想 : 無制限 30

31 提供元: OS Hyper-V ISV / IHV / OEM Microsoft / XenSource /Novell 親パーティション VM ワーカープロセス子パーティションアプリケーションアプリケーションアプリケーション Windows Xen 対応 Linux ゲストOS その他 WMI Provider VM サービス Windows Server 2008 Windows カーネル IHV ドライバ VSP Hyper-V 統合サービス Windows カーネル Linux VSC VSC Hypercall Adapter VMBus ユーザーモード VMBus エミュレーションカーネルモード Windows Hypervisor ハードウェア 31

Fast Path Filter (VSC) StorPort Miniport StorPort VMBus Virtual Service Client

32 親パーティション子パーティション提供元 : Windows Hyper-V ISV VM ワーカープロセスアプリケーションユーザーモード OEM Windows File System Volume Disk Virtual Service Provider (VSP) Partition Disk Fast Path Filter (VSC) StorPort Miniport StorPort VMBus Virtual Service Client (VSC) iscsiprt カーネルモードハードウェア Windows hypervisor Designed for Windows Server ハードウェア 32

33 Application Virtualization 4.5 BizTalk Server 2006 R2 Commerce Server 2007 Service Pack 2 Dynamics AX 2009 Dynamics CRM 4.0 Dynamics NAV 2009 Exchange Server 2007 Service Pack 1 Forefront Client Security Intelligent Application Gateway (IAG) 2007 Service Pack 2 Forefront Security for Exchange (FSE) Forefront Security for SharePoint (FSP) Host Integration Server 2006 Internet Security and Acceleration (ISA) Server Office Groove Server 2007 Service Pack 1 Office PerformancePoint Server 2007 Service Pack 2 Office Project Server Service Pack 1 Office SharePoint Server 2007 Service Pack 1 Windows SharePoint Services 3.0 Service Pack

34 Operations Manager (MOM) 2005 Service Pack 1 (agents only) Search Server 2008 SQL Server 2008 SQL Server 2005 System Center Configuration Manager 2007 Service Pack 1 (both server and agents) System Center Data Protection Manager 2007 is supported (only for agent-side backup) System Center Essentials 2007 Service Pack 1 System Center Operations Manager 2007 (both server and agents) System Center Virtual Machine Manager 2008 (both server and agents) Systems Management Server (SMS) 2003 Service Pack 2 (agents only) Visual Studio Team System 2008 and later versions Windows HPC Server 2008 Windows Server 2003 Web Edition with Service Pack 2 Windows Server Update Services (WSUS) Windows Web Server 2008 詳細 : 34

35 マルチプラットフォーム対応 VMware Virtual Center との連携による VMware VI3 管理 VMWareイメージの移行展開 Hyper-V 管理のサポートフェールオーバークラスタ対応 Quick Migration 管理の委任仮想環境の管理を代理管理者やセルフサービスユーザーに委任 System Center Operations Manager 連携したキャパシティと状態の監視リソースのライブラリ管理仮想環境の作成と管理新規作成 P2V, V2V PowerShell パフォーマンスとリソースの最適化プロビジョニングと移動セルフプロビジョニング VHD ISO 仮想環境新規ゲストOSの展開プロビジョニング 35

36 System Center を利用することでホスト OS からアプリケーションまですべてを管理仮想環境だけでなく物理環境も一元的に管理仮想環境仮想環境の運用管理システム監視仮想 OS ソフトウェア配布仮想 OS 仮想 OS (管理用) 仮想 OS ホスト OS Windows Hypervisor ハードウェアハードウェア Hyper-V バックアップリストア 36

37 37

全社システム基盤背景これまで VMware を利用していたが高いコストが負担製品性能を比較検討した結果 Hyper-V に決定安定した稼働とパフォーマンスディスクアクセスは対 VMware 比 20% 向上直感的で容易な管理インターフェース仮想化したシステム情報系インフラファイル共有

38 全社システム基盤背景これまで VMware を利用していたが高いコストが負担製品性能を比較検討した結果 Hyper-V に決定安定した稼働とパフォーマンスディスクアクセスは対 VMware 比 20% 向上直感的で容易な管理インターフェース仮想化したシステム情報系インフラファイル共有メール基幹システム財務会計原価管理人事給与販売情報分析システムなど導入効果運用コストの大幅な削減を実現運用管理の容易さによるランニングコストの削減 38

39 開発支援システム背景仮想化したシステム JR 東日本の IT 基盤の管理運用を担当セキュリティの確保を重視するもハードウェアの追加投資や運用面が課題セキュリティ対策プラットフォーム導入効果ハードウェアコストを 1/5 に削減 10 台の物理サーバー上で 50 仮想マシンを稼働環境の構築期間を 2 か月から 1 時間に短縮短時間で柔軟にシステムを構築可能に比較項目ハードウェア 1 台あたりのインスタンス数物理サーバーの場合 1 (物理サーバーを仮想化せずに使用) 3 時間 Hyper-V 利用の場合 5 新規環境構築時間別途ハードウェア調達が必要 1 時間パッチ適用時間 3 時間 0.5 時間補足パフォーマンス向上により割り当てメモリ量を削減し集約率が向上パフォーマンス向上により各種ソフトウェアのインストール時間の短縮と迅速なライブラリ活用を実現 System Center Configuration Manager の利用によるパッチ適用時間の短縮 (ただしまだ本格運用ではないので想定時間も含む) ( 参照するには会員登録が必要) 39

サーバー統合 ( 業務システム ) 背景 2004 年法人化による IT 基盤の整備に伴い本部システムが拡大増え続けるサーバー台数の削減が必要部署ごとに個別にシステムを管理運用運用コストの削減が必要各システム間のデータ連携も困難にソリューション既存の物理サーバーを仮想化 ( P2V 機能の利用 ) 既存のサーバーを動かしたままイメージをコピーして仮想環境を構築仮想化したシステム

40 サーバー統合 ( 業務システム ) 背景 2004 年法人化による IT 基盤の整備に伴い本部システムが拡大増え続けるサーバー台数の削減が必要部署ごとに個別にシステムを管理運用運用コストの削減が必要各システム間のデータ連携も困難にソリューション既存の物理サーバーを仮想化 ( P2V 機能の利用 ) 既存のサーバーを動かしたままイメージをコピーして仮想環境を構築仮想化したシステム共通 ID 管理システム学生教職員に配布している共通 ID を管理するシステムターミナルサーバー業務システムに Macintosh 端末などからのリモートアクセスを提供するシステム東大ポータルサーバー全学規模でのポータルサイトを提供する SUSE Enterprise Linux 上で動作するシステム ( 参照するには会員登録が必要 ) 40

Center Virtual Machine Manager System Center Data Protection Manager 効果仮想化により消費電力を 1/3 に削減既存の Windows スキルを有効活用 Windows

41 サーバー統合 ( 業務システム ) 背景報道局のサーバールームの空きスペースが限界企業の社会的責任 (CSR) の観点からもサーバー仮想化による放送局内で消費する電力を削減ソリューション Hyper-V 上に仮想化してサーバーを統合 VMware ESX と比較した結果 Hyper-V を採用導入コスト運用管理の容易さベンダーによるサポートなどを評価 Quick Migration を利用した冗長構成を実現 System Center 製品を活用した運用管理 System Center Virtual Machine Manager System Center Data Protection Manager 効果仮想化により消費電力を 1/3 に削減既存の Windows スキルを有効活用 Windows ベースの操作が可能 ( 参照するには会員登録が必要 ) 41

新規業務サーバー統合背景業務システムの短期構築稼働を実現するために Virtual Server を導入済み省エネ法への対応事業所内のエネルギー消費原単位を年平均 1% 削減が必要グリーン IT を意識した電力設計の必要性仮想化したシステム人事給与サーバー勤務管理サーバー受注実績連係サーバー生産管理情報管理サーバーなど導入効果サーバー設置スペースの節約

42 新規業務サーバー統合背景業務システムの短期構築稼働を実現するために Virtual Server を導入済み省エネ法への対応事業所内のエネルギー消費原単位を年平均 1% 削減が必要グリーン IT を意識した電力設計の必要性仮想化したシステム人事給与サーバー勤務管理サーバー受注実績連係サーバー生産管理情報管理サーバーなど導入効果サーバー設置スペースの節約ハードウェア費用の圧縮消費電力の削減 ( 約 88% 削減 ) これまで :5 つの業務システムを 700W サーバー 2 台で稼働現在 :8 つの業務システムを 160W サーバー 1 台で稼働 ( 参照するには会員登録が必要 ) 42

サーバー統合背景 Hyper-V の選択理由既に利用していた VMware ESX と比較して Hyper-V では高いパフォーマンスを実現さらに容易な管理が可能 30 日間で 120 台の仮想マシンを 37 か国に展開を完了仮想環境企業買収による成長により IT 基盤が複雑化

4 サーバー $ 624,000 ($ 4000 x 4 台 x 39拠点) サーバー仮想化ソフトウェアー VMware 利用時 Hyper-V 利用時 1物理サーバー上に仮想化 $ 156,000 ($ 4000 x 1 台 x 39拠点) $ 103,350 (ESX Server 39 拠点分) $

43 サーバー統合背景 Hyper-V の選択理由既に利用していた VMware ESX と比較して Hyper-V では高いパフォーマンスを実現さらに容易な管理が可能 30 日間で 120 台の仮想マシンを 37 か国に展開を完了仮想環境企業買収による成長により IT 基盤が複雑化ハードウェア台数と管理コストの削減を目指す 1 物理サーバー上に 4 仮想サーバー DC WSUS SCCM などを構成導入効果 Hyper-V の採用により初期コスト約 5,700 万円 (US $ 570,000) を削減 Hyper-V 利用なしサーバーハードウェア (1台あたり $ 4,000) 4 サーバー $ 624,000 ($ 4000 x 4 台 x 39拠点) サーバー仮想化ソフトウェアー VMware 利用時 Hyper-V 利用時 1物理サーバー上に仮想化 $ 156,000 ($ 4000 x 1 台 x 39拠点) $ 103,350 (ESX Server 39 拠点分) $ 468,000 $0 トータル差額 $ 103,350 $ 571,350 ビジネスの柔軟性とアジリティを向上サーバーの展開の時間を数週間から数時間に短縮サーバーの管理も容易に 43

高度なパフォーマンスを確認 Team Foundation Server System Center Operations Manager 2007 Windows Server Terminal Services 今後の計画 SharePoint SQL

44 データセンターのサーバー統合目的サービスの品質を落とさずデータセンターコストを削減柔軟な災害対策と可用性を実現新しいアプリケーションサーバ環境をより迅速に導入業務環境の構成図仮想環境構成ストレージに iscsi 接続 NetApp FAS を採用 - 1 Gbit/s LAN 本番環境仮想サーバー 27台 4 ノード Hyper-V クラスタ iscsi SAN 本番環境開発/テスト環境で Hyper-V を利用本番環境で利用中のアプリケーション - 検証の結果高度なパフォーマンスを確認 Team Foundation Server System Center Operations Manager 2007 Windows Server Terminal Services 今後の計画 SharePoint SQL Server クラスタを含め仮想化を計画 NetApp Fabric-Attached Storage (FAS) System 44

45 サーバー統合 50 台の既存物理サーバーを 10 台の Hyper-V に集約設置スペースと電源容量の問題を解決 VMware 採用は高コストと特殊スキルが要求されるため中止 The system worked, but it was expensive and required a specific skillset to manage. I was the only member of the IT team who had the necessary training, so the company was vulnerable when I was absent. -- Danny McDermott, IT Support Team Leader at Siemens Standard Drives 45

46 データセンターのサーバー統合ワールドワイドで利用されている Windows Server の仮想化 400 台の物理サーバー 60,000 ユーザー + 外部顧客目的運用コストの削減ハードウェアライセンス人材活用 (Windows ベースの知識テクノロジーの利用 ) 設置スペース電源問題の解消サービス競争力の向上コスト削減による価格競争力の向上展開中当初の対象は Exchange Server, SQL Server 46

47 他の章は下記をクリックして PDF 一覧からお入り下さい IT ライブラリー (pdf 100 冊 ) 目次番号 270 番 Windows Server Enterprise 2008 R2 完全解説 ( 再入門 ) 全 26 冊 47

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IT ライブラリーより (pdf 100 冊 ) http://www.geocities.jp/ittaizen/itlib1/ サーバー仮想化の秘密をひもとく Hyper-V 2.0 の誤解と真実 Hyper-V 2.0 と VMware では本当のところ何が違うのか? 他の章は下記をクリックして PDF 一覧からお入り下さい IT ライブラリー (pdf 100 冊 ) http://www.geocities.jp/ittaizen/itlib1/