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6 中村唯史 島根県立三瓶自然館 第 10 章 自然科学分析 第1節 矢野遺跡の立地と古地理 中村唯史 島根県立三瓶自然館 1 立地の概要 矢野遺跡は出雲平野西部に位置する この平野は中国山地を流下する斐伊川と神戸川 1 の下流に 広がり その北には島根半島の急峻な山並みが迫る 平野の西は大社湾に面し その海岸部に出雲砂 丘 やや内陸寄りに浜山砂丘の2条の砂丘が発達する 第1図 出雲平野は過去数万年間に生じた 地球規模の環境変化に呼応して形成された沖積平野である その形成史は 神戸川上流にある三瓶火 山と 斐伊川流域で広く行われたたたら製鉄の影響を受けて極めて独特である 矢野遺跡は神戸川扇 状地の末端付近の微高地 以下 矢野微高地 と呼ぶ に立地し その地形の形成には三瓶火山の噴 出物が深く関与している 斐伊川は 17 世紀以前には神戸川扇状地の北を西流する河道を持っており 1m等高線から 神戸川扇状地の北を回り込むように発達する斐伊川扇状地の形状が見て取れる 矢野遺跡は神戸川扇状地の 末端付近に位置する 神戸川扇状地には現地表から浅い深度に弥生時代以降の遺跡が存在している 図中A A ' は第3図の 断面図位置を示す 第1図 出雲平野西部の微地形と遺跡分布 1

7 第 10 章 自然科学分析 矢野遺跡から数 100 mの位置を流れていた時期がある 2 出雲平野の地形発達 出雲平野は次のような地形発達史を持つ平野である その歴史において 矢野遺跡の立地に関わり が深いのは 3700 年前頃の三瓶火山の活動がもたらした土砂 火砕物 が現地形の原形を形成したこ とと 斐伊川の河道および河口近くの水域の変遷であろう 以下に地形発達史の概要を紹介し 若干 の検討を行なう 出雲平野は主に斐伊川と神戸川が過去1万年間に供給した堆積物で構成される 1万年前とは最終 氷期が終わった時である その前後では海面高度が激変し それに呼応して沖積平野が形成された 寒冷な氷期中は海面の低下が生じていた 最終氷期の最寒冷期 2万 1.6 万年前頃 には日本列島周 辺の海面は 100 m前後まで低下した この段階では出雲平野は存在せず 矢野遺跡付近では当時の地 表面が現地表下 mの深さにあったことがボーリング資料によって認められる つまり谷地形 が存在しており それは松江市の大橋川付近から流れでて 斐伊川 神戸川と合流する川が形成した ものである 1万年前以降 急激に温暖化したことに伴って海面が急上昇した 海面が現在の水準まで達したの は約 6000 年前 2 である その間 平均1cm/ 年もの速度で海面が上昇したことにより 氷期の谷は 海没して海域に変化した この時 大社湾から出雲平野 宍道湖へと続く湾が存在していた いわゆ 既存の資料に基づき 平野西部の南北断面を模式的に示した図である 扇頂部からの距離により1断面に投影して作成した 第2図 出雲平野西部の模式的南北断面図 2

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9 第 10 章 自然科学分析 年前のイベント以前の段階では 矢野遺跡付近は斐伊川三角州の先端付近だったということである 国道9号 出雲バイパス のボーリングコアの観察 第3図 では 当地の南方で斐伊川起源と判断で きる花崗岩質の砂層と三瓶火山の火砕物を多含する神戸川起源の砂層が重なり合っており 三角州が 矢野遺跡付近に到達していた可能性を支持する 第1図に示した1m等高線が示す微地形からは 当 地付近が神戸川扇状地と斐伊川扇状地の境界にあたることを読み取ることができる これらのことか ら 3700 年前のイベントによる神戸川起源の堆積物が斐伊川三角州の先端付近を覆って矢野微高地 が形成されたと考えると 当地の地形を解釈しやすいと思われる 出雲平野では 近世には製鉄の影響により三角州の急速な前進が生じた しかし 矢野微高地では 製鉄による排出土砂の堆積は認められず ここには製鉄による直接的な影響はなかったとみられる 3 弥生時代の古地理 矢野微高地は 3700 年前の火山活動イベントの時点で概ねその原形が形成されたとみられる 微 高地上は弥生時代から現代に至るまで 基本的に集落が立地しており 局地的な地理的環境はほとん ど変化していない 一方 微高地を取り巻く周囲の地形は過去数千年間に変化した点が幾つかあると 考えられる 弥生時代の出雲平野はすでに島根半島まで達していたが その範囲は現在より狭く 神戸川三角州 と出雲砂丘の間には水域が残存していた 第4図 この水域は海水が流入する汽水の環境だった 7 矢野微高地の北には西流した斐伊川が流れ 前述の水域を経て大社湾に流出していた すなわち 当 時の矢野微高地は現在に比べて潟湖と河川に距離的に近い場所にあった なお 斐伊川の流路につい ては 西流で固定されてはおらず 東流して宍道湖へ流れることもあったとみられる それは弥生時 代の段階で平田町の源代遺跡付近 8 まで斐伊川三角州が達していることから推定できる 平野上では 本報告のD調査区において小河道が確認されていることから判るように 幾つかの小 河川が存在していたとみられる 蔵小路西遺跡 9 ではD調査区の河道の上流部にあたる可能性があ 図中の丸は矢野微高地の位置を示す 縄文海進極大期には矢野微高地付近は海域だった その後 斐伊川と神戸川の三角州が 前進し 三瓶火山が活動した 4800 年前頃から 4000 年前頃に汀線付近の環境になったと推定される 3700 年前の三瓶火山 の活動に伴うイベントで矢野微高地が形成され その後 弥生時代までに人類の生活が営まれるようになった 第4図 出雲平野の古地理変遷 4

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26 現代 近世 3.50 中 世 3.00 古 代 粘土 シルト 砂 礫 粘土 盛土 シルト 3 4 木本 針葉樹 木本 広葉樹 砂礫 : 総数の少ない試料(検出したタクサ) 3.20 現代 近世 3.00 中 T.P.+m 世 2.50 粘土 シルト 砂 礫 粘土 粗粒砂 砂質 63 シルト質 20 B-2地点 2層 1層 シルト 第2図 粘土混じり シルト混じり シルト質 40 木本 針葉樹 木本 広葉樹 草本 藤本 砂混じり 層 Ⅰ 花粉帯 54 胞子 75 2 草本 籐本 Ⅱ 1 木本 広葉樹 20 木本 針葉樹 : <1 : 総数の少ない試料(検出したタクサ) 720.タンポポ亜科 501.マメ科 521.ツリフネソウ属 557.キカシグサ属 580.セリ科 710.キク亜科 712.ヨモギ属 中粒砂 450.キンポウゲ科 461.アブラナ科 シルト 430.ナデシコ科 木本 針葉樹 木本 広葉樹 胞子 粘土 草本 籐本 420.ソバ アカザ科 ヒユ科 粘土 シルト 砂 礫 花粉帯 花粉亜帯 胞子 草本 籐本 木本 広葉樹 木本 針葉樹 720.タンポポ亜科 712.ヨモギ属 636.オオバコ属 710.キク亜科 501.マメ科 521.ツリフネソウ属 557.キカシグサ属 580.セリ科 430.ナデシコ科 450.キンポウゲ科 455.カラマツソウ属 461.アブラナ科 330.ホシクサ属 336.イボクサ属 345.ユリ科 411.ギシギシ属 416.ウナギツカミ節 サナエタデ節 417.イタドリ節 420.ソバ属 422.アカザ科 ヒユ科 320.カヤツリグサ科 312.イネ科 40ミクロン以上 88.シイノキ属 マテバシイ属 92.ニレ属 ケヤキ属 94.エノキ属 ムクノキ属 97.クワ科 イラクサ科 111.フサザクラ属 141.アカメガシワ属 160.モチノキ属 170.カエデ属 172.トチノキ属 301.ガマ属 305.サジオモダカ属 306.オモダカ属 311.イネ科 40ミクロン未満 84.アカガシ亜属 41.ヒノキ科型 51.ヤナギ属 62.サワグルミ属 クルミ属 71.クマシデ属 アサダ属 73.ハシバミ属 74.カバノキ属 75.ハンノキ属 80.ブナ属 83.コナラ亜属 30.コウヤマキ属 32.スギ属 3.60 木本 広葉樹 木本 針葉樹 ギシギシ属 416.ウナギツカミ節 サナエタデ節 カヤツリグサ科 イネ科 40ミクロン以上 古代 3層 5.モミ属 21.マツ属 複維管束亜属 32.スギ属 83.コナラ亜属 84.アカガシ亜属 85.クリ属 97.クワ科 イラクサ科 301.ガマ属 311.イネ科 40ミクロン未満 312.イネ科 40ミクロン以上 320.カヤツリグサ科 411.ギシギシ属 422.アカザ科 ヒユ科 430.ナデシコ科 450.キンポウゲ科 461.アブラナ科 501.マメ科 580.セリ科 710.キク亜科 712.ヨモギ属 875.シノブ属 850.ハナヤスリ属 881.イノモトソウ科 886.オシダ科 チャセンシダ科 中世 アカガシ亜属 88.シイノキ属 マテバシイ属 92.ニレ属 ケヤキ属 94.エノキ属 ムクノキ属 97.クワ科 イラクサ科 111.フサザクラ属 132.サンショウ属 305.サジオモダカ属 306.オモダカ属 311.イネ科 40ミクロン未満 1層 30.コウヤマキ属 32.スギ属 52.ヤマモモ属 60.ノグルミ属 71.クマシデ属 アサダ属 73.ハシバミ属 74.カバノキ属 75.ハンノキ属 83.コナラ亜属 盛土 5.モミ属 10.ツガ属 21.マツ属 複維管束亜属 現代 近世 マキ属 5.モミ属 10.ツガ属 19.マツ属 単維管束亜属 21.マツ属 複維管束亜属 渡 正巳 文化財調査コンサルタント株式会社 渡 正巳 2009b 珪藻分析法 埋蔵文化財調査の基礎テクニック ニュー サイエンス社 頁 渡 正巳 2009 山陰地方における完新世の花粉層序と古環境 花粉考古学を用いて 島根大学博士論文 渡 正巳 2010 矢野遺跡発掘調査に伴う 14C 年代測定 矢野遺跡 出雲市教育委員会 T.P.+m A-1地区 Ⅰ 67 a Ⅲ b 5層 柱状図凡例 草本 藤本 100 腐植物混入 B-3地点 1 T.P.+m 層 3層 柱状図凡例 草本 藤本 100 礫混じり 2 総数(粒/g) 柱状図凡例 : 総数の少ない試料(検出したタクサ) 胞子 10 5 3 腐植物混入 1 A 1地点 2 B 3地点 3 B 2地点 花粉ダイアグラム 1 21

27 2.24 古 代 古 墳 前 22 期 1.0 粘土 シルト 砂 礫 粘土 10 砂礫 粘土質 木本 針葉樹 木本 広葉樹 砂 20 草本 藤本 6 40 : <1 : 総数の少ない試料(検出したタクサ) 砂質 2 砂混じり 1 20 第3図 礫混入 層 柱状図凡例 : <1 胞子 30 粘土混じり 3 1 B 1地点 2 B区 SK2860 3 D 6地点 花粉ダイアグラム 2 花粉帯 胞子 腐植質 3 草本 籐本 砂混じり 10 木本 広葉樹 2 木本 針葉樹 ウラボシ科 タンポポ亜科 808.ヒカゲノカズラ亜属 863.ヤマドリゼンマイ型 875.シノブ属 881.イノモトソウ科 886.オシダ科 チャセンシダ科 シルト質 580.セリ科 611.シソ科 621.ゴマ属 636.オオバコ属 710.キク亜科 712.ヨモギ属 シルト 461.アブラナ科 粘土 草本 藤本 430.ナデシコ科 木本 針葉樹 木本 広葉樹 422.アカザ科 ヒユ科 埋土 411.ギシギシ属 416.ウナギツカミ節 サナエタデ節 417.イタドリ節 420.ソバ属 Ⅰ層 Ⅱ層 花粉帯 シルト 草本 藤本 花粉亜帯 木本 針葉樹 木本 広葉樹 胞子 10 草本 籐本 粘土 シルト 砂 礫 カヤツリグサ科 粘土 シルト 砂 礫 木本 広葉樹 7 木本 針葉樹 イネ科 40ミクロン以上 ウラボシ科 タンポポ亜科 801.スギラン型 802.ヒモラン型 850.ハナヤスリ属 875.シノブ属 881.イノモトソウ科 886.オシダ科 チャセンシダ科 SK2860-3層 盛土 150.ウルシ属 163.ニシキギ科 170.カエデ属 301.ガマ属 302.ミクリ属 306.オモダカ属 311.イネ科 40ミクロン未満 3.5 胞子 草本 籐本 木本 広葉樹 木本 針葉樹 21.マツ属 複維管束亜属 30.コウヤマキ属 32.スギ属 83.コナラ亜属 85.クリ属 94.エノキ属 ムクノキ属 97.クワ科 イラクサ科 202.ウコギ科 301.ガマ属 311.イネ科 40ミクロン未満 312.イネ科 40ミクロン以上 320.カヤツリグサ科 416.ウナギツカミ節 サナエタデ節 420.ソバ属 422.アカザ科 ヒユ科 430.ナデシコ科 450.キンポウゲ科 461.アブラナ科 511.フウロソウ属 580.セリ科 710.キク亜科 712.ヨモギ属 720.タンポポ亜科 808.ヒカゲノカズラ亜属 875.シノブ属 881.イノモトソウ科 886.オシダ科 チャセンシダ科 イボクサ属 411.ギシギシ属 416.ウナギツカミ節 サナエタデ節 422.アカザ科 ヒユ科 430.ナデシコ科 450.キンポウゲ科 461.アブラナ科 530.ブドウ科 557.キカシグサ属 560.ヒシ属 563.アカバナ属 ミズユキノシタ属 571.アリノトウグサ科 580.セリ科 611.シソ科 636.オオバコ属 672.ゴキヅル属 アマチャヅル属 710.キク亜科 711.ブタクサ属 オナモミ属 712.ヨモギ属 代 粘土 3 84.アカガシ亜属 92.ニレ属 ケヤキ属 94.エノキ属 ムクノキ属 97.クワ科 イラクサ科 T.P.+m 320.カヤツリグサ科 4 30.コウヤマキ属 32.スギ属 41.ヒノキ科型 60.ノグルミ属 62.サワグルミ属 クルミ属 71.クマシデ属 アサダ属 73.ハシバミ属 80.ブナ属 83.コナラ亜属 B-1地点 312.イネ科 40ミクロン以上 SK2860-1層 1層 88.シイノキ属 マテバシイ属 92.ニレ属 ケヤキ属 94.エノキ属 ムクノキ属 97.クワ科 イラクサ科 111.フサザクラ属 132.サンショウ属 150.ウルシ属 160.モチノキ属 172.トチノキ属 180.ツバキ科 206.ミズキ属 301.ガマ属 305.サジオモダカ属 306.オモダカ属 311.イネ科 40ミクロン未満 古 世 1.5 中 世 D-6地点 1 84.アカガシ亜属 世 1層 41.ヒノキ科型 51.ヤナギ属 52.ヤマモモ属 62.サワグルミ属 クルミ属 71.クマシデ属 アサダ属 73.ハシバミ属 74.カバノキ属 75.ハンノキ属 80.ブナ属 83.コナラ亜属 世 近 中 ツガ属 21.マツ属 複維管束亜属 3.0 中 3.0 代 コウヤマキ属 32.スギ属 現代 近世 現 T.P.+m 3.マキ属 5.モミ属 10.ツガ属 21.マツ属 複維管束亜属 第 10 章 自然科学分析 総数(粒/g) 2層 : 総数の少ない試料(検出したタクサ) 胞子 10 4 柱状図凡例 腐植物混入 1 B区SK2860 T.P.+m 3.92 SK2860-2層 SK2860-4層 Ⅲ 柱状図凡例 胞子 100 腐植物混入 2 91 2層 a b Ⅲ

28 近 代 中 世 2層 古 代 粘土 シルト 砂 礫 Ⅰ層 粘土 1 10 礫混じり 木本 針葉樹 木本 広葉樹 20 砂 木本 針葉樹 木本 広葉樹 40 砂混じり 40 粘土質 草本 藤本 第4図 40 㧰 㧟 ὐ 胞子 草本 籐本 木本 広葉樹 木本 針葉樹 a Ⅲ b Ⅲ 花粉帯 ウラボシ科 5 花粉亜帯 50 花粉帯 タンポポ亜科 875.シノブ属 881.イノモトソウ科 886.オシダ科 チャセンシダ科 3 花粉亜帯 ユリ科 411.ギシギシ属 416.ウナギツカミ節 サナエタデ節 422.アカザ科 ヒユ科 430.ナデシコ科 450.キンポウゲ科 461.アブラナ科 530.ブドウ科 557.キカシグサ属 560.ヒシ属 563.アカバナ属 ミズユキノシタ属 580.セリ科 601.テイカカズラ属 636.オオバコ属 672.ゴキヅル属 アマチャヅル属 710.キク亜科 712.ヨモギ属 1.5 胞子 草本 籐本 木本 広葉樹 粘土 シルト 砂 礫 粘土混じり 40 木本 針葉樹 2層 礫混じり タンポポ亜科 マメ科 530.ブドウ科 557.キカシグサ属 580.セリ科 636.オオバコ属 672.ゴキヅル属 アマチャヅル属 710.キク亜科 712.ヨモギ属 T.P.+m 草本 藤本 320.カヤツリグサ科 砂 イネ科 40ミクロン以上 粘土 20 : <1 336.イボクサ属 345.ユリ科 411.ギシギシ属 416.ウナギツカミ節 サナエタデ節 420.ソバ属 422.アカザ科 ヒユ科 430.ナデシコ科 450.キンポウゲ科 455.カラマツソウ属 461.アブラナ科 代 2.00 木本 針葉樹 木本 広葉樹 320.カヤツリグサ科 古 イネ科 40ミクロン以上 粘土 シルト 砂 礫 311.イネ科 40ミクロン未満 世 代 1層 中 粘土 シイノキ属 マテバシイ属 92.ニレ属 ケヤキ属 94.エノキ属 ムクノキ属 132.サンショウ属 141.アカメガシワ属 150.ウルシ属 170.カエデ属 178.シナノキ属 301.ガマ属 305.サジオモダカ属 306.オモダカ属 311.イネ科 40ミクロン未満 Ⅱ層 2 84.アカガシ亜属 古墳前期 現 2.50 a クリ属 88.シイノキ属 マテバシイ属 92.ニレ属 ケヤキ属 94.エノキ属 ムクノキ属 97.クワ科 イラクサ科 132.サンショウ属 150.ウルシ属 160.モチノキ属 170.カエデ属 172.トチノキ属 205.アオキ属 239.モクセイ科 301.ガマ属 302.ミクリ属 305.サジオモダカ属 306.オモダカ属 2層 1 84.アカガシ亜属 Ⅰ層 41.ヒノキ科型 45.マオウ属 51.ヤナギ属 52.ヤマモモ属 62.サワグルミ属 クルミ属 71.クマシデ属 アサダ属 74.カバノキ属 75.ハンノキ属 80.ブナ属 83.コナラ亜属 コウヤマキ属 32.スギ属 T.P.+m 花粉帯 花粉亜帯 胞子 草本 籐本 木本 広葉樹 木本 針葉樹 891.ウラボシ科 720.タンポポ亜科 802.ヒモラン型 850.ハナヤスリ属 875.シノブ属 881.イノモトソウ科 886.オシダ科 チャセンシダ科 411.ギシギシ属 416.ウナギツカミ節 サナエタデ節 422.アカザ科 ヒユ科 430.ナデシコ科 450.キンポウゲ科 461.アブラナ科 530.ブドウ科 580.セリ科 672.ゴキヅル属 アマチャヅル属 710.キク亜科 711.ブタクサ属 オナモミ属 712.ヨモギ属 320.カヤツリグサ科 312.イネ科 40ミクロン以上 85.クリ属 88.シイノキ属 マテバシイ属 92.ニレ属 ケヤキ属 94.エノキ属 ムクノキ属 97.クワ科 イラクサ科 132.サンショウ属 141.アカメガシワ属 150.ウルシ属 160.モチノキ属 172.トチノキ属 202.ウコギ科 206.ミズキ属 239.モクセイ科 301.ガマ属 311.イネ科 40ミクロン未満 84.アカガシ亜属 83.コナラ亜属 74.カバノキ属 75.ハンノキ属 80.ブナ属 60.ノグルミ属 62.サワグルミ属 クルミ属 71.クマシデ属 アサダ属 41.ヒノキ科型 51.ヤナギ属 30.コウヤマキ属 32.スギ属 3.マキ属 5.モミ属 10.ツガ属 13.トウヒ属 21.マツ属 複維管束亜属 D-5地点 41.ヒノキ科型 45.マオウ属 51.ヤナギ属 52.ヤマモモ属 62.サワグルミ属 クルミ属 71.クマシデ属 アサダ属 73.ハシバミ属 74.カバノキ属 75.ハンノキ属 80.ブナ属 83.コナラ亜属 古代 D-4地点 3.マキ属 5.モミ属 10.ツガ属 21.マツ属 複維管束亜属 世 コウヤマキ属 32.スギ属 2.0 中 T.P.+m 3.マキ属 5.モミ属 10.ツガ属 21.マツ属 複維管束亜属 渡 正巳 文化財調査コンサルタント株式会社 44 b Ⅲ ±20 胞子 100 Ⅳ 柱状図凡例 礫混入 1 ±20 Ⅰ層 5層 柱状図凡例 : <1 胞子 100 砂混じり 2 Ⅰ a Ⅲ : <1 草本 藤本 81 柱状図凡例 100 腐植物混入 3 1 D 5地点 2 D 4地点 3 D 3地点 花粉ダイアグラム 3 23

29 世 古 代 弥生前期以前 2505±40 cal. BC 埋土 粘土 シルト 砂 礫 10 粘土 弥 生 前 期 1.50 以 前 粘土 30 5 木本 針葉樹 木本 広葉樹 シルト T.P.+m E-3地点 細粒砂 : <1 : 総数の少ない試料(検出したタクサ) 20 細粒砂 4 木本 針葉樹 木本 広葉樹 砂 40 砂 : <1 : 総数の少ない試料(検出した種類) 粘土質 1 D 2地点 第5図 7 砂混じり ,590±45 40 礫混じり 砂混じり 2 D 1地点 礫混入 花粉ダイアグラム 4 柱状図凡例 草本 藤本 層 草本 藤本 0 柱状図凡例 腐植物混入 3 3 E 3地点 腐植物混入 2 Ⅴ 層 花粉帯 80 花粉亜帯 50 胞子 7 草本 籐本 86 木本 広葉樹 45 木本 針葉樹 タンポポ亜科 5 花粉帯 106 胞子 49 草本 籐本 4 木本 広葉樹 ウナギツカミ節 サナエタデ節 420.ソバ属 430.ナデシコ科 450.キンポウゲ科 455.カラマツソウ属 461.アブラナ科 557.キカシグサ属 580.セリ科 601.テイカカズラ属 651.オミナエシ属 710.キク亜科 712.ヨモギ属 42 木本 針葉樹 カヤツリグサ科 タンポポ亜科 T.P.+m 712.ヨモギ属 㧰 㧝 ὐ 710.キク亜科 中 2.00 砂混じり 312.イネ科 40ミクロン以上 礫混じり 320.カヤツリグサ科 416.ウナギツカミ節 サナエタデ節 422.アカザ科 ヒユ科 430.ナデシコ科 455.カラマツソウ属 461.アブラナ科 木本 針葉樹 木本 広葉樹 312.イネ科 40ミクロン以上 期 粘土 エノキ属 ムクノキ属 97.クワ科 イラクサ科 132.サンショウ属 141.アカメガシワ属 170.カエデ属 172.トチノキ属 202.ウコギ科 301.ガマ属 302.ミクリ属 305.サジオモダカ属 306.オモダカ属 311.イネ科 40ミクロン未満 前 クリ属 88.シイノキ属 マテバシイ属 92.ニレ属 ケヤキ属 墳 アカガシ亜属 古 粘土 シルト 砂 礫 80.ブナ属 83.コナラ亜属 84.アカガシ亜属 92.ニレ属 ケヤキ属 120.フウ属 311.イネ科 40ミクロン未満 サワグルミ属 クルミ属 65.カリヤ属 75.ハンノキ属 代 スギ属 2層 41.ヒノキ科型 51.ヤナギ属 62.サワグルミ属 クルミ属 71.クマシデ属 アサダ属 73.ハシバミ属 74.カバノキ属 75.ハンノキ属 80.ブナ属 83.コナラ亜属 古 1.00 中 世 マツ属 複維管束亜属 コウヤマキ属 32.スギ属 D-2地点 3.マキ属 5.モミ属 21.マツ属 複維管束亜属 T.P.+m 125 Ⅰ層 b Ⅱ層 : <1 69 柱状図凡例 草本 藤本 100 腐植物混入 1 2層 Ⅰ層 b Ⅲ 41 Ⅳ 花粉帯 花粉亜帯 胞子 草本 籐本 木本 広葉樹 木本 針葉樹 720.タンポポ亜科 336.イボクサ属 345.ユリ科 411.ギシギシ属 416.ウナギツカミ節 サナエタデ節 422.アカザ科 ヒユ科 430.ナデシコ科 450.キンポウゲ科 461.アブラナ科 530.ブドウ科 557.キカシグサ属 560.ヒシ属 571.アリノトウグサ科 580.セリ科 611.シソ科 636.オオバコ属 672.ゴキヅル属 アマチャヅル属 710.キク亜科 712.ヨモギ属 320.カヤツリグサ科 312.イネ科 40ミクロン以上 311.イネ科 40ミクロン未満 94.エノキ属 ムクノキ属 97.クワ科 イラクサ科 111.フサザクラ属 132.サンショウ属 160.モチノキ属 172.トチノキ属 230.ハイノキ属 239.モクセイ科 301.ガマ属 302.ミクリ属 305.サジオモダカ属 306.オモダカ属 85.クリ属 88.シイノキ属 マテバシイ属 92.ニレ属 ケヤキ属 84.アカガシ亜属 52.ヤマモモ属 62.サワグルミ属 クルミ属 71.クマシデ属 アサダ属 73.ハシバミ属 74.カバノキ属 75.ハンノキ属 80.ブナ属 83.コナラ亜属 41.ヒノキ科型 51.ヤナギ属 30.コウヤマキ属 32.スギ属 3.マキ属 5.モミ属 10.ツガ属 21.マツ属 複維管束亜属 第 10 章 自然科学分析 163 Ⅱ a Ⅲ

30 r 5& ጀ 㧑 礫混じり ᧁᧄ㧔 ᮸㧕 ᧁᧄ㧔ᐢ ᮸㧕 砂混じり 20 㧑 㧑 㧑 ᢙߩዋߥ ᢱ ᬌ ߒߚ ࠨ 礫混入 T.P.+m 㧑 第6図 : <1 : 総数の少ない試料(検出したタクサ) 㧑 㧑 㧑 㧑 E-1地点 㧑 㧑 㧑 㧑 花粉帯 㧑 Ꮺ 粘土 20 胞子 109 Ꮺ 40 ሶ 木本 針葉樹 木本 広葉樹 ᧄ ᧄ 10 礫混じり 草本 籐本 木本 針葉樹 木本 広葉樹 ᧁᧄ㧔ᐢ ᮸㧕 砂 木本 広葉樹 粘土 ᧁᧄ㧔 ᮸㧕 10 木本 針葉樹 粘土 シルト 砂 礫 ࡐࡐ ⑼ 720.タンポポ亜科 712.ヨモギ属 ࡕ ዻ キカシグサ属 580.セリ科 636.オオバコ属 ナデシコ科 455.カラマツソウ属 461.アブラナ科 ࠕ ⑼㧙ࡅ ⑼ ⑼ ࡑ ዻ ࠕࡉ ⑼ ࡑࡔ⑼ ࡈࡀ ዻ ࡉ ⑼ ࠨዻ ⑼ 59 2 ࡒ 㧙ࠨ 330.ホシクサ属 336.イボクサ属 345.ユリ科 416.ウナギツカミ節 サナエタデ節 420.ソバ属 422.アカザ科 ヒユ科 1 ࡗ ࠨ⑼ 1 世 ጀ 320.カヤツリグサ科 3 ࡀ⑼㧔㧠㧜ࡒ એ 㧕 現 代 近 6 2 O 312.イネ科 40ミクロン以上 前 埋土 イネ科 40ミクロン未満 以 粘土 シルト 砂 礫 6 ࡃ ⑼ ࡑዻ ࡕ ዻ ࡀ⑼㧔㧠㧜ࡒ ᧂḩ㧕 期 1層 85.クリ属 88.シイノキ属 マテバシイ属 92.ニレ属 ケヤキ属 94.エノキ属 ムクノキ属 97.クワ科 イラクサ科 150.ウルシ属 160.モチノキ属 301.ガマ属 302.ミクリ属 305.サジオモダカ属 306.オモダカ属 前 盛土 ዻ ࡁ ዻ㧙ࡑ ࡃ ዻ ዻ㧙ࠤࡗ ዻ ࡁ ዻ㧙ࡓ ࡁ ዻ ⑼㧙 ࠨ⑼ ࠨ ዻ ࠕ ࡔ ዻ ዻ ዻ ࡁ ዻ 生 アカガシ亜属 ࠕ ዻ 弥 9 41.ヒノキ科型 51.ヤナギ属 71.クマシデ属 アサダ属 74.カバノキ属 75.ハンノキ属 80.ブナ属 83.コナラ亜属 世 8 30.コウヤマキ属 32.スギ属 中 1層 ࡅࡁ ⑼ ࡗ ዻ ࠨ ࡒዻ㧙 ࡒዻ ࡗዻ ࡑ ዻ㧙ࠕࠨ ዻ ࡂ ࡃࡒዻ ࡃࡁ ዻ ࡂ ࡁ ዻ ࡉ ዻ ዻ T.P.+m 2.70 花粉帯 胞子 草本 籐本 木本 広葉樹 木本 針葉樹 720.タンポポ亜科 330.ホシクサ属 336.イボクサ属 345.ユリ科 411.ギシギシ属 416.ウナギツカミ節 サナエタデ節 420.ソバ属 422.アカザ科 ヒユ科 430.ナデシコ科 450.キンポウゲ科 455.カラマツソウ属 461.アブラナ科 557.キカシグサ属 580.セリ科 601.テイカカズラ属 636.オオバコ属 710.キク亜科 712.ヨモギ属 320.カヤツリグサ科 312.イネ科 40ミクロン以上 88.シイノキ属 マテバシイ属 92.ニレ属 ケヤキ属 94.エノキ属 ムクノキ属 111.フサザクラ属 120.フウ属 132.サンショウ属 178.シナノキ属 301.ガマ属 305.サジオモダカ属 306.オモダカ属 311.イネ科 40ミクロン未満 84.アカガシ亜属 41.ヒノキ科型 62.サワグルミ属 クルミ属 65.カリヤ属 71.クマシデ属 アサダ属 73.ハシバミ属 74.カバノキ属 75.ハンノキ属 80.ブナ属 83.コナラ亜属 30.コウヤマキ属 32.スギ属 5.モミ属 10.ツガ属 21.マツ属 複維管束亜属 E-2地点 ࡗࡑ ዻ ዻ 世 2.50 代 近 モミ属 10.ツガ属 21.マツ属 複維管束亜属 現 㧱 5& ࡑ ዻ ࡕࡒዻ ዻ ࡅዻ ࡑ ዻ㧔ⶄ ዻ㧕 渡 正巳 文化財調査コンサルタント株式会社 Ⅰ 2層 Ⅱ 層 柱状図凡例 草本 藤本 100 腐植物混入 1 Ⅰ 53 Ⅱ 2.00 柱状図凡例 : <1 草本 藤本 100 砂混じり 2 D Υ Φ ጀ ᩇ ಠ ᧄ ᧄ 㧑 3 1 E 2地点 2 E 1地点 3 E区 SD5151 花粉ダイアグラム 5 25

31 26 井原 2地点 T.P.+m 柱状図凡例 粘土 シルト 砂 礫 粘土 T3-1-5 T シルト T3-3-7 T3-4-7 T3-5-3 T3-5-5 T3-5-9 T3-6-6 木本 針葉樹 木本 広葉樹 40 細粒砂 中粒砂 粗粒砂 砂 30 砂 シルト質 砂質 第7図 30 シルト質 砂質 T T T1-2-3 T1-2-8 T T T1' T1'-2-5 T1' T1-4-3 T T2-2-5 T T 砂混じり 40 T T T T : 試料のカウント総数が少ないタクサ : <1 草本 藤本 30 腐植質 3 1 E区 SD5150 2 井原遺跡 1地点 3 井原遺跡 2地点 花粉ダイアグラム 6 0 a b T1' T : 試料のカウント総数が少ないタクサ : <1 草本 藤本 砂混じり 2 354 a 193 b c b Ⅰ b Ⅱ a Ⅲ 花粉帯 花粉亜帯 40 胞子 草本 籐本 40 木本 広葉樹 木本 針葉樹 720.タンポポ亜科 501.マメ科 530.ブドウ科 542.ワタ属 557.キカシグサ属 563.アカバナ属 ミズユキノシタ属 571.アリノトウグサ科 580.セリ科 636.オオバコ属 672.ゴキヅル属 アマチャヅル属 710.キク亜科 712.ヨモギ属 ソバ属 422.アカザ科 ヒユ科 430.ナデシコ科 441.コウホネ属 450.キンポウゲ科 455.カラマツソウ属 461.アブラナ科 花粉帯 中粒砂 20 花粉亜帯 320.カヤツリグサ科 木本 針葉樹 木本 広葉樹 61 胞子 細粒砂 草本 籐本 シルト 49 木本 広葉樹 40 木本 針葉樹 粘土 : <1 : 総数の少ない試料(検出したタクサ) 720.タンポポ亜科 木本 針葉樹 木本 広葉樹 530.ブドウ科 557.キカシグサ属 571.アリノトウグサ科 580.セリ科 595.アサザ属 636.オオバコ属 710.キク亜科 712.ヨモギ属 ホシクサ属 336.イボクサ属 345.ユリ科 411.ギシギシ属 416.ウナギツカミ節 サナエタデ節 420.ソバ属 422.アカザ科 ヒユ科 430.ナデシコ科 450.キンポウゲ科 455.カラマツソウ属 461.アブラナ科 柱状図凡例 330.ホシクサ属 336.イボクサ属 345.ユリ科 411.ギシギシ属 416.ウナギツカミ節 サナエタデ節 イネ科 40ミクロン以上 カヤツリグサ科 粘土 シルト 砂 礫 粘土 シルト 砂 礫 312.イネ科 40ミクロン以上 T2-3-7 T クリ属 88.シイノキ属 マテバシイ属 92.ニレ属 ケヤキ属 94.エノキ属 ムクノキ属 141.アカメガシワ属 170.カエデ属 220.ツツジ科 225.カキノキ属 241.イボタノキ属型 301.ガマ属 305.サジオモダカ属 306.オモダカ属 311.イネ科 40ミクロン未満 SD5150-1層 84.アカガシ亜属 2 85.クリ属 88.シイノキ属 マテバシイ属 92.ニレ属 ケヤキ属 94.エノキ属 ムクノキ属 97.クワ科 イラクサ科 111.フサザクラ属 120.フウ属 141.アカメガシワ属 160.モチノキ属 172.トチノキ属 301.ガマ属 305.サジオモダカ属 306.オモダカ属 311.イネ科 40ミクロン未満 T2-5-5 花粉亜帯 花粉帯 胞子 草本 籐本 木本 広葉樹 木本 針葉樹 720.タンポポ亜科 416.ウナギツカミ節 サナエタデ節 422.アカザ科 ヒユ科 430.ナデシコ科 461.アブラナ科 580.セリ科 601.テイカカズラ属 710.キク亜科 712.ヨモギ属 320.カヤツリグサ科 312.イネ科 40ミクロン以上 88.シイノキ属 マテバシイ属 92.ニレ属 ケヤキ属 94.エノキ属 ムクノキ属 97.クワ科 イラクサ科 172.トチノキ属 180.ツバキ科 283.タニウツギ属 301.ガマ属 306.オモダカ属 311.イネ科 40ミクロン未満 84.アカガシ亜属 41.ヒノキ科型 62.サワグルミ属 クルミ属 65.カリヤ属 71.クマシデ属 アサダ属 74.カバノキ属 75.ハンノキ属 80.ブナ属 83.コナラ亜属 30.コウヤマキ属 32.スギ属 3.マキ属 5.モミ属 10.ツガ属 21.マツ属 複維管束亜属 T.P.+m アカガシ亜属 ヒノキ科型 51.ヤナギ属 52.ヤマモモ属 62.サワグルミ属 クルミ属 65.カリヤ属 71.クマシデ属 アサダ属 73.ハシバミ属 74.カバノキ属 75.ハンノキ属 80.ブナ属 83.コナラ亜属 E区SD ヒノキ科型 51.ヤナギ属 52.ヤマモモ属 62.サワグルミ属 クルミ属 65.カリヤ属 71.クマシデ属 アサダ属 73.ハシバミ属 74.カバノキ属 75.ハンノキ属 80.ブナ属 83.コナラ亜属 コウヤマキ属 32.スギ属 コウヤマキ属 32.スギ属 T.P.+m 3.マキ属 5.モミ属 10.ツガ属 21.マツ属 複維管束亜属 井原 1地点 3.マキ属 5.モミ属 10.ツガ属 13.トウヒ属 21.マツ属 複維管束亜属 第 10 章 自然科学分析 54 bⅢ 1層 柱状図凡例 草本 藤本 100 粘土 1 Ⅰ a Ⅱ b Ⅲ Ⅳ

32 1.50 柱状図凡例 粘土 シルト 砂 礫 粘土 シルト 生息域 粗粒砂 シルト 海 汽 細粒砂 汽水産種 T 細粒砂 中粒砂 第9図 砂 生息域 粗粒砂 シルト質 第8図 T 中粒砂 粗粒砂 砂 砂質 40 砂 塩分濃度 シルト質 井原 1地点 シルト質 T.P.+m 砂質 20 砂質 ph 流水 T1'-2-5 T2-3-7 T 珪藻帯 T.P.+m 珪藻帯 粘土 20 不明種 0.50 spp. T2-3-5 陸生種 粘土 シルト 砂 礫 中粒砂 底生種 柱状図凡例 浮遊種 285 不定種 spp. 175 T1-2-5 spp. spp. 43 不明種 74 流水種 細粒砂 spp. T1-1-5 不定種 T0-18 止水種 spp. Ⅰ T 不明種 40 spp シルト アルカリ種 木本 針葉樹 木本 広葉樹 不定種 491. 粘土 酸性種 柱状図凡例 spp 淡水不明 T3-2-4 淡水嫌塩 spp. 淡水不定 粘土 シルト 砂 礫 spp. T T3-5-9 T3-6-2 T3-6-5 淡水好塩 T3-5-4 T3-3-5 不明種 淡水産種 1.00 T2-1-5 T T2-2-2 T2-2-5 汽水産種 T.P.+m 海 汽 1.50 海産種 井原 3地点 T1'-2-5 T2-3-7 T2-4-2 花粉帯 花粉亜帯 胞子 草本 籐本 木本 広葉樹 木本 針葉樹 720.タンポポ亜科 595.アサザ属 672.ゴキヅル属 アマチャヅル属 710.キク亜科 712.ヨモギ属 336.イボクサ属 345.ユリ科 411.ギシギシ属 416.ウナギツカミ節 サナエタデ節 420.ソバ属 422.アカザ科 ヒユ科 430.ナデシコ科 450.キンポウゲ科 461.アブラナ科 501.マメ科 557.キカシグサ属 560.ヒシ属 571.アリノトウグサ科 580.セリ科 320.カヤツリグサ科 312.イネ科 40ミクロン以上 311.イネ科 40ミクロン未満 85.クリ属 88.シイノキ属 マテバシイ属 92.ニレ属 ケヤキ属 94.エノキ属 ムクノキ属 97.クワ科 イラクサ科 120.フウ属 133.キハダ属 141.アカメガシワ属 160.モチノキ属 301.ガマ属 305.サジオモダカ属 306.オモダカ属 84.アカガシ亜属 41.ヒノキ科型 51.ヤナギ属 52.ヤマモモ属 62.サワグルミ属 クルミ属 65.カリヤ属 71.クマシデ属 アサダ属 73.ハシバミ属 74.カバノキ属 75.ハンノキ属 80.ブナ属 83.コナラ亜属 30.コウヤマキ属 32.スギ属 3.マキ属 5.モミ属 10.ツガ属 21.マツ属 複維管束亜属 19.マツ属 単維管束亜属 渡 正巳 文化財調査コンサルタント株式会社 a b 192 a Ⅲ Ⅱ : 試料のカウント総数が少ないタクサ : <1 草本 藤本 100 砂混じり 井原遺跡 3地点 花粉ダイアグラム 7 T1'-1-5 T1'-3-5 T1'-4-5 DⅡ 1.50 T DⅢ 淡水産種 砂混じり 20 1 井原 1地点 T1'-1-5 T1'-3-5 T1'-4-5 DⅡ T DⅢ : 基数が100粒未満のタクサ 生活 100 砂混じり 2 1 井原遺跡 1地点の珪藻ダイアグラム 2 井原遺跡 1地点の珪藻総合ダイアグラム 珪藻ダイアグラム 珪藻総合ダイアグラム 1 27

33 第 10 章 自然科学分析 井原 2地点 T 珪藻帯 spp. spp. spp spp. spp. spp. spp. spp spp. spp. T.P.+m DⅠ 2.00 T1-5-5 T2-1-4 T2-2-5 DⅡ T T3-5-3 T3-5-5 T DⅢ T 粘土 シルト 砂 礫 生息域 柱状図凡例 海 汽 シルト 粘土 汽水産種 淡水産種 細粒砂 中粒砂 砂 シルト質 砂質 砂混じり 腐植質 1 井原 2地点 T.P.+m 珪藻帯 不明種 陸生種 底生種 浮遊種 不定種 不明種 流水種 不定種 止水種 不明種 アルカリ種 不定種 酸性種 淡水不明 淡水嫌塩 淡水不定 淡水好塩 不明種 淡水産種 汽水産種 2.50 海 汽 海産種 2.72 T1-4-3 DⅠ 2.00 T1-5-5 T2-1-4 T2-2-5 DⅡ 1 T T3-5-3 T3-5-5 T DⅢ T 粘土 シルト 砂 礫 柱状図凡例 生息域 塩分濃度 ph 100 流水 生活 1: 基数が100粒未満のタクサ 粘土 細粒砂 シルト 砂 中粒砂 シルト質 砂質 腐植質 砂混じり 2 T2-2-2 T T 珪藻帯 spp. spp. spp spp. spp. spp spp spp. spp. spp. 井原 3地点 T.P.+m DⅠ T DⅢ 40 T3-5-4 T3-5-9 T 粘土 シルト 砂 礫 柱状図凡例 粘土 生息域 汽水産種 シルト 淡水産種 細粒砂 中粒砂 粗粒砂 砂 シルト質 砂質 砂混じり 3 1 井原遺跡 2地点の珪藻ダイアグラム 2 井原遺跡 2地点の珪藻総合ダイアグラム 3 井原遺跡 3地点の珪藻ダイアグラム 第 10 図 28 珪藻ダイアグラム 珪藻総合ダイアグラム 2

34 渡 正巳 文化財調査コンサルタント株式会社 井原 3地点 珪藻帯 不明種 陸生種 底生種 不定種 浮遊種 不明種 流水種 不定種 止水種 不明種 アルカリ種 不定種 酸性種 淡水不明 淡水嫌塩 淡水不定 淡水好塩 不明種 淡水産種 海 汽 海産種 1.93 汽水産種 T.P.+m 1.50 T2-2-2 T2-2-5 DⅠ T2-3-5 T DⅢ T3-5-4 T3-5-9 T 粘土 シルト 砂 礫 0 粘土 シルト 生息域 塩分濃度 流水 ph 生活 柱状図凡例 細粒砂 中粒砂 粗粒砂 砂 シルト質 砂質 砂混じり 井原遺跡 3地点の珪藻総合ダイアグラム 第 11 図 珪藻ダイアグラム 珪藻総合ダイアグラム 3 B-3地点 T.P.+m タケ亜科 91.ススキ属型 おもにススキ属 30.イネ T.P.+m タケ亜科 盛土 D-2地点 中 世 10.ヨシ属 30.イネ ヨシ属 91.ススキ属型 おもにススキ属 層 現代 近世 古 代 層 1.50 中 3 世 層 Ⅰ層 古 墳 古 代 前 期 1.00 Ⅱ層 3層 粘土 シルト 砂 礫 10000/g 粘土 シルト 砂 礫 数字は1/100したもの 木本 針葉樹 10000/g 数字は1/100したもの 木本 針葉樹 柱状図凡例 柱状図凡例 シルト 砂礫 シルト質 粘土 礫混じり 礫混じり 砂混じり T.P.+m ススキ属型 おもにススキ属 D-1区 2 100.タケ亜科 91.ススキ属型 おもにススキ属 1 腐植物混入 E-3地点 T.P.+m 中 世 2 2層 100.タケ亜科 粘土 古 2.00 代 層 3590±45 弥 生 弥生前期以前 前 期 1.50 以 前 ±40 5層 cal. BC 層 粘土 シルト 砂 礫 粘土 シルト 砂 礫 10000/g 木本 針葉樹 数字は1/100したもの 柱状図凡例 10000/g 木本 針葉樹 数字は1/100したもの 柱状図凡例 埋土 粘土 シルト 砂 砂混じり 腐植物混入 細粒砂 粘土 細粒砂 砂 粘土質 礫混じり 砂混じり 礫混入 腐植物混入 3 4 1 B 3地点 2 D 2地点 3 D 1地点 4 E 3地点 第 12 図 プラント オパールダイアグラム 1 29

35 自然科学分析 代 近 イネ 現 10.ヨシ属 2.70 E-1地点 T.P.+m 世 1 中 1層 盛土 前 世 生 83 7 代 近 弥 6 現 イネ 10.ヨシ属 世 2層 100.タケ亜科 T.P.+m 91.ススキ属型 おもにススキ属 E-2地点 100.タケ亜科 91.ススキ属型 おもにススキ属 第 10 章 期 3 以 前 1層 層 10000/g 数字は1/100したもの 粘土 シルト 砂 礫 木本 針葉樹 柱状図凡例 砂 礫混じり 礫混入 腐植物混入 10000/g 埋土 粘土 礫混じり 1.5 1層 100.タケ亜科 10.ヨシ属 T.P.+m 1.69 砂混じり 2 30.イネ 91.ススキ属型 おもにススキ属 1 E区SD5151 数字は1/100したもの 木本 針葉樹 柱状図凡例 砂混じり ヨシ属 E区SD5150 T.P.+m タケ亜科 粘土 91.ススキ属型 おもにススキ属 粘土 シルト 砂 礫 2455±30 SD5151-4層 SD5150-1層 層 1層 粘土 シルト 砂 礫 10000/g 数字は1/100したもの 木本 針葉樹 柱状図凡例 粘土 シルト 腐植質 腐植物混入 粗粒砂 シルト質 砂質 1.0 粘土 シルト 砂 礫 柱状図凡例 粘土 3 4 1 E 2地点 2 E 1地点 3 E区 SD5151 4 E区 SD5150 第 13 図 /g 木本 針葉樹 プラント オパールダイアグラム 2 数字は1/100したもの

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37 第 10 章 自然科学分析 B区 西側 SK2866 SK2866 位置図 x= 第1図 y= m 試料採取位置 1層 黒褐色土 2層 黒褐色土 小砂礫含む 3層 黒褐色土 4層 黒褐色粘質土 第2図 32 5層 6層 7層 暗オリーブ褐色土 にぶい黄褐色土 灰黄褐色砂質土 SK2866 平面図と試料採取位置 長軸方向土層断面図

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39 第 10 章 自然科学分析 1 2 3 4 5 1 P 全リン 濃度分布 単位は 太線は 0.4 細線は 0.2 間隔 単位は 太線は 0.5 細線は 0.25 間隔 3 N 全窒素 濃度分布 単位は 太線は 0.05 細線は 間隔 4 C/N 比分布 太線は 3.0 細線は 1.50 間隔 5 P/C 比分布 太線は 細線は 間隔 2 C 有機炭素 濃度分布 第3図 34 濃度分布図

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45 第 10 章 自然科学分析 2 2地点 剥ぎ取り内には 上部 中部 下部の3層が認められ 更に中部が上下の2層に細分できる 上部は実視写真では暗色を示し 軟X線写真では黒色の基質に明灰色の粒子が混じる 細 粗砂が 混じる粘土層で 明確なラミナは認められない 中部は実視写真ではやや明るい色調を示す 軟X線写真で上下層に2分され 上層は黒色の基質に 暗灰色の粒子が多量に混じる 細 粗砂質の粘土層で 明確なラミナは認められない 下層は白 明 灰色の粒子 塊が密集し 間を埋めるように黒色の基質が認められる 中砂 小礫層で 基質は粘土 である ラミナの発達は弱いが 右方向から上に重なるように配列する 下部は実視写真ではやや暗色を示し 軟X線写真では白 明灰色の粒子 塊が密集し 間を埋める ように黒色の基質が認められる 部分的にラミナが認められる中砂 細礫層で 基質は粘土である 中砂 小礫からなる大小の塊がラミナを乱すように分布するが 明らかなインブリケーションは認め られない ラミナは部分的にではあるが 右方向から上に重なるように配列する 5 SD2626 内の古流向について 1地点で認められた下部の 塊 の長軸方向が右下がりの配列は 右から左方向の流れを示唆す る 一方下部のラミナの重なりも 右から左方向の流れを示唆するものであった これらのことから 下部は右から左 現地では南から北 方向への流れによって埋まっていった考えられる 2地点ではラミナの発達が悪かったものの 1地点同様に 中部下層 下部ではラミナの配列が 右方向から上に重なるように観察される このことから 中部下層 下部は右から左 現地では南から北 方向への流れによって埋まっていったと考えられる 以上のことから 観察できた範囲で SD2626 の古流向は 右から左 現地では南から北 方向であっ たことが分かる B区 西側 SD2626 SD2626 SD2626 第1図 40 B区 平面図と試料採取地点 1地点 2地点

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47 第 10 章 自然科学分析 3 1 3 2 3 3 3 4 3 5 3 1 実視写真 以下 左が北 3 2 軟X線写真 3 3 観察結果 太線 地層境界 細線 礫 ブロック 破線 ラミナ 3 4 実視写真と観察結果の重ね合わせ 3 5 軟X線写真と観察結果の重ね合わせ 第3図 2地点の観察結果 42

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53 第 10 章 自然科学分析 SB1004P3 SB1004P9 SB1031P6 第2図 A区 東側 平面図 柱根の位置 第1表 樹種同定結果 試料名 整理番号 樹種名 出土地点 地区 遺構 層位 P. 時代 倒木1 W アカガシ亜属 D区 南側 Ⅴ層 倒木1 弥生時代前期 D区 南側 Ⅴ層 倒木2 弥生時代前期 倒木2 W ヤナギ属 SB1004 P9 W カヤ A区 東側 SB1004 P9 古代 SB1004 P3 W スギ A区 東側 SB1004 P3 古代 SB1031 P6 W マツ属 複維管束亜属 A区 東側 SB1031 P6 古代 48

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57 第 10 章 自然科学分析 B区 東側 試料採取地点 SE2081 試料採取地点 SE2022 第1図 52 B区 東側 平面図と試料採取地点

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162 A GUIDE TO THE MEASUREMENT OF ANIMAL BONES FROM ARCHAEOLOGICAL SITES The Hunters or The Hunted? Ageing and sexing animal bones from archaeological sites.

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188 坂本豊治 出雲市文化財課 E区 D区 自然河道 C区 弥生時代前期 B区 A区 弥生時代中期 弥生時代終末 古墳時代初頭 古墳時代中期 終末期 第2図 矢野遺跡第9次調査遺構変遷図2 183

189 第 12 章 E区 総括 D区 自然河道 C区 B区 古代 中世 中世末 近世前半 近世以降 第3図 矢野遺跡第9次調査遺構変遷図3 184 A区

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立地する遺跡から出土した試料は原則として測定の対象としてこなかった ことに言及しなかったことが 批判を受ける要因になったとしている 暦博としては この点 が暦博の弥生時代の開始年代に関る重要な 要件で有ることを繰り返し示していることになる では この点 に注目して行くことにする 暦博論文で論拠とされ 弥生時代のはじまりは 500 年遡ることはない! - 菜畑 板付遺跡は 臨海遺跡 - 全邪馬連会員 10038 丸地三郎 弥生時代のはじまりは紀元前 300 年頃 終わりは紀元後 300 年頃 ( この間約 600 年 ) というのが これまでの通説です 最近 自然科学的な年代測定法により弥生時代中期の年代が 100 年近く遡り 始まりも 500 年近く早くなるという説も出てきています このように

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