新しい非居住者債券所得非課税制度の概要 < 平成 22 年度税制改正前の制度の概要 > 非居住者等が受ける振替国債及び振替地方債のについては 一定の手続要件を満たせば非課税とされていました しかし 非居住者等が受ける振替社債等のについては 原則 15% の税率により源泉徴収課税がなされていました 非
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- みりあ ひろき
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1 新しい非居住者債券所得 非課税制度について 金融庁総務企画局 政策課金融税制室
2 新しい非居住者債券所得非課税制度の概要 < 平成 22 年度税制改正前の制度の概要 > 非居住者等が受ける振替国債及び振替地方債のについては 一定の手続要件を満たせば非課税とされていました しかし 非居住者等が受ける振替社債等のについては 原則 15% の税率により源泉徴収課税がなされていました 非課税制度の適用を受けるための手続としては 例えば 非課税制度の適用を受けようとする振替国債及び振替地方債の発行者ごとに その所轄税務署長に非課税適用申告書を提出することとされるなど 実務的に煩雑な手続が定められていました < 平成 22 年度税制改正の概要 > 非課税対象債券の範囲拡大 : 非居住者等が受ける振替社債等 ( 平成 25 年 3 月 31 日までに発行されたもの ) の及び償還差益についても 一定の手続要件を満たせば非課税とされることになりました ただし 振替社債等のうち利益連動債の及び償還差益 並びに 発行者の特殊関係者が受ける振替社債等の及び償還差益については 非課税制度の対象外です 非課税手続の簡素化 : 非課税制度の適用を受けるための手続が 大幅に簡素化されました 非課税対象者の範囲拡大 : 非課税制度の適用を受ける者 ( 適格外国証券投資信託 ) の範囲が拡大されました 1
3 (資本金1億円以上)海外投資家(非居住者 外国法人等)非課税 海外個人(居住者)国内法人公社債に関する税制改正の概要 国 内 課税 ( 源泉徴収なし ) ( 法人税で課税 ) 平成 15 年度 ~ 課税 ( 源泉徴収 20%) ( 源泉分離課税 ) 公社債市場 振替国債 振替地方債 振替社債 課税手続簡素化非 非課税 平成 11 年 ~ 非課税 平成 19 年 ~ 民間国外債 ( 海外発行 ) 課税 ( 源泉徴収 15%) 非課税化 ( 平成 25 年 3 月 31 日までに発行されたもの ) 平成 21 年度末まで 恒久化 2
4 非課税対象債券の範囲拡大 振替国債及び振替地方債に加え 非居住者等が受ける振替社債等 ( 平成 25 年 3 月 31 日までに発行されたもの ) の及び償還差益についても 一定の手続要件を満たせば原則として非課税とされることになりました 振替社債等 : 新たに非課税対象とされる振替社債等には 振替制度において取り扱われる社債 財投機関債 投資法人債 特定社債 サムライ債 CB( 転換社債型新株予約権付社債 ) 及び CP ( 短期社債 ) など ( 平成 25 年 3 月 31 日までに発行されたもの ) が含まれます 償還差益 : 非課税とされる償還差益とは その償還により受ける金額 ( 償還価額 ) がその取得価額を超える場合におけるその差益をいいます 例外 : 振替社債等のうち利益連動債の及び償還差益 並びに 発行者の特殊関係者が受ける振替社債等の及び償還差益については 非課税制度の対象外です 適用時期 : 平成 22 年 6 月 1 日以後にその計算期間が開始する振替社債等の及び同日以後に取得する振替社債等の償還差益が非課税とされることになります なお CP については 同日以後に発行されるものの償還差益が非課税とされることになります 3
5 利益連動債 非課税制度の対象外とされる場合 振替社債等のうち利益連動債の及び償還差益については 非課税制度の対象外 利益連動債 : 振替社債等のうち そのの額が当該振替社債等の発行者等 ( 発行者又は当該発行者の特殊関係者 ) に関する政令で定める指標を基礎として算定されるもの 政令で定める指標 : 1. 振替社債等の発行者等の事業に係る利益の額又は売上金額 収入金額その他の収益の額 2. 振替社債等の発行者等が保有する資産の価額 3. 振替社債等の発行者等が支払う剰余金の配当 利益の配当 剰余金の分配その他これらに類するものの額 特殊関係者 発行者の特殊関係者 ( 発行者との間に政令で定める特殊の関係のある者 ) が受ける振替社債等の及び償還差益については 非課税制度の対象外 政令で定める特殊の関係のある者 : 1. 発行者と他の者との間にいずれか一方の者が他方の者を直接又は間接に支配する関係がある場合における当該他の者 2. 発行者と他の者との間に同一の者が当該発行をする者及び当該他の者を直接又は間接に支配する関係がある場合における当該他の者 直接又は間接に支配する関係 : 他の会社の株式等 議決権 構成員の 50% 超を有する関係 ( 曾孫会社まで ) 4
6 非課税手続の簡素化 非課税制度の適用を受けるための手続については 次のように簡素化されました 非課税適用申告書 : 非居住者等は 非課税制度の適用を受けようとする債券ごとに その発行者の所轄税務署長に非課税適用申告書を提出するのではなく 関連する国内の口座管理機関の所轄税務署長に非課税適用申告書を提出すれば足りることになります ( 注 ) 非居住者等が非課税制度の適用を受けるために作成することが必要とされていた所有期間明細書は 一定の手続要件を満たせば作成不要になります 適格外国仲介業者 (QFI) の承認手続 : 外国の口座管理機関は 適格外国仲介業者になろうとする債券ごとに その発行者の所轄税務署長に適格外国仲介業者の承認申請をするのではなく 国税庁長官に適格外国仲介業者の承認申請をすれば足りることになります ( 注 ) 非居住者等が非課税制度の適用を受けるためには 適格外国仲介業者 ( 日本の税務当局の承認を受けた外国の口座管理機関 ) を通じて振替公社債等を購入することが原則として必要です 各人別帳簿の廃止 : 現在 国内の口座管理機関が作成している各人別帳簿 ( 非課税制度の適用を受ける非居住者等の名称 住所等を記載する帳簿 ) は 一定の手続要件を満たせば作成不要になります 5
7 煩雑な現行制度 簡素な新制度 発行体 A 社の所轄税務署長 発行体 B 社の所轄税務署長 発行体 C 社の所轄税務署長 サブカスの所轄税務署長 国税庁長官 発行体 A 社 発行体 B 社 発行体 C 社 所有期間明細書 所有期間明細書 所有期間明細書 非課税適用申告書 非課税適用申告書 非課税適用申告書 非課税適用申告書 QFI 承認申請 QFI 承認申請 QFI 承認申請 事務が膨大 QFI 承認申請 簡素化 振替機関 ( 日銀 ほふり ) 国内口座管理機関 ( サフ カス ) 各人別帳簿作成外国口座管理機関 ( ク ロカス ) 日本だけのローカルルール 廃止 振替機関 ( 日銀 ほふり ) 国内口座管理機関 ( サフ カス ) 外国口座管理機関 ( ク ロカス ) 外国投資家 ( 非居住者等 ) 外国投資家 ( 非居住者等 ) 6
8 非課税対象者の範囲拡大 非居住者又は外国法人は 一定の手続要件を満たせば原則として非課税制度の適用を受けることができます 但し 非居住者又は外国法人が外国投資信託の受託者である場合は 当該外国投資信託の信託財産につき支払を受ける振替公社債等のについては 当該外国投資信託が適格外国証券投資信託である場合に限り非課税制度の適用を受けることができます 平成 22 年度税制改正前においては 適格外国証券投資信託は 以下の全ての要件を満たす外国投資信託 ( 証券投資信託又は公社債等運用投資信託 ) に限定されていました イその設定に係る受益権の募集が国外において公募により行われたこと ロ当該受益権の募集が国内で行われていないこと 平成 22 年度税制改正後は 次の外国投資信託 ( 証券投資信託又は公社債等運用投資信託 ) も適格外国証券投資信託とされることになります 1. その設定に係る受益権の国外における募集が公募により行われた外国投資信託で 次の要件を満たすものイ当該受益権の国内における募集が公募により行われたことロ上記イの受益権に係る収益の分配が国内における支払の取扱者を通じてのみ交付されること 2. その設定に係る受益権が 他の適格外国証券投資信託の信託財産として取得された外国投資信託 7
9 平成 22 年度税制改正前の適格外国証券投資信託 国 内 海 外 債券 非課税 外国証券投資信託 海外投資家 公募 イその設定に係る受益権の募集が国外において公募により行われたこと ロ当該受益権の募集が国内で行われていないこと 8
10 適格外国証券投資信託の範囲拡大 (1) 国 内 海 外 債券 非課税 外国証券投資信託 海外投資家 分配金 公募 公募 国内の証券会社 国内投資家 分配金源泉徴収 その設定に係る受益権の国外における募集が公募により行われた外国投資信託で 次の要件を満たすもの イ当該受益権の国内における募集が公募により行われたこと ロ上記イの受益権に係る収益の分配が国内における支払の取扱者を通じてのみ交付されること 9
11 適格外国証券投資信託の範囲拡大 (2) 国 内 海 外 債券 非課税 マスターファンド 適格外国証券投信 適格外国証券投信 その設定に係る受益権が 他の適格外国証券投資信託の信託財産として取得された外国投資信託 10
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(5) 課税上の取扱い 日本の居住者又は日本法人である投資主に対する課税及び投資法人の課税上の一般的取扱いは 以下の通りです なお 税法等が改正された場合は 以下の内容が変更になることがあります また 個々の投資主の固有の事情によっては 異なる取扱いが行われることがあります 1 個人投資主 ( イ ) 配当等に係る税務個人投資主が本投資法人から受け取る投信法第 137 条の金銭の分配のうち 本投資法人の利益および一時差異等調整引当額
More information15 共済事業を行う農業協同組合の締結した建物更生共済契約又は火災共済契約その他これに類する共済に関する契約 ( 注 )1 確定給付企業年金法の規定による承認の取消しを受けた規約型企業年金に係る規約に基づきその取消しを受けた時以後に支払われる年金等についても 上記と同様に源泉徴収を行うこととなります
第 6 生命保険契約等に基づく年金等の源泉徴収事務 Ⅰ 生命保険契約 損害保険契約等に基づく年金に対する源泉徴収居住者に対し 国内において次の 1 から 15 までに掲げる保険業法に規定する生命保険会社 損害保険会社等と締結した保険契約等に基づく年金の支払をする者は その年金を支払う際に 次により計算した額の所得税及び復興特別所得税を源泉徴収し その年金を支払った月の翌月 10 日までに e-tax
More information別表六 ( 一 ) 所得税額の控除に関する明細書 1 この明細書の用途この明細書は 法人が当期中に支払を受ける利子及び配当等並びに懸賞金等及び償還差益について課された所得税の額について 法第 68 条第 1 項 (( 所得税額の控除 ))( 復興財源確保法第 33 条第 2 項 (( 復興特別所得税
別表六 ( 一 ) 所得税額の控除に関する明細書 1 この明細書の用途この明細書は 法人が当期中に支払を受ける利子及び配当等並びに懸賞金等及び償還差益について課された所得税の額について 法第 68 条第 1 項 (( 所得税額の控除 ))( 復興財源確保法第 33 条第 2 項 (( 復興特別所得税に係る所得税法の適用の特例等 )) の規定により復興特別所得税の額を所得税の額とみなして適用する場合を含みます
More information【修正】07_別表五~.indd
141 別表六 ( 一 ) 所得税額の控除に関する明細書 別表六 ( 一 ) 所得税額の控除に関する明細書の 作成のしかた Ⅰ 別表六 ( 一 ) の作成の目的 この明細書は, 法人が平成 28 年 1 月 1 日以後に終了する各事業年度において支払を受ける利子及び配当等並びに懸賞金等及び償還差益について源泉徴収された所得税額について, 法人税法第 68 条第 1 項 所得税額の控除 ( 復興財源確保法第
More information積立 NISA の創設 1. 改正のポイント (1) 趣旨 背景 1 家計の安定的な資産形成を支援する観点から 少額の積立 分散投資を促進するための 積立 NISA が創設される (2) 内容 1 積立 NISA は 20 歳以上の居住者等が金融機関に開設した非課税口座内に 積立 NISA 専用の累
積立 NISA の創設 1. 改正のポイント (1) 趣旨 背景 1 家計の安定的な資産形成を支援する観点から 少額の積立 分散投資を促進するための 積立 NISA が創設される (2) 内容 1 積立 NISA は 20 歳以上の居住者等が金融機関に開設した非課税口座内に 積立 NISA 専用の累積投資勘定 を設定し 毎年の投資額の上限額を とし 投資対象は 一定の公募等株式投資信託 に限定される
More information(Q13) 複数の金融機関に NISA( 少額投資非課税制度 ) の非課税口座開設の申込みをしてしまいましたが ど うすればよろしいですか... 6 (Q14) 非課税適用確認書の交付を行わない旨の通知書 が送られてきましたが どうすればよろしいですか 6 ( 基準日における国内の住所を証する書類
NISA( 少額投資非課税制度 ) の手続に関する Q&A 平成 28 年 7 月 国税庁 非課税口座内の少額上場株式等に係る配当所得及び譲渡所得等の非課税措置 ( 以下 NISA ( 少額投資非課税制度 ) といいます ) が創設され 平成 26 年 1 月 1 日から開始されています なお 平成 28 年度の税制改正において 平成 30 年以後の勘定設定期間に係る非課税適用確認書の交付申請書については
More information「個人投資家の証券投資に関する意識調査」の結果について
個人投資家の証券投資に関する意識調査 の結果について 日証協 平 22.9.15 本協会では 平成 年度の税制改正要望に当たっての参考とするため 個人投資家約 人を対象に 個人投資家の証券投資に関する意識調査 を実施 その調査結果 ( 概要 ) を別添のとおり取りまとめた なお 調査結果の詳細については 本協会ホームページを参照 ( ) 個人投資家の証券投資に関する意識調査 平成 22 年 9 月
More informationPowerPoint プレゼンテーション
テーマ別セミナー ~ 寄附税制の基本の き ~ 平成 29 年 12 月 7 日公益認定等委員会事務局係長風早勇作 公益法人における寄附金の受入状況 寄附金収入がある法人は 全法人の約半分 社団 財団別にみると 社団は約 4 割 財団は約 6 割 寄附金収入がある法人のうち 寄附金額の中央値は 社団が約 100 万円 財団が約 500 万円 図 1 寄附金収入額規模別の公益法人の割合 1 億円以上,
More informationiii. 源泉徴収選択口座への受入れ源泉徴収ありを選択した特定口座 ( 以下 源泉徴収選択口座 といいます ) が開設されている金融商品取引業者等 ( 証券会社等 ) に対して 源泉徴収選択口座内配当等受入開始届出書 を提出することにより 上場株式等の配当等を源泉徴収選択口座に受け入れることができま
(5) 課税上の取扱い 日本の居住者又は日本法人である投資主及び投資法人に関する課税上の一般的な取扱いは下記のとおりです なお 税法等の改正 税務当局等による解釈 運用の変更により 以下の内容は変更されることがあります また 個々の投資主の固有の事情によっては異なる取扱いが行われることがあります 1 投資主の税務 ( イ ) 個人投資主の税務 a. 利益の分配に係る税務個人投資主が上場投資法人である本投資法人から受け取る利益の分配の取扱いは
More information1 口当たりの基準価額 口数 + 再投資されていない未収分配金 - 再投資されていない未収分配金に係る源泉所得税相当額 ( 注 ) - 信託財産留保額および解約手数料 ( 消費税相当額を含む ) 注 : 特別徴収されるべき都道府県民税の額に相当する金額 および復興特別所得税を含みます ( 以下同 )
ViewPoint 営 金融機関で取り扱う主な商品の相続税の財産評価 坂本和則部東京室花野稔部大阪室 貯蓄から投資への流れの中で さまざまな投資運用商品を購入する高齢者の方も増えているのではないでしょうか 実際に 相続が発生したときに所有していた金融資産が 相続税の計算上どのように評価されるのかを事前に知っておくことは大切です 今回は 金融機関が取り扱う主な商品について その相続税の財産評価の方法や留意点を解説します
More information発行日取引の売買証拠金の代用有価証券に関する規 同じ ) であって 国内の金融商品取引所にその株券が上場されている会社が発行する転換社債型新株予約権社債券 ( その発行に際して元引受契約が金融商品取引業者により締結されたものに限る ) 100 分の80 (7) 国内の金融商品取引所に上場されている交
発行日取引の売買証拠金の代用有価証券に関する規 発行日取引の売買証拠金の代用有価証券に関する規 ( 平成 22.7.15 変更 ) ( 昭和 53.5.1 実施 ) ( 目的 ) 第 1 条 この規は 清算 決済規程第 17 条第 2 項の規定に基づき 売買証拠金の代用として預託することが できる有価証券の種類及びその代用価格等に関し 必要な事項を定める ( 平成 5.4.1 14.4.1 15.1.14
More information次に掲げる氏名又は住所の変更に係る申告書又は届出書 ( 以下 申告書等 といいます ) を提出する場合には その申告書等を提出する人の個人番号の記載を要しないこととされました ( 既に個人番号を提供済みの人に限ります ) ⑴ ( 特別 ) 非課税貯蓄に関する異動申告書 ⑵ ( 特別 ) 非課税貯蓄申
所得税の源泉徴収事務につきましては 日頃から格別のご協力をいただき感謝しております 平成 30 年度の税制改正により 源泉所得税関係について主に次のような改正が行われましたのでお知らせいたします ( 注 ) このパンフレットは 平成 30 年 4 月 1 日現在の法令に基づいて作成しています ⑴ 改正前の制度の概要非課税口座を新規に開設しようとする居住者 ( 注 ) 又は恒久的施設を有する非居住者
More information1 どちらかをご選択特定口座と客さま般口座の特定口座の概要 特定口座とは 個人のお客さまが公募株式投資信託を換金され利益が出た場合は 原則 確定申告が必要ですが お客さまの確定申告にかかる負担を軽減させるべく当金庫が納税の代行などを行う制度として 特定口座 があります 特定口座 をご利用いただくこと
特定口座のご案内 株式投資信託のお取引には確定申告のお手続きが簡単 便利な 特定口座 をご利用ください 源泉徴収あり の口座をご選択いただくと 確定申告が原則不要になります 源泉徴収なし の口座をご選択いただいた場合も 確定申告が簡単になります 商号等 : 米沢信用金庫登録金融機関 : 東北財務局長 ( 登金 ) 第 56 号 平成 26 年 4 月現在 1 どちらかをご選択特定口座と客さま般口座の特定口座の概要
More information[2] 株式の場合 (1) 発行会社以外に譲渡した場合株式の譲渡による譲渡所得は 上記の 不動産の場合 と同様に 譲渡収入から取得費および譲渡費用を控除した金額とされます (2) 発行会社に譲渡した場合株式を発行会社に譲渡した場合は 一定の場合を除いて 売却価格を 資本金等の払戻し と 留保利益の分
相続した財産を譲渡した場合の税務 坂本和則相談部東京相談室花野稔相談部大阪相談室 相続した財産 ( 不動産や株式など ) を譲渡し 相続税の納税資金を捻出する場合があります 特に譲渡する株式が非上場株式である場合は 譲渡しようとしても流通性が乏しく また買取資金を用意する関係などからも その株式を発行会社に買取ってもらうケースが多いと思われます そうしたケースをはじめ 財産の譲渡による所得には 原則として所得税と住民税が課税されますが
More information改正された事項 ( 平成 23 年 12 月 2 日公布 施行 ) 増税 減税 1. 復興増税 企業関係 法人税額の 10% を 3 年間上乗せ 法人税の臨時増税 復興特別法人税の創設 1 復興特別法人税の内容 a. 納税義務者は? 法人 ( 収益事業を行うなどの人格のない社団等及び法人課税信託の引
復興増税と平成 23 年度税制改正案の一部が成立しました!! 平成 23 年 11 月 30 日に 東日本大震災からの復興施策としての復興増税 ( 法人税及び所得税などの 臨時増税 ) と 平成 23 年度税制改正案のうち一部 ( 法人税率の引き下げや中小法人の軽減税率の引 き下げなど ) が国会で成立し 平成 23 年 12 月 2 日に公布 施行されました 成立している主な改正事項 企業関係個人
More information49 年 12 月 31 日までの間 源泉徴収される配当等の額に係るの額に対して 2.1% の税率により復興 特別が源泉徴収されます b. 出資等減少分配に係る税務個人投資主が本投資法人から受取る利益を超える金銭の分配 ( 分割型分割及び株式分配並びに組織変更による場合を除く 以下本 1において同じ
(5) 課税上の取扱い 本書の日付現在 日本の居住者又は日本法人である投資主に対する課税及び投資法人の課税上の一般的取扱い は 以下のとおりです なお 税法等が改正された場合は 以下の内容が変更になることがあります また 個々の投資主の固有の事情によっては 異なる取扱いが行われることがあります 1 投資主の税務 ( ア ) 個人投資主の税務 a. 配当等の額に係る税務個人投資主が本投資法人から受取る金銭の分配のうち
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7.(1)NISA 口座の開設時の手続きの見直し 1. 改正のポイント (1) 趣旨 背景 NISA 口座の稼働率向上のため 非課税口座の開設手続きについての見直しが行われる (2) 内容 NISA 口座の開設申し込み時に 即日での買付けを可能とすること (3) 適用時期平成 31 年 1 月 1 日以後に非課税口座簡易開設届出書が提出される場合について適用される 2. 改正の趣旨 背景 NISA
More information1: とは 居住者の配偶者でその居住者と生計を一にするもの ( 青色事業専従者等に該当する者を除く ) のうち 合計所得金額 ( 2) が 38 万円以下である者 2: 合計所得金額とは 総所得金額 ( 3) と分離短期譲渡所得 分離長期譲渡所得 申告分離課税の上場株式等に係る配当所得の金額 申告分
ViewPoint 営 平成 30 年 1 月 1 日より新税制スタート! 配偶者控除 と 配偶者特別控除 の改正 福田和仁部東京室 平成 29 年度税制改正において就業調整を意識せずにすむ環境づくりを指向し 配偶者控除と配偶者特別控除の見直し が行われました 所得税は平成 30 年分から 住民税は平成 31 年度分から適用されます 今回は 特に給与所得者に対する影響などを踏まえ 改正の概要を解説します
More information税金読本(8-5)特定口座と確定申告
定口座と確定 特定口座と確定 の場合 特定口座内の譲渡 ( 解約 償還を含む 以下同じ ) 益については 確定は不要です つまり 投資家が特定口座内の取引を確定しなければ 源泉徴収だけで納税が完了するわけです いくつかの証券会社などに特定口座を開設している場合 内の取引について確定するか否 8-5 かは 1つの特定口座ごとに選択することができます ただし の場合でも 次のケースでは 確定を行う必要があります
More informationP12 第 6 章個人向け国債国債の契約締結前交付書面 手数料などなど諸費用諸費用について 個人向け国債を中途換金する際 原則として下記により算出される中途換金調整額が 売却される額面金額に経過利子を加えた金額より差し引かれることになります ( 1 変動 10 年 : 直前 2 回分の各利子 ( 税
契約締結前交付書面集新旧対照表 ( 平成 26 年 4 月 1 日 ( 下線部分変更箇所 新 P1 第 1 章上場有価証券等書面 上場有価証券等のおのお取引取引にあたってのリスクについて 新株予約権 取得請求権等が付された上場有価証 券等については これらの権利を行使できる期間 に制限がありますのでご留意ください また 新 株予約権証券は あらかじめ定められた期限内に 新株予約権を行使しないことにより
More information新規文書1
重要なお知らせ 平成 29 年 1 月 1 日以後の信用組合とのお取引 ( 新規口座開設等 ) について ~ 税務上の居住地国等を記載した届出書のご提出のお願い ~ 平成 29 年 1 月 1 日より 日本において非居住者に係る金融口座情報の自動的交換のための報告制度 ( 以下 CRS 制度 という ) が開始することに伴い 同制度に係る法令上の義務が お客さま及び国内の金融機関等に課されます 具体的には
More information手続 手数料等 お申込みメモ 購 入 単 位 販売会社が定める単位とします 詳しくは 販売会社にお問い合わせください 購 入 価 額 購入申込受付日の翌々営業日の基準価額 購 入 代 販売会社が指定する期日までにお支払いください 換 単 位 販売会社が定める単位とします 詳しくは 販売会社にお問い合わせください 換 価 額 換申込受付日の翌々営業日の基準価額から信託財産留保額を差引いた価額 換 代
More information供託者等の住所 氏名または名称および個人番号または法人番 号は 供託者等の口座管理機関から日本銀行に対して 課税事 務のために提供される 2 所得税の徴収 納 入 利付国債の利子または割引国債等 ( 国庫短期証券のうち その銘柄の価格競争入札における募入最低価格 ( 額面金額 100 円当り ) が
140 所得税および地方税の課税事務の概要 本支店が行う国債証券 登録国債および供託振替国債等にかかる課税事務の概 要は 次のとおり * 以下では 課税事務として 1 告知書 ( 告知 ) の確認 2 所得税の徴収 納入 3 地方税の徴収 納入 4 支払調書の提出および5 支払通知書の交付に関する事務の概要を記載している * 供託振替国債等については 実質所得者である供託者等の属性に従って税の徴収および法定調書の作成を行うこととなっており
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平成 24 年度 税制改正要望項目 平成 23 年 9 月金融庁 平成平成 24 24 年度税制改正要望に関する基本的考え方 本年度は 東日本大震災からの復興支援を視野に入れつつ 以下の考え方を柱として 必要な税制上の措置を要望する 主な具体的要望項目 1. 東日本大震災からの復興支援 地方公共団体が委託者となる土地信託に係る登録免許税等の非課税措置 日本版レベニュー債の非課税債券化等 2. 金融資本市場の基盤整備に関して緊急に措置すべきもの
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金融 証券規制動向 スクーク ( イスラム債 ) の日本国内発行への道を開いた資産流動化法の改正 スクーク ( イスラム債 ) の日本国内発行への道を開いた 資産流動化法の改正 新井サイマ 要約 1. 2011 年 5 月 17 日に可決 成立した 資本市場及び金融業の基盤強化のための金融商品取引法等の一部を改正する法律 では イスラム金融市場の制度的なインフラ整備を目的とした制度改正も実施された
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現物配当に係る会計上 税法上の取扱い Profession Journal No.11(2013 年 3 月 21 日 ) に掲載 日本税制研究所研究員朝長明日香 平成 22 年度税制改正において適格現物分配が組織再編成の一形態として位置づけられたことにより 完全支配関係のある法人間で現物分配を行った場合には その現物分配に係る資産の譲渡損益の計上を繰り延べることとされました 従来 商法において現物配当の可否についての明確な規定は設けられていませんでしたが
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税理士講座所得税法学習者専用住民税初学者初学者短期合格コース 問題 < 解答時間 10 分 > < 所得税法知識判定テスト > 設問 1 次のうち 利子所得とならないものを選びなさい ア. 公募公社債等運用投資信託の収益の分配イ. 農林債の利子ウ. 役員が支払を受ける勤務先預け金の利子エ. 合同運用金銭信託の収益の分配 設問 2 国内発行の利子等に係る利子所得の課税方法について 次の空欄に入る語句として
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日銀業第 637 号 平成 25 年 7 月 30 日 国債振替決済制度参加者 国債振替決済制度間接参加者御中 国債振替決済制度外国間接参加者 日本銀行業務局 債券税制の見直し ( 金融所得課税の一体化 ) に伴う 国債振替決済制度の変更点等について 平成 25 年度税制改正において 個人投資家の積極的な市場参加を促進するための環境整備を図る観点等から 債券税制の見直し ( 金融所得課税の一体化 )
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報告書等電子交付サービス 対象書面 2016 年 8 月 19 日 報告書等電子交付サービス でご提供する報告書 ご案内などについて 電子ポストの一覧表に表示される 書面名 PDFファイルで実際に表示される報告書等の タイトル名 は 以下のとおりです なお 報告書等のタイトル名 が複数あるものについては お客さまのお取引きの内容により 実際に表示されるタイトル名は異なります 取引報告書 株式取引報告書
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