中間とりまとめを受けての取り組み方針 取組内容 実施内容 H30 3/4 四半期 4/4 四半期 H31 H32 H33 (1) ソフト的対応 関係機関との連携強化 情報連絡本部を都道府県又は県内ブロック単位で設置 道路管理者 警察 気象台 利用者団体等で構成 全国 59 組織を設置 新たな課題に対

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1 資料 4 今冬の大雪対応予定について Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism

2 中間とりまとめを受けての取り組み方針 取組内容 実施内容 H30 3/4 四半期 4/4 四半期 H31 H32 H33 (1) ソフト的対応 関係機関との連携強化 情報連絡本部を都道府県又は県内ブロック単位で設置 道路管理者 警察 気象台 利用者団体等で構成 全国 59 組織を設置 新たな課題に対応 運用見直し タイムラインの策定 関係道路管理者で合意 策定 既往スタック例を参考に発動基準を設定 (ex: 時間 6cm の降雪予測など ) 各協議会において 路線単位等で 68 計画を策定 新たな課題に対応 運用見直し 除雪体制の強化 1~2 時間程度で集中除雪に対応した除雪機械配備 スタック車両牽引用の機器を各区間に配備 関係道路管理者間の協定により相互支援を構築 (ex:ic アクセス区間の地方道など ) 除雪計画見直し ( 機器配備等 ) 相互支援協定を締結 除雪機械を追加配備適宜運用見直し 運用見直し 予防的通行規制 集中除雪の実施 対象区間を定めて規制 集中除雪の体制を構築 既往スタック発生箇所又は勾配 5% 以上の区間を抽出 順次施設整備し適用を拡大 運用見直し チェーン等の装着の徹底集中的な大雪時需要抑制 迂回立ち往生が発生した場合の迅速な対応 (2) ハード的対応 法に基づくチェーン規制の実施 大雪緊急発表時 ( 気象庁連携 ) に外出抑制を呼びかけ 通行止め規制見通しの予告とともに迂回 本線の即時通行止め 沿道施設管理者との連携 車両滞留への物資や情報の提供 一部区間で先行導入 大雪の緊急発表等を多様に周知 自治体危機管理部局も含めた対応 ( 沿道施設の一部活用開始等 ) 導入 順次適用を拡大 社会全体のコンセンサスを得る取り組み検討 沿道施設管理者との連携 協議 運用見直し スポット対策 基幹的なネットワークの機能強化 チェーン規制区間を対象として チェーン着脱場 待機場 情報収集提供装置 規制標識等を設置 主要国道等の 4 車線化等を通じネットワークを強化 重要インフラ緊急点検の結果等を踏まえて 対策必要箇所を抽出なお 福井県の国道 8 号等では 除雪機械配備やチェーン脱着場等を整備 増設済ス 順次対策実施 順次対策実施 1

3 関係機関との連携強化 〇道路管理者 警察 気象台 利用者団体等から構成される情報連絡本部を設置 都道府県又は県内ブロック単位に全国 59 組織を設置 情報連絡本部の連携体制 情報連絡本部関係者会議メンバー構成 豪雪時における除雪計画 広報計画の調整等を目的 国道事務所等に情報連絡本部を設置して情報一元化 道路管理者 ( 国 高速道路会社 県 ( 市町村 )) 警察 ( 高速隊含む ) + 気象台運輸局県 危機管理部局消防自衛隊利用者団体等 情報連絡本部概念図 2

4 タイムライン ( 段階的な行動計画 ) の作成 〇道路管理者は 集中的な大雪時に備えて 他の道路管理者をはじめ 地方公共団体その他関係機関と連携して 地域特性や降雪の予測精度を考慮し 地域や道路ネットワーク毎にタイムラインを策定 主なタイムラインの見直し例 1. これまで 48 時間前からのタイムラインとしていたが 72 時間前からのタイムラインに見直し 2. 情報連絡本部関係者に県の危機管理部局 自衛隊を加え関係機関との連携を強化 3. 各関係機関の持つ 気象予測情報 の共有を明確化 4. 不要不急の外出を控える呼びかけや広域迂回の呼びかけなど各情報提供について タイミングを明確化 5. 道路管理者間で通行止め区間やタイミングの調整 並行する道路への車両の流入を防止し 大規模な車両滞留を防止 6. アクセス道路や幹線ネットワークとして機能する路線について 国 高速道路会社が都道府県の除雪支援する体制を構築 集中的な大雪時を想定したタイムラインのイメージ ( 一例を記載 ) 時間 ( 目安 ) 1~3 日前まで 半日前 ~ 6 時間前 6 時間前 ~ 2 時間前 集中的な大雪の発生 6 時間後 ~ 1 日後 気象台 大雪注意報 緊急発表 整備局 国道事務所 気象情報共有 体制確保 呼びかけ 地方公共団体 連絡本部開催の準備 高速会社 〇〇 応援 派遣除雪開始 等準備除雪体制の準備 市町村長ホットラインリエゾン リエゾン 派遣情報提供大雪受け入れ情報提供 警報 TEC 派集中除雪 通行止め区間の調整 遣広域支援 受援の調整 気象情報 共有 ( 見通し ) 立ち往生が発生した場合も想定し 国は他の道路管理者をはじめ関係機関と連携し合同訓練を実施 3

5 除雪体制の強化 〇大雪時に 1 サイクル 1~2 時間程度で集中除雪が可能となるよう除雪機械を順次配備 従来 予防的通行規制区間 大雪時 予防的通行規制区間 1 サイクルの除雪時間約 3 時間 国道 8 号 ( 福井 ) の場合 時間 5~7cm の降雪が 3 時間連続で障害発生 時間 5cm 以上が連続した場合も 1~2 時間程度で除雪可能 〇関係道路管理者間の協定等により 相互支援体制を構築 1 サイクルの除雪時間 1~2 時間程度 1 サイクルの除雪時間 1~2 時間程度 支援体制 1 国 NEXCO による高速道路の相互支援 2 国 県 市によるランプ部の相互支援 大雪対応を要する区間について 予算状況を踏まえ重点化 4

6 予防的通行規制区間の抽出と集中除雪の順次導入 予防的通行規制区間の抽出の考え方 過去に立ち往生が発生している箇所 道路縦断勾配 5% 以上の箇所 緊急発表や大雪警報の発表及び降雪見通し 並びにチェーン脱着場などの施設の整備状況を踏まえ集中除雪やチェーン規制を順次導入 予防的通行規制区間 チェーン規制区間 イメージ イメージ イメージ チェーン着脱場 待機場等 : 過去に立ち往生が発生している箇所 チェーン着脱場 待機場等 急な上り坂 7% 5% 緩やかな上り坂 3% 2% 5

7 集中的な大雪時の需要抑制 広域迂回要請 気象庁と連携した情報提供方法例気象庁との連携強化の取り組み 然の対策降雪時の対策関係機関住民未本格的な降雪前 (1~3 日前 ) 降雪が予想される時に チェーンの携行 装着の呼びかけ 気象庁と連携し 集中的 記録的な大雪が予想される時に緊急発表により 出控えの呼びかけ 通行止めの予告を広域的に実施 行動の計画的な見直しや広域迂回を呼びかけ降雪時 重大な災害に繋がるような稀な状況になっていることを伝達 交通需要を抑制 従来の広報に加え L アラート ( 総務省 ) 等とも連携 物流事業者や道路利用者に多重 多様に情報を提供 1 日 ~3 日前 チェーン携行 装着の呼びかけ 大雪に対する緊急発表を実施し 不要不急の外出を控える呼びかけ 気象道路 + 鉄道 バス ( 公共交通 ) 等 大雪時 重大な災害に繋がるような稀な状況になっていることを伝達し 交通需要を抑制 厳重な警戒を呼びかける大雪情報を発表 自治体 降雪予測精度向上に向けた気象庁の取り組み 以下の情報の数年以内の提供に向けて 技術開発を推進 積雪の深さや降雪量の面的な広がりが一目でわかる実況情報 数時間先までの降雪を面的に予測する情報 多様な情報提供手法の例 L アラートによる情報提供 災害関連情報を放送局等多様なメディアに対して一斉に送信 防災基本計画 (H29.4) において L アラート等による警報等の伝達手段の多重化 多様化 を記載 Lアラートの概要 総務省 HPより 6

8 沿道施設管理者との待機場所等の調整 道路管理者の施設のほか 待機場所として 民間ドライブインの駐車場等を活用 している事例 新潟8号 長野20号 山形47号 等 さらに 民間施設の一層の活用により 円滑なオペレーションを行うため 情報連絡本部 国 県 市 町 において 全国で協議調整を展開中 福井8号 鳥取29号 等 福井県の事例 福井県トラック 総合研修会館 宿泊施設 425kp 420kp 415kp 武生IC 予防的通行規制区間 鯖江IC 410kp JA福井市南部 福井IC 福井県産業会館 国道8号2車線区間 405kp 400kp 新保 福井北IC JCT 390kp 金津IC 羽崎 丸岡IC 牛ノ谷 工場 黒瀬 E8 公共施設 北陸自動車道 文教厚生施設 民間施設 熊坂 国道8号4車線区間 福井バイパス開通予定用区間 加賀IC 395kp 福井市役所 危機管理室 防災センター 文教厚生施設 八ツ口 7

9 スポット対策 〇予防的通行規制区間及びチェーン規制区間等において カメラの増設 チェーン着脱場 規制標識等のハード対策を推進する 対策イメージ ( 案 ) 既往立ち往生発生箇所 CCTV 増設 車両待避スペース ( 牽引車両の配置 ) 規制標識設置 自二輪を除く 付加車線 CB 等 ( チェーン着脱場 ) 予防的通行規制区間及びチェーン規制区間 降雪が激しくなれば 通行止めして集中除雪 縦断勾配 5% 情報板に規制標識表示 既往立ち往生発生箇所 予告情報板の設置 スノーステーション除雪基地 CB 等 ( チェーン着脱場 ) 8

10 国道 8 号 北陸自動車道冬期交通確保対策 ( 案 ) < 国道 8 号における車両滞留の発生原因 > 通常時と大きな変化がない交通量 異なる降雪予測を用いたオペレーション 高速道路の通行止めに伴う交通集中 大型車の脱輪やチェーン装着作業に伴う立ち往生 < 今冬の対応 > 関係機関の連携強化 情報連絡本部を設置し 降雪状況 気象予測等の情報共有 タイムライン作成 合同訓練の実施 高速道路と直轄国道の通行止め区間の調整 共有 広域的支援体制 情報提供の強化 チェーン規制情報 通行規制予告や広域迂回及び出控えの呼びかけ 情報提供のタイミングの明確化 除雪体制の強化 予防的通行規制区間 1 ( 石川県加賀市熊坂 ~ 坂井市丸岡町羽崎 ) 国道 8 号冬期道路交通確保対策会議資料から作成 福井バイパス H 開通区間 L=5.4km 8 加賀 金津 福井県 石川県 チェーン規制検討 ( 加賀 IC~ 丸岡 IC) < 直轄国道 > 除雪機械の増強 ( 大雪時 19 台増 ) 車両待避スペースの設置 (4 箇所増 ) チェーン着脱場を整備 (3 箇所増 ) 牽引車両を事前配備 (8 台増 ) 監視カメラを増設 (12 基増 ) AI による交通障害自動検知の試行 < 高速道路 > 除雪機械の増強 (3 梯団増 ) 救援車両の事前配備 (2 台増 ) ( トラクターショベル レッカー等 ) 監視カメラを増設 (9 基増 ) 消融雪設備の増設 (6 箇所増 ) 予防的通行規制区間 2 ( 石川県加賀市熊坂 ~ 坂井市丸岡町羽崎 ) 8 チェーン規制検討 ( 今庄 IC~ 木之本 IC) 予防的通行規制による集中除雪 チェーン規制の検討 直轄国道では 2 区間で予防的通行規制による集中除雪を実施 またチェーン着脱場等の整備状況を踏まえチェーン規制を検討 高速道路では 重点区間 2 区間でチェーン規制を検討 木之本 9

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