Backup Exec 3600 Appliance初期セットアップ手順

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1 Backup Exec 3600 Appliance 初期セットアップ手順 Version 2.4

2 目次 1. 電源投入 結線 2. 初期セットアップウィザードの実行 3 アップデートのダウンロード / 適用 4 Backup Exec コンソールの日本語化 5 Backup Exec コンソールへの接続 < 付録 >----- #1 ドメイン参加 #2 通知設定 #3 Backup Exec コンソールへの接続 #4 アプライアンスの再起動 シャットダウン 2 / 32

3 1. 電源投入 結線 1.1 接続図 BE3600 を開梱し 結線します 接続例 イーサーネットの口は4つあり 初期セットアップに使用する口は NIC1 / ETH0( 緑 ) です また DNS サーバーが必須です Active Directory 環境で使用する場合は AD 用の DNS を指定して下さい 設定は WEB ブラウザーより行うことが出来るため BE3600 へディスプレー キーボード マウスをつなげることは必須ではありません また NIC4 / ETH3 の右にある NIC5 / ETH4 は使用出来ません 緑色の NIC のポートが 初期セットアップ用のポートです 3 / 32

4 BE3600 初期セットアップ手順 1.2 初期 IP アドレスとアカウント情報 BE3600 の Eth0 には 初期値で /16 の IP アドレスが振られています 管理 PC には BE3600 に接続できる IP アドレスを設定します 既に IP アドレスが設定されているネットワークアダプタについては IP アドレスの追加設定をお願いします 接続に使用する初期のアカウント情報は以下の通りです ユーザー名: Administrator パスワード: P は大文字 0 はゼロ Backup Exec 3600 Appliance 4 / 32 初期セットアップ手順

5 2. 初期セットアップ 2.1 セットアップウィザードによる設定 1. 管理 PC から インターネットエクスプローラーを開き に接 続します このサイトの閲覧を続行する をクリックします 2. OK をクリックします 3. ツールメニューから 互換性表示を有効にします 5 / 32

6 4. ログイン画面にてユーザー名とパスワードを入力しログインします 5. 初期画面が開きます Setup Appliance をクリックします 6 / 32

7 6. Eth1,2,3 の IP アドレスを設定します 初めに Eth1 の IP アドレスを指定し Add ボタンをクリックします (IP アドレスはお客様の環境に合わせて設定して下さい ) 注 ) ケーブルが接続されていない場合 下記のようなエラーが表示されます 注 )Gateway が不要な場合には None と入力することも可能です 7 / 32

8 7. 同様に Eth2 3 を設定します バックアップジョブの設定にてイーサーネットを指定することで ネットワークトラフィックを分散し処理能力を高めることが可能です Eth1 のみを使用することも出来ます また 各ネットワークインターフェースに指定した IP アドレスを利用して管理コンソールに接続することも可能です 8. Eth の設定が終わったら Next をクリックします 8 / 32

9 9. DNS サーバーの IP アドレスを指定します 注 )DNS サーバーに到達出来ない場合 下記のエラーが表示されます 10. 同様に Eth3 まで DNS の指定をします Next をクリックします 9 / 32

10 11. 成功した旨のメッセージが表示されますので さらに Next をクリックします 12. BE3600 管理者のパスワードを設定します ひとつ以上の大文字 ひとつ以上の小文字 ひとつ以上の数字 ひとつ以上の特殊文字が必要です また 重複排除 (Dedupe) 用アカウントのパスワードを指定します 含むことが出来ない特殊文字に注意してください 注 ) ユーザー名は Administrator および pdde にて固定です 10 / 32

11 13. OK をクリックし 続行します 14. Next をクリックします 15. 言語は英語のままにします 時刻同期は NTP サーバーを指定するか そのまま (None) にします 注 ) この画面の言語設定は Web Console の言語の設定になります Backup Exec の言語の変更は別途手順があります 11 / 32

12 16. 次に TimeZone を変更します ( 東京 大阪 札幌は UTC+9 になります ) 17. Next をクリックします 12 / 32

13 18. Next をクリックします 19. BE3600 のホスト名を変更します この例では BE3600 と付けています Active Directory に参加する場合 ドメイン ドメイン管理者のユーザー名 パスワードを入れます 後から設定出来ますので この例ではそのままにします 変更例 13 / 32

14 20. 画面を下方向にスクロールし Next をクリックします 21. ウィザードが終了すると BE3600 アプライアンスが再起動します 10 分程度かかります 14 / 32

15 22. 再起動後に here をクリックすると 新しいホスト名で管理コンソールに再接続されます もし再接続に失敗した場合には 再度 もしくは 各ネットワークインターフェースに設定した IP アドレス >/appliance にて 管理コンソールに接続します 23. ウィザード中にて設定した新しいパスワードで再ログインします 15 / 32

16 3 アプライアンスのアップデート Manage タブ -> Appliance -> Update Information および Schedule Updates から アップデートを実行します パフォーマンス改善やバグフィックスのアップデートがありますので 必ず実行して下さい Update Information タブではアップデートのダウンロードを行います Check and Download Updates ボタンをクリックするとダウンロードを行います Schedule Updates タブではダウンロードしたアップデートのインストールを行います Install Now ボタンをクリックすると ダウンロードしたアップデートのインストールを行います 16 / 32

17 アップデートが完了すると 完了した旨のメッセージが表示されます また Product Update ログの確認が可能です 17 / 32

18 BE3600 初期セットアップ手順 参考 ログサンプル Update Information タブでのダウンロード および Schedule Updates タブでの インストールを交互に繰り返し行い Update Information タブにてダウンロードを行った際 No Updates are available のメッセージが表示されるようになるまで 繰り返し行ってください 目安としては ３回ほどダウンロード インストールをくり返します アップデートはインターネット経由で行われます Proxy サーバーの設定は OS 側にて Internet Explorer のプロキシ設定 および コントロールパネルにある LiveUpdate の設定にて行います Backup Exec 3600 Appliance 18 / 32 初期セットアップ手順

19 4 Backup Exec GUI 日本語化 事前に Appliance のアップデートを複数回行い アプライアンスの C:\Program Files\Symantec\BE Appliance\Scripts フォルダに Enable-Japanese.ps1 ファイルが存在する事を確認してから作業を行ってください 通常は リモートデスクトップ接続により作業を行いますが リモート接続を行わず 直接アプライアンスの操作を行う場合には #2 より作業を行って下さい その場合 #3 についても デスクトップのアイコンをダブルクリックして確認して下さい コマンドの入力に際しては 入力途中にて Tab キーによる補完機能を活用してください BE Appliance 側では英語キーボードとして認識されます : は Shift + ; は む のかな文字キーです #1: リモート端末側での操作 1 PowerShell セッションを開き アプライアンスに接続し リモートセッションを有効にします a) PS C:\> Enable-PSRemoting コマンドの実行には ネットワークの場所が パブリック になっている ネットワーク接続が無く Administrator アカウントでのログインおよび Administrator アカウントのパスワードがブランクでない事が必要です ネットワークの場所の変更については 巻末の付録 #5をご覧ください b) PS C:\> Set-Item WSMan:\localhost\Client\TrustedHosts -Value <IP アドレス > c) PS C:\> Enter-PSSession ComputerName <IP アドレス > -Configuration appliance Credential administrator d) [ip address]: BE 3600 Shell> Enable-RemoteDesktop 2 アプライアンスにリモートデスクトップ接続を行います 19 / 32

20 #2: アプライアンス端末側での操作 1 スタートメニューより Administrative Tools Windows PowerShell Modules を起動します 2 スクリプトのディレクトリに移動し 日本語のスクリプトを実行します a) CD c:\program files\symantec\beappliance\scripts b).\enable-japanese.ps1 c) [Y] を押してアプライアンスを再起動します 注 : プロンプト表示に戻るまでに スクリプトの実行が数分間続くことがあります #3: リモート端末側での操作 1 Appliance Web UI に戻って再びログインします 2 Manage Remote Launch タブに移動します 3 Backup Exec Administration Console Utility をクリックします 4 Backup Exec の管理コンソールが日本語になった事を確認します 直接 アプライアンスのデスクトップにある Backup Exec の管理コンソールのアイコンを ダブルクリックし 日本語になっている事を確認してもかまいません 20 / 32

21 < 付録 > #1 Active Directory への参加 ( 任意の設定 ) Setting タブ -> Appliance Reconfiguration -> Role Configuration で Join domain が選択された状態でドメイン ユーザー名 パスワードを指定します Save をクリックすると 反映させるためには 再起動が必要で続行するかを聞いてきますので OK をクリ ックします 21 / 32

22 BE3600 初期セットアップ手順 ２ ① 通知設定 任意の設定 SMTP 設定 Setting タブ -> Configuration -> SMTP で メールサーバーとアラートの受信者を指定します 指定したら Save をクリックします Backup Exec 3600 Appliance 22 / 32 初期セットアップ手順

23 2 SNMP 設定 Setting タブ -> Configuration -> SNMP で 設定します SNMP マネージャーの IP アドレスを指定し 必要に応じて SNMP Community 名を変更します MIB ファイルは BE3600 の C ドライブ配下 Installers\symantec\BEAppliance\Config の下に Mib ファイルがあります 23 / 32

24 SYMANTEC-APPLIANCE-MONITORING.mib をテキストエディターで編集します 空白行を含めた 19 行目を上から 下のように編集します 編集前 LAST-UPDATED " " 編集後 LAST-UPDATED " Z" この mib ファイルを SNMP マネージャーで使用します 24 / 32

25 #3 Backup Exec コンソールへの接続 Manage タブ -> Remote Launch から Backup Exec Administration Console Utility をクリックします 開く をクリックします 接続 をクリックします 25 / 32

26 管理者 (administrator) と指定したパスワードを入力します はい をクリックします 26 / 32

27 コンソールが表示されます 注 ) この Backup Exec コンソールへの接続は ホスト名での接続になります 必要に応じて hosts ファイルへの記載など ホスト名での通信が可能な環境のご用意を お願いします 27 / 32

28 #4 アプライアンスの再起動 シャットダウン ( 参考 ) シャットダウン リスタート方法 Manage タブ -> Restart/Shutdown から 実行します 注 ) シャットダウンには 10 分程度かかります 28 / 32

29 #5 ネットワーク場所の設定の変更 ( 参考 ) 識別されていないネットワークの場所の変更方法 スタート メニューより コントロールパネル の システムとセキュリティ カテゴリを選択します 管理ツール を選択します 29 / 32

30 ローカルセキュリティポリシー ツールを起動します ネットワークリストマネージャーポリシー を選択した後 識別されていないネットワーク を選択し ダブルクリックします 30 / 32

31 プロパティ画面にて 場所の種類 を プライベート に設定し OK ボタンをクリックします ネットワークのプロパティ画面にて ネットワークの場所が パブリック から 変更された事を確認します 31 / 32

32 株式会社シマンテック 東京都港区赤坂 赤坂インターシティ Copyright 2014 Symantec Corporation. All rights reserved. Symantec と Symantec ロゴは 米国における Symantec 社およびその関連会社の登録商標です その他の会社名 製品名は各社の登録商標または商標です 本書は情報提供のみを目的としており 広告ではありません 本書に記載された情報に関する保証責任は 明示または暗示を問わず 法律で認められる最大の範囲まで免責されるものとします 本書に記載された情報は予告なく変更される場合があります 本書の記載内容は 2014 年 7 月現在のものです 32 / 32