本則課税の場合科目等 No. 主な項目チェック摘要 1 課税事業者 H27 課税期間の基準期間における課税売上高を確 の判定 014 認したか H27 事業年度を変更している場合等 前々事業年 015 度が1 年未満の場合の基準期間を確認したか ( 法人の場合 ) H27 基準期間が1 年でない場合

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1 納税者名 ( 法人名 ) 課税期間 法 33 条の 2 平成年月日 ~ 平成年月日 有 無 業務チェックリスト 消費税用 税理士 年月日 決算業務準備に関する事項科目等 No. 主な項目チェック摘要 H27 e-tax のメッセージボックスを確認したか 001 H27 簡易課税を選択しているかの確認はできてい 002 るか ( 基準期間における課税売上高が 5,000 万円以下であることを確認したか ) H27 届出書の提出について検討し 提出期限まで 003 に適正に提出されているか 届出書には 国通法 10 条 2 項の適用はない 課税事業者選択届出書 簡易課税制度選択届 出書 課税期間特例選択 ( 変更 ) 届出書他 H27 届出書の提出について検討し 提出期限まで 004 に適正に提出されているか 課税事業者選択不適用届出書 簡易課税制度 選択不適用届出書 課税期間特例選択不適用 届出書他 H27 調整対象固定資産に係る仕入税額控除の見直 005 しにより 免税事業者になることができない課税期間を確認したか また 当該課税期間 は 簡易課税制度を選択できないことを確認 したか H27 特定期間における課税売上高を確認したか 006 H27 特定期間の支払給与額 ( 役員報酬を含む ) を 007 課税売上高とすることができる旨の規定の適 用を検討したか H27 消費税率引上げに伴う適用税率の適用につい 008 て確認したか H27 公益法人等は特定収入割合の計算を行った 009 か 本則課税 簡易課税共通科目等 No. 主な項目チェック摘要 1 課税事業者 H27 消費税法における事業は 反復 継続 独立の判定 010 を要件として事業規模を問わず 所得税や事 業税と概念が異なることを認識しているか H27 基準期間がない法人について 特定新規設立 011 法人に該当するか確認したか 2 その他 H27 自主的に中間申告ができることを説明し 届 012 出書の提出を検討したか H27 中間申告義務のない事業者が 届出書を提出 013 した場合には 自主的に中間申告 納付する ことができる旨を検討したか

2 本則課税の場合科目等 No. 主な項目チェック摘要 1 課税事業者 H27 課税期間の基準期間における課税売上高を確 の判定 014 認したか H27 事業年度を変更している場合等 前々事業年 015 度が1 年未満の場合の基準期間を確認したか ( 法人の場合 ) H27 基準期間が1 年でない場合 課税売上高を1 016 年に換算したか ( 法人の場合 ) H27 基準期間がない法人について 資本金 1, 万円以上の新設法人 ( 社会福祉法人他 一定 のものを除く ) かどうか確認したか 2課税標準額 ( 課税判定と課税売上高 ) 3 課税売上割合の計算 H27 輸出免税売上も課税売上高に含めたか 018 H27 基準期間が免除事業者であった場合 税抜処 019 理を行わない課税売上高で判定したか H27 相続 合併又は分割があった場合の基準期間 020 の課税売上高の計算は適正か H27 課税売上割合が95% 未満の場合 課税の対象 021 となる特定課税仕入れの有無を確認したか H27 国内 国外の取引の区分はできているか 022 H27 対価性のない取引を課税対象から除外した 023 か ( 例 ) 受取保険金 補助金 助成金 受取配 当金等 H27 課税売上 非課税売上 不課税売上の判定は 024 適正か H27 雑収入及び雑益等について課税 非課税 不 025 課税の区分はできているか 個人事業者の場合 雑所得等事業所得以外の 所得を確認したか H27 事業供用資産等の売却収入の計上はできてい 026 るか 個人事業者の場合 譲渡所得を確認したか H27 土地 建物一括譲渡の場合の対価の額の区分 027 等 課税資産の譲渡等の対価の額は適正か H27 相殺 交換のような同額の両落ちがある場合 028 については 相殺 交換前の総額で課税売上 高を計算したか H27 みなし譲渡 低額譲渡に該当する場合は適正 029 に処理したか ( 法人では役員に対する資産贈与 低額譲 渡 個人事業者では家事消費 家事転用 ) H27 課税売上については 分母 分子ともに税抜 030 金額によっているか H27 分母 分子ともに対価の返還等を控除してい 031 るか H27 分母 分子ともに国外取引の対価は除かれて 032 いるか H27 分母に 現物出資 (DESなど) が含まれて 033 いるか

3 科目等 3 課税売上割合の計算 No. 主な項目チェック摘要 H27 課税売上割合の計算上 有価証券等及び金銭 034 債権の譲渡については その譲渡にかかる対価の額の5% 相当額を資産の譲渡等の対価の 額として分母に算入したか 4控除税額 H27 課税売上割合が95% 未満の場合 仕入税額控 ( 仕入税額 035 除の対象となる特定課税仕入れの有無を確認 控除 対したか 価の返還 H27 帳簿の記帳 記録及び請求書等の保存ができ等 貸倒 ) 036 ているか H27 一括比例配分方式は2 年間継続適用であるこ 037 とを確認したか H27 課税売上割合が95% 以上かつ課税売上高が5 038 億円以下であり全額控除が可能であるか確認 したか H27 国内 国外の取引の区分はできているか 039 H27 非課税 不課税仕入を控除していないか 課 040 税仕入 不課税仕入 非課税仕入の判定は適正か H27 課税仕入等の計上時期は適正か 041 H27 課税売上割合が95% 未満又は課税売上高が5 042 億円超の場合の仕入控除税額は適正か H27 個別対応方式及び一括比例配分方式の選択は 043 適正か H27 免税事業者から課税事業者 又は課税事業者 044 から免税事業者となった場合の棚卸資産に係 る仕入控除税額の調整はできているか H27 調整対象固定資産を転用した場合における調 045 整計算はできているか H27 課税売上割合が著しく変動した場合の調整対 046 象固定資産に係る仕入控除税額の調整はでき ているか H27 売上値引 返品等は継続適用により売上から 047 の直接控除で あるいは売上に係る対価の返 却等として適正に処理されているか H27 貸倒れがあった場合の税額控除は適正に処理 048 されているか H27 課税貨物に係る消費税については 支払明細 049 により確認したか また 計算は適正か H27 課税売上割合が95% 未満の場合 返還等の控 050 除の対象となる特定課税仕入れの返還等の有 無を確認したか

4 科目等 No. 主な項目チェック摘要 4控除税額 H27 通勤手当や出張手当等について 適正に処理 ( 仕入税額 051 されているか 控除 対 価の返還 H27 繰延資産 ( 長期前払費用等 ) について 仕入 等 貸倒 ) 052 税額控除は適正か H27 国 地方公共団体 公共法人 公益法人等の 053 場合 特定収入に係る調整はできているか H27 個別消費税 ( 酒税や軽油引取税等 ) は 適正 054 に処理されているか H27 仕入控除税額を個別対応方式によって計算す 055 る場合において 共通対応する課税仕入等に係る消費税がその事業者の事業の実態を反映 していないときは 課税売上割合に準ずる割 合の適用を検討したか 5 その他 H27 基準期間の課税売上高を確認し かつ 申告 056 書への記載はされているか H27 前期以前の税務調査等における指摘事項につ 057 いて 当期では適正に処理されているか H27 確定申告書に計算表 ( 付表 ) が添付されている 058 か H27 還付申告の場合に 消費税の還付申告に関 059 する明細書 は添付されているか また 還 付となる原因の説明ができているか H27 課税標準額に対する消費税及び仕入控除税額 060 の端数処理は適正か H27 課税事業者選択届出書を提出した場合におい 061 て 調整対象固定資産を取得したときは 3 年間は一般課税の課税事業者となることを確 認したか H27 資本金 1,000 万円以上の法人を設立した場合 062 において 調整対象固定資産を取得したとき は 3 年間は一般課税の課税事業者となることを確認したか H27 売買とされるリース取引について仕入税額控 063 除は適正に処理されているか 簡易課税の場合科目等 No. 主な項目チェック摘要 1簡易課税 H27 前課税期間以前に 簡易課税制度選択届出書 事業者の 064 を提出しているか 判定 H27 新設法人又は特定新規設立法人に該当する場 065 合 設立課税期間中に 簡易課税制度選択届 出書 を提出しているか H27 調整対象固定資産に係る調整制度により簡易 066 課税を選択することができない課税期間を確 認したか

5 科目等 1 簡易課税事業者の判定 No. 主な項目チェック摘要 H27 基準期間の課税売上高が 5,000 万円以下で 067 あることを確認したか H27 輸出免税売上も課税売上高に含めたか 068 H27 基準期間が免税事業者であった場合 税抜処 069 理を行わない課税売上高で判定したか H27 基準期間が1 年でない場合 税抜処理を行わ 070 ない課税売上高を1 年に換算したか ( 法人の 場合 ) 2課税標準と H27 事業区分 の適用及びそれぞれの課税売上 控除対象仕 071 高は明確に区分されているか 入税額 ( 事業区分 H27 事業区分毎の みなし仕入率 の適用は適正 の判定と 072 か みなし仕 入率 ) 1 第 1 種事業 ( 卸売業 ) みなし仕入率 90% 商品の性質及び形状を変更しないで他の事 業者に対して販売している 2 第 2 種事業 ( 小売業 ) みなし仕入率 80% 商品をその性質及び形状を変更しないで他の事業者以外に販売している ( 消費者または販売先不明の場合 ) 3 第 3 種事業 ( 製造業等 ) みなし仕入率 70% 農業 林業 漁業 鉱業 建設業 製造業 ( 製造小売業を含む ) 電気業 ガス業 熱供給業及び水道業に該当する ( 加工賃等を対価とする役務の提供 ( 第 4 種ではないこ ) と ) 4 第 4 種事業 ( その他の事業 ) みなし仕入率 60% 飲食店業 金融 保険業等 製造業等のうち加工賃を対価とする 役務の提供 固定資産等の売却等に該当する 平成 27 年 4 月 1 日以降開始事業年度から 金融 保険業等は第 5 種事業に分類変更される 5 第 5 種事業 ( 金融保険業等 ) みなし仕入率 50% 金融保険業 運輸通信業及び サービス業 ( 飲食店業を除く ) に該当する 6 第 6 種事業 ( 不動産業 ) みなし仕入率 40% 不動産業に該当する 但し 平成 27 年 4 月 1 日以後開始課税期間の場 合

6 科目等 No. 主な項目チェック摘要 2課税標準と H27 簡易課税制度のみなし仕入率の改正に係る経控除対象仕 073 過措置の内容は確認したか 入税額 ( 事業区分の判定とみ H27 2 以上の事業を営む場合なし仕入 0741 種類の事業の課税売上高が全体の100 分率 ) の75 以上を占める場合 特例の適用を検討し たか また 2 種類の事業の課税売上高が全体の 100 分の75 以上を占める場合 特例の適用を検討したか H27 2 以上の事業を営む事業者が事業ごとに区分 075 していない場合には 営んでいる事業のうち 最も低いみなし仕入率の適用となるが 適正 に処理されているか H27 固定資産等の売却収入の計上は適正か 076 個人事業者の場合 譲渡所得を確認したか H27 土地 建物の一括譲渡の場合の対価の額の区 077 分等 課税資産の譲渡等の対価の額は適正 か H27 相殺 交換のような同額の両落ちがある場合 078 については 相殺 交換前の総額で課税売上 高を計算したか H27 みなし譲渡 低額譲渡に該当する場合は適正 079 に処理したか ( 法人では役員に対する資産贈与 低額譲渡 個人事業者では家事消費 家事転用 ) H27 売上値引 返品等は継続適用により売上から 080 の直接控除で あるいは売上に係る対価の返 還等として適正に処理されているか H27 貸倒れがあった場合の控除は適正に処理され 081 ているか 3 その他 H27 基準期間の課税売上高を確認し かつ 申告 082 書への記載はされているか H27 前期以前の税務調査等における指摘事項につ 083 いて 当期では適正に処理されているか H27 確定申告書に計算表 ( 付表 ) が添付されている 084 か このチェックリスト以外の項目についてもご検討ください

2 その他 H26 中間申告義務のない事業者が 届出 012 書を提出した場合には 自主的に中間申告 納付することができる旨を 検討したか ( 平成 26 年 4 月 1 日以 後開始課税期間より適用 ) 本則課税の場合科目等 No. 主な項目チェック摘要 1 課税事業者 H26 課税期間の基準期間

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