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いっけいももき
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1 日本機械輸出組合平成 26 年 6 月 25 日日本機械輸出組合はわが国主要プラントエンジニアリング輸出企業に対し海外成約アンケート調査を実施しこの度本調査の概要を取りまとめましたので公表致します 213 年度海外プラントエンジニアリング (PE) 成約実績調査 ~ 中東中国向けが大きく落ち込み昨年度実績に届かず海外調達比率は過去最高 ~ 年度海外 PE 成約実績概況について (1) 全体的概況 ( 図 1 表 1 参照 ) 1213 年度の海外成約総額は億ドル ( 対前年度比 11.2%) となり過去 6 番目の成約実績となった 2 本邦からの輸出額は 26 年度以降では最も低い実績 (93.7 億ドル対前年度比 27.5%) となった一方海外調達比率は 57.8% に達し過去最高であった 3 成約件数は 639 件 ( 対前年度比.2% 増 ) であった (2) 地域別概況 ( 図 2 表 2 参照 ) 1 成約額上位 3 地域はアジア (122.6 億ドル対前年度比 2.8%) 西欧 (36.8 億ドル同 15.4% 増 ) 北米(19.7 億ドル同 15.8% 増 ) となり西欧は過去最高の実績となった 2アジア地域では中国が 6.6 億ドル ( 前年度比 38.5%) と大きく落ち込み他方 ASEAN 五カ国向け実績は 45.7 億ドル ( 同 61.4% 増 ) と大きく伸び過去 2 番目の実績であった 3また大洋州は前年度比 64.7% と昨年度に引き続き大きく落ち込み.1 億ドルの低水準となった (3) 機種別概況 ( 図 3 表 3 参照 ) 1 機種別では発電プラント化学プラントは対前年度比で成約実績が増加し生活関連環境プラント情報通信プラント交通インフラエネルギープラント鉄鋼プラント一般プラントは減少した 2 成約額上位 3 機種は発電プラント (78.1 億ドル対前年度比 55.1% 増 ) エネルギープラント(51.6 億ドル同 46.6%) 化学プラント(47. 億ドル同 23.7% 増 ) となった 3 化学プラントは成約実績を大幅に伸ばし 26 年度以降で最も高い実績となった前年度は減少していた発電プラントも実績を伸ばした他方生活関連環境プラントは 26 年度以降でもっとも高い実績となった昨年から前年度比 84.6% 減と大幅に減少したエネルギープラントも前年度比 46.6% 減となった 1

2 2. 海外競合国との比較 (1) 全体的概況 ( 図 4-1 参照 ) 213 年度のわが国 PE 成約実績は億ドルで前年比で 11.2% の減少であったが海外競合国である韓国と米国も前年実績を下回った韓国の実績は 637 億ドルで前年の 648 億ドルからわずかに実績を落とし米国は億ドルで前年比 34% 減となっており下落幅が大きい他方中国の 213 年の実績は 1,716.3 億ドルで 212 年比で 9.6% 増となっている中国以外の競合国の輸出実績は 21 年以降横ばいか下落傾向にあり中国の伸長が際立っている (2) 機種別概況 ( 図 4-2 図 4-3 参照 ) わが国の電力プラント成約実績は前年比で 55.1% 増と大幅に増加しているが韓国の電力プラントの成約実績は 175 億ドルで 212 年の億ドルから 9.6% の減少となっている 211 年の実績は 189 億ドルであり大型案件があった 21 年以降は 2 億ドルに届かないラインで推移している他方エネルギー化学プラントについてはわが国は前年比で 11.8% 減であった韓国の実績は 235 億ドルで前年比で 27.7% 増加している ( 参考 ) (1) 大型案件の状況 ( 表 4 参照 ) 1213 年度の大型案件は 34 件億ドルとなった 13 年度は上期 17 件下期 17 件となり通期の件数では 26 年以降では過去 3 番目に低い件数となった 2 大型案件の成約総額に占める割合は近年 6 割台の後半で推移していたが 29 年度および 21 年度は約 75% を占めるに至ったさらに 211 年度の大型案件の占める割合は 8.2% と初めて 8 割を上回りその後 8 割を超える水準を維持しており 212 年度が 82.5% 213 年度は 8.4% であった大型案件の成約実績に与える重要性は依然として高い状況にある (2) 成約実績上位 1カ国 1 成約上位 3 カ国はトルコ台湾アメリカ合衆国である 2 過去 3 年間連続して上位 1カ国に入っている国は台湾のみである 3 上位 1カ国の実績が全成約額に占める割合は 75.2% に上っているがその割合は年々減少している以上 2

3 ( 図表編 ) 1. 成約実績全体の推移図 1. PE 成約実績 ( 全体 ) の推移 ( 億ドル ) 5 成約額成約額成約件数 ( 件 ) 1, 成約件数年度 27 年度 28 年度 29 年度 21 年度 211 年度 212 年度 213 年度表 1.PE 成約実績 ( 全体 ) の推移件数 ( 件 ) 成約額 ( 億ドル ) 海外調達状況対前年度比 (%) 対前年度比 (%) 本邦輸出額 ( 億ドル ) 海外調達額 ( 億ドル ) 海外調達比率 (%) 26 年度 % % % 27 年度 % % % 28 年度 % % % 29 年度 % % % 21 年度 % % % 211 年度 % % % 212 年度 % % % 213 年度 639.2% % % ( 注 1) 上表の数値については 28 年度上期調査から実施された調査対象金額の変更に合わせて成約額 1 万ドル以上の案件を対象に再集計しまた 28 年度上期の実績に関して訂正があったものについては当該訂正に合わせて 28 年度の数値を再集計している従って本表の数値と過去の報告書の掲載結果とは一致しない ( 注 2) 成約額本邦輸出分海外調達分との関係は次の通りである成約額 = 本邦輸出額 + 海外調達額 ( 注 3) 四捨五入の関係で合計が合わない箇所がある 3

4 2. 地域別実績の推移図 2. 地域別実績の推移 ( 億ドル ) アジア中東アフリカ中南米大洋州北米西欧その他 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 21 年度 211 年度 212 年度 213 年度全体 ( 31.1%) (33.8%) ( 33.1%) (5.9%) (39.4%) (18.%) ( 8.9%) ( 11.2%) 地域別表 2. 地域別実績の推移 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 21 年度 211 年度 212 年度 213 年度アジア中東中華人民共和国 ASEAN5 アフリカ中南米大洋州北米西欧 ( 19.8%) (12.2%) ( 35.8%) (25.8%) (85.8%) (9.7%) (33.%) ( 2.8%) (1.6%) ( 15.3%) (26.7%) ( 29.3%) (58.5%) ( 18.8%) ( 11.1%) ( 38.5%) ( 37.%) (17.4%) ( 21.3%) (4.6%) (81.2%) (9.7%) ( 4.4%) (61.4%) ( 65.1%) (4.1%) ( 59.6%) (66.7%) (12.5%) ( 78.8%) (93.8%) ( 5.%) (227.3%) (49.3%) (44.7%) ( 37.3%) ( 33.8%) (23.2%) ( 74.2%) ( 11.1%) ( 1.%) (48.%) ( 4.4%) ( 47.8%) (68.1%) (.9%) (18.8%) ( 51.6%) ( 4.9%) (11.5%) ( 86.2%) (7,325.%) ( 6.4%) (164.6%) ( 99.6%) ( 64.7%) (221.1%) (2.6%) (13.5%) ( 92.6%) (478.3%) ( 58.3%) (73.2%) (15.8%) ( 23.4%) (94.6%) ( 45.8%) ( 86.3%) (12.5%) (795.6% (11.2%) (15.4%) その他 (78.1%) (1.%) ( 75.4%) (196.4%) (66.3%) ( 82.8%) (1,43.4%) ( 31.3%) ( 注 ) 単位 : 億ドル ( 注 ) 各地域の 2 段目の値は前年度比 (%) ( 注 )ASEAN5: インドネシアシンガポールタイフィリピンマレーシア 4

5 3. 機種別実績の推移図 3. 機種別実績の推移 ( 億ドル ) 生活関連環境プラント情報通信プラント交通インフラエネルギープラント発電プラント 1 化学プラント鉄鋼プラント 5 一般プラント 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 21 年度 211 年度 212 年度 213 年度全体生活関連環境プラント情報通信プラント交通インフラエネルギープラント発電プラント化学プラント鉄鋼プラント一般プラント ( 注 ) 2 段目の値は前年度比伸び率表 3. 機種別実績の推移単位 : 億ドル 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 21 年度 211 年度 212 年度 213 年度 ( 31.1%) (33.7%) ( 33.1%) (5.9%) (539.3%) (518.%) ( 8.9%) ( 11.2%) ( 9.4%) ( 63.%) (62.5%) ( 49.9%) (395.8%) (22.3%) (2.3%) ( 84.6%) (38.1%) (92.1%) ( 38.1%) ( 55.2%) ( 3.2%) (59.8%) (25.7%) ( 71.%) ( 5.2%) ( 54.2%) ( 33.6%) (91.9%) (17.%) ( 86.1%) (719.9%) ( 16.6%) ( 62.%) ( 33.5%) ( 6.6%) (213.6%) (6.4%) (8.8%) (12.1%) ( 46.6%) (5.7%) (96.9%) ( 35.6%) ( 29.2%) (29.8%) (61.%) ( 51.3%) (55.1%) ( 8.2%) (85.8%) ( 44.4%) ( 34.5%) (18.8%) (36.4%) ( 4.9%) (23.7%) (12.9%) (145.3%) ( 24.4%) ( 82.6%) (454.8%) (43.6%) ( 53.5%) ( 35.2%) (146.2%) ( 41.4%) ( 64.4%) (37.3%) (318.5%) (52.3%) ( 74.8%) ( 59.5%) 5

6 ( 参考 1) 大型案件 (1 億ドル超案件 ) の状況表 4 大型案件の状況 212 年度 213 年度 1 数 42 件 (6.3% 減 ) 34 件 (19.% 減 ) 全件数に占めるシェア 6.6% 5.3% 2 金額 26.6 億ドル (25.8% 増 ) 億ドル (13.5% 減 ) 総額に占めるシェア 82.5% 8.4% ( 注 ) 超大型案件 :1 億ドル超の成約案件, 大型案件 :1~1 億ドルの成約案件 ( 参考 2) 成約実績上位 1 カ国表 5. 成約実績上位 1 カ国の推移単位 : 億ドル 211 年度 212 年度 213 年度国名成約額割合国名成約額割合国名成約額割合 1 オーストラリア % ベトナム % トルコ % 2 台湾 % パキスタン % 台湾 % 3 エジプト % カザフスタン % アメリカ合衆国 % 4 大韓民国 % サウジアラビア % ベトナム % 5 タイ % 英国 % マレーシア % 6 トルコ % インドネシア % インド % 7 マレーシア % 中華人民共和国 % トルクメニスタン % 8 中華人民共和国 % エジプト % タイ % 9 インドネシア % アメリカ合衆国 % シンガポール % 1 アンゴラ % 台湾 % ロシア % 上位 1 カ国計 % 上位 1 カ国計 % 上位 1 カ国計 % 6

7 4. 海外主要国との PE 輸出競合状況図 4-1 主要国の海外 PE 受注実績 (25~213 年 ) 単位 : 億ドル 2, 1,8 1,6 1,4 1,2 1, 日本ドイツ韓国米国中国米国 :ENR Top 4 Contractors の International New Contract のデータ ( 注 ) 土木建設が多い機種別詳細は不明ドイツ :VDMA プラントエンジニアリング統計海外受注より 7 年 :Euro=1.4$ 8 年 :Euro=1.5$ 9 年 :Euro=1.4$ 1 年 :Euro=1.37$ 11 年 :Euro=1.39$ 12 年 :Euro=1.28$ で計算韓国 : 知識経済部海外プラント受注統計より中国 : 商務部対外承包工程統計新規受注高より ( 注 ) 土木建築が比較的多い日本 : 海外プラントエンジニアリング成約実績 ( 注 ) 日本のみ年度ベース ( 注 ) 韓国統計には掘削リグ船 FPSO などの海洋部門を含む中国統計には海外建設建築も含む図 4-2 主要国の電力プラント輸出推移単位 : 億ドル日本韓国ドイツ中国出所 : 同上注 : 日本 - 発電プラントドイツ - 電力プラント韓国 - 発電淡水プラント中国 - 電力プラント 7

8 図 4-3. 主要国のエネルギー化学プラント輸出推移単位 : 億ドル日本韓国ドイツ中国出所 : 同上注 : 日本 -エネルギープラントと化学プラントの合計ドイツ - 化学プラントおよび空気ガス液化設備の合計韓国 : 石油化学プラントおよびオイル & ガスプラントの合計中国 : 石油化学プラント 8

9 5. 韓国の 214 年第一四半期 PE 海外受注実績 ( 参考 ) 1214 年第一四半期の韓国の PE 海外受注実績は億ドルを記録した 213 年第一四半期の億ドルと比較すると 42.1% の増加である 2 韓国産業通商資源部は海外建設プラント受注先進化対策に基づき金融支援や新興市場進出支援大企業と中小企業の同伴進出の強化といった支援策を政府が実施したことが受注拡大に貢献したと分析している今後も産業通商資源部は展示会博覧会参加支援や有望プロジェクト発掘のための発注先招請新興国での FS( 実現可能性 ) 調査受注支援センターを通じた受注支援人材育成といった多様な支援策を通じて初の受注実績 7 億ドル達成を後押しする方針である 3 大型プロジェクトの受注が少なかったアジアとヨーロッパはそれぞれ対前年比で 64.3% 減 98.1% 減となった他方でイラクのカルバラ製油所 (6.4 億ドル ) を受注した中東地域とアルジェリアで複合火力発電所を受注したアフリカ地域での実績が大幅に伸び両地域で全受注額の 8 割超を占めている機種別では発電石油ガス石油化学が前年比で大幅に増加しており全受注額の 9 割弱を占める産業通商資源部は世界経済の回復やエネルギー需要増加に伴う新興市場の成長により海外プラント受注は好調に推移するとの見通しを立てている 18, 16, 14, 12, 1, 8, 6, 4, 機械資材産業施設石油化学 Oil&Gas 海洋プラント発電淡水 2, 13(1 3) 14(1 3) 韓国産業通商資源部海外プラント受注統計より単位 :1 万ドルなお中国商務部によると 214 年 1 月から 4 月までの中国の PE 海外受注実績は億ドルで前年比 1.2% 減となっている以上 9

<4D F736F F D E616C817A92CA8AFA5F E93788A438A4F504590AC96F18EC090D192B28DB895F18D908F E646F63>

<4D F736F F D E616C817A92CA8AFA5F E93788A438A4F504590AC96F18EC090D192B28DB895F18D908F E646F63> < 報告書目次 > 第 1 章調査実施概要... 1 1. 調査の背景目的... 1 2. 調査の実施内容... 1 3. 調査対象... 1 3-1. 調査対象案件... 1 3-2. 調査対象企業回答企業... 1 4. 用語と分類... 2 4-1. 主な用語の意味... 2 4-2. プラント機種分類... 3 4-3. 地域国分類... 4 第 2 章成約実績アンケート調査... 5