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しおりいしなみ
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1 平成 22 年 7 月 ~ 9 月奈良県宿泊統計調査報告書平成 22 年 12 月奈良県文化観光局観光振興課

2 1. 奈良県内の宿泊施設立地の状況と調査の概要エリア別の宿泊施設立地動向と調査票送付回収状況エリア宿泊施設数客室数定員数有効送付先数送付比率回収数回収率対全施設比 ( 件 ) ( 室 ) ( 人 ) ( 件 ) (%) ( 件 ) (%) (%) 207 4,937 14, % % 30.0% , % % 44.8% , % % 35.0% ,044 5, % % 28.6% 429 1, , % % 24.4% , % % 35.3% 合計 549 8,189 28, % % 31.3% キャンプサイト 642 2,568 各エリアエリアの市町村一覧 : 奈良市生駒市天理市大和郡山市香芝市平群町三郷町王寺町斑鳩町広陵町山添村 : 大和高田市橿原市葛城市桜井市御所市明日香村高取町 : 宇陀市曽爾村御杖村東吉野村 : 吉野町大淀町下市町黒滝村天川村 : 五條市野迫川村十津川村 : 川上村上北山村下北山村対象宿泊施設無し : 安堵町上牧町河合町川西町田原本町回収状況については平成 22 年第 3 四半期調査 (7 月 ~9 月 ) の平成 22 年 11 月 26 日現在の結果を掲載した宿泊施設数客室数定員数は平成 21 年宿泊統計調査の結果に以後の宿泊施設の新設変更廃止の届出に基づく時点修正を加えた ( キャンプサイトについても HP 等で再調査の上時点修正した ) 調査対象 ( 調査票の配布先 ) は概ね平成 22 年宿泊統計調査の上半期調査の対象施設とした ( 回答拒否のあった施設について一部変更するとともに新規開業した大規模施設を追加している ) 今回の調査は 10 月上旬に調査票を郵送あるいはメールにて配布しそれぞれ 2 ヶ月程度かけて回収した ( 葉書電話直接訪問による督促を実施 ) 1

3 2. 延べ宿泊者数の推移平成 22 年第 3 四半期 (7 月 ~9 月 ) の県内宿泊者数は約 95 万 3 千人であり昨年同期間 ( 約 84 万 3 千人 ) と比べて約 13% の増加となっているエリアを除く全てのエリアで増加しており特にエリアで約 37% 増エリアで約 18% 増と増加率が高くなっているまたエリアが総宿泊者数の約 63%( 前年約 60%) を占めている宿泊者数の増減率 (H21 H22) 増減率 (%) 全県エリア別種別月別延べ宿泊者数推計値と増減率 ( 単位 : 人 ) ( 単位 :%) エリア種別平成 22 年平成 21 年増減率 (H21 H22) 7 月 8 月 9 月 7~9 月 7~9 月 7 月 8 月 9 月 7~9 月旅館 70,805 97,751 90, , , ホテル 89, , , , , 簡易宿所 11,339 16,108 4,800 32,247 33, 小計 171, , , , , 旅館 13,269 15,667 13,256 42,192 35, ホテル 9,818 11,316 12,510 33,644 36, 簡易宿所 ,243 2,353 4, 小計 23,612 27,568 27,009 78,189 75, 旅館 3,273 6,374 3,239 12,886 11, 簡易宿所 10,222 14,741 4,590 29,553 30, キャンプ場 3,442 7,114 2,492 13,048 11, 小計 16,937 28,229 10,321 55,487 53, 旅館 32,264 33,158 11,886 77,308 68, 簡易宿所 3,718 6,175 2,561 12,454 6, キャンプ場 11,281 31,836 6,050 49,167 54, 小計 47,263 71,169 20, , , 旅館 6,243 13,543 6,879 26,665 29, 簡易宿所 1,169 3,684 1,781 6,634 8, キャンプ場 956 2, ,867 3, 小計 8,368 19,391 9,407 37,166 41, 旅館 5,404 12,702 4,590 22,696 14, 簡易宿所 890 2, ,511 2, キャンプ場 2,261 7,180 1,939 11,380 10, 小計 8,555 22,739 7,293 38,587 28, 旅館 131, , , , , 計ホテル 98, , , , , 簡易宿所 27,863 44,150 15,739 87,752 87, キャンプ場 17,940 48,294 11,228 77,462 79, 合計 275, , , , , 延べ宿泊者数については次の手順で求めた 1エリア別施設種別に回答のあった宿泊施設の月別の延べ宿泊者数を定員数に月中日数を乗じた数値で除して平均定員稼働率を求める 2 県内 549 件の宿泊施設のエリア別施設別の総定員数を求める 32で求めた総定員数に1で求めた月別平均定員稼働率を乗じるキャンプ場に区分した宿泊施設の平均定員稼働率についてはキャンプサイトを除く宿泊施設の稼働率キャンプサイトを含む施設全体の稼働率のいずれかを個別施設ごとに判断したまた総定員にはキャンプサイトの収容人員 ( 区画数 4 人で算定 ) を含めている 2

4 るエリアごとの延べ宿泊者数の推移 ( 昨年調査結果比較 ) について特徴的な点を上げると以下の通りであエリアエリア全体としては平城遷都 1300 年記念事業の影響により前年比で約 18% の増加となっている簡易宿所の 8 月の減少については昨年が高校総体の影響により例年よりも多くの宿泊者を受け入れたためと考えられるまた9 月に約 24% 減となっているがこれは比較的規模の大きい施設において近年学校等の団体の小規模化が進みつつあり受け入れ団体数に変化は少ないものの宿泊者数が減少する傾向にあることによるエリアエリアでは 8 月は昨年比で 21% 減少しているのに対し 7 月は約 14% の増加 9 月は約 33% の増加となっており全体としては昨年比約 3% の増加となっている 8 月に減少している主要な要因は昨年の宿泊者数が高校総体の影響により大きく増加していたためである例えば明日香村の簡易宿所 ( 民宿 ) では例年この時期であれば 200 人 / 月前後で推移するのであるのが昨年は高校総体の関係で 600 人以上が上乗せされたことから減少の割合が非常に大きなものとなっているまた昨年 5 月以降新型インフルエンザが流行したため修学旅行が 8 月から 9 月に変更されるといった動きも昨年の宿泊者数が増加する要因となった 9 月に増加した主要な要因として隣接エリアの吉野町でミノルタ杯 ( プロゴルフ選手権 ) が開催されたことが上げられるエリアエリアでは昨年比で約 3% の増加となっており各施設において昨年に比べて大きな変化はないこの中で 9 月の旅館の宿泊者数が昨年からの増加率が高いのは学生の団体 ( 数十人規模 ) の合宿を受け入れている施設において 1 週間の滞在があるなど宿泊日数が延びたことが要因となっているまたエリア全体に大きな影響を与えている国立曽爾青少年自然の家では体験学習等を目的とした家族連れ学校教育関係の団体の利用が安定的にあるものの昨年比で全体としては微減この変化が簡易宿所の増減に表れているエリアエリアでは 7 月が昨年比でほぼ横這い 8 月で約 19% の増加 9 月には約 10% の減少となっており全体として昨年比で約 7% の増加となっている特に洞川地区においては 7 月 8 月は学校関係の団体 ( 林間学校 ) の受入れが多くこれがほぼ定常化している上に 7 月中旬から 9 月中旬まで厳しい暑さが続いたことから涼を求める観光客が増加したことから大幅に増加したと考えられるまた吉野山では9 月から金峯山寺で宿泊者限定夜間拝観が行われ旅館での宿泊者数増に繋がっている他方キャンプ場については例年に比べて 9 月は暑さが残ったために利用者が多かったが昨年は 9 月に5 連休があったのに対し今年は祝日が分散していたため期間通しての宿泊者数としては昨年よりも少なくなっている 3

5 エリアエリアでは昨年比で約 10% の減少となっており 8 月はほぼ昨年並みの宿泊者数が確保されているものの 7 月で約 25% の減少 9 月で約 18% の減少となっている 7 月の減少の要因としては例年に比べ7 月の雨量が多かった ( 例年の 1.47 倍 ) ことが上げられる特に近年豪雨による被害が広く報道されたこともあり雨天の予報が出るとアクセスへの不安からキャンセルが多いこのように当エリアでは天候の良し悪しが宿泊者数の減少に直結している他方 9 月の減少は昨年度は 9 月に5 連休があったのに対して今年は祝日が分散していたことによる影響と考えられるエリアエリアでは昨年比で約 37% の増加特に 8 月に約 52% 増と大幅に増加しているその主な要因としては下北山スポーツ公園で開催されている中学生を対象としたサッカーフェスティバルにおいて今年は例年に比べ参加チームが多かったことが上げられ旅館の宿泊者数の増加に繋がった 4

6 3. 稼働率 (1) 定員稼働率平成 22 年第 3 四半期 (7 月 ~9 月 ) の平均定員稼働率を見ると種別ではホテル旅館簡易宿所の順となっているエリアのホテルの稼働率が平城遷都 1300 年祭の影響もあり昨年に比べ大幅に高まっているまたエリアの簡易宿所の大幅な減少は昨年の高校総体の影響である定員稼働率 ( ホテル ) (%) 定員稼働率 ( 旅館 ) 定員稼働率 ( 簡易宿所 ) (%) (%) エリア別種別定員稼働率エリア種別 ( 単位 :%) 平成 22 年増減ポイント (H21 H22) 7 月 8 月 9 月 7~9 月 7 月 8 月 9 月旅館ホテル簡易宿所旅館ホテル簡易宿所旅館簡易宿所キャンプ場旅館簡易宿所キャンプ場旅館簡易宿所キャンプ場旅館簡易宿所キャンプ場エリア簡易宿所の値には曽爾青年自然の家(7 月 :60.2% 8 月 :85.1% 9 月 :33.7%) は含んでいない定員稼働率については回答のあった宿泊施設の月別の延べ宿泊者数を定員数に月中日数を乗じた数値で除して求めた 5

7 (2) 客室稼働率平成 22 年第 3 四半期 (7 月 ~9 月 ) の平均客室定員稼働率を見ると平均定員稼働率と同様に種別ではホテル旅館簡易宿所の順となっているエリアのホテル旅館ともに平城遷都 1300 年客室稼働率 ( ホテル ) 祭の影響もあり昨年に比べ大幅に高まっているまたエリアの旅館の大幅な増加は公的施設で行われたサッカーイベントへの参加チームの増加を要因となっている (%) 客室稼働率 ( 旅館 ) 客室稼働率 ( 簡易宿所 ) N 15.1 N (%) (%) エリア別種別客室稼働率エリア種別 ( 単位 :%) 平成 22 年増減ポイント (H21 H22) 7 月 8 月 9 月 7~9 月 7 月 8 月 9 月旅館ホテル簡易宿所 * * * 旅館ホテル簡易宿所 * * * * * * * 旅館 * * * 簡易宿所 * * * * * * * キャンプ場 * * * 旅館簡易宿所 * * * キャンプ場 * * * 旅館 * * * 簡易宿所 * * * キャンプ場 * * * 旅館簡易宿所 * * * キャンプ場 * * * 平成 21 年値は回答された稼働率の平均値平成 22 年値は回答から稼動客室数を求め ( 客室数日数 ) で表中の * は回答がなく( 休業中を含む ) また比較不能を示すエリア簡易宿所の値には曽爾青年自然の家 (7 月 :73.3% 8 月 :91.4% 9 月 :54.87%) は含んでいない客室稼働率については客室稼働率の記載のある宿泊施設については当該数値を用い記載のない宿泊施設については延べ宿室稼動数を月末現在客室数に月中日数を乗じた数値で除して求めた数値を用いた 6

8 4.1 人当たり平均宿泊日数平成 22 年第 3 四半期 (7 月 ~9 月 ) の 1 人当たり平均宿泊日数を見ると概ね 1.0 を少し超えた値となっており 1 泊が中心となっているただしエリアの旅館及びキャンプ場ではサッカーイベントによるチーム合宿が増えたことの影響により昨年に比べて大幅に増加しているまたエリアの簡易宿所で 1.1~1.4 エリアの簡易宿所で 1.4 ~2.2 と他のエリア施設に比して宿泊日数が多くなっているこれは野外活動センターや自然の家など教育目的の宿泊施設において団体が連泊していることによるまたエリアの旅館においても学生の長期の合宿を受け入れている施設があることを反映して 1.5~2.1 と宿泊日数が多くなっているエリア別種別 1 人当たり平均宿泊日数エリア種別 ( 単位 : 日 ) ( 単位 : ポイント ) 平成 22 年平成 21 年増減ポイント (H21 H22) 7 月 8 月 9 月 7 月 8 月 9 月 7 月 8 月 9 月旅館ホテル簡易宿所旅館ホテル * * * * * * 簡易宿所 * * * * * * * * * 旅館簡易宿所キャンプ場旅館簡易宿所キャンプ場旅館簡易宿所キャンプ場 * * * * * * 旅館簡易宿所キャンプ場表中の * は回答がなく ( 休業中を含む ) また比較不能を示す一人当たり宿泊数は延べ宿泊者数と実宿泊者数の双方の回答があった宿泊施設のみを対象として延べ宿泊者数を実宿泊者数で除して求めた 7

9 5. 修学旅行の状況平成 22 年第 3 四半期 (7 月 ~9 月 ) の修学旅行宿泊者数は 30,974 人であり昨年同期と比べ約 51% の減少でありまた全てのエリアで大幅に減少しているこれは昨年 5 6 月の修学旅行シーズンに新型インフルエンザが流行したことにより例年修学旅行の受入れの少ない 7 月 ~9 月の期間に変更されたためであるまた 1 人当たり平均宿泊日数はいずれのエリアともにほぼ 1.0 であるがエリアの旅館で 2.0 を超えている修学旅行による宿泊者数エリア修学旅行による 1 人当たり平均宿泊日数修学旅行宿泊者数は次の手順で求めた 1 県により主要修学旅行者宿泊先として把握している 31 の宿泊施設の中で修学旅行者数の回答のあった施設及びそれ以外で修学旅行者数の回答のあった施設 (11 件 ) の月中延べ定員数に対する修学旅行宿泊者数の比率を求める増減率 (%) 0.0 修学旅行宿泊者数の増減率 21 で求めた比率を 31 の宿泊施設及びそれ以外で回答のあった施設 (11 件 ) の総定員数に乗じる全県エリア種別平成 22 年平成 21 年増減泊数 (H21 H22) 7 月 8 月 9 月 7 月 8 月 9 月 7 月 8 月 9 月旅館ホテル簡易宿所 * * * * 0.00 旅館 / ホテル簡易宿所 * * * * * * * * * 簡易宿所 * * * * 1.00 * * * * 旅館旅館計ホテル簡易宿所 * * * * * 合計表中の * は回答がなく( 休業中を含む ) また比較不能を示す N ( 単位 : 人 ) ( 単位 :%) 平成 22 年平成 21 年増減率 (H21 H22) 7 月 8 月 9 月 7~9 月 7~9 月 7 月 8 月 9 月 7~9 月旅館 2,495 1,044 12,630 16,169 39, ホテル ,280 1,325 6, 簡易宿所小計 2,523 1,061 14,070 17,654 45, 旅館 / ホテル 1, ,464 5,086 6, 簡易宿所 * 小計 1, ,464 5,086 6, 簡易宿所 * * * * 旅館 4,909 2, ,234 10, 計種別旅館 9,071 4,942 15,476 29,489 56, ホテル ,280 1,325 6, 簡易宿所合計 9,099 4,959 16,916 30,974 63, 表中の - は該当施設からの回答がない場合を * は比較不能の場合を示す 8

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<4D F736F F D2091E F195F18D908F FC816A2E646F63> 平成 22 年度奈良県宿泊統計調査第 4 回調査報告書 ( 平成 22 年 10 月 ~ 12 月 ) 平成 23 年 3 月奈良県文化観光局観光振興課 1 1. 奈良県内の宿泊施設立地宿泊施設立地の状況状況と調査調査の概要エリア別の宿泊施設立地動向と調査票送付回収状況エリア宿泊施設数客室数定員数有効送付先数送付比率回収数回収率対全施設比 ( 件 ) ( 室 ) ( 人