リンゴ黒星病、うどんこ病防除にサルバトーレME、フルーツセイバーが有効である

Size: px
Start display at page:

Download "リンゴ黒星病、うどんこ病防除にサルバトーレME、フルーツセイバーが有効である"

Transcription

1 平成 26 年度普及に移す農業技術 ( 第 1 回 ) [ 分類 ] 普及技術 [ 成果名 ] リンゴ黒星病 うどんこ病防除にサルバトーレ ME フルーツセイバーが有効である [ 要約 ] リンゴ黒星病 うどんこ病防除にサルバトーレ ME の 3,000 倍液またはフルーツセイバーの 2,000 倍液を散布する サルバトーレ ME は EBI 剤 フルーツセイバーは SDHI 剤である 両剤ともに薬剤耐性菌が出現しやすいため 過度の連用 多数回使用を避ける [ 担当 ] 果樹試験場環境部 [ 部会 ] 病虫部会 1 背景 ねらいりんごの春季防除における最重要病害は黒星病である しかし近年 本県ではうどんこ病の発生が増加傾向にあるため 黒星病だけでなくうどんこ病にも卓効を示す薬剤が必要とされている そこで 両病害に対して効果の高い薬剤を選定するとともに りんごに対するの有無を検討した サルバトーレ ME はりんごに対して平成 12 年に農薬登録された薬剤であるが 平成 23 年 26 年に両病害に対する効果を改めて検討し 有効性が認められたため 今回普及技術とした また 新規系統剤であるフルーツセイバーは平成 15 年 ~26 年にかけて試験を行い 有効性が認められたため 今回普及技術とした 2 成果の内容 特徴 (1) リンゴ黒星病防除にサルバトーレ ME の 3,000 倍液またはフルーツセイバーの 2,000 倍液を散布する 農薬登録内容サルバトーレ ME [ 一般名及び成分含有量 ] テトラコナゾール 11.6%(FRAC コード注 ) :3) [ 毒性 ] 人畜毒性 : 劇物 毒物には該当しない [ 魚毒性 ] B 類 [ 対象作物に対する適用登録状況 ( 平成 26 年 9 月 30 日現在 JPP-NET 確認 )] 作物名適用病害名散布液量使用時期 りんご 黒星病 赤星病 うどんこ病 モニリア病 本剤の 使用回数 使用方法 テトラコナゾールを含む農薬の総使用回数 3, ~700L/10a 収穫 45 日前まで 3 回以内散布 3 回以内 注 )FRAC コードとは FRAC( 殺菌剤耐性菌対策委員会 ) が定める殺菌剤の作用機構による分類で 同じコードは同一系統を表す 詳細は Japan FRAC のホームページ ( を参照する 5-1

2 フルーツセイバー [ 一般名及び成分含有量 ] ペンチオピラド 15.0%(FRAC コード注 ) :7) [ 毒性 ] 人畜毒性 : 劇物 毒物には該当しない [ 魚毒性 ] B 類 [ 対象作物に対する適用登録状況 ( 平成 26 年 9 月 30 日現在 JPP-NET 確認 )] 作物名適用病害名散布液量使用時期 りんご 黒星病モニリア病斑点落葉病すす点病すす斑病赤星病うどんこ病黒点病褐斑病 1,500~ 2,000 倍 1,500~ 3,000 倍 2,000 倍 本剤の 使用回数 使用方法ペンチオピラドを含む農薬の総使用回数 200~700L/10a 収穫前日まで 3 回以内散布 3 回以内 注 )FRAC コードとは FRAC( 殺菌剤耐性菌対策委員会 ) が定める殺菌剤の作用機構による分類で 同じコードは同一系統を表す 詳細は Japan FRAC のホームページ ( を参照する 3 利用上の留意点 (1) うどんこ病防除では薬剤防除だけでなく 伝染源となる被害枝のせん除や芽しぶの早期除去をあわせて行う (2) サルバトーレ ME に関する注意事項ア本剤は EBI 剤である EBI 剤は薬剤耐性菌の出現する可能性が高いため 過度の連用 多数回使用を避ける りんごでの EBI 剤の使用は原則として 開花期及び落花期の 2 回に限る イ原液は眼に対して強い刺激性があるので注意する ウ水産動植物に影響を及ぼすおそれがあるので 河川 養魚池などに飛散 流入しないように注意する (3) フルーツセイバーに関する注意事項ア本剤は植物病原菌のミトコンドリア電子伝達系酵素複合体 Ⅱ に作用し 呼吸を阻害するコハク酸脱水素酵素阻害剤 (SDHI 剤 ) である SDHI 剤は薬剤耐性菌の出現する可能性があるため 過度の連用 多数回使用は避け 作用機構の異なる薬剤とのローテーションによる使用とする イ水産動植物に影響を及ぼすおそれがあるので 河川 養魚池などに飛散 流入しないように注意する 4 対象範囲県下全域 りんご栽培地域 7,950ha 5 具体的データ (1) サルバトーレ ME のリンゴ黒星病に対する防除効果及びの検討 ( 表 1 2) ア平成 11 年及び平成 26 年に果樹試験場内ほ場で試験を行った 無処理区での発生は両試験とも少発生であった 平成 11 年の試験では サルバトーレ ME の 3,000 倍液は対照としたスコア水和剤 10(EBI 剤 ) とほぼ同等の防除効果で 無処理と比較して高い効果が認められた また 平成 26 年の試験では サルバトーレ ME の 3,000 倍液は対照としたオーソサイド水和剤と同等の防除効果で 無処理と比較して高い効果が認められた 両試験ともの発生は認められなかった 5-2

3 表 1 リンゴ黒星病に対するサルバトーレ ME の防除効果 ( 平成 11 年 果樹試験場 ) 調査果数 果実調査発病果率 サルバトーレ ME 3, なし スコア水和剤 10 3, なし 無処理 =100-( 処理区の発病率 / 無処理区の発病率 ) 100 試験場所 : 須坂市果樹試験場内ほ場 発生状況 : 少発生 供試品種 : ふじ ( わい性台木樹 ) 試験規模:1 区 2~3 樹 4 反復薬剤処理 : 平成 11 年 4 月 30 日 ( 開花直前 ) 5 月 30 日及び6 月 10 日の計 3 回 動力噴霧機で十分量を散布した 調査 : 平成 11 年 6 月 28 日に1 区 20 新梢の展開葉全葉及び30~50 果実について発病の有無を調査した の発生の有無については随時 観察調査した 表 2 リンゴ黒星病に対するサルバトーレ ME の防除効果 ( 平成 26 年 果樹試験場 ) 花そう葉調査発病葉率 サルバトーレ ME 3, なし オーソサイド水和剤 なし 無処理 表 1 と同じ 試験場所 : 須坂市果樹試験場内ほ場 発生状況 : 少発生 供試品種 : ふじ ( わい性台木樹 ) 試験規模:1 区 4~6 樹 3 反復薬剤処理 : 平成 26 年 4 月 28 日 ( 開花直前 ) 5 月 9 日 ( 落花期 ) 及び5 月 19 日の計 3 回 動力噴霧機で十分量を散布した 調査 : 平成 26 年 6 月 16 日に1 区 10~20 花そう及び10~20 新梢の展開葉全葉について発病の有無を調査した の発生の有無については随時 観察調査した (2) サルバトーレ ME のリンゴうどんこ病に対する防除効果及びの検討 ( 表 3 4) ア平成 12 年は長野市篠ノ井現地ほ場 平成 23 年は果樹試験場内ほ場で試験を行った 無処理区での発生は両年とも多発生であった 平成 12 年の試験では サルバトーレ ME の 3,000 倍液は対照としたスコア水和剤 10(EBI 剤 ) より優る防除効果で 無処理と比べて高い効果が認められた また 平成 23 年の試験では サルバトーレ ME の 3,000 倍液は対照としたオンリーワンフロアブル及びスコア顆粒水和剤 ( いずれも EBI 剤 ) より優る防除効果で 無処理と比べ高い効果が認められた 両試験ともの発生は認められなかった 表 3 リンゴうどんこ病に対するサルバトーレ ME の防除効果 ( 平成 12 年 果樹試験場 ) 発病葉率 発病度 サルバトーレ ME 3, なし スコア水和剤 10 3, なし 無処理 発病度 ={Σ( 指数 該当葉数 )/( 4)} 100 =100-( 処理区の発病度 / 無処理区の発病度 ) 100 試験場所 : 長野市篠ノ井現地ほ場 発生状況 : 多発生 供試品種 : 紅玉 ( わい性台木樹 ) 試験規模:1 区 4~5 樹 反復なし 薬剤処理 : 平成 12 年 5 月 1 日 ( 開花直前 ) 5 月 15 日 ( 落花期 ) 及び5 月 30 日の計 3 回 動力噴霧機で十分量を散布した 調査 : 平成 12 年 6 月 13 日に1 区 20 新梢の展開葉全葉について発病の有無及び発病程度 ( 指数 0~4) を調査した の発生の有無については随時 観察調査した 発病程度の調査基準 指数 0: 発病なし 1: 病斑面積が葉の1/4 未満 2:1/4~1/2 3:1/2~3/4 4:3/4 以上 5-3

4 表 4 リンゴうどんこ病に対するサルバトーレ ME の防除効果 ( 平成 23 年 果樹試験場 ) 発病葉率 発病度 サルバトーレ ME 3, なし オンリーワンフロアブル 2, なし スコア顆粒水和剤 3, なし 無処理 表 3 と同じ 試験場所 : 須坂市果樹試験場内ほ場 発生状況 : 多発生 供試品種 : 紅玉/ マルバカイドウ ( 普通樹 ) 試験規模:1 区 1 樹 2 反復 薬剤処理 : 平成 23 年 5 月 5 日 ( 開花直前 ) 5 月 18 日及び6 月 1 日の計 3 回 動力噴霧機で十分量を散布した 調査 : 平成 23 年 6 月 10 日に1 樹 20 新梢の展開葉全葉について発病の有無及び発病程度 ( 指数 0~3 表 3 脚注参照 ) を調査した の発生の有無については随時 観察調査した (3) フルーツセイバーのリンゴ黒星病に対する防除効果及びの検討 ( 表 5 6) ア平成 17 年及び平成 26 年に果樹試験場内ほ場で試験を行った 無処理区での発生は両試験とも少発生であった 平成 17 年の試験では フルーツセイバー 2,000 倍液の防除効果は対照としたオンリーワンフロアブル (EBI 剤 ) と比べて劣ったが オーソサイド水和剤とはほぼ同等であった 無処理と比較して防除効果が認められた 平成 26 年の試験では フルーツセイバー 2,000 倍液は対照としたユニックス Z 水和剤及びオーソサイド水和剤と同等の防除効果で 無処理と比較して高い効果が認められた 両試験ともの発生は認められなかった 表 5 リンゴ黒星病に対するフルーツセイバーの防除効果 ( 平成 17 年 果樹試験場 ) 発病葉率 フルーツセイバー 2, なし オンリーワンフロアブル 2, なし オーソサイド水和剤 なし 無処理 表 1 と同じ 試験場所 : 須坂市果樹試験場内ほ場 発生状況 : 少発生 供試品種 : ふじ ( わい性台木樹 ) 試験規模:1 区 2~4 樹 3 反復薬剤処理 : 平成 17 年 4 月 30 日 ( 開花直前 ) 5 月 13 日 ( 落花期 ) 及び5 月 27 日の計 3 回 動力噴霧機で十分量を散布した 調査 : 平成 17 年 6 月 14 日に1 区 40 新梢の展開葉全葉について発病の有無を調査した の発生の有無については随時 観察調査した 表 6 リンゴ黒星病に対するフルーツセイバーの防除効果 ( 平成 26 年 果樹試験場 ) 花そう葉調査発病葉率 フルーツセイバー 2, なし ユニックス Z 水和剤 なし オーソサイド水和剤 なし 無処理 表 1 と同じ 試験場所 : 須坂市果樹試験場内ほ場 発生状況 : 少発生 供試品種 : ふじ ( わい性台木樹 ) 試験規模:1 区 4~6 樹 2 反復薬剤処理 : 平成 26 年 4 月 28 日 ( 開花直前 ) 5 月 8 日 ( 落花期 ) 及び5 月 18 日の計 3 回 動力噴霧機で十分量を散布した 調査 : 平成 26 年 6 月 9~13 日に1 区 20 花そう及び20 新梢の展開葉全葉について発病の有無を調査した の発生の有無については随時 観察調査した 5-4

5 (4) フルーツセイバーのリンゴうどんこ病に対する防除効果及びの検討 ( 表 7 8) ア平成 15 年及び平成 16 年に果樹試験場内ほ場で試験を行った 無処理区での発生は両年ともに中発生であった 平成 15 年の試験では フルーツセイバー 2,000 倍液は対照としたスコア水和剤 10(EBI 剤 ) より優る防除効果で 無処理と比べて高い効果が認められた 平成 16 年の試験では フルーツセイバー 2,000 倍液は対照としたオンリーワンフロアブル及びスコア水和剤 10( いずれも EBI 剤 ) とほぼ同等の防除効果で 無処理と比べて高い効果が認められた 両試験ともの発生は認められなかった 表 7 リンゴうどんこ病に対するフルーツセイバーの防除効果 ( 平成 15 年 果樹試験場 ) 発病葉率 発病度 フルーツセイバー 2, なし スコア水和剤 10 3, なし 無処理 表 3 と同じ 試験場所 : 須坂市果樹試験場内ほ場 発生状況 : 中発生 供試品種 : 紅玉/ マルバカイドウ (5 年生 ) 試験規模:1 区 6~7 樹 2 反復 薬剤処理 : 平成 15 年 5 月 9 日 5 月 21 日及び6 月 2 日の計 3 回 動力噴霧機で十分量を散布した 調査 : 平成 15 年 6 月 13 日に1 樹 2~3 新梢の展開葉全葉について発病の有無及び発病程度 ( 指数 0~3 表 3 脚注参照 ) を調査した の発生の有無については随時 観察調査した 表 8 リンゴうどんこ病に対するフルーツセイバーの防除効果 ( 平成 16 年 果樹試験場 ) 発病葉率 発病度 フルーツセイバー 2, なし オンリーワンフロアブル 2, なし スコア水和剤 10 3, なし 無処理 表 3 と同じ 試験場所 : 須坂市果樹試験場内ほ場 発生状況 : 中発生 供試品種 : 紅玉/ マルバカイドウ (6 年生 ) 試験規模:1 区 4~6 樹 2 反復 薬剤処理 : 平成 16 年 5 月 18 日 6 月 2 日及び6 月 15 日の計 3 回 動力噴霧機で十分量を散布した 調査 : 平成 16 年 7 月 8 日に1 樹 1~2 新梢の展開葉全葉について発病の有無及び発病程度 ( 指数 0~3 表 3 脚注参照 ) を調査した の発生の有無については随時 観察調査した 6 特記事項 [ 公開 ] 制限なし [ 課題名 研究期間 予算区分 ] 果樹の新規農薬等の効果試験 平成 11~26 年度 (1999~2014 年度 ) 協力研究 5-5

< F2D315F F95815F82E882F182B28D9590AF F9C2E6A746463>

< F2D315F F95815F82E882F182B28D9590AF F9C2E6A746463> [ 果樹部門平成 29 年度普及する技術 ] 事項名リンゴ黒星病菌の EBI 剤に対する薬剤感受性低下に対応したりんご病害の防除体系 平成 28 年に黒星病が津軽地域で多発して大きな問題となり その主要因が黒星病菌のE BI 剤に対する薬剤感受性低下であることが明らかになったので 本剤を防除体系から削 ね ら い除する また 落花 15 日後頃 を廃止し 落花 10 日後頃 及び 落花 20 日後頃

More information

冷蔵貯蔵中のぶどう「シャインマスカット」に発生する灰色かび病防除に、オンリーワンフロアブルの7月中~下旬散布が有効である

冷蔵貯蔵中のぶどう「シャインマスカット」に発生する灰色かび病防除に、オンリーワンフロアブルの7月中~下旬散布が有効である 平成 27 年度普及に移す農業技術 ( 第 2 回 ) [ 分類 ] 普及技術 [ 成果名 ] 冷蔵貯蔵中のぶどう シャインマスカット に発生する灰色かび病防除に オンリーワンフロアブルの 7 月中 ~ 下旬散布が有効である [ 要約 ] 冷蔵貯蔵中のぶどう シャインマスカット に発生する果粒腐敗の原因は 主に灰色かび病菌によるものである 生育期間中の 7 月中 ~ 下旬にオンリーワンフロアブル 2,000

More information

CONTENTS Q1. の特長を教えてください... 2 Q2. の有効成分について教えてください... 2 Q3. 登録内容を教えてください... 3 Q4. 対象病害虫について教えてください... 3 Q5. 効果試験などあれば教えてください... 4 Q6. 使い方を教えてください... 6

CONTENTS Q1. の特長を教えてください... 2 Q2. の有効成分について教えてください... 2 Q3. 登録内容を教えてください... 3 Q4. 対象病害虫について教えてください... 3 Q5. 効果試験などあれば教えてください... 4 Q6. 使い方を教えてください... 6 CONTENTS Q1. の特長を教えてください... 2 Q2. の有効成分について教えてください... 2 Q3. 登録内容を教えてください... 3 Q4. 対象病害虫について教えてください... 3 Q5. 効果試験などあれば教えてください... 4 Q6. 使い方を教えてください... 6 Q7. 人畜や環境に対する安全性情報を教えてください... 6 Q8. 使用上の注意点があれば教えてください...

More information

**************************************** 2017 年 4 月 29 日 日本植物病理学会殺菌剤耐性菌研究会 耐性菌対策のための DMI 剤使用ガイドライン 一般的な耐性菌対策 1. 薬剤防除だけに頼るのではなく 圃場や施設内を発病しにくい環境条件にする 1)

**************************************** 2017 年 4 月 29 日 日本植物病理学会殺菌剤耐性菌研究会 耐性菌対策のための DMI 剤使用ガイドライン 一般的な耐性菌対策 1. 薬剤防除だけに頼るのではなく 圃場や施設内を発病しにくい環境条件にする 1) **************************************** 2017 年 4 月 29 日 日本植物病理学会殺菌剤耐性菌研究会 耐性菌対策のための DMI 剤使用ガイドライン 一般的な耐性菌対策 1. 薬剤防除だけに頼るのではなく 圃場や施設内を発病しにくい環境条件にする 1) 可能ならば病害抵抗性品種や耐病性品種を栽培する 2) 病原菌の伝染源となる作物残渣や落葉 剪定枝あるいは周辺の雑草などは速やかに処分する

More information

本剤の使用に当たっては 使用量 使用時期 使用方法を誤らないように注意し 特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをおすすめします 安全使用上の注意事項 本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意してください 眼に入った場合には直ちに水洗し 眼科医の手当を受けてく

本剤の使用に当たっては 使用量 使用時期 使用方法を誤らないように注意し 特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをおすすめします 安全使用上の注意事項 本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意してください 眼に入った場合には直ちに水洗し 眼科医の手当を受けてく 殺菌剤脂肪酸グリセリド 有機銅水和剤 ( フロアブル ) ビオネクト 有効成分 : 脂肪酸グリセリド 55.0% 8- ヒドロキシキノリン銅 (PRTR 1 種 ) 30% その他成分 : 界面活性剤 15.0% 農林水産省登録第 21020 号性状 : 暗黄緑色水和性粘粘稠懸濁液体毒性 : 普通物 ( 毒劇物に該当しないものを指していう通称 ) 消防法 : 第 4 類第 4 石油類有効年限 :3

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 豊かな稔りに 日本の農業を応援します 平成 29 年 4 月 14 日発行 IBJ* 防除情報 第 70 号 (*IshiharaBioscienceJapan= 石原バイオサイエンスの略 ) 向こう 1 ヶ月の主要病害虫発生予報の発表はありませんでした ご説明します 今回の特集では 4 月 11 日付で適用拡大になりましたプロパティフロアブルの適用作物である ピーマン うどんこ病菌 うり科 うどんこ病菌の違いや生活環

More information

P7-15(金子)

P7-15(金子) 千葉農林総研研報 (CAFRC Res. Bull.)6:715(2014) 千葉県のナシ病害防除における アニリノピリミジン系剤及びコハク酸脱水素酵素阻害剤の利用 金子洋平 牛尾進吾 キーワード : ニホンナシ, 殺菌剤, アニリノピリミジン系剤,SDHI 剤 Ⅰ 緒言千葉県における 2012 年のニホンナシの収穫量は約 34,400 tで全国第一位となっている ( 農林水産省,2013). 主な品種は

More information

190号.indb

190号.indb 水稲におけるいもち剤の現状とトップジン M の位置付けについて 武田敏幸 Toshiyuki Takeda はじめに いもち病は我が国の稲作において最も重要な病害である 苗いもち 葉いもち ( 写真 1) 穂いもち( 写真 2) と稲作の全ての段階で被害が発生する 一般に冷害年に大発生し 稲作に大きな被害を与えてきた その防除には 戦後直ぐには有機水銀剤が使用されたが 米への残留が問題となり 非水銀系殺菌剤の開発が行われた

More information

圃場試験場所 : 県農業研究センター 作物残留試験 ( C-N ) 圃場試験明細書 1/6 圃場試験明細書 1. 分析対象物質 およびその代謝物 2. 被験物質 (1) 名称 液剤 (2) 有効成分名および含有率 :10% (3) ロット番号 ABC 試験作物名オクラ品種名アーリーファ

圃場試験場所 : 県農業研究センター 作物残留試験 ( C-N ) 圃場試験明細書 1/6 圃場試験明細書 1. 分析対象物質 およびその代謝物 2. 被験物質 (1) 名称 液剤 (2) 有効成分名および含有率 :10% (3) ロット番号 ABC 試験作物名オクラ品種名アーリーファ 作物残留試験 ( C-N ) 圃場試験明細書 1/6 圃場試験明細書 1. 分析対象物質 およびその代謝物 2. 被験物質 (1) 名称 液剤 (2) 有効成分名および含有率 :10% (3) ロット番号 ABC0123 3. 試験作物名オクラ品種名アーリーファイブ 4. 圃場試験場所 試験圃場名 試験圃場所在地 県農業研究センター 番圃場 号ハウス 県 市 町 - 5. 試験担当者氏名 6. 土性埴壌土

More information

キノンドー顆粒水和剤 2 年目 継続 1. 目的製剤変更による効果確認 樹齢 20 年生栽植密度 m 20 本 /10a (6) 試験内容試験面積 40 a 試験区 20 a 対照区 20 a 7/2 キノンドー顆粒水和剤 1,000 倍 500 リットル 7/2 キノンドーフロアブ

キノンドー顆粒水和剤 2 年目 継続 1. 目的製剤変更による効果確認 樹齢 20 年生栽植密度 m 20 本 /10a (6) 試験内容試験面積 40 a 試験区 20 a 対照区 20 a 7/2 キノンドー顆粒水和剤 1,000 倍 500 リットル 7/2 キノンドーフロアブ キノンドー顆粒水和剤 2 年目 継続 1. 目的製剤変更による効果確認 樹齢 11 年生栽植密度 5.0 3.0 m 65 本 /10a (6) 試験内容試験面積 60 a 試験区 30 a 対照区 30 a 6/30 キノンドー顆粒水和剤 1,000 倍 450 リットル 6/30 オキシンドー水和剤 1,200 倍 450 リットル 斑点落葉病 炭そ病 輪紋病 (1) 実施場所藤崎町向根子橋 (2)

More information

190号.indb

190号.indb 北海道におけるマメ類菌核病および灰色かび病の防除とトップジン M 水和剤 清水基滋 Motoshige Shimizu はじめに 北海道における豆類の作付面積は ダイズ22,700ha ( 全国作付面積の16.4%) アズキ23,800ha( 同 72.8%) インゲンマメ9,350ha( 同 89.9%) と全国生産量の大きな割合を占めており 道内では畑作地帯はもとより転換畑においても重要な作物となっている

More information

ダコニール1000_農薬ガイド_2018年8月31日

ダコニール1000_農薬ガイド_2018年8月31日 TPN 水和剤 ST ダコニール 1000 有効成分 :TPN(PRTR 1 種 ) 40.0% 適用と使用法 作物名適用病害名希釈倍数りんご斑点落葉病モニリア病 黒星病 農林水産省登録第 21759 号性状 : 類白色水和性粘稠懸濁液体毒性 : 普通物危険物 : 有効年限 :5 年包装 :250 40 500 20 ダコニールは エス ディー エスバイオテックの登録商標 こちらのバーコードをスマートフォン等で読み取ると

More information

本年 10 月 11 日 ~11 月 10 日の間に登録登録されたされた新農薬 ( 適用拡大を含む は 次の通りですりです 下線部が適用拡大適用拡大になりましたになりました 登録日 薬剤名 10/24 テルスタ - フロアブル 登録内容 ( 適用拡大を含む のあらまし 対象作物内容 もも 対象害虫の

本年 10 月 11 日 ~11 月 10 日の間に登録登録されたされた新農薬 ( 適用拡大を含む は 次の通りですりです 下線部が適用拡大適用拡大になりましたになりました 登録日 薬剤名 10/24 テルスタ - フロアブル 登録内容 ( 適用拡大を含む のあらまし 対象作物内容 もも 対象害虫の 平成 24 年 11 月 12 日発行 第 21 号 農水省は 11 月 8 日 向こう 1か月の主要病害虫発生予報主要病害虫発生予報を発表発表しましたしました そのその中からから主な作物作物を対象対象に, 発生が 多い と発表発表されたされた病害虫病害虫とそのとその地域及地域及び防除農薬 ( 当社の推奨農薬 を一表一表に纏めましたのでめましたので推進推進のごのご参考参考にしてにして下さいさい 作物別

More information

Ⅱ りんご生産情報 1 生育 作業の進み 病害虫の動き (1) 生育ステージふじの満開日は黒石 ( りんご研究所 ) では 平年より2 日早い5 月 11 日 五戸 ( りんご研究所県南果樹部 ) では 平年より6 日早い5 月 9 日であった 開花日 ( 月. 日 ) 地域年つがるジョナゴールド王

Ⅱ りんご生産情報 1 生育 作業の進み 病害虫の動き (1) 生育ステージふじの満開日は黒石 ( りんご研究所 ) では 平年より2 日早い5 月 11 日 五戸 ( りんご研究所県南果樹部 ) では 平年より6 日早い5 月 9 日であった 開花日 ( 月. 日 ) 地域年つがるジョナゴールド王 りんご生産情報第 3 号 平成 29 年 5 月 11 日発表 (5 月 12 日 ~5 月 25 日 ) 青森県 攻めの農林水産業 推進本部 ふじの落花直後 の散布は 5 月 13~14 日頃! 散布間隔は 10 日を厳守!! みど摘果は実止まりを確認後 すみやかに!!! Ⅰ 要約ふじの満開日は黒石 ( りんご研究所 ) では 平年より 2 日早い 5 月 11 日 五戸 ( りんご研究所県南果樹部

More information

Microsoft Word 予報第9号

Microsoft Word 予報第9号 平成 27 年度病害虫発生予報第 9 号 平成 27 年 10 月 7 日鳥取県病害虫防除所 予報の概要 区分 農作物名 病害虫名 発生時期 予想発生量 果樹ナシ 黒星病 - やや多い 軟腐病 - 平年並 野菜 キャベツ ブロッコリー ネギ 黒腐病 - やや多い べと病 - やや多い コナガ 平年並 平年並 ハスモンヨトウ 平年並 平年並 黒斑病 - 平年並 さび病 平年並 平年並 ネギアザミウマ

More information

「公印省略」

「公印省略」 公印省略 3 農林試第 566 号の 8 平成 3 年 11 月 3 日各関係機関団体の長各病害虫防除員殿 平成 3 年度病害虫発生予報第 9 号 (1 月 について 福岡県農林業総合試験場長 ( 福岡県病害虫防除所 このことについて 病害虫発生予報第 9 号を発表したので送付します 予報第 9 号 病害虫防除所の業務紹介 ~ 重要病害虫侵入の早期発見のために ~ 病害虫防除所では 国内未発生または国内でも限られた場所で発生している重要病害虫が県内に侵入した際に

More information

<4D F736F F D CA48B8690AC89CA8FEE95F E496D882CC8EED97DE82AA817582CD82E982DD817682CC90B688E781418EFB97CA814189CA8EC095698EBF82C98B7982DA82B789658BBF2E646F63>

<4D F736F F D CA48B8690AC89CA8FEE95F E496D882CC8EED97DE82AA817582CD82E982DD817682CC90B688E781418EFB97CA814189CA8EC095698EBF82C98B7982DA82B789658BBF2E646F63> [ 成果情報名 ] 台木の種類が はるみ の生育 収量 果実品質に及ぼす影響 [ 要約 ] [ キーワード ] [ 担当 ] [ 連絡先 ] [ 区分 ] [ 分類 ] [ 背景 ねらい ] [ 成果の内容 特徴 ] [ 成果の活用面 留意点 ] [ 具体的データ ] 幹周 (cm) 容積 (m 3 / 樹 ) z 有意性 z 60 有意性 45 n.s n.s n.s n.s n.s n.s n.s

More information

予報 岡病防第16号

予報 岡病防第16号 各関係機関長殿 岡病防第 1 6 号平成 28 年 9 月 1 日 岡山県病害虫防除所長 ( 公印省略 ) 病害虫発生予察情報について 病害虫発生予報第 6 号を下記のとおり発表したので送付します 平成 28 年度病害虫発生予報第 6 号 予報概評 平成 28 年 9 月 1 日岡山県 作物名病害虫名発生時期発生量 水稲穂いもちやや早並紋枯病 - やや多白葉枯病 - 並穂枯れ - やや多もみ枯細菌病

More information

園芸殺菌剤 Z ボルドー [ 銅 和剤 ] 農林 産省登録有効成分 性状 第 号塩基性硫酸銅 58.0%( 銅として 32.0%) 淡 緑 和性粉末 45μm 以下 毒性 : 普通物 ( 毒劇物に該当しないものを指していう通称 ) 危険物 :- 有効年限 :5 年 包装 :500g 20

園芸殺菌剤 Z ボルドー [ 銅 和剤 ] 農林 産省登録有効成分 性状 第 号塩基性硫酸銅 58.0%( 銅として 32.0%) 淡 緑 和性粉末 45μm 以下 毒性 : 普通物 ( 毒劇物に該当しないものを指していう通称 ) 危険物 :- 有効年限 :5 年 包装 :500g 20 園芸殺菌剤 [ 銅 和剤 ] 農林 産省登録有効成分 性状 第 24041 号塩基性硫酸銅 58.0%( 銅として 32.0%) 淡 緑 和性粉末 45μm 以下 毒性 : 普通物 ( 毒劇物に該当しないものを指していう通称 ) 危険物 :- 有効年限 :5 年 包装 :500g 20 1kg 20 特 無機銅剤 ( 塩基性硫酸銅 ) であり 状菌病害から細菌性病害まで幅広い病害に有効である また

More information

2 ブドウの病害虫

2 ブドウの病害虫 1 黒とう病 ( ブドウ ) 1 病原菌は巻きづるやり病枝で越冬し 展葉初期から感染を始める 2 伝染源の除去と初期防除に重点をおく 1 巻きづる及びり病枝を除去する ( 休眠期ならびに 5 から 6 月 ) 2 新梢がおそ伸びしないよう施肥 せん定に考慮する 4 月 有機硫黄剤 M3 ( 開花前 ) ジチアノン剤 M9 5 月中旬 ~ 下旬 ( 開花期 ~ 落花期 ) ベンゾイミダゾール系チオファネート系

More information

( ア ) 殺菌剤 を付した病害虫は 薬剤耐性もしくは抵抗性個体群が出現している ( 詳細は 24~ ページを参照 ) ( 小麦 : 殺菌 ) 毒魚処理濃度 量新性毒 ( ) は分類名 等性 眼紋病 赤さび病 褐色雪腐病 規 改訂 茎葉散布劇 A 他合成 ヘ ンソ イミタ ソ ール 1

( ア ) 殺菌剤 を付した病害虫は 薬剤耐性もしくは抵抗性個体群が出現している ( 詳細は 24~ ページを参照 ) ( 小麦 : 殺菌 ) 毒魚処理濃度 量新性毒 ( ) は分類名 等性 眼紋病 赤さび病 褐色雪腐病 規 改訂 茎葉散布劇 A 他合成 ヘ ンソ イミタ ソ ール 1 イ病害虫防除ガイド掲載農薬一覧 ( 小麦 ) ( ア ) 殺菌剤 を付した病害虫は 薬剤耐性もしくは抵抗性個体群が出現している ( 詳細は 24~ ページを参照 ) ( 小麦 : 殺菌 ) ( ) は分類名 眼紋病 赤さび病 褐色雪腐病 -62-1 種子浸漬 C 有機硫黄 ヘ ンソ イミタ ソ ールヘ ンレート T 水和剤 20 チウラム ヘ ノミル 20 20 は種前 1 20 倍 10 分 2

More information

Ⅱ りんご生産情報 1 果実肥大 作業の進み 病害虫の動き (1) 果実肥大 8 月 1 日現在での果実肥大は 7 月下旬の高温の影響で肥大の伸びが鈍ったものの 概ね平年並みから平年を上回っている 果実肥大 (8 月 1 日現在 横径 :cm 平年比:%) 地 域 年 つがる ジョナゴールド ふ じ

Ⅱ りんご生産情報 1 果実肥大 作業の進み 病害虫の動き (1) 果実肥大 8 月 1 日現在での果実肥大は 7 月下旬の高温の影響で肥大の伸びが鈍ったものの 概ね平年並みから平年を上回っている 果実肥大 (8 月 1 日現在 横径 :cm 平年比:%) 地 域 年 つがる ジョナゴールド ふ じ りんご生産情報第 9 号 平成 30 年 8 月 9 日発表 (8 月 10 日 ~8 月 24 日 ) 青森県 攻めの農林水産業 推進本部 見直し摘果の徹底を! 黒星病の発病葉 発病果の摘み取り処分を!! つがるの落果防止剤 ( ストッポール液剤 ) の散布は 8 月 15~20 日頃!!! Ⅰ 概要 8 月 1 日現在での果実肥大は 7 月下旬の高温の影響で 伸びが鈍っているものの 概ね平年並みから平年を上回っている

More information

<30318CA48B8695F18D9091E6358D862E656338>

<30318CA48B8695F18D9091E6358D862E656338> 千葉県農林総研研報 (CAFRCRes.Bul.)5:47-51(2013) ニホンナシ人工受粉期間中におけるチウラム散布が花粉発芽と着果率に及ぼす影響 金子洋平 牛尾進吾 キーワード : ニホンナシ, 受粉期間, チウラム, 着果率, 花粉発芽率 Ⅰ 緒言千葉県における2011 年のニホンナシ ( 以下, ナシと略す ) の収穫量は約 38,100t で全国第一位となっている. 本県のナシ栽培における主な地上部病害はナシ黒星病菌

More information

等 ) ジカルボキシイミド ( イプロジオン プロシミドン ) 等 上市後数年間で耐性菌が発生 防除効果が大幅に低下した事例のある殺菌剤を高リスクとしている DMI( トリアゾール等 ) アニリノピリミジン ( シプロジニル メパニピリム ) のように 一部の条件で防除効果が低下 または限定的に防除

等 ) ジカルボキシイミド ( イプロジオン プロシミドン ) 等 上市後数年間で耐性菌が発生 防除効果が大幅に低下した事例のある殺菌剤を高リスクとしている DMI( トリアゾール等 ) アニリノピリミジン ( シプロジニル メパニピリム ) のように 一部の条件で防除効果が低下 または限定的に防除 殺菌剤の耐性菌発生リスク評価 Japan FRAC 代表田辺憲太郎 Kentaro Tanabe 1. はじめに近年開発 上市の農業用殺菌剤は 耐性菌発生リスク ( 以下 耐性リスクと略 ) が中 高の特異的作用機構剤が多く 今後もこの傾向は継続する 耐性菌対策のためにはなるべく多くの系統が併存することが望ましいが 新規作用機構剤の開発は容易でないため 既存剤の実用的な防除効果の維持が必要であり リーズナブルな耐性管理は重要性を増してくる

More information

平成19年度事業計画書

平成19年度事業計画書 2 難防除病害虫特別対策事業 (1) アスパラガス病害虫総合防除対策の実証 ア背景および目的本県におけるアスパラガスの栽培面積は 県内全域でここ数年急速に延び 重要品目となっている 近年の主流である雨よけハウスによる半促成長期どり栽培では 収穫量は以前の栽培方法に比べ増加している その反面 斑点病や褐斑病などの斑点性病害 アザミウマ類 ハスモンヨトウなどの重要害虫の発生に加え コナジラミ類の発生が増加している

More information

果樹の生育概況

果樹の生育概況 平成 30 年度果樹情報第 13 号 ( 平成 30 年 9 月 21 日 ) 福島県農林水産部農業振興課 1 気象概況 (9 月前半 : 果樹研究所 ) 平均気温は 平年と比較すると 1 半旬が 23.1 で 0.8 低く 2 半旬が 21.8 で 0.8 低く 3 半旬が 20.1 で 1.3 低く経過しました この期間の降水量は 89.0mm で平年の 113% でした 2 生育状況 (9 月

More information

04_P36_67殺菌剤_cs6.indd

04_P36_67殺菌剤_cs6.indd 殺菌剤 (Zimandithane WP) 種類名 / マンゼブ水和剤 有効成分の種類及び含有量 / マンゼブ PRTR1 種 80.0% その他の成分の種類及び含有量 / 界面活性剤等 20.0% ( 内ヘキサメチレンテトラミン PRTR1 種 3%) 物理的化学的性状 / 淡黄色水和性粉末 45μm 以下 毒劇法 / 該当なし消防法 / 該当なし有効年限 /5 年 農林水産省登録第 22345

More information

Bacillus subtilis を有効成分とした新規微生物殺菌剤 アグロケア水和剤 について 前田光紀 Mitsunori Maeda はじめに わが国の微生物農薬は1954 年のトリコデルマ生菌の登録に始まり 1980 年代にはBT 剤が登録され始めた その後 環境保全型農業が重要視され始めた

Bacillus subtilis を有効成分とした新規微生物殺菌剤 アグロケア水和剤 について 前田光紀 Mitsunori Maeda はじめに わが国の微生物農薬は1954 年のトリコデルマ生菌の登録に始まり 1980 年代にはBT 剤が登録され始めた その後 環境保全型農業が重要視され始めた Bacillus subtilis を有効成分とした新規微生物殺菌剤 アグロケア水和剤 について 前田光紀 Mitsunori Maeda はじめに わが国の微生物農薬は1954 年のトリコデルマ生菌の登録に始まり 1980 年代にはBT 剤が登録され始めた その後 環境保全型農業が重要視され始めた1990 年頃から新規剤の開発が盛んになり 環境保全型農業を担う中核的資材として期待されてきている 微生物農薬は

More information

また 被害拡大の速度も速く 防除を怠ると くり園周辺の広葉樹林にも容易に被害が広がる (2) 発生消長平成 24 年 岩手県一関市で行った粘着板による調査では 1 齢幼虫の発生は 7 月 10 月の年 2 化であった (3) 防除試験マシン油乳剤やDMTP 乳剤による防除が知られているが 平成 24

また 被害拡大の速度も速く 防除を怠ると くり園周辺の広葉樹林にも容易に被害が広がる (2) 発生消長平成 24 年 岩手県一関市で行った粘着板による調査では 1 齢幼虫の発生は 7 月 10 月の年 2 化であった (3) 防除試験マシン油乳剤やDMTP 乳剤による防除が知られているが 平成 24 モスピラン顆粒水溶剤によるくり害虫の防除試験 岩手県農林水産部森林整備課小澤洋一 Yoichi Ozawa はじめに平成 24 年から平成 25 年にかけて 図らずも くり の害虫の防除試験の機会を得ることができた 筆者は 森林害虫の研究担当者 ( 試験当時 ) であり マツノマダラカミキリの防除試験は行ったことはあっても 果樹の害虫に関する知識はほとんど持ち合わせおらず 落葉果樹 と分類されることも初めて知った

More information

わかっていること トマトすすかび病について

わかっていること トマトすすかび病について 小型顕微鏡を用いた トマトすすかび病の ほ場での病害診断 2013 年 7 月 1 日農林水産省講堂 第 19 回農作物病害虫防除フォーラム 三重県農業研究所鈴木啓史 わかっていること トマトすすかび病について トマトすすかび病の初報告 1948 年岐阜県において初確認され 同じ頃 愛知県 静岡県 福岡県ても確認 この時点で全国的に広まっていたものと考えられている ( 山田,1951) 1996 年に宮崎県で再確認

More information

バンカーシート 利用マニュアル 2017年版(第一版)

バンカーシート 利用マニュアル 2017年版(第一版) 施設野菜の微小害虫と天敵カブリダニ 施設野菜での微小害虫問題 中央農業研究センター 石原産業 ( 株 ) 施設のイチゴではハダニ類が多発し 問題となる 施設のキュウリ ナス サヤインゲンでも アザミウマ類やコナジラミ類などの被害や媒介ウイルス病が問題となる これらの害虫は薬剤抵抗性が発達しやすく 農薬での防除は難しい カブリダニ類は有力な天敵であるが 放飼時期の見極めや農薬との併用などが難しく これらの施設作物では利用が進んでいない

More information

展示圃要領1

展示圃要領1 3 果樹 (1) リンゴ斑点落葉病 (1 区普通樹で 3 樹以上 ) 2) 薬剤処理 :6 月中旬 ~7 月上旬の間に 1~2 回散布する 3) 調査方法 : 最終散布 10 日 ~15 日後に各区 3~4 樹を対象に,1 樹あたり 20 新梢の全葉について, 発病葉数と病斑数を調査する 4) まとめ方 : 調査葉数, 発病葉率,1 葉当たり病斑数, 薬害 (2) リンゴ黒星病 (1 区普通樹で 3

More information

< F2D C18EEA95F182518D C834D E838D836F836C834C836D F E6A7464>

< F2D C18EEA95F182518D C834D E838D836F836C834C836D F E6A7464> 特殊報 9 病第 1 5 号 関係各位 平成 29 年 8 月 4 日 京都府病害虫防除所長 ( 公印省略 ) 病害虫発生予察情報について 下記のとおり発表しましたので 送付します 病害虫発生予察特殊報第 2 号 病害虫名チビクロバネキノコバエ Bradysia agrestis Sasakawa (Synonym: Bradysia difformis Frey 5の項参照 ) 作物名ネギ発生地域山城地域の一部

More information

(2) 新系統の発生状況平成 28 年 4~10 月にかけて府内 19 地点のネギ キャベツ及びタマネギほ場から採集したネギアザミウマの次世代を一頭飼育法 ( 十川ら, 2013) により調べた結果 南丹市以南の16 地点で新系統 ( 産雄性生殖系統 ) を確認した 山城地域では 産雄性生殖系統が優

(2) 新系統の発生状況平成 28 年 4~10 月にかけて府内 19 地点のネギ キャベツ及びタマネギほ場から採集したネギアザミウマの次世代を一頭飼育法 ( 十川ら, 2013) により調べた結果 南丹市以南の16 地点で新系統 ( 産雄性生殖系統 ) を確認した 山城地域では 産雄性生殖系統が優 (従来の系統(新系統防除所ニュース発行平成 29 年 3 月 27 日 平成 29 年第 4 号京都府病害虫防除所 ネギアザミウマ系統調査及び殺虫剤感受性検定の結果について 京都府内のネギ栽培地域では ネギアザミウマの多発生が続いています 本種はネギの葉を直接加害するだけでなく ネギえそ条斑病を媒介することによりネギの商品価値を低下させます 一方 本種には従来とは異なる新しい系統が存在し 殺虫剤の殺虫効果が異なると言われています

More information

2) の特徴 1 有効成分が 銀 自然界に広く存在している 銀 を有効成分とした水稲種子消毒剤です 2 幅広いスペクトラム本剤のみで 水稲の主要な種子伝染性病害 ( ばか苗病 いもち病 ごま葉枯病 もみ枯細菌病 苗立枯細菌病 褐条病およびイネシンガレセンチュウの防除が可能です 3 細菌病に対する優れ

2) の特徴 1 有効成分が 銀 自然界に広く存在している 銀 を有効成分とした水稲種子消毒剤です 2 幅広いスペクトラム本剤のみで 水稲の主要な種子伝染性病害 ( ばか苗病 いもち病 ごま葉枯病 もみ枯細菌病 苗立枯細菌病 褐条病およびイネシンガレセンチュウの防除が可能です 3 細菌病に対する優れ 銀を有効成分とした新しい水稲種子消毒剤 について 天野昭男 Akio Amano はじめに 自然界に広く存在する 銀 の殺菌作用に注目し これまで研究を重ねてきた結果 銀イオンをゼオライトに担持させることで安定した殺菌力を得ることに成功しました 独自の製剤技術により商品開発を進め 年 2 月 7 日付で農薬登録 ( 農林水産省登録 : 第 9 号 ) を取得し 水稲種子伝染性病害に安定した高い効果を示す種子消毒剤として商品化することができました

More information

トンネル博多ベリー防除暦

トンネル博多ベリー防除暦 平成 29 年産巨峰防除暦 防除時期 対象病害虫 農薬名 倍数 100l 当 備考 萌芽直前 褐斑病 石灰硫黄合剤 30 3.3l 褐斑病発生園 2~3 枚期 黒とう病 デランフロアブル又はキノンドーフロアブル 600 100cc 167cc 露地のみ アリエッティ C 水和剤 800 125g 褐斑病発生園はジ 8~9 枚期 灰色かび病ホウ素欠乏対策 又はジマンダイセン水和剤 フルーツセイバーフロアフ

More information

5月の病害虫発生予想と防除のポイント

5月の病害虫発生予想と防除のポイント 1 月の病害虫発生予想と防除のポイント 鹿児島県経済連 肥料農薬課鹿児島県病害虫防除所から発表された病害虫発生予報第 10 号 (1 月 ) を基に, 防除のポイントを下記に取りまとめましたので, 防除指導の参考にしてください Ⅰ. 野菜 発生量は平年比較, 発生予想の下段 ( 根拠 ) の (+) は多発要因,(-) は少発要因を示す キュウリべと病褐斑病うどんこ病 やや少 12 月の発生 : 少

More information

Ⅱ りんご生産情報 1 果実肥大 作業の進み (1) 果実肥大 9 月 11 日現在の果実肥大は 概ね平年並みから平年を上回っている 果実肥大 (9 月 11 日現在 横径 :cm 平年比:%) 地 域 年 つがる ジョナゴールド ふ じ 本 年 黒 石 平 年 (

Ⅱ りんご生産情報 1 果実肥大 作業の進み (1) 果実肥大 9 月 11 日現在の果実肥大は 概ね平年並みから平年を上回っている 果実肥大 (9 月 11 日現在 横径 :cm 平年比:%) 地 域 年 つがる ジョナゴールド ふ じ 本 年 黒 石 平 年 ( りんご生産情報第 11 号平成 30 年 9 月 20 日発表樹上選果マン (9 月 21 日 ~10 月 4 日 ) 青森県 攻めの農林水産業 推進本部 中生種は 早もぎせず 味をのせて適期収穫を! 収穫始めはトキ 9 月 27 日頃 早生ふじ 9 月 28 日頃!! 台風に備え 風害防止対策を万全に!!! Ⅰ 概要 高品質りんご生産のため 肥大や形が悪い果実や黒星病等の病害虫被害果 障害果を摘み取るなど

More information

Ⅱ りんご生産情報 1 生育 作業の進み 病害虫の動き (1) 生育ステージふじの落花日は 黒石 ( りんご研究所 ) で平年より2 日早い5 月 15 日 五戸 ( 県南果樹部 ) で平年より2 日早い5 月 18 日であった 満開日 ( 月. 日 ) 地域年つがるジョナゴールド王林ふじ 黒 石

Ⅱ りんご生産情報 1 生育 作業の進み 病害虫の動き (1) 生育ステージふじの落花日は 黒石 ( りんご研究所 ) で平年より2 日早い5 月 15 日 五戸 ( 県南果樹部 ) で平年より2 日早い5 月 18 日であった 満開日 ( 月. 日 ) 地域年つがるジョナゴールド王林ふじ 黒 石 りんご生産情報第 4 号 平成 29 年 5 月 25 日発表 (5 月 26 日 ~6 月 7 日 ) 青森県 攻めの農林水産業 推進本部 黒星病の発生確認! 発病葉 果は摘み取り処分の徹底を!! 落花 20 日後頃 の散布は 6 月 2~3 日頃!! 良果を見極め 早めの摘果を!!! Ⅰ 要約ふじの落花日は 黒石 ( りんご研究所 ) で平年より 2 日早い 5 月 15 日 五戸 ( 県南果樹部

More information

<4D F736F F D CC936F985E95CF8D5895B68F E FB8DDC F F F E646F63>

<4D F736F F D CC936F985E95CF8D5895B68F E FB8DDC F F F E646F63> サンケイ化学農薬登録情報 サンケイスミチオン乳剤 登録番号 : 農林水産省登録第 5052 号 ( 登録会社 : サンケイ化学 ) 有効成分 :MEP 50.0% 毒 性 : 普通物 販売エリア : 全国 適用拡大登録取得のお知らせ 弊社登録商品 サンケイスミチオン乳剤 が平成 22 年 10 月 27 日付けで下記のように負の登録変更になりました 変更内容及び変更理由 変更内容 ( 今回の使用制限変更にかかる部分のみ

More information

北病防第 平成 23 年 142 号 2 月 18 日 関係総合振興局産業振興部長 関係振興局産業振興部長 様 様 技術普及課長 病害虫防除所長 水稲いもち病防除の徹底について 水稲の重要病害であるいもち病は 平成 20 年以降 3 年連続して多発生し 平成 22 年の 葉いもち と 穂いもち の発

北病防第 平成 23 年 142 号 2 月 18 日 関係総合振興局産業振興部長 関係振興局産業振興部長 様 様 技術普及課長 病害虫防除所長 水稲いもち病防除の徹底について 水稲の重要病害であるいもち病は 平成 20 年以降 3 年連続して多発生し 平成 22 年の 葉いもち と 穂いもち の発 北病防第 平成 23 年 142 号 2 月 18 日 関係総合振興局産業振興部長 関係振興局産業振興部長 様 様 技術普及課長 病害虫防除所長 水稲いもち病防除の徹底について 水稲の重要病害であるいもち病は 平成 2 年以降 3 年連続して多発生し 平成 22 年の 葉いもち と 穂いもち の発生面積率は過去 3 年で最も高 くなるなど 被害が拡大しており 道産米の安定的な生産はもとより流通への

More information

( 一財 ) 沖縄美ら島財団調査研究 技術開発助成事業 実施内容及び成果に関する報告書 助成事業名 : 土着微生物を活用した沖縄産農作物の病害防除技術の開発 島根大学生物資源科学部 農林生産学科上野誠 実施内容及び成果沖縄県のマンゴー栽培では, マンゴー炭疽病の被害が大きく, 防除も困難となっている

( 一財 ) 沖縄美ら島財団調査研究 技術開発助成事業 実施内容及び成果に関する報告書 助成事業名 : 土着微生物を活用した沖縄産農作物の病害防除技術の開発 島根大学生物資源科学部 農林生産学科上野誠 実施内容及び成果沖縄県のマンゴー栽培では, マンゴー炭疽病の被害が大きく, 防除も困難となっている ( 一財 ) 沖縄美ら島財団調査研究 技術開発助成事業 実施内容及び成果に関する報告書 助成事業名 : 土着微生物を活用した沖縄産農作物の病害防除技術の開発 島根大学生物資源科学部 農林生産学科上野誠 実施内容及び成果沖縄県のマンゴー栽培では, マンゴー炭疽病の被害が大きく, 防除も困難となっている. マンゴー炭疽病の防除には, 農薬が使用されているが, 耐性菌の出現が危ぶまれている 本研究では,

More information

Taro-sokuzitaiou_14nennousi.jtd

Taro-sokuzitaiou_14nennousi.jtd キュウリホモプシス根腐病対策試験 試験成績書 ( 平成 14 年度即時対応試験成績書 ) 平成 15 年 3 月 福島県農林水産技術会議 福島県農業試験場 目次 Ⅰ はじめに Ⅱ 試験成績 1 露地夏秋キュウリにおけるホモプシス根腐病の発生状況 2 キュウリホモプシス根腐病防除対策試験 (1) カボチャ台木による防除 (2) 薬剤 資材等による防除 Ⅲ 摘要 試験担当者 病理昆虫部主専研 ( 兼 )

More information

月中旬以降の天候によって塊茎腐敗による被害が増加する事例も多い 平成 28 年度は疫病の発生面積率は19.9% と例年に比べてやや少なかったものの 塊茎腐敗の発生面積率は 14.8% と例年に比べてやや多かったとされる ( 平成 現在 北海道病害虫防除所調べ ) かつては 疫病には

月中旬以降の天候によって塊茎腐敗による被害が増加する事例も多い 平成 28 年度は疫病の発生面積率は19.9% と例年に比べてやや少なかったものの 塊茎腐敗の発生面積率は 14.8% と例年に比べてやや多かったとされる ( 平成 現在 北海道病害虫防除所調べ ) かつては 疫病には ばれいしょの疫病による塊茎腐敗の発生生態と防除について 北海道立総合研究機構 農業研究本部中央農業試験場病虫部クリーン病害虫グループ 西脇 由恵 Yoshie Nishiwaki 1. はじめに北海道のばれいしょ栽培は作付面積 51,000ha 収穫量 1,897,000tで国内全収穫量のおよそ80% を占め ( 平成 28 年農林水産統計 ) 用途も生食用はもちろんのこと 加工用 澱粉原料用 種子用など多岐にわたり

More information

ネギ 防除法

ネギ  防除法 主要病害虫発生消長 1 月 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 病春まきさび病 害 黒斑病 秋まき さび病 黒斑病 虫アブラムシ類ネギハモグリバエ 害 ネギアザミウマ 作型 ; 栽培期 ; 収穫期 病害虫発生消長 ; 発生期 ; 発生盛期 べと病 1. 雨よけ栽培を行う 2. 発生初期から次の薬剤のいずれ 秋及び春の2 回発生するが 特に 4~5 月に かを散布する 降雨日が多いと発生しアミスター

More information

sk

sk の特長 除草剤 ではなく 抑草剤 です ショートキープ液剤は 雑草を すべからく枯殺 するのではなく 草丈を一定以上に伸長させない という 今までにない 草丈を抑える作用 を持っています のりめん 道路 鉄道 水路の法面等での草刈り回数や作業労力を軽減できます 雑草の生育を抑制するため 危険をともなう草刈り作業の回数軽減 刈り草の除去等の経費および 労力の軽減ができます 路肩等の裸地化を防ぐため 崩壊防止や景観の維持ができます

More information

SDS農薬要覧2018 ダコニール1000

SDS農薬要覧2018 ダコニール1000 殺菌剤 TPN 水和剤 ( フロアブル ) ダコニール 性状 : 類白色水和性粘稠懸濁液体毒有効年限性 : 5 年有効年限包装 : 250ml 40 本包装 : 500ml 20 本 有効成分 :TPN(PRTR 1 種 ) 40.0% ダコニールは株式会社エス ディー エスバイオテックの登録商標です 特長 各種作物に登録がある 汎用性が高く 70 種類を超える作物に登録がある 様々な病害に登録があり

More information

スライド 1

スライド 1 豊かな稔りに 日本の農業を応援します 平成 29 年 7 月 14 日発行 IBJ* 防除情報 第 73 号 (*IshiharaBioscienceJapan= 石原バイオサイエンスの略 ) 農水省は 7 月 12 日に向こう 1 ヶ月の主要病害虫発生予報を発表しました その中から主な作物を対象に 発生が 多い と発表された病害虫とその地域及び防除農薬 ( 弊社の推奨農薬 ) を一表にまとめましたので

More information

エチレンを特定農薬に指定することについてのこれまでの検討状況 1 エチレンについて (1) 検討対象の情報 エチレン濃度 98.0% 以上の液化ガスをボンベに充填した製品 (2) 用途ばれいしょの萌芽抑制のほか バナナやキウイフルーツ等の果実の追熟促進を目的とする 2 検討状況 (1) 農林水産省及

エチレンを特定農薬に指定することについてのこれまでの検討状況 1 エチレンについて (1) 検討対象の情報 エチレン濃度 98.0% 以上の液化ガスをボンベに充填した製品 (2) 用途ばれいしょの萌芽抑制のほか バナナやキウイフルーツ等の果実の追熟促進を目的とする 2 検討状況 (1) 農林水産省及 平成 25 年 11 月 1 日農業資材審議会農薬分科会特定農薬小委員会及び中央環境審議会土壌農薬部会農薬小委員会特定農薬分科会合同会合 ( 第 15 回 ) 資料 参考資料 5 エチレンについての情報提供 告示中の名称 : エチレン 指定対象の範囲 : 工業用に供されているもので 労働安全衛生法 ( 昭和 47 年 6 月 8 日法律第 57 号 ) に基づく化学物質等安全データシート ((M)SDS)

More information

殺虫剤メタアルデヒド粒剤スクミノン 有効成分 : メタアルデヒド 10.0% 農林水産省登録第 号性状 : 淡褐色粒状毒性 : 普通物 ( 毒劇物に該当しないものを指していう通称 ) 有効年限 :3 年包装 :2kg 8 スクミノン はサンケイ化学 の登録商標です 特長 主に食毒で作用し

殺虫剤メタアルデヒド粒剤スクミノン 有効成分 : メタアルデヒド 10.0% 農林水産省登録第 号性状 : 淡褐色粒状毒性 : 普通物 ( 毒劇物に該当しないものを指していう通称 ) 有効年限 :3 年包装 :2kg 8 スクミノン はサンケイ化学 の登録商標です 特長 主に食毒で作用し 殺虫剤メタアルデヒド粒剤スクミノン 有効成分 : メタアルデヒド 10.0% 農林水産省登録第 22153 号性状 : 淡褐色粒状毒性 : 普通物 ( 毒劇物に該当しないものを指していう通称 ) 有効年限 :3 年包装 :2kg 8 スクミノン はサンケイ化学 の登録商標です 特長 主に食毒で作用し スクミリンゴガイに対し急速な麻痺を引き起こします 摂食したスクミリンゴガイは 死亡するか 異常行動を示すようになり

More information

平成16年度農作物有害動植物発生予察情報

平成16年度農作物有害動植物発生予察情報 平成 29 年度農作物有害動植物発生予察情報 発生予報第 1 号 (4 月 ) 平成 29 年 4 月 12 日山形県病害虫防除所 [ 概要 ] 普通作物 : いねの育苗期間中の病害発生を防止するため 適正な温度管理 水管理に努めてください また 生籾殻 稲わら等は 葉いもちの伝染源になるので 絶対に置床や育苗資材に使用しないとともに 育苗施設周辺に放置しないようにしましょう 園芸作物 : 園内をよく観察し

More information

参考 < これまでの合同会合における検討経緯 > 1 第 1 回合同会合 ( 平成 15 年 1 月 21 日 ) 了承事項 1 平成 14 年末に都道府県及びインターネットを通じて行った調査で情報提供のあった資材のうち 食酢 重曹 及び 天敵 ( 使用される場所の周辺で採取されたもの ) の 3

参考 < これまでの合同会合における検討経緯 > 1 第 1 回合同会合 ( 平成 15 年 1 月 21 日 ) 了承事項 1 平成 14 年末に都道府県及びインターネットを通じて行った調査で情報提供のあった資材のうち 食酢 重曹 及び 天敵 ( 使用される場所の周辺で採取されたもの ) の 3 資料 3 特定防除資材 ( 特定農薬 ) 指定に係る今後の進め方について ( 案 ) < 特定農薬制度の趣旨 > 無登録農薬の販売 使用が問題を契機として 平成 14 年の臨時国会で農薬取締法が大幅に改正 農薬の製造 使用等の規制を強化 農家が自家製造して使用している防除資材等で 明らかに安全上問題のないものにまで登録の義務を課すことは過剰規制となるおそれ 原材料に照らし農作物等 人畜及び水産動植物に害を及ぼすおそれがないことが明らかなものとして農林水産大臣及び環境大臣が指定する農薬

More information

untitled

untitled 34 カキのフジコナカイガラムシに対する殺虫剤の新処理法, 樹幹塗布による防除効果 清水信孝 * 手柴真弓 堤隆文 浸透移行性のあるネオニコチノイド系殺虫剤の1 種ジノテフラン顆粒水溶剤をカキ樹幹部に塗布する方法を考案し, フジコナカイガラムシ Planococcuskraunhiae(Kuwana) に対する防除効果およびフジコナカイガラムシの天敵の1 種フジコナカイガラクロバチ Alotropasubclavata

More information

平成16年度農作物有害動植物発生予察情報

平成16年度農作物有害動植物発生予察情報 平成 30 年度農作物有害動植物発生予察情報 発生予報第 1 号 (4 月 ) 平成 30 年 4 月 10 日山形県病害虫防除所 [ 概要 ] 普通作物 :4 月の気象は高温で推移することが見込まれています いねの育苗期間中の病害発生を防止するため 適正な温度管理 水管理に努めてください また 生籾殻 稲わら等は 葉いもちの伝染源になるので 絶対に置床や育苗資材に使用しないとともに 育苗施設周辺に放置しないようにしましょう

More information

ハクサイ黄化病のヘソディム

ハクサイ黄化病のヘソディム ハクサイ黄化病のヘソディム 長野県野菜花き試験場環境部 長野県塩尻市宗賀床尾 1066-1 TEL: 0263-52-1148 93 象診断手順調査方法評価方法診断票対策技術留意点そのにより発病が助長されます 対他1 ハクサイ黄化病とは 病原菌 : かびによる病害で 2 種類の病原菌がいます 1. バーティシリウム ダーリエ菌 (Verticillium dahliae) 2. バーティシリウム ロンギスポラム菌

More information

190号.indb

190号.indb 長野県におけるリンゴ腐らん病防除対策とトップジン M ペースト 飯島章彦 akihiko Iijima はじめに 腐らん病は子のう菌の1 種 Valsa ceratospermaによって起こる枝幹病害で りんご栽培の中で最も防除の難しい病害の一つである 発生の歴史は古く 明治末期から大正時代に大発生し 廃園が続出した その後 昭和初期にはほとんど被害を見ないまでに終息したが 30 年代後半から再び増加に転じ40

More information

日本植物病理学会殺菌剤耐性菌研究会 2008 年 4 月 29 日公表 2014 年 6 月 18 日改訂 イネいもち病防除における QoI 剤及び MBI-D 剤耐性菌対策ガイドライン (1) QoI 剤及び MBI-D 剤の使用は最大で年 1 回とする また それぞれの薬剤の使用前あるいは使用後

日本植物病理学会殺菌剤耐性菌研究会 2008 年 4 月 29 日公表 2014 年 6 月 18 日改訂 イネいもち病防除における QoI 剤及び MBI-D 剤耐性菌対策ガイドライン (1) QoI 剤及び MBI-D 剤の使用は最大で年 1 回とする また それぞれの薬剤の使用前あるいは使用後 参考資料 殺菌剤耐性菌に関する各種資料の掲載について 趣旨 1971 年に ポリオキシン耐性ナシ黒星病菌 カスガマイシン耐性イネいもち病菌の初発生を確認して以降 国内では各種作物で耐性菌の発生が報告されている 静岡県内でも主要な農産物を中心に耐性菌発生の報告があり 効果的な防除対策や IPM の推進において重要な課題となっている このような中で 日本植物病理学会殺菌剤耐性菌研究会 が作成した下記のガイドラインが公表された

More information

30年防除基準.indb

30年防除基準.indb 植物成長調節 花き類 (1) 1. きく 薬剤名使用目的使用方法使用時期 エスレル 10 開花抑制 全面散布 ( 株全体がぬれる程度 ) 摘芯時又は定植後 1 週間以内及びその10 日 ~14 日毎 3 回以内 ( エテホン3 回以内 ) オキシベロン粉剤 0.5 さし穂基部 ( 切り口から約 1cm) に粉衣 1 回 ( イント ール酪酸 1 オキシベロン液剤 10 秒さし穂基部浸漬 3 時間さし穂基部浸漬

More information

植物防疫11月号(323号).indd

植物防疫11月号(323号).indd 平成 26 年 11 月 5 日発行ながの植物防疫 ( 第 323 号 ) 一般社団法人長野県植物防疫協会 3 8 0-0 8 3 7 長野市大字南長野字幅下 667-6 長野県土木センター内 電話 026-235-3510 F A X 026-235-3583 新しく普及に移す 見込みの農業技術 農業技術課副主任専門技術員豊嶋悟郎平成 26 年度第 1 回普及技術検討会 (10 月 9 日開催 )

More information

輸出先国の残留農薬基準値の調査方法 と結果及び今後の留意点 独立行政法人農業 食品産業技術総合研究機構 野菜茶業研究所金谷茶業研究拠点 石川浩一 1

輸出先国の残留農薬基準値の調査方法 と結果及び今後の留意点 独立行政法人農業 食品産業技術総合研究機構 野菜茶業研究所金谷茶業研究拠点 石川浩一 1 輸出先国の残留農薬基準値の調査方法 と結果及び今後の留意点 独立行政法人農業 食品産業技術総合研究機構 野菜茶業研究所金谷茶業研究拠点 石川浩一 1 農林水産物 食品の品目別輸出戦略 品目 2012 年 2020 年まで 水産物 1,700 億円 3,500 億円 加工食品 1,300 億円 5,000 億円 コメ コメ加工品 130 億円 600 億円 林産物 120 億円 250 億円 花き 80

More information

殺虫数(頭(2) 京田辺市におけるフェロモントラップへの誘殺虫数 (7 月第 6 半旬 ~8 月第 5 半旬の合計値 ) は81.0 頭で 平年の22.4 頭を上回っている (+)( 図 1) また 本年度からフェロモントラップを設置した亀岡市および京丹後市でも 8 月第 4 半旬から誘殺数が急増し

殺虫数(頭(2) 京田辺市におけるフェロモントラップへの誘殺虫数 (7 月第 6 半旬 ~8 月第 5 半旬の合計値 ) は81.0 頭で 平年の22.4 頭を上回っている (+)( 図 1) また 本年度からフェロモントラップを設置した亀岡市および京丹後市でも 8 月第 4 半旬から誘殺数が急増し 注意報 3 0 病第 1 7 号平成 30 年 8 月 30 日 関係各位 京都府病害虫防除所長 ( 公印省略 ) 病害虫発生予察情報について 下記のとおり発表しましたので送付します 病害虫発生予察注意報第 4 号 ネギにシロイチモジヨトウが多発していますネギのほか 豆類および野菜類でも発生に注意してください 1 作物名ネギ 豆類 ( 黒大豆 エダマメ アズキ ) 野菜類 2 病害虫名シロイチモジヨトウ

More information

植物防疫協会H28-本文.indd

植物防疫協会H28-本文.indd Ⅱ 水稲の殺菌 殺虫剤 加洲水稲 平成 28 年度水稲の殺菌 殺虫剤展示圃設置一覧 薬剤名有効成分 (%) 対象病害虫使用基準ねらい 特徴等対照薬剤 登録の年月日 委託メーカ 連絡窓口会社 賀南加賀石川県央津幡羽咋中能能登奥登珠1 ルーチンエキスパ - ト箱粒剤 ( 箱施薬 ) イミダクロプリド 2.0 スピノサド 1.0 イソチアニル 2.0 ペンフルフェン 2.0 紋枯病イネドロオイムシフタオビコヤガ

More information

<4D F736F F F696E74202D DB28B7690EC8BB38EF690E096BE8E9197BF5F8CDD8AB B C83432E >

<4D F736F F F696E74202D DB28B7690EC8BB38EF690E096BE8E9197BF5F8CDD8AB B C83432E > 平成 26 年度広島大学新技術説明会 ( 平成 26 年 5 月 16 日 ) 科学技術振興機構 (JST) 主催 光フェントン反応を用いた植物病害防除技術 イチゴうどんこ病などへの適用 広島大学大学院生物圏科学研究科環境循環系制御学専攻佐久川弘 研究の背景 従来の化学農薬は 農作物の病原菌への防除には有効であるが 環境中での残留性や生態系への影響等が懸念される 本研究では 新規農薬としてヒドロキシルラジカル

More information

<4D F736F F D B95B6817A31362D30395F97D196D888E78EED835A E815B95698EED8A4A94AD8EC08E7B977697CC815B89D495B28FC791CE8DF495698EED>

<4D F736F F D B95B6817A31362D30395F97D196D888E78EED835A E815B95698EED8A4A94AD8EC08E7B977697CC815B89D495B28FC791CE8DF495698EED> 国立研究開発法人森林研究 整備機構森林総合研究所林木育種センター品種開発実施要領 花粉症対策品種等 21 森林林育第 83 号平成 21 年 6 月 25 日最終改正 : 平成 29 年 3 月 30 日 (28 森林林育第 111 号 ) ( 目的 ) 第 1 条本要領は 国立研究開発法人森林研究 整備機構法 ( 平成 11 年 12 月 22 日法律第 198 号 ) 第 3 条 研究所の目的

More information

目次 1. はじめに 1 2. 輸出の際に特に注意すべき主要害虫 1 3. 輸出の際に防除を注意すべき主要病害 4 4. 各国の残留農薬基準値の調査方法 8 5. 日本で栽培されるリンゴ果実の農薬残留のパターン 地域ごと 輸出相手国ごとの防除体系案 輸出用リンゴ防除薬剤の選択

目次 1. はじめに 1 2. 輸出の際に特に注意すべき主要害虫 1 3. 輸出の際に防除を注意すべき主要病害 4 4. 各国の残留農薬基準値の調査方法 8 5. 日本で栽培されるリンゴ果実の農薬残留のパターン 地域ごと 輸出相手国ごとの防除体系案 輸出用リンゴ防除薬剤の選択 輸出相手国の残留農薬基準値に対応した りんご ( 無袋栽培 ) の病害虫防除マニュアル 平成 28 年 10 月平成 27 年度農産物輸出促進のための新たな防除体系の確立 導入事業 農林水産省消費 安全局植物防疫課国立研究開発法人農業 食品産業技術総合研究機構果樹茶業研究部門 目次 1. はじめに 1 2. 輸出の際に特に注意すべき主要害虫 1 3. 輸出の際に防除を注意すべき主要病害 4 4. 各国の残留農薬基準値の調査方法

More information

140611_nouyaku_No187.indd

140611_nouyaku_No187.indd 1976 年に愛知県で日本への侵入が初めて確認されたイネミズゾウムシは 84 年には長崎県北松浦郡鷹島町 ( 現松浦市 ) で発生を確認した 同年 5 月 28 日付けで発生予察特殊報第 1 号が発令された その後緊急調査により さらに北松浦郡福島町現壱岐島で発生が確認された 発生面積は 143haで大半の圃場では 緊急防除により被害は軽く抑えられたが 発生程度 甚 に達した石田町 ( 現壱岐市 )

More information

53_13

53_13 関西病虫研報 (53):13-19(011) 原著論文 Ann. Rept. Kansai Pl. Prot. (53): 13-19 (011) 13 野菜類灰色かび病に対する各種殺菌剤の特性評価 * 鈴木啓史 黒田克利 湊裕史 Hirofumi Suzuki, Katsutoshi Kuroda and Yushi Minato*: Efficacy of fungicides in controlling

More information

< F96F2936F985E8FEE95F1328C8E8D862E786C73>

< F96F2936F985E8FEE95F1328C8E8D862E786C73> 農薬登録情報 2 月号 1 タッチタ ウン iq 野菜類 ( えだまめたらのきはくさいキャヘ ツレタスねぎたまねぎほうれんそうにんじんだいこんはつかだいこんアスハ ラカ ストマトきゅうりを除く ) トマト きゅうり アスハ ラカ ス 牧草 一年生広葉雑草 スキ ナ リート カナリーク ラス 多年生雑草一年生及び多年生雑草 コウキヤカ ラ 一年生広葉雑草 適用場所 牧野 草地 ( 更新 ) 耕起 7

More information

, ,

, , 41 42 73 121 121 10 122 11 122 12 131 13 131 15 10 133 16 11 133 17 12 136 18 13 141 19 14 141 20 15 146 21 16 149 22 17 149 23 174 18 24 73 19 241,301 25 20 242,301 (1) 26 21 331 27 22 241,341 28 23 242,341

More information

H23 農作物技術情報 第5号 果樹(H )

H23 農作物技術情報 第5号 果樹(H ) 農作物技術情報第 5 号果樹 発行日 平成 23 年 7 月 27 日 発行 岩手県 岩手県農作物気象災害防止対策本部 編集 中央農業改良普及センター県域普及グループ ( 電話 0197-68-4436) いわてアグリベンチャーネット からご覧になれますパソコンからは http://i-agri.net 携帯電話からは http://i-agri.net/agri/i/ 携帯電話用 QR コード 7

More information

表1-4デラン技術資料_PDF.indd

表1-4デラン技術資料_PDF.indd はじめに デランはドイツ : セラメルク社 ( 現 BASF 社 ) の親会社であったエーメルク社が創製 開発したキノン系殺菌剤です 本剤は昭和 35 年に日本に導入され 果樹や野菜などの病害を対象に試験を実施し 水和剤 ( 商品名メルクデラン水和剤 ) が登録を取得 かんきつ なし ももなどの果樹を中心に保護殺菌剤として長く使用されてきました 一方 デランのフロアブル製剤化について検討した結果 耐雨性に優れることから低薬量で水和剤と同等の高い効果を示すことが判明し

More information

ダウ・アグロサイエンス日本株式会社 製品要覧

ダウ・アグロサイエンス日本株式会社 製品要覧 目 次 製品アルファベット 旭 D-D 112 三洋 NCS TM 117 ア行 アグロマックス TM 水和剤 104 アスパイア TM 水和剤 43 インダー TM フロアブル 46 エクシード TM フロアブル 37 カ行 グリーンダイセン TM M 水和剤 49 クリンチャー TM 1キロ粒剤 89 クリンチャー TM EW 92 クリンチャーバス TM ME 液剤 95 サ行 ジマンダイセン

More information

評価対象農薬の概要 別紙 1 1. 物質概要 一般名 ビール酵母抽出グルカン CAS 1 分子式 (C6H10O5)x 分子量複数の糖が連なった多糖である NO. 該当なし 2 構造式 1 : 平均分子量及び分子量分布 : 可溶化できないため平均分子量及び分子量分布は測定できないが 水溶性成分に係る

評価対象農薬の概要 別紙 1 1. 物質概要 一般名 ビール酵母抽出グルカン CAS 1 分子式 (C6H10O5)x 分子量複数の糖が連なった多糖である NO. 該当なし 2 構造式 1 : 平均分子量及び分子量分布 : 可溶化できないため平均分子量及び分子量分布は測定できないが 水溶性成分に係る 水質汚濁に係る農薬登録保留基準の設定を不要とする農薬について ( ビール酵母抽出グルカン )( 案 ) 資料 10 下記の農薬のビール酵母抽出グルカンは 殺菌剤として登録申請されており その作用機構は植物の病害応答系の活性化による菌への抵抗反応の誘導である 本邦では未登録である 製剤は水和剤が 適用農作物等は野菜として登録申請されている なお ビール酵母抽出グルカンは 食品用のビール類酵母の細胞壁を自己消化及び酵母細胞壁溶解酵素により分解した酵母エキス

More information

みどりノートユーザマニュアル(Web版)

みどりノートユーザマニュアル(Web版) JGAP対応ガイド Ver. 1.00 2018年3月27日発行 お問い合わせ先 みどりノートに関するお問い合わせは下記までお気軽にご連絡ください 株式会社セラク みどりノート担当 電子メール support@midori-cloud.net 電話 03-6851-4831 1 本ガイドでできること みどりノート を使ってGAP認証に対応した生産管理を行います GAP管理 でできること GAP認証で必要とされる管理項目を確認

More information

植物防疫03月号(343号).indd

植物防疫03月号(343号).indd 平成 30 年 3 月 5 日発行 第 343 号 一般社団法人 長野県植物防疫協会 380-0837 長 野 市 大 字 南 長 野 字 幅 下 667-6 長野県土木センター内 電 話 026-235-3510 F A X 026-235-3583 新しく普及に移す 見込みの農業技術 農業技術課 副主任専門技術員 目 次 新しく普及に移す見込みの農業技術 1 話題の病害虫 ブドウ黒とう病 4 話題の病害虫

More information

H25 農作物技術情報第5号 果樹(H )

H25 農作物技術情報第5号 果樹(H ) 農作物技術情報第 5 号果樹 発行日 平成 25 年 7 月 26 日 発行 岩手県 岩手県農作物気象災害防止対策本部 編集 中央農業改良普及センター県域普及グループ ( 電話 0197-68-4436) いわてアグリベンチャーネット からご覧になれますパソコンからは http://i-agri.net 携帯電話からは http://i-agri.net/agri/i/ 携帯電話用 QR コード 果実肥大は順調で

More information

イチゴ炭疽病のヘソディム

イチゴ炭疽病のヘソディム イチゴ炭疽病のヘソディム 左 : 本圃の発病下 : 育苗圃の発病 三重県農業研究所 515-2316 三重県松阪市嬉野川北町 530 TEL : 0598-42-6357 155 象診断手順調査方法評炭疽病菌の分生子対価方法対策技術診断票留意点そのイチゴ炭疽病について 1 イチゴ炭疽病とは現在 病原菌の再分類が行われていますが 糸状菌の一種である Glomerella cingulata 種複合体および

More information

スライド 1

スライド 1 豊かな稔りに 日本の農業を応援します 平成 29 年 11 月 30 日発行 IBJ* 防除情報 第 77 号 (*IshiharaBioscienceJapan= 石原バイオサイエンスの略 ) 農水省は 11 月 15 日に向こう 1 ヶ月の主要病害虫発生予報を発表しました その中から主な作物を対象に 発生が 多い と発表された病害虫とその地域及び防除農薬 ( 弊社の推奨農薬 ) を一表にまとめましたので

More information

いちごじゃのめ病 さやえんどう実えんどうピーマンすいか メロン きゅうり うどんこ病 ~ 5,000 陥没病 黒星病 ~ 5,000 うどんこ病 かぼちゃ種子重量のフザリウム立枯病 0.3% にがうり うどんこ病うり類 ( 漬物用 ) つる枯病 炭疽病 ~ 5,000 トマト葉かび病ミニトマトすすか

いちごじゃのめ病 さやえんどう実えんどうピーマンすいか メロン きゅうり うどんこ病 ~ 5,000 陥没病 黒星病 ~ 5,000 うどんこ病 かぼちゃ種子重量のフザリウム立枯病 0.3% にがうり うどんこ病うり類 ( 漬物用 ) つる枯病 炭疽病 ~ 5,000 トマト葉かび病ミニトマトすすか 殺菌剤 登録番号第 16300 号種類名トリフルミゾール水和剤 triflumizole (TRIFMINE WP) 性状類白色水和性粉末 45μm 以下有効年限 4 年有効成分トリフルミゾール 30.0% 毒性普通物 ( 毒劇物に該当しないものを指していう通称 ) 包装 (100g 25 袋 ) 4 箱 500g 20 袋 特長 1. 日本曹達が開発した DMI 剤です 2. 予防効果に加えて治療効果も有するので

More information

Microsoft Word - ビワ、~1

Microsoft Word - ビワ、~1 農林水産技術会議 技術指導資料 平成 24 年 3 月 ビワを加害するカメムシ類の 生態と防除対策 千葉県 千葉県農林水産技術会議 ビワを加害するカメムシ類の生活環 ビワを加害するカメムシ類はチャバネアオカメムシ ツヤアオカメムシ クサギカメム シの3種類です 最近までの研究により カメムシ類の1年を通じた生活環が明らかになってきました 図1に最も数の多いチャバネアオカメムシの生活環を示しました チャバネアオカメムシはビワの収穫が終わる6月下旬頃からスギやヒノキに移動して産

More information

<4D F736F F D20382D315F91CF90AB8BDB82C696F28DDC96688F9C2E646F63>

<4D F736F F D20382D315F91CF90AB8BDB82C696F28DDC96688F9C2E646F63> 8. 病害防除対策 8-1. 耐性菌の発生と薬剤防除対策 1. 薬剤耐性菌の出現 1970 年代初頭から植物病原菌が殺菌剤に耐性を示す現象が見られるようになり 病害防除効果が低下する問題が深刻となってきた わが国では 1971 年にナシ黒斑病菌のポリオキシン耐性およびイネいもち病菌のカスガマイシン耐性が問題となり その後も多くの薬剤で耐性化した病原菌や病原細菌が出現するようになった 近年では QoI

More information

研究成果 業務需要に向けたリーキの品種選定と栽培技術開発 ~ 水田輪作による秋冬どり栽培が可能 ~ 1. はじめにリーキは 西洋ネギ ( ポロネギ ) ともいわれ 根深ネギより太く短い葉鞘を形成します しかし リーキの葉身はニンニクやニラのように平らで 筒状の葉身を持つ根深ネギとは明らかに様相が異な

研究成果 業務需要に向けたリーキの品種選定と栽培技術開発 ~ 水田輪作による秋冬どり栽培が可能 ~ 1. はじめにリーキは 西洋ネギ ( ポロネギ ) ともいわれ 根深ネギより太く短い葉鞘を形成します しかし リーキの葉身はニンニクやニラのように平らで 筒状の葉身を持つ根深ネギとは明らかに様相が異な 上段左 : リーキ品種 の調製後形状 ( 本文 2ページ ) 上段右 : チューリップモザイク病暴露試験の様子 ( 本文 3ページ ) 下段左 : リンゴ ふじ の蜜入り優良系統調査 ( 本文 4ページ ) 下段右 : ナノ粒子を応用したチューリップ切花の日持ち試験 ( 本文 5ページ ) 研究成果 業務需要に向けたリーキの品種選定と栽培技術開発 2 チューリップモザイク病の多発要因と防除対策 3

More information

< F2D817995CA8E C A ED97AA D E95E CC C7C816A E6A7464>

< F2D817995CA8E C A ED97AA D E95E CC C7C816A E6A7464> 現場ニーズ対応型研究 別紙 1-3 ドローンやほ場設置型気象データセンサー等センシング技術を活用した栽培管理効率化 安定生産技術の開発 (1) 事業概要土地利用型園芸作物の生産現場においては 高齢化による離農に伴い労働力の確保が困難となる中 栽培管理の効率化が求められています また 拡大する加工 業務用需要や近年多発する不作による価格高騰への対応等 これらニーズに対応した安定供給技術が求められています

More information

病害虫発生予察情報(11月予報)

病害虫発生予察情報(11月予報) 1 予報概況 作物名 イチゴ 病害虫発生予察情報 (2 月予報 ) 病害虫名 うどんこ病 灰色かび病 アブラムシ類 予報 ( 県平均平年値 ) 発生量 : やや少 ( 発病株率 0.9%) 発生量 : やや多 ( 発病株率 0.9%) 発生量 : やや多 ( 寄生株率 1.2%) 平成 29 年 1 月 25 日 静岡県病害虫防除所長 予報の根拠 1 月中旬発生量 : やや多 (+) 1 月中旬発生量

More information

画面遷移

画面遷移 生産者向け操作マニュアル 2018/02/02 1 目次 1. ログイン... 5 1.1. URL... 5 1.2. ログイン画面... 5 2. 生産履歴管理 編集機能... 5 2.1. メニュー画面... 5 2.2. 履歴情報を表示する... 7 2.3. 履歴の表示方法を変更する... 8 2.4. 履歴情報... 9 2.5. 耕種概要... 10 2.5.1 耕種概要を編集する...

More information

(Microsoft PowerPoint - \202h\202a\202i\226h\217\234\217\356\225\36148\215\ pptx)

(Microsoft PowerPoint - \202h\202a\202i\226h\217\234\217\356\225\36148\215\ pptx) 豊かな稔りに 日本の農業を応援します 平成 27 年 2 18 日発 防除情報 IBJ* (*IshiharaBioscienceJapan= 原バイオサイエンスの略 ) 第 48 号 農 省は 2 月 12 日に向こう 1 ヶ月の主要病害虫発生予報を発表しました その中から主な作物を対象に 発生が 多い と発表された病害虫とその地域及び防除農薬 ( 弊社の推奨農薬 ) を一表に纏めましたので 推進のご参考にして下さい

More information

(Microsoft PowerPoint - \202h\202a\202i\226h\217\234\217\356\225\36167\215\206.pptx)

(Microsoft PowerPoint - \202h\202a\202i\226h\217\234\217\356\225\36167\215\206.pptx) 豊かな稔りに 日本の農業を応援します 平成 28 年 9 月 12 日発 IBJ* 防除情報 第 67 号 (*IshiharaBioscienceJapan= 原バイオサイエンスの略 ) 野菜 花き 果樹 農 省は 8 月 23 日に向こう 1 ヶ月の主要病害虫発生予報を発表しました その中から主な作物を対象に 発生が 多い と発表された病害虫とその地域及び防除農薬 ( 弊社の推奨農薬 ) を一表に纏めましたので

More information

Microsoft Word - H30予報06号.docx

Microsoft Word - H30予報06号.docx 平成 30 年度農作物有害動植物発生予察情報発生予報第 6 号 (9 月 ) 平成 30 年 8 月 29 日山形県病害虫防除所 [ 概要 ] 園芸作物 : りんご黒星病の発生量はやや多い予想です 発生の見られる園では散布間隔があかないよう防除を徹底してください 果樹共通害虫の果樹カメムシ類の発生はやや多い予想です 園内をよく見回り 成幼虫を確認した場合 直ちに防除してください ねぎのネギアザミウマ

More information

. 適用の範囲及び使用方法本剤の適用の範囲及び使用方法は以下のとおり 作物名 使用時期となっているものについては今回農薬取締法 ( 昭和 3 年法律第 8 号 ) に基づく適用拡大申請がなされたものを示している また ブルーベリーに係る残留基準の設定についてインポートトレランス申請がされている (1

. 適用の範囲及び使用方法本剤の適用の範囲及び使用方法は以下のとおり 作物名 使用時期となっているものについては今回農薬取締法 ( 昭和 3 年法律第 8 号 ) に基づく適用拡大申請がなされたものを示している また ブルーベリーに係る残留基準の設定についてインポートトレランス申請がされている (1 ジフェノコナゾール ( 案 ) 今般の残留基準の検討については 農薬取締法に基づく適用拡大申請に伴う基準値設定依頼が農林水産省からなされたこと及び関連企業から 国外で使用される農薬等に係る残留基準の設定及び改正に関する指針について に基づく残留基準の設定要請がなされたことに伴い 食品安全委員会において食品健康影響評価がなされたことを踏まえ 農薬 動物用医薬品部会において審議を行い 以下の報告を取りまとめるものである

More information

30年防除基準.indb

30年防除基準.indb 果樹類- りんご - 2. りんご 農薬使用基準 殺菌剤 FRAC コード 薬剤名使用方法使用時期使用回数備考 M1 IC ボルドー 412 散布 - - M4+33 アリエッティ C 水和剤散布収穫 14 日前まで 3 回以内 M3 アントラコール顆粒水和剤散布収穫 45 日前まで 4 回以内 3 アンビルフロアブル散布収穫 7 日前まで 3 回以内 3 インダーフロアブル散布収穫 14 日前まで

More information

白紋羽病の病徴 果樹の地上部にこんな症状が出ていたら要注意 春先の発芽が遅れ 花芽分化が多く 開花時期が早まる 徒長枝の本数が少ない または伸長が悪い 梅雨明け後期に 葉が萎れたようになる 秋期に葉の黄化や 落葉が早くなる 果実の肥大が悪く 熟期が早まる 徒長枝の伸長が悪い 菌 糸 束 秋期の葉の早

白紋羽病の病徴 果樹の地上部にこんな症状が出ていたら要注意 春先の発芽が遅れ 花芽分化が多く 開花時期が早まる 徒長枝の本数が少ない または伸長が悪い 梅雨明け後期に 葉が萎れたようになる 秋期に葉の黄化や 落葉が早くなる 果実の肥大が悪く 熟期が早まる 徒長枝の伸長が悪い 菌 糸 束 秋期の葉の早 豊かな稔りに 日本の農業を応援します 平成30年11月7日発行 IBJ 防除情報 * 第88号 (*IshiharaBioscienceJapan=石原バイオサイエンスの略) ご説明 します 果樹の休眠期がフロンサイドの防除適期です 果樹白紋羽病 白紋羽病とは 白紋羽病は果樹の樹勢が急激に衰え枯死に至るため 収量減により果樹栽培に 多大な影響を与える病害です 白紋羽病は土壌伝染性の病害で 根を侵すため

More information

浸透が不十分でした ( 図 1) 以上のように ブランチングが ぽろたん の剥き方に最も適しました 貯蔵による品質の変化クリは 9~ 10 月に収穫が集中するため 加工用としては数ヶ月の貯蔵が求められます そこで ぽろたん の特徴である 剥けやすさ が 貯蔵によって影響がないのか調査しました その結

浸透が不十分でした ( 図 1) 以上のように ブランチングが ぽろたん の剥き方に最も適しました 貯蔵による品質の変化クリは 9~ 10 月に収穫が集中するため 加工用としては数ヶ月の貯蔵が求められます そこで ぽろたん の特徴である 剥けやすさ が 貯蔵によって影響がないのか調査しました その結 茨城県農業総合センター園芸研究所 011 年 11 月 30 日 No.19 編集 発行 / 茨城県農業総合センター園芸研究所所在地 / 茨城県笠間市安居 3165-1 TEL /099-45-8340 クリ ぽろたん 果実の利用 クリの風味を活かした甘露煮を作るための諸条件 はじめに茨城県は クリの生産量が日本一の大産地です これまで流通加工研究室では 生産農家や加工業者とともに クリの低温貯蔵に関する研究や

More information

01イチジク

01イチジク いちじく ( 殺菌剤 殺虫剤 ) 指針採用農薬一覧表 ( 商品名 ) 病害虫名 疫病 黒かび病 さび病 そうか病 株枯病 アザミウマ類 カミキリムシ類 ハダニ類 イチジクモンサビダ二 ネコブセンチュウ類 フジコナカイガラムシ Zボルドー アーデント水和剤 アクタラ顆粒水溶剤 アディオン乳剤 アプロードエースフロアブル アプロードフロアブル アミスター 10フロアブル アンビルフロアブル 園芸用キンチョールE

More information

適用害虫と使用方法 印は収穫物への残留回避のため 本剤及びクロチアニジンを含む農薬の総使用回数の制限を示します 作物名適用病害虫名希釈倍数使用液量使用時期総使用回数 使用方法 トマト ミニトマトなすきゅうり コナシ ラミ類 ハモク リハ エ類 ミナミキイロアサ ミウマ ハモク リハ エ類 コナシ ラ

適用害虫と使用方法 印は収穫物への残留回避のため 本剤及びクロチアニジンを含む農薬の総使用回数の制限を示します 作物名適用病害虫名希釈倍数使用液量使用時期総使用回数 使用方法 トマト ミニトマトなすきゅうり コナシ ラミ類 ハモク リハ エ類 ミナミキイロアサ ミウマ ハモク リハ エ類 コナシ ラ ベニカ水溶剤 2015 年 5 月 22 日作成 実際に商品を使用する際は 必ず商品に書いてある説明をよく読んで 記載内容に従ってお使いください の部分が 2015 年 5 月 19 日付けで変更になりました [ 適用害虫と使用方法 ] 印は収穫物への残留回避のため 本剤及びその有効成分を含む農薬の総使用回数の制限を示します 効果 薬害等の注意 量は対象作物の生育段階 栽培形態及び方法に合わせ調節してください

More information

和歌山県農林水技セ研報 13:25~34,2012 ウンシュウミカンの減農薬栽培における 黒点病および緑かび病の防除 井沼崇 間佐古将則 1 中一晃 2 増田吉彦 3 和歌山県農林水産総合技術センター果樹試験場 Control of Citrus Melanose and Common Green

和歌山県農林水技セ研報 13:25~34,2012 ウンシュウミカンの減農薬栽培における 黒点病および緑かび病の防除 井沼崇 間佐古将則 1 中一晃 2 増田吉彦 3 和歌山県農林水産総合技術センター果樹試験場 Control of Citrus Melanose and Common Green 和歌山県農林水技セ研報 13:25~34,2012 ウンシュウミカンの減農薬栽培における 黒点病および緑かび病の防除 井沼崇 間佐古将則 1 中一晃 2 増田吉彦 3 和歌山県農林水産総合技術センター果樹試験場 Control of Citrus Melanose and Common Green Mold in Low Input ( Reduced Amount of Pesticide Use

More information

< F2D817982E882F182B2817A82CC8EC091488E E6A7464>

< F2D817982E882F182B2817A82CC8EC091488E E6A7464> IPM 実践指標モデル ( りんご ) について IPM 実践指標モデルは 各都道府県においてIPM 実践指標を策定する際の参考となるように IPMを実践する上で標準的と考えられる必要な農作業の工程 ( 以下 管理項目 という ) と各工程における具体的な取組内容 ( 以下 管理ポイント という ) を指針として取りまとめたものです 管理項目は 実践指標で標準的と考えられるものを取りまとめたものであり

More information

<4D F736F F F696E74202D D E836F C8816A5F955C8E86205B8CDD8AB B83685D>

<4D F736F F F696E74202D D E836F C8816A5F955C8E86205B8CDD8AB B83685D> 平成3年度病害虫発生予報第1号 1月予報 お知らせ 平成3年3月末をもって 北部駐在は閉所となりました 平成3年度病害虫発生予察注意報第2号 イネヨトウ を発表しました 成 年度病害虫発生 察技術情報第 号を発表 ま た 平成3年度病害虫発生予察技術情報第8号を発表しました 今月のトピックス ナスミバエ ナス科 学 名 Bactrocera latifrons 成虫 産卵 mm 果実の被害 蛹 幼虫

More information

果樹の生育概況

果樹の生育概況 平成 30 年度果樹情報第 号 ( 平成 30 年 8 月 21 日 ) 福島県農林水産部農業振興課 1 気象概況 (8 月前半 : 果樹研究所 ) 平均気温は 1 半旬が 28. で平年より 2.8 高く 2 半旬が 22. で平年より 2.8 低く 3 半旬が 2.3 で平年より 1.8 高く経過しました この期間の降水量は 3.mm で平年の 1% でした 2 生育状況 (8 月 1 日時点

More information

平成22年度農作物有害動植物発生予察情報

平成22年度農作物有害動植物発生予察情報 平成 29 年度農作物有害動植物発生予察情報発生予報第 2 号 (5 月 ) 平成 29 年 4 月 25 日山形県病害虫防除所 [ 概要 ] 普通作物 : 今年の水稲の育苗期間は 気温が平年並か低く 日照時間は平年並か少ないと予報されています 適正な温度管理 水管理に努めてください だいずのネキリムシ類の発生量はやや多い予想です 播種前から圃場周辺の除草を徹底してください 園芸作物 : 園内をよく観察し

More information

キキカサジスチオノック トレノックスデトナベポリオキシンALポボユロノマリリッノントンニブキンンルグプドンリロラリレャッラダリジープドイドッビークーーン8タセ0Mンートーンアトスンーン りんご農薬混用事例 ( 殺菌剤 - 殺菌剤 ) ア アオオオオ殺菌剤アンキーーフリキシトエシソンェラシッャサドコッテラーィーイイ8殺菌剤トCルンドン0ル(FL)( 水 )(WG)( 水 )( 水 )( 水 )( 水

More information