(2) ケンクレヤにある教会に属していた 1コリントの南東 11 キロのところにある港町 2コリントの東の港としての役割を果たした アジア方面の交易のための港 * 西の港は カイオン 両港の間の距離は 8 キロ 3パウロは 第 2 回伝道旅行でここを訪れている 4 誓願が成就したのを記念して そこで

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1 キリストにある同労者たち 1. はじめに (1) 文脈の確認 115:14~16:27 は 結論 の部分である 2 執筆の目的 (15:14~21) 3 パウロの将来の計画 (15:22~33) (2) きょうの箇所は 知人たちへの挨拶である 1 一見 無味乾燥に見える 2 しかし この箇所が持っているインパクトに驚かされた 2. アウトライン (1) フィベ (1~2 節 ) (2) プリスカとアクラ (3~5 節 a) (3) 名の知られていない人たち (5b~16 節 ) 3. メッセージのゴール (1) 初代教会における女性の地位 (2) 家の教会 (3) 人的ネットワーク このメッセージは パウロの人脈について学ぼうとするものである Ⅰ. フィベ (1~2 節 ) 1.1 節 ケンクレヤにある教会の執事で 私たちの姉妹であるフィベを あなたがたに推薦します (1) ギリシア ローマ世界においては 推薦状は珍しいものではなかった 1フィベは この手紙をローマに運んだ人である 彼女は キリスト教神学の未来のすべてを コートの下に入れて運んだことになる 2それゆえ パウロは彼女をローマの信徒たちに推薦 ( 紹介 ) している 3 フィベ という名は 神話によく登場する名である 異邦人である 1

2 (2) ケンクレヤにある教会に属していた 1コリントの南東 11 キロのところにある港町 2コリントの東の港としての役割を果たした アジア方面の交易のための港 * 西の港は カイオン 両港の間の距離は 8 キロ 3パウロは 第 2 回伝道旅行でここを訪れている 4 誓願が成就したのを記念して そこで髪をそっている ( 使 18:18) 5パウロは コリント滞在中にこの手紙を書いた 6ケンクレヤの信頼できる信徒にそれを託すことは 自然なことである (3) ケンクレヤにある教会の執事 ケンクレアイの教会の奉仕者 ( 新共同訳 ) 1ギリシア語で ディアコノス 男性名詞であり 女性名詞でもある 2 英語では deacon deaconess となる 3 訳としては 執事 も 奉仕者 も正しい 4 執事 とした場合は 役職を意味する 5 教会史のこの段階で 役職としての 執事 があったかどうかは疑問である * 執事は 長老を援助するための奉仕をする 6 役職でない場合は 忠実に主に仕える人を指す 2.2 節 どうぞ 聖徒にふさわしいしかたで 主にあってこの人を歓迎し あなたがたの助けを必要とすることは どんなことでも助けてあげてください この人は 多くの人を助け また私自身をも助けてくれた人です (1) 多くの人を助け 1 多くの人の プロスタティス となった 2 女性のパロトンのことである (patroness) 3 卓越した女性のことである 4パウロもまた 彼女に助けられた (2) それゆえ 彼女は歓迎に値する 1ローマの信徒は 聖徒にふわさしい歓迎の仕方を示すべきである 2 どんなことでも助けてあげてください * ギリシア語で パラステイミ である * 法律用語で そばに立つ そばに寄り添うという意味である 2

3 3 彼女は 法的理由でローマに行く必要があったのだろう 4 そこでパウロは 奉仕の賜物のある彼女に この手紙を委ねたと推測される Ⅱ. プリスカとアクラ (3~5 節 a) 1.3 節 キリスト イエスにあって私の同労者であるプリスカとアクラによろしく伝えてください (1)1 番目と 2 番目の名前 1パウロの 同労者 である 2 神の国のために パウロと苦楽をともにした (2) 使 18:1~3 その後 パウロはアテネを去って コリントへ行った ここで アクラというポント生まれのユダヤ人およびその妻プリスキラに出会った クラウデオ帝が すべてのユダヤ人をローマから退去させるように命令したため 近ごろイタリヤから来ていたのである パウロはふたりのところに行き 自分も同業者であったので その家に住んでいっしょに仕事をした 彼らの職業は天幕作りであった 1ルカは プリスキラという名を使用している 2この夫婦は クラウデオ帝によってローマを追い出されたユダヤ人である 3パウロと同業の天幕作りであった 4ロマ書執筆時には ローマに帰還していた (3) 使 18:18~19 パウロは なお長らく滞在してから 兄弟たちに別れを告げて シリヤへ向けて出帆した プリスキラとアクラも同行した パウロは一つの誓願を立てていたので ケンクレヤで髪をそった 彼らがエペソに着くと パウロはふたりをそこに残し 自分だけ会堂に入って ユダヤ人たちと論じた 1この夫婦は パウロに付いてエペソに行った (4) 使 18:24~26 さて アレキサンドリヤの生まれで 雄弁なアポロというユダヤ人がエペソに来た 彼は聖書に通じていた この人は 主の道の教えを受け 霊に燃えて イエスのことを正確に語り また教えていたが ただヨハネのバプテスマしか知らなかった 彼は 3

4 会堂で大胆に話し始めた それを聞いていたプリスキラとアクラは 彼を招き入れて 神の道をもっと正確に彼に説明した 1 アポロの伝道の援助をした 2.4 節 この人たちは 自分のいのちの危険を冒して私のいのちを守ってくれたのです この人たちには 私だけでなく 異邦人のすべての教会も感謝しています (1) 自分のいのちの危険を冒して 1 直訳は 自分たちの首を差し出した である (2) この記録は 新約聖書の中にはない 1 パウロの活動で 私たちが知らないことは多い 2 恐らく エペソでの暴動の時のことであろう (3) 異邦人のすべての教会 1 多くの異邦人教会のことである 3.5 節 a またその家の教会によろしく伝えてください (1) 彼らの家を解放して 信徒たちが集まっていた 1コリントでも 家の教会を主催していた (1 コリ 16:19) 2 皮なめしの職業なので 広い家があったと思われる Ⅲ. 名の知られていない人たち (5b~16 節 ) 1.3 番目は エパネト (5 節 b) 私の愛するエパネトによろしく この人はアジヤでキリストを信じた最初の人です (1) 異邦人で アジヤでの初穂である (2) 私の愛するエパネト と呼ばれている 2.4 番目は マリヤ (6 節 ) あなたがたのために非常に労苦したマリヤによろしく (1) ユダヤ人である ミリアム (2) 新約聖書には 6 人のマリヤが登場するが このマリヤは誰だか分からない 4

5 1 非常に労苦した とある 3.5 番目と 6 番目は アンドロニコとユニアス (7 節 ) 私の同国人で私といっしょに投獄されたことのある アンドロニコとユニアスにもよろしく この人々は使徒たちの間によく知られている人々で また私より先にキリストにある者となったのです (1) 私の同国人 とあるので ユダヤ人である 1 恐らく 夫婦であろう 2パウロといっしょに投獄されたことがある ( 情報はない ) (2) 使徒たちの間によく知られている人々 1 エルサレム出身 (3) 私より先にキリストにある者となった 1 使徒たちの伝道によって回心した最も初期の信者であろう 2ペンテコステの日に回心した可能性もある 3 信仰歴 25 年の信者である 4パウロは 羨望の思いをもって彼らに敬意を表している 4.7 番目は アムプリアト (8 節 ) 主にあって私の愛するアムプリアトによろしく (1) 奴隷によくある名前である 1 主にあって愛する とある 5.8 番目と 9 番目は ウルバノとスタキス (9 節 ) キリストにあって私たちの同労者であるウルバノと 私の愛するスタキスとによろしく (1) ローマ出身の異邦人信者であろう 1 私たちの同労者 とあるので 一般的な意味での同労者であろう 6.10 番目は アペレ (10 節 a) キリストにあって練達したアペレによろしく (1) 練達した とは 信仰歴が長いことをいう 1さまざまな試練を通過して 信仰が純化していく 2 信仰は 長距離走である 5

6 7.11 番目は アリストブロの家の教会 (10 節 b) アリストブロの家の人たちによろしく (1) ヘロデ大王の孫に 同名の人物がいる 1 必ずしも 彼が信者であったということではない 2その家の奴隷たちを中心に 群れができていたと考えられる 8.12 番目は ヘロデオン (11 節 a) 私の同国人ヘロデオンによろしく (1) ヘロデ家につながるユダヤ人である 1 高貴な身分の者も 信者の中にいた 9.13 番目は ナルキソの家の教会 (11 節 b) ナルキソの家の主にある人たちによろしく (1) テベリウス クラウデオ ナルキソという大金持ちがいた 1もし彼がそうなら 経済的に貢献したと思われる 番目と 15 番目は ツルパナとツルポサ (12 節 a) 主にあって労している ツルパナとツルポサによろしく (1) ともに ギリシア語の ツルフェイ ( 繊細 温厚 ) から来た名である 1 異邦人の姉妹であろう 2 双子の可能性もある 番目は ペルシス (12 節 b) 主にあって非常に労苦した愛するペルシスによろしく (1) ペルシヤの婦人という意味 1 非常に労苦した と言われている 番目と 18 番目は ルポスとその母 (13 節 ) 主にあって選ばれた人ルポスによろしく また彼と私との母によろしく (1) マコ 15:21 そこへ アレキサンデルとルポスとの父で シモンというクレネ人が いなかから出て来て通りかかったので 彼らはイエスの十字架を むりやりに彼に背負わせた 1クレネ人シモンの息子である ユダヤ人 2 主にあって選ばれた とは 豊かな賜物が用いられているという意味 6

7 (2) シモンの妻 ( ルポスの母 ) もまた 信者になっている 1 パウロは 彼女のことを母のように慕っている 番目 ~23 番目 (14 節 ) アスンクリト フレゴン ヘルメス パトロバ ヘルマスおよびその人たちといっしょにいる兄弟たちによろしく (1)5 人の人物が連なっている 番目 ~28 番目 (15 節 ) フィロロゴとユリヤ ネレオとその姉妹 オルンパおよびその人たちといっしょにいるすべての聖徒たちによろしく (1)5 人の人物が連なっている 15. 締めくくり (16 節 ) あなたがたは聖なる口づけをもって互いのあいさつをかわしなさい キリストの教会はみな あなたがたによろしくと言っています (1) 聖なる口づけ とは 何か 1 恐らく 文化的なものであろう (2) キリストの教会はみな とは パウロが関係している教会の意味 結論 : 1. 初代教会における女性の地位 (1) キリスト教は 女性の尊厳を認める宗教である (2) パウロは 女性を蔑視していない 1フィベを含めて 9 人までが女性である 24 人の女性に関して 非常に労苦した 労している と言われている (3) 新約中 プリスカとアクラは連名で 6 回登場するが 4 回まで妻が先 1ルカは プリスキラと呼ぶ 2パウロは プリスカと正式名で呼ぶ 2. 家の教会 (13 の家の教会が確認できる ) (1) プリスカとアクラの家の教会 (2) アリストブロの家の教会 7

8 (3) ナルキソの家の教会 (4)19 番目 ~23 番目 (14 節 ) アスンクリト フレゴン ヘルメス パトロバ ヘルマスおよびその人たちといっしょにいる兄弟たちによろしく 15 人は 家の教会のリーダーたちであろう (5)24 番目 ~28 番目 (15 節 ) フィロロゴとユリヤ ネレオとその姉妹 オルンパおよびその人たちといっしょにいるすべての聖徒たちによろしく 1この 5 人もまた 家の教会のリーダーたちであろう (6) 私たちへの教訓 1 家の教会は 非聖書的なものではない 2しかし 家の教会だけが聖書的とは言えない 3 組織化された教会もまた 聖書的である 4 当時の信者が家の教会を中心に活動したのは 現実的な理由からである 5 家の教会運動で留意すべき 2 つの点 * 神学教育 * 説明責任 3. 人的ネットワーク (1) ロマ書 16 章は 退屈な章ではない 1パウロの活動を有機的に観察するための情報がある 2ローマ帝国内に張り巡らされた人的ネットワークである 3わずか 25 年の間に このネットワークができている (2) C 世代 (Generation C) の台頭 年 10 月 19 日 インドネシアで開催されたニールセンのカンファレンス 2シドニーの Dan Pankraz 氏が C 世代 ( ジェネレーション C の定義を発表 3ソーシャルメディアを活用したユース (C 世代 ) 向けのマーケティング 4 Y 世代 (79-85 年生まれ ) や Z 世代 (85-91 年生まれ ) のような年代別グループではなく ソーシャルメディアが生んだティーンから 20 代の集団グループ 5 C = Connected Collective Consumer 6 面白いアイデアや社会的な話題 運動 動向でつながっていたいと望む集団に参加し共感することで 自分を形成する 7 情報発信や 社会貢献によって 自分を形成する 8 複数の集団に参加する (3) キリスト教界の将来は C 世代 が担う 8

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