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おきみちふじた
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1 第 3 回 Autdoesk Simulation Moldflow ライブヘルプ知っているようで知らない!? 解析結果の解釈プロダクトサポートエンジニア伊藤哲哉

ASUG を通じて多くのユーザ様を直接ヘルプできる 2. 直接フィードバックを頂くことができる (Q&A セッション ) 3.

2 Moldflow ライブヘルプセッションの目的 Web 会議システムによる気軽に参加いただく 1 時間のサポートセッションテクニカルサポート電話サポート Web メールサポート FAQ サイトフォーラム開発部門へ製品不具合をレポートユーザ様固有の問題を迅速に解決ライブヘルプ 1. ASUG を通じて多くのユーザ様を直接ヘルプできる 2. 直接フィードバックを頂くことができる (Q&A セッション ) 3. テクニカルサポートから積極的な情報発信ができる 4. セッションの録画を全ユーザ様へ公開忙しくてセミナートレーニングに出張が難しいユーザ様にもお勧めです!

3 本日のトピック解析ログファイルのや確認法初者編編ログから得られる情報充填時間と圧縮性の関係性聞きなれない項目やを解説成形品の温度結果の解釈成形品の温度結果について流動結果の温度と冷却結果の温度成形品の違いヒケに関連する結果の解釈ヒケに関連する結果について体積収縮結果とヒケ結果の比較収縮に関する結果解釈の事例本日のQ A

4 本日のトピック解析ログファイルのや確認法初者編編ログから得られる情報充填時間と圧縮性の関係性聞きなれない項目やを解説成形品の温度結果の解釈成形品の温度結果について流動結果の温度と冷却結果の温度成形品の違いヒケに関連する結果の解釈ヒケに関連する結果について体積収縮結果とヒケ結果の比較収縮に関する結果解釈の事例本日のQ A

5 解析ログファイルのや確認方法ログから何がわかる充填時の圧変化体積変化最型締成形品重量エラーの種類チェックを入れることでログを表示トラブルシューティングのために計算の進状況の確認のために結果の状況を簡易的に知るためにログログは多くの手掛かりを知ることができる情報源サポートにお問い合わせ頂く際形状意匠面にコンフィデンシャルな情報を含みモデルをご提出頂けない場合はログをご提出頂くことで問題の手掛かりになることがあります

6 初心者編値の情報 -ログの基本構成と注目ポイントセットアップ: 条件設定 : モデル設定 : マシンのスペック Moldflowのバージョンプロセス条件ソルバーパラメータ材料メッシュの品質体積面積このセクションでは警告またはエラーに注目例各モジュールや解析には推奨のレイヤー数がある計算時の情報充填/保圧時の圧変化体積変化流量変化冷却時の収束など計算後の情報最型締製品重量結果の最値/最小値計算時間などこのセクションでは計算の進状況に注目このセクションでは計算結果を簡易的に把握できる

7 本日のトピック解析ログファイルのや確認法初者編編ログから得られる情報充填時間と圧縮性の関係性聞きなれない項目やを解説成形品の温度結果の解釈成形品の温度結果について流動結果の温度と冷却結果の温度成形品の違いヒケに関連する結果の解釈ヒケに関連する結果について体積収縮結果とヒケ結果の比較収縮に関する結果解釈の事例本日のQ A

8 充填時間と圧縮性の関係性指定した充填時間計算後の充填時間設定したのに計算結果が合わない充填時間結果のが若め Simulation Moldflow Insightではより実現象に近づけるため樹脂の圧縮性まで考慮している圧縮性はゴムのような特性

9 充填時間と圧縮性の関係性スクリュシリンダー成形品溶融樹脂圧力 Mpa) スクリュ位置 mm) スクリュ位置 PT3到達時間スクリュ停止時間時間秒設定充填時間スクリュ停止時間

10 本日のトピック解析ログファイルのや確認法初者編編ログから得られる情報充填時間と圧縮性の関係性聞きなれない項目やを解説成形品の温度結果の解釈成形品の温度結果について流動結果の温度と冷却結果の温度成形品の違いヒケに関連する結果の解釈ヒケに関連する結果について体積収縮結果とヒケ結果の比較収縮に関する結果解釈の事例本日のQ A

11 玄人編 -聞きなれない項目やを解説- 値の情報ノードレイヤー番号デフォルトでは表示されない３Dの結果計算時の情報計算後の情報バージョン2013から追加

12 玄人編 -聞きなれない項目やを解説- 値の情報肉厚方向計算時の情報５層以下６層計算後の情報設定した層数と実際に生成された層数のギャップを視覚的に確認可能

13 玄人編 -聞きなれない項目やを解説- サイクル型温度差とは値の情報計算時の情報計算後の情報 FEM冷却解析のサイクル内の非定常解析で出プロセス設定の型温度収束許容値デフォルトは0.1 以下になるまで型温度計算を繰り返す

14 玄人編 -聞きなれない項目やを解説- サイクル型温度差とは型温度収束許容値 0.1 値の情報１サイクル１ショット 45.8 温度差が最となるノードをサイクル型温度差としてログに表示温度差 0.5 2サイクル２ショット計算時の情報 3サイクル 3ショット 45.3 射出成形機が作動した後成形品の品質が安定するまで数ショット成形するイメージ温度差計算後の情報 4サイクル 4ショット温度差

15 玄人編 -聞きなれない項目やを解説- パーセンタイルとは値の情報 5g 5g 5g 5ｇ９個 100ｇ１個計算時の情報計10個 1個２個３個 5g ９個１０個小さいほうから順番に並べ何パーセント目にある値を示す例 90パーセンタイル最大値 = 100(g) 計算後の情報 100g = 平均値では表現しづらい極端な値の偏りのある場合に使用 5(g)

16 玄人編 -聞きなれない項目やを解説- パーセンタイルとはせん断速度分布値の情報局所的にせん断速度ゲート付近はせん断速度になりやすい計算時の情報せん断速度: 最大せん断速度: 95 パーセンタイル計算後の情報 = = 10000(1/s) 2000 (1/s) 殆どが /s 以下だが局所的に /ｓのいせん断速度がある

17 本日のトピック解析ログファイルのや確認法初者編編ログから得られる情報充填時間と圧縮性の関係性聞きなれない項目やを解説成形品の温度結果の解釈成形品の温度結果について流動結果の温度と冷却結果の温度成形品の違いヒケに関連する結果の解釈ヒケに関連する結果について体積収縮結果とヒケ結果の比較収縮に関する結果解釈の事例本日のQ A

18 充填解析と冷却解析の製品温度結果の解釈成形品の温度結果について流動解析 BEM冷却解析 FEM冷却解析熱伝導ソルバーを使用時温度成形品平均結果温度結果温度成形品結果型冷却オプションによっては温度成形品非定常温度成形品開始からの非定常

19 質問充填解析の温度結果と冷却解析の温度成形品結果はなにが違うのですか?

20 流動結果の温度と冷却結果の温度成形品の違い流動解析の３D 温度冷却解析の３D 温度成形品ゲート直下の製品温度に違いがある製品イメージ

21 流動結果の温度と冷却結果の温度成形品の違い流動解析の温度冷却解析の温度成形品充填を考慮していない

22 流動結果の温度と冷却結果の温度成形品の違い温度成形品サイクルタイム 30ｓ樹脂温度 240 い温度低い温度温度成形品 S あらかじめ樹脂温度の熱源で満たされていると仮定結果出 30S 冷却箇所のバラツキがわかる

23 流動結果の温度と冷却結果の温度成形品の違い充填解析冷却解析温度成形品温度型型温度のバラつきがもとまる値温度充填冷却解析無しの場合は型温均と仮定

24 補足流動解析の温度流動を考慮しているためゲート部は温冷却解析の温度成形品ゲートの高温箇所は単に厚肉によるもの

25 充填解析と冷却解析の製品温度結果の解釈成形品の成形プロセスを通しての温度分布を評価するには充填解析の温度結果を用いる冷却解析の温度成形品結果は充填過程を考慮しておらずあくまでも充填解析への値であるため参考値としてるこの結果の使例としては冷却回路の熱だまりの場所を検討するなど

26 本日のトピック解析ログファイルのや確認法初者編編ログから得られる情報充填時間と圧縮性の関係性聞きなれない項目やを解説成形品の温度結果の解釈成形品の温度結果について流動結果の温度と冷却結果の温度成形品の違いヒケに関連する結果の解釈ヒケに関連する結果について体積収縮結果とヒケ結果の比較収縮に関する結果解釈の事例本日のQ A

27 ヒケとは樹脂材料の収縮によって発する製品表上のへこみやくぼみ高温製品常温収縮製品全体がまったく均一に収縮すればヒケは生じない単に製品を縮小した形になるしかし現実はそう都合良くいかないヒケ均一でない収縮がへこみやくぼみを発生させる製品収縮製品ヒケヒケ般的にリブ裏やボス裏に発

28 ヒケに関する結果について Moldflow のヒケに関する結果の種類 Midplane DualDomain ヒケ深さ結果ヒケ指標結果ヒケ指標結果ヒケ予測結果３D ヒケ予測結果メッシュテクノロジーによって出できる結果も異なる

29 質問ヒケに関する結果が複数ありますがそれぞれどのような特徴がありますか?

30 ヒケ深さ結果について MidPlaneでのみ出可能な結果表面の反対側にある形状が原因で発生するヒケの位置と深さを示す深さ mm をカラープロットで表示をカラープロットで表示深さ製品イメージ

31 ヒケ深さ結果について考慮事項 1. コア側の形状高さや厚さとそれに接するベース形状の肉厚を参照厚さベース形状リブ高さ厚さベース肉厚:4mm リブ厚 2mm ２. 成形条件樹脂データも含むを参照ヒケ深さ μm 注意事項 1. ベース形状の厚変化によるヒケは出できない 2. コア側の形状によっては制限があるダボなど保圧 MPa

32 ヒケ指標結果について MidPlaneとDualDomainで出可能な結果充填された製品の質量の率からヒケの可能性を算出溶融樹脂の理想的な質量溶融樹脂の実際の質量総厚の理想的な質量厚肉部のヒケの可能性を表示値が高いほど重大なヒケが発生しやすくなるといった目安

33 ヒケ指標結果について考慮事項 1. 成形条件(樹脂データも含む)を参照 2. 質量を参照しているためベース形状の体積肉厚変化によるヒケの可能性を表現注意事項 1. 直接的な表現では無いあくまで指標値という表現 2. コア側の形状では無く厚変化をているコア側の形状リブ等によっては値の影響はれない

34 ヒケ予測結果について DualDomainと3Dで出可能な結果表面の反対側にある形状が原因で発生するヒケの位置と深さを示す考慮事項 1. コア側の形状リブ等とそれに接するベース形状の肉厚を参照 2. 成形条件樹脂データも含むを参照 Midplaneのヒケ深さと類似の計算法と出注意事項 1. ベース形状の部分的な厚部による表のヒケは出できない 2. コア側の形状によっては制限がある

35 形状認識とヒケ予測結果の関連性急角度の斜めリブはヒケ予測結果が0ｍｍ実際は斜めリブの方が内接円が大きいのにヒケが表示されない A Section A Midplaneのヒケ深さベース面の反対側にある形状によっては認識されないので注意

36 ヒケに関する結果のまとめ Midplane DualDomain ３D リブヒケをることができるヒケ深さ結果ヒケ指標結果ヒケ指標結果ヒケ予測結果ヒケをることができるヒケ予測結果リブヒケをることができるただしヒケの可能性を簡易的に表する機能のため目安として使用

37 本日のトピック解析ログファイルのや確認法初者編編ログから得られる情報充填時間と圧縮性の関係性聞きなれない項目やを解説成形品の温度結果の解釈成形品の温度結果について流動結果の温度と冷却結果の温度成形品の違いヒケに関連する結果の解釈ヒケに関連する結果について体積収縮結果とヒケ結果の比較収縮に関する結果解釈の事例本日のQ A

38 体積収縮結果とヒケの関連性 Midplane 突出し時の体積収縮裏裏 Dual Domain 突出し時の体積収縮裏 3D 平均体積収縮

39 体積収縮結果とヒケの関連性 Dual Domainはメッシュ致率が重要メッシュ一致突出し時の体積収縮リブ裏は適切な体積収縮の結果を得にくい

40 体積収縮結果とヒケの関連性 Midplaneは肉厚の表現に制約がある突出し時の体積収縮突出し時の体積収縮形状の体積内接円の違いを結果で得られにくい厚の値による調整が必要

41 体積収縮結果とヒケ結果の比較 3D ヒケ予測３D 体積収縮結果３D 体積収縮結果の断面を表示し表面部分とコア層の体積収縮の差を比較実成形と比較した事例の蓄積と経験による判断が必要

42 ヒケに関連する結果の解釈ヒケ深さヒケ指標ヒケ予測はそれぞれ注意事項考慮されていない項目再現が難しい項目があるあくまで充填+保圧解析の結果であるためヒケの出は材料の剛性は考慮していないヒケ深さヒケ指標ヒケ予測は絶対値の評価は難しいため成形条件を変えたことによる感度の評価を推奨体積収縮結果でヒケの評価が可能だが MidplaneやDualDomainはメッシュの性質上の制約があるので注意 3D体積収縮結果での評価がベター

43 質問その他の結果でヒケを評価する結果はありますか?

44 ヒケの評価の事例反り解析 Autodesk showcaseで作成した製品イメージ図合わせて表面のパスプロット結果体積収縮結果や温度結果で評価反り形状をビジュアライゼーションソフトウェアにインポートしてビジュアル評価

45 本日のトピック解析ログファイルのや確認法初者編編ログから得られる情報充填時間と圧縮性の関係性聞きなれない項目やを解説成形品の温度結果の解釈成形品の温度結果について流動結果の温度と冷却結果の温度成形品の違いヒケに関連する結果の解釈ヒケに関連する結果について体積収縮結果とヒケ結果の比較収縮に関する結果解釈の事例本日のQ A

46 質問ある材料 A と B をそれぞれ同じ条件同じモデルで解析し比較したところ体積収縮は B の方が大きいのに反りの変位量は A の方が大きくなっています普通に考えると体積収縮率の大きい B の方が反り変形が大きくなると思いますが今回の様な結果になる要因はなんでしょうか?

47 収縮に関する結果解釈の事例大きい AとBは同じ材料ファミリー類似の樹脂データである材料A 反り解析３Dメッシュ平均体積収縮結果変位量結果材料B 充填制御射出時間 0.8ｓ V/P切り替え 99.9% 保圧時間 60MPa(24s) 大きい反り解析

48 収縮に関する結果解釈の事例調査１材料データについて AとBは類似の樹脂データだがすべて材料プロパティが同じでは無い ①フィラーデータを確認繊維配向による材料の異性が変位の要因の 1 つ配向差が原因でAが大きく変位した可能性がある ②機械的特性強度や剛性に関連を確認弾性率ポアソン熱膨張係数も変位量に影響する剛性がBに比べてAが小さいため Aが大きく変位した可能性がある ③PVT 圧縮性に関連や粘度データ流動性に関連を確認 PVT特性は体積収縮や保圧過程に影響し粘度データは充填過程に影響する AとBで差が大きい場合は充填+保圧解析結果から何らかの傾向を確認できる可能性がある

49 収縮に関する結果解釈の事例調査１材料データについて ①フィラーデータを確認フィラーは公開されていないデータであったため結果を比較して確認材料A 充填パターン材料B 大きな差は確認できない繊維配向テンソル

50 収縮に関する結果解釈の事例 ②機械的特性強度や剛性に関連を確認弾性率ポアソン熱膨張係数できな違いは確認できない ③PVT 圧縮性に関連や粘度データ流動性に関連を確認 PVTデータ材料B 粘度データ材料A 材料A 材料B Bのが変化率がきく同じ圧下ではBの体積収縮が大きい Aはせん断でも粘度の低下が少ない Aのが流動しづらい傾向ありレオロジー特性に大きな違いがある

51 収縮に関する結果解釈の事例調査2 充填解析結果の確認 125MPa 特に材料Aは大きな圧差がある材料A 圧材料B 圧のXYプロット 70MPa 圧にきな差異

52 収縮に関する結果解釈の事例不均な圧分布不均な体積収縮不均な変位が発生する可能性あり材料A 圧材料B 平均体積収縮結果変位量結果

53 結果解釈のまとめ結果単一の情報結果から判断するのではなく結果他の情報結果もることで本当の解釈に繋がることがある解釈情報結果

54 本日のトピック解析ログファイルのや確認法初者編編ログから得られる情報充填時間と圧縮性の関係性聞きなれない項目やを解説成形品の温度結果の解釈成形品の温度結果について流動結果の温度と冷却結果の温度成形品の違いヒケに関連する結果の解釈ヒケに関連する結果について体積収縮結果と各ヒケ結果の比較収縮に関する結果解釈の事例本日のQ A

56 本日のサマリー解析ログファイルのや確認方法ログから得られる情報充填時間と圧縮性の関係性聞きなれない項目やを解説成形品の温度結果の解釈成形品の温度結果について流動結果の温度と冷却結果の温度成形品の違いヒケに関連する結果の解釈ヒケに関連する結果について体積収縮結果とヒケ結果の比較収縮に関する結果解釈の事例

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