目次トラックレース競技場自転車服装... 1 タイムトライアル... 2 スプリント... 3 チームスプリント... 4 チームパーシュート m 速度競走... 6 ケイリン... 7 エリミネイションレース... 8 ポイントレース... 9 個人パーシュート

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ありみちおいもり
5 years ago
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1 ルールが判るともっと楽しくもっと面白くなる自転車競技

2 目次トラックレース競技場自転車服装... 1 タイムトライアル... 2 スプリント... 3 チームスプリント... 4 チームパーシュート m 速度競走... 6 ケイリン... 7 エリミネイションレース... 8 ポイントレース... 9 個人パーシュートスクラッチマディソンオムニアムロードレースロードレースの自転車の規定服装ロードレースの区分マウンテンバイククロスカントリーオリンピックダウンヒル BMX レーシングフリースタイル...20 JCF 登録について... 21

3 トラックレース競技の見方競技場自転車服装 Track, Bicycle, Wear 自転車競技場トラックレースが行われる競技場の走路は世界的には板張り ( 木製 )250mが標準日本にも 2011 年秋に屋内板張り250m 走路が完成した日本においては特殊なアスファルト舗装がなされている走路が多いこれはコーナー部のカント ( 角度 ) の設定走行時の安定性を高める高度な平坦性などの実現性に適しているからであるアスファルトの表面にはタイヤのスリップを防ぐ特殊な塗装が施されているその他コンクリート製トラック競技場もある競技場の周長は 133m 500m と規定されている日本国内においては 250m m 400m 500m の4 種類があるが最も多いのは 400mであるだたし世界選手権大会オリンピックは 250mトラックでのみ開催できるレーシングウエアヘルメットヘルメットは発泡ポリスチレンポリエステル樹脂等で耐水性耐熱性耐寒性に優れた材質で作られている頭部に馴染み不快感を与えない左右の視野は 105 度以上重量は 2 kg以下の軽量であることなお JCF 公認の標示のあるものに限る選手は袖付きのジャージと短いパンツ ( 膝上までの短いもの ) を着用するワンピース形式も認められるが袖なしは禁止されているボディナンバー出走する選手は高さ :18cm 幅 :16cm サイズのボディナンバーを腰部に 2 枚 ( タイムトライアル系は 1 枚 ) を取り付ける APPROVED スプリンターライントラックレーサー競技に使用する自転車は全長 185cm 以下全幅 :50cm 以下重量 6. 8 k g 以上 65cm 測定線スプリンターレーンコーナー断面 20cm コーナー部分コーナー部の傾斜走行する選手が無理なく走行できるようにコーナー部は外側が高くなるような傾斜がつけられているこの傾斜はコーナー半径が小さくなるほど設計速度が大きくなるほど大きくなる 400 m トラックで 30 から 34 ほど 250 m トラックでは 45 に達する設計速度安全にコーナーを走れる計算上の最大速度世界選手権やワールドカップを行う競技場では 85km/h 以上が求められるブルーバンド 1 コーナーラバーパッドタイムトライアルにおいてはコーナー部分のブルーバンドに長さ :50cm 厚さ : 8c m 合成材のラバーパッドを 5 m 間隔で置き走行できないようにする

4 競技の見方タイムトライアル ( 男子 1km)( 女子 500m) 1km Time Trial (Men), 500m Time Trial (Women) 1km および 500m タイムトライアルはスタンディングスタートの個人タイムトライアルとして行う競技ルール予選では 2 名の選手が競技場のホームストレッチセンターラインとバックストレッチセンターラインからそれぞれスタートする ( 決勝では 1 名づつ ) 選手が自転車をスターティングマシンにセット後スタータが 50 秒のカウントダウンを開始する 30 秒前 20 秒前 10 秒前号砲により同時スタートし計測が始まる男子は1km を走行 400mトラックの場合スタートした反対側のセンターラインにフィニッシュした時点で計測がそれぞれ終了する自転車競技の最大の敵は空気抵抗で速度の二乗に比例するといわれ速度が速くなるほど風圧抵抗も大きくなるこの種目は選手の力量を知る一つの目安であるといわれるタイムの計測は電気時計が使用され 1/1000 秒まで測定されるスタート 50 秒のカウントダウン後 1k m タイムトライアル ( 男子 ) ( センターライン ) 選手はスターティングマシンを使用して発走を行う号砲 ( 電子音 ) により双方同時スタート選手はスターティングマシンを使用して発走を行う ( センターライン ) 男子距離 :1k m 400mx2.5 周 mx3 周 250mx4 周フィニッシュ ( センターライン ) 400m トラックの場合ホーム側からスタートした選手はバック側でフィニッシュ 400m トラックの場合バック側からスタートした選手はホーム側でフィニッシュ ( センターライン ) 競技終了スタートフィニッシュ m タイムトライアル ( 女子 ) 400mトラックの場合バック側からスタートの選手は 3 4コーナーセンターでフィニッシュ ( センターライン ) 500m 3 コーナー 4 コーナー女子距離 :5 0 0 m 400m+100m mx1.5 周 250mx2 周選手はスターティングマシンを使用して発走を行う選手はスターティングマシンを使用して発走を行う 50 秒のカウントダウン後号砲 ( 電子音 ) により双方同時スタート 2 コーナー 1 コーナー 500m 400mトラックの場合ホーム側からスタートの ( センターライン ) 選手は 1 2 コーナーセンターでフィニッシュ 2

5 競技の見方スプリントは 2 名から 4 名の競技者間で 2 ないし 3 周で行うレースである競技ルール予選はエントリー全選手により 1 名づつフライングスタート ( 助走してスタート ) して競技場を 2 周または 3. 5 周し最後の m のタイムを測定するスプリント Sprint オリンピック種目 ( 男女 ) 予選タイム上位選手を 1/16 決勝 1/4 決勝のスプリントトーナメントに選出する 1/4 決勝は1 回戦または 2 回戦制で行う ( 競技場を 2 周または 3 周し先着した選手の勝ちとなる ) 1/2 決勝 3-4 位および1-2 位決定戦は2 回戦制により先に 2 勝した選手の勝ちとなる 2 回戦で決着がつかない場合 3 回戦目を行い優劣を決める予選 200m フライングタイムトライアル 200m 測定ライン加速コーナーのカント ( 傾斜 ) を最大限利用してスピードを上げるタイム計測区間は 200m ラインから S.F. ラインまで S.F. ライン 2 周 ( m ) 2.5 周 (333.33m) 3.5 周 (250m) スタート第 1 回戦決勝インコーススタート笛により予選決勝までの組合せ ( 例 ) 予選 200m フライングタイムトライアルにて上 16 名を選出 S.F. ラインアウトコースコースは抽選により決定する 1/8 決勝 (2 名 x8 組 ) 敗者 8 名 200mTT の結果で順位決定スプリント第 1 回戦決勝追走の選手先行の選手勝者 :8 名 200m 測定ラインスプリンターレーン 1/4 決勝 (2 名 x 4 組 ) 敗者 4 名 200mTT の結果で順位決定スプリントを開始したら各自の走行ラインを保持しなければならない勝者 :4 名フィニッシュ第 1 回戦決勝 1 着の選手違反行為がなければ S. F. ラインに先着の 1 着の選手の勝利となる 1/2 決勝 (2 名 x2 組 ) 勝者 :2 名敗者 2 名 3 4 位決定戦 (2 名 x1 組 ) 2 着の選手 S.F. ライン競技終了決勝 3

6 離脱競技の見方チームスプリントは対戦する 2 チームが同時に各競技者が 1 周ずつ先頭を走るレースである競技ルール 1 チーム 3 名 ( 女子は 2 名 ) の選手が競技場のホームストレッチおよびバックストレッチセンターラインから同時スタートし競技場を 3 周 ( 女子は 2 周 ) しそのタイムを競う第 1 走者が自転車をスターティングマシンにセットスタータが 50 秒のカウントダウンを開始する 30 秒前 20 秒前 10 秒前号チームスプリント Team Sprint オリンピック種目 ( 男女 ) 砲 ( 電子音 ) により同時スタートし計測が始まる 1 周完了時先頭を走行していた第 1 走者がチームから離脱し続いて第 2 走者が先頭を走る 2 周完了時に第 2 走者出走がチームから離脱最終周回は第 3 走者が一人で走行しセンターラインにフィニッシュした時点で計測が終了する予選上位 1 位 2 位で決勝 3 位 4 位で 3-4 位決定戦が行われる 5 位以下は予選のタイムで順位が決定される ( W C 世界選オリンピックでは予選と決勝の間に第 1 回戦を行う ) スタート 1 周第 1 走者のみスターティングブロックを使用して発走を行う 1 周完了時に第 1 走者がセンターラインを過ぎてから 15m までの範囲内で離脱 2 周目以降も同じ方法で行う 1チーム (3 名編成 ) ( 女子は 2 名 ) 1チーム (3 名編成 ) ( 女子は 2 名 ) 離脱第 1 走者のみスターティングブロックを使用して発走を行う第 2 走者 50 秒のカウントダウン後号砲 ( 電子音 ) により双方同時スタート予選決勝第 3 走者 3 周 ( 女子は 2 周 ) 第 3 走者第 2 走者 2 周フィニッシュ離脱第 3 走者最終周は第 3 走者が 1 人で走行しフィニッシュする 2 周完了時に第 2 走者が離脱第 3 走者 2 周完了時に第 2 走者が離脱離脱 ( 女子は 2 周で競技終了 ) 最終周は第 3 走者が 1 人で走行しフィニッシュする競技終了 4

7 競技の見方チームパーシュートは対戦する 2 チームがトラックの両側からスタートするレースである相手チームに追いつくあるいはより良いタイムを記録したチームを勝者とする競技ルール第 1 走者が自転車をスターティングマシンにセット残りの 3 名の選手はコミッセールがホルダーを行うスタータが 50 秒のカウントダウンで開始されるスタート第 1 走者のみスターティングブロックを使用して発走を行う 1 チーム 4 名 (3 名不可 ) 1 チーム 4 名 (3 名不可 ) チームパーシュート (4km) 競技場を 10 周 ( 周長 400m の場合 ) しそれぞれのセンターラインに 3 番目の選手がフィニッシュした時点で計測が終了する予選タイム上位 1 位 2 位のチームで決勝 3 位 4 位のチームで 3 4 位決定戦が行われる方法のほかワールドカップ世界選オリンピックでは予選上位 8 チームで 1 回戦が行われその後順位決定戦を行う方法もある第 1 走者のみスターティングブロックを使用して発走を行う Team Pursuit 4km 予選決勝オリンピック種目 ( 男女 ) 50 秒のカウントダウン後号砲 ( 電子音 ) により双方同時スタート距離 :4000m 400mx10 周 mx12 周 250mx16 周途中の周回風圧抵抗を少なくするため車輪の間隔は cm程度に詰めて走行する先頭の選手は過大な風圧を受けるため途中で幾度か先頭交代を行いタイムの向上を狙う先頭の選手は過大な風圧を受けるため途中で幾度か先頭交代を行いタイムの向上を狙う先頭交替先頭の選手がバンクの傾斜を利用して先頭交代を行うフィニッシュバンク 3 番目の選手のフィニッシュ時がチームのタイムとして計測される第 3 番目の選手 2 番目の選手が先頭になる最後尾へ競技終了 5

8 競技の見方 4000m 速度競走 ( 男子 ) 4000m Massed-Strat Race(Men) 4,000m 速度競走は, 数名以上の競技者が発着線からスタータのピストルで一斉に出発し 4,000m を走る間にホーム側とバック側で定められた回数を先頭で通過 ( 先頭責任 ) しフィニッシュの順位を競う競技である競技ルール数名以上の選手がホームストレッチの S.F. ライン上に横一列に並びスタータの号砲により一斉にスタートする順位決定に優先するのは最終の着順ではなく先頭責任を完了した選手を優位とするしたがって先頭でフィニッシュしても 1 位になるとは限らない先頭責任本数 (400m 競技場の場合 ) 人数本数スタート先頭責任判定ライン予選決勝距離 :4000m 400mx10 周 mx12 周 250mx16 周スタートの並びは抽選により決定される先頭責任判定ライン (S/Fライン) 1 レースの出走 ( 数名以上 ) スタータの号砲により全員一斉スタートバックの先頭責任バックストレッチの判定ラインを先頭で通過した選手に先頭責任 1 本が与えられるバック側の先頭責任 (400m) 総本数 :1 0 本先頭責任判定ライン先頭責任判定ラインホームの先頭責任先頭責任判定ラインホーム側の先頭責任 (400m) 総本数 :9 本フィニッシュ先頭責任判定ラインホームストレッチの判定ラインを先頭で通過した選手に先頭責任 1 本が与えられる順位の決定は与えられた先頭責任を完了した選手のフィニッシュ着順による先頭責任未完了選手の順位は与えられた先頭責任により近い本数を取得選手を優位とする 6

競技の見方競技者は 1500m に近い距離を走行し最終スプリントを競う競技ルール 7 名までの選手がスタートライン上に横一列に並びペーサー ( 誘導員 ) がスタートラインに接近し

に近い距離でペーサがトラックを離れてからスプリントを競うフィニッシュラインを通過する着順によって順位が決定されるスタートペーサー ( 誘導員 ) 予選決勝距離 :1500m 400mx4

5 周 250mx6 周スタートの並びは抽選により決定される 7 名までの選手がホーム側中央線に横一列に並びペーサー ( 誘導員 ) がスタートラインに接近した時

フィニッシュラインセンターラインペーサーがセンターラインに接近した時に号砲による一斉同時スタート途中の周回ペーサーはスタート時 3 0 k m / h から徐々に 50km/h

9 競技の見方競技者は 1500m に近い距離を走行し最終スプリントを競う競技ルール 7 名までの選手がスタートライン上に横一列に並びペーサー ( 誘導員 ) がスタートラインに接近しケイリン Keirin オリンピック種目 ( 男女 ) た時スタータの号砲により一斉にスタートする動力付ペーサの後ろで周回した後フィニッシュ前 750m に近い距離でペーサがトラックを離れてからスプリントを競うフィニッシュラインを通過する着順によって順位が決定されるスタートペーサー ( 誘導員 ) 予選決勝距離 :1500m 400mx4 周 mx4.5 周 250mx6 周スタートの並びは抽選により決定される 7 名までの選手がホーム側中央線に横一列に並びペーサー ( 誘導員 ) がスタートラインに接近した時スターターの号砲により一斉にスタートするスタート後競技者はペーサーの直後を抽選によって決められた並び順で少なくとも最初の周回はその位置を守りペーサーの後ろにつかなければならないフィニッシュラインセンターラインペーサーがセンターラインに接近した時に号砲による一斉同時スタート途中の周回ペーサーはスタート時 3 0 k m / h から徐々に 50km/h まで加速する選手は自分の有利なポジションを確保しながら走行するペーサーが中央線で離脱するまでペーサーの前輪前端を追い抜いてはならないペーサーの離脱残り 750m に近い中央線でペーサーが離脱しその後は選手だけのスプリント競走となる離脱フィニッシュ 6 着 4 着 3 着 2 着着順判定はフィニッシュラインの通過順で違反行為がなければそのまま着順通りの順位が決定される 7 着 5 着フィニッシュライン 1 着競技終了 7

10 競技の見方エリミネイションレース Elimination Race エリミネイションレースは各中間スプリント毎に最後尾の競技者を除外していく個人競技である競技ルールスタートは 1 周のフライングスタートで行われスタータの号砲により正式スタートとなる m 以上のトラックでは毎周フィニッシュラインを最後尾 ( 後輪後端で判定 ) で通過した選手が 1 名づつエリミネイト ( 除外 ) される残り3 名の3 番目の選手がエリミネイト ( 除外 ) され2 名の選手が残るここからはこれまでの後輪後端からフィニッシュラインを通過する前輪前端で判定が行われる 3 位以下はエリミネート ( 除外 ) された順序で決定されるスタート 1 周のフライングスタート後 (S/F ライン ) 号砲による一斉同時スタート 1 周のフライングスタート後スタータの号砲により正式スタートとなる途中の周回 (S/F ライン ) S.F. ラインを通過する選手がエリミネイト ( 除外 ) される判定は後輪後端で行われる最後尾の選手判定できない場合はドローとしてエリミネイトは次周に持ち越される残り 1 周フィニッシュ残り 3 名の 3 番目の選手がエリミネイト ( 除外 ) される周回で残り 1 周となる 3 番目の選手が除外 2 名の選手で最後のスプリントが行われフィニッシュラインを通過する順 ( 前輪前端で判定 ) で 1 位 2 位が決定される 1 着競技終了 (S/F ライン ) 残った 2 名で 1 2 を争う 2 着 (S/F ライン ) 8

11 競技の見方ポイントレース Points Race ポイントレースは最終成績をスプリントおよび周回獲得による得点により決定する競技である競技ルールスタートは 1 周のフライングスタート後スタータの号砲により正式スタートとなる距離はエリート男子 3 0 k m 女子 2 0 k m ジュニア男子 25km 女子 15km で行う 250m 以下トラックの場合は 10 周ごとその他は 2km に近い周回数ごとに S.F. ラインを通過する選手にポイント ( 1 位 :5 点 2 位 :3 点 3 位 :2 点 4 位 : 1 点 ) がそれぞれ与えられるまたフィニッシュ時には倍のポイントが与えられるまた主集団を 1ラップした選手には 20 点のポイントが与えられる最も多く得点を獲得した選手が優位となる同得点の場合フィニッシュの着順で優劣をつけるスタート 1 周のフライングスタート後 (S.F. ライン ) 号砲による一斉同時スタート 1 周のフライングスタート後スタータの号砲により正式スタートとなる途中のポイント 1 ラップの選手に 20 点が与えられる 4 位通過 =1 点 2 位通過 =3 点 S.F. ラインを通過する順位に対し 1 位 :5 点 2 位 :3 点 3 位 : 2 点 4 位 :1 点が与えられるエリート女子距離 :20km 400mx50 周 mx60 周 250mx80 周 (S.F. ライン ) 3 位通過 =2 点 1 位通過 =5 点エリート男子距離 :30km 400mx75 周 mx90 周 250mx120 周フィニッシュ 11 着 8 着 7 着 5 着合計 :2 点 (7 位 ) 4 着合計 :9 点 (5 位 ) 2 着合計 :18 点 (1 位 ) 得点が同じ場合フィニッシュの着順で優劣をつける 10 着 9 着合計 :5 点 (6 位 ) 6 着合計 :10 点 (4 位 ) (S.F. ライン ) 3 着合計 :18 点 (2 位 ) 1 着合計 :10 点 (3 位 ) 9

12 競技の見方個人パーシュート ( 男子 E 4km)( 女子 E 3km) Individual Pursuit 4km(Men Elite), 3km(Women Elite) 2 人の競技者が定められた距離で競走する競技者はトラックの相互に反対の位置からスタートする他者に追いついた競技者あるいはもっとも早いタイムを記録した競技者が勝者となる. 競技ルール選手が自転車をスターティングマシンにセット後スタータが 50 秒のカウントダウンが開始される 30 秒前 20 秒前 10 秒前号砲により同時スタートし計測が始まる予選タイム上位 1 位 2 位の選手で決勝 3 位 4 位の選手で 3 4 位決定戦が行われる方法のほか上位 8チームで 1 回戦が行われその後順位決定戦を行う方法もある女子エリートは3k m を走行スタートした反対側のセンターラインにフィニッシュした時点で計測がそれぞれ終了する ( 男子ジュニアは 3km 女子ジュニアは 2km) スタートフィニッシュ 4km 個人パーシュート ( 男子エリート ) ( センターライン ) バック側からスタートした選手はバック側でフィニッシュする選手はスターティングブロックを使用して発走を行う 50 秒のカウントダウン後号砲 ( 電子音 ) により双方同時スタート最終周までに相手選手に追い抜かれた場合も完走し計時する相手を追走したり再追抜した場合は失格となる選手はスターティングブロックを使用して発走を行うホーム側からスタートした選手はホーム側でフィニッシュする ( センターライン ) 予選決勝距離 :4000m 400mx10 周 mx12 周 250mx16 周スタート 50 秒のカウントダウン後 3km 個人パーシュート ( 女子エリート ) ( センターライン ) 選手はスターティングブロックを使用して発走を行う号砲 ( 電子音 ) により双方同時スタート選手はスターティングブロックを使用して発走を行う ( センターライン ) 予選決勝距離 :3000m 400mx7.5 周 mx9 周 250mx12 周フィニッシュ 3km 個人パーシュート ( 女子エリート ) ( センターライン ) ホーム側からスタートした選手は 7.5 周でバック側でフィニッシュバック側からスタートした選手は 7.5 周でホーム側でフィニッシュ ( センターライン ) 最終周までに相手選手に追い抜かれた場合も完走し計時する相手を追走したり再追抜した場合は失格となる競技終了 10

13 競技の見方スクラッチ Scrach 種目の説明競技ルールスクラッチは定められた距離を走る個人競技であスタートは半数の選手が競技場の外柵に沿って並る中長距離の種目でひとことで言えばトラッび他の半数の選手はスプリンターレーンに一列ク競技場で行うロードレースと考えるとわかりやすに並び一周のニュートラルラップの後フライングい 2002 年からワールドカップ 2003 年からは世スタートを行う界選手権種目とし採用されている主集団に一周ラップされたと判断されるとレースを距離は原則男子エリートは決勝 15 k m 予選降りなければならない 10km 女子エリートと男子ジュニアは決勝 10km 最終順位は獲得周回を考慮に入れて最終スプリン予選 7.5km 女子ジュニアは決勝 7.5km 予選トにより決定する 5km の距離で行われる認められる事故にあった選手には 1300m に最も m トラックの場合近い距離で行われる近いニュートラリゼーションが与えられるが最後のまたスクラッチとはハンディキャップなしで競技 1km の間にはレースに戻ることはできないする意味で中野浩一選手が世界選手権 10 連覇した種目名 ( スプリントスクラッチ 1985 年の日本での呼称変更 ) を想像させるが異なる種目である時速 50kmを超えるスピードでアタックが繰り返されるスピード感と迫力あるレース展開がみどころだスタート 1 周のフライングスタート後号砲による一斉同時 (S.F. ライン ) スタート 1 周のフライングスタート後スタータの号砲により正式スタートとなるフィニッシュフィニッシュの着順で優劣をつける (S.F. ライン ) 11

14 マディソン競技の見方 Madison マディソンは 2 名で構成するチームで中間スプリントを含み競走する競技である各チームの 2 競技者は同じ番号で異なる色のゼッケンを付ける競技ルールポイントレースと同様のルールで行われるがポイント周回獲得に関わって競走に参加するのは 1 名であり他の 1 名はトラック上方で待機するスタートはフライングスタートでスタータの号砲スタートに行われるもう 1 名の競技者はバック外側の手すりで待機する同一チームの選手はお互い体に触れるかタッチすることで随時交替ができる世界選以外ではエリート 2 5 k m ジュニア 2 0 k m で行われ 5 k m ごとに S. F. ラインを通過する選手にポイント ( 1 位 :5 点 2 位 :3 点 3 位 :2 点 4 位 :1 点 ) がそれぞれ与えられる最終スプリントにおいてはそれぞれ倍の得点が与えられるまた主集団に追いついたチームには 20 点が与えられるオリンピック種目 ( 男女 ) 同一チームの競技者はバック外側の手すりで待機正式スタート後はチームメイトとタッチすることで交替できるステーヤーラインエリート距離 :2 5 km 400mx65 周 mx75 周 250mx100 周ホルダーに支えられスタンディングから号砲による全員一斉スタート途中交替交替交替途中ポイント 4 位 :1 点 2 位 :3 点 S.F. ラインを通過する順位に対し 1 位 :5 点 2 位 :3 点 3 位 :2 点 4 位 : 1 点が与えられる同一チーム内はタッチすることで自由に交替できる (S.F. ライン ) 3 位 :2 点 1 位 :5 点フィニッシュ 11 着 8 着 7 着 5 着合計 :2 点 (7 位 ) 4 着合計 :19 点 (5 位 ) 2 着合計 :3 8 点 (1 位 ) 優劣は得点が最優先される得点が同じの場合はフィニッシュ着順で優劣を決定する 1 着 10 着合計 :2 0 点 (3 位 ) 9 着合計 :5 点 (6 位 ) 6 着合計 :2 0 点 (4 位 ) (S.F. ライン ) 3 着合計 :2 8 点 (2 位 ) 12

15 オムニアム競技の見方 Omnium 種目の説明オムニアムは 1 日で下記の順で行う 4 競技により構成する単一の競技である. スクラッチ ( 男子エリート 1 0 k m 女子エリート 7. 5 k m 男子ジュニア 7. 5 k m 女子ジュニア 5km) テンポレース ( 男子エリート 10km 女子エリート 7.5km 男子ジュニア 7.5km 女子ジュニア 5 k m ) エリミネイションポイントレース ( 男子エリート 2 5 k m 女子エリート 2 0 k m 男子ジュニア 2 0 k m 女子ジュニア 1 5 k m ) トラック制限を超えるエントリーの場合はポイントレースで予選を行う競技ルール最初の 3 種目のみ各勝者は 40 点を与えられ各 2 位者は 38 点各 3 位者は 36 点というように点を与えられる 21 位およびそれ以下にはそれぞれ 1 点が与えられるただし 1 種目でもスタートしなかった選手は以後の種目に参加できず DNF( フィニッシュせず ) として最下位とされるオリンピック種目 ( 男女 ) 最初の 3 種目において獲得したポイントを持ってポイントレースをスタートするポイントレースを通して最多合計ポイントを得た競技者が勝者となるスクラッチフィニッシュの着順で優劣をつける (S.F. ライン ) エリミネイション途中の周回判定できない場合はドローとしてエリミネイトは次周に持ち越される (S/F ライン ) S.F. ラインを通過する選手がエリミネイト ( 除外 ) される判定は後輪後端で行われる最後尾の選手 13

16 テンポレース途中ポイント最初の 4 周以降毎周 S.F. ライン 1 位通過者に 1 点が与えられる主集団に追いついた競技者には 20 点が与えられるポイント合計で順位を決定する (S.F. ライン ) 1 位通過 = 1 点男子 E の場合距離 :1 0 km ポイントレーススタート 1 周のフライングスタート後 (S.F. ライン ) 号砲による一斉同時スタート出走数 : 名 1 周のフライングスタート後スタータの号砲により正式スタートとなる完了した 3 種目のポイントを持ってスタート途中のポイント 1 ラップの選手に 20 点が与えられる 4 位通過 =1 点 2 位通過 =3 点 S.F. ラインを通過する順位に対し 1 位 :5 点 2 位 :3 点 3 位 : 2 点 4 位 :1 点が与えられる男子 E の場合距離 :2 5 km 1 位通過 =5 点 (S.F. ライン ) 3 位通過 =2 点フィニッシュ 11 着 8 着 7 着 5 着合計 :5 2 点 (7 位 ) 4 着合計 :6 9 点 (5 位 ) 2 着合計 :118 点 (1 位 ) 得点が同じの場合フィニッシュの着順で優劣をつける 10 着 9 着合計 :5 9 点 (6 位 ) 6 着合計 :8 0 点 (4 位 ) (S.F. ライン ) 3 着合計 :118 点 (2 位 ) 1 着合計 :9 0 点 (3 位 ) 14

17 ロードレース競技の見方ロードレースの自転車の規定服装せフ競技ルールロードレースはワンデイロードレース個人タイムトライアルチームタイムトライアルクリテリウムなどと 2 日以上にわたって総合時間順位などを競うステージレースがありそれぞれに見方や楽しみ方が違っている年齢性別によってカテゴリーが区分され走行距離などが定められているロードレースは号砲とともに一斉にスタートし所定の距離を走破しフィニッシュラインに到着した着順で順位が決定される陸上競技のマラソンと比較されることが多いがそのスピードと途中における駆け引きなどは比べ物のならないほどスリリングでかつエキサイティングな競技である JCF 公認シールてレはーなムらプなレいート目は視カ判ッ定トししやたすりい変位置ードレースチームタイムトライアルロ(通常はフレームの前部)に取り付けるレームプレートロードレーサーフ形さヘルメットロードレースの方法と区分ヘルメットは帽体の内側に衝撃吸収ライナーおよび着装体を内装し衝撃エネルギーを吸収して頭部への衝撃を緩和する構造で着用者の頭部を完全に保護する設計頭部に馴染み不快感を与えない左右の視野は度以上重量は 2 k g 以下の軽量であることなお JCF 公認の標示のあるものに限るジャージ / パンツ選手は袖付きのジャージと短いパンツ ( 膝上までの短いもの ) を着用するジャージの腰部には飲食料を入れるためのポケットがある競技に使用する自転車は全長 :1 8 5 c m 以内全幅 : 50cm 以内重量は 6.8kg を下回らない事で前後同一車輪径である段変速でスピードを工夫しながら走行する下り坂では時速 70 80km になるムトライアルの場合は1枚でよい 5センチ以上離し両腰に2枚取付けるタイトしたり折り曲げたり変形させてはならないボディナンバーは安全ピンで四隅を止めカッボディナンバーステージレースワンデイロードレース個人タイムトライアルチームタイムトライアルクリテリウムインディヴィデュアルレースその他のレースワンデイロードレース個人タイムトライアル 15

18 競技の見方ロードレースの区分個人ロードレース競技終了選手の力量が発揮できるようなコースレイアウトが望ましいカテゴリ ( 年齢 ) 最大距離ジュニア (17 18 歳 ) 140km アンダー 23 (19 22 歳 ) 180km エリート (23 歳以上 ) 280km 子ジュニア (17 18 歳 ) 80km FINISH 個人ロードレースのカテゴリー男子女エリート (19 歳以上 ) 140km 個人ロードレースタイムトライアルクリテリウム (Men, Women) オリンピック種目 ( 男女 ) 交通規制された一般道路などを使用し上り坂下り坂などを取り入れたコース設定で行われる最大距離はカテゴリーによって異なるがフィニッシュラインの通過着順で順位を決定する個人競技であるがチームリーダーを勝利に導くための駆け引きなどがしばしば繰り返される START 号砲による同時スタートタイムトライアルチームタイムトライアル男子女子子オリンピック種目 ( 男女個人 T T ) ジュニア (17 18 歳 ) 15km カテゴリ ( 年齢 ) 最大距離エリート (19 歳以上 ) 50km ジュニア (17 18 歳 ) 70km アンダー 23 (19 22 歳 ) 80km エリート (23 歳以上 ) 100km ジュニア (17 18 歳 ) 30km スタート順は前年度の成績などでシードされ高ランキングの選手が最後尾スタートとなる個人タイムトライアルカテゴリ ( 年齢 ) 最大距離ジュニア (17 18 歳 ) 30km 時差スタートアンダー 23 (19 22 歳 ) 40km (1 2 分 ) エリート (23 歳以上 ) 80km 交通規制された一般道路などを使用し平坦路でのコース設定で行われる競技は 1 名ずつ時間差でスタートするインディヴィデュアルタイムトライアル ( 個人タイムトライアル ) と数名でスタートするチームタイムトライアル ( 団体 ) の 2 種類がある全選手がフィニッシュしないと順位の優劣が判らないフィニッシュタイムとスタートタイムの差が記録となる競技終了 FINISH 男子女エリート (19 歳以上 ) 40km START スタートはカウントダウンタイマーにより行われる S.F. ライン競技終了 1 着 2 着 3 着最終周回の着順によって順位が決定される 4 着 5 着クリテリウム交通規制された街中やサーキット場などを利用し 1 周 0.8km 10km のコース設定で行われる距離は周長によって異なり 80km 150km の距離で行われる号砲で一斉スタートし最終周回の着順で順位を決定するこれ以外に中間スプリントのポイントを加味し決定する方法もあるサーキットの周長および最大距離サーキット周長最大距離 0.8km 1.9km 未満 80km 1.6km 3.0km 未満 110km 3.0km 4.0km 未満 132km 4.0km 10.0km 未満 150km 号砲による同時スタート 16

マウンテンバイク競技の見方クロスカントリーオリンピック ( X C O ) Cross-country Olympic, Mountain Bike Races オリンピック種目 ( 男女 ) マウンテンバイクは 1970 年代にアメリカで誕生したといわれている自転車やアウトドアスポーツが大好きな仲間達が改造自転車で山道を走り遊んでいたのが

19 マウンテンバイク競技の見方クロスカントリーオリンピック ( X C O ) Cross-country Olympic, Mountain Bike Races オリンピック種目 ( 男女 ) マウンテンバイクは 1970 年代にアメリカで誕生したといわれている自転車やアウトドアスポーツが大好きな仲間達が改造自転車で山道を走り遊んでいたのが自然の中で楽しむという魅力から後に専用自転車が作られレースなども行われ全世界に普及したオリンピックでは 1996 年のアトランタから正式実施されているマウンテンバイクでの代表的な種目がクロスカントリーでその中にもいくつかの種類があるがマラソンのように一斉スタートで周回コースを規程周回走破して順位を競うオリンピッククロスカントリーを指すことが多い距離は 1 周 4km ~ 6kmで周回数は予想競技時間 ( 男子約 1.5 時間 ) にあわせた周回数を採用するコースはそれぞれの開催地により山岳コース的なものから比較的平坦なものまで特徴が異なるコースには急坂や 1 名しか走行できないようなシングルトラックと呼ばれる部分なども組み合わされており競技者はこれらのコースの特徴を把握しそれぞれの得意とするセクションでの走りなどがレースを左右する競技開始後はフィード / テクニカルアシスタンスゾーンのみで自転車の修理や飲食物の提供を受けることができるクロスカントリーにはこのほかマラソンと呼ばれる最長 160km の長距離で競うもの個人のタイムを競うタイムトライアルより短い周回路で行われるショートサーキット数人で順次交代して競技するチムリレー 4 名程度で勝ち上がり制にて競技を行うエリミネーターなどがある 17

20 競技の見方ダウンヒルインディビデュアル Downhill Individual, Mountain Bike Races タイムを競うレース距離は最大 3.5km 時間も最大 5 分ダウンヒルの競技方法はスキーからきている代表的な個人ダウンヒルではオフロードの下りのみのコースを使用して競技者は各自指定されたスタート時間にスタートして個人のタイムを競う計測は1/1000 秒の精度で行われる競技では 30 秒や1 分などの間隔をおいてスタートするほぼ同じ力量の場合はこれで途中追いついたりすることはないが世界選手権ではこれらの不利を無くすために決勝の前に同様の方法で競技を行うシーディングを行って決勝でのスタート順を決めるコースにはそれぞれスピードの区間テクニックの区間 ( 岩場やシングルトラックジャンプや崖のような所 ) など重点とするゾーンが設定されており下りとは言え技術と体力が問われるダウンヒルに代表されるグラビティ系の種目にはこのほか集団で一斉にスタートするマスドスタート短い距離の同じコースを 4 名で走行し着順で勝ち上がっていくフォークロスがありダウンヒルとは異なるがいくつかのタイム計測区間をリエゾン ( 計測されない移動区間 ) でつないで総合タイムを競うエンデューロが盛んになってきた 18

BMX 競技の見方 BMX レーシング BMX Racing オリンピック種目 ( 男女 ) BMX( バイシクルモトクロス ) は 1970 年初頭にアメリカのカルフォルニアでの子ども達の遊びから発展してレースになったものであるレースは 8 人がゲートからスタートして 300 ~ 400m のトラックを走行して順位を競う単純なもので競技時間も 1 分程度だがトラックには最低 3

21 BMX 競技の見方 BMX レーシング BMX Racing オリンピック種目 ( 男女 ) BMX( バイシクルモトクロス ) は 1970 年初頭にアメリカのカルフォルニアでの子ども達の遊びから発展してレースになったものであるレースは 8 人がゲートからスタートして 300 ~ 400m のトラックを走行して順位を競う単純なもので競技時間も 1 分程度だがトラックには最低 3 つのコーナーとジャンプなどが設置されるのでテクニックが要求される部分もありその派手なアクションが少年の心をつかんだ BMX のレースでは 5 才からクラスが分かれているが大人もほぼ同じコースまた同じ車輪系 (20 インチほかにクルーザークラスとして 24 インチもある ) の自転車で競うまた当初から安全面にもいち早く対応しており自転車の要所にはパッド選手はヘルメットやグローブなどの装備が義務づけられているところも普及につながったとされているこの競技も世界的な広がりを見せており 1982 年には世界選手権大会が開催され 2008 年北京よりオリンピックにおいても正式実施されたレース以外でもフリースタイルと呼ばれるジャンプや様々な技を競う種目もあり人気があるレースフォーマット ( 標準的な競技方法 ) 8 人ゲートとなっているために 8 人以下の場合は 3 回走行による順位付けとなるが参加人数が多い場合は予選などが行われる人数に応じた配分がされた後各組 ( モトと呼ばれる ) で同じメンバーが 3 回走行し (3 モト ) その順位により次のステージ ( 準々決勝や準決勝決勝 ) に進む形となる装備ヘルメットはフルフェイスが必須でウエアは長袖下は長ズボンで耐摩擦素材のものと安全性が重視されていますスタートトラックはオフロードであり短距離であること最短の良い走行ラインを確保することが勝利へとつながることからスタートが特に重要とされているフライングを防止するために電子制御のゲートが倒れるようになっていて合図とゲートの動きに合わせて一斉にスタートする方法をマスターする必要があるジャンプジャンプの形状はいくつかの種類がありそれぞれのトラックにより配置や大きさなどが異なる 2 つのジャンプを組み合わせたダブルやジャンプの頂点が平坦になっているテーブルトップ小さなジャンプと大きなものを組み合わせたステップアップといったものがある普通は大きく飛ぶよりも地を這うような通過が早いがダブルなどでは奥のジャンプの着地面まで飛ぶ方が早い場合やジャンプの連続するリズムセクションでは体重移動などの技術により差が出るコーナー特にバンクを付けてあるコーナーをバームと呼ぶがバーム走行でのライン取りは相手を追い抜くチャンスだ 19

22 競技の見方 BMX フリースタイル BMX Freestyle オリンピック種目 ( 男女 ) フリースタイルパークは様々なサイズのジャンプ台や斜面, 壁を使い, ジャンプ中に縦回転のバックフリップ, 横回転の360 などに挑戦し, 自転車だけを回転させるテールウィップやハンドルを回すバースピンなどを組み合わせて, 高難度の技を連続的にくり出していく審判団の採点基準は難易度, 完成度, 高さを元にトリックの組み合わせコンボ数の多さを重視難易度の高いトリックでもランディング時に転んでしまうと 25% 減など細かく規定されている難易度の高いトリックをミスなく, どれだけメイクできるかで勝敗が決まるスポーツアーバンスポーツの一つとされるフリースタイルパークは若者の人気スポーツとして,2017 年世界選手権がスタートし 2020 年東京オリンピックより正式に実施される大会フォーマット他の自転車競技とは違い男女 15 歳からエリート登録ができ,1グループ 2 5 人で構成され, 各競技者は45 60 秒を予選, 準決勝, 決勝と各 2 回演技し様々なトリックからなるルーチンを演じ,0~99.99 点でジャッジに評価される装備 BMX パーク競技において競技者はBMXフリースタイルと伝統的に結びつく衣類を着用し, ヘルメットと膝のプロテクターの着用が義務で, 肘や頸椎保護プロテクターの着用を強く勧めているジャンプパークの中心にあり一番の見せ場となるボックスジャンプ, 両サイドに設置させるスピードをつけるスードウォールやミニランプ, パークの角に 90 度に設置されるヒップランプなど様々な大きさのジャンプ壁で構成されるジャンプの難易度などの他にパークをどのように走るかジャンプ台から別のジャ, ンプ台へと他の競技者とは違うラインで走る独創性なども評価対象となる 20

23 JCF 登録について登録については JCF ホームページでご確認ください登録料金登録料一覧 12/31 までに達する年齢男子女子登録料臨時登録料マスターズ * 30 歳以上 * 30 歳以上 * 5,000 1,000 競技者 ( パラサイクリストを含む ) エリート 23 歳以上 23 歳以上 5,000 1,000 アンダー歳歳 5,000 1,000 ジュニア歳歳 3,000 1,000 U 歳歳 3, ユース U 歳歳 2, U13 12 歳以下 12 歳以下 1,500 0 競技者以外審判員チームアテンダント 2,000 2,000 その他再発行 1,300 *30 歳以上かつマスターズを希望した者個人登録では上記以外に決済手数料が発生しますまた登録する加盟団体によっては上記以外に事務手数料通信費保険料等の料金加算される団体もあります各都道府県連盟 HP 等でご確認ください参考 : 加盟団体名簿保険について競技者登録料には引き続き日本国内外で有効な第三者に対する賠償責任保険料を含みます ( 臨時登録は除く ) 個人賠償責任保険 ( 国内国外補償国内で発生した事故のみ示談交渉サービス付 ) 補償限度額 1 億円日常生活で生じた偶然な事故によって他人にケガを負わせたり他人の財物を損壊したことにより法律上の損害賠償責任を負った場合に保険金をお支払いします免責金額 ( 自己負担額 ) はありません交通事故傷害保険 ( 国内国外補償 ) 補償限度額 100 万円交通事故によるケガで死亡したとき後遺障害を被ったときに補償します被保険者は本人のみなお競輪選手プロ選手については競技中練習中大会参加中などの事故は被保険者の職務遂行に起因するものとみなされるため個人賠償責任保険補償特約の対象外となります国際ライセンス海外で競技活動を行なう場合は国際ライセンスが必要です申請方法手数料については所属の加盟団体までお問い合わせください申請から発行まで約 1ヶ月かかりますのでご注意願います (JCF では直接お受けできません ) 2017 年から国内における国際大会については有効期間の変更および記載内容の変更にともない通常の競技者ライセンスにて対応可能となりましたこの場合原則として顔写真が必要となります指定の手続きにて写真をつけるかライセンスコントロール時に写真付き本人証明書類をご持参ください 21

目次トラックレース競技場自転車服装... 1 タイムトライアル... 2 スプリント... 3 チームスプリント... 4 団体追抜競走 m 速度競走... 6 ケイリン... 7 エリミネイションレース... 8 ポイントレース...

目次トラックレース競技場自転車服装... 1 タイムトライアル... 2 スプリント... 3 チームスプリント... 4 団体追抜競走 m 速度競走... 6 ケイリン... 7 エリミネイションレース... 8 ポイントレース... ルールが判るともっと楽しくもっと面白くなる自転車競技目次トラックレース競技場自転車服装... 1 タイムトライアル... 2 スプリント... 3 チームスプリント... 4 団体追抜競走... 5 4000m 速度競走... 6 ケイリン... 7 エリミネイションレース... 8 ポイントレース... 9 個人追抜